※胸糞展開があります。

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/07(木) 14:05:37 ID:3PlWDf5g

教室

男「…」シャカポコシャカポコ

男(あぁ…いいぞ)

男(やっぱり男は黙ってロックを聞くに限るなぁ)ニヤニヤ


「ちょっとぉまた男の奴一人で笑ってるんだけどぉ」
「いつも音楽聞いててキモイよな」


男(う…クラスメイトの視線が痛い…)
元スレ
友「お前ギターな」男「弾いた事ないよ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1407387937/


 
 
2: 深夜 2014/08/07(木) 14:09:09 ID:3PlWDf5g



数学教師「……でここがこうなると」

数学教師「男!答えは何になる!!」

男「は、はい!!?」

男「……分かりません」

数学教師「やる気がないのなら帰れ」

ギャル「キャハハ!!」

DQN「帰れだってよ!!」

ドッ わはははははは…

男「……」

男(ここは僕の居場所じゃない…)




3: 深夜 2014/08/07(木) 14:12:52 ID:3PlWDf5g

放課後

男(今日は最新シングルが発売される日…)

男(早く買いに行かなきゃ…)ダッ

友「待てよ」

男「は、はい!?」

友「……お前いつも何聴いてんだ?」

男「…えーと」

友「音楽だよ」

友「後ろの席からいつもイヤホンが見えてんだよ」

男(どうしよ……後ろの席にいるヤンキーじゃないか)

男「…バンドです」ブルブル

友「そうか」




4: 深夜 2014/08/07(木) 14:15:47 ID:3PlWDf5g

友「古今東西ゲ〜ム」

男「は?」

友「バンドのギタリストな」

友「ミッシェル」

男「あ、アベフトシさん」

友「パンパン」

男「…?」

友「パンパン」

男「えと…」

友「次は、お前だよ」

男「は、はい!」




5: 深夜 2014/08/07(木) 14:23:46 ID:3PlWDf5g

男「じゃ、じゃあワンオクロック」

友「まーた流行りのバンドかよ…」

友「Toru」

男「…ぱんぱん」

友「ナンバガ」

男「田渕ひさ子さん!」

友「ぱんぱん」

男「ギタリストだから…ラルク!」

友「ken」

男「ぱんぱん」

友「BO**WY」

男「布袋寅泰さん!」

ぱんぱん

ぱんぱん

ぱんぱん




6: 深夜 2014/08/07(木) 14:26:41 ID:biGg5LqA

夕方 教室

友「お前やるな…なんて名前だっけ」

男「お、男です」

友「そうか」

男「あ、あの…」

友「友だ」

男「あ、はい…」

男「あの…なんで僕と古今東西ゲームを?」

友「暇だったから」

男「そ、そうですか」

男「ちょっと用事があるんでまた…」タタッ

友「おう」




7: 深夜 2014/08/07(木) 14:30:20 ID:biGg5LqA

CDショップ

男「ふう…なんだったんだろう」

男「……でも初めてクラスでまともに喋った」

男「意外とギタリストをあげるのは難しかったな…」

男「明日はベーシストでやるとか言われるのかな…」キョロキョロ

男「あ、あった!!」

バッ

男「あ、すみません」

友「…」ジーッ

男「あ、友くん…」




8: 深夜 2014/08/07(木) 14:34:22 ID:biGg5LqA

友「こいつらの曲なんか耳に残るんだよなぁ」パッ

男「いいですよね!!」

友「いや俺はもっと重たい感じが好みなんだけど」

友「色々な曲聞きたいじゃん」

男「分かります!」

友「CMでロックが流れるとおっ?ってなるの分かる?」

男「うん!」

友「お前面白いな」フフ




9: 深夜 2014/08/07(木) 14:38:46 ID:biGg5LqA

アリヤッシター

友「金持ってるなぁ」

友「明日そのシングル貸してくれよ」

男「いいですよ!」

友「タメだろ…敬語使わないでくれ」

男「あ、うん…分かった!」

友「よし!」

友「それやっぱ僕のもの〜」

男「い、意外と音痴だ…」

友「明日借りて聞くからすぐ直るわ」

男「あはは…」



友「またな〜」フリフリ

男「うん!また明日!」




10: 深夜 2014/08/07(木) 14:42:40 ID:biGg5LqA

男の家

男「それやっぱ僕のもの〜♪」

妹「お兄ちゃんが機嫌良く歌ってる!!」

父「どうしたんだ何かいい事あったのか?」

男「な、なんでもないよ!!」

妹「ふぅん…あ!ゲス乙女じゃん!」

妹「最近流行ってるんだよね〜」

妹「お兄ちゃん貸して!!」

男「いいけど明日貸さなきゃいけないからすぐ返してよ」

妹「え!!?」

父「お前…遂に友達が出来たのか!!」

母「まぁっ!今夜は赤飯ね!!」




11: 深夜 2014/08/07(木) 14:46:19 ID:biGg5LqA

男「そんな大袈裟な…」アハハ

妹「お、女の子でしょ!!」

男「違うよ、男」

父「なら連れてこい!」

母「そうよ〜一緒に晩御飯食べて貰いましょっ」

男「…うーん誘うだけ誘ってみるよ…」

妹「写メは!?」

男「ないよ」

妹「クソーイケメンなの!?」

母「こらこら男が困ってるじゃない」ウフフ

男「あはは…」




12: 深夜 2014/08/07(木) 14:50:05 ID:biGg5LqA

出てくるミュージシャンの時系列とかテキトーだから気にしないで



男「ふぅ…」

男「まさか友くんと喋るなんて…」

男「しかもバンドの話」

男「…金髪でビジュアル系っぽいからもっと激しいの歌いそうなのに」

男「まさかゲスの極み乙女。を歌うなんて」アハハ

男「あー明日が楽しみだな…」




13: 深夜 2014/08/07(木) 14:54:32 ID:biGg5LqA

翌日

男「……」

友「よっ」

男「あ、おはよう友くん」

友「CD持ってきてくれた?」

男「うん!」ハイ

友「おーサンキュ!」

友「ドラマで流れてたから気になってたんだよなぁ」

男「有線でもよく流れてるもんね」

友「そうそう!どんな歌詞だよって思わず突っ込んだ!」

アハハ…


ギャル「なーんか調子乗ってるー」

DQN「男のくせに友と仲良く喋りやがって…」




14: 深夜 2014/08/07(木) 14:59:46 ID:yUiMVQ9g

体育

体育教師「はいお前ら2人組作れ〜」



男「恐怖の呪文だよそれ…」

友「男!俺と組もうぜ!」

男「え!いいの?」

友「女ばっか寄り付いてきて男は誰も組んでくれないんだよ」

男「じゃあ組もう!」

友「古今東西するか?今度は洋楽のギタリストで」

男「今は授業中だよ…しかもそう来たか…」

DQN「ケッ…」




15: 深夜 2014/08/07(木) 15:04:33 ID:yUiMVQ9g

昼休み

男「そうだ友くん」

友「あ?」

男「家族が君を連れてこいって言っててさ」

男「良かったらだけど晩御飯でも食べに来ない?」

友「お、いいのかよ行く行く!!」



DQN「おい男…ちょっと面貸せや…」パキポキッ

男「ひっ…ちょっとごめんね友くん…」トボトボ

友「…」




16: 深夜 2014/08/07(木) 15:08:49 ID:yUiMVQ9g

校舎裏

DQN「なーに調子乗っちゃってくれてんの?」カベドン

男「ごごご…ごめんなさい」

ギャル「ちょっキモイんだけどー」

ギャル友「ガチ泣きしそうじゃーん」

DQN「いいから出せよ」

男「……」

DQN「今日クラブ行きたいけど昨日カラオケオールしちまったから金がねぇんだわ」ヘヘヘ

ギャル「あたしらも連れてってよ!!」

ギャル友「行きたい行きたい〜」クネクネ



友「男!案外そいつ弱いから思いっ切り殴ってみろ」

男「友くん!!」

DQN「チッ」




17: 深夜 2014/08/07(木) 15:15:32 ID:yUiMVQ9g

ギャル「ちょっとぉ〜逃げるの?」

DQN「…どうせはした金しか持ってねぇだろ」

ギャル友「あ〜ん待ってぇ」クネクネ


男「あ、ありがと」

友「おう CD貸してくれた礼だ」

友「ちなみにアイツ喧嘩マジで弱ぇから」

男「え…DQNくんとしたことあるの?」

友「一発殴ったら尻尾まいて逃げてったぜ」ケラケラ

男「凄いや…」アハハ




18: 深夜 2014/08/07(木) 15:19:14 ID:yUiMVQ9g

夕方 男の家

男「ただいま〜」

友「チーッスお邪魔してます」

妹「キャーッイケメン///」

母「あらあらいらっしゃい」

母「お父さんもうすぐ帰ってくるから部屋で待ってて」

妹「お兄ちゃん私も部屋に行く!!」

男「えー…友くん妹がいても平気?」

友「気にしないぞ」




19: 深夜 2014/08/07(木) 18:43:16 ID:3PlWDf5g

男の部屋

友「おいおい凄いな…」

友「一体どれだけ集めたんだよこのCDの山!」

男「僕の部屋は2000枚ぐらいだよ」

妹「床下収納にも同じぐらい入ってるよね」

友「本当に凄いな!俺お前んちに入り浸りたいわ」

男「いいよいつでも来て」ニコッ

妹「友さんなら私も歓迎するよ!」

友「おいおいブート盤まで集めてるのか!」

男「安いやつだけしか買えなかったけど…」

友「マニアだなぁ」ニヤニヤ

友「飯の時間になるまで古今東西やろうぜ!」

男「好きだねそれ…」




20: 深夜 2014/08/07(木) 20:53:30 ID:3PlWDf5g



母「ご飯よー降りてきなさい」

妹「はーい」

男「アイドルの緑とか僕でも全然分かんなかったよ」

友「俺なんてモー娘。とAKBぐらいしか知らねぇよ…」

妹「もう時代はアイドルだよ!」

妹「それにソナポケやmiwaもいいんだから!」

友「悪いが興味ねぇわ」ゲッソリ

男「あはは」




21: 深夜 2014/08/07(木) 20:58:21 ID:3PlWDf5g

食卓

父「君が友くんかぁ」

友「いやぁどもっす」

男「そんな彼女みたいに言わないでよ」

母「うふふお父さんも嬉しいのよ」

妹「お兄ちゃんにこんなイケメンの友達が出来るなんて私も思わなかった」

友「どんだけ褒めるんだよ」

父「まぁゆっくりしていきなさい」

友「はい!あざっす!」




22: 深夜 2014/08/07(木) 21:01:52 ID:3PlWDf5g

深夜 玄関先

友「遅くまで邪魔したな」

男「いいよ、家族も喜んでたし」

友「男のお袋さん料理上手だったぞ」

友「また食べたいわ」

男「うん!母さんも喜んで作ると思うよ!」

友「へへ…じゃ、また明日な〜」

男「バイバーイ」



男「…友くん家にもお邪魔したいな」

男「今日は遅いからもう寝よう」




23: 深夜 2014/08/07(木) 21:06:56 ID:3PlWDf5g

次の日 帰り道

男「今日は友くん家にお邪魔していい?」

友「えー、まぁいいけどよ」

男「じゃあお邪魔させていただきます」

男「そうそう、母さんが友くんにって」ハイ

友「マジか!ハンバーグじゃん!」

男「友くんが料理美味しかったって言ってた事伝えたら作ってくれたんだ」

友「はやく俺んちで食おうぜ!」タタッ

男「ま、待ってよぉ!」




24: 深夜 2014/08/07(木) 21:12:25 ID:3PlWDf5g

友の家

男「え…ここの豪邸友くんの家だったの!?」

友「あ?そんな有名なのかよ」

男「この町一番の豪邸だから町中の人が知ってると思うよ」

友「…そんないい家じゃねぇよ」

男「庭にドーベルマンがいっぱいいる時点で凄いんだけど」

男「ふ、噴水まである…」

男「まるでホワイトハウスだよ」

友「見たことあんのかよ」

男「ううん」

友「面白いな男はww」




25: 深夜 2014/08/07(木) 21:17:09 ID:biGg5LqA

メイド「おかえりなさいませ坊っちゃん」

男「本物のメイド!?」

友「今日はダチが来てっからやめろよ…」

メイド「いえいえ客人をもてなすのが私の仕事ですので」

男(友くん僕の事友達って思ってくれてるんだ)

友「まぁ菓子ぐらいは用意してくれ」

メイド「かしこまりました」

友「さ!行こうぜ俺の部屋に」

男「うん!メイドさんありがとうございます!」

メイド「ふふ」ニコッ




26: 深夜 2014/08/07(木) 21:20:59 ID:3PlWDf5g

友の部屋

男「これが部屋なの?」

友「あーまぁな…」

友「広くて落ち着かねぇよな」

男「うん…二人でもちょっと寂しいよね」

友「いつも俺一人で面白くないから嫌なんだよな」

男「御家族は?」

友「海外を飛び回ってるよ」

男「あ、ごめん…」

友「死んでるとかじゃないから気にすんなよ!」

友「それよりハンバーグ食おうぜ!」

男「うん!」




27: 深夜 2014/08/08(金) 01:40:48 ID:khZlCvnU

友「美味かった!やっぱり男のお袋さんは料理上手だな」ゲプッ

男「なんだか僕まで照れるな///」

友「そうだ!男!こっち来いよ!」

男「え?うん!」


地下スタジオ

男「凄い…」

友「一通りバンドで使う楽器が揃ってるだろ」

友「まぁ俺は主にギター弾くだけなんだけどさ」ガチャガチャ

男「うわぁレスポールだ!」

キィィィィィィンッ

男「うっ」

友「あぁわりぃわりぃ」

友「アンプのノイズ音が好きでさ」

友「いつも電源入れてからシールド差しちゃうんだ」




28: 深夜 2014/08/08(金) 02:01:32 ID:khZlCvnU

http://www.youtube.com/watch?v=v6HDsPzdHC0



友「〜♪」

男「aerosmithだね」

友「簡単過ぎたか」

男「凄い上手だよ」

友「ばっこんなんまだ簡単な方だぞ」

http://www.youtube.com/watch?v=S1i5coU-0_Q



男「チャックベリー!」

友「流石だなぁ」

男「マイクもあるんだ」

友「お、歌ってみるか?」




29: 深夜 2014/08/08(金) 02:15:39 ID:khZlCvnU

男「え、いや大丈夫だよ」

友「遠慮すんなって!ほれ、何が歌いたいんだ?」

友「パンクとかなら大体はすぐ弾けるぜ」

男「…えーっとじゃあ」



http://m.youtube.com/watch?v=zxzw6T1ukyI



男「 It all keeps adding up
I think I'm cracking up
Am I just paranoid
Or am I just stoned? 」

友(音感がいいな…)

友(日本人はなかなか洋楽のメロディに合わせて音程を合わせるのが出来ないが)

友(コイツはなかなか様になってるな)

男「 Grasping to control
So I better hold on!!! 」カタコト

友「英語はまるでダメだが」ニヤニヤ




30: 深夜 2014/08/08(金) 02:20:38 ID:khZlCvnU

男「はぁ…はぁ…」

友「なんだよ一曲歌ってもうバテたのか」

男「うん…スポーツとか全然やってこなかったからね」

友「ははは…」

友(多分こんなメジャーな曲以外にも沢山知っているだろうなぁ)

友(せっかく音感もいいんだ…)

友(男とならいいバンドが組めそうだな)


友「男…俺とバンド組もうぜ」

男「えええええ!!!」




31: 深夜 2014/08/08(金) 02:26:03 ID:khZlCvnU

男「ぼ、僕そんな楽器も出来ないし歌も上手くないよ?」

友「うるせぇ俺が男を気に入ったんだ」

友「高校卒業までに最低でもインディーズデビューしようぜ」

男「む、無理だよそんなの…志高すぎるよ」

友「まぁ冗談だけどさ、とにかくお前と一緒に演りたいんだ!」

男「…僕もギター弾けたら楽しいかな」

友「楽しいだけじゃなく女にもモテるぞ」

男「そ、それは別にいいんだけどさ」エヘヘヘ

友「意外とむっつりだな」

友「とにかく!お前ギターな」ホラ

男「えええええ!弾いた事ないよ!!」




32: 深夜 2014/08/08(金) 02:30:06 ID:khZlCvnU



男「こうして僕は友くんと出会いバンドを組む事になりました」

男「僕にはギターも弾けないし歌も上手じゃないのに」

男「いいからやろうと一点張りなんです」クスッ

男「それから地獄の特訓が始まりました」




35: 深夜 2014/08/08(金) 08:31:46 ID:K5w76C8U

高校一年 春 おまけ

男「そういえば友くんはお金持ちだよね」

友「まぁそうだな」

男「CD自分で買わないの?」

友「メイドの奴がお金の管理をしててな」

友「普段から小銭を持たせてくれねぇんだ」

男「あー」

男「て事はお弁当作ってるのってメイドさん?」

友「そうだぞ」

男「意外と庶民派なお弁当作るんだね」

友「…中学の時初めてのお弁当が重箱だったんだ」

友「3段あって一番下には伊勢エビが丸々一匹入ってた…」

男「oh…」

友「しかも昼休みにメイドが持ってきて恥ずかしかった」

男「それで普通のお弁当作って貰ってるんだ」




38: クチュ野郎 2014/08/08(金) 16:54:51 ID:E5aB8..M

夏 帰り道

友「あーあっちぃ…」

男「もうすぐ家じゃない」

友「まぁな…今日も練習するぞ」

男「うん!」


友の家

男「本当にいいの?このテレキャス高そうだけど…」

友「値段なんか知らねぇけどFenderのだしいいやつだろ」

友「安いギターなんて音が悪いしな」

友「男が貰ってくれよ」

男「うーんちゃんとバイトしてお金稼いで友くんから買うよ」

友「はぁ…まぁ男が言うならそれでいいけどよ」




39: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:07:29 ID:duXpGBaA

ジャーン

友「パワーコードは流石に覚えたな」

男「うん!ギターって便利だよね」

友「指の形をそのままずらすだけでコードチェンジ出来るからな」

友「それにマイナーとかテンションとかも気にせず弾ける」

男「ブルーハーツに多そうだね」

友「お!いいじゃん何かコピーしようぜ!」

メイド「どの曲かお決まりですか」

男「夢は?」

http://www.youtube.com/watch?v=MfLlRCc75K4



メイド「ドラマの主題歌でしたよね」

友「え?知らねぇぞ」

男「たまに再放送でやってるよ」

友達「ブルーハーツ主題歌とか面白そうだな、見てみるわ」




40: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:12:57 ID:duXpGBaA

男(僕はリアルタイムで見てないんだけど)

男(メイドさんっていくつなんだろう…)ジーッ

メイド「あら男様、私の顔に何か?」ニコッ

男「な、なんでもないですよ!」アタフタ

友「男ぉ〜年上好きかぁ?」ニヤニヤ

友「メイドはもうにじゅメイド「コホンッ」

メイド「楽譜なら用意しました」

男「相変わらず仕事が早いですね」アハハ

友「後で教えてやるよ」

メイド「坊っちゃん…あんな事やこんな事…」

メイド「男様にバラしますよ」

友「ばっそれだけはやめろ///」

男「あはは」




41: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:21:25 ID:duXpGBaA

男(メイドさんは友くんに一緒に演奏してほしいからと頼まれ)

男(いつの間にかマルチプレイヤーになってしまったみたい)

メイド「腕が鳴りますね」コキッ

友「メイドはかなり正確にリズムを刻むからな」

友「ドラムのヘタクソさに苦しむ事はないと思うぜ」

ドンッパパパンシャカシャカドンドン

男「い、今の見たらよく分かったよ…」



男「本物の夢を見るんだ
本物の夢をっ見るんだー」

チャンチャンチャチャーン

友「お前ギターは下手だけどやっぱり歌が上手いよ!」

メイド「私もそう思いました」

メイド「心地よい柔らかさの中に芯があり音程もかなり正確…」

メイド「甲本ヒロトさんみたいなしゃがれた声は真似できないみたいですが」

メイド「とてもキレイで透き通っていましたよ」ニコッ




42: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:26:56 ID:duXpGBaA

男「えへへ…ありがと2人とも」

友「だが!リズムが全然取れてねぇ!!」

男「そ、それはギター弾きながら歌うなんて全然やったことないんだもん!」

メイド「こればかりは慣れでしょうね」

男「まだまだいっぱい練習しないとね…」

男「ところで友くん…ライブとかってするの?」

友「あーそうだな…学祭は軽音部じゃないと出られないし」

友「何より年功序列制度があるらしいからな」

友「3年生になるまでは出させて貰えないらしいぜ」

男「へー誰から聞いたの?」

友「隣のクラスのチャラ男だよ」

男「軽音部の人なの?」

友「あぁ、そいつはベースやっててな」

友「話しかけたら仲良くなって教えてくれたんだ」




43: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:31:34 ID:K5w76C8U

男「そうなんだ!」

男「てことはライブはしばらく出来ないんだね」

友「何言ってんだよ」

友「メンバーを集めてライブハウスでやるに決まってるじゃねぇか」

男「ええっ!!」

友「それにチャラ男はもう誘ってある」

メイド「承諾は得られたのですか」

友「そ、それはまだだが…」

男「僕もチャラ男くんと仲良く出来るかな」

友「少し気難しいやつだけど大丈夫だと思うぜ」

男「うん!楽しみだね!」




44: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:38:30 ID:K5w76C8U



友「じゃっまた明日なー」

男「うん!ギター練習しとくよ」

友「DQNとかに取られるなよ」ケヘヘ

男「フラグ立てないでよ!!」

男「あ、明日はバイトだから練習は行けないよ」

友「りょ!まぁ気楽にやろうぜ」

男「友くんは本気だと思うけどな」アハハ…

メイド「気をつけてお帰りください」

男「うん!またね!」



メイド「いいお友達に出会いましたね」

友「馬鹿だけどな」

メイド「私から見たらどちらも同じぐらいですよ」フフフ

友「口減らずが」ケッ




45: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:43:55 ID:K5w76C8U

つぎの日

友「今日は男がバイトだからつまんねぇなぁ」

男「ごめんごめん」

友「どこで働いてんだ?」

男「駅前のガストだよ」

友「マジか!今度行くわ!」

男「恥ずかしいからやめてよ」

友「男の好きなメイドも連れてくぞ」

男「す、好きじゃないよ!!」アセアセ

友「そうだ、メイドの歳だけどな」ゴニョゴニョ

男「えー全然見えない!」

男「もっと歳近いと思ってたよ」

友「もうババアなんだよ」ケラケラ

男「そんな事ないよ…じゃそろそろ行ってくるね」

友「おう!行ってら」




46: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:47:26 ID:K5w76C8U

ギャル「…本当調子乗ってる〜」

DQN「駅前のガストか…こりゃ行かねぇとな」ニヤッ


夕方 ガスト

店長「この前はじめてだったよね」

男「はい!」

店長「今日は彼と一緒に注文取ってきて貰おうか」

チャラ男「…ウス」

男「男です!よろしくお願いします!」

チャラ男「おーよろしく」

男(なんて名前なんだろう…)

男(ネームプレートつけてないし何だか聞きづらいな)




47: クチュ野郎 2014/08/08(金) 17:57:49 ID:K5w76C8U

チャラ男「ハンディは…使える?」

男「入力の手順は危ういですけど…」

男「メニューの場所は全部覚えてきました!」

チャラ男「やる気あるね〜」

チャラ男「俺全っ然やる気ないし適当だから」

男「そうなんですか」

チャラ男「バイトだりぃもん」

男「あはは面白いですね」

チャラ男「そうかー?」

チャリンチャリーン

男「いらっしゃいませー!」

チャラ男「しゃっせー」




48: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:03:59 ID:K5w76C8U

DQN「3人な」

男「!!」

ギャル「あれ〜男じゃん!」

ギャル友「なになにここで働いてたのぉ〜?」クネクネ

チャラ男「…こちらどぞー」

DQN「へへへ…」



チャラ男「なに?知り合い?」

男「は、はい…クラスメイトです」

チャラ男「ビビり過ぎだっつーのww」

男「す、すいません…」

チャラ男「どーみても女連れてるだけのヒョロ男じゃん」

チャラ男「俺ならぶっ飛ばしちまうなー」ポキポキ

男(友くんがいたら同意しそうだな…)アハハ




49: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:08:20 ID:K5w76C8U

ピンポーン

チャラ男「あ、あいつらか」

チャラ男「まぁ大丈夫だろ、ついて来な」

男「はい…」

チャラ男「お待たせしましたー」ボソボソ

DQN「ポテトフライとドリンクバーな」

チャラ男「ポテトフライとドリンクバー3つですねー」ポチポチ

ギャル「は?ドリンクバーは一つって言ってんのよ」

ギャル友「そーよそーよ〜」クネクネ

チャラ男「お客さん…申し訳ないすけど一人一つ頼まないとダメなんで」

DQN「それぐらいケチケチすんなや」

DQN「いいからそう打てよ?」

チャラ男「…」ポチポチピッ




50: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:12:41 ID:K5w76C8U

パントリー

男「ほ、本当にドリンクバー一つで打ったのですか?」

チャラ男「は?んな訳ねーだろ」

チャラ男「そんな事したら俺が店長に怒られるっつーの」

チャラ男「それにあいつらムカつくわ」

チャラ男「絶対人数分払わせてやる」ヘヘヘ

男「わー悪い顔…」

男(でも意外と真面目だなぁ)

バイト「ポテト出来たぞ」

チャラ男「お、サンキュー」ピッ

チャラ男「俺がポテト置くからお前は伝票をさっと置け」

男「はい!」




51: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:19:16 ID:K5w76C8U

チャラ男「おまたせしましたー」ゴトッ

DQN「おっせーよカスが!」

ギャル「もうジュース3杯目なんですけどー」

ギャル友「それにちょっと寒い〜」クネクネ

チャラ男「……」

男(さっと入れてすぐ戻ろう)ソーッ

ガシッ

男「!」

DQN「おいおいちゃんと一つにしてくれたか〜?」

DQN「……おいなんで3つで打ってんだよ」

チャラ男「……さっきも言いましたけど人数分頼まないとダメなんすよ」

DQN「うるせぇ!てめぇら本当にクズだな!」

ギャル「店長呼んでー」

ギャル友「店長かもーん」クネクネ

チャラ男「……おい」




52: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:23:24 ID:K5w76C8U

DQN「あ?なんだてめぇお客様にその態度はないだろ」

ギャル「もーいい私店長呼んでくるわ」

ギャル友「私も私も〜」クネクネ

男「あ……お、お客様」

DQN「んだよキモ男!」

DQN「お客様は神様だろ?だったらこれぐらいサービスしないとな」

男「その…ほ、他のお客様の迷惑になりますのでお静かにお願いします…」

DQN「あー?声がちいせぇよ!」

男「だから…迷惑になりますので…」

DQN「だったらてめぇが帰れよ!」

チャラ男「……」ピキピキ




53: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:27:22 ID:K5w76C8U

チャラ男「お客さん…」グイッ

DQN「なっ…てめぇ客の胸倉掴むとはいい度胸してんじゃねーか!!」

チャラ男「今この子が言ったでしょ?」

チャラ男「他の神様の迷惑になるから帰れっつってんだよ…」

チャラ男「しかもてめぇは神様なんかじゃねぇ」

チャラ男「悪質なクレーマーだ」

DQN「んだとてめぇ!!!!」グッ

男「危ない!!」ドンッ

チャラ男「おい、お前…!!」

DQN「かーっはっはっは!ワンパンKOかよ!!」




54: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:32:35 ID:K5w76C8U

トントン

DQN「おい見たかよ!?男のやつ俺の右フックで倒れちまったぜ!!」

トントン

DQN「なんで肩ばっか叩くんだよ…」クルッ

警察「あぁ見させて貰ったよ」

DQN「ぽ、ポリ公!?」

店長「男くん!無事かい!?」

男「いたた…は、はい…なんとか」

チャラ男「あちゃー立派な傷害罪ですな」

DQN「な、おいギャル!ギャル友!」

ギャル「私じゃないよ!」

ギャル友「私も〜」クネクネ

客「私だよ」

DQN「は!?意味わかんねぇ!関係ねぇやつがしゃしゃり出てくんじゃねぇ!!」




55: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:38:11 ID:vvb8SQ76

客「皆迷惑してるんだ…」

客「いつも君たちが来るとうるさくて敵わない」

客「君が注文をごねた時点で悪いが通報させて貰ったよ」

DQN「く、くそ…」

ギャル「いやーん何だか…」

ギャル友「皆冷たい目で見てくる〜」クネクネ

警察「もういいかな…傷害罪の現行犯で逮捕させてもらうよ」

DQN「くそ、おい男!」

男「!!」ビクッ

DQN「てめぇ必ずぶっ殺してやる!!」

警察「お次は脅迫罪か…これ以上罪を重ねるな」

ギャル「DQN…ここは大人しくしとこ…」

DQN「クソおおおおおお!!!!!」




56: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:45:15 ID:vvb8SQ76

夜 控え室

チャラ男「はははは!!最高だったな!!」

店長「男くん、君の行いが本部に伝わったよ」

店長「今日来てくれたお客さんがお褒めのメールを送ってくれたみたいだ」

店長「悪質クレーマーに立ち向かってくれてありがとうってね」

男「そんな…ほとんどは先輩のお陰ですよ…」

店長「これからも是非働いてほしいんだけどいいかな?」

男「こんな僕でよろしければお願いします」ペコッ

店長「ところでチャラ男くん」

チャラ男「はい?」

男「え?」

店長「男くんとは入って一ヶ月もちがわないし先輩と呼ばすのは…」

チャラ男「いや男が勝手に…」

店長「君と男くんは歳も違わないし同じ高校だよね」

男「ええええええ!!!!!!!」




57: クチュ野郎 2014/08/08(金) 18:51:20 ID:vvb8SQ76

チャラ男「な、なんだよ急に…」ビクッ

男「ききき君がチャラ男くんだったの…」アワアワ

チャラ男「あ?なんだ知ってたのか」

店長「チャラ男くん…新人にはちゃんと名乗りなよ」

店長「ネームプレートも着用すること」

チャラ男「うぃーっす…」



帰り道

チャラ男「いやあ取り調べ長かったから遅くなっちまったな」

男「う、うん…」

チャラ男「まさかお前が友が言ってた男だったなんてな」ハハハ

男「僕も驚いたよ」

チャラ男「明日このこと友に話そうぜ」

男「そうだね、絶対に笑ってくれそう」




59: 深夜 2014/08/08(金) 19:04:33 ID:vvb8SQ76

おまけ 店長の戦い

ガチャッ

店長「な、誰だ君たちは!?」

ギャル「店長さ〜ん」

ギャル友「ちょっと態度の悪い店員がいるんですけど〜」クネクネ

店長「勝手に店長室に入ってはダメだよ」

店長「さ、出ていきなさい」

ギャル「もぉ〜ちょっと話聞いてよぉ」ダキッ

ギャル友「いいから来て〜店長さ〜ん」ムギュッ

店長(だ、ダブルパイパイが…)

