転載元:【プレイ日記】ハルドラ・イールの冒険者達【エルミナージュ】

関連記事
【プレイ日記】ハルドラ・イールの冒険者達【エルミナージュ】【前編】【中編】【後編】

594: ――ニベーヌ湖底神殿、B2F 2016/07/22(金) 20:02:07 ID:1VLD9owc

非常食「にゃ、エンペラーバードの巣に着きましたにゃ」

盗賊「よーし、じゃあたまごを…あ!!」

ギャーギャー

商人「ま、また鳥達が怒ってるよ!!あ、襲ってきた!!」

――何かに遭遇した!

魔法使い「さて、申し訳ないけどまた卵を…え?鳥以外にも魔物が…!」

竜王「キョジンダナ」

魔戦士「ファイアージャイアントにフロストジャイアントか!強敵だが、確かフロストジャイアントは強力な剣を持っていたはずだ。後輩、頼むよ!」

盗賊「おー、まずはそうびをはずして…」チャッ

非常食「みぃはファイアージャイアントを倒しますにゃ!!ふにゃー!!」ドカバキッ

ファイアージャイアントは死亡した

魔法使い「フロストジャイアントは動きを止めるわよ…ロイド!!」ジジジ…

フロストジャイアントは麻痺した

エンペラーバードの行動:増援

竜王「トリガフエタナ」





 


【R18】女上司(31)「シャキッとしろ!それでも男かっ!?」
オチン●ンがぷるぷるwwwニューハーフのペニクリ暴れるエ□GIF画像すげーwww
【※GIFあり※】フジ深夜枠で放送された「乳トレ講座」とかいう男性視聴者殺しの番組ww→「フ...
【25枚】GIFで見ると結構やらかしてるアイドルのエ□ハプニング集
【※GIFあり】卓球中の女子にリモコンバ●ブ仕込んでスイッチオンした結果wwwwwwwwww...
【画像】21歳のグラビアモデルがエ□すぎる格好でイベントに現れて話題に
「セクサロイド? お前が?」 「そうじゃ、おかしいか?」
兄「くっ!膣内に射精すぞ!!!!」妹「え〜っ???まだ挿入れたばっかじゃ〜〜ん」
【アヘ顔】本気でイった女の顔はこうなるwwwwwwwwwwwwww(GIFあり)
【R18】女親友「アンタってさぁ、シたことある?」
ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」
上司「任天堂を継いでくれ」彡(゜)(゜)「おかのした」
【R18】女教師「どうした、最近勉強に身が入ってないようだが?」
馬場ふみか 豊満バストで“髪ブラ”披露!収まりきらず「ハプニングも」(*´艸`*)
広末涼子(36)下着一枚で老人に抱かれてる…2ch「こんな濡れ場あったのか?」「枕営業再現?」
【盗撮流出】トップレス姿を隠し撮りされた美人モデル…乳首まで晒されている…
無修正。銭湯の女風呂の中を撮影する猛者あらわるw個人撮影のレベルが高すぎて少女のおま●こまでバッチリw
【痴女】「私のパイズリ最高でしょ?」超絶爆乳のお姉様がしてくれるパイズリが圧巻過ぎる件ww【宇都宮しをん】
痴漢冤罪で逮捕された俺の末路wwwwwwwwwwwwwwwww
【衝撃画像】Toloveる、無修正の性器を晒してしまうwwwwアウトwwwww
風間「しんのすけ、お前大学はどうするんだ?」
【画像】ネッコ「ああおかえりいいいいいいい!!!」アタマゴンゴンゴン
従姉妹(11)「にーちゃんにーちゃん! お小遣いちょーだい!」
(´・ω・`)「あ、停電だ」


595: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/22(金) 20:10:06 ID:1VLD9owc

商人「と、盗賊ちゃん、早く盗んで…」

盗賊「それー!!ぬずみぞ!!」シュピッ

魔戦士「よし、後輩の仕事は終わったよ、後はアタシらだが…」

エンペラーバードの行動:増援

魔法使い「盗んでる間に鳥だらけになったわね…数を減らすわ!冥府の主よ、地底の門を開き、汚れし群れを闇に飲み込め!!アルゲイズ!!」ズガァン!

エンペラーバードは死亡した エンペラーバードは死亡した

エンペラーバードの行動:増援

商人「ま、また増えた…あたしも、アルゲイズ!!」ズガァン!

エンペラーバードは死亡した エンペラーバードは死亡した

非常食「にゃー!!ふにゃにゃー!!」ドカバキベキゴキィッ

エンペラーバードは死亡した エンペラーバードは死亡した

エンペラーバードの行動:増援

盗賊「おお!?どんどんふえるぞ!!」

魔法使い「きりがないわね…ここで残りの魔力も使い果たすつもりで殲滅しましょう!!」

商人「うん!経験値ガッポリもらうよ!!行くよー!!」




596: ――マーシャの酒場 2016/07/22(金) 20:31:38 ID:1VLD9owc

非常食「うにゃあ、何とか勝てましたにゃあ…」

竜王「サイゴトリノシタイダラケダッタナ」

魔法使い「次々と呼ばれたからね…でも空気の実の制限時間内に倒せて良かったわ」

商人「そだね…はい、鑑定終わり!まずこれだね、銀の靴。そこそこの守備力で獣人に対する倍打効果があるよ!これは…」

魔戦士「じゃあアタシが貰おうかね。竜王はファイアーブーツの方が良いだろう?」

竜王「ブレスノイリョクガアガルカラナ」コクリ

商人「あとこれはそよかぜの服っていって、睡眠に対する抵抗があるローブなんだけど…今これ欲しい人いないよね…」

魔法使い「そうね、私と商人は呪文抵抗のある紋章のローブだし、盗賊はサンダーガードがあるものね。まあ、無理に装備することもないわよ」

魔戦士「だね。あ、あとアタシは後輩が盗んできた凍結剣を貰うよ。これもフランベルジュと一緒で使えば呪文の効果があるし、何より片手装備なのが良い。サブにもう1つ武器が持てるよ」

盗賊「おー、せんぱいにとーりゅーか!?」

魔法使い「戦士の攻撃力アップを考えれば、手数を増やした方が良いでしょうね。さて、今日はもう休みましょう。あのドラゴンロードに報告しなければいけないけれど、今日は疲れてしまったわ…」

商人「だね、じゃあまた明日だね!」




598: ――翌日、カレテゴ・礼拝堂休憩所 2016/07/23(土) 21:16:21 ID:0HVkqtMs

ロンデルギウス「素晴らしいぞ!お前たちの実力は並大抵ではない!」

竜王「アリガタキシアワセ」

商人「また畏まってる…このヒト、そんなにすごいヒトかなあ…?」

ロンデルギウス「古の騎士の霊も、これで安らかに眠れる事だろう!根拠はないが、我輩はそう確信している!」

魔法使い「根拠ないの…?勢いだけじゃない…」

ロンデルギウス「だが、次の最終試練ではどうかな?自身の知恵と力だけでは、越えられぬものがあるのだ!それを知れ!」

非常食「にゃ!?まだあるのですかにゃ!?」

ロンデルギウス「舞台は、ハダーリマス渓谷!ここには血の聖杯がある。この聖杯を満たしてくるのだ!血の聖杯までの扉は我輩が開けておいた。あとはお前達が行くだけだ!」

魔戦士「行くだけ、ねえ…本当に行くだけで済むモノかねえ?」

ロンデルギウス「我輩はここで君達の帰りを待とう。成功を祈っている。行け、行って弾けてみせろ!」ガオー




599: ――ハダーリマス渓谷 2016/07/24(日) 00:45:22 ID:tvq55gkk

商人「…という訳であたし達はハダーリマスにやってきました。またここに来るとは思わなかったな…」

魔法使い「前にも来たけど、その時は聖杯なんて見つからなかったわよね。どこにあるのかしらね…」

盗賊「いってないとこぜんぶいけばみつかるぞ!!」

魔戦士「まあ、面倒だがそれしかないかねえ?まずはこの南西フロアからかねえ?」

非常食「にゃ、ここもまだまだ未踏破の場所がありますからにゃあ…」

商人「でもここは結構良いものが手に入るし、冒険自体はきっと有意義になると思うよ!」

魔法使い「そうね…でも、ここのアイテムは姉御達が粗方見つけたと思うけど…」

竜王「ホノオノロッドナンカダナ」

魔戦士「ここでおいしいのは宝箱のアイテムだけじゃないさ。後輩が盗むものもあるし、召喚契約したいような強力な魔物もいる」

盗賊「ぬすみはまかせろー!!」ガオー

魔法使い「確かに私もそろそろ新しくて強力な魔物と契約したいわね…じゃあ行きましょう。色々やることがあるとはいえ、聖杯というのが早く見つかれば良いけれど…」




600: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/24(日) 16:56:48 ID:tvq55gkk

非常食「…にゃ、この南西のフロアも大体踏破しましたゃ」

商人「そだね、まだちょっと残ってるけど…あ、あそこから北西に行けるよ、どうしよう?」

魔戦士「進んじまっても良いんじゃないかい?聖杯なんて大層な物が、こんな入り口近くにあるとも思えないしねえ」

魔法使い「確かにそうかもしれないわね。それに、南東や北東はそれなりに探索したけれど、北西はほぼ手付かず。何かがある可能性が高いわね」

盗賊「おいしいものやぬすめるものもな!!」

竜王「ケイヤクシタイマモノモイルカモナ」

魔法使い「そうね、このフロアにもいない訳ではなかったけれど…キメラとか、もう少しレベルが低い時に会っていれば是非契約したかったわね」

商人「キメラってさあ、あんななんだね…あたし達の世界じゃへんてこ鳥みたいだったのに…」

盗賊「あれはおいしかったな!!」

魔法使い「私達は食べなかったけれどね…さあ、では北西に行きましょう。北西はほとんど未知のフロア、気を引き締めるわよ」




601: ――ハダーリマス渓谷、北西 2016/07/24(日) 19:41:38 ID:tvq55gkk

非常食「うにゃあ、北西も南西と魔物の強さはあまり変わらないようですにゃあ」

魔法使い「そうね、1度に出てくる魔物の数は少々多いようだけど…」

魔戦士「増えた分の大半は久し振りに見るようなザコだ、問題じゃないだろう」

商人「でも数が多いと時間がかかるよね…あ、あれ?ここから先は北東へ行っちゃうよ?」

盗賊「かくしとびらもないぞ…」キョロキョロ

魔法使い「もうこのフロアには行ける場所はないわよね…といっても、地図を見るとまだ半分も踏破してないけれど…」

魔戦士「地図を見る限りだと、南西の別の場所、もっと西からから北西の行けない部分に行けるようだね。さてどうする?戻ってこのフロアの別の場所を探索するか、北東に行くか…」

盗賊「もどるのはめんどーだぞ!!」

竜王「ジカンモカカルナ」

魔法使い「そうね、今日はこのまま北東へ向かいましょう。北東も、まだ探索してない部分は多いわ。最深部だから気を付けないといけないけど…」

商人「でも最深部だからこそ良いアイテムがみつかるかもよ!」

魔戦士「強力な魔物と契約出来る可能性も大きくなるしね。よし、じゃあ行ってみようじゃないか」

盗賊「おー!!すごいのぬすむぞー!!」ガオー




602: ――ハダーリマス渓谷、北東 2016/07/24(日) 19:54:46 ID:tvq55gkk

非常食「うにゃあ、このフロアは流石に強い魔物が多いですにゃあ…」

魔法使い「ケルベロスにグリフォン…強力な魔獣がうようよいるわね。出来れば契約したいのだけれど、上手くいかないわ…」

魔戦士「強い魔物ほど契約しづらいらしいからね、仕方ないさ。ま、そのうち一匹くらい捕まるだろうさ」

コッペロ「いやいや、それにしても皆さんお強いですね。私は逃げ回るだけでいっぱいいっぱいだったのに」

盗賊「ん?おっちゃんだれだ?ひじょーしょくにごうか?」

商人「と、盗賊ちゃん、このヒトはコッペロさん!鉱石集めにここに来た商人さんだよ」

竜王「ピクニッカーミタイナモノダナ」

盗賊「おお!?じゃあそざいぬすむぞー!!」ガオー

魔法使い「止めなさい、この人を連れて南東に行くのよ。そうすれば鉱石をおすそ分けしてくれるらしいわ」

コッペロ「ええ、よろしくお願いします。いやいや、皆さんみたいな方々に護衛をしてもらえるなら心強いですなあ」

魔戦士「期待してもらってる所悪いが、アタシらももう持ち物が持てなくなりそうだ。今日は戻って、南東に行くのは明日以降になるけど良いのかい?」

コッペロ「ええ、もうしばらくここで遭難してたようなものですから、あと1日や2日はへっちゃらです」

商人「うーん、前の腹ぺこオーガさんといい、この世界のヒト達って遭難に強いよね…」

魔法使い「生命力が強いのか、食い溜めが出来る体なのか…いずれにせよ丈夫なようね…」




604: ――マーシャの酒場 2016/07/25(月) 17:48:25 ID:SdRc0Wl6

コッペロ「なるほどなるほど、ここが冒険者の酒場…私のような商人は滅多に来ることがありませんのでね」キョロキョロ

魔戦士「ま、冒険者以外に用はないだろうね」

魔法使い「それにしても、今回も魔物との契約は上手くいかなかったわね…」

盗賊「そんなときもあるぞ!!ごはん食べてげんきだすんだぞ!!」

魔法使い「そうね…貴方みたいに、ごはんで全部解決はしないけれど…」

商人「はい、鑑定終わりー!!」

コッペロ「おお、もう終わったのですか?見事な鑑定の腕ですね」

盗賊「ん?いつもさわってしまってるぞ!!」

竜王「キョウモ15カイイジョウハジョウタイカイフクジュモンツカッタゾ」

商人「そのその話は良いから!!こ、今回はこのクリスタルアーマーとかがあるけど、竜王ちゃんもお嬢サマも使わないよね…」

魔戦士「アタシらはそれぞれお気に入りがあるからね」

商人「だよね…あとはフランベルジュとかファイアーブーツとか…もっと早く出てくれればなあ…」

コッペロ「いや、素晴らしいじゃないですか!これで物足りないとは…」

魔法使い「私達も、ほんの1、2週間ほど前なら喜んでいたのだけれど…でもこれはきっと喜ぶべき事よね、今まで強力だと思ってたアイテムが物足りなくなったっていうのは…」




605: ――ミアマックの宿屋 2016/07/25(月) 17:57:00 ID:SdRc0Wl6

コッペロ「ほうほう、これが冒険者が泊まる馬小屋ですか…うーん、独特の臭いですね…」

竜戦士「おい、なんだこのおっさんは?」

非常食「うにゃあ、このヒトはハダーリマス渓谷で遭難しかけてたところをみぃ達が見つけて…」

コッペロ「私、本来はギガ・バザールで店を開いているのですが、商品の仕入れをしようとした所遭難しかけたという次第です」

狩人「ああ、そういえば店員が誰もいない店あったっすね…ってあの店、かなり前から誰もいなかった気がするっすけど…」

竜戦士「よく生きてたなおっさん!!ま、いかにもしぶとそうだもんな!!」

コッペロ「いやいや、流石にあそこのモンスターには参りましたよ…」

狩人「ああ、ハダーリマスは魔物強いっすよね。俺も何回死んだか…」

竜戦士「で、なんでまたハダーリマスに行ったんだお前らは?」

竜王「ドラゴンロードノシレンガアッテ」

竜戦士「あー、あのカレテゴのおっさんか!胡散臭いけど、なんか只者じゃなさそうだよなあ」

狩人「いやあ、俺には胡散臭くしか見えなかったっすけど…」

非常食「うにゃあ、次々と試練を言い渡されてますにゃあ…今回の試練で終わると良いのですがにゃあ…」




606: ――翌日、ハダーリマス渓谷 2016/07/25(月) 18:03:59 ID:SdRc0Wl6

魔法使い「さて、南東に連れていけば良かったわんだったわね?」

コッペロ「ええ、南東には良質の鉱石が採れる場所が有るんですよ」

魔戦士「そいつは良いね。場所を覚えたら、アタシらも後で行ってみるかい?」

商人「あ、良いかも!」

非常食「にゃ、南東には以前も行きましたにゃ?」

魔法使い「ええ、やっぱり良い鉱石があるっていう話でね」

盗賊「くーきのみをつくるためだな!!」

竜王「ピクニッカーモタクサンイタナ」

魔戦士「ああ、採掘と盗みで鉱石を山ほど手に入れられるな。なかなか期待出来そうじゃないか」

商人「うーん、端から聞いてるととても善のパーティーの会話には聞こえない…」

魔法使い「そうね…盗みは程々にして貰わないとね…」




607: ――ハダーリマス渓谷、南東 2016/07/26(火) 17:39:37 ID:ep7bpdPg

商人「南東かあ…前にもちょっと来たよね」

非常食「にゃ、全滅した姉御さん達を探して…にゃあっ!?」ドサッ

*ピット*

盗賊「わー、おとしあなだぞ!?いたい…」

商人「いったあ…あ、そうだ、ソーサレオかけなきゃ…我らが足よ、大地と反目し――宙に旅する新たな靴を!!ソーサレオ!!」フォーン…

盗賊「おー、ういたぞ!!」キャッキャッ

魔戦士「しかし、改めて周りを見てみると穴だらけじゃないか。なんなんだここは?」

コッペロ「そう、これこそが採掘場が近いという証なんですよ」

魔法使い「なるほど、鉱石を掘った跡なのね…」

商人「にしても、こんなあちこち穴だらけなんて…そんなに鉱石がたくさんあるの!?」

竜王「キタイダイダナ」

魔戦士「むしろこんなに採掘の跡があるならもう枯渇しててもよさそうだがねえ…仮に鉱脈が残ってたとして、奪い合いにならないもんかねえ?」

非常食「にゃ、そんなことは…不安ですにゃあ…」




608: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/26(火) 19:11:59 ID:ep7bpdPg

盗賊「…お?あそこになにかあるぞ!!」

コッペロ「あったあった!これですよ!!」ガサゴソ…

商人「おおー、鉱石がたくさん…」ゴクリ…

魔法使い「これは…すごい場所があったものね…」

コッペロ「これでよし、と。さあ、ギガ・バザールに戻りましょう」

魔戦士「ま、戻るといってもアタシらの荷物がいっぱいになるまでは付き合ってもらうがね。ん…?」

何かに遭遇した!

竜王「プリーストガイルナ」

盗賊「アンクもってるやつだな!!よーし、ぬすんで…」

コッペロ「わわわ、襲われる!?バ、バラドス!!」ゴオー…

プリーストは死亡した プリーストは死亡した

魔戦士「おいおい、盗む前に倒しちまったじゃないか!」

コッペロ「え!?倒しちゃまずかったんですか!?」

商人「うーん、なかなかアンク集まらないね…」

魔法使い「まあ、そう簡単にはいかないわよね…でも改めて考えてみると、10個って多いわよね…」




609: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/26(火) 19:18:11 ID:ep7bpdPg

――何かに遭遇した!

非常食「にゃ、またプリーストですにゃ!」

コッペロ「わわ、また襲われる…!」

魔法使い「まずいわね…コッペロさんが動く前に済ませましょう、ウィングハットを使うわ!!」キュイーン

魔戦士「おお、これで後ろにいる奴からも盗みが出来るって訳だな、後輩!」

盗賊「おー、ぬすむぞ!!」シュピシュピシュピシュピッ

竜王「チエノアンクガフタツトレタナ」

魔戦士「よし、後は用無しだ、凍結剣!!」シャピキーィーン!!

プリーストは死亡した ビショップは死亡した プリーストは死亡した

盗賊「こんかいはうまくいったな!!」キャッキャッ

コッペロ「こ、これは強盗なのでは…」

商人「ち、違います!襲ってきた相手からその、せ、戦利品をですね…」ゴニョゴニョ…

魔法使い「まあ、そう見えても仕方ないわよね…」




610: ――マウレアの森 2016/07/26(火) 19:28:18 ID:ep7bpdPg

商人「さて、本日の鑑定結果は残念な感じだったのですが…魔法使いちゃんがサキュバスと契約しました!!」

盗賊「あのセクシーねえさんだな!!しょーにんとまぎゃくの!!」

商人「そ、そんな事ないよ!!ライバルだよ!!」

魔戦士「ライバル?」プッ

魔法使い「またそういう事言って…コッペロさんの話では、サキュバスを召喚して堕落のマントの力を解放すれば、別の強力なマントに変わるという事だったわよね?」

コッペロ「ええ、私もアイテムが変化する模様を直接見たわけではないのですが、確かな情報ですよ」

非常食「にゃ、では今から試してみるという訳ですにゃ?」

竜王「マントハミセカラカッテキタゾ」

魔戦士「呪いが効かないアタシが解放すれば、万が一があっても問題ないだろう。さ、魔法使い、サキュバスを召喚してみなよ」

魔法使い「ええ――妖しの姿、誘惑の化身、堕落の姿を今ここに――出でよ、サキュバス!!……?」

商人「あれ?出ない?なんで…」

魔法使い「………あ!もしかして、コッペロさんがパーティーにいる間は呼べないんじゃ…」

コッペロ「ええ!?あ、私が召喚枠を使ってるから…」

魔戦士「なんだ、盛り上がりが台無しだな。じゃあおっさんをギガ・バザールに送り届けてからだな。やれやれ…」




612: ――翌日、ギガ・バザール 2016/07/27(水) 16:56:48 ID:pUNro.ts

コッペロ「いやあ、みなさん。本当に助かりました、ありがとう」

商人「いえいえ、どういたしまして!」

魔戦士「言葉はいらないんだよ、報酬寄越しな」

魔法使い「ちょっと、少しは言葉を選んで…」

コッペロ「では、約束の…」

オーガ「おい、ギガ・バザールのチビども!聞きやがれ!」

非常食「にゃにゃ!?オーガですにゃ!しかも怒ってるようですにゃ!?」

コッペロ「いけませんね、はは、見つかってしまいましたか」

魔法使い「見つかってしまった?貴方一体…」

オーガ「この街に、俺たちが採掘権を持っている場所で勝手に採掘を行った盗人野郎がいる!素直に名乗り出るならよし、さもなくば同等の額の品物を力づくでいただいていくぞ!」

商人「ちょ、ちょっとコッペロさん!?これって…」

コッペロ「あちゃー…ねえ、冒険者さん。どうでしょう?追っ払ってはくれませんかね?」




613: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/27(水) 18:20:30 ID:pUNro.ts

盗賊「お、いいぞ!!オーガにくたくさんだな!!なんにんまえかな…」ヒイフウミイ…

魔戦士「待ちな、後輩。確かにオーガに後れをとるアタシらじゃないが、流石に数が多すぎる。こんなおっさんの為に命を張る必要は無いね」

魔法使い「その言い方はどうかと思うけど…私達は法を侵した貴方を庇う事は出来ないわ。名乗り出れば許してもらえるようだし、ここは頭を下げた方が…」

商人「うん、悪いのどう考えてもあたし達だよね…」

コッペロ「わかりました、返しましょう…すみません、私です!皆さんが採掘権を持っている場所だとは知らなかったもので…」クドクド…

非常食「うにゃあ、許して貰えますかにゃ?」

魔法使い「大丈夫だとは思うわ。聞く耳を持たないという感じではなかったもの…」

魔戦士「まあな。それにオーガだって別に戦争したい訳じゃないだろう。そりゃあオーガとホビットの戦争ならオーガが勝つだろうが、ギガ・バザールには金があるからね」

商人「なるほど、お金にものを言わせれば戦争だって…あ、コッペロさん解放されたみたい!」

オーガ「てめえ、次にやったら命はないと思えよ!」

コッペロ「というわけで、鉱石は全て取り返されてしまいました。いやあ、悪いことは出来ないものですね――だから、お互いに報酬もありません。まあ、恨みっこなしでいきましょうよ」

魔戦士「おいおい、ふざけるなよ!…ったく、仕方ないねえ」

魔法使い「今回は骨折り損のくたびれ儲けね。ふう…」




614: ――コッペロの店 2016/07/27(水) 18:33:36 ID:pUNro.ts

商人「コッペロさん、遅いね…確かビルケさん?に呼ばれたって言ってたけど…」

魔戦士「ビルケはかバザールくつくっ屈指の大商人でこの街の元締めだ。ま、きつくお灸を据えられてるんだろうさ」

非常食「うにゃあ、とんでもない事に付き合わされましたにゃあ…」

竜王「モドッテキタミタイダゾ」

コッペロ「いやあ、まいった、まいった!ビルケもグレーな事にはたいがい目を瞑ってくれるんですが、今回は絞られました」

盗賊「ん?しぼられたのにやせてないぞ?」

魔法使い「そういう絞られたじゃないわよ…」

コッペロ「とはいえ、私もオーガと戦争する気はないのでして。ま、厳重注意といった所ですか」

商人「うーん、仕方ないですね…」

コッペロ「そうそう、ビルケに皆さんの事を紹介しておきましたよ。腕のたつ冒険者がいるってね」

商人「え、大商人とのコネが出来たの!?」

コッペロ「後で役員テントに顔を出してみたらどうです?いい儲け話があるかもしれませんよ」

商人「も、儲け話!!行こう行こう!!」

魔戦士「アタシも儲け話は嫌いじゃないねえ」

魔法使い「そうね、じゃあ行ってみましょうか。でも…これってまた頼まれごとをされるパターンじゃないかしら?こんなことばかりしてて良いのかしら…?」




616: ――ニカレス火山 2016/07/28(木) 17:35:50 ID:H4R06H7g

商人「というわけで、ギガ・バザールの元締めビルケさんにフェニックスの羽毛を頼まれたあたし達はニカレス火山にやってきたよ!!」

盗賊「あねごのはなしではここにフェニックスがいるんだぞ!!」

非常食「うにゃあ、フェニックスとはまた強そうなモンスターですにゃあ…」オアー…

魔戦士「何情けない事言ってるんだ、フェニックスの羽毛さえ手に入れられればきっと大商人の事だ、報酬がタンマリ貰えるに違いないさ。冒険者はこうでないとね」

魔法使い「張り切ってるわね…でも私達にとってはフェニックスは未知の魔物、しかもフェニックスの羽毛はフェニックス自身から盗む必要があるらしいわ。上手く行けば良いけど…」

商人「大丈夫だよきっと!!なんとかなるって!!」

魔法使い「お金が手に入りそうだから強気ね…悪いわね竜王、ドラゴンロードの試練の途中だったのに…」

竜王「ダイジョブ」

魔戦士「さて、じゃあ早速行ってみようじゃないか。火山の内部は溶岩が流れてる所もあるらしい、ソーサレオを頼んだよ小娘!」

商人「任せてよ!!コムスメじゃないけどね!!」




617: ――ニカレス火山、地下1階 2016/07/28(木) 17:44:05 ID:H4R06H7g

魔法使い「ふう…流石に火山の内部は暑いわね…」

非常食「うにゃあ、蒸し焼きになりそうですにゃあ…」オアー…

盗賊「むしやき?こうつごうだな!!」キャッキャッ

非常食「うにゃあ、焼けませんにゃ!!焼けません…にゃ!?」

――何かに遭遇した!

魔戦士「魔物だな!火のエレメンタルに…しめた、フェニックスだよ!!」

商人「しかもまだあっちはあたし達に気付いてない…チャンス!!ミサーマ!!」ポワワーン

フェニックスは眠った

非常食「にゃ、では前衛を倒しますにゃ!!」ドカバキッ

火のエレメンタルは死亡した

盗賊「よーし、まかせろー!!」シュピッ

魔戦士「よし、上手く1回で羽毛を盗めたね、流石だよ後輩!」

竜王「アトハカタヅケルゾ」ドスッ

フェニックスは死亡した

魔法使い「やったわね、拍子抜けなくらいあっさり手に入ったけど…さて、このダンジョンに来る機会ももうないかもしれないし、このまま探索を続けましょう」




618: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/28(木) 17:52:43 ID:H4R06H7g

商人「あの後もう1つフェニックスの羽毛を盗む事が出来たね、良かった!」

非常食「にゃ、確かヘーメのよろず相談所でもフェニックスの羽毛は欲しがってましたにゃ。1度に2つの依頼がこなせましたにゃあ」

魔戦士「ま、アタシはそっちの依頼はどうでもいいがね。さて、持てるアイテムもあと少しだ、もう少しで…」

――何かに遭遇した!

魔法使い「魔物よ!前衛にブラックシープとマインドフレア、後衛の2体は…両方サキュバスね」

非常食「にゃ、まずは前衛を片付けますにゃ!!」ドカバキッ

ブラックシープは死亡した マインドフレアは死亡した

サキュバスの行動:引き寄せ

商人「わわっ!?あ、あたし達後衛が前衛に引き寄せられて…」

サキュバスの行動:なめらかな指 熱い吐息

商人「あ、ちょ、だ、ダメ、ああっ、あっ…!」

――しばらくお待ちください…

1レベルドレインされた

商人「うう…ひどいよ…」ズウウン

魔法使い「うん、その、気を落とさないで…」




619: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/28(木) 19:23:16 ID:zug8U7OY

一体どんなことをされたのかkwsk




620: 「ごそーぞーにおまかせなんだぞ!!」 2016/07/30(土) 00:34:32 ID:JJzfidEE

――翌日、ギガ・バザール、役員テント

商人「うう…昨日はヒドい目にあったよ…」グスン

魔戦士「そんなに気にする事かねえ?ほら、それより商売だよ、せっかくフェニックスを相手にして盗ってきたんだ、さぞかし高値で買い取ってくれるんだろうねえ?」

魔法使い「だと良いけど…こんにちは。フェニックスの羽毛を持ってきました」

ビルケ「あぁ、これこれ!ご苦労だったね、これは駄賃だ、取っておきな」ジャラララ…

非常食「にゃにゃにゃ!?こんにゃにですかにゃ!!」

商人「いちじゅうひゃく…ご、ごじゅうまん!?せいぜい十万くらいかなって…」

竜王「サスガダイショウニンダナ」

魔法使い「本当ね、流石に驚いたわ…」

ビルケ「これで、ぐっすり眠れるってもんだ。夜が楽しみだねえ」

商人「よ、喜んでくれて何よりです…うーん、スゴい…」

魔法使い「依頼をこなした甲斐があったわね。紹介してくれたコッペロさんにも感謝しないと…」

魔戦士「あれだけ振り回されたんだ、このくらいあっても良いだろうさ。しかし、こっちは後に来た方が良かったかねえ?どう考えてもヘーメのよろず相談所がこれより金を出すとは思えないからね」

非常食「うにゃあ、先にこれだけ報酬を貰うとガッカリしてしまうかもしれませんにゃあ…」




621: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/30(土) 20:22:14 ID:oVEM/RxY

――ヘーメ協同自治区、よろず相談所

商人「はい、ラットビーさん、フェニックスの羽毛持ってきたよ!」

ラットビー「おお、やるじゃねえか!良いぜお前ら、なかなか見所がある」

魔戦士「ま、ついでだからね。でなきゃこんな金にならない依頼なんてねえ…」

ラットビー「確かに金にはならないが、そうだな…どうだお前ら、この街の書記長に会ってみないか?」

魔法使い「書記長に?また突然な話ね…」

ラットビー「会ってみろよ、な?よし来い!」

非常食「うにゃあ、強引なヒトですにゃあ…」

商人「ホントだね。でも、書記長かあ…また偉いヒトとのコネが出来そうだね!」

盗賊「おいしいもの食べさせてくれるのか?」ワクワク

魔法使い「それはどうかしらね…?まあ、会ってみて損は無さそうだけど、問題は…」

竜王「ホントウニアッテクレルカダナ」

商人「あー、あの様子だとアポなしだもんね…でもまあ、行ってみようよ、ね?」

非常食「にゃ、また何か頼まれないと良いですにゃあ…」




622: 仕事やら健康診断やら歯医者やらで… 2016/07/30(土) 21:45:25 ID:oVEM/RxY

――ヘーメ書記長室

ラットビー「ハッハー、トリンクルテー!」バンッ!

トリンクルテ「げえっ、ラットビー!?」ピュイーン…

商人「あ、妖精さんが逃げた!けど…」

ラットビー「ひさしぶりしゃねえか〜」ワシワシ

竜王「ツカマッタナ」

トリンクルテ「やーめーろーよー、はーなーせーよー!」ジタバタ

ラットビー「全く、偉くなったら相談所にも顔を出さなくなってよー」

トリンクルテ「今のボクはヘーメの書記長なんだぞ!昔みたいに…」

魔戦士「ったく、なんなんだこの茶番は」

魔法使い「どうやら二人は昔馴染みみたいだけど…」

盗賊「まるやき、くしやき、すあげ、むしやき…はねはむしって…」ブツブツ…

トリンクルテ「お、おい!?あいつボクを見て何か言ってるぞ!?」

商人「と、盗賊ちゃん!?妖精さんは食べ物じゃないからね!?」




623: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/30(土) 22:01:05 ID:oVEM/RxY

ラットビー「…というわけで、ヘーメの書記長トリンクルテだ。物凄く偉いんだから、失礼のないようにな!」

トリンクルテ「この流れでお前が言っても、何の説得力も無いけどな…それで今日はどんな厄介事を抱え込んで来たんだ?ボクの仕事を増やすなよ!」

ラットビー「いやいや、今日は本当に良い話だ。こいつらを紹介しようと思ってな。いろいろとうちの相談事を解決してくれてるんだが、かなりできる奴らなんだよ」

商人「え?えへへ、それほどでもあるかなー」♪

トリンクルテ「ふうーん…」

ラットビー「でだ。お前が余興で開いてる武術大会あっただろ。こいつらなら、停滞ぎみだった武術大会を盛り上げてくれるんじゃねえかってな」

トリンクルテ「あー、なるほど!それは面白そうだね!」

非常食「うにゃあ、話がどんどん進んでますにゃあ…」

ラットビー「だから言っただろ?じゃあ俺は戻るから、後よろしくな」バタン!

トリンクルテ「じゃあ早速だけど、武術大会やってみる?」

魔法使い「いきなりね…でもまあ、腕試しならしてみようかしら?」

トリンクルテ「そうこなくちゃ!君達の力は、ロンビーノ先生にどこまで通用するかな?はりきって、ゴー!!」

――何かに遭遇した!




625: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/31(日) 16:51:20 ID:NhKcOA22

商人「わ、いきなり始まった!?ってなにこの子!?リスかな?かわいー!!」

盗賊「こっちもおいしそうだな…」ジュルリ

魔法使い「二人とも、悪いけどこの子は殴らなきゃいけないらしいわよ」

魔戦士「時間制限があるようだな、さっさとやるぞ!!らあっ!!」ザクザクッ

非常食「にゃ、小動物マスコットの座は譲らないのですにゃ!!ふーにゃー!!」ドカバキッ

商人「ええー…そんな座あったんだ…」

魔法使い「さて、私が攻撃してもたかが知れてるし…変化と幻惑の主、その知恵と力を我に貸し与えよ!!出でよ、アークレナード!!」ドゥン!

魔戦士「キツネか、手数があるから良いかもしれないね!」

盗賊「とーぞくはどーぶつばいだだぞ!!」プシャー

竜王「ガアッ!!」ドスッ

商人「あ、もうすぐ時間だよ!みんな、らすとすぱーと!!」

非常食「にゃ、頑張りますにゃー!!」ニャオー




626: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/31(日) 16:58:30 ID:NhKcOA22

魔法使い「さて、結果はどうだったのか…」

トリンクルテ「おー、やるじゃん!優勝、おめでとう!」パチパチ…

商人「え、優勝!?やった!!」

トリンクルテ「じゃあ、記念品を何かあげないとね。そうだなあ…これなんかどう?」

ハイアセデク公の外套を手に入れた!

魔戦士「なんだ?ずいぶん大層な外套だな」

盗賊「うー、食べるものじゃないぞ…」

商人「まあまあ盗賊ちゃん、これは結構すごいものだと思うよ!…どう使えば良いのかは分からないけど…」

トリンクルテ「また遊びに来てよ。待ってるからさ」

魔法使い「ええ、腕試しにはちょうど良いし、また来ても良いわね」

非常食「にゃ、次はもっと良い結果を出しますにゃ!!」ニャオー

商人「だね!トリンクルテさん、さようならー!!」

盗賊「つぎは食べるぞ!!」ガオー

魔法使い「食べちゃダメだからね…」




627: ――数刻後 2016/07/31(日) 17:23:48 ID:NhKcOA22

トリンクルテ「ダメだなー、ロンビーノ先生を驚かせる位じゃないと」

姉御「ん〜、悔しい…あの子達はどのくらい出したの?」

狩人「えっと…なんかこっそり2回やってますね…1回目が4408で、2回目が今の最高記録で…8644!?」

竜戦士「あいつら闘士がいるからなあ、でかい数字は出るし当り外れもでかい」

姉御「で、私達は?」

魔術師「…1939…」

竜戦士「歯が立ってねーな…」

師匠「我々は呪文攻撃がメインですからな、ある程度は仕方ないでしょうな。それに、おそらく1回目は戦闘中に召喚呪文を使ったのを、2回目は戦闘前から出して少しでも手数を増やしたのでしょう」

魔術師「…あと…呪文攻撃が使えなくても…あの人達は…オラースがある…」

姉御「手数を増やす呪文かあ…私達にはないもんね。ん〜、でもやっぱり悔しいな…いつか勝つためにも強くならなきゃね!さ、行くよみんな!!」

竜戦士「おお!!負けっぱじゃいらんねーからな!!」ガオー




629: ――ハダーリマス渓谷、北西 2016/08/01(月) 18:42:14 ID:nPh2dexY

魔法使い「…よし、サキュバスを召喚したわ、魔戦士!」

魔戦士「ああ、堕落のマントの力を解放してみるよ!」ギュイーン

商人「わ、サキュバスが消え…あ、あれ?マント…変わってない?これって黒夢の外套…!」

非常食「うにゃあ、本当にアイテムが変化しましたにゃあ…」

盗賊「まっくろいマントだな!!まえからまっくろだったけど!!」

魔戦士「どうやらこれはドレインに抵抗があるみたいだね。それに守備力もなかなかのもんだ。クルセイドアーマーに代えてから守備力が気になってたからね、ちょうど良かったよ」

商人「うーん、ドレインに抵抗があるのはうらやましいけど、あたしは魔印とか外せないしなあ…それより、あのドラゴンロードさんの試練だけどさ…」

竜王「コノフロアニチノセイハイガアルハズダナ」

魔法使い「ええ、実は前回来たときに目星はついてるのよね。コッペロさんがいたから調べはしなかったけど…」

非常食「にゃ、血の聖杯とはどんなものなのですかにゃあ。物騒な名前ですにゃあ…」

商人「ちょっと怖いよね。でも行ってみないと…」




630: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/01(月) 18:52:49 ID:nPh2dexY

魔法使い「さあ、怪しい扉の前に来たわよ」

非常食「うにゃあ、いかにもな扉ですにゃあ…失礼しますにゃ…」ゴゴゴ…ゴオン!

商人「わあ、中暗い…あ、何かあるよ?あれ…台座?の上に…」

竜王「サカズキダナ」

魔戦士「これがおそらく血の聖杯だろうね。これは…以前は血で満たされていたようだね」

魔法使い「ええ、このどす黒い感じはおそらくそうでしょうね。さて…これもおそらくだけれど、私達はこれを満たさなければならないわ」

盗賊「ちをいれるのか?」

魔戦士「そうなるだろうね。まずアタシが…っと、アタシの血は要らないようだね。ほらバカ猫、あんたやってみな」

非常食「うにゃあ、じゃあ…痛いですにゃあ…」ポタポタ…

竜王「イレルゾ」ポタポタ…

魔法使い「少しずつ満たされていくわね。次は私が…っつう…!」ポタポタ…

商人「あ、あたしも…あれ?なんか杯が…」

魔戦士「小娘の血は要らないってさ」

商人「コムスメじゃないし!でもなんで…」

盗賊「じゃあとーぞくは…あれ?とーぞくもだめだぞ?」




631: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/01(月) 19:02:54 ID:nPh2dexY

商人「どういう事だろ?えっと、確かドラゴンロードのヒトはあたし達だけじゃ出来ないみたいな事を言ってた気がするけど…」

魔法使い「私達だけでは出来ない………もしかしたら、各種族の血が必要なのかしら?でも、それなら何故魔戦士の血は要らなかったのか…?」

魔戦士「ああ、アタシらデビリッシュは――そして恐らく魔傀儡もだが――この世界にとっては不純物だからね、必要なくてもおかしくはないさ」

商人「そうなの!?」

魔戦士「要するに『神々が造った種族じゃない』って事さ。アタシらは神々と敵対する闇の勢力の末裔、魔傀儡は人間達が造った模造生命だ。神々からはあまり良い目では見られてないだろうね」

魔法使い「そう…でももしそうなら、各種族の血が必要という説が有力かしら?となると確かに私達だけでは難しいわね…」

盗賊「あねごたちにもやってもらうよーだな!!」

非常食「にゃ、それにオーガやゴブリンの血も必要ですにゃあ」

商人「となると、コートラストのヒト達にも協力してもらわないと…」

魔戦士「ちっ、とことん面倒な仕事だねえ」

魔法使い「そうね…でも、乗りかかった船だし、最後までやってみましょう。それにしてもこんな大掛かりな…儀式?が必要なんて…この行為の、この聖杯の意味は何なのかしらね…」




633: ――ハダーリマス渓谷、北東 2016/08/02(火) 17:22:39 ID:9MRA/0eY

魔戦士「…うん、さっき後輩が盗んでくれたこの鮮血のダガー、サブ武器としてはかなり良いね」シュッシュッ

盗賊「おやすいごよーなんだぞ!!」

商人「うーん、種族的に大丈夫とはいえ、よくそんなザ・呪いみたいなダガー装備出来るよね…」

魔法使い「デビリッシュの特権よね、私達には…」

――何かに遭遇した!

非常食「にゃ、マスタープリーストですにゃ!」

魔戦士「アンクが盗れるよ後輩!」

竜王「マズトナリノテキヲカタヅケルゾ」ドスッ

――マスターアルケミストは死亡した

盗賊「よーし、ぬすむぞー!!」シュピシュピシュピシュピシュピッ

非常食「にゃ、盗み終わったなら倒しますにゃ!!」ドカバキッ

――マスタープリーストは死亡した

商人「やったね盗賊ちゃん!アンク見せて…あれっ!?知恵のアンクだけない…」

魔法使い「盗賊がすでにアイテムを1つ持ってたから全部盗みきれなかったのね。それにしても知恵のアンクだけがないなんて、不運ね…」




632: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/02(火) 01:46:52 ID:nSqyzlzg

フェアリーがいないですやん!




