転載元:少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」


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幼女「キモヲタに誘拐された時の話をしよう」
勇者「終わりだな」魔王「まぁまて世界やるから」
ダンブルドア「ハリー、君は最近勃起をしているのかのう?」ハリー「えっ?」

867: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:14:45.61 ID:zznlVsl/o



第24話<時の歯車>



 じゅぷっ じゅぷっ じゅぷっ
  

勇者「あっ…あうっ♥ ああ♥」

勇者「イッて♥ イッていいよ」

傭兵「うっ…うっ…ああっ」

勇者「ボクの中でいっぱいビューしよっ! ほらっほらっ」


 じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ
  じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ


傭兵「うっ…ぅ…く、ああっ!」

勇者「はぁい3回目〜♥ やんっ、熱いのおまんこの中ででてるよぉ」

勇者「がんばったねぇソル」なでなで

勇者「あはは顔とろとろだねぇ可愛いっ」チュッチュッ

傭兵「たすけ…」

勇者「ほらみて…」トロリ

勇者「ここにキミのかわいいおちんちんがじゅぽじゅぽ入ってたんだよ…♥」




868: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:22:35.80 ID:zznlVsl/o


傭兵「……」

勇者「一緒に寝よっか? ねぇねぇ」

傭兵「ち、ちかづくな」

勇者「どうして? またエッチな気分になっちゃう?」

勇者「恥ずかしいのかな。ユッカお姉さんのこと好きになっちゃった?」

傭兵「だれかおねえさんだ…ちびの悪魔のくせに」

勇者「うーん」

勇者(サキュと一緒にいたからそう思われてもしかたないか…)

勇者「口の悪い子はまたおしおきしちゃうよー」

傭兵「わ、わかった…勝手にしろ」

傭兵「船がつくまでここでおとなしくしてる」

勇者「うんうん。じゃ、おやすみー」ぎゅっ

傭兵「…服着ないのか」

勇者「? 肌をすりすりし合うのきもちいいよ」

勇者「ほら、触ってみて」

傭兵「もういいって…」

勇者「でもおちんちんまたちょっとだけ固くなってる♥」

勇者「エッチだね♥」

傭兵「お前が言うな…」




869: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:27:44.61 ID:zznlVsl/o



<翌日>


僧侶「今日は私が見張りです!」

傭兵「…あのちびのねーちゃんは」

僧侶「ユッカ様は魔法の特訓中なので私と交代です」

傭兵「…あっそ」

傭兵「お前たちは、なんでそんなに強いんだ」

僧侶「?」

傭兵「昨日あのちびおんなにコテンパンにされた…くつじょくだ」

僧侶「ユッカ様がそんなことを…もしかして暴れました?」

傭兵「…。お前も強いのか?」

僧侶「そ、そうですね。子供には負けませんよ! おとなしくしててくださいね」

傭兵「わかってる。もう逃げようとしたりしない。どのみち船の上だしな…」

傭兵「おれ元の場所に帰れるのかな」

僧侶「きっと大丈夫ですよ」

傭兵「早く帰って殺さなきゃいけない相手がいるのに。遅れると報酬がうけとれない」

僧侶「……う゛」

僧侶(ソル様…辛い少年時代をお過ごになられましたね)グスン




870: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:32:40.32 ID:zznlVsl/o


傭兵「退屈だな。なぜか武器もってないし」

傭兵「一日中やることがない」

僧侶「じゃあ一緒にお勉強でもしましょうか」

僧侶「私の国ではソル様くらいの歳の子ですと、みんな学校でお勉強したりしますよ」

傭兵「学校…おれには関係ない」

僧侶「私がいろいろ教えてさしあげますよ。ソル様」

傭兵「その…様ってつけるのやめろ」

傭兵「どうしてそんな呼び方するんだ」

僧侶「うーん…ならソル…くん? ソル君って呼んでもいいですか?」

傭兵「勝手にしろ」

僧侶「はいソル君。こっちへいらっしゃい」

傭兵「…」

僧侶(すっごい警戒してますね…ユッカ様に一体何をされたのやら)

傭兵「あんたは、昨日のちびよりまともそうだな…」

僧侶「うふふ。ほら遠慮なさらずに、私の隣にいらっしゃい」ポンポン




871: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:38:32.05 ID:zznlVsl/o


僧侶(あぁ…小さいソル様……)

僧侶(お肌さらっさら…)

僧侶(目つきは怖いけど、かわいい…)

僧侶(ぎゅってしたいなぁ)

僧侶(怒っちゃうかな?)

僧侶「…そ、それじゃあこの本から読みますね」うずうず

傭兵「あぁ」


それから私はしばらく小さなソル様にお勉強を教えました。
ソル様は戦場での知識は豊富でしたが、一般的な常識に欠けていて
私は彼の荒んだ幼少期の生活を想像してとても心が痛みました。


僧侶(ソル様はいつくらいから笑うようになったのかな)

僧侶(笑顔がみたいなぁ…)ジー

傭兵「な、なんだよ…もう勉強おわりか」

傭兵「やっぱり役に立ちそうにないな」

僧侶「そんなことないですよ。立派な大人になるために必要なことです」

傭兵「オトナ…」ビクッ

僧侶「?」

傭兵「なんでもない…気にするな」




873: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:44:52.30 ID:zznlVsl/o


僧侶(それにしても、しっかりしてるなぁ)

僧侶(私は10歳そこらの頃なんて…一体何をしていたでしょう)

僧侶(ユッカ様と遊んだり…ユッカ様と遊んだり…ユッカ様と…遊んだり…)

僧侶(あれ…? ユッカ様の思い出しかない…)

僧侶(お勉強はほどほどに遊んでばっかりでしたね)

傭兵「ふぁ…」

僧侶「眠たくなっちゃいました?」

傭兵「あぁ…すこしな。昨日はよく眠れなかった」

傭兵「…」ゴロン

傭兵「…」


僧侶(か、かわいい寝顔…♥)

僧侶(キッとした目を閉じたらこんな顔なんですね…可愛い)

僧侶(ど、どうしよう…やだ私何考えてるんでしょう)


しかし私は思った以上に理性の保てない人間でした。
立ち上がって部屋の扉を開いて、廊下に顔をだします。
左右をキョロキョロと見渡し誰も来ないのを確認した後、
私は扉をしっかりと閉めて施錠しました。

僧侶「ふふふっ」




874: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:50:20.50 ID:zznlVsl/o


僧侶「ソル君。寝るならここどうぞ」ポンポン

傭兵「…え」


私は半ば無理やりソル様にひざまくらをしてあげました。
最初ソル様はすごく煩わしそうにしていましたが、あきらめたのかいまはおとなしくしています。

僧侶「…」なでなで

傭兵「あんたも…変だよ」

僧侶「普通ですよ」

傭兵「なんで見ず知らずのおれにこんなことする」

僧侶「えっと…それは」

僧侶「ソル君だから。かな」なでなで

傭兵「…」

ソル様は顔を赤らめて黙りこくってしまいました。
私はそっと耳かきをとりだし、準備をはじめます。

僧侶「動かないでくださいね。お耳掃除しましょうね」

傭兵「え…」

僧侶「フー。フー」

傭兵「!!」ビクッ

僧侶「うふふ…かわいい。きもちいいですから私に任せてくださいね」




875: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 22:55:16.81 ID:zznlVsl/o



 コリ…コリ…
   コリ  コリ

傭兵「…っ! な、なんだよ…これ」

傭兵「なにしてんだお前」

僧侶「何って。お耳掃除ですよ」

僧侶「こんなことされたことないですか?」

傭兵「あたりまえだろ…誰がするんだよ」

僧侶「えっと…お母様とか、お姉様とか」

傭兵「かぞくはいねぇよ」

僧侶「……。いまだけは私がソル君のお姉さんになってあげますね」

僧侶「安心してください。怖くないですよ」

僧侶「私のこと信じてくださいね」なでなで

傭兵「…」

 コリ…コリ

  カリ…カリ…カリ


傭兵「うっ…ひっ」

僧侶「きもちいいですねぇ。危ないから動いちゃだめですよー」

僧侶「あんまりお耳掃除してらっしゃらないということで、おっきいのが中にありますね」

僧侶「これを綺麗に取りましょうね」




876: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:01:38.07 ID:zznlVsl/o



僧侶「あっ…とれそう…」

 カリ…カリカリ


僧侶「えいっ…! とれました」

僧侶「すっきり…」

僧侶「見ますか?」

傭兵「…みたくない」

僧侶「どうですか?」

傭兵「耳がよく聞こえるようになった…気がする」

僧侶「でしょう? よかったですね。さ、反対側も♪」

傭兵「お、おう…」


それから私たちは耳かきを楽しみました。
ソル様はすっかり私を信頼してくれたようで、先ほどまでのような厳しい目つきで睨んでくることはなくなりました。


僧侶(あとはこれでもっと甘えてくれたらなぁ…)


そんな不埒なことを考えていると、私の体に異変が訪れました。

僧侶「あ、あれ…」

傭兵「どうした」

やっぱり例の呪いです。
胸が熱くてじんじんとして、張ったような感覚。
いままで何度か経験しています。
奇しくも私を時戻しの呪いから護ってくれた憎き淫魔の呪いは、いつも唐突にこうして私を貶めてくるのです。

僧侶(どうしよう…おっぱい出ちゃうかも)




877: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:07:14.93 ID:zznlVsl/o



僧侶(このまま服きてたら汚しちゃう…)


船の中で洗濯をすることは出来ましたが、一度に出せる量に限りはありました。
さらに干すのは甲板なので、女の子の下着の類はなかなか表で干すことができません。

僧侶(し、しかたないですよね…?)

ソル様の表情をうかがうと、やや不安げに私の瞳を覗いていました。
そんな顔を見ていると私の胸はさらに高鳴り、胸がドキドキと熱く熱くなって行きます。

僧侶(だめ…ほんとに出ちゃうっ)

僧侶「そ、ソル君…いまからすること、驚かないでくださいね」

傭兵「え…?」


そして私は勢い良くソル様の前で服を脱ぎはじめました。
ブラジャーもはずして、畳んで側に置きます。


傭兵「なっ、なにしてんだ…!」

僧侶「ごめんなさい…で、でもしかたないんです」

胸の先っちょからはすでに白い雫がつぅっと垂れていました。

傭兵「…!」

おっぱいをギュッと絞られてミルクをたくさん出すと、とても言葉では言い表せない快感が訪れます。

僧侶「ソル君…あんまり見られたらはずかしいです」

傭兵「わっ、見てないっ。おれはみてない」




878: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:13:26.07 ID:zznlVsl/o


僧侶「うう…これ、やっぱり変ですか」

傭兵「しらない」

傭兵「むねが大きい人にとっては普通なんじゃないか……」

僧侶「…」

傭兵「ほんとにしらないんだよっ」

僧侶「そうなんですか」


ふと、母親がいないという言葉を思い返しました。
おそらく身近に年上の女性もほとんどいないのでしょう。
ソル様は慌てた様子で顔を赤らめて俯いていました。


僧侶「じつは私…呪われてるんです」

傭兵「え…」

僧侶「おっぱいは妊娠して赤ちゃんを産まないと出ないんですよ」

傭兵「あんた赤んぼうがいるのか?」

僧侶「いません。いないのに出ちゃう体質になってしまったんです」

僧侶「これをですね…しずめるには」

僧侶「おっぱい…いっぱい絞らなきゃダメなんです」

傭兵「!」

傭兵「わかった部屋を出て行く…っておれは監視されてるんだったな」

傭兵「あんたに許可を貰えるならしばらく部屋を出て行くけど」


たとえ性知識に疎い少年でも、こういうことを目の当たりにするのがいけない事だというのが本能的にわかっているようでした。
私はソル様の小さな手を捕まえて、ぎゅっと胸元に抱き寄せました。




879: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:20:02.52 ID:zznlVsl/o



傭兵「うわっ」

僧侶「おっぱい、きらいですか?」

傭兵「な、なにしてっ!?」

僧侶「ほら、おっぱいですよ」

私はわざとソル様をだきしめて、顔に胸をおしつけました。
その度にミルクがわずかに噴いて、ソル様のかわいいお顔を白くよごしていきました。

僧侶「あったかいでしょう」

傭兵「やめろっ、へんだっ」

僧侶「ソル君。わたしをたすけてください」

僧侶「わたしたちはソル君のことをちゃんと元の場所に戻れるように助けてあげますから」

僧侶「私の言うことも1つ聞いてくれませんか?」

傭兵「なっ…!」

 ふにふに

我ながら卑怯な手だと思いました。
しかしどうしても主導権を握りたかったのです。

僧侶(可愛い…あともうひと押しでしょうか)

傭兵「たすけるって…おれにはなにもできない」

僧侶「できますよ。このおっぱいを…こうやって、優しくさわってください」

ソル様の手をひいて、胸をさわらせます。
細い指先が胸のお肉に沈んで、またぴゅっとミルクが噴き出ました。




880: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:25:21.42 ID:zznlVsl/o


傭兵「…くっ、そんなことでいいのか?」

僧侶「好きにしていいですよ」

僧侶「いっぱいミルクが出たらおさまりますので…」

ソル様は動揺しつつも、緩やかに手をうごかしはじめました。

僧侶「んっ…んっ」

傭兵「だ、大丈夫か…?」

僧侶「どうぞそのまま…続けてください」

僧侶「いっぱい揉んで…ミルク出してください♥」


呪いをうけてからというもの、私の胸の感度は大きく上昇して、
乳首以外を触られるだけでもかなりの快感を得るようになっていました。
乳首にいたっては、アソコと同じくらいに全身にピリピリとした快感が走ります。

僧侶(そんなところをもしもこの可愛いソル様にちゅうちゅうされたら…♥)

想像だけで背筋を快感が駆け上がり、脳がしびれて、
私の理性がぼろぼろに崩壊していきました。


 ふにふに ふにふに
  ぴゅっぴゅ  ぴゅっぴゅ♥

僧侶「うっ…♥ あんっ」




882: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:30:35.90 ID:zznlVsl/o


僧侶「はい、もみもみはおしまいですよ」

傭兵「もういいのか。よかった」

傭兵「しずまったか」

僧侶「い、いいえ…つぎはですね…えへへ」

僧侶「ちゅうちゅうしましょうね」

傭兵「…は?」

僧侶「だからぁ、こうやって」

ソル様の頭を抱き寄せて、再び胸に押し付けます。
そして、乳頭の先っちょをかわいらしい口元に当てました。

僧侶「なめたり、吸ったりして、いっぱいミルクを出させてください」

僧侶「いいですか?」

傭兵「ひぃっ」

僧侶「ほらぁくわえて」

傭兵「ま、まて。のんで大丈夫なのか?」

僧侶「大丈夫ですよ。あかちゃんだって飲めるんですから」

傭兵「そ、それもそうか…」

僧侶「それにミルク飲んだら強くたくましくなりますよ。うふふ」なでなで


ソル様はしばらく悩んだ後、決心したようにかぷりと私の乳首に吸い付きました。
そして顔を赤らめながらちゅうちゅうとぎこちなく吸い始めます。

僧侶「ふぁっ…♥ ああっ♥ これぇっ♥」




883: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:36:35.45 ID:zznlVsl/o


僧侶「ソル君もっとちゅうちゅうしてくださいっ」

僧侶「ぺろぺろもしていいですよっ♥」

傭兵「…! ん…う」

 ちゅぅぅぅううう

僧侶「〜〜っ♥」


目の前の子が私におっぱいを一生懸命飲んでいます。
ちいさなソル様がおっぱいをちゅうちゅう恥ずかしい音を立てながら飲んでいます。

私は快感と興奮で頭がどうにかなりそうでした。
乳首から激しく母乳が噴き出るたびにまるで絶頂した時のような快楽が脳を叩きつけました。

僧侶「はっ…はぁっ♥ くぅ…〜〜〜っ♥」

傭兵「だ、大丈夫か…すごい声でてるけど」

僧侶「い、いいですから続けてください。まだ反対のおっぱいも残ってるんですからね!」

傭兵「あ、あぁ…」

僧侶「味は…どうでしょうか」

傭兵「甘い…ような…わからない」

僧侶「ずばり、おいしいですか?」


ソル様は返事をしてくれず、また乳首にちゅっと吸いつきました。
その不満気な表情ですら私にとっては愛らしく想え、はしたない母乳は勢いをとどめることなくソル様のお口のなかに流れ続けました。




884: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:41:57.86 ID:zznlVsl/o



  ・  ・  ・


片側のおっぱいの勢いが治まってきた頃、ソル様がむずむずをせわしなく身体を揺すっている事に気が付きました。


僧侶「どうしました?」

傭兵「…う」

ソル様はいま身体に合う服がなく、ユッカ様に私服を借りています。
ユッカ様の服は全体的にややボーイッシュでありながらも、やはり女物であることにはかわりありません。
男の子の身体のラインははっきりと出てしまいます。

私はソル様の下半身の股間にあたる部分がわずかにせりあがっているのを見つけました。

僧侶(もしかして…)

まだおっぱいを吸っているソル様の顔をのぞきこむと、気恥ずかしそうに視線を反らされました。


僧侶「うふふ…そうですか」

僧侶「ソル君ったら、そうですかそうですか♪」


無性に嬉しさがこみあげてきました。
幼いソル様は、私のおっぱいを吸いながら性的に興奮して、はっきりとおちんちんを大きくさせていたのです。




885: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:48:42.79 ID:zznlVsl/o



僧侶「下、脱ぎましょうね」

傭兵「……」

僧侶「ダメですよ言うこと聞いてくださいね」

僧侶「そのままユッカ様の服を汚したら、怒られちゃいますよ」

傭兵「!」

傭兵「い、いやだ…あいつはいやだ」


そういってソル様はいそいそと下着をずりおろしました。
ちいさなおちんちんがピンと立って天井に向かっています。


僧侶「うふふ…こんなに勃起しちゃったんですね」

傭兵「…」

僧侶「もしかして、昨晩ユッカ様になにかされちゃいました? くすくす」

傭兵「く…うう」

ソル様は羞恥に顔を歪めて、きゅっと目を閉じました。
その反応だけで昨夜起きたであろう事を容易に想像できます。

僧侶(ユッカ様ったら、手がはやいですね…)

僧侶(でもしかたないですよねこ。んな可愛いソル様が目の前にいて理性を保てなんて、聖職者の私にもできません)

僧侶(あぁソル様…かわいい…かわいいですよ♥)

僧侶(よしっ)

僧侶「…いらっしゃい」ポンポン

僧侶「私の膝の上に寝てください」




886: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/07(火) 23:56:59.08 ID:zznlVsl/o



そしてソル様におっぱいを与えたまま、私はソル様の子供おちんちんを優しく握りました。
いつもにくらべて大きさも硬さも不十分で、激しくこすれば壊れてしまいそうなほどかわいらしいおちんちんでした。

僧侶「あっ…でも子どもでもこんな風になるなんて。すごいですね」

傭兵「見ないでくれ…」

僧侶「ダメですよ。さぁいきますね」

 しゅっ しゅっ
  しゅっ  しゅっ…

傭兵「ひっ…ぐ」

完全には剥けていない皮の上からソル様のおちんちんをこすりました。
やわらかい皮がぐにっぐにっと動いて、時々見えるおちんちんのさきっちょのピンクの部分がエッチでした。


僧侶「ふたりできもちよくなりましょうね〜」

傭兵「あっ…く…う」

ソル様は快楽に酔いしれながら、一生懸命おっぱいを飲み続けます。

僧侶(赤ちゃんみたい…♥)

僧侶(あぁこのまま時間が止まればいいのに…♥)

 しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ

  ちゅぅぅぅううう

傭兵「〜〜〜っ!!」

僧侶「ソル様っ♥ ソル様ぁ♥ かわいいっかわいいですよっ♥♥」

僧侶「んぅっ…んんぅ〜〜〜♥」



私は心も身体も満たされて、しばしの船旅を楽しみました。



第24話<時の歯車>つづく




891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/08(水) 00:44:57.51 ID:+an+416ko

ついにヒーラちゃんが聖職者にあるまじき行為を……何度目だっけ




892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/08(水) 04:36:08.15 ID:haYwJLPeO

性色者だからな、仕方ないな……




897: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:21:09.78 ID:SgCYLPzbo

第24話<時の歯車>つづき




【船室・一人部屋】


魔女「…」ジー

傭兵「…」

魔女「…」ジー

傭兵(こいつなんなんだ。気味が悪い)

魔女「気にしなくていい。私は今日の見張り当番」

魔女「ユッカとヒーラは勉強中」

傭兵「あっそ…どうでもいい」

傭兵(なにもしてこないからまだマシか…)

傭兵「…。なぁ、そのクラゲお前のか」

魔女「…そう。飼ってる」

傭兵「だいぶ弱ってないか」

魔女「? これ弱っている?」

傭兵「おれずっとこの部屋にいるけど、そいつにエサをやってるところみたことない」

魔女「餌いるの?」

傭兵「あ、あたりまえだろ! 生き物なんだから」

魔女「そう…知らなかった。ジェリーは何をたべるの…」

傭兵「えっと…しらない」




898: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:27:29.55 ID:SgCYLPzbo


傭兵「藻でももらってきたらいいんじゃないか?」

魔女「こっちに来ない方がいい」

傭兵「なんでおれがちかづくと逃げるんだ」

魔女「……。こういうこと」ズズッ

傭兵「うっ…う…なんだ…コレ」

傭兵「おれの…力が…抜け…」

魔女「だから離れた方がいい」スススッ

傭兵「これ、お前の能力か? …不便だな」

魔女「別に。人と接しなければ問題ない」

傭兵「そうか……おれといっしょだな」

魔女「?」

傭兵「おれも…誰かと一緒にいるのは苦手だ」

魔女「どうして」

傭兵「おれも、人をキズつけてばっかりだから」

魔女「あなたの魔力。おいしい」

傭兵「は?」

魔女「すごくおいしい。ユッカに少し似てる気がする」

魔女「暖かくてまろやかで、すっと身体に溶けてくる」

傭兵「何を言ってるのかよくわからない」




899: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:35:45.92 ID:SgCYLPzbo


魔女「こんなにおいしい魔力があるのに…どうして未来のあなたは…」

魔女「ううん。なんでもない忘れて」

傭兵「…?」

魔女「それより。暇」

傭兵「…」ギク

魔女「どうしたの」

傭兵「ここ二日間、ひまだなんだって…あいつらにいやな目にあわされたからな…」

魔女「ユッカとヒーラがなにかしたの」

傭兵「…」

魔女「おしえて。私もあなたにいまのうちにいやがらせしたい」

傭兵「悪魔め…」

傭兵「何する気だ…」

魔女「なにもない狭い部屋で若い男女がすることなんて1つしかない」

傭兵「や、やめろ…」

魔女「大丈夫。あなたに直接ふれることはない」

魔女「私の暇つぶしにつきあってもらうだけ」




900: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:41:06.60 ID:SgCYLPzbo


傭兵「ひまつぶし…」

魔女「ここの椅子にすわって。私は向かい合わせにベッドにすわるから」

傭兵「…ほんとにおれにさわったりしないよな」

魔女「しない。あなたの魔力はおいしいけど、食べたいけど、お腹はすくけど我慢する」

傭兵(こいつほんとに大丈夫か…?)

傭兵(もしかしたらいままでの2人よりやばい奴かもしれない)

魔女「下を脱いで」

魔女「私は先に脱ぐから」スルスル

傭兵「!!」

傭兵「な、なんでそうなるっ! うわっ脱ぐな!!」

魔女「だって。暇だからオナニーでもしてたほうが有意義。そう思わない」

傭兵「おな…に…?」

魔女「子供」

魔女「あなたも早く脱いで」

魔女「特別に。お姉さんがおしえてあげる」

傭兵「なにがお姉さんだ。ガキだろ」

魔女「あなたよりずっと長く生きてる」




901: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:47:24.46 ID:SgCYLPzbo


傭兵「クラゲが腹すかせてるぞ…」

魔女「ジェリーは大丈夫。さっきパンくずと海藻を与えた」

傭兵「食うのか?」

魔女「わからない…あとで船乗りの人にきいてみる。さぁ」

傭兵「さぁじゃねぇよ…こ、こらひっぱるな!」

魔女「脱いで」

魔女「お姉さんと一緒にオナニーしよ」

傭兵「だからおなにってなんだよ…」

魔女「性器を、自分でこすってきもちよくなる」

傭兵「…え?」

魔女「早くペニスみせて」ずるっ

傭兵「ああああっ!! 栗毛のちびでも金髪でもいいから助けてくれ!」

魔女「2人はいま勉強中、もしかしたらレベル上げもしてるかもしれない」

魔女「ペニス出た。ちいさい」

傭兵「うるさいっ、くそっ…ゆるさないからな」

魔女「…2号」

傭兵「…は? なんだって?」

魔女「なんでもない」クス

傭兵(こいつ一番むかつく…)




902: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:51:32.10 ID:SgCYLPzbo


魔女「まず、勃起するところから」

魔女「勃起したことある?」

傭兵「……」

魔女「勃起っていうのは、いやらしいことを考えてペニスを大きくすること」

魔女「できる?」

傭兵「し、しねーよ」

魔女「じゃあ…私の事よく見てて」

魔女「こうやって、股を広げて…見える?」

傭兵「な、なにみせてんだよそんな汚いとこ!」

魔女「……」くにゅり

傭兵「ひっ…」

魔女「なにが見える。言ってみて」

傭兵「い、いや…見てないっ、見てないぞ」

魔女「見ないとおしおき。いろいろ考えてる」

傭兵(こいつらほんとなんなんだよぉ!!!)

傭兵「ぴ、ピンク色…の…な、なんかきもちわるいのが…ある」

魔女「は?」

傭兵「う…。き、綺麗なのが…見える。なんか…うごいてる」

魔女「ここが女性器。あなたの男性器とはちがうでしょ」




903: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 22:57:55.71 ID:SgCYLPzbo


魔女「ここの穴に…ペニスを入れる。ペニスっていうのはあなたのその2号…じゃなくて小さいおちんちん」

魔女「2つを結合させて、なかで射精をしたら赤ちゃんができる」

傭兵(聞きたくない聞きたくない…こいつ頭おかしい)

魔女「知ってた?」

魔女「知らなかったでしょ。人生の先輩として、もっと詳しくおしえてあげる」

傭兵「いい。ことわる」

魔女「どうして。あなたくらいの男子は、性のことに興味津々なはず。その反応はおかしい」

傭兵「おととい…お前の仲間の栗毛に無理やりおしえられた」

魔女「!!」

魔女「また…ユッカに先を越された…の…?」

魔女「そんな……」

魔女「じゃああなたは…すでに経験済み…?」

傭兵「……」

魔女「私の目を見て答えて。あなたは性行為を経験済み?」

傭兵「……あぁ」

魔女「…!」ガーン

魔女「…ユッカみたいな淫乱にはじめてを奪われるなんて可哀想」

魔女「深く同情する」

傭兵(目の前で股ひろげてる女がいうことかよ…)




904: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:03:44.86 ID:SgCYLPzbo


魔女「はじめてのセックスはどうだった」

魔女「私は痛かった」

傭兵「…」

魔女「とても痛かった気がする。無理やり広げられて、血が出た」

傭兵「…」

魔女「でもあなたは出来る限り優しく抱いてくれた」

魔女「2回目はきもちよかった」

傭兵(頭がいかれてるんだろうか。こんな大人にはなりたくないな…)

魔女「ペニスここに入れるんだよ」くにゅくにゅ

魔女「ん……ん…ぅ」すりすり

魔女「はぁ…んっ、う…はぁ♥」すりすり

魔女「見える?」

魔女「私の膣。どう。好き?」

傭兵「見たくない」

魔女「でも勃起してる。あなたはいまエッチな気分になってる」

魔女「そうでしょ?」

傭兵「いちいちうるさいな…あ、あたりまえだろ…女のそんなとこまじまじと見たこと無いし…」

傭兵「…くそ」

魔女「それを自分の手つかんでこすってみて。一緒にきもちよくなろ」




905: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:11:25.04 ID:SgCYLPzbo


魔女「手でゴシゴシしたらいい」

傭兵「えっと…」

傭兵「あぁそうか。昨日金髪のねーちゃんにされたみたいにか」

魔女「…!」

傭兵「あ」

魔女「ひ、ヒーラとも…したの…?」ガクガク

傭兵「あ、いや…なんでかしらないけど、いつのまにかそういう流れになって…」

傭兵「されてた」

魔女「……ふたりとも、間の抜けた顔しておそろしい手の早さ」

魔女「ひさしぶりにむかむか来た。今日一日であなたを私色に染め上げる」

傭兵(助けて…)

魔女「ちょっとだけ魔力を吸うことになるけど、我慢して」

魔女「ペニス。触らせて」

傭兵「うわあああっ…」

魔女「逃げちゃだめ。術式:マジックロープ」

▼魔女は魔法の縄で傭兵を椅子に縛り付けた。


傭兵「やめろおお!! いやあああっ」




906: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:17:40.55 ID:SgCYLPzbo


傭兵「あぐ…吸われてる…吸われてるって」

魔女「…あなたの魔力、ユッカっぽい味だとおもったけど」

魔女「ほんとうにユッカの魔力が混じってる」

傭兵「そ、そういえば…もらった…から少しだけ」

魔女「少しって量じゃない。あなたの中にたくさんユッカの魔力がある」

魔女「放出されずにうまく馴染んでる。不思議」

傭兵「あのときは、水ぶっかけるみたいにおれの魔力の暴走をとめてくれたんだ」

魔女「…つまり。ユッカと濃厚なキスをしたということ」

傭兵「……たしかにそんなことされたような」

魔女「そしてセックスも」ムカムカ

魔女「これで昨日のユッカが疲れ気味に見えた理由がはっきりした」

魔女「あなたに魔力を貸したからだったのね」

魔女「だけどある意味お手柄。これだけ魔力を持っていたら、遠慮しなくていい」

魔女「簡単に吸い尽くすことはできないもの」

魔女「…でしょ」クスリ

傭兵(あの栗毛チビ! やっぱ余計なことしたんだな!)ジタバタ

魔女「おちんちんさわらせて」




907: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:22:23.72 ID:SgCYLPzbo


魔女「まず。剥く」

くにゅり

傭兵「やめろ…やめて」

魔女「皮…変なの」

傭兵「そんなまじまじみるな! 変態女!」

魔女「あなたに言われたくない」

魔女「あなたにはいままでひどい目にあわされたから、その仕返し」

傭兵「お前らみんなしておれに身に覚えがないことばっかりいいやがって!」

傭兵「しょたいめんだろ!」

魔女「…」くにくに きゅっ

ぬるんっ

傭兵「ひぃあ…」

魔女「剥けた」

魔女「赤い。あんまりエッチな形してない」

魔女「でもおいしそう」

魔女「あ、白いの付いてる。これなに」コリコリ

魔女「剥がれた」

傭兵「さ、さわんなぁあ!!」




908: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:26:33.52 ID:SgCYLPzbo



魔女「この白いの。もしかして…あれの塊かもしれない」

魔女「はむ…ちゅむ」

傭兵「うあ…おまえっ…」

魔女「ちゅっ。ちゅう…ちろ」

傭兵「ふざけんなふざけんな」バタバタ

魔女「マジックロープはあなたの力では切れない。諦めて」

魔女「それよりこれ、やっぱりあなたのお汁の塊」

魔女「ちゃんとお風呂で中まで洗ってない証拠」

魔女(でもユッカのも混じってるかもしれない…)

魔女(まぁいっか…)

