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エリカ「あ、グリーンさんだ」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:22:14.83 ID:jDIB/W/M0
TV『オォォォッォオオオオォォォ!!!!』

TV『チャンピオンレッドォォォォ!!! チャレンジャーの最後のあがきも諸共に粉砕ッッ!!』

TV『チャンピオン襲名から6戦!! またも三体目のポケモンを見せることなく王座を死守したぁぁ!!』

ミカン「れっどつおい〜〜」

女「ウフフ、ミカンちゃんレッド好き?」

ミカン「すき〜〜」

女「そうかそうか〜レッドは強くてカッコいいもんね〜」ナデナデ

ミカン「えへへ〜」




元スレ
ミカン「みかんがじむりーだーになうの?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352218934/


 
 
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:24:48.85 ID:jDIB/W/M0
女「ミカンちゃんがジムリーダーになったらレッドと会えるかもしれないよ〜?」

ミカン「ほんと〜?」

女「ううん、それだけじゃない
  ミカンちゃんならレッドよりもっと強くなれるかもしれないよ?」

ミカン「え〜?」

女「ミカンちゃん、そんなに小さいのにイワークを使いこなすんですって?」

ミカン「ねーるはおともだちなの〜〜」

女「そうかそうか。じゃ、ちょっとお姉ちゃん達にもネールを紹介してもらっていいかな?」

ミカン「うふふ〜〜いいよぉ? こっち!」




6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:28:28.47 ID:jDIB/W/M0
――海岸近くの岩場――

イワーク「ォォォォォォ!!!」

ミカン「ネールふせ!」

イワーク「・・・・・・」

ミカン「えらいえらい」ナデナデ

女「これは・・・・・・なるほど、確かに」

ミカン「えっへん! ともだちだもーん!」スリスリ

イワーク「///」

女「よし、この子に決定だ。本部に連絡する。孤児院には書類と小切手をくれてやれ」

部下「了解しました」

ミカン「???」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:31:57.21 ID:jDIB/W/M0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミカン「えと? あの?」

女「ブツブツ」

ミカン「みかんおうちにかえらなくていいの?」

女「え? うん、そうだよ? これからはおねえちゃん達といっしょ」

ミカン「どこいくの?」

女「んとね〜〜支部・・・って言っても分からないか。ミカンちゃんをお世話するおところだよ」

ミカン「ね〜るは?」

女「うん。一緒だよ。先に転送したから、到着したらあえるよ? さびしくないね?」

ミカン「・・・うん」




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:36:19.38 ID:jDIB/W/M0
ーーアサギシティ・ジム予定地ーー

ミカン「・・・・・・」

女「ここがミカンちゃんのジムになるところ。今は何にもないけど」

ミカン「みんなは?」

女「居ないよ? 当たり前じゃない。あなたはもう孤児院の子じゃないのよ?」

女「親権はジョウトポケモン協会の会長になってるわね。会うことはないと思うけど・・・」

ミカン「・・・・・・」

ミカン「ねーるは?」

女「中にいるよ? うふふ、ちょっとびっくりするかもね」

ミカン「ねーるぅ!」テテテ

女「今日日、岩タイプなんて流行らないのよね・・・・・・」




10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:39:10.79 ID:jDIB/W/M0
ーー仮設置プレハブ内ーー

     , -─- 、ィ- 、 ,─ 、
   / ヽ   |  \二 _ ヽ、
   /  ,;;;;;;;;;/      ヽ、 ?ヽ
   |ヽ,,;;;;;;;;;;ハ     _   ヽ、\\
   ヘ ;;;;;;;, -" )   ''''`7;;;;t 、\ ソヽ
  /,;;フく_ ノ   ヽ,ヘ ,ヘL@ァ   , ト 、
  /;;-';;;`ヽL_,─ 、 '  '  ヽ,lココ>ー'  )
  l;;;;l''''''\  ノ-_ ` - _       _ノ
  ソ/ >ー-/^ヽヽ_,- 、二ー--─'_/
  // / `T ヽ、 `l   __ ???
. // ノ  ヘヽ_/;;;/ ` -く, _l
. l_>-'    `~_> - ─ |
  __  パ_ -=、,;;;;ノ
  ヽΥ /─、,ニイ  ?l
   `ー'l ヽニ` ,ヽ,,、^ -ノ
     ー'ヽ_ゝ-

ミカン「ね・・・」

ミカン「あ・・・」

ミカン「え・・・」

ミカン「」




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:42:14.24 ID:jDIB/W/M0
ミカン「あっ・・・え? あっ・・・」ガタガタ

ハガネール「」ゴゴゴゴゴゴ

ミカン「ねーる・・・どこ・・・たすけ・・・」

女「ひどいなぁミカンちゃん。お友達じゃないの?」

ミカン「ちが・・・こんなの、みかんこんなのしらないもん!」

ハガネール「!!!」

女「進化させて上げたのよ。岩ってカントーとかぶるし、ぶっちゃけ真新しくないのよね」

女「それに比べて鋼タイプ! 見てこのたくましさ! 頑強さ! ウフフ! 素敵でしょ?」

ミカン「ねーる・・・」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:45:13.43 ID:jDIB/W/M0
女「あなたは鋼のジムリーダーとしてこの子と華々しくデビューするのよ? いい?」

ミカン「」

ハガネール「ウォォォッォ!!!」

ミカン「ひぎっ!!」ビクゥ!

