1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:32:10.36 ID:VLS+n+jf0
ハグリッドの小屋

ハーマイオニー「賢者の石、賢者の石、っと……ニコラス・フラメルが作った、黄金と、永遠の命の水を生成することができるという代物ね」

ロン「君がどこにでもそのかるーい読書にうってつけなご本を持ち歩いていて助かったよ。それにしても、おったまげー」

ハニー「へぇ。ホグワーツで、そんな代物が守られていたのね」

ハグリッド「あぁ、俺ぁなんちゅうことを。ダンブルドア先生様との約束で誰にも話しちゃなんねぇのに……」

ハニー「大丈夫よ、ハグリッド。あなたは私の豚として正しいことをした、そうでしょ?さ、使える豚にはご褒美をあげなきゃ、ね?」フーッ

ハグリッド「おっほぉー!お前さんの息を俺みてぇな豚の耳に吹きかけてもらえるなんて光栄、光栄だハニー!ヒンヒン!」

ロン「いいかいハーマイオニー、今のハニーの心情は『本当は抱きついてありがとうって言いたいのに!』さ」

ハーマイオニー「勉強になるわ」

ハニー「……ロン?私の豚?」

ロン「なんだいハニー!」

ハニー「口をつぐんでヒンヒン鳴くか、向こう脛を蹴飛ばされるか、どちらがいいかしら」

ロン「どっちもさ、もちのロンでね!!ヒンヒン!」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:33:45.45 ID:VLS+n+jf0
ハニー・ポッター「私が、魔法使い?」の続きやで堪忍な
とりあえず半端で終わったけ、賢者の石編書ききるで




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:35:28.77 ID:3qjLC8to0
またお前かと思ったら案の定お前だった。むしろ違う奴だったらどうしようかと思ったわ。

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元スレ
ハニー・ポッター「賢者の石、ですって?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349778730/


 
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:39:51.61 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「それにしても、あのトロールを入れたのは誰だったのかしら、って、ハグリッドと話そうとしただけだったのだけれど」

ハニー「思った以上の収穫ね。流石よ、ハグリッド。あなたは出来る豚ね」

ロン「それじゃ、あのデカブツは――あ、君のことじゃないよハグリッド――どこかの誰かが、そのなんだか凄い石を盗むために入れたってことなのかな」

ハグリッド「は、ハニーに褒められるのはとんでもなく嬉しいが、お前さんら、このことにはあんまり関わっちゃいけねぇ!いかん、いかん!」

ハーマイオニー「そうは言っても、ハグリッド。私達、巻き込まれちゃったのよ。知らん振りできないわ」

ハニー「私達が豚を倒した後、先生たちがやってきたわよね?」

ロン「あぁ。マクゴナガルやら、卒倒してたはずのクィレルやら、それに、ダンブルドアまで」

ハーマイオニー「ほとんどの先生が、あの場にいたわね……あっ。でも……スネイプ先生だけは、いらっしゃらなかったわ」




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:46:09.14 ID:VLS+n+jf0
ロン「ビンゴだね」

ハニー「あの童貞……まだ虐められ足りないのかしら」

ハグリッド「お、おめぇさんらそりゃ早とちりもいいところだぞ!?ほら、スネイプ先生はあれだ、医務室で入院しちょるんだろうが!」

ハーマイオニー「でもあの場に、いなかったことは確かよね」

ロン「大方騒ぎに乗じて、医務室から抜け出したんだろうさ。あっ、ひょっとしたら怪我をしてるっていうのも、嘘なのかもしれない」

ハニー「豚にすらしたくもない性根ね、始めて目を見た時から分かっていたけれど」

ハーマイオニー「あぁいう人が苦手なのね、ハニー」

ハニー「勘違いしないで、グレンジャー。私が恐れるのは退屈と体重計だけ、それだけよ」

ハーマイオニー「……ヒンヒン」

ハニー「っ!や、やめ、やめてよ、は、はー……ハーマイオニー」

ハーマイオニー「よろしい。ふふっ」

ロン「あ、僕はいないものとして、続けて、どうぞ」

ハグリッド「俺もだ」

ロン「ハグリッド、どんな近眼相手でもそりゃ無理があるよ」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:51:15.42 ID:VLS+n+jf0
ハニー「私の豚?ハグリッド?あなたならきっと知っているのよね?その石っていうのが、どこに、あるか?」ツツーッ

ハグリッド「うっ、そ、そりゃそうだが、いかん!いかんぞ!俺ぁお前さんを危険な目にあわせっちまうわけにいかねぇ!ダメだ!」

ロン「口を割らないならその腕をツツーッてされるの代わってくれよハグリッド!僕はハニーの一番の豚だぞ!!」

ハーマイオニー「全く意味のないことをさせないの。ハグリッド?きっと、あなたがハニーと金庫に行った日に取り出したっていうのが、その石なのよね?」

ハグリッド「うっ、お、お前さんらはちーとばっか頭が回りすぎちょる!いかん、いかんぞ、は、ハニー!俺は教えん!あの仕掛け扉のことなn……あぁ!!」

ハニー「はい、ありがとう」フーッ

ハグリッド「おっほぉー!ありがてぇ、ありがてぇ!ヒンヒン!」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:56:25.44 ID:VLS+n+jf0
ハグリッド「もうこれ以上は絶対に喋らんぞ!あぁ、ハニー!お前さんの命令でも、だ!お、俺ぁダンブルドア校長の任してくれたもんを破っちゃいけねぇ!」

ハニー「ふぅん、中々にあのご老人も手懐けているようね……」

ロン「君の豚達に対する愛情ほどじゃないよ、ハニー!僕はいつも受け止めているよ、ハニー!」

ハーマイオニー「……仕掛け、扉……あっ」

ハニー「……ハーマイオニー?」

ハーマイオニー「……ダメよ。ハグリッドの、言う通りだわ。これは、生徒がこれ以上関わっちゃ、いけ……あっ」

ハニー「ハーマイオニー?私、あなたと同じ部屋になってから、ほんとはずっと、こうしたかったの」ツツーッ

ハーマイオニー「あ、あぁ、ダメ、ダメよハニー、ダメ……ロンたちがみてるわ、あ、見てなきゃいいって話じゃ……///」

ロン「つづけて」

ハグリッド「どうぞ」




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 19:57:56.39 ID:0LI8fJVR0
うんうんその件はちょっと長くやろうか




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:02:28.60 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「ふーっ、ふぅ、わ、私の方が上手(うわて)だと、思ってたのに!」

ハニー「残念ね、ハーマイオニー。まだまだあなたじゃ常に私の上には立てないわ」

ロン「たとえすこーし君の素を知っていても、ってね」

ハニー「ロン」

ロン「ヒンヒン!」

ハグリッド「なんの話かわかんねぇが、ハーマイオニー……おめぇさん、何を気づいたっちゅうんだ?」

ハーマイオニー「あ、あのね。石が守られているのは……四階の廊下、あの三頭犬の足元にあった仕掛け扉の向こう、じゃないかしら」

ハグリッド「!?」

ロン「へーぇ、奴さんの足元はそうなってたのかい?僕はハニーの足を舐めるので精一杯だったよ」

ハニー「私も、跪かせた三頭犬の肉球に夢中だったわ」

ハグリッド「し、しまった!フラッフィーじゃなく俺が守っちょれば、ハニーにモフモフしてもらえたのか!!」

ハーマイオニー「ハグリッド、あなた、校長先生との約束を守る気はあるの……?」




24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:08:19.96 ID:VLS+n+jf0
ハニー「賢者の石っていうものがこの城にあって」

ロン「それで、そいつはあの四階の廊下の仕掛け扉の中にあって」

ハーマイオニー「そして、そこはあの三頭犬が守っている、ということね?」

ハグリッド「あ、あぁ、なんちゅうこった!また口を滑らしちまって、俺、俺ぁもう酒はやらんぞ!」

ロン「いや君しらふだよ」

ハニー「この私という存在に常に酔っているのよ、そうよねハグリッド?だからあなたは何も悪くないの。平気よ、この私が許してあげる」

ハグリッド「は、ハニー……お前さん、お前さんは、天使だ……」

ハーマイオニー「重症ねぇ」

ロン「何言ってるのさ、ハグリッド!女神、ハニーは僕らの女神だろ!?」

ハーマイオニー「……もう何も言うまい、だわ」




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:14:24.00 ID:VLS+n+jf0
翌日

ロン「それで、ハニー。どうする?今すぐ命令してくれれば、僕、あの廊下に飛びこんじまうけど」

ハニー「いいえ、別にいいわ。永遠の命だの黄金だのに、興味はないもの」

ロン「あー、そうだね。君なら自力で手に入れられそうだ、何せ僕らのハニーだもの」

ハーマイオニー「私の親友をどんどん超人にしないで。でも、スネイプが何をしたいのか、は」

ハニー「気になるわね、えぇ。あの童貞、それでハーレムでも築く気かしら」

ロン「僕は君だけがいればいいよ、ハニー!」

ハニー「当たり前でしょう、私の豚」

ロン「ヒンヒン!」

ハーマイオニー「そんな小さなことなのかしら……あぁ、でも良かったわ。今日からスネイプ先生の授業は再開だそうだもの」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:18:43.67 ID:VLS+n+jf0
ロン「そりゃいいや、奴さんの面を見て、何を考えてるのか暴いっちまおう」

ハニー「言っておくけれど、あれは私の豚になんてしないわよ?」

ハーマイオニー「承知しているわ……あ、あそこを歩いているの、スネイプ先生じゃなぁい?」

ロン「ほんとだ。顔の包帯は取れてるな、でも……おいおい、なんだいあいつ。足を引きずってるぜ」

ハニー「ふぅん。まるで大きな獣にでもやられたようじゃない?それとも、誰かの折檻でも受けたのかしら」

ロン「ハニー、ハニー!僕は君に何をされても次の瞬間には飛び起きるよ、ハニー!」

ハーマイオニー「ロン、ちょっと黙って……あ、スネイプ先生に気づかれてしまったわ」

スネイプ「…………」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:26:39.93 ID:VLS+n+jf0
ハニー「ごきげんよう、スネイプ先生?」

スネイプ「……」

ハニー「すっかりご体調もよろしいようで、なによりだわ」

スネイプ「……」

ハニー「……」

ロン「おい!ハニーを無視するなんて、いくら先生でもやっていいことと悪いことがあるんではないですか、先生!」

ハーマイオニー「ロン、抑えて、抑えて頂戴。そんな口を先生に利いてはいけないわ」

スネイプ「……やはり見た目はリリーそのもの……しかし、この目、この目が……」ブツブツブツブツブツ

ハニー「?」

スネイプ「いやむしろこの目のせいで台無し、台無しではないかリリーという完璧な芸術に……そうまるで完成間近の魔法薬にハチミツを……」ブツブツブツ

スネイプ「……その反抗的な目が気に食わん、ポッター。グリフィンドールから5点減点」

ハニー「はぁ……?」

ロン「おい!おいふざけるなよ!ハニーをからかっていいのは僕r」

ハニー「ロン」

ロン「ヒンヒン!なんだい僕らのハニー!ヒンヒン!」




34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:33:17.15 ID:VLS+n+jf0
地下廊教室

スネイプ「この授業では、非魔法族生まれの者も魔法族生まれの者も、はたまたたとえ、魔法界の英雄様であっても?等しく我輩の前ではおちこぼれであり、また出来損ないである」

スネイプ「特に、奢り高ぶった女王様気分の者は、よーく聞いておくことですな?いいですかな、グリフィンドールの?天下を獲るとかいう、英雄のお嬢さん?」

ドラコ「ぷぷっ」

ハニー「……」

ロン「ハニー、あのイヤミ野郎をぶっ飛ばす準備はグリフィンドール生全員すんでるぜ」

ハニー「いいわよ、全く、嫌味がお子様ね。相手をするだけ無駄だわ」

ハーマイオニー「本当に、スネイプはあなたのこと、嫌っているのね」

ハニー「……そのようね、えぇ。私だって同じだわ」




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:36:24.12 ID:WZj5eiM8O
スネイプwwwww




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:39:25.22 ID:VLS+n+jf0
スネイプ「私語は慎めと以前言ったはずだが?」

ハニー「えぇ、あなたが突然ドングリのお坊ちゃんみたいに泣きながら鍋に飛び込んだ日にね、聞いたわ」

スネイプ「反抗的な態度にグリフィンドールから5点減点。それと、『聞きました、“先生”』」

ハニー「あら、私を先生と呼んでいただかなくても結構よ?」

ロン「ヒューッ、ハニー!たまんねぇぜ!」

ハーマイオニー「は、ハニー、ダメよ、そんな挑発的な……あぁ」

スネイプ「……グリフィンドールから十点減点」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:40:50.84 ID:KL2S/7yN0
やべー女王様ハニーかわいいww




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:41:44.53 ID:HMlxe0XnP
ハグリッド当たりに点数足されるんだろうなww




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:42:54.58 ID:VLS+n+jf0
スネイプ「授業を始める……その前に、ポッター」

ハニー「何かしら、先生?」

スネイプ「アスフォデルの球根に、ニガヨモギを煎じたものを加えると、何にn」

ハニー「『生ける屍の水薬』、眠り薬です、先生」

スネイプ「……」

ハニー「あなたがお長い休暇を取っている間に、私、教科書のだいたいの事は覚えてしまったのだけれど?ふふっ」

ロン「君と仲良くなるためだぜ、ハーマイオニー」

ハーマイオニー「なぁにそれ可愛い」

スネイプ「……傲慢な態度に十点減点!」

ハニー「どうぞ、お気がすむまで。必死になっちゃって」




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:47:44.94 ID:VLS+n+jf0
ロン「ごっそり減点されっちまったな……あぁハニー、君を悪く言ったように聞こえたら僕を蹴っ飛ばしてくれ。あの、スネイプの野郎め」

ハーマイオニー「あれから何度も事あるごとにハニーから減点していったわね……ハニー、平気?」

ハニー「別に、あれくらいでは堪えないわ。幸い、次の『妖精の呪文(呪文学)』の豚は、私がノートをめくるだけて点をくれるもの」

ロン「あぁ、なにせ君のノートのめくり方と来たら、まるで混沌とした世界を新たに創り返る様を見せられているようなものな」

ハーマイオニー「書ききったページをめくって真っ白になっただけだと思うわ」




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 20:55:14.68 ID:VLS+n+jf0
ロン「ともあれ、あれくらいの減点、へっちゃらさ」

ハーマイオニー「ハニーが言うのは分かるけど、どうしてあなたまでそんなに自信満々なの?」

ロン「あぁ、なにせ今度の土曜日は、クィディッチだろ?」

ハニー「私の初試合、ね。豚を増やすチャンスだわ」

ロン「その通り。そして、僕らのハニーがシーカーをするチームが負けるなんてありえない」

ハーマイオニー「なるほど。その点数をあてにしている、ということね。シーカーって、どんなポジションだったかしら」

ハニー「取れば試合終了で、チームに一五〇点が加算される『スニッチ』を獲るポジションよ。私にうってつけね、ひれ伏させてあげるわ」

ロン「あぁ、実際練習じゃぁどのスニッチもすぐにハニーに飛び寄って『獲ってください!』って言わんばかりだったそうだしね、兄貴によると」

ハーマイオニー「そう……あぁ、でも不安だわ。何かあったら、って思うと」

ハニー「あら、心配してくれるの?」

ハーマイオニー「あたりまえよ!あなたは大事な、お友達で……」

ハニー「あっ……あ、あり、ありが、と」

ロン「あー、悪いね。僕ちょっとトイレ、ホントごめんよ、なぁに、すぐにスッキリしてくるさ、もちの僕で」




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:00:46.53 ID:VLS+n+jf0
土曜日・クィディッチ競技場

解説「な、なんということでしょう!!グリフィンドールの期待の新星、あの、は、ハニー・ポッターが!」

ハニー「っ、っ!!おとなしく、しなっ、さいよ!!」

ハーマイオニー「ほ、箒のコントロールを失って、暴れまわられているわ!」

ロン「ど、どうなってんだ!?ハニーの飛行の腕前で、あんなことになるはずが……まさか、誰かが悪戯を!?あのフォイフォイ野郎か、ちっくしょうマーリンの髭!髭!!」

ハグリッド「いんや、ありえねぇ、そいつぁありえねぇぞ、ロン!ありゃぁ最新型のニンバス2000だっちゅうし、箒なんて代物に生徒がちょっかいなんざ、かけられねぇ!」

ハーマイオニー「……それが生徒なら、ね!ロン、あそこ!スリザリンの応援席、見て頂戴!」

ロン「な、なにさ!今、僕はハニーの健康的な太ももを見るのに忙しいkいやいやHAHAHAハニーの心配を……」

ハーマイオニー「いいから見なさい!あそこ!クィレル先生が固唾を呑んで見守ってる後ろ!スネイプが……まばたき一つせず、ハニーを睨んでるわ!!」

ロン「な、なんだって!あの野郎!ハニーの豚は僕だぞ!!!」

ハーマイオニー「いっぺんそれから離れなさい!!!!」




53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:04:06.05 ID:C4HfRZcX0
このシリーズ好きだわ




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:07:15.29 ID:VLS+n+jf0
ワーーーワーーーー!!