634: フェアリーどうしようか考えた末の… 2016/08/02(火) 17:34:45 ID:9MRA/0eY

――マーシャの酒場

商人「はい、鑑定終わりー。今日はこの新月の外套が出たけど、装備したいヒトいないよね…」

魔戦士「アタシと竜王は闇耐性は間に合ってるし、バカ猫は防御力低下の邪魔だし、後衛にも装飾品の余裕は無いねえ」

魔法使い「まあ、闇属性への完全耐性があるんですもの、今は必要なくてもいずれ欲しくなるかもしれないし…」

姉御「お、今日も冒険してたね〜」

盗賊「あ、あねご!!」ビシッ

商人「あ、姉御ちょうど良い所に!実はかくかくしかじかで…」

姉御「ふーん、色んな種族の血が必要なわけなんだ?良いよ、それくらいなら」

師匠「ふむ、しかし我々が狩人殿かデク殿を外して錬金術師殿を連れていっても足りない種族がありますな」

魔戦士「オーガとゴブリンは、面倒だがコートラストを当たってみるよ。だが残るフェアリーがいないね」

竜戦士「フェアリー?フェアリーならついさっき冒険者登録済ませたばっかの遊楽者が居たぜ、ほら、あそこによお」スッ

???「あ、皆さんお久しぶりです〜」ノシ

魔法使い「え!?あ、あの方は…!?」

商人「な、なんでこんな所に居るの!?」




636: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/03(水) 18:04:50 ID:Tupkb4Bw

魔戦士「なんだい、あんたらの知り合いかい?」

盗賊「ルビスさまっていうへっぽこだぞ!!」

ノレビス「へっぽこ!?あ、私ルビスじゃなくてノレビスですから!」

商人「はあ、またそれですか…」

非常食「にゃ、この方はどのような方なのですかにゃ?」

ノレビス「メインヒロインです!!ヒロインは遅れてやって来るんです、ピンチに!!」ドヤッ

魔法使い「それヒーローじゃないかしら?それにピンチという程でもないけど…」

商人「そうそう、あとめいんひろいんあたしだし!!」

姉御「ねえねえ、キミ達と知り合いって事はこのヒトもキミ達が前にいた世界のヒトなんだよね?」

ノレビス「ええ、この人達には私の世界を救ってもらったんですよ!」

魔術師「…私の…世界…?」

ノレビス「ええ、私世界の創造主ですから!」ドヤドヤッ

狩人「なんつーか…個性的っすね…」

魔戦士「全くだ、随分痛々しいのが知り合いなもんだねえ」

ノレビス「痛々しい!?そんな、ひどい…」




637: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/03(水) 18:17:48 ID:Tupkb4Bw

魔法使い「そういえばノレビス様、今回は一人なの?」

ノレビス「ええ、あんまり人数が増えると色々大変だろうなと思って!」

商人「あー、まあ…」

盗賊「せっかくきてもどのパーティーにもはいれないぞ!!ひとりたびか?」

姉御「ああ、それならたまになら私達が連れてってあげるよ。たまにね」

ノレビス「はい、貴方はそう言ってくれると思ってました!」

狩人「そこまで分かってるなら前衛職の方が良かったんすけど…なんで遊楽者なんすか?」

魔法使い「大方『遊』の字に惹かれたんでしょう?」

ノレビス「え!?そそそそんな事はないですよ!?」

魔術師「…惹かれたのね…」

ノレビス「えっと、本当は神女とかが良かったのかな〜とは思ってたんですけど、ほら、神女とか僧侶って神に仕えるものって感じじゃないですか?ほら、私どっちかと言うと神じゃないですか!」

魔法使い「………」

姉御「あはは、本当に面白いねー!!キミ達の世界ってこんな面白いヒトたちばっかりなの?」

商人「えっと、ごめんなさい、一緒にして欲しくないです…」




640: 今日はこれだけ… 2016/08/04(木) 18:27:43 ID:eORxue62

――翌日、ニカレス火山

商人「と、いうわけであたし達は今日ニカレス火山にやって来ましたー!」

魔法使い「何が『というわけで』なのよ…」

非常食「うにゃあ、オーガとゴブリンを仲間にするためにコートラストに行ったのですにゃ…」

魔戦士「そしたら何故か逆にここで売ってるハイ枝切りバッシャーを買ってくるように頼まれた、と。ったく、アタシらはいっつもいっつも良いように使われてるねえ」

魔法使い「まあ、頼まれたものは仕方ないわね…何だかどんどん目的から遠ざかっていってる気もするけど…」

盗賊「ぶどーがとれないのはいちだいじだぞ!!えだきりはひつようだぞ!!」

商人「うーん、あんなになってるんだから高いところにあるいくつか位採れなくても、とも思うけど…それより魔法使いちゃん、ノレビス様放っといて良かったの?」

魔法使い「まあ、良くはないのかもしれないけど…正直、ノレビス様に構ってると話が進まないのよね…」

盗賊「めんどくさいからな!!」

商人「あー、うん、そうだね…」




642: ねむ…い… 2016/08/06(土) 01:00:49 ID:6HDPKOOc

――マーシャの酒場

姉御「よし、じゃあデクにはお留守番してもらって、代わりに錬金術師をパーティーに入れて…よし、じゃあハダーリマスに出発するよ!」

ノレビス「って、待って下さいよ!私も連れてってくれるんじゃないんですか?」

姉御「ああ、あの子達がオーガとゴブリンを連れて来るって言ってたから、ぽんこつ女神様はその時連れてくから」

ノレビス「ぽんこつ女神!?」

狩人「だから前衛職にしておけば…」

師匠「ノレビス様、今回はパーティー編成の都合で仕方なくこういう形をとらせていただいています。何卒ご理解を…」

姉御「そうそう、それにハダーリマスはレベル1だと大変だよ?ただでさえぽんこつなのに」

ノレビス「わ、私はぽんこつじゃありません!きっと他の誰かです!!」

錬金術師「おや、じゃああたいって事にしようかねえ。ぽんこつとはいえ女神なんて嬉しいねえ、あはははは!!」

狩人「…竜戦士さん、突っ込んで下さいっすよ…」

竜戦士「明らかに面倒そうじゃねーか、お前がやれよ…」

魔術師「…この世とあの世の境目に、地獄の神様こんにちは、嬢ちゃんこっちへいらっしゃい…」ブツブツ…

竜戦士「おいぃ!!いくら煩いのが嫌いだからってゼフェフス撃とうとしてるんじゃねーよ!!おめーのそういうとこおかしいからな!?」

狩人「そもそも魔術師さん僧侶呪文使えないじゃないっすか…」




644: ――ニカレス火山、北側 2016/08/06(土) 20:31:07 ID:rYbhslCQ

商人「えっと、確かハイ枝切りバッシャーはこの火山でサイクロプスが売ってるっていう話だったよね?」

魔法使い「ええ、地下に行くとマグマで熱いから、恐らく地上のフロアにいるんじゃないかと思うんだけど…」

非常食「にゃ、なかなか見つかりませんにゃあ…」

盗賊「…ん?ここ、なんかへんだぞ!!」ゴソゴソ…

魔戦士「変?お、後輩、そいつはシークレットドアじゃないかい?」

竜王「ココカラサイクロプスノトコロニイケルカモナ」

商人「あー、サイクロプスの鍛冶屋さんなんていかにも人里離れた所好きそうだもんね、こういう分かりにくい所にいてもおかしくないかも!」

盗賊「よーし、じゃああけて…わ!!ゆかがないぞー…」ピュィーン…

非常食「ふ、ふにゃー!?落ちますにゃー!?」ピュィーン…

商人「ひ、ひえー!?な、なんでこんな目にー…!」ピュィーン…




645: ――ニカレス火山、地下1階 2016/08/06(土) 20:41:33 ID:rYbhslCQ

魔法使い「…っつう…ここは…地下1階ね…」

魔戦士「シークレットからの落下とはね、性格悪い仕組みだねえ…お、ほら見てみなよ。梯子があるよ。地下へのね」

竜王「イママデイケナカッタトコロダナ」

魔法使い「そうね…でも更に進んで良いものかしら?恐らく、いえ間違いなくこの先にサイクロプスの鍛冶屋は居ないわよ」

盗賊「ぼーけんしゃたるものみちがあったらすすむんだぞ!!」

魔戦士「あはは、そうだね。アタシも後輩と同意見だ。それに、コートラストやここの北側でもいくらか宝を手にいれて来たからね、どっちにしろ今日はそう長く冒険は出来ないさ。なら…」

商人「ちょっと未知のフロアを覗いてみよう、っていう訳だね?あたしもそれが良いかなあ」

魔法使い「そうね…じゃあ進みましょうか。せっかく今まで来られなかった所に行けるんですものね」

魔戦士「ああ、もしかしたら凄いお宝があるかもしれないしね」

非常食「うにゃあ、凄く恐ろしい魔物が居たりしないと良いですにゃあ…」

商人「あー、それはちょっと不安かも…」




646: ――ニカレス火山、地下2階 2016/08/07(日) 17:31:33 ID:dw4VPet2

非常食「うにゃあ、暑いですにゃあ…」

商人「うん、しかもここ、フェニックスとか火のエレメンタルとか熱々のモンスターばっかりだし…」

魔法使い「まあ、暑い所に火属性の魔物が集まるのはごく自然な…」

――何かに遭遇した!

盗賊「おお!?なんだこいつ、へびか?ドラゴンか?」

竜王「ヤタラナガイナ」

魔戦士「こいつは…ルーツレステイルとか言ったか?確か…」

ルーツレステイルの行動:アルゲイズ

商人「わ、わー!?じ、地割れが…!落ちる落ちる落ちる!!」アタフタ

非常食「にゃ、にゃー!?あ、危ないのですにゃ!!」

魔法使い「…ふう、危なかったわ。みんなは無事?」

商人「だいじょーぶ!!即死系には即死系だよ――虚ろなる者よ、地の底より来たりて魂の緒を刈れ!!ゼフェフス!!………あれ?」

竜王「フハツダナ」

魔法使い「貴方、本当に即死系の呪文好きよね…何がそんなに貴方を惹き付けるのかしら…?」




647: ――マーシャの酒場 2016/08/07(日) 17:40:22 ID:dw4VPet2

商人「…はい、鑑定終わりー…あーあ、今日は+2素材が2つあった以外は何も収穫無しだよ…」フゥ…

非常食「うにゃあ、こんな時もありますにゃあ」

ノレビス「へえー、この世界にも面白いモノがたくさんありますね〜」ガチャガチャ…

盗賊「ノレビスさまおいてかれたのか?せんりょくがいつーちだな!!」

ノレビス「そ、そんなことありませんよ!?また次の機会には連れてってもらえるんです!」

魔法使い「そういえばルビス様はなんでノレビスと名乗っているの?ここで偽名を使う必要は無いわよね?」

ノレビス「え?それはそうですけど、ノレビスと名乗るといかにも冒険者です!!っていう感じで気が引き締まるんですよね!」

魔戦士「気が引き締まる、ねえ…」

ノレビス「それに、この名前で冒険した時の美しい思い出を無下には出来ませんし!」

盗賊「うつくしいおもいで…?あそびにむちゅーになっててカラスとかアリクイとかにころされたのがうつくしいのか?」

ノレビス「そ、それは…!こ、今回はあんな事ありませんから!」

魔法使い「だと良いけど…その懐のタロットが悪さしそうで怖いわね…」




649: ――ハダーリマス渓谷、北西 2016/08/08(月) 15:58:25 ID:Q53N09A2

姉御「…よし、みんな血は注いだわね?じゃあついでに探索していきましょう」

錬金術師「お、良いねえ、フィールドワークは久しぶりだよ。レベルも上げたいしねえ」

狩人「錬金術師ともなると大体錬金倉庫に入り浸りっすもんね。まあ錬金術師さんは酒場にも入り浸ってるっすけど…」

師匠「しかし、レベルを上げたいのは我々も同じ。特に私は早く蘇生呪文を扱えるようにならないといけませんからな」

竜戦士「だなあ、結局の所あいつらと差がついたのは蘇生呪文の有無だよなあ。誰か死んだら即引き返すようじゃ、なかなか探索も進まねーもんな」

魔術師「…僧侶でも…仲間にすれば…」

姉御「そうだね、それかせめてデクがリカバリー使えれば良かったけどね。でもこういう回復に困るパーティーって誰かさん好みだからね、仕方ないよ!」

竜戦士「誰か知らねえがドM野郎だなそいつは…」

魔術師「…死ねば良いのに…」

錬金術師「誰の事か分からないけど散々に言われてるねえ、きっと人徳もないんだね、あはははは!!」

狩人「本当、誰の事なんすかねえ…?」




650: ――マーシャの酒場 2016/08/08(月) 16:06:36 ID:Q53N09A2

商人「あ、姉御達だ、おかえりなさーい!」

姉御「ただいま、あー、疲れたよ!」

狩人「まあ、錬金術師さん以外はレベルも上がりそうだし、良かったじゃないっすか」

盗賊「ん?おばさんレベルあがらないのか?」

竜王「ああ、探索始めてすぐに死んじまったからな」

非常食「にゃ、その錬金術師さんはどこですかにゃ?」キョロキョロ

師匠「ああ、何でも酒場に行くと稼いだお金がすぐに消えてしまうので、先に寺院に寄付してくると…」

ノレビス「へえー、意外と堅実なんですね〜」

商人「そうだね、ノレビス様とは違うみたいだね」

ノレビス「なっ!?わ、私だってケンジツですよ!?むしろケンジツの女神ですよ!」

魔法使い「タロットを使いたくてうずうすしてるヒトが堅実と言えるのかしらね…?」

盗賊「ん?おるすばんのせんりょくがいにはつげんけんはないぞ!!」

ノレビス「そんな、ひどい…」




652: ――翌日、ニカレス火山 2016/08/09(火) 18:13:44 ID:6v34PkNA

魔戦士レベル37「今日も枝切りなんとかを探すのかい?こんな事してるヒマあるのかねえ?」

魔法使いレベル26「とはいえ、受けてしまったからね…今日見つかれば良いけれど…」

竜王レベル29「ツゴウヨクイケバイイケドナ」

商人レベル31「でもこの寄り道のおかげでレベルも上がってるし…ほら、あたしあと一息でハイマスターだよ!」

盗賊レベル40「おー、すごいな!!とーぞくはとっくになってるけどな!!」ドヤッ

非常食レベル30「うにゃあ、みぃはもう少しかかりそうですにゃあ…」

魔法使い「盗賊はずいぶん上がったのね…こちらの世界の盗賊はレベルが上がりやすいとはいえ…」

商人「魔法使いちゃんと竜王ちゃんの転職組はまだ少し低いね、仕方ないけど」

魔戦士「竜王はドラゴニュートの君主だからね、転職してなくとも上がり方は遅かったろうさ」

商人「そっかー…あれ?竜王ちゃん、元気ないね…?」

竜王「ドラゴンロードタニシゲ…」ショボーン

盗賊「きっとじゅーでんしてかえってくるからげんきだすんだぞ!!」

魔法使い「誰の話かしら…?」




653: ――ニカレス火山、北側 2016/08/09(火) 18:21:14 ID:6v34PkNA

魔戦士「おいおい、サイクロプスの鍛冶屋とやら、どこにもいないじゃないか!」イライラ

非常食「にゃ、にゃあ…お嬢様、落ち着いてですにゃ…」オアー…

商人「でもホント、どこにいるんだろ…もしかしたらやっぱり下の階なのかなあ?」

魔法使い「あんな暑い所には…と思ってたけど、サイクロプスには関係ないのかもしれないわね…そういえば非常食、さっき盗賊が盗んだ鷹の爪はどう?」

非常食「にゃ、サブ武器としてはなかなかですにゃ。今まで使ってた魔獣の爪+1よりも良さそうですにゃ」

商人「良かったね!さっき知恵のアンクも盗めてたし、盗賊ちゃんは絶好調だね!」

盗賊「でももちものいっぱいだぞ!!あとおなかへったぞ!!」

魔法使い「そう、ならそろそろ戻って…え!?い、いけない、シュートが…!」

商人「わ、お、落ち…!!?」

*だが 浮いている*

竜王「ソーサレオカケテタナ」

商人「あ、そ、そうだった、忘れてた…でもこんな所にシュート?今日はもうムリだけど、明日はシュートで落ちた先を調べなきゃダメかなあ…?」




654: ――翌日、ニカレス火山、北側 2016/08/10(水) 19:57:17 ID:dHcI8uig

魔法使い「…シュートに落ちる前にもう少しこのフロアを調べてみたけれど…やっぱり何もないわね…」

魔戦士「おまけにどっかのバカ猫はまたサキュバスに魅了されて竜王を殺すしねえ。ほら、あんたと一緒に入る鍋の具は何がいい?それくらいは選ばせてやるよ」ゲシゲシッ

盗賊「にくっていえ、にくって!!」ゲシゲシッ

非常食「うにゃー!?もうしませんにゃ!!もうしませんにゃ!!」オアー…

魔戦士「あんたのもうしないは聞きあきたんだよ!さ、そこに座んな、まず皮を剥いてやるよ」チャキーン

非常食「うにゃー!!助けて欲しいのですにゃ!!」ジタバタ

商人「や、やめなよ、可哀想だよ!!」

魔法使い「そうよ、その辺にしておきなさいよ、全く…」

魔戦士「分かってないねえ魔法使いは。アタシはね、このバカ猫の所有者としての責任を果たそうとしてるだけさ。アタシだって断腸の思いなんだよ?」ニヤニヤ

魔法使い「とてもそうは思えないけど…ほら、早く先に進むわよ。せっかく姉御達に手伝ってもらったのに、肝心の私達が手間取っていたら申し訳ないもの…」




655: ――翌日、ニカレス火山、地下1階 2016/08/10(水) 20:09:17 ID:r2dn2IuE

竜王「ケッキョクシュートカラオチタナ」

魔法使い「あれ以上あのフロアを探しても仕方なさそうだものね…でも、こんな暑い所に誰か住んでるものなのかしら…?」

魔戦士「ま、サイクロプスの鍛冶屋らしいからね、アタシらとは暑いと感じるラインが違うのかもしれないよ」

商人「うーん、そういうものかなあ…あれ?ここ、この部屋…なんか他と違うね?もしかして…」

竜王「ダレカスンデルカモナ」

魔法使い「本当にこんな所に…?失礼して…あ、サ、サイクロプス…!」

サイクロプス「なんだ…?俺の作ったブツでも欲しいのか…?19800G.Pだな」

商人「わ、結構高いね…」

魔戦士「仕方ないねえ、非常食!あんた払いな。さっきのヘマはそれで勘弁してやるよ、安いもんだろう?」

非常食「にゃ!払いますにゃ!!喜んで払いますにゃ!!」ジャラジャラ…

サイクロプス「…持ってけ」

盗賊「おー、これがぶとうしゅーかくばさみか?」

魔法使い「ハイ枝切りバッシャーね。これは武器としても使えそうな出来映えね…」

魔戦士「全くだね。さ、バカ猫、まずはあんたの首で試し斬りだよ、そこに直りな、」スチャッ

非常食「ふにゃー!?約束が違いますにゃー!!」




657: ――翌日、ミアマックの宿屋 2016/08/11(木) 19:23:30 ID:dbn3hdhs

商人「はい!!来ましたハイマスター!!」バーン

盗賊「おー!!おいわいにおにくをよういするぞ!!」チャキーン!

非常食「にゃ!?にゃぜ包丁を用意しながらみぃを見るのですかにゃ!?」

魔戦士「何故って、手頃な肉があんたしかないからさ」

魔法使い「その辺にしなさいよ…司教のハイマスターは呪文の威力が上がるのよね?」

商人「そう、魔術師の魔法の攻撃力と僧侶の魔法の回復力両方上がるの!!上がり方はそれぞれの専門には敵わないけど…でも両系統威力が上がるのは司教だけだよ!!」

盗賊「おー、なんかすごそうだな!!」

魔法使い「実際凄いのよ、そもそも呪文の威力がレベルで上がるのは司教と魔術師、あと僧侶だけだしね」

魔戦士「ま、これからアタシらの体力も上がってくれば、今までの回復量では間に合わない可能性もあるからね。少しでも威力が上がるのは良いことだよ」

竜王「ロードハアガラナイカラナ」

魔法使い「仕方ないわね、ロードはロードで強力な能力があるのだから…さて、今日はまずコートラストね」

盗賊「ぶどーしゅーかくばさみをもってくんだな?」

商人「そうそう、このハイ枝切りバッシャーを渡せば、きっとオーガとゴブリンのヒトたちも仲間になってくれるよ!そしたらドラゴンロードの試練もクリアだね!」

魔戦士「ったく、長かったよ。さ、さっさと行って済ませるよ。アタシらにはやることがたくさんあるんだからね」




658: ――コートラスト要塞、東側 2016/08/11(木) 19:33:38 ID:dbn3hdhs

手入れ人「お、噂をすれば…」

バルモア「なんだ、お前達に頼んでたのか」

非常食「にゃ、前に戦ったヒトたちですにゃ?」

ヨグマ「ここに来たということは、ハイ枝切りバッシャーを持ってきてくれたのか?」

商人「へへー、はい、これ!」シャキーン!

手入れ人「ありがてえ!これで収穫が出来るだよ!」

ヨグマ「貸しが出来たのう。困った事があったら、3階の玉座まで来ると良いぞ」

バルモア「ぶっちぎりで力になるぜ!!」

「はい!じゃあ早速…ティオメンテ!!」キィーン!

――コートラスト要塞、3階

ヨグマ「なんじゃ、早速困りごとか?」

商人「はい!かくかくしかじかで…」

ヨグマ「そうか、では儂らが仲間に…っと、このままではパーティーに空きがないのう。パーティーの人数を減らしてきてくれんと一緒に行けんぞ」

非常食「うにゃあ…そうでしたにゃあ…」

バルモア「お前ら…ぶっちぎりでバカだろ…」




660: ――マーシャの酒場 2016/08/12(金) 17:49:59 ID:mFpG/TVU

姉御「…で、仲間に出来ずに引き返して来たんだ?キミ達って意外と抜けてるよねー」

魔法使い「返す言葉もないわ…」

姉御「じゃあ4人パーティーでまた行くようなんでしょ?良かったら私達が行ってあげるけど?どうせそこのぽんこつ女神様も私達が連れてくつもりだったし」

ノレビス「ぽんこつじゃないですよ!?可愛いげがあるだけです!」

魔戦士「ああ、そうしてもらえるなら良いねえ、手間が省ける」

ノレビス「スルー!?そんな、ひどい…」

師匠「しかしそれでは最後の手柄だけを我々が奪うようで申し訳ない気もしますな」

姉御「それもそっかー…じゃあこうしよう、私とぽんこつ女神様と魔法使い、貴方が一緒に行くの!これなら良いでしょ?どう?」

魔法使い「それは…私は構わないけど…」

竜戦士「姉御とそっちの魔法使いとぽんこつにオーガの戦士、ゴブリンの司教ってか?とんでもねえでこぼこパーティーだなおい!」

姉御「何言ってるの?キミも行くの!前衛が一人空いてるでしょ?」

竜戦士「はあ!?いや、俺は遠慮いでででで…!」

姉御「よし、満場一致だね!じゃあ早速、まずはコートラストからだね!!」

商人「うわあ、強引…いつもこうなのかなあ…?」




661: ――コートラスト要塞、玉座の間 2016/08/12(金) 18:00:34 ID:mFpG/TVU

魔法使い「…さてと、ティオメンテで玉座の間に来たけれど…」

竜戦士「へえー、あんた召喚師なのに魔術師呪文と錬金呪文まで使えるのか、やるなあおい!」

ノレビス「私もそのうち魔術師呪文使えるようになりますよー。あ、タロットなら今すぐにでも…」

姉御「それは後でね!さあ、オーガとゴブリンを仲間に入れよう、こんにちはー!!」

ヨグマ「おお、また来たのか。今回は空きがあるようだな、よろしい、同行させてもらおう」

バルモア「俺様が力を貸すからには全力でぶっちぎりだ!!良かったな!!」

姉御「よろしくね!よし、じゃあ早速ハダーリマスに行くよ!」

ヨグマ「ほう、ハダーリマスに何かあるのかな?」

魔法使い「実はこういう訳で…」

バルモア「なるほどな!!俺様の血ならぶっちぎりですげえ!!試練とやらもぶっちぎりだぜ!!」

ノレビス「私の血も凄いですよ〜。もう本当、こう…とにかく凄いんです!!」

魔法使い「二人とも何も具体的な話が出てこないんだけど…」

姉御「あはは、良いんじゃないの?さあさあ、この乗りと勢いでハダーリマスまでレッツゴー!!」

ノレビス「はーい、頑張りますよ〜」

竜戦士「不安しかねえんだけどな…」




663: 昨日はネテシマッタ 2016/08/14(日) 09:50:00 ID:nDk7pQs2

――マーシャの酒場

盗賊「…モグモグ…まほーつかいと…モグモグ…あねごは…モグモグ…なかよくやってるのか…?」モグモグ…

師匠「聡明なお二人の事です、上手く折り合いをつけるでしょう」

魔戦士「聡明ねえ…ま、あっちは知らないが、魔法使いは誰彼構わずケンカするようなガラじゃないだろう」

狩人「そっすね、こっちのリーダーもまあ、ケンカとかはしないっすよ、ケンカとかは…」

魔術師「…もしもの時の…為の…サンドバッグも…連れてった…」

商人「さ、サンドバッグって竜戦士さんの事?酷い…」

非常食「心の底から同情しますにゃ…」

竜王「キョウダイ…」

魔戦士「ま、確かにサンドバッグは必要だね。さ、非常食、こっちにおいでよ」ニッコリ

非常食「にゃー!?にゃぜこのタイミングで呼ぶのですかにゃ!?」




664: ――ハダーリマス渓谷、北西 2016/08/14(日) 10:19:03 ID:nDk7pQs2

姉御「さあ、これが血の聖杯だよ!3人とも、ちゃちゃっと血を注いで!それとも私が血を出させてあげよっか?」ニッコリ

バルモア「なんだかぶっちぎりでヤバそうな予感がするぜ!!俺は自分でやるぜ!!」ポタポタ…

ヨグマ「では、儂も…」ポタポタ…」

ノレビス「ノレビスのスペシャルな血が入りますよ〜!」ポタポタ…

魔法使い「さて、これでおそらく全ての種族の血が注がれたと思うけど…あら?聖杯が…」

竜戦士「おいおい、聖杯が光ってるじゃねえか!?血を注がれて光る聖杯ってまともなモンなのか!?」

姉御「あはは、危ないものかもねー!でも、これで試練とかいうの終わりでしょ?」

魔法使い「ええ、おそらくは…でも、こんな事をする意味って何なのかしら…」

姉御「もー、難しく考えすぎ!!それより、せっかく変わったメンバーで来たんだから、ちょっと冒険してこうよ!!ほら、北の方まだ地図が埋まってない所あるし!ね、キミもそう思うよね?」ギリギリギリ…

竜戦士「いだだだだだはい!!俺もそうしたいと思ってたから!!思ってたから!!」ギャーギャー

バルモア「あいつ、ぶっちぎりでヤバイな…」

ノレビス「いえいえ、女性はああでないと〜」

魔法使い「…そういうものかしら?いえ、考えるだけ無駄な気もするわね…」




665: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/14(日) 10:32:18 ID:nDk7pQs2

――何かに遭遇した!

竜戦士「っしゃあ、やるぜオラァ!!」ザクッ

バルモア「ぶっちぎりで叩きのめすぜ!!」ザンッ

ヨグマ「後衛の相手は儂が…ラミサーマ」ポワワーン

ノレビス「よーし、タロットです〜!みんなみんな、私に夢中になーれ!!恋人!!」ジャン!

モンスターは魅了された

魔法使い「成功した…?ノレビス様、成功したのはいいけれど、あまりタロットは…」

ノレビス「更に更に〜、命中率アップ!!星!!」ジャン!

――ドロー失敗 モンスターの命中率が上がった

魔法使い「ノレビス様!!タロットは引けば引くほど成功率がさがるのよ!!」

ノレビス「あ、あれー!?」

姉御「あ、待って!魅了で味方を攻撃するようになった敵が命中率上がったっていうことは…」

ウンディーネの行動:水泡弾 ウンディーネは死亡した

ノレビス「す、凄いですよ!!コンボですよ!!ほら、私の必殺ニューコンボ!!」キャッキャッ

魔法使い「たまたま全てが上手くいっただけじゃない…いつもこう上手くいくとは限らないのに、これで調子に乗ってタロットを連発しないといいけれど…」




666: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/14(日) 10:43:11 ID:nDk7pQs2

ノレビス「うふふ〜、やっぱりタロットって凄いです!!この調子で…」

――何かに遭遇した!

姉御「前にキメラ、後ろがタイガーレディ、サキュバス、デーモンヴァルキリーかあ、ちょい厄介かもね」

魔法使い「そうね、まずは…」

ノレビス「はいはいはーい!!タロット使いまーす!!恋人!!」ジャン!

ドロー失敗 冒険者達は魅了された

バルモア「うおー!!じじい、ぶっちぎりでぶったぎるぞ!!」ザンッ

ヨグマは死亡した

魔法使い「…っ!?な、何が起こったの…?」

ノレビス「うふふ〜魅了しちゃいましたよ〜うふふ〜」キャッキャッ

魔法使い「…全く、こうも予想通りにしでかすなんて…」

バルモア「うおっ!?何がどうなったんだ!?」

魔法使い「正気に戻ったのは私とバルモアだけ…?それにしても、なんで魅了されたヒトって回復係を真っ先に攻撃するの?このままじゃ全滅よ、マハマハ!!」ポゥーン

――撤収した




668: ――マーシャの酒場 2016/08/15(月) 23:01:50 ID:vDLiZgWU

商人「あ、お帰りー!…あれ?ノレビス様とヨグマ…さんは?」

魔法使い「それなんだけど…竜王、ちょっと寺院まで来てくれる?」

姉御「二人死んじゃってさ、蘇生をお願いしたいの!」

竜王「ガッテン」

師匠「ふむ、大変な冒険だったようですな」

バルモア「ああ、俺様がいなければぶっちぎりでやばかったな!!」

竜戦士「俺はもうこのメンツでの冒険はごめんだな。いや、このメンツってーかあのぽんこつと一緒はな…」

盗賊「ノレビスさまか?やっぱりへっぽこだな!!」

姉御「そう?私はたまになら面白いかなって思うけど!」

竜戦士「はあ!?俺は絶対にいやだだだだだ…!!」ギリギリギリ…

魔術師「…サンドバッグを連れてって…正解だった…」

狩人「まあ、そういう事なんすかね…」




669: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/15(月) 23:11:39 ID:vDLiZgWU

ノレビス「ただいまー!!みんなのノレビス、今帰りましたよ!!」

非常食「うにゃあ、お疲れ様ですにゃあ…」

ヨグマ「全く、小僧のせいでとんでもない目にあったわい」

バルモア「俺様のせいじゃねえだろ!!ぶっちぎりであいつのタロットのせいだろ!!」

魔法使い「全くよ、まさかタロットしか使わないとは思わなかったわ…」

竜戦士「何がひでえって、このぽんこつフェアリーだからレベル1でも素早さがそこそこあって、敵を全滅させる前にタロットが使えちまうって所だよな…」

ノレビス「でもでも、私タロットで必殺技を開発したんですよ!!恋人でみんな魅了してからの星失敗!!名付けて惑星ノレビスター!!」ドヤドヤッ

魔術師「………?」

ノレビス「あ、分からないですか?惑は誘惑の惑で、魅了の事じゃないですか、それに星のスターをかけて…」

狩人「いや、別に説明してもらわなくても…」

姉御「っていうかダサいね!!」

魔戦士「本人並みに痛々しいね」

魔術師「…センスのかけらも…ない…」

盗賊「やっぱりノレビスさまはへっぽこのダメダメだな!!」

ノレビス「総スカン!?そんな、ひどい…」




670: ――翌日、カレテゴ、礼拝堂休憩所 2016/08/16(火) 17:37:36 ID:1yqvX2Hk

ロンデルギウス「お…おお…!なんという勇者、なんという魂!!未だ成功者のない、我輩の試練を、こうも乗り越えるとは!」

竜王「アリガタキシアワセ」

商人「やっぱりまたかしこまってる…」

ロンデルギウス「ところで、お前達は感じているか?ハダーリマスに眠る、忌まわしき力を。今まで眠りについていたようだが、血の聖杯を満たした事により…目を覚まそうとしている!!」

魔戦士「はあ!?どういう事だい!?」

ロンデルギウス「うーむ、さすがの我輩といえども、こんなことは想像もしていなかったぞ。さて、困ったな…」

魔法使い「ちょっと!困ったな、で済まされる話じゃ無いんじゃないの!?」

ロンデルギウス「………よし、お前達!あの気配の正体を確かめて来てくれ!」

非常食「にゃ、なんだか思い付きで言ってるようにゃ…」

ロンデルギウス「それが、我輩からの究極の試練!最高級の魂の伝導!!汝、勇者であれ!!」ガオー

盗賊「ん?またしれんなのか?」

魔法使い「ああもう、全く面倒な事に足を突っ込んだものね。今更止められないし…」

商人「ホントだね…しかも今回は大変そうだし…」




671: ――翌日、カレテゴ、礼拝堂休憩所 2016/08/16(火) 17:56:44 ID:A5CLp1MI

魔法使い「さて、忌まわしき気配というのはいまいち分からないのだけれど…気になる所といったら…ここよね」

非常食「にゃ、以前『見てはならぬ、聞いてはならぬ』と言われて入れなかった部屋ですにゃ?」

商人「ここかあ…ちょっと怖いなあ…」

盗賊「おいしいものがあるかもしれないぞ!!」

魔戦士「ま、目を覚まそうとしているって事は、まだ覚めてないかもしれないからね、その時は目覚める前にタコ殴りすれば良いさ」

魔法使い「それはちょっと気が引けるわね…」

竜王「ハイッテミルゾ」ギィ…

商人「わ、真っ暗!?あ、な、な、何か奥に…う、動いた!?」

――二人で参れ…

盗賊「へ?あ、と、とばされるぞー!?」

魔法使い「ま、また!?す、凄い力だわ、やっぱりこの部屋の主が忌まわしき気配の正体なの…?だ、ダメ、飛ばされ…」ギャオーン…




673: ――マーシャの酒場 2016/08/17(水) 17:38:46 ID:xRHwIuUk

商人「うーん、二人で参れ…なんて言われたけど、誰と誰が行けば良いのかなあ?」

魔法使い「そうね、一人はやっぱり…私が行くわ」

盗賊「まほーつかいが?だいじょーぶなのか?」

魔法使い「まず第一に、あそこに行く二人は、あそこに辿り着くまでに無事でいなければならないわ」

商人「あ、そっか。なら移動魔法を使えるあたしか魔法使いちゃんのどっちかは必要って事だよね?でもそれなら回復魔法を使えるあたしの方が…」

魔戦士「いや、正直今回は無事で帰れない可能性もかなりある。なら、小娘よりは魔法使いが行った方が次回以降の対策を立てやすいだろうさ、頭のできを考えればね」

商人「あたしコムスメじゃないけど、対策とか言われるとなあ…じゃあ、もう一人は…?」

竜王「コウゲキリョクノアルヤツダロウナ」

魔戦士「ああ、それでいて壁になれる奴…あんたが行っといで、非常食。やる事は分かるね?」

非常食「にゃ、みぃの連撃で敵を倒しますにゃ!!」

魔法使い「よし、じゃあ明日は私と非常食でハダーリマスに行きましょう。あまりいい結果は持ち帰れないかも知れないけれどね…」




674: ――翌日、マーシャの酒場 2016/08/17(水) 17:48:21 ID:xRHwIuUk

商人「うーん、あの二人、そろそろあの場所に着いたかなあ?」

魔戦士「そろそろ着いただろうさ、その為の魔法使いでもあるからね」

竜王「ティオメンテガアルカラナ」

盗賊「あのふたりでよかったのか?しぬかのーせーがたかいならしょーにんのほうが…」

商人「どういう意味!?」

魔戦士「ま、それも間違っちゃいないだろうが、魔法使いにはもう1つ考えがあったんだと思うよ」

盗賊「おー、ひさくってやつか!!」

魔戦士「魔法使いは召喚師だ、召喚モンスターを上手く使おうっていうハラだろうさ。戦闘中に出す分には問題ないだろうし、上手くすれば召喚枠は数に入っていない可能性さえある」

商人「あー、なるほど!!さすが魔法使いちゃん、そこまで考えてたんだあ!」

魔戦士「ま、アタシの推測だけどね。でも魔法使いなら考えてるはずさ」

竜王「サスガダナ」

ノレビス「ホントですね〜。我が世界を救った英雄は考えることが違いますね!」

商人「あ、ノレビス様いたんだ…」

盗賊「ノレビスさまはなんでなかまっぽいかんじではなしにはいってきたんだ?ノレビスさまはこっちじゃないぞ!!」シッシッ

ノレビス「そんな、ひどい…」




675: ――ハダーリマス渓谷、北東 2016/08/18(木) 18:37:13 ID:psOCCwUQ

非常食「うにゃあ、やっぱり二人だけとなると心細いですにゃあ…」

魔法使い「大丈夫よ、ここに来る前に錬金術師に骨のスリッパをつくってもらったもの、例えここで死んでも町に帰れるわよ」

非常食「死ぬこと前提なんですにゃあ…昔々、帰りの食料も持たずに遠くの島へ旅立った船乗り達の話を思い出しますにゃあ…」

魔法使い「その船乗り達は勇敢だったのか、愚かだったのか…?私達はどちらかしら?さあ、まずは召喚をするわ、そうね…様子を見たいから、最初はアークメイドね、来なさい!!」ドゥン!

非常食「にゃ、これで3人ににゃりましたが、あの扉の向こうに行けますかにゃあ…」ガチャリ…

魔法使い「…!通れた…という事は…」

非常食「にゃ、召喚枠は数に入らないのですにゃ?良かったですにゃあ…」フニャー…

魔法使い「ええ、では進んでみま…な、何!?この気配、あの姿…!」

非常食「にゃ、にゃんにゃのですかにゃ!?ドラゴンのようにも、魔獣のようにも見えますにゃ!?」

魔法使い「どうやら鎖で繋がれてるようだけれど…あの鎖、もう朽ち果ててるわね…鎖としての用をなしてないわ…それに…」

非常食「うにゃあ、明らかに歓迎されてませんにゃ…にゃにゃ!?き、来ましたにゃ!!」

魔法使い「戦うしかないわね…さあ、行くわよ非常食!!」

――何かに遭遇した!




676: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/18(木) 19:40:18 ID:aIG5.TLI

非常食「うにゃあ、とても強そうなモンスターですにゃあ…」

魔法使い「あの爪は恐ろしいわね、非常食、警戒して…」

ドラゴンケンタウロス2世の行動:竜の爪+2 竜の爪+2

非常食「ふにゃー!?い、痛いですにゃ…」

ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波 ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波

魔法使い「くっ…体力がどんどん削られてしまうわ、いけない、次の攻撃で…」

ドラゴンケンタウロス2世の行動:竜の爪+2 竜の爪+2

非常食「にゃむさん!!…にゃ?じ、自分を攻撃してますにゃ!?」

魔法使い「どうやら混乱しているようね。でもチャンスよ非常食!!」

非常食「ですにゃ!!にゃー!!ふにゃー!!」ドカバキッ

魔法使い「よし、かなりダメージを与えられたわね。こちらはアークメイドのおかげで体力も元に戻るし…え…?」

非常食「にゃにゃにゃ!?モ、モンスターの傷がみるみる塞がっていきますにゃ!!」




677: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/18(木) 19:47:27 ID:aIG5.TLI

魔法使い「傷が…完全に治ってしまったわね。つまり、時間を置かずに致命傷を与えないといけない、という訳ね…」

非常食「にゃ、でもみぃの連撃が決まれば…ふにゃー!!」ドカバキッ

ドラゴンケンタウロス2世の行動:竜の爪+2 竜の爪+2

アークメイドは死亡した

魔法使い「くっ…でもいずれにせよ、回復よりも攻撃力が必要ね…アークレナード!!」ドゥン!

ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波 ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波

非常食「うにゃあ、1発は自分に向かって撃ったのでたすかりましたにゃあ。でもまた傷が塞がってしまいましたにゃあ…」

魔法使い「そうね、何か手を打たないと…」

ドラゴンケンタウロス2世の行動:竜の爪+2 竜の爪+2

非常食は死亡した

魔法使い「非常食!失敗したわ、良く考えればまだ出来る事はあったのに、非常食が倒れてしまっては…」

ドラゴンケンタウロス2世の行動:竜の爪+2 竜の爪+2――




679: ――マーシャの酒場、非常食追悼慰霊会場 2016/08/19(金) 19:50:31 ID:YklRj8Z2

魔戦士「…ふう、バカ猫バカ猫と言い続けて来たけど、居なくなってみるとさみしいもんだね…」シンミリ

盗賊「とーぞくはわすれないぞ…」シュン…

竜王「オシイヤツヲナクシタ…」ションボリ

ノレビス「あれー?3人しかいないんですか?他のヒト達はどうしたんですか?」

魔戦士「ああ、小娘は魔法使いの付き添いで寺院にいるよ。バカ猫は…非常食は、ロストしちまってね…」

ノレビス「ろ、ロストですか!?そんな…」

盗賊「さみしくなったんだぞ…」

ノレビス「そう…だったんですか…それは…あれ?キッチンの方から物音が…え?な、鍋が動いて…!」

非常食「ふ、ふにゃー!!まだ食べられたくないのですにゃ!!助けて欲しいのですにゃ!!」ジタバタ

ノレビス「こ、これは…!?あ、分かりました!ちょっと前に流行ったねこなべって奴ですね!」

非常食「にゃっ!?違…」

魔戦士「ああそうだよ、からさつじっくり出汁を取ってね、それから…」

非常食「ふにゃー!!違いますにゃ!!」ギャーギャー

商人「ただいまー!お待たせ…あ、また非常食ちゃんいじめてる!!こらー!!」ドタバタ…




680: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/19(金) 20:03:30 ID:YklRj8Z2

魔法使い「…と、いうわけで完敗だったわ…」

商人「非常食ちゃんロストしかけたもんね…」

非常食「うにゃあ、それは魔物とは関係にゃいのですにゃ…」

魔戦士「ま、負けは織り込み済みだろう?問題はどう対策を練るかだ。まずはメンツだが…」

商人「あたしが行こっか?やっぱり回復魔法があったほうが…」

魔法使い「いえ、また私が行ってみるわ。もっと色んな手段を考えるべきだったのよ。ブラッフィとか…」

非常食「うにゃあ、敵は前衛への攻撃が主でしたからにゃあ、みぃが隠れればそうそう全滅はしないと思うのですにゃ」

盗賊「かくれてもレベルがひくいとすぐみつかるぞ!!」

魔法使い「そこは問題ね、あの強敵相手にどれだけ隠れていられるか…それと、工夫の余地があるとすれば非常食の武器ね」

商人「武器?あ、鍛冶錬金で倍打を付けたりとか?」

魔戦士「いや、バカ猫の連撃があるんだ、麻痺武器なんかの方が良いかもしれないよ」

魔法使い「私は両方の可能性を考えるべきだと思うけど…麻痺と連撃なら、契約も狙えるわね」

商人「そっか、そんなに強い敵なら、逆に契約出来れば…!」

竜王「キョウリョクナミカタニナルナ」

魔法使い「まあ、そう簡単に契約は出来ないと思うけれど…いずれにせよ、少し準備が必要かもしれないわ。特に、麻痺武器を使うなら魔物から手に入れないと…」




682: ――翌日、ニカレス火山 2016/08/20(土) 23:36:35 ID:mXJP497Q

魔戦士「さて、まずは麻痺武器を探さないとね。麻痺武器となると、ウィルオーウィスプの不思議な波動かシールドゼンティピードの麻痺の牙辺りだがねえ…」

盗賊「ウィルオーウィスプねらいでニカレスにきたぞ!!」

商人「麻痺の牙は麻痺発動率40パーセントだけど、不思議な波動は50パーセント!!当然、不思議な波動の方が良いんだけど…」

魔法使い「ここでウィルオーウィスプに遇った記憶があまりないのよね。上手く見つけられれば良いけれど…」

竜王「デキレバキョウデジュンビハオワラセタイナ」

非常食「うにゃあ、でも出来ればレベルも上げたいものですにゃあ…」

魔法使い「ブラッフィで隠れた時、レベルが高い方が見つかりにくいでしょうからね。でも、上手く麻痺が決まれば隠れる必要も無くなる訳だし…」

商人「そうそう、倍打の武器はどうしよっか?今非常食ちゃんが装備してる鋭い牙+3くらい強いのが欲しいよね」

魔戦士「それならここにはケルベロスもいたはずだからね、そいつから盗めば良いさ。後輩、頼んだよ」

盗賊「まかせるんだぞ!!」ガオー

魔法使い「私も、何か強力な魔物と契約したいけれど、どうなるかしらね…」

商人「昨日戦ったすごく強いモンスターと契約するって話だったのにここでもまだ契約したいんだ…魔法使いちゃん、魔法の事になると欲張りだよね…」




683: ――ニカレス火山、地下2階 2016/08/20(土) 23:45:56 ID:mXJP497Q

ウィルオーウィスプの行動:不思議な波動

竜王は麻痺した

竜王「シ…ビ…」

商人「任せて!我に宿るは祓いの力!!ここに充ちるは癒しの光!!サーマエイス!!」キュィン…

竜王「ナ、ナオッタゾ…」

盗賊「よーし、ぬすむぞー!!」シュピッ

魔戦士「よし、盗んだね、後は…らあっ!!」ザクザクッ

ウィルオーウィスプは死亡した

魔法使い「ふう、意外とあっさりとウィルオーウィスプに会えたわね。しかもシールドゼンティピードも一緒だったなんてね」

非常食「にゃ、後はケルベロスにも遇えれば今日は言うことなしですにゃあ」

魔戦士「なんとか呼び寄せられないものかねえ…そうだ、非常食、あんたが寄せ餌になって…」

非常食「ふにゃー!?なんでそうなるのですにゃ!?」

商人「もー、まだ非常食ちゃんをいじめ足りないの?」

盗賊「たりないぞ!!」ガオー

魔法使い「ハッキリ宣言されても困るわね…」




684: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/21(日) 19:22:42 ID:AykzCoKw

魔戦士「よしよし、ケルベロスから鋭い牙+3も盗れたね、これで盗むべきものは盗むんだかねえ」

魔法使い「そうね、これであの魔物に挑む準備は出来たわね。後は私達次第よ、非常食」

非常食「にゃ、分かっていますにゃ!…自信はにゃいですがにゃ…」

盗賊「だいじょーぶ、おいしそうだぞ!!」

非常食「そんにゃ自信いりませんにゃ!!」

商人「もー、非常食ちゃん以外にも食べるものくらいあるでしょ?…あれ?なんだろこの部屋…」

竜王「ホカノヘヤトチガウナ」

魔法使い「そうね、他と比べて立派というか…あら、部屋の真ん中に…」

非常食「にゃ、台座がありますにゃ。にゃにか光っているような…」

魔戦士「ちっ、気分が悪いね。どうやら聖なる力の類いだね」

魔法使い「聖なる力の…あ!これは前にノヴァ・カリスで頼まれた聖なる種火じゃないかしら?」

盗賊「おー、あのはらのたつまちだな!!」

商人「腹の立つって…でも、確かにあの町の依頼じゃねー…別に持ってかなくても良いんじゃないかなあ?」

魔法使い「そう、それなら仕方ないわね。100000G.Pは惜しいけれど…」

商人「よーし、持って帰ろ?頼まれたら断れないのが冒険者だもんね!さ、ノヴァ・カリスへゴーゴー!!」




685: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/21(日) 19:38:39 ID:AykzCoKw

魔戦士「ったく、やれやれだね。ま、こうして見つけた以上は持って帰らない理由はないね。さ、帰ろうじゃないか」

魔法使い「待って。気が付かなかったけれど、この部屋は呪文が使えないみたいだわ。部屋から出ないと…」

盗賊「おー、じゃあかえるぞ…おお!?なんかでぐちにいるぞ!!」

火種の守護者「我は聖なる火種の守護者なり。例え、燃え移した火種であっても、この炎を持ち出すことはまかりならん。速やかに火種を戻してくるのだ」キュィン…

魔法使い「――え…?ここは部屋の…戻されてしまったようね」

魔戦士「つまり、火種を戻さない事には帰れないって訳か。これじゃ持ち出しは不可能かねえ」

盗賊「かえれないとごはんが食べれないぞ!!こんなひだねいらないぞ!!」ポイッ

魔法使い「ちょっと、盗賊!それは聖なるものだから、そんな扱いをしては…」

商人「待って、魔法使いちゃん!…うん、もしかしたら…盗賊ちゃん、ひょっとしたらふぁいんぷれーかもよ!!あたしの商人としてのカンだけどさ!」

盗賊「そーか?ならかえってごちそうだな!!」

商人「うん、たくさん食べさせてあげる!!」

魔法使い「そんな約束して良いの?でも…お金もうけに関しては、貴方の勘を頼りにした方が良いかもね…」

魔戦士「ま、商人の勘ってなら良いだろうさ。セクシーなんたらの勘とか言われると信用ゼロだがね」

商人「なんで!?きゅーとでせくしーだいなまいつなあたしのカンが…!」

魔法使い「はいはい。じゃあ火種も手放したし、部屋を出て…うん、あの守護者はいなくなったわね。じゃあ地上に戻りましょう、ティオメンテ!!」キィーン




687: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/22(月) 19:37:13 ID:HBCWPkKA

非常食「にゃ、本当にここに昨日捨てた聖なる種火があるのですかにゃ?」

商人「うん、きっとあるはず…ほら、ここだよ!」

魔法使い「ここは…確かごみ捨て場…」

ゴブリン「なんだ、てめぇらは!?ここら一帯のゴミは、全部このオレ様のものだぞ!!どうしてもゴミを漁りたかったら、オレ様に1000.G.P払いな!」

商人「払う払う!!…ふふふ、これから手に入るお金に比べたら1000G.Pなんて安いもんだし…はい!」ジャラッ

ゴブリン「よし、漁っていいぞ!!気が済むまで、浅ましく漁れ!!」

盗賊「よーし、じゃああさるぞ!!これはどーだ?」キラーン

魔法使い「キラーン、とか言ってるけどただのがらくたね…仕方ないわ、もう1000G.P払って…」

竜王「コレハドクケシグスリダナ」

商人「あ、あれ!?えっと…鎖帷子にロングボウ、ブーツが二足…あれ?あれ!?」

魔戦士「あーあ、所詮は小娘の勘だったか…」

商人「コムスメじゃないし!!えっとえっと…あ、こ、これ!!これだよみんな!!」ポッ…

ゴブリン「おおい!?火は危ないだろ!さっさと持って帰れよ!!」シッシッ

商人「言われなくてもこんなごみ捨て場に長居なんかしないよ!!じゃーね!!…へっへー!!どう?あたしすごいでしょ?ね?ね?」ドヤドヤドヤッ

魔法使い「すごいどや顔ね…まあ今回は確かにお手柄だったわねさて、後は…」




688: ――マーシャの酒場 2016/08/22(月) 19:50:09 ID:HBCWPkKA

盗賊「なあなあ、せんぱいたちまだか?」モグモグ…

商人「もうちょっとじゃないかなあ?でもちょっと悔しいなあ、あたしが種火を手に入れた立役者なのに…」

魔法使い「仕方ないわよ、ノヴァ・カリスのお店のエルフは人間嫌いなんだから…あ、ほら、帰ってきたわよ」

魔戦士「やれやれ、やっと終わったね。ま、金になるだけお使いの中ではかなりましな方だけどねえ。ほら、後輩」ジャラララッ

盗賊「おー!!あれとこれとそれをたのんで…あれも食べて…」

商人「ちょっとー!!お金はまずあたしに渡してよ!!」

魔法使い「そう怒らないのよ…ノヴァ・カリスは変わりなかった?と言っても、デクの件で行ってからそう日もたってないけれど…」

非常食「にゃ、特に変わりないようですにゃ。にゃ、種火を渡したお店で新しい防具が出来たようにゃのですにゃ。ただ…」

竜王「ソウビデキルノハエルフダケダッタ」

商人「へー、でも新しい防具かあ、ちょっと見てみたいね」

魔戦士「買ってきてやっても良かったんだがね、それを買うと今回の報酬の半分以上が飛ぶからねえ」

魔法使い「そんなに高いの?でも、エルフに装備できるなら姉御のパーティーの魔術師にでも…」

非常食「にゃ、魔術師さんには装備できませんなゃあ…鎖帷子の一種なのですにゃ」

商人「なーんだ、あたし達の知り合いで装備できるヒト居ないのかあ…でもそういえば鍛冶錬金術で種族制限も解除出来るんだっけ?」

魔法使い「解除するためには相当な質の素材か錬金術師の腕前が必要だし、現状あまり現実的ではなさそうね。もしかしたらいつか必要になるかもしれないけれど…」




689: ――ミアマックの宿屋、錬金倉庫 2016/08/23(火) 19:59:47 ID:HQfzd7wY

錬金術師「じゃあ、この鋭い牙+3と痺れ粘糸を強化すれば良いんだね?」

魔法使い「ええ、鋭い牙+3は呪い解除と竜への倍打を、痺れ粘糸は呪い解除と、出来ればで良いけど麻痺発動率のアップをお願いしたいわ」

錬金術師「お安い御用だよ。最近あんた達は金払いいいからねえ。昔ははした金しか払ってくれなかったけどね、ははははは!!」

商人「か、駆け出しの頃はお金無かったから…」

魔戦士「今は金に困らなくなったからねえ。正直、別に闇の巫女たちを倒す必要もないんざゃないかって位だね」

非常食「にゃ、お嬢様、それを言ってはいけませんにゃあ…」

錬金術師「ま、あたいは払ってさえくれればなんでも良いけどね。ほら、2つとも出来たよ!」

魔法使い「ありがとう。じゃあこれ…」ジャラララッ

錬金術師「毎度!!あんた達のおかげで、ハイマスターももうすぐだよ、ははははは!!」

商人「もうすぐって、おばさんまだレベル18じゃ…」

錬金術師「だからあと8じゃないか、あんた達がガンガン鍛冶錬金を利用してくれればあっという間さ、よろしくね!!ははははは!!」

非常食「うにゃあ、あまり期待されても困りますにゃ…」

魔法使い「とにかく、これで装備の準備は出来たわ。あとは骨のスリッパを用意すれば準備は完了ね。今度こそあの魔物を倒したい所だけれど…」




690: ――ハダーリマス渓谷、北東 2016/08/23(火) 20:09:04 ID:HQfzd7wY

非常食「うにゃあ、またここに来ましたにゃあ…今度は勝ちたいですにゃあ…」

魔法使い「そうね、準備はしてきたし、きっと…さあ、部屋に入って…アークメイドを召喚するわ!!」ドゥン!

非常食「にゃ、まずはメイドさんに回復してもらいながら体勢を整えて…にゃっ!?にゃにか聞こえますにゃ!?」

――二人で参れ…

キィィーン…

魔法使い「…ここは!?…部屋の外、ね…」

非常食「にゃ、どういう事ですかにゃ!?前回は召喚モンスターと一緒でも良かったはずですにゃ!?」

魔法使い「…仕方ないわ、グレーターメイドは戻して…」キュバッ

非常食「うにゃあ、一人減ると心細いですにゃあ…」

魔法使い「そうね、でも出来ないものは仕方ないわ。非常食、まず最初に貴方にブラッフィをかけるわ。それまでに倒れないでね!」

非常食「にゃ、頑張りますにゃ!」ニャオー

――何かに遭遇した!




691: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/23(火) 20:18:12 ID:HQfzd7wY

ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波

非常食「にゃ、自分に撃ってますにゃ!!」

魔法使い「やはり混乱したままみたいね、助かるわ…ブラッフィ!!」ギュィーン

非常食「にゃ、隠れた所から奇襲しますにゃ!!」ドカバキッ

ドラゴンケンタウロス2世の行動:瘴怪波

魔法使い「くっ…後衛の私もこればっかりは受けてしまうけれど…でも瘴怪波だけで死ぬことはないわ、来なさい、アークメイド!!」ドゥン!

非常食「ふにゃー!!ふにゃにゃー!!」ドカバキッ

魔法使い「なかなか麻痺が決まらないわね。今のうちに攻撃回数を増やして…オラース!!」ギュィーン

ドラゴンケンタウロス2世の行動: ドラゴンケンタウロス2世の行動:

非常食「にゃ、攻撃して来ませんにゃ!古の騎士の霊の時と一緒ですにゃ!」

魔法使い「非常食が見つからない限りは全滅の心配はないわね…なら色々試して見ようかしら…ミサーマ!!」ポワワーン

ドラゴンケンタウロス2世は眠った

非常食「にゃにゃ!?寝ましたにゃ!!」




692: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/23(火) 20:25:43 ID:HQfzd7wY

魔法使い「どこかの魔王みたいね…でもチャンスよ、非常食!!」

非常食「はいですにゃ!!ふにゃー!!」ドカバキッ

魔法使い「なかなか麻痺も連撃も決まらないわね、チャンスなのに…!」

非常食「にゃ!?見つかりましたにゃ!!」

魔法使い「目も覚まされたわね…ブラッフィ!!」ギュィーン

非常食「にゃ、また隠れましたにゃ!!ふにゃー!!」ドカバキッ

魔法使い「もう一度…ミサーマ!!」ポワワーン

ドラゴンケンタウロス2世は眠った

非常食「にゃ、良く寝る魔物ですにゃあ…」

魔法使い「意外ね…でも今度こそ畳み掛けるわ、非常食!作戦変更よ、武器を痺れ粘糸から鋭い牙+3に持ち替えて!契約したかったけど、倒してしまいましょう!」

非常食「にゃ、了解ですにゃ!にゃー!!ふにゃにゃー!!」ドカバキベキゴキィッ

魔法使い「連撃が決まったわね!今度こそ…」

――ドラゴンケンタウロス2世は死亡した

非常食「にゃー!!やりましたにゃ!!」ニャオー

魔法使い「ええ、貴方のおかげよ非常食。でも、本当に強敵だったわ…」フウ…




695: ――翌日、カレテゴ、礼拝堂休憩所 2016/08/24(水) 19:31:28 ID:1Z93mCRA

ロンデルギウス「ハダーリマスは落ち着いたようだな!良くやった、本当に良くやった!!」

竜王「ナカマタチノオカゲデス」

魔戦士「今回はほとんど魔法使いのおかげだったね。あとは装備を盗んで揃えた後輩もね」

盗賊「おー、がんばったぞ!!」

非常食「にゃっ!?み、みぃも…」

商人「大丈夫、分かってるよ非常食ちゃん!」

ロンデルギウス「だがしかし、そのドラゴンケンタウロス2世とやら、何者なのであろ」

魔法使い「…まさかそれも調べろなんて言わないでしょうね…」

非常食「にゃ!?も、もう勘弁して欲しいのですにゃあ…」オアー…

ロンデルギウス「…危険は去ったことだし、それくらいは我輩が自分で調べるとしよう」

商人「ほっ…良かったあ…」

魔戦士「ま、さすがにこれ以上は付き合いきれないからね。さて、ならばいよいよまた竜の牙攻略といこうかねえ?」

魔法使い「そうね、かなり、本当にかなり寄り道してしまったけれど、いよいよね…」

商人「うん、危なく本当の目的忘れる所だったよ…」




696: ――竜の牙 2016/08/24(水) 19:41:10 ID:1Z93mCRA

盗賊「おー、ひさしぶりだなここ!!」キョロキョロ

商人「ホントだね…それにしてもこの塔、外から見るとすごーく高いよね。何階位まであるのかなあ?」

非常食「にゃ、確か9階まであるという話ですにゃあ」

盗賊「おー、シャンパーニよりずっとたかいな!!」

魔法使い「そうね、私達の世界にはなかった高さね…」

魔戦士「おそらく闇の巫女たちは最上階だろうね。ったく、面倒だねえ」

竜王「オレナラチカフカクニスルナ」

商人「うーん、それはそれで魔王みたいだね…」

魔法使い「さて、一度来たことがあるとはいえ、私達は1階しか歩いていないわ。上の階は未知数、そしておそらく下よりも強力な敵がいるはずよ。皆、油断しないでね」

非常食「にゃ、あんなに恐ろしい魔物にも勝ったみぃ達ですにゃ、しかも今回は全員そろってますにゃ!きっと大丈夫ですにゃ!」

魔戦士「へえ、言うようになったじゃないか。なら、ガンガン先に進んじまおうかねえ?」

盗賊「おー!!はしから食べるぞ!!」

商人「そういうダンジョンだったっけ!?」




697: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/25(木) 19:50:13 ID:49y8ksXY

魔法使い「前回はこの階の東側を探索したから、今回は西側に来てみたけれど…」

商人「こっちも何も無さそうだよねー…でもやっぱりモンスター強いね…」

魔法使い「さっきのアシュテリアのエンテルクミスタ2連発は辛かったわ…私は一発目で死んでしまったけれど…」

魔戦士「抵抗し損なうと後衛には辛いようだね。ま、竜王と小娘の両方が死なない限りは何とかなるさ」

商人「コムスメじゃないし!!…でも、このままこっちも何もないと、どうやって2階に行ったら良いのか…盗賊ちゃん?」

盗賊「んー、ここ、なにかあるぞ…うがー!!」バダンッ!

魔法使い「これは…!シークレットね。お手柄よ、盗賊」

魔戦士「ああ、流石だね。盗賊技能も冴えてるし調理もいける。ところで非常食、アタシと後輩が作った冒険用携帯鍋の入り心地はどうだい?ったく、まーたサキュバスに魅了されて小娘を殺しやがって!」

非常食「にゃ…出し…」モゴモゴ…

商人「か、可哀想だから出してあげてよ!!あとコムスメじゃないし!!」




698: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/25(木) 19:58:15 ID:49y8ksXY

魔法使い「ここは…待って、この先は前回入口付近までテレポートさせられた地点よ」

非常食「にゃ、という事は前回探索した場所と繋がったのですにゃ?」

商人「ええー!?じゃあ上にいく階段はどこにあるの!?」

魔法使い「慌てないでよ、まだ調べてない場所はいくつかあるわ」

魔戦士「だね。まずは少し戻ってみようじゃないか…ほら、ここだよ」

商人「ここかあ…あ、みんな地図を見てみて!ここ、このあたし達がまだ踏破してない部分が部屋だとすると…」

竜王「ナニカアリソウナカタチダナ」

魔法使い「そうね、おそらくはここに階段か、それとも何か重要な施設が…開けてみましょう」ガチャリ…

盗賊「おお!?かいだんだぞ!!」

商人「やった!これで上まで行けるね!」

魔戦士「よし、行ってみようじゃないか。持ち物はまだ余裕があるね?」

盗賊「まだもてるぞ!!」

魔法使い「じゃあ行ってみましょうか。ここから先は更に魔物が強いかもしれないわ、慎重に行きましょう…」




700: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/26(金) 23:49:07 ID:nwpKq30E

商人「ふーん、2階も1階とあんまり雰囲気変わらないね」

魔法使い「そうね、でも気を付けてね。あまり端を歩くと下の階に落ちてしまうわよ」

非常食「にゃ、危ないですにゃあ」

――何かに遭遇した!

魔戦士「お、マスタープリーストがいるよ。出番だよ後輩!」

盗賊「おー!!アンクぬすむぞ!!」シュピシュピシュピシュピシュピッ

竜王「アトハカタヅケルゾ」ドスッ

マスタープリーストは死亡した

魔法使い「これでそろそろ知恵のアンク10個集まったんじゃないかしら?」

商人「そだね、アンク盗んだから持ち物いっぱいになっちゃったし、帰って確認してみよっか?」

魔戦士「これで上手くすれば錬金倉庫に余裕が出来るね。しかし集めるのに時間が掛かったねえ」

非常食「うにゃあ、姉御さん達は全然集めてくれませんでしたにゃあ…」




701: ――マーシャの酒場 2016/08/26(金) 23:58:50 ID:nwpKq30E

商人「よーし、鑑定終わりー。今日は珍しい物はあったけど、あたし達が使う物は無かったなあ」

魔法使い「仕方ないわ、いつもより良い物が見つかる訳ではないもの。それにしても、今になって初めて氷の魔印を見つけたのね…」

竜王「イマサラダナ」

魔戦士「素材は+2がでたんだけどねえ。ああ、確認したら知恵のアンクは10個になってたよ」

盗賊「おー、そろったな!!」

非常食「盗賊さんのおかげですにゃあ。早速持って行ったらどうですにゃ?」

魔戦士「いや、それは明日だね。忘れたのかい?今日はやる事があるだろう?」

商人「え?何かあったっけ?ってお嬢サマと盗賊ちゃん、なんで料理の準備始めてるの?」

盗賊「みりょーされてなかまをころしたわるいやつをしめるんだぞ!!」

魔戦士「ま、アンクが集まったお祝いに丁度良いタイミングになったね。さ、こっち来なよ非常食?」ニッコリ

非常食「「ふ、ふにゃー!?勘弁なのですにゃー!!」ジタバタ




703: 繋がりづらい… 2016/08/28(日) 16:36:24 ID:MLmbLvEc

商人「うーん、ネポラちゃん喜んでたね!!」

魔法使い「ええ、それにアンクに頼らないで自分の力で学ぼうとする姿勢が良かったわね」

魔戦士「そうかい?せっかく集めたのに使わないとはねえ。ま、アタシらは渡すまでが仕事だからね、そのあとはどうでも良いさ」

非常食「にゃ、あのワービーストはまだまだなのですにゃ。たくさん勉強すべきなのですにゃ」

魔戦士「同族相手だとずいぶん偉そうだねえ、バカ猫のくせに」

盗賊「ほとんどひらがなばっかでしゃべってばかまるだしだもんな!!」

商人「そ、そうだね…それよりも、あのお店の今後の方針がさあ…0G.Pで仕入れて0G.Pで売るなんて…」

竜王「ショウバイニナラナイナ」

魔戦士「ま、アタシらとしては倉庫代わりに使おうとしてたんだ、丁度良かったじゃないか」

商人「それはそうなんだけどさ…商売人としてはちょっと…」

魔法使い「まあ、本人が一生懸命考えた末の結論だし、少し見守りましょう。もしかしたら自分で気がつくかもしれないもの」

非常食「にゃ、賢くなるためには試練が必要なのですにゃ」ウンウン

魔戦士「おや、良いこと言うじゃないか。じゃああんたにも試練を与えないとね。さ、キッチンにおいで」コイコイ

非常食「にゃー!?その試練は要らないやつですにゃ!!」




704: ↑からヘーメ共同地区です 2016/08/28(日) 16:48:37 ID:MLmbLvEc

姉御「へー、本当に倉庫代わりになったね!!」

狩人「なんか申し訳ないっすね、ただで使わせてもらうのもだし、アンク集めも任せっぱなしで…」

竜戦士「まあ良いじゃねえか、せっかく使えるようになったんだから使おうぜ!!お、この竜皇剣良いじゃねえか!!」

魔術師「…火を吹ける…貴方には…要らない…」

師匠「この武器で使えるのはパムデウンですからな、ブレスとは少々違いますが、それでも必要はないでしょうな。名前はドラゴニュート向けのようなのですが…」

ネポラ「ねえねえ、おきゃくさんもぼうけんしゃなの?みんなしゅぞくがちがうんだね」

姉御「そうだよ!種族が同じだと逆に問題が多かったりするんだよ!そういう問題を始めから避けるために全員別種族にしたの!」

魔術師「…色恋沙汰…とか…」

狩人「えっ?ぞうだったんすか!?」

師匠「問題は未然に防ぐ、リーダーは流石ですな」

狩人「へー、そっすか…」

姉御「何沈んでるの?それよりほら、こっちのこれとか良くない?これを…」

ネポラ「はい、まいどありー。やっぱりお金とらないとみんなりようしてくれるね。ネポラあたまいー」

竜戦士「あ、あえ、そうだな…」




706: 今日も繋がりづらい… 2016/08/29(月) 19:26:33 ID:xSghA6nI

――竜の牙

魔戦士「さーてと、今日もこの塔だ。しっかりやりなよ非常食!」

非常食「にゃ、お任せくださいですにゃ!」ニャオー

商人「昨日は2階に行けたよね。今日も2階から?」

魔法使い「いえ、1階の未踏破の所に行ってみましょうか。もう何かあるとは思えないけど、一応ね…」

魔戦士「1階は中央部分に入れてないね。他の階から降りてこなければならないのか、それともシークレットでもあるのか…」

盗賊「シークレットならまかせるんだぞ!!」ガオー

魔法使い「ええ、頼りにしてるわよ。じゃあみんな、気を付けて行きましょう」

商人「おー!!今日で3階まで行きたいね!」




707: ――竜の牙、2階 2016/08/29(月) 19:35:42 ID:xSghA6nI

魔戦士「やはり1階には何も無かったね。となると、中央には上から降りてくるようなのかねえ?」

魔法使い「そうね…テレポーターという可能性もあるけれど…いずれにせよ、今は進むしか…」

――何かに遭遇した!

ダークロードの行動:悪のサーベル レディスマッシュの行動:鷹の爪 サキュバスの行動:引き寄せ

アシュテリアの行動:エンテルクミスタ

非常食は死亡した 商人は死亡した

竜王「キシュウ!!キシュウ!!」

盗賊「わー!?ひきよせられたぞ」ギャーギャー

魔戦士「おいおい、これはまずいんじゃないかい?魔法使い!!」

魔法使い「分かってる――マハマハ!!」ポゥーン

――撤収した

盗賊「ううー、ボロボロにされたぞ…」

魔戦士「やはり油断できないようだね。それにしても、小娘はともかく、前衛のバカ猫の貧弱さときたら…あとでお仕置きだね」

魔法使い「ほどほどにしてよ…」




708: ――竜の牙、3階 2016/08/29(月) 19:45:05 ID:xSghA6nI

商人「あとあと結構すぐに上に行く階段みつかったね」

魔法使い「ええ、敵は強いけれど、ここまでは順調と言えるわね」

魔戦士「そうだね、バカ猫の貧弱さ以外はね」ゲシゲシッ

非常食「ふにゃー!?次は死なないようにしますにゃ!!」オアー…

盗賊「つぎはないぞ!!いますぐおにくだぞ!!」ガオー

非常食「ふにゃー!?勘弁なのですにゃー!!」ドタバタ…

商人「二人ともー、ここ下よりも足場狭いから気を付けてね!!」

魔法使い「そうよ、落ちたら大変…」

非常食「にゃー!?逃げにゃいと…にゃ!?、あ、足場が…にゃあああぁぁぁー…」ピュィーン…

竜王「オチタナ」

盗賊「まっさかさまだな!!だらしないな!!」

商人「盗賊ちゃんが追いかけたからでしょ!?」

魔法使い「…ふう、やれやれね。じゃあ私達も降りないと…」

魔戦士「ったく、手間ばっかりかけるバカ猫だよ!!ま、食料が減っても困るからね、捕まえに行こうかねえ」

商人「もー、お嬢サマ素直じゃないなあ…」




710: ――竜の牙、3階 2016/08/31(水) 16:44:26 ID:nkDDlCcM

非常食「うにゃあ、申し訳ないのですにゃあ…」

魔戦士「全くだよ、手間ばっかり掛けさせて!!」ゲシゲシッ

盗賊「つぎはないといったぞ!!ひきにくにするぞ!!」ガオー

魔法使い「落ちた原因は貴方でしょう…それより、今度こそ慎重に…」

――何かに遭遇した!

アシュテリアの行動:タロット 恋人

ドロー成功 冒険者達は魅了された

サキュバスの行動:滑らかな指 熱い吐息

魔戦士は1レベルドレインされた

非常食「ふにゃー!!おさしみはみぃのものですにゃ!!」ドカバキッ

商人は死亡した

魔戦士「くっ…!?ちいっ、またドレインされたよ!!しかもバカ猫はまた回復役を…今回のお仕置きはハードになるよ!」




711: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/31(水) 16:54:31 ID:nkDDlCcM

魔戦士「なあ魔法使い、あんた確かケルベロスが召喚出来たね?ちょっと見せておくれよ」

魔法使い「ケルベロスを?構わないけど…深き処の番人よ、獄炎と共に立ち上がれ!!出でよ、ケルベロス!!」ドゥン!

魔戦士「へえ、流石だね…ああ、そういえば小娘がさっきあんたを呼んでたよ、確かあっちに行ったかな?行ってみなよ」

魔法使い「あっちに?変な所にいるのね…」

魔戦士「ああ、小娘の考える事は分からないね…さて、行ったね。後輩、準備は良いね?」

盗賊「おー!!ここにおいしそうななまにくをよういしたぞ!!」

美味しそうな生肉「ふにゃー!!解いてほしいのですにゃー!!」ジタバタ

竜王「カリョクモモウシブンナイナ」

魔戦士「ああ、地獄の番犬の吐く炎なら一瞬で焼肉さ。さあ、ケルベロス…」

商人「すとーっぷ!!非常食ちゃんをどうするつもりなの!?」

魔戦士「ちっ、小娘に感づかれたか…」

盗賊「まるやきにするぞ!!」

商人「ダメに決まってるでしょ!?あとコムスメじゃないし!!」

魔法使い「商人、ここにいたのね…何の騒ぎ?…いえ、良いわ、大体分かったから…全く、貴方たちも飽きないわね…」




713: ――マーシャの酒場 2016/09/01(木) 19:42:18 ID:I21/BLHg

ノレビス「あ、お帰りなさーい!!今日は良いものでましたか〜?」

盗賊「それをいまからかんていするんだぞ!!そんなこともわからないなんてノレビスさまはへっぽこだな!!」

ノレビス「そんな、ひどい…」

魔法使い「もう、今回はノレビス様何もしてないでしょう?そんなに責めないのよ」

魔戦士「今回は、ね。いつもはやらかすためだけに存在してるようなもんだからねえ」

ノレビス「そ、そんな事ないです!ちょっとだけかわいげが暴走するだけです!!」

魔法使い「かわいげ…かわいげって何かしらね…?」

商人「はい、鑑定終わったよ!!今日の目玉はこれ、サーガブリンガー!!」キラーン

盗賊「おお!?かっくいーけんだな!!」キャッキャッ

商人「これはね、かなり高い攻撃力だけじゃなくて、魔法抵抗力に混乱付与まで付いたすごい剣なんだよ!!じゃあこれは…お嬢サマが使う?」

魔戦士「じゃあそうさせてもらおうか。どれ、これは…なるほど、小娘の言う通りなかなかのもんだね」

商人「コムスメじゃないし!!」

ノレビス「あはは、小娘ですか〜。じゃあやっぱりメインヒロインは…」

盗賊「まちがってもノレビスさまじゃないぞ!!」

ノレビス「そんな、ひどい…」




714: ――翌日、竜の牙 2016/09/01(木) 19:52:15 ID:I21/BLHg

魔戦士「さて、今日もこの塔を登るようだねえ」

商人「気が重いよね、高いしさ…でも、2階から3階には1日で行けたし、今日は4階まで行けるかも?」

魔法使い「そうだと良いわね、塔はだんだんと狭くなるはずだし…」

竜王「カノウセイハタカイナ」

非常食「うにゃあ、でも高くなるほど魔物は強くなりそうですにゃあ…」

魔戦士「なんだい、この前はずいぶん強気な事を言ってたじゃないか」

魔法使い「そうよ非常食、私達はあのドラゴンケンタウロスを倒したのよ。この塔の魔物もきっと大丈夫よ」

非常食「にゃ、そ、そうですにゃ…」

商人「それに、魔法使いちゃんもそろそろハイマスターだよね?召喚魔法が強くなれば、もっと冒険が楽になるね!」

魔法使いレベル31「そうね、あと1レベルでハイマスター、そうなれば私が召喚した魔物達も強化されるのよ」

盗賊「おー、すごいな!!」

魔戦士「しかも契約もレベルが上がるほど楽になるんだろう?良いじゃないか、まずは今日4階への階段を見つける事、後は魔法使いのハイマスターが目標になるかねえ?」

魔法使い「そうね、召喚師はあまりレベル上がるのが早くはないけれど…さあ、行きましょう」




716: ――竜の牙、3階 2016/09/02(金) 19:47:49 ID:iaTQUFT.

魔法使い「竜の牙3階も2日目ね。ここは足場が狭いのも厄介だけど…」

非常食「にゃ、一方通行の通路がありましたにゃ。あれは大変ですにゃ」

商人「だね、気を付けないとね。あ、待って。地図見たらちょっと気になる所があるからさ、1回引き返して良いかな?」

盗賊「ん?ひきかえせないぞ!!」

非常食「にゃ!?早速ですにゃ!!」

魔戦士「今通ったはずの所に壁があるね。仕方ない、進むしかないだろうね」

魔法使い「いざとなったら転移呪文があるけど、今は温存した方が良いでしょうね。じゃあこっちに行ってみましょうか」

商人「はーい。こっちかあ、こっちは…な、なんか嫌な予感が…」チラッ

盗賊「あー!!またもどれなくなってるぞ!!」

竜王「ヤッカイダナ」

魔法使い「本当ね。この階、こんな仕掛けばかりなのかしら…」




717: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/02(金) 19:59:46 ID:iaTQUFT.

商人「あー!?また戻れなくなった!」

魔戦士「ちっ、これは流石に転移呪文を使った方が良いんじゃないか?」

魔法使い「そうね、この階に上ってきた階段にもうすぐ着くみたいだわ。塔を一周してきてしまったのね…商人、途中まで戻りましょう」

商人「りょーかい!!ティオメンテ!!」キィーン

非常食「にゃ、ここはこの階の一番北辺りですかにゃ?」

魔法使い「ええ、ここからさっきとは違う道を進んでみましょう」

魔戦士「じゃあまずはこっちだな。次は…こっちか?」

商人「順調だね!じゃあ次はこっち…で…あ、あれ?ちょっと待って、地図を…あ!?」

竜王「マタモドレナイナ」

魔法使い「しかも、このまま進むとまたさっきと同じ塔を一周した辺りに着くわね…」

盗賊「なんだ?とーぞくたちまいごなのか?」

魔戦士「転移呪文が有る限り迷子って事はないだろうが…しかし面倒な造りだねえ」

商人「ホントだね。しかもここまだ3階だもんね、上に行くほど仕掛けも難しくなっていったら…」

非常食「うにゃあ、考えたくありませんにゃあ…」




719: キョウモネムイ… 2016/09/03(土) 22:37:37 ID:fK2.8WYQ

盗賊「うー、あれからおなじようなとこなんしゅーもしてるぞ…」

魔戦士「転移呪文にだって限りはあるだろうからね。まだ使えるのかい?」

商人「まだ大丈夫だけど…あ、ほら見て、怪しい扉があるよ!」

非常食「にゃ、ここから塔の内側に…にゃ!?開きませんにゃ…」

盗賊「きあいがたりないんだぞ!!そんなおにくはおにくだぞ!!」ガオー

魔法使い「入れないのは仕方ないわよ。今はこの先を進んで…」

商人「って、また後ろに戻れなくなったよ!?どうなってるの!?」

魔戦士「やれやれ、これは1回町へ戻るべきじゃないかい?」

魔法使い「いえ、待って…ほら、地図を見てみて。私達、迷いながらもかなりこの塔を歩き回ったわ。その中で行ってないのはこの辺り…」

商人「あ、ここならティオメンテですぐ近くまで行けるね!行ってみよう、ティオメンテ!!」キィーン

非常食「にゃ、扉の前に着きましたにゃ。この扉は…開きますにゃ!中には…にゃにゃっ!!」

竜王「ノボリノカイダンダナ」

魔法使い「やっぱりあったわね、良かったわ。これで上に進めるけど、4階はもっと厳しいのでしょうね…」




720: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/04(日) 20:06:44 ID:fQQkc8KM

商人「えーと…じゃあこっち行ってみよっか」

竜王「コッチダナ」ガチャリ

非常食「うにゃあ、4階は3階と違って特に仕掛けはないのですにゃ」

魔法使い「今の所は、だけどね…無事に進めるなら、それに越したことはないわ」

魔戦士「魔物も下と変わらない顔触れのようだしね。このままどんどん進みたい所だが…どうだい後輩?」

盗賊「むー、もうもちものがいっぱいだぞ…」

商人「そっかあ…うーん、もうちょっと進みたい所だったけど…」

魔法使い「仕方ないわね。それにもうちょっとと思った所で引き返すのも安全の為には良いかもしれないわ」

非常食「うにゃあ、全滅しては元も子もないですからにゃあ…」

魔戦士「ま、もう持ちきれないくらいアイテムが手に入ったって事だ、もしかしたらレアで強力な物もあるかもしれないよ」

商人「それもそうだね!よーし、じゃあ今日は帰ろっか!」




721: ――マーシャの酒場 2016/09/04(日) 20:16:31 ID:fQQkc8KM

ノレビス「あ、今日もアイテムたくさんですね〜」

魔法使い「そうね、持てなくなるまで帰ってこない訳だからね」

魔戦士「で、どうなんだい小娘、鑑定結果は?」

商人「あたしコムスメじゃないけど、そうだね…今日は素材が多かったかな?」

非常食「にゃ、5つもあったのですにゃあ」

竜王「ワルクハナイナ」

魔法使い「全て+2の素材だものね。でも素材だけだと物足りない気はするけど…」

商人「他?他はこれかな、雷の魔印+1。これは今装備してるカーバンクルジュエルより雷の属性攻撃力を上げられるよ!」

盗賊「おー、すごそうだな!!」

魔法使い「これは貴方しか装備できないし、必然的に貴方の物ね」

商人「そういう事になるね!よーし、これで雷の魔法もぱわーあっぷ!!」

ノレビス「へー、商人さん雷の呪文使えるんですか〜、勇者みたいですね!」

魔法使い「ノレビス様…?雷の呪文は遊楽者も使えるようになりますけど…」

ノレビス「え?あ、ももももちろん分かってますよ?」アセアセ

魔戦士「ったく、本当にぽんこつだねえ」




723: ――翌日、竜の牙、2階 2016/09/05(月) 19:24:19 ID:KMPUE9qI

姉御「よーし、それじゃあの子達が探索しきれなかった部分をカバーしつつ、あわよくば闇の巫女を倒しちゃう感じで行くよー!!」

狩人「おーっす!!」

竜戦士「いやしかしよお、あいつらを利用して美味しい所だけ貰おうってなんつーかいでででで!!」ギリギリ…

姉御「水を指すような事言うなー!!…ま、言いたい事は分かるよ。でもね…若い二人に聞くけど、ここは現代の冒険者はほとんど未踏の最高級ダンジョンだよ?ワクワクしないの?」

「「…します!!」」

姉御「ふふふ、よろしい!前も言ったけど、冒険を楽しむことが第一だよ!師匠達も良いね?」

魔術師「…異論は…ない…」

師匠「ええ、私はリーダーに着いていくだけですよ」

ノレビス「はい〜、ラストダンジョンに連れてきてもらって嬉しいです〜」キャッキャッ

魔術師「…リーダー、確認…私達は誰か死んだら…引き返すけど…」

姉御「うん、あのぽんこつ女神様が死んでも冒険は続行!早い話みそっかすだからね!!」

竜戦士「みそっかすならいいがよお、タロットで掻き回すからたち悪いんだよなあいつは…」




724: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/05(月) 19:32:48 ID:KMPUE9qI

狩人「…いやー、ここの魔物は強いっすね、3人も死んじゃったっすね…」

竜戦士「まー敵の本拠地だからなあ、つーかおめーサキュバスに魅了されて姉御を殺してんじゃねーよ!!」

狩人「み、魅了されての追撃は狩人にはありがちな事故なんで、勘弁して欲しいっすね………はーっ、リーダー怒るかなあ…」ドヨーン

竜戦士「まあ怒りゃしねえだろうがよ…」

ノレビス「うーん、すごいつよさですね〜ここの魔物は〜」ノホホーン

竜戦士「…おい、なんで一番死にそうなあいつが生き残ってんだよ…」

狩人「いやあ、運が良いんじゃないっすかねえ…」

ノレビス「そーなんです、私女神ですからね!!」ドヤドヤッ

狩人「…女神ならタロット失敗しないで欲しかったんすけど…」

ノレビス「え?ま、まあそういう事もありますよ!!」

竜戦士「あと毒にするタロットと狩人のコンボはじーさんが生きてる時だけだぜ?失敗して毒まみれになったらこのレベルになって毒で全滅なんて情けねえ事になるからよお」

ノレビス「分かってますよ、適材適所のタロットを引きます!!」

狩人「いや、戦闘での行動タロットだけとかいう蛮行を辞めていただきたいんすけどね…」




725: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/06(火) 20:00:23 ID:nHh3mREM

非常食「にゃ、今誰かの声が聞こえた気がしましたにゃ」

魔法使い「声が?私には聞こえなかったけれど…」

盗賊「きこえたぞ!!すごくアホっぽいこえだったぞ!!」

商人「アホっぽい!?うーん、でも確か今日は姉御達もここに来るって言ってたよね?声がしたなら姉御達じゃないかなあ?」

魔戦士「ああ、ならあっちのパーティーにぽんこつが一緒に付いていってるんじゃないかい?それならアホっぽい声の正体も分かったようなもんだね」

竜王「バンジカイケツダナ」

魔法使い「まあ、確かに姉御達以外にはここに来る実力のある冒険者はいないでしょうから、おそらくそうなのでしょうけれど…あまりぽんこつぽんこつ言わないのよ…」

盗賊「そーだよな、へっぽこでもあるもんな!!」

魔法使い「そういう意味じゃ…まあ良いわ、それよりノレビス様、あっちのパーティーに迷惑かけてないかしらね…?」

商人「魔法使いちゃん…ホントにかけてないと思ってる?」

魔法使い「………」

非常食「にゃ、魔法使いさんでさえ絶句してしまいましたにゃあ…」




726: ――竜の牙、4階 2016/09/06(火) 20:11:50 ID:nHh3mREM

魔法使い「さて、今日は4階からよ。今の所は仕掛けもないようだけれど…」

商人「そだね、下が大変だったからすごく楽に感じる…ぎゃっ!?」ドサッ

*ピット*

盗賊「うー、おとしあなにおちたぞ…」

魔戦士「ちっ、ちゃんと浮遊呪文をかけときなよ小娘!」

商人「ご、こめん、最近落とし穴なんてなかったから油断してた…でもあたしコムスメじゃないから!!」


魔法使い「私も注意を怠っていたわ、ごめんなさい。さあ、商人がソーサレオをかけたし、先に進みましょう」

非常食「うにゃあ、ではこちらに…にゃ、小さな部屋がたくさんありますにゃ」

魔戦士「お、鍵の掛かった扉があるよ。後輩、やってくれるね?」

盗賊「まかせるんだぞ!!えっと…んっと…こうやって…あれ?…ここをこう…こうだぞ!!」ガチャリ!

