転載元:少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」


関連記事
【1〜4話】 【5〜8話】【9〜12話】【13〜15話】【16〜18話】【19〜20話】
【21〜23話】 【24〜26話】 【27〜30話】【31〜最終話】

後日譚
【第1〜2話】【第3〜4話】【番外編+最終話】

2: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 22:58:17.31 ID:uxEaxUoEo


-主な登場人物

 勇者<ユッカ>
15歳。天真爛漫で正義感溢れる少女。
栗色の髪に元気な跳ねっ毛と明るい笑顔が特徴。
魔王の復活を阻止すべく仲間と共に旅に出る。
淫魔の呪いを受け、性的行為をしなければ経験値があがらない体質。
また新月の夜には淫魔の力が強まり、理性が崩壊し発情してしまう。
幼いころの記憶が一部欠落している。
主な装備:【太陽の兜】【兵士の剣】

 僧侶<ヒーラ>
16歳。大聖堂に務める大神官の一人娘。
輝くような金髪と豊満な身体をもつ、育ちのよい少女。
ユッカの幼馴染で彼女のことを心から愛している。
高貴な身分でありながらも親しみやすい性格。
聖魔法、防御魔法が得意。パーティの家事担当。
主な装備:【蒼珠の腕輪】【神官の杖】

 魔女<マナ>
15歳。ユッカの昔馴染み。
透き通るような銀髪と色白の肌をした美しい少女。喜怒哀楽がやや希薄。
黒魔術と薬術が得意。
近くにいる相手の魔力を吸い取ってしまう生まれ持った体質に苛まれている。
人に忌避された過去があり人付き合いが苦手であるが、ユッカたちには心をひらいている。
魔力を持たないソルとの出会いに運命を感じ、仲を深めようと熱を上げる毎日。
主な装備:【闇珠の首飾り】【魔導の杖】

 傭兵<ソル>
25歳。勇者のガードを務める青年。元・王国騎士。
体には歴戦の勲章が多く残っている。
剣術体術といった武芸に秀でているが、魔力を一切操る事ができない。
ユッカの事を人一倍気にかけている。
長く戦いに身をおいてきたため、女性の扱いを心得ておらず、デリカシーを欠く事が多い。
時には少女たちに翻弄されながらも、今の暮らしを気に入っている。
主な装備:【騎士の剣】





 


本田翼さん(24)、性行為シーンが生々し過ぎるだろ・・・
【GIF】本気でスポーツしてる女の子、Hなのに気付いてない・・・・
【GIF】最近の女の子のオナ●ー、思ったより激しい
【ロ●コンGIF】マニア歓喜!超リアル、女子校身体測定の様子にぼ●きがとまらねーwwww
橋本環奈「このハゲ!違うだろ!」俺「すみません…」
【闇深注意】コレ見てガチでぼ●きする奴、今すぐ病院行くか犯罪犯す前に警察に相談しとけ。。。(GIF25枚)
親友「あとは、任せたよ。」
男「こんなところにいられるか! 俺は部屋に戻る!」
小倉唯の肛門「うーん……」
上坂すみれ「ツイッター更新しよう」
目の前にこんな神乳があったら我慢できるはずがない…
【盗撮】最近jkの運動会エ●チすぎwww
ビビアンスー ヌードエ□画像114枚!若い頃に出したヘア●ードが今でも余裕で抜ける!
カマキリ「いくぜっ、相棒!」ハリガネムシ「おうっす!」ウネウネ
俺「はあ…ア〇ルに女の子の腕ぶち込まれたいなあ」女「はあ…男のア〇ルに腕ぶち込みたいなあ…」俺女「「!?」」
銀行員「ひゃっはー!!15時だぜ!」
(´・ω・`)「兄ちゃんいつものやったげて」彡(゜)(゜)「聞きたいかワイの武勇伝」
元アイドルグループ所属の女子、フ●ラと騎乗位セッ●ス動画流出・・・簡単に撮影させたらダメでしょ・・・
【画像あり】元NMB48松田美子AV転向、遂に本番セッ●スシーン解禁!アイドルのマ○コにずっぽり!
【画像】俺(しこしこ、うっ) チノ「……」
幼女「キモヲタに誘拐された時の話をしよう」
勇者「終わりだな」魔王「まぁまて世界やるから」
ダンブルドア「ハリー、君は最近勃起をしているのかのう?」ハリー「えっ?」

3: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:00:25.10 ID:uxEaxUoEo


-敵

 淫魔<サキュバス>
ユッカに呪いを与えた張本人。呪いを通して心を交信させることが出来る。
呪術・占星術・黒魔術の扱いに長けている。
つきまとう目的は不明。
朔の夜に淫魔としての力を増す。


 闇の魔剣士
魔王復活の野望を果たすべく暗躍する魔剣士。
仮面には大きな十字傷が刻まれており、決して外すことはない。ソルの仇敵。
生まれたてのマントルドラゴンを使役する。
 
 幼竜<マントルドラゴン>
本来は火山帯に生息し灼熱を操る翼竜種。
街の中で孵化し人々を恐怖に陥れるも、ユッカたちの手によって撃退された。
その際にユッカから分け与えられた魔力の味をいまでもはっきりと覚えている。

 館の少女<アリス>
薄暗い森で古びた宿屋を営むブロンドヘアーの美しい少女。
その正体は100年以上生きる魔法使いの老婆で、訪れた旅人の魔力を吸い殺し、魂を人形へと閉じ込めていた。
ユッカ達一行を襲撃するも、マナ1人に返り討ちにあい全ての力を奪われた。




4: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:02:40.54 ID:uxEaxUoEo


-その他の人物

 獣の商人<マオ>
商業の街バザで薬店を営む獣人の少女(猫)
馬車の故障で立ち往生しているところをユッカたちに助けられる。
一行に宿泊する部屋を貸し与え、マナに薬術を伝授し笑顔で新しい旅立ちを見送った。

 妖狐<キュウ>
遥か遠い島国より湯治の旅に出た獣人の少女(狐)
その正体は魔力を得た狐であり、古の災厄の一つを身に宿すと自称する。
秘術の暴走により巨大な神獣へと変化したが、マナのドレイン能力によりその力を失った。
別れ際にユッカたち一人ひとりに虹の珠と呼ばれる希少な魔法石を与え、旅の無事を祈った。
 
 宿屋の少女<ローレ>
港町オクトピアにて潰れかけの宿屋『ローレライ』を営む少女。
おっちょこちょいではあるが何事も一生懸命。

 魔導師
魔女マナの後見人で元・王宮付きの大魔導師。
マナの呪われた体質を不憫に思い、王宮を離れ人里離れた深い森へと共に身を隠した。
ソルとは旧知の間柄。




8: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:21:32.88 ID:uxEaxUoEo



第19話<ヒーラの受難>



勇者「浜辺に到着!」

僧侶「ほんとに賑わってますね」

宿屋の少女「例年だとあまり人気のない浜なのですが…」

勇者「ねぇねぇあそこらへん空いてるよ。早くパラソル立てようよ」グイグイ

傭兵「急かすな」

魔女「これが砂浜…青い海…」

魔女「暑い」

傭兵「マナ、日焼けしないように気をつけろよ」

僧侶「ユッカ様もですよ。まずは海に入る前に日焼け止めを塗りましょうね」

勇者「はぁーい」




9: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:26:03.44 ID:uxEaxUoEo


傭兵「さて、準備はこんなものか」

勇者「…」ぬぎぬぎ スルスル

傭兵「うわっ、お前…っ」

勇者「みて! 中に着てきた!」

傭兵「なんだ…びっくりした。ついに人前で脱ぎ出すほど恥知らずになったのかと思った」

勇者「もぉ失礼だなぁ。それよりどう?」

僧侶「ユッカ様かわいいですよ。よくお似合いです」

勇者「えへへ。水着なんてあんまり着たこと無いからちょっと恥ずかしいね」

勇者「ねぇ、どう?」

傭兵「……。思ったより女の子だな」

勇者「え゛っ、なにそれ…何いってんの今更」

勇者「ヒーラたちも脱ぎなよー」

僧侶「は、はい」スルスル




10: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:32:17.70 ID:uxEaxUoEo


僧侶「どうですか?」

傭兵「おー、やっぱビキニにしてよかったね」

僧侶「う…そうですか…ちょっと露出がおおいかなっておもったんですけど」

傭兵「よく似あってるよ。かわいい」

僧侶「えへへ…ありがとうございます」

勇者(ボクの時と反応が違う…)

魔女「…じりじりする」

勇者「マナは日陰に入ったほうがいいよ」

魔女「…」コクン

魔女「暑い。どうしてこんなに日差しが強いの」

宿屋の少女「お天気で良かったですね。海も穏やかで絶好の海日和です」

勇者「はやく海入りたい! ヒーラ日焼け止めかしてかして!」

僧侶「はい、どうぞ。自分で塗れますか?」

勇者「うーん…背中どうしよ」

傭兵「…! お、そろそろ持ち場につく時間だな。じゃあな、お前らはエンジョイしてくれ!」




12: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:38:43.55 ID:uxEaxUoEo


勇者「逃げた…なにあれ」

僧侶「うふふ。じゃあ私の出番ですね…」ピトッ

勇者「!」ビクッ

勇者「人前だし変なとこさわっちゃやだよ?」

僧侶「あたりまえじゃないですかぁ」



傭兵「…ふぁ。にしても暇な仕事だ」

傭兵「あーどいつもこいつものんきにはしゃいじゃって」

傭兵「頼むから俺の監視中に足つって溺れたりしないでくれよ…」

傭兵「ユッカたちなにしてっかな」ジーー

傭兵「いた。浅いとこで水遊びしてるだけか」

傭兵「ヒーラちゃん遠目でもプルンプルン揺れてるな…あとでじっくり見よう」

傭兵「マナは…」

傭兵「砂いじって退屈そうにしてるな」

傭兵「交代の時間になったら相手してやるか」




13: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:44:56.40 ID:uxEaxUoEo


傭兵「これがあと数日続くなんてな」

傭兵「俺たちは一刻も早く海を渡って魔王の神殿をさがさないといけねーのに」

傭兵「こうも平和だと…目的を忘れてしまいそうだ」

宿屋の少女「ソルさん、お水どうですか」

傭兵「あぁ悪いな。ありがとうそこに置いといてくれ」

宿屋の少女「暑いですね」

傭兵「ローレさんは海は好きなのか?」

傭兵「なんだか…こう言っちゃなんだが、いかにもおよげなさそうに見えるけど」

宿屋の少女「大好きですよ。私走るのは苦手ですけど泳ぐのは得意なんですから!」

傭兵「そうかー。よければヒーラちゃんに泳ぎ教えてあげてくれないか」

傭兵「ほら、またひっくり返って沈みかけてる。でっかい浮きが2つもあるのになぁ」

宿屋の少女「…それはソルさんがしてあげたほうが喜ぶと思いますよ」

宿屋の少女「またあとで。お昼は一緒に食べましょうね」

傭兵「おう」




14: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:50:32.38 ID:uxEaxUoEo



  ・  ・  ・


勇者「遊んでたらあっという間にお昼だね!」

傭兵「いやー…俺はとても長い時間だったぞ…」ゴクゴク

魔女「…」ざっ ざくっ

傭兵「おーいマナ。お昼たべないか」

僧侶「いつまでお砂遊びしてるんですかー」

魔女「…まって、あとは外堀をつくって水を流すだけ。ここが重要」

傭兵「何作ってんだアレ」

勇者「砂のお城だってさ。なんだか凝りはじめちゃって…近くで見ようとすると怒るんだ」

魔女「ユッカが触ると壊れる」ざっ ざくっ

勇者「ボクも一緒につくりたいよぉ」

傭兵「まぁ、楽しそうならよかった」

僧侶「ですね…」




15: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/02(火) 23:58:04.76 ID:uxEaxUoEo


魔女「出来た」

傭兵「よく出来ました。で、これはどこのお城」

魔女「私とあなたのお城」

傭兵「…は?」

魔女「私の夢は将来あなたと結婚してお城にすむこと」

傭兵(結婚て…)

傭兵「まてマナ。俺は城には住めないぞ」

魔女「? どうして」

傭兵「どうしてって…俺ただの傭兵だぞ。2階建の小さな家が買えたら大成功だな」

魔女「……私と誓いのキスをしたのに王子様じゃないなんて…詐欺」

傭兵「そりゃすまんね」

魔女「…」グシャ

傭兵「あーあーもったね。せっかく作ったのに」

魔女「失望したらお腹がすいた。お水飲みたい」

傭兵「お、おう…行くか」

傭兵(頭の中がどうなってるのかわからん…)




16: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:04:26.81 ID:TNxcVLXMo



勇者「ご飯のあとはみんなでビーチバレーしようよ」

僧侶「いいですね。やりましょう」

傭兵「剣の稽古は?」

勇者「ビーチバレーしようよ! ね、ローレさんもしたいよね?」

宿屋の少女「は、はいっ」

勇者「マナもしたいよね?」

魔女「…?」もぐもぐ

勇者「ほらしたいってさ」

傭兵「言ったか!? 俺には何も聞こえなかったぞ!」

勇者「ビーチバレー4票。お稽古1票」

傭兵「この野郎…」

勇者「負けたチームは罰ゲームね」

傭兵「何させる気だよ」

勇者「うーんと。何にしよう」

傭兵「じゃあ浜辺走り込みと素振り1000回」

勇者「やだ」




17: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:11:16.94 ID:TNxcVLXMo



  ・  ・  ・


勇者「チーム分けは、ボクたち3人チームと、ソルとローレさんチームね」

傭兵「おいおい…」

宿屋の少女「やったことないんですけど、よろしくお願いします」

勇者「ゲームスタート! いつでもこーい」

傭兵「ローレさん、下手打ちでいいから向こうのコートにポーンってボール飛ばしてくれるか」

宿屋の少女「わかりました…やってみます。えいっ」ぽすっ

宿屋の少女「わわっ、やった」

僧侶「き、きましたよっ。私どうすれば」

勇者「ヒーラ!ゆるくトスあげて!」

僧侶「…はいっ、えいっ」ぽすっ

勇者「きゃっほう」バシュッ 

べちーん

傭兵「…」

勇者「あははは! なに棒立ちしてるのー」




18: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:16:04.14 ID:TNxcVLXMo


勇者「いえーいまず1点!」パチン

僧侶「あはは…。おもいっきりいきましたね」

勇者「手加減したらソルに勝てないよ」

勇者「ふたりともボクにどんどんトスあげてね」

勇者「全部叩き込んであげるよ」

魔女「動きたくない」


宿屋の少女「大丈夫ですか…」

傭兵「痛くはないが…無性にムカついた」

傭兵「あのガキ、吠え面かかせてやる…」

宿屋の少女(足ひっぱっちゃったらどうしよう…)




19: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:21:29.33 ID:TNxcVLXMo



<その後>


傭兵「おらっ、そこがガラ空きだ!!」バシュッ

僧侶「きゃっ」

勇者「あうう…また拾えなかった…」

魔女「弾丸。取りに行くのが大変だからやめて」すたすた

傭兵「ははは。これで第一セットはいただきだな」

勇者「むぐぐ…ずるいよ…」

僧侶「どうしましょう。ユッカ様のアタックも全部拾われちゃいますし…勝てる気がしません」

勇者「う゛ー…こうなったら…魔法解禁だ!」

僧侶「えっ」

勇者「…」ヒソヒソ

魔女「…」コクン

魔女「杖なしでどこまで正確にできるかわからないけどやってみる」


傭兵「ふはは、作戦会議はおわったか小娘共…かかってくるがよい」

勇者「魔王め…ボクたちは絶対に負けないぞ」

僧侶(仲いいなぁ…)




20: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:27:43.53 ID:TNxcVLXMo



勇者「やぁ!」バシュッ

傭兵「そんなへなちょこアタックきくか!!」

勇者「うう…また拾われた」

傭兵「そしてくらえ!」

勇者「マナ! いまだよ!」

魔女「術式…ウィンドショット」

傭兵「なにっ! なんだこの強風は」

傭兵「うおぉああ!!」どたっ

勇者「わーーい。アタックさせなかったらいいんだ」

勇者「どうだ! これでソルに勝ち目はないよ!」

僧侶(うーん…)

宿屋の少女「ピピー! アタックの妨害行為は反則です! マナさん退場!」

勇者「えっ」

魔女「…は」

傭兵「当たり前だろ」むくり




21: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:32:35.61 ID:TNxcVLXMo


傭兵「そしていつのまに審判してるんだ」

宿屋の少女「だって私がいたって戦力外ですもの…」

傭兵「それもそうだな…」

勇者「マナがいなくなって2対1になっちゃったよ…どうしよう」

僧侶「やっぱり風魔法で攻撃はやりすぎですよ。反則はやむ無しです」

僧侶「というわけで次は私におまかせください」

勇者「何か策があるんだね!?」

僧侶「はい! これならうまくいきます」



傭兵「うおおおくらええ!」バシュッ!

勇者「来るよヒーラ! まかせたから!!!」

僧侶「け、結界!」キィーン

ばよんっ

傭兵「なっ…! 弾かれたっ!?」

勇者「!」

僧侶「うふふ…ソル様のアタックはもう私達のコートに入ることはありませんよ」




22: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:37:51.32 ID:TNxcVLXMo


傭兵「ず、ずるいぞ! アウトだろ!」

勇者「〜♪ ソルのアタックが勝手に変なとこに飛んでいっただけで、ボクたちのコートには入ってないよ」

僧侶「…」コクコク

傭兵「勇者のくせに姑息な手ばっかりつかいやがって…」

僧侶(申し訳ありません)

勇者「よしここから反撃だ!」


僧侶「結界!」ばよんっ

僧侶「結界!」ばよんっ

僧侶「結界ー!」ばよんっ

僧侶「け、けっかい……」ばよんっ

僧侶「はぁはぁ…」

勇者「ヒーラ…?」

僧侶「さすがに杖なしで何度も張るのは疲れてきました」

魔女「精度が落ちてる」

勇者「うう…あとちょっとでこのセットをとれるから頑張って!」

僧侶「は、はい…」




23: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:42:39.31 ID:TNxcVLXMo



傭兵「ふ…ヒーラちゃんも鍛え方が足りねぇな」

勇者「くるよ…ヒーラ!」

僧侶「けっ、結界!!」キィーン…

傭兵「甘い!」バシュッ

▼結界は砕け散った。

僧侶「!!」

勇者「ふぇ!? へぶっ」べちーん

勇者「…きゅう…いたいよ」

僧侶「け、結界が…ビーチボールなんかで…そんな」

傭兵「これで決まったな」

勇者「う゛ー…まさか筋力で無理やり突破してくるなんてぇ」

傭兵「さて、へとへとなようだが降参するか?」

傭兵「それともお前の鼻がぺったんこになるまでその可愛いツラにぶち当ててやろうか」

勇者「ひぃ…ぅ…参りました」

僧侶「私達の負けです…」




24: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:46:12.96 ID:TNxcVLXMo


傭兵「ふははは! さぁ罰ゲームの時間だ」

勇者「やだよぉ…」

魔女「おめでとう。きっとあなたが勝つと信じていた」ギュッ

勇者「あっ、なに寝返ってるの! マナも罰ゲームにきまってるでしょ!」

魔女「…」ギュウッ

傭兵「言っとくけどお前が俺にしたことは忘れてないからな」

魔女「…!」スススッ

僧侶「なにすればいいんですか。砂浜を走るなんて無理ですよ」

傭兵「そうだなぁ。じゃあヒーラちゃんは俺と海に入ろう」

僧侶「はい?」

傭兵「泳ぎの特訓だ」

僧侶「いいんですか?」

勇者「わーいいなーボクも一緒に」

傭兵「お前は素振り。1000回」

勇者「…」むすっ




25: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/03(水) 00:56:28.72 ID:TNxcVLXMo


傭兵「マナは日陰で腹筋トレーニングでもしてろ」

魔女「…」コク

傭兵「悪いけどこいつら見張っといてくれるか」

宿屋の少女「え、はい…わかりましたぁ」

傭兵「よし、ヒーラちゃん、水飲んだらさっそく行こうか」

僧侶「はいっ!」


ソル様に泳ぎを教えてもらえるなんて思いもよりませんでした。
私は浮かれ調子のまま、浅瀬でソル様を手を握ってもらい、バタ足から練習を始めました。
遠目にユッカ様のじめっとした視線を感じます。

さきほどユッカ様に教えを乞うた時には散々な目に遭いました。
ソル様は私に優しく丁寧に泳ぎ方をおしえてくださいます。

ときどき腰をもってもらったりなんてして、私は水の中にいながらほんのりと体温の上昇を感じました。


傭兵「そうそう…良い感じ。もっと足のつけねから動かして」

僧侶「は、はい♪」

僧侶(ちょっとだけ幸せ…)バシャバシャ


しかしこの時の私にはこの先あんな出来事が待ち受けているなんて、想像もつかなかったのです。


第19話<ヒーラの受難>つづく




37: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 21:59:44.04 ID:6igliURno

第19話<ヒーラの受難>つづき



傭兵「そうそう、いい感じ」

僧侶「…」パシャパシャ

傭兵「筋がいいなすぐに1人で泳げるようになりそうだ」

僧侶「ほんとですか!」

傭兵「あぁ。しばらく海に通うことになるだろうし、毎日練習だな」

僧侶「はっ、はい先生!」

傭兵「先生? そういえば、ユッカには教えてもらってないのか?」

傭兵「あいつ、さすがに運動は万能だよな?」

僧侶「ユッカ様はご自身の感覚で生きてらっしゃるので…」


 勇者『ちがうよヒーラ! そうじゃなくて、もっと体をバシャンバシャンって感じだよ!』
 
 勇者『鞭みたいに!』

 僧侶『えっえっ!? こ、こう…ですか…!』

 勇者『違うよー!ボクがお手本みせるね』 

 僧侶『きゃっ、手離さないでくださいっ…溺れちゃ…うっ』

 勇者『はぁーー。ヒーラは昔っから運動音痴だなぁ』

 僧侶(ユッカ様とくらべないでください…)ぶくぶく


僧侶「ってことになりますので…」

傭兵「はぁ」




38: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:05:54.19 ID:6igliURno


傭兵「ん…いつのまにか深いとこまできたな」

僧侶「そ、ソル様…足ついてます」

傭兵「おう」

僧侶「ぜ、絶対離さないでくださいね?!」

傭兵「大丈夫大丈夫」

僧侶「絶対ですよ…」バシャバシャ

傭兵「……」

パッ

僧侶「あーいやですっ、イヤーっ!!! あああ死んじゃいますっ! やめっ、ソル様っ!」

傭兵「うそうそ。離さないってば」ガシッ

僧侶「…」むすっ

傭兵「ごめん。ちょっと可愛かった」

僧侶「…こんなところで1人にされたら溺れちゃいます」

傭兵(一応足つくんだけどな…)

傭兵「にしても、ほんとにヒーラちゃんは水属性なのか?」

僧侶「わかりません…なんの縁もないですよ」

傭兵「腕輪の珠はこんなに青く光ってるのになぁ」

僧侶「ですよねぇ……あれ」




39: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:12:58.95 ID:6igliURno


傭兵「どうした?」

僧侶「いま…ソル様の背後に何か影が通ったような」

傭兵「ウミガメでもいるんじゃないか? さっき見かけたよ」

僧侶「そうでしょうか…」

傭兵「サメだったりしてな」

僧侶「や、やめてくださいよぉ…海で襲われたら勝てっこないんですから」

傭兵「とりあえず、浜に戻って休憩するか。俺もそろそろまた監視の時間だ」

僧侶「はい…」

 とぷん…ゆらゆら…

僧侶「…?」

僧侶(あれ…やっぱり何かいるような)

傭兵「よし、そろそろ手離していいか? もうだいぶ浅いところま―――」

傭兵「ひ、ヒーラちゃん…」

僧侶「…?」

傭兵「そ、それ…ビキニ、どうした…胸が」

僧侶「……え?」

僧侶「……!! いやーー!」


気づいた時には私の胸を覆い隠す布切れは失くなっていて、目の前のソル様に恥ずかしい姿を晒してしまいました。
そして申し訳ないことに、私は無意識に彼の頬を平手で打ってしまいます。




40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/04(木) 22:16:26.27 ID:k1mFnqAio

ヒーラの一人称編だなんて素晴らしい




41: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:18:09.07 ID:6igliURno


傭兵「だっ。久しぶりに殴られたな」

僧侶「きゃーごめんなさいっ! …いやっ、見ちゃヤですっ」ぶくぶく

傭兵「ヒーラちゃん水着どうした」

僧侶「わかんないです…いつの間に脱げちゃったんでしょう」

傭兵「…」キョロキョロ

傭兵「あっ」

ソル様の視線の先では、私のビキニが波間をゆらゆらと漂っていました。

僧侶「あんなところに」

僧侶「どうして…」

傭兵「よし、取ってくるから」

僧侶「ま、まってくださいっ。一緒に…」ぎゅ

傭兵「ちょっ、のんびりしてたらどこかに流されちゃうぞ」

僧侶「だってぇ…ここちょっと深いんです!」

傭兵「大丈夫足つくから」

僧侶「でも波が…あぷっ、えほっ、波がきたら顔…あぷっ! えほっえほっ」

傭兵「わかった。背中に掴まってくれ」

僧侶「はい」




42: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:23:28.17 ID:6igliURno


傭兵「くそっ、この」

傭兵「あっ、畜生。逃がすか」

僧侶「ソル様…また深いとこまで来てますよぉ」

傭兵「なんで浜のほうに流れていかないんだこいつ」

僧侶「ううう…」

傭兵「ダメだ。どこいった」

水のなかで動きの鈍るソル様は、悪戦苦闘してついには私の水着を逃してしまいました。

傭兵「ごめん」

僧侶「いえ…しっかり着用できなかった私が悪いんです」

僧侶「はぁ…買ったばっかりなのに」

傭兵「可愛い水着だったのにな」

傭兵「まぁ、そのうち浜に流れ着くだろう。回収できる可能性はある」

僧侶「…いまはどうしたらいいですか」

傭兵「…え…っと」




43: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:28:08.09 ID:6igliURno


僧侶「まさか胸を丸出しのまま浜辺に戻るなんて言いませんよね!」

僧侶「人があんなにたくさんいるのに…」

傭兵「だよな…じゃあ俺が何か身に付けるものをとってくるから、ちょっとここで待っ――――」

僧侶「だからそれはイヤなんですっ!」がぶっ

傭兵「痛いっ、わかったわかった!」

僧侶「がうがう。それで溺れちゃったらソル様のせいですからっ!」

傭兵「どうどう。ちょっと落ち着こうな。動物みたいになってるぞ」

僧侶「ぐすっ…申し訳ありません。でも海の中は不安で」

傭兵「向こうの岩場に移動しよう。あの辺りなら人はほとんどいないはずだ」

僧侶「そうですね…あそこで待ちます」


【岩場】


傭兵「よっと、上がれるか?」

僧侶「はい…ん、しょ…登れ…な」

傭兵「お尻押し上げていい?」

僧侶「はい…んやっ、ん…しょ」

傭兵「ふー、これでやっと一息つけるな」

僧侶「ううう…私の水着…もう海なんてこりごりです」




44: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:36:19.17 ID:6igliURno


ソル様がひょいと軽い身のこなしで私の隣にあがってきます。
私はこの岩場に登るのにあんなに苦労したのに…。
私は男の人との身体能力の差を痛感し、なおさらナイーブになっていました。

傭兵「はぁ…ほんとに見失っちゃったなぁ」

傭兵「あとちょっとで捕まえられるってなったときにサッと逃げちゃうんだよなぁ」

僧侶「やっぱり何かいたのでしょうか」

傭兵「ウミヘビか何かが誤ってひっかけて持って行ってしまったのかな」

僧侶「…」

私は丸見えになっている胸を抱きかかえるように隠して、ソル様を窺い見ると、
ソル様は笑顔で頭をなでて慰めてくださいました。

僧侶「はぅ…」

傭兵「さて、そろそろ羽織るものを取りに行ってくる」

傭兵「シャツでいいよな?」

僧侶「はい」


立ち上がって屈伸運動をするソル様をみて私はふとあることに気づきます。

僧侶(ソル様…あなたという方はこんな状況なのにもしかして…)


ソル様の海水パンツは誰が見てもあきらかなくらい、ふっくらとお山を作っていました。




45: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:41:35.40 ID:6igliURno


傭兵「…ど、どうした。なんだか視線を感じるんだけど」

傭兵「まさか俺の筋肉に見惚れた? ふふ」

僧侶「…」ジトー

傭兵「はぁっ…そんなマナみたいな目しないでくれ」

僧侶「あの。私の勘違いなら申し訳ないのですが」

傭兵「な、なにかな」

僧侶「ソコ。そんなお姿で浜辺に、人前に戻る気でしょうか」

傭兵「…」

僧侶「否定しないんですね。もうっ」

傭兵「だってなぁ、ヒーラちゃんがそんな格好だから。俺は男なんだからこうもなるよ」

僧侶「これはハプニングなんですよ!?」

傭兵「むしろそのほうが」

僧侶「がぶっ」

傭兵「あいたたたっ、なんで噛むんだよ」

僧侶「ソル様って、私程度の力で叩いてもこれっぽっちも効いてませんもの」




46: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:47:45.30 ID:6igliURno


傭兵「でもなぁヒーラちゃん…あたってるよ」

ふにっ

僧侶「…!」

傭兵「確かに。こんな状態じゃユッカたちのもとにも戻れないな」

傭兵「浜辺でおっ勃ててる不埒な野郎を取り締まるのも今回の俺の仕事だからな」

僧侶「ご自分がそうなってちゃ立つ瀬がないですよ」

傭兵「じゃあ、どうしたらいい?」

僧侶「…」

僧侶「脱いでそこの岩に腰掛けてください…」

傭兵「いいの?」

僧侶「は、はい…。いい…ですよ」

傭兵「じゃあお願いしようかな」

僧侶「終わったらすぐに取ってきてくださいね…?」

傭兵「おう。だんだん日も落ちてきたしはやめに終わらせよう」




47: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 22:55:43.92 ID:6igliURno



ソル様は海水パンツをするすると下ろして、大きな岩の上に腰を下ろしました。
股間には赤く大きくいきり立ったモノが私を威嚇しながら待ち構えています。

僧侶「こんなにおっきくして…」

傭兵「ヒーラちゃんのおっぱいがすっごくエッチにみえた」

傭兵「やっぱこう、外でってのは良いな」

僧侶「何言ってるんですか」

私はソル様の足元に膝立ちし、彼の両足の間に身体を割り入れ、
眼前で天をつくように固くそびえ立つおちんちんを両手でそっと掴みました。

さきほどまで冷たい水の中にいたのに、それはとても熱くたぎっていて
その大きさに魅せられた私はおもわず鼻をくんと鳴らして、唇を近づけていきました。

ちゅっと唇のさきっちょがソル様の敏感な赤い部分に触れます。


傭兵「ヒーラちゃんそこにキスするの好きだね」

僧侶「…んっ、ちゅ」

僧侶「ソル様の大切なとこだから、優しくしないと…ちゅ」




48: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:02:59.23 ID:6igliURno


私は左手の指でぎゅっと根本をつかんで、右手ですこし竿の部分をこすりながら、
かわいいさきっちょを口に含んで唾液をからませていきました。

僧侶「ちゅる…ちゅっ、ちゅむ」

僧侶「ちゅ…うふ。ちょっと塩辛いです」

傭兵「そりゃ海水だからな」

僧侶「ん…む、ちゅっ」

そのままおちんちんの裏っかわのすこし複雑な形をしている部分に
舌をぺっとりと這わせて、口内でひくひくとした脈動を感じながら、筋の部分を丁寧に舐めます。

するとソル様はすこしくぐもった声をあげて、私の頭をなでてくれました。


僧侶「ここ、すひれふか?」

僧侶「はむ…れろ、れろ…ちゅ、れろ」

傭兵「あぁ…ヒーラちゃんの舌がざらざらしてて気持ちいいよ」

僧侶「よかった…ちゅ」


この行為を俗にフェラチオと呼ぶそうです。
私は実は何度か練習を重ねていました。
相手はマナちゃんにもらった4号とよばれる木の棒です。




49: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:08:55.64 ID:6igliURno



僧侶(4号よりも…ずっと熱くて、硬いのにどこか柔らかくて…おいしい)

僧侶(ずっと…我慢してたんですね)

僧侶「はむ…ちゅっ、れろ、れろ…えろ、れろ」

舐め続けているとソル様のさきっちょの小さい穴から、とても粘度の高いおしるが少しずつ溢れてきました。
私がそれを舌先でぺろりとなめとると、ソル様はあからさまにびくんと身体を跳ねさせて反応します。

私はその反応がうれしくっておもしろくって、何度も何度も小刻みにさきっちょを責め立てました。


傭兵「ひ、ヒーラちゃ…」

僧侶「…? れろれろ、れろ…あむちゅ…ちゅむ、れろぉ…♥」

傭兵「なんとなく…上手になったな」

僧侶「うふふ…はむ」

僧侶「竿の部分もうちょっと強くごしごしして大丈夫ですか?」

傭兵「あ、あぁ…」

僧侶「…♥」

 しゅっしゅっ しゅっ
  しゅっ しゅっ しゅっ

僧侶「あぁむ…ちゅ…れろ、れろ、れろ…」

僧侶(ソル様が私なんかのテクニックで喜んでくれてる…えへへ)




50: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:15:18.96 ID:6igliURno


だんだんとソル様のおちんちんは大きく膨らんできて、
いよいよ限界が近いのかなと私は感づきました。
ソル様は依然として小さな声をもらすだけで、なにも教えてはくれません。

 しゅっ しゅっ しゅっ 
  しゅっ しゅっ しゅっ

僧侶「…? いっひゃっていいんれひゅよ」

僧侶「…ん、ちゅ…む…れろれろれろれろ」

傭兵「…ぁっ、あ」


だんだんと口のなかがソル様の匂いが満たされてきます。
唾液とおしるをぐちょぐちょに混ぜあわせて私はいやらしい音をあえて立てながらおちんちんを舐め続けました。

するとソル様は思いもかけず、私の頭を数度タップして、行為を中止するよう指示を送ってきました。

僧侶「…? ソル様?」

僧侶「もうちょっとだったのに…どうしちゃったんですか」

傭兵「…あのさ」

僧侶「…?」

傭兵「口の中でも出したいんだけど、今日はどっちかっていうと…」

ソル様はやや申し訳なさそうな顔で、私の何もまとっていない胸元をすっと指差します。




51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/04(木) 23:18:37.45 ID:8CZ1usEc0

