転載元:リオレウス「授業始めるぞー教科書開けー」

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272: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:51:39 ID:s6v

------高速飛行船------



ゴゥン……ゴゥン……

総本部スタッフ「……シュレイド地方に入りました!旧シュレイド城まであと10キロです!」

総本部役員「……なんて禍々しい空だ……赤黒く、まるで燃えているみたいに」

職員たち「………」

ニャンター「………」

総本部スタッフ「新しい情報によると、ガブラスの大群はおおよそ3万匹まで増えたとのことです!」

総本部役員「……正面に小さく見えているのが旧シュレイド城か」

総本部役員「1000年前に滅びた、巨大な廃墟」

総本部スタッフ「……そうです。そしてその周囲を覆うのが3万匹のガブラス……」

総本部スタッフ「恐らくガブラスの渦の中心にいるのが、ミッ、ミラボレアスです……」

ニャンター「………」ゾク……

総本部役員「……は……」

総本部役員「ハンターは……何名だ」

総本部スタッフ「……はい。各地ギルドのG級ハンター、計10名です」

ニャンター「……なぜ10名だけニャ?もっと数がいても……」







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273: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:52:23 ID:s6v

総本部役員「………ミラボレアスが1000年前に現れた時、全世界からハンターを集めた。総勢400名を超える人数だ」

総本部役員「その400名は壊滅状態!!……たった一人を除き、あとは誰も生きては戻らなかった!!」

総本部役員「……怖いよね?そして強い。だからギルド総本部は、奴の存在を1000年間隠してきた。……実在してるなんて知ってる奴はほんの一握りさ」

総本部役員「今回も恐らく……やたらと兵を出しても無駄な死を招くだけだ。総本部としては、世界の精鋭を集めて討伐に当たってもらったほうがいい」

総本部役員「10名中、何名が生き残るだろう……ミラボレアスの存在を口封じするための金も、少なく済む」

ニャンター「…………」

ニャンター「(……轟竜は、仲間にこのことを伝えたのニャろうか……)」

ニャンター「(……どうすることと決めたのか……)」

職員たち「………うわっ!」

総本部スタッフ「!!……あれは?!」

総本部役員「ん……うおっ!!!」

ニャンター「!!!!」

総本部スタッフ「正面の旧シュレイド城よりも更に遠方に、巨大な……へ、蛇でしょうか?!」

総本部スタッフ「蛇のようなものが落下していきます……!!」

総本部役員「蛇だな……なんだアレは?!!」

ニャンター「………」

総本部スタッフ「わかりかねます!……形状は、絞蛇竜ガララアジャラと似通っておりますが……」

総本部スタッフ「大きさが……規格外です!あのような大きさの生物は、確認されたことがございません……!」

ニャンター「…………」




274: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:53:39 ID:s6v

------旧シュレイド城近辺------



ドッッッゴオオオオオオオオオオオン……
ヒューーーン……
ギャーーーーーーーー……


アマデュラ「………少し手前だが、上出来だ!!」ズルッ

ティガ「……すげぇよ、確かに……すげぇけど……」ヨロヨロ……

ラギア「………痛ってぇーーー……い、生きてる人ーー?」ヨロッ

ナルガ「………ほーい……」

ジンオウガ「はーーーい……」

ブラキ「おおおおう……」

ミツネ「はい……(着地の反動で、全員投げ出された……)」ヨロヨロ……

ガムート「はいー…………」ヨロッ



キリン「いたたたた、お兄ちゃん、ナズっち……大丈夫……?」

紫キリン「……ああ……」ヨロッ

キリン「あれ?!ナズっち!!どこ?!」

オオナズチ「ゲホッ……ここだよーー……」

キリン「姿、消えちゃってるよー!」

オオナズチ「ごめん……あーびっくりした」シュン!

キリン「わっ、すぐ隣にいたんだね」




275: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:54:27 ID:s6v

翠トトス「……離しなさいよ!バカ!熱い!!」

アグナ「おおおーー、いてぇ……」

翠トトス「離せ!!」ゲシゲシゲシゲシッ!!

白ラギア「みどちっ、そんなに蹴らなくても」

紅ヴォル「アグナ君、オトコ前〜!みどちのこと庇ったんだ」

ドスガレ「……あれー?アグナ君、なに変なもの持ってるの?鉄のうちわ?」



グラビ「……城まで1キロほど手前ですね……」

黒グラビ「………」キュウ……

グラビ「アマデュラ様!!感謝致します……!」

アマデュラ「礼は不要」

アマデュラ「……匂いがする。人間もいるな」

グラビ「!……やはりニンゲンも、兵を出しましたか」

アマデュラ「そのようだ。……我々が行って、人間たちが混乱しないだろうか」

グラビ「そうですね……我々を敵とみなすでしょう」

グラビ「アマデュラ様、貴方様のお身体の大きさですと、ニンゲンの的になりやすいです。……お隠れになっていたほうがよろしいかと思います」




バサバサバサバサバサバサバサバサッ!!


ジンオウガ「すっごい……ガブラスだ」

ブラキ「まず、ガブラスを倒してからじゃねェとボスに辿り着けないってやつか」

ミツネ「……行こう!!!」


ガブラスたち「ギャーーッ!ギャーーーッ!!」バサバサバサ……




276: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:55:23 ID:s6v

------旧シュレイド城------


バサバサバサ……
バサバサバサバサッ……


子供たち「ギャアアーーーン!ギャアアーーーン!!」

黒龍「………騒々しい」

黒龍「……新たなる命とは、こんなにも耳障りなものだったろうか?」

黒龍「醜い、この喧しさは実に醜い!!!」

黒龍「……しかし、余が世界の破壊を終えた後、祖龍へと変貌し世界を再生するために必要なものだ……」

黒龍「滾る。1000年ぶりに始めよう!!!」


ズアァァァァァァァアッ!!




277: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:55:58 ID:s6v

------高速飛行船(旧シュレイド城まであと2キロ)------



総本部役員「なんだ?!」

総本部スタッフ「旧シュレイド城の周辺を渦巻いていたガブラスの大群が、天にまで立ち登り……」

総本部スタッフ「……黒い柱のようになりました……」

ニャンター「……まずいニャ!!こちらに向かってくるニャ!!」

総本部役員「!!!!!!」

バサバサバサバサバサバサッ!!!

ガブラスたち「ギャーーッ!ギャーーッ!」

総本部役員「ぎゃあああ!!飛行船が落ちる!!」

総本部役員「君、なんとかしたまえ!!」

ニャンター「………!」ジャキィン!!




278: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:56:25 ID:s6v

------旧シュレイド城近辺------



ラギア「くっっそーーー、とんでもねぇ数のガブラスだ!!」バチバチッ!

ミツネ「忌々しい、こんな大群!」ガッ、ガツンッ!!

ティガ「………あっ!!」

ティガ「………あれは!!」シュバッ!

ガムート「えっ、どこに行くの……!」ドゴォン……

ナルガ「なんだ逃げんのかティガ!!」

ガブラスたち「ギャーーッ!ギャーーッ!」




279: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:57:21 ID:s6v

------高速飛行船周辺------



ティガ「(一瞬、ガブラスの大群の中に紛れて見えた!)」ビュウウウ……

ティガ「(ニンゲンの乗り物に乗っていたアイルー……)」

ティガ「(絶対、ニャンターさんだ!!)」ビュウウウウウ



バサバサバサッ!!!

グラッ……

総本部役員「ダメだ、気嚢に穴を開けられた……!墜落する!!」

総本部スタッフ「ぎゃあーーーー……」

職員たち「助けてーーーー……」

ニャンター「くそ、ここまでニャ……!!」ブワッ

ヒューーーーー……


ティガ「!!!(ニンゲンが投げ出された!落ちてく!!)」

ティガ「おーーーーーーーーい!!!!」ビュウウウ……

総本部役員「?!」ヒュルルル…

総本部スタッフ「ティ、ティガレックス!!」

ニャンター「!!!!!」


ガッ!!


ティガ「……キャッチ!!やっぱりニャンターさんだ!!!」ビュウウウ

ニャンター「貴様……!」



総本部役員「ずるいーー……」ビュウウウ……

総本部スタッフ「ぎゃーーーー……」ビュウウウ……




280: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:58:19 ID:s6v

ニャンター「すまぬ、轟竜!!あの者たちも救ってくれニャいか!」

ティガ「あァ?!……しょうがねーな、降下するから背中に捕まれよ!!」

ニャンター「恩に着る!」


ビュオオオオオオオオオ……

ガッ!!

総本部役員「!!」

総本部スタッフ「うわっ!」

職員たち「??!」

ヒュゥゥゥゥゥゥ……ドサッ

総本部役員「……うううう、助かった……」

総本部スタッフ「ティガレックスが!!……我々を助けた?!」

ニャンター「この轟竜は敵ではニャいぞ!」

総本部役員「バカな……!!モンスターだぞ!」

総本部役員「君の友達か!!件のティガレックスか?!何をしに来たんだ!!」

ニャンター「……貴様、礼も言えニャいのか!!」

総本部役員「モンスター相手に礼なんて言えるか!!きっとミラボレアスの手下だ!!我々をどうする気だ?!」

ギャーギャー……

ティガ「…………(何言ってるかわかんねぇけど……)」

ティガ「……うるせぇな。ニャンターさん、耳塞いで俺の後ろにいて」ボソッ




281: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:58:59 ID:s6v

ニャンター「?」ペタッ

ティガ「…………」スゥゥゥゥゥゥ……

総本部役員「何故耳を塞ぐ?!おい何処へ行く、俺の話を……」

ゴガアァァァァァァァァァアアッ!!

……バタンッ


ニャンター「……泡を吹いて倒れたニャ」

ティガ「これで全員、しばらく起き上がんねェだろ。……おい、背中乗れ」

ニャンター「助けることニャかったニャ」よじよじ

ティガ「だな」シュバッ!!



ニャンター「すまない、轟竜。救ってくれて心より感謝するニャ」ビュオオ……

ティガ「いーよ、別に」ビュオオオ……

ニャンター「……もう二度と会うことはニャいと言ったのに、また会ってしまったニャ。格好か付かニャい」

ティガ「気にすんなよ、そんなこと!」

ティガ「……会えると思った。絶対、ニャンターさんも来ると思った」

ニャンター「………貴様の仲間たちには、伝えたのニャ?」

ティガ「ああ。……すげぇぞ、勢ぞろいだ」




282: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)21:59:34 ID:s6v

------旧シュレイド城周辺、モンスターサイド------


バサバサバサバサバサバサッ!!