商人「あ、開いたね!流石盗賊ちゃん!じゃあ早速中に…あれ?何もないよ!?」

魔法使い「鍵の掛かった部屋なのに何もないのね。じゃあ別の部屋に…」

盗賊「あ、こっちにシークレットがあるぞ!!」

商人「わ、盗賊ちゃんまたお手柄!よーし、じゃあシークレットドアの先に行こああああ…!」ピューン…

魔戦士「シークレットの先は床が無くなってるとはね。なかなか意地の悪い仕掛けじゃないかさて、小娘を迎えに行くようかね、やれやれ…」




728: 今日はこれだけ… 2016/09/07(水) 20:31:10 ID:csuGDqXI

商人「うう、ティオメンテで戻って来れたから良いけど…」

魔法使い「さっきのは仕方ないわ、扉を開けたら床がないなんて思いもしないもの」

非常食「にゃ、次は気を付ければ良いのですにゃ」

商人「そ、そだね…じゃあえっと、さっきの続き…わ!あたし達、こんな迷路みたいな所にはまってたんだ…」

魔戦士「迷路というか、四方が扉の小部屋だらけの場所だったようだね。さて、ここの攻略となると面倒な事になりそうだがねえ…」

盗賊「めんどーならほかにいけばいいぞ!!あっちにいくぞ!!」

商人「えー、でもこっちの方がいかにも怪しい感じが…あ、あれ?」

竜王「カイダンダナ」

魔法使い「私達が迷い混んだ場所のすぐ近くにあったのね。いかにも怪しい難所を近くに作って階段への目をそらす…これも一種の罠かしら」

魔戦士「そんな大層なものでもないだろうが…なんにせよ後輩のおかげだね」

盗賊「おー!!セクシーなんとかのカンよりとーぞくのカンだぞ!!」ドヤドヤッ

商人「くっ…悔しい…次はあたしのカンで階段を見つけてみせるんだから!!」

魔法使い「勘ばかり頼りにするのもどうかと思うけれど…」




730: ――竜の牙、5階 2016/09/08(木) 19:53:22 ID:nTYf9auY

魔戦士「これでこの塔も半分といった所か。先は長いねえ」

非常食「にゃ、でもお嬢様、だんだんと1階ごとの探索時間は減ってますにゃ。半分は過ぎたかもしれませんにゃ」

魔法使い「確かにそうなんだけど…私達は今まで塔の内側は出来ていないのよね。状況によっては更に時間が掛かるかも…」

商人「うーん…でも、4階は仕掛けらしい仕掛けもなかったし、もしかしたらここから上は順調にひええええー!?か、風が強くて…」ビュー

盗賊「うわー、とばされるぞー!!」ビュー

魔法使い「みんな、大丈夫?どうやら強風によって強制的に移動させられてしまうようね」

魔戦士「それがこの階の仕掛けなのかねえ?こういう時はバカ猫の出番だよ、あんたが前を歩きな」

非常食「うにゃあ、みぃが飛ばされたら皆さん引き返すのですかにゃ?生け贄のようですにゃ…にゃ、ここまでは大丈夫ですにゃ」

盗賊「よーし、じゃあそこまでいくぞわああああ!?かぜがふいてきたぞー!?」ビュー

魔法使い「み、みんなが揃ってから風が吹いて…い、いけないわ、この先は…!」

商人「ゆ、床がないー!?ま、また落ちるうううー…」ピューン…




731: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/08(木) 20:02:11 ID:nTYf9auY

非常食「うにゃあ、なんとかまた5階まで戻って来ましたにゃあ…」

魔戦士「ったく、役に立たないバカ猫だよ!」ゲシゲシッ

商人「しょ、しょうがないよ、非常食ちゃんが行った時には風が吹いてなかったんだから。でも、困った仕掛けだね…」

魔法使い「そうね…最後はあちこちから吹く風になすがままになってしまったわね。風が吹く所を避けて通るようにしないと…」

非常食「にゃ、でも1度通った所は地図で確認出来ますにゃ。次は避けられますにゃ」

盗賊「うー、めんどうだぞ!!とーぞくのカンですすめばきっとだいじょーぶだぞ!!」

商人「ま、待ってよ盗賊ちゃん!」

魔法使い「そうよ、もう少し慎重に…」

商人「今度はあたしのカンで階段を見つける番だから!」

魔法使い「番…?」

竜王「フアンダナ」

商人「な…竜王ちゃんまでそういう事言うの!?だいじょーぶ、きゅーとでせくしーだいなまいつなあたしのカンなら…」

非常食「にゃっ!?そこはさっき風が吹いた…にゃああああー!?」ビュー

魔法使い「ちょ、ちょっと!この場所はさっきと同じ下に落ちる…ああっ!」ピューン…

商人「な、なんでまた落ちるのー!?」ピューン…




733: ――マーシャの酒場 2016/09/10(土) 00:46:43 ID:M9Rr/bfE

魔戦士「…という訳で小娘の醜態と楽しいアトラクションの巻はお仕舞いだよ」

商人「楽しくないし醜態じゃないしコムスメでもないから!!」

魔法使い「そうね、他はともかくあれは醜態よね…」

商人「ま、魔法使いちゃんまで…」

盗賊「やっぱりなんとかのカンはやくたたずだったな!!」

竜王「ダメナホウニサエテタナ」

商人「うう…ひどいよみんな、言いたい放題…ううん、ひろいんに逆境はつきもの、みんなあたしのきゅーとさに嫉妬して…」

魔法使い「はいはい、それより鑑定結果はどうだったの?」

商人「え?あ、えっとね、めぼしいものはこのドラゴンキラーとホーリーロッドかな」

盗賊「おー、こっちにもドラゴンキラーあるのか?」

商人「形は違うけどね…でもあたし達が今必要なのはないかなあ?」

非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ…」

魔法使い「まあ、こんな日もあるわね。明日はきっと良いものが出るはずよ」

魔戦士「だと良いがねえ…ま、そう信じた方が気分は良いけどねえ」

商人「うん、きっと明日は良いものが出るよ!!そして明日こそあたしのカンでダンジョン攻略を…」




734: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/10(土) 00:56:55 ID:M9Rr/bfE

姉御「ああそうそう、今日はみんなに謝らなきゃいけない事があるんだ」

師匠「ほう、なんでしょう?」

姉御「あのさ、やっぱりぽんこつ女神様連れてくのムリだね!タロットばっかり使ってさあ、ちょっと言いにくいんだけどさ、役立たずだよね!」

ノレビス「ええっ!?」

魔術師「…当然…」

狩人「まあしゃあないっすよね、タロット以外の事もやってもらわないと…」

ノレビス「そんな、ひどい…」

竜戦士「いや、ひでーのはおめーの行動だからな!?」

ノレビス「うう、なぜこんな…いえ、こっちのパーティーがだめなら…ヨグマさーんバルモアさーん!!」

ヨグマ「わしらに何か用かな?」

ノレビス「ええ、かくかくしかじかで新しいパーティーを…」

バルモア「お前とパーティー!?ぶっちぎりで嫌な予感しかしねーな!!」

ノレビス「そこをなんとか!これこれこういう計画で…」

バルモア「おお!?ぶっちぎりで面白そうじゃねーか!!」

ノレビス「ですよね、よろしくお願いします!!…ふふふ、今に見てて下さいね、ぽんこつとかへっぽこと言われ続けたこのノレビスの名誉回復の時を!!」




736: ――翌日、竜の牙 2016/09/10(土) 22:54:41 ID:/SetROG2

非常食「うにゃあ、またあの風が吹く所に行くのですにゃあ…」

魔法使い「そうね、今日中になんとか攻略したいけれども…」

商人「だいじょーぶ!!あたしのカンで…」

盗賊「はあてにならないからとーぞくのカンですすむぞ!!」

商人「なんで!?あたしのカンだって…」

魔戦士「見事に落下したねえ、セクシーなんとかのカンで」プッ

商人「むむむ…今度こそあたしが…」

魔法使い「別に誰が階段見つけたって良いじゃない…さあ、行くわよ」

非常食「にゃ、そういえば昨日女神様が何か用かな企んでいたようですにゃ。大丈夫なのですかにゃ?」

魔戦士「問題ないだろう、今すぐ何か出来る訳じゃないさ」

竜王「レベルガレベルダシナ」

魔法使い「あの方、結構強い魔物との戦いについていってるらしいから、結構レベル上がったみたいだけれど、それでもまだ一桁でしょうからね…あまり無茶をしないと良いけれど…」




737: 竜の牙、5階 2016/09/11(日) 19:30:34 ID:yKMKD01o

魔戦士「さて、昨日は面白小娘劇場で終わったけど、そのおかげで避けるべき場所が大体分かったね」

商人「コムスメでも面白劇場でもないから!!でも確かに昨日風に吹かれた所は避けて通れるよね」

魔法使い「ええ、慌てて行ってはいけない所に行かない限りは大丈夫よ。だから先走ったりしないのよ」

商人「な、なんであたしに言うの!?落ち着きのない盗賊ちゃんとかに…」

盗賊「しょーにんにおちつきないっていわれたくないぞ…」

竜王「クツジョクテキダナ」

商人「み、皆揃って酷い…」

魔法使い「まあ、私達も気を付けるし、大丈夫…ほら、もう階段が見つかったわ」

盗賊「おー、あっというまだな!!」

魔戦士「ああ、早かったね。これじゃバカ猫を調理する前に6階に上がっちまうよ。なあバカ猫、今日は鍋日よりだろう?あんたも鍋の中に入るくらいにね」

鍋の中身「にゃ…!出し…!」ガンガン…

商人「もー、かわいそうだから出してあげなよ!!」

魔戦士「ったく、なんでマスターアルケミストみたいな婆さんに魅了されて竜王を殺すかねえ。本当バカ猫には困ったもんだよ」

魔法使い「そうね…そろそろ何らかの対策をしないと、パーティーの生死に関わるわね…」




738: ――竜の牙、6階 2016/09/11(日) 19:39:57 ID:yKMKD01o

商人「いよいよ6階まで来たね!5階は風の仕掛けがあったけど、6階はどんなだろうね…」

魔戦士「さあねえ、ま、進んでみれば分かるだろうさ。さ、バカ猫、先を歩きな」グイグイ

非常食「うにゃあ、やらかした身としては逆らえませんにゃあ…」オアー…

商人「非常食ちゃん、あたしも先に行く…って痛い!?な、何かにぶつかったよ!?」

盗賊「なにいってんだしょーにん、なにもない…ふぎゃっ!?」ガンッ

魔法使い「二人とも大丈夫?ここは…壁があるわ!」

非常食「にゃにゃ!?何も見えませんにゃ!?」

竜王「ミエナイカベダナ」

商人「見えない壁!?うわあ、すごく大変そう…」

魔戦士「全くだよ、面倒だねえ。ま、仕方ないさ、ぶつかったら別の方向に行く、で進むしかないね。そらバカ猫、そっちは進めるかい?ん?」ガンガンッ

非常食「ふにゃー!?壁に押し付けちゃダメですにゃ!!」

盗賊「お、ひじょーしょく、あっちはかべがないみたいだぞ!!」グイグイ

魔法使い「ちょっと!そっちは床もない…」

非常食「にゃー!?お、落ちますにゃー…」ピューン…

商人「ああー、なんか見たことある光景が…」




740: ――竜の牙、5かいたたたた… 2016/09/12(月) 20:21:53 ID:DtyBc8GU

魔戦士「ったく、何度落ちれば気が済むんだい?」

盗賊「かいてるやつがまぬけだからわるいんだぞ!!かじるぞ!!」ガブムシャ

商人「盗賊ちゃん!そんなのかじったらお腹壊すよ!」

竜王「バイキンアツカイダナ」

魔法使い「何の話をしているのよ…それより、すぐまた6階に戻って…」

――何かに遭遇した!

非常食「にゃ、またサキュバスとアシュテリアですにゃ!」

商人「わ、このヒト達苦手…でも、3人だけならなんとか…」

アシュテリアの行動:タロット 恋人

ドロー成功 冒険者達は魅了された

非常食「にゃ!?ふにゃー!!マタタビが一番なのですにゃ!!」ドカバキッ

竜王「ニクダゾー!!」ザンッ

――魔戦士は死亡した 魔法使いは死亡した 商人は死亡した 非常食は死亡した 竜王は死亡した

盗賊「んー…?ん?なんでみんなしんでるんだ!?あ、セクシーねえさん!!ねえさんにやられたのか?かくれて…にげるぞー!!」

逃走に成功した




741: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/12(月) 20:28:14 ID:DtyBc8GU

盗賊「みんなしんじゃったぞ…まちにかえっていきかえらせるぞ!!じゃあここからとびおりてかえるぞ!!それー!!」ピューン…

――4階

盗賊「またとびおりるぞ!!それそれー!!」

――3階

――2階

――1階

盗賊「んーと、たしかもうすぐでぐち…」

――何かに遭遇した!

盗賊「あ、へっぽこざむらいとほねとしたいざむらい!!またかくれてから…にげるぞー!!」タタタ…

――逃走に成功した

盗賊「よーし、にげきったぞ!!みんなまってろよー!!…でもおなかへったな、ひじょーしょくは食べても…うーん…」




743: ――イルドラハ寺院 2016/09/13(火) 20:48:35 ID:AmaAedaw

魔法使い「…ここは…うっ…ここ…寺院…?じゃあ私は…」

魔戦士「ああ、死んだんだよ。ま、アタシもだがね」

商人「あたし達、全滅したの…?ううん、姉御達はいないし、って事は…」

盗賊「とーぞくがみんなつれてかえったんだぞ!!」ドヤッ

魔法使い「貴方が?みんなという事は、貴方以外は全滅だったのね…ありがとう、大変だったでしょう?」

盗賊「かくれてにげただけだぞ!!たいしたことないぞ!!でもきょうはごちそうだな!!」

魔戦士「ああ、好きなだけ食べなよ。流石後輩だねえ」

商人「うん、今日はフンパツして…ってあれ?」

魔法使い「どうしたの、商人?」

商人「え?ううん、なんでもないよ!!さ、盗賊ちゃん、酒場に行こ?ね?」

盗賊「おー!!食べるぞー!!」ガオー

商人「うん、レッツゴー!!…あのね魔法使いちゃん、盗賊ちゃんはみんなお金で生き返らせたみたいなの。あたしか竜王ちゃんを生き返らせてから魔法で蘇生させればお金節約出来たんだけど…」

魔法使い「ああ、そういう事ね。まあ今回は多目に見てあげなさいよ」

商人「分かってるよ、盗賊ちゃん頑張ってくれたし、もし全滅してたら倍以上お金掛かってたしね…でもこれで久しぶりの赤字だあ…とほほ…」




744: ――翌日、ミアマックの宿屋、錬金倉庫 2016/09/13(火) 21:04:44 ID:AmaAedaw

非常食「にゃ、今日は冒険お休みなのですかにゃ?」

魔法使い「ええ、ああもドレインを使う相手がいると、経験値を溜めておくのは良くないと思うのよ。だから今日は休んでレベルをあげてもらうの。といっても、経験値がそんなに貯まってるのは盗賊だけだけどね」

商人「ドレインされると、次のレベルまでの経験値も全部吸われちゃうんだもんね…」

魔法使い「だから本当はもっとこまめにレベルを上げるべきなんだけれどもね。あと今日休みにするのは…」

魔戦士「状態異常対策だろう?バカ猫の魅了もだし、昨日みたいにタロットで全滅しかけても面白くないからねえ」

魔法使い「ええ、というわけだから今日は錬金術師にみんなの状態異常回復力を上げてもらう鍛冶錬金をしてもらおうと思うの。錬金術師、よろしくね」

錬金術師「ああ、任せときな。まずは猫からだね、次に…」

商人「これをやれば、状態異常に強くなるの?」

魔法使い「本当はそうしたいけれど、それはなかなか難しいから、状態異常になった後にすぐ回復しやすくしようと思うの」

魔戦士「ま、状態異常一つ一つに対策するよりは効率が良いからねえ、それで良いんじゃないかい?」

錬金術師「よーし、これで終わりだ!!といっても、素材の関係で五人ぶんだけだよ。良いかい?」

魔法使い「ええ、盗賊には今回我慢してもらいましょう。まずは良く被害を出す非常食、それに回復呪文を使う二人を優先しないと…」

魔戦士「ま、それが良いだろうね。さて、これで幾分バカ猫もましになったわけだ。これからはもっと働いてもらうよバカ猫!」

非常食「にゃ、任せて下さいなのですにゃ!!」ニャオー




746: ――竜の牙、2階 2016/09/14(水) 20:36:31 ID:K0jIdWnU

姉御「さてと!鬼の居ぬ間になんとやら、あの子達が休んでる間にダンジョン攻略だよ!!」

竜戦士「つってもここの魔物強えしなあ…もう狩人死んだしな」

狩人「」

魔術師「…相変わらず…打たれ弱い…」

師匠「今回は即死呪文ですからな、仕方ありますまい。それより、我々も耐性等を見直さないといけない時期ですな」

姉御「そだね、帰ったら…」

――何かに遭遇した!

敵が奇襲に成功 ケルベロスの行動:瘴怪波 キメラの行動:ブレス ケルベロスの行動:ブレス

魔術師「…奇襲!」

竜戦士「いや、こりゃあまず…」




747: ――光の庭、3階 2016/09/14(水) 20:48:35 ID:K0jIdWnU

ノレビス「さあ、鬼の居ぬ間になんとやら、私達は冒険しましょう!!」

デク「どこかで聞いたような台詞ですネ。そして何故ここなのですカ?」

ノレビス「私達は近いうちに決起の時が来ます。その時のために、実力と装備の両方を上げなければ!!特にバルモアさんは武器売っちゃってありませんし」

バルモア「あー!?誰だ俺の武器を売った奴は!?ぶっちぎりでひでーやろうだ!!」

ノレビス「というわけで、両方が整うここ光の庭3階でですね…」

――何かに遭遇した!

デク「アー!?モンスターでス!!」

バルモア「おいおい、俺は素手だぞ!?ぶっちぎりでヤバいじゃねーか!!」

ヨグマ「慌てる出ない、儂の呪文があるわ。生と死は釣り合う天秤の如し、汝ら、我らの生の為に――」

ノレビス「はいはいはーい!!タロット使いまーす!!愚者!!」ジャン!

――ドロー失敗 冒険者達は眠った

タイガーレディの行動:魔獣の爪 タイガーレディの行動:魔獣の爪

ノレビス「むにゃ…はっ!?こ、これは一体…ま、不味いですよ、ここは一発逆転の死神で!!」ジャン!

ドロー失敗 ノレビスは死の世界に連れ去られた

タイガーレディの行動:魔獣の爪 タイガーレディの行動:魔獣の爪――




749: ――翌日、ミアマックの宿屋 2016/09/15(木) 19:40:42 ID:4NK/lLsg

マーシャ「…というわけだから、よろしくね。2件の回収作業は大変でしょうけど…」

魔法使い「いえ、これも冒険者の務めですから…」

商人「そうそう、任せて下さい!!…ふう、でもやっぱり大変だね…」

盗賊「はやくあねごをたすけにいくんだぞ!!はやく!!」グイグイ

魔法使い「ちょっと、落ち着きなさい!姉御達だけでなく、ノレビス様達も助けないと…」

盗賊「あんなのどーでもいーぞ!!あねごをたすけにいくぞ!!」ギャーギャー

商人「あんなのって…ノレビス様だけでなく、ヨグマさん達もいるし、無視は出来ないよ…」

魔戦士「ま、ヨグマとバルモアにはドラゴンロードの試練で世話になったしね、放っとくのも寝覚めが悪いかねえ」

竜王「ダナ」ウンウン

非常食「うにゃあ、しかし姉御さん達はともかくノレビス様達はあまりお金持ってなさそうですにゃ。ちゃんと蘇生出来るんですかにゃ?」

魔法使い「蘇生は問題ないはずよ、ヨグマさんが蘇生呪文を使えたはずだから。それより他の仲間の回収は…商人?」

商人「そっか、お金持ってないとあたし達の取り分もあんまり期待できないのかあ…やっぱりノレビス様は無視して…でもなあ、うーん…」

魔法使い「…無視はしちゃだめだからね…?」




750: ――光の庭、3階 2016/09/15(木) 19:51:49 ID:4NK/lLsg

商人「あ、ほら見てみて!ノレビス様達の遺体が見つかったよ!!」

魔戦士「さてと、じゃあヨグマを回収するんだね?」

魔法使い「そうね、蘇生呪文の使い手を生き返らせるのが良いと思うわ」

商人「ていうか、今生き返らせちゃおうか…冥府に迷いし魂よ、我が示す光の道に導かれ、再び現世に還り来たれ!!リゼフェイド!!」キャーン

ヨグマ「…む?これは…そなたらは…そうか、儂らは全滅したのか」

魔法使い「そうね。それで悪いけど連れて帰れるのは貴方だけよ。後、他の仲間の回収はそちらでお願いね」

ヨグマ「ああ、それは仕方ない…助かった、礼を言う」

盗賊「れいはいらないぞ!!もらうものはもらったからな!!」

商人「ちょっとしかなかったけど…あのー、残りのお金で他の仲間の回収って出来ますか?」

ヨグマ「むう…まあやるしかないのう…」

魔戦士「ま、ちょうど良いんじゃないかい?流石にあのぽんこつも死んでりゃ悪さ出来ないだろうしね」

盗賊「おー!!めーあんだなせんぱい!!」

魔法使い「名案…名案、なのかしら…?まあいいわ、じゃあヨグマさんを酒場に送ったら今度は姉御達の捜索ね」

盗賊「おー!!はやくいくぞ!!」




752: ――竜の牙、2階 2016/09/17(土) 22:15:04 ID:Y8jAlK8U

商人「あー、更新が滞りまして…」

魔法使い「何の話を誰にしているのよ…ほら、姉御達が見つかったわよ」

盗賊「あねご、たすけにきましたですだぞ!!」タタタギュムギュム…

魔法使い「ちょっと!竜戦士君を踏んでるわよ」

竜王「フビンダナ」

商人「じゃあ姉御を生き返らせるよ…リゼフェイド!!」キャーン…

姉御「ん………ああ…また助けてもらったんだ、ありがと…」

盗賊「れいにはおよばないのですだぞ!!」

魔戦士「例によって金はいただいたからね」

商人「そうそう、それにあたし達が助けてもらった回数の方がまだまだ多いし!!」

姉御「そうだね、キミ達前は全滅しまくってたよね、人の忠告も聞かないし…」クスクス

魔法使い「そうね、懐かしい、かしらね…さ、姉御、酒場に送るわよ」

姉御「ありがと…あーあ、完全に立場逆転だなー…」




754: ぐっだぐだ 2016/09/18(日) 19:26:43 ID:G9yZSxuA

――イルドラハ寺院

姉御「さてと、結構お金取ってくれたね〜…とはいえ、一人回収出来ればそのヒトのお財布から払うだけだけどね、よろしくシスター!」

シスター「はい、では竜戦士さんを回収します」

姉御「うん、蘇生もよろしく!…さて、蘇生が終わる間はどうしてよっかなー…あれ?錬金術師?どしたのそのケガ?」

錬金術師「いつつ…ああ、あんたかい…それがね、ヨグマに頼まれてお金稼ぎについていったんだけどね…」

姉御「お金稼ぎ?ああ、ぽんこつ女神様達も全滅したってシスターが言ってたっけ。で、お金が足りなくて宝箱の解錠の為におばさんが呼ばれてたって訳だね?それが…あ、それでケガしたんだ!!」

錬金術師ああ、それであたいもお金を持ってないからね、あのパーティーは今野晒しって訳さ。ヨグマはあたいが寺院に引っ張って来たけどねえ」

姉御「ミイラ捕りがミイラになったね。なら私達がぽんこつ女神様の方を回収してあげるしかないかあ…」

錬金術師「ああ、そうしてもらうと助かるねえ」

竜戦士「おーい姉御、全員回収したぞ!!あと魔術師を蘇生してもらってるから寺院に戻ってくれ!!」

姉御「あ、うん、分かったー!でも今日は休まないとね…明日には助けてあげなきゃね!」

狩人「へ?なんかあったんすか?」

師匠「どうやら我々以外にも遭難者がいたようですな。やはり敵も相当本腰をいれてこちらを叩きにきていると見えますな」

錬金術師「それは違いないだろうが、あのぽんこつ女神様のパーティーはそれとは原因が違いそうだけどねえ…」

竜戦士「あー、タロットで全滅してそうだよな…ホント、勘弁だぜあのタロット好きにはよお…」




756: ――竜の牙、6階 2016/09/19(月) 20:19:01 ID:zqCCbF2s

魔法使い「さて、諸々は姉御達に任せて、私達は竜の牙の探索を進めるわよ」

商人「うん、この6階って見えない壁がいやらしいけど…」

魔戦士「探索する範囲自体はかなり狭いからね。次の階への階段を見つけるのもそう難しくはないはずさ」

盗賊「よーし、すすむ…ふぎゃっ!?またみえないかべだぞ…」

商人「盗賊ちゃん、こっちから回り込んでみようよ…ほら、通れたよ!」

魔法使い「次は…あそこの扉を開けて…」

竜王「トオレタナ」

魔戦士「範囲が狭いから少し探ればすぐ次への道は見つかるね。ほら、こっちだよ」

盗賊「こっちは…おー、かいだんがあったぞ!!」

魔法使い「やったわね。これで7階へ行けるわね。後は…」

魔戦士「ああ、鍋の中身をどうするかだね。また魅了されて後輩を死なせるようなバカ猫の調理方法をね」

盗賊「やわらかくなるまでにこむぞ!!」

鍋の中身「にゃ…たす…!」ドンドン…

魔法使い「もう、その辺にしなさいよ…」




757: ――竜の牙、7階 2016/09/19(月) 20:30:06 ID:zqCCbF2s

非常食「うにゃあ、外の空気はおいしいですにゃあ…」

商人「大変だったね、閉じ込められて…」

盗賊「お、とびらがあるぞ!!んー!!…あかないぞ…」グイグイ…

魔法使い「下の階にもあったわね、こういう開かない扉が。まあ開かないものは仕方ないわ、他を当たってみましょう」

商人「そだね…うわあ、この階、壁際のほんの少しのスペースしか足場がないよ…落ちないように…わっ!?と、盗賊ちゃん押さないで!!」

盗賊「ほらほらー!!いそいでいくぞー!!」グイグイ

魔戦士「ほら、あんたも急ぎなバカ猫」ゲシゲシッ

非常食「ふ、ふにゃー!?落ちてしまいますにゃ!!」ジタバタ

魔法使い「もう、ふざけるのも大概にしなさい!慎重に、ゆっくり進まないと…」

竜王「マタオチルカラナ」

商人「このダンジョンに来てから何回も落ちたもんね。もう落ちたくない…あれ?これって…」

盗賊「おー!!うえにのぼるかいだんだな!!」

魔戦士「なんだ、ずいぶんあっさり見つかったじゃないか」

魔法使い「そうね、だんだん狭くなってるとはいえ、こんなに早く見つかるなんて…ここを上れば8階ね、いよいよ敵の本拠が近付いて来ているわね…」




758: ――竜の牙、8階 2016/09/20(火) 19:44:49 ID:RAnJUr.6

商人「へへー、今日は2つも上の階に進めたね!」

魔戦士「順調なのは良いことだね。さて、この階は…」

非常食「にゃ、変わった扉がありますにゃあ」

魔法使い「これは…下の階にもあった、開かずの扉に似ているけど…」スッ…

ゴゴゴゴゴ…

盗賊「おお!?まほーつかいがさわったらひらいたぞ!!」

竜王「フウインガトケタナ」

商人「わ、すごい!魔法使いちゃん、何やったの?」

魔法使い「いえ、ただ触っただけよ。まるで入ってくるように仕向けているかのようね…」

非常食「にゃ、どうしますにゃ?」

魔戦士「どうもこうも、行くしかないだろう?このダンジョンに入った時点で危険は承知さ」

商人「そ、そうだね、行くしかないよね…うーん…」

魔法使い「不安なのは分かるわ。でも進まないとね…さあ、行きましょう!」




759: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/20(火) 19:57:36 ID:RAnJUr.6

商人「…ふう、さっき盗賊ちゃんが罠の解除に失敗した時はどうなるかと思ったよ。気を付けてね」

盗賊「つぎはちゃんとやるぞ!!」

魔法使い「毎回ちゃんとやってね。ミミックだったから良かったものの、テレポートなんかだったら大惨事よ。それはそうと、あの扉の封印を破って塔の内部に入ってみたけど…」

魔戦士「呪文による侵入が禁止されてる以外は特に変わりないようだね。敵は強くなったが、それは上の階に来たからだろうしね」

商人「うん、見たことないモンスターがいたりして、ちょっと大変…」

――何かに遭遇した!

魔法使い「また敵よ、ホムンクルス達ね!さあ、やるわよみんな!!」

非常食「にゃー!ふにゃー!!」ドカバキッ

――ホムンクルス+1は死亡した ホムンクルス+1は死亡した ホムンクルスは――

盗賊「たいしたことなかったな!!あ、たからばこだぞ!!こうやって…あ!!」カチッ

――おおっと コブラの呪い

魔法使い「くっ、これは…!みんな、大丈夫…」

魔戦士は麻痺した 非常食は麻痺した 竜王は麻痺した 商人は麻痺した 盗賊は麻痺した

魔法使い「みんな麻痺してしまったわね。私に回復は出来ないし、今日の探索はここまでね…それにしても盗賊が立て続けに解除失敗するなんて、魔物が強くなったように罠も強力になるのかしら…?」




762: 今日はこれだけ… 2016/09/21(水) 20:08:36 ID:QXpt.Cj2

――マーシャの酒場

商人「あーあ、危なかった…でも全滅しなくて良かったね!」

魔戦士「アタシらのパーティーは呪文が使えるやつ一人生き残れば帰ってこれるからね、そう簡単に全滅しないさ」

盗賊「とーぞくひとりでもいきのこれるぞ!!」

魔法使い「そうね、この前は盗賊のおかげで助かったわね」

魔戦士「ああ、その後輩にご褒美だ、逆にパーティーを全滅させたがる生肉を用意したから煮るなり焼くなりすると良いよ」

非常食「ふにゃー!?申し訳ないのですにゃ!!」

魔法使い「またやってる…それより、今日もノレビス様は帰ってこないのかしら?」

商人「あー、確か姉御達が助けに行くって言ってたよ。光の庭は姉御達のホームみたいなものだし、ついでに冒険してくるんじゃない?」

魔戦士「連中は竜の牙で苦戦してるようだからね、稼ぎやすい所でレベル上げも間違ってはいないだろうさ。ま、アタシとしてはあの五月蝿いぽんこつにはもうしばらく留守でいて欲しいけどねえ…」




764: ――光の庭、3階 2016/09/22(木) 20:01:57 ID:ZriKweG.

姉御「うん、やっぱりここなら苦戦はしないね!」

狩人「そっすね…ところでリーダー、ここに来た目的は…」

姉御「分かってるよ、死体回収でしょ。ほら、あそこにあるわ」

竜戦士「へえ、腐敗とかしてねえんだな。まあここ高地だしな、涼しいからなあ」

魔術師「…まだ…そんなに…時間も…経ってない…」

師匠「さて、誰を回収しますかな?」

姉御「デクでしょ。盗賊技能があるからお金稼ぎやすいし、なんだっけ、ジルオール?のおかげで自動回復もついてるでしょ?」

魔術師「…ジオルーン…」

姉御「だっけ?そんな訳だから一人でもお金稼ぎやすいでしょ?だからデクを連れて帰るよ」

狩人「うっす…良いんすかね女神様放っといて…」

竜戦士「ああ、まあ、良いんじゃねーか?」

魔術師「…邪魔だし…」

狩人「それ言っちゃいけないやつじゃ…」




765: ――マーシャの酒場 2016/09/22(木) 20:10:15 ID:ZriKweG.

商人「あ、姉御達だ、お疲れ様ー!」

姉御「お疲れー。って、そんな疲れてないけどね」

竜戦士「馴れたダンジョンだしなあ」

デク「ご迷惑をおかけしましタ」ペコリ

魔法使い「あら、デクを連れてきたのね」

姉御「それが一番だと思ったからね。でもこれからが大変だよ、キミ達お金持ってないしねー」

魔術師「…おかげで…ほぼタダ働き…」

狩人「ま、まあお互い様っすから…」

師匠「さて、我々はこの辺で失礼しますかな。今日は装備を整えないと…」

魔戦士「なんだい、来たばっかりでもう行くのかい?」

姉御「ふふ、私達もキミ達に追いつくためにやることやらないとね。じゃあね!」

盗賊「さよならなんだですぞ!!」

魔法使い「何語よ…でも姉御達も本気ね。冒険もいよいよ終盤になってきたわね」

商人「うん、あたし達も負けないようにしないとね!!」




766: ――竜の牙、8階 2016/09/24(土) 00:35:00 ID:5xZWWTBQ

非常食「にゃ、今日は8階からなのですにゃ?」

魔法使い「ええ、そして今日からは下りになるみたいよ。帰ってくる前に、下りの階段を確認したの」

盗賊「ん?ここきゅーかいまであるんじゃないのか?」

魔戦士「そのはずだけどね。アタシらは今まで、塔内部の外側を上ってきた。そしてこれからは内側を下る。もしかしたらその過程か、あるいは一番下で頂上に上る方法があるのかもしれないね」

魔法使い「ええ、かもしれない、ではなくて必ずあるはずよ。そして、それはもうすぐかもしれない…」

竜王「マダマダカモシレナイケドナ」

商人「そうだね、何も分かってないわけだし…」

魔戦士「思ったより長丁場になる可能性もあるね。じゃあ後輩、その時の為に手頃な肉を今のうちに捌いておこうか」

盗賊「おー!!くびきってちをぬくぞ!!」

手頃な肉「ふにゃー!?勘弁ですにゃー!!」




768: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/25(日) 00:10:38 ID:c9GA8XVE

魔法使い「さて、この封印の扉を開けないと…」

商人「ま、また封印されてたりしないよね?」

魔戦士「さあてね、あっちがアタシらにびびってるならありえるかもね。どれ…」ゴゴゴゴゴ…

非常食「にゃ、開きましたにゃ!」

竜王「ビビッテハイナイヨウダナ」

魔法使い「この世界の魔王的な相手ですもの、私達に怯えたりはしないわよ。さあ、行くわよ」

盗賊「ん?かいだんどっちだ?ちずにかいてないぞ!!」

商人「あ、魔法使いちゃん書き忘れたの?珍しい凡ミス!」

魔法使い「貴方達みんな麻痺してしまうんですもの、私だって慌てるわよ…でも記憶にはちゃんとあるわよ、こっちよ」

非常食「にゃ、階段がありましたにゃ!」

魔戦士「流石だね魔法使いは。どこかの小娘じゃこうはいかないだろうねえ」

商人「コムスメじゃな…あ、別にあたしに言ってる訳じゃないよね、うん、そうだよね!」

盗賊「まちがいなくしょーにんのことだぞ!!」

商人「そ、そんなにはっきり言わないでよ!」




769: ――竜の牙、7階 2016/09/25(日) 00:23:43 ID:c9GA8XVE

非常食「にゃ、塔の内側とはいえ魔物が強くなる訳ではないようですにゃ」

魔法使い「外側と変わらないようね。となると、下に行くほど戦闘は楽になると考えられるけれど…」

魔戦士「戦闘だけがダンジョンじゃないからねえ。それよりアタシは気になってる事があるんだが…」

商人「へ?何々?」

魔戦士「この塔を上ってくる間に、開かない扉があっただろう?もも、うた内側からなら開くんじゃないかと思ってね」

魔法使い「なるほど…ならまずは扉を目指してみましょうか。地図に扉があった場所は描いてあるから、たどり着くのもそう難しくはないはずよ」

商人「扉があった方向に歩いていけばいいはずだよね…あれ?何もないけど…」

盗賊「しょーにんはだめだな!!ここにかくしとびらがあるぞ!!」ガチャリ…

魔戦士「後輩も流石だね。やはり小娘とは違うねえ」クスクス

商人「あたしコムスメじゃない…けど、今回は盗賊ちゃん様様だなあ…じゃあシークレットドアを開けて…あ、扉だよ!」

竜王「フウインサレテルナ」

魔法使い「ええ、でも8階の扉の封印も触っただけで解けたし、今回も…」ゴゴゴゴゴ…

魔戦士「開いたね。なるほど、塔の内側には呪文では来れないが、こうやって封印を解けばまた上から来なくても済むって訳だね」

商人「あ、なるほど!次はもっと低い所から始められるんだね!なんか親切な作りだね!」

魔法使い「ダンジョンの親切はあまり信用できないわね、罠かもしれないし…でも、塔にも人が住んでいると考えれば、親切な作りでもあながちおかしくないのかしらね…」




771: ――竜の牙、6階 2016/09/25(日) 19:55:13 ID:c9GA8XVE

竜王「ロッカイマデキタナ」

商人「6階かあ…確か6階は何か仕掛けが…あいた!?」ゴンッ

魔法使い「もう、6階は見えない壁があったでしょう?気を付けてよ」

盗賊「だめだめだな!!」

商人「うう…ここは慎重に進まないと…あ、そういえばこの階も外からじゃ開かない扉あったよね?」

非常食「にゃ、確かこっちですにゃ…にゃ、ありましたにゃ」

魔戦士「どれ、開くかどうか…開くようだね」ゴゴゴゴゴ…

魔法使い「これで6階からも出入り自由ね。さて、あとは階段ね…」

商人「よーし、この調子で階段も見つけあ痛あっ!?」ゴンッ

盗賊「しょーにん、もうみえないかべわすれたのか?だめだめだな!!」

商人「ううう、なんでこんな目に…」

魔法使い「注意力が足りないからでしょ…」




772: ――竜の牙、5階 2016/09/25(日) 20:08:11 ID:c9GA8XVE

魔戦士「さて、小娘の醜態以外は順調にここまで来れたね」

商人「コムスメじゃないし!!愛嬌があるだけだから!!」

盗賊「ん?あいきょーってまぬけっていみなのか?」

魔法使い「いいえ。商人、盗賊が間違って覚えるから嘘はいけないわ」

商人「う、嘘じゃな…うん、間抜けって意味じゃない…間抜けって意味じゃないよ!!」

魔戦士「やれやれ、やかましいねえ。それより、この5階はどんな仕掛けがあったか覚えてるんだろうねえ?」

商人「も、もちろんだよ!!えっと、そう、風が吹いて飛ばされちゃうの!!」

魔戦士「ああそうだったね。ほら、先歩きなバカ猫」ドンッ

非常食「にゃっ!?押さにゃいで…にゃああ!?」ピューン…

商人「あ、非常食ちゃん!?また非常食ちゃんをいじめて…」

魔法使い「貴方も大概いじられてるけれどね…でももう少し慎重に進まないといけないわ。どこからどこに飛ばされるか分からないし…」

魔戦士「とはいえ、どこに行ったら飛ばされるかは結局飛ばされてみないと分からないだろう。というわけだ、ほらほら」ゲシゲシッ

非常食「にゃ、押さにゃ…ふにゃあああー!?」ピューンピューンピューン…

盗賊「おー、あっちこっちとばされたぞ!!」キャッキャッ

商人「あああ、可哀想な非常食ちゃん…」




774: ――竜の牙、4階 2016/09/26(月) 20:11:32 ID:Ju4puXU6

魔法使い「もう4階…ここまで怖いくらい順調に下りてきたわね」

魔戦士「順調なのは良いことさ。この調子でもっと下まで行けると良いけどねえ」

商人「ねえねえ、4階って何も仕掛けがなかった所だよね?」

非常食「にゃ、3階でさんざん迷ったからホッとした記憶がありますにゃ」

竜王「ヒョウシヌケダッタナ」

魔法使い「でも、3階に下りたらまた厄介な事になるかもしれないわね。でも私達も強くなってるし、きっと大丈夫よ」

非常食「にゃ、強きですにゃあ」

盗賊「まほーつかいはあたらしいまものとけいやくしてゴキゲンなんだぞ!!」

魔法使い「ふふ、そろそろ体力のある回復役が欲しかったからね。プリーステスじゃ物足りなかったから、今度契約したアークフェアリーには期待してるのよ」

魔戦士「ま、回復役が強化されたのは良いことさ。とはいえ、アタシとしたらケルベロスさえいけば文句ないけどね、焼き肉にも使えるし」チラッ

非常食「にゃっ!?にゃぜこっちを見るのですかにゃ!?」




775: ――竜の牙、3階 2016/09/27(火) 20:07:06 ID:DJ3C62wg

魔戦士「さて、問題の3階だが…魔物の方は大して強くないようだね、やっぱり」

商人「そ、そうかな…あたしさっきのフェニックスとかビックリしたけど…」

非常食「にゃ、あんな火属性のカタマリみたいにゃ魔物がこんな所にいたのは驚きでしたにゃあ」

魔法使い「そうね。それよりも、上ってくる時は苦労した3階だけれど、内部はあの一方通行の仕掛けはないみたいね」

竜王「ケイビガアマイナ」

商人「うーん、もしかして中に入られる事は予想してなかったのかなあ?でも、これなら簡単に進めるね!まずは外と中を出入り出来るように封印の扉を探して…」

盗賊「あ、ここシークレットドアだぞ!!」ガチャリ

魔戦士「お、やったね後輩。いつもならシークレットドアの先に封印の扉があるが、今回は…ああ、あったね」ゴゴゴゴゴ…

魔法使い「これで3階も後は階段を見つければ…うん、あったわ、あそこよ」

非常食「にゃ、次は2階ですにゃ。でも…もしかしたらそろそろ…」

商人「う、うん、決戦が近いかも…でも、今のあたし達なら、どんな敵でもきっと…!」




777: ――竜の牙、2階 2016/09/28(水) 19:40:58 ID:pSFUir3Y

魔法使い「いよいよ2階まで下りてきたわね…あとはもう1階しかないわ」

魔戦士「さて、何が待っているかねえ?」

非常食「にゃ、恐ろしいですにゃあ…でも行かないといけませんにゃ、では…」

盗賊「そろそろごはんだな!!」

商人「ええー!?今まさに決戦かも!っていう時に…ここまで来て町まで戻るの!?」

魔戦士「そうだね、小娘の言うことも一理あるか…じゃあ後輩、ここで食事を済ませちまおうか。ほら、ここにいきのいい肉もあるしね」

盗賊「おー、じゃあいまからやきにくだな!!」

非常食「にゃー!?勘弁ですにゃー!!」ジタバタ

商人「すとーっぷ!!あとコムスメじゃないし!!」

魔法使い「仕方ないわね、ここで仲間が減っても困るし、町まで戻りましょうか。それにここの封印も解けたし、明日はこの階から探索を始められるわ」

商人「うーん、仕方ないか、アイテムもそろそろ持ちきれなくなってきそうだし…」

盗賊「よーし、じゃあもどってごはんだな!!あしたへのけーきづけにとっておきのにくをやくぞ!!」キャッキャッ

非常食「ふにゃあああー!?戻る意味がないのですにゃー!!」




778: ――マーシャの酒場 2016/09/28(水) 20:08:17 ID:pSFUir3Y

盗賊「よーし、ごはんごはん…マーシャねえさーん!!」

商人「さーて、あたしは鑑定鑑定…」ガチャガチャ…

魔法使い「今日は色んな階の宝箱を開けたから、色々なアイテムが入っているかもしれないわね」

非常食「にゃ、良いものがあると良いですにゃあ」

魔戦士「ん?なんであんたこんな所にいるんだい?あんたはキッチンだろう?」

非常食「ふにゃー!?解体されたくないのですにゃー!!」

商人「もー、またやってる!ほら、鑑定終わったよ!今日はこれ、天使のサンダル!!防御力も高くて闇に対する耐性もあって、聖なる属性を増幅する力まであるの!」

魔法使い「すごいじゃない。それは回復呪文が使える貴方が持つべきね」

商人「え?天使のサンダルだけに天使みたいなあたしが持つべき?それほどでもあるかなー」ニヤニヤ

盗賊「しょーにん、みみわるくなったのか?かわいそうだな」

商人「本気で哀れまないでよ!!…それにしても、なんだか今日は酒場が物足りない気がするけど…」

魔法使い「私もそう思うわね。何故かしら…」

魔戦士「そうかい?アタシは今日は落ち着くと思うがねえ」

竜王「シズカダナ」

非常食「うにゃあ、何が足りないんですかにゃあ…?」




780: ――イルドラハ寺院 2016/09/29(木) 20:48:48 ID:r.JsRbMI

デク「ふウ、みんな生き返らせる事が出来て良かったでス」フウー…

ヨグマ「しかしよく皆を生き返らせる金があったのう」

デク「ヘソクリを隠してたんでス。姉御さん達に見つからなくて良かったでス」

ノレビス「ホントは書いてる人が忘れてただけですけどね〜」

バルモア「それ、ぶっちぎりで言っちゃダメなやつだろ…」

ヨグマ「しかし、これでお主の計画も実行出来るというものだのう」

ノレビス「ええ、あの人達があと1歩の所までラストダンジョンを攻略したら、最後のおいしい所だけはいただこうという頭脳的な作戦です!」

デク「今日酒場で話を聞いたラ、早ければ明日にも竜の牙を攻略してしまうと言っていたのデ、急いで生き返らせたのでス」

ノレビス「ふふふ、ありがとうございます!これで私の野望、このSS乗っとりも完了というわけです!!」ドヤッ

ヨグマ「まあ、まだ何も始まっていないがのう」

バルモア「なあ、今まで積み上げてきたこのSSがぶっちぎりで壊れるんだが、それは良いのか?」

デク「さア、分かりませン…」




782: ――竜の牙、2階 2016/09/30(金) 21:08:40 ID:.1n3MYyQ

ノレビス「ふふふ、あの人達はここまで来たんですね。では私達はその続きをやっておいしい所をいただきましょう!!」

ヨグマ「まあ、平和になれば誰が闇の巫女を倒そうと文句はないはずだのう」

バルモア「よし、やるからにはぶっちぎりだぜ!!で、上に上がれば良いのか?」

デク「下でス。どこかに下に行く階段があるはずですガ…」

ノレビス「あ、ほらほら見てください、ここに階段がありますよ〜」

ヨグマ「ふむ、では下りてみるか…さて、ここからどこに行ったら…」

ノレビス「あ、今度はシークレットドアですよ〜」ガチャッ

バルモア「おお!?封印されてる扉じゃねえか!!ぶっちぎりで怪しいぜ!!」

デク「ここハ…ア、入り口のすぐ近くでス。これならこのダンジョンに入ってすぐに塔の内側に入れますネ」

ノレビス「さすが私、お手柄です!!…あ、でも他の人達が続いてくると不味いから封印したままの方が…」

ヨグマ「さすがにそうはいかんじゃろう。さて、後は闇の巫女達のもとへどう行くかだが…」




783: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/09/30(金) 21:33:51 ID:.1n3MYyQ

ノレビス「ふふふ、あの後すぐに8階へのワープを発見!!」

ヨグマ「しかもすぐそばに9階への階段があふとはな」

バルモア「ぶっちぎりで運が良いな!!」

デク「いよいよ最上階ですネ。闇の巫女との決戦でス」

ノレビス「じゃあ早速上ってみましょう!!…おー、流石に高い、良い景色!!」

バルモア「そうか?闇の気配みたいなもんでよく見えねえが…」

ノレビス「せっかくですからもうちょっとはじっこに行って景色をよく見てみましょ…」

――何かに遭遇した!

