転載元:糸使い「私は糸を扱うのが得意です」面接官「当社で働く上でのメリットは?」

                                        
1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:45:08.202 ID:qWFgE+UV0.net

<会社>

面接官「では……あなたの特技をお答え下さい」

糸使い「はいっ! 私は糸を扱うのが得意です!」

面接官「ふぅ〜ん、糸をねえ……」

糸使い(お、好感触!?)

面接官「で、当社で働く上でどういったメリットがありますか?」

糸使い「え……」





                                                            

 


【R18】女上司(31)「シャキッとしろ!それでも男かっ!?」
オチン●ンがぷるぷるwwwニューハーフのペニクリ暴れるエ□GIF画像すげーwww
【※GIFあり※】フジ深夜枠で放送された「乳トレ講座」とかいう男性視聴者殺しの番組ww→「フ...
【25枚】GIFで見ると結構やらかしてるアイドルのエ□ハプニング集
【※GIFあり】卓球中の女子にリモコンバ●ブ仕込んでスイッチオンした結果wwwwwwwwww...
【画像】21歳のグラビアモデルがエ□すぎる格好でイベントに現れて話題に
「セクサロイド? お前が?」 「そうじゃ、おかしいか?」
兄「くっ!膣内に射精すぞ!!!!」妹「え〜っ???まだ挿入れたばっかじゃ〜〜ん」
【アヘ顔】本気でイった女の顔はこうなるwwwwwwwwwwwwww(GIFあり)
【R18】女親友「アンタってさぁ、シたことある?」
ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」
上司「任天堂を継いでくれ」彡(゜)(゜)「おかのした」
【R18】女教師「どうした、最近勉強に身が入ってないようだが?」
馬場ふみか 豊満バストで“髪ブラ”披露!収まりきらず「ハプニングも」(*´艸`*)
広末涼子(36)下着一枚で老人に抱かれてる…2ch「こんな濡れ場あったのか?」「枕営業再現?」
【盗撮流出】トップレス姿を隠し撮りされた美人モデル…乳首まで晒されている…
無修正。銭湯の女風呂の中を撮影する猛者あらわるw個人撮影のレベルが高すぎて少女のおま●こまでバッチリw
【痴女】「私のパイズリ最高でしょ?」超絶爆乳のお姉様がしてくれるパイズリが圧巻過ぎる件ww【宇都宮しをん】
痴漢冤罪で逮捕された俺の末路wwwwwwwwwwwwwwwww
【衝撃画像】Toloveる、無修正の性器を晒してしまうwwwwアウトwwwww
風間「しんのすけ、お前大学はどうするんだ?」
【画像】ネッコ「ああおかえりいいいいいいい!!!」アタマゴンゴンゴン
従姉妹(11)「にーちゃんにーちゃん! お小遣いちょーだい!」
(´・ω・`)「あ、停電だ」


                                        
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:48:16.135 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「あの……その……」

糸使い「たとえば、あやとりで……同僚を楽しませることができます」

面接官「はぁ……」

面接官「もう結構です」

糸使い「え」

面接官「私もあなたのような方を相手しているほど暇じゃないんです」

面接官「そもそもうちの会社はイベント企画や運営が主な業務ですから」

面接官「糸を扱う技能なんか全く必要じゃないしねえ」

面接官「席を立ってお帰り下さい」

糸使い「は、はい……失礼します……」





                                                            
                                        
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:51:19.726 ID:qWFgE+UV0.net

バタン……

糸使い(またダメだったか……)

男「おや、いかがでしたか?」

糸使い「いやー、全然ダメでしたね」

男「採用面接なんてのは縁ですよ、縁! すぐに切り替えた方がいいですよ!」

糸使い「ありがとうございます……」

糸使い(この人、俺より前に面接受けてた人だよな。なんでまだいるんだろ)

糸使い(もしかして、採用されたのかな……いいなぁ)





                                                            
                                        