女「な〜んで泣き声なんかでビビッてんのよ。そんなんでダイジョブ?」

ミカン「ヒック・・・・・・エグッ・・・ウェェ・・・」

女「あ〜も〜、泣き出すし。子供って扱いやすいけどこういうトコ嫌い」

ミカン「かえる・・・もうかえる・・・ねーるかえして! うぇぇ・・・」




15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:48:18.70 ID:jDIB/W/M0
女「はいはい。帰るったってドコに? ここはもうあなたのお家よ? 分かる」

ミカン「うぇえぇぇぇ!!」

女「ちょっと放って置いたほうがいいか・・・まだ仕事あるし・・・」

ミカン「かえる! かえるぅ!!」

女「ちょっと、君、この子お願い。数時間でまた戻るから・・・」

部下「お、俺ッスか? 子供苦手なんスけど・・・」

女「よろしく〜」スタスタ

部下「うぇ〜い」

ミカン「わあぁぁーーーん!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

女「はぁぁ・・・ったく」

女「あと二つか・・・・・・」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:52:27.30 ID:jDIB/W/M0
――エンジュシティ・焼けた塔――

ハヤト「マツバァァァ!! 居るかぁぁぁ!!??」

マツバ「そんな大声出さなくても居るよ。なんだ?」

ハヤト「うぉ! いつの間に背後に! 幽霊かお前は!」

マツバ「これがゲンガーなら君は死んでる所けどね。で、なに?」

ハヤト「ナニもイマクニもあるか! お前! ジム開くのか?」

マツバ「いかにもだが? お前んトコにもリーグから連絡来たはずだけど?」

ハヤト「さっき来たわ! 来てソッコー来た!」

マツバ「流石の機動力だな」




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 01:57:13.73 ID:jDIB/W/M0
ハヤト「どうしてまたいきなり・・・俺への嫌がらせか?」

マツバ「んなバカな。いきなりでもないさ。前々から言われてたことだ」

マツバ「このご時世、ジムが三つしかない地方なんてド田舎扱いもいいとこだ」

マツバ「ジムを5つ増設してカントーと合併。リーグへ正式に加盟する」

マツバ「そのために、僕に白羽の矢が立ったという話。順当だろ? 前々からそれっぽいことはしてたしね」

ハヤト「でも、お前も俺もリーグは嫌いだっただろ。奴ら、伝統あるジムをまるで祭りを玩具にしやがる」

マツバ「時代の流れだね・・・それもやむを得ないさ」

ハヤト「・・・・・・金か?」

マツバ「ギク」




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:01:52.30 ID:jDIB/W/M0
ハヤト「・・・・」(塔を見上げる)

マツバ「(汗)」

ハヤト「この塔の補修工事、ながらく計画だけで止まってるよな」

マツバ「まぁね」

ハヤト「前からお前、金さえあれば〜金さえあれば〜と」

マツバ「・・・分かった。降参だ。あぁ、そう、そういう条件で僕は飲んだ」

マツバ「僕がジムリーダーをやる代わりに、棟の補修工事の予算を下ろせってね」

マツバ「連中、快く首を縦に振ったよ」

ハヤト「ふん、金の虫めが」

マツバ「失敬な。僕はホウホウの虫だよ」

ハヤト「似たようなもんだ」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:06:25.96 ID:jDIB/W/M0
マツバ「ま、それにしても仕方のないことさ。この先の事を考えても、リーグには加盟した方が良い」

マツバ「挑戦者を受け入れ、ジムバッチを管理するだけで補助金が降りるんだ」

マツバ「君のジムだって、ヤナギさんのジムだって助かるハズ。何が不満なんだ?」

ハヤト「あのなぁ? ば〜かかマツバ?」

マツバ「君に言われるのだけは酷く不快だね」

ハヤト「いいか? よく考えろ。挑戦者なんか前から受け入れている。それがジムだ。当然だ」

ハヤト「リーグに加盟して増える負担と言えば、こーんなちっこいバッチを管理するだけだ」

ハヤト「それだけなのにどうして向こうは俺達を全面的に補助してくれる? 裏があるに決まってるだろ!」

マツバ「・・・・・・」

マツバ「よし、おちつこう、ハヤト」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:12:03.99 ID:jDIB/W/M0
ハヤト「落ち着いている。ウチは今までも個人経営で十分にやって来た。リーグの補助なんか要らない」

ハヤト「要らないものを嫌々受け取ってまで傘下にはいるのはごめんだね。ウチには伝統がある」

ハヤト「奴ら、ジムを増やして何か、悪辣な事を企んでるに違いない!」

マツバ「そうだな・・・えっと・・・」

マツバ「例えばハヤト、お前が凶暴な野生ポケモンの捕獲に行くとして、何を用意する?」

ハヤト「何の話だ!?」

マツバ「どうしてリーグ加盟が必要かという分かりやすい説明だ。で、何を用意する?」

ハヤト「お前昔っからそうだよな! 一人だけ分かったような顔して俺の事見下して…」

マツバ「昔の話はいいから・・・見下してないよ?」

ハヤト「はぁ、どうだかな」




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:13:57.64 ID:jDIB/W/M0
マツバ「で、用意するのは何?」