ギャルギャル友「「店長さ〜ん」」ムギュッ

店長(うほおおおおおおおおおおおおお)




60: 深夜 2014/08/08(金) 19:05:43 ID:vvb8SQ76

フゥ…
登場人物男ばっかだなぁ
真面目なの書いてるけどほもに走ってしまいたい
また後でな




61: 深夜 2014/08/09(土) 00:42:00 ID:zYW.SY.6

つぎの日 学校

友「ははは!ちょっ腹がよじれたわwwww」

チャラ男「マジすげーだろ男は」

友「面白い奴だとは思ってたがあんな奴に殴られなくてもなぁ」ヒィ…ヒィ…

男「もうやめてよ恥ずかしい…」

ざわ・・・ざわ・・・

「男って意外と凄いメンツと仲良いよね」ヒソヒソ
「抱かれたい男No.1の友くんに隣のクラスのイケメンチャラ男くん…」ヒソヒソ
「パシリとかじゃなくてお弁当一緒だもんな」ヒソヒソ
「なんでも昨日DQNを追い返したらしいぜ」ヒソヒソ

男「目立っちゃってるなぁ」ハァ…

チャラ男「別にいいじゃん」

友「そうだぜ男!お前は良い事をしたんだ!」

チャラ男「そーだぜ」

友「チャラ男!バンド入ってくれよ!」

チャラ男「いやだ」

友「」




62: sage忘れクチュ丸 2014/08/09(土) 00:48:03 ID:zYW.SY.6

男「全然勧誘が上手くないよ友くん…」

チャラ男「回転寿司でいきなり女体盛りが流れてきたよーな感じだな」

男「イマイチ例えが分からないや」アハハ

男「でも僕もチャラ男くんと組みたいな」

チャラ男「まぁ本当は組んでやってもいいんだけどさ」

チャラ男「それならお前ら軽音部入れよ」

友「やなこった!」ベー

チャラ男「意味分かんねぇ」


ギャル「ちょっと男…用があんだけど」

男「ななな何?ギャルさん…」ガタッ

友「愛の告白じゃね」ヒソヒソ

チャラ男「あーDQNよりは将来稼ぎそうだもんな」ヒソヒソ




63: 深夜 2014/08/09(土) 00:54:48 ID:zYW.SY.6

校舎裏

ギャル「……」

男(な、なんで僕だけこんなとこに呼んだんだろう…)

男(早く戻ってお茶飲みたいな)

ギャル「男…」シュル…

男「ギャルさん!?こんなとこで服脱いだらダメだよ!!」

ギャル「私…男の事好きになったかも…」ギュッ

男(胸が…意外と大きい///)

男「な、なんで急に…?」

ギャル「昨日DQNに言い返したじゃん…」

ギャル「あんたの言ってた事すっごい正しいと思ったし」

ギャル「何よりカッコよかったよ///」ギュッ

男「ギャ、ギャルさん!?顔…近っ」

ギャル「ねぇ…キスして…?」

男「…」




64: 深夜 2014/08/09(土) 01:00:37 ID:zYW.SY.6

ギャル「んー…」

男「…ごめんギャルさん」スッ

ギャル「私の事嫌いなの?」ウルウル

男「…昨日まであんな態度取ってたのに急に告白だなんて信じられないよ…」

男「それに自分の体を大事に出来ない人は無理なんだ…ごめんなさい」


パシャ!パシャパシャ!!

ギャル友「は〜いオッケーよぉ」クネクネ

男「なっ写真…」

ギャル「…ははは!」

ギャル「きゃははははははは!!!!!」

ギャル「ばっかじゃないの!?誰がアンタなんか好きになるかよバーカ!!」

ギャル友「この写真先生に見せに行こ〜」クネクネ

男「ダメだよそんな事したら…」

ギャル「昨日の復讐に決まってんじゃん!!」

ギャル「男のくせに調子乗ってんじゃないわよ!!」




65: 深夜 2014/08/09(土) 01:05:36 ID:zYW.SY.6

ギャル友「キャッ!?」

友「確かに男は調子乗ってるなー」

ギャル「なっ友くん!」

チャラ男「まぁ良い方向にだけどな」

ギャル「チャラ男くんまで!?」

男「二人とも…」

友「…あれ?どうやって写真消すんだ…?」

チャラ男「はぁー…お前割と高校生っぽくねぇよな」

友「うっせ!オラッ」バキッ

ギャル友「や〜ん私のデコ盛りキティちゃんスマホが〜」ウエーン

男「そ、それはやり過ぎだよ…」

ギャル「なんで二人ともこんな冴えない奴を庇うの!?」

友チャラ男「「面白いから」」

男「…ありがとう」




66: 深夜 2014/08/09(土) 01:12:32 ID:zYW.SY.6

ギャル「フンッこのまま私が先公のとこに駆け込めば」

ギャル「アンタ達なんてすぐ退学になるんだから」

チャラ男「おー怖い怖い」

チャラ男「それなら退学になる前に楽しんどかないとなー」ガバッ

ギャル「きゃっ!?んむっ…」チュー

男「えええええええ」

友「おいおいチャラいなぁ」アハハ

ギャル「あむ……はぁん…うまい///」チュッチュッ

チャラ男「もっと楽しい事やっちゃう?」ニヤッ

キーンコーン…カーンコーン…

ギャル「くっ///」イソイソ

ギャル「今回は見逃してあげる!!」

ギャル友「あ〜ん待ってギャルちゃ〜ん」クネクネ

チャラ男「なんだ終わりかよ」ハァ…

友「もっと先まで見たかったなー」




67: 深夜 2014/08/09(土) 01:17:17 ID:zYW.SY.6

男「ありがとう二人とも…」

友「おう別にいいぜ」

チャラ男「まぁ昨日身代わりになってくれたお返しだよ」

男「うん…でも友くん!!」

友「あ?」

男「ギャル友さんの携帯は絶対に弁償する事!」

友「別に自業自得だしいいだろ」

男「ダメ」

チャラ男「ははは!友ぉ厳しいお母さんだな」

友「うっせ」

男「あはは」




68: 深夜 2014/08/09(土) 01:22:44 ID:zYW.SY.6

放課後

チャラ男「…本当に見に来るだけかよ」

男「うん!チャラ男くんのベース聞いてみたいな」

友「暇だしな」

チャラ男「おい」

チャラ男「まぁいいけどよ、お前らも入りたくなったら軽音部に入れよ」

友「年功序列さえなけりゃあなぁ」

男「それは仕方ないよ、とにかく身に行こ!」


軽音部 部室

ヤンキー「おせぇよチャラ男ぉ!!」

チャラ男「メンゴメンゴ」

根暗「…その二人は?」

チャラ男「見学」

ホモ「おぉそうか!ゆっくりしていってくれよ」ハハハ




69: 深夜 2014/08/09(土) 01:31:00 ID:zYW.SY.6

友「…ボロボロのジャズコ」

男「友くん家に比べたら流石に見劣りするね…」

友「あのドラムどこのメーカーか分かんねぇよ」

チャラ男「よしじゃあやるか」

http://www.youtube.com/watch?v=7QrEsPLdZpM



友「レッチリか…」

男「凄い…ベースがズンズン響いてくるよ」

ヤンキー「aaaaaahhhhhhhhhhhhhh」

友「い、イントロから外すか!?」ガタッ

男「あはは…チャラ男くん、上手いね」

友「チャラ男以外はかなりお粗末だけどな」




70: 深夜 2014/08/09(土) 01:36:10 ID:zYW.SY.6



チャラ男「まぁいんじゃね?」

根暗「ヤンキー……音痴」

ヤンキー「うっせ!!テメェのギターもペキペキ耳障りなんだよ!」

ホモ「よさないか君たち!」サワッ

ヤンキー「なっおまやめろよ///」

チャラ男「こらこら喧嘩すんな」


友「もったいねー…あいつスラップうめぇし全体を引っ張ってたぞ」

男「皆チャラ男くんのリズムに合わせてたよね」

チャラ男「どうだった?」

友「全っ然ダメ」ベーッ

チャラ男「まぁ俺以外は春からの初心者だからな」

チャラ男「3年になるまでには完成させてやるさ」




71: 深夜 2014/08/09(土) 01:44:45 ID:zYW.SY.6

友(この感じだと無理そうだけどなー)

友「お、そうだ!一回男に歌わせてくれよ!」

チャラ男「上手いんだっけ?」

男「そんな事ないよ…」ハハハ

男「他に何やってるの?」


http://www.youtube.com/watch?v=bV4vcr8E4HU



男「 I can't believe in you
I'd see you another day another way
Nobody's standing near
There are something you can't see or feel, baby… 」

チャラ男(す、すげぇ…)

チャラ男(雰囲気は全然違うがよく歌えてる)

チャラ男(しかも絶対音感持ちか)

ヤンキー「…」


友「流石だぞ男」パチパチ

男「ちょっヤンキーくんの前でやめてよ」ボソボソ




72: 深夜 2014/08/09(土) 01:48:00 ID:zYW.SY.6

ヤンキー「おいコラ」

男「!!気を悪くさせたらごめん…」

ヤンキー「てめぇ男っつったか?」

男「う、うん…」



ヤンキー「頼む!俺に歌を教えてくれ!!」

友「そりゃそうなるわな」ククッ

男「こんな僕で良かったらいつでも教えるよ」

ヤンキー「ありがと兄貴!!!」

男「兄貴じゃないよ」

チャラ男「ははは」




73: 深夜 2014/08/09(土) 01:56:23 ID:zYW.SY.6

友の家

友「あーあちぃ」

男「夏休み突入だね」

チャラ男「マリカーとか久々やるな」

メイド「坊っちゃんお父様とお母様が帰って来られましたよ」

友「な!お前ら隠れろ!!」

男「え!?」

チャラ男「なんだよ俺たち見られて恥ずかしいのか」

友「違うから早く!」

クローゼットの中

男「あ、暑い…」

チャラ男「あのメイドめっちゃ可愛いな」

男「歳はゴニョゴニョなんだけどね」

チャラ男「むしろ大好物だわ!」

男「あはは…」




74: 深夜 2014/08/09(土) 02:01:37 ID:zYW.SY.6

友「よぉおかえり」

友父「息子よ…元気にしてたか」

友「あぁこの通りだぜ!」

友母「あら?ゲームなんてしてたの友?」

友「夏休み入ったとこだしな」

友母「ふぅん…なんだかコントローラーがいっぱいあるように見えるけど」

メイド「申し訳御座いません…私が御一緒にさせていただきました」

友母「あらメイド…あまり友を甘やかさないでって言ってるでしょ?」

メイド「はい…すみません」

友「そ、それでいつまでいられるんだ?」

友父「今日は後30分と言ったとこかな」

友「そうなんだ」ホッ




75: 深夜 2014/08/09(土) 02:11:30 ID:zYW.SY.6

チャラ男「ちょっふざけんな後30分もいられるかっつーんだ」モガモガ

男「しっ!静かに…友くんの両親、何だか躾がうるさそうだね」

チャラ男「家が金持ちってのは聞いてたけどありゃ本物だわ」

男「なんで分かるの?」

チャラ男「久々に帰ってきたみたいなのにあと30分しかいられないんだぞ」

チャラ男「多分世界中を飛び回って仕事してるタイプだ」

男「そっか…しかも厳しそうだから寂しいだろうな」


友父「それじゃあな」

友母「メイドさん!あなたは雇われの身なんだから雇用人との契約は守ってくださいね」

メイド「はい…善処いたします」

友「今度帰る時はお土産頼むよ」ハハハ

友父「友よ…しっかりと勉学に励むんだぞ」

友「わーってるって!」

友母「言葉遣いも直しなさいね」

友「分かったよ…」




76: 深夜 2014/08/09(土) 02:17:01 ID:zYW.SY.6



ガチャ

チャラ男「ぷはぁ…もう無理だわ…」シヌ…

男「汗でびっちょりだね…」

友「恥ずかしいとこ見られちまったな」

男「そんなことないよ」

メイド「お二人方…よろしければシャワーをお浴びください」

メイド「服も洗濯しときますので」

チャラ男「おっマジで助かるー」

男「それじゃあお言葉に甘えようかな…」

友「そうだ!お前ら今日は泊まってけよ!」

男「僕はいいけど」

チャラ男「俺もいいぜ」

友「よし!風呂入ろうぜ!」

男「え?」




77: 深夜 2014/08/09(土) 02:23:30 ID:zYW.SY.6

お風呂

男「お風呂なのに凄く広い…」

チャラ男「口からお湯が出るライオンとか初めて見たぞ」

男「まるでマレーシアだね」

友「どうせ家族でしか入らねぇのに無駄に広くて困ってるわ」

チャラ男「世の中不公平だなー」

男「ははは…」


チャラ男「銭湯以外で足伸ばして浸かれるとは思わなかった」

友「普通の家は伸ばせないのか?」

男「あまり広くないからね」

友「へーどんなんだろ」

チャラ男「坊っちゃんは知らなくても大丈夫ですよー」キャピッ

友「てめえ恥ずかしいから真似すんな!」

男「もう…のぼせても知らないよ」




78: 深夜 2014/08/09(土) 02:32:45 ID:zYW.SY.6

三人「「「……あー気持ちいい」」」

男「そういえば今日は流星群が見えるとか言ってなかったっけ?」

チャラ男「あ、それTwitterで皆呟いてたな」

友「マジか!メイドオオオオ!!望遠鏡ってあったっけ!!!???」

メイド「確か倉庫にありましたよ10本ぐらい」ヌッ

男「わっ!天井から出てきた!?」サッ

チャラ男「忍者かよ…」ハハハ

友「よし!今日は外で天体観測するぞ!」

チャラ男「それならバーベキューしたいな」

男「いいねそれ!凄く楽しそう!」




79: 深夜 2014/08/09(土) 02:37:23 ID:zYW.SY.6

脱衣場

男「ふぅーすっきりした!」フキフキ

チャラ男「男Twitterやってる?」

男「実はやってるんだー!」ヘヘッ

チャラ男「マジか!後で教えてくれよ」

友「…Twitterって何が楽しいんだよ」

男「友くんもやろうよきっと楽しいよ?」

友「呟くだけだろ」

チャラ男「それがいーんだよ」

チャラ男「気軽に思ってる事発信できるし思わぬ繋がりもある」

男「チャラ男くんは女の人のフォロワー多そうだね…」アハハ…




80: 深夜 2014/08/09(土) 02:42:22 ID:zYW.SY.6

リビング

メイド「これでほぼ揃いましたかね」

友「まだなんかいるか?」

チャラ男「望遠鏡にテントに寝袋…」

男「BBQコンロにその他諸々も…うん!これで大丈夫そうだよ!」

チャラ男「なんでもあるなー」

友「色々やりたくなるだろ」

友「それでメイドに調達してもらってたらこうなったんだ」

メイド「坊っちゃんはすぐ飽きますけどね」

友「うるせぇよ」




81: 深夜 2014/08/09(土) 02:47:18 ID:zYW.SY.6

夜 庭

メイド「皆様食材をお持ちいたしました」ガラガラーッ

男「あ、伊勢エビ…」

チャラ男「生きてるけどどうやって調理すんだ?」

友「そのまま焼くんじゃねぇのか」

メイド「まず息の根を止めます」ザクッ

三人「oh…」


メイド「どうでしょうかお口に合いますか?」

チャラ男「すげー美味いっす」モグモグ

男「メイドさんも食べようよ」モグモグ

メイド「いえ私は…」

友「食えよ、せっかくなんだから」モグモグ

メイド「ふふ…それでは」




82: 深夜 2014/08/09(土) 02:54:06 ID:zYW.SY.6

深夜

男「晴れて良かったね!」

チャラ男「このあたりは割と田舎だから山に近いしなー」

友「…あれ…なんだこれ」ガチャガチャ

友「メイドー!!望遠鏡が壊れたぞ!!」

メイド「蓋が閉じたままです坊っちゃん」パカッ

チャラ男「友…お前ある意味天然だな」

友「うるせぇ早く見るぞ」

男「携帯で調べたら流れるまであと1時間はあるみたいだよ」

チャラ男「午前2時頃か」

チャラ男「まるでBUMPの天体観測だな」

友「あれがデビューしたての頃の作品だから凄いよな」

友「ギターの音を重ねまくって重厚なサウンドになってるし」

男「うん!歌詞も良いし名曲だよね!」




83: 深夜 2014/08/09(土) 02:58:53 ID:zYW.SY.6

メイド「よろしければアイスでもお召し上がりください」

男「ありがとうメイドさん!」

チャラ男「アコギとかねぇのか?」

友「あぁあるぞ、何かやるか」

チャラ男「俺ゆずの夏色なら弾けるぜ」

メイド「お持ちいたしました」

チャラ男「そういやカポがいるな」

友「カポ持ってきたか?」

メイド「はい」シュポッ

男「た、谷間から出した…///」

チャラ男「俺このカポあとで使う」

友「人ん家でシコるなよ」

チャラ男「敷地内ならいいか」

男「やめなよメイドさんの前で///」アタフタ




84: 深夜 2014/08/09(土) 03:07:28 ID:zYW.SY.6

午前2時

友「テレビで見た事はあるけど生は初めてだぜ…」ソワソワ

チャラ男「望遠鏡買った時は見なかったのか?」

メイド「皆既月食を見ると仰って購入のですが」

メイド「坊っちゃんは当時6歳」

メイド「すぐに寝てしまわれました」

男「あはは!友くんらしいや」

友「男だってその歳なら寝るだろ…」

チャラ男「6歳が夜まで起きるのは無理だもんな」

キラッ

男「あ!」

チャラ男「始まったか」

キラッキラキラキラキラッ

友「すっげぇ…綺麗だな」

男「うん」




85: 深夜 2014/08/09(土) 03:10:26 ID:zYW.SY.6

チャラ男「こりゃ写メ撮らなきゃな」カシャカシャ

男「いいネタになるね」カシャカシャ

友「何のネタだよ」

男「Twitterだよ!」

チャラ男「ここならキレイに撮れるし食いつきいいぞ〜」ヘヘッ

友「お、俺も撮る!」カシャカシャ

チャラ男「Twitterなんてやらないみたいな感じだったじゃねぇか」

友「やるよ!だからお前ら後で教えろ!!」

男「うん、いいよ」アハハ




86: 深夜 2014/08/09(土) 03:15:51 ID:zYW.SY.6

午前2時半

チャラ男「もう流れないな」

男「いやぁ凄かった!」

友「…これが…こうで…こうして」

メイド「坊っちゃんここですよ」

友「…よし!アカウント完成だ!」

友「二人ともフォローしろよな!」

チャラ男「明日な」

男「もう遅いし今日はもう寝ようか」

友「なっ、絶対だぞ!忘れんな!」

チャラ男「へいへい」クルッ

男「メイドさん僕たちここで寝るから」

メイド「いえ大丈夫です私も隣にテントを張りますので」

チャラ男「一緒に寝ようぜメイドさん」

メイド「おやすみなさいませ」




87: 深夜 2014/08/09(土) 03:19:08 ID:zYW.SY.6



男「こうして僕たちは眠りに着きました」

男「初めて友達とお風呂に入ったりBBQしたり」

男「天体観測までやれて本当に楽しかったです」







88: 深夜 2014/08/09(土) 03:23:22 ID:zYW.SY.6

おまけ

友「おいギャル友…」

ギャル友「なんですか〜?」クネクネ

友「その…携帯壊して悪かったな…」

友「これ弁償代な」サッ

ギャル友「え〜いいの〜?」チラッ

友「男にこういうのちゃんとしろって言われてかなわねぇんだよ」

ギャル友「あぁん男くんカッコイイ〜」クネクネ

ギャル友「ありがとぉ次はもっとデコ盛って皆に見せてあげるよぉ」クネクネ

友「こいつなんでいつもくねくねしてんだよ…」

男「意外といい人だったね」アハハ…




89: 深夜 2014/08/09(土) 03:25:04 ID:zYW.SY.6

フゥ…
高校編はいつになったら終わるのか
お前らホモ展開期待するなよ
多分しないから




92: 深夜 2014/08/09(土) 06:55:08 ID:j7NwpPBY



メイド「おはようございます皆さん」

男「あ、おはようメイドさん」

チャラ男「もう朝かー早いな」メガネメガネ…

男「あれ友くんは?」


地下スタジオ

ギュィィィィィィン
デレデレデレデレデレデレデー

ガチャ

男「おはよう、早いね」

友「…おう男か」

男「上手いねやっぱり」

友「よせよ…まだこんなもんじゃねぇ」

男「メイドさんが朝食用意したから食べよ!」

友「そうだな」




93: 深夜 2014/08/09(土) 07:01:10 ID:gJF0VC0U

リビング

友「おらフォローしやがれ」

チャラ男「どんだけフォローしてほしかったんだwwww」

男「あれ…もう僕たち以外に一人フォロワーがいるね」

メイド「私です」

チャラ男「マジっすか!俺とも相互フォローしてください!」

メイド「お断りします」ニコッ

友「ぶふwwwwダッセwwww」

チャラ男「」

男「もう…ご飯食べようよ!」




94: 深夜 2014/08/09(土) 07:07:26 ID:gJF0VC0U

昼 スタジオ

チャラ男「へぇー立派なもんだな」

男「ベースは好きなの使ってくれ」

チャラ男「じゃあジャズべにしよっと」

メイド「これでメンバーが揃いましたね」

男「あれ?メイドさんがドラムで決定だったの?」

友「当たり前だろ、メイドより上手いやつなんて中々いねぇよ」

チャラ男「俺これから加入するわよろしく」

友「…お前動機が不純過ぎんだろ」

男「あれだけ入らないって言ってたのにね」アハハ…

男「でも嬉しいよ!これでライブ出来るね!」




95: 深夜 2014/08/09(土) 07:13:19 ID:gJF0VC0U

チャラ男「お前ら普段はオリジナルやってんの?」ベーン…ベーン

友「男が初心者だからな、まだやってない」デロデロデロデロー

チャラ男「ならしばらくはコピーするか」

男「うぅ…ごめんなさい」

メイド「男様はあくまでボーカルメインのギターですよ」

メイド「それにギターの上達もお早いです」

メイド「すぐに追いつけますよ」ニコッ

チャラ男「メイドさん男に優しくないすか!?」

友「あいつは軽い男が嫌いなんだよ」




96: 深夜 2014/08/09(土) 07:33:58 ID:H24Ezck.

http://www.youtube.com/watch?v=gQOezN0XRls



チャラ男(友のやつまた歌いにくそうなの選びやがったな)

男「Maybe there's no one who is perfect
But who wants to be… anyway」

チャラ男(しかし食いつく男…やっぱり音程を外さないな…お前は立派なボーカルになるぞ)

友「男!てめえ拍の裏ちゃんと取れてねぇぞ!」

男「えー何それ!?」

メイド「裏拍でございます」

ドン…ドン…ドン…ドン…

ドンベンドンベンドンベン

チャラ男「バスドラが4つ打ちで鳴ってるけどその間にベースが聞こえるだろ?」

友「これを感じられないからサビで少しリズムがズレてんだよ!」




97: 深夜 2014/08/09(土) 07:38:53 ID:H24Ezck.

男「む、難しいね」エヘヘ

友「これぐらい出来ないと外人の独特のリズムを理解できないぜ」

チャラ男「まぁ男なら焦らなくても大丈夫だろ」

メイド「それよりフィニッシュが半拍分多かったですよ坊っちゃん」

チャラ男「あ、それ俺も気になってた」

チャラ男「友の方だったのかよ」ケラケラ

友「うっせ!さっき初めて聞いたんだから分かる訳ねぇだろ!」

男「まぁまぁ…」

男(このメンバー凄く揉めるなぁ)アハハ…

男(でも多分言いたい事その場で言ってるから険悪な空気にならないな)

男(やっぱり楽しいや!!)




98: 深夜 2014/08/09(土) 07:48:10 ID:H24Ezck.

男「ところでやっぱり洋楽のコピーもしていくの?」

チャラ男「レッチリやろうぜ!」

友「まぁな、カッコイイじゃん」

チャラ男「レッチリやろうぜ!」

友「日本のも悪くはないけど俺は世界でギターを鳴らしたいんだ」

友「ジミヘンにペイジ、ジェフベックがカッコイイんだよ」

チャラ男「レッチリやろうぜ!」

男「ふぅん友くんなら出来るよ!」

友「おまっんな事真顔で言うな!」

メイド「コピーするとなるとどうしてもボーカルは難しくなりますけどね」

チャラ男「無視かよ」




99: 深夜 2014/08/09(土) 08:04:30 ID:H24Ezck.

男「あはは…一曲ぐらいレッチリやろうよ」

友「えーベースは楽しいだろうけどギターって全然面白くないじゃん」

チャラ男「フリーのためのバンドなんだからそうに決まってんだろ!」

メイド「凄く馬鹿ですね」

チャラ男「俺脱退するわ」

メイド「Under The Bridgeでもやりましょうか」

チャラ男「えー…やっぱり戻るわよろしくな!」ニコッ

友「ちょっと曲選で悩んだなコイツ」

チャラ男「まぁ暴れ回りたいからこれはちょっとな…」

男「名曲だとは思うんだけどね」




100: 深夜 2014/08/09(土) 08:09:35 ID:H24Ezck.

チャラ男「男はしたい曲ないのかよ」

友「そうだぜ…てか一人一曲ずつ決めてライブの曲にしよう」

男「それなら僕でも出来そうだよ」

友「そうと決まればライブの日程決めないとな」

メイド「一週間後に近くのライブハウスでブッキングしてもらいました」

チャラ男「ゲッ仕事早いな」

男「…やっぱり出来ないかも」




101: 深夜 2014/08/09(土) 10:04:15 ID:z.w8NiiA

友「…よしこの4曲で決定か」

男「ローポジションも覚えていったほうがいいのかな」

メイド「ローポジションもずらせばコードチェンジとなるのでその方が良いですよ」

チャラ男「Fを押さえてみ」

男「こう?」

チャラ男「Fの下三つってパワーコードだろ」

男「あ!本当だ!」

友「次は5弦ルートのC」

男「あ、これもそうなんだ」

友「また一つ勉強になったな」

男「うん!」

メイド(まぁこれは割とどうでもいいということは言わないでおきましょうか)




102: 深夜 2014/08/09(土) 17:51:37 ID:omRZ6SxU

チャラ男「そういやバンド名は決まってんのか?」

友「いやまだだ」

メイド「どうせならカッコイイ名前付けましょうよ」

男「そうだね、でもこういうのって恥ずかしいや」

友「うーん俺たちの特徴ってなんだ?」

チャラ男「意外と上手いとか」

男「意外とって…」

友「いや高一のわりには俺たち凄い方だぜ」

メイド「私は他のバンドの演奏を聞いた事がないので分かりかねます」

男「それなら僕もそうだよ」

友「やってる事は新しくないけどな」

チャラ男「確かに」

メイド「それならstereotypeなんていかがでしょうか」

友「どういう意味だ?」

メイド「月並みです」




103: 深夜 2014/08/09(土) 17:57:28 ID:omRZ6SxU

友「なんか古臭いロックバンドみたいだな」

チャラ男「響きはカッコイイしいんじゃね」

友「なら THE STEREOTYPE にしようぜ」

男「なんでtheをつけたの?」

友「theをつけると売れそうじゃん」

メイド「ビートルズにローリングストーンズ、ホワイトストライプスとかに付きますよね」

チャラ男「どこにでもありそうなバンド名だな」

男「まぁ今はそれでいいじゃないかな」

友「じゃあTHE STEREOTYPE(仮)な」

メイド「高校生ですねー 」




104: 深夜 2014/08/09(土) 17:58:55 ID:omRZ6SxU



男「それから一週間、僕たちは練習にバイトと充実した日々を過ごしました」

男「そしていよいよ初めてのライブを迎えます」

.




