1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:00:58 ID:AIDrjPRo

女騎士「オークは根絶やしだ」




8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 09:27:05 ID:OPkYHmKU

ゆるふわ日常アニメのタイトル風!







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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:02:50 ID:AIDrjPRo

〜とあるオークの村〜

ゴォォォォォ…
パチパチパチ…

オークA「う、わぁぁぁぁぁ!」

ザシュッ

オークB「ぎぃやあああああ」

ドスッ

女騎士「…」

ザッザッザッ




3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:06:54 ID:AIDrjPRo

それはまさに、火の海であった。
とある世界、とある国、とある小さな村
オークが住んでいる村。
今やそこが、火の海であった。

一面に転がるオークの肉塊。
焼けて異臭を放っている。
やったのは、誰だ?
やったのは

やったのは、彼女。
彼女とは、つまり

女騎士。




4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:08:53 ID:AIDrjPRo

ザッザッザッ

女騎士「…」

キョロキョロ

女騎士(もういないか…)

ガサッ

女騎士「!」

オークC「ひぃっ!」

ダダッ

女騎士「…」

オークC「ひぃ…い!い!い!」

ガクガク ブルブル




5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:12:36 ID:AIDrjPRo

女騎士「お前で最後だな」

ジャキッ

オークC「ひ、ひ、ひ…ひひひっひひっ」

女騎士「恐怖でおかしくなったか」

オークC「おっ俺はよ、オークだからよ…沢山人間を殺したし、女の魔法使いをなぶって犯したりもした…でっ、でもよ…」

オークC「おっ、お前ほど…こ、殺しちゃいねぇよ…」

女騎士「そうか」

ザシュッ




6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 02:18:37 ID:AIDrjPRo

ザシュザシュザシュッ

女騎士「…」

ザシュザシュザシュッ

女騎士「…」

女騎士「帰るか」




7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 09:23:02 ID:AIDrjPRo

・ ・ ・ ・ ・

〜とある山奥、小屋〜

ガチャリ

女騎士「ただいま」

?「おかえり、姉さん」

ムクッ

女騎士「あぁ、寝ていなさい。今日も体調は良くないんだろう」

?「うん…ごめん」

女騎士「謝らなくていい。寝ていなさい、魔法使い」




9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 09:28:43 ID:AIDrjPRo

魔「うん…ごめん、姉さん」

女騎士「すぐ謝るのはお前の悪い癖だな…肉親に遠慮はしないでいいんだ」

魔「うん…」

女騎士「さぁ寝なさい。夕食はお前の好きなドラゴンゾンビのステーキにするから」

魔「本当?嬉しいな…」




10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 09:30:34 ID:AIDrjPRo

魔「じゃあ、少し休むね…」

魔「姉さん…」

女騎士「ん?」

魔「ありがとう…」

女騎士「ふふ、どういたしまして」

魔「…」

zzz…




11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/12(日) 09:43:02 ID:AIDrjPRo

女騎士「…」

テクテク

女騎士「…ふぅ」

シュボッ タバコ スパー

女騎士「十年…十年だ。オークを殺して…殺して殺して…村ごと焼き払って…」

女騎士「それで、オークは減ったか…?」

女騎士「否、奴らは減らず増えるばかり…」

女騎士「許せるか?許せる筈がない…奴らが、奴らがただ生きて息をするだけで…子を成し増えるだけで…罪だ…」

女騎士「裁かねば。私が…それだけの資格が…怒りが…私にはあるのだから」




13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 02:22:31 ID:mrvoxS7c

ギリリ…

女騎士「そうだ…思い出せ…忘れるな…怒りを絶やしてはならない…くべろ…くべろ…どんどんくべろ…怒りの炎へ…」

女騎士「父が…母が…何をされたか…やったのは誰か…」

女騎士「私はもはや抜け殻…ただ復讐の炎に誘われた蛾…やがて身を投げ、焼け死ぬまで…」

女騎士「オークを…殺し続ける」




14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 02:26:31 ID:mrvoxS7c

女騎士「ただ」

女騎士「妹は…妹だけは…人並みの生き方をさせてやりたい」

女騎士「あの子は復讐などという黒い感情に囚われてはならない」

女騎士「まっとうに生きて欲しい。ただ、それだけが私の願い…」

フゥー

女騎士「さて、夕食の準備をするか。まずはドラゴンゾンビの下ごしらえだな…」

【続く】




17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 11:24:45 ID:mrvoxS7c

【予告】

テーテッテー テレー

紫の 肉汁したたる 魔の魅惑…
そう、死してなお生ける竜の肉!
一口ほおばれば、致死量一歩手前の毒が全身を駆けめぐり
同時に旨み、旨み、旨みの暴力がひっきりなしにデンプシーロール!
君は食の悦びを改めて知る事となるだろう…!
次回、ねだやし!第二話
『紫の屍肉とニクいあんちきしょう』
チャンネルは決まったな!