ハヤト「何って……ボールや傷薬はもちろん大量に
    相手によっては状態回復薬だったり、PPの回復薬だったり・・・」
    穴抜けの紐、もしもの時のためにピッピ人形も用意するだろうな」

マツバ「そして、腹が減れば現地で食事を取る。遠方なら宿を借りて宿泊をする」

ハヤト「うむ」

マツバ「そら見ろ、大量にお金を消費したじゃないか」

ハヤト「当たり前だろが」

マツバ「そう、当たり前だ。人が動けば金が動く。
    そして、リーグに加盟している地方では、その金がリーグに徴収される」

ハヤト「なんだと! 献上金か!?」

マツバ「発想は近い。だが全部じゃないさ。
     実際に徴収されるのはお前が言ったアイテムの価格の一部ぐらいだ」




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:15:08.21 ID:jDIB/W/M0
マツバ「それがリーグ運営資金の源泉の一つさ。
     ボールや傷薬、つまりフレンドリィショップの売上金だ」

ハヤト「そんなもので回るものなのか? 高くても1000円前後だぞ?」

マツバ「もちろん回らないよ。他にも収入源はいくつもある。
     ただ分かりやすいから例に上げただけだ」

ハヤト「さっぱり分からないんだが……」

マツバ「つまりだな。リーグに加盟するとジムが増える。
     ジムが増えると、トレーナーが増える。トレーナーは消費者だ。
     トレーナーはお前のごとくアイテムを買う。アイテムが売れればリーグが儲かる。
     儲かった金でジムを補助する。補助されたジムは安定してトレーナーを増やす」

ハヤト「おぉ! なるほど! そういう金のサイクルか!」




24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:20:32.25 ID:jDIB/W/M0
マツバ「そういうこと。また、トレーナーが遠征に出かけることで、
     飲食店やホテル、観光施設も儲かるだろう」

マツバ「リーグに加盟するとすなわち、安定した景気を約束されることと同義だな。
     だから、今ジョウトはリーグに加盟しようと躍起になっているんだ」

ハヤト「ジムを増やすのはその為か・・・」

マツバ「」ニコニコ

ハヤト「さ、最初から分かっていたがな!」

マツバ「うん。知ってた」

ハヤト「さらに言えば、トレーナーが増えることで治安も安定するか
    それだけ、ポケモンに適応した人間が増えるってことだからな」

マツバ「今まで、キキョウジム、フスベジム、チョウジジムで担っていた野生のポケモンへの対処も、
    ある程度は一般で担えるようになるだろう」

ハヤト「なるほど・・・こうして聞くといいことずくめに思える・・・」




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:26:13.16 ID:jDIB/W/M0
マツバ「ご名答。加盟地方はリーグに対して精一杯貢献しなければならない義務を負わされる」

マツバ「すなわち優秀なトレーナー、学者の育成であったり、もしくはポケモンその物の育成」

マツバ「研究の成果や、それこそ資金ということも有りるだろう・・・」

マツバ「だとしても、ジム経営が安定するこを思えば、微々たるものだと思うけどね・・・」

ハヤト「・・・むぅ」

マツバ「問題は、そこに至るまでだ。どうやって五つもジムを増設するのか」

ハヤト「お前の他は、タンバシティのシジマが名乗りを上げたと聞いた」

マツバ「格闘道場のあの人ね。ま、あちらも前々から似たような活動をしていたし」

ハヤト「あと三つは果たして・・・トレーナーも、ポケモンも、ジムリーダーを担えるレベルの奴が存在するか?」

マツバ「・・・」




27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:30:21.35 ID:jDIB/W/M0
マツバ「ハヤト、ジムリーダーとしての先輩たる君に聞きたいんだけど・・・」

ハヤト「せ、先輩だと! ふふん、そうだな、いいだろう! 聞け! 後輩!」

マツバ「うれしそうに……えっと、ジムリーダーに必要な事ってなにかな?」

ハヤト「フンッ! そんなものは簡単だ。
    まずはいわずもがな『実力』。これが無ければ名無しにならん
    次にトレーナーとしての『経験』。
    そして他を圧倒する奇抜な『才能』」

マツバ「スポーツマンの世界だね」

ハヤト「まぁな。しかし、先の三つより必要な物がある」

マツバ「なに?」

ハヤト「『魅力』だ」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:33:05.47 ID:+FXqQZEzO
こういうタイプの話大好き支援




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:36:19.84 ID:jDIB/W/M0
ハヤト「ジム員を引き付ける魅力。民草を安心させる魅力。挑戦者をふるい立たせる魅力」

ハヤト「ジムリーダーにはこの要素が欠かせない。アイドル性と言ってもいいな」

マツバ「・・・ふぅん」

ハヤト「さて、そんな人材が何人見つかるかどうか・・・」

マツバ「まぁ、そこは大先輩たるハヤト君が補うしかないだろう」

ハヤト「!!」

マツバ「実力も経験も才能も時間と共に磨く物だ。これから、未熟なリーダーが増えるだろう」

マツバ「そこをビシッと君に締めてもらわなきゃね」

ハヤト「お、おう! そ、そうか? 弱ったな〜〜そういうのは苦手なんだが」テレテレ

マツバ「頼りにしてるよハヤト先輩・・・ホント・・・」

マツバ「多分本当に、『アイドル性』だけで選ばれた子が、この先責任ある立場を負わされるだろう」

マツバ「守ってあげなくちゃ・・・」

ハヤト「・・・」




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:42:44.24 ID:jDIB/W/M0
――ウバメの森――