シャガル「なんだこれは……!!なんて数のガブラスだ!!」バサッ、バサッ

ゴマ「災厄の象徴……」バサッ、バサッ

クシャル「ガブラスとは確か……唯一、学校の生徒だったことがないモンスターだ」

ライゼクス「あーー……それ聞いたことあるかも」バサッ、バサッ

蒼レウス「黒龍は見えるでござるかーー?!」

リオレウス「いや……目視では不可能だ!!ガブラスに遮られて……!!」


ナナ「鬱陶しいわね。私、ガブラス嫌いなのよ」バサッ……

テオ「同意するよ」バサッ




283: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:00:15 ID:s6v

------同場所、ハンターサイド------



G級ランス「なんか……ガブラスがどんどん増えているな」ズガッ

G級ハンマー「どこから湧いてくるんだ……!」ドゴォン

G級太刀「ミラボレアスが全く見えないぞ!本当にいるのか……?!」

バサバサバサッ……

G級ガンス「……ちょっと待て。ガブラスの羽音に紛れて何か聞こえないか?」

G級大剣「……ああ、確かに……鳴き声がするな。……もしかして、ミラボレアス以外のモンスターか……?!」




284: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:01:16 ID:s6v

------モンスターサイド------



バサバサバサバサバサッ……


ラギア「俺60匹いった!!」ドガッ

ナルガ「俺64ーー!!」ズガァン

ミツネ「僕は58」

ガムート「(私、83匹……)」ズシン……

ジンオウガ「あっ!ティガ戻ってきた!」


ドッシュンッ!

ティガ「……スゲェ!!どーなってんだよ……痛っ!」

ブラキ「どんどん増えるばかりだ、ガブラスが!!」


ニャンター「……ニャんということか……!」スタッ

ナルガ「ティガ!なんだよコイツ!!」

ニャンター「……皆、理性を持つモンスターニャのか?!」

ティガ「そう!俺のクラスメイト!!」

ニャンター「こんニャに多くいたニャんて!」

ブラキ「あ?言葉通じるの?」

ジンオウガ「なんかオトモアイルーみたいな格好じゃない?」


シャガル「貴様がアイルーの狩人か?!」バサッ

ミツネ「シャガル先生!」

ニャンター「そうニャが……貴殿、もしや天廻龍ニャ?!」

シャガル「そうだ。ティガレックスより話を聞いた!貴様から、黒龍の復活について示唆されたと!」

ニャンター「(古龍ニャど、生まれて初めて見たニャ……!ニャんと神々しく威厳のある存在ニャろうか……)」




285: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:02:06 ID:s6v

シャガル「……その節については礼を言う。そして貴様はここに何をしに来た?!」

ニャンター「人間のハンターも、少数ニャがら出撃している!その一員として……そして、ミラボレアスを説得しろと言われ、この地に赴いたのニャ!」

シャガル「説得だと?!ニンゲンはまた愚かな考えを起こすものだな!」

ライゼクス「説得なんてできんのーー?!」バサッ

ニャンター「……申し訳ニャいが恐らく不可能ニャ!」

シャガル「だろうな!!我々の話ですら聞かぬであろう!」

ガムート「(ネガティブな内容をハキハキと話すなぁ〜……)」ズドン……




リオレウス「アマデュラ様!遅くなり申し訳ございません!」バサッ

アマデュラ「いやご苦労。……注意しろ、人間も来ている」

リオレウス「ニンゲンも……!貴方様も標的にされてしまいます!」

アマデュラ「グラビモスにもそう言われた。よってこのように待機をしている」

リオレウス「黒龍の姿が見えるまでは、そうしたほうが賢明でしょう」

アマデュラ「いかにも。……しかし、1つ問題が生じている」

リオレウス「……どのような問題で?!」

アマデュラ「……退屈なのだ!」

リオレウス「!!!!!」




286: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:03:09 ID:s6v

ムーファ「うわーん!怖いよー!」しくしく

ズワロポス「ガブラス十匹倒すので精一杯だ……!」ドスッ

リノプロス「到底、黒龍までに辿り着けそうにない……」ドゴッ

ポポ「……!」はっ

ポポ「せ、せん、先生、先生!!」

リモセトス「? なんでしょうか!」

ポポ「あれ、あれ!!後ろ……!」

リモセトス「……?」くるっ

リモセトス「!!」

大雷光虫「マズイデス、大変デス」フヨフヨ

ガーグァ「クコケェーーーー!!後ろからもガブラスの大群ですーーーー!!」


バサバサバサバサバサバサバサバサッ!!!


ブルファンゴ「ブルルルル……」ドドドド……

大雷光虫「駄目デス、ブルファンゴ君、一人デ突進ハ危険!!」フヨフヨ

リモセトス「ますます増えていく……!!」

ポポ「こっ、このままじゃ、前のみんなが黒龍に辿り着かない」

ポポ「僕たちが、後ろから来る、がっガブラスの大群を倒そう」

ポポ「そうすれば、前の方にいる、つっ……強いみんなの負担が減る!」




287: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:04:29 ID:s6v

リモセトス「ポポ君……」

ケルビ「俺たちは黒龍を倒すんじゃなくて、雑魚清掃をするってことか」

リノプロス「……いいな。俺たちらしい戦い方だ」

リモセトス「そうですね……!無理に前線に向かうのではなく、後方で援護という形をとりましょう!」


ガララアジャラ「姉貴ーー!!俺たちもやろうぜ!」

水ガララ「家の外では先生と呼びなさいっ!……リモ先生、私たち蛇竜甲虫科もお手伝いします!」




大ティガ「黒!!……どういうことなの、これ!どうしてみんないるの?!」ドシュンッ

黒ティガ「姉ちゃん……!学校から矢文で招集かかったんだよ!!黒龍を倒すって!」ドガッ

冥ラギア「すごい!」

風ベリオ「ティガ君も来ています!もっと前線に!」ドガガ……

大ティガ「前線に……?!」

冥ラギア「大ちゃん、行こう!」ダッ

ディノバルド「(……まさか学校単位で集まるとは……)」ダッ




ニャンター「学び舎の生徒が全員来ているニャと?!」ズバッ

ティガ「いや全員ではねーな!半分くらい!」ドガッ

ニャンター「……きさ……貴殿が呼んだのか?」

ガムート「先生たちが私たちに声をかけたんだよー!」

ニャンター「先生か……。そして轟竜、首から下げているカバンはニャんだ?貴殿だけニャ、そんなものを下げているのは」

ライゼクス「俺もちょっと気になってた!!」

ラギア「黒ティガさんに持ってきてもらったやつ?!」




288: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:05:26 ID:s6v

ティガ「うおっ、スゲー忘れてた!」ゴソゴソ……

ティガ「コレ!」スッ

ニャンター「……!!これは、貴殿に譲り渡したものニャぞ?!」

ティガ「うん!でもやっぱり受け取れねェし、会えると思っ……」


大ティガ「ティガっ!!!」ドシュンッ!

ティガ「!!」

大ティガ「……?!……アイルー……!!」

ニャンター「(大轟竜……!!)」ゾクッ

冥ラギア「……みんな、大丈夫かい?!黒龍は?!」

ジンオウガ「ガブラスの大群がすごくて……!!まだ見えていないんです!」

大ティガ「いないの?!黒龍……!!!」

ティガ「姉ちゃん、なんでここに?!」

冥ラギア「子供たちが奪われたんだ、黒龍に!!」

ディノバルド「詩にあった、世界の再生の原動力となる新たな命に……冥さんたちのお子さんが選ばれたんだ」

ティガ「なんだと………!!!?」




289: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:06:32 ID:s6v

ミツネ「ディノ君……久しぶり。君も来てくれたんだね」

ディノバルド「…………リークの件、申し訳なかった。俺が馬鹿正直に、アグナコトル達に場所を教えたからだ」

ディノバルド「またお前たちに迷惑をかけてしまった……」

ミツネ「……その件、ディノ君は悪くないでしょ。君のせいだなんて、少しも思ってないから」

ディノバルド「……………」


クシャル「………ディノバルドか……?!」

ディノバルド「!……クシャルダオラ……」

クシャル「…………」

ディノバルド「すまん……大変な事が起きていると思って……」

ディノバルド「申し訳ない!過去の一件から、二度と顔を見せないつもりで学校を辞めたのに……!」

ラギア「…………」

クシャル「………なぜ謝る?」

ディノバルド「!」

クシャル「お前は強いからな。……共に、戦おう」




290: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:07:16 ID:s6v

バサッ、バサッ……

シャガル「……アマデュラ様っ!!」

リオレウス「シャガル先生……ガブラスの数が、少しずつ減っていっています!」

アマデュラ「後衛の者が力を尽くしている。……遅れてモーランの兄弟もやってきて……ガブラスの数を減らしているのだ」

シャガル「……ガブラスの渦が晴れてきましたが……未だ黒龍の姿は見えません!」

アマデュラ「一度現れたが、また姿を潜めている。しかし……いますぐに、再び天へ昇るだろう」




291: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:07:43 ID:s6v

------ハンターサイド------



バサバサバサバサバサッ……


G級ヘビィ「……気のせいじゃない。ガブラスの数が減った今、尚聞こえる」

G級弓「あぁ……いくつも聞こえる。他にもモンスターがいる……」

G級チャアク「……城を挟んで向こう側から聞こえるな……」




292: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:10:09 ID:s6v

------モンスターサイド------



アマデュラ「……時だ。城に接近する」ズアッ!

リオレウス「アマデュラ様!……つ、ついに黒龍が……?」

シャガル「………!!」



白ラギア「わ……アマデュラ様が!」

アグナ「オルァ!!コルァァ!!喰らえフライパン……あ?」ドガッ、バキッ!

翠トトス「ハァ……やっぱり来なけりゃ良かったかも……」



ガルルガ「パープル・ガールぅ!!見て!アマデュラ様が動き出した……!」

紫ゲリョス「…………」

ガルルガ「ワァオ!スルーだね!」



ゴゴゴゴ……ゴゴゴゴゴゴ………

ズズズ………



子供たち「ワァァァーーーーン!!」

黒龍「………減らぬか」バサッ……

黒龍「……兵は、減らぬか……」ユラ……





293: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:10:44 ID:s6v

キリン「……!!城の真上に、黒い雲の渦ができた……!!」

オオナズチ「いや〜〜〜〜ん」

ナナ「ふぅ……遂に来たみたいですわ」


桜レイア「ちょ!クスクス〜〜あたし帰りたいーー!!」

黒ディアブロス「……多分聞こえないわよ」

風ベリオ「……姿が見えそう……」

黒ティガ「やべ……ちょっと緊張するかも……」ドキドキ




アマデュラ「……随分ともったいつけたな、黒龍よ!」

ゴゴゴゴゴゴ……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……




294: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:11:15 ID:s6v

------ハンターサイド------



G級双剣「出たっ!!」

G級片手剣「……待て!!ミラボレアスか、あれ?!」

G級弓「……黒くねェな……?」

G級ハンマー「うわっ!!あいつの足元見ろ!」

G級チャアク「!!……城の向こう側にいる!!なんだ?!あの大きさは!!!」

G級ヘビィ「ミラボレアスじゃない!!!見たこともないモンスターだ!!」




295: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:12:02 ID:s6v

------モンスターサイド------



ニャンター「…………!!これは……!!」

ニャンター「飛行船から見えた、巨大な蛇ニャ?!」

ティガ「見えたのか!……すげェ先生だよ、俺たち、あの背中に乗って学校から来たんだ」

ニャンター「ニャんという大きさニャ?!聞いたこともニャいぞ!!」

ラギア「へっへーん、すげーだろ!440メートルもあるんだぜ!!」

ライゼクス「なんでお前が誇らしそうなんだよ」

大ティガ「こ、子供たち……!子供たちは?!」



黒龍「……アマデュラあああああ……!」バサッ!!