パイズリだあああああああああああああああああああああああああああああああ




52: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:23:23.88 ID:6igliURno



それが一瞬なにを意味するのか私にはわかりませんでした。
しかし私の胸をじっと見つめる彼の目をみてようやく理解します。

僧侶「えっと…? も、もしかして…おっぱい…で」

傭兵「ヒーラちゃんに舐めてもらいながら、ずっと思ってた」

傭兵「それで挟んでもらったら、とっても気持ちいいだろうなぁって」

僧侶「…」

傭兵「…だめ?」

僧侶「…ぷっ。あはは」

傭兵「なんで笑うんだよぉ」

僧侶「ソル様おっぱい好きですか? 男の人ってそういうものですか?」

僧侶「うふふ…だったらぁ」

私は普段邪魔でしかたない大きな胸をそっと持ち上げて、ソル様の大切なところにそっと乗せました。
胸の谷間にはぴくぴく脈打つおちんちんがすっぽりとおさまって、真黒い顔をのぞかせます。


僧侶(あっ、なんかかわいい…)

傭兵「うあ…すげっ」

僧侶(これが嬉しいなんて…だめだめ、笑っちゃいそう)

傭兵「ヒーラちゃんのおっぱいあったかい…」

僧侶「ソル様のおちんちんのほうが熱いと思いますよー…?」




53: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:28:38.57 ID:6igliURno



傭兵「頼む」

ソル様は普段見られないような情けない顔をして、私におねだりしてきました。
私は甘えてくれる彼がとっても愛おしく感じ、胸のお肉をきつくよせて彼自身をさらに強く包み込みます。

傭兵「おお…」

僧侶「これでどうしたらいいですか?」

傭兵「ごしごしできる?」

僧侶「はい…♪」

そして、私は胸でソル様のぬるぬるべたべたになったおちんちんをこすり始めました。

胸の谷間でとても熱く硬い肉棒が嬉しそうに跳ねます。

 
 ぬちゅっ ぬちゅっ
  ぬちゅっ ぬちゅっ


僧侶「…どうですか?」

僧侶「ちょっと…難しいです。リズム…よく」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
  ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ




54: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:34:44.20 ID:6igliURno



僧侶「こんなのが気持ちいいんですか?」


たしかに肉の弾ける卑猥な音は立っているのですが、私にはこれがどうも気持ち良い行為には見えませんでした。
手や口でしたほうがよっぽど強い刺激を与えられているような気がしてたまりません。

しかし頭の上から聞こえるソル様の吐息は熱っぽく、
どうにも興奮しているように思えました。


僧侶(うふふ…気持ちいいなら良かった)

  ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
   ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ

  ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
   ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
 
  ぬちゅ…ぬちゅ…
   

次第に粘液が乾いて滑りが悪くなってきました。
おっぱいでごしごしするだけでは、フェラチオやエッチとは違って汁気が十分に出ません。
ソル様のおちんちんのさきっちょから出るお汁だけでは物足りないのです。


僧侶(どうしようかな…)




55: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:40:03.75 ID:6igliURno



行為をつづけたままチラと上を向いてソル様のお顔を伺うと、
ソル様は小さく舌を突き出して、ちょいちょいと指でつつくジェスチャーを見せてくれました。

僧侶「えっと…」

私は間違えていたらどうしようという不安を抱えながら、
おそるおそる唾液を胸の谷間に垂らします。

傭兵「正解」

僧侶「えへへ…」

こうして新たに潤滑剤を得て、また滑らかにおちんちんをこすることができるようになりました。


 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
  ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ


僧侶「はぁ…ソル様ぁ、いつでも出してくださいね」

僧侶「私のおっぱいを真っ白な精液で汚してください」

僧侶「遠慮せずに、たっぷりと…♪」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
  ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ




56: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:47:58.85 ID:6igliURno



傭兵「うっ…ヒーラちゃん」


ソル様の焦り声とともに、胸の間で感じる熱い肉棒が激しく鼓動し、
おちんちんの先っちょの穴から熱い精液が噴火のように吹き出ました。

傭兵「…く、ぁ」

僧侶「…うふふ。イッちゃいましたね」

僧侶「うあっ、すご…止まりません」

僧侶「こんなにビューってしちゃって…気持ちよかったようでなによりです♪」


勢い良く飛び出た白濁液は私のあごや口元まで盛大に飛び散り、
胸元全体を汚していきます。
むわっと立ち込めるソル様の濃い素敵な匂いを目の前で嗅いで、私は頭がくらりと蕩けそうになりました。
ドロっとした精液は胸の間にもたくさん流れ込み、滑りは更によくなります。

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
  ぬちゅぬちゅぬちゅ

傭兵「なっ、なんで…まだ」

僧侶「ほんとに全部出ましたか? まだ…残ってるんじゃないですか」

僧侶「全部出しましょうね。ほら、ほら♥」

 




57: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/04(木) 23:55:14.52 ID:6igliURno



そしてすぐさま二度目の射精。
次は小さく震えるようにぴゅっぴゅと白い塊が飛び出て、予め構えていた私のお口の中に飛び込んできました。

私はソル様の濃厚な味を舌でしっかり味わってから、粘っこいそれをゴクンとのどの奥に流し込みました。

僧侶「〜〜っ♪」

傭兵「…」


ふと顔をあげるとソル様は呆れ顔でこちらを見ていました。

僧侶「あ、あの……っ」

傭兵「君はいつのまにそんなエロい子になったんだ…」

僧侶「うっ…!」

僧侶「そ、そんなの…っ!」

私は彼の太ももにパチンと手をついて、勢い良く身を乗り出し、油断だらけの唇を奪いました。

僧侶「はむ…んっ、ちゅぅ♥」

傭兵「!?」

僧侶「ぷは……あなたのせいですよ♥」

傭兵「…ヒーラちゃん」


傭兵「げぇほっ、げほっ、やめてっ精子飲んだ直後でキスはダメだ…まじでダメだげほ」

僧侶「えぇー……」

どうやら禁止らしいです。




58: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 00:02:02.72 ID:WcVlSk1vo



  ・  ・  ・


傭兵「それじゃシャツをとってくる」

僧侶「はい」

傭兵「少し戯れすぎたな」

僧侶「秘密のデートってことでお願いします…♪」

傭兵「わかった」なでなで

僧侶「んっ…ほんとは時間があれば…もっと」

傭兵「そうだな。帰ったら…続きしようか?」

僧侶「…っ! は、はい…! ご、ご無沙汰ですもの…ね?」

僧侶「って…ソル様はここのところ毎晩ユッカ様やマナちゃんと…」ズーン

傭兵「大丈夫! ちゃんと今晩はヒーラちゃんだけを愛します」

僧侶「本当ですか…?」

傭兵「約束する。ヒーラちゃんと二人っきりで寝ます」

僧侶(やったぁ…♥)

僧侶「…♪」ぎゅ

傭兵「いい子だ。しばらくここで待っててくれな」

傭兵「俺は岩場伝いで動けるから、取りに戻るのはすぐだ」

僧侶「いってらっしゃいませ!」




59: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 00:08:42.34 ID:WcVlSk1vo



ソル様はぴょんぴょんと軽快に岩場を飛びながら去って行きました。


僧侶「いいなぁ…私もあんなふうに動けたらきっと足をひっぱらずにすむのに」

僧侶「…胸洗っておかなきゃ」


私は岩場に前のめりに伏せ、ぐっと手を伸ばして海の水を掬おうとします。


僧侶「もうちょっと…もうちょっと…」

僧侶「ん…しょ…」

僧侶「うわわっ、滑って落ちちゃうかも。やめとこう」

しかし岩場と海面の距離は思った以上に広く、私の指先は水面を弾く程度しか叶いませんでした。

僧侶「胸が邪魔…」

僧侶「…あれ?」

気づくと目の前には見慣れた布切れがふよふよと漂っていました。

僧侶「…どうして」




60: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 00:19:30.13 ID:WcVlSk1vo



僧侶「見つけた! やった…!」

僧侶「んーーっ」

すくい上げようにもギリギリのところで手が届きません。

もどかしさに私は歯を食いしばって大きく身を乗り出し、腕をめ一杯伸ばしました。

そしてなんとか指先でビキニの紐をつかむと、

突然腕に何かが絡みつき、そのまま引っ張らり込まれ、
私の身体はあっという間に水のなかに真っ逆さまに落ちてしまいました。


僧侶「んぅ…ぶ、ぶく」

うまく呼吸ができませんでした。
天地の感覚を失い私は完全にパニックになっていました。

うっすらと目を開くと、目の前にはぼやけた黒い影。
はっきりと姿をとらえることはできません。
腕には依然何かが絡みついていて、私をぐいぐいと引っ張ります。

そしてその謎の影は私の背後に回りこみ、ぴったりと背中に張り付きます。
人のようなわずかな温かみを感じました。

僧侶(何…怖い…助けて…)


私は薄れゆく意識の中で不思議な声を聞きました。


 『手に入れた…スキュのお嫁さん…♪』



第19話<ヒーラの受難>つづく




68: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:03:58.89 ID:WcVlSk1vo

第19話<ヒーラの受難>つづき



僧侶「……けほっ、けほっ」

僧侶「う…私は…」

僧侶「確か…海に落ちて…」

僧侶「ここ…どこでしょう」


気づけば上下左右ゴツゴツとした岩肌。
おそらく洞窟のような場所でしょう。
目の前に大きく開いた入り口から見える風景は、一面のオレンジに染まった海と鮮やかな夕日。
ほんとうにただそれだけ。


僧侶「海…」

僧侶「って! あ、あれ!? 私さっきまで浜辺の側の岩場に…あれ?」

僧侶「どうして…陸地が見えなくなってるんでしょう…」

僧侶「ここに流れ着いちゃったのかな…」

僧侶「ソル様! いらっしゃらないのですか! ソル様!」




69: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:09:57.24 ID:WcVlSk1vo



???「スキュのお嫁さん」

僧侶「!」

ふいに背後から声がしました。
おそろおそる振り返ってみるとそこには…。

???「お嫁さん! 元気なった!」

私と同じくらいの歳の女の子が顔をほころばせて嬉しそうに両手をあげていました。
しかしその姿は明らかに異形で、下半身に人の足はなく、代わりに無数の太いタコの足がうごめいています。

僧侶「!」

僧侶「タコ…!? あ、あなたは魔物ですよね…」

???「スキュのお嫁さん」

僧侶「スキュ…?」

???「スキュはスキュラ。お嫁さん手に入れた」

僧侶「な、なにを言ってるのかよくわからないです」




70: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:15:40.74 ID:WcVlSk1vo



私は恐怖心に駆られながらもしばらくの間そのたどたどしく喋る魔物に問答を繰り返し、ようやく得られた情報は、

この子はスキュラという蛸の魔物で名前はスキュ。
私を海に引きずり込んだのはこの子ということ。
ここはこの子の住処で、陸から離れた小さな島の入江だということ。

そしてこの子は、私をお嫁さんとして連れてきたということ。


蛸娘「…」ぬるぬる

僧侶「…ちょ、ちょっと待って下さい」

僧侶「お嫁さんってなんですか」

蛸娘「スキュのお嫁さんはスキュのお嫁さんになるためにスキュがつれてきた」

僧侶「えっ、えっと…ややこしいですね」

僧侶「私はヒーラといいます」

蛸娘「ヒー…ラ…。スキュのお嫁さん」

僧侶「…」ガクッ

蛸娘「ヒーラ、スキュのお嫁さんになる。スキュのお嫁さんになると嬉しい」




71: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:23:11.30 ID:WcVlSk1vo


僧侶「それより、水着…返してくれませんか」

蛸娘「はい!」スッ

僧侶「これあなたが盗ったんですよね」

蛸娘「?」

僧侶「私を誘拐するために…おびき寄せたんでしょ」

蛸娘「スキュのお嫁さんだよ」

僧侶(うう…話が通じない)

僧侶(この子は間違いなく魔物でしょう。聖性を感じませんし、女神の類ではないはず…)

僧侶(オクトピアの町長さんの依頼の幻の蛸娘って…もしかしてこの子のことなのかな)

蛸娘「…?」ぬるぬる

僧侶(とにかく、帰る方法を考えないと)

僧侶「あの、私っ、元の場所に帰りたいんですけど!」

蛸娘「スキュのお嫁さんはここでスキュのお嫁さんしなきゃだめ」ぬるぬる




72: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:30:41.81 ID:WcVlSk1vo


無数のタコ足が私の体へと忍び寄ります。
逃げようとしても足を取られ、私はあっという間に捕まってしまいました。
ぬるぬるとした感触に身の毛がよだち、気丈に保っていた心がだんだんと崩れ始めてきました。


僧侶(私…一体どうなっちゃうの…)

僧侶(ソル様…助けて)

蛸娘「ヒーラ。スキュのお嫁さんにふさわしい。スキュと赤ちゃんつくる」

僧侶「いっ、いやっ!」

僧侶「帰りたいんですっ! 私は人間なんです!」

蛸娘「…」うねうね

僧侶「くっ…あんまり変なことすると、やっつけちゃいますよ!」

僧侶「私は聖職者なんですから魔物なんて簡単に…!」


どれだけすごんでみても杖をもたない私なんて赤子も同然、
さらにさきほどのビーチバレーで魔力を使い果たし、
ソル様との泳ぎの訓練で体力まで消耗していました。

そんなへとへとの私がこの太いタコ足をふりきれるはずもなく、ただされるがままに抱き寄せられて、
スキュちゃんに頬を寄せられてしまいました。




73: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:35:59.05 ID:WcVlSk1vo


僧侶「あうっ、やだ! まってください」

蛸娘「お嫁さんなでなで」

ぬちょぬちょ

僧侶「お嫁さんになんてなりません!」

僧侶「だいたい女の子同士ですよ! おかしいじゃないですか!」

蛸娘「でもスキュはヒーラがお嫁さんになってほしい」

僧侶「いやですっ」

蛸娘「抵抗したらだめ。おしおきする」

僧侶「…! なっ」

蛸娘「おとなしくして」

僧侶「なにをするっていうんですか…」

蛸娘「ヒーラ、海のなかで息できない。スキュのいうこと聞くまで海の中ざっぷんする」

僧侶「え…」


とても嫌な予感がしました。
その予感は的中して、私はスキュちゃんに絡め取られたまま、海の中へと再びひきずりこまれていきました。




74: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:40:06.92 ID:WcVlSk1vo


僧侶「ごぼっ!? ごぼ…」

僧侶(水…! 息が…助け…)

蛸娘「スキュのお嫁さんなる?」

僧侶(…!)

僧侶「ごぼ…ごぼ…」

僧侶(イヤです…)フルフル

蛸娘「…」ぬるぬる

蛸娘「ヒーラ息できない。スキュ、お嫁さんが死んだらかなしい」

僧侶(苦しい…)

僧侶「ごぼっ…ごぼぼ…ん」

蛸娘「お嫁さんがんばる。スキュお嫁さんにひどいことしたくない」

蛸娘「スキュのお嫁さんになるなら息できるようにしてあげる」

僧侶(苦しい!苦しい!空気!空気!)

僧侶(死んじゃうっ! 死んじゃう)

蛸娘「スキュのお嫁さんなる?」

僧侶「!!」コクコク




75: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:45:35.54 ID:WcVlSk1vo



ざばっ

僧侶「はぁーはぁー…ごほっ、げほ」

僧侶「な、なんてことを」

蛸娘「スキュのお嫁さん♪」ぎゅ

僧侶(私なんかじゃ到底逆らえないってことですか…)

僧侶(どうしたらいいんでしょう…)

僧侶(あぁ日が暮れてしまう…ここまさか真っ暗になるんじゃ…)

蛸娘「お嫁さんあったかい」ぴとっ

僧侶「ううう…」

僧侶(得体のしれない魔物と知らない場所で夜を過ごすなんて)

僧侶(私は帰れるのでしょうか…もしかして一生ここで…?)

僧侶(もう二度とユッカ様たちと会えない…そんなの…)

僧侶「ぐすっ。うええええん…ぁぁああ。うぇぇぇ」

堰を切ったように涙があふれ、とどまることはありませんでした。

蛸娘「…なかないで。スキュお嫁さんと仲良くしたい」

僧侶「わぁああん」




76: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:50:47.03 ID:WcVlSk1vo



【浜辺】


傭兵「くそっ、どこに行ったんだ」

勇者「ヒーラ…どこなの」

傭兵「ユッカ、お前の魔覚で探せないか」

勇者「さっきからやってるよぉ…けど、ぐすっ、ヒーラの感覚がどこにもつかめなくて」

勇者「浜辺には人がおおすぎてわからないよ…」

勇者「どうしよう…ヒーラ溺れちゃったのかな」

傭兵「…俺のせいだ。くそっ」


ざばっ

宿屋の少女「この辺りを潜ってさがしてみましたが、ヒーラさんの姿はありませんでした」

宿屋の少女「どこへいったのでしょう…」

勇者「勝手に街にもどったのかな…」

傭兵「いや、そんなわけはない…そんなことをできる子じゃない」




77: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 22:55:21.42 ID:WcVlSk1vo


魔女「念のため捜索してみる」

宿屋の少女「街はとても広いですよ。どうするのですか」

魔女「この子たちを使う」

魔女「出てきて、魂達」ボッ

▼魔女は無数の火の玉を呼び出した。

傭兵「これは…いつぞやの」

火の玉「…」ぐるぐる

勇者「いっぱい増えてる…」

魔女「館で私が手に入れた子たち」

魔女「ヒーラを探して。行って」

火の玉「…」ふよふよ

魔女「街の中は私が探す。あなたたちは海辺を」

傭兵「ああ」

勇者「ヒーラ…どこいっちゃったの…やだよぉ」




78: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:01:06.40 ID:WcVlSk1vo


勇者「ヒーラがいなくなったら…ボク…ボクっ」

傭兵「すまない…俺のミスだ」

傭兵「また…失ってしまうのか…大切な人をこんなことで」


サキュバス「グッドイブニング。やぁねぇ、しみったれた顔して」

傭兵「淫魔…」

勇者「サキュ…」

サキュバス「なに? とうとうあたしの出現に身構えなくなったのね」

傭兵「お前の相手をしている時間はない」

サキュバス「事情はしってるわよぉ。勇者とあたしは心がつながってるのよ!」

サキュバス「だからさ、そんな悲壮な感情をもたれるとめんどくさいのよねぇ。あー湿っぽい」

勇者「あっちに…いけ」

サキュバス「手を貸してあげるって言ってるの!」

勇者「え…」

サキュバス「あんたたちいっつもあたしのことを蚊帳の外にするんだからぁ。心外よね」




79: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:06:08.76 ID:WcVlSk1vo


サキュバス「えーっと、あの乳のムカつく子が消えちゃったのよね」

勇者「…」

サキュバス「よね?」

勇者「そう…ぐすっ、うえええんヒーラあああああっ」

サキュバス「あらら…」

サキュバス「あたしとしてはあんな子いないほうがせいせいするんだけど。ま、しかたないか」

サキュバス「ほらコレを見なさい」

勇者「…なにこの球」

サキュバス「水晶球よ。あたしは占いも得意なの」

サキュバス「あの子の今の様子を占って、ここに映してあげる」

勇者「ほ、ほんと!?」

サキュバス「できるかどうかはわからないけどね、相手魔力の反応をたどるわけだから」

勇者「でもボクの魔覚にすらひっかからないのに…そんなの無理だよ」

サキュバス「そうねぇ…」

サキュバス「あんたのその兜にはまってる宝石貸しなさい」




80: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:12:38.38 ID:WcVlSk1vo


勇者「虹の珠?」

サキュバス「あの乳も今おんなじの持ってるでしょ」

勇者「う、うん! 持ってる!」

勇者「ねぇソル、ヒーラは腕輪に珠をくっつけてるはずだよね!」

傭兵「あぁ! 腕輪をしていれば、必ず側にあるはずだ!」

サキュバス「もともとこの珠は4つで1つのようね」

サキュバス「魔力の波動は強く結びつき…互いにひかれ合う」

サキュバス「珠を強く握りしめて、あの子のことを想いなさい」

勇者「やってみる…」ぐっ

魔女「私も…」ぐっ

傭兵「お、俺も!」

サキュバス「あなたは多分意味ないけどねぇ」

勇者(ヒーラお願い…無事でいて)

魔女(あなたがいないと私達は暮らしていけない)

傭兵(ヒーラちゃん…俺は君との約束を果たしたい。応えてくれ)

サキュバス「さぁ、映すわよ」




81: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:20:26.69 ID:WcVlSk1vo


傭兵「何か見えてきたな」

勇者「暗くってよくわからないよ」

魔女「見づらい」

サキュバス「ここはどこかしら。この場所にあの子の珠があるはずなんだけどね」

勇者「あっ! ヒーラいた! ここ!」

傭兵「動いてる…よな?」

勇者「よかったぁ…生きてる。ヒーラぁ」ぺちぺち

サキュバス「こらこら。水晶球には触らない」

宿屋の少女「これ…洞窟かもしれませんね」

傭兵「洞窟? そういえばそんな感じだな…」

宿屋の少女「波が穏やかに見えますので、どこかの入江の洞窟かも…」

傭兵「洞窟…このあたりではないのか」

宿屋の少女「そうですね…このあたりの崖にこんな大きな洞窟はなかったはずです」




82: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:25:21.18 ID:WcVlSk1vo


傭兵「ヒーラちゃんはどうやってこの場所に来たんだ」

傭兵「泳げなきゃ来られないだろ?」

宿屋の少女「そうですね…」

勇者「ねーなんかぼんやりしてきたよ」

勇者「サキュ! もっとはっきり映せないの?」

サキュバス「無茶言わないで。魔力の反応が鈍いわね、相当遠くってことかしら」

サキュバス「なんにせよ、無事そうでよかったじゃない」

勇者「うううよくないよぉここがどこかわからなきゃダメじゃん」

サキュバス「そんなのあとはあんた達で探しなさい」

サキュバス「あたしは、あのムカつく乳娘がいなくなってせいせいしてるの」

サキュバス「あの子の魔力、だいっきらいだから」

勇者「…ぐすっ」

サキュバス「あ……」

傭兵「おい」

サキュバス「ぐ、グッナーイ! 水晶球は一応おいて行ってあげるから! 消えるまで見てなさい!」パタパタ




83: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:30:34.65 ID:WcVlSk1vo


傭兵「つってもなぁ。こんなぼやけた風景から探すなんて無理だろ」

宿屋の少女「…この広さ、もしかして」

傭兵「ローレさんはなにかわかるのか?」

宿屋の少女「あ、いえ…」

魔女「…」つんつん

宿屋の少女「はい?」

魔女「あなたは悪魔をみてびっくりしないの?」

宿屋の少女「えっ、あ!? そ、そういえば…いまの方、おかしな羽や尻尾が生えてましたね…あはは」

傭兵「今頃気づいたのか」

魔女「……」

傭兵「それで、なにかわかるなら教えて欲しい」

宿屋の少女「ええと。ここ、例の海賊が使っている入江かもしれません」

傭兵「海賊?」

傭兵「たしかに…船を隠すには十分な広さだな」

傭兵「だとするとヒーラちゃんは海賊にさらわれてここに軟禁されているのか」

勇者「た、たいへんだよ…ヒーラが殺されちゃう」




84: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:37:00.05 ID:WcVlSk1vo


傭兵「まて落ち着け。ヒーラちゃんを誘拐したとしたら、目的は身代金だろう」

傭兵(いやヒーラちゃん自身を目当ての可能性もあるがそれは考えたくない…)

傭兵「とにかく俺はこの話を警備隊に持っていって、なんとか明日から捜索に加えてもらえるように打診をする」

勇者「うん!」

傭兵「お前たちはこの入江の情報を集めてくれ」

魔女「わかった」

宿屋の少女「お手伝いします」

傭兵「いいのか?」

宿屋の少女「ヒーラさんは大事なお客様です! それにこのオクトピアで人さらいなんて…許せませんっ」

宿屋の少女「必ず犯人を見つけて三枚に下ろします!」

傭兵「た、頼もしいな…ほどほどに頼む」

勇者「ヒーラ、すぐに助けに行くからね。もう少しだけ、我慢してね」すりすり




85: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/05(金) 23:43:54.58 ID:WcVlSk1vo


魔女「もしたまたま流れ着いただけなら、ヒーラの命は時間の問題」

傭兵「急いだほうがいいな」

勇者「ヒーラ、きっと不安で寂しくて泣いてるよね…だって女の子だもん」

勇者「できれば…ヒーラの声が聞けたらいいんだけど」すりすり


 『はぁーーおいしい♪ これが取れたての海の幸なんですね!』


勇者「…んぅ?」


 『こんなに身がぷりっぷりで、何も調味料がなくてもおいしいなんて!』

 『おいしい? ヒーラ元気になってよかった』

 『あとは綺麗なお水があれば良いのですが。私、海水でべたべたで…喉も乾いちゃったし』

 『そっち、岩肌からお水…ピューって吹き出てる。飲んでいい』

 『ほんとですか? よかったぁ…』 

 『お湯じゃないのは残念ですけど、これでもないよりマシですね!』ぬぎぬぎ


勇者「…」

傭兵「えらく元気そうだな…」

魔女「図太い」

勇者「ソルは見ちゃだめ!」べしっ

傭兵「いってぇ! こんなのぼやけすぎで見えねぇって!」



第19話<ヒーラの受難>つづく




90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/06(土) 00:11:20.80 ID:bE5yr2XAO

乙!
ユッカに続いてヒーラまでポンコツにww




91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/06(土) 00:24:43.14 ID:x/jlSpVy0

楽しんでるじゃないですかー





92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/06(土) 08:59:33.27 ID:YAO+zYi4O

乙、ヒーラ強いな




93: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:08:38.76 ID:NVkLYbhOo

第19話<ヒーラの受難>つづき


<夜>

【スキュラの洞窟】


僧侶「ん…ふぁー…」

僧侶「そろそろ寝むたくなってきちゃった」

僧侶「それにしても…こんな洞窟にランプから包丁までなんでもそろってるなんて幸運…」

僧侶「これはスキュちゃんの私物なんでしょうか…」

僧侶「魔物も人型ならお料理くらいするのかな…??」

僧侶「私にはスキュちゃん以外の誰かがここで生活していた名残のように感じるのですけど…気のせい?」

僧侶「今晩どこで寝よう…」

ざばっ

蛸娘「スキュのお嫁さん。もう寝る?」

僧侶「え、はい…真っ暗ですし、灯りも心もとないので。寝ます」

蛸娘「…」ぬるぬる

蛸娘「ヒーラはスキュのお嫁さんだからスキュと一緒に寝る」

僧侶「う…まだ言ってる」




94: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:13:26.95 ID:NVkLYbhOo


僧侶「一緒には寝ません」

僧侶「朝になったら私を元の場所に返してもらいます」

蛸娘「……またザブザブする?」

蛸娘「夜はお水冷たい。ヒーラザブザブしたら死ぬ」

僧侶「ひっ」

蛸娘「スキュ、ヒーラと仲良くなりたい」

僧侶(魔物と仲良くなんて…そりゃ顔はどうみても人間ですけど…)

蛸娘「スキュのこときらい?」

蛸娘「スキュのお嫁さんになってほしいのに」

僧侶「何度もいいますけど、あなたに必要なのはお婿さんですよ。女の子なんですから」

蛸娘「?」

蛸娘「スキュはお嫁さんがほしい。ヒーラがお嫁さん」

蛸娘「スキュの赤ちゃんいっぱい産んで!」ぬるぬる

ぞわぞわ

僧侶「きゃっ」

僧侶「ちょっと打ち解けたと思ったらこれなんですから…っ!」




95: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:18:58.76 ID:NVkLYbhOo



スキュちゃんの自由自在にうごめく触手のようなタコ足が私の体に絡みついてきます。
さきほどまで海の中にいたのでそれはとてもつめたく、ぞわぞわとした悪寒が背筋を走り、私はおもわず素っ頓狂な声を上げてしまいました。

蛸娘「どうしてスキュと赤ちゃんつくりたくないの?」

僧侶「あ、あたりまえじゃないですか!」

僧侶「赤ちゃんは…好きな人どうしでつくるんです」

蛸娘「?」

蛸娘「好きなひと…スキュ!ヒーラ好き! 赤ちゃんつくろ」

僧侶「ちがいますっ、相思相愛ってわかりますか」

僧侶「お互いに好きじゃないとダメなんです」

蛸娘「ヒーラはスキュのこと嫌い?」

僧侶「…」

スキュちゃんは哀しそうな目でじっと私のことを見つめてきました。
ここで下手に拒絶したら、また海に沈められてしまうと予感した私は曖昧な返事を返すことしかできませんでした。

僧侶「きらいじゃ…ないですけど」

僧侶「赤ちゃんをつくりたいほど好きじゃないです」

蛸娘「じゃあスキュのこと好きになって!」ぬるぬる




96: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:25:48.91 ID:NVkLYbhOo



完全に体はタコ足に拘束され、私は身動きひとつとれなくなってきます。
8本もあればかよわい女一人の全身の自由を奪うことなんて容易いことでした。
その上大きな吸盤が肌のいたるところに吸い付き、離そうとしてくれません。

首元にも太い足がまきつき、呼吸が乏しくなった私はだんだんと思考が鈍ってきました。


蛸娘「スキュのこと好き好きにしてあげる」しゅるしゅる

僧侶「う…えほっ、やめ…」


ぬるっとした粘液に包まれた触手足がビキニの中に簡単に潜り込み、
私の乳首にぷちゅりと吸盤で吸い付いてきました。

下の方にも潜り込んで、まだ何も準備のできていない秘部を上からぬるぬるとなぞります。

僧侶「あっ、いやっ…」

蛸娘「いやじゃないよ。スキュね、ここ触ると気持ちいい。スキュのお嫁さんもきっときもちいい」

蛸娘「スキュのこと大好きになるよ」

僧侶「だめなんです…そこはイヤです」




97: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:31:48.60 ID:NVkLYbhOo



蛸娘「ヒーラの赤ちゃん出てくるところに、スキュの足をいれるの」

僧侶「なっ、なんでそんなことを…っ」

僧侶「やめてください。足をいれたってなんにも」

蛸娘「そしたらね、スキュの足の先っちょから真っ白な体液が出るの」

蛸娘「それでね、ヒーラはスキュのお嫁さんになって赤ちゃん産むの」

僧侶「ま、まさか…」


そのまさかでした。
私の眼前をうねうねとうごめくタコ足の先っぽをよく観察してみると、
先端には小さな穴が空いていて、そこからトロリとやや白みがかった液体がこぼれ落ちています。

この時私はこのスキュラという種族をようやく理解しました。
オスなど必要なく、多種族のメスを捕まえて、妊娠させるのがこの子たちの生殖行為なのだと。
そしてこれがいま、私のあそこを撫でている…。


蛸娘「スキュのお嫁さん♪ かわいいかわいい」

僧侶「い、いやぁぁあ…」




99: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:39:25.16 ID:NVkLYbhOo



拒絶する私の口に目の前のタコ足が入り込んできました。
そして間髪入れず、生臭いドロドロとした液体が口内に吐出されます。

僧侶「おぶっ!? んぐぅうう」

僧侶(喉が…焼けちゃうっ)

蛸娘「スキュの赤ちゃんのおしる。お嫁さんにいっぱい食べさせてあげる」

蛸娘「お魚だけじゃお腹いっぱいならないでしょ」

蛸娘「体力いっぱいになって、元気な赤ちゃん生む!」

その体液は元気にビチビチと跳ねるように喉奥で暴れ、胃の中に落ちていきました。
こんなものを膣内に射精されたら間違いなく妊娠してしまいます。

僧侶(やだ…私はソル様の…)


ソル様の赤ちゃんがほしいと、いつか打ち明けるつもりでした。
旅がおわって、一時の平和が訪れたら、真っ白なドレスに身を包んで、
大神殿ではなく小さなチャペルで慎ましい挙式をあげて、
そしてやわらかいベッドで身も心も彼のものになりたい。
それが私がここ最近思い描いた淡い理想でした。




100: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:45:54.72 ID:NVkLYbhOo



やがて、下着に潜りこんだタコ足の先が、ちゅくりと私の陰唇をかき分ける感触がしました。

僧侶「!!」

僧侶(こんな誰もしらない薄暗い洞窟で)

僧侶(魔物の女の子にはらまされて、一生蛸の赤ちゃんうみつづけるなんて…)

僧侶(そんなの、そんなの!)


どうあがいても、手も足も動かせませんでした。
口だって大きなタコ足に封じられ、呪文を詠唱することすら叶いません。
仮に唱えられても、いまは杖をもっていません。

だけど私の心と体にははっきりとした火が灯っていました。

火照った体からたくさんの魔力があふれてくるのを感じます。


蛸娘「!」

蛸娘「スキュのお嫁さん…元気になってきた」

蛸娘「スキュの赤ちゃんのおしる飲んで元気でた」

僧侶「んぐぅ、んぐっ」

僧侶(私は…あなたのものにはならない!)

僧侶(私の体は私のもの! 大好きな人に捧げるものなんです!)




101: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 22:52:48.00 ID:NVkLYbhOo


僧侶「かぷ」

蛸娘「! 痛い…噛んじゃ嫌い」

僧侶「がぷ…」

蛸娘「痛い…スキュのお嫁さん、悪い子」

蛸娘「おしおきするよ?」

僧侶「がぶっ」

蛸娘「!!」

私の剣幕におされ、スキュちゃんはタコ足を私の口から引き抜きました。
ドロリとした精液が口の端からたくさんこぼれて、私の胸元を白く汚していきます。

僧侶「えほっ、えほ…」

蛸娘「おとなしくなしないとスキュ怒るよ」

蛸娘「ざぶざぶする? ざぶざぶしながら、スキュの赤ちゃんのおしるいっぱいいっぱい注いであげるね」

蛸娘「そうしよっか」

僧侶「くっ」

蛸娘「嫌ならごめんなさいして。そしたらここで優しく赤ちゃん産ませてあげる」

蛸娘「つめたいお水の中がいい?」

僧侶「どのみちそうするつもりなんでしょ…!」

僧侶「私は…あなたのお嫁さんにはなりません!」

腕に嵌めていたブレスレットの蒼珠が強く輝きだし、洞窟の中を真っ青な光に染めてあげました。
スキュちゃんが一瞬目をくらませた隙に、私は詠唱をはじめます。




102: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:00:27.57 ID:NVkLYbhOo


僧侶(この純度の高い魔宝石なら、きっと私の魔力を伝達して魔法を発現してくれるはず)

僧侶(そうですよねマナちゃん、キュウさん…信じますよ!!)

僧侶「せ、聖守護結界!」

僧侶(お願い…私を守って!)

