5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:31:29.40 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「いきなり何を言いだすのよ」

武闘家「いや……えっと、順を追って話した方がいい?」

魔法使い「……まあ、退屈だし、聞かせてもらうわ」

武闘家「さっきこの酒場に勇者様が来たじゃない? 旅の仲間を探しに」

魔法使い「来たわね。僧侶だけ連れて出て行ってしまったけど」

武闘家「あの僧侶さん、若くてかっこよかったね」

魔法使い「そうね。それで?」

武闘家「なんであたしたちをほっといて僧侶さんだけ連れていっちゃったのかな……」

魔法使い「そんなのわたしに聞かれても知らないわ。ホモだったんじゃない?」

武闘家「ホモかぁ……それはそれで……うへへ……いや、魔法使いちゃん、真面目に聞いてくれてる?」

魔法使い「いえ、全然」

武闘家「真面目に聞いてよ! あたしは真面目に話してるんだから!」

魔法使い「話の発端があれではあまり真面目に聞く気にもならないけど、まあいいわ。続けて頂戴」

武闘家「あたしたちだって戦力になるんだから、連れて行ってくれればいいのに……」

魔法使い「わたしはともかく、あなたは戦力としては微妙だと思うのだけど」

元スレ
ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる
女武闘家「セックスしたいなぁ……」 女魔法使い「は?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1373560095/


 
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:35:36.97 ID:Scd1UbxD0

武闘家「なんで? あたし強いよ?」

魔法使い「それはまあ、女の武闘家としては強い方なのかもしれないけど、男と比べたらやっぱり力で劣るでしょ」

武闘家「それはそうだけど……」

魔法使い「だいたい、武闘家という職業自体がちょっとアレだと思うわ」

武闘家「アレって何?」

魔法使い「魔物相手に人間の戦士が剣で戦うというのも結構無茶な話なのに、素手って……」

武闘家「で、でも、かいしんのいちげきとかあるし……」

魔法使い「超人的な力を持ってる超凄い武闘家なら、素手の一撃でもダメージを与えられるのかもしれないけどねえ」

武闘家「武器だって一応使えるし……」

魔法使い「鉄の爪とかでしょ? リーチが短すぎるわ」

武闘家「……相手の懐に飛び込んで接近戦に持ち込めば強いもん」

魔法使い「近づくまで相手がおとなしく待っててくれるといいわね」

武闘家「うう……でも……装備が軽い分素早く動けるし……」

魔法使い「まあ、高い回避力を生かして敵の攻撃を引きつける仕事なら向いてそうね。それでも男の武闘家の方がいいけど」

武闘家「じゃ、じゃあ、魔法使いちゃんはどうなの?」





10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:40:24.43 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「わたしは魔法で戦うから男より力が無くてもあまり関係ないわ」

武闘家「だよね……じゃあなんで勇者様は魔法使いちゃんも置いてっちゃったのかな」

魔法使い「魔法のことだけでいえば男女差は無いけど、防御力とかはやっぱり女の方が弱いからじゃないかしらね」

武闘家「そっかー、じゃあしょうがないのかな。勇者様のお供にはそれに相応しい人材が必要なんだろうし」

魔法使い「で、それが最初の発言にどう繋がるのかしら」

武闘家「いや、あたしも連れてってもらえたら強くてかっこいい勇者様となかよくなってセックスできたのになあって」

魔法使い「なんでそんなに発情してるのよ……」

武闘家「えー、だって、魔法使いちゃんだってかっこいい男の人とセックスしたいでしょ?」

魔法使い「わたしはそういうのはもっと歳をとってからでいいわ。25歳くらいまでは結婚するつもりも無いし」

武闘家「魔法使いちゃんって何歳だっけ?」

魔法使い「18になったばかりよ」

武闘家「あたしのいっこ上かー。ちっちゃいからなんか年下に見えるね」

魔法使い「あなただって肉体労働者のわりにはかなり小柄な方でしょ。わたしとたいして変わらないじゃない」

武闘家「そうなんだよね……もっとおっきくなりたかったな。特におっぱいとか。どん! どん!って」

魔法使い「無駄に胸が大きい武闘家ってたぶん弱いと思うわ」





13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:46:16.44 ID:Scd1UbxD0

武闘家「でも、じゃあ、魔法使いちゃんは25歳まで、あと、えっと……19、20、21」

魔法使い「7年」

武闘家「あと7年も処女のままでいるの?」

魔法使い「そのつもりだけど」

武闘家「性欲ないの?」

魔法使い「あなたほどにはね」

武闘家「なんで?」

魔法使い「いや、なんでと聞かれても困るけど。そういうことをして子供ができてしまったら冒険者なんてやってられなくなるし」

武闘家「避妊すればいいんじゃないの?」

魔法使い「避妊? 何それ?」

武闘家「えっ、魔法使いちゃんってあたしよりお姉ちゃんなのにそんなことも知らないんだ……」

魔法使い「わたしだって知らないことくらいはあるわよ」

武闘家「避妊っていうのは、セックスしても妊娠しないようにすることだよ」

魔法使い「そんなことできるの?」

武闘家「ほら、これこれ。避妊具。これをおちんちんに被せてから入れれば、中で射精しても妊娠しないの」





14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:50:30.70 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ふーん。便利なものがあるのね」

武闘家「破れたりする可能性も無いわけじゃないから絶対ではないけどねー。魔法使いちゃんにも分けてあげるね。はい」

魔法使い「いえ、こんなものを貰ってもわたしには使う機会が」

武闘家「無いかもしれないけど、あるかもしれないでしょ」

魔法使い「無いと思うけど……まあ、絶対に無いとも言い切れないし、一応貰っておくわ。ありがとうね」

武闘家「いえいえ、お近づきのしるしにねー」

魔法使い「わたしと違って、あなたの方は使う気満々のようね。こんなものを持ってるところを見ると」

武闘家「でも、勇者様に連れて行ってもらえなかったからなぁ……もうそのへんでかっこいい人見つけてしちゃおっかな……」

魔法使い「わたしはそういう方面の知識には疎い方だけど、あなたのような人がどう呼ばれてるかは知ってるわ」

武闘家「何? それはあたし、知らない。教えてー」

魔法使い「ビッチ。雌犬という意味よ」

武闘家「えー? あたし、犬じゃないよ?」

魔法使い「ものの喩えよ。簡単に股を開く頭の緩い女や売春婦のことを、盛りのついた雌犬になぞらえてそう呼ぶの」

武闘家「うーん……よくわからないけど、褒められてるんだよね?」

魔法使い「思いっきり蔑まれてるから照れなくていいわよ」





16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 01:55:37.05 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あたしは売春婦も立派な仕事だと思うけどなー。セックスって別に悪いことじゃないし」

魔法使い「性的な行為そのものが悪いことだとはわたしも思ってないけど……ちなみにあなたの今までの経験人数は?」

武闘家「0人だよ」

魔法使い「えっ……それは、意外ね」

武闘家「恥ずかしながらまだ処女です。えへへ」

魔法使い「そんなにアホみたいに発情してるのに?」

武闘家「初めての相手はやっぱり、かっこいい人の方がいいし……できればあたしより強い人がいいなあ」

魔法使い「そう。安売りしないのはいいことだと思うわ」

武闘家「オナニーのときもクリトリスのあたりをいじるだけで、穴に何かを入れたりはしてないから、処女膜は綺麗なままだよ」

魔法使い「……そう。よかったわね。そこまでは聞いてないけど」

武闘家「魔法使いちゃんは?」

魔法使い「何が?」

武闘家「オナニー。オナニーは知ってる?」

魔法使い「知ってるけど……」

武闘家「してる?」





19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:00:50.41 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「えっと……話題変えない?」

武闘家「あー、魔法使いちゃん恥ずかしがってる。顔赤いー」

魔法使い「悪かったわね。あなたのような恥知らずとは違うのよわたしは」

武闘家「ふーん。で、どうなの? 魔法使いちゃんもオナニーはしてるの?」

魔法使い「言わなきゃ駄目なのかしらね」

武闘家「うん。聞きたい」

魔法使い「……まあ、したことはあるわ」

武闘家「うんうん、だよねー。あれ気持ちいいもんね」

魔法使い「満足して貰えたみたいだし、話題を変えてもいいかしら」

武闘家「いいよ。何を話したいの? エロい話?」

魔法使い「エロくない話。あなた、わたしと一緒に冒険する気、無い?」

武闘家「うん、いいよ」

魔法使い「随分簡単に即答したわね」

武闘家「ひとりで近場に出かけて雑魚魔物退治とかしててもつまんないからね」

魔法使い「そうよね。勇者パーティに入れず落ちこぼれてしまった者同士で、ちょっとした冒険旅行に出てみるのもいいでしょ」





21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:05:04.01 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「というわけで2人で旅立ったわけだけど」トコトコ

武闘家「どっかにかっこいいおちんちん、じゃなかった、かっこいい男の人いないかなー」キョロキョロ

魔法使い「あなた、そのことしか頭にないの?」

武闘家「だって、あたしたちにおちんちん入れてくれるかっこいい男の人を探すための旅でしょ?」

魔法使い「旅に出る話を持ちかける前に、エロくない話をするってわたし、言わなかったかしら」

武闘家「言ってなかったよ?」

魔法使い「言ったわ」

武闘家「イッたわとか……魔法使いちゃんってエロいなー」

魔法使い「……パートナーの人選を間違えたかしらね。そういえば勇者の一行は2人だけで旅立ったのかしら」

武闘家「知らないけど、あと2人くらい見つけて連れてったんじゃないかな。あたしたちより役に立つ人を」

魔法使い「そうね……まあ今更気にしたところで勇者の仲間にしてもらえるわけでもないし、もうどうでもいいわ」

武闘家「あたしたちももっと人数増やした方がいいかな?」

魔法使い「そうかもしれないわね。回復役がいないし」

武闘家「ツッコミ役もいないしね」

魔法使い「わたしがツッコミ役のような気がするけど、あなたが言ってるのはそういうことじゃないんでしょうね」





22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:10:21.38 ID:Scd1UbxD0

武闘家「うん。太くて逞しいおちんちんを突っ込まれてみたい」

魔法使い「……初めてだと太いのは痛そうだわ」

武闘家「なんだかんだ言いつつもエロい話にちゃんとつきあってくれる魔法使いちゃんって優しいねえ」

魔法使い「……まあ、2人きりなら他の人に聞かれる心配をしなくていいし」

武闘家「美少女武闘家と美少女魔法使いがこんな話をしてるのを男の人が聞いたら、おちんちんがビンビンになっちゃうね」

魔法使い「自分のことを恥ずかしげも無く美少女とか言ってるのを聞かれたら幻滅されそうだけどね」

武闘家「で、これからどこに行くの?」

魔法使い「出発前に、目的地を記した地図を渡したでしょう」

武闘家「んー、港町のところに印がついてたような気がする」

魔法使い「とりあえず船に乗ってみようと思ってね」

武闘家「船かー、あたしまだ乗ったことない」

魔法使い「わたしもよ。楽しみね」

武闘家「あたしが言うのも何だけど、勇者様が旅に出てるのに、あたしたちは船に乗って遊んだりしてていいのかな?」

魔法使い「別に魔王だか何かが現れたわけではないし、勇者も新規開拓地の事前調査のために旅立っただけらしいから」

武闘家「そっか、だったら旅のついでに出会った魔物を退治するくらいで充分かなあ」





23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:15:27.45 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「港町に着いたわ」

武闘家「逞しい海の男達がいっぱいいるかな?」

魔法使い「いるでしょうね。荒くれ者の下品な連中が」

武闘家「それ偏見じゃないかなあ」

魔法使い「そうかしらね。油断して襲われたりしないように気をつけた方がいいと思うけど」

武闘家「2人とも拉致されて、たくさんの男達に輪姦されちゃったりとか?」

魔法使い「そうなる前に襲ってきた連中を攻撃魔法でまとめて吹っ飛ばしてやるけどね」

武闘家「でも、実際に強姦されたりするのは嫌だけど、オナニーのおかずの妄想ならそういうのもアリだよね」

魔法使い「同意を求めないで。あなたと一緒にしないで頂戴」

武闘家「あたしたちが泣きながら拒んでるのに、強引におちんちんねじ込まれて、膣内でびゅるびゅる出されちゃうの」ハァハァ

魔法使い「そういう生々しいのは本気で引くからやめて」

武闘家「これでも抑えてる方なんだけどなぁ」

魔法使い「というか、そういうエロ知識ってどうやって仕入れてるの? 実戦経験は無いと言ってたけど」

武闘家「主にエロい絵本とかだね。何冊か持って来てるからあとで魔法使いちゃんにも見せてあげるよ」

魔法使い「軽装が利点の武闘家なのに無駄な荷物を……」





25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:20:16.59 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「宿に着いたわ」

武闘家「女2人の旅だから1部屋で済むね。男女の2人旅で1部屋に泊まってたらそのうち3人に増えちゃうけど」

魔法使い「はいはい。ここまで来るのに結構歩いたから疲れたわ。早く部屋に入って休みましょう」


武闘家「まずはお風呂かな。魔法使いちゃん、一緒にはいろっ」

魔法使い「いいけど、わたしはレズビアンではないから変なことはしないで頂戴」

武闘家「あたしも女の子同士でヤるのはそんなに興味ないから大丈夫だよ」

魔法使い「少しは興味あるってことなのかしら……」

武闘家「ここまで来る途中、戦闘はちょっとしか無かったからあんまり汗かいてないけど、女の子だから綺麗にしとかないとね」

魔法使い「そうね。全部わたしの攻撃魔法で倒したからあまり汗はかいてないでしょうね」ヌギヌギ

武闘家「えいっ」ポイッ ポイッ

魔法使い「女の子なら脱ぎ散らかすのやめなさい」スルスル パサッ

武闘家「あっ、魔法使いちゃんのおっぱい、すごく綺麗だねっ。ちょっとあたしのと乳首こすり合わせてみていい?」

魔法使い「……」

武闘家「あっ、うそうそ、冗談だから無言で服着ないでっ」





28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:25:19.86 ID:Scd1UbxD0

武闘家「ねーねー魔法使いちゃん、あたしの裸、どう?」

魔法使い「どうって……わたしはそんなものに興味は無いわよ」

武闘家「そうじゃなくて、男の人が見たとき、あたしの裸で興奮しておちんちんビンビンになってくれると思う?」

魔法使い「……なるんじゃない? あなたに好意を持ってる男であれば」

武闘家「うーん、そうかなあ……実はあたし、体にはあんまり自信無いんだ」

魔法使い「まあ確かに、少々物足りないところもあるかもしれないわね。でも鍛えてるだけあって均整がとれてて綺麗だと思うわ」

武闘家「魔法使いちゃんは鍛えてないのに無駄な脂肪がついてなくて、でも柔らかそうで、男の人が興奮しそうな体だねえ」

魔法使い「無駄に食べ過ぎてないから。まあ、少しくらい物足りなくても愛があればどうにでもなるんじゃないかしらね」

武闘家「愛かぁ……ま、悩んでもしょうがないし、とりあえずオナニーでもしよっと」

魔法使い「わたしの目の前でするつもり?」

武闘家「ちょっと恥ずかしいけど、一緒に旅をしてればオナニー見られちゃうのはお互い様だしねっ」

魔法使い「いや、わたしは見せるつもり無いから」

武闘家「そっか……魔法使いちゃんはまだあんまり、あたしと打ち解けてくれてないんだね……」

魔法使い「むしろ今よりもっと距離を置こうかと思い始めてるわ」

武闘家「距離を置いてあたしに見られないようにこっそりオナニーする魂胆かあ、さすがに魔法使いちゃんは頭脳派だね」





30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:26:23.74 ID:N3bfLNHfP

回復役がいないのはつらそうだな…





31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:30:19.55 ID:Scd1UbxD0

武闘家「う……んぅうっ」ビクッビクン

魔法使い「……」

武闘家「はぁ、はぁ……気持ちよかった……」

魔法使い「あなたが可愛い娘だからまだましだけど、同性のそういう行為って、見ていてあまり気持ちのいいものではないわね」

武闘家「異性のなら見たいんだ?」

魔法使い「そういうわけではないけど」

武闘家「あたしは見てみたいな。かっこいい男の人が自分のおちんちんいじりながら、はぁはぁ……って」

魔法使い「どちらかというと見たくない光景だわ」

武闘家「おちんちんいじりながら、はぁはぁ、魔法使いちゃん……可愛いよ魔法使いちゃん……うっ、どぴゅっ! って」

魔法使い「なんでわたしがおかずになってるのよ」

武闘家「魔法使いちゃんってすごい美人だから、魔法使いちゃんとのセックスを想像しながら抜いた人、いっぱいいると思うなー」

魔法使い「……明日から街を歩く時は顔を隠しておこうかしら」

武闘家「顔隠して尻隠さず、みたいな?」

魔法使い「おしりは元々隠してるわよ」

武闘家「常におしりまるだしで歩いてる魔法使いがいる、って噂になったらちょっとした観光スポットになっちゃうね」





34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:34:14.19 ID:Scd1UbxD0

武闘家「ふぅ……気持ちよかったね」

魔法使い「そうね。あなたの言っている意味とは少し違うと思うけど、お風呂は気持ちよかったわ」

武闘家「明日は朝から船に乗るんだよね?」

魔法使い「そうよ。冒険の旅と言えばやっぱり、1回くらいは船に乗って海を渡ったりしないとね」

武闘家「このあたりの海には魔物なんてほとんど出ないらしいから、ただの船旅になりそうだけどね」

魔法使い「雰囲気だけ味わえればいいのよ。船旅と言っても湾内を突っ切って向こう岸に渡るだけだし」

武闘家「途中で海賊に襲われて拉致されて、性奴隷にされちゃうかもしれないねっ」

魔法使い「……あなた、レイプ願望でもあるの?」

武闘家「そんなことないけど、前に読んだ絵本にそういうのがあって……あっそうだ、持ってきたやつ、いっしょに見よっ」

魔法使い「……まあ、いいけど」

武闘家「えっとね、これは女魔法使いが勇者とラブラブ初体験する話で、こっちは女僧侶が強引に処女を奪われる話で……」

魔法使い「そういう絵本って、処女喪失を描いたものが多いのかしら?」

武闘家「んー、まあそういうのが多いかなあ……やっぱり中古女より清らかな処女ヒロインの方が需要があるんじゃないかな」

魔法使い「あなたのようなビッチはあまり需要が無いということね」

武闘家「あたしだってまだ処女だもん……」





36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:39:22.08 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ふーん」パラパラ