グリフィンドール生「スニッチを燃やせーーーーー!!!」
グリフィンドール生「ハニーの制服の中に入りやがったスニッチは浦山死刑じゃああああああ!」
グリフィンドール生「勝ち負けなんざどうでもいい!そのスニッチをよこせーーーーーー!!」

フーチ「いけません!試合に使われたスニッチは大事に保管される決まりで、下がりなさい!下がりなさい!

ワーワーワーー!!

ハグリッド「……クィディッチ競技場は、大変な騒ぎになっちょるな」

ロン「なぁハグリッド、君ならあの審判のフーチ先生からスニッチを奪ってこられるんじゃ……」

ハーマイオニー「バカなことを言っていないで。ハニー、平気?」

ハニー「えぇ、全然。全然平気よ。勝てて、良かったわ」

ハーマイオニー「そういうことじゃなくて……怖かったわよね」

ハニー「この私が、怖い?冗談。冗談キツイわ、ハーマイオニー」

ハーマイオニー「あなたの強情もね。はい、お茶よ」

ハニー「……美味しい」




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:13:41.15 ID:RwgqJz+E0
ハニーたそ〜




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:13:41.57 ID:HMlxe0XnP
これはいいハニー




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:14:11.81 ID:VLS+n+jf0
ハニー「それじゃ、あの童貞教師の仕業なのね」

ロン「あぁ、大方こないだ君にこっぴどくあしらわれたのに腹がたったんだろうさ。全く、ご褒美だって思えないのかな」

ハグリッド「それだから豚になれっちゅうことだ……いや、いやいやいや!お前さんら、なんでスネイプ先生を疑う!?」

ハーマイオニー「だって、ハグリッド。私達、見たじゃないの。スネイプ先生がハニーから目を離さず、何かブツブツ言っているところ!」

ハグリッド「お、大方また自制するために必死だったんだろうて……大体なぁ、ホグワーツの教師がそんな理由で生徒に呪いなんざ……」

ハニー「じゃぁ、こっちの線はどうかしら。あの童貞教師は、私がハロウィーンの日に自分が何をしていたのか検討をつけている、と気づいて」

ロン「!そうか、邪魔される前に……君を!?殺そうと!?野郎、屠殺してやる!!」

ハーマイオニー「ハニーの豚はあなたの方だから屠殺はおかしいわロン、落ち着いて!




60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:15:25.83 ID:YjdNAgwW0
ハーマイオニーも慣れてきたな




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:22:12.17 ID:VLS+n+jf0
ロン「落ち着いてるさ!落ち着きすぎてチャドリー・キャノンズの優勝パレードをしたい気分だよ!!」

ハグリッド「そりゃぁこの上なく錯乱しちょるってことだ、ロン、やめろ!スネイプ先生はそんなこたぁしねぇ!」

ハニー「ハグリッド?やけにあの童貞教師を庇うのね……?」

ハグリッド「うっ……は、ハニー。俺達のハニー。そんな目で、見ねぇでくれ……うぅ」

ハニー「……私、私の豚たちには、精一杯、一杯一杯、優しくしてきたつもりだけれど?」

ハグリッド「うー、うーぅ、ハニー、これぁ俺だけの問題じゃねぇんだ……」

ハニー「……そう。なら……信じるわ」

ハグリッド「どんな罰でも受ける!豚から畜生になってもえぇ!だから……へ?」

ハニー「私の大事な豚の言うことだもの、信じてあげる。あなたはずっと、私に使える豚であることを示してきたもの、ね?」

ハグリッド「は、ハニー……」

ハニー「……わたし、あなたを。信じて、いいのよね?」

ハグリッド「…………」

ロン「あ。ハグリッドの奴、失神してら」

ハーマイオニー「人ってあまりにも可愛いものを見ると意識失うのね」

ハニー「誰のことを言っているのかしら、私、想像もつかないわ。美しいのは否定しないけれど」




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:29:41.72 ID:VLS+n+jf0
冬休み

ハーマイオニー「いぃ?私がいない間に、二人で四階の廊下に行かないこと!」

ハニー「えぇ、そうしないでいてあげる。約束するのは私の方だけれど」

ロン「ハニーが行けって言ったら僕ぁハニーの言うことに従うよ、何においても。何せ僕、ハニーの一番の……」

ハーマイオニー「一番の豚ならハニーのことを考えて行動しなさい!全く、あなたは……あぁ、やっぱり私もクリスマス休暇、城に残ろうかしら」

ハニー「ダメよ。あなたには、あなたを待ってる家族がいるんでしょ」

ロン「僕ん家は両親と妹で長男のビルんちに行ってるからね。まぁそうでなくとも僕はハニーといたろうけど」

ハーマイオニー「ハニー……でも私、とっても寂しいわ。手紙、書くわね」

ハニー「ふぅん。それなら私の白豚にしっかり調教をしておかないと、ね。私の時間をかけた手紙がどこかに行ってしまわないように、だけど」

ロン「おい、ハニーのふくろうの白豚、この冬君はどうやらゆっくり寝る暇はないらしいぜ」

白豚「ピピィー!?」




67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:37:37.97 ID:VLS+n+jf0
クリスマス

フレッド「メリークリスマス、愛し君!我らがグリフィンの勝利の女神様、ハニー・ポッター!」

ジョージ「哀れな子羊の僕らに、暫しの間君と合間見えたことの感動と喜びを堪能する時間を!」

ハニー「ハァーイ、メリークリスマス。そんなに敬愛していただけるのなら、首輪を受け取ってもいいのよ?」

フレッド「おーっとお嬢さん、そいつを受け取るわけにはいかないのさ、とってもとってもステキな申し出なのだけどね」

ジョージ「君にはロニーを任せてる、僕らの面倒までみてもらわなくって結構さ。優しい君の思いだけ受け取っておこう」

ハニー「……あなたたちって」

ロン「やぁ、ハニー!僕らのハニー!ヒンヒン!」

ハニー「あら……ふふっ、私の豚、いいえ、トナカイさん?衣装は気に入ってくれた?」

ロン「もちのロンさ!僕、これ、一生着ることにするよ!ヒンヒン!」




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:42:41.77 ID:VLS+n+jf0
ロン「だぁーれもいない談話室っていいなぁ」

ハニー「この私と、ロンの兄弟だけだものね」

ロン「パーシーは勉強だなんだって降りてこないし、フレッド、ジョージは方々で遊びまわっているものな」

ハニー「私達も宿題はやるべきだけれど、こう寒いとその気にもならなわね」

ロン「あぁ、ごめんよハニー!暖炉の火を強くするかい?」

ハニー「いいえ、そっちはいいわ。でもちょっと体勢を変えるから、もう少し上に移りなさい?」

ロン「合点さ!たとえフカフカのソファーでも、君が座るときは常に僕はマットだよハニー!」

ハニー「あなたは出来るトナカイさんね」




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:48:04.16 ID:VLS+n+jf0
ロン「うーん、っと……ハハハ、ハニーは強いなぁ」

ハニー「……」

ロン「えーっと、こりゃぁ僕は手詰まりかもしれないや。困った、困っちまうなぁ」

ハニー「ロン。私のトナカイ、私の豚」

ロン「……なんだい、ハニー」

ハニー「回りくどいのは嫌いよ。いい?手なんて抜いたら、承知しないわ」

ロン「……あー」

ハニー「……」

ロン「クイーンを、前へ。チェック・メイト」

ハニー「……女王で幕引きなんて、私へのあてつけかしら」

ロン「ち、違うんだハニー!ごめん、ごめんよハニー!でもチェスはこの豚いいやトナカイな僕の唯一のとりえなのさ、ごめん!ごめんよハニー僕のハニー!」

ハニー「どうして謝るの、誇りなさい。この私に一度でも一泡ふかせたのだから」

ロン「一度?」

ハニー「ロン」

ロン「ヒンヒン!もう一回やろうか、ハニー!君とやるチェスは最高さ!!」




73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:52:48.86 ID:VLS+n+jf0
ハニー「そういえば、プレゼントが届いているのよね」

ロン「あー、そうだね!チェスなんてやめっちまおう、うん!」

ハニー「……駒落ちしてもらっても勝てないなんて」

ロン「忘れようハニー、君は最高だよハニー。さっ、君へのこの小山ほどもあるプレゼントを開けちまおう。日が暮れるよ」

ハニー「訓練された豚が大勢増えたおかげね。あっ、お菓子はあなたにあげるわ、ロン。いつもよく働くご褒美よ」

ロン「ホントかいハニー!」

ハニー「もう二度と体重計にデカイ顔はさせないわ」




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 21:56:36.15 ID:VLS+n+jf0
ハニー「これって、なぁに?古臭いマントかしら。最後に開けるというのに、外れを残してしまったようね」

ロン「……あぁ、ハニー。僕、それ、もしも僕が思っている物と同じなら。きっと、とんでもなく貴重な物だ。君の存在の次に」

ハニー「当然ね、私は至高で最高で究極だから。それで、なぁに?回りくどいのは嫌いよ、何度も言わせないで」

ロン「それ、それは……『透明マント』だ、ハニー!すっごいや、流石ハニー、貢物もハニー級ってわけさ!」

ハニー「『透明マント』??」




80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:01:15.71 ID:VLS+n+jf0
ロン「ほら、見てみなよ!君がマントで覆った部分が、すっかり消えてなくなっちまった!」

ハニー「これは……ふぅん。少し、確かにすこーし、凄いわね。流石の私も、存在を消すことはできないもの」

ロン「君はどこでもいつでも輝いているからね、あぁ。あっ、手紙だ、ハニー!マントが入っていた包みに、手紙があるみたいだよ」

ハニー「……『君のお父さんが亡くなる前にこれを私に預けた』」

ハニー「『君に返す時が来たようだ』」

ハニー「『上手に使いなさい  アルb〜〜〜〜』」

ロン「……だ、誰からだろうね、ハニー。あぁ、僕はこの城の最高の校長先生がそんなにおとぼけなはずがないと信じているよ」

ハニー「豚の素質あり、かしら」




84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:05:55.42 ID:VLS+n+jf0
深夜

ロン「クリスマスパーティーは凄かったね、ハニー」

ハニー「えぇ、まさかハグリッドが『どじょうすくい』をしっかり出来てしまうなんて」

ロン「君からの無茶ブリは僕らにとっての使命と同じさ、あぁ」

ハニー「当然よ……さぁ、もう寝ましょうか。あの子への手紙も書きおえたところだもの」

ロン「あぁ、それ手紙だったのかい。ハニー、君のことだから素晴らしい長編小説をたしなめているところかと」

ハニー「あら、なんだかこの寒空に放り出されたいトナカイさんがいるようね?」

ロン「今の僕はクリスマスのトナカイさ!飛んで見せるよ、ハニー!君のためにね!」

ハニー「そう、今度乗させていただくわ。おやすみ」




85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:08:39.82 ID:VLS+n+jf0
ロン「……」

ハニー「……」

ロン「女子寮に、行かないのかい?」

ハニー「行くわ、もちろんよ。あなたは?」

ロン「あぁ、僕もすぐに。ここでハニーを見送ったら、すぐに寝室に上がって、疲れっちまったからそのままベッドに直行さ!君の夢を見れるといいな!」

ハニー「……そう」

ロン「ハニー。僕らのハニー」

ハニー「なぁに?」

ロン「無茶をしちゃ、駄目だぜ。おやすみ」

ハニー「……えぇ」




87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:12:05.32 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……本当は、ロンも一緒に誘って。このマントを使って、色々探ってみたかった、けれど」

ハニー「……このマントは、私の……『お父さんが亡くなる前に』……」

ハニー「……」

ハニー「今日だけ。今夜だけ、一人で行かせて。この大事なマントを……わたしだけで。ごねんね」

ハニー「……なんでだろう。こんな薄いマントなのに」

ハニー「あったかい、な」

ギィィッ、バタンッ




90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:16:30.52 ID:VLS+n+jf0
ハニー「見えないと分かっているけれど、なんとなく、廊下の真ん中は歩きがたいわね」

ハニー「……そもそも、私。このマントを使って、何がしたいのかしら」

ハニー「ニコラス・フラメルのことはとっくに分かっているし、賢者の石が守られている場所の検討もついている」

ハニー「……ふふっ。いいえ、理由なんていいの」

ハニー「ただ、このマントを……前に使っていた人と、同じように」

ハニー「わたしの親だもの、きっとこうして、夜中に出歩いていたに違いないわ」

ハニー「こうやって、同じ事をしてみれば……思い出が、無くったって……」

ガシャンッ!!!

ハニー「っ!あぁ……廊下の所々にある、甲冑……この私としたことが、しまったわ。つい、ボーッと」

フィルチ「誰だ!誰かいるのか!?!?」

ハニー「っ!?」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:23:52.31 ID:VLS+n+jf0
スネイプ「どうしたのだ、フィルチ。我輩のクリスマスのパトロールに着いて行くと言い出したのは君だろう」

ハニー「……童貞の僻みってやつかしら」

フィルチ「スネイプ教授!今、確かに誰かがここで……そう!この甲冑のあたりで、音が!」

ハニー「……まずいわ。近づいてきてる」

スネイプ「ふむ……何者の影も見えん、が……なるほど?なにやら懐かしい気配がするようだ」

ハニー「……」

スネイプ「フィルチ、廊下のそちらの端を。我輩はこちらを歩く。彫像の影まで丹念に、『手で触って』探すのだ。いいな?」

フィルチ「仰せの通りに!」

ハニー「まずい、わ……あっ、あそこの、教室……扉が、少し開いてる」

ハニー「……音は、たてないように。慎重に、よ。この私がコソコソするだなんて、屈辱だわ……覚えておきなさい、童貞教師」スーッ




98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:27:22.07 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……行ったようね」

ハニー「ふーっ。焦ってなんていないけれど。少し、疲れたわ……もう大丈夫でしょう、マントを脱いでしまいましょう」

ハニー「それで、この教室は何かしら。あまり考えずに歩いていたから、何階かも……あら?」

ハニー「こんなホコリだらけの、カビ臭い教室に……どうしてこんなに大きくて、立派な鏡が?」

ハニー「……」

ハニー「『すつうを みぞの のろここ のたなあ くなはで おか のたなあ はしたわ』」

ハニー「……心の、望み?」




100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:32:13.62 ID:VLS+n+jf0
ハニー「ふぅん。面白そうじゃない」

ハニー「私の望み、そうね……このホグワーツの全員を、ヒンヒン言わせること」

ハニー「そんな望みを、見事当ててみせる、っていうわけ?鏡風情が生意気だわ」

ハニー「……さぁ」

ハニー「……私の、完璧に美しい姿しか、映っていないのだけれど?」

鏡 スゥゥゥゥッ

ハニー「! 像が乱れて、渦巻いていくわね……へぇ、何かおかしなことが起きるのは本当みたい」

ハニー「さぁ、それじゃあ。見せてみなさい。あらゆる生徒が、私の足元に五体投地する、姿……を」

ハニー「……えっ」

ハニー「……」

ハニー「……大人になった、わた、し……?」




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:35:22.71 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……いいえ、少し。少し、違うわ。目……私の目は、こんなに綺麗なグリーンじゃない」

ハニー「それに……となりにいる、男の人。黒い髪、あちこちツンツン逆立ってる……それで。私と同じ、ハシバミ色の、目」

ハニー「……」

ハニー「私の、両親?」

リリー『……』ニコッ

ジェームズ『……』ニッ




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:39:06.26 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……へぇ」

ハニー「やっぱり、そうね。完璧な私だもの……とっても、とっても、綺麗な人だわ」

リリー『……』ニコッ

ハニー「それに……それにつりあうくらい、素敵な人。私も、こんな人を……見つけられるのかしら」

ジェームズ『……』ニッ

ハニー「……言いたいことが山ほどあるわ」

ハニー「全く、この私を置いていってしまうなんて。あなたたちはとても不幸者よ。まぁ、死んでしまうことが既にそうだったかもしれないけれど」

ハニー「この私の、生まれた瞬間からそんなに美しくなる様を見る権利を、放棄してしまうなんて」

ハニー「まったく、まったく。子不幸者だわ、あなたたち」




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:42:31.93 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……ねぇ」