女「えっと、やっほー? 君がツクシくん?」

ツクシ「うん? そうだよー!?」

女「そんな高い木に登って大丈夫ーー?」

ツクシ「あのね! 高い木には強い虫ポケモンが住んでるんだよ!」

女「ほんとーー? さすが虫博士だねーー!」

ツクシ「へへッ!! 当然さ!!」

女「あの子、自然公園の虫取り大会から追放された虫ポケモン捕獲の天才・・・」

女「学術でも博士号に匹敵する功績を持ってるって、裏、取れた?」

部下「間違いありません」

女「じゃ、決定ね。ガツンテのじいさんという線もあったけど
  やっぱり子供の方が扱いやすいし」

女「ヒワダジムの少年虫博士。ツクシくんっと・・・」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:50:51.41 ID:jDIB/W/M0
――コガネシティ――

司会『さぁ盛り上がって参りましたミス・コガネコンテストォォ!!』

司会『次にご紹介しますのはモーモー牧場の看板娘! 悩殺ロリ巨乳の元気っ子アカネちゃんです!!』

アカネ「その紹介やめぇ! セクハラや!」

群集『ぅぉぉぉ――――!!!』

アカネ「もー、なんやねんもー・・・」

部下A「・・・アレか?」

部下B「牧場のミルタンクを使いこなせるらしいです。カワイイですね」

部下A「ガキは趣味じゃねぇよ・・・あっちの大人のおねえさんの方が・・・」

部下B「う〜ん、向こうのガールスカウトもいい感じですね、えへへ」

部下A「いっそ女だらけのジムとかどうよ? カントーにもあっただろ?」

部下B「お、先輩良い趣味してますね〜〜、乗った乗った!」

司会『ポーローリ! ポーローリ! ウオォオオォ!!!』

アカネ「だまらっしゃい!!!」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:53:13.71 ID:jDIB/W/M0
――アサギシティ――

男「・・・よ、元気?」

ミカン「・・・」

男「俺、この街で飯屋開くつもりしててさ、良かったら試食に来ない?」

ミカン「・・・」

男「・・・」

男「・・・ま、気が向いたら、そこのお店だから、来てよ? な! 元気出せって!」

ミカン「・・・」

ミカン「・・・はぁ」




34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:55:59.63 ID:jDIB/W/M0
ザザーン……ザザーン……

ミカン「しらないひとばっかり・・・しらないばしょだよぉ・・・」

ミカン「どうしよう……かえるトコないよぉ・・・」

ミカン「」ぐぅぅ〜

ミカン「おなかもすいた・・・…」

ザザーン……ザザーン……

ミカン「・・・はぁ・・・・・・」

ミカン「・・・・・・れっど、ネール・・・」

ポケギア『PPPPPPPPPPPP!!!!!』

ミカン「」




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 02:58:48.96 ID:jDIB/W/M0
ミカン「なんだっけコレ・・・ぎあ・・・」

ポケギア『PPPPPPPPP!!!』

ミカン「うるさい・・・えと、コレ?」

プッ! ツ――ツ――ツ――

ミカン「・・・きれた?」

ミカン「!!」

ミカン「はわわ、きっとお姉さんからのでんわだったのに!」

ミカン「えと、えと!」ポチポチ

ボケギア『ガガガガガ!!! にっ……のがッ……』 

ミカン「ひぅ! なに!?」




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:05:00.21 ID:jDIB/W/M0
ポケギア『のッ……しょうげッ・・・…かのッ…!!』

ミカン「・・・・・ラジオ?」

ポケギア「・・・…レッ・・・…れい・・・・・なぜ・・・・・・・・」

ミカン「・・・…えと、コレ……だっけ……」ポチ

ツ―――――――

ポケギア『引き続き、予定を変更しまして緊急ニュースをお送りしております!』

ミカン「よかった、なおった?」

ポケギア『本日正午。委員会はレッド氏のチャンピオン権はく奪を正式に発表しました!』

ポケギア『これにより、レッド氏は強制的にチャンピオンを解任! 
      後任には四天王のワタル氏を推薦し、代理チャンピオンとして昇格させる方針だということです』

ポケギア『なお、四天王の欠員については以前も候補に挙がった経験のあるイツキ氏を再度推薦し……』

ミカン「・・・・・・」

ミカン「・・・え?」




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:09:35.62 ID:jDIB/W/M0
――リーグ本部――

役員「・・・と、いう訳だ。新チャンピオン、並びに四天王諸君。慎みある活躍を期待している」

ワタル「・・・」

カリン「・・・チッ」

シバ「・・・」

キョウ「・・・うむ」

イツキ「・・・」

役員「何か、不満でもあるのか? 奴はチャンピオンに相応しくなかった。それだけの話だ」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:14:35.13 ID:jDIB/W/M0
ワタル「・・・別に、何も言うべきことはありません」