武闘家「それは女僧侶がメインヒロインだけど、女魔法使いのエロシーンもあるからけっこういいおかずになると思うよ」

魔法使い「いえ、別にわたしはこの絵本の魔法使いみたいに、眠ってる間に悪戯されたいとは思わないけど……うわ、何これ」

武闘家「それは女魔法使いのおっぱいやおまんこを見ちゃった勇者が、興奮を鎮めるためにオナニーするシーンだね」

魔法使い「ちょっと待って、男のアレって、こんなに大きいの……?」

武闘家「あはは、絵本だから誇張して描いてるだけだよ。ほんとはもっとちっちゃいと思うよ」

魔法使い「そう……そうよね。本当にこうなのかと思ってびっくりしたわ」

武闘家「本物見たときに『うわっちっちゃ!』とか言っちゃわないように気をつけてね」

魔法使い「そんなこと言わないけど……」

武闘家「精液もそんなにだばだば大量に出ないと思うよ」

魔法使い「ふーん……じゃあ性知識を得るのにはあまり参考にならないんじゃない?」

武闘家「参考になるとこもあるけど、そういう絵本だけだと偏った知識になっちゃうから、もっとまともな本も読まないとね」

魔法使い「こんなのばかり読んでたら男が怖くなってしまいそうだわ」

武闘家「当たり前のように中出ししまくるしねえ。ほら、これなんか子宮の中に直接びゅーびゅー出されちゃってるよ」

魔法使い「……なんだか気分が悪くなってきたわ」





38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:43:34.59 ID:Scd1UbxD0

武闘家「これは魔法使いちゃんにはちょっと刺激が強すぎたかもねっ。もっとソフトなのもあるよ。ほら、これとか」

魔法使い「……」パラパラ

武闘家「『大丈夫か? 痛いなら無理しなくても……』『痛いけど……でもいいの。あなたに与えられる痛みなら、わたし……』」

魔法使い「いや、台詞を音読しなくていいから」パタン

武闘家「あれ、閉じちゃった。その後がいいところなのに」

魔法使い「耳元で変な声出されたら鬱陶しくてたまらないからもういいわ」

武闘家「『はぁんっ、初めてなのに感じひゃうぅぅっ! おちんぽしゅごいぃっ! しゅごいよぉぉっ』」

魔法使い「やめてって言ってるでしょ。っていうかもう台詞、暗記してるのね」

武闘家「初めてでもそんなに感じちゃうものなのかな?」

魔法使い「知らないわよそんなの……」

武闘家「あとねー、おすすめはこの本かなー」

魔法使い「何冊持って来てるのよ……もういいわ。また今度見せて頂戴」

武闘家「ちなみにあたしが持ってる中でも殿堂入り級の超名作エロ絵本は、貴重品だから持ってこないで家に置いてあるよ」

魔法使い「そう。そのまま家宝として子々孫々に受け継がせていくといいわ」

武闘家「うん、そのつもりだよ」ニコニコ





40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:47:18.76 ID:Scd1UbxD0

武闘家「魔法使いちゃん、朝だよ。起きてー」ユサユサ

魔法使い「うーん……」

武闘家「起き……あっ、やだ……おちんちんはこんなにおっきしてる///」サワサワ

魔法使い「無いわよそんなもの」

武闘家「あれ、起きてたの?」

魔法使い「変態女が変態的な台詞を言いながら股間をさするなどという変態行為をしてきたら誰でも起きるわよ」

武闘家「変態変態ってそんな、まるで人を変態みたいに」

魔法使い「変態だから変態と……ふあ……まだ眠いわ」ポケー

武闘家「あたしが眠ってる隙にオナニーなんかしてるから寝不足になるんだよ」

魔法使い「してないわよそんなこと。魔力の補充には睡眠が必要なの。よっ……と」

武闘家「はやく朝ごはん食べよっ」

魔法使い「起きたばかりだからあまり食欲が無いわ」

武闘家「あたしは食欲満々だよ」

魔法使い「朝から元気で羨ましいわね。少し分けて欲しいわ」

武闘家「性欲も満々だから少し分けてあげるよ」





42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:51:32.46 ID:Scd1UbxD0

武闘家「わぁ、海だー」

魔法使い「海ね。水着に着替えて泳いだら気持ちよさそうだわ。海水浴をしにきたわけじゃないからやらないけど」

武闘家「海で泳いだら、水中に漂ってる魚の精子が膣内に入ってきて受精しちゃうかもしれないね」

魔法使い「人が気持ちよさそうと言ってる傍から気持ち悪いことを言わないで。人間が魚ので受精なんてするわけないでしょ」

武闘家「人魚ってそうやって産まれるんじゃないの?」

魔法使い「……たぶん違うと思うわ」

武闘家「じゃあ逆に、女の人の水着姿を見た男の人が興奮して水の中で射精しちゃって、それが魚の卵にかかっちゃうのかな?」

魔法使い「馬鹿なこと言ってないで、さっさと船に乗るわよ」

武闘家「どうすれば船に乗れるの?」

魔法使い「実はわたしも知らないのよね、船の乗り方」

武闘家「えー、じゃあ、どうするの?」

魔法使い「誰かに教えて貰うしかないわね」キョロキョロ

武闘家「あっ、あそこにひとりで海を見つめてるかっこいい男の人がいるよっ」

魔法使い「そうね。あの人に聞いて来るからここで待ってて」トコトコ

武闘家「あっ、あたしも行くー」





44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 02:55:31.35 ID:Scd1UbxD0

賢者「……」

魔法使い「ひとりでかっこよく海を眺めているところを邪魔して悪いけど、ちょっと話しかけてもいいかしら」

賢者「ん? ええ、かまいませんよ。何でしょう」ニコ

武闘家(うわぁ、なんか知的っぽくて、紳士的で、かっこいい……///)

魔法使い「わたしたち、船に乗って向こう岸に渡りたいのだけど、初めてだから乗り方がわからないの。教えて貰えないかしら」

賢者「いいですよ。今ちょうど、私の連れも乗船券を買いに行っているところです。ほら、そこの……」スタスタ

魔法使い「ああ、あそこで券を買うのね。ありがとう」トコトコ

賢者「お嬢さん達は、2人だけで? 保護者の方は?」

魔法使い「……わたしたち、こう見えても18歳と17歳なのだけど」

賢者「えっ……これは失礼しました。その、小柄で可愛らしくていらっしゃるので、つい……」

魔法使い「気にしなくていいわ。大人っぽく見られたいとは別に思ってないから」

戦士「おう賢者、券買ったぜ。……ん? その子達は?」

賢者「船に乗りたいそうなので、案内して差し上げてるところですよ」

戦士「ん、そっか。じゃあ教えてやるよ。あそこに行って、『子供2枚』って……」

魔法使い「わたしたちって、そんなに子供っぽく見えるのかしらね。別にいいけど」





45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:00:22.28 ID:Scd1UbxD0

武闘家(こっちの人もなんか野性的な感じで、男っぽくて、かっこいい……///)

魔法使い「何をぼーっとしているの? ほら、買いに行くわよ」

武闘家「えっ? あっ、うん」

戦士「券を買ったら乗船が締め切られる時刻までにあの船に行って、券を見せればいい。簡単だろ。んじゃ、俺達は行くから」

賢者「よい旅を」ニコ

魔法使い「ええ、ありがとう。助かったわ」

武闘家「あっ、あのっ、ありがとうございます……って、あれっ、かっこいい人たち、行っちゃったよ?」

魔法使い「それはまあ、用は済んだのだから行くでしょ」

武闘家「えっ? あれっ? あの人たちとなかよくなってセックスするんじゃないの?」

魔法使い「仲良くなりたかったのなら何か話しかければいいのに、あなたずっと黙ってたじゃない」

武闘家「だって……あんなかっこいい男の人と話すの恥ずかしいし……」

魔法使い「あなたが処女のままでいられた理由がわかったような気がするわ」

武闘家「うー、なんかすごいチャンスを逃した気がする!」

魔法使い「同じ船に乗るみたいだし、その気があるならまた後で声かけてみれば?」

武闘家「でもなんか、男に飢えてる尻軽女とか思われちゃいそうだし……」





46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:05:35.81 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「その通りじゃない」

武闘家「そうだけど、そう思われたくはないみたいなとこあるじゃない?」

魔法使い「まあ、そうね。あなたみたいに性欲剥き出しの女って、男から見ても引いちゃうかもしれないわ」

武闘家「なんか不公平だよねえ」

魔法使い「何が?」

武闘家「男の子は、可愛い女の子を見たら欲情しちゃうのが当たり前、それが普通、みたいな風潮」

魔法使い「実際、十代後半くらいの男って、そういうものなんじゃないの?」

武闘家「なのに女の子には性欲があっちゃ駄目みたいな風潮……」

魔法使い「実際、女の性欲が増すのはもっと歳をとってからとか聞いたことがあるような気がするわ」

武闘家「子供の頃は女の子の方が成熟が早いのに、性欲のピークは男の方が早く来るんだねえ。途中で追い越されちゃうのか」

魔法使い「あなたはまだ追い越されてないけどね」

武闘家「あたしが歳をとったらどうなっちゃうのか恐ろしくなるね、あはは」

魔法使い「他人事みたいに言わないで。でもあなたの場合は、今がピークでそのうち衰えていくのかもしれないわね」

武闘家「そういうのって個人差が大きいのかな?」

魔法使い「少なくともわたしとあなたでは大きな差があると思うわ」





49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:10:12.43 ID:Scd1UbxD0

武闘家「でもあたし、かっこいい人の前だと喋れなくなっちゃうからなぁ……恥ずかしいし、エロ女とか思われたくないし」

魔法使い「あなたのような人のことを何て言うか知ってるかしら」

武闘家「ビッチでしょ?」

魔法使い「前言撤回するわ。あなたはムッツリスケベよ。女に対しても使う言葉なのかは知らないけど」

武闘家「褒められてる……?」

魔法使い「貶されてるの。しかも相手次第で必要以上にオープンスケベになるから性質が悪いわ。その被害者がわたしだから尚更」

武闘家「魔法使いちゃんだってエロいこと以外の話をしてるのほとんど聞いたことないけどなぁ」

魔法使い「話し相手のあなたがそういう話しかしないからでしょ……」

武闘家「あ、そうか。あはは」

魔法使い「というか、何故あなたは過程をすっとばしていきなり性的な話に直結させるのよ」

武闘家「過程って?」

魔法使い「異性に対して好意を持ったら、性的な関係に至る前にまず、恋愛をするのが普通でしょう?」

武闘家「あー、なるほど。でもほら、あたしって素早さが身上の武闘家だから」

魔法使い「それとこれとは別の話だと思うわ」





52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:14:16.98 ID:Scd1UbxD0

戦士「なあ、賢者」

賢者「何です?」

戦士「さっきの2人、めちゃくちゃ可愛かったな。あれ、将来は凄い美人になるぜ」

賢者「将来、ですか……うーん……」

戦士「なんだそのリアクション。お前はそう思わないってのか? 俺はあんな可愛い子、初めて見たぞ」

賢者「いえ、可愛かったのは否定しませんが、将来というのは、ちょっと。あの2人、18歳と17歳ですよ」

戦士「えっ、そうなの? 歳聞いたのか。このエロ賢者が」

賢者「いえ、別に『君達可愛いね、歳はいくつ? うへへ』とか聞いたわけではなくて、うっかり子供と間違えてしまいまして」

戦士「あー、それ俺もだ。悪いことしちゃったな。……で? あたし子供じゃないもん18だもんって怒られちまったのか?」

賢者「別に怒ってはいませんでしたけどね。まあ、2人とも童顔なんでしょうね」

戦士「あれで18とか……合法ロリってやつか……」

賢者「気になるのなら後で声をかけてみたらどうです? 同じ船に乗るようですし」

戦士「いや、でもなあ……女の子と何を話せばいいかなんて、俺、わかんねえしなあ」

賢者「そんなことだからいつまでたっても恋人の1人もできないんですよ」

戦士「お前に言われたくねえよ。お互い様だろそれは」





54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:18:16.21 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ちなみにあなた、さっきの2人だったらどっちが好みのタイプなの?」

武闘家「2人ともかっこよかった! どっちかのおちんちん咥えながらもう片方にバックからガンガン突かれたい」

魔法使い「聞いたわたしが馬鹿だったわ」

武闘家「魔法使いちゃんは?」

魔法使い「わたしは、別に……」

武闘家「強いて言えば?」

魔法使い「うーん……戦士っぽい人の方かしらね」

武闘家「へえ、意外だなぁ。魔法使いちゃんは知的な感じの人の方が話が合いそうなのに」

魔法使い「自分に無いものを求める、みたいな感じかしらね。よくわからないけど」

武闘家「ふーん。じゃああたしは賢者っぽい人の方が相性よさそうなのかなあ」

魔法使い「あなたには知性の欠片も無いものね」

武闘家「頭の中がえっちなことでいっぱいだからねえ。そこがあたしの長所でもあるけど」

魔法使い「なんとなく尤もらしい事言ってるけど、それ全然長所じゃないから」

武闘家「常に発情してるあたしと、常に賢者モードな人って、相性がいいどころかまったく噛みあわないような気もするなぁ」

魔法使い「そこまで真逆だともう意思の疎通が困難なレベルに達してしまうかもしれないわね」





55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:23:21.66 ID:Scd1UbxD0

戦士「なあ、さっきの2人のどっちかとつきあうとしたらどっちがいい?」

賢者「ふむ……迷いますね。あなたはどちらです?」

戦士「俺か? どっちも捨てがたいけど、強いて言えば魔法使い風のコスプレみたいな服着てた娘の方が好みかな」

賢者「あれコスプレなんですかね?」

戦士「いや知らんけど」

賢者「では私は、もう1人のおとなしそうな娘の方で」

戦士「俺に遠慮しないで好きな方選んでもいいんだぜ?」

賢者「実際にお付き合いをするつもりで話しているわけでもないのに、遠慮なんかしませんよ」

戦士「そっか、そりゃそうだな。はは」

賢者「ああいう、無口で引っ込み思案な感じの娘って、魅かれるんですよね。守ってあげたくなります」

戦士「お前、内気な女が好きそうだもんなあ」

賢者「そうですね。内気で純真で、手をつないだだけで恥ずかしがって真っ赤になってしまうような、うぶな娘がいいです」

戦士「童貞臭い奴だなお前」

賢者「あなたに言われたくないですよ。童貞はお互い様です」





56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:28:27.07 ID:Scd1UbxD0

武闘家「アナルセックスとかもしてみたいよね」

魔法使い「あなたの個人的な性的嗜好を否定するつもりはないけど、わたしに同意を求めるのだけはやめて」

武闘家「でもおちんちん抜いたときにうんこがついてたりしたら、恥ずかしくて真っ赤になっちゃいそう」

魔法使い「あなたが羞恥心を感じる基準が全然わからないわ」

武闘家「あたしにもよくわからないけど、まあ相手によるよね。魔法使いちゃんにならうんこ見せても平気だよ」

魔法使い「見せられるわたしの方が平気じゃないわよ」

武闘家「やっぱり勇気出して声かけてみようかな……なんて言えばいいんだろ」

魔法使い「わたしも男の人とつきあった経験が無いから、わからないわ」

武闘家「うーん……もう素直に思ってる通りのことを言っちゃおうか」

魔法使い「それだけは絶対にやめた方がいいということは、わたしにもわかるわ」

武闘家「うう……あっそうだ、『あたしたちとパーティを組んで、いっしょに冒険しませんか?』とか」

魔法使い「……えっ」

武闘家「なんて、おかしいかなあ? えへへ、あたし頭よくないからそれくらいしか思いつかないや」

魔法使い「あ、いえ、それ、すごくまともというか……まとも過ぎて思いつかなかったわ。考えてみたらこの旅の当初の目的って」

武闘家「当初の目的って、えっと、おちんちん入れてくれる人を探すため……じゃなくて、他に何か言ってたような……」





60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:33:17.29 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「勇者が連れて行ってくれなかったから、かわりに2人で冒険旅行に行こうってことでしょ」

武闘家「そうだったかも」

魔法使い「あと2人くらい仲間増やした方がいいかもね、みたいな話もしたでしょ。回復役も必要かも、とか」

武闘家「あー、したした。おちんちんを突っ込む役も必要って言ってた。魔法使いちゃんが」

魔法使い「そろそろ攻撃魔法で焼いてやろうかしら」

武闘家「そこまでハードなプレイはちょっと……」

魔法使い「……まあいいわ。あの2人って冒険者でしょ。仲間になってくれるかもしれないわ」

武闘家「なってくれるかなあ?」

魔法使い「わからないけど、ダメモトで聞いてみてもいいんじゃないかしら」

武闘家「そっか。そうだねっ。じゃ、魔法使いちゃん、よろしく」

魔法使い「自分で言う気は無いのね。別にいいけど」

武闘家「そろそろ船に乗りに行こうよ。あの2人に会えるかな?」

魔法使い「そんなに大きい船じゃないから嫌でも会えると思うわ」





61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:38:33.50 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あっ、あそこにいるよ。かっこいい冒険者の人」

魔法使い「いるわね」

武闘家「今すぐ話しかけるの? なんかドキドキする」

魔法使い「正直、わたしもちょっと緊張してるわ」

武闘家「さっきは平気で話してたのに?」

魔法使い「通りすがりの人に船の乗り方を尋ねるくらいなら何とも思わないけど、仲間に誘うとなるとね」

武闘家「あたしも魔法使いちゃんから仲間に誘われたわけだけど、同じ女の子だもんね」

魔法使い「そうね。まあ急ぐことはないわ。船が向こうの港に着くまでには結構時間があるから」

武闘家「あの人たちの近くをうろうろして、向こうから声をかけてくれるのを待とうか……」

魔法使い「そんな挙動不審者を見かけたら、わたしなら目を逸らして関わらないようにするわ」

武闘家「でも、さっきも会った人だから、何もしなくても話しかけてくるかも……あ、あれ?」ヨロッ

魔法使い「ん? ああ、船が動き出したわね」

武闘家「なんか揺れて……湾内でもけっこう波が……うえ……なんか気持ち悪い……」

魔法使い「もう酔ったの!?」

武闘家「うっ……あたし、船、駄目みたい……」





62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:43:17.91 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「いやでも、あなた武闘家でしょ? 平衡感覚が普通の人より優れてるんじゃないの?」

武闘家「そのはずだけど……うぇ……吐きそう……」

魔法使い「ちょっ、吐くならこっち、海の方に吐いてっ」

武闘家「う、うん……」ヨロヨロ

魔法使い「顔色が真っ青だわ」

武闘家「うくっ……うぇ……うぇぇ……」ゲロゲロ

魔法使い「うわぁ」

戦士「あの……えっと、大丈夫か?」

武闘家「ふぇ?」

魔法使い「あ、あなたは……ええ、まあ、大丈夫というか……ただの船酔いだけど、ちょっと酷く酔ってしまったようだわ」

戦士「そっか、よかったらこの薬草、使ってくれよ。吐き気をちょっと抑えるだけのものだけど、少しは楽になる筈だ」

魔法使い「いいの? 助かるわ。でも、ただで貰ってしまうのは悪いわね。代金を払うわ」

戦士「ああ、これ、酒場で貰ったやつだから金はいいよ」

武闘家「あ……あぅ……見られちゃった……」ジワッ

戦士「ん? あ、あれ」





64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:46:08.29 ID:eU3yzcYpO

この武闘家たそはどこに行ったら買えますか?