リリー『……』ニコッ

ハニー「……私は、とっても幸せな家庭にいたみたい。だってそうだもの。私みたいに綺麗な母親、それに」

ジェームズ『……』ニッ

ハニー「こんなに素敵な父親もいるんだもの。毎日が楽しかったに違いないの」

ハニー「……そうでしょ?」

リリー『……』コクッ

ジェームズ『……』コクッ

ハニー「……なら、どうして。どうして  死んで、しまうのよ」




112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:45:42.14 ID:VLS+n+jf0
ハニー「どうして、この私を置いていってしまったの」

ハニー「どうして、どうして!私をあんなところでに預けてしまったの」

ハニー「どうして、どうしてどうして!幸せなあなた達が死んでしまわなければならなかったの!どうして。どうして」

リリー『……』

ジェームズ『……』

ハニー「何も、言って、くれないの。私……私」

ハニー「わたし、ずっと……会いたかったんだから……パパ……ママ!!!」




117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:51:08.26 ID:VLS+n+jf0
ハニー「ロン、おはよう。いい天気ね」

ロン「やぁハニー!僕の……あー、ハニー?」

ハニー「なぁに?私の美しい顔がどうかしたの、今され見惚れることないでしょう」

ロン「何を言うのさ僕はいつだって……それはいいのさ。君、なんだか目が腫れているようだけど?」

ハニー「……そうね。そうかもしれないわ」

ロン「っ、どうしたのさ、おったまげー。君らしくないね、ハニー。謙虚な君もステキだけどね!」

ハニー「……ねぇロン、あなたに見せたいものがあるの、今夜」

ロン「へぇ!そりゃめちゃくちゃ楽しみだよ、ハニー!あー、でもほら。君は少し、寝たほうがいい。クマもあるみたいだし……」

ハニー「えぇ……きっとあなたも、喜んでくれると思うわ」ニコッ

ロン「…………」




119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 22:56:56.39 ID:VLS+n+jf0
ロン「すっごいや、ハニー!僕、僕!!」

ハニー「えぇ。ふふっ、可愛い豚さんにご褒美よ。あなたの、家族が――」

ロン「僕、僕!ハニーから、おったまげるくらいでっかい首輪を貰ってるよ!」

ハニー「……えっ」

ロン「あぁ、それにリードも!えっ、そ、そんなものまで!?ちょ、ちょっと待ってくれよハニー、僕らのハニー!それは心の準備がさぁ!」

ハニー「……」

ロン「すっごいや!ね、ねぇハニー?この鏡って、も、もしかしてその……未来を映す鏡、とか……?」

ハニー「……私の両親は、私の横に立ったりしないわ。ずっとね」

ロン「えっ、なんだい!?わ、わぁーぉ、ハニー!君って……あー、この辺にトイレってあるかな」

ハニー「外にでも行って済ませてきなさい、幸いそう高い階じゃないようだから」




121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:00:43.34 ID:VLS+n+jf0
ロン「ねぇ、ハニー。僕らのハニー。ココアはどうだい?」

ハニー「いらないわ」

ロン「それじゃ、ほら。色々暖炉で炙って食べたけど、君、これが気に入っていたろう?マシュマロさ。どうだい?」

ハニー「お菓子は全部あなたにあげる、って言ったはずよ。二度も言わせないの」

ロン「……なぁ、ハニー。あの鏡のことを考えているんだろう?」

ハニー「……いつから私の心を勝手に読むようになったのかしら」

ロン「割と最初からさ、あぁ。悪かったよ、君がその……あの鏡に、両親を見ていたなんて、思ってなくって」

ハニー「それは、いいの。で、私があの鏡のことを考えていたら、どうだというの?私の豚?」




123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:05:23.06 ID:VLS+n+jf0
ロン「……あの鏡、なんだかおかしいよ。もう、あそこには行かない方が良い」

ハニー「……いつから私に指図できるようになったの?」

ロン「指図なんかじゃないさ、お願いだよ。ハニー、君、君……酷いクマだ、ハニー」

ハニー「そう、メイクにはもう少し時間をかけないといけないわね。朝の出迎えを十分遅らせなさい」

ロン「ハニー、お願いだよ……僕、僕は」

ハニー「あなたは私の豚、そうよね」

ロン「……」

ハニー「……わたしがパパとママに会える、唯一の機会なの」

ロン「……ハニー」

ハニー「……私の、邪魔をしないで。いいわね?」

ロン「……」

ハニー「ロン?私の可愛い豚?」

ロン「ヒンヒン、さ。ハニー」




126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:08:31.86 ID:VLS+n+jf0


ハニー「……」キィィッ

ハニー「……」

ハニー「パパ、ママ」

ジェームズ『……』ニッ

リリー『……』ニコッ

ハニー「わたし、幸せだわ。もう、賢者の石なんてどうでもいい、勝手にすればいい。わたし……やっと、会えた。大事な大事な、パパと……ママに……」



ダンブルドア「やぁ、ハニー。今日も来たのかい?」

ハニー「!? だ、ダンブルドア、校長!?」




131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:13:59.04 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「隣に腰掛けてもよいかの。ほっほ、若いお嬢さんとこうして床に座るなんて、何十年ぶりかの」

ハニー「……先生ほどのいい男なら、そう月日は経っていないように思うわ」

ダンブルドア「これは嬉しい、君に言われるとことさらのう。のう、ハニー。君はとても似ておる。その鏡にうつる姿と瓜二つじゃ」

ハニー「見えるの、ですか?」

ダンブルドア「いいや、この鏡がうつすのは使用者の望みのみじゃ。そしてわしは、君の望みを推測したに過ぎん」

ダンブルドア「ほっほ、その様子じゃと、当たっていたと思っていいかな?」

ハニー「……えぇ。わたし……私がずっと見たかった、両親の姿……」

ダンブルドア「いいや、ハニー」

ダンブルドア「あれは君の両親ではない。あれは望みじゃ、君の、”ただの”望みなのじゃ」

ハニー「っ」




134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:20:44.90 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「この鏡の虜になってしもうた者は、これまでに何百人とおる」

ダンブルドア「既に説明したことじゃが、この鏡は使用者の望みを映し出してくれるのじゃ」

ダンブルドア「……一番強い望み、心の奥底にある願望を。君は両親を想った、じゃからその望みが映った」

ダンブルドア「ロナルド・ウィーズリーは何より君の下にいたかった、じゃからその姿が映った」

ダンブルドア「のう、ハニー。じゃがこれは、手に入る物でも、未来のことでも、ないのじゃよ」

ダンブルドア「ただの、望みなのじゃ」

ハニー「……」

ダンブルドア「現実であるか、果たして可能なものかさえ判断できず。この鏡の前でおかしくなってもうた者は数え切れん」

ダンブルドア「現実が辛いものであれば、ことさらのう。だが、じゃ。ハニー」

ダンブルドア「夢にふけったり、生きることを忘れてしまうことはよくない……手に入る望みも、何も。無くなってしまうのではないかね?」

ハニー「……」




140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:30:35.48 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……先生、お言葉ですが」

ダンブルドア「うむ」

ハニー「私は、どうやっても。この望みを、手に入れることは、叶いませんわ」

ダンブルドア「うむ、そうじゃろう。ジェームズと、リリーは……死んでしまった。まっこと、悲しいことじゃ」

ハニー「そんな私が――わたしが、これにすがって、なにが悪いと、言うんですか」

ダンブルドア「……」

ハニー「わたし、ずっと、ずっと!パパとママに、会いたかった!だから、だったら、それが叶うここにずっといたい!!だって、わたし、わたし……」

ダンブルドア「それが君の人生かね」

ダンブルドア「生きる者の責任を果たさず、ここで望みに魅入られれていくのが、君の生きる理由なのかね」

ハニー「……」

ダンブルドア「君は、ずっと一人だったのかね。違うんじゃ、ハニー。君は望んだ、両親の姿を。これだけで、よーくわかるはずじゃ」

ダンブルドア「君は覚えてなくとも、君は両親をずっと愛していた。そして両親は君を――たとえ死んでしまっていたとしても――愛し続けている結果なのじゃ」

ハニー「!」

ダンブルドア「君の本物の両親は、果たして本当にそこの鏡に映る幻か?……そうじゃないんじゃ、ハニー」

ダンブルドア「現実に生きる君を、しかと支えておるよ。ジェームズなどは、きっとうるさいことじゃろうて」




142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:38:34.05 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……先生、わたし――いいえ。私」

ダンブルドア「うむ、その目じゃ。まっこと、目はジェームズの生き写しじゃのう、ほっほ。当時の先生の一部はすくみ上がることじゃろうな」

ダンブルドア「さて……ロン、もう出てきなさい、ハニーは大丈夫じゃ」

ロン「あ……ハニー。ごめん、僕」

ハニー「……」

ロン「どうしても、君を方っておけなかった。だから、マクゴナガルに相談して、それで、ダンブルドア、が……」

ハニー「……ロン。それに、今はいないけど……ハーマイオニー」

ハニー「……手に入らない望みなんて、なんてちっぽけなんだろう。私にはもう、そんなもの目に入らない」

ハニー「……今を生きて、パパとママには……あっちに行ってから、たくさんたくさん。今度は二人にも話しをしてもらうわ」

ハニー「それまで、ロン。私の豚として、その……しっかり、着いてきなさい!いいわね!」

ロン「!あぁ、もちの、もちの僕さ!僕らのハニー!」




143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:44:04.54 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「この鏡はもう明日には移してしまおう」

ダンブルドア「じゃが、再び出くわしたとしても。君はあぁはならないじゃろうて」

ハニー「当然だわ。むしろ、なぁに?私、何かおかしな事をしていたかしら。ねぇロン?」

ロン「いいやハニー!君はいつだって君らしいよ!全部全部君だからね!」

ハニー「なんだか言い方に含みがあるけれど。何が言いたいのかしら、ヒンヒン鳴いて答えなさい」

ロン「ヒンヒン!ハニーは最高ってことさ!」

ハニー「あぁ、そう。そういえば、ダンブルドア校長?一つ質問をよろしいかしら」

ダンブルドア「なにかね、ハニー?今のも既に質問じゃが、もう一つだけ許そう」

ハニー「先生があの鏡を見ると、何が映るのですか?」

ダンブルドア「おーぅ、そうじゃな。あたたかいベッドにくるまって眠るところかのう。ほら、もうおかえり。チッチチッ」




145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:49:02.16 ID:VLS+n+jf0
冬休み明け

ハーマイオニー「……」

ロン「……」

ハニー「……私の豚を、私に断りなく正座させないでくれるかしr」

ハーマイオニー「ハニーは黙ってて!ロン、あなたがいながらなんてことなの!!」

ロン「ごめんよハーマイオニー、だけど僕は、ほら。結果的にハニーのためになると思って」

ハーマイオニー「結果論じゃないの!もう!ハニーが勝手気ままに動くのはしょうがないとして!あなたがしっかり止めないと駄目でしょう!?」

ハニー「ちょっと待ちなさい、ちょっと。それじゃ私がまるで、世話をされているようじゃないの」

ハーマイオニー「夜の廊下にちょっとでも涙目になったのなら黙ってなさい!」

ハニー「な、なによ!!うるさいわよグレンジャー!」

ハーマイオニー「ヒンヒン!ヒン!」

ハニー「やめなさいよ!!!」

ロン「あー、幸せだなぁ。でもどうせならハニーに踏まれながら眺めてたいなぁ」




148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:51:52.97 ID:o7SGidvgO
面白い
よくキャラが出せるものだ




149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:54:54.28 ID:VLS+n+jf0
ロン「新学期になったけど、特に変わりはないね」

ハニー「えぇ。スネイプ教授様様は相変わらず子供のような嫌味を並べて粋がっているわ」

ハーマイオニー「でもそれって、裏を返せばあの人のたくらみが上手くいっていない、ってことよね。きっと」

ロン「あの場ではハグリッドを信じるって言ったけど、やっぱり怪しいものな」

ハニー「えぇ、そうね。何せ突然、今度のクィディッチで審判をする、って言い出したもの」

ロン「な、なんだって!?」

ハーマイオニー「!?は、ハニー!危険よ、そんな!」

ロン「あの野郎!!ハニーのふとももを間近で見ようって魂胆か、マーリンの髭!!」

ハーマイオニー「あなたいい加減にしなさいよ!それに日頃そのふ、ふともも!に踏みつけられているのは誰よ!というか、今も!!」

ハニー「ロンのすわり心地はとてもいいわよ、試してみる?」

ハーマイオニー「遠慮させてもらうわ!」

ロン「こっちこそ!」

ハニー「ロン、私の豚。少しヒンヒン鳴いてなさい。そろそろハーマイオニーが般若になるから」




154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/09(火) 23:59:37.05 ID:VLS+n+jf0
クィディッチ第二戦

ロン「えーっと、なんだっけ?ロコモーター・モルフォイ?」

ハーマイオニー「ロコモーター・モルティス、よ!足縛りの呪文を、スネイプが少しでも変な動きをしたらかけてあげるわ……フォイはどこからきたのよ」

ドラコ「やぁ、スリザリンの応援席が満杯でね。汚くても仕方ないから、ここを使わせてもらおうか」

ロン「……そこから来たみたいだぜ」

ハーマイオニー「……召還呪文なんてありえないわ」

ドラコ「な、なんだその目は。ふんっ、まぁいい。どうせいまからほえ面かくのは君たちだ」




156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:04:22.07 ID:VLS+n+jf0
ロン「へぇ。そのほえ面っていうのは、ハーマイオニーの般若面、もしくはレッドキャップ面よりおっそろしいのかい」

ハーマイオニー「ロン」

ロン「や、やめろよ。ハニー以外がそれで僕を脅すのはやめろよ!」

ドラコ「この試合、ポッターはどれだけ箒に乗っていられるだろうね。賭けるかい、ウィーズリ……おぉっと!」

ドラコ「すまないね!君みたいな貧乏コソコソイタチにはそんな金、ありっこないか!ハハッ!」

ロン「こいつ……ハニー以外が僕を……」

ハーマイオニー「やめて、今はやめなさい、ロン。ほら、試合が始まるわ……スネイプ、なんて意地悪な顔をしているのかしら」

ロン「もとからだろ。ハニーに心を痛めながら言わせれば、童貞臭い負け犬の……」

ドラコ「だだだ、誰が童貞だって!?」

ロン「うん、もう君黙ってろよ」




159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:12:07.93 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「飛んで、ハニー!……えっ、えっ?どうして今、ファールをとられたの!?」

ロン「!? ハニーが審判の飛行を故意に妨げた!?ふざけるな!お前がハニーのふともも触ろうとしたんだろ!!!」

ドラコ「ハッハハハ!なぁお前たち、グリフィンドールがどんな風に選ばれるか知ってるかい?」

ハーマイオニー「あ、キャプテンのウッドが抗議に行ったわ。体格が良い五年生の、オリバー・ウッドが」

ロン「熱血漢だよな、あぁ。クィディッチ一筋だから、ハニーも豚の序列には加えないであげたとか……なっ!?さらにペナルティ二つだって!?」

ドラコ「……き、気の毒な人が選ばれてるんだ、そうだろ?ポッターは親がいない、ウィーズリーは金が無い」

ハーマイオニー「あぁ……決められてしまったわ。なんてことなの」

ロン「先制点は、あっちか。くっ、ハニー。早いとこ勝負を決めないといけないよ。スニッチのめ、今日は雌だな?」

ドラコ「……あー、ロングボトム!君も選手になるべきだね!おつむが……」




160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:13:04.10 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「あぁ!もう!またファールだわ!」

ロン「ちっくしょう!マーリンの……」

ドラコ「……聞けよ!」

ロン「うるさい!!隣の肉だるまにでも話てろ!!」

ドラコ「こ、こいつらは皮肉混じりの会話が通じないんだよ!うるさいな!バカなんじゃないぞ!ちょっと鈍いだけだからな!!」

グラップ「……」

ゴイル「……」




162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:16:03.05 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「あ、あぁ!ロン、ハニーが!ハニーが急降下を始めたわ!」

ロン「なんだって!?」

ドラコ「いいぞ、おいウィーズリー!ポッターは豚の君にあげる金貨の一枚でも見つけたのかも……」

ネビル「マルフォイ!ぼ、僕、君百人分の豚の価値があるんだぁあああうわああああああ!!」

ドラコ「な、なんだこのうわやめろよせうわああああ!?!?!?」

ロン「あぁ、ネビルのやつ。なんだかハニーとこの間話していると思ったら……漢だぜ、漢だぜ君。豚の中の」

ハーマイオニー「やった!やったわ!ハニーがスニッチを獲った!試合終了よ!すっごい、こんなに早くとっちゃうなんて!さいっこうよ!ハニー、ハニー!愛してる!!」




163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:18:51.45 ID:0MCVU1oS0
ネビルどしたwwwww




164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:20:19.99 ID:8WXlweJ70
ネビルワロタwwwww




165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:21:10.29 ID:VLS+n+jf0
ロン「やったな、ハニー!おいやめろよ!ハニーの靴を一番に舐めるのは僕だぞ!やめろよ!祝いのペロペロは僕が先だぞ!

