転載元:魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」

1: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/29(水) 23:56:27.20 ID:HlMywT+S0.net

【素朴な村/素朴な家】


母「見て貴方!双子の赤ちゃんよ!」

父「よくやった!俺達の大事な子だ……」

母「二人とも、元気な男の子ね」

父「いやぁ、よくやった甲斐があったなぁ」

母「やだわ、貴方ったら……!」

父「ははは」

双子の赤子はすくすくと育っていった。





 
2: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/29(水) 23:59:51.87 ID:HlMywT+S0.net

【素朴な家/部屋の中】


双子の弟「かーしゃ……かーしゃ……んんっ!!」

母「うふふ、貴方。この子、私のことを呼ぶようになったのよ」

双子の兄「…………」

父「こいつはまだ喋らないが、賢そうな顔をしている」

双子の兄「はい」

父「!?」
母「!?」




3: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:00:57.18 ID:BlL9JjLq0.net

父「喋った……が……」

母「貴方……もしかして……」

父「いや、そんなことは……」

父と母の不安は日に日に積もっていった。
何故なら、双子の兄の方は、はい。か、いいえ。しか、喋らないからだった。




4: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:01:45.84 ID:BlL9JjLq0.net

母「たまたま覚えた最初の言葉がそうだっただけよ……」

父「ああ、きっと大きくなったらもっと他の言葉を……」

双子の兄「いいえ」

父「!?」
母「!?」

双子の弟「かーしゃ、とーしゃ!」

双子の弟が、自分の両親を指差す。
それを見た双子の兄は、頷いた。

双子の兄「はい」




5: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:02:31.99 ID:BlL9JjLq0.net

母「あああっ……!」

母はその場に崩れ落ちた。何故ならば。

母「どうして……どうしてうちの子が勇者の呪いなんかにっ!!」

父「お前っ!!」

母「あ、なた……」

父「勇者の……、……この子は、勇者に選ばれて、しまったのだ」

双子の兄「はい」

素朴な村の素朴な作りの一軒家。
素朴な両親から生まれた双子の兄弟。
その兄は、選ばれし勇者であった。




6: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:03:43.37 ID:BlL9JjLq0.net

【素朴な村/勇者の家の前】


時は過ぎ、双子の兄弟は少年と青年の間へと育っていた。

双子の弟「にいさん、薬草を採りに行こうよ」

勇者「いいえ」

双子の弟「大丈夫、崖の方に行かないから。一緒に行こう?」

勇者「はい」

双子の兄弟は仲良く薬草を採りに森へと出かけていった。




7: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:04:19.46 ID:BlL9JjLq0.net

母「一ヵ月後には……勇者は旅立ってしまうのね」

父「無事に勇者を送り出せるな」

母「ええ……」

父「勇者だとしても、俺達の大事な息子に代わりはない」

母「そうね……」

旅立ちの日まで、選ばれた勇者を死なせてはならない。
それは誰もが知るこの国の決まりであった。




8: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:04:57.84 ID:BlL9JjLq0.net

【素朴な村/出入り口】

今日が、勇者の旅立ちの日。

母「気を付けていくのよ」

父「まずは王様がいらっしゃる首都を目指すんだぞ」

勇者「いいえ」

母「その前に、寄っていく所があると言うの?」

勇者「はい」

父「そうだな……大事な弟だもんな」

勇者「はい」

母「生きて……生きて帰ってくるのよ」

父「ここがお前の家だからな」

勇者「はい」




9: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:05:45.21 ID:BlL9JjLq0.net

【素朴な村/墓地】

旅立ちの日。
勇者は、薬草を採りに行った日に魔物に襲われて死んだ大事な兄弟の墓へと寄った。
自分を死なせない為に、己を犠牲にした大事な兄弟。
勇者は、じわりと滲んだ瞳を指の腹で擦って散らした。
はい。と、いいえ。しか喋れなくとも、感情はある。
ただそれを、言葉に出来ないだけで。
痛みも悲しみも、ある。
勇者は、素朴な村を出た。




11: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:07:04.58 ID:BlL9JjLq0.net

【一本道】

勇者は隣街を目指して歩いていた。
道中、ぐにょっとした魔物や、翼を持った魔物が現われたが、勇者はなんとか倒し、時には逃げ切っていた。




12: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:07:51.96 ID:BlL9JjLq0.net

>>魔物が110ゼニー落としていった。拾いますか?

勇者「はい」

商人「おお!もしかして貴方は勇者様ではありませんか!?」

勇者「はい」

商人「わたくし、商人でございます。隣街まで行く予定なのですが、ちぃとばかり商品が増えすぎてしまいまして。お手伝いいただけませんでしょうか」

勇者「いいえ」

商人「そんな!それが商人の仕事だとおっしゃられますか。ならば人助けもまた、勇者の仕事ではありませんか?手伝っていただけますよね?」

勇者「はい」

商人「おお!なんと、手伝っていただけるのですか!流石は勇者様!ありがとうございます」




13: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:09:30.72 ID:BlL9JjLq0.net

【素朴な村の隣街】


商人「いやぁ、助かりました。これはほんのお礼でございます」

>>勇者は1000ゼニーを手に入れた。

商人「ところで勇者様、お仲間はいないのですか?」

勇者「はい」

商人「そんなはずはございませんよ!どこかに勇者様のお仲間がいらっしゃるはずです。よく探してください」

勇者「はい」

商人「ああ、わたくしは勇者様の仲間ではございませんよ」

勇者「はい」

商人「それでは、商売がありますので失礼いたします」




14: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:10:08.89 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/道具屋】

道具屋「全部で2163ゼニーになりますがよろしいでしょうか?」

勇者「はい」

>>勇者はアイテムを売却した

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「薬草ですね。全部で250ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は薬草を道具袋に入れた




15: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:10:53.74 ID:BlL9JjLq0.net

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「眠り玉ですね。全部で420ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は眠り玉を道具袋に入れた

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「綺麗な水ですね。全部で500ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は綺麗な水を道具袋に入れた

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「いいえ」

道具屋「ありがとうございました」




16: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:11:53.67 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/外】

村人・男「なんか、見慣れない女の子が酒場に入っていったなぁ」

村人・女「珍しかったよ、魔法使いの女の子だった」

村人・少女「あなた、勇者さま?」

勇者「はい」

村人・少女「すごーい!」

村人・老人「怖いのう……いつ魔物がやってくるか……怖いのう……」




17: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:12:27.10 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

村人・男「酒場に行くと何か情報が得られるかもしれないよ」

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

村人・男「酒場に行くと何か情報が得られるかもしれないよ」

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

村人・男「酒場に行くと何か情報が得られるかもしれないよ」




18: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:13:20.99 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/民家】

村人・母「あの人、帰りが遅いわね……。迷わずの森に行ったけれど大丈夫かしら……」

村人・息子「おれしってるんだぜ!迷わずの森は、道具屋でうってるハリセンがひつじゅひんなんだぜ!」

村人・母「森の洞窟を通ると、水の都に行けるのよね」

村人・息子「ハリセンもいたいけど、カーチャンのはりても痛いぜ!」

村人・母「あの人、帰りが遅いわね……。迷わずの森に行ったけれど大丈夫かしら……」

村人・息子「おれしってるんだぜ!迷わずの森は、道具屋でうってるハリセンがひつじゅひんなんだぜ!」




20: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:14:26.11 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/道具屋】

道具屋「ハリセンですね。全部で180ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者はハリセンを道具袋に入れた

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「いいえ」

道具屋「ありがとうございました」




22: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:15:35.29 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋】

宿屋の主「一晩、150ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「冗談はいけないよ勇者様。まだ日が明るいですよ。どうぞ、村の中を見て回ってください」




23: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:16:02.26 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

村人・男「酒場に行くと何か情報が得られるかもしれないよ」




24: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:17:34.33 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/酒場・1階】


酒場・男「オレはもうだめだぁ……魔物にやられた傷が疼いてしょうがねぇ……」

バニーガール「うふふ。5000ゼニーでイイコトしてあげるわよ」

勇者「いいえ」

バニーガール「やんっ!照れ屋な勇者様っ」

マスター「そろそろレインボーマスカットの時期だが……誰に頼むべきか……」

酒場・女「あの浮気野郎……迷わずの森にぶちこんでやるわ」

バニーガール「うふふ。5000ゼニーでイイコトしてあげるわよ」

勇者「はい」

バニーガール「あんっ!ゼニーがないわぁ。貯めてきてね」

>>地下に行きますか?

勇者「はい」




26: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:19:30.82 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/酒場・地下】


女の子「いやぁっ!離してくださいっ……!」

酔った男「いいじゃねぇかよぉ」

女の子「貴方が勇者様を知ってるっていうから付いてきたのに!」

酔った男「んあ?勇者様ぁ?知ってるよぉ、呪われ者だろう?」

女の子「違うっ!!」

女の子「違う違うっ!!勇者様は呪われてなんかいませんっ」

女の子「勇者様は……っ」

>>女の子の杖が赤みを帯びていく




27: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:20:21.77 ID:BlL9JjLq0.net

酔った男「おいおい、こんなところで火の魔法を使ったら火事になって大変だぜぇ?」

女の子「あっ……」

>>女の子の杖は元の色に戻った

酔った男「ぐへへ……そうそう、最初から大人しくすれば良いんだぜ」

女の子「いや……こないで、こないでぇっ……」

女の子「助けて……助けて……」

>>女の子を助けますか?

勇者「いいえ」




28: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:21:14.13 ID:BlL9JjLq0.net

>1階に戻りますか?

勇者「はい」

酔った男「大人しくしてりゃあ、痛くしねぇから」

女の子「やだ……やだぁ……助けて……」

女の子「助け、て……勇者、様ぁ……」

>>女の子を助けますか?

勇者「はい」




29: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:22:35.11 ID:BlL9JjLq0.net

酔った男「なんだお前?邪魔しようってのか?」

勇者「はい」

女の子「!!」

酔った男「ふざけんじゃねぇぞ!!」

>>勇者はハリセンを使った!

酔った男「べぷぁっ!?」

>>酔った男が怯んだ!
>>ハリセンは壊れてしまった……




30: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:23:16.08 ID:BlL9JjLq0.net

酔った男「ち、くしょお……」

女の子「えいっ!!」

>>女の子は杖で酔った男を叩いた!
>>酔った男は倒れた!

女の子「あの……助けてくださって、ありがとうございました!もしかして、勇者様じゃないですか?」

勇者「いいえ」




32: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:24:25.28 ID:BlL9JjLq0.net

女の子「私にはわかります!貴方様が勇者様であると!」

女の子「あの、私は魔法使いと言います」

魔法使い「勇者様の村を目指してこの村に寄ったのですが……すれ違いにならなくて良かったです!」

魔法使い「えへへ……勇者様には、また助けられてしまいました……」

勇者「いいえ」




33: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:25:12.68 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「助けたのは今だけ……って言いたいんですね?でも」

魔法使い「私は確かに、昔、勇者様に助けられたのです」

勇者「いいえ」

魔法使い「勇者様の知らない所で、私は助けられたのです。それは、変わりません」

魔法使い「勇者様、どうか私を旅のお供に加えてください」

勇者「いいえ」




34: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:26:16.58 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「危険は承知です!どうか、役に立たせてください!」

勇者「いいえ」

魔法使い「こう見えても、強い魔法が使えるんですよ!」

魔法使い「私、付いていきますから。勇者様に、ご恩をお返しする為に」

>>魔法使いが仲間に加わった!




36: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:26:43.45 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「私は前衛向きではありませんので、後衛でサポートさせていただきますね!」

魔法使い「えへへ……勇者様にお会いできて良かったです」

>1階に戻りますか?

勇者「はい」




38: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:30:09.60 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/酒場・1階】


酒場・男「オレはもうだめだぁ……振られた心の傷が疼いてしょうがねぇ……」

バニーガール「うふふ。5000ゼニーでイイコトしてあげるわよ」

勇者「いいえ」

バニーガール「やんっ!照れ屋な勇者様っ」

魔法使い「ほっ……」

酒場・女「合法よ合法ぉ……罪になんかならないわぁ」




39: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:31:11.08 ID:BlL9JjLq0.net

>>酒場をでますか?

勇者「はい」

魔法使い「待ってください勇者様!マスターさんがため息ばっかり吐いてますよ」

マスター「そろそろレインボーマスカットの時期だが……誰に頼むべきか……」

魔法使い「マスターさん、どうかしたのですか?」

マスター「いや……そろそろ迷わずの森にレインボーマスカットが出来る時期なんだが、いつもお願いしている男がいなくてね……」




43: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:34:43.35 ID:BlL9JjLq0.net

マスター「もしかして、代わりに行ってくれるのかい?」

マスター「報酬はしっかりお渡ししますよ」

魔法使い「行きましょう、勇者様!」

勇者「はい」

マスター「助かります。場所は迷わずの森です。レインボーマスカットをお願いしますよ」

>>酒場をでますか?

勇者「はい」




44: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:37:11.31 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】


>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

村人・男「この時間から迷わずの森に行くなんて危険だよ。今日は宿屋で休んで明日の朝に行くと良い」




45: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:37:37.52 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋】


宿屋の主「一晩、300ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「ごゆっくりおやすみくださいませ」




46: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:38:05.79 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋・2階】


魔法使い「えへへ……ふかふかなベッドは気持ちが良いです」

魔法使い「ぐっすり眠れそう……あっ!勇者様、私お寝坊さんしてたら起こしてくださいねっ」

魔法使い「勇者様……私……勇者様に……」




47: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:38:44.39 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋・2階】


>>辺りはまだ薄暗い。目を覚ましますか?

勇者「はい」

>>勇者はベッドを調べた。
>>魔法使いの姿はない。
>>再び眠りますか?

勇者「いいえ」




48: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:39:13.46 ID:BlL9JjLq0.net

>>扉が開いて魔法使いが入ってきた

魔法使い「んー……私の、ベッド……」

勇者「いいえ」

魔法使い「私のベッドですー……」

勇者「いいえ」

魔法使い「寝るのですー……寝ないと、たいりょきゅも、せーしんりょくもー……」




49: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:39:41.78 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋・2階】


魔法使い「んー……朝ですか……?」

勇者「はい」

魔法使い「あれ……?私、こっちのベッドでしたっけ……?」

勇者「いいえ」

魔法使い「えっ!?わっ、わたし、夜中にそんなことをっ?わ、わ、わ、すみませんでしたっ……!」




50: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:40:57.54 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋】

宿屋の主「昨夜は良くお休みでしたね。いってらっしゃいませ」




51: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:41:47.19 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」

魔法使い「こちらから迷わずの森に行けるんですよね」

魔法使い「気を引き締めて行きましょうね!」




52: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:42:34.64 ID:BlL9JjLq0.net

【小道】

通行人・男「なんか最近、迷わずの森で男の叫び声が聞こえるらしいぞ」

通行人・女「準備はしっかりしないとね。私は、森に迷わず。私は、森に迷わず」

商人・男「道具が欲しい?幽霊が怖くて商人なんかやってられませんよ!」

>>北・森の洞窟/西・迷わずの森

魔法使い「私達が行くのは迷わずの森ですよ」

>>迷わずの森に入りますか?

勇者「はい」




53: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 00:43:11.71 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/入り口】

魔法使い「まだ朝方なのに、木のせいで暗いですね……」

魔法使い「あっ!勇者様、看板がありますよ!」

>>ここは迷わずの森。心をしっかり持つべし。
>>迷わず、迷わず。

魔法使い「えっと……とにかく、迷わないように気を付けましょうね!」




58: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 01:14:28.74 ID:3YnU+6ZH0.net

はい、いいえしか言えないのが勇者の見分け方ってのが面白いな
元ネタがある?訳ではない?

とにかく楽しみにしてる




59: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:41:03.87 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森】


>>どこからか低い呻き声が聞こえる

魔法使い「うー……気味が悪いですね……きゃっ!」

>>草の茂みから、木を模した魔物が現れた!

魔法使い「魔物、ウッドマンですよ!私は後方に下がりますね!」

魔物「ギェアー!!」

>>魔法使いに、魔物の根の鞭が向かう!

>>勇者は防御した!




60: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:41:54.19 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「あ、ありがとうございます!今の内に呪文を唱えますね!」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

魔物「キィーヨォー!!」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>魔法使いは呪文を唱えるのをやめた




61: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:42:26.80 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えへへ……勇者様、強いんですね。すみません……私、足手纏いでしたね」

勇者「はい」

魔法使い「!!」




62: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:43:23.23 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「自分の怪我を隠すような仲間は、足手纏い……?あっ!!」

>>勇者は魔法使いの手を取った

魔法使い「違うんです!勇者様は、ちゃんと私を守ってくださいました!」

魔法使い「これは……その……昨日、転んだ傷なんです」

魔法使い「すみません!すみませんっ!」




63: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:44:46.48 ID:BlL9JjLq0.net

>>綺麗な水を使いますか?

勇者「はい」

>>綺麗な水/残り4

>>薬草を使いますか?

勇者「はい」

>>薬草/残り4

魔法使い「勇者様そんな!もったいないですっ」

勇者「いいえ」

魔法使い「仲間に使う道具は、もったいなくなんかない……」

魔法使い「勇者様……ありがとうございます」




64: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:45:44.09 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森】


魔物「キィダァー……」

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は200ゼニー手に入れた!

>>勇者は不思議な枝を手に入れた!

魔法使い「勇者様!勇者様は、ずっと攻防の攻ばかりです!」




65: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:46:40.97 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「このままでは、いつまで経っても私、呪文が唱え終わりませんっ」

勇者「はい」

魔法使い「それで良いって……。確かに私は森を歩く体力は削がれていますけど、魔物を倒す精神力はこれっぽっちも削がれていません」

魔法使い「そう、勇者様が、私が呪文を唱え終わる前に魔物を倒してくださるからです」

勇者「はい」

魔法使い「それで何も問題が無い?問題大有りですっ!」




66: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:47:31.54 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「勇者様、明らかに疲れているじゃないですか!」

勇者「はい」

魔法使い「それは昨日私がベッドを間違え……そっ、それの疲れだけじゃないはずですよっ!!」

魔法使い「魔物との連戦、全部勇者様が倒しちゃうからですよ!」

魔法使い「少しは、私の魔法も頼ってください……」

勇者「いいえ」




67: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:48:10.49 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「私はいくら倒れても大丈夫ですけれど、勇者様が倒れては意味がないんですからね!」

勇者「いいえ」

魔法使い「…………」

魔法使い「…………勇者様は、優しすぎます」

魔法使い「私は、勇者様の仲間ですから、頼ってください」

魔法使い「……さぁ!レインボーマスカットを探しましょう!」




68: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:48:59.89 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森】


魔法使い「勇者様、レインボーマスカットって、どんな味がするのでしょう?」

勇者「いいえ」

魔法使い「そっか……勇者様も知らないんですね。じゃあ……見付けたらこっそり食べちゃいましょうよ!」

勇者「いいえ」

魔法使い「わ、わかってますよ!本当は食べないです、冗談ですっ!」




69: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:49:48.84 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えっ?お腹がすいているとかそう言う訳じゃなくて……ただ単にレインボーマスカットに興味があって……」

>>魔法使いのお腹が不思議な音を奏でた

魔法使い「しっ、しってますか勇者様!この音の魔法は、魔物を寄せ付けない音でっ」

魔物「キィッダォー!」

>>どこからともなく、木を模した魔物が現れた!

