転載元:ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]



関連記事
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」
【前編】【中編】【後編】

ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」
【前編】【後編】

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」
【前編】【中編】【後編】

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」
【前編】【後編】

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」
【前編】【中編】【後編】

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」
【その1】【その2】 【その3】 【その4】


 


ディーラー「納車だよ。保護シートとるからね」 アルト「えっ」
【マジキチ注意】女「すいません…」モジモジ 膣内洗浄師俺「なんだ股患者か」
男「よりによって最後の村に生まれてしまった」
医者「こりゃアレだね、一日30回くらいはオーガズム感じちゃう奇病だね」 俺「うわーん…やったぜ!!」
【胸糞注意】女「痴漢です!」 男「えっ」 私服警察「えっ」

571: 名無しさん 2015/06/15(月) 22:10:32 ID:gYPf2JtA

バルログ「……バイソンはうまくレフェリーを引きつけてくれていますね。サガット」

サガット「そうだな……よし、先ずは俺から行こう……うおおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「レフェリーとバイソンが少々口論へとなっているか!?」

元「あっ、サガット君が」


サガット「うおおおぉぉっ! 死ねえええぇぇっ! ヤムチャァァっ!」ダダッ

ヤムチャ「くっ……くそっ……! サガットまで来やがったっ……!」


実況「おぉ〜っと! サガットが来たっ! 対角線コーナーからサガットがヤムチャ目掛けて一直線へと突っ込んできたぁっ!」


サガット「……だあああぁぁぁっ!」ズガアアァッ

ヤムチャ「ぐ、ぐはあぁぁぁっ……!」


実況「そしてそのままヤムチャへと串刺しのラリアーットっ! コーナーマットとの強烈なサンドイッチっ!」




572: 名無しさん 2015/06/15(月) 22:15:29 ID:gYPf2JtA

バイソン「へへへ……サガットちゃん、ナイスナイス……」

ダン「あっ、サガットっ……! てめぇまで何やってやがるっ!」

サガット「さぁ、次はバルログだっ! お前も突っ込んで来いっ!」クイクイ

バルログ「フフフ、任せて下さい……それでは美しくいきましょう、ヒョオオオォォッ……!」ダダッ


実況「ヤムチャに強烈なラリアットを喰らわせてたサガットは、その場でバルログを手招きっ! そしてそれに応えるように、バルログも対角線コーナーから突っ込んできたぁ!」


バルログ「いきますっ……! ヒョオオォォ……ヒャオっ……!」シュタッ


実況「バルログはリング中央で側転して身体を捻っていくっ! ロンダートっ! そして背面からヤムチャへ向かって飛んでいくっ!」


バルログ「ヒャオっ……!」ドスッ

ヤムチャ「……ぐはぁっ!」


実況「その勢いのまま背面エルボーっ! スペースローリングエルボーっ! スペースローリングエルボーを決めていったぁ!」




573: 名無しさん 2015/06/15(月) 22:24:58 ID:gYPf2JtA

バルログ「逃がしはしませんよっ! ヒャオっ!」ガシッ

ヤムチャ「ううっ……ん、んっ……?」


実況「背面から飛び込むようにエルボーを打ち付けていったバルログは……おっとっ! そのままヤムチャの後頭部を掴んだっ!」


バルログ「美しい顔は私一人で間に合っていますっ……! その顔を……今から潰して差し上げましょうっ……! ヒョオオオォォッ……!」シュタッ

ヤムチャ「う、うおおっ……!」


実況「バルログはヤムチャの後頭部を掴み、そのまま前方に飛び込んでいくっ! ヤムチャの身体はそのまま……」


バルログ「……死になさいっ! ヒャオっ!」ズドーンッ

ヤムチャ「う、うげええぇぇぇっ!」


実況「顔面からマットへと叩きつけられていったぁ! これにはヤムチャも顔面抑えて悶絶だぁ!」

元「フェイスクラッシャーですね」

実況「バルログのフェイスクラッシャーっ! フェイスクラッシャーっ! 流れるような連続攻撃だぁ!」




574: 名無しさん 2015/06/15(月) 22:35:01 ID:gYPf2JtA

ヤムチャ「ううっ……ううっ……くそっ、顔面からいっちまった……」ジタバタ

バルログ「美しい顔は私一人でいいのです……醜い者の顔なんて……潰れてしまえばいいのですよ! ハハハハハっ!」


実況「さぁ、バルログはそのまま素早く立ち上がり……おぉ〜っと、両腕を広げて大アピールっ! 自分の技を見たかと言わんばかりの勢いだっ!」

元「……ちょっとナルシストな所があるからね。うん」


バイソン「ハハハっ、いい様だな! バルログちゃん、ナーイス!」

サガット「……よくやったぞ」

ダン「うるせぇよ、糞ボケ。バルログは試合権持ってるから見逃してやるけど……おめぇらは持ってねぇんだ。ほれ、とっとと下がれ下がれ……控えてな」

サガット「……全く、お前は五月蝿い奴だな」

バイソン「ヘイヘイ、わかったわかった……下がりますよ〜っと……」


実況「さぁ、ここでサガットとバイソンの二人も自軍コーナーへと戻っていきますっ! リング上が落ち着いてきましたかねぇ、元さん?」

元「交代直後に……痛〜い、連携は喰らっちゃったけどね……?」




575: 名無しさん 2015/06/15(月) 22:44:16 ID:gYPf2JtA

ヤムチャー! ガンバレー!


ヤムチャ「あぁ……今日は、負けねぇ……今日は絶対に勝ってやる……」ブルブル

バルログ「……フン、醜き根性論が」


実況「顔面を強く打ち付けられたヤムチャだが……ここは、力を振り絞って立ち上がろうとしていくっ!」


バルログ「フフフ、少しばかり生意気ですよ、ヤムチャ君……」ゲシッ

ヤムチャ「う、うげっ……」


実況「あ〜っとっ! あ〜っとっ! しかしバルログは……そんなヤムチャの後頭部を踏みつけていきますっ! 挑発するかの如く踏みつけていきますっ!」

元「……あらら」


バルログ「負け犬は負け犬らしく……地べたを舐めておけばいいんですよ……ホレ、ホレホレ……」グリグリ

ヤムチャ「こんにゃろっ……! 舐めやがって……く、くそぉ……!」

バルログ「ホレ、舐めなさい……マットを舐めなさいよ……」グリグリ


実況「そしてそのままグリグリと足を動かして、ヤムチャの顔面をさらにさらにマットへと押し付けていくっ!」

元「……なぁ〜んで、あんな事するかねぇ」




576: 名無しさん 2015/06/15(月) 23:00:45 ID:gYPf2JtA

ブー、ブーブー

実況「この卑劣な行為には……場内からはブーイングっ! 大ブーイングだぁ!」

元「……そりゃそうでしょう」


バルログ「……何故、ブーイングをするのです? 違うでしょう。『バルログ様、素敵。ヤムチャみたいな醜き者を倒して!』でしょう。さぁ、そう言うのです、ハハハッハっ!」グリグリ

ヤムチャ「人をグリグリグリグリしやがって……この野郎め……!」


ブー! ブーブー!

実況「おぉ〜っと、おぉ〜っと! しかしバルログは気にする事なく高笑いっ! 高笑いだっ! これには場外のブーイングの声も大きくなっていきますっ!」


サガット「バルログ、もういいだろう。もうとどめを刺しちまいなっ!」

バイソン「いっちまえ、バルログちゃんっ!」

バルログ「そうですね……では、そろそろ決めにいきましょうか……ホラ、醜き者よ……立ちなさいっ……!」ググッ

ヤムチャ「う、うおっ……」


実況「さぁさぁ、好き放題ヤムチャを痛ぶったバルログは、頭部からその足を離し……そしてヤムチャの身体を引き起こしていくっ!」




577: 名無しさん 2015/06/15(月) 23:10:38 ID:gYPf2JtA

バルログ「さぁ、いきますよ……! ヒャオっ!」ググッ

ヤムチャ「くっ……うおっ……!」


実況「バルログはヤムチャの股下に手を差し込み、そのまま抱え上げていくっ!」


バルログ「フフフ、背骨を壊して差し上げましょう……ヒャオっ!」ズガァッ

ヤムチャ「……ぐ、ぐえええぇっ!」


実況「そして自身の片膝を立てて突き出すと同時に、ヤムチャの背中をそこに打ち付けていくっ! おっと、ここはシュミット式バックブリーカーっ! バルログはヤムチャの腰へとダメージを与えにいったぁ!」


ヤムチャ「ぐ、ぐわああっ……ちくしょうっ……!」ゴロゴロ

バルログ「フフ、いい様ですよ……ヤムチャ君……さぁ、私の攻撃はまだまだ続きます……ヒャオっ……!」シュタッ


実況「腰を抑えて悶えるヤムチャっ! おっと、そしてバルログはそんなヤムチャを尻目に勢いよくコーナーへ向かっていき……そして昇っていったぁ!」




578: 名無しさん 2015/06/15(月) 23:21:22 ID:gYPf2JtA

バルログ「さぁっ! 美しくいきましょうっ! これで終わりですっ!」スーッ

実況「さぁ、素早くコーナーポストに昇りきったバルログは……そのまま首を掻っ切るポーズっ!」


バルログ「……死になさいっ! ヒョオオオォォッっ!」シュタッ

実況「そしてそのまま飛んだぁっ!後方宙返りをしながらっ! バルログの身体が美しく弧を描きながらっ! 270°回転のバルログの身体がヤムチャ目掛けて振ってくるっ!」


ヤムチャ「う、うおおっ……! 振ってきやがったっ……!」

バルログ「死になさいっ! ヒャオっ!」ズドーンッ

ヤムチャ「ぐ、ぐげえええぇぇっ!」


実況「そして決まったぁ! バルログが決めてきたぁ! ムーンサルトプレスっ! ムーンサルトプレスですっ! 素早い動きで……一気に決めていったぁ!」




580: 名無しさん 2015/06/15(月) 23:28:06 ID:gYPf2JtA

バルログ「さぁ、レフェリー……フォールです!カウントを取りなさいっ!」

ヤムチャ「……う、ううっ」

ダン「おうよ、任せておきな!」


実況「バルログはそのままヤムチャの身体を固め、フォールの体勢っ! フォール体勢だっ! 今、レフェリーがやって来ますっ!」


ケン「リュウっ……! やべぇぞ、起きろっ……!」ムクッ

リュウ「あぁ、わかってるっ……!」ムクッ

ケン「くそっ……バルログの野郎……」

リュウ「言ってる場合じゃないっ……! 助けにいくぞっ!」


実況「これは返せるか、ヤムチャっ……! あっとあっとしかし、ここで場外のリュウとケンが復活っ! いいタイミングでの復活だっ!」

元「……カット間に合うかな?」

実況「タイムリミットは3カウントっ! 3カウントっ! それまでに、なんとかリングに辿り着くんだっ! さぁ、今レフェリーによってカウントが数えられますっ! リュウ、ケン、走れっ!」




595: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:01:45 ID:7Wku/0ck

ダン「ワンっ……!」

ケン「急げっ……! リュウっ……!」

ダン「ツーっ……!」

リュウ「あぁ、わかってるっ……!」

ダン「……スリ」

ヤムチャ「……くっ!」ガバッ

バルログ「……何っ!?」


実況「さぁ、リュウとケンが走る走るっ! 慌ててエプロンサイドへと飛び乗っていくが……おぉ〜っと、おぉ〜っとっ!?」


ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」

ヤムチャ「あぁっ、痛ぇ……ボコスカボコスカやりやがってよぉ……」

ケン「なんだよ、あの野郎……冷や冷やさせんじゃねぇよ……」


オー、オーオー

実況「ここはヤムチャが自力で返していきますっ! カウントはツーっ! 2カウントでヤムチャの肩が上がったぁ!」




596: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:08:23 ID:7Wku/0ck

リュウ「ヤムチャ、大丈夫か!?」

ヤムチャ「えぇ……まぁ、なんとか……」ムクッ


実況「なんとか返して上体を起こしていくヤムチャっ! しかし少々ダメージは受けているか!? 辛そうな表情です! エプロンサイドからリュウも心配そうに声をかけています!」


リュウ「無茶はするんじゃねぇぞっ! ヤバいと思ったら……すぐに交代しろっ!」

ヤムチャ「大丈夫っす……もうちょっと頑張ってみますよ……」

バルログ「フッ、威勢だけはよろしいですね……だがしかしっ……!」ガシッ

ヤムチャ「……んあっ?」


実況「おぉ〜っと、しかしバルログもそう簡単には休ませてくれませんっ! ここでヤムチャの首筋へと自身の両足を絡みつけるように巻きつけていくっ!」




597: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:22:32 ID:7Wku/0ck

バルログ「さぁ、起きなさいっ……! ヤムチャ君っ……!」ググッ

ヤムチャ「うおおっ……おおっ……!」


実況「おっと、そのままバルログは倒立しながら……下半身の力によってヤムチャを起こしていくっ! 持ち上げていくっ!」


ヤムチャ「……なんだなんだ、こいつはよぉ!?」

バルログ「フフフ、これぞルチャ・リブレですよ……ヤムチャ君……」


実況「ヤムチャは完全に起こされてしまったぁ! そしてヤムチャの首筋からまるでネクタイかのようにぶら下がりつつ倒立を決めていくバルログっ!」


バルログ「さぁ、いきますよっ……! ウノ……ドス……トレスっ……!」グルンッ

ヤムチャ「う、うおおっ……!」


実況「お〜っと、そしてバルログはそのまま回転っ! ヤムチャの首筋にぶら下がったまま……自身の身体を横回転させていくっ!」




598: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:31:39 ID:7Wku/0ck

バルログ「ヒョオオオォォッ……! ヒャオっ……!」ブンッ

ヤムチャ「う、うおおっ……! なんだなんだっ……!」


実況「バルログはその反動を使って……ヤムチャの身体をホイップさせて投げていったぁ!」


ヤムチャ「う、うおぉっ……! なんだこりゃ……!」ドスッ


実況「ヤムチャの身体が吹き飛ばされるっ! 大きく吹き飛ばされるっ! バルログの下半身の力と回転の勢いによって大きくロープ間際まで吹き飛ばされたぁ!」

元「コークスクリュー・ヘッドシザーズですね」

実況「得意のルチャ殺法で攻めていくバルログっ! ここはコークスクリュー・ヘッドシザーズを繰り出していったぁ!」


ヤムチャ「いててて……なんだよなんだよ、オイっ……!」

バルログ「フフ、その無様な姿……貴方にはお似合いですよっ……!」ムクッ


実況「ヤムチャを投げ飛ばしていったバルログは立ち上がりますっ! 間髪入れずに立ち上がっていきますっ!」




599: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:39:57 ID:7Wku/0ck

バルログ「さぁさぁ、ヤムチャ君……いきますよ……ヒャオっ!」ドスッ

ヤムチャ「……ぐげっ!」


実況「バルログは追い討ちを仕掛けるようにストンピングっ! ヤムチャの身体を踏みつけていきますっ!」


バルログ「ただただ踏みつけるのもつまらないですね……よし、それじゃあこうしましょうか……」ググッ

ヤムチャ「あぁ……? なんだなんだ……?」


実況「バルログはヤムチャの右足を掴み……おぉ〜っと、そして引き伸ばしていくっ! ヤムチャの右足をマットへ添わせるようへとリングへ置いたぁ!」


バルログ「さぁ、狙いはその足です……ヒャオっ!」シュタッ

ヤムチャ「足……だと……?」


実況「そしてバルログはそのままサードロープに飛び乗りロープの反動をつけたぁ! そこからさらにジャンプしたバルログは……」


バルログ「さぁ、死になさいっ! ヒャオっ!」ドスッ

ヤムチャ「……うげええぇぇっ!」


実況「リング上に添えるように配置しておいたヤムチャの右足の上へと着地していくっ! 両足で着地していくっ!」




600: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:46:03 ID:7Wku/0ck

ヤムチャ「ぐわあああぁぁっ……! 足が……足が……!」ゴロゴロ


実況「これにはヤムチャも足を抑えて悶絶するっ! その痛みがこちらにも伝わってきそうだっ! ヤムチャは激しく悶絶しているっ!」

元「うん、ピンポイントで狙ってくるよね」


バルログ「フフフ、一撃喰らったぐらいで……大袈裟ですねぇ、貴方は……」

ヤムチャ「ううっ……ち、ちくしょう……」

バルログ「しかし、苦しむのはここからですよ……こんなもので終わりではありません……さぁ、起きなさい……」ググッ

ヤムチャ「ううっ……くそっ……」


実況「さぁ、バルログはそのままヤムチャに近づいて……その身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ!」




601: 名無しさん 2015/06/17(水) 22:58:06 ID:7Wku/0ck

バルログ「死になさいっ……! ヒャオっ!」ドスッ

ヤムチャ「……ぐっ!」


実況「そのままクルリと回転しつつのジャンプキックを打ち込んでいくっ! ローリングソバットっ! 腹部へと打ち込んだぁ!」


バルログ「お次はチョップですっ……! ヒャオっ!」バチーンッ

ヤムチャ「……ぐええぇぇっ!」フラッ


実況「そしてお次は逆水平チョップっ! 胸元に打ち込んでいくっ! 激しい音が場内へと響き渡ったぁ! これにはヤムチャもフラついたぁ!」


ヤムチャー、マケンナー

ヤムチャ「ち、ちくしょうっ……! 舐めてんじゃねぇっ……! うおおおぉぉっ!」ググッ


実況「少々、ヤムチャが押されてきているか……? 押されてきているかっ!?」

元「……いやっ!」

実況「おぉ〜っとっ! ヤムチャも粘るかっ! ここはググッと堪え、そして腰を落として構えたぁ!」




602: 名無しさん 2015/06/17(水) 23:05:16 ID:7Wku/0ck

ヤムチャ「鬱陶しいぞっ……! 眠ってろっ! トラースキックだっ!」シュッ


実況「ヤムチャもここで反撃していくっ! 反動のトラースキックっ! トラースキック出していくっ!」


バルログ「……フッ、甘いですよ」ググッ

ヤムチャ「……何っ!?」スカッ


実況「あぁ〜っと! しかしここはバルログがよく見ているっ! よく見ているっ! 上手く身体を屈めてこれを避けるっ!」


ヤムチャ「ち、ちくしょうっ……! 外れたかっ……!」

バルログ「動きに華やかさが足りませんね……手本をお見せしますよ……ヒャオっ!」シュタッ


実況「ヤムチャの攻撃を屈んで上手く避けたバルログは……その状態から飛び上がったぁ!」




603: 名無しさん 2015/06/17(水) 23:13:29 ID:7Wku/0ck

バルログ「マヌケがっ……! 美しい技とは、こうやって打つんですよっ……! ヒャオっ!」ドスッ

ヤムチャ「う、うげええぇぇっ!」バターンッ


実況「そして無防備になったヤムチャの胸元に打ち込んでいくドロップキックっ! ドロップキックだぁ!」

元「……いいバネしてるねぇ」

実況「これを喰らい……ヤムチャは再びダーウンっ!」


ヤムチャ「あぁ、なんだよ……バイソンとは違うタイプだな、コイツは……」

バルログ「フフフ、貴方は私には勝てませんよ……?」ムクッ


実況「さぁ、バルログはそんなヤムチャを尻目に立ち上がってくるっ! 少々、流れはシャドルーに傾きかけてると言った感じでしょうかね、元さん?」

元「う〜ん……ちょっと、バルログ君の動きに翻弄されてるね……?」




604: 名無しさん 2015/06/17(水) 23:24:22 ID:7Wku/0ck

バルログ「そ〜ら、醜き者よ……起きなさい……」ググッ

ヤムチャ「ああっ……ううっ……」

バルログ「雑魚すぎて相手になりませんよ……ほらほら、根性見せてみなさいよ……ホレ、ホレホレ……」パシパシ


実況「バルログは再びヤムチャの身体を引き起こし……おぉ〜っと、ここで挑発するかのように、ヤムチャの頬を二度三度叩いていきますっ!」


バルログ「ホラホラ、こ〜んなものですか……? 根性見せてみなさい……この雑魚野郎……」パシパシ

ヤムチャ「って……って……舐めてんじゃねぇぞ、この野郎……」

バルログ「だったら、態度で見せてみなさい……このお荷物野郎っ……!」ストーンッ


実況「バルログは挑発するかの如く、ヤムチャの額をストーンと押して……距離を取ります! 距離を取っていきますっ!」


バルログ「……ハハハっ! それではいきますよっ! ヒョオオオォォッ!」クルッ


実況「バルログはそのままクルリと反転して……ヤムチャに背を向け、そしてロープへと走ったぁ!」




605: 名無しさん 2015/06/17(水) 23:32:15 ID:7Wku/0ck

ヤムチャ「だったら態度で見せてやるっ……! 誰がお荷物野郎だっ! うおおおぉぉっ! 待ちやがれ、バルログっ!」ダダッ


実況「おぉ〜っとっ! これは挑発されてヤムチャもトサカに来たかっ!? す
逃がして溜まるものかとすかさずロープへと向かっていったバルログを追っていくっ!」


ケン「……バカっ! 挑発に乗ってんじゃねぇ!」

リュウ「罠だっ! 罠だっ! ヤムチャ、そいつは罠だっ!」

ヤムチャ「えっ……? 罠……?」

バルログ「フフフ、単細胞で助かりますよ……ヒャオっ!」シュタッ


実況「おぉ〜っと、ここでバルログは……走り込んだ勢いのまま、セカンドロープへとジャンプして飛び乗ったぁ!」


バルログ「……初めからコレが狙いだったんですよっ! ヒョオオオォォッっ!」クルッ

ヤムチャ「し、しまったっ……!」


実況「バルログはロープの反動を利用して……そのまま飛んだぁ! 身体能力を見せてくるっ! ロープの反動を利用してバク宙で一回転っ!」




606: 名無しさん 2015/06/17(水) 23:41:27 ID:7Wku/0ck

バルログ「……ヒョオオオォォッっ!」

ヤムチャ「やべぇ……降ってきやがったっ……!」


実況「そしてバルログはそのままヤムチャ目掛けて……」


バルログ「……ヒャオっ!」

ヤムチャ「……う、うげえええぇぇぇっ!」バターンッ


実況「その身体をヤムチャにぶつけてきたぁ! ロープの反動で一回転したバルログが、ヤムチャに襲いかかるっ!」

元「ラ・ブファドーラですね」

実況「バルログのラ・ブファドーラっ! ラ・ブファドーラっ! ヤムチャを強引になぎ倒していくっ! バルログの身体を正面から貰ってしまったヤムチャは……そのまま、なぎ倒されたぁ!」


バルログ「さぁ、レフェリー……フォールの体勢にはいってますよ……カウントを取りなさいっ……!」

ダン「おう、任せておきなっ!」


実況「バルログはフォールの体勢に入っているっ! フォールの体勢に入っているっ! そしてここでレフェリーがやってきたぁ! カウントを取ります!」




618: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:13:28 ID:.a9O4TTY

ダン「ワンっ……!」

ワー、ワーワー

ダン「……ツー」

ケン「ケッ、やらせてたまるかよっ……!」ドスッ

バルログ「……くっ!」

ダン「カット成立だっ! カット成立っ! まだ決まっちゃいねぇぞ!」


実況「おっとここはケンがいい動き! ケンがいい動きィ! すぐ様リングインしてバルログの背中にストンピングっ! カットをしていきますっ!」


バルログ「くっ、邪魔者めがっ……!」

ケン「邪魔するのが当然の事だろが! 何言ってやがるっ! ヘイヘイ、ヤムチャっ! いいようにやられてんじゃねぇよ、しっかりしろっ!」パチパチ

ヤムチャ「うっ……ううっ……すいませんっ……!」ムクッ


実況「ケンはそのままヤムチャの意識を確認するかのように大きく手を叩くっ! さぁ、それに応えるようにヤムチャも上体を起こしてきたっ!」




619: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:20:07 ID:.a9O4TTY

リュウ「ヤムチャ、ここは交代だ! 俺に代われっ!」サッ


オー、オーオー

実況「おっと、おぉ〜っとっ! ここでリュウが動くっ! リュウが動いてくるっ! コーナーから大きく手を伸ばし……ヤムチャへタッチを要求していますっ!」

元「そうだね。タイミング的にはいいんじゃないかな? ヤムチャ君は、バルログ君に翻弄されてるみたいだしね」


ケン「ホレ、リュウが呼んでるぞ……? とりあえず、コイツの事は俺に任せて……お前はリュウと交代してきなっ! オラッ、起きろっ! バルログっ!」ググッ

バルログ「くっ……ううっ……」

ヤムチャ「ち、ちくしょう……」


実況「さぁ『ここは俺に任せておけ』と言わんばかりにケンがバルログの身体を引き起こしていきます! ヤムチャは少々、悔しそうな表情をしておりますかねぇ?」

元「まぁまぁ……これで終わりってワケじゃないからね? 時には引くのも勇気ですよ」

実況「ヤムチャは立ち上がって、自軍コーナー……リュウが待つ元へと戻っていくますっ!」




621: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:28:29 ID:.a9O4TTY

ヤムチャ「すいませんでした……最初は良かったけど、途中からは……」

リュウ「気にしてんじゃねぇっ! そう思ってるなら……またド派手に暴れればいいんだからよぉっ!」パシッ

ヤムチャ「……うっすっ!」パシッ


実況「さぁ、ここでリュウは力強くヤムチャとターッチっ! 交代ですっ! ここで交代していきますっ! ここで試合権はリュウへと移ったぁ!」


リュウ「シャドルーの連中はそう簡単にくたばる様な奴らじゃねぇから……次の出番に備えて……暫くそこで休んでな……」

ヤムチャ「……うっす!」

リュウ「よ〜しっ! それじゃあ、俺の出番だっ! いくぜっ!」


実況「ヤムチャは自軍コーナーへと引き下がり……そして入れ違いにリュウがリングインっ! さぁ、ここでリュウの出番ですっ! リュウが出てきたぁ!」




622: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:33:00 ID:.a9O4TTY

ワー! ワーワー!

ケン「よ〜し、リュウが出てくればこっちのもんだ……オイ、リュウっ……早くこっち来いよっ!」

リュウ「あぁ、今いくぜっ!」


実況「さぁさぁ、リュウはバルログへと近づいていくっ! ケンが引き起こし動きを止めているバルログへと力強く歩みを進めていくっ!」


ケン「同時にいくぜっ! 準備はいいなっ!?」パッ

リュウ「ああっ! 任せろっ!」


実況「さぁ、そしてケンはバルログ身体からその手を離して……」


ケン「だああぁぁぁっ!」スパーンッ

リュウ「はああぁぁぁっ!」スパーンッ

バルログ「ぐっ……! うぐううぅぅっ……!」


実況「同時に蹴りを仕掛けていったぁ! タイミングを合わせて……二人同時に、その胸元に打ち込んでいくっ!」




623: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:41:36 ID:.a9O4TTY

バルログ「くっ……くそっ……ううっ……うおっ……!」ドスッ


実況「これにはバルログもフラフラと後退して……そして、尻餅をつくように倒れ込むっ!」


リュウ「さぁ、ここから巻き返していくぜっ! 覚悟するんだなっ!」ググッ


イケー! リュウー!

実況「さぁ、そしてここでリュウが声を張り上げググッと構えるっ! さぁ、リュウの出番だっ! 戦闘準備完了と言った所かぁ!?」


ダン「お〜い、ケン……いつまで、リング上にいるんだぁ? 試合権持ってねぇよな?」

ケン「はいはい……わかってますって、わかってますってそんな事……下がりますよ……」


実況「それを見届けたケンは……ここで引き下がっていきます! 自軍コーナーへと引き下がっていきますっ! さぁさぁ、リング上にはリュウとバルログの二人っ! リュウ対バルログだっ! リュウ対バルログだぁ!」




624: 名無しさん 2015/06/18(木) 22:51:46 ID:.a9O4TTY

リュウ「さぁ、いくぞっ……バルログっ……!」ズガズガ


実況「さぁさぁ、リュウがいく! リュウがいくっ! 力強く歩みを進めバルログに近づいていって……」


リュウ「胸元に喰らうんだなっ! はああぁぁぁっ!」スパーンッ

バルログ「ぐっ……うぐううぅぅっ……!」バターンッ


実況「その胸元に熱〜い蹴りを打ち込んでいくっ! バルログの上体がマットへと倒れ込んだぁっ!」


リュウ「おっと……一撃で終わりだと思うなよ……!?」クルッ

バルログ「あぁっ……ううっ……くそっ……」

リュウ「もう一撃だ……ホラ、起きな……!」ググッ


実況「おぉ〜っと、リュウはダウンしたバルログの頭部へと回り込んで……そして再びバルログの上体を起こしていくっ! 起こしていったぁ!」




625: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:00:00 ID:.a9O4TTY

リュウ「今度は背中だぁっ! はああぁぁぁっ!」スパーンッ

バルログ「……ぐええぇぇっ!」


実況「そしてお次は背中に! 今度はバルログの背中へと熱〜い蹴りをお見舞いしていったぁ!」

元「うん。落ち着いて攻めてるね」


リュウ「こんなもんで終わりじゃねぇぞっ! さぁさぁ、お次はもっと強くいくぜっ!」パチパチ


イイゾー! リュウー!

実況「さぁ、そしてここでリュウはリング上で大きく手を叩いて場内を煽っていくっ!」

元「流れを作っていかないとね」


ケン「よしよし、リュウっ! いっちまえっ!」パチパチ

ヤムチャ「リュウさん、やっちまって下さいっ!」


実況「リュウと同じように、エプロンサイドでケンも大きく手を叩いて煽っていくっ! ヤムチャも必死に声を張り上げているっ! 嫌な流れは消え失せ、空手軍団へといい流れが来ているっ! まさにそういった事が感じられるようだっ!」




626: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:10:37 ID:.a9O4TTY

イケー! リュウー!