ハニー「えぇ、当然の結果よ。ふふっ、この子ったらまったく、いつかのハーマイオニーみたいで……あら?」

ハーマイオニー「……」

ハニー「ハーマイオニー?ねぇ、どうしてそんなに離れたところで黙っているの?私、あなたからもお祝いの言葉がほしいのだけれど」

ハーマイオニー「あ、あぅ……お、おめで、と」

ロン「触れないであげなよ、ハニー。まったく、『つい口が滑ったの!』を百回は聞いたぜ」




168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:25:16.59 ID:VLS+n+jf0
ロン「ハニー、事前にネビルを豚にしておいたのは流石だね」

ハニー「えぇ、スネイプにべったりなマルフォイのことだもの。何かしてくるでしょうね、と思って。あなた達にもナイショで……ごめんね?」

ハーマイオニー「覚えてないわ、夢中だったから」

ハニー「あら、私に?」

ハーマイオニー「違うわよ!その、あの、そう!芝生が綺麗だったのよ!」

ハニー「えっ、あっ、そ、そう。そうなの、ステキね」

ロン「ハーマイオニー、誤魔化し方が下手だね君は。芝生なんて、この校庭にだってどこにでも……あれ?」

ロン「向こうの……校舎の裏をコソコソ歩いてる、あれって」

ハーマイオニー「え?……足をひきずっている、わね」

ハニー「……スネイプ?……禁じられた森に、なんの用があるのかしら」




169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:29:04.39 ID:VLS+n+jf0
禁じられた森

フィルチ「ひっ、ひぃっ!セブルス、どうして、君にこんなところで……」

スネイプ「このことは、二人だけの問題にしよう。そう思いましてな?」

ハニー「……ハーマイオニー、しっかり掴まっているのよ」

ハーマイオニー「え、えぇ。私達が箒に乗って上から追いかけてきた先で、スネイプ先生が……クィレル先生に、詰め寄っているなんて」

ロン「ゼハァ、ゼハァ、そして僕、ゼハァ、は、全力疾走、さ。なぁに、ハニーに鍛えてもらったからね!平気、さ!」

ハニー「黙ってなさい」

ロン「ヒンヒン!」




174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:38:25.10 ID:VLS+n+jf0
クィレル「ふ、二人、だけ?セブルス、私としては、君個人とはなにも……」

スネイプ「『賢者の石』のことは、生徒諸君に知られてはまずい。そうだな?」

ロン「!今、賢者の石って!」

ハーマイオニー「あの様子……闇の魔術に対する防衛術の先生のクィレル先生に、突破の方法を聞きだすつもり?」

スネイプ「もうあの野獣を出し抜く術を知ったのですかな?」

クィレル「なにが、わたしには、何のことだか……」

スネイプ「クィレル。我輩を、敵に回したくなければ……何がいいたいのか、よぉくご存知のはずだ」

ハニー「……下衆だとは思っていたけれど」

スネイプ「あなたの怪しげなまやかしについて、お教えいただこう?それに……どちらに対して忠誠を誓うのか」

クィレル「……」

スネイプ「今一度よく考えることだ。近々またお話しすることになりますな。失礼」

クィレル「……」ドサッ ブルブルブル




176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:42:37.71 ID:VLS+n+jf0
談話室

ハーマイオニー「きっと、石を守るのは三頭犬だけじゃないのだわ」

ハニー「えぇ、そうね。色々な、人を惑わせるような魔法がたくさんかけられて」

ロン「僕は君一人でイチコロだけど……それで、『闇の魔術に対する防衛術』の教師のクィレルを脅して、自分の側にひきこもう、ってわけ?」

ハーマイオニー「少しオドオドしてらっしゃるけど、ホグワーツで教える一流の教師ですもの」

ハニー「むしろオドオドしているから、かも、ね」

ロン「……それじゃ、石が守られるのはクィレルがスネイプに反抗出来ている間、ってこと?そんなもん、三日ともたないぜ、やれやれ」




178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 00:50:38.08 ID:VLS+n+jf0
数週間後

ロン「意外にもってるなぁ、クィレルの奴……僕、奴さんのこと見直したよ。もちろん君にはいつも見惚れているけどね、ハニー」

ハニー「えぇ、そうね。私はむしろ、ロン。私の豚なあなたがパンクしないかどうかの方が気になるのだけれど」

ロン「……それなら頼むよ僕らのハニー。ハーマイオニーへこの復習地獄から解放するよう頼んでくれよ」

ハーマイオニー「『石』の危機は重大よ、けど!試験だってずっとずっと重大なの!ロン、あなたは基礎がなってないわ!」

ロン「あのねぇハーマイオニー!試験はずっとずっと先のことだ!『石』は明日にでも……」

ハーマイオニー「ずっとじゃないわ、もう十週しかないのよ!?あぁ、あと一月前から準備するべきだったわね……」

ロン「ハーマイオニー、この城の危機と進級、君はどっちが大事なのさ」

ハーマイオニー「なるほど。平和になったこのお城で、あなたは私達の後輩になりたいわけね?」

ハニー「マット代わりを探さないといけないわ」

ロン「ハニー、僕らのハニー!君のマット代わりは僕だけだよヒンヒン!ヒン!」

ハニー「それなら頑張りなさい、ロン。良い事をしてあげるから」

ロン「ヒンヒン!」

ハグリッド「ヒンヒン!」

ハーマイオニー「増えてしまったわ……って、ハグリッド?どうしてあなたが、図書館に……?」




180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:00:08.78 ID:VLS+n+jf0
ハグリッド「ハッ!しもうた、誰にも会わねぇつもりだったのに身体が勝手に……よ、ようおめぇさんら!なぁに、ちょっと、散歩だ!」

ロン「散歩で、図書館ねぇ。きっと君は少し羽を伸ばしたかったら裁判所にでも行くんだろうな」

ハニー「ハグリッド?背中に何を隠したの?」

ハグリッド「あっ、い、いや、なんでも、なーんでもねぇ!」

ハニー「ハ、グ、リ、ッド?」ツツーッ

ハグリッド「おっほぉー!こ、これですはい!すいませんでさぁ!」

ハーマイオニー「あ、本なのね……これって」

ロン「……ハグリッド、何のつもりさ」

ハニー「『趣味と実益を兼ねたドラゴンの育て方』……?」

ハグリッド「あー、いや、ほら。おめぇさんらと一緒、ちーっとその、勉強で」

ロン「ホグワーツにスニジェットでも降らせるつもりかい」

ハーマイオニー「ロン、失礼すぎるわ」

ハニー「何をするつもりなの、ハグリッド?」フーッ

ハグリッド「おっほぉー!い、いや、いけね、いけねぇ!ここじゃ、ここじゃ駄目だ!駄目だ、あとで俺んちにこい!じゃ、じゃあな!」




183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:04:51.36 ID:VLS+n+jf0
ハグリッドの小屋

ロン「……正気かよ、ハグリッド!」

ハーマイオニー「まぁ……これ、本物の?ドラゴンの、卵なのね?」

ハグリッド「あ、あぁ……その、たまたま飲んじょった店で、こいつを持っていた物好きがおってな」

ハグリッド「俺ぁ昔っからこいつを飼ってみたくて、それで、賭けポーカーで……」

ハニー「……そいつ、なんだか怪しくないかしら」

ロン「その通りさ流石ハニー!あのな、ハグリッド!違法のドラゴンの卵をもってるやつがそんじょそこらにいるかい!?」

ハグリッド「あぁ、奴さん、それで処分に困ってたみてぇだ。俺にくれるときもせいぜいしたっちゅうとった」

ハーマイオニー「そういうことじゃ……あら?」

ハニー「どうしたの?私に見惚れた?」

ハーマイオニー「私どれだけあなたに恋焦がれてるの。違うわよ。違うったら。違うから。あのね、窓の外……誰か、いたような?」




185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:08:50.34 ID:VLS+n+jf0
ロン「ま、まずいぞ!こんなもんを持ってるのを、見られたら!」

ハグリッド「だ、誰だ!?誰かおるんか、おい!?」

……

フォーイッ!

ハニー「……」

ロン「……」

ハーマイオニー「……」

ハグリッド「……なんだ、ただのフォイか」

ハニー「そうね、ただのフォイね」

ロン「フォイじゃ仕方ないな、猫とかなら怪しいけど、フォイだもんな」

ハーマイオニー「そうね……フォイだものね」


窓枠の下ドラコ「!?……!?!?!?!?」




190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:10:05.67 ID:n4pe0eEz0
フォイフォイついて来たってわけか




192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:13:54.31 ID:VLS+n+jf0
ロン「とにかく、ハグリッド。考えなおしてくれよ……僕の二番目の兄貴を知ってるだろ、チャーリーさ」

ハグリッド「あぁ……奴さん、ドラゴンに関しちゃ凄かった」

ハーマイオニー「それだわ!ロンのお兄さんに、引き取ってもらいましょ!」

ハニー「ロン、チャーリーはどんな感じなの?」

ロン「えーっと、背は低いけど筋肉ムキムキマッチョマンのあれさ」

ハニー「豚にしがいがありそうね」

ハーマイオニー「そこはどうでもいいの。ハグリッド?そうしてもらいましょう?」

ハグリッド「うー……だが、だが……あっ、あぁ!ほら、見ろ!見ろ!孵るみてぇだ!見ろ!」

ロン「あ、ほんとだね……う、わぁ」

ハニー「……しなびた蝙蝠傘のような生き物ね」

ハーマイオニー「……あー、ハグリッド?」

ハグリッド「美しい……ハニー、おめぇさんと同じくらい、すんばらしい生き物だ」

ロン「ぶっとばすぞ!!!!!」

ハニー「いい反応ね、ロン」




195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:20:08.13 ID:VLS+n+jf0
ロン「……君の手で孵してやれたんだ。もう満足だろ、ハグリッド」

ハグリッド「だが、だがよぉ。俺ぁこいつが大人になるまで、ここで」

ハーマイオニー「……ハグリッド、この本によると、そのノルウェー・リッジバックは、一週間で三倍ずつ大きくなるのよ……?」

ハニー「火を吹くのも他のドラゴン種に比べ早い、と。私、やよ。このせまっくるしいけど心地いいあなたの家がなくなるのは」

ハグリッド「は、ハニー……」

ロン「……あ、これ僕らの説得とか正直いらなかったね」

ハーマイオニー「……そういえばそうね」

ハニー「私の魅力の前には万事解決、そういうことね」




ガチャッ

フィルチ「いんや、そうはいかないこともあるみたいですなぁ。悪ガキどもの女王様」

ドラコ「はっはーー!ざまぁないな、ポッター!!お前は掴まるフォイだ!!!」

ハニー「……自分で言ってんじゃないわよ」




199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:25:46.24 ID:VLS+n+jf0
マクゴナガル「…………」

ロン「……おっかないなぁ、マクゴナガルの顔」

ハーマイオニー「静かにしてっ!」

ハニー「ヒンヒンもだめよ、ロン……先生、夜中に抜け出したことは申し訳なく思います。だけど、私達」

マクゴナガル「いいえ、ポッター。どんな理由があろうとも、たとえ友のためを思っていようとも、規則破りは規則破りです……そちらの」

ネビル「……」

マクゴナガル「……あなたがたの帰りが遅いのを心配して出てきたという、ロングボトムも。例外ではありません」

ネビル「ハニー、ハニー。ごめんなさい、ぼく、鈍臭いから、君に迷惑を……」

ハニー「いいえ、ネビル。あなたはよくやったわ、出来る豚ね」

マクゴナガル「おだまりなさい!!あなた方五人は、全員、処罰対象です!」

ドラコ「ざまぁみろ、ポッター!……あれ?いち、にぃ、さん、よん、フォイ……んなっ!?先生、どうしてこの僕まで数えられているんですか!?」

マクゴナガル「行ったはずです、どんな理由があろうとも、あなたが夜中に出歩いたという事実は変わりません!!」




201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:32:19.22 ID:VLS+n+jf
ロン「……おったまげー」

ハーマイオニー「一人、五十点……はは、は。たった一晩で、二百点……失って、しまったわ」

ハニー「……おまけに、今後一切、私には授業での点は加算されない、ですって」

ネビル「ごめん、ごめんよ。僕、僕が余計なことしなけりゃ……」

ロン「ネビル、よせよ。君は巻き込まれただけさ、あぁ。漢だぜ君は、豚の中の」

ハーマイオニー「それって褒めているのかしら……おまけに、罰則もまた別にある、のよね」

ハニー「えぇ……一週間後、禁じられた森に、ですって」

ハーマイオニー「……怖い?」

ハニー「冗談も大概にしなさい。




203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:39:38.30 ID:VLS+n+jf
一週間後・禁じられた森

ハグリッド「グスッ、ハニー、すまねぇ。すまねぇ。ロン、ハーマイオニー、ネビル、すまねぇ。俺ぁもうハニー一筋に生きる、ドラゴンなんか二度と、すまねぇ」

ハニー「いいのよハグリッド。少し価値は下がったけれど」

ハグリッド「うぅうう、すまんかった、すみませんだハニー、ヒンヒン!ヒン!」

ロン「もうよそうぜ、ハグリッド。僕らみんな、運がなかったのさ」

ハーマイオニー「そうね。みんな罰をうけているのだし……やめましょう」

ネビル「ぼ、僕がしっかりしてれば……うん、よそう」

ドラコ「……」

ロン「みろよネビル。あれが、集団で回りはみんな知り合い同士だから一人だけ場になじめなくてでも他所に行くわけにもいかないから黙りこくって時間が過ぎるしかない奴、だぜ」

ネビル「わぁ、ぼっちってやつだね!」

ドラコ「な、なっ!!」

ハニー「……豚達、やめなさい。コイツと同じような煽りは、あなたたちの品位を下げるだけよ」




204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:40:31.27 ID:xKQKLTfQ0
ネビルひでぇ




205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:41:59.37 ID:0sXWJOsl0
影響されてるな




206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:44:34.17 ID:VLS+n+jf
ロン「なんで僕がハニーと一緒の組じゃないんだ!なんでだってんだちくしょう!マーリンの髭!」

ハーマイオニー「あなたハニーの足が汚れないようにって一々地面をスライディングしようとするんだもの」

ハグリッド「でぇじょうぶだ、ロン。ハニーには俺んちの犬、ファングがついてる。ハニーには俺以上に忠誠心見せちょるから、心配いらねぇ」


ファング「グルルルルルルル」

ドラコ「……おい、どうしてその犬っころは、ことあるごとに僕を睨む!」

ネビル「は、ハニーの敵ってみてるんじゃないかな」

ハニー「見上げた忠誠心だけど、今夜だけは他所にその警戒心を向けなさい。使えない豚は嫌いよ」

ネビル「あっ、そこは豚なんだね」

ハニー「私にとって豚は愛称だもの、譲らないわ」




210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:53:25.11 ID:VLS+n+jf
ネビル「……ね、ねぇ、ハニー。傷ついたユニコーンの血の跡を追って、助けてあげる、んだった、よね?」

ハニー「……えぇ」

ドラコ「……じゃ、じゃあ。教えろよ、おい。君は、魔法界の……英雄、だろう」

ユニコーン「」
???「……」ブシャァッ! ジュクジュクジュクジュク

ドラコ「そ、そのユニコーンの死体の血を吸ってる、な、なななななんだか分けのわからない化け物、は、ど、どどどどどうすれ、ば」

ハニー「……」

???「……」パッ スクッ

ネビル「ひ、ひぃ!こ、こっち、こっちに、きたああああああうわああああああああ!!!」

ドラコ「わ、わぁあああああああ!母上ぇえええええええええ!!」

ファング「キャイン!キャインキャイン!!」

ハニー「……みんな、行ってしまったわね」




212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 01:54:39.93 ID:VLS+n+jf
???「……」ズルズルッ、ズルッ

ハニー「ははっ、そりゃそうよね。あなたみたいな、気味悪いのが。こっちに、近づいてくるんだもの」

ハニー「それで、どうして私はここに残っていると思う?」

ハニー「……」

ハニー「……来なさいよ、化け物!この私を、同じ目に合わせようっていうなら……受けてたつわ!」

ハニー「(わたしの腰は、抜けたまま立ちそうにないわよ!!!!もう!!もう!!!!!)」




216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:01:13.96 ID:VLS+n+jf
ドドッドドッドドッドド!!