塔学校一同「「「!!!!!!!」」」



アマデュラ「黒龍……!!久方ぶりだな!1000年前と変わらぬ姿だ!!」

黒龍「貴様が生きているとはな……余の言った通りだ。1000年経っても世界は変わらぬではないか……」

子供たち「ギャーーーン!!」



ティガ「おっ……!!お知り合い?!」

シャガル「あのお二方は、1000年以上も昔からの相識だ」バサッ

ラギア「仲良しかな?!」

リオレウス「そうだったら、こんなことにはなっていないだろうな」バサッ




296: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:12:57 ID:s6v

大ティガ「ああ!子供たちだ!!」

冥ラギア「みんな無事みたいだ……!」

ライゼクス「揺り籠ごと宙に浮いてる……どういう原理だアレ……」



テオ「……ニンゲン臭いな。何人いる?」

ナナ「ニンゲンも敵かしら?」



パスッ……ズパパパパ……


キリン「ニンゲンが撃ってきてる!!アマデュラ様も標的にしているみたい!!」

オオナズチ「やな感じ!」



ニャンター「ハンターたちニャ!……ガブラスの群れが晴れ、あの大蛇(おおへび)にも攻撃を仕掛け始めたニャ!!」

ニャンター「……止めに入るニャ!!城の向こう側に行く!」

ガムート「城を超えるの?!危ないんじゃないかな……」

ティガ「俺が連れてく!」

ニャンター「駄目ニャ!貴殿も標的にされる!!オレ一人で行くニャ!!」

ティガ「……じゃあ、俺が吹っ飛ばすよ!!」

ミツネ「吹っ飛ば……?!」

ライゼクス「ぜってーあぶねーぞ!!?」

ニャンター「……頼むニャ!!」

ティガ「おう!!……ダテに普段から巨大ミートボール飛ばしてねェんだぜ、俺はーー!!」グワァッ!!

ズッバアァァァァァァン……

ニャンター「ニャーーーーーー……」ヒュゥゥゥゥゥゥ……

ラギア「……すげーー。黒龍の頭の上、通過してったぞ……」




297: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:13:45 ID:s6v

------ハンターサイド------



G級ヘビィ「遠距離すぎる!さすがにきつい!!」ズパパパパ……

G級弓「やっぱり城の頂上に登った方が良いな……!」シュパパ……

G級ハンマー「ガブラスの群れはほとんどいない!!登れるぞ……!」

ヒュゥゥゥゥゥゥン
シュタッ!

ニャンター「ハァッ……大蛇への攻撃を止めるのニャ!!」

G級チャアク「オッ?!何だ、オトモアイルー?!」

ニャンター「オレはニャンター!!訳あって、モンスターの言語を話す!あの大蛇は敵ではニャい!!攻撃を止めるのニャ!!」

G級太刀「敵ではないって……なんなんだ、あのモンスターは!!」

G級双剣「規格外の大きさだ!!討伐しておいたほうが……」

ニャンター「良く聞け!モンスターも兵を出し、今この城の向こう側で戦っているニャ!!」

G級片手剣「モンスターの兵だと?!そんな馬鹿な話があるか!」

ニャンター「偽りではニャい!……ミラボレアスを討とうと団結しているのニャ!!」

G級大剣「ミラボレアスを討つ?!」

ニャンター「そうニャ!!良く考えろ、敵の敵は味方ニャ!!」




298: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:14:43 ID:s6v

------モンスターサイド------



黒龍「……この醜い群れはなんだ。お主の学校とやらの生徒たちか?」

アマデュラ「醜いという一言で片付けられては困るな」

黒龍「1000年、よくものうのうと生きていたな。お主一人では余に勝てぬからといい、兵を育てたつもりか」

アマデュラ「……結果としてはそうなった」

アマデュラ「1000年前のように、貴様に好き勝手はさせぬ。こうして尊い意志が集結し、今度こそ貴様を殺す!」

黒龍「醜い存在を幾つ集めても無駄だ!……1000年前はシュレイド王国を滅ぼすのみで留めたが……今日は違う」

黒龍「破壊と創造を行う」

スゥゥゥゥゥゥ………
ガキャアアアァァァァァン…………!!

ブワッ


ミツネ「うっ………!なんて咆哮だ……」ズドンッ

ガムート「………!!」ガクッ

ラギア「うお……衝撃波みてぇ……」フラッ




299: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:15:18 ID:s6v

アマデュラ「…………」ガッ!

ブワッ

ブラキ「跳んだ!」

スゥゥゥゥゥゥ……
ゴアアアアアアァァァァン………

ライゼクス「アマデュラ様……口でかっ!!」ビリビリ……

シャガル「ぶ、無礼だぞ!」ビリビリ……



黒龍「!!!!」

バクン……


蒼レウス「………えっ!!!」

ナルガ「アマデュラ様が、黒龍を……」

クシャル「口に含んだ……!!?」




300: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:16:12 ID:s6v

------------



G級双剣「うわ!!あの大蛇、跳んだあとにミラボレアスを食ったぞ!!」

G級大剣「ひ、一口だ!!」

G級ヘビィ「……まずい。下がれ!!!!大蛇が落ちてくる!!!」

ニャンター「大蛇……!」


ヒュゥゥゥゥゥゥ………


G級ガンス「ニャンター、君もだ!!」ぐいっ

G級ハンマー「下がれ下がれーーーー!!!」バタバタ……





ヒュゥゥゥゥゥゥ………

……ドッッゴオオオオオオオオオオン!!
パラ、パラ……



シャガル「あ、アマデュラ様ーーーー!!」バサッ

ティガ「ゲホッ……ど、どーなった?!」


シュー、シュー……


リオレウス「……城が砕けた……?」




301: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:17:20 ID:s6v

ジンオウガ「城に落下かー……城、もしかして全壊した?」むくり

ゴマ「埃臭いです……クシュン!!」

蒼レウス「煙がすごくてよく見えないでござる〜」

大ティガ「!!!」シュバッ

子供たち「ギャアイーーーン……」ヒューーーン……

冥ラギア「子供たちが!!」ダッ

ライゼクス「うわーー?!揺り籠が回転しながらめっちゃ飛んでる!!」ぎょっ

ティガ「うおーーー!!あれはヤバイ!!城の向こう側に落ちるーー!!」シュバッ


大ティガ「(間に合って……!!)」ビュウウ……

冥ラギア「あああああ落ちるーー!!!」ズドドド……

子供たち「わーーーーーーん……」グルグルグルグル……


大ティガ「う……!!落ち……」

ティガ「クソッ!!」

冥ラギア「間に合……」


……ガシッ!!


ニャンター「……ゲホッ!!……受け止めたニャ!!」

大ティガ「……………!!」ドシュンッ

冥ラギア「……!!」

ティガ「ニャンターさーーーん!!!!」ドシュンッ




302: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:18:28 ID:s6v

シュー、シュー……

シャガル「……煙が……!!アマデュラ様!アマデュラ様ーー!!」バサッ、バサッ

アマデュラ「…………」

リオレウス「死ん………?!」バサッ!

シャガル「っ!!……頭蓋に穴が……!黒龍を口に含んだ瞬間、口の中から攻撃されたのか……?!!」



ジエン「ぬん………見えたかぬ……兄弟……」

ダレン「うーーーーーむ……アマデュラ様……なんという暴挙を……」

リオレイア「怪我人は?!城の倒壊に巻き込まれた者は?!」バサッ!



G級ヘビィ「……ううっ……みんな、無事か……?」むくっ

G級ランス「無……うおーーーーー!!」ビクッ!!

G級ハンマー「だ、だだだ大轟竜!!!」

G級太刀「冥海竜もいるぞ!!轟竜もだ!!!」

ニャンター「恐れるニャ!!……敵ではニャい!!」

ニャンター「……き……貴女の子らか。……受け止めたニャ」スッ

子供たち「ヒーーン……ヒーーン……」ぐったり

大ティガ「…………あ、あなたは……」

ニャンター「……い、今は……何も言う必要はニャい……」

ニャンター「…………」ドクン、ドクン……




303: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:19:26 ID:s6v

G級片手剣「本当か……?君、本当にモンスターと会話を……」

G級ガンス「………煙が晴れた……見ろよ、あっち……」

G級大剣「……モンスターの大群だ……古龍もいる」



ガムート「アマデュラ様……きゃー!!死んでる!!!」ガラガラ……

ミツネ「わあっ!!し、白目むいてる……」バタバタ…

ラギア「……黒龍は?!口の中に入ったまま?!」バタバタ…



ゴウン……

シャガル「アマデュラ様……!」

ゴウン……

リオレウス「……何の音だ……?」

ゴウン……ゴウン……
ドク、ドク、ドク……

ライゼクス「アマデュラ様の口から、光が漏れてる……」


クククク………
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……

……ドゴォーーーーーーーン!!


一同「「「!!!!!」」」

シャガル「黒龍!!……あんな高いところまで、一気に……!」



黒龍「……憤ろしいーーーーー!!!」バサッ!!

黒龍「……ふざけた真似を……余を口に含むとは、なんたる屈辱か……」バサッ、バサッ




304: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:20:22 ID:s6v

黒龍「クククク……最早、冷静ではいられぬ」

黒龍「……天地を……砕かん!!!!!」バサッ!!

ガギャアアアアアアン……!!


キリン「おっ、怒っちゃった……」ビリビリ

オオナズチ「……ここから本番かぁ〜……」ビリビリ



シャガル「……砕かせはしない!!!!」バサッ

シャガル「世界を守り抜く!!!いまこの時、貴様の命は底を見せるのだ!!!」


スゥゥゥゥゥゥーーッ……
……ゴガァァァァァァァン!!



ハンターたち「!!!!!」ガクン……

ハンターたち「…………」ビリビリ……

G級弓「(何という音量………)」

G級ランス「(モンスター全員の咆哮、この距離でも鼓膜が破れそうだ……)」

ニャンター「………くっ……」ガクガク……

ティガ「ニャンターさん、俺たちと戦おう!!」

ニャンター「………!!」

ティガ「戻るぞ、みんなの所に!!」ガシッ




305: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:21:30 ID:s6v

白ラギア「(ミッくんたち……前線のクラス、大丈夫かな……)」

アグナ「くっそーー!!もう、どのクラスが前線とかカンケーないよな!!おいガルルガー!!」

ガルルガ「よし!!オレっちたちも前線に行こう!!……パープル・ガール!!オレっちのことだけ見てて!!」バサッ!

