転載元:男「ヤンデレってなんだ?」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 05:44:49.87 ID:iVYrMhRn0


男「昨日、ネットでそんなのを見たんだよ。なぁ、友は知ってるか??」


友「え? なんで、このタイミングで……」


男「いや、いまの授業でさ、昨日の夢を見たんだ」


友「勉強をしなよ……。うーん……、そうだね。知らないこともないけど……」


男「なんだ、歯切れが悪いな」


友「いや、ヤンデレってのにもいろいろあってね。人によって解釈が違ったりするんだよ」


男「ほう。例えば??」


友「まず、そうだなぁ……」







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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 06:04:41.48 ID:iVYrMhRn0

友「まず、基本的なことから」


友「ヤンデレっていうのは『病んでしまうほど、相手のことが好き』って感じの意味なのは知ってるかい?」


男「あぁ、昨日ちょっと見たから、なんとなくはわかるよ」


友「うん。じゃあ、例えを出すとさ」


友「ある女の子がいるとする。その女の子は男のことが好きなんだ」


男「え、さらっと俺を登場人物にするなよ」


友「そのほうがわかりやすいでしょ? ……しかし、その男は友という女の子と付き合っている」


男「……まぁ、聞こう」


友「で、その女の子は、男が自分のものにならないのなら……。ってことで、男を殺してしまったとする」


男「おぉ、怖いな」


友「これはヤンデレだと思うかい?」


男「え? ……でも、そのぐらい俺……いや、俺ってのも変だけど、男のことが好きだったんだからヤンデレになるんじゃないのか?」


友「そうだね。そこが難しいところなんだ」


友「ヤンデレっていうのは、それほど相手のことが好きなんだけど……。でも、男は好きな相手を殺せる?」


男「……あぁ。いや、俺は無理そうだなぁ……」


友「でしょ? まず一つが、相手のことが好きなら殺すっていうのは変なんじゃないか、ってことだね」


男「でも、それがヤンデレなんじゃないのか?」


友「うん。ボクはそれも立派なヤンデレだとは思うけどね。ただ、それはメンヘラって言う人もいる」


男「おぉ……。新しい単語が……」


友「まぁ、そこに至るまでの過程も大事だとは思うけどね」


男「過程?」


友「そう。例えば――」


友「男と小さい頃からずっと一緒だった幼馴染がいるとする」


男「……うん」


友「ははっ、幼馴染ちゃんのことは今は忘れときなよ。……それで、その幼馴染はずっと男のことが好きだった」


友「でも、そこで男が違う女と付き合ってしまって、それで我慢できなくなって殺してしまう」


友「そんな感じのと、極端なこと言えば、出会ったばかりの女の子がそういうことをするのとでは全然違うだろう?」




3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 06:32:26.45 ID:iVYrMhRn0


男「まあ、確かになぁ……。それでいえば何だろう、年月の積み重ねみたいのがあるもんな」


友「うん。要するに、幼馴染にはそれをしてしまうだけ、男への思いが大きくて、その思いの期間も長かったってことだね」


友「ボクは、それこそヤンデレっていうのにふさわしいと思う」


友「ただ、さっき言ったように、出会ったばかりの女の子がそれをしてしまうと、それはただ自分を愛してくれないなら……。まぁ、言ってしまえば、自分の事しか考えてないって感じかな」


男「ふーん……。案外奥が深いんだな……」


友「まぁ、それもヤンデレって思う人もいると思うし、それもいいとは思う」


友「ただ、そこらへんの境界線みたいなものが曖昧なんだよね」


男「そっか……。俺には、まだ早かったのかもしれない」


友「とりあえず、知らなくてもいいことは確かだね……」


友「そうだなぁ。でも、今出したのもほんの一例だからね。しかも、ヤンデレには種類みたいのもあるし」


男「種類か……。難しいな」


友「そんなでもないよ。さっきボクが言ったのは、自分のものにならないのなら相手を殺してしまうっていうパターン」


友「それは、他の人に取られたくないという、嫉妬のようなものがでかいよね」


男「うん」


友「でも例えば、独占欲が非常に大きい子だとしたら、それは監禁とかにつながる」


友「それも、他の誰かと一緒に居てほしくないっていうのがあるよね」


男「あぁ、でも移す行動が違うのか」


友「そう。……あとは、そこで相手の女の子を殺してしまうパターンもある」


男「あぁ、そっちもあるのか」


友「そうだなぁ、それらは結構行動的な感じだよね。おとなしい感じだと、例えば男と一緒になりたい! みたいな?」


男「え? それなら可愛いじゃないか」


友「それが、胃袋的なものだとしたら?」


男「い、胃袋??」


友「そう。まぁ、有名どころで言えば、作ってくれたお弁当の中に、自分の血とかを入れて相手に食べさせる、とかね?」


男「そ、そういうレベルでの『一緒になりたい』ね……。それも怖いなぁ……」


友「あとは、逆に男を食べちゃうとかね」


男「怖いな」




9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 08:06:46.11 ID:iVYrMhRn0


友「まぁ、いろいろあるってことだよ。よくわかった?」


男「おぉう……。まぁ、ゆっくり知ることにするよ……」


友「そうだね。とりあえず男のことを一番に思ってくれる人。そして、その愛が重すぎたりすると……、ってことさ」


男「うむ。……まぁ、俺には縁のない話か」


友「……そうだね」


友「ところで、あの――」


キーンコーンカーンコーン


男「あ、しまった。授業が始まっちまう!」


友「…………そうだね」







男「よし、帰ろう」


友「あれ、部活はいいのかい?」


男「え? 行っても本読んでるだけだしなぁ……。いま、俺はゲームがやりたいんだ」


友「よ、欲望に忠実なんだね……。……あ、あの、じゃあさ」


男「ん、なんだ?」


友「と、途中まで一緒に帰らないかい? ボクも結構暇なんだ」


男「あぁ、別にいいけど……。お前も部活は??」


友「さ、さっき連絡が入ってね! きょ、今日は無しになったみたいなんだ」アセアセ


男「へぇー、あの剣道部が……。でも、部活のやつらと買い物とか行かないのか?」


友「むー、なんだい? 男はボクと一緒に帰りたくないってことかい?」プクー


男「違うよ! 女子高生ってそういうのが好きだと思っただけだよ!」


友「あははっ、別に気にしなくていいよ? ……それとも、男が買い物に付き合ってくれる?」


男「ダメだ! 俺が行ってやらないと……っ!!」


友「あーはいはい。別に男がいなくたって、他の強い人たちとみんな狩りに行ってるよ」


男「……まぁ、そうかもだけどさ……。……わかったよ、今日はいろいろ教えてもらったし、行こうぜ?」


友「本当!? よしっ、じゃあすぐ行こう!」グイッ




10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 08:26:27.40 ID:iVYrMhRn0


男「――で、服を買いに来たのか」


友「うん! だって、女の子だからね」


男「いや、別にそんなことわかってるが……」


友「……じゃあ、もっと女の子扱いしてくれてもいいじゃないか……」ボソッ


男「ん、どうした?」


友「……なんでもないよっ! ほら、こっち!」グイッ


男「わ、わかったよ! 引っ張るなって!」




友「――これとか、どう?」


男「あー似合ってる」


友「……これは?」


男「おー似合ってる」


友「…………よし、殴るよ」グググ…


男「やめろよっ! 俺はファッションのセンスなんかないっての。服なんて全部母親が買ってきたやつだぞ!?」


友「別にセンスとかいいんだよ。……男が好きなやつを言ってくれれば……」


男「うーん……。つっても、普通に全部似合ってるんだけどなぁ……」


友「…………そ、そうかい?」カァアア


男「あ、でも……、最初のやつとか。俺は好きかもしれない」


友「さ、最初のやつ!? ど、どれだっけ??」


男「ほら、なんか白いやつ」


友「な、なんか適当じゃないかい……?」


男「そ、そんなことないって! ……あれが、一番友に似合ってると思う。……あ、でも俺目線だからな!? 気にしなくても――」


友「……そっか、これか……。うん! じゃあボクこれを買ってくるよ」


男「いや、自分の欲しいもの買えよ」


友「これが欲しいんだよ。じゃ、ちょっと待っててね?」


男「ふぅ……よくわからん……」




11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 08:40:40.15 ID:iVYrMhRn0


友「ふふっ……、いい買い物ができたよ」


男「そうかい。それならよかった」


友「……あ、あの、じゃあさ!」


男「ん?」


友「こ、今度、一緒に出掛けないかい?」


男「あぁ、放課後?」


友「い、いや! 休みの日にさ。二人で」


男「あー……。まあ、基本的に俺も暇だからなぁ……」


友「だろうね」


男「うっ……。あ、休みの日も忙しいわ!」


友「わかったわかった。別に見栄を張らなくてもいいから……」


男「……わかったよ。いつかな」


友「い、言ったね!? 絶対、行くからね?」


男「お、おう……」


友「ボクもこの服着ていくから! ……あははっ、楽しみだなぁ……」ニコニコ


男「なんだ、友達とそんな出かけたことないのか?」


友「…………殴るね」


男「なんでっ!?」




男「――じゃ、俺こっちですから、友さん」ガタガタ


友「そうだねッ! じゃ、また明日ッ!」プンスカッ





男「や、やっぱり女の子っていうのは、よくわかんねぇよ……」


男「まぁ、いいか……。とりあえず、家帰ってゲーム――」


男「…………あれ?? そういえば……」






男「友、なんで俺がやってるゲーム知ってるんだ……??」




18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 22:30:35.20 ID:iVYrMhRn0



友「まったく……! デリカシーってものがないよね、男は……」プンスカ

ブーブー

友「あぁ、もう……」

友「はい、もしもし?」

――あ、やっとでたっ! 友、今日なんで部活でなかったのよ!?

友「なにさ、ちゃんと理由は言ったじゃないか」

――理由って……! 買い物でしょ!? あんた試合に出るんだから……

友「悪かったって! 明日からはちゃんと出るから……。うん、ごめんね?」






男「……まぁ、席も隣だし、俺が忘れてるだけで話したことあるんだろうな」


男「さぁ、家に帰って――」


男「――あれ? 俺の家の前に誰かいるな……。もしかして幼馴染か??」


男「おーいっ! 幼馴染、どうしたんだ?」


幼馴染「あ、男……。いま帰ってきたの?」


男「ん? そうだけど?」


幼馴染「ねぇ、どこいってたの?」


男「あぁ、デパートのほう行ってたんだよ。ほら、あの駅と一緒になってるやつ」


幼馴染「そう、なんだ……。何回も連絡したんだよ? なんで返事くれなかったの?」


男「え? ……うぉ! ごめん、授業の時マナーモードにしてそのままだった……」


男「……でも、こんなにメールしてこなくても……」


男「それに、今日は一緒に帰れないよーって言ったじゃないか」


幼馴染「聞いたけどっ!! 理由までは言ってくれなかったじゃん!」


幼馴染「……あれ? 男ってさ、デパート行って何買ってきたの……? 袋持ってないけど……」


男「え? あぁ、俺は何も買ってないからな」


幼馴染「……ッ!!! 誰と行ったのッ! 何人でッ!?」グワッ


男「うおぉ……。と、友と二人でだよ……。ほら、俺の隣の席のさ」







幼馴染「へぇ……、わかったよ」




20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/25(木) 23:10:06.33 ID:FoyHnsgWO

ヤンデレ幼馴染いいぞ〜




21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/25(木) 23:18:21.59 ID:iVYrMhRn0


幼馴染「……男は渡さないんだから……」ボソッ


男「なぁ、悪かったってー」


幼馴染「……そうだね。男は悪くないよ」


男「え? ……あれ、どこ行くんだ?」


幼馴染「ちょっと、用事ができたの」


男「え、そうなのか……」




男「なんだ、せっかくだから家に上がってくか、って言おうと思って――」


幼馴染「上がる」


男「へ? あ、あれ、用事は……?」


幼馴染「いま無くなった」


男「え、あ、そうなの?? じゃ、じゃあ上がるか??」


幼馴染「うん! 久しぶりだね……!」


男「あー、そうだな。中学の時まではよくお互いの家の中入ったりはしてたけどなぁ」ガチャ


幼馴染「そうだよね。懐かしいなぁ……。あのころに戻りたい」


男「ははっ、別に今も大して変わらないだろう」


幼馴染「……なんで、あの頃に既成事実作らなかったかなぁ……」


男「ん? どうした?」


幼馴染「ううん、なんでもない」


男「……? そっか」





幼馴染「わぁ……。えへへ、何も変わってないね」


男「まぁ、何も変える必要がなかったからな」


男「ちょっと待ってろよ。いまお茶でも持ってくるからさ」


幼馴染「うん! ……ゆっくりでいいよ?」


男「ははっ、そんな時間はかかんないと思うけどな」


ガチャ
バタン




23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 01:50:59.62 ID:3EdF+nhN0


――――

男「――麦茶しかなかったわー」


幼馴染「あっ、う、うん! 大丈夫だよ……っ!?」ハァ…


男「おう……? なんか顔赤くないか? 大丈夫か??」


幼馴染「な、ナニもしてないよ?? え、えへへ……っ!」アタフタ


男「いや、体調のことを気にしてたんだけど……。あぁ、まぁいいか。ほれ」カチャ


幼馴染「あ、りがとう! ……いただきます」


男「なんだ、息も荒くないか?? 俺の部屋になんか病原菌でもあったのか??」


幼馴染「大丈夫だからっ! な、なんでもないから……」


男「ふぅん……。なら、いいけど……?」


幼馴染「ほ、ほら、昔の話でもしよう? ね?」






幼馴染「――ね。私達、結構やんちゃだったよね」


男「そうだな。今では考えられないもんなぁ」


幼馴染「……そんな男を知ってるのは私しかいないからね」


男「え? まぁ、ほとんど幼馴染としかいなかったしな、俺も」


幼馴染「そうだよねっ? 私と一緒にいる時間が一番長かったよね?」


男「そうだなー」


幼馴染「だからさ。あれだけ一緒に居て、今も一緒ってことは、それだけ私たちの相性みたいのがいいじゃないかと思うんだ」


男「まぁ、悪かったら一緒に居ないしな」


幼馴染「で、でさ……。やっぱり、男のことを一番よく分かってる女の子っていえば、私になるよね?」


男「おー、そうかもな」


幼馴染「これって、あの……。もう――」







男「やっぱ、幼馴染って大事だよな。……これからも、ずっとこの関係で居たいな!」ニカッ



幼馴染「……………………………………………………うん」ウルウル




24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 02:48:23.57 ID:ZURUQKK7O

あれ?幼なじみ可愛い!




25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/26(金) 09:25:24.83 ID:Fub1zcQjO

可愛い!(あれ?ポンコツか?)