女騎士「オークどもは根絶やしだぁぁぁぁぁ!」




18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 11:26:48 ID:mrvoxS7c

ねだやし!はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。

【オーク化粧品】
【女騎士のど飴】
【戦士の汗塩】




19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 11:30:55 ID:mrvoxS7c

・ ・ ・ ・ ・

〜山奥、小屋〜

魔「…」

ムクリ

魔「ふぁ…」

女騎士「起きたか魔法使い。ちょうど夕食ができたところだ」

プゥン…

魔「このドブ川を二ヶ月煮詰めたような臭い…ドラゴンゾンビの肉汁の臭いだね!」

女騎士「うむ。ドラゴンゾンビの半生ステーキ、ショッキングピンク色のキノコを添えて…だ!」

魔「わぁい!」




21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 18:59:05 ID:gpbLJaZA

オーク化粧品の使えなさ感




22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 20:16:36 ID:mrvoxS7c

女騎士「さぁ、おあがりよ」

魔「うんっ」

ガシッ

魔「ドラゴンゾンビのステーキは手づかみで豪快に食べるのがおススメ…汚れなんか気にしない…むしろ下品に指をチュパチュパ舐めるくらいでいい…!」

ムシャリ

魔「はふっ!んっ!」

ムシャシャシャシャ ブヂュリ ゴクン

魔「っはぁ!し、痺れる!舌が!喉が!あぁ…視界が揺らぐ…あ、あああああ!」

シロメ グルンッ

ジョババババ…
シッキン! シッキン!

女騎士「おやおや、美味さのあまり失禁か。作った甲斐があったというものだ」




23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 20:36:09 ID:mrvoxS7c

女騎士「では私も食べるとするかな」

ガシッ

女騎士「紫の肉汁…肉からすすり、すすり、すすりりりりりりりり梨梨梨梨梨梨梨梨梨梨梨梨梨梨!」

ジュブブブブブブブ

女騎士「ウボラッシャァァァァァァァ!」

ビクンビクン チクビ ソラタカク!

女騎士「だ、駄目だ…私の乳〇…あ、暴れるな…このままでは…出現(おでまし)してしまう…乳〇に封じた魔神…」

『ニュルニュルチクビーン』

女騎士「が…」




24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 20:39:55 ID:mrvoxS7c

魔「!」

魔「姉さん…ニュルニュルチクビーンって…まさか!?」

女騎士「魔法使い…知られてしまったか…お前には…お前だけには隠しておきたかった…」

魔「姉さん…」

女騎士「お前に心配をかけたくなかったんだ…だから…あの日、ニュルニュルチクビーンを倒したと偽り私の乳〇に封じたんだ」




25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 20:45:31 ID:mrvoxS7c

魔「そんな…ニュルニュルチクビーンが…私…私…!」

女騎士「違う!お前は悪くない!全てはオークが…オークが悪いんだ!元凶は奴らだ!」

魔「でも…ニュルニュルチクビーンは…私が…私の…」

女騎士「違う、違うんだ…それは…違う…」

魔「あ、あああ…わ、私は…なら…使命…果たす…私は……だから……巫女……だから……そう……」

女騎士「よせ、それ以上…思い出しては駄目だ!」

魔「ワタシハ…」

『黒乳〇の巫女』




27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/13(月) 22:11:10 ID:mrvoxS7c

魔「…」

女騎士「くっ…恐れていた事が起きたか…魔法使いが黒乳〇の巫女に覚醒してしまった…!」

魔「ワタシハ…巫女…黒乳〇ノ巫女…」

ラァァァァァ
ゴゥゥゥゥ

女騎士「ぐわぁっ、言葉を発しただけで衝撃波が!」

魔「ドコ…?ニュルニュルチクビーンハ…ドコニイルノ?」

女騎士「黒乳〇の巫女はニュルニュルチクビーンを探しだし浄化する…ただそれだけに意識が支配されてしまう…」

ズキッ

女騎士「ぐっ…」

女騎士「共鳴か…私の乳〇に封じられたニュルニュルチクビーンが今にも出てきそうだ…」

魔「ソコニイルノ…?ニュルニュルチクビーン…ニュルニュルチクビーン!」




28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/14(火) 05:25:23 ID:OeV4HqB6

容赦なき連呼!