▼僧侶は光の壁を創りだした。

蛸娘「!」

バチッ バチバチッ…

蛸娘「…っ!?」

蛸娘「うううっ」ぬるぬる

▼蛸娘は逃げ出した。

僧侶「ハァ…はぁ…」

僧侶「出来た…?」

僧侶「で、できました…杖もないのに!」

僧侶「やったぁ」

蛸娘「…」じーー

僧侶「う…まだいる。私の本気がわかりましたか!」

蛸娘「…」つんつん

バチバチッ

蛸娘「!」

僧侶「これで魔物は近づけませんよ。ここから先は立ち入り禁止です!」




103: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:05:46.42 ID:NVkLYbhOo


蛸娘「…」ぬるぬる

蛸娘「スキュのお嫁さん…スキュの赤ちゃん産んでくれない」

僧侶「私は、自分より強い相手のお嫁さんにしかなりません!」

僧侶「というかもう相手は決まってます!」

僧侶「つまりあなたの赤ちゃんを産むことはありませんし、子作りだってしません!」

蛸娘「…」うねうね

僧侶「わかってくれましたか?」

蛸娘「ヒーラ、強い。スキュのお嫁さんにしたら、丈夫な赤ちゃん産む」

蛸娘「だからますますお嫁さんにしたくなった」

僧侶「…」ガクッ

僧侶「あ、あのですね…この状況では私には手出し無用なんですよ?」

僧侶「この光の壁がわかるでしょう? 魔物が触れたら痛いですよ?」

蛸娘「…」つんつん

バチバチッ

蛸娘「…痛い」

僧侶「これ以上痛い目にあいたくなかったら、私の言うことを聞いてください!」

蛸娘「…はぅう」




104: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:14:52.45 ID:NVkLYbhOo


僧侶「ふ、ふふ…これで逆転です」

僧侶(まぁ、所詮ただの防護壁なので魔力が切れるまでの脅しにしかなりませんけどね)

僧侶(どうして私攻撃魔法つかえないんでしょう…)

僧侶(早く誰か助けにきてください…)ぐすっ



<翌朝>


僧侶(うー…ろくに眠れなかった…)

蛸娘「…zzz」

僧侶「! なんで側に…」

蛸娘「スキュのお嫁さん…zzz」

僧侶「そんなに私のことを…ダメだって言ってるのに」

僧侶「…他に仲間はいないのでしょうか」

ぐー

僧侶「う…お腹が…」

僧侶「そういえば奥に備蓄があったような…」


洞窟の奥には明らかに人の住んでいた痕跡があり、物であふれていました。
大きな棚にはたくさんの海図が収まっていて、小さなテーブルは物で散乱しています。
私は昨夜そこからランプやナイフを見つけ出し、難を逃れることができました。




105: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:22:40.85 ID:NVkLYbhOo


僧侶「明るいうちに…探しちゃおう」


洞窟の壁にはところどころにまるで窓のように穴が空けられて、そこから日が差し込んでいて、外をうかがう事ができます。
これの穴をスキュちゃんが空けたとは到底思えません。
この洞窟が人為的に手が加えられていることは間違いありませんでした。

僧侶(だとしたらここは一体)

棚から無造作に一枚の海図を引っ張り出します。
たくさんの島が描かれ、ところどころに赤いインクでバツマークが書き記されていました。

僧侶「せめてここがどこかわかればいいんですけど…」

僧侶「どうやって知らせましょう…」

僧侶「スキュちゃんを脅して連れて帰ってもらうのが現実的ではありますが」

僧侶「おそらく、海に出ると私の分は悪いでしょうし…またざぶざぶされたらもう身を守る術はないかも…」


なにか使えるものはと辺りを見渡すと、古びたサーベルや盾、
男物とみられる日褪せした色のシャツなどが箱にぎゅうぎゅうに押し込められていました。


僧侶「シャツ…着ようかな。いつまでもこんな格好嫌ですし…」




106: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:29:45.33 ID:NVkLYbhOo



ごそごそ


僧侶「うーん使えそうなものはないですね…」

僧侶「こんなボロっちい剣じゃスキュちゃんと戦うのは難しいし、盾も使い方がわかりません…」

僧侶「せめて杖があれば…」

そう思って広くもなく狭くもない洞窟をうろうろと散策していると、私は壁になにか茶色い出っ張り棒のようなものを見つけました。

僧侶「これは…?」

そこは昨夜私が水を飲んだり、シャワー代わりにつかった真水の吹き出る岩盤でした。
大きな亀裂の中にそのとても長い木の棒は深く突き刺さっています。

僧侶「…? なんでしょうこれ」

僧侶「昨晩は暗くて気づかなかったのかな」

蛸娘「おはようスキュのお嫁さん」

僧侶「! ひっ、スキュちゃん…」

僧侶「だ、だめですよ近づかないでください! また痛い壁張りますよ!」

蛸娘「…」ぬるぬる

蛸娘「その棒、スキュ知ってる」

僧侶「えっ?」




107: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:38:19.24 ID:NVkLYbhOo


蛸娘「スキュたちの大事な棒」

僧侶「なんなんですか?」

蛸娘「命の湧き出る棒。それがあるから、おいしいお水ここにジャボジャボ出てる」

僧侶「へぇ……?」

なにをいってるのかさっぱりわからなかったのですが、とにかくこれは私にとってもここでの暮らしに欠かせない大切な棒になりそうなので、
とりあえず手を合わせてスキュちゃんと一緒に拝むことにしました。

僧侶「…あれ」

この深々とつきささった謎の棒をみていると、不思議と手首の辺りががじんじんと熱くなってくるような気がしました。

僧侶「…?」

僧侶「私の珠が、共鳴してる…一体どうして」

珠はまるで私になにかを伝えるかのようにキラキラと蒼く輝きます。

蛸娘「スキュがお嫁さんをここに連れてきた意味があった」

蛸娘「ヒーラはやっぱりスキュのお嫁さんになるにふさわしい人」

それはどういう意味、と彼女に問おうとした瞬間、
洞窟の入り口のほうからたくさんの足音と笑い声が聞こえてきました。




108: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:47:38.46 ID:NVkLYbhOo



やがてずかずかと複数の男性が洞窟の中に入ってきました。

彼らはみんな上半身裸で、頭には赤いバンダナ、腰には大きなサーベルを携え、同じ格好をしていました。


僧侶「あ、あなたたちは…」

海賊A「おんやぁ? 俺たちのアジトにこんなべっぴんさんがいるたぁ」

僧侶「あ、アジト!? こ、ここはあなたたちの…」

海賊B「ひゃはは、どうしたってんだお嬢ちゃん。知らねぇで迷い込んだのか」

海賊C「おいそっちの女…足がねぇぞ!」

海賊A「げぇ、こいつは蛸のバケモンだっ。こいつら魔物か!」

僧侶「ち、違います! わたしは人間です! お願いっ助けてください!」

僧侶「魔物にここに連れて来られて困ってるんです!」

海賊A「ああん?」


私達をみた彼らは思う思うに言葉を投げかけ、顔を見合わせた後、ニタリと笑いました。
そして腰の剣をひきぬき、私達に突きつけ――


海賊A「こりゃラッキーだ。ちょうど女に飢えていたところだ」

海賊B「片方はどうみても魔物だがまぁいい、こんなかわいいお嬢ちゃん…きっとお頭喜ぶぞお」

海賊C「ふひひ…ようこそ俺たち海賊のアジトへ。たっぷりかわいがってやるぜぇ…」

僧侶「そ、そんな…」

蛸娘「…」ぬるぬる




109: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:53:41.84 ID:NVkLYbhOo


海賊B「にしてもかわええ子だ」

海賊C「乳でけぇ…こりゃ上玉だぜ」

海賊A「おいおい待てよ。楽しむのはまずはお頭からだ」

僧侶「…楽しむって」

蛸娘「ヒーラはスキュのお嫁さん。人間にはあげない」

海賊B「こいつは一体なんなんだ?」

海賊A「バケモンだ。襲ってくる前に切っちまおう」

海賊の頭「なんだ。なんの騒ぎだ」

海賊A「おうお頭、無断の侵入者ですぜ。それもべっぴんの」

海賊の頭「あん? 女か…」

僧侶「…」ぶるぶる

海賊A「かわいいねぇ。お頭の顔みて震えてやがる」

海賊B「へへへ、心配しなくても俺たちがその魔物から助けてあげるよ」

海賊C「その代わり、ちーっと航海に付き合ってもらうけどな」

僧侶「い、いや…っ」

僧侶「スキュちゃんここあなたのお家じゃなかったんですかっ!」

蛸娘「…? スキュのおうち」

海賊の頭「どうやらしばらく離れている間に頭の悪い魔物に住みつかれちまったようだな」




110: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/06(土) 23:58:13.95 ID:NVkLYbhOo


海賊の頭「蛸の魔物は不要だ。切り刻め」

海賊A「へいっ」

蛸娘「…」ビクッ

僧侶「…だ、だめ!」

海賊B「おいおい、魔物から助けてくれっていったのはお嬢ちゃんの方だぜ」

海賊C「いまとれたてのタコの刺身をごちそうしてあげるよ」

僧侶「こ、殺すのはだめです! そんな方法を望んでいません!」

海賊A「なーに都合の良いこと言ってやがる」

海賊A「お嬢ちゃんはただでさえ、俺達のアジトに勝手に入り込んだ侵入者なんだぜ?」

海賊A「その柔肌を傷つけたくなかったら、下がりな」

僧侶「!」ビクッ

蛸娘「スキュ…ヒーラお嫁さんにする」

海賊の頭「なにをいってるのかわからねぇが、人を襲う魔物にはうんざりだ」ジャキ

僧侶「スキュちゃん逃げてっ!」




111: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 00:06:36.86 ID:g8IWeCd6o


屈強な男たちはスキュちゃんの正面に立ち、一斉にサーベルを振り上げました。

スキュちゃんはまだ状況を理解できていないようで、タコ足をうねうねと動かしているだけで逃げようとしません。
相手が魔物とはいえ、言葉を交わし、ほんのわずかでも心を通わせた子を私は見捨てることはできませんでした。

僧侶(きっとユッカ様なら…身を立てにしてでも守るはずっ)

私は無我夢中で何か抵抗できるものを、と探しまわり、
とっさに壁から突き出た棒を引き抜きました。
その棒の先には青く輝く珠が埋め込まれていました。

僧侶「これは…!」

その杖とおぼしき棒をしっかりと握り、小さく詠唱をはじめます。

僧侶(すごい…昨日よりずっと強い力があふれてくる…)

海賊の頭「なっ…おまえ」


僧侶「正守護結界!」

▼僧侶は光の壁を創りだした。




112: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 00:13:51.40 ID:g8IWeCd6o



私とスキュちゃんを囲うように現れた蒼い光の壁は海賊たちの凶刃を弾き、私達の身を護りました。

僧侶「ハァ…はぁ…危なかった」

蛸娘「また痛い壁…? スキュこれきらい」

僧侶「そうじゃなくてっ、こっち来てください」ぐいっ

蛸娘「もしかしてヒーラ…スキュのこと守ってくれたの?」

僧侶「と、とっさにですよ!」

海賊A「なんだこの壁!」ガキンッ

海賊B「かてぇ!」ガキンッ

男たちは激しくサーベルで光の壁を切りつけます。
しかし、強固な聖守護結界はいつもの結界のように簡単にパリンと割れることはなく、
あっという間にサーベルの刀身をぼろぼろに破壊してゆきました。


海賊C「なんだこれは…! 俺の剣がこんな簡単に壊れるなんて!」

海賊の頭「…」

僧侶「ち、近づかないでください! 私が敵と判断したものはそれに触れるだけで痛い目みますよ!」

海賊C「さわってみるか?」

海賊の頭「やめておけ。指が消し飛ぶぞ」

海賊A「か、頭…どうすりゃ。こんな女2匹に手出しできねぇなんて」




113: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 00:22:48.73 ID:g8IWeCd6o


海賊の頭「…」

僧侶「な、なんですか…近づかないでください」

僧侶「私を、オクトピアの浜につれていきなさい!」

僧侶「じゃ、じゃないと…あなたたちを、やっつけます」

それは私のできる最大限の脅し文句でした。
やっつけてしまったら帰る手段がなくなってしまうのは重々承知していましたが、
いまの私に取れる選択は多くありませんでした。

頭とよばれる強面の大男は依然私をじっと見つめています。

そして少し目を伏せたあと、なんと彼は突然その場にひざまづきました。


海賊の頭「まさか、その杖を引き抜く者が現れようとは」

海賊の頭「全てあなたの仰せのままに。我々海の一族はあなたに使役いたします」

僧侶「え…」

海賊A「か、頭…?」

海賊の頭「頭を下げろ。この方は、現代に蘇った海の女神様であられる」

僧侶「は、はい…?」

海賊の頭「数百年もの間誰も引き抜くことの出来なかった海鳴りの杖を手に取り、魔物を操るその姿」

海賊の頭「まさしく古くから伝説にある海の女神そのもの! おお、女神様! 我々を配下にお加えください!」

蛸娘「…」うねうね

僧侶「え、えええ!?」


私の災難は、思わぬ方向へと転がって行きました。


第19話<ヒーラの受難>つづく




127: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 22:59:47.74 ID:g8IWeCd6o

第19話<ヒーラの受難>つづき



海賊の頭「女神様、我ら海の一族をどうかお導きください」

僧侶「ぁ、あなたたちは…海を荒らす海賊ですよね!」

僧侶「オクトピア近海で商船を襲ってたくさんの被害が出ていると聞きましたよ!」

海賊の頭「…」

海賊A「あちゃーやっぱ誤解されてんスねぇ」

海賊B「か、頭ぁ。やっぱやりかたがまずかったんですって」

海賊の頭「…だがな、ああでもしないと陸の頑固者たちはいうことを聞かねぇ」

僧侶「なにを言ってるかわかりませんが、私は無法者達に肩入れなんてしません!」

僧侶「さぁ、いますぐ私をオクトピアに連れて行ってください」

海賊A「調子にのってますぜこの女」

海賊B「このアマ、光の防壁がなくなったらめちゃくちゃな目にあわせてやる」

僧侶「ひっ」

海賊の頭「馬鹿野郎、女神様だって言ってんだろ、頭がたけぇんだよ。言葉を慎めぇ」ぼかっ

海賊A「あいたっ。けどよぉ…」

海賊C「確かに俺の怪力でも抜けなかったあの不思議な杖を簡単に抜いちまったが…」

海賊B「その程度でほんとに女神なんですか?」

僧侶(違います…)




128: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:06:05.35 ID:g8IWeCd6o


海賊の頭「この方のお姿をみてみろ」

海賊A「…金髪だな」

海賊B「みたところ魔法使いだな」

海賊C「蛸とセットだな」

蛸娘「…」うねうね

海賊の頭「そしてこのふくよかな母性あふれる体! 命を育む母なる海のような大きさ!」

僧侶「ど、どこみてるんですか…」サッ

海賊A「確かに…」

海賊B「うむ…」

海賊の頭「ここらに伝わる女神伝説の通りだろうが!」

海賊C「本当だ! 頭すげぇええええ!」

海賊B「うおおおお!!!」

僧侶(なんなんですかこの人たち…)

海賊の頭「失礼でなければ、お名前をお聞かせください」

僧侶「えっと」

蛸娘「ヒーラ。スキュのお嫁さん」

僧侶「まだ言ってるんですか」

海賊の頭「ヒーラ様。すばらしいお名前だ…。ヒーラ様、どうか我々にお力添えを」

僧侶「い、一体何させようっていうんですか! 私には何の力もありませんよ!」




129: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:14:23.62 ID:g8IWeCd6o


海賊の頭「実は…ここ最近オクトピアの近海に化け物が出没するようになりましてね」

僧侶「化け物…?」

海賊A「それはそれはでっけぇ蛸なんです。大きさで言うと、俺達の船よりデカイ」

海賊A「そいつが暴れまわって行き交うたくさんの帆船が沈められちまった」

僧侶「あなたたちがやっていたのではないのですか?」

海賊の頭「とんでもない! たしかに俺たちの先祖は陸の民と武力抗争をおこしたようだが」

海賊の頭「それはこの母なる海で暴虐の限りを尽くす陸の民を懲らしめるためと伝え聞いている」

海賊の頭「決して略奪や虐殺などを好んでしたわけではないのです!」

僧侶(じゃあ村長さんの言ってた昔話って…)

海賊の頭「何か陸の野郎どもによくないことを吹きこまれているようですね」

僧侶「…」

僧侶(いえ、こんな人達を信じてはダメ。だってどうみても悪い人達なんですから)

僧侶(スキュちゃんのことも殺そうとしましたし…私のことだって…)

海賊の頭「たしかに、俺達は気性が荒い。海賊と呼ばれてもしかたねぇ」

海賊の頭「だが海の民として守らなくてはいけないものはある」

海賊の頭「母なる海を荒らす野郎は人であろうが魔物であろうが成敗してやる」




130: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:21:28.29 ID:g8IWeCd6o


僧侶「その蛸の怪物とやらは、魔物なのですか」

海賊A「あぁ。どうせそこの蛸女の仲間かなにかだろう」

蛸娘「?」うねうね

海賊A「くそっ、あいつに俺たちは仲間を…」

海賊の頭「人を襲う魔物は切り捨てる」

僧侶「す、スキュちゃんはそんなことしません」

蛸娘「…スキュのお嫁さん」ぬるぬる

僧侶「うぎゅっ…ちょっ、大事なお話をしている最中に絡みつかないでください」

海賊A「襲われているではないか!」

僧侶「ちがいます! 懐いてるんです!」

僧侶「ねっ!?」

蛸娘「…?」うねうね

海賊の頭「ということは、やはりヒーラ様の使役する使い魔なのですよね?」

僧侶「そ、そうです!」

蛸娘「…お嫁さん、好き」ぬるぬる

僧侶「うう…」




131: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:27:24.93 ID:g8IWeCd6o


海賊の頭「話を戻します。我々としては、至急ヤツを退治しなくてはならない」

海賊の頭「だが、その巨体を前になすすべもなく、仲間がやられてしまった」

海賊の頭「せめてこれ以上被害が増えぬようにと、周辺で他の行き交う商船共を脅して、海域全体を通行止めしていたのです」

僧侶「事情はわかりました…」

僧侶「本当に、あなたたちは商船を襲ったりしていないのですね?」

海賊の頭「…あぁ。ここにある物はすべて沈んだ船から引き上げたものだ」

僧侶「…そうですか」

僧侶「ですが、私にできることはありません」

海賊の頭「そんな! お力添えをお願い致します!」

海賊の頭「我々だけではもうどうにもならないのです!」

海賊の頭「どうか、女神様の魔法であの大蛸を鎮めることはできませんか」

蛸娘「…」うねうね

僧侶「わ、私にできることなんて…」

僧侶「こんな魔法壁を貼ったり、傷を癒やしたりするくらいで、魔物と戦う力なんてないんですよ」

僧侶(それに海の上で戦いなんて絶対嫌です。もし転覆しちゃったら溺れちゃうし…蛸に食べられちゃう)




132: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:33:31.89 ID:g8IWeCd6o


蛸娘「…」うねうね

僧侶「スキュちゃん離れてください」

蛸娘「スキュ。お友達」

僧侶「えっ」

蛸娘「スキュのお友達。ぷんぷんしてる」

蛸娘「ずっと前、海に悪いの来た。悪いの、海にもっと悪いのいっぱいばら撒いた」

蛸娘「スキュのお友達、クラ君戦った。そしたらクラ君、悪い子になった」

蛸娘「スキュ寂しい。クラ君がムカムカでスキュ会えない」

僧侶「えっと…?」

海賊の頭「やはりあの大蛸の仲間か!」

僧侶「スキュちゃん、そうなんですか?」

蛸娘「クラ君。スキュのお友達。いい子、でもいま悪い子」

蛸娘「スキュのお友達、みんないなくなった」

蛸娘「クラ君もローレもみんないなくなった…スキュ寂しい」

僧侶「え…」

蛸娘「でもヒーラいる! スキュのお嫁さん! スキュ寂しくなくなった!」ぬるぬるぬるぬる

僧侶「ひゃううっ」

海賊の頭「……破廉恥な蛸め。我々の女神様になんてことを、羨ましい」




133: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:39:54.32 ID:g8IWeCd6o


僧侶「スキュちゃん。クラ君っていうのは、おっきい蛸さんですか?」

蛸娘「クラ君はクラ君。クラーケンっていうよ」

海賊の頭「伝説に伝わる巨蛸の名前ですね。間違いない…あの蛸だ」

海賊A「となると、その蛸女のいうことには」

僧侶「クラーケンはなにかに操られている…?」

海賊の頭「いえ、怒り狂っているといったほうが正しいでしょう」

僧侶「…」

僧侶「一度、近くまで行ってみないとダメかもしれませんね」

海賊の頭「女神様! おお! お力を貸していただけますか」

僧侶「その女神様っていうのやめませんか…むず痒いです」

海賊の頭「ならヒーラのアネさんって呼ばせてもらうぜ」

僧侶「え…」

海賊の頭「いやぁ慣れない言葉遣いは難しいもんだ」

海賊の頭「さぁアネさん、怪物退治に出港ですぜ」

僧侶(男の人って万国みんなこうなのかな…)

僧侶(ソル様…いまごろどうなさってますか)

僧侶(きっと心配してますよね…)




135: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:46:30.64 ID:g8IWeCd6o



【ローレライ2階・大部屋】


傭兵「くっそ、このポンコツ球め」コツコツ

勇者「うつれーうつれー」ナデナデナデ

魔女「無駄。魔力が切れてる。あの淫魔にしか起動できない」

勇者「もうっ、ヒーラお魚食べたあとどうなったの!」

傭兵「唯一の救いなのは、案外元気にしてたってことだな」

傭兵「だが早急に捜索しないと場所が場所だけに危ないかもな」

宿屋の少女「私も今日は宿をお休みさせていただいて、ヒーラさんの捜索にあたります」

傭兵「悪いな」

傭兵「俺は海を探してみる」

勇者「ボクも船にのる!」

傭兵「あぁ。昨日警備隊と話はつけておいた」

傭兵「さぁ、ヒーラちゃん探しに出発だ」

勇者「まっててヒーラ! どれだけかかっても必ず助けだすからね!」

勇者「それまで絶対元気でいてね…」




136: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:51:59.48 ID:g8IWeCd6o



【洋上・海賊の船】


僧侶「どこまでも蒼い海…澄み切った青空…ここちよい潮風…」

僧侶「はぁ…なのにどうして私は」

僧侶「海賊の船に乗っているんでしょう…」


海賊B「アネさん! こっちきて飲みましょうや!」

海賊A「まだ海域につくまで結構ありますぜ。ほらほら、ここすわってくださいぜひ俺の隣に」

海賊C「あっこの野郎ずりぃぞ! アネさん、お酒注ぎますよ! こっちきてください」

僧侶「はぁ…カモメになりたい」

海賊の頭「馬鹿野郎お前ら! アネさんを困らすんじゃねぇ」

海賊の頭「すんませんウチのもんどもがご迷惑おかけしています」

僧侶「いえ、船におじゃまさせていただいてるのは私のほうなので…」

僧侶「できればこのままオクトピアに連れて行ってくれるとありがたいんですけどね」ブツブツ

海賊の頭「重ね重ねすんません。俺たちの海賊船はあの辺りをうろつくだけで警備隊に包囲されてしまうのでそれはできません」

僧侶「はぁ…私はどうやって帰ればいいんですか」

僧侶「せっかくあの洞窟から脱出できたのに…次は船に軟禁ですか」




137: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/07(日) 23:59:32.11 ID:g8IWeCd6o


海賊の頭「部屋でおくつろぎください」

海賊の頭「まるまる一室アネさんのためにこしらえました」

海賊の頭「それとも食事を用意しますか」

僧侶「結構です。あなた方から施しはうけたくありません」

ぐーー…

僧侶「…」

海賊の頭「体力つけなきゃクラーケンと戦えませんぜ」

僧侶「戦うなんて言ってないじゃないですか。遠くから様子をみるだけですよ」

僧侶「絶対に船を近づけないでくださいね!!! 絶対ですよ!!!」

海賊の頭「は、はい…どうしたんですかアネさん」ビクッ

海賊の頭「とりあえず、なにか軽く食べられそうなものを用意させます」

海賊の頭「景気付けに蛸でも食いますか?」

僧侶「結構です」

海賊の頭「そういやあの手下の蛸女は」


スイーー

蛸娘「♪」

僧侶「しっかりついてきちゃってますね…」

海賊の頭「さすがアネさんの使い魔だ」




138: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:05:32.42 ID:Ydr9QoQwo



蛸娘「ヒーラ。スキュと一緒に泳ぐ。海きもちいい」

僧侶「嫌です! ざぶざぶされた恨みは忘れてませんよ」

蛸娘「スキュもうひどいことしない」

蛸娘「ヒーラ女神になった。海の女神」

僧侶「なってません!」

海賊の頭「いえ…その杖を引きぬいた以上、アネさんは俺たち海に生きる者にとって永遠の憧れですぜ」

海賊の頭「きっとアネさん号令があれば、暴れ狂うクラーケンも鎮まるはず…」

僧侶「そううまくいくでしょうか。私としてはなんの実感もないんですけどね」

海賊の頭「いざとなったらお願い致します!」

僧侶「私の新しい結界で船を守れるでしょうか…不安です」


  ・  ・  ・


僧侶「あーおいしかった! やっぱり生魚もいいですけど、調理してある方がほっとしますね」

海賊の頭「食べ方ならいくらでもしってますぜ。俺たちは海の恵みで生きてきましたからね」

僧侶「着くまですこしレシピを教えてくれませんか!」

僧侶(これユッカ様たちのたべさせてあげたら喜びそう…♪)




139: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:11:56.73 ID:Ydr9QoQwo



  ・  ・  ・


【オクトピア近郊・とある海域】



僧侶「……」

海賊の頭「アネさん、感じますか」

僧侶(なんでしょう。風がピリピリする)


さきほどまで穏やかだった海が波立ち、海全体にどこか重苦しい雰囲気が立ち込めていました。
陽気に酒を飲んで合唱していた海賊さんたちは一同に慌ただしく作業にもどり、
船上はにわかに緊張感に包まれました。


海賊の頭「ここらにいる。俺たちの海の民の勘ですがね、外れたことはない」

海賊の頭「幸い鈍くてバカな陸の商人たちは近くにいねぇ」

海賊の頭「アネさん、足手まといがいない今、やっちまいましょう」

僧侶「本当にここにクラーケンが…」


ふと船の下をのぞきこむと、スキュちゃんが海面から半身をだして荒れ始めた海の先をジーっと見つめていました。




140: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:18:07.31 ID:Ydr9QoQwo


海賊A「2時の方向! でっかい足だ! 野郎が出やがった!」

僧侶「!」

海賊の頭「ちっ、距離が近すぎたか」

海賊の頭「野郎ども、絶対に真下に潜り込まれるなよ。一発で沈むぞ」

僧侶「クラーケン…なんて大きさ」

海賊の頭「小さい船なんてちょっとぶつかっただけでひっくり返っちまう」

海賊の頭「いままであのばけものと遭遇して生きて帰れたのは俺たちだけだ」

海賊の頭「陸のやつらに何を言っても信じやしねぇ」

海賊の頭「だから、どんな手段をつかっても、汚名を被ってでもここに船をこさせるわけには行かなかったんです」

僧侶「たしかにあんなのがいるなんて言われても、穏やかなオクトピアの海を見てたら想像もつきませんね…」

僧侶「どうしよう…襲ってきますか…?」

海賊の頭「もう俺達には気づいていると思います」

蛸娘「クラ君…またぷんぷんしてる」

蛸娘「クラ君!」すぃー

僧侶「あぁっ、スキュちゃん行っちゃダメです!」




141: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:23:00.16 ID:Ydr9QoQwo


海賊の頭「海を自在に泳げる蛸女なら逃げ切れるでしょう」

海賊の頭「だが俺たちはだめだ。海に落ちたら一貫の終わりです」

僧侶「そうですねそうですねっ、ぜっっったいに海には落ちたくありません」


海賊A「攻撃、きます!」

海賊の頭「回避ー!」


天高くふりあげられた巨大なタコ足が海面を叩きました。
炸裂するような大きな音ともに大量のしぶきがあがり、船上はあっという間に水浸しになりました。


僧侶「きゃっ」

海賊の頭「大丈夫ですあたってません」

海賊の頭「さぁアネさん、野郎が体勢を立て直す前にやっちまってください」

僧侶「そ、そんな…無理ですよ」

僧侶「ほんとに攻撃魔法なんてないんです!」

海賊の頭「なにかあるでしょう、火を飛ばすとか、雷を降らせるとか」

僧侶(うう…マナちゃんがいてくれたらぁ)




142: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:28:06.69 ID:Ydr9QoQwo



海賊A「次が来ます!」

海賊の頭「回避ー!」

海賊A「だめです…あたっちまう!」


僧侶「…! なんとか船を守らないと!」

僧侶「聖守護結界!」

▼僧侶は光の壁を創りだした。


海賊の頭「防いだ!」

僧侶「間に合った…よかったぁ」

僧侶「それにあんな攻撃をうけても割れないなんて…本当にすごい強度、これが私の力…?!」

海賊の頭「よし、大砲で迎え撃て」

僧侶「だ、だめですよ。スキュちゃんだってあのあたりにいるんですから。間違えてあたったら大変です!」

僧侶「それにこれ以上怒らせたらだめです!」

僧侶「私の魔法で攻撃を防げるのはわかりましたから、少しだけ船を近づけてください」

海賊の頭「はいっ、仰せのままに」




143: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:35:32.20 ID:Ydr9QoQwo


船を近づけると巨大蛸の全貌が明らかになってきました。
船の大きさをはるかに超える海の中の大きな影、私はそれを見ただけで肝をつぶすました。

先ほどの結界を殴りつけたのが痛かったのか、クラーケンは攻撃をの手をゆるめてこちらを伺っているようでした。


僧侶「クラーケンさん、私はあなたを倒しにきたわけではありません!」

僧侶「あなたを助けにきたんです!」

大蛸「…」ゴゴゴ

僧侶「…さすがに伝わりませんよね」

蛸娘「スキュにまかせて。クラ君にヒーラのことば伝える」

蛸娘「クラ君のことば、ヒーラに伝える」

僧侶「スキュちゃん…間に入ってくれるんですか? お願いします!」

僧侶「クラーケンさん、なにかあったのなら教えてください」

僧侶「ここで暴れて、海を荒らしてはいけません」

僧侶「怒りをおさめてお家へ帰りましょう」

大蛸「…」ゴゴゴ

僧侶「…スキュちゃん、何か言ってますか?」

蛸娘「人間、殺ス…」

蛸娘「クラ君、だめっ」

僧侶「殺すだなんて…」




144: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:43:27.79 ID:Ydr9QoQwo


蛸娘「ワレ…やみのじゅじゅつし…従ウ。って言ってる」

蛸娘「悪いのに負けちゃダメ!」

僧侶「闇の呪術師…?」

蛸娘「クラ君の中に悪いのいる! 悪いのと戦った時に悪いの入れられた」

海賊の頭「やはり何かに洗脳されているのか」

海賊の頭「こうなったらもうこいつを倒すしか俺たちの海に平和は無い」

海賊A「やっちまいましょう頭!」

僧侶「洗脳…おそらく呪いをかけられているんですね」

僧侶「苦しいでしょう。呪いがあなたの心と身体を蝕んでいるんですよね」

僧侶「…」

僧侶(私のいまの力なら…解呪の魔法陣でなんとかできるかも…)

僧侶(けど、ここからじゃだめ)

僧侶(あの巨体を包み込めるくらいの魔法陣を描かないと…どうやって、どこに!?)


海賊A「6時の方角! 帆船だ!」

海賊の頭「なにぃ、なんてタイミングだ」

海賊A「まずいぜ頭、ありゃオクトピアの警備隊の船だ」

海賊の頭「くそっ、何度言ってもわからねぇ頑固者共め」




145: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:49:49.47 ID:Ydr9QoQwo




【警備船上】


勇者「あれみてよ! おっきいタコ!!」

傭兵「な、なんだありゃ…バケモンじゃねぇか…」

勇者「ずっと遠くの方からぞわぞわいやな予感がしてたんだ。こいつだったんだね」

警備隊「…あの船は。例の海賊もいるな」

勇者「海賊!」

傭兵「ユッカ、ヒーラちゃんを魔覚で探知できないか」

勇者「探ってみたいけど、あのタコを中心にここらへんの魔力がぐちゃぐちゃに渦巻いててわからないよ」

警備隊「あの船に行方不明の仲間がいるのか?」

傭兵「そうあってほしくないがな。あんな距離、いまにも沈められちまうぞ!!」

警備隊「海賊どもめ、自業自得だ」

警備隊「巨大タコが海賊船に襲っている間に我々は一旦距離をとる」

勇者「えーー。あのタコはどうするの!」

警備隊「あの大きさだ、手に負える相手ではない。我々のほうが沈められるぞ」

勇者「で、でも人が乗ってる船があんな近くにいるのに!」

警備隊「ダメだ。助けられない命もある。海賊となればしかたもあるまい」

勇者「そんな…ヒーラがいるかもしれないのに」




146: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 00:54:39.09 ID:Ydr9QoQwo



勇者「ヒーラ…そこにいるの…?」

勇者「ぼ、ボク泳いででも」

傭兵「やめろっ」ガシ

勇者「離してよソル! あそこにヒーラがいたらタコに食べられちゃうよ!!」

勇者「それに他の人達も!」

傭兵「落ち着け…落ち着いてくれ。お前が泳いで行ってもどうしようもない」

傭兵「くっ…ヒーラちゃん」



僧侶「あの船…そのまま近づいてこないでくださいね」

海賊A「アネさんどうします。いくらなんでも船底から攻撃されたら防げませんぜ」

僧侶「いま考えてます!」

僧侶「…広大な魔法陣を描く方法。それも海に…できるわけない」

サキュバス「できるわよ」

僧侶「!! 淫魔! どうしてここに」

海賊の頭「うわっ、なんだお前は」ジャキン




149: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 01:01:32.97 ID:Ydr9QoQwo


サキュバス「暇だから勇者についてきたら…」

サキュバス「ぷぷ、あんたすごい格好ね。しかも磯くさっ」

僧侶「う、うるさいですね。あなたには関係ないです」

サキュバス「あるわよ」

僧侶「えっ」

サキュバス「あんたのことは大大大っ嫌いだけど、あの子に泣かれるとあたしとしてはちょっと面倒なの」

サキュバス「だから未熟なあんたが生き残れるようにアドバイス」

サキュバス「魔法陣は、地面と同じように海面にもかけるわ」

サキュバス「安定させるのはとっても難しいけどね?」

僧侶「海面に…なるほど。あっ、でも私泳げません!」

僧侶「そうだ! ならあなたが私を抱えて空を飛んでそこから」

サキュバス「無理だってば。あんた重いもん」

僧侶「重……くっ、じゃあ結局描けないじゃないですか」

サキュバス「やり方はあんたが考えなさい。さぁて、タコ足の触手は趣味じゃないから退散するわ」

サキュバス「バーイ♪ 海の藻屑にならないようにね♪」スゥ―…




150: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 01:05:43.09 ID:Ydr9QoQwo


僧侶「海の藻屑…ほんとそれだけは嫌です」

僧侶「あんな苦しい重い二度としたくありません」

蛸娘「…」ジー

僧侶「ざぶざぶ……はっ!」

僧侶「スキュちゃん!」

蛸娘「? スキュのお嫁さん、どうしたの」

僧侶(うまくできるかどうかわらないけど、これは賭け!)