ハニー「えっ!?」

??「!!」ズザァァァッ!

ハニー「なに、あれ……馬の身体に、人の上半身の生き物が、あの化け物を追い払って……あっ。ケンタウルス……?」

ケンタウルス「怪我はないかい、美しいお嬢さん」

フィレンツェ「私はフィレンツェ、二つの意味で下半身が馬並みの、ケンタウルスです……ふぅ。あ、今のはきにしないで、君が美しすぎて少しね、すまない」

ハニー「…………助けてくれてありがとう。だけどとっととこの手を放しなさいこの下郎が」

フィレンツェ「っふぅ、森の賢者に流石の言い草だね、ジェームズとリリーの子」




217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:02:26.10 ID:vu719+N60
清らかなフィレンツェを返せ




221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:07:18.89 ID:VLS+n+jf
ハニー「パパとママを知っているの?二人の人生最大の汚点ね、あなたと知り合ったということは」

フィレンツェ「そこまで言わなくとも。さぁ、ここを離れよう」

ハニー「待って、説明が欲しいわ。あの化け物は何?ユニコーンの血で、何をしていたの?」

フィレンツェ「それは移動しながら。さぁ、早く僕の背中に」

ハニー「……」

フィレンツェ「さぁ!」

ハニー「とりあえず、いっぺん跪きなさい。少し調教と管理が必要のようね、この駄馬は」

フィレンツェ「?」




225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:14:47.82 ID:VLS+n+jf
フィレンツェ「すみませんでした、ハニー。僕はどうかしていたようだ、あなたのような天使にあんなまねを。お許しください」

ハニー「分かればいいの。それで、ほら。あなたの背中に乗ってあげたのだから、早く行きなさい。それと事情を説明してもらうわよ、出来損ないの豚」

フィレンツェ「えぇ……ポッター家の子。あなたはユニコーンの血が、何に使われるかを知っていますか?」

ハニー「……いいえ、悔しいけれど。角や尾の毛の用法は、『魔法薬』の授業で習ったわ。でも、血は……」

フィレンツェ「ユニコーンの血は。例え死のふちにいる時にでも、その命を永らえさせる。そんな効果があるのです」

ハニー「!」

フィレンツェ「しかしそれは、恐ろしい代償を払った末に、です。ユニコーンは最も純粋な生き物と言って良い。人前ではトイレにも行きません」

ハニー「基準が分からないわ」

フィレンツェ「そんな純粋で無防備な生き物を殺すなど、非常で残虐で、それだけで命は傷ついてしまう」

フィレンツェ「あの生き物の血を吸うと言うのは、そういうことです。他に失う者はなにもない、そんな者だけがその行為を行うのです」

フィレンツェ「ただ命を生きながらえさせるために、呪われた命を得るためだけに」

ハニー「……」




228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:24:52.42 ID:VLS+n+jf
ハニー「生きながら、呪われる。生きているけど死んだようなもの、そういうこと」

フィレンツェ「……えぇ」

ハニー「でも、そんなもの……誰がそこまで必死になるというの?生きながらの死なんて、そんなもの、死んだほうがマシじゃない。そうでしょ?」

フィレンツェ「えぇ、そうとも言えるでしょう……ですが、他に何かを飲むまでの間、それだけでいいとしたら?」

フィレンツェ「完全な力を取り戻す、何か。決して死ぬことがなくなる、何か。それを手に入れる、算段がついているとしたら」

ハニー「……!」

フィレンツェ「あなたは聡い子だと信じています、何せあの二人の子ですから。今、城に、何が守られているかは知っていますね?」

ハニー「賢者の石、それで作る……命の水!そういうことね!」

フィレンツェ「えぇ」

ハニー「でも、それこそ誰が……っ!?」

フィレンツェ「……一度力の衰えた誰か。それを取り戻すことを目論んでいた誰か。ハニー・ポッター……あなたはよく知っているはずだ」




230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:26:21.40 ID:VLS+n+jf
ハニー「それじゃ……まさか」

フィレンツェ「……今日、あなたは。僕があすこに現れなければ、星の下に消えていたかもしれない」

ハニー「出来る、豚ね……それじゃぁ、あれは!あの、化け物みたいなもの、は…ヴォルd」



ロン「ハニーを乗せるのは僕だけだあああああああ!!」

ハグリッド「ロン、ローン!飛び出してっちゃいけねぇ……ふぃ、フィレンツェ!?助けてくれたのか、ありがてぇ!ありがてぇ!」

ハーマイオニー「ハニー、ハニー!?平気、ハニー!?」

ハニー「……えぇ。怪我はないは……怪我は、ね」




233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:32:28.36 ID:0MCVU1oS0
いやー、ぶれないな




235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:32:58.78 ID:VLS+n+jf
ハグリッドの小屋

ハグリッド「あったけぇ茶だ、飲んじょくれ、ハニー。すこーしだけブランデーも入れちょる、元気がでるぞ」

ハニー「……気が利くわね、ありがとう。でも、いいわ」

ロン「いいわけないさ、ハニー!君、酷い顔だぜ……あぁ違う違う!君はいつだって最高に完璧だけど、あの、具合が悪そう、って意味で!」

ハーマイオニー「ハニー、やっぱり……」

ハニー「違う、いや、そうなんだけど、違うの……私が出会った化け物、あれはどうやら……『ヴォルデモート』だそうよ」

ハグリッド「うぉっ!?」

ロン「!?は、ハニー!?突然なんで、なんでそいつの名前が!?!?」

ハーマイオニー「……私も、本で、アナグラムになったのを見ただけだけど。えぇ、ハニー。どうしてその、今世紀最悪の闇の魔法使いが……?」

ハニー「全て繋がったの、ハーマイオニー。あいつは、生きてた。ここの城に守られてる石を使って、力を取り戻そうとしてる。ユニコーンの血はその繋ぎ、そして」

ハニー「あの、スネイプは……ヴォルデモートに味方して、あいつの復活の手引きをしてるんだわ!」




236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:40:05.56 ID:0MCVU1oS0
ハニーちゃんは単純スペックでハリー凌駕してるね
でも肝心なとこで腰抜けちゃう可愛い




239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:46:52.82 ID:+cj+bXGj0
>>236
惜しむらくはあのジェームズの目を持っていることだな




240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:51:33.18 ID:0MCVU1oS0
>>239
あのジェームズのだもんなぁ




237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:44:02.18 ID:VLS+n+jf
数日後

ハニー「……傷が痛いわ、もう。なんなのかしら」

ロン「ハニー、氷を持ってきたよ、ハニー!……大丈夫かい?」

ハーマイオニー「あの森の一件からこちら、そんな感じね。平気?」

ハニー「えぇ……こんなんじゃ、テストにも集中できやしない」

ロン「あぁハニー、よしてくれよ。僕まで酷い頭痛になっちまう」

ハーマイオニー「やるだけやったじゃない、あとは本番よ」

ハニー「……クィレルの方も、このまま持ちこたえてくれればいいのだけれど」

ロン「あぁ……あいつ、ずっとずっと根性があったな。ナヨナヨしてて頼りない、って思ってたのに」

ハーマイオニー「でも、日に日にやつれていっているわね。スネイプ先生は……」

ハニー「……あれってもはやパワハラよね、っていう嫌味の着け方をしだしたわ」




238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:46:16.90 ID:VLS+n+jf
ロン「よっしハニー、ついにあの野郎をぶっ飛ばすかいハニー!君の豚たちの準備は万全さ!」

ハニー「……ほとんどあなたくらいのもののようだけれど」

ロン「……あー、しかたないさ。あんだけ減点くらって、マルフォイのやつが言いふらしたからな。でも大丈夫、みんなすぐに忘れて、また君の虜だよ、ハニー!僕はずっとだけどね!」

ハーマイオニー「静かになったのはいいけど……ヒソヒソされるのは嫌いだわ」

ハニー「えぇ、ほんとに……嫌いよ」




241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:53:43.16 ID:VLS+n+jf
ロン「こんな小鬼の名前なんて、世の中に出てから使うはずないと思うんだけどなぁ」

ハーマイオニー「ロン、それは世の学生と呼ばれる人たちみんなが抱えている不満だわ。それでも尚励んだ人たちだけが、上に行くことのできる……」

ロン「わー、もう!やめてくれよ!今難しいことを言われると、マーチン・ミグズの冒険のキャラクターとごっちゃになっちまうだろ!」

ハニー「ロンの好きな漫画なのよね……あら」

ハーマイオニー「どうしたの、ハニー?」

ハニー「いいえ、そういえばそこの教室は……あの鏡があった場所よね、って」

ロン「あぁ、そうだっけ。昼間だから分からなかった……あれ?ちょっと開いているね」

ハニー「私が始めて来たときもそうだったわ。きっと、止め具がゆるくなっているのよ。使えない豚ね

ハーマイオニー「今の言いたいだけね、ハニー。閉めておきましょうか……」

 クィレル「もう、もう勘弁してください……」

ロン「!おい、いまの!」

ハニー「中でクィレルが……誰かと、話してる?」




243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 02:59:46.61 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「相手の声は分かる?」

ロン「駄目だ、教室の端と端とで話してんのかな。クィレルの声しか……でも姿を見ようにも、これ以上あけたら気づかれちまう」

ハニー「静かに、聴いてましょう」

 クィレル「も、もう私は……分かりました、分かりましたよ……そう、致します。うぅ」

バタンッ!

ハニー「!」

クィレル「ぅう、ぐすっ」ツカツカツカツカツカ

ハニー「……泣きながら、さっさと行ってしまったわ」

ロン「僕らに気づきもしなかったな……あ。あっちの扉も開いてる……きっと、出て行ったのは、スネイプに違いない」

ハーマイオニー「そうすると……あの口ぶりは……クィレルがスネイプの側についてしまった、ということね」

ハニー「……つまりは、ヴォルデモートのね」

ロン「ハニー、ハニー。で、できればその名前だけは……」

ハニー「何?黒豚とでも呼ぶ?」

ハーマイオニー「歴史家が聞いたら卒倒しそうだわ、ハニー」




246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:03:59.81 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「……残るは、あの三頭犬の攻略法だけ、ということね」

ロン「あぁ、クィレルも知らない風だったものな」

ハニー「あの犬じゃ、何にも障害にならないと思うのだけれど」

ロン「あぁ、君は完璧だからねハニー!犬を手懐けるのにかけちゃ天才的さ!いや何事もか!」

ハーマイオニー「みんながみんなあなたじゃないわ、ハニー。あの犬はハグリッドのものだというし……ハグリッドが教えないように、祈りましょ?」

ロン「うん?チャドリー・キャノンズのチームのモットーがなんだって?」

ハーマイオニー「……たしかにそれくらい可能性は低いけど、冗談じゃないわ」

ハニー「……一度、釘を刺しにいかないといけないわね」

ハーマイオニー「えぇ、ハニー。それは物の例えでね、本当にそんな物騒な釘はいらないの、知ってた?」




248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:11:09.41 ID:VLS+n+jf
テスト週間

ハニー「……(ハグリッドのところに行く暇がなかったわ)」カリカリカリカリ

ハーマイオニー「……(不安だけど、仕方ないわ。今は、こっちを集中しないと)」カリカリカリカリ

ロン「……!(あ!これ、ハーマイオニーに教えてもらったところだ!)」カリカリ、カリ

ハニー「(カンニング防止用の羽ペンって凄いわ。そういえば、昔、はめられたわね。カンニングなんてしてないのに、疑われて。あの時これがあればなぁ)」カリカリカリカリ

ハーマイオニー「(ここの問題は随分簡単ね。先生ったら、手をぬいたのかしら)」

ロン「(あっ!これ、ハニーに教えてもらったところだ!あぁ、あの時のハニーの一生懸命教えてる感じ、良かったなぁ)」カリカリ

ハニー「(魔法史の最後、つまりはテストの全日程の最後……勝手に混ぜる大鍋、っと)」カキカキカキ

ハーマイオニー「(あら、ついこのあいだの最後の授業で話したところね。これはもうサービス問題だわね)」カキカキカキカキ

ロン「(あ!これ、ハーマイオニーに教えてもらっttもらってない!?!?!?)」

ジリリリリリリリリッ!




249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:13:04.45 ID:uClaQHBr0
ロン…




250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:15:04.66 ID:VLS+n+jf
ロン「終わった、終わったぁーー!あぁ、ついにテストから解放されたんだ!」

ハニー「お疲れ様、どうかしら?私の豚として恥じない結果は残せそう?」

ロン「あ、うん……で、でも最後の、最後のあれはとってもむずかしかったよな!ハニー、あれは大目に……」

ハーマイオニー「えっ」

ハニー「……ロン」

ロン「えっ……ま、まぁまぁ!復習なんてやめにしようよ、ほら!いい天気だし、外に行こうよハニー!君みたいに輝く空が僕らを待ってるよ!」

ハーマイオニー「えぇ、あなたの将来のように真っ青な空が……」

ロン「やめろよ!ハニー以外が僕をいじるのは、やめろよ!……やめてよ」




253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:21:28.04 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「でも本当に、良い天気だわ」

ロン「だろ?はい、ハニー!君の座席さ!」

ハニー「ありがとう。たまには地面に直でも……」

ロン「いいや、君はまだ、ほら。本調子じゃないだろ?」

ハーマイオニー「頭痛、まだ続くの?ハニー?一度、マダム・ポンフリーに……」

ハニー「……いいえ、これは病気じゃないわ。きっと、警告なのよ。あいつが、近くにいるって」

ロン「や、やめとこうよハニー、その話は。大体、ほら。ダンブルドアもいる、そうだろう?」

ハーマイオニー「えぇ。それに、まだハグリッドはあの犬のことは誰にも話してなさそう、でしょ?」

ハニー「そうよね、そう。ハグリッドは、少しおっちょこちょいな豚だけど出来る豚よ。優しくて大きくて、それに、ドラゴンが好き……」

ハニー「……ドラ、ゴン?」

ロン「?どうしたんだい、ハニー」

ハニー「……ドラゴンの卵は非合法、そうよね」

ハーマイオニー「えぇ、そうね。1709年制定の、ワーロック法で……」

ハニー「そうよ、あの時みんなで言ったじゃない……そんなのを持ち歩いているやつが、たまたま、そんなものを欲しがるハグリッドと出会う、なんて……出来すぎよ!おかしいわ!」




255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:25:40.93 ID:VLS+n+jf
ロン「……か、考えすぎ、さ」

ハーマイオニー「……」

ハニー「そう、かしら……あっ!」

ハグリッド「お?おー!ようお前さんたち、ハニー!元気か!?俺は今日もハニーのおかげで元気元気……」

ハニー「ハグリッド!聞きたいことがあるの!」

ハグリッド「お、おぉ?なんだ?おめぇさんにならなんでも、おっと。あのこたぁちっと駄目だが……」

ハニー「いいから、答えて!ハグリッド、ドラゴンの卵をもらったって言う相手!どんな人だったの!?どんな顔をしていたの!?」

ハグリッド「うーん?見てねぇから、わからねぇなぁ……あーあー、あー!そんな不安そうな顔をすんな!ようあることなんだ、ああいう飲み屋にゃおかしな連中が集まる、うん」




257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:30:12.23 ID:VLS+n+jf
ハニー「話しをした!?」

ハグリッド「お、おぉ?そりゃそうだ、一緒に飲んだわけだし……」

ハーマイオニー「何を話したの、ハグリッド!いいえ、相手はその、何を聞いてきた!?あなたのこと!」

ハグリッド「あー、そうだな。俺も酒をしこたま勧められたから、あんまり覚えちゃいねぇが……俺がでけぇ生き物をたくさん飼ってる、ってことを色々」

ハグリッド「そんで、それならいいものがってんで、あの卵を出してきて。俺ぁそいつがガキん時から欲しくてたまんねぇ、って言って」

ハグリッド「でもこいつは危険だから、半端な奴には任せらんねぇって吹くもんだから……あー、言ったんだ、そうだ」


ハグリッド「俺ぁ三頭犬だって手懐けちまうんだぞ、ってな。もっともフラッフィーは大人しくってよぉ、笛の音一つで大人しくなっちまうんだ、ってな!」

ハグリッド「……あぁ、しもうた!まーたお前さんらに言っちゃいけねぇこと……あ、あれ?どうした、三人とも?うん?今日のお天気みてぇな顔だな、え?」




259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:34:54.83 ID:VLS+n+jf
ハニー「……終わりだわ」