26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 09:53:03.57 ID:3EdF+nhN0


――――

男「――あー、そんなこともあったなー」


幼馴染「うんうん! それでさ――」


男「……って、もうこんな時間か……。帰らなくて大丈夫なのか??」


幼馴染「あ……。で、でも、家も隣だしさ。泊まってってもいいぐらいだよ!」


男「いや、それは恥ずかしいわ」


幼馴染「そ、そんなことないよ! ……でも、そうだよね」


幼馴染「じゃあ、そろそろ帰るよ。また、明日学校でね?」


男「おう、幼馴染は部活か?」


幼馴染「あ、うん……。朝練があるんだ……」


男「大変だよな。がんばれよ!」


幼馴染「…………うん。それじゃ……」


ガチャ
バタン





男「しっかし、なんだか幼馴染とこんな話したの久し振りだ……」


男「あ、そろそろ親も帰ってくるし、洗濯物出さないと――」


男「――ん? あれ、シャツが無くなってる……。しまった、どっかに置いてきちゃったっけ……?」








幼馴染「泊まりたかったけど……。でも、男と居たらできないもんね……」

スンスン

幼馴染「はぁ……男の匂いでいっぱいだよ……。んっ……」


幼馴染「……ッ! 男のことを一番よく知ってるのは、私なんだから……!」ハァハァ


幼馴染「……んぅ、だれにも……渡さない……!!」ンッ…






27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 10:25:38.21 ID:3EdF+nhN0


男「……やめろって……。ははっ…………だ、だから……」

男「やめろぉおおおおおおおおおお!」ガバァ

男「……な、なんだ……夢か……」

男「あぶねぇー……。大破したまま進撃とかシャレにならないぞ……」

「男ー! なんか叫び声聞こえたけどー??」

男「いや、なんでもないー! ふぅ、よし学校行くか……」




男「ん〜……! ちくしょう、憎いほど晴天だなぁ……」


男「まぁ、今日は部活に顔だそうかな……」


「せーんーぱいっ!!」ドンッ


男「うおぉ! ……びっくりしたぁ、後輩か」ドキドキ


後輩「はいっ! いやぁー、朝から先輩に会えるだなんて幸せですぅ!」


男「ははっ、大げさな……。ってか、ほぼ毎日朝にこうして会ってるじゃないか」


後輩「えへへっ! 先輩と通学ルートが一緒だなんて、神様に感謝ですねっ!」


男「お、おう……。なんだか、そこまで言われると恥ずかしいが……」


後輩「いやぁ〜、先輩はあったかいですねぇ〜……」ダキッ


男「やめろよ。ただでさえこんな晴天だってのに……」


後輩「あ、照れてるんですかぁ〜? んふふ〜」ギュウウ


男「あーはいはい。学校近くなったら離れろよ?」


後輩「はいっ! それまでは……」フフーン




男「――ほら、学校着いたぞ。後輩はあっちだろ?」


後輩「う〜、名残惜しいですが……。それじゃ、私はここでっ!」


男「お〜う……。がんばれよー?」







後輩「あっ、みんなおはよー!!」


「あ、後輩ちゃん……。ねぇねぇ、後輩ちゃんの家って反対方向だよね? なんでいつもあっちのほうから来るの?」




後輩「だって、あっちが私の通学路だから」ニコッ




31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 14:18:40.44 ID:3EdF+nhN0


ガララ

男「おいーっす……。つっても、まだ早い――」


お嬢様「あ……、男さん。おはようございます」ニコッ


男「あれ、お嬢様早いんだね」


お嬢様「うふふっ、男さんも早いんですね?」


男「あぁ、今日はうなされて……。いや、まぁいろいろね」


男「お嬢様はいつもこんな早いの?」


お嬢様「私は……、車で来てるので……。ほかの皆さんに見られるのが恥ずかしいんです……」


男「へぇー、確かに目立ちそうだもんなぁ……」ヨイショ


お嬢様「あ、あの、もしよろしければ、男さんも一緒にどうですか??」


男「へ? 車でってこと?? いやぁ、そんな家遠くないし、それに悪いだろ?」


お嬢様「そ、そんなことありません! い、いつも一人なので寂しいんです……」


男「あ、そうなんだ。……まぁ、でも俺も、自分のペースで登校したいんだよなぁ」


男「今日は偶然早く起きたけど、いつもなら遅刻ギリギリだからな」


お嬢様「…………なのに、後輩さんと歩いてたんですか?」


男「あぁ、あれは勝手に――。って、あれ、見られてた? 恥ずかしいなぁ」


お嬢様「……毎日?」


男「うっ……。なんか、あいつといつも会うんだよな。すごい確率で」


お嬢様「そう、なんですか……。でしたら『偶然』会えば、いいんですね?」


男「え、いや、あー……。そうなるの、かな……?」


お嬢様「うふふっ、わかりました。頭に入れておきます」ニコッ


男「マジか。そうだなぁ、偶然会えればいいけどねー……」


お嬢様「えぇ――」





お嬢様「偶然、ですね?」




35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 16:36:42.92 ID:3EdF+nhN0


男「しっかし、早く来てもやることなんてないもんだな。やっぱ遅刻ギリギリが一番だ」


お嬢様「そ、それも、どうかと……」


お嬢様「あ、そうです。今日の予習とかは――」


男「却下だ」


お嬢様「あ、ダメなんですね」


男「お嬢様はいつも何やってるんだ?」


お嬢様「私は、いつも本を読んだり……ですかね?」


男「へぇー、何読んでるの?」


お嬢様「あ、今読んでいるのは、シェイクスピアのロミオとジュリエットです」


男「……………………………………へぇー」


お嬢様「……ほ、本はあまり好きじゃないですか?」


男「い、いや、まぁそれをよく知らないだけなんだけどさ……」


お嬢様「私、これが好きなんです」


男「ふーん……。でも、たしかあまりいい結末じゃないんでしょ?」


お嬢様「はい。最後には二人とも死んでしまいます」


男「お、おう……。や、やっぱいいかなぁ……」


お嬢様「……でも、私もこんな風に愛し愛されてみたい……」


男「え?」


お嬢様「『ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういうものだよ』」


男「え??」


お嬢様「うふふっ、どう思います?」


男「えっと……。ま、まぁ、その通りなんじゃないか?」


お嬢様「でも、ほどほどに愛していて、愛する人に飽きられてしまったらイヤではありませんか?」


男「あ〜……。うーん、難しいな」


お嬢様「だったら、お互いが居なければ生きられないほど愛し合いたいですよね?」





お嬢様「ねぇ、男さん?」




36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 16:58:26.01 ID:3EdF+nhN0


男「へ、俺?? あぁ、どうだろう……。まぁ、でもそんな感じならお互い幸せなのかな……??」

お嬢様「やっぱりそう思いますっ? そうですよね? そうですよね??」

男「お、おぉ……。ははっ、やけに押してくるな」

お嬢様「あ、す、すいません……」

男「まぁ、でも。お嬢様にそこまで思ってもらえたら、男冥利に尽きるって感じだね」

お嬢様「……ッ!! あ、あの、男さん! 実は――」




男「まぁ、俺なんかには関係のない話だけどさ!」


お嬢様「あ、その――」


ガララ


友「おっはよ――……あれ!?? 男がボクより先に教室にいる!??」アゼン


男「ん? おぉ、なんだ寝坊か?」


友「うっ……。な、なんだかすごい悔しい気持ちでいっぱいだよ……!」


男「はっはー! 雑魚めが」


友「なぁ!? そ、そもそも勝負なんか――!」


ワーワーギャーギャー



お嬢様「……はぁ…………」シュン






キーンコーンカーンコーン


男「よっしゃあ! 昼飯の時間だぁっ!」ガタッ


委員長「あ、ねぇ男君? ちょっといいかな?」


男「おぉ、なんだ??」


委員長「ほら、今度ゴミ拾いのボランティアあるじゃない? それについてちょっと話したいんだけど……」


男「えー、今?」


委員長「あ、イヤならいいの」






委員長「家に行くから」


男「よし、話を聞こう」キリッ




40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 19:22:12.25 ID:3EdF+nhN0


委員長「あ、そう? 私的にはそれのほうが嬉しんだけど……」


男「いや、ぜひここで話そう」


委員長「なーんだ、残念。それじゃ、男君が副班長って感じでいい?」


男「うん、しょうが――……待って!? 俺、そんなゴミ拾いに乗り気じゃないんだけど!!?」


委員長「え、そうなの? う〜ん、じゃあ話長くなりそうだし、今度男君の家に行くね?」


男「あぁ、そうしてくれ――ると困るなっ!! なんでだよっ!? ほかの人は??」


委員長「みんな男君に一票だって」


男「マジかよ、そいつらの名簿出せよ。往復ビンタするから」


委員長「あ、じゃあ私にするの……?」オヨヨ…


男「あんたが筆頭かっ!? しないよっ?」


委員長「ははっ、よかった。じゃあ副班長で決定ね?」


男「まぁ……、まぁなんだ。落ち着こう、深呼吸だ」


委員長「副班長、日程はどうする?」


男「そうだなぁ……。再来年ぐらいでいいんじゃないか」


委員長「う〜ん、これも長くなりそう。放課後、男君の家に行くよ」


男「だから待ってよっ!? なんでそんな俺の家に来たがるの!?」


委員長「あ、私の家でもいいけど……」


男「そういう問題じゃないんだよ!」


委員長「ちょっと、恥ずかしい、かな……」テレッ


男「放課後にッ! 放課後にどっか店行こう! それで日程とか決めよう、な!?」


委員長「しょうがないなぁ……。わかった、じゃ放課後ね?」


男「はぁ……、うん。ただ、部活に顔出すから、ちょっと時間かかるけど……」


委員長「うん、了解。じゃ、放課後ね、副班長?」


男「あーはいはい、放課後ね」ハァ…


男「…………あ!」


委員長「はい、男君は副班長に決定。返事したもんね?」ニッコリ


男「はぁ…………」ションボリ




45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/26(金) 22:28:24.45 ID:3EdF+nhN0


キーンコーンカーンコーン

男「ん〜〜っ! よしっ、とりあえず今日は終わった……」

男「さて、部活に顔出して、そのあとは委員長か……」

男「ま、幼馴染には悪いが、またメールでもしておこう」


ガララ

男「こんちわーっす……」


先輩「……ん」


男「あぁ、やっぱ先輩早いですね」ヨイショ


先輩「……男」パタン


男「はい? あれ、本閉じちゃうんですか?」


先輩「……なんで、昨日は来なかった……の?」


男「あぁ、昨日急に用事はいっちゃって……。先輩にもメールしましたよ??」


先輩「……持ってない」


男「いや……、持ってきてないの間違いでしょう……。携帯電話なんだから携帯してくださいよ」


先輩「……昨日は、男の顔を見なかった……」


男「まぁ、そんな日もありますって」


先輩「……昨日は7時まで待ってた……」


男「マジっすか!? そこまで待ってなくていいですよ!」


先輩「……男。今日はどこにもいかない……?」


男「あぁー……。その、今日も用事が入っちゃいまして……」


先輩「……………………………そう」ギュッ


先輩「…………屋上、行ってくる……」スクッ


男「どうしてっ!? ま、待ってください!」


先輩「……じゃあ……どこにも、行かない……?」


男「あー…………」


先輩「……さよなら」


男「いやっ、ダメですって!! あぁ、もう!」ガシッ





47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/27(土) 11:39:21.83 ID:fiTAshTYO

ヤンデレもメンヘラも大好きな俺はここの男になりたい




48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/27(土) 13:26:06.97 ID:vtAS/Iuj0


先輩「……男が止めてくれてないと、私死んじゃうから……」ニコッ


男「えぇ……!! うーん……でも委員長にも約束しちゃったし……」


男「じゃ、じゃあ、ほら別のとこで埋め合わせしますからっ!」


先輩「……どんな感じに?」


男「あぁ……っと。…………どんな感じがいいですか?」


先輩「……じゃあ、次からの部活の間、男は私を膝に乗せる」


男「う…………期限は?」


先輩「……私が卒業するまで」


男「あ、えっと一週間なら――」


先輩「……遺書は、引き出しに」


男「あぁっと! え、っと……に、二週間……」


先輩「……一か月」


男「………………わ、わかりました……」シブシブ


先輩「……ふふっ。……じゃあ、約束」ニコッ


男「ははっ、約束ですね……」


男「……まぁ、とりあえず、先輩も携帯持ち歩いてくださいよ?」


先輩「…………」


男「いや、そんな嫌そうな顔しないで……」


先輩「……男は……その方が、うれしい……?」


男「え? いや……。……あぁ、でも、先輩ともっと気軽にコミュニケーション取れるんだから、うれしいですね」


先輩「……じゃあ、持つ」


男「お、じゃあお願いしますよ?」


先輩「……うん」


男「んじゃ、そろそろ行ってきまーっす」ガララ

バタン




パカッ

先輩「……んー……GPSは……」カタカタ




49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/27(土) 16:21:09.07 ID:vtAS/Iuj0


――――――

――――

――


男「はぁ……何だかすげぇ疲れた……」

男「委員長って、なんでいつも俺の家に来たがるんだろうな」

男「女の子ってよくわからん」

「男ー? 帰ってきてるのー?」

男「あ、はーい。帰ってきてるよー」

「あら、そうなのー? じゃあ、そろそろお姉ちゃん帰ってくるころだから、よろしくねー」

男「………………えー?」

「じゃ、買い物行ってくるからー」



男「………………あ、そういや、今日だったか……」



バンッ‼
ガタガタ
ドンドンドンドン


男「あ、この音って……」


姉「ただいまーー!!」ガチャ


姉「うわっ! 本物の男くんだ!! 会いたかったよー!」ダキッ


男「うおぉ! ね、姉さん!?」アタフタ


姉「う〜〜ん、やっぱ男くんって最高!!」ギュウウウ


男「わ、わかった! わかったから!」


姉「むふふー、充電終わるまで離さない――ん、だから……?」


男「……ん? あれ、どうしたの姉さん??」






姉「香水のにおいがする」




男「え? あぁ、まぁちょっとはつけてるよ?」


姉「ちがうよ。これは男くんの香水じゃない」







姉「ねぇ? 今日は誰に会ってたの?」




51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/27(土) 21:57:13.52 ID:vtAS/Iuj0


男「誰って……」


男「まぁ、いろいろ会ってたけど……?」


姉「違うよっ!! ねぇ、正直に言って!? 今日、誰と――」


男「――あ、そういえば。姉さんのために、さっきケーキ買ってきたよ?」


姉「……ッ!! ……わ、私のため……?」ドキッ


男「あれ、食べない??」


姉「………………………………………………………食べる」


男「ははっ、よかった〜」


男「…………母さんと好みが一緒で…………」ボソッ


姉「え!? どうしたの??」


男「ううん。それじゃ、持ってくるね」


姉「むふふ〜、私も一緒に行くよー!」


男「じゃあ一緒にいこっか――?」




「ねぇ、男ー?」

男「んー? なに母さん?」

「……私のケーキは?」

男「…………」

「…………へぇ」


イヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア






姉「……むぅ……おと、こ……くん…………えへへ……」スヤスヤ


姉「………………離さない……よ……」ムニャムニャ




53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/28(日) 17:14:54.17 ID:ArDjTIZO0

――翌朝

キーンコーンカーンコーン


男「ふぃー……」ハァ…

友「あれ、遅かったね。寝坊かい?」

男「おぉ……、確かに言われると悔しいな……」

友「でしょ? まぁ、わかればいいんだ」

友「それにしても、なんだってそんな疲れてるの?」

男「あ、聞いてくれよ。いや、今日はいつも通り遅刻ギリギリの時間に家を出ようとしたんだよ?」

友「……まぁ、今更なにも言うまいよ」

男「そしたらさ――」


男「朝はなぜかえらく機嫌の悪い幼馴染に叩き起こされるだろ??」


友「……へぇ、なんでかな」


男「すると、一緒に寝てたらしい姉さんも、それで機嫌が悪くなるんだよ」


友「……原因はそれだね」


男「家を出る時は、何とか姉さんの抑止を振り切って出たわけだ」


友「……うん」


男「そしたら、また後輩と会ってさ、他愛もない話をしながら一緒に歩いてたんだよ」


友「……へぇ」


男「ちょっと歩いたら、今度はお嬢様と偶然出会って、お嬢様に学校まで車に乗せてもらったのな」


友「…………へぇ」


男「んで、ちょっと早く学校に着いたと思ったら、委員長に呼び出されたわけよ」


友「……………………」


男「やっと解放されたと思って、さっき携帯を見たら先輩からのメールが127件だ」


友「…………………………………へぇ」


男「そんなこんなで、ちょっと疲れたんだよ……」




男「――あ、でさ、昨日またネット見てたんだけどさ。ヤンデレについてちょっとわかった――!」


友「殴るね」


男「なんでっ!??」



とりあえず、おしまい。




59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/28(日) 20:28:37.21 ID:ArDjTIZO0