ヨグマ「むっ!?あれはまさかメデューサ…!」

メデューサの行動:ストーマ

バルモアは石化した

ヨグマ「むう、まずいな、まずは小僧の石化を治さなければ…」

ノレビス「そのための時間稼ぎをしますね!!タロット、愚者です!!」

ドロー失敗 冒険者達は眠った

コカトリスの行動:くちばし コカトリスの行動:くちばし メデューサの行動:ラストーマ…




785: ――マーシャの酒場 2016/10/01(土) 22:34:21 ID:D5toiwDM

魔法使い「ん…朝は辛いわね……さて、そろそろ準備を…」

魔術師「…まだ…いたの…?うるさい人達は…もう行った…」

商人「え、ええっ!?も、もしかしてあたし達の先を越そうと…た、大変だよ!!」

姉御「それでね、お知らせが来たよ!!はい、これ!!」

魔法使い「これは…?これは………捜索依頼、よね…」

盗賊「ノレビスさまたちぜんめつしたのか!?めーわくなやつらだな!!」

魔法使い「いよいよ最終局面っていう時にね…仕方ないわね、今日は捜索を…」

姉御「ああ、良いよ。私達が捜索しとく。キミ達はやる事、あるんでしょ?」

魔戦士「良いのかい?あんたらだってアタシらの先を越したいんだろう?」

姉御「それはそうだけどね。今回の件はキミ達が一番頑張ったのは確かだから、譲ってあげる!あ、でも全滅したら私達がやっちゃうけどね!!」

魔法使い「そう…ありがとう。必ず良い報告が出来るように努力するわ」

姉御「ん、気を付けてねー!!」

竜戦士「おーい、準備出来たぞー…ん?なんだ、あいつらに譲って俺らは捜索か?姉御もお人好しになったなあ」

姉御「何言ってるの、私程のお人好しはそんなにいないぞ!…それに、ぽんこつ女神様達にはちょっと用があるからね。私としたことが抜かったよね、デクのヘソクリを見抜けないなんて…うふふふ…」クスクス…

狩人「あ…リーダーの一番怖い顔っすね…」




787: ――竜の牙 2016/10/02(日) 20:03:27 ID:xwOzZO/I

商人「あ、ノレビス様達9階に行けたんだ!?」

非常食「にゃ、という事はみぃ達も9階に行けるのですにゃ?」

魔法使い「転移呪文を使えばね。本来なら、横取りするみたいで悪い気もするのでしょうけれど…」

魔戦士「今回はあっちが先にやってるんだ、遠慮する事はないだろう?」

竜王「アッチノジゴウジトクダナ」

商人「じゃあ9階に飛ぶね!あ、でも9階ともなればモンスターも強いだろうし、慎重に行かないとね。ノレビス様達も全滅したわけだし…」

盗賊「ノレビスさまたちがぜんめつしたのなんてなんのさんこうにもなさないぞ!!よわっちいからな!!」

魔法使い「言ったら悪いけど、そうよね…いずれにしろ、私達は同じ目に遭うわけにはいかないわ。慎重に行きましょう」

非常食「ですにゃ。にゃ、そういえば姉御さん達はノレビス様達の回収に来ると言ってましたが…大丈夫ですかにゃあ?」

魔戦士「確かに9階の魔物を相手にして回収しなきゃならないのは大変そうだが…連中の事だ、何とかするはずさ」

盗賊「あねごたちならだいじょーぶだぞ!!」

商人「うん、今は人の心配より自分の心配だよね。さあ、行くよー!!」




788: ――竜の牙、9階 2016/10/03(月) 19:51:37 ID:g3qAPZAw

竜王「ガアアッ!!」ゴオオー…

デュラハンは死亡した デスナイトは死亡した デュラハンは死亡した

盗賊「おー、かったぞー!!」ガオー

商人「ふう、最上階だから敵もすごく強いのかなあって思ったけど、そんなに大したことなかったね!」

魔法使い「たまたま楽な相手だったかもしれないけれどね」

魔戦士「ま、だからと言って連中に勝てる相手か?って言われるとね」

非常食「うにゃあ、実際全滅してますからにゃあ…」

商人「でも、ここにはラスボス的なヒト達がいるんだよね?どこにいるのかなあ…?」

盗賊「あ、あっちにたくさんひとがいるぞ!!」

竜王「ゴニンイルナ」

魔法使い「5人…闇の巫女達と同じね…!いよいよね、ノレビス様達が進んだおかげで、思ったより早く遭遇したわね」

商人「そだね…よ、よーし、じゃあ行って…」

魔戦士「まあ待ちなよ。まずは敵情視察からだろう?という訳だバカ猫、あんたほぼ猫なんだからただの猫のふりして敵の様子見てきな」ドケシッ

非常食「ふ、ふにゃー!?無茶にも程がありますにゃー!!」オアー…

魔法使い「いくらなんでも無理でしょう…」




790: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/04(火) 20:34:43 ID:rzc62Xtc

非常食「にゃ、にゃーん、ふにゃーん…」ゴロゴロ…

モカレ「あれ?猫だよ」

ターナ「こんな所に猫なんているんだねえ」

レカレス「あの猫は…」

セフィリーヌ「ああ、あの冒険者どものパーティーにいたワービーストだ!!」ギロッ

非常食「にゃっ!?やっぱりばれましたにゃ!!」

魔戦士「ちっ、ばれたか。ったく、役に立たないねえ」

商人「し、仕方ないでしょ!てゆーか無理だし!」

ヘリオライザ「やはり来たな、忌々しき冒険者達よ。我らを退けて指輪を集めたようだが全てはもう…遅い!」

魔法使い「遅い…?」

ヘリオライザ「さあ、アイローク!今こそ魔王として降臨の時!この新創地の全てが我らの物よ!!」ゴゴゴゴゴ…

盗賊「おお!?ここにもまおーがいるのか!?」

竜王「マガマガシイケハイダナ」

魔法使い「魔王…!恐ろしい気配、そして恐ろしい姿ね…でも、今更相手が魔王だからと言って怯む私達ではないわ!さあ、行くわよ!!」

――何かに遭遇した!




791: ――マーシャの酒場 2016/10/04(火) 20:42:12 ID:rzc62Xtc

姉御「…なーんて、そろそろ始まってる頃かな?」

魔術師「…多分…」

竜戦士「なんだ、気になるのか?」

姉御「そりゃあね、なんだかんだで付き合いも長いし…」

師匠「ふむ、ならば我々も行ってみてはどうですかな?どうせ死体回収を頼まれているのですから、ついでに様子を見に行っても…」

狩人「いやー、ちょっと危険じゃないっすか?」

竜戦士「そりゃ危険だろうがよ、それは俺らが体張る所だろ?」

狩人「あ、そっすね。あ、え、えっと、リ、リーダーの事は俺が命にかえても守り…」

姉御「よし、じゃあ行ってみようか!世界の命運を決める最後の戦いだもんね、見なきゃ損損!!さ、みんな行くよー!!」ガタッ

魔術師「…待って…準備する…」

狩人「………」

竜戦士「ああうん、まあ、帰ってきたらいくらでも話聞いてやるからよ…」




792: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/04(火) 21:12:54 ID:hOt5HsEk

狩人はいつも姉御より先にやられてるだろ!いい加減にしろ!




793: 「ぐうの音も出ないっす…」 2016/10/05(水) 19:32:43 ID:vA4gJdoM

魔戦士「前衛はセフィリーヌとレカレスと言ったか?どっちも知った顔だね」

魔法使い「ええ、そういった意味ではやりやすいわね」

非常食「にゃ、確か結界を使う相手がいましたにゃあ」

商人「あ、そうだった!じゃあエンテルクミスタでドカーンって訳にはいかないかあ…」

盗賊「しんでもしょーにんだけだからだいじょーぶだぞ!!」

商人「何一つ大丈夫じゃないよ!!じゃあまずは…我が同胞よ、光を纏え!!邪悪な力を遠ざけよ――ハロブカン!!」ギュウウーン

魔法使い「守備力を上げる呪文ね、なら私は――見えざる障壁よ我らが前に!!災厄の手より我が身を守れ!!ラポールフィ!!」ギュイイーン

竜王「ジュモンテイコウヲアゲタナ」

魔戦士「まずは跳ね返されない呪文からか、慎重だねえ」

魔法使い「戦った事のある相手もいるけれど、まだ未知の相手もいるわ、慎重で悪い事はないはずよ」

魔戦士「分かってるさ、でもアタシの出来る事は決まってるからね――らあっ!!」ザクザクッ

竜王「ガアアー!!」ゴオオー…

レカレスは死亡した

商人「やった!まず一人、この調子で行くよー!!」




794: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/05(水) 19:44:45 ID:vA4gJdoM

魔法使い「前衛は一気に片付けてしまいたいわね…非常食!」

非常食「にゃー!!任せて下さいにゃ!!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

セフィリーヌは死亡した

盗賊「なんだ、たいしたことないぞ!!たー!!」ブシャアー

商人「うん、前衛は倒しきったし、後衛にも少しだけどダメージが入ったね!!これなら…」

ヘリオライザの行動:メイドリカバー

非常食「にゃにゃっ!?メイドリカバーですかにゃ!?」

魔法使い「後衛へのダメージは全部回復されてしまったわね…」

魔戦士「あのヘリオライザとかいう女がいる限り、中途半端な攻撃は全部回復されちまうって訳かい?面倒だねえ」

商人「しかも状態異常も回復されちゃうよね。前戦った時は気にならなかったけど…」

盗賊「じゃあまずはあのおばさんからたおすんだな?」

魔法使い「そうしたい、所だけれど…後ろにいた魔物が、前に出てきたわ…」

商人「ま、魔王…!?これが…!」

魔戦士「さて、正念場ってやつだねえ。あんた達、ぬかるんじゃないよ!!」

非常食「にゃっ!!負けませんにゃ!!」




796: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/06(木) 19:21:44 ID:UfQaCGsE

魔術師「――お空の神様怒ったよ ピカピカピカピカ怒ったよ 空からどっかん雷が ビリビリ撃たれて死んじゃった――ジアカラド」ズガーン

メデューサは死亡した

姉御「よっし!!強かったけど、何とかなったね!!」

狩人「いやあ、勝てないかと思ったっすけど…」

師匠「狩人殿の速攻で沈黙させられたのが効きましたな。さて、遭難者の捜索ですが…」

魔術師「…いた…」

竜戦士「ん?なんだ、死んでるのは一人で後はみんな石化か?もしかして俺らと同じ敵と戦ったのか?」

姉御「かもね。さて、じゃあ今回もデクかな、回収するのは。ちゃんとこの前ヘソクリを隠してたオトシマエをつけてもらわないとね…ふふふ…」

狩人「そ、そっすね…でも本当はあの女神様を生き返らせて、最後の戦い見届けさせたかったっすけどね…」

竜戦士「俺が死んだせいで蘇生呪文が切れちまったからなあ…でもよ、ここからあいつらは少し遠いがよお…近寄れそうにねえなあ。どうせ生き返らせても見れはしなかったんじゃないか?」

狩人「つーか大丈夫なんすかねあのヒト達…?なんかすごい邪悪な気配がするんすけど…」

姉御「あー、大丈夫でしょ。確かにここからだと良く見えないけどさ、短くない付き合いしてきたから、なんとなく分かるよ、どんな顔してるかもさ。あの子達、今とっても…」




797: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/06(木) 19:30:25 ID:UfQaCGsE

魔法使い「――さあ、オラースで手数を増やすわよ!それから…商人?」

商人「ふふふ、魔法使いちゃんさ、魔王と戦ってるのにすごく楽しそうだね」

魔法使い「そう?そうかしら…そうかもね。でも、そういう貴方だって…」

盗賊「ふたりはいくたのたたかいをくぐりぬけたたたかいのもうじゃ。つよきてきをまえにするとたましいがふるえるせんとうみんぞく…」スチャ

商人「変な設定増やさないでよ!!あとインテリめがね持ってきてたの!?」

魔戦士「ま、これが片付けば国から褒美が出るからね、気持ちが浮わつくのも分からないではないさ。後輩、こいつらに勝ったらロイヤルスイートに泊まろうじゃないか。この大陸中の食べ物が食べられるよ」

盗賊「いますぐしぬんだぞまおー!!」ガオー

商人「す、すごいやる気!!」

魔戦士「ほらバカ猫、あんたも頑張ったら馬小屋から豚小屋にランクアップしてあげるよ、頑張りな」

非常食「ランクアップしてませんにゃ!?」

魔戦士「ぐちゃぐちゃうるさいねえ…らあっ!!」ザクザクッ

竜王「マオウノナヲイタダクゾ!!」ドスッ

――アイローク−1は死亡した

商人「やった!!でも魔王の称号は要らないよ!?」




800: 風邪引いた…皆様もご自愛を 2016/10/07(金) 21:39:06 ID:YFL3SAS6

魔法使い「ほら、まだ終わってないわよ!敵は3人も…」

ヘリオライザの行動:瘴怪波

盗賊は死亡した

商人「と、盗賊ちゃん!?あたしを庇って…」

魔戦士「うろたえるんじゃないよ!!後輩が何故あんたを庇ってたのか分かるだろう?」

商人「あ、うん!盗賊ちゃん、生き返らせるからね…リゼフェス!!」キョウーン

盗賊「んー、おなかへったぞ…」

非常食「にゃ、後は倒すだけですにゃ!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

モカレは死亡した ヘリオライザは死亡した

竜王「コレデサイゴダゾ!!」ドスッ

――ターナは死亡した




802: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/08(土) 22:17:08 ID:LXMv7dhw

商人「やった…やったんだね…!あ!ま、魔王達がみんな闇の中に…!」ゴゴゴゴゴ…

非常食「闇の中に消えていきますにゃ…にゃ!?誰か残って…」

魔法使い「あれは…ヘリオライザ、だったかしら…」

ヘリオライザ「…失敗、か…神を…崇め…神に…仕えて…」

盗賊「ううー、これははなしながくなる流れだぞ…」

商人「と、盗賊ちゃん、我慢我慢!」

ヘリオライザ「私の生がこれで終わりなら…何のために…なんの…」

魔戦士「確かに長そうだね。さっさと帰って褒美を貰った方が良いんじゃないかい?」

魔法使い「貴方まで何言い出すのよ…」

ヘリオライザ「名もなき冒険者達よ…今回は、お前達の勝利だ…だが…百年…千年の時を経て…」

盗賊「ひゃくねんもせんねんもまてないぞ!!いますぐかえってごはんだぞ!!」

商人「ちょ、ちょっと盗賊ちゃん!?書いてる人はちゃんと写真撮ってまであの人の台詞再現しようとしてるんだから、もう少し待って…」

盗賊「またないぞ!!おなへったぞ!!」ガオー

魔戦士「はっ、こりゃもうタイムリミットだね。さ、帰ろうじゃないか」

魔法使い「良いのかしら、まだ話すことありそうなのに…」




803: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/08(土) 22:26:08 ID:LXMv7dhw

姉御「…闇の気配が引いたみたい。終わったのかな…」

竜戦士「あー、それっぽいな。なんか…遠くから見てても騒がしいが…」

魔術師「…あのヒト達…らしい…」

狩人「はは、そっすね。でもリーダー、なんか声掛けに行かなくて良いんすか?おめでとう、とか…」

姉御「え?ふふ、良いよそういうのは後で。それより早く帰らないとね、あのヒト子達より先にさ」

竜戦士「ああ?なんでそんなに急ぐんだよ?」

師匠「リーダーは彼らの成し遂げた事へのお祝いをしたいのでしょう。その為の準備を帰ってしなくては、と。そうですな?」

狩人「あー、なるほど。さすが師匠はリーダーと付き合い長いだけありますね。ってえと、そのお祝い、ってかパーティー?っすか?はリーダーのおごりで…?」

姉御「え?まさか!あの子達は望むだけのご褒美が貰えるんだよ?おごってもらうのはこっち!!さ、早く帰ってたーくさん酒場で注文して、ぜーんぶあの子達のツケにするわよ!!ほら、早く早く!!」

竜戦士「…さすがだなうちのリーダーは…」

魔術師「…リーダー…らしい…」




805: スタッフロールを見ながら書いてます ――トランジェルダ城、謁見の間 2016/10/09(日) 19:42:01 ID:QvqPrhK2

選王「待ちかねたぞ!ついにやってくれたようだな!」

魔法使い「はい、遅くなりましたが…なんとか全うすることが出来ました」

選王「竜の牙を覆っていた暗雲も消え去り、モンスター達も影を潜めた。世界は闇の魔の手から解放されたのだ」

魔戦士「全く、清々しくなっちまってねえ…アタシは息苦しいよ」

非常食「うにゃあ、お嬢様はまたそんにゃ事を…」

選王「約束だったな、望むだけの褒美をやろう!」

1000000GPを手に入れた!

盗賊「おおー!!ごはんひとつきぶんはあるな!!」

魔法使い「もっとあるわよ…一月で食べ尽くさないのよ…」

竜王「ムズカシイナ」

選王「さあ、表へ出てみるがいい!お前達の凱旋を祝って、群集が集っているぞ!」

商人「ええー!?そういうの苦手なんだけど…」

魔戦士「はっ、キュートでセクシーダイナマイツなあたしが〜なんて言ってるわりには小心者だねえ」

商人「むっ!良いよ、行けば良いんでしょ?さあ、みんな行くよ、さあさあさあ!!」ドタバタ…

魔法使い「ちょっと、待ちなさいよ!…ふう、全く、あの子はいつまで経っても落ち着きが無いわね…」




806: 流石にメール欄は使えないね… 2016/10/09(日) 19:56:43 ID:QvqPrhK2

――マーシャの酒場

非常食「うにゃあ、パレードは疲れましたにゃあ…」

姉御「あ、お帰りー!!待ちかねたぞ!!やったね!!流石だぞ!!」

魔法使い「姉御…ありがとう。貴方達にも沢山助けて貰って…」

盗賊「あねごがいなければダンジョンでしたいのままころがってたぞですだぞ!!」

魔術師「…それは…お互い様…」

師匠「ええ、我々も貴方方が居なければ今こうしてここにはいなかった。そして、お互いを支えあって、最後に栄冠を手にしたのは貴方方だ。胸を張って下され…おめでとう」

魔戦士「ま、知らない奴らにギャーギャー言われても何とも思わないが、知った顔のあんた達にそう言われると悪い気はしないね」

狩人「いやホントすごいっすよ皆さんは…おめでとうございます」

竜戦士「やったな兄弟!!おれも鼻がたけーぞ!!」バンバン

竜王「アリガトウ」

魔法使い「それにしても…ずいぶん準備が良いわね。もうテーブル中に皿が並んで…」

姉御「そりゃあ、私達もキミ達が奮闘してたのを遠目で見てたからね、キミ達が勝ったのは分かったからさ、こうして先に準備をしてたわけ!!お金の心配もないしねー」ニコニコ

商人「へ?お金の心配がないって…ま、まさか!?マーシャさん、このお代って…あー!!あたし達に請求が!!」ギャーギャー

魔法使い「…そういえば前に言われていたわね…ホビット相手にお金の事では勝てない、か…この件に関しては最後まで勝てなかったわね…」




808: ――数日後、ミアマックの宿屋、ロイヤルスイート 2016/10/10(月) 19:38:18 ID:UPYq9JBk

商人「うわあ、ベッドふっかふか…」ゴロゴロ…

魔戦士「まるで姫君にでもなった気分だねえ。ま、悪い気はしないね」

盗賊「ひめだぞー!!」ドタバタ…

商人「もー、盗賊ちゃん落ち着いてよ!!でも、こんなにのんびりしたの久しぶりだなあ…そうだ、この世界に来る前に…この世界に…あー!!も、元の世界に戻る方法、まだ見つけてない!!」

盗賊「なんだしょーにん、まさかもくてきわすれてたのか?」

商人「そ、そそそそんなことないよ!?」

魔戦士「忘れてたんだね、全く小娘は…」

商人「コムスメじゃないし!!でも魔法使いちゃんだって…あれ?魔法使いちゃんは?」

魔法使い「ただいま…もう、まだだらだらしてたの?まあ、たまの休息だし良いけどね」

商人「ま、魔法使いちゃん、元の世界に戻る方法だけど…」

魔法使い「ああ、それなら今お城でこんなのを貰ってきたわ。ほら、見て」カチャ…

盗賊「ん?なんだこのふるくさいの?」

魔戦士「これは指輪探しに使ったコンパスみたいだが、またずいぶん古びてるねえ」

商人「これが元の世界に戻る事と何の関係があるの?」




809: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/10(月) 19:57:37 ID:UPYq9JBk

魔法使い「これは王様から聞いた話なんだけれど…この世界には6柱の神の祭壇があって、その全てを見つけて祈りを捧げると、神の世界が垣間見れるという伝説があるらしいの。て、そのさあ祭壇を探す為に必要なのが…」

商人「そのコンパスって事?で、でも神々の世界を垣間見れるって、つまり神様の世界に行けるかもしれないって事!?それなら、もしかしたら…」

魔法使い「ええ、そこから私達の世界に繋がってるかもしれないし、神々が私達を元の世界に戻してくれるかもしれない。もちろん、確証は無いけれど…やってみる価値はあると思うわ」

盗賊「まほーつかい、ちゃんともどるほーほーをかんがえてたんだな、さすがだな!!しょーにんとはぜんぜんちがうな!!」

商人「ぐっ…え、えーと、でもこれからの目標は決まったね!!祭壇を探して…あ、でもロイヤルスイートって1週間泊まるんだっけ?じゃああと何日か休んでから…あれ?誰かノックしてる?」コンコン

魔戦士「なんだ、バカ猫かい?お前にもちゃんと豚小屋を用意しただろう?」

魔法使い「なに言ってるの、他の二人もちゃんと部屋を用意してあるわ。でも、誰かしら…あら」

姉御「ふふふ、話は聞かせてもらったぞ!!その祭壇、私達が見つけてあげる!!」バーン

商人「ど、とこで話を聞いて…それより、祭壇を探してくれるって…」

姉御「その祭壇探し、一筋縄ではいかなそうでしょ?だから私達がやって、キミ達とのレベル差を埋めようって事よ!!あと面白そうだし!!」

魔法使い「それは…私達は構わないというか、むしろ有り難いけれど…良いの?」

姉御「良いも何も、キミ達あと200レスもない中で帰る方法探さなきゃいけないんだよ?ここからダラダラ祭壇探しなんてやってたら、あっという間にスレ無くなっちゃうぞ!!」

商人「ちょ、姉御その話は…っていうか次スレはないの!?」

姉御「ない!!」バーン!!

魔戦士「なるほど、じゃあこれは任せるしかないようだねえ。ま、こっちとしても悪い話じゃないけどねしかし、これからは慌ただしくなりそうだねえ…」




811: ――パルテネス、1F 2016/10/11(火) 20:49:10 ID:nyrYf1xc

魔術師「…これが…ボイドの祭壇…」キュイイイイ…ン

竜戦士「わりとあっさり見つかったな、楽勝じゃねーか!…なんだ姉御、不満そうだなあ?」

姉御「だって…あんまり簡単でさあ…レベルもほとんど上がらなかったしさー」

狩人「あー、ダンジョンにあった3つの祭壇は全部入り口のフロアにあったっすからねー…」

師匠「しかし、見つからないよりは良いですからな。それにしてもリーダーは流石ですな。こうも簡単にどの祭壇がどこにあるかを探り当ててしまうとは」

姉御「簡単だよ、ちょっと下手に出ればほとんどのヒトが教えてくれるもん、特に男はね!でもヘンだよねー、ホビットはともかくさ、人間の男も私にホイホイ情報教えてくれてさ。人間って特別やらしいのかな?狩人君もそうなの?」ジロッ

狩人「へ?いやいやいやそそそそんなことは…」アタフタ

姉御「ふふふ、何慌ててるの?ジョーダンだよ!!」

狩人「………あ、はい…」

魔術師「………残酷…」フウ…

竜戦士「あー、それよりよお、祭壇全部見つけはしたけどよ、ギガ・バザールにあったやつはどうするんだ?」

姉御「あれは私達の手には負えないからあの子達に任せましょ。全部見つける、っていう約束は果たしたし!」

師匠「ふむ、我々には無理でも今の彼らならば問題ないでしょうからな。では町に戻りますかな、我が弟子よ」

魔術師「…はい。――魚が川を上るよりも 鳥が大空を舞うよりも 早く遠くへ行けるよう 秘密の抜け道見つけるよ――ティオメンテ」キィーン




812: ――翌日、ミアマックの宿屋 ロイヤルスイート 2016/10/11(火) 21:09:42 ID:nyrYf1xc

姉御「――と、いう訳だから、後は頑張ってね!!大丈夫、キミ達なら余裕余裕!!じゃーね!!」バタン!

魔法使い「あ、待って…行ってしまったわね。しかし1日で見つけてくるなんて流石ね…」

盗賊「あねごならとーぜんだぞ!!」キャッキャッ

魔戦士「しかし、連中でも手に負えない祭壇ねえ…ずいぶん厄介なものが残ったようだねえ」

商人「あ、あのさ…お嬢サマは、あたし達の元の世界に戻る方法探しも手伝ってくれるの…?」

魔戦士「はあ?何言ってるんだ?当たり前だろう?」

魔法使い「良いの?その…ここから先は私達の問題だし、どんな危険があるかも分からないわ。無理に…」

魔戦士「はっ!あんた達から見て、アタシはそんなに冷たく見えてたのかねえ?ここまで来て見捨てたら、寝覚めが悪いなんてもんじゃないだろう?――可愛い後輩もいるしね」

盗賊「おー、ありがとうなんだぞせんぱい!!」キャッキャッ

魔戦士「それに、こんな面白そうな事アタシ抜きでやろうなんて思ってたのかい?最後まで付き合ってやるさ」

商人「お嬢サマ…ありがとう!」

魔法使い「ええ、助かるわ、本当に…」

魔戦士「良いよ礼なんて、むず痒い」

魔法使い「そうね、ふふふ…さて、そうなれば休みが終わったらまた冒険ね。まずはあの姉御達にも手に負えないと言わしめたギガ・バザールの祭壇だけれども…」




813: ――数日後、ギガ・バザール 2016/10/12(水) 17:29:46 ID:zjyK/pqc

商人「…じゃあ、非常食ちゃんもまた一緒に冒険してくれるんだね!」

非常食「にゃ、もちろんですにゃ!…それにしても、お嬢様がそんにゃに仲間思いだったにゃんて…うにゃあっ!?」ギギキ…

魔戦士「ほうほう、じゃああんたの言う通り仲間思いじゃないアタシは仲間を一匹捌いちまおうかねえ」ギリギリ…

魔法使い「もう、止めなさいよ…それより、コッペロさんの所にあるという祭壇だけれど、どんな難題が待っているのか…それも、行ってみれば分かるわね。こんにちは、コッペロさん…
ギィ…
コッペロ「おや皆さん、良い所に来ましたね。実は奇妙な墓石を手に入れまして。何か秘密がありそうなのですが、買い手もつかず困って…どうかしましたか?」

商人「ね、ねえ、コンパスが光ってるよ!あれってもしかして…」

魔法使い「祭壇、のようね。姉御の言う通りだったわね…コッペロさん、話を続けてもらえるかしら?」

コッペロ「はあ…そこで、皆さんにご相談。この墓石、買い取っていただけませんか?」

商人「えっと…おいくら万円?」

コッペロ「今なら450,000G.Pでお売りしましょう」

商人「よ、よんじゅうごまん!?」

魔戦士「ずいぶんふっかけてくるじゃないか。こいつ、こっちの足元見てるんじゃないのかい?」

魔法使い「……でも、買うしかないわね…コッペロさん、買わせていただくわ」

コッペロ「まいどあり!いやあ、助かりましたよ、感謝します」ホクホク

商人「うーん、やっぱり高すぎたんじゃ…」




815: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/13(木) 16:38:30 ID:QtOOMl8I

コッペロ「ところで…この墓石にはどんな秘密があるのですか?」ワクワク

魔戦士「おいおい、あんたはそれも含めてあの金額で売り渡したんだろう?売った後にそれを聞くのはご法度ってもんじゃないかい?」

コッペロ「あ…そうですね、失礼しました」

魔法使い「それでは失礼するわね…さて、この墓石に祈りを捧げれば良いのかしら?」

盗賊「いのりをささげるってどーするんだ?」

商人「え、えーと…神様神様、どうか私達をお導き下さい…」

魔法使い「そんな感じで良いのかしら……あっ!?こ、これは…」

竜王「ヒカッテルナ」

非常食「にゃ、にゃー!?光に飲み込まれ…!」キィーン!

コッペロ「な、なんですか今の光は!?皆さん…?あ、あれ?皆さんはどこに…」キョロキョロ

――

あらあら、可愛い子羊ちゃん達が迷い混んで来たこと

商人「え…?誰の声…?ここは…?あたし達は…」




817: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/15(土) 00:50:51 ID:nZH9qn.Y

女性?「どうしようかしら?このまま送り帰してしまおうかしら?うーん………」

魔法使い「ま、待って!何がなんだか分からないけれど、追い返される訳には…」

女性?「まあ、いいわ。ここはエルミナージュ。そして、私はヒズベルト。よろしくね」

魔法使い「エルミ…ナージュ?ここは…」

ヒズベルト「ここはどういう所で、私は何者か、よね?エルミナージュは、神々によって産み出された世界に起きた、すべての出来事を記録している場所」

商人「す、全て!?」

ヒズベルト「貴方達のいたハルドラ・イール以外にも沢山の空間と大地が存在している…というのは、貴方達なら何となく分かるかしら?アレフガルドの英雄さんたち?」

魔法使い「そんな事まで…!」

盗賊「それでねーさんはなんなんだ?」

ヒズベルト「私は、私の役目は、エルミナージュの情報管理。流れ着く情報は膨大で…目の前のあなたを見つめ、言葉を聞いていながらも、私の片方の目と耳は、無限の事実を受け止めているわ。今、まさにこの場においても」

魔戦士「つまり、あんたは全知全能ってやつなのかい?」

ヒズベルト「全能てではないわ、残念だけどね。それに、機構は実体への干渉は許されない。それがエルミナージュの法だから」

商人「あの、あたし達…」

ヒズベルト「アレフガルドへ帰る方法ね?良いわよ、迷子を送り届ける位なら出来るわ。ただし、条件があるの。それはね――」




818: ――忘れられた地、一層 2016/10/15(土) 01:02:14 ID:nZH9qn.Y

商人「この世界に住み着いた大魔公っていう魔物達を全部倒したらアレフガルドに帰してあげるって行ってたけど…大魔公って、名前だけでも強そう…」

非常食「うにゃあ、気が滅入りますにゃあ…」オアー…

魔法使い「仕方ないわね、別世界に渡るには相当なエネルギーが必要で、そのエネルギーを得るためには強力な力を持つ大魔公を倒さなければならない、って言われたらやるしかないわ」

魔戦士「しかし、不干渉が法だっていう割りには随分親切にするじゃないか、あの女は。怪しいんじゃないのかねえ?」

魔法使い「まあ、迷子くらいなら、という話みたいだし、それに不干渉が法のあの場所に私達が居る、という事態も好ましくないとは言っていたけれど…」

竜王「キベンダナ」

商人「うーん、あたしはただ親切なだけだと思うけど…」

魔法使い「いずれにしろ、私達には他にすがるものがない以上、言う通りにするしかないわけだけれど…大魔公はそれぞれ非常に強力な魔物だというし、前途は多難のようね…」




820: ――マーシャの酒場 2016/10/15(土) 20:35:58 ID:8Rfcje0Q

商人「はー、疲れた…」

姉御「お、お帰りー!!どう?進展あった?」

非常食「にゃ、かくかくしかじかですにゃ」

竜戦士「へー、別世界になあ!そりゃすげえけど、別世界からここにホイホイ帰ってこれるもんなのか?」

魔法使い「ええ、私達もよく分からないけれど、行き来は出来るわね」

姉御「へー、じゃあ後で私達も行ってみようよ!!良いよね?」

魔戦士「ま、別に減るもんじゃないしね、良いんじゃないかい?」

姉御「やった、ありがとー!!別世界かあ、楽しみだなあ…」ワクワク

狩人「いや、別世界は良いんすけど…魔物とか強くないんすか?」

盗賊「あんまりかわらなかったぞ!!」

竜王「オモッタホドデハナカッタナ」

商人「うーん、でもヴァンパイアロードだっけ?あのひとはすごく強かったよ…」

師匠「ふむ、やはり警戒が必要なようですな」

魔法使い「ええ、でも思ったよりは進めたわね、持ち物が一杯になるまで探索出来たし…」

商人「うん、後は良いアイテムが出れば言うこと無かったんだけどね…今回は特になしだよ、とほほ…」




822: ――翌日、マーシャの酒場 2016/10/16(日) 17:33:02 ID:IAnHApVI

商人「…はーっ、今日も疲れた…そして今日もまた良いもの無しかあ…」ガッカリ

魔法使い「まあ、まだ2日しか探索してないじゃない。それに、アイテムはともかく、あのフロアの探索は6割か7割は終ったわ」

盗賊「じゅんちょーだな!!」

竜王「テキモタイシタコトナイナ」

魔戦士「楽勝って程ではないが、まああの位ならね。危険なやつも居ない訳じゃないが…」

姉御「ただいまー!!ちょっとー!あそこのモンスターすごい強いじゃない!!ヴァンパイアロードとかアークデーモンとかさ!!」

魔術師「…全滅…しかけた…」

商人「あ、ご、ごめんなさい…でも姉御達も全滅はしないで戻ってきたじゃない」

竜戦士「ま、俺らもようやく蘇生呪文が使えるようになったからな、じーさんさえ死ななきゃ何とかなるわけだ」

狩人「全快の泉があるっすからね。でもあそこのモンスターはまじやばいっすよ、リーダーもそろそろ後衛に下がって…」

姉御「狩人君?私と狩人君、どっちが先に死んだ?どっちがたくさん死んだ?」

狩人「………」

商人「あ、あー、そちらも大変ですね…」




823: ――エルミナージュ 2016/10/17(月) 18:05:28 ID:lMEaz0SE

デク「やっと皆さんを生き返らせる事が出来ましタ…一人でマウレアの森でお金稼ぎは大変でしタ」

バルモア「ぶっちぎりでよくやったな!!」

ヨグマ「しかし、復帰早々難易度の高そうな所に来たが…大丈夫なのかのう?」

ノレビス「ご心配なく!!今日はここのヒトとお話に来ただけですから!!あ、皆さんは少し外しててもらって良いですか?」

バルモア「一人で話するのかよ!!ぶっちぎりで不安だな…」

ノレビス「大丈夫大丈夫!!じゃあ、ちょっと行ってきますね!!失礼しまーす!!」ガチャ ギィ…

――

ヒズベルト「また迷子?それともお客さん?今日来たホビットちゃん達のパーティーといい、いきなり賑やかになったわね」

ルビス「初めまして、ヒズベルトさん。私も名前は知っているし、貴方も私を知っているでしょうけれど」

ヒズベルト「あら、今日は冒険者のノレビスさんではなく精霊ルビス様として来たんですか?」

ルビス「ええ。単刀直入にお尋ねしますが、私の――アレフガルドの人達を帰す約束をしたそうですね?」

ヒズベルト「ええ、それが何か?」

ルビス「困ります、勝手なまねをされては」

ヒズベルト「あら、私は迷子を家に帰すだけのつもりですけれど。家主さんは、迷子が家に帰るのは不都合なんですか?」

ルビス「いえ、それは考えすぎですよ〜…ほんの少しだけ」




824: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/17(月) 18:23:09 ID:lMEaz0SE

ヒズベルト「少しだけ、ですか」

ルビス「ええ。とにかく、私に断りもなくそういう事をされては困ります」

ヒズベルト「困りましたね、あの子達にはもう約束してしまったし。ここでルビス様に許可をいただければ、何も不都合はないのですけど?」

ルビス「ええ、構いませんよ。その代わり、条件があります」

ヒズベルト「条件、ねえ。ご存じの通り、このエルミナージュは不干渉が原則です。あまり私に出来る事はないのですけれど」

ルビス「貴方なら上手いことやるでしょう?あの人達を帰す手筈だって、貴方の力をもってすれば簡単なはずです。それを、エネルギーを集めるなんて嘘をついて…廃地であの人達を暴れさせれば、廃地で暴れた狼藉者が機構に乱入してきたから、仕方なく狼藉者を追放した、という大義名分が立つ。これなら、不干渉の原則を逆手に取れるし、貴方はその地位を守れるし、あの人達は帰れる。貴方の筋書きはこうでしょう?」

ヒズベルト「全てお見通しなのですね。でも、それが貴方の条件を聞く事には繋がらないかもしれませんけど」

ルビス「問題ありません。私の条件は、あの人達を帰す時、私を立ち会わせて欲しいというだけです。なんなら、あの人達と一緒に追放してくれても構いません」

ヒズベルト「なるほど、自分の目の届かない所で事がなされるのは嫌だと。でも、本当にそれだけでしょうか?私があの子達を帰す時、何か細工でもするつもりでは?」

ルビス「ふふふ、それはヒミツです。でも、私だって私の世界の英雄達を無下に扱うつもりはないですから」

ヒズベルト「英雄達は、ですか。まあいいわ、その条件、受けましょう。神々の承認を得ていない大地の創造主の条件なんて、本来あまり飲みたくないけれど…」

ルビス「ふふふ、貴方の言う神々は傲慢ですね。全てが自分達の思う通りになると思っている。承認を得ていない私の大地は神々から言わせれば闇の領域、と言った所ですか?」

ヒズベルト「…お話が終わりなら、そろそろ引き取ってもらいましょうか」

ノレビス「はい、では冒険者のノレビスに戻りますね。ではまた〜」バタン

ヒズベルト「ふふ、面白い人。あの子達も厄介な人の庇護下にいるのね…」




826: ――マーシャの酒場 2016/10/18(火) 16:46:10 ID:TSexzcuI

ノレビス「ただいま帰りました〜」

魔法使い「あら、ノレビス様。生き返ってたのね」

ノレビス「ええ、皆さんがエルミナージュに到達したと聞きまして、これはアレフガルドの創造主としてヒズベルトさんと頂上対談を行わなければと!!」ドヤッ

盗賊「ん?ちょーじょーってへっぽこのちょーじょーか?あのねーさんもへっぽこだったのか?」

魔戦士「流石にそれは失礼だね後輩、へっぽこやポンコツはこのポンコツのワントップ、しかも断トツだよ」

盗賊「そーだな、ねーさんしつれーしたんだぞ!!」

ノレビス「私に失礼はないんですか!?」

非常食「にゃ、あのヒトがいると賑やかになりますにゃあ…」

竜王「ウルサイダケダゾ」

商人「あははは…あれ?賑やかっていえば姉御達は?」

マーシャ「それなんだけど…はい、これ」

魔法使い「これは…捜索依頼?今度は姉御達なのね…」

ノレビス「全滅ですか?迷惑なヒト達ですね!!」

盗賊「どのくちがいってるんだ?めーわくのおやだまみたいなへっぽこっぷりなのに」

ノレビス「そんな、ひどい…」




829: ――忘れられた地、一層 2016/10/19(水) 17:58:54 ID:rY2aJiWg

盗賊「あねごたちはかいしゅーしたからぼーけんのつづきやるぞ!!」

商人「はやっ!でも残り少ないから急がないとね…」

魔法使い「何の話…?まあ、実際には姉御じゃなくて蘇生呪文を使える師匠を回収して蘇生もしたんだけれど…」

魔戦士「ま、回復の泉が近くにあったから蘇生はサービスだね。それより、あのじいさんから気になる情報を聞いたね」

非常食「にゃ、回復の泉の近くに何かがあるみたいという話にゃのですが…」

竜王「アレナンダ?」

魔法使い「あれは…何かの石碑?碑文があるわね…といっても、数字しか書いてないわね…」

商人「これ…確か竜の牙の頂上で似たようなの見たような…」

魔戦士「とはいえ、数字だけじゃ何も分からないねえ。ま、下の数字は、2つの数字が並んでるようにも見えるから、何かの距離か期間か、そういうモノを表してるのかもしれないがね」

盗賊「あさごはんからおひるごはんまでのじかんだな!!」

商人「絶対違うと思うけど…」




830: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/19(水) 18:11:25 ID:8CwwRpMw

竜王「アッチニモナニカアルゾ」

非常食「にゃ、あれは台座ですかにゃ?」

魔法使い「そうね…何かただならぬ力を感じるけど…」

魔戦士「明らかに怪しいが、かといって調べない訳にもいかないね。という訳だバカ猫、ちょっとさわってみな」グイグイ

非常食「にゃっ!?またみぃがイケニエに…にゃにゃー!?」ピカー

商人「わっ、何か光って…わーっ!?」ピカー

――忘れられた地、三層

魔法使い「ここ、は…?似たような景色だけれど、さっきとは違う場所に来たみたいね…」

商人「う、うん…しかもなんか雰囲気が…」キョロキョロ

魔戦士「ああ、空気が良い感じに淀んできたね。ほら、バカ猫も深呼吸してみな、気持ち良いだろう?」グイグイ

非常食「ふにゃー!?き、気分が…」

商人「もー、止めなよ!!…でも、デビリッシュのお嬢サマが良い空気って言う時は、大体モンスターが強い所なんだよね…」

魔法使い「そうね、今までの所はそこまで魔物も強くなかったけれど、ここからはそうはいかないかもしれないわ。慎重に進まないと…」




831: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/20(木) 19:36:08 ID:YSEcNGs.

盗賊「うー、おにくのけはいがないぞ…」

魔法使い「お肉の気配…?まあ、確かに生き物は魔物位しかいないようだけれど…」

魔戦士「しかし殺風景な所だねえ。空気はうまいが、あるのは月と炎と冷たい大地だけってのがねえ」

商人「ホントだね…いくつか建物はあるみたいだけど、みんな廃墟同然だし…」

非常食「にゃ、でも大魔公と呼ばれる魔物達は何人もいるのですにゃ?」

魔法使い「そうね、この建物の中にも…あら」ガチャ

竜王「ソトニデテシマッタナ」

魔戦士「しかもご丁寧に一方通行のドアときた。またやり直しか、面倒だねえ」

商人「あ、じゃああっちの建物行ってみようよ、あっちの方が小さいからすぐ見て回れるかも!」

魔法使い「そうね、じゃあ行ってみようかしら。何かあれば良いのだけれど…」

盗賊「おにくとかな!!」

商人「盗賊ちゃん、お腹減ったの?もうちょっと我慢して、ね?」




832: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/20(木) 19:42:50 ID:YSEcNGs.