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>魔物は100ゼニー落としていった。拾いますか?

勇者「はい」




70: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:50:25.69 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「……すみませんごめんなさい嘘です」

魔法使い「えへへ……朝から歩いてますけど、結構深くまで来ましたよね」

魔法使い「……多分」

魔法使い「あっ!勇者様、向こう側、ちょっと開けてますよ!」




71: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:51:34.73 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/休憩所】


魔法使い「勇者様!ここの気は他の場所より澄んでいるのできっと魔物も近寄りにくいと思いますよ」

勇者「いいえ」

魔法使い「なっ!今は本当のことです!本当のことを言いましたー!」

魔法使い「……この辺りで一旦休憩しましょう?」

勇者「はい」




72: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:52:24.66 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えへへ……実は酒場のマスターさんがお昼をくれたのです!」

>>勇者は魔法使いからサンドウィッチを受け取った

魔法使い「ただごはんですよ!」

勇者「いいえ」




73: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:52:59.20 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えっ?これも報酬の内に入るんですか?」

魔法使い「なんだかショックです……」

魔法使い「でも、美味しいですね!」

勇者「はい」

魔法使い「えへへ……こうやって誰かと安心して食べるご飯は久しぶりです」

魔法使い「私の街から勇者様の街は遠かったから……」




74: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:53:36.84 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/休憩所】


狩人「こんな所で何してるんだ?」

魔法使い「こんにちは!えっと、レインボーマスカットを探しているんです!」

狩人「レインボーマスカット?ああ、それならもう少し先にある泉の木に出来てたよ」

魔法使い「聞きましたか勇者様!あと少しですよ!」




75: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:54:44.84 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森】


>>どこからか低い呻き声が聞こえる。

魔法使い「あ……また、風に乗って聞こえてきましたね。本当に、幽霊なのでしょうか……」

幽霊「いいえ」

魔法使い「ひぃっ!」

魔法使い「……って、勇者様!ふざけないでくださいよぉ!」

勇者「はい」

>>勇者はボロボロの布を元にあった場所に戻した




76: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 02:55:22.33 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「でも勇者様、幽霊じゃないって言い切るなんて、何か根拠でもあるんですか?」

勇者「はい」

魔法使い「生きている人間って……幽霊じゃないならそうじゃないと困りますよっ」




79: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 07:03:20.13 ID:VfFlOXNN0.net

とりあえず話が進みそうな時は「いいえ」
どこの勇者も同じだなw




82: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:43:21.87 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/泉】


魔法使い「わぁっ!勇者様!あれがきっとレインボーマスカットですよ!」

>>泉の木には、七色の葡萄とドス黒い色の葡萄が出来ている

魔法使い「早く採りましょう!」

勇者「いいえ」




83: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:44:23.38 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「どっちを取るつもりだって……もちろんこっちの綺麗な方ですよ!」

魔法使い「レインボーマスカットですもん!」

>>魔法使いは七色の葡萄に手を伸ばした

>>勇者は切り付けた!




84: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:45:43.80 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「な、何をなさるんですか勇者様!い、今、わた、わたし……を……」

>>七色の葡萄から、ドス黒い液体が漏れている……

魔法使い「もしかしてこれ、触ると危ないやつですか……?」

勇者「はい」

魔法使い「ええっ!?手が四つになる!?」

魔法使い「……くらい、腫れあがるのですか」

勇者「はい




85: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:46:27.18 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「すみません、私が勇者様の言葉を待たずに手を伸ばしたりするから……」

勇者「はい」

魔法使い「うぅ……次からは気を付けます……」

勇者「はい」

魔法使い「反省してます!反省してますから勇者様ぁっ!」

勇者「はい」

魔法使い「許して……くださいますか?」

勇者「はい」

魔法使い「ほっ……」




86: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:47:18.70 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/泉】


魔法使い「でも勇者様、このドス黒い葡萄が本当にレインボーマスカットなのですか?」

勇者「はい」

魔法使い「なんだか信じられないです」

>>ドス黒い葡萄を切り付けますか?

勇者「はい」

魔法使い「勇者様?」




87: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:48:09.65 ID:BlL9JjLq0.net

>>勇者はドス黒い葡萄を切り付けた!

>>ドス黒い葡萄から、七色の液体が漏れている……

魔法使い「わぁ……凄い……日の光が混じってきらきらと……七色に輝いていますね!」

魔法使い「これならレインボーマスカットですよ!早速マスターさんにお届けしましょう!」

勇者「はい」




88: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:48:56.17 ID:BlL9JjLq0.net

>>勇者はレインボーマスカットを道具袋に入れた

魔法使い「ぱぱーっと街まで帰っちゃいますか?」

勇者「いいえ」

魔法使い「……え?まだ、何かやることがあるんですか?」

勇者「はい」




89: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:50:00.01 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森】


>>どこからか低い呻き声が聞こえる

魔法使い「勇者様ぁ……なんだか声、どんどん大きくなってませんか……?」

勇者「はい」

魔法使い「それで良いって、私達幽霊退治は頼まれてませんよぅ」

勇者「はい」




90: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:51:00.47 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「これは幽霊退治じゃないって……」

>>ガサガサ……

>>木から猿のような魔物が降りてきた!

魔法使い「きゃあーっ!!幽霊ーっ!!」

>>魔法使いは魔物を叩き殴った!

>>渾身の一撃!!

>>魔物は逃走した……




91: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:51:42.34 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「はぁ……はぁ……もう……」

魔法使い「どんどん、暗くなってきますし……」

魔法使い「勇者様……」

魔法使い「絶対に、離れないでくださいね?」

勇者「いいえ」

魔法使い「!!」




92: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:52:03.38 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「魔物が来たら、危ないから離れるって……もうっ!そういう事じゃないですっ」




93: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:52:34.82 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/岩壁】


魔法使い「行き止まり……?」

魔法使い「岩雪崩でもあったのでしょうか?辺りに岩が……」

?「……ぉ……ーい……」

魔法使い「勇者様喋っ!?」

勇者「いいえ」




94: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:54:26.25 ID:BlL9JjLq0.net

?「だ、れか……そこにいるのか……」

勇者「はい」

?「だれでも、いい……助けて、くれぇー……」

魔法使い「!!」

魔法使い「あの岩の所に人が挟まっています!」

魔法使い「勇者様、助けましょう!」

勇者「はい」




95: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:55:30.08 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「かなり……この岩、重いです……」

魔法使い「私達人間の力じゃ無理ですよぉ」

勇者「はい」

魔法使い「……え?私の魔法、ですか?」

魔法使い「そう、ですね。……やってみます!」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた




96: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:57:34.88 ID:BlL9JjLq0.net

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!

魔法使い「……風の魔法!」

>>ピシピシ!!

>>大岩に風の刄が炸裂する!

魔法使い「次は……」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!




97: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:58:03.79 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「地の魔法!」

>>大岩のある地面が盛り上がり、槍に形を変える!

>>槍が大岩を貫き砕く!!

>>ガラガラガラ……

>>大岩は崩れた!

魔法使い「やりましたよ勇者様!」

勇者「はい」




98: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:58:41.71 ID:BlL9JjLq0.net

村人・父「いやぁすみません、運悪く岩雪崩に遭遇してしまって……」

村人・父「ここら辺は田舎だから、すぐに変な噂になっちゃうだろうなぁ」

村人・父「幽霊……とかね!」

村人・父「それじゃあ街に帰るよ。助けてくれてありがとう」

村人・父「街に来たら、是非家に寄っていってください」

>>村人・父は去っていった




99: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 08:59:46.05 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えへへ……勇者様。私も、少しは役に立ちましたか?」

勇者「はい」

魔法使い「え……?」

魔法使い「魔物を倒すのは勇者様でも出来るけれど、属性魔法を扱う事は難しい?」

魔法使い「私にしか出来ないこと……」




100: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:00:18.01 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「まさか、こういうことを想定して、勇者様は……」

魔法使い「…………」

魔法使い「なっ、何か言ってくださいよ勇者様ぁっ!」

勇者「はい」

魔法使い「!!」

魔法使い「勇者様のばかっ!」




101: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:00:46.28 ID:BlL9JjLq0.net

【迷わずの森/入り口】


魔法使い「やっと戻ってこれましたね、勇者様……」

魔法使い「へとへとですよー」

>>迷わずの森を出ますか?

勇者「はい」




102: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:01:41.36 ID:BlL9JjLq0.net

【小道】

通行人・男「さっき男が歩いて行ったけど……男の叫び声は、一ヶ月前からなんだよな……」

通行人・女「迷わずの森だからね。よっぽど錯乱してなければ迷う心配は無いのよね」

商人・男「さぁさぁ!幽霊撃退お守り杖はこちらだよぉ!」

魔法使い「あっ……」

勇者「いいえ」




103: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:02:10.84 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「駄目、ですか……」

勇者「はい」

魔法使い「そうですね。いらないです」

魔法使い「勇者様、お傍にいてくださいね」

>>素朴な村の隣街に入りますか?

勇者「はい」




104: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:02:45.37 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】

村人・男「もう日も暮れてきたからね。ゲートを閉めてしまったよ。街の外に出るのは明日にした方が良い」

魔法使い「勇者様!早速マスターさんに届けに行きましょう!」




105: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 09:03:17.43 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/外】

村人・男「今日も疲れたなぁ。早く家に帰ろう」

村人・女「あたしも格好良く魔法使いたいな」

村人・少女「あなた、魔法使いさん?」

魔法使い「そうですよ」

村人・少女「すごーい!」

村人・老人「怖いのう……今日寝て、明日も目が覚めるじゃろうか……怖いのう……」




110: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 14:27:11.66 ID:HzbqYazG0.net

勇者の選択肢のとこで、ドラクエの「ピロン」って音が脳内再生される




112: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:53:07.68 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/民家】

村人・母「あの人、帰ってきたけれどハリセン無くしてるし傷だらけだし……。大丈夫なのかしら……」

村人・息子「おれしってるんだぜ!おれのトーチャンビビりなんだぜ!」

村人・母「森の洞窟は暗くて……歩きづらいのよね」

村人・息子「ハリセンでたたくとカーチャンのはりてみたいでコーフンするんだって!トーチャン、コーフンすると森が怖くなくなるんだって!」

>>少年は奥の部屋へ連れていかれた……

村人・母「おほほほほ……」




113: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:53:51.06 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/民家・奥の部屋】


村人・息子「おれ、うそいってねーもん……」

村人・父「あっ!貴方様は……!」

村人・父「迷わずの森では大変お世話になりました。お陰さまで、無事に戻ってくることが出来ました」

村人・父「それで……よろしければこちらをお受け取りください」

>>勇者は発光石を手に入れた!

>>勇者は発光石を道具袋に入れた




114: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:54:30.08 ID:BlL9JjLq0.net

村人・父「それは発光石です。暗い森や洞窟で役に立つと思います」

村人・父「助けてくださって、ありがとうございました」

村人・息子「おれ、うそいってねーもん……」

村人・父「助けてくださって、ありがとうございました」




115: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:55:21.36 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/酒場】


>>勇者はレインボーマスカットを渡した

マスター「おお……確かにレインボーマスカットです。ありがとうございます」

マスター「お礼に3000ゼニーと、このレインボーマスカットで作ったワインを差し上げます」

>>勇者は3000ゼニー手に入れた

>>勇者はレインボーマスカットのワイン(ボトル)を手に入れた

>>勇者はレインボーマスカットのワイン(ボトル)を道具袋に入れた




116: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:56:00.58 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えへへ……一件落着ですね!」

魔法使い「勇者様は、レインボーマスカットがお酒の原料になっているって知っていたんですか?」

勇者「はい」

魔法使い「だからレインボーマスカットは知っているけど味は知らない……それで私が食べるのも止めた」

勇者「はい」

魔法使い「だったら最初からそう言ってくださいよぉ!」

魔法使い「私、食べるのちょっと、ちょっとだけ楽しみにしてたんですからぁ!」




117: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:56:29.76 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋】


宿屋の主「一晩、300ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「ごゆっくりおやすみくださいませ」




118: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:57:02.89 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋・2階】


魔法使い「えへへ……ふかふかなベッドは気持ちが良いです」

魔法使い「ぐっすり眠れそう……」

勇者「はい」

魔法使い「勇者様、明日は……」




119: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:57:39.52 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋・2階】


魔法使い「勇者様は、王様に会いに首都に行くのですよね?」

勇者「はい」

魔法使い「なら、森の洞窟を通って水の都にいかないとですね!」

魔法使い「道具屋さんで準備を整えてから行きましょう!」




120: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:58:04.50 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/宿屋】


宿屋の主「昨夜は良くお休みでしたね。いってらっしゃいませ」




121: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:58:50.57 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/道具屋】


道具屋「全部で3080ゼニーになりますがよろしいでしょうか?」

勇者「はい」

>>勇者はアイテムを売却した

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「薬草ですね。全部で300ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は薬草を道具袋に入れた




122: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:59:22.55 ID:BlL9JjLq0.net

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「綺麗な水ですね。全部で200ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は綺麗な水を道具袋に入れた

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「いいえ」

道具屋「ありがとうございました」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)





123: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 15:59:58.15 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/外】

>>勇者は魔法使いに綺麗な水を渡した

>>魔法使いは綺麗な水を道具袋に入れた

>>勇者は魔法使いに薬草を渡した

>>魔法使いは薬草を道具袋に入れた

魔法使い「えへへ……ありがとうございます、勇者様」




124: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:00:33.01 ID:BlL9JjLq0.net

【隣街/出口】

村人・男「最近、森の洞窟に凶悪な魔物が住み着いているらしいぜ。行くなら気を付けろよ」

>>素朴な村の隣街をでますか?

勇者「はい」




125: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:01:19.05 ID:BlL9JjLq0.net

【小道】

通行人・男「森の洞窟は朝でも暗い。木が岩の洞窟みたいに重なり合って、日を遮っているからだ」

通行人・女「森の洞窟に入るなら、灯りは必要だよ」

商人・男「森の洞窟もピッカリン!一つ2000ゼニーだよ!」

勇者「いいえ」

商人・男「すまないが冷やかしなら帰ってくれないか」

>>北・森の洞窟/西・迷わずの森

魔法使い「私達が行くのは森の洞窟ですよ」

>>森の洞窟に入りますか?

勇者「はい」




126: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:03:01.44 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/隣街方面出入口】


魔法使い「木が壁のようですね。さすが、森の洞窟です」

>>発光石を使いますか?

勇者「はい」

>>周囲がほんのりと明るくなった!

魔法使い「わぁ……凄いですね、発光石!私、来る時に森の洞窟を通ったんですけど、暗かったから火の魔法使ってたらへとへとになっちゃって……」

魔法使い「良いですね、発光石!勇者様の人助けが身になっている証拠ですよ!」




128: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:03:51.96 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「この道を通れば、水の都まで……」

魔法使い「!!」

魔法使い「道が……崩れています……」

魔法使い「そんな、この間まで大丈夫だったのに!まさか……凶悪な魔物の仕業でしょうか?」

勇者「はい」

魔法使い「可能性としては高い……そう言いたいんですね?」

魔法使い「そうですね。ここで立ち止まっていても道は直りませんし、どうにかして別の道を探しましょう」




129: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:04:39.02 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「整備されていない道だから、歩きづらいですね」

>>ガサガサ……

>>ウサギを模した魔物が現れた!

魔法使い「魔物、ラビットンですよ!この魔物なら、後方に下がらなくても……」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は50ゼニー手に入れた!

>>勇者は火の実を手に入れた!

魔法使い「……終わってしまいました」




130: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:05:16.59 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「行き止まり……ですね。どうしましょう……」

魔法使い「他に道はありませんでしたよね」

勇者「いいえ」

魔法使い「えっ?道はあるって……どこにあるんですかっ!?早く教えてくださいよ!」

勇者「はい」




131: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:06:11.52 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/行き止まり・崖】

魔法使い「勇者様……」

魔法使い「こっちは崖ですよ?」

魔法使い「……!!」

魔法使い「まさか、勇者様……」

魔法使い「この植物を成長させて、蔦を渡るつもりですか?」

勇者「はい」

魔法使い「うー……わかりました、やってみます!」




132: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:06:48.03 ID:BlL9JjLq0.net

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!

魔法使い「木の魔法っ!」

>>植物に木の魔法のエネルギーが集まる!

>>植物が成長した!




133: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:07:15.56 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「このままじゃ簡単に切れちゃうから……」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!

魔法使い「……硬化の魔法!」

>>植物は硬くなった!

魔法使い「これで人間がぶら下がっても大丈夫だと思いますよ!」




135: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:12:17.64 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/崖】


魔法使い「勇者様ぁ……ぶら下がるの無理だと思いますよぉ……」

勇者「いいえ」

魔法使い「手を離したらこの高さからまっ逆さま……解ってますけど……」

魔法使い「きつい……よぉ……私、体力は余り……って勇者様そんなに早く進まないでください!置いていかないでくださいごめんなさいっ!」

魔法使い「勇者様渡るの早いですよー……」




136: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:13:00.67 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「!!」

魔法使い「……え?えっと、手を、掴んでも良いんですか?」

勇者「いいえ」

魔法使い「嫌なら触らなくていい……って」

魔法使い「勇者様、ですよ?嫌なわけ、ないじゃないですか」

>>勇者は魔法使いを引き上げた

魔法使い「ありがとう、ございます……」




137: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:13:55.58 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「あ……勇者様、宝箱がありますね」

魔法使い「開けちゃうんですか?」

>>宝箱を開けますか?