ロン「は、っは。は……あ、あれ。でも、待ってくれよ。ハグリッドが卵を手に入れたのは随分前の話だろ……じゃぁ、どうして」

ハグリッド「おい、おい。お前さんたち、大丈夫か?何ぞ困ったことがあんのなら、俺からダンブルドアに……あっ!しまった!今日は、ダンブルドアは留守だ!」

ハーマイオニー「だ、ダンブルドアがお留守!?こんな時に、『例のあの人』が唯一恐れた、ダンブルドアが!?」

ハグリッド「な、なんでそいつの話になっちまう!?おぉ、ついさっき、魔法省から緊急の呼び出しでなぁ。こっちに戻るのは深夜を過ぎるだろうて」

ハニー「……」

ハグリッド「なぁ、どうしたんだ?俺になんか、出来ることがあれば……」

ハニー「とりあえず、走りなさい」

ハグリッド「お、おぉ?」

ハニー「走ってふくろう小屋に行って!!!すぐにダンブルドアに手紙を出しなさい!!!『賢者の石』の事で緊急事態よ、って!行きなさい!!!!」

ハグリッド「!?!?!?!?」




260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:38:59.03 ID:VLS+n+jf
ハニー「間違いなく、ダンブルドアを呼び出したのはスネイプの仕込みよ」

ハーマイオニー「……この機会を狙っていたのね。ダンブルドアもさすがに、テスト期間中はよほどのことじゃ学校から離れないでしょうし」

ロン「あんの野郎、あのネチネチの、腐れ……あっ」

スネイプ「おや、おや。こんにちわ?我がスリザリン寮に優勝杯をもたらした、英雄の諸君」

ハニー「……ごきげんよう、なにやらいつになく愛想よいことですね、先生?」

ロン「……」

ハーマイオニー「……」




263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:43:56.57 ID:VLS+n+jf
スネイプ「こんなところで何をしているのですかな?見なさい、外は良い陽気だろう」

スネイプ「もっと慎重になるよう、願いたいものですな。こんなふうにウロウロしているのを見れば、何か、企んでいるように思えますぞ」

ハニー「……」

ロン「企んでるのは、あんたじゃないか」

ハーマイオニー「ロン……」

スネイプ「態度にも気をつけたまえ。これ以上グリフィンドールには減点される余裕はないはずだろう?」

スネイプ「警告しておこう、ポッター。これ以上夜中にうろついているのを見たら、我輩が直々に対抗処分にしてくれる。いいな」

ハニー「……」

スネイプ「……その目で我輩を睨むな!グリフィンドールから5点減点!おやおや、また遠のきましたな。では」




267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 03:48:01.87 ID:VLS+n+jf
ハニー「あいつの、あの態度。気に入らない、気に入らないわ。もう、やっぱりさっさと片付けておくべきだったわね、ロン」

ロン「全くだよハニー!」

ハーマイオニー「止めきれないのが悲しいわ……どう、どうすればいいのかしら」

ハニー「……どうしようも、ないわ。連中は全部の鍵をそろえた。ダンブルドアもいない」

ハニー「……私達の日頃の態度から、どの先生にこのことを訴えかけても、信じてもらえないに決まってる」

ハニー「あのハグリッドでさえ、スネイプを最後まで信じろって言ってたのよ?多分城の先生達みんなそうなのよ」

ハニー「だから、もう。私達には、打つ手が無い」

ロン「……ハニー」

ハーマイオニー「……そんな」



ハニー「だから、もう。私が行くしかない。そうでしょ?」




269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:00:23.78 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「……は、ハニー?今、なんて?」

ハニー「私が、今夜ここを抜け出す。あの童貞教師より先に『石』を手に入れる、そういうこと」

ロン「き、気は確かかいハニー!?いや、君はいつも最高さ、だけど、だけど!」

ハーマイオニー「そ、そうよ!ハニー、もしも見つかれば、退校で……」

ハニー「だからなんだっていうの!黙りなさい!!!」

ハニー「退校、処罰、減点!そんなもの知らない!だってもしもスネイプが『石』を手に入れちゃったら、この学校そのものがなくなっちゃうのよ!?」

ハニー「ヴォルデモートが全盛の時代どれだけ酷い有様だったか、聞いてるでしょ!?私達が退学にならなければ、あいつがここを見逃すわけ!?そんなわけないじゃない!」

ハニー「もし、見つかって退校になったら!そうね、私はあの大っ嫌いな家に戻って、魔法界から切り離されるんでしょう!」

ハニー「でも、それでも、あいつが復活したら同じよ!絶対にあいつは私を殺しに来る、少し死ぬのが遅くなるだけよ!」

ハニー「でも、ここで行かなかったら!!たった一度、この時に賭けなかったら、あいつの復活を阻止することも、この学校を救うことも、なにも出来なくっちゃうじゃない!」

ハニー「そんなの、やよ!私、生きるって決めた!!生きたまま死んでいくなんてごめんよ!私は、パパと、ママの分まで……!」

ハニー「いい!?私、わたしのパパと、ママは!今夜復活するかもしれない、そいつに!!ヴォルデモートに、殺されたの!!!」

ハニー「だから私は絶対に、そいつに屈服なんてしない!絶対に、諦める、もんですか!!」

ハニー「……怖く、たって!!絶対、行ってやるんだから!それで、そいつを……私の前で、ヒンヒン言わせてやる、そう決めたの!!!!」




272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:08:43.49 ID:VLS+n+jf
ロン「……あぁ、ハニー。君はいつだって最高さ。でもね、僕が言いたいのは……あのマント、三人で入るにはちょいと手狭じゃないかな、ってことさ」

ハニー「……えっ」

ハーマイオニー「ハニー、あなたが行くって決めたのに。私達があなただけを行かせると思う?」

ロン「もちのロン、そんなことできないさ。なにせ僕は、ハニー!君の一番の豚さ……どこまでもね!そうだろ!」

ハーマイオニー「私だって、一番の友達なんだから。あなたの隣にいるわ、どんな時も。そうさせて、ほしい」

ハニー「……ロン、ハーマイオニー……わたし」

ハニー「……わたし、あぁ……ふふっ。二人より、足手まといかも」

ロン「ははっ、安心しなよ。腰が抜けたら僕がおぶって『例のあの人』を蹴飛ばしてやる」

ハーマイオニー「ふふっ。そこは嘘でも、頼りにしてって言って欲しかったわ」




273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:13:13.65 ID:VLS+n+jf
深夜

ハニー「……」

ロン「……」

ハーマイオニー「……ねぇ、ネビル。お願い、そこをどいて……?」

ネビル「絶対、駄目だ!君たち、また抜け出すんだろ!?」

ロン「あぁネビル、漢だね君はほんっと!もう!でも、いらないところで使うなよそれを!」

ハニー「ネビル、お願い。私の豚として、私のために……」

ネビル「き、君のため!君のためだから、こうしてるんだ、ハニー!ロン、おかしいよ!どうして大事なハニーにこんなことをさせるのさ!ぼ、僕は、負けないぞ!」

ロン「あぁ、もう!どうにかしてよ」

ハーマイオニー「……ネビル、ほんとに、ほんとにごめんなさい……『ペトリフィカス・トタルス、石になれ』」

ネビル「」

ロン「……あー、まったく。幸先がいいね、こりゃ」

ハニー「石になってて、耳に感触ってあるかしら」

ハーマイオニー「それより急ぎましょ、ハニー。スネイプはもう向かっているかも」




274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:17:15.92 ID:VLS+n+jf
四階の廊下

三頭犬「キューン、キューン、キューン」

ロン「ハニーの顔を見たらこれだよ」

ハニー「流石、犬は忠誠深いわね。良い子ね、良い子。あなたもね、豚」

ハーマイオニー「犬は譲らないのね……さっ、扉を開けましょう」

ロン「任せて、よ、っと……あー、分かってたけど、部屋と言うか。穴だなこりゃ」

ハニー「そうね……それじゃ、私が先に行くかr」

ロン「おぉっとそうなると君のマット代わりたる僕は先にスタンバッておかないとね、それじゃ!!」ヒューーーーーッ

ハーマイオニー「……」

ハニー「……出来る豚ねぇ」

ハーマイオニー「ほんと、しみじみブレないわね」




276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:23:22.03 ID:VLS+n+jf
ロン「いたいっ!ありがとう!!ほら、ハニー。言ったとおりだろ?軟着陸だ、って」

ハニー「えぇ、そうね。どちらにしろ私はあなたの上に着地するからそうなのだけれど……ハーマイオニー、平気よ」

ハーマイオニー「……っと。驚いた、ここ、学校の何キロも下に違いないわ」

ロン「あぁ、この植物?のおかげでたすかったよな」

ハニー「私はあなたでね。出来る豚ね、ロン。あとこの植物も、そうね。ハーマイオニーを助けてくれて、よくやったわ。ありがとう」

ハーマイオニー「助かった、ですって!?二人とも、よく周りをみて!これは『悪魔の罠』で……罠、で……」

ハニー「えっ、なぁに?ふふっ、くすぐったいわ、この蔓。なでてほしいの?ほーら」ツツーッ

ロン「あー、ハーマイオニー?悪魔の……なんだって?」

ハーマイオニー「……薪はあるかしら」

ロン「火をつけたいのなら、君の右手にうってつけの物があるぜ。君はそれでも魔女かい?」

ハーマイオニー「私の頑張って見につけた魔法知識が全否定されたのよ!躍起にもなるわよ、もう!あなたってステキねハニー!」

ハニー「よく言われるわ」




281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:30:35.11 ID:VLS+n+jf
ハニー「……わぁ」

ロン「なんだかチャラチャラ音が鳴っていると思ったら。この、次の部屋中に飛んでる鳥、全部鍵みたいだ」

ハーマイオニー「これは、フリットウィック先生が得意そうね……最初がハグリッド、次に『薬草学』のスプラウト先生……とにかく、この部屋を突破しましょうか」

ハニー「綺麗ね……ね、ハーマイオニー。それじゃこの鳥みたいな鍵の群れの中から、一個だけの本物を見つけて、あの鍵穴にさす。そういうこと?」

ハーマイオニー「えぇ、そうね。時間がかかるでしょうけど、三人で」

ハニー「箒は?」

ロン「ここさ、ハニー!しっかり磨いておいたよ、あぁ!僕が飛べなくてごめんよハニー!こんなことならトナカイ衣装を持ってくるんだった!」

ハーマイオニー「緊張感無さすぎよ」




282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:34:04.73 ID:VLS+n+jf
ロン「あぁ、だって実際……」

ハニー「獲ったわー、多分これだと思うー」

ロン「ほら、みろ。心配するだけ無駄さ、ハニーは今世紀最年少シーカーだぜ?」

ハーマイオニー「ねぇロン、思ったのだけど」

ロン「なにさ」

ハーマイオニー「ホグワーツの人たちって、よくこれで、万全の対策とか、言えたわね」

ロン「それだけハニーが規格外に最高、ってことさ。うん、そうに違いない、一生着いていくね、あぁ」




284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:38:48.10 ID:VLS+n+jf
ロン「……これって」

ハーマイオニー「床が、白黒。それで、あっちには白い駒、こっちには、黒い駒……とっても、大きいわ」

ハニー「……チェス、よね?ロン、私の豚?あなたの、得意な」

ロン「あぁ、そうだねハニー。僕が君に誇れる数少ない特技さ……それで、つまりはそういうことだよな」

ロン「僕らがそれぞれ駒の代わりになって、チェスをしろ。そうするまで進めない?」

騎士「左様」

ロン「合いの手どうも」




285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:43:34.43 ID:VLS+n+jf
ロン「……気を悪くしたらごめんよ。でも、君達は二人とも、あー……チェスは、そんなに」

ハニー「あなたが誇る分にはかまわないけれど、私がなぁに?何が言いたいの?」

ハーマイオニー「えぇ、あなたには劣るわ、ロン。だから、指揮をお願いしていいかしら」

ロン「あぁ……えーっと、僕らは何と変わってもいいのかい?」

騎士「左様」

ロン「君それしか喋れないの……それじゃ、ハーマイオニー。君はルークと変わってくれ」

ハーマイオニー「えぇ、分かったわ」

ロン「ハニー、君はクイーンのところに」

ハニー「至極当然ね。それで、ロン?あなたは?」

ロン「もちろん、君を守るナイトさ!」

ハーマイオニー「!!ずるい、ずるいわ!!あなたばっかり!!あなたばっかりそうやって!!!!」

ロン「HAHAHAHAHA!悔しかったら僕に一度でもチェスで勝っておくことだったねハーマイオニーくぅーーーん!」

ハニー「……ロン。私の豚。しっかり、やりなさい」

ロン「もちのロンさ!さっ、やるぞ!」




287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:51:59.06 ID:VLS+n+jf
ロン「〜〜〜、〜〜〜〜へ!」

ハニー「ロンの指示通りに、駒が動いていくわね」

ハーマイオニー「私達の背丈の倍もあるから、動くだけでも迫力があるわ」

ハニー「……ねぇ、ハーマイオニー。魔法使いのチェスって、駒が直接動いて、獲るときも……直接、壊すじゃない?」

ハーマイオニー「……そうね」

ハニー「……これ、って」

ロン「……それの答えが、今からわかるよ。ポーン、二つ前へ」

ガラガラ、バキャァアアガシャアアアン!

ハニー「……」

ハーマイオニー「……」

ロン「僕らの駒が、相手の駒に粉砕された。よし、これで戦いかたは分かったよ……絶対に君たちは獲らせない。絶対に、だ」




290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 04:59:40.97 ID:VLS+n+jf
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロン「……」

ハニー「たくさん相手の駒をとったし、とられたわね」

ハーマイオニー「大分少なくなってきたわ……これって、もしかして」

ロン「……あぁ、詰みが近い。恐らく、うん。最小手数でいけたんじゃない、かな……」

ハーマイオニー「凄いわ、ロン!さぁ、それじゃ、そのまま……」

ハニー「……ちょっと待ちなさい」

ハーマイオニー「?」

ロン「……どうしたのさ、ハニー!まぁ見ててごらん、すぐに君に僕からの勝利を……」

ハニー「待ちなさい、ロン!私の豚!待て!!!」

ハニー「……この、勝ち方!!クリスマスに、私に、勝ったのと……同じ!!」

ロン「……あぁ、そうさ。うーん、やっぱり君は誤魔化されないよな、困った」

ハニー「……ナイトを取らせて、クイーンで、チェック・メイト!そうなのね!?」

ハーマイオニー「!まさかロン、あなた!わざと、自分が!?」

ロン「……これがチェスなんだ!君達だって見てたろ、僕らの駒がいくつも獲られるのを。それと、同じさ」




336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:08:19.51 ID:VLS+n+jf
ハニー「同じじゃ、ないわ!」

ハーマイオニー「そうよ、ロン!ダメ!」

ロン「何がダメなんだい、ここで決めなきゃ、決着までの時間が伸びちまう!

ロン「その間にスネイプが『石』を手に入れちまってたらどうするっていうんだ!?」

ハニー「だけど、だけど!ダメよ、ロン!いう事を聞きなさい!あなたは……」

ロン「あぁ、僕は君の一番の豚だ! だから、君のために犠牲になるのなんて構わない。むしろウエルカムだよハニー、ヒンヒン!」

ハニー「冗談じゃない、冗談じゃないったら!ロン、聞いて!ロン!私――わたs」

ロン「甘えるな、ハニー!君は言ったろ!怖くたって進むんだろ!!」

ハニー「っ、っ」

ロン「……さぁ、ハニー。僕らのハニー。この豚に、いつもの通り命令してくれ」

ハニー「……っ!」

ハーマイオニー「……ハニー」

ハニー「やりなさい、ロン。私の大切な、大切な豚」

ロン「あぁ、ハニー!それでこそ僕らの――僕の、ハニーさ!ヒンヒン!」

ガラガラガラッ!バキャァアアガシャアアアン!