105: 深夜 2014/08/09(土) 18:02:46 ID:omRZ6SxU

ライブハウス

男「う…なんだか怖いや」

チャラ男「男はこういうとこ初めてだもんな」

友「すぐに慣れるさ」

メイド「男様もチャラくなっていくのですね…」

男「いやならないよ!?」

受付「あんたらバンド名は?」

友「THE STEREOTYPE(仮)」

チャラ男「ブハッwwwww」

友「てめえ笑うとこじゃねえだろ!!」

男(この二人がいて安心するなぁ)




106: 深夜 2014/08/09(土) 18:05:56 ID:omRZ6SxU

男「…ここがステージ」ジーン

メイド「男様、ただのボロいライブハウスですよ」

友「そうだぜ」

チャラ男「男がセンターって俺たち面白いな」ククッ

バンドマン「……」ギロッ

男「ひぃっ!?」

チャラ男「ここら辺治安悪いからな」

チャラ男「バンドやってるやつなんて大体あんなんだぞ」

男「お腹痛くなってきちゃったや…」キリキリ




107: 深夜 2014/08/09(土) 18:09:33 ID:omRZ6SxU

トイレ前

男「う〜トイレトイレ…」

女「あっ…もう…恥ずかしいよぉ」ムチュ

バンドマン「いいから入れよ…一発抜きたいんだ」サワサワ

男(えーどうしよ!!)ササッ

男(意味もなく隠れちゃった)

女「もう…あ!男くん!?」

男「見つかった…ってどこかでお会いしましたか?」

バンドマン「んだよテメー人の女に手を出すな」

男「ひぃっすみません!!」




108: 深夜 2014/08/09(土) 18:14:13 ID:z.w8NiiA

女「やめてよもう…」

女「男くん!私隣のクラスの女だよ!」

チャラ男「あれ…女じゃん」ヨッ

男「チャラ男くん!」

女「あーっチャラ男くんだ!」

女「もしかして二人ってバンド組んでるの?」

男「う、うん…まぁね」

チャラ男「こいつボーカルなんだ」

女「ええ凄い!なんてバンドなの?」

チャラ男「THE STEREOTYPE(笑)」

男「括弧の中変わってるよ…」

バンドマン「ふん…おい行くぞ」

女「もう不貞腐れちゃって…絶対見に行くからね!!」




109: 深夜 2014/08/09(土) 18:17:59 ID:z.w8NiiA

男「あ、嵐のような人だった…」

チャラ男「あいつ誰と付き合ってんだよ」

男「知らない人だったね…てかなんで僕の事知ってるんだろう」

チャラ男「お前ちょっとした有名人だからだぞ」

男「え!そうなの!?」

チャラ男「あのウザイDQNに引導を渡したって皆噂してっからな」ケケ

チャラ男「同い年なら知らないやつなんていないと思うぞ」

男「ますます恥ずかしいや…」アハハ




110: 深夜 2014/08/09(土) 18:21:15 ID:DoMz1G/E

控え室

友「おせぇよ!」

男「ごめんごめん」

チャラ男「ちょっと知り合いいたから話してた」

メイド「セットリストは提出しておきましたよ」

男「ありがとうメイドさん」

友「俺たちって高校生バンドの中に一人にじゅメイド「坊っちゃんコーラですよ」

友「おーサンキュ」

チャラ男「俺たちはもう皆知ってるのにな」

男「誰が聞いてるかなんて分からないからじゃないかな」




111: 深夜 2014/08/09(土) 18:26:39 ID:DoMz1G/E

男「いよいよ本番か…うう緊張してきた」

友「体伸ばしとけよ、大声出さなきゃ通らないから」

男「うん」オイッチニーサンシー

チャラ男「リハなくね?」

メイド「初心者が集まるライブで10組も出るのですよ」

チャラ男「はぁー出演前にするやつかぁ」

リハ中

友「俺もっとキック上げて」

チャラ男「あ、俺もドラムもっとほしい」

男(キックってなんだろう…)

メイド「男様…自分の声は聞き取れましたか」ボソッ

男「うん、特に問題なかったよ」




112: 深夜 2014/08/09(土) 18:32:20 ID:DoMz1G/E

ヤンキー「兄貴!頑張れよ!!!」

男「あ、ヤンキーくんだ」

チャラ男「俺が誘っといた」

友「学校近いからか何人かチラホラ見たことあるやつがいるぞ」

男「恥ずかしい…もう足がヤバイよ…」ガクガク


舞台袖

ケシテエエエエエエエリライトシテエエエエエエ

チャラ男「登場SE決めたの誰だよ」

男「あ、僕だよ」

友「全然ロキノン系じゃねぇだろ俺たちwww」

メイド「高校生なんですからいいじゃないですか」ウフフ




113: 深夜 2014/08/09(土) 18:37:49 ID:DoMz1G/E

友「じゃあTHE STEREOTYPE(仮)の初ライブ…」

チャラ男「デカイの一発かましてやるか」

メイド「はい」

友「やってやるぞおおおおおお!!!!!!」

メンバー「おおおおおおおおお!!!!!」

パチパチパチパチパチ

男(凄い視線を感じる…これがステージか)

男(まだまだヘタクソだけど一生懸命やるしかない)

妹「お兄ちゃん頑張って!!」

男「な、なんでいるんだよ」

友「俺が呼んだ」

男「もう…恥ずかしいよ」




114: 深夜 2014/08/09(土) 18:55:15 ID:zYW.SY.6

友「〜♪」ギュィィィィィィン

「あのギターすげぇ上手いぞ!!」
「本当に初心者なのかよ」

チャラ男(まったく目立ちたがりやだな)ボッボッ

メイド(いきますよ)

1…2…3…

http://www.youtube.com/watch?v=8DyziWtkfBw



ザワザワッ
レッチリかよカッコイイじゃん

男「 Can't stop addicted to the shin dig
Cop top he says I'm gonna win big
Choose not a life of imitation
Distant cousin to the reservation… 」

男(リズムに気を付けないと…)

チャラ男(うほおおおお楽しいいいいい)




115: 深夜 2014/08/09(土) 19:02:29 ID:zYW.SY.6

女「すごい…男くんって歌が上手いんだ」

バンドマン「ケッ滑舌が悪いから何言ってっか分かんねぇよ」

女「もう…素直に見れないの?」


友(……)イライラ

友(ダメだ…このチープなサウンドが本当に嫌いだ)イライラ

男「Go ask the dust for any answers …」

友(サビ前…ここだ!!)カチッ

チャラ男(!! テメェいきなり歪ませやがって…)

チャラ男(こうなりゃもっと暴れるだけだ)

ウオオオオオオイイゾオオオオオ!!!!!

メイド(いい意味で若いですねー)ドンドコドーン




116: 深夜 2014/08/09(土) 19:05:21 ID:omRZ6SxU



男「ふぅ…初めまして!THE STEREOTYPE(仮)です!」

ヒューヒューッ

チャラ男「てめぇはレッチリの良さを分かってねぇ!」ガミガミ

友「盛り上がったんだからいいじゃねぇか!!」

チャラ男「あぁ…俺もテンション上がっちまったよ!」

男「あはは…こんなバンドだけどよろしくお願いします」




117: 深夜 2014/08/09(土) 19:15:27 ID:omRZ6SxU

イイゾオオオオオモットヤレエエエエ

男「ちょっ、次の曲行くよ!!」

友「ちっ…いいぞ」

チャラ男「俺もだ」

http://www.youtube.com/watch?v=8dx-PrDQej8



メイド(こんなマニアックな曲知ってる人いるんでしょうか)

友「……」ピロリロリー

友(やっぱりこれぐらいじゃないとな!!)

男(VAINをチョイスした友くんの趣味…)

ワアアアアアア…

チャラ男(ハハッ前に出過ぎだっつーの)




118: 深夜 2014/08/09(土) 19:24:54 ID:omRZ6SxU

男「はぁ…はぁ…」

友「やっぱり下手だな」

男「歌いながらのギターはどうしてもね…」

友「次のギター頼んだぞ」

男「うん!」

http://www.youtube.com/watch?v=iXCytb9TvrI



メイド(あぁ…楽しい)ドコドコドコドコ

友「ビューティフルに!
ビューティフルにぃっ!」

チャラ男(男がまだ連続で歌うの難しそうだからって)

チャラ男(音痴な友に歌わせなくてもなぁ)

男(アルペジオ難しいや…)


妹「お兄ちゃんギターちゃんと弾いてる!!」

妹友「あのV系の人カッコイイのに残念なんだけど…」

妹「楽しければいいの!!」




119: 深夜 2014/08/09(土) 19:34:42 ID:Q1I/jW3g

男「えー…次で最後の曲です!」

エエエエエエ-

男「僕たち初めてのライブだけど皆さんノッてくれて嬉しいです!」

男「今日は本当にありがとうございました!!」

http://www.youtube.com/watch?v=Dw6Q5NA7SFM



男「重なって少し楽になって
見つかってはここに逃げ込んで」

チャラ男(男はこれぐらいの雰囲気がちょうどいいな)

チャラ男(自分に合う曲を分かってる…オリジナルをやるならエルレでも参考にするか)

友(やっべ超楽しい!!)

友(もっと…もっとだ!!)ピロピロピロー

メイド(またテンション上がって勝手にソロを弾き出しましたね)




120: 深夜 2014/08/09(土) 19:38:58 ID:Q1I/jW3g

控え室

男「ダメだお腹すいた」バタン

メイド「男様お疲れさまです」

メイド「おにぎりをご用意いたしましたのでどうぞ」

男「あ、ありがとう…」モシャモシャ

友「ばてんなよこれぐらいで」

チャラ男「ギターボーカルは想像以上にカロリー使うからな」

他校生「皆さん感激したっス!!」

他校生「僕たちファンになりましたよ!!」

男「あはは…ありがとう」

男(凄い反応良かったな…またやりた…い)

男「スゥ……スゥ……」

友「おい寝るなよ!!」

メイド「今はそっとしておきましょう」ウフフ




121: 深夜 2014/08/09(土) 19:44:42 ID:Q1I/jW3g

ライブ終了後

バンドマン(クソ…俺たちだって相当上手いはず…)

バンドマン(だがあのステレオなんちゃらが盛り上がってから)

バンドマン(あいつらより盛り上がったバンドなんていなかったぞ)

女「お疲れさま」

バンドマン「おう」

女「いやぁTHE STEREOTYPE(仮)、カッコ良かったね!」

ブチッ

バンドマン「女っ!!てめぇまであいつらの肩を持つのか!!」

女「ちょっ、やめてよ!!痛いっ…」

男「…あ」

バンドマン「てめぇはさっきの…」

男「お、女さんを離してください!」

バンドマン「あぁ?やんのかコラ」




122: 深夜 2014/08/09(土) 19:49:01 ID:Q1I/jW3g

男「彼女…嫌がってるじゃないですか」

バンドマン「うっせぇよもやし野郎!」ブンッ

女「きゃっ」ドサッ

男「お、女さん!!」

バンドマン「大体なんなんだよてめぇら!」

バンドマン「対して上手くもないくせに盛り上げやがって…」

バンドマン「二度とこのハコに面出すな!!」

男「…悔しいけど確かにあなたのギターはとても上手でした」

男「でも負けたくない!」

男「僕たちだって一生懸命やってきたから!!」

女「男くん…」

バンドマン「…ケッ」




123: 深夜 2014/08/09(土) 19:51:47 ID:Q1I/jW3g

バンドマン「疲れた…帰るわ」

男「また同じライブでやることがあったらよろしくお願いします!!」

バンドマン「……」


男「大丈夫?」

女「うん…カッコイイね男くんって」

男「え、あ、ありがとう」

女「あんな男別れてやる!!」

男「あはは…彼にもいい所あるから付き合ったんでしょ」

女「んなもんなかったわよ!!」

男(ならなんで付き合ってたんだろう…)




124: 深夜 2014/08/09(土) 19:56:45 ID:Q1I/jW3g

友「おい男!打ち上げだってよ!!」

チャラ男「なにナンパしてんだよ」

男「ち、違うから///」

女「二人も凄い上手だったよ!!」

チャラ男「サンキュ」

友「だろ?」

メイド「皆様早く戻りましょう」

女「あ!可愛いメイドさんだ!!」

メイド「ありがとうございます」ペコッ

女「ね!私も打ち上げ参加していい!?」

男「いいんじゃないかな」

友「よし!今日はいい出来だったから飲むぞ!!」

男「僕たち未成年だよ…」アハハ




125: 深夜 2014/08/09(土) 19:59:36 ID:4mfY8Fcs



男「こうして僕たちの初ライブは成功したみたいです」

男「打ち上げではクラスメイトがいっぱい話しかけてくれて楽しかったなぁ」

男「時間も経ち楽しい夏休みが終わりました」


.




127: 深夜 2014/08/10(日) 00:11:13 ID:gSit00Ps

夏休み明けて学校

女「やっほー!遊びに来たぞ!」

男「ミックジャガー!」

男「Maroon 5」

男友「パンパン」

チャラ男「あー、誰だっけ…」

女「何してるの?」

友「古今東西だよ」

男「洋楽バンドのボーカルでやってるんだ」

女「す、凄い難しそうだね…」

友「楽しいぞ、一緒にやろうぜ」

女「日本のバンドなら出来そうだけどなぁ」

チャラ男「じゃあそうしようぜ!」

友「チャラ男失敗な」

チャラ男「クソ」チッ




128: 深夜 2014/08/10(日) 00:14:39 ID:gSit00Ps

女「私からね!KANA-BOON」

友「虫じゃねぇよバンドだぞ」

男「バンドだよ…」

チャラ男「まぁ最近出てきたとこだしな」

女「勝った♪」

友「クソ…もう一回だ!」

女「どうぞどうぞ♪」

ガラッ

担任「おい男…悪いがちょっと職員室に来てくれないか」

男「は、はい」

女「なにどしたの?」

チャラ男「あーあ、悪いやつ」

男「何もしてないよ!!」




129: 深夜 2014/08/10(日) 00:17:52 ID:gSit00Ps

職員室

男「失礼します」ガラッ

担任「とりあえず進路指導室が空いてるからそっちで話そう」

男「はい」



担任「男…夏休み前にDQNが退学したの覚えてるか」

男「は、はい…」

担任「実はそのDQNが来ていてだな」

男「え!?」

担任「とにかく話すか、入っていいぞ」

DQN「…」ガチャッ

男「ひ、久しぶり…」




130: 深夜 2014/08/10(日) 00:21:04 ID:gSit00Ps

担任「DQN…とにかくまずは謝罪しなさい」

DQN「フンッ」ドカッ

担任「勝手に座るな」

男「…どうしたの?」

DQN「てめぇのおかげで前科持ちになっちまってな」

DQN「まだ刑は確定してないんだが頼みがある」

男「うん」

DQN「被害届を取り下げてくれ」

男「…」

担任「お前なぁ…」




131: 深夜 2014/08/10(日) 00:25:23 ID:gSit00Ps

男「…取り下げてもいいけど条件を出していいかな」

担任「おい勝手に話を進めるな」

DQN「なんだ」

DQN「なんでもする」

男「チャラ男くんとお店にちゃんと謝罪してほしい」

男「僕には謝らなくてもいい」

男「でも、迷惑を掛けた人にはちゃんと誠意を見せてほしいんだ」

DQN「そんなんでいいのか」

男「そんなんって言うな!!」

男「僕は怒ってるんだ、チャラ男くんと店長が誠意を感じられなかったら僕は絶対に被害届を取り下げない!!」

担任「男…」

DQN「……」




132: 深夜 2014/08/10(日) 00:29:11 ID:gSit00Ps



チャラ男「俺まで呼び出しっすか…」ガチャッ

チャラ男「ってお前捕まったんじゃなかったのか!?」

DQN「その場では捕まったがまだ実刑は決まってないからな」

DQN「チャラ男…」

チャラ男「あ?何だよ」

DQN「本当にすまなかった」

チャラ男「……は?てかなんで土下座…」

男「チャラ男くん…」

チャラ男「……あーもう分かってるって!」

チャラ男「俺は別にそこまで怒ってねぇよ」

チャラ男「むしろ殴った男に謝るべきだろ」

男「僕の事はいいから」




133: 深夜 2014/08/10(日) 00:32:11 ID:gSit00Ps

チャラ男「まったく…どういった風の吹き回しなんだよ」ポリポリ

男「許してあげれる?」

チャラ男「……男の顔に免じてな」

DQN「すまねぇ…恩に着る…」

男「良かったね」ニコッ


放課後

友「それでお前ら取り下げに行くのか」

チャラ男「まぁなー」

男「よっぽど反省してるみたいだよ」

友「馬鹿だなーどうでもいいだろあんなやつ」




134: 深夜 2014/08/10(日) 00:35:18 ID:gSit00Ps

ザッ

ギャル「……」

男「あ…ギャルさん」

ギャル「ふん…男のくせに生意気よ…」

ギャル「…ありがと」ボソッ

男「…逃げちゃった」

友「あいつツンデレだなぁ」

チャラ男「今だいぶデレたよな」

友「男!あいつ落とせるぞ!」

男「え、遠慮しとく…」ハハ…

女「おーい皆!」タタタッ

男「女さん!」




135: 深夜 2014/08/10(日) 00:44:25 ID:gSit00Ps

女「ねー皆は夏にこれ出なかったの?」ハイッ

友「なになに…TEENS ROCK?」

チャラ男「そういえば毎年やってるよな」

チャラ男「優勝したらロッキンで出させて貰えるんだよな」

男「ええ!!あのロッキンに!?」

友「くそ…知らなかった…」

女「それなら来年出ようよ!皆なら絶対優勝出来るから!」

「……」シーン

女「え?なんかまずいこと言った?」

チャラ男「いやなぁ…」

友「一つでけえ障害がな…」




136: 深夜 2014/08/10(日) 00:48:15 ID:gSit00Ps



女「えええ!!あのメイドさん高校生じゃないの!?」

友「見たら分かるだろ…」

女「今時の女子高生は大人っぽく見えるからなぁ」

男「あはは…多分メイドさん喜ぶよ」

チャラ男「まぁメイドさん並にドラム上手いやつがいないと無理だな」

友「くそ…誰かいなかったか!?」

男「ホモくんはリズムは取れるけどね…」

チャラ男「ガチならあいつじゃキツイぜ」

友「とにかく新しいドラムを見つけないとな」




137: 深夜 2014/08/10(日) 00:55:25 ID:gSit00Ps

女「メイドさんに制服着て貰って出れないかな」

チャラ男「ぜってぇ無理」

友「そもそも学生証いるだろうしな」

女「そっか…」

男「でも目標はできたね」

友「ドラムを見つける事だな」

チャラ男「オリジナル曲もだぞ」

女「私も手伝わせて!!」

男「じゃあマネージャーだね」

女「へへへ…任せなさい!」

チャラ男「楽しくなってきたな」




138: 深夜 2014/08/10(日) 01:00:04 ID:gSit00Ps

秋 男の家

友「おじゃましまーす」

チャラ男「あーす」

妹「きゃーベースのイケメンさん!!」

男「騒がないでよ…」

妹「後で部屋に行くから!」

友「今度こそアイドルで負かせてやるからな」

妹「楽しみにしてますよ」ニシシ


男の部屋

チャラ男「すっげぇCDの量だな」

友「お!これ貸してくれよ」

男「うんいいよ!」




139: 深夜 2014/08/10(日) 01:03:14 ID:gSit00Ps

男「友くん、これ」ハイッ

友「あ?なんだよこの封筒」

男「ギター代だよ」

チャラ男「20万も入ってるぞ…給料ほとんどじゃん」

男「このために稼いでたからね」

友「いらねぇよまた買えばいいし」

男「ちゃんと受け取って」

友「…まぁしゃあないし貰うわ」

男「ありがと」

友「こっちのセリフだよ馬鹿」




140: 深夜 2014/08/10(日) 01:08:16 ID:gSit00Ps

妹「おおおお兄ちゃん!?」ガチャッ

男「どうしたの」

女「へへっお邪魔しまーす!」

男「女さん!」

チャラ男「あれお前家遠いって言ってただろ」

女「来ちゃった」

友「何しにだよ」

女「いいじゃん別に!」

女「それより見て!これSTEREOTYPEのステッカー!」

男「え!これ作ってくれたの!?」

友「いやいや」

チャラ男「気が早すぎだろ…」




141: 深夜 2014/08/10(日) 01:22:34 ID:QTsLt7iI

妹「じゃあ、ごゆっくり…」パタン

友「おい!古今東西やらねぇのか!!」

男「何に慌ててたんだろう」

チャラ男「女がお前の彼女だって思ったんだよきっと」

女「え!そんなんじゃないよ///」

男「顔が赤いよ?」

友「なんだ出来てたのかお前ら」ニヤニヤ

チャラ男「ならそう言ってくれよ俺たちお邪魔じゃねぇか」ニヤニヤ

男「違うよ女さんには彼氏がいるじゃない!」

女「あ、あんな男知らないから」

友チャラ男「「ヒューヒュー」」

男「やめてよもう!!」




142: 深夜 2014/08/10(日) 01:29:55 ID:QTsLt7iI

女「まったく…ま、彼氏は募集してるけどね」

友「いるじゃねぇか、男が」

男「もう、この話はなし!はいやめ!」

チャラ男「ははは…でドラムはどうすんだ?」

友「見つかんねぇや」

男「僕も…」

友「とりあえず後でいいんじゃねぇか」

友「もっとライブして曲作って俺たちを知って貰おうぜ」

男「うん、そうだね」




144: 深夜 2014/08/10(日) 02:58:38 ID:QTsLt7iI

女「それよりもうすぐ学祭だね!」

友「それよりってなぁ…」

男「まぁまぁ」

チャラ男「根詰めてもしんどいからな」

男「学祭初めてだから楽しみたいよね」

友「あれだろ?何か屋台やって出し物やってはい終わりーってやつ」

男「ざっくりし過ぎだよ…」

女「私達の高校は学祭結構有名なんだよ!」

チャラ男「夜になったら校舎一面にホログラムを写すんだろ」

男「入学パンフの表紙になるぐらいだもんね」

友「何それ面白そうなんだけど」

男「パンフぐらい見なよ」アハハ




145: 深夜 2014/08/10(日) 03:08:58 ID:QTsLt7iI

次の日 HR

担任「えーそろそろ待ちに待った学祭だな」

担任「今日は皆で出し物を決めてくれ」

委員長「それじゃあ皆紙に書いて投票してね」

委員長「屋台か人形劇の二択だよ」

ドッチガイイ??
ヤキソバヤタイトカイイジャン

友「おい男」

男「どしたの?」

友「ホログラムを写すってどんな原理なんだ?」

男「簡単に言えば光を使って写真とかを壁に写すんだよ」

友「映像もか?」

男「出来るはずだよ」

友「へー」




146: 深夜 2014/08/10(日) 03:14:45 ID:QTsLt7iI

放課後 教室

男「焼きそばの屋台に決まったね」

友「まぁ妥当なところだろうなぁ」

チャラ男「お前らは焼きそばかぁ」

男「チャラ男くんのクラスは?」

チャラ男「…リンゴ飴」

友「縁日かよwwww」

チャラ男「女がほぼ一人で決めたんだ」

男「彼女ならやりそうだね…」

友「それよりさ、お前ら耳貸せよ」

男「ん?」

ゴニョゴニョ

男「えー!!無理だって!」

チャラ男「しかも学校に関係ないじゃん」

友「まぁ待てよ、考えがあるぜ」




147: 深夜 2014/08/10(日) 03:20:22 ID:QTsLt7iI

友の家 地下スタジオ

チャラ男「まず先に映像を撮るのか…」

男「誰が流すかとかも知らないのに…」

メイド「準備が整いましたよ」

友「まぁ何とかなるって!」



次の日 学校

男「女さん」

女「おはよーどしたの?」

男「これさ、ホログラムで流せないかな」ハイッ

女「ふふーんなるほどぉ」ニヤニヤ

女「私に任せといて!!文化祭実行委員に直訴してくるから!」

男「あはは、頼もしいよ」




148: 深夜 2014/08/10(日) 03:28:47 ID:QTsLt7iI

放課後

女「ごめーん音を流す機材がないからって断られちゃった」

友「あぁそれも想定内だぜ」

チャラ男「なるほど…確かに問題ねぇな」

女「なになにどゆこと?」

男「友くん家にくれば分かるよ」


友の家

女「ここ友くん家だったの!?」

友「大体皆同じ反応だな」

男「驚かないほうが無理だと思うよ」

チャラ男「いい機材でライブ出来るなら嬉しいな」

女「でもそれならチャラ男くん軽音部なんだしそのままセットしとけないの?」

友「一々説明すんの面倒くせぇな」

男「まぁまぁ」




149: 深夜 2014/08/10(日) 03:33:19 ID:QTsLt7iI

チャラ男「でも考えたな」

男「宣伝としてホログラムで映像を流して僕たちが演奏するとはね」

友「セットも自前なら文句ねぇだろ」

男「これで堂々とライブできるね!!」

女「そんなに学校でしたかったんだ」

チャラ男「ファンを作るなら身近な人からだぜ」

友「ドラムやりたいってやつも来るかもしんねぇしな」

女「じゃあステッカーもジャンジャン売っちゃお!!」

男「校則違反だからタダで配ろうね…」




150: 深夜 2014/08/10(日) 03:38:25 ID:QTsLt7iI

学祭当日 学校

メイド「坊っちゃん…めげないでください」

友「なんでダメだったんだよ…」

チャラ男「先輩が猛反対しちゃったなら仕方ないさ」

男「僕たちがライブしちゃったらメンツが潰れちゃうもんね…」アハハ

女「ごめんね皆ぁ…」

女「でも映像だけは流してくれるって!!」

友「本当か!?それを先に言えよ〜♪」

男「ん?映像しか流れないのに何で喜ぶの?」

友「まぁまぁお楽しみだぜ」

チャラ男「ライブしたかったなぁ…」




151: 深夜 2014/08/10(日) 03:45:58 ID:QTsLt7iI

女「あ!そうだ男くん!私のとこの屋台においでよ!」ギュッ

男「あ、ちょっと待ってよ女さん!」

男「ごめん、ちょっと行ってくるね!」

友「りょ!帰って来なくても問題ねぇよ」ニヤニヤ

チャラ男「楽しんでデートしてきなー」ニヤニヤ

メイド「遂に男様にも春が来たのですね…」ウルウル


バンドマン「……」ザッ

チャラ男「あいつは……」




152: 深夜 2014/08/10(日) 03:51:31 ID:QTsLt7iI

一階校舎 一年生の教室

女「女友ちゃん!一個ちょーだいっ!」

女友「立案者のあんたが何デートしてんのよ…」ハイ

男「ありがとう」アハハ…

女友「昼過ぎには交代だから戻ってきてね」

女「で、デートじゃねぇし!!」アセアセ

女友「はいはい…男くん女をよろしくね」

男「うん、僕も昼からは店番だから一緒に戻ってくるよ」




153: 深夜 2014/08/10(日) 03:56:29 ID:QTsLt7iI

二階校舎

貞子「うらめしや〜」

女「きゃーっ怖いよ!!!」ダキッ

男「ちょっ女さん…」

女「ふえええん…」ブルブル

男「嘘泣きでしょ」

女「バレたか」エヘヘ

貞子「……青春っていいなぁ」


ジュリエット「おぉロミオ…あなたはどうしてロミオなの…」

女「あの女の人すっごい大根役者なんだけど」ヒソヒソ

男「失礼だよ」ヒソヒソ




154: 深夜 2014/08/10(日) 04:01:54 ID:tAjzRKhc

中庭

女「あー楽しかった!」

男「もうすぐ交代の時間だね」

女「めんどくさいなー」

男「こらこら」フフッ

バンドマン「おい女」ヌッ

男女「!!」

女「な、なんであんたがここに?」

バンドマン「学祭だから誰にでも入れるじゃねえか」

男「……」キッ

バンドマン「急に俺と別れた理由はソイツか」

女「……」




156: 深夜 2014/08/10(日) 04:03:39 ID:QC0qGh9.

ありがとう




157: 深夜 2014/08/10(日) 04:08:01 ID:QC0qGh9.

女「そうよ!アンタなんかよりずっと魅力あるんだから!」ギューッ

男「ちょっ女さん!?」

女「ごめん…しつこいから困ってるの…」ボソボソ

女「今だけでいいから話を合わせて」ボソボソ

男「う、うん…」


バンドマン「てめぇ観客だけじゃなくて女も奪うのか!!」グイッ

男「…君が大切にしないから皆離れてくんだ」

男「僕は女の事が大切だから今君から守らなきゃいけない」

男「…だから殴りたければ殴りなよ」

バンドマン「じゃあお望み通りにしてやるよ!!」グアアアッ




158: 深夜 2014/08/10(日) 04:11:54 ID:QC0qGh9.

女「なっ…お願いやめてぇっ!!」


バキッ!!!

男「…ど、DQNくん!?」

DQN「………」

バンドマン「な、なんなんだよどいつもこいつも!!!」

DQN「……よぉ無事か」

男「うん…」

ギャル「なんかキモイおっさんが暴力振るってるんですけど〜」

ギャル友「先生早くなんとかして〜」クネクネ

男「ギャルさん…ギャル友さん!!」




159: 深夜 2014/08/10(日) 04:19:21 ID:QC0qGh9.

先生「コラァ!!一体何の騒ぎだ!!!」

ギャル「あのオッサンが急に殴りかかってきたんです〜」

ギャル友「助けてよ先生〜」クネクネ

バンドマン「…チッ」

バンドマン「帰るわ…」

バンドマン「夜道には気をつけな」ニヤッ

女「それ脅迫罪なんですけど!」ベーッ


男「DQNくん!大丈夫?」

DQN「これぐらい痛くねぇよ…」

男「…守ってくれてありがとう」

DQN「なぁに…お前らのおかげで実刑はくらわなかったんだ」

DQN「だからいくらでも守ってやるさ」




160: 深夜 2014/08/10(日) 04:24:02 ID:QC0qGh9.