アグナ「……ミド!!俺、行ってくる!!」

翠トトス「えっ……」



ドシュンッ

ティガ「……俺ら、オストガロアの時、何もできなかった」

ラギア「おォ。……今度こそは、俺たちもちゃんと最後までいよう」

ティガ「今回も、轟の名に恥じねェ活躍をしてやるぜ」

ライゼクス「……俺も、電の名に……」

ラギア「おう!デン!」

ティガ「デーーンww」

ライゼクス「やっぱヤダ!!」

アグナ「……あ!イビルジョーをフライパンで瞬殺したディノバルドさんだ!!」ドタドタ

ディノバルド「?!」

ガムート「えっ!そうだったっけ?」

ディノバルド「………いや、あの時ガムートもいただろう……?」

ミツネ「(一体なにがどうなったら、ディノ君がイビルジョーをフライパンで瞬殺したことになるんだろう……)」

ニャンター「………轟竜。旦那さんの形見の武器を持ってきてくれて礼を言う」

ティガ「礼なんてのは後でな!!……降りてくるぞーー、一斉にかかれ!!」

ワアァァァァァァァ……




306: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:23:07 ID:s6v

------数十分後------



ドゴォーーーーーン……
ズドォン……ドドド…………



リオレイア「……ダメだった……亡くなってる……これで二人目……」

リモセトス「………二人も……」


ガララ「……ふーーっ、ふーーっ……新しい怪我人!!吐血と……多分骨折も!!」ズルズル、ドサッ

ポポ「し、止血剤……!」スッ

桃バサル「ヒューー……ヒューー……」

リオレイア「バサルモス亜種さん……!!」

桃バサル「先生……ヒューッ……」

リオレイア「喋ったらダメ!」

桃バサル「前線……前線のほう……すごいことに……」ガクガク……

リオレイア「………!」




シャガル「ゴア!!だからウイルスは駄目だ、撒くなと言っただろう!!」ドゴッ

ゴマ「……フフフ……癖です……残、酷」ズバァン

キリン「(この人怖いっ!)」バチバチッ……




307: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:23:55 ID:s6v

黒龍「………」ズガァン!!

ティガ「ピンピンしてるな……」

黒ティガ「……コイツ……マジで死ぬのか?」ドゴォ……

冥ラギア「僕たちが負けたら、世界を壊して黒龍は祖龍になる。……なにがなんでも、今のまま殺さないと……」ドゴォンッ



アグナ「強ぇーな、メインモンス科の連中」ガァンッ

ガルルガ「さすがにな!……でもオレっちたちも、フライパンのおかげか貢献できてるぜーー!!」ゴォンッ



ミツネ「(……最前線にいるメンバーも、どんどん負傷して後ろに下がってる……)」

ミツネ「(メインモンス科で残っているのはディノ君と先生含め9人)」

ミツネ「(古龍科は、まだ一応全員残ってるけど……)」

ミツネ「(このまま減ってしまってはダメだ……!!)」ズガァン



ナナ「城が全壊して、視界は開けたけれど……」バサッ

ナナ「ガレキが邪魔で動き辛そう。翼がないお方は大変ですわね」ズガガ……

テオ「そうだな。……しかしよく生き残っているな、メインモンス科の者たちも……」




308: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:24:53 ID:s6v

ニャンター「ハァッ、ハァ……」ズバッ

ニャンター「(攻撃に、大きな隙がニャい……)」

ニャンター「(皆、避けるので精一杯ニャ)」

ニャンター「(小さな攻撃こそできるが大技を撃ち込むのは難しいニャ……!)」ズババ……



子供たち「…………」ボーゼン

大ティガ「(……間違いない……あの子は、あの時のアイルー……)」

大ティガ「(……持っている武器はどう考えても、父さんの素材……)」

大ティガ「(……なにを考えて、ここにいるのかしら……)」



G級ヘビィ「(あの大轟竜、子供たちを匿いながら離れた位置にいるな……)」ドズゥン、ズドォン…

G級ガンス「(ハンターはもう三人も死んだ……!)」ガガガ…

G級弓「(近接は難しいだろうな……一つ一つの攻撃が大きく、そして重すぎる!!)」シュババ…




309: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:26:28 ID:s6v

黒龍「…………」グワッ

ラギア「……どぅおおおおおおおおっ!!」

ライゼクス「……やべーーーーーー!!」

ティガ「……ブ!!」

ミツネ「レ」

ガムート「スッ!!」

アグナ「く!」

ガルルガ「るーーーーーー!!」

クシャル「まずい……!!」


グオオオオオオオオオォォォォ……

一同「「「しぬーーーーーーー!!!!」」」

オオオオオオオオオオォォォォ……


ミツネ「………!!」はっ

ティガ「……あれ?」


アグナ「………おおっ!」

ガルルガ「……イエーーーーーイ!!このフライパン、スゲーー!!」


ディノバルド「……フライパンで、ブレスをガードしたのか……?」むくっ

ライゼクス「う、うそだろーーーー?!!!」バサッ

ミツネ「あの二人……!」




310: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:27:22 ID:s6v

黒龍「…………」ユラッ

アグナ「お」ヒュッ

ガルルガ「あ」ヒュッ


ライゼクス「……尻尾!!!あぶねーーー!!」


……ズパァンンン………!!!


アグナ「………!!!」ヒュー…

ガルルガ「………」ヒュー…



冥ラギア「…………あ、呆気ない……!」

ラギア「尻尾の一振りで、あんなに吹っ飛んだ……」

ミツネ「(……死んだろうな……)」



黒龍「…………」

黒龍「………」

黒龍「………何故、歯向かうのだ」ドゴォオ……


一同「…………」


黒龍「……何故そこまで余の邪魔を……破壊の邪魔をする?」




311: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:28:24 ID:s6v

リオレウス「……聞かなくてはわからないことですかね?」バサッ、バサッ

シャガル「この場の全員、貴様の考えには同調しかねるのだ」バサッ……

黒龍「……ククク……」ドゴォン!


ニャンター「…………」

ニャンター「(旦那さん……!オレは、何もできニャいのか?!)」

ニャンター「………っ」ピョン!

タタタ……

ティガ「!!……ニャンターさん!どこ行くんだよ!」

ガムート「が、ガレキの山を登ってっちゃった……」

ラギア「何する気だ?!」



ニャンター「……黒龍!!!!」シュタッ

黒龍「…………」ゴオオ……

ニャンター「……オレは貴様に問う!……何故そこまで破壊をするのニャ?!!!」

黒龍「…………」スッ


リオレウス「?!……黒龍が、攻撃を中止したぞ……」


黒龍「………気味の悪い生き物め」

ニャンター「…………」ドクン……




312: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:29:26 ID:s6v

黒龍「……人間でもモンスターでも、何者でもない小さき者よ」

黒龍「中立の立場になったつもりか?」

ニャンター「……そんなつもりはニャい!貴様の破壊を止めたいのニャ!!」

黒龍「……………お主は勘違いをしている」

黒龍「余の破壊には意味があるのだ。ただ己の衝動のままに破壊を行う訳ではないのだぞ」

黒龍「この醜き世界を一旦終わらせ、再び新世界を創造する。それの何が気に食わない?」


シャガル「(……やはり根本的に……話の通じる相手ではない……)」ゾクッ


ニャンター「……貴様が何をもってこの世界を醜いと考えるのかは知らニャいが……」

ニャンター「我々には我々なりの生き方がある。それを、ただ醜いという理由だけで壊されることには……賛同しかねるのニャ!!」

黒龍「お主の言う『我々』とは誰か?人間たちか?モンスターたちか?」

ニャンター「………オレはどちらでもニャい!」




313: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:31:19 ID:s6v

黒龍「……全ての生命の意見を代弁しているつもりなのだな。……お主の考えは理解した」

ニャンター「…………」

黒龍「その小ささで、余と話をしようという勇気を汲んでやってもよい」

ニャンター「!!」

シャガル「………?!」


大ティガ「アイルー……」


黒龍「……余は世界の全てを破壊したのち、祖龍へと変わり新世界の創造を開始する。その際、新たなる生命を頂戴し……その力を創造へ利する」

ニャンター「……新たなる生命……」

黒龍「……しかし現在この場で立ち上がっている者のみ、新世界の先導者として迎える」

ニャンター「………?」

黒龍「現在の世界に新世界を上書きする。いま祖龍へと成ろう」

黒龍「…………」ギョロッ


大ティガ「!!!」ゾワッ!

大ティガ「(……まさか……)」


ライゼクス「よ、よく話がわかんねェ……」

ミツネ「……僕にもよくわからない……」




314: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:32:41 ID:s6v

黒龍「あの新しい生命を、今すぐ余に渡せ」


ディノバルド「……なんて……」

冥ラギア「……ここにいる僕たちだけのことは助けてやるから……いま子供たちを渡せってことか……」

黒ティガ「………頭イッてんな……」


黒龍「どう決断する?赤子を差し出す代わりにお主とお主の友人が救われる道か……」

黒龍「このまま限界まで破壊に抵抗し、しかし結局、皆一様に死んでいく道か」

ニャンター「………(大轟竜の子を……差し出す……?!)」ドクン、ドクン……

黒龍「………クク、揺らいだな」

……ブワッ!!

ニャンター「!!!!!!」ゴウッ


ティガ「……ニャンターさん!!!!」シュバッ!!

黒ティガ「あっ、おい……!」

ニャンター「(……オレは……)」ヒュウウ……


ガムート「風圧で飛ばされた……落ちちゃうっ!!」


ニャンター「(……何を考えたのニャ……?)」ヒュウウ……




315: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:34:28 ID:s6v

ティガ「………うおおおおおおお」バッ……

ガッ!

ニャンター「……!」

ティガ「……間に合った!ニャンターさん、またキャッチ!!」




…… ド ス ン …………

冥ラギア「……大ちゃん!!」


大ティガ「………!!」ブルブル…

黒龍「…………」ギロ…

子供たち「……ワァァァーーーーン!!」

黒龍「……必要な犠牲だとは思わないか?」

大ティガ「……全くもって思わないわ……」ガクガク…

黒龍「…………残念だ……」グワッ


冥ラギア「……やめろ、子供たちは……!!」バッ!

黒ティガ「!!!」バッ

ティガ「姉ちゃん!!!!」

ニャンター「…………っ!」


ズガァン!!!


大ティガ「…………」グラ……ドサッ




316: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:35:29 ID:s6v

黒ティガ「………!!姉ちゃん……姉ちゃーーーーん!!!」ユサユサ

ティガ「も……モロ食らったぞ……」

冥ラギア「………そんな……」


黒龍「…………新しい生命を頂戴する。……いま祖龍へと……」ゴゴゴゴ……





…………………………メキッ………………



黒龍「…………?」ピタッ

一同「………………」




317: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:36:28 ID:s6v



バキッ……ベキッ……バキバキッ………



紫キリン「……何の音だ?」

オオナズチ「……なんだろ……?」


シャガル「…………!!……あ」

リオレウス「……アマデュラ様の体が……!!」


ベキベキッ……メキメキメキメキメキッ!!