29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/14(火) 14:09:24 ID:cZN1h/02

女騎士「くそっ、こうなった以上ニュルニュルチクビーンの復活を防ぐしかない…その為には黒乳〇の巫女…魔法使いを倒すしか…」

魔「ワタシヲ…?タオス…?」

魔「ワラエナイ、ジョウダンデスネ」

女騎士「あいにく冗談は苦手でな…私は大真面目だよ!」

ヌギィ

女騎士「本気でいく…」

魔「ニンゲン…フゼイガ…!」




30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/14(火) 14:13:59 ID:cZN1h/02

女騎士(ニュルニュルチクビーンを活性化させる訳にはいかないから乳〇は使えない…上が使えないなら…下…)

女騎士(私の陰毛はオリハルコン並の硬度…これでどうにかやるしかないな)

女騎士(久しぶりだ、陰毛忍法を使うのは。オーク以外に使うのは御法度なんだがな…師匠に怒られるな、これは)




31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/14(火) 17:26:57 ID:cZN1h/02

ガサゴソ

女騎士(よし、陰毛の具合は良好だ)

魔「タタカイヲ マエニシテ マタヲサワルナド…ゲヒンデスネ」

女騎士「下品結構…勝てばいいのさ!」

マタ ガバァッ

女騎士「先手必勝!陰毛忍法、北風のワルツ!」

グルグルグル ビュワァァァ!

女騎士「陰毛の高速回転で風を発生…それをそのままぶつける!」

魔「チャチナ ジュツデスネ…」

ウワギ ヌギィ

魔「黒乳〇忍法…最強の一撃【アルテマ・ウエポン】!」

チクビ ブワァ

女騎士「ち、乳〇が…投網のように網状になって広がった!?」

バグンッ

魔「ゴチソウサマ」




32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/14(火) 17:31:13 ID:cZN1h/02

女騎士「わ、私の北風のワルツが…乳〇に食われた…?」

魔「ワタシノ チクビハ ウチュウ…」

ドヤァ

女騎士「くっ、なら次はどうだ!」

マタ コスコスコス

女騎士「陰毛を擦り合わせ摩擦熱を発生…それを増大させ、地獄界の炎を呼び起こす!」

ボワァ

女騎士「陰毛忍法、太陽のサンバ!」




35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/15(水) 23:00:36 ID:k1m/cMWM

シュルル! シュルル! シュルル!
ボワァッ! ボワァッ! ボワァッ!

女騎士「陰毛一本一本に一兆度の火球を発生させる…それが陰毛忍法、太陽のワルツだ!」

ボワァッ!

女騎士「下手すれば自身も焼け死ぬ禁断の技…これを使いこなせるのはこの世に二人しかいない…!」

魔「ふぅん」

女騎士「さぁ、焼け死んでもらおか!」

ボワァッ!




36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/15(水) 23:05:51 ID:k1m/cMWM

ボ! ボ! ボ! ボ! ボ!

女騎士「五毛爆炎弾【インモー・フレア・ボムズ】!」

ボワァッ!

魔「!」

魔「わ、わいの乳〇に火球が!五つも!」

女騎士(なぜ関西弁に…)




37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/15(水) 23:14:19 ID:k1m/cMWM

ゴゴゴゴゴ

魔「ビギニィィィ!黒乳〇がさらに黒く!?あ、あぢぃぃぃ!」

女騎士「終わったな…その火球はお前を灰さえ残さず焼き尽くす」

魔「あ、あつい…あついよぉぉぉ…」

女騎士「…」

女騎士「魔法使い…すまん…すまん…私は…ニュルニュルチクビーンを復活させる訳にはいかんのだ…」

ジョバババ…

女騎士「くぅっ…私の股から…涙が…こんな風にしか泣けないなんて…くやしいなぁ…くやしいなぁ…」




38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/15(水) 23:17:24 ID:k1m/cMWM

