1: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/22(月) 00:32:17 ID:/4cLIFxw

登校時間

幼馴染「おはよっ男ちゃん!」

男「ああ、おはよう幼」

幼「ふむふむ、ちゃんと待っててくれたみたいだね。感心感心」

男「いつも待ってるじゃん。何言ってんだよ?」

幼「いつもは私が待ってます。今日はめずらしく男ちゃんが先に来ているなと驚いたんだよ」

幼「いつもは寝坊すけ男ちゃんなのにね。全く、昔っから朝弱いんだから…」クスッ

男「…悪かったな」ムスッ

男「幼と約束したからな。先に来て待ってるって」

幼「…そっかぁ」





元スレ
幼馴染「やくそく…だよ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1366558337/


 
2: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/22(月) 00:42:04 ID:/4cLIFxw

幼「私との約束はちゃんと守ってくれるわけだね…うれしいな」ニコッ

男「まぁ…そもそもそういう約束だし…」

幼「えへへっ、すなおじゃないんだから」ツンツン

男「…よせって」

男「…そういや、何で俺が先に待ってなきゃ行けなかったんだ?」

男「いつもいっしょに通ってるだろ高校?」

幼「…たまには待ってる男ちゃんに声をかけてみたくて」

男「…なんだそりゃ?」

幼「ごめんね。…でも、このセリフが言いたくって…」

幼「待たせてごめんね」ニコッ

男「…ああ、デートの定番か…」

男「待ってないよ」





3: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/22(月) 00:52:18 ID:/4cLIFxw

男「今来たところさ」ニコッ

男「…こんな感じかな?」

幼「そう…そんな感じ」ニコッ

幼「ありがとう男ちゃん」

幼「じゃあ、これを渡さなきゃね」サッ

男「…なんだこれ?」

幼「お弁当。早く目が覚めたから作ってみたの」

幼「あんまり自信ないけど、食べてくれるとうれしいな」

男「ありがとう。味わって食べるよ」

男「じゃあしっかりお礼しないとな」

男「今度お弁当、俺も作るよ…上手く作れるか分からないけど」

幼「ありがとう男ちゃん、楽しみにしてるよ♪」





4: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/22(月) 01:05:03 ID:/4cLIFxw

幼「じゃ指切りしましょ?私にお弁当作ってくれるって」

男「いつものか…いいよ、わかった」

男「…ちょっと恥ずかしいかな」

幼「まぁいいじゃない。私たちの定番なんだから」

幼「指切りげんまん♪」

男「指切った♪」

幼「やくそくだよ?」

男「わかってる」ニコッ

幼「じゃ、行きましょ?」

男「うん」

男「…なんで待ち合わせしたかったんだろ?あのデートの定番のやりとりは一体?」

幼「…朝から待ち合わせでデート気分♪」ボソッ





10: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 00:54:01 ID:Dkn6ZM6I

……

休み時間

幼「宿題は調べ学習かぁ…」
幼「大変そうだなぁ…」

男「…いっしょにやろうか?」
男「クラス違うけど、俺のとこもいっしょだし…はかどるよ?」

幼「…そだね、いっしょにやろ!」

男「じゃ、約束だ!」
幼「やくそくね」

男「指切りげんまん♪」

幼「指切った♪」

幼「やくそくだよ?」

男「分かった」

男「…なんかガキみたいだな、指切りなんてさ」

幼「じゃ、やめる?」

男「…やめない」

幼「…えへへ」





11: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 01:07:35 ID:Dkn6ZM6I

幼「…私たちの指切り、ちいさい頃からの習慣だもんね」

男「うん」

男「してると落ち着くな俺…」

幼「私も安心するよ」ニコッ

幼「…私、男と指切りして約束すると、なんだか楽しくなるんだよね」

幼「約束できるってことは次の予定ができるってことだもん」
幼「男と予定を立てられるのが嬉しいの♪」

幼「未来に思いを馳せてる感じでね」

男「それは俺もそうだよ」

男「幼と次の予定があるとわくわくするんだよ。大事な計画を立ててるって思えてさ」

男「…些細な計画なんだけどな」

幼「そのささやかな計画がいいんだよ」

幼「毎日を大切にしてるって感じだもん」ニコッ





12: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 18:19:50 ID:Dkn6ZM6I

男「1日1日を大切にか…」

幼「そういうこと」ニコッ

男「…じゃあ今日も楽しく過ごすか」

幼「おおー♪」





13: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 20:45:35 ID:Dkn6ZM6I

……

昼休み

幼「男ちゃん、お昼食べに行こ」

男「うん」

幼「中庭で朝、渡したお弁当食べよ。天気いいから」

男「お弁当、外で食べたほうがうまいもんな」

幼「さっ、早く」

男「おう」





14: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 21:04:30 ID:Dkn6ZM6I

中庭

幼「お弁当おいしい?」

男「うん、すごくうまいよ」モグモグ

幼「良かったー。お料理上手な男ちゃんが、おいしいって言ってくれるなら間違いないね」

幼「あんまり自信なかったんだよ。私、普段料理しないから」

男「そんな。うまいぞこれ。肉じゃがとか春巻きとか」モグモグ

男「栄養バランスもとれてるし」

幼「えへへ」

幼「ほめてくれると私調子に乗るよ?毎日男ちゃんに作るよ、お弁当?」

男「テンション上がりやすいのは知ってる」

幼「もー」プクー

男「ふふ」

男「…いいよ、楽しみだ」





15: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 21:15:40 ID:Dkn6ZM6I

男「俺は幼にお弁当作るからさ」

幼「朝、約束したもんね」

男「幼もお弁当頼んだぞ」

幼「…お互いにお弁当、作りっこするんだね。了解です」

男「うん。約束だぞ?」

幼「うん」ニコッ

幼「じゃあ…」

男「いつものか…」

幼「指切りげんまん♪」

男「指切った♪」

男「約束したよ幼」

幼「わかったよ男ちゃん」ニコッ





16: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 21:27:08 ID:Dkn6ZM6I

幼「よし!頑張るぞー!」フンス

幼「料理上手くなるぞー!」

男「俺も頑張るよ」

幼「うん。お互いに頑張ろ」

フワッ

幼「…春は空気が気持ちいいねぇ」

男「…ああ。いい風だな」

幼「だから外でお昼は食が進むよ」モグモグ

男「幼はいつも食が進んでるじゃん」モグモグ

男「春も秋も夏でさえ。曇ってても雨でも雪でも」

幼「そうだけどさぁ…。情緒がないよ男ちゃんは。こういうときくらい素直に同意してよー」

男「すまん」

幼「…ぶぅ」





17: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 22:00:58 ID:Dkn6ZM6I

幼「…そういえばこないだのお花見楽しかったなぁ」

幼「ちょうど今日みたいなあったかくて気持ちいい日だったよね」

男「うん、楽しかったよな花見。幼のお母さんの弁当もうまかったし」

幼「うん」

幼「今年は二人だけで行ったけど、落ち着いてお花見できてよかったね」

男「今回は内緒の穴場だもんな」

幼「近所の雑木林にあんなところがあったなんてね」

男「いつもみたいに散歩してたら見つけたんだよな」

幼「後日行ったときも桜、綺麗に咲いてて良かったよ」

幼「また二人で行こうね」

男「うん」





18: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/23(火) 22:14:31 ID:Dkn6ZM6I