???「…………」ユラッ……


ラギア「アマデュラ様……?!死んだかと……」

ミツネ「……脱皮……?」

ガムート「な、なんか変だよ……赤いよ……?」

ライゼクス「ああ……白かった身体が……赤くなってる……」


???「…………」


黒龍「……なんの……つもりか……!!」


???「………私が『新しい命』だ」




318: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:37:40 ID:s6v

黒龍「…………ダラ・アマデュラ…………!!」

???「………私はダラ・アマデュラではない」

???「ダラ・アマデュラ亜種として、再び生を受けた……」


リオレウス「亜種……?!」

シャガル「じゃ……『蛇帝龍』!!!」


???(帝アマデュラ)「……この世で最も新しい命だ」

帝アマデュラ「その赤子ではない。新世界の創造には私の命を使うがよい」

黒龍「………」

帝アマデュラ「……貴様に使えるのなら……の、話であるがな」

黒龍「………」ポイッ

ドサッ

子供たち「ギャーーーン!!」

冥ラギア「こ、子供たちを離してくれた……」

黒ティガ「姉ちゃん!!!……死ぬな、姉ちゃん!!」

ニャンター「………大轟竜……」

大ティガ「……う……」

ティガ「!!……姉ちゃん!!」



G級大剣「……どうなってんだ」ブルブル

G級太刀「……………」ガクガク……




319: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:39:12 ID:s6v

黒龍「……お主は面白いな。死んだと思わされた。……騙された」

帝アマデュラ「一度死に、また生まれた……。ただそれだけだ」

黒龍「クククク……結局、一騎打ちとなるのか」

黒龍「実に面白い。お主の命を奪い、祖龍となり……」

黒龍「お主の作った学び舎である古塔に君臨し、新世界を創造しよう!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ………
………ドゴォオオオォォォォォォン!!!!


一同「…………!!」ビリ、ビリ……


クシャル「……なんて光景だ」

ディノバルド「………手なんか……出せねェな……」

キリン「ラギア君……!どうなるの……?」タタッ

ラギア「キリンちゃん、よかった。無事だね……俺も、どうなるかわかんねェ……」

ゴマ「……我を生みし偉大なる者よ……小生たちは、いかに小さき存在なのでしょうね……」

シャガル「……そうだな……」


ドオオオオオオ……
ズオオオオオオオオオオッ……




320: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:40:22 ID:s6v

ライゼクス「……何が起きているのかわかんねーな」

ミツネ「うん…………」

リオレウス「……何か隙ができれば、我々も加担できるが……」


ズドォン……ズドォン……


ガムート「!……何が降ってるの……?」

テオ「………隕石だ。アマデュラ様の力だ……」

ナナ「黒龍を狙って落ちているわ……尚更、近付けない」

ドゴォン……


黒ティガ「……姉ちゃん、血出てっから……動くな」

大ティガ「……子供たちは……?」

冥ラギア「無事だよ」

大ティガ「よかった……」

ニャンター「…………」

ニャンター「(オレは……大轟竜の子を差し出せと言われ、すぐに拒めニャかった)」

ニャンター「(あの大轟竜の子だからという理由で、拒めニャかった……)」

ニャンター「(そして黒龍が大轟竜に攻撃をしようとした時も、すぐに助けようとできニャかった)」

ニャンター「(……オレは、何を考えていた……やはり心の底で、大轟竜への憎しみが燻っているのニャ……)」

ニャンター「(……旦那さん。オレは愚か者ニャ)」ピョン!




321: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:41:28 ID:s6v

ティガ「ニャンターさん!また何かする気か?!」

ニャンター「……オレは身体が小さい」

ニャンター「……あの大蛇の降らす隕石や……黒龍の攻撃を、ニャんとかすり抜けられるかも知れニャい」

ニャンター「……黒龍の体力は確実に落ちている。僅かに疲労が伺える」

ニャンター「隙を見て、弱点をつくニャ」バッ!

ティガ「おい!……死ぬぞ!!」


ピョンピョン……

ニャンター「(死のうが死なぬが関係ニャい……)」ピョンピョン

ニャンター「(オレは、何がしたい)」ピョンピョン


G級チャアク「ニャンター!!何処へ向かっているんだ?!」


ニャンター「(……殺したかった大轟竜……しかしもう、オレはハンターを辞めて……)」ピョンピョン




322: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:42:56 ID:s6v

ニャンター「(憎しみに任せて殺戮を行い、憎しみの連鎖を繋げることはしニャいと思ったのに)」ピョンピョン

ニャンター「(いざ大轟竜が死にそうにニャった時……救う必要がニャいと、一瞬でも考えてしまった)」ピョンピョン


シャガル「……!あのアイルー!!」


ニャンター「(そう考えた自分が情けニャいと思う気持ちと、何も悪くニャいと思う気持ちが入り混じっている)」ピョンピョン


ガムート「ニャンター君っ?!危ない……!」

ミツネ「行ったらダメだ……!」


ニャンター「(……オレが今、黒龍に立ち向かおうとするのは……そんニャ気持ちを、誤魔化すためニャのか……)」ピョンピョン


ティガ「……………戻れェェーーーーーー!!!!」


ニャンター「(旦那さん、オレは……!!)」ピョンッ……!!



”……お前は最高の相棒だよ!”



ジャキン……ブワァッ!!

ズ バ ァ ……… ッ……


ニャンター「……………」


黒龍「………ヴ……………ッ………!!」ヨロッ




323: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:43:47 ID:s6v

ニャンター「………っ」シュタッ

ニャンター「………いったニャ……?」ハァッ


帝アマデュラ「…………!?」

黒龍「う………う!!何奴か!!」ヨロ、ヨロ

黒龍「目を……!!目を抉られた!!!!!」ボタボタ……


クシャル「(……黒龍が正面しか向いていなかった一瞬の隙を狙って……)」

ディノバルド「(……横から飛び上がった瞬間に目だけを攻撃したのか……!!)」

ミツネ「(すごい……大きな隙ができた!!!!)」


シャガル「………今だ!!!!全員、最大限の攻撃を仕掛けろ!!!!」

ハンターたち「今だ!行くぞ!!」ジャキン!


ズッッッッ……ドゴォオオオオオオオオオオン!!!


黒龍「…………!!」グラッ

帝アマデュラ「……美しい」




324: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:44:43 ID:s6v

黒龍「……アマ……デュラ……!!」グラグラ……

黒龍「……ハァーー、ハァーー……帝は……神より偉大だというのか……」グラグラ……

帝アマデュラ「……いいや」ブワッ!

……ドゴォーーーン!!メキメキメキッ!

黒龍「ううううううううううう………!!」メキメキ……ブシャアーーッ……

黒龍「………」ドサッ

帝アマデュラ「神など存在しない」




一同「……………」

シャガル「体が、真っ二つに引き裂かれた……」

リオレウス「………間違いなく、死にました……よね?」

帝アマデュラ「………」くるっ

帝アマデュラ「……死んだ。皆の者の強大な力により、黒龍ミラボレアスは討伐された」

一同「…………」

ガムート「………っ!!」ポロッ

ラギア「良かったーーーーーーー!!!!」

ライゼクス「やったぜーーーーー!!!!」


……ワァァアアアアア………




325: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:45:57 ID:s6v

------約1時間後、同場所------



シャガル「……犠牲者は6名か……尊い命であったのに」

リオレイア「………」コクッ

シャガル「結果として黒龍は死んだが、6名も犠牲者を出してしまった」

シャガル「……私の責任だ。私が、兵を出すなどと言ったからだ」


ランポス「兄さん、兄さん……!」ポロポロ

ドスランポス「…………」

シャガル「……君の兄か。……申し訳ない」

シャガル「世界のために力を尽くしてくれた……しかし、死なせてしまった。申し訳ない……」

ランポス「うっ、う……兄さん……」

シャガル「……申し訳ない……許して貰おうとは思っていないが……」

ランポス「……ぐすっ、兄さんは……俺たちの群れのリーダーで……」

シャガル「………」

ランポス「……む、群れで一番強くて、正義感の強い、うっ……ひとだった」

ランポス「……正義感が強いから……今回も、世界のために戦った」

ランポス「兄さん……俺の誇りだった」

シャガル「………………………」




326: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:46:56 ID:s6v

ポポ「………………」ぬりぬり

ティガ「……おうっ!……しみたぜ……」

ポポ「ごっ、ごめんよ……」ぬりぬり

ティガ「……いや」

ティガ「……お前らすげぇな。あのガブラスの大群、ほとんど倒したんだろ」

ポポ「……ぼ、僕たちは……弱いから……」

ティガ「……弱くねーよ」

ポポ「…………」

ティガ「エラそうで、調子いいって思うかも知れねェけど……あそこまで黒龍を追い詰めることができたのは」

ティガ「後衛のお前らのおかげだ」

ポポ「……」

ティガ「……ケガ人の手当てもして……なんつーか、すげぇよ。……ありがとう」

ポポ「………」

ティガ「……今まで、ごめんな」

ポポ「!」

ティガ「……どう償ったらいいかわかんねーけど……お前から取った金、時間かかってでも全額返すし」

ティガ「もう、馬鹿にしたりもしねぇから」

ポポ「……うん……」




327: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:47:36 ID:s6v

白ラギア「うぇ〜〜〜ん……うぇ〜〜〜〜ん……」ぐりぐり

ミツネ「……どうして手当てされている僕じゃなくて、している君が泣くのさ……」

白ラギア「だっで……ううっ、生きでるんだもん……」ぐりぐり

ミツネ「………」

白ラギア「ひっぐ……あだ、あだし、割とすぐ負傷しちゃって、ずっど後ろにいたのぉ……ずびっ」ぐりぐり

ミツネ「そうだね。知ってたよ」

白ラギア「えぇ……どうじで〜〜?うぇ〜〜ん…」ぐりぐり

ミツネ「心配だったから……時々、気にして見てた」

白ラギア「………ヴぇーーーーーん!!う、うぞだ〜〜〜〜!!ぐすっ」

ミツネ「……心外だな、その反応は……」

白ラギア「ミッぐん……あんな前線にいだのに……ズビッ、あだしのこと気にする余裕なんてないと思うもん……」ぐりぐり

ミツネ「………」

ミツネ「……ふぅっ」

白ラギア「うぇ〜〜〜ん……ミッぐん……うう……」

ミツネ「……僕さ、白ちゃんが好きだよ」

白ラギア「………え?……ズビッ!」

ミツネ「わかりにくくてごめんね。……不安にさせてたね」

白ラギア「……うわぁぁぁぁぁん!!ミッぐんーーー!!」ガバーッ!!