勇者「はい」

>>勇者は宝箱を開けた!

>>勇者は旅のローブを手に入れた!

>>勇者は珊瑚の髪飾りを手に入れた!

>>勇者は銀のナイフを手に入れた!

魔法使い「……宝箱の蓋、閉めますね」




138: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:14:49.92 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「あーっ!!勇者様、林檎の実ですよ!あの木!」

>>勇者は林檎の木に切り掛かった!

>>勇者は林檎の実を手に入れた!

>>勇者は魔法使いに林檎の実を渡した

魔法使い「え……あ、すみません、えっと……ありがとう、ございます……」

魔法使い「えへへ……」

魔法使い「あ、あっ!勇者様!向こう!休憩できそうですよ!」

魔法使い「日も暮れてきた……って言っても解りづらいですけど、休みましょう!今日はあそこで野宿しましょう!」




139: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:15:47.53 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/休憩所】


魔法使い「そう言えば勇者様、迷わずの森で不思議な枝を手に入れてましたよね?」

勇者「はい」

魔法使い「あと、さっき火の実も手に入れてましたよね?」

勇者「はい」

魔法使い「私に任せてください!」

勇者「いいえ」

魔法使い「!!」




140: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:16:27.86 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「いっ、悪戯に使うんじゃないですよ!ちゃんと有益になりますってば!」

勇者「はい」

魔法使い「えへへ……ありがとうございます」

>>勇者は魔法使いに不思議な枝を渡した

>>勇者は魔法使いに火の実を渡した

魔法使い「見ててくださいね?行きますよ……」




142: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:27:29.22 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「火っ!」

>>不思議な枝が燃え上がった!

>>魔法使いは火の実を入れた

>>火が強くなった!

魔法使い「不思議な枝は、燃え尽きないんですよ!だから、夜にくべる必要が無いんです!」

魔法使い「火の実は、小さな火でもよく燃えるし…」




143: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:28:07.60 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「えへへ、どうです?私、博識なんですよ!」

勇者「はい」

魔法使い「!!」

魔法使い「そっ、そんなに素直に褒めないでくださいよぉ……」

勇者「はい」

魔法使い「え?呪文無しで火を出せたのが凄い?ああ、これくらいの簡単な火なら呪文無しでも出せますよ!」

魔法使い「ただ、魔物を焼き尽くすくらいの火になると、呪文を唱えないと駄目ですけれど」




144: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:28:59.25 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/休憩所】


魔法使い「私が見張りをしますから、勇者様、眠ってください」

勇者「いいえ」

魔法使い「大丈夫です!居眠りしませんっ」

魔法使い「私が見張りと火の見番をしますから、勇者様、眠ってください」

勇者「いいえ」




145: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:29:49.77 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「もう!勇者様が倒れちゃったらどうしようもないんですからね!」

>>魔法使いは引きそうに無い

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」

魔法使い「聞いてるんですか?勇者様……」

>>勇者は眠り玉を使った!

>>眠りを誘う香りが広がる




146: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:30:42.45 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「ゆうしゃ、さま……なに、を……」

>>魔法使いは睡眠状態になった!

>>火を見ますか?

勇者「はい」

>>火は消える事なくパチパチと音をたてながら燃えてている……




147: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:31:14.92 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/休憩所】


魔法使い「体が軽いです……ぐっすり眠っちゃったから……」

魔法使い「勇者様!次はちゃんと交代しましょうねっ?」

勇者「はい」

魔法使い「私が起きていられたら……って」

魔法使い「起きます!起きていられます!昨日は……その、道具を使うなんてずるいじゃないですかぁ!」




148: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:32:49.54 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】

>>勇者はくすんだローブを手に入れた!

>>勇者は剣玉を手に入れた!

>>勇者は宝箱の蓋を閉めた

魔法使い「そろそろ、水の都方面だと思うんですけれど……」

>>風に乗って不気味な声が聞こえてきた




149: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:33:33.18 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「まも、まも、魔物の声ですよね!?幽霊じゃないですよね!?」

幽霊「はい」

魔法使い「ひゃぁっ!」

魔法使い「……って、勇者様!ふざけないでくださいよぉ!」

勇者「はい」

>>勇者はくすんだローブを外した

魔法使い「うう……また引っ掛かるなんて……」

魔法使い「でも、ここにも宝箱があったんですね」

勇者「はい」




150: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:35:21.51 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟】


魔法使い「あっ!勇者様、あそこを抜ければ水の都はすぐそこですよ!」

魔法使い「!!」

>>大地が激しく揺れる!

魔法使い「こっ、これは……地のエレメンタル……!?」




151: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:35:59.91 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「勇者様……来ますっ!!」

>>森の洞窟の凶悪な魔物が現われた!!

魔法使い「大木……ウッドマンの上位魔物、ターボックです!」

>>凶悪な魔物の根が地面から盛り上がる!

魔法使い「!?」




152: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:36:44.71 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「この力……ただの上位魔物のレベルじゃないです……!」

魔法使い「勇者様、気を付けてください!」

>>勇者は凶悪な魔物に切り掛かった!

>>しかし堅い幹には浅い傷しかつかない!

>>勇者は凶悪な魔物に切り掛かった!

>>しかし堅い幹には浅い傷しかつかない!

>>勇者は凶悪な魔物に切り掛かった!

>>しかし堅い幹には浅い傷しかつかない!




153: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:37:35.96 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「物理が効かないなら……私の魔法で……」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いの横を凶悪な魔物の根が通り過ぎた!

>>魔法使いは呪文を唱えるのを止めた

魔法使い「やっぱり、魔法に怯えてる……勇者様、私をお守りください!」

勇者「はい」




154: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:38:19.34 ID:BlL9JjLq0.net

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>凶悪な魔物の根が暴れ狂う!

>>勇者は防御した!

>>凶悪な魔物の根が暴れ狂う!

>>勇者は防御した!

>>凶悪な魔物の根が暴れ狂う!

>>勇者は防御した!

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!




155: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:39:08.06 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「……火炎魔法!」

>>凶悪な魔物は火炎魔法に包まれた!

>>凶悪な魔物は苦しんでいる!

魔法使い「……追加魔法」

>>魔法使いの地のエレメンタルが高まる!

魔法使い「砕け!ロックスピア!!」

>>凶悪な魔物に、土や岩、草木で出来た幾つもの槍が突き刺さる!

>>凶悪な魔物は身動きが取れない!




156: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:40:33.82 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「……反転魔法」

魔法使い「水の魔法っ!!」

>>凶悪な魔物を焼き尽くしていた炎が消える!

魔法使い「はぁっ!っ、勇者様っ!今なら、勇者様の剣も効くはずです!止めを!」

勇者「はい」




157: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:41:48.15 ID:BlL9JjLq0.net

>>勇者は凶悪な魔物に切り掛かった!

>>幹に深々と剣が突き刺さる!

>>凶悪な魔物は悲鳴を上げた!

>>勇者は後退した!

>>凶悪な魔物はドス黒い液体になって地面に広がった……

>>勇者達は森の洞窟の凶悪な魔物を倒した!




159: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:42:49.51 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「やっぱり……普通の魔物じゃない……」

魔法使い「念の為、この液体燃やしちゃいますね」

魔法使い「聖なる炎!」

>>浄化された

魔法使い「あれ……?なんでしょう、この小さな箱……」

魔法使い「よく解らないですけど、一応取っておきましょう!」

>>勇者は小さな箱を道具袋に入れた




160: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:43:41.12 ID:BlL9JjLq0.net

【森の洞窟/水の都方面出入口】

>>森の洞窟を出ますか?

勇者「はい」

魔法使い「あの魔物のせいで凄い遠回りになってしまいましたね……」

魔法使い「でも、無事に抜けられて良かったです!」




161: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:44:20.39 ID:BlL9JjLq0.net

【一本道】


旅人・女「水の都の水で作られた水檸檬。水の都に行ったら食べなきゃ損だよ!」

剣士・男「水の都には凄腕の女剣士が居ると聞いている。お手合せ願いたいものだ」

>>水の都に入りますか?

勇者「はい」




162: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:45:07.70 ID:BlL9JjLq0.net

【水の都/森の洞窟方面出入口】


魔法使い「噴水のお水がキラキラしてて綺麗ですね、勇者様!」

魔法使い「色々見て回りたいですけれど……先ずは、宿屋で休みたいですね」

魔法使い「えへへ……」




163: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:45:58.04 ID:BlL9JjLq0.net

【水の都/外】


都の娘「やだ……貴方達泥まみれ……宿屋は南東よ!」

都の男「あの娘さん……可愛いよなぁ」

都の少女「ゆうしゃさま?」

勇者「はい」

都の少女「やっぱり!」

都の老婆「ふがふが……ふがふが…………ふが、入れ歯が外れてしまったわい」




164: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:46:23.65 ID:BlL9JjLq0.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「一晩、400ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「ごゆっくりおやすみくださいませ」




165: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:48:02.99 ID:BlL9JjLq0.net

【水の都/宿屋・2階】


魔法使い「勇者様、今日は魔物をたくさん倒したり、森の洞窟を抜けたりして体は疲れているはずです。早く休みましょうね!」

勇者「いいえ」

魔法使い「あ……荷物の整理があるからまだ眠れない?」

魔法使い「魔物もいっぱい倒しましたし、宝箱……遺品もありましたもんね」

魔法使い「明日、教会に届けに行きましょう」




166: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 16:48:37.69 ID:BlL9JjLq0.net

魔法使い「今日はですね、森の洞窟で、せーしんりょくもたくさんつかったので、もう、へとのへとのへー……」

>>魔法使いは睡眠状態になった!

>>勇者も寝ますか?

勇者「いいえ」

>>勇者様は道具袋を整理した

>>勇者も寝ますか?

勇者「はい」




169: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:01:21.36 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋・2階】


>>辺りは柔らかい光に満ちている。目を覚ましますか?

勇者「はい」

>>勇者はベッドを調べた。

>>魔法使いは眠っている。

>>再び眠りますか?

勇者「いいえ」




170: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:03:06.24 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「勇者様お早いですね。もしかして、教会に行かれるのですか?」

勇者「はい」

宿屋の主「教会は宿屋から北西の位置にありますよ」

宿屋の主「勇者様お早いですね。もしかして、教会に行かれるのですか?」

勇者「いいえ」

宿屋の主「そうですよね!朝からあんな辛気臭いところに行かないですよねぇ」




171: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:04:23.02 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/外】

都の娘「教会は、あたしのような一般人にはあまり必要ない施設なのよね。みんな元気だし」

都の男「うーん……娘さんをずっと見ていたから頭が……いや、もしかして悪霊に取り付かれた……?教会に、行こうかな……」

都の少女「ゆうしゃさま、森の洞窟にいったの?たからばこ、あった?」

勇者「はい」

都の少女「本当っ?おかーさん、いるかなぁ……」

都の少女「ゆうしゃさま、森の洞窟にいったの?たからばこ、あった?」

勇者「いいえ」

都の少女「じゃあおかーさん、生きてるよね……」

都の老婆「ワシのこの入れ歯が遺品になる日が来ると思うと……怖いのう……」




172: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:05:07.82 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会前】


>>教会に入りますか?

勇者「はい」

魔法使い「ゆーしゃさまー!!」

魔法使い「はぁっ、はぁっ、置いていくなんて酷いですよぉ!どうして私を置き去りにしたんですかっ」

勇者「いいえ」




173: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:06:02.87 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「置いていくつもりはない……。それ、本当ですか?」

勇者「はい」

魔法使い「じゃあ、どうして?私が、煩わしいですか?」

勇者「いいえ」

魔法使い「え?……宝箱を見付けると、悲しそうな顔を私がしてたから……?」




174: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:06:54.40 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「だから……」

魔法使い「…………私が起きる前に、一人で教会に行こうとしたのですね」

勇者「はい」

魔法使い「……宝箱」

魔法使い「宝箱、悲しくないって言ったら嘘になります」

勇者「はい」

魔法使い「見れば解るって……私、そんなに顔に出やすいでしょうか……」




175: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:08:03.26 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「……宝箱は、魔物が巣くっている場所や迷宮に置いてあります」

魔法使い「何故なら、魔物に殺されてしまった人の、拾った……残された人達にとって大切な遺品を入れるために」

魔法使い「宝箱は、死を形にします。だから……私は悲しくなります」




176: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:08:45.38 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「でも、でもっ、勇者様!私はそれ以上に、勇者様に置いていかれる方が辛くて……悲しいです」

魔法使い「勇者様、お願いですから、私を置いていく事だけはしないでください」

魔法使い「お願いです……私、もう、一人は嫌なんです……」

勇者「はい」




177: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:09:14.36 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「もう、謝るくらいなら、最初から相談してください」

魔法使い「……それじゃあ勇者様、教会に行きましょう」

>>教会に入りますか?

勇者「はい」




178: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:10:34.64 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・拝廊】


信者・女「主よ……どうか、あの子の魂をお救いください……」

旅人・男「今回は宝箱の中身が多かったぜ。報酬はたくさん貰えるが……なんだかやるせないよな」

少女「かみさま、いるなら、わるいやつをこらしめてください」

商人・男「ああ……呪われた道具を掴まされてしまった……早く呪いを解かなくては……」




179: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:11:33.10 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・祭壇】


魔法使い「宝箱の中身は、定期的に教会から遣わされる回収屋が取りに来ますけれど、最近では追い付かなくて……」

魔法使い「教会に届けると謝礼が貰えるから、勇者様みたいに宝箱の回収をしている人も最近では多いんですよ」

勇者「いいえ」




180: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:12:47.73 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「謝礼が欲しいわけじゃない……?じゃあ、どうしてわざわざ……」

神父「勇者様ではありませんか?」

勇者「はい」

神父「おお、やはり。王様から勇者様がお旅立ちになられたと連絡がありましたので、もしやと……」




181: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:13:36.55 ID:2ntHkZX60.net

神父「しかし、呪いも悪霊も憑いていないご様子。お仲間もお元気でいらっしゃる」

神父「私が勇者様のお力になれることはございません」

勇者「はい」

神父「勇者様の旅に、光があらんことを」




182: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:14:44.22 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・遺品安置所】


泣き顔の少女「……おとーさん……?」

泣いている男「どうして……どうして……にいさん、僕を……」

目頭を押さえている男性「お袋……」

座り込んでいる老人「ワシより先に……逝きおって……あれ程、止めたじゃろうが……」

虚ろな瞳の女性「……耐えられないわ」




183: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:15:25.14 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「勇者様?」

魔法使い「勇者様!ぼうっとしてどうしたんですか?」

勇者「いいえ」

魔法使い「なんでもない……顔じゃないですよ……」

魔法使い「余り良い気が満ちている場所ではありませんから、早く遺品をお渡しして出ましょう」




184: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:17:34.79 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・回収所】


回収屋「なんだ、宝箱の中身を回収してきたのか?」

勇者「はい」

回収屋「残されたものにとっては宝だからな……」

回収屋「これは森の洞窟の宝箱だな」

回収屋「おっと、これはお尋ね品だな。お礼は弾むぜ?」

勇者「はい」

回収屋「ありがとうな」

>>勇者は6000ゼニー受け取った




185: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:18:11.42 ID:2ntHkZX60.net

回収屋「これは森の洞窟の宝箱だな」

回収屋「全部預かって良いか?」

勇者「はい」

回収屋「ありがとうな」

>>勇者は3000ゼニー受け取った

回収屋「今の所は回収してきた品は無いみたいだな」




186: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:18:45.85 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・回収所】


魔法使い「もしもまた宝箱の中身を取ったら、届けに来ましょうね」

魔法使い「みんな……帰れるべき所へ帰れると良いですね」

魔法使い「戻れるならば、戻ることに越したことはないですから」

魔法使い「えへへ……勇者様、少し、外に出ませんか?」




187: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:19:48.69 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・遺品安置所】


泣いている少女「……おかえりなさい……おとーさん……いっしょに、かえろうね……」

凛々しい顔の男性「お袋……おれ、大事にするよ……」

立っている老人「馬鹿者が……直ぐに説教してやるわい」




188: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:20:28.36 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・祭壇】


神父「勇者様」

神父「実はこの街には勇者様の選ばれしお仲間がおります」

魔法使い「!!」

神父「都の南西の民家におります。尋ねてみてください」




189: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:21:02.94 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会・拝廊】


信者・女「主よ……あの子の魂は……今も……」

旅人・男「遺品取りが遺品を残す……なんてことにならないようにしないとな」

少女「かみさま、かみさま、わるいやつは、ここに」

商人・男「うぐっ……なんだか……体の言う事が……」

>>教会を出ますか?