幼「人が居なくて静かで桜がきれいで」

幼「すてきなとこだったね…」

男「うん…」

幼「また男ちゃんとのひみつが増えちゃったよ」

男「秘密の場所もな」

男「…全く、幼とは秘密がたくさんだよな」

幼「長い付き合いだもん。ふたりだけのひみつはたくさんあるよ」

幼「…小2のとき、男ちゃんのおねしょした布団を、私のうちで内緒で干したこともね」

男「小4の頃、幼の壊した花瓶を、空き地にふたりでこっそり埋めたこともな」

幼「……」

男「……」

幼「ないしょだよ」

男「内緒だぞ」





19: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 00:31:03 ID:tLgZFvEM

幼「…男ちゃん」

幼「またあそこでお花見しようね」

男「わかってる。いいとこだもんな」ニコッ

幼「あとね…」

幼「毎年…これまでとおんなじように…」

幼「いっしょにお花見してね?」

幼「…いいかな?」

男「……」

男「どうした改まって?」

幼「改まって…ってわけじゃないけど…」

男「……」

男「…そんなの当たり前だろ」

男「毎年家族のお花見も含めてお花見してるもんな」

男「来年もさ来年もそのあともずっと幼とお花見するよ」

幼「…そっか」





20: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 00:39:44 ID:tLgZFvEM

幼「そっかぁ」ニコッ

男「うん」

男「いつもみたいに指切りして約束するよ」

男「約束だ」サッ

幼「やくそくだね」

ギュッ(指切り)

幼「…えへへ」

男「…ふふ」

幼「……」

幼「…来年もさ来年もかぁ」

幼「がんばんなきゃね…」

男「……」

男「…ずっとずっとか…ふふっ」





23: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 18:12:34 ID:tLgZFvEM

………

放課後 校門

男「お待たせ幼」

幼「ううん、そんな待ってないよ男ちゃん」

男「待っててくれてありがとな。先生に当番任されてさ」

幼「いいよ、気にしないで」

幼「いつもの約束だからね。それに私もいっしょに帰りたいもん」

男「俺もいっしょに帰れないと寂しいよ。ずっといっしょに帰るのが当たり前だからな」

幼「幼稚園のころにはいっしょに帰ってたもんね、私たち」

幼「こうやって」ギュッ

男「手を繋いでね」ギュッ

幼「えへへっ、懐かしいねぇ」

男「うん」





24: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 20:33:02 ID:tLgZFvEM

男「……」ギュッ

幼「……」ギュッ

男「あのさ…幼…」

幼「…男ちゃんなに?」

男「…いや、なんでもない」ギュッ

幼「…そう」

幼「……」





25: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 20:44:53 ID:tLgZFvEM

男「…あっ、そうだ」

男「…自転車をこないだ乗ったときから、学校に置いてあるんだけど乗って帰らないか?」

男「雨だから乗らないで帰ったら置き忘れちゃってさ、そろそろ家に持って帰らないと」

幼「…うん」

男「…じゃあ、取って来るな」パッ

幼「…あっ」

幼「…手ぇ、あったかかったな男ちゃん…」

男「……」

男「…ヤバいまだドキドキしてる」

男「…幼」





26: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 20:55:27 ID:tLgZFvEM

………

幼「自転車の後ろに乗るね」

男「幼、背中にしっかりつかまれよ、危ないからさ」

幼「うん」ギュウッ

男「じゃあ行くぞ」キコキコ

幼「うん、行こ」





27: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 21:35:25 ID:tLgZFvEM

男「……」キコキコ

幼「……」ギュウッ

男「背中があったかい…」

男(…そしてやわらかい)

幼「…男ちゃん」ギュウッ

男「なんだ?」

幼「自転車に乗って帰るのひさびさだね…」

男「小学校の頃は遊びに行った帰りに、よくこうやって幼を後ろに乗せて帰ったな」

幼「えへへ、そうだったよね」

幼「一生懸命、私を乗せて、自転車漕いでる男ちゃんはかわいいかったよ」

男「…どうせ、俺は非力だよ」

幼「そういうことじゃないよ」

幼「頑張ってくれてるなって」





28: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 21:50:15 ID:tLgZFvEM

幼「男ちゃん、私を乗せて自転車を漕いでるとき、すごく頑張ってたもんね」

幼「小学生の頃は私たちたいして大きさ変わらなかったのに」

幼「私が交代するって言っても、女の子に苦労させられないって、自分で頑張って…」

幼「男ちゃんは努力家だからね…見てると私も励まされるんだよ、自転車以外でも…いつも…」

男「…俺も幼がいっしょにいると楽しくて励みになるんだよ」

男「細かく気遣ってくれるし」

男「…まぁたかが自転車で大げさなんだけど」

幼「…だね」クスッ





29: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/24(水) 22:02:55 ID:tLgZFvEM

幼「…あとは、女の子扱いしてくれたのが嬉しかったかな」

幼「女の子だから無理すんなって…」

幼「男ちゃんは紳士だよね」

幼「こないだも、買い物でさりげなく荷物持ってくれたし」

幼「電車じゃ私を窓際にして、混雑から自然にかばってくれるし」

幼「…男ちゃんのそういうとこがいいなと思うんですよ」

男「……/////」

幼「…えへへ」

男「……」

男「…今日は川沿いのルートを使って帰ってもいいかな?」

男「あっちは通ると気分いいから」

幼「…うん、いいよ」





30: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/25(木) 00:23:12 ID:AfyZ04JI

………

幼「川沿いの土手は風が気持ちいいね」

男「おう」シャー
男「スピードを上げるからしっかりつかまっておけよ」

幼「うん!」ギュウッ

幼「男ちゃんあったかい…」
男「…幼もあったかいぞ」

男(…そしていい香りがします)

幼「男ちゃん…」
幼「これからもずっといっしょに帰ろうね」
幼「あとね、また自転車乗せてね」

男「もちろん」

男「」ピタッ(自転車を止めました)

男「約束だ」
幼「約束だよ」

男・幼「」キュッ(指切り)

男「…ずっとな」
幼「…うん」





31: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/25(木) 22:23:27 ID:AfyZ04JI

幼「えへへっ」

男「ふふっ」

幼「…小さいころはいつもこうやって、二人いっしょに帰ったねぇ」

男「覚えてるよ…」





32: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/26(金) 00:32:30 ID:p3hPGe8I

………

幼稚園時代

幼「きょうもいっぱいあそんだねっ、おとこちゃん♪」

男「うん、たのしかったよねおさなちゃんっ」

幼「ようちえんのかえりに、こうやっておててつないでるととってもあったかいね」ギュッ

男「うん、あとほっとするよね」ギュッ

男「おさなちゃんとてをつないでるからだね」ニコッ

幼「いつもわたしたち、いっしょだからだもん」

幼「わたしもうれしいよ」

幼「おとこちゃんだいすき」ニコッ

男「ぼくもおさなちゃんのことだいすきだよ」ニコッ

男「ふふっ」

幼「えへへ〜」





35: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/26(金) 22:22:43 ID:p3hPGe8I

幼「ずっといっしょにいようね」

男「うん」

幼「ずっといっしょに帰ろうね」

男「うん」

幼「…じゃあ、ゆびきりしてやくそくしようね」
幼「だいじなやくそくはゆびきりしてするんだよ、ママがいってたもん」

男「わかった、ぼくゆびきりするよ」

幼「…じゃあ、まずこゆびをたててね…」

男「…わかったよ」

幼「ずっといっしょだよ」

幼「ゆびきりげんまん♪」

男「うそついたらはりせんぼんのーます♪」

幼・男「ゆびきった♪」

幼「やくそくだよ」
男「やくそくしたよ」

幼「…えへへ」
男「…ふふ」





37: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/29(月) 20:54:36 ID:aax1xKXs