328: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:48:41 ID:s6v

ガムート「……包帯ありがとう、えーっと、フルフル閣下」

フルフル「いいえー。こちらこそありがとう、やっつけてくれて」フゴフゴ

オオナズチ「わー、ガムちゃん……包帯で鼻がぐるぐる巻きだね〜〜……大丈夫?」

ガムート「大丈夫!ナズっちは、そんなに大した怪我がなくてよかった。さすが古龍だね」

オオナズチ「えへへー」

ディノバルド「……すまん。俺なんかまで治療してもらって」

クシャル「……なぜそんな言い方をする?」

ディノバルド「………後ろめたくてな……」

クシャル「……確かに偉い目に合わされたが、もう許したことだ。学校まで辞めることはなかったんじゃないか?」

ディノバルド「いや……合わせる顔がないと思っていた」

キリン「……気にしすぎだよ……戻ってきたらいいのに……」

ディノバルド「……戻るつもりはない」

キリン「もし、学校そのものが嫌で戻りたくないなら無理にとは言わないけど……私たちに負い目を感じているだけなのなら、気にすることないよ」

ラギア「んーーキリンちゃんの言う通り!!キリンちゃん優しい?」ぎゅうっ

キリン「ら、ラギア君っ!もー、みんなの前ではやめてよっ!」

クシャル「………」フッ

クシャル「(……キリン……幸せそうだ)」




329: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:49:30 ID:s6v

ナルガ「俺たちも頑張ったよなーー最後は負傷して後衛に下がっちゃったけど!!」

蒼レウス「そうでござる〜〜他のみんなが最後までやってくれてよかったでござる〜」

ブラキ「でもちょっと俺たちダサいよな!ハハハ!」

ナルガ「悔しいな!」

ジンオウガ「アマデュラ様が一回死んじゃったときは、ビビったよね〜!」

ブラキ「な!いきなり死んだから状況が飲み込めなかったわ!」

ハハハハハハ……

ナルガ「……ところで、あそこで抱き合ったままブッ転がっているのは……」

ジンオウガ「ライゼクスと桜レイアさんだね!」



ライゼクス「……はー、桜ちん……俺生きてるよ……」

桜レイア「良かった、クスクス……ちょーかっこよかったよ」

ライゼクス「だろ?……惚れ直しました?」

桜レイア「一秒間に十万回の割合で惚れ直した?」

ライゼクス「まあ俺は一秒間に千兆回の割合で桜ちんに惚れ直したけどね!」

桜レイア「バカ?」




330: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:51:45 ID:s6v

リオレウス「アマデュラ様!!……ご無事でなにより……!」バサッ

帝アマデュラ「ああ。貴殿もよく戦ってくれた」

リオレウス「一度死なれた時は、驚きました……なぜあのような行動に……?」

帝アマデュラ「……死ぬ必要があった。あの赤子の為だ」

リオレウス「……赤子の……」

帝アマデュラ「……黒龍……その表皮は実に凶悪な味であった。二度と口に含みたくないと感じる!」

リオレウス「!!!!!」



翠トトス「全治20ヶ月」

翠トトス「……だってさ。アンタたち」

アグナ「………」

ガルルガ「………」

紅ガノス「(二人とも、目と口以外は全身包帯で巻かれてるの……笑える〜〜!!)」ぷぷ……

翠トトス「……頭蓋骨陥没骨折、肋骨複雑骨折」

翠トトス「尾骨粉砕骨折、脳震盪etc」

翠トトス「……良く生きてるわね……」

アグナ「俺もそう思う」

ガルルガ「ケケケッ!ラッキー・ボーイズ!」

翠トトス「本当にものすごい大怪我だけど、時間かければ治るって。よかったね」

翠トトス「(ちょっとカッコいいって思わされたわよ!)」

アグナ「……ミド。お前は全治何ヶ月だ」

翠トトス「大したことない。4ヶ月くらい」

アグナ「……大怪我じゃねぇか」

翠トトス「一人で包帯を100メートルも使ったアンタには言われたくないわよ」

ガルルガ「ブッ、ケケケケ!!100メートルとかスーパーウケるな」




331: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:52:58 ID:s6v

紫ゲリョス「……ガル君……」そろり

ガルルガ「!!!パーーーーーープル・ガァーーーーーール!!!」

紫ゲリョス「大丈夫……?……黒龍のブレスをガードしてたの、凄かった……」

ガルルガ「だよね!!?パープル・ガール、オレっちたちやり直そう!!」

紫ゲリョス「うん……」

ガルルガ「ウワァーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」



ナナ「馬鹿が増えた気がするわ」

テオ「ああ……でも、皆強く、素晴らしかった」

ナナ「……そうね……」

ナナ「……!!……あのお方は……伝説の冥ラギアクルス!!」

冥ラギア「え?僕?」くるっ

子供たち「キャッキャッ」

ナナ「入学から卒業まで、学校トップの座を誰にも譲らなかった……45回連続トップのために、3回も表彰されたお方!」

テオ「……在学期間の被っていた約一年間、ナナが絶対に超えることのできなかった方か……まさか、この場で会えるとは」

ナナ「お会いできて光栄ですわ」

冥ラギア「はっはっはっ、古龍科の子にそんな風に言われるなんてね〜!」テレテレ




332: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:54:26 ID:s6v

ゴマ「……悪霊退散!」バッ

翠トトス「はっ?!……なにするの?!」ザラザラーッ…

ゴマ「……怨念……邪悪な怨念……」パサパサ…

翠トトス「ゴホッ、ゴホッ!やめて!変なもの撒かないで……」

ゴマ「……この者たち、腹が暗黒色をしている!」

アグナ「……腹黒ってこと?」

ゴマ「凄まじい怨念……!性悪……!小生が浄化せねば……!」ザラザラ…

翠トトス「……しょっぱい?!なにこれ、塩?!」

紅ガノス「……ぷぷーーーっ!」

紅ガノス「(みどち、性格悪過ぎて塩撒かれてる!笑える〜……)」

翠トトス「いや〜〜!!」


ミツネ「……あの塩、多分ものすごく効くよ」

白ラギア「あんなの大恥だよ……みんなの前でなんて……」

ミツネ「庇いに行くかい?」

白ラギア「んーー……ちょっと、いい気味かも……」

ミツネ「ははは!」




333: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:55:34 ID:s6v

G級大剣「……双剣と、片手剣とハンマーは逝ってしまった……」

G級ヘビィ「……残念だ。しかし……正直、もっと失うと思った」

G級チャアク「モンスターの兵が無ければ、きっと……俺らは全滅していただろうな」

G級ランス「そうだな。……全て、あのモンスター達の兵と……そして、君のおかげだ」

ニャンター「…………」

ニャンター「……違うニャ。この場にいる全ての存在が有ったからニャ……オレは、何もしていない」

G級弓「嘘みたいな光景だ……あのように様々なモンスター達が輪を作り……お互いを労わっているなど」

G級ガンス「……俺たちにも興味を示していないしな……」


……ザッ……

ニャンター「………!」ビクッ!

ハンターたち「?!」

大ティガ「…………」

黒ティガ「…………」

ニャンター「………」ドクン、ドクン……


”あなたも……私の父と母を殺した?”


ニャンター「……大……轟竜……」ドクン、ドクン……




335: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:56:43 ID:s6v

ニャンター「………右目を………どうしたのニャ………?」

大ティガ「……失明したのよ、黒龍の攻撃が当たってね。……むしろ失明だけで済んだのは運が良いの」

大ティガ「……その武器、あのときに私が殺したハンターの装備から作ったのでしょう?」

ニャンター「…………」コクン

黒ティガ「……マジで、親父の素材だ……」

大ティガ「……あなたとティガが接触したことを察した時、驚いたわ」

ニャンター「…………」

大ティガ「……あなたは……私のことをどう思ってる?」

黒ティガ「…………」

ティガ「……姉ちゃん!」ドス、ドス……

ニャンター「………に……」

ニャンター「…………憎くて憎くてたまらニャかった……」

ニャンター「……殺したかったニャ。貴女だけではニャい、貴女の家族も全員殺したかったニャ」

大ティガ「………そうよね」

ティガ「………」

大ティガ「私を殺したいと思うのは、至極当然の心だと思う」

ニャンター「貴女の弟は言った。……貴女らの両親を殺したのはあくまでオレの旦那さんであって、オレではニャい。だから、オレを憎まニャいと」

ニャンター「……よって、オレは……貴女の家族を憎むのは筋違いだと気付いたニャ」

ティガ「……うん」




336: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:57:39 ID:s6v

ニャンター「そして、もう憎しみにより殺戮を行うことは間違っていると思い……貴女を殺すことも考えニャいようにした」

大ティガ「…………」

ニャンター「……しかし、いざ……黒龍に貴女の子らを差し出せと言われた時に、すぐに拒めニャい自分がいた」

ニャンター「更に、黒龍から貴女を救うことにも、一瞬躊躇ってしまったニャ……」

ニャンター「…………」

大ティガ「何もおかしくないわ」

黒ティガ「姉ちゃん……」

大ティガ「何もおかしくない。……私がもし同じ立場で同じ状況なら……そうすると思う」

ニャンター「…………」

大ティガ「私への憎しみを、無理に忘れようとしなくてもいい」

大ティガ「……私も同じだもの。両親を殺したあなたの旦那さんが、憎くて憎くて仕方なかった」

大ティガ「だから、殺した」

ティガ「姉ちゃん……ニャンターさんの旦那さんが親父たちを殺した本人だって、すぐわかったんだな……」

大ティガ「…………」コクッ

大ティガ「もう何年経つかな。まだ学生だったあの日の私は、たまたま……たまたま塔の頂にいた。放課後で、生徒はほとんど残っていなかった」

大ティガ「なんとなく、帰りたくなかった。そんな気持ちで塔の頂にいて……たまたま、塔の麓を覗き込んだら」

大ティガ「あなたと、あなたの旦那さんがいた。……装備を見て、すぐにわかった」

ニャンター「……古塔への人間の接近は禁止されていたのニャが……旦那さんとオレは樹海で迷い、たまたま古塔の側まで行ってしまったのニャ」

ニャンター「頂を見上げると、貴女がいたニャ。オレは旦那さんに言ったニャ、『離れよう』と」

ニャンター「しかし旦那さんは何かに導かれるように……片腕を駆使して塔の外壁を登り、頂へたどり着き……」

ニャンター「そして、死んだニャ」




337: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:58:28 ID:s6v

ニャンター「………………」

大ティガ「…………………」

大ティガ「……私は両親の仇を討った。そして今度はあなたが仇を討つ番」

大ティガ「あなたが私を殺したいなら、なんなりと受け入れるわ」

黒ティガ「おい、姉ちゃん……!まだ子供が生まれたばかりだっつぅのに!!」

大ティガ「……ニャンター君。どうしたい?」

ニャンター「…………」ドクン、ドクン…

ニャンター「…………」ドクン、ドクン…

ニャンター「………今日は……止めておくニャ……」ドクン、ドクン…

大ティガ「………」

ニャンター「……いつか、再び会うことがあったら……その時に、貴女を殺すかを考えさせていただくニャ……」

ティガ「…………」

大ティガ「……そう。わかった、いつあなたと再会してもいいように……心しておくわ」

ニャンター「……………」

大ティガ「一つ、あなたに礼を言うわね」

大ティガ「………揺り籠が落ちたとき、受け止めてくれて……子供たちのことを救ってくれて、ありがとう」くるっ

ドス、ドス……

黒ティガ「……姉ちゃん、待てよ……」ドス、ドス…




339: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)22:59:27 ID:s6v

ニャンター「(……あれは、ただ反射的に受け止めただけニャ……礼を言われることニャどニャいのに……)」

ティガ「………ニャンターさん」

ニャンター「……貴殿も、仲間のところに戻るといいニャ」

ティガ「………ニャンターさん。ありがとう」

ニャンター「……?」

ティガ「……俺たちがいま生きているのは、ニャンターさんのおかげだと思ってる」



ざわ……ざわ……

シャガル「……皆々!………話がある、静粛にしてくれないか」

帝アマデュラ「………」

リオレウス「…………」

一同「…………」

シャガル「……今回、黒龍を討とうという突拍子も無い矢文を送ったにも関わらず……力を貸してくれた生徒たち、教員たち……その全てに、心より感謝している」

シャガル「……黒龍が復活することが判明した理由は、我々の一人の仲間にある」

シャガル「…………」バッ!