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:54:21.425 ID:qWFgE+UV0.net

<会社の外>

妹「お兄ちゃーん!」

蜘蛛「…………」カサカサ

糸使い「おお、我が愛しき妹と愛しきペットよ!」

妹「面接、どうだった?」

糸使い「いやー……この顔見れば分かるだろ?」

妹「あらら……」

蜘蛛「ダメダッタノネ」

…………

……





                                                            
                                        
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 20:57:32.020 ID:qWFgE+UV0.net

……

妹「ったく、ダメだなー」

妹「そういう時はさ、『糸を扱って培った器用さを生かします』とか」

妹「いくらでも言いようがあるじゃない!」

妹「そこで詰まっちゃうから、いつまでたっても面接で受からないんだよ」

蜘蛛「ソウソウ」

糸使い「そういうもんか……」

妹「ったく、いつまでもくよくよしない! あたしのハサミで切っちゃうよ!?」チョキチョキ

糸使い「あぶねっ!」

妹「お、少し元気出たね。一緒に帰ろ」

糸使い「ああ、ありがとう」





                                                            
                                        
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:00:38.821 ID:qWFgE+UV0.net

<糸使いの自宅>

テレビ『昨夜、またしても怪盗が現れ……綿密な計画があったものと……』

糸使い「ええい、テレビうるさい!」ピッ

糸使い「あーあ、やべえよ……」

糸使い「お前と二人暮らしするようになって、糸専門店なんて始めたけど、客全然来ないし」

糸使い「なんとか普通の会社に就職しようとしても、糸使いなんて需要がなさすぎる……」

妹「糸専門店は閑古鳥だけど、もう一つの商売は順調じゃん」

糸使い「俺あれあまりやりたくないんだよ。やっぱり糸って平和的に使うもんだし」

糸使い「はぁ……糸使いなんて時代遅れなのかもな。女にもモテないし」

妹「まあまあいつまでも愚痴ってないで。一緒に納豆食べよ?」

糸使い「お、納豆あるのか! 食う食う!」





                                                            
                                        
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:03:31.673 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「やっぱり納豆は500回以上混ぜないとな!」マゼマゼマゼ

蜘蛛「ロサンジンキドリカヨ」

糸使い「うるせえ!」マゼマゼマゼ

糸使い「ほーれ、ネバネバ〜」ネバァァァ

糸使い「ネバネバ〜」ネバァァァァァ

妹「……お兄ちゃんが女にモテないのって、糸使いだからじゃなくて、性格の問題だと思う」

蜘蛛「ウン」

糸使い「うるせえよ!」





                                                            
                                        
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:06:27.205 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「いいよな、お前は彼氏がいるから!」

糸使い「あの……カッターナイフが好きな彼氏! あいつとはどうなんだよ?」

妹「んー……ボチボチってとこかな」

糸使い「そういやあいつとは一度会ったけど……」


妹彼氏『こんにちは、お兄さん!』

妹彼氏『ボク、カッターナイフの刃をポキッて折る時に最高にエクスタシーを感じちゃうんです!』


糸使い「……なかなかの好青年だった。あいつならお前を任せられる」

妹「そりゃどうも」

糸使い「さて、納豆食うか!」モグモグ





                                                            
                                        
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:09:20.715 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「あ〜……美味かった」

糸使い「さっそく糸で……」シーハーシーハー

妹「やだ! あっち向いてやってよ!」

蜘蛛「キタナイナー」

糸使い「ほれ、こんなに歯クソが取れたぞ! すげえだろ!」

妹「汚いっての!」ビュオンッ

糸使い「あぶねっ! ハサミ振り回すなよ!」





                                                            
                                        
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:13:14.307 ID:qWFgE+UV0.net

……

糸使い「食後のコーヒーでも飲むか」

糸使い「コーヒー出してくれよ」

妹「あ、ごめん。切らしたまま買ってないや」

糸使い「マジで!?」

糸使い「仕方ない。近くのコンビニで一杯やってくるか」

妹「まーたイートイン? お兄ちゃんも好きだねえ」

糸使い「なにしろ俺は糸使いだからな」

蜘蛛「…………」カサカサ

糸使い「お前も来るか?」

蜘蛛「イクイク」

糸使い「よし、ついてこい!」





                                                            
                                        