幼「やくそくできたね、おとこちゃん」

男「うん、できたね」

男「ゆびきりするの楽しいね、おさなちゃん」ニコッ

幼「うん。やくそくするのっていいよね」ニコッ

幼「こんどから、わたしたちがやくそくするときはゆびきりしようね」

男「うん、そうしよう」

男「ゆびきりすることを、ゆびきりしてやくそくしようね」

幼「そうだねっ」

幼「ゆびきりげんまんっ♪」

男「うそついたら、はりせんぼんのまーす♪」

男・幼「ゆびきりきった♪」

幼「これでやくそくしたからね」

幼「ぜったいまもろうね」

男「うん、ぜったいっ」





39: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/29(月) 21:35:34 ID:aax1xKXs

男「じゃあ手をつないでかえろう、おさなちゃん?」

幼「うん」ギュッ

男「ふふっ」

幼「えへへっ」





42: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/29(月) 21:57:26 ID:aax1xKXs

……


現在

幼「…なつかしいねぇ」

男「…うん」

男「こうやってずっといっしょだったんだよな」

幼「…そうだね」

男「これからも…」

幼「…?」

男「よろしくな」

幼「えへへ…うん」

男「ありがとう」ニコッ





43: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/29(月) 22:23:22 ID:aax1xKXs

幼「そういえばこの辺、駄菓子屋さんがあったよね」

男「うん、よくおやつ食べたよな」

男「学校帰りや休みの日にお小遣い握りしめてさ」

幼「うんうん」

男「駄菓子ってときどきすごい食べたくなるよな」

幼「久しぶりに行きたいなぁ…」

男「…坂を登れば…」

男「…行くか」

幼「うん」





49: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/30(火) 00:34:00 ID:4ABJwmA.

男「…こっちだな」

幼「だね」

モブ女「…あれ」

モブ女「男君!」

男「ああ…お久しぶりです」ニコッ

モブ女「いやーこんなとこで男君に会えるなんて奇遇だねー!」

男「ええ、びっくりです」

モブ女「すっかりカッコ良くなっちゃってぇ」ポンポン

男「どうもありがとうございます」

幼(…だれだろ?きれいな人だな。親しげな感じだし…)

幼「……」ムッ

モブ女「私は仕事で遠出してるのよ。男君は学校の帰り?高校に通ってるんだっけ?」

男「はい。今高校から帰るところです。相変わらず忙しいんですね」

モブ女「わかってくれるー?」





50: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/30(火) 00:48:14 ID:4ABJwmA.

……

男「…母が久しぶりに会いたがってますよ…」

モブ女「…そう。じゃあ、近いうちに挨拶するわね…」

モブ女「♪」

男「♪」

幼「……」

幼(美人なお姉さんだなぁ…大人で…)

幼(チンチクリンな私と違う…)

幼「」ジッ

モブ女「!」

モブ女「この子が例の…」

男「はい」

モブ女「可愛い子ね」ニコッ

男「…でしょ」

幼「……」





53: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/30(火) 00:58:55 ID:4ABJwmA.

男「じゃ、また」

モブ女「またねー♪お母さんによろしく」

男「はい」

幼「」シュン

男「行こうか?」

幼「…ん」ギュッ

男(…めっちゃ袖掴まれてる)

男(どうした幼?)





58: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/30(火) 19:12:54 ID:4ABJwmA.

……

幼「……」ギュッ

男「……」

男(…さっきから、自転車から降りて歩いてるんだけど)

男(袖を掴んだままの幼が、妙に無口だ…)

男「…心配だな」

幼「」クイクイ

男「…どうした幼?」

幼「……」ギュッ





59: ◆yR5m.gSJc.:2013/04/30(火) 22:00:30 ID:4ABJwmA.

幼「……」

男「…さっきの人はね、モブ女さん。俺の親戚のお姉さんだよ」

男「昔からよくしてもらっててね」

幼「…うん」

男「母さんのいとこの娘さんでさ…ってか、幼も会ったことあるよ」

幼「…え?」

男「幼稚園とか小学低学年の小さいころ、俺も幼もよく面倒を見てもらったんだけど」

男「覚えてないかな?」

幼「…えとね…」





61: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 00:08:46 ID:blKpmAwk

幼「…ああ」

男「思い出した?」

幼「うん」

幼「男ちゃんちによくいたお姉さんだよね」

男「昔は近くに住んでたんだよな」

幼「ご飯作ってくれたり」

男「目玉焼きハンバーグライスとかシーフードペペロンチーノとか」

幼「うん、美味しかったよね」

男「みんなで俺んちや幼んちに泊まったり」

幼「三人でおんなじ布団で寝たよね」

幼「優しいお姉さんだったよねぇ…変わってたからわかんなかったよー…」

男「ああ」

幼「美人さんだったなぁ…昔から可愛い人だったけど…」

男「うん」

幼「…むっ」プクー





62: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 00:23:39 ID:blKpmAwk

幼「…私はどうせへちゃむくれだよっ」プイッ

男「…うん?」

幼「…ばかぁ」ジワァッ

男「……」

男「幼は可愛いよ。きれいだし」

幼「…ふぇ!?」

男「こうしてくっついてると暖かいし」ギュッ

幼「…ふぁ/////」

男「なでなですると猫みたいに可愛くリラックスするし」ナデナデ

幼「あふぅ…」

男「料理できるし、家事できるし、いい子だし」ギューッ

男「俺にはもったいない幼馴染だよ」ナデナデ

幼「はぅ…/////」

男「…色々ごめんな。機嫌直してくれるかな、お嬢さん?」

幼「…ゆるす」





63: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 20:51:56 ID:blKpmAwk

幼「…可愛いって言ってくれてありがと/////」

幼「…うれしいよ」

男「事実だし/////」

男「…また自転車に乗るから、背中につかまって…」

幼「…うん」ギュウッ

男「ああ…幼…」

幼「…なぁに?」

男「…もう幼以外には可愛いとか綺麗とか言わないから…」

男「…約束する」

幼「…そんな、いいよ…」

幼「でも…ありがと、男ちゃん…」ギュウッ

男「……」

男(…背中越しで良かったな)





64: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 21:58:37 ID:blKpmAwk

男(…今は顔を見られたくないや)

幼(…顔を合わせるのは恥ずかしいもん)

幼「」ギュッ





65: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 22:16:08 ID:blKpmAwk

幼(…男ちゃんが背中向けててくれて良かった)

幼(私、今きっとへんな顔してるから…)

幼「……」

男「……」





66: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 22:27:30 ID:blKpmAwk

……

男「…坂だな…駄菓子屋行くときに通る」

幼「私、降りようか?」

男「いや、いいよ」

男「このまんま登ってみる」

幼「そう…」





67: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 22:54:51 ID:blKpmAwk

……

坂の途中

男「」キコキコ

幼「…遠回りしないの…」

幼「…私、重くないかな?」

男「全然。軽いよ」ニコッ

幼「…降りて押そうか?」

男「いや。問題ないよ」
男「…ふふっ」

幼「どうしたの、男ちゃん?」

男「…いやね、実は坂を、女の子を乗せて登るのをやってみたくてさ」

幼「…ジブリの、耳をすませば?」

男「その通りっ」
男「あのシーンは憧れるよね」

幼「わかるよ…すてきだよね…」

男「うん」





68: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/01(水) 22:58:21 ID:blKpmAwk

