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しんのすけ「あいちゃん…」

340:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 00:18:09.33 ID:s5Wn4qSZi
僕の名前は風間トオル。
ふたつ橋大学在学、テニスサークルに入ってる。
幼い頃から勉学に力を入れていた僕だけど、中でも英語には自信がある。

将来は父の様な、世界に出て仕事をこなす人になることかな。



風間「えっ、親戚の子の子守り?」

元スレ
しんのすけ「あいちゃん…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359707672/


 
 
343:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 00:25:52.36 ID:s5Wn4qSZi
母「そうなの。どうしても面倒見る人がいなくてね…トオルちゃんしか頼れないのよ…」

風間「そっか…でもその日なら予定も特に無いし、大丈夫だよ」

母「本当?じゃあそう伝えておくわ。まぁ18時くらいまでだから、よろしくね」

風間「任せてよ、ママ」

どうやら遠い親戚のおじさんが亡くなったらしい。僕はあまり面識が無いので、葬儀には出なくても大丈夫だそうだ。

しかし、その親戚の家にはまだ2歳の小さな子がいる。
葬儀の当日はどうしても忙しいのでその日だけ面倒を見て欲しいそうだ。




347:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 00:39:39.09 ID:s5Wn4qSZi
〜そして当日〜

母「トオルちゃん!そろそろ出るわよ!」

風間「うん!今行く」

母「今日はお願いね。泣かしちゃだめよ」

風間「大丈夫だよ!中学生の時に職場体験で保育園に行ったことあるし、経験が無い訳じゃないからね」

少し長い前髪をかきあげながら自慢気に話す。

母「うーん…ま、トオルちゃんなら大丈夫ね」




348:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 00:45:29.11 ID:s5Wn4qSZi
風間「そういえば、その子の名前何て言うの?」

母「ユウキちゃん、だったかしら…ほら、昔ハガキが来てたじゃない」

風間「あ〜あったあった!目が大きくてまん丸だった子だね」

母「よく覚えてるわね…記憶力が良いのね。流石だわ」

風間「あっ…う、うん!そうだね!ママ!!」

(どうしても小さい子は気になっちゃうんだよな…まぁ、ユウキちゃんって、男の子だな)




349:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:03:28.59 ID:s5Wn4qSZi
葬儀の会場も親戚の家。
僕もママと一緒に行って、ユウキちゃんを引き取る。

母「着いたわ」

玄関先にはすでに親戚の人が立って待っていた。

親戚のおばさん「風間さん、こんにちは!トオルくんも大きくなったわねぇ…」

風間「こんにちは、今日はしっかりとユウキくんの面倒を見させて頂きます」

おばさん「まぁ…頼もしいわ♪でも、男の子じゃなくて、ごめんなさい…ほら…」

「え?」と風間くんと母は首を傾げた

ユウキ「こんに…ちは…」




350:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:15:39.85 ID:s5Wn4qSZi
おばさんの陰からひょこっと顔を出した子がユウキ。
ハガキの写真通り、目は大きくてまん丸だ。

しかし、髪は長くツインテール。
可愛らしい水色のワンピースを着ていた。

おばさん「夕日の夕に、希望の希で、夕希よ。よろしくね。」

母「あらやだ、ごめんなさい…勘違いしてましたわ…」

風間「僕も…勝手に男の子と決め付けてしまいました…ごめんなさい」

おばさん「いいのよ!よくあるもの…ユウキなんて男の子の方が多い名前だし。ま!とにかく今日はよろしくね♪」

風間「はっ、はい!」

母「じゃあ、18時からここで皆で夕食も頂くから、それまでに帰ってくるのよ」

おばさん「お願いね〜助かるわ〜♪」

風間「夕希ちゃん、行こっか」




351:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:19:33.11 ID:s5Wn4qSZi
夕希「いや…」

おばさんの服をぎゅっと掴んで離さない。

おばさん「こら!ママはこれから忙しいの!今日はお兄ちゃんに遊んでもらうのよ?」

夕希「やぁの…」

おばさん「まいったわ…もぅ…」

風間「あっ、ちょっと待ってください!」

風間はポケットから一枚のカードを出した。




354:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:28:26.01 ID:s5Wn4qSZi
キュアプリのキラキラレアカードだ。

夕希「あっ!きゅあぷりぃー!」

風間「これあげるから、お兄ちゃんと遊ばない?」

夕希「うん!いーよ」

おばさん「いいの?高いんじゃない?」

母「あら、いつ買ったの?」

風間「い、いや!これ貰い物なんだ!今日もしかしたら使えるかなって思ってさ!」

おばさん「なんだか気を遣わせちゃったかしら…ありがとうね」

風間「いえ、そんな事は…」

母「トオルも考えててくれたのね、よかったわ」

風間「はは…じゃ、夕希ちゃん行こっか!」

(ロリコンって思われちゃうとこだった…このカード3枚持ってるからあげてもいいなんて言えない…)




356:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:37:21.00 ID:s5Wn4qSZi
夕希「ママまたねー!!」

………
……


風間「ふぅ…なんとかなりそうだな」

(それにしたって…可愛いなぁ…////昔好きだった魔法少女もえPのはづはづにちょっぴり雰囲気が似てるなぁ////)

風間「夕希ちゃん、キュアプリ好きなの?」

夕希「うん!しゅき〜」

風間「どのキュアプリが一番好き?」

夕希「ぴーすきゅあぷり!」

そう言ってピースキュアプリの変身ポーズを真似て見せてくれた。




358:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:45:00.19 ID:s5Wn4qSZi
風間「すごい!上手だね〜!」パチパチ

夕希「えへへ…///ゆーきは大きくなったらね、きゅあぷりになるんだよお!」

風間(うおおおおおおお////可愛いよ!可愛いすぎる!!!!///)

「そっ、そうだ、夕希ちゃんは今何歳?」

夕希「あした!あした3さい!」

風間「明日?!それはおめでたいね〜…お兄ちゃんからプレゼントあげようか?」

夕希「ほんと?!やったぁ!お兄ちゃんやさしい!」

風間(あー本当に可愛い///明日は7月7日…七夕か。だから夕の字を名前に使ったのか…)




359:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 01:56:21.24 ID:s5Wn4qSZi
風間「えへへ…じゃあサトーココノカドーでも行こうか」

夕希「うん!いくー!」

「…お兄ちゃん…?」

風間「どうしたの?歩くの疲れた?」

夕希「お兄ちゃんはお手て、にぎってくれないの?」


ズキュゥゥゥウウウウン!

風間「あっ、ごめんね、忘れちゃってたね。はい」

夕希ちゃんの手を優しく握った。
少しだけかがまないと繋げないのが辛い…

でも、なんだかすごく嬉しい。夕希ちゃんの手はとっても小さくて…あったかかった。




367:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 15:50:07.44 ID:s5Wn4qSZi
風間「さ!ついたよ!」

夕希「やったーやったー!」

さっそくおもちゃ売り場に向かう

風間「どれが欲しいのかな?」

夕希「うーんとねー、これ!」

そう言って指差したのは

風間「キュアプリなりきりセット?」

(服だけじゃなくて、道具とか小物とか全部そろってるんだぁ…すごいや///)

「そっか、どれどれ…値段は…」

(げっ!一万六千円??!ちょっとこれは買えないな…)

夕希「お兄ちゃん…だめ?」

(ああああ…そんな眼差して見られたら…///)

風間「えーっとね、うーんと…あっ、夕希ちゃん、このお洋服はもう少し大きくならないと着られないよ?だからさ、こっちにしたら?!」

とっさに近くにあった、ピースキュアプリのカチューシャを取った。

夕希「あ!こっちでもいいよぉ〜!」

風間「よかった…」




368:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 16:04:09.04 ID:s5Wn4qSZi
さっそくレジに持っていって、一応ラッピングしてもらった。

風間「はい、お誕生日おめでとう」

夕希「ありがと!あけていい?!」

風間「えっ、あ、いいよ!」

(ラッピング無駄だったかな…)

夕希「じゃあこっち!こっち!」

夕希ちゃんにグイグイと腕を引っ張られ、エスカレーターに乗った。

風間「どっどこ行くの?」

夕希「こっちなのー!上だよー!」

風間(上…?)




371:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 18:01:52.25 ID:s5Wn4qSZi
着いたのは屋上だつた。

風間「上って屋上の事かぁ…」

夕希「こっち!こっち!」

近くのベンチに誘導された

夕希「えへへ…ここゆーきのイス!」

風間「そうなんだね」

ベンチに座り、さっそくカチューシャを出す夕希ちゃん。

包装紙をベリベリと剥がすと思っていたが、きれいに包装紙から取り出して、折り畳んだ。

風間「わぁ…夕希ちゃん偉いね!きれいに畳めてすごいなぁ」

夕希「そうでしょ!ママが教えてくれた!」

風間(なんて良い子なんだろう…//)




372:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 18:05:47.95 ID:s5Wn4qSZi
なんか日本語変ですみません。


夕希「ねーねー!これ、つけて!」

カチューシャを風間に渡す

風間「いいよ」

夕希ちゃんにカチューシャをつけて、髪型を少し整えてあげた。

風間「はい、できたよ」

夕希「ありがとー!お兄ちゃん!」

ぎゅっ

風間(だ…抱き付かれた…////可愛いよおお!)

「えへへ…あは…どういたしまして…//」




373:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 18:09:51.02 ID:s5Wn4qSZi
夕希「お兄ちゃん、お顔がまっかだよ?」

風間「えっ?!うそ…はは…あ、暑くなってきたのかな!……あ!夕希ちゃんソフトクリーム食べようか?!」

夕希「えっ、いいのー?!たべる!たべたい!」

風間「(なに小さい子に動揺してるんだ僕…)じゃ、買ってくるからそこに座っててね」

夕希「はーい!」

ベンチから数歩程離れた売買に向かった。




374:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 18:14:29.89 ID:s5Wn4qSZi
「いらっしゃいませ!」

風間「えっと…ソフトクリームが1つと、オレンジジュース下さい。氷抜きで」

「かしこまりました!」

風間(もう13時か…これ食べたら軽くご飯食べに行こう)

「お待たせしました、またお待ちしております」

風間「どうも…」

「夕希ちゃーん!買ってきたよ!!」

夕希「やったあ!ママに自慢できる!」

「ママー!…ママ?あれ?」




375:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 20:43:08.95 ID:s5Wn4qSZi
夕希「ママいないよー?なんで?」

風間「ママはお家だよ?」

夕希「なんで?なんで?ママ…うっ…ママぁ…うわあぁぁぁん!」

夕希ちゃんは泣き出してしまった。

風間「ええっ?!うそ…どうしよう…」

夕希ちゃんの頭を撫でてみたりしても「嫌だ」と手を跳ね返されてしまう。

それと同時に手に持っていたソフトクリームを落としてしまった。

夕希「うわあぁぁぁん!ぞぶどぐりーむ゙ううううう!!あーん!!」

風間「うそ…どうすればいいんだよぉ…」




382:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 21:25:53.06 ID:s5Wn4qSZi
夕希「びえぇぇぇええええ!!」

どんどん鳴き声が大きくなってきた

風間「うわあ…泣きたいのは僕だよぉ…」

(あれを出すしかない…)

