転載元:幼馴染「ボクだって女の子らしい格好したら可愛いんだからな」

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【第一話〜三話】 【第四話〜六話】

537: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:28:21.09 ID:mcMIvQIfo

 


第七話<旅行>



姉「あー…暇」

姉「…アキ。お姉ちゃんと遊ぼう」

男「やだね」

男(なんで急に帰ってきてんだよ)


朝起きると居間に姉の姿があった。
姉は3つ年上の大学生で、普段は学校近辺に下宿しているためあまり家で顔を会わせることはない。
今回は盆休みに先駆けて帰宅したようで、うだうだ言いながら久しぶりの実家を満喫している。


姉「それにしてもあっつーい。なんなのこの家」

姉「さっき廊下で虫干からびてたよ。暑いー。死ぬー」

男「…暑い暑い言われるとますます暑くなるんだよ」

姉「しかもあんたはあんたで暑そうなもんみてるし。好きねぇ…」

男「今日の試合展開は熱いんだよ!」

姉「ふーん…? あたし野球って未だにルールよくわかんないわ」

姉「ナッちゃんならわかってくれるのにねー」

男「そりゃそうだろ…一緒にやってたんだから」

姉「で、ナッちゃんは? いないの?」

男「さぁな。別に約束なんてしてないし。いつもいるわけじゃねーから…」

姉「あらなにその態度。なんかあった?」

男「姉ちゃん」

姉「んー?」









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彡(●)(●) 「ナイフで刺したことは間違いない」
男「新入部員か!?」女「入れてください…////」


538: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:30:11.92 ID:mcMIvQIfo


男(いいか…隠しててもどうせバレる)

男「…いまさら言うのもなんだけどさ、俺この夏からナツキと付き合ってる」

姉「…ふーん」

男「なんだよ。いまいち反応うすいな…」

姉「うーん、だってねぇ。ようやくかぁ…って感じだもん♪」

男「あっそ…じゃあ言わなきゃ良かった」

姉「やることやった? ねぇねぇ。一人前の男になったかい?」

男「……」

男(うざ……30秒前に戻りたい)

姉「おい。答えろよぅ」

男(無視無視)

姉「や・り・ま・し・た・か?」

男「うるせーなー…どうでもいいだろ。あっちいけよ」

姉「あ、したんだぁ♥ もしかしてこの部屋で? あんたのこの布団?」

男「うーーああーーもうっ! いきなり下世話な話してくんなよ鬱陶しいな!」





539: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:31:56.51 ID:mcMIvQIfo



幼馴染「やほー。遊びにきたよー」

男「あーお前もややこしいタイミングで来てんじゃねぇっ」

幼馴染「へ?」

姉「ナッちゃんおひさ」

幼馴染「あーお姉ちゃんいた。おじゃましまーす」

姉「あたし昼過ぎから地元の友達と出かけるけど、冷蔵庫のシューアイスおやつに食べていいからね」

幼馴染「ありがとー」

姉「さてと」

男「…」

姉「あどうぞどうぞあたしにはお構い無くイチャついて?」

男「ふっ、ふざけんな部屋いけよ!」

姉「あははは。何赤くなってんのー。あたしがいないうちはずっとべたべたしてるんでしょ?」

男「くそっ、ナツキもなんか言ってくれよ、ほんとさっきから――」

幼馴染「どーん!」

ナツキは笑顔で背中に抱きついてくる。
薄手のタンクトップ越しに胸をぎゅうっと押し当てて、腕をまわして俺の体をきつく抱きしめた。


男(こいつ最悪…姉ちゃんの前でだけはしてほしくなかったのに)

幼馴染「えへへあはは、うひゃははは」

男「ふざっ、こら…! 何してんだ」





540: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:33:40.20 ID:mcMIvQIfo


男「……」

幼馴染「アッキ〜暑いよぉ〜。汗かいちゃってるねぇ」

男「……ぐ、離せ」

幼馴染「やーだ。お姉ちゃんの許可を取って」

男「…ってことなんだけど」

姉「話かけないで。あたしドラマ見てるから」

男「おい」

幼馴染「あつーい」

男「わかってるならやめろよ。首に汗疹できんだろ」

男(来て早々だけど魔法の言葉を使うしか無いな)

男「ナツキ。こんなことよりキャッチボールしようぜ」

幼馴染「するするする♥」ムクリ

男(ちょろいなぁ…)

これは一日に何度もつかえる手ではないが、めんどくさいことになったナツキを制するには最も効果的だ。
そしてさっそく炎天下の庭に出て軽く投げ合って肩を作る。








541: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:35:12.85 ID:mcMIvQIfo


幼馴染「いくよー」

男「おう。来い」

姉「あんたたち好きだねぇ〜…そんな暑苦しいこと庭でしないでよ」

姉「…元気ねぇ…」

姉「まぁ、仲良くいられたのはそれのおかげってのもあるのかなー」

幼馴染「スゥ………ふっ!」

ナツキが腕を振って勢い良く球をなげこむ。
今日も朝から絶好調だ。


幼馴染「はー楽しかった」

姉「あれ? もう終わり?」

男「ほら、あんまりな…」

姉「あーそっか。ナッちゃんシャワー浴びておいで」

幼馴染「うん!」

男「俺はやっぱりあとなのかよ…」

姉「えっ、一緒に入ってるの? やーん、思ったよりラブいね。まだ夜には早いぞ♥」

男「入ってません! 一度たりとも!」






542: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:36:32.87 ID:mcMIvQIfo


姉「あはは、そんじゃ待ってる間に昼ご飯準備しよっかねぇ」

男「俺姉ちゃん帰ってくるとおもわなかったから食材買ってない」

姉「あたし昨日の夜に食材買ったから。冷蔵庫いれてる」

嫌な予感とともに冷蔵庫をあける。

男「うわ…」

今朝は気付かなかったがチルド室にはたっぷりとミンチ肉のパックが入っていた。
それに加えてバーガー用の大きなバンズ。
ご丁寧に野菜まで買ってある。

男「つくれと? こねろと?」

姉「えへっ。庭で炭火焼きハンバーガーしたら楽しいかなーって」

男「はぁっ、庭で!?」

姉「うん♪ 炭もBBQセットもうちにあるの知ってるし」

男「…嫌だね。お断りだ」

姉「えー。ノリ悪っ」

男「とりあえず肉は期限近いしハンバーグだけ焼くか…」







543: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:38:46.82 ID:mcMIvQIfo




  ・   ・   ・



幼馴染「あがったよー」

男「お、じゃあ姉ちゃん続きたのむ。それこねといて」

姉「ねーナッちゃん♥」

幼馴染「なに?」

姉「外でハンバーガーBBQやりたくない?」

幼馴染「うそ! やりたい!! ハンバーガーなの!? わーー」

男(あーあーあーもう)

姉「アキが炭火で焼いてくれるんだって♥」

幼馴染「うわーうわー♥ お腹空いてたんだぁ楽しみー」

男「…外では焼かないぞ」

幼馴染「え…」

男「普通にハンバーグにして、いつも通り大根おろしで食って」

幼馴染「うえぇ…」

男「ゔっ」

いまのいままで笑顔で飛び跳ねていたナツキは途端に表情を曇らせる。
罪悪感は残るが俺に非はない。
突然のことで乗り気になれないものはしかたない。

男(こんな炎天下に庭でBBQなんて罰ゲームかよ)

幼馴染「うう…BBQ」

男「そんな顔すんなよ。ハンバーガーになら出来るぞ?」

幼馴染「違うもん…」

 




544: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:40:25.49 ID:mcMIvQIfo


男「じゃあ俺…シャワー浴びてくるから…」

幼馴染「うん…したくないなら仕方ないよね…」

幼馴染「ご飯つくるのいつもアッキーの係だもんね…」

幼馴染「ボクのわがままでいつも用意するの大変だよね…考えてなかったよごめん」

男「……」

姉「あーあ。せっかくパンも買ったのに。ナッちゃん炭火のやり方しってる?」

幼馴染「ううん。知らない」

姉「とりあえず二人でやってみる?」

幼馴染「え…でも」

男「……はぁ。わかったわかった!」

男「ハンバーガー、しような!」

幼馴染「わっ!」

姉「フッ」

男「俺どうせまた汗かくからシャワーは飯のあとにする!」

幼馴染「ほんと!?」

姉「ナイス! 愛してる!」

幼馴染「ボクも!」

男「はいはい」




545: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:41:53.64 ID:mcMIvQIfo



それからタネを捏ね終えて、庭にBBQコンロを設置する。
早速炭に火をつけ網を温めるとナツキがうきうきしながら傍によってきた。


幼馴染「火つけるの早いねー」

姉「手際いいじゃん」

男「毎年やってんだろー。姉ちゃんテーブル開いて食材台所から持ってきて」

姉「ほいよ」

幼馴染「ボクも手伝うー」

男「お前はプールに水いれておけば」

幼馴染「え? オルカ出す?」

男「そう。ここで立ったまま食べる気なのか?」

幼馴染「そっか!」

そしてナツキはこの夏すでに何度かお世話になった幼児用のビニールプールにホースで水を入れ始めた。
こんな暑さの中でやるのだから熱中症だけは十分気をつけないといけない。
プールに足をつければ縁側は十分涼しく、ハンバーガーを食べるには絶好のスポットだ。

 







546: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:43:23.99 ID:mcMIvQIfo


姉「あれーそれ懐かしいね」

幼馴染「でしょ! アッキーがこの前出してくれたんだ」

姉「ほほぅ。うひゃーつめたー。ほれー」

幼馴染「きゃーん。濡れちゃうよぉー仕返しだー」

姉「うわっとと、やったなー」

男「遊んでないで食材!」

姉「へい」

ようやく材料がそろって焼き始める。
あくまでハンバーガーがメインなので海鮮や野菜は少ない。

でっぷりとした大きいひき肉の塊を3つ網に乗せるとじゅわっと油の弾けるような良い音がした。
網の隅でバンズと玉ねぎも一緒に焼いた。
ハンバーグの香ばしい匂いにナツキは待ちきれないようで、何度もコンロの周りを歩きまわる。

男「お前は餌待ちの犬か」

幼馴染「くふふふ。まだかなー」

姉「はやくぅー」

男「…お嬢様方は焼きあがるまでどうぞ縁側で涼んでいてください」

幼馴染「いいの?」

男「うろうろされると邪魔」

姉「ほら、アキがそういってるんだからこっちで涼も」

幼馴染「うん!」





547: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:45:29.83 ID:mcMIvQIfo


姉「ねぇナッちゃん。アキと楽しくやってる?」

幼馴染「うん。やってるよ」

チャプチャプ

幼馴染「買い物いったしーお祭りいったしー、野球見に行ったしー」

幼馴染「ボクの練習に毎日付き合ってくれるんだ」

姉「そっかぁ、めんどくさがりのあいつがねー」

幼馴染「毎日たのしいよ、えへへへ」

姉「ナッちゃん愛されてるね」

幼馴染「えへへへ、お姉ちゃんのおかげですー」

姉「…それで、あっちのほうはどうかね。ん?」

幼馴染「ん? あっちって?」

姉「だからぁ、アキと『仲良し』…どれくらいしてるの。てかもうすました?」

幼馴染「えー? ボクたち仲いいよ?」

姉「……」

姉「まぁ、いっか。居間のゴミ箱あさったらわかりそうだし」

幼馴染「???」


男「姉ちゃんナツキ、焼けたぞ」

姉「おーー」

幼馴染「きたきたー♥」






548: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:48:04.58 ID:mcMIvQIfo


幼馴染「いただきま〜す」

幼馴染「はむ…おいし〜〜〜。パンさくさくだし、お肉ジュワーって」

幼馴染「んぅ〜〜最高!! 三ツ星!」

男「それは褒めすぎ」

姉「おいしーなにこれ。あんたハンバーガー屋ひらいたら?」

男「ほんとにうまいな! 暑いけどがんばっただけあった」

幼馴染「お疲れ様、ありがと!」

姉「いやぁナっちゃんのいてくれたおかげだね」

幼馴染「なんで? お姉ちゃんがお肉買ってきたんでしょ」

姉「だって、あたしのお願いは全然聞いてくれないんだもんこいつ」

男「……まぁね。姉ちゃんだし」

姉「でも流石にだ〜い好きなナッちゃんのこととなると、ふふふふ」

男「ぐっ、違…だってこいつすぐ残念そうな顔するし」

姉「ほんとにそれだけか〜」

幼馴染「やだなぁお姉ちゃん…べつにアッキーはそういうのじゃなくて」

幼馴染「とっても優しいからだとおもうよ……。ね?」

男「…そういうこと言うなよ」

幼馴染「えへへ」

姉「や〜ん、なに見つめ合ってんのー」

男「どうみても睨んでるんだろ」

男「言っとくけどこれ以上ナツキを利用して俺を言うこと聞かせようと思っても無駄だぞ」







549: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:50:12.79 ID:mcMIvQIfo


姉「悪いとはおもってるよー。でも何事もギブアンドテイクだし」

男「姉ちゃん俺になにをくれたっけ」

姉「あんたじゃなくてナッちゃんのほうにね」

男「あぁ…アドバイスがどうとか?」

男「それって結局なんだったの」

幼馴染「あのね、お姉ちゃんにデートの仕方とか、イマドキ女子の心得をいろいろ聞いたんだー」

男「へ?」

幼馴染「男の子がどうしたら喜ぶかわからなかったからさ」

男「…なんだそれ」

男「あっ、じゃあ、祭りのとき妙にベタベタしてきたのはそれだったのか」

幼馴染「勇気だしてやってみてよかったよー」

姉「ほー楽しかったんだねぇ」

男「う…お前…」

姉「でもよかったじゃん晴れて付き合うことになってさー」

姉「あたしすっごい嬉しいんだけど」

幼馴染「ボクもうれしー」








550: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:52:26.98 ID:mcMIvQIfo


姉「家にいないでもっとデートしなよー。せっかくの夏休みなんだからさー」

姉「遠出してシーワールド行ってきたら? あそこすっごい改装したでしょ」

姉「プールあるよプール」

男「え…うーん混んでそうだし」

幼馴染「オルカ見たい。はいボクオルカみたいです! 絵じゃなくてね本物を!」

男「オルカか…」

姉「あんただってデートしたいくせに〜。付き合いたてなんだから我慢しなくていいって」

男「な、なにを」

姉「机の上にパンフレット広がってたよ」

幼馴染「そうなの?」

姉「めぼしいとこに赤ペンで丸してあってね、ナツキが喜びそうってちょこっと書いてあったり」

男「ッ!!? プライベートの侵害だろ!」

姉「居間に置いておきながら何をいうかね」




551: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/31(木) 22:55:37.19 ID:mcMIvQIfo


幼馴染「アッキーも行きたいの!? 行こ行こ。これ食べたら行こ」

男「今日はいかないって…! それに遠いし、向こういっぱい遊ぶとこあるから日帰りはもったいない」

幼馴染「じゃあ……」

男「まぁ…泊まりでなら…十分遊べそうかなって」

幼馴染「♥」

姉「あら〜、あらあらあら」

男「べ、別にっ、やましい意味じゃないから!」

幼馴染「やましいって?」

姉「家だとお姉ちゃんが邪魔だからふたりっきりの場所でナッちゃんと『仲良し』したいんだって〜」

男「ななっ、なんのことだよ!」

男「もーお前それ食ってはやく遊びにいけよー!」

姉「はいはい。お邪魔ですねもんねー♪はむっ」



第七話<旅行>つづく


 




562: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:15:04.83 ID:fMRPzrlmo

第七話<旅行>つづき




数日後。


姉「そんじゃ行ってらっしゃい」

男「おう。姉ちゃん金立て替えてくれてありがと」

姉「いいってー。気にせず楽しんで来なさい」

幼馴染「ありがとねー」

姉「ナッちゃんそのスカート買ったの?」

幼馴染「う、うん…一緒に買いに行ったんだ…えへへ」

姉「もしかしてあんたが選んだ?」

男「おう…」

姉「ふぅーん…こういうのが好きなのー」

男「うるさいな…」

男「デートくらい可愛い格好してもらって何がわるいんだよ!」

姉「悪いなんていってないよー」

幼馴染「か、かわいいって…アッキー恥ずかしいこと言わないで」

幼馴染「これ着て出かけるのは初めてだからボクちょっと緊張…」

男「お前は堂々と着ろよ」

姉「心配しなくても似合ってる似合ってる。可愛いねナッちゃん」

姉「喧嘩しないように仲良くかえってらっしゃいねー」

男「保護者か! 子供扱いするなよ」




563: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:17:04.13 ID:fMRPzrlmo


男「じゃ行くか」

幼馴染「うん! 楽しみだね」


夏休みを利用した一泊二日の小旅行。
ナツキが以前から行きたがっていた南国と海をモチーフにしたテーマパークだ。
大好きなオルカのショーを生で見ることができる。

二人分の荷物を小さなキャリーケースに詰めて、俺達は電車をいくつか乗り継いで目的地へと向かう。
その途中の電車内、ゆったりとしたシートに俺達は向い合って座っていた。


幼馴染「やーなんかこれってすっごくデートって感じするねぇ」

男「そうだな」

幼馴染「こんな格好で外で歩くなんて…ドキドキしちゃう」

男「女装趣味に目覚めたみたいな言い方すんなよ…」

男「お前学校で制服のスカート履いてるだろ」

幼馴染「だってだって、下にスパッツも履いてたらわりと平気だもん」

男「スパッツならいいってのか? まさか今日も…」

幼馴染「は、履いてないよ…この下は下着だもん」

幼馴染「だからすーすーしてさ…変な感じ」





564: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:18:32.24 ID:fMRPzrlmo


男「知ってるナツキ? スパッツってれっきとしたパンツの一種なんだぞ」

幼馴染「えー?」

男「男からしたら、スパッツ履いてりゃスカートの中見られてもいいでしょみたいな考え…浅はかだぜ」

幼馴染「よくわかんない」

男「スパッツでガードした気になってるんだろうけど、普通にパンツが見えるのと大差ねーってこと」

幼馴染「そうかな? 全然違うよ?」

男「あ、これ男心をわかってないな」

男「ナツキ。スパッツ履くのはいいけどな、だからといって安心して暴れまわって中身を見せつけるのはダメだぞ」

男「スパッツはエロいんだからな」

他の客「…うぉっほん」


男「……。わかった?」ヒソヒソ

幼馴染「う、うん…? わかった…」

男「他の奴らに気軽に見せたりするなよ? そこらで跳びはねるのもなし」

幼馴染「そんなことしないもん……」

幼馴染「ボク彼女だよ? なんだか信用ないなぁ…」

男「お前は頭がゆるゆるでいつも危なかっしい」






565: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:20:57.12 ID:fMRPzrlmo


幼馴染「ボクだって言いたいことあるよ!」

男「何…お前から苦情くるようなこと俺したっけ?」

幼馴染「あんまり…他の女の子に優しくしないでね。なんちゃって…」

男「…何言ってんだ?」

幼馴染「だ、だってさ…この前の練習で……むぅーー」

男「…え?」

男「あー、あれか」

今回の旅行の数日前、ナツキが以前助っ人参加した女子野球部から2人して練習に誘われた。

その時俺は女子部員達に指導をしたりノッカーを担当して、ささやかな謝礼(洋菓子缶とジュース)を受け取った。
あくまで頼まれたから指導しただけなのだが、ナツキはそれが気に入らないらしく根に持っているようだ。


男「お前…ついて来てもイイって言ったろ」

幼馴染「ダメとは言えないじゃんかぁ……アッキーだって呼ばれてたんだし」

男「なら何が問題なんだよ」

幼馴染「ぶー、あんなに熱心にさ…手取り足取り」

男「今更思い出して怒るなよ…コーチ料もらってるし手抜き出来ねぇよ…」

幼馴染「でもスイング教えながらデレデレしてたし」

男「してません。暑くて死にそうだっただけだ」

幼馴染「それに時々しかボクの練習見てくれなかったし」ブツブツ

男「お前は助っ人だし、もう完成してるから俺から教えることなんてありません」


最近わかったことだが、ナツキはずいぶんとヤキモチ焼きだ。


  




566: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:24:11.45 ID:fMRPzrlmo


幼馴染「じゃあボクが男子野球部に行って男子たちに手取り足取り教えてたらどうおもうの」

男「それはだめだ。NG」

幼馴染「でしょ!? でしょ!?」

男「うん」

男(まずそんなことは起きないと思うけど……)

幼馴染「たまにはボクの立場になって考えてみてよ」

男「はい…今後気をつけます」

幼馴染「ボクは四六時中アッキーのこと考えてるんだから、そっちだってボクのこと考えて!」

男「無茶言うなって…」

男(俺は俺なりに考えてるつもりなんだけどまだ足りないのかよ…)

男「謝罪や埋め合わせってわけじゃないけど、こうしてデートしてるんだからそうプリプリすんなって」

幼馴染「でもさ……やっぱり悔しいもん」

幼馴染「ボクだけのバッテリーのアッキーが他の人に取られるのは悔しいんだよ」

男「…すみません。もうナツキ以外の球受けないから許して」

幼馴染「だから、家帰ったらいっぱいしようね♪ 今日と明日できない分もね」

男「おぅ」

幼馴染「朝昼晩って一日3回しようね! 起きて1回、お昼食べたあとに1回、最後の1回は夕方くらいかなぁ」

幼馴染「時間あけたら大丈夫だよね?」

男「俺の腰ぶっこわれるわ…あとお前の体にもよくない」

幼馴染「そんなことないよ。だって超イイ汗かいて気持ちいいんだもん」

他の客「……」ヒソヒソ

乗務員「…ごほん」





567: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:27:32.49 ID:fMRPzrlmo


男「……! あ、あーキャッチボールな! キャッチボール!!毎日しような!!」

幼馴染「うん! 早くボール投げたいなぁ♥」

乗務員「……」

乗務員「車内販売をいたしております。お弁当やお飲み物はいかがですか」

幼馴染「じゃあボクこの牛肉の弁当ください」

男「俺はこっちもらいます」

乗務員「ありがとうございます」


男「…ふーびっくりした…お前のせいで絶対あっちの話だと思われた…」

幼馴染「おいしいね。んぐんぐ」

男「あけるの早すぎ…せめて12時くらいまで我慢しろよ」

幼馴染「えっへへ、しゃべってるだけでお腹空いちゃった」

幼馴染「あ、そうそう。さっきの話だけど、ほんとに帰ったらい〜っぱいしてくれるよね?」

幼馴染「ボクとアッキーにとって言葉のいらない愛の確認作業だもんね♥」

他の客「…」ヒソヒソ

他の客「嫌だわぁ…こんなところで…」

男「おバカナツキっ、頼むからキャッチボールってちゃんと言ってくれぇ!!!」

幼馴染「…?」モグモグ





568: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:29:36.92 ID:fMRPzrlmo

 

【シーワールド】


幼馴染「わーいついた」

幼馴染「みてー人いっぱい」

男「やっぱこの時期混むなぁ…」

幼馴染「パンフレットは?」

男「あるよ。どこから行きたい」

男「飯はもう食ったからいいよな。暑いからプール入る?」

男「それともいきなりシャチ見る? 水族館もあるってさ」

幼馴染「へー園内水着で歩けるんだってー」

男「いろんなアトラクションで濡れるみたいだからな。水着のほうがいいよな」

幼馴染「じゃあ着替えどうする?」

幼馴染「更衣室あるのかなー」

男「なら先にホテルに荷物預けるかな。チェックインもう出来るみたいだし」

男「そんでついでに水着着替えてテーマパーク回ろう」

幼馴染「うん!」

幼馴染「ホテルってアレ? 高いねー」

男「そう。パークと繋がってるから水着で行き来できるってさ」




569: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:32:13.04 ID:fMRPzrlmo



ホテルに移動してチェックインを済ませて、今日宿泊する部屋へと荷物を置きに行った。
開放的な明るい洋室は窓側がオーシャンビューとなっていて、興奮したナツキはベランダに出て真っ青な海を眺めたまま動かない。


幼馴染「こんな部屋に泊まれるなんて…お姉ちゃんありがと♥」

男「おーいナツキ…ナツキさん。着替えだしてるぞ」

幼馴染「見て…沖の方に船…オルカもいるかな」

男「野生のシャチは近海にはいないんじゃないか…いたらやばいぞ」

幼馴染「ビーチもあるよ…後で時間あったら行きたいなぁ」

男「そっち行くとしたら明日な。今日はパーク内まわるだけで時間いっぱい使うだろう」

幼馴染「もうボクわくわくドキドキしてどうしたらいいか」

幼馴染「はぁぁぁ〜♥」

男「はぁぁじゃなくてまずは着替えましょう。時間がなくなるぞ」

幼馴染「うんっそうだね!」

幼馴染「あ…着替え見ないでね、えへへ…」

男「…俺バスルームで着替えてくるわ」

幼馴染「わーんノリ悪い」

男「見て欲しいのか? スケベ」

幼馴染「ち、ちがうよぉ! 絶対見せませーん!」







570: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/06(水) 22:36:14.45 ID:fMRPzrlmo

 


  ・   ・   ・




幼馴染「じゃーん」

幼馴染「へっへーん、もうださださスクール水着じゃないよ」

幼馴染「どうだっ! ふふん、可愛い?」

男「んー」

幼馴染「んーじゃなくて、そこは立ち上がってぱちぱちぱちでしょ?」

男「んー」

口から飛びでた反応は薄かったが、内心ではナツキの水着姿に見とれていた。
一緒に買いに行ったセパレートの可愛らしいビキニを身につけ、はみ出した小麦色の手足が眩しい。
上も下もラインがぎゅっと柔らかな肌に食い込んでいて、ナツキのプロポーションの良さが強調されている。


男「…にしてもお腹白いな」

幼馴染「へ? わわっ、そんなとこ見ないでよ。水着みて水着!」

男「お前も元は白いんだよな…いつも黒焦げだから……」

幼馴染「うう…これ恥ずかしいから早く焼きたい」

ナツキはさっとお腹を覆い隠すように体を曲げる。
艶めかしい体を見ていると、これから遊ぶことよりも、つい夜の過ごし方に考えが先走ってしまう。

男(夜…またナツキとするのかな)

男(だよな…せっかく泊まるんだしな…)

男(ナツキだってきっと期待してくれている…よな?)