リュウ「よ〜しっ、いくぜっ……! うおおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「そしてリュウは、バルログの脇を通り抜けるようにロープへと向かっていったぁ!」


リュウ「もう一度、正面からだっ……! 覚悟するんだな、バルログっ……! うおおおぉぉっ!」ダダッ

バルログ「くっ……くそっ……!」


実況「リュウがロープを反動をつけるっ! そしてそのままバルログの元へと突っ込んでいき……!」


リュウ「……はああぁぁぁっ! だあぁっ!」スパーンッ

バルログ「……うぐああぁぁっ!」バターンッ


イイゾー! リュウー!

実況「ランニングキィーックっ! 胸元に打ち込んでいったぁ!これを喰らったバルログは再びリングに倒れ込むっ!」




627: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:19:46 ID:.a9O4TTY

リュウ「コイツは素早い奴だからな……じっくりいくか……」クルッ

バルログ「……ううっ、うっ」

リュウ「さぁ、いくぜっ……バルログっ……! フンッ!」ガシッ

バルログ「……うぐっ!」


実況「さぁ、リュウはバルログの再びバルログの頭部へと周り込み……おっと、ここでバルログの上体を起こしつつ背後から自身の左腕を首筋へと回して、ロックっ!」

元「おっと、関節技できたね」


リュウ「さぁ、バルログっ……! じっくりいこうか……うおおおぉぉっ!」ググッ

バルログ「ぐっ、うっ……うぐぐっ……」


実況「同時に右腕でバルログの右腕をねじり混んで捉え、その動きを封じるっ! そして首筋に回した左腕で、バルログの軽動脈を締め付けていくっ!」

元「ドラゴン・スリーパーですね」

実況「ここはドラゴン・スリーパーホールドっ! リュウがジワリジワリとバルログを責め立てていったぁ!」




628: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:29:52 ID:.a9O4TTY

リュウ「……うおおおぉぉっ!」ググッ

バルログ「ガッ……グッ……くっ、くそっ……!」ジタバタ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、リュウが締め付ける締め付けるっ! バルログを締め付けていくっ! バルログは足をバタつかせて暴れているゥ! ロック具合はいかがでしょう、元さん!?」

元「うん、いい感じに決まってると思いますよ?」


ダン「バルログ、ギブアップか!? ギブアップするのか!?」

バルログ「ああっ……うぐぐっ……ノーですっ……! ノーですよっ!」ジタバタ


実況「さぁ、レフェリーが今、バルログの安否を確認していますっ! 激しく足をバタつかせている事から、なんとか意識がある事はこちらにも見て分かりますが、コイツは苦しそうだっ! 苦しそうだっ!」

元「リュウ君はパワーあるからねぇ。ロープブレイクもなかなか難しいんじゃないかなぁ?」

実況「さぁ、バルログがもがくもがくもがくっ! なんとか暴れながらもロープブレイクを狙おうとしているっ!」

元「バルログ君は、パワーとかで責めるタイプではないからね。バネとかロープワークとかで責めるタイプだから……厳しいんじゃないかな?」

実況「……そこが、バルログの弱点と言うワケですね?」




629: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:38:44 ID:.a9O4TTY

リュウ「お前は素早いが……サガットやバイソンに比べてパワーがないっ……! そこが弱点だっ……! うおおおぉぉっ!」ググッ

バルログ「くああっ……くそっ……くそっ……」ジタバタ


元「いやぁ、でもそこはねぇ……理解してるとは思うよ……? バルログ君は、勿論……」

実況「……勿論?」


サガット「……ここは助けに行ってやるか」


元「あっ、ホラ……サガット君が出てきた……」

実況「お〜っとお〜っと、ここはサガットが救出に向かいますっ! 巨体がセカンドロープを潜り……そして、バルログを捉えているリュウの元へと向かっていくっ!」


サガット「あまり、ウチのバルログにそういう攻撃をされては困るな……やめてもらおうか……フンッ……」ドガッ

リュウ「……う、うおおっ」」バタッ


実況「サガットはそのままリュウの身体をなぎ倒していくような前蹴りを仕掛けていくっ! 少々強引なカットですっ! 強引なカットでバルログを救出していくっ!」

元「……いやぁ、あの人達にしちゃまだマシな方じゃない?」




630: 名無しさん 2015/06/18(木) 23:43:07 ID:.a9O4TTY

サガット「バルログ、大丈夫か……?」

バルログ「えぇ、助かりましたよ……感謝します……」

ダン「オイ、サガット。カットが済んだのなら……大人しく下がってろ……」

サガット「一々、口にせんでもわかっている……やかましい……」


実況「確かにっ! 今日のサガットは大人しめかもしれませんね!? 普段なら、殴ったり……凶器攻撃なんかもしておりますからね?」

元「そうそう……だから、今のはまだマシな方だよ……」


リュウ「ううっ、くそっ……サガットに、邪魔されちまったな……」ムクッ

サガット「おぉ〜いっ! リュウっ……!」

リュウ「んっ……?」

サガット「お前は周りが見えてねぇんだよ……!バァーカっ!」ニヤニヤ


実況「おぉ〜と、おぉ〜っとっ! と思ったのもまさにつかの間っ! サガット両腕を大きく広げてリュウに何やら言っておりますっ! 完全に挑発しておりますっ!」

元「……大人しくなかったね」

実況「大人しく引き下がればいいものを……ワザワザ、こうやってリング上で挑発していくサガットですっ! 非常に挑発的っ! 非常に挑発的ですっ!」




639: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:00:49 ID:5cEiE9G2

ザワ……ザワ……

リュウ「くっ……サガットっ……!」ムクッ

サガット「おっ、どうしたどうしたぁ!? 生意気に怒ったってのか!? だったら、かかって来いよ! オラ、来いよリュウっ!」クイクイ


実況「さぁ、これにはサガットを睨みつけながら起き上がっていくリュウっ! お〜っと、サガットはそんなリュウをさらに挑発するかの如く不敵に手招きだぁ!」


リュウ「上等だ、コラっ! 空手軍団が……舐められっぱなしで終われるかよっ……!」ズガズガ

サガット「カモンカモ〜ンっ! かかって来いよ、リュウっ……!」

ダン「あぁっ……待ちやがれって……! サガット、おめぇは試合権持ってねぇだろっ……! 引っ込んでろっ!」


実況「さぁ、その挑発に乗っていくかのようにサガットへと近づいていくリュウっ! おぉっとっ! しかし、レフェリーがそんな両者の間に割って入りますっ!」

元「リュウ君は試合権持ってるけど、サガット君は持ってないからね」




640: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:10:13 ID:5cEiE9G2

ダン「サガットっ……! 下がれっ……! 反則負けにするぞっ!?」

サガット「リュウはやる気だろう……? なんで俺だけ……」

ダン「リュウは試合権持ってるだろが! おめぇはどうなんだ、えぇっ!?」


実況「さぁ、レフェリーが激しくサガットへと警告しているっ! しかし、なかなかコーナーへと引き下がらないサガットっ! ここはサガットもやる気満々といった所か!?」

元「……あたたた、違う違う」

実況「……ん?」


リュウ「サガット……下がるなら下がるで……早くしやがれ……」

サガット「このバカレフェリーがいなきゃ、すぐにでもやってやるよっ……! ちょっとそこで待ってろっ!」

ダン「もう挑発するなって……下がれって……! 反則負けにしちまうぞっ……!」

バルログ「フフフ、サガット……注意を引きつけてくれてるんですね……? 感謝しますよ……」ムクッ


実況「おっとおっとっ! ここでバルログが起き上がるっ! ゆっくりと起き上がってくるっ!」

元「サガット君は囮だよ。リュウ君見えてないよ!」




641: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:21:52 ID:5cEiE9G2

バルログ「フフフ、背後が……ガラ空きですよっ……!」シュッ


リュウー! ウシロー!

リュウ「……んっ?」

バルログ「気づいた時には……もう遅いっ……! ヒャオっ!」クルッ

リュウ「うおおっ……! おおっ……!」


実況「バルログがリュウの背後からそっと忍び寄り……そして股下に手を差し込みそのまま後方に倒れ込んでリュウの身体を丸め込みにいったぁ!」

元「クイックでスクールボーイ仕掛けてきましたっ!」

実況「一瞬の隙も見逃してくれませんっ! サガットがリュウの注意を引き……そしてバルログがスクールボーイっ! スクールボーイで丸め込みにいったぁ!」


サガット「オイ、コラっ! いつまで俺に構ってるんだっ! バルログがフォールしてるんだぞっ! 仕事をしろっ!」

ダン「こ、こんにゃろうっ……! 勝手な事ばかり言いやがってよぉ……! くそっ、仕方ねぇっ!」


実況「さぁ、そしてレフェリーが今カウントを取りにいくっ! クイックで来たぞっ! どうだ、リュウっ! 返せるかっ!?」




642: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:25:06 ID:5cEiE9G2

サガット「マヌケがぁ! 周りをよく見ないからこうなるっ! こういう結末が待っているんだっ! フハハハハっ!」


実況「おぉ〜っと、サガットリング上で勝ち誇ったように両腕を大きく広げてアピールっ! そして今レフェリーよってカウントが取られますっ!」


ダン「……ワンっ」

リュウ「くっ……! させるかっ……!」ググッ

バルログ「お、おっとっ……!」

ダン「カウントはワンだっ! カウントワンっ! 決まっちゃいねぇっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、しかしここはなんのそのっ! リュウが即座に返していきますっ! 余裕綽々と言った所か!?」

元「……一瞬、ヒヤリとしたけどね」


リュウ「不意打ちの丸め込み……大した事ないぜ、バルログっ……! そしてサガットっ……! やる事がみみっちいんじゃねぇか、オイっ……!」

バルログ「……フン、掌で踊らされていた癖に、偉そうに」




643: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:36:42 ID:5cEiE9G2

サガット「流石に決まりはしないか……まぁ、いい……おぉ〜い、レフェリーっ!」

ダン「あぁ、なんだよ……? まだ、あんのかよこの野郎っ……!」クルッ

サガット「ここは、大人しく引き下がっておいてやろう……だが、これはお前の命令に従うのではないっ……! 俺自身の意思でだっ……!」

ダン「……あぁ?」

サガット「シャドルーは誰の指図も受けんぞっ! 従うのは、ベガ様も命令のみだっ! お前ごときでは、俺を止める事は出来んっ! ハッハッハっ!」


実況「おっと、ここでサガットはレフェリーに何やら言いながら……コーナーへと引き下がっていきますっ! ま〜た、何やら文句でも言ってるのでしょうかねぇ……?」

元「カウントが遅いとか言ってるんじゃないの?」

実況「カウントを取る間でもなく、リュウはあっさりと返していきましたがね。さぁさぁ、リュウとバルログ……両者が起き上がりますっ!」


リュウ「さぁさぁ、まだまだっ……! いくぞ、バルログっ……!」ムクッ

バルログ「それはこちらのセリフですよっ……!」ムクッ




644: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:47:56 ID:5cEiE9G2

バルログ「さぁ、先手は頂きますっ……! ヒャオっ!」シュッ

リュウ「……おっと」ガシッ


実況「先に仕掛けたのはバルログっ! フワリと飛び込みつつのハイキックをリュウに仕掛けるっ! だがしかし、これリュウは上手くブロックっ! よく見てますっ!」


リュウ「無駄な動きが多いんだよ、バルログっ……! うおおおぉぉっ!」ガシッ

バルログ「……くっ!」

リュウ「だああぁぁっ! その腹に……喰らいなっ……!」ドスッ

バルログ「……ぐっ!」


実況「リュウはそのまま距離を詰めバルログの身体を掴みにかかりますっ! そして膝蹴りィ! 腹部へと打ち込んでいったぁ!」


リュウ「まだだっ……! このまま投げてやるっ! はぁっ!」ガシッ

バルログ「……くっ!」


実況「リュウは更にバルログの頭部を自身の脇へと抱えこんでいくっ! 抱えこんでいくっ!」




645: 名無しさん 2015/06/19(金) 22:56:35 ID:5cEiE9G2

リュウ「……うおおおぉぉっ!」ググッ


実況「そしてそのままバルログのバルログの身体を真っ逆さまへと持ち上げていったぁ! 筋肉質な男達が見せる人間トーテムポールっ! 筋肉のトーテムポールっ! ブレーンバスターの体勢だぁ!」


リュウ「このまま……叩きつけるっ……!」

バルログ「フフフ、読んでましたよ……甘いですっ……!」クルッ


実況「さぁ、バルログの身体をマット目掛けて……おっとおっとっ! いやっ、ここはバルログが空中で身体をクルッと反転させながら……」


バルログ「……ヒャオっ!」シュタッ

リュウ「くっ……逃げられたかっ……!」

バルログ「……背後がガラ空きですよ、リュウっ!」


実況「そのままリュウの背後へと着地ィ! 上手く着地してきたぁ!」

元「おぉ〜っと、バルログ君も切り返してきたねぇ」




646: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:07:06 ID:5cEiE9G2

バルログ「さぁ、死になさいリュウっ……! ヒャオっ!」シュタッ

リュウ「それなら……こっちだっ……! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「バルログはリュウの背後からそのままドロップキィーックっ! あ〜っとあ〜っとっ! しかしここはリュウは前方に猛ダッシュっ! 猛ダッシュしていくっ!」

元「おっ、リュウ君も上手く切り返してきたね」


バルログ「くそっ……! 逃げられたかっ!」スカッ

リュウ「……空振りしてなっ! こっちはロープに行かせてもらうぜっ!」ダダッ

バルログ「くそっ……! ぐうううっ……!」ドシーンッ


実況「バルログのドロップキックは空を切り、万有引力の法則によってその身体がマットへと叩きつけられるっ! 一人バーックドロップっ! 一人バックドロップ状態だっ!」




647: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:20:20 ID:5cEiE9G2

バルログ「くっ……くそっ……!」ムクッ

リュウ「さぁ、いくぜっ! バルログっ……! うおおおぉぉっ!」


実況「さぁさぁ、ロープの反動をつけたリュウの身体が返ってきたっ! 返ってきたぁっ! 立ち上がろうとしているバルログの身体目掛けて一直線っ!」


バルログ「ここは一旦、やり過ごしましょうっ! ヒャオっ……!」シュタッ

リュウ「おっとっ……! 動いてくるかっ……!」ピョンッ


実況「あっとっ! しかしバルログも負けてはいないっ! すぐ様、リング腹這いになってやり過ごしていくっ! リュウはそのバルログの背を飛び越えて……逆側のロープへと向かうっ!」

元「リープ・フロッグですね」


バルログ「さぁ、来なさいっ! リュウっ!」ムクッ

リュウ「……やってやるよっ!」


実況「そしてバルログはすぐ様起き上がり体勢を立て直すっ! 体勢を立て直してリュウを迎え討つ!」




648: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:25:50 ID:5cEiE9G2

リュウ「いくぜっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ

バルログ「……来なさいっ!」


実況「さぁさぁ、ロープの反動つけたリュウが再び返ってきたっ! 返ってきたぁ!」


バルログ「返り討ちに……んっ……?」

リュウ「……うおおおぉぉっ!」ググッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウが力強く拳を握るっ! この構えは! この構えはっ!?」

元「昇龍拳ですね!」


リュウ「はあああぁぁっ! 昇龍拳っ!」ズガアアァァ

バルログ「ぐわああああぁぁぁ!」


実況「リュウがいったぁ! リュウがここでいったぁ! 昇龍拳ですっ! 昇龍拳っ! バルログの顎元に正確に打ち込んでいったぁ!」




649: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:33:05 ID:5cEiE9G2

ワー! ワーワー!

実況「二転三転とした攻防を制したのはリュウっ! リュウですっ! リュウはここで見せていったぁ! 昇龍拳を出してきたぁ!」


バルログ「くっ……くそっ……ぐはぁ……」バターンッ

実況「これを喰らい、バルログは大きく大きく大きくダーウンっ!」


リュウ「よし、決まったぜっ! ケン、ヤムチャっ! 出番だぞっ!」ビシッ

実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウはコーナーいるケンとヤムチャへ指差しますっ!」


ワー! ワーワー!

ケン「オーケー、任せなっ! いくぜっ!」

ヤムチャ「その言葉……待ってましたよ、リュウさんっ……!」


実況「それと同時にケンとヤムチャがコーナーから飛び出してきたぁ! 飛び出してきたぁ!」




650: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:39:10 ID:5cEiE9G2

ケン「ヤムチャっ! 突っ込むぜっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ

ヤムチャ「はいっ! いきましょうっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「ケンとヤムチャはそのままシャドルー陣営のコーナーへと一直線っ! 一直線っ!」


ケン「邪魔者はっ……!」ガスッ

サガット「……ぐっ!」

ヤムチャ「引っ込んでろっ……!」ガスッ

バイソン「……ぐえっ」


ワー! ワーワー!

実況「ケンはサガットに……ヤムチャはバイソンに……それぞれエルボーバットを振りかざしていったぁ! ここは分担作戦っ!」

元「いいよいいよ〜。動いてきたねぇ」

実況「サガットとバイソンは場外へと落ちますっ! 場外へと落ちますっ! 空手軍団の分担作戦がしっかりと決まったぁ!」




651: 名無しさん 2015/06/19(金) 23:48:27 ID:5cEiE9G2

リュウ「今度は邪魔者がいないぜっ……!」ガシッ

バルログ「……うぐっ!」


実況「そしてリュウはバルログの頭部へと回り込み……バルログの上体を起こしつつ背後から自身の左腕を首筋に回してロックっ!」


リュウ「次は逃げられないぞっ……! さぁ、これで終わりだっ! バルログっ……!」ググッ

バルログ「くっ、うっ……うぐぐっ……」


実況「同時に右腕でバルログの右腕をねじり混んで捉え、その動きを封じるっ! そして首筋に回した左腕で、バルログの軽動脈を締め付けていくっ!」

元「さぁ、また仕掛けてきましたよ。今度は決めにきましたね!」

実況「再びドラゴン・スリーパーホールドっ! リュウがバルログの身体を捉えていくっ! そして今度は分担作戦もして万全の体制と言った所か!? さあ、どうだっ!?」




658: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:02:53 ID:AcKsQTc6

リュウ「うおおぉぉっ!」ググッ

バルログ「あぁっ……! ぐっ……くっ……!」ジタバタ


イケー! リュウー! キメロー!

実況「さぁさぁ、リュウが締め付ける締め付けるっ! そしてバルログはもがき苦しんでいるっ!」


サガット「くっ、くそっ……! また仕掛けられたかっ……! ここは助けに行かんと……!」ムクッ

ケン「……お〜っと、そうはさせないぜっ! サガットっ!」シュタッ

サガット「……何っ!?」


実況「そんなバルログを救出しようと慌ててサガットも場外で立ち上がるっ! だがしかしっ! ケンはそんなサガットへ狙いを定めるかのように、コーナーポストへと昇っていったぁ!」




659: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:08:02 ID:AcKsQTc6

ケン「もう一度眠っておきなっ! うおおおぉぉっ!」シュタッ

サガット「くっ……! ケンめっ……! 邪魔しやがってっ……!」


イイゾー! ケーン!

実況「そしてケンがいったぁ! 場外のサガット目掛けてコーナーポスト最上段から飛んでいったぁ!」


ケン「喰らいやがれっ……! だあああぁぁぁっ!」ズシーンッ

サガット「う、うおおおぉぉっ……!」バターンッ


実況「ダーイビングボディプレスっ! ダーイビングボディプレスっ! ケンがその身体をサガットへとぶつけていったぁ! 場外へのダイビングボディプレスっ!」

元「うまくサガット君の動きを止めれたね。おっと……ヤムチャ君もいったよ?」


ヤムチャ「ケンとさんはサガットっ……! そして俺は、お前だっ! バイソンっ……!」

バイソン「くっ……ちくしょうっ……!」


実況「ヤムチャもロープを潜り場外へと降りていくっ! ここで空手軍団も勝負を掛けてきたか!? ケンはサガットを……ヤムチャはバイソンを……それぞれ動きを止めにいくっ!」




661: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:15:46 ID:AcKsQTc6

リュウー! イケー! キメロー!

リュウ「お友達は場外でやられてるぜっ……! どうやら、今回は助けは望めそうにもないみたいだなっ……!」

バルログ「くっ……くっ……!」

リュウ「このまま仕留めてやるっ……! うおおおぉぉっ……!」ググッ

バルログ「ぐっ、ぐわああぁぁっ……!」ジタバタ


実況「そしてリング上ではリュウっ! リュウがバルログのその身体を捉えているっ!」

元「さぁ、どうだ」

実況「ここで決めるのかっ! ここで決まってしまうのかっ! リュウが必死にバルログを締め付けるっ!」


リ・ュ・ウ ! リ・ュ・ウ !

リュウ「……うおおおぉぉっ!」ググッ

ダン「どうするっ! バルログ、ギブアップするのかっ!?」

バルログ「ぐっ……! ノーですっ! ノーっ……! そんな醜い真似……私がする訳ないでしょうっ!」


実況「バルログは苦しそうだっ! 今、レフェリーがその安否を確認しているっ! さぁ、どうだっ!? 場内からリュウコールが溢れてきたぞっ!」




662: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:23:17 ID:AcKsQTc6

バイソン「あぁっ、くそっ……! バルログちゃんを助けにいかねぇと……!」ムクッ

ヤムチャ「そうはさせないっ……! うおおおぉぉっ……!」ガシッ

バイソン「うおっ……! なんだよ、掴みかかってくるんじゃねぇっ……!」


サガット「ち、ちくしょう……ケンめ……」ムクッ

ケン「おっと、起き上がるのが遅いぜ、サガットちゃんっ! こっちはもう準備万全だぜっ! オラっ!」シュッ

サガット「……くおっ!」


実況「サガットとバイソンは、どうやら完全に捕まっているようだっ! これでは助けにこれないっ!」

元「決めるなら、ココですね」

実況「さぁ、リュウっ! 仕留めるならココだっ! いってしまえっ!」




663: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:30:06 ID:AcKsQTc6

リ・ュ・ウ ! リ・ュ・ウ !

リュウ「そろそろ諦めたらどうだっ! バルログっ!」ググッ

バルログ「ふざけるなっ……! この私が……貴様のような醜き者にやられてたまるかっ……! くっ、くおおおぉぉっ……!」

リュウ「な、何っ……!?」


実況「おぉ〜っとっ! しかしここはバルログも粘るっ! リュウに締め付けられながらも……強引に返そうとしていくっ! 締めつけられつつも、無理矢理立ち上がりなんとか逃れようとしていくっ!」

元「おぉっと、バルログ君も粘りを見せてきたね」

実況「バルログはそのまま必死にロープに手を伸ばし、ヨロヨロと前進していくっ! まさに火事場のクソ力っ! 火事場のクソ力だっ!」




664: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:38:28 ID:AcKsQTc6

バルログ「逃げるのだっ……! 逃げるのだ……ロープまで……くおおぉぉっ……!」ヨロヨロ

リュウ「くっ、しぶとい奴だっ……だがっ……!」


実況「さぁ、手を伸ばしフラフラとロープまで前進していくバルログっ! おぉ〜っと、おぉ〜っとっ!?」


リュウ「逃がさないぞっ! うおおおぉぉっ! もう一度倒れてろっ!」ズドーンッ

バルログ「ぐっ、ぐううぅぅっ……!」


実況「ここはリュウも切り返していくっ! そのままバルログの身体を後方に投げ倒し……強引にその後頭部をマットへと叩きつけていったぁ!」

元「リバースDDTですね。ここは切り返してきました」

実況「無理矢理立ち上がった事が仇となってしまったか、バルログっ! リュウはその状況すら利用していくっ!」




665: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:48:45 ID:AcKsQTc6

イイゾー! リュウー!

バルログ「ううっ……あぁっ……く、くそっ……」ガクッ


実況「さぁ、激しく後頭部を打ち付けられたバルログっ! 全身の力がガクッと抜けますっ!」


リュウ「よ〜しっ! とどめだっ! ここで仕留めるぜっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「そしてここでリュウが立ち上がり、右手をググッと突き上げたぁ! コイツはフィニッシュ宣言か!?」

元「サガット君達は、まだケン君達に掴まってるからね。仕留めるなら今でしょう!」


ケン「フィニッシュだってよ……! お前は邪魔しないように……寝ておきなっ! オラっ、ドロップキックだっ!」ドスッ

サガット「……ぐわっ!」バターンッ


ヤムチャ「ちょいと、乱暴にいくぜっ……! 俺もお前にやられたままだからよっ……! うるあぁっ!」ドスッ

バイソン「……うげっ!」


実況「場外ではケンがサガットへとドロップキーックっ! ヤムチャはバイソンの身体をエプロンへと打ち付けるように叩きつけたぁ!」




666: 名無しさん 2015/06/20(土) 22:58:36 ID:AcKsQTc6

リュウ「さぁ、とどめだっ! バルログ、起きろっ!」ググッ

バルログ「……ううっ」


実況「さぁ、リュウはバルログの身体をそのまま引き起こしていくっ!」


リュウ「これで、終わりにしてやるっ! うおおおぉぉっ!」グイッ

バルログ「……くっ!」


実況「リュウはバルログの股下へと手を差し入れ……そのままバルログの身体を真っ逆さまへと持ち上げていったぁ!」


リュウ「フンっ……! フンっ……!」ガシッ

バルログ「くっ……こ、これはっ……!」

リュウ「流石にこのまま飛び上がって回転は出来ないが……それでも仕留める事は出来るぜっ!」


実況「リュウはそのままバルログの胴回りを抱き込むようにロックしていくっ! こいつはこいつはぁ!?」

元「ツームストーン・パイルドライバーですね」

実況「墓石落としィ! その名の通り、バルログを墓へと沈めにいくっ! ここでリュウがツームストーン・パイルドライバーの体勢でバルログの身体を捉えたァ!」




667: 名無しさん 2015/06/20(土) 23:06:48 ID:AcKsQTc6

ワー! ワーワー!

リュウ「さぁ、いくぞっ! このまま、頭から打ち付けるっ……! うおおおぉぉっ!」

バルログ「流石に……これは喰らうワケにはいかんっ……! う、うおおぉぉっ……!」ジタバタ

リュウ「う、うおっ……! 暴れるなっ……!」


実況「おぉ〜っと、しかしこれにはバルログも抵抗していくっ! リュウに真っ逆さまに持ち上げられながらも……その足を大きく振って、なんとか抗っていくっ!」

元「……コレ、もらったらマズいからねぇ。バルログ君も必死です」


バルログ「させんっ……! させんぞっ……! とにかく、暴れて……抵抗するのですっ……!」ジタバタ

リュウ「う、うおっ……! くそっ……! 粘りやがるっ……!」ヨロヨロ

バルログ「今は、醜くても……不恰好でも構わないっ……! とにかく、ここさえ切り抜ければ……ここさえ切り抜けれる事が出来ればっ……!」ジタバタ


実況「まるで陸に打ち上げれられた魚かのように、足をバタつかせて抗うバルログっ! おっと、おっと大丈夫か!? 少々、リュウがバランスを崩したようにも見えましたっ!」




668: 名無しさん 2015/06/20(土) 23:17:00 ID:AcKsQTc6

リュウ「くそっ……いい加減にしろっ……! バルログっ……!」ヨロヨロ

バルログ「随分、バランスが崩れてきたようですね。よし、これなら……」ググッ

リュウ「な、なんだっ……!?」


実況「おぉ〜っと、ここでリュウをバランスを崩したかっ!? 真っ逆さまに持ち上げられたバルログの身体が……リュウの身体を押し倒すように、後方へと倒れていくっ!」

元「……いや」


バルログ「着地成功っ……! そしてこの勢いを利用したままっ……!」シュタッ

リュウ「……う、うおおぉぉっ!」


実況「おっと、バルログはそのままリュウの背後に着地っ! そして胴回りはバルログもロックしているっ! 倒れ込む勢いを利用したまま……今度はバルログがリュウの身体を真っ逆さまに持ち上げていくっ!」


バルログ「さぁ、リュウっ……! ツームストーン・パイルドライバーの体勢ですよ……! 今度は私が仕掛ける番ですっ……! フハハハハっ! 美しいですねぇ!」

リュウ「……くそっ! してやられたっ!」


実況「なんとなんとバルログが持ち上げられたまま後方へと一回転っ! 両者の体勢がそのまま入れ替わってしまったぁ!」

元「返されたよっ!」

実況「あっと言う間に仕掛ける側と仕掛けられる側がチェンジしますっ! 今度はバルログがツームストーン・パイルドライバーの体勢でリュウを捉えたァ!」




669: 名無しさん 2015/06/20(土) 23:22:36 ID:AcKsQTc6

バルログ「危なかったです……実に危なかったですよ、リュウ……しかし、今の私と貴方……美しいのはどちらですかね……? フフフ、ハハハハっ……!」

リュウ「く、くそっ……だったら、俺もっ……!」


リュウー! カエセー!