男「それに、この坂を幼を自転車に乗せて登るのは約束だからさ」

男「思い出したよ」

幼「…あれ?」

男「うん」ニコッ





69: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/02(木) 00:52:34 ID:f.0k9hgQ

………

小学生時代

男「ぐぬぬ〜」キコキコ

幼「…男ちゃんつらそう」
幼「わたしを乗せて、坂を自転車で登るのは大変だよね」

幼「降りていっしょに自転車押すよ?」

男「…だめだよ、そんなのカッコ良くない…」
男「…僕は男だから幼を守ってあげなくちゃ…」

男「だから、ぐぬぬ…」キコキコ

幼「……」

幼「」スタッ

男「幼?降りるのか?」

幼「…守られてばかりのわたしじゃないもん」グイッ

幼「わたしも男ちゃんの隣で頑張るんだもん」
幼「男ちゃんの気持ちは嬉しいけど、わたしは降りて、自転車を押すよっ」フンス

男「…幼」

男「ありがとう」ニコッ





72: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/02(木) 23:39:00 ID:f.0k9hgQ

男「今はこれでいいよ」

男「…でもいつか必ず、幼ちゃんを乗せて自転車でこの坂を登るんだ」

男「約束したい」

幼「…強くなりたいんだね」ニコッ

男「うん。幼ちゃんを守れるくらい力強く」

幼「…そうだね。やくそくしましょ」

幼「いつかわたしを乗せてここを登ってね」

幼「やくそくだよ」

男「約束する」

(指切りしました)

幼「頑張って」

男「うん」コクリ

幼「…で必ず」

幼「…わたしを守ってね」

男「…ぜったいに」





73: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/03(金) 00:07:27 ID:.bSNaaKI

………


現在

幼「あの約束を守ってくれてるんだぁ…」

男「バカみたいだけな…子供ときの口約束なのに…」


幼「ううん…うれしいよ…」

幼「私も覚えてるから…」

幼「ありがと、男ちゃん…」ギュッ

男「…ふふっ」

幼「…えへへ」





74: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/04(土) 18:58:13 ID:XJUconSc

幼「……」

幼「…もうひとつの約束も守ってくれますように…」

男「……」

男「…強くなるかぁ…」

男「…頑張るか…」





75: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/04(土) 21:22:37 ID:XJUconSc

男「…なぁ幼」キコキコ

幼「…なぁに?」

男「…幼を乗せて自転車で坂を登れて良かったよ」

男「今までいろんな約束したけどさ…」

幼「男ちゃん…?」

男「みんな守るから…」

男「…待っててな…」

幼「…うん」

幼「…待ってるね」ギュウッ

男「うん…」





76: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/04(土) 21:51:31 ID:XJUconSc

……

駄菓子屋

男「…この昔ながらのひなびた感じ…変わらんね」

幼「…えへへっ、懐かしいよね」

男「うん」

男「ちびっ子のころはよく来たよなー」
男「ここで買いぐいするのが、幼稚園小学校の1日の楽しみだったんだよ」

幼「わかるわかる」

男「…さて、中に入るか」





77: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/04(土) 22:19:21 ID:XJUconSc

幼「…見て男ちゃん、ボンタンアメ」

男「オブラートに入ってる柑橘系のアメだよな。うまいんだよねこれ」

男「…これはきびだんごか、珍しいな」

幼「四角くて、平べったくて、長くて、全然だんごじゃないよね」

男「桃太郎もびっくりだよな」

幼「フエラムネだ〜」

男「…俺たち口笛吹けなかったから、このラムネで気分だけ口笛マネるのが楽しかったんだよな…」

幼「そうなんだよ〜、口笛吹けるようになりたいなぁ…」

男「俺、こないだできるようになったよ」

男「…ほら」ピューッ

幼「…あっ、いいなー」





78: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/05(日) 00:24:57 ID:5JGWrLkc

幼「自分だけずる〜い、今度やり方教えてね」

男「わかった、いっしょに口笛練習しような」

幼「うん」ニコッ
幼「男ちゃんやくそく」

男「わかった、指切り」

幼「…やくそくだよ」
男「…約束な」

キュッ

幼「やくそくしたからね」
男「おっけー」

男「…幼は約束するの大好きだな」クスッ
男「…こんなの指切りしなくても守るよ」

幼「…習慣だし」
幼「…男ちゃんとはたくさん約束したい…」
幼「そしたら…ずっと…」

男「…ずっと…なに?」
幼「…なんでもないよ…」
幼「…指切りは…だめかな?」

男「…いいよ」





79: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/05(日) 00:34:21 ID:5JGWrLkc

男「…俺も幼と指切りするの好きだからな」

男「…幼みたいな可愛い子と手が触れるわけだし」ニコッ

幼「…可愛いなんて/////」

男「……」

男「さて…外のお菓子も見てみるかな…」プイ

幼「……」

幼「…臆病だな、わたし…」

幼「…すなおになりたいよ…」

幼「…一番大切な約束ができるように…」





80: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/05(日) 00:56:32 ID:5JGWrLkc

幼「…うやむやでもいっしょにはいられる、多分ずっと…でも…」

幼「…流されて付き合ってるだけじゃ、さびしいもん…」

幼「…気持ちは伝えなきゃ」

……

男「……」

男「…一応、付き合ってることにはなってるんだよな…まわりから…」

男「…でも、ちゃんと告白したいな…自分の言葉で…」

男「……」





83: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/05(日) 20:26:47 ID:5JGWrLkc

男「…だから自分に約束しよう」

幼「…だから私に約束だよ」

「「絶対伝えるって…」」





84: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/05(日) 23:53:52 ID:5JGWrLkc

……

男宅

男「…駄菓子うまいな」モグモグ

幼「うん、懐かしい味だねぇ…」モグモグ

テレビ『…今日はイタリアの観光名所を案内します…』

男「…海外旅行かぁ」

幼「いいよね、憧れるなぁ…」

幼「…男ちゃんも行きたいとことかあるの?」

男「俺は…」

男「…エジプトでピラミッド見たいな」

幼「ふむふむ…」

男「ほら、歴史で必ず習う、世界のみんなが知ってるピラミッド」

男「一度くらい目にしたいよな」

幼「…うんうん、わかるよ」





85: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/06(月) 00:47:30 ID:mEATA66w

幼「…わたしだったら、今テレビでやってるイタリアのローマとかがいいかな」

男「ローマの休日みたいな観光とか?」

幼「そうそう」ニコッ

男「幼、あの映画好きだもんな」

幼「うん、大好きっ」

幼「…好きな人とふたりでジェラート食べたり」
男「いいな」

男「…トレビの泉で願掛けしたりか?」
幼「泉にコイン投げ入れるんだよ、うまく入ると幸せになれるの」

幼「…私の幸せはどんなことか決まってるんだけどね…」

幼「…真実の口に手を入れてドッキリしたり」
男「…嘘つくと噛まれちゃうんだっけな」

幼「うん」

幼「手を入れて好きな人に告白したら盛り上げるよ、きっと…」





86: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/07(火) 00:20:57 ID:WZv0IMjM