勇者「はい」




190: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:22:02.12 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/教会前】


魔法使い「勇者様、広場の方に水の都の水檸檬が売っているんですよ!」

魔法使い「ちょっとすっきりしゃっきりリフレッシュしましょう!」

魔法使い「心には、潤いが必要なのです。瑞々しい水で守らないと、痛みを和らげることはできません」

魔法使い「だから……水檸檬ですよ!」

魔法使い「……ちょっとこじつけが厳しいですかね」




191: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:22:41.54 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


売り子「水檸檬、1個300ゼニーだよ」

売り子「水檸檬、2個で600ゼニーだよ」

勇者「はい」

>>勇者は600ゼニー渡した




192: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:23:08.40 ID:2ntHkZX60.net

売り子「冷え冷えな内に食べてね」

>>勇者は水檸檬を受け取った

>>勇者は魔法使いに水檸檬を渡した

魔法使い「えへへ……ありがとうございます、勇者様」

魔法使い「向こうで座って食べましょう?」




194: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:23:55.64 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場・外れ】


魔法使い「……この水を噛むと言う良くわからない感覚……」

魔法使い「面白いですね!」

魔法使い「…………」

魔法使い「勇者様、あのね……」




195: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:25:17.70 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「私、最初に言いましたよね?」

魔法使い「勇者様に助けられたと……」

勇者「はい」

魔法使い「えへへ……でも、勇者様は身に覚えが無いんですよね。それは、正解です」

魔法使い「勇者様がいてくださった。それだけで、私は救われたのです」

魔法使い「私、本当だったら……本当は……」




196: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:26:26.85 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「生きていられなかった」




197: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:27:56.38 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「死んでいたんです」




198: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:28:30.96 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「本当だったら、死んでいた」




199: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:29:22.14 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「でも、勇者様の仲間に選ばれたから、死ななかった」




200: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:29:54.04 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「えへへ……私のお母さん、そそっかしい人で……私のこと、幼少の時にお家の二階から落としちゃったんです」

魔法使い「血が、いっぱい出て。見て、死んだって解るくらい」

魔法使い「……でも私、生きてるんです」

魔法使い「勇者様の仲間に選ばれたから、私の身体は死にません」




201: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:30:34.94 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「勇者様を護るための楯だから」




202: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:32:09.75 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「でも、勇者様を護るための楯なのに……私、一番最初は勇者様に護られてしまったんです。だから」

魔法使い「これからは、私に勇者様を護らせてください」

魔法使い「勇者様は、私の命の恩人ですから」

勇者「いいえ」




203: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:32:37.38 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「……勇者様が否定しても、この事実は変わりません」

魔法使い「あっ!でも、呪文を唱えている間は護ってくださいね!」

魔法使い「……そろそろ行きましょうか、勇者様」




204: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:34:38.06 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


魔法使い「神父さまが、仰ってましたね。仲間がいると……」

魔法使い「どのような方なのでしょう。怖くないと良いのですか……」




205: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:35:18.00 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/南西の民家】


魔法使い「あれ……誰も、いないですね」

魔法使い「お出かけ中でしょうか……」

剣士・女「この家に何か用か?」

魔法使い「!!」




206: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:36:29.74 ID:2ntHkZX60.net

勇者「はい」

剣士・女「…………」

剣士・女「まさか、勇者殿か?」

勇者「はい」

剣士・女「!!」




207: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:37:32.38 ID:2ntHkZX60.net

剣士・女「ずっとお会いしたかった」

剣士・女「ワタシは女剣士。どうか、ワタシも勇者殿の旅にご同行願いたい」

勇者「いいえ」

女剣士「!!」

魔法使い「勇者様、どうして!?」




208: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:39:09.67 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「何故……ワタシは、自分で言うのもなんだが腕が立つ。ワタシの噂の一つや二つは聞いているはずだ」

魔法使い「勇者様……?」

勇者「いいえ」

女剣士「何から逃げようとしている……そう、言いたいのか」




209: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:39:51.92 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「ワタシは、何からも逃げてはいない」

女剣士「これから先、ワタシの剣の力が必要になる筈だ。勇者殿」

女剣士「ワタシは逃げない」

女剣士「ワタシは、勇者殿を護る」

勇者「いいえ」




210: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:40:45.63 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「簡単には仲間と認めぬか」

魔法使い「女剣士さん!?一体何を……」

女剣士「ならば、覚悟を見せよう。一度死の隣に降りる程の覚悟であると」

女剣士「また、勇者殿の仲間である証を」

>>女剣士は自分に剣を向けている。




211: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:42:03.60 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「やめてくださいっ!!」

女剣士「!!」

女剣士「何をする……」

魔法使い「確かに私達は勇者様を死なせてはいけないから楯になるためにこの死に至らない身体があります!」




212: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:42:43.46 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「でも……死なないだけで他は変わらない……痛みも悲しみもあります!!」

魔法使い「痛ければ辛いし、悲しければ涙も出ます。もちろん血だって出る」

魔法使い「……だから、勇者様を護る時しか無茶をしてはいけないんです!」

魔法使い「自分を……死なせないで……」




213: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:43:51.04 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「…………」

女剣士「可笑しな娘だ。己の体質は、理解して利用するのが利口だと言うもの」

女剣士「……興を削がれたな」

女剣士「勇者殿。また改めて申し出る。すまないが、今日はもうお引き取り願いたい」

魔法使い「……行きましょう、勇者様」




214: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:45:31.08 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


魔法使い「……なんだか女剣士さん、自棄に見えましたよね」

勇者「はい」

魔法使い「そっか……勇者様は、最初から解っていたんですね」

魔法使い「私には、女剣士さんの心が……カラカラに渇いているように見えました」




215: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:47:23.84 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「一体、何があったんでしょう……」

魔法使い「一先ず今日は、お休みしますか?水の都を出る訳にも行きませんし」

魔法使い「えへへ……私にはお見通しですよ。勇者様、本当は女剣士さんを仲間にしたがっている顔をしています」

魔法使い「女剣士さんの問題を解決してから、仲間に入れたいんですね」

魔法使い「とにかく、今日はもうお休みしちゃいましょう!」




216: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:47:59.53 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/外】


都の娘「なんだか、最近視線を感じるのよね」

都の男「娘さんとお近付きになるには、娘さんの事を知らないとだよな」

都の少女「ゆうしゃさま、おかーさん、いたんだよ。おかーさん、いっしょなの」

>>都の少女は珊瑚の髪飾りを頬にあてている

都の老婆「爺さん、帰りが遅いのう……一人は、怖いのう……」




217: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:48:25.20 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「一晩、400ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「ごゆっくりおやすみくださいませ」




218: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:49:07.50 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋・2階】


魔法使い「勇者様、寝てしまいましたか……?」

勇者「はい」

魔法使い「もう!起きてるじゃないですか!からかわないでくださいよぉ」




219: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 00:49:38.15 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「……水檸檬、酸っぱくて、さっぱりしてて、すっきりしゃっきりで美味しかったですね!」

魔法使い「私、また食べたいです。勇者様と」

魔法使い「女剣士さんと、三人で」

魔法使い「えへへ……もちろん、他の食べ物もいっぱい食べたいですけれどね!」




225: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 06:28:39.12 ID:7UWKhw4P0.net

選択肢のある会話は確かに両方試すわ




226: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 08:14:08.87 ID:jSCy1uev0.net

読んでてあちこちに「この元ネタのゲームなんだっけな・・・」と考えさせられるところあって面白いな




231: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 17:58:16.64 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋・2階】


>>辺りは柔らかい光に満ちている。目を覚ましますか?

勇者「はい」

>>勇者はベッドを調べた。

>>魔法使いは眠っている。起きそうにない

>>再び眠りますか?

勇者「はい」

>>勇者は眠れなかった

>>再び眠りますか?

勇者「いいえ」




232: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 17:58:53.45 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「お早いですね。今なら朝方の新鮮な水檸檬が手に入りますよ」




234: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 17:59:32.82 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


売り子「水檸檬、1個300ゼニーだよ」

売り子「水檸檬、2個で600ゼニーだよ」

勇者「はい」

>>勇者は600ゼニー渡した

売り子「冷え冷えな内に食べてね」

>>勇者は水檸檬を受け取った

>>勇者は水檸檬を道具袋に入れた




235: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:00:03.52 ID:2ntHkZX60.net

売り子「水檸檬、1個300ゼニーだよ」

売り子「水檸檬、2個で600ゼニーだよ」

勇者「はい」

>>勇者は600ゼニー渡した

売り子「冷え冷えな内に食べてね」

>>勇者は水檸檬を受け取った

>>勇者は水檸檬を道具袋に入れた




236: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:00:25.51 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「お仲間様はまだぐっすりと眠っていらっしゃいますよ」




237: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:01:01.85 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋・2階】


>>勇者はベッドを調べた。

>>魔法使いは眠っている。

>>魔法使いを起こしますか?

勇者「はい」




238: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:01:26.57 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「う……ん……ゆーしゃさまぁ……?」

魔法使い「あのねぇ……わたし……ゆうしゃさまにあうためにね……まほう……ひの……」

>>魔法使いを起こしますか?

勇者「いいえ」




239: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:02:01.86 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「もえるの……まほうで……ゆーしゃさま……わたし、おぼえてね……うぅー……」

>>魔法使いを起こしますか?

勇者「はい」

魔法使い「ひぁっ!?なっ、なっ、なっ、なんですか!?今、ぱぁんって!!ぱぁんって!!」

>>魔法使いは起き上がった!




240: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:02:33.25 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「あ、あれ?あ、勇者様、おはようございます」

魔法使い「なんだか今、凄い音が聞こえたような気がしたんですけど……気のせいでしょうか?」

勇者「はい」

魔法使い「そっ、そっかぁ、私の気のせいだったんですね!寝呆けてたのかな……でも、確か夢は……」

魔法使い「な、なんでもないです……。早く支度しますね!」




241: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:03:03.96 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/宿屋】


宿屋の主「昨夜はお楽しみでしたね。いってらっしゃいませ」

魔法使い「ゆ、勇者様……も、もしかして……その、昨晩……っ」

魔法使い「盛り上がっていたの、丸ばれなのでしょうか……」

魔法使い「私、昨日食べ物のお話ばっかりだったから、きっと食いしん坊だと思われちゃいましたよぅ……」




242: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:04:46.56 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/外】


都の娘「なんだか落ち着かなくて……ごめんなさいね」

都の男「娘さんから笑顔が消えてしまった……オレは、娘さんから笑顔を奪ったやつを許さないぞ……捕まえてやる……」

都の少女「おかーさん、かけちゃったの。おかーさん、たべちゃったの」

都の少女「おかーさん、たべちゃったの。おかーさん、かけちゃったの」

都の老婆「爺さん……どこじゃ……」




243: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:05:18.40 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


魔法使い「あの……勇者様、ちょっと女剣士さんの様子を見に行ってみませんか?」

魔法使い「こっそり……こっそりとですよ!」

魔法使い「その……怪我とかしていないか心配で……」




244: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:06:04.57 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/南西の民家】


魔法使い「あれ……?女剣士さん、居ないですね。まだ朝も早いのに……」

勇者「いいえ」

魔法使い「私が起きるのが遅いって……それはたまたまですよ!ほら!昨日はお楽しみだったから!遅くまでお喋りしてましたから!」

魔法使い「……でも、勇者様は私より起きるの早かったですよね……うぅ……」




245: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:06:32.66 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/南西の民家・隣の部屋】


魔法使い「あれ……?この部屋だけ、埃っぽいですね。使っていないのでしょうか……」




246: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:08:08.96 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/南西の民家】


魔法使い「うーん……女剣士さん居ないみたいですね。勝手にお家で待つ訳にもいきませんし、一回出ましょうか」

魔法使い「と思ったら女剣士さんが!」

魔法使い「帰って!」

魔法使い「きたりしないですよね……」

魔法使い「そうですよね……そんな都合良くいかないですよね……」

魔法使い「って、様子を見るだけだから鉢合わせになっちゃったら駄目ですよねぇ」

魔法使い「さ、勇者様出ましょう!」




247: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:08:53.45 ID:2ntHkZX60.net

【水の都/広場】


若い男「困ったな……女剣士がいないだなんて、こんなこと誰に頼んだら良いんだ」

狩人・男「彼女の力を借りずに、ボク達だけで狩れるものを狩りましょう」

若い男「だが、今日は周期的に言えば大物が出るはずだ。誰か、女剣士の代わりになる者は居ないものか……」




248: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:09:29.66 ID:2ntHkZX60.net

>>何やら困っているようだ。声をかけますか?

勇者「いいえ」

魔法使い「勇者様!なんだが困っているみたいですよ!それに……女剣士さん絡みみたいですし……」

魔法使い「話を聞いてみましょう!」




249: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:10:12.13 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「あの、どうかしたんですか?」

若い男「その格好……旅の者か」

勇者「はい」

若い男「!!」
狩人・男「!!」




250: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:10:47.34 ID:2ntHkZX60.net

若い男「もしや、勇者様ではございませんか!?」

狩人・男「なんとタイミングの良い!流石は勇者様ですね」

魔法使い「あ、あの……?」

若い男「いえ実は、今日は水の都の隣にある水の森に狩りに行く予定なのですが、いつも同行をお願いしている女剣士が居なくて……」




251: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:11:25.79 ID:2ntHkZX60.net

若い男「ですが、勇者様がついて来てくだされば!そのお仲間が楯になってくださればこれ程心強いことはありません」

若い男「ぜひ、女剣士の代わりになってください!」

魔法使い「えっと……つまり、護衛をお願いしたいと言うことですか?」




252: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:12:15.77 ID:2ntHkZX60.net

狩人・男「……そうです。基本の狩りはボク達が自分で行います。勇者様達には、魔物や大物が出てきた時に助けていただきたいのです」

若い男「もちろんタダでとは言いませんから」

魔法使い「勇者様、やっぱり近くに女剣士さん居ないみたいですし、引き受けて差し上げましょうよ」

魔法使い「女剣士さんを待ってぼうっとするのも勿体ないですし!」

勇者「いいえ」




253: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:12:51.86 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「なんだか嫌な感じがするって……大丈夫ですよ。勇者様は私がお護りしますから」

魔法使い「私、引き受けますよ!」

若い男「それは助かります!」

狩人・男「それでは、早速行きましょう。日が明るいうちの方が良いですから」




254: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:14:31.40 ID:2ntHkZX60.net

【水の森/出入り口】


魔法使い「わぁ……凄い、本当に森が水でできてる……」

狩人・男「魔法使いさん、水の森は初めてですか?」

魔法使い「はい!水の都には寄りましたけど、水の森には入らなかったので……急いでいましたし……」




255: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:14:58.15 ID:2ntHkZX60.net

若い男「ここの森で獲れる獲物は、瑞々しくて美味しいんですよ。ただ……」

魔法使い「ただ……?」

狩人・男「数年前から……ほぼ周期的に大物を模した、達の悪い大型の魔物が現れるようになったんです」

若い男「そいつのせいで都の人間も何人か死んだよ……。最近は女剣士が護ってくれていたから、死人は出ていないけどな」




256: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:16:12.43 ID:2ntHkZX60.net

【水の森】


魔法使い「この水の森は、魔物よりも普通の生物の方が多いですね」

狩人・男「狩りをする者にとっては、ありがたいことです。これで大物……大型の魔物がいなくなってくれれば……」

>>鳥の形をした水が浮いている……

若い男「魔物だ!!」




257: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:16:50.88 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「オウルアクアですね!って、あの、ちょっと、そんな、背中にしがみ付かれたら呪文が……!!」

>>魔物は魔法使いに水の刄を放った!

魔法使い「放して……っ、防御、できないっ……」

>>勇者は防御した!!




258: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:17:29.58 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「!!」

魔法使い「勇者……様……」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>渾身の一撃!!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は水の実を手に入れた!




259: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:19:02.77 ID:2ntHkZX60.net

若い男「た、助かった……ありがとうございます勇者様」

勇者「いいえ」

若い男「そんなご謙遜なさらず……」

勇者「いいえ」

若い男「え?次は助けないって……どう言うことですか!?楯になってくださると!」

勇者「いいえ」




260: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:20:06.73 ID:2ntHkZX60.net

若い男「……魔法使いは、楯じゃない……?」

魔法使い「!!」

若い男「魔物を倒して守る、と……?それなら守ると……」

若い男「それはもちろんですよ。魔物を倒してくれないと。ですが、最初はオレ達を護ってもらわないと」

若い男「女剣士みたいに」




261: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:20:58.01 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「女剣士さん、みたいに……?」

狩人・男「彼女は、文字通り楯となってボク達を護ってくれます。そして魔物の攻撃が止んだ一瞬の隙をついて確実に魔物を倒します」

魔法使い「まさか、貴方達……」

魔法使い「女剣士さんに、魔物の攻撃を受けさせているの……?」




262: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:21:58.09 ID:2ntHkZX60.net

若い男「オレ達が食らったら身体が治るのに何ヵ月と時間がかかる。酷ければ命を落とす。だが、女剣士ならばその心配が無いだろう?」

魔法使い「酷い……っ」

若い男「こっちは最初から女剣士の代わりにと言っていたんだがな」

魔法使い「そうですか…………」

魔法使い「私なら、魔物の攻撃を受けずに倒すことができますが」

魔法使い「あくまでも、私の身体を楯としての扱いを望みますか」




263: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:23:03.34 ID:2ntHkZX60.net

狩人・男「お言葉ですが、勇者様はともかく魔法使いさんに魔物は……倒せるんですか?」

魔法使い「走れ……雷魔法」

>>勇者は防御した

>>水の木に雷が駆け巡る!

>>激しい発光が瞳を襲う!!

>>水の木に潜んでいた魔物達は灰になって風に乗っていった……




264: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:23:51.84 ID:2ntHkZX60.net

若い男「!!」
狩人・男「!!」

魔法使い「私は、貴方達の楯にはなりません。でも、魔物は倒しましょう。結果として、お守りすることになると思います」

>>勇者は防御を解いた

魔法使い「貴方達に怪我はさせません。結果は変わらない。一緒です」

魔法使い「それで問題、ありませんよね」

魔法使い「私が楯となるのは、勇者様だけです」

若い男「…………」




265: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:24:31.73 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「雷は、早く、水に良く通るんです。人間の身体を構成しているものに、水のエレメンタルって多いんですよ」

若い男「…………」

魔法使い「私の杖で貴方を守りましょう。問題、ありませんよね」

若い男「ああ……」




267: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:26:12.53 ID:2ntHkZX60.net

【水の森】


魔法使い「走れ……雷魔法」

>>魔物に雷が走る!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は800ゼニー手に入れた

>>勇者は瑞々しい枝を手に入れた

>>勇者は痺れ玉を手に入れた

>>勇者は水の枝を手に入れた




268: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:26:49.86 ID:2ntHkZX60.net

狩人・男「……これくらい狩れば大丈夫でしょう」

若い男「ああ、早いところ戻ろう……落ち着かないよ……」

魔法使い「…………」

魔法使い「……勇者様」

魔法使い「あの人は怪我をしていないのに、目に見えて守られている形が、傷が無いから安心出来ないんですね」




269: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:28:00.33 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「誰かが傷付いた分だけ自分が守られているだなんて、そんな愚かな錯覚……」

魔法使い「……女剣士さんは、どれだけ……」

魔法使い「すみません、勇者様……私、ちょっと落ち着きますね」

>>魔法使いのエレメンタルは乱れている……




270: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:29:27.37 ID:2ntHkZX60.net

【水の森/出入口】


狩人・男「大物に遭遇せず出られそうですね」

若い男「ああ、この重い獲物達を早く捌いてしまいたいよ」

>>重い足音が聞こえる……

若い男「!!」
狩人・男「!!」




271: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:30:15.04 ID:2ntHkZX60.net

狩人・男「あれは……金鹿だ!金鹿の肉は上等……狙わない矢はない!!」

若い男「早く射て!」

魔法使い「ま、待ってください!風のエレメンタルが高まって……!!」

>>狩人・男は金色の鹿に向かって矢を放った!

>>金色の鹿は姿を変える!

若い男「!!」
狩人・男「!!」




272: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:30:51.92 ID:2ntHkZX60.net

>>金色の鹿は大型の魔物だった!!