実況「リュウを捉えたまま勝ち誇ったように笑うバルログっ! バルログっ! 優勢があっと言う間に劣勢っ! 今度はリュウピンチだっ!」

元「リュウ君も……なんとかっ……!」


バルログ「逃げる時間は与えませんよっ……! さぁ、美しくいきましょうっ!」

リュウ「……くっ!」

バルログ「ヒョオオオォォッっ……! ヒャオっ!」ズドーンッ

リュウ「ぐわああああぁぁぁ!」


実況「そしてここで間髪入れずにバルログがいったぁ! リュウの身体を……脳天からマット目掛けて突き刺していったぁ!」

元「……あちゃぁ」

実況「バルログのツームストーン・パイルドライバーっ! ツームストーン・パイルドライバーですっ!」




677: 名無しさん 2015/06/21(日) 22:08:51 ID:yVztLpdA

バイソン「へへ、バルログちゃんが上手くやったみてぇだな……これで、形勢逆転だ……」

ヤムチャ「何っ……!? リュウさんがやられたっ……?」クルッ

バルログ「そして……こっちも形勢逆転だっ! うらぁっ!」ゴスッ

ヤムチャ「……う、うおっ!」

バイソン「……鉄柱にぶつかって倒れてろっ! てめぇは邪魔なんだよっ! オラ、いくぜっ!」ブンッ

ヤムチャ「お、おおっ……! ぐげぇっ……!」ゴチーンッ


ケン「オラオラ、サガットっ! まだまだいくぜっ!」ゲシゲシ

サガット「うっ……! くっ……!」


バイソン「とりあえず、助けるべきはサガットちゃんか……よしよし……おい、兄ちゃん椅子貸してくれや……? 今から、それ使って暴れてくるからよぉ……?」

観客「お、俺っすか……?」

バイソン「おめぇの目を見ながら言ってんだろうが! おめぇだよ、おめぇっ! 早く貸してくれよ! 早く早くっ!」

ヤムチャ「や、やべぇ……アイツ……椅子持ちやがった……」バターン




678: 名無しさん 2015/06/21(日) 22:13:46 ID:yVztLpdA

リュウ「う、ううっ……」


実況「さぁ、リング上ではリュウがダーウンっ! 脳天からリングに突き落とだれ大の字でありますっ!」

元「痛いの貰っちゃったねぇ」


バルログ「ふう……返す事は出来ましたが……おっと……」フラッ


実況「おぉ〜っと、しかしここは返したバルログの方もダメージは残っているのでしょうか? 少々、足取りがおぼつきません!」

元「まぁ、バルログ君も結構ダメージは受けてるからね……もう、一歩が出ないね」


バルログ「出来れば交代したい場面ですが……」チラッ


実況「さぁ、チラッと横目で自軍コーナーを伺うように視線を送るバルログっ! しかし、そのコーナーに……サガットとバイソンの姿はありませんっ!」

元「……あれ?」




679: 名無しさん 2015/06/21(日) 22:26:25 ID:yVztLpdA

ケン「オラオラ、サガットっ! くたばりなっ!」ガスガス

サガット「ぐっ……くっ……」

バイソン「ヘイヘイ、バイソン様のお通りだっ! 控えぃ控えぃっ!」ズガズガ


実況「おぉ〜っと、場外ではバイソンがパイプ椅子を手にしていますっ! パイプ椅子を振り被りながら……ケンの後ろから近づいていくっ!」

元「あちゃ〜、いつの間にかパイプ椅子持ってるねぇ。全く手癖の悪い子だ」

実況「なんだなんだなんだっ!? ヤムチャが捉えていたのではないのか!? ヤムチャの姿は何処だっ!? ヤムチャは何処に行った!?」


ヤムチャ「くっ……くそっ……」


元「……ダメです。やられています」

実況「ヤムチャはやられているっ! ヤームチャはやられているぅっ!」


バイソン「そ〜れっ! ケンっ! 背後がガラ空きだぜっ……! そいやあぁっ!」バッチーンッ

ケン「……ぐわああああぁぁぁ!」


実況「バイソンは背後から……ケンの背中へとパイプ椅子を振りかざしていったぁ!」




680: 名無しさん 2015/06/21(日) 22:38:52 ID:yVztLpdA

バイソン「そ〜れっ! もう一発っ! よいしょ〜っとっ!」バッチーンッ

ケン「ぐ、ぐわああああぁぁぁ!」バターンッ


実況「バイソンは続けてもう一発っ! ケンに凶器攻撃を振りかざしていくっ! これにはケンも場外でダウンだっ!」


サガット「フフフ、助かったぞバイソン……よくやった……!」ムクッ

バイソン「俺はこいつを抑えておいてやるからよぉ、サガットちゃんはバルログちゃんと交代してこいや! 疲れてるぜ、アイツ……」

サガット「あぁ、それが得策だろう……ケンの事は任せるぞっ……!」

バルログ「任せておけってのっ! オラオラオラオラ、ケンっ! パイプ椅子攻撃だっ! くたばりやがれっ!」ガスガス

ケン「ガッ……グッ……!」


実況「おっとおっと、バイソンは倒れ込んだケンに対して更に更にパイプ椅子を振りかざしていくっ! バイソンが大暴れだっ! バイソンが場外で大暴れっ!」

元「サガット君は……リングに戻ろうとしているのかな……?」




681: 名無しさん 2015/06/21(日) 22:55:57 ID:yVztLpdA

バルログ「どうやら、場外の方も形勢逆転してきたようですね……援護は時期に来そうですっ……!」

リュウ「う、ううっ……」

バルログ「ならば、ここは……ラストスパートっ……! 私も最後の力を振り絞りましょうっ! リュウ、起きなさいっ!」ググッ


実況「おぉ〜っと、ここでリング上にも動きがあったか!? バルログは力を振り絞るようにリュウへと近づき……そしてその身体を引き起こしていったぁ!」


バルログ「……とっておきを味わせてあげましょうっ! リュウ、ロープに走れっ! ヒャオっ!」ブンッ

リュウ「う、うおっ……!」


実況「そしてバルログはリュウの身体をロープへと振っていったぁ!」


バルログ「さぁ、来なさいっ……! リュウっ……!」

リュウ「くっ……! 狙ってやがるなっ……!」ダダッ


実況「さぁ、ロープの反動でリュウの身体が返ってきたぁ! そしてバルログはややロープ際でカウンターを仕掛けようと、そのリュウを待っているっ!」




682: 名無しさん 2015/06/21(日) 23:05:20 ID:yVztLpdA

バルログ「……いきますっ! ヒャオっ!」シュタッ

リュウ「う、うおっ……!」グラッ


実況「バルログは地面に伏せるような体勢になりつつ……リュウの両膝を自身の両足で挟み込んでいくっ!」


バルログ「そのまま……倒れなさいっ……! ヒョオオオォォッっ……!」

リュウ「う、うおおっ……! くっ……おおっ……グッ……!」バタッ


実況「そのままリュウの身体を……前方に倒していくっ! ここはバルログがカウンターで仕掛けてきたぁ!」

元「カニ挟みですね」

実況「バルログのカニ挟みっ! リュウは上半身がセカンドロープ上にもたれかかるように転ばされてしまったぁ!」


バルログ「さぁ、ここからですっ……! 美しくいきますよっ……! ヒョオオオォォッ!」ダダッ


実況「おぉ〜っと、バルログはすぐ様起き上がり……そして後方のロープ目掛けて走っていったぁ!」

元「……狙ってますね」




683: 名無しさん 2015/06/21(日) 23:13:58 ID:yVztLpdA

ヤムチャ「なんかやべぇ……アイツ……何か狙ってやがるっ……くそっ、ここは俺が助けねぇとっ……!」ピョンッ

バルログ「……フン、ヤムチャか」


実況「おぉ〜っと、しかし! ここでヤムチャが動いてきたぁ! エプロンサイドにピョンと飛び乗り……ロープに向かってくるバルログと対峙するっ!」

元「止めろ止めろ! ヤムチャ君、頑張れっ!」


ヤムチャ「来やがれっ……! 俺がここで掴まえちまえば……お前は……」

バルログ「お喋り男は……もう一度、場外で眠って起きなさいっ……! ヒャオっ……!」ドスッ

ヤムチャ「う、うげっ……! しまったっ、失敗したっ……!」ドテッ

バルログ「邪魔はさせませんっ……! この美しい私の邪魔は……誰にもさせませんよっ……! フフフハハハハっ!」


実況「おぉ〜っと、しかしここはバルログが一蹴っ! ロープの反動をつけると同時に、ヤムチャにバックハンドエルボーを喰らわせ、再び場外へと落としていきますっ!」

元「くそぉ……止めれなかったか……」


ヤムチャ「ち、ちくしょう……作戦失敗だっ……」

サガット「……よぉ?」

ヤムチャ「……ゲッ」




685: 名無しさん 2015/06/21(日) 23:38:27 ID:yVztLpdA

サガット「通り道に虫が落ちてきたな……折角だから、始末していくか……オラッ……!」グイッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」

サガット「位置が悪い……位置が……もう少しこっちだ……」ズガズガ

ヤムチャ「なんだなんだ……何狙ってやがる……!?」


実況「おぉ〜っと、リング内も大変だが場外も大変だぞ!? ヤムチャがサガットに背後から担ぎ上げられ捉えられているっ! サガットはヤムチャを持ち上げたまま移動して……」


サガット「……何って、それは」

ヤムチャ「……おいっ」

サガット「鉄柵だよっ……! 死ねええええぇぇっ!」ガシャーンッ

ヤムチャ「……うぎゃああああぁぁっ!」


実況「そのまま鉄柵目掛けてニークラッシャーっ! ヤムチャの足を鉄柵へと打ち付けていったぁ!」

元「うわぁ……もうリング内もリング外も大ピンチじゃん……」




686: 名無しさん 2015/06/21(日) 23:44:17 ID:yVztLpdA

ヤムチャ「う、うわあぁぁっ……! 足が、足がっ……!」

サガット「フハハ、虫の始末は終わったみたいだな……さてと……」ピョンッ


実況「そしてここでサガットがエプロンサイドへと飛び乗りますっ!」


サガット「さぁ、待たせたな……バルログっ……!」スッ

バルログ「えぇ、待ってましたよ……サガットっ……!」


実況「そしてそこから手を伸ばすっ! リング内へと大きく手を伸ばすっ! サガットはバルログに交代を要求するっ!」

元「……嫌なタイミングでの交代だねぇ」


バルログ「後は……任せますっ……! いって下さい……サガットっ!」パシッ

サガット「あぁっ、 任せておけっ! 皆殺しだっ!」パシッ


実況「バルログはそのままサガットに近づいていって……そしてここでタッチが成立っ! タッチが成立っ! 試合権はサガットへと移ったぁ! ここでサガットが出てきますっ!」




706: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:03:24 ID:DSWS6clg

サガット「さぁ、ようやく俺の出番だ……リュウよ……すぐに楽にしてやる……」


実況「さぁ、ここでサガットがリングインっ! サガットが意気揚々とリングイーンっ! ダウンしているリュウへと近づいていきますっ!」


サガット「さぁ、起きろっ……! 天国へのカウントダウンはもう始まっているぞっ!」ググッ

リュウ「くっ……ううっ……」


実況「サガットはそのままリュウの身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ!」


サガット「一撃で楽にしてやるっ……! フンっ……!」ガシッ

リュウ「……ぐっ!」


実況「そのまま自身の股下へとリュウの頭部を押し込んでいき……コイツはパワーボムっ! パワーボムの体勢だあぁっ!」




708: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:10:10 ID:DSWS6clg

サガット「いくぞっ……! おおおぉぉぉっ!」ググッ

リュウ「う、うおっ……!」


実況「そしてサガットはリュウの身体を頭上まで……いや、背中付近まで担ぎあげていったぁ!」

元「おぉ〜と、スプラッシュマウンテンですね。サガット君も一気に決めにきました」

実況「リュウはサガットの背中に張り付け状態っ! 悪の十字架が完成っ! 悪の十字架が今ここに完成したぁ!」


リュウー! ニゲロー!

リュウ「く、くそっ……離せ……離しやがれ、サガット……」モガモガ

サガット「フハハハ、惨めだなぁ……無様だなぁ……いい様だぞ、リュウ……」


実況「なんとかこれを逃れようとサガットの背中で身体を左右に振っていくリュウっ! だが、サガットは微動だにしないっ! その手を離しませんっ!」




709: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:17:12 ID:DSWS6clg

サガット「おおぉぉっ……! これでっ……!」ピョンッ

リュウ「……くっ!」


実況「さぁ、そしてサガットはそのままジャーンプっ! 前方に飛び込むようにしながら……」


サガット「終わりだああぁぁっ! リュウっ!」ズドーンッ

リュウ「……うぐあああぁぁっ!」


実況「リュウの身体を激しくマットへと叩きつけていったぁ! 」

元「……あ〜、やられちゃったか」

実況「サガットの高身長から繰り出されるスプラッシュマウンテンっ! その衝撃で激しくリングが揺れるっ! こいつはリュウも厳しいかっ!?」


サガット「これで終わりだな……オイ、レフェリーっ……! カウントだ! カウントを取れっ!」

ダン「おうっ! わかってるよっ!」


実況「サガットはそのままフォールの体勢へ! そして今、レフェリーがやってきましたっ!」

元「う〜ん……どうだ……!?」




710: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:24:45 ID:DSWS6clg

ケーン! シッカリー!

バルログ「へへへっ……! パイプ椅子さえあれば、お前なんて怖かねぇんだよっ……! オラッ……! オラッ……!」ガスガス

ケン「ガッ……グッ……!」


実況「ケンは……おぉ〜っと、まだ場外でバイソンが捕まえていくるか!? おぉ〜っと、おぉ〜っと! またもや、パイプ椅子振りかざしたぁ!」

元「なら、ヤムチャ君はどうだっ!?」


ヤムチャー! シッカリシロー!

ヤムチャ「ち、ちくしょうっ……! 反則ってもんじゃねぇぞっ……! 人としてやっちゃいけねぇレベルだろ、アレは……!」ブルブル


実況「ダメだっ! ヤムチャは足を抑えてかなり苦しんでいるっ! 先程の鉄柵攻撃が効いているのか!?」

元「あ〜……ちょっと、二人の救出は望めそうにないかな……?」

実況「おっと、今レフェリーがカウントを取り始めますっ! ここはリュウが自力返すしかない場面っ! リュウっ! どうだっ!? 意地を見せれるかっ!?」




711: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:34:44 ID:DSWS6clg

ダン「ワンっ……!」

リュウー! カエセー!

ダン「ツーっ……!」

リュウー! イジミセロー!

ダン「……スリ」

リュウ「……うおおぉぉっ!」ググッ

サガット「……うおっ!?」

ダン「カウントはツーだ! カウントツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ここでリュウの肩が上がったぁ! リュウの肩が上がったぁ!」

元「よ〜しっ! よくやったっ!」

実況「意地を見せますっ! ギリギリの所でリュウが返していきますっ! カウントは2.9! 2.99だあぁっ!」




714: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:44:19 ID:DSWS6clg

サガット「……カウントスリーか?」

ダン「いんや、ツーだっ!」

サガット「……カウントツーか?」

ダン「あぁっ! カウントツーだっ!」


ワー! ワーワー!

実況「これにはサガットも驚きを隠せない……と言ったら所でしょうか!? 指を三本立て、二本立て……仕切りにレフェリーにカウントを確認しておりますっ!」

元「いやぁ、よく返したよ……リュウ君、よく返した」

実況「判定は覆りませんっ! カウントはツーっ! カウントツーだっ! リュウが根性で返したぁ!」


サガット「……粘る野郎だ」

リュウ「負けねぇ……空手軍団は、こんな所で負けたりしねぇんだっ……」ムクッ


実況「そしてここでリュウが起き上がるっ! 力を振り絞るように起き上がっていくっ! 」




715: 名無しさん 2015/06/22(月) 22:55:28 ID:DSWS6clg

サガット「まぁいい……こんな死に損ないに何が出来る……何が出来るってんだ……」ムクッ

リュウ「……新しい空手軍団の力を見せてやる」ギロリ


実況「それと対峙するように立ち上がっていくサガットっ! そんなサガットを下から睨みつけていくリュウっ! リュウっ!」

元「リュウ君の目はまだ死んじゃいませんっ!」

実況「リュウの瞳は死んではいないっ! 死んではいないィ!」


サガット「面白いっ……! だったら見せてもらおうかっ……! その力をっ……!」

リュウ「やってやるよっ……! はああぁぁぁっ! だぁっ!」シュッ


実況「そしてここでリュウが仕掛けるっ! 渾身の力を振り絞り……得意の蹴りを打っていくっ!」




716: 名無しさん 2015/06/22(月) 23:06:02 ID:DSWS6clg

サガット「……甘いっ! ダメージの受けすぎか? いつものキレがないぞ、リュウっ!」ガシッ

リュウ「……くっ!」


実況「あぁっとっ! しかしここはサガットが上手くブロックっ! その蹴りを上手く防御していきますっ!」


サガット「どうしたどうした、そんなもんか……? カエル小便臭い蹴りなんぞ、いくら打ってきても効かんぞ……? ホラ、来いよ?」クイクイ

リュウ「……くっ!」


実況「そして不敵に挑発っ! サガットは手招きするように、リュウの攻撃誘っていますっ!」

元「……う〜ん、ちょっとリュウ君にも疲れが溜まってきてるのかな?」


ヤッチマエー! リュウー!

リュウ「くそっ……だったら、もう一発だっ! はあっ!」シュッ

サガット「……おっと」


実況「さぁ、再び蹴りを仕掛けるリュウっ! だがしかし……サガット、これもブロックっ!」




717: 名無しさん 2015/06/22(月) 23:14:24 ID:DSWS6clg

リュウ「くそっ……! くそっ……! 当たれっ……! 当たれっ……!」シュシュッ

サガット「フハハハハ、ここに来てスタミナの差が出てきたようだな……バルログがいい働きをしてくれたよ……」

リュウ「くそっ……! サガットっ……! 喰らえっ……!」

サガット「おぉ〜っと、そうはいかんっ……! カウンターだっ! それっ!」ドスッ

リュウ「……う、うぐっ!」


実況「おぉ〜っと、そしてここでカウンターでしょうか!? サガットの膝蹴りがリュウの腹部へと打ち込まれますっ!」

元「……あいたたた」

実況「リュウの身体をが『く』の字に折れ曲がるっ! 『く』の字に折れ曲がるっ!」


サガット「結局、どうにもならなかったなっ……! そ〜らっ!」ググッ

リュウ「ぐっ……! ゴ、ゴホっ……!」


実況「おっと、そしてサガットはそのままリュウの首筋を掴むっ! スタンディングの状態で……リュウの首筋を掴み、締めていくっ!」




737: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:00:56 ID:QoO6fYM.

サガット「さぁ、いくぞっ……! フンっ……!」ググッ

リュウ「……くっ!」


実況「そしてサガットはリュウの首筋を掴んだまま持ち上げていくっ! 持ち上げていくっ! サガットのチョーク・スラムっ! 喉輪落としっ!」


リュウ「くっ……くっ……! さ、させるかっ……!」バタバタ

サガット「おっ……? おぉっ……? なんだなんだ……?」


実況「しかし、ここはリュウも堪えていくっ! なんとか足をバタつかせて……サガットに投げられるのを堪えていくっ!」


サガット「チィ……粘る野郎だっ……!」

リュウ「よしっ……! なんとか堪えたぜ……着地っ……! そしてっ……!」

サガット「……んっ?」

リュウ「このまま反撃だっ! 喰らいなっ! はああぁぁっ!」スパーンッ


実況「堪えたリュウは……着地と同時に仕掛けていったぁ! そのままトラースキックっ! トラースキックゥ! サガットの顎元へと打ち込んでいきますっ!」

元「おぉっ! いい反撃っ!」




738: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:08:27 ID:QoO6fYM.

サガット「ぐおおっ……! く、くそっ……!」ヨロッ


実況「これにはサガットもフラつくっ! フラついていくっ! リュウの虚をつく一撃でサガットの巨体がフラついたぁ!」


イイゾー! リュウー!

リュウ「よしっ……! ここからだっ!」クルッ

サガット「……ぬっ?」


実況「リュウはそのまま距離を詰め……クルリと反転して、サガットの正面に背を向けて立つ!」


リュウ「いくぜっ……! それっ……!」ガシッ

サガット「……くっ!」


実況「そして背面にあるサガットの頭部を自身の肩口に乗せるように両手で捉えるっ! サガットの頭部を固定したぁ!」




739: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:17:42 ID:QoO6fYM.

リュウ「叩きつけてやるっ……! はああぁぁっ!」ズドーンッ

サガット「う、うおぉぉっ……! ぐわあああぁぁ!」


実況「そのまま固定した頭部ごとリュウは背中からマットへと飛び込んでいったぁ!」

元「エース・クラッシャーですね。顔から落ちましたよ!」

実況「リュウのエース・クラッシャーっ! エース・クラッシャーっ! サガットが顔面からマットへと叩きつけてられたぁ!」


リュウ「はぁっ……はぁっ……クイックじゃ負けてねぇぞ、この木偶の坊っ……!」ムクッ

サガット「く、くそったれめがっ……!」

リュウ「ここからだ……反撃は……ここからだっ……!」


実況「さぁ、そして立ち上がってくるリュウですが……少々、疲労の方も溜まってきているようですねぇ、元さん?」

元「キツいけど……ここは攻めなきゃいけない場面だよ」




740: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:27:45 ID:QoO6fYM.

リュウー! ガンバレー!

リュウ「はぁっ……はぁっ……」


リュウー! イケー!

実況「ここでもう一歩が出ないリュウっ……! だが、しかしそんなリュウに力を与えるかのように、場内から声援が飛ぶゥ!」

元「力を振り絞って……応えましょうっ……!」


リュウー! リュウー!

リュウ「……うおおおぉぉっ!」


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと! ここでリュウが叫んだっ! 自分自身に喝を入れるかのように、大きく大きく叫んだぁ!」

元「頑張れっ! リュウ君っ!」




741: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:32:48 ID:QoO6fYM.

リュウ「決めてやるっ……! ここで決めてやるっ! 決めてやるよっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「リュウが右手を挙げたぁ! 場内の期待に応えるかのように……ここで大きく大きく右手を挙げたぁ!」

元「昇龍拳をぶちかませっ!」


リュウ「仕留めてやるよっ……! さぁ、起きやがれっ……!」

サガット「うっ……ううっ……」ムクッ


実況「リュウはサガットに狙いを定めたっ! 今、ゆっくりと起き上がろうとしているサガットへと狙いを定めているっ!」


サガット「くっ……何か狙ってやがるな……」

リュウ「決めてやるっ……! サガットっ……! ここで決めてやるっ……! うおおぉぉっ!」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「リュウは立ち上がるサガットにタイミングを合わせて……そしてロープへと走ったぁ!」




742: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:37:04 ID:QoO6fYM.

リュウ「いくぜっ……! うおおぉぉっ……!」


実況「さぁ、今リュウがロープの反動で更に勢いをつけて、サガットに狙いを定めるっ!」

元「……あっ!」


バイソン「残念、無念、また来年っ! 背中に喰らってなっ……! よいしょ〜っとっ!」バッチーンッ

リュウ「ガッ……ガハッ……!」


実況「おぉ〜っとっ! おぉ〜っとっ! しかしここで場外のバイソンがパイプ椅子を打ち込んでくるっ! ロープに向かったリュウのその背中に……場外からパイプ椅子を打ち込んできたぁ!」

元「あ〜、くそっ……バイソン君が生きてたか……」


ブー、ブーブー

リュウ「あぁっ……く、くそっ……」フラフラ

バイソン「ガハハっ! 最高のアシストだね……サガットっ……! やっちまいなっ!」

サガット「よくやった、バイソンっ……! 今度はこっちの番だっ……! おおおぉぉぉっ!」ダダッ


実況「リュウの足が止まるっ! リュウの足が止まるっ! そしてそんなリュウに狙いを定めて……今度はサガットが突っ込んできたぁ!」




743: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:46:49 ID:QoO6fYM.

サガット「……死ねええぇぇっ!」ズガアアァァ

リュウ「……ぐわあああぁぁ!」バターンッ


実況「サガットはそのまま薙ぎ払うようなラリアーットっ! これを喰らい、リュウはダウンしますっ!」


サガット「これぞ、シャドルーのコンビネーションだっ! ガーッハッハっ!」

バルログ「そうです! これぞ、シャドルーのコンビネーション!」


ブー! ブーブー!

実況「サガットは右腕を突き上げ、高笑いっ! エプロンサイドでバルログも大きく手を広げアピールしていますっ! だが、場内からはブーイングっ! 大ブーイングの嵐だぁ!」

元「だからバイソン君に凶器を持たせちゃダメなんだって!」


バイソン「コンビネーションはまだまだ続くぜっ……! よっこいしょ〜っとっ!」ガシッ

リュウ「……ううっ」

バイソン「ホレ……ホレホレっ……! リュウ、こっちへ来いやっ!」ズルズル


実況「おっとおっと、そしてここでバイソンが場外からリング内でダウンしているリュウっ! そのままリュウの身体を引きずり、場外へと引っ張りだそうとしていますっ! これは場外戦かっ!?」




744: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:52:54 ID:QoO6fYM.

ヤムチャ「鉄柵攻撃……パイプ椅子攻撃……場外戦……好き放題だな……この野郎っ……!」ブルブル


サガット「おい、バイソン……早く運べっ! 急げっ!」

バイソン「わかってるっての、えっほ……えっほ……」ズルズル


ヤムチャ「だったら、こっちも同じ条件でやってやるよっ……! こうなりゃ、ノールールだっ! うおおおぉぉっ!」


実況「お〜っとっ! お〜っとっ! ここでヤムチャが動いたっ! 場外にいるヤムチャが……素早くリングインしてきたぁ!」

元「おぉ〜っと、ヤムチャ君も来たね」


ヤムチャー! イケー!

ヤムチャ「好き放題やりやがって……この野郎っ……! だったらこっちも好きにさせてもらうぜっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「リングに雪崩れ込んできたヤムチャは……そのままサガットへと一直線っ! 一直線っ!」




745: 名無しさん 2015/06/23(火) 22:59:50 ID:QoO6fYM.

ヤムチャ「くたばってろ、サガットっ……! 断空脚っ!」フワッ

サガット「くっ……! 邪魔者が来やがったか……場外で痛めつけてやったというのに……鬱陶しいっ……!」

ヤムチャ「せいやぁっ!」ドスッ

サガット「……ぐっ!」ドテッ


実況「ヤムチャはそのまま勢いよくフワリと飛び上がり……突き出すような蹴りをサガットに見舞っていきますっ! これには、サガットも尻餅をついたぁ!」

元「うん。勢いに任せたキックだね」


ヤムチャ「バイソンっ! てめぇもその手を離しやがれっ! リュウさんに何してやがるっ!」クルッ


実況「サガットに蹴りを浴びせていったヤムチャは、今度はバイソンの方を振り向くっ! 場外に引きずり出されようとしているリュウの救出へと向かうっ!」




747: 名無しさん 2015/06/23(火) 23:10:22 ID:QoO6fYM.

ヤムチャー! バルログヲミロー!

ヤムチャ「あぁ……? バルログ……? なんだって……?」


実況「あ〜っとっ! あ〜っとっ! しかしここでバルログがっ! バルログがっ!」

元「ヤムチャ君! 横、横っ!」


バルログ「……エプロンサイドにいる私の存在を忘れてはいけませんよ。ヒャオッ!」シュタッ

ヤムチャ「……う、うおっ!」


実況「エプロンサイドのバルログが……ここで素早くトップロープの上に飛び乗ったぁっ!」


バルログ「ミサイルキックですっ……! ヒョオオオォォッ!」シュタッ

ヤムチャ「う、うおおっ……!」


実況「そしてバルログはロープの反動をつけ……リング内のヤムチャの向かって飛んでいったぁっ!」




751: 名無しさん 2015/06/23(火) 23:17:15 ID:QoO6fYM.

バルログ「ヒョオオオォォッ……! ヒャオッ……!」ズガアアァァッ

ヤムチャ「ぐ、ぐわあああぁぁっ……!」バターンッ


実況「バルログのスワンダイブ式のミサイルキックがヤムチャに直撃ィ! ヤムチャに直撃しますっ! ヤムチャは大きくダーウンっ!」

元「あぁ……ヤムチャ君もやられちゃったか……」

実況「なんとか、救出にきたヤムチャですが……やはり、乱戦ではシャドルーに部があると言った所でしょうか!? この辺り、バルログも的確に動いてきますっ!」


バルログ「フッ、美しい……サガット、大丈夫ですか……?」

サガット「小便臭い蹴りを喰らったまでだ。問題はない……だが、しかし借りは返す……」ムクッ

ヤムチャ「……ち、ちくしょう」


実況「おっと、ここで尻餅をついていたサガットも起き上がり……そしてリング上でダウンしているヤムチャへと近づいていきますっ!」




753: 名無しさん 2015/06/23(火) 23:22:05 ID:QoO6fYM.

サガット「起きろっ……! ゴミめっ……!」ググッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「サガットはヤムチャの背後を取りつつ……その身体を引き起こしていくっ!」


サガット「俺は容赦はせん主義だ……弱点があるのなら……容赦なくそこを狙う……この意味、わかるな……?」ガシッ

ヤムチャ「……くっ!」

サガット「まだ痛めつけられた足は回復しきってないだろうっ……! ならば攻めるのはソコだっ! おおおぉぉぉっ!」ググッ

ヤムチャ「う、うおおっ……!」


実況「サガットはヤムチャの右足を折りたたみつつ……背後からその身体を持ち上げていったぁ!」


サガット「もう一発っ……! ニークラッシャーだっ! 死ねええぇぇっ!」ズガアアァァッ

ヤムチャ「……うぎゃあああぁぁっ!」


実況「そして自分の左足を突き出しつつ、そこに折りたたんだヤムチャの右足を落としていきますっ! ニークラッシャーっ! サガットのニークラッシャーっ!」




754: 名無しさん 2015/06/23(火) 23:26:47 ID:QoO6fYM.