ギャル「あのオッサン確か近所のやつだったわ」

ギャル友「どうする〜しめちゃう?」クネクネ

DQN「まぁ男なら大丈夫だろ」

DQN「大切にしろよ…彼女」

男「う、うん…ありがとう」

男(実は付き合ってないなんて言い出せない…)

男「そういえば夜のホログラム僕たちバンドの映像なんだ!」

男「良かったら観に来てよ!」

DQN「あぁ…そうさせてもらうよ」

ギャル「お、男……………またね」

女「!!」




161: 深夜 2014/08/10(日) 04:28:05 ID:QC0qGh9.

男「女さん…ケガはない?」

女「うん…ないよ」プイッ

男「え、なんか怒ってる?」

女「怒ってない!!」

男「君がそういうならそういう事にしとくよ」アハハ…


昼過ぎ
女「……」プクーッ

女友「…何怒ってんの」

女「べっつにー」

女友「はぁ…まぁ後は頼んだわよ」

女「はーい」




162: 深夜 2014/08/10(日) 04:33:41 ID:QC0qGh9.

教室

男「いらっしゃいませー焼きそばいかがですか〜!」ジュージュー

チャラ男「いかがっすか〜」ジュージュー

友「っした〜」ダラーン

メイド「坊っちゃん…お母様から言葉遣いを直すよう言伝を預かっております」

友「かったりぃから別にいいじゃん」ケッ


男「メイドさんが売り子をやってくれてるから忙しいね」

チャラ男「そりゃあ健全な男子高校生ならモロどストライクだからだろ」アチー

メイド「褒めても何もでませんよ」




163: 深夜 2014/08/10(日) 04:37:19 ID:QC0qGh9.

後輩「あ、あの…お一つください」

男「はいどうぞ」ニコッ

後輩「!!」ドキッ

後輩「あ、ありがとうございます…」ピューン

チャラ男「…すげー走ってったな」

男「人見知りなのかなぁ」

友「男〜暇だぞ!!」

男「ちょっとは手伝ってよ!!!」




164: 深夜 2014/08/10(日) 04:46:17 ID:QC0qGh9.

夕方

男「完売しちゃったね」

チャラ男「メイドさん効果マジパねぇよな」

友「てかなんでチャラ男は隣のクラスなのに焼きそば焼いてたんだ?」

チャラ男「あ…まぁいいじゃん」

男「今言われるまで僕も気付かなかったよ…」

女「チャラ男くーん!全然売れないよぉ〜」

チャラ男「マジかよ…この時間じゃあもう無理だって」

男「じゃあ手伝って貰ったから僕たちも手伝おうか」

友「えーまた店番かよ」

メイド「坊っちゃんは本当に何もしてないですよね」




165: 深夜 2014/08/10(日) 04:56:25 ID:QC0qGh9.

夜 体育館

メイド「そう言えばホログラムは何時からですか?」

男「えっとね…20時からだから後30分ぐらいだよ」

友「やっと本日のメインディッシュが来たか!!」

チャラ男「オメェは音楽以外にもやる気を出せよ…」

女「すっごい楽しみー」プクーッ

男「全然楽しそうじゃないんだけど…」

チャラ男「お、先輩達のお出ましだぜ」

ワアアアアアパチパチパチパチ

先輩「今日はどうもありがとう!」

先輩「俺たちは命を懸けて盛り上げる!」

先輩「だからお前たちも命を懸けて盛り上がってくれ!!!」

友「何言ってんだ」




166: 深夜 2014/08/10(日) 05:10:31 ID:eXOkUWuU

あーなただけにぃ↑ひびっけぇ恋のうた〜
ウオオオオオイイゾオオオ


チャラ男「…俺たちは流石にもうちょい完成度高めとくわ」

友「そうしてくれ…三年間の努力の形がこれだとふざけてるとしか思えねぇわ」

男「まぁまぁ…初心者からなら上出来だと思うよ」

友「いやアレはまともにやってきてねぇよ…」

チャラ男「皆が皆ガチでやってる訳じゃねえからな」

メイド「こればっかりはどうしようもないですね」




171: 深夜 2014/08/10(日) 16:53:09 ID:djY0PJGY

20時 中庭

友「はやくしろよなー」ソワソワ

チャラ男「子供かよ…まぁ俺も楽しみなんだけどさ」

男「…女さんホログラム、本当にありがとうね」

女「む…ま、感謝してくれるなら」

女「今度男くんの奢りで駅前のサーティワンで許してあげる!」

男「それぐらいなら全然いいよ」アハハ

パァッ

皆「!!!」

友「きたきたきたああああ!!!!!」グッ

ウオオオオオオカッケエエエエエエエダレダヨアレ!!?

男「あはは、大成功だね」

チャラ男「後はライブに来てくれた奴らが俺たちの存在を広めてくれるな」




172: 深夜 2014/08/10(日) 16:57:34 ID:djY0PJGY

女「……」

女(校舎一面にSTEREOTYPEの皆が…)

女(男くん…ギター持ってると凄くカッコ良く見えるな///)

友「やっはー絶景だわ!」

チャラ男「カッコ良く撮れてんじゃん」

メイド「恐れ入ります」


女「男くん…これからも頑張ってね」ギュッ

男「あ…手」

女「好きだよ」ボソッ

男「!!?」


後輩「焼きそばの店員さんバンドやってたんだ…」




173: 深夜 2014/08/10(日) 17:03:03 ID:djY0PJGY

バンッ

we are…

THE STEREOTYPE(仮)!!!

ドラム募集中!
一緒にTEENS ROCK優勝目指そう!!


チャラ男「ぶっ…おま、そう言う事かよ!」

友「もういちいち探すの面倒くさいじゃん」

男「噂が広がって更に募集をかければ上手な人が集まりそうだね!」

女「うんうん!来年は優勝目指そっ♪」

一同「おおおおおおっ!!!!!」


後輩「…私、ドラム始めてみようかな」モジモジ

後輩友「単純だねー後輩は!一緒にここ受けようか!!」

後輩「うん!」




174: 深夜 2014/08/10(日) 17:07:24 ID:djY0PJGY



男「僕たちのバンドホログラムは高校の歴史上初の映像作品ということでちょっとした話題になりました」

男「そして噂は広がり続けて、まだ一回しかライブしてないのに確実にファンが増えていきました」

男「この時ホログラムを見て感動した後輩ちゃんが後に加入するとは僕も想像できなかったな」アハハ

男「こうして初めての学祭も終わりを迎えました」


.




175: 深夜 2014/08/10(日) 17:15:06 ID:gSit00Ps

おまけ

なんだ今年のホログラム!
軽音部じゃねえのか!?
カッコイイ!ライブ見に行きたいね!

DQN「……」

ギャル「あいつら凄いよね」

ギャル「今や学校中の話題をかっさらっちゃってさ」

DQN「ギャル」

ギャル「何?」

DQN「すまねぇ…やっぱり就職やめて、俺学校行きてえわ」

DQN「定時制に入学し直してやり直す」

DQN「卒業して必ずお前を幸せにする…だから結婚は待ってくれ」

ギャル「ばーか……素直じゃないね」


ギャル「……いつまでも待ってるから」




176: 深夜 2014/08/10(日) 17:16:47 ID:eXOkUWuU

フゥ…
後は任せた




179: 深夜 2014/08/10(日) 22:56:31 ID:fbbOv6ao

学祭終了後

男「楽しかったね」

チャラ男「まぁ良かったけどさ…」

友「このリンゴ飴…腐ってないよな?」

女「もう!ちゃんと新鮮なの使ってるから!」

メイド「お土産にわざわざありがとうございます」

友「いや余ったの処分させられてるだけだぞ」

男「あはは…じゃあ女さんは電車だね」

チャラ男「男、送ってやれよ」

男「いやそしたら帰りの電車ないんだけど…」

友「いいじゃねぇか、野宿しろ」

メイド「よろしければ後で迎えに行きますよ」




180: 深夜 2014/08/10(日) 23:01:59 ID:eXOkUWuU

女「大丈夫だって!ありがとねっ!」

男「でも元彼さんのことがあるからね…」

男「メイドさん、後で隣町まで迎えにきて貰っていい?」

メイド「はい」ニコッ

チャラ男「なんかあったの?」

男「まぁね…また今度話すよ!」

女「ありがと…じゃあ終電も近いし急ご!」

友「気をつけろよ〜」




181: 深夜 2014/08/10(日) 23:20:25 ID:bncA9Uxg

電車

ガタンゴトン

女「わざわざありがとうね」

男「うん、全然構わないよ」

女「…」

男「…」

女「…男くんって彼女いる?」

男「いないよ」

女「じゃあさ…私と付き合ってよ」

男「…僕でいいの?」

女「そこはYESかNOではっきり答えて」

男「うん…よろしくお願いします」

女「えへへ…手」

男「うん」ギュッ




182: 深夜 2014/08/10(日) 23:22:24 ID:bncA9Uxg

隣町

女「もう少しで私の家」

男「そうなんだ…ちょっと歩くんだね」

女「駅近はお父さんの給料じゃ無理だもん」

男「あはは…」

女「あ、ここ!」

男「立派な家じゃない」

女「そう?送ってくれてありがとっ♪」

男「どういたしまして」




183: 深夜 2014/08/10(日) 23:24:42 ID:bncA9Uxg

男「じゃ帰るね」

女「待って!」ギュッ

男「な、何?」

女「大好き」チュッ

男「…僕もだよ」


隣町駅前

メイド「お待たせいたしました」

友「よおっ」

男「リムジンで来る?普通」アハハ

友「いいことあったのかよ」

男「まぁね」




184: 深夜 2014/08/10(日) 23:36:10 ID:ksVHCfjE

しばらくして

友の家

友「…って感じなんだけどさ」

チャラ男「ならこう弾くわ」ボンッボボン

メイド「なかなかよくあるハードロックですね」

男「でもかっこいいよ!!」

友「お前は早く歌詞を考えろよ」

男「やっぱり雰囲気的には英語なの?」

チャラ男「洋楽っぽいもんな」

女「私英語得意だから一緒に考えるよ!」

友「ケッイチャイチャしやがって」




185: 深夜 2014/08/11(月) 01:07:23 ID:s8SMqjUs

メイド「次のライブはいつにするのですか?」

友「まだオリジナルが一曲だからなぁ」

チャラ男「いきなり全部オリジナルってのは素人がやる事じゃねぇよ」

男「僕もまだ自信ないなぁ…」

友「まぁ早く次のライブしたいし今は一曲だけで行くか」

メイド「では次のセトリを考えていきましょう」

女「いいなー私もギターでもやってれば良かった」

男「キーボードで入ったら?」

女「私全然楽器出来ないよ」

チャラ男「物販担当で頼むよ」

女「そだね!私売りまくるよ!!」




186: 深夜 2014/08/11(月) 02:27:15 ID:s8SMqjUs

一ヶ月経って
隣町のライブハウス

男「こっちのライブハウスは大きいね」

女「メジャーバンドがよく来るぐらいだもん」

チャラ男「前のとこは汚い狭い音が悪いだったからなぁ」

友「今日は期待できるな」

キャーッ友くんこっち向いてー!!

友「あ?ウチの生徒じゃん」

女「えっへん!私が今回広報も担当しました!」

チャラ男「俺も女の子来い!」

男くんですよね?私ファンですっ!

男「あ、ども…」

チャラ男「」

女「むー」ムスー




187: 深夜 2014/08/11(月) 02:32:15 ID:s8SMqjUs

メイド「私達含め5つのバンドが出るみたいですね」

チャラ男「って事は今回はガチ勢かもな」

友「でも前より10分増えたからな」

男「だから5曲やることにしたんだよね」

友「ま、俺たち3番目だし控え室で古今東西しようぜ」

チャラ男「いやもしインディーの人がいたらそれは失礼だぞ…」

友「どーせ俺より上手いギタリストなんていねぇよ」ケラケラ


一番目 noah's ark

V系「舞い降りた片翼の天使」

バンギャ「ステキ抱いてえええええ」ブシャアアアア

友「な…」




188: 深夜 2014/08/11(月) 02:36:22 ID:s8SMqjUs

長髪「我救世主(メシア)なり」ギュワアーン


友「なんだよアイツ等…」

友(やべぇ…あのギター滅茶苦茶うめぇ)

チャラ男「…ちゃんとしたフライヤーだな」

男「もうすぐメジャーデビューらしいね」

女「掛けてるお金がちがうんだよ」




友(……え?俺コイツ等より下手だったのか)




189: 深夜 2014/08/11(月) 02:41:15 ID:s8SMqjUs

チャラ男「やっぱインディーは盛り上げるの上手だなー」

友「くそ…あんなのファンが沢山いるからだ」ダッ

メイド「坊っちゃん!」

男「きっと火がついたんだ…僕たちも準備しにいこ!」


控え室

友(……足元はファズにチューナーだけだった)

友(あれはセッティング、ギターの良さ、そして何よりテクによる音だ…)

友(こんなとこで負けたくねぇ!!)


男「…悔しいんだね」

チャラ男「あいつは人一倍ロックを愛してるからな」




190: 深夜 2014/08/11(月) 02:46:26 ID:s8SMqjUs

女(凄い真剣な空気…)

女(男の子って皆負けず嫌いなんだなぁ)

女(かっこいいよ、皆)



チャラ男「二番目終わったぞ」

男「友くん…」

友「もう少しだ…もう少しで完成なんだ…」

メイド「坊っちゃん…」

男「もう登場SE流れてるよ」

友「…すぐ行く」




191: 深夜 2014/08/11(月) 02:51:39 ID:s8SMqjUs

シーーン……

「……」ヒソヒソ
「………」ヒソヒソ

男(前と違って凄い静かだ…)

男(かなりアウェイな空気を感じるや…)

ブルブル

チャラ男「手ぇ震えてっぞ」

男「あ、うん…何だか今日が初ライブみたいだよ」

チャラ男「ちげぇねーな」

キーーーン…デロデロデロデロギャーーーン

友「うあああああああ!!!!!!!」

男「と、友くん!?」

友「ぜってぇ負けねぇ!本気出してやるぞ!」

男「…うん!」




192: 深夜 2014/08/11(月) 03:04:47 ID:s8SMqjUs

http://www.youtube.com/watch?v=j5rGm3kdTuk



メイド(Back in Black…練習では原曲通りにしていましたが…)

友「……」ギャーンピロリロリロリロ

男(早い!)

チャラ男(ば、バカ野郎!)

友「……」ジーッ

チャラ男(…ついてこいじゃねーよ)ニヤ

ザワザワ…
「途中からアレンジしてるぞ!」
「ギターがヒートアップしてやがる!」

男「yeah well, (i'm)hey hey hey hey!!」

友チャラ男「hey hey hey hey !!」


女(コーラスまで入れて…かなりカッコ良くなってるよ)




193: 深夜 2014/08/11(月) 03:09:05 ID:s8SMqjUs

友「はぁ…はぁ…」

チャラ男「てめぇ飛ばしすぎだろ」

友「楽しかっただろ…」ハァハァ

チャラ男「あぁ楽しかったよ!」

男「あはは…」

男「初めまして皆さん!THE STEREOTYPE(仮)です!」

シーーン…

女(な、なんで同じ学校の人がいっぱいいるのにこんな空気なのよ!)

チャラ男(流石に挨拶が過ぎるぜ先輩方よ…)




194: 深夜 2014/08/11(月) 03:15:01 ID:s8SMqjUs



男(その後レッチリとストーンズを演奏したけど)

男(誰一人手拍子も何もせず棒立ちしていたな…)

男(オリジナルじゃなくコピーだから…?)

チャラ男「ダメだ楽しくねぇや」

友「俺もだ」

男「二人とも…」

友「どうせノッてくれないなら曲を変えよう」

チャラ男「バラードで行くか」

メイド「男様…あなたの実力を見せ付けてください」

男「は、恥ずかしいよ…」




195: 深夜 2014/08/11(月) 03:21:16 ID:s8SMqjUs

女(あれ…男くんと友くんだけになっちゃった)

女(しかもギターも変わった…何するの?)

スタッフ(勝手に編成変えるな!!)ペケッ

友(うるせぇバーカ!!)キッ

http://www.youtube.com/watch?v=Y9yFcH-1xe4



女(あ、ワンオクだ…)

女(友くん嫌いだって言ってたのにやるんだ)

男「……」スゥーッ

男「I'm telling you …I softly whisper…」

ザワザワ…




196: 深夜 2014/08/11(月) 03:25:53 ID:s8SMqjUs

舞台袖

チャラ男「キレイな声してんな男のやつ」ケラケラ

メイド「背筋がゾクゾクします…」

チャラ男「あいつは激しい曲向いてないからなぁ…」

チャラ男「多分今観客も驚いてると思うぜ」



男「wherever you are…I all make you smile …」

男(あはは…ノリで手を振ってみたら皆やってくれてるや)



女(もしかして私への愛の歌!?)///




197: 深夜 2014/08/11(月) 03:30:38 ID:s8SMqjUs

男「…ありがとうございました」

パチパチパチパチ…

男(やった…今日初めての拍手だ!)

男「次で最後です!僕たちの初めてのオリジナル、聞いてください!」





控え室

女「お疲れさま!」

男「ありがとう…」

友チャラ男「………」

女「まるでお通夜だね」

男「今日は仕方ないよ…ステッカー売れた?」

女「一枚だけ…えへへ」

メイド「そこまで私達がヘタだったのでしょうか?」




198: 深夜 2014/08/11(月) 03:34:13 ID:s8SMqjUs

ガチャッ

長髪「いやぁナイスファイトだったよ」パチパチ

友「……バカにしにきたのか」ガタッ

男「友くん!!」

長髪「違うよ…素直に褒めに来たんだ」アハハ

メイド「ステージとはまるで別人ですね」

チャラ男「そりゃ普段からあんな奴はいねぇよな…」




199: 深夜 2014/08/11(月) 03:37:02 ID:s8SMqjUs

長髪「選曲いいよねー!僕もAC/DCは好きだったなぁ」

男「ありがとうございます!」

長髪「君たちいくつなんだい?」

チャラ男「高一ッス」

長髪「本当かい!?ならもっと喜ぶべきだよ」

友「…どーいう事っすか」


長髪「今日出てた人達皆君たち褒めてたよ」

友「!!」




200: 深夜 2014/08/11(月) 03:40:49 ID:s8SMqjUs

長髪「ボーカルの君は天才だよね!僕メイク落ちそうなぐらい涙出ちゃったよ」

長髪「それにベースの君はすぐレッチリファンだって分かるぐらいファンキーだったし」

長髪「メイドさんのドラムはとてもパワフルで正確だった」

友「……俺は」

長髪「君も凄かった」

友「!!」

長髪「僕はもう15年ギターやってて今年で25歳にもなるけどさ、」

長髪「君ならもっと早く今の僕を越せるだろうね」

友「そ、そんな事はないッスよ!!」

友「今日は好き勝手やっちまったし一人で突っ走ったし…」




202: 深夜 2014/08/11(月) 03:50:55 ID:s8SMqjUs

長髪「そう…ギタリストは皆最初はそうなんだ」

長髪「でもね…プロを目指すとどうしても好き勝手できなくなってしまうし」

長髪「歳を取れば取るほど情熱的なプレーが出来なくなってくる」

長髪「段々と勉強してプロデビューしちゃったら後はもうクリック音とにらめっこしてるだけになるからね」

長髪「だからこそ一人突っ走った君は凄いんだよ」

友「ど、どういう意味っすか!?」

長髪「ギタリストに必要なもの…それはスター性だ」

友「スター性……」

長髪「君は君のまま頑張りなさい」

長髪「今日一番盛り上げようとした君が一番スター性を持っていたと思うよ」




203: 深夜 2014/08/11(月) 03:55:48 ID:s8SMqjUs

友「っ……!!」ジワッ

友「ありがとうございました!!!」

長髪「どういたしまして」フフ


男「あ、あの友くんが頭を下げた!」

チャラ男「でもあのオッサンには俺も惹かれたわ」

メイド「見た目に反していい人でしたよね」

友(…スター性か)

男「そうだ長髪さん!僕たちのオリジナル曲、どうでした?」

長髪「あーあれか…」

長髪「まぁカッコ良かったけど売れないと思うよ」

友「やっぱりてめえぶん殴る!!!」ブチッ

メイド「さっきまでの感動はどうしたんですか」




204: 深夜 2014/08/11(月) 03:59:26 ID:s8SMqjUs



男「こうして二回目のライブは少しほろ苦い思い出となってしまいました」

男「でも、このライブで学んだ事は沢山あったし悔しい思いもバネになるんだね」

男「それからは友くんはずっと曲作りと練習に励んでいました」

男「僕の方は練習にバイト、女さんとデートと大忙しだったなぁ」


.




208: クチュ野郎 ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 17:39:37 ID:GkhT08wc

冬 学校

友「どうだった?」

男「えへへ」

友「ゲッほとんど90点台じゃねぇか」

チャラ男「男は真面目だからなー」

友「そういうてめえも古典以外80超えかよ」

チャラ男「出来る男は勉強も出来るのさ」フッ

友「俺のと交換しやがれ!!!」

男「名前が違うでしょ…」アハハ




209: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 17:44:55 ID:tLLoASrU

放課後

男「今年ももう終わりかぁ」

友「冬休みはお前らどうすんの?」

チャラ男「俺は年末年始実家に帰省するわ」

友「けっつまんねぇの」

友「男は暇だよな?」

男「クリスマスは予定入ってるけどあとはバイトがなければ」

チャラ男「お、デートか」ニヤニヤ

友「お前も女の味を覚えたんだな」ニヤニヤ

男「ま、まだ何もしてないから…」




210: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 17:48:32 ID:tLLoASrU

友「とにかく俺はもっと曲作るから」

友「お前らも頼んだぞ」

チャラ男「オーケー」

男「まだ僕には難しいよ…」

友「いいからやるんだよ」

チャラ男「気合い入ってるなー」

友「ったりまえだ!!」

友「来年のTEENS ROCKは俺たちがいただくぜ」

男「うん!頑張ろうね!」




211: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 17:52:01 ID:tLLoASrU

クリスマス

妹「お兄ちゃんどこ行くの!?」

男「ちょっと出掛けてくるよ」

妹「彼女ね!彼女が出来たんだ!!」

男「うん、まぁね」

妹「え…本当に?」

男「遅れそうだからそろそろ行くよ」

妹「お母さんお兄ちゃんが!!!」

男「そんなに騒がなくても…」

母「あらあら今日は帰ってこなくても大丈夫よ」ウフフ

男「多分帰ってくるから…」アハハ




212: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 17:54:15 ID:tLLoASrU

駅前

女「……」チラチラ

男「ごめん!ちょっと遅れちゃったよ」

女「もう!女の子を待たせたらダメだよー!」ギュッ

男「は、恥ずかしいから抱きつかないで…」

女「もう…じゃあ手繋ごっ!」

男「うん!」




213: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:00:14 ID:GkhT08wc

男「今日はどこもいっぱいだね」

女「恋人達の季節だよ当たり前じゃん」

サンタ「そこのカップルさんケーキはいかがですかー?」

男「はは…まだ昼間だから遠慮しときます」

女「ごめんねー!」


駅前のレストラン

女「学校の近くにこんなとこあったんだー!」

男「本当は夜に来たかったんだけどね」

男「暗くなるとイルミネーションがキレイだしあの噴水は中からライトが照らされて空に光を放つんだ」

女「じゃあまた来ようよ!」

男「うん、いいよ」




214: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:04:12 ID:GkhT08wc

女「あー美味しかった!」

女「なんであんなお洒落なとこ知ってるの」

男「家族でよく来るからね」

男「妹がパスタ好きだしお父さんは焼き立てパンが食べ放題なのを気に入ってるよ」

女「ふーん仲良いんだね」

男「女さんの家族は?」

女「女って呼んで」

男「あ、うん…女は?」




215: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:08:17 ID:GkhT08wc

女「内緒♪」

男「なんだよそれー!」

女「えへへ…あ!ゲーセン行こ!」

男「うん!」


カシャ

男「彼女とプリクラなんて初めてだなぁ」

女「私が初めてなの?」

男「今まで浮いた話なんてなかったからね」

女「じゃあ私が男の初めてなんだ!嬉しい!」ダキッ

男「ちょっと…落書きしないの?」

女「あ、そうだった」




216: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:14:26 ID:KIRm31zE

カラオケ

女「えー!!98点っ!?」

男「採点ってこんな風になってるんだ」

女「もうーカッコ良すぎだよ///」

男「ありがとう」エヘヘ

女「ねえねえアジカン歌ってー!」

男「じゃあRe:Re:でも歌おうかな」


夜 見晴台

女「キレイ…」

男「イルミネーションもいいけどこうやって町を見渡すのもいいかなって思って…」

女「うん!凄く嬉しいよ…」ギュッ

男「…もうしょうがないなぁ」ギューッ




217: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:18:29 ID:KIRm31zE

駅前

男「家まで送るよ」

女「……帰りたくない」

男「家族が心配するよ?」

女「もう…分かってよ…」ギューッ

男「ちょっと…どこ行くの?」テクテク


男「…ここって」

女「……」テクテク

男「ちょっと!」テクテク

女「…女の子に恥かかせないで?」

男「…うん」




218: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:21:30 ID:KIRm31zE

ホテル

チュッ……

女「…ンムッ……ずっと今日濡れてたの…」グイッ

男「!!……びしょびしょだね」

女「もう…恥ずかしいよぉ///」

女「ベッド行こっ」

男「うん」


「アアッ……気持ちいい…」

「もっとさわって……」

「ヤァンッ……はぁ……はぁ……」




219: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:24:42 ID:KIRm31zE

「脱いで……」

「もうこんなになって…我慢してたの?」

「ふふ…可愛い♪」

「食べちゃおっ…あむっ」

「……ジュボジュボ……きもちいい?」

「よかった!……ねぇ脱がして」

「もう…こうやって外すんだよ」

「あぁん……電気消して……」

「…………いれて?」




220: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:28:43 ID:KIRm31zE

「はああああん………」ピクピク

「……ん、大丈夫だよ…動いて」

「ンッ……もっとぉ…もっと奥まで突いて!!」

「アアッ……イきそう……」ギューッ

「イヤッ……ハァンッ………いいよ!!」

「私も……一緒に……」

「あ、あ、…あああぁぁぁぁぁ……」ピクピク

「もう…激しいんだから」

「……ふふ、もっかいしようよー」



女「……すぅ……すぅ……」

男「………」




221: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 18:34:22 ID:Yqo96Jco



男「こうして初めて出来た彼女と繋がった僕は」

男「初めてじゃない彼女の艶やかさに少し胸が痛みました」

男「やっぱりあの人と既に色々してきたんだろうなぁ」

男「……恋ってこんなもんなのかなぁ」


.




223: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:19:17 ID:YwQPy7As

大晦日 男の家

メイド「お邪魔します」

妹「え!誰ですか!?」

メイド「私坊っちゃんのメイドです」

妹「お兄ちゃんどんな悪い事したの!?」

男「いや友くんの家のメイドさんだよ…」

友「本当に泊まっていいのかよ」

男「うん!友くん家だと寂しいでしょ?」

メイド「私までお誘いいただきありがとうございます」

男「どうせなら皆でいたほうが楽しいもんね」




224: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:22:56 ID:YwQPy7As

男の部屋

男「……」ケイタイイジイジ

友「女か?」

男「うん…」

メイド「Cまで行ったのですか」

男「そそそそんな事ないよ!?」

友「…マジかよ」

妹「え…」ガシャン

メイド「妹様大丈夫ですか」

妹「ご、ごめん!ココア入れ直してくるね!」

メイド「私もお手伝いいたします」

バタンッ

男「……」




225: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:25:30 ID:YwQPy7As

友「どしたんだよ元気ねぇな」

男「そ、そうかな…」

友「喧嘩でもしたか?」

男「そうじゃないけど…」

友「……悩んでんなら相談しろよ」

男「うん…ありがと」


男(女は本当に僕の事好きなのかな…)




226: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:30:33 ID:YwQPy7As

夜 リビング

父「今日はいっぱいいるなぁ」

母「あらあら可愛らしいメイドさんね」

友「年越しはいつも何見るんだよ」

男「うちは毎年ガキ使だよ」

妹「今年も面白そうだね!」

メイド「私の中ではそろそろオワコンと化しています」

男「もうまっちゃんにキレがないからね…」

ホウセイ~タイキック~

「「「「あははははは!!!」」」」




227: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:34:09 ID:YwQPy7As

友「こうやって皆でコタツに入るのっていいよな」

男「友くん家じゃコタツが有ったら浮いちゃうよね」

メイド「和室もありますから問題ないかと」

男「まだ知らない部屋があったんだ…」アハハ

友「…それでも俺とメイドの二人だけだからな」

母「毎年来ていいのよ、友くん」

妹「うん!私も来て欲しいな!」

友「……あざっす」

メイド(坊っちゃんに必要だった暖かい家族…)

メイド(男様…本当に感謝していますよ)ニコッ




228: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:38:29 ID:YwQPy7As

ゴーン………ゴーン………

父「除夜の鐘ももうすぐ鳴り終わるなぁ」

男「今年ももうすぐ終わるんだね」

友「明日初詣行こうぜ!!」

男「うん!僕も行きたいな!」

妹「じゃあ年越したら車で行こうよ!」

母「今年はどこ行こうかしら?」

メイド「よろしければ私が車を運転いたしますよ」




229: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:41:49 ID:YwQPy7As

カチ……カチ……ポーン!!