ワタル「ただ、一つ確認させて頂きたい。なぜ僕がチャンピオンなのですか?」

ワタル「レッドを引きずり下ろすにしても、まだグリーンを呼び戻すという手があったはずだ」

役員「・・・・・・・ふん」

役員「あのガキめ、何を考えているのか知らん。ワシの誘いを袖にしおった」

カリン(口説いたのは口説いたのか・・・)

役員「ジムリーダーの方がいいそうだ。まったく、祖父ににて分からん奴め」

役員「アレが今一度リーグの懐に入れば、いずれオーキドも駒に出来たものを」

役員「そう思うと、ますますレッドが忌々しい・・・」

ワタル「・・・」

役員「とにかく、新チャンピオンには慎ましさを期待しとるぞ」

役員「前任のガキは遊びが過ぎたからな・・・」

カリン「・・・」




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:17:21.31 ID:jDIB/W/M0
〜数か月後・コガネシティ〜

エリカ「あ、グリーンさんだ」

グリーン「・・・・・・」

エリカ「お〜い、グリーンさーん、おーい」

グリーン「」スタスタ

エリカ「お〜い、グリーンさんってば、おーい」

グリーン「」スタスタスタ

エリカ「おーい」グイ

グリーン「ぐはッ」ゴキッ!




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:20:43.73 ID:jDIB/W/M0
エリカ「なんで無視するんですか? こんな慣れない土地で出会っておきながら」

グリーン「一番会いたくなかった人間だからだ」

エリカ「まぁ、酷いです。ぷんぷん」

グリーン「そんなコミカルな殺気じゃないクセに・・・」

エリカ「で、何をしているんですか? こんなところで?」

グリーン「お前には関係ないだろ。っていうか、お前の方こそなにしに来た?」

エリカ「ハァハァ…ジョウトの後輩ちゃんにツバをつけに。じゅるり」

グリーン「へんたいだー(棒」




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:24:56.31 ID:jDIB/W/M0
エリカ「まぁ酷い。自分だって似たような目的でしょう?」

グリーン「俺はホモじゃない!!」

エリカ「えぇッ!!」

グリーン「全力で意外そうな顔をするな!」

エリカ「だってグリーンさんと言えばレッドさんのちょめちょめで有名……」

グリーン「貴様、脳みそをくり抜いて出汁に溶かしてやろうか?」

エリカ「ま、冗談はさておき、ツバをつけに来たのでしょう? 西の新星達に」

グリーン「・・・」




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:30:05.02 ID:jDIB/W/M0
エリカ「東は激動の連続です」

エリカ「グリーンさんの三日天下の後、レッドさんがチャンピオンに就任し・・・」

グリーン「おい」

エリカ「同時に歴戦のキクコさんとカンナさんが引退。そして、トキワジムのサカキさんが失踪・・・」

エリカ「三つの穴を埋めきれられず、四天王の一角を西に奪われたかと思いきや……」

エリカ「レッドさんの電撃解雇」

グリーン「・・・・・・」

エリカ「事実、穴埋めにも西の人員を使われました。カントーは今、弱体化する一方です」

エリカ「そんな時、だれがどんな行動に出るか、など、予想がつきます」

グリーン「おぞましい奴め」




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:35:04.46 ID:jDIB/W/M0
グリーン「そこまで分かってるなら。もういい」

グリーン「行くぞ。どうせ俺を付けてここまで来たんだろ。もうお前から逃げるのはやめだ」

エリカ「ウフフ、どこに行くつもりですか?」

グリーン「エンジュへ。取りあえずマツバという奴に会う」

エリカ「あ、じゃ、いいです」

グリーン「」ズル

エリカ「だって私、女の子にしか興味ありませんもの。それ、殿方でしょ?」

グリーン「・・・・・・」

エリカ「それじゃ、グリーンさん、ここで。ごきげんよう、健闘を祈ります」スタスタ

グリーン「・・・・・・本当によく分からん奴だ」




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:42:38.40 ID:jDIB/W/M0
グリーン「・・・・・・」

グリーン「さて・・・・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

――アサギシティ――

女「ちょっと! まだミカンはハガネールを使いこなせないの?」

コーチ「そうだなぁ……強制的に進化させたのが祟ってるんだろう」

女「・・・ったく、もうジムとして活動を始めなきゃいけない頃なのに……」

女「ガキを使ったの間違いだったか?」

コーチ「いやお前、そもそもなんであんな子を選んだんだ?
     というか、他の二人もほとんど子供じゃん」

女「あ? なんでって、別にショタコンでもロリコンでもないわよ?」

女「ガキはね、無思想なのよ。特に親のいないガキは、恩をやっとけばどこまでも私を崇拝してくれる」

女「派閥争いの激しいこの世界じゃね、無思想ってのは価値なのよ。
  自分の意志でどこにも逃げて行かないから」

女「その分手間は多いけどね…ったく、どこ行ったんだか・・・」




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:54:32.07 ID:jDIB/W/M0
――アサギ港近くの岩場――

ミカン「……」

ミカン「……さびしいよぉ、みかんはひとりぼっち」

ミカン「じむりーだーなんてやりたくない……みんなのところにかえりたい……」

ミカン「うっ……えぇ……うぇぇ……」

ズシーン……ズシーン……

ミカン「!! ネール!?」

ハガネール「」ズシーン……ズシーン……

ミカン「うわぁぁあ!!!」

時間は狙ったのもある。深夜にコソコソやりたかった




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:56:50.95 ID:jDIB/W/M0
ミカン「はぁっ……はぁっ……はぁっ!!」