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:16:20.895 ID:qWFgE+UV0.net

<コンビニ>

店長「お、糸使い君、いらっしゃい。就職活動はどうだい?」

糸使い「いやー、全然ダメですね」

蜘蛛「…………」カサカサ

店長「ま、気長にやるこった」

糸使い「はい……」

店長「蜘蛛君も、ご主人を支えてあげてな」

蜘蛛「モチロン!」





                                                            
                                        
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:19:30.018 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「コーヒーうめえ〜」グビグビ

蜘蛛「ガムシロウメー」ペロペロ…

糸使い「――ん?」


女「…………」


糸使い「あそこで買い物してる女の人……おしとやかそうで、すげえ美人じゃないか!?」

蜘蛛「タシカニ」

糸使い「ちょっと声かけてきてくれよ」

蜘蛛「ナンデヤネン」

糸使い「いいじゃんか、頼むよ〜」

蜘蛛「ヤダヨ」





                                                            
                                        
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:23:03.001 ID:qWFgE+UV0.net

女「…………」チラッ


糸使い(ゲ、俺の視線に気づいた!?)

女「…………」スタスタ

糸使い(やべえ、こっちに来た! どうしよう!?)

女「あのー……」

糸使い「は、はいっ!」

女「とても素敵な蜘蛛ちゃんですね」ニコッ

糸使い「あ、はいっ! あ、こいつ、俺のペットでして……アハハ……」





                                                            
                                        
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:26:11.150 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「女性はこいつ見たら大抵ビビるのに……もしかしてあなた、蜘蛛オタクですか?」

女「いえ、そうではなく……」

女「私、ファッションデザイナーをしているんです」

糸使い「へえ、そうなんですか!」

女「自分で裁縫をして、服を仕立てることもするので、よく糸を扱ったりするんです」

女「だから、自分で糸を出す蜘蛛は、怖いというよりむしろ尊敬してるんです」

糸使い「なるほど〜(分かるような分からんような)」





                                                            
                                        
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:29:45.652 ID:qWFgE+UV0.net

女「でも、悩みがありまして……」

糸使い「悩み?」

女「実は今、大きなファッションショーに出展するためのドレスを作っているんです」

糸使い「すごい! 売れっ子なんですね!」

女「ですが、いい布はあるんですけど、いい糸がなくて困ってるんです……」

糸使い「!」

糸使い「あ、あのっ……でしたらっ!」

女「はい?」

糸使い「俺、糸専門店を営んでおりまして、品質には自信があるんです!」

糸使い「ぜひ一度ご覧になって下さい!」

女「本当ですか? ぜひ!」

蜘蛛「オモワヌチャンス」





                                                            
                                        
35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:32:35.592 ID:qWFgE+UV0.net

<糸使いの自宅>

妹「お帰りー……ってあれ? お兄ちゃん、その女の人は?」

糸使い「ああ、ついさっき知り合ってね。俺の店の糸を見たいっていうんだ」

妹「へえ〜、珍しいこともあるもんだ」

女「あなたが妹さんね? こんばんは」

妹「こんばんは!」

妹「お兄ちゃんは糸に関してだけは誰にも負けませんから! 品質は保証しますよ!」

糸使い「あんまハードル上げるなよ」

女「ふふっ、期待してます」

糸使い「店はこちらになります。さ、どうぞ!」





                                                            
                                        
37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:35:18.823 ID:qWFgE+UV0.net

<糸使いの店>

糸使い「自宅の一部を改装して開業したんですけど……」

糸使い「今までに来たお客の数は……ほんの数人といったところでして」

糸使い「……いかがです?」

女「……すごい」

糸使い「え?」

女「一目で分かります! どれもこれもすごい糸ばかりだわ!」

糸使い「ほ、本当ですか!?」

女「もちろんです!」

糸使い(うう……長年の苦労がやっと報われた。生きててよかったぁ〜)





                                                            
                                        
38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:38:29.471 ID:qWFgE+UV0.net