魔女「はむ…あむ…れろ」

傭兵「そんなの汚いぞ…やめろって」

魔女「私もいつもそういってるんだけど、あなたはやめてくれないから」

魔女「けど少しだけ気持ちがわかった。これをなめとるのは、とっても快感」

魔女「勝った気分になる」レロレロ

傭兵「うぉぉあああ…いやだあああ」




909: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:30:09.35 ID:SgCYLPzbo


魔女「もう射精しそう? かなりひくひくしてる」

魔女「こんな小さいペニスから、射精できるのか実験」

魔女「擦ってあげるし、舐めてあげる」

魔女「射精してみて」

 しゅこしゅこしゅこしゅこ

  ちゅぱちゅぱ…ちゅる…ちゅるちゅぷ


傭兵「ううっ…くっ、あっ…」

傭兵「なんで…こんなこと…3日も連続で…っ」

魔女「出ろ出ろ」

  しゅこしゅこしゅこしゅこ

魔女「この小さい睾丸で作った精液をいっぱい出して。私に見せて」

  しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこ


傭兵「ああっ、ああっ…くる…なんかくるっ!!」

傭兵「あああっ!!!」

  ぴゅくっ…ぴゅー

魔女「…♥ 出た♥」




910: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:36:33.56 ID:SgCYLPzbo


魔女「すごい…ぴゅって噴いた。くんくん…いい匂い」

魔女「あなたのお子様精液…出たよ」

傭兵「…」

魔女「…魔力を感じる」

魔女「…! これを中に貰えば、あなたと赤ちゃんつくれる!?!」

魔女「…けど」

傭兵「…」ビクッ

魔女「私はユッカとは違う理性ある大人だから、そんな非常識なことはしない」

魔女「それにいま身体を重ねたら、さすがに魔力を吸い尽くしてしまうかもしれない」

魔女「だから、手でしこしこするだけで許してあげる」

傭兵「許すってなんだよ! おれがなにしたんだ!」

魔女「日頃のうらみ…私のはずかしいところを舐めたり、おしっこを飲んだり、おまんこの汚れを食べたり。いろいろ」

傭兵「そいつに仕返ししろよ!! なんでおれ!?」

魔女「ふ…ふふ」

傭兵「なにがおかしい…」

魔女「あなたがそんな姿になって無様を晒しているところを見るのは」

魔女「すごく…優越感♥」

傭兵(もうやだこいつ…)

魔女「じゃあもう一度。2号ペニス勃てるところから」

 しゅこしゅこしゅこしゅこ


傭兵「うああああったすけろーー!!」




911: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:41:28.25 ID:SgCYLPzbo



<晩>

【船内・食堂】


傭兵「ひどいめにあった」もぐもぐ

勇者「…ほんとに大変だよねぇ」

傭兵「元はといえばお前のせいだぞ」

勇者「え!? ぼ、ボク…?」

傭兵「チビ」

勇者「うう…なんかしたっけ」

僧侶「はぁ、それにしても困りましたね」

傭兵「はやく街についてほしい。もうお前たち悪魔と一緒の船旅なんてうんざりだ」

勇者「明日明後日にはつくよ〜。それまで我慢して」

魔女「ちょっと残念…まだしたいことはたくさんあったのに時間切れ」

傭兵「…!」ビクッ

勇者「どうしたの」

傭兵「おれお前の隣にすわっていい?」

勇者「え? いいよーえへへ」なでなで

僧侶「あーユッカ様ぁいいなぁ」




912: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:46:39.79 ID:SgCYLPzbo



傭兵「本当におれ元の場所にもどれるんだろうな」

勇者「方法は探してみるよ」

勇者(といっても時魔術の呪いを戻せる人なんているのかなぁ)

勇者(そういえば、ソルがマナのおじいさんにもらった住所が次の街だったような…)

勇者(その人にボクの呪いと一緒に解いてもらえるといいんだけど…)

僧侶「確か、ピニオンって街ですよね」

勇者「そう言ってたね」

勇者「はぁー不安だなぁ。いっつもソルが先導してくれてたからボク手続きできるかなぁ」

僧侶「がんばりましょう。私もお手伝いします」

傭兵「なぁお前ら。ほんとうにおれと初対面なのか?」

勇者「そ、そうに決まってるじゃん! あはは…」

傭兵「…やっぱりおれ、街についたら一人で行動する」

勇者「えっ! だめだよぉ」

傭兵「お前らに迷惑かけられないし、たよりにもしてない」

傭兵「どこであろうと、おれはひとりでいきていく」

傭兵「おれにはできる」

勇者「強いなぁ…しっかりものさんだね…」




913: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:51:14.23 ID:SgCYLPzbo



勇者「でもダメだよ」ぎゅっ

勇者「ボクたちを信じて。キミのこと悪いようにはしないから」

傭兵「悪魔なのに、か?」

勇者「信じられない? ボクの魔力、嘘ついてる?」

傭兵「……」

傭兵「いや」

傭兵「…じゃあ、あと数日だけ一緒にいる」

傭兵「それでなにも元の場所に戻るための手がかりが見つからなかったら、あとは勝手にする」

勇者「わかった。がんばってソルを戻してあげるよ」なでなで

傭兵「お前…不思議なやつだな」

傭兵「なんだか…暖かい」

勇者「ボクは太陽の勇者だからね。えへへ」

傭兵「悪魔なのか勇者なのかどっちだよ」

勇者「ふくざつな事情があるの!」

傭兵(おれは…なんなんだろう)

傭兵(こいつといると…どうして心と体が休まるんだ)

傭兵(母さんが生きていたら…こんな感じだったのかな)




914: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/08(水) 23:54:37.52 ID:SgCYLPzbo




<2日後>


【歯車の街ピニオン・港】



船員「足元気をつけろよ」

勇者「ありがとうございました」

船員「おう、積み荷は先におろしてるからな下で受け取ってくれよな」

勇者「はぁい」


勇者「スレイプニルー」ぎゅっ

馬「ヒヒン…」

勇者「えへへあんまり会いに行けなくてごめんね。船旅酔わなかった?」

勇者「いい子にしててえらいね」なでなで

僧侶「はぁ…ひさしぶりの陸地はほっとしますね」

傭兵「ここが街か…広そうだな」

魔女「いつもどおり、先に情報収集する」

勇者「よし、いこう!」




915: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 00:00:50.24 ID:RQZHdH8Ao


魔女「ばいばいジェリー」

勇者「クラーゲン逃すの?」

魔女「…」コク

魔女「…リリース」じゃぽん

勇者「あーボクがやりたかったなぁ」

傭兵「だいぶ弱ってたからな。こいつも元の場所にもどったほうがいいだろ」

魔女「…ばいばいジェリー」

勇者「ばいばーい」

魔女「見て、ふよふよしてる。消えちゃった……」

勇者「ねぇねぇどうしてクラゲを飼おうと思ったの?」

魔女「別に。魚をつっていたら魚を飼っていた。それだけ」

勇者「マナってどこかクラゲに似てるよね!」

魔女「…は」

勇者「つかみどころがないっていうかさ、ふよふよしてるでしょ」

魔女「そ、そう…あなたはそう思ってるのね」

勇者「クラーゲンどんな味だったんだろうね…はぁ、ちょっともったいないや」

魔女「私はあなたのほうが理解不能」

傭兵「こいつらよくパーティ組めるな」

僧侶(ソル様…はやくもどってください…)




916: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 00:05:14.69 ID:RQZHdH8Ao



【酒場】


店主「ようこそ旅のご一行。何を頼む」

勇者「じゃあランチセット4人分で!」

店主「あいよ」

傭兵「おれ金もちあわせてない」

勇者「いいよぉそんなの。ソルだけ食べないってわけにはいかないでしょ」

勇者「あ、それでおじさん! この街で知りたいことがあるんですけど」

店主「ほう、なんだい」

勇者「街の特産物ってなんですか? おいしいものある?」

僧侶「違いますよユッカ様。住所住所」

勇者「あっ、うん。そっちも聞こうとしてたよ!」ゴソゴソ

勇者「この紙にかいてある住所なんですけど、わかりますか?」

店主「まず最初の質問に答えるとするか。ここは歯車の街ピニオン」

店主「おいしいものはともかく、歯車式の機械工芸品が特産物だな」

店主「ほらこの腕時計とかよ」キラン

勇者「わぁすごい!」

僧侶「精巧ですね…」

傭兵「…いいな」




917: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 00:12:32.52 ID:RQZHdH8Ao


店主「街には職人がわんさかいるぜ」

店主「いろんな国から商人が買い付けにやってくるんだ」

店主「お嬢ちゃん達は違うのか?」

勇者「ボクたちは旅の武芸者だよ」

店主「そうか。欲しいものや作ってもらいたいものがあったら是非この街で金を落としていってくれ」

店主「で、この住所なんだけどよ」

店主「窓の外を見てみな」

店主「ここから見えるくらいでっかい時計塔があるだろ?」

勇者「わぁ…なんだかお城みたいだね」

店主「ありゃ街のシンボルタワーなんだが、この住所はずばりあそこさ」

店主「で、なんの目的だ? 城みたいな見た目だが王様なんて住んでいないぞ」

勇者「えっと…呪いを解ける人をさがしてるんだけど」

店主「呪いか。うーん、神官はいないが、あそこにはこの街では有名なお方が住んでいらっしゃる」

勇者「へぇ。どんな人?」

店主「時魔術士のクロノ様っていえばこの大陸で五本の指に入るエリート魔術師さ。まぁちとわけありな方だがね」

僧侶「く、クロノ!?」

勇者「…え」

勇者(どうして…あいつの名前が…?)

魔女「……」




第24話<時の歯車>つづく




924: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:22:41.87 ID:RQZHdH8Ao

第24話<時の歯車>つづき



勇者「クロノ…」

勇者「ボクたち、その船の上で悪い魔術師に呪いをかけられちゃったんだ」

店主「おう? なにいってるんだ。クロノ様がそんなことするはずがねぇ」

店主「それにあのお方は今度の祭事に備えてずっと時計塔で瞑想中だと聞く」

店主「船になんて乗っちゃいねぇぞ」

僧侶「どういうことでしょう…」

勇者「祭事? お祭りがあるの?」

店主「あぁ。霊魂祭というこの国で1年に一度の大イベントさ」

僧侶「霊魂? あっ、もしかして魂流しの儀!」

勇者「知ってるの?」

僧侶「はい有名ですよ。昇天できずにこの世に留まる魂を連れてきて、大魔術師様に一斉に流してもらう大きなお祭りです」

僧侶「世界中からたくさんの方が身内の魂を連れて集まると聞いています」

魔女「……」

店主「そうだ。その祭事を取り仕切るのが我らが大魔術師クロノ様だ」

店主「まぁ、先代から引き継いでまだ数年しか経たないお若い方だがな」

勇者「へぇ。すごいや」




925: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:27:31.01 ID:RQZHdH8Ao


店主「祭りは今週末まで迫っているぜ。あんたら宿はとったかい、もうどこも予約でいっぱいだぜ」

勇者「…え゛」

僧侶(もしかしてまた宿無しのパターンですか…)

魔女「野宿嫌」



  ・   ・   ・



【街中】


勇者「ううーん。まずはそのクロノっていう人のところを訪ねてみる?」

僧侶「でも、あの闇の呪術師が待ち構えていたら…」

勇者「そうだね…今度こそやられちゃうよね」

僧侶「魔覚では探れませんか?」

勇者「ここも広い街だし…それに前みたいに魔隠しのローブを着ていたらわからないよ」

勇者「だけど、あの時計塔のほうからは大きな魔力を感じる」

勇者「危険な感じはしないよ」

魔女「行くしか無い。私のおじいちゃんが危険な人を紹介するとも思えない」

魔女「きっとなにかの間違い」

傭兵「いこうぜ。おれが帰るにはどうせそのクロノって奴にあわなきゃいけないんだろ」

勇者「そうだね…」




926: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:35:18.21 ID:RQZHdH8Ao


勇者「ここも商売が盛んだね」

僧侶「お祭りの飾り付けでしょうか。賑やかですね」

勇者「魂流しっていうくらいだから、ボクもっと暗いお祭りかとおもったけど、みんな楽しそうな顔してるね」

僧侶「昔は粛々と執り行われていたそうですが、他所の国から参加する方が増えてから今のような形となったそうですよ」

僧侶「ってパンフレットに書いてます!」

勇者「なんだかうきうきしてきちゃうなぁ」

傭兵「…なにがうきうきだ」

勇者「ソルはぐれないようにね」きゅっ

傭兵「さわるな」

勇者「ツンツンしちゃってさ。お姉さんの手つながなきゃだめ」

傭兵「子供あつかいしやがって」

勇者「そうだねーもうオトナだもんねー」

傭兵「…帰る時がきたらお前だけでも消しておくか」

魔女「お腹すいた」

勇者「なにか買い食いしよっか」

勇者「ソルは何がたべたい? なんでも買ってあげよう」




927: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:40:39.12 ID:RQZHdH8Ao



傭兵「だいたいさっき昼食っただろ」

勇者「デザートは別腹なの!」

魔女「…」コクコク

傭兵「…じゃあこの、パンでいい」

勇者「マフィンケーキだね! うん、コレにしよ!」


勇者「はいあーん。甘いよ」

傭兵「い、いいって…自分で食べる」

勇者「あーん♪

僧侶「ユッカ様、すっごく甘やかしてますね」

魔女「弟が出来た気分って言ってた」

勇者「そうそう♪ ソルが小さいのなんていまのうちだからねー」なでなで

傭兵「…むかつく。さっさとお前らの元から去りたい」




【大時計塔】


勇者「ここかぁ…すっごい高いね」

魔女「……ぞわぞわする」

門兵「申し訳ありませんが、現在クロノ様との面会はご遠慮ください」

門兵「大事な瞑想の期間ですので」

勇者「えっ、入れないの!?」




928: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:49:38.05 ID:RQZHdH8Ao


門兵「この時期はクロノ様の身を狙う不届きな輩も出ますので」

門兵「我々で厳重に警備を行っております」

門兵「クロノ様ご本人との約束を取り付けた方しか入塔はできません」

勇者「そんなぁ…ボクたち急ぎの用があるのに」

僧侶「予約とかって出来ないんですか?」

門兵「祭事の後もしばらく面会のご予定が詰まっていますので、そうですね来月には」

勇者「…えー」

傭兵「そんなに待てるか。とおしてもらう」

門兵「む」

ガチャ キィ…

???「何かあったのですか」

門兵「! く、クロノ様!」

勇者「!」

???「…お待ちしていましたよ。はるばるようこそお越しくださいました」

僧侶「え…?」

勇者「あなたが…クロノ…?」

???「はい。私がこの街で代々魔術師として祭事を執り行うクロノ家の者です」

勇者「全然…違う……」

???「話は中で。どうぞお入りください」




929: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 22:58:18.05 ID:RQZHdH8Ao



勇者「急に訪ねてきてごめんなさい」

勇者「瞑想の最中だったんでしょ?」

時の魔術師「…」

僧侶「あのっどうして私達のことを迎え入れてくれたんですか」

時の魔術師「あなたたちがここへ来た訳はわかります」

時の魔術師「勇者の末裔。あなたには是非一度会いたいと思っていました」

勇者「えっ! ボクのことしってるの!?」

時の魔術師「はい。その太陽をかたどった兜、中心で真っ赤に燃える魔宝石」

時の魔術師「そして強い意思を秘めた魔力。あなたがたが勇者の末裔であることは私にはわかります」

勇者「あなたは何者…」

勇者「ぼ、ボクたちに呪いをかけたのはあなたなの?! そいつもクロノって名乗ってたんだ!」

時の魔術師「…私は、古の勇者の仲間である賢者の末裔」

時の魔術師「時を操る魔術師です」




930: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 23:05:22.76 ID:RQZHdH8Ao



魔女「時魔術…この世に適正者はほとんどいない」

魔女「私ですら、扱うことは難しい…」

魔女「でも賢者の一族なら納得」

勇者「どうしてソルに呪いをかけたの! 悪い人じゃないなら早く解いてよ!」

時の魔術師「それは私ではありません」

時の魔術師「私には血を分けた双子の弟がいます」

時の魔術師「彼は十数年前に邪道に堕ち、危険な術の研究をはじめ、街を追放されました」

時の魔術師「いまは、魔物に肩入れしていると風のうわさで聞きます」

勇者「その人だ! ここにくる途中の船の上で、ボクたち襲撃されたんです」

時の魔術師「そうですか…弟があなたたちに呪いを…」

傭兵「…?」

勇者「ちょ、ちょっと来てください。ソルはここにいて!」

時の魔術師「はい」


勇者「…――」ヒソヒソ

勇者「というわけなんです。子供にもどっちゃって、ボクらのことすっかり忘れてるの」

時の魔術師「どうやら弟のかけた術によって、彼の中の時の歯車が狂ってしまったようですね」




931: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 23:11:43.52 ID:RQZHdH8Ao


僧侶「高位な魔術師のクロノ様に解呪していただきたくて訪ねてきました」

僧侶「それと、ほかの私達の呪いも…」

時の魔術師「困りましたね」

時の魔術師「ひとつひとつじっくり見ていけば、できないことはないでしょう」

時の魔術師「彼の時の呪いを解いて正位置に戻すことができるのは、この世で唯一私だけとも言えます」

勇者「ほんと!? やったぁ!」

傭兵「おれは帰れるのか? はやくしてくれ」

時の魔術師「しかし。魔力が足りません」

勇者「え!」

時の魔術師「私は祭事に向けて瞑想中の身、膨大な魔力を扱う時魔術を発動するのは難しい」

時の魔術師「魔力の高まる満月の夜も先日去りました」

時の魔術師「愚弟のしでかした事ゆえ、いますぐ解呪してあげたいのはやまやまなのですが…」

時の魔術師「申し訳ありません」




932: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/09(木) 23:23:31.98 ID:RQZHdH8Ao


勇者「そんなぁ…結局お祭りが終わるまでまたなきゃだめなの!?」

時の魔術師「…あなたがたが旅を急ぐ身であることはわかります」

時の魔術師「弟があなたがたに接触して、このような攻撃をくわえたということは」

時の魔術師「もう、運命の時は近づいているのでしょう」

勇者「運命…?」

時の魔術師「魔王の復活は近い。私はそう予感しています」

勇者「!」

魔女「魔王…」




【とある山の中】


闇剣士「まもなくだな」

幼竜「ぎゅるる…」

闇呪術師「この街に帰ってくることになるとは思いませんでしたよ」

闇剣士「計画にぬかりはないか」

闇呪術師「えぇ。魂流し…世界中から行き場のない魂の集まるこの祭りは大いに利用できます」

闇呪術師「魔王様への贄を集める絶好の機会です」

闇呪術師「出来損ないの竜にちまちま命を食わせるよりよっぽど効率が良い」

幼竜「ぎゅる…」

闇剣士「そうなれば、あとは…」

闇呪術師「呪われた器を手に入れて勇者たちを始末する…だけです」




第24話<時の歯車>つづく




943: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 22:27:35.54 ID:6pekC2edo

第24話<時の歯車>つづき




時の魔術師「では、霊魂祭の段取りについてお話しましょうか」

時の魔術師「みなさまはこの街へいらっしゃったのははじめてでしょう?」

僧侶「はいそうです」

時の魔術師「霊魂祭は3日間開催され、初日2日目は普通のお祭りとそう変わらないのですが」

時の魔術師「最終日の夜に魂流しの儀というものを執り行います」

時の魔術師「人々はこれを目当てに遠方より遥々いらっしゃいます」

勇者「クロノ様がやるんだよね。あ…ですよね?」

時の魔術師「ふふ。自然な言葉遣いでかまいませんよ」

時の魔術師「あなたは勇者の家系。賢者の血を引く私にとって尊敬すべき方です」

勇者「でもボク勇者としての実績はないよ…」

時の魔術師「太陽の国を出て、危険を乗り越えここまで無事来られたじゃないですか」

勇者「それはボクだけの力じゃないんだよ」

時の魔術師「えぇ。ですが、あなたがこうして素晴らしい仲間に恵まれたのは、あなたの人徳の成せる技」

時の魔術師「誇りなさい」




944: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 22:34:56.58 ID:6pekC2edo


時の魔術師「さて、その魂流しなのですが」

時の魔術師「私が蓄えた魔力にて、天への道を開きます」

時の魔術師「さまよえる魂たちはその光の道に導かれ、無事天へと昇るのです」

勇者「すごいなぁ…」

僧侶「未練の強い人の魂も綺麗に逝けると評判だそうですよ」

時の魔術師「ええ。人は皆、1人で逝くのは怖いものです」

時の魔術師「さまよえる孤独な魂たちにとっても、これはお祭りなのです」

 
  ・  ・  ・


闇呪術師「儀式では世界中より集った無数の魂が一斉に解き放たれます」

闇剣士「それを手に入れるのか」

闇呪術師「えぇ。中には恨みの強い魂も数多く存在します」

闇呪術師「膨大な負の力は必ずや魔王様復活への糧となるでしょう」




945: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 22:43:00.36 ID:6pekC2edo




  ・   ・   ・


時の魔術師「先代はより天に近い小高い丘に集まって、儀式を行っていたのですが」

時の魔術師「近頃は魔物も出没するということですので、この大時計塔の展望台で行います」

時の魔術師「そしてその時につかうのがこれです」スッ

勇者「気球…? ちいさくて可愛いね」

時の魔術師「手乗り気球です。バスケットに小さな珠が入っているでしょう?」

時の魔術師「これが魂たちが天へ向かうための乗り物なのです」

時の魔術師「真下から吹く強い風に吹かれ、小さな気球たちは一斉に空に上がります」



  ・   ・   ・


闇呪術師「その時すべての気球をやきつくし、行き場を失った魂を手に入れましょう」

闇剣士「貴様は、故郷の祭りを自らの手で破壊しようというのか」

闇呪術師「故郷など…ご冗談を。私を追いやった街や人間どもに未練はありません」

闇呪術師「いまの私は三魔人が1人、クロノ。闇の眷属です…フフフ」

闇呪術師「あなたは見かけによらず、その仮面の下はずいぶんと感傷的な方のようだ」

闇呪術師「あの剣士との決着もいまだ望んでおいでですか?」

闇剣士「…いや、計画を歪めてまで果たしたい本願ではない」

闇剣士「私達の野望は魔王様の復活のみ」

闇呪術師「なら次奴らが邪魔立てしてきたら、安心して殺せるというものです」




946: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 22:48:56.11 ID:6pekC2edo


時の魔術師「ですが、あなたたちが訪ねてきたということは、予断を許さない状況ですね」

時の魔術師「まだ気配は感じませんが、私の弟がこの街に来ているかもしれません」

勇者「それとその仲間の剣士とぎゅるちゃんもだよ!」

僧侶「ぎゅるちゃん…?」

魔女「あのマントルドラゴンの幼竜?」

勇者「うん! いっつもぎゅるるるぅって鳴いてるでしょ?」

僧侶(また変な名前を…)

勇者「ボク、戦いたくないな…ソルがいなきゃ不安だよ」

傭兵「いるだろ」

勇者「ううう…キミじゃなくて」

傭兵「戦いがあるならおれをやとえ。どんなやつでも倒してやる」

勇者「無理だよぉ…」

時の魔術師「とにかく、その人を元に戻さないと戦力の低下は著しいようですね」

時の魔術師「しかしいま時魔術を発動しては天の道を開く魔力が足りなくなってしまいます」

勇者「そうだ! ボクがクロノさんに魔力を貸せばいいんじゃないかな!」

時の魔術師「…というのは?」

勇者「あ、でもチューすることになっちゃう…うう」

魔女「どのみち、あなたの魔力貸与はこの人相手に使えない」

勇者「えっどうして!?」




947: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 22:55:22.39 ID:6pekC2edo


時の魔術師「魔力貸与…人に魔力を貸し付ける術ですね」

魔女「そう。魔力には性質がある以上、当然相性がある」

魔女「通常、違う魔力と魔力が交じり合うと、強く反発しあう」

勇者「???」

魔女「魔法攻撃をぶつけあうようなもの」

魔女「コーヒーにミルクを溶かすようにはうまく混じらない」

魔女「だから、この人の体にユッカの魔力を注ぎ込んでも意味が無い」

時の魔術師「ええそうです。魂と同じで魔力もその正しい在処が決まっています」

時の魔術師「よって私があなたの魔力を扱うことはできません」

時の魔術師「入る器が、違うのです」

勇者「でもあの時はソルに貸せたよ…?」

魔女「それは……」

魔女「あの人空っぽだから」

勇者「あー」

僧侶(本当にそれだけなのでしょうか?)




948: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:00:33.76 ID:6pekC2edo


勇者「じゃあ…結局お祭りが終わるのを待つしか無いんだね」

時の魔術師「そうなります。これだけは延期できませんので申し訳ありません」

傭兵「なんだよ…おれはまだ帰れないのかよ」

勇者「ごめんねー」なでなで

傭兵「さ、さわんなっ」

時の魔術師「せめて、祭りまでの間あなたたちの生活の保障をさせてください」

時の魔術師「この大時計塔には宿泊できる空き部屋がたくさんあります」

時の魔術師「どうかご自由にお使いください」

勇者「いいの!?」

時の魔術師「縁が切れたとはいえ、我が弟のしでかしたこと」

時の魔術師「この塔の中にいればすくなくとも外よりは安全です」

時の魔術師「私の結界も張ってありますので、外敵が侵入することもありませんよ」

勇者「ありがとうクロノ様!」

僧侶「ありがとうございます」

勇者「やったぁ宿ゲット!」




949: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:07:46.45 ID:6pekC2edo


勇者「魂流しかぁ…ちょっと楽しみだなぁ」

僧侶「そういえば、マナちゃんはたくさん魂を持っていますよね」

魔女「…」コク

時の魔術師「その体に宿していられるのですか」

魔女「そう。いっぱいいる」

僧侶「ではお祭りのときに一緒に天へと還しましょうか」

魔女「そうする」

勇者「この気球どこで売ってるの? ほんとかわいいねクロノさんいい趣味してる」

時の魔術師「ふふ。これは手作りなのですよ」

時の魔術師「みな、空に浮かべる故人ことを思いながら手作りするのです」

時の魔術師「メッセージを書いたり、好きにアレンジをしたり、お供えを入れたり」

時の魔術師「もちろん風で空に浮かぶように軽くしなくちゃいけないので、重たい物をバスケットに積むことはできませんけどね」

勇者「楽しそう! ボクたちもミニ気球つくろ!」

魔女「…」コク

時の魔術師「既成品も当然ありますが、素材は街中でいろいろ売っていますので是非自作してはいかかですか」

勇者「うん! 買い物いってきまーす」

時の魔術師「いってらっしゃい」


時の魔術師(おそらく…彼らがやってくるとしたら祭りの最終日…気球を浮かべる瞬間)

時の魔術師(さて、どうしましょうか…)




950: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:12:50.17 ID:6pekC2edo



【街中】


傭兵「ひっぱんな!」

勇者「えへへ、こっちこっち」

傭兵「なんだよ…気球なんて飛べば何だっていいだろ」

勇者「そんなことないよ。ね?」

魔女「…」コク

傭兵「そうか?」

魔女「大事な魂たち。生前のことはしらないけど、ちゃんと供養したい」

僧侶「いい子ですねマナちゃん」

魔女「みんないままで私のことを助けてくれた」

魔女「とくにこの子」ボッ

火の玉「…」ふよふよ

勇者「っていわれても違いがわからないよ」

魔女「この子は昔から一緒」

火の玉「…」ふよふよ

勇者「やっぱり火の玉ってだけで怖いなぁ…」

僧侶「私もお化けはちょっと…」

傭兵「…ち、ちかづけんな」

魔女「これは実体がわかりやすいように火をまとっているだけ。本来魂に色や形はない」




951: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:18:41.00 ID:6pekC2edo



道具屋「おや、お嬢ちゃんたちも霊魂祭で魂流しをするのかい」

魔女「そう」

道具屋「なら気球つくなくっちゃな」

道具屋「ちゃんと浮かぶのをつくるまで結構苦労するんだぜ」

道具屋「素材はぜひウチで揃えていってくれ」

勇者「魂っていくつもってるの?」

魔女「24人」

勇者「うげ…そんなに…」

勇者「うーなんだかあのおばあさんのこと思い出してムカムカしてきたよ」

僧侶「いっぱい買わなきゃですね…」

勇者「つくってるうちに一週間なんてすぐ経ちそうだね」

道具屋「それと、気球以外にも魂の器も買わなきゃな」

僧侶「そうでした」

勇者「なんだっけ?」

僧侶「ほら、バスケットの中にあった小さな珠ですよ。魂は丸出しでは気球には乗れませんから」

傭兵「まるだしって…お前もうちょっと言葉えらべよ自称僧侶」

僧侶「…うう」




952: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:24:57.57 ID:6pekC2edo


道具屋「魂珠は魔法具点じゃなきゃ取り扱ってないぜ」

勇者「たまたま?」

傭兵「…」

道具屋「あぁ。正しい魂魄の珠玉って言うんだが、愛称はたまたまだ」

勇者「へー」



【魔法具店】


勇者「たまたまくださーい」

店員「はいたまたまね。あんたの先祖は何色だい」

勇者「?」

店員「あぁ、はじめてかい」

店員「言ってしまえば属性のことさ。属性のあう魂珠じゃないと魂がうまく入り込めないからな」

店員「生前水属性の魔力をもってたひとは蒼い魂珠ってことだ」

勇者「そうなんだー」

店員「ま、たいていは土だろうけどな」

店員「どうしてもわからねぇっていうなら、ちと値は張るが無色透明の魂珠もあるぜ」




953: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:31:27.50 ID:6pekC2edo


勇者「どうする?」

傭兵「なぁ…おれがもたされてるこの透明の珠はなんなんだ?」

傭兵「じゃまなんだが」

魔女「それは純度の高い魔宝石」

店員「おお、坊主のはでっけぇ魂珠だなぁ。そんなのみたことねぇ」

勇者「ちっちゃいよ…」

店員「いやいや坊主の魂珠はめちゃくちゃでかいぞそれ!」

勇者「ち、ちっちゃいよ…大人ソルのほうがおっきいもん」

僧侶「なに馬鹿なこと言ってるんですか」

魔女「あなた、その珠を触るのはいいけど絶対に魔力をこめちゃだめ」

魔女「色が定着してしまったら価値激減。この汚い闇の珠みたいになる……」

傭兵「お、おう…他人の持ち物に勝手なことしない」

魔女「…そう」

僧侶「とりあえず、色がわかる魂さんたちはどれくらいいますか?」

魔女「ほとんどわからない」

魔女「一度ひとりひとり聞いてみないとだめ」

魔女「といっても、言葉を話すわけじゃないけど…」

店員「なら買うのが決まったらまたおいで、この時期いくらでも用意してるからよ!」

勇者「はーい。まずは気球つくらなきゃね」




954: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:38:58.04 ID:6pekC2edo



【大時計塔】


時の魔術師「魂24人ですか…それは大変ですね」

時の魔術師「あなたひとりが体のなかに宿しているというわけですか」

魔女「そう」

時の魔術師「少し考えられませんね。いえ、失礼」

時の魔術師「心身に負担はありませんか?」

時の魔術師「儀式をまたずとも、ひとつひとつ昇天させることはできますよ」

時の魔術師「それには大きな力はつかいませんし、あなただけでも先に」

魔女「へいき。気球の材料もう買ってきたから」

時の魔術師「そうですか」

勇者「クロノ様は瞑想つづけて! もし敵がきてもボクらでやっつけるよ!」

時の魔術師「そのことなのですが、仮に敵が儀式の途中に現れた時の対処法を考えなければなりません」

時の魔術師「私は天の道をひらいてしまったら戦闘などできませんし、解除すれば解き放った膨大な数の魂達が迷ってしまいます」

僧侶「私が時計塔の入り口に結界を張ります。それならどうでしょうか」

時の魔術師「いえ、おそらく敵は」

勇者「空から来るよ」

僧侶「なるほど…竜がいますものね」




955: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:48:06.48 ID:6pekC2edo


傭兵「叩き落とせばいいだろ」

勇者「ぎゅるちゃんはそんなやわじゃないよ…大人ソルでも倒せなかったんだから…」

傭兵「おれはどんな奴にも負けない」

勇者「じゃあボクが魔覚で見張って、もし儀式より前に敵が攻めてきたら中止にするのは?」

時の魔術師「中止はできません。儀式の日のためにみなここに集い、たくさんのお金が動きます」

時の魔術師「この街にとっても魂流しの儀は重要なビジネスなのです」

勇者「こまったなぁ。敵がきて邪魔されたらそれどころじゃないのに」

傭兵「事情はよくしらないけど、お前らがねらわれてるなら街をさればいい」

傭兵「そしたら敵は街にこないだろ?」

勇者「うう…」

僧侶「ソル君の言うとおりなのかもしれませんね…」

勇者「勇者のボクたちがいると…みんなを危険にさらす…のかな」

時の魔術師「いえ。彼らがやってくるとしたら、目的はあなたたちだけではありません」

時の魔術師「おそらく…人の魂魄を集めているのでしょう」

魔女「そう。魔王の復活にはたくさんエネルギーが必要。その力の源となるのは、人の魂と負の念」

魔女「バザの騒ぎがまた起こると考えていい」

魔女「だから私達は、もう戦うしか道がない」

魔女「気球を飛ばすのは…戦いが終わってから」

魔女「絶対に倒す…」

僧侶「マナちゃん…」

魔女「あの人がいないぶん私達がやるしかない」

勇者「マナ…なんだかリーダーみたい…」

魔女「あなたがしっかりして」




956: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/10(金) 23:55:48.13 ID:6pekC2edo


