転載元:魔王「震えろ人間!! 地上はこの魔王の物となる!!」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/14(月) 18:47:02 ID:v0sjS8x.

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/16(水) 14:58:37 ID:cKW5JBr6




 魔王城 玉座の魔



白騎士「魔王様、『天空のホルン』の修復が完了致しました。どうぞ、お受け取りくださいませ」

魔王「うむ……」ガシッ


魔王「それで、どのぐらい保てるのだ?」チラッ

黒騎士「はっ!! 魔王様の魔力で有れば、50秒程かと」



魔王「50秒? 短いな……しかし、そろそろ動かねばなるまい」

白騎士「はい。魔王様のお言葉こそ、人間達へ恐怖を与える最大のダメ押しとなるでしょう」コクリ


黒騎士「魔力をホルンへ込めれば、すぐに50秒のカウントダウンが始まり」

黒騎士「その間、ホルンを通して魔王様が発した声は、地上に居る全ての者へと響き渡ります」





 


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7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/16(水) 15:04:33 ID:cKW5JBr6



魔王「……」

魔王「そうか」


魔王(魔力を、天空のホルンへ込めるっ)ピカァァッ

魔王「ふぅっ……」



魔王「では、始めるとしようか?」ニヤリ

魔王「……」


魔王「グハハハハハハハッ!!!」

魔王「聞けよ人間!! 我が名は魔王!!!」




9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/16(水) 16:53:57 ID:cKW5JBr6



魔王「どうだ? 地上に散らばっている、黄泉の国より呼び寄せた我が軍勢は、目にして頂けたかな?」

魔王「既にッ、最大の城壁都市エジンベアは落ちた!! 貴様らに逃げ場は無いと知れ!!」


魔王「人間も、亜人も、獣人も、下等生物も!! エルフも、ドワーフも、リザードマンも、精霊も!!」

魔王「皆殺しだッ!!! 地上に住まう生物全てを、この手で葬り去ってくれる!! さぁ……」



魔王「震えろ人間!! 地上はこの魔王の物となる!!」

魔王「勇者を返り討ちにしたら、即座に本格的な進行を始めるぞ?」


魔王「それまでは精々身を寄せ合い、抵抗してみせろ。我を楽しませられれば……気が変わるかも知れんからなぁ?」ニヤリ

魔王「フッ、フハハハハハハハハハハハッ!!!」




10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/16(水) 17:00:04 ID:cKW5JBr6



魔王「ハハハハハハッ」バリーーン

黒騎士(ホルンが壊れた。時間ギリギリだったな……)



魔王「ゲホッゲホッ!! うぅっ、ノド痛い……大声だし過ぎたかな?」

白騎士「魔王様、うがい薬です。どうぞ」スッ



魔王「うん、ありがとシロ」ニコリ

白騎士「いえ。それに、素晴らしいお言葉だったと思いますよ?」


魔王「そうかな? 上手くやれた?」

黒騎士「ああ、最高の魔王だったぜ?」ニヤリ




14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 15:36:32 ID:448b5iYw



魔王「……」

魔王「そっか。そうだと、嬉しいな……」クスッ


魔王「……」

魔王「……」




魔王「モシャス」シュン

少年「っと。魔王に変身すると弱くなっちゃうからね」スタッ


少年「これから先はこの姿で居るよ。どんな姿をしてたって、魔王はボクだし」

少年「それに、ここへはもう……三人しか居ないんだからさ」




15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 15:51:10 ID:448b5iYw





  ── 最終局面 ──



 地上に住まう全ての生命対魔王軍。

 最早、対立の構図はハッキリと浮き彫りになった。

 人間同士で、果ては他種族同士で、争っている暇など有りはしないのだ。


 今や孤高にして神位の存在だった竜や精霊までも、人々の前へ姿を現して協力し、魔王軍と戦っている。


 そして皆が皆、一人の勇者に希望を託すのだった……

 魔王対勇者。闘いは、最終局面へ。




16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 15:53:07 ID:448b5iYw



第九話

魔王「震えろ人間!! 地上はこの魔王の物となる!!」




17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 16:08:01 ID:448b5iYw




 最西の地 廬山の大滝



 ザザァーッ

女騎士「……」

女騎士(勝機は、有る)


女騎士(例え相手がアイツだとしても、勇者の魔法を使えたとしても)

女騎士(ただ一つ。私が使えてアイツが使えない、勇者の究極奥義)



女騎士(その奥義ならば、アイツにも勝つ事が出来る!!)ギリッ

女騎士(だが……その奥義を、アイツに放てるのか?)