67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:48:10.21 ID:Scd1UbxD0

賢者「少し目を離した隙に、何をやってるんですかあなたは。薬草を渡すにしてもタイミングというものがあるでしょう」

戦士「えっ、あっ、そうか、女の子がそんなモノ見られちまったら恥ずかしいよな……すまん、俺の考えが足りなかった」

魔法使い「あ……いえ、気にしないで。善意で来てくれたのだものね。この薬草はありがたく使わせて貰うわ」

賢者「近くの物を見ていると酔いやすいですから、空でも眺めてるといいですよ。ではお大事に。ほら、戦士さん、行きますよ」


武闘家「うぅ……吐いてるとこ見られちゃった……恥ずかしいよぉ……」グスン

魔法使い「まあ、恥ずかしいわよね。気持ちはわかるわ」

武闘家「……でも恥ずかしいもの見られるとちょっと興奮する」

魔法使い「海に叩き落してやろうかしら」

武闘家「うぅ……めまいが……つわりのときもこんなんなのかな……」

魔法使い「妊娠したことないから知らないわ。しばらく横になってた方がいいかもね」

武闘家「迷惑かけてごめんね……」

魔法使い「船に弱いんじゃしかたないわ。でも困ったわね。帰りはどうしようかしら」

武闘家「ふぇぇ……もう乗りたくないよぉ……」

魔法使い「……ふふっ。まあいいわ。帰りは陸路にしましょう。冒険旅行なのだから遠回りになったってかまわないわ」





69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:52:57.96 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「あの……ちょっといいかしら」

戦士「ん? ああ、あんたか。相方の調子はどうだ?」

魔法使い「まだ寝そべってぐったりしてるけど、おかげ様で、少しは顔色が良くなってきたわ」

戦士「そっか、よかった。ま、船酔いで死ぬ奴なんていないだろうし、大丈夫だろ」

魔法使い「そうね。ところであなたたちは、何故この船に?」

戦士「陸路だと遠回りになるからな。で、船で行こうって話になって……」

賢者「戦士さん。こちらのお嬢さんが聞きたいのはそういうことではないと思いますよ」

戦士「あ、そうか。俺達は冒険者で、今は旅の途中なんだ。で、えーと……どこに行くつもりかってことを言えばいいんだよな?」

賢者「あなたに任せるより私から説明した方がよさそうな気がします」

戦士「アホで悪かったな。じゃあお前が教えてやれよ」

賢者「それはかまいませんが、私としてはあなた方のような女性が2人で旅をしている理由の方が気になりますね」

魔法使い「そう? まあ、別にたいした理由ではないわ。わたしたちは……」


「魔物だー! 魔物が出たぞー!」「くそっ、船の上に上がって来やがった!」





71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 03:56:26.92 ID:Scd1UbxD0

戦士「おっ、こんなところで魔物か。珍しいな」

賢者「このあたりでもたまには出るらしいですよ」

魔法使い「落ち着いてていいの?」

戦士「どうせ雑魚だろ。船員が持ってる武器でも充分対処できるんじゃねえの」

賢者「でしょうね。とはいえ乗客に被害が出ないとも限りません。船員の方もお忙しいでしょうし、ちょっと倒しに行ってきます」

戦士「おう、行ってこい」

賢者「あなたもですよ。ほら」グイ

戦士「俺も行くの? いいけどさ、俺、海の魔物ってあんまり好きじゃないんだよなあ」スタスタ

魔法使い(あの余裕を持った態度から判断すると、結構強い人たちなのかしら……)

賢者「クラゲ型の魔物ですね。数は……ふむ。みなさん、離れていてください。攻撃魔法で一掃します」

戦士「がんばれよー」

賢者「『氷撃』!」ピロリロリンッ

魔法使い(氷の範囲攻撃魔法……まあ、船の上でクラゲ相手となると、他に選択肢は無いわね)

戦士「よっしゃ、とどめ……っつーか、全部カチンコチンに凍りついてるな。このまま海に放り込めばいいか」





73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:00:55.65 ID:Scd1UbxD0

魔法使い(あんな雑魚相手じゃよくわからないけど、とりあえず弱くは……)

戦士「うわ冷てぇ……ん? おい! 後ろ!!」

魔法使い「!?」クルッ

賢者「くっ、油断した……! 魔法を使いますからそこから離れてください!」

魔法使い「あ、いえ、大丈夫、わたしがやるわ。『氷撃』!」ピロリロリンッ

戦士「攻撃魔法!? あんた、魔法使いだったのか」

魔法使い「他の何に見えるのよ……コスプレでもしてると思ったの?」

戦士「あ、いや……ははは……えっと、全部倒せたみたいだな。よかったよかった」

魔法使い「でも、今のはちょっと油断してしまっていたわ。警告してくれてありがとう」

賢者「ふぅ……少々肝を冷やしましたけど、無事で何よりです。……怪我をした方はいらっしゃいませんか?」

「おーい、向こうで女の子が倒れてるぞ!」

賢者「わかりました、今行きま……ん? あれは……」

魔法使い「あ……あの……その娘はただの船酔い……」

武闘家「うぅ……気持ち悪い……もういや……船きらい……」





74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:05:15.11 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ほら、着いたわよ。歩ける?」

武闘家「なんとか……あっ、お礼……あたし、薬草のお礼言ってない……!」

魔法使い「それどころじゃなかったものね」

武闘家「あの人たち探さなきゃ……」フラフラ

魔法使い「別に探さなくてもいいんじゃない?」

武闘家「でも、ちゃんとお礼言わないとっ」

魔法使い「そこにいるし」

武闘家「えっ?」クル

賢者「お加減はいかがですか?」

武闘家「は、はい、大丈夫です。あのっ、ありがとうございましたっ。迷惑かけてごめんなさい///」ペコリ

戦士「別に迷惑じゃないぜ。あれは一応念のためにっつって持ってただけで、俺達は船酔いとかしないからな」

賢者「日保ちしませんから使う機会が無ければ捨ててしまう物ですし、何も気にすることはありませんよ」

魔法使い「それにしても、わたしたちってあなたたちにお礼を言ってばかりね。さっきの戦闘の時も含めて」

戦士「ははは、確かにな。ま、困った時はお互い様ってやつだ。あんたらも誰かが困ってたら助けてやりなよ」

武闘家「はい、そうします///」





77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:09:18.53 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「何度もお世話になってるけど、更にもうひとつ頼みごとをするのはちょっと厚かましいかしらね?」

賢者「頼みごと、ですか? 内容によりますね。私達に出来る範囲のことであればご期待に沿えるかもしれません」

魔法使い「あなたたちって、今後の予定は何かあるの?」

賢者「ええまあ、あまり細かい計画などは立てずに行動してますが、旅の目的はありますね」

魔法使い「そう。じゃあ駄目かもしれないわね……」

戦士「なんだ? 駄目かもしれないけど、一応言ってみてくれよ」

魔法使い「実はわたしたち、一緒に旅をする仲間が欲しいのよ。それで、もしよかったら……って思って」

賢者「ふむ。私達に仲間になれと。となると、あなた方の旅の目的もお聞きしておきたいところですね」

戦士「そうだな。俺達と利害が一致するようなら協力しあえるんじゃないか」

魔法使い「あ……いえ、わたしたちには目的って、特に無いの。ほとんどノープランで飛び出してきちゃったから」

賢者「おや、そうなんですか。つまり、冒険を求めて当て所の無い旅に出たと、そういうことですね」

魔法使い「ええ。なんだかいい加減で、恥ずかしい話だけど」

戦士「いや、いいと思うぜ、旅に出ること自体が目的でもな。旅への憧れ、それが冒険者の第一歩だろ」

賢者「そうですね。では、私達2人で相談してから返答しますので、一晩待っていただけますか?」

魔法使い「ええ。今日はどこかの宿屋に泊まるのでしょう? 同じ所に泊まって、明日の朝にでも返事を貰えればいいわ」





78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:14:06.15 ID:Scd1UbxD0

賢者「私達の部屋はここですね」

魔法使い「わたしたちはこっちだわ」

戦士「また明日な」

魔法使い「ええ。おやすみなさい。……あなたも何か言いなさいよ」

武闘家「う、うん。えっと、いいお返事をお待ちしてますっ///」ペコリ

ガチャ バタン ガチャ バタン

戦士「くぅ〜可愛いなぁ……恥ずかしそうに頬を染めながら『いいお返事をお待ちしてますっ』ああもう、可愛すぎ!」バンバン

賢者「ええ、それはもう、全力で同意しますが……あなたは魔法使いさんの方が好みだと言ってませんでしたか?」

戦士「ん? ああ、どっちかを選べって話ならな。でも武闘家ちゃんもすげーいいなあ。何なんだよあの愛らしい小動物は」

賢者「あの可憐なお嬢さんが冒険者で武闘家だなんて、俄かには信じられませんね」

戦士「でも結構鍛えてはいるみたいだけどな。無駄の無い、いい体つきしてる」

賢者「そこに気づくということは、あなたは彼女の体をじっくりと観察していたわけですか。いい趣味してますね」

戦士「そんなんじゃねえよ。いや、魔法使いちゃんの胸元とかついチラッと見ちまったりしたのは否定しねえけどさ」

賢者「ふふっ、あのお嬢さん達と一緒にいる間中、かなり緊張してましたよね」

戦士「やっぱわかるか……平静を装ってはいたけどさ、女の子の扱いなんかわかんねーもん。ヒヤヒヤしっぱなしだったよ」





81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:18:20.57 ID:Scd1UbxD0

賢者「女性とはいえ冒険者ですし、別にデートをしてるわけでもないんですから、普通にしてればいいと思いますけどね」

戦士「そういやそうか。で、どうするんだ? 仲間になるって話」

賢者「いいと思いますよ。向こうには目的地も無いようですから、こちらに合わせていただく形になるとは思いますが」

戦士「だったら勿体ぶらないで即答してやってもよかったんじゃねーの?」

賢者「それだとなんか、下心があってがっついてるように見えちゃうじゃないですか……」

戦士「なるほど、確かに……そんなふうに思われて警戒されちまうのはあんまり気分のいいもんじゃねえな」

賢者「まあ実際、下心が全く無いかというと、そうでもないんですけどね」

戦士「だよなあ。あんな可愛い娘を見て何とも思わない奴がいたらホモか熟女マニアだろうなそいつ」

賢者「でも、過度の期待は禁物ですよ。彼女らが求めているのはあくまでも旅仲間、冒険者のパーティを構成するメンバーです」

戦士「だな……ひょっとしたら一緒に行動してるうちに恋愛感情が芽生えちゃったりすることもあるかも、くらいに思っとくか」





84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:23:45.63 ID:Scd1UbxD0

武闘家「ど、どうしよ……魔法使いちゃん、どうしよう!」

魔法使い「何が?」

武闘家「セックスだよ!? あたしたち、もうすぐセックスしちゃうよ!?」

魔法使い「なんでそうなるのよ……あなたはともかく、わたしにはその気は無いわよ」

武闘家「そうなの……? じゃ、じゃあ、あたしだけセックスしちゃうの? 二穴ファックなの?」

魔法使い「ちょっと、落ち着いて頂戴。まだあの人たちが仲間になってくれるかどうかもわからないのに」

武闘家「そうだけど……でも、ボーイミーツガールだよ? ちんこミーツまんこだよ?」

魔法使い「いや……仮に仲間になってくれたとしても、いきなりそこまで深い関係にはならないでしょ……」

武闘家「なんで?」

魔法使い「真面目そうな人たちだったし、それなりの交際期間を経てからじゃないと、体を求めてきたりはしないと思うわ」

武闘家「それって、すごく長くて険しい道のりを登りつめないと、おちんちんという名の頂には到達できないってこと……?」

魔法使い「というかあなたがあんな調子だったら、麓にすら辿り着けるかどうか……」

武闘家「えっ、あたし、なんか変なこと言っちゃった?」

魔法使い「変なことはわたしにしか言ってないけど、あなた、あの人たちの前だと全然喋れてないじゃない」

武闘家「それは……慣れればちょっとずつ喋れるようになっていくと思う……」





86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:27:25.96 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「相手にだって選ぶ権利はあるしねえ。2人ともわたしを好きになっちゃったりしてね」

武闘家「うう……そうなったらもう……魔法使いちゃんを消すしか……」

魔法使い「物騒なことを言わないで頂戴。もう既に彼女とかいるかもしれないし、既婚者だったりする可能性も無くはないわ」

武闘家「たしかに……かっこいい男の人って女の子にもてるわけだから……あうう」

魔法使い「最悪、ホモという可能性も」

武闘家「あの2人、すごく仲がよさそうだった! あり得る!」

魔法使い「まあ、過度の期待をして後で落胆するよりは、あまり期待しないでおいた方が楽というものよ」

武闘家「ホモだとしたらどっちが攻めかな?」

魔法使い「知らないわよそんなの」

武闘家「賢者さんの方が攻め側だといいなあ……うへへ」

魔法使い「なんでそこに食いついてるのよ。現実から目を逸らして妄想の世界に逃避してるの?」

武闘家「男の2人旅って妄想が捗るよねえ。今夜はこのネタでオナニーしよっと」

魔法使い「……まあいいわ。ひとりで勝手に妄想してるだけなら周囲に被害は及ばないし。気が済むまで浸ってればいいわ」

武闘家「妄想にもある程度のリアリティが欲しいから、参考のために魔法使いちゃんのおしりの穴に指突っ込んでみていい?」

魔法使い「自分のを使いなさい。わたしを巻き込まないで」





87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:32:20.84 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「古代遺跡?」

賢者「ええ。詳しい調査もされず、ほぼ手付かずのまま放置されている遺跡があるという話を耳にしましてね」

魔法使い「ふーん。そこを調べに行くために旅をしているわけね」

賢者「そうです。とはいえ、調査依頼などを受けて動いているわけではないので無報酬です。まあ、趣味のようなものですね」

魔法使い「そう。でも面白そうね。その遺跡はどこにあるの?」

賢者「それをお話しする前に、昨日のお話の返答をさせていただきましょうか」

武闘家「……」ビクッ

魔法使い「ええ。聞かせて頂戴」ドキドキ

賢者「そちらには特に目的は無いとのことですし、私達の遺跡探検に協力していただくという形で如何でしょうか」

魔法使い「わたしもそこに行ってみたいし、喜んで協力させて貰うわ。あなたはどう?」

武闘家「う、うん、いいよ……」

戦士「よっしゃ、決まりだな」

賢者「では、これから宜しくお願いします」

魔法使い「ええ、よろしくね。……ほら、武闘家、仲間が増えたわよ」

武闘家「……うん、嬉しい……やったね、魔法使いちゃん///」





88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:36:32.61 ID:NyAOkAfj0

武闘家ちゃんが可愛くなってきた





89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:37:28.04 ID:Scd1UbxD0

賢者「では、この地図を見てください。正確な位置はわかりませんが、だいたいこの辺りにあるらしいです」

魔法使い「この町からわりと近いところだけど、森の奥深くにあるのね。だから今まで手つかずだったのかしら」

賢者「それもあるとは思いますが、小規模な遺跡群のようですから、あまり興味を持たれなかったんじゃないですかね」

戦士「お宝の類にはあんまり期待できねえかもな」

賢者「そうですね。まあ、あまり期待はしてませんけど、もし金銀財宝の類を入手できたら、4人で均等に分配するということで」

魔法使い「わたしたちが仲間に入ったせいで、あなたたちの取り分が減ってしまうわね」

戦士「俺達は金のために冒険者やってるんじゃないから、それはかまわないよ。お宝が手に入ったらそれはそれで嬉しいけどさ」

賢者「少人数だと危険も大きくなりますからね。リスクとリターンのバランスで考えると、4人くらいが丁度いいかもしれません」

魔法使い「そう。じゃあ遠慮なく仲間として同行させてもらうわ。すぐに出発するの?」

賢者「急ぐ旅ではありませんから、今日はこの町で必要な物を買い揃えたりして、明朝出発する予定です」

戦士「でも明日は森の中を歩くわけだから、買うのは必要最小限のものだけにして、荷物を軽くしないとな」

魔法使い「パーティの中にひとりだけ、あきらかに不必要なものを持ち歩いてる馬鹿が紛れ込んでるような気がするわ」ボソッ

武闘家「えっ、何? 聞こえなかった」

魔法使い「いえ、独り言よ。気にしないで」





92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:41:39.63 ID:Scd1UbxD0

戦士「よし、これで必要な物は全部揃ったな」

賢者「では、余った時間は明日に備えて休養に充てるとしますか。宿屋に戻りましょう」



武闘家「ただいま〜。えへへ、かっこいい男の人といっしょにお買い物、楽しかったね」

魔法使い「相変わらずほとんど喋れてなかったけどね」

武闘家「まだ時間もいっぱいあるし、エロ絵本でも読むかー」ゴソゴソ

魔法使い「そういえば、さっき通った道に古本屋があったわ」

武闘家「魔法使いちゃんもエロ絵本買うの? 古本屋で買ったら本に精液とか愛液がついてるかもしれないねっ」

魔法使い「買うんじゃなくて、あなたのその絵本を全部売ってしまった方がいいかしら、と思ってるのだけど」

武闘家「なんでっ!?」

魔法使い「なんでって……戦士も言ってたでしょう? 荷物は必要最小限にした方がいいって」

武闘家「それは……でも、持ってれば何かの役に立つかもしれないし……」

魔法使い「どういう状況で『エロ絵本持ってて助かった!』ってなるのよ。持ってることで危機に陥る確率の方が高いわよ」

武闘家「持ってるとどうなるの?」

魔法使い「あなたがそんなものを持ってることをあの2人が知ってしまったら、間違いなくドン引きするでしょうね」





95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:45:17.31 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あうう……もしそんなことになっちゃったら……でも荷物の奥に隠しておけば……」

魔法使い「隠しておいたって、どんなきっかけで見られてしまうかわかったものではないわ」

武闘家「じゃあ、手放しておいた方がいいのかな……でも大事な宝物だし……」

魔法使い「まあ、彼らにあなたの本性がばれてしまうリスクとその大事な宝物を秤にかけて、どちらかを選ぶといいわ」

武闘家「どうしよう……秤が完全に釣り合ってる……」

魔法使い「……じゃあ、背中を押してあげる」

武闘家「?」

魔法使い「その本を全部売り払ってきたら、わたしが何でもひとつ、あなたの願いを聞いてあげるわ」

武闘家「何でもいいの?」

魔法使い「わたしにできることならね」

武闘家「じゃあ、賢者さんと戦士さんのパンツ盗んできて」

魔法使い「本を全部出しなさい。攻撃魔法で焼き払ってあげるわ」

武闘家「じょ、冗談、冗談だからそんな怖い顔しないでっ」





97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:49:35.81 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「本なんてまた買えばいいでしょ? 旅が終わって家に帰ってから」

武闘家「そっか……それもそうだね……幸い本当に大事な殿堂入り級は家に置いてあるし……わかった、売ってくるよ」

魔法使い「そう。いい子ね。わたしだってあなたのためを思って言ってるのだから、恨まないで頂戴」

武闘家「わかってるよ……じゃあ、行ってくるね」

魔法使い「行ってらっしゃい」

ガチャッ バタン

魔法使い(まったく……なんでわたし、あんなのと一緒に旅に出ちゃったのかしら。世話が焼けるにも程があるわ)