傭兵「おれも戦う。報酬がもらえるならな」

勇者「う、うんでも子供のキミを危険な目にはあわせられないよ…」

傭兵「おれはこれでも傭兵だ。戦いのなかでいきてきた」

傭兵「死ぬことは怖くない」

傭兵「どんな敵も恐れることはない」

傭兵「どんなやつが相手でも…」

傭兵(なんだ…この嫌な感じ…この身の毛のよだつ感じは…)




【とある山の中】


ザッザッ


闇剣士「…来たか。遅かったな」

闇の呪術師「なにをしていた」

狼魔人「狩場の下見をしてきたんですよ」

闇剣士「まだ行動には移すな。姿を隠されては厄介だ」

狼魔人「えぇ。なにもしてませんよ」

狼魔人「懐かしい臭いがしたもんでね。胸糞わりぃ…オレが一番ぶっ殺してぇ奴の臭いがな!」

闇の呪術師「お前の働きに期待している」

狼魔人「お任せください…あなたにもらったこの新しい力で…」

狼魔人「必ずあの憎き赤毛をぶっ殺す!」




第24話<時の歯車>つづく




967: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:16:19.24 ID:MJMB7Q2jo

第24話<時の歯車>つづき



勇者「ここ赤い紙をはりつけたほうがいいよ」ペタペタ

魔女「! ち、ちがう…このバルーンは青色が似合う」ペタペタ

僧侶「あーあ、もうぐちゃぐちゃにしないでください。作り直しになっちゃうじゃないですか」

勇者「だってぇ。マナセンス悪すぎ」

魔女「ユッカのほうが悪い」ポカポカ

傭兵「もう適当にやれよ…」

勇者「もうっ! こういうのはね、気持ちがこもってないとダメなんだよ!」

傭兵「あと20個以上つくるんだからどうでもいいだろ…」

魔女「ダメ。あなたも手伝って」

傭兵「おれ関係ない…」

勇者「ええと、気球は全部で24個だから…ひとりあたりは6つだよ! はい材料あげるから作って作って」ずいっ

傭兵(いらねぇ…)

僧侶「…」ペタペタ

傭兵(こういう工作はしたことない…)

傭兵「ど、どうやるんだ?」

僧侶「うふふ。私の側で見てていいですよ」




968: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:21:56.05 ID:MJMB7Q2jo


傭兵「それにしてもさ、こんなのんきでいいのか」

勇者「ん?」

傭兵「お前らの敵がくるんじゃないのか」

勇者「くるかもねー」

傭兵「じゃあこんなことしてる場合じゃないだろ」ガタッ

僧侶「まぁまぁ、座ってください。お茶飲みましょ」

傭兵「ころされるかもしれないんだろ」

勇者「ボクたち勇者だから」

傭兵「…」

勇者「負けないよ。どんな敵でも立ち向かう」

勇者「それにいつでも気配はさぐってるよ。来るなら来いってね」

傭兵「お前…怖くないのか」

勇者「怖いよ。でも戦わないといけない時もあるんだ」

勇者「みんなを守りたい…今度はボクがソルを守りたい」

勇者(あれ…? まぁいっか)

傭兵「おれはまもってもらわなくても自分でなんとかする」

勇者「はぁ…敵が魂流しだけでも待ってくれたらいいのになぁ」

僧侶「それは難しいでしょうね…」

魔女「この魂たちを奪われるわけにはいかない。がんばる」ペタペタ




969: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:26:35.64 ID:MJMB7Q2jo


傭兵「見ず知らずの魂なんだろ? よく命をすてられるな」

魔女「捨てるわけじゃない。勝つから」

傭兵「…」

魔女「あなたは負ける気で戦うの」

傭兵「なっ! そんなことはない…」

魔女「そう。期待してるからがんばって」

傭兵「お、おう…」

勇者「じゃあこっちもがんばろ」ペタペタ

傭兵「おれ作るのへたくそだけどいいか?」

勇者「気持ち気持ち♪」

僧侶「あ、でもユッカ様みたいにあれこれ貼り付けすぎて飛ばない気球はだめですよ」

勇者「え〜〜! これ重たいかなぁ」

魔女「へたくそ」

勇者「むぅ…」

傭兵(なんか…おちつくな…)

傭兵(おれ…なにしてんだろ…任務もほったらかしでこんなどこともわからない場所で…)

勇者「どうしたの? 不安?」

傭兵「…」

勇者「ちょっと休憩。ソル、ちょっとお散歩しよ」グイッ

僧侶「あっ」

魔女「逃げた」




970: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:31:40.96 ID:MJMB7Q2jo



【街中】


勇者「デートだね」

傭兵「でーとってなんだ」

勇者「デートっていうのはね、こうやって」ぎゅっ

傭兵「うわっ」

勇者「腕を組んで一緒にお出かけすることだよ」

傭兵「はなせ」

勇者「やだよーだ。人多いからソル迷子になっちゃうでしょ」

傭兵「そんなことない…どこにも逃げない」

勇者「けどふたりっきりのデートだから離さないもんっ」

勇者「えへへ」

傭兵「う…顔近いんだよ」

勇者「恥ずかしいんだ〜。もういろんなことした仲なんだから赤くならないでいいのに」

勇者「ソルってば昔っから女の子に弱かったの? えへへへ」

傭兵「お前さ…おれのなにをしっているんだ」

勇者「うーん…なんでもしってるよ!」

傭兵「…じゃあおれのうまれた国は。親の名前は」

勇者「え゛っ…えっと…なんだったカナ」




971: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:37:45.76 ID:MJMB7Q2jo


勇者「ごめんわかんない」

傭兵「正解」

勇者「うえ!?」

傭兵「おれもしらない。だからお前の答えは正解」

勇者「そ、ソルぅ…いじわるだよ」

勇者「ほんとうにパパとママの顔しらないんだね」

傭兵「…」コク

傭兵「おれの一番古いきおくは、たしか…犬と喧嘩してた」

勇者「犬って…どういうこと」

傭兵「食べ物のうばいあい…おれはどこにもいくとこがなくて、残飯をもらったり街でゴミ箱をあさったりしていきていた」

傭兵「次に古いきおくは…おれは気づけば燃えるまちのなかにいた。おれはナイフを持ってたっていた」

傭兵「そして先生に拾われた」

勇者「先生って?」

傭兵「殺しの先生。おれに生き方と殺し方をおしえてくれた」

傭兵「先生が死んでからはずっとあちこち移動をくりかえしてる」

傭兵「あしたたべる飯すらおれはないんだ」

勇者「……」ぎゅっ




972: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:42:45.42 ID:MJMB7Q2jo


勇者「ずっとここにいなよ。ボクたちと一緒にいよう」

傭兵「一度うけた任務はすいこうする」

勇者「もし…戻れなくてもソルのこと不自由させないよ」

勇者「もうナイフは持たなくていい。普通の子どもとして、お勉強おしえたりいっぱい遊んだりしてあげる」

勇者「いろんな楽しいことしよ? 楽しい思い出をつくって楽しく生きようよ」

勇者「って…いつ死ぬかわからないボクらと一緒なんて嫌だよね…」

傭兵「……」

勇者「…うぅ」

傭兵「それも…いいのかもなお前たちといっしょに…」

勇者「…うん! だからねっ、いまからボクといっぱいデートしよ!」

傭兵「お、おいひっぱるな」

傭兵「のびるのはお前の服だぞ」

勇者「男の子用の服もかってあげる! いろいろお店あるからいこうよ!」

勇者「えへへへっ、こっちこっち!」

傭兵「…」

傭兵(おれは…どうしてこいつの笑顔をしっているようなきがするんだろう…)

傭兵(おれは…なんなんだ…)

傭兵(かすかに…頭がいたい…なんだこれは)




973: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:50:08.88 ID:MJMB7Q2jo




   ・   ・   ・



【とある山の中】



闇呪術師「作戦の決行は祭りの最終日です」

闇呪術師「魂流しが始まる前に、勇者一行を先に始末します」

闇剣士「分担はどうする」

闇呪術師「私は魂の回収があるゆえ、時計塔へ趣きます」

闇呪術師「おそらく我が姉と勇者たちはすでに接触しているでしょう」

狼魔人「おいおい、呪術師様の姉さんが敵になるなら、ちと厳しくないですか」

狼魔人「あなたと同じく古の賢者の血をひいているんでしょう?」

闇呪術師「えぇ。姉は正当な後継者です」

闇呪術師「しかし姉は一夜限りの光の道を開くために蓄えた全魔力を解放してしまいます」

闇呪術師「その消耗は私が時魔術師を発動する以上です」

闇呪術師「よって、無防備となった姉の命を奪うのもその瞬間がベスト」

闇剣士「実姉を手に掛けるか」

闇呪術師「フフフ…もうお互いに家族とは思っていませんよ」

狼魔人「過去になにがあったかしりませんが、あなたはオレたちの仲間です」

狼魔人「その凶悪な思想と邪悪な魔力にオレは惹かれました!」




974: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 22:56:22.59 ID:MJMB7Q2jo


闇剣士「では私は勇者の相手でもしておくか」

闇呪術師「お願いします」

闇剣士「さて、どれほど腕を上げたか」

狼魔人「ならオレは赤毛だぁ! あいつをぶっ殺します!」

闇剣士「かまわんが、期待はずれと喚くなよ」

狼魔人「へへへ、あいつに焼きつくされた腕がうずくぜ…」

狼魔人「ミンチにしてやる」

闇呪術師「器はどうしますか」

闇剣士「……放っておけば我々にとって大きな障害になる」

闇剣士「ともに旅をすることで徐々に力を増しているようだ」

闇剣士「できれば無傷で手に入れたいが」

闇呪術師「そうですね。次なる魔王様のお体に傷をつけるわけにはまいりませんものね…フフフ」

闇剣士(何を考えているこの男)

闇剣士(やはり人間など信用に値せんか)

闇剣士(この男の動向も注視しておかなければな)




975: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:03:44.73 ID:MJMB7Q2jo


闇呪術師「あと1人女がいましたね」

狼魔人「女! ひゃっはぁオレが食っていいですか」

闇呪術師「かまわない。やわらかそうな女だ」

狼魔人「…」ジュルリ

闇剣士「やめておけ。食えば体の中からはじけ飛ぶぞ」

闇剣士「我々にとってはそういう類の女だ」

闇呪術師「聖女…ですか」

闇呪術師「なるほど、なるほど! 大海に放った私の邪気を祓った何者かがいると感じていましたが」

闇呪術師「どうやらその女のようですね」

闇剣士「ここまで頭角は現していないが、注意すべき人間だ」

闇呪術師「ずいぶんと勇者の仲間を高くかっていますね」

闇剣士「油断はできない」

闇剣士「いつの時代も勇者の仲間になるというのは、本人の意思でもなく、周りの命令でもなく、運命によって定められているからだ」

闇呪術師「運命…そういうものですか。さすが、何代にもわたって魂を受け継いでいるだけありますね」

闇剣士「知っていたのか」

闇呪術師「あなたの魔王様への忠義は相当なものです」




976: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:11:30.81 ID:MJMB7Q2jo



闇呪術師「親から代々受け継いだ昔話を元に、人類の虐殺を企てる者などいない」

闇呪術師「あなたの尋常ならざる強い意思こそが、魂が世代を渡り今につづいている証明」

闇呪術師「ですよねぇ魔王直属の魔剣士殿」

闇剣士「……ふ、食えない男だ」

闇呪術師「私はこの通りただの人間。魔王など遥か古の御伽噺、顔すらみたことないのですがね…」

闇剣士「魔王様の最期に残されたお言葉に従うだけだ」

闇剣士「たとえこの身が朽ちても、私の魂は途切れることはない」

闇呪術師「私もですよ…たとえ体が滅んでも、転生し人間どもへの恨みを果たします」

闇呪術師「では、計画の夜にまた」

闇剣士「あぁ」

狼魔人「ういっす」



   ・   ・   ・




977: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:18:45.75 ID:MJMB7Q2jo



<一週間後>

<魂流しの夜>


【大時計塔】


時の魔術師「みなさん。そろそろ時間が近づいてまいりました」

時の魔術師「まもなく一般の方々の入場を開始しますよ」

僧侶「ユッカ様。魔覚は」

勇者「まだなにも感じ取れない…ていうか、街のなかにたくさん魂かな、いろんなものがいりまじっててうまく探れない」

勇者「けど、あいつらは来てないと思う…」

時の魔術師「私はこれより展望台に移り、宣誓ととともに光の道をかけます」

時の魔術師「発動すればもう戦力にはなれません。申し訳ない」

勇者「大丈夫。ボクたちが守ります」

時の魔術師「一応、弟子たちに街の周辺に結界を貼らせていますが、魔人相手ではそれもあまり役にたたないでしょう」

傭兵「さいごに戦闘配置をかくにんしよう」

魔女「地図をみて」

魔女「街の中心のここが私達のいる時計塔。街の入り口は2つ」

魔女「1つは正面メインゲート。敵はおそらくここからくる」




978: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:23:11.99 ID:MJMB7Q2jo


勇者「うん。そうだね」

傭兵「もうひとつの東門かもしれないだろ」

勇者「そっちからは漠然とした嫌な気配はしないんだ」

勇者「来るとしたらやっぱりマナのいうとおり正面口だとおもう」

魔女「そう。ここを見張る」

勇者「ボクとマナは、ここから見えるあの大きい家の屋根の上で待機。いいね」

勇者「門にも塔にもどっちにもすぐ動けるし、ある程度見渡せる」

魔女「わかった」

僧侶「私はクロノ様とこの塔をお守りします」

勇者「よろしくね」

僧侶「はい!」

傭兵「おれが東門のほうか…」

勇者「うん。そこはソルにお願いするよ」

傭兵「金もらえるならいい…」

勇者「あげるあげる。だから戦闘がはじまってもこの門から離れないでね」


僧侶「ちょっとちょっとユッカ様」ヒソヒソ




979: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:28:11.10 ID:MJMB7Q2jo



僧侶「ソル様を1人にしてよろしいんですか?」

勇者「うん。敵が狙うとしたら子供になったソルじゃなくて、ボクたちのほうだよ」

勇者「だからソルはなるべく遠ざけよう。ソルは戦わなくていいんだ」

勇者「もうソルはナイフを持つ必要なんてないんだ…」

勇者「それに、もし敵が襲来したら、ソルは東門からそのまま外に逃げられる」

勇者「戦うのはボクたちだけでいい」

僧侶「ユッカ様…」

僧侶「そうですね。私たちががんばらなくっちゃ!」

魔女「絶対に死ぬわけにはいかない」

勇者「うん」


傭兵「……」

魔女「…はい、もう聞いていい」きゅぽ

傭兵「なんなんだよ…耳かゆいだろ」

傭兵「まぁ、どうせおれのことを逃がそうとしてるんだろうけど」

傭兵「おれは依頼以上のことはやらない。おまえらが街のなかでピンチになっても東門をまもりつづけるだけだ」

勇者「うん! それでいいよ!」




980: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:37:42.64 ID:MJMB7Q2jo




  ・   ・   ・



時の魔術師「幸い、天気に恵まれました」

時の魔術師「見上げてごらんなさい。今日は星降る夜」

時の魔術師「ご家族、ご先祖、ご友人の御魂は安らかに天へ昇ることができるでしょう」

時の魔術師「さぁ皆様、最期の別れをつげましょう」

時の魔術師「天に光の道が開きます…」

僧侶(ユッカ様たち大丈夫でしょうか…)

僧侶(お願い…いまは誰も邪魔しないで)



勇者「……きた」

魔女「やっぱり。私も感じ取った」

勇者「思った通りぎゅるちゃんに乗ってきたね」

勇者「あの剣士と呪術師だ…! よし、ふたりとも一緒に行動してる!」

魔女「迎撃準備。アイスキャノンでうまくいけば先手をとって叩き落とせる」

勇者「お願い…行くよ!!」


 
  ・   ・   ・


傭兵「はぁ…ここからじゃ街のなかのようすがわからないな」

傭兵「…時計塔から伸びるあの光の筋が…クロノの言ってた光の道ってやつか」


ザッ…


傭兵「!」

狼魔人「この臭い…見つけたぜ赤毛」

狼魔人「会いたかった…ふははは。さぁ、決着をつけようぜ」

傭兵(なんだ…こいつは…)




第24話<時の歯車>つづく




1: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:40:52.80 ID:MJMB7Q2jo

4スレ目です
※R-18





2: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:42:23.63 ID:MJMB7Q2jo



-主な登場人物

 勇者<ユッカ>
15歳。天真爛漫で正義感溢れる少女。
栗色の髪に元気な跳ねっ毛と明るい笑顔が特徴。
魔王の復活を阻止すべく仲間と共に旅に出る。
淫魔の呪いを受け、性的行為をしなければ経験値があがらない体質。
また朔の夜には淫魔の力が強まり、理性が崩壊し発情してしまう。
幼いころの記憶が一部欠落している。
主な装備:【太陽の兜】【兵士の剣】

 僧侶<ヒーラ>
16歳。大聖堂に務める大神官の一人娘。
輝くような金髪と豊満な身体をもつ、育ちのよい少女。
ユッカの幼馴染で彼女のことを心から愛している。
高貴な身分でありながらも親しみやすい性格。
聖魔法、防御魔法が得意。パーティの家事担当。
主な装備:【蒼珠の腕輪】【海鳴りの杖】

 魔女<マナ>
15歳。ユッカの昔馴染み。
透き通るような銀髪と色白の肌をした美しい少女。喜怒哀楽がやや希薄。
黒魔術と薬術が得意。
近くにいる相手の魔力を吸い取ってしまう生まれ持った体質に苛まれている。
人に忌避された過去があり人付き合いが苦手であるが、ユッカたちには心をひらいている。
魔力を持たないソルとの出会いに運命を感じ、仲を深めようと熱を上げる毎日。
主な装備:【闇珠の首飾り】【魔導の杖】

 傭兵<ソル>
25歳。勇者のガードを務める青年。元・王国騎士。
体には歴戦の勲章が多く残っている。
剣術体術といった武芸に秀でているが、ある事件をきっかけにユッカに全ての魔力を譲り今は自身で魔力を一切操る事ができない。
想い人の忘れ形見であるユッカの事を人一倍気にかけている。
長く戦いに身をおいてきたため、女性の扱いを心得ておらず、デリカシーを欠く事が多い。
時には少女たちに翻弄されながらも、今の暮らしを気に入っている。
主な装備:【騎士の剣】




3: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:48:00.68 ID:MJMB7Q2jo



-敵

 淫魔<サキュバス>
ユッカに呪いを与えた張本人。呪いを通して心を交信させることが出来る。
呪術・占星術・黒魔術の扱いに長けている。
つきまとう目的は不明。
朔の夜に淫魔としての力を増す。

 闇の魔剣士
三魔人の1人として魔王復活の野望を果たすべく暗躍する魔剣士。
仮面には大きな十字傷が刻まれており、決して外すことはない。ソルの仇敵。
生まれたてのマントルドラゴンを使役する。

 闇の呪術師<クロノ>
三魔人の1人として魔王復活の野望を果たすべく暗躍する魔法使い。
伝説の賢者の一族クロノ家の血を引く人間であったが、闇魔術にのめり込み邪道に堕ちる。
現代では禁忌とされる時魔術を扱う。
 
 狼魔人
ソルの因縁の相手である魔獣。
7年前に起きた聖地侵攻事件の際、太陽の村に現れてユッカの母親の命を奪った。
戦闘で右腕を失ってからは呪術師により竜の腕を移植されている。

 幼竜<マントルドラゴン>
本来は火山帯に生息し灼熱を操る翼竜種。
街の中で孵化し人々を恐怖に陥れるも、ユッカたちの手によって撃退された。
その際にユッカから分け与えられた魔力の味をいまでもはっきりと覚えている。

 館の少女<アリス>
薄暗い森で古びた宿屋を営むブロンドヘアーの美しい少女。
その正体は100年以上生きる魔法使いの老婆で、訪れた旅人の魔力を吸い殺し、魂を人形へと閉じ込めていた。
ユッカ達一行を襲撃するも、マナ1人に返り討ちにあい全ての力を奪われた。

 大蛸<クラーケン>
オクトピア近海に現れた大蛸の魔物。
闇の呪術師の邪悪な魔力を受けて、心を闇に染めて暴走してしまう。
超大な体躯で船を襲い、人々に甚大な被害を与えていた。
最後はヒーラの聖なる魔法陣で浄化され、心おだやかに棲家へと戻っていった。




4: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:51:45.53 ID:MJMB7Q2jo


-その他の人物

 獣の商人<マオ>
商業の街バザで薬店を営む獣人の少女(猫)
業突く張りであるが、ゆえにいつも明るく楽しく生きている。
馬車の故障で立ち往生しているところをユッカたちに助けられる。
一行に宿泊する部屋を貸し与え、マナに薬術を伝授し笑顔で新しい旅立ちを見送った。

 妖狐<キュウ>
遥か遠い島国より湯治の旅に出た獣人の少女(狐)
子供のような容姿でありながらも、老獪で古めかしい喋り方。
その正体は魔力を得た狐であり、古の災厄の一つを身に宿すと自称する。
秘術の暴走により巨大な神獣へと変化したが、マナのドレイン能力によりその力を失った。
別れ際にユッカたち一人ひとりに虹の珠と呼ばれる希少な魔宝石を与え、旅の無事を祈った。
 
 宿屋の少女<ローレ>
港町オクトピアにて潰れかけの宿屋『ローレライ』を営む少女。
おっちょこちょいではあるが何事も一生懸命。
その正体は邪気の蔓延る魔物の世界から逃げ延びてきた美しい人魚。
魔物仲間のサキュバスとは古くからの知り合いで、一方的に友達だと思っている。
ユッカたちに宿を貸し与え、ヒーラのクラーケン対峙の際にも尽力した。

 蛸娘<スキュラ>
オクトピアで語り草となっていた下半身が蛸足の女型の魔物。
知能が低くあまり人間の言うことを理解していない様子。
繁殖相手にヒーラを選び、巣である入江の洞窟へとさらっていった。
ヒーラの活躍により、暴れていた友達の大蛸クラーケンが正気にもどり、
最後はヒーラとの友情を確かめ海のなかに姿を消した。




5: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/11(土) 23:55:47.79 ID:MJMB7Q2jo


-その他の人物

 母親<ユイ>
勇者ユッカの母親。故人。
優しくも気丈で芯の通った性格。
体格にはあまり恵まれていない上に幼い顔つきで、年齢より若くみられる。
太陽の村で普通の女としてうまれ育ち、成人してから王宮でメイドとして働いているところを第一王子と出会い、のちにユッカを授かる。
王子とは身分不相応ゆえ王宮を追放されたが、その後も女手ひとつで娘を育ててきた。
ある雪の日、森のなかで倒れている傭兵ソルを見つけ家に連れ帰り、幼いユッカのガードとして働くよう新しい人生を与えた。
その翌年起きた聖地侵攻事件で魔物の手にかかり死亡。
最期は恋仲であったソルにユッカの未来を託した。

 司祭
勇者ユッカの祖父。
太陽の村で司祭兼村長を務めている。
聖地侵攻事件で最愛の娘を失い深く悲しんだが、その後はユッカの親代わりとなり旅立ちを見届けている。

 魔導師
魔女マナの後見人で元・王宮付きの大魔導師。
マナの呪われた体質を不憫に思い、王宮を離れ人里離れた深い森へと共に身を隠した。
幼少期のユッカの魔法の師であり、忌まわしい過去の記憶を封印した張本人。

 大神官<ホーリィ>
僧侶ヒーラの父親。
誰にでも心優しく、聖職者の規範となる良き神官。
娘のこととなると立場を忘れて取り乱すことがある。
聖地侵攻事件の際、重症を負ったソルを手厚く看護した。

 王子<グレイス>
太陽の国の王子。
古の勇者の直系であるが、次代の勇者としての資質である魔覚には恵まれず、幼い頃より兄に対して劣等感を抱いていた。
スマートな痩身から繰り出される剣撃はすさまじく、武芸者として国内でも突出した力を持っている。
嫌味な性格からソルと激突するが引き分けに終わり、以降は彼の実力を認めている。
後に王位を継承し、ソルを直属の騎士として王宮に迎え入れている。




12: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:28:08.26 ID:woB1J/Ufo


-前回のあらすじ
勇者一行はたどり着いた歯車の街ピニオンで、魂流しと呼ばれる儀式に参加する事となった。
魂の強奪を目的とした魔物の襲撃に備え、勇者達は戦う決意を固める。
少年となった傭兵ソルは1人でひとけのない安全圏に配備されるが、そこに現れたのは因縁の相手とも呼べる魔獣だった。


第24話<時の歯車>つづき




ザッ ザッ

傭兵(だれだ…)

狼魔人「…ん? なんだこのチビは」

狼魔人「ハハハ! オレとしたことが、まさか奴とガキとを間違えるとは」

傭兵(ま、魔獣…)

狼魔人「聞きてえんだがオメェはよぉ、あんときの糞野郎の息子か? って聞いてもわかんねぇか」

傭兵「…」

狼魔人「…いや、違うな…この忌々しい臭いと魔力…何年経っても忘れるわけがねぇ」

傭兵「お前は誰だ…」

狼魔人「クク…なるほど、呪術師様に勝負の水を差されちまったか」

傭兵「お前、魔獣か…?」

狼魔人「ハッ、オレのことがわからねぇならしかたねぇか。この傷の礼をしてからサクッと殺すか」

傭兵「く、くるのか…っ」ジャキ




13: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:32:24.61 ID:woB1J/Ufo


傭兵「…なぜおれをねらう」

狼魔人「オメェの炎で焼きつくされたこの右腕の礼をしたくてよ!」

傭兵「…?」

狼魔人「だがいまはこうして炎竜の腕を移植して、オレはさらなる力を得た」

狼魔人「ちと体への馴染みはわりぃが、攻撃力は段違いだ」

狼魔人「テメェの炎にも負けねぇ」バチバチ

傭兵「く…」

傭兵(こいつ…ただの魔物じゃない!?)

狼魔人「あの世で女と合わせてやる」

傭兵(何を言っているんだ…おれはなにかをしっているのか…?)

狼魔人「あばよ…」ギラリ

▼魔獣は鋭い爪を振り上げた。

傭兵「!!」


ザシュッ――――




14: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:38:29.51 ID:woB1J/Ufo



【街中】


魔女「先制攻撃をしかける」

魔女「術式…アイスキャノン」

▼魔女は巨大の氷の弾丸を放った。


闇剣士「!」

幼竜「ぎゅううう!」

闇剣士「そこに潜んでいたか」

闇呪術師「反撃しますか」

闇剣士「いや、先に貴様を時計塔に送り届ける」

闇呪術師「ですが少しだけ妨害しておきましょう」

▼闇の呪術師は上空から炎をばら撒いた。

闇剣士「街を火の海にする気か」

闇呪術師「なくなっても、かまわないので」



勇者「! ま、まずいよ…街が焼けちゃう」

勇者「ヒーラ! 見えてたら」



【大時計塔・展望台】

僧侶「街が燃えてる…!」

時の魔術師「…ここまでやるとは。人の心を失ってしまったのですね」

僧侶「消火は私にまかせてください!」




15: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:45:26.87 ID:woB1J/Ufo


闇呪術師「ほう、水流の魔法…! たいしたレベルだ」

闇呪術師「フフフ…やはりあなたが海神の力を得た聖女」

闇呪術師「魔剣士殿、私があの女を殺ります」

闇剣士「わかった」

闇呪術師「ではお先に。ここから飛び降りますので」

闇剣士「油断はするな」

闇呪術師「私が人間に敗北するとでも?」

闇剣士(貴様とて、元はたかが人間だろう)

闇剣士「いま貴様を失うわけにはいかない。私の計画には貴様が必要だ」

闇呪術師「大丈夫ですよ…フフフ、必ず戻ってきます」

幼竜「ぎゅるるる」

闇呪術師「では魔剣士殿もご健闘を。あの魔法使いの娘、厄介ですよ」

闇剣士「あぁ」



  ・  ・  ・


僧侶「飛び降りた! クロノ様、私行ってきます!」

時の魔術師「ヒーラさん…」

僧侶「持ち場を離れることをどうかお許しください。だけど、あの人は私が相手をしないとダメなんです!」

時の魔術師「わかりました…弟を…いいえ、人々に仇なす闇の呪術師を討ってください」




16: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:51:51.48 ID:woB1J/Ufo




闇呪術師「いい女です。私が正しい道に進んでいたら、あなたのような人を妻に迎え入れたかった」

僧侶「誰が! お断りします!」

闇呪術師「気丈なのもすばらしい」

闇呪術師「私の闇で、あなたを私色に染め上げてみせましょう」

闇呪術師「ダークネスショット」

▼闇の呪術師は闇魔力の塊を射出した。

僧侶「けっ、結界!」バチィ

闇呪術師「この程度、やはり通じませんか」

闇呪術師「まだまだ行きますよ! ハァ!」

僧侶(時魔術師を使われる前に倒さなくっちゃ…!)



勇者「ヒーラ…もう戦ってる…」

魔女「ヒーラの心配をしている暇はない」

魔女「竜が来る」

勇者「!」

闇剣士「フハハ、舞い戻ってきたぞ勇者ァ!」

闇剣士「やつがいないのは少々心残りだが、ここで貴様を討ち、後顧の憂いを絶っておく!」

幼竜「ぎゅるるる!!」

勇者「マナ!」

魔女「いくよユッカ」




17: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 21:57:22.61 ID:woB1J/Ufo


闇剣士「ハァ!」

ビュオ――

勇者「うっ…疾い!」

魔女「危ない避けて」

勇者「うあっ!」ゴロゴロ

勇者「あ…危…っ、ひぃ」

闇剣士「体術…剣術…すべてにおいて奴の劣化でしかないな」

闇剣士「勇者といえど、所詮はメスの子供ということ」

勇者(ソルはこんなやつとずっと戦ってたの…?)

勇者「む、無理だよ…」

魔女「諦めちゃだめ」

勇者「だってボクたち飛べないじゃん! あいつが襲ってくる瞬間しか攻撃出来ない」

魔女「それでも、私達しかいまここであいつを倒せる人間はいない」

魔女「アイスキャノン」

▼魔女は巨大の氷の弾丸を放った。


闇剣士「そんなもの! 我が剣の前では岩石にも劣る」スパッ


勇者「あいつめちゃくちゃだよ!! 岩も普通切れないし!」

魔女「……う」




18: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:00:57.77 ID:woB1J/Ufo



【東門】


ザシュッ――――


傭兵「うぐっ」

狼魔人「ほほお間一髪でかわしたか。オレの姿を見て身がすくまないとはたいしたもんだガキ」

傭兵「はぁ…ハァ」

傭兵(なんだ…足が…思ったように動かない)

狼魔人「フフフ、ハハハハ!精神的にはそうでもないようだな」

狼魔人「どうやら、命の危機に体が勝手に反応したって感じか」

狼魔人「ハハハ、やっぱりオメェはオレと似てるぜ。ガキの頃から死線をくぐってきているようだな」

狼魔人「だけど次はかわせねぇぞ」ジャキン

狼魔人「圧倒的な身体能力の差はわかってんだろ」

狼魔人「こちとらガキをいたぶる趣味はねぇがな。さっさと合流しなきゃならないんでな」

傭兵「…ハァ、…う」

狼魔人「いいぞ! その怯える顔がみたかったんだ!!」

傭兵「う、うわああっ」




19: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:03:33.87 ID:woB1J/Ufo


狼魔人「どうした! 命の危機にあの炎を出してみろ!」

傭兵「く、くそ……燃えつきろ!!」ボッ――

傭兵「……? 出ない…」

狼魔人「おいおい…未熟すぎて魔力がうまく引き出せてねぇぞ? ハハハハ!」

狼魔人「炎ってのはこうやるんだろうが!」

▼狼魔人は竜腕から熱線を放った。


傭兵「うあああああっ」

傭兵「あ゛ああっ!! 熱ッ…ああああ!!!」

狼魔人「ハハハハ! この地獄の業火でテメェを消し炭にしてやろうか」

狼魔人「それとも自慢の爪でズタズタのひき肉がお好みか。ハハ…ハハ…」

傭兵「あああっ、あああっ」

傭兵「や、やめてくれ…おれは…ただのこどもで…」

狼魔人「……」

傭兵「剣はすてる…みのがして…くれ」カチャン

傭兵「もう帰りたい…おれの戦場に…」

傭兵「こんなとこ…いやだ…っ」

狼魔人「……つまんねぇ」ジャキン




20: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:07:10.28 ID:woB1J/Ufo


狼魔人「もういいか。人間なんて折れちまったらみんなこんなもんだ」

狼魔人「…」スタスタ

ザシュッ

▼狼魔人は傭兵の背を切りつけた。

傭兵「あ゛あああああああああっ!!!!」

狼魔人「汚ねぇ血がついちまった。ん」

傭兵「あ゛…あああ…が」

狼魔人「どうした。血をみるのははじめてか? 痛みでそれどころじゃねぇか」

狼魔人「テメェはもう死ぬんだよ。あんときオレに殺されなかった運を今使い果たした」

狼魔人「ちょうどいい。お空に道がかかってるぜ。さっさとあの世に逝って女と仲良くやりな」

狼魔人「テメェがまもれなかった、くだらねぇただのメスとな!」

傭兵「!」

傭兵(死ぬ…おれは…死ぬ…!?)