僧侶「お願いします! 私をキャッチしてくださーい!」


そして私はシャツを脱ぎ捨て、船の上から激しく波立つ魔の海へと身を投げ込みました。



第19話<ヒーラの受難>つづく




154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/08(月) 01:11:04.80 ID:7hhWDTwwO

乙、内容が濃くて楽しい




156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/08(月) 02:16:04.59 ID:CkhkRuGAO

冒険要素わくわくするね。乙!




162: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 22:54:47.70 ID:Ydr9QoQwo

第19話<ヒーラの受難>つづき



海賊A「アネさん!」

海賊の頭「なんて無謀な…こんな荒れ狂った海、俺達でも簡単に溺れちまうぞ」


ざぷっ

僧侶「ぷはっ…えほっ、えほっ…」

蛸娘「ヒーラ」ぎゅ

僧侶「ありがとうございます。私をつかんだまま、言うとおりに進んでくれませんか」

蛸娘「うん。クラ君、助けたい。苦しんでる」

僧侶「任せて下さい…」

僧侶(これは私にしか出来ないこと…私がやるしか無い!)


海賊A「アネさーん! 平気ですか!」

僧侶「大丈夫です! ここから船を離してください!」

海賊の頭「しかし…」

僧侶「はやく! もうあなたたちの船を守ることは出来ません!」

海賊の頭「わ、わかりました」

海賊A「かしらぁ…」

海賊の頭「アネさんを信じろ……あの人は、杖に選ばれた女神なんだ」




163: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:01:23.45 ID:Ydr9QoQwo



勇者「あっち! 誰かが海に落ちちゃった!」

警備隊「無理だ。この荒れた海では小舟すら出せん」

傭兵「あれは…金髪…? おい、双眼鏡を」

警備隊「あ、あぁ…」

傭兵「……」

傭兵「うそだろ……ヒーラちゃん…?」

勇者「嘘!? あれヒーラなの!? そんな!」

警備隊「なんてことだ、海賊どもめ。人質を囮として海に投げ捨て、自分たちは逃げ出すつもりか」

警備隊「許せん…」

勇者「ヒーーラァーーー!!」

勇者「ぼ、ボク助けに行くっ」カチャカチャ

傭兵「やめろっ、冷静になれ。お前が飛び込んでも無駄だ」

勇者「でもっ、ヒーラがぁ」

傭兵「…泳いでる」

勇者「えっ」

傭兵「なんだ…あの動き…ヒーラちゃんは泳げないはずじゃなかったのか」

勇者「ボクにもレンズ貸して!」




166: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:08:05.63 ID:Ydr9QoQwo


勇者「嘘でしょ…ほんとにヒーラがスイスイ泳いでるや」

勇者「で、でもおかしいよ! どうやって杖を持ったまま泳いでるの」

警備隊「あれは一体なにをしているんだ」

傭兵「本当にヒーラちゃんなのか…?」

勇者「あぁヒーラ危ないっ! かわしてっ!!」



下半身をスキュちゃんに抱きかかえられた私は大きな推進力を得て、
この混沌とした海を突き進み、クラーケンと対峙していました。

いまもまた大きな足が私たちに向かって振り下ろされようとしています。


僧侶「左へ!」

蛸娘「うん」


間一髪、真横に巨足を打ち付けられ、大量の飛沫があがりました。

僧侶「う……もう少しだけ近づいてください」

蛸娘「これ以上、あぶない」

僧侶「大丈夫です。直撃しそうになったら結界で防ぎます」




167: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:16:07.32 ID:Ydr9QoQwo



蛸娘「また来た」

一瞬で視界に影がかかり、見上げると再び、吸盤だらけの大きな足が私を捉えていました。
そして足元にも黒い巨大な影。

蛸娘「下からも来てる。よけられない」

僧侶「だったら…」

僧侶「集中……精度は、私次第…」


僧侶「聖守護結界!」

▼僧侶は自らを覆う球状の光の壁を創りだした。

私達をぐるりと包み込むように大きな球状の結界が現れ、上下からの同時攻撃を完全に弾くことに成功しました。


僧侶「やった!」

僧侶「でも魔力の消費が多すぎる…このままじゃジリ貧です」

僧侶「スキュちゃんもっと速く! 急いでっ」

蛸娘「…わかってる」スィー




168: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:23:24.53 ID:Ydr9QoQwo



蛸娘「スキュ、怖い」

僧侶「大丈夫です…絶対にあなたもクラーケンも救います」

蛸娘「ヒーラ…」ギュウ

僧侶「よし、まずは魔法陣の外周から」

蛸娘「何をするの」

僧侶「クラーケンを囲うように浄化の魔法陣を描きます」

私は蒼い巨大な魔宝水晶の輝く杖先を海面にひたし、
魔力を海中に溶かすように流し込んでいきました。
私の魔力が混じった海水は激しい泡と共に発光しはじめて、真っ白に輝いています。

僧侶「…大丈夫」

僧侶「スキュちゃんはこのまま一緒にぐるっと一周回ってください」

蛸娘「わかった!」



勇者「あわわ、ヒーラなにやってるのぉ…なんで近づいていっちゃうの」

傭兵「まずいな…なにか遠距離武器はないのか」

警備隊「迫撃砲なら積んでいるが、むやみに使うのは危険だ」

傭兵「俺に遠距離魔法があれば…」

傭兵「マナを留守番させたのは失敗だったな」




169: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:29:57.69 ID:Ydr9QoQwo


僧侶「魔法陣を描いている間、私は結界を張ることができません!」

僧侶「最高速度でお願いします!」

蛸娘「…スキュ、そこまで泳ぐの速くない。お嫁さんギューしてたらなおさら」スィー

僧侶「う…」

僧侶(おねがい…何もしてこないで)

しかし私の願いは虚しく、また天高くタコ足が突き上げられました。


僧侶(あんなもので殴りつけられたら海の藻屑になってしまいます…)

僧侶(一体どうしたら。結界? けど、魔法陣が途切れてやりなおしになっちゃう)

僧侶「うう」

一瞬の逡巡の間に、無情にも足は振り下ろされました。
目の前に巨大な影がみるみるうちに迫ってきました。

僧侶「!!」


勇者「あぁっ! ヒーラ!!」

傭兵「よけてくれ!!」




170: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:39:06.33 ID:Ydr9QoQwo



僧侶「う……あれ」


轟音とともに押しつぶされて命を絶たれたと思いました。
しかし痛みはやってきません。
反射的に閉じた目を開くと、そこには今もなお同じ景色が広がっていました。


僧侶「どうして」

蛸娘「…? スキュ、速い…?」

私が海面を移動する速度はさきほどまでとは比べ物にならないくらいにあがっていました。
それはもう、水の上を華麗に滑るように。
通りすぎた跡には綺麗な波紋が広がっていきます。


僧侶「スキュちゃん…?」

ふと足元を覗くと、私をだきかかえるスキュちゃんに更に何かが抱きついていました。




171: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:44:36.89 ID:Ydr9QoQwo


僧侶「え…」

蛸娘「ローレ。ローレ!」

僧侶「ローレさん…?」

大きな尾ひれで水を蹴り、優雅に泳ぐその正体は、私のよく知った人物でした。


宿屋の少女「なんとか、間に合いましたね」

僧侶「あ、あなた…どうして。その姿は…!?」

宿屋の少女「いまは事情を説明している時間はありません」

蛸娘「うにゅ…スキュのお嫁さん。助けてあげて」

蛸娘「スキュだけじゃ無理だから…おねがい」

宿屋の少女「安心してください。そのために来ました」

宿屋の少女「いきますよヒーラさん」

宿屋の少女「指示をください。私の速度ならアレに捕まりはしません」

蛸娘「スキュもスイスイする」

僧侶「…! わかりました、大きな魔法陣を描きます」

僧侶「このままぐるりとクラーケンを囲うように海面を泳いでください」




172: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:52:58.08 ID:Ydr9QoQwo



警備隊「なんだ…あの少女は」

警備隊「タコ足に…尾ひれ…? 魔物なのか…いや、まさか伝説の…」

傭兵「ヒーラちゃん…」

勇者「速い! あんな状況で魔法陣を描いてるんだ…すごい!」

勇者「ヒーラすごいよ!」



僧侶「これで一周!」

大蛸「…」ゴゴゴ

僧侶「もうこの円から逃げ出すことはできません」

宿屋の少女「この後は!」

僧侶「円の中に正三角形と、逆三角形の組み合わせです!」

宿屋の少女「…ひょっとして六芒星ですか。やってみます」

蛸娘「スキュも手伝う」

僧侶「ですが、この先はあの巨体の真横を通らないといけません」

僧侶「なにか気を引ければ…」




173: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/08(月) 23:59:17.82 ID:Ydr9QoQwo


海賊の頭「アネさーん!」

海賊A「うおおアネさん無事ですかー!」

僧侶「あ、あなたたちっ、どうして戻ってきたんです」

海賊の頭「アネさんのやりたいことがわかりました!」

海賊の頭「てめぇら、小舟で散ってやつの気を逸らせ!」

海賊達「へい!」

僧侶「き、危険です!」

海賊の頭「こちとら海の男だぜ。荒波やたかがタコなんぞに負けてたまるか」

海賊の頭「いいか、アネさんが魔法の儀式を終えるまで手出しさせるな!」

僧侶「死んじゃいますよ!」

海賊の頭「へへ、海に沈めばもれなく海神様方の仲間入りだぜ。てめぇらアネさんのこと死んでも守れ」

海賊達「へい!」

僧侶「みなさん…」

宿屋の少女「急ぎましょう。魔法の効力が弱まってきています」

僧侶「えぇ!」




174: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:06:11.54 ID:SAL07a4ho



僧侶「いきます…!」

私は魔法陣の残りを描くために再び杖を強く握りしめました。


僧侶(みんなが力を貸してくれている…私がみんなを助けなきゃ)

僧侶「ローレさん、この角度で直進を!」

宿屋の少女「はい!」


六芒星を描くために私達はクラーケンのわき横数メートルを通過する必要がありました。
その神秘的とも言える巨躯に圧倒されながら、私は海面に杖を走らせます。

僧侶「近づくと、やっぱり大きい…」

宿屋の少女「ヒーラさん、大丈夫ですか」

僧侶「みなさんが気を逸らしてくれているおかげです。でもそれもいつまでもつか」

僧侶「はい、ここでターンをしてください!」

宿屋の少女「わかりました!」

私は神に祈りながら、クラーケンを取り囲むように六芒星を徐々に完成させてゆきました。




175: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:12:01.04 ID:SAL07a4ho



勇者「すごい…あんなおっきな魔法陣みたことないよ」

サキュバス「やるじゃない。あたしのアドバイスのおかげね」

勇者「う、うあっ、サキュ…!」

サキュバス「にしても、めんどくさい物手に入れちゃったわねあの子」

サキュバス「これからはもっと気をつけないと…!」

サキュバス「油断したらジュワっと消されちゃうかも♪」

勇者「ねぇ、ヒーラに会ってきたの!?」

勇者「ヒーラ…ちゃんとヒーラのままなんだよね!?」

サキュバス「どういう意味よ」

勇者「だ、だって…あそこまで膨大な魔力を持ってるヒーラなんてしらないよ!」

傭兵「しかもすごい速度で泳いでるしな」

サキュバス「ぷぷ…」



宿屋の少女「これで…!」

僧侶「完成です! ふたりとも協力ありがとうございました」

大蛸「…」ゴゴゴ




176: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:21:16.75 ID:SAL07a4ho



僧侶「ローレさんは、海賊さんたちのフォローにまわってください」

僧侶「もしかしたら落ちちゃった人がいるかも!」

宿屋の少女「はい」

蛸娘「スキュ、一緒にいる。ヒーラの足になる」

僧侶「…」コク


僧侶「術式…聖浄化六芒星!」


▼六芒星から放たれた聖なる光がクラーケンを包み込んだ。

大蛸「…!」ゴゴゴ

僧侶「あなたに巣食う魔を祓います!」

僧侶「浄化を――――」


杖の先から光の柱が天に向かってのび、クラーケンの頭上で弾けてシャワーのように降り注ぎました。

辺り一帯は目もくらむような真っ白な光に包まれます。




177: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:28:17.29 ID:SAL07a4ho



僧侶(…ここは)


気づいた時には私は蒼い海のなかにいて、
目の前にはさきほどまでとは打って変わって
暖かく優しい魔力を帯びたクラーケンがいました。

彼はゆっくりと一本の太い太いタコ足を伸ばしてきて、私の目の前につきつけます。

僧侶(よかったです…)

私はそっとその足に触れました。


僧侶(…!)

すると頭の中に何かぼんやりとした映像が浮かび上がってきました。


僧侶(これは…)


黒いローブを着た何者かが、船の上から邪な魔力を海へと流し込んでいました。


僧侶(ひどい…なんてことを!)




178: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:35:53.96 ID:SAL07a4ho



僧侶(まさか…この人が闇の呪術師…)


大蛸「…」ゴゴ…

僧侶(これはあなたの記憶なんですね)


その映像の中で、クラーケンは確かにその謎の呪術師と戦っていました。
しかし、圧倒的な魔力を前に為す術はなく、やがて海は真っ黒に染まってしまい、
そこで記憶は途切れました。
その後、邪な魔力にあてられたクラーケンは人を襲うようになったのでしょう。

僧侶(けど、あなたは海の生き物たちを守ろうとした)

僧侶(そうですね)

大蛸「…」ゴゴゴ

僧侶(もう大丈夫ですよ。懺悔の必要はありません)

僧侶(全部、教えてくれてありがとうございます)

僧侶(さぁ、あなたは元の棲家へお帰りなさい)

僧侶(あとは私が…私達にまかせてください)


その呪術師は、おそらくこの先私達に牙を向くでしょう。
私はこの時、はっきりと自分の対峙すべき敵といえる存在を認識しました。




179: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:41:26.52 ID:SAL07a4ho



僧侶「ぷはっ…」

海面に顔を出すとすっかり海は穏やかさをとりもどし、曇天には晴れ間が覗いていました。


僧侶「はぁ…良かった」

蛸娘「ヒーラ…ありがとう」

僧侶「えへへ。やりましたね。みんなのおかげです。スキュちゃんありがとう」

僧侶「ローレさん、ありがとうございました」

宿屋の少女「うふふ。いまでも心臓がドキドキしてます」


海賊の頭「おーいアネさん! こっちです!」

僧侶「あっ」

海賊さんたちは船に私をひきあげてくれました。

僧侶「みなさん無事ですか!」

海賊の頭「ええ。おかげさまで」

海賊の頭「ありがとうございました」

僧侶「こちらこそ。あなたたちの協力なしでは魔法陣を描くことはできませんでした」




180: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:47:33.59 ID:SAL07a4ho


海賊の頭「それで、アネさん…」

海賊の頭「これから、どうします」

僧侶「…」

海賊の頭「よければ俺たちのことを今後も導いてくれませんか!」

海賊の頭「お願いします!」

僧侶「そ、それは…」

海賊の頭「アネさんの部屋はとびきり豪華にします」

海賊の頭「野郎どもが扉に触れることすら許しません、アネさんのプライベートを保ちます」

海賊の頭「飯も風呂も不自由させません!」

海賊の頭「そうだ、あの蛸女も一緒に…!」

僧侶「…」

海賊の頭「それでも…だめですか」

海賊の頭「俺たちには女神のアネさんが必要なんです!」


海賊A「おかしらぁ…警備隊の奴らがもうそこまで来てますぜ」




181: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:51:06.64 ID:SAL07a4ho


警備隊「あーこちらは警備隊だ。海賊ども、応答せよ」

警備隊「お前たちが人質を連れていることは知っている」

警備隊「すぐに解放しろ」


海賊A「野郎、好き勝手いいやがって」

海賊A「この方は俺たちのアネさんだぞ…」

海賊の頭「…アネさん」

僧侶「…わ、私は。すでに仲間がいるので、同行はできません」

海賊の頭「そう……ですか」

海賊A「うおおんせっかく俺達の女神をみつけたのによぉ」


警備隊「人質を解放せよ」

警備隊「それとも、その女はお前たちの仲間か」

警備隊「そうとなれば、砲撃を開始する!」

傭兵「お前何言ってやがる!」

勇者「ヒーラはほんとにボクたちの仲間だよぉ! 海賊たちに誘拐されたんだ!」

警備隊「だが、そうは見えんぞ」




182: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 00:57:07.82 ID:SAL07a4ho


海賊A「まずいぜ頭、この距離で撃たれたら直撃しちまう」

海賊B「大丈夫だ。こっちにはアネさんの結界がある! 大砲なんていちころよ」

海賊の頭「…アネさん。お願いします、俺達と共に」

僧侶「でも…それはできません」


勇者「ヒーラーーー!!」

勇者「ヒーラなんでしょ!! ボクだよ!!」


僧侶「! ユッカ様!? あの船にユッカ様が!」

海賊の頭「あれがアネさんのお仲間ですか」

僧侶「そ、そうです! 私の仲間です!」

僧侶「うぇぇん…ユッカ様…ぐすっ」

僧侶「よかった…みんなと…また、ずずっ」

海賊の頭「…」 

警備隊「攻撃を開始する」

海賊の頭「!」




183: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:04:11.14 ID:SAL07a4ho



傭兵「やめろっ!」

勇者「うっちゃだめだよぉ! ほんとにヒーラはボクたちの仲間なんだよぉ!」

警備隊「我々の目的はこの海域を荒らす海賊どもの駆逐である」

警備隊「各砲座、構え!」


海賊の頭「まちやがれ!!」

警備隊「…む」

海賊の頭「これが見えねぇのか!」

海賊のお頭さんは腰のサーベルを引き抜き、私の首元に触れない程度にそっと当てました。

海賊の頭「ご無礼をアネさん…いえ女神様」ボソボソ

海賊の頭「この人質の女の命が惜しければ、俺たちを見逃してもらおうか。交換条件だ」


警備隊「くっ。やはり人質だったか…姑息な手を」

警備隊「わかった。いますぐ婦人を解放せよ!!」

海賊の頭「あぁ。小舟でそっちに向かわせる!! 砲撃すんじゃねぇぞ!」




184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/09(火) 01:05:22.70 ID:zy/Hj9uN0

頭ぁ・・・




185: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:10:31.86 ID:SAL07a4ho


海賊の頭「…行ってください」ボソボソ

僧侶「あなた…」

海賊の頭「俺達は言い逃れもできねぇ海賊」

海賊の頭「オクトピアから来た商船をおどしたのは事実なんです」

海賊の頭「へっ、やっぱりアネさんはここにいちゃいけねぇな」

海賊の頭「さぁ仲間が待ってんでしょ」

海賊A「下に船を用意してます。そこのロープを伝って海に降りてください」

僧侶「…お世話になりました。そうだ、この杖…返します」

海賊の頭「それはアネさんが海に認められた証だ。俺達は受け取ることはできねぇ」

海賊の頭「持って行ってください。もともと誰のモンってわけでもねぇ」

僧侶「でも…」

海賊の頭「ほら、グズグズしてると陸のバカどもがまた疑っちまう」

海賊の頭「お元気で。ヒーラ様」

海賊の頭「頭を下げちゃいけませんよ。いかにも怯えた人質を装ってください」

僧侶「あっ、ありがとうございました…!」ギクシャク




187: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:16:04.01 ID:SAL07a4ho


私は海に降りて小舟に乗りました。

オールの漕ぎ方がわからなかったのですが、不思議と小舟は前へ動いていきます。

僧侶「あ、あれ…?」

蛸娘「ヒーラ…」

僧侶「スキュちゃんが押してくれてるんですか…?」

蛸娘「そう。スキュ…ヒーラのこと好き」

蛸娘「でも、ヒーラ帰るとこある。ヒーラお嫁さんにできない」

蛸娘「スキュ悪い子だった。ごめんなさい」

僧侶「謝らないでください。もう済んだことです」

僧侶「それに…楽しかった。知らない世界を知れてすこしだけ、うふふ」

蛸娘「でも…」

僧侶「スキュちゃんは寂しかっただけですよね」

蛸娘「クラ君元気にもどった。もうぷんぷんしてない。ヒーラのおかげ」

蛸娘「ローレにもひさしぶりに会えた。うれしい」

蛸娘「ありがとう。ありがとう。ヒーラ好き」

僧侶「うふふ」

そして、小舟は大きな警備隊船の前までたどり着きました。




189: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:25:04.34 ID:SAL07a4ho


蛸娘「あのね。スキュ、ヒーラに幸せになってほしい」

僧侶「スキュちゃん…」

蛸娘「ヒーラをお嫁さんにする人、きっともっと幸せになる」

蛸娘「スキュもがんばって幸せになる」

蛸娘「ばいばい…」

僧侶「…行っちゃうんですか」

蛸娘「スキュのお友達助けてくれてありがとう」

蛸娘「ばいばい。ヒーラばいばい」

僧侶「あっ…スキュちゃん、最後に顔がみたいです」

蛸娘「だめ。ヒーラ、スキュと一緒のとこみたれたらスキュの仲間とおもわれる」

蛸娘「ヒーラ、人間。スキュと違う」

蛸娘「だからヒーラ、ばいばい」

僧侶「…!」

そうして、スキュちゃんはスィーっと波間に消えてゆきました。

僧侶(…ありがとう)

僧侶(さようなら…スキュちゃん)


勇者「ヒーラぁぁああ!」

ユッカ様が勢い良く縄梯子から降りてきて、私に激しく抱きつき小舟がぐらぐらと揺れました。

僧侶「ユッカ様…泣かないで」

そう慰めた私の頬には、たしかに一筋の涙が伝っていました。




190: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:32:57.93 ID:SAL07a4ho


その日、疲れきった私はローレライに一旦帰ることとなりました。
事情聴取を含めた事後処理は明日以降おこなわれるそうです。


僧侶「…」

私は2階のテラスで潮風に吹かれながらぼーっと夜の海をながめていました。

僧侶「…」

勇者「ヒーラ!」

ユッカ様は私の側から離れようとせず、ずっとくっついたままです。

ソル様もマナちゃんも私の帰還を喜び、何かと世話を焼いてくれました。

傭兵「腹減ったろ。これ、晩飯買ってきた」

勇者「あーなにこれ唐揚げ?」

傭兵「タコだけどな。うまいぞ」

勇者「えータコ…」

僧侶「タコ…」




191: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/09(火) 01:38:39.56 ID:SAL07a4ho


傭兵「タコはこの街の名物なんだぞ! なんたって蛸女伝説の残るオクトピアなんだからな」

勇者「それって罰当たりじゃないのかなぁ」

勇者「…はむ…。うわぁ、これサクサクだね! ぶにぶにしてない!」

傭兵「お、ついにお前もタコのうまさに気づいたか」

勇者「こんな調理法があるんだねー」もぐもぐ

魔女「おいしい」

傭兵「あれ、ヒーラちゃん食べないの?」

勇者「お腹へってないのー?」

僧侶「い、いえ…」

傭兵「ヒーラってタコ嫌いじゃなかったよね? もしかして…今日のあのおっきいタコとの戦いで嫌いになった?」

僧侶「…」フルフル

僧侶「タコは決して嫌いじゃありませんよ!」

僧侶「ただ…なんとなく今は食べづらくって」

傭兵「それもそうか。悪いな…なんか違うのすぐ買ってくる!」

僧侶「あっ…そこまでしなくていいのに」

僧侶「タコ…」

僧侶(スキュちゃん…元気でね)



第19話<ヒーラの受難>おわり




212: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 22:56:34.57 ID:isF+/wsEo

▼前回のあらすじ
蛸娘<スキュラ>に誘拐されて行き着いた海賊のアジトにて、海鳴りの杖に選ばれた僧侶<ヒーラ>は海の女神として祭り上げられる。
そして状況に流されるままに、海で暴れる大蛸<クラーケン>と対峙することになった。
スキュラと宿屋の少女<ローレ>、そして海賊達の力を借りたヒーラは新しい杖の力で
邪な魔力に支配されたクラーケンを浄化し、無事ユッカ達の元へと帰還したのであった。




213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/11(木) 23:03:16.43 ID:IusbZ5hHO

あらすじ乙です




214: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:05:35.97 ID:isF+/wsEo



第20話<海日和>



【ローレライ2階・大部屋】


僧侶「ん…寝苦しい」

勇者「すぴー…zzz」ギュー

僧侶「ユッカ様…心配かけてごめんなさい」なでなで

魔女「…zzz」

僧侶「マナちゃんも。私のこと一生懸命探してくれたんですね。ありがとう」なでなで

僧侶「うふふ、でもちょっと暑いです」

僧侶「よいしょ…」

僧侶「すっかり汗かいちゃいました」

僧侶「11時…お風呂、まだはいれるかな」

僧侶「ちょっとだけ行ってきますね」なでなで

勇者「んぎゅ…ぅ…zzz」


カチャ…

僧侶「あっ」

傭兵「お…ヒーラちゃん、まだ起きてたのか」




215: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:11:01.56 ID:isF+/wsEo


僧侶「はい。汗かいちゃって…」

僧侶「あと、まだ磯の臭いが取れてないような気がして、お風呂に入りなおそうかと思ってるんです」

傭兵「すんすん。しないけどな」

僧侶「きゃあっ、もうっ! い、嫌ですよそんなことするの! セクハラです」

傭兵「悪い。でも汗の匂いはちょっとした」

僧侶「も〜〜っ!」

傭兵「しーー。じゃあ、先に入っておいで」

僧侶「え…。あ、もしかしてソル様もお風呂行くところでしたか?」

傭兵「まぁな。さっき入ろうとしたらちょうどローレさんが入ってたから、入れなかった」

僧侶「そうですか…」

傭兵「行っておいで」

僧侶「私があがるのを待ってたら、お湯…冷めちゃいますよ」

傭兵「じゃあ一緒に入るか! ははは、なんて」

僧侶「…ぃ、いいですよ…?」

傭兵「え゛っ!? 冗談だけど、俺水風呂でも別にかまわないし…」

僧侶「…」きゅっ

傭兵「ひ、ヒーラちゃん…どうしたんだ」




216: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:15:42.28 ID:isF+/wsEo


僧侶「…」

傭兵「……辛かったな」

僧侶「…」フルフル

傭兵「ごめん、俺のせいでヒーラちゃんをとんでもない目に遭わせてしまった」

僧侶「謝らないでください」

僧侶「それに、私にとって大切な出会いもありました。決して悪いことばかりではありませんよ」

傭兵「そ、そうか…とにかく、ヒーラちゃんが無事に戻ってきてくれて嬉しい」

僧侶「…ねぇ…あの、最後に交わした約束…覚えてますか」

傭兵「え……っと。あ、あーもしかして」

傭兵「アレ…のことか?」

僧侶「…」コクン

傭兵「と、とりあえず風呂行ったほうがいいんじゃないか。こんなことしてる間にも冷めちゃう」

僧侶「だから一緒に…ね?」キュッ

傭兵(参ったな)

僧侶「ソル様に…抱いてもらいたいです」




217: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:24:00.83 ID:isF+/wsEo



【大浴場(混浴)】


ガラ…


僧侶「おまたせしました」

傭兵「お、おう」

僧侶「…よいしょ」カコン

傭兵「どうして隣に座る…あっちにも向こうにもいくらでも空いてる場所が」

僧侶「ソル様ひどいです」

傭兵(寂しいのかな…)

僧侶「お体は私が流してさしあげますよ」

僧侶「はい。じゃぱー」

傭兵「…」

僧侶「? 目閉じなくて良いですよ?」

傭兵「だってヒーラちゃん裸だろ?」

僧侶「当たり前じゃないですか。お風呂なんですから。おかしなこと言いますね」

傭兵「…だよな」

僧侶「恥ずかしがってますか? 裸はいままで何度も見てるじゃないですか」

傭兵「昨日今日とさ、ずっとヒーラちゃんのこと考えたから、妙に気恥ずかしい」

僧侶「うふふ。それはどうも」




218: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:32:40.60 ID:isF+/wsEo


僧侶「私のこと考えて、こんな風になっちゃいました?」


ヒーラちゃんは俺の背中にふくよかな胸をおしつける形で抱きついて、背後からそそり立ったペニスへと手を伸ばした。
細くしなやかな指で陰茎をなでながら、耳元に息を吹きかけるイタズラをしてくる。


傭兵「ホントに心配してた。それだけだよ」

僧侶「では安心してこんな風に?」

 しゅっ しゅっ

傭兵「……はい」

僧侶「こんなにカチカチにしちゃって。昨晩はユッカ様とはなさらなかったのですか?」

傭兵「さすがに出来ないよ」

僧侶「でも私の生存はあの淫魔の協力で確認してたんでしょう? マナちゃんにそう聞きましたよ」

傭兵「だからしてないってば…そこまでユッカ図太くないよ」

傭兵「あいつずーっと水晶球を覗きながらオロオロしたり、球に難癖つけたりしてた」

僧侶「ユッカ様らしいですね」

僧侶「じゃあ…ほんとにあの日の岩場の続きなんですね…これ」

僧侶「♪」

 しゅっ しゅっ

傭兵「…う」




219: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:40:33.44 ID:isF+/wsEo


僧侶「出しちゃダメですよ」

僧侶「続き、なんですから」

僧侶「ちゃんと…私と…はむ」

洗い場の鏡越しに俺の背後に映るヒーラちゃんは、恍惚とした表情で俺の耳たぶを口に含んだ。

僧侶「こうやって、こしこししてるとどんどん固くなっていきますね」

僧侶「一番かたーくなったら、私にくださいね」

傭兵「ヒーラちゃんは準備できてるの?」

僧侶「…たしかめてみますか?」


ふいにヒーラちゃんは立ち上がり、俺の前に回りこんでおしりを向けた。
ぷるんとした真っ白なおしりのお肉が目の前で弾む。

傭兵「なっ」

そしてヒーラちゃんはそのまま腰を折るように正面の鏡壁に手をつき、陰部を目の前に突きつけてきた。
眼前で秘裂がひくひくと呼吸をくりかえし、俺を誘っている。


傭兵「お、おい…」

僧侶「ここ…ソル様の指で、ひらいて…見てください」




220: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:46:23.79 ID:isF+/wsEo


ピンク色に染まり少し成長のかいま見える陰唇と、うっすらとした金色の陰毛。
ヒーラちゃんの全てが目の前にある。

さすがにこんな距離だとすこしぎょっとしてしまう。

しかしそれ以上に俺の好奇心と性欲は駆り立てられ、
気づいた時には指先でその秘密の場所を左右に開いていた。

 くちゅ…

僧侶「んっ…ぁ」

僧侶「いいですよ…見て。私のここ…こんなになってるんです」

ちいさな水音と共にヒーラちゃんの恥肉は開かれ、
中の真っピンクの襞と、薄暗くすぼんだ穴が現れる。

穴の周りはすでに陰液で溢れ、つぅと重力に従って垂れて、ヒーラちゃんの金色の毛に絡みついた。


僧侶「どうですか…」

僧侶「ソル様にエッチなことしてもらいたくて、こんなに濡れちゃってるんです」

僧侶「私、エッチですよね…?」




221: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:53:58.18 ID:isF+/wsEo



傭兵「すごくエッチだ。ここ、ちょっと磯っぽい匂いするかも」

僧侶「えっ、う、嘘っ!」

僧侶「一応…帰って来たから念入りに念入りに念入りに洗ったんですけど…」

傭兵「じゃあこれヒーラちゃんの元からの匂いか」

僧侶「も〜〜っ!」

俺はなんの宣言もなしに、顔を近づけてヒーラちゃんのそこに舌を押し付けた。
いくら濡れていても、愛撫はしておいたほうがいいだろう。


僧侶「ひゃうっ…な、何を」

傭兵「ヒーラちゃんを味わいたい」

僧侶「そんな…舐められるのは恥ずかしいです」


しかしヒーラちゃんは特に抵抗する様子はない。
ぷっくりと腫れたクリトリスを舌先でつんつんとねぶると、次第に鼻をかすめる匂いは強くなった。

僧侶「そこ…は…っ。あっ、あっ♥

僧侶「き、きもち…い…う」

僧侶「クリちゃんはダメですよぉ…」

傭兵「はは、ヒーラちゃんてここの事そう呼んでるんだ」

僧侶「ひゃうん、もうクリちゃん舐めないでくださいっ」




222: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/11(木) 23:58:45.64 ID:isF+/wsEo


傭兵「すごくトロトロの汁がいっぱい出てきた」

僧侶「だ、だってそんなことされたら…出ちゃいますよぉ」

傭兵「舌、入れるね」


少し強めにぐっとヒーラちゃんのあそこを広げて、横に伸びた恥穴に舌を無理やりねじこんだ。
ドロッドロに汁を溜め込んだそこからはヒーラちゃんの濃厚な味がした。

 ちゅく ちゅく ちゅく
  ちゅく ちゅく ちゅぷ…


僧侶「ふぁぁ…っ。だめっ、だめですぅ」

僧侶「ソル様の舌が…ざらざらしててっ、私のそこ…っ、やんっ、あっ、きもち…くて」

僧侶「はぁ…ハァ…♥ イッちゃいそ…」

僧侶「も、もうはなしてくださいっ、イッちゃいそうで…す、あんっ♥」

僧侶「穴のまわりれろれろしないでくださいっ! 中に入れるのもだめぇぇ♥」


 ちゅぷ ちゅぷ ちゅぷ ちゅくっ


僧侶「ぅ〜〜っ♥」




223: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:04:36.88 ID:k5G3XIrro


ぷしゅっと粘り気気の薄い汁が顔にふきかけられて、ヒーラちゃんのおしりがびくんと跳ねた。

僧侶「はぁぁう…♥♥」

傭兵(イったかな?)

傭兵(そこまで刺激あたえてないんだけどなぁ)

どうやら刺激そのものよりも、俺にこんなことをされているという状況に感じているようだ。

逃げようとする腰を手で捕まえて、なおも舌をねじ込み続けると、ヒーラちゃんの陰液はとどまることなく溢れ続け、
彼女の甘い喘ぎが浴室内に反響した。


傭兵「美味かった」

僧侶「…はぁ、ハァ…」

鏡ごしに表情をうかがうと、顔を真赤にそめてトロンとした目をしていた。

傭兵(あんまり長くするとまたのぼせるかもしれないな)

そう思った俺は、ヒーラちゃんの腰を掴んだまま立ち上がり、
すでに限界まで張り詰めた自分のイチモツを、いましがたほぐし終えた穴に突き刺した。


僧侶「ふあぁぁぁ〜〜〜ぁっ♥♥♥」




224: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:11:04.70 ID:k5G3XIrro


ドロドロに溶けたソコは驚くほど簡単に俺のモノを受け入れ、
陰液でねちょねちょになった内襞で暖かく包み込み、そして激しく絡み付けてきた。


僧侶「そ、そる様のおちんちんがっ…♥ んんんぅ♥」

僧侶「熱いですっ、あつすぎて溶けちゃいます」

傭兵「もう溶けてるよ」

傭兵「動いていいか? あ、その前に」

激しいピストンをする前に、まずは2度3度とゆっくり突き入れる。

 ぶぴゅ…ぷぴゅぅぅ
   ぷぴゅっ!