ハガネール「」ズズズズ……

ミカン「なんで! なんでおっかけてくうの!」

ミカン「やだこわい! こわいよぉ!!」

ハガネール「」ズルズルズル

ミカン「こないで! バケモノ!!」

ハガネール「!!!」

ハガネール「……」

ミカン「はぁ……はぁ……」

ミカン「止まった?」




56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:57:47.20 ID:huTkrgem0
ハガネールカワイソス(´・ω・`)




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 03:58:55.96 ID:jDIB/W/M0
ハガネール「……」

ミカン「はぁ……はぁ……あ、」

ミカン「あっち、いけ! いけ!」ポイッポイッ

コツーンコツーン

ハガネール「……」グル

ミカン「あぅ……ぅぅ・・・やっつけた?」

???「酷い奴だな。泣いてたぞアイツ……」

ミカン「え……」




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:00:46.60 ID:jDIB/W/M0
         ノJ~`ニス
         〉ヾヾ_  フ
         ゝ、ゞj ソrニニヽ        くヽ_
           /7 ヾヽ l  lオ fl ト、      l r‐、\
        /ニ-、ヽ \ゝ 〉  ,l ト」 !       l l   \\
      //  /| |.  rニニ⌒d/  ス\    //| ノ人\\
     〃    !│|    ゞニシ  i' `ヽイ  // | Z j^ゝ`l.l
    ,〃     | | ヽ      |   |  __//   | 7 ソ そ l.l
  . 〃      |  \ ` ー 、j    レ´r─‐'´  nj { 」  ム}l.l
  〃  _ _bd、___>ー/´    ∨‐-、_,r‐P`'b じ「!_ハl.l
  !レ'´   `b、 く_,r′    __   ヽ ___`ー'_⊆ノ ノ |  〃
           ` ー-‐ /´/´  `\ ; \二´__ノ /
         , -─ァイ,/         ',   `\__ノ
        /  / {{          }    ,〉─'´
       ,〈  (   ヽゝ        ノ == <__
       ヽニZ > == ノ `ー --- ‐く_,ペィニゝ'´
         `ウ‐ワ′

ミカン「えっ……あっ……」

???「あ〜、待っててお前、どうどう、な? 大丈夫だから」

ハガネール「・・・…」ヌーン

???「よ〜しよしよし、よ〜しよしよし」

ミカン「・・・・・・」

ミカン「……れっど?」




60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:05:28.37 ID:jDIB/W/M0
――エンジュシティ・おどりば――

まいこはん『♪〜♪〜』

マツバ「・・・・・・まさか、こんな来客があるとは思わなかった。幻のチャンピオン、グリーン」

グリーン「皮肉か?」

マツバ「僕になんの用ですか?」

グリーン「ご挨拶だな。同業者として挨拶に来ただけだ。ジムリーダー就任おめでとう」

グリーン「お月見まんじゅうだ」スッ

マツバ「ご丁寧にどうも」スッ

まいこはん「マツバはんおちゃどすえ〜」

マツバ「どうも」スッ

グリーン「頂きます」スッ




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:10:38.67 ID:jDIB/W/M0
マツバ「で、本題に入りましょう。本当に挨拶だけですか?」

グリーン「もちろん、そのつもりだ。長居せずに帰る。ウチの女大将も気になるしな」

マツバ「……そうですか、しかし、せっかく座ったんだ。少し話しても?」

グリーン「そうだな。世間話程度は」

マツバ「何分、ジムリーダーを務めるのは初めてなものでして」

グリーン「俺もそうそう変わらん。言える事は少ないが、具体的に質問が?」

マツバ「えぇ、そうですね……質問というか、話しを聞いてもらいたいのです」

マツバ「僕の、ポケモンリーグに対する認識が間違っていないかどうか……」

グリーン「・・・・・・ほぅ」




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:16:48.51 ID:jDIB/W/M0
マツバ「チャンピオンと四天王の存在意義は、表向きには治安の意地とポケモン育成の扇動です」

グリーン「確かに、ポケモンの大量発生時や犯罪事には出動して対処に当たる。
      一般の上にジムリーダーがあるとすれば、その上位に位置する少数組織だな」

マツバ「だが、おそらくそれと同時に、チャンピオンと四天王には裏の存在意義がある」

グリーン「というと?」

マツバ「これは僕の予測でしかありませんが・・・四天王、いえ、チャンピオンの本当の存在意義は」

グリーン・マツバ「「上限としてのビジョン」」

マツバ「・・・」

グリーン「・・・続けて?」




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:24:19.79 ID:jDIB/W/M0
マツバ「ポケモンは人と共にいることでどこまでも強くなる。それは言葉の通り、無天井に」