ヤムチャ「くそおおぉぉっ……! 足がっ……! 足がっ……!」ジタバタ


実況「おぉ〜っと、ヤムチャは右足を抑えて……か〜なり、痛がっておりますっ!」

元「うん、場外で鉄柵にやられてるからね。結構ダメージは溜まってるでしょう」

実況「ヤムチャはかなり苦しんでいます! 大丈夫でしょうかね?」

元「わかんない」


サガット「バイソンっ……! モタモタするなっ! 早くしろっ!」

バイソン「わ〜ってるよ、わ〜ってるって……準備するから……そう急かすなよ……」ズルズル

リュウ「うっ……ううっ……」


サガット「バルログ、お前はそこで悶えてる阿呆と遊んでろ!」

バルログ「……了解しました。いい玩具が出来ました」

ヤムチャ「ガッ……グッ……ち、ちくしょうっ……!」


実況「さぁ、サガットはバルログとバイソンへと何やら指示しておりますっ! やはり乱戦はシャドルーに分があるのでしょうか!? 空手軍団が追い詰められてきましたっ!」




773: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:01:47 ID:wHgNyM9Y

バルログ「さぁ、起きなさいっ! まだまだ痛めつけますよっ!」ググッ

ヤムチャ「ううっ……! ううっ……!」


実況「バルログは更にヤムチャの身体を引き起こしていくっ! 少々、リングが乱戦模様っ! 乱戦模様っ!」


ダン「何やってんだ、こんちくしょうっ! 試合権のねぇ奴らが暴れてんじゃねぇぞゴラァ!」

サガット「うるせぇっ! てめぇは引っ込んでろっ! ここが勝負所だろうがっ! アヤつけてんじゃねぇよっ!」ドンッ

ダン「……う、うげぇっ!」ドテッ


実況「今、レフェリーが制止しようとバルログの元へと走りますっ! あ〜っとっ! あ〜っとっ! しかし、サガットがそんなレフェリーを横から突き飛ばしましたっ!」

元「う〜ん……ちょっと止められないねぇ、サガット君……」


バイソン「よっしゃ、よっしゃっ! サガットちゃん、準備は出来たぜっ! こっちこいやっ!」

リュウ「……ううっ」


実況「おぉ〜っと、そしてバイソンがそんなサガットを呼ぶっ! おぉ〜っと、バイソンはリュウの身体を……完全には場外に引きずり出さずに……エプロンサイドの中隔で止めたぁ!」




774: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:12:55 ID:wHgNyM9Y

サガット「よしよし、ナイスポジションだ……いいぞ、バイソン……」


実況「リュウの下半身はエプロンサイドへ……そして、上半身はエプロンサイドから場外へと引きずり出されているっ! おぉ〜っと、そしてサガットはロープを潜ってそんなリュウの元へとやってきたぁ!」


バイソン「へへ、サガット……やっちまいなっ……!」

サガット「あぁ、任せておけっ……! おおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「サガットはエプロンサイドを勢いよく走り……そこにダウンしているリュウの元へと突っ込んでいったあぁっ!」


サガット「ギロチン・ドロップだっ! 死ねええぇぇっ!」ズガアアァァッ

リュウ「ぐわあああぁぁ!」


実況「そしてそこから場外へと飛び込むつつ、リュウの上半身に足を落としていくっ!」

元「断崖式で決めてきましたね。エプロンサイドは硬いんですよ」

実況「サガットの断崖式ギロチン・ドロップっ! 断崖式ギロチン・ドロップだぁ! エプロンサイドでリュウに決めてきたぁ!」




775: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:20:15 ID:wHgNyM9Y

バルログ「こっちに来なさいっ! ヤムチャっ……! シャオッ……!」ググッ

ヤムチャ「くっ……くそっ……!」


実況「おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! リング上でも動きがあったか!? バルログはヤムチャの頭部を脇に抱えたまま……そのままジリジリと後退っ! そしてロープへと近づいていくっ!」


バルログ「さぁ、いきましょうっ……! ヒャオッ……!」シュタッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「バルログはヤムチャの頭部を捉えたまま……背後のセカンドロープへと飛び乗ったぁ!」


バルログ「ロープの反動をつけっ……! そして……!」シュタッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」

バルログ「このままっ……! スイングしながらっ……ヒョオオオォォッ……!」ブンッ


実況「バルログはそこからロープの反動をつけ、更に飛んだぁ! バルログの身体が大きくスイングされながらっ……! ロープの反動をつけ、更に勢いをつけながらっ……!」


バルログ「死になさいっ……! ヒャオッ……!」ズドーンッ

ヤムチャ「ぐ、ぐわあああぁぁっ……!」


実況「ヤムチャの頭部をマットに叩きつけるっ! 突き刺していくっ! ここはスイングDDTっ! バルログのスイングDDTだぁ!」

元「う〜ん……辛い状況だねぇ……誰かがなんとかしないと……」




776: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:26:32 ID:wHgNyM9Y

サガット「そ〜ら、リュウっ! 下から……喰らいなっ……!」ドスッ

リュウ「ガッ……!」

サガット「もう一丁っ……!」ドスッ

リュウ「……ゴフっ!」


実況「場外ではサガットがリュウを痛めつけているっ! 痛めつけているっ! 半分引きずり出されたリュウの上半身に、下から突き上げるような膝蹴りを喰らわせているっ!」


ケン「……く、くそっ! 好き放題やりやがってっ!」ブルブル


ガンバレー! ケーン!

実況「おっとっ! しかしここでケンも立ち上がっていくっ! 立ち上がっていくっ! 力を振り絞り……なんとかこの状況を打破していきたい所っ!」


ケン「今、助けてやるぜ……リュウっ……!」

バイソン「おぉ〜っと、残念っ……! お前の相手はこの俺だっ!」ガシッ

ケン「……邪魔すんじゃねぇっ!」


実況「さぁ、いけっ! ケンっ! なんとかしてくれっ!」

元「いやぁ、バイソン君に掴まったよっ!」




777: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:32:58 ID:wHgNyM9Y

バイソン「そ〜ら、ケンっ……! おめぇは鉄柵に……ぶつかってなっ……!」ブンッ

ケン「くっ……くそっ……!」


実況「バイソンはそのままケンの身体を……鉄柵目掛けて振っていったぁ!」


ケン「くっ、くそっ……ぐわあああぁぁっ……!」ガシャーンッ

バイソン「間髪入れずに仕掛けますっ! そうです、バイソン式アックスボンバーですっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「鉄柵にケンを振り投げたバイソンは……そのままケンに向かって突っ込んでいったぁ!」


サガット「フハハ、いいぞいいぞバイソンっ……! 今日はこいつらをとことん痛めつけてやろう……そぉらっ!」ドスッ

リュウ「……ぐわっ!」




778: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:44:50 ID:wHgNyM9Y

バイソン「バイソン式アックスボンバーっ……! いっきまぁ〜すっ! そいやぁ!」ズガアアァァッ

ケン「……うぐああぁぁっ!」


実況「バイソンが場外で仕掛けたぁ! バイソン式アックスボンバーが……ケンへと炸裂っ! 確認しておきますが、こいつは反則技でございますっ!」

元「……あぁ、リング上も危ないんじゃない!?」


バルログ「もっと、足を伸ばしなさいっ……! しっかり伸ばさないと……美しい声は出ませんよ……!?」ググッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「おっとおっと、リング上では……バルログがヤムチャの足を持ち、リングに沿わせるように引き伸ばしているっ!」


バルログ「さぁ、美しい悲鳴をあげて下さいね……! ヒャオッ!」ドスッ

ヤムチャ「……うわあああぁぁっ!」


実況「またいったぁっ! また足へといったぁ! バルログはヤムチャの足へと狙いを定め……その場でジャンプしてのニードロップをお見舞いしていきますっ!」

元「……大丈夫かねぇ? 足」

実況「ヤムチャの悲痛な叫び声が聞こえるっ! 聞こえてくるっ! ヤムチャは足を狙われているっ!」




779: 名無しさん 2015/06/24(水) 22:52:54 ID:wHgNyM9Y

バルログ「これで、もう貴方の足は使い物になりませんね……最初の脱落者は貴方です……」

ヤムチャ「く、くあっ……ちくしょうっ……!」

バルログ「サガット、玩具が壊れてしまいましたよ! 新しい玩具を持って来て下さいっ! ここに……ほらここに……」クイクイ


実況「バルログは、リング内からサガットの方を振り向き手招きっ! 手招きして呼び寄せていきますっ!」


サガット「わかったわかった……では、こいつを使って二人で楽しむとしようか。ホレ、リュウ……今度はリング内だ……」ググッ

リュウ「く、くそっ……」


実況「場外のサガットは……それに応えるようにエプロンサイドでダウンしているリュウを、リング内へと押し込んでいくっ! 押し込んでいくっ!」


バルログ「ハハハ、こいつが新しい玩具ですね……ヒャオッ!」ドスッ

リュウ「……ぐっ!」

サガット「おいおい……はしゃぎ過ぎだぞ、バルログ……」


実況「そしてリング内で待っていたバルログが即座にストンピングっ! リュウの身体を踏みつけていきますっ!」

元「サガット君もリングに戻ってきたねぇ……レフェリーは倒れてるし……二対一だよ……」




780: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:01:31 ID:wHgNyM9Y

バイソン「……リングの中方が楽しそうだなぁ。俺もあっちに行こうかな?」キョロキョロ

ケン「……キョロキョロしてんじゃねぇぞ、この野郎」

バイソン「……んっ?」

ケン「……好き放題やりやがってっ! この野郎っ! 喰らえっ!」ガスッ

バイソン「うげっ……! い、痛ぇ……不意打ちとは卑怯なんじゃねぇの……!?」

ケン「うるせぇ、この野郎っ……! 鉄柵にぶつけられて痛かったぞ……? 俺は、やられた事はやり返す主義だっ……!」ガシッ

バイソン「……あ、あり?」

ケン「今度は、お前が……鉄柵に行ってこいやっ! だああぁぁっ!」ブンッ

バイソン「う、うおおおぉぉっ……! ちくしょう、しくじったっ! ぐげええぇぇっ!」ガッシャーンッ




781: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:09:39 ID:wHgNyM9Y

サガット「よ〜し、二人掛かりで仕掛けようか、バルログ……」ググッ

バルログ「えぇ、二人掛かりで……こいつを殺しましょう……ほら、リュウ……起きなさい……」ググッ

リュウ「うっ……ううっ……」


実況「さぁ、サガットとバルログは……二人掛かりでリュウの身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ! 少々、マズい状況かっ!?」

ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと! おぉ〜っとっ! しかしここで声援っ! この声援はっ!?」

元「おっ!?」


ケン「うおおおぉぉっ……! 好き放題やってんじゃねぇぞっ! これで二対二だっ!」


ケーン! イケー!

実況「ここでケンが来たぁ! ここでケンが来たぁ! ケンがリング上へとなだれ込んできたぁ!」

元「バイソン君は、振り払ったんだね!? ケン君が合流だよっ!」

実況「リング上にケンが来たぁ! ケンがやってきたぁ! さぁ、この悪い流れを……払拭してくれっ!」




782: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:14:15 ID:wHgNyM9Y

ケン「先ずはバルログっ……! てめぇからだっ……! そぉ〜らっ!」ガシッ

バルログ「……くっ!」


実況「ケンはそのままバルログへと突っ込んでいき……フワリと飛び込みながら、バルログの頭部を両腕で捉えるっ!」


ケン「叩きつけてやるっ……! そらっ!」ズドーンッ

バルログ「くああぁぁっ……! くそっ、だがっ……!」


実況「そしてそのままバルログの身体をマットへと叩きつけていくっ! ジャンピング・ネックブリーカーっ! ジャンピング・ネックブリーカードロップだっ!」

元「いや、でもバルログ君の動きもいいよ!?」


バルログ「くそっ……だが、この程度の攻撃では……私はやられませんよっ……!」シュタッ

ケン「……見えてんだよ、この野郎っ!」

バルログ「……何っ!?」


実況「すぐ様、起き上がるバルログっ! ここは動きがいいっ! だが、ケンの動きはもっといいっ! 起き上がりのバルログに対して……もう狙いを定めているっ!」


ケン「……寝てろっ!」スパーンッ

バルログ「ぐわあああぁぁっ!」バターンッ


実況「起き上がりに合わせてトラースキックっ! トラースキックを打ち込んでいったぁ!」




783: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:23:40 ID:wHgNyM9Y

ワー! ワーワー!

バルログ「く、くそっ……ここは、一時撤退ですっ……!」ゴロゴロ


実況「これにはバルログも大きく大きくダーウンっ! たまらず、場外へとエスケープしますっ! ケンが蹴散らしたぁ!」


ケン「よしっ、次はサガットだぜっ……! うおおぉぉっ!」ググッ


実況「ケンはそのままサガットを狙うっ! そしてここでググッと右腕を構えるっ!」

元「よし、昇龍拳いっちゃおう!」


イケー! ケーン!

ケン「くたばれ、サガットっ……! 昇龍……」

サガット「……フンっ!」ガシッ


実況「あ〜っと! あ〜っとっ! しかし、ここでサガットが! ここでサガットがっ!」




784: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:34:17 ID:wHgNyM9Y

サガット「バルログをやった事は褒めてやろう……だが、俺を倒すにはまだまだだ……」

ケン「ガッ……ゴホッ……! くそっ……! こいつ……」


ザワ……ザワ……

実況「昇龍拳を打とうとしたケンの首筋をサガットがキャッチっ! そのままスタンディングの状態で首を絞めて動きを止めますっ!」

元「う〜ん……サガット君が、上手く対応したねぇ……」


サガット「一手、遅かったな……俺の勝ちだ……」

ケン「ち、ちくしょうっ……離せ……離しやがれっ……!」

サガット「すぐに離してやるよっ……! おおおぉぉっ……!」ググッ


実況「サガットはそのままケンの首筋を掴んで持ち上げていったぁ!」




786: 名無しさん 2015/06/24(水) 23:38:35 ID:wHgNyM9Y

サガット「……おおおぉぉっ!」グルッ

ケン「う、うおおぉっ……!」


実況「サガットはケンの身体を持ち上げ! そしてその場でターンしつつ……旋回しつつ……!」


サガット「二人目の脱落者は……ケンっ……! お前だああぁぁっ!」ズドーンッ

ケン「……ぐ、ぐわあああぁぁ!」


実況「そのまま角度をつけ……背後にあるコーナーマットへとケンの身体を打ち付けていくっ! サガットが喉輪落としの体勢でケンの身体をコーナーマットへと叩きつけるっ!」

元「……荒い攻撃だねぇ」


ケン「く、くそっ……しくじった……」ガクッ


実況「コーナーでケンの身体が崩れ落ちるっ! ガックリと崩れ落ちるっ! ここはサガットがラフファイトで責めますっ!」




795: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:08:15 ID:gKKChCcs

ダン「おい、サガット……ちょっとやりすぎじゃねぇのか……?」

サガット「……やかましいっ!」ドスッ

ダン「……う、うげぇっ!」ドテッ


実況「さぁ、ここで今レフェリーがサガットに警告を……おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! しかし、サガットまたもレフェリーを突き飛ばしましたぁ!」


サガット「俺は試合権を持っている……文句を言われる筋合いはない……貴様はそこで控えてろっ!」

ダン「ってぇ、ちくしょうっ……! こいつ……好き放題やりやがって……」

サガット「さぁ、リュウっ……! お前を脱落させれば、終わりだっ……! とどめにしてやるっ……! 起きろっ!」ググッ

リュウ「……ううっ」


実況「サガットはそのままリュウに近づいていって……そしてその身体を引き起こしていったぁ!」




796: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:24:04 ID:gKKChCcs

サガット「……フンっ」ガシッ

リュウ「……くっ!」


実況「サガットはリュウを前のめりの姿勢にして……そのまま頭部を股下へと押し込んでいったぁ! パワーボムの体勢っ! パワーボムの体勢だぁっ!」


サガット「これで、終わりだっ……! シャドルーの勝ちだっ……!」スーッ


リュウー! リュウー!

実況「そのまま首をかっきたぁ! フィニッシュ宣言っ! フィニッシュ宣言がここで出たぁ!」

元「う〜ん……サガット君、大暴れだねぇ……」


サガット「おおおぉぉっ!」ググッ

リュウ「くっ……くそっ……!」


実況「そのままリュウを頭上……いやっ、背面まで担ぎ上げていったぁ! ここでサガットはスプラッシュ・マウンテンを仕掛けるっ!」

元「う〜ん……なんとかっ……!」




797: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:30:58 ID:gKKChCcs

リュウ「くっ……くそっ……なんとか逃げねぇとっ……!」モガモガ

サガット「無駄だっ……! 貴様は疲弊しきっているっ! もう逃れられはせんぞっ!」


実況「サガットの背中で身体を左右に振り、もがくリュウっ! だが、サガットっ……その手を離しませんっ……! 悪の十字架からは逃れられられないっ!」


ケン「ううっ……くそっ……」

ダン「あたたたっ……」


実況「リング上では、多くの人間が倒れているっ! そして最後の一人っ……! リュウをここでサガットが沈めにきたぁ!」


サガット「さぁ、これでおしまいだっ……! いくぞ、リュウっ……!」

リュウ「く、くそっ……! マズいっ……! このままじゃマズいっ……!」モガモガ


実況「今日のサガットは止まらないっ! 止まらないっ! 止める事が出来ないっ! ここでリュウも沈んでしまうのかっ!?」




798: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:39:39 ID:gKKChCcs

ヤムチャ「誰かが……アイツを止めなきゃ……勝つ事は出来ない……勝つ事は出来ないんだ……」ブルブル


ケン「く、くそっ……」

ヤムチャ「ケンさんも……止める事は出来なかった……」ブルブル


ダン「あたたたっ……ちくしょう……」

ヤムチャ「ダンさんも……止める事が出来なかった……」ブルブル


サガット「終わりにしてやるぞっ! リュウっ!」

リュウ「……くそっ!」


ヤムチャ「このままじゃ……リュウさんがやられてしまうっ……! 誰かがアイツを止めなきゃ……ここで終わっちまうんだよっ……!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! ここで場内での悲鳴にも似た叫び声が、声援に変わったぁ! なんだ、どうしたぁ!?」

元「……いこうっ!」


ヤムチャ「だったら……俺が止めてやるよっ……! 勝利の為になっ……!」ググッ




800: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:49:28 ID:gKKChCcs

イケー! ヤムチャー!

実況「ヤムチャが立ったぁ! ヤムチャが立ったぁ! ここでヤムチャが立ちあがったぁっ!」


ヤムチャ「くっ、うおおぉっ……! 今、助けますよっ……! リュウさんっ!」ズルズル


実況「おぉ〜っと、ヤムチャは少しばかり右足を引き摺りながらリュウを捉えているサガットへと向かっていくっ! 大丈夫なのか!?」

元「関係ないよっ! ここはヤムチャ君が頑張らなきゃいけない場面ですっ!」


ヤムチャ「サガットっ……! 覚悟しろっ……!」

サガット「死に損ないめ……鬱陶しいっ……!」


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「そうだっ! その通りだっ! この状況……ダメージなど気にしている場合ではないっ!」

元「いけぇっ!」

実況「お前がやるしかないっ! お前が止めるしかないんだっ! いけっ! ヤムチャっ! お前がいけぇっ!」




801: 名無しさん 2015/06/25(木) 22:58:16 ID:gKKChCcs

ヤムチャ「うおおおぉぉっ! 止めてみせるぜっ! せやああぁぁっ!」シュッ

サガット「……ぐっ!」


イケー! ヤムチャー!

実況「ヤムチャが右足での蹴りを打ち込んでいくっ! 痛めている右足での蹴りだっ! ここヤムチャも捨て身できたかっ!?」

元「もう、なり振り構ってられませんよっ!」


ヤムチャ「俺がっ……!」シュッ

サガット「……うおっ!」

ヤムチャ「お前をっ……!」シュッ

サガット「……グガッ!」

ヤムチャ「止めてみせるっ……! せいやああぁぁっ!」シュッ

サガット「う、うおっ……!」ヨロッ

リュウ「よ、よしっ……! ヤムチャっ……! いいぞっ……!」


オセー! ヤムチャー!

実況「気力っ! 根性っ! 全てを振り絞ったヤムチャの捨て身の蹴りの連打連打ァ! さぁ、ここでリュウを助けるんだっ! ヤムチャっ! これぞ、正しきチームワークっ! 正義のチームワークっ!」

元「いいよっ! 効いてるよっ! サガット君、フラついたよっ!」




803: 名無しさん 2015/06/25(木) 23:07:27 ID:gKKChCcs

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「せやああぁぁっ!」シュッ

サガット「うおっ……く、くそっ……!」ヨロッ

リュウ「よしっ……! いいぞ、ヤムチャっ……! これで……脱出だっ……!」シュタッ


ワー! ワーワー!

実況「捨て身の蹴りをもう一発っ! おぉ〜っと! サガットの身体が大きく大きくフラついたぁ! 巨体がフラついたぁ!」

元「よぉしっ!」

実況「そして、リュウはサガットの背面に着地っ! 脱出成功っ! ここはヤムチャ救ったぁ!」


サガット「……くそっ、あと少しだったってのに」

ヤムチャ「はぁっ……はぁっ……やったぜ……やってやったぜっ……」ガクッ


実況「おぉ〜っと! しかしヤムチャもここで片膝をつくっ! やはり捨て身の攻撃……自身にもダメージはあったか!? その右足をガクッとついてしまいますっ!」

元「いやぁ、それでもよく頑張ったよっ!」




804: 名無しさん 2015/06/25(木) 23:15:21 ID:gKKChCcs

ヤムチャ「ううっ……こんなもんじゃ終われねぇっ……こんなもんじゃ終われねぇんだっ……! うおおおっ……!」ググッ

サガット「……なんだぁ!?」


ワー!ワーワー!

実況「いやっ! ヤムチャの気力はまだまだ尽きてはいないっ! ここで己を奮い立たせるように叫びながら、再び立ち上がっていくっ!」

元「ナーイスガッツっ!」


ヤムチャ「まだ、流れは五分五分だっ……! 一気に空手軍団の流れにしてやるぜっ……! サガットっ! 覚悟しろっ!」パーンッ

サガット「……ううっ、なんだなんだ」


実況「おぉ〜っと、そしてヤムチャはサガットを指差し……そして、自身の右足を大きく叩いていくっ!」


ヤムチャ「断空脚っ……! 決めてやるぜっ……! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「そしてそしてっ……! ヤムチャはそのままロープへと走っていったぁ!」




805: 名無しさん 2015/06/25(木) 23:22:21 ID:gKKChCcs

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「俺が……止めてやるっ……! この技でサガットを止めてやるっ……!」ダダッ


実況「さぁ、ヤムチャがロープの反動をつけて返ってきたぁ! ヤムチャはそのままサガット目掛けて一直線っ!」


ワー! ワーワー !

ヤムチャ「いくぜっ……! うおおおぉぉっ!」フワッ


実況「おぉ〜っとっ! ヤムチャはそのままフワリと高く飛び上がったぁ!」


ヤムチャ「……ダンっ!」ガシッ

サガット「……ぐっ!」


実況「そして、角度をつけた右足での蹴りをサガットの胸元へと打ち込んでいくっ!」




806: 名無しさん 2015/06/25(木) 23:26:24 ID:gKKChCcs

ヤムチャ「一撃目は布石っ……! ここからっ……!」ググッ

サガット「うっ……ぐぐっ……!」

ヤムチャ「……はあああぁぁっ!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「お〜っと! おっとおっとっ! ヤムチャはサガットの胸を踏み台にして……そのまま真上に飛び上がっていったぁ!」


ヤムチャ「……二発目っ! ダンっ!」ズガアアァァッ

サガット「……おぐああぁっ!」


実況「そしてそのまま空中で左足をなぎ払っていくっ! 空中で薙ぎはらう蹴りをサガットの顔面へと打ち込んでいったぁ!」

元「おぉ、相手を踏み台にしたねぇ」


サガット「うっ……うっ……くそっ……」ガクッ

ヤムチャ「……よしっ!」シュタッ


実況「サガットはフラフラと後退して、片膝をつくっ! そして、その目の前にヤムチャが着地だぁっ! 着地してきたぁ!」




807: 名無しさん 2015/06/25(木) 23:31:50 ID:gKKChCcs

ヤムチャ「三発目っ……! これでとどめだっ……!」ググッ

サガット「……くっ!」

ヤムチャ「断空脚っ……! せやああぁぁっ!」ズガアアァァッ

サガット「ぐ、ぐわあああぁぁっ……!」バターンッ


実況「着地したヤムチャはまだいくっ! そのまま片膝をついているサガットへと……飛び込みながら、蹴りを突き出していくっ!」

元「おぉ、いいキックコンビネーションだねぇ」

実況「ここで、ヤムチャ決めてきたっ! フライング・キック・コンビネーションっ! これを喰らい……サガットは大きくダーウンっ!」


サガット「く、くそっ……この俺が……こんな雑魚なんぞに……」

ヤムチャ「……この技は、反則お構いなしのならず者を制止する時に使う技なんだ」

ダン「あたたた……ヤムチャの野郎が……サガットを止めたのか……?」

ヤムチャ「お前ら、シャドルー相手への秘策なんだっ……! 甘く見るんじゃねぇっ!」




822: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:12:04 ID:SrmT5NbY

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「よっしゃああぁぁっ!」


実況「形成逆転っ! ここはヤムチャが決めたぁ! 止まらない男サガットを止めたのは、なんとなんとヤムチャァ!」

元「これは、流れも変わってきたでしょうっ!」


リュウ「いいぞ、ヤムチャっ……! よしっ、ここからだっ……! オラッ!」ドスッ

サガット「……ぐっ!」


実況「さぁ、そしてダウンしているサガットに対して……リュウがエルボードロップを落としていくっ! 落としていくっ!」


リュウ「さぁ、サガットっ……! もうお前の好きにはやらせねぇぞっ……! 起きろっ……!」ググッ

サガット「うっ……ううっ……」


実況「リュウはそのまま、サガットの身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ! さぁっ! 流れは変わったぞっ!」

元「このままいきましょうっ!」




823: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:22:53 ID:SrmT5NbY

リュウ「合体技だっ! わかってるな、ヤムチャっ……!」

ヤムチャ「勿論っすよっ……!」ダダッ

リュウ「よ〜しっ……! サガット、お前はあっちだっ……! 行ってこいっ……!」ブンッ

サガット「くっ……うおおぉっ……!」


実況「ここでリュウはサガットの身体をロープへと振っていくっ! それと同時にヤムチャの逆サイドのロープへと走るっ! 走っていくっ!」


リュウ「よしっ……! 俺は……こっちだっ……!」ダダッ


オー!オーオー!

実況「ワンテンポ遅れて、リュウもロープへと走るっ! 側面のロープへと走るっ! ここは、二人掛かり仕掛けていくかぁ!?」

元「いけいけっ! いっちゃおうっ!」




824: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:29:12 ID:SrmT5NbY

サガット「く、くそっ……こいつら……あれだけ痛めつけてやったというのにっ……!」ダダッ

ヤムチャ「このまま突っ込むっ……! 覚悟しろ、サガットっ……!」ダダッ


実況「ロープの反動でサガットの身体が返ってきたぁ! そしてそこに同じくロープの反動をつけたヤムチャが向かってくるっ! サガットに狙いを定めて向かっていっているっ!」


ヤムチャ「いっくぜええぇぇっ! オラァっ!」ドスッ

サガット「……うぐっ!」


実況「そしてヤムチャはサガットの腹部に肩口から突っ込み、両太腿をガッツリ捉えていくっ!」

元「いけっ! いけっ! 上げろっ! 上げろっ!」


ヤムチャ「巨体だろうがっ……! 関係ねぇっ……!」グイッ

サガット「くっ……!」

ヤムチャ「空手軍団の凄さを見せるんだよおぉぉっ! うるあああぁぁっ!」グググッ

サガット「うおおっ……! う、うおおおぉぉっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャがいったぁ! ヤムチャがいったぁ! リング中央でサガットの巨体を……そのまま高々と真上に持ち上げていったぁ!」

元「よ〜しっ!」




825: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:37:53 ID:SrmT5NbY

ヤムチャ「リュウさんっ……! 落としますよっ……! 後は任せますっ……!」ググッ

リュウ「よしきたっ……! 任せろっ!」ピョンッ

サガット「……ぐっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャはそのままフラップ・ジャックの体勢でサガットの身体を後方に落とし……そしてそして、そこに側面からロープの反動のつけてきたリュウも突っ込んできたぁ!」

元「いけいけっ!」

実況「クロスするように突っ込んできたリュウは、そのまま飛び上がりつつサガットの頭部をキャッチっ!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! このまま……二人で……!」

リュウ「叩きつけるっ……! 喰らえっ……! サガットっ……!」


ズドーンッ

サガット「……うぐおおぉぉぉっ!」




826: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:48:33 ID:SrmT5NbY

イイゾー! リュウー! ヤムチャー!

実況「そのまま二人掛かりでサガットを叩きつけていったぁ! サガットは顔面からマットへと叩きつけられたぁ!」

元「よ〜しっ! 3Dが決まったね。いいよいいよ」

実況「リュウとヤムチャの合体攻撃っ! 空手軍団合体攻撃っ! 3Dがサガットに炸裂だぁ!」


リュウ「よしっ……! 決まったな、ヤムチャっ……!」

ヤムチャ「……はいっ!」


実況「上手く連携攻撃が決まり、顔を見合わせるリュウとヤムチャっ! この辺り、いいコンビネーションですねぇ!?」

元「そうだね……って、ありゃ……?」


サガット「くっ、くそっ……この帝王がっ……! こんなゴミ共に……ゴミ共に……」ブルブル


実況「おぉ〜っと! どうやらサガットの息はまだあるようですっ! 顔面かマットへと叩きつけられたサガットではありますがっ……! 何とか立ち上がろうと、その身体をに力を込めていますっ!」

元「う〜ん……スタミナあるねぇ……」




827: 名無しさん 2015/06/26(金) 22:56:39 ID:SrmT5NbY

ケン「いつまでも俺も寝てられねぇからな……それに、さっきの借りもある……」

サガット「この帝王が……この帝王こそがっ……!」ブルブル

ケン「そぉ〜らっ! サガットっ! いくぜっ!」ドスッ

サガット「……ぐっ!」


実況「おぉ〜っと、しかしここでケンが復活っ! このタイミングでケンが復活だぁ!」

元「おぉ、いいねぇ!」

実況「ケンはそのままサガットの背中へと、エルボードロップを落としていったぁ! サガット、再びダウンっ!」


ケン「遅れて悪ィな……だが、これでケンさんも合流だっ……!」

リュウ「……よしっ!」

ヤムチャ「待ってましたよっ!」

ケン「さぁ、行こうか! 今度は俺も……仲間に入れてくれよっ……!」




828: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:02:41 ID:SrmT5NbY

ケン「リュウっ! こいつを引き起こすぞっ! ここで仕留めるっ!」ググッ

リュウ「あぁっ! 起きろ、サガットっ!」ググッ

サガット「ううっ……くっ……」


実況「さぁさぁ、ケンも復活してきたっ! 復活してきたぁ! 今度はリュウとケンの二人掛かりでサガットの身体を引き起こしていくっ!」


リュウ「こいつを運ぶぞっ……! ケンっ……!」

ケン「あぁっ……! 任せておきなっ……!」

サガット「ううっ……くっ……」ズルズル


実況「リュウとケンは互いにサガットの手を掴んで……コーナー付近へと運んでいくっ! 運んでいっているっ!」


ヤムチャ「三人揃えば……もう怖いもんなしっすよっ! よっしゃ、ここで決めていきますよっ!」パチパチ


イイゾー! イケー! カラテグンダーン!