魔法使い「さて、この建物も大分奥まで来たけれど…」

盗賊「おにくのけはいはしないぞ…」

非常食「にゃ、でも何か、恐ろしい気配がするようにゃ気がしますにゃ…」

魔戦士「空気が濃密になってきたよ。恐らく、この扉の向こうに…」ガチャ…

*デュークス・テリトリー あらゆる世界に座する者*

魔法使い「この部屋は…!?つ、土が、大地が盛り上がって…!」

商人「わわっ!?す、すごく高くなったよ!?こ、これって…」

竜王「リュウノキバニスコシニテルナ」

魔法使い「そうね、でもこれは、まるで…!」

商人「ぎゃ、ぎゃー!?め、眼が!!つ、土の塔にたくさんの眼が!!」

魔戦士「これは…明らかに睨まれてるようだね。どうやら友達になりたい訳じゃあ無さそうだね」

魔法使い「それはそうでしょう…みんな、来るわよ!!」

――何かに遭遇した!




834: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/21(金) 21:19:08 ID:Y1uyqZjI

商人「あ、あのでっかいのはまだ後ろにいるから、今戦うのは…ゾンビにエクトプラズムに、土のエレメンタル!?なんか拍子抜け…」

魔法使い「相手の前衛を倒す前に、強敵と戦う準備をしましょう…オラース!!」ギュイイーン

商人「じゃああたしは、ハロブカン!!」ギュイイーン

非常食「にゃ、では倒しますにゃ!!」ドカバキッ

盗賊「とーっ!!」ブシャー

ゾンビは死亡した エクトプラズムは死亡した ゾンビは死亡した 土のエレメンタルは死亡した 土のエレメンタルは死亡した

魔戦士「よし、一掃したよ!さあ、来なよデカブツ!!」

商人「わ、来た!…うーん、近くで見るとホントおっきい…」

ゼフカカの行動:奇岩弾

盗賊「ふぎゃっ!?い、いたい…」フラフラ…

魔法使い「盗賊!後衛にも攻撃が飛ばせるのね、私達も気を付けないと…」

商人「待って盗賊ちゃん、回復を…」

ゼフカカの行動:奇岩弾

盗賊は死亡した




835: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/21(金) 21:30:33 ID:Y1uyqZjI

商人「と、盗賊ちゃん…!」

魔戦士「慌てるんじゃないよ!!あの攻撃力は危険だ、倒すのを優先じゃないかい?ま、どっちにしろアタシらが出来るのは…」ザクザクッ

非常食「にゃ、攻撃だけですにゃ!!」ドカバキッ

ゼフカカの行動:奇岩弾

竜王「グッ…!マダヘイキ!!」

魔法使い「流石に頑丈ね!さあ、私も攻撃に回るわ、ジアカラド!!」バリゴーン

商人「盗賊ちゃん、待っててね、このモンスター倒したらすぐ生き返らせるから…あたしも、ジアカラド!!」ドゴーン

ゼフカカの行動:奇岩弾

非常食「ふにゃっ…!だ、大丈夫なのですにゃ!!ふにゃー!!ふにゃにゃー!!」ドカバキゴキベキィッ

――ゼフカカは死亡した

魔戦士「よし!!さ、後輩を生き返らせてやりな。頑張ったね後輩…」

商人「うん、リゼフェス!!」キュアーン

盗賊「ん…おにくなかったぞ…」ムクリ…

魔法使い「生き返ったらお腹減ったのかしら…?でも、恐らく今のが大魔公のうちの一体なんでしょうけど、思ったよりは苦戦しなかったわね」

商人「あたし達、また強くなりすぎたのかも?でもこの調子なら町に帰る前にもう一体位倒せるかも!!よーし、どんどん行ってみよー!!」




837: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/22(土) 22:42:52 ID:CghJz/7E

魔法使い「…次の大魔公も近そうね…」

商人「うん…なんていうか…臭う…」

非常食「うにゃあ、鼻が曲がりそうですにゃあ…」

魔戦士「淀んだ空気は嫌いじゃないが、流石にこの臭いはね…さあ、恐らくここが臭いの元だが…」ガチャ…

*デュークス・テリトリー 古き巨人達の王*

盗賊「ううー、とても食べれなさそうなおにくのにおいだぞ…」

竜王「アレガハッセイゲンダナ」

魔法使い「あれは、腐肉の塊…?さっきの魔物程ではないけれど、これもまた大きいわね…」

商人「そうだね…って動いた!?これ、ヒト…巨人!?巨人の腐肉が動いて…!」

非常食「うにゃあ、動いたら臭いが…にゃ、襲って来ますにゃ!!」

魔法使い「この部屋に入ったのは間違いだったかしら…?でもこうなったらやるしかないわね、いくわよ!!」

――何かに遭遇した!




838: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/23(日) 20:26:05 ID:sBOMGCU.

魔法使い「この大魔公のお供はポイズンジャイアントだけなのね。相手は2体だけか…」

非常食「にゃ、とりあえず前を倒しますにゃ!!ふにゃー!!」トカバキゴキィッ

魔戦士「しぶといねえ、そらっ!!」ザクザクッ

ポイズンジャイアントは死亡した

商人「やった!!あとはあの臭い巨人だけ…」

コンダールの行動:ブレス

竜王「グオッ!?ドクノブレスダゾ…」ゲホゲホッ

商人「りゅ、竜王ちゃん!待っててね…ビネムフィ!!」キューン

盗賊「おー、りゅーおーどくなおったな!!」

魔法使い「ええ、ここから…」

コンダールの行動:ブレス

非常食は死亡した

商人「非常食ちゃん!?」

魔戦士「ちっ、バカ猫は体力が無いねえ!!これからって時に…!」




839: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/23(日) 20:38:23 ID:sBOMGCU.

魔法使い「やられっぱなしという訳にはいかないわね…私の召喚した魔物にも働いて貰わないとね、アークレナード!!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1 アークレナードの行動:魔獣の爪+1

盗賊「おー、きつねにくやるな!!」

商人「ま、待って…き、傷が治って…ううん、傷口が腐肉の中に埋もれていく…!もしかして、1度にダメージをたくさん与えないと倒せないの!?」」

魔法使い「ならば1度に与えきるだけよ!ジアカラド!!」ドゴーン

商人「非常食ちゃん、生き返らせるからね…リゼフェス!!」キュアーン

非常食「にゃ…?にゃ、戦いますにゃ!にゃー!!」トカバキゴキィッ

アークレナードの行動:魔獣の爪+1 アークレナードの行動:オラース アークレナードの行動:魔獣の爪+1

商人「うわ、アークレナードちゃんもホントに強いね…」

魔法使い「私のレベルが上がるほど召喚した魔物の強さも上がるのよ。普通のアークレナードとは訳が違うわ」

コンダールの行動:ブレス

竜王「グッ…オオー!!」ズンッ

――コンダールは死亡した

魔戦士「はっ、最初はどうなるかとおもったが、そこまででもなかったねえ」

魔法使い「そうね、何とかなったわ。残りの大魔公もこの程度なら良いのだけれど…」




841: ――マーシャの酒場 2016/10/24(月) 19:52:28 ID:SzSNAkf.

盗賊「へっぽこなてきとさいしょにたたかったのはたまたまだぞ!!てきとーにすすんでるんだぞ!!」

魔法使い「なんの話よ…それより商人、今回のアイテムは鑑定出来た?」

商人「うーん、良いのって言ったらこの地割れ太鼓なんだろうけど…あたし達楽器演奏出来るヒトいないし…」

ノレビス「あっ、はいはいは〜い!!それなら私が使いますよ〜。どんどーん!!」キャッキャッ

ヨグマ「ふむ、タロットばかり使わなくなるのは助かるのう」

魔戦士「使うなら勝手に使えば良いがさ、アタシらはませ店に売るからね、買って使ってくれよ」

ノレビス「そんな、ひどい…」

商人「あとはこれ、白銀の胸当てなんだけど…竜王ちゃんもお嬢サマも、鎧はお気に入りがあるもんね…」

魔戦士「そいつは…ちょっと貸してごらんよ、これを身につけて…そらっ!!」ドコゲシッ

非常食「ふにゃー!?キックがいつもの2倍痛いですにゃ!?」オアー…

盗賊「おー、すごいなせんぱい!!」

竜王「ジュウジンバイダダナ」

魔戦士「という訳だ、これはバカ猫お仕置き用に売らずに取っておこうか」

非常食「ふにゃー!?勘弁なのですにゃー!!」

魔法使い「取っておかないからね…もう、でも今回も戦力アップにはならなかったわね…」




842: ――翌々日、忘れられた地、2層 2016/10/25(火) 20:08:19 ID:nmoHLJ.k

盗賊レベル58「けーけんちがたくさんたまったからにはくしたんだぞ!!」

商人レベル43「盗賊ちゃん、レベル上がったよね…もう60も間近だもんね」

魔法使い39「盗賊はレベルアップが早いからね。魔戦士も…」

魔戦士レベル51「アタシもドレイン2回もされてなければもっとレベルが上がってたんだけどねえ」

商人「ドレイン…思い出したくない…」ドヨーン…

非常食レベル42「うにゃあ、大変でしたにゃあ…」

魔法使い「でも、これだけ上がれば、余程の事がない限り全滅する事はない、と信じたいけれど…」

竜王レベル39「テキモツヨクナルダロウカラナ」

商人「で、今日は2層目に来てるんだよね…あの台座、触る度に違う所に運ばれるのかなあ?」

魔法使い「どうでしょうね…とりあえず、この階層も探索を始めましょう。ここにはどんな魔物が、大魔公達がいるのか…」

盗賊「こんどこそおにくだな!!」

非常食「うにゃあ、それはどうでしょうにゃあ…」




843: ――翌々日、忘れられた地、2層 2016/10/25(火) 20:18:55 ID:nmoHLJ.k

魔法使い「…また、闇の気配が濃くなって来たわね…」

魔戦士「ああ、とても良い空気だ…ただ、この先に待ってるのは、今までに無さそうな強敵かもしれないねえ」

非常食「にゃ、嫌な気配はここからしますにゃ…」ガチャ…

*デュークス・テリトリー 誇り高きレンザー家*

竜王「アクマガイルナ」

商人「う、うん…でも、なにあの悪魔…!?す、すごいオーラが…」

峻厳なる悪魔「ほう、これは珍しい客人だ。我々の手を逃れたものが、まだおったとは…いや、違う」

魔法使い「貴方が、世界をこんな風に…?」

峻厳なる悪魔「貴様、この大地の生まれではないな?さては新創地ハルドラ・イールか。ヒズベルトめ、余計な真似を…」

盗賊「おっちゃん、ヒズベルトねーさんをしってるのか?」

峻厳なる悪魔「ふふん、まあ、よい。我に出会ったなら…同じことよ」

――何かに遭遇した!




845: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/26(水) 19:39:51 ID:qVSjs2tY

非常食「ふにゃー!!ふにゃにゃー!!」トカバキゴキィッ

サキュバスは死亡した デーモンヴァルキリーは死亡した

商人「やった、前衛の悪魔達は倒したよ!!あとは…」

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス

商人は死亡した

盗賊「しょーにん!!このおっちゃん、つよいぞ!!」

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス

竜王は死亡した アークレナードは死亡した

魔法使い「竜王と召喚したアークレナードも一撃で…!これは……せめて弱点を探らないと、ミサーマ!!」ポワワーン

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス

魔法使いは死亡した 盗賊は死亡した

魔戦士「ちぃっ!!非常食!!あんたの連撃だけが頼りだよ、気合い入れな!!」

非常食「にゃ!!ふにゃー!!」トカバキゴキィッ

魔戦士「よしっ、眠って…ちいっ!もう眼を覚まして…!」

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス――




846: ――マーシャの酒場 2016/10/26(水) 19:59:14 ID:qVSjs2tY

商人「…と、いうわけで惨敗だったよ…姉御達に寺院で回収してもらったけど、あたしからお金を受け取った姉御はホクホク顔だったよ…」

魔戦士「今のアタシらから取ればそりゃあ大儲けだろうからねえ。にしても強かったねえ…」

竜王「カテソウモナイナ」

魔法使い「そう思いたくはないけれど、今のままではそうでしょうね…」

非常食「うにゃあ、みぃ達もパワーアップしないといけませんにゃあ…」

盗賊「パワーアップといえばそうびだぞ!!しょーにん、こんかいはいいのなかったのか?」

商人「うん、持ち帰れたのは鑑定してみたんだけど…猫目石の指輪、マジックアーマー、プラチナスリッパっていう珍しいのが色々見つかったけど、あたし達が使うようなモノは…」

非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ…」オアー…

魔戦士「ま、アタシらが使うものが出てないだけで、珍しいもの自体が出てない訳じゃない。そのうちアタシらが使うものも出るさ」

魔法使い「そうだと良いわね。さて…当面はあの悪魔との戦闘は避けたいわね。でも、同じ大魔公でもそう苦戦せずに倒せた魔物もいるわ。ということは…」

竜王「ヨワイヤツヲサガシテタオスンダナ」

商人「そうだね、それしかないよね…でも、弱い大魔公でも倒せばレベルが上がるし、そのうちさっきの悪魔にだって…!」

魔法使い「ええ、いつか勝てるはずよ。いずれにしても、私達は諦める訳にはいかないわ。必ずやり遂げましょう」

盗賊「おー、つぎは食べるぞ!!」ガオー




848: ――翌日、忘れられた地、3層 2016/10/27(木) 19:55:33 ID:RT9B18.s

商人「今日はまた3層目なんだ?」

魔法使い「そうね、たまたまかもしれないけれど、3層の大魔公の方が与し易かったからね」

盗賊「おにくはなかったけどな!!」

非常食「にゃ、それよりお嬢様、昨日手に入ったプラチナスリッパは装備しないのですかにゃ?見た目のステキでお嬢様にピッタリだと思うのですにゃあ」

魔法使い「そういえば、プラチナスリッパの方が守備力が高いのよね」

魔戦士「何言ってるんだろうねえこのバカ猫は。今履いてる銀の靴じゃないと、あんたをお仕置きする時困るだろう?」

竜王「ジュウジンバイダダカラナ」

非常食「ふにゃー!!だから変えてほしいのですにゃ…うにゃあ!?」ドゴゲシッ!!

盗賊「おー、すごいいりょく!!」キャッキャッ

商人「もー、止めなよ!!」ギャーギャー

魔法使い「…全く。白銀の胸当てを取っておかなくても、結局非常食は2倍で蹴られるのね…」




849: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/27(木) 20:04:35 ID:RT9B18.s

非常食「うにゃあ、ひどい目にあいましたにゃあ…」オアー…

盗賊「ねこぎゃくたいSSだからしかたないな!!」

商人「猫虐待SS!?そ、それより、また怪しい気配がするんだけど…」

竜王「コノヘヤカラダナ」バタン

*デュークス・テリトリー さいきょーのまほうつかいなの!*

ふしぎなおんなのこ「あなたはだぁれ?れでぃのおへやにだまってはいるなんて、なんてしつれいなひとたちかしら」

盗賊「なんだ?ひらがなばっかりでよみにくいぞ!!」

商人「そ、そうだね…」

ふしぎなおんなのこ「ぷんぷん!イラおこっちゃったからね!おぎょうぎのわるいひとはおしおきしちゃうよ」

盗賊「ひらがなばっかりのあほっぽいやつになんかおしおきされたくないぞ!!」

魔法使い「貴方ねえ…それより、この子の魔力は…!」

魔戦士「こんなちびすけでも、やっぱり大魔公って所か。ちっ、今回も楽ではないかもねえ」

ふしぎなおんなのこ「そおれ、どっかーん!」

――何かに遭遇した!




850: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/28(金) 01:34:58 ID:jfbKz9hM


プラチナスリッパも銀の靴も足めっちゃ痛そう




851: 「全くだ、痛くて仕方ないよ」ゲシゲシッ 2016/10/28(金) 19:51:20 ID:qlZELMig

非常食「にゃ、相手の前衛はジョーカーとアークメイドですにゃ?

魔法使い「ええ、どちらも厄介な相手、特にジョーカーはアルゲイズが恐ろしいけれど…」

魔戦士「術師が前に出たら怖さ半減だね、そらあっ!!」ザクザクッ

非常食「にゃ、早めに倒しますにゃ!!」ドカバキッ

ジョーカーは死亡した アークメイドは死亡した

商人「やった、あとはあの子だけ…」

イラの行動:召喚

盗賊「おお!?てきがふえたぞ!!」

竜王「イフリートトフェニックスダナ」

魔法使い「強力な魔物を呼んだわね。やっぱり一筋縄ではいかないみたいね…」

アークレナードの行動:オラース アークレナードの行動:ユニハコット

非常食「にゃ、後列も攻撃出来るようになりましたにゃ!!」

商人「さすが魔法使いちゃんが呼んだアークレナードちゃん!!あたし達も負けないよー!!」




852: 「ふにゃー!?にゃら蹴らなければ…」オアー… 2016/10/28(金) 20:00:24 ID:qlZELMig

イフリートの行動:バラドス

魔戦士「はっ、大した呪文じゃないね、そらっ!!」ザクザクッ

非常食「ふにゃー!!」ドカバキッ

イフリートは死亡した イフリートは死亡した フェニックスは死亡した

イラの行動:ラバラド イラの行動:エンテルクミスタ

非常食「ふにゃー!?も、物凄い呪文ですにゃー!!」

商人は死亡した

竜王「グッ…アブナイ…」フラフラ…

魔法使い「商人!竜王も危ないわね、二人が倒れたら総崩れよ!!早く倒さないと…」

非常食「にゃ、頑張りますにゃ!!にゃー!!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

イラは眠った

魔戦士「寝た!?所詮はガキだね、さあ、畳み掛けるよ!!」ザクザクッ

盗賊「おー!!」ブシャー

非常食「まだまだいきますにゃ!!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

――イラは死亡した




853: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/30(日) 00:44:01 ID:bZ5MgW1c

商人「よしっ、何とか倒せたね!」

非常食「にゃ、寝てくれたので助かりましたにゃあ…にゃ?あれは…」

イラの真水晶を手に入れた

魔法使い「これは…大魔公を倒した証になるものね」

盗賊「ゼフカカとコンダールをたおしたときもあったけどかきわすれてたな!!」

商人「そ、その話は…でも、これで3体の大魔公を倒したよ!!」

魔戦士「一回負けたとはいえ、順調と言えるんじゃないかい?で、どうする?このまま次の大魔公になだれ込むかい?」

魔法使い「そうね、まだ余裕もあるし…次の大魔公を探しに行きましょうか。ただ、見つかる前に荷物が一杯になったら…」

竜王「マチニカエルンダナ?」

商人「そだね、アイテム捨てるようになったらもったいないもんね!」

盗賊「びんぼーしょーだなー」

非常食「にゃ、アイテムは捨ててもごみ捨て場で拾えるのではにゃいですかにゃ?」

商人「うーん、ごみ捨て場はちょっと…臭うし、それにただしゃないし!!」

魔戦士「やれやれ、今やごみ捨て場に払う金なんてはした金だと思うがねえ。ま、大魔公を目指しつつ、ってプランに異論はないけどね」

魔法使い「じゃあ行きましょうか。次の大魔公にも勝てると良いのだけれど…」




855: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/30(日) 20:01:01 ID:bZ5MgW1c

非常食「にゃ、結局あまりアイテムは手に入りませんでしたにゃ」

魔戦士「あのちびすけと戦うまではバカスカ出てたんだけどねえ…で、恐らくこの先が…」

魔法使い「ええ、また大魔公でしょうね。ただ、今まで私達が倒した大魔公達とは少し…いえ、かなり雰囲気が違うわ。気を付けましょう…」ガチャ…

*デュークス・テリトリー 胎動する幾つかの死*

まとわりつく闇「愚かなり、アイローク!我らを差し置き、新創地へ立ち入り、あまつさえ失敗するとは!」

まとわりつく闇「しかシ、あの人間の巫女。新創地の結界を解くとは、なかなかやりおル。手下を持つのモ、一考に値するカ?」

まとわりつく闇「そこの貴方。命が惜しければ、私達の下僕におなり」

商人「え?な、何?これって…」

まとわりつく闇「やめておけ。やはり新創地は、自らの手で汚してこそ意味がある」

まとわりつく闇「そうだナ」

まとわりつく闇「エルドをつまみに、闇の祝杯を…」

まとわりつく闇「クックックッ…左様、左様」

まとわりつく闇「というわけだ。死んで良いぞ」

魔法使い「なんだか訳が分からないけど…みんな、やるわよ!」

――何かに遭遇した!




856: んで良いぞ→死んで良いぞ 2016/10/31(月) 20:17:31 ID:8S0UVPl2

商人「まず相手の前衛は…あれ?蚊とか蟻とか、虫ばっかりだよ?」

非常食「うにゃあ、冒険を始めたばかりの時に戦った魔物ですにゃあ」

魔戦士「なめられてるのかねえ?ま、楽なのは良いさ、そらっ!!」ザクザクッ

商人「後列も大したことなさそう、そーれっ、炎のー、ロッド!!」ボボボッ

パイクモスキートは死亡した アントライオンは死亡した ジャイアントビートルは死亡した プリーストは死亡した ビショップは―


魔法使い「よし、2列片付いたわね、後はサインが4体と、あの…あの、悪魔、なのかしら?」

竜王「カオトショクシュダラケダナ」

盗賊「うう、あんまりおいしくなさそうだぞ…」

商人「あ、あれは流石に食べれないんじゃ…それにしても気持ち悪いね…」

非常食「まずはサインを倒しますにゃ!!にゃー!!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

魔戦士「そらあっ!!」

サインは死亡した サインは死亡した サインは――

ゾーズの行動:死のブレス

竜王は死亡した




857: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/31(月) 20:26:17 ID:8S0UVPl2

魔法使い「竜王!回復役が倒れると危険だわ、商人!」

商人「う、うん!リゼフェス!!」キュォーン

竜王「ウ…イキカエッタゾ…」

魔戦士「よし、これで持ち直して…」

ゾーズの行動:死触手

商人は死亡した

盗賊「あー!!しょーにんが!!」

竜王「イキカエラセルゾ、リゼフェス」キュォーン

商人「うーん、よく寝た…あ、あれ!?戦闘中!?」

魔法使い「貴方ねえ、寝ぼけてる暇は…」

ゾーズの行動:死のブレス

竜王は死亡した アークレナードは死亡した

非常食「うにゃあ!?ま、またあのブレスですにゃ!!」

商人「あたしと竜王ちゃんが交互に死んじゃってるね…リゼフェス」キュォーン




858: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/10/31(月) 20:32:47 ID:8S0UVPl2

魔法使い「私はまたアークレナードを召喚し直して…」

ゾーズの行動:死触手

魔法使いは死亡した

魔戦士「魔法使い!!ちっ、これは長引いたらじり貧だよ、バカ猫!!やる事は分かってるね?」

非常食「にゃ、早く倒しますにゃ!!ふにゃにゃー!!」ドカバキベキッ

商人「もう、早く倒れてよ〜…魔法使いちゃん、死んでる場合じゃないよ、リゼフェス!!」キュォーン

魔法使い「うう…不覚だったわね、来なさい、アークレナード!!」ドゥン!

アークレナードの行動:オラース アークレナードの行動:魔獣の爪+1

ゾーズの行動:死触手

盗賊「ふぎゃっ!?だ、だいじょーぶだぞ!!」ガオー

魔戦士「良く耐えたよ後輩!!そら、くたばんな!!」ザクザクッ

竜王「ガアー!!」ドスッ

――ゾーズは死亡した

商人「や。やった、勝ったよ!!」

魔法使い「ふう、何とか倒せたわ。でも、強敵だったわね…」




860: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/01(火) 20:32:22 ID:4010D/5M

非常食「にゃ、にゃにか落ちてますにゃあ」

ゾーズの死触手を手に入れた

魔法使い「これで倒した大魔公は4体…残りどの位いるのか分からないけれど…みんな、ちょっと地図を見てもらえる?」

盗賊「んー?おー、このフロアもけっこうあるいたな!!」

魔戦士「ああ、そしてこれだけ未踏の場所が無くなったという事は、このフロアに大魔公がいる場所はもう無いんじゃないか、って言いたいんだろう?」

魔法使い「ええ、だからとりあえずこのフロアの探索は今日で終わりで良いと思うの。明日…レベルの上がりかた次第では明後日になるかもしれないけれど、次に来た時には別のフロアに行きましょう」

商人「別のフロアっていうと…あのすごく強いヒトがいたあそこだよね…」

竜王「テモアシモデナカッタナ」

魔戦士「ま、あいつだけが飛び抜けて強かった可能性もあるからね、あいつを避ければまた何体か倒せるんじゃないのかい?」

魔法使い「そうね、みんながみんなあんな強さではないと思うわ。それに、あの大魔公を避けて戦っている間に…」

盗賊「レベルがあがるな!!」

商人「そだね、あたし達ももっと強くなれば…よーし、じゃあ今日は帰ろっか?帰って鑑定すれば、もしかしたらぱわーあっぷできるかもしれないもんね!!」




861: ――翌々日、忘れられた地、2層 2016/11/02(水) 20:11:08 ID:rANNFNys

盗賊「かんてーけっかはダメダメだったぞ!!やっぱりしょーにんのかんてーはダメだな!!」

商人「べ、別に鑑定の腕が悪いからアイテムが悪くなる訳じゃないでしょ!?」

魔法使い「それにしても、ここに来てから戦力アップに繋がるアイテムが1つも手に入ってないのは痛いわね…」

魔戦士「実はろくなものが無いんじゃないのかい?少なくともアタシらにとってはさ」

非常食「にゃ、そうではないと信じたいですにゃあ…それで、今日はこの2層を探索するのですにゃ?」

魔法使い「ええ、レベルを上げるためにまた2日も休んだし、万全の状態で望めるわ。良いアイテムが手に入らなくても…」

竜王「レベルハウソツカナイナ」

商人「そだね、もう大魔公も4体倒してるし、あたし達も強くなってるんだよね」

盗賊「しょくしゅあくまをたおしたあとちょーしにのってぼーけんつづけてたらヴァンパイアロードにぜんめつされられそーになったけどな!!」

商人「そ、それは言わないでよ…」




863: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/03(木) 19:07:24 ID:aihPQdCw

*おおっと マジックドレイン*

商人「わわっ!?魔力が…」

魔法使い「くっ…マジックドレイン…!」

盗賊「ううー、しっぱいしたぞ…」

魔戦士「ま、たまには失敗もあるさ。冒険が続けられない程じゃないんだろう?」

商人「うん、それは大丈夫だけど…お嬢サマ相変わらず盗賊ちゃんには甘い…」

魔法使い「実際、失敗は仕方ないもの。それより…また邪悪な気配が近付いてきたわ。それも、今までで一番殺伐とした…」

竜王「サッキガスゴイナ」

非常食「うにゃあ、殺気を隠そうとも押さえ込もうともしてませんにゃ…それに血の臭いも凄いですにゃあ…」ガチャ…

*デュークス・テリトリー 剣の舞 深紅の雨*

商人「うわあ。すごい血の臭い…あれ?誰か踊ってる…?」

魔戦士「はっ、あれが踊りっていうのかい?そこら中であんな踊りされたら、この世は真っ赤に染まっちまうよ。それこそ…この部屋みたいにね」

盗賊「おにくやさんよりちまみれだぞ…」

魔法使い「こんなお肉屋さんは嫌ね…でも、どうやら私達も一緒に踊らなければならないようね。さあみんな、やるわよ!」

何かに遭遇した!




865: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/04(金) 22:24:02 ID:MkhOpmPg

盗賊「おお!?イカのむれだぞ!!」

商人「テンタクルス、だっけ?このモンスターはあっちの世界のとあんまり変わらないね」

魔戦士「雑魚はさっさと片付けるよ、らあっ!!」ザクザクッ

非常食「ふにゃー!!」ドカバキベキッ

テンタクルスは死亡した テンタクルスは死亡した テンタクルスは死亡した

魔法使い「後ろも倒すわよ、アークレナード!!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

商人「それっ、炎のロッド!!」ドドド…

ゴブリンマジシャンは死亡した オーガナイトは死亡した ゴブリンは死亡した

商人「なんか異様なヒトだけど、仲間は普通っぽいね。さあ、次は誰?」

竜王「サマーガイルナ」

魔法使い「サマーには嫌な思い出があるけど…でも、今なら問題ないわ、やるわよ!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

竜王「ブレスダ!!」ゴオオ…

ハイニンジャは死亡した サマーは死亡した ハイニンジャは死亡した




866: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/05(土) 18:10:51 ID:xG6VFP2k

商人「よーし、取り巻きは片付いたね!あとはあの…」

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード カーニバルソード

アークレナードは死亡した

盗賊「あー、きつねにく!!」

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード

竜王は死亡した

魔戦士「おいおい、こいつもシャレにならない攻撃力だね!さっさと倒さないと…らあっ!!」ザクザクッ

非常食「にゃー!!ふにゃー!!」ドカバキベキッ

商人「竜王ちゃん、ごめんね…まずはみんなの回復から、ラフィリード!!」キュァーン

魔法使い「回復役が一人ではじり貧だわ…小さき身体に大いなる力!!古の魔力の化身よ、今此処に!!アークフェアリー!!」ドゥン!

非常食「ふにゃー!!ふにゃにゃー!!」ドカバキベキゴキッ

商人「おお、非常食ちゃん絶好調じゃない!?――竜王ちゃん、お待たせ…リゼフェス!!」キュァーン

竜王「グ…イタカッタゾ…」

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード カーニバルソード

魔戦士「くっ、そう簡単に死にやしないよ…!」




867: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/05(土) 18:22:21 ID:xG6VFP2k

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード

非常食「う、うにゃあ、すごい攻撃ですにゃあ…でも負けませんにゃ!!ふにゃにゃー!!」ドカバキベキゴキィッ

アークフェアリーの行動:ラフィリード

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード

商人は死亡した

魔法使い「商人!また回復役が…厳しいわね、でも非常食の攻撃でかなり相手も弱ってるはずよ!盗賊、悪いけど非常食を庇っててくれる?」

盗賊「おー!!このおにくはとーぞくたちのだぞ!!」

非常食「お肉じゃないですにゃ!!」

ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード ヴェルキリオスの行動:カーニバルソード

盗賊「ふぎゃっ!?…ううー、しにそうだぞ…」フラフラ…

魔戦士「いや、良くやったよ後輩!!バカ猫!!後輩の踏ん張りを無駄にするんじゃないよ!!」

非常食「任せて下さいにゃ!!にゃー!!ふにゃー!!ふにゃにゃにゃー!!」ドカバキベキゴキグシャァッ

ヴェルキリオスは死亡した

竜王「タオシタゾ!!」ガオー

魔法使い「やったわね!今回は非常食の連撃さまさまね…」




869: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/06(日) 21:24:20 ID:IcptC7o2

商人「ん…あれ?モンスター、居なくなってる…あたし達、勝ったの?」

魔戦士「ああ、小娘がサボってる間にね」

商人「コムスメじゃないしサボってた訳でもないよ‼でもそっかあ、あんなに強そうだったのに、勝てたんだ?」

魔法使い「ええ、非常食のおかげでね。すごい活躍だったのよ」

非常食「にゃ、今日は調子が良かったのですにゃ」ニャフーン

盗賊「ちょーしがいいってことはおいしいっていうことだな‼食べごろだな‼」

非常食「そういうわけではないですにゃ⁉」

魔法使い「もう、すぐ食べる話になる…それより、これからどうしようかしら?このまま進んでもいいけれど…」

竜王「マリョクガスコシフアンダナ」

商人「マジックドレインが効いてるね…ねえ、今日はもう戻っても良いんじゃない?」

魔戦士「アタシはそれで良いと思うよ。大魔公も1人倒したし、今日の成果としては十分だろう?」

非常食「うにゃあ、では戻りますかにゃ?」

商人「うん、そうしよ!あ、そういえば書いてるヒトがスマホ代えたから、ドラクエ3のあたし達のデータは無くなっちゃったみたい…でも、みんなの心の中にあたし達は生きてるからね‼」

魔法使い「何の話よ…」




871: ーーニベーヌ湖底神殿、B3F 2016/11/07(月) 20:08:44 ID:5FgeCoio

姉御「あれ?私達久しぶりだね?」

魔術師「…スレ数的に…余裕が出来そうだから…穴埋めに…」

狩人「そ、そういう話はちょっと…そ、それよりなんでここに来たんすかね?」

竜戦士「そりゃおめー、あいつらと同じ場所じゃ辛いに決まってるじゃねえか」

師匠「ここは我々のレベルに丁度良いだけでなく、金も稼げますな。それに…」

姉御「運良く氷の魔印+3でも手に入ったら戦力大幅アップだからね‼それに、お金を稼げば、寺院で1人に集中してレベル上げする事も出来るし!」

狩人「へえ、誰のレベル上げるんすか?」

姉御「キミに決まってるでしょ!キミが掃射追撃を使えるようになれば、私達の攻撃力不足も解決されるふんだからね‼」

狩人「あ、はい。努力します…」

姉御「あーあ、本当なら私達も大魔公とかいうのの1人でも倒して、あの子達助けて挙げたかったけどねー」

竜戦士「まー、流石にそいつは無理だろうな…」




872: ーー翌日、マーシャの酒場 2016/11/07(月) 20:18:47 ID:DTvLh8vs

商人「あーあ、昨日も良いアイテム無かったよ…」

魔戦士「そうかい?あのアイアンメイデンなんかは良さそうだったじゃないか」

魔法使い「何に使うのよあんなもの…それにしてもアイテムに恵まれないわね」

盗賊「やったかんてーのうでがダメダメなんだな‼」

商人「だから鑑定結果と鑑定の腕は関係ないよ‼あと鑑定の腕も良いから‼」

魔戦士「ま、験担ぎに次はあっちの爺さんに鑑定してもらうのも良いんじゃないか?」

竜王「アッチハウンガイイシナ」

商人「うーん、でもあたしの方がレベル高いし…でも昨日はあたしだけレベル上がらなかったなあ…」

盗賊「だいまこーたおしたときしんでたからな‼」

魔法使い仕方ないわ、そういう日もあるわよ。それより、そろそろ今日も出掛けるわよ」

非常食「にゃ、残りの大魔公も少ないはずですにゃ」

魔戦士「ああ、そろそろ決着がつけば良いが、一度負けてる大魔公がまだ残ってるからねえ」

商人「あの強い悪魔だよね…近い内にまた戦わなきゃいけないんだよね…次は負けない、と思うけど、うーん…」




873: ーー忘れられた地、2層 2016/11/08(火) 20:03:45 ID:UPl2wjwY

非常食「…にゃ、大魔公はあとどのくらい居るのですかにゃあ」

商人「どうだろ…?3層と同じならここにも4体、つまりあと2体なんだけど…」

魔法使い「普通に考えればそうね。でも、普通に考えたなら2層より3層の方が強い大魔公がいるはずだけれど…」

魔戦士「そういうわけではなかったからねえ。ま、あと少しだとは思うが…まずはここだね」ギィ…

*デュークス・テリトリー welcome to Nyop'n world*

盗賊「んー、なんてかいてあるんだ?」

魔法使い「ちょっと…分からないわね。でも、もっと分からないのはあの、部屋の中央にいる…」

奇妙な生き物「Prin nyos. Pnyo this wayNyop!」

商人「え…えっと?」

奇妙な生き物「No Pnyos Without me.I Prin you」

竜王「サッパリダナ」

奇妙な生き物「If you Nyop the Rinp.Hwoooom…Nyop or die?Hahaha!」

魔法使い「…⁉分からない、分からないけれど、敵意が…」

奇妙な生き物「Nyoooooooop!」

何かに遭遇した!




875: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/09(水) 19:47:28 ID:l3xJYB0I

商人「前にいるのって…サマエルってやつじゃない⁉あのモンスター怖いんだけど…」

魔法使い「そうね、でもそれだけに契約したいのよね、召喚師としては…」

商人「いやその、強さだけしゃなくて、見た目も…」

盗賊「おにくついてないもんな‼」

商人「お肉の話じゃないよ⁉」

魔戦士「おいおい、戦いに集中しなよ!らあっ‼」ザクザクッ

魔法使い「ごめんなさいね。私はオラースを唱えて…アークレナード!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

盗賊「ほねにようはないぞ‼たー‼」プシュー

切り返した!

盗賊「おお⁉ふせがれたぞ‼」

竜王「ツバメガエシダナ」

魔戦士「後衛からの攻撃なら防がれても返されはしないみたいだね、アタシらは気を付けないといけないが…」

非常食「にゃ、気を付けますにゃ!ふにゃー‼ドカバキッ

竜王「フンッ」ドスッ




876: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/09(水) 20:02:07 ID:l3xJYB0I

サマエルは死亡した

商人「やった!怖いやつを倒したよ‼」

ニョップリンの行動:瘴怪波

魔法使い「くっ…体力が奪われる…!」

ニョップリンの行動:瘴怪波

魔戦士「2連発⁉流石に辛いね…」

商人「うう…ま、待って、今回復を…」

ニョップリンの行動:混乱のブレス

魔戦士は死亡した 非常食は死亡した 竜王は死亡した アークレナードは死亡した

盗賊「おお⁉みんなしんじゃったぞ‼」

魔法使い「前衛が全滅…⁉いけない、商人!」

商人「わ、分かってる!リゼフェス‼」キュオーン

竜王「ウウ…」

ニョップリンの行動:ニョップンスラップ デプルス因子

盗賊は死亡した




877: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/09(水) 20:10:51 ID:l3xJYB0I

魔法使い「盗賊!二人とも、蘇生に回って!来なさい、アークフェアリー‼」ドゥン!

ニョップリンの行動:混乱のブレス

魔法使いは死亡した

商人「魔法使いちゃん…!このままじゃ…リゼフェス‼」キュオーン

竜王「リゼフェス」キュオーン

魔戦士「…くっ、きつい連続攻撃だったね…」

非常食「うにゃあ、強いですにゃあ…」

アークフェアリーの行動:ラフィリード

商人「アークフェアリーちゃん、いりがとー‼でも、せっかく前衛がみんな生き返ったのに、今前衛が後衛になっちゃったから攻撃が届かないよ…」

魔戦士「何言ってんだ、魔法使いをイキカエラセテ呪文で射程を伸ばせば良いだろう?」

商人「あ、そっか!リゼフェス‼」キュオーン

魔法使い「…っつう…状況は…」

非常食「にゃ、ユニハコットをお願いしますにゃ!」

魔法使い「ユニハコット…攻撃が届かないのね、分かったわ、ユニハコット‼」ギュウウー

魔戦士「よし、勝負はここからだよ‼さあ行くよ‼」




880: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/10(木) 20:10:08 ID:WasZCbmc

非常食「ふにゃー‼」ドナバキベキッ

ニョップリンの行動:混乱のブレス

魔法使いは混乱した

魔法使い「あれは…?ああ、確かサマンオサのキッチンにも居たわよね」

商人「お、落ち着いて魔法使いちゃん!いくらゲテモノ揃いのサマンオサのキッチンでも、あんなに変な生き物はいなかったよ⁉」

魔戦士「混乱なら防御させとけばしのげるさ。それより、相手のブレスはずいぶん威力が落ちてきたみたいだね」

竜王「ブレスハツカウホドイリョクガオチルカラナ」

ニョップリンの行動:瘴怪波

非常食「にゃ…!この攻撃も一撃で死にはしませんにゃ!」

商人「もしかして、この大魔公決め手に欠ける感じなのかな?今なら安全かも、リゼフェス‼」キュオーン

盗賊「…うー、おなかへったぞ…」

魔戦士「よし、みんな生き返ったね、後は攻めるだけだよ、らあっ‼」ザクザクッ

非常食「ふにゃー‼ふにゃにゃー‼」ドカバキッ

魔法使い「よし、このままならいけそうね」

商人「あ、正気に戻った!」




881: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/10(木) 20:23:48 ID:WasZCbmc

ニョップリンの行動:混乱のブレス

盗賊「なんだ?ぜんぜんきかないぞ!!」ガオー

商人「もうほとんどダメージ無くなったね!本当に後一息…」

ニョップリンの行動:デプルス因子

3レベルドレインされた

非常食「ふ、ふにゃー⁉レベルが下がってしまいましたにゃ‼」

盗賊「だ、だいじょーぶかひじょーしょく⁉とーぞくはしんぱいだぞ‼」

非常食「にゃ、盗賊さんがそんにゃに心配してくれるにゃんて…」ウルッ

盗賊「おにくのとーきゅーはさがってないか⁉うまみせーぶんはおちてないか⁉」

非常食「ふにゃー⁉お肉の心配でしたにゃ‼」

竜王「タアッ」ドスッ

ニョップリンは死亡した

魔戦士「よし、最後はあっさり終わったね。こちらの損害は0か、みんなお疲れ」フウー

非常食「みぃのレベルは損害ではないのですかにゃ⁉」

商人「ドレイン辛いよね非常食ちゃん…ああ、また嫌な思い出が…」




883: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/11(金) 23:04:48 ID:lQn7Rszk

魔法使い「ドレインは残念だったけれど、また大魔公を倒す事は出来たわね…あら」

ニョップリンのプリンを手に入れた

盗賊「おお⁉おいしそうだな‼」ジュルリ

商人「ええー⁉絶対お腹壊すよこれ!」

魔戦士「まあ、如何わしいモノには違いないだろうがね…それより、これからどうする?次の大魔公を探すかい?」

魔法使い「そうね…今日はもう町へ戻っても良いんじゃないかしら?あれほどの激闘だと、流石に疲れたわ…」

竜王「マリョクモスクナクナッタナ」

非常食「うにゃあ、みぃはドレインされたレベルを少しでも取り戻したかったですにゃあ…」

魔法使い「じゃあ、もう少しだけ魔物と戦ってから戻りましょうか。アイテムもまだまだ持てるし…」

魔戦士「ま、確かに今すぐ戻るのはもったいないかねえ」

商人「じゃあもうちょっと頑張ろー‼あ、最近誤字が増えてるのは、新しいスマホに慣れてないからだそうです、多目に見てね‼」

盗賊「べつにいままでもすくなくなかったけどな‼」

魔法使い「誰に何を言ってるのよ…」




885: ーー光の庭、3階 2016/11/13(日) 00:09:59 ID:MQ0Z2/T6

マジカルパーティー主催者「へっへー!この程度では、まだまだ!ナンビーノ先生をなめちゃいけないよ!」

ノレビス「ううう、久々の出番で良いところ見せたかったのに…」

ヨグマ「まあ、今の儂らではこれが限界かのう」

姉御「あれ?ぽんこつ女神様じゃない、こんな所でどうしたの?」

デク「ア、姉御さんたチ。ここではマジカルパーティーというものが出来ましテ…」

師匠「ほう、興味深いですな。我々もやってみますかな?」

魔術師「…必ず…優勝…」ゴゴゴ…

狩人「おお、やる気っすね。とはいえ俺とリーダーは役に立てなそうっすけどね…」

姉御「ま、良いんじゃない?やってみよー‼」

ーー

主催者「すごいすごい‼あなた達が優勝よ!」

竜戦士「おー、やったな!ブレスも効果あって良かったぜ‼」

バルモア「おお、ぶっちぎりですげーじゃねーか‼」

ノレビス「く、悔しいです…こうなったら、あの人達に頼むしかありません‼あの人達ならきっと優勝してくれるはず…」

竜戦士「他力本願かよ…」




886: ーーマーシャの酒場 2016/11/13(日) 00:22:21 ID:MQ0Z2/T6

ノレビス「という訳なんです‼敵討ちお願いします‼」

魔法使い「お願いします、と言われても…まあ、個人的には興味はあるけれど…」

魔戦士「ま、良いんじゃないかい?アタシは役に立てないけどね」

商人「やってみようよ、面白そうだし‼でも、姉御パーティーを越えるのは難しそうだよね…」

竜王「ジュツシシュタイノパーティーダカラナ」

魔術師「…出来るものなら…やってみれば…」

竜王「お、珍しく強気だな。でもまあ、おめーの魔力にはそうそう勝てないだろ」

狩人「というか、武術大会では完敗っすからね。魔力では勝ちたいっすよね…俺何もしてないっすけど…」

姉御「と、いうわけで私達はキミ達の挑戦を受けて立つ‼存分にかかってきなさい‼」

盗賊「おー、まけないんだぞですぞ‼」

魔法使い「貴方達二人とも呪文使えないじゃない…」

商人「うーん、でもあたし達、人数は多いんだから負けたくないよね!」

ノレビス「頑張って下さいね!私のために‼」

盗賊「べつにノレビスさまはどーでもいーぞ‼」

ノレビス「そんな、ひどい…」




888: 「ありません‼」 2016/11/13(日) 16:59:40 ID:MQ0Z2/T6

ーー光の庭、3階

魔法使い「さあサキュバス、最後よ!」

サキュバスの行動:ゼオナダル

非常食「にゃ、最後にゼオナダルを唱えてくれましたにゃ!」

魔戦士「召喚呪文を使うのは良いアイデアだったね。ま、100%思うようにとはいかないが…」

商人「でも、これは結構行ったんじゃない?結果は?」

主催者「へっへー!この程度では、まだまだ!ナンビーノ先生をなめちゃいけないよ!」

盗賊「おお⁉まけたのか?」

商人「えっと、あたし達は1950で2位でしょ、姉御達は…」

竜王「2379ダナ」

非常食「にゃにゃ⁉思ったより差がありましたにゃあ…」

魔法使い「流石に専門職には勝てなかったわね。召喚でなんとか差を埋めたかったけれど…」

商人「ダメだったかあ…レベルはあたし達の方がずっと上なのに、魔術師ってすごいんだね…」




889: ーーマーシャの酒場、↑から翌日です 2016/11/13(日) 17:10:30 ID:MQ0Z2/T6

非常食「という訳で負けましたにゃ…」

盗賊「かんぱいだぞ…」

魔術師「…当然…」

竜戦士「まー今回は大体お前のおかげだな、流石だよ」

狩人「っすねえ。改めて、頼もしいヒトと冒険してるんすねえ…」

姉御「そんな後衛を支えられるよう、私達ももっと頑張らないとね!」

魔法使い「逆に私達は物理に頼る所が大きいわね。こうしてみるとよくわかるわね…」

魔戦士「良くも悪くもバカ猫次第の所はあるね。ま、アタシも昨日の冒険で新しい武器が手に入ったからね、今までよりは貢献出来るはずさ」

商人「そうそう、お嬢サマにはダイヤモンドブレード、竜王ちゃんにはマンティスグローブが手に入ったよ‼これでぱわーあっぷだね‼」

竜戦士「てえ事は、そっちの戦士の剣は売ったのか。後で見に行って見るか」

狩人「あー、装備の見直しはしたいっすね」

ノレビス「うんうん、各々のパーティーが各々を支え合う、良い関係ですね!」

盗賊「ノレビスさまはいらないけどな‼」

ノレビス「そんな、ひどい…」




891: ーー翌日、マーシャの酒場 2016/11/14(月) 19:57:44 ID:fLiRJ3oI

商人「装備は、全部片付いた後に、余裕があったらね‼」

魔法使い「誰に話してるの…?それより、今日は休みという事で良いのね?」

魔戦士「ああ、経験値を溜めたまま冒険してるとドレインが怖いからね」

非常食「うにゃあ、ドレインは怖いものですにゃ…」

ノレビス「ふっふっふっ、皆さんお休みの所悪いのですが…」

盗賊「なんだ、ノレビスさま?ノレビスさまにようはないぞ、あっちいけ‼」シッシッ

ノレビス「ふふふ、そんな事言っていられるのも今のうちですよ!皆さんが休んでる間、私達はまたマジカルパーティーに挑戦して来たんです。その結果がこちら‼」バーン

商人「え、え、何?…う、うそ、1948?!あたし達と2しか違わない…」

魔法使い「驚いたわ、一体どうやって…」

ノレビス「それはヒミツです。でもこの調子だと、明日には皆さんは追い越せそうですね〜」ドヤドヤドヤッ

ヨグマ「今日魔印の属性攻撃を鍛冶であげたからのう。明日にはもっと数字が出るだろうて」

バルモア「明日にはぶっちぎるな‼」

ノレビス「という訳です、貴方達は私達の記録の下で大人しくしてると良いですよ、それじゃあ‼」〜♪

商人「く、悔しい…負けてられないよ魔法使いちゃん‼」

魔法使い「あのねえ、私達の目的はマジカルパーティーじゃないでしょう…それにしても、どんな手段を使ったのかしら…?」




892: ーー翌日、マウレアの森 2016/11/15(火) 19:25:22 ID:ojGjBCes

魔法使い「さて、今日は冒険の前にやる事があるわ。まずは黒夢の外套を作りましょう。サキュバスを召喚して…」ドゥン!

