引用元
ナカジマ「センセイは本当に素晴らしい人だよ!」
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1224434149/

関連記事
カツオ「憲法9条は改正すべきだよ!」

http://blog.livedoor.jp/minnanohimatubushi/archives/933454.html

↑これのサイドストーリーです。
 
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2008/10/20(月) 01:35:49.83 ID:5YjHMrn70
カオリ「ほんっと大作センセイってステキよねー」

ナカジマ「僕たちも地球市民としてみならわなければ」

ここはとある座談会会場。地区ごとに月に一度開催される。

ナカジマ「そういえば今日イソノが変だったんだ」

カオリ「イソノくんが?やーねぇいつも変じゃないの。」

ナカジマ「そうじゃないんだ。急に走り出してどっかいっちゃったんだよ」

カオリ「まあー。もしかしたら、何か悪いものに取りつかれてるんじゃないかしら」

ナカジマ「僕もそうおもうんだ。なんとか折伏(※勧誘の一種)によって救ってあげられないだろうか?」

カオリ「ねぇ、明日の座談会に誘ってみましょうよ」

ナカジマ「うん!そうしよう!」


   ナカジマ「折伏」大作戦! 作品NO.00000002


☆翌日

ナカジマ「あ、イソノー!」

カツオ「ナ、ナカジマ…」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/20(月) 01:36:55.63 ID:5YjHMrn70
ナカジマ「どうしたんだよ昨日はさあ」

カツオ「ちょ、ちょっと調子が悪くて…」

ナカジマ「ふーん…」


☆教室

担任「諸君、今日は大事な話がある」

ハナザワ「あら、何かしら大事な話って」

ナカジマ「イソノ、お前また何かしたんじゃないか?」

カツオ「な、何もしてないよ…」

担任「大事な話とは、全員に関係のあることだ。よおく聞くように」

カツオ「なんだ全然違う事じゃないか。ビックリさせるなよナカジマあ」

ナカジマ「わるいわるい♪イソノは日ごろの行いが悪いからなぁ」

カツオ「そんな事ないさ!」

担任「こらイソノ!静かにせんか!」

カツオ「ハイ…」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/20(月) 01:40:48.59 ID:+wjAJYX10
担任「人にはそれぞれ、思想や信仰の自由がある。従って、他人に対し思想を押し付ける、侵害する、強制する行為はだな、」

ナカジマ「なあイソノ、昨日の”座談会”の事なんだけどさ」

イソノ「その話はいいよ…」

ナカジマ「いいから聞けって。本当に素晴らしいんだからさあ。」

イソノ「興味ないってば、そんなの」

ナカジマ「なんでだよ!せっかくお前のために話してやってるのに!」

イソノ「わ、そんなに怒るなよ…」

ナカジマ「もうイソノとは絶交だよ!」

イソノ「悪かったよ…」

ナカジマ「あ、そう。じゃあ今日ウチの地区部長の家で開催するから、連れてくよ」

イソノ「ちょ、ちょっと待ってよ。まだ行くなんて一言も…」

ナカジマ「ああよかった。カオリちゃんもよろこぶよ」

ハナザワ「ねえ、さっきから二人で何話してんのよ」

カツオ「な、何でもないよ…」

担任「…以上のことから先生は、国旗掲揚・国歌斉唱には断固反対する!以上で朝の話は終わりだ」


7 :1 :2008/10/20(月) 01:42:01.56 ID:+wjAJYX10
ハナザワ「先生、すごい熱弁してたわね」

カツオ(ナカジマがあんな大声だしても気付かないんだもんなぁ…)