女騎士(私はアイツを、殺せるのか!?)

女騎士「……」




18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 21:29:13 ID:448b5iYw



女騎士(こうして滝に打たれても答えは出ず)バシャバシャバシャッ

女騎士(つまりは……)


女騎士(出来ないって事なんだな。結局はアイツを、殺すなんて出来ない。私では、殺せない)

女騎士(しかし、地上に響いたアイツの言葉……止めるんだ、この私がッ!!)



女騎士(弟は、私が止めるッ!!!)カッ

女騎士「……」バシャバシャバシャッ


女騎士「くしゅん!!」

武闘家「魚が焼けたぞ!! そろそろ上がって来い!!」




19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 21:35:10 ID:448b5iYw




 大滝の側 川沿い



武闘家「ほらよタオルだ、さっさと体を拭いて服を着ろ」

女騎士「すまんな……」ゴシゴシ


武闘家「……」

女騎士「ふむ」フキフキ



女騎士「セックスするか?」チラッ

武闘家「しねぇよバカ!!」


女騎士「せっかく裸なんだぞ?」

武闘家「だから服を着ろっつってんだろが!!」




20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 21:42:24 ID:448b5iYw



女騎士「何をそんなに怖がっている?」

武闘家「チッ」


女騎士「いつまで待っても、私の気持ちはお前の方へ向かないぞ?」

武闘家「……」



女騎士「どうしてもな、昔お前にイジメられていた頃を思い出すんだ」

女騎士「だから、一人の男としては愛せない」


武闘家「わぁーってるよ……」

女騎士「……」




21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 21:50:44 ID:448b5iYw



女騎士「でもだぞ?」

女騎士「それよりもずっと、ずっと……人として、仲間として、尊敬もしてるし、感謝もしてる」


武闘家「……」

女騎士「武闘家、体で繋がるだけじゃダメなのか? お前が望むなら、お前の子を身籠っても良い」



武闘家「ばか、言うなよ……」プイッ

女騎士「そんなに、私とはシたくないか? それとも、他に好きな奴が出来たのか?」


武闘家「っ……」ギリッ

武闘家「んな訳ねぇだろっ!! 俺はずっとテメェが好きだったし、これからだってずっと好きだ!!」




22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 21:57:38 ID:448b5iYw



女騎士「だったら……」

武闘家「いいんだよコレで!!」


女騎士「……」

武闘家「安心しな。魔王の野郎をブッ殺すまで、テメェの事は俺が命懸けで守ってやっから」



女騎士「ふふっ」クスッ

女騎士「惜しいな武闘家? そのセリフ……もっと昔に言われてたら、間違いなく私は落ちていたぞ?」ニコリ


武闘家「チッ」

女騎士「ありがとう武闘家。今ので私も決心が着いた……」




23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 22:06:11 ID:448b5iYw



女騎士「例え誰だろうと……魔王を倒すッ!!」

武闘家「はぁ? ったりめぇだろ?」


女騎士「それでな武闘家?」

武闘家「どうした?」



女騎士「ケジメと決意だ。私はこれから、自らを勇者と名乗る!!」

武闘家「好きにしろよ」


女騎士「仲間もだ。これからは私を勇者と呼べ!!」

武闘家「僧侶も賢者も、既に呼んでんだろ?」




24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 22:13:05 ID:448b5iYw



女騎士「お前もだよ」

武闘家「あん?」


女騎士「お前やテメェでは無く、勇者……きちんとそう呼べ」

武闘家「……」




武闘家「分かった……勇者、必ず魔王を倒すぜ!!」

女騎士「うむ。無論だ!!」


女騎士「そしてもう一つ……近くに寄れ」クイックイッ

武闘家「なんだよ?」スッ




25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/18(金) 22:20:34 ID:448b5iYw



女騎士「よし、掴まえた」ガシッ

武闘家「おい、一体なにを……」



女騎士「んっ」チュッ

武闘家「っ!!?」ビクッ




女騎士「……」ギュッ

武闘家「……」


女騎士「っ、はぁぁっ……許せ武闘家。私の、人間としての最後のキスだ」

勇者「これで心置き無く、私は魔王を倒す為だけの勇者になれる」ニコリ




29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:05:32 ID:g2LQld.I



勇者(そう。勇者としての役割を果たす……)

勇者(それだけだっ!!)