若い男「しまった……大物だ……!!」

狩人・男「だ、大丈夫だ……都はすぐそこだ、走って戻れば……」

>>大型の魔物は水の翼を動かした!

>>旋風が起こる!!




273: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:31:35.06 ID:2ntHkZX60.net

若い男「くっ……風で目があけられ……なっ……」

魔法使い「……っ、水の……エレメンタル……?」

女剣士「……はぁっ!!」

>>旋風が止んだ!

魔法使い「女剣士さんっ……!?」

女剣士「逃がさん……っ!」




274: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:32:49.97 ID:2ntHkZX60.net

>>女剣士と大型の魔物は森の奥へと消えていった……

若い男「今の内に水の都に戻るぞ!」

魔法使い「あっ、ちょっと……!」

魔法使い「……勇者様、私達は女剣士さんを追い掛けましょう!あんな大型の魔物……一人では危険です!」




275: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:33:52.33 ID:2ntHkZX60.net

【水の森】


女剣士「やぁっ!!」

>>女剣士は大型の魔物に切り掛かった!

>>大型の魔物は翼を開いた!

>>水のエレメンタルが高まる!




276: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:34:33.60 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「ちぃっ!今日は……!」

女剣士「……っ、もう、貴様を逃がす訳にはいかないっ……!!」

魔法使い「!!」

魔法使い「女剣士さん……追い付いた……あっ!」

>>女剣士と大型の魔物は森の奥へと消えていった……




278: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:35:06.90 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「勇者様……」

魔法使い「あの魔物……勇者様もおかしいと思いますか?」

勇者「はい」

魔法使い「そうですよね、身体は獅子を模した魔物、リィオンと同じなのに、翼は……オウルアクアみたいな……」




279: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:36:18.20 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「まさか……本当は、大型の魔物は、一体じゃなくて……二体?」

魔法使い「多分、水の都の人は……女剣士さんも、大型の魔物は一体だと思っています。それは凄く危険です!急ぎましょう勇者様!」




280: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:37:13.54 ID:2ntHkZX60.net

【水の森】


女剣士「はぁっ……はぁっ……ワタシは、水の都を出なければならぬ……」

女剣士「その為にも……今日こそ貴様を屠る……!!」

>>女剣士は大型の魔物に切り掛かった!

>>大型の魔物は翼を開いた!

>>水のエレメンタルが高まる!

女剣士「くっ……また上空へと逃げるか……」




281: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:38:09.69 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「女剣士さんっ!!」

女剣士「!!」

女剣士「魔法使い……勇者殿!?」

女剣士「コイツは危険だ!普通の魔物ではない!今すぐ水の都へ引き返してくれ!!」




282: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:38:44.18 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「引き返すのなら女剣士さんも一緒です!引き返さないのなら……一緒に戦います!」

魔法使い「その魔物は、一体じゃないんです!」

女剣士「!?」

女剣士「何っ……!?」




283: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:39:42.86 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「恐らく、翼と胴体で違う魔物なんです!」

魔法使い「私が翼の部分を魔法で攻撃して引き剥がします!翼が無ければ上空には逃げられない……女剣士さんは、その時に胴体に攻撃してください!」

女剣士「っ……解った」

魔法使い「勇者様は、私が呪文を唱えている間……護ってくださいね」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた




284: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:40:29.16 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「っ……」

>>女剣士は次の攻撃に備えている

>>大型の魔物の鋭い爪!

>>勇者は防御した!

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!




285: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:41:29.59 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「落ちろ!雷魔法!!」

>>大型の魔物の翼に雷が落ちる!

魔法使い「走れ……雷魔法」

>>大型の魔物の翼に雷が走り回る!

魔法使い「……追加魔法」

>>魔法使いの水のエレメンタルが高まる!

魔法使い「氷結せよ、そして……」

魔法使い「貫け!アイシクルアロー!!」

>>大型の魔物の翼に巨大な氷の矢が放たれた!

>>大型の魔物の翼が離れる!!




286: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:42:10.16 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「女剣士さん今ですっ!!」

女剣士「言われるまでも……ないっ!」

>>女剣士は翼を失った大型の魔物に切り掛かった!

>>翼を失った大型の魔物の胴体は切り裂かれた!

>>翼を失った大型の魔物の叫び声が響く!

>>翼を失った大型の魔物はドス黒い液体になって地面に広がった……

>>勇者達は翼を失った大型の魔物を倒した!




287: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:45:15.94 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「はぁっ……はぁっ……なんだ……?この、液体は……」

魔法使い「また……この液体……」

魔法使い「念のため……」

魔法使い「聖なる炎!」

>>浄化された




288: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:46:21.29 ID:2ntHkZX60.net

魔法使い「はぁー……これで、大丈夫ですね」

女剣士「すまない、巻き込んでしまって……。だが、これで水の森から大物はいなくなった」

女剣士「勇者殿は、コイツを倒さずに水の都を出ようとしたワタシを逃げだと思ったのだろう?元から水の都を出る時にはケリをつけるつもりではいたんだがな」




289: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/01(金) 18:47:18.74 ID:2ntHkZX60.net

女剣士「これで……ワタシを仲間に入れてくれるだろう?」

勇者「いいえ」

女剣士「!!」




300: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:01:50.13 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「ワタシが……まだ逃げていると言うのか……?」

女剣士「一体、ワタシが何から逃げていると言うんだ!?」

>>女剣士は勇者に掴み掛かった!

魔法使い「女剣士さん、落ち着い……」




301: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:02:36.38 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「!!」

魔法使い「勇者様危ないっ!!」

>>大型の魔物の翼が魔法使いを襲う!!

女剣士「!!」

女剣士「……くそっ!!」




302: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:03:39.05 ID:pEKsyIDf0.net

>>女剣士は大型の魔物の翼に切り掛かった!

>>渾身の一撃!!

>>大型の魔物の翼はドス黒い液体になって地面に広がった……

魔法使い「う……あ……」

魔法使い「勇者、様……ご無事、ですか……?」

勇者「はい」




303: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:04:17.46 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「えへ、へ……よかっ、た……勇者様、はじめて……おまもり、できまし、た……くぁ、う!……っは、ぁっ……」

魔法使い「…………」

>>魔法使いは気を失っている

女剣士「背中の傷が深い……早く水の都に戻ろう。神父様にお見せした方が良い」

>>魔法使いは仲間から外れた




304: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:05:09.97 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森/出入り口】

【水の都】

【水の都/教会・拝廊】

【水の都/教会・祭壇】


神父「仲間の治療ですな?」

神父様「治療費として3000ゼニーいただきますがよろしいですかな?」

勇者「はい」

>>勇者は3000ゼニー渡した




305: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:05:38.18 ID:pEKsyIDf0.net

神父「勇者様を護りし魔法使いに、回復の加護を与え賜え……!」

神父「魔法使いを、治療部屋へ」

>>魔法使いは運ばれていった……




306: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:08:11.48 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・治療部屋】


>>勇者はベッドを調べた

魔法使い「……はぁ、はぁ……うぅ……」

>>魔法使いは苦しんでいる……




307: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:08:46.28 ID:pEKsyIDf0.net

神父「勇者様」

神父「三日もすれば魔法使いの傷も癒えますでしょう。ですが……痛みを緩和する無痛の水が……無いのです」

神父「無痛の水は、水の森の最奥にある小さな泉から取れます。……ここ数年、大物と呼ばれる大型の魔物のせいで誰も行けず……」

神父「無痛の水が無いままですと、三日間魔法使いは苦しむ事になります。どうか、取ってきてはいただけませんか?」

勇者「はい」




308: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:09:54.14 ID:pEKsyIDf0.net

神父「おお!それでは、よろしくお願いいたします」

>>勇者は小瓶を手に入れた!

>>勇者は小瓶を道具袋に入れた

>>神父は出ていった




309: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:10:42.59 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「うっ……ゆ、しゃさま……?」

勇者「はい」

魔法使い「わたし、なら……大丈夫、ですから……無茶、しないでくださいね……ひとりで、いっちゃ……だめ、ですよ……?わたし、ついて……いけ、ないん……ですから……」




310: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:11:46.74 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「はぁ、わたし、なら……大丈夫、ですから。放って、おいて……勇者様と、違って、死にません、から……えへ、へ……」

勇者「いいえ」

魔法使い「死なない、だけで……他は……変わらない……と、言っていたじゃないか、って……?」

魔法使い「痛みも、ある……痛ければ……辛い……」




311: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:12:34.99 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「勇者様も……同じ……?……私と、勇者様は……何も、変わらない……?」

魔法使い「……謝らないで、ください……私、嬉しいんです……勇者様を、おまもり、でき、て……ほん、とに……」

魔法使い「…………」

>>魔法使いは気を失った

>>勇者はベッドを調べた

>>魔法使いは気を失っている……




312: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:13:41.92 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・祭壇】


女剣士「勇者殿」

女剣士「その……すまなかった……」

女剣士「元はと言えば、ワタシのせいだ……。だから……」




313: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:14:30.64 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「水の森に、行くのだろう?大物がいなくなったとは言え、普通の魔物はいる。一人で行くのは危険だ」

女剣士「勇者殿に死なれては、魔法使いの苦しみも無駄になる。だから、ワタシを連れて行っていただきたい。……罪滅ぼしでも、あるんだ……」

勇者「はい」

女剣士「すまない。ありがとう、勇者殿」

>>女剣士が仲間に加わった!




314: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:15:26.89 ID:pEKsyIDf0.net

神父「無痛の水は、水の森の最奥にあります。お願いしますよ」

神父「呪いも悪霊も憑いていないご様子。お仲間もお元気でいらっしゃる」

神父「私が勇者様のお力になれることはございません」

勇者「はい」

神父「勇者様の旅に、光があらんことを」




315: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:16:09.15 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・拝廊】


信者・女「あぁ……主よ……あの子の魂をお救いくださり……ありがとうございます……」

旅人・男「さっき商人が運ばれていったよ。呪いが、とか、少女が、とか、意味の解らないことを言っていたよ。あれはもう駄目だな」

>>教会を出ますか?

勇者「はい」




316: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:17:11.87 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会前】


女剣士「水の森の小さな泉は、森の最奥だ。かなり距離がある。今から行くと、今日の夜までには帰ってこられないだろう」

女剣士「急ぎたい気持ちは分かるが、準備はしっかりしてから行こう」




317: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:18:07.14 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/水の森方面出入口】

>>水の都を出ますか?

勇者「はい」

女剣士「勇者殿。準備は大丈夫か?もう数時間したらゲートが閉じられる。水の都には入れなくなるぞ」

勇者「はい」

女剣士「そうか……少しでも早く届けてやりたい、か。解った、行こう」




318: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:19:04.46 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森/出入口】


女剣士「やはり、大物が居なくなったとは言え、魔物の数は変わらないな」

女剣士「いざと言う時は私が楯となり、勇者殿をお護りしよう」

女剣士「必ず……死なせはせん。もう、ワタシの傍で誰も……」

女剣士「…………」

女剣士「さぁ勇者殿、気を引き締めていこう」




319: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:19:44.69 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


>>魔物が現れた!

>>女剣士は無防備な状態だ!

>>魔物の牙が女剣士を襲う!

女剣士「これくらいの痛み、なんともない」

>>女剣士は魔物を切り裂いた

>>魔物は灰になって風に乗っていった……




320: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:20:45.73 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「勇者殿、怪我はないか?」

勇者「はい」

女剣士「む?ワタシか?ああ、こんな傷、大したことはない。直ぐに治る」

女剣士「フッ。勇者殿の心配には及ばない。私は、死なぬ」




321: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:21:35.53 ID:pEKsyIDf0.net

>>薬草を使いますか?

勇者「はい」

>>薬草/残り4

女剣士「勇者殿、ワタシにこのような道具を使うのは勿体ない。以後は止めてくれ」

女剣士「……何故、怖い顔をする。……自分を大事にしろ……そう、言いたいのか?」

女剣士「ああ、大事にしているさ。護るべき者の次に、な」




322: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:22:42.08 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


女剣士「小さな泉はまだまだ先だ。しかし、こんなことになるのならば大物を気にせず……」

女剣士「いや、今更考えても後の祭りか」

>>ガサガサ……

>>魔物が現れた!

女剣士「むっ!?三体か……構わん、来い」

>>女剣士は無防備な状態になった




323: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:23:43.45 ID:pEKsyIDf0.net

>>魔物の爪が女剣士を襲う!

>>勇者は防御した!

女剣士「!!」

女剣士「勇者殿!ワタシが魔物達の気を引いている間は大人しくしていてくれ!」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……




324: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:24:28.41 ID:pEKsyIDf0.net

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

女剣士「ちぃっ……!」

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は1200ゼニー手に入れた

>>勇者は癒し玉を手に入れた




325: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:25:15.74 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「勇者殿っ!!」

女剣士「ワタシの身体は護るための身体。決して死なぬ……。だが、勇者殿は違う。その身体はすぐに死んでしまう」

女剣士「どうか、今のような軽率な行動は控えてくれ」




326: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:25:57.72 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


女剣士「む?これは……」

>>ドス黒い液体が地面に広がっている……

女剣士「大物の、液体か……。他の魔物は灰になって消えてしまうが、コイツのは消えぬものなのだな」




327: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:26:36.39 ID:pEKsyIDf0.net

>>ドス黒い液体の中に、小さな箱がある。拾いますか?

勇者「はい」

女剣士「勇者殿!無闇に触れるべきではない……」

女剣士「気持ちが悪いが、今のワタシ達にはどうすることもできぬ。先を急ごう」




328: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:27:18.72 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


女剣士「勇者殿は……強いのだな」

女剣士「魔物を屠る技量がある。だが、その身体は決して強いとは言えぬ。人間の身体は……いとも簡単に壊れてしまう」

女剣士「だから、魔物はワタシに任せてくれ」




329: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:27:55.70 ID:pEKsyIDf0.net

勇者「はい」

女剣士「ワタシにも任せる代わりに、勇者殿にもお任せしてくれと?」

女剣士「フゥ……それだと意味が無いのだがな」

女剣士「とにかく、泉はまだ先だ。奥へ進もう」




330: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:29:17.66 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


女剣士「そろそろ、休憩小屋があるはずだ。今日は一旦そこで休もう」

女剣士「さすがに、夜の水の森を歩くのは危険だ」

>>ガサガサ……

>>魔物の群れが現れた!




331: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:29:54.78 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「!!」

女剣士「まだ夕刻だと言うのに……もう群れをなしているのか……!」

女剣士「勇者殿っ!後ろに下がって……」

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」

>>勇者は痺れ玉を使った!




332: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:30:36.99 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「そうか!魔物の群れの動きを止めようと言うのか!」

>>身体の自由が奪われる粉が広がる

女剣士「!!」

女剣士「勇者殿っ!?何故……ワタシ、にっ……」

>>女剣士の身体は痺れてしまった!




333: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:31:19.37 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「くうっ……身体の言うことが……きかんっ……!」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……




334: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:32:09.10 ID:pEKsyIDf0.net

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>魔物の牙が勇者を襲う!

>>勇者は防御した!

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……




335: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:32:52.50 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「止めろ……止めてくれっ……勇者殿……!」

女剣士「!!」

女剣士「魔物……っ!だが、身体は……」

>>女剣士の身体の痺れが解けた!

女剣士「くっ……切るのは間に合わぬか」

>>女剣士は無防備な状態になった




336: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:33:27.32 ID:pEKsyIDf0.net

>>魔物の鋭い爪が女剣士を襲う!

>>勇者は魔物に切り掛かった!

女剣士「!!」

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

女剣士「勇者、殿……」

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者達は魔物の群れを倒した!




337: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:34:49.09 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「ッ……勇者殿っ!!軽率な行動は控えてくれと言ったではないか!いや、軽率どころではないっ!これは愚行だ!!」

勇者「いいえ」

女剣士「ワタシの方が……愚行だと言うのか?」

女剣士「ワタシが楯にならなくとも、魔物を倒せる……?」




339: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:43:26.60 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ならば、ならばならば!何故ワタシが存在する……!?勇者殿をお護り出来なければ、ワタシはなんの為に……っ」

女剣士「…………」

女剣士「……怪我をせずに魔物を倒せば、護ったのと同じ……?魔法使いが、そう言ったのか……」




340: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:44:18.01 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ワタシは……ならば、ワタシがやってきたことは……自己満足でしかなかったと言うのか……っ!」

勇者「いいえ」

女剣士「だが、それで助けられたものが居るのも事実……。そう、言ってくれるのか……」

女剣士「…………」

女剣士「このまま外にいるのは得策とは言えない……。先ずは小屋に入ろう」




341: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:45:44.57 ID:YS2QKW2DO.net

【水の森/休憩小屋】


>>暖炉の火はパチパチと音をたてながら燃えている……

女剣士「そうか……勇者殿は、ワタシが死にたがっていると……生きることから逃げているように見えると、そう、言うのだな」

女剣士「フッ……皮肉なものだ……。死ぬことが出来ぬ身体……」

女剣士「生から逃げることなど、出来ぬのに……。私は、死ねないのだから。死に逃げることは、叶わない」

女剣士「…………」




342: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:46:40.51 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「少し、ワタシの話を聞いてくれないか?」

勇者「いいえ」

女剣士「大丈夫だ。まぁそう言わずに聞いてくれ」

勇者「はい」

女剣士「…………」




343: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:47:20.92 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ワタシには、弟がいたんだ。そうだな……生きていれば、勇者殿と同じくらいの歳だろうか」

女剣士「……ワタシが勇者殿に選ばれし仲間だと解ったのは、水の都に来る前……整備もろくにされていない小さな村で、弟を魔物の攻撃から護った時だった」

女剣士「その時は、まだワタシも幼かった。剣を知らず、ただ、弟を護りたかった一心で、この身で弟を護った」




345: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:49:42.08 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ワタシは弟を護れた。そして、勇者殿のお陰で……ワタシは生き延びることが出来た」

女剣士「それから、己の身体を理解したワタシは、水の都に移った。剣を学び、その剣が及ばぬ時はこの身体を利用して弟を護った」

女剣士「ワタシでも、弟を護れる……痛みも苦しみも、その喜びの前では無いものだった。だが……」




346: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:50:10.11 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「弟は魔物に殺されたよ」




347: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:50:57.06 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ワタシが目を離している隙に。本当に一瞬だった。簡単に、死んでしまったんだ」