傭兵(なんで…こんなことに…)

狼魔人「オレの因縁も、つまらねぇ幕引きだった。あばよ」


傭兵「あ…あ…体が…もえる…あつい…ッ」

傭兵「あたまが…あああっ!」


 『ユッカ…を…まもっ…て』


傭兵「だ…れ…」


 『あのこは…わたし…たちの…希、望』


 




21: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:12:27.78 ID:woB1J/Ufo


傭兵「ユッ…カ…希望…」

傭兵「なんだ…頭にながれこんでく…この…光景は…」

狼魔人「祈りはすんだか」

傭兵「おれは…しらない」

傭兵「しらない…のに」

傭兵「おれは…だれだ…あなたは…だれ」
 

  『おねがい…だよ…ソル…くん』


傭兵「あなたは…」


  『ソル君のこと好きだよ』

  『…大好き』


  『ユイさん…愛してます』


傭兵「これは…おれ…?」

傭兵「う、あああああっ!!!!!」


▼炎が傭兵の全身を包み込んだ。


 




22: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:17:33.43 ID:woB1J/Ufo


狼魔人「ぐあっ…こ、この熱…この炎!!」

狼魔人「ハハ、ハハハ…やっぱりテメェはテメェだったか!」

狼魔人「ハハハハ!」


▼燃え盛る白い炎はやがて鎮まり、中から1人の男が現れた。

ザッ

傭兵「俺は…」

傭兵「ユッカの剣であり盾」

傭兵「目の前の障害は全て排除する」

狼魔人「…そうこなくちゃなあ!」ニヤリ


ユイさん。
あなたのおかげで、俺は…。



 ・  ・  ・



闇呪術師「む…この感じ…フフフ…!」

闇呪術師「まさか、自力で時空の牢獄を破る人間がこの世に存在するとは!」

闇呪術師「浄化の炎…。あらゆる邪悪や呪いを焼きつくすという伝説は本当のようですね」

闇呪術師「だとしたら、あの時の炎の繭は小娘ではなく…フフフ」

僧侶「よそ見厳禁ですよ!!」

闇呪術師「!」




23: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:22:08.27 ID:woB1J/Ufo



  ・  ・  ・


勇者「!!」

魔女「どうしたの」

勇者「東門の方…いまの一瞬の感覚、なんだろう」

勇者(ソル…?)

勇者「ねぇマナは感じなかった? すごい量の魔力が、一瞬だけ爆発するみたいに立ちのぼった気がして…」

勇者「あの真っ赤で温かい魔力をボクは…知っているような」

勇者「う…あ…。頭が…いたい」

魔女「…ユッカさがって。ここは私に任せて」

勇者(どうして、わからないんだ…ボクはあれをしっているはずなのに)

闇剣士(いまの感覚…まさかな)

闇剣士「小娘たち! しばらく勝負は預けた」

魔女「あ、逃げた」


  ・  ・  ・


時の魔術師「時の歯車は正しく噛み合い、彼の時は再び動き始めた」

時の魔術師「もうこれで心配はないでしょう」

時の魔術師「やはりあなたは稀代の戦士」

時の魔術師「どうしようもなく、天の運命には抗えないのですね…」


  ・  ・  ・




24: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:28:18.37 ID:woB1J/Ufo



狼魔人「服、ピチピチだな」

傭兵「…似合ってるだろ?」

狼魔人「へ、へへへ…それがいまからオレと殺し合いするやつのツラかよ」

狼魔人「にしても、微塵も魔力が感じられねぇ」

狼魔人「まさかいまので全部失くしちまったとかいわねぇよなぁ?」

傭兵「お前を仕留めるのに魔力は要らない」

狼魔人「ほざけ! オレに一度負けてるオメェがよぉ!!」

狼魔人「でかくなったとなりゃあ、もう手加減はしねぇぞ!」


魔獣はたたみかけるように、爪による斬撃と繰り出した。


傭兵(距離を開ければ右腕の熱線が待っている…行くか)

俺は振りかかる斬撃を全て剣で受け流し、一瞬の間に奴の懐に切り込んだ。

傭兵「…」

狼魔人「ぐっ!」

傭兵「一撃目は俺の勝ちだ」

狼魔人「は、疾い…! バカな、オレの攻撃をかいくぐっただと…人間風情が」

傭兵「あのころと同じと思うな」




25: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:34:44.89 ID:woB1J/Ufo



狼魔人「ふざけた攻撃を」

狼魔人「だがなぁ、オレの再生力を忘れたわけじゃねぇよなぁ!」

狼魔人「こんな浅い傷は傷の内にも入んねぇんだよ!」


7年前、俺はコイツ幾度か交戦し、熱線による致命傷を与えたはずだった。
だが奴は生きていた。
何度もたちあがり、俺とユッカを殺しにかかった。


傭兵「忌まわしい記憶だ」

傭兵「だがそれも今日ここで断ち切る!」

傭兵「不思議と、お前に負ける気がしない」

狼魔人「ほう、言うねぇ」

傭兵(この湧き出てくる力を俺は知っている)

傭兵(満天の星空から見ていてくれユイさん)

傭兵(俺の成長を!)


狼魔人「! 何っ、みえなっ――」

一瞬の閃光の後、血しぶきがあがった。
歪な形をした真っ赤な腕が宙を舞う。
そしてゴトリと音をたてて地に落ちた。

傭兵「右腕、もらったぞ。接続が甘かったな」

傭兵「移植するならもっと腕のいい呪術師に頼んだほうがいい」

狼魔人「うぎゃあああああっ!」




26: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:41:18.83 ID:woB1J/Ufo



狼魔人「お、オレの腕がアアア!!!」

傭兵「さすがに、切断したものは生えてこないようだな」

傭兵「お前を切り刻んで、終わらせる」

狼魔人「は、はは…ハハハハ! なんなんだお前は!!」

狼魔人「7年前だがいつだかと、まるで別人じゃねぇか…」

傭兵「これはいままで血塗れてきた代償だ!」


再び真っ直ぐ前方に跳躍。
奴はまるで目で追えていない。
あっという間に懐に飛び込んで、斬撃を一閃。

渾身のちからを込めたその一撃は、奴の自慢の爪を砕いた。


狼魔人「なっ…あああああああ!!!」

狼魔人「や、やめろォ! オレの…爪を…」

狼魔人「だったら噛み殺してやる!!」

狼魔人「オラァ!」


いまとなっては、奴の動きすべてが稚拙に思える。
ただ破壊と殺戮だけしか考えていない戦闘パターンは至って読み取りやすく、
動きにあわせて鋭いカウンターを食らわせることなど容易だった。




27: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:47:57.51 ID:woB1J/Ufo



俺が元に戻って数十秒も経たないうちに、奴は満身創痍となった。

全身から血が噴き出している。
もう立っていることもままならないだろう。

それでも魔獣は目を真っ赤にギラつかせ、俺を見据えて低く唸っていた。


傭兵「終わりだな」

狼魔人「なんで…そんな゛…がっ、がはっ」

狼魔人「バカな…魔力を失った人間ごときになぜオレが遅れを取る…!」

狼魔人「近接戦で…魔獣種のオレが…」

狼魔人「こんなの夢だ…ありえないいいい…力のないオメェなどにいい!!」

傭兵「失ったんじゃない…手に入れたんだ」

傭兵「この7年間戦いに戦いぬいて! 俺なりにお前を倒せる力をな!」



そして俺は奴の首元に銀の刃をつきたて、真横に一閃振りぬいた。

狼魔人「…か―――」


目の前の魔獣はだらんと崩れ落ちる。
再生がはじまる様子はない。
足元には真っ黒な血だまりができていた。


傭兵(終わったよ。ユイさん)




28: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:54:26.97 ID:woB1J/Ufo


傭兵(ユッカ…持ちこたえているだろうか。急がなくては)


魔獣の亡骸を後にし駆け出すと、遠くから風を切る羽音が聞こえた。

俺の方へと近づいてくる。

傭兵(あいつ…)


視界に捉えると、仮面の魔剣士が竜の上に立ち俺を見下ろしていた。


狼魔人「  」

闇剣士(魔獣種の貴様がこうもあっさりやられるとは情けない)

闇剣士(貴様の敗因…それはこの数年の間での…)

闇剣士(戦闘経験の差!)

闇剣士(格下のエサを狩る事しかしなかった貴様と、私と幾度と無く死闘を繰り広げた戦士との経験の差だ!!)


闇剣士「復活したか」

傭兵「…お前」

闇剣士「それでこそ我が好敵手」

傭兵「いまはお前の相手をしている時間はない」

闇剣士「…! その憎い面が見られただけでも良し」




29: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 22:58:47.64 ID:woB1J/Ufo



傭兵「いずれ決着はつける」

闇剣士「私のセリフだ」

闇剣士「む。あちらも山場を迎えているようだな」

傭兵「…ユッカ! ま、待ちやがれ!」

闇剣士「奴とて私の同志なのでな、むざむざ殺られるところを見過ごせん! 戻るぞ!」

幼竜「ぎゅるるる!」



  ・   ・   ・


【大時計塔前】




闇呪術師「ハァ…なんて野蛮な女だ…あぐ」

僧侶「よそ見厳禁って言ったでしょう。私の杖、魔力をこめたらすっごく痛いんですからね!!」

闇呪術師「まさか…物理攻撃とは…私は肉体派ではないのですっ、がはっ」

闇呪術師「ああ頭がいたい…われるぅ…」ズルズル

僧侶「逃がしません。ホーリースマッシュ!」ガツンガツン

僧侶「ホーリースマッシュ! ホーリースマッシュ!!」ガツンガツン

▼僧侶は杖で何度も闇の呪術師をなぐりつけた。

僧侶「このっ、このっ!」

闇呪術師「うぐあああっ…この娘ぇええ!!」




30: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 23:02:35.91 ID:woB1J/Ufo


闇剣士「無事か。ええい、厄介な女め」

闇呪術師「おお…魔剣士殿ぉ…この野蛮女を斬り殺してください…」

闇剣士「言われずとも、斬る――――」

▼闇の魔剣士は上空から勢い良く斬りかかった。

僧侶「きゃっ! 聖守護結界!」

▼僧侶は光の壁を創りだした。

バチバチッ

闇剣士「…ぬ、私の一撃すら防ぐか」

僧侶「あなたたちが邪であればあるほど、私の結界は強い効力を発揮します!」

僧侶「これが、ユッカ様を護るための力です!!」

僧侶「そして受けなさい! マナちゃんとの特訓の成果、アクアビュレット!」

▼僧侶は無数の水の弾丸を放った。

闇剣士「弾幕…! かわせんか!」

闇剣士「ぐおおっ」

幼竜「ぎゅるっ、ぎゅるっ!?」

闇剣士「クッ…やってくれる。水に聖魔力を込めていたか」

僧侶「き、効いてる! もっとうけなさーい!!」

闇呪術師「調子に乗るな小娘! ダークネスショット!」

▼闇の呪術師は闇魔力の塊を射出した。

僧侶「きゃああっ!」




31: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 23:08:29.95 ID:woB1J/Ufo



闇呪術師「魔剣士殿、詠唱時間をかせいでください」

闇呪術師「こんな女、もう容赦はしません」

闇呪術師「私の最大闇魔術で…フフフ」

闇呪術師「永遠の暗黒に閉じ込めてあげましょう!」

僧侶「…!」

闇呪術師「――――」ブツブツ

僧侶「ちょっ…い、いや」

闇剣士「残念だが小娘、はしゃぎすぎだ!」

僧侶(ど、どうしましょう! ふたりいっぺんに相手なんて!)あわあわ


勇者「ヒーラぁ! いまいくよ!」

僧侶「はっ! ユッカ様来ちゃだめぇ! 巻き込まれちゃいます」

闇剣士「む。勇者…!」

勇者「マナ、あいつを抑えて!」

勇者「ボクが…ボクがヒーラをまもる!!」

魔女「了解。この距離ならあれが届く」

魔女「秘術:マリオネット」

▼魔女は光る魔法の糸を闇の呪術師の体に突き刺した。

シュルルッ

闇呪術師「!」




32: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 23:15:24.55 ID:woB1J/Ufo


闇呪術師「な、なんですこれは…うまく魔力が練られない…!」

魔女「念のため奪っておいた術が役に立って良かった」

闇呪術師「こ、この糸ぉおお!!」

闇剣士「断ち切る! 邪魔はさせん!」

傭兵「てめぇの相手は俺だろ!」ガキィン!

闇剣士「剣士! 速かったな」

勇者「ソル!」

僧侶「ソル様!!」

勇者「やっぱりさっき感じたのは…。よかった、ちゃんと元に戻ったんだね!」

傭兵「話は後だ。ユッカ!!!」

傭兵「そいつにとどめを刺せ!」

勇者「!」

傭兵「いまここでやれ!」

勇者「で、でも…人間を刺すなんて」

傭兵「ユッカ! 使命を思い出せ! お前は何だ!」

勇者「ボクは…」

傭兵「お前のちからを今振るわないでどうする!! お前は人の世を護る勇者だろ!!」

勇者「!」




33: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/12(日) 23:22:34.20 ID:woB1J/Ufo


魔女「ユッカ…早く…こいつ、私の術をはねのけるだけの力をもっている……う゛!」

闇呪術師「子供だましのくだらない術をあああ!!!! …しかしこんなもの私にかかればすぐに解除くらい」ブツブツ

傭兵「ユッカ!! やれ!!」

魔女「…糸が…き、切れるっ」


勇者「う、うわああああっ」

闇呪術師「!!!」

ザシュ――

▼勇者は剣を闇の呪術師の胸に深く突き刺した。

闇呪術師「かっ…!!」

闇剣士「! クロノ!」

勇者「ごめんね。いたいよね…」

勇者「キミを…救いたかった。ごめんね…」

闇呪術師「あ゛…あ…」

闇呪術師(熱い…なんだ…コレは…)

闇呪術師(刺されただけじゃない…剣を伝って…私の中に…なにか熱いものが…流れ…)


時の魔術師(それは、勇者の一族だけが持ち得る真の力。浄化の炎)

時の魔術師(ありがとうユッカ。私の弟の邪な心は、これで祓われた…)

時の魔術師(優しい子よ。本当にありがとう…)


闇呪術師「……あぁ姉さん。星空がきれいだね…今年も…魂流しの―――」

闇呪術師「――」

勇者「……ごめんね」


▼勇者は0の経験値を手に入れた。



第24話<時の歯車>おわり




35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/12(日) 23:23:53.16 ID:FF/UTQ9ho

ぐおぉ読み入った面白かった!




43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/13(月) 02:39:13.97 ID:fTi80DGu0

おおおこの経験値の演出いいな




44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/13(月) 10:16:32.01 ID:qL6gUwVQO


こういう戦闘だからこそ、経験値の演出はグッとくるわ
闇剣士も如何にも武人らしくて好き。話創りが巧いなぁ




48: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:16:51.94 ID:GSO8N+z8o




第25話<魂流し>




闇剣士「クロノ……」

幼竜「ぎゅる…」

闇呪術師「――」

闇剣士(力を測り違えたということか。もはやバザの頃とは別人…!)

闇剣士(短期間でここまでレベルをあげたとはな…)

闇剣士(あの2人が共に在ることが原因か)

闇剣士(闇の心を祓う炎…私の計画にとって最も厄介な存在だ)

闇剣士「退くぞ。もうここに用はない」

幼竜「ぎゅるるる…」

闇剣士(こうなった以上、一度魔族領に帰投して気が進まんが奴の力を借りるしかないか)

闇剣士「また会おう紅蓮の勇者達!」




49: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:21:08.79 ID:GSO8N+z8o


勇者「あいつ! 逃げるな! ボクたちはまだ戦えるぞ!」

傭兵「やめとけ」

勇者「え…でも」

傭兵「無理はしなくていいんだよ。ユッカ」ポンッ

勇者「う、うん…」

魔女(…あの人、どうしてユッカばっかり狙って私には攻撃してこなかったの)

傭兵「これで戦闘終了だな」

傭兵(俺にもようやく1つの区切りがついた…)グ

傭兵(ユイさん、見ていてくれたか)

勇者「…ソル?」

傭兵「ユッカ…おつかれさま。大丈夫か?」

勇者「…うん。平気。でも、足に力が入らないや…」ヘタヘタ

僧侶「ユッカ様ぁ!」ぎゅっ

勇者「ひ、ヒーラ暑いよ」

僧侶「心配しましたよぉお」

僧侶「ソル様も元にもどってよかったぁ…良かったです…ぐすっ」

傭兵「みんな心配かけて悪かったな。この通り俺は無事だ」




51: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:26:21.94 ID:GSO8N+z8o


コツコツ

時の魔術師「みなさん」

僧侶「クロノ様! お怪我はありませんか」

時の魔術師「ええおかげさまで。まずは街を護っていただいたことに心より感謝いたします」

時の魔術師「ありがとうございました」

勇者「…あ……でも」

勇者「ボクは…この手で…」

時の魔術師「何も気に病む必要はありませんよ…あなたは勇者としての使命を果たしました」

勇者「…」

時の魔術師「来ました。これを見てください」ボゥッ

火の玉「…」くるくる

時の魔術師「うふふ。くすぐったい、おやめなさい」

勇者「…これは、魂…?」

僧侶「わぁ…綺麗な色」

魔女「心の清い人の魂の輝き」

時の魔術師「あなたの心の炎で、弟を救ってくれてありがとうございました」

勇者「これが…あの闇の呪術師…? ボクが…?」

火の玉「…」くるくる




52: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:33:00.07 ID:GSO8N+z8o


時の魔術師「これで迷うことなく、安らかに逝けるでしょう」

時の魔術師「あなたのおかげです。ユッカ」


クロノさんはそう微笑んで、真っ白な小さな気球を宙に浮かべた。

名残惜しそうにも、気球は星灯りで輝く空へと昇っていく。

ユッカは珍しく両手を合わせて、祈るようにそれを見送っていた。


時の魔術師(あなたの生まれた街です。空からゆっくり、ゆっくり眺めてお逝きなさい)

時の魔術師「…」


魔女「私達も浮かべる番」

勇者「そうだね。準備しなきゃ!」

時の魔術師「その前に、お風呂に入って着替えていらっしゃい」

僧侶「そうさせていただきます。もういろんな汗でべたべたで…」

勇者「そっか! うん、そうしよ!」

勇者「ソルいつまでも上半身裸じゃ笑われちゃうよね」

傭兵「子供用の服はさすがに恥ずかしくてな…サイズあわねーし…」




53: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:39:22.83 ID:GSO8N+z8o




   ・   ・   ・




突然の魔物の襲撃により街は混乱の中にあったが、撃退後にクロノさんの発した声明により事態は無事終息した。

しばらくして魂流しの儀は再開され、人々は次から次へと時計塔を訪れて

展望台からそれぞれの想いのこもった小さな気球を、星降る夜空に浮かべていった。


勇者「いちにーさんし…ほんとに全部ある?」

魔女「うん。何度も数えた。1号から24号ちゃんまでみんな空に上がれる」

傭兵「なんだその番号…」

魔女「あなたはしらない? 私の中には24人の魂がある」

傭兵「いや…しってるけど」

勇者「ねぇねぇ、呪いで子供になってた頃のこと覚えてるの?」

傭兵「全部が全部じゃねーが…なんとなくな」

勇者「そ、そう…。そっかそっか」アセアセ

傭兵「どうした」

勇者「う、ううん…なんでもないよ!!!」




54: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:44:27.46 ID:GSO8N+z8o


魔女「そう。なんでもない。忘れていたほうが好都合…」

勇者「そうだね」クスクス

傭兵「ふ、ふふ…お前ら、今日はさすがに勘弁しておいてやるけど明日から覚悟しろよ?」ポン

勇者「!」
魔女「!」

傭兵「俺に何をしたか忘れたとは言わせねーぞ?」

勇者「ひゃああごめんなさいごめんなさいっ! もうあんなことしませんっ」

魔女「すいません…すいません…」

僧侶(2人とも何したんでしょう…)

傭兵(カマかけただけなんだがな…やっぱりろくでもないことしてやがったか!!)

サキュバス「それにしても戻っちゃうなんて残念」

傭兵「うわっ! お前はいっつも突然現れるんじゃねぇ!」

僧侶「びっくりしました…」

勇者「サキュ何しに来たの」

サキュバス「何って、あなたたちを労いによ?」パチパチ

僧侶「それ絶対嘘ですよね」




56: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:50:33.90 ID:GSO8N+z8o


勇者「ボクたちピンチだったんだよ! もうっ、どうして手を貸してくれなかったのさ!」

サキュバス「あたし魔物なんだけど…勇者に助太刀する義理ある?」

勇者「そ、そうだった! あっちいけ!」

サキュバス(本当に命の危機になれば、力を貸してあげてもよかったんだけど…)

サキュバス(まさかあのいや〜な男を自力で倒しちゃうなんて…末恐ろしいわね)

サキュバス(でも、あたしの器なんだからそれくらいじゃなくっちゃ♪)

傭兵「本当に何しに来たんだ。返答によったら…」ジャキ

サキュバス「はぁ〜、だからあんた嫌いなのよね〜」

サキュバス「あたしも特等席でこれを見に来ただけよ」


淫魔は空を指さした。
ピニオンの空には色とりどりの手作り気球がただよっている。
そして天に続く光の道。

きっと一晩かけて魂たちはこの全天の光に浄化されながら昇っていくのだろう。
不思議なきぶんだった。




58: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 22:58:15.76 ID:GSO8N+z8o


勇者「綺麗だね」

サキュバス「そうね」

僧侶「…あなたにもそういう感性はあったんですね」

サキュバス「あたしのことエッチにしか興味のない下品な女だって思ってた?」

僧侶「はい思ってます」

時の魔術師「あら…珍しいお客様」

サキュバス「はぁい、魔物だけどお邪魔するわね」

僧侶「なにをしれっと…クロノ様、退治はお任せください」

時の魔術師「故人を偲ぶ気持ちがあればどなたでもかまいませんよ」

サキュバス「だってさ」

僧侶「……なら、今日は見逃してあげます。むむむ」

サキュバス「うふふ。そうしてくれるとありがたいわね」

傭兵(やっぱり誰かを送りに来たのか…?)

傭兵「そうだ、早くしないと」

時の魔術師「夜が明けるまで光の道は続いていますから、急がなくても大丈夫ですよ」

傭兵「そうなのか」


この儀式は唯一無二のクロノさんの心の清さでしかできないことだ。
邪な人間が同じことをすれば、魂たちはたちまち穢れて地に堕ちてしまうだろう。
ヒーラちゃんが同じくらいの力を持てばできるだろうか?

そんなことを考えながらふと3人の楽しそうな声の方に目を配ると、彼女たちは早速気球を浮かべる準備をはじめていた。




59: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 23:07:00.76 ID:GSO8N+z8o



魔女「みんな準備出来た」

傭兵「たくさんあるし、俺たちもそろそろ流していくか」

僧侶「そうしましょう!」

勇者「じゃあボクさっそく1つ浮かべてみる!」

魔女「じゃあまずこの子を。さようなら」

マナの中からふよふよと魂が飛び出して、気球のバスケットの中に置かれた珠に入っていく。

勇者「ほんとにたまたまに入るんだねぇ。偉いぞ」

勇者「いってらっしゃい!」ふわっ

ユッカはその気球を元気よく手放した。
バルーンには犬だか猫だかわからない動物の絵が描かれていた。

傭兵「お前たちが描いたのか?」

勇者「全部手作り! ソルも手伝ってくれたじゃん」

傭兵「したようなしてないような」

勇者「はい。マナもしよっ!」

魔女「うん」

魔女「いままでありがとう」

魔女「いってらっしゃい。さようなら」

僧侶「どうかその御魂、安らかに」


そうして俺たちは次々と別れを告げて空へと浮かべていった。




60: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 23:15:37.79 ID:GSO8N+z8o


老人「じいさんや…さきに待っていてください」ふわっ

少女「パパ…ありがとう」ふわっ

青年「……」ふわっ


本当にたくさんの人々が代わる代わる展望台を訪れていた。
もとよりピニオンの街に住む人は、自宅の屋根の上に登って気球を飛ばしたりしていた。

みな星空をながめて熱心に祈りをささげている。
不思議と、泣き出す人はいなかった。

傭兵(こんなに空が明るんだ…祈りだけでもささげればあなたに届くだろうか…)

傭兵「…」


勇者「わーなんでボクを追いかけてくるのぉ!」

傭兵「…うるせぇな人が感傷的になってるところをお前はなぁ」

勇者「だってぇええ!!」

ユッカはたくさんある火の玉のうちの1つにつきまとわれ、パタパタと辺りを逃げまわっていた。

魔女「中には行きたくない子もいるみたい」

傭兵「ははは。そういうもんなのか」

時の魔術師「おかしいですね。ここにいる魂達の未練は拭ったはずですが…」

傭兵「はぁーせっかくプチ気球作ってやったのになぁ」




61: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 23:23:52.55 ID:GSO8N+z8o


時の魔術師「未練のある魂は、まれに生者の体を乗っ取ろうとすることがあります」

傭兵「…え」

傭兵「おいそれ大丈夫なのか」

時の魔術師「しかし、器となる肉体があわなければそれは難しいことです」

時の魔術師「例えば血をわけた兄弟など…」

時の魔術師「ユッカが私の弟の魂を浄化していなければ、私の方が乗っ取られていたかもしれませんね…」

傭兵「そういうもんなのか」

魔女「…あの子、私とずっと一緒にいた子。1号ちゃんかもしれない」

傭兵「だからその名前やめようぜ…生前の名前あるだろうがよ」

魔女「だって魂に命令はできても話はできないから…知らない」

傭兵「で、その1号ちゃんはなんなんだ」

魔女「私たちが出会った森で、最初にあなたたちにけしかけた…もとい、案内させた子」

傭兵「……あー、あの火の玉ね。ヒーラちゃんに杖借りておもっきり弾き返した気がする」

僧侶「よく人の魂にそんなことできますよね…」

傭兵「あっ、あんときはほんとに火の玉のお化けだとおもってたし!」

僧侶「くすくす。そうでしたね、いまとなっては懐かしいです」

傭兵「マナ、はやく気球乗るように言ってやってくれないか。ユッカがうるさくて他の人に迷惑だ」

魔女「…」コク

勇者「うわーーん」パタパタ




62: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/13(月) 23:28:28.38 ID:GSO8N+z8o



しかし、やがて火の玉はユッカの体にかぶさるように見えなくなった。
その途端走り回っていたユッカはピタリと動きを止めて天を仰いだ。

勇者「……ぁ」

傭兵「…? おーいユッカ…おーい」

呼んでも何も反応せず、こちらを振り返ろうともしない。
様子がおかしいとおもった俺はヒーラちゃんと顔を見合わせた。
マナは訝しげな表情でじっとユッカを見つめている。

傭兵「ユッカ」

背後から近づいて肩に手を置こうとした瞬間、妙な違和感をおぼえた。
心なしか、いつもよりユッカの髪の色が黒く見える…気がする。

傭兵「あれ…」

その後ろ姿が、記憶のなかの誰かと重なった。
俺はおもわず目をこすって、もう一度ユッカの後ろ姿を確認した。

傭兵「え…?」

少女はゆっくりと振り向く。

勇者「…」

そして俺に…優しく微笑みかけた。

傭兵「どうして」

勇者「最期だから。どうしてもキミにお別れが言いたかったんだ」

勇者「ねぇ、私のこと…わかるかな…? 覚えてるかな…」

心臓がドクンと高鳴った。
ぞわりと全身をなにかが駆け抜け、あっという間に喉がカラカラになった。

少女はすこし気恥ずかしそうに笑っている。
その笑みは、俺のよく知っているもので、
俺の魂にまで焼きついた…彼女の…。

勇者「ひさしぶり。たくましくなったね」

勇者「約束、ずっとまもってくれてありがとう……ソル君」

傭兵「ユイ…さん…?」


第25話<魂流し>つづく

 

 
 
 




65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/13(月) 23:33:16.56 ID:dkt4IWoOO


衝撃の展開・・・。




67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/13(月) 23:37:32.59 ID:oxPvXr7AO

乙!
やべっ…なんかウルウルしてきた




96: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 21:58:47.62 ID:AOm2/Ovzo

第25話<魂流し>つづき



傭兵「ユイさん…なのか…?」

勇者「…やっぱり信じられないよね」

傭兵「そ、そんなことはない…です。けどびっくりして」

傭兵「どうして…。そ、そうだ、俺…っ、伝えたいことも謝りたいことも沢山あって」


突然の再会に半ばパニックになってうろたえる俺のことをじっと見つめていたユイさんは、くすっと微笑んだあとそっと手を握ってきた。
ユッカのちいさな手だ。
だけど、間違いなくユイさんの優しい触り方だった。

傭兵「あ…」

目の前の彼女は瞳を閉じて小さく首を振る。


勇者「そうだね。たくさん…たくさんあるよね?」

勇者「でも、全部聞いてあげる時間は無いかも。ごめんね」

勇者「私、ソル君に最期の挨拶…しにきたんだ」

傭兵「!」

勇者「ふたりっきりで…少しだけでもお話できたらいいんだけど…」


周りは静かでこそあったが、いまだたくさんの参列客が代わる代わる訪れては気球を飛ばしていた。
俺はつながれた手を握り返し、そのまま優しく引いて階段を下り、借りている部屋へとユイさんを連れて行った。

 




97: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:04:59.01 ID:AOm2/Ovzo



僧侶「ユッカ様とソル様何を話してるんでしょうね」

僧侶「あれ、どこか行っちゃいました…」

僧侶「ユッカ様やっぱりさきの戦闘で体の具合が悪いのでしょうか」

僧侶「マナちゃん。私ちょっと治療にいってきます!」

魔女「まって」ギュ

僧侶「はい…?」

魔女「…今夜はふたりっきりに、してあげて」

魔女「ユッカのことなら大丈夫だから」

僧侶「そうですか…? わかりましたマナちゃんがそういうなら…?」

魔女(……1号ちゃん)

魔女(あなたはやっぱり…ユッカの)

僧侶「マナちゃんもすこし調子が悪そうですね」なでなで

魔女「別に」




98: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:11:29.04 ID:AOm2/Ovzo




<7年前・冬>

【ある森の中】


魔女「……」

魔女「あなた…しんだの?」

魔女「ふよふよして、さみしいの?」

魔女「てんにかえったほうがいい。わるいおばけになる」

魔女「かえられないの?どうして…?」

魔女「でも…ここは…さむいとこ」

魔女「わたしのなかもさむいけど…くる?」

魔女「おいで」

魂「――」スゥ

魔女「…ん。ん…へんなかんじ」

魔女「よろしくね。いこ」

ザクザク




99: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:17:47.10 ID:AOm2/Ovzo


魔女「……」

僧侶「どうしたんですか?」

魔女(また会えてよかったね)

僧侶「ねーマナちゃん」ゆさゆさ

魔女「なんでもない」



【大時計塔・借り部屋】


勇者「ここなら、誰もこなくていいよね」

傭兵「ベッドにでも座ってください」

勇者「うん」

傭兵「……」そわそわ

勇者「?」

傭兵「あ、あの…お茶とか飲みますか。淹れます」

勇者「…くすくす。ソル君ってば、緊張してるの?」

傭兵「い、いや…まだ気持ちが整理できてなくて」

勇者「ねぇ…ソル君も隣おいでよ」チョイチョイ

傭兵「…はい」




100: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:25:20.59 ID:AOm2/Ovzo



俺は手招きするユイさんの隣に恐る恐る腰掛けた。
2人分の重みでベッドがギシリと音を立てて沈む。

肩を寄せ合うような距離におもわずドキリとする。

傭兵(ユッカの体なのに…不思議だ…ユイさんにしか思えない)