女「ぜひ、こちらの店の糸を、私が今作っているドレスに使わせて下さい!」

糸使い「え、いいんですか!?」

女「はい、この店の糸なら……あなたの糸なら、最高のドレスが作れると思います!」

糸使い「ありがとうございます!」



妹「おお……いい感じだよ」

蜘蛛「ウン」





                                                            
                                        
41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:41:33.038 ID:qWFgE+UV0.net

女「ところで……またお会いできませんか?」

糸使い「え……」

女「ぜひまた……あなたとお話ししたいので……」

糸使い「え、あ……そりゃもう! もちろんかまいませんとも!」

糸使い「でも俺、携帯電話とか持ってないんですよ」

女「あら、そうなんですか」

糸使い「だから、この糸電話を差し上げます!」

糸使い「ものすごく細くて長い糸なんで、どこからでも俺に通話していただけます!」

女「本当ですか? ありがとうございます」



妹「今時携帯電話もスマホも持ってないって、ありえないよねー」

蜘蛛「ネー」





                                                            
                                        
42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:44:25.605 ID:qWFgE+UV0.net

妹「――あ、お兄ちゃん、服がほつれてるよ」

糸使い「あ、ホントだ」

妹「あたしが縫ったげる」

女「いえいえ、ここは私が」シュバババッ

女「できました」

糸使い「え、もう!? ありがとうございます!」

妹「ふえぇ〜……すごい早さ! さっすがファッションデザイナー!」





                                                            
                                        
43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:46:18.115 ID:qWFgE+UV0.net

女「じゃあ今夜はこれで……」


糸使い「さようならー!」

妹「お兄ちゃん、よかったねえ。いい人そうじゃない」

糸使い「ああ、俺にもやっと春が来たんだ!」

蜘蛛「センテンススプリング!」





                                                            
                                        
45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:50:39.640 ID:qWFgE+UV0.net

数日後――

<糸使いの自宅>

糸使い「ふんふ〜ん」

妹「お兄ちゃん、やけにはりきってるね。どうしたの?」

糸使い「実は……明日デートなんだ」

妹「え、マジ? やったじゃん!」

糸使い「頑張るぜ!」



妹「ちょっと……いやかなり不安……」

妹「そっとついていこっか」

蜘蛛「オウ」





                                                            
                                        
46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:53:57.058 ID:qWFgE+UV0.net

翌日――

<駅前>

糸使い「お待ちしておりました!」

糸使い「今日は……俺が寝ずに考えたデートスポットをご案内しますよ!」

女「まぁっ、とても楽しみです」



妹「…………」コソッ

蜘蛛「…………」カサカサ…

妹「自分から“寝ずに考えた”とかいっちゃうところがもう、センスないよね」ハァ…

蜘蛛「マッタクデスナ」





                                                            
                                        
48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 21:57:07.121 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「見て下さい、あの電線を! 複雑に交じり合って、とても美しいでしょう?」

女「まぁ、とてもステキですね」



糸使い「コーヒーでも飲みましょうか……コンビニのイートインで!」

女「ええ、そうしましょう」



糸使い「この店の糸こんにゃくは格別なんですよ!」

女「あら、とても楽しみですわ」





妹「ひどい、ひどすぎるよ……。こんな悲惨なデートコース、あたし見たことないよ……」

蜘蛛「オワッタナ」





                                                            
                                        
49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:00:33.299 ID:qWFgE+UV0.net

デートが終わり――

女「今日は楽しかったです。こんなに楽しい一日は久しぶりでした」

糸使い「本当ですか!? ありがとうございます!」



妹「あのデートが楽しかっただって! ……信じらんない!」

蜘蛛「アリエンナ」

妹「うん……なんか、あの女の人……ちょっと怪しいかも」

妹「もしかしたら……結婚詐欺師とか」

妹(お兄ちゃん……お兄ちゃんはあたしが守るからね! このハサミで!)チョキンッ





                                                            
                                        
50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:03:35.036 ID:qWFgE+UV0.net