勇者「……」

武闘家「……」



勇者「それはそうと、ムラムラして来たのだが?」

武闘家「おい……」


勇者「頼む武闘家!! 後生だ!!」ペコリ

武闘家「知らねぇよ!! 自分で何とかしろや淫乱ビッチ!!」




30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:14:37 ID:g2LQld.I



勇者「あぁっ……罵られても感じるぞ私は?」ブルッ

武闘家「相変わらず終わってんな?」


勇者「前にも言ったが、お前の股ぐらで口を開けて待ってるから、自分で扱いて……」

武闘家「だから俺も、前にやらねぇって言ったろうが!!」



勇者「しかしな……これではベストコンディションで戦えない」

武闘家「チッ」プイッ


武闘家「本当にダメだって時は考えてたやっから、それまでは我慢して僧侶達を待ってろ」

勇者「ふむ……むっ? それで、その僧侶と賢者はまだ戻らないのか?」キョロキョロ




31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:35:35 ID:g2LQld.I



武闘家「賢者はさっき戻って来て……」チラッ

武闘家「あっちの木陰で休んでるぜ?」


賢者「くー。くー」

勇者「僧侶は?」



武闘家「まだ戻らねぇ所を見ると、どうやら僧侶がヒットだったらしいな」

勇者「ふぅっ……天空城へ向かう虹の橋」


勇者「その虹の橋を架ける為の重要なアイテムを、管理人がどこへ隠したか忘れるとは」

武闘家「まぁ、定期的に隠し場所を変えてたって言うし、最近はモンスターが彷徨いてゴタゴタしてっしな」




33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:46:02 ID:g2LQld.I



勇者「……」

勇者(管理人が定期的に隠し場所を変えていたと言うのは)


勇者(私が調べた、滝の裏の洞窟……)

勇者(武闘家が調べた、離れ小島の社)



勇者(賢者が調べた、地下火山の内部)

勇者(そして僧侶が調べている、沼地の洞窟)


勇者「……」

勇者「僧侶……」ボソッ




34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:51:08 ID:g2LQld.I



武闘家「なんだ? 僧侶が心配か?」

勇者「あ、いや……そうだな。そんな所だ」


武闘家「この辺りのモンスターは倒しちまったんだ、危険はねぇよ」

勇者「ああ、分かっているよ……」コクリ



僧侶「はぁ、はぁ、はぁ!! みなさーーん!!」タタッ

武闘家「おっ? ちょうど戻って来たじゃねぇか?」


武闘家「何か手に持ってるな? 杖か? もしかするとアレが……」

勇者「……」




35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 19:55:20 ID:g2LQld.I



勇者「……」

僧侶「お待たせ致しましたっ!! これが虹の橋を架ける……」ニコリ


勇者「止まれ僧侶ッ!!!」ギロッ

僧侶「っ!?」ビクッ




賢者「ん?」パチッ

武闘家「勇者?」


僧侶「ど、どうしたのでしょうか勇者さま? 突然大声を……」アセアセ

勇者「僧侶、どこへ行っていた?」




36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 20:01:31 ID:g2LQld.I



僧侶「どこへ、とは? わたくしには申している意味が……」

勇者「そのままの意味だよ。どこへ、行っていたんだ?」


僧侶「……」

武闘家「……」



僧侶「勇者さまも知っているでは有りませんか? わたくしは洞窟に……」

勇者「僧侶も知っている筈だ。私は、鼻が利くんだよ」


勇者「なぁ僧侶? お前から、ドロの匂いは一切しないぞ?」

僧侶「っ……」




37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/19(土) 20:09:41 ID:g2LQld.I