幼馴染「行こ♪」

男「おう」

悶々としたまま水着の上にシャツを羽織って、二人仲良く手を繋いでホテルを後にした。



第七話<旅行>つづく


 
 




581: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:06:07.60 ID:9NBNhDGno

第七話<旅行>つづき



幼馴染「あっそぶぞー!」

男「待て、ビーサンで走るな」

幼馴染「はやくはやく! プール入ろ!」

男「わかってるから。子供か」

幼馴染「そういえばさ、タオルとか持ってこなくて良かったの?」

男「利用者はそこら中で好きなだけ借りられるって」

幼馴染「お金は? 途中でジュース買ったりしない?」

男「ここ」

首から紐でぶら下げた長方形の防水ケースには小銭と携帯電話が入っている。
万が一ロックし忘れて浸水しても携帯は防水仕様なので大丈夫だ。
部屋の鍵はフロントにあずけているため、これで手ぶらでプールを満喫できる。

男「とりあえず3000円くらいあればいいよな…」

幼馴染「あーそれかー」

男「手荷物の心配せずに遊べるぞ」

幼馴染「うん! ナイス!」






582: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:07:25.82 ID:9NBNhDGno


幼馴染「とりあえずー、まずはどこにしよっか!」

ウォーターパーク内は部屋から見渡した限りとても広かった。
子供用のプールと水深のある大人用プールはどちらも広大な面積で、
あたりには大小様々なウォータースライダーが立ち並んでいる。

中央エリアにはたくさんの南国風飲食店とビーチチェアやスパが集まる憩いのスペース、
そしてそれらをぐるっと取り囲むように流れるプールがある。
海側にはオルカのショーを見られるスタジアムや水族館も存在するほどに巨大なパークだ。

男(一日で遊びつくすには全然時間が足りないな)

ナツキは目を輝かせて案内板を見つめていた。

幼馴染「流れるプールながっ! 隣町のやつの3倍くらいあるよ!」

男「リゾート地だからな」

幼馴染「1周20分だって。これ行こうよ」

男「オッケー」





583: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:09:09.15 ID:9NBNhDGno


早速二人で流れるプールへ。
パーク自体はそれなりに混んではいたが、定期的に行われるオルカショーが人気を分散させてくれるため、
どこのエリアも人でごった返しとはなっていなかった。
俺達はぴったり前後にくっつきながら、水の流れに身を任せた。


幼馴染「冷たくてきもちいー」

男「ナツキくっつきすぎ」

幼馴染「えっへへ、おりゃー。逃さないぞー」

ナツキははしゃぎすぎて周りが全く見えていないのか、それとも気にしていないのか、
遠慮もなく抱きついてくる。
柔らかい肌がむにゅりと密着して、こんな場所にもかかわらず理性が揺らぐ。


男「ぅ、おい」

幼馴染「このままおんぶでしばらく進も? ぎゅーー」

男「いいけど…バカップルみたいじゃん」

幼馴染「カップルじゃん」

男「カップルだけど…」

幼馴染「まわりもこんなもんだって! 気にしちゃだめだめ」






584: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:11:06.83 ID:9NBNhDGno



確かに周りのカップルはどこも似たようなものだった。
浮き輪に二人で入ってみたり、水のかけあいをしながら追いかけっこをしたり、
恋人同士のサマーバケーションを全力で楽しんでいるようにみえた。
国外からの旅行客もたくさんいた。


男(これは恥ずかしがってる場合じゃないのかもな…)

男「よしナツキ途中で交代な」

幼馴染「うん! 水の中なら重くないよね」

背中ではしゃぐナツキを抱えたままのんびりと流れていく。
今日もこんがり焼けそうな日差しが燦々と照りつける。

南国をモチーフとしたパーク内には日本語はほとんど見受けられず、
電柱の一本すら存在しない。まるで異国を訪れたかのようだ。


男(こんなところに好きな子と来れるなんてな)

男(ナツキ今日も元気だなー。かわいい)

幼馴染「おぅい」パシャパシャ

男「げほっ、なにすんだよ」

幼馴染「なんかボーッとしてるのかなって思って」

男「してないって。周りの景色みてたの」

幼馴染「さっきね、ホットドッグ屋の前通ったよ。ボクあとでたべたいなぁ」

男「どこ? もう少し遊んでからでいいか?」

幼馴染「あっちの方……あ、前滝」

男「え? わぷ……げほっ」






585: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:13:50.90 ID:9NBNhDGno


流れるプールはただ単に水が流れているだけではなく、洞窟を通ったり、
流れ落ちる小さな滝をくぐったり、突然流れが早くなったり等、
何周しても飽きずに楽しめるような構造になっていた。


幼馴染「あはは、アッキー顔直撃してた」

男「この野郎……いってー鼻に入った…」

幼馴染「くふふ、あはは、だっさー。あーんいまので頭濡れちゃった」フルフル

男(…仕返ししてやる)

俺はナツキの脚をしっかりつかんだまま、息を深く吸い、脚を畳んでその場に潜った。

幼馴染「んぶぅ!?」

突然のことに驚いたナツキは水中でボカボカと頭を殴ってくる。

男「ふぅ…」

幼馴染「げほっ、げほっ…ひどい゙……」

男「お前俺の背中で調子のったらお仕置きな」

幼馴染「交代交代!! ボクが背負う!」

男「やだね」

幼馴染「もーー!」バシャバシャ

男「やめっ、顔はやめろって。また潜るぞ」

幼馴染「やーめーてーよー」


それからしばらくベタベタしながら流れるプールで遊んだ。
ナツキがあまりに飛んだりはねたりするせいで、監視員に軽くホイッスルを鳴らされてしまった。






586: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:15:13.01 ID:9NBNhDGno


幼馴染「次ウォータースライダー!」

男「えー」

幼馴染「えーじゃない! あれね」ピッ

ナツキが指差したのは園内で一番高い建造物。
デンジャラススライダーと名付けられた恐怖の滑り台だ。
身長制限まである。

男(デンジャラスなら廃止しろ)

男「いや…あれはちょっと…なんだあの長さ。滑り降りるまでに何分かかるんだよ」

男「もうちょっと小さいのにしないか…あっちのとか」

幼馴染「びびってるの?」

男「びびってないし。ちょっと人並んでるからどうかなーって」

幼馴染「あ、びびってるんだぁ♪」

幼馴染「くふふ、アッキー昔からジェットコースターとか苦手だもんね〜?」

男「わかったよ並べばいいんだろ!! なめんな!」

男「ホラーゲームでぴーぴー泣くようなお前と一緒にすんなよ」

幼馴染「ボクこういうのは怖くないもーん」

男「くそ…絶対叫ばないからな」



   ・   ・   ・


 




587: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:17:04.06 ID:9NBNhDGno


係員「それでは、前の方の腰を後ろからぎゅっと掴んでくださいね」

幼馴染「…? 2人一緒に滑るんですか?」

係員「カップルでしたよね? 違いましたか?」

男「あ、はい…そうですけど」

男「じゃあナツキが前」

幼馴染「え、ボクが?」

男「当たり前だろ。お前のほうが小さいんだから」

係員「いいですか? ぎゅっとですよ途中で離さないでくださいね」

ペタンと座るナツキの背後に座って、細い腰に腕をまわす。
ナツキはその腕をぎゅっとつかんだ。

係員「それではいってらっしゃいませ〜」

男「わっ…」

幼馴染「あはっ」

ぽんと背中を押されて、勢い良く滑り出す。
あっという間に最高速度に達し、スライダーの独特な浮遊感が襲ってくる。
体が発する危険のサインに抗えず、俺はナツキの耳元でみっともない声をあげた。

幼馴染「うあああぁぁぁ〜〜〜!!♪」

男「あ゙ああああああああああああっ!」

幼馴染「ひやぁぁあああ!!♪」

男「止めてえええぇええええ嫌なのおおおおお!!」






588: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:18:32.45 ID:9NBNhDGno


幼馴染「楽しかったぁ♥」

男「最悪…」

幼馴染「え、もしかしてもらしちゃった?」

男「漏らさねーよ…あーもう…」

幼馴染「すっごい声出てたね。嫌にゃあああって言ってたよ。にゃああって」

男「言ってねぇし。お前も大概だろ」

幼馴染「そうかな? ねーもう1回♥」

男「 い き ま せ ん 」

幼馴染「ヘタレ。お漏らし」

男(ほんとに漏らしてないから)

男「…ちょっと休憩しよう。オルカショーの時間も考えなきゃいけないだろ」

幼馴染「そっかぁオルカオルカ♪ オルカは大事だよね」

男「ナツキはホットドッグ食べたいんだっけ」

幼馴染「あと冷たいものもほしいなー」

男「んっと、いまから買ってスタジアム向かえば3時からの公演ちょうどいいな」

幼馴染「ほんと? じゃあ行こ行こ♪」ギュ

男「お、おう…」

男(なんだ。ナツキとでも案外普通のカップルできるんだな…)






589: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:21:13.89 ID:9NBNhDGno


【スタジアム】


幼馴染「ここ! 席空いてる!」

男「はいはい」

幼馴染「よっと……おお〜〜っ!? よく見えそう」

幼馴染「あれ…オルカいなくない? どこ?」

男「ショーが始まったら、あそこの水中トンネルからこっち入ってくるんだろうな」

幼馴染「あー! なるほど! 早く来い」

男「ん、フローズンとホットドッグ。始まるまでに食べちゃおうぜ」

幼馴染「うん!」

幼馴染「あーんしてあげよっか〜? んあ〜」

男「いや…周りに家族連れいっぱいいるからやめて」

幼馴染「あ……えへへ。ごめんごめん」


それから5分ほどしてオルカショーが始まった。
さすが海のギャングを称するだけはある、巨体がジャンプするだけで水しぶきが客席まで飛び散り、
その雄大な姿と大迫力にスタジアムの観客は釘付けだ。


幼馴染「すご……アッキーの家で飼いたい」

男(どこで飼うんだ?)


ナツキはぽっかりと口をあけたまま片時も目を離さずにオルカの姿を追っていた。
食べかけのフローズンは溶けてただの飲み物になってしまっていた。







590: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:24:54.53 ID:9NBNhDGno



幼馴染「すごいねぇ…すごいねぇアッキー。あれがオルカ…」

男「かっこいいな…」

幼馴染「かわいい〜〜!」

男「は?」

幼馴染「え? かわいいでしょ。あの模様とか、ぬるぬるしてそうなお肌とか」

男「むしろ恐ろしい…ああ見えてめちゃくちゃ賢くて、集団でえげつない狩りするんだぞ…」

男「ペンギンやアザラシ食うんだぞ……冥界よりの魔物の異名は伊達じゃねぇ」

幼馴染「賢いよねぇ…なんであんな芸が出来るんだろう」

男「絶対ナツキより頭いいよなあ」

幼馴染「は…? そうかもしれないけどね…」

男「うそうそ真に受けるなって」

幼馴染「一度でいいから海で一緒に泳ぎたいなぁ♥」

幼馴染「せめてさわりたい〜〜ぎゅって抱きついて、ほっぺたすりすりしてみたい」

男「肉食だから…見た目に騙されてぱっくり食われるよお前」


しばらくの間オルカの巧みな芸は続き、小休憩を挟んでショーは最後の演目へと移った。


係員「いまからオルカくんのボール拾いを行います」

係員「どなたかショーにご協力くださいお客様はいらっしゃいませんかー」

係員「見えるように元気よく手をあげてくださいねー」

男(げっ、やな予感)

幼馴染「はいはい!!!」ガバッ

幼馴染「はいはいはいはいはい!!!オルカ〜〜!!」

男(あーあーもうめだちまくり…)







591: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:26:34.23 ID:9NBNhDGno



係員「あはは。はい!じゃあそこのとーっても元気な女の子」

幼馴染「やった! アッキーボク! ボクだよね!?」

男「さっさといってらっしゃい」

幼馴染「わーーー」

ナツキは観客の視線を独り占めにし、軽快な足取りでステージへと向かう。

係員「こんにちはー」

幼馴染「こ、こんにちは!」

係員「お名前は?」

幼馴染「ナツキ…です」

さすがに大観衆の前だと気づいて緊張したのか、マイクに乗った声はわずかに上ずっていた。

係員「今日はご家族でお越しですか?」

幼馴染「あ…い、いえ…えっと。好きな人と…デートで、えへへ…」

係員「なるほどー! 彼氏さーん、スタンドから応援してあげてくださいねー!」

ナツキがこっちにむかって控えめに手を振る。
俺は苦笑いで手を振り返す。
それと同時にテンションのあがった客達から冷やかしのような口笛がまばらにヒューヒューと聞こえてきた。

男(お前より俺のほうが恥ずかしい)







592: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:28:57.90 ID:9NBNhDGno



係員「それではステージへどうぞ」

係員「いまからこの3つのボールをプールに向かって投げてそれをオルカくんに拾ってきてもらいます」

幼馴染「わー! ボール!」

係員「それでは好きな場所へ順番に投げてみてください」

幼馴染「はーい」


ナツキは振りかぶってボールを力いっぱい投げた。
ボールは大きなプールの中央を越えてさらに向こう側まで届き、水中へととぷんと沈む。
観客たちは遠目では一見華奢に見える女の子の見せた予想外の遠投に、みな度肝を抜かれていた。


係員「こんなに遠くまで投げた子は初めてですねー」

係員「それでは拾ってきてもらいましょう!」

オルカ「きゅいっ」

オルカは体の大きさを感じさせないほど機敏な動きで飛び出して潜水し、
滑るように水中を泳いであっというまにボールを口先で器用に拾い集める。

男(こんなんに襲われたひとたまりもないな……)

そしてステージへと戻ってお姉さんの足元に綺麗に並べた。
スタジアムは大喝采につつまれる。

幼馴染「ふぉおおおお!!!」






593: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:31:33.13 ID:9NBNhDGno



幼馴染「えらい! この子は天才だよ」

係員「頑張ったご褒美にバケツから魚を一匹あげてくれませんか?」

幼馴染「はい! えいっ」

幼馴染「わ〜〜ボクの魚食べてる…♥ おいしい?」

オルカ「きゅいっ」

幼馴染「なんて可愛いんだ…ウチにくる?」

オルカ「きゅいっ」

幼馴染「来るって〜〜〜っ!!?」

男(勝手に恥ずかしいことしてるんじゃねぇ!)

係員「あ、ありがとうございました! 協力してくれたナツキちゃんにもう一度盛大な拍手をお願いします」



   ・   ・   ・



幼馴染「ただいま」

男「おかえり。オルカ近くだと怖くなかったか?」

幼馴染「ううん。すっごくかわいかったぁ」

幼馴染「近くだとね、きゅうきゅうって可愛い声がよく聞こえたよ」

男「そうか。よかったなナツキ」

幼馴染「うん♪ まさか餌まであげられるとは思わなかったよ」

幼馴染「最高の思い出だよ」

男「それじゃプールでまた遊ぶか」

幼馴染「うん!」

男(ナツキが楽しそうで来たかいがあったな)


その後もプールリゾートを満喫し、夕刻には俺達はくたくたになってホテルへと帰還した。







594: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/10(日) 22:35:31.95 ID:9NBNhDGno



【部屋】



幼馴染「はぁ〜〜疲れた」

男「お前の体力舐めてた…あと水泳ってやっぱ全身運動だな…」

男「使ってない部分の筋肉が…」カクカク

幼馴染「みて、窓から夕日見えるよ」

男「おー、サンセットってやつだな」

幼馴染「青空と青い海も綺麗だったけど、こっちもとってもステキだね…」

男「夜は沖で花火を打ち上げるらしいぞ」

幼馴染「贅沢すぎない? ずいぶん奮発しちゃったね」

男「せっかくの泊まりのデートだもんな。それにナツキずっとオルカ見たがってたし…見れてよかったな」

幼馴染「アッキー……」

男「さてシャワー浴びて、ディナーバイキングに備えるか。腹減ったー」

幼馴染「間食したのにお腹ぺこぺこだねー」

男「先に入って来い。俺ロビーでジュースでも買ってくるわ」

幼馴染「……」ぎゅっ

男「?」

幼馴染「えへへ…」

男「ナツキまさか」

幼馴染「…♪」コク

幼馴染「一緒に入ろ♥ いいでしょ?」

男「まじかよ。今日は甘えてくるのな」

幼馴染「だってぇ……くふふふ、好きなんだもん」





第七話<旅行>つづく






603: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:16:33.35 ID:ujrEer3to

第七話<旅行>つづき



ナツキに促されてバスルームへ。


幼馴染「ありゃ…トイレもついてるや」

男「そりゃホテルだからな」

幼馴染「ふーん…なんか変なの。分けてほしいよね」

男「湯船にお湯張るか? しばらく時間かかりそうだけど」

幼馴染「ううん。いまシャワーだけでいいよ」

幼馴染「ご飯のあと、1階の温泉行こ」

男「そうだな」

男「じゃ、じゃあ…脱ぐ…ぞ」

幼馴染「うん……ぇへへ」

こうして明るい場所で2人して裸になって肌を見せ合うことはあまりない。
初体験の時は薄暗がりで、はっきりと細部まで見ることは出来なかった。

気恥ずかしさに目線を逸らそうとしても洗面台の大きな鏡にナツキの姿が映り込んでしまっている。

ナツキはまず羽織っていたシャツを脱ぎ捨て、そして先にビキニの下に手をかけた。

男「あれ、そっちから脱ぐのか?」

幼馴染「え? う、うん…なにか問題ある?」

男「いや…いいんだけど…」

幼馴染「おっぱい見たかった? エッチ」

男「ちがいます」








604: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:18:37.52 ID:ujrEer3to



薄っすらと生えた黒い恥毛。
湿ってぺったりと肌に張り付いている。
腰には食い込んだビキニの跡がシワとなってはっきりと残っている。

男「お腹もずいぶん焼けたな。一日ぶらぶら歩きまわってたらそうなるか」

幼馴染「み、見てないでアッキーも脱いでよ…ボクだけなんて恥ずかしいじゃん」

男「悪い…」

一度ナツキから目をそらして海水パンツを下ろす。
ひっかかりながら飛び出した物はすでにふっくらと固くなっていた。

男「……やばい」


幼馴染「あ、なんか上とるの恥ずかしい…かも」

男「俺先に浴びてるから、お前脱いだらこいよ」

幼馴染「うん…」

空のバスタブに入り、カーテンを引いてシャワーの蛇口をひねる。

男「うわっ、チ!」

幼馴染「どうしたの?」

男「なんでもない……あっちー…びっくりした」






605: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:20:13.07 ID:ujrEer3to


しばらく手にシャワーをあてて温度を調整しているとナツキがもじもじしながら中に入ってきた。
2人で狭いバスタブの中にしばらく立ち尽くす。
しかし俺はなぜかナツキの裸を直視するのはイケナイことのような気がして、ナツキに背を向けていた。

幼馴染「入っちゃったね…すっぽんぽんで」

男「…」

幼馴染「なんで後ろ向いてるのー。こっち向いていいんだよ?」

男「…いや、でも」

幼馴染「おしりー! このー」

むにゅっ

男「さ、触るなって…」

幼馴染「お尻固い…むにゅー!」

男「やめなさい」

幼馴染「えへへ、やっとこっち見た」

男「うわっ、ごめ…」

幼馴染「なんで謝るの……別にボク見られてもいいよ…」

幼馴染「あのときのボクたちとは違うんだから…」

そういってナツキは俺の腕にしがみつく。
確かに俺達は恋人同士になった、気まずい思いをして一緒に風呂に入った頃とは違う。

男「とりあえずシャワーな…」






606: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:21:51.12 ID:ujrEer3to


俺はナツキの頭にぬるいシャワーを浴びせた。
ナツキは心地よさに目を細めて、腕や肩をさすって汚れを落とす。
すっかり日焼けした肌が、水で反射した光でテラテラとしていて艶めかしかった。

幼馴染「〜♪ 〜♪♪゙」

男「その鼻歌やめろ…」

幼馴染「なんでさー。今日ずっとパークの中で流れてて覚えちゃった♪」

男「そんなんじゃなかったろ」

幼馴染「じゃあお手本」

男「えっと…〜〜♪ 〜♪♪」

男「って感じ」

幼馴染「おー、うま!」

男「それよりナツキ…ちょっと離れろよ…お前近すぎ。もう一歩下がって」

幼馴染「なんで…あっ」

そこでようやく俺のあそこが臨戦態勢になっていることに気づいたようだ。
ナツキは頬に両手をあてておおげさにワオと驚いた。

幼馴染「あらら、いーけないんだ。一緒にシャワー浴びてるだけなのに♪」

男「こんな状況で勃たせるなって言うのは酷だぞ」





607: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:23:43.22 ID:ujrEer3to


幼馴染「……」

ナツキは興味津津といった具合に、しげしげと見つめている。


幼馴染「……もうちょっと近くで見ていい?」

良いと返事したわけでもないのにナツキはその場にかがんで、俺のペニスに顔を近づけた。

男「あっ、だめだぞ」

幼馴染「アッキーボクのおっぱい見たじゃん。おあいこおあいこ」

男「どこがおあいこだよっ」

顔を動かして角度をかえ、さまざまな方向から観察してくる。
竿だけならともかく、その下の睾丸まで見られるのは少しどころの恥ずかしさじゃなかった。

幼馴染「ふーん…こんな風になってるんだ」

幼馴染「へーえ。なんかひくひくしてておもしろ」

男(なんでだろうなー…もうセックスはしたのになー)

男(そういえば俺ナツキのアソコ…ちゃんと見てないな…)

幼馴染「これタマタマ?」

男「…っ! おしまい! あんまり見るな」

幼馴染「やーだもん。好きな人の大事なとこだから見たいもん。おかしい?」

男「う…この…」

愛らしくそんなことを言われてはますます理性崩壊に歯止めがきかなくなってしまう。
股間はさらに大きく膨張する。








608: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:25:31.73 ID:ujrEer3to


幼馴染「うあ……血管浮いてる…これってさ、痛くないの?」

男「痛くないよ」

幼馴染「ほんと? えい」

またも許可をとらずナツキは勝手に俺の竿を握った。
しなやかな指がまとわりついて、その刺激だけで頭が変になりそうだった。


男「あっ、またお前は」

幼馴染「固い…でもなんかむにゅむにゅしてる…弾力っていうのかな」

幼馴染「軟式のボールみたいな、感じ?」

男「そんな例えいらない」

幼馴染「これが…ボクのあそこの中に…ふへへ」

男「……っ。言わなくていいことばっかり言うなよ」

幼馴染「おっきすぎだよ♥ ほんとに入ったなんて信じられない」

幼馴染「だってボクのあそこの穴ってちっちゃいんだよ?」

幼馴染「そりゃ痛いはずだよね…怪我したかとおもったもん」

男「って自分で見たことあるんだ?」

幼馴染「え、あー…うん…あの翌日まだ血出てるのかな…お家で確認を…」

幼馴染「男の人は自分で大きさわかるからいいね!」

男「銭湯とか行けば簡単に人と比べられるからそうでもない」

幼馴染「アッキーおっきいほう?」

男「さぁな!!!」






609: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:26:19.84 ID:ujrEer3to



ナツキはいまだにむにむにと触りつづけている。
性感を得るための動きではないのがなんとももどかしい。
皮をつまんだり、さきっちょを指の腹でそっと撫でたり、あまりに不規則で刺激が乏しい。