デートから一週間後――

<糸使いの自宅>

糸使い「明日はちゃんとした服装しないとな。ジャケットに……ネクタイに……」

妹「ずいぶんはりきってるけど、どうしたの、お兄ちゃん?」

糸使い「実は明日、高級レストランでデートなんだ」

糸使い「……で、きちんと俺の気持ちをぶつけるつもりだ」

妹「へぇ〜、ちなみにレストランの名前は?」

糸使い「『レストラン○×』だったかな」

妹「そこってたしか、前にお兄ちゃんが落ちた会社の近くじゃん」

糸使い「あ、そういえばそうだな……。嫌なこと思い出しちまった」





                                                            
                                        
53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:06:35.059 ID:qWFgE+UV0.net

妹「――で、どうやって告白するつもり?」

糸使い「この赤い糸を、俺の小指と彼女の小指に結び付けて……」

糸使い「俺たち、赤い糸で結ばれてるよね……って」

妹「ええ……」

蜘蛛「ダサーイ」

糸使い「なんだよ、その反応は!」

妹「やめた方がいいよ、絶対」

糸使い「いーや、絶対やる! 明日が楽しみだぜ!」

妹「…………」





                                                            
                                        
54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:10:22.178 ID:qWFgE+UV0.net

次の日の夜――

<レストラン>

女「今日はありがとうございます」

女「こんな立派なレストランに招待していただいて」

女「でも、お金の方は……」

糸使い「あ、大丈夫! 俺の仕事は糸専門店だけじゃないんで」

女「あら、そうなんですか」

糸使い「ってわけで、カンパイ!」

女「はい!」

カチンッ





                                                            
                                        
55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:13:53.645 ID:qWFgE+UV0.net

<レストランの外>

妹「お兄ちゃんが心配だから、レストランの近くまで来ちゃうなんて」

妹「いやー、あたしらも兄想いだねえ」

蜘蛛「ホントホント」カサカサ

妹「でも、レストランに入るわけにはいかないし、どうしよう……」

妹「とりあえず、二人が出てくるのを待とうか」

妹「――ん?」

妹(あれ? お兄ちゃんが落とされた会社のビルに、怪しい集団が入っていく……)





                                                            
                                        
56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:16:59.028 ID:qWFgE+UV0.net

<レストラン>

糸使い「俺、最近はあやとりに凝ってて……。のび太君は心の師匠ですよ!」

女「まぁっ、ステキな趣味ですね」

糸使い「ところで、例のドレスは完成したんですか?」

女「ええ、おかげさまで」

女「ついさっき、すぐそこにあるファッションショーを運営する会社に、納入したところです」

女「これもあなたの糸のおかげです」

糸使い「いやいや、そんなことありませんよ〜」

糸使い(そろそろ告白したいけど、なかなかタイミングが掴めないな……)

糸使い(果たして、俺とこの人は、本当に赤い糸で結ばれてるんだろうか……)





                                                            
                                        
58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:20:21.806 ID:qWFgE+UV0.net

<会社>

妹「気配を殺して、と……」ササッ

妹「さっきの集団は一体なんだったんだろう……?」

蜘蛛「アッチニダレカイル」カサカサ

妹「うん……そっと近づこう」



妹「――あっ!」





                                                            
                                        
59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:23:58.947 ID:qWFgE+UV0.net

怪盗「おやおや、これは素晴らしい!」

怪盗「今をときめくファッションデザイナーの未発表のドレス!」

怪盗「私のコレクションにするに相応しい一品です……!」

部下A「ビルに残っていた社員たちは全員縛り上げました」

怪盗「ご苦労」


社員A「くそっ、ファッションショーはもう間近だというのに!」

社員B「うちのビルのセキュリティが、こうも簡単に解除されるなんて……」

面接官「あれが盗まれたら、うちの会社は終わりだ……!」



妹「こいつら……今話題になってる怪盗一味だ!」

妹「ようし……あたしが捕えてやる! あんたはここで待ってて!」

蜘蛛「キヲツケナヨ」





                                                            
                                        
60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:27:58.438 ID:qWFgE+UV0.net