「「「「「「明けましておめでとう!!!!」」」」」」



男「あ、チャラ男くんからLINE来てるよ!」

友「あいつ今雑煮食ってんのか」

母「私達もささっと食べちゃいましょ!」

メイド「お持ちいたしました」

父「仕事が早いな!」

妹「ウチにも欲しいなぁメイドさん!」




230: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:46:09 ID:YwQPy7As

元旦 隣の県の神社

妹「リムジンなんて初めて乗った…」

メイド「安い車で申し訳ございません」

男「え…絶対ウソだよね」

友「本当だよ……確か1000万ぐらいだろ」

メイド「はい…家には一番低いランクしかなくて…」

男「凄い話だね…」

母「私お父さんと少しデートしてくるから」

父「日の出を見たら戻るよ」

メイド「かしこまりました」ペコッ




231: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:49:27 ID:YwQPy7As

ざわ・・・ざわ・・・

友「スッゲー人混みだな」

妹「ここの神社は有名だからね!」

チャラ男「オッスお前ら来てたのか」

男「チャラ男くん!?」

チャラ男「俺地元ここだから」

友「なんだよ近いじゃねえか」

チャラ男「あれ?女はいないのか?」

男「うん…家族で旅行してるみたいだよ」

チャラ男「ふーん」




232: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:53:25 ID:YwQPy7As

妹「先にお参りする?」

男「今午前4時だからまだ日の出は早いだろうね」

チャラ男「先お参り行くか」

友「メイドオオオ!!!小銭くれ!!!」

メイド「かしこまりました」ポンッ

男「だ、ダメだよお賽銭は小銭で十分なんだから!!」

チャラ男「帯付きとか初めて見たわ…」




233: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:56:57 ID:GkhT08wc

チャリンチャリーン…
パンッパン


妹「皆何お祈りしたの?」

チャラ男「そういうのは言いだしっぺが最初に言わないとなー」

妹「わ、私のはなんでもいいじゃん!」

友「彼氏が欲しい」ニヤニヤ

妹「!!ち、違うもん!!!」

男「あはは…」




234: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 19:59:44 ID:GkhT08wc

午前6時

男「もうすぐだね」

メイド「皆様お席はご用意いたしましたよ」

チャラ男「スゲー町全体が見えるじゃん」

妹「あと一時間ぐらいかな?」

友「じゃあそれまで今年初の古今東西でもするか」

男「わぁ〜なんだか久しぶりだね」

チャラ男「俺たちこればっかやってるよなー」




235: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:11:10 ID:GkhT08wc

午前7時半

妹「きれー…」

チャラ男「こんな大勢で見たの初めてだよ」

友「俺もだ…」

男「来年も来ようよ!もっと友達連れてさ!」

友「ばっ…このメンツだからいんだよ!」

チャラ男「まぁ女と俺のバンドメンバーくらいは連れてきていいんじゃね」

男「そうだね!」

メイド(坊っちゃん……あなたはこれから……)

メイド(いえ……今はこのひとときを楽しみましょう)




236: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:12:47 ID:GkhT08wc



男「この後も冬休み、春休みと僕たちはひたすらに曲作りに励みました」

男「時間が流れるのはあっという間で」

男「気がつけば僕たちは一つ歳をとりました」


.




237: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:15:23 ID:GkhT08wc



妹「お兄ちゃん遅れちゃうよ!!」

男「もう…ちょっと待ってよ!」

母「あらあら…気をつけてね」

男「うん!行ってきます!」


学校

妹「これで私も高校生かぁ」

男「妹も同じ高校だなんて恥ずかしいや」

妹「もう!どういう意味!?」




238: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:19:46 ID:GkhT08wc

友「おーいこっちだ!」

男「友くん!おはよう!」

チャラ男「よっ」

男「チャラ男くんも!」

チャラ男「今年は俺たち3人同じクラスだな」

男「え!本当!?」

友「よっ!お前もここに来たんだな」

妹「いえーい!そうだよ!」


後輩「あ、あの人だ…」

後輩「周りの人は確か同じバンドの人だよね…」

後輩友「皆カッコイイね!私もあのグループに入りたいな〜」

後輩「うん…私も」




239: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:23:32 ID:KIRm31zE

女「おっはよー!」

友「ウィーッス」

チャラ男「おっはー」

男「おはよう」

女「私皆と違うクラスだったんだけど…」

友「どーせ昼休みに遊びに来るだろ」

女「同じクラスなら10分休憩も喋れるじゃん!」

男「あはは…まぁいつでも来てよ」

女「そりゃ行くけどさー」プクーッ




240: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:27:50 ID:KIRm31zE

入学式終了後

妹「あーもう長いよ校長の話!」

後輩「そ、そうですね…」

妹「それにしても後輩ちゃん可愛い!」

妹「どこ中だったの?」

後輩「と、隣の県のとこからですよ」

妹「ふーん私この辺!まぁ同じクラスメイトとしてよろしくね!」

後輩「うん…よろしく」ニコッ

妹「部活入るの?」

後輩「うん…一応」




241: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:32:21 ID:KIRm31zE

妹「どこ入るの?」

後輩「け、軽音部にしよーかなって…」

妹「そうなんだー楽器出来る?」

後輩「うん…ドラム習ってたから」

妹「へえ凄い!今度聞かせてよ!」

後輩「叩いてるだけだからつまらないと思うよ…」

妹「そーかなー」




242: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:37:02 ID:KIRm31zE

軽音部 部室

後輩「あ、あの…」

ヤンキー「あ?なんだてめぇ」

後輩「ひぃっごごごごめんなさい…」

ホモ「コラやめたまえ!」サワサワ

ヤンキー「アッ-!」

根暗「今日チャラ男いないからね…」

根暗「入部届なら音楽教師に渡してね…」

後輩「あ、あの…文化祭のホログラムに写ってた人達は…?」

根暗「それ…軽音部じゃないよ」

後輩「え!?」




243: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:40:19 ID:KIRm31zE

2年生の廊下

男「うん………でさ……」
チャラ男「ははは」
友「何笑ってんだよ!!」



後輩「あ……いた」ジーッ

ギャル「何こんなとこでつっ立ってんのよ」

後輩「ひぃっすみません…」タタッ

ギャル「今の一年じゃん」

ギャル友「なんで二階にいたんだろ〜ね」クネクネ




244: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:43:53 ID:KIRm31zE

一年 教室

妹「あれ?部活入らないの?」

後輩「う、うん…怖い人ばかりだったし…」

妹「せっかくドラム習ってたんだから入れば良かったのに!」

後輩「バイトでもしてお金貯めるよ…」

妹「あ!じゃあ駅前のガスト行きなよ!」

妹「私のお兄ちゃんと友達がいるから!」

後輩「うん…面接行ってみるよ…ありがとう」




245: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:47:52 ID:KIRm31zE

バイト初日 店長室

後輩「よ、よろしくお願いします!」

女大生「あら可愛い!!」

店長「後輩さんに制服の着方教えてね」

女大生「はーい!行こっ!」

後輩「はい!」



チャラ男「遅れてすんません」

男「HRが伸びてしまって…」

店長「まったく…しょうがないなぁ」




246: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:50:34 ID:KIRm31zE

店長「あ、今新人さん更衣室使ってるからここで着替えちゃって」

チャラ男「女すか」

店長「あぁ、君たちと同じ高校だよ」

男「誰だろう」

店長「一年だから知らないんじゃない?」

店長「とりあえず今日は二人ともキッチンを頼むよ」

男チャラ男「「はーい」」




247: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:54:55 ID:KIRm31zE

ホール

後輩「あ、あの!私今日から働かせていただきます後輩ですっ!」

後輩「よよよよろしくお願いします!!」

男「よろしくねー」

チャラ男「ウィーッス」



チャラ男「男の時よりきょどってんだけど」ケラケラ

男「もう…おちょくったらダメだよ」

チャラ男「にしても目ぐらい合わせろよなぁ」

男「ちゃんと顔見てくれてないからね…」アハハ




248: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 20:58:34 ID:KIRm31zE



店長「お疲れ様、時間になったらネームプレートのバーコードをピッてしてね」

後輩「は、はい!」

女大生「じゃあ私はもう少しいるから先にあがってね」

女大生「一人で更衣室行ける?」

後輩「大丈夫です…」

ピッ
オツカレサマデス
オツカレーッス

女大生「お疲れーアンタら店長室で着替えてよ!」

アイヨー

後輩「………」ピッ

後輩「お、お疲れさまでした!」




249: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:05:18 ID:EPNK8yKQ

後輩「ふぅ…この制服、胸がキツいなぁ…」プルンッ

後輩「そうだ、シフト出さないと行けないんだ!」


店長室
後輩「失礼しまーす……」ガチャ

男チャラ男「「あ」」ヌギヌギ

後輩「あ///」

後輩「お着替え中とはすいませんでしたっ」バタンッ

後輩「って、」

後輩(ええええええ!!!??)




250: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:08:11 ID:EPNK8yKQ

ガチャ

男「あーごめんね…もう大丈夫だから」

チャラ男「スマン」

後輩「あわわわわわ…」

男「うん?」

後輩「すすす、好きですっ!!!」

男「え」

後輩(はっ!なんで告白しちゃったんだろ私!!)

後輩「し、失礼します!!」タタタッ


男「…え」

チャラ男「男にだよな…今の」




251: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:11:54 ID:EPNK8yKQ

帰り道

後輩(やっちゃった!!どーしよう!!!)タタタッ

後輩(まさか一緒のバイトだったなんて…)タタタッ

後輩(もう行けない…明日辞める電話しよ)グスッ

石「よっ」ガッ

後輩「痛っ」ビターン

後輩「ふええん……」



男「大丈夫?」

後輩「あ…」




252: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:15:42 ID:GkhT08wc

駅前

チャラ男「いや凄いよな、初めて会った日に告白なんて」ケラケラ

後輩「………」カアーッ

男「彼女いるからごめんね」

後輩「あ、大丈夫です!私みたいなのが調子乗ってすみません…」

チャラ男「まあ明日飛ぶなよ」

男「うん…初日だけで辞めたら女大生さん傷付くよ」

後輩「は、はい…ごめんなさい…」

男「じゃあまた明日ね!」

チャラ男「おーまたなー」


後輩「…」

チャラ男「帰ろうぜ、一緒の方向だろ?」

後輩「は、はい…」




253: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:22:50 ID:Yqo96Jco

つぎの日

後輩「妹ちゃん!!お兄さんってあのお兄さんだよね!?」

妹「落ち着いてどのお兄ちゃんか分かんないよ」

後輩「バンドやってるけどやってないよね!?」

妹「あー?うー?」


妹「そうそう、その人がお兄ちゃんだよ」

後輩「どーしよう…せっかくドラム習ってたのに無駄になっちゃった」

妹「どゆこと?」




254: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:26:09 ID:Yqo96Jco



妹「なるほどー…っていうかお兄ちゃんの事好きなんだ!」

後輩「う、うん///」

妹「彼女の女さんはレベル高いよぉ?」

妹「スラッとしたモデル体型だし明るく誰とでも仲良く喋るからねぇ」クフフ

後輩「うー…」プルルンッ

妹「おっぱいだけは勝ってるよ」

後輩「それだけなんて嫌だよ…」




255: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:31:37 ID:GkhT08wc

妹「私は後輩ちゃん好きだから応援するよ!」

後輩「ありがとー妹ちゃん〜」ダキッ

妹「ふへへ」モミッ

後輩「いやぁ///」



夜 駅前

男「じゃあまた明日!」

チャラ男「おー」

後輩「ちょ、ちょっと待ってください!」

男「どしたの?」

チャラ男「諦められないなら俺が慰めてやるよ〜?」

男「茶化さないの!」

後輩「その……まだ募集してますか?」




256: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:34:58 ID:GkhT08wc

男「え?何の?」

チャラ男「おいおい…もしかしてあの時の宣伝見て来てくれたのか?」

後輩「は、はい///」

男「ええ!!?本当に!?」

男「もう全然ウェルカムだよ!!」

チャラ男「友のやつ喜ぶぞこりゃ」

後輩「あ、ありがとうございます!!」

男「本当に嬉しいよ!妹とも仲良くしてやってね」ニコッ

後輩「はぅっ///」ズキューーーーン


チャラ男「……お前案外たらしだな」




257: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:40:09 ID:SyJR8vvw

友の家

後輩「立派な豪邸ですね…流石バンドマン…」

友「いや俺らが建てた訳じゃないんだが…」

メイド「おかえりなさいませ」ペコッ

後輩「め、メイドさんまで…凄すぎます…」

チャラ男「ちょっと面倒くせぇなコイツ…」

男「まぁまぁ」アハハ




258: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:48:45 ID:SyJR8vvw

地下スタジオ

後輩「す、凄い…個人のスタジオですか?」

友「まぁな」

友「早速だけど演奏どんなもんか見たいから何かやろうぜ」

男「後輩さんは普段誰の曲やるの?」

チャラ男「楽しみだなぁ」ボッボボン

後輩「じゃあ…」




259: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 21:58:43 ID:YwQPy7As

http://www.youtube.com/watch?v=sOvetWa2BfA


副音声つきでスマン

後輩「ーーっ!!」ドコドコドコドコ

友(おいおい…コイツすげぇな)

男(は、早すぎて右手がついていけない…)

チャラ男(突っ走りすぎなとこあるけどタメ方とかが超気持ちいいぞ)

男友チャラ男(それにしても…)



プルルンッ


男友チャラ男(胸でけぇ……)




260: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 22:01:41 ID:YwQPy7As

後輩「はぁ……はぁ……ど、どうでしたか?」


友「合格」

チャラ男「まだまだ荒いけどよく叩けたな」

男「うん…凄いよ後輩さん!」

後輩「あ、ありがとうございます///」

メイド「よろしければ私がお教えしますよ」

後輩「メイドさんなのにドラムも叩けるんですかっ!?」

友「あーめんどくせ」

男「まぁまぁ…」アハハ




261: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 22:05:24 ID:YwQPy7As



男「こうして高校生活二年目は後輩さんが加入する所から始まりました」

男「遂にメンバーが揃った僕たちはTEENS ROCK優勝を目指して練習を開始していく」

男「僕はまだ自分でフレーズを考えることも出来ないから凄く苦労するんだよね…」



.




263: 東京クチュ-ル ◆o0JMpFh/TM 2014/08/11(月) 22:11:05 ID:tLLoASrU

おまけ

ギャル「…」

男(ま、まさかギャルさんと同じクラスたなんて)

ギャル「何よ」

男「な、なんでもないよ…」



数学教師「次!ギャル!解いてみろ!」

ギャル「えー分かんねぇし…」ガタッ

男「……」チョイチョイ

ギャル「ん?」チラッ

ギャル「……3x」

数学教師「ちっ…正解だ」

男「あはは…」

ギャル(ふん…礼なんて言わないから…)




264: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:19:16 ID:7UFwUFWI

友の家 地下スタジオ

友「ペンタは最もよく使われるスケールだ」

友「即興でギターソロを弾く時なんかに便利だな」

友「覚え方としてはキーのダイアグラムを頭の中で構成」

友「今まで必死に覚えてきたコードがここで役に立つ訳だ」

友「例えばFを押さえて人差し指の一番下、ルート音」

友「ルートからこことここ…このポジションがペンタだ」

男「んーとっ…こことここと…」


チャラ男「ここでオカズを挟んでみるのはどうだ?」

後輩「はい…」ドンドンシャーン

後輩「こうですか?」

チャラ男「もっと頭の拍がわかり易くだ」

後輩「分からないですぅ…」




265: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:22:40 ID:7UFwUFWI

女「ついに皆何してるか分かんないや…」

メイド「ふふ…一生懸命新しい技術を自分達で模索しているのですよ」

女「メイドさんはもうやらないの?」

メイド「私はあくまで坊っちゃん達のサポート…」

メイド「後は本人達に任せるのが一番かと」

女「…まるで男の世界だね…」

女「って!その女の子誰なの!?」


友「まーた面倒くさいやつ一人…」

男「あはは…説明するのに骨が折れそうだね…」




266: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:26:17 ID:7UFwUFWI



女「そうなんだ!じゃあ後輩ちゃんが正式にドラムなんだね!」

後輩「はい!不束者ですがよろしくおねがいします…」ペコッ

友「とにかく時間がねぇんだ」

友「5月中にはオリジナル3曲作って録音」

友「そしてそれを応募しないとスタートラインにも立てねえからな」

チャラ男「まだ一曲しかねえからなぁ…」

男「あと一ヶ月でそこまでやらなくちゃね」

女「うん…頑張ってね」




268: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:32:09 ID:7UFwUFWI

チャラ男「最初に出来た曲はハードロック…」

男「同じ雰囲気で行く方が統一性あっていいのかな」

後輩「でも今時のバンドって様々な作風の曲を作りますよ」

友「…そうだな」



男(それから二週間後、新しい曲が完成した)

男(友くんとチャラ男くんの共作でまさかのミクスチャーロックだ)

チャラ男「やっべこれ楽しい!!」

男「もろにレッチリに影響受けましたって曲だね…」

友「まぁサビはキャッチーにしたんだ」

友「これは盛り上がると思うぜ」




269: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:39:32 ID:7UFwUFWI

後輩「でも後一週間で一曲ですよね…」

友「あれはウソだ」

男「え!?」

メイド「というより募集要項を確認したら2~3曲って書いてあったんですよね」

チャラ男「なんだそりゃ…まぁこれで出場は確実だな」

メイド「その代わりライブ映像が必要な事も発覚しました」

男「ええ!?もう時間ないよ!?」

友「メイドが明日のライブを押さえてくれた」

後輩「そんな…明日だなんて私出来るかな…」




270: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:45:45 ID:7UFwUFWI

友「出来る出来ないじゃない」

チャラ男「やるしかないよな」

男「後輩さんなら出来るよ!頑張ろう!」

後輩「…はい!頑張りましょう!」

オオオオオ!!!!


女「あーあ…いいなぁ本当」

メイド「そんな羨ましい対象の男様と恋仲ではないですか」

女「うん…そだね、そう考えたら私も嬉しくなっちゃうな」

女「よしっ急いで宣伝しなくちゃ!」




271: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 02:54:40 ID:7UFwUFWI

ライブ当日 隣町のライブハウス

男「またここでやるとはね」

友「リベンジだと考えりゃいいんだよ」

チャラ男「去年の秋だったっけ」

後輩「私も行きたかったですそのライブ!」


ライブハウス入口

女「本日ライブやってまーす!!」

メイド「よろしければ観に来てください」

ギャル「女じゃん…何してんの」

女「あ!ギャルちゃん!ライブ観てってよー!」

ギャル「は!?なんで?」




272: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:04:23 ID:7UFwUFWI

男「…SE流れたよ」

友「おっし!やってやるか!」

チャラ男「一発かましてやろうぜ」

後輩「は、はい!」


ワアアアアアアァァァァ…
マッテタゾーマタモリアゲテクレー


男(空気が前と全然違う…)

男(僕たちを知っている人が沢山来てくれたんだ…)

男(きっと今日なら成功する!)




273: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:21:54 ID:7UFwUFWI

http://www.youtube.com/watch?v=zO1_cpIIzXI



女「始まった!!」

オオオカッコイイイ!!!

女「皆ノッてくれてる!」

メイド「ドラムのパワフルさが新しい世界を生みましたね」

男「 So we will try not to cry
when we're walkin' in their shoes
Have you heard the news? 」

後輩(男先輩…とてもいい歌声ですね)

後輩(ずっとこの声が聞きたかったんだ、私)




274: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:25:27 ID:7UFwUFWI

チャラ男(男がやろうと言ったこの曲…)

チャラ男(友は流行りのバンドなんてやりたくねえって言ったけど)

チャラ男(一聴した瞬間リフを耳コピして弾いてたな)

友(きたきたきた!!!!)ギュワーン

友(てめえら俺を見ろ!!!)

スゲエバカウマダナアノギター!!!!


メイド「坊っちゃん…前に出過ぎです」ウルウル




275: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:33:18 ID:7UFwUFWI

男「こんばんわ!!THE STEREOTYPE(仮)です!」

ウオオオオオオオオオオ!!!!

友「……」チョイチョイ

男「…ん?」

友「……へへ」ビローン

男(弦切れたの!?)

男「あー、皆さん今日は来てくれて本当にありがとう」

男「今日もいい天気だねー」タラタラ

ナニイッテンダバカヤロー

チャラ男「トーク壊滅的に下手だなオイ!!」

ドッ!!ワハハ…

男(あ、ありがとうチャラ男くん!)




276: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:43:51 ID:7UFwUFWI

友「へいへーい!!!」ギュイイイイン

男(流石友くん、弦張るの滅茶苦茶早い)ホッ

男「じゃあ次の曲行きます!」

http://www.youtube.com/watch?v=wteaAmz39D0



ギャル「何なのよあんたらはいつも…」

ギャル「いつもこんなかっこいいのやってたんだね…」

男(喉が…でもまだやらなきゃいけない!)

後輩(男先輩…無理して声真似ないで!)




277: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:48:53 ID:7UFwUFWI

男「はぁ……はぁ……」

イイゾォノッチマッタジャネエカァ!!!!

男(だめだ……いつもより体が…)フラッ

友「ほら早く水飲めよ」ガシッ

男「と、友くん!」

友「こんなもんじゃねえだろお前は」

男「……うん、まだ平気!」


男「次から2曲続けて僕たちのオリジナルをしたいと思います!」

チャラ男「良かったら皆ノッてくれよ!」


後輩(私も割と限界です…)フラフラ




278: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:51:27 ID:7UFwUFWI



男「その後僕たちはまた自分達の曲を発表しました」

男「こんなにも僕たちが作った曲で暴れてくれて凄く感動しちゃったや」

男「メイドさんが撮ってくれてた映像を編集して僕たちは初めてTEENS ROCKに応募したんだ」


.




279: キルミークチュクチュ ◆o0JMpFh/TM 2014/08/12(火) 03:56:54 ID:7UFwUFWI

おまけ ライブ終了後 舞台袖

後輩「も、もう限界です…」フラー

男「大丈夫?後輩さん」ガシッ

後輩「あ、先輩……私もう無理ですぅ…」

後輩「すぅ……すぅ……」

友「出た!男の必殺技!」

チャラ男「懐かしいなぁオイ」

男「ちょっともうやめてよっ」

男「て、てかどうしよう…寝ちゃったんだけど」

友「おっぱい触っとけよ」ケケケ

チャラ男「俺ならキスするね」

男「もう…起きてよおお!!!」ペシペシ




281: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:26:22 ID:pZKLnsW.

つぎの日 隣町の郵便局

男「出してきたよ」

男「速達だから余裕で間に合うと思う」

友『おーそうか、サンキュ』

男「じゃあまたね!」

友『デート楽しんでこいよ』

男「もう…」

ピッ

男「お待たせて…って何してるの?」

女「上手くいくようにお祈り」

男「郵便局に?」

女「うんっ」ニシシ

男「じゃあ僕もしとくよ」




282: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:29:32 ID:pZKLnsW.



女「はぁっ……気持ちいいよぉ」

男「………」パンパン

男(あれからデートする度にラブホに行ってる気がする…)

男(女は僕とセックスしたくて付き合ってるのかな)

男(はやくイってくれないかなぁ)

女「ね……男も気持ちいい…?」ハァン…

男「うん…気持ちいいよ女」

女「うれしい///」ダキッ




283: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:34:07 ID:pZKLnsW.

女の家

男(はぁ…お財布が寂しいや…)

女「またね!」

男「うん…バイバイ」



キキッ

男「友くん家のリムジン…?」

友「よっ!遅かったな!」ウィーン

メイド「お迎えに来ました」

男「えっ!?頼んでないのにどうしたの!?」

友「たまにはいいじゃねえか!乗れよ!」

男「うん!ありがとう!」




284: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:38:21 ID:pZKLnsW.

男「それでどうしたの?」

友「まぁ待てよ……3…2…1…」

チャラ男後輩「「お誕生日おめでとう!!!」」

男「うわぁビックリした!!!」

男「後部座席からなんてビックリしたよ…」

後輩「お花です」ハイッ

男「あ、ありがとう」

友「去年の時はまだ男の誕生日とか知らなかったからな」

チャラ男「後輩が教えてくれたからじゃあ祝おうぜって集合したんだ」

後輩「男先輩…おめでとうございます!」




285: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:44:15 ID:pZKLnsW.

男「…皆本当にありがとう!!」

友「何泣きそうな顔してんだよ」

男「だって……こんなに祝って貰えるなんて思わなかったから」

チャラ男「え?女から祝われたんじゃないの?」

後輩「だから今日デートなんだと思ってました」

男「……いや祝って貰ったけど小さいケーキを二人で食べただけだから!」

友「じゃあもっと大きいケーキで祝おうぜ」

後輩「はい…どうぞ!!」

男「うわぁ凄い…」

チャラ男「ロウソクに火つけよーか?」

男「ううん…早く皆で食べようよ!!」

後輩「せ、せっかくですから火付けましょうよ!!」

男「は、恥ずかしいなぁ」アハハ

男(女からは何もなかったなぁ…)




286: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:50:18 ID:pZKLnsW.

夏 TEENS ROCK会場

ミーンミンミンミンミン…

友「あーあっちぃ…」

男「凄い大きい…昼にはここに沢山人がいるんだよね」

チャラ男「俺も緊張してきたわ…」

スタッフ「STEREOTYPEの皆さんこちらが控え室入り口になります!」

男「はい!」

後輩「うう…怖いです…」

メイド「後輩様、お水です」

後輩「はぅ〜ありがとうございます!」ゴキュゴキュ




287: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 03:57:10 ID:pZKLnsW.

バタン…バタン…

男「次々に参加者が入ってくるね」

チャラ男「おい!あれシエスタじゃん!」

友「どれだよ」

後輩「東京で開催したイベントチケットが即完売した伝説のバンドですよ」

男「そ、そんな人達がわんさかいるのか…」

友「関係ねぇ…俺たちが優勝すっからな」

チャラ男「まぁ実力では勝ってるけどな」

男「え?そうなの?」

チャラ男「シエスタってポップバンドなんだよ」

チャラ男「メンバーが皆イケメンだから熱狂的ファンが多いんだ」




288: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:01:49 ID:pZKLnsW.

友「んだよそれ…ロックフェスじゃねえのか」

後輩「一応バンドですよぉ」

男「あー…ミスチルみたいな感じって事だね」

チャラ男「いやAAAが形だけバンドしてるみたいな感じだよ」

男「あはは…でも人気って事は優勝もありえるんだよね」

友「そんなバンドに負けてらんねえな」



イケメン「さっきから何なんだお前ら?聞き捨てられねえな」

チャラ男「し、シエスタのボーカル…」




289: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:05:51 ID:pZKLnsW.

友「あ?んだよやんのか」

男「ちょっと友くん…」

イケメン「てめえらそもそも見たこともねえんだけど何てバンドなんだよ」

友「俺たちはTHE STEREOTYPEだ!てめえらなんかに絶対負けねぇ!」



チャラ男「よく喧嘩うれるな…」

男「一応相手は先輩なんだよね…」

後輩「け、喧嘩しないでください〜」アワアワ




290: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:09:05 ID:pZKLnsW.

イケメン「ケッ…どうせ優勝は俺たちなんだよ」

イケメン「無名のてめえらは家に帰ってママのミルクでも吸ってな」

ドッアハハハハハwwwwww

友「何なんだよアイツ!!ぶん殴ってくるわ」

男「やめなよ友くん!」ガシッ

チャラ男「揉めたら出場取消しくらうかもしんねーぞ」

友「……あぁわかってるよ」チッ

後輩(ば、バンドマンって怖いです…)ブルブル




291: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:14:41 ID:pZKLnsW.

昼 会場外

女「やっほー来たよ!」

友「おせーよマネージャー!」

男「まぁまぁ…女は出る訳じゃないんだし」

チャラ男「お、呼び捨てか」

友「お熱いこった」

男「やめてよもう!」

女「男!屋台とかいっぱいあったよ!行こ行こ!」ダキッ

後輩(う、腕組んでる…羨ましいです…)

チャラ男「そんな時間あったっけ?」

メイド「出場時間は最初の方ですよ」

男「終わってから行こ!僕たちすぐ終わるから」

女「むー…約束だよ!」




292: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:19:48 ID:pZKLnsW.

司会「それでは只今よりTEENS ROCKを開催いたします!!」

ウオオオオオオ!!!


控え室

男「始まったね」

チャラ男「三番目か…いい思い出ないから怖えなぁ」

友「そのジンクスを打ち破ればいいだろ」

後輩「かっこいいですねその台詞!」

友「だろ?よく分かってんじゃん!」

チャラ男「バカが二人…」

男「あはは…」




293: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:24:05 ID:pZKLnsW.

イケメン「んだよ…後ろてめえらか」

男「シエスタ…」

チャラ男「まぁそっすね」

イケメン「俺たちに勝てない理由、教えてやろうか?」

友「んだよ…やる前から分かるってのか!?」

イケメン「やる前から分かってるんだよ」



イケメン「今年はシエスタが優勝、ロッキン出場して華々しくメジャーデビューまで決まってるからな」

男「……え?」




294: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:27:10 ID:pZKLnsW.

後輩「そんな……」

チャラ男「出来レースか…」

友「…………」

男「…………」

イケメン「まぁてめえらはこの客達を暴れさせることも出来ねえだろなぁ」

イケメン「そこで指くわえて見てろよバーカ」

イケメン「あ、後でそこの女、俺たちと遊ぼうぜ」

イケメン「気持ち良くさせてやっからよ」

後輩「誰が貴方達なんかと…」キッ




295: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:32:08 ID:pZKLnsW.