男「あのさナツキ…」

幼馴染「?」

男「その…それじゃ俺全然気持よくなれないからさ……だから」

幼馴染「あっ、そっか。ごめんね」

幼馴染「ごしごししなきゃだめなんだっけ?」

幼馴染「それとも……ぼ、ボクとエッチしたいの?」

男「……とりあえず、手で」

幼馴染「わかった」

幼馴染「あれ…でもうまくゴシゴシできない」

男「滑りがたりないからな…ローションなんて都合よくないからなぁ…」

一瞬ナツキのよだれで…なんてよからぬ考えがよぎったが、変態だと思われたくない。
とりあえず無添加っぽい石鹸が備えてあったので、泡立てて塗るように伝えた。







610: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:28:01.32 ID:ujrEer3to


幼馴染「わはっ、にゅるにゅるだ」

幼馴染「ぬーるぬーる」

男「う…」

幼馴染「立ちっぱなし辛くない? そこに座れば?」

俺はバスタブの縁に腰掛ける。
足の間にナツキが座り込んでペニスと真剣に向き合う形となった。


男「ナツキに手コキしてもらえるとは…」

幼馴染「手コキっていうの? ボクこれ結構たのしいから好き」

幼馴染「アッキーのおちんちん、おもしろいと思うよ」

幼馴染「きもちよくなってね♪」

 ちゅくっ ちゅくっ ちゅくっ

ナツキの細い指が何度も竿を往復する。
ピッチャーをやっているだけあって、女の子としては握力が強いナツキの手はかなりの刺激をもたらした。

男(これ…自分でするのの比じゃない)

男(ナツキの手ヤバ過ぎる…)

自分の意思とは無関係に与えられる性感は耐え難いほどの心地だった。
もっと楽しみたいのに無慈悲な終わりが近づいてくるのがわかる。
ナツキはまたも下手くそな鼻歌を歌いながら、うっとりとした表情で俺のペニスを夢中でしごき続けた。






611: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:29:37.59 ID:ujrEer3to



幼馴染「あ…ここキモチいい?」

幼馴染「ん…かわいー声でてるよ?」

幼馴染「おちんちん…生き物みたいだね。ちょっと怖いけど、さわるとびくびくってなるのは可愛いな」

幼馴染「すっかり泡泡だね。よく見えないからちょっと流すね」

幼馴染「しゃばー…くふふ、おちんちんぴかぴかだ」

幼馴染「続きしまーす」

幼馴染「んしょ…んしょ…♪」

幼馴染「どーぉ? すりすりされると気持ちいい?」

幼馴染「ここの裏側のつながってるとこほんと不思議な形してるよね」

幼馴染「さきっちょもきのこみたいだね。保健の授業でみた絵とちょっと違うや」

幼馴染「アッキー返事してよぉ…ねぇ」

幼馴染「嬉しいなぁ…ボクの手でこんなにエッチな声だしてくれるなんて」

幼馴染「ほんとに嬉しい…なんかボクもうずうずってしてきた」

幼馴染「ねぇ…アッキー…あとでだけどさ…」

幼馴染「…? んー?」

 ぴゅるるっぴゅくっ

幼馴染「うわっ」





612: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:32:02.81 ID:ujrEer3to


男「く…ッ」

耐え切れずに無念の暴発1回目。
ここ数日我慢した分が一気に出た。
ナツキの甘えるような声と表情と、腕の隙間からちらちら覗くおっぱいとのすべてが俺の脳を刺激した。
頭に電流が走ったような心地だ。

白濁色の濃厚な粘液は宙を漂った後、ナツキの顔や体にべたべたと着地する。


幼馴染「えっ、えっ!?」

幼馴染「わわっ、ええっ!? うわーごめん!」

何を謝っているのかわからないが、ナツキの驚いた顔がとてもかわいい。

幼馴染「すんすん…うわぁーすごいにおい…」

幼馴染「アッキーのエッチなお汁…ボクにいっぱい…♥」

男「ごめん。そろそろ出るって言おうとしたんだけど、間に合わなかった」

幼馴染「むー…最初からかける気だったでしょ」

男「こんな体勢だとかかるに決まってるだろ…」

幼馴染「まぁお風呂だからいいけどね。あひゃーねばねば…すんすん」

幼馴染「へんなにおーい」

男「こら、人のアレで遊ぶな。あとへんなにおいとか言うなよ…」

幼馴染「でもボクの好きな匂いかも…アッキーの精子…アッキーの…」

幼馴染「なめてみよっかなー」

男「だめだめ! 食っていいもんじゃないぞ。シャワーするからな」

幼馴染「はーい♥」







613: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:33:40.74 ID:ujrEer3to


精液でべたべたのナツキに再び頭からシャワーを浴びせる。
顔から流れた精液が胸やお腹を伝って、足元へと落ちていく。

男(逆に全身汚しちゃったみたいでエロいな…)


幼馴染「ねーねー」

男「なに」

幼馴染「自分だけきもちよくなってずるい」

男「ずるいって言われても…元はといえばお前が勝手に触り始めたんだし」

幼馴染「だからボクのも触って…」

男「…う、うん。ナツキがいいなら触るけど」

幼馴染「じゃあボク立つからアッキーが指でして」

立ち上がりかけたナツキの腕をつかんで制止し、今自分が腰かけている場所をとんとんと指差す。

男「交代♪」

幼馴染「え……次はボクが見せるの?」

男「おあいこだろ?」

幼馴染「おっぱい見た。いまも見てる」

男「お前の胸と俺のチンコじゃ釣り合わないね」

幼馴染「……エッチ」

男「男はエッチなんだよ。それに、好きな子の大事な所みたいって思うのはあたりまえだろ? お前も言ったじゃん」

幼馴染「うう…ずるいよぉ」







614: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:35:29.38 ID:ujrEer3to


少しだけむくれたナツキをバスタブの縁に座らせて、大きく股を開かせる。

幼馴染「……っ。恥ずかしいよ」

男「俺も恥ずかしかった」

幼馴染「はぁ…やらなきゃよかったかも」

脚を大きく開くと、ぴったり閉じられていた秘裂が自然と隙間をつくって、中身のピンク色の粘膜がわずかに見えた。


男「広げてみてもいい?」

幼馴染「だめぇ…」

男「じゃあ自分で広げて」

幼馴染「……むぅ、あんまりじろじろみないでね?」

ナツキはおずおずと両手の人差し指を恥部に這わせて深呼吸の後、左右にはっきりと広げた。
陰唇とそれに守られた小さな膣穴がひくひくと呼吸するようにうごめいている。

幼馴染「あっ…あ……」

ナツキの顔が瞬時に羞恥に染まる。
口元をきゅっと噛みしめて、目は右往左往して定まらない。
濡れた髪の毛からはみ出た耳まで赤くなっていた。





615: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:37:03.43 ID:ujrEer3to



幼馴染「ううぅ…あぅぅ…もうだめっ」

男「隠すの禁止」

幼馴染「いじわるっ! 死にそうなくらい恥ずかしいよ…」

男「オレモハズカシカッタ」

幼馴染「うわ〜〜んいじわる〜」

本気でやりたくなければ抵抗すればいいのに、素直に俺の言うことに従っておまんこをさらけ出すナツキ。
馬鹿なのか健気なのかわからないその姿を見て俺は興奮し、自然とペニスが勢いを取り戻す。
ナツキもそれをはっきりと認識していま以上に頬を赤く染めた。

男(うわーなんつーエロい光景…写真とりたい)

ふと悪戯心が芽生えて、俺はカーテンを開いて洗面台に置いたコインケースに手を伸ばした。
そこから携帯電話を取り出して開く。

幼馴染「えっ、えっ」

男「一枚だけっ! な?」

男「お願い。一生のお願い」

幼馴染「な、何言ってるの…写真とるってこと?」

男「うん」

幼馴染「え゙……」




616: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:39:23.15 ID:ujrEer3to



男「ナツキの可愛い写真いっぱいとりたい。データいっぱいになるまでナツキの写真とりたいんだよ」

幼馴染「もう今日いっぱい撮ったでしょ……水着とか…」

男「裸撮ったことない」

幼馴染「こ、こんなの恥ずかしすぎてだめだよ!」

といいつつも指は依然としてしっかりと陰唇の左右に添えられたままだ。
あまり抵抗しないナツキに向かってカメラの目玉を向ける。
さすがにピースしてくれと要望を出すのは変態すぎるだろうか。
ナツキは恥ずかしさのあまりかいつまでたっても目線をくれない。

男(いいか。撮っちゃえ)

全身が入るようにすこしさがってフォーカスを合わせる。
とても古い携帯なのであまり画質はよくないが、俺はこの行為自体にものすごく興奮した。
ナツキは恥ずかしそうに目を伏せて、ひくひく震える。

そして指がシャッターボタンに触れ、

ピロリーン♪

幼馴染「〜〜〜っ!!」

幼馴染「と、とった…?」

男「あーあ。ナツキの超やばい写真撮っちゃった」

男「うわー…エロ。変態だお前」

幼馴染「うぐう…誰かに見せちゃダメだよ?」

男「見せるかっての。一生俺だけの宝物にする」

幼馴染「それもやだなぁ…」

男「じゃあそろそろ触るからな」






617: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:41:34.03 ID:ujrEer3to


いよいよナツキの恥部に向かって手を伸ばす。
かがんで顔を近づけるとより鮮明に粘膜が見えた。

幼馴染「はぁ、はぁ…っ」

幼馴染「あぁぁ…もうだめえ。これ以上ボクのここ見ちゃやだあ」

男「自分でおまんこ開いておきながら何言ってんだ」

幼馴染「おまんこって言うのもだめぇ!」

幼馴染「それに…アッキーが…アッキーがお願いするんだもん」

膣穴からこぼれた愛液がまた一滴ツゥーっと垂れて水と混ざる。
いやいや言いながらもナツキはかなり興奮しているようだ。

男「もう中ぐちゅぐちゅ?」

幼馴染「しらないもん!」

しらを切っても無駄だ。どうあがいてもこの距離では隠すことはできない。
包皮に守られた小さなクリトリスが充血してピンと立ち上がっている。

俺はそれに指先とツンと当てる。

幼馴染「ひゅぐっ」

男「うわっ、エロい声」

幼馴染「ちがっ…ひゃうんっ、そこ…は…」

男「ナツキのクリかわいいな」

幼馴染「……」フルフル

男「自分で触ったりする?」

幼馴染「さわらないもん」





618: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:45:12.46 ID:ujrEer3to


男「オナニーするって言ってたじゃん」

幼馴染「…っ」フルフル

男「じゃあ俺が触るから」

ナツキのお尻に向かって伝う愛液をすくって指になじませて、クリトリスを指で挟んだ。
小さくこすって刺激を与える。

幼馴染「ふぁっあああっあ、あんっ」

幼馴染「クリだめ! ボクっ、あ、うんっ、すぐ…イッちゃうから」

男「そうなんだ? 乳首も弱いしクリも弱いしお前弱点だらけだな」

からかいながらどんどん責め立てる。
ぱくぱくと誘うように呼吸する穴にも指を1本ねじこんで、ナツキのやわらかさを堪能した。

幼馴染「あああっ、そっちもだめっ」

男「うわ…きっつ」

男「これよく入ったな…指ちぎられそう。でもヌルヌルだな」

挿れた指でナツキの内側の天井をこすって、ひだひだを指の腹で数える。
ナツキは脚を閉じたそうにわなわな震わせるが、俺の体を間に割り込ませているので逃げることはできない。

 ぬち ぬち ぬち

幼馴染「んんっ♥ んっ、うっ♥」
  
わざと往復させずに、指をまわしたり細かく震えさせたりして、ゆるめの刺激を与える。
ナツキが快感に負けておねだりしたら、しっかりと気持ちよくしてあげようと思っている。

それにしてもいやらしいポーズだ。
あのナツキが明るい照明の下でこんなにもおまんこを丸出しにして、真っ赤に充血させている。




619: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:49:39.59 ID:ujrEer3to

 
 ぬち ぬち ぬち…
 
甘くこすり続けるとナツキの声はどんどん甲高くなっていく。
愛液はとめどなく溢れてきて、指がべたべたになってますます滑りが良くなる。


幼馴染「あっあっあうっ、そこ、もっとされちゃうと」

男「……もっとなに」

幼馴染「クリ、クリもっとさわって…あうっ、あっ」

幼馴染「あそこのほうも…指、指ほしい。もっとぉ♥」

男(弱い…)

ナツキのあまりのあっけない陥落につい拍子抜けしてしまった。
クリトリスはぴんぴんに立って、ずいぶんとこすりやすい固さになった。
膣穴はぎゅうっと俺の指をくわえ込んではっきりとおねだりしている。

早くこの穴に自身を挿れたいと思ったが、風呂場にはゴムを持ち込んでいないので躊躇われる。
それにまだこの後ベッドで夜の本番が控えている。

男(楽しみだなナツキ)

指をストロークさせて、愛しい彼女の膣内をごしごしとこすり続けた。
ぴっぴと飛沫が跳ねるほどにナツキはぐっしょり濡れている。
 

 ちゅくちゅくちゅく ちゅくちゅくちゅく
   ちゅくちゅくちゅく ちゅくちゅくちゅく


幼馴染「あっ♥ あっ♥ ああっ♥」

男「イキそう?」

幼馴染「れちゃうっ、やめっ、あああっ♥」

男「なに? もう限界?」

幼馴染「れちゃうっ♥♥」






620: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/11(月) 22:52:21.45 ID:ujrEer3to


幼馴染「あっ♥ ふぁぁぁ〜〜〜〜っ♥♥」

びくんとナツキの腰が弾んで、ぺちんとお尻から湯船の縁に再び着地する。
膣はぎゅうっと閉じられて痙攣していた。

ナツキの弛緩しきった表情は恍惚としている。


幼馴染「あぁあ……」

男「ん?」

 ぴょろろろろ…

気づけば俺はなにかを浴びせられていた。
黄金色の液体は、指で犯した穴のわずか上から勢い良く溢れだし、弧を描いて俺に降り注ぐ。
におう…。

幼馴染「ごめ…なひゃ♥」

 ぴょろろろろ……

幼馴染「あぁぁ…とまらなっ、とまらないよぉ…♥」

幼馴染「アッキーのばかぁ♥ ボク…出るっていったのにぃ…」

男「風呂だから許す……」

男「でも悪いことだからお仕置きしなきゃな」

 ちゅくっ

幼馴染「んぅ! ん♥」

幼馴染「ふへぇ……ボクどうなるのぉ…♥」





第七話<旅行>つづく



 




631: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:08:26.73 ID:cRWYGDQBo

第七話<旅行>つづき




幼馴染「も、もしかしてアッキー…挿れる気?」

男「…」

ナツキは不安げな表情で俺を覗き込む。

幼馴染「避妊具…つけなきゃ」

男「わかってるけど…」

きちんとゴムをつけなくてはいけないことはわかっている。
しかし幼馴染のこんな痴態を見てもはや欲望の治まりはつきそうにない。

ナツキにかけられたツンとした匂いのおしっこをシャワーで洗い流し、
細い肩を掴んでナツキを無理やり立たせた。

幼馴染「え…本気?」

男「したい。2度目だから、すぐには出ないと思うし、コントロールできる」

男「やばくなったら抜くから」

幼馴染「……ほんとかなぁ。信じるけど」

男「ナツキはしたくない?」

幼馴染「…したい♥」





632: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:11:06.95 ID:cRWYGDQBo


幼馴染「もう…挿れて…ほし、くて」

幼馴染「ボク…うずうずしてるよ」

頭を引き寄せて吐息のまじる距離でしばらく見つめ合い、深く唇を重ねた。
ナツキの唇はとても柔らかく温かい。
決して性欲だけで動いているわけでないと、出来る限り優しくナツキに愛情を伝えたい。


幼馴染「んっ、む…」

幼馴染「ん…ふ、ん…♥」

幼馴染「ふはあ…ハァ、はぁ。ほしいよぉアッキぃ…」

ナツキはとろんとした発情しきった顔で俺を求め、体に触れてきた。

男「わかった。後ろ向いて壁に手ついて」

幼馴染「え……うん。えっと…」

幼馴染「こう?」

男「そのままお尻こっち」

幼馴染「うぅ〜……恥ずかしい。お尻見えちゃう」

男「もう恥ずかしいとこ全部見たから」

ナツキは照れながらも素直にお尻をつきだした。
丸くて安産型のお尻の焼け残ったビキニ跡がてらてらと白く光って眩しい。
未使用の桃色のおしりの穴まで丸見えだった。







633: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:13:38.39 ID:cRWYGDQBo


男「かわいいな」

幼馴染「えっ、う…えへへ」

男「おしりの穴。なんかひくひくしてる」

幼馴染「ひゃっ、だ、だめだよ……そっか見えてるよね!? ぎゃー」

男「気にするな。綺麗だよ」

幼馴染「見ちゃいやぁ…」

男「もう挿れるぞ」

そして有無をいわさず、後ろからナツキの膣口にむかって熱く滾った肉棒をゆっくり突き刺した。

幼馴染「んぅっ♥ うあああ」

男「うぁ…ナツキ…きつ」

柔らかい肉襞がじゅぶじゅぶとペニスを迎え入れて先端から飲み込んでいく。


幼馴染「ああぁ…はぁ…っ、ああ」

男「痛い?」

幼馴染「ううん…全然っ」

どうやら痛みはないようで安心した。
こんなあどけない天真爛漫な少女が実は経験済みだなんて、世間の人が知ったらどう思うだろうか。
ナツキのバージンを自分が奪ったことを思い出してさらに興奮は加速する。
ペニスは硬さと太さを増しながら、ナツキの内側をこじあけてずんずん突き進む。


幼馴染「ふぁっ、あっ、あっ♥」

男「入っ…たぞ」

幼馴染「〜〜っ♥ なんか…イキ…そ」







634: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:15:25.60 ID:cRWYGDQBo


男「興奮しすぎなんだよ」

幼馴染「だってぇ」

男「動くからな。ちゃんと自分の体支えとけよ」

ナツキのくびれた腰をしっかりつかんでピストン運動を開始した。

男「うお……からみ、ついて…」

幼馴染「あっ♥ ああっ」

男「ナツキどんな感じ」

幼馴染「うっ、ひぅっ…アッキーの熱いのが…ボクの中っ、で……ふぁうっ♥」

幼馴染「ごしごしっ♥ されてっ、ふぁぁぁ♥」


穴を一突きする度にナツキの体が悦んで跳ねた。
こうして体をぶつけているのに、おしりがいいクッションになって痛みはない。
内側の怪我も治っているようで、俺は遠慮なく揺れるお尻を突きつづけた。

 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥

幼馴染「あっ♥ あっ♥ んんぅっ、あああっ♥」

淫らな水音とナツキの情けない蕩けた声がバスルームに響いた。








635: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:19:13.19 ID:cRWYGDQBo



 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥


次第に律動は更に間隔が短くなって、ナツキの息遣いもそれに伴い荒くなる。
突く度に背筋がピクンと跳ねて、がたがたと小刻みに肩や腕が震えている。
膣穴はきゅうきゅうと喜びながら柔らかい襞で俺を撫でつける。


男「ナツキ、ちゃんと立ってないと危ないからな」

幼馴染「あっ、あっ、あ゙っ♥ わかって…るぅ」

幼馴染「てかげんっ、してよぉ♥ あぁあ!」

男「ごめん。無理」

男「きもちよすぎて止まらない…」

幼馴染「ふぁあんっ♥ あんっ、あ゙っ♥ あ゙っ♥」


視界の中でナツキが喘ぐ。
いちいち愛らしい反応を示すことが嬉しかった。

それに見れば見るほど健康的で美しい後ろ姿だ。
ナツキはしっかり背筋と腹筋を鍛えているので、スラリとのびた綺麗な背筋をしている。
体のバランスもよく背骨にも歪みがない。
小麦色に焼けた肌もみずみずしくて、水着の日焼けあとがワンポイントとなってぐっとくる。

残念ながら胸は控えめなため、背中側からぶるぶる揺れる様子は確認出来なかった。

男(あとでベッドで思う存分触らせてもらおう…)






636: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:21:01.89 ID:cRWYGDQBo



幼馴染「だしちゃ…だめだからねっ。んぁう♥」

男「はっ、は…ッ」

幼馴染「アッき…だめだよ…? 絶対だめだよっ」

男「わかってる…出そうになったら抜くから」

自分は二度三度と立て続けにできないタイプだ。
ユウジは一日の自慰記録を更新したとかなんとか、クラスの男子に自慢気に話していたが、俺にはそんなことしようなんて考えもつかない。

あまり性欲が強くない方なののかもしれない。

男(そう自分では思っていたのだけどな…)

ナツキの裸を前に興奮はおさまることはなかった。
一度手でしてもらって出した直後だというのに、こんなに元気なのはありえない事だった。
自身を理性に依って律することができず、俺は夢中でナツキの柔肉に腰を叩きつける。
 
 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥


幼馴染「あああっ、あああっ♥」

幼馴染「おちんち…おちんちきもちいいっ♥」

幼馴染「こんなに…きもちいなんてっ♥」

男「俺もだ。本気で腰振ったらこんなにやばいんだな」





637: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:23:19.68 ID:cRWYGDQBo


ナツキはある意味初めてとも言える膣内での性感に夢中になっていた。
前回は痛みでどうしようもなく、その翌日も試したみたが裂傷の痛みが引いてなくて結局行為を先送りした。
しかし今日という日を迎えて準備は万全に整ったようだ。


幼馴染「うっ♥ ううっ♥ やぁ…そこ」

幼馴染「ボク…好き、そこ好き、ごりごり♥」

男「俺もナツキの中好きだよ。ずっと挿れていたら…溶けそう」


膣内から分泌液がはしたなく溢れてぐちゅぐちゅとまとわりつく。
その淫らな音がするたびにお互いの興奮は高まって、さらに気持ちよくなっていった。

幼馴染「顔…みたいよぉ、アッキーの顔みたいのに」

幼馴染「おちんちんしかわかんないっ、腰もっとぎゅってつかんでっ」

幼馴染「顔みたいよぉ…っ」

幼馴染「やぁん♥ あんっ、これじゃっ、ボク動物だよぉ♥」

幼馴染「後ろから…ずんずんされてっ、ボクっ♥ 感じちゃうなんて♥」

男「イケよ。我慢しなくていいぞ」

男「俺も…もうっ! ナツキ!」

幼馴染「イッて、イってアッキーあぁでも中だめっ♥」


 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥


幼馴染「イクっ、あっ、きもちい♥ あイクっあっ♥あっ♥」

幼馴染「あ、ぁぁ〜〜〜〜〜ッ♥♥」


ひときわ大きなナツキの嬌声とともに、おまんこがぎゅんぎゅんと締まって痙攣する。

無数のひだひだがこれでもかというくらいに肉棒をひっかいて俺の射精を促した。








638: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:25:36.81 ID:cRWYGDQBo


男「うっ、くっ、あ」

耐え難い快感が訪れ、精液が尿道を勢いよくかけのぼって一気に噴出した。
と同時に俺は焦ってペニスをナツキの中から抜く。
そして宙に激しく撒き散らしてナツキのおしりをべたべたに汚した。

幼馴染「ふぁぁ♥ ごりゅってぇ…きたぁ♥」

幼馴染「なんか最後ごりゅってされたぁ」

幼馴染「アッキー…? はぁ、はあ♥ ボク…ちょーきもちよくなっちゃったよぉ…」

幼馴染「アッキーもでちゃったんだね…えへへ、おしりにいっぱいかけたでしょ♥」

幼馴染「んぁ…ちからはいんないよ。ハァ、はぁ〜」

男「…」

男(若干間に合わなかった予感)

最奥部で出すことはなんとか免れたが、膣内に白濁液は半分ちかく置き去りになってしまった。
ぽっかりと空いた淫口から真っ白な液体がとろりと滴る。

男(エロい……壮観だ)