妹「待ちなさいよ!」

怪盗「おや、あなたは?」

妹「あたしは『ハサミ使い』よ! あんたらの悪事はあたしがチョキッと切ってやるわ!」チョキチョキ

怪盗「ほう……もしやあなたは“仕事人”ですか?」

妹「そうよ、よく知ってるわね」

部下A「……なんですか、仕事人というのは?」

怪盗「政府から“独断で犯罪者を退治していい”と強力な特権を与えられた人間のことです」

怪盗「仕事人はそれぞれ『○○使い』というコードネームを持っているのだとか」

部下A「あんな小娘が……?」

怪盗「人は見かけによらない、というものですよ」

部下B「ですが、相手は一人! ここは我々にお任せ下さい!」

妹「かかってきなさい!」チョキチョキ





                                                            
                                        
61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:30:39.983 ID:qWFgE+UV0.net

妹「えーいっ!」

ザシュッ! ズバッ! ザクッ!

「ぐわぁっ!」 「ぐぎゃっ!」 「いでぇぇっ!」

妹「さあさあ、こんなもんなの!?」チョキチョキ



部下A「つ、強い……!」

部下B「我らとて、一人一人が並のボディガード10人分の力があるのに……!」

怪盗「おやおや、なるほどなるほど……さすがですね」

怪盗「これ以上、部下に傷を負わせるわけにはいきません」

怪盗「私自ら相手をして差し上げましょう……このサーベルでね」ジャキッ

妹(こいつ……メチャクチャ強い!)





                                                            
                                        
62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:34:26.551 ID:qWFgE+UV0.net

<レストラン>

ブチッ!

糸使い「!」

女「どうしました?」

糸使い(俺がいつも手首に巻いてる糸が……ひとりでに切れた! 不吉だ……)

糸使い(まさか……妹たちになにかあったんじゃ!?)

女「もうすぐメインディッシュですね。楽しみです」

糸使い(だけど、せっかくデートがいいムードだし……ただの偶然かもしれないし……)

糸使い(――いや!)

糸使い「すみません! 俺、ちょっと席をはずします!」ガタッ

女「えっ!」





                                                            
                                        
65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:37:20.541 ID:qWFgE+UV0.net

<会社>

妹「たあああああっ!」

怪盗「はあっ!」

キィンッ! キィンッ! ガキンッ!

ガキィンッ!

妹「きゃあっ!」ドサッ…

妹(やっぱり強い! あたしじゃ……勝てない!)

怪盗「おやおや、どうやらここまでのようですね」





                                                            
                                        
66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:42:39.001 ID:qWFgE+UV0.net

怪盗「仕事人の中にはどんな悪党も敵わない、恐るべき使い手が二人いるらしいですが」

怪盗「あなたはその二人のうちのどちらかではなかったようだ」

怪盗「しかし、あなたは将来、私の脅威になるおそれがある」

怪盗「殺しはしません、が……腕の腱を切断して、『ハサミ使い』としては死んでもらいましょう」

怪盗「彼女を押さえておきなさい」

部下A「はい」ガシッ

妹「は、はなしてっ!」ジタバタ

怪盗「これからは平凡な女子として幸せに生きていくことです」

妹(お兄ちゃん……っ!)

怪盗「それでは、トドメを――」チャキッ





                                                            
                                        
67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:45:01.414 ID:qWFgE+UV0.net

グルグルッ!

怪盗「!」ビンッ

怪盗(サーベルが、細い糸に絡め取られた!?)

怪盗「――誰だ!?」





糸使い「『糸使い』……参上!」





                                                            
                                        
69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:48:32.113 ID:qWFgE+UV0.net

妹「お兄ちゃん!? なんでここにいるの!?」

糸使い「嫌な予感がしてレストランを出たら、こいつが糸で道案内してくれてたんだよ」

蜘蛛「キキイッパツ」カサカサ

妹「そうじゃなくて……デートは!?」

糸使い「すっぽかしちゃった」

妹「なにやってんの! ったく、本当にバカなんだから……!」

妹「でも……ありがとう、お兄ちゃん」

糸使い「いいってことよ」





                                                            
                                        
70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:52:23.566 ID:qWFgE+UV0.net

部下A「新手か!」バッ

部下B「始末してやる!」バッ

糸使い「ほれっ」ヒュバッ

ザシュシュッ!