カオリ「イソノくん」

カツオ「カ、カオリちゃん?」

カオリ(パチッ)←ウィンク

カツオ「これはいよいよ逃げられなくなってきたぞ…」

ハナザワ「ねぇ今のなに?ねぇイソノくん!」

カツオ「な、なんのことだい?」

ハナザワ「しらを切るつもりね。あたしからは逃げられないわよ〜」

カツオ「……。」


9 :1 :2008/10/20(月) 01:42:56.20 ID:+wjAJYX10
☆下校

ナカジマ「いくぞ、イソノ」

カツオ「ちょ、ちょっと、さっき学校が終わったばかりじゃないか」

ナカジマ「早くしないとはじまっちゃうんだ」

カツオ「せめて一度帰らせてくれよ…」

ナカジマ「んもー。しょうがないなあ。じゃぁ一緒について…」

カツオ「い、い、い、急ぐから公園で待っててよ!じゃあ!」

ナカジマ「みんな待ってるんだから早くしろよー!」

・・・

カツオ「家にこられたんじゃたまったもんじゃないよ!上手くごまかせるかなぁ…」


10 :1 :2008/10/20(月) 01:43:39.82 ID:+wjAJYX10
ガラララッ
カツオ「ただいま」

サザエ「おかえり、おやつあるわよ」

カツオ「きょ、今日はこれから野球なんだ」

サザエ「宿題くらいやっていきなさいよ」

カツオ「と、とにかく急いでるんだ!行ってきます!」ガラララピシャッ

サザエ「ちょっと、カツオ!…ほんっとしょうがないんだから!帰ったら父さんに言いつけなきゃ!」


☆公園

ナカジマ「待ってたよイソノ」

カツオ「カ、カオリちゃんは…?」

ナカジマ「カオリちゃんなら準備があるから先に行ってるよ」

カツオ「早速行こうじゃないか!」

・・・

ハナザワ「急いで家から飛び出したと思ったら…やっぱり何かあるのね」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2008/10/20(月) 01:44:47.51 ID:+wjAJYX10
カツオ「ところでナカジマ、ハナザワさんに何か言われなかった?」

ナカジマ「うん。何か隠してないかって聞かれたよ」

カツオ「余計な事しゃべってないだろうな…?」

ナカジマ「ハナザワさんがついてきたら、お前が来ないって言い出すと思って、ごまかしておいたよ。
カオリちゃんにも言ってあるから安心さ!」

カツオ「ほっ(最悪の事態は免れたか…)」

ナカジマ「あ、ここここ、おじゃましまーす」

・・・

ハナザワ「どこかのお屋敷に入っていったわ…とは言っても、いきなり入っていくわけにはいかないし…」

ハナザワ「…情報収集の必要性があるようね」


ガラララッ
ハナザワ「ごめんくだざーい」

サザエ「ハーイ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/20(月) 01:46:06.30 ID:+wjAJYX10
☆地区部長屋敷(座談会会場)

お屋敷の玄関に入ると、奥からおじさんが歩いてきた。

地区部長「いらっしゃい。ぃやーあ、その子はナカジマくんのお友達かい?」(声:若本)

ナカジマ「はい!ほらイソノ、挨拶して」

カツオ「は、はじめまして」

地区部長「こちらこそはじめましてぇ。もう座談会は始まってるから、中へおあがり」(声:若本)

お屋敷の中の広間に通されたカツオ。中にはすでに20人くらいがひしめいていた。

カオリ「あ、イソノくーん!」

カツオ「カオリちゃん!!」

カオリ「きてくれたのね!」

カツオ「も、もちろんだよ!!」

カオリ「これ、池田センセイから頂いたお菓子よ。好きなだけたべてね!」

カツオ「う、うん…」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/20(月) 01:47:08.72 ID:+wjAJYX10
地区部長「みなさぁーん。今日は新来者がきていまぁす」(声:若本)

ナカジマ「ほらイソノ、立てよ」

カツオ「え、む、無理だよぉ…」

カオリ「イソノくん!ファイトッ!」

カツオ「えーはじめまして。ただ今ご紹介に預かりました、イソノカツオと申します」

みなさん「ワァー(パチパチパチ)」


???「カ、カツオくん?」

カツオ「あ、あなたは!」

三河屋のサブちゃんだった。

サブロウ「いやーまさかカツオくんだったとは」

カツオ「サブロウさんまで…」

サブロウ「それにしてもナカジマくんは熱心だねえ。昨日も別の座談会に参加してたんだろう?」

ナカジマ「ええ。家は僕で三代目ですから、親が出ろ出ろってうるさいんです」

カツオ「……。」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2008/10/20(月) 01:48:37.02 ID:+wjAJYX10
サザエ「あらハナザワさんじゃない」

ハナザワ「イソノくんのお姉さん!こんにちは!」

サザエ「今日は何の御用?カツオなら今いないけど…」

ハナザワ「そのイソノくんなんですけど、今どこに行ってるんですか?」

サザエ「確か野球って言ってたわ」

ハナザワ「変ね…」

サザエ「変って?」

ハナザワ「さっき公園でナカジマくんと二人でいたんですけど、どっか知らない家へ入っていったんです」

サザエ「それは妙ね…まさか!」

サザエが辺りを探ると、物置に野球道具が隠してあったのを発見した。

サザエ「まあカツオったら!こんな所に隠して!」

ハナザワ「やっぱりお姉さんにも話してなかったのね…」

サザエ「ワタシ以外にも聞いたの?」

ハナザワ「ええ。でも誰も口を割らなくって…」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/20(月) 01:49:34.58 ID:ZikF1m7d0
明日の朝まで残っていますように


19 :1 :2008/10/20(月) 01:50:15.71 ID:+wjAJYX10
サザエ「怪しい。怪しすぎるわ」

ハナザワ「それで、独自に調査してたところだったんです」

サザエ「そう…。じゃあ引き続き調査をお願いするわ」

ハナザワ「あいあいさー!」

・・・

カオリ「…このようにセンセイは大聖人の教えを説かれ、世界を平和に導かれました
これにて未来部の発表をおわります」

(パチパチパチパチ!!!)