僧侶「!」

膣内の空気と陰液が無理やり押し出されて、結合部からまぬけな音が鳴り響いた。

僧侶「や、やめっ! な、なんですか今の変な音ぉ…」

傭兵「これしておくと密着感がすごいな…ヒーラちゃんの中ちょっときつくなった」

僧侶「ううう…ひどいです」

傭兵「俺だってもう我慢できないからな。動くよ」

そして俺は容赦なく腰を動かし始めた。




225: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:18:03.04 ID:k5G3XIrro



  ・  ・  ・


僧侶「あっ、あっ、あっ♥ あ゛っ♥」

  
 ぶちゅっぶちゅっぶちゅっ
  じゅぷ じゅぷ じゅぷっ


腰を打ち付けるたびに肉のぶつかる乾いた音と、混じった陰液の弾けるぐちゃりとした音が同時に聞こえてくる。
後背位によって俺のペニスの反り返りがヒーラちゃんの膣壁を激しくこすりつけ、
カリ先は的確に子宮の入り口を捉えて、何度も何度も刺激をもたらしつづける。

ヒーラちゃんはいつもとは違う快感に声を抑えることをせず、よがりつづけていた。

僧侶「あ゛おおっ♥ ああっ、あああっ♥」

僧侶「ソル様ぁ♥ すごっ、ひっ、これ♥」

僧侶「おまんこの奥が…ごりっ♥ごりっ♥って」

僧侶「ソル様のおっきいおちんちんがいっぱい届いて…削られちゃって…あああっ♥」

僧侶「赤ちゃんのお部屋つぶれちゃいますよぉお♥♥」

僧侶「あああっ、おおっ、お゛おおっ♥」




226: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:24:34.38 ID:k5G3XIrro



傭兵「ヒーラちゃんっ、ヒーラちゃんっ」


俺は膣に出し入れする快感に酔いしれ、彼女をいたわることを忘れて猿のように腰を振っていた。
鏡を覗くと、いまにも気を失いそうなほどの快楽で顔をぐしゃぐしゃにしたヒーラちゃんと、
その下で千切れそうなほど激しく弾む大きな胸が見える。


 じゅぷっ!じゅぷっじゅぷっ!
  じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!


だんだんと射精感が近くなり、俺は律動を早めてラストスパートをかけた。


僧侶「あああっ、ああっ、イグっイッれますっ!♥」

僧侶「お゛おぉぉ!? お゛おっあああっ♥♥」

僧侶「イグっ、イッてますからああ…♥」

僧侶「やめっ、もう止めてっ♥ はああっ、イクッまたイクっ!」

僧侶「んんっ〜〜〜っ!♥」

僧侶「やぁぁぁんっ、イッてますってば♥ 」

僧侶「とめてっ、腰とめてくださいっ、イッてますからぁ」

僧侶「しんじゃいま…お゛おおっ、お゛お♥♥ らめぇ」




227: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:29:44.88 ID:k5G3XIrro



 じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
  じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ


僧侶「う゛うううっ、ううっ、あああっ♥」

僧侶「はやぐっ、きてぇ♥ わたしのっ、膣、おまんこのなかにぃ♥」

僧侶「ソル様のあついのだしてぇええ♥」

傭兵「…くっ、う、ああっ」

傭兵「ヒーラ…ちゃっ」

そして激しい収縮で淫猥に俺をしめつけてくるヒーラちゃんの膣内に
俺はたっぷりと射精した。

 びゅくっ、びゅくびゅくっ
  どぷどぷどぷどぷ…どぷ

僧侶「ふぁぁぁあああ♥♥」

僧侶「でて、でてますぅ♥ ソル様の精液…♥」

僧侶「私のおまんこのなか…赤ちゃんのお部屋まで全部べたべたに…♥」

僧侶「これ、イクっ、イッちゃう…っ、くっ、もう何回目…あ゛ああっ♥」

僧侶「見ないで…っ、こんな姿…」

傭兵「はぁ…ハァ…ハァ…今日はすごく淫れたな」

僧侶「ううう…まだ…イッてます…止まんなくて、ぐすっ」




228: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 00:38:26.69 ID:k5G3XIrro


傭兵「ほんとにエロい子になった」

僧侶「うう…言わないでください」

傭兵「かわいいよ。素直に自分をさらけ出してくれて嬉しい」

僧侶「私の本性はエッチな子って言いたいんですか…?」

傭兵「う、うーん…まぁ、そうかもな」

僧侶「ひどいです。こんなに激しくしたのはソル様じゃないですかぁ」

傭兵「だってヒーラちゃんが、というかヒーラちゃんのここがすごくほしがってたから」

傭兵(それにヒーラちゃんならどんだけ激しくしても丈夫だからな…)

僧侶「何か変なことかんがえてませんか…?」

傭兵「さて。身体あらって風呂に」

僧侶「…ねぇソル様」


そういってヒーラちゃんは指を一本立てて俺の顔を覗きこんできた。

傭兵「なにその指」

僧侶「…」

傭兵「もう一回…?」

僧侶「…」コクッ

どうやらこれだけ激しくしてもまだし足りないらしい。
それほどに今回の件で彼女は寂しい思いをしたようだ。

傭兵(満たしてあげなきゃ、男じゃないな)


そうして俺は再び手をとり、ヒーラちゃんが満足するまで愛しあった。
行為を終えた頃にはすっかり湯船は熱を失っていたが、火照った二人の身体を冷ますにはちょうどよいぬるさになっていた。



第20話<海日和>つづく




235: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 22:30:13.96 ID:k5G3XIrro

第20話<海日和>つづき


<翌日>


【オクトピア警備隊本部】



警備隊「これをもって事情聴取を終了とする」

僧侶「ほっ…」

警備隊「そして大蛸の討伐の件について感謝する。あんなものが航路にいるとはな…」

僧侶(本当はやっつけたわけじゃないんですけどね…)

傭兵「疑いは完全に晴れたってことでいいんだな?」

警備隊「あぁ。お前達が海賊や魔物の仲間でないことは理解した」

傭兵「これで俺のここでの任務も終わりだな」

警備隊「ん? 何を言っている」

警備隊「まだ契約が残っているぞ」

傭兵「は?」




236: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 22:36:35.63 ID:k5G3XIrro


警備隊「海賊は逃げたが、まだ航路の安全が確保されたわけではない。再び現れる可能性もある」

傭兵「ま、まじかよ…じゃあ開港は?」

警備隊「数日間、警備船隊で巡回し様子を見てそれから判断する」

傭兵「…またしばらく船の上か。まぁ金はどのみち必要だからいいけどよ」

傭兵「船の揺れはどうも苦手なんだよなぁ」

僧侶「がんばってくださいね」

警備隊「なにか勘違いしているな。今回は仲間が誘拐されたということで、特別措置としてお前を同船させただけ」

警備隊「新米海兵がやることは決まっている」

傭兵「……もしかして」



【浜辺】


傭兵「……暑い」

勇者「ソルー。ビーチバレーしよー」

傭兵「アホ。仕事中だ」

勇者「座ってるだけじゃん」




237: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 22:42:11.30 ID:k5G3XIrro


勇者「ねーボクもそこ登ってみたい」

傭兵「来んな」

勇者「…んしょ」

傭兵「勝手に登って来んなっつってんだろ。あーもう、なんなんだよ」

勇者「ボク高い所好きなんだ」

ずしっ

傭兵「乗るな」

勇者「はい。お水。喉乾いて無いかなって思ってとどけに来ただけだよー」

傭兵「…おう。そりゃ悪いな」

勇者「休憩の時遊ぼうね」

傭兵「いいや、お前は今日こそ稽古つけてやる」

勇者「……」むすっ

傭兵「船旅になるとしばらくなにもできないからな。今のうちに鍛えておけよ」

勇者「……はーーい」 ピョンッ

傭兵「あ、それと遊んでばっかいないでお前らも仕事探せ! もらったビラはどうした!」

勇者「ボクたち明日からする仕事きまってるよ」

傭兵「ほんとか? 何するんだ」

勇者「お楽しみに!」




238: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 22:50:28.35 ID:k5G3XIrro


<その夜>



【ローレライ2階・大部屋】



僧侶「本日もお疲れ様でした」

傭兵「…何もしてないのに疲れた」

勇者「ずいぶん日焼けしてるねー」

傭兵「お前もな」

勇者「えへへ。見てお腹は真っ白」ペロン

傭兵「しまってろ」パチン

勇者「あうっ」

僧侶「…ごほん。さて、ではそろそろはじめましょうか」

勇者「…! …う、うん。そうだね」

傭兵「なにかするのか?」

魔女「ユッカの呪いの浄化」

傭兵「え…? いままで散々失敗しただろ」

僧侶「じゃじゃーん。見てくださいこの杖」

傭兵「それは海で拾ってきたっていう杖か」

僧侶「そうなんです! いまのパワーアップした私ならきっとユッカ様を蝕む憎き呪いを打ち消せるはず!」

勇者(不安だなぁ…)




239: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 22:56:19.67 ID:k5G3XIrro


魔女「この杖はとても良いもの」

魔女「ヒーラと波長があっている。もう店で杖を探す必要はない」

魔女「ヒーラのちからを最大限に引き出すことができるはず」

僧侶「うふふ」

勇者「ほんとにできるの…?」

僧侶「私を信じてください。必ずユッカ様を救ってみせましょう」

傭兵「……」ソロー

僧侶「ねぇソル様どこ行かれるのですか」ガシッ

傭兵「なんだかろくでもない目に遭いそうな気がしたから…街の酒場にでも退避しようかと」

魔女「今回は私が太鼓判を押す」

魔女「必ず成功する」

僧侶「はい!」

傭兵(何の自信なんだ)

勇者(ふたりとも失敗しても何も責任とらないくせによく言うよ…)

僧侶「では魔法陣を描きますのでしばしお待ちを」グリグリ

勇者(それお布団に描けるんだね…)




240: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:02:58.35 ID:k5G3XIrro


僧侶「できました! さぁいつでもどうぞ! 魔法陣の上に乗ってください!」

勇者「バチバチってならない?」

僧侶「なりませんよ! きっと、たぶん…」

勇者「……」

魔女「乗って。今回は術に改良も加えている、きっとあなたの呪いを消し飛ばしてくれる」

勇者(アソコごと消し飛んだりしないよね…)

勇者「で、でも…不安だなぁ」

僧侶「はやくしてください。効果が消えちゃいます」

勇者「うう…わかったよ」

勇者「いくよ…」ソロー

傭兵「はよ乗れ」ドンッ

勇者「あっ…! う゛にゃああああああああっ!!!♥」バチバチバチ

勇者「お゛おおっ、あああっ♥ イクっ♥ だめぇこれっ、ああああっ♥」ゴロゴロゴロ




241: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:09:17.73 ID:k5G3XIrro


傭兵「…」

僧侶「そんな…今回は自信がありましたのに」

僧侶「申し訳ありませんユッカ様。失敗しちゃいました…」

勇者「そんにゃっ、助けてぇ♥ 」

魔女「私達の想像の上をいく高度な呪いがかけられているのかもしれない」

僧侶「あの脳天気なサキュバスにそんなことできるとは思えないのですが…」

勇者「ひどいよぉ!! はぁぁううう♥ おっ、お゛おおっ♥」

勇者「おまんこ…焼けちゃうっ♥ あ゛ついよぉ…♥」

勇者「たしゅけ…っ、助てぇ♥♥ あああっ」ゴロゴロゴロ

傭兵「…これはいつにも増してひどいな」

魔女「…こちらも高度な魔法陣を使った分、失敗した時の抵抗が強い」

僧侶「本当にごめんなさいっ」

勇者「ヒーラのばかああああっ♥」

僧侶「あぁ、でも可愛い…できることなら私が沈めてさしあげたいです」

魔女「お風呂行こ」

僧侶「ソル様あとはおねがいします」

傭兵「…まじかよ」




242: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:17:27.01 ID:k5G3XIrro


傭兵「…ついでにレベル上げしとくか」

勇者「うんっ♥ しよっしよっ♥ はやくぅ…」

勇者「おまんこ…焼けちゃうよぉ、おちんぽほしいっ♥」

勇者「おちんぽっおちんぽっ♥」すりすり

傭兵「しかしこれどうやったら解けるんだ」

傭兵「やっぱあいつをぶった斬るしかないのか」

傭兵「それとも魔導師のじいさんの知人とやらを信じてみるか…」

傭兵「住所は…おそらく船で渡った先の街か…はぁ」

勇者「ぶつぶついってないではやくセックスしてよおおお!!!♥♥」

傭兵「これが世を救う勇者の姿とは思えないな…」

勇者「はぁ♥ ハァ♥ おちんぽ…♥」

勇者「ボクのおまんこぐちゃぐちゃにしてぇ…♥」


 ・ ・ ・


傭兵「うっ…」


▼勇者はレベル21にあがった。




243: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:24:04.65 ID:k5G3XIrro



僧侶「戻りました…うわっ」

魔女「この部屋くさい」

僧侶「か、換気しないとっ」

傭兵「  」

勇者「  」

魔女「ふたりとも死んでる」つんつん

僧侶「そんなわけないじゃないですか」

魔女「起きて」べしべし

傭兵「う……俺は。マナ、朝か」

魔女「まだ時間はそんなに立っていない」

魔女「お風呂空いた。入って。くさい」

傭兵「おう…? なぜだが頭がぼーっとする」

僧侶「そ、それよりソル様…し、下を履いてくださいね」

傭兵「ん……うぉあっ!? そうだ。俺はこいつに…」

勇者「  」

傭兵「…死んでないかこれ」

僧侶「お風呂つれていってあげてください…汚れものは私が片付けてておきますね…」

傭兵「すまん…」

傭兵(ってこうなったのはヒーラちゃんたちのせいなんだけどな…)




244: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:32:00.87 ID:k5G3XIrro



【大浴場】


勇者「汗を流そう!」

傭兵(なぜ連日女と一緒に入ることに…)

勇者「あーあ、誰かさんのせいでお股痛いな。どうせ激しくしたんでしょ」

勇者「腫れちゃってたらどうしよう」

傭兵「知るか。お前にせがまれてしたことだぞ」

勇者「死ぬかと思ったよ」

傭兵「俺だってしぼり殺されるかとおもったぞ!」

ガラガラ

サキュバス「はーい♪」チャプ

勇者「!!」

傭兵「なっ!」

サキュバス「お風呂も一緒なんてずいぶん仲良しさんね」

サキュバス「そのままじゃんじゃん仲を深めて気が狂うまでセックスしていいのよ」

傭兵「なんでここにいる!」

勇者「そうだよ!! サキュ宿泊費払ってないでしょ!」

傭兵「そういう問題か?」

サキュバス「くすくす」




245: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:38:32.07 ID:k5G3XIrro


サキュバス「最近がんばってるじゃない」

サキュバス「レベルの上がり方も上々♪」

傭兵「ふざけやがって」

勇者「ボク達がどれだけ苦労してるとおもってるの」

サキュバス「えーでもキモチー事してレベルがあがるならそれって素敵じゃない?」

傭兵「俺はあがらねーんだけどな。迷惑極まりない」

サキュバス「あなたにしても、オスの欲望を満たす大義名分がうまれるんだからいいじゃない」

傭兵「なにを…」

サキュバス「私の呪いがなければ、あなたたちいまごろこんな関係になってないでしょ?」

サキュバス「特にあなたのほうは…この子に対して特別な思い入れがあるみたいだから」

傭兵「…何を知ってやがる」

サキュバス「うふふ。私はこの子と一心同体」

サキュバス「記憶の中にすこし霞がかった部分はあるけど、この子のことならなんだって知ってるのよ」

勇者「勝手に覗くな! はやく出て行ってよ!」

サキュバス「だぁめ♪」

勇者「君は一体なにが目的なの!」

サキュバス「…くすくす。知りたい?」




246: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:45:21.07 ID:k5G3XIrro


勇者「いい加減におしえてよ!」

勇者「迷惑してるんだから!」

サキュバス「じゃあこっちにいらっしゃい。教えてあげる」チョイチョイ

勇者「…ほんと?」ジャプ

サキュバス「そうそうそのまま隣にね」

傭兵「お、おい気をつけろ」

勇者「…」ザプザプ

勇者「ねぇ教えてよ」

サキュバス「うっそー。おしえるわけないじゃない♪」がばっ

勇者「ひゃあああっ騙したなああああ」

勇者「離してよぉおお!」

傭兵(あーあ)

サキュバス「あら意外。静観するのね?」

傭兵「お前がユッカに直接害をなさないことはわかっている」

サキュバス「そうよ♪ そこらの魔物と違って、とって喰いやしないわ」

サキュバス「この子は私にとっても大事な器だから」

傭兵(やはりユッカを何かに利用する気だな)




247: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/12(金) 23:54:52.70 ID:k5G3XIrro


勇者「んーーヤダ近づかないで」

サキュバス「えーたまにはあたしと仲良くしましょう」

勇者「なにヒーラみたいなこと言ってるんだよずうずうしい!」

サキュバス「あんな上っ面だけの聖職者もどきより、あたしのほうがあなたのことを想っているわ」

勇者「絶対嘘だ! 君のことなんてしらないから!」

サキュバス「はむ♪」

勇者「やーだーやっぱり食べてるじゃんか嘘つき!! ソルたすけてよー!」


傭兵「…」わしゃわしゃわしゃ


勇者「仲間が魔物につかまってるのに何のんきに頭洗ってるんだよぉ!」

サキュバス「さっちヤりすぎて疲れちゃってるのね」

勇者「そんな…ボクのせいなの?」

サキュバス「んふふ。おっぱいちょっとおっきくなった?」ふにゅ

勇者「う゛ううっ!」

サキュバス「たくさん可愛がってもらって良かったわね」

勇者「そのわりにはレベル全然あがんないよ! ケチケチケチケチ!!」

サキュバス(この調子でいけば…覚醒は近そうね)




248: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:02:56.40 ID:dBGlLHGIo



ガラガラ


宿屋の少女「おじゃまします」

傭兵「うおあ!」

宿屋の少女「きゃっ! ソルさん…ご、ごめんなさい。ユッカさんの脱いだ服しか見てませんでした」

宿屋の少女「まさかご一緒に入っていらっしゃるとは…」

傭兵「す、すまん!?」

勇者「ローレ! この人なんとかして! お金払ってないのに入ってる悪いやつがいる!!」

宿屋の少女「!」

サキュバス「…あ!」

宿屋の少女「…えっと…その羽と尻尾は」

宿屋の少女「…サキュ…ちゃん?」

サキュバス「あちゃー…見つかっちゃった」

宿屋の少女「サキュちゃんですよね! わーひさしぶり!」

傭兵「!?」キョロキョロ

勇者「え…ふたりは知り合いなの…?」




249: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:08:47.59 ID:dBGlLHGIo


宿屋の少女「サキュちゃん。ぐすっ、会いたかったです」

サキュバス(あぁあ…めんどくさいのに捕まった)

サキュバス(お風呂入るのやめときゃ良かった)

傭兵「あの、ローレさん…そいつとどういう関係なんだ。そいつは魔物だぞ」

宿屋の少女「! い、いえ、な、なんでも…ないですっ」

勇者「ローレ…もしかして、君って」

宿屋の少女「!」

サキュバス「何、まだ隠してんの? もういいんじゃない、あの乳にはバレちゃってるんだし」

宿屋の少女「うう…そうですよね」

勇者「うすうす感じてたけど、やっぱりそうなんだね」

宿屋の少女「…隠していてすみませんでした」

宿屋の少女「実は私…魔族なんです」

傭兵「…そうは見えないが。普通の人間だ」

勇者「サキュと同じ淫魔なの…?」




250: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:14:56.84 ID:dBGlLHGIo


宿屋の少女「いえ…違います」

宿屋の少女「驚かないでくださいね」

勇者「うん…ローレは悪い人じゃないってわかってるから、魔物でもなんでもかまわないよ」

サキュバス「あたしも悪い人じゃないでーす」

勇者「うるさい」

宿屋の少女「あの…実は私…」


そう言い淀んでローレさんはタオルを巻いたまま湯船に浸かった。
すると足元がキラキラと輝きはじめ、気づいた時には大きなヒレへと変貌していた。

勇者「あっ…」

傭兵「魚?」

宿屋の少女「は、はずかしいですね。こんな姿、人目に晒せません」

勇者「すっごく綺麗だとおもうけどなぁ」

傭兵「うんうん」

勇者「ソルは見ちゃダメ」べしっ

傭兵「なんでだよっ」

宿屋の少女「うう…」




251: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:21:03.40 ID:dBGlLHGIo


傭兵「人魚なら、普通は海で暮らしているんじゃないのか?」

傭兵「どうして人の街で宿屋なんてやっているんだ」

宿屋の少女「じ、実は…私、魔界出身なんですけど」

傭兵「魔界…」

傭兵「魔界! ま、まさかそこに俺たちの探してるものがあるんじゃ…」

傭兵「ローレさん!」

勇者「まずはローレの話を聞こうよ」

傭兵「そ、そうだな…悪い」

宿屋の少女「よろしいですか? それで魔界を出てから安寧を求めて海をさまよっていたのですが」

宿屋の少女「たどりついた場所にはすでに魔物がすみついておりましてですね…」

勇者「うん」

宿屋の少女「その子とはじめはすごく仲良くしてたんです」

宿屋の少女「お互い海の魔物同士だし、波長があって毎日楽しかったです」

宿屋の少女「そ、そしたらある日…」

宿屋の少女「彼女は突然私のことを捕まえて、お嫁さんにするって」

勇者(…ヒーラに聞いた話にそんなタコが出てきたような)




252: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:27:28.20 ID:dBGlLHGIo


宿屋の少女「無理やり子作りさせられそうになって私は逃げてきたんです」

サキュバス「しちゃえばよかったじゃん」

宿屋の少女「す、するわけないですよぉ」

勇者「ローレ。ありがとう」

宿屋の少女「はい…?」

勇者「あのね、ヒーラに昨日の話を聞いたんだ」

勇者「大蛸につかまりそうになったとき人魚さんが現れて、力を貸してくれたって」

勇者「その時ヒーラはその人魚がローレだってこと言わなかったよ」

宿屋の少女「ヒーラさんは…私のことを内緒にしてくれました」

宿屋の少女「私が魔物であることが広まるのはよくないからって」

傭兵「ヒーラちゃんらしいな」

宿屋の少女「私の方こそありがとうございます」

宿屋の少女「あっ、あのっ、内緒にしてくれますよね!」

宿屋の少女「魔物が経営する宿屋なんて怖くてますます人が遠ざかってしまいます」




253: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:35:55.28 ID:dBGlLHGIo


勇者「そうかな?」

宿屋の少女「え…」

傭兵「俺たち人間にとって、人魚はそこまで悪いイメージは根付いてないな」

勇者「そうそう!」

宿屋の少女「そうなのですか」

サキュバス「少なくともあんたの一族はそんなに悪いことしてないしねぇ」

勇者「人魚がやってる宿ならみんな行ってみたくなるよ!」

宿屋の少女「で、でも…魔物なんてそれだけで怖いですよね」

傭兵「ローレさんを見て怖がる奴なんていないさ」

勇者「ボクならぎゅってして持って帰りたくなっちゃうよ!」

傭兵「あーそういう輩に来られたら困るな。ローレさんの身が危ない」

傭兵「なら、人魚も訪れる温泉宿ってことで売り出したらいいんじゃないか」

宿屋の少女「え…」

傭兵「ローレライの経営立て直し。そう書いただろ」

傭兵「少しでも協力できることがあるなら、俺達が手を貸す」

宿屋の少女「いいんですか…?」

傭兵「まだ世話になりそうだしな」




255: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:42:00.77 ID:dBGlLHGIo


傭兵「それと、よければ魔界ってやつの話を聞かせて欲しい」

宿屋の少女「…」

傭兵「思い出したくないことか?」

宿屋の少女「い、いえ…かまいません。ですが後日でよろしいですか」

傭兵「あぁ。かまわない。とにかく情報がひとつでもあれば良い」

サキュバス「あたしには聞かないんだ?」

傭兵「教えてくれるのか?」

サキュバス「んーどうしよっかなー♪ じゃあ、交換条件にぃ、あなたの特濃のー」

傭兵「さて、先にあがる。ユッカ、あまり長湯するなよ」

サキュバス「あっ、何よそれ!」

傭兵「どうせお前は本当のことを話さないだろ」

サキュバス「信用ないんだぁ」

勇者「自業自得だよ」

傭兵「できることなら締めあげてでも聞き出したいことだけどな」


サキュバス「…なによアレ」

宿屋の少女「…」うるうる

サキュバス「…さてあたしもあがろっかなー」

宿屋の少女「サキュさんっ。お会いしたかったです!」ギュッ

サキュバス「ぎゃー」

宿屋の少女「朝まで語りあいましょう♥」




256: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 00:54:07.36 ID:dBGlLHGIo



【ローレライ2階・個室】


傭兵「よし…この街での目的は順調に達成できそうだ」

傭兵「まさかこんな身近に情報をもった人がいるなんてな。ツイてる」

傭兵「あとは金だな」

傭兵「馬車を積むから渡航費だけで結構な額になるな…」


コンコン

傭兵「お? ユッカか、早かったな」

傭兵「淫魔はどうした。もう帰ったか」

ガチャ

魔女「…」

傭兵「なんだ、マナ…どうした」

魔女「…暇?」

傭兵「…あぁ。時間はあるけど、何か話でもあるのか」

魔女「最近ばたばたしていたから。あなたが1人になる時をうかがっていた」

傭兵「…?」

魔女「そろそろ、私の成果をみてほしい…」

傭兵「…成果? あっ…忘れてた」


マナは俺の腰掛ける椅子の前に立ち、ゆっくりとパジャマの下をおろしはじめた。
肌と下着の間につぅーっと糸がひき、恥部にくわえ込んだ木棒がわずかに頭を出している。

マナはうすく微笑み、俺に恥裂を見せつけた。


第20話<海日和>つづく




263: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:19:49.19 ID:dBGlLHGIo

第20話<海日和>つづき



魔女「今日こそ…あなたと…」


目の前の少女の秘部に木棒がつきささっている。
一日中入れていたのだろうか。
それとも風呂あがりにまた挿入したのか、ポタポタと汁が伝ってこぼれるほどにマナはアソコを濡らしていた。


傭兵「今日は…やけに大胆だな…」

魔女「…」


マナは何も応えず、ただじっと俺のことを見下ろしていた。
そのジメッとした視線は早くことをすませろと言いたげに見える。

傭兵「恥ずかしいのに我慢してるのか?」

魔女「…!」

傭兵「ならしなければ」

魔女「…」げしっ

マナは表情をかえることなく素足で俺のスネを蹴飛ばした。

傭兵「痛っ…なっ!?」




264: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:27:53.60 ID:dBGlLHGIo


傭兵「口で言いなさいって俺は何度も言ってきたよな」

魔女「…」

傭兵「はぁ…」

おおよそ検討はついていた。
ユッカとした日やその翌日は、マナは機嫌を損ねることが多い。

さきほど大部屋で盛っていたのが気になっているのだろう。

つまりは

傭兵「妬いてるんだな」

魔女「!」

魔女「ちがう」

傭兵「焦っちゃだめだぞマナ。お前はじっくり時間をかけたほうがいいんだ」

魔女「ちがう」

俺は立ち上がってマナの頭を二度三度なでたあと、場所を入れ替えた。
ゆったりとしたチェアにマナを座らせて、足を大きくひからせて肘掛けに乗せる。

椅子の前に屈みこむと目と鼻の先にマナの秘部がある。
呼吸にあわせてひくひくと木棒の飛び出た頭が動いていた。




265: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:34:20.29 ID:dBGlLHGIo


傭兵「きつくないか?」

魔女「平気。2号には慣れてきている」

傭兵「そうか…抜いていいか」

魔女「…」コク

2号をつまみ、ゆっくりと引き抜く。
わずかな水音と共に木棒は徐々に姿を現しはじめた。

魔女「んっ…」

傭兵「しっかりと咥えこんでいるな…あんまりひっぱると痛いか」

魔女「…そんなことない。余裕」

魔女「余裕だから…今日は3号が入る。絶対に入る…!」

魔女「だから……んっ、あっ」

 ぬぷっ…ずぷっ

魔女「う…ぁ」

傭兵「抜けたぞ。ほら、マナのエッチな汁でべたべただ」

魔女「知ってる」

俺は2号をサイドテーブルの上に置き、再びマナの恥部に向かい合った。




266: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:40:42.29 ID:dBGlLHGIo


どうあっても3号をいれたいらしい。
自分で勝手に挑戦しないように約束した以上、俺がしてやる以外は無い。

しかし、今のマナは3号よりもその先にあることを待ち望んでいるのだろう。

この少女は、俺と体を重ねたがっている。
こんなに小さな体で。


傭兵(マナ…)

マナの膣をすこしだけ開いて中の様子を伺った。
やや色素の薄いピンク色の粘膜が中で呼吸を繰り返していて、よだれのように垂れた分泌液がきらめいている。


魔女「ど、どう…」

傭兵「傷はついてないな。よかった」

魔女「そうじゃなくて…大きさ。広さ…そろそろ」

傭兵「…」

残念ながら、目に見えて膣の拡がりが変わっているとは思えなかった。
数日でどうにかなるとは俺自身おもっていない。
しかしマナは自信ありげに、朱に染まった顔でほほえんでいた。




267: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:46:31.09 ID:dBGlLHGIo



 ずぷ…

魔女「んっ…?」

とりあえず指を一本入れてみる。
薄暗い中での視覚よりも幾度か経験した指先の感覚のほうがよっぽどあてになる。

ぐにぐにと暖かく湿った膣内を探り、マナの広さを確かめた。


魔女「う…あっ…あっ…」

傭兵「すごい濡れてるな…お前いつもアレいれてこんな風になってるのか」

魔女「ちっ、ちがう…」

傭兵「よく濡れるのはいいことだぞ。痛みが軽減する」

傭兵「たくさん濡れてくれないとむしろ出来ないな」

魔女「! そ、そう……私はいつもこんな感じ」

傭兵「ぷ」

 くちゅ…くちゅ…ちゅく

俺はわかりやすい反応を示すマナを愛しく思い、どんどん濡れてくる秘部を指でかきまわしつづけた。

魔女「んっ…んぅ…あなたの指…動いて…」

魔女「そこは…ダメなとこ」

傭兵「ここマナのきもちいいとこだな?」

魔女「…ぅ」コクッ




268: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:53:37.45 ID:dBGlLHGIo


 ちゅくっちゅくっちゅくっ
  ちゅくっちゅくっちゅくっちゅくっ…
 

魔女「うっ、うっ…はぁ…うっ」

魔女「ぁぁ…はあっ♥」

傭兵「だんだんエッチな顔になってきたな」

傭兵「このまま指でイカせてやるからな」

魔女「待っ…!」

俺は小刻みに指を震わせ、マナの膣内を傷つけないように刺激を与えた。
本当はもっと激しくこすりあげてやりたいが、まだ未通の少女に傷でもつけたら大問題である。

魔女「んんんっ……んんぅ〜…♥」

魔女「はぁ…はぁ…っ」

魔女「指…で…イ…はぁ♥」

魔女「あなたの指で…イッ…ちゃ…うう♥」

魔女「んっ♥ んんっ!♥」


ぴくりと小さくマナの体が跳ねた。
指先がぎゅんぎゅんと締め付けられ、絶頂をつたえてくる。


魔女「はぁ…ハァ…ハァ」

傭兵「よし、とりあえずほぐれたな」




269: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 22:59:02.25 ID:dBGlLHGIo


指をひきぬくとねっとりとした糸のような愛液が沢山からみついていた。
俺はそれを3号の頭に丁寧に塗りたくる。

魔女「3号…入れる」

傭兵「わかってる。入ればいいけど」

魔女「きっと入る。入らなくても入れて」

傭兵「そういうわけにはいかないな」

いずれマナを傷つけるのは俺の役目だ。
俺以外で純潔をうしなってほしくない。
こいつらは所詮それを手助けするための道具でしかない。

傭兵(そうか…)

俺もまた嫉妬していたことに気づいた。
この陰茎の形をしたこいつらが、可憐な少女の膣内に分け入りとどまることを羨んでいたようだ。


俺は自嘲気味に笑い、マナのひくつく秘裂に3号の頭をそっと寄せた。
ゆっくりとマナはそれを飲み込んでいく。




270: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:04:29.10 ID:dBGlLHGIo



魔女「ぴりぴり…する」

傭兵「痛い?」

魔女「へ、へいき…窮屈だけど、痛くはない」

傭兵「もう少し入れるぞ。力抜いて」

魔女「わかった」

魔女「すぅーー…ふーーー」

魔女「すぅーー…ふーーー」

傭兵「いつもそうして自分で入れてるのか?」

魔女「…っ。そ、それが何か」

傭兵「いや…」


ここまでのマナの涙ぐましい努力を想像すると、思わず笑みがこぼれた。
自分で挿入する時はいつもの無表情なのだろうか。
それともいま俺に見せているような、熱っぽい表情をなのだろう。

3号は無事マナの中を傷つけること無く、竿の真ん中まで姿を隠した。
ぎちぎちに拡がった膣のまわりはすこし赤みを増して俺には痛そうに見えた。




271: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:09:50.41 ID:dBGlLHGIo


魔女「ん…」

傭兵「ほんとに痛くないか? やめとくか?」

魔女「どうして」

傭兵「マナのここがこんなに拡がってるとこはじめてみたから。不安になった」

魔女「あなたのはこれよりもっと太い」

魔女「だからこれくらい平気」

傭兵「マナ…」

そうしてマナの秘部は3号を根本までしっかりと飲み込んだ。

傭兵「入った…な…」

魔女「…」コク

傭兵「入るもんなんだな。ほんの最近まで指一本でもきつかったのにな」

魔女「成果がでた。毎日たくさんいじ……あっ」

マナは何か言いかけてしまったという表情と共に口を閉ざした。
顔をのぞきこむとサッと視線をそらし、もともと赤みがかった顔をさらに赤くさせていた。

傭兵「……スケベなやつ」




272: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:15:32.18 ID:dBGlLHGIo


考えてみればこんなナリをしたマナだってユッカと変わらない歳で、ヒーラちゃんの1つ下だ。
思春期真っ盛りだ。
自慰のひとつやふたつ、みっつくらいはするだろう。
俺にそれを咎める権利はない。

どんな生まれであろうと、どんな力を授かっていようと、マナは1人のエッチな女の子だ。


傭兵「これで3号はクリアか。早かったな。よくがんばった」

傭兵「となると次は4号…あれ、入って無いじゃん」

魔女「…4号はヒーラに進呈した。ヒーラのペニスになった」

傭兵「そうなの。たしかにユッカの汁でまみれたあれをいまさら返せとも言えないよな」

魔女「つまり…次はない。私の開発はおわり」

傭兵「マナ…?」

魔女「約束をまもって。3号が無事入ったら、あなたをくれるって」

魔女「約束した」

傭兵「したような…してないような…」

魔女「した!」




273: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:20:24.48 ID:dBGlLHGIo



傭兵「い、いや待て…痛いと思うぞ」

魔女「でも4号はない」

傭兵「なら5号を…」

といって箱をのぞく。
箱の一番右側に鎮座する5号はなぜかギラギラと黒光りしており、その大きさは桁違いだった。
もはや魔物サイズである。
身体の成熟したヒーラちゃんでもおそらくムリだろう。
一体誰に使うものなのか、俺には検討もつかなかった。


傭兵「よし無理だな!」

魔女「そう。だから私には4.5号が必要」

魔女「それはあなた」

傭兵「4.5ねぇ……4.5号……」

5号「…」ギラリ

傭兵「くそぅ!」




274: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:26:09.91 ID:dBGlLHGIo


魔女「ん…」

 じゅぷ…


マナは勝手に3号をひきぬいて、布で丁寧に拭っていた。
そして俺の下着に手をかけ、そろそろと引き下ろしにかかる。

傭兵「お、おい…そんな急がなくてもいいだろ」

傭兵「無理だと思うぞ。いましがた3号でキツキツだったろ」

傭兵「自分の体のことはよくわかるんじゃないのか?」


反論も虚しく、俺は下着を脱がされてあられもない姿にされてしまう。
さらに情けないことに、俺の陰茎はまさしく4.5号といわれて仕方ない大きさに隆起していた。

魔女「たってる」

傭兵「うるさいっ!」

魔女「ペニスが勃起するということは、異性とセックスしたいということ」

魔女「あなたのココはセックスしたがっている」

傭兵「あぁあセックスとか言うなぁぁあ」

魔女「硬い。けど挿れてみて痛そうな硬さじゃない」むぎゅむぎゅ




275: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:31:36.72 ID:dBGlLHGIo


魔女「きっと、とても気持ちいい。自慰とはくらべものにならないくらい」

傭兵「いやいや…そんなわけ」

魔女「そうに決まってる!」

傭兵「!」

魔女「ユッカはいつもいつも、エッチな声を出している…」

傭兵「う…」

魔女「今日も気を失うまでしていた。あなたと…」

魔女「……ずるい」

短くつぶやいたその一言に彼女の想いのすべてが集約されている気がした。

傭兵「マナ…」

魔女「もう我慢したくない。私も…あなたがほしい」

魔女「あなたを受け入れて、あなたの愛を感じたい」

魔女「あなたとセックスしたい…」

魔女「だめ……?」

傭兵「…」


俺はそっとマナの両肩をつかんで、敷いてある布団へ行くように促した。




276: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:40:04.77 ID:dBGlLHGIo



布団の上にマナを仰向けに寝かせて、よく見えるように足を持ち上げた。

そして閉じた割れ目を開くと、ものほしそうにひくつく小さな膣口。

おそらく一日中2号の居座っていたそこは、狭まること無くわずかに円状にぽっかりと開いていて、俺のことを待ち構えている。


傭兵「入れるぞ…ほんとに良いんだな」

魔女「…」コクッ

傭兵「とりかえしはつかないんだからな?」

魔女「…」コクコクッ!