幼馴染「…あ…なんかうまくたてなさそー…」

ナツキはずるりとよろけて倒れそうになった。
それを抱きとめて俺は開口一番。

男「ごめんなさい」

幼馴染「ふぇ……なにが??」

幼馴染「え゙っ!!」




639: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:26:56.65 ID:cRWYGDQBo



幼馴染「も、もしかして…」

幼馴染「わーー精子ボクのおまんこについてるじゃん!!」

幼馴染「外で出すって言ったのに!」

男「ギリギリ外で出した!」

幼馴染「うっそだあ! こ、こ、これどうしたらいいの!」

男「だっ、だ、大丈夫! 奥で出したわけじゃないし、かきだそういますぐ!」

男「かきだしたら…多分、大丈夫! 奥に届いてないから……」

幼馴染「ほんと!? そういうものなの?」

男「さ、さぁ……ユウジに押し付けられたゲームとか本の知識…」

幼馴染「んもーー!! なにそれ! バカ!」

男「ほらナツキ、ここ座って! 足ひらけ!」

幼馴染「やぁんもう恥ずかしいよぉ!!」

男「はやくしろー!!」

その後ナツキのなかを指でひっかくように慎重に精子を取り除いて洗い流した。



  ・   ・   ・


 




640: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:29:15.21 ID:cRWYGDQBo


幼馴染「ハズカシ。超ハズカシ体験しちゃった……」

男「もうゴム無しでしようなんて言わないから許して…性欲に負けたことすごく反省してる」

男(でもお前がエロすぎるのが半分悪い)

幼馴染「別に怒ってないよ? だってボクも挿れてほしかったし」

男「そうか…」

幼馴染「それに! もしこれで赤ちゃん出来ちゃってても…!」

男「!!」ギク

幼馴染「ボクたち遅いか早いかの違いでしかないもんね♪」

男「……。ナツキちゃんそれは早過ぎると思います」

幼馴染「かな? えっへへ」

ナツキは笑いながらすりすりとお腹をさする。

男「つか…やっぱ、そうなるよな…」

幼馴染「そうって?」

男「いずれほんとに子作りするんだよなって……というかまずは結婚…だけどな」

意識していても、いざ口に出すと恥ずかしかった。

男(ナツキとの結婚生活なんてどうなることやら)

男(あんまりいつもとかわらなかったりして…)






641: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:30:52.38 ID:cRWYGDQBo


幼馴染「くふふ…いまさらボク以外好きになれるの〜〜?」

男「ならない」

幼馴染「じゃあボクしかいないよね♪ ボクもいないよ〜〜」

ぎゅむっ

男「あーもういちいち抱きついてくるなこのくっつき虫」

幼馴染「体動かしたらお腹空いちゃったね。そろそろご飯の時間かな?」

男「そうだな。着替えてレストラン行くか」

幼馴染「うん!」

男(にしても事の成り行きで2回も出しちゃうなんてなー…ベッドでがんばれるかなー)

男(いろいろプラン考えて来てるのに、なんでいつも思った通りにならないんだ)

男(まぁナツキだから仕方ないかぁ…)


幼馴染「エッチってあんなにきもちいいんだね。しらなかった」

男「……なんでその話蒸しかえすんだよ」

幼馴染「だってー。なんかボクハマっちゃいそー♥」

男「ひっ! ……はよ頭乾かせ」

幼馴染「くふふふふ。ひぎゃっ、やめふぇ…ひっぱらないれ」

男(こいつ全身もち肌…)グニーン





642: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:31:55.03 ID:cRWYGDQBo




【ホテルレストラン】



夕飯はホテルの大型ホールレストランでの盛大なビュッフェ形式だった。
中央のテーブルにたくさんの料理が並んでいる。

男「おお!!」

幼馴染「いっぱいある! これって食べ放題?」

男「もちろん!」

幼馴染「やた〜〜っ! ボク全種類たべよっと」

男「無理無理」

とてもじゃないが一日宿泊するだけでは味わいつくせいない品目数だ。
これでも今日は洋食和食中華にしぼってあるだけで、曜日ごとにメニューは入れ替わるらしい。

幼馴染「まずはなにがあるか見て回ろっかなー」

といいつつもナツキは目についた美味しそうな料理をお盆に載せて取っていく。

男「お前いきなりそんなに取る馬鹿がいるかよ」

幼馴染「大丈夫大丈夫! わーデザートもあるんだぁ」

男「ちょっと待て! それは最後だろ」

男「あといくらなんでも野菜とらなさすぎだぞ」

男「ちょっとお盆貸せ!」

幼馴染「やだ!」

男「貸せ!」

幼馴染「いやぁぁだああ、今日はボクが好きなものだけ食べるもん。ビュッフェだもん!」

男「まぁいいか…太ってもしーらね」

幼馴染「あとでまた運動するもーん♥」

男「……」





643: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:33:30.31 ID:cRWYGDQBo




  ・   ・   ・



幼馴染「はむ…んむ、んむ…おいし〜このステーキ肉! 取った?」

男「取ってない。一切れくれよ」

幼馴染「はいあ〜ん……しないんだねオッケーオッケー」

幼馴染「さすがにボクも状況をわかるようになったよ」

男「お、ほんとにやわらくてうまいな。俺あとで取ってこよ。どこで見つけた?」

幼馴染「和食のお肉のとこで、目の前でシェフの人が焼いてくれたよ」

幼馴染「だからあのテーブル見張っとかないと」

男「目ざといやつだな…俺気づかなかったぞ」

幼馴染「アッキーこんな風に焼ける?」

男「スーパーの肉じゃ無理だなぁ…」

幼馴染「やっぱ高いお肉かな? よぉしこれ食べまくって元とるぞー!」

男「いるよなぁこういうやつ……女なんだからせめてもっと上品にしろよー」

幼馴染「ふぁぐ、はぐ…関係ないよっ」

幼馴染「食欲は、我慢できないもん! 女とか関係ないしっ!」






644: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/13(水) 22:36:09.14 ID:cRWYGDQBo



男「お前の場合は我慢しないの食欲だけじゃないだろ」

男「どこでもすぐ寝るし…えっと」

男(あともう一つなんだっけ)

男(3大欲求って……あ、性欲だ…)ジトー

幼馴染「???」むぐむぐ

幼馴染「はぐっ、はむ…うまっ! はぁ〜〜生きててよかった♪」

男(当たり前だけどナツキに性欲があるってのが驚きだな……)

男(あんなにエロい声だして…エロい汁だして淫れるなんて……やばいまた勃ってきた)


幼馴染「いっぱい食べてこの後のために体力つけようね♪」

男「お、おう……?」

男(うわーー相手するの大変そう)

幼馴染「アッキーなんのことかわかってないでしょ」

男「わかってるっての! こ、こんなとこでする話か!!」

幼馴染「え?」

男「え?」

幼馴染「あのね!さっきホテルの中ぶらぶらしたとき、遊戯室に卓球台あったんだよ!」

幼馴染「キャッチボールできないかわりに勝負だ! ボク球技なら負けないよ!」

男「あ、そっちね…」

幼馴染「……なんだと思ったの??」

男(……なんかむかつく)




第七話<旅行>つづく



 




663: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 20:57:12.57 ID:lXP9nbaOo

第七話<旅行>つづき




【遊戯室】


男「くあっ…ま、待った待った」

幼馴染「えー? わーいこれでボクの2ゲーム先取!」

男「くっそ…腹が重くてうごけねぇんだよ」

幼馴染「こちとら条件は一緒だよ」

男「そういえばお前のほうが食べたような…」

幼馴染「だからこうして運動してるんじゃん」

男「くそ…ピンポンでまでお前に負けてたまるか」

幼馴染「ふふん。無理無理♪」

ナツキはラケットでピンポン球をリフティングをしながら得意気に鼻を鳴らす。

俺達はディナーを終えて遊戯室へと遊びに来ていた。
ちょうど食事や入浴の時間とかぶっているため、広い室内に人影は疎らだ。
ビリヤード台やダーツ、カラオケルームまであったが、ナツキが選んだのはよりにもよって一番動きの激しい卓球だった。

男「お前とやると…お気楽ピンポンじゃなくなるから嫌なんだよっ」パカッ

幼馴染「やっ!」パカンッ






664: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 20:58:33.96 ID:lXP9nbaOo



本人が言うとおり、俺が球技でナツキに勝てた例がない。
いまでこそ純粋な筋力は男性である俺のほうが上だが、高い技術が求められるスポーツとなれば話は別だ。


男「お前…ッ! 温泉の卓球でスピンかけるやつがいるかよっ」カコン

幼馴染「やっ!」パカンッ

普通温泉でのピンポンといえば、ルールも曖昧なカップルが仲睦まじくキャッキャとつっつきあいをするものだ。
しかしナツキとそんな微笑ましいプレーができるわけがない。
俺の幼馴染は食後とは思えない軽快な動きで左右にステップし、
スリッパ履きのくせに力強く踏み込んで強烈なスマッシュを容赦なくコーナーに叩き込んでくる。


幼馴染「ふふ」

男「拾えねぇんだよ!! バカ!」

幼馴染「よわすぎー」

男「くそ…」

男「そういえばお前さ……中学の体育で卓球の大会しただろ? あん時確か女子1位だったよな」

幼馴染「うん。それが? アッキー何位だった?」

男「ぐ……部活のやつらには勝てなかった」

幼馴染「じゃあボクが鍛えてあげる♪」パカンッ

男「もう許してくれ!」






665: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:00:03.67 ID:lXP9nbaOo



20分ほど粘り強く続けたが、結局ナツキから1ゲームも奪うことはできなかった。
いつのまにか付いていたギャラリーからナツキに向かって賛辞と拍手が贈られる。


幼馴染「やーどうもどうも」

幼馴染「うへへへ、まいったなぁ」

男「そろそろ行くぞ……」

幼馴染「楽しかった♪」

男「ちょっとそっちのソファで休憩…」

幼馴染「情けないなぁ。運動不足なんじゃないの」

男「はぁ…はぁ…汗だくだ…今日はプールも入ったしつかれたんだよ」

幼馴染「いい汗かいたのお風呂の前でよかったね♪」

男「よかったねじゃねぇよ。他の客にめちゃくちゃ見られてたぞ恥ずかしい」

幼馴染「うん。いいじゃん。拍手してくれたし」

男(俺はボコボコにされてへこんでるんだけど!?)





666: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:00:59.55 ID:lXP9nbaOo


男「にしてもお前スポーツうますぎ…どうなってんだ」

男「反射神経がイイのか? 動体視力か…?」

幼馴染「?」

男(案外いまからでも何かやらせたらプロ間に合うんじゃないか…)

幼馴染「さーお風呂いこー! お・ふ・ろ♪」

男(世の中そんな甘くもないか…)

男(こいつ将来何になるんだろうな……進路決めてるのかな)

幼馴染「アッキー?」

男「お、おう……?」

幼馴染「なに? あ、もしかして…変な事考えてたでしょ」

男「え…何が」

幼馴染「エッチ…。部屋のシャワーじゃなくて、1階の大温泉のことだからね!」

男「はぁ!? 誰もそんなこと考えてないから!」

幼馴染「どうだろねー?」



  ・   ・   ・


  




667: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:02:22.35 ID:lXP9nbaOo




幼馴染「ついたついた。さぁ入ろう」

男「コラッ! お前あっちだろ」グイッ

幼馴染「わっ…そ、そうだった。危ない危ない!」

男「間違えるバカがあるかよ」

幼馴染「だって昔は…一緒に男湯入ったりしてたもん」

男「10年近く前だろ…アホ。いま何歳だよ」

幼馴染「なんかアッキーといると時間の感覚狂っちゃうなー」

男「俺のせいかよ」

幼馴染「じゃ30〜45分くらいであがるから! 先に部屋帰っちゃだめだよ!」

幼馴染「先にあがったらのんびり待っててね!」

男「おう、ゆっくりしてこい。帰らねーから心配するな」

幼馴染「またあとでねー♥」フリフリ

男「おう」

幼馴染「…」

幼馴染「えへへ、またあとでねー♥」フリフリ

男「…。はいはい、いってらっしゃい。またあとでなー」フリフリ

幼馴染「いってきまーす」

男(めんどくせぇやつ。甘えすぎだ)

男(…嬉しくないわけじゃないけど)







668: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:03:56.03 ID:lXP9nbaOo


  ・  ・  ・




男「…ふぅ」

男(にしてもナツキのやつ最近スキンシップ過剰なような…)

男(幼馴染からようやく恋人になったし、最初のうちは仕方ないのかな)

男(それだけ俺のこと…好きってことなんだよな……でもなぁ)

男「ふーー…なーんか、嬉しい以上に気疲れするんだよなぁ」

男(ナツキなんだけどどこかナツキじゃないみたいな)

男(もしかしてあいつ無理して演じてるんじゃないか…)

男(そんなことできるやつでもないか…)ブクブク


少年「あ! さっき卓球でけちょんけちょんにされてたお兄ちゃんだ」

男「……えっと?」

男(あぁ、さっき周りに何人かいたな…)

少年「オレ試合見てたよ!」

男(試合ってほどじゃないけど)

少年「あれ? もう一人の強くてカッコいいお兄ちゃんは?」

男「え? いや…あいつ女だけど…」

少年「うっそだー」






669: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:05:12.28 ID:lXP9nbaOo



男「うそだーっていわれても本当に女だし…」

少年「じゃあおっぱいあるの? おっぱい!」

男「あるってば」

少年「きょうだい?」

男「……か、カップル。てかなんで言わなきゃいけないんだよ」

少年「すげー! カップルでホテル来てるんだ! 大人だ!」

男(なんだこのませた子供…無視するか)ブクブク

少年「でもあんまりしんじられないなぁ…」

少年「絶対男だって。あんなカッコいいもん」

男「…ッ! どう見てもあいつ女だろ!?」

少年「そう? お兄ちゃんよりかっこよかったよ。オレのお姉ちゃんもキャーキャー言ってたし」

男「ゔ……やっぱそう見える」

男(ナツキのほうがカッコいい……か。何度言われてもショックだ……)

少年「女の人ってことはいまごろ女湯のほうにいるのか! よーし会ってこよ!」

男「ぐっ、待て」ガシ

少年「なんだよ! オレまだ女湯入れる年なんだぞ」

男「いかせてたまるか…お兄さんと男同士のお話しようぜ」

少年「いてーよなにすんだよ! はなせよ」

男(まずい…俺はガキ相手になに嫉妬してんだ)





670: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:06:14.72 ID:lXP9nbaOo


少年「ったくさー。おとなげねぇなぁ」

男「それより…あいつはやっぱり男っぽく見えるのか」

少年「うん! すげー卓球うまくてかっこよかったし」

男(それは同意)

少年「顔もすっげーイケメンだし」

男「イケメン? そうか? かなり間の抜けた顔…いや」

男(確かにスポーツに全力だしてるときのあいつはかっこ良く見えても仕方ないか)

男(昔からそうやって女子を落としてきた天然物のジゴロだからなあいつ…)


ナツキは昔からとにかく女子にモテた。
小学生の頃は運動なら何をしてもクラスで一番。

スポーツのできる子はもれなくモテる時期だ。
しかも見た目はボーイッシュで顔がすっきり整っていて、誰にでも笑顔で優しい。

その絶世の美少年っぷりに、陰では『王子様』なんて呼ばれたりしていた。
初恋をナツキに捧げた子は多かっただろう。

ナツキ宛の手紙を幼馴染に俺に渡すよう押し付けるやつもいた。
しかし本人ときたら見当もついていない様子で、どれだけアプローチを受けても首を傾げるだけだった。


男(ここ少しは最近女っぽくなったと思ったのになぁ…)

男(やっぱ他人の目からみたらまだまだ男っぽいのかなぁ)

男(あいつの場合見た目ってより、仕草とか雰囲気が問題かなぁ…)

 




671: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:07:55.35 ID:lXP9nbaOo


ナツキを女らしくする。
俺のこの夏の一番の目標だ。
それに向かっていままで邁進してきた自負はある。
結果、恋人同士になれた。

男(まだ全然足りてないのか…)

男(いや…でもスカートは履くし、ビキニ着るようになったし…)

男(あのナツキからしたら十分な進歩なんじゃないのか?)

少年「お兄ちゃん? おーい……のぼせるよ」

男「……」ブツブツ

男「ナツキが…足りない…まだ足りないのか…?」ブツブツ

男「俺はあいつをどうしたいんだ…」ブツブツ

少年「なんか、ごめんなさい…きいちゃいけないことだったみたい」



  ・   ・   ・



【部屋】


幼馴染「お風呂きもちよかったねー」

男「そうだなー」

幼馴染「自販機に牛乳うってたらよかたのにー」

幼馴染「部屋帰ったらお水飲もーっと♪」

男「そうだなー」

幼馴染「……」






672: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:10:21.34 ID:lXP9nbaOo


幼馴染「どうしたのー? なんかボーッとしてるよ。湯あたりしちゃった?」

男「いや…」ジロジロ

幼馴染「…?」


ホテルの浴衣姿のナツキは確かに風呂場で出会った少年の言うとおり、なんとも性別不明な出で立ちだ。
女にしてはそこそこ上背があるし、大人の女性らしい全体丸っこい体つきではない。
ブカブカの浴衣姿ではなおのことわかりづらい。
せいぜい見分けられるとしたら、かすかな胸の膨らみだろうか。
風呂あがりだというのに女特有の艶かしさや色香も見えない。

だけど俺は確かにこの子が女だということを知っている。
ナツキの女体を隅から隅まで知っている。


幼馴染「…ボクのどこみてるの」

男「…ベツニ」

幼馴染「…? あーあ、ヤラシーんだ」

男「ちがっ」

幼馴染「もーー、男の子ってそういうことしか考えてないんだ?」

男「違うって! 邪推するなよ」

幼馴染「じゃすいってなに? たまにわからない言葉つかうのやめてよ」

男「あとで自分で調べろ……おっともうすぐ花火はじまるな」

幼馴染「むーー。また誤魔化した」






673: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:12:04.47 ID:lXP9nbaOo



【部屋】


幼馴染「花火まだかなー。せっかくだから部屋の電気消しておくね」

男「おう」

幼馴染「わーまっくらなっちゃった! カーテンあけて!」

男「おう」

幼馴染「やっぱり湯あたりしちゃったんじゃない?」

男「してないよ」

幼馴染「……なんか心配」

幼馴染「アッキー、おいで」

男「なんだよ」

幼馴染「来ないならボクのほうから行っちゃお」

ナツキはぴょんと飛び跳ねて俺のベッドにやってきた。
勢いでボヨンと膝から弾んでそのまま俺の背中にのしかかる。


男「いだっ」

幼馴染「ありゃっ、ごめんごめん」

男「…おとなしくしてろって。うるさくしたら怒られるぞ」

幼馴染「アッキーこそなんか怒ってる? あ、ボクに卓球負けたのまだ拗ねてるんだ」

男「……」







674: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:14:47.28 ID:lXP9nbaOo


ぺたっ。

幼馴染「んー…熱はなさそうだね」

男「…湯あたりじゃないって本当に。むしろお前の体がほかほかで熱い」

幼馴染「あ! そうだ! くふふふ、ちょっと待ってね」

ナツキは良からぬことを思いついたのかパタパタと洗面台に向かう。
そして備え付けのアメニティを手にニヤけづらで戻ってきた。
再びにベッドに飛び乗り、正座して膝を叩く。

男「な、なんだよ」

幼馴染「おいで。耳掃除してあげよう」

男「え゙っ…お前が!?」

幼馴染「うん! 任せなって!」

サイドテーブルのスタンドライトをつけて室内が黄色で染まる。
俺は内心の不安感を拭えないままに、ナツキの柔らかいふとももに生乾きの頭を乗せた。


幼馴染「うひゃっ」

男「そんな声だすなよ」

幼馴染「わー…これは、なんかカップルっぽいね?」

男「……」

幼馴染「テンションあがる?」

男「あがらない。お前の耳かきなんてスライダー以上の恐怖しかない」

幼馴染「信用なさすぎ……耳かきじゃなくて綿棒だから痛くないよ」

男「じゃあ頼んだ…」





675: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:16:51.60 ID:lXP9nbaOo



幼馴染「くーるくーる」

幼馴染「痛くない?」

綿棒がゴソゴソと耳のなかを暴れる。
浅いところをくすぐられているだけなので痛みはなかった。しかし特別上手というわけでもなかった。

きっと俺のことを気遣ってしてくれたんだろう。
ナツキの柔らかいふとももと、すこし甘えたような優しい声色にもやもやしていた心が落ち着いてくる。

いくら外見や振る舞いが男っぽいナツキにもこんな風に人知れず母性がある。

幼馴染「耳かわいいね。綺麗にしようね」

男「……」

幼馴染「照れてんだ?」

男「ちがいますー」

幼馴染「んもー素直じゃないんだから」ペシッ

幼馴染「それでさ、何悩んでるの? ボクのことでしょ?」

男「…よくわかるな」

幼馴染「それくらいわかるよ。何年の付き合いだと思うの」

幼馴染「アッキーがボクのことじーってみて、目をそらすときはだいたいそうなんだよ」

男「あれだけでわかったのか」

幼馴染「ボクだって、キミのことよく観察してるんだからね」

男「…」

幼馴染「言いなさい。くーるくーる」

幼馴染「今日はお疲れだねー…一日でいろんなことしたもんねー…くーるくーる」

幼馴染「綿棒とりかえるね…くーるくーる」






676: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:20:16.25 ID:lXP9nbaOo


男「あのなナツキ」

幼馴染「うん」

男「俺は…お前にいままで無理させてたのかなって…思って」

幼馴染「……ん?」

男「女らしくしろとか、かわいいらしい見た目とかにこだわってさ」

男「スカート履かせてみたり、ビキニ買わせたり…」

男「そんなの全部俺が勝手に押し付けてるだけじゃん」

男「って思えてさ…」

男「いままでお前の気持ちとか全然考えずに、俺のわがままを通してきたから、後悔してるんだ」

男「今だってこんな風に優しくしてくれてるけど、それほんとにナツキなのかなって不安なんだ」

男「俺の押し付けた願望にお前を無理に従わせてるだけなんじゃないか…?」

幼馴染「アッキー…」

男「卓球してるナツキを見てたらすごくいきいきしててさ。このナツキが俺のせいで少しづつ変わっていって」

男「ただの普通の女の子になっちゃうのかなって」

男「それを思うと怖くなったんだ。俺…お前に変わってほしくない」

幼馴染「……え」

男「スカートなんて履かなくってもいい。俺が間違ってた。お前が好きなようにしたらいいんだ」

男「だってお前は…女の子らしく振る舞わなくても、俺の中では世界一可愛いナツキだから」

幼馴染「……」




677: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:21:49.82 ID:lXP9nbaOo


黙って聞いていたナツキは手をとめてゆっくり綿棒をひきぬいた。
ほぅっとため息が聞こえて、少しの間の沈黙。

ナツキの表情は想像に難くない。
今は横を向いているので目を合わさなくていいのが救いだった。


幼馴染「…」

男「ナツ――――」

幼馴染「ふぅーーーっ」

男「うわっ、なんだ!」

幼馴染「ふーーーっ♪ ふ〜〜〜っ♥」

男「や、やめろっ、くすぐったい」

いきなり生暖かい吐息を耳の穴に向かって浴びせてきた。
頭の上ではくすくすと笑い声が漏れている。


男「な、ナツキ…?」






678: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:24:56.58 ID:lXP9nbaOo


幼馴染「変わらないよ。ボクはボクだもん」

幼馴染「それにね。いまこうしてるのだって普通だよ」

幼馴染「スカートだって、ビキニだって全然大変じゃないよ。ちょっとは恥ずかしいケドサ」

幼馴染「でも…大好きな人のためにがんばっちゃうのはあたりまえだもん」

幼馴染「アッキーだってそうじゃん」

男「俺が…?」

幼馴染「ボクのほうこそ、無理させちゃってごめんね」

男「え…? なんで、俺なんて何も」

幼馴染「ボクが女の子だからって、がんばってエスコートしようとしたり、雰囲気づくりがんばったりとか…」

幼馴染「こんな大人っぽい場所につれてきてくれたりさ」

幼馴染「あんまりキミらしくないなって思ったんだ」

幼馴染「最近はほら、ボクがごろ寝しててもあんまりお尻蹴っ飛ばしたりしないしさ」

幼馴染「甘いっていうか、優しすぎるかなって思ってたんだ…そんな優しさにボク甘え過ぎちゃったかな」

男(ナツキ…)