男「……あの、友さん……」


友「……なにさ?」


男「いや、なんか、ホントすいませんっした……」


友「…………はぁ……」


男「うっ……なんか、悪いことしたかなぁ……」


友「ほら、授業始まるよ?」


男「あ、お、おう!」







――放課後

男「さて、あっという間に放課後か……」


男「さって、それじゃ>>60に行こうかな!」


1.友さんの機嫌を窺いに行く

2.幼馴染と帰る

3.下級生の教室の前を通る

4.教室の掃除を手伝う

5.部活に行く

6.グラウンドに出る



番号指定でお願いします。




60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/28(日) 20:30:47.37 ID:A+rxHsV6O

1




62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/28(日) 20:55:37.72 ID:ArDjTIZO0


男「と、友さーん……?」


友「……なに?」


男「あ、あの、もし、もしよろしければ、これからあの、お茶など……いかがかなぁ……と」


友「……部活だから」


男「あ、そうですよねー!? あ、つ、都合のいい――」


友「――だ、だからっ!」


男「……?」





友「ぶ、部活が終わるまで、ボクの事待っててくれる……かい?」


男「へ? あ、あぁ、そりゃ待ってるけど……」


友「ぜ、絶対だよっ!? 絶対待っててね!?」


男「あ……おう!」





「お、今日はちゃんと部活に来たね――」


友「ねぇ、ちょっといい?」


「え?」


友「練習試合をやろうよ? それで、ボクが勝ったら――」





男「ふわぁあ……。どのくらいで終わるのかぐらい聞いとけばよかったなぁ……」


友「お待たせっ? さぁ、どこに連れてってくれるんだい?」


男「うおぉお!? も、もう終わったのか!?」


友「あ、うん。今日はちょっとだけの練習だったんだ」


男「へぇー。あ、昨日休みだったからか」


友「え? あ、あぁ、そうかな……?」








「…………鬼よ。鬼がいたわ……」ガタガタ




63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/28(日) 21:57:10.81 ID:ArDjTIZO0


友「ふふふーん♪」


男「あれ、なんだそんな機嫌悪くないのか」


友「え?」


男「あ、いや。なら、別にご機嫌取らなくてもよかったなぁーって――」


友「……機嫌悪くなったっていいんだよ?」ムスッ


男「さぁ、俺のおごりだ。行こうか」


友「あははっ! 楽しみだよ」





友「へぇ〜。よく男がこんなところ知ってるね? ちょっと見直し――」


男「あぁ、昨日委員長とここで打ち合わせしたんだよ」シレッ


友「…………へぇッ!」ゲシッ


男「痛いっ!! えっ、なんだよ!?」


友「何でもないよッ」フンッ


男「うっ……。で、ど、どれ頼むの? 好きなもの頼んでいいよ」


友「うーん……。――あっ……」


男「ん? なんかいいのあった?」


友「……………………これ」ユビサシ


男「………………え、これ?」


友「な、なんだよ! 好きなもの頼んでいいんでしょ!?」


男「…………これかぁ……」


『恋人限定! ジャンボチョコパフェ』


男「えぇー……」


友「べ、別に恋人同士に、とか思われたいわけじゃなくてっ! あの、チョコパフェが食べたくて――」


男「昨日委員長も頼んでたや――」


ガンッ‼


友「ぜったい、これにする。文句はないね?」


男「……ッ!」コクコク




66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 10:08:02.89 ID:j0aZ2STk0


オマタセシマシター


友「わぁああ……!」キラキラ


男「………………」


友「……ほら、早く食べようよ?」


男「……おう」


友「ほら、あーん」


男「ファッ!!? な、なんだよ!?」


友「恋人限定なんだから、恋人っぽくしないとダメでしょ? ほら、あーん?」


男「こ、こんなの男女でならなんでもいいんだよっ!?」


友「いいから、あーん」


男「い、いや、恥ずかしいって!」


友「あ、早くしないと落ちちゃうよ!」


男「だ、だから――」




友「…………」ジー




男「いただきますっ!」パクッ


友「ふふーん、よろしい」


男「……わぁ! 昨日と同じ味だ!」


友「そういうことは言わなくていいの!」


友「ほ、ほら、じゃあボクにも……」


男「えー」


友「……殴るよ」


男「ほ、ほら! あーん」


友「あははっ、あーん!」パクッ


友「うんっ、おいしいね?」


男「はは……、そうだね……」




67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 10:41:31.98 ID:j0aZ2STk0


友「――あー、おいしかった」ニコニコ


男「友さんが喜んでくれて、なによりでございますよ……」ゲッソリ


友「……こ、今度のデートの時には、誰もつれてったことのないとこに連れて行ってね?」



男「え? デート??」


友「………………………………あっ」カァアア





友「いいいいいいいいいいいや!? 違うんだよ!?? い、いいまのは、言葉のあやというか、あの、う、ウーロン茶みたいなさ!??」アセアセ


友「ね!? 緑茶とさ、ウーロン茶の違いって知ってる!!? あれって、発酵させるかさせないかなんだって!!」


男「え、そうなの?」


友「そうなの!! で、でね!? 発酵と腐敗っていうのもね! あ、あの人間に良いか悪いかで――」


男「――まぁ、今度出かけるって約束したしなぁ……」


友「………………うん」テレッ


男「そのときは、別の場所探しておくよ」


友「……た、楽しみにしてるよ!」


男「しっかし――」


友「ん?」




男「そんな友達と出かけるぐらいで、テンション上げなくても――」


友「動かないでね」スッ


男「ちょっ!? やめてっ!??」ビクッ




68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 10:51:02.60 ID:j0aZ2STk0


――――――


男「さて、友とも別れてもう19時かぁ……」


男「そろそろ家に帰ろうかな」


男「いや、コンビニでも……。うーん……」


男「よし、>>72に行くか」




1.暇だから友をびっくりさせよう

2.おとなしく家に帰ろう

3.いや、ちょっと公園によろうかな……

4.ちょっと高級住宅街の中を通ってみる

5.さっきの店に忘れ物をした気が……

6.あ、部室に漫画を忘れた!

7.ちょっと近道して帰ろうかな







72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 11:32:54.14 ID:RjSej1jso






75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 18:04:54.60 ID:j0aZ2STk0


男「しまった、部室に漫画忘れてたなぁ……」


男「まぁ、さすがにこの時間なら先輩もいないだろうし、取りに行くか……」



―――部室

ガララッ


男「おじゃましまーす……」ヒッソリ


先輩「……男。遅い」パタン


男「はいっ!? え、あれ、先輩!?」ビクッ


先輩「……どうしたの?」


男「あ、いや……。もう、帰ってるものだと思ったので……」


先輩「……男に会うまで……帰らない」ニコッ


男「い、いや帰ってくださいよ……」


先輩「……せっかくメールもしたのに……」


男「量が多すぎるんですよっ! 俺が返信するまで待ってくれてもいいじゃないですか」


男「――あ、そうだそうだ。とりあえず、忘れた漫画取りに来たんですけど……」


先輩「……男、今日はどこいってたの?」


男「あ……え、っと……」


男(……一昨日と昨日もちゃんと部活に出てないわけだし、本当のこと言ったら怒られるよなぁ……)


男「あ、あれですよ。ちょっと自分探しの旅に――」


先輩「……言い方を変える」






先輩「あのカフェに、誰と行ってたの?」





男「………………え?」


先輩「……わからない?」





先輩「○○市××町□−□□−5のカフェで、誰と居たの?」




76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 20:26:38.83 ID:j0aZ2STk0


男「あっ……え、なんで……」


先輩「……ねぇ、応えて」


男「あ、あのっ! ごめんなさいっ! 友と行ってましたぁ!!」ドゲザァ


先輩「……ふぅん……部活、出ないで……女の子と一緒に居たの……」ジー


男「あ、いや! あの事情がありまして……っ!」


先輩「……へぇ……、言い訳……するの」ジトー


男「……あ、あのどうすれば許していただけるでしょうか……」


先輩「……別にいいよ……私……もう学校、来ないから……」


男「いやいやいやいや!! あ、あのそれは――!」


先輩「……ありがとう……楽しかった……」ガララ


男「あ、あああの! ま、待ってください!! あ、あの、なんでもしますっ!」







先輩「……そう。……ならやめる」シレッ






男「へ!? あ、ありがとうござ――」


カチッ

――ください!! あ、あの、なんでもしますっ!


男「……え?」


カチッ

――の、なんでもしますっ!


先輩「……ふふっ、なんでもするんだよね……?」


男「………………」ダラダラ


先輩「…………」ニコニコ




77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 22:03:59.20 ID:j0aZ2STk0


男「――本当に、これでいいんですか??」


先輩「……いい」


男「ま、まぁ、ならいいんですけど……」


先輩「……んふふ……」スリスリ


男「……ははっ、くすぐったいですよ……」


先輩「……男、いい匂い……」スンスン


男(結局先輩を、膝にのせてるわけだけど……。これ、先輩の体温をじかに感じて、なんだか恥ずかしいな……)


先輩「………………」ニコニコ


男「本は読まないんですか?」


先輩「……明かりつけたら……気付かれちゃう……」


男「あ、それもそうですよね……」


先輩「…………」


男「…………」


男(あれ、何だか変な雰囲気……)


男「……あ、あぁの! 先輩? 先輩って――」


先輩「…………」スースー


男「…………ははっ、先輩寝ちゃったか……」


男「疲れてたのかな……。先輩の家って、確かそんなに遠くなかったよな――」





男「――それじゃ、先輩。おやすみなさい……」

ギュウウ

男「あれ……」

先輩「…………男……」スースー



男「すいません、お邪魔しましたー」

「あ、すいません、ありがとねー」

「……あら、この子……。さっきの男の子の上着握ってるじゃない……」

先輩「……ふふ……いい匂い……」スースー




78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 22:14:21.76 ID:j0aZ2STk0


――――

男「たっだいまー!」


姉「男くぅーんッ!! ねぇ、どこ行ってたの!? 遅くない!?」


男「あぁー、ちょっと。……部活が長引いちゃってね」


姉「……あれ? 上着はどうしたの?」


男「んー? 学校に忘れた」


姉「忘れたって……。……あれ、また女のにおいがする……」


姉「男くんッ!!? ねぇ、今日こそ――ッ!」


男「あ、そういえば、姉さんのためにプリン買ってきたんだ!」


姉「……い、いや! 今日は誤魔化され――」


男「え、食べない? ……せっかく買ってきたのになぁ……」


姉「食べるー! もう、男くんはかわいいなぁ!」


男「は、ははは……」




――翌朝


幼馴染「ほら、朝だよ? お、お姉さんも起きてくださいっ!」


男「……起きた、起きたよぉ……」


姉「えへへ……おとこくーん……」ムニャムニャ


男「あれ? また姉さん一緒に寝てたのか……」


幼馴染「また、じゃないよっ!! こういうのはしっかりしなきゃダメなんだよ!?」


男「つっても、実の姉じゃないか」


幼馴染「――ッ! 男は何もわかってないっ! もう、じゃあ私とも一緒に寝てよ!」


男「いや、意味わからないよ」




79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/29(月) 22:23:10.44 ID:j0aZ2STk0


男「――さて、幼馴染は部活の朝練に行ってしまった……」


男「朝ご飯食べても、全然時間余ってるなぁ……」





男「まぁ、とりあえず>>82しようか」



1.少し早めの時間に家を出る

2.暇なので幼馴染を追いかける

3.通学路をゆっくり歩いてみる

4.高級住宅地を通ってみる

5.いや、いつも通り遅刻ギリギリで

6.先に上着を取りに行く

7.たまには姉さんにかまう

8.路地を通って近道する







82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/29(月) 22:29:26.10 ID:hlpBuaeno

7




84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/09/30(火) 15:10:34.13 ID:eL/LBEEz0


オトコクーーン
ドコイッタノーー‼


男「はぁ、たまには姉さんにかまってあげるか……」

ドタドタ

姉「男くーーんっ! どこ行ってたのぉ!!」ガチャバン


男「いや、リビングに来てただけじゃないか」


姉「ダメだよぅ! 男くんは私と一緒に起きて、一緒に朝ごはん食べて、一緒にお風呂入って、一緒にトイレも行って――」


男「はいはい。ほら、姉さんの分の朝ごはんもあるよ?」


姉「わぁあ! 男くんが作ってくれたの!?」


男「いや、幼馴染かな」


姉「……………じゃ、いらない」


男「それは、幼馴染に失礼だよ。ほら、早く食べちゃって」


姉「ふーんだ。絶対食べないから!」


男「そっかぁ……。じゃ、もったいないし俺が食べるかぁ……」

ピクッ

姉「そ、それはダメッ!」


男「え、でも姉さん食べないんでしょ?」


姉「…………男くんが、食べさせてくれるなら食べる……」ブー


男「じゃあ、俺食べるわ」


姉「うわぁーん! 男くんの意地悪っ! 食べるよっ!」


男「あ、なんだ。食べるのね」


姉「最近、男くんが冷たくて、お姉さんかなしいなー……」ムゥー


姉「ちょっとぐらい、お姉さんに優しくしてもいいんじゃないかなー……」ブツブツ


男(あぁ、いじけちゃった……。でも、そうだよな。今はかまってあげるってさっき、決めたじゃないか……。ちょっとぐらいなら……)


男「ほら、姉さん。あーん」


姉「……お、男くんっ!! あむっ!」パクッ


姉「むふふ〜、男くんが食べさせてくれるから、すごいおいしいよー!」ニパー


男「ははっ、それはよかった……」アハハ…




85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 19:08:59.76 ID:oNd0z2w3O

みんなかわいい




88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 23:12:22.43 ID:4wDIrx+30

なんだこの可愛い生き物




90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 10:24:58.38 ID:hPfQpQxZ0


男(――結局ほとんど食べさせたな……)