婦人部長「はい、かもめ第三小学校の5年生、カオリちゃんの”手作り紙芝居”の発表でした」

カツオ「よ、よかったよカオリちゃん!」

ナカジマ「うん。実に素晴らしい発表だったね」

カオリ「そんな、池田センセイの教えのおかげよっ。ね、イソノくん」

カツオ「う、うん。そう思うよ…」


20 :1 :2008/10/20(月) 01:52:40.28 ID:+wjAJYX10
婦人部長「未来を創る政党はどこですかー?」

みなさん「こーめーとー!」

婦人部長「ご本尊を疑いなく信じぬき、功徳を重ねることを誓いますかー?」

みなさん「ちかーいまーす」

カツオ「なんだよこれ…」

ナカジマ「ウチの地区ではお決まりなんだ。もう終わるよ」

・・・

婦人部長「公宣流布(※教えが広まる事)の実現のために、どうしたらよいかの意見を聞いていきたいと思います」

ナカジマ「イソノも積極的に発言してくれ。外部からじゃないと気付けない点もあるから」

・・・

婦人部長「では次に、病巣から奇跡の回復を遂げた、ある学会員のドキュメンタリーをビデオで鑑賞しましょう」

カツオ「いつ終わるんだ…」

・・・

婦人部長「最後に、全員での唱題でしめましょう!南無妙法蓮華経…」

カツオ(ひええええ)


25 :1 :2008/10/20(月) 01:55:05.70 ID:+wjAJYX10
ナカジマ「ごめんなイソノ。最近マンネリ気味だからさ、もっと活気のある会合にしようと努力はしてるんだけどさぁ」

カツオ「いや、そういうんじゃないんだけどね…」

カオリ「でも今日はイソノくんがいたお陰で楽しかったわ!」

カツオ「ほ、本当?」

カオリ「ええ。ほんとよ」

カツオ(なんだ、案外悪くないかも…)

雑談をしていると、いつの間にか夜に。

カツオ「あっ、そろそろ帰らないと…」

カオリ「あら、もう帰っちゃうの?」

カツオ「ご、ごめん」

サブロウ「じゃあ僕が送っていってあげるよ」

・・・

サザエ「あ、もしもし、イソノです。ナカジマくんのお母さん?…ああそうですか。はい、では」チン

サザエ「あっちも野球か…ハナザワさんの見間違いかしら?それにしてもカツオ遅いわねえ」


28 :1 :2008/10/20(月) 01:56:33.88 ID:+wjAJYX10
カツオ「サブロウさんが?」

サブロウ「うん。ほら、配達用のバイクあるだろ?あれを借りてきてるんだ」

カツオ「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」

・・・

カツオ「サブロウさんは、なんで座談会に参加しようと思ったの?」

サブロウ「うーん、青森から出てきて、ずっと一人暮らしでさあ。店のオヤジさん達とは年も違うし、
中々話し相手に恵まれなくてねえ。寂しいなあって思ってた所に、お誘いがあって」

カツオ「ふーん」

サブロウ「カツオくんは、今日の座談会はどうだった?楽しかったかい?」

カツオ「よくわからないや…」

サブロウ「まぁ最初はみんなそんなもんさ」

カツオ「あっ、できれは家からは少し離れた所に…」

サブロウ「さてはカツオくん、遅くなる事を言ってなかったね?」

カツオ「う、うんまぁ…」

サブロウ「いいっていいって。じゃぁあそこで下ろすね」


30 :1 :2008/10/20(月) 01:57:37.95 ID:+wjAJYX10
ハナザワ「おかしい…まだ出てこないわね…あっ!」

ナカジマの元に走り寄るハナザワさん。

ハナザワ「ちょっと!イソノくんはどこ!?なんでナカジマくんひとりなのよ!」

ナカジマ「わわっ!」

カオリ「あら、ハナザワさん、来てたの?」

ハナザワ(カオリちゃん?やっぱり…そういうことだったのね)

ナカジマ「さてはハナザワさん、僕の後をつけてたなっ!」

ハナザワ「だったらなによ」

カオリ「じゃ、じゃあアタシ帰るわねっ」

ナカジマ「ちょ、ちょっとカオリちゃーん」

ハナザワ「…さ、説明してもらいましょうか」

・・・

カツオ「ただいまー…」

ガララッ!