女剣士「魔物はすぐに殺したさ。そして、弟の鼓動が聞こえないのを確認して、ワタシは自分に剣を突き刺した。何度も、何度も何度も」

女剣士「愚かだろう?死なない身体だと理解して利用して、弟を護ってきたと言うのに」




348: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:52:36.05 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「そうだな……ワタシは、あの時から死にたがっているのだな……ずっと……」

女剣士「だが勇者殿。ワタシは、今は死にたくは無いのだ。根底が、そうだとしても」

女剣士「魔物に殺された魂は、転生することが出来ずに、その魂が……」




349: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:53:22.19 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「魔王に囚われてしまうのは……知っているだろう?」

女剣士「ワタシの弟は、魔物に殺された」

女剣士「解るだろう?ワタシの弟の魂は、魔王に囚われている……。だからワタシは勇者殿と共に、行きたいのだ。弟を、救うために……」




350: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:54:12.42 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「だからどうか、ワタシを、仲間にして欲しいのだ……!」

勇者「はい」

女剣士「!!」

女剣士「解って、くれるのか……」

女剣士「え……?勇者殿も……ワタシと同じ……なのか……?」

女剣士「双子の、兄弟……そうか……そう、なのか……」




351: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:54:58.03 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「何?仲間にするにあたって守って欲しいことがある?先ずは……動けなかった時の感情を話せ、だと?」

女剣士「それは……」

女剣士「勇者殿が危険に晒される不安や焦燥、恐怖だ。当たり前だろう……これで満足か?」

勇者「はい」




352: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:55:47.64 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「……ワタシも同じことをすれば勇者殿も同じ気持ちになると、そう言うのか?」

女剣士「ワタシが傷付けば、勇者殿も辛い……?」

女剣士「今後、自分の身体を楯にすることを禁じる、だと!?」

女剣士「ならばワタシはどうやって勇者殿を護ればいい!?」




353: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:56:31.00 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「ワタシは、この身を傷付けて護る事しかできぬ!」

勇者「いいえ」

女剣士「……それは、本当に護るためにそうしているのかと……言いたいのか」

女剣士「ワタシなら、傷付かずに魔物を倒すことが出来るのに、と……?」

女剣士「…………」

女剣士「護るためと言いながら、そうやって死にたがるのを止めろ、か……」




354: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:57:33.71 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「だが、どうやって護れば良い?傷付かなければ、護った事になりはしない……護ったという証明ができない」

女剣士「……一緒に戦えと、言うのか」

女剣士「そう言う護り方もある、と。魔法使いが、言ったような」

女剣士「……解った。約束しよう。今までのような護り方はしない。だが……」

女剣士「もしも万が一、本当にそうすることが最善で必要だと言う時は……許してくれ」




355: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:59:08.20 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「勇者殿にこう言っては失礼だと思うのだが……その……どうにも、重ねてしまってな。歳が近いからだろうか……弟に」

女剣士「だから余計、護りたくなってしまうのだ……」

女剣士「だが約束は約束だ。しっかりと守るさ。……そろそろ眠ろう。早朝から動けば、早く水の都に帰れる」

>>眠りますか?

勇者「いいえ」




356: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 17:59:55.67 ID:YS2QKW2DO.net

>>勇者は棚を調べた

>>勇者は白い布を手に入れた!

>>勇者は棚を調べた

>>何もなかった

>>休憩小屋を出ますか?

勇者「はい」

女剣士「勇者殿。早く眠り早く起きる」

女剣士「夜は危険だ。早朝に動こう。……魔法使いの為にも、その方が良い」

>>眠りますか?

勇者「はい」




357: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 18:00:39.19 ID:YS2QKW2DO.net

【水の森/休憩小屋】


女剣士「勇者殿……勇者殿!」

女剣士「日は昇った。出発しよう」




358: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 18:01:21.13 ID:YS2QKW2DO.net

【水の森】


女剣士「休憩小屋を過ぎれば、小さな泉までもう少しだ」

女剣士「……大丈夫だ。もう、昨日までのような戦い方はしない。それを……」

女剣士「証明してみせよう!」

>>ガサガサ……

>>魔物が現れた!




359: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 18:02:03.66 ID:YS2QKW2DO.net

>>魔物の鋭い爪が女剣士を襲う!

女剣士「はっ!」

>>女剣士はひらりと身を翻した!

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

女剣士「どうだ?」

女剣士「フッ……約束したからな」




360: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 18:03:32.22 ID:YS2QKW2DO.net

>>女剣士は勇者を触っている

女剣士「何をしている、だと?」

女剣士「いや……どこにも怪我はないかと不安でな。確かに……護っている。の、だろう。か……」

>>勇者は女剣士から距離を取った




361: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 18:04:08.48 ID:YS2QKW2DO.net

女剣士「……何?最初からそうすれば良いのに、だと?」

女剣士「むぅ……幼い頃からの考えを変えるのは中々難しいのだ。ワタシの最初の護り方は剣ではなかった。この、身体だったからな」

女剣士「とにかく、約束は守っただろう?さぁ、行こう」




367: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:50:24.10 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森/小さな泉】


女剣士「あそこの泉だ」

女剣士「大物がいなくなったから、随分来やすくなった。……さっさと汲んで戻ろう」

>>勇者は小さな泉を調べた

>>泉は澄んだ色をしている

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」




368: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:50:50.51 ID:pEKsyIDf0.net

>>勇者は小瓶を使った!

>>勇者は無痛の水を手に入れた!

女剣士「よし。早速教会に、神父様に届けに行こう」




369: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:51:31.94 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】

【水の森/休憩小屋】

【水の森】

【水の森】

【水の森】


女剣士「あの液体……まだ残っているのだな」




370: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:51:58.40 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】

【水の森】

【水の森/出入り口】


>>水の森を出ますか?

勇者「はい」




371: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:52:28.25 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/水の森方面出入口】

女剣士「やっと戻ってこれたな」

女剣士「小さな泉まで行ったにしては、充分早い帰りだ」




372: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:54:00.05 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会前】


女剣士「さぁ、教会はすぐそこだ。見えているだろう?目の前だからな」
>>教会に入りますか?

勇者「はい」




373: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:54:40.12 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・拝廊】


信者・女「主よ……私は、貴方に永遠を誓います……」

旅人・男「あぁ、そろそろ水の都も出ないとなぁ……。でも、ここ居心地が良いんだよなぁ……」

都の少年「かーみさーま、いーるなーら、おっならーしろー」

>>グラッ……

都の少年「ねっ、ねぇ!!今、ちょっとゆれたよねっ!?かみさまっているのかな!?」




374: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:56:05.89 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・祭壇】


神父「おお、勇者殿!よくぞご無事で……やや、それは無痛の水ですな?」

神父「早速、魔法使いに使いましょう」

>>勇者は神父に無痛の水を渡した




375: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:56:55.38 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・治療部屋】


魔法使い「うっ、うぅ……はぁ……はぁ、ひぐっ……」

>>神父は魔法使いに無痛の水を使った!

魔法使い「う、ぁ…………」

魔法使い「ん……痛く、ない!」

>>魔法使いは飛び起きた!

神父「お仲間はこの通り、お元気になられましたよ」

>>神父は出ていった




376: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:57:48.23 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「あ……勇者様と、女剣士さん」

魔法使い「えへへ……すみません、私、ご迷惑をおかけしてしまって……」

女剣士「いや、こちらこそすまない。元はと言えばワタシのせいだからな」

魔法使い「…………」




377: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 21:58:41.64 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「勇者様、女剣士さんを仲間に入れることにしたんですね!」

勇者「いいえ」

魔法使い「嘘ついたって駄目ですよ!勇者様を見ればわかります。お見通しなのです!」

魔法使い「女剣士さん、改めて、よろしくお願いします」

女剣士「こちらこそ、よろしく頼む」

魔法使い「それじゃあ、王様の居る首都に向かってゴーですよ!ゴー!」

>>魔法使いが仲間に加わった!




378: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:00:32.99 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・祭壇】


神父「呪いも悪霊も憑いていないご様子。お仲間もお元気でいらっしゃる」

神父「私が勇者様のお力になれることはございません」

勇者「はい」

神父「勇者様の旅に、光があらんことを」




379: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:01:26.88 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会・拝廊】


信者・女「主よ……私は、貴方に永遠を誓います……。でも……」

信者・女「最近……いつも近くにいらっしゃる方が……あぁ、主よ……私は、なんと罪深い……」

旅人・男「ここだけの話、水の都は居心地が良いんだけどさ、他にも、その……回収した品を渡したのにそれでもここに居るんだから察しろ!」

都の少年「かーちゃん、そーばーにいーるなーらへーんじーしてー」

>シーン……

都の少年「そうだよな……かーちゃん、魔物にやられちゃったんだよな……魔王の、とこだよな……」




380: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:03:37.70 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/教会前】


女剣士「一つ、気になることがあるんだが……」

魔法使い「どうしたんですか?」

女剣士「あの、大型の魔物の翼を倒した時の液体なんだが……そのままだろう?」

勇者「はい」




381: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:04:47.41 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「消えて、なかったんですね……」

女剣士「ああ。念のため、燃やしてもらえないだろうか?」

魔法使い「解りました!良いですよね?勇者様」

勇者「はい」

魔法使い「それじゃあ、水の森に行きましょう!」




382: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:05:17.69 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/水の森方面出入口】


>>水の森に入りますか?

勇者「はい」




383: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:05:58.51 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森/出入口】


国の騎士「貴様達、この森に何か用か?」

勇者「はい」

国の騎士「!!」

国の騎士「これは失礼を……勇者様でしたか……!」




384: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:06:36.37 ID:pEKsyIDf0.net

国の騎士「しかし、王様が首を長くしてお待ちになられております。どうぞ、寄り道等をせず、お早めにお向かいください」

魔法使い「どうします勇者様?大人しく引き下がりますか?」

勇者「はい」

女剣士「むぅ……勇者殿がそう言うのならば、仕方あるまい。先を急ごう」




385: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:07:37.92 ID:pEKsyIDf0.net

国の騎士「王様が首を長くしてお待ちになられております。どうぞ、寄り道等をせず、お早めにお向かいください」

魔法使い「うーん……どうします勇者様?やっぱり、大人しく引き下がりますか?」

勇者「いいえ」

女剣士「そうこなくてはな。……どうする?一撃食らわして気絶させるか?」

魔法使い「だっ、駄目ですよ!国の騎士さんにそんなことしちゃ!」




386: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:09:10.11 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「ここは、光の魔法で……」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!

魔法使い「あるべき姿を隠せ……」

魔法使い「……光の魔法!」

>>勇者達の姿は見えなくなった!




387: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:09:38.14 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「どうです?凄いでしょう?……でも、あまり長い時間は保たないですから、ぱぱーっと国の騎士さんの横を通り過ぎましょう!」

女剣士「解った」

国の騎士「ん?人の気配が……気のせいか」




388: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:10:19.64 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】


>>勇者達の姿は見えるようになった!

魔法使い「ぷはー!バレずに済みましたね!つい息を止めちゃったから苦しくて苦しくて……」

女剣士「しかし……案外中はガラガラだな。誰もいない」

魔法使い「好都合ですよ!早速向かいましょう!」




389: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:12:00.88 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】

【水の森】


女剣士「!!」

女剣士「消えている……」

女剣士「自然に消えるような物ではない感じだったのだが……。すまない、無駄足を踏ませてしまったな」

魔法使い「いえ、私も気になっていましたし!それじゃあ……戻りましょうか?」




390: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:12:38.82 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森】

【水の森】


魔法使い「それより先に進むのは待ってください!それじゃあ、また魔法で……」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた

>>魔法使いは呪文を唱え終わった!




391: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:14:13.47 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「あるべき姿を隠せ……」

魔法使い「……光の魔法!」

>>勇者達の姿は見えなくなった!

魔法使い「ぱぱーっと、気付かれないように国の騎士さんの横を通り過ぎましょう!」




392: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:14:51.30 ID:pEKsyIDf0.net

【水の森/出入口】


国の騎士「ん?人の気配が……気のせいか」

>>勇者達の姿は見えるようになった!

国の騎士「!!」

国の騎士「今、向こう側から来なかったか……?」

勇者「いいえ」

国の騎士「そうだよな、そんはずないよな……。誰も通してないし……」

>>水の森を出ますか?

勇者「はい」




393: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:15:40.78 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/水の森方面出入口】


魔法使い「当初の目的通り、首都を目指しましょう!」

女剣士「首都に行くのならば、水の都の北側から出れば良い。道は整備されているし、然程心配はいらないだろう」




394: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:16:04.96 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/広場】


魔法使い「うぅ……」

女剣士「どうかしたのか?そわそわして」

魔法使い「いえ、なんでもないです……」




395: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:16:52.36 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/南西の民家】


女剣士「……暫くこの家ともお別れだな」

魔法使い「大丈夫ですか?何かやり残したことなど……」

女剣士「いや、大丈夫だ」

魔法使い「なら良いのですが……」




396: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:17:30.00 ID:pEKsyIDf0.net

>>勇者は台所を調べた

>>台所は綺麗に片付いている

女剣士「あまりじろじろ見ないでもらえるか?」

>>勇者は樽を調べた

>>お酒の香りがする……

女剣士「あぁ、結局飲まずじまいになってしまったな。いや何、問題無い」




397: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:18:08.98 ID:pEKsyIDf0.net

>>勇者はタンスを調べた

>>雪崩が起きる!

魔法使い「……本当に大丈夫ですか?何かやり残したことなど……」

女剣士「……いや、大丈夫だ」

>>雪崩はしまわれた




398: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:19:43.68 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/南西の民家・隣の部屋】


女剣士「……あぁ、ここは弟の部屋だ。入らないようにしていたからな……埃が積もってしまった」

女剣士「必ず……魔王から助けだす……」

女剣士「ここにいても仕方がない。行こう、勇者殿」




399: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:20:14.42 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/南西の民家】


>>勇者はタンスを調べた

女剣士「待て。そこは開けるな」




400: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:20:55.34 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/広場】


魔法使い「うぅ……」

女剣士「そわそわしてどうした」

魔法使い「も、無理……おしょーすいっ」

>>魔法使いは仲間から外れた




401: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:21:29.08 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「おしょう……あぁ」

女剣士「…………」

女剣士「…………」

魔法使い「あっ、すみませんお待たせしてしまって」

>>魔法使いが仲間に加わった!

女剣士「……行くか」




402: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:23:20.43 ID:pEKsyIDf0.net

【水の都/首都方面出入口】


女剣士「平坦な道が続くが、魔物が出ない訳ではない」

魔法使い「油断大敵ですよ、勇者様!」

>>水の都を出ますか?

勇者「はい」




403: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:24:10.36 ID:pEKsyIDf0.net

【整備された道】


女剣士「首都か……数年ぶりだな」

魔法使い「そうなんですか?」

女剣士「あぁ。弟が死に、少しした頃だったな。ワタシは単身魔王の元へ乗り込もうとしていたのだが……」

女剣士「王様からの遣いが来て、勇者殿が現われるまで水の都を出るなと言われてな」




404: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:37:31.25 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「…………」

女剣士「どうした?」

魔法使い「魔王の元におひとりで行こうとしたことにもびっくりですが……その……おと、おと、おとう……おとうとさ……」

女剣士「む?弟か」

女剣士「魔物に殺されてしまった」

魔法使い「!!」




405: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:38:21.05 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「ワタシの力が至らなかったばかりに、な……」

魔法使い「あわ、わ、わ……なんか、すみません……」

女剣士「何、魔法使いが気にすることではない。ワタシは感謝しているぞ」

女剣士「やっと……弟を魔王から救い出せるのだからな」




406: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:39:18.66 ID:pEKsyIDf0.net

【整備された道】


>>魔物が現れた!

魔法使い「!!」

魔法使い「あれは……鳥を模した魔物、バードゥンですよ!」

女剣士「四体か……ぬるいな」




407: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:40:11.08 ID:pEKsyIDf0.net

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

女剣士「残り、三っ!」

魔法使い「勇者様!呪文を唱えますから、お願いしますよ!」

>>魔法使いは呪文を唱え始めた




408: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:41:01.35 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「勇者殿も魔法使いも、ワタシが護る!」

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>魔物は勇者に襲い掛かった!

>>勇者は防御した

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……




409: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:41:33.45 ID:pEKsyIDf0.net

女剣士「終わりだっ!」

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>魔法使いは呪文を唱えるのを止めた

>>勇者は1000ゼニー手に入れた

>>勇者はすべすべな羽を手に入れた




410: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/02(土) 22:42:09.38 ID:pEKsyIDf0.net

魔法使い「なんか私……何もすることなく終わってしまいました……」

女剣士「怪我がなければそれで良い。護れたのならば、それで良い」

女剣士「何、気にすることはない」

魔法使い「気にしますよぉ!だって……だって私、空気みたいだったじゃないですかぁっ!!」

魔法使い「うわーんっ!!」




421: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:18:10.82 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】


魔法使い「はぁ……道が整備されているから歩きやすいには歩きやすいですけどぉ……やっぱり首都までの距離は、縮まないですよねぇ……」

女剣士「そうだな。やっと半分……と、言ったところか」

魔法使い「やっと半分ですかー……」

女剣士「……日も沈み始めてきたな……。もう少ししたら首都に行く旅人の為の宿がある。もう少しの辛抱だ」

魔法使い「宿……!ふかふかなベッド……!!早く!早く行きましょう!早くっ!!」




422: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:18:56.58 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】


魔法使い「ぜはー……ぜはー……飛ばし、過ぎまひた……」

女剣士「大丈夫か?魔法使い」

魔法使い「はひー……」

魔法使い「問題、ないのです……はひー……」




423: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:19:34.73 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「はひー……は火ー……」

>>ボッ!!

>>魔法使いから火が放たれた!

女剣士「ッ!魔法使い!!」

魔法使い「はいっ!?」

魔法使い「!!」

魔法使い「えっ!?わっわっ、わっ、火が!熱っ!!」




424: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:20:11.84 ID:LN8pTwC+0.net

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」

>>勇者は綺麗な水を使った!