司会「さぁ次は…なんとシエスタだあああああ!!!!」

ウオオオオオオ!!!はええよ!!!

司会「去年の夏に全国ツアーを即SOLD OUTしたのはまだ記憶に新しいこのバンド…」

司会「今年は一体どんな盛り上がりイケメン「貸せっ」

司会「あぁマイクがっ」



イケメン「あー…ゴホン」

イケメン「てめえら今年は俺たちシエスタがロッキン行くから」

イケメン「たっぷり暴れてくれよ?」

きゃああああカッコイイ!!抱いて!!




296: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:37:21 ID:pZKLnsW.

舞台袖

ラッブラッブキミニムチュウサー
キミガイナクナッテボクハタチアガッタヨー


友「んだよこの気持ち悪い曲…」ゾゾッ

チャラ男「よくある感じだな」

男「でも皆凄いノッてるよ…」

後輩「お客さんまでサクラとかじゃないですよね…」

チャラ男「この人数は流石にないだろ」

友「ともかく!俺たちがこいつらに負けてるとこなんて何一つないだろ!」

友「ぜってー優勝!それしか見えてねえから」

男「うん!僕もシエスタには勝ちたい!」

チャラ男「やるからには盛り上げねーとな」

後輩「緊張してきた…」




297: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:43:36 ID:pZKLnsW.

司会「シエスタの皆さんありがとうございましたー!!」

司会「えーつぎのバンドは…えー全くの無名バンドではありますがこのTEENS ROCKの厳しい音源審査を乗り越えやってきましたTHE STEREOTYPE(仮)です!」

観客「……だれ?」

シーーーン……

男「またアウェイな空気だね…」

友「もう慣れただろ?」

男「そんなことないよ…」

チャラ男「始めてしまったら気になんねえよ」

後輩「ここはもう自分達の世界に入ってしまいましょ!」




298: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:46:53 ID:pZKLnsW.



男(…心臓がバクバクしてる…)

男(今にも倒れてしまいそうなぐらい緊張してる…)




ギュワーーーーン

男「と、友くん!!」

友「おらあああてめえらもっと暴れろよ!!」

観客「すげぇ……あのギターバカうまじゃん」

チャラ男「勝手に盛り上がりやがって」ヘヘッ

後輩「いきますよ!!」




299: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 04:53:14 ID:pZKLnsW.

チャラ男(あーやっぱり最高だこの曲!!)バキバキ

観客「ベースもチョッパーやばいぞ!!」

メイド(新曲RED SPICE…)

メイド(タイトルからしてレッチリリスペクトだとわかりますね)ウフフ



後輩(もうすぐサビ…ちゃんとここのおかずは決めないと…!!)シャカパーン

男(決まった!気持ちいい!!)

観客「なんだこいつら…バカ楽しいじゃん!!」

ウオオオオオオ!!!!!




300: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 05:00:06 ID:pZKLnsW.

男(皆ノりだした!!)

友(ははっ楽しい!!!)

チャラ男(ダイブとか初めてされたな!)



女(やっぱりカッコイイなぁ皆…)

女(写メ写メっと…)ガサゴソ

イケメン「よっお姉さん一人?」

女「え?あ、はい」




301: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 05:10:55 ID:pZKLnsW.

男「ありがとうございます!!僕たちTHE STEREOTYPE(仮)です!!」

いいぞおおお!!!!

男「こんなに盛り上がってくれるなんて思わなかったです!次の曲で終わりだけど楽しんでいってね!」


友(きたきた!!)

男(僕たちの初めてのオリジナル曲、ROCKSMITH…)

チャラ男(まさかゲームしてて思い付いたからってそのまま曲名にするなんてなぁ)

後輩(まさにハードロックのスタンダードナンバーって感じですっ!)




302: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 05:20:22 ID:pZKLnsW.

友(ギターに必要なのは…スター性!!)

ピラリロピロリロギュイーン

観客「なんて荒々しくも気持ちいいソロなんだ…」


男(友くんのプレー…何か変わったな)

男(上手いだけじゃないっていうか…)

男(感情まで揺さぶられるような…そんな感じがする!)

男「へへっ」ピョンッ


メイド「あの男様がジャンプしました…」

メイド「いっぱい撮っておきましょう」パシャパシャ




303: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 05:24:13 ID:pZKLnsW.

男(気持ちいい!!)

男(こんなに楽しいライブ初めてだ!)

男(本当に……ここまでやってこれて良かった…!)




司会「優勝はシエスタでした!!」

ウオオオオオオ……


女「かっこよかったよ」

男「うん、ありがとう!」

女「んっ……ちょっと休んでいい?」

男「大丈夫?」

女「うん…ちょっと暴れ過ぎちゃった」エヘヘ

男「顔が真っ赤だよもう」アハハ




304: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 05:30:24 ID:pZKLnsW.



男「ライブ終了後、僕たちSTEREOTYPEは抱き合った」

男「なんでそうしたかはわからないけど」

男「とにかく僕たちはとても興奮していてその時の熱が全然下がらなかった」

男「出来レースだとしてもここまで観客が盛り上がったんだもん」

男「嬉しくないわけがなかったんだ」

男「それからしばらくしてメイドさんが花束を渡しにきてくれた」

男「僕たちの家族もやってきて優勝した訳でもないのにお祝いしてくれた」

男「でも、その中に女はいなかった」

男「連絡しても繋がらなかったんだ…」


.




308: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 23:47:38 ID:0dgfGQfo

秋 友の家

男「もうすぐ修学旅行だね」

友「あー長野でスキーだろ」

男「スキー出来る?」

友「まぁ割と経験あるし」

男「いいなぁ」


友父「友…お友達かな」

友「お、親父!?いつの間に…」

友母「あら初めまして…お名前は?」

男「あ、男です」ペコッ

友父「そうか…男くんいつも友と仲良くしてくれてありがとうな」ニコッ

男「いえ…いつも一緒にバンドやってるだけですよ」

メイド「……」




309: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 23:52:14 ID:0dgfGQfo

友父「今日はもう行かなくちゃならない…」

友母「もうすぐ受験なんだからお勉強しとくのよ」

友「わーってるって!余裕だし」

男「あはは…また今度」ペコッ



友「思ってたより何もなかったな」

男「どうゆうこと?」

メイド「坊っちゃんにご友人は必要ないといつもお父様は仰られています…」

男「ふーん…でも笑ってたよね」

友「あぁ…不気味だったけどな」




310: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/13(水) 23:56:55 ID:0dgfGQfo

冬 長野スキー場

友「ひゃっほおおおお!!!!」

チャラ男「あいつギター以外にも特技あったんだ」

男「凄いはっちゃけてるね」アハハ

女「男!一緒に滑ろうよ!」

男「あ、うん!ごめんねチャラ男くん!」シャーッ

チャラ男「ケッ…ナンパでもすっかな」

友「おいチャラ男!一緒に滑ろうぜ!」

チャラ男「何が悲しくて男二人で滑らなきゃなんねえんだよ!!」




311: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:02:38 ID:O6Mk.DUE

冬休み 友の家 スタジオ

後輩「もう今年だけで10回はライブしましたね」

チャラ男「動員も増えたよな」

男「今やライブハウスからのバックが多くて凄い収入だよ」

友「それだけ俺たちが有名になったんだよ」ナハハハハ

メイド「来年こそはTEENS ROCK優勝を目指すのですね」

友「あぁ!でもやっぱりもっと凄い曲作らないと厳しいと思ってる」

チャラ男「でも俺たちじゃ似たような曲ばっか出来上がるよな…」


男「あのさ…僕も一曲作ってみたんだけど」




312: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:07:09 ID:O6Mk.DUE

チャラ男「マジかよ聞かせてくれよ」

後輩「はい!私も聞いてみたいです!」

男「恥ずかしいけど弾き語ってみるね…」



友「……」

男「ど、どうかな…?」

友「曲名は?」

男「まだ仮だけどANGELだよ」

チャラ男「女への歌か」ニヤニヤ

男「そ、そんな訳ないじゃん!!」

友「いいじゃんやろーぜ」




313: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:09:49 ID:O6Mk.DUE

男「ほ、ほんと!?」

友「歌メロが良いよな」

友「ただしまだまだ未完成だ」

チャラ男「じゃあ今日はANGELを考えてやるか」

後輩「はい!私も頑張ります!」

男「…うん!じゃあイントロからなんだけど……」




314: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:14:01 ID:O6Mk.DUE

クリスマス 男の家

女「やっほー!」

男「いらっしゃい」

妹「やっぱりこの人が彼女だったの!!?」

女「妹ちゃん…お姉さんと呼びなさい」フフン

妹「お姉さまぁん!!」ダキッ

男「こらこら…じゃあ僕たち出掛けてくるから」

妹「えー今日も?いいなぁ」

女「妹ちゃんもすぐに彼氏出来るよ」

女「何なら私が紹介してあげよっか?」

妹「べ、別にまだいいです///」

男(……誰を紹介するつもりなんだろ)




315: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:17:17 ID:O6Mk.DUE

電車

女「バンドの方はどう?」

男「うん、最近いい感じだよ」

女「そっか」

男「…最近マネージャーとして来ないね」

女「もう来年受験だからね」

女「……寂しいの?」

男「まぁね」

女「ふふ、可愛い!!」ギュッ

男「もう…恥ずかしいよ」




316: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:22:26 ID:O6Mk.DUE

夜 東京スカイツリー

女「うわぁすっごい高い!」

男「はしゃいでたら落ちちゃうかもよ」

女「もう!なんでそんなこというの!!」フンス

男「あはは…僕たち付き合ってもう一年経ったんだね」

女「うん…男は大学どうするの?」

男「まだ決めてない」

女「あはは私もー!」

男「でもやっぱり都内がいいかな」

女「音大にでも入るの?」

男「うーん多分受からないだろうからバンドで有名なとこにしようかなって思ってる」

女「じゃあ私も一緒のとこ行くよ!!」

男「うん!頑張ろうね」




317: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:25:56 ID:O6Mk.DUE



男「こうして高校生活二年目は悔しい事もあったりしたけど凄く充実した毎日を過ごしていた」

男「時間が流れるのはあっという間だったけど僕たちは全力で走り抜けてきたんだ」

男「そして迎えた最後の一年…」

男「更に激動の日々を僕たちは迎える事になったんだ」


.




320: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 00:56:17 ID:O6Mk.DUE



男「いよいよ三年生だね」

チャラ男「今年は皆一緒のクラスじゃん」

女「やったぁ!!神様ありがとー!!」

友「いや先公のおかげなんじゃねえの」

ギャル「…また一緒かよ」

男「あはは…ギャルさんとは三年間一緒だね」



>>263のおまけはなかったことにして
単純に一年から一緒なの忘れてた




321: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:00:06 ID:O6Mk.DUE

教室

チャラ男「お前ら一緒の大学行くのかよ」

男「あはは…受かればだけど」

女「もー絶対行くから!」

友「男は余裕だろうけど女はどうなんだ?」

女「うー去年模擬やってみたけどD判定でした…」

男「一緒に頑張ろうよ」

女「うん!」

男「友くんとチャラ男くんは?」




322: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:04:04 ID:O6Mk.DUE

チャラ男「俺は地元の適当なとこ受けようかな」

チャラ男「あんま地元離れたくねーし」

友「……デビューしたら皆で東京に住もうぜ」

チャラ男「…デビュー出来たらいいけどさ」

チャラ男「現実そう甘くはねーよ」

友「やってみなきゃ分かんねえだろ!」ガタッ

チャラ男「あ?やんのかコラ」ガタッ

男「ちょっ、ちょっと落ち着こうよ二人とも…」




323: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:09:54 ID:O6Mk.DUE

友「今の俺たちなら絶対優勝出来るだろ!!」

チャラ男「去年みたいに今年も出来レースだったらどうすんだ!」

チャラ男「もしそうなら俺たちはただ記念出演しに行くだけじゃねえか」

友「関係ねえよ!ムカつくやつぶち負かして俺らがテッペン取るだけだ!」

男「二人ともやめなよ…」

チャラ男「ああ!そうだよ俺たちがぶっ飛ばして勝手に優勝決めてやるよ!!」

友「わかってんじゃねえか!」

チャラ男「…諦めきれる訳ねーだろ」

男「……あはは」




324: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:12:55 ID:O6Mk.DUE

チャラ男「絶対勝つ!去年みたいにあんなクソバンドに負けたくねえよ」

友「そのためにも今年はライブツアーしてえんだ」

男「え!?本気で言ってる!!?」

女「なになに楽しそうじゃん!私も行くよ!」

男「勉強大丈夫なの?」

女「暇なとき見つけて教えてよ」

男「あはは…今年は僕死んじゃいそうだね…」



担任「お前ら席座ってくれ……」




325: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:18:22 ID:O6Mk.DUE

放課後

チャラ男「俺今日部活の方だから」

男「いよいよ今年だね」

友「ちったあ成長したか?」

チャラ男「男がヤンキーに歌を教えてくれたからな」

チャラ男「少しだけ音痴が直ったよ」ハハハ

男「ヤンキーくんカラオケ大好きだからね…」

男「去年はわりとちょくちょく連れていかれたよ…」アハハ

チャラ男「じゃ、また明日なー」

友「おー」

男「あ、僕バイトだから」

友「は!?マジかよー…俺今日何したらいいんだ…」

男「少しは勉強したら?」

友「それならギター弾くわ」




326: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:24:14 ID:O6Mk.DUE

駅前 ガスト バイト中

後輩「え、ツアーやるんですか!?」

男「夏休みの間TEENS ROCKを最終日にやろうって決めたんだ」

店長「てことは三人とも辞めるつもりかい!?」

男「あ、そんな事ないですよ」

男「7月中旬から8月中旬ぐらいだけお休み貰えたら後は卒業まで働きますから」

後輩「店長いいですか…?」

店長「あーもう…君たちにはいつもお世話になってるからね…」

店長「いいよ!最後の高校生活をたっぷり謳歌してきなさい」

男後輩「「ありがとうございます!!」」




327: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:28:51 ID:O6Mk.DUE

つぎの日 学校

男「あのさ…ギャルさん」

ギャル「何よ…女がいるのに浮気?」

男「そ、そういう訳じゃないよ」

男「夏休みの間僕たちのバンドのお手伝いをお願いしたいんだ」

ギャル「は!?意味分かんないし」

男「バイト代出すからさ…グッズ売るの手伝って欲しくて」

ギャル「…ふん…ギャル友も一緒でいい?」

男「勿論だよありがとう」ニコッ




328: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:33:50 ID:O6Mk.DUE

しばらくして 地下スタジオ

チャラ男「これで何曲目だっけ?」

メイド「5曲目ですね」

友「こんなもんでいいか」

男「うん!それにしても凄いよね」

後輩「私録音なんて初めてしましたよ」

友「やっぱりデモも売らないと話題にならないだろ」

チャラ男「デモよりステッカーやら缶バッチを先に売ってる俺たちって馬鹿だよな」

男「あはは!確かにね!」




329: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 01:36:39 ID:O6Mk.DUE



男「こうしてツアーに向けて僕たちはデモを制作」

男「だいぶ駆け足だったけど悔いの残らないように精一杯やれることをやっていったんだ」

男「今やオリジナルだけでもセトリが完成するぐらい曲も増えていったなぁ」

男「残すは今年の夏、TEENS ROCK優勝だけだね」


.




336: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:51:20 ID:O6Mk.DUE

夏休み 友の家

メイド「それでは経路を発表します」

メイド「まずは横浜B.B.streetでのブッキングです」

メイド「それが終わりましたら都内中心部に出発」

メイド「一週間ほど掛けて時計回りに三つのライブハウスを回ります」

メイド「全て終わりましたら一度ディズニーで休暇でも取りましょう」

メイド「休み終わったら後は常磐の自動車道を使い一気にひたちなかまで向かいます」

メイド「一応本番前日にもブッキングは調整していますがどうなされますか?」




331: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:03:10 ID:O6Mk.DUE

友「もちろんやるに決まってんだろ!!」

チャラ男「ちげえねえな」

ギャル「なにこれ本格的な旅行じゃん!」

ギャル友「うち充電器しか持ってきてないよ〜」クネクネ

男「旅行じゃなくてツアーだよ…」アハハ

後輩「それにしてもだいぶ人数が多いですね」

女「私と男と友にチャラ男、後輩ちゃんにギャルちゃんギャル友ちゃん」

友「運転がメイドだろ」

チャラ男「機材車に7人も乗れねえよ」

男「それにデモとグッズもあるからね」




332: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:08:17 ID:O6Mk.DUE

ギャル「ちょい待ち!何なの皆車で寝泊まりする気かしら?」

ギャル友「ちょっと狭そうだから嫌だな〜」クネクネ

ギャル「そうじゃなくて!男女混同で車中泊なんて絶対嫌だから!」

メイド「その心配は御座いません」

メイド「各地の一番いいホテルをそれぞれ個室でご用意させていただいております」ササッ

ギャル「これパンフ?…ってナニコレ部屋に温泉ついてるじゃない!!?」

男「いいの?男子だけでもまとまって大部屋でよかったんじゃないかな」

友「俺はそうしたかったけどさ…」チラッ

女「うふふふふ」




333: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:13:28 ID:O6Mk.DUE

ギャル「すっごい…絶対行く!!」

チャラ男「でも車に7人も乗れないぞ」

チャラ男「売り子なんて別にいらねえんじゃねえの?」

友「確かにな…最悪女一人でいいし」

ギャル「待って!もう一人運転手がいたら車は用意できるかしら?」

メイド「まぁ機材車と同じバンを用意いたしますけど」

ギャル「分かった!出発はちょっと待って!」

ギャル友「すぐ戻るよぉ〜」クネクネ

男「着替えも用意しとくんだよ〜」

後輩「あの二人方…少し怖いです…」

男「喋ってみたら意外といい人だよ」アハハ

チャラ男「今までそんな事感じる会話したか…?」




334: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:19:06 ID:O6Mk.DUE



男「久しぶり…!」

DQN「よお」

友「なんだてめえかよ」

チャラ男「お前同い年だろ!?」

DQN「誕生日が4月だからな」

DQN「6月には免許取ってマーク蕎茲蟆鵑靴討燭」

チャラ男「またいつの時代だよ…」

ギャル「これで二グループに分けられるでしょ!」

女「うん!じゃあグループ決めようよ!!とりあえず私とおと後輩「くじ引きで決めましょうよ」

女「えっ」




335: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:28:17 ID:O6Mk.DUE

やってしまった…
実は俺一人で書いてる訳じゃなくて
友達に色々教えて貰いながら書いてるんだけど
今愛知じゃなくて茨城の方でやれと指示来た…
というか場所ミスったらしい…




337: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 02:56:59 ID:O6Mk.DUE

昼 メイド車両

女「ちぇー男と一緒がよかったなぁ」プンプン

友「車の中でイチャつかれたくないから俺たちはちょうどいいぜ」

女「もうっ!全然乙女心を分かってないね友くんは!!」

チャラ男「こいつはそんなやつだよ」

ギャル友「ねーくぅちゃん聞きたいから流してもいい?」

友「絶対嫌」

メイド「あちらはまた気まずそうな組み合わせですね」




338: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 03:01:14 ID:O6Mk.DUE

DQN車両

男「そうなんだ!DQNくんも頑張ってるんだね!」

DQN「あと3年も通わないと行けないんだけどな」

ギャル「もう!それは仕方ないじゃない!」

男「あはは…」

後輩(き、気まずいです…)

後輩(男先輩と一緒なのは嬉しいけど私はこのお二人と面識がないのですよ…)

後輩(あーせめて妹ちゃんがいたら…)ウルウル

ギャル「なにあんたドライアイ?」

後輩「あ、そそそんなことないです!」

ギャル「ほら目薬貸したげるから」ホイッ

後輩「…ありがとうございます!」

後輩(意外といい人っていうのは確かかもしれません)




342: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 06:50:27 ID:O6Mk.DUE

夕方 横浜

女「私横浜初めてきたよ!」

男「僕もだよ」

メイド「さぁライブハウスへ急ぎましょう」


ライブハウス

友「よおし絶対TEENS ROCK優勝だ!!!」

チャラ男「それここで言うか?」

後輩「最終目標はそこですからね」アハハ

男「とにかく今日も大成功させようよ!」

友「地元じゃねーから皆知らねえだろうけどな」




343: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 06:55:53 ID:O6Mk.DUE

本番 ステージ

シーーーン…

男(またアウェイな空気だ…当然だもんね)

男(皆僕たちの事なんて知らないから)

男(でも、最近はこの空気が少し好きになったよ)

男(盛り上がる前のひんやりしたこの感じ…)

男(それが熱でむせ返る瞬間が最高にたまらないんだ!!!)




ドッ!!!
ワアアアアアアアアア!!!!!




344: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 07:00:29 ID:O6Mk.DUE

ライブ終了後 物販コーナー

ワイワイガヤガヤ…

「えー高校生なのにCD出してるんだ!」

ギャル「はいそうなんですよー宜しければ一枚買ってくださいよー」ニコニコ

「これちょうだい!」

ギャル友「えーどれぇ?分かんないよ〜」クネクネ

ギャル「これだよ」ハイッ



男「ギャルさんが普段と全然違う…」

女「普段隣町のスーパーではたらいてるよー」

チャラ男「ギャル友と違ってテキパキ動くな」

友「CDがバカみたいに売れてくぜ」ニシシ




345: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 07:11:51 ID:O6Mk.DUE

夜 ライブハウス前

メイド「今日の売上ですけどこちらです」

後輩「わ、私のバイト代ぐらいありますよ!」ハワーッ

チャラ男「今日は上出来だな」

女「ふふん!グッズが売れたおかげだよ」

男「あはは…ギャルさん、ギャル友さん本当にありがとう!」

ギャル「ばっ…照れるっつーの」

DQN「おいおい男…俺の女に手ぇ出そうとはいい度胸じゃねえか」

女「そうなの!?男…最っ低!!」

あはははははは……




346: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 07:23:51 ID:O6Mk.DUE

深夜 中華街

友「うまかったな中華料理!」

後輩「北京ダックなんて初めて食べましたよ!!」

メイド「お口にあったみたいで良かったです」ニコッ

ギャル「で、今日はどこのホテルなのよ」

女「今日は車中泊じゃなかったっけ?」

ギャル「」

男「あはは…海沿いの公園で寝ようよ」

友「お!それいいな!花火しようぜ!!」

DQN「いいけどサツが来たら逃げるぞ」

男「え…や、やっぱりやめとこか…」




347: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 07:31:13 ID:O6Mk.DUE

海の公園

チャラ男「ちょっ、てめぇこっち向けんな!!」

友「へへへ!くらえ俺のロケット花火!」

メイド「坊っちゃん危険です」パシッ

ギャル「よ、容赦ないねメイドさんって」

男「いやあのメイドさんだけだよ…」アハハ

DQN「歳はいくつなんだ?」

後輩「世の中にはタブーってものがあるんですよ…」

ギャル友「あーん私って空気ぃ?」クネクネ




女「うん…うん…今?花火ぃーえへへ」




348: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/14(木) 07:39:12 ID:O6Mk.DUE

つぎの日 朝

友「さっさと都心部向かおうぜ!!」

チャラ男「元気だなぁ…まだねみぃよ」

ギャル「ふわぁ〜今日は先にホテルで寝ない?」

メイド「そうですね…DQN様が居眠り運転される前にチェックインしに行きましょうか」

DQN「こんな金掛けた旅行初めてだぞ…」

後輩「男先輩!!出発しますよ!!」

ギャル友「寝かせとこうよぉ〜」クネクネ

友「ケッ…手繋いで寝やがって…」


男「すぅ……すぅ……」

女「……んんっ……えへへ…」




349: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:32:38 ID:OA7Gg7dA

しばらくして 都心部ライブハウス

友「くっそぉ今日はイマイチだったな」

男「演奏自体は良かったんだけどね」

チャラ男「まぁ俺たち無名だしな」

後輩「もっと私達が盛りあげればきっとお客さんもノってくれますよ!」



女「今日で東京のライブは全て終了かぁ」

メイド「デモが全て売れてしまったのでまたコピーしてきます」

ギャル「ちょっとは休みなよメイドさん」

メイド「…いえ、坊っちゃんと皆様のために全力を尽くしたいのです」




350: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:39:05 ID:OA7Gg7dA

千葉 ディズニーリゾート ホテル

ギャル「ひゃっほーふかふかベッドだぁ!!」ボフッ

ギャル友「私も〜っ」ボフッ

メイド「…」フラー

女「メイドさん!」ガシッ

メイド「…ありがとうございます女様」

女「やっぱり休みなよ!!」

ギャル「何過労?」

メイド「いえ…大丈夫です」

メイド「私は一度戻りまたCDを作り持ってきますのでゆっくり休んで下さい…」

女「ダメだよ!そんな状態だと絶対事故るじゃん!」

メイド「ご心配ありがとうございます…ですが」

ギャル「バッカじゃないの?」




351: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:44:09 ID:OA7Gg7dA

女「ちょっと!ギャルちゃん!」

ギャル「あんたが倒れたらあいつらが全力でライブできると思ってんの?」

メイド「……」

ギャル「いつもあんたが皆のフォローで走り回ってんの知ってるんだよ」

ギャル「今日は休暇日…一日ぐらい皆で遊んでもいいじゃん」

ギャル友「そうそう〜」クネクネ

女「…うん、やっぱり今日は休んでよ」

女「デモCDなんかなくたってSTEREOTYPEは大丈夫だよ」

女「それはメイドさんが一番よく知っているでしょ?」

メイド「……そうですね」

メイド「それではお言葉に甘えて少々休ませていただきま…す…」




352: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:46:26 ID:OA7Gg7dA

メイド「すぅ……すぅ……」

女「あはは…よっぽど疲れてたんだね」

ギャル「本当にバカばっかだね」

女「楽しいでしょ?」

ギャル「……ふん」

ギャル「まぁ少しは応援してあげてもいいよ」




353: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:51:32 ID:OA7Gg7dA

ディズニーシー

女「という訳で今日メイドさん寝てるから!」

女「DQNくんギャルちゃんギャル友ちゃんが看てくれてるから私達だけで楽しんじゃお!!」

友「マジかよ…あいつ全然顔に出さなかったぞ」

男「…僕も看病してくるよ」

女「ダメ!メイドさん皆で楽しんできてって言ってたよ?」

女「皆で看病してたらメイドさんも気遣っちゃうじゃん」

チャラ男「体調良くなったら来んのか?」

女「うん!皆で後から来ると思うよ!」

後輩「そうでしたら楽しまないといけないですよ!」

後輩「笑顔でメイドさんを迎えてあげましょう!」

男「…うん!そうだね!」




354: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:54:22 ID:OA7Gg7dA



女「ずっと彼氏とディズニー来たかったんだ♪」

男「あはは…僕もだよ」

女「今日はいっぱい楽しもうね!」

男「うん!あまり歩けそうにないけどね…」

女「上見て!モノレールで移動出来るんだよ!」

男「本当だ!もう全身筋肉痛だから助かるや」

女「まずはインディージョーンズから行こうよ!」

男「うん!いいよ!」




355: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 02:57:25 ID:OA7Gg7dA



チャラ男「またお前とかよ…」

友「後輩もいるじゃん」

チャラ男「こいつも男に首ったけだから面白くねえんだよ…」

後輩「へ!?すすすすみません…」

友「おい見ろよランダムで水が吹き出してんぞ!」

チャラ男「へいへいガキと一緒に遊んでろ」

チャラ男「後輩ちゃんは俺と一緒にデートしよっか」

後輩「で、デートですか!?」アワアワ

友「おい!お前ら俺を置いてくなよ!!」




356: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 03:02:20 ID:OA7Gg7dA

夕方

メイド「皆様ご心配お掛けしてすみません…」

ギャル「本当だよまったく…」

DQN「お前ら美味そうなもん食ってんじゃねえか」

男「ギョウザドッグだよ」

女「はい!皆の分もあるよ!」

ギャル友「わぁ〜ありがと〜」クネクネ

友「それ食って元気出せよ」

メイド「はい…皆様ありがとうございます」ニコッ




357: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 03:05:45 ID:OA7Gg7dA

メイド(坊っちゃん…あなたは本当に良い友人に恵まれましたね)

メイド(私メイドも鼻が高いです)

メイド(ですが…)

メイド(夏休みが終わる頃には一度全てを皆様にお話しなければいけませんね…)

メイド(そのときが来るまでは…精一杯楽しんでください)




ヒュルルルル……パァン!!!

友「た〜まや〜!!!」

男「もう…ディズニーでそんな事言うの友くんぐらいだよ」

チャラ男「バカ丸出しだな」




358: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 03:08:53 ID:OA7Gg7dA

夜 ホテル 男の部屋

男「……」ジャカジャンジャンジャーン

男(……くそ、まだ完成しない)

男(一度ライブでは披露したしTEENS ROCKもこれをやるんだけど…)

男「完成しないなぁANGEL…」

コンコンッ

男「?はーい」ガチャ

友「よっ」

男「友くん!?」

友「やっぱり弾いてたな」

男「うん…眠れなくて」

友「俺もだぜ」




359: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 03:14:18 ID:OA7Gg7dA



友「ここでこうカッティングしろよ」ジャカジャッジャッジャーン

男「それいいね!でもポップになっちゃうよ?」

友「これはお前の曲だろ?」

友「男の曲なんだからどうしたらいいかぐらい自分で分かるだろ」

男「うん…まだ全然分かってないけどね」アハハ

友「…男は男でいいミュージシャンになれるぞ」

男「どしたの?急に…」

友「何でもねえよ」

男「変なの…ねえ!ここは二人でこうしない!?」

友「お!いいじゃん!チャラ男と後輩も驚くぜこれ!」




360: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 03:17:35 ID:OA7Gg7dA



男「この時の友くんの発言…」

男「少し心に引っ掛かったこの不安はTEENS ROCKが終わってから見事に的中したんだ」

男「しかも悪い方向に……」

男「思えばこの辺りから僕の人生は少しずつ狂い出していたのかもしれない…」


.