マツバ「それが、ポケモンに秘められた本来の力だ」

マツバ「だが、人間は考えた。『このまま強くなり続けたらどうなるのか』と」

グリーン「・・・…」

マツバ「そして、恐怖した。恐怖して、ポケモンの強さを管理することを考えた。
     そうして設置したのが、『チャンピオン』という設定だ」

マツバ「『ここが最強』という明確なビジョンを与えることで、暗に『これ以上は強くならない』
     というイメージを全世界のトレーナーに摺り込んだ」

マツバ「一度はチャンピオンになったアナタだ。分かるでしょう。違いますか?」

グリーン「……一字一句、訂正する必要も無い。その通りだ」

支援感謝。




67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:30:33.29 ID:jDIB/W/M0
グリーン「加えるとすれば、かつ、その一方でポケモンの育成を活発化させて研究を勧めた」

グリーン「一般のトレーナーの成果というのも馬鹿に出来ない」

グリーン「チャンピオンというのは、人間が管理出来るギリギリの限界点の明確なビジョンとなり、
      なおかつ適度に世間を煽る道化という訳だな」

グリーン「だからレッドは追放された。アイツは才能と向上心の塊みたいな奴だ。
      チャンピオンとなってからも強くなり続け、世間を大いに扇動した。し過ぎた」

マツバ「上昇を続ける上限と、一般のトレーナーの過度な成長を恐れたリーグの運営委員会は、
     そしてレッドさんを追放した、か……」

グリーン「よくもまぁ、楽しくない事情に詳しいな」

マツバ「性格でね。裏を探らずにはいられないんだ。なにより、情報は武器になる」

グリーン「腹グロめ、西のエリカはお前か」




68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:35:52.72 ID:jDIB/W/M0
マツバ「人の事は言えない。アナタは、最初からそう睨んで僕に接触して来たでしょう」

マツバ「それで、本当に挨拶だけですか?」

グリーン「あぁ、挨拶だけだ。同業者同士、西だ東だと言わず、仲良くしよう」

マツバ「・・・分からない」

マツバ「アナタは、リーグの体質が嫌でチャンピオンへの復帰を辞退したんでしょう。
    なら、どうしてジムリーダーという形で組織の内部に残っているんですか?」

グリーン「別に、何も深い意味はないさ。俺には人質もいないし、生活にも困ってない
      嫌いな組織の下にそれでも残る意味を考えれば、至極単純な理由だ」

マツバ「……変える気ですか?」

グリーン「レッドの奴が、出来なかったからな。成功すれば俺はようやく奴に勝てる」




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:40:30.77 ID:jDIB/W/M0
マツバ「ジョウトにまで来て、なにをするつもりか、教えて貰えませんか?」

グリーン「別に、何をするつもりもないよ。取り敢えずは。
      言ったろ? 仲良くしよう、それだけだ」

マツバ「派閥でも作るつもりですか?」

グリーン「将来的にはそうしたいな。けど、エリカの方が格上か。現状は地盤固めだ」

マツバ「力を持てば潰されますよ? ジムリーダーなんて、いくらでも代わりはいるんですから」

グリーン「持つだけなら問題ない。安易に振りかざさなければいいんだ」

マツバ「でも、それでは意味がない」

グリーン「あるさ」




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:47:21.42 ID:jDIB/W/M0
グリーン「例えば、このペンが包丁だとする。振りかざせば確かに犯罪者だ。潰される」

グリーン「だが、こうして鞘に納めて畳んで置けば何の問題も無い……」

グリーン「だが」

グリーン「俺が包丁を持っていると知ったお前は、果たして今まで通りリラックスして会話が出来るだろうか?」

マツバ「・・・・・・」

グリーン「同じことが組織でも言える」

グリーン「力は『そこに在る』ことで十分に効果を発揮する。まずはそれだけでいい」

グリーン「俺が考えている『つもり』はそういうことだ。まず力を作る」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 04:52:21.16 ID:jDIB/W/M0
マツバ「どうやって?」

グリーン「」スッ

マツバ「名刺?」

グリーン「作り立ての俺の名刺。いいセンスだろ?」

マツバ「これがなにか?」

グリーン「コネクション」

マツバ「・・・・・・なるほど、人脈は力か。その為にわざわざ」

グリーン「うかうかしてると既存の派閥に取られるからな。今なら一番乗りだったろ?」

グリーン「俺の見立て通りなら、数年後は、お前がジョウトジムリーダーの中心人物になっている」

マツバ「やっぱり派閥づくりじゃないですか?」

グリーン「そこまで大したものじゃない。最初は名実ともにお遊び交流サークルでいい」




73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:00:20.09 ID:jDIB/W/M0
グリーン「カントーのジムリーダーは趣向主義者や地域一体型が多くてな。統率を取るのは大変だ」

グリーン「しかし、ジョウトは業界新星ばかりだ。まだ無思想で、それも年齢層は全体的に若い」

マツバ「取り込むにはうってつけって訳だ」

グリーン「いずれ、ジョウトのジムリーダーも組み込むつもりだ。
      マチスやカツラはともかく、若年層はまだいける」

マツバ「・・・なるほどねぇ。しかし、それはウチの新星を調べ抜いてのことですか?」

マツバ「ハヤトや僕はいい。シジマさんもいいでしょう」

マツバ「でもイブキさんは生粋の協会派。ヤナギさんは頑固爺です」

マツバ「そしてあとの三人は、ジョウトの委員会が容易したした子供達だ」

マツバ「言わば、協会の子供。アナタで引き抜けますか?」




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:07:36.36 ID:jDIB/W/M0
グリーン「引き抜くという表現は正しくないな。子供はどこまでも無所属だろ」