男「うん、ロマンチックだな」ニコッ

幼「えへへ、わかってもらえる?」

男「ああっ」

男「…でも、告白のとき、真実の口に噛まれちゃったら気まずいよね」

幼「あはは、そうだねっ、確かに」


幼「……」

幼「…私ならぜったい噛まれないもん…」

男「……」

男「…俺は噛まれないで告白できるな…」





87: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/07(火) 00:32:43 ID:WZv0IMjM

男「…まぁ、もし海外旅行に行くなら」

幼「…え?」

男「幼といっしょに行きたいかな」

幼「…私も男ちゃんと行きたい」

男「いっしょだな」

幼「いっしょだね」

幼「…いっしょに海外旅行、指切りして約束しようか?」

男「うん、いつか必ず」

幼「やくそくだよ?」

男「約束だ」

キュッ

幼「えへへ」

男「ふふっ」

幼「楽しみだね」

男「うん」ニコッ





89: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/08(水) 00:38:48 ID:Ujn9sjsw

幼「男ちゃん」ニコッ

男「…なんだ?」

幼「あ〜ん」ポイッ

男「」パクッ

男「」モグモグ

男「…甘くてうまいな…」

男「幼、これなんだ?」

幼「きな粉棒だよ。駄菓子屋さんで買ったんだよ」

幼「私のお気に入り。気に入ってくれたなら何よりもだよ」

男「うん、すごくうまいな」

男「じゃあお返しだな」

男「あ〜ん」ポイッ

幼「」パクッ モグモグ

幼「…チョコバットだね。これすき」ニコッ

男「俺の好物さ」





90: ◆yR5m.gSJc.:2013/05/11(土) 18:51:13 ID:kKIU.jpE

男「これうまいんだよ、腹持ちいいし」

幼「男ちゃんよく食べてたよね、小学校の帰りとか」

男「あの駄菓子屋で買ってね」

幼「それで、男ちゃん私にもよく分けてくれたよね」

幼「ありがと、お菓子おいしかったよ」ニコッ

男「うん、ふたりで割って食べたよな」

男「…チョコバット以外にも色々分けて食べたなぁ」

幼「分けあって食べるともっとおいしいもんね」

男「うん」ニコッ

男「幼もお菓子もよくくれたしな」





125: ◆yR5m.gSJc.:2013/08/10(土) 16:10:31 ID:hJviBU9c

幼馴染「男ちゃんとふたりで食べたほうがお菓子も美味しいもん、えへへっ」

幼「今もね、楽しいよ」

男「…そっか」

男「僕もだな…」

男「…分け合えば仲良し、ってCMがあったけどそんな感じかな」

男「幼とお菓子食べると楽しい」

幼「元から仲良しだけどね…えへへ」

男「まぁな」

幼「…ふぇ…」

幼「…照れないの?」

男「なんで?」

幼「えとね…」

幼「今日はいつもと違うね男ちゃん…」





127: ◆yR5m.gSJc.:2013/08/12(月) 11:57:01 ID:fJyfk9go

男「ん?何が?」

幼「男ちゃん、今日は何だか照れたりしないから…」

幼「いつもより積極的というか…」

男「そうかな?いつも変わらないぞ」

男「だいたい幼は俺が照れるようなこと言ってるの?」

幼「ええと…」

幼(いつも攻めてるんだから気付いてよぅ…)





145: ◆yR5m.gSJc.:2013/09/09(月) 16:17:01 ID:wOzhvf0g

幼「にぶちん…」

幼「……」

男(ヘンなムードに…)

男「……」

幼「……」

幼「男ちゃんはさ…」

男「…な、なにかな…/////」ビクッ

幼「うん/////」モジモジ

幼「あのね…」





147: ◆yR5m.gSJc.:2013/09/11(水) 22:01:54 ID:tVHCPpKY

幼「……」

男「……」

男(…もしかして…いよいよかな?)

男(出来たら男子の俺から言うべきだろうけど…)

男(いい言葉が聞きたいけど…)

男「…どうしたの幼?」

幼「あのねわたし…わたし…」

幼「/////」スウ

男「うん」ゴクリ

幼「おとこちゃんのことがずっと…ずっと…」


オトコーゴハンヨー!





160: ◆yR5m.gSJc.:2013/10/07(月) 13:43:36 ID:DqdquDe.

……
夕食

男「……」ハァ

幼「カツおいしい♪」モグモグ

男母「…ご飯おいしい幼ちゃん?」モグモグ

幼「はい、ごちそうになっちゃってすみません」

男母「いいのよ。昔からよくいっしょにご飯してるもの」

男母「幼ちゃんがいっしょにいたほうが楽しいし、おいしいわ」

男母「…それに」

男「」モグモグ

男母「…男も喜ぶし…」

幼「…?」





191: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/20(月) 23:32:39 ID:V5t4SRrs

男母「男も幼ちゃんがいるとご飯がとっても楽しそうなの」

男母「最近いっしょに食べられなくて寂しいみたいよ」

男「母さん…」

男母「ふふっ」

男「……」モグモグ

幼「…えへへ」モグモグ

幼「男ちゃんの好きな食べ物…」

男母「はい?」

幼「作り方聞いてもいいですか?」

男母「ええ!ぜひいっしょに作りましょう」

幼「はい!!」





192: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/20(月) 23:51:35 ID:V5t4SRrs

男母「いっぱい教えてあげるわね」

幼「はい」

男「」モグモグ

男母「じゃあ約束ね」

幼「約束です!」

男母「しかし、いっしょにキッチンで料理したりしたら…」

男母「お嫁さんみたいね」クスッ

男「な、なっ!!?」

幼「/////」

男母「幼ちゃんみたいな子が男のお嫁さんになってくれたらいいのに…」

幼「そんな…」





195: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 15:40:36 ID:4ClVgRGY

男「…どうしたもんかな」

男「」

幼馴染『あなた』

男(…こんなのかな?)

男(悪くない…)

男「ふふ」

幼馴染「えへへ…」

男母「まぁ…」

男母「楽しみ」





196: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 15:45:31 ID:4ClVgRGY

男母「幼ちゃん、ところで今日は止まっていかない?」

男母「もう遅いし、ゆっくりしていってほしいな」

男母「どうかしら?」

男「」

幼「ええと…」





198: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 18:26:28 ID:4ClVgRGY

………

幼「お風呂先にいただいたよー。ありがと」

男「いいよ」

幼「ふー」ホカホカ

幼「泊まっちゃってごめんね」

男「あっ…うん…いいよ…」

男(湯上がり幼、色っぽいなぁ)

男(母さんが貸したパジャマ、ぶかぶかしてて余った袖が可愛い…)