男「ほら、もう姉さんも大学じゃないの?」


姉「今日は大丈夫なんだよー? だから、もっとイチャイチャしようっ?」


男「いや、もう俺は学校に行かなきゃ……」


姉「じゃあ、私も一緒に行くー!」


男「なんでよ!? ……ほら、じゃあ行ってくるから!」


姉「あーん……」


姉「…………男くん」


男「ん? なに? 一緒には行かないよ?」


姉「うん」


男「……?」




姉「今日は、いつごろ帰ってくる?」




男「あー……。何もなければ、まっすぐ帰ってくるけど……」


姉「……そっか。じゃあ、何もなければいいね」


男「え、あ、そう、だね……?」


姉「……むふふ〜! お姉ちゃんは大学サボってでも早く帰ってくるからねー?」ダキッ


男「うわっ! い、いや、それはダメでしょ!?」


姉「だ・か・ら」




姉「 早く、帰ってきてね? 」ニコッ




91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 10:35:31.11 ID:hPfQpQxZ0


ガララッ


男「おいっすー」


男「ふぅ、いいね。いつも通り時間ぎりぎりだ」


男「えっと、1時間目は――」






キーンコーンカーンコーン


男「おっしゃあ! お昼の時間だぁッ!」ガタッ

ガヤガヤ




男「さって、とりあえずお昼ご飯でも……」


男「あ、そうだ。>>93するかぁ」



1.普通に友と食べる

2.たまには幼馴染と食べる

3.購買でも行こうかな……

4.ベランダで食べよう

5.あ、そういえば委員長に呼ばれてた気が……

6.携帯を見てみる

7.姉さんに電話する

8.体育館裏に行ってみる








93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 10:55:36.83 ID:3gklfHQpo

6




94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 15:24:02.69 ID:hPfQpQxZ0


男「あ、そういや、朝からゴタゴタしてて携帯見てなかったなぁ……」

パカッ

新着メール 72件


男「……えーと、昨日はあれからメールなんて来てなかったし、朝からだよな」


男「おはようから始まって、うーん……ん? 今先輩部室に居るのか」


男「じゃ、上着返してもらうついでに、先輩とご飯でも食べようかな――」





男「――で、先輩?」


先輩「……なに?」


男「なんで先輩俺の上着着てるんですかっ!? 自分のは!?」


先輩「……これ……朝起きたらあったの……」シレッ


男「俺のですよっ!! 先輩が上着つかんで離さないから、そのまま綺麗に脱いできたんじゃないですかっ!」


先輩「…………これは……私の……」ギュッ


男「いやいやいやいや……。そもそも、男の上着じゃ変ですよ……」


先輩「……じゃあ……男には私の上げる……」


男「いや、返してくださいよ。どっちにしろ、サイズ的に無理です」


先輩「……………………」フイッ


男「えぇえええ……。返してくださいよー」


先輩「……私……自分の、上着持ってきてない……」


男「えぇー……。じゃ、わかりましたよ……、明日返してください」


先輩「……うんわかった」ニコニコ


男「はぁ……、なんで俺が……」


先輩「………………♪」ギュウウ


男「……まぁ、いいか」




95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 21:52:14.41 ID:hPfQpQxZ0


先輩「……男……これ、ちょうだい」


男「ダメですよっ!? 俺のどうなるんすか!」


先輩「………………がんばれ」グッ


男「何をっ!??」


先輩「……じゃあ、一週間……でいい」


男「それでもダメですっ!」


先輩「…………むー……」


先輩「……部活……来なかったくせに……」


男「うぐっ……」ビクッ


先輩「……………………」ジー


男「……………………」ダラダラ


先輩「………………………じー」


男「…………わ、わかりました……」


先輩「…………ッ!」パァアア


男「で、でも!! それじゃあ、アレですよ!? 膝に乗せるってやつは無しですからねッ!?」


先輩「…………イヤ……」フイッ


男「じゃあ返してください」


先輩「………………わかった」シブシブ


男「あ、じゃあ返して――」


先輩「……膝に乗せなくて……いい」


男「え、そっちですか!?」


先輩「…………ふふっ……」モフモフ


男「えぇ……。ま、まぁ、しょうがないか……」


男「――あ、もうこんな時間か……。次移動教室だし……俺、もう行きますね? 先輩は大丈夫なんですか?」ガララッ


先輩「……うん」





先輩「……私は、コレ……使ってから行く……」ギュウウ




96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/01(水) 22:34:04.24 ID:hPfQpQxZ0


――――放課後


男「おし、今日も学校が終わった……」


男「今日はどうしようかなー……」


男「あ、姉さんも早く帰ってこいみたいなこと言ってたっけか」


男「うーん、とりあえず>>100かな」




1.隣の席から視線を感じる……

2.教室の入り口から視線を感じる……

3.グラウンドを通って裏門から帰ろうかな

4.お嬢様が本読んでるから、声をかけてみる

5.生徒指導室から視線を感じる……

6.部活に行こう

7.いや、姉さんが待っている!

8.体育館裏に行ってみる



キリがいいので100で。




100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:17:50.37 ID:ZfdIQh1C0

1




102: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/10(金) 13:48:39.66 ID:GMUpCPRa0


男「…………」


友「…………」ジー


男「……なんだよ」


友「……ねぇ、今日ボク部活休みなんだー……」


男「へぇ、よかったな」


友「…………」


男「…………」


友「……ねぇ」


友「今日、ボク部活休みなんだー」


男「…………へ、へぇ、よかった――」




友「――今日っ!!」




男「おうっ!」ビクッ


友「部活休み、なんだけど……?」


男「あ……、それじゃ、ど、どっか行くか……?」



友「おっ! 男のほうからボクを誘ってくれるのかい?」ワァァ


友「その気持ちはうれしいけど……。今日はちょっと用事あるんだよなー……」ウーン



男「あぁ、じゃあ帰るわ」スッ


ガンッ‼


友「…………」ニコッ


男「なんだよっ!? 暇なら暇ってはっきり言えばいいじゃねぇか!」


友「なっ!! ひ、暇じゃないよっ! 男が暇そうにしてるから、しょうがなくボクが付き合ってあげようかなー、って思っただけさ!」


男「嘘つけ!! ……はぁ、まぁいいよ……。ゲーセンでも行くか?」


友「あっ…………、うん」




104: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/10(金) 16:26:45.03 ID:GMUpCPRa0


――――

友「――なんか、男と来るの久しぶりだねー」


男「えー? あぁ、そうかもなー……」


友「……あ、このぬいぐるみかわいい……! ねぇ、男。これ取ってみてよ!」


男「えー」


友「なっ……。さ、最近、男って否定から入るよね……」


男「いや、確かにそうかもしれないが、それはお前もだぞ?」


友「え? いや、ボクはそんなこと――」




男「――違うよ。最近、友が『そういうコト』ばかり振ってくるってことさ」



友「…………あぁ、そう、かもね……。………ボクも、焦ってるってことかな……」ボソッ


男「まぁ! たまにはそんな我儘も聞いてやるかなっ!」


友「おっ、本当かい?」


男「ふっ……。俺を誰だと思っている……?」


友「………………」


男「UFOキャッチャーの世界で、俺の名を知らないものが居るだろうか? いやっ、居ないっ!!」


友「…………」ウワー




男「かつて、神と呼ばれた実力……。ここで披露してやろう――――ッ!!!」










友「――ねぇ、神?」


男「…………いやぁ、ね。俺もハードル上げすぎたなぁって思ったんだよ。なんだろう、ゲーセン行くとテンション上がっちゃうんだよ」


友「あははっ、どうやらそうらしいね。神は」


男「うぐぐ……」




106: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/10(金) 21:35:33.37 ID:GMUpCPRa0


友「でも、なんだかんだで取ってくれたね……?」


男「え? あぁ、まぁな」


友「ボクは最初のお金しか出してないし、別にいいって言ったのに……」


男「……9割は俺の出資になったからな。大事にしろよ……!」


友「うん。……言われなくても、そうするつもりだよ」


男「なら、よし。……んじゃ、そろそろ帰るか」


友「そうだねっ!」










――――――

男「ふぅ、ようやく帰宅だ……」


男「しかし、明日からの友のからかいがヒドイだろうなぁ……」


男「あんなに、張り切らなければよかった……」




男「まぁ、過去のことは置いておこう。さて、>>109するか」



1.友にメールを送ってみる

2.おや、隣の家から物音が……

3.コンビニでも行こうかな

4.窓から外を見てみる

5.委員長にボランティアのことについて電話する

6.おや、携帯の様子が……

7.何もしない

8.ちょっと、公園に散歩しに行く




109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/10(金) 22:21:02.93 ID:pcZMANRSo

6




110: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/11(土) 18:21:21.44 ID:bVWNLK/00


男「――ん? なんだ、携帯が……震えているッ!!」


男「……はぁ、寂しいな。なになに……?」



メール:57件



男「あれ、先輩かな。どうしたんだろ」


男「うーんと……最後のメール見てみるか……」




先輩
 さよなら。




男「」


男「え、なんで!? め、メールは……!」






先輩
 部室で待ってます


先輩
 寂しい


先輩
 誰とどこでなにしてるの?


先輩
 待ってます





男「あぁ、もう!! 学校だなっ!?」イソイソ


男「電話は――でないっ! と、とりあえずメールしとくか」




男「クソッ、間に合ってくれよっ!!」




111: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/11(土) 18:49:16.41 ID:bVWNLK/00



――――――学校


男「はぁ……はぁ……。ごほっ……疲れた……」ゼェゼェ


男「と、とりあえず、部室に行くか? あ、でも、はぁ、屋上とかか……!?」


男「と、とにかく動かないと……っ!!」




>>114

1.部室に行く(続く)

2.屋上に行く(先輩BAD END)




114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/11(土) 19:17:24.54 ID:/KvPataqO

1




115: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/12(日) 17:14:15.72 ID:1eU5os/d0


――――部室

ガララッ‼


男「――先輩ッ!!」


男「はぁ……ぜぇ…………あ、あれ?」キョトン




先輩「……あ、男。…………待ってた……」




男「せ、先輩が、あんなメールするから……。心配しちゃいましたよ……」ハァ…


先輩「……そう」




先輩「……男は、あぁいうメールをすれば、来てくれる」ニコッ




男「……ッ!」ゾクッ


男「せ、先輩? も、もうやめてくださいよ……?」


先輩「……男? 今日はどこに行ってたの?」


男「……ちょっと、買い物ですよ。め、メールもしたじゃないですか!」


先輩「……見てない」


男「え、な、なん――」



先輩「……男が来ない要件のメールなんて、見ない」



男「……と、とりあえず、今日はもう遅いですし帰りましょうっ! ね!?」


先輩「……わかった」


男「……はぁ……」








男「……そ、それじゃ、先輩」


先輩「……男。……また明日」


男「はい……また、明日……」


先輩「…………」ニコッ




117: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/14(火) 23:51:59.33 ID:/YpBie900


――――自宅


男「――はぁ……、先輩にも困ったもんだなぁ……」ドサッ


ヴヴヴ…


男「ん……?」


先輩
 おやすみ


男「……ははっ。――おやすみなさいっと……」


男「さぁって、姉さんにちょっと構ったら寝るかっ――」





――朝


幼馴染「――ほぉらっ! 男、起きてってばっ!」


男「うぅん……。あと、3時間……」


幼馴染「寝過ぎよっ!!? もうっ、朝練行っちゃうからねっ?」


男「はいはい、行ってらっしゃい……」


幼馴染「もうっ――」


ガチャバタン


男「うーんっ……! さて、これからどうするかな?」


男「まぁ>>119かな」



1.普通に学校行くか

2.すぐに家をでる

3.ちょっと時間を遅らせて家を出る

4.ん? あの高級車は……

5.あれ、着信があるみたいだ

6.おや、メールが……

7.姉さんを起こしに行こうかな

8.公園にふらりと寄ってみる




119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:47:49.60 ID:Ig+xB05Eo






121: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2014/10/17(金) 18:35:06.55 ID:Y2RZD5sn0


男「おや、メールが……」


男「まぁ、先輩だろうな……」パカッ


男「……あれ、二件か……。少ないな」


男「…………………」


男「……ハッ! な、なんか寂しいと思ってしまった……。これが、普通だよな……。……えっと――?」


先輩
 おはよう


男「はい、おはようございます……」




先輩
 会いたい




男「…………はぁ……」ヨイショ


男「――さてと、それじゃもう家を出ないとなっ!」









――――先輩の家


ガチャ

先輩「…………行ってきます」


先輩「………………はぁ……」ウナダレ




男「あ、おはようございまーす!」




先輩「…………え……?」ビックリ


男「えっ? せ、先輩が来てくれって、メールで送ってきたんじゃないですか……」


先輩「……へ、返信……もらって、ない……から…………」


男「……あれ? あ、忘れてた……」


男「――ま、まぁ!! あれですよ! 先輩だって俺からのメール返信してくれないじゃないですか? これでお相子ってことで……」シラー




123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/27(月) 22:48:42.54 ID:7xw+P9530

かわいい




132: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/03(土) 14:16:16.77 ID:41JoVFet0


先輩「……………………」ジー


男「うっ、ごめんなさい……」


先輩「…………うれしい……」ニコッ


男「な、ならよかったです……」


男「ほ、ほら! 早く学校行きましょう? 遅れちゃいますよっ!」


先輩「……うん」


男「いやーっ! それにしても、今日もいい天気ですねー!」


男「こんな天気のいい日は、テンキーでも――。って、あれ?」クルッ


先輩「………………」ボー


男「せ、先輩? あ、歩かないんですか……?」


先輩「…………て……」スッ


男「え? ……あぁ……、えぇ……歩きましょうよ……」


先輩「…………なら、学校いかない……」


男「えぇー……」


先輩「……ずっと、立ってる」


男「……はぁ…………」


男「――そうですね! 部活の後輩として、先輩をずっと立たせるわけにはいきません!」ギュッ


先輩「……っ」


男「それじゃ、行きましょう!」


先輩「…………うんっ」






男「ところで、先輩。今日は自分の制服着てるみたいですけど、俺のはどこへ?」

先輩「……部屋に飾ってある」

男「え…………じゃあ、返してくだ――」

先輩「――やだ」

男「ですよねー……」ウナダレ






133: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/03(土) 14:39:34.08 ID:41JoVFet0


―――学校


友「――いやぁ、まさか抜き打ちテストが入るなんてね……」


男「まったくだ……。これでは、俺の頭が悪いってことが学校にバレてしまう……」


友「いや、それならきっと最初からバレてるんじゃないかな」


男「……なんだよ、友はできたのかよ」


友「……うるさいな、張り倒すよ」


男「ごめん」


友「まぁ……、なにはともあれ。昼休みだね」


友「――ね、ねぇ、男って誰かと一緒にご飯とか食べるの?」


男「いや、その時によるかな」


友「じゃ、じゃあさ――!」


ピンポンパンポーン


『えー、2年の男君。2年の男君。至急、生徒指導室のほうへ来てください』


プツッ


男「…………えー」


友「……男、なにしたのさ?」


男「いやぁ、何もやってないと思うんだけどなぁ……」


友「まぁ、犯罪者はみんなそういうよね」


男「いやっ! 何もやってねぇって!」


男「――ハッ!! も、もしかしたら、もう一人の俺が、か、覚醒して……!?」


友「………………」シラー


男「…………」


男「……まぁ、なんだ…………」


男「……行ってきます……」トボトボ


ガララ・・・


友「……はぁ、間が悪いなぁ……」ガックシ






134: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/03(土) 14:56:50.07 ID:41JoVFet0


――生徒指導室


男「あぁ、来てしまった……。この教室入るの初めてだなぁ……、怖いなぁ……」


男「し、失礼しまーす……」ガララ・・・


先生「――あ、男君。待ってたよ!」


男「あれ、先生? ……先生が俺のこと呼んだんですか?」


先生「うん。ちょっと、男君にお話があってね?」


男「そ、そうなんですか。なんだ、てっきり俺はなにかやらかしたかと思って……」


先生「ふふっ、そういう悪いことで呼んだわけじゃないから安心して?」


先生「――でも、これはちょっとダメかな?」


男「えっ?」

スッ

先生「ほら、さっきの抜き打ちテスト……。ほら、いっぱい間違えてる」


男「うっ……。ま、まぁ、そんなに勉強は得意じゃないもので……」


先生「これじゃダメだよ? 勉強する時間がないの?」


男「い、いや、そういうわけじゃ……!」


男「ただ、余り集中できないと言いますか、その……ねぇ?」


先生「ふーん、そっか……。じゃあ――」


先生「――男君は自分の家では、集中して勉強ができないってことだね?」ニコッ


男「へ? あぁ、まぁ……そうとも言いますかね?」


先生「よしっ!」





先生「それじゃ、先生の家で勉強しよっか!」


男「なんでっ!?」







139: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/04(日) 09:00:06.99 ID:KYO02BgS0