魔法使い(まあ、わたしに懐いてくれてるみたいだし、可愛いところもあるから許せるけど)

魔法使い(……それにしても、2人でいる間中、エロ話ばかりされるのには困ったものね)

魔法使い(わたしだって性的なことにまったく興味が無いわけじゃないんだから、ちょっとムラムラしちゃうじゃない)

魔法使い(わたしまであの娘みたいに発情しちゃったら、もうストッパー役がいなくなって、歯止めが効かなくなりそうで怖いわ)

魔法使い(……ちょっと、解消しておいた方がよさそうね……今ならひとりきりだし……)ヌギヌギ

魔法使い(おかずは……妄想のシチュエーションは、どんなのがいいかしら)スルスル

魔法使い(相手は……戦士を使わせて貰うわ。ごめんなさい///)

魔法使い(ふたりは将来を誓い合った恋人同士……全裸で抱き合い、何度もキスして、彼の指が、優しくわたしの胸を……)フニフニ





98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 04:55:10.60 ID:Scd1UbxD0

戦士「なあ、俺ちょっとトイレで抜いてくるわ」

賢者「そうですか。では私は散歩にでも出ますので、ごゆっくりどうぞ」

戦士「明日の夜はあの娘達と一緒に野宿だろ。変な気起こしちまわないようにお前も抜いといた方がいいぞ」

賢者「ええ、後でそうしますよ。では、お先にどうぞ」スタスタ

戦士「おう」

ガチャッ バタン

戦士(さて、おかずはどうすっかな。さっき見かけた古本屋でエロ絵本でも買っときゃよかったかな)

戦士(って無理か。そんなもん買ってるとこをあの2人に見られたら、結成直後でいきなりパーティ解消されるわ)

戦士(悪いけど、魔法使いちゃんを使わせて貰うか……ごめんな、魔法使いちゃん)

戦士(魔法使いちゃん……可愛いよ魔法使いちゃん……はぁはぁ)シュッシュッ

戦士(はぁはぁ……魔法使いちゃんのおっぱい……魔法使いちゃんの乳首……魔法使いちゃんのお尻……)シュッシュッ

戦士(魔法使いちゃんのまんこ……魔法使いちゃんの肛門……はぁはぁ……)シュッシュッ

戦士(魔法使いちゃんの、あの可愛らしい唇で俺のちんこをしゃぶらせながら、俺の舌で魔法使いちゃんのまんこを……)シュッシュッ

戦士(おっと、危ねえ、もうイキそうになっちまった。ちょいとクールダウンだ)

戦士(射精する時はやっぱり、まんこの中で出すイメージで出さないと勿体無いよな)





100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:01:17.36 ID:Scd1UbxD0

魔法使い『ねえ、戦士、そろそろ……わたし、もう……』

戦士『そろそろ、なんだ? どうしてほしいのか、はっきり言ってくれないとわかんないな。俺アホだから』

魔法使い『もう、意地悪……お、おちんちんを入れて頂戴///』

戦士『どこに入れてほしいんだ? こっちか?』サワサワ

魔法使い『ひゃんっ、そこは駄目……恥ずかしいわ』

戦士『じゃあ、どこに欲しい?』

魔法使い『お、おまんこ……おまんこに頂戴っ』

戦士『はい、よく言えました。こいつはご褒美だ』ヌププ

魔法使い『あっ……入ってくる……戦士のおちんちんが、わたしの中にっ』

戦士『はぁはぁ……魔法使いちゃんの中、あったかくてぬるぬるして、すげー気持ちいい』ヌプヌプ

魔法使い『好き……好きぃ……だいしゅきぃ……』ギュッ

戦士『とろけそうな表情でしがみついてくる魔法使いちゃん……凄く可愛いよ……』ヌプッヌプッ

魔法使い『あっ、あっ、いくっ、わたし、いっひゃうっ』ギュウウ

戦士「くっ……お、俺も、一緒に……!」ビュルルッ! ビュルッ!

魔法使い「はっ、はぁっ……んぅうう……!」ビクンビクン





102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:05:22.07 ID:Scd1UbxD0

魔法使い(ふぅ……なんだか本当に恋をしたような気分になれて、凄く気持ちよかったわ。わたしの妄想力もなかなかのものね)

戦士(ふぅ……なんかベタすぎて恥ずかしい妄想だったけど、旅の仲間という身近な存在の女の子をネタにすると興奮するな)

魔法使い(まあ、わたしはたまに自分でする程度でいいわ。恋愛だってしてみたいとは思うけど、今は男より冒険よ)

戦士(でもあの娘、ガード固そうだし、実際にあんなことすんのは難しいだろうな。今は脳内嫁にして満足しとくか)

魔法使い(ちょっと喉が渇いたわ。何か飲み物でも買ってこようかしら)トコトコ

戦士(ちょっと喉が渇いたな。何か飲み物でも買ってくるか)スタスタ

ガチャッガチャッ

魔法使い・戦士「「あ」」

魔法使い「あ、あら。奇遇ね」

戦士「……はは、同時にドアを開けるなんて、すごい偶然だな」

魔法使い「わたしたちって結構気が合うのかもしれないわね、ふふっ」

戦士「かもな、ははは」

魔法使い・戦士((気まずい……))

武闘家「あれ? 魔法使いちゃん……と、戦士さん」

賢者「おやおや、わざわざ部屋の外まで出迎えに来ていただくなんて、恐縮してしまいますね」





104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:10:36.08 ID:Scd1UbxD0

戦士「なわけねーだろ。ちょっと飲み物でも買いに行こうかと思っただけだ」

魔法使い「わたしも同じだわ。本当にすごい偶然ね」

賢者「飲み物なら私達が買ってきましたよ。どうやら全員、同じことを考えていたようですね。ふふ」

戦士「なんだ、買ってきてくれたのか。じゃあ、えっと……また後で、晩飯の時間になったら呼びに行くよ」

魔法使い「ええ。また後でね」

ガチャッ バタン

賢者「お邪魔してしまいましたかね?」

戦士「いや、別にいいけどさ……というより、むしろ助かったっつーか……」

賢者「? ……ああ、なるほど。直後に本人と会ってしまったら気まずいですよね」

戦士「察しが良すぎてうぜえ」

賢者「事前に情報が揃ってましたからね。誰でもわかりますよ」



武闘家「はぁ……」ポケー

魔法使い「賢者といっしょに帰ってきたけど、まさか本を売るところを見られたりしてないでしょうね」

武闘家「会ったのは帰り道だから大丈夫。暇だから散歩してたんだって」





105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:15:22.29 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「そう。よかったわ」

武闘家「いっしょに歩きながら、2人きりでお喋りしちゃった……はぁ……かっこよかった……」

魔法使い「よかったわね。ちゃんと喋れたの?」

武闘家「あたしはあんまり喋れなかったけど、賢者さんがいろいろ話してくれたよ」

魔法使い「そう。変なこと言ったりしなかったか心配だけど、あまり喋ってないなら大丈夫かしらね」

武闘家「大丈夫、言ってない……なんか魔法使いちゃんってお姉ちゃんみたいだね。いろいろ心配してくれて」

魔法使い「わたしも出来の悪い妹がいるような気分だわ。賢者と接してれば少しは賢くなるかしら。どんな話をしてくれたの?」

武闘家「あんまりおぼえてない。愛液だだもれになってないか心配で、それどころじゃなかったよ」

魔法使い「前言撤回するわ。わたしの妹がこんなにクズなわけがない」

武闘家「ごはんに行く前にお風呂に入っとこうよ。さっきの記憶が薄れないうちにオナニーしなきゃ」

魔法使い「これ飲んでからね」ゴクゴク

武闘家「あ、あたしも今から水分消費するから、先に補給しとこう」ゴクゴク

魔法使い「ふぅ……美味しいわ」

武闘家「あたしがオナニーしてる最中に、賢者さんもあたしで抜いてるかもって思ったら興奮するよね」

魔法使い「はいはい。勝手に興奮してだだもれにでも何でもなってればいいわ。でもわたしに同意を求めないで」





107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:20:16.18 ID:Scd1UbxD0

武闘家「魔法使いちゃん、朝だよー、起きてー」モミモミ

魔法使い「……」

武闘家「3つ数える間に起きないとパンツおろしちゃうよ。3、2、1、はい、時間切れー」スルスル ポイッ

魔法使い「……」

武闘家「まだ起きないなあ。股開いちゃおっと。M字開脚ー」カパッ

魔法使い「うーん……」

武闘家「へっへっへっ、よく眠ってやがる。今のうちにおまんこくぱぁしてやるぜ」クパァ

魔法使い「わたしのベッドの上で下半身裸になって何をしてるのよこの露出狂の変態女」

武闘家「魔法使いちゃんのパンツを脱がしたと見せかけてあたしが脱いでたという叙述トリックだよ」

魔法使い「何の意味があるのよそれ……朝から変なものを見せないで」

武闘家「魔法使いちゃんに膣口見られちゃった……恥ずかしい///」

魔法使い「見たくないわよそんなもの……ふあぁ……」

武闘家「あー、またアホみたいに上の口あけてる。魔法使いちゃん、さっきも口あけっぱなしでアホみたいな顔して寝てたよ」

魔法使い「余計なお世話……えっ、どんな顔で寝てたの?」

武闘家「こんなん」パカー





108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:25:21.40 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「うわアホっぽい。えっ、わたし、いつもそんな口パカ半笑いみたいなアホっぽい顔で寝てるの?」

武闘家「くぱぁーって口あけてたのは今日だけだよ。フェラチオしてる夢でも見てたんじゃないかな」

魔法使い「あなたと一緒にしないで。……口の中が乾いてしまったわ。ちょっとそこの水筒を取って頂戴」

武闘家「はーい。つまらないものですが、どうぞ」

魔法使い「別に面白くなくていいわよ。……んくっ、んくっ」ゴクゴク

武闘家「なんかおちんちん咥えて精液飲んでるみたい」

魔法使い「ぶふぉっ!」プシャァ

武闘家「きゃっ、顔にかかった! 魔法使いちゃんに顔射された!」

魔法使い「げほっ……あなたが変なこと言うからでしょ」

武闘家「魔法使いちゃんが上の口から潮吹いた!」

魔法使い「もう……いい加減にして」

武闘家「あたしも精液飲んでみたいなあ」

魔法使い「『も』って何よ『も』って。わたしだってそんなもの飲んだことないわよ」

武闘家「どんな味か知りたいよねえ。なんか苦いらしいけど」

魔法使い「ふーん……いえ、別に知りたくないけど」





110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:30:20.27 ID:Scd1UbxD0

武闘家「なんかねー、どろっとしてぬるっとしてて生臭くて、気持ち悪いんだって」

魔法使い「飲みたくないわそんなもの……」

武闘家「ぬるぬるしてて喉を通りにくいから、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくするのがコツらしいよ」

魔法使い「ちょっと、やめて頂戴。気持ち悪くなってきたわ」

武闘家「ふっ、今日のところはこれくらいにしといてやるかー」

魔法使い「まったく……今日はいつになく飛ばしてるわね、朝っぱらから……あ、そういえば……うふ、うふふふ……」

武闘家「な、何?」

魔法使い「今から遺跡探検でしょ。あの2人とずっと一緒だから、あなた、しばらくの間はエロいことを一切喋れなくなるわね」

武闘家「そうなんだよね……けっこうきついな、それ……」

魔法使い「せいぜい今のうちに言っておくがいいわ。もうすぐわたしを悩ますこの邪悪な呪詛は封印されてしまうのよ。ふふふ」

武闘家「う……で、でもっ」

魔法使い「あら、何かしら? 今のうちなら聞いてあげるわ。ふふん」

武闘家「でも……賢者さんたちとずっといっしょにいれるから、嬉しい///」

魔法使い「いきなり可愛くならないでよ……なんか梯子を外された気分だわ」

武闘家「えへへ///」テレテレ





112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:35:09.15 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「いや、なんか恋に恋する純情乙女みたいな感じになってるけど、下半身裸のままだと見た目はただの変態だからね?」

武闘家「魔法使いちゃんも協力してくれるよね? あたしの恋がうまくいくように」ヌギヌギ ポイッ

魔法使い「上半身も裸になれとは言ってないわ」

武闘家「こうして何もかもさらけ出すのは魔法使いちゃんへの信頼の証だよ。すべてを委ねる気持ちのあらわれだよ」

魔法使い「全部わたしに丸投げするってこと?」

武闘家「お願いします! 賢者さんとなかよくなりたいです! お願いします!」

魔法使い「そんな、全裸で土下座されても……というか、本命は賢者の方なのね」

武闘家「魔法使いちゃん……あたしたち、友達だよね……?」

魔法使い「まあ、わたしもなんか、『恋の成就を応援する同性の友人』みたいな役柄になりつつあるという自覚はあったけど」

武闘家「戦士さんでもどっちでもいいからなかよくなってセックスしたいです! お願いします! お願いします!」

魔法使い「どちらかというと『薄汚い欲望を満たすためのたくらみに加担する共犯者』の方がしっくりくるような気もするわ」

武闘家「あたしが賢者さんと戦士さんの体を弄ぶのに飽きたら、魔法使いちゃんにもまわしてあげるよ」

魔法使い「その発言をそのまま彼らに伝えてやろうかしら」

武闘家「やだなあ魔法使いちゃん、今のは冗談だよ。冗談混じりだよ」

魔法使い「お願いだから全部冗談だと言って頂戴」





114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:40:14.19 ID:Scd1UbxD0

賢者「要するにですね、あなたは異性=恋愛対象という認識が強すぎるんですよ。だから意識しすぎてしまうんです」

戦士「あー、そうかもなあ」

賢者「かも、ではなくてそうなんですよ。私にも同じ傾向がありますから、わかります」

戦士「そっか。そうだよな。お前も童貞だしな」

賢者「まあ、心配しなくてもしばらく一緒に行動していれば慣れると思いますよ、恋愛対象ではなく仲間として接することにも」

戦士「だな。旅をしてればしばらく風呂にも入れなかったりするし、そのへんの繁みで野糞する時なんかもあるだろうし」

賢者「いちいち男だ女だなんて意識してられなくなるでしょうね。それは彼女らも覚悟の上でしょう」

戦士「よし、じゃあここからは冒険モードに切り替えるか。恋愛云々なんてことは帰ってきてから考えりゃいいよな」

賢者「そうですね。では、行きましょうか」


魔法使い「いつまで裸のままでいるのよ。そろそろ迎えにくるわよ」

武闘家「今、急にドアを開けられたら、あたしのすべてが見られちゃうね……///」

魔法使い「まったく、いつまで発情してるんだか……そろそろ切り替えなさい」

コンコン

武闘家「きゃー! ほんとに来ちゃった! 服着なきゃ」アセアセ





115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 05:45:21.19 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ごめんなさい、今、着替え中なの。すぐに済むから少しだけ待ってて頂戴」

賢者「はい、わかりました。ごゆっくりどうぞ」

戦士「着替え中か……ということは今、このドア越しに、魔法使いちゃんが裸で喋ってたわけか……///」

賢者「いやいやいや、さっきの私達の会話は何だったんですか。切り替えてくださいよ」

戦士「……今からな。今から冒険モード」


ガチャ

魔法使い「お待たせ。さあ、遺跡探検に行きましょう。わくわくするわね」

賢者「ええ、私もですよ。ですが、あまり期待しすぎないでください。小規模な遺跡群ですからね」

魔法使い「わかってるわ。当たり外れみたいなものもあるでしょうしね。でもいいのよ。探検が出来るという、それだけで」

戦士「魔法使いちゃん達はこういうの、初めてなんだよな?」

魔法使い「ええ、そうよ。でも魔法の修練はそれなりに積んできたつもりだし、初心者だからといって甘やかさないで頂戴」

賢者「元よりそのつもりですよ。仲間になった以上、対等の立場として扱わせていただきます」

戦士「武闘家ちゃんもな。でも気負い過ぎないようにしてくれよ。出来る範囲のことだけしてくれりゃいいからさ」

武闘家「は、はいっ、がんばります///」





120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:00:27.98 ID:Scd1UbxD0

戦士「おっ、あそこに魔物がいるぜ」テクテク

賢者「まだこちらに気づいてないようですが、倒しておきましょうか。攻撃魔法の射程範囲内まで接近しますよ」スタスタ

魔法使い「ええ」トコトコ

賢者「このあたりですかね。では、炎で」

魔法使い「わかったわ」

魔法使い・賢者「「『炎撃』!!」」ボッ!!

戦士「よし、とどめ……って真っ黒焦げだな。もういいか」

賢者「ふむ……攻撃魔法はある程度、魔法使いさんにお任せしてしまっても良さそうですね」

魔法使い「そうね。あなたの魔力は回復のために温存しておいた方がよさそうだわ」

戦士「やっぱ4人もいると心強いよなあ。なっ、武闘家ちゃん」ポン

武闘家「はいっ///」コクコク





123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:04:09.37 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ここから森に入るのね。ドキドキしてきたわ」

賢者「森の中では見通しが利きませんから、いきなり至近距離で敵に出くわすこともありえます。充分注意してください」

戦士「接近戦となると、俺達の出番だな」

武闘家「はい、がんばります///」

魔法使い「あ、あれは何かしら。あの木のところ」

戦士「あの赤いのか? 俺達と同じとこから森に入った誰かが、帰り道を見失わないようにつけた目印だろうな」

魔法使い「目印にしては地味な色のような気もするわね」

戦士「そりゃ、色が褪せて薄くなったからだろ」

魔法使い「ということは、古いものなのかしら」

賢者「遺跡の発見者がつけたものかもしれませんね」

戦士「つーことは、あれを辿っていけば遺跡に辿り着けるかもな」

賢者「ええ。行ってみましょう。念のために私達も目印をつけながら」

戦士「森の中は歩きにくいから、疲れたら遠慮しないで言えよ。休憩にするから」

魔法使い「ええ。たぶん最初にへばるのはわたしね。先に謝っておこうかしら。足を引っ張ってしまってごめんなさい」

賢者「ふふ、むしろあなたには早めにへばっていただきたいですよ。私の方が先にへたり込んでしまっては格好がつきませんから」





125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:08:42.65 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ふぅ……ほんとに歩きにくいわね。どれくらい進んだのかしら」

武闘家「魔法使いちゃん、そろそろ休憩……」ヒソヒソ

魔法使い「いえ、まだ大丈夫よ。心配してくれてありがとう。でもこういう時はあなたのような肉体労働者が羨ましくなるわね」

武闘家「違うの、あたし……」

魔法使い「えっ、あなたの方が先に疲れちゃったの?」

武闘家「じゃなくて、……おしっこ」

魔法使い「ああ、そういうことね。疲れてないのなら歩きながらすれば?」

武闘家「うう……意地悪……」

魔法使い「冗談よ。……ねえ、ちょっと止まって貰える?」

戦士「おう、そろそろ休憩にするか?」

魔法使い「わたしたち、ちょっと花を摘みに行ってくるわ」

戦士「ああ……うん、じゃあ俺達はここで待ってるから」

賢者「作業は交代で行って、その間、片方は護衛についてください。それと、あまり遠くには行かないでくださいね」

魔法使い「ええ。立ち上がれば姿が見える程度のところにしておくわ」





127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:12:19.26 ID:Scd1UbxD0

武闘家「ふぅ……」チョロチョロ

魔法使い「ちょっと恥ずかしいけど、こういうのにも慣れないとね」

武闘家「はぁはぁ……こんな野外で、あの人たちが近くにいるのに、おまんこまるだしでおしっこしちゃってる……///」チョロチョロ

魔法使い「黙って用を済ませなさい。終わったら見張りをかわって。わたしもするから」

武闘家「うん、終わったよ。野外露出ってけっこう興奮するね。街の中を全裸で歩いたりもしてみたいなあ」フキフキ

魔法使い「隙があったらすかさず発情するのねあなたは。今更だけど」スルスル

武闘家「魔法使いちゃんもおそとでおまんこまるだし。ふふっ」

魔法使い「喜ばないで。ちょっ、覗き込まないでっ。ちゃんと周囲を警戒してなさいっ」チョロチョロ


戦士「俺達も済ませとくか」

賢者「ええ。お先にどうぞ」

戦士「冒険中だからっつっても、やっぱりあんな可愛い娘達が野外でパンツおろしてしゃがんでると思うと興奮するな」ゴソゴソ

賢者「そうですね」

戦士「硬くなって上向いてるからすげー飛ぶな」シャーッ

賢者「そうですね」





128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:17:20.94 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「お待たせ。行きましょう」

戦士「休憩はいいのか?」

魔法使い「わたしはまだ大丈夫」

戦士「ふーん。結構体力あんのな。無理してないか?」

カサカサッ

魔法使い「ええ、下手に遠慮なんかしてたらかえって迷わ……く……」

カサカサ

戦士「ん? どうした?」クルッ

巨大ゴキブリ「やあ」

魔法使い「ぎゃあああああああ!!」

戦士「うわあああああああ!!」

賢者「巨大Gですか……私達を襲うつもりのようです。戦士さん、出番ですよ」

戦士「あ、いや……あれは、ちょっと……」ガクブル

賢者「……仕方ないですね。魔法使いさん、攻撃魔法で……ああっ、あんな遠くに!?」

魔法使い「……」フルフル





133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:21:33.05 ID:Scd1UbxD0

賢者「武闘家さんに素手で殴れというのも……ここは私がやりますか。『風刃』!」ザシュッ! ザクッ!