>>綺麗な水/残り2

魔法使い「…………」

魔法使い「すみません、勇者様……」

女剣士「魔法使い、宿はすぐそこだ。見えるだろう?あそこまで気をしっかり持て」

魔法使い「はい……すみません……」




425: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:20:43.85 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋】


宿屋の主「一晩、1500ゼニーになります」

勇者「はい」

宿屋の主「ごゆっくりおやすみくださいませ」




426: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:21:28.65 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋・2階】


魔法使い「えへへ……ふかふかなベッドは……あーっ!!」

女剣士「どうしたのだ魔法使い。そんなに大きな声を出して」

魔法使い「水檸檬……!!」

魔法使い「うっ、うぅうぅ……勇者様ぁ……水檸檬ですよぉ……私と、勇者様と、女剣士さんで食べたいって言ってた水檸檬ですよおぉ……」




427: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:22:14.39 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「忘れたとは言わせませんよぉ……聞いてないともぉ……うっ、うぅ……うー……」

魔法使い「買いそびれてしまいました……ぐすん……」

女剣士「水の都に行ったら買えば良い」

魔法使い「嫌ですよまた戻るの!」

女剣士「いや、何……今すぐ戻ると言う訳ではなくだな……」

魔法使い「水檸檬……」




428: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:26:10.66 ID:LN8pTwC+0.net

>>アイテムを渡しますか?

勇者「いいえ」

魔法使い「水檸檬……水檸檬……うぅ」

女剣士「勇者殿……」




429: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:27:13.47 ID:LN8pTwC+0.net

>>アイテムを渡しますか?

勇者「はい」

>>勇者は女剣士に水檸檬を渡した

女剣士「勇者殿……!」

>>勇者は魔法使いに水檸檬を渡した

魔法使い「勇者様、なんですか……って、これっ!!」




430: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:28:10.55 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「っ、水檸檬じゃないですか!」

魔法使い「どうして!?なんでっ!?いつの間にっ!?」

魔法使い「あっ、あぅ、あ、ありがとうございます勇者様ぁ……っ」

女剣士「どうせなら部屋の中ではなく、星を見ながら食べるのはどうだ?水の都の綺麗な水を見ながらも良いが……星空を見ながらの水檸檬も、また格別だ」

魔法使い「賛成です!行きましょう勇者様っ」




432: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:29:06.93 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋・外】


魔法使い「わぁ!凄い星が綺麗ですよ!良く見えます!」

魔法使い「最近は疲れちゃって、夜はすぐに寝てたから……星を見るのは久しぶりです」

魔法使い「えへへ……星は綺麗だし水檸檬は美味しいですし……幸せです」

女剣士「……水の都で食べ慣れていたはずだが……美味しいな」

女剣士「こうして誰かと物を食べるのも……久しぶりだ。悪くないな」




433: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:29:51.68 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「悪くないですか?」

女剣士「あぁ、悪くない」

魔法使い「じゃあ……これからも一緒に食べましょう?私と、勇者様と、女剣士さんの三人で!」

女剣士「フッ……そうだな」

魔法使い「約束ですよ!」

女剣士「約束だ」

女剣士「……さて。しっかり休める場所で夜更かしをするのはお勧めできないな。そろそろ戻ろう」




434: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:30:50.60 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋・2階】


魔法使い「勇者様……寝ちゃいましたか?」

勇者「はい」

魔法使い「んもぅ!お約束みたいにしないでくださいよ!起きてるじゃないですか!」

魔法使い「えっと……その……」




435: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:31:23.01 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「えへへ……私が言ったこと……叶えてくださってありがとうございます、勇者様」

魔法使い「嬉しかったです。……そっ、それだけです!おやすみなさいっ!」

魔法使い「…………」

>>どうやら魔法使いは眠ってしまったようだ




436: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:31:59.78 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「……勇者殿、起きているか?」

勇者「はい」

女剣士「起こしてしまったか?すまない」

勇者「いいえ」

女剣士「そうか、先程まで魔法使いが……」




437: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:33:06.33 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「……勇者殿、ワタシを仲間に入れてくれたこと……感謝している」

女剣士「あと、その……今のワタシでも、勇者殿を、護れているのだろうか……?」

勇者「はい」

女剣士「フゥ……そうか、そうなのか……なら、良かった」




438: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:34:08.13 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「……ワタシの身体は、どこも、痛まないのだ。以前は、夜に傷が痛むのを感じて、安心していた」

女剣士「だが今は、どこも痛まない。しかし、不安でないのだ」

女剣士「今ワタシは……とても、心地が良い」

女剣士「このような護り方も、あるのだな。感謝している。勇者殿。それと……魔法使い」

魔法使い「!!」




439: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:34:46.89 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「起きてるの……ばれてましたか」

女剣士「フッ……一瞬眠りに落ちていたみたいだったが、勇者殿が喋ったら目を覚ましただろう?」

魔法使い「えへへ……」

女剣士「すまないな、起こしてしまって。……おやすみ」

魔法使い「おやすみなさい」




440: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:35:44.99 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋・2階】


女剣士「目を覚ましたか、勇者殿」

魔法使い「行きましょう勇者様!」

女剣士「!!」

女剣士「やっと目を覚ましたか、魔法使い。ずっと起きぬから……」

魔法使い「首都についたら王様が座っている所はすぐですから!」

女剣士「……寝言か」




442: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:37:13.37 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「確か、一般的に魔法使いは魔力の消耗が激しいから睡眠を大事にしていると言うが……」

魔法使い「勇者様!女剣士さん!ご馳走、ご馳走がぁー!」

女剣士「大事にし過ぎていないか?何をしても起きないのだ」

>>魔法使いを起こしますか?

勇者「いいえ」

女剣士「ご馳走の夢は見させてあげたい、と?勇者殿、夢は所詮夢だ。早く起こしてあげねば……」




443: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:38:19.76 ID:LN8pTwC+0.net

>>魔法使いを起こしますか?

勇者「いいえ」

魔法使い「うぅ、あー……ご馳走、に……呑まれるぅ……溺れるぅ……巻かれるぅ……だ、だずげで、ゆうじゃざま、おんなげんじざんっ、あ、あー……」

女剣士「虚しくなるか、悪夢になるかだと……」

女剣士「ハァ……遅かったな」

魔法使い「それはそうとて素麺事故!!」

>>魔法使いは起き上がった!

魔法使い「はぁっ、はぁっ、はぁっ……夢……?」

魔法使い「あ、勇者様、女剣士さん、おはようございます。お早いですね!」




445: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:39:29.39 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/宿屋】


宿屋の主「昨夜は三人でお楽しみでしたね。いってらっしゃいませ」

魔法使い「えへへ……これからも三人でお楽しみ、しましょうね」

女剣士「夜食はあまりお勧めできないが……たまになら良いだろう。許可する」




446: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:40:16.66 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】


魔法使い「さぁ!はりきって進みましょう!私達はどこに行くのですか?」

女剣士「?」

女剣士「何を言っているのだ魔法使いは……首都だろう?」




447: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:41:36.98 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「そうです!首都に行こう!」

女剣士「……まだ疲れているのか?」

魔法使い「がーん!なんでそうなるのですかっ?私はただ、この長い道程を楽しく……う、長い……道程……」

魔法使い「長い……長い……長い……」

女剣士「感情の浮き沈みが忙しい奴だな……」




448: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:42:15.44 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】

>>背後から魔物が現れた!

女剣士「しまった!後ろからか……!勇者殿!魔法使いっ!」

魔法使い「宿り火!」

>>魔法使いは火を纏った杖で魔物を殴った!

>>勇者は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>女剣士は魔物に切り掛かった!

>>魔物は灰になって風に乗っていった……

>>勇者は850ゼニー手に入れた!

>>勇者は混乱玉を手に入れた!




449: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:42:55.06 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「フゥ……肝が冷えたな。しかし、勇者殿を護るために打撃攻撃に変えるとは……適切な判断だな」

魔法使い「えへへ……でも、倒しきれなかったですけれどね」

女剣士「充分だ。勇者殿もワタシも体勢を整えることが出来た」

魔法使い「良かったぁ。私、空気じゃない!」

女剣士「まだ気にしていたのか……」




450: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:43:40.67 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】


魔法使い「…………」

女剣士「どうした?魔法使い」

魔法使い「いえ……あっ!あそこ、泉がありますね!ちょっと水分補給しましょう!」

女剣士「そうだな……ちょうど土も落としたかったし、ワタシも魔法使いに賛成だ。問題ないな?勇者殿」

勇者「はい」

魔法使い「お水ーっ!」




452: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:44:37.47 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/泉】


女剣士「しかし……昔はここに泉はなかったと思うのだが……」

魔法使い「あぁ、最近出来た人工の泉なんですよ。首都から水路を……どうにかしているらしいです!」

女剣士「そうなのか……」

女剣士「フゥ……水は良いな。心を落ち着かせて、すっきりさせてくれる。勇者殿も顔を洗ったらどうだ?気持ちが良いぞ」

女剣士「む……?そう言えば、魔法使いの姿が見当たらないな。勇者殿、知らないか?……単独行動は出来るだけ控えた方が良いのだが……」




453: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:46:16.76 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/泉・茂み】


魔法使い「動いているから、治りが遅いのかな……」

魔法使い「困っちゃいますねぇ……傷口の血が止まらないから、布がすぐに汚れちゃう……。血に含まれるエレメンタルが流れちゃうのはしょうがないとしても……誰ですかっ……!?」

>>魔法使いに気付かれた!

魔法使い「!!」




454: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:47:05.15 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「勇者、様……。も、もうっ!驚かさないでくださいよ〜」

魔法使い「えへへ……」

魔法使い「そ、そんな怖い顔しないでくださいよ!無痛の水のお陰で痛みはないですから、勇者様の旅にはちゃんと付いていけますから!」

魔法使い「……大丈夫です。私、死にませんから。勇者様は心配しないで。何も考えないでください」




455: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:47:55.94 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「あっ!そうそう、勇者様達が無痛の水を手に入れてくださったから、各地の教会に無痛の水が行き渡ったみたいで!」

魔法使い「これで大怪我しても休む事なく勇者様の旅に付いていけます!勇者様のお陰ですね!」

魔法使い「……勇者様?」

魔法使い「どうして、そんな……悲しそうな、お顔なんですか……?」




456: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:49:07.74 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「私が……可哀想?辛くないのかって……大丈夫ですよ。無痛の水のお陰で、痛みはないから動けますし、何も変わりませんから」

魔法使い「だから勇者様が気にすることは、何もないんですよ。私は、勇者様の仲間ですから!」

魔法使い「さぁ、戻りましょう?私とずっとふたりっきりだなんて、女剣士さんがやきもち妬いちゃいますよ!」

女剣士「なんて、冗談ですよ!でも……女剣士さんも、やきもち、妬いたりするんですかね……?」




457: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:49:42.10 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道/泉】


女剣士「遅いから心配したぞ。……魔法使いを探してきてくれたのか」

女剣士「なるべく単独行動は控えてくれ、魔法使い。まぁ済んだことは仕方がない。以後だ、以後」

魔法使い「えへへ……すみません。それじゃあお水で元気になったところで……出発しましょう!」

女剣士「首都は近いぞ」




458: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:50:32.21 ID:LN8pTwC+0.net

【整備された道】


魔法使い「首都に着いたらー」

女剣士「首都に着いたら?」

魔法使い「首都名物、王!シュークリームが食べたいっす師匠!」

女剣士「待て。ワタシは貴様の師匠になった覚えはない」




459: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:51:28.32 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「冗談ですよ〜。あ、冗談なのは師匠で、王!シュークリームは割と本気で食べたいです」

魔法使い「と言うか食べましょう。食べないでどうするんです?それくらい食べられなくてどうするんです?勇者様の仲間ともあろう者が、王!シュークリームを食べなくてどうするんです?」

女剣士「よ、よく解らないが魔法使いが、王!シュークリームを食べたいという事だけはよく解ったぞ。と言うか伝わった。今でも伝わってくる」




460: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:52:32.76 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「あくまでも、王様にお会いするのが優先だ。その後は……勇者殿にお任せしようではないか」

魔法使い「んふふ……えへへ……ゆーしゃさまー?」

勇者「はい」

魔法使い「やったぁ!約束ですよ、約束!私には女剣士さんと言う証人がいますからねっ!」

女剣士「……そうこうしている内に、お待ちかねの首都に着いたぞ」

>>首都に入りますか?

勇者「はい」




461: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:54:48.00 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/水の都方面出入口】


魔法使い「さぁ勇者様!王!シュークリームに会いに行きましょうね!」

女剣士「……解っているとは思うが、先ずは王様のところに行くぞ」

魔法使い「えへ、えへへ……王様……王!シュークリーム……えへへ……」




462: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:55:35.85 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り】


首都の娘「いらっしゃい!ここは王様がいらっしゃる首都よ!」

首都の少年「ここをまっすぐ行くと、王様がいる館があるんだぜぇ!」

首都の老婆「ふぉふぉ……何故王様が居るのに王都ではなく首都かだって……?ふぉふぉ……昔の名残じゃろうなぁ……」

首都の男「知ってるか?整備された道の魔物からはすべすべな羽が手に入るんだぞ!」




463: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:56:38.00 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館】


女剣士「む……入口に誰も立っていない……不用心だな」

魔法使い「魔物を除けばこの国が平和って証ですね。……でも、困りましたね」

魔法使い「すーみーまーせーんっ!!だぁれかいませんかぁー?」




465: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:57:24.62 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「……居ないみたいだな。扉も開かぬ」

魔法使い「えぇ……?ちょっと、意味解らないですよぉ……」

女剣士「仕方がない。また時間を置いてこよう。それまで首都でも回ろうじゃないか」

魔法使い「そうですね、そうしましょうか」




466: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:58:30.83 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り】


首都の娘「えっ?館に入れなかったの?いつもはそんなこと無いけれど……」

首都の少年「ここを東に行くと、美味しいお菓子屋さんがあるんだぜぇ!」

首都の老婆「ふぉふぉ……見慣れたはずの世界が、今も昔も見慣れた世界とは限らないのじゃよ……」

首都の男「知ってるか?すべすべ夫人はすべすべした物が大好きなんだぞ!」




467: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 14:59:52.55 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/西の路地】


不思議な少女「くすくす……くすくす……」

不思議な少女「身体はね、お人形さんと一緒なのよ」

不思議な少女「身体はね、器なの。入れ物なのよ」

不思議な少女「身体はね、魂を入れる世界なのよ」

不思議な少女「くすくす……くすくす……」




468: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:00:22.10 ID:LN8pTwC+0.net

不思議な少女「首都の北の外れにはね、綺麗な綺麗な、それは綺麗で優しい女性が住んでいるのよ……」

不思議な少女「くすくす……くすくす……」

不思議な少女「貴方を……待っているわ」

>>不思議な少女の姿は消えてしまった……




469: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:01:31.28 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「ゆ、ゆ、勇者様、これ、ゆれ、ゆれ、幽霊……!」

女剣士「落ち着け魔法使い」

魔法使い「え……あ……」

魔法使い「!!」

魔法使い「……闇と光のエレメンタルが、残留してる」




470: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:02:25.02 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「あっ!……消えてしまいましたが、今のは幽霊じゃなくて、魔法……ですね。しかも、かなり高度だと思います……」

魔法使い「一体、なんの為に……」

女剣士「首都の北の外れ、か……何かの罠か?」





472: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:03:58.33 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「……私、聞いたことがあります。首都の北の外れには、魔女が住んでいるって」

女剣士「……魔女、か」

女剣士「寄るかどうかは勇者殿にお任せするぞ」

魔法使い「…………」




473: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:04:41.04 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り】


首都の娘「えっ?首都の北の外れ……?あたしが知ってるのは、廃墟があるってことだけよ」

首都の少年「首都の北ぁ?……綺麗な小屋があるって言っても、おとんもおかんも信じてくれないんだよな」

首都の老婆「ふぉふぉ……首都の北……幾つもの魂を持つ魔女のことじゃな……しかしあれを魔女と言うには……」

首都の男「知ってるか?すべすべ夫人は最近、王!シュークリームが好きらしいぞ!」




474: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:06:29.46 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/東の路地】


首都の少女「あのね、ここをまっすぐいくとね、おかしやさんがあるの!とってもおいしいの!」

首都の学生・女「ブツブツ……術式を……ブツブツ……完成さえすれば……」

首都の学生・男「あの子、あたしも魔女のように何百年と生きるんだ!とか言ってるけど……あのままじゃ死んじゃうな」




475: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:07:08.26 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/菓子屋前】


すべすべ夫人「アテクシはすべすべ夫人!すべすべした物がとぉっても大好きなんですのよ!」

すべすべ夫人「今はこの王!シュークリームの、クリームのすべすべを堪能しに来たのよぉ!」

すべすべ夫人「それを邪魔するべすべすな人間は許さなくってよ!」




476: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:07:37.04 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「……残念だが、買うのは難しそうだな」

魔法使い「そんなぁ……目の、目の前にあるのにいぃぃっ……」

女剣士「仕方がないだろう。……勇者殿、そろそろ館に戻ってみないか?」




477: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:08:52.80 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/東の路地】


首都の少女「すべすべふじんはね、ゆーがたになると帰かえっちゃうの!」

首都の学生・女「ブツブツ……出来る……ブツブツ……魔力を……エレメンタルを……」

首都の学生・男「あの子、ずっと眠ってないんだよ……このままじゃ……」




478: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:09:38.82 ID:LN8pTwC+0.net

首都の学生・男「何か、良いものはないかな……彼女が眠れるような……」

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」

>>しかし使えるようなアイテムはなかった……




479: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 15:10:20.27 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り】


首都の娘「さっき、普通に館に入れたわよ」

首都の少年「友達でも、綺麗な小屋が見える子と見えない子がいるんだ」

首都の老婆「魔女と言うには…………神のような気が、ワシはするがのう……ふぉふぉ」

首都の男「知ってるか?お兄さんは独り身で、彼女募集中なんだぞ!」




484: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:07:40.24 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館】


国の騎士「!!」

国の騎士「勇者様ですね?」

勇者「はい」

国の騎士「首都に入られたと連絡がありましたが、中々いらっしゃらないので心配しておりました。どうぞ、お進みください。王様がお待ちです」




485: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:08:11.82 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「失礼しちゃいますよね!私達、一回ちゃんと来たのに」

女剣士「……とにかく、王様にお会いしよう」

>>館に入りますか?