勇者「それにだ。洞窟には、何も無かったよ」

僧侶「……」


勇者「僧侶から少し遅れて、実は私も洞窟へ向かったんだ」

勇者「けど、何も無かったし、お前とも会わなかった」



勇者「ぬかるんだ地面には、私の足跡しか無かった……」

勇者「なぁ、なぁ、僧侶? そのアイテムを、どこから持って来たんだ?」


賢者「ん? ん? どうしたんだ二人とも?」キョロキョロ

武闘家「いいから、黙って見とけ」




41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 16:27:51 ID:Tepfdjfw



僧侶「……」

勇者「……」


勇者「気にするな。残念では有るが、この展開を考えていなかった訳では無い」

勇者「いつだったか……私が新しく勇者に選ばれ、その翌日には私のもとへ訪ねて来た」



勇者「前勇者の仲間で、今度こそ魔王を倒したいと言い……」

勇者「何をすべきかも、どこへ向かうべきかも、全てをナビゲートしてくれたな?」


僧侶「……」

勇者「話が出来過ぎなんだよ。上手く行き過ぎだ」




42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 16:36:37 ID:Tepfdjfw



勇者「夜な夜などこかへ抜け出し、翌日にどうしたのかと聞けばシラを切る」

勇者「しかしそれでも、僧侶を信じていたかった」


僧侶「……」

勇者「疑いを向ける決定打になったのは、ダークエルフの森だな」



勇者「ただ立っているだけでも息苦しくなる程の邪悪が、すぐ傍らに居たんだ」

勇者「共に長年暮らしていた賢者はまだしも、その凄まじい邪気を、私と武闘家が感じていたのに」


勇者「僧侶、お前が感じない筈は無いだろ?」

僧侶「……」




43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 16:43:07 ID:Tepfdjfw



勇者「しかしお前は、プレッシャーで緊張するどころか、綺麗な音色の歌まで奏でてみせた」

勇者「その時に悟ったよ……」


勇者「僧侶? お前があの程度の悪では何も感じないほど」

勇者「もっと巨大な悪の近くに居て、悪に……慣れているんだとな!!」



賢者「……」

武闘家「……」


勇者「ならば誰か!? あれほど悪を上回る悪となれば、それはもう……」

勇者「魔王しか居ない!!」キッ




44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 16:48:33 ID:Tepfdjfw



僧侶「……」

勇者「どうだ、間違ってるか? 間違っているなら謝罪するが」


僧侶「……」

僧侶「その必要は、ございません」ニコリ



賢者「えっ、僧侶!?」ビクッ

僧侶「お見事です勇者さま」


僧侶「確かにわたくしは、使命を受けて皆さんをここまでご案内いたしました」

勇者「やはりか……」




45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 17:20:25 ID:Tepfdjfw



僧侶「そしてこの『虹の杖』は、天空城……いえ、魔王城に安置していた物」

僧侶「万が一にも、誰かに取られては大変ですからね」クスッ


武闘家「そんで? それを使って魔王のとこへ行く。そこまではいいさ」

武闘家「そしたらよ? 僧侶? オメェは、こっちと、あっち。どっちの方へ着くんだ?」



僧侶「……」

僧侶「勇者さまと……」


僧侶「共闘し、魔王を討ちます!!」

武闘家「だってよ? どうすんだ勇者?」チラッ




46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 17:26:35 ID:Tepfdjfw



勇者「一緒に行こう。それに僧侶を置いて行ったとしても、自由に魔王城へ行き来するんだったら意味が無い」

僧侶「はい……」ニコリ


僧侶「手順を踏んで虹の杖を用意しましたが、わたくしのルーラでも飛べますから」

勇者「だと思ったよ……」ニコリ



賢者「うぅっ……僧侶は、仲間って事で良いんだよね?」

武闘家「ああそうだ。取り敢えずは、今まで通りでいいってよ」コクリ


賢者「えへへっ。そっか……友達とは戦いたくないもんなっ」

僧侶「賢者……」