ナツキは優しく髪の毛をなでてくれた。
こんなこと、母親にしかされたことがない。


幼馴染「キミはいつもぶっきらぼうで厳しいけど、でもちゃんとボクのこと気にかけてくれて、時々優しい」

幼馴染「それだけで十分なんだ」







679: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:28:05.20 ID:lXP9nbaOo



男「俺無理してたのか…?」

自分がそんなことになっていたなんて気づきもしなかった。
ナツキが少しでも喜べばと思い行動していただけだ。

幼馴染「ボクのためにいろんな事をしてくれるのが、すごく特別に感じられて嬉しかったよ」

幼馴染「ボクね、今も昔もキミと一緒にいられてすごく幸せなんだ」

幼馴染「ずっと変わらないよ……歳をとって見た目や好きなものはちょっとずつかわっていっても」

幼馴染「ボクたちはきっと変わらないよ」

幼馴染「そうでしょ? 2人はいままで家族同然で親友で幼馴染で…バッテリーで」

幼馴染「いまさら恋人っていうのが1つ増えてもかわらないよ」

幼馴染「だから心配しないで」

ナツキはそっと俺の頬に触れる。
そしてゆっくりとキスを1つ落としてきた。


幼馴染「ちゅ。こんな風に出来ちゃうのも、キミだけだから♥」

男「そっか…よかった」

男(こいつも考えていることは俺と同じだったんだ…)

男(そうだ。ナツキはどうあってもナツキだ)

男(いつまでも俺の大好きなナツキなんだ)

男(元気なナツキも、かっこいいナツキも、だらしないナツキも…ちょっとエッチなナツキも…俺は全部好きだ)

幼馴染「反対側も掃除しよっか。くるってして」

男「その前にナツキ」

幼馴染「ん? んぅ〜!?!」






680: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:29:44.02 ID:lXP9nbaOo

 

体を起こしてナツキの唇を塞いだ。
突然のことに彼女は驚いて恥ずかしそうに手足をバタつかせる。それでも俺は離さなかった。
そしてようやく観念したのか、俺の背に手を回してぎゅっと抱きしめた。

男(間違っていた。ナツキはこんなにも優しい女の子だ)

男(女の子らしい格好しなくても、ナツキは可愛い)

男(周りになんて思われようと、俺だけがそのことを知っていれば、それでいいんだ)



幼馴染「ぷはっ、はっ、はぁ…」

幼馴染「び、びっくりした。急にチューするんだもん」

男「お前が先にしたじゃん」

幼馴染「あれは…なぐさめっていうか。よしよしの延長?」

男「じゃもう一回ここによしよしして」

幼馴染「むぅ……ちゅ」

ナツキの顔が迫り、再び重なる。
今度は俺は少しだけ舌を突き出して、ナツキの唇をなぞった。

幼馴染「んっ、んぅ…んひゅっ!?」

幼馴染「なっ! なんでペロってしたの!」

男「ナツキのくちびる美味しいかなって思って」

幼馴染「…っ!」フルフル






681: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:31:38.15 ID:lXP9nbaOo


幼馴染「そ、そんなの変だよ」

男「しらないのか? 大人のキスしてみたいんだけど」

幼馴染「え…」

男「洋画とかでよくしてるやつ。わかる? ディープキス」

幼馴染「んっと……し、してみたい…」

幼馴染「…ん、ちゅ…んっ、ちゅむ」

幼馴染「んんぅ♥ ちゅ、ちゅる、じゅる…れろ」

幼馴染「はっぷ、んぷ…ちゅ、ん、ちゅぅ♥」

幼馴染「うぇぉ、れろ…はぁむ、ちゅ♥ ちゅるるっ♥」

男(ナツキ…おいしい)

幼馴染「んぅ♥ んぅ♥ ちゅ、ちゅ」

ナツキの舌が何度も俺を求めて絡みついてきて、お互いの唾液と匂いがまじり合う。
お互いの想いをわかちあった上でのキスはありえないほどの興奮だった。

俺達は夢中で何分もキスを続けた。
気づけば窓の外からは炸裂音が鳴り響き、夜空で光の花が明滅していた。

 




682: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/04/16(土) 21:33:46.95 ID:lXP9nbaOo


幼馴染「ぷは……はぁ、ハァ…」

幼馴染「こんなのエッチだよ…♥」

幼馴染「長くしすぎだよ…花火はじまっちゃったじゃんかぁ」

男「今度はちゃんと見れそうだな」

幼馴染「…うん! 耳掃除のつづきはあとでね!」

男「いいよーもう乾いちゃってるし」

幼馴染「やだ。ボクがしたいの! くふふふ。アッキーの横顔好きなんだもん」


その後二人でベッドに並んで腰掛けて、あの日見られなかった花火を思う存分満喫した。
合間に何度も濃厚なキスを繰り返した。

盛大な打ち上げが終わり、周囲が静寂を取り戻した頃には、
俺はナツキの浴衣を自然とはだけさせて、上から覆いかぶさって肌を重ねていた。


幼馴染「…元気だね♥」

男「ナツキが可愛いから我慢できない。おかしいか?」

幼馴染「ボクも…ずっとくっついてたいな。我慢したくない」

男「ナツキってやっぱりスケベだな」

幼馴染「だってぇ♥ 好きな人一緒にいられて、なんでもできるのにしないなんて、そんなの嘘っぱちだよ?」

男「かもな」

幼馴染「いいよ……きて♥」

幼馴染「ボクのこと…好きにできるのは、キミだけだから♥」




第七話<旅行>つづく



 




726: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 22:54:47.95 ID:rErJL4bbo

第七話<旅行>つづき



幼馴染「ん…ふっ、あ♥」

幼馴染「うあぁっ、んぅ…」

ナツキの細い手首を掴んでベッドに押し倒した俺は、彼女の首筋や胸元を舌でくすぐっていた。
ナツキは生暖かい吐息を漏らしながら敏感な反応を見せる。

特に乳首は感度がよくて大好きなようだ。
つんと舌先を当てるだけで、背筋が跳ねる。


幼馴染「舐めちゃ……やっ」

幼馴染「ぉ、おいしくないでしょっ」

男「おいしい」

幼馴染「うそだよ…ボク…」

男「挿れて欲しいのか?」

幼馴染「……ぅ」

まくらにすっぽり後頭部を埋めたナツキは、はにかんだ表情で小さく首を縦にふった。

男「やらしいやつ」

幼馴染「あっ、アッキーのせいだもん。じらすのやだよ」

男「じゃあ…そろそろ」

幼馴染「あっ! まってまって…あれ、アレつけなきゃ」





727: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 22:57:49.64 ID:rErJL4bbo



アレと言われても思い浮かべるのはもちろん、俺とナツキを隔てる憎たらしいゴムの膜。
つけたくはないけどつけないといけない。

それがナツキとの約束であり、男としての義務だ。

俺は逡巡した後、未練がましくナツキを抱きしめる手を解いて身を起こした。


男「そうだな。ちょっと待ってな」

幼馴染「待つよ」

男「えっと…たしかここに」

夜の室内にはベッドサイドのデスクランプしか灯っていない。
薄暗い中で手探りでカバンの中からコンドームを探す。

待っててと言ったのにナツキはぴょこんと飛び起きて、ベッドの上に正座して俺の手元を興味深そうに見つめていた。

幼馴染「ちゃんとしなきゃだめだからね」

男「わかってるって…信用ないなぁ…」

幼馴染「あった? 持ってきてるんでしょ?」

男「あるよ」

もし俺の凡ミスでカバンに入ってなければこのまま無しで出来たのだろうか。
チラっと振り返るとナツキの目つきは疑り深さを増していた。

幼馴染「……」





728: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:00:42.72 ID:rErJL4bbo



男(避妊は大事だよなー)


よくやく探しあてた箱から1包を取り出して、振り向きざまにナツキの手にぺとりと置く。

幼馴染「?」

男「つけて」

幼馴染「えっ、ボクが?」

男「今日はナツキにつけてほしいな」

幼馴染「ぃ、いいよ!! ボクがつける!」


ナツキは意気揚々とコンドームの小袋の端っこを歯で噛んで、ぴりりと破った。
こいつは昔からのそういった噛み癖がいまだ抜けないでいる。
口唇欲求の強さも人並み以上だ。

男「手で開けろ!」

幼馴染「はぁい」





729: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:03:11.99 ID:rErJL4bbo


幼馴染「わっ、こんな風になってるんだ」

幼馴染「…なんか薄くてよわっちそうだね。すぐ破けそう…」

男「丈夫だぞそれ。現代の技術はすごいんだからな」

男「付けられるか? ナツキにはむずかしいかなー」

幼馴染「わっ、わかるもん! 中学の保健で一応みんなと習ったんだよ!」

男「へぇ。じゃあやってみ」

幼馴染「あれ…でもボク寝てたような…あれぇ思い出せないや。ボクさー体育の授業だとおもって準備万全だったのにその日保健だったりしたらすごくテンションさがって」

男「うるさい、脱線しなくていいから」

幼馴染「う、うん…」

ナツキはゴムの外周部をおそるおそる両手でつまんで俺のペニスに向かい合った。
目の前にそそりたつ肉棒をどうおもったのか、一瞬だけ顔がひきつっていた。

幼馴染「なんかさー……怖いくらいおっきい…よね」

男「はやく」

幼馴染「わかってるよぉ! えっと、これを…えっと、上に乗っけて?」

男「それ裏」

幼馴染「えっ、裏!? こっち? おや? わかんなくなっちゃった」

男「さーどっちだろうなぁ」

幼馴染「もーいじわるしないでよぉ」





730: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:05:12.89 ID:rErJL4bbo


男「ぷくって膨らんでるほうが上になるように」

幼馴染「あーこれね。ぷにぷにのね」

男「爪ひっかけたりするなよ? それが破れたら意味ないんだからな」

幼馴染「うんうん。知ってるよぉ前見たんだから」

幼馴染「ここの膨らみに出した精子溜まるってことでしょ?」

ふいにナツキの口から出た"精子"という言葉に反射的にペニスがぴくんと跳ねた。
ナツキと顔を見合わせる。
ナツキは不思議そうなまんまるな目をしていたが、すぐさまイタズラっぽい笑みに変わった。

幼馴染「くふふ。男の子って素直だよね」

幼馴染「つけるから動かしちゃだめだよ?」

男「よろしくお願いします……」









731: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:08:20.59 ID:rErJL4bbo


幼馴染「んしょ」

ナツキは慣れない手つきでコンドームをペニスに沿っておろしていく。
これからまたセックスをするのだという期待感が膨らんでいく。
もちろん血がさらに集まる。

幼馴染「……アッキー。妨害しないで」

男「生理現象は許せよ」

幼馴染「おっきくしすぎたら破れちゃうよ」

男「ゴムはそんな粗悪品じゃないから」

幼馴染「よし! できた!? ど?」

幼馴染「あはは! 透けてるよ。おおー。なんかおもしろい見た目になっちゃった」

幼馴染「苦しそうだけど痛くないの?」

男「ピッタリ。あとちゃんと根本まで」

幼馴染「おっけー。くるくるー…くふふふ、なんでぴくぴくしてるのー?」

男(お前の息あたってるんだよ…)




732: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:10:22.73 ID:rErJL4bbo


幼馴染「はぁい、つけましたー」

男「サンキュ」

幼馴染「そ、それじゃあ…? えっと…そろそろ…」

男「お、おう…。ナツキ、仰向けな…」

幼馴染「ぅ、うん…」

ナツキはシーツをだきしめたまま、なかなか寝転がろうとしない。
どこか動きがギクシャクしている。

男「どうした」

幼馴染「あ…えっと…」

幼馴染「な、なんかはずかしー♥」

幼馴染「あはは…」

男「悪い…ムード悪くしちゃったな。サッと付ければよかった」

幼馴染「うぅ…ごめん。ボクが手間取ったせい…かも」

男「そうじゃない」

先程までの情熱的なくちづけを交わしていたムードはすっかり姿をくらませて、
ナツキはいつものナツキに戻りかけていた。
もし俺が経験豊かなら、きっと流れるように行為に及んでいたのだろう。








733: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:12:54.81 ID:rErJL4bbo


男「ナツキ、ちょっとだけ抱きしめていい?」

幼馴染「うん。ボクも抱っこしてほしー♥」

男「おいで」

ナツキは思った以上に全力で抱きついてきた。
もちもちとした肌がぺったりと張り付く。
控えめな胸はつぶれて形を変えて、彼女の心臓の鼓動がダイレクトに伝わってくる。


幼馴染「ボク…こうするの好き」

幼馴染「アッキーどきどきしてるね。とくとくとくって…」

幼馴染「ボクも一緒かな…?」

男「あぁ…ナツキすごく心臓早い」

幼馴染「うん…♥ だって裸んぼでぎゅってされちゃってるもん。いまからエッチするんだよ?」

幼馴染「あそこ…固いね。あたってるよ」

ナツキは優しい声でぼそぼそと囁く。
吐息がからむような距離でお互いみつめあっていると、いよいよ理性がはじけ飛びそうだった。


幼馴染「入れよっか…なかに入れてほしいな」

幼馴染「したいよね…♥」

男「うん」

最後に唇をどちらからともなく重ねて、俺はナツキの細い肩を押した。
手応え無くぱたりと背中からたおれて、髪の毛がゆれて、ちいさな胸がふるんと跳ねた。

幼馴染「んっ♥」





734: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:14:53.10 ID:rErJL4bbo



幼馴染「電気…消さないの?」

男「ランプ届かない。いいだろ…? もうナツキ以外さわりたくない」

幼馴染「うん…。顔…見ながらしたいもんね」

男「だな。ナツキのエロい顔がみたい」

幼馴染「…えへへ、見られちゃうなぁ」

幼馴染「はむ…ちゅっ、ちゅる…♥」

再び深くて甘い口づけ。
この先の俺達に言葉のキャッチボールはいらない。
体を委ねてくれたナツキの脚を遠慮なく開いて、すっかり濡れた恥部を露出させる。

俺は本能のままに、自らをそこにあてがってゆっくりと腰を押し進めた。
ぷちゅっと粘っこい水気が弾ける音がして、ナツキの膣はペニスを飲み込んでいく。







735: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/27(金) 23:18:16.84 ID:rErJL4bbo



幼馴染「あっ、はぁっ♥ うぅぁぁ♥」

幼馴染「きた…ボクのナカ…ッ」

まだきつい抵抗感のあるナツキのぐちゅぐちゅのひだを、強くこじあけながら最奥部まで到達する。

幼馴染「ふぁぁっ♥ あっ、はぁっ♥」

男(とろけそうだ…)

ナツキの中すごく狭くてきついのに不思議と柔らかい。
そしてなにより暖かくて気持ちがいい。


あのナツキを犯しているという背徳感と征服感。
考えられないような、熱を帯びたとろけきった表情。
ときどき漏れる甘くて色っぽい嬌声。
日頃の天真爛漫な彼女とのギャップがさらに俺を興奮させた。

幼馴染「やっ♥ あっ♥」

幼馴染「んぅ…っ、ふ、あ♥」

ナツキを味わうために腰は自然とうごきはじめ、俺達の長い一夜がようやくスタートした。



第七話<旅行>つづく






749: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:22:35.21 ID:HAuN86zAo

第七話<旅行>つづき





 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥


幼馴染「ん…あっ…わぁ♥」

幼馴染「んんっ、んんぅ♥」

幼馴染「なんれっ、そこばっかり♥」

幼馴染「ボク…そこっ、あああっ♥」


もうかれこれ10分くらい経っただろうか。
腰を突き入れる動きとともにベッドのスプリングが軋み、ナツキの甘い声が漏れる。


男「ナツキここ好きか?」

幼馴染「すきっ♥ アッキーのおちんちっ…ああっ、ふぁぁあ」


俺達はお互いの性感を確かめ合いながらセックスに耽っている。
ナツキは俺をしっかり膣奥まで迎え入れるために目一杯はしたなく股をひろげて誘ってくる。
俺もナツキの足をしっかりとつかまえて、お望み通りナカの奥までとどくように激しく突いた。








750: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:24:49.58 ID:HAuN86zAo


そんなことを繰り返すうちに、すっかりナツキは発情しきって、
出し入れがくりかえされる膣口からは、やや白っぽい粘液がでろでろに溢れて俺のペニスにまとわりつく。


もっと近くで声を聞こうと顔をちかづけると、ふいに頭をだきしめられて、唇にちゅうちゅうと吸い付いてきて、容赦なく舌まで割り込ませてくる。
ナツキのぷにぷにしたベロが俺の口内で暴れる。


幼馴染「んむっ、んっ、ちゅ…ちゅるっ、ちゅむ、ちゅぷ♥」

幼馴染「んんぅ♥ えへへ…あっ、あっ♥ はぁっ」

男「チューとここ突かれるの、どっちが好き?」

 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥


幼馴染「ふうああっ、どっちもすきっ♥」

幼馴染「どっちもいいのっ、だからりょうほう、両方…んんむぅ♥」

幼馴染「ちゅるぅ、ぢゅるっ、るるっ…んむ♥」


好きな子が自分との行為でこんなに淫れてこんなに甘えてくれる。
この上ない至福の時間だった。

この時間がなるべく長くつづくように、俺は自分をコントロールしながら可愛い彼女を味わった。







751: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:26:08.89 ID:HAuN86zAo



男(それにしても…)

幼馴染「んんっ、んんっ♥ ああんっ、あっ♥」

男(なんでこんなに可愛い声だせるんだ)


セックスを通して俺はどんどんナツキにのめり込んでいく。
体の気持ちよさだけではない。
普段は見ることのできないナツキの一面が垣間見れることが楽しくてしかたなかった。

紅潮したほっぺた、へにゃっと垂れ下がった眉と目元。
興奮と快感に喜びを隠せないでいる少し口角のあがった唇、そこから漏れる甲高い喘ぎ声。

男(もっと聞きたい)

男(もっとナツキがほしい…)


 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ♥

幼馴染「やぁああ♥ あんっ、あ゙っ、あ゙っ♥」 

男(ナツキ…ッ!)




752: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:28:01.16 ID:HAuN86zAo




理性ではセックスを長く楽しみたいはずなのに、欲求に従って自然と腰の動きが速くなってくる。
ナツキのせいで俺は獣になってしまう。

こんなにナツキが好きなのに、女体を貪る肉欲が脳と体を支配しつつあるのが悔しい。

そんな俺の男としての苦悩など知る由もない彼女は、情けなくよだれをたらして与えられる官能に浸っていた。


幼馴染「あ゙〜〜♥ あっ、あっ♥」

幼馴染「あああう、あんっ♥ あぎゅっ、うあ゙っあっ♥」

男(なんだよその顔…エロすぎるだろ)

男「……ぷ」

幼馴染「ああっ、ああう! きゃんっ、そこぉ♥」


俺はナツキの顔が好きだ。
昔は動物のような愛嬌しか感じていなかったけど、いまは女の子としての色っぽさを感じている。

よくよく見ればとても整っていて、驚くほどきめ細かい綺麗な肌をしている。
美白して髪の毛をのばせばきっとTVタレントやアイドルにでもなれるだろう。

だけど俺はいまのありのままの健康的なナツキが好きだ。
ずっとナツキはナツキのままでいて欲しいと思っている。どこにも行ってほしくない。










753: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:30:19.06 ID:HAuN86zAo




今度はこちらから呼吸を奪って、唾液をからませながら、ぐりぐりと腰をおしつけた。
性器と性器がぐちゅぐちゅにまざりあい、2人の体がとけあって一つになるような感覚。
ナツキも感じ取ってくれているだろうか。

幼馴染「んんっ!?♥ んうっ♥」

幼馴染「んぐーーっ、んっ、ちゅる…、れろ♥ ぷえ…」

息苦しさと快感でめちゃくちゃになったナツキはついに目元に涙を浮かべ始めた。
俺はそのしょっぱい水も全部舐めとった。

男「ナツキ…ナツキ」

幼馴染「アッキぃ…♥ うん……♥」

そして手をにぎりあってラストスパートに向けて加速する。


 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
  ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥


幼馴染「ああああああっ♥」

幼馴染「あああっ、ああああっ♥ あおっ、お゙っ♥」

ナツキの柔らかい膣ひだをガリガリとこすって、膣奥を容赦なく突く。
顔にかかるナツキの吐息が熱い。
甘い声が脳を犯してくる。
ぎゅんぎゅんと締まる膣内があまりに気持ち良すぎて、そこで俺の理性は消失した。








754: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:30:45.16 ID:HAuN86zAo


幼馴染「い゙っ♥ あ゙っ、ああっ♥」

幼馴染「ああっ、あっき、あああっ♥」

男「ナツキっ…」

 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
  ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥

幼馴染「いぐっ、いぐ! ああっ、そこっ♥ してぇ、してっ♥」

幼馴染「イグっ、イっちゃああっ、ああっああっ♥」

幼馴染「だめ…っ! あ゙あっ」

男「ナツキ…俺も」

 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
  ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥

幼馴染「♥」コクコク








755: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:33:26.59 ID:HAuN86zAo


幼馴染「ひゃ…あっ、きちゃう…あああっ♥」

 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
  ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥

幼馴染「好…ひっ♥」

幼馴染「うううっ!?」

 ずちゅん♥

幼馴染「ぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?!♥♥♥」



ぎゅんぎゅんとナツキの中が激しく痙攣して俺を絞りとった。
射精しながらも極上の快楽をもとめて腰の動きがとまらず、さらにナツキを責め立てて、
やがてナツキのろれつがまわらなくなるまで犯した。










756: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:34:21.83 ID:HAuN86zAo


幼馴染「ハァー♥ はぁーはっ♥」

幼馴染「はぁ…はぁーハっ♥」

幼馴染「はぁ…はぁ〜、はっ♥ ボク……ひっく、ん…」

幼馴染「ああっ、あ゙っ…♥ まだ…びくびくとまんにゃ…あっ、まっへ」

幼馴染「ボク…すごいの…イッちゃったよ…」

幼馴染「あし、がくがくして…はっ、ハァッ♥ はっハッ、はぁ♥」

幼馴染「こしもひゅんひゅんしたのとまらなくて…♥」


男「気持ちよかった?」

幼馴染「…♥」コクン

幼馴染「頭へんになって死んだかとおもった…イってるのにアッキーやめてくれないし…」

男「おおげさだろ。抜いていい?」

幼馴染「あひゅっ、だめっ」

幼馴染「ボク…まだもうちょっとこうしてたいの」

男「そっか」





757: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:35:51.35 ID:HAuN86zAo


幼馴染「えへへへへ…アッキーもびゅーってしたのかな」

男「よかったよナツキの中。今日三回目?なのにめちゃくちゃ出た、気がする」

幼馴染「そっかぁ♥ やぁん抜いちゃだめー」

男「そう……ナツキ、俺ちょっと疲れた…」

幼馴染「えー…。もー」

幼馴染「体力考えずにあんなに激しくするから♥」

男「ごめん…寝ていい…もう今日は…いろいろありすぎて…」

幼馴染「しかたないね…お疲れ様。ちゅ」

男「ほんとはもっともっとしてあげたかったんだけど…」

幼馴染「いいんだよ」

男「眠気が………――」

幼馴染「おやすみアッキー…また、しようね」ナデナデ

幼馴染「アッキーのこと大好きだから…ボクはいつでも、いいよ♥」

幼馴染「あっでもお姉ちゃんが家にいるときはダメだよ? くふふ…ふたりっきりのときにね♪」

幼馴染「…ってまじで寝てるじゃん! くふふ…」

幼馴染「なかに入れたまま寝ちゃうなんて。んぐ…重い、重いよぉ。せめて横向きになってよぉ…」

幼馴染「…♥」ギュ



  ・   ・    ・








824: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/07(火) 22:07:55.94 ID:SUAv+XWso

SSちょっとかけてないので
>>757あたりで入れる予定で間に合わなくてお蔵入りしてた挿絵で今日のところはスマソ
no title





827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:36:13.93 ID:Ncomeq5Vo

かわいすぎワロタ





829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:48:24.75 ID:lRWeemVAO

なんちゅう水着着ていたんだ…




830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/08(水) 00:09:37.14 ID:4pWQWtvr0

非焼け跡エロスギィ!
...ふう




831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/08(水) 11:46:13.20 ID:fJbA0JPsO

水着よりも先にそっちかw

ふぅ




758: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:37:57.92 ID:HAuN86zAo




翌朝。
めざめたら裸でナツキが隣で安らかに吐息をたてていた…らどれだけ良かっただろう。
悲しくも俺がめざめたのはベッドと壁の隙間だった。

男(……?)

天井が遠い。やけに背中と腰が痛い。
頬がひんやりとした壁紙に押し潰されるように張り付いている。

男「くそ……こいつとベッドインなんて二度とごめんだ」

なんとか手足をばたつかせて狭い隙間から自力で這い出すと、
俺を蹴り飛ばしたであろう犯人は一糸まとわぬ姿で爆睡していた。


男「……」

男(天使だ……。とでも思うと思ったか!)

男「おーい」ツンツン

幼馴染「すー…すー…zzz」

男「おっぱいみえてんぞ。乳首」

幼馴染「……zzz」

男「おきないと揉むぞ…」

幼馴染「……ぐみっ…zzz」

男(グミ?)