マナは緊張しつつも期待にみちた目で俺を見ていた。
目元はすでに潤んでいる。


俺は瓶から潤滑剤を取り出し自身にぬりたくり、マナの大切な場所へそっとあてがった。


傭兵「いくよマナ」

魔女「ちょうだい…あなたのペニス…。私のことをもらってほしい」

魔女「あなたに捧げたい…♥」




277: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:48:20.64 ID:dBGlLHGIo


傭兵「そんな誘われ方したら…もう我慢できない」

傭兵「俺だって…マナのことが欲しかった」

傭兵「いくぞ…」

魔女「…うん」

ずぷり…

俺のペニスがマナの秘部をかき分けていく。
どれだけ潤滑剤を塗っても、サイズのあわない穴をこじあけるには力が必要になってくる。
だが強くやってしまうと間違いなくマナの膣襞はさけて、強烈な痛みを伴うだろう。
破瓜の痛みだけではすまないかもしれない。

傭兵「…」

魔女「迷わなくていい。ひとおもいにしてくれたほうが楽」

傭兵「と言われても……な、なぁ…例えば痛みを軽減させる魔法とか」

魔女「…」フルフル

魔女「それはダメ。あなたが与えてくれる痛みすら、私は愛おしく想いたい」

魔女「この体で全て感じたい。だから痛くてもいい。あなたを奥までちょうだい」

傭兵「マナ…」




278: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/13(土) 23:56:57.44 ID:dBGlLHGIo



傭兵「わかった。我慢できないくらい痛かったら暴れていい。俺を蹴飛ばしてくれ」

魔女「…」コク

傭兵「力抜けよ…」

魔女「すぅー…はぁー…」

魔女「……来て♥」


俺もマナと揃って深呼吸一つ。
半端に止めていた腰を欲望のままに一気に突き入れた。

魔女「…〜〜!? ぁ」

俺のペニスはマナの純潔を奪い、マナの狭い膣内を蹂躙した。
ぎちぎちに締まる膣襞の感触にいまにも射精してしまいそうなほどの官能を覚えた。

ふたりの結合部からはわずかに赤い血が滲んでいる。
今は性器が隙間なく埋まっている状態なので、これをひきぬけばもっと大量にあふれでるだろう。

傭兵「マナ…」

魔女「…ぁ、か…あっ、うううっ」


マナは大きく目を見開いて声にならない声をあげた。
鼻が真っ赤に染まり、目元からはたくさん涙が溢れでる。
それらが行為による痛みを物語っていた。




281: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:03:45.19 ID:FCs4Eis7o



傭兵「痛い…よな」

魔女「すぅーはぁーすぅーはぁー」

傭兵「あぁ…マナ」

マナは必死に痛みに耐えていた。
いますぐ暴れだしたいほど痛いだろう。
それでも俺を受け入れるために、俺を傷つけないために耐えている。

俺がそんなマナにしてやれることは、少しでも早く終わらせてやることだ。

だが、ギチギチにしまったそこに陰茎を出入りさせるのは難しい。
すこしでも動かすと、マナはとてつもない痛みに襲われるだろう。

傭兵「マナ…」

俺はマナの名前を幾度か呼びながら、頭を優しくなでた。
マナは鼻をすすりながら俺の目を見てにこりと無理やり笑顔をつくった。

魔女「私、あなたの女になった」

魔女「いまあなたのペニスが私のなかにいる…」

魔女「…すごく、嬉しい」

魔女「痛くない。これは嬉しくて泣いてるだけ」




282: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:10:02.40 ID:FCs4Eis7o



それはどうみてもやせ我慢でしかなかったが
そんなマナの姿をみて、俺の中にさらに愛しさがこみ上げてきた。

傭兵「すこし、動いていいか」

魔女「…」コク

傭兵「痛かったら、ほんとにやめる」

魔女「中途半端にやめたら…一生恨む」

傭兵「そ、そうか…」

 ず…
  ず…ぷ…


魔女「ん…ぎ…痛っ……な、なんでもな…」

傭兵(あぁマナ…ごめんな)

俺は頭をなでたまま腰をゆっくり動かしつづけた。
マナの膣襞は張り付くように俺にからみつき、強い摩擦を与えてきた。
当然マナのほうも俺と同じような摩擦が、痛みとなって伝わっているだろう。

魔女「うっ…う゛うっ…う゛っ」

マナは端正な顔を歪めながら、俺の目の前で小さく呻いていた。




283: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:16:10.75 ID:FCs4Eis7o



傭兵(これですこし楽になるといいが)

俺はマナの身体をだきしめて、唇を合わせる。
すると小さな舌が積極的に俺の方へと絡んできて、離そうとしてくれなかった。

傭兵(マナ…すきだよ)

その間も律動を止めることはない。
マナが何度も何度も舌を絡めてくる。痛みを紛らわすように。
唇を離したらいやいやと首をふり、また吸い付いて、熱い唾液を注ぎ込んできた。
この瞬間、俺とマナは恋人になれた気がした。

魔女「んっ、んんっ、んぅ♥」

魔女「んんう゛…。んぅ♥」

傭兵(かわいい…)

傭兵「マナ。かわいいよ」

魔女「…う…ん。あなたも、かわいい」

傭兵「俺が? そっか」

魔女「射精…していい。んっ…ちゅむ…ちゅう…ちゅ♥」




284: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:23:09.89 ID:FCs4Eis7o



やがて俺はマナの中で果てた。
真っ白な欲望がマナの膣内を満たした。
隙間なくうまった結合部からあふれてくる事はない。
行き場をうしなったそれは膣内から子宮へと流れ込んだだろうか。

マナはぽぅっとした目で相変わらず俺の唇を吸い続けていた。

傭兵「終わったよ。マナ」

魔女「……そう」

魔女「きもちよくなれた? 射精した?」

傭兵「あぁ。わからなかった?」

魔女「なんだか熱いのが来たけど…よくわからなかった」

傭兵「射精したよ。マナのおかげだ」

傭兵「マナのここ、きついけどすごく気持ちよかった」

魔女「…そ、そう。良かった」

マナがぎゅっと俺の首元に抱きついてくる。

傭兵「なぁ、抜いていいか?」

魔女「だ、ダメ…まだしばらくこのまま。せっかく入れたのに」

傭兵「でも…見たいんだ。俺がマナのはじめてを奪ったっていう証」

魔女「…?」




285: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:30:27.12 ID:FCs4Eis7o


傭兵「いいだろ?」

傭兵「それに、ちゃんと後始末しなくちゃ」

魔女「…」

マナは名残惜しそうにしながらも俺に従ってくれた。
上半身を抱き起こして、膝に座らせて二人の結合部がよく見えるようにする。


魔女「…ん」

傭兵「ごめ。痛かった?」

魔女「違う…こ、こんな大きいのが…刺さってる」

傭兵「そうだよ。マナのここ、ちゃんと入ったな。偉い」なでなで

魔女「…がんばった」

傭兵「次するときはきっと今回ほど痛くないからな」

傭兵「その時はたくさん2人で気持ちよくなろうな」

魔女「…」コクコク


俺はマナの中ならペニスをゆっくりと引き抜いた。
マナは一瞬痛みに顔をしかめたが、すぐに平静と取り繕う。

そして引き抜き終えると、2人の間からドロリとした液体が沢山溢れでた。
俺の出した白色の中にマナの赤色が混じっている。
それは間違いなく、2人の愛の混じり合った証だった。




286: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/14(日) 00:39:31.17 ID:FCs4Eis7o



 ・  ・  ・


傭兵「ここで寝ていくか」

魔女「そうする」

傭兵「マナを抱っこして寝よう」

魔女「うん。あなたの腕のなか…好き」

魔女「朝まで離しちゃだめ」

傭兵「わかったよ。おいで」


俺は手元の灯りを消し、マナを目一杯だきしめて床についた。


傭兵「マナの頭いい匂いするな」

魔女「…そ、そう」

傭兵「すんすん」

魔女「なんだけ変態……そんなあなたもいい匂いする」

傭兵「そうか。くさいって言われるかと思った。よーし、いっぱい嗅いでいいぞー」ぎゅうう

魔女「ん…ぐむ……。ふふ」

傭兵「いま笑った?」

魔女「別に」

魔女「そろそろ寝るね。おやすみなさい。ソル」

傭兵「…あぁ。おやすみマナ」

魔女「…そういえば。寝る前に一回だけキスしたい」

傭兵「あぁ、いいよ。大好きだよ…お前のことこれからも大切にするから。よろしくマナ」

魔女「こちらこそ。私も…あなたのことが大好き♥」チュッ




第20話<海日和>つづく




304: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:21:31.86 ID:50Nb7nF1o

第20話<海日和>つづき



【浜辺】


勇者「いらっしゃいませー。お席へどうぞー」

勇者「海鮮焼きパスタ入りまーす」

僧侶「はーい」

宿屋の少女「ありがとうございます」


傭兵「海の家ローレライねえ…」

魔女「休憩?」

傭兵「おう。ユッカの言ってた仕事ってこれのことだったのか」

宿屋の少女「あらソルさん。お疲れ様です」

魔女「水」コト

傭兵「悪いな。それ、水着の上にエプロン着てるだけなのか?」

魔女「…」コク

傭兵(そりゃ客も入るはずだ)

客「おーいこっちにもメニュー頼む」

勇者「は〜い」




305: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:27:20.08 ID:50Nb7nF1o


傭兵「慣れたもんだな」

勇者「マオにゃんのとこでたくさん接客してたからね!」

傭兵「せっかくだし俺もなにか食べようかな」

勇者「かき氷がおすすめだよ!」

魔女「私の魔法で氷をだしてそれを砕いて蜜をかけるだけ」

勇者「元手がほとんどかからないんだよ!」

勇者「みんな暑いからいっぱい頼んでくれるんだ!」 

傭兵「なるほどなぁ」

傭兵「けど飯を」

勇者「かき氷はいりまーす」

魔女「はい」

僧侶「はーい」

傭兵「おい飯も…」




306: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:33:24.01 ID:50Nb7nF1o



  ・  ・  ・


僧侶「おまたせしましたソル様。かき氷と海鮮焼きパスタです」コト

傭兵「ありがと。あれ、2つずつ?」

僧侶「私休憩です。一緒に食べましょ」

傭兵「おう」

僧侶「…」ニコニコ

傭兵「どしたの」

僧侶「い、いえっ! なんでもないですよ」

僧侶「いただきます」

傭兵「いただきます。これヒーラちゃんが作ったのか?」

僧侶「はい。バザでいただいたものを見よう見まねでアレンジしたものですけど」

傭兵「あいつらのやってた屋台か…そういえば、こんなソース味だったよな」

僧侶「どうでしょうか…?」

傭兵「ヒーラちゃんの作るものはなんでもおいしいよ」

僧侶「もうっ、それじゃ感想になってないじゃないですか」




307: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:41:55.75 ID:50Nb7nF1o


傭兵「昼過ぎても客入りいいな」

傭兵「この海の家は借りたのか?」

僧侶「はい。なんとか黒字になりそうです」

傭兵「すごいな」

傭兵「まぁそんな服装で売ってりゃな…」

僧侶「…あ、あぅ…やっぱりおかしいですか…?」

傭兵「いやいや気にするな」

傭兵「ただ、どこぞの金にうるさい商人みたいな発想だなと思ってな」

僧侶「お客さんもみんな水着ですし、あの時よりは恥ずかしくありません」

傭兵「それもそうか」

僧侶「あと何日くらい滞在することになるでしょうか」

傭兵「そうだなぁ。俺の給料やすいからなぁ…」

僧侶「でしたら私たちががんばって身体で稼ぎます!」

傭兵「っ!? あ、あぁ海の家でってことね…」

僧侶「はい?」

傭兵「…」ずるずる




308: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:48:20.56 ID:50Nb7nF1o


傭兵「俺契約期間終わったらこっちで働こうかな…」

僧侶「ソル様が手伝ってくださるなら百人力ですよ」

傭兵(勝手にやらせておくのも不安だし)ずるずる

傭兵(俺過保護かな…)

僧侶「…」ニコニコ

傭兵「なぁヒーラちゃん」

僧侶「?」ずるるっ

傭兵「やっぱそのエプロン、なにも水着の上からじゃなくて、シャツの上からでいいんじゃない?」

僧侶「そうしますか? 私は何か羽織ったほうが良いと言ったんですけどね」

傭兵「だれがそんなの提案したんだ。普段着でも十分だと思うんだが」

勇者「だってこのままに海にパーッと遊びにいけるでしょ!」

傭兵「お前か」

勇者「はいお水おかわり」コポポポ

傭兵「サンキュ。忙しそうだな」

勇者「そうだよ! ヒーラゆっくりたべてないで手伝ってー」

僧侶「は、はい! 急いで食べますのでっ」




309: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 22:57:11.34 ID:50Nb7nF1o



傭兵「1人で海を眺めながら食う飯もいい…」

村長「これおぬし」

傭兵「おわっ!? じいさん…」

村長「海賊騒動で進展があったようじゃな」

傭兵「あぁ。一応海域からは撤退したみたいだが、まだその後の足取りはわからねぇ」

傭兵「なんせ俺は浜辺でぼーっとカップルやファミリー眺めるしかやってねぇからな」

村長「なにを膨れておるんじゃ」

村長「あっちのほうはどうじゃ」

傭兵「あっちって」

村長「ワシの依頼じゃ。蛸足の女神様はどうなった」

傭兵「…」

傭兵(例のスキュラって魔物がもしかしたら、じいさんの出会った蛸女の子孫かなにかかもしれねぇが)

傭兵(いまさら連れてきて会わせることなんてできないよなぁ。しかも女神じゃなくて魔物だしな…)

村長「いやええんじゃよ。薄々はわかっておる。もうあの方はワシらの前に姿を現さんだろう」

村長「やはり今年も依頼は取りやめじゃな」




310: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:05:46.09 ID:50Nb7nF1o


傭兵「そんな簡単に諦めがつくのか?」

傭兵「あんたの長年の夢じゃないのか」

村長「…いまではアレはただの白昼夢だったのでは…とさえ思っておる」

村長「それにの、手の届かぬ幻よりも、目先にある現実の方が大切じゃ」

村長「掛けていた賞金1000000Gの半分は警備隊に回す事となった」

村長「彼らならオクトピアの治安のために有効につかってくれるじゃろうて」

傭兵「じいさん…」

村長「そして残り500000Gはビーチの女神に託すとする! 今年は例年の5倍の賞金じゃ!」

村長「ぐへへへ、もちろんお主の仲間のボインちゃんは出場するんじゃろう」パサッ

傭兵「このビラ…水着美人サマービーチコンテスト…」

村長「今年はどんな女神ちゃん達に会えるか楽しみじゃのう!!」

傭兵「…」

村長「特設会場の建設は進んでおるぞ!」

村長「この用紙に名前を書いてエントリーするのじゃぞ! させるのじゃぞ!!」

傭兵「…一応受け取っとく」




311: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:13:37.88 ID:50Nb7nF1o



傭兵(ヒーラちゃん出てくれるだろうか)

傭兵(500000G…ヒーラちゃんならいい線いくと思うが…)

傭兵(今夜の会議の議題にしておくか)

村長「たのむぞおおおお」ゆっさゆっさ

傭兵「残りの2人も出たら多少優勝の確率あがるか?」

村長「残りというと、あのせわしなく働いとるおチビさんたちかの?」

傭兵「あの2人も俺の仲間だ」

村長「ふぅ…規定をしっかりと読むのじゃ。バスト80未満は出場禁止じゃぞ」

傭兵「くっ。すまん…」

村長「じゃが奥で料理しとる子は資格ありじゃぞ」

傭兵「ローレさんはヒーラちゃん以上にシャイだし出ないと思うぞ…」

村長「出ないじゃなくて、お主が説得して出すんじゃぞ?」スッ

傭兵「この金は」

村長「これでみんなでうまいものでも食うといい」

傭兵「受け取れるか!!」




312: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:19:24.20 ID:50Nb7nF1o



<夜>


【ローレライ2階・大部屋】


勇者「売上いっぱいだー。わーい」

僧侶「これがローレさんの分です。お納めください」

宿屋の少女「みなさん、ありがとうございました。宿の宣伝までしてもらって、感謝しきれません」

勇者「いいのいいの。ボクたちだってローレさんがいないとこのお仕事できなかったんだから!」

魔女「明日もたくさん氷売る。氷がお金にかわるなんて素敵」

傭兵「よし、定例会議だ。はじめるぞ」

勇者「うん!」

傭兵「お前仕切るか!」

勇者「無理!」

傭兵「そうか!! それじゃあ前回の紙出してくれるか」

僧侶「こちらですね」




313: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:25:29.33 ID:50Nb7nF1o


〜イ鯑手or渡航費を得る
△仕事を探します
ギルドへ向かいます
に皺Δ砲弔い鴇霾鷦集
ゼいについて情報収集
Ε譽戰襪△押ま法のとっくん!(ユッカ)
Э靴靴ぞ鵑鮹気靴泙后淵辧璽蕁
┳発する(マナ)
己を鍛え直す(ソル)
たくさん人助けをする!(ユッカ)
海賊騒動の早期解決に助力する(ソル)
ローレライの経営を立て直します!(ローレ)


傭兵「ヒーラちゃんが一部書きなおしてくれた分だな」

僧侶「あまりに読みづらかった部分だけですけど…」

傭兵「さて、まずは個人目標から。進捗を報告しようか」

傭兵「まずはユッカのΔ鉢から」

勇者「はーい。ボクは順調にレベルあがってるよ!」

僧侶(あれだけすればあがりますよね)

勇者「魔法はちょっとずつ練習してるけど、なかなかコツがつかめなくて苦労してるよ」




314: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:32:40.72 ID:50Nb7nF1o


傭兵「人助けは?」

僧侶「いろいろなさってますよ。日射病で倒れたお年寄りを介抱したり、溺れかかっている方を助けたり」

傭兵(俺がやけに暇なのはこいつに仕事を奪われていたせいか)

勇者「えへへ。たいしたことしてないよ」

傭兵「いや、よくやったぞ」

僧侶「それと、私のことも助けに来てくださいましたしね」すりすり

勇者「んぅ…ということでボクの報告おわり」

傭兵「なら次はマナの─弔亙垢なくていいや」

魔女「!」べしべし

傭兵「痛いっ、お前それ報告いらないだろ!」

魔女「開発は無事終了した。ありがとう」

宿屋の少女「開発って何を開発されていたんでしょうか」

宿屋の少女「新しい装備でしょうか…?」

魔女「それは私がこの人のペニ――」

傭兵「はい終わりっ!」ぎゅむ

魔女「むぐ…を、うけいれるために…ち、ちつ…を開…苦しい」

傭兵「次ヒーラちゃんね」




315: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:40:55.81 ID:50Nb7nF1o


僧侶「七番です。無事新しい杖を手に入れることができました!」

僧侶「みなさんありがとうございました。そしてこの度はご迷惑とご心配おかけして申し訳ありません」

勇者「よかったねヒーラ! でもその杖でボクの解呪に挑戦するのはやめてね」

僧侶「またレベルがあがったらその時こそは…!」

宿屋の少女「その海鳴りの杖はヒーラさんの魔力の波長とよく合っていますね」

魔女「前の杖より良いもの。ヒーラのちからを最大限ひきだしてくれる」

傭兵「あぁ。それと殴られても痛そうじゃないのがいい」

傭兵「じゃあ次は」

宿屋の少女「ソルさんどうぞ」

傭兵「俺か。ええと、己を鍛え直すって書いたが、日がな一日座っているだけだから鈍る一方だ」

傭兵「寝る前に外でも走ろうかと思う」




316: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:44:47.10 ID:50Nb7nF1o


勇者「ソルは強いから十分でしょ? レベル高いじゃん」

傭兵「ダメだ…最近戦闘で役に立ってる気がしなくてな」ブツブツ

傭兵(あれ…最後にまともに戦闘したのいつだっけ…)

勇者「?」

僧侶「お、お気になさらず…ソル様はいざって時たよりにしてますよ」

魔女「魔力がないのが致命的」

傭兵「う゛っ」

魔女「だけどそれがあなたの取り柄でもある」

傭兵「ほめてんのかそれ…」

勇者「次はローレさん!」

宿屋の少女「はい。ローレライは現在新装開店準備中です!」

宿屋の少女「すみずみまでお掃除して、港が開いたら新しいお客さんを迎え入れようと思います」

宿屋の少女「みなさんが旅立ってしまうのは寂しくなりますけどね…」

勇者「…」なでなで

勇者「また遊びにくるからね」




317: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:51:48.49 ID:50Nb7nF1o



傭兵「さて、最後に全体目標だ」

傭兵「△了纏探しとのギルドはすでにクリア」

傭兵「イ亮いについてはまだ現在聞き込み中だ」

傭兵「有益な情報があったら頼む」

傭兵「そして うちの大型馬車一台を積むのにずいぶんと船代がかかることがわかった」

傭兵「それと俺たち4人の渡航費もな」

傭兵「ここで生活しながらいまの仕事をしていたら、ゆうに一ヶ月はかかる」

勇者「そんなに!?」

傭兵「船を買おうと思ったらもっとだな」

僧侶「…そんな」

傭兵「だが心配するな。浜辺には一攫千金の夢がある」

勇者「そっか! 蛸探し!」

傭兵「じゃなくてこれだ! サマービーチコンテスト!」ベシン

僧侶「なっ!? 出ないって言ったじゃないですか!!」

勇者「ボクでる!」

傭兵「お前出られないそうだ」

勇者「えー???」




318: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/15(月) 23:59:17.51 ID:50Nb7nF1o


傭兵「優勝賞金はなんと500,000Gだぜ」

傭兵「2位でも100,000G。出るしかない!」

僧侶「ご、ごじゅうまん…」ゴクリ

勇者「すごー。いつのまにそんなにあがったの」

宿屋の少女「500,000Gですか…すごいなぁ」

傭兵「競争相手は多いが、君ならきっと勝てる!」

傭兵「たのむヒーラちゃん」がしっ

僧侶「…う」

傭兵「…ダメか。そうだな無理強いはできないな」

僧侶「わ、私なんかじゃどのみち出ても入賞できませんよ」

勇者「ヒーラなら勝てるよー」

僧侶「無茶言わないでください。なんの経験もないんですから…」

傭兵「だがそうなると金策の宛がない」

傭兵「いや、最終手段はある。俺のこの珠を売る」

僧侶「えっ! ダメですよ!」

勇者「だめだよぉ! キュウちゃんに悪いとおもわないの!!」

宿屋の少女「わぁ綺麗ですね。宝石ですか」




319: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/16(火) 00:06:40.87 ID:+r65aMPXo


傭兵「これを売れば、足元見られても船を買えるくらいの金にはなるだろうな」

傭兵「キュウもいざとなったら売っていいと言っていた」

勇者「そんなぁ…」

傭兵「俺だって売りたくはない。俺はこれに魔力が灯る日を楽しみにしてるんだ」

傭兵「だが俺たちの使命は、魔王復活の阻止」

傭兵「やつらはすでに動き出している。時間に限りがある」

僧侶「闇の呪術師…」

僧侶「私達がのんびりしている間に、またどこかで誰かが悲しい思いをしてしまう…」

傭兵「そうだ。俺たちは一刻も早く海を渡り、闇の神殿を見つけ出さなくてはならない」

僧侶「…そうですよね」

傭兵「そのためには…金がいる」

僧侶「そうですよねぇぇ…。わかりました」

僧侶「私、出ます!! 絶対にコンテストで優勝してみせます!!」

傭兵「おーいいぞ。優勝間違いなしだからこれで金策は完璧だな」ぱちぱち

勇者「わーいヒーラがんばってー」ぱちぱち

魔女「余ったお金でなにかおごって」ぱちぱち

僧侶(あれっ!? 担がれました?)




320: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/16(火) 00:16:48.40 ID:+r65aMPXo


傭兵「項目も最後となった」

傭兵「に皺Δ砲弔い董

傭兵「ローレさん。昨夜の話、聞かせてくれないか」

宿屋の少女「そうですね。ソルさんたちにはお世話になってますし、なんでもお聞きください」

傭兵「ローレさんと淫魔は魔界から来たと言っていたな」

宿屋の少女「はい。みなさんすでに御存知の通り、私は人魚。こちらでは魔物と称される存在です」

宿屋の少女「私達の領土を治めていた魔王とよばれる存在が消滅して早数百年」

宿屋の少女「魔界には至って平和な時間がながれていました」

宿屋の少女「このオクトピアと大差はありません。人の暮らしがあって、笑顔があって、住み心地のよい場所でした」

宿屋の少女「しかし、数年前ある魔族の男が禁断の地へと立ち入りました」

勇者「禁断の地?」

宿屋の少女「ええ。私達の魔界大陸の中央にある大きな島で、かつて闇の神殿と呼ばれた場所です」




321: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/16(火) 00:26:33.98 ID:+r65aMPXo


傭兵「闇の神殿!」

宿屋の少女「そこには……魔王の魂が封印されているのです」

宿屋の少女「その封印が徐々に解かれはじめ、島を中心に邪悪な魔力があふれ、私達は笑顔で過ごすことができなくなりました」

傭兵「そんなにひどいのか」

宿屋の少女「言ってみれば、年中寒気がするといった感じです」

宿屋の少女「ひとりまたひとりと魔界から温厚な魔物は消え、残ったのは凶暴な者達だけです」

宿屋の少女「私も折を見てこちらの海へと避難してきました」

宿屋の少女「でももし魔王が復活してしまったらどうなるのでしょうか」

宿屋の少女「いずれ邪悪な魔力がこの世界を飲み込んでしまうのではないでしょうか…不安です」

傭兵「そうはさせない。必ず復活を阻止してみせる」

勇者「うん…!」

宿屋の少女「風のうわさで、いま彼らは"器"を探していると聞きました」

宿屋の少女「それが一体何を指すのかはわかりません…」

宿屋の少女「皆様。どうかこの先の旅、十分にお気をつけを」

傭兵「器…か…」



第20話<海日和>つづく




336: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 22:36:24.24 ID:60TmBq34o

第20話<海日和>つづき


<数日後>


【浜辺・特設会場】


司会「さぁ今年もやってきたぜ!小麦肌の美女たちが織りなす真夏の祭典!」

司会「オクトピアサマービーチコンテスト!」

司会「今年はいったいどんな美女たちに会えるのか!」

司会「さっそくひとりずつ登場してもらいましょう!」


傭兵「うおっ、もうはじまってるじゃねぇか」

勇者「ソルーこっちこっち! ボクの隣空いてるよ!」

傭兵「おお、ユッカ。ヒーラちゃんは」

勇者「もう舞台裏の控室だよ。これからはじまるとこ」

勇者「ここから一緒に応援しようね」




337: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 22:42:45.95 ID:60TmBq34o


傭兵「マナはどうした」

勇者「ええっと」

勇者「あっち」ピッ


魔女「かき氷。かき氷です」

魔女「20G。かき氷です。とても冷たい。かき氷」シャリシャリ

魔女「食べないと損」シャリシャリ


傭兵「あいつはなにやってるんだ…」

勇者「商機を逃しちゃあかんでっていう師匠の教えを守っているらしいよ…」

傭兵「うーん…まぁいいか。こんだけ暑いから需要があるだろう」

勇者「あとでもらいに行こ」

傭兵「おう」

勇者「あっ、舞台袖から出てきたよ」

傭兵「ヒーラちゃん何番目?」

勇者「じゅう…17番くらいだったかな」




338: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 22:47:52.59 ID:60TmBq34o


【控室】


僧侶「……」そわそわ

宿屋の少女「…き、緊張しますね」

僧侶「そうですね…私こういうのはじめてなので、どうしたらいいかわからないです」

宿屋の少女「私もです。自己アピールっていわれても私なんて何もアピールするとこないですよ…」

僧侶「出なきゃよかった…」

宿屋の少女「だけどヒーラさんはなんとしても優勝して賞金をもってかえらないと!」

僧侶「ううう…」

僧侶「私みたいな田舎者がこんな美人な人たちの中に紛れ込んでいていいんでしょうか…」

スタッフ「次エントリーナンバー17番18番の方、舞台へおねがいします」

僧侶「!」

僧侶「は、はい!」

宿屋の少女「ついに来ちゃった…いきましょう」




339: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 22:54:24.20 ID:60TmBq34o




16番の女性「スリーサイズはぁ、上からぁ、92・58・88でぇーす」

16番の女性「得意なことは、サーフィンとお料理です♪」

16番の女性「みんなわたしのことをよろしくねー♪」たぷん


司会「はい元気なアピールありがとうございましたー」

司会「いやぁ。今年は一段と明るい子がおおいですねぇ」

村長「うむ。どこの子も優勝の可能性がある」

村長「これは競技がたのしみじゃのう…」

司会「それでは次の子へまいりましょう」

司会「エントリーナンバー17、僧侶のヒーラちゃんです」


僧侶「!」

宿屋の少女「いってらっしゃい」

僧侶「は、はひっ」

僧侶(ど、どうしよう…あんなにたくさんの人達の前に出るなんて…)

僧侶(足が震えてきました…)




340: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 22:59:42.78 ID:60TmBq34o


僧侶「ぁぅ…ぁぅ…」カクカク


勇者「あっヒーラ出てきたよ!」

傭兵「やっとか。結構参加者いるんだな」

勇者「みんな美人だよねー。ソルへんなこと考えちゃだめだよ」

傭兵「何言ってる。ほらヒーラちゃん見とけよ」

勇者「あぁ…ヒーラガチガチだよ…」


司会「はい、では短く自己紹介おねがいします」

僧侶「…ひ、ヒーラ…ですっ」

僧侶「職業は…僧侶で、今は…た、旅をっ、して」

僧侶「特技はえっと…えっと…!?」


 \聞こえないぞー/ \あがってんのかー/

     \スリーサイズおしえてー/

僧侶「! あぁぅ…」

勇者「ヒーラがんばれー!」

僧侶(ユッカ様…ソル様もみてくださってるんですね)




341: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:06:00.78 ID:60TmBq34o


傭兵「だめそうだな…」

勇者「やっぱりボクが出た方が良かった」

傭兵「お前あの中に混じるなんて正気か…」

勇者「ふぇ…」シャクシャク

勇者「冷たい。頭キーンってする」


僧侶(はぁ…いきなり失敗しちゃいました。カッコ悪い)

僧侶(みんなすごいなぁ。どうしてあんなにはきはきと喋れるんでしょう)

僧侶(それにあんなきわどい水着で…私のですら面積少ないかなとおもってたのに…考えられません)

僧侶(私、これで優勝なんて出来るんでしょうか…)