ボトボトッ グチャ

戦士「うわあああグロいグロいグロいいいい」

魔法使い「いや……いやぁ……」フルフル

武闘家「ぉぇえええ」ビチャビチャ

戦士「おいお前なに切り刻んでんだ殺すぞ!?」

賢者「……魔法の選択を間違えましたかね。とりあえずこの場を離れましょうか」



賢者「いや、爆裂系の魔法ではGの破片が飛び散ってもっと酷いことになりますし、炎系だと森が火災になりかねませんし」

戦士「そりゃそうだけどさ……他に何かねえのかよ」

賢者「……ああ、氷系が効きそうですね。次からそうしましょう」

魔法使い「次からって……まさかと思うけど、この森、あんなのがうようよいるんじゃないでしょうね……」

賢者「いえ、あのような大型生物はあまり多産ではない筈ですから、滅多に出くわすことはないでしょう」

戦士「もしまた出てきちまったらお前に任せるわ……俺はあれ、無理……」





137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:25:14.20 ID:Scd1UbxD0

賢者「今夜はここで野営しましょう」

魔法使い「交代で見張りをしながら眠るのよね?」

戦士「そうだな。俺達は後でいいから、先に寝ろよ」

魔法使い「俺達って、あなたと賢者のこと?」

戦士「そうだよ」

魔法使い「ふむ……それでもいいけど、わたし、あなたと一緒の方がいいわ」

戦士「えっ」ドキッ

賢者「なるほど、それも一理ありますね。いえ、三理くらいはありますか」

魔法使い「そうでしょ」

戦士「えっ、何それ? 意味わかんないんだけど、お前らの間では話通じてんの?」

賢者「ええ、まあ……まず第一に、戦力のバランスというものがあるでしょう」

戦士「魔法を使える魔法使いちゃんと接近戦に強い俺、ってことか? いや、それなら俺じゃなくて武闘家ちゃんでも同じだよな」

魔法使い「そういう意味もあるけど……ちょっと悔しいけど、わたしと武闘家より、あなたと賢者の方が強いでしょ?」

戦士「ああ、まあ、そうかもな。バランスってそういうことか」





138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:29:19.31 ID:Scd1UbxD0

賢者「それに、知り合ったばかりの男の前で女性が2人とも眠ってしまうのも抵抗があるでしょう。不埒な行いでもされないかと」

魔法使い「あるいは、戦士と賢者が眠ってる間に、わたしと武闘家が金品を盗んで逃げてしまうかもしれないわね。ふふ」

戦士「……俺だってそれなりに人を見る目はあるつもりだ。魔法使いちゃんと武闘家ちゃんはそんなことしねえよ」

魔法使い「わたしもあなたと賢者を信用してるわ。わたしたちに人を見る目が無かったのなら、それは自業自得ね」

賢者「とはいえ、用心するに越したことはありません。これが2つ目の理由ですが、まあ私もこれに関しては心配していません」

魔法使い「その信頼関係をより強固にするためにも、新しい仲間同士で組んで親睦を深めるというのが3つ目の理由ね」

賢者「その点においても、私と魔法使いさんのように職種が似ている者同士であれば、元々話が合いそうですから……」

戦士「わかったよ。じゃあ俺と魔法使いちゃん、賢者と武闘家ちゃんで組むか。で、どっちが先に寝る?」

賢者「魔法使いさんは、寝つきはいい方ですか?」

魔法使い「どちらかというと夜更かし朝寝坊のタイプかしらね……武闘家は寝つきが凄くいいわよ」

賢者「では、私達が先に寝ますか」

武闘家「はい///」

戦士「よし、んじゃ野営の準備して飯食おうか」





141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:33:42.64 ID:Scd1UbxD0

武闘家「魔法使いちゃん」ヒソヒソ

魔法使い「何?」

武闘家「ありがと///」

魔法使い「別にあなたのために言ったんじゃないわ」

武闘家「ツンデレ?」

魔法使い「違うわよ。あと、一応言っておくけど、わたしが戦士に変な下心持ってるってことでもないからね」


戦士「日保ちしないもんから先に食っちまうか。つってもほとんど保存食の類しか持ってきてねえけど」

賢者「これと、これ……ですかね」

魔法使い「あら、これは何?」

戦士「あれ、魔法使いちゃん、ソーセージ知らねーの?」

魔法使い「初めて見るわ」

賢者「これ、茹でると美味しいんですけどね。水は貴重ですから火で炙って食べるとしましょうか」

戦士「どっかで湧き水でも見つかるといいんだけどな」

魔法使い「美味しそうね。肉を棒状に固めてあるのかしら」





143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:37:23.75 ID:Scd1UbxD0

戦士「作り方は聞かない方がいいかもな」

魔法使い「えっ何? 何か変な物で作ってあるの?」

賢者「いえ、ただの肉ですからご心配なく」

戦士「はは、聞いたら食欲無くすかもしれないから、食い終わってから教えてやるよ」

魔法使い「何それ……変な物ではないんでしょう? わたし、からかわれてるのかしら」

戦士「まあ食ってみろよ、うまいから。ほれ」スッ

魔法使い「はい」スッ

武闘家「あ、あたし?」

魔法使い「肉、好きでしょ」

武闘家「うん……な、なんか怖いね、えへへ」ペロッ

戦士「舐めてもあんまり味しねえと思うぞ」

武闘家「……はむっ」

魔法使い「美味しい?」

武闘家「はむ……んっ……ちゅぷっ……」

魔法使い「……」ツネッ





144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:41:24.12 ID:Scd1UbxD0

武闘家「痛っ。……あ、これ、すごく美味しい」ムグムグ

戦士「だろ。ほら、魔法使いちゃんも」

魔法使い「ありがとう。はぐ……はふっ、あふいわ」ハフハフ

戦士「なんかエロい」ヒソヒソ

賢者「……」ドスッ

戦士「いてっ。……さて俺も食うか。俺も好きなんだよなあこれ」モグモグ

魔法使い「本当に美味しいわ。どうやって作るの? 怖くなるようなこと?」ムグムグ

賢者「いえ、たいしたことではありませんよ。簡単に言いますと、挽いた肉を腸に詰めるんです」

魔法使い「腸……この皮って腸なのね。……まあ、それくらいなら」

賢者「ですよね。その程度で動じてたら冒険者なんてやってられませんよ」

魔法使い「そういえばあなたたち、旅にはかなり慣れてるようだけど、いつ頃からこういうことをやってるの?」

賢者「それほどでもないですよ。2年くらい前からですね。初めて旅に出たのは私達が17歳の頃ですから」

魔法使い「えっ、あなたたちって19歳だったの? もっと上かと思ってたわ」

戦士「俺もこいつも19だよ。なんだ、そんなに老けて見えるか?」

魔法使い「いえ……なんか落ち着いてて、大人っぽいというか……でも、わたしとひとつしか違わないのね。驚いたわ」





145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:45:24.79 ID:Scd1UbxD0

戦士「最初に会った時、19歳が18歳を子供扱いしちまってたんだな。あん時は悪かったな。ごめんよ」

魔法使い「別に気にしてないけど、わたしたちってそんなに子供っぽく見えるのかしら」

戦士「まあぶっちゃけ、見えるな。子供っつーか、ひよっこに見える」

魔法使い「むっ……冒険初心者なのだから、しかたないわ」

戦士「別にそれが悪いとは言ってねえさ。初々しくて可愛いよ。はは」

賢者「私達だってもっとベテランの方から見ればひよっこですよ。まあ、そのうち嫌でも貫禄が出てくるんじゃないですかね」

魔法使い「そうなのかしら。でも身長が低いのはどうにもならないわよね……」

賢者「っと、つい話し込んでしまいましたね。武闘家さん、私達はそろそろ眠りましょうか」

武闘家「はい///」



戦士「武闘家ちゃん、ほんとに寝つきがいいな」

魔法使い「ええ。なんだか本当に子供みたいね」

戦士「俺が初心者だった頃は、野営の時なんか興奮と緊張でなかなか眠れなかったけどなあ」

魔法使い「賢者もすっと眠ってしまったわね」

戦士「ああ、今は俺もあいつも眠ろうと思えばすぐ眠れるよ。しかしあれだな、武闘家ちゃんって無口だなあ」





149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:50:17.17 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「これ言っちゃっていいのかしら。あの娘、わたしと2人きりだとよく喋るわよ。わたしよりも」

戦士「へえ、そいつは意外だな。人見知りが激しいのか」

魔法使い「というか……男の人の前に出ると駄目みたい。緊張してしまって」

戦士「あー、それわかるわ。俺も女の子と全然喋れなかったからな。はは」

魔法使い「そうなの? わたしと普通に喋ってるのに。わたし、女と思われてないのかしらね」

戦士「いや、違うって。ちょっと前まではそうだったけど、今はまあ、わりと喋れるようになってきたってことだよ」

魔法使い「そう。だったらあの娘にもコツを教えてあげてほしいわ」

戦士「コツというか……よくわからんけど、俺の場合は、女の子の前でいいかっこしたいって思いすぎてたんじゃねえかな」

魔法使い「ボロが出るのを恐れて、それで喋れなくなってた?」

戦士「たぶん……いや、やっぱわかんねえや。ああ、それと、女の子が相手だと何を話せばいいかわかんなかったってのもあるな」

魔法使い「なるほど、男と女では好む話題が違うものね」

戦士「今でもそれはあるんだけどな。魔法使いちゃんと普通に話せるのは、同じ冒険者だからってことかもな」

魔法使い「たしかに、わたしもあなたとはなんか話しやすいわ。ああ、そういえば……ふふっ」

戦士「なんだ?」

魔法使い「あなた、なんかあの娘と似てるわ。雰囲気が」





154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 06:55:17.32 ID:Scd1UbxD0

戦士「そうかあ……? いや、俺は武闘家ちゃんが魔法使いちゃんと2人きりでいる時のことを知らんから、よくわからんけどさ」

魔法使い「考えてみたら、共通点多いじゃない」

戦士「共通点? えーと、戦士と武闘家だろ。これはまあ似てるわな。んで、異性がちょっと苦手ってところか。あとは何だ?」

魔法使い「あとは……ふふっ、言えないわ。これ言ったらあなたに怒られてしまうもの」

戦士「何だ……? 気になるな。怒らないから言ってくれよ」

魔法使い「そう? あなたって、大人っぽくて、しっかりしてて、頼りがいがありそうで、そこはあの娘とは違うのだけど」

戦士「だけど、何だ?」

魔法使い「本当に怒らない?」

戦士「怒らねえよ。早く言えよ」

魔法使い「じゃあ言うけど、あなたって、たまにちょっとアホっぽくて、そこが可愛いわ。ふふ」

戦士「あー……」

魔法使い「やっぱり怒った? ちょっと調子に乗りすぎたかしらね」

戦士「いや……自覚はしてる……」

魔法使い「ごめんなさいね。別に貶してるわけではないのよ。そういうところがあるから、あなたとは気安く話せるのよね」

戦士「……まあいいさ。魔法使いちゃんって武闘家ちゃんと仲がいいんだろ?」





156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:00:13.82 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「ええ、性格は全然違うけど、仲はいいわよ」

戦士「だったら俺と武闘家ちゃんが似てるのは、悪いことじゃないよな」

魔法使い「そうね。わたし、あなたとも仲良くなりたいわ。それと、あの娘とも仲良くして頂戴」

戦士「ああ、うん。まあ武闘家ちゃんも、慣れればもっと喋ってくれるようになるだろ。似た物同士だし、仲良くやるさ」

魔法使い(あのド変態なところは似てないけどね……)フゥ



賢者「ふふっ、戦士さんと魔法使いさんが眠ってると、静かになりますね」

武闘家「はい……そうですね」

賢者「まあ、たまには静かに過ごすのもいいものです。夜は長いですから、喋りっぱなしでは疲れてしまいますからね」

武闘家「そうですね……」

賢者「……」

武闘家(はぁ……無言で星空を眺めてる賢者さん……知的でかっこいい……///)チラチラ

武闘家(でも、このままずっと無言のままっていうのも……何か喋った方がいいのかな……何を喋ればいいんだろ……)

武闘家(彼女はいますか、とか、結婚してますか、とか、下心まるだしのことなんて聞けないし……)

武闘家(そんだけイケメンやったらもうその辺の女、手当たり次第に食いまくれるんとちゃいますのん? なんて聞けない……)





159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:05:13.90 ID:Scd1UbxD0

武闘家(女の子の口の中に精液をどぷどぷと注ぎ込んだことありますか、とか……)

武闘家(実は男の方が好きで、旅の間中、戦士さんのおしりを精液便所にしちゃってるんですか、とか……)

武闘家(そんなこと聞くわけにはいかないし……どうしよう、エロい話題しか思いつかない)

武闘家(何か……何か話題を……口まんことかケツまんことかじゃなくて、何か当たり障りの無いことを……)

武闘家(ああっ、袋を口に含んで舌でタマタマをれろれろされるの好きですか、とかそんな質問しか浮かばないっ)

武闘家(エロくない話を始めるときのきっかけって、どうすればいいの? 誰か教えて……)

武闘家(あ、そうだ。もう賢者さんに聞いちゃおう。どうすれば上手に会話を始められますかって)

武闘家(それで行こう。それ自体が話題になるし。あたしけっこう頭いいかも)

武闘家「あ、あのっ」

賢者「はい、何でしょう」

武闘家「あの、話を、き、きっかけっ」

賢者「きっかけ、ですか?」

武闘家「あ、はい、教えてほしいんですけど、始めはどういう感じでとか、えっと……」

賢者「ふむ……こういう旅を始めるようになったきっかけの話を聞きたい、ということでしょうか」

武闘家(違うけど、もうそれでいいや)コクコク





161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:10:18.17 ID:Scd1UbxD0

賢者「最初の旅の時は、あなたと同じような感じでしたね」

武闘家「あたしと同じ……えっ、ええっ?」

賢者「前に言ってましたよね。何の目的も無く、ノープランで飛び出してきてしまったと」

武闘家(あ、そっちか……それ言ったのあたしじゃないけど)

賢者「私もそうです。冒険に憧れて、とにかく旅をしてみたかったんです。勿論、知的好奇心というものもありましたけど」

武闘家「ちてき……好奇心、ですか?」

賢者「ええ。まだ見たことのないものを見てみたい。まだ知らないことをもっと知りたい。いろいろなことを体験してみたい、と」

武闘家(あたしで言うと、おちんちん見てみたい、精液の味を知りたい、いろんな体位を経験したい、みたいなことか……)

賢者「そんなわけで、当時からの知り合いだった戦士さんを誘ったのがきっかけです」

武闘家「戦士さんが受け……誘いを受けた側だったんですね」

賢者「そうです。それ以来、私の趣味につきあわされて、あちらこちらへと引きずり回されている、言わば被害者ですね、ふふ」

武闘家「でも、戦士さん、楽しそうです」

賢者「彼も冒険心は旺盛ですから。でも、彼が私の誘いを受けたもうひとつの理由というのが……あ、いえ、これはちょっと」

武闘家(えっ、なに? BL的な、もしくはガチホモ的な理由……?)

賢者「危く口を滑らせてしまうところでした。ふふっ、これを言ったら私が戦士さんに斬り殺されてしまいますね」





163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:15:36.26 ID:Scd1UbxD0

武闘家「何ですか? あたし、気になります」

賢者「あなたも私と同じく好奇心が旺盛なようですね。……どうしましょう。武闘家さんは口が堅そうな方ですし……」

武闘家(ホモなの? 男同士の行き過ぎた友情がいつしか愛欲となって漲っちゃったの? すっごい気になる!)

賢者「他言無用ですよ。戦士さん本人は勿論、魔法使いさんにもです」

武闘家「は、はい」

賢者「『強くてかっこいい冒険者になれば女の子にもてると思った』だそうです。ふふっ、不純な動機ですよね」

武闘家(ホモじゃなかったー! しかもあたしとあんまり変わんない動機だー!)

賢者「まあ誰でもそういう気持ちはありますからね、それが悪いとは思いませんけど。でも彼はそれが恥ずかしいらしいです」

武闘家「あたしも、それ、別に、いいと思います……」

賢者「そうですか。あなたが寛大な方で助かりましたよ。一応フォローしておきますが、彼は誠実な男ですよ。それは保証します」

武闘家「それは……わかります。それで、えっと、もてたんですか?」

賢者「いえ……そもそも冒険者って、あまり女性と交際するのには向いてないんですよね」

武闘家「そうなんですか……?」

賢者「ええ。旅に出てばかりでなかなか会う機会がありませんし、危険なことをしてますから、心配をかけてしまうでしょう」

武闘家「そうですね……」





164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:20:22.48 ID:Scd1UbxD0

賢者「無事に帰ってくるかどうか、心配しながら待つ立場となると……私が女性だったら、冒険者なんかとつきあいませんよ」

武闘家「たしかに……そうなると、つきあえる女の人は、限られちゃいますね……」

賢者「そんなわけで、残念ながら彼も私も、まだ女性とおつきあいしたことがありません」

武闘家(フリーだー! しかも童貞だー! まだ汚れを知らない清らかな童貞おちんちんが2本も、あたしの目の前に!)