男「くっそー…自分だけきっちり枕で寝やがって…寝相がわるいならお前が勝手に落っこちろよ」






759: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:39:51.91 ID:HAuN86zAo


男「ていうか…いま何時だろ」

男「げっ…9時!? うわっ、朝食バイキング!」

男「ナツキ、おい!」

幼馴染「んー…」

男「おきろって! お前何時間寝てる気だよ」

幼馴染「ふぁぅ……」

幼馴染「ふぁーー……朝ぁ…? んーーー」

男「起きたか」

幼馴染「うむーーぅ。わっ…あっ! わああああ!!」

男「うるせっ! なんだよ」

幼馴染「は、裸じゃん! ぎゃあああああ」ベシベシベシベシ

男「あっ、当たり前だろ…昨日…その、したんだから」

幼馴染「まぁ!」

男「まぁっじゃねぇよ! はやく着替えろ。飯行くぞ。おわっちゃうよ」

幼馴染「はぁい…。なんですっぽんぽんで寝たんだろ」







760: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:41:16.61 ID:HAuN86zAo


男「はい服と下着」

幼馴染「……どうも!」

幼馴染「……えへへ。思い出せばめちゃくちゃ激しかったねぇ♥」

男「…っ。思い出さなくていいぞ」

男(たぶんお前は寝てるときのほうが激しかったんじゃないか?)

じんじんと痛む後頭部をさするとうっすらとコブができていた。

男(蹴落とされて起きない俺も相当だな…どんだけ疲れてたんだ…)

そういえば、つけたままのコンドームはどうなったのだろう。
しっかりと処理をせずに寝落ちしてしまったことがいまになって悔やまれる。


男(どこいった……まさか中で外れて……)キョロキョロ

幼馴染「…?」

幼馴染「どしたの」

男「い、いや…なんでもない…」キョロキョロ

幼馴染「ん? あっ、もしかしてアレ探してる?」

男「アレ探してます」

男「ごめん…あの後どうなった。俺すぐ寝ちゃったから…」






761: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:43:25.13 ID:HAuN86zAo



幼馴染「コンドームならゴミ箱捨てておいたよ」

男「まじ?」

慌てて確認するとたしかに見覚えのあるものがゴミ箱の底に収まっていた。

男「ナツキちゃん。直はやめよう。せめてティッシュにくるむとか。清掃の人すっげぇ嫌だろ」

幼馴染「あそっか」

男「あれ…よくみりゃ中身が詰まってない…」

男「ナツキ…俺の出したはずの白いのは…?」

幼馴染「…くふふ。さぁねー」

男「さぁねじゃねぇよ!」ガシッ

幼馴染「うぎゅぅっ」

男「おいまじでどうなったんだよ! 言えよ!言え!」ユサユサ

幼馴染「ううううう!?」カックンカックン

男「ぉ、お前の体に関わることなんだぞっ!」

幼馴染「ぇ…えっとねぇ…あのね…」

男(なんだこの言いづらそって雰囲気…まさか…まさかあのまま外れちゃって…!?)

幼馴染「こ・こ・だ・よ♪」ポンポン


ナツキは舌をペロリとだして笑顔で自身のお腹を叩いた。
一瞬でサーっと血の気が引いていく。
『避妊失敗』の四文字が頭のなかでぐるぐると渦を巻いて俺を責め立てた。


 




762: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:45:32.45 ID:HAuN86zAo


男「あぁぁぁやっちゃったぁあぁあぁぁ」

幼馴染「…?」

男「あっぁぁあぁ!! 俺としたことがああ」

男「ナツキやばい日じゃないよな!? なぁ!?」

幼馴染「やばい? エッチやばすぎたよねぇ♥ 思い出したら超はずかしっ…」

男「あぁぁぁぁああ!!!」

幼馴染「アッキーも恥ずかしいんだね。わかるよぉ。恥ずかしい事おもいだすと、あぁぁあってなるよね」

男「あぁぁぁああ!!! 中でぇぇ…中で…」

幼馴染「お腹ぺこぺこだなー。ご飯いこっか」

男「あぁぁっぁあナツキごめんほんとごめん俺すぐ働いてでも責任とるからぁ」

幼馴染「なんの?」

男「神さま…」

幼馴染(それにしても、変な味だったなー…精子って)

幼馴染(アレがボクの中に出たら赤ちゃんできちゃうのかぁ…不思議)




  ・   ・   ・


  




763: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:47:17.58 ID:HAuN86zAo


朝食を終え、慌ただしくチェックアウトの時間となった。
フロントで精算していると、ホテルのスタッフから一枚の封筒を手渡された。

係員「昨日のオルカショーのお写真ができていますのでサービスでございます」

係員「お客様でお間違えございませんか?」

男「あっ。これ」

幼馴染「わーっ。ボクだ」

中からは一枚の大判の写真が出てきた。
オルカショーに協力したお礼と記念にもらえるらしい。
それはナツキが笑顔でオルカと戯れるベストショットだった。

男「いいんですか?ありがとうございました」

幼馴染「ありがとうございましたー! わー、いい写真。オルカやっぱ可愛いね」

係員「またのご利用を心よりお待ちしております」


 




764: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:48:34.01 ID:HAuN86zAo





幼馴染「写真! ボクに頂戴!」ぴょんっ

男「俺がもらったんだ」

幼馴染「えーボクとオルカの写真じゃん?」

男「だから俺がもらっとくの」

幼馴染「うー…? まぁそういうことならいっか」

幼馴染「でもボクも見れる場所に飾っておいてね」

男「おう。居間に写真立てでもおくか」

幼馴染「じゃあさじゃあさ、ふたり一緒に写ってる写真もほしいな」

男「帰りにパークの前で記念写真とろう」

幼馴染「あとおみやげも買わなきゃね!」

男「わかったわかった」

幼馴染「あとね、あとね!」

男「まだあるのかよ」

幼馴染「ちょっとおみやげ屋来て!」

男「おいひっぱるな」








765: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:50:21.07 ID:HAuN86zAo


【土産屋】



幼馴染「これ買う!」

男「でかっ……!」

幼馴染「これオルカの抱きまくら!」

男「見りゃわかるけど…配送料高いしやめといたほうが…」

幼馴染「ボクが背負って帰るから! 買うね」

男「お前が買うならいいけどね…あっそう背負うのね」

男「じゃあナツキそれ抱いて寝るんだ?」

幼馴染「うん♪」

男(シャチに食われる恐ろしい夢見そうだな……)

幼馴染「家でひとりで寝るときは、この子をアッキーのかわりにね♪」

男「!!」ドキ

男「……あれ」

男(いやお前俺抱いて寝てねーじゃんそもそも……)

男(このコブの礼はさせてもらうからな)








766: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:52:23.47 ID:HAuN86zAo


店員「ありがとうございました」

幼馴染「ひゃあ背中暑い! この子冷たくないねー」

男「もこもこだからな…。じゃあ必要なもん買ったしそろそろ帰るかー」

幼馴染「海! 海見て帰る!」

男「そうだったな」


そして手をつないでラブラブとナツキと浜辺を歩いた。
白砂の敷き詰められた海岸線にはゴミひとつ落ちていない。
白と青のコントラストが陽光に照らしだされてキラキラ幻想的だった。


男「昨日の花火綺麗だったな」

幼馴染「あんまりおぼえてない…」

男「え…」

幼馴染「だって、チューばっかりしてたもん♥」

男「…」

周りにすこしだけ人目はあったが俺達は歩みを止めて向かい合う。

幼馴染「えへへ…」

ナツキのはにかんだ顔が降り注ぐ太陽よりまぶしく思えるのは、足元の白砂で光が反射しているからだろうか。
そのままゆっくり抱き寄せて、深い口付けをして思い出を更に一つ増やすことにした。


幼馴染「ん……♥ ちう」




767: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/05/30(月) 22:54:03.99 ID:HAuN86zAo


幼馴染「…見られてたかも」

男「いいじゃん。どうせここに来るのはこんなのばっかりだよ」

幼馴染「そうだね…また来られるようにずっと恋人同士でいようね」

男「おう…約束するよ」

幼馴染「きゅうきゅう。きゅうきゅう」

男「なにそれ」

幼馴染「背中のオルカの声」

男「なんて言ったんだ」

幼馴染「…暑い……海入りたい」ダラー

男「お前のことじゃねぇか! ……じゃあちょっとだけ。膝までな」

幼馴染「わーーい! いっくぞー」グイッ

男「あっ俺はいい! 靴だから! 靴ぬれるからやめろ〜!」




第七話<旅行>おわり



 




777: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:48:21.32 ID:nNDlswPTo

 


第八話<ヤキモチ>


幼馴染「今日も暑いねー!」

男「あぁ」

幼馴染「やー暑い暑い! 夏休みももうすぐおわりだってのにさぁ」

男「……今年は9月も暑いそうだぞ」

幼馴染「はやく過ごしやすい季節にならないかなぁ。あつー」

男(暑いならくっついてこなけりゃいいのに)


幼馴染「ねー午後まで退屈〜」

男「午後からは何かあるのか?」

幼馴染「うん! また練習試合で助っ人するんだぁボク!」

男「あ、そうなの。じゃあちょうどいいやその間買い物行っとこ」

幼馴染「え〜〜?」

男「え〜〜って?」


幼馴染「見に来てくれないの?」

男(うわっ、めんどくせぇ…)

前回応援に行った時は干物になるかと思うほどのカンカン照りだった。
今日も雲ひとつない晴天だ。
それにたかが練習試合をじっと一人で見守るのは時間を持て余す。





778: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:49:57.57 ID:nNDlswPTo


幼馴染「カ ノ ジョ だよボク? 応援きてくれないの?」

男「応援しなくてもお前どうせ大活躍するじゃん」

幼馴染「ひどいよぉ…ボクは毎日アッキーにパワーをもらってるのに。ずごごご」

男「何これ…俺のパワー吸ってんの?」

幼馴染「イエス」

男「暑いからもう離れろよ」

幼馴染「やだぁ」スリスリ

男(最近べたべたしすぎだよなぁ)


ナツキは暇があれば俺にべったりくっついてくる。
いまも抱きつかれた背筋からじっとりと汗が湧きだしてくるのがわかるほど暑い。

決して嫌なわけではないし、むしろ甘えてもらうのは嬉しい。
しかしあまり節操がなくなると、出先でもついやってしまうのではないかと危惧していた。
とくに新学期からが不安だ。


幼馴染「〜♪゙ 〜♪♪゙ ふふんふん♪」

男「耳元で歌うのまじでやめてくれない?」

幼馴染「カラオケいくー? 混んでるかなー」






779: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:51:07.82 ID:nNDlswPTo


幼馴染「どこ行っても人でいっぱいでやんなっちゃうよね」

男「だなー」

幼馴染「あっ、そうだ♥」

幼馴染「お姉ちゃんいないし…せっかくふたりっきりだしこのまま…えへへへ」

男「…」コツン

幼馴染「った!?」

男「朝っぱらからサカるなこの変態」

幼馴染「ち、ちがうもん! キャッチボールしようよって言おうとしたんだもん。変態!」

男(嘘つけ。おもいっきり胸押し当てやがって…)

幼馴染「お姉ちゃんがいるとバシバシうるさいとか、暑苦しいとかいうんだもん」

男「じゃあするか」

幼馴染「う、うん…!」


そして短いキャッチボールの後、汗だくになった俺達はシャワーを浴びることにしたのだが…。

男(結局こうなるんだよなぁ)

幼馴染「んっ♥ んぅ♥」





780: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:52:27.70 ID:nNDlswPTo



 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ
  ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ


幼馴染「んあぁ♥ だめっ、あっ、うしろからっ、やぁ♥」

案の定ナツキとまぐわっていた。
プールデート以降、お互いの距離はさらに縮まって、もはや四六時中くっついていると言っても過言ではない。

体を動かすことが好きなナツキがセックスにハマってしまうのはしかたないことだった。
俺も目の前にこんなエロい体があって我慢なんてできない。
ここまで計算した上で俺にキャッチボールを申し込んできたとしたら、ナツキは大した魔性の女である。


幼馴染「うぁぁんアッキぃ♥ もっとはやくしよ♥」

男「もうナツキの好きなとこおぼえちゃった」

男「この辺だろ?」グリグリ

幼馴染「んんぅ!!♥ そこっ♥ そこそこ」

幼馴染「ボク、あっ♥ イ、イキっあっ♥」

幼馴染「あああああっ♥」


そんな調子で一日に何度か気の向くままに体を重ねながら、夏休みの残りを過ごし、
宿題も終わりきらないままいよいよ終盤に差し掛かっていた。







781: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:53:27.81 ID:nNDlswPTo


幼馴染「はー。スッキリ」

男「気持ちよかったな」

幼馴染「うんうん。やっぱりキャッチボールのあとは冷たいシャワーだよね」

男「えっ、そっち!?」

幼馴染「お腹すいた♪」

男「はいはい。スタミナつく物にしておくか」

幼馴染「ん? もーー♥ いまシたとこなのに」

男「お前の試合のためだぞ」

幼馴染「えっ、そっち!?」

男「お前…作らないぞ」

幼馴染「…あははっ、わかってるよぉ」

幼馴染「それで、来てくれるんだよね!」

男「いく…と思う。でも途中で買い物で抜けるからな」

幼馴染「いいよいいよ♪」





782: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:55:06.87 ID:nNDlswPTo


察するに、ナツキはひとりで助っ人としてよその部に参加するのが気恥ずかしいようだ。
不安なのかもしれない。
普段誰に対してでも明るく接するこいつだが、あまり意気投合した深い仲の友人はいなかった気がする。


男「お前さ…」

幼馴染「?」

男「いや…なんでもない。今日頑張れよ」

幼馴染「うん! 3本ヒット打つ!」

男(いまさら友達つくれよとは言いづらいな…俺だってそんなに多くないし…)

ふたりで過ごしてきた弊害か、俺達は俺達の世界に閉じこもりがちだ。

男(このまま助っ人活動を続ければナツキにも友達がたくさんできるかもしれないな)

男(遊ぶ機会減るかな?)

男(まぁいっか。新学期からはべたべたしてられないし)

男(こんな様子をみられたらユウジやクラスメートのおもちゃにされそうだ…)






783: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:56:05.86 ID:nNDlswPTo



【学校・グラウンド】


部員A「おねがいっ!」

男「え、俺? また?」

部員A「ごめんね。またなの。練習試合だから監督もコーチもこられなくってさ」

部員A「だから試合前の練習手伝って! 人手が足りないの」

男「……」

幼馴染「よかったじゃん。暇じゃなくて」ポン

男「俺男子生徒なんだけど」

部員A「いいよいいよ。だってナツキちゃんのカレシでしょ? だったら安心じゃん」

男「…といわれても」

男(安心なのか?)

男(でも着替えとか持ってきてねぇんだよなぁ…汗かいたら嫌だなぁ)

部員B「ねぇねぇコーチして」

部員C「あたしも! ちょっとフォームみてほしいなぁ」

男「え…」

男(暇よりマシか…)

男「いいよ」





784: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:57:13.46 ID:nNDlswPTo

炎天下の中、なぜか私服で女子部の練習に付き合う俺。
ノックを打ったり、スイングを指導したり、キャッチングをしたりとあきらかにコキを使われている。
ナツキが勝手に快諾してしまったのだろうか。


部員A「アッキーくんほんとにキャッチャー上手だね。全然そらさないんだ」

男「まぁ…そこそこやってたから」

男(男子やナツキの球にくらべると遅いし…)

部員A「なんか安心してなげられるなー」

部員A「ねぇアッキーくんうちでマネージャーやらない? 壁キャッチャーも募集中だよ」

部員A「家事とか得意なんでしょ!? マネージャーほしいなぁ〜」

男「やらない。ていうかその呼び方」

部員A「あ。ごめんね。ナツキちゃんがずっとそう呼んでるから」

部員A「馴れ馴れしかったね。ごめんごめん」

男「ナツキと仲いいの?」

部員A「いろいろきいてるよー。ご飯つくってくれるとか」

部員A「ラブラブなんだ? いいなー」

男「え……あんにゃろ」





786: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:58:20.61 ID:nNDlswPTo


ふとナツキが気になって姿をさがす。
ナツキはグラウンドの邪魔にならない隅っこで黙々と柔軟をこなしていた。


男「おーい」

幼馴染「あぁアッキー。もういいの?」

男「おう。くたくただ。これで無給はやってらんねぇよ…」

男「あとでなんかおごってくれ」

幼馴染「……うん。いーけど」

男「はやく試合はじまらねーかな…」

部員B「あぁ、いたいた。ねぇねぇ手あいてたら柔軟つきあってください」

部員B「おねがいしまーす」グイグイ

男「えっ、ちょ…」

幼馴染「……いってらっしゃーい。ボクはばっちりだからわざわざ付き合ってくれなくてもいいよー」

男「棘のある言い方すんな」

幼馴染「べっつにぃ…」

男(なんなんだよ。自分が連れてきたくせに)

男(相手してくれないからってふてくされてんのか?)




787: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/01(水) 21:59:31.04 ID:nNDlswPTo


それにしても女の子の体のなんと柔らかいことか。
ナツキも背中をうしろから押すとぐにゃんと前屈するが、それに負けないくらい部員はどの子も体が柔らかかった。


男「いちにー、さんしー」

部員B「ごーろく、しちはち」

男「しっかり息吐きながら」

部員B「はーい」

部員D「ねーほんとにマネージャーやる気ないですか? 入ってくれたら大助かりなんですけど」

部員A「だよねー♪」

男「俺男子だってば…」

部員D「いいじゃないですか。女子が男子部のマネージャーすることなんてよくあるんですから」

男「うーん……」チラッ


幼馴染「…!」

幼馴染「……」プクー

男(うわぁフグみたいになってる…)


その日の試合でナツキにいつものキレはなく、
4打席凡退の上に守備でもやらかし、散々の結果となった。



第八話<ヤキモチ>つづく


 




794: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:05:07.28 ID:vmXM2r1Co

第八話<ヤキモチ>つづき


-夕方
【帰り道】

男「今日はその…惜しかったな」

幼馴染「……」

男「2打席目なんていい当たりだったしヒットでもおかしくなかった」

幼馴染「……アウトだもん」

男「そうむくれるなよ…誰でも打てない日くらいあるって」

男「その程度でふてくされるなんてお前らしくないぞ」

幼馴染「ボク、試合の結果でむくれてるんじゃないから」

男「じゃあ…やっぱり…試合前の事?」

幼馴染「わかってるならさ…あんな風にデレデレしないで欲しかったな…」

男「してないって…。ただ練習付き合ってただけだろ」

幼馴染「…体触ってた」

男「柔軟体操だから」

幼馴染「…」プクー

男「悪かったって」ツンツン

幼馴染「…」プシュッ

幼馴染「…むー。気安くさわらないでよ」

男「ナツキ…」




795: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:06:16.23 ID:vmXM2r1Co


どうやら相当お冠なようだ。
まさかこんなに嫉妬深いやつだとは思いもよらなかった。
何かあっても試合が終わるころにはいつも通り笑顔でさっぱり忘れてると思っていた。

しかしナツキは試合中もあきらかに上の空でそわそわしていて、時々俺に向かって訝しげな視線を飛ばしてきた。


幼馴染「ベンチでスコアラーまでしなくたっていいじゃん」

幼馴染「アッキーはただの付き添いの観客なんだから」

男「人手不足だってお願いされたんだからしかたないだろ」

幼馴染「もー! おひとよし!」

男「じゃあもう二度と観に行かなくていいよな」

幼馴染「そ、それは……。だめ」

男「ナツキ」ポンポン

ナツキの帽子をぬがせて、汗ばんだ頭をくしゃりと撫でる。
ナツキはすこしだけ目を細めて、嬉しそうに微笑んだ。







796: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:07:23.43 ID:vmXM2r1Co


男「買い物いこう。晩飯なに食いたい」

幼馴染「アッキーのならなんでもいい」

男「そっか。じゃあ…ナツキの好きなハンバーグにしようかな」

幼馴染「やたっ! 和風おろしポン酢!」

男「はいはい」

幼馴染「あっ、あとアイスも買って!」

幼馴染「あ…でも今日は打ってないからご褒美なしかな…」

男「いいよ。アイスバー1本だけな」

幼馴染「わぁーい」ギュ

男「……汗くさっ!」

幼馴染「うぐっ、そういうこと言うな!」バシバシ

幼馴染「すんすん…。うー、ほんとに汗くさ……」





797: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:08:35.74 ID:vmXM2r1Co



【帰宅後-キッチン】



幼馴染「もうぜったいデレデレしないでね?」

幼馴染「柔軟につきあうのも無しだよ?」

幼馴染「そういうのは同性同士でやればいいんだから」

幼馴染「あと試合もベンチまでこなくていいからね? なにいわれてもだよ?」

幼馴染「女子部は女子部でやるんだから! ね!」

幼馴染「ね? 聞いてる?」

男「うるさい邪魔。手伝わないなら向こうでテレビでも見てろって」

幼馴染「むーーー。だったら手伝う!」

男「お前に手伝えることはない」

幼馴染「ぎゃうっ、じゃあ言うな!」







798: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:10:31.01 ID:vmXM2r1Co


ナツキは帰宅後すぐさまシャワーを浴びて、それ以降はずっと俺にべったりつきまとっていた。

そして俺にとって聖域であるキッチンにまで踏み込んで耳元で何かとぎゃーぎゃーと騒いでいる。

幼馴染「手伝えることないの?」

幼馴染「ハンバーグこねよっか?」

男「 じゃ ま 」

幼馴染「はぁっ…なんだか冷たいよ…」

幼馴染「真剣お料理モードだね…」

幼馴染「今度は料理にアッキーとられちゃった。くすん」

男(文句いうなら食わさねーぞ…)

幼馴染「いいもーん。ボクは居間でゴロゴロしてよーっと!」

幼馴染「出来たら呼んでねー」

男「おう。というか時間見計らってお前が食卓来い」






799: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:13:05.76 ID:vmXM2r1Co


それから30分後。


男「よし、完成だ」

男「我ながら今日もいい出来。あいつ喜ぶぞ」

男(なんで来ないんだろ)

男(テレビにでも夢中になってんのか?)


一通り夕飯を揃えた俺はナツキを呼びに和室の居間に向かった。

男「ナツキー?」

廊下から声をかけてもナツキの返事はない。
テレビの音でかき消されてしまったのだろうか。

次はふすまをわずかに開いて呼びかける。

男「おーい、ナツ―――」

そこで声が喉から出てこなくなった。
ナツキは部屋の中にちゃんといた。
俺の布団の上にうつ伏せになって足を開いて寝転がっていた。

ショーツしか履いていないぷりんとお尻がこちらに向かって突き出されている。
なんとも、人に見られたら恥ずかしくてだらしない格好だ。

男(寝てるのか?)

幼馴染「ん……ん…」

しばらく伺ってみるとどうにも様子がおかしいことに気づいた。
お尻が小刻みに上下している。
テレビとまじって聞き取りづらいが、ナツキの声もかすかに聞こえる。




800: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:14:42.30 ID:vmXM2r1Co



男「ナツキ…?」

幼馴染「んっ、んっんっ♥」

幼馴染「あっ、あっ、あっ♥」
 

 すりすり すりすり

男(こ、これは……)

幼馴染「はぁ、はぁぅ、んっ♥」


ナツキは自分の下に敷いたおおきな熊の抱きまくらにむかって、一心不乱に股間を押しつけていた。
熱中しすぎて背後のふすまが開かれていることすら気づいていないようだ。


幼馴染「んゆっ、やぁっ♥ んぅ、んぅー♥」

男(やばっ、見ちゃった…)

男(なっ、なんでこんなところでオナニーしてんだよ!)