体格は当時のユイさんにとても似ているし、顔つきだってかなり近い。
だけどユッカはユッカだと俺はおもっていた。
それがユイさんの魂が中に入ると、途端にユイさん本人にしか思えなくなる。
彼女の柔和な仕草や表情、声色がそうさせるのだろうか。

勇者「ねぇ…ソル君。なにから話せばいいかな」

勇者「いつかお話できたらなぁって思ってたんだけど、いざ叶ってみるとわかんないね…」

傭兵「…じゃあ俺からいいですか」

勇者「なぁに?」

傭兵「…ごめんなさい」


謝らないといけないことがあった。
それは、謝っても謝りきれないことだった。




101: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:31:49.41 ID:AOm2/Ovzo


俺はベッドから降りてユイさんの前に座り、もう一度頭をさげて謝った。


傭兵「もう…あれから7年以上になります」

勇者「そっかぁ…そんなに経ってるんだよね」

勇者「ユッカもおっきくなるはずだよ。えへへ」

傭兵「……」

死なせてしまったことを本人の魂に面と向かって謝ったことなど生まれて初めてだ。
そんな体験をしたことがある人間がこの世にいるのだろうか。

ユイさんは下げた俺の頭を、なにもいわずになでてくれた。

勇者「謝らないで。ソル君のことを恨んで化けて出たわけじゃないよ」

勇者「謝ってほしくなんてないんだ。キミにただ会いたかった…それだけ」

勇者「それに謝るなら私のほうも…ごめんね」

勇者「ソル君に…つらいおもいさせちゃったね…ずっと、こんなになるまで」

勇者「ごめんね…ずっと一緒に暮らそうっていったのに、ひとりぼっちにしちゃったね」




102: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:38:12.74 ID:AOm2/Ovzo


勇者「ほら立って」クイクイ

傭兵「…ユイさん」

勇者「ほんとにおっきくなったね」

勇者「えっと…7年だから…」

傭兵「25歳になりました」

勇者「そっかぁ…。歳、抜かされちゃったな…えへへ」

勇者「年下の旦那さんだったのになぁ」

ユイさんはいたずらっぽく笑った。
しかしその目の端にはうっすらと涙が溜まっているようにみえた。


勇者「なんだか…ソル君みてたら…ドキドキしちゃう」

勇者「へんだね…だめだよねユッカの体でこんなの」

傭兵「…」


そう、俺にはまだ謝らないといけないことがいくつかある。
ユッカの記憶を消してしまった。
ユッカをむざむざと悪魔の呪いにさらしてしまった。
これは子を想う母親としては決して許せることではないだろう。

俺はどんな罰でもうける覚悟をした。




103: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:45:59.18 ID:AOm2/Ovzo


勇者「お、おかしいな…ほんとにほんとに変だよ」

勇者「これが…ユッカのうけた呪いなの?」

傭兵「すいません。ユッカを護るって誓ったのに」

傭兵「そのような体にしてしまいました」

勇者「……んっ、どうしよう…むずむずしてる…おさえられない…」

傭兵「ユッカとチェンジはできないんですか」

勇者「う、うん…いまこの子の魂は寝てるの。私が入り込んでるせいかな」

勇者「だから、私長居はできないんだ。魂がこの体に定着しちゃう」

傭兵「…!」

勇者「ね、ねぇソル君…だからさ、その…時間ないから」

勇者「いつもユッカにしてるみたいに…」


ユイさんはその先を言葉にすることはなく、チラと俺の顔を伺った。
それだけで何を伝えたいかは十分に分かった。

勇者「だめ…だよねぇ」

傭兵「ユイさん」

俺はそんな彼女の肩をつかんで、そっと後ろに押し倒した。




105: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 22:53:24.94 ID:AOm2/Ovzo



勇者「きゃっ…」

勇者「…♥」

勇者「いいよ…。よ、よくはないんだろうけど…良いよね?」

傭兵「抱きたいです」

勇者「そんな風にストレートに言ってくれたことあったっけ…大胆だね」

傭兵「ユイさんを最期の瞬間まで感じていたいです」

勇者「私も…ソル君のこと感じたい」

どちらからともなく唇を重ねた
お互いの長い空白の時間を埋めるような、とてもとても長くて深い口づけだった。


勇者「んぅ…んっ♥ ん〜…」

勇者「ちゅ…ちゅる…ちゅむ♥」

勇者「はぁっ…んっ、んぅ♥ ちゅう…ちゅ」

勇者「そるく…んぅ♥ ちゅむ、ちゅうっ、ちゅる…っ」

勇者「ちゅっ、ちゅう…ちゅ、ちゅる♥」

勇者「ん…はぁ♥ んっ…♥」

勇者「すき…だよぉ…んぅ、んっ♥」




106: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:00:50.27 ID:AOm2/Ovzo



丁寧に服を脱がせていく。
見慣れたユッカの裸だが、恥ずかしがるその姿が新鮮に思え、とてもいやらしく見えた。

勇者「いつもこんな風にぬがせてるの?」

傭兵「……」

勇者「だまっちゃうんだ。色々してることはしってるんだからね」

傭兵「ご、ごめんなさい…」

勇者「今日はもう謝らないで」

勇者「それに…ハジメテじゃないなら、遠慮しなくていい…ってことだし」

勇者「き、きて…♥」

傭兵「いいですか?」

勇者「うんっ、いいよ…ソル君とエッチしたい♥ ソル君のこといっぱい欲しい」


脱がした下着はすでにぐっしょりで、幼い恥部からは陰液が垂れておしりのほうへと伝っていた。

傭兵「びっくりでしょ。ユッカすごく濡れやすいんです」

勇者「うん…そうだね。お腹の奥がきゅんきゅんしちゃうよ」

勇者「こんなエッチな体にしたのはだぁれ?」

傭兵「…お、俺…かもしれないです」




108: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:08:26.63 ID:AOm2/Ovzo


勇者「ここに…」くちゅり


ユイさんは足を大きく広げて、アソコの中をみせてくれた。
薄いピンク色の陰唇の間で粘っこいドロッとした糸がひいて、テラテラと光っている。

理性の限界を迎えた俺は、ペニスを取り出し、そのいやらしい穴にそっとあてがった。

勇者「んっ…♥ そう、いいよ♥」

傭兵「いれたらたぶんすごい来ちゃうと思いますので、覚悟してくださいね」

勇者「うんっ」

勇者「その前に、もっかいだけキスして…」

傭兵「……はい」


そして唇を重ねたまま、俺とユイさんは7年の時を超えて再びつながった。
ぐじゅぐじゅになった狭い膣内を俺のペニスがこじあけていく。
ヒダのひとつひとつをかきわけ、ひたすら奥を目指して腰を突き入れた。


勇者「んっ…♥ ああああっ〜〜〜♥♥!!」

勇者「あああっ、にゃにこれっ♥ あああっ♥」

勇者「ソルく・・♥ あああ、んっ、あああっ♥」


たったひと突き、奥までつながっただけでユイさんは達してしまった。




110: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:14:19.91 ID:AOm2/Ovzo


傭兵「すごい声でてますよ」

勇者「だ、だってぇ…♥ こんなの、がまんれきないよっ♥」


ユイさんは顔を紅潮させて、目元にはすでに涙をたっぷりと貯めていた。

傭兵「この程度まだまだですよ。動きますね」

勇者「ま、まっ…て、あ〜〜〜っ♥♥」

 じゅぷ じゅぷ…
  じゅぷ  じゅぷ


勇者「あああっ、ああっ♥ すごっ、すごいなにこれぇ…♥」

傭兵「やっぱりあなたはエッチな人なんですね」

勇者「ち、ちがっ、ちがうよぉ」

勇者「ソル君とエッチがうれしすぎて、興奮しちゃってるんだもん」

傭兵「じゃあ俺も興奮してるんで、もっと激しくしていいですよね」

勇者「え……うん♥」

勇者「旦那様のおちんちんで、もっとじゅぽじゅぽされたいなぁ♥」




111: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:21:57.51 ID:AOm2/Ovzo



生前のユイさんとからだを重ねたことは何度かあった。
幼いユッカが寝たあとに、こっそりと2人で楽しんでいた。

しかしどんなことをどんな風にしたかは曖昧になっている。
当時の俺はまだまだ性に疎く、セックスに余裕などなくて、ただひたすらユイさんの体に夢中だった。

ユッカを起こさないようにユイさんがベッドの上で必死に声を殺していたことだけは覚えていた。


勇者「あんっ♥ あんっ♥ すごっ、いいっ♥」

勇者「あああ〜〜っ♥ イッてるっ、またイッちゃってる♥」

勇者「ソルくっ♥ まって、まってぇまたイクっ♥ んんんっ、あああ〜〜〜!」


だからこうしてユイさんが本能のままに淫れている姿を見ることはあまりなかったかもしれない。

俺のペニスはさらに硬度を増して、彼女の膣内を激しく蹂躙した。

傭兵(お互いあのころとはもうちがいますけど、やっていることは一緒です)

傭兵「愛してます…ユイさん」

勇者「わっ、私もっ♥ 私も愛してるよぉ♥ あんっ、あああっ、あんっ♥」




112: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:28:00.95 ID:AOm2/Ovzo



 じゅぷんじゅぷんじゅぷんじゅぷん 
  じゅぷんじゅぷん じゅぷんじゅぷん


勇者「あああっ♥ おちんちんが…奥にごつごつって…♥」

勇者「ユッカのおまんこ壊れちゃうよぉ」

傭兵「うっ…大丈夫ですよ。ユッカの体、すっごく丈夫です」

傭兵「ほら、こんな風にしても…」

ほそい腰をがっちりとつかみ、律動をさらに速め、激しくユイさんを突いた。
肉のぶつかる音とお互いの淫液のまじりあう湿っぽい音が何度も部屋の中に響いた。

傭兵「ねっ」

 じゅぷんじゅぷんじゅぷんじゅぷん 
  じゅぷんじゅぷん じゅぷんじゅぷん


勇者「そんにゃっ♥ あんっ、あああっ、だめだってばぁ」

傭兵「こんなにエッチな汁をふりまいて何言ってるんですか」

傭兵「あなたがエッチだからそんなに感じちゃってるんですよ」

勇者「あんっ、あああっ♥ あああ〜〜♥ あっ」




113: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:35:31.88 ID:AOm2/Ovzo



勇者「胸も…さわってぇ」

傭兵「…はい。ユイさんの言うことなんでも聞きます」

言われるがままに小さな胸に手をかけて、乳首を転がした。
もしこのままユッカの体がユイさん似の成長をつづけるなら、乳房はもうあとすこしくらいしか育たないかもしれない。
そんなことを思いはじめてからは、セックスのたびに揉んでマッサージしているのだが、あまり目に見えた効果は現れていない。

そのぶん感度だけはあがってしまった。


傭兵「ほら、こうすると」

小さな乳首をくりくりと指でいじめながら、腰をうごかして膣内もいじめぬく。
やはり感じるポイントはユッカのままで、ユッカのことを知り尽くした俺を前にユイさんは為す術もなかった。
やがて全身を快感に飲まれてしまい、なんども潮を噴いてビクビクと痙攣を繰り返した。

もはやまったくろれつはまわっておらず、真っ赤な顔で俺のことをうっとりと見つめているだけだ。


傭兵(かわいい…こんな顔もするんだな)

勇者「そりゅく…ひどいよ…♥」

傭兵「俺まだしたいないですよ」

勇者「そんなぁ…えへへ…♥ えへへ…♥」




114: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:42:06.40 ID:AOm2/Ovzo



傭兵「俺のやつまだ中で硬いでしょ?」

勇者「うん…おまんこの奥、またごりごりする?」

勇者「ユッカのだよ?」

傭兵「いまはユイさんでしょ。ユイさんが妊娠しちゃうくらい濃いの出します」

勇者「じゃあ…がんばらなきゃ♥」

傭兵「いきますよ」



その後も俺はユイさんを愛しつづけた。
俺達は愛しあいつづけた。
射精した回数は1度や2度ではなく、溜まった分を何度も何度もユイさんの膣奥に吐き出した。


勇者「うあっ、あああぅ♥ はぁ♥♥はぁ♥」

傭兵「またイッたでしょ。ぎゅうって締め付けてますよ」

傭兵「まだ終わりませんよ、お尻向けて」

傭兵「次はこっちから…」


じゅぷ

勇者「んんんっ♥ ううう♥ へんたいだよぉ」

傭兵「ずっといろいろしたかったんです。だから受け止めてください」

勇者「うんっ♥ ソルくんの全部をちょうだいっ、私にちょうだいっ♥」




115: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/15(水) 23:52:28.84 ID:AOm2/Ovzo



傭兵「ユイっ、また出る…イク」

勇者「ああぅ♥ きてっ、きてぇえ!」

傭兵「くっ…ああっ」

びゅくんびゅくん…どぷどぷ

勇者「ああああっ〜〜〜♥♥」

傭兵「またエッチな声で鳴いてる。そんな声聞いたらあそこが収まらないです」

勇者「私も…私もだよぉ。ソルくんとこんなにエッチできて幸せ…おまんこずっとあついままなの」

勇者「好き…好き♥」

傭兵「俺もユイさんのこと、好きになってよかった」


そうして2人の短い夜はあっという間に過ぎていった。
お互いの淫液でどろどろになった素肌のまま、抱きあって眠った。


勇者「ソルくん…まだキスしたい」

傭兵「はい…」

俺は神に感謝した。こうしてまた出会うことができた喜びを噛み締めた。

しかし、俺たちはなにか大事なことを忘れている気がした…。




第25話<魂流し>つづく




128: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:02:38.33 ID:h0HHPV1no

第25話<魂流し>つづき



<深夜>

【大時計塔・展望台】



時の魔術師「そろそろ参拝客も見えなくなりましたね」

僧侶「クロノ様。長い時間お疲れ様でした」

時の魔術師「あなたたちも戦闘後で疲れているでしょうに、長らくお付き合いありがとうございました」

時の魔術師「さすが未来の大神官ですね」

僧侶「そ、そんな…私にはクロノ様みたいなこんなにすごい術は使えないです」

時の魔術師「あなたならきっとできるようになりますよ」

魔女「…眠い。1号ちゃん帰ってこない」

僧侶「どこにいったんでしょうねぇ。気球最後のひとつになっちゃいましたよ」

魔女「さっきユッカの中に入ったかもしれない」

僧侶「それって大丈夫なんですか? なんだか様子がおかしかったですけど」

魔女「……」




129: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:11:30.53 ID:h0HHPV1no


時の魔術師「死者の魂が新鮮な肉体を求めて、生者の中に入り込むことはよくあります」

時の魔術師「しかしたいていのケースでは器の形が魂にあわないのです」

時の魔術師「魂には生前の肉体の記憶が深く刻まれているからです」

時の魔術師「ゆえに魂は体の中で共存し、まれに二重人格を発症することがあります」

僧侶「そういえば、様子のおかしい方も何人かいらっしゃいましたね」

時の魔術師「ものによっては居心地の悪さに勝手に出てゆきます」

時の魔術師「どうしても出てゆかない者にたいして、私が除霊を行っています」

僧侶「なるほど、ではユッカ様は大丈夫なのですか?」

時の魔術師「俗にいう体の乗っ取りはほとんどおこりえません」

時の魔術師「私が先代からこの職をひきついでから一度もみたことがありません」

僧侶「そうなんですか…良かった」

時の魔術師「ただし、入り込んだ先が生前の姿と酷似していればあるいは…」

魔女「…」

時の魔術師「大丈夫でしょう」

時の魔術師「みなさんもそろそろお休みください」

時の魔術師「間もなく儀式は終わり、天へ続く道は閉じてしまいます」

時の魔術師「時を越える再会と別れの聖夜は終わり、街は新しい朝をむかえるのです」




130: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:16:57.63 ID:h0HHPV1no



【大時計塔・借り部屋】



勇者「んっ…あんっ♥」

勇者「ソル君どうしたの。眠れないの?」

傭兵「ユイさん…なんだかいたずらしたくなっちゃって」

勇者「やだ、エッチ!」

勇者「はぁ、ソル君ってさ昔は真面目な子だったのに、どうしてこうなっちゃったの」

傭兵「……え、それは」

勇者「でも安心した」

勇者「笑って暮らせるようになったんだね。私それだけで満足」

勇者「キミが元気で良かった…」

傭兵「ゆ、ユイさん…」

 つぷ…

勇者「んっ♥ い、いつまでする気!」

勇者「そんなに何度も激しくされたらユッカの体壊れちゃうよぉ…♥」

勇者「はっ! ユッカの体!」

傭兵「あっ!」




131: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:24:42.00 ID:h0HHPV1no


勇者「しまったいま何時!」

傭兵「えっと…まずいもうすぐ明け方だ」

勇者「とりあえず服きなきゃっ!」

傭兵「すいませんユイさん。俺がしつこく迫ったせいで」

勇者「ち、ちがうよ。私もソル君と会えてうれしくなっちゃって舞い上がっちゃったから」

勇者「というか…我を忘れてエッチに没頭しちゃった…えへへ」

傭兵「ユッカの体、よく馴染むんですか?」

勇者「うん…さすが私の娘だね」

勇者「自分の体みたいに動かせる。だからこうしてキミを…感じることができた」

勇者「私似に育ったこの子に感謝しなきゃ…そしてマナちゃんにもね」

傭兵「あの…ユイさん…俺は」


俺はとっさに何を言おうとしたのだろうか。

しかしユイさんは俺の言葉を途中でさえぎって、静かに首をふった。


勇者「返さなきゃ。このまま居るなんてダメ」

勇者「だから、行こ?」

彼女は笑顔で手をさしのべる。
俺はその手をとることを迷ってしまった。
別れの時間は刻一刻と迫っていた。




133: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:31:22.88 ID:h0HHPV1no



展望台へ向かう足取りは重かった。

傭兵(俺は…俺はまたあなたを失ってしまうのか)

傭兵(だけど、それはわがままなんだろうな)

傭兵(魂が迷わせてしまったら、無事天にたどり着けなくなってしまう)


見晴らしのよい展望台に出ると、マナが気球を抱いて待っていた。
ヒーラちゃんやクロノさん、その他参列客の姿は見えなかった。


魔女「1号ちゃん…」

魔女「道が閉じる」

勇者「うん」


星明かりで満ちていた夜空はすでに薄く白んできている。
天へつづく光の道が消えてしまう前に、彼女を送らないといけない。

魔女「いそいで。この中に入って」

マナは小さな珠を取り出した。




134: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:39:17.93 ID:h0HHPV1no



傭兵「ユイさん」

勇者「ごめんね。私行くよ」

傭兵「…はい」

勇者「だから、さよなら」

勇者「先に待ってるね。でも、しばらく来ちゃダメだよ?」

傭兵「…ユイさん」

俺は握った手を離せずにいた。
そんなことをしたって魂をつなぎとめられるわけではないし、迷惑にしかならないのだが、
頭でわかっていても、心の中ではユイさんを離したくなかった。

勇者「もう、ダメだぞ。キミはもう私より大人なんだから」

傭兵「……」

勇者「ねぇひとつお願いを聞いてくれる?」

傭兵「…はい」

勇者「ユッカを幸せにして。護るだけじゃなくって、ソル君がユッカを幸せにして」

勇者「お願いだよ。ソル君…」

傭兵「…わかりました」




135: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:44:49.15 ID:h0HHPV1no


勇者「それとマナちゃん。ここまで連れてきてくれてありがとう」

魔女「私の方こそ、あなたに感謝してる。あなたがいなければ私はひとりぼっちだった」

魔女「あなたのおかげでユッカに出会えた」

勇者「うふふ。ユッカは素敵な仲間に恵まれてもう幸せものだね…」

勇者「これで…心置きなく、行ける」

勇者「さようなら」


ユイさんは背伸びをして俺の頬を両手で包み込んだ。
そして朝焼けのなか、最期の唇を重ねた。


勇者(ユッカ。ママいくね)

勇者(あなたは私のことを覚えていないけど、きっといつか思い出す日がくるから)

勇者(でも思い出すことを怖がらないで)

勇者(その時は、たくさんの仲間があなたの側にいるから)

勇者(あなたの大好きな人が隣にいてくれるから)

勇者(幸せになってね――――)




136: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:50:53.12 ID:h0HHPV1no



勇者「んっ、んぅ……?」

勇者「ぷはっ! あれ…ボク」

勇者「ってソル! ぎゃっ、な、なにしてるの!? ここどこ…」キョロキョロ

勇者「ソル…? 泣いてるの?」

傭兵「泣いてねぇよ……よぉし。最後の気球とばすぞー」

魔女「……」

僧侶「ふぁぁ…あ、やっぱりここにいたんですね」

勇者「ヒーラ、残り1個の気球とばすってさ! 来てきて!」

僧侶「あっ! ユッカ様、大丈夫ですか?」

勇者「大丈夫! あのね聞いて」

勇者「ボクいつのまにかねむちゃっててさ、おかしな夢を見たよ」

僧侶「おかしな?」

勇者「ママが笑顔でねボクの頭をなでてくれたの」

勇者「それで食卓にはおいしいスープがあってね…隣には…うーんと誰かいたような」

僧侶「ユッカ様…?」

勇者「へ、変だよね! ボクさ、ママの顔もみたことないのに」

勇者「でもあれは…ママだったよ。ボクはそう思うんだ」

傭兵「ユッカ…」

勇者「ごめんな変な話でさえぎっちゃって。さ、飛ばそう」




137: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 22:58:28.18 ID:h0HHPV1no



勇者「いっくぞー」

傭兵「俺ももっていいか」

勇者「いいよ! 一緒に離そ」

勇者「せーの! いってらっしゃーい!」

勇者「わぁ…うまく飛んだ! ばいばい!」


魔女「あの人はあなたにとって大切だった人?」

傭兵「…あぁ」

魔女「そう…幸せものだね」

魔女「あの子は穢れのない綺麗な魂だった」

魔女「さようなら1号ちゃん…安らかに」

傭兵(さようならユイさん。いつかそっちに会いにゆきます)

勇者「ねーなんかさ、ふよふよしてない? どこに行くかわからないのかなぁ」

傭兵「え?」

勇者「ほ、ほら見てよ! 風強いのかなぁ」

僧侶「あっ! 鳥!」

鳥「…」ツン

パァン!


傭兵「あ……」

僧侶「あら…」

勇者「あ゛〜〜〜!! なにするんだ!!」

魔女「…落ちた」

傭兵(い、いつか…会いにゆきます…あれ…?)




138: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 23:05:45.15 ID:h0HHPV1no


時の魔術師「遅かったようですね」

勇者「あっ、クロノ様! ボクたちの気球が〜〜〜」

時の魔術師「朝になる前にと念を押して言ったでしょう」

勇者「光の道が消えちゃったの!?」

時の魔術師「それもありますし、なにより朝になると…鳥にたかられるのです」

勇者「な、なんでぇ」

時の魔術師「エサをお供えにバスケットに入れる方が多いですからね、鳥達が狙っているのかもしれませんね」

時の魔術師「……だから暗いうちに行っているのです」

勇者「そんなぁ」

傭兵「と、とにかく拾いにいくぞ!!」

僧侶「あっちのほうに落ちましたよ!!」

傭兵「あああもうっ、俺のせいか!? 俺のせいなのか!」

魔女「あなたが悪い」

傭兵「ごめんなさいっ」



  ・   ・   ・



魔女「あった」ヒョイ

傭兵「珠こわれてないだろうな…?」

魔女「大丈夫。ちゃんと魂入ってる」

勇者「あーよかったぁ。なくなったらどうなってたことやら」

勇者「予備の気球あったかなぁ」




139: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 23:12:33.94 ID:h0HHPV1no


僧侶「私達食べ物なんていれてないのに鳥に襲われるなんてついてないですね…」

勇者「ご、ごめん…ボクがポッケに入ってたクッキー1枚お供えに入れた…」

僧侶「なにやってるんですか」

勇者「だって、お腹すくかなっておもって」

傭兵「どうしよ…」

勇者「ソル、真っ青だよ」

魔女「でてこい火の玉」ボッ

魔女「…はい。とりあえずコレに入って」

火の玉「……」ふよふよ

勇者「あああ絶対おこってるよぉ、ごめんなさいごめんなさい」

火の玉「……」ぐるぐる

勇者「ほらぁまたボクにまとわりついてっ! 絶対ボクなにかしたんだ…」

勇者「マナぁ、なんとかしてよ」

傭兵「……どうするマナ」

魔女「次に天の道が開くのはまた来年」

魔女「それまで私の中にいていいよ」

火の玉「……」ふよふよ

魔女「短い別れだったね」




141: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 23:20:24.85 ID:h0HHPV1no



かくして、ユイさんは行き遅れてしまった。

しかし俺は心の何処かでそのことを安堵していた。

またいつか、話せる時が来るかもしれない。

その時までマナに預かっていてもらうこととする。


勇者「はぁー…せっかく気球つくったのになぁ」

勇者「えっと、1号ちゃんだっけ?もツイてないね」

魔女「あなたが言う?」

僧侶「また来年ですね」

勇者「みんなでこれたらいいねー」

魔女「そうだね」

傭兵「みんなで、か…そうだな」

傭兵「その時までに旅の目的は果たさなきゃな」

勇者「うん!」

傭兵(それにしてもさっきのユッカ…記憶がいつ戻るかもわからない状態になってきているのか?)

傭兵(一度マナに相談したほうが良さそうだな)

傭兵(それと、クロノさんに呪いについても聞かないとな)




144: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/16(木) 23:33:02.66 ID:h0HHPV1no



【魔族領・神殿】



闇剣士「帰投した」

闇武将「ほぅ。竜に乗ってりゃ早いもんだな」

闇武将「で手土産はどうした。勇者の首は取ったのか」

闇剣士「……」

闇武将「その様子だとまた失敗したみてぇだなぁ」

闇武将「てめぇそれでも三魔人か? 腕がいいのはみとめるがツメが甘ぇ」

闇剣士「奴らは我々の想像を越える速度で成長している」

闇剣士「そう簡単に倒せるものではない」

闇武将「ふんっ。魔法使いの小僧と俺の貸した部下はどうした」

闇剣士「…名誉の死を遂げた」

闇武将「おやまぁ。三魔人のひとりが墜ちるとは、そりゃ強いこった」

闇武将「ならあんときみてーに俺の軍団をけしかけて、一気にぶっ殺すか!」

闇剣士「! まて、器の少女も一緒だ」

闇武将「ははっ、やっぱりてめぇが気にしてるのはそこか」

闇武将「まぁうまくやってやるから俺に任せとけ」

闇武将「三魔人最後の1人、暴虐のオーグ様にな!!」

闇武将(器のガキなんてぶっ壊して、俺が魔王になってやるよ!)



第25話<魂流し>おわり




151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:05:27.38 ID:s3BeubQn0

お供えが仇になるとはww
感動の別れのシーンを返せ(笑)




152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:20:29.01 ID:bQfuSAbsO


今後ソルは相当やりずらそうだなw




157: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:16:42.42 ID:HQA6NZt5o




第26話<あなたと共にあるために>




【闇の神殿・王の間】



闇武将「よっと」ドサリ

闇剣士「玉座は貴様の席ではない」

闇武将「いいじゃねぇか。てめぇが遠征やら遊撃やらでちょろちょろしてる間、ここを統治してるのは俺なんだ」

闇武将「そりゃ実質この国の王ってことだろ?」

手下「その通りでございますな」

闇剣士「統治だと? 貴様達の数々の蛮行、聞き及んでいる」

闇剣士「気性の荒い魔族を数多く支配下に入れているようだな」

闇武将「あぁ。人間どもが攻め込んでくるってのに軍隊を結成して何が悪い」

闇剣士「貴様らの必要以上の邪気に当てられて、争いを好まない魔族が次々と亡命している」

闇武将「いらねーよそんなやつら。俺の作る世界は強者だけでいい」

闇剣士「つくるだと? 貴様…我ら三魔人は魔王様に忠誠を誓った身」

闇剣士「自らが玉座につこうなど言語道断」

闇武将「へいへい。わかったよ、のきゃいいんだろ」




158: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:23:37.21 ID:HQA6NZt5o


闇武将「つっても三魔人なんて名前だけじゃねぇか。小僧は死んじまったしよ」

闇武将「てめぇがさっさと任務を遂行すりゃいいんじゃねぇか」

闇武将「っと、失敗つづきのてめぇには耳が痛い話か」

闇剣士「……」

闇武将「そう睨むなよ冗談だろ。てめぇが生きてるだけでも俺は嬉しいぜ」

闇武将(チッ、この無愛想な仮面男さえ始末できれば後はやりたい放題なんだがな)

闇武将(どうもこいつ、前世からの忠義心が強すぎて扱いづれえ)

闇武将(1000年も前の魔王を信仰して命を捧げるなんて馬鹿げてるってもんだぜ)

闇武将(楽しく今を生きりゃいいものを…死んだやつのために戦って何が楽しいのやら)

闇剣士「石の台座を見てくる」

闇武将「なんもしてねーから心配すんな」

闇武将「こう見えて俺は唯一てめぇのことだけは買ってんだ。てめぇを怒らせることなんてしねーよ」

闇剣士「貴様もついてこい」

闇武将「ったくよ」ドスドス




159: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:31:04.72 ID:HQA6NZt5o



【封印の間】


闇武将「な? 誰も入った形跡はねぇだろ?」

闇剣士「貴様らとて、ここに踏み入るような愚か者ではないことはわかっている」

闇武将「そりゃあな…」

闇武将「どうだ、闇の石の様子は」

闇剣士「貴様も感じているだろう。多くの力があふれている」

闇武将「ええとなんだっけか、てめぇの話によると」

闇武将「石から力が漏れだすのは、適合する器が現世に存在するときなんだよな」

闇剣士「そうだ。私は1000年の時を渡り続け、観測を続けてきた」

闇剣士「いくつも優秀な器を手に入れ試してみたが、どれも適合はしなかった」

闇武将「へへ、この石っころ、力を求めてやがる」

闇剣士「触れるなよ」

闇武将「わかってるっての。ちょっと触っただけで3日は冷や汗がとまんねぇからな」

闇剣士「触ったのか!」

闇武将「ず、ずっと前の話だ怒んなって!」




160: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:36:32.51 ID:HQA6NZt5o


闇武将「確かに、この力が復活すりゃとんでもねぇ世界になるぜ…」

闇剣士「それが我が野望だ」

闇武将「楽しみではあるな…へへへ」

闇武将(だがそれだと俺の天下にはならねぇんだよなぁ…)

闇武将(石は放っておくとして、こいつと勇者どもを同時に始末できるのが理想なんだが、さてどうするか)

闇剣士「出陣すると言っていたな」

闇剣士「どうやって奴らのもとに向かう」

闇剣士「飛行型の手下はもう数少ない」

闇剣士「特に貴様の図体をのせられるほどの魔物がいるとは思えんな」

闇武将「ならてめぇのあの竜を貸せよ」

闇剣士「ぎゅるは私以外の言うことを聞かん」

闇武将「ぎゅる?」

闇剣士「む…なんでもない。マントルドラゴンは貴様には扱えん」

闇剣士(いかんな。私としたことがあの小娘に感化されているのか)




162: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:43:28.88 ID:HQA6NZt5o


闇武将「しゃーねぇ。山越えするのもめんどくせぇし、また手下を飛ばすか」

闇武将「よし、レヴァン。てめぇに部下達を貸してやる」

闇剣士「私にだと?」

闇武将「パーっと奇襲でもしかけてぶっころしてこいよ」

闇武将「たった4人組相手なら1小隊もありゃ十分だな」

闇武将「それくらいなら飛行型も用意できる」

闇剣士「侮るな。貴様の部下の狼を打倒するほどだ」

闇武将「例の剣士か。確かてめぇすら数年前に半殺しにされたんだったな」

闇武将「でもそりゃサシの話だろ」

闇武将「ガキ共を守りながら戦えるのかねぇそいつは…へへへ」

闇剣士「…」

闇武将「睨むなよ」

闇剣士「私の仮面の下の表情がわかるのか」

闇武将「あぁ。この下衆が!って顔してるぜ…あたりだろ」

闇武将「てめぇがメスだったらその目で蔑まれても快感だったかもしれねぇなぁ」




163: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:49:46.49 ID:HQA6NZt5o


闇剣士「私を愚弄するのか」

闇武将「いいや。てめぇのような誇り高く強い魔族は尊敬してるぜぇ」

闇武将「ははは! 部下は数日で準備させる」

闇武将「あとは頼んだぜ。剣 士 様 ♪」


闇剣士「……オーグ」

闇剣士(1000年もの時がたち、魔界はすっかり腐ってしまった…)