魔戦士「アタシが堕落のマントの力を解放するよ、そらっ‼」キュワワワーン

*黒夢の外套に変化した*

盗賊「おー、まえもつくったなこれ‼」

魔法使い「ええ、これはね。そして次が今日の本題よーー小さき者、蠢く者、おぞましき大群の王よ、光の下に‼出でよ、インセクターロード‼」ドゥン!

非常食「にゃ、この前契約した魔物ですにゃ?」

魔法使い「ええ。後は竜王、その王の剣の力を解放してもらえる?」

竜王「ガッテン」キュワワワーン

*クリムゾンブレードに変化した*

商人「わっ!こ、これ…これ、凄くない⁉」

魔戦士「ああ、こいつは想像以上だね。アタシは多少強力でも闇耐性のある魔魂の槍を手放す程の価値があるかは疑問だったけど、これは装備しない手はないね、装備変えなよ竜王」

竜王「ソウスルカ」

魔法使い「この剣は片手武器だし、闇耐性は盾で補えば良いんじゃないかしら?じゃあ一旦町に戻って装備を考え直しましょう。おそらく錬金も必要になると思うし…」

商人「あ、錬金はあたしもしたい!ノレビス様達にに負けないように魔印とか鍛え直して…」

魔法使い「…やる気があるのは良いけど、今日はマジカルパーティー行かないわよ…」




893: ーーミアマックの宿屋、錬金倉庫 2016/11/15(火) 19:38:46 ID:ojGjBCes

錬金術師「さて、まずは礼を言わせてもらえるかい?あんた達のおかげで、あたいもハイマスターになったよ、有難うね」

商人「わー、おめでとうございます‼」パチパチ

魔戦士「あんたがハイマスターになるのはこっちとしても都合が良いからね。後で分解待ちの装備をまとめて分解してもらうよ」

錬金術師「ああ、任せとくれ。さて、まずはこの立派な剣に霊倍打だったね?」

魔法使い「ええ、これで竜王も今までと変わらず霊体を攻撃出来るわ」

商人「あとはあたしの魔印とかエンペラーバードの属性攻撃を上げて…あ、自動回復も欲しいなあ…」

魔戦士「後はバカ猫の自動回復ももう少し上げてもらおうかねえ。ったく、すぐ死ぬからねえこのバカ猫は…」

非常食「うにゃあ、面目ないのですにゃ…にゃ、後はサブ武器だけでも良いのでみぃにも霊倍打をお願いしますにゃあ…」

魔法使い「後は私と商人の魔術抵抗も上げ直して、それから…」
錬金術師「はいはい、なんでも言っとくれ。あんた達は上客だからね、あはははは‼」

商人「上客かあ、悪くない響き…でもハイマスターになるとホント便利だね、錬金術師って!」

魔法使い「ええ、これで一気に体勢が整った気がするわ。これなら残りの大魔公とも勝負出来るはず…」

魔戦士「そう願いたいね。ま、以前みたいに一方的にやられはしないと思うがねえ」

商人「うーん、どうだろ…他にもまだ大魔公は残ってるだろうし…」




894: ーーオランド商店 2016/11/15(火) 19:51:31 ID:ojGjBCes

竜戦士「おー、これかあっちの戦士が使ってた奴は。良いな、こいつに変えるかー」

狩人「そういや竜戦士さんほぼずっとフランベルジュ使ってたっすもんね…」

師匠「流石にそろそろ力不足を感じてきましたからな、良い武器が手に入って良かったですな」

姉御「えー、こっちの剣の方が良くない?ほらこれ」

竜戦士「おお、これも良いなー…ってこれドラゴンキラーじゃねーか‼装備出来ねーよ‼」

姉御「え?そうなの?」

狩人「竜戦士さんが装備したら呪われちゃうっすよ…」

竜戦士「ドラゴニュートの俺がドラゴンをキルする武器を装備出来る訳ねーだろ‼」

姉御「なーんだ、残念…呪われる所ちょっと見たかったのに…」

竜戦士「分かってたのかよ‼」

魔術師「…もう…騒がしい…」

狩人「はは…他は何か良いのないっすかねー…そういや後衛のお二人は、昨日見つけた魔法の月桂冠とか装備しないんすか?」

師匠「我々は沈黙を防ぐ魔術師の帽子がありますからな。高い魔術抵抗は魅力ですが、今は必要ありますまい」

姉御「そっかあ、せっかく良いの見つけたのにね。ま、またなんか見つければいっか、私達運は良いからね‼じゃ、他買うものないなら出掛けるよ‼今日も頑張るよ‼」




896: ーー忘れられた地、2層 2016/11/16(水) 20:23:16 ID:qRSpVTfw

商人「二人とも、新しい武器の使い心地はどう?」

竜王「カナリイイナ」

魔戦士「ああ、なかなかの切れ味だよ。久しぶりに装備の充実を感じるね」

魔法使い「それは良かったわ。地図を見る限り、大魔公は残り二人だと思うわ。一人は、私達が全滅したあの悪魔。残りは…」

盗賊「ここにいるんだな‼」バン!

*デュークス・テリトリー 闇に降り立つ鮮烈の女帝*

非常食「うにゃあ、やっぱり凄い威圧感ですにゃあ…でも…」

商人「うん、今までの闇の気配とはちょっと違うような…あ、誰かいる!」

裁きの声「ようこそ、招かれざる客人。ここは、わたくしの宮殿。冥き星の法廷」

魔法使い「法廷…?それに、彼女の持っている天秤は…?」

裁きの声「真の戦いは、信念の中にあり。心の炎に従うならば、もはや善悪は無意味」

盗賊「なんだ?むずかしいことはわからないぞ‼」

裁きの声「貴方の信念、この秤にかけたら如何程かしら。さあ、剣をお取りなさい。闇の立法、とくとご覧あれ」

何かに遭遇した!




898: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/17(木) 20:11:23 ID:seNiih3A

魔戦士「さあ、雑魚はさっさと倒すよ‼」ザクザクッ

非常食「ふにゃー‼」ドカバキッ

サイクロプスは死亡した

竜王「ガアッ‼」ゴオオオ…

ナルヴは死亡した ウィルオーウィスプは死亡した ナルヴは死亡した ウィルオーウィスプは死亡した

魔法使い「よし、順調ね!」

商人「だね!でも…あのヒトは強そうだね。それに、そんなに悪そうな気配じゃなかったのに…」

盗賊「なかまはわるそーだな‼」

魔戦士「マヨカルにレイスか。バカ猫にも一応霊倍打を付けといて良かったね」

非常食「ですにゃ‼…にゃ⁉にゃんですかこの音は…」ゴーン ゴーン…

裁きの鐘 カウントダウンが始まった

盗賊「ううー、あたまがくらくらするぞ…」フラフラ…

商人「こ、この音って確か…早く倒さないと全滅しちゃう奴だよね⁉」

魔法使い「ええ、急がないと…まずは前の2体から…」




899: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/17(木) 20:20:20 ID:seNiih3A

魔戦士「邪魔だよ‼そらあっ‼」ザクザクッ

竜王「オオッ‼」ザンッ

マヨカルは死亡した レイスは死亡した

ヒルデの行動:タロット 正義 ドロー成功 善の戒律は祝福された

魔法使い「正義のタロットは確か…善の戒律の者の攻撃力を上げる効果だったはず…」

盗賊「ばかだなあのねーさん、とーぞくたちもパワーアップするぞ‼」キャッキャッ

魔戦士「全くだ、墓穴を掘ったねえ」

商人「ふ、二人とも中立だったよね⁉」

非常食「とにかく攻撃しますにゃ‼ふにゃー‼」ドカバキベキッ

ヒルデは眠った

魔法使い「寝た…?チャンスよ、畳み掛けるわ、アークレナード‼」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1 アークレナードの行動:魔獣の爪+1

盗賊「それー‼」プシャー

魔戦士「くたばっちまいな‼らああっ‼」ザクザクッ

ヒルデは死亡した




901: ーーマーシャの酒場 2016/11/18(金) 22:11:20 ID:CjBARhjo

魔法使い「ふう、今日も疲れたわね…商人、鑑定の結果は出た?」

商人「うん、見てこれ、この前見つけたばっかりのダイヤモンドブレードが2つも…」

非常食「うにゃあ、1つ見つけて喜んでいたのに…」

竜王「トクベツレアデモナカッタノカモナ」

魔法使い「そうかもしれないわね。まあ、余ったなら他のパーティーに使って貰えば…」

魔戦士「待ちなよ。1つは良いが、もう1つはアタシが使うよ。鍛冶錬金を使えば、ダイヤモンドブレードの二刀流も可能だろう?」

盗賊「おー、にとうりゅうかっくいーぞせんぱい‼」キャッキャッ

商人「え、でも確かメインサブ解除ってかなり良い鉱石を使わないといけないんじゃ…」

魔戦士「そんな事言うがねえ、もう大魔公もあと1体くらいなんだろう?なら出し惜しみする必要ないじゃないか」

魔法使い「そう、ね…あとあの悪魔さえ倒せば、私達のこの世界での冒険も終わりなのね…」

商人「あ…そっか、そだね…」

魔戦士「おいおい、何辛気くさい顔してるんだい?元の世界に戻れるんだ、もっと喜んだらどうなんだい?」

盗賊「うー、でもせんぱいともおわかれなんだな…」

魔戦士「あんたまで…あのねえ、まだ終わってないんだよ?しんみりするのは全部済ませてからにしてもらえないかねえ」

魔法使い「…そうね、私達には、まだもう少しだけやる事が残ってるわね…全部終わらせてから、それからね、思い出に浸るのは…」




902: ーー竜の牙、一階 2016/11/18(金) 22:29:08 ID:CjBARhjo

姉御「ーーふうっ。これで今日もみんなレベルアップ出来そうかな?」

狩人「そっすね。でもリーダー、最近いつにも増して冒険に熱心っすね?」

姉御「え?だってほら、もうすぐあの子達居なくなるんでしょ?なら、この世界は私達がいれば大丈夫‼って胸を張って言えるようでなくちゃ!」

師匠「ふむ、せっかくの門出に心配事があっては申し訳ないですからな」

魔術師「…もうすぐ…お別れ…」

竜戦士「あー、なんだかんだ寂しくなるよな。あ、そういえばあのポンコツも同じ世界の住人だったよなあ?あいつも一緒に居なくなるのか?」

狩人「あー、どうなんすかね?まああの人達と一緒に行くんじゃないっすか?」

姉御「そっか、酒場も静かになっちゃいそうだね。あれほどのポンコツな逸材はなかなかいないもんねー」

魔術師「…ポンコツな…逸材…?」

狩人「そういやあのヒト今何やってんすかねえ?」

師匠「あの方なら確か、マジカルパーティーに行くと言っていましたな。なんでも我々の記録を塗り替えるのだとか…」

魔術師「…塗り替える…」ピクッ

竜戦士「おいおい、むきになんなよ。でもまあ、俺らもまた行ってみるか?」

姉御「うーん、塗り替えられるのもシャクだし…いいよ、明日行ってみよー‼あ、あの子達も誘おっか?」

魔術師「…負けない…」ゴゴゴ…




904: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/19(土) 22:59:11 ID:v//EaFWQ

ノレビス「第一回‼ドキドキ☆マジカルパーティー最強決定せーん‼」

姉御「わー‼」パチパチ

竜戦士「そんな大会だったのか…」

師匠「ふむ、皆で切磋琢磨しあって高みを目指す、なかなか良い事だと思いますぞ…我がデシヨ、そう落ち込むものではありませんぞ」

魔術師「…負けた…前回より…ほとんど伸びなかったし…」

竜戦士「あー、それは多分俺のせいだよ、ほら、今はフランベルジュ装備してないしよ…」

狩人「この大会は楽器以外は装備してるもので、って決まりなんすよね…」

姉御「それにしてもポンコツ女神様達は伸びたねー、3000超えなんてさ!」

ヨグマ「まあ、タロットのおかげだのう」

ノレビス「そうです、タロットの魔術師を引けば呪文ダメージが2倍‼やっぱりタロットは凄いですね‼」ドヤドヤドヤッ

魔術師「…悔しい…」

デク「結果ハ、デク達が3099、姉御さん達が2398でしタ。後はあの方たちだけですガ…」

バルモア「あいつらなら呪文が得意なモンスターと契約してから来るって言ってたぜ‼ぶっちぎりでセコい奴らだな‼」

姉御「あの子達って、ああ見えて負けず嫌いだよねー。だからこそあそこまで強くなれたのかなあ?」

竜戦士「かもなー。まあうちにも負けず嫌いはいるし。いつかまたリベンジだな‼」




905: ーー忘れられた地、1層 2016/11/20(日) 20:04:38 ID:qT9AqRmc

魔法使い「4つなる魔力の本質よ、我が元へと来たれ‼」パアア…

契約に成功した

非常食「にゃ、呪文が得意な魔物と契約出来ましたにゃ!」

商人「うーん、でももうちょっと魔術師!って感じのモンスターが良かったなあ…」

魔戦士「贅沢だねえ、小娘のくせに」

商人「コムスメじゃないし‼だって、やるからには勝ちたいよ‼」

魔法使い「気持ちは分かるけど、もう時間がないわよ。今日中に行くって言ってしまったし…」

盗賊「あねごたちをまたせてるんだぞ‼はやくいくんだぞ‼」

商人「わ、分かったよ…でも、そもそも魔法使いちゃんがサキュバスをマントに変えちゃったから改めて契約しなきゃいけなくなったんだよ?」

魔法使い「貴方、サキュバス嫌いだって言ってたくせに…まさかマジカルパーティーで大会なんてすると思わなかったのよ」

竜王「トツゼンダッタカラナ」

魔戦士「ま、アタシらは何も出来ないが、名を残せるなら悪くないさ。そのための努力もね。さあ、行くよ」

商人「おー‼ノレビス様には負けないよー‼」




906: ーー光の庭、3階 2016/11/20(日) 20:15:21 ID:qT9AqRmc

ノレビス「さあ、さんざん待たせた不届き者達の結果は如何に⁉ 」

盗賊「ノレビスさまほどふとどきじゃないぞ‼」

姉御「あは、確かにね!デク、結果を発表してよ!」

デク「はイ、結果ハ…2808でス!」

盗賊「おお⁉にいか‼」

バルモア「ぶっちぎりで優勝だな‼」

魔術師「…最下位…」

竜戦士「あー、運が悪かっただけだよ。そう気を落とすなよ、な?」

狩人「そっすよ…あー、俺も呪文覚えとけば良かったっすかねえ。狩人だと錬金呪文と相性良いんすよね…」

師匠「しかしそれだと狩人としての成長がおくれますからな、致し方ありますまい。何、これを糧により精進すれば良いだけです、我が弟子よ」

魔法使い「それにしても、ノレビス様達が優勝は意外だったわ。まさかタロットが有効だなんて…」

ノレビス「ふふふ、貴方達が世界を救って名を残すように、私もこれで名を残しました‼」ドヤッ

魔術師「…消してみせる…」ゴゴゴ…

商人「わ、燃えてる…でもあたし達が二位になれたのはやっぱり召喚モンスターのおかげだよね。あと、魔法使いちゃんの血の盟約だね」

魔戦士「召喚師のレベルが上がれば魔物のレベルも上がる訳だ。もう少しレベルを上げれば追い越せそうだが、まあ勘弁してやるかねえ…」




908: ーー翌日、マーシャの酒場 2016/11/21(月) 19:39:16 ID:ZpnlQz6w

商人レベル49「うーん、ノレビス様に負けたのは未だに悔しいけど…昨日はちょっと良いアイテム出たよね!」

魔戦士レベル60「アゾットの剣だね。ま、アタシらには装備出来ないが、初めてのアイテムを見つけるのは悪くない気分だね」

盗賊レベル67「レベルもあがったしな‼」

非常食45「にゃ、みぃもドレインされる前くらいまでレベルが戻りましたにゃ」

竜王45「サンニンオナジダナ」

魔法使い45「そうね、転職経験のある私と竜王に、ドレインされた非常食が並んだ形ね。そして、残る大魔公はあと1体…」

商人「あの悪魔だよね。今度は勝てるかなあ…?」

魔戦士「やってみなきゃ分からないけどね、ま、アタシは行けると思ってるよ」

魔法使い「そうね、今度こそ倒せると思うわ。そしてそれが…私達の、今回の旅の終点ね…」

商人「うん、そだね…」

魔戦士「まーた暗くなってるのかい?この前も言ったように、まだ終わってない、そうだろう?一度負けたあいつを倒さないと、いつまでも旅は終わらないよ」

魔法使い「ええ、分かっているわ。今度こそ、今度こそはきっと…」

盗賊「おー‼けちょんけちょんにしてやるぞ‼」ガオー




909: ーー忘れられた地、2層 2016/11/21(月) 19:47:11 ID:ZpnlQz6w

商人「…ふう、またここに来たね…」

非常食「にゃ、相変わらずすごい気配ですにゃあ…」オアー…

竜王「アイツハツヨカッタナ」

魔法使い「ええ、久しぶりに手も足も出ない、という感じだったわ。でも、あれから私達も強くなってる…」

魔戦士「ぐたぐた言うのは終わりだ。さあ、決戦だよ。後輩、そこの扉を開けておくれよ」

盗賊「おー‼たのもーだぞ‼」バタン!

峻厳なる悪魔「ふん、再び客人かと思えばまたお前達か。手加減なぞしてやらんぞ?」

商人「の、望むところ‼…ではないけど、今度は負けないからね‼」

非常食「にゃ、倒してみせますにゃ‼」ニャオー

峻厳なる悪魔「ふん、何度来ても…同じことよ」チャッ

魔法使い「いくら貴方が強くても、そう何度も負けてはいられないわ!さあみんな、戦闘開始よ‼」

何かに遭遇した!




911: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/22(火) 19:51:37 ID:10tBGXn2

魔戦士「雑魚はさっさと退いてもらうよ‼そらあっ‼」ザクザクッ

非常食「ふにゃにゃー‼」ドカバキベキッ

商人「ーー大地に遍く精霊達よ、我が大魔導の初音を聞け‼いっくよー、エンテルクミスタ‼」キュオピィーン!

ヘルライダーは死亡した ケルベロスは死亡した ヘルマスターは死亡した

魔法使い「やるわね商人!私も…ジアカラド‼」ドゴーン!

アークデーモンは死亡した

盗賊「おー、ふたりともまほーすごいな‼」キャッキャッ

竜王「ザコハカタヅイタナ」

魔戦士「ああ、あとはあいつだけだ、らあっ‼」ザクザクッ

非常食「ふにゃー‼…にゃ、にゃかにゃかあたりませんにゃ…」

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス

竜王は死亡した

商人「そ、そんな…⁉まだ耐えられないの⁉」




912: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/22(火) 19:58:38 ID:10tBGXn2

魔法使い「落ち着いて!次が来るわよ!」

ダリシアマルテの行動:魔斧バルタギアス

盗賊は死亡した

魔戦士「ちっ!他の大魔公の攻撃なら一度は耐えた後輩が…!」

魔法使い「やっぱり長引かせるのは危険ね…アークレナード!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

非常食「今度は当ててみせますにゃ‼ふにゃー‼」ドカバキベキッ

ダリシアマルテは眠った

商人「眠った⁉み、みんなチャンスだよ‼」

魔戦士「分かってるよ‼いくら守備力が高くても、今なら当たる‼喰らいな、ダイヤモンドブレードの二刀流を‼そらあっ‼」ザクザクッ

ーーダリシアマルテは死亡した

非常食「にゃっ⁉や、やりましたにゃ‼さすがお嬢様ですにゃ‼」

魔法使い「勝った…?勝ったのね、良かった、これで…」




913: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/22(火) 20:15:56 ID:10tBGXn2

盗賊「…んー、おなかへったぞ…ん?あのあくまのおっちゃんどこだ?」キョロキョロ

魔法使い「あの悪魔なら倒したわよ。凄かったのよ、最後の魔戦士の一撃、いえ二撃ね」

盗賊「おー、さすがせんぱい‼」キャッキャッ

魔戦士「ま、良い鉱石使って二刀流にした訳だからね、これくらいはやるさ。それより、やっと終わったね」

非常食「ですにゃ…にゃ?あれは…」

ダリシアマルテの魔斧を手に入れた

竜王「アノアクマノオノダナ」

魔法使い「これで大魔公は全員倒したはずよ。後は、
ヒズベルトが約束を守ってくれるなら、これで私達はアレフガルドへ帰れるはずよ」

盗賊「じゃあこれからヒズベルトねーさんのところにいくのか?」

魔法使い「いえ、まずは町に帰りましょう。大魔公を倒して疲れたし、何より…」

商人「うん、姉御達や町のみんなにお別れ言わないとね…」

非常食「うにゃあ、お別れなのですにゃ。寂しくなりますにゃあ…」

魔戦士「ったく、バカ猫だねえ。もともとこの為に冒険してきたんだ、もっと喜んでやりなよ」

非常食「うにゃあ、それはそうですが…そうですにゃ。皆さん、おめでとうございますですにゃ」

魔法使い「ありがとう、非常食。でも、本当に終わったのね。なんだか力が抜けてしまったわ…」




915: ーーマーシャの酒場 2016/11/23(水) 19:55:32 ID:9D5C1tNQ

姉御「そっかあ、帰れる事になったんだ。おめでとう、だね」

魔法使い「ありがとう。貴方達には本当にお世話になったわね…」

非常食「にゃ、何度も全滅しては助けられましたにゃあ…」

狩人「まあ、それはお互い様っすからね。後半は俺らの方が助けられっぱなしだったっすし…」

商人「でも、結局助けられた方が多かったよね?あたし達最初の頃本当全滅ばっかりで…」

竜王「フツカレンゾクゼンメツシタリナ」

師匠「しかし前半の全滅と後半では救出難度も金額も違いますからな、一概にどちらがより助けられたとは言えますまい」

竜戦士「ま、それらも含めてお互い様だよな、冒険者はよ」

魔術師「…装備も…おかげで整った…」

魔戦士「それもお互い様だけどね。ま、アタシらはまだまだここで冒険者やるし、これからもよろしく、だけどね」

非常食「ですにゃ」

姉御「あ、みんなが行っちゃう訳じゃないんだもんね。これからもよろしく!でも四人…五人か、居なくなっちゃうのは寂しくなるかもね」

盗賊「あねごともおわかれなんだぞ…」シュン

竜戦士「ちびすけもさすがにしおらしいな。まー、もう会えないとなればなー…」

姉御「え?なんで?もう会えないの?」




916: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/23(水) 20:08:55 ID:9D5C1tNQ

狩人「いやいやリーダー、このヒト達は故郷の世界に帰るって話をっすね…」

姉御「だからさ、帰れるって事は行けるって事じゃないの?」

商人「えーと、あたし達はヒズベルトさんに特別に…」

姉御「でも、キミ達の世界にこっちの世界に来れる手段があったんでしょ?ならこっちにキミ達の世界に行ける手段があるかもしれないじゃない?」

魔法使い「…なるほど、それもそうかもしれないわね…」

姉御「私達は冒険者。これからも冒険を続けていれば、世界を行き来するなんて朝飯前…になるかもよ?」

竜戦士「そう簡単に行くかあ?…いや、それを可能にするのも冒険者か」

師匠「やはりリーダーは流石ですな。この年寄りの好奇心、探求心も刺激してくださる。有難い事です」

姉御「まだ老け込むには早いからね師匠!ま、そういう訳だから。だからサヨナラざゃなくてさ、何て言うのかな…」

盗賊「またいつか、だな‼」

姉御「あ、それ良いね!じゃあキミ達、またいつか‼」

商人「うん、またいつか‼」

魔法使い「ええ、またいつか。この世界にももう随分深く関わったし、また見に来られたら良いわね…それに、貴方達に私達の世界を、アレフガルドを見てもらいたいし…」

姉御「あ、行きたい行きたい‼そうだね、その気になればあのヒズベルトとかいうヒトの弱みを握ってでもそっちに行くよ!」

商人「あ、姉御、あのヒトには聞こえちゃうよ…」




918: ーーミアマックの宿屋、ロイヤルスイート 2016/11/24(木) 19:27:21 ID:f5gvdjYg

商人「久しぶりのロイヤルスイート‼おふとんだーいぶ‼」バフッ

魔戦士「おいおい、その馬小屋臭い体でベッドに入るんじゃないよ。ったく小娘は…」

商人「あたしコムスメじゃないし、馬小屋臭くないし‼…でも風呂入ってからにしようかな…あ、そういえば盗賊ちゃんは?」

魔法使い「盗賊なら食堂に行ったわよ。ごちそうを食べつくすぞ‼とか言いながらね」

商人「あ、そっか。ホントに食べ尽くさなきゃ良いけど…」

魔戦士「それにしても、またロイヤルスイートに泊まるなんて思いきったじゃないか。ケチなあんたがさ」

商人「ケチじゃないよ、ケンヤクカだよ‼だって、もうお金持ってても仕方ないし…」

魔法使い「そうね、最後に贅沢してもバチは当たらないわよね。急いで帰る理由もないし…」

魔戦士「はっ、帰れると決まったら余裕だねえ」

商人「姉御はああ言ってたけど、帰って来れる保証もないし、最後くらいゆっくりしたいよ。さー、それじゃ寝るよー‼」

魔法使い「お風呂入るんじゃなかったの…?」

魔戦士「全くだ、馬小屋臭い体で寝てもろくな夢見ないよ」

魔法使い「全滅する夢なんか見たりしてね」クスクス

商人「そんな夢見ないよ‼お金のお風呂で泳いでる夢見るんだから‼…でもお風呂は忘れてたよ、行ってこよ…」

魔法使い「ええ、お風呂に入ればきっと良い夢が見られるわよ、きっと…」




920: ーー忘れられた地、深層 2016/11/25(金) 22:32:12 ID:ZTs.gVRE

商人「………あれ?お金のお風呂は?ロイヤルスイート…」キョロキョロ

盗賊「しょーにん、ついにぼけたのか?かわいそうだな…」

商人「哀れまなくて良いよ‼それよりここって…」

魔戦士「ったくしょうがない小娘だねえ。ここはあの忘れてた地の深層じゃないか」

非常食「にゃ、まさかあのダンジョンに続きがあったとは思わなかったですにゃあ」

竜王「マモノモキョウリョクソウダナ」

商人「えっ…と、私コムスメじゃないけど、まだ何がなんだか…魔法使いちゃん?」

魔法使い「……ええと…」

魔戦士「なんだ、あんたまで呆けてるのかい?困ったもんだよ」

商人「あーっ‼あれだね、ちょっとスレが余りそうだから1日だけ続きやって埋めよっかーみたいな?」

魔戦士「お、珍しく察しが良いじゃないか。ほら、分かったらとっとと行くよ」

盗賊「おー‼おいしいもの見つけるぞ‼」キャッキャッ

魔法使い「…私だけが事態を飲み込めていないようね。まあ、冒険するだけならいつもと同じね…」




921: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/25(金) 22:40:09 ID:ZTs.gVRE

非常食「…うにゃあ、ここの魔物は強いですにゃあ」

商人「うーん、なんだろうね。モンスターのメンツはそんなに変わらないんだけど、数なのか組み合わせなのか…」

盗賊「うー、もうあのほねみたくないぞ…」モグモグ

魔法使い「サマエルね。それにしてもベヒモスをあっという間に捌いたわね盗賊…」

魔戦士「流石肉の事なら誰よりも…おい‼隠れろ‼」

商人「え?な……え⁉こ、こ、こ、これって…!」

魔法使い「な…!気配だけで押し潰されそうだわ!こんな、こんな存在が…!?」

竜王「オソロシイ…」カタカタ…

商人「りゅ、竜王ちゃん…で、でもこの、これは…隠れてやり過ごすしか…」

盗賊「なんだこのでっかいかげ?とーぞくは食べれないやつなんかにまけないぞ‼」ガオー

魔法使い「ちょっ、盗賊⁉いけな…」

何かに遭遇した!




923: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/26(土) 23:54:08 ID:VKrbTRdg

商人「こ、こうなったらやるしかないけど…」

創命神影イルドラハの行動:炎のブレス

魔戦士「くっ…!いきなり強烈じゃないか!」

非常食「にゃ、でも耐えられない程ではにゃいですにゃ!ふにゃにゃー‼」ドカバキッ

魔法使い「頼むわよ、アークレナード!」

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

商人「あたしも続くよ、ジアカラド‼」ドゴーン!

盗賊「おー、ふるぼっこだな‼」

創命神影イルドラハの行動:ラフィリード

竜王「カイフクシタナ」

非常食「にゃにゃ⁉今までのダメージが帳消しですにゃ‼」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

アークレナードは死亡した

魔法使い「アークレナード!くっ、どうやら厳しい戦いになりそうね…!」




924: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/27(日) 00:08:26 ID:KLkl3G/M

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

竜王は死亡した

魔戦士「おいおい、歯が立たないじゃないか!なんなんだこいつは⁉」

魔法使い「分からないけど、このままズルズルいくわけには…商人、竜王の蘇生を!来なさい、アークフェアリー‼」ドゥン!

商人「あ、回復はアークフェアリーちゃんに任せるんだね?じゃああたしが…」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

非常食は死亡した

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

魔戦士は死亡した

盗賊「おお⁉せんぱいもおにくもしんじゃったぞ‼」

魔法使い「これは…後はウルマクルに頼るしか無いのだけれど…商人、『健康と回復』は示されている?」

商人「ご、ごめん、あたしには示されてないよ…魔法使いちゃんもダメなんだね?」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

盗賊は死亡した

商人「ああっ⁉もう、なんでこんな時に『健康と回復』が出ないの⁉それに、この…この魔物、強すぎるよーー」




926: ーーミアマックの宿屋、ロイヤルスイート 2016/11/27(日) 20:10:08 ID:KLkl3G/M

商人「うわあっ⁉」ガバッ

盗賊「なんだしょーにん、どーしたんだ?」

魔戦士「ったく、寝惚けてるんだね小娘は」フゥ…

商人「あたしコムスメじゃないし‼…ってあれ?夢?だったの??」

魔法使い「もう、本当に寝惚けてるのね。せっかくのロイヤルスイートなのに、良い夢見られなかったのね」

商人「あ、うん、そうだね。なんかすっごく強い敵にボコボコにされてさ…」

魔戦士「全滅したのかい?ったく、夢の中でまで全滅しなくても良いじゃないか」

盗賊「しょーにんだからしょーがないな‼」

商人「そんな、ノレビス様だからしょうがないみたいに言わないでよ‼」

魔法使い「ノレビス様に対する敬意とか無いのね…」

魔戦士「ま、夢で良かったんじゃないかい?実際にしたら金がかかるしねえ」

商人「そっか、そうだね。夢だったから良かった…な訳ないよ‼」

魔法使い「ど、どうしたの⁉」

商人「負けっぱなしで終われないよ‼もうスレも残り少ないから修行パートははしょるけど、あの神影だけには勝つ‼絶対かーつ‼」ガオー




928: ーー41日後、マーシャの酒場 2016/11/28(月) 20:32:52 ID:hTT7tTro

魔法使いレベル46→74「あれから随分経ってしまったけれど…みんな強くなったわ」

魔戦士レベル62→98「ああ、後輩は100を超えたね。アタシももう少しだったが…」

盗賊レベル69→102「100こえたぞー‼」ガオー

非常食レベル45→70「煮夜、魅威は強者との闘いのみを望む煮夜…」ニャウン…

竜王レベル45→68「アレフガルドダケデハタリヌ、アリアハンヲワガモノニ‼」ガオー

商人レベル50→79「お、男の子二人はノリが変わったね…」

魔戦士「ったく、バカ猫の癖に生意気なんだよ」ゲシゲシッ

非常食「ふ、ふにゃー⁉蹴っちゃダメですにゃ‼」オアー…

魔法使い「レベルが上がっても貴方達は変わらないのね…さあ、レベルも上がったし、またあの敵に挑もうかしら?」

盗賊「とーぞくはいろいろぬすみたいぞ‼」

商人「そっか、レベルが上がったから今まで盗めなかった物も盗めるかもね。じゃあどうしよっか?」

魔戦士「なんでも、この前の敵は滅多に会えない敵らしいじゃないか。なら、奴を探しながら、途中会った魔物から武具をぶんどるって形で良いんじゃないか?」

魔法使い「なるほど、それが良いかも知れないわね。その過程でまたレベルアップ出来るかもしれないし…」

商人「よーし、じゃあ行ってみよっか?今度は負けないぞー‼…たぶん」




929: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/11/28(月) 20:42:59 ID:hTT7tTro

竜戦士「おいおい、あいつらまた随分強くなったな…」

姉御「なんかね、エルミナージュで昔戦った敵と連戦したんだってさ」

魔術師「…ドラゴン…ケンタウロスとかいう…」

師匠「ふむ、詳細不明の強敵でしたな。あの魔物相手に連戦出来るのは彼ら位のものでしょうな」

狩人「そーなんすね…俺らも真似すれば強くなれるのかとおもったんすけど…」

姉御「真似なら出来るよ、ううん、私達ならもっと上手く出来るよ‼確かお店にドラゴンキラー売ってたよね?あの子達が今使ってるのの他にもう1つさ」

竜戦士「ああ⁉だから俺は装備出来ねーよ‼」

姉御「キミじゃないよ、狩人君が持つの!狩人君の速攻なら、相手が動く前に倒せるでしょ?」

竜戦士「あー、なるほど…で、お前あんなバカでかい剣使ってちゃんと魔物に当たんのか?」

狩人「え、あ、えーと…ど、努力するっす…」

師匠「ふーむ、まずはレベル上げからですかな…」

魔術師「…レベル上げの…為の…レベル上げ…?先が長い…」




930: ーー翌日、マーシャの酒場 2016/11/29(火) 19:33:59 ID:mGPl/zOA

魔法使い「…あんなに勇んで出発したのに、まさか深層で全滅するなんて…」

竜王「フツウニゼンメツシタナ」

盗賊「ぬすもーとしてたらみんなしんだぞ…」

商人「流石にドラスグロリアとスフィンクスを相手に盗みだけに集中するのはまずかったね…」

魔法使い「挙げ句盗めたと思ったら逆鱗だったし…私もいろんな魔物と契約しようとしたけど上手くいかなかったわ…」

魔戦士「レベルが上がれば、単純な強さだけでなく盗みや契約も楽になるはずだったんだけどねえ。それよりバカ猫、なんでアタシの武器ちゃんと準備しなかったんだ⁉ドラゴンキラーのまま冒険に出ちまったじゃないか‼」ゲシゲシッ

非常食「ふにゃー⁉そ、それはお嬢様が悪…ふにゃー、蹴っちゃダメですにゃ‼」オアー…

商人「もー、よしなよ!…でももしかして、あたし達まだまだ強さが足りないんじゃ…」

魔法使い「かもしれないわね。契約や盗みを狙わなければもっと戦えたと信じたいけれど、この結果は自信無くすわね…」




933: ーー五日後、マーシャの酒場 2016/11/30(水) 20:25:37 ID:4kDIkPIs

商人「…あれから、またドラケンさんと戦ったり深層に行ったりしたけど…」

魔法使い「やっぱりダンジョンに行くのが一番効率は良いわよね。経験値、アイテムが手に入って、契約や盗みも狙えて…」

盗賊「とーぞくはこくようせきのブーメランをてにいれたぞ‼あとついにりゅうのつめをぬすめたぞ‼」ガオー

非常食「にゃ、これでみぃも久々にパワーアップなのですにゃ‼」

魔戦士「竜の爪+3みたいな武器を装備出来るようにするにもあんたらは呪い解除が必要だし、そのための鉱石も冒険で手に入る訳だしねえ。ま、問題は…」

竜王「ジカンダナ」

商人「うーん、まだ70近くあるし、大丈夫だと思うけど…」

盗賊「いざとなったらへーしやおやぶんたちのでばんをなくせばいいだけだな‼」

商人「う、うーん、それもちょっと…」

魔法使い「兵士の出番…?まあ、いくら帰るのを急いでいないとはいえあまりもたもたするのもね。とはいえ、あの神影に勝てるようになるにはどのくらいかかるのか…」

非常食「にゃ、見当もつきませんにゃあ…」




935: ーー四日後、忘れられた地、深層 2016/12/01(木) 20:44:17 ID:Unc38kN.

盗賊「なんといわれよーとしんえーたおすまではおわらないんだぞ‼」

商人「書いてるヒトの負けず嫌いに火が付いちゃったから…でも、どっちの希望にも沿える方法が1つだけあるよ!」

魔戦士「神影を今すぐ倒す事だね。それが目的なんだから当たり前だけどね」

魔法使い「そう思って深層まで来たのだけれど…今日は会えなかったわね」

竜王「イツデモアエルワケジャナイカラナ」

非常食「うにゃあ、非常に辛い1日だったのですにゃ…」オアー…

商人「非常食ちゃん…ヴァンパイアロードにドレインされて、またレベル下がったから元気ないね…」

魔戦士「ったく、ふんどしでも装備しときなよバカ猫が!」

魔法使い「仕方ないわ、売り切れだったんですもの…」

商人「それ以前に、ふんどし締めてる非常食ちゃん可愛くないよ…」

魔戦士「ま、魔物との契約は進んだんだ、パーティー全体としては上手くいってるんじゃないかい?」

魔法使い「そうね、ソウルスレイヴと、何よりメデューサと契約出来たのは良かったわ。体力のある回復役を手に入れられたのは大きいわね」

商人「ソウルスレイヴはレベル上げ用だよね?アークメイドと毎ターン交代で召喚すればいつも全快に近くなるっていう…便利だけど、そろそろレベル上げは終わりにしたいよね…」




937: ーー二日後、忘れられた地、2層 2016/12/03(土) 00:32:35 ID:zpR9NXGo

盗賊「ん?なんでみんなどーせでてもふびんなめにしかあわないやつのことがそんなに…」

商人「と、盗賊ちゃん、しー!」

魔法使い「あら、あの人何か不憫な目にあってたかしら?」

商人「………うん、今正に不憫というか…」

魔戦士「へえ、不憫な目にあうと人気が出るらしいよ、あんたも人気者にしてやるよ」ゲシゲシゲシッ

非常食「ふにゃー⁉みぃは人気が出なくても構いませんにゃ‼」オアー…

魔法使い「また貴方達は…それより、今日も神影と会うために忘れられた地に来ているわ。前と違って2層目と3層目を歩いているのだけれど…」

竜王「コッチノホウガマモノガヨワイシナ」

商人「うん、ていうか深層で探す意味はあんまりなかっ…あ、ああ‼」ビクッ

魔戦士「この気配…来たね‼」

盗賊「きょうはあえたな‼こんどはまけないぞ‼」ガオー

魔法使い「ええ、相変わらず恐ろしい気配だけれど…今度は勝ってみせるわ‼いくわよ‼」

非常食「にゃ、やってやりますにゃ‼」ニャオー

何かに遭遇した!