341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:16:04.04 ID:VLS+n+jf
ロン「」ドサッ

ハーマイオニー「ろ、ロン!」

ハニー「動かないで!ゲームはまだ、続いてるのよ!」

ハーマイオニー「あ……ごめんなさい、ハニー」

ハニー「……」

ツカッツカッツカッツカッ

ハニー「チェック・メイト。道をあけて……跪きなさい!駒風情が!!!」

ザザザザザッ

ハーマイオニー「も、もう動いて平気、なのよね?駒たちは番の端に行ったもの……ロン、大丈夫?」

ハニー「頭を打たれたように、見えたわね。でも、息はしてる。平気よ……さっ、ロンを番の隅にでも置いて、すぐに進むわよ」

ハーマイオニー「……」

ハニー「なぁに。私が、少しは悲しむかと思った。残念ね、ロンの行いは豚として褒めこそせど、泣いてやるほど感動的でも……」

ハーマイオニー「逆よ、ハニー。さぁ……ハンカチなら貸すから、それ以上噛むと、唇が切れてしまうわよ……?」

ハニー「っ、なに、を!言ってるか、分からない、わ!でもそう、ね。ホコリがついたから、借りてあげる!」




343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:21:19.88 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「落ちついた?」

ハニー「私はいつだって平常心よ、当たり前じゃないの」

ハーマイオニー「そういうことにしてさしあげるわ。次の部屋、ね……今のチェスは、きっとマクゴナガル先生の仕掛けだわ。元英国チャンプだって言っていたもの」

ハニー「私の豚に劣る時点でお話にならないわね。それじゃ、残るは?」

ハーマイオニー「『闇の魔術に対する防衛術』と『魔法薬学』の……スネイプのが、残っているわね」

ハニー「……ここまできて、あんな奴に足止めされないわ。そもそも一番奥に待っているのだろうし……さぁ、行くわよハーマイオニー」

ハーマイオニー「えぇ、もちの彼で」

ハニー「それは豚の専売特許だからやめてあげなさい」




345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:27:23.13 ID:VLS+n+jf
トロール「」

ハニー「あのハロウィーンの時より遥かに馬鹿でかいトロールが、頭から血を流して倒れているわね」

ハーマイオニー「きっと先に行ったスネイプが倒してそのままなのよ、助かったわ。今こんなのを相手にしている暇はないもの」

ハニー「えぇ、こんな悪臭を放つ家畜以下の化け物になんて、ね。行きましょう、鼻がつまりそうだわ」

ハーマイオニー「ねぇちょっと、私も臭いがいやだから鼻を押さえたいの。ハンカチを返してくれない?」

ハニー「洗ってから返すわ、心配ないわよ」

ハーマイオニー「なんの意地なのか分からないわ、ちょっと」

ハニー「いいじゃない、ハンカチの一枚くらい。ちょ、ひっぱらないで!」

ハーマイオニー「だって、私のなのよ!?なんでそこまで……」

ハニー「は、初めて、貸し借りなんてする、から!ちゃんとしたいのっ!!!」

ハーマイオニー「……」

ハニー「……忘れなさい」

ハーマイオニー「あげるわよ、それ。ふふっ」

ハニー「や、やよ。ちゃんと『柔軟仕上げの呪文』も練習したんだから」




347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:30:56.83 ID:Rsp4DpYMi
画面越しにチャームかかるわ




348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:35:19.12 ID:VLS+n+jf
ハニー「次の部屋ね……大きさも形もバラバラの、フラスコやら瓶やらが一杯?」

ハーマイオニー「きっとこれがスネイプの仕掛けだわね……一体、何をすればいいのかしら……あ!」

ボォオオオオオオ!!ボォオオオオオオオ!

ハニー「……私達が部屋の境界を過ぎた瞬間、入ってきたところも、向こう側の出口の扉も、それぞれ紫色と黒色の炎で燃え上がってしまったわね」

ハーマイオニー「……罠、かしら。ううん、違うわ、きっとこの瓶に、何かが……これ」

ハニー「何?……手紙?」

ハーマイオニー「……『前は危険、後ろは安全――二つが君を救う――一つは進んで一つは戻る――二つはイラクサ酒――三つは、毒』」

ハーマイオニー「まぁ……すごいわ!これ、魔法でもなんでもない、論理パズルよ!大魔法使いって呼ばれる人って、論理の欠片もない人がたくさんいるの!」

ハニー「ふぅん。そういうやつがここにきたら、永久にここで足止め、そういうことね。でも、私達はそうならない、そうでしょ?」

ハーマイオニー「当然よ、ちょっと待っていて…………」




349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:41:13.54 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「『毒入り瓶はいつもイラクサの左――両端は違う中身――』」

ハーマイオニー「『小人も巨人もどちらにも毒は入っていない――』」

ハニー「……」

ハーマイオニー「……!分かった、分かったわ!」

ハニー「早かったわね、上出来よ。流石ねハーマイオニー、それで?」

ハーマイオニー「えぇ、ハニー!これで……」

ハニー「どれが前に進む薬で、どれが戻る薬なの?全部、どうやら一口分しか残っていないようだけれど」

ハーマイオニー「…………」

ハーマイオニー「右端の丸い瓶が、先に進むための薬。そして、一番小さいそれが、戻るための薬、よ」




350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:48:26.15 ID:VLS+n+jf
ハニー「そう……それじゃ、あなたはこっちを」

ハーマイオニー「……小さい瓶ね」

ハニー「黙って聞いて。あなたは戻ったらロンを介抱して、前の部屋にある箒で城に戻りなさい」

ハニー「そこで、ダンブルドアが来るのを待って。あの人がいれば、きっと……まぁ、私だけでももちろん、おつりがくるけれど」

ハーマイオニー「でも、ハニー。もしもスネイプが……『例のあの人』そのものと一緒だったりしたら」

ハニー「えぇ、そうね。私、一度は幸運だった。あー、でも、こんな傷残されて、女としては幸運じゃないかも。とにかく」

ハニー「運命にまで愛されているこの私だもの。だから、二度目もきっと幸運よ、そうでしょ?」

ハーマイオニー「ハニー……あなたって、あなたって、ほん、とに……勇気のある人ね」

ハニー「……私一人じゃ無理だったわ、えぇ。悔しいことに。悔しいことにね」

ギュッ

ハニー「ハンカチ、絶対返すんだから。桐の箱でも用意しておきなさい」




353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:55:11.76 ID:VLS+n+jf
ハニー「で、先に進む私が飲むのは、こっちの丸い瓶の薬ね」

ハーマイオニー「えぇ、ハニー……気をつけて」

ハニー「平気よ……それじゃ」

グビッ

ハーマイオニー「……」

ハーマイオニー「(これでよかったんだわ)」

ハーマイオニー「(ハニーが飲んだのは、後ろに戻る炎をすり抜けられる薬)」

ハーマイオニー「(そして、前に進むための本当の薬は……あの、小さい瓶の方)」

ハーマイオニー「(あぁ、ハニー。勇気あるハニー、でもあなたは無謀よ、ダメよ。いくらあなた一人だって……)」

ハーマイオニー「(それに、ふふっ。私の方がたくさんたくさん、呪文も覚えているわ。きっと、あなたより……)」

ハーマイオニー「(……ふふっ。あなたの無謀が移ってしまったようね。そんなの無駄よ、私なんかじゃ……)」

ハーマイオニー「(でも、その間にダンブルドア先生が帰ってきて。あなたと、一緒にここでスネイプを追い詰めれば……)

ハーマイオニー「(そのためなら、私……あなたのためなら、私……)」




355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 17:57:51.17 ID:VLS+n+jf
ハーマイオニー「薬は、効いてきた?……ねぇ、ハニー」

ハニー「……」

グイッ

ハーマイオニー「実はnんっ、ふっ!?〜〜〜っ、ぷはっ、なnん、っ!?!?!?」

ハニー「……っふぅ。ちゃんと、飲んだかしら。ハーマイオニー」

ハーマイオニー「あ……な、なに、あなた、なにして」

ハニー「ハーマイオニー、あなたの考えなんてお見通しよ」




359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:02:47.39 ID:VLS+n+jf
ハニー「あなたが私に戻るための薬を教えるだろう、って。分かってた」

ハニー「だから、一度飲んだフリをして。あなたの思惑に乗っかったように見せたのよ」

ハーマイオニー「あ、あぁ……」

ハニー「……優しいハーマイオニー。でも、わたし。あなたをこの先に行かせることなんて出来ない」

ハーマイオニー「あ、あぁ……だ、だから、って……く、口移しをする必要がどこにあったの!?!?///」

ハニー「忘れたの?私、いつだって自分のしたいようにしているの」




361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:09:20.61 ID:VLS+n+jf
ハニー「さっ、早く行って。薬の効果はずーっと続くわけじゃないんでしょ?」

ハーマイオニー「え、えぇ。なんだか身体が凍ったみたいな……って!そうじゃ、なくて!もう!もう!!!」

ハーマイオニー「あんな、急に!!私、私、あんなこと!」

ハニー「初めてよね、えぇ。私だって本当はあんなにいきなりは、やよ。今度は……ゆっくり味わう?」

ハーマイオニー「もう、もう!!……これであなたが、少しでも怖くなくなったなら。それで満足することに、するわ」

ハニー「怖い?ふぅん、誰が」

ハーマイオニー「震えてたじゃない、唇」

ハニー「ハーマイオニー、あのね。わたしだって緊張くらいするわよ」




363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:14:20.06 ID:VLS+n+jf
ハニー「……行ったわね。怒ったフリして、最後は泣いてたけれど」

ハニー「……」

ハニー「……フーッ。あぁ、情けない。ロンのことで胸が痛い。ハーマイオニーのことで顔の火照りが引かない。それに」

ハニー「……震えるわよ。当たり前よ。わたし今、一人ぼっちじゃないの」

ハニー「……あぁ、そうだったわね。ダンブルドア老?私は、いつだって……一人じゃない」

ハニー「助けたいもの、全部。私が……わたしがこの手で、全部守ってみせるんだから」

グビッ

ハニー「……ケホッ!コホッ、コホッ……美味しくない」




368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:22:40.88 ID:VLS+n+jf
最後の部屋

ハニー「……」

ハニー「……どうして、あなたが。この部屋に……どうしてあなたがここにいるの!?」

ハニー「……クィレル、先生!!」

クィレル「あぁ、そう。私だ。ポッターさん?ここで君に会えるかもしれないと思っていたよ」

ハニー「私達、てっきり……スネイプだとばかり」

クィレル「あぁ、セブルスか。っはは、アッハハハハハハハ!確かに彼はそんなタイプに見える。彼が君達の前で目立ちたがりに飛び回ってくれて助かった」

クィレル「スネイプのそばにいれば、誰だって、こ、このしょ、小心者でど、どどどもりのクィレ、クィレル先生のことを……疑いやしない、そうだろう?」

ハニー「嘘よ、何かの間違いよ……だってあいつは!私を殺そうと……」

クィレル「いや、いや。殺そうとしたのは私さ、お嬢さん。あなたの友達のミス・グレンジャーがスネイプを疑って、ローブに火をつけたとき。たまたま私にぶつかって、君から目を離してしまった」

クィレル「もう少しで君を箒から叩き落せたのに。スネイプが反対呪文を唱えてさえいなければ、もっと早く……」

ハニー「……スネイプが、私を。救おうとしてた??」




370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:28:01.04 ID:n4pe0eEz0
原作より助ける理由が納得出来るなスネイプ




371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:28:19.57 ID:VLS+n+jf
クィレル「あぁ、そうだ。その次の試合で審判になったのも、もう二度と私がのろいをかけられないようにするためさ」

クィレル「随分と無駄な働きをしたものだ、彼も。どうせ私が、今夜。ここでおまえを殺すのに」パチンッ

ハニー「ふんっ、指を鳴らす仕草が絵になってないわ……縄っ!?っ、離しなさい、この私に、こんなまねをして!!!」

クィレル「いい眺めだな、グリフィンドールの女王様?君はいろんなところに首を突っ込みすぎる。生かしてはおけない」

クィレル「ハロウィーンの時だって、私が入れたトロールをあんな風に」

ハニー「あなたが……あのデカブツを」

クィレル「私はあれを操る才能だけはあってね」




373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:29:54.96 ID:PizwMl3Z0
マジでいい眺めだろうね




377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:33:31.86 ID:VLS+n+jf
クィレル「みながトロールを探す中、スネイプだけは私を疑い、真っ直ぐに四階の廊下に向かった」

クィレル「事前に察知していた私は出くわすことはなかったが……奴はそれで足を怪我したようだな。ざまぁない」

クィレル「もっと時間があれば……だと言うのに、おまえたちが台無しにした。あのトロールを……クソッ!」

クィレル「失敗の話など、もういい。さぁ、ポッター。君は大人しくしていなさい。私はこの、興味深い鏡を調べねば」

ハニー「っ、なによこの縛り方、あなた変態ね豚以下だわ……『みぞの鏡』!?どうして、ここに」

クィレル「この『鏡』こそが『石』を手に入れる鍵なのだ。ダンブルドアのこと、こういうものを考え付くだろうと思ってい……しかし奴は今、偽の手紙でロンドンだ。帰ってくるまでの間に、調べつくしてやる」




379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:35:08.02 ID:tfqSZjHg0
股縄通してるんだろうな




380: 忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15) :2012/10/10(水) 18:35:09.97 ID:CQzauhKQ0
やはり亀甲縛りなのか…?
誰か絵を




383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:40:29.79 ID:VLS+n+jf
ハニー「とにかく、今は喋って集中させないように……私達は、スネイプがあなたを脅しているところを見たわ!」

クィレル「あぁ、奴は脅してきた。私がどこまで知っているのかを確かめようと、何度も。初めからずーっと私を疑っていたのだ」

クィレル「私にはヴォルデモート卿がついているというのに、それでも脅せると思っていたのなら滑稽だ」

クィレル「あぁ、私がご主人様に『石』を差し出しているのが見える……だが、『石』はどこにあるんだ?」

ハニー「っ、私たち、あなたが教室から泣いて飛びだしていくところ、見たわ!あれも、スネイプが脅していたの?」

クィレル「……時には、ご主人様の命令に従うのが難しいことも、ある」

ハニー「そんなの豚の言い訳だわ。出来ないのなら、別の何かで補ってくれれb」

クィレル「黙れ!だがあの方は偉大な魔法使いだし、私は弱い……私は罰を受けた」

ハニー「……!?じゃ、じゃああの教室に、ヴォルデモートがいたっていうの!?」




385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:45:18.97 ID:VLS+n+jf
クィレル「私のいるところ、常にあの方がいらっしゃる……さぁお嬢さん、口をつくんでくれるか。猿轡までかまされたくないだろう」

ハニー「既に私の趣味とはかけ離れてるわよこの豚以下」

クィレル「うるさい! いったい、どうなっているんだ?『石』はどこだ?鏡の中に埋まって……?」

クィレル「あぁ、ご主人様!お助けください!私目には、この仕掛けが!」

『その子を使え――その子を使うのだ――』

ハニー「!?な、なに……?今、クィレルの方から……聞いたことも無い、おかしな声が」

クィレル「おぉ、仰せの通りに!ポッター、ここにこい!」パンッ

ハニー「……縄が解けたわね。いつか十倍返しよ、あなた」




386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:50:56.09 ID:VLS+n+jf
クィレル「さぁ、さっさと来い!この鏡の前に立つんだ!」

ハニー「うるさいわね、私に指図しないで頂戴」

クィレル「黙れ!ふんっ、少し縛られていただけで足がしびれるなんて、とんだ小娘だ」

ハニー「えぇ、そうよ。しびれてるのよ、足が。これでもかってくらいに……黙りなさい、誰が小娘よ」

ハニー「……(今一番欲しいもの。みんなを助けるために、こいつを出し抜くために)」

ハニー「(『石』!あの『石』の見つけ方を!『石』自体はどうだっていいわ。とにかく、こいつより先に!)」

ハニー「(そうよ、きっと!『石の見つけ方』を願えば!その姿が見られるはず!こいつには、適当に答えて、それで)」

ハニー「……立ったわよ。ちょっと、私の完璧な姿の後ろにあなたみたいなダサターバンが映るのはイヤ。下がりなさい」

クィレル「おまえ、立場を……まぁいい」

ハニー「……」




389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 18:56:34.97 ID:VLS+n+jf
ハニー「……」

ハニー『……』ニコッ

ハニー「(あ、私だわ。笑顔も完璧ね、嘘っぽいけど)」

ハニー『……』ゴソゴソッ、ゴロッ

ハニー「(ポケットから、何か……なぁに、そのすごく綺麗な赤い石)」

ハニー『……」パチンッ☆ ストッ

ハニー「(ウィンクをして、また、ポケットに……!?)」

ハニー「(ぽ、ポケットが、重く……えっ!?えっ!?な、なんで!?なにこれ、怖い!!!)」

ハニー「(わ、わたし、『賢者の石』手に入れてしまったの!?)」

クィレル「さぁ、何がみえる!」

ハニー「わ、この私のおかげでグリフィンドールが寮の対抗杯で優勝しているところ……」

『嘘をついている……嘘をつくな、小娘……俺様が、話す……直に、話す』

クィレル「で、ですがご主人様!?まだ、お力が!」

『このためならば……使う力があるのだ。俺様を表に出せ、クィレル」

ハニー「……俺様なんて、小者臭丸出しだわ」




396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:02:40.81 ID:VLS+n+jf
クィレル「……」