先生「先生の家だったら、マンツーマンで教えてあげられるし、それなら男君も集中できるでしょ?」


男「いやいやいやいや!!」


先生「うん、そうしよう。それがいいよ! 男君は文芸部だよね?」


男「ちょっと待って! あれ、俺はもう行くこと決定なんですかっ!?」


先生「あぁ、大丈夫。お母様にはもう、あいさつしたから」


男「そういうことじゃないよ! しかも、それも初耳だよ! 『お母様』って……」


先生「ふふっ、素敵なお義母さまね」


男「あれ、なんかニュアンス変わってないですか? 気のせいですよね!?」


男「そ、それに! 点数が低いのって俺だけじゃないでしょう!? ……と、友のはどうなんですかっ!?」


先生「あ、ごめんね。やっぱり先生だから、生徒のテストの点数は教えられないの」


男「こんな時だけ都合がいいなっ! で、でも、俺が一番下ってことはないと思うんですけどっ!!」


先生「……うーん、そっか……。それじゃ、しょうがないね」


先生「じゃあ、男君は補習ね?」


男「え、え? 補習……?」


先生「そう。そうだなぁ……。夏休み全部使って、先生が男君をずっと見てあげる」ニコッ


男「え、あ、あの! 俺、そんなに成績悪くないんじゃないかなーって……」


先生「…………今はね」ボソッ


男「い、今なにか聞こえたけどっ!?」


先生「どうする? 先生の家でヤるか、夏休みの学校でヤるか」


男「あれ? もちろん勉強をですよね?? ってか、その二択しかないんですかっ!?」


先生「あ、今ここでもいいよ?」


男「だから、勉強ですよねっ!??」


男「と、とにかくっ! それは納得いかないですっ! 平均点……よりちょっと下……ぐらいは取れてるじゃないですかっ!」


先生「……じゃあ、男君が学年最下位になれば、それでもいいってことね?」


男「まぁ、それなら……しょうがないの、かも、しれないのかも、しれないですが…………」





先生「わかった。じゃあ、それで決まりね」ニコッ




141: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/04(日) 14:22:51.38 ID:KYO02BgS0


――学校:教室


ガララ

男「うーい……」


友「あ、おかえり。……で、結局なにしたの?」


男「いや、なにもしてないから!」


友「じゃ、なんで呼ばれたのさ?」


男「そうだなぁ……。あえて言葉にするなら『自分との戦い』……かな?」キリッ


友「へぇー、死ねばいいのに」


男「辛辣だなっ!」


キーンコーンカーンコーン

ガララッ…


先生「はーい。それじゃ、授業始めるよー」


男「はぁ、ゆっくり休むこともできねぇ……。――って、あれ?」


友「ん? どしたの?」


男「いや……教科書がねぇ。あれ、持って帰ることなんてないんだけどなぁ……」ガサゴソ


友「も、もー、しょうがないなー。そんな男に、隣の席であるボクが――」




女「――あ、男くん、教科書忘れちゃったの? それじゃ、私が見せてあげる!」




男「おぉ、女さんか。ありがとう……でも、大丈夫だよ。こっちのバカに見せてもらうから」


友「なっ……!」


女「……そっか――」



女「――男くんは、私の教科書は見たくないんだね。……ごめんね、でしゃばっちゃって」



男「い、いやっ! やっぱり見せてもらっちゃおうかなっ! いやー、ずっと女さんの教科書見たかったんだよね!!」


女「あはは、そう? じゃあ机寄せるね!」



友「……………………」イライラ

先生「……………………」バキッ

お嬢様「………………………」ミシッ




145: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/05(月) 14:41:00.65 ID:bg+2256n0


男「…………」カキカキ


女「…………」ジー


男「…………」ケシケシ


女「…………」ジー


男(なんだろう、すっげぇ視線を感じる……)


男「…………」チラッ


女「…………」ニコッ


男「はは……」


女「ふふっ」ニコニコ


男「…………」カキカキ


女「…………男くん?」コソッ


男「え? ど、どうしたの?」


女「ううん、呼んでみただけ」ニコッ


男「そ、そっか。あはは……」


女「ふふふっ」ニコニコ




友「ね、ねぇ、男!!? この問題わからないんだけど教えてくれないかなぁ!!」バンッ



男「うおぉうっ!! そ、そんな勢い良く来なくても……」ドキドキ


先生「男君? あとで職員室にきなさい」


男「なんでっ!? 何もしてないじゃないですかっ!??」


お嬢様「男さんは、私の席の隣がいいと思います」スクッ


男「あれ? その席誰かいたよね? なんで空席なの!?」


委員長「うーん……。これは男君の家で話し合わないとだね」



男「やめてっ!!?」




147: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/07(水) 14:56:24.90 ID:L0IF4tqj0

―――放課後

キーンコーンカーンコーン

男「はぁ……。なんだか散々だな……」ウナダレ


女「ふふっ、もう教科書忘れちゃだめだよ、男くん?」ニコッ


男「おっと、そうだね。気をつけなきゃ」


女「……でも、授業中に男くんと11回も目が合っちゃった」ニコニコ


男「え、あぁ……そ、そんなだっけ? あはは……」


男(そりゃ、女さんがずっとこっち見てるからなぁ……)


女「ねぇ、知ってる?」ニコニコ


男「え、な、なにを??」


女「人ってね好きな人がいると、意識的にも、無意識的にも、その人のことを見ちゃうんだって」ニコニコ


男「へ、へぇ……」


女「男くんは私のこと好き?」ニコニコ


男「はえっ!? あ、あの、えっと――」アタフタ


女「私は男くんのこと好きだよ? ううん、大好き」ニコニコ


男「え、あ、ありが、とう……」


女「ってことは、両思いだよね? 私たちって」ニコッ


男「い、いや! あ、あの、ちょっと待っ――」


女「ねぇ、付き合おうよ。今度、男くんのお家行ってもいい?」ニコニコ


男「だから女さんっ!?? ちょ、ちょっと――」


女「あ、大丈夫だよ? 場所なら知ってるから」ニコニコ


女「じゃあ、今度――」


ガララッ‼


幼馴染「――男っ、今日は一緒に帰れるでしょ? ほら、早く帰ろう?」ガシッ


男「お、おぉうっ? あ、ちょっ、引っ張るなって――」ズルズル



女「――ふふっ、男くん。また、教科書見せてあげるね?」




女「 何度でも 」ニコッ




149: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/08(木) 14:26:27.57 ID:NEY/EkZ/0



男「――お、幼馴染!? なぁ、なぁって!」


幼馴染「……はい、男」スッ


男「え、あれ……? これ、俺の教科書だ。なんだ、幼馴染が持ってたのか?」


幼馴染「違うよ」


幼馴染「『女子トイレのごみ箱』に捨ててあったの」


男「え…………」


幼馴染「わかるでしょ? もう、あの女には――」




男「――いや、女子トイレには入った記憶ねぇんだけどな……」ポケー



幼馴染「はい?」


男「え?」


幼馴染「…………」パチクリ


男「…………え?」


幼馴染「……まぁ、それでいっか……」ハァ…


男「な、なにが??」


幼馴染「ううん、なんでもない」


男「お、おう、そっか……」


幼馴染「うんっ! じゃ、早く帰ろ?」グイッ


男「……あぁ、そうだな!」






男「あ、ところでさ。俺の体育着知らない? またどっかにいっちゃ――」


幼馴染「知らない」


男「――った……。そ、そっか、なんで失くすんだろうなぁ……。もう4着目だ……」ガックシ


幼馴染「えへへ……」カァアア


男「ん、顔赤いぞ?」






150: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/08(木) 14:56:14.64 ID:NEY/EkZ/0


―――自宅


男「あー、何だか今日は疲れたなぁ……」


男「それにしても、幼馴染は大丈夫かな? 顔も赤かったし、息も少し荒かったけど……」


「男ーっ? 帰ってきてるのー?」


男「あ、はーい」


「じゃあ、妹ちゃんがくるからよろしくねー。母さん買い物行ってくるからね」


男「あ、そうなの? はーい」


男「妹か……。そういや、どっか泊まってたんだっけな――」


ガチャバンッ‼

ドタドタドタ

ズテーン

……


トントン


男「はーい?」


妹「入ります。……兄さん、いま帰ってきました」


男「おう、おかえり。……途中転んだろ」


妹「転んでないです」


男「まぁ……いいけど」


妹「……あれ、兄さん?」


男「ん? どうした?」








妹「おかえりのチューはないんですか?」


男「一回もしたことねぇだろ」





156: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/19(月) 09:59:22.84 ID:WI5KnXbH0


妹「はぁー、ダメですね兄さん」


男「え、俺が!?」


妹「こういう時は『ごめんよ妹、気付けなくて……』とか言って、抱きしめてディープキスでもやるものですよ」


男「嘘つけよ。そんな兄貴イヤだわ」


妹「私は大歓迎ですが」


男「はいはい……。――しかし、妹が友達の家に泊まるだなんて珍しいな」


妹「……………………嵌められたんです」ボソッ


男「は? 誰に?」


妹「決まってるじゃないですか。あの――」


ガチャ‼


姉「――男くーんっ! お姉ちゃん、いま帰ってきたよーっ!!」ヒャッホーウ


男「お、姉さんおかえり。ほら、さっき妹も帰ってきたんだ」


妹「ただいま、姉さん」ニコッ


姉「…………へぇ、帰ってきてたんだ〜」


妹「はい、おかげさまで」ニコニコ


姉「もうちょっと、お友達と仲良くしてればよかったのに」


妹「はっ、誰があんなガチレズと……」


姉「お似合いだよっ?」ニコッ


妹「それは、どうも……」


姉「…………」ニコニコ


妹「…………」ニコニコ





男「うん、仲のいい妹と姉さんを見るのは、俺好きだよ!」ニコー



姉「そ、そうだよねーっ!! 妹ちゃんがいなくて、姉さん寂しかったなーっ」ニゴッ


妹「わ、私も寂しかったです」





159: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/20(火) 22:57:24.52 ID:VIVg2le90


―――翌日

ジリリリリ‼


男「――ハッ!!?」ガバァッ


男「……あぁ、しまった……。そういや、今日は祝日だから学校休みだったか……」


男「ちくしょう……。こんな早起きしてしまうだなんて……ッ!!」ギリリッ


「男ー? 起きてるの―?」


男「はーい、今起きたよー」


「それならよかった。どうせあんた暇でしょー? 今日は幼女ちゃんが遊びに来るから、相手してあげてね。それじゃ、仕事行ってきまーす」


男「……え、えぇー……。いや、まぁ暇なんだけどさ……」


男「それにしても幼女ちゃんかー。なんか、休みのたびに会ってる気がするけど……――」



――――



ピンポーン

男「はーい」ガチャ


幼女「おはよー! おとこ、遊びに来たよ!」


男「うん、おはよう。よく来たねー」ナデナデ


幼女「えへへへ……」テレッ


男「よーし、何して遊ぶ?」


幼女「おままごとー!!」


男「お、いいね」


幼女「じゃあ、じゃあね。私がお母さんで――」


男「うんうん。それじゃ、俺はお父――」


幼女「――おとこが、奴隷ねっ!」


男「ははー、マジかー。そいつぁ、『おままごと』に収まるのかな」


幼女「奴隷はねー? 私のいうことに従わなくちゃいけないんだよー!」フンゾリ


男「へぇー……。もはや、ただ一方的な王様ゲームだね」


男(まぁどうせ、抱っこしてとかそんなことだろう。適当に付き合っておくか……)




161: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/22(木) 21:39:13.60 ID:Gs6HfJ4c0


――――――


幼女「おとこ! ジュースを持ってきなさい」


男「はっ、おおせのままに」


男「――おまたせしました! どうぞ」


幼女「よろしい。それじゃ、ご褒美に私をナデナデしてもいいよ!」


男「真でございますかっ! 感謝の極み!」ナデナデ


幼女「う……ん……えへへ……」ニヨニヨ


男「……幼女ちゃん。これ、いつまで続くのかな……?」


幼女「あー! 勝手にナデナデやめちゃダメー!」


男「あ、おぉごめん」ナデナデ


幼女「えへへー……」



トントンガチャ


妹「入ります。兄さん、少し勉強を教え……て……」


男「ん? あぁ、悪いな。いま幼女ちゃんが来てるんだ」


幼女「……ちっ、邪魔なのが…………」ボソッ


男「ん? なんか言った?」


幼女「うん、こんにちわーって言ったの!」


男「お、やっぱり幼女ちゃんは偉いねー?」ナデナデ


幼女「えへへ……」テレッ


妹「いつからウチは託児所になったのでしょうか? まったく……、兄さんも頼まれたのだとは思いますが、そんなことよりも妹を優先していただかないと……」


男「意味がわかんねぇよ」


幼女「おとこっ! ねぇ、抱っこして!」


男「はいはい、仰せのままに」ヨイショ


幼女「……ん……それじゃ、ご褒美にチューしてあげる!」チュッ


男「へ? い、いやんむっ――!」


妹「」




162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/22(木) 21:59:53.25 ID:oGsxlJ9yO

今追いついた〜
ヤンデレ好きにはたまらん一品ですな




164: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/27(火) 14:59:20.92 ID:u84ib4io0


妹「な、ななななな……」プルプル


幼女「えへへーっ!」ニッコリ


男「あ、あはは……。よ、幼女ちゃん? あんまりこういうことしちゃダメだよ?」


幼女「いっぱいはしないよーっ! だってご褒美だもん!」ニコニコ


男「あ、いや、そういう意味じゃ……。まぁ、いい――」


妹「――よくありませんッ!!」ダンッ‼


男「な、なんだよ」ビクッ


妹「兄さんっ! 妹というものがありながら、他の女に唇を許すとは何事ですかッ!!」


男「いや、妹関係ないだろ。……それに、こんな小さい子なんだからさ」


妹「小さい大きいとかっ! 若いとか若くないとか!! 男性だとか女性だとかは関係ないんですッ!!」


男「いや、男はイヤだな」


妹「と・に・か・く! ほら、早くこの妹にもキスしてください! そうしたら許します」


男「誰がするかっ。まったく……」


幼女「おとこっ! おなか空いた―!」グイッ


男「えっ? あぁ、もうこんな時間か……。じゃあ、どっか食べに行こっか?」


幼女「うんっ! デート!」


男「ははっ、そうだね」


妹「ダメですっ! デートならこの妹と行きましょう!!」


男「あーはいはい。妹は留守番お願いな?」


妹「嫌です。私も行きます」


男「もう少しで母さん帰ってくるからさ」


妹「嫌です」


幼女「いもうとっ!」


妹「……なんでしょう?」


幼女「…………」スッ






165: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/27(火) 15:00:07.82 ID:u84ib4io0


妹「なっ……!? 何故、これを……!!?」


幼女「……こんな写真見たら、男は可愛い妹のことをどう思うだろうね?」


妹「………………くっ!」


男「んー? なに話してるんだー?」


幼女「いもうとはやっぱりお留守番してるって!」


男「お、納得してくれたか」


妹「はい……ッ! どうぞ、お気をつけて……ッ!」ギリッ


男「えっ、なんでそんな悔しそうなのっ!?」


幼女「おとこっ! 早くいこー?」


男「あ、うん……。じゃ、じゃあ、留守番よろしくな?」


バタン





妹「……油断しました…………」ギリッ






168: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/29(木) 14:57:11.34 ID:sAuQjhlS0