幼「気持ち良かったよ。男ちゃんも早く行ったら?」

男「そうするよ」





199: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 18:37:35 ID:4ClVgRGY

廊下

男「」スタスタ

男「そういや風呂、幼が先に入ったんだよな」

男「/////」

男「雑念を払うんだ…臨、兵、闘、者、…」

男「…後なんだっけ…?」


客間

幼「私の入ったお風呂に男ちゃんが…」

幼「彼女なら当たり前…」

幼「お嫁さんなら常識…」

幼「/////」

幼「」ギュッ

−枕を抱きしめています−





200: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 20:21:42 ID:4ClVgRGY

風呂

男「皆、陣、裂、在、前…だったな…」

男「…このお湯に幼が…」ジー

男「…シャワーだけで済まそうかな…」

男「なんでこんなに緊張してるんだ…?よく泊まってるのに相手の家に、二人とも」

男「思春期かっ!!」

男「はぁ…」


その前

幼「…シャワーだけでいいよね」

幼「湯船に浸かるの、恥ずかしいし…」

幼「今日はなんかいっぱい意識してるなぁ…」

幼「昔からたくさんお互いの家に泊まってるのに…」

幼「むう…」





201: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 20:35:14 ID:4ClVgRGY

………

居間

男「あがったよー」

幼「おかえりー」

幼「ジュース飲む?」

男「うん」

幼「ポンジュースどうぞ」コポコポ

男「ありがとう」

幼「飲み物注いであげるのいいな」

男「ん?」





202: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 20:35:49 ID:4ClVgRGY

………

居間

男「あがったよー」

幼「おかえりー」

幼「ジュース飲む?」

男「うん」

幼「ポンジュースどうぞ」コポコポ

男「ありがとう」

幼「飲み物注いであげるのいいな」

男「ん?」





203: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 21:14:41 ID:4ClVgRGY

幼「…うふみたいだから」

男「どうかした?」

幼「なんでもないよー」

幼「ポンジュース美味しいよねっ」

男「うん」

男「ポンジュース水道から出てきてほしいくらい好きだわ」

幼「手とか洗えないよ?」

男「あはは」

男「あとはC.C.Lemonとかカルピスとかファンタとかも蛇口から出てきたら嬉しい」

幼「もうドリンクバーじゃん」

男「よしサイゼリヤ行こう。ドリンクバー頼む」

幼「勝手に決めないでー」

幼「男ちゃん、ドリンクバー使い過ぎてよくお腹いっぱいになっちゃうよね」





204: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 21:23:15 ID:4ClVgRGY

男「ジュース好きだから色々飲みたいんだよな」

幼「じゃあカラオケも行こ?ドリンクバーあるよ」

幼「わたしの歌声披露しちゃうよ。聞きたいでしょ?」

男「幼の歌声は良く聞くけど好きだよ」

男「久しぶりにカラオケで聞きたいかな。俺も歌いたいし」

幼「じゃあ、決定♪」

幼「いやー、予定がどんどん決まるね」

男「だな」





205: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 22:04:52 ID:4ClVgRGY

幼「ちゃんと守ってよー予定」

男「もちろん、約束だよ」

幼「うん、約束ね」

幼「…さて、うたうだりらっくすして過ごそうかな」

男「ああ」

幼「テレビ見る?」

男「うん、チャンネル(リモコン)くれ」

幼「はい、男ちゃん」

男「ありがとう」





206: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 23:32:13 ID:4ClVgRGY

幼「落ち着くなぁ〜」

幼「男ちゃんの家っていいよね。なんか馴染むよー」ノビー

男「それは良かった」

幼「ほとんど赤ちゃんのときから来てるからね」

男「俺も幼のうちに赤ん坊の頃から行ってるから好きだよ」

幼「好き!?」

男「…うん」

幼「へぇ…」

男「……」

幼「ねぇ、頭なでなでして?」

男「こう」ナデナデ

幼「そう…」





207: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/21(火) 23:46:22 ID:4ClVgRGY

男「…明日ひまだよね」

幼「うん、休みだし…知ってるよね」

男「じゃあ、デートしないか?」

幼「いいよ、えへへっ」

男「どこ行きたい?」

幼「そうだねぇ…」

幼「カラオケとかファミレスとか?さっき話したし」

男「せっかくだから普段行かないところに行きたいんだ」

幼「う〜ん…」

男「いきなりむちゃぶりしてごめんな」

幼「いいよ、考えるの楽しいもん」





209: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 17:41:47 ID:h4p1/f7g

幼「…で、どこ行くの?」ゴクゴク

男「ん」ゴクゴク

男「…春だし(作中時間)、自然の中でピクニックとか?」

幼「いいねー、気持ち良さそう」

幼「電車に乗って自然公園とか行こう」

男「うん、うん」

男「お弁当もってさ、…俺作ろうかな」

幼「じゃあいっしょに作ろうよ?そのほうが楽しいよきっと」

男「いいな」

幼「じゃあ早起きしないとね」

男「だな」





210: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 17:57:14 ID:h4p1/f7g

幼「おやつは300円までかな?」

男「遠足じゃないよ」

幼「じゃあ自由かな?わ〜い、たくさん持ってけるねー」

男「太るぞー」

幼「失礼だよ男ちゃんは〜」

幼「だからモテないんだよ〜」

男「モテなくてもいいし、リア充にも興味がないな」

幼「クールキャラ?似合わないよ?」

男「似合わないか…自分ではいいと思ってたんだけど…」

幼「男ちゃんはほっこり癒やされるなごみ系です」

男「そんな普通人よりミステリアスな男になりたいかな」

幼「ミステリアスと呼ぶには男ちゃんのこと、わたしは知り過ぎてるかな」





211: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 18:11:13 ID:h4p1/f7g

男「ふふっ、確かにな」

幼「いつも見てるから…昔からずっと…」

幼「…だからわたしのこともちゃんと見ててね?おねがい」

男「うん、ジーって見るよ」

男「アルソックぐらい見守る」

幼「あははっ、それは安心だね」

幼「…でも、恥ずかしいとこは見ちゃダメだよ?」

男「わかった、プライバシーは遵守するよ」

幼「着替えとかお風呂とか覗いちゃだめだよ、約束だよ?」

男「…俺、痴漢とかストーカーとかなの?」

幼「それ以外はそばにいてね」

幼「ず〜っとね?」

男「出来うる限りは」





212: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 18:25:21 ID:h4p1/f7g

幼「まだ時間早いし、お菓子を見に行こー!」

男「いっしょにコンビニにな」

幼「でも、お弁当の材料はコンビニじゃ揃わないなぁ」

男「食材はあるから弁当は平気だぞ」

幼「じゃあ一応、うちにも寄る?食材、家からも持ってくよ」

男「悪いな、ありがとう」

幼「…すぐ帰れるのになぜ泊まってしまったのかな、わたし?ごめんねいつもいつも…」

男「今更気にするなよ」

男「幼が来ると母さんも喜ぶし、…俺も嬉しいから」

幼「ありがとう…男ちゃん…」





213: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 20:37:32 ID:h4p1/f7g

男「じゃあ行こうか」

幼「うん」

男「…じゃあ、というわけで、母さん行ってくるよ」

男母「行ってらっしゃーい」

男母「幼ちゃんと仲良くね」

男「ああ…」

幼「/////」

……

幼「夜道っていつもと違うねぇ」

男「だな」

男「いつも歩いてる道なのにな」

幼「不思議だねぇ…」

幼「見方を変えると色々変わるモノなのね」

男「街灯におぼろげに照らされてるのっていいよな」

男「なんでも儚くて幻想的に見える」





214: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 20:53:40 ID:h4p1/f7g

幼「うん…」ギュッ

男「…手を繋ぐのかい?」ギュッ

幼「……」ギュッ

幼「なんか楽しいね男ちゃん」

男「うん、ワクワクするな」

男「…あのさ、幼…」

幼「なぁに、男ちゃん?」

男「…いや、なんでもないよ…」

幼「言いかけて止めないでよ。気になるじゃん」

男「本当に何でもないから」

幼「?」

男(光の中…)

男(…僕にとって一番綺麗に見えたのは幼でした)

男(…なんてね…)





215: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/23(木) 21:07:21 ID:h4p1/f7g

男(夜、あんまり外を歩かないから変な気持ちだな…)

男(しかも幼がいっしょだし…)