司会「さぁ次の子にいってみましょう」

司会「港町で宿を経営するローレちゃんです。拍手でお出迎えください」


宿屋の少女「…」どきどき

宿屋の少女「こ、こんにちは」




342: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:13:50.09 ID:60TmBq34o


司会「はいこんにちは。では簡単な自己紹介をおねがいします」

宿屋の少女「私、宿屋街裏通りでローレライという宿屋を営んでいるローレといいます」

宿屋の少女「いまはまだ改装中ですが、港の開港にあわせてリニュアルオープンしますので」

宿屋の少女「ぜひみなさんご宿泊にご来館ください!」

宿屋の少女「海の幸を使った豪華なお食事をご用意してお待ちしています!」

司会「えっ、あのアピールを…」

宿屋の少女「当館の売りはホテルにも負けない広い浴場です!!」

宿屋の少女「とってもきもちいいので、ご入浴だけでもぜひいらしてください!」

司会「は、はーいありがとうございましたー。ローレちゃんでしたー」


 パチパチパチ…


傭兵「いいのかあれ?」

勇者「いいんじゃない…きっとお客さん増えるよ」

傭兵「優勝賞金…無理そうだな」

司会「さぁ次はエントリーナンバー19。占い師のサキュちゃんです。どうぞー」

勇者「!?」




343: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:19:30.83 ID:60TmBq34o



サキュバス「はぁーい。こんにちはサキュでーす」

サキュバス「お仕事はぁ、旅の占い師をやっていまーす」


 \うおお!/ \グラマラス!/

    \スリーサイズおしえてー/

サキュバス「くすくす」

サキュバス(この街のギラついた男たちは絞りがいがあるわね…)

サキュバス「スリーサイズはぁ、上からぁ…99ぅ♥」

僧侶「あっ、あなた何やってるんですか!」

サキュバス「ちょっと、あたしの邪魔しないでよ」

サキュバス「乳しか取り柄のないあんたはどうせ予選で脱落よ。ばいばーい」

僧侶「な゛っ」

サキュバス「いいからすっこんでなさい。あたしの時間よ」シッシッ


勇者「お前なにやってるんだー!! 帰れー!」

傭兵「おいユッカ座れ」クイクイ


司会「美女たちへのヤジはご遠慮くださーーい」




344: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:26:02.92 ID:60TmBq34o



サキュバス「みんなあたしに投票しなさい!」

サキュバス「それとぉ、なにか人生で困ったことがあったら、あたしの占い屋にきてね」

サキュバス「波止場でやってるからぁ、投票してくれた人にはサービスしちゃう♥」


 \うおおおお/ \サキュちゃーん!/


【控室】


スタッフ「現在予選の投票を行っていますので、こちらでしばらくお待ち下さい」


僧侶「…」むすっ

サキュバス「なによこわーい」

宿屋の少女「サキュさん!」ぎゅっ

サキュバス「ちょっと! くっつくな」

僧侶「どうしてあなたが参加してるんですか」

サキュバス「いいじゃない。この子と目的は大してかわんないわよ」

サキュバス「 せ ん で ん ♪」

僧侶「…」

サキュバス「あと人間のお金もほしいしー」

僧侶「邪魔しないでください!」

サキュバス「邪魔って…ぷぷ、あんたなんてあたしの相手にすらないから」

サキュバス「あたしに勝てると思ってるの? 勘違いしないで? くすくす」

僧侶「ううううっ悔しい!」




345: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:33:55.68 ID:60TmBq34o


僧侶「それより…どうやって潜り込んだんですか」

サキュバス「んー。偉いおじいさんに出たいって言ったら一発でOKもらえたわよ」

僧侶「む…」

僧侶「角と尻尾と羽はどうなったんですか?」

宿屋の少女「私達はある程度なら魔力を抑制して人間の姿をとることができるんです」

宿屋の少女「というのも、大昔の私達のご先祖様たちは元は人間だからだそうです」

サキュバス「ま、抑えるにも限度があるけどねぇ」

サキュバス「例えばあたしだとぉ、魔力が強まる朔の日には今の姿にはなれないわ」

サキュバス「この子の場合だと、水に浸かっちゃうと一発でお魚よね」

宿屋の少女「そうなんです」

僧侶「…」

サキュバス「…おりゃ」むぎゅっ

僧侶「ひゃうっ! な、なにをっ!?」

サキュバス「あんたのこれほんと無駄よねぇ。あたしみたいにうまく使いなさいよ」

僧侶「つ、使うって…何のことですか」




347: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:39:33.20 ID:60TmBq34o


サキュバス「わかってるくせにぃ」

サキュバス「もっと谷間のできる水着にしたら良かったのに」

僧侶「あなたには関係ないですっ!」

僧侶「そうだ、いまここで成敗します! 見なさいこの私の新しい杖を!」

僧侶「あなたなんてこれであっというまに」

サキュバス「…」

宿屋の少女「ヒーラさん。物騒なことはやめましょう」 

宿屋の少女「サキュさんは悪い人じゃないんですよ」

僧侶「いいえ悪い魔物です! 私のユッカ様にひどいことをして…! 許せません」

宿屋の少女「そうなんですか?」

サキュバス「――」ヒソヒソ

宿屋の少女「あぁー、なるほど…サキュさんの」

僧侶「?」

サキュバス「ふふ。ま、がんばりなさい。でもあなたの相手はあたしじゃないわよ」

僧侶「!」




348: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:45:07.84 ID:60TmBq34o


サキュバス「わかってるんでしょう?」

僧侶(闇の呪術師…)

サキュバス「前に占ってあげたことあったわよね」

僧侶「え、ええ…信用してませんけどね」

サキュバス「あなたの運命の分かれ道はそこまで近づいて来ている」

サキュバス「与えられた選択肢は2つ。受け入れるか受け入れないか」

僧侶「えっ…」

サキュバス「なによ素っ頓狂な声だして」

僧侶「い、いえ…なんでもありません」

僧侶(てっきりソル様とのセックスのことだとおもってました…恥ずかし)


スタッフ「休憩おわりです。集計結果が出ましたのでステージへおねがいしまーす」

サキュバス「その時が楽しみね?」

僧侶(この先…私の身に一体なにが…?)

宿屋の少女「いきましょう。なんとか勝ち進んでもう一度アピールの場が手に入りますように!」




349: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/17(水) 23:55:03.86 ID:60TmBq34o


 
  ・  ・  ・ 


司会「――――17番、18番、19番――22番」

司会「予選突破は以上16名だ! おめでとう!」

僧侶「! と、通ってます!」

宿屋の少女「やったぁ!」

サキュバス「なによ。つまんない。あんたがピーコラ泣く姿がみたかったのに」

僧侶「絶対に絶対に優勝賞金を持って帰ります!!」

僧侶(待っててくださいね!)


司会「さぁ一回戦の種目は! 村長おねがいします」

村長「うむ。オクトピア美女たるもの、蛸の女神様にあやかって軟体でなければならぬ」

村長「1回戦はぷるぷるリンボーダンスバトルじゃ!」


  \うおおおおおおお!!/ \いいぞ村長!!/


傭兵「うおおリンボーダンスだと!? ヒーラちゃんって身体柔らかかったっけ!?」

勇者「ソルはよく知ってるんじゃないの…」

傭兵「機嫌悪いな…」

勇者「むぅ…知らないもん」

魔女「氷…冷たいかき氷20G。食べないと損。最悪死ぬ。だから買って」



第20話<海日和>つづく




361: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 22:42:03.59 ID:zdaA5JVso

第20話<海日和>つづき



司会「ではリンボーダンスのルールを説明します」

司会「このステージ上に設置した水平のバーを、このように…、上体を反らしてくぐり抜けてください」

司会「バーへの接触、転倒は脱落です!」

司会「一巡する度にどんどんバーは低くなっていきますので、ご用心を」

司会「くぐり抜けた回数によってポイントが割り振られます! 最後のひとりになれるよう頑張りましょう!」

司会「そして2回戦3回戦種目との合計で決勝進出者が決まります!」

司会「それでは早速はじめましょう! 美女のみなさま、縦一列にお並びください!」

僧侶(どうしましょう…あんなのできるかな)

司会「演奏とともにスタートです!」

僧侶「わわっ…」

宿屋の少女「前の人の真似したらきっと大丈夫ですよ」

サキュバス「人間っておかしなゲームするのね」

勇者(ヒーラ大丈夫かなー)




362: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 22:48:10.96 ID:zdaA5JVso


審査員「16番。成功です」

司会「さすがにまだこの高さなら余裕が見えますね」

村長「ハァハァ…」

司会「しかし発案者はすでに余裕がないようだ。みなさん熱中症には気をつけましょう」

村長「みんなええおっぱいしとるのぉ…ハァ、はぁ」

司会「さぁ次は17番。僧侶のヒーラちゃん、お願いします」

僧侶「は、はいっ」

僧侶(こ、こんな感じかな…)グイッ スススッ…

僧侶(ううう。やだっ、すごい見られてます)

僧侶「ハァ…はぁー…」

審査員「17番。成功です」

僧侶「良かった…」

司会「この調子でどんどん行きましょう!」




363: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 22:52:44.87 ID:zdaA5JVso



 ・   ・   ・

<4巡目>


僧侶「うくっ…きつい…ですっ」スススッ


傭兵「がんばれ…がんばれヒーラちゃん…行けっ」

勇者「どこ見てるの」

傭兵「いや俺は純粋な気持ちでヒーラちゃんの応援をだな」

勇者「ふぅーん…」

傭兵「ヒーラちゃんがんばれ!」


 \うおおおがんばれ!/  \危ないよ!ひっかかるよ!!/

    \もっと腰そらして!/ 


勇者「男の人ってさ…」イライラ

魔女「これを食べて冷静に」

勇者「ありがと…って余計なお世話だよ! まぁ食べるけど!」シャクシャク

勇者「う゛っ…頭キーンって…でもおいしー♪」

魔女「20G」

勇者「ボクからも取るの!?」




364: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:00:07.94 ID:zdaA5JVso



<5巡目>


宿屋の少女「あう…ごめんなさいヒーラさん…あとは…任せ…ます」どたっ

司会「あぁーとここでローレちゃん脱落です」

司会「これで残りは6人となりました!」

僧侶「どうしよう…そろそろ無理そうです…」

サキュバス「くふふ。あんたちょっとは体柔らかくしたほうがいいわよ」

サキュバス「男は柔らかい女に母性を感じるんだから…くすくす」

審査員「19番。お願いします」

サキュバス「ま、見てなさい♪」

サキュバス「よいしょ。これくらい楽勝らくしょ――」 コツッ

サキュバス「あれ!?」

司会「あぁあっと残念! バーに接触してしまいました」

司会「ここで占い師のサキュちゃんも失格です」

サキュバス「はぁ!? 嘘!? バー落ちてないわよ!」

審査員「19番。胸の接触により失敗です」

サキュバス「ええ…そんなぁ」

僧侶「ふっ…その無駄な物がアダとなりましたね」

サキュバス「なっ、むっかぁ」


傭兵「なぁお前が出たらこの競技は優勝できたな?」

勇者「うるさいよ!」グリッ グリグリグリグリ

傭兵「痛っイタタタ。やめろっごめんっ」




365: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:07:12.82 ID:zdaA5JVso



<7巡目>


僧侶「もう…だ…めっ…あっ」ぼてっ

司会「残念! ヒーラちゃんここで脱落です」

司会「これで残りは3人となりました」

 \よくがんばった!/  \いいぞー!/
     \ナイスファイト!/  

傭兵「いいぞ、次の競技がある! 切り替えていこう」パチパチ

勇者(もうただのおじさんの1人じゃん…)


僧侶「ソル様…ずっと応援してくださってたんですね」

宿屋の少女「2回戦の競技はなんでしょうね?」

サキュバス「搾精対決なんて来ないかしら? せっかくオスがいっぱいいるんだからさ」

僧侶「さくせい? さくせー?」

サキュバス「ぶりっ子ししなくていいわよ。わかってるくせに」

僧侶「嫌いです。あっちいってください」

サキュバス「あたしだってあんたのこと大っ嫌い!」




366: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:12:50.74 ID:zdaA5JVso


宿屋の少女「まぁまぁ…仲良く。仲良く…手を取り合って…握手でもして」ガシッ

バチバチッ

サキュバス「あぎゅっ」

僧侶「ひゃううっ」

サキュバス「だから嫌いなの! あー、いったぁい。無防備に触ると手のひら溶けちゃうわよ」

僧侶「私もです!! こんな人に触ったら穢れちゃうじゃないですか」

宿屋の少女「すいませぇん…」



  ・  ・  ・


司会「さぁ2回戦の時間がやってまいりました!」

司会「では村長。種目の発表をお願いします」

村長「うむ。オクトピア美女たるもの、蛸の女神様にあやかって泳ぎが達者でなければならぬ」

村長「2回戦は…競泳じゃ!」

僧侶「!!?」


勇者「あーあ…」

傭兵「終わったな…」




367: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:19:53.39 ID:zdaA5JVso


司会「それでは美女の皆さんは波打ち際へ!」

司会「見えますか、あの浮きのある場所まで泳いで、Uターンしてまたここへと戻ってきます」

司会「先着順で大きなポイントが付与されますので一着めざしてがんばってください」


僧侶「 」

サキュバス「おーい。死んでるわよー」ヒラヒラ

宿屋の少女「ヒーラさん…泳げないんです」

サキュバス「あはは! なにそれ! だっさ」

サキュバス「わかってたけど、あんたってほんと運動音痴ね」

僧侶「…」

宿屋の少女「ヒーラさんの分、必ず私が一着で戻ってきます! 泳ぎは大の得意なので!」

サキュバス「あんた出たらまずいでしょ」

宿屋の少女「えっ!」

サキュバス「だって魚になっちゃうし。バレちゃうわよ」

宿屋の少女「! そ、そうでした…どうしましょう」

サキュバス「ふたりとも脱落おめでとう♪ 決勝にはあたしが進んであげるわ♪」




368: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:25:05.95 ID:zdaA5JVso


僧侶「ほんとにどうしたらいいでしょう」

宿屋の少女「まったく泳げないですか?」

僧侶「浮きません」

宿屋の少女「大丈夫ですよ。あなたには海の神様の守護があります」

僧侶「なんですかぁそれ…」

宿屋の少女「すみません、道具の持ち込みは可能ですか」

スタッフ「さすがにボートはだめですけど、浮き輪やゴーグル、シュノーケル等の使用はOKです」

宿屋の少女「ヒーラさん。海鳴りの杖を持って行きましょう」

僧侶「どうするんですか?」

宿屋の少女「これで水の流れを生みだします。それなら泳げないヒーラさんでもきっと前に進めるはず」

宿屋の少女「念のために浮袋を肩につけましょう」

僧侶「ほんとに大丈夫でしょうか」

宿屋の少女「はい!」




369: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:28:48.08 ID:zdaA5JVso



<5分後>


僧侶「あぷっ、あぷっ…たすけっ」ばたばた

僧侶「足がっ、つかなっっ」ばたばた

宿屋の少女「大丈夫ですよ! そこは浅瀬のはずです!」

僧侶「しょんなことなっ、ひぃ、ああああっ溺れちゃいますっ」ばたばた

宿屋の少女(慌てふためいて魔法が発動できてない…)

宿屋の少女(クラーケンと対峙したときはあんなに冷静だったのにどうしてなのですか…)


勇者「ヒーラぁああ!!」

傭兵「俺がいくっ!」ざぷっ


  ・  ・  ・


僧侶「ごめいわくおかけしました…ぐすっ」

傭兵「いや、いいんだよ。よく頑張ったな」

僧侶「賞金…ごめんなさい」

傭兵「まだ3回戦がある。巻き返せるさ」

僧侶「はぅぅ…」




370: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:37:58.34 ID:zdaA5JVso



サキュバス「はぁ、泳ぐのってかなりつかれるのね。あたしは飛ぶほうが好き」

宿屋の少女「棄権しなければ私が確実に一着だったのに…悔しいです」

サキュバス「で、あの役に立たない浮袋のカナヅチ女は?」

宿屋の少女「サキュさん、そんな言い方しちゃだめですよ」

宿屋の少女「ヒーラさんなら3回戦に向けて休憩中です」

サキュバス「全然泳いでないくせに。へなちょこよね」


司会「2回戦お疲れさまでした! 少しトイレ休憩をはさみます」

司会「ポイントによる現在の順位は張り出しているので観客のみんなはそれぞれ確認してくれ!」


勇者「この掲示板だよ!」

傭兵「どれどれ。ヒーラちゃんは」

勇者「16人中11位だってさ。ローレは16位だよ…」

傭兵「淫魔は8位か。やるな」

勇者「これ優勝どころか決勝にすら行けないよぉ」

傭兵「最後の種目で一発逆転できればいいんだがな…」




371: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:44:29.79 ID:zdaA5JVso



魔女「…食べて。冷たくて元気がでる」スッ

僧侶「あ、どうも…気を使ってくださってありがとうございます」

魔女「ヒーラ疲れてる。特別にメロンといちごと練乳をミックスしてあげる」ニュルニュル

僧侶「え、そういうの結構ですので……かけちゃいやですよ!!」さっ

魔女「お代は40G」

僧侶「なにしにきたんですか!」

魔女「がんばって。きっと優勝できる」

僧侶「私の順位しってますか…ここからじゃ難しいですよ」

僧侶「ソル様と泳ぎの特訓したのに、結局泳げませんでしたし…私ってダメダメですね」

魔女「そんなことない」

魔女「あなたはいざというときとても強い人。私はあなたのことを信じてる」

僧侶「マナちゃん……」

魔女「40G」

僧侶「いまお財布もってません」

魔女「そう…」すたすた

僧侶(もしかして私があてにならないからせっせとお金稼ぎしてるんでしょうか…)ズーン




372: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:51:50.85 ID:zdaA5JVso



司会「さぁ3回戦の時間だぁ!」

司会「村長、例によって頼むぜ!」

村長「オクトピア美女たるもの、蛸の女神様にあやかって強くなくてはならぬ」

村長「3回戦は…水着SUMOじゃ! ポロリもあるぞよ」

司会「おおっと聞いたこともない言葉が飛び出した! 村長、SUMOとやらのルールの説明をお願いします」

村長「うむ。皆のもの、浜を見よ!」


傭兵「ん? なんだあの円」

勇者「あそこでなにかするのかな」

村長「ルールは簡単。ずばり1対1のレスリングじゃ!」

村長「お互いを押し合って、輪の外へと押し出した者の勝利とする!」

村長「これはワシが昔この港で外国からやってきた漢に教えてもらったものでな。あの頃のワシは筋骨たくましく――」

司会「はいありがとうございましたー。以上がルールとなります!」

傭兵「なるほど…力比べか」

勇者「わかりやすくていいね!」




373: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/18(木) 23:56:20.39 ID:zdaA5JVso


傭兵(3競技ともユッカが出てたら簡単に決勝いけたな)

傭兵(こいつにせめてバストがあればよかったのに…)チラッ

傭兵(無情だ…たったひとつ違いのヒーラちゃんとユッカに一体なんの差が…神よ)

勇者「? なんか変なこと考えてるでしょ」


僧侶「力比べ…」

宿屋の少女「うう…一番苦手です」

サキュバス「ふっふっふ。これはもらったわね」

サキュバス「人間ごときが魔族に勝てるわけないじゃない…くすくす」

サキュバス(ま、トーナメント制な以上、こいつとあたらなければだけどね)

僧侶「ユッカ様ほどではないですけど…今回はいけるかも!」グッ


司会「それでは早速抽選だ!」

司会「参加美女のみんなはこの箱からくじを引いてくれ!」




374: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 00:00:30.77 ID:c9iR575wo



<1回戦>


宿屋の少女「いきなりヒーラさんなんて…ついてないです」

僧侶「お手柔らかに」

宿屋の少女「勝てるわけないじゃないですかぁ」

宿屋の少女「痛くしないでくださいね?」

僧侶「はい」


司会「それでは一回戦Aブロック。僧侶のヒーラちゃんvs宿屋のローレちゃん。スタート!」


僧侶「…どうやって戦うんですか?」

村長「水着をつかんで身体をぶつけあうのじゃー! 相手を輪から押し出すんじゃぞー」

僧侶「な、なるほど…」

がしっ

宿屋の少女「ひゃうっ」

僧侶「ここつかんで大丈夫ですか? いきますよ…えーい」




375: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 00:05:25.22 ID:c9iR575wo


  ・  ・  ・


僧侶「ふぅ…ごめんなさいローレさん。痛くなかったですか?」

宿屋の少女「はい。砂なので平気です…」

宿屋の少女「けど、顔見知り同士だからこんなふうに戦えましたけど」

宿屋の少女「次からどうするんですか?」

僧侶「えっ」

宿屋の少女「あっちの試合みてください。ほら」



 \いけぇ! やれぇ!/  \そこだ! もうちょっと!/
    \うひょーポロリしちゃってるぜ/ \いいぞー脱がしあえー!/


僧侶「は、ハレンチです!」

宿屋の少女「うちの村長がおかしなこと言い出してすみません…」

僧侶「い、いえ…これも賞金のためですし、がんばってみます」

宿屋の少女「みなさんのために、かならず賞金とってかえってくださいね」

僧侶「はい!」




376: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 00:11:27.91 ID:c9iR575wo



そしてヒーラちゃんと淫魔は苦戦することもなく決勝まで勝ち進んだ。


傭兵「いよいよ決勝か…」

傭兵「ビール飲みながらのスポーツ観戦もたまにはいいな!」

勇者「ねぇボクもやりたい! ソル、あとでボクとSUMOしよ?」

傭兵「お前が俺に勝つなんて100年早いぜ」グビグビ

勇者「どーん」

傭兵「いってぇなおとなしく見てろ」コチョコチョ

勇者「きゃふっ、きゃはははっ。なにするのぉ」

魔女「…」

傭兵「お、マナ。いいとこに来たな。かき氷くれ」

魔女「2つで40G」

傭兵「ちゃんとあとで払うから…売れ行きどう?」

魔女「毎日このイベントがあればいいのに。と思う」チャリンチャリン

傭兵「そうか…」

魔女「ヒーラの試合はじまる」




377: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 00:21:47.10 ID:c9iR575wo



サキュバス「あんたとサシでやりあえる舞台を用意してもらったことに感謝しなくっちゃね」

僧侶「…私のセリフです!」


司会「おおっと。一回戦からなにやら因縁めいた2人ですが、ここはフェアプレーでお願いします」

司会「それでは水着SUMO決勝戦。僧侶のヒーラちゃんvs占い師のサキュちゃんです」

村長「のこった!」


サキュバス「かかってきなさい! 全裸にひんむいてあんたの恥ずかしい部分を隅から隅まで衆目にさらしてあげるわ!!」

僧侶「あなたなんてあなたなんて、ジュワジュワに浄化して影も形もなくしてあげます!!」


勇者「うわぁボクまずい予感がしてきたよ」

魔女「相反する属性同士がぶつかるのは危険」

傭兵「一応いつでも止められるように備えておくか…」ジャキ

宿屋の少女「サキュさんなんだか楽しそう…」ウットリ


サキュバス「いっつもいっつもあんたの魔力がうっとうしいのよこの能なし無駄乳女!」

僧侶「いますぐユッカ様の呪いを解きなさーい!!」


かくして女同士の暑い熱い戦いが始まった。



第20話<海日和>つづく




393: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 22:46:49.28 ID:c9iR575wo

第20話<海日和>つづき


【浜辺】


僧侶「あなたには…絶対にまけられないんですっ」ギリギリ

サキュバス「小娘が生意気なのよ…!!」ギリギリ


司会「両者譲らぬ激しい攻防が続いております!」

司会「ゆれている! ゆれています!!」

村長「ええのう…。たゆんたゆんじゃのう…」


勇者「ヒーラがんばれ! 負けるな!」

傭兵「案外力持ちなんだな。淫魔相手に負けてない」

勇者「違うよ。あれは筋力の勝負じゃない!」

勇者「2人の間で強い魔力がバチバチぶつかりあってるんだ」

傭兵「ヒーラちゃんがあの淫魔と対等に?」

魔女「いつのまにか強くなった」

勇者「けどこのままじゃ、先に魔力が尽きたほうがふっとんじゃうよ! 危ないよ!」

傭兵「ヒーラちゃん…」




394: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 22:52:13.07 ID:c9iR575wo


サキュバス「あんたの魔力…バチバチビリビリしてムカつくのよ!」

サキュバス「淫乱ドスケベ聖職者の分際で、こんな上等な聖魔力扱ってんじゃないわよぉ…!」ギリギリ

僧侶「よ、余計なお世話です! あなたの方こそ、こんな邪な魔力をあろうことかユッカ様に向けるなんて!!」

僧侶「全部浄化してあげますから安心して消し炭になってください!!」バチバチッ


 \いいぞやれやれー!/ \ポロリしろ―!/


傭兵「俺もう見てらんねーよ」

勇者「だめだぁ、ヒーラの魔力が弱まってきてる…」

勇者「ねぇソルなんとかしなきゃ!」

傭兵「つっても俺があそこに割り込んでもどうもできないぞ」

勇者「ねぇマナ!」ゆさゆさ

魔女「見守るしか無い」




396: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 22:57:58.18 ID:c9iR575wo


サキュバス「やるじゃないの。力を抑えた状態とはいえ、あたしとここまでやりあうなんて思ってみなかったわ」

サキュバス「けど、だんだん余裕がなくなってきたようね」

僧侶「うっ…」

サキュバス「ほらほらどうしたの!」ギリギリ


司会「あぁっとヒーラちゃん選手劣勢です! だんだんと後ずさりを始めました」

司会「このまま押し出されてしまうのか!」


僧侶「うっ…くぅ」

サキュバス「ふふふ…早く降参しなさい!」

僧侶「そんなわけには! 私は魔物には絶対に屈しません!」

サキュバス「がんばるのね、だけどもう土俵際が近づいてきたわよ?」

ずるるっ

僧侶「ううあああっ…ダメッ、嫌っ、負けたくないです!」


傭兵「まずい…押し出されるぞ」

勇者「一体どうしたら…」

勇者「…そうだ! ヒーラ! ビーチバレーだよ!」

僧侶「えっ」




397: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:03:43.44 ID:c9iR575wo


傭兵「ビーチバレー…?」

サキュバス「なんのことよ」

僧侶「そ、そうだ…それがありました」

僧侶「略式:結界!」

▼僧侶は光の壁を創りだした。

バチッ バチバチ

サキュバス「ッ!!」

サキュバス「な、なによこれ! いったぁーい」

サキュバス「ふざけたことしてんじゃないわよ!!」

僧侶「! あんまり効いてない!?」


勇者「そんな…結界でもサキュを振り払えないなんて」

魔女「魔力が足りてない。あの魔法は杖無しではボールを跳ね返す程度の力しか無い」


サキュバス「憎たらしいことしてくれるじゃない!」

僧侶「…くっ」

サキュバス「あんたには罰が必要ね」




398: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:11:12.32 ID:c9iR575wo



▼淫魔は僧侶の胸を激しくつかんで魔力を送り込んだ。


僧侶「…!」ドクン

僧侶「ふぁぁああああああ!!!」

勇者「ヒーラああああ!!」

サキュバス「あはははは!」


司会「な、な…なんと…なにがおきているのでしょうか」

司会「サキュちゃん選手に、翼と尻尾が生えております…」

司会「この姿は…まるで」

村長「ま、魔物じゃあああ!!!」


サキュバス「ん? あら、戻っちゃってたの。気づかなかったわ」パタパタ

傭兵「くそっ! てめぇヒーラちゃんに何をした!」

サキュバス「ちょっと生意気な乳娘にお仕置きしてあげただけよ」

サキュバス「呪いの名前はミルキー。楽しみなさい?」




399: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:15:59.68 ID:c9iR575wo


傭兵「呪いだと…」

サキュバス「そっちにかけたのに比べたらぜーんぜん大したこと無いレベルだけどね」

勇者「サキュ!!!」

サキュバス「こっわーい」

僧侶「胸が…あつい…っ…何で」

僧侶「なんなんですか…これは…」

サキュバス「すぐに収まるわよ」

宿屋の少女「サキュさん…」

サキュバス「ふふ。またいつか会いましょうローレ」


観客A「きゃあああ魔物だあああ!!」 

観客B「食われるぞ!」

観客C「子供たちを避難させろ!!」


サキュバス「…なによ。いままであたしのこといやらしい目で見てたくせに」

サキュバス「ま、しかたないわね。この姿に戻されたあたしの負けってことにしておいてあげる」

サキュバス「ということで棄権しまーす! じゃあね、グッバーイ♪」スゥ――

宿屋の少女「サキュさん待って!! あぁ…」




401: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:24:00.43 ID:c9iR575wo



  ・  ・  ・



司会「えーとんだハプニングがありましたが、みなさんご静粛に」

司会「3回戦水着SUMOトーナメントは、僧侶のヒーラちゃんの優勝としてコンテストを続行いたします」

司会「それと、凶悪な悪魔と勇敢に戦ったヒーラちゃんにいまいちど大きな拍手をお願いします!」


 \うおおおありがとうヒーラちゃん!/  \かっこよかったぞー!/

      \おっぱい大丈夫かー!/  \念のためみせてくれー!/


司会「えーヤジはお控えください」

僧侶「はぅぅ…なんとか1位になれました」

勇者「ヒーラへいき?」なでなで

僧侶「大丈夫です…胸の熱いのは収まりましたよ」

僧侶「けど…なんでしょうこのゾワゾワした感じ」

僧侶「淫魔の魔力がまだ身体の中に残っているような気がします」

僧侶「あとで清めないと…」


司会「それではお待たせしました!」

司会「1〜3回戦の取得ポイントを元に、決勝ラウンドへ進出する4人の美女たちを発表します!」




402: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:30:49.28 ID:c9iR575wo



司会「さぁいよいよサマービーチコンテスト決勝が始まります!」

司会「浜遊びをしているそこのファミリーもぜひ当仮設会場へ!」


勇者「あつーい…」グダー

傭兵「ずっと炎天下に座りっぱなしだったからなあ」

勇者「マナはなんで元気なの?」

傭兵「お前日に弱いはずなのにな」

魔女「答えは…触ってみて」

傭兵「……ん」ペタ

傭兵「お!? な、なんだ…冷やっとするぞ!」

魔女「触る場所がおかしい」

勇者「ほんとだー! マナ冷たい」ペタペタ

魔女「私の周りの魔力を冷気に変えてる。こうしておけばかき氷が溶けることもない」

勇者「わーいマナひんやりだー」ぎゅっ

魔女「あなたは暑いから離れて。まだまだ売らなきゃいけないから」

傭兵「で、どれくらいもうけでたんだ…?」

魔女「ぼちぼちでんな」

傭兵「は?」




404: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:39:28.78 ID:c9iR575wo



勇者「あっ、ヒーラ出てきたよ」

傭兵「いやー、にしてもよく決勝まで残れたもんだ。3回戦でポイント稼げたな」

勇者「決勝はなんだろうね!? ボクかけっこがいいな!」

傭兵「お前はな」

勇者「わくわくしてきたよ」


司会「それでは我らが村長より決勝戦を種目を発表してもらいましょう!」

村長「うむ。オクトピア美女たるもの、蛸の女神様にあやかってエロくなくてはならぬ!!」

 \うおおおおおお!!?/

村長「決勝戦はエロエロ女神様アピール勝負とする!」

僧侶「え!?」

  \ひょおおおおおお!!!!/

司会「うおおおお! なんだかよくわかりませんが暑さで頭がやられているわけではありません!」

司会「会場からはすごい熱気が伝わってきます!」

村長「1人持ち時間5分間で好きなアピールを行い、全員終了後観客の投票によって優勝者を決定する!!」

村長「ぐふふ…控室にはいろんなコスチュームがあるから好きなモノをえらんでええぞ」




405: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:44:23.13 ID:c9iR575wo


傭兵「ま、待て! ヒーラちゃんにそんなことさせられるか!」

勇者「そうだよ!!」


  \うるせーだまってろ!/ \ひっこめ!/


傭兵「くそ…なんて奴らだ…エロエロアピールだと…」

勇者「これだから男の人って! さいてーだよ!」

傭兵「ヒーラちゃんが公衆の面前で恥ずかしがりながらエロエロアピールなんて…くそっ」

傭兵「エロエロアピールなんて……ぐ、ぐう…・」

勇者「ちょっと見たがってるでしょ…」

傭兵「んなわけ無いだろ!!」ゆさゆさ

勇者「…今日のソルはボクの敵だ」ジトー

勇者「ヒーラもう優勝しなくていいから棄権してくれないかなぁ」




406: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:49:38.18 ID:c9iR575wo



【控室】


僧侶(とんでもないことになってしまいました…)

僧侶(エロエロアピールって一体…)

僧侶(胸を寄せたり…とか?)

僧侶「むむ、無理ですっ無理です!」ブンブン

16番の女性「なら諦めたらぁ。優勝賞金はわたしがもらっちゃうから」

僧侶「ううう」

16番の女性「あ、この水着エロかわ。これにしよっと」

僧侶「そ、そんなの…いろいろ見えちゃいますよ!?」

16番の女性「えーでもぉ、そういう競技でしょ?」

16番の女性「いやならあなたはそのだっさいビキニで舞台にあがれば?」

僧侶「くぅ…」

16番の女性「やけに今年は賞金が太っ腹だと思ったらこういうコトだったのねぇ」

16番の女性「ま、見られるくらいいいけどね♪」




407: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:56:10.46 ID:c9iR575wo



<決勝戦>


司会「決まったぁ! なんという腰つきのダンスだ!!」

村長「ハァ…はぁ…これは優勝間違いなしじゃのう」

司会「なんと4人目の登場をまたずして優勝が決まってしまうのか!?」

16番の女性「もっとわたしのことをみてぇ…」

16番の女性「みんな、ちゃんと私に入れてねぇ」

  \入れます!/ \入れさせてくれぇ!/



傭兵「おいこら今どうなってんだ。離せユッカ!」

勇者「ソルは見ちゃだめ」ぺとっ

傭兵「こらぁっ。見えねーだろお前っ」

勇者「あんな下品なダンス見なくていいもーん」

傭兵「きわどい衣装でダンスくらいバザでもやっただろ!」

勇者「だめー。このまま目ん玉つぶしちゃうよー」

傭兵「ひぇぇ…」




408: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/19(金) 23:59:52.00 ID:c9iR575wo


司会「さぁ最後の1人となりました。エントリーナンバー17、僧侶のヒーラちゃんです」

  \うおおおお!/  \待ってたぞー!/
    

傭兵「おい…見たい。ヒーラちゃん見たい」

勇者「…むぅ。ちょっとだけだよ」パッ

傭兵「おお……! って、あれ」

勇者「水着一緒のまんまだね」

傭兵「やっぱあんな小さい水着着るの無理だよな」

勇者「よかった。ヒーラがヒーラのままで安心したよ」

傭兵「だが…これで優勝は」

魔女「まだ諦めるのは早い」

勇者「そうだよ! ヒーラのパフォーマンスを最後まで見ようよ!」


司会「おっとヒーラちゃんは特に着替えは行っていない模様ですね」

司会「杖を持参ですか? 僧侶らしさアピールですね」

僧侶「は、はい…」

司会「それではどんなパフォーマンスをみせてくれるのでしょうか! スタート!」




409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/20(土) 00:03:40.62 ID:c8MsifCDO

ごくり…




410: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:05:57.50 ID:H+ddwkoOo


僧侶「お、踊ります!」


 \うおおおお!?/


そういうとヒーラちゃんは手に持った杖をぐるぐると振り回したり、宙に投げたりして舞台の上を右往左往し始めた。


傭兵「なぁユッカ。あれはなにをやってるんだ」

傭兵「杖ぶん回してるようにしか見えないんだが…」

勇者「ヒーラはね、小さいころバトントワリングをやってたんだよ。けど魔法の修行が忙しくなってやめちゃったんだって」

傭兵「そ、そうなのか…あれがバトン…」

勇者「どうしよう。前の人が刺激的すぎたせいで全然お客さん盛り上がってないよ…」


僧侶「はい!」パシッ


 パチパチパチ…


僧侶「あ、あれ…」

司会「まだ時間残ってますよー」




411: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:10:50.75 ID:H+ddwkoOo



僧侶(ど、どうしましょう…もう私にできることなんて…)

村長「ふぅむ…期待外れじゃったかのぅ」

司会「あぁっとヒーラちゃん、固まってしまいました」

  \脱ーげ! 脱ーげ!/  \早くおっぱいみせろ!/

      \全部脱いじまえ!/ \エロくねぇぞ!/


司会「会場からは熱い声援が送られます」

司会「これはもう脱ぐしか無いでしょう!」

  \脱ーげ! 脱ーげ!/

僧侶「ううう…そんな」


勇者「ひどい…おかしいよここの人達!」

傭兵「確かに、異常な熱気に包まれてるな」

魔女「きっと、淫魔のせい」

傭兵「何?」

魔女「淫魔が会場全体になにかしていったのかもしれない」




414: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:19:05.34 ID:H+ddwkoOo



サキュバス(…くす…ずいぶん察しがいいじゃない)

サキュバス(さぁ乳だけ聖職者。オス共の欲望を満たすために素っ裸になりなさい!)