47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 17:34:56 ID:Tepfdjfw



僧侶「……」

僧侶(わたくしはっ!!)ギリッ


僧侶「勇者さま!! 今こそ全てをお話……」

勇者「いや、いい」



僧侶「へっ?」

勇者「誰が相手だろうと、勇者のすべき事は一つ!! 魔王を倒す……それだけだ。だろ?」チラッ


僧侶「勇者、さま?」

勇者「よし!! 今から町へ戻ってぐっすり寝るぞ!!」




48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 17:53:49 ID:Tepfdjfw



賢者「おーっ!!」ピョン

勇者「美味い物もたくさん喰おう!!」


賢者「おーっ!! おーっ!!」ピョンピョン

武闘家「もう、体を絞る必要もねぇ……久々に脂身たっぷりの肉でも喰うか」ニヤリ



勇者「そうだそうだ、たくさん喰え。僧侶と私は後から合流する」

僧侶「えっ?」


勇者「私も、おいしーい肉体を、味見してから行くよ♪」ペロリ

僧侶「ひぃぃっ!?」ビクッ




49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 18:24:59 ID:Tepfdjfw




 その夜 町の肉料理店



賢者「あぐあぐっ」パクパク ガツガツ

武闘家「逃げねぇから、もっとゆっくり喰え。ノドに詰まらせるぜ?」


賢者「うむっ!!? み、みじゅぅ……」ピクピク

武闘家「ああ、言わんこっちゃねぇ!! ほら飲めっ」スッ



賢者「んぐっ、んぐっ、んぐっ……ぷはぁぁっ、助かったぞ。ありがとね武闘家っ」ニコリ

武闘家「あいよ」


勇者「おっ、なんだ……仲良くやっているじゃないか?」タッ

武闘家「チッ、遅いっつんだよ。僧侶はとっくに来てんぜ? ご覧の通り、テーブルに突っ伏して寝てるがな」




50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 18:34:29 ID:Tepfdjfw



勇者「なんだ、一口しか食べてないじゃないか。勿体ないから私が食べよう」

勇者「こら僧侶、フォークとナイフを放せ。私が食べられないだろっ」グイッ


武闘家「……」

武闘家「そんで?」



勇者「私か? 私は骨董品の買い物だ」

武闘家「買ったブツは部屋に置いて来たのかよ?」


勇者「ふっ。私の左手を見ろ」キラキラ

武闘家「あ? なんだそりゃ? 指輪?」ジィーッ




51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 18:45:52 ID:Tepfdjfw



勇者「素晴らしいセンスだろ?」

武闘家「んなもん買いに行ってたのかよ……」


勇者「おい、引くな」

勇者「無論これは、普通の指輪じゃない」



勇者「……」

勇者「魔王の声が、世界中に響き渡った時が有るだろ?」


勇者「それはどうやら、天空の城に存在する『天空のホルン』と言う秘宝の力らしい」

勇者「そして天空のホルンは、一度使うと砕けるんだ」




52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 18:52:23 ID:Tepfdjfw



賢者「あぐあぐっ♪」パクパク モグモグ

僧侶「すぅーっ。すぅーっ……」


武闘家「……」

勇者「つまり、次に使う時は、修復してからでないと使えないと言う訳だな」



勇者「そして……」

勇者「勇者ロトとの戦いで、前魔王は天空のホルンを使用している」


勇者「だから今の魔王は、修復してからホルンを使ったのだ」

武闘家「悪りぃ、長話は嫌いでよ……で、なんなんだ? 結論だけ教えてくれ」




53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 18:59:05 ID:Tepfdjfw



勇者「結論か?」

勇者「ふむ……」


勇者「……」

武闘家「……」



勇者「今の魔王が使った天空のホルンは欠陥品だ」

勇者「何故なら、以前に砕けた時、その破片の一部が地上に落ちたからだ」


武闘家「ほぉ……するってぇと、その指輪は?」チラッ

勇者「うむ。破片を加工して作られた物だ。天空のホルンと同じ力を有しているぞ?」ニヤリ