幼「♪」

男「ご機嫌だな…」

幼「えへへ、うん」

男(浮き世放れした感覚だ…)





216: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/24(金) 00:25:45 ID:e3JCvNBI

男(色々考えてたら…)

幼「コンビニに着きました」

男「お菓子何買う?」

幼「わたし的にはまずは百円くらいで、たくさん中身が入ってるヤツからがいいかな」

幼「無印のチョコスナックとか」

男「俺はマリービスケット」

幼「それおいしいよね」

男「うん」

幼「あとオレオとかもいいよね」

男「オレオほろ苦くてうまいよな」

幼「うんうん」

幼「わたしたちはお菓子の好みも合うよね」

男「昔からいっしょだからな…おかげで分けやすい」

幼「えへへ…だね」

幼「…そうそう、お菓子の好みといえば…」





217: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/24(金) 00:31:51 ID:e3JCvNBI

幼「きのこの山とたけのこの里、どっちが好き?」

男「…あえてタブーに触れるか…」

幼「この問いでわたしたちの相性が分かります」

幼「…男ちゃんのこと、信じてるよ」

幼「さぁ、答えは?」

男「……」

幼「」ドキドキ





225: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/30(木) 15:05:48 ID:Y0xB/KaQ

男「…そうだね」

男「まずは情報を整理させてもらうよ」

幼馴染「うん」

男「たけのこの里はクッキー部分がおいしいよね。味がしっかりしてて」

男「きのこの里はチョコがほろ苦くてうまい」

男「ところで幼はきのことたけのこ、両方入ってるバラエティーパックは知ってるかな?」

幼「うん、小袋がたくさん入ってるやつだね」

男「あれを食べている時、俺には1つのアイデアが思い浮かんだ」

男「きのことたけのこ、いっしょに食べたらどうなるか?」

幼「!?…男…もしかして…?」

男「うん、幼…」





226: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/30(木) 15:14:28 ID:Y0xB/KaQ

男「たけのこの里のクッキー、きのこの山のチョコ」

男「両方がフィットして非常にうまかった」


男「異なる二つの物でも共存できる」

男「手を取り合い、助け合える」

男「俺はこれを学んだ」

男「俺たちもそうだろう?」

男「幼と俺、ふたりいっしょだからこそ毎日楽しい」

男「同じように、たけのこの里ときのこの山も共にあるべきなんだよ!!」

男「俺は両方大好きだ!!」

幼「男…」





227: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/30(木) 15:22:22 ID:Y0xB/KaQ

男「だから二つとも買うぞ!」

幼「…むー、深いよ男ちゃん…さすがだよ…」

幼「男ちゃんなら、両方欲しいって言ってくれるとわかってたよ」

幼「私も両方大好きです!」

幼「いっしょだね?」

男「ああ!いっしょだよ!」

男「幼!」

幼「男ちゃん!」

ガシッ (握手)

店員「……」

店員「…あのカップル、お菓子選びにどんだけマジなんだよ…」





228: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/30(木) 15:25:53 ID:Y0xB/KaQ

………

男「食材揃えたぞー」

幼「明日の準備できたよー」

男「…もう、時間結構遅いな」

幼「だねー」

幼「…じゃあ、おやすみなさい男ちゃん」

男「うん、おやすみ」

幼「えへへ」

幼「また明日ー」

男「また明日な」

幼「…また明日っていうのも約束だよね?」

男「約束だね」

幼「えへへ」

男「幼、テンション高いな」

幼「そうかな?」





229: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/30(木) 15:43:38 ID:Y0xB/KaQ

幼「男ちゃんとデートできるからかな」
幼「テンションだって上がっちゃうよ」

男「うん」
男「わかるよ」

幼「…でもそれだけじゃないんだよ…」
男「え?」

……
幼母「今日は男ちゃんちに泊まるのよね?」

幼「うん、だから一旦、荷物を取りに来たの」
幼「明日お弁当作るから、冷蔵庫の食材少し持っていくね」

幼母「ええ」
幼母「幼ちゃん」
幼「なぁに?」

幼母「頑張ってね」
幼母「明日も、今晩も…ね」

幼「/////」
幼「も〜!!」

男「…幼ー、何してるの?」(隣りの部屋から)
幼「今行くよー」

……
幼「……」





232: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/31(金) 17:27:27 ID:3NkhassA

幼「男ちゃん…」

男「何?」

幼「いっしょに寝ない?」

男「え…」

男「…それ、まずくないか。もう俺たちいい年だし」

幼「昔はよくいっしょに寝たよ?」

幼「いいじゃない」

幼「何か問題でも?」

幼「久しぶりなんだし」

男「……」





233: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/31(金) 17:38:58 ID:3NkhassA

………

寝室

男「布団は別だよ」

幼「えへへ」

幼「手を握ってあげましょう、幼稚園のお昼寝の時間みたいにね」ギュッ

男「確かに握って寝たけど…」

幼「夢の中でも私を守ってくれるんでしょ?」

男「確かにそんな約束したけど」

幼「怖い夢を見て泣いてる私を慰めてくれたじゃない」

男「あれね」





234: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/31(金) 17:51:36 ID:3NkhassA

………


幼稚園時代

男『おひるねの時間、おしまいだね…』

男『…幼ちゃん、起きた?』

幼『…ぐすっ』

男『…どうしたの、幼ちゃん?』

幼『へんな夢見た…』
幼『…こわいの…みんないなくなっちゃうの…わたしひとりぼっちなの…』

男『うん…』

男『』ナデナデ

男『へいきだよー』

男『僕はずっとそばにいるよ』
男『それで幼ちゃんを守ってあげるからね…』

男『泣かないでー』

幼『うん…』

幼『ありがとう男ちゃん…』





235:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/31(金) 18:02:42 ID:3NkhassA

男『そうだ!寝るとき手をつなげばいいんだよ!』

男『そしたら、はぐれないで夢でもいっしょだよ!』

男『夢の中でも幼ちゃんを守ってあげるからね!』

男『もちろん夢の外でもいっしょだよ!』

男『ずっといっしょだよ』

幼『うん…』ギュッ

幼『…ずっと、ずっといっしょ』ニコ

男『うん!』





236: ◆yR5m.gSJc.:2014/01/31(金) 20:40:45 ID:3NkhassA

……

幼「…って言って、それからずっと手を握って寝てくれたじゃない」

幼「起きてるときだって、よく手をつないでくれた」

幼「いつもそばで守ってくれるって」

幼「とっても嬉しかったんだよ」

幼「ありがとう」

男「なんだか恥ずかしいな」

幼「ふふ」

幼「じゃあおやすみ男ちゃん」

幼「また明日」

男「おやすみ、また明日」

幼「」ギュッ

男「」ギュッ





239: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/01(土) 15:37:07 ID:dN0fcO9M

幼「…なんだか、ホッとするなぁ」

幼「手を繋いでると安心するね」

男「そうだな、少し恥ずかしいけど」

幼「あはは」

男「…で、離さないのか?」

幼「離さない…」

幼「…このまま、おやすみなさい」

男「うん、おやすみ」

幼「えへへ」





240: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/01(土) 16:45:18 ID:dN0fcO9M

……



男「いっしょに料理するの、楽しいな」トントン

幼「そーだね」ジュー

男「幼は料理が上手だなー」

幼「男ちゃんも上手だよー」





241: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/01(土) 19:55:51 ID:dN0fcO9M