サキュバス(あんたの恥辱にまみれた悔し顔は大好物よ)


僧侶「…ううう…どうしたら」


観客A「さすがに暑くなってきたな」

観客B「この熱気だからな…お日さんもギラギラだしよ」

観客C「あぁ喉かわいた…かき氷屋どこいった」


宿屋の少女「…」グッタリ

勇者「ローレ大丈夫?」

宿屋の少女「あ…はい…けど、ちょっと暑くなってきました」

傭兵「まずいな。水に浸かったほうがいいんじゃないか」

宿屋の少女「へ、へいきです…せめてヒーラさんを見届けてから…」


司会「ご来場のみなさん、暑さで倒れる前に水分補給をお願いします」

村長「今日は一段と熱いのう…」よろっ




415: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:26:36.91 ID:H+ddwkoOo


僧侶「……みんな暑そう」

僧侶「こうなったのも私が2回戦や3回戦で時間を引き伸ばしてるせいですよね…」

僧侶「そりゃ暑いですよね…ご老人や小さい子がこのままじゃ倒れちゃう…」

僧侶「なんとかしてあげなきゃ…」


  \脱ーげ!/ \脱ーげ!/


僧侶「この人達も…これ以上ヒートアップしたら危ないかも…」

僧侶「ここに立ってる私にしかできないこと…そうだ!」

僧侶「えいっ! 浄化のシャワー!!」

▼僧侶の杖先から水流が上空へと立ち上った。

▼水流は細かい雫となりキラキラと会場全体に降り注ぐ。

僧侶(これで…静まって)


観客A「おおおなんだ!?」

観客B「冷たくてきもちい…」

観客C「生き返る〜」




416: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:33:49.08 ID:H+ddwkoOo


勇者「わーヒーラの雨だ!」

魔女「辺りの淫気が浄化されていく…」

宿屋の少女「はあうう…気持ちいいです。ヒーラさんの優しさが身にしみるようです…」ウットリ

傭兵「ヒーラちゃん…」

傭兵(やったな)グッ


僧侶「…えへへ」ニコッ


司会「おお…これは…」

司会「なんとびっくり仰天! 会場に癒やしの雨が降ってきました!」

村長「あああ……」わなわな

司会「どうしました村長」

村長「女神じゃ…水を操る女神様じゃあああ!」

司会「いつのまにか激しいヤジも収まっています…なんともミラクル!」

司会「おっとここでアピールタイム終了だぁ!」

司会「美女のみなさまパフォーマンスありがとうございました! これより観客による投票の時間といたします!」

司会「一番オクトピアの女神にふさわしいと思った美女の番号を紙に書いて、こちらの箱に投票してください!」




417: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:40:42.25 ID:H+ddwkoOo




  ・  ・  ・


司会「おまたせいたしました」

司会「これより、第45回オクトピアサマービーチコンテスト優勝者の発表です」

司会「それでは発表します」


勇者「どきどき」

傭兵「やれることはやった。ヒーラちゃんはヒーラちゃんなりにがんばったよ」

勇者「そんな負けるみたいな言い方しないでよぉ」

傭兵「でもちっともエロくなかったしなぁ…」

勇者「…」ふみっ

傭兵「いだっ」


僧侶(倒れる人がでなくて良かった…みなさんが無事ならそれでいいです)

僧侶(また明日から海の家がんばろう…)

司会「優勝者は…エントリーナンバー……」

ざわざわ

司会「17!! 見事な水芸を披露した僧侶のヒーラちゃんです!」

僧侶「!!」




419: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:50:25.14 ID:H+ddwkoOo



僧侶「ほ…ほんとに…?」

司会「さぁ、前へどうぞ」

僧侶「あっ、ありがとうございます!?」

村長「優勝おめでとう」ニッコリ

村長「おぬしのシャワーを浴びてから、まるで邪にいきり立った心が浄化されたようじゃ…」

僧侶「で、でもほんとに私なんかでいいんでしょうか…」

僧侶「決勝のテーマになったいかがわしいアピールなんてしてないのに…」

村長「みなの顔を見てみよ」

村長「火照った肉体だけでなく、心まで洗われ、晴れやかな顔をしておるじゃろう」

僧侶「…」

村長「これは全ておぬしのおかげじゃよ」

村長「ここ最近の騒動で、みな街に釘付けとなり、船もだせぬ要求不満な状態が続いておった」

村長「そこに現れたおぬしが、海も街も両方一手に救うてくれた」

村長「感謝しようもないことじゃて」

村長「賞金を受け取るのじゃ。我らオクトピアの女神の旅路に幸あれ」

僧侶「ありがとうございます!!」


 \うおおお!ヒーラ様!/  \素敵だー!/

     \微笑みかけてください!!/




420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/20(土) 00:54:29.80 ID:c8MsifCDO

\あぁ^〜/ \ふぅ…/
   \スッキリ!/




421: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 00:56:17.84 ID:H+ddwkoOo



<夜>

【ローレライ2階・大部屋】


勇者「かんぱーい!」 カツン

勇者「わーいヒーラ優勝おめでとう!!」

僧侶「はい! ほんと一時はどうなっちゃうことかと思いました!」

宿屋の少女「素敵でした。おめでとうございますヒーラさん」ぴたっ

僧侶「あ、あはは…ご無事でなによりです」

宿屋の少女「ヒーラさんの聖水…もっとほしくなっちゃいました」

傭兵「ヒーラちゃんの聖水って言われるとおかしなものに聞こえるな。俺も飲みたい」

僧侶「…?」

魔女「…今日はお金いっぱいもらった」もぐもぐ

僧侶「マナちゃんがんばってましたね。ずっと舞台の上から見てましたよ」

魔女「でもヒーラのほうががんばった。これで船に乗れる」

傭兵「そうだな。ついに俺たちは資金難を乗り越えた!」

僧侶「うふふ。良かったですね」ゴクゴク

勇者「あっ…ヒーラあんまり飲まないほうが…」

傭兵「馬鹿野郎! 今日はお祝いだぞ! 飲め飲め!」

勇者「じゃあボクもお酒飲んでいい!?」

傭兵「それはだめー」

勇者「ぶーケチっ!」




423: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 01:02:21.52 ID:H+ddwkoOo



傭兵「それにしてもいつの間にかあんなふうに魔法を扱えるようになってたんだなぁ」グビグビ

魔女「あの杖がヒーラの潜在能力を引き出している」

傭兵「なるほど…キュウが言ったとおりヒーラちゃんは水魔法の才能ありありってわけだ」

魔女「そうじゃないとあの魔宝石は蒼く染まらない」

宿屋の少女「素敵です…ほんと素敵」ぴたっ

僧侶「…」

僧侶(水の魔物さんに好かれる運命なんでしょうか…)ゴクゴク

僧侶「…う」クラッ

宿屋の少女「ヒーラさんずっとここにいてくださいよぉ」スリスリ

僧侶「ひっく…それはらめなんれすよぉ。私達には旅がありましゅので」


勇者「…」そ〜っ

傭兵「ダメだぞ」

勇者「きゃふっ! ちょっとくらい飲みたいよ! ねぇヒーラの分けてよぉ」

僧侶「じゃあユッカさまはわたしがのませてあげますよぉ」

勇者「え?」

傭兵「あああっコラっ。」

僧侶「ちゅむ♥」

勇者「ふぅむ!? んんん!!!」




424: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 01:07:10.98 ID:H+ddwkoOo



勇者「んんんぅうう!?」ゴクゴク

僧侶「ぷはっ…♥ あぁユッカ様のやわかい唇…」

勇者「うぇぇ酔っ払うの早いよぉ…ていうか苦っ! こんなのよく飲めるね…」

僧侶「くすくす。ねぇソル様ぁ…」ぺたぺた

宿屋の少女「ヒーラさん私にもぉ…」べたべた

勇者「ソルぅ、なんとかしてよぉ」

傭兵「よし、お開きにしよう」

傭兵「マナ。後始末よろしくな」

魔女「!?」

魔女「逃げちゃだめ」ガシッ

傭兵「おやすみ!」ポンッ

魔女「…私をこの中に放置しないで」

傭兵「お前なら出来る。お前にしか出来ない」

傭兵「俺は絡まれる前に部屋に戻る!!」

魔女「ひどい…」




425: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/20(土) 01:13:40.61 ID:H+ddwkoOo



<深夜>


カチャ…


傭兵「ん…誰だ」

僧侶「…ねぇソル様ぁ」

傭兵「ヒーラちゃん?」

傭兵「まだ酔ってるのか?」

僧侶「うーん、なぜだか身体が火照ってるんです」

傭兵「お風呂で水でも浴びておいで」

僧侶「したんですけど…だめなんです」

僧侶「というより…身体が変なんです」

傭兵「変?」

僧侶「なんだか、む、胸が張っちゃってるような感じがして…」

傭兵「は?」


ヒーラちゃんは薄暗闇の中でそう告げると、俺の前でだいたんにもシャツをべろんとめくりあげた。
目の前に豊満な胸が現れる。今日一日ずっと水着だったせいか、わずかに水着の日焼け跡が残っていた。

傭兵「お、おい…びっくりするだろ」

僧侶「見てください。へんなんです…おっぱいが熱くて…熱くて…」

可愛らしい胸の先端にきらりと光る何かがある。

恐る恐る触れてみると、それは一滴の雫だった。


傭兵「これは……」

僧侶「私…母乳…出ちゃうんです…」




第20話<海日和>つづく




439: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:26:46.99 ID:Se1/ZUuGo

第20話<海日和>つづき



傭兵「母乳…?」

僧侶「は、はい…おっぱい…です」

たしかに胸の先端から出るその液体はやや白かった。
ヒーラちゃんは大きな胸を俺に向かってつきだしたまま、恥ずかしそうに視線を右往左往していた。

傭兵(ありえない…これが母乳だということは…)

僧侶「わ、私…」

傭兵(まさか…)

僧侶「ソル様の赤ちゃん! できちゃいました!」

傭兵「…」

傭兵「そんなわけないだろ」

僧侶「えっ!?」

僧侶「おっぱいは赤ちゃんができたら出るんですよね…?」

傭兵「すぐに出るようにならない。母乳は出産してからだと思うぞ」

僧侶「じゃあこれはやっぱり…」

傭兵「あの時淫魔にうけた呪いとやらかもしれないな」

僧侶「はぁ…」




440: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:34:19.66 ID:Se1/ZUuGo


傭兵「ヒーラちゃんまで呪いにかかるとは、参ったな…」

僧侶「どうしましょう…」

僧侶「胸がうずうずするんです。これ、どうしたらいいんでしょうか…」

傭兵「えっと…」


そう言われても俺は呪いについて明るいわけではない。
むしろ魔術や呪術とは縁のない人生を送ってきた。
しかし、今ヒーラちゃんの周りにいる大人は俺だけで、彼女は俺以外に頼る相手がいなかった。

傭兵「触っても痛くないか?」

僧侶「はい…つっ張った感じがするだけで痛みはありません」

僧侶「けど…あの…垂れてくるのが気になって」

そうつぶやくヒーラちゃんの胸を観察すると、一滴また一滴と白い雫が先端からこぼれていた。

傭兵(これは…まずいな)

傭兵(いかんともしがたい。悩ましい姿だ…)

僧侶「…ソル様ぁ…」




441: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:40:25.14 ID:Se1/ZUuGo


傭兵「解呪は試したみたか?」


ヒーラちゃんは無言で首を振った。

傭兵「ならやってみたら」

僧侶「…ユッカ様の二の舞いですよ」

傭兵「あぁ…」


ヒーラちゃんはこれまで数度ユッカの呪いに対して魔法陣での解呪を試みた。
しかし結果はどれも失敗。
呪いの熱に蝕まれるユッカは理性が崩壊して、勇者として情けない姿を晒す羽目になっている。


傭兵「あいつの呪いは強力だからな…」

僧侶「淫魔のくせに…。うう…」

僧侶「聖職者の私までこんなことになってしまうなんて、お父様に顔向けできません」

傭兵「俺もだよ…ヒーラちゃんをみすみすこんな目に合わせるなんてとんだ失態だ」

僧侶「すぐに解呪できないとなれば、私は一体これをどうしたらよいのでしょうか」

ヒーラちゃんは目元をうるませながら俺を見上げた。
大きな乳房が乳を垂れ流しながらふるんと弾む。
俺は不謹慎ながらもこの状況にわずかに興奮をおぼえていた。




443: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:45:32.87 ID:Se1/ZUuGo


傭兵「とりあえず、ユッカみたいにその場しのぎでよければ」

僧侶「なんとかなりますか…?」

傭兵「うずきをおさめたらいいんだろ?」

僧侶「は、はい…たぶん」

ヒーラちゃんはきゅっと口を真一文字に結んで俺から照れくさそうに顔をそらした。
おそらく何をすべきかはわかっているのだろう。

俺は目の前の乳房を下からそっと持ち上げるように手のひらで包むこんだ。
たぷんとした重みを感じる。


僧侶「あっ…」

傭兵「一度出してしまおう。きっとよくなるはず」

僧侶「はい……」

むにゅ…

僧侶「ん…っ」

傭兵「痛くないよね?」

僧侶「大丈夫です……私のおっぱいもんでください」




444: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:53:42.36 ID:Se1/ZUuGo



むにゅ…むにゅ…

ヒーラちゃんの胸は俺の手の動きにあわせて自在に形をかえる。
胸をたぷたぷと揺らす度に乳首からはつぅっとヒーラちゃんの乳が垂れて、俺の手を白く染めていった。

傭兵「結構でるな」

僧侶「…」

傭兵「恥ずかしい? ごめんな」

僧侶「い、いえ…私がお願いしたことですから」

僧侶「あの…もっと強くさわってもいいですよ」

僧侶「できれば…さきっちょも…」

ふっくらとした鮮やかなピンク色の乳輪の中央につんと尖った乳頭がそびえたっている。
大きくもなく小さくもなく完璧なバランスでなりたつその胸は、世の男なら誰でもかぶりつきたくなるくらい美しかった。
俺はそれを指先で軽くつまんだ。

僧侶「んっ…んっ♥」


ヒーラちゃんは一瞬顔をしかめて甘い声を出した。
ほんのすこし触っただけなのにずいぶんと過敏な反応を示す。


傭兵「痛い?」

僧侶「ちがいます…な、なんだか…いつもより敏感な気がして…ひゃんっ♥」




445: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 22:57:22.04 ID:Se1/ZUuGo



くりくり くりくり

僧侶「あぁっ…あっ♥」

あっという間にカチカチに勃起した乳首を指ではさみながら弄ると、ヒーラちゃんは官能に溺れ始めた。
胸の先端からはぴゅっぴゅっと小さく白い液体が飛び、俺の服に付着する。

傭兵「エッチな声でてるよ」

僧侶「んっ、んんっ…うっ♥ だ、だってぇ…♥」

僧侶「ちくびっ…いつもよりきもちよくて」

僧侶「どうなっちゃってるんですかぁ…♥」

傭兵「やっぱりあいつの呪いは感度を上昇させる効果もあるみたいだな」

くりくり くりくり

僧侶「あぁぁあん、ヤですっ!」

僧侶「乳首、くりくりしないでぇ…」

傭兵「そうだな。もっとぎゅーって絞って悪いの全部出さないとな?」

僧侶「えっ…」




446: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:03:46.84 ID:Se1/ZUuGo


俺はヒーラちゃんのつまみを人差し指と親指で挟んで、ぎゅっと引き寄せた。
大きな胸のお肉が形を変える。
胸の先からはびゅーっと勢い良く、細い白い線が飛び出た。

僧侶「きゃああんっ、ひっぱちゃだめですぅう♥」

ぴゅーっ ぴゅーっ

僧侶「だめっ、そんな風にしちゃ、ぴゅっぴゅ出ちゃいますっ♥」

僧侶「おっぱいきもちいい♥ おっぱいだすのきもちいいですぅ♥」

傭兵「うわっ、こんなに出るのか」


思った以上の勢いで噴き出る母乳は、俺の服だけでなく椅子の座面や床まで飛び散る。


傭兵「ここもうすぐ出て行くのに汚して終わっちゃまずいな」

俺は強くひっぱるのをやめて、再び指でこねくりまわすことにした。

僧侶「はぁ…はぁ…♥」

僧侶「乳首とれちゃいますよぉ」

傭兵「ごめん…そんなにきもちいいの?」

僧侶「は、はい…」

僧侶「おっぱいがぴゅーって出る度に…イッちゃいそうなくらい頭がビリビリします…」




447: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:11:41.14 ID:Se1/ZUuGo



噴乳にはかなりの快楽が伴うらしい。


傭兵「うらやましいな」

僧侶「えぇ…そんな事言わないでください」

傭兵「悪い。で、結構でたけどまだダメ?」

僧侶「そ、そうですね…まだ、じくじくするような」

僧侶「おっぱいの中で何かが渦巻いてるような感じがするんです」

傭兵「それが淫魔の呪いか」

僧侶「うう…最悪な気分です。私が淫魔なんかに遅れをとるなんて…ぐすっ」

傭兵(言っちゃ悪いが正直たのしい…)

女性を搾乳することなんて経験したこと無い俺からするとヒーラちゃんの姿は神秘的とさえおもえた。

傭兵(どんな味するんだろうな…)

ふと悪い考えが脳裏に浮かぶ。
男の夢でもあるそれを実行するチャンスはいま目の前にある。

ヒーラちゃんならおそらく許してくれるだろう。
俺は椅子にゆったりと腰掛けてヒーラちゃんを招き寄せた。




448: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:17:44.14 ID:Se1/ZUuGo



僧侶「あの…?」

傭兵「ごめん。俺はもう限界だ!」

きょとんとした顔のヒーラちゃんの手をおもむろにひく。
そして目の前ではずんだ乳をつかまえて、俺は口へとその鮮やかなピンク色の先端をふくんだ。

ちゅぅぅぅ…

僧侶「ひゃあっ!?」

僧侶「な、なにして…んっ、んぅ…」

カチコチになった乳首を舌でぐるりと巻き込み、強く吸い上げる。
すると口のなかにほのかな甘味がひろがった。

僧侶「ふぁぁぁあ♥」

僧侶「だ、だめですよぉ!!」


ヒーラちゃんがなんと抵抗しても俺は行為を辞めるつもりはなかった。
吸えば吸うほど母乳はピーッと噴き出て、口内により強い風味を残していく。

俺はその優しい味わいをしっかりと受け止めながら、喉を鳴らした。


僧侶「はぅぅ…なにやってるんですか、もぉ…」

僧侶「ソル様のエッチ…♥」




449: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:21:55.03 ID:Se1/ZUuGo



傭兵「おいしかった」


唇を離すとヒーラちゃんが手のひらで俺の頬に触れてきた。
平手打ちをしようとしたのをぎりぎりで減速したように見えた。

傭兵「怒った?」

僧侶「う…ううう…」

僧侶「うううう…もおおお!」

傭兵(牛だな…)

僧侶「一言言ってくれれば心の準備ができましたのに…」

僧侶「恥ずかしいじゃないですか!」

傭兵「悪い。けどおいしかったよ。ヒーラちゃんのおっぱいってこんな優しい味がするんだな」

僧侶「〜〜〜っ!」

ヒーラちゃんは声にならない声を上げて、顔を真赤にして俯いてしまった。

俺はそんな彼女を愛おしく感じ、だきよせて頭をなでた。


傭兵「どう? 右胸はすっきりした?」

僧侶「……はい。だいぶ、うずうずが取れた気がします」

傭兵「良かった。じゃあ次は反対な」

僧侶「あぅぅ…」




450: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:27:39.22 ID:Se1/ZUuGo


傭兵「ヒーラちゃんのおっぱいを吸える日が来るとは思わなかった」

僧侶「…私もですよ」

僧侶「赤ちゃんより前に、ソル様に吸われるなんておもってもみませんでした」

傭兵「こんなおいしいおっぱいを毎日飲めるヒーラちゃんの赤ちゃんは幸せだな」

僧侶「ソル様の…子供ですよ」

傭兵「…あ、ああ」

僧侶「だから…その。こんなこと出来るのは赤ちゃんが生まれるまでですからね?」

僧侶「…う、恥ずかしい。何言ってるでしょう私っ」

傭兵「左のおっぱい、いいか?」

僧侶「いいですよ…いっぱい飲んでくださいね」

傭兵「ヒーラちゃんのうずきを全部吸いだすよ」

僧侶「はい…♥」


こうして俺は一時の間、自分より10近く歳下の少女に授乳してもらった。




451: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:35:55.06 ID:Se1/ZUuGo



  ・  ・  ・


ヒーラちゃんの胸のうずきを取った後、
俺たちはごく自然に身体を重ねあわせていた。

すっかりと屹立したペニスを彼女の膣はすんなりと受け入れる。


僧侶「んっ♥ あっ♥ ソル様ぁ…♥」

僧侶「きて、もっと来てください♥」

僧侶「激しく…あぁぁん、またおっぱい垂れてきちゃいました」

傭兵「今日はエッチだな」

僧侶「はいっ、エッチなんです♥ いっぱいしたいんですっ」

傭兵(ヒーラちゃんが実はこんなエッチな子だとは、昼間コンテストに来ていた男たちはつゆほども思わないだろうな)


優越感に満たされていく。
世界でただ一人、この子をこんな風に愛せることを俺は嬉しく思った。

膣とペニスがこすれる水音は激しさを増していく。




452: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:42:44.78 ID:Se1/ZUuGo


いつの間にか外は強いスコールにみまわれていた。

屋根を打つ雨音はヒーラちゃんの嬌声と、膣を出入りするいやらしい水音ををかき消していった。


  ・  ・  ・


傭兵「ヒーラちゃん。平気?」

僧侶「はい…ソル様のお部屋を訪ねて良かったです」

傭兵「今日はエッチだったなぁ」

僧侶「の、呪いのせいですよ! 私こんなんじゃないんですから!」

傭兵「どうかな」

僧侶「ううう…イジワルです」

傭兵「こうして雨の中ふたりっきりだと、昔を思い出すな」

僧侶「うふふ。そうですね…覚えていらっしゃったんですね」


俺とヒーラちゃんちゃんは王宮を出入りしていた時代によくふたりっきりで会っていた。
雨の日は訓練は中止で、中庭にも立ち入ることができなかったので、
昼寝の場所もない俺はもっぱら談話室でヒーラちゃんの話相手になっていた。

彼女は最近学んだことや読んだ本の話を熱心に聞かせてくれた。




453: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:48:53.07 ID:Se1/ZUuGo


傭兵「もう4年も経ったのか」

傭兵「俺たちあんまり変わらないな…」

僧侶「変わりましたよ!」

傭兵「そう? ヒーラちゃん昔っからおっぱい大きくてさ」

僧侶「……」

傭兵「あ、違う?」

僧侶「うふふ。ソル様はお変わりないですけど…私達の関係は変わりましたよ?」

僧侶「あの時はただの僧侶見習いと騎士様」

僧侶「だけどいまは…恋人同士…♥ ですよよね?」

傭兵「…そうだな」

俺はヒーラちゃんの肩を抱いて布団に潜り込んだ。

僧侶「きゃんっ。えへへ…こんなふうに抱き合って眠るなんて、あの頃からしたら夢のようです」

僧侶「次に私達の関係が変わる時は……きっとただの恋人じゃなくって…」


ヒーラちゃんはその先を言わなかった。

わかっている、俺たちの旅はまだまだ終わらない。

本懐を遂げるその日まで。

お互い、心のうちに留めておこう。




454: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/21(日) 23:56:43.71 ID:Se1/ZUuGo



<翌朝>


警備隊「ご苦労だった。お前の契約期間は終了だ」

傭兵「世話になったな」

警備隊「どうやら、金の目処はついたようだな」

傭兵「あぁ。あとは…港なんだが」

警備隊「夕刻より、開港する。聞いていないのか?」

傭兵「本当か?」

警備隊「数日近海を見回っていたが、海賊の姿は確認できなかった」

警備隊「もう彼らは果てしない海へと旅立ったのかもしれないな」

警備隊「諸君らの活躍によりオクトピアの脅威は去った。晴々しい気持ちで船出と行こうではないか」

警備隊「馬車の積み込みが可能な船舶はこちらで手配しよう」

傭兵「すまないな」

村長「ええんじゃよ。この程度で大恩を返せたとも思えんがな」

僧侶「こんな莫大な賞金ほんとにもらっちゃってよろしいんでしょうか…」

僧侶「蛸娘を探す約束、果たせなくて申し訳ありません…」

村長「堅いことは言いっこ無しじゃ。昨日は蛸娘以上にええもんをみせてもろうた…にょほほ」




455: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:01:00.22 ID:gb2QxbLno


勇者「今日旅立ちかぁ…」

僧侶「ローレさんに挨拶しなきゃいけませんね」

勇者「うん…」

傭兵「いずれ来るとは思っていたが、その日が来てみると寂しいもんだな」

勇者「まだあのお風呂にも入りたかったなぁ」

魔女「また来ればいい」

傭兵「お? お前がそんなこと言うなんてな」

魔女「…私はまたここにかき氷を売りに来たい」

傭兵「気に入ったんだな。この街のこと」

警備隊「いつでも歓迎である。その日がくるまでオクトピアの平和は我々が護ろう」

村長「女神様、元気での」

傭兵「次会う時まで死ぬんじゃねーぞ」

僧侶「大変お世話になりましたっ」ペコッ

村長「ふひひ…揺れとる揺れとる」

勇者「このおじいさんは長生きするよ…」

傭兵「そうだな…」




456: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:06:31.07 ID:gb2QxbLno



【宿屋ローレライ】


宿屋の少女「そうですか…今日の夕方に…」

傭兵「急なことですまない。お世話になりました」

勇者「いままでありがとうローレ」

宿屋の少女「晩御飯はみなさんと一緒に食べられないんですね…」

勇者「さびしいよぉ…」

宿屋の少女「そうも言ってられませんよ」

宿屋の少女「みなさんには大切なお役目があるんですから。がんばってくださいね」

宿屋の少女「私、ここでずっと応援してます」

宿屋の少女「あの邪悪な気配が世界に満ちるその前に、魔王の復活を阻止してください」

宿屋の少女「それは私達魔族であっても同じ想いです」

傭兵「必ず…!」

僧侶「お任せください」

魔女「復活なんてさせない」

宿屋の少女「必要なものがあれば言ってくださいね」

宿屋の少女「まだ時間もありますし、街でお買い物して揃えましょう!」

宿屋の少女「最後の最後まで案内いたします」




457: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:12:05.11 ID:gb2QxbLno



<夕方>


【船着場】


宿屋の少女「いままでのご宿泊、ありがとうございました」

傭兵「こちらこそ。わざわざ見送りにきてもらってありがたい」

宿屋の少女「またのご来館……お待ちして…ぐすっ」

宿屋の少女「あれ…泣かないって決めたのに…ずずっ」

僧侶「また来ますからね」なでなで

宿屋の少女「ヒーラさん…必ずですよ。次はもっと立派な宿にしてみなさんをお出迎えできるようにがんばりますからっ」

宿屋の少女「どうか、それまでお元気で!」

宿屋の少女「負けないで!」

勇者「バイバイ! また会おうね!」

魔女「さよなら」

傭兵「ローレさんのご飯おいしかった。とても素敵な思い出になったよ」

傭兵「またいつか」

僧侶「お世話になりました。さようなら」

船乗り「おおい、出港の準備入るぜ。荷馬車は積み入れてあるからお前たちも早く乗ってくれ」

傭兵「…行こうか」




458: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:19:47.07 ID:gb2QxbLno



宿屋の少女「さようなら。みなさんに海の御加護がありますように」

宿屋の少女(そしてサキュさん。どうかみなさんのことをお願いします)


錨を上げて、船はゆっくりと港を離れ始めた。

オクトピアが遠ざかっていく。

ローレさんは見えなくなるまで大きく手を振っていた。

彼女に助けられた恩はまだちっとも返せていない。

だから俺たちは必ずまたここへ戻ってくる。


勇者「ローレ…見えなくなっちゃった」

傭兵「短い間だったが、いろんなことがあったな」

勇者「うん…楽しかったね」

僧侶「本当に楽しかったです」

魔女「だけど、楽しい旅はいつまでも続かない」


魔剣士は次の大陸で俺たちを待つと言った。
この先戦いは熾烈になるだろう。
新しい刺客を差し向けてくるかもしれない。
闇の呪術師という存在も気がかりだ。




459: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:25:51.16 ID:gb2QxbLno



勇者「ねぇ、次の目的地はどんな街なの?」

傭兵「ええっと資料によるとな」

船員「へっへお嬢ちゃん。目的地はこんな潮風で錆びた街とちがって、ずいぶんとハイカラな街だぜ」

船員「ピニオンと言う歴史ある街だ」

船員「そこは歯車による工芸品の盛んな街でな」

船員「なんでも、すごい魔術師が街全体を取り仕切っているらしい…」

傭兵「魔術師か…」

傭兵「俺にも魔法が使えたらな」

勇者「貸してあげよっか?」

傭兵「いまは必要ない」

勇者「ボクもっとレベルアップしてソルにいっぱい魔力貸せるようになるよ!」

勇者「そしたらさ、ソルもいっぱい戦えるでしょ?」

傭兵「結局俺が戦うのか」




460: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/06/22(月) 00:33:28.30 ID:gb2QxbLno


魔女「がんばってユッカ」

勇者「うん!」

魔女「この人が魔力を扱えないと私の夢がかなわない」

勇者「夢って?」

僧侶「どんな夢ですか?」

魔女「妊娠」

傭兵「は!?」

僧侶「なな、なにいって…!」

勇者「妊娠って…それが魔力と何の関係があるの?」

魔女「…人は誰しも魔力を体内に秘めている。人体を構成するすべてに、微量ではあるけど魔力は含まれる」

魔女「精液も同じ」

僧侶「きゃーもうマナちゃんいきなり何言ってるんですか!」

傭兵「お前ぇ場所をわきまえろ」ゴチン

魔女「…っ! 話を聞いたほうがいい。あなたにとってとても大事な話」

魔女「魔力を持たない精液は、脆弱」

魔女「魔力に包まれた女性器のなかで、あっという間に死ぬ」

傭兵「え…」

魔女「あなたは、残念ながら…オスとして不完全」

魔女「いまのままでは誰一人として、孕ませることはできない」

傭兵「……ふぇ!?」

勇者「ええええ〜〜!?」

僧侶「そ、そうなんですかソル様!?」

傭兵「……まじ…かよ」サー




第20話<海日和>おわり




463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/22(月) 00:42:39.19 ID:XSNz/fHao



ローレ良い子だったなあ




464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/22(月) 00:51:50.77 ID:UVk/SzuAO

乙!
飲尿に授乳…ソルはどこまで追い求めていくのかww




466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/22(月) 01:10:55.76 ID:CEGmJDh00

おつ!
ソルどんまい!




468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/22(月) 02:46:55.30 ID:CwUSmcrKO

乙、ソルほぼ種無しか。
中田氏し放題だな!




471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/22(月) 08:03:12.85 ID:e5XJQkpAO

こいつぁ中に出し放題ですな!w(ゲス顔)




【R-18】少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」【21〜23話】へつづく

>>1さんの過去作はこちら
幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」

・SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介でした
 【SS速報VIP】少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
カテゴリー「勇者・魔王・ファンタジー」のSS一覧
管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
本田翼さん(24)、性行為シーンが生々し過ぎるだろ・・・
【GIF】本気でスポーツしてる女の子、Hなのに気付いてない・・・・
【GIF】最近の女の子のオナ●ー、思ったより激しい
【ロ●コンGIF】マニア歓喜!超リアル、女子校身体測定の様子にぼ●きがとまらねーwwww
橋本環奈「このハゲ!違うだろ!」俺「すみません…」
【闇深注意】コレ見てガチでぼ●きする奴、今すぐ病院行くか犯罪犯す前に警察に相談しとけ。。。(GIF25枚)
親友「あとは、任せたよ。」
男「こんなところにいられるか! 俺は部屋に戻る!」
小倉唯の肛門「うーん……」
上坂すみれ「ツイッター更新しよう」
目の前にこんな神乳があったら我慢できるはずがない…
【盗撮】最近jkの運動会エ●チすぎwww
ビビアンスー ヌードエ□画像114枚!若い頃に出したヘア●ードが今でも余裕で抜ける!
カマキリ「いくぜっ、相棒!」ハリガネムシ「おうっす!」ウネウネ
俺「はあ…ア〇ルに女の子の腕ぶち込まれたいなあ」女「はあ…男のア〇ルに腕ぶち込みたいなあ…」俺女「「!?」」
銀行員「ひゃっはー!!15時だぜ!」
(´・ω・`)「兄ちゃんいつものやったげて」彡(゜)(゜)「聞きたいかワイの武勇伝」
元アイドルグループ所属の女子、フ●ラと騎乗位セッ●ス動画流出・・・簡単に撮影させたらダメでしょ・・・
【画像あり】元NMB48松田美子AV転向、遂に本番セッ●スシーン解禁!アイドルのマ○コにずっぽり!
【画像】俺(しこしこ、うっ) チノ「……」
幼女「キモヲタに誘拐された時の話をしよう」
勇者「終わりだな」魔王「まぁまて世界やるから」
ダンブルドア「ハリー、君は最近勃起をしているのかのう?」ハリー「えっ?」





 

最新記事50件