ナナ「……先生、何を手に持っているのかしら……?」


シャガル「古龍科の生徒であったラオシャンロンが、その死をもって黒龍の復活を示唆した!!」

ざわっ

オオナズチ「ええ……!!死って……?!!」

テオ「……どういうことだ……?」




340: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:00:16 ID:s6v

シャガル「ラオシャンロンは我々の前から姿を消し、黒龍の復活を恐れ、逃げたのだ。……偶然ニンゲンの街に進行し、それを襲撃だと捉えたハンターたちによって狩られたのだ!!」

どよっ
ざわざわ……

紫キリン「……なんてことだ……!!」

ナナ「ニンゲン……!!」


シャガル「……死にゆくラオシャンロンは……学校の皆々に、恐ろしい存在の復活を知らせるべきだと言った……そしてその言葉を聞いたのが、あのアイルーの狩人だ」



一同「………」くるっ


ニャンター「…………」

G級大剣「……な、なんだ……?みんなこっちを向いたぞ……」

G級太刀「なんか……集会やってんのか……?」


シャガル「あのアイルーは、偶然遭遇した当校の生徒にそのことを伝えた。よって、黒龍の復活が判明した」

シャガル「……仲間を殺したニンゲンを憎む気持ちもあるかもしれない。しかしラオシャンロンの死は……言わば、意味のある死だった」

シャガル「悲しい出来事には違いないが、彼の死はこの世を救うことに繋がったのだ」

シャガル「いま私が手に持つのは、彼の外殻……彼が生きていた証拠だ。唯一残る彼の分身を、今日黒龍の前に散った仲間と共に葬り、共に弔おう」


一同「…………」




342: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:01:09 ID:s6v

シャガル「…………………」

シャガル「……そして……今日、散った仲間は6名にもなる」

シャガル「……私たちの呼びかけに応じて力を貸してくれた、尊い仲間だが……」

シャガル「元は、皆々に協力を要請した私に責任がある」

シャガル「……散った者の兄弟や友人たちよ……心より詫びる!!」

シャガル「職は、辞任致す!それだけではなく、檻に閉じ込め追放されることも希望する」

シャガル「……私の命一つでは不足かもしれないが……どんな制裁でも受ける」


ガムート「シャガル先生……なにもそこまで……」

ナルガ「お、おい、ゴマ!どーすんだよ!」

ゴマ「……我を生みし偉大なる者の……言いそうなことです……」

ざわ、ざわ……

帝アマデュラ「…………」

ダレン「…………」

シャガル「…………」


ランポス「……シャガル先生、それは違います」

シャガル「!」




343: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:02:38 ID:s6v

ランポス「俺の兄さんは、確かに死んだ。でも名誉の死です」

ランポス「先生たちの招集は、決して必須ではなかった。ここにいる全員、自ら力になることを望み、そして戦ったんです」

ランポス「充分に死を覚悟した状態でこの場に来て……そして散った。先生が負い目を感じることは何もないです」

シャガル「…………」

ウルクスス「……そうですよ、先生」

ウルクスス「親友のラングロトラも、名誉の死を遂げたのだと私は思っています。……それによってみんな救われました!」

ウルクスス「だから……辞めるなんて……追放してくれなんて言わないでください!!」

シャガル「……ウルクスス……」


………………ワーー………ワー……
そうだそうだー……
先生辞めないでーー……
ワーーーーーー………


シャガル「……………!!」

ダレン「……シャガル先生。………誰も……君の辞任を……望んでいない………」

シャガル「……すまない……皆々……!!言葉が見つからない………!」


ワーーーーーー……
先生ーーーー………
ワーーーーーーーーーー………




344: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:03:30 ID:s6v

------------


総本部役員「ハァ、ゼェ……ガブラスの死骸がすごい……」ガサガサ……

職員たち「ゼェ……ゼェ……」ガサガサ……

総本部スタッフ「……我々、どのくらい気を失っていたのでしょう……すっかり夜です、ミラボレアスはどうなったのか……」ガサガサ……

総本部役員「ハァ……ダメだ疲れた、おぶってくれ」ヨロヨロ

総本部スタッフ「は、はい……」ぐいっ

総本部役員「……しかし……空はビックリするくらい晴れているな」

総本部役員「星が綺麗に見える……もしかしたら、ミラボレアスは死んだのか……?」

総本部スタッフ「おかしいですね……旧シュレイド城がいつまでも見えて来ません……方角は合っているのに……」ガサガサ……

総本部役員「茂みが深いせいか……?」

総本部スタッフ「それにしては……うわーーー!!」ガサッ!

総本部役員「なんだ、大きい声を……うわーーー!!」

総本部スタッフ「し、城が……崩れて無くなっています……!!」

総本部役員「モ……モンスターが……あんなに………!!ブクブク……」クラッ

総本部スタッフ「わーー!!役員ーーー!!!」




345: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:04:49 ID:s6v

------------



ザワザワ……ザワザワ……
ギャハハハ……


帝アマデュラ「……貴殿は、責任の意味を履き違えている」

シャガル「!」

帝アマデュラ「責任を取るということは、簡単なことではない。ただ貴殿が命を投げ出せばいいということではないのだ」

シャガル「……申し訳ございません……!未熟で……」

帝アマデュラ「生徒たちの死を気に病む気持ちは理解できる。しかし、この場合の責任とは……」

帝アマデュラ「皆の者が命をかけて救った世界を、貴殿の命の終わりまで見届けることだ」

帝アマデュラ「そして散っていった者たちの存在を決して忘れることなく、その死を受け入れ、弔うことでもある」

シャガル「……はい……アマデュラ様」

帝アマデュラ「……貴殿のその性格は……良くも悪くも、アマツマガツチと実によく似ている」

シャガル「……アマツ先生……」

帝アマデュラ「さすがは彼女の教え子だ」




346: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:05:50 ID:s6v

G級チャアク「迎えの高速飛行船がこちらに向かっていると、先程矢文が来たが……もうそろそろだろうか」

G級ガンス「ふはーー……何はともあれ……」

G級弓「終わったんだな」

G級太刀「人生で一番大きな経験だった……モンスターたちとの共闘なんてな」

ニャンター「そうだニャ……」

G級ランス「……何を言っているのかわからないが……モンスターたちも楽しそうだ」


総本部総帥「………3名もの命を失ったか……」ザッ

ハンターたち「!!」

G級ヘビィ「そ……総帥!!!!」

ニャンター「……?」

G級ガンス「全世界のギルドのトップに立つほどの貴方様が……なぜこんな戦地にまで!!?」

総本部総帥「トップに立つ者だからこそだ」

総本部総帥「……君が、ニャンター君か。話は全て聞いた」

ニャンター「総帥殿……」

総本部総帥「七光りのバカ息子が、君に無礼を働いたようだ。……申し訳ない」

総本部役員「…………」(気絶)




347: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:06:41 ID:s6v

総本部総帥「……甘やかしすぎた。ハンターの経験もないまま、今の地位を与えてしまった……帰還したら、やはりハンターの訓練を受けさせよう。役員の地位は一旦預かるか」

総本部役員「…………」(気絶)

総本部スタッフ「………ゼェ……」

総本部総帥「……起きぬか!!バカ息子!!」ボカッ!