54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:04:17 ID:Tepfdjfw



勇者「フフッ」

武闘家「……」


武闘家「で?」

勇者「で、とは?」



武闘家「天空のホルンと同じ能力を使えるとして、それを勇者はどうすんだ?」

勇者「どうすんだ? 秘密だ」


武闘家「……」

勇者「もしかすると使わないかも知れない。そんなに気にするな」




55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:09:05 ID:Tepfdjfw



勇者「それよりも肉を喰え肉を!! さっきから手が止まってるじゃないか?」

勇者「それとも……」


勇者「私が、『あーん』でもしてやろうか?」ニヤニヤ

武闘家「ああ?」ジロッ



武闘家「……」

武闘家「いや、頼むよ」


勇者「は? ホントにするぞ?」ピクッ

武闘家「しろよ」




56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:15:04 ID:Tepfdjfw



勇者「ふっ、この甘ったれめ」クスッ

勇者「ほらっ、口を開けろ……あーーん」


武闘家「あ、あーーーっ……」

武闘家「んっ」パクッ



勇者「……」

勇者「どうだ? 美味いか?」


武闘家「ああ、ぐすっ。死ぬほどうめぇ……」ポロポロッ

勇者「ふふっ、泣くな泣くな。もう一回……あーーん」スッ




57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:28:07 ID:Tepfdjfw




 一時間後 町の中央広場 噴水近く



賢者「それで、話ってなんだ? 食後の散歩をした訳じゃないよね?」

勇者「ああ。明日の作戦について話をして置こうと思ってな」


賢者「作戦? 魔王との戦いのか?」

勇者「そうだ……」コクリ



賢者「おおっ!! それで自分は何をすればいいんだ勇者ぁ?」ワクワク

勇者「簡単だ。魔王とは私が戦うから、賢者はその配下を押さえていてくれればいい」


賢者「うんっ、わかったぞ!! 自分に任せてくれ!!」

勇者「……」




58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:35:56 ID:Tepfdjfw



勇者「ただ……」

賢者「ん?」


勇者「マホカンタ、マホターン。その他、魔法防御に関わる類の魔法は、使わないで欲しいんだ」

勇者「もちろん、ここを出発する時に、前以て掛けて行くのも無しだぞ?」



賢者「……」

賢者「それは、いいけど……」コクリ


勇者「すまんな。今は言えないが、スゴい作戦を思い付いたんだ」ナデナデ

賢者「うん。信じる……信じるしかないもんねっ!! 明日は勝とうね勇者!?」グッ




59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:44:22 ID:Tepfdjfw




 深夜 町の宿 勇者の部屋



勇者「……」

勇者「……」


勇者(寝て、目覚めれば、後は魔王との戦いか)

勇者(出来る事は全てやったと思うが……どうだろうな?)



勇者「なぁ、どう思う?」ボソッ

勇者(『アイツ』も、魔王と戦う前夜は、こうして体が震えたんだろうか?)ブルッ


勇者(武者震いだと強がりたいが……怖い、辞めたいっ、逃げ出したいッ!!)ブルブルッ

勇者「くっ……」




60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 19:53:58 ID:Tepfdjfw



勇者(だが……)

勇者(僅かな間とは言え、ロトと一体化したからだろうな)


勇者(ロトの記憶。そのほんの一部が、私の中に残されていた)

勇者(だから天空のホルンの情報も知っていたし、だから……あんな作戦も思い付けた)



勇者(そう。私に流れる勇者の血が、私に逃げるなと、戦えと言っているのだ!!)

勇者(人々を救い、必ず世界を平和にせよと、それが勇者の使命だと、言っているのだ!!!)


勇者(負けはしない。負けは、許されない……必ず、勝つ!!)

勇者(例え、この命と引き換えになろうとも)