361: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 04:07:07 ID:OA7Gg7dA

しばらくして 茨城

友「いよいよ明後日か」

チャラ男「今年は出来レースなしだといいな」

後輩「そんな毎年あるものですかねー」

女「そんなの関係ないでしょ!!」

女「今年こそは優勝しちゃってよ!」

メイド「着きましたよ」




362: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 04:11:08 ID:OA7Gg7dA

ホテル

ギャル「私達今日やることあるから」

友「ちゃんと戻ってくるんだぞー」

DQN「分かってるってえの」

チャラ男「どうだか」

男「まぁまぁ…ねぇ、明日のライブどうする?」

後輩「明日は久々に男先輩の曲やりたいです!」

女「いいじゃん聞きたいよぉ〜」

男「明日のお楽しみだよ」

友「ま〜たのろけやがって」

チャラ男「よし!男の部屋で練習しよーぜ」




363: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:07:03 ID:OA7Gg7dA

次の日 ライブハウス

男「今日でツアーも終わりだね」

友「明日がラストだっつーの」

チャラ男「ちげーねえな」

後輩「うう…緊張してきました…」

メイド「今は目の前のライブに集中いたしましょう」


楽屋

金髪「あ!STEREOTYPEの皆さんだ!!」

男「え?君たち僕たちの事知ってるの?」

オタク「デュフフwww今一番熱い高校生バンドとして有名ですからwww」コポォ




364: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:11:03 ID:OA7Gg7dA

金髪「当たり前じゃないですか!」

金髪「俺男さんの大ファンっす!!」

チャラ男「バカ丸出しの後輩が出来たな」

男「あはは…ありがと!でもどうして知ってるの?」

メガネ「Youtubeでライブ映像あげてます…よね」

後輩「そう言えばメイドさんがいつも撮影してくれてますよね!」

友「やるじゃねえかメイドのやつ」

金髪「それにTwitterでも今年のTEENS ROCK優勝間違いないって話題っすよ!」

チャラ男「そう言えば最近見てなかったな」




365: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:14:49 ID:OA7Gg7dA

男「凄い事になってるね」

友「今俺たちに追い風が吹いてるぜ!!」

チャラ男「事務所も契約してないのにツアー回ってるって呟きあるじゃん」

後輩「凄いです!ところで貴方達なんてバンドですか?」

金髪「いやー恥ずかしいっすけど電波ジャックって言います!」

男「僕たち電波ジャックも応援するよ!」

男「今日は一緒に頑張ろ!」

金髪「はい!あざっす!!」

友「優勝決まったぞメイドおおおお!」

チャラ男「まだだろバカ」




366: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:18:15 ID:OA7Gg7dA



金髪「どうも電波ジャックです!」

オタク「今日も萌え萌えにしてあげますぞwwwww」

メガネ「うらああああまんこおおおおおお!!!!」



男「ドラムのメガネくん性格変わりすぎだよ…」アハハ

チャラ男「いるよなライブだと輝くやつ」

友「それにしてもスリーピースなのにキーボードがあるな」

後輩「最近そういうバンドも増えていますよ」




367: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:30:24 ID:OA7Gg7dA



金髪「ありがとう!皆最高だぜ!!」

オタク「コポォwwwwww」

メガネ「Gスポットオオオオオオ」



男「お疲れ様!ピコピコ音が混ざってて新しい世界を見たよ!」

チャラ男「アベンズリスペクトしてるだろ」

オタク「アベンズ……?アニソンしか聞いた事ないでござるwwww」

友「わりとかっこよかったよな」

金髪「あざっす!!皆さんも頑張ってください!」

男「うん!ありがとう!行ってくるよ!」




368: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:34:15 ID:OA7Gg7dA

ステージ

男(今日のセトリは最後にANGELが入っている…)

男(昨日やったとおりに出来たならきっと最高の曲になるはず!)

後輩「ワンツースリー…」




金髪「……感無量っす」グスッ

男「そ、そんなに良かった?」

女「皆!お疲れ様!ANGEL凄い良かったよ!」

友「間違いなく俺たちの代表曲だな」

チャラ男「あぁ、今日確信したぜ」

男「照れるなぁ…」




369: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 05:37:34 ID:OA7Gg7dA



男「こうしてツアー最後のライブも無事終わり皆で打ち上げをした」

男「バンドの繋がりも出来て僕たちは明日のTEENS ROCK成功を掴めると確信していたんだ」

男「とにかく明日の本番で今までの高校生活全てを出し尽くす…皆もうそれだけしか考えていなかった」


.




370: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 07:43:13 ID:OA7Gg7dA

早朝 茨城 ひたちなか市

友「ふわぁ…ねみぃ」

男「今年もやってきたね」

チャラ男「ああ…いよいよだ」

後輩「……私、もう先輩達とライブ最後なんですか」

男「そんな事ないよ!結果がどうであれ続けようよ!」

友「…そうだな」

チャラ男「まぁたまにならいいぜ」

後輩「……」グスッ

男「今日は笑顔で乗り切ろうよ、後輩さん」

後輩「はいっ!」ゴシゴシ




371: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 07:46:34 ID:OA7Gg7dA

女「皆!ご飯食べようよ!」

男「うん!…ここで食べたいな」

友「俺も」

チャラ男「今年で最後だからな」

後輩「私もここがいいです!」

メイド「おにぎりをご用意しましたよ」

ギャル「なんか青春って感じ」

DQN「お前ら頑張れよ」

ギャル友「私も応援してるよぉ〜」

男「うん!ここまで来れたのも皆のおかげだよ…本当にありがとう!」




372: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 07:50:19 ID:OA7Gg7dA

男(冷たい風が気持ちいい…)

男(思えば僕がギターを始めてバンドを結成したのも友くんに出会ったからなんだね)

男「…古今東西でもする?」

友「お!いいなぁ今日は何でやる?」

チャラ男「俺たちこればっかやってたよな」

後輩「バンドのボーカルでやりましょうよ」

男「じゃあ僕からやるね!」

パンパン

パンパン

パンパン…




373: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 07:53:27 ID:OA7Gg7dA

昼 楽屋

チャラ男「今年は俺たちがマークされてるな」

友「ったりめえだろ!俺たちが優勝すんだから!」

男「あはは…今年は実力で勝負出来そうだね!」

後輩「はい!何があっても悔いを残さないように…」トコトントコトン…

チャラ男「………」ボンボボン…

友「へへ……」チャカチャカチャーン

男「……」イッチニーサンシー




374: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 07:58:27 ID:OA7Gg7dA



司会「さぁ今年も始まりました高校生だけが集まるライブ!TEENS ROCK in HITACHINAKA!!」

ウオオオオオオオオッ

司会「それぞれオリジナル曲を2〜3曲演奏していただき公正な審査のもと最も優れたバンドを決めさせていただきます!」

司会「演奏…歌…MC…そしてお客さんのノリ!!それだけが勝敗を決めるまさにロック好きのためのフェスティバル!!」

司会「優勝したバンドはすぐにロッキン出演決定!!!今年もジャンジャン盛り上がって行きましょう!!!」

ウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!




375: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:00:23 ID:OA7Gg7dA

観客ステージ

オオオオオオ…

女「男…皆…頑張ってね」

ギャル「はぁやっと完成したぁ」

女「え!?それって…」

DQN「あいつらが出る時俺たちで広げようぜ」

ギャル友「きっと喜ぶよぉ〜」

メイド「うふふ…若いっていいですね」




376: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:04:59 ID:OA7Gg7dA

男(僕たちは3番目…また嫌な数字だなぁ)

友「今年こそ俺たちの嫌なジンクスを打ち破ろうぜ!!!」

チャラ男「2年の時にもう乗り越えただろ」

男「まぁまぁ…こういう時僕も気にするよ」

後輩「でもそんなの関係ないですよ!!」

友「そうだぜ!!やってやろう!!」

男「皆……円陣組もうよ」

チャラ男「男がそれ言うなんて変わったよな、お前」ニヤッ

友「もうすぐだからな…ちゃっちゃとやろうぜ」ガシッ

後輩「皆さん背が高いから届かないです〜…」

男「ちょっとしゃがもうか」アハハ




377: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:08:58 ID:OA7Gg7dA

舞台袖

司会「はいありがとうございましたー!!」

ヨカッタゾータノシカッタ!!!

司会「さぁいよいよ次は今年の台風の目!」

司会「都内を中心に少しずつライブ動員数を増やしなんとここに来るまでにツアーを開催!最後のライブの日には売れるデモCDがなかったというまさに破竹の勢いの今最も熱いバンド…」

司会「THE STEREOTYPE(仮)です!!」


うおおおおおおおお!!!!!!!
待ってたぞおおお!!!!!!!!
今年も盛り上げてくれええ!!!!


4人「……」




378: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:11:41 ID:OA7Gg7dA

男「思えばさ」

友「何だよ急に」

男「僕は友くんに出会わなければ今頃普通の高校生だったと思うんだ」

男「一年生のあの時…後ろから声を掛けてくれて勝手に古今東西をはじめたよね」

友「あの時もしてたなぁ懐かしいぜ」

男「友くんがいてくれたから僕はこんなに一生懸命バンドに打ち込めたんだ」

男「本当にありがとう…」

友「…おう」




379: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:16:52 ID:OA7Gg7dA

男「チャラ男くんとはバイト先で初めて出会ったよね」

チャラ男「あーお前あの時俺の事歳上だと思ってたよな」ケラケラ

男「だって名札もつけずにめんどくさいばっか言ってたじゃない!」

男「……僕がDQNくんと戦う決意を出来たのはチャラ男くんのおかげだったよ」

男「間違ってることは間違ってる…そう言ってあの時の三人のワガママを突っぱねたよね」

男「あの時のチャラ男くんのおかげで僕はまっすぐ生きていく事が出来たよ」

チャラ男「照れるじゃねえかよ」




380: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:20:48 ID:OA7Gg7dA

男「後輩さん…」

後輩「は、はい!!」

男「君との出会いは告白からだったよね」

後輩「は、恥ずかしいです…あの時は本当にすみませんでしたぁ!」

男「あはは…君が文化祭のホログラムを見て必死にドラムを練習してきてバンドに入るって言ってくれた時は本当に嬉しかったよ」

男「これでやっと僕たちはTEENS ROCKに立つ権利を得れた…」

男「ありがとう…僕たちが卒業しても一緒にバンド続けようよ」

後輩「う〜…ありがとうございます…」グスッ




381: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:24:24 ID:OA7Gg7dA

友「もういいか?」

男「うん!ありがとう!」

男「ずっとお礼を言いたかったんだ」

男「僕と一緒にバンドを組んでくれて本当にありがとう…」

チャラ男「お前がいたから俺たちがいれたんだよ」

友「そうだぜ!俺チャラ男とならまず組めてなかったと思うぜ」

後輩「もう…仲良くして下さいよ!!」

男「絶対優勝しよう!」

男「僕たちなら出来る!!」

男「ファイトおおおおおお」

4人「おおおおお!!!!!!!」




382: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:28:06 ID:OA7Gg7dA

オオオオオオオォォォォ…

女「出てきた!皆!!頑張って!!!」

ギャル「じゃあやりますか」

DQN「あぁ」



男「!!」

チャラ男「おいおい洒落た真似してくれるなぁ」

友「横断幕なんてアイドルかよ」

後輩「もう私涙が止まらないです…」






頑張れ!THE STEREOTYPE!!!!




383: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:31:32 ID:OA7Gg7dA

男「……」

後輩「…行きます」

後輩「ワンツースリー!!!」



女「きた!!RED SPICE!!!」


チャラ男(やっぱり最高だなこの曲!)

チャラ男(フリー…俺はあんたみたいにいかしたベーシストになりたいんだ)

チャラ男(フリーがいたから出来たこのフレーズ…)

チャラ男(今アンタに最高級の感謝を送るぜ)




384: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:35:33 ID:OA7Gg7dA

ボッボボ…バキッボボン…

「すげえ!突き抜けるようなプルが気持ちいいぞ!!」
「ベースバカうまじゃねえか!!」


男(凄い…一曲目からダイブ!)

男(僕も頑張らないと!!)


ギャル「男のやつ英語ペラっペラじゃん」

女「えへん!私がこってり叩き込んだからね!」

DQN「……すげえよお前…」




385: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:40:43 ID:OA7Gg7dA



男「どうも初めましてTHE STEREOTYPE(仮)です!!!」

男「皆めちゃくちゃ踊ってくれてるね」

男「俺たちも全力で盛り上げるからお前らももっと盛り上がってくれええ!!!」

オオオオオオオォォォォイイゾー!!!

友「やっと僕卒業か」

男「へへ…俺の方が盛り上がるでしょ」

友「ったりめえだ!行くぞ次!」


メイド「ROCKSMITH…STEREOTYPE初のオリジナル…」

友「ひゃっはああ!!」ピロリロリロリー

メイド「坊っちゃん…本当にいい笑顔ですよ」ニコッ




386: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:47:24 ID:OA7Gg7dA

友(もっと!もっと俺を見てくれ!!)

友(俺はロックスターだ!ジミヘンよりペイジよりベックよりスターになるんだ!)

「ギターもすげえよ!!」
「なんてカッコイイソロを弾くんだ!」



男(あはは…本調子だね)

後輩(私もついていかないと…!)

「ドラム可愛いー!!乳でけえ!!」



女「なんか後輩ちゃんだけ歓声の種類が違う…」




387: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:51:13 ID:OA7Gg7dA



男「はぁ…はぁ…ありがとう!次で最後の曲です」

男「聞いてください…ANGEL」



友(男が作って来たこの曲…)

友(弾き語りから始まり一気に盛り上がってく…)

チャラ男(イントロ2からの勢い…本当に耳が支配される瞬間だよな)

後輩(…男先輩カッコイイです)

後輩(…ずっと好きでいます、ごめんなさい…)




388: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:55:27 ID:OA7Gg7dA

ジャカジャッジャッジャーン!!!

女「きた!!」

男「とべえええ!!!!」

うおおおおお!!!!

チャラ男(男がタテノリ作ってくるなんてな)

チャラ男(メロディセンスもいいし盛り上がり半端ねえよこれ)



女「…いい曲」

ギャル「あんたへの愛の歌なんでしょ」

女「地上に堕ちた天使を受け止める…
君と死ぬまで人生を共有すると流れ星に誓う…」

女「ロマンがあっていい歌詞でしょ」エヘヘ




389: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 08:59:05 ID:OA7Gg7dA

友「…」ニヤッ

男「…」コクッ


チャラ男(ツインソロ!)

チャラ男(昨日まで男はコード弾いてただけだっただろ!?)

チャラ男(くそ…カッコイイな)

チャラ男(……ブーストかけるか)



メイド「男様…坊っちゃんと友達になってくださり本当にありがとうございます…」ホロリ…




390: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 09:02:59 ID:OA7Gg7dA



男「……」

男「うおおおおお!!!!」


わああああああ!!!!!
パチパチパチパチ…





女「凄い…拍手が鳴り止まないよ!」

ギャル「まるで獣の叫びみたい」アハハ

DQN「一人の男になったな」

メイド「魂の咆哮ですね…」




391: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 09:05:07 ID:OA7Gg7dA



男「ライブが終わり僕はそのまま力尽きて倒れちゃったんだったなぁ」

男「ずっと拍手が止まらなかったって聞いてなんで気絶したんだろうって後悔したよ…」

男「皆でその光景を見たかったなぁ」


.




392: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/15(金) 09:05:39 ID:OA7Gg7dA

フゥ…
もうすぐ高校編終わり
またな




393: 深夜 2014/08/15(金) 09:22:54 ID:pZn4PIaE

おつ




394: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 02:48:14 ID:PuTrh/sA



男「………はっ」

男「ここは……?」

女「目が覚めた!!」

友「おっせえよ!早く来い!!」ガシッ

男「え?どしたの皆!?」

タタタッ

男「光が眩しい…」

うおおおおおおお!!!!!!


男「……もしかして僕たち…」

チャラ男「よっねぼすけさん」

後輩「男先輩!真ん中立ってください!!」




395: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:00:27 ID:PuTrh/sA

司会「来ました本日のMVP!!その透き通っていながらも芯のある心地良い声はまさに神の歌声!」

司会「THE STEREOTYPE(仮)のボーカル!男くんです!!!」

すげー良かったぞー!!!
パチパチパチパチ…



男「あはは…絶景だね」

友「あぁ…遂にやったんだぞ、俺たち」

司会「それでは男くん、どうですか優勝した感想は?」

男「はい…」

男「ありがとうございます…今まで出会えた全ての人に感謝しています…」


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396: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:11:50 ID:PuTrh/sA

TEENS ROCK終了して2日後 友の家

男「……」

友「くそっ……ふざけんな!!!」ドンッ

チャラ男「意味分かんねえよ…これも誰かが裏で何かしてんのか…」

後輩「うっ……ぐすっ……」




男「そして遂に運命の歯車は軋み出したんだ」

男「前代未聞のTEENS ROCK優勝バンドがロッキンの出場停止…」

男「………友くんのお父さんは世界を股に掛ける貿易会社社長…」

男「僕たちとバンドで優勝した事に腹を立てスポンサーだった貿易会社を使い僕たちのロッキン出場取り消しを指示」

男「従わない場合には沢山の人が職を追いやられるという脅迫を行ったんだ」




397: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:17:35 ID:PuTrh/sA

男「勿論すぐに出場しないアナウンスを聞いたファン達が抗議してくれたけど」

男「まさかのTEENSとロッキンの運営直々の謝罪会見が開かれネット上では触れてはいけない闇だと噂になった」

男「……どうしてこうなったんだろうね」

男「僕たちはただ一生懸命生きてきただけなのに…」

男「それから友くんはお父さんに連れられアメリカに引っ越した」

男「最後にさよならも言えずにメイドさんから全てを聞かされたんだ…」

男「そして夏休みがまだ終わらないうちに僕たちは解散を余儀なくされてしまった…」


.




398: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:21:14 ID:PuTrh/sA

夏休み最終日 男の家


妹「お兄ちゃん…女さんが来たよ」

男「……いないって言っといて」

妹「もうっ!いつまでもくよくよすんな!!バカ兄貴!!」

男「……妹にはこの気持ちなんて分かんないよ」

妹「……今日は帰って貰うね」

男「うん…ありがと」




399: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:27:15 ID:PuTrh/sA

ミーンミンミンミンミン…

男「あー暑い…」

男「あ、またLINE来てる…」

男「…明日でいいか」ゴロン…



後輩「あの…いいですか男先輩」ガチャ

男「後輩さん!?な、なんでうちに…」

妹「私達友達だもん!友達が家に来るのなんて当たり前でしょ!」




400: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:31:16 ID:PuTrh/sA

男「部屋から出てって」

妹「ちょっ…」

後輩「絶対に出ていきません!!」

男「いいから出てってよ!!!」

妹「!!」

後輩「嫌です……先輩が元気になるまで出ていきません……」

男「…ふん勝手にしたら」



妹「……さいてー」

妹「こんなカスほっといてもう行こ!後輩ちゃん!」

後輩「ごめんね妹ちゃん…二人きりにしてくれる?」

妹「……何なのよ皆」バタンッ




401: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:43:30 ID:PuTrh/sA

男「……」

後輩「先輩…毛布から出てきてください」

男「……」

後輩「無理ならそのままで結構です」

後輩「……いくらなんでも酷すぎますよね…友くんのお父さん」

後輩「私達がTEENS ROCKのためだけに頑張ってきたのも知らず…」

後輩「優勝が決まってから出場を取り消すなんて」

後輩「あんまりですよね…遊びじゃなかったのに…私達は真剣にやっていたのに」

後輩「沢山の人に応援されたから成し遂げられた事なのに…期待を裏切ってしまいましたね」




402: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 03:49:40 ID:PuTrh/sA

後輩「チャラ男先輩は文化祭のために練習してますよ」

後輩「過ぎた事はどうしようもないって…あれは作り笑いでしたけど元気にされてます」

後輩「…男先輩」

後輩「皆心配しています…」

後輩「お願い…まだこんな所で挫けないで…」ギュッ

後輩「先輩の一生懸命なとこが大好きです」

後輩「未だに好きなんです…男先輩が」

後輩「明日から学校頑張りましょうよ」

後輩「皆の連絡無視してることは私も一緒に謝りますから…」




404: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 23:39:37 ID:PuTrh/sA

男「……ありがと後輩さん」

後輩「先輩…私何でもしますよ」

後輩「元気になるまで一緒にいますから」

男「何それ浮気誘ってるの」

後輩「…はい、浮気したいです…」カァーッ

男「俺女の事好きだし大切にしたいからそれは無理だよ…」

後輩「……はい」

男「でも嬉しいよ、ありがとう」ギュッ

後輩「はぅ……ずるいですよ」




405: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 23:49:03 ID:PuTrh/sA

秋 学校

男「……ごめんね皆」

女「心配したよバカ!!」ギュッ

チャラ男「……まぁ仕方ないよな」

チャラ男「俺もしばらくは飯が食えなかったよ」

ギャル「次連絡返さなかったら殺すから」

男「ギャルさんもごめんね…」

男「せっかく手伝って貰ったのにこんな事になって…」

ギャル「仕方ないんじゃない終わってしまった事は」

チャラ男「そうだぜ…全然腑に落ちないけどよ」




406: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/16(土) 23:52:35 ID:PuTrh/sA

男「でも…」

女「はい!この話はもう終わり!やめやめ!」

チャラ男「そうだ男!お前バイト休んだんだからしばらく働けよ」

チャラ男「俺がお前の代わり入ってたからさ」

男「うん…代わってくれてありがとね」

女「じゃあ私男がバイト終わるまで店で勉強するよ!」

男「あはは…遅くなるけどいい?」

女「もち!」

ギャル「あーあ私も勉強しよっかなー」

チャラ男「大学行く気だったのかよ」ケラケラ


男(皆友くんの話しないなぁ…)




407: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 00:55:36 ID:zfKOvcS6

しばらくして 友の家

メイド「なんだかお久しぶりですね男様」

男「うん」

メイド「今紅茶をお出ししますね」

男「メイドさん」

メイド「はい」

男「俺はメイドさんの雇い主が憎いよ」

メイド「……私もですよ」

男「俺たちが頑張って掴みとった権利を奪い取るなんて…」

男「友くんまでアメリカに連れていって…」

男「正直殺したいくらいにムカついてるんだ」

メイド「……はい」




408: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:00:22 ID:zfKOvcS6

男「わかってるよそんなこと出来ない事ぐらい」

男「人を殺す度胸もないしいけない事だって事も理解してる」

男「…でも俺は抑えられないこの怒りをどこに向けていいのか分からないんだ」

ガシャンッ!!!

メイド「男様……本当に申し訳御座いません」ギュッ

男「……ティーカップ割れてるよ」

メイド「私に出来る事はこうするしかないのです」

男「……女の人って何で皆すぐにこうするんだよ」

メイド「……あなたを慰める術が他に見当たらないからです」




409: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:03:24 ID:zfKOvcS6

文化祭

女「はいっ!今年もりんご飴やってたよ!!」

男「あはは…何で受け継がれちゃってるんだろね」

女「んー私が出来る女だからです」

男「はいはい」

女「もう!そこはそうだね!って言ってよ」

男「そーだねー」

女「むー!!」


チャラ男「相変わらずイチャついてるなお前ら」

男「チャラ男くん!いよいよライブだね!」




410: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:06:45 ID:zfKOvcS6

チャラ男「ああ!お前らも観に来いよ!」

男「勿論行くよ!!」

ヤンキー「兄貴!俺たちの晴れ舞台見逃すなよ!」

男「あはは…ヤンキーくんも頑張ってね」

女「もう!私とチャラ男どっちが大事なのよ!」

チャラ男「なんで女と比べられなきゃいけねーんだ」

男「ほらほらどっちも大切だから!」

男「それじゃまた後でね!」

チャラ男「おー遅れんなよ!」




411: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:12:55 ID:zfKOvcS6

夜 体育館

ヤンキー「てめえら盛り上がってるか!!」

イエエエエエエエエイ!!!!!

ヤンキー「俺たちパワーボムが今年も最高の夜にしてやるぞ!」


女「毎年盛り上がってるねー」

男「軽音部の人って意外と人気者多いからね」

DQN「よっ」

男「DQNくん!今年も来てくれたんだ!」

DQN「まぁな…あれ?友の奴どこ行ったんだ?」

男「あ…えーと」

女「今年は裏方手伝ってるから舞台袖にいるよ!」

DQN「おーそうか」

男(久しぶりに学校で名前聞いたなぁ)

男(友くんの存在はやっぱりなかったことになんて出来ないよ…)




412: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:16:55 ID:zfKOvcS6

ヤンキー「聞いてくれ!Around the World!」



男「あ、やっぱりやるんだ!」

女「チャラ男くんベースやっぱり上手だね」

男「世界一フリーを愛してる男だからね!」

妹「…バカ兄貴!」バシッ

男「痛っ!何すんだよ!」

妹「ふんっ」スタスタ

後輩「すみません先輩…妹ちゃんの愛情表現なので許してあげてください」

男「…うん家で俺もやり返すから大丈夫だよ」

女「ちゃんと仲良くしてよね!」




413: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:22:02 ID:zfKOvcS6

チャラ男(……三年間の結果これなら上出来だな)

ワアアアアアア!!!!!パチパチパチパチ…


ヤンキー「もうな、涙止まんねえんだよ!!!」シクシク

根暗「ヤンキー…泣くな」

ホモ「そうだぞ!俺たちこれからも友達だからな!」サワサワ

ヤンキー「なっやめろよ///」

チャラ男「バカだなお前ら」アハハ

男「あはは…もうすぐホログラムだよ!」

女「ふふふ…」

チャラ男「今年は何なんだろうな」




414: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:25:35 ID:zfKOvcS6

パアアアッ…

ジジジジジ…ワアアアアアア…

ウオオオオオオオ!!!!!

男「!!」

チャラ男「おいおい…」

女「えへへ…やっぱり私達の頑張り見てもらいたいじゃん!」

チャラ男「…俺たちのツアー映像か」

男「………」ツゥー…

男「…僕たち凄い事してたんだね」

チャラ男「ああ、これだけ話題になったバンドそうそういねえよ」




415: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:29:25 ID:zfKOvcS6

女「今年は無理言って音声も流して貰ったんだ♪」

後輩「やっぱり女先輩でしたか」

DQN「カッコ良く映ってんじゃねえか」

ギャル「当たり前じゃない!いいカメラ使ったんだし」

ギャル友「編集も頑張ったんだよぉ〜」クネクネ

男「皆……」

チャラ男「ふん…泣いてなんかねえからな」

男「俺もだよ…」

女「……よく頑張ったね」

女「お疲れ様……こんな時ぐらい泣いてもいいんだよ?」



男「……うあああああ!!!!」ダキッ

女「よしよし」ギュッ




416: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:32:15 ID:zfKOvcS6



男「やり切れない思いが溢れ出た僕は生まれて初めて泣き叫んだんだ…」

男「ロッキン出場停止…友くんのアメリカ渡航…」

男「色んな感情がごちゃまぜになってひたすら泣き続けた」

男「僕たちの三年間の青春…本当に色んな事があったなぁ」


.