「夕希ちゃん!見て!ピースキュアプリの激レアカードだよ!!(これは僕が四回目の大人買いをしてやっと手に入れた特別なカード!これで大丈夫だ!)」

夕希「うっ…ぴーす…あ…ママあああああ!!ママー!!!あーーー!!」

風間「ええっ!?このカードがダメならどのカードならいいんだよぉ!」

大きくなる泣き声は周りの人の注目を集めた。

『ちょっと…なにあれ…』
『誘拐…?』

風間「これじゃあ誤解されちゃう…」




「ちょっと!なにしてるの??!!」




384:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 22:53:05.32 ID:s5Wn4qSZi
風間(あ…僕は…終わった…)

?「んもー!なんでこんなに泣いてるのに放っておくの?」

風間「いや…僕は…」

いきなり来たその人は、夕希ちゃんの手を握りしめて、「大丈夫、大丈夫だよ…」と慰めた。

夕希「うぅ〜…ぐすっ…」

?「落ち着いたかな?鼻かむ?」

夕希「ん…」コク

?「はい、ちーん!」

夕希「ちーん!ふわ…ひっく…」

どうやら泣き止んだようだ。

?「ジュース、ください」

風間「へっ?あ、これ?」

オレンジジュースをその人に手渡した。




385:名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 22:56:40.03 ID:s5Wn4qSZi
ぽかーんと二人を眺める事しか出来ない自分が恥ずかしかった。

風間「あっ、あの…!」

?「なんですか?」

風間「ありっ、ありがとうございます」

?「これくらい、大丈夫です…それより、誘拐とかじゃないですよね…?」

風間「違います!!親戚の子なんです!!」

?「そう…ならいいんですけど…泣き止んだし、私そろそろ」

夕希ちゃんに「ばいばい」と言ってその人は歩き出した。




391:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 12:43:37.85 ID:s5Wn4qSZi
風間「あ、あの!!」

?「今度はなんですか?」

風間「(やばい…ちょっと怒ってる)お礼したいんですけど…!あの、お昼ご飯ごちそうさせてください!!」

?「いや、そういうのいいんで…」

夕希「お姉ちゃんとご飯食べたい…」

風間「あ、あの!夕希ちゃんもそう言ってるんで…」

夕希ちゃんはその人に駆け寄り抱きついた。




392:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 12:50:31.19 ID:s5Wn4qSZi
?「な、ちょ…(か、可愛い〜///)」

風間「あの…」

?「仕方ないですね…お昼だけですからね」

風間「わぁ!ありがとうございます!」

夕希「ありがとーござます!」

風間「あ、あの、あなた売店の方ですよね?」

?「そうです。まだ制服なんで…ちょっと着替えなきゃいけないので、ここで待っていてもらえませんか?」

その人は深くかぶった帽子を取った。




393:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 12:57:39.94 ID:s5Wn4qSZi
その人はショートカットがとても似合ってた。
目鼻立ちがよくて、色白だった。

風間「…きれい……」

?「じゃあ、すぐ戻るので…」

夕希「きれいなお姉ちゃんだったね!」

風間「んあ…え、あ、うん、そうだね!」

(あんなにきれいな人初めて見た…)

10分くらいしたらその人は戻ってきた。




395:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 13:22:45.63 ID:s5Wn4qSZi
?「お待たせしました」

風間「あ、いや!」

夕希「おねーちゃん!」

また抱きついた

?「あらあら、どうしたの?(この子めっちゃ可愛い…////)」

風間「そういえば…お名前伺ってなかったですね…僕は風間トオルです。今は大学四年生です。」

?「あ、そうですね。私はユウキです。専門学校通ってます。2年生です。」

夕希「ゆーきはゆーきだよ?」

ユウキ「え?」

風間「あ、その子も夕希って名前なんです!」

ユウキ「そうなんだ!お名前一緒だねぇ」

「なんだか嬉しいな♪」

にこにこ笑うユウキさん。

風間(笑うと、もっときれいだな…///)




396:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 13:34:23.90 ID:s5Wn4qSZi
ユウキ「この子の名前はどういう漢字で書くんですか?」

風間「あ、夕日の夕と、希望の希です!七夕が誕生日だから…多分…」

ユウキ「じゃあ明日誕生日なんだぁ…おめでとー♪」

風間「あの、あなたは…」

ユウキ「私?私はそのまま…勇気だよ。」

風間「courage?ですか?」

勇気「英語…発音良すぎてちょっと分からないですけど…多分合ってますよ(なんだこいつ…頭いいのかな?)」




397:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 14:40:10.81 ID:s5Wn4qSZi
風間「(発音褒められた///やっぱ僕って優秀なんだなぁ…)はは、そっか!」

「そうだ、なに食べに行こうか?この辺りで夕希ちゃんも行けそうなのは…、ファミレスか、回転寿司か、中華料理かな…?」

夕希「ゆーき何でも食べられる!」

風間「じゃあ、勇気さん決めてください」

勇気「あ…じゃ、じゃあ…>>407でいいですか?」

安価します!
ちょっと消えるので、戻ってくる頃にはレスついてるといいなぁ…

.侫.潺譽
回転寿司
C羃變鼠

おながいします




404:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 17:53:33.30 ID:4ILL7J6/0
2




405:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 18:24:35.56 ID:FYXV3Y9cO
ファミレスでパフェ食べる幼女




406:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 18:28:11.02 ID:qP7nQE/x0
高級中華!




407:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 18:35:22.72 ID:r9J++xdY0
1




409:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 21:41:13.31 ID:s5Wn4qSZi
勇気「あ…じゃ、じゃあ…ファミレスでいいですか?」

風間「わかりました。じゃあ行きましょう」

夕希「おこさまらんちー!」

三人で手を繋ぎながらファミレスに向かった。

勇気「夕希ちゃん、スキップして…楽しそう」

風間「そうだねぇ…でも本当、勇気さんがいて良かったです」

勇気「はは…でも、あたし夕希ちゃんが可愛くてついてきちゃった感じです…えへへ…」

勇気は苦笑いをした。




410:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 21:46:45.88 ID:s5Wn4qSZi
「いらっしゃいませ!デニズーへようこそ!」

風間「三人なんですけど…出来ればボックス席がいいのですが…」

「では、こちらへどうぞ!」

窓際のボックス席に誘導された。

夕希「ちっちゃいいす…ない…」

風間「あ!借りるの忘れちゃった…」

勇気「わたし借りてきますねっ!」

風間「ああっ!僕が…」

(行っちゃった…なんか僕、男らしくないっていうか…頼りないっていうか…)




411:名も無き被検体774号+:2013/01/08(火) 22:09:44.83 ID:s5Wn4qSZi
夕希「ありがとー!」

風間「ごめんね、なんか色々と…」

勇気「いいですよ、大丈夫」

風間「う、うん…じゃ、じゃあ、なに食べようか?好きなの頼んで!」

夕希「おこさまらんちー!ぱふぇー!」

勇気「なんでもいいんですか?」

風間「もちろん!」

勇気「いっぱいでもいいんですか?」

風間「…?たくさん食べていいよ?」

(こんな華奢な子だし、少食なんだろうなぁ…)




419:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 16:21:28.32 ID:s5Wn4qSZi
勇気「じゃあ…決まりました!」

ピンポーーン…

「お待たせしました、ご注文お決まりですか?」

風間「お子さまランチと、カルボナーラのサラダセットと…」

勇気「私は、ハンバーグのAセットで、あと季節のサラダと、たらこパスタとミニドリアで…」チラッ

風間の方を見た。

風間「へ?あ、あ、あとドリンクバー2つで!」

「か、かしこまりました!お子さまのドリンクバーは無料ですので、ご自由にどうぞ!」




420:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 16:41:59.24 ID:s5Wn4qSZi
勇気「ドリンクバーいってきますねー、なに飲まれます?」

風間「あ…コーラで…」

勇気「わかりました。夕希ちゃん、一緒に行こうか♪」

夕希「いくー!」

風間「勇気さんって…よく食べるんだなぁ…すごいや…」

(痩せの大食いってやつ?…本当にいるんだー…)

窓からの景色を眺めながらぼーっとしていた。

(ん…?あ…短冊だ…)

すぐ近くの商店街の文房具屋では、明日の七夕に向け、竹に短冊をつけられるイベントを行っていた。

(結構大きい竹を使ってるなー!すごくきれいだし…後で行ってみようかな…)




422:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 18:01:55.43 ID:s5Wn4qSZi
勇気「お待たせしました〜っ」

風間「あ、ありがとうございます」

勇気「あの、私、年下ですし、敬語じゃなくても大丈夫ですよ?」

風間「あぁ…そっか!専門の二年生ってことは、二十歳?」

勇気「そうです。風間さんは、二個上ですよね」

風間「そうだよ。ふたつ橋大学の四年生さ」

勇気「(そこまで聞いてねーよw)わぁ!ふたつ橋大学なんて、すごいですね!」




424:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 19:21:43.76 ID:s5Wn4qSZi
風間「ははっ、まぁ、幼い頃から母にしつけられてきたからね…」

勇気「そうなんですねぇ〜(やばい変な人かも…)」

「失礼します。こちら、お子さまランチのおもちゃ、お一つお選びください」

勇気「あ、夕希ちゃんどれにする?」

夕希「んーとね、んーとね、これ!」

プラスチックのパズルを選んだ。
無言でもくもくと遊び始めた。

風間「すごいなぁ…」

勇気「熱心で、可愛いなぁ」

風間「あ、そういえば、勇気さんって名前…女の子でその漢字使う人初めて見たなー」




425:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 19:34:39.65 ID:s5Wn4qSZi
勇気「あー…そうですよね!私も会ったことないです」

風間「なにか理由あるの?」

勇気「深い理由は無いんですよ!ただ、親が愛と勇気って言葉が好きなだけで…ははは」

風間「じゃあ愛にすればいいのにね」

勇気「そうなんですけど、姉がいて、愛っていう名前なんです。次は男の子!って思ってたらしいんですけど…女の子だったんで…」

「まー結局、そのまま勇気になったんですよ」

風間「そうなんだね〜…でもさ、ステキな名前だよね」

勇気「(えっ…ドキッ…)いや…」

「お待たせしました!セットのサラダとスープです!」




426:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 19:40:40.03 ID:s5Wn4qSZi
風間「あっ、どうも…」

勇気(なんでこんな変な人にドキドキしたんだろ…)

風間「夕希ちゃん、僕のサラダ少し食べる?」

夕希「………」

風間「ははは、パズルに夢中だ…」

ニコニコ笑う風間。

勇気(……あ……///)




428:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 19:45:53.79 ID:s5Wn4qSZi
風間「どうしたの?暑い?こっち暖房あんまり当たらないから席交換しようか?」

勇気「へ…あ…いや!なんでもないです!大丈夫です」

風間「気を使わなくていいからね、交換したいとき言ってね」

勇気「ありがとうございます…」



「お待たせしましたー!」

頼んでいた料理が次々ときた。




429:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 19:53:07.12 ID:s5Wn4qSZi
風間「夕希ちゃん、ご飯きたよ?」

夕希「うん…まだ…」

風間「ご飯の時はパズルだめだよ?」

夕希「いまはご飯いらない…」

風間「だめっ!」

夕希ちゃんのパズルを取り上げた。

夕希「ゆーきの…返して!」

風間「ご飯食べたら返します」

「ご飯の時は遊びながらはダメなの!夕希ちゃんなら分かってくれるよね?」

夕希「うぅ…」




430:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 20:05:33.64 ID:s5Wn4qSZi
勇気「風間さんちょっと言い過…」
夕希「わかったぁ…」

風間「いい子だね」

夕希ちゃんの頭を撫でた

夕希「えへへ…///」

風間「じゃあ食べようか」

勇気「へぁ、あ、はい!いただきます!」

(良いとこあるじゃん、ただのナルシストかな?)




431:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 20:31:14.13 ID:s5Wn4qSZi
風間「勇気さん…かなり食べますよね…」

勇気「えっ、あ…へへへ…よく言われます…」

風間「いつもそのくらいは食べちゃうの?」

勇気「うーん…今食べてる量と、あとパスタ二皿ならいけますね…モグモグ」

風間「(うわっ…すごいな…いけますって…)へ、へぇそうなんだぁ〜」

勇気「食べるの好きなんですよねぇ〜」

………



風間「ふぅ、ごちそうさま」

夕希「ゆーきも全部食べた!」

勇気「ごちそうさまでした。風間さんありがとうございます」

風間「(えっ!もうあの量たべちゃったの??!!)あ、うん!どういたしまして!」

夕希「甘いの食べたい…」

勇気「あっ!それなら、美味しいクレープ屋さん、すぐそこにあるんですけど行きませんか?」

夕希「くれーぷ!食べるー!」

風間「じゃあ、行こっか(すごい胃袋だ…)」

会計を済ませて店を出た。




432:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 21:40:09.74 ID:HjjM1iYG0
勇気って原作にいた?全然知らない…




433:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 21:44:53.52 ID:s5Wn4qSZi
>>432
夕希&勇気は完全な>>1の妄想です
原作にはいません
妄想です
妄想です




436:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 22:24:09.15 ID:s5Wn4qSZi
勇気に着いていく。クレープ屋さんは文房具屋の向かいにあった。

風間「あれ?こんなお店あったっけ?」

勇気「先週できたばっかりです!すーごく美味しいですよ!生地がモチモチしててぇ〜…」

風間「そうなんだぁ!」

お腹はいっぱいだが、美味しそうな甘い匂いを嗅ぐと食欲がわいた。

風間「あ…でも、僕らは夕希ちゃんと半分こしますね。18時には夕飯なので…」

勇気「そっかぁ…じゃ!私のオススメ買っちゃうので、ちょっと待っててください」




437:名も無き被検体774号+:2013/01/09(水) 22:33:24.30 ID:s5Wn4qSZi
勇気「どうぞ!」

イチゴがたくさん入ったクレープを2つ買ってきた

夕希「わーい!おいしそうー!」

風間「本当だぁ…!」

さっそく夕希ちゃんに一口食べさせた

夕希「んー!!おいひぃ!」

風間「僕も食べよ!」モグモグ

「本当だ!すごく美味しい!」

勇気「えへへ…あたしもう三回も来てるんです…」

風間「でも、こんなに美味しいなら通っちゃうよ…また行きたいな」

夕希「ゆーきもー!食べたい!」モグモグ

勇気「あっ、夕希ちゃん、クリーム付いてるよ?」




441:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 00:33:50.85 ID:s5Wn4qSZi
勇気「今ふいてあげるからね」

そう言ってハンカチで夕希ちゃんのクリームをふいた。

風間(わぁ…///なんか絵になるなぁ///)

勇気「私にもクリームついてますか?」

風間「(見すぎた!)いや、ついてないよ!大丈夫!」

「あ、そうだ!食べ終わったらさ、そこで短冊書いていかない?!」

勇気「あ、実は私も気になってたんです♪」

夕希「ゆーきもー!」

風間「じゃあ、行こっか!」




442:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 00:43:00.67 ID:s5Wn4qSZi
食べ終えた三人は文房具屋まで歩く。

風間「近くで見ると迫力あるっていうか…結構大きいなぁ…!」

勇気「本当ですね!それに飾りもきれい…」

夕希ちゃんは笹に触れようとぴょんぴょんとジャンプして楽しそうだ。

勇気の言う通り、飾りもきれいだ。
流石文房具屋さんはきれいな折り紙などを使っている…

店員のおじいさん「おやおや、お嬢ちゃん書いていくかい?」

夕希「かく!かく!」

勇気「私たちも書いていいですか?」

おじいさん「いいよ、好きな短冊を選びなさい」

短冊はきれいな千代紙でできていた。

夕希「きれい!ゆーきこれ!」

ピンク色の短冊を選んだ。

勇気「じゃあ、私はこれ…」

風間「僕はこれにしよ」

勇気は黄色、風間は青い短冊を選らんだ




444:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 00:49:17.18 ID:s5Wn4qSZi
風間「夕希ちゃん、文字書けるの?」

夕希「ゆうきだけ書ける!でも、あとは分からない…」

風間「じゃあ、書けないところは僕が書くね、お願い事教えてくれるかな?」

夕希「んーとね、んーとね!おじいちゃんといっぱいあそべるように!! 」

「おじいちゃん、ずっと病院いたからあそべなかったの…」

風間「えっ…」

夕希ちゃんの言うおじいちゃんとは、先日亡くなったおじさんの事だ。




451:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 14:08:24.96 ID:s5Wn4qSZi
風間「夕希ちゃん…>>461。」

 屬じいちゃんは、少し遠い所に行ったよ」

◆屬錣った!そう書くね」




453:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 15:38:54.79 ID:IPFhBvn9O
2で!



わくわく




459:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 19:35:48.85 ID:RxP5dZYX0
2




460:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 19:36:20.98 ID:RxP5dZYX0
2




461:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 19:36:52.60 ID:RxP5dZYX0
2!!




466:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 21:58:35.70 ID:s5Wn4qSZi
風間「夕希ちゃん…わかった!そう書くね」

(本当にこれでいいのかな…)

勇気「浮かない顔してますよ?」

風間「あ…いや、ははは…」

夕希「おにーちゃーん!はやくー!」

風間「あっ、あ…の…あ…」

勇気「…夕希ちゃん、夕希ちゃんは大きくなったらなにになりたいの?」

夕希「え〜?ん〜?キュアプリだよ?」

勇気「そっかぁ…それならキュアプリになりたいって書かない?おじいちゃんと遊べないならさ、お姉ちゃんとお兄ちゃんが遊んであげるよ?」

夕希「うぅ〜ほんと〜?」




467:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 22:12:03.58 ID:s5Wn4qSZi
勇気「本当だよ…指切りげんまん」

「「うーそついたらはりせんぼんのーます!」」

夕希「えへへ…キュアプリにする〜!」

風間「そうだね!今書くね!」

(よかったぁ〜!救われたよ…あのまま書いていたら嘘ついてるみたいで、いい気しないし…)

早速書いて夕希ちゃんに名前を書かせた。

勇気「風間さんはなんて書くんですか?」

風間「僕は…これ!」

『父の様な人間になる』

勇気「わぁ…なんかすごいですね!!」

風間「僕は父を本当に尊敬しているんだ。勇気さんは?」

勇気「私ですか…?私は…」




468:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 22:22:59.36 ID:s5Wn4qSZi
『日本一のエステティシャンになる!!』

風間「エステティシャンになりたいんだね!すごいよ!」

勇気「いやぁ…そんな…」

夕希「えすてししゃん?」

勇気「エステティシャン…夕希ちゃんが大きくなったら、してあげるね♪」

夕希「うん!うん!」

風間「エステが分かってるのかなぁ…はは」

勇気「わかんない…ふふ。でも、私こんな笑顔が見たくて、エステティシャンになりたいなって…」

風間「ついでに僕のママもきれいにしてあげてよ」

勇気「えへへ、安くしますよ〜♪」

風間(なんか、楽しいなぁ〜…落ち着くし…)

勇気(さっきママって言ったような…いや、絶対言った。風間さんてナルシストでマザコン?w)




469:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 22:33:47.06 ID:s5Wn4qSZi
短冊を付けて、時計を見た。

風間(やば…もうそろそろ帰らないと…少し早めに帰った方がいいよね…)


女「あ、あの〜」

女性に声をかけられた

風間「はい?」

女「もしよかったら、写真とってくれませんか?」

風間「もちろん。いいですよ」

女「よかったぁ!」

男「嬉しいね!」

夫らしき人からデジカメを受け取った。男女は竹の前に並びピースをした。

風間「はいチーズ」

女「ありがとうございます!…見て見て!笹の飾りもこんなにきれいに写ってるわ!」

男「本当だぁ〜!七夕のいい思い出ができたね!」




470:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 22:40:41.39 ID:s5Wn4qSZi
勇気「あっ…もしよかったら、私たちも撮ってくれませんか?」

夕希「しゃしんとるー!」

風間「写真なら僕が…」

勇気「三人写らなきゃ意味無いですよ!」

勇気は女性にスマホを渡した。

女「ほらほら、撮りますよ〜っ!」

勇気「風間さん、ピース!」

風間「あっ、うん」

カシャッ

風間(女の子って本当に写真好きだなぁ…)

勇気「ありがとうございます!」

女「こちらこそありがとう♪写真撮ってもらえてよかったね、ヨシリン♪」

男「優しい人たちでよかったね、ミッチー♪」




471:名も無き被検体774号+:2013/01/10(木) 23:03:29.55 ID:6lcFZfJK0
>>470
こいつらかよwww




501:マジよしこ:2013/01/11(金) 21:29:23.35 ID:s5Wn4qSZi
ヨシリン「あっ、そろそろ帰って夕飯の用意しよ!ミッチー」

ミッチー「そうね、今日もヨシリンに喜んでもらうために頑張るわ!」

ヨシリン「ミッチー…愛してるよぉ〜」

二人は帰っていった。


勇気「なんかすごい人てした…」

風間「うん…まぁ、いい人達みたいだったから…はは」

夕希「ねぇねぇ、まだママに会えない?」

風間「しまった!そろそろ帰らなくちゃ!」

勇気「えっ!本当ですか?!あの!写メ送ります!」

風間「えっと…じゃあ、僕のアドレス簡単だから口頭で言っちゃうね」

「kazama…………」

勇気「おっけーです!じゃあ後で送りますんで!」

風間「今日は色々とありがとう」

勇気「こちらこそ…なんだかんだ楽しんじゃいました!」

夕希「お姉ちゃんまたねぇ!!」

風間「じゃ!」


風間たちは夕希ちゃんの家に帰っていった。




502:マジよしこ:2013/01/11(金) 21:39:15.30 ID:s5Wn4qSZi
風間「なんとか間に合いそう…夕希ちゃん、今日は楽しかった?」

夕希「すーーごくたのしかった!きゅあぷりもかってもらったし…お姉ちゃんともあそべたし…」

風間「よかった。また遊ぼうね♪」

夕希「うん!ぜったいだよぉ〜!」

風間「うん」にこにこ

(あー本当に小さい子は無垢で可愛いなぁ…)




503:マジよしこ:2013/01/11(金) 21:47:40.62 ID:s5Wn4qSZi
……………
……


夕希「ただいまーっ!!」

おばさん「おかえり。トオルくん、ありがとうねぇ」

「あらっ!なにこの頭の!?買ってもらったの?!」

夕希「うん!お兄ちゃんがくれたの〜」

おばさん「んもー…何から何までありがとうねぇ」

風間「いえ、ほんの気持ちですよ」

おばさん「本当ありがと。あ!ご飯できてるから、手洗ってらっしゃい!洗面所あっちだから!」

風間「はい、お借りします…」





チャララーーン♪




504:マジよしこ:2013/01/11(金) 21:51:32.52 ID:s5Wn4qSZi
風間「あ、メール…」


件名:勇気です

本文:今日はありがとうございました。夕希ちゃんにもよろしく伝えておいて下さい!