部下AB「ぐはぁ……っ!」ドザザッ



糸使い「さて、残るはお前一人だな」ヒュルルッ

怪盗「ほう……妹さんも強かったが、あなたはそれ以上だ」

糸使い(――って、こいつ、たしかこないだの面接の時に見たツラだな)

糸使い(そうか……あの時は求職者のふりをして、このビルを下見に来てたってわけか)

怪盗「なるほど、仕事人の中でも特に優秀な二人……あなたが“そのうちの一人”というわけですか」

糸使い「あいにく、この仕事はあまり好きじゃないんだけどな」

糸使い「糸は戦うためのもんじゃないと思ってるから」

怪盗「ふっ、あなたほどの使い手に出会えるとは嬉しいですよ! さぁ、勝負です!」





                                                            
                                        
71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 22:56:32.999 ID:qWFgE+UV0.net

ビンッ!

怪盗「あれ……?」ギシッ…

糸使い「残念だが、もう勝負はついてる」

糸使い「ここに姿を現す前に、お前の全身は糸で縛りつけておいた。手強そうだし」

怪盗「な、なんですとぉ!? くっ……こんなもの、こんなものっ!」グッグッ…

糸使い「無理無理、妹のハサミじゃなきゃ俺の糸は切れねえよ」

怪盗「う、ぐぐ……!」

怪盗「私は……すでに負けていた、ということか……!」



妹「お兄ちゃん、やったーっ!」

蜘蛛「ヤルジャン」





                                                            
                                        
73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:00:11.562 ID:qWFgE+UV0.net

怪盗「さすがです……『糸使い』……」

怪盗「しかし……ただでは負けませんよ……。手に入らないのならいっそ……」

糸使い「?」

怪盗「部下よ、そのドレスを破り捨ててしまいなさい!」


部下C「はいっ!」タタタッ


妹「ゲッ、さっきあたしが倒した奴! ――お兄ちゃん!」

糸使い「ちっ!」ヒュルルッ



グササササッ!





                                                            
                                        
75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:03:49.582 ID:qWFgE+UV0.net

部下C「か、体が動かな……!」ドサッ


糸使い(俺の糸より早く、何本もの針があいつに刺さりやがった!)

糸使い(しかも……正確にツボに刺さってやがる! とんでもねえ腕前だ!)

糸使い「――何者だ!?」バッ


女「あ、どうも……」ニコッ


糸使い「――え!?」

妹「なんで!?」

蜘蛛「アンタガココニ」





                                                            
                                        
76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:07:43.654 ID:qWFgE+UV0.net

女「ありがとうございました」

女「あなたたちがいなければ、私のドレスは盗まれていたでしょう」

糸使い「今の針さばき……あなたもまさか!?」

女「はい……副業で仕事人をしております。『針使い』として」


妹「『針使い』っていえば、仕事人の中でお兄ちゃんに並ぶ凄腕ってウワサの……」

蜘蛛「コリャタマゲタ」


怪盗(まさか、仕事人の最上位二名とばったり出くわすことになろうとは……)

怪盗(やれやれ、私の悪運も尽きたということだな……)

…………

……





                                                            
                                        
77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:11:10.861 ID:qWFgE+UV0.net

怪盗一味は逮捕され――

面接官「あ、あのっ!」

糸使い「なんでしょう?」

面接官「このたびは本当にありがとうございました! 先日はすみませんでした!」

面接官「大変ムシのいい話ですが、是非我が社で……」

糸使い「いえいえ、そういう意図があって、怪盗を捕えたわけじゃありませんから」

糸使い「糸使いだけに」ニヤッ

面接官「…………」


妹「うわ……さっむ」

蜘蛛「シカモワカリニクイ」





                                                            
                                        
78:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:14:38.615 ID:qWFgE+UV0.net

糸使い「それにしても驚きでした。あなたが『針使い』だったとは」

女「私も驚きです。あなたが『糸使い』だったなんて」

女「やっぱり私たち、お似合いみたいですね!」

糸使い「そうですね!」

糸使い「あ、あの……」

女「はい?」

糸使い「…………」シュルルッ

糸使い「俺たち、赤い糸で結ばれてますよね!」ギュッ

女「はい……私という針の穴に、あなたという糸を通して下さいませ!」



妹「あー……あの二人がなんで相性がいいのか、やっと分かったよ」

蜘蛛「ナンデ?」

妹「二人とも、根本的なところのセンスが同レベルなんだ」

蜘蛛「ナルホド」





                                                            
                                        