61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:01:20 ID:Tepfdjfw




 翌日 魔王城 玉座の間



少年「……」

少年「……」ピクッ


少年「来た?」チラッ

僧侶「いえ、わたくし一人です」タッ



白騎士「勇者と一緒に来るのではないのですか?」

僧侶「その、つもりだったのですが……破門されてしまいまして」


黒騎士「破門だぁ!? 何でまた?」

僧侶「魔王を相手に、本気で戦えないんだろ……と」




62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:08:48 ID:Tepfdjfw



黒騎士「あちゃー、何もかもバレちまったって訳か?」

白騎士「それなら、どうするんですの? 私たち側で?」


僧侶「……」

僧侶「卑怯だと思いますが、わたくしは戦わないで居ようかと」



僧侶「誰とも戦いません。どちらにも加担致しません」

僧侶「戦いの成り行きを、皆さんの戦いを、ただ、ただ。最後まで見守ります……」


僧侶「それでは、駄目でしょうか? で有れば出て行きますが?」

少年「……」




63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:14:49 ID:Tepfdjfw



黒騎士「俺は構わないが……」チラッ

白騎士「私は、どちらでも……」チラッ


少年「……」

少年「うん。いいんじゃないかな?」ニコッ



僧侶「あ、ありがとうございます!!」ペコリ

少年「長旅お疲れ様。こっちこそ、今までありがとね僧侶っ」


少年「勇者達はすぐに来るの? まだ時間が掛かるようなら、部屋で休ん……」

少年「……」ピクッ




64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:24:24 ID:Tepfdjfw



黒騎士「……」

白騎士「……」


少年「……」

少年「来た、ね……」チラッ





勇者「なんだ、この城は出迎えも無しか?」スタッ

賢者「観念しろまおー!!」ビシッ


武闘家「っ……」

武闘家「よぉ、久し振りじゃねぇか?」ギロッ




65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:30:52 ID:Tepfdjfw



少年「……」

少年「ああ、誰かと思ったら」


少年「ふふっ、少しは……強くなりました?」クスッ

武闘家「ぐっ!? テメェ!!!」



勇者「よせっ!! アイツとは私が戦う!!」ガシッ

武闘家「ぐっ、ぐうっ……」プルプル


武闘家「チッ」

武闘家「そんじゃあ俺は、黒騎士って奴にしてやっか」




66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:35:51 ID:Tepfdjfw



勇者「賢者は、白い鎧の騎士を……」

賢者「うんっ!!」コクリ


勇者「……」

勇者(そして私は……)



勇者「……」ザッ

少年「……」


勇者「お前が魔王か?」

少年「貴女が、勇者ですか?」




67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:44:12 ID:Tepfdjfw



勇者「弱そうだな?」

少年「弱そうですね?」


勇者「何か喋るか?」

少年「喋る事なんて、何も無いです」



勇者「そうか……」

勇者「ならば、もはや語るまい!!」ジャキッ


勇者「魔王、お前も剣を抜け!!」

少年「必要だと思ったら、抜きますよ」クスッ




68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:46:51 ID:Tepfdjfw



勇者「……」

少年「……」


勇者「あ」

少年「あ」




勇者「先に言って置く」

少年「言い忘れてました」



勇者「私は、強いぞ?」

少年「ボク、強いんで」




69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 20:52:40 ID:Tepfdjfw



勇者「ふっ、あははははははっ!!」

少年「なんですか?」



勇者「いやいや。いいぞ、弟くん……」

少年「っ……」ピクッ



勇者「お姉ちゃんが胸を貸してやろう。さぁ、遠慮せずに掛かって来い」ニヤリ

少年「くっ、今さらっ……」ギリッ



少年「ボクを」

少年「弟って言うなッ!!」




70: ◆uC4PiS7dQ6 2016/03/20(日) 21:01:57 ID:Tepfdjfw



僧侶「……」

僧侶(ついに……勇者と魔王、その戦いが始まってしまいました)


僧侶(ですが、どっちつかずの半端なわたくしには、戦いの行く末を見守る事しか出来ません)

僧侶(どちらとも関わっているのに、どちらの考えも深くは知らない……)



僧侶(そんなわたくしが、戦って良い訳が無いのです!!)

僧侶(ただ、願わくば……皆が無事でありますように)


僧侶(ああ、神よ。神よどうか……)

僧侶(哀れな姉弟を、お救いくださいませ)




71: ◆uC4PiS7dQ6 2016/03/20(日) 21:06:52 ID:Tepfdjfw

おしまい


短いですが、今回はこれで終わりです。

続きは、このスレが残ってればここに、もし落ちてたら別スレ立てます

次で一応最後になる予定です。今まで読んでくれた人は、もう少しだけ付き合ってね




72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/20(日) 21:15:11 ID:BIRYbtqg


少年の幸せを願わざるを得ない




・SS深夜VIPに投稿されたスレッドの紹介でした
 魔王「震えろ人間!! 地上はこの魔王の物となる!!」
管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
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