魔「…」

ケシズミ

魔「…」

ボロリ

女騎士「灰は灰に…ダストトゥダスト…」

女騎士「こんな事になるなんて…いったいどこで間違えた…私は…私達は…」




39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/16(木) 18:46:46 ID:/LUa2.3E

わりと早めの段階で間違ってたよね




40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/17(金) 08:38:29 ID:WNW04dgg

女騎士「実の妹を手にかけてまで私は…」

キィン…

女騎士「この世界は…そこまでして守る価値があるのか?」

キィン…

女騎士「私が絶望に苦しんでいた時…世界は助けてくれたか?」

女騎士「世界を守る?私を守ってくれなかったのに?皆の為?誰の為?なら私は?その皆に私は?妹は?含まれているのか?いないのか?」

キィン…

女騎士「私は…一体何なんだ?」




41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/17(金) 09:16:54 ID:WNW04dgg

女騎士「私……は……」

キィン…

女騎士「世界……私……いらない……そう……」

女騎士「こんな世界なんて」

女騎士「こんな世界なんて」

女騎士「『消えてしまえばいい』」

キュィィィィィィィ!

『解除用登録音声確認』
『封印術式壱から伍まで解除…解除完了』
『封印術式第零、解除中…』

女騎士「!!」




42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/17(金) 09:25:47 ID:WNW04dgg

『封印術式解除に伴う器の強度解析』

『解析完了、強度不足により器の追加構築式をサーバーよりダウンロードします』

キュィィィィィィィ!

『No.15678が最適と判断。構築します』

女騎士「な、なんだ…脳内に声が…い、一体何が…」

シャシャシャ ゴワッ

『器の構築に必要な原子が不足しています。5秒以内にキャンセルがない場合自動原子供給モードにより構築を開始します。』




43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 00:12:11 ID:43of/ItY

女騎士「な、なんだ…訳がわからな…」

ピーッ ピーッ ピーッ

『自動原子供給モードを開始します』

女騎士「ちょま」

ガシュワン ガシュワン ガシュワン
サワサワサワ…
モッサン! ゴッサン!

女騎士「A゙LILELELELELE!」




44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 00:15:20 ID:43of/ItY

・ ・ ・ ・ ・

こうして、なんやかんやで
自動原子供給モードが開始された。
自動原子供給モードとは
なんかその辺の物を手当たりしだい分解するモードである。
そしてそれをニュルニュルチクビーンを再構築する為に使用する…
そう、つまりニュルニュルチクビーンの封印は解かれたのである。




45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 00:20:06 ID:43of/ItY

【予告】

テーテッテー テレー

愛しい者を守れず
果たすべき使命も果たせない。
ならば私は何の為に生まれてきた?
薄れゆく意識の中、その答えを見つけられない迷い子がひとり…

次回、ねだやし!第三話
『決意』
チャンネルは決まったな!

女騎士「私が、私である為に」




46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 00:21:14 ID:43of/ItY

ねだやし!はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。

【女騎士のど飴】
【戦士の汗塩】




47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 09:01:05 ID:sO7yLCQE

オーク化粧品!? オーク化粧品ー!?




48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 11:33:12 ID:43of/ItY

・ ・ ・ ・ ・

ニュル…ニュル…

それは、女騎士であったもの。
今は、ただの肉塊。
その肉塊の両の乳〇からは奇妙なツタが無数に生えていた。
植物かな?植物じゃないよ、触手だよ。

触 手 だ よ 。

ニュル…ニュル…

触手は肉塊を飲み込み、やがてあるものへと形を変えた。




49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 11:41:33 ID:43of/ItY

長い黒髪、紅い瞳。
それは小柄な少女であり
かつて女騎士の妹であった、魔法使いの姿格好をしていた。

?「私は…」

?「そうか、封印が…」

?「だがこの記憶…」

?「器…そして構築原子の影響か」

?「強い意志だ…妹に幸せになって欲しいという願い…そしてオークを根絶やしにするという使命感…」




50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 11:48:02 ID:43of/ItY

?「せっかくだ…たまには気まぐれに…生きてみるのも悪くない」

?「一人の人間として…この、魔法使いという少女として…生きてみるとするか」

?「ふふ…ニュルニュルチクビーンは自由…何物にも縛られない…概念、事象…」

?「ならば私は…」

魔「魔法使い、である!」




51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/18(土) 11:53:02 ID:43of/ItY

魔「そしてもう一つの強い意志…オークを根絶やしにするという使命感…それも引き継ごう」

魔「私は魔法使い…オークを根絶やしにする決意を胸に…生きようか!」

魔「ふふ、新たな黒乳〇の巫女が現れるまでは…しばらく楽しめそうだ」

魔「ふふ、ふふふ…ふははははははは!」

チクビ ピーン!