実況「そして、ヤムチャは辺りを見回しながら大きく大きくその手を頭上で叩いているっ!」

元「いい流れになってきましたねぇ」




829: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:10:41 ID:SrmT5NbY

リュウ「いくぞっ……! ケンっ……!」ブンッ

ケン「あぁっ……せぇ〜のっ……!」ブンッ

サガット「う、うおおっ……!」


実況「リュウとケンは二人掛かりで……サガットの身体を対角線コーナーへと振っていったぁっ!」


サガット「う、うおおぉぉっ……! ぐっ……!」ドスッ


実況「二人掛かりでコーナーに振られたサガットが対角線コーナーへと突き刺さるっ! 突き刺さっていくっ!」


ケン「よ〜しっ! ヤムチャっ! わかってるな!」

ヤムチャ「勿論っすっ……! よっとっ……!」ガシッ


実況「そしてヤムチャもコーナーのリュウとケンの元へと近づき……ヤムチャはケンの腕を掴んだっ!」

元「おっ、今度は三人掛かりか!?」




830: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:20:11 ID:SrmT5NbY

ヤムチャ「先ずはケンさんっ……! うおおぉぉっ……!」ブンッ

ケン「よ〜しっ! 行ってくるぜっ!」ダダッ


イケー! ケーン!

実況「ヤムチャはそのままケンの身体を……コーナー目掛けて振っていったぁ!」

元「よ〜し、いけいけっ!」


サガット「くっ……くそっ……」

ケン「覚悟しろっ! サガットっ……! いっくぜええぇっ!」フワッ


実況「ヤムチャに加速をつけられたケンがサガット目掛けて勢いよく突っ込んでいくっ! そしてケンはそのままフワリと飛び上がって……!」


ケン「フライング・フォア・アームだっ! ぶちかましてやるぜっ!」ズガアアァァッ

サガット「……うぐおおぉぉっ!」


ワー! ワーワー!

実況「フライング・フォア・アームっ! 強烈な右肘をサガットの顔面へと打ち込んでいくっ! 打ち込んでいくっ!」




831: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:27:30 ID:SrmT5NbY

ケン「サガットっ……! こんなもんじゃまだまだ終わらねぇぜっ……! よっとっ!」クルッ


実況「さぁ、フライング・フォア・アームを打ち込んでいったケンは……おっと、そのままサガットの目の前でクルリと後転っ! 距離をとっていきますっ!」

元「結構復活してきたんじゃないの?」


ケン「さぁさぁ、次は誰だ誰だっ……? 早い来いよ!?」


実況「ケンはリング中央で……片膝をつくっ! 後続の流れに備えていますっ!」


リュウ「ヤムチャ! 俺をぶん投げろっ……!」

ヤムチャ「了解っすっ……! うおおぉぉっ……!」ブンッ

リュウ「よ〜しっ! 行ってくるぜっ! お前も準備をしておけっ!」


実況「さぁさぁ、そしてそしてっ……! 今度はリュウが来たっ! ヤムチャがリュウの身体を振っていったぁ!」




833: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:33:01 ID:SrmT5NbY

リュウ「うおおおぉぉっ! ケン、頼むぞっ!」シュタッ

ケン「オーケーっ! 任せなっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャによって加速をつけられたリュウが……リング中央で待機しているケンの膝に飛び乗るっ! 両手を添えているその膝に飛び乗るっ!」


リュウ「……上げてくれっ! ケンっ!」

ケン「任せろっ……! うおおおぉぉっ……!」ググッ


ワー!ワーワー!

実況「更にケンが下からリュウの身体を突き上げるっ! 飛んだぁ! リュウが飛んだぁ! ヤムチャとケンの力を借りて高く高く飛んだぁ!」

元「よ〜し、いけいけぇ!」


リュウ「二発目だっ……! 喰らえええぇっ!」ズガアアァァッ

サガット「……ぐわあああぁぁ!」


実況「そしてそのままサガットの顔面へとフライング・フォア・アームっ! 高さのあるフライング・フォア・アームをサガットへと打ち込んでいったぁ!」




834: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:40:20 ID:SrmT5NbY

ヤムチャ「最後は俺だああぁぁっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っとっ! そしてヤムチャがコーナーポスト上に昇っているっ! 昇っているっ! コーナーポスト上で腕を突き上げているっ!」


リュウ「今回……最後はヤムチャに決めて貰うとするか……今日は調子がいいみたいだしな……」ガシッ

サガット「くっ……!」


実況「さぁ、そしてリュウはサガットの腕を掴み……」


リュウ「ヤムチャっ……! 最後を譲ってやるんだっ……! 派手に決めて来いよっ! フンっ!」ブンッ

サガット「う、うおおっ……」


実況「コーナーで待機しているヤムチャの方へと、再びサガットの身体を振っていったぁ!」




835: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:47:58 ID:SrmT5NbY

サガット「くっ……くそっ……! この帝王がっ……! この帝王がっ……!」ダダッ


実況「サガットの身体が再び、対角線コーナーの方へと投げられたぁ!」


ケン「そぉ〜らっ! 俺も後押ししてやるぜっ! よっとっ!」ググッ

サガット「う、うおっ……!」


実況「おぉ〜っと、リング中央付近でケンもサガットの横に逸れながら、その背中を押していくっ! 更に加速をつけていくっ!」

元「さぁ、後はヤムチャ君が決めるだけだっ!」

実況「三人掛かりでの連携っ! 思えばこの状況を切り開いていったのもヤムチャだっ! さぁ、ヤムチャっ! 派手に決めろっ!」


ヤムチャ「向かってきたな……!? よしっ、いくぜっ……!」シュタッ

サガット「……くっ!」


ワー!ワーワー!

実況「そしていったぁ! ヤムチャがサガットに狙いを定め……飛んでいったぁ!」




836: 名無しさん 2015/06/26(金) 23:53:54 ID:SrmT5NbY

ヤムチャ「ミサイル断空脚っ……! せいやああぁぁっ!」ズガアアァァッ

サガット「ぐ、ぐわあああぁぁっ……!」バターンッ


ワー! ワーワー!

実況「そしてヤムチャ特有の滞空時間の長い、ミサイルキック……いやっ! 違う違う違うっ! ライダーキックか!? 」

元「片足でいったね?」

実況「とにかくとにかく、ヤムチャが決めてきましたぁ! これを喰らい……サガットは大きくダウンしますっ!」


ヤムチャ「これは一撃しか撃てねぇが……とにかくっ……!」シュタッ


実況「さぁ、そのままハンドスプリングで素早く起き上がるっ! 起き上がっていくっ!」


ヤムチャ「これが断空脚だっ! どうだっ! 見たかっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャは力強く握り拳を作ってアピールっ! 大アピールだぁっ!」




852: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:03:12 ID:LjM4smos

リュウ「よしっ……! いいぞ、ヤムチャっ!」ググッ

ケン「決まったなっ!」ググッ


実況「ここでリュウとケンも握り拳を作り、その手をヤムチャの方へと向けますっ!」

元「よ〜しよしっ! いい感じに纏まってるじゃない!」

実況「三人の連携攻撃っ! 空手軍団の息つく暇をも与えない連続攻撃でサガットを滅多打ちだぁ!」


リュウ「さぁ、これで終わりにしてやるぜっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてここでリュウが拳を突き上げるっ! 天高々とその右手を突き上げるっ!」

元「よしっ! ここで決めちゃおうっ!」


ケン「よ〜しっ! リュウ、いけぇっ!」

ヤムチャ「これで俺達の勝ちだっ!」


実況「ケンとヤムチャもリング上で大きく大きく手を広げて勝利を確信していると言ってもいいかっ!? さぁ、後は決めるだけだっ! ここでリュウがサガットを仕留めるだけだっ!」




853: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:10:02 ID:LjM4smos

リュウ「サガットっ! 起きろっ!」ググッ

サガット「うっ……ううっ……」


実況「リュウはサガットに近づいて……その身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ!」


サガット「くっ、くそっ……この俺が……この帝王の俺がこんな奴らなどに……!」フラフラ

リュウ「……いくぜっ!」ググッ


実況「サガットはもうフラフラだぁっ! 立っているのが精一杯だっ! そして、その正面でリュウがググッと拳を構えたぁ!」


リュウ「……はああぁぁぁっ!」ドスッ

サガット「……うぐっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そしてリュウが打ち込んだぁっ! サガットの土手っ腹に強烈な聖拳突きィ! 打ち込んでサガットの動きを止めていくっ!」

元「よ〜しっ! いけぇ!」


リュウ「うおおおぉぉっ……! 真・昇龍拳っ……!」ズガアアァァッ

サガット「……ぐわあああぁぁっ!」バターンッ


ワー! ワーワー!

実況「そしてここでいったぁ! サガットの顎に打ち込んだぁ! リュウの止めの一撃が……サガットの顎へと炸裂ゥ!」

元「よ〜しっ!」

実況「リュウの真・昇龍拳っ! 真・昇龍拳っ! これを喰らい……サガットは大きく大きく大きくダーウンしたぁ!」




854: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:19:05 ID:LjM4smos

サガット「くっ……あっ……」

リュウ「終わりだっ……! さぁ、レフェリーカウントを頼むっ!」ガバッ

ダン「オーケーっ! 任しておきなっ!」


ワー! ワーワー!

実況「リュウはサガットの身体に覆い被さりフォールの体勢っ! フォールの体勢に入ったぁ! レフェリーがやってきたぁ!」

元「よ〜しっ!」


ケン「よ〜しっ! これで決まったぜっ!」

ヤムチャ「俺達の勝ちだっ!」


実況「ケンとヤムチャも勝利を確信っ! 勝利を確信しているっ! さぁ、後は3つのカウントが取られるだけだぁ!」

元「いいよいいよ!」

実況「そして今レフェリーがカウントを数え始めますっ!」




855: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:27:06 ID:LjM4smos

ダン「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!


バルログ「私が二人を抑えますっ……! バイソンはサガットを……!」ダダッ

バイソン「あぁっ! わかってるよっ! うおおおぉぉっ……!」ダダッ


ダン「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!


ケン「バルログ達が来たぞっ!? ヤムチャっ! 抑えるぞっ!」ダダッ

ヤムチャ「了解っす! 止めさせは……しねぇぜっ!」ダダッ

バルログ「ここは私に……任せなさいっ……! バイソンっ……貴方は行きなさいっ……!」ガシッ

バイソン「恩にきるぜっ! バルログちゃんっ……! 後で飯奢ってやるよ……うおおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「バルログとバイソンが慌ててリングに雪崩れ込んできたぁっ! バルログはケンとヤムチャを纏めて掴みにかかり……そしてバイソンはサガットと元へと! どうだどうだどうだっ!?」




856: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:36:10 ID:LjM4smos

ダン「……スリ」

バイソン「間に合えっ……! こんちくしょうっ……!」ドスッ

リュウ「……くっ!」


実況「ここでバイソンがカットっ! どうだ、間に合ったか!? それとも試合は決着かっ!? どうだどうだどうだっ!?」


ダン「カウントはツーっ! カウントツーだっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」


実況「カットが間に合ったぁ! カットが間に合ったぁ! ここでバイソンのカットっ! ギリギリの所で間に合いましたっ!」

元「あ〜、いい動きしてたねぇ。うん」

実況「カウントは2.9っ! 2.99っ! 後一歩だったのにっ! 後一歩の所だったのに、バイソンが寸前でカットですっ! サガットを救出してきますっ!」




857: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:41:47 ID:LjM4smos

バイソン「よ、よしっ……! 危なかったが、ギリギリ間に合ったぜっ……! だが……」

リュウ「くそっ……カットされたかっ……!」

サガット「……」

バイソン「こりゃ、サガットちゃんはもう限界だろう……ここは交代するしかねぇっ……! って事は……フンっ……!」ドスッ

リュウ「……ぐっ!」


実況「おっとっ! バイソンはそのままリュウに対してストンピングっ! その身体を踏みつけていきますっ!」


バイソン「オラっ、退けっ……! 退きやがれっ……! サガットちゃんから、離れろっ……!」ドスドス

リュウ「ぐっ……! くっ……!」


実況「バイソンは連続で! 連続でリュウの身体を踏みつけていくっ! ストンピングの連打連打ァ! この辺りはバイソンも必死です!」




858: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:51:26 ID:LjM4smos

ケン「くそっ……! 邪魔なんだよ、てめぇっ……!」

ヤムチャ「退けっ……! 退きやがれっ……!」

バルログ「バイソンっ……! 早く代わりなさいっ……! こっちも何時までも持ちませんよっ!」


実況「バルログは両脇にケンとヤムチャの胴回りを抱え……無理矢理コーナーへと押し込んでいるっ! バルログもまた必死ですっ!」

元「なんとかサガット君とバイソン君を交代させようとしているねぇ」


バイソン「ヘイっ、サガットちゃん交代だっ! 俺が行くっ! コーナーに戻れっ!」

サガット「……」

バイソン「ヘイヘイっ!? サガットちゃん、聞いているのかっ!? 起きろって! 交代だよ、交代っ!」

サガット「……」


実況「バイソンはサガットの目の前で大きく手を叩きますが……サガット、起きないっ! サガットは全く動けませんっ!」

元「まぁ、真・昇龍拳貰ってるからね……当然と言っちゃ当然でしょう」




859: 名無しさん 2015/06/28(日) 22:57:39 ID:LjM4smos

バルログ「バイソンっ……! 早くっ……! こっちも持ちませんってっ……!」

バイソン「起きろって! サガット起きろって!」パチパチ

サガット「……」


実況「サガットは完全KOか!? 完全KO、完全KO動けないっ!」

元「まぁ、少なくても意識は朦朧としてるんじゃないかな?」

実況「これにはバルログとバイソンも慌てておりますっ! さぁ、どうしたものか!?」


バイソン「あ〜っ、もうっ……! 仕方ねぇなぁっ……!」ガシッ

サガット「……」


実況「おっと、ここでバイソンがサガットの腕を掴み……」


バイソン「うんしょっ……! うんしょっ……! このまま、引きずって……」ズルズル

サガット「……」


実況「バイソンはそのままサガットの身体を引きずるようにしながら……自軍コーナーへと運んでおりますっ! おぉ〜っと、シャドルー非常に慌てております!」




860: 名無しさん 2015/06/28(日) 23:02:35 ID:LjM4smos

バイソン「ここまで運べば……もう十分だろっ……! よっしゃっ!」

実況「さぁ、バイソンはコーナー付近までサガットの身体を引き摺って運び……そして自らはエプロンサイドへと一度出ます!」


バイソン「ヘイ、サガットちゃん! タッチだっ! 交代だっ!」サッ

実況「そして、そこから手を差し伸ばすっ! 交代を要求するっ!」


サガット「……」

実況「……が、しかしサガットはそれには応えないっ! 応える事が出来ないっ!」


バイソン「おいおい、何やってんだよ、サガットちゃんっ! 交代だよ、交代っ! 聞こえてんのか!?」サッ

実況「もう一度大声で叫びながら、手を伸ばし交代を要求するバイソンっ!」


サガット「……」

実況「おぉ〜っと! だが、サガットは応えないっ! ピクリとも動かないっ!」

元「……これ、失神とかしてるのかな? そうだったら、10カウント取った方がいいんじゃないかな?」




872: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:00:13 ID:WM63UUWs

リュウ「なんだなんだ……? 交代不成立か……? だったら、ここはチャンスだっ……!」ムクッ

バルログ「バイソンっ……! リュウがそっちに行きましたよっ……! それにこっちも限界ですっ! 交代するなら早くしなさいっ!」チラッ


実況「おぉ〜っとっ! そうこうしている内にリュウが起き上がっていくっ! 立ち上がっていくっ!」


バイソン「そんな事は分かってんだよっ……! だけど、サガットちゃんが……サガットちゃんがっ……! おいっ! しっかりしろサガットっ!」

サガット「……」

リュウ「……チャンスだ」ズガズガ


実況「サガットは完全KOか!? 完全KOか!? バイソンは交代を要求していますが……それに応える事が出来ないィ! そしてリュウがそんなサガットに近づいていくっ!」


リュウ「よし、これで……終わりにしてやるっ……!」ググッ

サガット「……」

バイソン「サガットっ……! ヘイ、サガットどうしたっ!? 手を伸ばせっ! カモンカモンっ!」スッ


実況「そしてリュウはサガットの眼前で腰を下ろし、引き起こしにかかるっ!」




873: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:09:37 ID:WM63UUWs

バイソン「ヘイっ! サガットっ!」

サガット「……ううっ」スーッ


実況「おっとおっとおっとっ! ここでサガットの右腕が……右腕が動いたか!?」

元「ありゃ」


サガット「後……は……任せる……」ボトッ

バイソン「よっしゃっ、きたきたっ! タッチ成立だっ! これでタッチ成立だぞ!?」パシッ


実況「サガットの右腕が上がり……そしてバイソンの差し伸ばしている掌の上へと落下しましたぁっ!」

元「最後の力を振り絞った……って感じだねぇ? まぁ、タッチは成立だ」

実況「虫の息のサガットっ! ここで最後の力を振り絞ってきたぁ! ギリギリですっ! ギリギリの所で交代は成立ゥ!」


バイソン「試合権さえ貰っちまえばこっちのもんだっ……! よっしゃよっしゃっ! いくぜいくぜっ! このバイソン様が決めてやるっ!」


実況「後一歩の所だったが……惜しいっ! ギリギリの所で逃げられたっ! 試合権はバイソンっ! バイソンへと移りますっ! そしてバイソンがロープを潜り今、リングイーンっ!」




875: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:19:18 ID:WM63UUWs

バイソン「それ以上、サガットに手出しすんじゃねぇっ! おめぇの相手はこの俺だっ!」

リュウ「……バイソンっ!?」

バイソン「よいしょおおぉぉっ! ブチかましていくぜぇっ!」ガスッ

リュウ「……うぐっ!」


実況「リングインしたバイソンは……おぉ〜っと! そのまま右フックっ! リュウの顔面にパンチを浴びせていきますっ!」


バイソン「も〜う一丁っ! うおおおぉぉっ!」ブンッ

リュウ「くっ……!」

バイソン「よいしょおおおぉぉっ!」ガスッ

リュウ「……ガッ!」ヨロッ


実況「バイソンは連続でいくっ! 連続でいくっ! 今度は左で打ち込んだぁ!」




876: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:29:15 ID:WM63UUWs

バイソン「ふぬあああぁぁっ!」ガスッ

リュウ「……ぐっ」ヨロッ

バイソン「ふんがああぁぁっ!」ガスッ

リュウ「……くあっ!」ヨロッ


実況「右っ! 左っ! そしてまた右ィ! ここはバイソンのなり振り構ってられませんっ! 得意の反則技のパンチ攻撃の連打連打連打ァ! 休む事なくリュウに仕掛け続けますっ!」

元「う〜ん、サガット君はもう使いものになりそうにないしね……」


サガット「バイソン……後は頼む……ううっ……う、うおっ……!」ボトッ


実況「サガットは寝返りを打つように、サードロープ下を潜りエプロンサイドへ……おぉ〜っと、そのまま場外へと落下したっ!」


バイソン「オラオラオラオラっ! 結局の所は……ノールールが一番強いんだよっ! ブーイング上等っ! 反則上等っ! 俺がやってやるぜっ!」ガスガス

リュウ「ぐっ……う、うおぉっ……」フラフラ


実況「リング上ではバイソンがパンチ、パンチ! パンチの嵐ィ! おぉ〜っと、リュウはリング中央まで押し込まれたぁ!」




877: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:37:40 ID:WM63UUWs

ダン「オイっ! バイソン、拳は……」

バイソン「わかってるよっ、ボケっ! うおおおぉぉっ!」ガシッ

リュウ「……くっ!」


実況「おぉ〜っと、そしてバイソンはリング中央で……リュウの頭部をガッチリ両手で掴むっ!」


バイソン「……ふんぬぬぬぬぬっ!」ググッ

リュウ「くっ……!」


実況「バイソンはそのままエビ反り状に自身の上体を大きく反らし……」


バイソン「拳がダメなら、頭突きだこんにゃろおおぉぉっ! 俺の石頭を喰らえええぇぇっ!」ゴチーンッ

リュウ「ガッ……! ぐわあああぁぁっ……!」


実況「そのままリュウにヘッドバーットっ! ここは石頭攻撃ィ!」




878: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:45:05 ID:WM63UUWs

バイソン「まだまだだ、こんにゃろおおぉっ! うおおおぉぉっ!」ゴスッ

リュウ「……ガッ!」

バイソン「ふんがああぁぁっ! うおおぉぉっ! ふんがああぁぁっ!」ゴスゴス

リュウ「ガッっ……! ぐおっ……!」


実況「バイソンはリュウの掴んだまま離さないっ! おぉ〜っと、そして連続でいったぁ! 二発……三発……四発っ……! おぉ〜っと、まだいくっ! ヘットバットの連打連打連打ァ!」


リュウ「う、うおっ……こ、この石頭野郎っ……」ヨロッ

バイソン「おめぇだけでも仕留めてやるっ! うるあぁっ!」ガシッ


実況「流石にこれだけ喰らえばリュウもフラつくっ! おぉ〜っと、しかしバイソンはまだいくっ! そんなフラついたリュウの首筋に正面から自身の左腕を回して……!」


バイソン「だあああぁぁっ! 今度はボディだ、ゴルァ!」ドスッ

リュウ「……グッ!」


実況「そしてそのまま右腕の強烈なボディをリュウへと叩き込むっ! バイソンが腹部へと打ち込んでいったぁ!」




879: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:50:53 ID:WM63UUWs

バイソン「死ねぇっ! 死ねぇっ! うおおおぉぉっ! 死ねぇっ! だああっ!」ドスドス

リュウ「ガッ……グハっ……」


実況「そのままバイソンはリュウにボディの連打連打連打ァ! バイソンの怒涛の猛攻っ! 怒涛の猛攻でありますっ! ここはバイソンも必死だっ!」

元「得意のラフファイトできてるねぇ。うん、全部反則攻撃」


リュウー! マケルナー!

リュウ「く、くそっ……! なんだよ、こいつ……反則ばかりしやがって……」フラフラ


実況「流石にこれだけ喰らえばリュウもフラつく、フライついてしまうっ! バイソンがラフファイトで強引に流れを引き戻しにきたか!? これはピンチか!?」


バイソン「ううっ……ああっ……頭痛い……やりすぎた……」クラクラ


実況「お〜っと、おっとおっと……? と、思いきやバイソンも頭部を抑えてフラついている! フラついているっ! これはやはり頭突きの連打で自身にもダメージはあったと言う事でしょうか!?」

元「状況が状況だから仕方ないけど……バイソン君も無茶はしてるんだよ……」




880: 名無しさん 2015/06/29(月) 22:55:19 ID:WM63UUWs

ケン「リュウっ! あの野郎はもうガス欠だっ! いけぇっ!」

ヤムチャ「もう一踏ん張りっすっ!」


リュウ「あぁっ……! ケンっ……ヤムチャっ……! わかってるよっ……!」

バイソン「ううっ……く、くそったれっ……!」


実況「リング上で両者の動きが止まるっ! 両手の動きが止まるっ! ここは両者、後一歩が出ないっ!」

元「さぁ、どうなるっ……!?」


イケー! リュウー!

リュウ「ダメージは……互いに五分って所だな……バイソンっ……」

バイソン「舐めてんじゃねぇっ! こちとら休憩時間があったんだっ! 連戦のてめぇとは違うんだよっ! うおおおぉぉっ!」ググッ

リュウ「……何っ!?」


実況「そしてここで動きがあったか!? 先に動いたのは、バイソンっ! バイソンだっ!」




881: 名無しさん 2015/06/29(月) 23:04:55 ID:WM63UUWs

バイソン「ふんがああぁぁっ! くたばってろっ!」ズガァッ

リュウ「……うおっ!」


実況「ショートレンジのラリアットォ! バイソンがその場でのショートレンジのラリアットを仕掛けてきたぁ!」

元「う〜ん」


バイソン「……死んでろボケが、この野郎」ガクッ

リュウ「う、うぐっ……! くそっ……!」ヨロヨロ


実況「自ら前方に倒れ込むような勢いのある……反動をも利用したショートレンジのラリアットォっ! リュウは、何とか堪えたかっ!? いや、そのままヨロヨロと交代していくっ!」


リュウ「……ぐっ!」ドスッ


実況「そして、コーナーマットへと背中からぶつかり、ようやく動き止まりますっ! バイソンのラフファイトっ! バイソンのラフファイトに少々、押され気味です!」

元「ここで時間取られちゃったら、最悪サガット君にも復活されちゃうからねぇ」

実況「鬼の居ぬ間になんとやら……! ここは再び流れを引き戻していきたいっ! 空手軍団っ!」




882: 名無しさん 2015/06/29(月) 23:08:38 ID:WM63UUWs

ケン「リュウ、大丈夫かっ……!?」

ヤムチャ「リュウさんっ!」

リュウ「……ちくしょう、とんだ伏兵が残ってやがった」


実況「慌てて自軍コーナーのケンとヤムチャもリュウに声を掛けますっ! この辺り、空手軍団も慌ただしくなってきた感じでしょうか!?」


リュウ「勢いのある野郎だ……今のアイツは勢いがある……」

バイソン「はぁっ……はぁっ……やってやる……やってやるぜっ……!」ブルブル


実況「バイソンは、リング中央付近で片膝をついて、もう一歩が出ないといった感じでしょうか!? ここは追い討ちにはいけませんっ!」


リュウ「……だが、こっちにも勢いのある奴ならいるっ! そうだろ!?」パシッ

ヤムチャ「……うっすっ!」パシッ


実況「お〜っと! そしてここでリュウがコーナーマットにもたれかかったまま……力強くヤムチャへとタッチっ! タッチですっ!」




883: 名無しさん 2015/06/29(月) 23:12:40 ID:WM63UUWs

ヤムチャ「……よしっ!」


オー! オーオー!

実況「ここでヤムチャがリングインしてきますっ! ここはリュウも交代してきましたっ! 交代してきましたっ!」

元「うん、リュウ君はサガット君との連戦だからね。サガット君との連戦だからね。ここで下がるのもアリなんじゃないかな? それにね……?」

実況「……それに?」


バルログ「くっ……私も……何時でもいけるように準備しておかないとっ……!」ムクッ

ケン「おっと、バルログの野郎が起きやがったな。って事は……」


元「今日の六人の中で……一番勢いがあるのはヤムチャ君なんじゃないかな?」

実況「ほ〜う! ヤムチャには勢いがあるっ! 元さんはそう思われますか!?」

元「それを感じているのはさ……僕だけじゃないんじゃないかな……? ほら……?」




884: 名無しさん 2015/06/29(月) 23:21:08 ID:WM63UUWs

ヤムチャー! ヤムチャー!

元「この声援が全てを物語ってるよ。今日のヤムチャ君には勢いがある」

実況「ヤムチャが勢いがあるっ! 勢いがあるっ! 今日のヤムチャには勢いがあるっ! 場内の声援がそれを物語っているっ!」


ケン「よっしゃっ! ヤムチャっ!」ガシッ

ヤムチャ「……ん?」


実況「おぉ〜っと、そしてリングインしたヤムチャの頭部をエプロンサイドからケンが掴み!」


ケン「派手にいってこいっ! ド派手にいってこいっ! オラオラ、気合注入してやるよっ!」グチャグチャ

ヤムチャ「うっすっ……! ありがとうございますっ!」


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「しっちゃかめっちゃかに、その髪を掻き回していくっ! 気合注入っ! ケンによる、さらなる気合注入っ!」

元「いいムードじゃない。ケン君も期待してるんじゃない?」




885: 名無しさん 2015/06/29(月) 23:25:47 ID:WM63UUWs

ケン「よっしゃっ! これで最後だっ! いってこ〜いっ!」バチーンッ

ヤムチャ「痛ぇっ……! ケンさんちょっと強いっ……!」

ケン「ハハハっ! これくらいで泣き言言ってんじゃねぇよっ! それじゃあ、俺はこっちだっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「ケンは最後に大きくヤムチャの背中を叩くっ! おっと、そしてケンはエプロンサイドを一直線き走り始めて……」


ケン「バルログっ……! てめぇが起きてたら邪魔なんだよっ……! そらっ!」グルンッ

バルログ「くっ……! ケン、来たかっ……!」


実況「そのまま場外のバルログへとトペ・コンヒーロ! 前方宙返りをしつつバルログへと突っ込んでいったぁ!」

元「おぉ〜っと、バルログ君が復活してたか。ケン君もよく見てるねぇ」

実況「リングの外が俺に任せておけっ! その代わり中の事はしっかりやって来いと言ったケンの想いが伝わってくるようだっ!」


リュウ「サガットに動きがあったらすぐいくぜっ……! ヤムチャっ……! お前は目の前のバイソンをぶっ倒して来いっ! アイツで最後だっ!」

ヤムチャ「うっすっ!」


実況「さぁさぁ、ヤムチャの出番だ! ヤムチャの出番っ! 再びヤムチャ出番がここで来たぁ!」

元「ヤムチャ君、頑張ろう!」




905: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:00:51 ID:0.FIatls

バイソン「選手交代か……だが、相手は雑魚野郎だ……問題はねぇっ……!」ムクッ

ヤムチャ「うおおぉぉっ! いっくぜええぇぇっ!」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「ここでバイソンが立ち上がってくるっ! そしてヤムチャはそんなバイソン目掛けて……一直線に突っ込んでいったぁ!」

元「よし、行こうっ!」


バイソン「舐めてんじゃねぇっ! こっちが先にに打ち込んでやるよっ! ぬおおおぉぉっ!」ダダッ


実況「おっとっ! しかし同じくバイソンもヤムチャに勢いよく突っ込んでくるっ! バイソン、ここは臆せず突っ込んでくるっ!」


バイソン「綺麗なお顔をぶっ壊してやるぜっ! ぬおおぉぉぉっ! バイソン式アックスボンバーだっ!」ブンッ

ヤムチャ「……甘いっ!」ヒョイッ

バイソン「……チィっ!」


オー! オーオー!