939: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/04(日) 00:18:35 ID:IHvBhHT2

魔戦士「アタシの武器には両方とも神影への倍打が付いてる、一気に仕留めるよ、そらそらあっ‼」ザクザクッ

非常食「にゃ、みぃの新しい爪もですにゃ‼」ドカバキッ

魔法使い「私はオラースを唱えて…みんなの攻撃を更に強力にするわよ!」キュイイーン

商人「みんなこの日に備えて準備してきたもんね!これなら…」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

魔戦士は首をはねられた!

盗賊「せんぱい‼」

魔法使い「クリティカル⁉いけない、次が来るわ!」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

竜王「グッ…!タエタゾ!」

商人「竜王ちゃんは特殊抵抗アップがあるから簡単には首切られないよね!あたしはお嬢サマを…リゼフェス‼」キュオーン

魔戦士「くっ…!やってくれたじゃないか!」

魔法使い「落ち着いて!大丈夫、体勢は大きく崩れなかったわ、ここからよ!」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

アークレナードは死亡した




940: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/04(日) 00:31:10 ID:IHvBhHT2

非常食「にゃ、召喚してた魔物が‼」

魔法使い「大丈夫、また召喚すれば良いだけよ‼それにしても、やはり苛烈な攻撃ね…」

竜王「ハヤクタオスゾッ‼」ザンッ

盗賊「とーぞくもあたらしいぶーめらんだぞ‼」ヒュンヒュン

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

非常食「ふにゃー⁉にゃ、にゃんとか持ちこたえましたにゃ…反撃するのですにゃ‼ふにゃー‼」ドカバキベキッ

創命神影イルドラハは毒を受けた

商人「毒⁉た、確か毒ってそのヒトの体力が多いほど効き目が強いはずじゃ…こ、これっていけるんじゃない⁉」

魔法使い「ええ、このまま運良く…」

創命神影イルドラハの行動:フィリード

魔戦士「はあ⁉全快しやがったよ‼」

盗賊「むー、ひきょーだぞ‼ボスがベホマつかっちゃいけないんだぞ‼ボスしっかくだぞ‼」ブーブー

魔法使い「ベホマじゃないわよ…状態異常も治せるからベホマより強力だけど…私はまたアークレナードを…」ドゥン!

創命神影イルドラハの行動:ブレス

非常食は死亡した




941: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/04(日) 21:03:59 ID:IHvBhHT2

商人「ひ、非常食ちゃん‼さっきの攻撃は何とか耐えてたのに…リゼフェス‼」

非常食「にゃ、フラフラしますにゃあ…」

魔法使い「まずいわね、一旦アークレナードは引っ込めるわ、アークメイド、お願い!」ドゥン!

メイドリカバリー:魔戦士は全快した 非常食は全快した

魔戦士「よしここから立て直して…」

創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指 創命神影イルドラハの行動:炎の腕+1、輝く指

魔戦士は首をはねられた! 非常食は死亡した

竜王「フタリタオレタゾ!」

商人「だめだよ、このままじゃ…我が願い、魔力に乗りて神界に届け‼奇跡の星よ、遠き空より降り注げ‼ウルマクル‼」プァーン

魔戦士「くっ…なんだ?いつもと違って傷が残ってない…?」

非常食「にゃ、全快ですにゃ‼」




942: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/04(日) 21:13:07 ID:IHvBhHT2

魔法使い「商人がウルマクルを使ったのよ!悪いわね商人、それを使うとレベルが下がってしまうのに…」

商人「ううん、前と違って今回はいけるかもしれないもん、出し惜しみはしないよ‼」

魔法使い「そうね、私が使えれば良かったんだけれど…アークレナード‼」ドゥン!

アークレナードの行動:魔獣の爪+1

非常食「にゃ、みぃも続きますにゃ‼ふにゃにゃー‼」ドカバキベキゴキィッ

創命神影イルドラハは眠った

盗賊「ねむったな、うえのまおーみたいだぞ‼それー‼」ヒュンヒュン

竜王「ウオオッ‼」ザクッ

魔戦士「そのままずっと眠ってな‼そらあっ‼」ザクザクッ

商人「あ、目が覚め…」

非常食「もいっちょですにゃ‼ふにゃー‼」ドカバキッ

魔戦士「いいかげんーーくたばっちまいな‼」ザクザクッ

ーー創命神影イルドラハは死亡した




944: ーーミアマックの宿屋、馬小屋 2016/12/05(月) 19:47:45 ID:AUl01Cy.

魔戦士「ーーったく、あんた達もう何日も居ないんだろう?最後はロイヤルスイートに泊まれば良いじゃないか」

商人「うーん、でもさ…」

盗賊「…それで、しんえーがどーん‼でブレスがグアーっ‼で……」

姉御「ええー⁉じゃあこう、ガガッ‼と来た感じなの⁉」

盗賊「ガガッ‼でゴゴー‼でどーん‼なんだですだぞ‼」

魔法使い「…あれで良く会話を成立させてるわね…」

魔戦士「ま、ああやっておしゃべり出来るのも最後かもしれないし、仕方ないかねえ」

魔術師「…ありがとう…私達の…為に…」

商人「ううん、あたしもみんなといろんなお話したいし、一番お世話になった馬小屋にも…」

盗賊「しょーにんはうまごやのにおいがにあうおんなだからな‼」

商人「似合わないよ⁉臭いが似合うって何⁉」

魔法使い「確かに馬小屋には世話になったわね。この世界の冒険者は劣悪な環境にも負けず、逞しいわよね…」

姉御「キミ達が一番逞しかったんだけどね!つまり一番馬小屋が似合うって事!」

商人「ええー…そんなのやだ…」

魔法使い「まあ、一番馬小屋に泊まったのは私達だから、間違ってはいないのでしょうけれど…それにしても、馬小屋とはいえもうすぐお別れとなると寂しいものね…」




945: ーーミアマックの宿屋、馬小屋 2016/12/05(月) 20:17:09 ID:XrMzlGiU

魔戦士「あれから6日も馬小屋に泊まって…ったく、もうレベル上げても意味ないっていうのにねえ…」

商人「でも、お嬢サマ達はまだ冒険者続けるんでしょ?」

魔法使い「……ん、おはよ…」

盗賊「お、いちばんのねぼすけがおきてきたぞ‼しゅっぱつだな‼」

魔法使い「…何も言い返せないのが悔しいけど…」

ミアマック「おい、お前達この町から離れるんだって?寂しくなるな…元気でな」

マーシャ「これで最後かもしれないって言うから見送りに来たよ。いつかまたね」

ナーウィ「お客さんが居なくなると武器の仕入れが滞っちゃうよ!また来て色んな物を売ってくださいよ!」

ヨグマ「お主達には世話になったのう。さらばじゃ、またな」

バルモア「ぶっちぎりでまた会おうぜ‼」

デク「バラバラになったデクを助けてくれた恩は忘れませン。また会う日まデ!」

商人「みんな、ありがとう…あれ?姉御達は…」

マーシャ「もう冒険に行ったよ。あんた達の世界に行く方法を1日でも早く探してやるってね」

盗賊「きっとまたあえるんだぞ‼」

魔法使い「そうね…じゃあみんな、またいつか…」




947: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/06(火) 19:46:15 ID:mKLSPLGA

姉御「ーー行っちゃったね…」

竜戦士「ったくよう、こんな物影でこそこそ見てないで堂々とお別れすりゃ良いじゃねーか」

姉御「そうはいかないよ。私達はこの世界では先輩なんだからね、冒険者たるものこうあるべし!って姿を見せないと…」

竜戦士「はいはい、ホントカッコつけというか…」

魔術師「…意地っ張りと…いうか…」

姉御「でも私だって心は痛んでるんだぞ‼あっちには人間の女の子も多かったし、狩人君の恋人候補にどうかな〜って考えてたんだよ?ほら、特に商人ちゃんとかキミと同い年だったでしょ?ちょうどいいかもねーなんて考えてたんだけど…」

狩人「あ、あー、そういうのはホント、間に合ってるんで…」

姉御「ホントに〜?私と同じで冒険が恋人とか言い出したら手遅れなんだからね、あはははは‼」

狩人「ぼ、冒険が恋人っすか…」フウ…

姉御「ま、またいつか新しいコ見つけてきてあげる‼私はこう見えても顔が広いんだからね‼」

狩人「あ、はあ…」

師匠「いや、流石はリーダー、パーティーメンバーの私生活のサポートも抜かりないですな」

竜戦士「…なあ、最近気づいたんだがよ、じーさんもちょっと天然入ってるよな…」ヒソヒソ

魔術師「そんな事…!………少しだけ…」




948: ーーエルミナージュ、司書の部屋 2016/12/06(火) 20:04:59 ID:mKLSPLGA

ヒズベルト「いらっしゃい。皆とお別れは済ませてきたようね」

魔法使い「ええ、待たせてしまったかしら?ーーあら」

ノレビス「もー、待ちましたよ‼待ちくたびれました‼」ブーブー

商人「あれ?ノレビス様、なんで?」

ノレビス「なんでって、私もアレフガルドに帰るんですよ‼決まってるじゃないですか‼」

盗賊「ん、ノレビスさまはべつにアレフガルドにいらないぞ?」

ノレビス「私の作った世界ですよ⁉」

魔戦士「帰るのは良いが、席は足りてるんだろうね?五人は帰せないなんて言わないでおくれよ」

ヒズベルト「ええ、問題ないわ。貴方達の努力が実って、エネルギーは得られたし、貴方達の女神様も手伝ってくれるって言っているわ」

ノレビス「そうそう、私のパワーも足せば余裕です‼」ドヤッ

非常食「にゃ、にゃらノレビス様はご自分だけで帰っても良いのではにゃいですかにゃ?」

ノレビス「一人だと寂しいでしょう⁉」

魔法使い「……はあ。でも、帰るのに支障がないなら構わないけれど…じゃあ、もう良いかしら?」

商人「うん。お嬢サマ、非常食ちゃん、さよなら!…またいつか‼」

竜王「マタイツカ」




950: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/07(水) 19:32:32 ID:POtCIXmw

魔戦士「ま、アタシらもあんたらの世界への行き方を探してみるよ、なんたってアタシはあんたらより寿命が長いからね、あんたらがヨボヨボの婆さんになった頃変わらぬ姿を見せつけに行ってやるさ」

商人「な、あたしだってアンチエイジングしっかりやるし‼……元気でね、魔戦士さん」

魔戦士「あんたもね、商人。竜王、後輩、魔法使い、あんたらもね」

盗賊「きっとまただぞせんぱい‼」

魔法使い「ええ、またいつか…ヒズベルトさん、お願いします」

ヒズベルト「良いのね?じゃあ…お帰りなさい、貴方達の在るべき処へーー」キイィ…ン

商人「わ、光に包まれて…!」

ルビス「……それっ!」ヒュィン!

竜王「ガッ⁉」ヒュオン

魔法使い「竜王⁉竜王だけ先に…」

ヒズベルト「さようなら、勇敢な冒険者達ーー」




951: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/07(水) 19:46:09 ID:POtCIXmw

魔戦士「行っちまった…か。なあ、あいつらはちゃんと帰れたんだろうね?最後少しごたついてたようだが?」

ヒズベルト「心配しなくても、ちゃんとアレフガルドに帰したわ。私はね」

魔戦士「……あのポンコツは?ちゃんとやることやったんだろうねえ?」

ヒズベルト「さあ?」

魔戦士「…ちっ。まあいいさ、アタシに出来ることは無さそうだからね…アタシらは冒険者だ、またいつかここに来るよ。邪魔したね。行くよ、非常食!」

ヒズベルト「良いの?貴方達は。彼女達と同じように、貴方達も…」

魔戦士「何いってるんだい?アタシらはこっちで生きてくんだよ…行くよ」

非常食「にゃ、待って欲しいのですにゃ!し、失礼しますにゃ!」ペコリ バタン!

ヒズベルト「…ごめんなさいね、私にも言えない事はあるの」

ーー

非常食「にゃ、お嬢様、みぃ達は…」

魔戦士「…猫の森には帰れない 帰る道だって覚えてない♪…ってね、行くよ、みぃ」

非常食「にゃ、お嬢様、みぃを…」

魔戦士「なんだい、やっぱり非常食と呼ばれた方が良いのかい?行くよ非常食」

非常食「うにゃあ〜、そうではないのですにゃ‼待って欲しいのですにゃーー!……」




953: ーーアレフガルド、ガライの町 2016/12/08(木) 19:38:56 ID:rYbXhITE

商人「…あ、あれ…?ここ、あたしの家、あたしの部屋…?」

魔法使い「ええ、あっちの世界に飛ばされる前に居た…」

カンダタ「な、何の物音…やや⁉み、皆さんこんな所に⁉今までどこへ行っていたんですか⁉」

盗賊「おー、おやぶん‼ひさしぶりだな‼」

カンダタ「おお、元気か⁉いやー、皆さん急に居なくなるから、私も勇者さんも心配していたんですよ!」

魔法使い「ごめんなさい、心配かけてしまって…私達も、好きで居なくなった訳では無いのだけれど…」

カンダタ「いやいや、でもこうして皆無事に帰って来て良かったですよ、四人共…おや、竜王はどこです?」キョロキョロ

商人「え?…あ、ホントだ、竜王ちゃんは⁉」

盗賊「なんでいないんだ⁉みんないっしょじゃないのか⁉」

魔法使い「どういう事かしら…?そういえば、私達より先に竜王は転送されていたみたいだわ。どこか別の場所に行ったのかしら…?」

商人「この町の何処か別の所に居るのかも…探してみようよ‼」

盗賊「おーい、たどこだりゅーおー‼」バタバタ…

カンダタ「あ、皆さん!…やれやれ、忙しい人達だ…おや?」




954: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/08(木) 19:45:53 ID:rYbXhITE

勇者「す、すみません!今皆さんの声がしたような…あ、あれ⁉気のせい…?」

カンダタ「あ、勇者さん。皆さん帰って来たのですけれど、また直ぐに出掛けてしまって…」

勇者「ええー⁉また冒険に行ったんですか⁉わたし、もう置いてかれるの嫌です‼皆さーん‼…」バタバタ…

カンダタ「勇者さん、皆さんは町に行っただけで冒険に出たわけでは…!ああ、何故みんなああも落ち着きが無いんでしょうか…」

ーー

商人「うーん、居ないね…」

盗賊「どーゆーことだ⁉ルビスさまがいやがらせしたのか⁉」

魔法使い「ルビス様がそんな事しないと思うけれど…でも、ルビス様が何かした可能性はあるわね。精霊のほこらにいってみましょうか」

商人「そ、そうだね。じゃあ早速行こうよ‼」

盗賊「おー、おやぶんにでかけるっていってくるぞ‼」タタタ…

魔法使い「あまり慌てないのよ!…ルビス様なら、何か知っているとは思うけれど…」

商人「うん、でもあのヒト、ちゃんと帰って来てるのかなあ…?」




955: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/08(木) 20:14:48 ID:rYbXhITE

エルフ「だからー、私達もルビス様がいきなり居なくなって困ってるの‼行ったかなんてこっちが聞きたいなんだから‼」

商人「でも、一緒に帰って来るって言ってたし、そろそろ…」

エルフ「帰って来てないものは帰って来てないの!私達もルビス様が居なくて忙しいんだからね‼ほら帰った帰った‼」バタン!

精霊「…帰りましたか?さすが貴方は門前払いの名人ですね」

エルフ「冗談じゃ…!私だって、人間は嫌いだけど、この世界を救ってくれたあの3人には感謝してるの‼それをこんな…ルビス様⁉」

ルビス「しー。あんまり大きな声を出さないで下さい。あの人達に聞かれてしまいますよ」

精霊「そうそう、せっかくルビス様は居留守してるんですから、しー」

エルフ「そもそも誰のせいでこんな…!まあ良いわ、あの様子だと、別の世界にまで行った目的は果たしてきたんでしょ?」

ルビス「ええ、竜王の追放ーー将来的なこの世界の脅威を取り除く事には成功しましたよ」




957: ↑から精霊のほこら 2016/12/09(金) 23:17:06 ID:xw4vj8x6

魔法使い「…とりつく島もなかったわね」

盗賊「なんでだ⁉やっぱりルビスさまがいやがらせしてるのか⁉」

商人「そんな事ないと思うけど、でもまだ帰って来てないとも思えないし…」

魔法使い「どうも、ほこらの中からあのエルフと精霊以外にも気配がするような気もするのだけれど、ここは結界が強力だからはっきりとは分からないわね。仕方ないわ、一旦帰りましょう」

ーー

エルフ「ところでルビス様、四人を他の世界に送ったのはあの金色のオーブなんだよね?あれで竜王だけを送ってれば、こんな面倒な事にはならなかったんじゃないの?」

ルビス「だって、あの3人は冒険をお望みでしたから、私から冒険の贈り物です‼」

精霊「ルビス様はお優しいですね!」

エルフ「はあ…その余計な気遣いのせいでこんな事に…」

ルビス「でもあのオーブ、勇者さんも行くかと思ってもう一人ぶんあっちに送れるだけの魔力がまだ残ってるはずなんですよね。少し気がかりですけど、今まで他に送られた人はいないからきっと平気ですよね‼」

エルフ「…不安しかないけど…」




958: ーーガライの町 2016/12/09(金) 23:28:08 ID:xw4vj8x6

「ここか…やっと辿り着いたな…」コンコン

カンダタ「はい、どなたでしょう?あいにく今この家の者は出払っていて…あ、ああ、貴方は兵士さんでは⁉」

兵士「カソダタさんですか⁉久しぶりですね…」

カンダタ「いやいや、また会えるとは思いませんでしたよ‼どうやってこちらに⁉」

兵士「ええ、ラーミアのおかげで…来られたのは俺一人で、仲間は置いてきてしまいましたが…あいつらは今居ないんですか?」

カンダタ「ええ、今少々ごたついてて…でも、しばらく待っていれば帰って来るはずですよ。ささ、中でお待ちください」

兵士「そうですか、じゃあ失礼して…そうか、やっと、やっと会えるんだな…ん?カソダタさん、これは…?」

カンダタ「ああ、その金色のオーブは商人さんが見つけてきたものでしてね、何でも新しい冒険のカギかもしれないんだとかで…」

兵士「冒険の…あいつらはまだ冒険を続けようとして…おお⁉な、なんだ⁉」キイィイイイ…ン!

カンダタ「やや⁉な、何ですか⁉オーブが光って…」

兵士「う…おお⁉吸い込まれ…」ギュウウウン

カンダタ「ああっ、兵士さん…!へ、兵士さんが吸い込まれて、居なくなって…こ、これは一体…?」




960: ーートランジェルダ城下町 2016/12/11(日) 00:08:51 ID:02H5Deok

姉御「よーし、今日もみんな頑張ったね!さあ後は鑑定鑑定!」

狩人「はあ…今日も死んだっすよ…」

魔術師「…軟弱者…」

師匠「狩人殿は我らを守るために前衛として戦っていてくれる訳ですからな、感謝していますぞ」

竜戦士「にしてももうちょい死なねーようにしねえと…ん?どうしたんだ姉御?」

姉御「ん、あそこにいる人間の男の人がちょっとさ…」

狩人「え?た、確かにちょっとハンサムっすし背も結構高いっすけど、そんな…」

姉御「何言ってるの?あの人の格好っていうか雰囲気さ、あの子達に似てない?」

師匠「魔法使い殿達にですかな?さて…しかしリーダーの勘は当たりますからな」

竜戦士「ホビットの勘に盗賊の勘に…あー、女の勘は当てにならないてててて‼か、関節極ってるああああ‼」ギャーギャー

姉御「もー、ほんっと余計な事しか言わない口だよね‼ま、話聞いてみれば分かるよ、ちょっと呼んできてよ」

狩人「はいっす…すみませーん、そこの…兵士さんっすかね?ちょっとお話を…」




961: ーーマーシャの酒場 2016/12/11(日) 00:21:40 ID:02H5Deok

師匠「ふむ、ではあの魔法使い殿達と知り合いで、彼女達と同じ世界から来た、と…」

兵士「はあ、俺自身も分からない事だらけなんですが…」

姉御「そういえばあの子達も金色のオーブがどうこう言ってたかもね。やっぱり世界を超える手段はあるんだね、私達もあっちに行ける手段だって…」

竜戦士「おいおい、その話は後だろ。あんたとしてはやっぱり元の世界に戻りたいんだろ?」

兵士「もちろんだ、その為に長い旅を続けてきたっていうのに…」

狩人「災難だったっすね…」

姉御「でさでさ、その長い旅を続けてきたのは誰に会うため?魔法使い?商人?まさか盗賊じゃないよね?」

兵士「そ、それは…」

姉御「あー、歳から考えれば魔法使いかな?他の二人は子供っぽいもんねー。でも魔法使いはねえ、私と一緒でそういうのより冒険だろうからなー、望みは薄そうかなー?」

「「ぐっ…」」


姉御「?なんで狩人君まで『ぐっ…』なの?変なの、あはははは‼」

竜戦士「おい、女の勘って奴はそっち方面には働かないのか?」ヒソヒソ

魔術師「…リーダーは…特別…」




962: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/11(日) 17:26:41 ID:02H5Deok

姉御「話戻すけどさ、元の世界に戻りたいなら、やっぱりヒズベルトに頼むしかないよねえ?となるとまた大魔公とかいうのを倒さなきゃならないわけで…」

兵士「大魔公がどれ程のものかは知らないが、帰る為にやらなきゃならないのなら、やらない理由はない。どうしたら良い?教えてくれ」

竜戦士「そりゃあ冒険者になってパーティー組むのが一番、というかそれしかねーよな?姉御、俺らのパーティーに入れるのか?」

姉御「んー、それでも良いけど…多分あっちのパーティーの方が良いと思うよ、確かまだメンバー探してたし」

狩人「あっちのパーティーすか…ああ、ちょうど来たみたいっすよ」

魔戦士「…さて、面子も増えたし、明日から本格的に冒険になるよ。バカ猫共、アタシの為にキリキリ働くんだよ」

非常食「にゃっ、分かりましたにゃ!…にゃんでこっちに来たにゃ?こっちに来てもお嬢様にこき使われるだけだと言ったはずにゃ生肉!」

生肉「うにゃあ、ワタクシ非常食さんがお困りになってると聞いて、居ても立ってもいられなくなったのですにゃ」

非常食「ここに来てはいけなかったのにゃ。そんな名前まで付けられて…」

晩御飯「にゃふふ、キミたちはやがてお肉になる運命にゃ。可愛そうににゃー。お嬢様のお気に入りで、伝説の戦闘民族そっくりの名前をもらったボクとはえらい違いにゃー」

非常食「今夜すぐにでも食べられそうな名前に聞こえるがにゃあ…」

魔術師「…あんな感じの…パーティーだけど…」

兵士「あ、あのパーティーか…それが最善ならそうするしかないが…」




963: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/11(日) 17:43:01 ID:02H5Deok

魔戦士「…ふーん、あの連中の世界からねえ?ま、戻りたいってんなら協力してやらなくもないよ。まだ数が足りないしね」

兵士「ああ、そうさせてもらえると助かる。ありがとう」

非常食「にゃ、あの人達は恩人なのですにゃ!あの人達の知り合いなら助けない理由はないのですにゃ!」

師匠「ふむ、やはり共通の知人がいるというのは良いですな。円滑に事が進む」

生肉(僧侶)「うにゃあ、よろしくお願いしますにゃ」ペコリ

晩御飯(盗賊)「キミは新参者にゃんだから、ボク達の事を良く聞くにゃ。サボったらダメにゃ」

魔戦士「で、仲間になるってんなら、あんたには侍にでもなってもらわないとね。アタシらは魔術師呪文の使い手がいないからね」

兵士「侍…良く分からんが、それが良いならそうしよう。じゃあ改めて、よろしく頼む」

魔戦士「ああ、明日から早速冒険に出よう。五人いれば、そう時間はかからないはずさ」

姉御「うんうん、上手くまとまったね。ひとまずは良かった!」

兵士「あんた達にも世話になったな…全く、俺の人生は周りに世話をかけっぱなしだ」

竜戦士「冒険者なんてそんなもんだろ。ま、これからよろしくな」

狩人「よろしくっす!」

姉御「よーし、じゃあ今日は兵士歓迎パーティーだよ‼あの子達が残したお金でパーッとやろー‼」




965: ーーガライの町 2016/12/12(月) 19:24:41 ID:02iNgN.o

商人「うーん、結局見つからなかったね竜王ちゃん…どこ行ったのかなあ…あれ?」

カンダタ「み、皆さん、帰って来てたんですか⁉た、大変なんですよ‼」ドタバタ…

盗賊「お⁉どーしたんだおやぶん?りゅーおーがみつかったのか?」

カンダタ「い、いえ、そうではないんだが…へ、兵士さんが、兵士さんが来たんですよ‼」

魔法使い「兵士?兵士ってあの…上の世界から来たの?」

カンダタ「そうなんですよ、私びっくりしちゃって…でも大変なのはそれじゃないんですよ‼兵士さん、そのオーブに触れたら吸い込まれて、何処かへ…」

商人「す、吸い込まれた⁉た、大変だよ魔法使いちゃん‼竜王ちゃんだけでなく兵士さんも…」

魔法使い「そう…これはあっちに繋がっていたのよね…カンダタさん、あの人はどうやってこちらに?」

カンダタ「へ?えっと、確かラーミアのおかげとかなんとか…」

魔法使い「なるほど、ラーミアか…もしアレフガルド中を探しても竜王が居ない場合、このオーブや、難しいかもしれないけれどラーミアの力をなんとか借りて、また別の世界へ探しに行くようかもしれないわね…」

商人「なるほど、ラーミアちゃんの力を借りれば…って兵士さんは⁉兵士さんはどうするの⁉」

盗賊「このオーブにすいこまれたならいきさきはあねごやせんぱいのいるせかいじゃないのか?ならしんぱいないぞ‼」

魔法使い「盗賊の言う通りよ。それにここまで来られたならあの世界からも戻ってこられるはずよ、私達みたいにね。さあ、それより今後の事だけど…」

商人「え、ちょっ…ええ〜っ⁉」




967: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/13(火) 19:43:21 ID:fIU2aaYc

魔法使い「でもこのオーブの事を調べるにしても、何から手を付ければ良いのか…こういう物に詳しそうなヒトといったら…」

商人「やっぱりルビス様じゃない?なんとか会える方法を考えて…そうだ!ルーラじゃダメでも、ティオメンテならほこらの中に入れるんじゃない?」

魔法使い「どうかしらね…あの結界を抜けられるかどうか…」

盗賊「おー、あっちのまほーもつかえるのか?」

魔法使い「全部ではないけれど…召喚呪文もいくつか使えるわよ」

盗賊「おお⁉じゃあきつねにくだしてほしいぞ‼」

魔法使い「貴方食べる気でしょう…でも試しにアークフェアリーでも呼んでみようかしら、出でよ‼」ドゥン!

カンダタ「おおお⁉す、凄い、何もない所に人、いえ、妖精ですか⁉こんな呪文が…」

商人「ホントだ、使えるんだね召喚呪文…あ」

盗賊「あ」

魔法使い「あ」

ルビス「あ」

「「「「…………」」」」




968: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/13(火) 19:54:04 ID:fIU2aaYc

ルビス「な、何が…あ!アークなフェアリーの私が召喚されてしまったのですね⁉ル、ルーラ!!」パラララ‼

盗賊「あー‼にげたぞ‼」

魔法使い「大丈夫よ、もう一度召喚すれば…」ドゥン!

ルビス「ひ、ひえ〜⁉」ワタワタ

カンダタ「な、何が起こってるんですか⁉」

商人「えっと、とにかくあのヒトを逃がしちゃダメなんです‼」

カンダタ「わ、分かりました‼うおおー‼」シュババッ

ルビス「ふふふ、このルビス、貴方のようなモブっぽいヒトに捕まるようなマヌケじゃありません‼ルーラ‼」パラララ‼

しかし なにもおこらなかった。

ルビス「な、何故…?はっ、こ、これは自宅や町のダンジョン化⁉しかしこの業はボスレベルでなければ出来ないはず…貴方は一体…」

カンダタ「ふふふ、このカンダタ、今ではこの3人の足下にも及びませんが、昔は中ボスを2度も務めた経験があるのですよ‼」ババーン‼

ルビス「そ、そんな、まさか…!」

盗賊「おおー‼すごいぞおやぶん‼ルビスさまなんかめじゃないな‼」キャッキャッ

商人「

魔法使い「何がなんだか分からないけど…とにかく逃げるのは防げたようね…」




970: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/14(水) 19:46:57 ID:xht4QjHE

商人「よーし、マホトーンとタシフで魔法を封じたよ‼これでもう…あっ⁉もしかしてこれじゃ喋れない⁉」

魔法使い「大丈夫よ、喋れなくても意思の疎通は出来るはずよ、ルビス様程の方ならね。でなければ…私と商人は石化呪文のストーマを使えるわ。喋らないなら、また石像にしましょうか…」

ルビス「〜〜⁉」フルフル

盗賊「あとはしょーにんがどこかにうりとばすぞ‼フローラだいさくせんだぞ‼」

商人「ビアンカじゃないの⁉」

盗賊「おさなにじみのじょーよりかねとアイテムだってかいてるやつも…モガッ⁉」フゴフゴ…

魔法使い「はい、そこまでね。さあ、ルビス様?」

ルビス(私の名前はルビス…今、貴方達の頭に直接語りかけています…)

カンダタ「おお⁉凄いですね!」

商人「凄いけど…この前フリいる?」

ルビス(何事もカタチが大切なのです…)

商人「あ、はい…」




971: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/14(水) 19:57:04 ID:xht4QjHE

魔法使い「さて、何から話してもらおうかしら?まずはやっぱり竜王の行方だけど…」

盗賊「ルビスさまがいやがらせしたのか?」

ルビス(…仕方ありません、お話しましょう。竜王は私が追放しました)

商人「つ、追放⁉」

カンダタ「な、何故そのような事を⁉」

ルビス(竜王はこの世界の災いの種…芽が出ないうちに処理させてもらいました)

盗賊「りゅーおーがあばれるのがしんぱいなのか?そんなことさせないぞ‼」

魔法使い「…と言いたい所だけれど…ルビス様の懸念は私達の死後ですね?」

ルビス(貴方達も人の子…永遠を生きられる訳ではありません)

商人「そ、それはそうだけど…」

魔法使い「それで、何処に追放したのかは…教えて貰えるものかしら?」

ルビス(私にも分かりません…ただ、とても遠い所です…)

商人「そんな…」




973: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/15(木) 19:49:45 ID:nyfltowQ

ルビス(大体ですね、ビアンカ派は多数派なんだからもっとおおらかに構えていれば良いのです。フローラ派も少数である事を自覚して謙虚に…)

商人「そ、その話題は危険だよ‼でも、あたしも男の子だったら逆玉の輿狙っちゃうなあ…」

カンダタ「お金持ちと結婚というのは魅力的に感じますねえ」

盗賊「そもそもゲームのけっこんのことでむきになるなんて…」

商人「それだめー‼それ以上はだめー‼」

魔法使い「もう、話が逸れてるわよ。聞きたいことはそんな事じゃなくて…」

ルビス(ええ、分かっています。エルミナージュ1が3DSのDL版で昨日発売された話ですよね?)

商人「ええー⁉そうだったの⁉」

ルビス(写真だけとはいえフェイスロード、スタイルロードもあるそうです。BGMが3と同じなのは少し寂しいですが…)

商人「そ、それって例えばあたしのせくしーだいなまいつなスタイルロードで出来るって事⁉す、凄いよ、これは買わなきゃだよ‼」

魔法使い「商人!もう、商売の事になると熱が入っていけないわね…」

ルビス(でも、こんな事言ってますけれど、我々としては今クリアしたばっかりなのですぐに手は付けられませんね…)

商人「そだねー、もうちょっと時間を置いてからにしたいし…」

盗賊「そのうち2とか3もでるかもしれないぞ‼」

魔法使い「まだこの話題続くの…?」




974: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/15(木) 20:03:00 ID:nyfltowQ

魔法使い「話が大きく逸れたけれど…私達はルビス様のお話を聞いてなお、竜王を探しに行きたいと思っているわ。それは止めなくても良いのかしら?」

ルビス(仕方ありません。不本意ですが、貴方達には一度この世界を救われています。私が邪魔立てすることは出来ません)

商人「あの世界に私達を飛ばしたのは追放したかったからじゃないの?」

ルビス(あれは貴方達が冒険をしたがっていたので…)

魔法使い「まあ、確かにそうだったわね…」

盗賊「おかげでせんぱいとかあねごとかにあえたもんな‼」

商人「そうだね、そのためにあの金色のオーブを探してきて…あ、そういえばあれ、ルビス様の物なの?」

ルビス(はい、私が創ったものです。世界を渡る力を込めて…)

魔法使い「世界を渡る…という事は、あの世界以外の所にも行けるのかしら?」

ルビス(ええ、ただその調整をしてあげるほどお人好しではありません)

商人「そうだよね、私達が竜王ちゃん連れ戻したらルビス様は困るもんね…」

魔法使い「であるならば、自分達であのオーブの使い方を探るしかないわね。でなければラーミアとなんとかコンタクトを取るか、あるいは全く別の方法を…」

商人「あーあ、神竜に会えたらなー。同じドラゴンだし、きっと探すの手伝ってくれたのに…」




976: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/16(金) 21:47:16 ID:pf/8j17M

魔法使い「まあ、それは言っても仕方ないわね。それよりルビス様…」

ルビス「はい?あ、喋れる」

商人「魔法の効き目なくなったんだ。でももうにげても仕方ないよね」

盗賊「ん?とーぞくがルビスさまのまりょくぜんぶマホトラでとったからにげれないぞ‼」

ルビス「そんな、ひどい…」

魔法使い「仕事が早いわね…ルビス様、あの時エルミナージュで竜王だけを追放したけれど、あれが出来るならいつでも竜王を追放出来たのでは?あのタイミングでなくても、私達があちらに行く前、卵の時にだって…」

ルビス「あの方法はかなり無理矢理なので…また大穴を開ける危険もあるんですよ」

商人「あー、ギアガの大穴みたいな…でも、私達があっちに言った後ルビス様もあっちに行ったけど、それは…」

ルビス「ええ、おっきな穴開かなくて良かったです」

商人「あ、はい…」

魔法使い「さて、ならどうやって竜王を探すべきか、どんな方法を取れば良いか…」

カンダタ「そういえば兵士さんはラーミアの力を借りたと言っていましたが…もしかしたらラーミアもこっちに来ているのでは?」

商人「えっ…あ、そ、そうだよ、魔法使いちゃん‼」

盗賊「おー‼おやぶんさえてるな‼」

魔法使い「それは…盲点だったわ。いえ、当然考えるべき事だったのに…行きましょう、ラーミアを探しに!」




977: ーー竜の牙、入口 2016/12/17(土) 20:38:09 ID:ZfEcOo5.

姉御「あけーがーつきがーぼくのゆめをーゆらしているー♪」

狩人「ご機嫌っすねリーダー…」

竜戦士「姉御はいつも大体ご機嫌だろ。それより今日はここの三階に行くんだろ?確か初めてだよなあ?」

狩人「ああ、それでご機嫌なんすかねえ?」

魔術師「…未知には…心が踊る…」

師匠「この年寄りも全く同感ですな。いやはや、未知とはこうも我々を駆り立てるものなのですな」

竜戦士「まーな、俺も嫌いじゃないけどよ」

姉御「前にも言ったよね?私達は冒険者、まずはーー」

「「「「冒険を楽しみましょう」」」」

姉御「そ。今日もいつも通り全力で、冒険を楽しみましょう‼良いね?」

狩人「っす‼」

魔術師「…ぼくのーめーに、うつーるーものは みーしらぬー ひろいせかいー…♪」

竜戦士「お、おめーも珍しくご機嫌じゃねーか。どこまーでーもー♪




978: 途中で送信しちゃった 2016/12/17(土) 20:44:49 ID:ZfEcOo5.

竜戦士「つづーくーそらとー♪」

姉御「キミは歌わなくていいや」

竜戦士「なんでだよ⁉」

狩人「いや、音が…」

竜戦士「てめえ…!じゃあてめーが…」

師匠「かーわいたーさむいーだいちー♪」

姉御「お、師匠上手い‼」パチパチ

竜戦士「やるなじーさん‼ゆめーのー…」

姉御「よし、じゃあしゅっぱーつ‼」

竜戦士「おいっ‼聞けよ‼」

魔術師「…プッ!」

狩人「ははは!じゃあ行くっすかねー!」

竜戦士「おいっ‼だからおめーら…!!」

ーー




979: ーー光の庭、一階 2016/12/17(土) 21:04:23 ID:ZfEcOo5.

晩御飯「かぜーがーさけんでるー これでやっとー やっときみはー じゆうにゃと♪」

魔戦士「かーぜーははげしくーねーこーをたたいてーわらーっているー」ドカバキベキゲシゲシィッ

非常食「ふにゃー⁉猫を叩いちゃダメですにゃー‼」オアー…

生肉「ああっ、非常食さん!」

兵士「おいおい、あんまり乱暴にするなよ。お前も大丈夫か?」

非常食「にゃ、平気ですにゃ。お嬢様はああ見えても考えているのですにゃ。兵士さんが仲間になるまでみぃは叩かれなかったのですにゃ」

兵士「どういう事だ?俺が悪いのか?」

非常食「にゃ、違いますにゃ!お嬢様は止めてくれる人がいないと叩かないのですにゃ。コミュニケーションの1つなのですにゃ」

魔戦士「さあ、まずはこの辺りで戦闘に慣れてもらうよ。いきなり大魔公って訳にもいかないからね。非常食、分かってるだろうね」

非常食「にゃ、新入りの皆さんはみぃが守りますにゃ‼」ニャオー

魔戦士「そうかい、分かってるかい。聞いた通りだ、今晩は非常食の肉で晩餐だよあんた達。晩御飯、解体は任せたよ」

晩御飯「ぼくをーよーぶー
にくーのーこえがー たーしかにー きこえているー」ニャーン

非常食「にゃにゃ⁉そんなこと言ってませんにゃ⁉」オアー…

兵士「これもコミュニケーションなのか…?他種族との付き合いは難しいな…あいつらはどうしてたんだろうな、あいつらは…このむーねーにー ほしーのーようにーまーだみぬーきみがーひかるー…か…ーー」」




981: ーーアレフガルド、ガライの町 2016/12/18(日) 19:57:17 ID:lAcpNi1k

勇者「皆さん、居ますか⁉あれ、ここにも居ない…」

カンダタ「ああ、勇者さん。皆さんならさっき帰ってきた後、また出掛けましたよ」

勇者「またですか⁉うう、なんでいつもすれ違いなんでしょう…」

ルビス「今すぐ行けば間に合うんじゃないですか?ガンバ‼」

勇者「あ、ルビス様、どうも」ペコリ

ルビス「反応薄くないですか⁉」

勇者「それより皆さんどこに…あれ?歌が聞こえる…」

カンダタ「おや、これはガライさんの歌声ですかね?どうやら広場で歌っているようですね。あの人も旅から帰ってきたのでしょうか」

…夢の王国は どこに消えた 光満ちる 孔雀の庭…

ルビス「きーんとぎんの てーんしたちのー♪」

勇者「がくのしらべー♪って、歌ってる場合じゃないです!皆さーん‼」ドタバタ…

ルビス「ふふふ、行っても間に合わないですけどね。あの三人が居なくなる以上、勇者まで手放す訳にはいかないですからね…」

カンダタ「え?何か?」

ルビス「いえいえなんでもありませんよー。くずーれーおちてゆくー♪…」/




982: ーーラダトーム郊外 2016/12/18(日) 20:07:19 ID:lAcpNi1k

盗賊「あーっ‼いたぞ‼ラーミアだぞ‼」

商人「どこどこ⁉…あ、見つけた‼」

魔法使い「ラーミア!久しぶりね、私達が分かる?」

商人「あ、ラーミアちゃん座ったよ!これ乗って下さいのポーズだよ!」

盗賊「おー、りゅーおーのいるところわかるのか⁉…わからないかー」

魔法使い「そう、残念だけど、こんなすぐに見つかるとは思ってないわ。貴方、上からこっちに来られたのよね?他の世界にも行ける?」

商人「わ、凄い反応!行けるってさ‼じゃあみんなラーミアちゃんに乗って乗って‼さあ、出発だよー‼」

盗賊「おー‼ぼくをーよーぶー きみーのーこえがー たーしかにー きこえているー♪」

商人「このむーねーにー ほしーのーようにーまーだみぬーきみがーひかるー♪」

魔法使い「そうね、竜王がきっと私達を呼んでいるわ。さあ、行きましょう‼ラーミア、お願いね‼」

盗賊「しゅっぱーつ‼」ガオー

僕を呼ぶ 君の声が 確かに聞こえている…

ーー




983: ありがとうございました、またいつか‼ 2016/12/18(日) 20:09:45 ID:lAcpNi1k

ーー

タダ ヒトリ ボクハ ヒトリ ムジン ノ コウヤ ニ タツ…

ーー完





・SS深夜VIPに投稿されたスレッドの紹介でした
 【プレイ日記】ハルドラ・イールの冒険者達【エルミナージュ】
【R18】女上司(31)「シャキッとしろ!それでも男かっ!?」
オチン●ンがぷるぷるwwwニューハーフのペニクリ暴れるエ□GIF画像すげーwww
【※GIFあり※】フジ深夜枠で放送された「乳トレ講座」とかいう男性視聴者殺しの番組ww→「フ...
【25枚】GIFで見ると結構やらかしてるアイドルのエ□ハプニング集
【※GIFあり】卓球中の女子にリモコンバ●ブ仕込んでスイッチオンした結果wwwwwwwwww...
【画像】21歳のグラビアモデルがエ□すぎる格好でイベントに現れて話題に
「セクサロイド? お前が?」 「そうじゃ、おかしいか?」
兄「くっ!膣内に射精すぞ!!!!」妹「え〜っ???まだ挿入れたばっかじゃ〜〜ん」
【アヘ顔】本気でイった女の顔はこうなるwwwwwwwwwwwwww(GIFあり)
【R18】女親友「アンタってさぁ、シたことある?」
ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」
上司「任天堂を継いでくれ」彡(゜)(゜)「おかのした」
【R18】女教師「どうした、最近勉強に身が入ってないようだが?」
馬場ふみか 豊満バストで“髪ブラ”披露!収まりきらず「ハプニングも」(*´艸`*)
広末涼子(36)下着一枚で老人に抱かれてる…2ch「こんな濡れ場あったのか?」「枕営業再現?」
【盗撮流出】トップレス姿を隠し撮りされた美人モデル…乳首まで晒されている…
無修正。銭湯の女風呂の中を撮影する猛者あらわるw個人撮影のレベルが高すぎて少女のおま●こまでバッチリw
【痴女】「私のパイズリ最高でしょ?」超絶爆乳のお姉様がしてくれるパイズリが圧巻過ぎる件ww【宇都宮しをん】
痴漢冤罪で逮捕された俺の末路wwwwwwwwwwwwwwwww
【衝撃画像】Toloveる、無修正の性器を晒してしまうwwwwアウトwwwww
風間「しんのすけ、お前大学はどうするんだ?」
【画像】ネッコ「ああおかえりいいいいいいい!!!」アタマゴンゴンゴン
従姉妹(11)「にーちゃんにーちゃん! お小遣いちょーだい!」
(´・ω・`)「あ、停電だ」




きみとえっち (GOT COMICS)[アダルト] よいこといけない放課後 (メガストアコミックス)[アダルト] いやらしいこ。 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)[アダルト]

 

最新記事50件