80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:18:45.924 ID:qWFgE+UV0.net

妹「で、晴れて恋人ができたところで、今後どうすんの、お兄ちゃん?」

妹「就活続けるの? それともコンビで仕事人すんの?」

糸使い「ん〜……俺としてはやっぱり糸専門店を頑張りたいんだけど」

妹「それじゃ全然稼げないじゃん」

女「大丈夫ですよ、私がデザイナーの仕事で養ってあげますから。お店に専念して下さい」

糸使い「それはいくらなんでも情けなすぎる……男として」

蜘蛛「ヒモダナ」

妹「いいんじゃない? ヒモでも。糸使いなんだし、ピッタリじゃん!」

糸使い「おいおい、そいつは勘弁してくれ〜!」


アッハッハッハッハ……!





〜おわり〜





                                                            
                                        
81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:19:19.686 ID:dcBeE/OKa.net







                                                            
                                        
82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:20:32.873 ID:ISDNlWOf0.net

乙乙





                                                            
                                        
83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/12/21(水) 23:22:23.526 ID:7oXsnAZpr.net

オチいいな
面白かった





                                                            

・SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介でした
 糸使い「私は糸を扱うのが得意です」面接官「当社で働く上でのメリットは?」
【R18】女上司(31)「シャキッとしろ!それでも男かっ!?」
オチン●ンがぷるぷるwwwニューハーフのペニクリ暴れるエ□GIF画像すげーwww
【※GIFあり※】フジ深夜枠で放送された「乳トレ講座」とかいう男性視聴者殺しの番組ww→「フ...
【25枚】GIFで見ると結構やらかしてるアイドルのエ□ハプニング集
【※GIFあり】卓球中の女子にリモコンバ●ブ仕込んでスイッチオンした結果wwwwwwwwww...
【画像】21歳のグラビアモデルがエ□すぎる格好でイベントに現れて話題に
「セクサロイド? お前が?」 「そうじゃ、おかしいか?」
兄「くっ!膣内に射精すぞ!!!!」妹「え〜っ???まだ挿入れたばっかじゃ〜〜ん」
【アヘ顔】本気でイった女の顔はこうなるwwwwwwwwwwwwww(GIFあり)
【R18】女親友「アンタってさぁ、シたことある?」
ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」
上司「任天堂を継いでくれ」彡(゜)(゜)「おかのした」
【R18】女教師「どうした、最近勉強に身が入ってないようだが?」
馬場ふみか 豊満バストで“髪ブラ”披露!収まりきらず「ハプニングも」(*´艸`*)
広末涼子(36)下着一枚で老人に抱かれてる…2ch「こんな濡れ場あったのか?」「枕営業再現?」
【盗撮流出】トップレス姿を隠し撮りされた美人モデル…乳首まで晒されている…
無修正。銭湯の女風呂の中を撮影する猛者あらわるw個人撮影のレベルが高すぎて少女のおま●こまでバッチリw
【痴女】「私のパイズリ最高でしょ?」超絶爆乳のお姉様がしてくれるパイズリが圧巻過ぎる件ww【宇都宮しをん】
痴漢冤罪で逮捕された俺の末路wwwwwwwwwwwwwwwww
【衝撃画像】Toloveる、無修正の性器を晒してしまうwwwwアウトwwwww
風間「しんのすけ、お前大学はどうするんだ?」
【画像】ネッコ「ああおかえりいいいいいいい!!!」アタマゴンゴンゴン
従姉妹(11)「にーちゃんにーちゃん! お小遣いちょーだい!」
(´・ω・`)「あ、停電だ」




きみとえっち (GOT COMICS)[アダルト] よいこといけない放課後 (メガストアコミックス)[アダルト] いやらしいこ。 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)[アダルト]

 

最新記事50件