―――自宅


男「たっだいまー」ガチャ


妹「――ッ! お、おかえりなさい兄さん」アタフタ


男「ん? どうしたんだ、そんな慌てて」


妹「い、いえ。こんなに早く帰ってくるとは思わなかったもので……」


男「あぁ、途中で幼女ちゃん寝ちゃってな。いま、届けてきたんだけど……」


妹「………………」


男「……でだ、妹よ」


妹「…………はい?」




男「お前は俺のベッドで、俺のパンツを持って何やってるんだ?」



妹「…………せ、洗濯しようと思いまして……」シラー


男「…………妹よ、ちょっと頭だしな」


妹「は、はい……」


男「…………」スッ


妹「…………ッ!」ビクッ





男「わざわざありがとな。助かるよ」ナデナデ


妹「……ふぇっ!? あ、いえ、そんな大したことでは……」


男「いや、助かってるよ……。さぁて、俺も疲れたし寝るとするかなぁ……」


男「――だから、俺のベッドからどいてくれない?」


妹「は、はい。それでは私は洗濯してきます……」


男「ごめんな、よろしくー」ウトウト


ガチャバタン


妹「……危なかったです……。いや、もはやアウトな気もしますが……。兄さんがぼーっとしてて助かった……」





妹「しかし、また写真を撮られては敵いません。少し自重しなくては……」




169: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/31(土) 14:10:10.27 ID:x5IqN2jn0

―――学校:教室

男「――ってことがあったんだよ」


お嬢様「……うふふっ、兄妹仲がいいんですね」


男「あー、まぁ悪くはないかな?」


お嬢様「私も、いつか義妹さんと仲良くなりたいです」


男「……あれ、今なんか違うニュアンスで聞こえたんだけど気のせい、かな」


お嬢様「気のせいかもしれませんね?」


男「うーん、なんだかお嬢様と話してると、話のペースを持ってかれる気がするよ」


お嬢様「いえ、そんなことは――」



ガララッ‼ バンッ‼



「おいッ!! このクラスに男ってやつがいるだろ!! ちょっと来てもらおうか!」



お嬢様「……お、お知合いですか??」


男「いやぁ、知らない人だなぁ……。俺、何かしたっけ……」


ガヤガヤ


「おい、アレってこの学校で一番のヤンキーの取り巻きじゃないか?」

「男くん、ヤンキーさんに目を付けられちゃったんだ……。かわいそう……」

「おいおい、マジかよ。あの、目があっただけで殺られるって噂の!??」

「あぁ、あの噂は本当だぜ……。おかげで、俺の髪の毛も……ッ!!」

「いや、それはもともとだろ」


ガヤガヤ


「うるせぇぞッ!! どこだッ、早く出てこねぇか!!」


男「……あぁ、そういうことか……。じゃあお嬢様、俺はちょっと行ってくるよ」


お嬢様「い、行くんですか??」


男「いや、最初は誰かと思ったけど……。まぁ、心配いらないよ」


お嬢様「……? では、念のため、私の連絡先を教えておきますね? もし、何かあったら連絡してください」


男「お、ありがとう。まぁ、何もないと思うけどねー……。あ、じゃあ俺のも教えるよ」


お嬢様「あ、男さんのは知ってるから大丈夫です」ニコッ


男「えっ?」




172: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/01/31(土) 14:34:26.95 ID:x5IqN2jn0


男「――はいっ。俺が男です」


「お前か……。ヤンキーさんがお前を呼んでる。着いてきてもらうぜ」


男「……お、俺がいったい何をしたっていうんだッ!??」


「知らねぇよ。ただ、ヤンキーさんがキレてることは事実だ。……何したんだか知らねぇが、ご愁傷様ってやつだな」


男「く……クソォ!!」


「オラッ! 行くぞ」グイッ



お嬢様「男さん……」





―――学校:体育倉庫前


「ヤンキーさんっ! 男ってやつ、今連れてきました!!」


ヤンキー「ふぅ……。やっと来たか……。久しぶりだなァ、男?」


男「な、なんだよっ!! 俺にいったい何の用があるっていうんだー!」


「うるせぇぞお前!」ガシッ


ヤンキー「おいッ!!」


「は、はいっ!!」ビクッ


ヤンキー「お前はもういい。あたしはこいつとサシで話があるから、さっさとどっか行きな!」


「す、すいませんでしたッ! 失礼します!」アタフタ


ヤンキー「――ったく、どこで誰が見てるかわからねぇ。倉庫の中に入りな」


男「……くっ!」ギリッ



コソコソ

「これから、ヤンキーさんの地獄のリンチが始まるんだろうな……!」

「あぁ……。ホント、あの男ってやつ何したんだろうな?」

「さぁ? でも、あんなにキレてるヤンキーさん久しぶりに見たぜ……!!」

「……し、しばらく近づかないでおくか……」







ヤンキー「おとこぉ〜! ねぇ、どうして最近会いに来てくれなかったのさー! 寂しかったよぅ……」グスッ


男「あ、あはは……。ごめんね、い、いろいろあったんだよ……」ナデナデ




177: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/01(日) 15:00:06.29 ID:WybNc+b30

ヤンキー「いろいろ? ……そうだよね、おとこにも用事とかあるもんね」スリスリ


男「まぁね。……しかし、こんな呼び出し方をされるとは思わなかったよ」


ヤンキー「ご、ごめんね! あ、あの、もうちょっと我慢するつもりだったんだけどねっ? 今日、偶然登校中のおとこを見ちゃって……」スリスリ


ヤンキー「その時は、周りにほかの人たち居たから、話しかけられなくてね……。あのっ、今日どうしても会いたくなっちゃったの……」シュン


ヤンキー「ご、ごめんね? め、迷惑だったよね……」


男「ははっ、そんなことないよ。ビックリはしたけど、俺も会えてうれしいよ」ナデナデ


ヤンキー「ほ、本当っ!? 許してくれる?」


男「別に、最初から怒ってなんかないけどな」


ヤンキー「えへへっ! やっぱりおとこは優しいね……!」


男「ただまぁ、次からはこういうのやめてね? 俺、すげぇクラスに戻りづらいぜ」


ヤンキー「うん……。おとこに迷惑がかかるなら、もうしないよ!」


ヤンキー「で、でもっ! あたし、もっとおとこに会いたい……」


ヤンキー「ねぇ、今度はいつ会える……かな?」スリスリ


男「会おうと思えばいつでも会えるんだから、そんな気にすることでもないと思うけど……」


ヤンキー「うぅー……」


ヴヴヴ…


男「ん、携帯……? いや、俺のじゃないか」


ヤンキー「あ…………」


男「あぁ、ヤンキーさん――」


ヤンキー「『さん』は付けないでよぅ……」


男「あ、あぁ、ヤンキーの携帯じゃないの?」


ヤンキー「いいの! 別に大した内容じゃないよ……」


男「ダメだよ。もし、緊急な用事だったらヤバいでしょ?」


ヤンキー「うー……、おとこがそういうんだったら……」


ピッ



ヤンキー「はい、何の用だ? え? ……お前、まさかその程度のことで電話してきたわけじゃねぇよな……? もういいッ、二度とかけてくんなッ!!」


男「……いつもながら、すげぇ変わりようだ……」




179: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/05(木) 15:58:58.45 ID:fEqxW4ca0


ヤンキー「――ほらぁ、ね! 全然大した内容じゃなかったよぅ!」スリスリ


男「あ、あはは……」ナデナデ


ヤンキー「……あっ、そうだおとこ! 今度いっしょに海とかいこーよぉ!」


男「あー、そんなのもいいかもしれないね。……でも、ヤンキーは電車とかに乗ったら目立っちゃうんじゃない?」


ヤンキー「私がバイク運転するから! おとこは、こーやって私に抱き付いてくれてればいいよ?」ギュー


男「男らしいな」



「――へぇ、そういうことでしたか」


ガララッ‼


ヤンキー「――ッ!! だ、誰だッ!」


男「……あ、あれ、お嬢様……?」


お嬢様「ふふっ、男さんが連れていかれて何事かと思えば……。これは、意外なところを見てしまいました」


ヤンキー「み、見張りのやつらは何やってんだ……!」


お嬢様「彼女らを責めないであげてくださいね? 彼女たちでは、私を止めることなんてできないんですから」


男(外になんかスーツ姿の人が見える……)


ヤンキー「……で、いったい何の用だよ」


お嬢様「いえ、なにも。私は男さんを連れ戻しに来ただけですから」


ヤンキー「調子に――!」


お嬢様「――そうでした。先ほどの男さんとのやり取り、録画させていただきました」スチャ


ヤンキー「……なんだよ、それで脅そうってのか?」


お嬢様「いえ、そんなことは。……ただ、男さんを返していただけないのであれば……」ニコッ


ヤンキー「……お、おとこぉ……」ナミダメ


男「はは、しょうがないよ……。――さて、そいじゃ教室に戻るかな」


お嬢様「ふふっ、はい。では、一緒に戻りましょう?」


男「そうだね、そうし――おぉっとっ!?」


お嬢様「えっ?」


ドンッ

バキッ




180: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/05(木) 15:59:33.23 ID:fEqxW4ca0



男「――あぁ!! ご、ごめんお嬢様! よろめいた拍子に、そのカメラ壊しちゃった……」


お嬢様「お、男さん……」


ヤンキー「おとこぉ……!」


男「今度、責任をもって弁償するよ……」


お嬢様「……ふふふっ。大丈夫ですよ? もう、買い替える予定のカメラでしたし……」


お嬢様「…………ただ、男さんのデータが無くなってしまったのは痛いですが……」ボソッ


男「えっ?」


お嬢様「いえ。……それに、録画したというのはウソです」


ヤンキー「はぁ?」


男「えぇ!?」


お嬢様「ふふっ、それでは。私のカメラを壊した男さん? 教室に戻りましょう?」


男「うぐっ……。はい……」


男「――それじゃ、ヤンキー。とりあえず俺は戻るよ」


ヤンキー「うん……」シュン


男「今度、一緒に海行こうな?」


ヤンキー「……うん!!」ニパー






お嬢様「――あ、男さんっ?」


男「ん?」


お嬢様「その……私とも、今度どこかにお出かけしませんか……?」


男「……うん、もちろん!」






187: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/15(日) 17:21:14.13 ID:2ppDyQX80


―――翌日


男「おっはよー……」


友「あぁ男、おはよう。…………なんだか眠そうだね?」


男「あぁ、ゲームやってたからな」ウトウト


友「そこらへん歪みないね」


友「と、ところで、なんだけどさ」


男「んー?」


友「い、いや、その……。い、いつ誘ってくれるのかな……って思ってさ……」モジモジ


男「え? なにに?」


友「蹴るよ?」ゲシッ


男「もう蹴ってるッ!?」


男「で、出かけるってやつだったか?」


友「そ、そうだよっ! 男が、あまり誘ってくれないから……」ボソッ


男「そうだなぁ……。それじゃ、今度の>>189でどうだ?」


友「じゃ、じゃあ>>189だねっ!? ぜ、絶対だからね!?」


男「おう」


友「た、楽しみにしてるよ……」




>>192

 土曜日or日曜日




192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 18:10:53.75 ID:UdsfpK4a0

1




194: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/15(日) 18:55:12.55 ID:2ppDyQX80


土曜日……だよね。



男「しっかし、別に遊びに行くぐらいいつでもいいだろうに……」


幼馴染「――あっ! 男、こんなところに居たんだ」


男「ん? おぉ、なんだ探してたのか?」


幼馴染「うん、携帯マナーモードにでもなってるんじゃない?」


男「あぁ、そういやしてるかも。で、なんの用事だ?」


幼馴染「このまえ、さ? 男って友っていう……雌豚……と買い物行ったって言ってたよね?」


男(なんか変な声聞こえた……)


男「あぁ、行ったな」


幼馴染「だから、ってわけじゃないんだけどさ。今度、私の買い物に付き合ってくれない?」


男「えぇー……」


幼馴染「……行ってくれないの? なんで? あの女とは行ったのに、私とはイヤだってこと?」


男「へ? あ、いや、じょうだ――」


幼馴染「私、男に嫌われるようなことやったかな? それなら言って、すぐに直すから! ねぇっ!!」


男「い、いや、冗談だって! じゃ、じゃあ次の>>195に行こう! な?」


幼馴染「あっ……。ご、ごめんね、興奮しちゃって……」


幼馴染「わかった。次の>>195だね。やっぱり男は優しいね?」


男「まぁ、体の半分は優しさでできてるって評判だからな」




1.土曜日

2.日曜日




195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 19:10:03.76 ID:f2c3xlYs0






196: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/15(日) 19:40:13.87 ID:2ppDyQX80


―――学校:階段

男「――あれ、なんか忘れてる気がする……」


男「いや、まぁ、大したことじゃないかな?」


後輩「せーんーぱいっ!!」ダキッ


男「うおぉ! び、びっくりした……。お前はそれ以外のやり方を知らないのか」


後輩「えっへへ〜。でも、ほとんど毎日やってるんですから、いい加減慣れてくださいよぉー」


男「いや、学校でやられたのは久しぶりだな。……そういや、今日の朝は会わなかったな、珍しく」


後輩「あー……、今日は燃えるゴミの日でしたからね」


男「ん? 関係あるのか?」


後輩「大アリですよー! もう、袋もって家まで帰るの大変なんですから!」


男「へぇー、そうなの――ん? 持って帰る???」


後輩「あ、さては先輩。今日の朝、私に会えなくて寂しかったんですかっ?」


男「ちょっとな。例えるなら、毎日届いてる新聞が一日来なかった感じだ」


後輩「……まぁ、いいでしょう! ところで先輩?」


男「ん、どうした?」


後輩「この前、映画のチケットをもらってしまったんですっ! だから、ぜひ一緒にどうかなと思いましてっ」


男「あー、映画か。たまにはいいかもな」


後輩「本当ですかっ!? それじゃあそれじゃあ! 今度の>>197に行きましょうねっ」


男「おう、わかった」



1.土曜日

2.日曜日




197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 19:54:10.49 ID:n9LPtESK0

1




198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:20:40.53 ID:CAKMbCXpo

お前らwww




199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 23:54:45.52 ID:nUIDK5xqO

完全に殺しに来ててわろた




200: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/16(月) 03:52:01.81 ID:FAufbkpt0


―――学校:教室


男「ん? なんか大変なことになっている気がする……」


お嬢様「あ、男さん!」


男「おー、お嬢様か。どうしたの?」


お嬢様「あ、いえ……。男さんを見かけたので、つい……」


男「あはは、そっか。でも、最近お嬢様も遅刻ギリギリで学校来るようになったな。いいことだ」


お嬢様「い、いいことなのかはわかりかねますが……。そうですね、最近はそんな感じです」


男「なんかあったの? まぁ、たまに車乗せてもらってるから、俺としてはうれしかったりするけど」


お嬢様「ふふっ、それはよかったです。……最近、家のほうで準備があるんです」


男「準備? なんか忙しいんだな。さすがお嬢様だ」


お嬢様「いえ……。そろそろ、私の家に新しく人が増える予定なんですよ」


男「あ、そうなんだ」


お嬢様「えぇ、男さん……?」ニコッ


男「……え?」


お嬢様「いえ、なんでもありません」


お嬢様「――ところで、私のカメラを壊した男さん?」


男「うぐ……。なんでしょうか、お嬢様……?」


お嬢様「いえ、大したことではないのですが……」


お嬢様「私、一回ウィンドウショッピングっていうのをやってみたいのですが……。家の者は一人ではいかせられない、というので……」


男「あー……。まぁ、俺でよければ。この前一緒に出掛けるって約束したしね」


お嬢様「わぁっ! 本当ですか? それじゃあ次の>>201でいいですか?」


男「わかった! >>201だね」



1.土曜日

2.日曜日



べ、別に、日曜日でもええんやで……?