マツバ「だがこのままでは組織に洗脳される。優秀な駒に成長しますよ?」

グリーン「そうならないように、これから種を撒きに行く所だ。エリカに先を越されてなきゃいいが」

マツバ「しかし……」

グリーン「奴らの洗脳手段は、『こうするしかない』と選択肢が一択だと思い込ませることだ。
      ようは、他の選択肢の存在を示してやればいい。具体的にはその名刺だ」

グリーン「その上で、俺が選ばれなければ、諦めるだけだ。そうならんように、
      近い将来、その名刺にすがり付いてもらうために、俺が頑張ればいいだけの話」

マツバ「・・・・・・」

グリーン「まぁ、もっとも」

グリーン「奴はそんな企みすら、まるごとぶっ飛ばすだろうけどな」




75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:14:09.07 ID:jDIB/W/M0
――アサギシティ付近の岩場――

レッド「ハハハハハ!!! 堅い!!堅い!!堅い!!堅い!堅い!!堅いィッ!!」ドガガガッガ!!

レッド「なにコイツヤベッ! カテェwwww」ドガガガガ

ハガネール「(汗)」オロオロ

ミカン「れ、れっどさん! そんなのそんなにたたいたら! おててこわれちゃう!」

レッド「ヒャハハハハ!!!」ドガガガガ

ハガネール「(汗」ヌーン

ハガネール「(涙」

ミカン「もーいじめちゃだめぇ!」




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:16:09.88 ID:jDIB/W/M0
レッド「え〜、スキンシップだよスキンシップ」

ミカン「だめなの! ねーるはなきむしだからだめ!」ヒシッ

ハガネール「(涙」

レッド「え〜」

ミカン「めっ!」

レッド「はいごめんなさい」

ミカン「よしよし。ねーるだいじょうぶ?」ナデナデ

ハガネール「///」




77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:18:38.61 ID:jDIB/W/M0
レッド「ま、なんか分からないケド仲直りできてよかったね。君のポケモン」

ミカン「たぶん。シンカしちゃったケド」

レッド「おぉ、いいじゃん進化。スゲェじゃん」

ミカン「なんかねー、みかんがじむりーだーになるために、シンカしちゃったの」

レッド「ジムリーダー? マジで? 君が?」

ミカン「」コクコク

レッド「へぇ」ニヤリ




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:21:44.01 ID:jDIB/W/M0
ミカン「ひぃ!」

レッド「バトルバトルバトルバトル・・・」ゴゴゴゴゴゴ

リザードン「グルル」ゴゴゴゴゴ

ミカン「あ、あのでもね! まだジムはじまってないから! まだだめなの!」

ハガネール「(汗」コクコク

レッド「え〜、ならしょうがないか」

ミカン「こわかった……」ドクドクドク

ハガネール「」ガタガタ

レッド「じゃ、それじゃ……またジム始まったら正式にチャレンジしに行くからな!」

ミカン「……え?」

レッド「頑張れよ! ジムリーダー!」




79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:22:57.40 ID:3qyRDS/q0
レッドさんこわいよぉ




80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:25:15.43 ID:jDIB/W/M0
ミカン「……ぁ」

ミカン「……えと」

ミカン「……」

ミカン「……はい」

レッド「よし! 約束な! そっちの堅いのもな!」

ハガネール「」ガクブルガクブル

レッド「ハハハハ!! 堅いからな〜今度はそ〜と〜物理高めて殴りにくるぞ!」

レッド「じゃ、バイバイ! またな!」

リザードン「グル」ガシッ

バフッ・・・・・・・バサバサバサ・・・・


・・・…ヒュォォォ


ミカン「とんでった……」




81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:28:56.99 ID:jDIB/W/M0
ミカン「……なんだったのかなぁ?」

ハガネール「……グル」

ミカン「……」

ミカン「は〜〜〜〜〜」

ハガネール「……」

ミカン「かえろっか、ねーる。またのっけてね、よいしょ」

ハガネール「」ヌーン

ミカン「えへへ〜、前より硬くて冷たい……」ペターン

ハガネール「」ズルズル

ミカン「でもやっぱりねーるだね〜〜」ナデナデ

ハガネール「///」

ミカン「ごめんね、がんばろーね」




83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:37:26.29 ID:jDIB/W/M0
――39番道路――

エリカ「はぁ……アカネちゃんはとてもぷにぷにで良い子でした。ウフフ」トテトテ

エリカ「ミカンちゃんも良い子だったらいいのですケド……」

エリカ「早く、どこかの傘に入れて上げないと……雨が振り出してしまう……」


ヒュゴォォォ……


エリカ「あら? リザードン……こんな地方に……」

エリカ「あぁ……」

エリカ「……」

エリカ「……はぁ」

エリカ「まったく、晴れてしまっては傘要らずじゃないですか」

エリカ「……・お茶だけやっつけ帰りましょ」



終わり




84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:37:34.36 ID:3qyRDS/q0
ミカンたんきゃわわわ




88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 05:40:45.19 ID:huTkrgem0
乙←ハガネール




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/07(水) 06:02:01.34 ID:ONtRD8emi
更に続編に期待

カツラ「わしのグレン島が噴火する訳がない」へつづく

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