またクレープ食べましょうね!


風間「また、クレープ…食べましょうね…////」

(これってデートのお誘い?!やっぱ僕モテるなぁ〜////)

風間は添付されている写メを見た。

(よく撮れてるや………////勇気さん…やっぱりきれいな子だなぁ…///)


母「トオルー!まだなのー?!早くいらっしゃーい!!」

風間「わっ!!!(ま、ママか…)い、今行くよー!!」

(へへへ…今日は楽しかったな…)


風間はその写メを待ち受けにした。


(また、会えますように。)




505:マジよしこ:2013/01/11(金) 21:58:56.00 ID:s5Wn4qSZi
勇気「ふー…」

(バイト終わって、こがん時間まで遊ぶなんて思わんかった…)

(あたしも帰ろ…)

勇気も自宅に向かった。

(…でも久々に楽しかった…初対面の人とあがん仲良くなるのなんか無いけんねぇ)

(真面目な人やったなぁ…マザコンぽいけど…)


----プルルルルル----プルルルル




506:マジよしこ:2013/01/11(金) 22:05:58.84 ID:s5Wn4qSZi
勇気「もしもし?なん?」

愛「おー!勇気!元気でやっとっと?!」

勇気「まぁ、ぼちぼちー」

愛「あれー?なんか今日機嫌いいんじゃなか?なんばしよっと?」

勇気「なーんもなか!バイト帰り!」

愛「えー?なんか嘘くさ〜!あ、もしかして好きな人でも出来たと??」

勇気「そがんこと無か!!もー
!姉ちゃんこそ何で電話してきたと!」

愛「あ、夏休みとか帰ってくるかなー??って!いつ帰る?」

勇気「それならお母さんにメールしたばい。知らんと?」

愛「知らん!まぁ、帰ってくるっちゃけんね、好きな人の話せろな!」

勇気「だからー!」愛「じゃ!」

ツー…ツー…ツー…

勇気「切りよった…」




507:マジよしこ:2013/01/11(金) 22:14:52.82 ID:s5Wn4qSZi
勇気(姉ちゃんは…まったく…)

自宅に着いた勇気。

ガチャ

(ふー…疲れたぁ…明日の実習の準備せんば…)

(…メールもせんば!忘れんうちにしよ!)

(今日は…ありがとう…ございます………………うーん……また、クレープ…食べましょう…って書いとくか。社交辞令、社交辞令)

(写メ添付…)

「よしっ!完了」


メールを送り終えた勇気は、ピクチャーフォルダを開き、さっきの写メを見た。

(お!きれいに写ってるやん!…夕希ちゃん、マジ可愛い〜////)

(…風間さん…………よく見たらかっこいいかも…ちょっと)

(長崎帰って戻ってきたらお土産でもあげようかね…)

勇気はその写メを待ち受けに設定した。

「さ!明日の準備しよ!」




end




508:マジよしこ:2013/01/11(金) 22:19:35.19 ID:s5Wn4qSZi
くぅ〜〜〜〜終わりましたww


勇気ちゃんは長崎出身の子でした

今になって考えると長崎から春我部に行く意味って…専門学校だし…

まぁ細かいこと気にしたら、きりがないので終ります

支援ありがとうございました!




509:名も無き被検体774号+:2013/01/11(金) 22:24:50.17 ID:clKZXwk20
よかった!!

1乙!




511:名も無き被検体774号+:2013/01/11(金) 23:05:11.62 ID:aEgaEhbT0
よかったよ!
乙!




512:名も無き被検体774号+:2013/01/11(金) 23:11:23.15 ID:gOibkSEvO
乙!




520:マジよしこ:2013/01/12(土) 12:57:16.23 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「ねぇ!あなたコレ見て!」

ひろし「んだよ〜服なら買わねぇぞ〜この前バッグ買ったろ〜」

みさえ「違うわよ!!ここ!コレ!」

みさえは女性誌をひろしに見せた

ひろし「あん?かすかべ…ベーカリー…パン屋か?」

みさえ「そうよ〜♪ここ新しく出来たんだって!雑誌に載るくらいだからきっと美味しいわぁ〜」




521:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:03:24.95 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「でもここのパン屋、家からちょっと遠いぜ…車で行かないと…」

みさえ「えー…でも駐車場無いみたいよ…」

ひろし「おっ!じゃあ行けないな!せっかくの休みだしゴロゴロさせてくれ」

みさえ「なに喜んでるのよ!もー!散歩がてら行きましょうよ〜」

ひろし「え〜お前勝手に行けよ〜ひまわりでも誘えばいいだろ?」

みさえ「ひまわりには友達と遊び行くって言われてもうフラれたの…だからお願いあなた〜ん」




522:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:09:33.61 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「いーやーだ!俺はゴロゴロする!」

みさえ「(くそっ…)じゃー!いいわよ!今日はビール無しよ!」

ひろし「は?汚いぞみさえ!」

みさえ「じゃあ一緒にパン屋さん行きましょう♪」

ひろし「あーもー…わーったよ!行きゃあいいんだろ!行きゃあ!」

みさえ「やったー!あなた大好き!」

ひろし(ゲンキンなやつ…)




524:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:29:17.53 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「うーっ!寒い!」

みさえ「ふふふ…このパン屋と家往復したら結構歩けるわね…」ニヤリ

ひろし「お前…ダイエッ」
みさえ「出発おしんこー!きゅうりのぬか漬けー!!」

ひろし(やれやれ…歩いてもパン食ったら意味無いんじゃないか?)

のろのろと歩き始める二人。

みさえ「こっちの方って車でしか行かないわよね〜」

ひろし「あーそう言われてみればそうだな〜…ま、たまにはこうして散歩もいいな!」




525:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:32:39.52 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「ねーっ?!やっぱりそうよ!家でずっとゴロゴロしてるなんて良くないわぁ!!」

ひろし(みさえにだけは言われたくねぇ…)

「あ…あぁ…」

「でもよー、昔はしんのすけもひまわりも行く行く!って…一緒行くと大変な事ばっかりでよぉ…」

みさえ「本当!何回頭下げたことか…」

ひろし「ははっ………なんか、寂しいな。今になると…」




526:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:40:14.88 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「そうよねー唯一のシロもいなくなっちゃったし…」

ひろし「あぁ…シロが死んだときは、年甲斐も無く泣いちゃったよなぁ」

みさえ「ね…でも、シロ程愛されてる犬はいないわよね」

ひろし「そうそう!みーんな線香あげに来てくれたよな…ふたば幼稚園の先生たち…またずれ荘のみんな…」

みさえ「ご近所さんも、しんのすけやひまわりの友達も、みんな…商店街の会長さんまで来てくれたわね…!」

ひろし「そうそう!シロの奴俺達よりはるかに顔広いもんな!」




527:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:46:39.86 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「そうねぇ…」

「「はぁ……」」

ひろし「…おっと!いけねぇ!しんみりしちまったな!」

みさえ「あらやだ…楽しくいきましょ!」

…………
………


ひろし「それにしてもよぉ、しんのすけの奴、あいちゃん連れて帰ってくるとはなぁ〜」

みさえ「ほんとよねぇ!あんな美人さん捕まえて…しんのすけのどこがいいんだか…」

ひろし「そうだよなぁ…あいちゃんは幼稚園の頃からずっと好きだったみたいだろ?すげぇよ…」




528:マジよしこ:2013/01/12(土) 13:52:34.27 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「でも、しんのすけ、昔っからいざというときは誰よりも優しくて、頑張る子だったから…」

ひろし「あいちゃんはしんのすけのそういう所ちゃんと分かってくれてるんだろうな…」

みさえ「いい子と付き合えてよかったわねぇ…」

ひろし「羨ましいぜ!容姿端麗!しかもお金持ち!かーっ!いいなぁしんのすけ!」

みさえ「あら私がいるじゃない」

ひろし「そうだな(俺はメタボまっしぐらの妻…)」




537:マジよしこ:2013/01/12(土) 22:33:21.75 ID:s5Wn4qSZi
家を出て30分くらい歩いた。

ひろし「こんだけ歩くと体も暖まってくるな」

みさえ「そうねー500gくらい痩せたかしら?」

ひろし「んな訳…」
みさえ「あー!見てあなた!このカフェいい感じね〜」

ひろし(また話を遮りやがって)

「んあ、そうだな〜この辺にしちゃあオシャレな感じのカフェだな」

みさえ「車に乗ってたら見落としちゃう発見があっていいわ〜♪帰りここでお茶していかない?」

ひろし「え〜…」チラッ

店内をガラス越しに覗くひろし。

「(おっ!可愛い子ちゃん発見!)ま、まぁたまにはいいな!よし、帰り寄るか!」

みさえ「やったー!」




539:マジよしこ:2013/01/12(土) 22:39:36.96 ID:s5Wn4qSZi
あのカフェからまたさらに30分後

みさえ「やっと着いたわー!」

ひろし「遠かったー!これで美味くなかったら悲しいぜ」

みさえ「きっと美味しいわよ!」

「いらっしゃいませー!」




540:マジよしこ:2013/01/12(土) 23:08:48.16 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「おっ!いい匂いだな!」

みさえ「本当ねぇ♪」

ひろし「このパン美味そうだぜ」

みさえ「このあんパンもいいわね!」

ひろし「このチーズ入ってるの食いてぇな」

みさえ(ふふ…結構はしゃいじゃってるじゃない…よかったぁ♪)

……………
………


「合計で1980円でございまーす!」

ひろし「おい、財布出さないのか?」

みさえ「えっ、あなた買ってくれないの?」

ひろし「おいおい俺はついてきてやったんだぜ?そりゃ変だろ?」




547:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/13(日) 06:11:03.41 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「だってあたし今千円しか持ってないわよ〜」

ひろし「えーっ!なんだよそれ!」

みさえ「おねが〜い♪」

ひろし「ったくよぉ…」

(結局こうなるのかよ…)




「ありがとうございました〜っ」




548:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/13(日) 06:18:35.35 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「あなたーっありがとう♪」

ひろし「ほんとだよ…コーヒー代はみさえが出せよな!」

みさえ「あーはいはい」

「それよりさー!このパン一つ食べてみない?」

ひろし「おっ、そうだな!俺あんパンがいいな」

みさえ「嫌よ〜!あんパンは家でゆっくり食べたいの!」

ひろし「けっ!じゃあ好きなのにしろぃ」

みさえ「うーん。じゃあこのよくわかんないチーズので」

ひろし(俺が一番食べたかったやつか…なんか…むなしいって言うか…)




549:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/13(日) 06:23:29.92 ID:s5Wn4qSZi
モグモグ…

二人でパンを半分こして歩きながら食べた。

ひろし「このパン美味いぜ!」

みさえ「うん!来て正解だったわぁ!」

ひろし「そうだな」

(今日は天気もいいし…たまにはいいな。)

チラッ

(みさえは本当に美味そうに食うな〜…)

(なんだかんだ、みさえと一緒だと飽きないよな…結婚してよかったな…)




561:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 00:33:50.93 ID:s5Wn4qSZi
やっぱちょっと書きます!