201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 04:06:37.20 ID:5fJQsBD4o

1




204: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/17(火) 14:03:08.35 ID:YxcpzmFp0


―――学校:教室

男「……なにか、忘れているような……?」ウーン


委員長「あ、男君。ちょうどいいところに!」


男「委員長、どうしたの?」


委員長「男君覚えてる? 今度の週末に……」


男「あ、あぁ〜、ボランティアか。そういや、そんなのもあったな」


委員長「も〜……。一回男君の家に行って、確認しなきゃかな?」


男「いや、もうバッチリだからっ! うん、バッチリ!」


委員長「本当かなぁ〜?」


男「だ、大丈夫だって! 委員長は心配性だなぁ……はは……」


委員長「まぁ、細かいことはあとで男君の携帯にメールでもするよ」


男「おう、よろしくたのむわ……。しかし、そうなると本当に俺が行かなきゃいけない意味がよくわからないな」


委員長「ん? どうして?」


男「いや、だって俺、ほとんど何もしてないだろ?」


委員長「ははっ、男君は何もしなくていいんだよ? ただ、居てくれれば」


男「え? あぁ、そう……なのか?」


委員長「うん」ニコッ


男「――ッ!」ゾワッ


男「し、しかし、また変なところをゴミ拾いするもんだよな……。あんなとこ誰も来ないだろうに」


委員長「そうだね。『誰も来ない』からいいんだよ」


男「あー、たしかに、そういうとこにゴミ捨てそうだもんなー……」


委員長「……そうだね」


委員長「――とりあえず、男君。今度の>>205だからね? 忘れちゃダメだよ?」


男「あぁ、わかった」






1.日曜日

2.土曜日





205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 14:17:37.26 ID:3D5is0EgO

1




206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 14:22:54.95 ID:zjiLKeKBO

やっと日曜日枠に1人………




207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 17:21:45.65 ID:C4bw1bjt0

小賢しい手を使いおって




208: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/19(木) 15:59:47.48 ID:aFno/tgX0


―――学校:部室

男「なんか最近、よく物事を忘れる気がするなぁ……」


先輩「……男、どうかした……?」


男「あぁいや。なにか、取り返しのつかないことになっている気がして……。まぁ、気のせいだとは思うんですけど」


先輩「……そう」


男「あっ! そういや、もう一週間たったんじゃないですか?? 上着返してくださいよー」


先輩「……やだ」


男「えー……。それはズルいっすよ先輩! 一週間って約束じゃないですか」


先輩「…………」フイッ


男「せ、先輩……」


先輩「……男……毎日、部活くる?」


男「え? いや、正直毎日はちょっと……。……でも、入部したとき先輩も毎日は来なくてもいいって言ってたじゃないですか」


先輩「……じゃあ、入部したとき……毎日来て、って言ったら……男は来た?」


男「あー、まぁ来てたかな??」


先輩「…………じゃあ、明日から毎日来て」


男「え、そうなるんですか?」


先輩「……そうなる」


男「えぇー……」


先輩「……それか」


男「それか??」


先輩「……今度の>>209に、私の家に来て」


男「先輩の家ですか? まぁ、いいですけど……」


先輩「……それなら、決まり」


先輩「…………逃がさないから……」ボソッ




1.日曜日

2.土曜日





209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 16:18:04.74 ID:KAFd5CKDO






210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 16:32:19.64 ID:WV7TurOT0

あともうひとり日曜に入れなきゃね(ゲス顔




212: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/23(月) 13:33:25.67 ID:E4oK81mb0



―――自宅

男「別に何かしたってわけじゃないんだけど、疲れたなぁ……」ハァ…


男「まぁ、一応上着は返してもらったし、先輩との約束も守らなきゃなぁ……」


姉「お・か・え・りーっ!! 男くんっ!」ダキッ


男「うわっ、びっくりした……! ただいま、姉さん」


姉「もぉー、どうしてこんなに帰りが遅いのっ! お姉ちゃんずっと待ってたんだからね?」


男「ははっ、ずっとって大げさな……。まぁでも部活に顔出したり、いろいろとね?」


姉「ふ〜ん……。部活、ね……」スンスン


姉「ねぇ、男くん?」


男「ん? どしたの、姉さん?」


姉「この上着、どうしたの?」


男「へ? ……どうしたのって、これは俺の上着だけど……?」


姉「そんなのはわかってるよッ!!」


男「ね、姉さんっ?」ビクッ


姉「…………ダメだね、この上着。捨てなきゃ」


男「は? ちょ、ちょっと待って姉さん!?」


姉「ダ〜メっ! ほらっ、早く脱いでっ」グイッ


男(す、すごい力だ……)


姉「これはお姉ちゃんがちゃんと処分しておくから、男くんは安心してね?」


男「い、いや、でも……」


姉「そうだっ! 今度の>>213にお姉ちゃんとお買い物行こっか? ね?」


男「お、お買い物??」


姉「うんっ! 新しいのはお姉ちゃんがお金出してあげるから! ふふふっ、男くんとお買い物! 楽しみだなぁ〜」ルンルン


男「えっ、ちょっと待っ――」


姉「じゃ、お姉ちゃんちょっと用事出来ちゃったからっ! 今度の>>213、忘れちゃダメだよっ?」


1.土曜日

2.日曜日




213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 13:43:33.67 ID:hGXbCBzvO

2




223: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/02/26(木) 14:35:05.99 ID:C+nfJgCM0



―――学校:生徒指導室


男「……い、いや、そんなはずは……」


先生「……そんなはずは?」ニコニコ


男「…………あ、あの、今回だけ見逃すなんてことは――」


先生「…………」ニコニコ


男「――あ、無理なんですね」


先生「あぁ〜、先生も男君には頑張ってもらいたかったけど……。こればっかりはしょうがないよね?」ニコニコ


男「そ、それにしては随分うれしそうですね……」


先生「そんなことないよ? あー、しょうがないよね。残念だなー、先生も用事があったんだけどなー」


男「な、なら、次からは気を付けますので、その、今回――」


先生「 ダ〜メ 」ニコッ


男「で、でもっ――!」




男「名前の書き忘れぐらい、見逃してくれても良いじゃないですかっ!!?」ダンッ



先生「男君、そんなこと言っちゃダメだよ? 名前っていうのはね、男君のお養父さんとお養母さんが一生懸命考えてくれたものなんだからね?」


男「いや、それはそうですけど! なんか、話がずれてる気が――」


先生「――とにかくっ! 今回のテストで0点をとったのは男君だけです。……わかるよね?」


男「は、はいぃ……」


先生「はい、よろしい。じゃあ、今度の>>224に学校に来ること。わかった?」


男「え……。は、早くないですか?」


先生「ふふっ、善は急げ。ってね?」


男「はぁ…………」ガックリ



1.土曜日

2.日曜日




224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/26(木) 14:39:31.97 ID:Bd/QSGDSo

善は急げだから1




226: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/02(月) 13:40:24.91 ID:I2qZ+LlA0


―――自宅:夜

男「……いやー、名前は書いた記憶があるんだけどなぁ……。……しかし、土日にすごい予定が詰まってしまっている気がする……」


男「いやまぁ、大したことはないだろう。さて、ゲームでも――」


キラメキラリー♪


男「――ん? 電話……?」


男「……しかも非通知か。と、とりあえず出てみるか」ピッ


男「も、もしもし?」


女『あ、もしもし男くん?』


男「あ、そう、ですけど……って、女さん??」


女『ふふっ、そうだよ? ごめんね、男くんの声が聞きたくなっちゃって……』


男「あ、あはは……。非通知だったから、誰かと思ったよ」


女『あ、そうなの! 電話番号の最初に184ってつけると非通知になるんだって。男くん知ってた?』


男「まぁ、それは知ってたよ。……って、それより女さん。なんで俺の電話番号知って――」


女『男くん知ってたんだ? ふふっ、物知りだねっ?』


男「あ、あぁありがとう。で、なんで俺の――」


女『それでね。今日、男くんに電話したのはね? まぁ、声が聴きたかったのももちろんあるんだけど……』


男「あ、いや、待ってっ!? あの、俺の話を――」アタフタ


女『今度の>>227、デートしようよ? 最初はやっぱり、男くんのほうから誘ってほしかったけど……。でも、我慢できなくて……。いいよね? えへへ』


男「いやいやっ!? そ、その日は用事があったような――ッ!!」


女『それじゃ、楽しみにしてるね? ふふっ、楽しみで寝れないかも……。おやすみ、男くん』

ピッ

男「ちょ、ちょっとまっ――。あぁ、もう切れてるしっ! い、急いでかけなおさないと……って――」


男「――俺、女さんの電話番号知らねぇよ……」


男「ってことは、直接女さんに会って言うしかないけど、今日は水曜日で……、明日は祝日」


男「……金曜日しかない、けど……。楽しみとか言ってたしなぁ、そこで断るのも……」


男「はぁ……>>227かぁ……」ガックリ


1.土曜日

2.日曜日




227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 13:46:45.00 ID:CC/VVFntO

1




236: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/07(土) 14:58:33.63 ID:3khUifcn0


―――自宅

男「あぁ……、まさかこんなことになるなんてなぁ……」


男「はぁ…………」


男「……まぁ、なんとかなるか」


男「決まってしまったものはしょうがない。人生、結局はどうにかなるもんさ」


男「さて、気を取り直してゲームでも――」


バンッ


妹「兄さんッ!!」


男「おぉうっ!?」ビクッ


男「な、なんだ妹か……。急にどうした? てか、ノックぐらい――」


妹「最近、兄さんは私に冷たいです」


男「へ? いや、そんなことはないよ。平常運転だ」


妹「……この前、幼女ちゃんとデートに行きましたよね?」


男「デート? いや、あれはそんなもんじゃ……」


妹「いえ、デートです」


男「お、おう……。それで、それがどうしたんだ?」


妹「ズルいです」


男「い、いやズルいってお前……」


妹「ズルいです。幼女ちゃんとは喜んで出かけたのに、私とはそんなことありません。それに、兄さんは私と出かけてくれなくなりました。妹なのに。ほかの女とは出かけるのに、ズルいです」


男「い、妹?」


妹「ズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルい――ッ!」


男「……ッ!!」ゾクッ


男「わ、わかった! な、なら、今度の>>238に出掛けよう!!? そ、それでいいか??」


妹「…………デートですか?」


男「お、おう。で、デートだ」


妹「――わかりました。今度の>>238ですね。……楽しみにしてます、兄さん?」ニコッ

1.土曜日
2.日曜日




238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 15:41:04.55 ID:DyUeRs1BO






239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 16:05:59.06 ID:sbwL7MpvO

1




242: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/19(木) 14:59:12.15 ID:UPCEoMnY0



―――翌朝 自宅

男「……やばい、やばいぞ」

男「き、気付けば、今度の土日っていろんな人と約束が入ってしまってるのではないか……??」

男「と、とりあえず女さんもあるし、妹も……。あれ、姉さんとも約束――いや? あぁっ、学校にも呼ばれてるしっ! 先輩の家に行くのと、ゴミ拾いのボ
ランティアと……。お、お嬢様にも付き合うっていっちゃった気がするし……。……あ、映画のチケット……。そういや、幼馴染とも約束しちゃった
し……。……あれ、友ともかっ!??」

男「……………………」

男「……………よし」


男「ゲームするか」


ピンポーン


男「……ッ!」ビクッ


男「な、なんだ、お客さんか……。はーい?」


ガチャ


幼女「おはよー! 会いにきたよっ!」ニコッ


男「あ、あれ、幼女ちゃん……? ……今日来るとは聞いてなかったなぁ……」


幼女「おとこ、今日おやすみなんでしょっ?」


男「え? あぁ、そうだけど……。よく知ってたねー?」


幼女「うんっ! ……男の事なら、なんでも知ってるよ……?」ボソッ


男「ん? 何か言った?」


幼女「だって、この前のデートでおとこがいってたもん!」ニコニコ


男「あれ、そうだったかー」


男「……とりあえず、どーぞ?」


幼女「ううん、今日はいーのっ!」


男「あれ、それじゃあ何しに来たの??」


幼女「今日はねー? このあとお出かけするから、遊べないんだけど……。でもねっ? 今度の>>245に、おとことデートしよーって思ったの!」


男「ヴっ……。よ、幼女ちゃん……? べ、別の日とかってどうかなぁ……? あの、俺って――」


幼女「――……グスッ。おとこ、デート……ひっく、してくれない……?」ウルウル


男「――いやぁ!!? しようしようっ! いやー、その日暇でしょうがなかったんだよねっ!!!」アセアセ


幼女「――わかったっ! それじゃあ……約束破っちゃ、ヤダよ……??」ニコッ

1.土曜日

2.日曜日




245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/19(木) 16:49:39.45 ID:AAeEZzhEo

1




246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 11:34:40.55 ID:hxddaje2O

お前ら容赦ないなww




247: ベルトコンベア 2015/03/21(土) 15:43:34.26 ID:gEdUbZmZO


―――数分後


男「……幼女ちゃんとも約束してしまった……」


男「ま、まぁ、あれは断れねぇよ……。うん、人として断るわけにはいかなかった」


男「こうなってしまった以上はしょうがない。明日の学校で、友にでも日にちをずらしてもらえるように言えば、それで大丈夫だろ」


男「さて、ゲームを――」


ワッターシハゲンキトリッパー♪


男「――って、また電話っ? ……あ、もしかして女さんかもっ!!」カチッ


男「も、もしもし女さんっ!!?」


ヤンキー『……男、私だよ?』


男「あれ、ヤンキーか……。あはは、ごめん勘違いしちゃ――」


ヤンキー『――ねぇ、女って誰?』


男「同じクラスの女の子だよ。さっきその子と電話しててさ、かけ直してきたのかと思って出ちゃったんだ」


ヤンキー『お、男はさ、その女って人とどういう関係なのっ!?』


男「どういう関係……って。まぁ、友達だよ」


ヤンキー『……本当? 信じていいの?』


男「え? そ、そりゃまぁ信じてくれると助かるけど……」


ヤンキー『うんっ! 男がそういうんだったら、私信じる!』


男「お、おう……。ありがとう……?」


ヤンキー『うん、だって男が大好――あ、ちょ、ちょっと待ってねっ!??』


男「う、うん……」


ヤンキー『ナンダヨッ! イマトリコミチュウダカラコッチクルンジャネェッテイッタダロッ! ヤクタタズガッ!』


ヤンキー『――あ、おまたせっ! えへへ、でねー? 今日男に電話したのはね?』


男(なんか聞こえた)