カツオ「うわっ!」


31 :1 :2008/10/20(月) 01:58:38.19 ID:+wjAJYX10
カツオ「ね、姉さん!!」

サザエ「ずいぶん遅かったじゃないの」

カツオ「え、延長してなかなか決着がつかなくてさ…」

サザエ「へぇー野球道具もなく延長ねぇー?何の延長戦かしら?」

カツオ「!!」

サザエ「ちょっと来なさい!」

カツオ「イ、イテテッ!」<耳を引っ張られる

・・・

サザエ「さあ、何を隠してるの!?全部吐きなさい!」

カツオ「だ、だから野球道具は借りたんだってば…」

サザエ「じゃぁ知らない人の家に入ったのは何?」

カツオ「!! み、見間違いじゃないのかな…」

カツオ(これはマズいぞ…)


32 :1 :2008/10/20(月) 01:59:36.53 ID:+wjAJYX10
ハナザワ「…じゃあイソノくんを”ムリヤリ”つれてきたわけね」

ナカジマ「ム、ムリヤリなんかじゃないぞ!」

ハナザワ「おおかたカオリちゃんをだしに使ったんでしょ?」

ナカジマ「うっ…」

ハナザワ「とにかく、イソノくんを変なものに巻き込まないで頂戴!」

ナカジマ「へ、変なものとはなんだっ!!」

ナカジマ「さ、さては新潮に毒されたか?い、いや、もしかしたら共産シンパ?いやいや、日蓮正宗かっ?もしくは、崇教真光?
ばいきんはお前達じゃないかっ!!」

ハナザワ「ちょ、ちょっと何言ってるのよ…」

ナカジマ「と、とにかく!仏敵なら容赦しないぞ!僕は獅子の心で立ち向かう!」

ハナザワ「…!! がははは!何言っちゃってるのよナカジマくんっ!」

ナカジマ「…?」

ハナザワ「私がそんなもののわけないじゃないのっ。単にイソノくんが心配だっただけよーう」

ナカジマ「な、なんだそうか…」

ハナザワ(とりあえずこの事はサザエさんには黙ってましょう…イソノくんを追い詰めるのが目的じゃないわ)

ハナザワはサザエとの調査協定を反故にし、カツオを守ることを決めた。


35 :1 :2008/10/20(月) 02:01:38.70 ID:+wjAJYX10
ナミヘイ「けしからーん!!」

カツオ「ひいっ」

ナミヘイ「親に黙って遅くまで外出とは何事かっ!当面外出を禁止にするっ!!」

タラオ「カツオにいちゃんの”がいえんかつどう”はきんしーですー」

カツオ「……。」


☆その夜

サザエ「あの後のハナザワさんからの報告、ナカジマくん家への電話敢行、カツオの態度…
それらを鑑みて、ここから私の推理するに…きっとおかしな宗教に巻き込まれているんじゃないかしら?」

マスオ「まさかぁ、小説の読みすぎだよサザエー」

サザエ「そうかしら?」

タラオ「うーん、ぐしゅうせいじのしゅうえんです。むにゃむにゃ」

サザエ「あらあら、寝言言っちゃって」




37 :1 :2008/10/20(月) 02:02:33.06 ID:+wjAJYX10
☆翌日

ナカジマ「イソノ、昨日はどうだった?楽しかったろ?」

カツオ「……。」

ナカジマ「おーい、何か言えよー」

・・・

カオリ「じゃあイソノくん、それから一言も喋らないの?」

ナカジマ「カオリちゃんからも言ってやってくれよ」

カオリ「そうねぇ」

・・・

カオリ「イソノくん」

カツオ「カオリちゃん…」

カオリ「大作センセイの言葉で、こういうのがあるの、あのね、」

カツオ「ご、ごめん、ちょっとトイレ!」

カオリ「イソノくーん!」



41 :1 :2008/10/20(月) 02:03:45.60 ID:+wjAJYX10
ナカジマ「ええ!カオリちゃんでもだめかぁ…」

カオリ「やっぱり何かにとりつかれてるのよ!」

ナカジマ「一刻も早く折伏しないと、本当にマズいことになるな…」

・・・

ハナザワ「ちょっとイソノくん!」

カツオ「……。」

ハナザワ「いいからちょっと来なさい!」

カツオ「うわっ!」

ハナザワ「昨日、座談会ってのに行ったんですって?どういう場所か分かってるの?」

カツオ「ん、まぁ…」

ハナザワ「じゃあイソノくん、入信する気じゃあ…」

カツオ「そ、そんなつもりはないよ!」

ハナザワ「じゃあもう行かないのね?」

カツオ「う、うん…(どうしよう、みんなには”また来る”って言っちゃったんだよなぁ…)」


45 :1 :2008/10/20(月) 02:05:56.28 ID:+wjAJYX10
ハナザワ「いまいちはっきりしないわねぇ。とりあえず、この事はまだサザエさんに話すつもりはないから」