54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 04:19:03 ID:R0yRQEsU

その時、不思議な事が起こった。
興奮した魔法使い(ニュルニュルチクビーン)の乳〇が天高くそそり立ち
雲を突き破り大気圏を越えて
銀河を駆けめぐり宇宙を抜け出した。
やがて別の宇宙に到達した乳〇は
本来繋がるはずの無い世界、時空を『接続(つな)』げてしまった。




55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 04:34:35 ID:R0yRQEsU

魔法使いがいる宇宙は『白銀』の宇宙。
繋がった先は、『青銅』の宇宙であった。

かつて気まぐれな創造主は
鉱物になぞらえた七つの宇宙を生み出した。

黄金・白銀・青銅・ダイヤモンド・サファイア・ルビー・ラピスラズリ

これらはそれぞれ独立した世界、時空であり
干渉し合う事はありえない…筈だった




56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 04:39:32 ID:R0yRQEsU

それが乳〇によって繋がった。
そう、乳〇によって!
創造主が想像しえなかった事が起こったのだ。

ありえない、起こる筈がない。
いや…あっては、ならないのだ。
それが起きてしまった…

もはや世界は混沌に陥ること必至!




57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 04:49:25 ID:R0yRQEsU

果たして世界は、宇宙は
魔法使いはどうなってしまうのか…

【予告】

テーテッテー テレー

繋がった白銀の宇宙と青銅の宇宙。
似て非なる世界、時空が繋がるその意味を
その奇跡を、異常を、危機を
まだ誰も知ることは無い。

次回、ねだやし!第四話
『ハローそしてハロー』
チャンネルは決まったな!

魔「やれやれ…しばらくは退屈しなくて済みそうだな」




58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 04:51:20 ID:R0yRQEsU

ねだやし!はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。

【女騎士のど飴】
【戦士の汗塩】
【食べられるオーク石鹸】




59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/11/21(火) 06:39:13 ID:ztRJAiZw

オーク? 何があったんだオーク!?




60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:18:50 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

それから
それからなんやかんやあって
さらにさらになんやかんやあって
ニュルニュルチクビーンこと魔法使いは
七つの宇宙を冒険したりしなかったり。

新たな仲間との出会い
強敵の出現、敗北
そして別れ…

それらをダイジェストでどうぞ。




61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:24:01 ID:rS.MnMco

〜青銅の宇宙編〜

魔「やれやれ、神様気取りの神ってのは手に負えないな」

青銅神「貴様…何故この空間で動ける!?」

魔「何故ってそりゃあ…神様だからだよ!」

ブゥン!

青銅神「がはっ…馬鹿な…神である我に打撃…ただの打撃が何故当たる!?」

魔「何度も同じ事を言わせるな…私は、神…魔の付く神、だがな」

ニヤリ




62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:29:50 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜さらば女騎士編〜

魔「いけない…女騎士…!」

女騎士「大丈夫。私を誰だと思っている?」

その微笑みは私に向けられたものであるのに
私に向けられたものでない事に胸が痛んだ。

魔「女き……ね…ね…え…」

ポロポロ

涙?私が?涙を?
ありえない。が、事実だった。
あぁ、そうか。
とっくに
とっくに、私は…

魔「姉さん…!」

最初で、最後の
私の、姉であった人。

さよならも、言えないで。




63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:39:20 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜青い瞳は危険な香り編〜

姫「誓いましょう、貴方の剣に!絶対の信頼を!」

剣士「ならば私も誓おう…貴女が信じる限り…私は最強の剣士であると!」

バシュゥゥゥ!