闇剣士(あのような品性の欠片もないものが闊歩し、弱者を蹂躙するだけのくだらない世界だ)

闇剣士(あなたの力がいまこそ必要なのです)

ピトッ

闇の石「――」

闇剣士「魔王様…必ず、器を手に入れあなたをこの石から解き放ってみせます」

闇剣士「それまでどうか私に力を」

闇剣士(しかしこの石の魔力の高まりよう…臣下の私とて不吉を感じてしまうほどだ)




164: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 22:56:39.44 ID:HQA6NZt5o


闇剣士(早く器を手に入れないと抑制しきれないな…)

闇剣士(ソル。もはや容赦はせぬ)

闇剣士(私の武人の誇りなど、大義の前ではちっぽけな物)

闇剣士「次こそはどんな手を使っても必ず…彼女を手に入れる」

闇剣士「…あなたはいま、どうしていますか」




【大時計塔】


魔女「ユッカ来て。プレゼントがある」

勇者「え?ボクに?」

魔女「そう。とっても良い物」

勇者「ホント? なんだろう」ワクワク

僧侶「楽しみですね! 見に行きましょう」

魔女「こっちの部屋」

勇者「うん」

ガチャ

傭兵「よ、ようユッカ…来ちまったか」

勇者「?」




165: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:00:59.68 ID:HQA6NZt5o



勇者「なぁにみんなして」

傭兵「…」

勇者「なんで目そらすの?」

傭兵「そちらへどうぞ…」

勇者「???」トコトコ

勇者「わぁ、なんだろうこの布!」


呼ばれてついてきた部屋の中には、布をかぶったなにか大きな物が床においてあった。
ソルは気まずそうにボクを顔をちらちらと見てくる。

勇者「ん…これ取っていいの?」

魔女「そう。あなたのために作った」

勇者「ボクのために? えへへなにかわからないけどありがとー」

勇者「ケーキかな? あ、でも床に置いたりしないし布なんてかけないよね…じゃあなんだろう」




166: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:06:42.65 ID:HQA6NZt5o


僧侶「ほら布取ってみてください」

勇者「うん!」

バサッ


勇者「…?」

布を勢い良くめくると、中からはよくわからない歯車だらけの機械のようなものが現れた。

勇者「なにこれ?」

ボクはその正体がさっぱりわからない。
大小さまざまな歯車で作られた四角いそれは、椅子の前に置かれていて、
どっしりとした足に見える棒で床に固定されていた。
そして胴体の横っちょからは、先端が枷にようになった紐がだらんと垂れ下がっていた。

勇者「ますますわからない…」


箱状の胴体から水平に伸びる金属の細い棒。
4本の足。
尻尾みたいに垂れる2本の枷。
たくさんの歯車。
なにかをはめこむような穴。

勇者「おもしろいね。動物の骨格みたいだね!」

勇者「で、なんなのこれ?」

魔女「ギア式自動レベル上げマシン」

勇者「は?」




170: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:12:27.32 ID:HQA6NZt5o


魔女「これを作るのに苦労した。いろいろパーツを買う必要があった」

勇者「いま…なんて」

魔女「パーツをいろいろ」

勇者「じゃなくてその前…」

魔女「自動レベル上げマシン」

魔女「名づけて、ギアEXP」

勇者「いーえっくす…?ぴ?」

傭兵「お前の経験値を自動をあげてくれる素晴らしいマシン…だそうだ…」ポンッ

勇者「? えっそれってすごいじゃん!」

勇者「もしかしてエッチなことしなくても経験値を稼げるほうほうがわかったの!?」

勇者「わぁ。やったぁ! クロノ様に相談したの!?」

勇者「そっかぁ、うんうん。この一週間ときどきいなくなるとおもったら、ボクのためにこんな素晴らしい道具をつくってくれてたんだね!」

勇者「マナ…ありがとう」ぎゅっ

魔女「まだこれで完成じゃない」

勇者「そうなの?」

魔女「ヒーラ、例の物を」

僧侶「はい」


そういってヒーラがマナに差し出したものは、忘れもしない、ボクをイジメたあの木棒4号だった。




171: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:16:28.06 ID:HQA6NZt5o


魔女「この金属棒の先に4号を装着して完成する」カチャ

勇者「……っ」

勇者「こ…これは…」

それがとりつけられたことによって、ボクはようやくこの機械に与えられた役目を理解した。

そう、呪いがどうにかなるわけではなかったんだ。


勇者「も、もしかして…」

勇者「ごめん…ボク急に用事思い出して」ソロー

傭兵「ないだろ」ガシッ

僧侶「用事はこれですよ♪」ガシッ

勇者「あ゛ーーっ、まってぇぇぇ」

魔女「ユッカをそこに座らせて、足を開かせて。ガバっと」

傭兵「悪いなユッカ。許せ」

勇者「何言ってるの! これっ、ボクにエッチなことする機械でしょ!!」

傭兵「あぁ。よくわかったな」

勇者「わかるよバカ! それ以外で4号なんて使い道ないでしょ!!」

僧侶「抵抗しないでくださいね〜。大丈夫ですからね〜」

勇者「やーだーー」




172: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:21:28.52 ID:HQA6NZt5o



しかし2人に抑えられたボクは抵抗もむなしく、椅子にすわらされてしまった。

そしてみんなが見ている前でパンツを脱がされて大きく足を開かされた。

あそこがスースーする。
一瞬ソルの視線を感じてどんどん体が暑くなってきた。

尻尾のようなアームの枷がガチャンとボクの足に嵌めこまれ、ボクは椅子に固定されて身動きがとれなくなってしまう。

魔女「完了」

勇者「ううう…恥ずかしいよこんな格好」

傭兵「俺は賛成はしてないんだが…止められなかったすまん!」

勇者「絶対ウソだあ!」

傭兵「ほんとだって! だいたい俺はこの1週間ガキになってただろ!」

勇者「そ、そっか…」

傭兵「つーわけであとはよろしく」

僧侶「見ていかないんですか?」

傭兵「いいのか?」

魔女「見ていったほうがいい。それに最初はあなたがいたほうが、ユッカが濡れやすい」

傭兵(なんだかなぁ…)




173: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:27:03.52 ID:HQA6NZt5o



傭兵「ほらユッカ、力ぬけよ」

勇者「こ、こわいよこれ…ボクになにするの!」


むき出しにされたアソコの直線では、機械に装着された木棒4号がギラリとボクを貫こうと構えている。


勇者(あれが…襲ってくるんだ!!)

恐怖でじわりと冷や汗がたれる。
だけどこれから起きることを考えると、体はますます熱を帯びてきた。
お腹の奥の赤ちゃんをつくるお部屋の辺りもうずうずとしてくる。


魔女「じゃあユッカのこと濡らしといて」

魔女「私はこれに魔力を込めるから」

傭兵「魔力がいるのか?」

魔女「そう、魔力を与えたらこのモーターが駆動して、ギアに動力が伝わる」

魔女「そしてとりつけられた金属棒が前後運動をはじめてユッカの膣をかき回す」

勇者「やだ!」

魔女「これでユッカは労せずして経験値を得られる!」

僧侶「頭いいです!」

勇者「悪いよ!!」ジタバタ




174: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:33:45.61 ID:HQA6NZt5o



マナは首元から闇珠の首飾りを外した。
その魔宝石に魔力を込めて、かちりと機械の胴体にはめ込んだ。

…ずずず…ウィーン…がこんがこん


勇者「あう…あう…」ブルブル

音とともに機械が動き始めた。
4号は前後に動いてボクのおまんこにつんつんと触れる程度の距離で、何度もぶつかってくる。


傭兵「おおほんとに動いた! すげぇな、なるほどここの動力がこうなって…へぇ」


ソルはボクのことなんてほったらかしで感心した様子で機械を眺め回し興奮していた。
ヒーラはボクが暴れないようにぐっと肩を抑えこんでいる。

魔女「これ塗る」

マナはボクのあそこに遠慮なく指をつっこんで、ねばねばぬるぬるのお薬をたくさん塗った。

勇者「んっ…」

魔女「いい反応。じゃあそろそろ、入れてみよう」

勇者「うわああん!!」


そしてボクの中に4号は押し入ってきた。

ずちゅっ…ずぶぶっ


勇者「うっ…あああっ♥」




176: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:38:32.74 ID:HQA6NZt5o



うぃん うぃん うぃん 


4号は一定の間隔で動き続けて、ボクのおまんこを責め立てた。

おまんこのひだひだをかきわけて、奥までもぐりこんで、すぐにまた出て行く。
とおもったらまた入ってきて、同じように奥を突く。
その快楽が延々とくりかえされる。

勇者「あっ♥ あああっ♥ だめぇええ!!」

うぃん うぃん うぃん うぃん
 じゅぶ じゅぶ  じゅぶ  じゅぶっ


傭兵「おお…すごい光景だ」

僧侶「ユッカ様エッチです…」

勇者「ちがっ、ちょっ止めて!! 止めてぇ♥」

魔女「魔法石に込めた魔力が尽きるまでとまらない」

魔女「…ということで、あとはがんばって」

魔女「ギアEXPは文句も言わずひたすらあなたのレベル上げに付き合ってくれる素晴らしい子」

魔女「私は出かけてくる」

傭兵「俺もそうしよ…」

勇者「そんなぁ! あっ♥ あっ♥ あああっだめぇ」

僧侶「大丈夫ですよー私が側で監視してますからねー」ニコニコ




177: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:43:34.81 ID:HQA6NZt5o



2人は出て行ってしまった。
部屋には機械とボクとヒーラが残される。

よりにもよってヒーラ…。


僧侶「うふふ。可愛い…機械にこんなに犯されて、エッチな声でちゃうんですね」

勇者「ちが、これはぁ♥ あんっ、ああんっ、やだよぅ」

僧侶「ユッカ様がもっと強くなりたいって言うからマナちゃんが作ってくれたんですよ」

僧侶「ソル様もご自身の修行がありますので、いつまでもユッカ様のお相手をしていられませんからね」

僧侶「ま、私ならいつでも付き合ってあげるんですけど♪」さすさす


ヒーラは身動きひとつ取れないボクの胸を触ったり、クリトリスを指先で弾いたりしながら
耳元でずっと囁きつづけた。


僧侶「かわいい…機械に嫉妬しちゃいます」

僧侶「私におちんちん生えてたら、ユッカ様のこといーっぱいじゅぼじゅぼしてあげましたのに」

僧侶「くすくす。あらら、先にクリちゃんでイッちゃいますか。嬉しいです」

勇者「んっ、んぅ♥ あああ♥」

僧侶「あはっ、ぴゅっぴゅしちゃいましたね。ユッカ様のエッチなお汁が機械にかかっちゃいましたよ」

僧侶「心配しないでくださいね。私がなんでもお世話しますから…ふふふ」




178: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:47:56.11 ID:HQA6NZt5o



 うぃん うぃん うぃん うぃん
   じゅぷ じゅぷ  じゅぷ じゅぷ


勇者「これっ、いつまでっ続くの!」

僧侶「んーっと…私が試した時は…1時間くらいでしたねぇ」

勇者「ヒーラも試したの!?」

僧侶「そ、そうですよ? いきなりこんな危なそうな機械をユッカ様につかうことなんてできませんから」

僧侶「私が開発段階で身を持って体験済みです」

僧侶「まぁ試作段階でしたからいまほど速くないんですけどね」

  うぃん うぃん うぃん うぃん


勇者「いぐっ、イグっ♥」

僧侶「あーあ…一回イッちゃったら歯止めが効かなくなりますよ?」

僧侶「ソル様とエッチするときとはちがって、イッちゃっても手加減してくれないんですから」


  うぃん うぃん うぃん うぃん

勇者「ああああっ♥ イッてるぅっイッてるのにいいい♥♥」

勇者「おっ、お゛おおっっ♥ しぬっ、しんじゃうよぉ♥」

僧侶「大丈夫ですよ側に私がついてますからね」なでなで

勇者「イグっイクイクっ♥ ああああまたイクっ〜〜〜〜♥」




180: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:53:40.96 ID:HQA6NZt5o


傭兵「よかったのかなぁ…あれで」

魔女「テストもしてるし問題ない」

傭兵「経験値あげるためとはいえ…」

魔女「じゃああなたが毎晩たくさんユッカを抱けばいい」

魔女「昨夜のように!」

傭兵「う…昨夜ほどのを毎日は無理だ…」

魔女「甲斐性なし。根性なし。これはあなたの責任でもある」

魔女「あなたが底なしの性欲魔なら問題なかった」

傭兵「はい…おっしゃるとおりです」

傭兵「なぁマナ…ちょっと聞きたいんだけどな」

魔女「何」

傭兵「お前はもうわかってると思うが、ユイさんのことを」

魔女「無理」

傭兵「なっ、まだなんも言ってないだろ」

魔女「魂1号ちゃんを取り出してまたユッカに憑依させようにも、これ以上はユッカの体がもたない」

魔女「あなたも気づいてるでしょ?」

魔女「母親の魂と触れ合うことで、ユッカの記憶の枷が外れかけている」

傭兵「……あぁ」




181: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/17(金) 23:59:54.20 ID:HQA6NZt5o


魔女「ユッカの記憶の封印が解けてもいいの?」

傭兵「よくはないが、遅かれ早かれそうなるだろ」

魔女「うん。そうならないために私がいる」

魔女「おじいちゃんの術ならほとんど全て扱えるから、いざとなったら私がまたユッカの記憶を封印する」

魔女「そう教えられてきた」

傭兵「……あのさ。全てを思い出しても、いまのあいつならあの日のことを受け入れられると思うんだ」

魔女「……」

傭兵「もう幼かったころのあいつとは違う」

傭兵「ユッカの心の強さなら、きっと大丈夫だ。お前はそう思わないか?」

魔女「……でも1号ちゃんの憑依はさせないから」

傭兵「な、なんだよ。別にそんなことしてくれなんて言ってないだろ」

魔女「顔に書いてある」

傭兵「お前……人のそういうことわかるようになってきたんだな」

魔女「! べ、別に…あなたは単純なスケベだからそう思っただけ」




182: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/18(土) 00:05:10.90 ID:eIZ786Zpo


傭兵「妬いてるのか〜このこの」

傭兵「お前もあんなものをつくるってことは、結構溜まってるんだろ?」

傭兵「そういや俺がガキになってるあいだにお前にされた仕返しをまだしてなかったなぁ」

傭兵「なにしてやろうかなぁ」

魔女「や、やめて。あなたにからかわれると不愉快」

傭兵「ふふふ。そう言うなって」ガシッ

魔女「!」

傭兵「お嬢ちゃん。これからお兄さんといいことしようか?」クイッ

魔女「……でてきて」ボッ

火の玉「……」ふよふよ

傭兵「すいませんでした!!」

火の玉「……」ぐるぐる

傭兵「おこってる!? これおこってる!?」

魔女「私にいままでしてきた行為を思い返しながら、自分の胸に聞いてみて」

傭兵「あああ〜〜〜!!! 許してくださいっ」ペコペコ


勇者「あああ〜〜〜♥♥♥ 許してよぉおおお♥♥」ピュッピュッ



第26話<あなたと共にあるために>つづく

  




216: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:12:57.55 ID:yjcaP3aso

第26話<あなたと共にあるために>つづき




勇者「ああうっ…えう…えう…」

 ウィン…  ウィン…
    ウィン…   ウィン…


僧侶「だいぶ機械の動きが緩慢になってきましたね」

勇者「あ…う…」ヒクヒク

僧侶「もうすぐ終わりですよユッカ様!」

勇者「…え、えへ…えへ」

勇者「あっイグっ、あぐっまた来ちゃ…うっ♥ ああっ♥」

ぷしゅっ ぷしゅっ♥


僧侶「あぁ…こんなに情けないお顔して…お顔もアソコもぐしゃぐしゃですよ」

勇者「ずずっ…はぁ、ハァー♥ はぁ♥」

僧侶「それと床も。ユッカ様のエッチなお汁でべたべたです」

僧侶「お掃除しなくっちゃ。タオルタオル…」

僧侶「あら、すっかり外が薄暗くなってきましたね。結構時間経ってたんですね」

僧侶「ユッカ様のかわいいお姿に夢中でちっとも気づかなかったです♪」

勇者「う゛う…」




217: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:17:50.86 ID:yjcaP3aso


勇者「ぼ、ボク…がんばっ…ら…」

僧侶「はい。がんばりましたね。いっぱい経験値もらえちゃいますね」

勇者「え…えへ…へへ」


 ウィン…  ウィン…
    ウィン…   ウィ…――


僧侶(あれ、今なにかが光ってたような…気のせいでしょうか)

勇者「とまっ…た…」

勇者「はぁ…つかれた」

僧侶「お疲れ様でした」

勇者「ヒーラこそお疲れ…」

僧侶「さてどれくらい経験値もらえるでしょうね」

勇者「ボクの努力と忍耐が報われるこの瞬間が唯一の楽しみだよ…」グッタリ


▼勇者は667の経験値を手に入れた。


僧侶「…え!?」

勇者「…すくなっ!」ムクッ

勇者「サキュ! 1桁間違ってるよ!!」




219: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:23:11.74 ID:yjcaP3aso


サキュバス(別に間違ってないわよ)

サキュバス(心ない機械から与えられる快楽なんて、所詮この程度ってこと)

勇者「そ、そんなぁボクいっぱいイッたのに!」

サキュバス(時間だけは長かったらこれでもおまけしてあげたのよ!)

勇者「えー…」

僧侶「どうしたんですか、なんて言ってますか?」

勇者「ぐすっ…あんなにがんばったのに、この程度の経験値にしかならないって…」

僧侶「そうなんですか…ひどいです」

勇者「サキュ〜〜〜っ!」

サキュバス(だめよ。ちゃんとおまんこの奥に精を注いでもらいなさい)

サキュバス(楽して経験値が稼げるなんて思わないことね!)

勇者「ぼっ、ボクが望んでしたわけじゃないのにぃ〜〜〜!」

勇者「はぁ…あそこひりひりするよ。くすん」

僧侶「お薬塗りましょうか?」

勇者「自分でする…その前にこの拘束解いて」

僧侶「……」

勇者「解けないの?」

僧侶「…はい」




220: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:29:54.93 ID:yjcaP3aso




ガチャッ


傭兵「よぉ。帰ったぞ!」

傭兵「お、止まってるな」

魔女「時間通り」

僧侶「おかえりなさい。ちょうどいま機械が止まったところです」

魔女「うん。それくらいの魔力を込めて行ったから」

勇者「……」

傭兵「がんばったなユッカ。経験値いっぱいもらえたろ。いま外してやるからな」ガチャガチャ

勇者「……ソルその腕時計なに」ジトー

傭兵「これか? あぁ、さっき街で買ったんだ」キラリ

傭兵「いいだろ? さすが歯車の街だ。小さいけどすごい精巧なんだぜ」

魔女「一緒に選んだ。前に服を買ってもらったお返し」

勇者「……へぇ…ボクが機械にエッチなことされてるあいだに2人は呑気にデートしてたんだ…?」

傭兵「ん…? 取れたぞ」カチャリ

勇者「ふ、ふふ…」

傭兵「ユッカ…?」

勇者「勇者パンチ!!」ドゴォ

▼勇者は気合を込めた一撃を傭兵の腹部に叩き込んだ。




221: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:35:30.20 ID:yjcaP3aso



傭兵「あぐあ!」

傭兵「げほっ…な、なにしやがる。まず服を着ろ」

勇者「うるさいよ! 勇者キック!」ドゴォ

傭兵「ヒーラちゃん止めて!」

勇者「逃げるなぁ!」

魔女「…ふぅ。元気が有り余っているのはいいこと。羨ましい体力」

勇者「マナはあとでね」

魔女「!?」

勇者「まずはソルーー!」バシバシ

傭兵「やめろっ、すまんっ! もうしないっ!」

傭兵「ヒーラちゃんっ…助けて!」

僧侶「イッちゃった回数だけ殴られるそうです…甘んじて受けてください」

勇者「12ぃ! 13! コラよけないの!! 14ぃ!!」ボゴッ

傭兵「へぶっ」




222: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:43:14.79 ID:yjcaP3aso




  ・   ・   ・



傭兵「いいパンチを繰り出すようになったな…俺が鍛えた甲斐があるぜ…」

僧侶「ソル様大丈夫ですか」

傭兵「ふっ…こんなもの、ユッカの受けた苦しみに比べりゃなんともないぜ…」ボロッ

勇者「あ゛ん、ボクがなんだって?」

傭兵「…すいません」

傭兵(こ、こえー…これが勇者の気迫ってやつか)

勇者「反省した? ボクまだ気が済んでないんだけど」

傭兵「した」

魔女「…!」コクコク

勇者「はぁ、まったくもう。変なことばっかりするんだから」

魔女「私はあなたのためをおもって…経験値を得るために…」ブルブル

勇者「ま、そういうことにしておいてあげるよ」

勇者「はいこれ返すね。ペンダント、マナのでしょ」

魔女「…」コクコク

僧侶「あっ、すいませんちょっといいですか!」




223: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:49:05.54 ID:yjcaP3aso


僧侶「さっき、そのペンダントかな、光ってたような気がするんですよね」

魔女「当然光る。私の魔力が魔宝石に灯っているから」

僧侶「そのぼんやりとした光り方じゃなくてですね、もっと光の筋っぽいようなものが見えた気がするんです」

魔女「…? そんな光り方はしない」

僧侶「マナちゃん、もう一度魔力を込めてみてくれませんか?」

魔女「わかった」ズズズ


▼闇珠の首飾りから一本の紫色の光の筋が現れた。

魔女「!」

傭兵「なんだこの光」

勇者「さっきまでこんな光ってたっけ?」

僧侶「たぶん部屋の中が明るかったせいで気づかなかったんです」

傭兵「なんで外にむかって続いてるんだ?」

魔女「…」




224: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 22:56:53.94 ID:yjcaP3aso



<同刻>


【封印の間】



闇武将「まただ。光ってやがる」

闇武将「おいレヴァン。本当にこの光の筋の先に在るんだろうな」

闇剣士「あぁ。いつの世も、闇の魂と器は惹かれ合う」

闇武将「この石っころが新しい肉体を求めてやがるってことか…」

闇剣士「石っころではない。魔王様の御魂石だ」

闇武将「わぁってるっての」

闇武将「とにかく、この光の指し示す方向に」

闇武将「俺の部下達を差し向ければいいんだろう?」

闇武将「準備は進んでるぜ」

闇武将「ま、てめぇがついていくなら道に迷うことはねぇか」

闇武将(こりゃいいことを聞いちまったぜ)

闇武将(こいつに頼らなくても、俺は例の勇者どもをみつける方法が手に入ったわけだ)

闇武将(ククク…斥候でも送ってやるか)




225: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:01:52.38 ID:yjcaP3aso




  ・   ・   ・



勇者「変だよこのペンダント」

僧侶「変ですね」

勇者「ほら、ぐるぐる回してるのに、光の方向は一緒だ」

傭兵「…これは一体」

傭兵「なぁユッカの兜についてる石はどうなんだ?」

勇者「ボクの?」

傭兵「試してみてくれよ」

僧侶「私もやってみます」

勇者「……魔力込めればいいんだよね」ズズズ

僧侶「……」ズズズ


傭兵「なんにも起きないか」

僧侶「そうですね。いつもどおり代わり映えしませんね」

傭兵「そうか…」

勇者「わっ、まってボクのちょっとだけ光ってる…かも」




226: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:06:46.76 ID:yjcaP3aso


僧侶「似たような方向に光の筋がのびてますね」

魔女「…」

勇者「あっ、分かった!」

傭兵「わかったのか?」

勇者「キュウちゃんのいる方向を指してるんだよ」

傭兵「は?」

勇者「これキュウちゃんがくれたから、きっとあっちにいるよーって教えてくれてるんじゃないかな」

傭兵「あいつがいるとしたら真逆の方向だろ。なんでまだ行ったことのない方角にいるんだ」

勇者「あ、そっか」

僧侶「だとすれば、キュウさんのふるさととか?」

魔女「違う」

傭兵「どうして言い切れる」

魔女「みて、私の珠とユッカの珠では微妙に指し示す方向が違う」

傭兵「……ほんとだ」

僧侶「2つ並べてみたら確かにちょっとずれてますね」

勇者「なんなんだろう?」




227: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:12:11.92 ID:yjcaP3aso


傭兵「調べる必要がありそうだな」

勇者「この街でやることが決まったね」

傭兵「あぁ、明日クロノさんに会ったら呪いのことに加えて、いろいろ聞いてみよう」

勇者「クロノさんお疲れなのかな。今日は姿をみせなかったね」

僧侶「私たちも今晩はゆっくりしましょうね」

勇者「うん」

魔女「今日はもうお風呂に入ってご飯をたべて寝る」

勇者「待ってマナ」ガシッ

魔女「?」

勇者「逃げちゃだめだよ。マナは後でって言ったよね」

魔女「え…」

勇者「自分でも試してみようね。コレ」チラッ

ギアEXP「…」

魔女「…!」

勇者「すっごくきもちいいからさぁ…」ギリギリ

魔女「…」ガクガク




228: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:16:38.84 ID:yjcaP3aso


勇者「ソル。マナを拘束」

傭兵「…え、でもよ」

勇者「ふぅーん。じゃあソルに使ってみよっか」

僧侶「えっ、それってどうやるんですか」

勇者「んーっと…おしり」

僧侶「お、おしりですか!? ソル様の!?」ドキドキ

傭兵「…い゛っ!? マナ、来い抵抗するな」


ガチャン ガチャン

魔女「裏切り者」

傭兵「マナ、お前は開発者としてちゃんと責任を取らないと」

僧侶「ですねー」

勇者「だよねー」

魔女「わ、私につかっても経験値もらえない! 意味ない、いますぐ解放すべき」

勇者「あるよぉ。エッチのいい経験になるとおもうよっ」ニコリ

勇者「あ、こんなところにちょうど魔力の溜まったペンダントがある〜」

魔女「あっ、それは…」

勇者「ここにハメると動力になるんだよね」カチッ


 ウィーン…ウィーン…


魔女「!!」




229: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:22:28.63 ID:yjcaP3aso


魔女「こんなはずでは…」ガクガク

勇者「マナ怖がらなくていいよ。痛くないからね〜ちっとも痛くないよ〜?」

僧侶「そうですよ。特別にマナちゃんは4号じゃなくて3号にしておいてあげますね」カチッ

魔女「う、うらまれてる!?」

勇者「それにそこまでいっぱい魔力こもってないから、ボクよりずっと時間は短いはずだよ」

傭兵(殴られるだけで良かった……)ホッ

勇者「挿入♪」

にゅぷ

魔女「んっ…♥」


 うぃんうぃん うぃんうぃん
   うぃんうぃん うぃん うぃん


魔女「はっ、あ…これは」

僧侶「わー、マナちゃんお似合いですよ。自作の機械ちゃんとラブラブですね」




230: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:25:17.24 ID:yjcaP3aso


勇者「じゃボクお風呂いってくるー。ソルも行こ」

傭兵「お、おう」

魔女「…待って…私を見捨たらどうなるかわかってる」

傭兵(すまんマナ。いまこの状況で助けることは出来ないっ!!)フルフル

魔女「…あっ、あっ…♥ うごいて…んっ」

魔女「はぁっ…ふ…♥」

傭兵「ほら、俺はあんまり見ないほうがいいだろ? じゃあな」

勇者「あ、ヒーラ念のため監視しといてね。急に故障したりすると危ないから」

僧侶「え…」

僧侶(また私ですか…)

僧侶「いってらっしゃいませー…」




231: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:29:17.92 ID:yjcaP3aso



【大時計塔・風呂】


 ゴシゴシ ゴシゴシ

勇者「ねぇソル。さっきのなんだったのかな」

傭兵「さぁなぁ。あいつあんな物まで作れるなんて、どうなってんだ」

勇者「それじゃなくって、光の方に決まってるでしょ」

傭兵「わからん。クロノさんが何かしってればいいな」

勇者「はい交代。背中むけて」

傭兵「おう」

勇者「よいしょ。あいかわらず傷跡だらけだね」

傭兵「消えないだろうなぁ」

勇者「ゆっくりするね」

傭兵「そんなに気つかわなくて大丈夫だぞ」

勇者「そう? わかった」

 ゴシゴシ ゴシゴシ


勇者「えへへ…」

傭兵「どうした」

勇者「なんかさー、懐かしい気分」

傭兵「!」




232: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:33:05.26 ID:yjcaP3aso


勇者「ソルとお風呂入るの好き」

傭兵「そ、そうか…俺は恥ずかしいぞ」

勇者「ボクも恥ずかしいけど…家族だもん」

勇者「家族…あれ? 恋人だよ恋人! ね、そうだよね?」

傭兵「ユッカ」

勇者「?」

傭兵「…なんでもない。続けてくれ」

勇者「うん」

 ゴシゴシ ゴシゴシ


勇者「えへへ、ここも洗っちゃお」

 こしこし ぷにゅ


傭兵「ひっ! お前…っ、どこさわってんだ」

勇者「お尻」

傭兵「洗わなくていい!」

勇者「ソルのお尻〜♪ 恥ずかしがらなくていいよ〜」

勇者「あとで前も洗ってあげるね♥」




233: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:37:02.16 ID:yjcaP3aso


勇者「ねぇ、おちんちんおっきくなってるね」

勇者「おしり触られてびっくりしちゃった?」

傭兵「ユッカ、からかってるのか」

勇者「まだ仕返しすんでないもん」

傭兵「めちゃくちゃ殴ったろ」

勇者「あんなのソルにはちっとも効いてないじゃん」

傭兵「まぁ…そうだが」

勇者「入れていい?」

傭兵「へ?」

勇者「いまぬるぬるだから入りそー……えい」


 にゅぷっ!


傭兵「ひゃん!?」

勇者「あ、変な声でたね。くすくす」

傭兵「な゛っ、なにして…!?」

勇者「おちんちん…かちかちだよ♥ ソルおしりさわられるの好きなんだぁ」

 にゅぷにゅぷ
  しゅっ しゅっ




234: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/20(月) 23:44:13.27 ID:yjcaP3aso


傭兵「くっ…おま…え」

勇者「あ…楽し♥」

勇者「おしりとおちんちん一緒にいじめてあげるね」

勇者「へたっぴだけど許してね」

  にゅぷにゅぷ にゅぷにゅぷ
 
   しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ


勇者「…あう、ソルのおちんちんシコシコしてたら…だんだんあそこうずうずしてきちゃった」

傭兵「きょ、今日はいっぱいイッたんじゃないのか。なんでまたっ」

勇者「それがね…」

  しゅっ しゅっ しゅっ

傭兵「こらー手をとめろ!」

勇者「サキュったら…いじわるだよ。あんだけ頑張ったのにちょびっとしかくれなかったの」


  にゅぷにゅぷ にゅぷにゅぷ
   しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ!