みさえ「美味しかったわぁ〜♪あとは家に帰って緑茶と一緒にあんパンを…////」

ひろし「おい、お茶して帰るって言ったのはどこのどいつだ?」

みさえ「いっけなーい☆忘れてたわん」

ひろし(ほんとドジだなぁ…まぁ嫌いじゃないんだけどな)

15分くらい歩いて、さっきのカフェに着いた。




566:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 00:50:30.58 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「なぁ…あの子可愛いな///」ヒソヒソ

みさえ「私も思ってた!あんな可愛い子なかなかいないわね!」ヒソヒソ

みさえ「ふーっ…それに、落ち着くお店ねぇ…」

ひろし「そうだな…外国にいるみたいだな」

そのカフェは大きくはないが席数が少なく、広々としている。
アンティークの調度品で揃えられた店内はどこか懐かしい感じがした。




563:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 00:38:29.43 ID:s5Wn4qSZi
カランカラン…

「いらっしゃいませ」

みさえ「二人です」

「お好きな席にどうぞ」

みさえ「えーっと…あっ、窓際の奥!あそこいいじゃない♪」

ひろし「おう、そこにしようぜ」

席につく二人。

ひろし「俺、ホットコーヒーで」

みさえ「じゃあ…私は温かいミルクティーを…」

「かしこまりました」ニコッ




567:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 00:56:19.16 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「なんかよ、不思議と緊張しないな!」

みさえ「そうねぇ〜…こういうお店って普段は緊張しちゃうんだけど…」

「お待たせしました。ホットコーヒーと、ミルクティーでございます」

みさえ「あら!カップも素敵!」

ひろし「本当だ…俺のコペンハーゲンだぜ…」

「全て違う種類のカップを使用しております。あと、こちらはサービスのクッキーです」

みさえ「すごいわぁ〜!こんなお店なかなか無いわよ」

「ごゆっくりどうぞ」




568:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 01:04:50.31 ID:s5Wn4qSZi
ひろしはコーヒーを一口飲んだ。

ひろし「…これ…美味いなぁ…!」

みさえ「ミルクティーもすごく美味しいわ!紅茶の香りが鼻に抜けていくって言うか…」

ひろし「雰囲気よし、味よし、本当にいい店見つけたな!」

みさえ「また来ましょうよ!ひまわり誘って!」

二人はゆっくりとコーヒーや紅茶の味を楽しんだ。

しんのすけの話。ひまわりの進路の話。他愛もない話…。




569:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 01:12:13.55 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「なんだか久々ねぇ…こうしてあなたとゆっくり話すのも」

ひろし「あー…確かに。こんな感じで話すのは滅多にないな…」

「…ありがとよ。みさえ」

みさえ「ななななによ急に…!」

ひろし「みさえが誘ってくれたから、こうして話できてんだ。ありがとよ!」

みさえ「やっ、やぁねぇ〜…////」

ひろし(照れてやがる…まだ可愛いとこもあんだな)

ひろしはふと窓の外を見る。

休日の昼間とあって、手を繋いで歩く親子、犬の散歩をする人、デートするカップル…みんなそれぞれの休日を楽しんでいるようだ。




570:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 01:17:11.56 ID:s5Wn4qSZi
ひろし(みんな笑顔で、楽しそうだな…なんかこっちまで幸せな気持ちになる………ん??)

「……あ…あ…お…!」

みさえ「あなたどうしたの?変よ?」

ひろし「ああああれあれあれ…!あれ!」

窓の外を指すひろし。

みさえ「あれじゃわからないわよ…どこ?」

ひろし「あの!横断歩道渡って!向かいの!歩道!見ろ!」

みさえ「なによ〜………えっ…!!??!」

二人は目を疑った。




581:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 09:15:08.20 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「あれ、いや、でも…」


「「親父・お父さん」」


みさえ「なんでいるの〜!こっち来るなんて聞いてないわ〜!」

ひろし「親父の事だからなぁ…参ったな…」

みさえ「とにかく、追いかけなきゃ!あのまま家に行っちゃうわ!」

ひろし「そうだな!会計するから、お前先に行け!」

みさえ「わかったわ!」




583:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 09:35:40.91 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「ごめん!会計お願い!」

「かしこまりました!お急ぎだったのですね………1150円でございます…」

ひろし「あっ、気にしないで、お嬢さん」

お金を手渡すひろし。

「丁度お預かりします。またお待ちしています」にこにこ

ひろし「(かーっ!可愛いなぁ!////)お嬢さん、また来ますね、ハハハッ」

ひろしは歯とおデコをキラリと光らせた。

ひろし「ハッハッハ…!お嬢さん、お名前聞いていいかな?」

「あ、大原です…でも…あの、奧さまが…」

ひろし「奧さま?いやぁ、妻は先に…」クルッ

後ろを向くと、店の外で鬼の形相でこちらを見ているみさえがいた。

ひろし「あっ…ハハッ、ハハ…じゃ、おっ大原さん、また来るよぉっ…!」ガクガク

「ありがとうございましたぁ…」




584:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 09:43:07.10 ID:s5Wn4qSZi
キィ…

ひろし「どどどどうしたみさえ〜親父は見失っちまったか?仕方ないなぁ…!」

みさえ「…あ?」

ひろし「ごめんなさい」

みさえ「調子に乗るんじゃないわよ?あんな若い子相手にね…」

ひろし「ひいっ!勘弁してくれよ…」

みさえ「まぁ、今日はお父さん追いかけないといけないし…仕方ないわね」

ひろし(ホっ…)

二人は銀之助らしき人物の向かった方へ向かった。




588:名も無き被検体774号+:2013/01/14(月) 11:04:53.83 ID:VFkpCmgm0
長崎はもっと「ば」を使う




592:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 15:44:51.90 ID:s5Wn4qSZi
>>588
あんまり方言きつくしても、読みにくいかなって思ったんです。
リアリティー求めていたらすみません。




594:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 15:51:43.10 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「あれ〜?いねぇな…」

みさえ「変ねぇ…一直線の道だから遠くからでも見えていいはずなんだけど…」

ひろし「でも親父はなんでこんな所歩いてるんだ?そんなに土地勘あったっけ?」

みさえ「お父さんは相変わらず元気だから…散歩でもしてるのかしら?」

一直線の道を歩いていると前方に銀之助らしき人物がいた。




595:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 15:56:36.20 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「あっ!いた!おーい!親父ー!」

走り出すひろし。

みさえ「あっ、あなた待って!」

追いかけるみさえ。

ひろし「あれ…聞こえねぇのか?」

みさえ「人違いかしら…でも…似てるわよねぇ」

銀之助らしき人物は、右に曲がってしまった。




598:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 16:19:52.53 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「やべっ!見失っちまう!」

………



走るスピードを上げて二人も右に曲がる。

ひろし「はあっ…あれ…?」

みさえ「やだぁ… 」

銀之助らしき人物が民間に入って行くのが見えた。

ひろし「あれ〜…人ん家に入っていったぜ!?」

みさえ「人違いだったみたい…」

ひろし「なんだよぉ〜…ここまで来たのに最悪だぜ」

みさえ「元はと言えばあなたが悪いのよ!勘違いするから!」

ひろし「あ?お前だって親父だと思ってたじゃねぇか!」

みさえ「だってあなたがそう言うんだもん!もー!あなたが悪い!もっとあのカフェにいたかったわ!」

ひろし「んだよー!そんな言い方ねぇだろ?!」

ケンカになってしまった。




607:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 20:40:14.15 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「なーにーよー!本当のことでしょ??!!」

ひろし「あん?!なんだよお前ー!」

いつしか二人の周りには人が集まっていたが、そんな事は全く眼中に無かった。

みさえ「あーやだやだ。すぐ怒っちゃうんだもん!子供みたい!」

ひろし「なんだよー!お前はいちいち一言多いんだよ!」




「うるせー!!!人の家の前でなにしてんだー!!!」




608:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 20:45:43.30 ID:s5Wn4qSZi
ビクッ…!!

ひろし・みさえ「「あ、やば…」」


「いい大人がなにしてんだー!」


先ほど銀之助のそっくりさんが入っていった民間から誰か出てきた。

ひろし・みさえ「「ごめんなさーい!!」」

頭を下げる二人。

「おめぇら!うるせーべ!!こんな住宅街でなにを…………あれ?」

「あんたら…ひろしとみさえさんかい?」

「えっ?」と二人は頭を上げ、恐る恐るその人を見た。




610:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 20:52:25.53 ID:s5Wn4qSZi
「なーにしてんだーおめぇら〜」

ひろし・みさえ「「親父?!・お父さん?!」」

そこにいたのは銀之助のそっくりさんでは無く、正真正銘の銀之助だった。

ひろし「おっ、親父こそなにしてんだよ!!」

みさえ「そうですよ〜!こっちに来るなら来ると…」

銀之助「はっはっは!いや〜今回だけは秘密にしておきたかったんじゃ!」

「でも…もう隠せなさそうじゃな…」

ひろし「どういうことだ?」


ガララ…

?「野原さん、どうしました?大丈夫ですか?」

民家からまた別の人が来た。
銀之助よりは少し若い、おじいさんとおばあさんだ。




611:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 20:58:35.70 ID:s5Wn4qSZi
銀之助「いやー!大原さん!悪いなぁ、大丈夫ですよ!」

おじいさん「そりゃあ良かった。…で、そちらは?」

銀之助「あ、この二人な、例の息子夫婦だ。なんか偶然会っちまったみてぇだ〜」

おばあさん「あらあら、こりゃサプライズも失敗じゃないかい?」

みさえ「一体どういうことなの…?」

ひろし「いやぁ…さっぱり…」

おばあさん「立ち話もなんですから、皆さんお上がりくださいな」ニコッ

おじいさん「寒いからな、ほら、早く」ニコッ

おじいさんとおばあさんは笑顔が素敵な人だった。




612:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 21:05:11.21 ID:s5Wn4qSZi
いそいそと家に上がる二人。

おばあさん「お茶淹れるんで、座ってて」

みさえ「あっ、お気遣い無く…!」

客室に着いた。

おじいさん「さ、お座りください…」

ひろし「失礼します…」

みさえ「なんか…まったく状況が掴めないわ」ヒソヒソ

ひろし「俺だって…なにが何がなんだか…」ヒソヒソ



おばあさん「お茶、お持ちしました…」

お茶を置き、おばあさんも座った。




614:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 21:40:09.11 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「あの…これは一体…」

銀之助「うーん…どこから話そうかの…」

みさえ「えっと…まず、大原さん?とお父さんはどこてお知り合いになったのですか?」

銀之助「大原さんとはネットで知り合ったんだ〜」

おじいさん「そうなんです。SNSを通じてね」

相違っておじいさんはノートパソコンを持ってきた。

おじいさん「これです」

ひろし「…これ…フェイスブックですか?」

おじいさん「そう。最初は趣味が合うので友達になったんですよ」

銀之助「それに春我部にお住まいっちゅーことでな!いつか会えるんじゃねーかと思ったんだべ!」

おじいさん「そう。それで…これが私のブログです…日々の思うことや、植物の写真なんかを載せているんです」

みさえ「すごいわぁ〜!本格的…!」

ひろし「でも…俺たちは関係無いんじゃあ…」




615:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 21:55:13.17 ID:s5Wn4qSZi
銀之助「いや!それがなぁ〜大いにあるんじゃ」

おじいさん「この日のブログです。読んでみてください」

ノートパソコンをひろしとみさえが見やすい位置に移す。

20○○年○月○日

また産まれました。


我が家で長年飼っている雑種の犬。
また新しい家族が増えました。

元を辿れば、一代目のメスが脱走して、どこかの犬との子を妊娠したのが始まり…

その時は五匹授かりました。

無事に産まれ、三匹は貰ってもらいました。

そして、残りの二匹との間に、子が出来ました。

今回も五匹授かりました。

また貰い手を探しています。

気になりましたらご連絡下さい。




記事の最後には犬達の写真が貼ってあった。




616:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:03:06.19 ID:s5Wn4qSZi
その写真には真っ白で、ふわふわの小型犬がたくさん写っていた。

写真がを見るなりひろしとみさえは絶句した。

銀之助「どうじゃ!オラもたまには役に立つべ!」

おじいさん「野原さんは直ぐに連絡を下さってね…」

おばあさん「でも…何とも不思議な事があるもんだねぇ…」



ひろし「あ…あ…これ…」

みさえ「し、シロだわ…!シロ!シロよ!」


銀之助「本当はオラが連れて、ひろしの家にいきなり行って驚かそうと思ってたんじゃ…」

おじいさん「まぁ…でも、十分驚いているじゃないですか」ニコニコ




617:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:11:06.66 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「おっ…親父ぃいい!!」

ガシッ!