魔「これは…なんて魔力量だ」

やれやれ、恥ずかしい話だ。
魔神だ何だと名乗っている私がまるで小さく感じられる。
宇宙ってのは広いねぇ。

剣士「姫、手を」

姫「はい」

ギュッ

剣士の青い右眼が
姫の青い左眼が
いっそう輝きを放ち、剣に更なる魔力を与え

爆発させた。




64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:44:30 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜ゴーレム・ハート編〜

ゴーレム「ウゴォォォ!」

少年「や、やめろゴーレム!その体じゃ…」

魔「行かせてやれ」

少年「!」

剣士「どのみち長くは保たん…なら、どうするのが…どうさせてやるのが奴の望みだ?」

少年「でも…そんなの…そんなのって!」

剣士「強くなれ。少しでも奴の心が理解できるなら」

ガラガラガラッ

ゴーレム「グオゥゥゥ…」

少年「ゴーレム!」




65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:51:42 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜天使におまかせ編〜

妹天使「私が!どれだけ惨めだったか!」

バヒュゥゥゥ

妹天使「いつも、何をしても、貴女の方が上だった!」

バヒュゥゥゥ バリバリバリ

妹天使「姉だから優秀?妹だから劣る?仕方がない?当たり前?」

妹天使「そんな言葉に!無責任な周囲に!私は…殺され続けてきた!」

妹天使「私は…私は生きてなどいなかったのよ!」

魔「ふぅ…」

妹天使「!?」

魔「やれやれ、何というか…劣等感をこじらせた、ありがちな話というか」

妹天使「貴女に…何が分かるというの!」

魔「分からんさ、永遠にな。私はお前じゃないし、お前は私じゃない。もちろん姉天使もお前も、だ」

魔「知らないのか?みんな違って、みんないいって言葉を」




66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 00:59:33 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜異次元トーナメント編〜

実況「おぉっとゴブリン選手、速い、速すぎる!速すぎて見えないぃぃぃ!」

ゴブリン「どうだ、俺の姿が10にも20にも見えるだろう」

剣士「…」

スゥ…

実況「な、なななんと剣士選手、目を閉じた!諦めてしまったかぁ〜?」

魔「…心眼」

少年「え?」

魔「読んで字の如く、さ」

少年「心の眼…?でもあの速さ相手じゃ…」

姫「それでも、彼なら…私が信じる彼なら…できます!」




67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 01:06:16 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜大銀河オーク海賊団編〜

魔「…」

怒りに反して頭は冷静だった。
どうやればこいつらを殺せるか
どうすればこいつらを根絶やしにできるか
ただそれだけを可能とする為に何度も脳内でシミュレーションを続けた。

この意志は、かつて私のものではなかった。
だが今は私のものだ。
私を形成する大切な意志だ。

魔「根絶やしにしてやる」

恐らく周りの誰にも聞こえない声量の、それは
どろりと私の口からこぼれ落ちた。




68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 01:12:40 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

〜創造者(クリエイター)編〜

創造者「何故俺が、醜いオークの姿をしているか、分かるか?」

魔「さぁな、知りたくもないし知る意味も無い」

創造者「ふふ。そうやって怒りを隠し、平静を装う奴を煽るのに適しているんだよ、この姿は」

クルクル

創造者「さぁて問題。俺が今、クルクル回しているコレ、な〜んだ?」

ニヤニヤ

創造者「何かな〜誰かの腕輪かな〜誰のかな〜?」

魔「!」

魔「貴っっっ様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

創造者「ぶはははは!そうだ!怒れ怒れ!そのオークより醜く怒りに歪んだ表情が見たいんだよ、俺は!」




69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 01:19:21 ID:rS.MnMco

・ ・ ・ ・ ・

こうして
なんやかんやあって
ニュルニュルチクビーンこと魔法使いは
全ての宇宙、空間、次元時空から
オークを消し去った。
散っていった仲間達の記憶も
永遠の時を生きる彼(彼女?)にとっては
夢、幻のようなものなのかもしれない…
だが
そうではないかも、しれない。
そうやって新たな物語は
紡がれてゆく…



ねだやし!最終話
『ネバーエンディングストーリー』

完。




70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 01:22:52 ID:rS.MnMco

ねだやし!はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。

【女騎士のど飴】
【戦士の汗塩】
【ニコニコ勇者金融】



魔「チャンネルは」

全員「「「決まったぜ!」」」

【完】




71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/04(月) 03:32:07 ID:IM6OcgAk

ついにスポンサーのオークも全滅したか…乙





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