カツオ「ほ、本当!?」

ハナザワ「あったりまえじゃない!私がイソノくんが困るような事するはずないじゃないの!」

カツオ「そ、そうかな…」

ハナザワ「そうよ! まっ、もしイソノくんが入信したいっていうなら、私も一緒に信者になるけどね!」

カツオ「ハナザワさん…」


…そのころ、イソノ家では。

サブロウ「ちわーっす!三河屋でーす!」

サザエ「あらサブちゃん、ご苦労さま。最近イキイキしてるわね」

サブロウ「いやー、実は最近はまってる事がありましてね」

サザエ「あらなぁに?」

サブロウ「実は、”座談会”ってのがありましてね、きのうだってカツオくんが…あっ」

サザエ「サブちゃん、ちょっとその話、詳しく聞かせてもらえる?」

サブロウ「は、はい…」


46 :1 :2008/10/20(月) 02:07:47.72 ID:+wjAJYX10
カツオ「ただいまー」ガラララッ

サザエ「カツオ、ちょっと話があります」

カツオ「な、何だよ、昨日の事ならもう謝ったじゃないか」

サザエ「いいから来るの。父さんだっているのよ」

カツオ「と、父さん!?」

ナミヘイ「カツオ、とりあえず座りなさい」

・・・

サザエ「サブちゃんから聞いたわ。宗教に勧誘されてるんですって?」

カツオ「か、勧誘ってわけじゃ…」

フネ「大事なことだからって、お父さん会社早引けして帰ってきてくれたんだよ。正直に話してみなさい」

ナミヘイ「うむ。別にワシは怒る気はない。とりあえず、あった事を話してみなさい」

カツオ「はい…」


47 :1 :2008/10/20(月) 02:09:15.86 ID:+wjAJYX10
ナミヘイ「ふむ…友達の誘いを無下に断りきれず、とりあえず一回だけ参加したという事じゃな」

カツオ「はい…」

ナミヘイ「それで、カツオ。本当に入信する気はないのか?」

カツオ「……。」

マスオ「ま、まさかカツオくん、本気で…」

ナミヘイ「よいかカツオ。ワシはお前がどうしてもと言うなら、反対はせん」

サザエ「ちょっと、父さん!?」

ナミヘイ「しかし、どうするかは大人になってから決めなさい」

カツオ「大人に…なったら?」

ナミヘイ「左様。今はまだ子供なんじゃから、何でもかんでも自分では判断できん。そういう時は、いつでもワシらに相談するといい
じゃが、もし大人になってからカツオがそうしたいと言うなら、ワシらにとめる権利はない」

カツオ「父さん…」

ナミヘイ「じゃがカツオ、いくら友達が大事だからといってだな、自分の事をないがしろにしてはならんぞ。
時には、断ることも大切なんじゃ。今回のことで少しはこじれるかもしれんが、大切な友達なら尚のこと。
いつかはわかってくれるじゃろうて」


48 :1 :2008/10/20(月) 02:10:00.70 ID:+wjAJYX10
カツオ(明日…ナカジマに言おう。もう座談会には行かないって)

カツオ(きっと、ナカジマ怒るだろうな…カオリちゃんだって…)

カツオ(そういえばハナザワさん…僕が入信するって言ったら、本当に一緒に…いや、もういいさ)


☆翌日

ナカジマ「ようイソノ!今月はもう座談会はないけど、幹部会の衛星中継ってのがあって…」

カツオ「ナカジマ、僕もう行かない事にしたんだ」

ナカジマ「え…」

カツオ「本当にごめん!」

ナカジマ「だ、だって昨日あんなに楽しそうにしてたじゃないか!」

カツオ「そりゃあ、みんなと話すのは楽しかったけど…でも何かちがうんだよ」

ナカジマ「何だよ何かって!」

カツオ「それはよくわからないけど…でも、このまま中途半端な気持ちじゃ、他の皆にも悪いからさ」

ナカジマ「なんだよ!せっかく誘ってやったのに!もういいよ!」

カツオ「これでいいんだ…これで…」

 -END-



 

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