ナツキは夢中で腰を振りつづける。
熊の足の部分がちょうどよい硬さなのか、股の間に挟んでこすりつけては何度も熱い吐息をもらしていた。

セックスしている時のような、ナツキの甘ったるい声が聞こえてくる。
グレー色のショーツの股間には、はっきりと目に見えるほどにシミができていた。。

男(うわ…エロ…。じゃなくてっ)

男(見なかったことにしよう…よし、いま来た風を装ってもう一度…)





801: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:17:13.59 ID:vmXM2r1Co


そう思いたっても、めったに見られないレアな光景への好奇心が止まらない。
俺は声をかけなおすどころか、息を殺してかがみ込み、瞬きもせずナツキの痴態を覗き続けていた。


幼馴染「はぁっ、はぁっ♥」

幼馴染「んゆぅ…あんっ、あっ♥」

男(クソー…顔が見えない。エロい顔してるんだろうな)

幼馴染「んんぅ〜〜♥」ピクッ ピクッ

男(あ、アレイッてるな…間違いない)

男(ナツキもオナニーするんだな…そりゃするよなオナニーくらい)

幼馴染「はぁ……はぁー…」

男(よし終わったよな? そろそろ突入するか…ってまだやるのかよ)

幼馴染「んっんっんっんっ」

男(そうか。男とは違うんだな)

ナツキはついにはショーツのなかに手をつっこんで、直接指で恥部をいじりはじめた。

膣内に溜まった愛液をかきまわすひちゅひちゅとしたイヤラシイ音がさらに増える。


幼馴染「んー♥ んぅー♥」

男(ナツキ…そんな風にするのか)

俺は夕飯のことなどすっかり忘れて、目の前に繰り広げられる光景に夢中になっていた。
自然と手が腰へ伸び、ギンギンにいきりたった自身を慰めはじめる。






802: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:18:55.60 ID:vmXM2r1Co


男「はぁ……はぁ」

男(ナツキ…きもちいいのか?)

男(いつもオナニーしてるのか?)

幼馴染「あー♥ あ゙ー♥」

男(何を想像してるんだろ。俺のことかな?)

男(ホテルのこととか思い出してるのか? それとも)

ふたりとも右手の動きが加速する。
まさか食前にこんなことになるとは思いもよらなかった。


幼馴染「あ゙〜〜〜♥」

男(いきそう…ナツキッ)

幼馴染「くまっ、ゴロー♥ あっ、くまごろっ♥」

幼馴染「イク…イっちゃッ♥」

男「は?」

幼馴染「クマゴロ〜〜♥ んぐっ、んぎゅっ、あ゙〜〜〜♥」ピクッ

男「……」

シャッ

男「ナツキ」

幼馴染「はぁ…はぁ…はぅ?」

幼馴染「うひっ、う、うわぁああ!! な、あ、なんれっ!?!」






803: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:20:18.84 ID:vmXM2r1Co



幼馴染「えっ、嘘…ボク!? 見てた!?」

男「いまお前、クマゴローって言ってたよな」

幼馴染「え……」

男「なぁ」

幼馴染「…うん♥ クマゴローでオナしてた…よ。見られちゃった…あはは…」

男「気持ちよかったのか」

幼馴染「う、うん…この子の足…綿だけじゃなくて芯があって…ちょっと固いから」

幼馴染「すりつけてみたら…おもったより良くって…♥」

男「…」

幼馴染「な、なに!? 怖いよ…ちょ…ご飯だよね!? ごめんごめん」

幼馴染「いま行くから…」

幼馴染「アッキー怒ってる?」

幼馴染「ごめんねクマゴロー勝手に変なことにつかっちゃって…明日の朝ボク洗濯するからっ」

男「そうじゃなくてなナツキ」

幼馴染「ひっ、なになに」

俺は怯えてあとずさりするナツキにずんずんと歩み寄った。
そして豊満な太ももをつかまえて一気に股を左右に開いた。

幼馴染「ふぎゃあ! な、なにっ!?」





804: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:22:41.24 ID:vmXM2r1Co


男「こんなに濡らして」

幼馴染「やぁ見ないでっ!」

男「クマゴローがそんなに良かったか」

幼馴染「えっ、え!?」

男「俺じゃなくて…クマゴローでオナってたのか」

男「いやあれはもはやオナニーではなくて浮気セックスだな」

幼馴染「ち、ちがっ! そんなんじゃないもん!」

幼馴染「ちゃんとボク…アッキーの」

男「クマゴロークマゴローって言ってたぞ。なにがちがうんだ?」

幼馴染「やっ、それは…」

男「言い訳無用」

男「悪い浮気彼女にはきついお灸をすえてやらないとな」

ナツキのおしりからショーツをするっと奪い取る。
ナツキは恥ずかしがって抵抗したが、無理やり足をおさえつけて組み伏せる。

現れた恥裂は、白く泡だった本気汁でテラテラとなまめかしく光っていた。
物欲しそうにヒクつく膣口からも、とろりと垂れた。

それがまるでクマゴローに中出しされたかのように見えてしまい、更に俺の中の黒い炎が燃え上がる。





805: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:25:00.16 ID:vmXM2r1Co



男「くっ…」

幼馴染「アッキー…? するの…? ご飯…」

男「入れるからな」

幼馴染「え…ちょっ、早! あああぁあ♥」

挿入とともにナツキの嬌声があがる。
待ち望んでいたかのように膣はペニスをずるずる飲み込んで、やわらかいひだでぎゅうぎゅうに締め付けた。

俺も途中だったため、一気に我慢していた快感が押し寄せる。


男「くあっ…お前…やばすぎ」

幼馴染「ゴムっ、ゴム!」

男「クマとは生でしてたのに!」

幼馴染「してないもーーん!」

男「わかってる中では出さないから」


 ぱちゅっ ぱちゅっ
   ぱちゅっ  ぱちゅっ

幼馴染「んひゅっ♥ ああっ♥ だめぇいまボクイッたばっかりなのに♥」

男「ごめんなさいするまで犯し続けてやる」

幼馴染「んひゃあっ♥ ボク悪いことしてないっしてないっ♥」

幼馴染「アッキーどうしちゃったの」

幼馴染「あんっ、はぁ、あっ♥ もしかひへっ、あっ♥」

幼馴染「ヤキモチッ、やいちゃったの? えへへっ、んっ、んぅ♥」





806: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:26:53.30 ID:vmXM2r1Co


男「熊と浮気してごめんなさいは?」

 ぱちゅっ ぱちゅっ ぱんっ

 ずっちゅずっちゅずっちゅ♥


幼馴染「してないってばぁ〜〜〜♥♥」

男「でもクマゴローとエッチできもちよくなったんだろ?」

腰を叩きつけるたびにナツキは激しく体を揺すって反応を示した。
はじめたばかりなのに、いつもに比べてかなり感じているように思える。


幼馴染「ばかぁ〜〜!」

幼馴染「もー、とにかく謝ればいいんでしょ! ごめんなさい! ご飯っ♥」

男「だめ。ここまでして途中でやめるわけ無いだろ?」

男「お前だってほら、こんなに…よがって」

幼馴染「やぁあん♥ エッチぃ!」






807: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:28:22.60 ID:vmXM2r1Co


男「エッチはどっちだ」

 ぱちゅっ♥ ぱちゅっ♥


幼馴染「んぅっ♥ ぼくっ、ボクですっ♥」

幼馴染「ふぁぁん許してよぉ。いぐっ、イッちゃうっ」

男「だいたい飯呼びにきたのにお前がオナってるからわるいんだぞ!」

幼馴染「だってぇクマゴロー抱っこしてたら…あんっ、アッキーの匂いがいっぱい染み付いてて」

幼馴染「それで嗅いでたら無性に…オナしたくなっちゃって……♥」

幼馴染「してたら時間わかんなくなっちゃってたんだもん♥」

男「…このエロ女っ、お望みどおり一日相手してやる!」

幼馴染「ひぃ〜ん」


 ぱちゅっぱちゅっ♥




808: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/03(金) 22:30:28.94 ID:vmXM2r1Co



  ・   ・   ・


幼馴染「よかったねぇ…♥」

幼馴染「もうさー、すっごい満足したよ…えへへへへへ」

男「…疲れた…」


その夜はふたりともかなり燃え上がった。
夕飯を途中ではさんで計4回戦までしてしまった。
クマゴローを脇目に腰を振っていると、すこしだけナツキのあの時のふてくされた気持ちが分かった気がした。

ナツキのアレで汚れたこいつは洗濯してからしばらく物置部屋にしまうことにした。
抱きまくらがなくなると俺は寝入りが悪くなるが、かわりに抱いて寝る相手がいれば大丈夫だろう。



幼馴染「…で、なんでボクの手足しばるの?」

男「…俺ホテルの一件をわすれてないから」

幼馴染「は? ひ? ふ?」

男(こうしておけばさすがに大丈夫だろう…)

幼馴染「ねーなんで縛るのー!! やっぱり抱きまくらにされるのやだー!!」ジタバタ



第八話<ヤキモチ>おわり

 




832: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 21:52:21.02 ID:N4V+FuPHo



第九話<ボクの花嫁修業>



夏休みもあっというまに残り数日。
今日もボクは幼馴染で恋人の彼の家に遊びに来ていた。


幼馴染「おはよ! 来たよ!」

幼馴染「お泊りセットとメールでいわれたアレもってきたよ」

とりあえずピンポンを3連打するのがお互いの家に来た合図。
でもアッキーはあまり出てくれないから勝手に玄関を開けて入っちゃうのがボクたちの日常。


幼馴染「返事くらいしてよー」

中に入るとアッキーはやる気なさそうに布団に転がっていた。

幼馴染「あれ…めずらしい。ゴロゴロしてるんだね今日は」

男「おーう…やっときたか」

幼馴染「時間通りだよ?」

幼馴染「どしたの。おきたばっかり」

男「んーー。まだ眠い」

幼馴染「夜更かししてたんだ?」

男「…それもあるし、ちょっと眠りが浅くてさ」

男「で、あれもってきた?」

幼馴染「うん!」






833: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 21:55:28.06 ID:N4V+FuPHo



肩からさげたスポーツバッグのチャックをひらくと、
丸まったオルカの抱きまくらがぴょこんとはじけるように飛び出した。

この前のプールに行った時に買った子だ。
ボクのすごくお気に入りで、毎晩抱っこして寝ている。


幼馴染「あー、しっぽひっかかって出てこない」グイグイ

男「おまえ…そんな誘拐みたいな入れ方やめろよ」

男「これくらいの距離普通にもってこいよ」

幼馴染「だって…こんなおっきいオルカぬいぐるみ持ってるとこご近所さんに見られたらはずかしいよ」

男「買ったときは背負って帰ってきたくせに」

男「とりあえず、貸して」

幼馴染「ほい」






834: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 21:57:17.13 ID:N4V+FuPHo


幼馴染「きゅうきゅう〜。可愛いでしょ」

幼馴染「正面の顔もっとかわいいよ? ほら」

男「へんな顔」

幼馴染「そう? 白い模様が目みたいで可愛いよ」

幼馴染「きゅうきゅう〜。だっこしてーって」

男「ん」

ぬいぐるみを差し出すとアッキーは遠慮なく抱きしめて、またゴロンと布団に寝転がってしまった。


幼馴染「ねーなんでしゃっちー持ってこさせたの」

男「なにその名前」

幼馴染「オルカだからシャチだよ?」

幼馴染「シャチ吉と迷ったんだけどアッキーみたいな響きだからしゃっちーにしたよ」

男「あっそ…ふぁ」





835: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 21:59:04.13 ID:N4V+FuPHo



幼馴染「ねぇクマゴローは? いつも抱いて寝てるでしょ?」

男「浮気犯のあいつは独房の中だ」

幼馴染「まだ続いてたんだ……」

幼馴染「あーわかった。それで寝不足なっちゃったんでしょ」

男「……これ、いいな…」ギュウ

幼馴染「でしょ? お腹の白い部分はひんやり素材なんだよ」

男「それもあるし…なんていうか…形が…腕にフィットして……あと…いいにおいする…し」

男「たまんねぇ…zzz」

幼馴染「!」

幼馴染「ちょっ、ちょっとなんで寝るの」

幼馴染「ボク遊びにきてるんだけどっ。ボクッ、ボクは!?」

男「zzz」

幼馴染「……むー」

アッキーはなにかもにゃもにゃつぶやきながら、ぬいぐるみを抱きしめて顔をうずめながら眠ってしまった。


幼馴染「なんなのさー」

幼馴染「キャッチボールできないじゃん」





836: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:00:31.26 ID:N4V+FuPHo



男「zzz」

幼馴染「疲れてるのかな…夏休みいろいろあったもんね」

幼馴染「…くふ」

いつもはボクがゴロゴロ眠る立場だからあんまり彼の寝顔を見ることはない。
やすらかに眠る子供っぽい寝顔がすこしかわいくて懐かしいような気がした。


幼馴染「寒くならないように扇風機首振りにしようね」ピッ

幼馴染「んーあと、タオルも掛けよ。暑いかな?」

幼馴染「これでよし」

幼馴染「んー暇だぞ。なにしよっかな」

ボク達幼馴染同士は遊ぶといっても、これといった内容がない。
キャッチボールは定番として、それ以外は適当に一緒にすごしているだけ。

とっくに漫画はよみつくしたし、ゲームもやりつくした。
平日の朝は見たいTV番組なんてないし、アッキーが寝ていることにはどうにもボクは時間をもてあます。


男「zzz」

幼馴染「…」

かといって、このかわいい寝顔を崩すこともボクにはできない。

幼馴染「以前のボクならのしかかって無理やり起こしてたんだろうなぁ…」

幼馴染「…恋人同士になってから甘くなっちゃたかな」

幼馴染(ボクの彼氏…ボクに彼氏…)

幼馴染「…♥」チュ






837: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:01:12.11 ID:N4V+FuPHo



幼馴染「よーし、今日は家事でもしよっと」

幼馴染「夏休みいろいろお世話になったし、恩返しだ」

幼馴染「くふふ、起きたら家中ピカピカでびっくりしちゃうぞ」

幼馴染「…あ」

幼馴染「この家の掃除機どこだっけ……」

幼馴染「それに寝てるのに掃除機は迷惑だよね…」

幼馴染「やめやめ! 掃除は今日するには向いてない」

幼馴染「じゃあほかにできることは…」キョロキョロ

幼馴染「んー。庭の草のびてるなぁ。草むしりしないとなぁ…」

 ミーン ミーン ミンミンミン ミンミンミン
  ジリジリ…

幼馴染「暑そう……溶けるよ」

幼馴染「さすがに一人であの量は……うん、やめよう」

幼馴染「熱中症気をつけろって口酸っぱく言われてるからね!」






838: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:02:39.79 ID:N4V+FuPHo


幼馴染「じゃあボクにできることなんて何もないじゃん」ゴロン

幼馴染「ふぁう……眠くなってきた」

幼馴染「しゃっちー? …そこボクの居場所だよ」

幼馴染「なんでキミがぎゅってされてるの。魚のくせに」

幼馴染「あれ?魚だっけ? あれ? まぁいいや…忘れちゃった…」

男「…zzz」

幼馴染「はぁ…ボクって抱っこされる以外役に立たないのかなぁ」

幼馴染「夏休みの間でなにか変わろうって決意したのに…ポンコツのままだぁ」

幼馴染「あ゙ーアッキーとボクのスキルが入れ替わったらいいのに」ゴロゴロ

幼馴染「男のくせに料理も掃除もなんでもできるって、うーゔー…ずるいずるいっ、主婦じゃないんだから」ゴロゴロ

幼馴染「なんでそんなに上手に…――」

幼馴染「……そっか」

幼馴染「ボクのためにいつもいろいろしてくれるから、なんだよね」ムクリ

幼馴染「ボクもキミのためにがんばるよ…!」グッ






839: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:04:36.86 ID:N4V+FuPHo


それからボクは午前中庭の雑草をむしって、縁側を雑巾がけした。
汗だくになったからお風呂に入るついでに浴槽の掃除もした。


幼馴染「まだねてるしー」

幼馴染「どれだけ夜更かししてたんだろう。もうすぐ新学期なのにさ」

幼馴染「あーお腹すいたなー。アッキーお昼ー」

男「zzz」

幼馴染「ん〜〜〜」

幼馴染「……どうしよ。冷蔵庫になにかつくれそうなのあるかなー」ガパッ


『消費期限近いからお昼はこれを使って。具材は任せる』


幼馴染「ん?」

幼馴染「わっ冷やし中華! これならボクでもできそ♪」

幼馴染「なんだー。最初からボクにやらせる気じゃんかぁ」

幼馴染「なになに。ふんふん、茹でたあと氷水でしめるだけじゃん」

幼馴染「具はなににしよっかなー」

幼馴染「なんかあるかなー」







840: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:05:42.67 ID:N4V+FuPHo



結局パッケージの写真通りに、トマトと細く切ったきゅうりとハムと錦糸玉子をのせることにした。


幼馴染「できた〜♪」

幼馴染「おいしそ…ボクは料理の天才だったのか…」

幼馴染「ご飯できたよー」

幼馴染「って呼んでも起きないか」

幼馴染「…起こしてきてあげよう。ボクも普段よばれたらすぐ飛んでいくようにしなきゃなぁ…」




幼馴染「おっきろー♪」

男「zzz」

幼馴染「おきてー♪ ご飯ご飯!」

幼馴染「冷やし中華つくったよー♪ 力作だよー」

男「ぐぅ…zzz」

幼馴染「ぐうじゃないでしょ。まったく、せっかくこのボクがつくったってのに」




841: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:07:32.74 ID:N4V+FuPHo



幼馴染「………。むふ」

幼馴染「あなたー。おきなさーい」ヒソヒソ

幼馴染「くふふっ、あなたー朝だよー♥ 朝ですよー?」ヒソヒソ

幼馴染「くふふっははははっ! はやく起きなってー」

男「んぐ…zzz」

幼馴染「これでもおきないかー。ん…?」

幼馴染「なんか……ふくらんでるね。ソコ」

幼馴染「失礼しまーす」


起きないようにこっそりとジャージを脱がせると、
なかから飛び出てきたモノはふっくらと膨らんでいた。


幼馴染「うわっ♥」

幼馴染「デカい…」

幼馴染「なんかやらしー夢みてるのかな?」

幼馴染「えいっ」ギュ

握り締めるとあつくてドクンドクンと脈打ってるのがわかる。
もうすでにエッチするときくらいの固さになっていた。







842: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/08(水) 22:09:54.03 ID:N4V+FuPHo


幼馴染「すんすん……ん」

幼馴染「ふぁ…このにおい…♥」

おちんちんに鼻を近づけると大好きな彼の濃いにおいがした。

ボクはまるで引き寄せられるように唇でアツアツのソレに触れて、
さきっちょをパクリとくわえ込んだ。


男「ん……」

幼馴染「はぐはぐ」

幼馴染「んむ…えお」

幼馴染「ちゅむ…んぅ、はふ、れろ♥」

男「う…ん゙…zzz」

幼馴染「寝苦しいの?」

幼馴染「すっきりしたら起きるかもしれないね♪ はむっ」



第九話<ボクの花嫁修業>つづく



 




848: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 21:52:59.22 ID:enfdndyAo

第九話<ボクの花嫁修業>つづき



幼馴染「んー、んぷ、ちゅぴ♥」

男「ぅ…zzz」

幼馴染「はむぷ、んれぉ…」

幼馴染「起きないなぁ?」

幼馴染「はむっ、んんぅ…♥」

幼馴染「舐められるのって気持ちいいのかな? 手でするのとどっちが好き?」

 すりすり

幼馴染「ぷふ、なんかおもったよりピンク色でえっちだね」

幼馴染「こんなの舐めちゃいたくなるに決まってるじゃん」

幼馴染「るるるっ、れろ…れろ」

男「ぅ…ぅ…zzz」

幼馴染「んもう、うーうー言ってないで起きなよぉ」

幼馴染「しゃせーしちゃってもしらないよぉ。はむっ♥」






849: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 21:53:51.22 ID:enfdndyAo



眠るアッキーのおちんちんはボクの口のなかですっかり大きくなっていた。
とっても熱くって、舐めるとびくんびくんって脈打って可愛い。

おちんちんの段差になってるところが特に好きみたいで、
ボクがベロでごしごし洗うようになめるとアッキーは寝息を乱していた。


幼馴染「くふふ、ここいいんだね」

幼馴染「んーちゅ、れろ、れろ♥」

幼馴染「いっつもここで、ボクのナカごりごりってするもんね。綺麗にしておこうね」

幼馴染「はむっ♥」

幼馴染「ずずっ、ちゅるる……んぅ?」

幼馴染「ぷは、んえ…。なんか、さきっちょからねばっこいの出てきた…」

幼馴染「トロっとしてるね。射精? ちがう?」

男「…zzz」

幼馴染「…はー寝顔かわい♥」

幼馴染「キミがボクの前でこんなに無防備にしてるのって、嬉しいな」

幼馴染「おちんちんもっときもちよくなろうね」

幼馴染「はむ、んんぅ♥」




850: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 21:54:53.35 ID:enfdndyAo


それからボクは夢中でアッキーにご奉仕をつづけた。

すごくベロとアゴがつかれたけど、たまにはこうやって一方的にしてあげるのもすごくいいかも。

舐めているうちにだんだんとボクも頭がぼーっと興奮してきちゃって、むずむずするアソコを触りたくなったりしたんだけど、
それは今は我慢することにした。


幼馴染(だって今日お泊りだし。夜にはいっぱいするもんね?)

幼馴染「んむ、ちゅるっ…れろ」

幼馴染「れろ、れろっ、じゅるる」

いっぱい唾液をからめながら何度も何度も口の中を往復させる。
さきっちょからとろとろもたくさん出てきて、そのたびにボクは舌でなめとった。

幼馴染(アッキーの匂い…いっぱい嗅いじゃう♥)

幼馴染(射精まだかな?)

幼馴染(きもちいい? ボクにベロベロされてきもちい?)