賢者「今はこうして旅をしている方が楽しいですから、それでもいいですけどね。彼も同じ気持ちでいてくれるといいのですが」

武闘家(賢者さんの話はわかるけど、冒険者同士なら……どうしよう、聞いてみたい。冒険者同士でつきあうのはどう思うかって)

賢者「なんだか変な話になってしまいましたね。少々口が軽くなってしまいました。武闘家さんは聞き上手ですね」

武闘家(これだけはどうしても聞いておきたい……もうどう思われてもいい、いやよくないけど、でもっ)

賢者「まあ、こんなふうに取り留めのない話をするのもいいでしょう。今のところ、敵が襲ってくる気配もありませんし」

武闘家(リスクを恐れてたら、何もできないよね。勇気を出して、聞いてみよう)

賢者「そういえば、夜行性の魔物は、火を絶やさずに焚いておけば恐れて近寄って来ないという俗説がありますよね」

武闘家(って、あれ!? 話題変わっちゃってるっ!?)

賢者「確かに魔物の種類によっては火そのもの、あるいは光が苦手ということもあります。ただしそれは、……どうしました?」

武闘家「あ、いえ、えっと……あたし、賢者さんとお喋りするの、楽しいです……」

賢者「そうですか、楽しんでいただけて何よりです。では、火を恐れない魔物について少し詳しい話をさせていただきましょうか」





166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:25:37.27 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「……」パチ

魔法使い「……」キョロキョロ

魔法使い「……?」ポケー

戦士「お、魔法使いちゃんも起きたな。おはよう」

魔法使い「おはよう……」ボーッ

戦士「はは、冒険者はもっと目覚めがよくないと駄目だぞ」

魔法使い「そうね……ごめんなさい……」グシグシ

武闘家「魔法使いちゃん、おはよっ」

賢者「おはようございます」

魔法使い「おはよう……わたし、変な顔して寝てなかった?」

戦士「いや、可愛い寝顔だったよ」

魔法使い「……用を足してくるわ」

戦士「もう花を摘みに行くって言わねーのな」

魔法使い「……気取ってもしょうがないし」





168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:30:15.99 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「もう少し離れていて頂戴」スルスル

武闘家「なんで?」

魔法使い「見られたくないから」

武闘家「うんこするの?」

魔法使い「……そうよ。悪い?」

武闘家「悪くないよ。これくらい離れてればいい?」

魔法使い「それでいいわ。近づいてきたら殺すからね」チョロチョロ

武闘家「はーい。殺されてしまうのでうんこ中の魔法使いちゃんには近づきません」

魔法使い「そんなこといちいち言わなくていいから……んっ……」ボトッ ボト

武闘家「あとで魔法使いちゃんがどんなうんこ出したか見てみよっと」

魔法使い「本当に殺すわよ」フキフキ

武闘家「命と引き換えにしてまでうんこ見たいわけじゃないからやめておくよ」

魔法使い「よく考えたらしゃがんだ体勢でも攻撃魔法は使えるから、護衛はいなくてもいいわね。次からひとりでしようかしら」

武闘家「攻撃魔法だけじゃ対処しきれないかもしれないから駄目だよ」

魔法使い「そうね……ついでにあなたも済ませておいたら?」





171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:35:29.63 ID:Scd1UbxD0

武闘家「そうだね。見てもいいよ」スルスル

魔法使い「見たくないわ。ところで、わたしが寝てる間、どうだったの?」

武闘家「うん、賢者さんとお喋りした。前よりは喋れるようになったよ」チョロチョロ

魔法使い「そう、よかったわね」

武闘家「賢者さんも戦士さんも、彼女とかいないって。あとホモじゃなかったよ」チョロチョロ

魔法使い「えっ、そんなことまで聞いたの?」

武闘家「聞いたっていうか、自然な話の流れで聞き出せちゃったみたいな感じ」フキフキ

魔法使い「ふーん……」

武闘家「魔法使いちゃんの方は、戦士さんと進展あった?」

魔法使い「別にわたしは、そういうつもりは……まあ、戦士がどんな人かある程度わかってきたわ。ちょっとあなたに似てるわね」

武闘家「頭の中がえっちなことでいっぱいなの?」

魔法使い「それ以外のことで」

武闘家「それ取ったらあたし、何も残らないよ……?」

魔法使い「あまり似てないような気がしてきたわ」





173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:40:20.14 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「結構歩いた気がするけど、今わたしたち、どのあたりまで来たのかしら」ガサガサ

賢者「もうかなり奥深くまで来てるとは思いますが……」

戦士「この目印が遺跡の場所まで続いてるとすれば、そろそろ……おっ、あれじゃねえか?」

賢者「そのようですね。行ってみましょう」


魔法使い「建物が3つ見えるわね。まだ他にもあるのかしら?」キョロキョロ

賢者「ふむ……見たところ、発掘が必要な類の遺跡ではありませんね。少なくともこの場所にあるのは、これで全部でしょう」

魔法使い「あまり傷んではいないわね。わりと新しい時代のものなのかしら」

戦士「ああ、俺にもそう見えるな。遺跡というより、廃墟って感じかなあ」

賢者「そうですね。建築の様式から見て、遥か遠い昔の、魔法技術が隆盛を極めた時代のものとは明らかに異なりますが……」

魔法使い「でも、100年や200年程度ではないでしょう? 何年くらい前のものかわかる?」

賢者「木々に覆われていて全体像が見えませんし、断言はできませんが、古くても1000年前あたりまでかと」

戦士「なんかあれだな、中途半端に古いな。それくらいの時代なら今とたいして変わらんだろ」

魔法使い「でもわたし、こんなの初めてだから、結構興奮してるわ。中はどうなってるのかしら。早く入ってみたいわ」





174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:45:30.13 ID:Scd1UbxD0

賢者「武闘家さんは如何です?」

武闘家「あ、はい、入ってみたいです。あたしはこういうのよくわかんないですけど、なんかドキドキします」

賢者「ええ、そうですね。でもまずは外をぐるっとひとまわりしてみましょうか」

戦士「入り口探さないと入れねーしな」

魔法使い「中が魔物の巣窟になってるなんてこともあり得るのかしら……」

戦士「あるかもな。ま、そうならそうでブチ倒してやるだけさ。……だけどあの巨大Gみたいな奴は勘弁な」


魔法使い「あ、ここから入れそうね」

戦士「そうだな。どうする?」

賢者「他の建物も見てみましょう」


戦士「ここは……ちょっと崩せば入れそうだな」

賢者「大きめの建物が2つと、あとはあの小さな建物ですね。まずはあそこを調べて、危険が無さそうなら拠点にしましょう」





178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 07:59:58.13 ID:Scd1UbxD0

戦士「よし、じゃあまず俺が入って、安全だったらみんなを呼ぶよ」

魔法使い「危険だったらどうするの?」

戦士「みんなを呼んで助けてもらうよ」

魔法使い「何それ、どっちも同じじゃない」クスクス

戦士「みんなを呼んだあと俺だけ逃げるからちょっと違うな」

魔法使い「ふふっ……駄目よ。わたしは接近戦には弱いんだから、ちゃんと守って頂戴」

戦士「わかってるよ。んじゃ、行くぜ」

魔法使い「気をつけてね」

戦士「おう。……お邪魔しまーす、と」

魔法使い「……どう?」

戦士「普通の家っつーか……山小屋? 中にはなんにもねーな。入っていいぜ」

魔法使い「家具とか、その残骸のようなものも無いわね」トコトコ

賢者「ここで寝泊りするくらいはできそうですね。野宿よりはましでしょう」





182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:05:23.32 ID:Scd1UbxD0

賢者「さて、では、そこの一番大きい建物の中に入ってみましょうか」

魔法使い「この建物は何なのかしら……さっきの小屋もそうだけど、あまり飾り気が無い感じね」

賢者「私にもわかりませんが……まあ、入ってみてのお楽しみですね」

戦士「お、そっちに窓みたいな穴があるぜ。ちょっと覗いてみるか」

賢者「中の様子は……ほう。これは……」

魔法使い「何が見えるの? 高くて届かないわ」

戦士「んー、なんか広い」

魔法使い「広い部屋があるってこと? 他には?」

戦士「いや、なんか、この建物全体で1部屋みたいな感じに見えるな……」

魔法使い「そんなに広いスペースを何に使ってたのかしら……?」

賢者「魔物の類が巣食ってる様子もありませんし、入ってみましょう」





184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:09:34.69 ID:Scd1UbxD0

戦士「がらーんとしてるな。ほとんど何もねえや」

魔法使い「先にここを発見した人が、持ち出してしまったのかしら」

賢者「あり得ますが……私達が調べた限りでは、ここから何かが持ち出されたという情報は何も出てこなかったんですよね」

戦士「隅の方に何かあるな。行ってみようぜ」スタスタ

魔法使い「……棒?」

戦士「棒だな。短い棒が10本くらい、落ちてるっつーか、置いてあるっつーか」

賢者「何の飾り気も無い、金属製の棒ですね。ですが……」

魔法使い「ええ、微弱な魔力を感じるわ」

戦士「マジックアイテムなのか?」

賢者「よくわかりませんが……ちょっと待ってください。これは……鉄製ですかね。ふむ、保存魔法がかかっているようです」

魔法使い「保存魔法……今は失われてる魔法技術だわ」

戦士「ロストマジックってやつか……つーかなんでわかんの? かかってる魔法の種類とか」

賢者「いえ、これ、埃にまみれてはいますが、払ってみると錆ひとつありません。綺麗なものです。ですからそうではないかと」

戦士「ああ、なるほどな。ってことは、これが作られた頃にはまだ保存魔法の技術は途絶えてなかったってことか」

魔法使い「そういうことになるわね。建物が作られたのと、中に置いてある物が作られたのが同じ時代とは限らないけど」





187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:11:57.09 ID:YIFugt0EO

なんかちゃんと冒険してる!





189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:13:30.81 ID:Scd1UbxD0

戦士「ふーん。……あれ、この棒、意外と軽いな」

賢者「本当ですね……ああ、軽いのは中空になってるからですね」

魔法使い「何かの容器? という感じでもないし……駄目ね、手がかりが少なすぎて、何に使うものなのか全然わからないわ」

賢者「まあ、わかるのは、これは保存魔法を施された鉄パイプらしきものである、ということだけですかね」

武闘家「あ、あのっ」

賢者「おや、武闘家さん。何か気づいたことでも?」

武闘家「いえ、そうじゃないんですけど……あたしも、見たいです。いいですか?」

賢者「ええ、勿論です。どうぞ」

武闘家「……」ブンブン

魔法使い「振り回すのはいいけどわたしを殴らないようにして頂戴」

武闘家「あのっ、もう1本、いいですか?」

戦士「もう1本か? いいけど、それ、気に入ったの……?」

武闘家「……」ヒュン ヒュンヒュン ヒュンッ ヒュンヒュンヒュンヒュンッ

戦士「あれ、なんかかっこいい」





191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:17:36.05 ID:Scd1UbxD0

武闘家「……」ヒュンヒュンヒュンヒュン バッ ヒュンヒュンッ

魔法使い「この娘が武闘家らしい動きをしてるの初めて見たわ」

戦士「一撃の威力は低そうだけど、小型で素早い敵が相手なら俺より強いかもな……つーかこの棒って、武器なのか?」

賢者「いえ、違うと思いますが……まあ、武闘家さんが気に入ったのでしたら、使っていただいてもいいんじゃないですかね」


戦士「武器が手に入ってよかったな」

武闘家「はいっ」ムフー

魔法使い「これで少し、戦力が上がったわね。なんか冒険っぽくてかっこいいわ」

戦士「いや冒険っぽいんじゃなくて冒険してるんだよ。なんだ、魔法使いちゃんはごっこ遊びのつもりでいんのか?」

魔法使い「今のは言葉の綾よ。さあ、残ったもう1つの建物も調べましょう。今度はもっと凄いものが見つかるといいわね」


戦士「武闘家ちゃん、入り口が塞がってるからここをちょっと叩き崩して拡げてくれ」

武闘家「はいっ。……はぁあああ、たっ! あたぁ! あたたたたた!」ガンガンガンガン

賢者「入手した武器が早速役に立ちましたね」





193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:21:39.01 ID:Scd1UbxD0

戦士「ここも広くてがらーんとしてるな。で、ほとんど何もない」

魔法使い「そこに積んであるのは何かしら」

戦士「これは……あれだな。炭だな」

賢者「ええ。木炭ですね」

魔法使い「これもちょっと、お宝とは言えないわね……」

戦士「武闘家ちゃん、これも欲しいか?」

武闘家「いえ、これは別に……」

魔法使い「これも微かに魔力を帯びてるような……やっぱり、保存のためかしらね」

戦士「なあ、その魔法って失われた技術なんだろ? それがかけられてるだけで価値が出たりとかしねーの?」

賢者「まったく価値が無いわけでもないんですが、魔法自体はともかく、保存魔法を施された物品というのは珍しくないですから」

魔法使い「それは……たくさんあるのも当然よね。保存が利くのだから」

戦士「ああ、なるほど、そりゃそうか。……さて、と。他には特にめぼしいもんは見当たらねーなあ」キョロキョロ

魔法使い「これで探索は終わり?」

賢者「いえ、今日はこれくらいにしておきますが、地下室への隠し扉などが無いとも限りませんから、明日また調べてみましょう」





194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:24:25.64 ID:ySyf4qI/0!

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                          ゙i`    ,:;'' i; ヾi′
                           |    '"  ;:  ゙|
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                          i'^ゝ    _゙__,,!、
                            F、;ニニニニ、゙;‐''ヾ'
                       ,;-‐'′     ゙i i  i
                         /        ,!,!  ,!、
                     /        _,,ノノ   ; ヽ、
                      ,/       ,;-‐''′`ヽ、    ゙;、
                    i'  /_,,;-‐''′     ゙:、    ゙i
                    i   `i           ゙:、   ;゙ヽ、

棒を2本でヌンチャクかと思ったが鎖無いしこれしかイメージできない





197:>>194 だいたい合ってる:2013/07/12(金) 08:26:41.81 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「隠し扉……そう、それよ。もしそんなものがあれば、何か貴重な物が隠されてる確率が高いわ」ワクワク

賢者「この建物が何なのか、だいたい想像はつきますから、あまり期待はできないかもしれませんけどね」

魔法使い「何なの? この建物って」

賢者「魔法使いさんはどう思われます?」

魔法使い「普通に考えたら……」

賢者「ええ」

魔法使い「……倉庫、かしらね」

賢者「そんな感じでしょうねえ。私もその類のものだと思います」

魔法使い「でも、ただの倉庫だとしても、地下に何か、凄い秘宝が保管されてるかもしれないわ」

賢者「あるいは、ただの倉庫と見せかけて、地下に何か、謎の施設が隠されてるかもしれません」

魔法使い「……」

賢者「……」

魔法使い「わくわくするわね」ニヤ

賢者「ええ、とても」ニコ

戦士「よし、明日もはりきって探索するか」





199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:30:25.18 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「でも、なんでこんな人里離れた森の中に倉庫があるのかしらね」ムグムグ