実況「バイソンが右腕を大きく振り抜くっ! バイソン式アックスボンバーっ!」

元「おっ!?」

実況「だが、ヤムチャっ! これを避けていくっ! ググッと頭部を屈めて、その振り抜いた右腕の下をすり抜けていくっ!」




906: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:08:36 ID:0.FIatls

ヤムチャ「……よしっ!」ピタッ

バイソン「くそったれっ……! だがっ……!」ピタッ


実況「見ている見ている見えているっ! ヤムチャには見えているっ! 攻撃をスカしたヤムチャはその場でストォーップっ! 急ブレーキで緊急停止っ!」


バイソン「当たるまでやりゃあ、問題はねぇんだよっ……!」クルッ

ヤムチャ「今度はこっちの番だっ……!」クルッ


実況「おぉ〜っと、そしてその場でクルリと反転して、再び狙いを定めるっ! ここはヤムチャもバイソンも瞬時に切り返していくっ!」


バイソン「もう一撃だっ……! いっくぜええぇぇっ……!」ダダッ

ヤムチャ「させねぇっ……! うおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「そして再び、両者が両者に突っ込んでいったぁ!」




907: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:20:31 ID:0.FIatls

バイソン「ふぬああぁぁっ! バイソン式……」ググッ

ヤムチャ「……うるああぁぁっ!」ドスッ

バイソン「……うぐっ!」


ワー! ワーワー!

実況「バイソンが再び右腕を振り返る……が! ヤムチャは体勢を低くしてバイソンの腹部へと突っ込んでいったぁ! そしてその両太腿をガッツリ掴むっ!」

元「よしっ!」


ヤムチャ「スパインバスターだっ……! 眠ってろっ……!」ズドーンッ

バイソン「……ぐえええぇぇっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そのままバイソンの身体を抱え上げ前方へと叩きつきるっ! スパインバスターっ! スパインバスターっ! ヤムチャが決めてきたぁ!」

元「カウンター気味に決まったんじゃないですか!? いいですよ!」




908: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:28:49 ID:0.FIatls

リュウ「よしっ、いいぞっ! ヤムチャっ!」

イイゾー! ヤムチャー!


ヤムチャ「……うっしゃっ!」


実況「先ずは決めてきたヤムチャっ! ヤムチャは素早く立ち上がり……力強い握り拳を作っていきますっ!」

元「攻める場面だよ! 勢いに乗っていこう!」


ヤムチャ「このまま……一気に決めてやるぜっ……! ホラ、起きろっ……!」ググッ

バイソン「くっ……くそっ……!」


実況「ヤムチャが攻める攻めるっ! 勢いに乗って攻める攻めるっ! ヤムチャはバイソンに近づいてその身体を引き起こしますっ! 背後を取りつつ、引き起こしているぞ!?」




909: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:37:14 ID:0.FIatls

ヤムチャ「……よっとっ!」ガシッ

バイソン「……ぐっ!」


ヤムチャー! イケー!

実況「さぁ、ヤムチャがバイソンを引き起こし……その背後を捉えたっ! ここからどうする!? バックドロップか!? それとも、ジャーマンか!?」


ヤムチャ「そらっ……! 退いてろっ……!」ドンッ

バイソン「う、うおっ……!」ヨロッ


実況「いやっ! ヤムチャはここでバイソンの背中を両手で押して、突き飛ばしていくっ! 強引に突き飛ばしていったぞ!」


ヤムチャ「……そぉ〜らっ!」フワッ

バイソン「なんだよなんだよ……ちくしょうっ……!」

ヤムチャ「延髄斬りだっ……! 喰らえっ!」ズガアァッ

バイソン「ガッ……! ウガッ……!」


実況「ヤムチャはそのまま飛び込みつつの……延髄斬りィ! バイソンの首筋へと勢いよく打ち込んでいったぁ!」

元「よ〜しよし、いいよいいよ!」




910: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:44:38 ID:0.FIatls

バイソン「く、くおっ……!」ヨロヨロ


イイゾー! ヤムチャー!

実況「首筋に強烈な延髄斬りを喰らったバイソンっ! そのままフラフラと前方によろけていって……」


バイソン「……くそっ」ガクッ

ヤムチャ「……まだだっ!」ムクッ


実況「そのままガックリとロープに倒れ込みますっ! しかし、ヤムチャの勢いは止まらないっ! ヤムチャはすぐ様起き上がり……再びバイソンへと向かっていったぁ!」


ヤムチャ「……うおおっ! いくぜっ!」ガシッ

バイソン「くっ……! ち、ちくしょうっ……!」グッ


実況「そしてバイソンの背後を捉えるっ! ヤムチャが掴みにかかるっ!」

元「投げろ投げろっ! いけいけいけ!」

実況「これには慌ててバイソンも自身の眼前にあるロープを掴むっ! ロープを掴んでなんとか堪えようとしていくっ!」




911: 名無しさん 2015/06/30(火) 22:54:55 ID:0.FIatls

バイソン「これを掴んで……この場は凌ぐっ……ふんぬっ……!」グッ

ヤムチャ「関係ねぇっ……! だああぁぁっ……!」ググッ

バイソン「なんだとっ……!? う、うおっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「いやっ! ここはいったぁ! ヤムチャがいったぁ! ロープを掴んでいるバイソンの身体を……強引にぶっこ抜いいったぁ!」

元「いけいけぇ!」


ヤムチャ「このまま……叩きつけるっ……!」ズドーンッ

バイソン「……ぐわあああぁぁ!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャがぶっこ抜いたぁ! ぶっこ抜いたぁ! ぶっこ抜き式バックドロップっ! バイソンの身体をマットへと叩きつけていったぁ!」




912: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:02:30 ID:0.FIatls

ケン「ヤムチャは順調……サガットは戦闘不能……」

バルログ「……くっ」

ケン「そして、お前はここで足止めだっ! バルログっ!」

バルログ「……いい気になるなよ、ケンっ!」ムクッ

ケン「誰が勝手に起き上がっていいって言ったんだコラっ! お前はここで俺と遊んでおくんだよ!」

バルログ「美しい私は醜き者などに興味はないっ……! 邪魔だっ! 退けぇっ!」ガスッ

ケン「くあっ……!」

バルログ「バイソンっ……! 今、助けに行きますよっ……! ヒャオっ……!」

ケン「あっ……! ちくしょうっ……! 待て、逃げてんじゃねぇよ、ゴキブリ野郎っ!」




913: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:09:21 ID:0.FIatls

ヤムチャ「さぁ、これで終わりにしてやるぜっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてヤムチャヤムチャが右腕をググッと築き上げたぁ! こいつはフィニッシュ宣言と見てもいいか!?」

元「決めにきたのかな? いいんじゃない?」


バルログ「フィニッシュ宣言……そうはさせませんよっ……! ヒャオっ……!」シュルッ

ヤムチャ「……何だっ!?」


実況「おっとおっとおっとっ! しかし、ここでバルログがリングに雪崩れ込んできた! 雪崩れ込んで込んできたっ! 素早くロープを潜りリングインっ!」

元「あら、ケン君……逃しちゃったか……」

実況「サガットは戦闘不能だが……バルログはまだ生きているっ! この辺り、シャドルーも出切り限りの抵抗をしていくと言った所でしょうか!?」


バルログ「死ねっ! 醜き者っ! ヒャオっ!」ドスッ

ヤムチャ「……くあっ!」バターンッ


実況「リングに雪崩れ込んできたバルログは……そのままヤムチャに対してドロップキーックっ! この辺り、シャドルーのテクニックとでも言えばいいでしょうか!? 流れが傾きかけたのなら、すぐに変えて来ます! 例え、それが反則だろうがっ!」




914: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:15:53 ID:0.FIatls

ダン「おい、バルログ……」

バルログ「うるさいっ! 黙ってなさいっ! 醜き者が私に指図をするなっ!」


実況「レフェリーがバルログに警告をしますが……おぉ〜っと、バルログは聞く素振りすらないと言った所か!?」

元「まぁ、あの対応は置いておくとして……う〜ん、ちょっと流れ壊されちゃったねぇ……」


ケン「逃げてんじゃねぇよっ! バルログっ! この野郎っ……! 待ちやがれっ……!」シュル

バルログ「なんだなんだ……しつこい男がまた来たか……! 醜いったら、ありゃしないっ……!」


オー! オーオー!

実況「おっと、いやっ! しかしここでケンが来たっ! ケンが来たっ! ケンが雪崩れ込んで来たっ! バルログを追って……ケンがリングに雪崩れ込んで来たっ!」

元「よしよし、ケン君! 流れを引き戻そうっ!」




915: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:21:38 ID:0.FIatls

ケン「悪ィなヤムチャ……ちょっとだけしくじっちまった……だが……」

バルログ「あぁ、どいつもこいつも私を苛つかせる醜き者ばかりですっ……! しつこい男め……!」

ケン「喰らえっ!」ガスッ

バルログ「……くっ!」


実況「ケンはバルログを止めにかかるっ! バルログに突っ込み、その顎にショートレンジの昇龍拳を打ち込むっ! バルログの身体がクルリと一回転したぁ!」

元「おっ、ケン君がいったぞっ!」


ケン「オラオラオラオラっ!」

バルログ「ガッ……ぐっ……うがっ……うおおっ……」フラフラ


ケ・ン! ケ・ン!

実況「さぁ、得意の蹴りのラッシュだぁ! 右足一本でバルログに打ち込む打ち込む打ち込むっ! ダウンすらさせてもらえない蹴りの嵐、嵐、嵐ィ! バルログはもう、フラフラだぁ!」


ケン「とどめだっ! 神龍拳っ……!」ズガアアァァッ

バルログ「……ぐわあああぁぁっ!」バターンッ


実況「ここでいったぁ! ケンがいったぁ! 神龍拳だっ! 神龍拳っ! バルログに容赦なく仕掛けていくっ! 反則で流れを変える……? そんな物は関係ないっ! こっちにも神龍拳があるんだっ!」




916: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:28:28 ID:0.FIatls

ワー! ワーワー!

バルログ「くっ……くそっ……!」ゴロゴロ


実況「これを喰らい、バルログは場外へとエスケープっ! 強烈な一撃を叩き込まれ……場外のへとエスケープっ!」

元「よ〜しっ! これでバルログ君も戦闘不能だ!」

実況「ケンの神龍拳っ! 神龍拳っ! ケンの神龍拳によってバルログを制裁っ! 制裁したぁ! サガットは戦闘不能っ! バルログも戦闘不能っ!」


ケン「ヤムチャ、すまなかったなっ! だが、もうこれで大丈夫だっ! 立てっ!」

ヤムチャ「う、うっすっ……!」ムクッ


実況「残りはバイソンオンリーっ! そしてヤムチャが立ち上がるっ! ケンが声を掛け、ヤムチャが立ち上がってくるっ!」




917: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:31:58 ID:0.FIatls

ケン「お前でラストだっ! 決めろっ! ヤムチャっ!」

ヤムチャ「はいっ!」


ワー! ワーワー!

実況「後はヤムチャが決めるだけっ! そこに寝ているバイソンを仕留めるだけだっ!」


リュウ「備えるぞ! ケンっ!」ダダッ

ケン「あぁっ!」


実況「ここでリュウも動いてきたっ! 動いてきたっ! リュウがリングインして……そのまま一直線に、対角線コーナーの方へと向かっていくっ!」


リュウ「俺は、サガットを止めるっ……! 万が一があるからなっ……!」

ケン「なら、俺はバルログだっ! 虫一匹通さねぇよっ!」


実況「リュウはそのまま場外へ! サガットを止めに行ったか!? そしてケンも場外へ! ケンはバルログか!?」

元「これでリングに邪魔者はいないよ! さぁ、いこうっ!」




918: 名無しさん 2015/06/30(火) 23:37:58 ID:0.FIatls

ヤムチャー! イケー!

バイソン「うっ……ううっ……」ムクッ

ヤムチャ「……」ググッ


実況「リングに残ったのはヤムチャとバイソン、ただ二人っ! 今バイソンが起き上がろうとしているっ! そして、そんなバイソンの様子を無言で伺っているヤムチャっ! おぉ〜っと、ここで右腕を築き上げたっ!」


ヤムチャー! ヤムチャー!

バイソン「……こんな雑魚に負けてたまるか、馬鹿野郎」

ヤムチャ「……」ググッ


実況「ヤムチャはバイソンの正面に立ち……おぉ〜っとっ! そして深く腰を突き落としたっ!」

元「いけぇっ!」


ヤムチャ「……ウルフバスターだっ! うおおおぉぉっ!」




937: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:07:07 ID:Nm8xOv7U

イケー! ヤムチャー! ブチカマセー!

ヤムチャ「……うるああぁぁっ!」ドスッ

バイソン「……ふぐっ!」


実況「ヤムチャが深く腰を突き落とし……正面から突っ込んだっ! 突っ込んでいったぁ!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! だああぁぁっ……!」ググッ

バイソン「……う、うおおっ!」


ワー! ワーワー!

実況「バイソンの両太腿を抱え……そのまま、ハイアングル気味へと持ち上げるっ! そしてそしてそしてっ!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ! ウルフバスターだっ! 喰らええぇぇっ!」ブンッ

バイソン「……ぐわああぁぁっ!」ズドーンッ


ワー! ワーワー!

実況「そのまま、自身の身体ごと、バイソンの身体を旋回させてマットへと叩きつけるっ! ここで繰り出してきたぁ! ウルフバスターだ! ウルフバスター!」

元「いったぁ!」

実況「そのまま、バイソンの身体に覆い被さり、フォールの体勢っ! これで決まったかぁ!? レフェリーが今、カウントを取りに走りますっ!」」




938: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:15:39 ID:Nm8xOv7U

ダン「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「……スリ」

バイソン「ふぬおおおぉぉっ……! まだだぁっ! まだ終わんねぇぞっ!」ガバッ

ヤムチャ「……なんだと!?」

ダン「カウントはツーだっ! カウントはツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」


ザワ……ザワ……

実況「そしてここで勝利のスリー……あ〜っと! いやいやいやっ!」

元「おぉ! 返してきたよっ!」

実況「なんとなんとなんと! バイソンが返しました! 返していきましたっ! 肩が上がりますっ! カウントは2.9っ! 2.99でバイソンの肩が上がったぁ!」


バイソン「へへへ……返したぜ、ボケが……ざまあみろってんだ……」

ヤムチャ「き、決まってない……? 今の……スリーカウント、入ってません?」

ダン「いいや、ツーカウントだっ! ツーカウントだっ!」


実況「こ〜いつは驚きっ! バイソンも気力で返していったと言う所でしょうか? ヤムチャは指を三本立てて、レフェリーに確認を取りますが……レフェリーは首を振るゥ! まだ、決まってはいないっ! バイソンが返したっ!」




939: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:26:13 ID:Nm8xOv7U

キメロー! ヤムチャー! ココデキメロー!

実況「いやぁ、実に驚きですねぇ元さん? バイソンの底力っ! 気力っ! 根性っ! バイソンにも意地がありますっ! 悪にも悪なりのプライドと言ったものあるのか!?」

元「でもねぇ、場内はまだまだヤムチャ君ムードだよ! まだまだっ!」


ヤムチャー! イケー!

ヤムチャ「わかってますっ……! 決めてやりますよっ……!」ムクッ


実況「そうだっ! 場内はまだまだヤムチャムードだっ! バイソン返すなら、ヤムチャっ! お前がその正義の魂ィ! 誇りィ! それで、悪のプライドを打ち砕いていけっ! さぁ、ヤムチャが立ち上がったっ!」


ヤムチャ「終わりにしてやるっ……! 起きろバイソンっ……!」ググッ

バイソン「うっ……ううっ……!」

ヤムチャ「断空脚……お前にも味わわせてやるぜっ……! ロープに振るぜ……そらっ……!」ブンッ

バイソン「……う、うおおっ」


実況「さぁ、ヤムチャはバイソンの身体を引き起こして……そしてロープへと振っていったぁ!」




940: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:34:32 ID:Nm8xOv7U

ヤムチャ「今度こそスリーカウントだっ! いくぜええぇぇっ!」ダダッ


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「ヤムチャは拳を突き上げ……今度こそ、今度こそフィニッシュ宣言っ! そして自身もロープへと走るっ!」

元「いけいけぇ!」


ヤムチャ「さぁ、終わりだっ……! バイソンっ……!」ダダッ

バイソン「く、くそったれっ……!」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャがロープの反動を利用するっ! ロープも振られたバイソンも返ってくるっ! 二人の身体が正面衝突寸前っ! さぁ、ヤムチャどうする!? ここはあのフライング・キック・コンビネーションか!?」


ヤムチャ「いくぜええぇっ! 断空脚っ……!」

バイソン「……舐めてんじゃねえええぇぇっ!」ズザーッ


実況「そしてヤムチャっ! 今ここで……あ〜っとっ! あ〜っと、あ〜っと、あぁ〜っとっ!」

元「……うわぁ!」




941: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:41:07 ID:Nm8xOv7U

バイソン「足元がお留守なんだよ、ボケがあああぁぁっ!」ズガアアァァッ

ヤムチャ「……うぎゃあああぁぁっ!」


ザワ……ザワ……

実況「ここでバイソンが切り返してきたぁ! スライディングしながらのラリアットォ! ラリアットで切り返してきたぁ! ヤムチャの足元へと打ち込んでいきますっ!」

元「右足にいったよねぇ……? ヤムチャ君、確か右足は……」


ヤムチャ「う、うわああぁぁっ……! 足が、足がっ……!」ガクッ


実況「そうです! ヤムチャは右足を痛めつけられていますっ! 今日の試合……サガット、バルログと、執拗に痛めつけられていますっ!」

元「……また、的確に狙ってくるねぇ、バイソン君も」

実況「ガックリ崩れるヤムチャっ! 大丈夫なのか!? 足は大丈夫なのか!?」




942: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:49:19 ID:Nm8xOv7U

ヤムチャー! ガンバレー!

ヤムチャ「あああ……あああっ……」

ヤムチャー! タテー!

ヤムチャ「足が……足が……」

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「ち、ちくしょう……最後の最後で……また、しぐじっちまった……」

ヤ・ム・チャ! ヤ・ム・チャ!


実況「ヤムチャは動けない動けない動けないっ! 足を抑えて動けないっ! 蓄積されていたものが……ここで一気に爆発してしまったか!?」

元「まるで怨念だねぇ……サガット君とバルログ君は、場外で倒れてるけど……二人の残したものが、ここでやってきたよ」

実況「シャドルーの怨念がヤムチャに襲いかかるっ! やはり相手はシャドルーだっ! 一筋縄ではいかないっ!」


バイソン「しっかりしろっ! バイソンっ! 決めるには、ここしかねぇっ! うおおおぉぉっ!」パチパチ


実況「おぉ〜っと、そんなヤムチャを尻目に……バイソンは、雄叫びをあげながら、自身の顔を叩いて気合を入れているっ! バイソンも必死だっ! 掴んだチャンスは逃しませんっ!」

元「うん、こんな状況……あのバイソン君が逃すわけないからね……」




943: 名無しさん 2015/07/01(水) 22:59:08 ID:Nm8xOv7U

ヤ・ム・チャ! ヤ・ム・チャ!

ヤムチャ「くっ……くそっ……!」ブルブル

バイソン「殺す……コイツは……ここで、殺す……」ズガズガ


実況「立てぇっ! 立つんだヤムチャっ! バイソンが来てるぞっ! この声援が聞こえないのか!? ここで根性を見せてこいっ! さぁ、立てぇ!」

元「立って……ほしいねぇ……」


ヤ・ム・チャ! ヤ・ム・チャ!

ヤムチャ「足の痛みなんて……気にしてる場合じゃねぇ……立て……立つんだっ……!」ググッ


実況「ここでヤムチャが立ち上がるっ……だがっ……!」

元「……くっ!」


バイソン「ご苦労さん……もう、手遅れだ……」

ヤムチャ「……バイソンっ!?」


実況「バイソンがもう狙いを定めているっ! ヤムチャの正面で、もう狙いを定めているゥ!」


バイソン「ぶっ壊してやるぜぇっ!」




944: 名無しさん 2015/07/01(水) 23:10:14 ID:Nm8xOv7U

バイソン「うおおおぉぉっ!」ガシッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「バイソンは両腕でヤムチャの頭部を掴むっ! ガッシリ掴んでいくっ!」


バイソン「……オラアアァァァッ!」ズガーッ

ヤムチャ「……ぐわあああぁぁ!」グラッ


実況「そのまま強烈なヘッドバットをヤムチャに叩き込んでいくっ! ヤムチャの身体が大きく大きくグラつき、ダーウンっ!」

元「……違うっ!」


バイソン「……逃がさねぇぜ?」ドスッ

ヤムチャ「……うぎゃあああぁぁっ!」


実況「おぉ〜っと! さらにいくっ! ダウンさせないっ! フラついたヤムチャの右足を更に踏みつけ……動きを止めるっ! ダウンをさせないっ!」

元「こりゃ、ダーティブルーだっ!」


バイソン「止めだああぁっ! 死ねえええぇぇっ!」ズドーンッ

ヤムチャ「くっ……くあああぁっ……!」クラッ


実況「そして無防備になったヤムチャの顔面に振り抜きのストレートっ! 振り抜きのストレートだっ! ダーティブルーだっ! ここでバイソンのダーティブルー炸裂っ!」

元「あぁ、くそっ……」

実況「完全に貰ったぁ! ここで貰ってしまったぁ! ヤムチャが貰ってしまったぁ! 大きく大きくフライついたぁ!」




945: 名無しさん 2015/07/01(水) 23:23:29 ID:Nm8xOv7U

バイソン「ケッ……手間かけさせやがって……だが、これで終わりだ……」

ヤムチャ「あぁっ……ああっ……」フラッ


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「完全に貰ってしまったぁ! 完全に貰ってしまったぁ! ここで終わってしまうのか!? ヤムチャ!」

元「頑張れ、ヤムチャ君っ!」


リュウ「お、おいっ……! なんで、お前がやられてんだよっ……! しっかりしろ、ヤムチャっ!」

ケン「油断してんじゃねぇよ! 何やってんだっ! しっかりしろ、ヤムチャっ!」


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「おぉ〜っと、場外のリュウとケンもリング上の騒動に気づいたか!? 少々慌てているっ!」


ヤムチャ「フヘへ……フヘへ……」クラッ

バイソン「……なぁ〜に、笑ってんだよ。気持ち悪ィな。早く眠れや」

ヤムチャ「皆の声が……届きました……皆の声援、届きましたよ……リュウさんも……ケンさんも……実況の人も……おじいちゃんも……そして、お客さんも……」




946: 名無しさん 2015/07/01(水) 23:27:01 ID:Nm8xOv7U

ヤムチャ「……こりゃ、負けるわけにはいかねぇなぁ! オイッ!」ググッ

バイソン「……何っ!?」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜とっ! おっとおっとおっとっ! ヤムチャは堪えたのか!? ダウンしないっ! 踏ん張って堪えているぞ!? 耐えたっ! ヤムチャが耐えたぁ!」

元「気力だよっ! もう、ここまできたら気力の勝負だよっ!」


ヤムチャ「今日は絶対に……絶対に勝つんだよ、バイソンっ……! 『負けない』じゃねぇっ……! 俺は『勝つ』んだっ!」

バイソン「……くっ!」

ヤムチャ「くたばってろっ……! せいやあああぁぁっ!」ガスッ


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャが堪えたぁ! そしていったぁ! 右足でのハイキックっ! ハイキックを打ち込んでいくっ!」




961: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:03:29 ID:.1Jd2vDk

バイソン「く、くおぉっ……!」ガクッ


ワー! ワーワー!

実況「側頭部に決まったかぁ!? ヤムチャのハイキックが炸裂ゥ! バイソンはその場にガーックリと崩れ堕ちますっ!」

元「クリーンヒットだっ!」


ヤムチャ「よっしゃっ! どうだ、見たかっ……! って、おっと……」フラッ


実況「強烈なハイキックっ! 強烈なハイキックっ! おぉ〜っと、しかしヤムチャはそのままヨロヨロとフラつき……おっと、危ないっ! ロープを掴んで、なんとか堪えますっ!」

元「今のも右足での捨て身の攻撃だったからねぇ……でも……」


ヤムチャー! イケイケー!

ヤムチャ「これが正真正銘、最後の勝負所だぁ! 勝つ……! 絶対に勝つ……!」


実況「ピンチの後にチャンスありっ! 残りはバイソンだけだっ! さぁ、ヤムチャっ! 後は仕留めるだけだぞっ! もう一歩を踏み出せっ!」

元「休むな、ヤムチャ君っ! いけいけ! 攻めろ攻めろっ!」




962: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:10:34 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「こんな足の痛みなんて、関係ねぇんだよっ……! うおおおぉっ!」ズドンッ

オーッ!


実況「ここでヤムチャが音を立ててマット踏みつけるっ! 踏みつけていくっ!」

元「気合いを入れろっ!」


ヤムチャ「痛くねぇ、痛くねぇっ……! 動くんだよっ……! 俺の足は動くんだよ、ホラっ!」ズドンッ

オーッ!


実況「大きくマットが揺れるっ! 揺れる揺れるっ! リング内から地響きが聞こえてくるっ!」

元「いけいけいけいけっ!」




963: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:16:27 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「……うおおおぉっ!」ズドンッ

オーッ!


実況「場内からの声援もヤムチャの後押しをするっ! ヤムチャが、マットを踏みつける度に、場内からも大きな声援が飛んでくるっ!」


ヤムチャ「……うらああぁぁっ!」ズドンッ

オーッ!

リュウ「よ〜しっ! いけぇっ! ヤムチャっ!」バンッ


実況「さぁ、リュウも加わってきたぁ! 踏みつけていくタイミングに合わせて、場外からエプロンサイドを大きく大きく叩き、ヤムチャを後押ししていくっ!」


ヤムチャ「……だああぁぁっ!」ズドンッ

オーッ!

ケン「よっしゃ、これでラストだっ! 派手に決めろっ! ヤムチャっ!」バンッ


実況「さぁさぁ、ケンも加わってきたっ! ケンも加わってきたっ! リズムに合わせて、エプロンサイドを大きく大きく叩くっ!」


ヤムチャ(皆の期待に……応えるんだっ……!)




964: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:23:14 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ(俺に凄い所を見せろ……見せてくれって……皆が期待する……)ズドンッ

オーッ!

ヤムチャ(その気持ちが……俺の力になっていく……今ならいつもより凄い事が出来る……そんな気がしてくるじゃねぇか、オイっ……!)ズドンッ

リュウ「いけぇっ! ヤムチャっ!」バンッ

ヤムチャ(そっか……元気玉って、きっとこんな感じなんだろうな……そりゃ強ぇワケだよ……そりゃそうだよ……)ズドンッ

ケン「決めろっ! ヤムチャっ!」バンッ

ヤムチャ(今、わかった……ここでわかった……超ヤムチャになるのは……怒りの力なんかじゃねぇんだっ……!)ズドンッ

実況「ヤムチャがマットを踏み鳴らすっ! それに合わせて場内から声援が飛び交うっ! 地響きのような声援っ! 会場全体が一丸となったミュージックっ! まさにオーケストラっ! 」

ヤムチャ(皆の力が……俺を強くさせていくんだっ……! きたぞきたぞ、皆の力……貰えましたよっ……!)ズドンッ

元「いけいけっ! ヤムチャ君っ!」

ヤムチャ(今の俺は超ヤムチャだっ……! ド派手に決めてやるぜっ……!)ズドンッ


バイソン「く、くそっ……うるせぇな……ちくしょう……」ムクッ

実況「今、バイソンがゆっくりと立ち上がるっ! さぁ、ヤムチャっ! ここでブチかますんだっ! 準備は整ったぞっ! Tune up the band!」




965: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:34:48 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「終わりにしてやるっ……! いくぜっ、うおおおぉぉっ!」ズドンッ

リュウ「……いけぇっ!」

ケン「……決めろぉ!」

イケー! ヤムチャー!


実況「いけぇ! ヤムチャァ! ここで仕留めろっ! ヤムチャは大きくマットを踏み鳴らして踏み切り、そしてサイドステップをしながらバイソン目掛けて突っ込んだぁ!」

元「いけぇっ!」


ヤムチャ「……狙いはその顎だっ! うるああぁぁっ!」スパーンッ

バイソン「……ぐええええぇぇっ!」


ワー! ワーワー!

実況「大きく大きく踏み込みつつのトラースキックっ! バイソンの顎に的確にヒットさせていくっ!」

元「甘いリズムに乗せて顎に打ち出していったよ! いいよいいよっ!」


バイソン「ぐ、ぐがああぁぁっ……!」バターンッ

ヤムチャ「忘れてた物……勝利への飢え……今、ここで思い出したぜ……」シュッ


オー! オーオー!

実況「クリーンヒットォっ! クリィィィンヒットォ! バイソンは大きく大きく大きく倒れるっ! おぉ〜っと、そしてヤムチャが構えるっ! あの独特なフォーム! あの独特なフォームっ! あれはあれはあれは!?」

元「完全なる止めだっ! 狼牙風風拳っ!」




966: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:45:34 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「超ヤムチャは手加減一切出来ねぇぞっ……! さぁ、これで終わりだぁ! 寝てんじゃねぇっ! 根性見せろ、バイソンっ!」


イケー! ヤムチャー! ロウガフウフウケンダー!