幼「……」

幼「これっくらいのお弁当箱に♪」

男「……」

男「おにぎり、おにぎり、チョイとつめて♪」ギュッ

幼「…え〜と、ゴマ塩ふって♪」

男「ずいぶん歌詞飛ばしたな」

幼「だって覚えてないんだもん」

男「自分でフったのに」

男「…まぁ、幼稚園の頃の歌だしな」

男「俺もわかんないや」

幼「うろ覚えの歌って多いよね」

幼「幼稚園、小学校あたりで習う曲は特にね」

男「うん」

男「でも歌っちゃうんだよな」

幼「リズムが印象的なのが多いからねー」





242: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/04(火) 19:26:41 ID:r9Xy./76

幼「まぁ、大事なのはノリだよね」

男「だな」

幼「男ちゃんとノッてるときが一番楽しいよ」

幼「男ちゃんはどうかな?」

男「幼といるときが一番ノリノリです」

幼「いっしょだね!」





244: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/04(火) 23:54:20 ID:r9Xy./76

男「しかもノリのポイントも共通!」

幼「最高だね!」

男「なっ!」





245: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/05(水) 21:36:46 ID:wA904Cj2

男「もう夫婦みたいだよな!」
男「このまま結婚しちゃったりしてな!」

幼「…そう、結婚しちゃったり…」
幼「ふぇ!?」

男「…」
男「こうやっていっしょに料理してるとことか、まるで夫婦そのものだよな」

男「ホントに夫婦になりたいなぁ…」
男「幼がホントに好きだから」

男「…結婚してみる?」

幼「え…あー…うん…」
幼「……」

男「……」

幼「ん…」
幼「いいよ。しよ?」

幼「私は男ちゃんが大好きだから…」

幼「いっしょになるなら男ちゃんとがいいな」





246: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/05(水) 21:50:20 ID:wA904Cj2

幼「いつもいっしょにいてくれたから」

幼「たくさん私と約束して、みんな守ってくれたから」

幼「だから私は男ちゃんが大好き」

幼「…そして、これからも男ちゃんと約束して、未来を作っていきたい」

幼「…いいかな?」

男「俺も幼と過ごす未来がほしい」

男「ずっといっしょにいよう。これからも」

男「たくさん約束しよう」

幼「うん…」





247: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/05(水) 21:56:03 ID:wA904Cj2

幼「ずっといっしょね」

幼「やくそく…だよ?」

男「約束だ」

幼「うん」

幼「約束…」ギュッ

男「…」ギュッ





248: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/05(水) 22:11:04 ID:wA904Cj2

男「…ごめんな、長いこと待たして…」

男「…しかもきちんと告白しないで茶化した言いかたして」

男「今までも、ずっとはぐらかして」

男「…ごめんな。…でも俺、幼が大好きなんだ」

男「それだけ言いたいんだ」

幼「気にしないで。私も自分の気持ち、ごまかしてたから」

幼「…私たち、ずっと前から恋人同士なんだよね」

男「うん。そして、これからも…」

幼「」ギュッ

男「」ギュッ





249: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 16:24:41 ID:PSqTd.Xg

……

自然公園

幼「…あー、天気が良くて気持ちいいー」

男「な、気持ちいいなー。シートを敷いてゴロゴロ最高」

男「膝枕されてる頭がめちゃくちゃ気持ちいいし」

幼「それは良かった」

幼「私も心地いい重さと暖かさを感じるよ」

幼「…彼氏の頭の」

男「…彼女の膝枕もいいよ」

幼「えへへ」

男「ふふっ」





250: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 16:40:52 ID:PSqTd.Xg

幼「…そういえばモブ女さんが私の事気にしてたけど、なんて言ってたの私のこと?」

男「ああ」
男「俺の彼女だって話しちゃってた」

男「まだ、ちゃんと告白してなかったのにごめんな」

幼「別にいいよ、なんか嬉しいし」

幼「もちろんこれからもずっといっしょなんだよね?」

男「約束する」

幼「ありがと」

……

幼稚園時代

男『僕たちこれからもずっと仲良しだよ!』
幼『やくそくね!』

中学時代

幼『いっしょの高校に入ろうね?』
男『うん、頑張ろうな。約束だ』

……

幼「…ふふっ」





251: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 16:56:31 ID:PSqTd.Xg

男「…で、モブ女さん陰ながら応援してくれてたんだよ…」

男「アドバイスもくれたし…」

幼「……うん」ボー

男「どうしたの?」

幼「…男ちゃんが私との約束を破ったことなかったなって」

男「幼が破ったこともないだろ」

幼「したいことを誓ってるだけだからね」

男「俺もさ」

幼「いっしょかー」

幼「とりあえずお弁当食べようか?」

男「うん、食べよう」

パカ

男「二人で作ったからうまそうだな」

幼「うん!」





252: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 17:06:45 ID:PSqTd.Xg

幼「これからもいっしょにご飯作ろうねー」
男「作ろうな」

幼「ねぇ…男ちゃん…」

男「なんだよ?」

幼「ふたりで幸せになろうね?」

男「約束…」

男「…もう充分幸せだよ」
幼「違いないね」

男「!」

男「」ギュッ
男「」チュッ

幼「/////」チュッ

幼「…きす!?」

男「…もっともっと幸せになろうか?」

幼「うん…」コクリ

幼「やくそく…だよ?」

男「うん!」





253: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 17:15:04 ID:PSqTd.Xg

……

幼稚園時代

幼『私、男ちゃんだいすき!』

男『僕も幼ちゃんだいすき!』

幼『大きくなったら結婚しようね』

男『うん!』

幼『じゃあ、いつもどおり指切りしてやくそくするよー』

男『しよ!』

男『指切りげんまん♪』

幼『ウソついたら針せんぼんのーます♪』

幼・男『指切った♪』

幼『やくそくね』

男『やくそくだよ』

……





254: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 17:20:23 ID:PSqTd.Xg

幼・男『ぜったい結婚しようね』

男「弁当うまい!」モグモグ

幼「おいしいね」モグモグ

幼(…どうやら昔の約束が本当になる日もそう遠くないみたいです)


おしまい





255: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 17:21:44 ID:PSqTd.Xg

お付き合いありがとうございます





256:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/06(木) 18:44:42 ID:Wlaf54EA

乙、面白かった。
後日談なしか?





258:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/06(木) 18:56:46 ID:TvejMIT.

糖尿になったら>>1のせいだと断言できる





259: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 19:42:00 ID:PSqTd.Xg

エピローグ

……

幼「長かったねー」

男「そうかな。なんだかあっという間だった気がする」

幼「長いようで短い月日だね…」

男「うん。とにかく、ここまで来れたな」

幼「きちんと結婚の約束を守ってくれてありがとう男ちゃん」

男「小さい頃からの約束だから」

幼「えへへ…だね」

幼「次は何を約束してくれるの?」

男「幸せな家庭生活かな」

幼「いいね、それ」

トントン

係員「新郎様、新婦様。お時間ですよ」





260: ◆yR5m.gSJc.:2014/02/06(木) 19:47:47 ID:PSqTd.Xg

男「はい」

幼「はーい」

幼「結婚式が始まるね」

男「そうだな。楽しみだね」

幼「えへへ…」

男「じゃあ行こうか?」

幼「うん」

幼「男ちゃん!」

男「はい?」

幼「やくそく守ってくれてありがとう!」


おしまい





261:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/06(木) 22:44:48 ID:f8rgRTkc

重ねて乙






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