戦士「今は人里離れた森だけど、昔は違ったんじゃねーの?」ムシャムシャ

賢者「もっと広範囲に探索すれば、町の跡なども見つかるのかもしれませんが……」モグモグ

魔法使い「そうなると結構大規模な調査になってしまうわね」

賢者「ええ。森の近くにしっかりした拠点を構えて、長期的な調査活動でもしないことには」

魔法使い「荷馬車を使って水や食料を大量に運び込むとか、あるいはそれらを現地で調達する手段が必要になってくるわね」

戦士「そこまでするほどの価値でもあればいいけどな。古くても1000年前程度の廃墟じゃなあ」

賢者「だからこそ既に発見されていたにも関わらず、今までほぼ手つかずのままだったんでしょうけどね」

魔法使い「水や食料にも限りがあるし、ここにいられるのはあと1日くらいのものかしら?」ゴクゴク

賢者「多少の余裕はありますが……まあ、建物は3つしかありませんから、丸1日あれば充分でしょう」

魔法使い「そうね……ご馳走様。美味しかったわ」

戦士「そんなもんでいいのか? あんまり食わねえんだな」

魔法使い「これでもいつもより食べてるくらいよ」

戦士「もっといっぱい食わないと背が伸びねーぞ」

魔法使い「もうとっくに成長止まってるわよ」ムスッ





201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:34:19.03 ID:Scd1UbxD0

戦士「ははは、じゃあ魔法使いちゃんの分も俺が食っちまおうかな。俺育ち盛りだし」

賢者「いつまで育ち続けるつもりなんです? 私の分まで食べないでくださいよ」

戦士「食わないよ。お前の分は武闘家ちゃんが食うから」

魔法使い「この娘、いつもわたしの倍くらい食べるからね」

戦士「まあ、俺達はな。しっかり食って体作らないと。なっ、武闘家ちゃん」

武闘家「はい///」



武闘家「ふぅ……戦士さん、気さくでいい人だね」チョロチョロ

魔法使い「ええ。最初に会った頃から親切だったし、大雑把なように見えて気配りもできるし。いい人と仲間になれてよかったわ」

武闘家「仲間になってくれただけでも嬉しいけど、おちんちん入れてくれたらもっと嬉しいよねー」チョロチョロ

魔法使い「……あなたのそういうところはもう諦めてるけど、せめてどちらか1人に絞りなさいよ」

武闘家「あたしはもう絞ってるよ。今のは魔法使いちゃんのことを言ったんだよ」フキフキ

魔法使い「あなたと一緒にしないで。済んだのなら見張り、お願いね」スルスル

武闘家「もう戦士さんに恋しちゃってるくせに、素直じゃないなあ」

魔法使い「そんなんじゃないわよ。仲間として信頼してるだけ。戦士だってわたしのことを仲間としか思ってないわ」チョロチョロ





204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:38:21.62 ID:Scd1UbxD0

武闘家「でも戦士さんだって男だし、性欲旺盛な年頃だし、魔法使いちゃんに裸で迫られたらフルボッキしちゃうんじゃない?」

魔法使い「そうかもしれないけど、わたしはそんなことしないから」チョロチョロ

武闘家「逆に戦士さんの方がおちんちんビンビンにして襲ってきたらどうする?」

魔法使い「戦士もそんなことしないから……仮にされたとしても、攻撃魔法で吹っ飛ばしてやるわ」フキフキ

武闘家「戦士さんは魔法使いちゃんとセックスしたがってると思うけどなあ。させてあげればいいのに」

魔法使い「……あなたに彼の何がわかるというのよ」イラッ

武闘家「よくわかんないけどね。魔法使いちゃんはわかるの?」

魔法使い「わたしだってそこまではわからないけど……でも、恋人でもない相手とそんなことをする人であってほしくはないわ」

武闘家「じゃああたしが協力してあげるよ。魔法使いちゃんが戦士さんと交尾、じゃなかった恋人同士になれるように」

魔法使い「気持ちだけありがたくいただいておくわ」



戦士「はぁ……やっぱりいいなあ……魔法使いちゃん。武闘家ちゃんも可愛いけど、やっぱり俺は魔法使いちゃんだな」

賢者「そうですか。結婚式には呼んでくださいね」

戦士「はぁ? 結婚式? なんすかそれ? そんなもんとっくに脳内で済ませて、今はもう俺の脳内嫁になってますけど?」

賢者「ふふ、それで満足してるのならそれでもいいですけどね」





205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:42:28.91 ID:Scd1UbxD0

戦士「実際に告ったりとかはちょっとなあ。まだ出会ってからそんな経ってねえし」

賢者「真面目な話、この旅が終わってからでも本当に交際を申し込んでみてはどうです?」

戦士「いや、それは……まあ、そうしたいけどさ……なんつーか、高嶺の花みたいな感じもするし……」

賢者「そんなに自分を格下に見てるようでは無理かもしれませんね。自信の無い男は女性からも価値が低く見えてしまいますから」

戦士「いや、俺だってそれなりにプライドは持ってるけどさ。魔法使いちゃんが理想の嫁すぎて、なんか腰が引けちまうっつーか」

賢者「気持ちはわからなくもないですけど……ひょっとしてあなた、女性というものに幻想を抱いてしまってませんか?」

戦士「脳内で美化しすぎちまってるってこと?」

賢者「美化というか……彼女だって人間ですからいい所も悪い所もあります。理想化しすぎてしまうと、上手く行きませんよ」

戦士「それって、実際につきあうようになってからの話だよな。そのうち悪い所が目につくようになって、別れちまうとか」

賢者「おや、わかってるんじゃないですか」

戦士「まあ一応、知識としてはな……経験はないけど」

賢者「もの凄く耳が痛くて転げまわりそうです。私は何をしたり顔で語ってしまってたんでしょうか」

戦士「そういや、お前の方はどうなんだよ。武闘家ちゃんと……ん? あれ?」

賢者「どうしました?」

戦士「なんか揉めてないか? 魔法使いちゃんと武闘家ちゃん」





206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:47:41.59 ID:Scd1UbxD0

「いい加減にしなさい!!」


戦士「ほら」

賢者「魔法使いさんがあんなに声を荒げるなんて珍しいですね。何があったんでしょうか」


「言っていいことと悪いことがあるでしょう!? 冗談で何でも済まされると思わないで!!」


賢者「止めた方がいいんですかね……?」

戦士「いやでも……女の子が小便しに行ったとこに俺達が行くのもアレだし」

賢者「ですよね……戻ってくるのを待ちますか」

戦士「殴り合いでも始めたらさすがに行かなきゃいかんだろうけど」

賢者「武闘家さんが本気で殴ってしまったらちょっと、まずいですね」

戦士「魔法使いちゃんが攻撃魔法使っちまったりとか……いくらなんでもそこまでしないか……あ、戻ってきた」





207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 08:52:20.62 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「……」トコトコ

武闘家「うっ……うくっ……」ポロポロ

賢者「どうしたんですか? 何やら揉め事があったようですが」

魔法使い「何でもないわ」ムスー

戦士「何でもないって……何もなかったら武闘家ちゃんが泣いたりしないだろ」

魔法使い「それは……ちょっと、口論をしてしまったというか」

戦士「ちょっと、なのか? めっちゃ泣いてるぞ武闘家ちゃん」

武闘家「う……ううう……!」ポロポロ

魔法使い「これは……この娘が大袈裟なのよ。ちょっとイライラして、強く言い過ぎてしまっただけ」

賢者「差し支えがなければ、何があったか教えていただけないでしょうか」

魔法使い「……ごめんなさい、差し支えがあるわ。でも本当にたいしたことじゃないから気にしないで」

戦士「そう言われてもなあ……」

賢者「戦士さん、今はお二人とも感情が昂っているでしょうし、少し待ちましょう」

戦士「……そうだな。そうするか」





208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:00:21.63 ID:Scd1UbxD0

戦士「で、時間を置くのはいいとして、その後はどうするんだ?」ヒソヒソ

賢者「さて、どうしましょう」

戦士「いやいやいや、どうしましょうって、お前がそんなことでどうすんだよ。ええ? 賢者さんよぉ」

賢者「こういうのは専門外ですよ……何をどうすればいいのかまったくわかりません」

戦士「……まいったな」

賢者「……もう、何も見なかったことにしてほっときましょうか」

戦士「そういうわけにもいかんだろうがよ」

賢者「武闘家さんと魔法使いさんにも、全部無かったことにして忘れていただくというのはどうですかね」

戦士「そんなんでいいのか……?」

賢者「そのうち時間が解決してくれる、みたいな……駄目ですかね。やっぱりちゃんと話し合っておいた方がいいんでしょうか」

戦士「うーん……わからん……詳しい事情もわからんまま下手に口出ししてかえってこじらせちまうのもアレだしなあ」

賢者「元々仲が良かった2人ですし、私達があれこれ構わなくても、当事者同士の話し合いで解決できるのでは……?」

戦士「そうかもしれんけど……つーかお前、めんどくさいからっつって楽しようとしてない?」

賢者「そういうわけではないですけど……まあ、後でちょっと、武闘家さんと話してみますよ。余計な口出しにならない程度に」

戦士「俺と魔法使いちゃんが寝てる間にか。じゃあ俺は魔法使いちゃんと……やべえ、なんか怖い」





211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:05:15.11 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「……」ムスー

武闘家「……」シュン

賢者「さて、今夜は小屋の中で眠るとしましょうか。……武闘家さん、眠れそうですか?」

武闘家「……はい」トコトコ ゴロリ

戦士「今の精神状態で寝ろっつってもなかなか眠れないかもな。眠りの魔法でも使ってやったらどうだ?」

賢者「ええ、まあ、どうしても眠れないようでしたら……あ、あれ」

武闘家「……」スー スー

戦士「ええー」

賢者「……私も寝ますから、見張りをよろしくお願いします」





212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:10:16.73 ID:Scd1UbxD0

戦士「はは、まいったな。武闘家ちゃんってほんと寝つきがいいのな。起きる時もぱっとすぐ起きるし、いい冒険者になれるよ」

魔法使い「……悪かったわね。わたしは冒険者に向いてなくて」ムスッ

戦士「あ、いや……まあ、寝起きが悪いのはちょっとアレだけど、いざという時は蹴り起こしてやるから心配しなくていいぞ」

魔法使い「そう。じゃあその時は頼むわ」ムスー

戦士「……あー、えっと、魔法使いちゃん。なんでそんなにむくれてんの?」

魔法使い「むくれてないわ」

戦士「そうかなあ。機嫌悪そうに見えるけどなあ」

魔法使い「良くはないわね」

戦士「まだ怒ってんの?」

魔法使い「怒ってないわ。落ち込んでるの」

戦士「そっか。そりゃまあ落ち込むわな。友達と喧嘩して、泣かしちまったらな」

魔法使い「……ごめんなさい」

戦士「いや、俺に謝られても。悪いと思ってんのなら、武闘家ちゃんに言いなよ」

魔法使い「そうじゃなくて……せっかくの楽しい遺跡探検なのに、わたしたちのせいで、雰囲気を壊してしまって……」





213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:11:38.13 ID:7stFtTDb0

ここは男の見せ所だな





214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:14:02.08 ID:GX5gkfTHT

ここはちんこの見せ所だな





216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:15:13.77 ID:Scd1UbxD0

戦士「あー……まあ、それはあるな。正直ちょっとあれだ、今こうして話してても、なんか気まずいよ」

魔法使い「……」シュン

戦士「だからちゃんと仲直りして、明日はまた楽しく探検しようぜ」

魔法使い「そうね……そうしたいわ……」

戦士「でもあれだな、さっき、俺達んとこまで声が聞こえてきてたけど、魔法使いちゃんって怒ると怖いのな」

魔法使い「恥ずかしいものを聞かれてしまったわね……」

戦士「俺も魔法使いちゃんを怒らせないように気をつけないとな。はは」

魔法使い「からかわないで頂戴。わたしのようなひよっこが怒っても、あなたは怖くなんかないでしょう?」

戦士「さあ、どうだろな。びびって小便ちびっちゃうかも。ははは」

魔法使い「もう、やめてってば。わたし、本当に落ち込んでるのよ。あなたたちに迷惑をかけてばかりで」

戦士「別にいいさ。その分戦闘とかで役に立ってくれたじゃん。攻撃魔法で、どーんって」

魔法使い「森に入るまではね……広い場所なら思う存分魔法を使えるし、敵と遭遇した時点で充分な距離があるから」

戦士「それだけでも充分助かってるよ。それぞれの役割ってもんがあるからな。逆にこういう森や建物の中では……あ、あれ?」

魔法使い「何? どうしたの?」

戦士「そういや俺、魔法使いちゃん達と出会ってから、全然戦ってねーや」





218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:20:19.19 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「そういえばそうね。わたし、あなたが剣を振るって戦ってる姿、一度も見てないわ」

戦士「何だよ、俺、魔法使いちゃんにかっこいいとこ全然見てもらってねーじゃん! 言っとくけど俺、結構強いからね!?」

魔法使い「それは…………ぷっ。ふふっ、ふふふふっ」

戦士「笑うなよ……くそ、そのうち見せてやるからな、俺が戦ってる時の超かっこいい姿を」

魔法使い「ふふっ。そんなの見せてくれなくてもいいわよ。そのままでも充分かっこいいわ」



武闘家「……」パチ

武闘家「……」ガバッ

魔法使い「……」ジッ

武闘家「あ……」チラッ

魔法使い「用足しに行くでしょ」トコトコ

武闘家「う、うん」トコトコ





220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:25:17.01 ID:Scd1UbxD0

武闘家「……」チョロチョロ

魔法使い「……」

武闘家「……」チラッ

魔法使い「さっきは……」

武闘家「……」ビクッ

魔法使い「さっきは、悪かったわね。ちょっと強く言い過ぎたわ。ごめんなさい」

武闘家「うん……」ボトッ

魔法使い「……でも、間違ったことは言ってないつもりだけど」

武闘家「うん……あたしの方こそ、ごめんね」ボト

魔法使い「わかってくれたのならいいわ」

武闘家「うん……」フキフキ





222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:27:14.65 ID:YIFugt0EO

ボトッ←この台無し感www





224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:30:08.03 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「済んだ? わたしもするから」スルスル

武闘家「うん……」

魔法使い「強く言い過ぎたのは悪かったけど……あなたも泣いたりしないでよ。わたしがいじめたみたいじゃない」チョロチョロ

武闘家「魔法使いちゃんがあんなに怒ったの初めてだったから、びっくりしちゃって……すごく怖かった」

魔法使い「わたしだってびっくりしたわよ。あなたがあんなに怯えて泣いてるのなんて初めて見たから」チョロチョロ

武闘家「ほんとにごめんね……」

魔法使い「もういいわよ。いつまでもこだわってたら戦士や賢者にも迷惑だし」フキフキ

武闘家「またなかよくしてくれる?」

魔法使い「ええ。済んだから戻るわよ。暗いから足元に気をつけて」ガサガサ

武闘家「あ、魔法使いちゃん、そこあたしがうんこしたとこ」

魔法使い「えっ」ズザッ





225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:33:39.76 ID:znZADNs+O

ウンコあってこその青春やで





226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:33:59.38 ID:7stFtTDb0

流石うんこは平和の象徴やで





229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:35:20.02 ID:Scd1UbxD0

賢者「一時はどうなることかと思いましたけど、すぐに仲直りできたようで、安心しましたよ」

武闘家「はい……よかったです」

賢者「酷く落ち込んでいたようでしたから、どうやって慰めればいいのかと悩みましたけど、その必要はありませんでしたね」

武闘家「う……迷惑かけてごめんなさい」ペコリ

賢者「察するところ、揉め事の原因は、特に悪意は無く発した言葉が相手の逆鱗に触れてしまった、といったところでしょうか」

武闘家「そんな感じです……賢者さんは、何でもわかっちゃうんですね……」

賢者「いえ、なんとなくそうかなと思っただけですけど、当たっちゃいましたか。言葉には気をつけないといけませんね」

武闘家「はい……あのっ、賢者さんは、怒ったりとかすること、ありますか?」

賢者「私ですか。ふむ……余程のことが無い限り、怒ることはありませんね。人との諍いはなるべく避けたいですから」

武闘家「あたし、魔法使いちゃんに怒られたとき、すごく怖かったんですけど、もし、賢者さんに怒られたら、えっと……」

賢者「ああ、あれですか。普段おとなしい人が怒ると怖いという」

武闘家「それです。賢者さんに怒られたら、再起不能になりそうです」

賢者「ではなるべく怒らないようにしましょう。でももしあなたが何か悪いことでもしたら、長時間のお説教でもしましょうかね」

武闘家(賢者さんを怒らせちゃったら本当に死ぬほど凹みそうだけど……でもおしり叩かれたりはしてみたいかも///)





232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:40:20.77 ID:Scd1UbxD0

魔法使い『あぁ……美味しいわ……戦士のおちんちん……』ペロペロ

戦士『はぁはぁ……気持ちいいよ魔法使いちゃん……』

魔法使い『はむっ……んっ……んふっ……』ニチュ チュルッ

戦士『もう出そうだ……口の中に出していいか?』

魔法使い『ええ。あなたの精液、飲ませて頂戴……ちょうど喉が渇いていたところよ』パクッ


魔法使い「……」パチ

魔法使い「……?」キョロキョロ

戦士「おう、おはよう。よく眠れたか?」

魔法使い「……ええ」ポケー

戦士「こんな小屋の中でもやっぱ野宿よりは落ち着いて寝れるな」

魔法使い「……喉が渇いたわ。わたしの水筒……あ、あったわ」ゴクゴク

戦士「魔法使いちゃん、口ぱかーっと開けてアホみたいな顔で寝てたぞ」

魔法使い「ぶふぉっ!!」プシャアア





234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:44:17.81 ID:Scd1UbxD0

戦士「ははは、うそうそ。ちゃんと可愛い顔で寝てたよ」

魔法使い「けほっ……ちょっと、やめて頂戴。貴重な水が無駄になったじゃない」

戦士「なんだ、自分の寝顔がそんなに気になるのか? 冒険者がそんなもんいちいち気にしてちゃ駄目だぜ」

魔法使い「冒険者でもわたしは気にするの。本当に口開けてなかった?」

戦士「開けてなかったよ。つーか前に自分でも、気取ってもしょうがないとか言ってたのになあ」

魔法使い「それはそれ、これはこれだわ……」ブツブツ

戦士「ほら、もう目は覚めただろ。さっさと準備を済ませて、また探検に行こうぜ」

魔法使い「……ええ。今日こそ何か凄い物を見つけてやるわ」





235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:49:16.17 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「床を調べながら、この棒で叩いてみるというのはどうかしら。空洞があれば音が変わる筈だわ」

賢者「そうですね。やってみましょう」

戦士「ただのガラクタと思いきや意外と活躍してるな、この棒」コンコン

魔法使い「もうひとつの建物にある木炭には、何か使い道は無いかしら」コンコン

戦士「炭っつったら普通は火をつけて燃料として使うもんだろうけど、なんか危なそうで、あんまり使う気にならねーなあ」

賢者「筆記具や濾過に使われることもありますが、私達はそれらの道具は必要としてませんね」

魔法使い「あれを燃やすことで建物に何かが起きるとか、無いかしらね」

賢者「からくり的な何か、ですか?」

魔法使い「ちょっと考えすぎかしら……」

賢者「ふむ……もう少し単純に考えて、木炭を積むことによって、その下に何かを隠してあるとか……」

魔法使い「あっ、それ、すごくありそうだわ!」

戦士「ここを調べ終わって向こうの建物に行ったら、まずそこを調べてみるか」

魔法使い「そうね。楽しみだわ」コンコン

コンコン コンコン

魔法使い「……ねえ、わたしだけ、先にちょっと木炭の所を調べに行っちゃ駄目かしら。すごく気になるわ」





237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:54:20.37 ID:Scd1UbxD0

戦士「いや、気持ちはわかるけどさ。単独行動は危険だろ」

賢者「そうですね。ここに到着してから危険な事は一度も起きてませんが、この先も安全だという保証は何もありません」

魔法使い「それは……そうね。でも……うー、気になるわ」

戦士「そんな焦らなくても地下室だか何かは逃げたりしねえよ」

魔法使い「それはそうだけど……」

武闘家「あ、あのっ」

賢者「はい、何でしょうか」

武闘家「えっと、あたしも、それ……死亡フラグだと思います」

魔法使い「…………そうね」

賢者「では、全員で行きますか。先にそちらを調べてからまたここに戻ってきましょう」

魔法使い「いいの? 二度手間になるけど……」

賢者「何かが見つかる可能性が高そうな場所からまず調べるというのも、それはそれで合理的なやり方ですからね」

戦士「よし、行くか」





238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 09:59:22.00 ID:Scd1UbxD0

賢者「ふぅ……木炭の下にも、何も隠されてはいなかったですね……」

魔法使い「ここが一番怪しいと思ったのに……ごめんなさい、余計なことを言って」

賢者「いえ、ここを調べたかったのは私も同じですから」

魔法使い「うう……期待が大きかった分、落胆も大きいわ」

戦士「まだあきらめるのは早いぜ。この建物を隈なく調べて、その後はまた、棒があった方の建物を調べよう」

魔法使い「勿論よ。何かありそうな場所よりむしろ、いかにも何も無さそうな場所の方が怪しいような気がしてきたわ」



戦士「無いな……」

魔法使い「何も無さそうな所にも何も無かったわ……」クタッ

賢者「仕方ありませんね。探索はここまでにしましょう」

魔法使い「ふぅ……床を調べるのって、結構腰に来るわね……」トントン

戦士「はは、おばあちゃんみたいだな」

魔法使い「子供扱いするか年寄り扱いするか、どっちかにして頂戴」ムスッ

賢者「何も収穫が無くて、すみませんでした」

魔法使い「いいわよ、そんなの。わたしは充分、楽しかったわ」





239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:04:18.37 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あのっ、あたしも楽しかったです……」