実況「完全なる止めっ! 完全なる止めを刺しにいくヤムチャっ! そうだっ! 止めは勿論、お前の必殺技ァ!」

元「いけいけいけいけぇ!」


バイソン「ううっ……あぁっ……ううっ……」ムクッ


実況「まるで誘われるかのように、ゆっくりとゆっくりと起き上がるバイソンっ……! そんなバイソンにヤムチャは狙いを定めているっ!」


ヤムチャ「これで俺の勝ちだぁっ! 狼牙風風拳っ! はいやあぁぁっ!」

バイソン「……くあっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そして仕掛けたぁ! ヤムチャが仕掛けたぁ! ここで仕掛けたぁ! 止めの狼牙風風拳だぁ!」

元「いけぇっ!」




967: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:49:01 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「ハイッ!」

バイソン「……ぐっ!」

ヤムチャ「ハイィィッ!」

バイソン「……ガッ!」

ヤムチャ「ハイィィッ! ハイィィィッ! ハイィィィィッ!」

バイソン「あっ……がっ……ぐっ……うおおぉ……」


ヤ・ム・チャ! ヤ・ム・チャ!

実況「ヤムチャの狼牙風風拳っ! 得意の打撃の連続攻撃、雨嵐っ! 狼のような鋭さを持った連続攻撃ィ! 生きるサンドバッグだっ! バイソンはもう生きるサンドバッグだぁ!」

元「よぉぉぉしっ! よぉぉし、よぉぉしっ!」


ヤムチャ「これで、フィニッシュっ……! 俺の勝ちだああぁぁっ!」

バイソン「……ぐわあああぁぁっ!」バターンッ


実況「さぁ、そして両手で最後の一撃を叩き込むっ! フィニーッシュ! フィニッシュフィニッシュフィニーッシュっ! ヤムチャがいったぁ! これはもう完全なる止めだろっ!? 狼牙風風拳がここでここで炸裂だああぁ!」

元「フォールだぁ! フォールにいくんだ、ヤムチャ君っ!」




968: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:55:59 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「これで終わりだぁぁっ! カウント頼みます、ダンさんっ……!」ガシッ

ダン「オーケーっ! 任せておきなっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ここでヤムチャがバイソンの身体に覆い被さりますっ! さぁ、フォールの体勢に入ったぁ!」

元「決まったぁ!」

実況「サガットとバルログは戦闘不能っ! そして狼牙風風拳も決まったぁ! これ以上の状況はもうないっ! さぁ、レフェリーが今カウントを数えますっ!」


ダン「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「……スリィィィッ!」


ワー! ワーワー! ヤッタゾ、ヤムチャー! ワー! ワーワー!

実況「ここで入ったぁ! 三つのカウントが、ここで入ったぁ! スリーカウントっ! スリィィィカウントォ! 決着ですっ! ここで試合は決着っ! ヤムチャの狼牙風風拳で試合は決着しましたぁ!」

元「よぉぉぉしっ! 決まったぁ!」




969: 名無しさん 2015/07/02(木) 22:59:44 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャ「俺の勝ちだああぁぁっ! 俺が勝ったんだああっ! 俺は勝ったんだあああぁっ!」ガバッ


ワー! ワーワー!

実況「激闘の試合を制したのは! 空手軍団っ! おぉ〜とっ、ヤムチャは起き上がり……両手を大きく突き上げ、天を仰いでいますっ!」

元「うん、よくやったよ、ヤムチャ君!」

実況「全身でその喜びを表現するヤムチャっ! 勝利への喜びィ! これ以上の物はないっ!」


ケン「ナイスだったぜ、ヤムチャっ!」

リュウ「終わったな……俺達の勝ちだっ!」


実況「おぉ〜っと、リング上にケンも来ましたっ! リュウも来ましたっ! ヤムチャの元へと今、駆け寄ってきていますっ!」




971: 名無しさん 2015/07/02(木) 23:09:36 ID:.1Jd2vDk

ケン「決めたなっ! ヤムチャァ!」ガバッ

ヤムチャ「う、うおっと……!」


ワー! ワーワー!

実況「ケンはそのまま、ヤムチャに抱きついていったぁ!」


ケン「最後に冷や冷やさせやがって、この野郎っ……! でも、よくやったっ! よくやったじゃねぇか!」クシャクシャ

ヤムチャ「う、うおっ……! ちょっと、ちょっと、ケンさんっ……!」

リュウ「ハハハ、何やってんだ。はしゃぎすぎだよ、二人とも……」


実況「ケンの激励っ! ケンの激励っ! ケンはヤムチャの頭をしっちゃかめっちゃかに掻き回しているっ! 激励しているっ! リュウはその様子を笑いながら見つめているっ!」

元「今日は弟弟子が頑張ってくれたからねぇ。成長って言えばいいのかな? 結果を出してくれた事に、二人も嬉しいんでしょう」


ケン「ほ〜れっ! コーナー昇って来いっ! アピール、アピールっ! 勝った時は、とことん決めろォ!」ドンッ

ヤムチャ「痛っ……! う、うっすっ! じゃあ、もう一丁、アピールしてきますっ!」


実況「おぉ〜っと、ケンはヤムチャの背中を押すっ! そしてヤムチャが、コーナーに昇って……トップロープで、その手を高く突き上げたぁ!」




972: 名無しさん 2015/07/02(木) 23:15:38 ID:.1Jd2vDk

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「やったぞおおおぉぉっ!」ググッ


実況「ヤムチャがコーナーポスト上で腕を突き上げるっ! 場内からは拍手っ! 歓声っ! 激励っ! ヤムチャの勝利を祝福するっ!」

元「今日は本当、頑張ったねぇ、ヤムチャ君。いや〜、良かった」


ヤムチャー! ヨクヤッタゾー!

ヤムチャ(結果残して……戦いに勝って……こうやって激励される……)

ヤムチャー! イイゾー!

ヤムチャ(そうだよ……そうだよそうだよ……これだよ……これを忘れちまってたんだよ俺は……)

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「プーアル、見てるかぁ!? 俺は勝ったぞっ! 俺は勝ったんだっ! プーアル、ちゃんと見ててくれるかぁ!?」

ワー! ワーワー!


実況「空手軍団の勝利っ! そして前回の試合でのリベンジっ! いやぁ、ヤムチャは結果を残してきましたねぇ、元さん?」

元「うん、こりゃもうリベンジ出来たんじゃない? いや〜、よくやった! 本当によくやったよ!」




973: 名無しさん 2015/07/02(木) 23:22:44 ID:.1Jd2vDk

バルログ「ううっ……随分、図に乗っているようですが……」ムクッ

サガット「……ううっ、そうだな」ムクッ

バルログ「……サガット、出る杭は打っておきます? 」

サガット「気にするな……100回やれば、1度くらいは勝てるだろう……まだまだ奴はバイソンの足元に及ばん……」

バルログ「まぐれ勝利……ですね……」

サガット「今日のその一回がたまたま来ただけだ……せいぜい図に乗っておけばいいさ……次はこうはいかん……」

バイソン「ううっ……あぁっ……サガットちゃん、バルログちゃん……すまねぇ……」ボトッ

サガット「……次は殺してやれ、バイソン」

バイソン「あぁ……次は、こうはいかねぇ……」

バルログ「ここにいても楽しくはありませんね……退場しましょうか……バイソン、肩貸しましょうか……?」

バイソン「お、おう……頼むよ……」




974: 名無しさん 2015/07/02(木) 23:28:13 ID:.1Jd2vDk

サガット「……帰るか」

バルログ「……えぇ、帰りましょう」

バイソン「ううっ……次こそは……必ずボコボコだ……」フラフラ


実況「さぁ、リング上で乗っている空手軍団を尻目に、シャドルーは退場は退場していきますっ! バイソンはバルログの肩を借りていますっ! フラフラと三人退場していっています!」

元「今日はバイソン君だけじゃなくて、サガット君もバルログ君もやられてたからね。空手軍団の力、見せつける事が出来たんじゃないかな?」


ヤムチャ「あっ……! そうだそうだっ……!」イソイソ

ケン「……ん、どうした、ヤムチャ?」

ヤムチャ「マイク貸して下さいっ……! マイク貸して下さいよ、お願いしますっ!」

ダン「しっかり、決めろよ……ホレ……」


実況「おぉ〜っと、そしてヤムチャはコーナーから急いで降り……おっとマイクを手にしました! 慌ててマイクを手に取りますっ!」

元「……何か言うのかな?」


ヤムチャ「おいっ、 シャドルーっ! サガット、バルログ……そしてバイソンっ! おいっ! おいっ!」




1: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:05:55 ID:STVyI9qg

サガット「……んっ?」

バルログ「……何ですか?」

バイソン「ケッ、何だよ……あの糞野郎は……」


オー! オーオー!

実況「ヤムチャは退場していくシャドルーをマイクを呼び止めますっ! おぉ〜っと、今日は何か言いたい事があるのか!? とにかく、静かにしましょう! ヤムチャの発言を聞きましょうっ!」

元「……毎回だけど、あんたが一番うるさいからね」


ヤムチャ「あっさり帰ってんじゃねぇよ……今日は言わせてもらうぞ……俺が言わせてもらうぞ……」

イケイケー! ヤムチャー!

ヤムチャ「リベンジはさせてもらったぞ、この野郎っ!」

ワー! ワーワー!

ヤムチャ「俺の勝ちだっ……! 俺達の勝ちだっ……! 空手軍団の勝ちだっ! 今日の試合は、空手軍団の勝ちだぁ!」




3: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:20:46 ID:STVyI9qg

ワー! ワーワー!

リュウ「そうだっ!」ググッ

ケン「俺達の勝ちだっ!」ググッ


実況「ヤムチャは強調するっ! 空手軍団の勝利を強調するっ! そう、今日の勝者は誰だぁ!? それは空手軍団っ! 改めてシャドルーにその事実を突きつけていくっ!」


ヤムチャ「皆が知ってる事……小さい子から……老人まで……誰もが知ってる事……だけど、お前らは知らないみたいだから、俺が教えてやるよっ……!」


実況「おっと、おっと……ヤムチャはまだまだ続けますっ!」


ヤムチャ「正義は必ず勝つんだよぉっ!」




5: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:27:52 ID:STVyI9qg

ワー! ワーワー!

実況「そうです! 正義は必ず勝つのですっ! 最終的に勝つのは正義ですっ! それは小さなお子さんから……御年配の方まで……誰しもが知っている事です! ねぇ、元さん?」

元「それ……僕が御年配だって言いたいの? 君?」

実況「あっ、いえいえいえっ……!」


ヤムチャ「悪い事をしたら、お仕置きをされる……それも、誰もが知ってる事だっ……!」


ソウダー! ソウダー!

実況「ヤムチャは続けますっ! 悪い事をしたらお仕置きをされる……! ねぇ!? これも小さなお子さんから、御年配の方まで……誰しもが知っている事ですよねぇ、元さん!?」

元「そうだね、うん。僕は改心したよ。僕は。もう悪い事はしてません」




6: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:34:29 ID:VX0dfgNs

ヤムチャ「お前ら、悪党共にお仕置きするのは、この空手軍団だっ! 」

ワー! ワーワー!

ヤムチャ「リュウさんっ……!」

リュウ「……任しておけ」ググッ


リュウー! リュウー!

実況「ヤムチャがリュウの名を呼ぶっ! リュウも拳を突き上げるっ!」


ヤムチャ「ケンさんっ……!」

ケン「いつでもやってやるぜ!」バッ


ケーン! ケーン!

実況「ヤムチャがケンの名を呼ぶっ! ケンも両手を大きく広げるっ!」


ヤムチャ「俺だってやってやるよっ! ヤムチャもだっ!」




7: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:39:23 ID:STVyI9qg

ヤムチャー! ヤムチャー!

ヤムチャ「悪い奴には、狼牙風風拳っ……! そして、今日見せてやった、俺の新必殺技っ……!」


実況「おっとおっと、新必殺!? 新必殺ですと、元さん? ヤムチャの新必殺と言いますと……?」

元「あの、蹴りのヤツじゃないかな?」


ヤムチャ「『断空脚』でいつでも、お仕置きしてやるからよぉ!」


ワー! ダンクウキャクー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと、ここでヤムチャの新必殺の名前が発表されたようですっ! あのフライング・キック・コンビネーションは、どうやら断空脚っ! 断空脚という技のようです!」

元「うん、いい名前なんじゃない?」




8: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:46:33 ID:STVyI9qg

ヤムチャ「悪事も程々にしておけよっ……! 痛い目に合いたくなかったらなっ……!」

ワー! ワーワー!

ヤムチャ「わかったか、シャドルーっ! お前らの親玉にも言っておけっ!」

ワー! ワーワー!


実況「さぁ、ヤムチャの正義の主張っ! 正義の主張っ! 悪は必ず滅びるのですっ! これはシャドルーの親玉ベガにも言っておかなければならないっ! シャドルーの胸にグサグサと突き刺さるっ!」


サガット「……フフフ」

バルログ「……フッ」

バイソン「へへ……」




9: 名無しさん 2015/07/03(金) 22:57:03 ID:STVyI9qg

サガット「馬鹿馬鹿しい……なぁ〜にを言ってるんだ、アイツは……」

バルログ「青臭い……通り越して、ダサいです……ダサすぎますよ、フフ……」

バイソン「ルールはねぇ、破る為にあるんだよっ! 今のご時世、正義が必ず勝つとは限らねぇんだよ、ボケがぁ!」


実況「いや、サガットは大きく手を広げ……バルログとバイソンも、ニヤついた顔でヤムチャを見つめ……」

元「……あらら」

実況「コレ、突き刺さってませんねぇ? 元さん?」

元「やっぱり、彼らは根っからの悪人なんじゃない? うん」


サガット「付き合ってられん……帰ろう……」クルッ

バルログ「えぇ、帰りましょう……」クルッ

バイソン「バーカ! ブァーカッ! バカバカバーカっ! 次こそはボコボコだっ! 覚えておけ、ヤムチャぁ!」クルッ


ブー! ブーブー!

実況「そして、シャドルーはヤムチャに背を向け……退場していきますっ! この辺りは根っからの悪人、シャドルー軍団っ! 聞く耳持たずと言った感じでしょうか!?」




10: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:05:30 ID:STVyI9qg

ヤムチャ「……チッ」


実況「ブーイングの中、去っていくシャドルー軍団っ! そしてその背中を見つめ続けるヤムチャァ! 言葉は届かなかったぁ! ヤムチャの言葉はシャドルーには届かなかったぁ!」

元「ちょっと残念だね。うん」

実況「さぁ、そして今……シャドルーの姿が……消えたぁ! 消えていったぁ!」


ヤムチャ「チッ……それじゃあ、マイク……返します……」

ダン「……おう。よくやった」




11: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:10:56 ID:STVyI9qg

ヤムチャー! ヨク、イッター!

ヤムチャ「……んっ?」

キョウハ、キマッタナー! ヤムチャー!


実況「しかし、シャドルーには届かないかったが……場内には届いたようだっ! ヤムチャへの激励っ! そして拍手っ! 皆がヤムチャの主張に賛同する!」

元「うん」

実況「そうです! 悪は必ず滅びるのですっ! それがこの世の条理っ!」

元「えぇ!」

実況「まだまだ、シャドルーとの抗争は続きそうですが……とにかくっ! 今日は空手軍団の勝利ですっ! 勝利ですっ! つかの間ではありますが、悪は滅びましたっ! 正義が勝ちましたっ!」


ダン「勝ち名乗り挙げてやらぁ! ヤムチャ、胸を張れっ!」

ヤムチャ「うっすっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、今ヤムチャの勝ち名乗りが挙げられますっ! 空手軍団の勝利っ! 本日の一戦は空手軍団の勝利っ! このつかの間の平和を皆さんで、盛大に祝福しましょうっ!」

ワー! ワーワー!

ヤムチャ(いやぁ、終わった……終わったぜ……ハハハ、大変だったよ……でも、この歓声聞くために……今日は頑張ったんだ……)




12: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:19:22 ID:STVyI9qg

実況「さぁ、空手軍団の三人が今、揃って退場していきますっ! 場内からは拍手だっ!」

元「いやぁ、濃い試合だったね」

実況「では、今回の試合の見所なんかを……改めて元さんと振り返っていきましょう!」

元「毎回やるのかねぇ、コレ? 今回の試合関しては僕、後半の方テンション上がりぱなしで、まともな解説出来てなかったと思うんだけど? そこの所はどうなの?」

実況「まぁまぁまぁ、その辺元さんも持ち味……と言う事で……」

元「あっ、でも後半と言えばねぇ……後半後半……最後はヤムチャ君とバイソン君とでの決着だったじゃない?」

実況「そうですねぇ、最後はヤムチャの狼牙風風拳で決着でした!」

元「勢いをあったし、粘りもあった……新技なんかも、用意してきてたみたいだしね?」

実況「言ってましたねぇ! 『断空脚』! ヤムチャの新技です!」

元「やっぱり、ヤムチャ君は頑張った。凄く頑張った! ただねぇ……?」

実況「おっ、ただ……?」

元「僕はねぇ、バイソン君も頑張ってたんじゃないかと思うんだよ?」

実況「ほ〜う!」




13: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:28:50 ID:STVyI9qg

元「だってね、サガット君もやられて……バルログ君もやられて……最後の方はバイソン君は孤軍奮闘みたいな感じになってたじゃない?」

実況「はいはいはいはい、確かにそうでしたねぇ」

元「そこから、粘って粘って……最後はダーティブルーまで出したじゃん? 孤軍奮闘の状態で。アレは驚異的な粘りだったと思うんだよね? まぁ、反則攻撃多かったけどね」

実況「確かに確かに、それは驚異的な粘りですねぇ?」

元「だから、ヤムチャ君と……バイソン君……この二人が頑張るって事は……やっぱり、リュウ君ケン君……サガット君バルログ君……この辺りも負けてはいられないよね?」

実況「確かに……そこには、兄弟子としてのプライドや、ナンバーツーとしての意地があったりますよねぇ?」

元「決して、今日の試合が頑張れてなかったってワケじゃないよ? ほら、空手軍団も、今日は三人掛かりの連携とか結構あったじゃない?」

実況「はいはいはい! ありましたありました!」

元「あぁいう事出来るようになったのって……やっぱり、さっき言った兄弟子としてのプライドとか、『負けてられない』って気持ちが働いたからだと思うんだよ?」

実況「なるほど!」




14: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:38:44 ID:STVyI9qg

元「やっぱり、下の者が頑張るって事は……上の者はそれに負けないぐらい頑張らなきゃいけないって事だからね?」

実況「……なる程!」

元「上手く、活性剤になってきてるんじゃないかぁ? まだ、伸びるよ? 空手軍団はまだまだ伸びるっ! こんなもんじゃない!」

実況「活性剤の効果的面というワケですね! しかしですねぇ、元さん?」

元「はい、何でしょう?」

実況「それは……逆を言えば、シャドルーもまだまだ強くなっていくという事なのではないですかね?」

元「……ん?」

実況「ホラ、バイソンが悪事を働くのなら……俺だって、もっともっと悪事を犯してやるぜ! な〜んて、サガットなんかも思う部分はあるんじゃないですかね?」

元「うん、そうだね」

実況「そうなっていくと……やはり、シャドルーも強くなっていく……そうなりませんかね?」

元「……うん、なっちゃうね」

実況「うぉ〜いっ! 元さん、そりゃダメじゃないですか!?」




15: 名無しさん 2015/07/03(金) 23:44:50 ID:STVyI9qg

元「そこはきっと、空手軍団がなんとかしてくれます……きっときっと……なんとかしてくれます……うんうん……」

実況「どうしたぁ!? 元っ!? どうしてそんなに投げやりなんだぁ!? 何を慌てているっ!?」

元「大丈夫、大丈夫……悪は必ず滅びるから……絶対に絶対に滅びるから……ヤムチャ君も言ってたじゃない、それは……」

実況「どうしたぁ!? 元!? しっかりしろぉ!」

元「今の所、勢いがあるのは空手軍団です、今日の試合……ほら、勢いあったじゃない? ねっ?」

実況「まぁ、この勢いを……続ける事が出来れば、例えシャドルーがどれだけ強くなろうと、問題はないっ! そういう事になりますね?」

元「そうそう。上手く纏めてくれたじゃない。やるねぇ」

実況「では、この勢いを続ける事が出来るように……これからの空手軍団も是非是非期待していきましょう!」

元「は〜い」

実況「元さん、ありがとうございますっ! さぁ、残念ながらここらでお時間となってしまいましたっ! CMの後はメインイベントっ! メインイベントっ!」




42: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:04:27 ID:0pJ0gLlA

ーーー


プーアル「リュウさん、ケンさん、ヤムチャ様っ! お疲れ様でしたっ!」

ヤムチャ「おうっ! プーアル、お疲れっ! どうだ、見ててくれたかっ!?」

プーアル「勿論、見てましたよ、ヤムチャ様っ! やったじゃないですか! ヤムチャ様、やれば出来るじゃないですかっ! これこそが、本当のヤムチャ様ですよ!」

ヤムチャ「そうだ、これこそが本当の俺だっ! これが本当の俺なんですよ、リュウさん、ケンさんっ!」

ケン「ハハハ、完全に図に乗ってやがる、コイツ」

リュウ「あぁ、全くだ。誰がお膳立てしてやったと思ってるんだこの野郎……」ゲラゲラ

ヤムチャ「あ、ありゃ……? そ、そこは勿論感謝してますよ……? 勿論、勿論……」

ケン「まぁ、今日の試合は良かったんじゃねぇか? ロレント達の騒動もあったが……なんとかなっただろ?」

リュウ「今日はマイクもトチんなかったしな。よくやったよ」

ヤムチャ「う、うっす……!」




43: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:14:37 ID:0pJ0gLlA

リュウ「次の試合……俺が勝つか、ケンが勝つか……それともお前が連続で勝つか……それは、わかんねぇが……」

ヤムチャ「……はい」

リュウ「俺達勝つ時は、お前が……お膳立て……お前が勝つ時は、俺達がお膳立て……」

ヤムチャ「はいっ……!」

リュウ「この流れを続けていこう……なっ……?」

ヤムチャ「うっすっ!」

リュウ「いやぁ、疲れた疲れた……それじゃあ、シャワー浴びてな……飲みに行くか、ケン?」

ケン「今日、お前も来るか? ヤムチャ?」

ヤムチャ「あっ、その事なんですけどね……?」




44: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:27:50 ID:0pJ0gLlA

リュウ「……どうした?」

ヤムチャ「いやぁ、俺……なんていうか……毎回、試合終わったらサガットさん達と飲んで……そこで反省会してるんですけど……ダンさんとかもいます……」

リュウ「まぁ、ダンさんはサガット達とよくつるんでるからな」

ヤムチャ「リュウさん達も……一緒に飲みません……?」

リュウ「……あぁ?」

ヤムチャ「一緒に……皆で……」

リュウ「俺が……?」

ヤムチャ「はい……楽しく……」

リュウ「サガット達と……?」

ヤムチャ「結構、サガットさん……寂しいみたいっすよ……? 『リュウさんと飲みたい』……なぁ〜んて、結構言ってます」

ケン「……まぁ、なんだかんだで声掛けてくるわな。アイツは」

リュウ「……乙女か、アイツは。自分で言え、自分で」




45: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:36:54 ID:0pJ0gLlA

リュウ「ベビーとヒールがさぁ……一緒に飲むってどうなんだよ、オイ……」

ヤムチャ「だって、俺はベビーだけど……一緒に飲んでますよ? 楽しく」

リュウ「今日は無理……今日は無理無理……だって、予約してるもん……」

ヤムチャ「じゃあ、次とかは……?」

リュウ「キープしてるボトルとかあるからね……? それを飲みきるのは、ほら……数日かかるよ……なっ……?」

ヤムチャ「じゃあ、それ飲みきったら……とかは……?」

リュウ「なんでさぁ……? なんで、お前そこまで誘ってくるの……?」

ヤムチャ「いや〜、皆でねぇ……皆で楽しく飲むって……いいじゃないですか?」

リュウ「今更、アイツらと飲み会……? なぁ、ケン……?」

ケン「まぁまぁ、照れ臭い気持ちはよくわかる……俺も、なんか嫌……なんか嫌だ……」

ヤムチャ「そこの所を……なんとかっ……! ねっ……?」




46: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:41:16 ID:0pJ0gLlA

リュウ「引かねぇなぁ、オイ……わかったわかった……」

ヤムチャ「おっ……? 来てくれますか……?」

リュウ「近いうちに顔出すから……そういう風にアイツラに伝えておけ……なっ……?」

ヤムチャ「わっかりましたっ! サガットさん達に伝えておきますっ!」

リュウ「お前は、今日……そっち行くのか……?」

ヤムチャ「今日って言うか……まぁ、いつもです。日課みたいになってます」

リュウ「まぁまぁ、でもそうだよな……そうだよそうだよ……お前をシャドルーに取られてる……ってのは、ある意味問題だ問題……」

ヤムチャ「サガットさん達との反省会に、リュウさん達も加わってくれたら……俺、もう今より30倍ぐらい強くなれますから! 本当っす! コレ、本当っす!」

リュウ「はいはいはい、わかったわかった……じゃあ、近いうちに顔出します……必ず、顔出します……今日は……予約してるから無理だけどね……?」

ヤムチャ「近日中の御来店、お待ちしておりますっ! リュウさん、ケンさんっ!」ペコッ

リュウ「なんだ、その客引きは! じゃあ、まぁ……俺はシャワー浴びてくるから……なっ……?」

ケン「まぁ、俺も顔出してやるよ……バルログとバイソンおちょくりに行ってやる……明日も今日の調子でやれよ、ヤムチャ!?」


プーアル「リュウさん、ケンさん、お疲れ様でしたっ!」

ヤムチャ「リュウさん、ケンさん、お疲れ様でしたっ! 明日もやってやりますっ!」




47: 名無しさん 2015/07/04(土) 22:59:31 ID:0pJ0gLlA

プーアル「今日は押しましたねぇ、ヤムチャ様」

ヤムチャ「今日、言わなかったら、次言う機会がいつ来るかわかんねぇだろ……俺の野生の勘だ……野生の勘だよ……」

プーアル「バッチリ冴えてますね! ヤムチャ様!」

ヤムチャ「やっぱり、仲良くなる事はいいよね……それが、きっと今日の試合にも出てたと思うっ! なっ、俺やっただろ? プーアル!?」

プーアル「えぇっ! やりましたよ! ヤムチャ様はやりましたっ! ヤムチャ様はやりましたっ! もうヤムチャ様は一人前のレスラーですっ!」

ヤムチャ「やめろよ、プーアル……? プーアルにまで褒められちゃったら、俺ますます図に乗っちゃうぜ?」

プーアル「今日試合は……僕は感無量でした……」

ヤムチャ「だから、やめろって……次もあるんだから……次はなんだ? 『プーアル? 俺はプロレス団体で次はどうするべきなんだ?』」

プーアル「僕が言う事はもうありません……次は、もうありませんよ……だってヤムチャ様はもう、立派なレスラーなんですから」

ヤムチャ「……なんだなんだ? 次はもうねぇのか? どうした、オイ」




51: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:07:45 ID:0pJ0gLlA

ーーレスラーとして、ようやく一人前になったヤムチャ


ーーバラバラだったそれぞれの想いが


ーーヤムチャの頑張りによって、ようやくに一つになり始めた


ーー頑張ったぞ、ヤムチャ! よくやったぞ、ヤムチャ!


ーーこの物語はこれにてお終いじゃが、お前の戦いはまだまだ続く!


ーー負けるなヤムチャ! 戦えヤムチャ! これからも、戦い続けるのだヤムチャ!




54: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:15:33 ID:0pJ0gLlA

さくら「ヤ〜ムチャさん?」

キャミィ「お疲れ様です」


ヤムチャ「おっ、さくらちゃんにキャミィさん……お疲れ様っ! 今日の試合どうだったよ……? 俺、やったでしょ?」


さくら「ナーイスファイトっ! ヤムチャさんっ!」ダキッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」

さくら「やるじゃないっすかっ! や〜るじゃないっすか! ヤムチャさんっ!」

ヤムチャ「ちょっと、ちょっと、さくらちゃん……いきなり抱きついてくるだなんて……ちょっと、はしゃぎすぎじゃないかなぁ……? ねぇ……?」

プーアル「……内心、喜んでいる癖に」

ヤムチャ「……そこは黙ってましょう、プーアル君」

さくら「……ふんっ!」ガシッ

ヤムチャ「……ん?」




55: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:23:10 ID:0pJ0gLlA

キャミィ「さぁ、決まりました。さくら選手のヘッドロック」


さくら「いい試合でしたよっ……! ロレントさん達も……ヤムチャさん達も……女子部の試合、完全に喰っちまうような、ねっ……!?」ググッ

ヤムチャ「いたいよいたいよ……ギブアップだよ、さくらちゃん……」


キャミィ「締め付けていきます。これは効いているのでしょうか、プーアルさん?」

プーアル「ヤムチャ様は内心喜んでます。効いていませんね」


さくら「明日は負けないぞっ! 明日は負けないからな、このやろこのやろ!」ポカポカ

ヤムチャ「なんで、皆、こういう激励の仕方なの……!? ケンさんも……さくらちゃんも……ねぇねぇ……!?」


キャミィ「ヘッドロックパンチです。どうでしょう、プーアルさん?」

プーアル「可愛らしいパンチですね。ヤムチャ様は喜んでいます」


さくら「とりゃとりゃ、そりゃそりゃ! いやぁ〜、本当にいい試合でしたよ、ヤムチャさん!」ポカポカ

ヤムチャ「もうわかったから……わかったから、さくらちゃん……ほらほら……ザンギエフさん達の試合が始まっちゃうからさ……? 皆で見ようよ!」




56: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:29:28 ID:0pJ0gLlA

ザンギエフー! ザンギエフー!