幼馴染(きもちいいよね。こんなに硬くてぴくぴくしてるもんね)

幼馴染(おちんちん、射精したいよね♥)

幼馴染(出して。可愛い顔で眠りながらだしてっ)

男「う……zzz」





851: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 21:56:56.17 ID:enfdndyAo


男「ゔぅっ」

アッキーのすこし低い唸るような声とともに、おちんちんがひときわ大きく跳ねた。
そしてボクの口に濃厚な味の精液がどくどくといっぱい溢れだした。
ツンとした匂いが鼻をつきぬける。

幼馴染「んぷっ♥ んんぅ!?」

幼馴染(出たっ♥)

幼馴染(ぎゃー苦っ。でも…アッキーのお汁♥)

ボクは舌でおちんちんをなめとりながら、すこしづつネバネバの精液を飲み込んでいった。
のどごしはイガイガしてて喉を通すのはすごく苦労した。

幼馴染「んっ…ん」

幼馴染「ん゙ぐ…ひぅ」

幼馴染「は…はぁ、んふふ。飲めた」

幼馴染「アッキーいっぱい出しちゃったねぇ。ボクのお口のなか良かった?」

男「ゔー…zzz」

幼馴染「……なんでまだ寝てるの。おちんちんって鈍いの?」

幼馴染「はぁ…うがいしてこよっと」

それから服を元通り着させて、なにごともなかったかのようにボクは彼氏を揺すって起こすことにした。






852: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 21:58:18.73 ID:enfdndyAo


幼馴染「お昼ご飯だよー」

男「ん……」

幼馴染「冷やし中華だよー。お腹すいたでしょー?」

男「んー…んむ、ふぁ…あ」

幼馴染「あ、起きた♥」

男「つ…あっつ…。何度」

幼馴染「さぁ? 扇風機寝る前に首振りしたからかも?」

男「昼?」

幼馴染「ごはーん♪」

男「暑いせいか、なんか頭ボーっとする…」

幼馴染「熱中症じゃないよね?」ぴたっ

男「大丈夫…昼食おうぜ」

幼馴染「うん! ボクの力作だから!」

男「そう言われると逆に不安だなぁ」

幼馴染「ここで食べる? 1皿だけだからもってきてあげるよ」

男「悪いな。お盆、棚の下の段に入ってるから使えよ」

幼馴染「うん」




853: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:00:30.38 ID:enfdndyAo



幼馴染「いただきまーす」

男「いただきます」

幼馴染「ちゅるるっ。おいしー♪」

男「これナツキがつくったんだよな?」

幼馴染「そだよ。彩りきれーでしょ!」

男「ん…おいしいな。でも微妙にぬるいような…ちゃんと冷水でしめた?」

幼馴染「むー冷やしたもん。アッキー起きないからだよ」

男「そっか。悪いなずっと寝てて。手伝えばよかったな」

幼馴染「いいよー。疲れてたんでしょ」

男「そうなんだよなぁ。いまもすっげぇ悪夢みてさ」

幼馴染「ちゅるるっ?」

男「聞きたい?」

幼馴染「べつにー。ちゅるる…」

男「聞けよ!」

幼馴染「食べなよー」

男「俺夢の中でナツキと浜辺にいたんだよ。ちょうどこの前デートでいった海みたいなとこ」

幼馴染「あそこ白い砂浜が綺麗だったねー」

男「人工浜だけどな。んで、お前と遊んでたら、砂の中に埋められてさ」

幼馴染「ボク結構そんなことするよ」

男「しかもさ、飯中にいうことじゃないかもしれないけど、何故か下半身丸出しで!」

幼馴染「…」






854: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:02:27.01 ID:enfdndyAo


男「ナツキどこいった!?って探そうとおもっても、首まわないし、身動きひとつとれねーの」

男「でもなぜか海の沖合のほうはばっちり見えてさ」

幼馴染「ちゅるる…」

男「そしたら」

幼馴染「うん。ちゅるるっ」

男「遠くから黒い背びれがゆらゆらと近づいてくるんだよ」

幼馴染「あ、サメだ!」

男「そう。うわっ、サメだ! だれか助けて! って叫んでも周りには誰もいない」

男「俺はお前に埋められててもう為す術もない」

幼馴染「ごめん…」

男「それでザバッと飛沫ともに浜に上がってきたのはなんとサメじゃなくて巨大なシャチなんだよ」

幼馴染「いいなぁ。ボクもオルカの夢みたいなあ」

男「でもな、オルカショーで見たような温厚なオルカじゃなくて、すごく凶暴っていうか…」

男「こういかにも獲物を狙ってますって感じのぎらぎらした野生の目つきでさ」

男「そいつは無抵抗な俺にのしかかって、下半身をいきなりバリバリ食い始めたんだ」

幼馴染「お腹すいてたんだね」





855: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:04:40.25 ID:enfdndyAo


男「でも夢の中だからか食われてるのに痛みはそんなになくて、どちらかというと気持ちよかった」

男「痛みが強すぎるとショック死しないように快楽物質が出るっていうじゃん? あれかもしれない」

幼馴染「ふーん?」

男「オルカってあんな見た目でもやっぱ海のギャングなんだな」

男「…ちゅるるっ」

幼馴染「!? え、それだけ? 結局アッキーはオルカに食べられて死んだの?」

男「死んだんじゃねーの? 下半身なくなってたし」

幼馴染「ひどい…」

男「あのぬいぐるみだめだな。あんなの抱いて寝るから悪夢みるんだ」

男「抱き心地はいいけど、やっぱりお前に返す」

幼馴染「返すもなにもあげてないよ。ボク持って帰るから」

男「そうしてくれ」

幼馴染「ご飯たべたあと何する?」

男「うーん。夏休み終わる前に家のなかと庭の掃除でもしとこうかなって思ってんだけど」

男「そうするとまたお前暇になるよなぁ」

幼馴染「はいはいっ! 草むしりならボクしておきました!」

男「え?」

幼馴染「くふふ」





856: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:06:43.19 ID:enfdndyAo


男「さ、サンキュー…なんだお前、今日は別人か?」

男「ナツキ…か?」

幼馴染「まだ寝ぼけてるの? ボクにきまってるじゃん」

幼馴染「いやーボクもね、日頃の感謝のきもちを伝えようとおもってね」

幼馴染「とくにここの庭にはお世話になってるしね」

幼馴染「まぁこれも花嫁修業のいっかんっていうか。ボクの今後のためだから気にしなくていいよ」

男「は? 言ってる意味はよくわかんねーけど、ありがとな」

男「じゃあ…時間空くしキャッチボールするか」

幼馴染「するする♪ ちゅるるるっ、ずるる」

男「お、おいっ。食べてすぐはしないぞ」

男「そんな急ぐなって」

幼馴染「今日はもうできないとおもってたからラッキー♪」






857: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:09:12.01 ID:enfdndyAo

 



  ・  ・  ・




幼馴染「あっづい゙っ」

男「…」

幼馴染「シャワーっ、シャワ〜!」

男「いつも汗だくになってから後悔してないか?」

幼馴染「楽しかったら満足してるもん! でも暑いのはしかたないの!」

男「あんな全力で投げるから」

幼馴染「うぇーボクシャワー今日2回めだよ〜」

男「そうか午前中に草むしりしてくれたんだったな…」

幼馴染「はぁー、夏って女の子にはたいへんだよ。どうしても汗臭くなっちゃうもんね」

男「……」

幼馴染「なにその何か言いたげな目」

男「いや…。ナツキ、ぃ、一緒に浴びないか」

幼馴染「えっ?」






858: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/06/11(土) 22:11:49.42 ID:enfdndyAo


幼馴染「シャワー?」

男「うん…その、何度もシャワー浴びさせるのも悪いしな」

男「この後、ちょっとナツキとしたいなって思ってんだけど、そしたらまたいっぱい汗かくだろ」

男「だから、風呂場でついでに…だめ?」

幼馴染「…ん、んー…。いいよ♪」

幼馴染(さ、誘われちゃった♥)

幼馴染「したかったんだ?」

男「いま姉ちゃんいないしな。ナツキは? その、嫌なら無理には言わないけど」

幼馴染「ボクもおちんちん舐めてるときからずっとしたかったよ」

男「は?」

幼馴染「ん? あ……いまのなし」

男「なんて?」ギュム

幼馴染「いひゃ…いい、な、なんれもないれふ」

男「……やっぱりな。なんか変だと思ったら、お前のしわざだったのか」グニグニ

幼馴染「なにふぉ、しへないひょお」

男「取り調べだ。服を脱いでさっさと中に入れ」

幼馴染「ごめんって〜!」

幼馴染「わぁ〜ん、いじわるされるー♥」



第九話<ボクの花嫁修業>つづく


 




862: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 22:51:15.17 ID:fkGMIau1o

乙です
こんなエロイ嫁ほしい・・・




888: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:03:05.98 ID:QcSOKKiWo

第九話<ボクの花嫁修業>つづき




 ぱちゅっ ぱちゅっ♥
  ぱちゅっ ぱちゅっ♥


幼馴染「あっ、あっ、ううぅっ♥」

粘っこい水の跳ねる音が広いお風呂場の中で響く。

後ろから固くなったおちんちんをズンと突き入れられるたびに、ボクの体は敏感にビクンと弾んだ。
お風呂でのエッチはいつもこうだ。

ボクは震える足腰で必死におしりをつきだして、手すりにしがみついて、されるがまま。


 ぱちゅっ ぱちゅっ♥


幼馴染「んひゅっ、あはっ♥」

幼馴染「あっあっ、う…」

男「声我慢しなくていいのに」

幼馴染「だ、だってぇ…すっごく響いて恥ずかしいんだもん。んっ♥」

男「確かに。でも俺はそれが楽しい」

男「声聞かせて」

幼馴染「あっ、あっ♥ やだぁ、外まで聞こえちゃうよ」

男「っていっても庭だから誰にも聞こえないぞ」





889: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:04:07.96 ID:QcSOKKiWo


ご飯前にこっそり射精させてあげたのにアッキーのおちんちんはとっても元気だ。

固くてすごく反り返ってて、ボクの中をごりごりって何度も往復してかき回す。

おしりを手のひらでぎゅって力強く掴まれて、時々グニグニ揉んだりされる。


幼馴染(おしり好きなのかな…?)

幼馴染(ボクは後ろから…すごい、好き♥)

幼馴染「ああっ♥ ああっうあああっ♥ そ…こっ」


もちろん顔を見合わせてお布団でエッチするのも好きだけど、こうして後ろから突かれてまるで動物みたいなエッチをしてると、
なんだか支配されてるみたいで、ボクが彼の物なんだって実感がお腹の奥底でわいてきて、すごくぞくぞくしちゃう。


男「ナツキの中きつい。結構強めに押し込まないと、押し返される」

幼馴染「んんぅっ♥」

幼馴染「がんばって♥ はやくつづき」

男「お前興奮しすぎ…なんか白くなるくらいどろっどろだし…」

幼馴染「うう…それ言わないでよ」

幼馴染「アッキーはさっき出したけど、ボクはまだうずうずしたままだもん」






890: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:05:57.87 ID:QcSOKKiWo


男「はぁ〜」

男「ほんとお前どうしてこんなエロくなっちゃったのか…」

幼馴染「ボクにエッチなこと教えたアッキーのせいだもん。白々しーよ」

男「そりゃ悪うございました」

 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
  ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥


幼馴染「んひゅう♥ ああっ、あああ、あっあっんっ」

幼馴染「それっ♥ もっと♥」

男「これくらいっ! か!?」

 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥

幼馴染「〜〜っ♥ そうっ、ああっ、ふぁぁ♥」

激しくされるともう気持ちよさで頭がいっぱいで、ボクはなにもわからなくなってずっとおねだりを続けていた。
押しこむ動きにあわせるようにおしりを振ると、気持ちよさは更に増えるのもいつのまにか覚えた。

だんだんと背後のアッキーの呼吸もあらくなってきて、かすかにうめき声も漏れている。
ボクの名前を呼びながら、おちんちんが気持ちよくなるようにボクのおまんこにむかって必死に腰を打ち付けている。
そんな彼の表情を想像しながら、ボクは迫り来る絶頂にそなえた。

幼馴染(かわいいアッキーすきっ、もっと!)





891: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:08:00.25 ID:QcSOKKiWo


男「ナツキっ」

幼馴染「いいよっ♥ イこ、イこ♥」

幼馴染「あーボクだめっ、イク、イク、ああっだめ♥」

幼馴染「ひっぐ♥」

幼馴染「あぁぁああ〜〜〜〜〜っ♥♥」


ボクの中でおちんちんが大きく跳ねるのとほとんど同時に、ボクも絶頂した。
甲高くてなさけない声が出た。
体中が快感で震えて、頭の中もふわふわとまっしろで、手や足に力が入らない。
滑り落ちそうになったボクの体をアッキーは支えてくれた。


幼馴染「うぅ…はぅ。ありがと……」

幼馴染「ハァ…♥ はぁ…♥」

幼馴染「あ〜…イッちゃった。すごかった」

男「大丈夫か? 結構最後激しくしちゃったかも」

男「ふらついてるけど熱中症とかなってない?」

幼馴染「大丈夫だいじょぶ〜…ボクの体は丈夫だから…」






892: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:09:44.28 ID:QcSOKKiWo



幼馴染「わぁー汗だく…髪の毛べたべた」

男「ふー…」

男「ナツキ、これで懲りたか。もう俺が寝てる間にいたずらすんなよ」

幼馴染「…へ? あーーいまのお仕置きのつもりだった?」

男「……う、うん。まさか効いてないのか…」

幼馴染「こんなお仕置きしてくれるならボク再犯しちゃうかも…」

男「こいつ…」

幼馴染「アレ見せて!」

男「…ん」

ボクがおねだりしてアッキーが渋々手渡したきたのは未だ口を縛っていないコンドーム。
これがボクのエッチのあとの楽しみのひとつ。

たっぷり詰まった精子の塊をつつくのがおもしろい。

幼馴染「晩ごはんとろろかけご飯しよっかなー。長芋あったよね?」

男「え……お前とんでもない連想するのな…。俺の気持ちにもなれよな」





893: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:12:20.02 ID:QcSOKKiWo


幼馴染「結構でたねぇ…♥」

幼馴染「えへへへ…こんなに」

男「まぁ…時間かけたから」

男「ていうか捨てるからはやく返せ。俺の遺伝子で遊ぶな」

幼馴染「2回目なのにこーんなに出しちゃうなんてさ。ボク自信ついちゃうな〜♪」

男「くそ…」

幼馴染「きもちよかった? ん〜〜?」

男「あぁもううっとうしいなぁー、いちいち顔ちかづけてくんな」

幼馴染「くふふ、なんでさー、取り調べだー!なんて言ってそっちがノリノリだったじゃん」

男「……。汗流してあがるぞ」

幼馴染「ぎゃっ」

きっと照れ隠し。
ボクはいきなり冷たいシャワーを頭から浴びせられた。
その後2人で仲良く体を洗いあって、ボクたちはようやくお風呂場から出た。





894: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:14:02.33 ID:QcSOKKiWo



   ・    ・    ・



幼馴染「お風呂いつも楽しいね♪ いい汗かいた後はシャワー最高」

男「お前と風呂入るとどっと疲れる…。いや、なにをしても疲れるの間違いか…」

幼馴染「そんなボクは突かれるほう。なんちゃっ…痛゙っ!」

男「お前なんか最近お下品だぞ!」ギュウウ

幼馴染「いひゃいひょぉ」

男「もう夜まで禁止な」グニニ

幼馴染「……」コク

幼馴染(夜までなんだ!)

男「変なこと言ったら晩飯抜きだからな」

幼馴染「……!」コクコク

幼馴染(追い出すわけじゃないんだ♥)

男「よし。晩飯支度するからおとなしくしとけよな」

幼馴染「晩ごはんもボクがつくるよー」

男「なんで? いつもは当然のごとく俺に作らせてるのに」

幼馴染「今日はボク花嫁修業してるから」





895: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:16:53.32 ID:QcSOKKiWo


幼馴染「全部ボクにやらせて♪」

男「…確か昼間も言ってたな…ええと、それいま必要か?」

男「今日は庭の草むしりもしてくれたし、いくらなんでも働きすぎなんじゃ…」

幼馴染「だってこのままじゃボクなにもできないポンコツじゃん」

男「まぁ否定はしないけど…」

幼馴染「夏休みいろいろしてくれたお礼に少しでもアッキーの役に立ちたいんだ」

幼馴染「いまさらでごめんね…もう夏休みも終わりがちかいから…ボク焦っちゃってるかな」

幼馴染「だから一気に経験値稼ぎだよ!」

男「わかった、お前がダメダメなのは俺が日頃甘やかしたツケなんだよな」

男「よし、今日はナツキに任せた」

男「俺はゲームでもしてるから出来たら呼んでくれ」

幼馴染「オッケー♪ くふふ〜なにつくろ〜〜」

男「不安だな…」

幼馴染「ぎゃっ、思ってても口に出さないでよ! ボクだって不安だよ!」






896: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/01(金) 22:20:18.01 ID:QcSOKKiWo



【1時間後-キッチン】



幼馴染「召し上がれー♪」

男「不安的中」

幼馴染「いやー簡単につくれてよかった!」

幼馴染「今夜のレシピはとろろかけごはんで〜す。いただきまーす」

男「確かにとろろはうまいけどさ……」

幼馴染「ん? 手抜きって?」モグモグ

男「いや、なんでもねぇよ…。いただきます…」モグモグ

幼馴染「んー、長芋擦ってるときから思ってたんだけど……やっぱこれってアレに似」

男「その先言ったら俺は女相手でも手をあげるぞ」

幼馴染「じょ、冗談だよぉ…あはは」

幼馴染(うん、やっぱりあっちは食べ物じゃないや。とろろはおいしー♪)つるるっ

男「ん。足りねぇ。米まだある?」

幼馴染「あ、おかわりする? おいしかった?」

男「あぁ」

幼馴染「はぁーい丼貸して。ボクが大盛りよそってくるねー。とろろもまだたくさん擦ってあるから」

幼馴染「くふふ、なんかこうしてるとお嫁さんっぽいね♥」

男「晩飯とろろだけの妻はいらねぇ…」

幼馴染「……がんばって海苔も刻んだのに…」シクシク




第九話<ボクの花嫁修業>つづく







903: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:08:48.68 ID:s6mp1cSwo

第九話<ボクの花嫁修業>つづき




【夜】


幼馴染「宿題終わった〜〜! いえ〜〜」バタッ

男「おつかれー。今日中に間に合ったな」

幼馴染「よかったぁ…これで残り数日心置きなく遊べるぅ…」

男「ホントは俺の計画ではもっと早いうちに全部終わるはずだったんだぞ」

男「お前があれこれ理由つけてちょくちょくサボるから…」

幼馴染「誘惑がわるいんです〜〜」

男「この家なんもねぇよ」

幼馴染「アッキーがボクを誘惑するからわるいんです〜〜」

男「ナツキ、お前疲れてんな…もう歯磨いて寝ろ」

幼馴染「ふぁぁ…今日は働き過ぎたよ、主婦って大変だなぁ」

幼馴染「これからは分担しようね〜……ふぁぁ」

男「……なんかすげームカつく」





904: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:10:38.31 ID:s6mp1cSwo




男「はい、立って。洗面台へゴー」

幼馴染「歯みがいて♪ 歯ブラシとってきて♪」

男「…イ・ヤ!」

幼馴染「ちぇっ、彼女が甘えてあげてるのにさー。もう耳かきとかしてあげないもんっ」

男「『磨いてあげよっか』ならともかく、『磨いて』は無いだろ……」

幼馴染「磨いてほしいの?」

男「ほ、ほしくねーよ!」

幼馴染「照れ屋なんだから…」



  ・  ・  ・



幼馴染「それじゃお先にお休み〜。ボクもう限界」

幼馴染「一緒に寝たかったけど、まだ時間早いし起きてるよね?」

男「おう。俺ちょっとやることあるから」

幼馴染「ざんねん。シャッチーと寝よっと」

幼馴染「今日はキミはモテモテだね」ぎゅ

男「おやすみ…」

幼馴染「うん」








905: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:11:45.15 ID:s6mp1cSwo



【深夜】



幼馴染「ん……ぐ」


ボクは寝苦しさで目を覚ました。
気づけば布団から大きくはみ出していて、むき出しの畳の上を転がっていた。


幼馴染「あれ…何時だろ」

枕元においてある目覚まし時計は暗くて針が読めない。

幼馴染「アッキーいない…まだそんなに経ってないのかな」

幼馴染「う…トイレ」

宿題をしながらオレンジジュースをいっぱい飲んだせいで、おしっこが近くなっていた。
ボクはよろよろと起き上がって、辺りを見渡す。


幼馴染「やだなぁ…なんでいないの…」








906: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:14:04.46 ID:s6mp1cSwo


真っ暗な古い家は、相変わらずひとりでさまようには不気味だ。

普段見慣れていても夜になればボクからすればまるでホラーゲームの舞台だ。

風通しをよくするために縁側の戸をたくさん開けているので、部屋の明かりをつけたら虫がいっぱい入ってくるから怒られる。

庭からは虫の音がチリチリと聞こえて、涼しい夜風がボクの汗ばんだ髪をなでた。


幼馴染「いくしか無いかー…」

ぐにっ

幼馴染「ぎゃっなんか踏んだ!」

幼馴染「あーシャッチーこんなとこにいたんだ。抱きまくらのくせになんで毎晩逃げるの」

幼馴染「一緒にいこっか。よしよし、怖くないよ」ぎゅ




907: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:18:05.32 ID:s6mp1cSwo


一歩あるくごとにギシリときしむ縁側の長い廊下を進む。
今日は月明かりが差し込んでいて、明るさはいつもよりマシだった。


幼馴染「今頃お風呂入ってるのかなぁ…」

幼馴染「もしかして…トイレで鉢合わせたりして?」

ガチャ

幼馴染「…いない」

幼馴染「うう〜ん…」

アッキーがどこに行ったのか、考えながらおしっこを済ませて、待たせておいたオルカを拾い上げる。

幼馴染「どこいったんだろうねぇ?」



ボクは彼をさがすため居間へは戻らず、廊下を反対側へ歩き出した。
こっちには2階へ続く階段がある。
2階にはアッキーの家族がそれぞれ個室を持っている。


幼馴染「あっ、やっぱり」

彼の部屋の前立つと、戸の隙間から明かりが漏れているのがわかった。
そーっと扉を開いて中の様子を伺う。

幼馴染(なにやってるんだろ)

ノートパソコンに向かっている後ろ姿をみつけた。







908: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:19:57.97 ID:s6mp1cSwo


幼馴染(動画でもみてるのかな?)

幼馴染(いやちがうなぁ…なんかあんまり画面うごいてない気がする…)

幼馴染(じゃあゲームかな? パソコンでやるゲームなんて持ってたんだ…)

幼馴染(ずるい! 夜更かししてるから今日の昼間ずっと寝てたんだ!)

ボクはドアノブに手をかけ、一気に扉を開いて中に踏み入った。


幼馴染「なーにやってるの♪」

男「!! なっ…ナツ…」

アッキーは椅子ごとひっくりかえりそうになるくらい驚いた様子で振り返って、目をパチクリさせてボクの顔をみた。
そして、まるで画面隠すようにノートパソコンをパタンと勢い良く閉めた。

幼馴染「…なんで隠したの」

男「いや…。見た?」

幼馴染「あーうん…。よく見えなかった」

男「こ、これはな…ユウジに借りたっていうか、押し付けられて…」

幼馴染「ゲーム?」

男「お、おう…夏のゲームだから夏休み中にやっとけって…言われてて」

幼馴染「うん。じゃあボクもやりたい! ずるいよ! ゲームボクも好き♪」

男「いやーこれは…うーん…」






909: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:24:14.05 ID:s6mp1cSwo


幼馴染「どういうゲームなの! 見せて見せて!」

男「ええと、強いて言うなら感動する…ゲーム、かな? 俺まだエンディングまで進めてないけど…」

幼馴染「わぁ、ボクそういうのも好き!」

幼馴染「やらせて!」

男「……」

アッキーは気まずそうに目をそらす。

なぜ深夜にボクに内緒でこそこそとゲームをやっているのだろう。
手をノートパソコンの上に重ねて、がっちりガードしていた。
ここまであからさまな態度となれば、いくら鈍いボクでも流石に気づく。


幼馴染「なんで…?」

幼馴染「……」

男「な、ナツキ…」

幼馴染「……それ、エッチなやつでしょ」

男「!」

幼馴染「さっき、後ろから覗いたとき、ボクちょっとだけ見えちゃったもん」

男「うわぁ」

幼馴染「は、裸の…だったよね…」

男「バレたか」

幼馴染「やっぱり! なんでエッチなゲームしてるの!」

男「うるせー! エロ要素はあくまでおまけなんだよ! じゃあお前も最初からやってみろ!」ガパッ

男「ほら! ここに主人公の名前入力しろ!」

幼馴染「ちょっと眠いけどやってやるー!」





910: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:27:14.01 ID:s6mp1cSwo



 カチ カチ カチ カチ
   カチ カチ カチ カチ……



【朝方】



幼馴染「……」

カチ カチ カチ カチ

幼馴染「ぐすっ…」

幼馴染「うぇーん…なんで死んじゃうのぉ…」

ヒロイン『ごめんなさい。でもいつかまた輪廻の果てで私とあなたの魂は再会できるから…』

幼馴染「ふたりで一緒に生きるってやくぞぐじだじゃぁん…ボクは君がいないこれからなんてかんがえられないよぉ」

カチ カチ

ヒロイン『だから泣かないでナツキ。私はあなたに最後は笑って見送ってほしいの』

幼馴染「やだよー…ボクのお嫁さんになるっていっだじゃん」

幼馴染「いっぱいエッチしたじゃん…元気な赤ちゃん産んでくれるっていったじゃん…うぅぅ…ぐすっ」

幼馴染「ボクまだキミの手料理たべたいよ…まだまだいっぱいしたいことあるよぉ」 カチカチ

ヒロイン『さようならナツキ…いつまでもこの夏を…私との思い出を忘れないでね…』

幼馴染「あ゙ぁぁぁぁ〜〜〜やだやだやだ!! 死なないで!」


ヒロイン『―――』

幼馴染「いやぁぁ返してぇ、ボクのお嫁さん返事して! 死なないでー!! いやーーー!!」

男「…zzz」


 








911: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:30:50.98 ID:s6mp1cSwo


 

  ・   ・   ・





【居間】


男「で、今日はお前めちゃくちゃゴロゴロしてんのな。家事は?」

幼馴染「んー」

男「昨日ていうか今朝だけど、最後までプレイしたみたいだな」

幼馴染「んーまぁねー」

男「どうだった、俺途中で寝ちゃって…」

幼馴染「まぁー、おもしろかったよー」

男「あ、ネタバレは禁止な」

幼馴染「んー」

男「……でよ。掃除機かけるから転がってると邪魔なんだけど…シャチもどけてくれないか」

男「おーい。吸い込むぞ。ナツキ!」



 




912: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/07/02(土) 22:32:52.93 ID:s6mp1cSwo


幼馴染「アッキーボクさ、思ったんだけど」

幼馴染「こうして生きてるだけでいいんじゃないかな」

男「は? て、哲学か!?」

男「いきなり何を悟ったんだよ…」

幼馴染「家事とかさ、そんなのできなくって役に立たなくても」

幼馴染「ボクがここに生きてるだけでキミも幸せなんだよね! ふふっ♪」ゴロゴロ

男「……は?」

幼馴染「アイス取ってきて♪ お嫁さんのことは大事にしようね♪」

男「はぁ? 意味わかんねぇこと言ってないでさっさと起きろこのケツデカ女」ズゴゴゴ

幼馴染(あぁ幸せ♥)

 


第九話<ボクの花嫁修業>おわり

 




915: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/03(日) 09:07:38.83 ID:SmUmcLG70

乙乙〜




続きは次スレ完走後となります

>>1さんの他の作品はこちら
少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」
嫁「どうしてボクと結婚しようとおもったの…?」


・SS速報Rに投稿されたスレッドの紹介でした
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