戦士「そういや武闘家ちゃんだけは収穫があったのか」

武闘家「はいっ」ヒュンヒュン

賢者「小屋に戻って休憩と食事にしますか。明日はまた森の中を歩きますから、充分な休養をとっておきましょう」

武闘家「あ、そういえば……」

戦士「なんだ? 武闘家ちゃん」

武闘家「小屋の床はまだ調べてないですね……」

賢者「あ……失念してました。灯台下暗しという奴ですね。小屋も調べておきましょう」



戦士「あったあああああ!!」

魔法使い「えっ、えっ、あったの!?」

戦士「あ、いや、音が……ほら」コンコン カンカン コンコン

魔法使い「音が違うわ!」

賢者「これは……埃を払ってみましょう」パッパッ

魔法使い「継ぎ目! 継ぎ目があるわ!」





240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:09:18.86 ID:Scd1UbxD0

賢者「この四角い継ぎ目……」

戦士「蓋……だよな、これ」

魔法使い「開けられそう?」ゴクリ

戦士「たぶん……」

賢者「武闘家さん」

武闘家「は、はい」

賢者「お手柄です」ポン

武闘家「あ……はいっ」パァアア

戦士「あー、でも、なんか水を差すようだけどさ。こんな小屋の床にある蓋って、単なる収納スペースっぽいよな」

魔法使い「確かに……何か入ってるとしても、お酒とか非常食とか、その程度の物かしら……」

賢者「まあそれは、開けてみてのお楽しみですよ」

戦士「開けんの? 蛇とか出てくるかもしれないから、俺は離れて見とくわ」

賢者「ご心配なく。毒蛇に噛まれたら私が解毒の魔法をかけてあげます」

戦士「はいはい、わかってますよ。馬鹿力だけが俺の取り柄だもんね」

武闘家「あ、あたしもやりますっ」





242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:14:16.74 ID:Scd1UbxD0

戦士「よし、じゃあ一緒にやるか」

武闘家「はいっ」

魔法使い「……」ゴクリ

戦士「せーのっ……!」

武闘家「ふんっ……!」

パカ

戦士「うわっ」ドサッ

武闘家「きゃっ」ドサッ

魔法使い「開いたわ!」

賢者「開きましたね」

魔法使い「あ、あら? 何これ」

賢者「収納スペースですね」

魔法使い「収納スペースだけど……中にあるこれって……」

戦士「俺にも見せて」

武闘家「あたしもっ」





247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:19:14.14 ID:Scd1UbxD0

賢者「ふむ、私の目に狂いが無ければ、これは書物ですね」

戦士「書物っつーか……絵本?」

魔法使い「変わった絵本ね。何故表紙に裸の女性が描かれているのかしら(棒)」

賢者「……」

戦士「……」

魔法使い「……」

武闘家(どう見てもエロ絵本です。本当にありがとうございました)

魔法使い「……とりあえず、中身を見てみようかしら」

戦士「あ、いや……見ない方がいいかもしれんな。よくわかんないけど」

魔法使い「何故?」

戦士「いやただの勘だけど、ひょっとしたらちょっと、刺激が強すぎる物が描かれてる可能性があるかもしれないなあ、とか」

魔法使い「子供扱いしないで頂戴。わたしだってもう18だから、大抵の物は平気よ」パラパラ

戦士「そうかもしれんけど……」

魔法使い「……うわぁ///」





249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:24:21.49 ID:Scd1UbxD0

賢者「これにも微かな魔力を感じます。保存魔法でしょうね。おそらく数百年前の書物でしょう」パラパラ

戦士「昔の人のエロ本の隠し場所見つけちゃったってこと?」

賢者「このリアリティに溢れる作風、これは現代でも充分に使え……通用するレベル、あるいはそれ以上の物と言えるでしょうね」

戦士「お前今使えるって言おうとしただろ」

賢者「ちなみに4冊ありますね」

戦士「おいお前まさかこの4人で山分けするとか言わねえだろうな」

賢者「最初からそういう約束でしたから……」

戦士「いやでも、女の子が2人いるのに……」

賢者「そうですねえ。魔法使いさん、どうされます?」

魔法使い「うーん……どうしようかしら。わたしはエロ絵本なんて欲しくないけど……」

戦士「じゃあ俺が2冊……いや、なんでもない。何も言ってないよ」

魔法使い「……でも、貰っておくわ。初めての冒険で得たお宝だものね」ニコ

戦士「じゃあ俺も1冊貰っとこうかな。別にそんな欲しくないけど、記念品として」

賢者「武闘家さんはどうされますか?」

武闘家「はい……あたしも欲しいです。初めての冒険の記念品として。中身は読みませんけど///」





254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:29:23.02 ID:Scd1UbxD0

武闘家「ただいまー。宿屋のあたしたちの部屋に着いたよ。ひと休みしたらオナニーしよっと」

魔法使い「無事に帰ってこれてよかったわね」

武闘家「帰る途中でわりと強い敵との戦闘が2回あったけど、賢者さんや戦士さんといっしょだったから、楽勝だったね」

魔法使い「そうね。あなたも結構やるじゃない」

武闘家「この武器があったしねー」ヒュンヒュン

魔法使い「大型の敵が相手だと、やっぱり戦士の剣の方が上だけどね」

武闘家「うん。戦士さんが戦ってる姿、かっこよかったね」

魔法使い「……まあ、普段とたいして変わらないけど」

武闘家「普段の戦士さんもすごくかっこいいからってこと?」

魔法使い「……そうよ」

武闘家「ふーん……」

魔法使い「何よ」

武闘家「べっつにー。賢者さんもかっこよかったなあ。いつも冷静で、でも戦闘の時はキリッとした表情で……はぁん……///」

魔法使い「まあ、確かにね。あの若さで賢者と呼ばれる程の人だし、あなたにはちょっと勿体無いかもね」

武闘家「魔法使いちゃんも賢者さんを狙ってるっ!?」





255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:34:47.65 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「別に狙ってないけど。でも本当にいい人だわ。あの人になら安心してあなたを任せられるかしら」

武闘家「その言い方だと魔法使いちゃん、あたしと別れちゃうみたいじゃない?」

魔法使い「そんなつもりで言ったわけではないけど」

武闘家「これからもいっしょにいてくれる?」

魔法使い「ええ、勿論よ」

武闘家「よかったー。じゃあ、いっしょに遺跡で見つけたエロ絵本読もっ」

魔法使い「……まあいいけど」


武闘家「わぁ……このお風呂のシーンいいなあ……ヒロインに対する主人公の愛情がすごく伝わってくる……」ペラッ

魔法使い「こっちのも、妹のように思っていた相手に恋愛感情を持つようになっていく過程が、丁寧に表現されてるわ」ペラッ

武闘家「昔の人はこういう純愛系の話が好きだったのかなあ。なんか、今のエロ絵本より上品な感じがするね」ペラッ

魔法使い「エロ絵本という時点で上品ではないような気もするけど、わたし、これは結構好きかも……えっ、何これ」ペラッ

武闘家「どうしたの?」

魔法使い「ヒロインが山賊に攫われて強姦されたわ」

武闘家「ええー」





260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:39:33.74 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あたしにも見せてー」

魔法使い「……」スッ

武闘家「うわぁ、服を引き裂かれて、大勢の男たちの前で股をぱかーっと開かれて、おまんこ見られちゃってる」

魔法使い「前言撤回するわ。わたしこういうの嫌い」

武闘家「乱暴におっぱい揉みしだかれて、乳首つまんで引っ張られたり、おまんこもぐちゅぐちゅいじくりまわされてる」ハァハァ

魔法使い「いや、そんなこと言わなくていいから」

武闘家「絶望的な表情で涙を流すヒロインに、下卑た笑いを浮かべた男たちが容赦なく膣内射精しまくって……」ハァハァ

魔法使い「……それ、あなたにあげるわ」

武闘家「これ絶対妊娠しちゃうね……えっ、くれるの? いいの?」

魔法使い「せっかくの記念品だけど、そんな気持ち悪いのはわたし、嫌だもの」

武闘家「じゃああたしのと強姦、じゃなかった交換してあげるよ。こっちは最後まで純愛だよ」

魔法使い「そう……じゃあ、そうしてもらおうかしら」

武闘家「でも、あたしたちも冒険者なんてやってたら、いつかこんなふうに敵に捕まって、犯されちゃうかもしれないね……」

魔法使い「そんなことにならないように、強くならないとね」

武闘家「賢者さんたちとこれからもいっしょにいられたら、こうならないように守ってくれるかな……」





265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:44:22.29 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「……そうね。きっと守ってくれるわ」

武闘家「賢者さんたちも山賊に捕まっちゃって、あの人たちの目の前であたしたちが犯されちゃったりしてね」

魔法使い「いや、今の話の流れからなんでそういう方向に持ってくのよ」

武闘家「山賊たちに処女を奪われるあたしを見て、賢者さんは悲しみながらも興奮して、勃起して、射精しちゃうの。ふふっ」

魔法使い「変な方向に話を広げないで。というかそんな変な想像で喜ばないで」

武闘家「その辺の山賊なんかにあの人たちが負けるわけないけどね」

魔法使い「わたしたちだってそんな雑魚には負けないわ」

武闘家「まあ、想像して楽しむのはいいけど、実際にはそんなことで処女を失うより、やっぱり好きな人に捧げたいよねえ」

魔法使い「想像でも楽しめないわよ」

武闘家「万一ってこともあるし、そうなる前にさっさと好きな人とセックスしておいた方がよさそうだね」

魔法使い「それは……そうかもしれないけど」

武闘家「魔法使いちゃん、あたし、勇気を出して賢者さんに告白するよ」

魔法使い「随分思い切った行動に出るのね。なんて言うつもり?」

武闘家「『遺跡探検は終わったけど、これからも仲間のままでいたいです』って」

魔法使い「……思ったよりまともね」





269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:49:37.06 ID:Scd1UbxD0

武闘家「いやいや、いきなり『おちんちん入れてください!』なんて言うわけないじゃない、常識的に考えて」

魔法使い「常識の範囲内で考えて言ったんじゃなくて、あなたにしてはまともねと言ったの」

武闘家「そんなこと……『仲間のままでいてください』って言うだけでも、あたしには精一杯だよ……」

魔法使い「こうして2人きりでいると忘れがちだけど、確かにあなたの性格だと、それだけでも結構勇気が必要かもしれないわね」

武闘家「うん、でも、勇気を出して言うよ。これで賢者さんたちとお別れなんて、絶対嫌だもん」

魔法使い「そうね。それはわたしも同じ気持ちだわ」

武闘家「じゃあ、魔法使いちゃんも戦士さんに言いなよ」

魔法使い「いいけど……それなら個別に言わなくても、2人に対して2人で一緒に言えばいいんじゃない?」

武闘家「言ってることは『仲間でいてください』だけど、心情的には恋の告白だから、個別じゃなきゃ駄目」

魔法使い「そういうものなの? わたしは恋の告白なんて初めて、いえ、したことが無いからよくわからないわ」

武闘家「そういうものなの。だから魔法使いちゃんもがんばってねっ。あたしもがんばるから」

魔法使い「うーん……よくわからないけど、お互い頑張りましょう」





272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:53:29.64 ID:Scd1UbxD0

賢者「野外での食事も趣があっていいものですが、久しぶりにこうしてまともな食事にありつけるというのも嬉しいものですね」

戦士「食料の残量とか気にしないで好きなだけ食えるしな」ムシャムシャ

魔法使い「あなたと武闘家は、そんなことを気にして食べていたようには見えなかったのだけど」

戦士「はは、帰り道が楽になるように荷物を減らしておこうと思っただけだよ」

魔法使い「絶対嘘だわ、それ」

賢者「水や食料が減った分、お宝を詰め込んで帰れたらよかったんですけどね。まあ、遺跡探検なんて大抵こんなもんです」

魔法使い「でも、初めての冒険……とても楽しかったわ。この思い出は一生忘れないでしょうね」

戦士「俺達だって同じさ。初めてではないけど、今回は特に楽しかった。なっ」

賢者「ええ。本当に」

武闘家「あたしも、あの……ちょっと迷惑をかけちゃったりもしましたけど……」

戦士「それも含めて楽しかったってことさ。武闘家ちゃんにはお手柄もあったしな」

武闘家「はい///」

戦士「これ美味いぞ、食ってみろよ。ソーセージの茹でたやつ」

武闘家「あ、はいっ」

魔法使い「美味しそう。わたしもいただくわ」





274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 10:57:16.94 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「いつ言うの?」ヒソヒソ

武闘家「えっと、ごはん終わってから……」


戦士「さて、飯も食い終わったし、散歩でもするかな」

魔法使い「随分元気が余ってるのね」ゴクゴク

戦士「魔法使いちゃんとは鍛え方が違うからな」

魔法使い「わたしだって別に、運動不足じゃないわ」

戦士「そうか? だったら……ちょっと、その辺、歩かないか」

魔法使い「ええ……いいわよ」

賢者「では私は、先に部屋に戻ってますね」

武闘家「あ、あのっ」

賢者「はい、何でしょう」

武闘家「ちょっと、お話ししたいことが」ドキドキ

賢者「そうですか。私でよければいくらでも話し相手になりますよ」





277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:01:22.97 ID:Scd1UbxD0

武闘家「あのっ、あたし、賢者さんにお願いがあります」ドキドキ

賢者「お願いですか。ええ、私に出来ることであれば、何なりと」

武闘家「えっと、遺跡探検は終わりましたけど、こっこれからも、なまのままでいれてくださいっ」

賢者「……はい?」

武闘家「あ、あれ? ごめんなさい、噛んじゃいましたっ///」

賢者「あ、はい。後半がよくわかりませんでした。もう一度お願いします」

武闘家「これからも、なかっ、なかまでいれたら、いたいですっ」

賢者「えーと……『これからも仲間でいられるものなら、仲間のままでいたい』ということでいいんですかね?」

武闘家「は、はい。それです」

賢者「ふむ……意外な申し出ですね」

武闘家「だめですか……?」

賢者「いえ、私の中ではもう、あなた達とは今後も仲間としてやっていくものだと、そう思い込んでましたから」

武闘家「え……」

賢者「そういえば、そんな話はしたことが無かったですね。勿論、喜んでお受けしますよ。これからもよろしくお願いします」

武闘家「あ……はっ、はい……///」





280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:05:33.05 ID:Scd1UbxD0

戦士「なあ、魔法使いちゃん。実は俺、魔法使いちゃんにちょっと、話があるんだ」

魔法使い「大事な話?」

戦士「うん、まあ、そうかな。俺にとっては大事な話だ」

魔法使い「そう。何かしら。何か頼みごと?」

戦士「そうとも言えるな……えっと、もし魔法使いちゃんが嫌じゃなければ……」

魔法使い「嫌じゃないわ。先に言ってしまうけど、答えはイエスよ」

戦士「えっ……?」

魔法使い「だって、あなたにとって大事な話で、わたしに頼みたいんでしょう? 断る理由なんて無いわよ」

戦士「いや、でも……ほんとにいいのか?」

魔法使い「あ……でも、わたしの答えを聞いた後で、あなたが頼みごとの内容を変えてしまったらどうしようかしら」

戦士「いや……」

魔法使い「困ったわ。もうイエスと言ってしまったから、何を要求されても断れないし……」

戦士「お、おい……」

魔法使い「なんだか怖いわ。わたし、あなたに何をされてしまうのかしら」

戦士「いやいやいや、怖くないから! 別にそんな、変なことしないから!」





284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:09:26.28 ID:Scd1UbxD0

魔法使い「そうなの?」

戦士「そうだよ。俺が魔法使いちゃんの嫌がることなんかするわけないだろ」

魔法使い「ふふっ、そうね。そう信じてるわ。で、わたしに対する要求は何?」

戦士「要求っつーか……えーと、あれだ。これからも俺達と一緒に冒険しよう」

魔法使い「それだけ?」

戦士「とりあえずは、それかな……」

魔法使い「もちろん、先に答えた通り、喜んでお受けするわ。それ、わたしの望み通りのことだもの」

戦士「そっか……嬉しいよ。んじゃ、これからもよろしくな」

魔法使い「ええ、よろしく。他には何かある? わたし、今はすごく気分がいいから、あなたの望みに何でも応えてあげるわ」

戦士「何でも……」ゴクリ

魔法使い「ええ、何でもよ」ドキドキ

戦士「……いや、今はいいや」

魔法使い「いいの? 欲が無いのね」

戦士「魔法使いちゃんの気持ちも大事にしたいからな」

魔法使い「わたしの気持ち……」





291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:12:51.10 ID:Scd1UbxD0

戦士「ああ。さて、そろそろ宿に戻るか」

魔法使い「あ、待って」グイッ ムニュ

戦士「えっ///」

魔法使い「行きましょ」ギュ

戦士「えっ、ちょっ、なんで俺の腕を抱きしめて歩いてんの……?」

魔法使い「わたしも、わたしの気持ちを大事にしてるの。今はこういう気分なのよ」

戦士「そ、そうか。そういう気分か」

魔法使い「ええ、そうよ」ピト





295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:17:14.50 ID:Scd1UbxD0

賢者「さて、今回の探検は終わりということで、これから帰るわけですが」

魔法使い「ひとつ問題があるわね」

戦士「あるなあ」

賢者「ですよね、やっぱり」

武闘家「うう……船は……」

戦士「だろーなあ。しゃあない、陸路をぐるっと遠回りして行くか」

武闘家「あのっ、でも、あたし、我慢します。吐き気止めの薬草があれば……」

魔法使い「本当にそれでいいの? 我慢できる?」

戦士「無理すんなって。別に急ぐ旅でもないし、遠回りになったってかまわないさ」

賢者「そういえば……陸路で行くのなら、ちょっと寄り道したい所があるんですが、いいですかね」

魔法使い「どこ? 面白いところ?」

賢者「ええまあ、私は面白そうだと思ってるんですが。ちょっとこの地図を見てください。ここから北上して……」

魔法使い「この古城址? いいわね。冒険の匂いがするわ」

戦士「わりと魔物がよく出る地域だよな。俺の腕の見せ所だ。武闘家ちゃんはどうだ? 行きたいか?」

武闘家「はいっ、行きたいです」





298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:19:17.70 ID:Scd1UbxD0

魔法使い(また戦士と一緒に冒険できるのが、たまらなく嬉しい……わたし、今、恋をしてる……)ドキドキ

武闘家(まだ賢者さんとセックスできそうな感じじゃないけど……でも今はこれでいいや。冒険って楽しい)ワクワク

魔法使い「楽しみだわ。どきどきするわね」

武闘家「うんっ、わくわくする!」



おわり





300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:19:44.12 ID:8Jy9mo4N0







301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:20:09.59 ID:hXGGRIy00

乙 





302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:20:18.22 ID:nF7GMWdvO







305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:21:03.25 ID:znZADNs+O

面白かった ボトッ





306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:21:04.36 ID:sYLABagRT

結局セックスしなかった…





312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:25:29.28 ID:Scd1UbxD0

ご愛読ご支援ありがとうございました


セックスはまあ、こいつらのこの感じだとすぐにはやらなそうだけど
1週間後だか1ヶ月後だか1年後だか、そのうちするんじゃないですかね





319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:36:43.44 ID:M3FcTNzm0

>>312
面白かったよ
おつおつ





315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:27:21.06 ID:YIFugt0EO

間違いなく魔法使いが先に処女喪失





317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:28:46.24 ID:TAeZFyyB0

おつんつん
むっつりスケベな魔法使いたそ〜





318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:29:23.56 ID:/ux6Fe9oI

良SSに巡り会えてよかった
長時間お疲れ様





320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/12(金) 11:39:50.56 ID:nHxaTkpp0

おつかれ
かなり良かった





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