ヤンキー『今度の>>249に海行きたいなって思ったんだ! この前一緒に行ってくれるって言ってたよね?』


男「や、ヤンキーもかぁ……。あ、あのさ? 別の日に――」


ヤンキー『ごめんねっ? 男が海一緒に行こうって言ってくれたのが、私すっごいうれしくて……。私ってこんな性格だから、いままでそういうこと言ってくれる人なんかいなかったし、男が初めてなの! あ、移動はやっぱりバイクでいいかな? 怖くなんかないよー、ちゃんとそのときは安全運転で行くからっ! なにより、せっかく男と一緒にいるんだから、早く着いちゃったらもったいない……かな、とか思ったり……。い、いや、私なに言ってるんだろうねっ!? ご、ごめんね、変な事いって! 本当に私うれしかったの! 男、ありがとう……?』


男「……うん、もうどこでも行ってやるよちくしょう」ヤケクソ




248: ベルトコンベア 2015/03/21(土) 15:44:35.11 ID:gEdUbZmZO


1 土曜日

2 日曜日




249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 16:23:38.18 ID:j3BCYRPd0

1




256: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/27(金) 15:59:16.73 ID:JaOaURY40



―――自宅

男「……なんてこった……」


男「いや、え、なんてこった……」


男「普段土日に用事なんて入らないってのに……」


男「……ま、まぁなってしまったものはしょうがない。ポジティブに考えなければ」


男「えーっと……。全部で12人と予定が入ってて……」カキカキ


男「とりあえず、日曜日のほうは深く考えなくてもいいよな、3人だし……。……いやまぁ、一日に3人と出かける約束したっていうのもなかなかのものだけど……」


男「問題は土曜日だ。9人って……」


男「ま、まぁまぁ落ち着け、俺。まずは、まずは人数を減らすことを考えよう」


男「よし……。それじゃ友から順番に、別の日にできないか相談してみるか」




258: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/28(土) 10:06:21.57 ID:dzQx+wUq0



男「まぁ、大丈夫大丈夫。人生どうにでもなるものさ」


友『え、あ、お、男かい?』


男「おうよ。急に電話してごめんなー?」


友『い、いやっ、ぜ、全然構わないよ! むしろ毎日電話して来てもいいぐらいだよっ』


男「いや、それはしないけど……」


男「ま、いいや。で、今度の週末のことでちょっと話があってさ」


友『……う、うんっ』


男「悪いんだけど――」



友『――やっぱり中止とか言ったら、垂直落下式ブレーンバスターだからね』



男「ち、違うよ、やめろよっ!?」


友『なーんだ。で? 悪いんだけど……なに?」


男「い、いやぁさ、その出かけるってのを別の日にできないかなー……って」


友『えー……別の日?』


男「うん。来週とかさ」


友『……はぁ、しょうがないなぁ……』


男「お、さすがっ! ありがとう!」


友『しかし、どうしたの? 急な用事が入ったとか?』


男「あ、あぁ……うん。そ、そんなとこかな……」


友『………………男?』


男「ん、ん?? なんだよ?」


友『まさかとは思うけどさ? 別の人と約束しちゃったとかじゃ、ないよね?』


男「……………………ち、違うよ」


友『…………へぇ』


友『……前言撤回。ボク、その日しか認めないから』


男「あ、あの、友さん?」


友『それじゃあッ! また明日学校でッ!!』

ブチッ


男「…………友は無理かぁー……」




259: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/28(土) 10:32:01.75 ID:dzQx+wUq0


男「まぁまぁ、失敗は誰にでもある」


男「さて、次は幼馴染に頼むかな」


ガララッ


男「おーい、幼馴染ー」


ガララッ‼ バンッ


幼馴染「はーいっ! どうしたの?」


男「出てくるの早いな」


幼馴染「だってうれしくて……。こんな風に男と窓から話すのって、なんだか久しぶりだね?」


男「そうだなぁ、最後にやったのは中学のころか」


幼馴染「そう、中学二年生の8月23日。たしか……、男が『機関に狙われ――」


男「――まぁ、その話はいいんだ。落ち着こう、深呼吸だ」


男「で、でな? 今度の週末の話なんだけど……」


幼馴染「あ、出かけるやつだよねっ! 私、すっごい楽しみなんだっ!」


男「ヴ……。あ、あの、ちょっとお願いがあってな……?」


男「その、日にちを別の日に――」



幼馴染「やだ」ニコッ



ガララッ‼ バンッ

カチャリ


男「……あれ、幼馴染さん? あの、まだ話の途中なのですが……」


男「…………あ、電気も消えた」


男「……………………」


男「……幼馴染も、ダメ……と」




265: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/29(日) 14:14:57.04 ID:+VV0AoNg0



男「いやいや。大丈夫大丈夫」


男「この二人は運が悪かっただけだ。なんのことはない」


男「さて、次は……後輩か」


男「いや、でも後輩が言っていたのは映画だし……。ちょっと申し訳ないな」


男「まぁ、でもその日しか見れないわけではないだろう」


男「別の日に俺のおごりで行こうって言えば、大丈夫かな」ピッピッ


後輩『はいはーい! 先輩から電話なんて珍しいですねーっ!』


男「おーう、急にすまんな」


後輩『いえいえー。私はいつでも準備オッケーですからっ!』


男「お、おぉ、そうなのか……」


後輩『それでそれで! どうしたんですかっ? も、もしかして、これから――』


男「あぁ、いやぁな。今度の映画見に行くって話の事なんだけどさ」


後輩『あ、そうですか……。まぁいいです。でー、それが??」


男「ちょっと用事が入っちゃってさ。悪いんだけど、奢るから別の日に――」



後輩『あははっ! 先輩、嘘はダメですよっ!』



男「――ッ。い、いや、う、嘘じゃ……」


後輩『嘘ですよ。だって、約束したじゃないですか。ねぇ、先輩? 嘘ですよねっ?』


男「こ、後輩? ち、違う――」


後輩『――それだけですか? えへへ、寝る前に先輩の声が聴けてよかったですっ!』


後輩『それじゃ、先輩も夜更かししちゃダメですよー? …………見てますから……』


ブツッ


男「…………後輩もダメだったか……」




266: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/03/29(日) 14:44:47.70 ID:+VV0AoNg0


男「……ま、まぁ、他は、他は大丈夫だろ……」


男「えぇと……、次はお嬢様かな……」


男「あ、でもお嬢様の連絡先知らない――ってこともなかったか。そういや、教えてもらったっけな」


男「まぁ、お嬢様は大丈夫かな……」ピッピッ


お嬢様『――もしもし? 男さん、ですか?』


男「あぁうん。夜に電話かけてごめんね」


お嬢様『いえ、男さんでしたら、いつかけてきても構いませんよ?』


男「はは、そう言ってもらえると助かるよー」


お嬢様『……まぁ、もう少しで電話する必要もなくなるんですけど……』ボソッ


男「ん? 何か言った?」


お嬢様『いえ、なにも。ところで、何かあったのですか?』


男「あぁ、そうそう。ちょっとお嬢様にお願いがあってさ」


お嬢様『お願い? この私にできることでしたらなんでも、大丈夫です』


男「い、いやぁ、そんな大したことではないんだけど……。今度の出かけるって話なんだけどさ?」


お嬢様『はい、楽しみにしてます……けど?』


男「いやー、そんなとこ申し訳ないんだけど、ちょっと来週とか別の日にできないかなーって……」



お嬢様『なぜですか?』



男「ちょっと急な用事が――」


お嬢様『用事? なんのご用事ですか?』


男「あ、いや……。か、家庭の……」


お嬢様『男さん? ちゃんと言っていただかないとわかりませんよ? ……それとも、なにかやましいことでも?』


男「い、いやぁ……。えぇっと……」



お嬢様『…………ねぇ、男さん? 私のカメラを壊した男さん? では、その用事というものは、私よりも大事ということですね? それでよろしいですか?』



男「いえ、用事はたった今無くなりましたぁっ! おやすみなさいっ!」


お嬢様『ふふっ、おやすみなさい男さん。また明日学校で……』


プツッ



男「お嬢様も無理でした」




268: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/04/04(土) 10:02:46.83 ID:d5BX0NhQ0



男「…………ま、まぁ? あと、三人を別の日にできればいいわけだし?」


男「うん……、よゆーだろ……」


男「…………と、とりあえず! あと残ってるのは、先生と女さんと妹か……」


男「この時間じゃ、もう学校に先生居ないかな……? 女さんも連絡取れないし……」


男「二人は明日学校でお願いするとして……。まぁ、妹か」


男「とはいえ、そこは妹だ。兄である俺のお願いだったら二つ返事で――」





妹「――イヤです」


男「そ、そこを何とか……」


妹「イヤです」


男「だ、だから! 妹と約束する前に、他のやつとも約束してたのを忘れてたのは俺が悪いとは思うけど……」


男「ほらっ、別の日にしようぜ? そのほうがゆっくり――」


妹「何度言われたって、私の希望は変わりません。兄さんにはなにより妹を優先していただかないと……」


男「いや、妹だからそこらへん融通きかせてくれよ……」


妹「とにかく、私は絶対にイヤですから。約束していたのかもしれませんが、他の方のをお断りしてください」


男「……それができれば苦労は……」


男「ほ、ほら! なんか……ね!? ほかの日にした方がいいことあるよっ!」


妹「…………兄さん。ちなみに……、その約束した方というのは、どんな方なんですか?」


男「あぁー、えっと……。友っていう同じクラスのやつ……とか……だよ」


妹「……? まぁ、いいです。とにかく、兄さんは妹を最優先に動いてください」


男「えぇ〜……」


妹「ほら、兄さんもせっかくの日曜なんですから、そんな『男友達』とでかけるより、かわいい妹と――」


男「は?」


妹「…………かわいく、ないでしょうか……?」シュン


男「いや、妹はかわいいが……」


妹「…………っ」


妹「と、とにかくっ! 私は絶対にイヤです。それじゃおやすみなさ――……あ、もし……一緒に寝てくれるんでしたら、少し考えてもいいですが……?」チラッ


男「いや、じゃあいいや」




270: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/04/06(月) 16:00:52.19 ID:03d45IOX0


男「――うーん……ミスったかなぁ……」


男「いやしかし、妹の性格から考えると、一緒に寝たって――」


男「約束? いえ『考えてもいい』と言ったつもりですけど?」


男「――とか普通に言いそうだもんな」


男「しょうがない、先生に頼んでみるか。いや、ただ補習するってだけだろ? 別の日でも大丈夫大丈夫……――」



―――翌日:学校



先生「――そっか。まぁ、用事が入ったならしょうがないね……?」フゥ…


男「ほ、本当ですかっ? あ、ありがとうございます! いやー、さすが先生っ! 話がわか――」キラキラ





先生「じゃ、留年かな」





男「――る……。…………え、え? い、今なんと……」


先生「んー? いや、まぁ……しょうがないね?」


男「ちょ、ちょっと待ってっ!? あ、え、りゅ、留年ですかっ?? えっ、そ、そんな厳しかったでしたっけっ!??」


先生「大丈夫だよ、男君。来年も、先生がちゃんと見てあげるから」ニッコリ


男「いやいやいやいやいやっ!! い、いくらなんでもそれは……」


先生「大丈夫。先生、偉い人と仲良しだから」


男「何が大丈夫なのっ!?」


先生「――まぁ、とりあえずわかったよ。それじゃ、今度の補習は別の日――。あ、もうやらなくていいのか……どうせ……」


男「あ、あああああああのっ先生っ??」ワタワタ


先生「ん? どうしたのかな、男君?」


男「…………や、やっぱり、用事のほうは何とかいたしますので、補習をやっていただけないでしょうか……」


先生「あ、そう? も〜、男君はしょうがないなぁ。それじゃ、予定通りね?」


男「ありがとうございますっ!!」






男「もうだめかもしれない」





272: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/04/10(金) 14:21:45.75 ID:WB2N8/Gi0


男「……はぁ……」トボトボ


男「俺ってそんなにダメな子だったかなぁ……」


男「――いいやっ! しょげても仕方がない! がんばれ、俺。……次は女さんだな」


男「ポジティブシンキングだ。なぁに、一人でも別の日にできればこっちのもんだ……。さて、教室に居るかな?」ガララッ


女「――あ、男くんおはよう! 急に電話しちゃってごめんね?」ニコニコ


男「あぁおはよう。ははっ、少しびっくりしたよ」


女「でも、今度のデート楽しみだなぁ……。ね、男くんっ?」


男「あ、あぁー……。あのそのことなんだけどさ?」




女「…………うん、なぁに?」ニコッ




男「――ッ」ゾクッ


男(な、なんだか、笑顔が、怖い……)


男「……あ、あのさ、ちょいと急用が入っちゃってさ。その、出かけるっていうの、別の日でもいいかな?」


女「…………」ニコニコ


男「……あ、あの女さん??」


女「……ごめんね、聞こえなかったなぁ。もう一回言って?」ニコニコ


男「そ、そっか。えっと、今度の――」


ガタッ


女「…………」ニコニコ


男「お、女さん? きゅ、急に立ち上がって、どうした、の?」


女「ううん、なんでもないよ? ……それで、今度の……なぁに?」ニコニコ


男「こ、今度の……週末の話なんだけ……ど……」


女「うん……楽しみだよね? 楽しみすぎて、もう、どうにかなっちゃいそうなくらいに……ね?」ニコニコ


男「あ、あの別の――」




女「ねぇ、男くん?」ニコッ




男「俺も楽しみ……です……」




273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 14:49:08.69 ID:PJjjrkCyO

もうやべぇな……(小並感)




274: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/04/10(金) 14:57:22.95 ID:WB2N8/Gi0


―――夜 自宅


男「……ダメだったなぁー……」


男「まぁ……なんだ。そんなしょげることはない。俺はできるだけのことはやったよ、よくやった俺」


男「……結果は、何一つ変わらなかったわけなんだけど……」


男「――しかし、いくら嘆こうと過去に戻れるわけではない」


男「いま、俺ができることは、なってしまった現実に目を向け、それを正面から受け止めることだ」


男「…………」


男「よし……ッ!」




男「逃げ――」



ガタッ


男「おうッ!」ビクッ


男「…………」ドキドキ


男「…………やるしか、ないのか」


男「いつもなら楽しくてしょうがない金曜の夜が、こんな最悪な夜に変わるとは……」


男「……月曜日、無事に学校へ行けるんだろうか……」ハァ…







276: ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz 2015/04/14(火) 14:05:56.65 ID:eoBQUCnL0


男「さて……と」


男「明日……、まずは土曜日をどうにかしなければならない」


男「なぁに、心配するな……。俺ならできる、俺ならできるはずだ……」


男「一日は24時間もあるんだから……。一人に対して2時間半ぐらいは時間をかけられるはず……!」


男「………まぁ、深夜から動くわけにもいかないが……」


男「…………あ、でも後輩は映画だから時間が決まってるのか……」


男「先生も補習だから……」


男「……いや、ヤンキーさんにいたっては海じゃねぇか」


男「うーん……! みんなには、待ち合わせ時間については夜連絡するよー、っていっちゃったし……」


男「……………………」


男「に、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…………」


男「……落ち着け、冷静に考えるんだ……」


男「……まずは……――」



――――――

――――

――




277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 14:08:06.72 ID:hw2aH79iO

少数とはいえまだ日曜日もあるんだもんな…(遠い目)




男「ヤンデレってなんだ?」【後編】へつづく

・SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介でした
 【SS速報VIP】男「ヤンデレってなんだ?」
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【最終回】彡(゚)(゚)「小料理屋 志衛のスレッドなんやで」
男「おい、日本が従軍慰安婦を認めて謝罪して金も払うってさ」
シトロン「出来ました! ○○で女性トレーナーを調教するマシーンです!」
夜神月「これは全てAV女優の名前だ」



 

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