銀之助「なんだべ!きもちわりぃ!抱きつくな!お前はホモか!!」

ひろし「親父っ!親父っ!最高の親父だよぉお!」

みさえ「あっ、あのぉ…!」

おじいさん「早速会うかい?」

ひろし・みさえ「「もちろん!!」」

おばあさん「犬たちは二階にいるよ…どうぞ…」

ひろし「こっちですね?!行くぞみさえ!!」

みさえ「えぇ!」

ドタドタドタドタ…

二人は勝手に二階に上がって行ってしまった。

銀之助「はは…こりゃお恥ずかしい…」

おじいさん「おやおや…ははは」

おばあさん「よっぽど忘れられなかったんだねぇ…」

三人も二階に向かった。




619:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:22:24.64 ID:s5Wn4qSZi
ドタドタドタドタ…

足音に反応し犬たちは吠えた。

ワンッ!ワン!

ひろし「ここか?!」

キィ…

ドアを開けるとそのには犬達が集まってこちらを見ていた。

ひろし「あ…は…本当かよ…」

みさえ「嘘みたい…」

二人は犬達に駆け寄り抱き締めた。

ひろし「うおおお…シロっ…シロぉ……うぅ…」

みさえ「シロよ…グスッ…絶対、絶対シロの子だわぁっ!ズズッ…」

二人は大粒の涙を流していた。

ひろし「こんな事ってあるのかよぉ…うおお…ズズッ…」

みさえ「奇跡だわ…ひっく…えっ…うあぁん…」




620:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:33:46.17 ID:s5Wn4qSZi
銀之助「子供みたいに泣きよって…」

おばあさん「でも、本当に奇跡かもねぇ…」

おじいさん「この人たちなら…子犬を幸せにしてくれそうだ…」

ひろしとみさえは、わんわん泣いて喜んだ。

………
……


おばあさん「どれ、落ち着いたかい?」

ひろし「すいません…あんまりにも嬉しくて…」

みさえ「ほんと…恥ずかしいです…へへ…」

おじいさん「じゃあ、どの子犬にするかね?」




622:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:38:28.38 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「うーん…やっぱり…この子かな…シロに一番似てる!」

みさえ「私も同じ事考えていたわ!」

おじいさん「おぉ…シロ次郎を選んだか…」

ひろし「あっ、だめでしたか? 」

おじいさん「いやぁ…どの子でも良いんだが…」

おばあさん「シロ次郎はシロ子と仲が良くてねぇ…」

おじいさん「できるならその二匹は引き離したく無いんだ…」




623:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:44:04.88 ID:s5Wn4qSZi
クーン…クーン…

シロ次郎にすり寄る犬。

ひろし「この子がシロ子か…」

みさえ「二匹…かぁ…」

ひろし「………よし!二匹とも引き取ろうぜ!」

みさえ「えっ、でも…」

ひろし「家計ならなんとかなる!しんのすけも社会人になるんだし、大丈夫だ!」

みさえ「ん…そ…そうね、二匹とも迎え入れましょう!」

銀之助「おっ、それでこそオラの息子だべ〜っ!」

おじいさん「よかった…」

おばあさん「本当にね…よろしくね…」




624:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:52:10.71 ID:s5Wn4qSZi
引き取る犬も決まったので、一階の客室に戻り、役所への手続きの話などをした。

………



おじいさん「…ということで、よろしくお願いします」

ひろし「こちらこそ、ありがとうございます!!」



ガララ…

「ただいまぁ〜!あれ〜?誰か来てるの〜?」

おばあさん「おや、孫だ…すいませんねぇ…大声で…」

おばあさんは部屋を出て孫の所に向かった。

おばあさん「こら!今お客さんが来てるんだよ!」

?「あっ、ごめん!…もしかして、犬貰ってくれる人?」

おばあさん「そうだよ…お前も挨拶しておくかい?」

?「うん!どんな人か確かめなきゃ!」

部屋の外からそんな会話が聞こえてきた。

おじいさん「いやぁ…みんな声が大きくて…お恥ずかしい…」




625:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 22:56:17.36 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「いやぁ…私たちも大声でしたし…あははは…」

おばあさんが戻ってきた。

おばあさん「悪いねぇ…孫がどうしても挨拶したいっていうから…ほら!」

?「失礼します……あれ?」

ひろし「ん?あーっ!」

みさえ「あら!さっきの…!」

銀之助「可愛い子じゃあ…////」




627:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:27:59.97 ID:s5Wn4qSZi
おじいさん「あれ?顔見知りでしたか?」

みさえ「顔見知りというか…なんというか…」

?「さっき私のバイト先に来てくれたお客さんだよ〜!」

ひろし「なんか今日はすごい日だなぁ…」

みさえ「偶然が重なるわね…」

?「あっ…さっきはありがとうございます…私、大原ももこって言います」

ももこ「さっき急いでた理由はこの事だったんですか?」

ひろし「いやぁ…それが…」


さっきあったことを話した。




628:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:32:32.43 ID:s5Wn4qSZi
ももこ「へぇ〜そうだったんですね!」

「ふふ…でも、子犬たちも野原さんなら安心して任せられます♪」

銀之助「そんなことより、ももこちゃん可愛いのぉ…///そのバイト先とやらはどこだべ?///」

ひろし「親父…辞めてくれよ…」


あはははは…


そのあとは少し談笑していた。
あと、銀之助は子犬の為に首輪とリードを買っておいてくれていた。




629:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:37:07.14 ID:s5Wn4qSZi
カチッ…

ひろし「よし!これで大丈夫だな!」

みさえ「シロ子の首輪も付けたわ!」

銀之助「じゃあ、大原さん、世話になりました」

おじいさん「いえいえ、こちらこそ良かったよ…」

おばあさん「たまに遊びにいらっしゃいな…」

ももこ「待ってます!」

おじいさん達は犬たちを抱え、犬の腕を持ちバイバイと手を動かした。

ひろし「失礼します…」

三人は家路についた。




630:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:40:30.60 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「それにしても…親父…本当びっくりしたよ…」

みさえ「本当…!まさかこうなるなんて…」

銀之助「はっはっは!お前達の喜ぶ顔が見たくてな!」

ひろし「粋なことしてくれるぜ!……シロ次郎!シロ子!これからよろしくな!」

ワンッ!ワンッ!

みさえ「あら、シロに似て賢いのね…」




631:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:44:55.89 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「あ、そういや、こいつらの小屋どうしよう…」

みさえ「いけない!忘れてたわ…」

銀之助「まだ小さいししばらくは家の中で飼うじゃろ?」

ひろし「そうだな…ま、後々考えればいいか!」

みさえ「そうね…」


ガチャガチャ

ひろし「ただいまー!ひまわりー!?いるか?!」

ひまわり「父さん?やっと帰ってきたぁ〜!」

トントントン…

二階からひまわりが降りてきた。

ひまわり「んもぉ〜お腹すいた……え?」




632:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:49:56.17 ID:s5Wn4qSZi
ひまわり「おじいちゃん?!」

銀之助「ひまわりちゃん!元気しとったかの?」

ひまわり「またいきなり来…て………」

「シロ…シロがいる…二匹…どどどぉうしよぉ!シロの霊がぁ!」

みさえ「もー!霊じゃないわよ!本物!」

ひろし「そうだ!新しい家族だ!」

ワンッ!

ひまわり「あ…あは…可愛い…!!なんで?どうして?!」

銀之助「じいちゃんからのサプライズだべ!」

銀之助はピースサインをした。




633:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:55:26.47 ID:s5Wn4qSZi
ひまわり「えぇ?よくわかんないけど…可愛い〜!もふもふだぁ〜///」

みさえ「黄色の首輪がシロ次郎。ピンクの首輪がシロ子よ」

ひまわり「えへへ…本当に可愛いゾ////」

銀之助「そうじゃ!写メ撮ってやるべ!玄関に並べ!ほら!」

言われるがまま並ぶ三人と二匹。

銀之助「はい、チーズ!」

カシャッ

ひまわり「おじいちゃん、あたしの携帯でも撮って!」

銀之助「任せろ〜………はい、チーズ!」




635:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/14(月) 23:59:34.47 ID:s5Wn4qSZi
ひまわり「えへへ…兄ちゃんにメールする…///」

みさえ「きっと喜ぶわよ!ふふふ」

ひろし「よし!今日は親父も、新しい家族も来てくれた事だし、パーっとやろうぜ!」

みさえ「出前でも取りましょうか!」

ひまわり「やったぁ〜!」

銀之助「酒な用意してある!」

ワンッ!

ワンッ!

シロ次郎もシロ子も嬉しそうだ。




636:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/15(火) 00:04:19.02 ID:s5Wn4qSZi
〜〜〜♪〜〜〜♪

しんのすけ「メール…」

(ひまわりか…)

件名:速報!!
本文:家族が増えたよ!
兄ちゃん絶対喜ぶよ!


しんちゃん?
早く帰ってらっしゃい!
美人のママより


添付ファイル有り


(ま、まさか、母ちゃん妊娠したとかじゃないよな…取り敢えずこのファイル開こう…)

「…あ………」




638:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/15(火) 00:10:16.10 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「やっぱ寿司か?!それともウナギか?!」

みさえ「あーんピザも食べたいわ〜」

銀之助「若いお姉ちゃんも電話で呼ぼう!」

ひろし「はっはっは!親父!ちょっと違うぜ!飯の後に呼ぶもんだ!そりゃデリ」
みさえ「二人ともやめなさい」




〜〜♪〜〜♪〜〜♪

ひまわり「あっ!兄ちゃんから返事来たぁ」



件名:Re:速報!!
本文:今から帰る



end




639:名も無き被検体774号+:2013/01/15(火) 00:13:19.80 ID:4Mea/eOPT
去年実家の犬が死んだばっかりの全俺が泣いた




640:マジよしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/15(火) 00:13:57.98 ID:s5Wn4qSZi
今回も誤字脱字多くてすみません!

前回シロの事についてご指摘有りましたので、自分なりに妄想しました。

支援保守ありがとうございました!!




648:!ninjya:2013/01/15(火) 00:52:36.11 ID:l6l+Gcxa0
面白かった!

ななこお姉さんの話なんかも読みたいです




650:名も無き被検体774号+:2013/01/15(火) 01:08:36.84 ID:Nr+jqW1a0
面白かった 乙




767:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:11:19.81 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「やだっ!すごい雪…」

ひろし「今年の新成人は大変だなー」

ひまわり「あ〜これじゃあ遊び行けなーい」

ひろし「おっ!じゃあ父ちゃんと庭で遊ぶか?!ん?!」

ひまわり「うーん、いいや…」

ひろし「堅いこと言うなよ〜ひまわりぃ〜」

ひまわり「シロ子とシロ次郎と遊べば?」

ひろし「えー冷たいなぁ…」

みさえ「も〜、ひまわりだって高校生よ?」

ひろし「わーったよ!シロ子!シロ次郎!遊ぶか!」

ワン!ワンッ!




768:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:19:28.65 ID:s5Wn4qSZi
ーーーおはようございます今日は全国各地で成人式が行われておりますが広い範囲で大雪に…ーーーー

しんのすけ「うわぁ…まさかこんな雪になるとは…」

「あいちゃん来られないだろうなぁ…」

(でも連絡きてない…まだ寝てるのかな?)

コタツでテレビを観ながらボーッとしていた。




ピンポーーーン…


しんのすけ「えっ?!」

慌てて玄関に向かう。

ガチャガチャ…キィ…

あい「しんさま…寒いですわ…」




769:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:26:21.51 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ「あいちゃん!早く!入って!」

あい「おじゃまします…」

コートについた雪を払い、家に入った。

しんのすけ「適当にハンガー使って!なんか温かい飲み物いれる!」

あい「ありがとうございます」

素早くハンガーにコートを掛けてコタツに入る。

あい「あったか〜い///おコタは最高ですわ///」

しんのすけ(あいちゃんもだんだん庶民的になってきた気がするゾ)




770:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:35:29.10 ID:s5Wn4qSZi
ココアを2つ作った。

しんのすけ「お待たせしました」

あい「ありがとう、しんさま」

しんのすけもコタツに入る

あい「それにしてもすごい雪でしたわ…」

しんのすけ「電車ちゃんと動いてた?」

あい「いいえ?動いてませんわ」

しんのすけ「黒磯さんの車で来たの?」

あい「いや、今日はヘリできましたわ」

しんのすけ「こんな天気でヘリ?!」

あい「元空軍の腕利きパイロットがいますの。だから大丈夫ですわ。近くのビルのヘリポートからはさすがに歩きましたけど…」

しんのすけ「お、おぉ…(やっぱり庶民的じゃない…)」




771:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:43:34.37 ID:s5Wn4qSZi
ひろし「防寒はバッチリ!それ!行け!」

シロ子とシロ次郎を庭に放す。

ワンッ!

ひろし「よーし!年甲斐もなくはしゃぐぜ〜!」

ワン!

ワン!

ひろし「…あれ、シロ次郎ー?!」

ワンッ!

ひろし「おかしいな…いない…」

ワン!

ひろし「おーい、みさえー!」

居間のガラス戸を叩く

みさえ「なにー」

ひろし「シロ子とシロ次郎、家の中戻ったか?」

みさえ「やぁね〜あなたと外出たじゃない…」

ひろし「おっかしいな〜…」

ワン!




772:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:51:23.56 ID:s5Wn4qSZi
ひまわり「ねぇ父さん、あれシロ子じゃない?」

物干し竿の方を指差す

ワンッ!ワンッ!

ひろし「あ…本当だ!こいつら毛が真っ白だから雪と同化しちまってる…」

ひろしは老眼気味の目をこすった。

みさえ「もー、遊ぶのも程々にね!」

ひまわり「兄ちゃんいればさ、遊んでたのにね!」

みさえ「そうね…」

(…しんのすけ…成人の日になると思い出すなぁ…)




774:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 06:56:54.32 ID:s5Wn4qSZi
あい「今年の新成人は大変ですね」

しんのすけ「本当だゾ…こんな雪で…」

あい「今日の映画は中止ですね…」

しんのすけ「そうだねぇ…ま、たまには二人でグダグダするゾ!」

あい「そうですね!///」

しんのすけ(成人の日…もうあれから2年経ったのかぁ…)




778:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 14:29:57.33 ID:s5Wn4qSZi
〜二年前〜


みさえ「しんのすけー!!風間くん達来たわよー!!!」

しんのすけ「おー!もうちょっとで出る…!!」



みさえ「ごめんねぇ〜…まだトイレから出てこなくて…」

風間「いやいや、大丈夫ですよ」

ボー「まだまだ、時間あります」

みさえ「本当にごめんね〜…寒いから、中入って待ってて!?」

風間「はは…じゃあ、お言葉に甘えて…」

ボー「おじゃまします」




779:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 14:46:24.03 ID:s5Wn4qSZi
風間「おじゃましま〜す…」

ひろし「おっ!風間くん!ボーちゃん!かっこいいなぁ!!」

ひまわり「ほんとだぁ〜!スーツ似合う〜!」

風間「いやぁ…///」

ボー「ぼっ///」

みさえ「ほんとねぇ…それにしても、もう成人式かぁ〜」

ひろし「早いもんだよ…あんなにちっちゃかったのによぉ」

しんのすけ「オラもこんなに大きくなっちゃった…///」

風間「わっ!しんのすけ!」

みさえ「ちょっと!なんて格好してるの!」

トイレに入っていたしんのすけは、ワイシャツ一枚で戻ってきた。

しんのすけ「だって〜スーツにうんちの臭いがついたら女の子にモテないゾ〜」

みさえ「だからってもー!早く着なさい!」

ひまわり「兄ちゃんサイテー」

ひろし「ははは…ごめんな、二人とも…」




783:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 18:52:28.57 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「さっさと着替えなさい!」

しんのすけ「ほーい」

しんのすけは居間を出ていった。

ひろし「いやぁ…しんのすけはいつまで経っても子供だな…」

風間「でも、いつまでも素直な所はいいと思います」

ボー「僕、しんちゃんと一緒にいると楽しいです」

ひろし「二人とも…」

みさえ「なんだか嬉しいわね//」

ひろし「幼稚園から、ずっと仲良くしてくれて、ありがとうな」

風間とボーちゃんは照れながら笑った。




784:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 18:57:30.94 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ「おまたせーっ!行こー!」

風間「じゃあ、行こうか」

ボー「ボッ」

みさえ「ちょっとーハガキ持ったー?」

しんのすけ「持った持った!大丈夫だゾ!」

ひろし「気を付けろよ!飲みすぎるなよー!」

しんのすけ「んもー父ちゃんじゃあるまいし大丈夫!」

みさえ「今日は夜まで帰って来ないの?」

しんのすけ「うん。マサオくんたちとも遊んでそのまま同窓会行く」

みさえ「あ、そう、いってらっしゃーい」

しんのすけ「ほーい!」



バタン




785:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 19:13:18.39 ID:s5Wn4qSZi
〜成人式会場〜

風間「うーん。この辺にマサオくんたちいるハズ…」

「おーい!みんなー!」

しんのすけ「あっ!マサオくん!ネネちゃん!」

ボー「ボー!」

マサオ「ごめん!待った?!」

ネネ「オニギリが髪形決まらないとか言って遅くなったのよ〜」

しんのすけ「ネネちゃんは振り袖着ないの?」

ネネ「ん?まぁ、既婚者だしね…」

ボー「でも、スーツ似合ってる」

風間「うん!ステキな女性って感じだよ!」

ネネ「ありがとー!あなたもこれくらい言えなきゃね…」チラッ

マサオ「えぇ〜…」




787:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 19:26:18.84 ID:s5Wn4qSZi
風間「ま、まぁ…ほら!早く入場しないと!」

マサオ「そ、そうだね!行こう!早く行こう!」

しんのすけ「マサオくん大変ですなぁ…」

ボー「ボッ」


ーーーー次の方、どうぞー!ーーー

「成人おめでとう」

しんのすけ「やったー!記念品!」

風間「記念品くらいではしゃぐなよ…」

ボー「でも、中身気になる」

マサオ「ぼく開けちゃおうかな!」

ガサガサ…

マサオ「これ…」

ネネ「写真立てね」

風間「写真立てだ」

ボー「ボー…」

しんのすけ「ちょっと期待外れだゾ…」

風間「まぁこんなもんだよな」

ボー「あ、そろそろ始まる…」




788:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 19:40:42.40 ID:s5Wn4qSZi
…………




しんのすけ「あーーー長かったゾー」

マサオ「ねぇねぇ!皆で写真撮ろうよ!」

風間「いいね!誰かに撮ってもらうか」

キョロキョロと周りを見渡す

ネネ「みんなそれぞれ写真撮ってて頼めないわね…」

ボー「あ、あの人たち、暇そう」

風間「お、新成人の保護者とかかな?…すみませーん!」

「はい…?」

風間「あの…写真を…」

「写真ね、わかったわ…あれ…」

「風間くん?!ボーちゃんに…しんちゃんよね?!ネネちゃんとマサオくんじゃない!!!」

しんのす「おー!その声は!」

風間「よ、よしなが先生ですか…?」

「なぁに〜騒がしい…」

ネネ「あっ、まつざか先生よ!」

ボー「隣は、上尾先生…」

上尾「ひいっ!なんで覚えてるのよぉ〜…」




789:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 19:56:32.74 ID:s5Wn4qSZi
まつざか「まっ、まさかあのひまわり組…?!」

石坂「そうみたい…会えて嬉しいわ〜!」

上尾「なんで私なんかなんで私なんか…」

しんのすけ「先生たち!お久し振りだゾー!」

ネネ「変わってないですね〜」

風間「あの…僕たちのこと覚えてるんですか…?」

石坂「もちろんよ〜問題児…いや、インパクトが強いっていうか…」

まつざか「あなた達を忘れる方が無理よ〜」

ボー「でも、なんで、成人式に来てるんですか?」

石坂「ん?だって、もしかしたらこんなふうに皆に会えるんじゃないかなって…」

まつざか「先生ったら急に呼び出すんですもの、困っちゃうわぁ」

石坂「いいじゃない!どうせ暇でしょう?」

まつざか「う、うるさいわね…」

上尾「もう婚期も逃して暇ですよね…へへっ」

まつざか「あ?なんか言ったか?」

上尾「いえ」




791:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 20:17:26.22 ID:s5Wn4qSZi
石坂「ま、まぁ…あ!写真撮らなくちゃね!」

風間「そうですね!お願いします!」

五人は寄り添ってピースをした

石坂「はい、チーズ!」

………



先生たちとは少し雑談をして別れた。

よしなが(石坂)先生はもう幼稚園の先生を退職して専業主婦になってた。

まつざか先生と上尾先生はまだ幼稚園の先生だった。




792:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 20:24:56.86 ID:s5Wn4qSZi
マサオ「ねぇねぇ!僕の家行ってゲームしようよ〜!」

風間「こんな日にゲームかい?!」

マサオ「あ…なんか…皆で集まったの久々だし…昔を思い出したって言うか…」

しんのすけ「オラもゲームしたいゾ」

ボー「ぼくも!」

ネネ「あ、ちょうど昨日クッキー焼いたの!家で食べながらやりましょうよ!」

風間「そっか…そうだね、行こうか!」

五人はコンビニでお昼ご飯を買ってマサオくんとネネちゃんのアパートに向かった。




793:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 20:37:39.33 ID:s5Wn4qSZi
ガチャ…

マサオ「狭いけど上がって!」

しんのすけ「おじゃましまーす」

風間「あれ?そういえばののちゃんは…」

ネネ「あ、今日だけ実家に預けてるの」

風間「そっか…」

ボー「風間くん、残念そう」




皆でコンビニ弁当を食べながらゲームをした。



しんのすけ「うーっそろそろ目が疲れた…」

風間「久々にこんなにやったなぁ…」

ボー「ボー…」

マサオ「ねぇねぇ!みんな、これ見て!」

そういってマサオはアルバムを持ってきた




794:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 20:54:28.85 ID:s5Wn4qSZi
風間「それ…ふたば幼稚園のアルバム?」