傭兵「ユッカ!!」

勇者「エッチしたいなぁ…ねーいいでしょ? お風呂エッチしようよぉ」

勇者「だからこれ、出す時は、ボクの お ま ん こ ♥ だよ?くすくす」

傭兵「うっ…ユッカっ」ビュッ

勇者「……はぁ。これはお仕置きだね」



第26話<あなたと共にあるために>つづく


 




247: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:01:03.62 ID:UacPl6ajo

第26話<あなたと共にあるために>つづき



勇者「あーあ。もう出しちゃったなんて」

傭兵「お前なぁ…ぬるぬるやめろ」

勇者「くふふ。ソルは泡でゴシゴシされるの好きなんだね」

勇者「それともボクのエッチな体ですっごく興奮しちゃった?」

傭兵「どこにエッチな体が…?」ジロジロ

勇者「う…なにさその目」

勇者「ほ、ほらおっぱいだってちょっとは…」ふにゅり

傭兵「やめなさい」

勇者「もっと硬くしなよ」

 しゅっ しゅっ

勇者「えへへ。ほらほら、ボクのおっぱい感じながら、もう一回エッチな気分になろ?」

 しゅっ しゅっ しゅっ

勇者「まだまだ出るでしょ〜?」

傭兵(どうすっかなこいつ)




248: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:07:53.13 ID:UacPl6ajo


勇者「なかなかカチカチにならないなぁ」

傭兵「…」

勇者「ソルさぁ。我慢してるでしょ」

 しゅっ しゅっ しゅっ

傭兵「……」

勇者「いいじゃんかぁ2人っきりなんだから、ねーねーエッチしようよぉ、エッチ…」

傭兵(こうなってしまったのも俺の教育が間違っていたのだろうか…)

傭兵「…」

勇者「…む。そんなに抵抗するならお仕置き続行」


そう告げるとユッカは俺の膝元にペタンと座り込み、ペニスをまっすぐ正面に見据えて小さく息をついた。

勇者「あは…やっぱりこうやってみるとおっきい」

傭兵「やっぱりってなんだよ」

勇者「あー…うん。ソルがちっちゃくなってる間はさ、これくらいしかなかったからね」

勇者「ボクおっきいほうが好き♥」

ユッカはうっとりとした表情でペニスを凝視し続け、やがて断りもなく頬張った。
温かい口内でぬるぬるとした舌が絡みつき、俺の敏感な部分を這いまわった。

勇者「あむ…♪」




249: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:13:16.65 ID:UacPl6ajo



勇者「んむ…んむ…ちゅむ」


ユッカはときどき上目遣いにコチラの様子を伺いながら、あえていやらしく唾液の絡まる音を鳴らしながら
ひたすらペニスを舌で蹂躙し続けた。
射精してしまわないように、竿の根本をしっかりと手でぎゅっと抑えている。

傭兵「うっく…て、手慣れたもんだな」

勇者「んむ…んむ♪ じゅるっ…ちゅっ、えへへ」

勇者「ソルはここが大好きなんだよねぇー」

勇者「ここもモミモミしてあげるね」


そしてもう片方の手を睾丸の下から添えて、包み込むようにマッサージをはじめる。

勇者「男の人にとって大事なところだもんね。綺麗にしようね」

勇者「元気な赤ちゃんの素つくってね」

傭兵「バカ…」

勇者「あむっ、ちゅっ…じゅるっちゅるるっ」

勇者「いいんはほ。なひゃれらひて」

傭兵「何言ってるかわからん…くっ、う…上手いなお前…」




250: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:17:48.65 ID:UacPl6ajo


ユッカは丁寧に奉仕を続ける。
だんだんと俺の性感も高まってきて、大きく膨れ上がったペニスはいまにも爆発しそうだった。

ふと目の前で動く栗色の愛らしい頭を無理やりおさえつけて、ユッカの喉奥で陰茎を思い切り擦りたい衝動に駆られる。

傭兵(唾液がぐちょぐちょに絡みついてきもちいいんだろうな…)

傭兵(って…想像しただけで…っ)

傭兵「…ぅ」

勇者「んむ…ん?」

 ぎゅっ

勇者「ストーップ」

傭兵「!!」

勇者「ぷは。いま射精しそうだったでしょ。わかっちゃった」

傭兵「…く、お前…どうして」

勇者「うーんなんでだろ?」

傭兵(これも呪いのせいか? だとしたらやっぱり強まっている…)

勇者「今日はちゃんとエッチするんだもん。お口はおちんちんカチカチにするためだけだよ」

勇者「ということでそろそろ…いいよね? ボク我慢できなくなっちゃったな♥」




251: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:24:47.06 ID:UacPl6ajo



勇者「わーい」

ユッカが立ち上がって俺の膝の上に乗っかってきた。

小ぶりな胸を抱き止める。

勇者「やんっ、えっちぃ…♥」

勇者「ソルっておっぱい好きだよねぇ。もっと触りたいでしょ? いいよ

傭兵「触れば大きくなるってもんでもなさそうだけどな」


といいつつもユッカの胸を両手で包み込んで持ち上げるように揉みしだいた。
小さい割には弾力があって、まるで手に吸い付くようで、妙に触り心地がよかった。
はじめて触ったあの頃はまだ思春期の硬さが残っていたような気がするが、いまとなってはずいぶん昔の事のように思える。

勇者「ねーねー挿れて」

勇者「おちんちんほしいなぁ♥」

傭兵「そんな甘えた声だして。世界中の勇者を待ち望む人々が見たら泣くぞ」

勇者「ソル以外にこんなとこみせないもーん」

傭兵「…ほらちょっと力抜けよ」

勇者「うん…♥」

そして流れるようにユッカの秘裂を硬くなったペニスでかき分けた。




252: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:29:44.61 ID:UacPl6ajo


傭兵「あいかわらず…どろどろだな」

勇者「だってぇ…これはしかたないよ、今日はずっとエッチなことされたもん」

傭兵「ユッカの中あたたかいよ」

勇者「ボクもソルのおちんちんアツアツで好き♥」

傭兵「キスしていいか?」

勇者「ん…んっ♥ ちゅー…ちゅむ」

勇者「おまんこ入れられたままチューするの、ボク幸せ」

傭兵「そっか…俺もユッカが側にいてくれて幸せだぞ」

勇者「もうっ、これじゃお仕置きにならないじゃん」

傭兵「俺だってお前にお仕置きしなきゃならないんだぞ」

勇者「えっ、何を?」

傭兵「…俺が小さくなってる間、お前何した」

勇者「…え、えっとぉ…あはは」

傭兵「1週間よくもかわいがってくれたな」

勇者「そんなぁ。ボクもう今日のあれで許されたとおもったのに」




253: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:34:42.17 ID:UacPl6ajo


傭兵「そうだな。昼から夕方まで何時間くらい機械と遊んでただろうな」

勇者「うう…」

傭兵「さすがにあんだけ長くやったせいか…」

勇者「?」

傭兵「今日のお前、ちょっと緩いぞ」

勇者「………え? うそ」

傭兵「いやほんとに」

俺は口元に薄い笑みを浮かべて、青ざめるユッカを思い切り突き上げる。

勇者「んあっ♥♥」

亀頭はどろどろのヒダをかき分けて、膣奥まであっという間に到達し、子宮口の入り口を叩いた。

それを何度も何度も執拗に繰り返す。

勇者「えうっ、あうっ…♥ はぁ…んっ」

勇者「はうっ、やめへ…あああん♥」

傭兵「ほらな、いつもより若干楽だろ?」

勇者「んあうっ、らからって…こんなにはげひく♥」

ユッカは顔を蕩けさせて、涙声を出して俺にぎゅっとしがみついていた。
 




254: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:39:44.38 ID:UacPl6ajo


傭兵「いいぞ、そうされるとなおさらやりやすい」

ユッカの細い腰をつかんで揺さぶって上下させる。
ばちゅばちゅと激しく肉のぶつかる音が浴室の中に響いた。


勇者「あうっ、あうっ♥ はうっ♥」

傭兵「しっかり締めてみろ」

ペチペチ

ユッカの小ぶりな尻を、手のひらで数度はたく。


勇者「んあああっ♥」

傭兵「どうした。ぎゅーって膣をしめるんだ。俺を射精させるんじゃなかったのか」

勇者「ひゃううっ、し、したいけどぉ」

勇者「おちんぽっ、ずんずんあたって…へぅ…あうっ♥」

勇者「頭ぐちゃぐちゃでわかんないよぉ♥」

傭兵(出来上がるのは早過ぎる…)


ユッカはセックスの度に明らかに感度が上昇し達しやすくなっていた。

傭兵「ったく…エロ娘」

勇者「そんなぁあ♥♥」




255: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:45:22.55 ID:UacPl6ajo


傭兵「……よし、そんなエロい子にはご褒美をあげよう」

傭兵「お仕置きじゃないぞ?ご褒美だぞ?」

勇者「あうっ、あうっ」


ほんとに聞いてるのか聞いていないのか、ユッカは唾液を垂らしながら蕩けた顔で何度か小さく頷いた。


勇者「にゃに…するのぉ…あんっ、もうじゅぼじゅぼしちゃやだあ♥」

傭兵「じゃあとりあえずこれで一度止めるか」


俺はユッカの腰を強く引き寄せ、ぎゅっと膣の奥にペニスをすりつけた。


勇者「ふぁぁああ♥ あああっ♥」

勇者「〜〜〜っ!! あああっ♥♥」

傭兵「お、ぎゅんぎゅんしてる。イッたか?」なでなで

勇者「はぁ…ハァ♥ イッら…イッらの」

傭兵「おう、でもこれからだぞ」

傭兵「お前へのご褒美は…」ペチペチ

勇者「…?」

傭兵「ここだよ」

俺は尻に伸ばした手を割れ目に滑り込ませ、その奥にあるすぼんだ穴にちょんと触れた。




256: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:49:53.94 ID:UacPl6ajo


勇者「えっ…そ、そこ」

傭兵「ここは? 何だ?」

勇者「お、おひり…」

傭兵「お前のここもヒクヒクしてるな」

勇者「だ、だめだよぉ」

傭兵「さっき俺のここに指いれただろ。お前にもくれてやる」

勇者「…っ」フルフル

傭兵「大丈夫、痛くないぞ。俺はそんなに痛くなかったからな」

傭兵「体のやわらかいお前ならなおさら大丈夫だろう」

勇者「で、でもソルの指太いじゃん…」

傭兵「なにいってやがる普段もっと太…いや、なんでもない」

傭兵「いいかユッカ、いまからすることはお前のためなんだ」

勇者「ボクのため…?」

傭兵「あぁ、お前の性感を開発することで、一度のエッチでたくさんの経験値をもらえるようにする」

傭兵「つまりお前を強くするためだ!!」

勇者「ボクを…強く…」




257: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 22:57:30.00 ID:UacPl6ajo



ユッカはぽーっとした目で顔を赤くさせながら俺の話を聞いていた。
イッた直後で頭の中はぐちゃぐちゃだろう。
本当にわかっているのかは知らないが、なんとか首を縦に振らせることに成功した。


傭兵「よし、いれるぞ…泡ぬってるからな」

勇者「ねー、おまんこは挿れたままなの…?」

傭兵「あたりまえだろ!」

勇者「う、うん…」ピトッ


膣に挿入したまま体を俺のほうへ傾けると、ユッカのお尻の穴は外気に触れた。

一応鏡で確認する。
ピンク色の穴がひくひくと動いて、開いたり閉じたりと呼吸を繰り返していた。


傭兵(ユッカのアナル…セックスのたびに気になってはいたけど、こうやってまじまじと見るのははじめてだな)


いつも膣がうずくと求めてくるユッカに対して俺は膣内の刺激ばかりを与えてきた。
しかし乳首や腹をさわるだけで経験値が入るところを見ると、きっと全身のどこであろうと同じはずだ。
もしくは、これが性交の助けになればいい。 

傭兵(ユッカのお尻…かわいいなこれ。アソコとはまた別物だな)




258: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:06:06.89 ID:UacPl6ajo


指先で穴の周りをさすりながら観察を続ける。

鏡に写ったユッカのアナルはとても綺麗なもので、まさに汚れをしらない純潔の乙女だった。
しかしその真下では、禍々しい肉の棒が柔い幼肉をかき分けて、深々と突き刺さっている。

自分でみてもややショッキングな光景だった。


傭兵(俺はこんな年端もいかない少女とセックスしているのか…)

勇者「ねぇ…おしりコチョコチョされるとくすぐったいよぉ。なんだか怖いなぁ」

傭兵「今日は指だけだから安心しろ」

傭兵「そんなすぐに俺のが入るとは思ってない」

勇者「えへへ…こっちはどれだけきもちいいのかな」

傭兵「またきゅんきゅんしてるぞ。すごく締まってる」

勇者「う、うん…またソルに乙女を捧げちゃうんだなぁっておもうと…」

勇者「アソコが熱くなってきて…うずうずが止まんなくて、ボク…エッチだ♥」

勇者「大好きなキミにまた捧げたいよぉ♥」

勇者「ボクのもう一つのハジメテもらって♥」

傭兵(ああユッカ…ほんとやらしい顔するようになったな)




259: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:09:59.54 ID:UacPl6ajo


ちゅぷ…


ユッカのお尻の中に指をゆっくりと潜り込ませた。
緊張しているのか出入口の締め付けは強く、ちっとも先へ進む気配がない。
はじめて膣に指をいれたとき以上の手強さを感じた。


傭兵(開発しがいがありそうだな)

勇者「あん…ぐりぐりされてる」

傭兵「力抜け」

勇者「ぬいてるけど…ぬいちゃうと…」

勇者「あうっ♥ おちんちんすごく奥に感じちゃって…あはは」

傭兵「いっぺん抜くか?」

勇者「やだっ、ソルが射精するまでずーっとこのままなの」

傭兵「じゃあ指入れような」


つぷ…つぷ…


勇者「うっ…!? あ…♥ ぞくぞくするよお」

傭兵「俺もだ。ユッカのおまんこがきゅんきゅんしてるのわかるぞ」

勇者「やだぁ、えっちぃ」




260: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:14:59.62 ID:UacPl6ajo



傭兵「そうそう、力ぬいて」

勇者「ふー、ふー♥ ふぅー♥」

勇者「あんっ…」

傭兵「ん、だんだん入っていってるな」

傭兵「ユッカの尻の中かぁ」

勇者「きたなくない?」

傭兵「泡つけてるし、洗ってやるよ」

勇者「やっ、動かしちゃだめだからねっ、すりすりしちゃやだよっ!」

傭兵「わかってる。とりあえず入れるだけな」


つぷ つぷ つぷん

勇者「んぅ!? あ…」

傭兵「いい子だ。ちゃんと入ったぞ」

勇者「あう…変な感じ」

傭兵「異物感?」

勇者「そう…う○ちしてるときみたい」

傭兵「こらっ、俺が必死に言わないようにしてた言葉をケロッとした顔で言うな」

勇者「ごめん…」




261: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:18:43.69 ID:UacPl6ajo


傭兵「じゃあここグリグリしながら再開するぞ」

勇者「えっ、えっ…ほんと?」

傭兵「お前の中で出すまで終わらないぞ」

勇者「う、うん…♥」

勇者「じゃあねえっと…ボクのおしりぐりぐりしながら、おまんこ犯してください♥」ニコ

傭兵「…っユッカ!」


  
  ・   ・   ・


 じゅぷんじゅぷん じゅぷん じゅぷん じゅぷん
 
  じゅぷん じゅぷん じゅぷん


勇者「あ゛っ♥ あっ♥ あっ!」

勇者「ああっ、おひりがっ、お゛おっ♥ お゛ぉぉっ♥」

勇者「らめっ、これしゅごっ…おまんこ奥きてるぅ♥ ソルのおちんちんっ」


 




262: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:23:55.43 ID:UacPl6ajo



勇者「おおおっ♥ お゛おおっ♥」

勇者「こわ゛れっ、こわれちゃうよぉ♥」

傭兵「ユッカ…ユッカ…ユッカ」


 じゅぷんじゅぷん じゅぷん じゅぷん じゅぷん
 
  じゅぷん じゅぷん じゅぷん


俺は何度もユッカの名前を呼びながら、彼女の膣内をかきまわして味わった。
途中からはもう尻をいじることすら忘れて、腰をがっしりと掴んで上下に叩きつけるように揺さぶった。
ユッカの熱くたぎったヒダヒダを一つ一つ感じながら、ストロークを繰り返す。

傭兵「エロい…お前の体っ、こんなに小さいのにエロいな」

勇者「あうっ、あああ゛うっ♥」

勇者「イッて♥ イッていいよっ、ボクの中に頂戴っ」

勇者「おまんこにちょうだいっ、おまんこにちょうだいっ、おまんこにほしいっ」

勇者「ソルの精子♥ あつあつの精子っ♥ びゅーってして」

勇者「おまんこにちょうだいっ、中をたぷたぷにっ、あああぅ♥」




263: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:28:12.40 ID:UacPl6ajo



勇者「きてぇえ♥」

傭兵「くっ、あっ…」

勇者「あああ〜〜〜っ♥♥ イグっ、イクッ♥」

勇者「〜〜〜〜〜っ♥♥」

 びゅく…びゅるるるっ

ユッカにぎゅっと抱きしめられたまま俺は絶頂を迎えた。
特濃の精液がほとばしり、ユッカの狭い膣内を真っ白に汚して、
膣道を全て埋め尽くしてもそれでも収まりきらず、結合部からどろりとあふれだす。

ユッカも同時に達しており、声にならない嬌声をあげて、涙をながしながら痙攣していた。


勇者「はぁー♥ はぁー♥」

勇者「今日の…さいこう…♥」

傭兵(すごいイッてる…なんだこれ)

勇者「がまんしてたもん…ソルにエッチしてもらうまで」

勇者「いちばんきもちくなるのはとっとこうって思ってたの」

傭兵(わからん)




264: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:33:53.47 ID:UacPl6ajo



勇者「あついの出たね」

勇者「ボクのおまんこで…また出した」

傭兵(大丈夫…妊娠しない…そう、大丈夫なんだ…)ガックリ

勇者「どしたの?」

傭兵「とりあえず、シャワーあびて戻るか」

勇者「えー、もうちょっとぎゅーってしてたいなぁ♥」

傭兵「お前甘えすぎだろ」

勇者「だってね、ボクずっとソルが大人に戻るの待ってたんだよ」

傭兵(ガキの俺をいじめながらな…)

勇者「そしたら、ソルったらボクが寝てる内に勝手にエッチしちゃうし…」

傭兵「…う」

傭兵(そうかあの時ユッカの魂は眠っていたんだったな…)

勇者「その次はマナの変な機械でエッチされるし」

傭兵「溜まってた?」

勇者「…」コク

勇者「でも、すっきりした♥ やっぱりこうやって抱き合うのがすきー」

傭兵(そうか…お前)

傭兵(ホントに俺のことが…)




265: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:37:55.44 ID:UacPl6ajo



勇者「? どうしたの、ボクの顔好き? えへへ」

傭兵「あぁ、好きだ」

勇者「! え、えへへ…そんな目で言われると照れちゃうな」

傭兵「なぁユッカ…あのさ」

勇者「…?」

傭兵「ユッカはこの旅が終わったら――――」


ガラガラッ


時の魔術師「あら。ご入浴中でしたか」

勇者「!!」

傭兵「!? く、クロノさん…なんで」

勇者「ご、ごめんなさいもう出ます!」

時の魔術師「いいのですよ。仲睦まじいことで羨ましいです」

勇者「クロノ様っタオルしてっ、あーんソルバカ見ちゃだめだよっ!」

傭兵「見てないっ、見てないぞ…」




266: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/22(水) 23:44:15.75 ID:UacPl6ajo


時の魔術師「殿方とお風呂を共にするなんてはじめてです」

傭兵「いやもうあがりますっ、すいません!!」

時の魔術師「あらあら、お気になさらずに」

勇者(あわわわ、クロノ様にみられちゃったよぉ)

傭兵(やっちまったな…)


時の魔術師「ところでおふたりにお尋ねしますが」

勇者「はい……」

時の魔術師「裸で抱き合って、それはなにをなさっているのですか?」

傭兵「は…?」

時の魔術師「どうにも体の洗いっこには見えないのですが…」

時の魔術師「はて???」

傭兵「……出るか」にゅぷり…

勇者「…うん、お先に失礼します」トロリ…


▼勇者は1326の経験値を手に入れた。

▼勇者はレベル23にあがった。


勇者「あ、やった♥」

傭兵「やったじゃん。晩飯なんだろうなー」


時の魔術師「えっ、ちょっとまってください! 一緒にはいってくれないのですかー!」




第26話<あなたと共にあるために>つづく


 




279: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:19:56.55 ID:ASMmKBzVo

第26話<あなたと共にあるために>つづき



勇者「はーお腹すいた」

僧侶「もうすぐ出来上がりますからねー。まっててくださいね」

勇者「あれ、マナは?」

僧侶「お部屋にいますよ」

勇者「ふぅん。さすがにもうあれから解放されたよね?」

僧侶「え、ええ…ユッカ様、呼んできてあげてくれませんか」

勇者「うん!」



カチャ


勇者「マナー。ご飯だよー」

勇者(うわ…部屋からすごいマナのにおいする)

魔女「……」カチャカチャ

勇者「あ、それ…もう解体しちゃうの」

魔女「自分で試してみて分かった…これは失敗作」




280: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:25:41.48 ID:ASMmKBzVo


勇者「きもちいいのは確かだけど…ちょっとねぇ…あははは…」

魔女「あなたにあやまっておかないといけない」

魔女「こんなものをつくってごめんなさい」

勇者「気にしないで! マナだって、ボクのためにがんばってつくってくれたんでしょ!」

勇者「マナは間違ってないよ」

勇者「ボクは勇者だ。どんな手段をつかってもいいから、一刻も早く強くならなきゃいけない立場なんだ」

勇者「で、でも…その機械はちょっとエッチすぎたかな」

勇者「そのわりには経験値もすくなかったし…やっぱり誰かとエッチな事しないとだめなんだね!」

魔女「…」

魔女「ならこの動力部分は残しておいて、次は自動でセックスできる機械を作る」

勇者「……え?」

魔女「男女が向かい合わせに座って、座面が自動で前後することで結合部を」

傭兵「飯だっていってんだろ」

魔女「!」

勇者「あ、ソル」

傭兵「行くぞ。解体作業は置いとけ」




281: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:31:46.41 ID:ASMmKBzVo




   ・   ・   ・



時の魔術師「すいません私までご一緒させていただいて」

勇者「クロノ様、しっかり休息とれましたか?」

時の魔術師「はい。昨日一日休んで、魔力はもどりましたよ」

傭兵「毎年あれをやってるんだよな。大変だな、魔術師ってのも」

時の魔術師「えぇ。ですが人々にとって魂流しは必要なことですので」

時の魔術師「このような役目を与えられて光栄に思います」

傭兵「俺がそれだけの力をもってたら、うーん何に使うだろう」

勇者「お金かせぎでしょ?」

傭兵「かもなぁ」

魔女「私はもっと魔法をたくさん使えるようにしたい」

魔女「時魔術覚えたい。コツを教えて」

時の魔術師「こればっかりは、血筋ですので…」

魔女「そう。わかってた」




282: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:38:10.24 ID:ASMmKBzVo



傭兵「人々のためか。若いのに出来た人だな」

僧侶「そうですね。憧れちゃいます」

時の魔術師「そんな…あなた方は世界のために旅を続けていらっしゃるじゃないですか」

傭兵「…そ、そうだったな」

勇者「え、何だと思ってたの?」

傭兵「いや…そうか。世界のためなんだよな」

傭兵「いまさらになってスケールの大きな話だと痛感した」

傭兵(最初は、お前を護ることさえできたらそれでいいと思っていたのに)

勇者「?」

僧侶「しかし、あとどれくらい続くのでしょうか」

時の魔術師「魔族領へ行かれるのでしょう?」

傭兵「魔族領…」

傭兵「奴らの総本山はやっぱりそこか」

時の魔術師「えぇ。しかし、この先は並大抵の道のりではありません」

時の魔術師「知りたいことがあれば、私に分かる範囲でよければお答えします」




283: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:44:09.38 ID:ASMmKBzVo


勇者「はいはい! 魔族領ってなんですか!」

時の魔術師「魔物が暮らす領地のことです」

時の魔術師「魔界と呼ばれたりもします」

傭兵「簡単には行けないのか?」

時の魔術師「魔族領は遥か険しい山々に囲まれており、私たちの世界から隔絶されています」

時の魔術師「山脈には番人と呼ばれる、魔物がたくさん住み着いているそうです」

僧侶「山越えですか…嫌ですね」

傭兵「他にルートはないのだろうか」

魔女「海伝い」

傭兵「そうなのか?」

魔女「うん」

傭兵「そういえば、人魚のローレさんが俺たちの世界に逃げてきたということは海から逃げることもできたってことか」

勇者「海も山も好きだなー」

僧侶「ピクニックじゃないんですよ」




284: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:51:36.86 ID:ASMmKBzVo


時の魔術師「しかしどれも口承で伝わったことで、真偽はわかりません」

時の魔術師「私の一族が最後に魔族領に足を踏み入れたのはもう数百年も前に遡るそうです」

勇者「そうなんだー」

傭兵(山か…)

傭兵(聖地侵攻の時、あいつらはみな飛行型の魔物に乗ってやってきた)

傭兵(だとすれば、やつらはいつでもこっちへ一方的に攻撃をしかけることができるのか?)

勇者「魔界って怖そうだよね」

僧侶「そうですね。怖い魔物がうようよしていたらどうしましょう」

魔女「悪い魔物は全部倒す」

勇者「はぁーあの剣士1人仕留められないのに、ほんとにボクらで勝てるのかな」

傭兵「確かに、現状じゃ相手の戦力を測りかねるな」

傭兵「俺はさ、たびに出る前はてっきり各地に魔王の手先達が配備されていると思っていたが」

傭兵「ここまでそれといった遭遇はしていないよな」

傭兵「それどころか現地調達って感じだ」




285: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 22:58:09.72 ID:ASMmKBzVo


勇者「ぎゅるちゃんもあのでっかいタコも、元は悪い魔物じゃないんでしょ?」

勇者「ローレさんは逃げ出したし、サキュだって魔物のくせにボクたちを襲ってこないし」

勇者「意外と、魔物ってたいしたことなかったりして!」

傭兵「楽観的だな」

傭兵「強い奴は強いんだから気を抜いたらぱっくり食われるぞ」

勇者「うう…」

時の魔術師「魔王とよばれる存在が滅んで1000年近くたっていますからね」

時の魔術師「魔界は我々の想像以上に衰退しているのかもしれません」

僧侶「もし、魔王が復活してしまったらどうなるのでしょう…」

僧侶「私達の友達のローレという魔物の少女は、いま魔界が邪な魔力にあふれていると言っていました」

僧侶「目覚めの時は近いのでしょうか…」

時の魔術師「それは…私にも想像がつきません…」




286: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:01:34.15 ID:ASMmKBzVo


時の魔術師「お力になれなくて申し訳ありません」

時の魔術師「本来、古の勇者とともあった賢者の血筋である私が、あなた方に同行すべきなのかもしれませんね」

傭兵「クロノさんがついてきてくれたら、これ以上心強いことはないが」

勇者「ダメだよ。クロノ様はここでやることがある。そうでしょ?」

傭兵「そうだな」

勇者「ボクたちにはできないことを、みんなのためにやっているんだ」

勇者「大丈夫だよ! ボクたちが必ず阻止してみせます!」

時の魔術師「勇者様…。はい、信じております」

勇者「じゃあ他に聞きたいことあるひとー」

魔女「…」スッ

勇者「はいマナー」

魔女「これ。珠」

時の魔術師「これは…?」

魔女「私が魔力を込めると、どこかを指す光が伸びる」

魔女「ユッカも同様。だけどそれぞれ方向はわずかに違っている」

勇者「これです!」スッ

時の魔術師「…」




287: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:05:41.70 ID:ASMmKBzVo


時の魔術師「地図を持ってきましょう」



時の魔術師「御覧ください」

時の魔術師「北がこっちです」

勇者「じゃあ北西の方向に光が伸びてるんだね」

時の魔術師「ええ、そしてその方角は」

時の魔術師「これからあなた方が向かう、魔族領があるとされる方角です」

勇者「!」

傭兵「この珠はコンパス? どういうこった」

魔女「……」

時の魔術師「これは誰から?」


勇者「えっと、ちょっと長くなるけど――」


勇者「――ってことがあったんだ」

時の魔術師「なるほど、古の災厄を知る者と会ったのですか」

時の魔術師「まさか、遥か昔の言い伝えでしかなかった出来事が本当にあったとは…驚きました」




288: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:14:30.46 ID:ASMmKBzVo


勇者「でもキュウちゃんは悪い魔物じゃないんだよ! ただの狐だもん」

傭兵「陰険な、を足しておけ」

僧侶「クロノ様。なにかこの珠についてご存知ですか?」

時の魔術師「いいえ。純度の高い魔宝石だということはわかりますが、なぜ光が伸びているのかまでは…」

魔女「呼ばれている」

時の魔術師「え?」

魔女「私とユッカが、何者かに呼ばれている」

傭兵「何言ってんだお前…」

勇者「こ、怖いこと言わないでよ…この光の先に誰かいるの?」

魔女「そうとしか思えない」

時の魔術師「なるほど…」

魔女(誰かが、私のことを呼んでいるの)

魔女(この感覚…背筋がとても寒い…)



【封印の間】


闇の石「……」ゴトゴト

闇剣士「また強い力を感知している」




289: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:20:11.29 ID:ASMmKBzVo


闇武将「これほど日に日に力が増して溢れだすってことはよぉ」

闇武将「器ってやつが結構近くまで来てるってことだよな?」

闇剣士「あぁ。それもある」

闇剣士「もうまもなくです魔王様。あなたの器は順調に育っています」

闇剣士「私めがお迎えにあがります。しばしお待ちを」

闇武将(しゃべりもしねぇ石っころにたいした忠誠心だぜ)

闇武将(しかし、その器のガキをぶっ壊したら、このきな臭ぇ石っころも終わりってわけか)

闇武将(このまま永遠に眠っていてくれていいんだぜ)

闇武将(この地を統めるのは俺だからよ!)

闇武将「さぁ出兵の準備は出来たぜ。言われたとおり出来る限りの数は揃えた」

闇剣士「分かった。私も出る」

闇武将(まぁ、てめぇに黙ってすでに斥候部隊は派遣したがな…ククク)

闇剣士「……」


闇の石「…」ゴトゴト ゴトゴトッ




290: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:25:17.65 ID:ASMmKBzVo



  ・   ・   ・



傭兵「じゃあそろそろ、本題に移るか」

勇者「本題? なんだっけ?」

傭兵「…」グリグリ

勇者「う?」

傭兵「お前の呪いだろうが。あとヒーラちゃんと…マナも、か」

勇者「あー。そうだったね」

時の魔術師「その件はすでに伺っております」

傭兵「そうなの?」

僧侶「ソル様がちっちゃくなってる間に先に少しだけ聞いて、調べてもらっていたんです」

時の魔術師「瞑想ばかりでなかなかお話する機会をつくれずに申し訳ありませんでした。」

時の魔術師「ではお三方の呪いについて、私的な見解を述べます」

時の魔術師「まずヒーラさん。程度の強い呪いではありません」

時の魔術師「解呪することは可能です」

僧侶「ホントですか!!?」




291: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:31:57.91 ID:ASMmKBzVo



時の魔術師「しかし、見たところそこまで身体に悪影響をおよぼす呪いでもありませんので」

僧侶「そうでしょうか…」

僧侶(妊娠もしていないのに母乳が出るなんて恥ずかしいんですけど…)

時の魔術師「放っておいても年月とともに自然と解呪されます」

僧侶「え…そうなんですか」

僧侶「けど数年かかるのは困ります…」

時の魔術師「そうですか。では簡単な方法を」

時の魔術師「呪いの素となるものを体外へと排出すればすぐに治まりますよ」

傭兵「だってよ」

勇者「よかったねヒーラ!」

僧侶「えっと、クロノ様が解いてくれないんですか?」

時の魔術師「あまり無理はしてはいけません、魔法陣をつかった強制的な解呪にはリスクが伴います」

時の魔術師「ましてや女性にとって大切な部分。失敗したら胸がなくなってしまうことも…」

僧侶「…」ゾッ

勇者「うんうん! ヒーラ、わかったね?」

僧侶「…え゛。それはつまり」

時の魔術師「たくさん母乳をだしたら、大丈夫ですよ」ニコリ

僧侶「  」




292: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:38:43.31 ID:ASMmKBzVo


バシャ

勇者「あーヒーラ! お茶こぼさないでよ」フキフキ

僧侶「す、すいません。なにかショッキングな言葉を聞いてしまった気がして」

僧侶「もう一度うかがってもよろしいですか?」

時の魔術師「たくさん母乳をだしたら―――」

僧侶「あああっ、やっぱり聞き間違えじゃなかったぁ…」ガク

傭兵「どんまいヒーラちゃん。けど、悪い呪いじゃなくてよかった」

傭兵「あの淫魔のただのイタズラってことだな」

僧侶「もーー! どうして私がこんな目に!!」

傭兵「ガキになった俺に散々飲ませたくせに」ボソッ

僧侶「…っ!? ご、ごご、ごめんなさいっ、お仕置きはしないでくださいねっ」

傭兵「ま、大丈夫大丈夫。ヒーラちゃんの体はこれで安心だ」ポンポン

僧侶「うう…ほんとヤなんですからね」

勇者「いいじゃんおっぱいでるなんて羨ましいよ。それにヒーラのおっきいし…」

魔女「私とユッカへのあてつけ」

傭兵「おいおい…と、とりあえず次ユッカの呪いことを頼む」

時の魔術師「はい勇者様ですね」

勇者「ボクの呪いはどうでした?」




293: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/23(木) 23:47:11.69 ID:ASMmKBzVo


時の魔術師「ええと、手持ちの文献を参照してみましたがおそらく」ペラッ ペラッ

時の魔術師「発情呪という種類の呪いですね」

傭兵「発情か。たしかにな、発情してばっかりだもんな」

勇者「っ! うるさーい」ボコボカ

傭兵「いたいっ、ほんとのことだろ」

勇者「真面目に聞こうよ!! 大事なことだから真面目に!!」

勇者「クロノ様! 続きを聞かせてください!」

時の魔術師「発情というのはですね、えっと…」ペラッ

時の魔術師「性的に、成熟した、動物が、セックス? がしたくなる現象……のことだそうです」

時の魔術師「あ、セックスというのは、噂によると男女が子を授かるために行う謎の行為らしいです」

勇者「知ってます」

傭兵(やってます…)

時の魔術師「えっと、それで…セックスのやり方というのは……はぁ」ぺらっっ

僧侶「?」

時の魔術師「…父から譲り受けたこの本。なぜかこの先のページは切り取られているんです」

魔女「じゃあ私の本みせてあげる」ペラッ

時の魔術師「ふむふむ…!!  え……なに…これは」

時の魔術師「…も、もしかしてあの時お風呂場のふたりはこれを!? ……はうっ」パタリ

勇者「あ…」

僧侶「クロノ様ぁ〜〜!!」

傭兵(解決しそうにねーな)



第26話<あなたと共にあるために>つづく


 




302: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:12:52.24 ID:N79v8eHYo

第26話<あなたと共にあるために>つづく



時の魔術師「はっ、申し訳ありませんお見苦しい姿をお見せしました」

僧侶「大丈夫ですか?」

時の魔術師「はい。それにしても、あなた方は仲睦まじいパーティなのですね」

時の魔術師「まさか私のお風呂であんなこと…セックスをなさっているとは思いませんでした」

傭兵「あぁぁ…やめてくれ」

勇者「うう、なんで言い直したんですか」

僧侶「ソル様とユッカ様…ずるいです」ブツブツ

時の魔術師「ああやって子を授かり、次の世代に思いを受け継がせてゆくのですね」なでなで

勇者「クロノ様。なんでボクのお腹なでるの…赤ちゃんいないよ」

時の魔術師「そうなのですか?」

時の魔術師「えっと…」パラパラ

時の魔術師「セックスを行うと子を授かると書いてありますが?」

傭兵「ちょ、ちょっとワケありで…」ガク

魔女「…よしよし」

傭兵(まてよ。この人ならなんとか出来るんじゃないか?)