ザンギエフ「……」


実況「さぁ、今チャンピオンっ! 赤きサイクロンが入場しておりますっ!


サイコウノ、シアイヲ、ミセテクレー! ザンギエフー!

ザンギエフ(……当然だっ!)


実況「赤いマント身を包み……チャンピオンが入場っ! さぁ、今リングインっ! リングインだっ!」


オマエガ、ナンバーワンダ! ザンギエフー!

サガット(ファンの声援には全て応じるっ……! それがレスラーとしての義務っ! そして、最高の喜びっ!)

ザンギエフー! ザンギエフー!

ザンギエフ「最高の試合を見せてやるぞっ! うおおおおおっ!」ピキィ

ワー! ワーワー!

実況「雄叫びを挙げながらリング上でマントを脱ぎ去ったぁっ! チャンピオンのザンギエフっ! ザンギエフですっ! さぁ、ベガっ! 覚悟しろっ! チャンピオンのザンギエフの力を思い知らせてやるっ!」


ザンギエフ(……んっ?)




59: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:33:43 ID:0pJ0gLlA





ーーおや?





.




60: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:37:11 ID:0pJ0gLlA

そしてーー


サガット「よ〜し、お疲れ様っ! 反省会だっ!」

バルログ「今日はいい試合でしたねぇ、良かった良かった……」

バイソン「マイクもバッチリ決めたなぁ! ヤムチャ君!」

ヤムチャ「皆さんのおかげですよ、本当に……あっ、そうそう……一つお知らせがあるんですよ?」

ダン「……なんだなんだ、どうした? 結婚か?」

サガット「おめでとう、ヤムチャ君」パチパチ

バルログ「おめでとうございます」パチパチ

バイソン「いい家庭築けよっ!」パチパチ

ヤムチャ「……結婚違う。違う違う」

さくら「本当、この人達はす〜ぐ、話を脱線させるんすから……ねぇ、キャミィさん……?」

キャミィ「もう慣れましたよ。私はこの感じ、好きですよ?」クスクス




62: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:41:42 ID:0pJ0gLlA

ヤムチャ「話を戻しますよ……? リュウさんとケンさんが、近いうちにこの飲み会に参加してくれるそうです」

バイソン「へぇ〜、リュウとケンが……!? こっちに来るのか? ヤムチャ君が誘ったのか?」

ヤムチャ「多少、サガットさんのせいにした部分もありましたけどね……まぁ、誘ってみました。そしたら、今度来てくれるそうです」

サガット「そういう事なら、いくらでも俺のせいにしてくれても構わん。そうかそうか、よかったよかった……リュウとケンも来てくれるのか……」

バルログ「今日の試合のいい流れのまま……誘ってみた……って感じですかね?」

ヤムチャ「皆さんのおかげですよ……いい試合をやればね……プライベートの方も上手くいくんですね。本当、皆さんのおかげです」

ダン「今日の試合は……お前、頑張ったじゃねぇか……ザンギエフも評価してると思うぜ? いや〜、本当よくやった!」

ヤムチャ「うっすっ! ありがとうございますっ! 今日は絶対に絶対、評価されてますよ! 俺だって自信ありますもん! 自画自賛です!」




64: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:46:42 ID:0pJ0gLlA

ベガ「お疲れ様でした」

ザンギエフ「……あぁ」

ベガ「暫く、ベルトは私が預かっておきます。その間に、ゆっくりと身体を休めて下さい……」

ザンギエフ「……ロレントとソドムもやってくれた。これで、タッグ戦線も盛り上がる」

ベガ「えぇ、いいヒールターンです。バッチリハマりましたね」

ザンギエフ「……ヤムチャも活性剤になっている。空手軍団とシャドルーの抗争もこれからだ」

ベガ「ここから、どんどん上に上がってもらいましょう」

ザンギエフ「俺が、いなくても……きっと、安心だ……」

ベガ「……えっ?」




65: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:50:23 ID:0pJ0gLlA

ザンギエフ「……ベガ」クラッ

ベガ「……ザンギエフ?」

ザンギエフ「お前の言う通りだった……お前の言う通りだったよ……どうやら俺は無茶をしすぎたようだ……」クラクラ

ベガ「ザンギエフ……? 何を言っている……ザンギエフ……?」

ザンギエフ「今回……長めに……預ける……お前が……守ってくれ……」フラッ

ベガ「……おい」

ザンギエフ「俺達の意地を……俺達世代の想いを……お前が……ううっ……ああっ……」バタッ

ベガ「……ザンギエフっ!?」




66: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:54:05 ID:0pJ0gLlA

ベガ「おいっ! おいっ……! 何を言っているんだ、お前はっ……! しっかりしろ、ザンギエフっ!」

ザンギエフ「……」

ベガ「立てっ! 立つんだ、ザンギエフっ! しっかりしろっ! 立て、ザンギエフっ!」

ザンギエフ「……」

ベガ「俺達の戦いはまだ続いているんだろっ! お前にも、意地があるんだろっ! オイっ! オイっ!」

ザンギエフ「……」

ベガ「バ、バカなっ……! ザンギエフ……こんな所で……こんな形でっ……!」

ザンギエフ「……」

ベガ「……く、くそぉ!」ギリギリ

ザンギエフ「……」

ベガ「ちくしょうっ……! おいっ! おいっ! 誰かいないのかぁ! 誰かぁ! 救急車を呼べぇっ! ザンギエフが……ザンギエフが倒れたぞっ!」




67: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:57:08 ID:0pJ0gLlA

ーーおやおや、なんて事じゃ……あぁ、なんて事じゃ……


ーー折角上手くいってきたと言うのに……またトラブルが起きてしまったわ……


ーーこりゃ、大変じゃ……なぁ、大変じゃのう? バブルス?


ーーウホッ


ーーどうやら、ヤムチャの苦悩は……もうちっとだけ続くようじゃ




68: 名無しさん 2015/07/04(土) 23:57:31 ID:KklZbwE.

重症じゃないか…人気No.1が…
団体の危機だな




72: 名無しさん 2015/07/05(日) 00:04:13 ID:cx8gqQhs



俺達の戦いはこれからだendだと思った。
すっかり騙された。続くみたいでホントに良かった。
また明日も楽しみに待ってます。




73: 名無しさん 2015/07/05(日) 00:07:16 ID:???

唐突に界王出てきて吹いたwwwヤムチャは愛弟子だもんなぁ、そりゃあ見守るわ

ザンギエフは脳の血管でもやっちまったのかね




74: 名無しさん 2015/07/05(日) 00:10:24 ID:8ySUWcXg

乙!
なんてこったザンギエフ…一大事じゃないか。




99: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:01:47 ID:l8SFh11w

ーーー


ヤムチャ「そういやダンさん、断空脚……どうでしたか!?」

ダン「……んあ?」

キャミィ「断空脚……って、ヤムチャさんが言ってた新技ですよねぇ?」

サガット「そうそう。あの蹴りのな……あの技はダンさんから譲り受けて改良した技なんだよ」

ヤムチャ「俺、バッチリ決めたでしょう!? ねぇ、どうでしたか、ダンさん!?」

プーアル「ヤムチャ様、そういう事はね……僕、自分から聞く事じゃないと思います」

ヤムチャ「だって……ダンさん、何も言ってくれないもん……ねぇ……?」

ダン「うるせぇ、馬鹿野郎っ! おめぇはなぁ……ちょっと調子乗り過ぎなんだよ、この野郎……お前には、そういう所あるぞ?」

ヤムチャ「あるって言っちゃ、ありますけど……今日ぐらいはいいんじゃないですかねぇ……?」




100: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:11:38 ID:l8SFh11w

ダン「い〜んや、ダメだ……おめぇ、試合の最後……一番、最後な……?」ニヤニヤ

ヤムチャ「……ん?」

ダン「俺の事『レフェリー』じゃなくて、『ダンさん』って呼んだだろ? お前?」

ヤムチャ「えっ、言ってませんよ……? 俺、試合中は……ちゃんとダンさんの事はレフェリーって言ってますよ?」

ダン「いや、言ってた! 『ダンさん』って……言ってた言ってた……俺、聞いたもん」

ヤムチャ「……嘘だぁ」

ダン「テンション上がり過ぎなんだよ、この野郎。へへ、そういう所がお前はまだまだなんだよ……」

ヤムチャ「……記憶にねぇけどなぁ」

ダン「断空脚は……まぁ、良くやった。褒めてやるよ。よくぞ、やった……ただ、そういう所も気をつけていかねぇとな……へへへ……」

ヤムチャ「……チェッ、厳しいなぁダンさんは」


バイソン「ニャハハハ、まるで姑だなぁ。ダンさんは」

バルログ「度が過ぎた照れ隠しは可愛くありませんよ? ダンさん」




102: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:22:59 ID:l8SFh11w

ダン「違ぇよっ! これは指導だってのっ! 勘違いするなよ馬鹿野郎っ!」

バイソン「はいはい、わかったわかった……そういう事にしておいてやりますよ……」

ダン「お前ら、リング上でもプライベートでもちょっと俺の扱い悪いんじゃねぇか? 敬意を払えっ! この俺様に敬意を払えっ!」

バルログ「敬意は勿論、払ってますって……ダンさんの事は尊敬してますから……」

ダン「だったら、態度で示してみろってのっ! ほ〜れ、ダンさんのグラスが空だぞ……? こういう時はどうすんだ? あぁ、どうすんだコラっ!?」

プーアル「あっ、申し訳ありません……ダンさん、注ぎますね……?」

ダン「いんや、ここはサガットにやらせようっ! サガットにやらせよう!」

サガット「……自分ですか?」

ダン「だって、お前が一番口悪いんだもの、リング上では!」

サガット「まぁ、そうですね。いつも申し訳ありませんね……注ぎます……自分が注ぎます……」


さくら「この人は、本当師匠らしくありませんよねぇ……? ヤムチャさん……?」

ヤムチャ「いやいや、そんな事ないよ……俺の立派な師匠ですよ……」

さくら「ヤムチャさん、ちょ〜っとお人好しすぎませんかねぇ……? んっ……? あっ、ごめんなさい、電話だ……」

ヤムチャ「あっ、は〜い。どうぞどうぞ〜」




103: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:30:29 ID:l8SFh11w

ダン「だからな……? リング上ではともかく……プライベートではちゃんと俺の言う事を聞こう……ちゃんとな……? 俺のカラオケも……しっかり、聞こうよ? なっ?」

バルログ「だから、カラオケは別ですって、ダンさん!」

ダン「……なんで?」


さくら「……あっ、はい。ベガさん、お疲れ様っす。さくらっす」


バイソン「まだ、わかんねぇのか、おめえはよぉ!?」

ダン「わかんねぇのは、おめぇらだ! この野郎っ!」

サガット「ハハハ、やめよう……もう、やめよう……反省会が進まないから……進まないからさぁ……?」


さくら「……えぇっ!?」


ヤムチャ「……ん?」




105: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:40:34 ID:l8SFh11w

さくら「はい、はい……わかりました……それで、今……? はい、わかりました。すぐ向かいます……はい……」


サガット「……ん?」

ダン「あぁ……? なんだ、なんだ……?」


さくら「はい。わかりました。はい……はい……失礼します……」


バルログ「……何か、あったんですかねぇ?」

バイソン「……何だろうね?」


さくら「あっ、皆さん……すいません……ちょっと、今日……これで、自分は抜けさせてもらいます……なんか、急にね……? 申し訳ないっす……」


キャミィ「何か、あったんですか……? さくらさん?」

ヤムチャ「さくらちゃん……どうしたの……?」




107: 名無しさん 2015/07/05(日) 22:49:36 ID:l8SFh11w

さくら「ザンギエフさんが……その……あの……えっとね……」


サガット「……ザンギエフさんが?」

ダン「……どうした?」


さくら「う〜んんんんっ……! ザンギエフが、倒れました。多分、首っす」


バルログ「……えぇっ!?」

バイソン「マジか!?」


さくら「それで……その電話が……今、ベガさんから来て……自分、今からちょっと病院行ってきます」


ヤムチャ「おいおいおい……ちょっと待てよ、ちょっと待ってよ……」

キャミィ「だ、大丈夫なんですか……? 私も行きましょうか……?」




110: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:00:25 ID:l8SFh11w

サガット「……俺も行こう」ガタッ

バルログ「バイソン、タクシーの手配をしなさい。さくらさん、病院は何処なんですか……?」ガタッ

バイソン「オーケーオーケー。任せろっ!」ガタッ

ヤムチャ「あっ、俺も行きます……!」ガタッ


さくら「いやっ……! あ、あのっ……! 皆さんは、多分大丈夫っす……! 大丈夫っす……! あの、えっとね……え〜っとね……え〜っとね……皆さんは、ここで飲んでて下さい……」アセアセ


ダン「……さ〜く〜ら。おい、さ〜く〜ら」

さくら「あっ……! は、はいっ……! な、何っすか……ダンさん……?」

ダン「ちったぁ、落ち着け……馬鹿野郎……ザンギエフはくたばんねぇから、そう簡単にはくたばんねぇから……なっ……?」




112: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:08:36 ID:l8SFh11w

ダン「こんな状況で、飲んでたって……そっちが気になって、酒が進まねぇっての……なっ……?」

さくら「あっ、はい……」

ダン「だから、ベガが呼び出したって事は……まぁまぁ、これからの事を含めて……って、事だろ……? 多分、そうだろ……?」

さくら「はい……はいっ……!」

ダン「だったら、こいつらも同席しててもいいだろ。今は、アイディアマンが一人でも多く必要だ。話がデカけりゃ、デカい程……尚更な……?」

さくら「はい……ダンさん、すいません……」

ダン「行ってこい行ってこい……俺も、後で合流するから……で、病院何処なの……?」

さくら「え〜っと……◯×病院っす……」

ダン「はいはいはい……あそこの院長、五月蝿い人だから……お前らあまり騒ぐんじゃねぇぞ?」




114: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:16:38 ID:l8SFh11w

バイソン「さくらちゃん、タクシー後、10分ぐらいだってよ! 10分ぐらいっ!」

さくら「あ〜、バイソンさんっ……! ありがとうございますっ……!」

バルログ「10分……なんか、歯痒いですねぇ……?」

キャミィ「……はい」

サガット「皆、落ち着こう……とりあえず、落ち着こう……なっ……?」

ヤムチャ「おいおいおい、プーアル……なんか大変な事になってるよな……? な、なぁ……?」

プーアル「は、はいっ……!」


ダン「えぇ〜っと、ジミーとダルシムに連絡して……元さん……は、明日でいいか……えっとえっと……」ポチポチ




115: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:22:22 ID:l8SFh11w

病院ーー


さくら「……ベガさんっ!」

ベガ「病院では、騒ぐな……さくら……」

さくら「あっ、すいませんっす……」

ベガ「というか……」


サガット「お疲れ様です」

バルログ「今、どういう状況なんですか……?」

バイソン「やっぱ、首っすか……?」


ベガ「お前らも、来たのか……? それに……」


キャミィ「……」

ヤムチャ「ど、どうなってるんですか……? 今……?」

プーアル「ザンギエフさんは……大丈夫なんですか……?」


ベガ「キャミィ君に……ヤムチャ君に……プーアル君まで……なんだなんだ、思ったより、大事になってしまったな……」




116: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:28:16 ID:l8SFh11w

サガット「たまたま、このメンバーで飲んでいまして……話を聞いてしまいまして……今に至ると、いうワケです……」

ベガ「そうか……ほ〜う……」

サガット「今、ダンさんが……ジミーさんと、ダルシムさんに連絡している状況です……」

ベガ「あぁ、そうだな……ジミー君と、ダルシム君にも連絡しておかんといかんな……そうかそうか……ありがたいありがたい……」

サガット「それで……」

ベガ「……お前、今日やけにお洒落だなぁ? どうしたんだ、サガット?」

サガット「えっ……? あ〜、これですか……? いや、これは買ったんですよ……ベガ様と同じ店ですよ……?」

ベガ「あ〜、あそこか……はいはいはい……結構しただろ? いくらだ、それ?」

さくら「あの……ベガさん……? ザンギエフさんの容態は……?」

ベガ「大事にしすぎだ、さくら……大事に……全く……」

さくら「す、すんませんっす……」

ベガ「ちょっと、場所移すか……? いくらなんでも病院内で……このメンバーじゃなぁ……? 外、行こう……外……」




117: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:35:22 ID:l8SFh11w

ーーー


ベガ「命には別状はない……その点に関しては、非常によかった……よかったよ……」

さくら「……ふぅ、安心しましたよ」

ベガ「今日の一戦で……因縁に決着がついたと思ったが……やはり、赤きサイクロン……しぶといな……実にしぶといよ……」

サガット「……万が一の自体がなくて、安心しましたよ」

ベガ「だが、暫くは持ち越しだ……まぁ、一年後って所だな……再戦は……」

バルログ「一年……ですか……?」

ベガ「長期離脱っ……! 一年っ……! すまんっ……!」ペコッ

バイソン「いやいやいや……ベガ様が……そんな……頭上げて下さいよ……」




119: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:40:47 ID:l8SFh11w

ベガ「予兆はあった……傾向はあった……医者にも叱られたよ、フハハ……」

さくら「……」

ベガ「無茶をさせすぎた、私の責任だ……申し訳ない……」

サガット「いや……あのっ……」

ベガ「これから、一年……どうしていくかを……さくらと、考える予定だったが……」

キャミィ「……ベガさん」

ベガ「んっ……? どうした……?」

キャミィ「決心つきました。私、シャドルー入隊します。入隊させて下さい」

ベガ「……キャミィ君」

キャミィ「これから一年間……私が、頑張ります。だから、私をシャドルーに入隊させて下さい」




121: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:44:30 ID:l8SFh11w

ベガ「ありがたいお言葉だ……感謝するよ、キャミィ君……」

キャミィ「当然の事です」

ベガ「いやぁ、実はだなぁ……この団体から……抜けられてしまうんじゃないかという心配も……少し、あったんだよ……そういう風に言ってくれてありがたいよ……」

キャミィ「私は皆さんが好きですから。自分に出来る事はやりますよ」

ベガ「ただなぁ、うん……ザンギエフが抜けて……今はベビーが足りなくなるかもしれない状況なんだ……ロレント君達もヒールターンしたばかりだしな……?」

サガット「戻すなら……今ですけど……ちょっと、彼らは強烈でしたからね……」

ベガ「キャミィ君の気持ちは、非常にありがたい……ありがたいが……ちょっと、考えさせてくれ……申し訳ない……結論はすぐには出す……」

ヤムチャ「じゃ、じゃあ……あの……ベガさんっ……!」

ベガ「……んっ?」




122: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:48:49 ID:l8SFh11w

ヤムチャ「ほら、この中のベビーって……俺じゃないですか? 俺は完全なベビーやってるじゃないですか?」

ベガ「……そうだな」

ヤムチャ「俺、使って……上手く盛り上げて下さいよ! 俺……負けますよ? 勝ってもいいし……負けてもいいし……? ねっ……?」

ベガ「……フハハハ」

ヤムチャ「あ、あれ……? 俺、何か……間違った事、言いましたかね……?」

ベガ「いや、何も間違っていない……間違っていないよ、ヤムチャ君は……」

ヤムチャ「……そ、そうっすよね」

ベガ「いい選手に恵まれたものだ……これだけの状況だと言うのに……恵まれてるよ……なぁ、さくら? 大丈夫だよな……? きっと……」

さくら「ううっ……は、はいっ……!」グスッ




123: 名無しさん 2015/07/05(日) 23:50:58 ID:l8SFh11w

今日はここまで

病名間違って決めちゃうと、ザンギエフが二度と復帰できないようになっちゃうから、あえて発表はしない事にします
ザンギエフは「一年間安静にしてりゃ復活できる首の怪我」です。ヘルニアっぽいけどね。ヘルニアって再発もあるからね




153: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:07:23 ID:18Jk6WxE

ベガ「お前達がいれば、きっと大丈夫だろう……あぁ、きっと大丈夫だ。間違いない……」

サガット「……自分も、できる限りの事は、なんでもします」

ベガ「自分で自分自身の身体を傷つけ……そして、倒れて……周りの人間に迷惑をかける……バカな話に聞こえるかもしれんが……これも、奴のプロレスだ……このリスクを抱えた上で、奴は戦っていた……」

バルログ「……迷惑だなんて、いえいえ」

ベガ「だが、どんなにやられても、必ず立ち上がるのが……プロレス……ファンの声援、期待に応えるのが……プロレス……奴の口癖だ……」

バイソン「……はい」

ベガ「奴がここで終わる事など……ファンは誰も望んでいないさ……だから、奴はその期待に応える為……必ず立ち上がってくるさ……」

キャミィ「……」

ベガ「これは、離脱ではない……いつかは戦わなければならない戦いが今、来ただけだ。長い試合だ……一年掛かる……だが、最後に勝つのはザンギエフ……それだけは間違いない……」

ヤムチャ「……そうっすね。必ず勝ってもらいましょう」

ベガ「奴がいない間、自分達が頑張らないといけない……お前達のその想いは……必ず、奴に届くさ……そして応えてくれるさ……」




154: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:14:12 ID:18Jk6WxE

ベガ「頑張ろう……今、出来る事をしよう……このメンバーで……!」


ダン「よぉ、遅れて悪ィ悪ィ……おめぇらこんな所いたのか……探しちまったよ……」

ベガ「……おう、ダン君」

ダン「ジミーとダルシムには、連絡しておいて……まぁ、明日の事もあるからな……事務所の方、向かって来てるってよ……俺は、直接こっち来たよ……無事だったの……?」

ベガ「一応、無事だ……しかし、そうだな……明日の事もあるからな……」

ダン「今日ぐらい粘れなかったのかね……? 明日倒れてくれりゃあ、楽だったんだよ……一日空くから……」

ベガ「……ハハハ、間違いないな」

ダン「とりあえず、これからの事だな……俺も今日は付き合ってやるよ……」




155: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:19:45 ID:18Jk6WxE

サガット「あの……自分もご一緒させて頂きましょうか……?」

ベガ「いやいや、大丈夫だ大丈夫……ここから先は私達に任せておけ……お前達は、もう帰ってもいい……長々と付き合わせて、悪かったな……」

サガット「……しかし」

ベガ「とにかく明日、何か動きを見せる事になると思う……そして、その場合、動いてもらわないといけないのは、お前達……だろ……?」

サガット「は、はい……!」

ベガ「身体を休めておいてくれ。アイツの二の舞になっても、困る……今日は解散だ……お前達は……休めっ……!」

ダン「ここからは、おっさん連中の仕事だよ……さくら、おめぇも……今日は休んでおけ……」

さくら「いえ、自分も……行きます……」グスッ

ダン「ダーメーだ。お前は明日も試合はあるんだろ……? そっち優先しろ、そっち……お前は、落ち着け……後は俺に任せておけばいいから……なっ……?」




157: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:31:58 ID:18Jk6WxE

ベガ「とにかく……お前達は気持ちを切り替えて、また明日から頑張ってくれ……! お前達の底力……期待しているぞ?」

サガット「は、はいっ……!」

ベガ「よしっ! それじゃあ、解散だっ! ダン君、それじゃあ……」

ダン「……タクシーは、もう止めてるよ。これ、経費で落としてもらいますからね」

ベガ「……ザンギエフの給料から、引いておこう。よし、それじゃあ、行こうか?」

ダン「まぁまぁ、色々とあったけどよぉ……? お前ら、気をつけて帰れよ? とにかく、明日だ明日っ! 今日はゆっくり……なっ……?」


サガット「は、はいっ……! ベガ様、ダンさんっ……! お疲れ様でしたっ……!」

バルログ「お疲れ様でしたっ!」

バイソン「ダンさんも、無茶すんなよ! あんたも明日あるんだからな、オイっ!」




158: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:40:39 ID:18Jk6WxE

サガット「……とにかく、今日は解散か」

バイソン「完全に酒抜けちまったね……とにかく、明日だ明日……俺達も明日に備えないとな……」

キャミィ「……明日、どうなるんでしょう? ちょっと、不安で眠れませんよ」

バルログ「そこは無理してでも、休んでおかないと……お肌にも影響しますし……明日の試合に影響が出ちゃったら……もっと困ります……」

さくら「本当……皆さん、申し訳ないっす……! 申し訳ないっす……!」グスグス

ヤムチャ「さくらちゃんのせいじゃないって……さくらちゃんのせいじゃ……大丈夫だってっ! 俺が、頑張るから! 俺、凄ぇ頑張るから! ねっ……?」ポンポン

さくら「……ありがとうございますっ!」グスッ




159: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:48:35 ID:18Jk6WxE

サガット「あ〜、各自……不安はあると思うが……うん……俺達が不安がっていたらな……きっと、それはお客さんにも伝わる……伝わってしまう事になると思うよ……」

バルログ「えぇ、そうですね」

サガット「ザンギエフさんが離脱して大丈夫なのかな……? そんな不安感を持っていたら、楽しめるものを楽しめないだろう……きっと……」

バイソン「そうだそうだ、こういう時だからこそ……なっ……?」

サガット「今の自分達に出来る事……それをしよう……」

キャミィ「……はい」

サガット「明日……最高のプロレスを見せるぞ……俺達で……」

ヤムチャ「よしっ……! やりましょうっ……! 頑張ります!」

サガット「それじゃあ……明日に備えて……今日はしっかり身体を休めよう……解散だっ!」

ヤムチャ「明日……頑張りましょうっ……! ねっ……!?」




160: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:54:46 ID:18Jk6WxE

ーーー


ヤムチャ「いやぁ、なんて言うか……大変な事に、なっちまったなぁ……プーアル……?」

プーアル「……そうですねぇ」

ヤムチャ「ザンギエフさんが、倒れるって事はさぁ……カプセルコーポレーションで言うと、ブルマが倒れるみたいなもんだろ?」

プーアル「まぁ、そうですねぇ……一番偉い人ですから……」

ヤムチャ「ブルマが倒れたカプセルコーポレーションって、どうなるんだ? やっぱり、ベジータが社長継ぐのか……? 倒産だよ、倒産……」

プーアル「いやぁ、そこはブリーフさんでしょう……というか、ヤムチャさんって、そういう例え、全部カプセルコーポレーションなんですね?」

ヤムチャ「……他に思い浮かばねぇんだなぁ、コレが」

プーアル「ヤムチャ様……次は『プロレス団体がピンチだぞ!』ですね……?」

ヤムチャ「本当、本当……その通りだよ、その通り……このピンチをなんとかしていかねぇといけねぇな……」

プーアル「明日は、ザンギエフさんの穴埋めの為に、皆さんで動いていかないといけないんですから……とにかく、今日はゆっくり身体を休めましょう……」

ヤムチャ「おうおう、そうしようそうしよう……」




161: 名無しさん 2015/07/06(月) 22:58:15 ID:18Jk6WxE

プーアル「でも、僕ねぇ……思うんですけど……」ガチャッ

ヤムチャ「……ん?」

プーアル「ヤムチャ様がね……調子に乗っちゃいけないと思って……ずっと黙ってたんですけど……」

ヤムチャ「……あれ?」

プーアル「ここ最近のヤムチャ様は……って、聞いてるんですか……? ヤムチャ様、聞いてるんですか……?」

ヤムチャ「……」

プーアル「ねぇっ!? ヤムチャ様!?」

ヤムチャ「……強い気が近づいてきている」

プーアル「……えっ?」




162: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:01:56 ID:18Jk6WxE

ギューンッ


ヤムチャ「これ……これって……そうだそうだよ、オイ……間違いねぇっ……!」

プーアル「強い気って……あっ……! あれっ……!」


シュタッ

ピッコロ「よぉ」


プーアル「ピッコロさんっ!」

ヤムチャ「やっぱり……! ピッコロじゃねぇかっ……!」




163: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:04:01 ID:18Jk6WxE

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」

第一部
摩訶不思議格闘編

ーー完




164: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:05:18 ID:???

第一部乙でした

顔色の悪い人きたー!




165: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:06:03 ID:???

まさかのピッコロさんw




166: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:06:49 ID:M5UEtjHg

乙です

この時期なら神コロ様かな
まさかピッコロ大魔王がプロレス会から世界征服を…




173: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:29:31 ID:CeAxKhFg



第一部完、か。まだまだ楽しめそうで嬉しいな。
ピッコロは一体何の目的で現れたのか、期待。




174: 名無しさん 2015/07/06(月) 23:34:47 ID:NGwY9GZc

一部完結おめでとう!
ピッコロさん好きな俺歓喜ッ!
また楽しみにしてます〜




215: 名無しさん 2015/07/07(火) 23:56:25 ID:???

乙でした

no title





ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!」へつづく

・ひっくり返したおもちゃ箱に投稿されたスレッドの紹介でした
 ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]
管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
極小透けブラの篠崎愛のチクビの位置wwwwwwwwww (画像あり)
【コスプレ】篠崎愛がピッチピチのふとましい”キャットウーマン”にwwwww【画像あり】
【鬼畜】俺に冷たい元グラビアアイドルの派遣社員への腹いせに下着盗撮してた結果
【マ●コ&ケツ丸見え】 外で下半身丸出しにしてる恥ずかしい女がコチラですwwwwww【画像30枚】
【画像】やっべーもん顔につけて歩いている奴がいるwwww
【悲報】ΛV女優が鍵開けたまま眠った結果がヤバすぎるwwwwwwwwwwww
【R-18】弟「……ッ!」パンパンパン 姉「……ッ////」 母さん「あなたたち何してるの!」& lt;/a>
【R-18】娘「勝手に部屋に入ってこないでよ、パパ!」
男「これより……貴様のケツをさわる」 女「ほう……」
【マジキチ注意】俺「セックス、、ノート、、?」
特殊部隊員「き!木村カエラが近付いてきます!」リングディンドン…
【工口 グ口 胸糞注意】勇者「魔物とセ○クスした」
中学の頃プールの時間に女子のパンツの匂い嗅ぎに行ったら親友ができた話
男「これより……貴様のケツをさわる」 女「ほう……」
バーン「ハドラーよ、今期オススメのアニメは何だ」

 

最新記事50件