417: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:36:58 ID:zfKOvcS6

冬 図書室

女「あーもう全っ然分かんない」

男「あはは…受験までもう時間もないしちゃんと理解出来るまでやろうよ」

女「そーは言っても甘いものがないですし〜」

男「図書室だからあっても食べれないよ」

女「今年のクリスマスどこ行く!?」

男「勉強に集中しなよ」

女「もう…女心を分かってないなぁ」

男「同じ大学に受かればこれから毎年ずっと行けるじゃん」

女「高校生としてラストのクリスマスを過ごしたいのぉ〜」

男「じゃあディズニー行こうよ」

女「やった♪」




418: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:41:03 ID:zfKOvcS6

クリスマス 男の家

後輩「はぁ〜今年も妹ちゃんとお出掛けかぁ」

妹「…実は彼氏が」

後輩「嘘つき」ベェーッ

妹「えへへ」

後輩「先輩は女先輩とディズニーデートだし…いいなぁ私も付き合いたいよぉ」

妹「私がいるじゃない!」

後輩「妹ちゃんじゃなー」

妹「今夜は寝かさないよ?」モミモミ

後輩「もうどうでもいいや」ボーッ




419: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:46:28 ID:zfKOvcS6

ディズニーランド

男「寒いね」

女「うぅー男ぉ手!」

男「はいはい」ギュッ

女「あったかーい///」

女「今日もラブホ行こうよ!」

男「また?まぁ予約取ってるけどさ」

女「やるじゃん!!そう言えばさ」

女「私達が行く大学、シエスタのメンバーいるみたいだよ」

男「えー…行くのやめようかなぁ」

女「もうメジャーデビューしてるし滅多に来ないんじゃない?」

男「それならいいけど…」




420: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:52:26 ID:zfKOvcS6

夜 ラブホ

女「あぁん……もっとぉ」

女「おまんこの奥もっと突いてぇ」

男(女の性欲、全然留まらないなぁ)パンパン

男(ま、俺にだけこうならいいんだけど)パンパン

女「イク!!イきそう……あああああ!!!!!」ビクンビクン




女「男ぉ大好き……絶対結婚しようね」

男「うん、俺も大好きだよ」

女「就職していっぱい稼いでね♪」

男「うーん家族とゆっくり過ごせたら薄給でもいいんだけどなぁ」

女「何事にもお金が必要なの!」

男「分かったよ頑張る」




421: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 01:56:36 ID:zfKOvcS6

正月 男の家

メイド「よろしかったのですか…私だけなのに」

妹「いいじゃんあんな大きな家にメイドさん一人じゃ寂しいでしょ?」

父「そうそう!ささっどうぞ」トクトクトク…

メイド「ありがとうございます」クイッ

母「あらあらお酒強いのねぇ」

メイド「そんな事はありません」クラッ

男「酔ってる酔ってる!!」




422: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 02:01:46 ID:zfKOvcS6

メイド「くかーっ……んっ……」

妹「寝ちゃったねメイドさん」

男「きっと疲れが溜まってたんだよ」

母「ここじゃ風邪ひくでしょうし私達の寝室に運んであげて」

妹「お兄ちゃん!私足持つから!」

男「うん、せーのっ」


寝室

男「はぁ…お酒弱いんだね」

メイド「んんっ……」ポリポリ

妹「わぁ!!お兄ちゃん見ちゃダメ!!!」




423: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:25:47 ID:zfKOvcS6



メイド「はっ!」

妹「おはようメイドさん!!」

メイド「と、年は越しましたか…?」クラッ

妹「まだだよ〜お水持ってくるね」

メイド「ありがとうございます…」


男「自分で持っていけよな…」

男「はい、お水だよ」

メイド「すみません男様…」ゴクッゴクッ

メイド「はぁ…ちょっと頭が痛い…」

男「大丈夫?」

メイド「はい…男様…こっち来て…」




424: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:30:06 ID:zfKOvcS6

男「どしたの?戻れそう?」

ギュッ

男「…また?」

メイド「恥ずかしながら…私男様をお慕い申し上げています」

男「もう…歳的にちょっと犯罪だよ」

メイド「ふふふ…初めて見た時から可愛いと思っていました」

男「…誰かに見られたらマズイから」

チュッ

男「!!」

メイド「ふふ…坊っちゃんと仲良くして下さったお礼です」

メイド「また今度家にいらしてください…」

男「…早く戻ろうよ」




425: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:41:21 ID:zfKOvcS6



男「段々と頭の中がグチャグチャになってきていた」

男「バンドの後悔、後輩とメイドさんの告白…」

男「自分一人ではもう抱え切れないくらいに僕は一人で悩み続けていたんだ」

男「とにかく今は時間の流れに身を任せ僕はただ生きていた」


.




426: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:49:19 ID:zfKOvcS6

3月 女の家前

女「うぅ…心臓が爆発しそうだよぉ」

男「せーので開けよっか」

女「うん!せーのっ!」

バッ

男女「「やったー!!!!!」」

女「男ぉ!私も合格したよ!!?」

男「これで同じ大学だね!」

女「あーやばい!!!お母さーん合格したよお!!」タタタッ

男「あはは…」




427: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:52:57 ID:zfKOvcS6



チャラ男『良かったな女と同じ大学で』

男「うん!チャラ男くんは地元の私大だね」

チャラ男『まぁな』

男「……あんまり会えなくなるね」

チャラ男『こればっかはな』

チャラ男『でも二つ県を挟むだけだろ』

チャラ男『会いたきゃいつでも会えるさ』

男「うんそうだね…」

チャラ男『……早く立ち直れよ』

男「ありがとう…じゃ何かあったら連絡するね」ピッ


父「よぉし男!今日はスーツを買いに行くか」

男「うん!」




428: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 03:57:33 ID:zfKOvcS6

車の中

妹「お兄ちゃんすごいよね!いい大学入っちゃって〜」

母「お母さん達も鼻が高いわぁ」

男「そうかな…ね!お父さんとお母さんは何で結婚したの?」

妹「え///」

父「なんだそんな事聞きたいのか?」

男「うん」

父「彼女と結婚したいのか」

男「うーんただ知りたくなって」

父「恥ずかしいなぁ」

母「あらあら」ウフフ




429: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 04:05:50 ID:zfKOvcS6

父「そうだな…ママとの出会いは高校生の時だったな」

父「お互い勉強ばかりしていたから自然と図書室にいる事が多かったんだが」

父「ある日お父さんが消しゴムを落としてな」

母「私が拾ったのよ」

妹「うわぁなんかロマンチック〜!!」

父「それから教室でも喋るようになって同じ東京の大学を目指したんだ」

父「そして二人とも見事合格」

父「あとはずっと一緒にいて自然に結婚しようってなったなぁ」

男「……そうなんだ」

男(……俺も信じないとな)

男(メイドさんとのキスは…ノーカンで)




430: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 04:17:14 ID:zfKOvcS6



男「何故だか急にお父さんとお母さんの話を聞きたくなった」

男「きっとこれからの不安をどうにかしたかったのだろう」

男「新しい春はとても心細かった」

男「皆離ればなれになるんだよなぁ」

男「卒業式の時は後輩が泣いてくれた」

男「ギャルさんはDQNくんと結婚した」

男「……僕はずっと心のどこかで棘がチクチクと痛みを広げていくのを感じていた」

男「僕もこれから幸せになれるのかな」


.




431: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 04:18:01 ID:zfKOvcS6

フゥ…
高校編終了
次は大学編
割とすぐ終わると思う




435: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 11:18:01 ID:vf/5zeRg

大学

女「いやぁ春ですなぁ」

男「一度オープンキャンパスで来たけど大学って広いね」

女「男はサークル入るの!?」

男「うん、やっぱりバンドを続けたいから軽音サークルにしようと思ってるよ」

女「私もバンドやりたいなー」

男「一緒にやろうよ」

女「本当っ!?」

男「一からギター教えるよ」

女「ボーカルがしたいなぁ」

男「楽器も出来る方が楽しいよ」




436: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 11:28:09 ID:8oWRwTAI

軽音サークル部室

男女「「失礼しまーす」」

ボブ「ややっ!君たちバンドやりたいの!?」

女「はい!部長の方ですか?」

ボブ「私はただの部員だよーちなみに三年生!」

女「あ!この服有名な所のですよね!かわいー!」

ボブ「あなたもここのを着てるじゃない」

女「少し大人っぽくてでも可愛さもあるから大好きなんですよ!!」

ボブ「あはは!分かる分かる〜」


男「あの...サークル入るのにはどうしたらいいですか?」




437: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 11:36:16 ID:FttLml0k

ボブ「あーごめんごめん...これ適当に書いといて!特に頑張ってるサークルじゃないし自由に楽しくやるのがウチのモットーだよ!!」

女「男!いいじゃんここ!私でも出来そうな気がしてきたよ!」

男「あはは...真剣にやるのも自由ですか?」

ボブ「もちろん!あっシエスタって知ってる?最近話題のニューフェイス!」

ボブ「そのシエスタのボーカルがここに所属してるわよ」

ボブ「見たとこ君はガチでやりたそうだしイケメンくんと組むのもいいかもね!」

男(...あまり一緒にしたくないなぁ)




438: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 11:44:08 ID:ucZ8N7gM

女「ええ凄い!男!イケメンくんと一緒に組めば夢のコラボレーションじゃん!」

ボブ「どゆこと?」

男「あー実はですね...」




ボブ「ほへーそうなんだ」

ボブ「悪いけど私夏フェス好きだけどTEENS ROCKは知らないなぁ」

女「シエスタも一昨年に優勝してトントン拍子でデビューしたんですよ!」

ボブ「えーそうなんだ!やっぱりシエスタって凄いなぁ!」


男(...全然興味ないのが分かるなぁこの人)




439: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 17:58:42 ID:KBrTybtE

帰り道

男「とりあえずサークルに入る事にはしたけど...」

女「どしたの?念願の大学入ってバンドも新しく始められるじゃん」

男「いや...何でもないよ」

女「ふーん...あそだ!今日男ん家泊まりに行っていい?」

男「急だね」

男「いいけど一度家に帰らなくていいの?」

女「お母さんにはもう連絡してるしお泊まりセットもあるよ!」フンス

男「用意周到だね、行こっか」




440: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 18:06:56 ID:Tg9CbtzI

都内 男のアパート

女「おっじゃましまーす...って誰もいないんだった」

男「狭くてごめんね」

女「ううん!それにしてもいいなぁ一人暮らし!」

女「ね!ね!家賃は?」

男「7万ぐらいだって」

女「えーやっぱり都内は高いなぁ」

女「私もここに住みたいなぁ」

男「お父さんが黙ってないんじゃないかな」

女「もう...かわいい子には旅をさせろって言うのにね」

男「いいお父さんだと思うけどなー」




441: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 18:12:45 ID:SxXdxn0M

女「ふふふ...」

女「とりゃっ!」ギュッ

男「うわ重っ!」

女「あ!今の傷付いた!」

男「急に押し倒すからじゃん」

女「うえーん」

男「出た嘘泣き」

女「むー...」ギュ-ッ

女「...ね、しよ?」

男「さっそくだね」




445: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 23:05:50 ID:7ZEM35FI

次の日 朝

女「んっ...おはよ」

男「おはよっ電話鳴ってたよ」

女「ほんと?...朝から早いよぉ〜」

男「あはは...お父さん?」

女「...友達からだった」エヘヘ

男「そっか、今日は授業決めないといけないから早く行こうよ」

女「まだ眠い〜」ギュッ

男「はいはい用意してね」ナデナデ

女「むー真面目野郎っ」




446: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 23:19:22 ID:9fu/vuZY

大学 キャンパス

イケメン「よぉ雑魚」

男「...シエスタのイケメンくん」

イケメン「相っ変わらずしけた面してやがんな」

ボブ「今日も二人って事はもしかして付き合ってるの!?」

女「はい!そうですよ!」

イケメン「よぉ女、久しぶりじゃねえか」

女「あり?そだっけ?」

男「会った事あったの!?」

女「忘れた」エヘヘ




イケメン「...なるほどな」ニヤッ




447: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 23:29:04 ID:oFx8nfRo

男(なんとなく嫌な予感はしてたけどもしかして...)


イケメン「そうそう今日新歓ライブで俺ボーカルやっからよ」

イケメン「サークル入るなら絶対見に来いよお前ら」

ボブ「え!?今日イケメン君が出るなんて聞いてなかったよ!?」

イケメン「ったりめーだろ、今俺が決めたからな」

ボブ「はぅん...カッコいい...」

女「えー凄い!ねぇ絶対見に行こうよ!」

男「...そうだね」




448: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 23:42:24 ID:v9vpwMLE

昼 食堂

女「ここの学食ってすっごい有名なんだよ!!」

女「中でもこのクラブサンド!」

女「大学生なら一度は食べてみたい学食No.1!」

女「はぁーこれからいつでも食べれるんだ私...」

女「あっ写メっとこっと!」パシャ

男「...いつイケメン君と出会ったの?」

女「覚えてないや」モシャモシャ

男「覚えてないって...」

女「そもそも会った記憶なんてないよ!ほら私美少女だから向こうが勝手に言い寄ってきたんだよきっと」

男「...本当かよ」




449: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/17(日) 23:47:30 ID:QGrcDGG2

女「むー信じてないの?」

男「そういう訳じゃ...」

女「私は男一筋だよ!」

女「本当なんだからね」

男「分かったよ信じてるから」

女「うふふ」

女「浮気なんて絶対してないからね!」

男「...うん」パクッ



男(浮気してるのかって聞いた訳じゃないのに自分から言うんだな)




450: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 01:07:11 ID:LyoTDuHU

多目的ホール

ざわざわ…

女「あれ?どしたんですか先輩」

男「まだライブ始まってないね」

ボブ「あっ女ちゃん!…に男くん」

ボブ「実はね…ギターの人が逃げちゃって」

女「え?何でですか?」

ボブ「イケメンくんって気難しいのよ」

ボブ「こんなヘタクソとやってられるかーって…怒っちゃってね」

男「…可哀想」

女「こんな時こそ男の出番じゃない!」

ボブ「え?ギター弾けるの?」

男「昨日の話聞いてなかったんですか…」

女「ね!男なら大丈夫だよ!やろ!」

男「…あんまり気乗りしないけど演奏隊が可哀想だもんね」




451: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 01:15:06 ID:LyoTDuHU

ステージ上

男「……」

イケメン「…んだよてめえが弾くのか?」

ドラム「ま、マジかよ!!」

ベース「THE STEREOTYPE(仮)の男!…さんですよね!!?」

男「先輩ですよね?敬語じゃなくていいですよ」ニコッ

ドラム「俺たち大ファンなんだよ!後でサインしてくれ!」

男「あはは…ありがとうございます」

イケメン「……」チッ




452: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:11:17 ID:LyoTDuHU

イケメン「セトリだ」ピラッ

男「……今時って感じ」

イケメン「うるせえ…やれんのか?」

男「当たり前だろ」

男「俺だってTEENS ROCK優勝したんだ」

イケメン「……カッコつけやがってよ」


フッ…

女「暗くなった…」

ボブ「始めれるみたいね!イケメンくーん!!!」

キャーキャーステキッダイテー!!!!


男(お客さんとの距離が近い…)

男(ああ…何だか久しぶりだな)




453: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:18:13 ID:LyoTDuHU

http://www.youtube.com/watch?v=TIw3bO_LG-0



ボブ「流石イケメンくん!センスいい!」

女「本当!かっこいー!!」


男(ドラムは少しもたつくけど問題無し)

男(ベースもしっかりリズムを刻んでる…少しチューニング悪いのが気になるけど…)

男(そしてイケメンくん…)チラッ

イケメン「 She's dancing alone,
I'm ready to go but she's so
She's out of control, so beautiful 」

男(上手いっ…俺より高い声も出てないし少し音痴だけど)

男(それを補う声量とテンションの高さ…)

男(クソっ……)




454: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:22:58 ID:LyoTDuHU

男「 She works for the weekend,
mixtape of her favorite bands
Tearin' up the radio lost in the stereo… 」

イケメン「!!」

イケメン(コイツ…静かなここで綺麗にハモリやがった…)

イケメン(……ふざけやがって)

イケメン(俺より上手えじゃねえか!!)

ワアアアアアアッ!!!!!

ボブ「女ちゃんの彼氏…ギターも弾けるし歌が凄い上手…」

女「そりゃTEENS ROCKベストボーカルと呼ばれた男ですから」ニヤニヤ




455: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:26:27 ID:LyoTDuHU

イケメン「よぉ新入生の皆…俺のこと知ってるか?」

「シーエスタ!!シーエスタ!!」

イケメン「へへっ良く知ってんじゃねえか」

イケメン「男はいらねえ!可愛い女だけ入部しろ!!」

キャアアアア!!!!!



男「…酷い言い様だね」

イケメン「てめえは入れ、退屈せずに済みそうだからな」

男「嫌だと言われても入ってやるよ」

イケメン「ケッ……」




456: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:29:34 ID:LyoTDuHU



男「こうして大学生活2日目にして僕は軽音サークルで話題となった」

男「演奏もそうだしベースとドラムの先輩がSTEREOTYPEのファンだった事も噂が広がる要因になったんだ」

男「これから大学でもう一度頑張ろう…そう思えたこの日のうちに僕は」

男「………僕は自殺しようとした」


.




457: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:35:35 ID:LyoTDuHU

夜 居酒屋

ワイワイガヤガヤ…

イケメン「じゃっ!新入生歓迎会開始な!」

イケメン「女子は皆俺の周り来いよ」

キャアアアアワタシガトナリヨ!!!!!キーッナニヨ!!!!!ドキナサイヨ!!!!!


男「まさか今日新歓やるなんて…しかも未成年だよ僕たち…」

ボブ「固いこと言わないっ!大学生と言えばお酒でしょ!?」

女「先輩もう酔ったんですかーちゅーっ」エヘヘ

ボブ「やだ可愛い///」

男「女も酔ってる!!」

ギター「さっきは代わりに出て貰ってごめんね男くん」

男「あ、ギターの先輩ですよね?」




458: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:40:18 ID:LyoTDuHU



イケメン「……で俺はそこでキレたんだよ」

女子「流石イケメンくん!男はそこで怒らなきゃダメだよね!」

女子「やーん私も叱ってほしいなぁ」

女子「イケメンくん次何飲む??」

イケメン「ラスティネイルな」

女子「「「キャーっかっこいい!!!!」」」


ギター「何がラスティネイルだよカッコつけやがって」

ベース「だよねー男は黙ってビール焼酎日本酒だよ」

ドラム「まぁあいつは今日ぐらいしか来ねえだろ」

男「あはは…随分嫌ってるんですね…」




459: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:44:07 ID:LyoTDuHU

女「男〜ちゅーっ」ギュッ

男「こらこら…やめなさい」ナデナデ

ドラム「お前もリア充かよっ」

ギター「クソォ何で俺たちはモテないんだ」シクシク

ベース「ねーバンドやったらモテると思ったのに…」

ギター「こうなりゃ男!お前もイッキだ!」

男「えー俺お酒ダメなんで…」

ドラム「先輩の言う事が聞けないってのか!!」

ボブ「なになに男くんイッキするの〜?」

男「いやっ違っ…」

イケメン「なんだ男、飲めねえのか」




460: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:47:50 ID:LyoTDuHU

男「…出来るさ」

イケメン「じゃあやれよ!おいビール持って来い!!」

女子「えー若いー」

女子「あの人今日ギター弾いてた人だよね」

女子「あの人もカッコよかったね」

ギター「ほら皆期待してんぞ!」

店員「お待たせしましたー」サッ

男「分かりましたよ…んっ」グビグビ

「「「おおおおおおおっ!!!!!」」」

男「ぷはっ……どうだ」ヒクッ

イケメン「やるな男!次は俺と勝負しろ」

男「望むところだ!」




461: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:52:22 ID:LyoTDuHU

男イケメン「せーのっ」

グビグビグビグビ…

女子「キャーっイケメンくん頑張って!」

ギター「男ぉ!負けんじゃねえ!」

男イケメン「ぷはぁ…」

イケメン「俺の方が早かっただろ」

男「ほぼ同時だろぉ…」ヨロッ

イケメン「ならもう一度だ!」

男「あぁ、やってやるよ…」

ワアアアアアア…




男「………んっ」パチッ

男「頭痛い…いつの間にか寝てたのか…」

ンッヤダッキモチイイ……

男「!!」




462: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:55:16 ID:LyoTDuHU

イケメン「おらてめえの彼氏が目を覚ましたぜ」パンパン

女「やぁっ///見ないでぇ」

男「な、何してんだよ…」グググ…

男(ダメだ…酔いが酷くて立ち上がれない…)

イケメン「何ってナニだろ」

女「男ぉ……気持ちいいよぉ…///」

男「うっ!…おえええええぇぇ…」ビチャビチャ

男(女…お前何そいつとセックスしてんだよ)

男(しかも喜んでんじゃねえ…)




463: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 02:58:24 ID:LyoTDuHU

イケメン「汚えなぁ、そうだ男!お前もやれよ!」パンパン

女「んっ……男ぉ口でしたげるよぉ」

男「ふざけんなっ……」

女子「ずるーい私も挿れてよ!」

ギター「ああーダメだ滾ってきた…」

ギター「俺のをくわえてくれよ」ボロンッ

女「はぁ……はぁ……大きい///」

女「いただきまーすっ」アムッ

女「んむっ……ほうーひもちいい…?」ジュボジュボ

ギター「あああ最高だぜ女さん!!」


男「くそぉ……くそぉぉぉぉ…」ボロボロ




465: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:02:36 ID:LyoTDuHU

男「店員さん……来て下さい…」ズルズル

イケメン「あームダムダ」

イケメン「ここ俺の行きつけなんだよ」

イケメン「ミュージシャンが乱交するために使ってっから呼んでも意味ないぜ」

男「はぁ…はぁ……」ズルズル

ボブ「男くぅん…ライブカッコよかったよ?」チュッ

男「なっ…!?」

ボブ「おっぱい触って……私Gカップあるから」ガシッ

男「ふざけんなっ……お前ら…」

女「男も楽しもうよぉ…んあっやめっ」

イケメン「中に出すぞ」パンパン

女「…んっ///今日安全日だからいいよ///」






男「うあああああああああああ!!!!!!!」




466: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:05:23 ID:LyoTDuHU



男「それからどう家に帰ったのかは覚えていない」

男「淫乱だとは思っていたけどまさか昨日今日で出会った人達と乱交するなんて信じられなかった…」

男「家に着いた僕は包丁を取り出し腹を突き刺そうとした…」

男「でも出来なかった…」

男「死ぬのはとても怖いんだ…」

男「その日以降僕は家から出なかった」


.




467: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:09:00 ID:LyoTDuHU

秋 男のアパート

ピンポンピンポーン…

男「……」

ドンドンッドンドンドンドンッ

妹「お兄ちゃんどうしたの!!?」

妹「全然連絡しないから皆心配してるよ!!」

男「……」

男(何もしたくない……)




「男もしようよぉ」



男(うっ!)オエエエエッ

ビチャビチャ!!

男「……はぁ…はぁ…」




468: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:11:58 ID:LyoTDuHU

男「気持ち悪い……」ゼェゼェ…

男「み、水…」

パリイイイン!!

男「!!」

妹「…なんで出てこないのよ!!」

後輩「先輩…何かあったのですか…?」

男「二人とも…」


妹「うわ汚いなぁ…」

妹「キレイ好きだったお兄ちゃんが掃除しないなんて…」

男「はぁ……はぁ……」

後輩「……とりあえずお水です」

男「んっ……」ゴクゴク

妹「……何があったのよ」

男「……実はさ」




469: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:43:13 ID:LyoTDuHU



妹「……マジでドン引きなんですけど」

後輩「先輩……辛かったですよね…」

男「……二人は女みたいになるなよ」

妹「当たり前じゃん!てかもうLINEもブロックするし」

後輩「私もちょっともう関わりたくないです…」

後輩「そう言えば女先輩家に来なかったのですか…?」

男「しばらく誰も来てないよ」

妹「うっし!ご飯食べに行こうよ!」

男「…食欲がない」

後輩「先輩…痩せ過ぎですよ」

後輩「私たちが奢りますから食べに行きましょう」

男「……そうだね」




470: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:46:51 ID:LyoTDuHU

大戸屋

男「………」モシャモシャ

妹「大学どうすんのよ」

妹「家にめっちゃ電話掛かってくるんだけど」

男「……行きたくない」

妹「…お父さんお母さんに自分から言って」

男「そうだね…」

男「家に帰ってゆっくりしようかな」

男「でも…戻っても女の家も近いし」

後輩「しばらく家に引きこもっててもいいですよ」

後輩「私も同じ立場なら立ち直れそうにないですし…」




471: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:49:17 ID:LyoTDuHU

男「…一ヶ月後ぐらいに家に戻るよ」

妹「うん!私待ってるから」

後輩「何かあったら連絡してくださいね」

後輩「私、いつでも会いに来ますから」

妹「うふふ…私の後輩ちゃん今なら貸してあげるよ」

後輩「ちょっともう!やめてよ!」

男「あはは…ありがとう二人とも…」

男「また連絡するよ」

妹「ん!」




472: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 03:56:31 ID:LyoTDuHU



チャラ男『聞いたよ…大丈夫かお前?』

男「うん…半年ぐらい引きこもってたから10kgも痩せちゃったよ」

チャラ男『まぁ女なんて星の数ほどいるんだ』

チャラ男『また彼女欲しくなったら言えよ、紹介すっし』

男「あはは…ありがとうね」



男「…そろそろ引越し準備でもするか」




473: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:00:53 ID:LyoTDuHU

男「友くん今頃どうしてるのかなぁ」

男「アメリカでギター弾いてるのかな」

男「チャラ男くんと集まって三人で喋りたいな」

男「……部屋が広く感じるや」



友の家

メイド「……どうしてもしなければならないのですか」

メイド「……はい……はい」

メイド「!!それだけはやめてください…」

メイド「かしこまりました…本日の夜に必ず行います…」




474: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:06:03 ID:LyoTDuHU



男「あー地元に戻るの久しぶりだなぁ」

男「すっかり遅くなっちゃったけど」

男「お父さんお母さん元気にしてるかな」

男「大学辞めるって言ったら何も言わずに分かったって言ってくれた…」

男「感謝しなきゃ…家に引越したらまずはバイトでも始めて家にお金入れよう」


ウーーーーーーーッ

男「あれ…火事が起こってる」

男「家の方向だ…」

ブルルルルルッ

男「後輩さんから電話…」

男「………もしかして!!!」ダダッ




475: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:09:10 ID:LyoTDuHU

男の家

ゴオオオオオオッ

「危ないから下がってください!!」

「中に人がいるかもしれない!」

「早く消火するんだ!!!」



男「………」ドサッ

後輩「あっ先輩……」グスッ

男「……妹は?」

後輩「…………電話、出ないです」

男「………お父さんとお母さんは?」

後輩「………私には…分からないで…す」



男「なんでなんだよ!!!!!」




476: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:12:30 ID:LyoTDuHU

男「くそっ!!」ダッ

後輩「先輩!!」


「あ、こら君!!危ないから退くんだ!!」

男「ふざけんな!!中に家族がいるんだ!!」

「君はこの家の子か…家族は私たちが必ず助ける!!」

男「妹が電話に出ないんだよ!!!」

「なっ…ならば早く助けなければ…」

「一酸化炭素中毒で動けないのかもしれない…」

男「俺が行く!!」

「やめなさい!!死ににいくようなものだぞ!!」ガシッ

男「はなせっ!!はなせえええ!!!!」グググ…




477: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:16:00 ID:LyoTDuHU

後輩「先輩っ!!もう…」ギュッ

男「……俺が何したっていうんだよぉ」

男「なんで俺ばかりこんな目に合わなければならないんだ…」ドサッ

後輩「先輩……」ギューッ


「……早く消火しろ!!」

「レスキュー隊はまだ戻らないのか!」

「火の勢いが強すぎて…」

「ふざけるな!この子の家族がまだ中に…」



男「あああああああああああ!!!!!!!」




478: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:20:20 ID:LyoTDuHU

深夜 警察署

警察「…残念だけどもうご家族は…」

男「……」

警察「……実は放火した人物が目撃されていてね」

警察「こちらで身柄を拘束しているんだが」

男「……誰ですか」

警察「メイドという人物なんだが…知り合いかい?」

男「!!!なんでアイツが……」

男「うっ!」ドサッ

警察「おい君!大丈夫か!!」


男「ふぅーっ…ふぅーっ…頭が割れそうだ…」

男「ううっ……クソォ……皆死んじまえよ!!」




479: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:27:35 ID:LyoTDuHU

つぎの日 病院

ピーーーーーーーッ…

男「……」

医師「ご愁傷様です…」

男「お父さん、お母さん…」

男「妹…」

医師「10月16日04時28分…」

看護師「はい」カキカキ

男「先生!まだ治せますよね?」

医師「…男くん、もう心肺停止してしまっては…」

男「心臓に電気与えるのあるじゃないですか!」ガシッ

男「AEDでしたっけ!!?あれなら生き返りますよね!!」ユサユサ

医師「男くん…」ポンッ

男「ううぅ…もう嫌だ……」

男「俺も死なせてください…」




480: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:30:12 ID:LyoTDuHU



男「突然の家族の死…」

男「ついこの前まで喋っていた妹もいなくなった」

男「僕はおかしくなった」

男「もう何もいらない」

男「ただただ死にたい……死にたかった」


.




481: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:32:54 ID:LyoTDuHU

朝 駅のホーム

電車が参ります…
危ないですので黄色い線の内側までお下がりください…



男「……」

後輩「……先輩、何してるんですか」

男「……」

後輩「ふざけないでください…」

後輩「私これから学校なんですよ」

後輩「先輩まで死なれたら…私、壊れちゃいます」

男「俺はもう壊れたよ」

後輩「……ううっ」ギューッ




482: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:36:48 ID:LyoTDuHU

メイド「男様……」

後輩「え…」

男「な、お前…なんでここにいるんだよ!!」

メイド「この度は申し訳御座いませんでした」ペコリ

メイド「……雇い主の命令でした」

男「……は?」

メイド「本当にっ……ごめんなさい…」ポロポロ

メイド「私は自分の罪を懺悔する事も出来ず…」

メイド「ただ命令に従うだけの傀儡なんです…」


男「……いいから死ねよ」




483: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:40:23 ID:LyoTDuHU

プアアアアアッ

メイド「…そうですね」

メイド「申し訳ない気持ちで潰されそうです」

メイド「もう……」フラッ

後輩「ダメぇ!!メイドさんっ!!!」



ガタンゴトン……ガタンゴトン……


男「……」ガシッ

メイド「……どうして」

男「やっぱりいい」

男「お前なんて死ぬ価値もない」

男「これから全て話して貰うまでは死なせない」

メイド「……はい、ありがとうございます…」




484: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 04:41:47 ID:LyoTDuHU

フゥ…
大学編終わり
次から最終章復讐編ね




488: ニート ◆o0JMpFh/TM 2014/08/18(月) 11:35:13 ID:tLPwX4NE

最終章は面白くないかもしれない
元々復讐劇を書きたくて
じゃあバンドやってる人でやってみよう
って思い立って書き出したんだけど
高校編が思いの外楽しい感じに書けたから
ハッピーエンドを望んでる人には
これから先キツいと思う
メイドが何故男の家に放火したかとかは
これから書いていくわ




友「お前ギターな」男「弾いた事ないよ!!」【後編】へつづく


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