しんのすけ「なつかしーい!」

ボー「久しぶりに見たい//」

ネネ「マサオったら昨日からずっとアルバム眺めてて、みんなに早く会いたい〜ってうるさかったのよ〜」

マサオ「ネネちゃん…///」

しんのすけ「オラも昨日は楽しみで全然寝られなかったゾ〜」

ボー「へへ…ぼくも//」

風間「みんなはまだまだ子供だなぁ…」

マサオ「でも風間くんも今日はしょっちゅう欠伸してるよね」

風間「んな…///ちょっと寝る時間遅かっただけさ…」




795:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:05:49.52 ID:s5Wn4qSZi
………



マサオ「これ懐かしくない?!みんなでサツマイモ堀りしたの!」

風間「たしかに!しんのすけが大きいの見つけてさ」

ボー「みんなで引っ張った…」

しんのすけ「幼稚園の記憶だけどすぐ思い出せるゾ」

ネネ「あ…しいぞう先生…///」

風間「これは縄跳び大会だね」

ボー「みんなで頑張った」



マサオ「あー…なんか…もう十五年経ったのかぁ…」

ネネ「早いわね…」

風間「幼稚園からずっと仲良くしてるのって珍しいよな」

しんのすけ「オラたちは切っても切れない仲…ふぅっ」

風間「あひぃぃいああ////…し、しんのすけ!耳に息を吹き掛けるな!///」




796:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:16:31.22 ID:s5Wn4qSZi
マサオ「ははは!二人とも変わらないよねぇ〜!」

風間「そんなこと…!」

しんのすけ「ふぅっ」

風間「あひぃぃいああ…/////」

………
……


ボー「そろそろ、同窓会の時間…」

風間「あっ、本当だ…」

ネネ「またしばらく会えないわね…」

マサオ「…あれやる?」

風間「あたりまえだろ!」

しんのすけ「かすかべ防衛隊!」

「「「「「ファイヤー!」」」」」




797:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:23:52.33 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけとマサオは中学三年生の時は同じクラスだった。

そのため向かう場所も一緒だ。

マサオ「駅前の肉民だよね?」

しんのすけ「そうだゾー」

ガヤガヤ…

「おっ!野原ー!オニギリー!」

「久々じゃーん!」

「うぇーい」



みんな羽目を外して飲んだ


「野原っ!いっちゃう?!いっちゃう?!」

「なーんで持ってんの!なーんで持ってんの!」

しんのすけ「野原しんのすけ!いきまーす!」

マサオ「ああ…しんちゃん程々に…」


同窓会もお開きになった。




798:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:29:32.35 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ「うげぇ…」

マサオ「しんちゃん飲みすぎだよぉ〜」

しんのすけ「まだ…飲めるゾ…」

しんのすけと肩を組むようにして歩く。

…………
……


マサオ「しんちゃん…ぼくたち大人になっちゃったね…」

しんのすけ「おぉ…」

マサオ「ぼく、しんちゃんには感謝してるんだ。幼稚園の時から」

「ぼくがいじめれられてるとき、いつもしんちゃんが助けてくれた」

しんのすけ「当たり前だゾっ…友達…だ…おえっ…」




799:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:34:05.00 ID:s5Wn4qSZi
マサオ「しんちゃん大丈夫?!お家の人呼ぼうか?!」

しんのすけ「あ…母ちゃん…約束…」

マサオ「え?お母さん?お母さん呼べばいいの?」

しんのすけ「歩道橋行く…」

そう言ってしんのすけはおぼつかない足取りで歩道橋の方へ向かった

しんのすけ「母ちゃん…んぐぅ…」

マサオ「えっ?しんちゃん?!寝ちゃだめだよ!」

ペチペチ!

しんのすけの頬を軽く叩く

マサオ「寝ちゃった…参ったな…とりあえずしんちゃんのお母さん呼ぼう…」




800:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:40:20.79 ID:s5Wn4qSZi
マサオ「しんちゃん携帯借りるよ…」

(えーと…………うーん…自宅…これかな!)


ーーーーープルルルルループルルルルーガチャ

みさえ「はい、野原ですぅ」

マサオ「あっ、おばさんですか?お久しぶりです、マサオです!」

みさえ「あらっ、マサオくん?!…まさか…しんのすけがご迷惑を…」

マサオ「えへへ…ちょっと飲みすぎちゃったみたいです…」

みさえ「いやだわ…!今すぐ旦那に迎えに行かせます!」

マサオ「あっ!いや!おばさんが来てください!」

みさえ「??どうして?」

マサオ「しんちゃんはおばさんに来てほしいみたいで…」

みさえ「うーん…わかったわ!今どこにいるの?」

マサオ「えっと…」

今いる歩道橋の場所を教えて電話を切った。




801:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:45:11.34 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ「んーあー…マサオくん…」

マサオ「なにしんちゃん…」

しんのすけ「そろそろ…アクション仮面が…」

マサオ「寝言かなぁ…幼稚園の頃みたい…ふふ」

しんのすけ「マサオくん…ずっと…」

マサオ「ん?」

しんのすけ「ずっと友達…だゾ…」

マサオ「しんちゃん…グスッ…」

「ありがとうしんちゃん…」




802:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:49:24.61 ID:s5Wn4qSZi
それから十五分くらい経ってみさえが来た。

みさえ「ごめんねー!」

マサオ「あ、いや、全然大丈夫です!」

みさえは走って来た様で息を切らしていた。

みさえ「もう、大丈夫だから…マサオくん、帰っていいわ…」

マサオ「いやいや、家まで行きましょうか…?」

みさえ「大丈夫よ!重いでしょ!?今起こすわ!」

「こら!しんのすけ!起きなさい!!!」




803:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 21:54:46.54 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ「んが…母ちゃん…」

マサオ「あっ起きた…」

みさえ「ほら!帰るわよ!」

しんのすけの腕を肩に回す

みさえ「マサオくん、ありがとうね〜」

マサオ「いやっ、これくらい//」



マサオはアパートに帰って行った


みさえ「んもー…なんでこんなに飲んじゃうのかしら…」

しんのすけ「母ちゃん…うぅ…」

「吐きそう…」




804:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:06:00.71 ID:s5Wn4qSZi
みさえ「げっ」

思わず肩に回していたしんのすけの腕を話してしまった


ドサッ

しんのすけ「うおえっ…」

みさえ「んもー…」

しんのすけの背中をさする

みさえ(…あっという間に、大きくなっちゃったなぁ…)

(たくましい背中…)

しんのすけ「母ちゃん…」

みさえ「ん?どうしたの?」

しんのすけ「十五年前…覚えてる?」

みさえ「しんのすけが五歳の時?」

しんのすけ「母ちゃん…成人式のハガキ拾ったじゃん…」

みさえ「いやっ///なんでこと覚えてるのよぉ…」

みさえは十五年前の成人の日に、新成人が落としたハガキを拾った。

そのまま成り行きでしんのすけと式に出席し、二十歳と偽って新成人たちとカラオケまで行ったのだ。




805:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:19:31.20 ID:s5Wn4qSZi
みさえが二十歳とき、下痢で式に出席できず、成人式の記念品をもらえなかったため、未練があったのだ。

(結局罪悪感で…十五年前にもらった記念品…市役所に返しに行ったっけ…)

みさえ(嫌なこと思い出したわ…)

しんのすけ「カラオケの帰り…ここでした約束覚えてる…?」

みさえ「え…」

『オラが記念品もらったら、母ちゃんにあげるゾ!』

しんのすけは口を拭い、少しシワができた紙袋をみさえに渡した。

しんのすけ「母ちゃんこれ…」

みさえ「しんのすけ…そんなこと覚えてたの…」

みさえは紙袋を受け取り抱き締めた

しんのすけ「母ちゃん今までありがとう…」

「オラ、母ちゃんの子供でよかった」

みさえ「なに言ってんのよ…」

しんのすけ「おえっ…」

みさえ「帰るわよ…」




806:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:27:28.00 ID:s5Wn4qSZi
また肩を組んで家路についた

みさえ「しんのすけ…」

「ありがとう…」


…………
……


みさえ「なんてことあったなぁ…」

棚の上の写真を見つめた。

(しんちゃん…自慢の息子ね…)

ひまわり「母さん?泣いてるの?」

みさえ「やっ、やぁね!違うわよ…」


ひろし「おーい!見てくれー!」

庭からひろしの声が聞こえた




807:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:33:04.38 ID:s5Wn4qSZi
庭を見ると大きなかまくらがあった

ひろし「すごいだろ!庭と家の周りの雪全部かき集めたんだぜ!」

ひまわり「すごーい!あたしも入るー!!」

ひろし「みさえも来いよ!」

みさえ「ええ!」



ひろし「やっぱ三人入ると狭いな…」

ひまわり「父さん汗臭い…」

みさえ「あはは…そうだ、しんのすけに写真送ろーっと」

カシャ


みさえ「かまくら…なう…」

ピッ




808:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:39:43.76 ID:s5Wn4qSZi
しんのすけ(あー…あれから二年かぁ…)

あい「しんさま、今日はずいぶんボーッとしてますわね?」

しんのすけ「んー?そうかな…」


ーーーー〜♪〜♪ーー


しんのすけ「あっメール…」

「母ちゃん…」

「へへっ…//」

あい「どうしました?」

しんのすけ「いや…なんでもなーい!」

ガバッ

しんのすけはあいちゃんに抱き付いた。

しんのすけ「オラたちも幸せな家庭築くゾ〜///」


end




809:よしこ ◆FyfepCcm6E :2013/01/27(日) 22:44:23.80 ID:s5Wn4qSZi
最後までどうしようもないSSでごめんなさい。
保守してくれてた方々ありがとうございました。

ストーリーとかも思い浮かばなくなってきました。

今までありがとうございました。

ちなみにしんちゃんの成人式の話は実際にあるので見てみてください。個人的に好きな回です。




815:名も無き被検体774号+:2013/01/28(月) 00:54:38.55 ID:AX+WGTV60
>>809
マンガ?それともアニメ?何巻に入ってる?




816:名も無き被検体774号+:2013/01/28(月) 08:20:57.67 ID:q0V7ItmA0
>>815
俺は去年アニメでやってたの見たんだが

アニメ573話「母ちゃんの成人式だゾ」
1996年01月15日放送だったらしい

漫画にあるかは知らん










810:名も無き被検体774号+:2013/01/27(日) 22:58:25.85 ID:DTOwJhit0

成人式の回偶然見てたし面白かった




811:名も無き被検体774号+:2013/01/27(日) 23:02:25.73 ID:+2aUtIMy0
泣けた
よしこ、素晴らしいSSをありがとう…!




813:名も無き被検体774号+:2013/01/27(日) 23:54:14.96 ID:9Juwtv/A0
面白かったぞ!!




817:名も無き被検体774号+:2013/01/28(月) 08:21:22.83 ID:D171llvk0
立ったときからずっと見てたよ!
>>1乙!




823:名も無き被検体774号+:2013/01/31(木) 01:18:53.39 ID:b4nXClnH0
>>1すごく面白かった。お疲れ様でした




824:名も無き被検体774号+:2013/02/01(金) 00:39:16.90 ID:2aBnNN/t0
お疲れ!
楽しかったゾ!www


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