303: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:17:03.07 ID:N79v8eHYo



傭兵「なぁクロノさんあとで個人的な話いいか?」

時の魔術師「えぇかまいませんよ」

僧侶「むっ…」

勇者「ねぇねぇ! それでボクの呪いはどうなんですか?」

時の魔術師「そうでしたね」

時の魔術師「結論から言うと、私が解呪することは難しいです」

勇者「そ、そうですか…」

僧侶「クロノ様の魔術でもできないとなると、相当強い呪いってことですか?」

時の魔術師「……これを、言っていいのかどうか」

勇者「なんでもいいからわかること教えてください」

時の魔術師「分かりました。勇者様、あなたの呪いは、呪いであって呪いではありません」

勇者「?」

時の魔術師「契約によってもたらされた、『力』なのです」

勇者「けいやく…?」




304: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:24:31.14 ID:N79v8eHYo


時の魔術師「心あたりはありませんか?」

勇者「契約って…ボクそんなのしてない!」

勇者「なにかの間違いじゃないですか?」

時の魔術師「あくまで私個人の見解なので、正しいとは限りません」

時の魔術師「ですが、勇者様ほどの浄化の力をもった人間に、悪魔が呪いをかけることはとてもむずかしいのです」

勇者「え…でも」

僧侶「浄化の力とはなんでしょうか」

時の魔術師「聖魔力のひとつです。それはあらゆる災厄を祓い、清める力」

時の魔術師「あなたがもっている力と通じる部分もあります」

傭兵(そうだ…あの日俺はユッカに全ての力を託した)

傭兵(なぜ俺がこんな力を持っていたのかはわからないが、それでユッカに振りかかる災厄を跳ね除けられれば…と思っていた)

傭兵「契約か…。ほんとに心あたりはないのか?」

勇者「ないよ!! ボクが魔物と取引なんてするわけないじゃん」

時の魔術師「では私の勘違いかもしれませんね」

時の魔術師「だとすると、あなたに取り付いた悪魔は相当のちからをもっているということになります」




305: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:29:59.07 ID:N79v8eHYo


勇者「はぁ…やっぱりサキュをやっつけるしかないのかなぁ」

傭兵「このまま呪いが解けなかったら、ユッカは淫魔になってしまう」

僧侶「そんなの嫌です!」

時の魔術師「…お役に立てなくて申し訳ありません」

時の魔術師「私の祖父のような大賢者なら、なにかもっと具体的な対策方法をもっていたのかもしれません」

時の魔術師「祖父の生きていた時代には淫魔の国が現存していたようですから」

魔女「それ、私のおじいちゃんも言ってた」

時の魔術師「はるばる遠い所から訪ねてきてくださったのに」

傭兵「いや、いいんだ。どのみちここは立ち寄ることになっていたし」

傭兵「クロノさんに会えてよかった。いろいろ話を聞かせてくれてありがとう」

時の魔術師「まぁ…。うふふ。私の方こそ、あなたがたのおかげで助かりました」

時の魔術師「ありがとうございました」




306: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:37:10.18 ID:N79v8eHYo


傭兵「しかしこれでまた呪いを解くアテがなくなってしまったな」

勇者「うん…どうしよ」

時の魔術師「あの……私の伝手でよろしければ、紹介できる方がいます」

傭兵「本当か?」

時の魔術師「しかし…魔法の腕は一流なのですが、性格に問題がありまして」

傭兵「なんでもいい。教えてくれ」

時の魔術師「では、この手紙の住所をお尋ねください」ゴソゴソ


勇者「魔法大国グリモワ?」

僧侶「あれっ、これこの魔法国の王様からのお手紙じゃないですか?」

時の魔術師「は、はい…手紙のやりとりと言うのか、いつも一方的に手紙の山を送りつけてこられまして」

傭兵「なになに。ははーん、求婚を迫られてるんだな」

時の魔術師「はい…おそらくは私の魔力が目当てなのかと思います」

傭兵「だけとも思えないけどな」ジロジロ

時の魔術師「…?」

勇者「失礼な目線やめなよ!」ベシッ




307: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:42:22.51 ID:N79v8eHYo


時の魔術師「魔術の研究に関して貪欲な方で、私の時魔術のことも研究したいそうです」

傭兵「とみせかけて、ふふふ。クロノさんの無知につけこんでだな」

時の魔術師「?」

ゲシッ

傭兵「い゛っ! ったあああ…」

傭兵「今の誰だよ…」

勇者「しらないよ」

僧侶「しりませんっ」

傭兵「まぁそれくらいの美貌なんだから、自分のこと魔術だけなんて言っちゃだめだぜ」

時の魔術師「そ、そうですか…」

勇者「結婚かぁ…したくないの?」

時の魔術師「あまり面識のない殿方とそういうことは…」

時の魔術師「そ、それに…結婚するということは、先ほど勇者様方がなさっていたような」

時の魔術師「せ、セックスも…するんですよね」モジモジ

傭兵(なんか来るものがあるな…今の俺にはこういう反応が新鮮だ)




308: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:47:50.16 ID:N79v8eHYo


魔女「いつまでその話してるの」イライラ

傭兵「わ、悪いマナ。とりあえず次はこのグリモワって国を目指してみるか」

傭兵「ちょうど、珠の指してる光の方角とも一致するし、いいよな?」

勇者「うん!」

時の魔術師「では、グリモワ王宛ての書簡をしたためますので、明日お持ちください」

勇者「ありがとうございまーす」

魔女「魔法の国…楽しみ」

僧侶「おっきな魔法図書館あるといいですね。魔法のお勉強したいです」

勇者「ボクそれやだ…」

時の魔術師「このピニオンのような機械工芸品の街とはまた違った楽しさがあるとおもいますよ」

傭兵「呪いを解いてくれるといいけどな…」

傭兵(このクロノさん宛の手紙の山をみてると不安な人物であることは間違いない…)




309: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:52:57.50 ID:N79v8eHYo




   ・   ・   ・



時の魔術師「それで、2人きりでお話したいこととは何でしょうか」

傭兵「…実は俺」

時の魔術師「あっ、待ってください…困ります」

時の魔術師「まだ私達出会って一週間ですよ……いえ、あなたが大人の姿になってからと計算すると数日」

時の魔術師「こ、心の準備が…」

傭兵「いや違う違う違う」

時の魔術師「はい?」

傭兵「クロノさんのことを信用して話したいことがあるんだ」

傭兵「相談にのってくれないか」

時の魔術師「私に? えぇ、どうぞ、私でよければなんでもお伺いいたします」


俺はクロノさんに勧められた紅茶と菓子を味わいながら、事の顛末について全て話した。
今回の旅のことだけではない、俺のいままでの人生の全てを振り返り、夜が更けるまで時間をかけて聞いてもらった。




310: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 22:58:28.40 ID:N79v8eHYo




時の魔術師「なるほど…それは苦労なさりましたね」

時の魔術師「しかし、これであなたと勇者様のことがよくわかりました」

時の魔術師「あの子を護りたかったゆえの、選択だったのですね」

傭兵「いまでも魔力をユッカに授けたことが正しかったのかどうかわからないんだ」

傭兵「結局あいつは呪いにかかってしまったし、俺は力を失っただけとも言える」

時の魔術師「そんなことはありませんよ」

時の魔術師「あの子の中で、あなたの炎は燃え続けています」

時の魔術師「そして私は、それはいつか還るべき場所へ還るとおもうのです」

傭兵「…え」

時の魔術師「人の魂と同じですよ」

時の魔術師「あなたの炎は、きっと役目を果たした時にあなたの元に戻ってきます」

時の魔術師「失ったことを恐れる必要はありません」




311: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:04:09.89 ID:N79v8eHYo


傭兵「そう…か…」

傭兵「少し気が楽になった…ありがとう」

時の魔術師「いえ。私も、同じです」

傭兵「クロノさんでも何か気に病んでいることがあるのか?」

時の魔術師「ここ一週間、ずっとあなた方の旅に同行すべきかと考えていました」

傭兵「いや、それはしなくていい」

傭兵「こうして俺たちを助けてくれただけで十分だ!」

時の魔術師「…はい。あなた方のお役たてたことで、わずかながらでも一族の責務を果たせたかと、今は安心しています」

時の魔術師「こんな私を頼ってくれてありがとうございます」

傭兵「ほんとにいい人だな…」

傭兵「で、そんなクロノさんにこれを聞くのはすごく心が痛むんだが」

傭兵「ここからが本題だ!」

時の魔術師「え…?」

傭兵「魔力を失った弊害として、俺は異性を孕ますことができなくなった」

傭兵「なんとかならないか」

時の魔術師「……???」




312: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:10:12.90 ID:N79v8eHYo


時の魔術師「えっと…孕ますというのは」

傭兵「妊娠」

時の魔術師「!」

傭兵「あんな風にユッカとセックスしても、赤ちゃんができないってことだ」

時の魔術師「…っ!」

時の魔術師「そ、それは…なぜですか」

時の魔術師「素肌を重ねて愛を育めば赤ちゃんができるのではないのですか!」

傭兵「その前に受精の勉強をしましょう」

傭兵「とりあえず医学書のこのページに目を通してくれ」


時の魔術師「……射精…受精…着床…妊娠…」ゴクリ

時の魔術師「じ、人体の奇跡…」

時の魔術師「はうう…」くらくら

傭兵「おっと」

傭兵「マナが言うには、魔力をもたない俺の精子ではこの過程のうち受精が出来ないそうだ」

時の魔術師「そうなのですか…?」

傭兵「悲しいことだが、本当なんだ…」




313: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:15:21.97 ID:N79v8eHYo


傭兵「魔力のない俺でも女性を妊娠させることはできないだろうか」

時の魔術師「…え、えと」

時の魔術師「でしたら、パートナーが魔力を使い果たして疲弊している状態で行うとか」

傭兵「やっぱそれしかないか」

時の魔術師「ですが、そんな話きいたことがありません…」

時の魔術師「そもそも魔力をもたずして生き長らえることすら難しいのですよ」

時の魔術師「先ほどの話に加えて、あなたは不思議な方ですね」

傭兵「俺もそう思ってる」

時の魔術師「一応、しらべてみましょうか?」

傭兵「え…」

時の魔術師「せ、精子…が本当に弱々しいのかどうか」

傭兵「…どうやって」

時の魔術師「その…体外に排出できるのでしょう? みてみたいなって…」




314: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:20:44.10 ID:N79v8eHYo


傭兵(おいおいそんなつもりで言ったんじゃないんだが)

傭兵(なぜこんな事になる)

傭兵「クロノさん、なにもそこまでしてくれなくてもいい」

傭兵「ほんと、悪乗りがすぎた。ほんとはそこまで深刻に思っていないんだ」

傭兵「さっきあんたが言ったみたいに、いつか魔力が戻った時にセックスするさ」

時の魔術師「そ、そうですかっ…」

時の魔術師「でも一応、調べてみた方が…」

傭兵(見たいんだな)

時の魔術師「殿方のことを知る機会なんてありませんので」

時の魔術師「身勝手ながら、私の後学のために…あのっ」

時の魔術師「射精というものを、一度見てみたいのですけど…」ペラッ ペラッ

時の魔術師「ここに書かれているみたいに性的刺激で出るものなのですか!?」

傭兵「う…じゃあちょっと出してくるか」

傭兵「ビンか何かあるかな」

時の魔術師「え…ここでじゃなくて」

傭兵「ここでするわけないだろ」




315: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:24:29.59 ID:N79v8eHYo



傭兵「じゃあ5分くらいでもどるから、ここで待っててくれ」

時の魔術師「はい…」

時の魔術師「おかしなことをお頼みして申し訳ありません」


カチャ

傭兵「ん?」

魔女「…」ジー

傭兵「ぬわっ!! お前寝たんじゃなかったのか!」

魔女「トイレに起きたら、まだここの明かりがついてたから」

傭兵「聞いてた……?」

魔女「…途中から」コク

傭兵「ひぃっ」

魔女「性欲魔人」

傭兵「しー! しー! 絶対他言するなよ。とくにヒーラちゃんはダメだ。ユッカもだめだけどな!」

魔女「精子出しに行くの?」

傭兵「わかるだろ! 勉強家なクロノさんのためなんだよ!」

魔女「そう…ちょっとまって。いいものがあるから取ってくる」トコトコ




316: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/24(金) 23:31:55.91 ID:N79v8eHYo



数分も経たないうちに、マナは小さな箱を持ってもどってきた。
そのまま部屋にずけずけと入ってきて、俺を椅子に座らせるように促してきた。


時の魔術師「あの…なにがはじまるのですか」

魔女「見てて」

魔女「この人が射精するところをみせてあげる」

傭兵「や、やめろっ、クロノさんの前はイヤ〜〜〜!!」

時の魔術師「ずいぶんいやがってるご様子ですが」

魔女「無視していい。拘束開始」シュルシュル

傭兵「お前絶対あとで泣かす」

魔女「セックスで? 期待してる」

傭兵「くそっ…一体なにをしようってんだ」

魔女「今日はこの箱の中のものを試してみる」

傭兵「なにがはいってる…」


箱を恐る恐る覗き込むと、中にはぶよぶよとした透明の筒のような物体が入っていた。


傭兵「なんだこりゃ…気持ち悪い」

魔女「船の中でジェリーを見ながら考えた。あなたのためにつくった秘密の道具」

傭兵「って…なんだっけ。クラゲ?」

魔女「名づけてジェリーホール試作型」

魔女「これきっときもちいい…」ウットリ

傭兵(よくわからんが…ろくなもんじゃないんだろうな……)




第26話<あなたと共にあるために>つづく



 




352: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:20:12.83 ID:5TVm97gKo

-前回のあらすじ
クロノを呼び出し個人的な話をしていたソルは、話の流れで自らの精液を見せることになってしまう。
しかし採取するためにトイレへ向かう途中にマナに見つかりあっという間に拘束されて、
そしてマナが密かに新開発したジェリーホールの実験台となってしまった。



第26話<あなたと共にあるために>つづき



傭兵「そのぶにょぶにょは何に使う…」

魔女「わかるでしょ」

魔女「これであなたのペニスを包み込んで刺激する」

傭兵「き、気持ち悪いこと言うな…」

魔女「気持ち悪くない。きもちいい」

傭兵「クロノさん、こいつ止めてくれませんか…」

時の魔術師「……ごくり」

傭兵「クロノさん…?」

時の魔術師「あ、えっと……」チラ

魔女「人の好奇心は止められない」

魔女「観念して実験に付き合って」

時の魔術師「…すみません」

傭兵「嘘だろ…」

魔女「それにこれを使ったほうが効率よく搾精できる。任せて」

傭兵「ふざけんなっ!」




353: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:23:44.25 ID:5TVm97gKo


傭兵「マナ冗談だよな? そんな気持ち悪いものごめんだぞ」

魔女「何が気持ち悪いのかわからない。むしろジェリーに似て可愛い…」

マナは恍惚とした表情で透明の筒をいじくりまわしていた。

時の魔術師「一体何で出来ているのですか。不思議な手触りですね」

魔女「街で買ったスライム片に凝固剤やいろんな薬品」

傭兵「おいおい」

時の魔術師「この穴はどうやって開けたのですか?」

魔女「固めるときに、棒をさしておく」

魔女「早速使ってみる」

魔女「脱いで」

傭兵「脱ぐか!!」




354: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:28:58.47 ID:5TVm97gKo


魔女「脱がしてほしいの?」

魔女「わかった」

謎の魔法で身動きがとれなくなった俺は、抵抗することも敵わず、
マナに下半身を露出させられてしまった。


魔女「いやがってるわりにはもう大きい」

傭兵「あぁぁクロノさんにこんなところを見られて…俺もうお嫁に行けない…」

時の魔術師「あっ…で、では私が責任を取って…あれ?」

時の魔術師「お嫁って、ソルさんは男性じゃないですか」

傭兵「真面目だな」

魔女「この人のペニスを見た感想は」

傭兵「恥ずかしいこと聞かなくていい! これで酷評されたら俺生きていけない…」

時の魔術師「えっ…えっと…何でしょう」

時の魔術師「おいしそうなキノコみたいですね」

傭兵「…」

魔女「そう。味はないけど、歯ごたえはいい」

傭兵「怖いこと言うな」




355: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:33:34.27 ID:5TVm97gKo


魔女「〜♪ 〜♪」

マナはまるでパンケーキにかけるシロップかのように、とろみのある潤滑剤をいきりたった俺のペニスにかけていく。
寝ぼけた顔つきのわりにやけに機嫌がいい。

傭兵(よっぽどそれを試すのが楽しみだったのか…)

魔女「これで大丈夫」

魔女「まだ触ってもないのに、どうしてこんなに大きいの」

傭兵「そ、それは…」チラ

時の魔術師「? つ、続けてくださいマナさん」

魔女「見られて興奮しているの?」

魔女「でも、今日のあなたの相手は私じゃなくてこの子」ぶにぶに

魔女「搾精したらおしまい」

傭兵「もうさっさとしろ!」

魔女「入れる」

ぴと……じゅぷ…

傭兵「うっ…くあっ」

時の魔術師「……!」




356: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:38:08.71 ID:5TVm97gKo


時の魔術師「すごい…殿方がこんな声を出すなんて…」

傭兵「今の冷たくてびっくりしただけで…」

魔女「冷たいのはそのうちなんとかなる。きつくない?」

傭兵「いや…意外とすんなり入ったな」

魔女「穴を開けるときに5号を使った」

魔女「試作型だから、すこしくらい緩いほうがいいと思った」

そしてマナはゲル筒をぎゅっとつかんで上下に動かしはじめた。


 じゅぷ じゅぷ じゅぷ じゅぷ


傭兵「うおっ…」

魔女「変な音。どう?」

傭兵「つるつるしてて…きもちいいんだけど、やっぱ違うな」

魔女「女性器とは違う?」

傭兵「あ、あぁ…お前の中よりつるつるだ」

魔女「……」じゅぷじゅぷじゅぷ

傭兵「うわぁなんだっ、急に速くすんな!」




357: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:43:19.95 ID:5TVm97gKo


ヒダが一切ない筒の内側は、未発達のマナのアソコに出し入れするより遥かに刺激が弱く、
締め付けやぬくもりすらロクにないため射精に至るには時間がかかりそうだった。

傭兵(こいつもこいつでこんな無表情だしなぁ)

傭兵「射精しないと終わらないのか?」

魔女「…」コクン

 じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
  じゅぷじゅぷ じゅぷじゅぷ

傭兵(せめてエロい声の一つでも出してくれたら興奮できるんだが…)

魔女「腕つかれてきた」

魔女「早くだして」
 
穴のあいた筒の先端からなんども亀頭が顔をのぞかせる。
マナは俺の顔をうかがいながら、速度をかえたり、握る強さを変えたりと工夫して性感を与えようとしてくるが、
あいにく俺にはあまり効いていなかった。

傭兵(そのうち疲れて自分からやめるっていいだすだろうな…)




358: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:46:43.45 ID:5TVm97gKo


魔女「…ハァ、はぁ…」 

 じゅぷじゅぷ じゅぷじゅぷ
  じゅぷじゅぷ じゅぷじゅぷ

魔女「おかしい…どうして射精しないの」

時の魔術師「あ、あの…これで一体どうなるのですか?」

時の魔術師「あんまり激しくするとソルさんの男性器が壊れてしまうのではないですか?」

魔女「ちょっとくらい乱暴にしても平気。どっちも丈夫に出来てる」

時の魔術師「そうなのですか…」

傭兵(諦めろマナ。お前のジェリーとやらの負けだ)

傭兵(それに今日はユッカとしたから、一度抜いているしな)

傭兵(そんな玩具で達しはしない!)

魔女「…ぐ」

時の魔術師「…」ハラハラ

魔女「そうだ…あなたもやってみる?」

傭兵「えっ」




359: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:50:09.51 ID:5TVm97gKo


時の魔術師「……よろしいのですか」

魔女「あなたの知的欲求をみたすためだから、あなたの手で行わないと意味が無い」

魔女「ハァ…ハァ…疲れた」

時の魔術師「で、では私やってみたいです」

傭兵「え゛っ…」

傭兵「ま、まじ…?」

時の魔術師「よろしいですか」

魔女「かまわない」

傭兵「お前が許可だすのか」

時の魔術師「では失礼します」

ぎゅっ

傭兵「うお…」

時の魔術師「あっ…痛かったでしょうか」

傭兵「いや…平気だ」

時の魔術師「では動かしてみますね」

 じゅぽ  じゅぽ じゅぽ…
   じゅぽ… じゅぽ…




360: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:54:52.69 ID:5TVm97gKo


クロノさんはぎこちなくゲル筒を動かし始めた。
しきりに俺やマナの顔色を伺いながら、自分が間違ったことをしていないか確認しているようだった。

時の魔術師「こ、これでいいんですよね?」

魔女「そう」


 じゅぽ じゅぽ
 じゅぽ…

傭兵「あっ…うお」

魔女「…」ジー

魔女「私のときは声をださなかったのに」

傭兵「ふ、ふふ…お前とクロノさんの違いがわかるか」

魔女「わからない」

傭兵「なら観察することだなぁあ! うっ、ふぅ…」

時の魔術師「あうう…こうかな…痛くないですか?」

時の魔術師「あっ、すごい…ジェリーさん越しに握っても、あなたの硬さがわかります」

時の魔術師「男性器ってすごいんですね…」

傭兵「うっ…ぐあっ…」


 じゅぽ じゅぽ じゅぽ
  じゅぽ じゅぽ じゅぽ
 

魔女「…」




361: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 22:58:54.89 ID:5TVm97gKo


傭兵「う、うお…やばい」

時の魔術師「どうしましょう…なんだかすごくいやらしい気持ちになってきました」

時の魔術師「ソルさんの、ペニスのさきっぽが、ひくひくって…うふふ」

時の魔術師「これが男性器…おちんちんなんですね」

 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ
  じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ

傭兵「あおお…っ」

魔女「なんてまぬけな姿…」

魔女「……でもきもちよさそう」

魔女「ジェリーは失敗作じゃなかった」

魔女「けどどうして交代した途端に…」

魔女「…まさか、性感を得るためには単純な刺激だけじゃだめなの…?」

時の魔術師「気持ち良いのですか?」

時の魔術師「いやらしい音が響いてますね。私いまいやらしいことをあなたにしちゃっているのですね」

時の魔術師「ソルさんのお顔、素敵です…かわいらしい声が出るのですね」




362: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:04:36.64 ID:5TVm97gKo



傭兵「でるっ、ああっ」

傭兵「よけろクロノさんっ」

時の魔術師「えっ」

 びゅくっ、びゅるるるっ!

時の魔術師「きゃあっ」

クロノさんの甘ったるい声が性感を刺激し、俺は我慢しきれずに精液を吐き出した。
勢い良くほとばしった大量のそれは真正面できょとんとした顔をしているクロノさんやその隣に座るマナの顔や体を汚していった。


時の魔術師「これは…?」

魔女「出た。精液」

時の魔術師「こ、これが…」

傭兵「すまん…こんなはずじゃなかったんだ。もうちょっと耐えられると思った」

魔女「なにしてるの。こんなにかけたら後始末が大変」

時の魔術師「ベタベタ…性液ってベタベタなんですね」

時の魔術師「くんくん…なんだか、磯の匂いがします」

魔女「拭かないと固まる」ゴシゴシ

時の魔術師「小皿を取ってきます! すこし観察させてください」

傭兵「おいおい…」




363: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:09:21.97 ID:5TVm97gKo


時の魔術師「射精ってすごいのですね」

時の魔術師「あんなに勢い良く噴き出るものだとはおもいませんでした」

時の魔術師「おもしろいですね…」

 じゅぽ じゅぽじゅぽ

傭兵「あっあっ」

時の魔術師「もう一度見てみましょう」

魔女「…」コクリ

魔女「次は私が射精させる。あなたに負けた気分で悔しい」

傭兵「もう無理です許してください」

魔女「一つわかったことがある」

魔女「耳元で囁けば、あなたは射精しやすくなる。そういう法則を見い出した」

時の魔術師「そうなのですか?」

魔女「そう。ユッカやヒーラが時々やっているのを思い出したからこれは正しいはず」

傭兵「ほぉ…それに気づくとはな…お前も成長したもんだな」

魔女「射精して射精して射精して」ボソボソ

 じゅぽじゅぽじゅぽ 

  じゅぽ じゅぽ じゅぽ

魔女「射精して射精して射精して射精して射精射精」

傭兵「す、するかァ!!」 ビュクッ


その晩、俺はクラゲが嫌いになった。




364: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:15:45.25 ID:5TVm97gKo



<翌日>



時の魔術師「忘れ物はございませんか」

勇者「長らくお世話になりました」

僧侶「クロノ様、たくさんの有益な情報ありがとうございました」

時の魔術師「またいつでもいらしてくださいね。私でよければいつ何時であろうとあなた方の力になります」

勇者「はい!」

時の魔術師「それと、ソルさん」

傭兵「は、はい…何」

時の魔術師「…あの」モジモジ

勇者「?? またソル何かしたんでしょ」

傭兵「してない…むしろされた」

勇者「昨日夜からずっと何のお話してたの!」ギュー

傭兵「痛いっ、くっつくな」

時の魔術師「…うふふ。本当に仲がよろしいのですね」

時の魔術師「お元気で。いつかまた会いましょう」

傭兵「旅が終わったらまた会いに来るよ」

勇者「マナの中の魂もあと一つ残ってるしね。来年絶対にまたお祭りにこなくっちゃ!」

魔女「…」コク

魔女「さよなら。ありがとう」




365: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:23:04.81 ID:5TVm97gKo



時の魔術師「さようなら。私のほうこそ、ありがとうございました」

時の魔術師「険しき旅を成就をここで祈っております」

勇者「ばいばい! 絶対ボク達魔王の復活を阻止するからね!」




【馬車】


勇者「いろいろあったけど楽しい街だったね」

傭兵「俺結構長いこと子供になってたからな…あんまり覚えてねぇ」

勇者「えー?」

傭兵「お前たちにいじめられたことはよく覚えてるんだけどな…」

傭兵「時間さえあれば、あと数日見て回りたかったんだけどな」

僧侶「また次に訪れた時にしましょう」

傭兵「あぁ。俺たちにはもう残された時間は少ない」

魔女「…」




366: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:26:26.19 ID:5TVm97gKo


勇者「それで、グリモワだっけ? こっちの道であってるの?」

傭兵「あぁ」

勇者「どんな街かなー。魔法かぁ。楽しみだね!」

魔女「すごくたのしみ」コクコク

勇者「マナテンション高いね」

魔女「いろいろ珍しい魔法アイテムが手に入るはず。1号たちやジェリーを改良できる」

勇者「クラーゲンは海に逃がしたでしょ?」

魔女「違う。あのジェリーのことじゃない」

魔女「…これ」ゴソゴソ

僧侶「うわっ…なんですかそれ」

傭兵「ぎゃあ、ここで出すなぁ!」

勇者「な、なんか…臭いよそれ。くんくん…クラゲの死体とか言わないよね?」

魔女「違う。ちゃんと嗅いでみて、ユッカのよく知ってる臭い」

勇者「え…」クンクン

勇者「あれ…もしかしてこれ」

傭兵「…」

勇者「……ふぅーん」

勇者「昨日の晩、いないとおもったら…マナと何してたの」




367: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/07/27(月) 23:35:16.94 ID:5TVm97gKo


傭兵「…いや、うーん」

僧侶「クロノ様とお話してたのではなかったのですか?」

勇者「まさか! クロノさんと!?」

傭兵「ち、ちがう! してないなにもしてない!」

僧侶「ソル様! ちゃんと私たちの目を見て答えてください」

勇者「うわーんボクたちだけじゃなくて、クロノさんにまで手をだすなんてぇ…浮気者ー」

傭兵「違うぞユッカ! 誤解だっ! マナ弁明しろ」

魔女「ジェリー…街についたらもっと強くしてあげる」ツンツン

魔女「♪」

傭兵(お、お前ふざけるなよ…っ! 誰のせいでこんなことに!)

勇者「ソルのバカー!!」

傭兵「バカはお前だ! 狭いのに暴れるな!」

勇者「浮気者のソルはどうせマオにゃんともキュウちゃんともエッチしたんでしょ!」

傭兵「なんであいつらの名前がでてくる! 誤解だユッカ、断じてそんなことはなかった」

勇者「しらない! エロ! エロ人間!」

勇者「今夜はソルが泣いても許さない、ずっとお仕置きレベル上げするからね!!」

傭兵「ひぇぇ…助けてヒーラちゃん」

僧侶「ユッカ様、私も手伝いましょうか」ニコリ

傭兵「あぁぁ…そんな。マナ、薬だしといて…」

魔女「…よかったね」



第26話<あなたと共にあるために>おわり


 




369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/27(月) 23:41:25.70 ID:rloYFCeyo

乙です

お仕置きレベル上げ
これは流行る




372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/27(月) 23:48:37.40 ID:1M/VWriyo

乙です!
クロノ様良かったですごちそうさま

設定画にも期待




373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/27(月) 23:59:14.94 ID:MXnjg2Rp0

乙っす!
御一行がこの町に再訪することがあったら楽しみだなぁ…




374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/28(火) 00:17:19.47 ID:D7bnCx5ao

魂流しのために精を蓄えるクロノさんの姿が




375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/28(火) 02:30:58.00 ID:zT3Gj/KeO


クロノさんの処女を奪ってほしいがそれはユッカたちに対して不誠実か
けどこのまま退場は惜しい・・・




376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/28(火) 06:33:21.42 ID:7FU7UT1pO

オナホは使うごとにちゃんと清潔にしないと駄目だぞ!
ぺニスから入り込んだ雑菌で死ぬソルなど見たくない




379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/28(火) 09:53:51.00 ID:Olnxc57cO

乙、クロノさん大好き




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