総本部役員「?!」ガバッ


総本部総帥「……自然の王よ。……いや、今は帝か」

帝アマデュラ「…………」ズル、ズル……

G級弓「(あの大蛇に話しかけている……?)」

総本部総帥「初めてお会いする。……なんと荘厳な形貌か……」

G級太刀「(こ、こっち来るぞ……でけぇ……)」

ニャンター「…………」

帝アマデュラ「……人間の子よ、萎縮することはない」

総本部役員「?!!!んなっ!!!!人間の言葉を話すのか?!」




348: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:07:34 ID:s6v

総本部総帥「……私の生きているうちに、黒龍が復活するとは、思わなんだ」

総本部総帥「あそこにいるモンスター達は、貴方様の学校の生徒であるのか?」

ニャンター「!!」

G級大剣「が、学校っ?!学校って……学校?!」

帝アマデュラ「……如何にも。今回の黒龍の復活の条件は、世界が欲に塗れたままであること」

帝アマデュラ「よって1000年前に、理性持つものを育てようと学校を設立したのだ」

総本部総帥「……それは代々、ギルド総本部の総帥となる者が、ただ一人だけ知っていた極秘事項であり」

総本部総帥「フォンロン地方の古塔が校舎であるが故に、人間の接近を禁じていた」

ニャンター「……オレも実は……モンスターたちの学び舎の存在を思い付き、もしそれが現実とすれば、あの古塔が学び舎ではニャいかと考えていた」

ニャンター「……オレの想像は、全て現実だったのニャ……」

帝アマデュラ「如何にも。1000年前の黒龍の悲劇の際に、私と共に戦い生き残った一人の人間が、狩人の長の先祖にあたる」

G級ヘビィ「総帥のご先祖が……」




349: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:08:23 ID:s6v

帝アマデュラ「……狩人の長たちは私の意思を尊重し、古塔への人間の接近を禁じることで、理性持つ者が狩人に狩られる可能性を抑えてくれた」

総本部総帥「……但し、古塔以外の場所での狩猟は特に禁じていない。……理性持つモンスターの存在は、私しか知らないということになっているしな」

G級チャアク「……モンスターの言葉がわからない人間からしたら、モンスターの理性の有無なんて、確認しようがないもんな」

G級大剣「つまり……大蛇の使命は理性を持つモンスターの育成で……そして総帥の使命は、その理性を持つモンスターが狩られる可能性を抑えることか……」

総本部スタッフ「……歴代の総帥と大蛇しか知らない交換条件があったということですね……全て、ミラボレアスの復活を阻止するために」

帝アマデュラ「…………」

総本部総帥「左様。しかし……今回のような非日常においては、種の壁を超えて共闘した我々であるが」

総本部総帥「所詮は、全く別の生き物だ。お互いに狩る者であり狩られる者でしかない。家畜として使われている草食小型モンスターを除き、絶対に相容れることなどないのだ」

ニャンター「………」

総本部総帥「全てが終われば、また我々は元通り相反する関係になる」

帝アマデュラ「……理性の有無に関わらず、モンスターたちはいつでも狩人の狩猟対象となり、狩人や他の人間たちはモンスターの餌食となるのだ」




350: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:09:06 ID:s6v

総本部総帥「そういった点において、アイルーという存在は少し特別な見方をされる」

総本部総帥「ニャンター君。きみは、自分自身のことを何者だと思う?」

ニャンター「………」

ニャンター「……オレは……人間でもモンスターでもニャい……自分が何者か、わからニャい……」

総本部総帥「……逆だよ。アイルーは、人間でもありモンスターでもある」

ニャンター「!」

総本部総帥「この世界を生きる者は、全て二つに分かれる。人間側か、モンスター側か」

総本部総帥「人間でもモンスターでもあるアイルーも、一個体として考えれば必ずどちら側かについている」

G級ヘビィ「……確かにそうだ。人間と共に暮らすか、野生で暮らすか……」




351: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:09:54 ID:s6v

総本部総帥「君は特に、モンスターの言語を理解する類稀なるアイルーだ。故に悩むこともあったかもしれない」

ニャンター「…………」

総本部総帥「……モンスターの友達もいるようだが……君は、これからどちら側として生きていくんだい?」

ニャンター「…………」



”旦那さん、今日はどんなモンスターを狩ったのニャ?”

”おお!今日はスゲぇぞ〜グラビモス二頭だ!”

”旦那さん!すごいニャ〜!”
”旦那さんは世界一カッコいい人ニャ!”



ニャンター「……………」

ニャンター「…………人間です」

帝アマデュラ「…………」




352: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:10:48 ID:s6v

総本部総帥「………そうかい。それではこれから、どのように生きる?」

総本部総帥「資格の剥奪は撤回する。ハンターを続けたければ、自由にして構わない」

ニャンター「………いや、オレは………」



”俺は、お前を憎いとは思わねーけど”

”ニャンターさん、俺たちと戦おう!”



ニャンター「……もう、狩りはしニャい……人間の街で生きていくニャ」

総本部総帥「……君が万が一、総本部の刑務所のキッチンから解放されたときに、ぜひ自分のもとへ来て欲しいと懇願していた人がいてね」

ニャンター「………?」

総本部総帥「ラオシャンロンに進行された街のギルドの長が、ギルドの食堂で君に料理を作ってほしいそうなんだ」

ニャンター「……ギルドマスターが……?」

総本部総帥「左様。……君を必要としている。行くかい?」

ニャンター「………」

ニャンター「……行くニャ」

総本部役員「……………」

ハンターたち「…………」




353: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:12:18 ID:s6v

総本部総帥「…………君の全ての経歴を調べさせて頂いたが……旦那様を失い、長いこと独りでいて辛いこともあっただろう」

ニャンター「………」

総本部総帥「今回世界が救われたのは、君の功績が大きい。……その小さな体で、よくぞここまで戦ってくれた」

ニャンター「………」

総本部総帥「礼を言おう。……ありがとう。君の存在は偉大だ」

ニャンター「………」

総本部総帥「旦那様は、君のことを誇りに思っているだろう」

ニャンター「………」



”お前は最高の相棒だよ!”

”旦那さん、大好きニャ〜!”



ニャンター「………」ポロッ

ニャンター「………ニャーン……」ポロポロ……

ニャンター「…………旦那さん……………」ぼろぼろっ

総本部総帥「………」ポンポン…

ニャンター「……………」ポロポロ




354: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:13:44 ID:s6v

------翌朝、同場所------


ザワ……ザワ………

リオレウス「……えーー、皆起きているな。昨日は散々恐ろしい経験をしてしまったかとは思うが、今日も恐ろしい話をするぞ」

リオレウス「期末試験の件だ」

生徒たち「ギャーーーーーーーーーーーーー!!」

リオレウス「期末試験は中止するという結論に至った」

生徒たち「イエーーーーーーーーーーーーー!!」



シャガル「……アイルーの狩人よ。貴様の働きには礼を言う」

ニャンター「……礼を言うのはオレの方ニャ」

帝アマデュラ「最後の……生徒たちとハンターたちの一撃は、少しでも欠ければ黒龍の命を削ることはできなかった」

帝アマデュラ「……人間たちは、黒龍の出現はおろか学校の存在など、全て見なかったこととして決して口外しないと約束してくれた」

シャガル「……左様でございますか……では、あの古塔はまだ守られるのですね」

帝アマデュラ「……学校の設立のきっかけである黒龍は死んだが……これから先も、理性持つ者の教育は続けて頂きたい」

シャガル「勿論でございます。……もしいつか、再び黒龍のような大きな脅威が立ちはだかった時に……我々の学校は必要でしょう」




355: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:15:45 ID:s6v

ざわ、ざわ……

ガヤ、ガヤ……


総本部総帥「再三言わせて頂くが、全て見なかったことにしてくれ」

総本部総帥「誰も何も知らないままにしておきたい」

総本部総帥「全世界に発令した非常事態宣言も、総本部の誤報ということで片を付ける」

総本部総帥「多くの人々は……ミラボレアスなどという魔物の存在など、知るべきではないのだ」

総本部総帥「人間とモンスターは、明日からはまた、狩る者と狩られる者だ」

職員たち「…………」

G級太刀「ええ、承知しています。断じて口外など致しません」

G級ヘビィ「(報酬金という名の口止め料も……一人100万zも貰っちまったしな!)」

総本部役員「ああ……疲れた、もう帰りたい」

総本部スタッフ「(あなたは帰ったらハンター訓練ですよ……)」

総本部役員「この高速飛行船は……別のギルドから借りたやつか……」

総本部スタッフ「そうですね。……我々の乗っていたものは墜落しましたから……また作らなくてはなりませんね」

総本部役員「仕方ないな……造船所に顔出しでもするかね、どうせヒマだしな」

総本部スタッフ「(いいえ……ハンター訓練が待っているんですよ…)」




356: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:17:13 ID:s6v

ニャンター「……ふーー……」むくっ

ニャンター「(オレはもう、人間の街から出ニャい)」

ニャンター「(無論、あの轟竜や……その仲間にも、二度と会うことはニャい……)」



ティガ「………ニャンターさんっ!」ドタドタ…

ニャンター「………!」

ティガ「ニャンターさん、帰るのか……?」

ニャンター「……ああ。朝になったし、飛行船も出せるので帰還するニャ」

ラギア「えーーーこれから一緒にミツネの巣に行こうぜ?!」

ミツネ「えっ」

ガムート「ホントに帰っちゃうの……?」

ライゼクス「つまんないじゃーーーん、仲良くなろーーよ!!?」

ニャンター「…………」

ティガ「………………ニャンターさん、俺、ニャンターさんと知り合えて良かった」

ティガ「変なインネンみたいなのがあるけど……でも、正直ニャンターさんは……友達みたいだと思う」

ニャンター「………」

ニャンター「………オレにとっても、貴殿の存在は大きいニャ」

ニャンター「ニャんとも不思議な感覚であるが……これを友と呼ぶのニャろうか?」

ニャンター「……貴殿のことは永遠に忘れニャい」

ティガ「……また、会えるよな?」

ニャンター「…………」




357: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:18:05 ID:s6v

ニャンター「…………きっと、いつかまた会うときがくるかも知れニャいニャ」

ティガ「そっか。……俺も、ニャンターさんのこと忘れねェよ!」

ティガ「その武器も、大切にしてくれよ!」

ニャンター「勿論ニャ。……貴殿の父と、オレの旦那さんの一部で出来た剣ニャ。……何よりの宝ニャ」

ティガ「………じゃあな、ニャンターさん」

ニャンター「…………」

ニャンター「……すまぬ、スタッフ殿。何か書くものがあるニャろうか?」

総本部スタッフ「ああ……どうぞ、メモ帳とペンだ」スッ

ニャンター「かたじけニャい」くるっ

カリカリ……

ラギア「何書いてんのーー?」

ライゼクス「ラブレターかな?!」

ティガ「………?」




358: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:18:51 ID:s6v

ニャンター「……これを渡す。オレが帰ったあとに、読んでくれニャいか」パサッ

ティガ「お?……おお、わかった」


職員たち「飛行船の準備が整いました。帰還しましょう」

ハンターたち「うーーーい……」ゾロゾロ…


ニャンター「では、本当に行くニャ」ピョン

ラギア「じゃあな!元気で過ごせよー!」

ライゼクス「バイバイ〜〜!」

ミツネ「さようなら、ありがとうね」

ガムート「なんだか寂しいね……」


ティガ「ニャンターさん!元気でな!!!」


職員たち「全員乗りましたね。出航致します!」

ガラガラガラガラ……
ゴォン……ゴォン………

ニャンター「…………」コクッ

ティガ「…………」コクッ




359: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:20:39 ID:s6v




------



ライゼクス「……行っちまったなーーー」

ラギア「なーー。よし、ミツネの巣いくか」

ミツネ「まじですか……」


ティガ「…………」

ガムート「……ティガ君……お手紙読んでみたら?」

ティガ「……ああ、そーだな……」パサッ

ティガ「…………」

ティガ「…………ふは!」

ティガ「……アイツ……」ニヤニヤ

ガムート「???……何が書いてあったの?」




360: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:21:20 ID:s6v

ティガ「……あのさぁ、ガムート」ニヤニヤ

ガムート「?」

ティガ「お前、誕生日もうすぐだよな?」

ガムート「えっ!!う、うん……明後日だよ……//」ドキドキ

ガムート「(キャーーーーー!!なんでいきなりっ……)」ドキドキドキドキ

ティガ「そーか。……期待してろよ、めちゃめちゃいいプレゼントやるよ」

ガムート「…………??//」ドキドキ

ティガ「帰ろうぜ!」



『おいしい ケーキの つくりかた
(オレの秘伝レシピニャ)』





------------完------------




362: クロムクロ■忍法帖【Lv=26,サラマンダー,uVr】◆0fJ844B/RLcp 2017/03/18(土)23:22:57 ID:kZF

乙!乙乙乙ッ!!!
今回のもとても面白かったですぞぉぉぉ




363: ◆nQHPNRFeQI 2017/03/18(土)23:23:19 ID:s6v

以上で完結です。
長くなってしまってすみませんでした。
覗いてくださった方ありがとうございました。




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