勇者「はい」




486: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:09:24.01 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・エントランス】


>>ピィッ……

>>何かが駆け抜けた感じがした……

魔法使い「うぐっ!!……なん、でしょう、今、嫌な感じが……」

女剣士「うむ。何かが、身体の内を通ったような感じがしたな」

国の光魔導士「館に入るものには、念の為、光の魔法を通させていただいているのです」

国の光魔導士「王様に近付く者が、悪しき者ではないかを確認する為に」

国の光魔導士「勇者様達でしたら問題が無いとは思いますが、規則ですので」




487: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:09:59.39 ID:LN8pTwC+0.net

館の女中「お待ち申し上げておりました勇者様」

館の女中「どうぞ、こちらの中央階段を昇った先で王様がお待ちでございます」




489: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:11:24.49 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・王の部屋】


王様「おお勇者よ!よくぞ来てくれた……」

王様「仲間の魔法使いも、女剣士も一緒のようだな」

魔法使い「はい!」

女剣士「はい」




490: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:12:04.80 ID:LN8pTwC+0.net

王様「勇者よ」

王様「魔物に殺されてしまった民がどうなるかは……知っておるな?」

勇者「はい」

女剣士「魔王に……その魂を、囚われる……」

王様「勇者よ!北の館に囚われし民の魂を救いに、北の大地へ向かえ!」

王様「勇者として、民の魂を縛り付ける鎖を断ち切るのだ!」




491: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:12:54.70 ID:LN8pTwC+0.net

王様「……だが、一先ず今日の所はゆっくりと休むが良い。部屋を用意させよう」

魔法使い「ありがとうございます、王様」

女剣士「助かります、王様」




492: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:13:35.72 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・エントランス】


館の女中「勇者様達のお部屋は右側になります」

魔法使い「どんなお部屋なのでしょう?楽しみですね!」

女剣士「ベッドが良すぎると眠れないんだがな……。ワタシは固い方が好みだ」

魔法使い「えーっ?ふかふかのふかふかが最高なのにぃっ」

魔法使い「勇者様!確かめるためにもお部屋に行きましょう!ゴーですよ、ゴー!」




493: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:14:52.47 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・右の部屋】


魔法使い「んきゃぁーっ!!ふかふかふかふか!!ごろごろごろごろ!!」

女剣士「……おい、あまりベッドの上ではしゃぐな。そんなに暴れては」

魔法使い「あぐうっ!?」

女剣士「落ちる、と。……言わんこっちゃないな」

魔法使い「あぁ、あ、あっ……勇者様、が……四人……女剣士、さんが、八人……」

女剣士「多いな」




494: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:16:17.49 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・左の部屋】


魔法使い「ふぅ……一時は世界が分裂するかと思いました」

女剣士「魔法使いの世界だけな」

魔法使い「んー……まだ夕方だから眠るには早いですし、せっかくだから冒険しましょうよ」

女剣士「冒険なら散々しているしこれからもすると思うのだが……」




495: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:17:45.92 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「勇者様は首都初めてですよね?じゃあ新しいところは冒険しないとですよね?でしょ?ね?」

勇者「いいえ」

魔法使い「新しいところは怖いって……何今更びびってるんですか!」

魔法使い「……勇者様の村は素朴な村だったから、首都がキラキラしてて眩しいって……」




496: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:20:09.99 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「大丈夫ですよ。私も女剣士さんもいます。それに」

魔法使い「もう夕方だから、あとは夜になるだけ!暗くなるだけ!明るくならない!」

魔法使い「ほら暗い!ほら暗い!ほの暗い!キラキラしてない!行きますよ勇者様!」

女剣士「……夜になれば灯りがついてキラキラすると思うのだが……」

女剣士「仕方あるまい。腹を括れ、勇者殿」




497: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:20:54.78 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・エントランス】


館の女中「勇者様達のお部屋は右側になります」

館の女中「左側は魔導士様達のお部屋になります」




498: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:22:05.93 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・魔導士の部屋】


国の魔術師「ここでは、魔導士達の育成を行なっているのですよ」

国の魔術師「人間の身体を構成しているエレメンタルは、誰でもほぼ一緒ですが、扱いやすいエレメンタル、属性は個々で違います」

国の魔術師「人間は、どれか一つ、必ず扱いやすいエレメンタルがあるはずなのです」

国の魔術師「わたくしはそれを見極め、育てているのですよ」




499: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:23:53.11 ID:LN8pTwC+0.net

国の光魔導士「さっきはすまなかったな」

国の光魔導士「光の魔法は、攻撃魔法ではなく、視覚に働きかけたり、情報に役立つ魔法なんです」

国の光魔導士「最も、高度な技術を持っていれば光の魔法でも攻撃が可能なんだろうけど、普通の人間が術式を組み立てるのは難しいよ」




500: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:24:38.51 ID:LN8pTwC+0.net

国の火魔導士「火の魔法は便利だよ。食べ物をおいしく出来るし、暗い場所も明るく出来る。それに」

国の水魔導士「……水の魔法!」

>>勇者達はずぶ濡れになった

国の水魔導士「きやぁ〜っ!ごめ、ごめんですぅ!」

国の火魔導士「ちょうど良いね。応用すれば……」




501: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:25:20.76 ID:LN8pTwC+0.net

国の火魔導士「……火の魔法!」

国の火魔導士「蒸発させよ!」

>>勇者達は元通りになった!

国の火魔導士「雨の日でも服が乾かせるんだ!火の魔法は素晴らしいよ!」

国の火魔導士「何より、魔物を燃やし尽くすことも出来るしね!あはは!あはは!あはっ!」

国の水魔導士「悪く、思わないであげて欲しいですぅ。あの子、家族を魔物に殺されてしまったですぅ……」




502: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:26:28.22 ID:LN8pTwC+0.net

国の水魔導士「ウチはぁ、水を扱うですぅ!水のエレメンタルを高めれば、凍らせる事もできるですぅ」

国の水魔導士「水で溺死させることもぉ、氷で刺殺も撲殺も出来るですよぉ!水魔法は凄いのですぅ」

国の水魔導士「ウチでも、手や足を切れるのですぅ!」




503: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:27:24.47 ID:LN8pTwC+0.net

国の地魔導士「…………」

国の地魔導士「ここにいる奴らは、皆、魔物に大切な人を殺されているんだ」

国の地魔導士「まぁ、今は魔物に誰も殺されたことが無い人を探す方が難しいけどな」

国の地魔導士「ここで生きているのならば。死なずに、生きているのなら」

国の地魔導士「あんたも、誰かに生かされたからここにいるんじゃないのか?」




504: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:28:34.89 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・エントランス】


魔法使い「魔王の元には……どれだけの魂が、囚われているのでしょう……」

女剣士「確か、前の勇者が魔王を打ち破り、魂の解放をしたのは60年前だと聞いている」

魔法使い「じゃあ……それ以降の……魂が……」

魔法使い「勇者様、絶対絶対、魔王を倒して魂の解放をしましょうね!」

>>館を出ますか?

勇者「はい」




505: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:29:15.86 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館】


魔法使い「あっ!勇者様、夕方ですよ、夕方!」

魔法使い「時間が経ったから、王!シュークリームに会いに行きましょう!そして食べるのです!」

魔法使い「言わば……迎え狼作戦っ!!」

女剣士「むっ……よく解らないが、作戦と言われてしまえば失敗する訳にはいかないな。行こう、勇者殿」




506: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:30:23.75 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り】


首都の娘「夕方の首都は、橙色に染まって綺麗ね……でも、夕方はあたしにとって……。なんでもないわ。ごめんなさいね」

首都の少年「おとんとおかんにももう一回綺麗な小屋のこと聞きたいんだけど、もう聞けないんだ。ごめんな」

首都の老婆「ふぉふぉ……今の世は……なんだか違和感があってのぉ……引っ張られてしまうのぉ……」

首都の男「知ってるか?お兄さんは料理が得意で、ボインな彼女を募集中なんだぞ!」




507: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:31:07.82 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/大通り・道具屋】

道具屋「何か必要なものはありますか?」

勇者「はい」

道具屋「眠り玉ですね。全部で420ゼニーになります」

勇者「はい」

>>勇者は眠り玉を道具袋に入れた

道具屋「他に何か必要なものはありますか?」

勇者「いいえ」

道具屋「ありがとうございました」




508: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:32:14.40 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/東の路地】


首都の少女「なぁに?じろじろみてどーしたの?ろりこんなの?ろりーたこんぷれっくすなの?こんぷれっくすのかたまりなの?」

首都の少女「…………」

首都の少女「さっきはいっしゅんふつうのしゃべりかたをした、って?」

首都の少女「貴方、目ざといわね。でも、そう言うの、わざと指摘するのはどうかしら。嫌われちゃうよ?」

首都の少女「にぱー。こっちのほうがふわふわしててかわいいでしょう?にぱー」




509: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:33:17.69 ID:LN8pTwC+0.net

都の学生・女「ブツブツ……ブツブツ……あたし、わざと危険な女を演じてるの……ブツブツ……そうしたら、近寄ってこないと思って……内緒よ?……ブツブツ」

首都の学生・男「ああ、あの子はボクが救ってあげないと……ボクが、ボクが救わないと……ボクだけの、ボクと二人になれる部屋に連れて行ってあげないと……」

都の学生・男「何か、良いものはないかな……彼女が、眠れるような……眠ってしまうような……」

>>アイテムを使いますか?

勇者「いいえ」




510: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:34:48.72 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/菓子屋前】


すべすべ夫人「アテクシはすべすべ夫人!すべすべした物がとぉっても大好きなんですのよ!」

すべすべ夫人「今はこの王!シュークリームの、クリームのすべすべを堪能しに来たのよぉ!」

すべすべ夫人「でもその時間ももうお終いねぇ!」

すべすべ夫人「……あら?あらあら?やだやだ、ちょっと貴方達!ちょっとすべすべさせてちょうだいっ!?」

勇者「いいえ」

魔法使い「ほっ……」

女剣士「フゥ……」




511: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:35:27.19 ID:LN8pTwC+0.net

すべすべ夫人「んきぃぃぃあぁあぁぁぁ!!」

魔法使い「!?」
女剣士「!?」

すべすべ夫人「何よ!ちょっとだけよ!すべすべさせなさいよ!それとも他にアテクシが満足できるすべすべがあるのかしらぁ!?」

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」




512: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:36:27.83 ID:LN8pTwC+0.net

>>勇者はすべすべな羽をすべすべ夫人に渡した

すべすべ夫人「んきゃあぁっ!!すべすべな羽じゃないのおおお!!んはあああ!!」

すべすべ夫人「すべすべすべすべすべすべすべ」

すべすべ夫人「はぁっ!満足よ!!」




513: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:37:26.10 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「良かったぁ……」

女剣士「フゥ……肝が凍ったぞ」

すべすべ夫人「それで、貴方達は?」

魔法使い「!?」
女剣士「!?」




514: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:38:11.51 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「えっ!?……えっ!?」

女剣士「や、止めろぉ、来るな、来るなぁっ!!」

すべすべ夫人「すべすべすべすべすべすべすべ」」

魔法使い「嫌ぁっ!勇者様助けてぇっ!……あれ、案外すべすべしてて気持ち良い……」




515: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:38:52.54 ID:LN8pTwC+0.net

すべすべ夫人「すべすべすべすべすべすべすべ」」

女剣士「くっ、そぉ……んぁ!!やめっ、くすぐった、あ!あひっ、う!んうっ!」

すべすべ夫人「んはぁっ!!満足よ!大満足よ!!貴方達最高よ!!」

>>すべすべ夫人は帰っていった……




516: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:39:56.47 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「うえー……苦しかったのです」

女剣士「はぁっ、はぁっ……なんなんだ、なんなんだよぉ……!くそっ……!」

魔法使い「お、女剣士さん大丈夫ですか?涙目……」

女剣士「うっ、煩い!泣いてなどいない!と言うか勇者殿!貴様だけずるいぞっ!?」

勇者「いいえ」




517: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:40:43.21 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「自分だけ助かるつもりではなく、全員の分だと思って渡した……?」

女剣士「ええい!言い訳など聞きたくない!勇者殿っ!!責任を取って貰おうか!今すぐ、今すぐにだ!ワタシと……ワタシと……」

女剣士「ワタシと魔法使いに、王!シュークリームを奢れ!!」

魔法使い「あ、それ賛成です」

勇者「はい」




518: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:41:49.14 ID:LN8pTwC+0.net

菓子屋「すまないねー。今日はもう全部すべすべ夫人が買っていっちゃったんだよ。すまないねー。」




519: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:42:04.03 ID:LN8pTwC+0.net

菓子屋「すまないねー。今日はもう全部すべすべ夫人が買っていっちゃったんだよ。すまないねー。」




520: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:42:29.46 ID:LN8pTwC+0.net

菓子屋「すまないねー。今日はもう全部すべすべ夫人が買っていっちゃったんだよ。すまないねー。」




521: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:43:09.74 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「…………」

女剣士「うわあああああっ!!ワタシは、ワタシは、うわあああああっ!!あの犠牲はなんだったと言うのだ!?ワタシは何故生きている!?ワタシは何故ここにいる!?ワタシは何故すべ……うわあああああっ!!」

>>女剣士は混乱している!

魔法使い「ゆっ、勇者様大変ですっ!女剣士さんが深い混乱状態に陥ってますっ!!」




522: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:44:14.51 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「怖い……怖いよぉ……!!ワタシなど生きている価値が無いのだ……っ!!何故ワタシが生きている!?誰かワタシを殺せぇっ!!早く、ワタシを、殺せ……!」

魔法使い「!!」

魔法使い「……ごめんなさい、女剣士、さん」

魔法使い「閉じ込めて繋げ……闇魔法!」

>>女剣士は大人しくなった

女剣士「うっ、う……すべすべ、やだぁ……こわいぃ……」

魔法使い「勇者様、何か落ち着けるようなアイテムはありませんか?」




523: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:45:56.94 ID:LN8pTwC+0.net

>>アイテムを使いますか?

勇者「はい」

>>勇者は癒し玉を使った!

>>辺りに癒しをもたらす落ち着いた香りが広がる

女剣士「ん……ハッ!ワタシは、一体……?」




524: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:46:46.09 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「良かった、女剣士さん正気に戻ったんですね!」

女剣士「うっ……あぁ……。む?……すべすべ夫人は帰ったのか?」

勇者「はい」

女剣士「そうか……。すべすべされた後の記憶が無いのだが、何か迷惑を……かけたみたいだな。すまない」




525: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:47:18.00 ID:LN8pTwC+0.net

女剣士「それで、王!シュークリームは買えたのか?」

魔法使い「それが……売り切れちゃってたんです……」

女剣士「何……!?そうか、仕方ないな」

魔法使い「やけにあっさりしてますね。もしかして……心の中では……」

魔法使い「女剣士さん、意外と乙女だったりします?」

女剣士「む?なんの話だ……」




526: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:48:08.67 ID:LN8pTwC+0.net

すべすべ夫人「……あら?あらあら?やだやだ、ちょっと貴方達!まだそんなところにいたのねぇ!よかったわぁ!」

>>すべすべ夫人が現れた!

女剣士「っ!?」

女剣士「す、すまない勇者殿、身体が、勝手にしがみ付いてしまって……」

女剣士「だ、だが!ワタシは勇者殿を必ず護る!この身を楯にして!!来るなら来い!すべすべ夫人!!」

魔法使い「震えてる女剣士さんって珍しいですね」




527: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:49:09.36 ID:LN8pTwC+0.net

すべすべ夫人「アテクシすべすべのお礼を忘れていましたの!!良かったら貴方達もこれですべすべしなさい!!」

>>勇者は王!シュークリームを手に入れた!

>>すべすべ夫人は帰っていった……

魔法使い「えーっと……一応、当初の目的は達成と言う事でしょうか……」

勇者「はい」

魔法使い「じゃあ……迎え狼作戦は成功ですね!」




528: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:49:51.05 ID:LN8pTwC+0.net

>>勇者は王!シュークリームを魔法使いに渡した

魔法使い「これが……王!シュークリーム……!」

>>勇者は王!シュークリームを女剣士に渡した

女剣士「犠牲の多い作戦だった気がするな……」




529: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:50:22.39 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「わぁ……このクリーム、すっごい滑らか!」

女剣士「あぁ、口触りが良いな。すべ……いや、なんでもない」

魔法使い「うーん!あっまくて美味しい!」

女剣士「あぁ、水檸檬とはまた違った良さがあるな。……どうした。魔法使い、顔が……」




530: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:51:10.38 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「おうっ!?」

女剣士「魔法使いっ!?おい、どうし」

女剣士「おうっ……!?」

>>勇者の舌にとてつもない痺れが走る!




531: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:51:41.14 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「お、うっ……おい、しいのに……この、舌が、痺れる……」

女剣士「お、うっ……これ、は、よく、解らない、感覚、だなぁ……っ」

魔法使い「おうっ……」

女剣士「おうっ……」

>>勇者達は倒れた!




532: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:52:27.82 ID:LN8pTwC+0.net

【?】


双子の弟「お前なんかにやられるもんか!僕が絶対に護る!!だって……だってだって大事な…………!!」

双子の弟「絶対に、死なせないっ……!!僕の……僕達の…………!!」

双子の弟「……大丈、夫、いいんだよ……これで……。だって、護らなくちゃ……君は……僕の……僕達の、大事な…………さ、ま……」




533: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:53:10.72 ID:LN8pTwC+0.net

【首都/館・右の部屋】


魔法使い「あぁ良かった!勇者様、目を覚ましましたよ!」

女剣士「心配したぞ、中々目を覚まさぬから……」

魔法使い「えへへ……まぁ、私はさっき目を覚ましたんですけどね。お菓子屋さんが倒れている私達を発見して、通りかかった国の騎士さんに連絡してくださったんですよ」




534: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/03(日) 18:53:37.64 ID:LN8pTwC+0.net

魔法使い「慣れてない人は、気を失っちゃうんですって。王!シュークリーム」

女剣士「ハァ……暫くシュークリームはいらないな」

女剣士「とにかく、今日はもうこのまま眠ってしまおう」

女剣士「全て、忘れたい」




546: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/04(月) 16:41:55.48 ID:WavbEoVD0.net

シュークリーム食べたい




547: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/04(月) 16:56:50.68 ID:39z6WIL/0.net

>>546
一緒に王!シュークリーム買いに行くか




549: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/04(月) 21:00:56.49 ID:0TSFRsxf0.net

王!シュークリーム 
という商品名なのか、勇者に向かって王!と呼びかけつつシュークリームを買いに行こうって言ってるのかどっちなんだいっ




550: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/04(月) 22:46:24.76 ID:4cGcdpiP0.net

おう!シュークリームなのか
わん!シュークリームなのか気になる
それともキングか




551: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 03:36:05.35 ID:adcDjUrk0.net

こんな時間なのにシュークリーム食べたくなってしまった




魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」【中編】へつづく

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 魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」
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