ハニー「……ターバンで隠された頭の、後ろ……に」

ヴォルデモート「ハニー・ポッター……このありさまを見ろ」

ハニー「あ……ぁ」

ヴォルデモート「ただの影と霞にしかすぎん……誰かの身体を借りて初めて形になることができる」

ヴォルデモート「しかし、俺様には常にその心に入り込ませてくれる誰かがいる……俺様の力のなせることだろう」

クィレル「そうです、そうですとも、ご主人様」

ヴォルデモート「口を挟むなクィレル……さぁ、ポケットにある『石』をよこしてもらおうか。そうすれば俺様は、完全な姿を創造できるのだ」

ハニー「っ、っ!!っ!」

ヴォルデモート「……バカなまねはよせ」

ヴォルデモート「そのすくんだ足と、抜けた腰で。何ができるのだ」




ヴォルデモート「……おじぎか?」

ハニー「っ、誰がっ!!!」




403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:10:30.82 ID:VLS+n+jf
ヴォルデモート「そうだ、おじぎするのだ。ハニー・ポッター。命を粗末にするな、俺様の側につくのだ」

ハニー「誰が、誰があなたなんか!あなたは、私のパパとママを!」

ヴォルデモート「そうだ、おまえの両親と同じ目にあうぞ。お前の両親も、最後は命乞いをして死んでいtt」

ハニー「黙りなさい!私の、わたしのパパと、ママが!!」

ヴォルデモート「なんと、胸を打たれるねぇ。勇敢なことだ、そうだ、俺様は勇敢な者はつねにたたえる。」

ヴォルデモート「小娘、おまえの両親は確かに勇敢だった。まずは父親を殺した。勇敢に戦ったが、俺様には遠く及ばなかった」

ヴォルデモート「……おまえの母親は死ぬ必要はなかった。だが、おまえを守ろうとして死んだ。おまえのせいで死んだのだ、小娘」

ヴォルデモート「母親の死を無駄にしたくなければ、みすみす死ぬのではない。さぁ、『石』を……」

ハニー「黙りなさい、って、言ってるでしょ!!何度も言わせないで!」

ハニー「……わたしのママが、わたしにくれた命を!!あんたなんかの為に使ってたまるもんですか!!!」




405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:18:39.39 ID:VLS+n+jf
ヴォルデモート「ほう……威勢のいい。それに、勇敢でもある」

ヴォルデモート「だがな、小娘。貴様は勇敢なだけで……何をもっている?」

ハニー「っ!」

ヴォルデモート「何もない、俺様と戦う術は何もない、ただわめくだけの子供が……俺様の邪魔をするな」

ハニー「……そうよ。私には……わたし、何にも力なんて、ないわ。あなたを倒せたのだって、ママのおかげだって分かった。英雄なんかじゃない、ホントは女王様でも、なんでもない」

ハニー「ただの怖がりで、臆病で……すぐに腰がぬけちゃう、ただの……生意気な女の子よ」

ハニー「でも、でも!!いや!!わたしの大事なもの全部が、あなたのせいで壊されるかもしれない、のに!」

ハニー「『何も無い』だけであなたに怯えてばかりなのは、絶対にいや!!!」

ハニー「勇気なんかじゃないかもしれないけど、わたしはあなたには、屈さない!!死んでも、頭なんかさげない!!!」

ハニー「……このわたしを、誰だと思っているの!!」

ハニー「ヴォルデモート!あなたを一度ぶっ倒した、ハニー・ポッターよ!!!!!」




408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:26:09.88 ID:VLS+n+jf
ヴォルデモート「……もはや同情さえ沸いてくる」

ヴォルデモート「見ろ、クィレル。これはかつての貴様のようではないか」

クィレル「っ、ご主人様、お許しを。私も若かったのです」

ハニー「……どういうこと」

ヴォルデモート「この愚かな若者は。俺様とアルバニアの奥地で出会った時、何ももたない弱き者だった」

ヴォルデモート「親からも愛されず、友もおらず?そうだな、クィレル」

クィレル「えぇ……誰もが私から離れていきました。私は私が善だと信じてやまなかった。だから、私を拒絶するものを悪として、また私からも拒絶した……」

クィレル「おぉ、なんて愚かな考えなのでしょう、ご主人様。善と悪ではなく……力と、力を求めるには弱すぎる者が存在するだけなのに……あなたに諭されることで、私は変われたのです」

ヴォルデモート「そうだろう、貴様は力を持つ者になれたのだ……誰あろう、俺様、直々の」

ハニー「……」

ハニー「ばっかみたい」

ヴォルデモート「!?」

ハニー「黒豚、薄々感づいていたけれど……あなた、思春期抜けてないわね。発想がプレティーンだわ」




410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:35:02.52 ID:VLS+n+jf
ヴォルデモート「ぷ、プレ……待て小娘!黒豚とはなn」

ハニー「黙りなさいよ……クィレル先生、いいえ……クィリナス」

クィレル「!?どうして、名前を……」

ハニー「候補は調べておくのが私のけじめよ。ねぇ、あなたはどうして、諦めてしまったの?」

クィレル「諦める……?」

ハニー「そうよ。誰からも愛されなかった。誰からも拒絶された。そうね、凄く分かるわ」

ハニー「だって、わたしも同じだったもの」

クィレル「……」

ヴォルデモート「クィレル、小娘の言うことに耳を貸すな。クィレル!聞いておるのか!」




415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:40:18.51 ID:VLS+n+jf
ハニー「……あなたは、わたしがどこかで行きつく先の姿なのかもしれない」

ハニー「だけど、わたしは諦めなかったわ。一度は絶望したけれど、わたしは、決めたのよ」

ハニー「愛されないなら、わたしの方から!目一杯、愛してやろう、って!」

クィレル「……!?」

ハニー「あなたはそいつに救われたつもり!?違うわ!そいつはあなたを道具にしているだけ!あなたを貶めているだけ!」

ハニー「あなたの良いところも悪いところも全部投げ捨てて、諦めて、無くさせて!あなたを都合のいい人にしているだけ!」

ハニー「そんな人との繋がり方、絶対に間違ってる!!クィリナス、わたしはあなたを諦めない!!」

ハニー「そいつの下でそんな可哀想な目にあう、あなたを放っておけない!!」

ハニー「だってあなたは、わたしだから!!どこかで泣いていた、わたしだから!」

ハニー「ヴォルデモート、あんたは怖いわ!だけど、わたしは……クィリナス!あなたは怖くない!」

ハニー「私が愛を注ぐ相手を、怖がる必要なんて、ないんだもの!そうでしょ?」




418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:50:02.86 ID:VLS+n+jf
ヴォルデモート「クィレル!もう奴の小言は聞き飽きた!殺せ!殺して、奪って……っあああ!?」

クィレル「あ、ァ、アアアアア、うわああああああああ!?!?」

ヴォルデモート「な、なんだ!?何故だ!?なぜ、こやつと俺様を結ぶ魔法が、崩壊していくのだ!?」

ハニー「あら、当たり前よ。あなたのそれは……『あなたに心を許した者』にしか、とりつけないんでしょ?」

ヴォルデモート「こ、小娘、貴様、貴様!!クィレル!身体の動きの自由もよこせ!小娘、貴様を殺すまでは……」

クィレル「うわあああああああ!?!?」

ヴォルデモート「!?!?クィレルの手が小娘に触れたところが、焼け焦げる!?なんだ、これは!?何が起こっている、貴様!何をした!!何の力を……」

ハニー「言ったでしょ。わたしは何の力ももってない」

クィレル「あああああああ離してぇええええええ!!手、手が焼けるぁあああああ!!」

ハニー「クィリナス。私を受け入れなさい!そいつになんか、負けちゃダメ!」

ヴォルデモート「ぬぁああああああああああ!!クィレル、俺様を裏切るとどうなるか、今更言う必要は、っぐぅうううああああ!!」

クィレル「あぁ、ああ!!!」

ヴォルデモート「おじぎするのだ、クィレル!!!」

ハニー「このわたしに跪いて、ヒンヒン言いなさい!!クィリナス!!!私の可愛い豚!!!!!」


クィリナス「ヒンヒン!ヒーーーーーン!」




419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 19:50:14.76 ID:LwqdSm1M0
お前ら「ハニー・タッカー」知らんのか
面白いぞ




423:バリー・トロッター読んでから言えよ:2012/10/10(水) 19:56:54.72 ID:VLS+n+jf
クィリナス「」ドサッ

ハニー「っ、っ、はぁ。やった、わ。あいつは、クィリナスから抜けていった……いっつ」

ハニー「……傷跡、痛い……クィリナスの手に触れたときから、割れる、くらい……」

小娘、小娘ぇ……ハニー・ポッター……

ハニー「っ!」

許さん、許さん……!

ハニー「あなた、まだ……!」

いつか……貴様を!必ず、必ず俺様が……

ハニー「い、った。あぁ、もう。意識、が……」

ギュッ

ダンブルドア「もちろん、わしがそうはさせんがのう」

ハニー「……ダンブルドア?」

ダンブルドア「ハニー、もうあやつはここにはおらん。なんとかギリギリ、わしの出番も……」

ハニー「……遅すぎるのよ、この……豚!……」ガクッ

ダンブルドア「……ヒンヒン」




424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:00:38.92 ID:VLS+n+jf
あとは後日談なんやけどここで時間が……
よろしければ1時半まで保守してもらえれば
お願いします




427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:08:44.07 ID:2Yr3zgNR0
ダンブルドアまでwww




428: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:15) :2012/10/10(水) 20:09:40.18 ID:7GwWLKbf0
これ男ども殆ど豚になるんじゃね?
ヒンヒン




430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:12:26.20 ID:FFHR6s660
ヒンヒン!!




431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:15:15.89 ID:D9386SVG0
ヒンヒン!!




432: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:15) :2012/10/10(水) 20:23:01.83 ID:7GwWLKbf0
ヒンヒン!




433: 忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15) :2012/10/10(水) 20:31:32.17 ID:CQzauhKQ0
ヒンヒン!




434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:33:47.58 ID:nAI9SjX4O
このブタどもめが!




436: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:15) :2012/10/10(水) 20:37:50.47 ID:7GwWLKbf0
>>434
お前も素直になれよ童貞豚
ヒンヒン!




435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 20:36:42.04 ID:D9386SVG0
ヒンヒン!




464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/10(水) 21:52:52.87 ID:LIJ2i/tu0
ヒンヒン!ヒーン!ヒン!ヒンヒン、ヒン?




ハニー・ポッター「賢者の石、ですって?」

元スレ
ハニー・ポッター「賢者の石は、どうなったのかしら」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349886518/


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:28:38.37 ID:VLS+n+jf0
医務室

ハニー「……」

ダンブルドア「やぁ、ハニー。良い目覚めのようじゃの」

ハニー「そうでもないわ、出来の悪い豚に見守られてなんて、むしろ最悪に近いかもね」

ダンブルドア「辛らつじゃのう、わしもなんとか頑張ったつもりなのじゃが。それより、聞きたいことがあるのではないかね?」

ハニー「あれから、何日たったのかしら」

ダンブルドア「おぉ、聡い子じゃ。自分の状況をよく理解しておる……三日じゃよ、ハニー。君はあの地下でおきた出来事から、三日。寝込んでおったのじゃ」

ハニー「……賢者の石は、どうなったのかしら」




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:34:26.78 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「もちろん、無事じゃ。ヴォルデモートの手にはない、という意味でなら、もちの君の豚でじゃ」

ハニー「いくら校長でも、私の豚を豚呼ばわりしていいのは私だけよ。それで」

ハニー「そんなことが聞きたいんじゃないの。あなたは、あの『石』をどうしたの?」

ダンブルドア「うーむ、病み上がりの君を興奮させるな、とマダム・ポンフリーに言われておるのじゃが。君はその分だと『石』意外の話題はしたくないらしいの。いいじゃろ」

ダンブルドア「『石』じゃがの。あれは、壊してもうた。すまん、ハニー。君が命を賭して守ってくれたというのに」

ハニー「……ふぅん。まぁ、予想通りね」




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:39:15.68 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「ほう?」

ハニー「あなたはヴォルデモートを苦しめた唯一の人物だ、って聞くわ。それで、二人目になった私も考えたのだけれど」

ハニー「あの『石』があると、あいつが復活するチャンスを増やしてしまう」

ハニー「だから、あなたならきっと壊すだろう、って。思ってた」

ダンブルドア「聡い子じゃ、ハニー」

ハニー「……良かったの、校長先生。ニコラス・フラメルは……もうあの『石』無しじゃ生きていけない。友達、だったのでしょう?」

ダンブルドア「そうじゃな、ニコラスはとても良い友人だった。でも、だからこそ、なのじゃ。ハニー」




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:44:54.16 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「わしの友人たるニコラスと、その妻のペレネレは。もう十分すぎるほど生きた、そう言っておる」

ダンブルドア「自分達の存在が、奴の復活の鍵になるのなら。奴が心底恐れる死も、二人にとってはなんのためらいもない選択なのじゃよ」

ハニー「……分からないわ、悔しいけれど」

ダンブルドア「ほっほ、年の功と言うものじゃろうて。さぁ、ハニー。いつか君に許した質問は一つじゃったが、今日はいくらでも答えてしんぜよう。君は、それに足る働きをしてくれたのじゃ」

ハニー「えぇ、まったく。らしくないことを何度もしたような、気がするわ」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:52:06.52 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「考えている間に、お菓子はどうかの?最も、全部君のものなのじゃが」

ハニー「……なぁに、このお菓子の山は」

ダンブルドア「君の友人や、崇拝者からの贈り物じゃ」

ハニー「あぁ、可愛い豚たちね。でも失格よ、こんな甘ったるいものばかり、私が食べるはずないじゃない。ノンシュガーは正解ね、おそらくハーマイオニーでしょうけれど」

ハニー「それで、絶賛豚たちにもそっぽを向かれていたはずの私に、どうしてこんなにも崇拝者が増えてしまったのかしら?私の美しすぎる寝顔の写真でも出回ったの?」

ダンブルドア「出回った、という点では正解じゃ。君と、あの地下でクィレル先生との間に起きたことは『秘密』でな」

ダンブルドア「秘密ということは、つまり。この城中みんなの知るところ、ということじゃ」

ハニー「あぁ、ホグワーツってステキね。おかげで私の素晴らしさまで、城中あますところなく伝わっているのだから」




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 01:59:36.11 ID:VLS+n+jf0
ハニー「私と、クィリナスの間にあったこと……ねぇ、校長」

ダンブルドア「なんじゃねハニー。わしもヒンヒン鳴いたほうがいいのかね」

ハニー「あなたの立場を考えてそうさせないであげるわ……あいつは、ヴォルデモートはきっとまた、戻ってくるわよね」

ダンブルドア「……そうじゃの。君のやったことは、もしかすれば。奴が力を取り戻すのを遅らせただけ、なのかもしれん」

ダンブルドア「じゃが、君は行動した。結果、奴を挫いた。この事が大事なのじゃ、ハニー」

ハニー「うん、分かってる。私、そうしてよかった、って思ってるわ。意味がなくっても、少しのことでも」

ハニー「何度でも何度でもあいつに、この私っていう存在を分からせてやれば。あいつもいつか尻尾を巻く日がくるもの。そうでしょ?」

ダンブルドア「……強い子じゃの、ハニー」

ハニー「そんな言葉で装飾するのはやめて。儚げで可憐から受け付けるわ」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:00:38.45 ID:zreyFGza0
ハニー△




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:03:12.07 ID:WuPx6hD70
ずっと続けて欲しい面白さきっと7部全部書いてくれるよね
「ハニー・ポッターと秘密の部屋」
響きだけでもうヒンヒン!ヒン!




24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:06:28.16 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「確かに、儚げかものう……わしが駆けつけた時の、ハニー。君といったら、腰がぬけておって、まるで生まれたての子鹿のようで……」

ハニー「校長、ヒンヒン言わされたいの?」

ダンブルドア「ヒンヒン、ヒン、こうかの?どうじゃ?」

ハニー「……尊厳ってものがないのね、あなた。今に始まったことじゃないけれど……それで、質問の続きよ」

ダンブルドア「うむ」

ハニー「ヴォルデモートが乗り移ったクィリナスが私に触れなかったのは、あいつとクィリナスが拒否反応を示しだしたのと、同じね?」

ダンブルドア「そうじゃ、聡いのう君は。奴が理解できないものがあるとすれば、それは『愛』じゃ。君が母上から受けたまっことすばらしい愛情」

ダンブルドア「そして、なんと君がクィレルに示した愛情。なんともわしの想像を超える子じゃ、君は」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:21:30.55 ID:VLS+n+jf0
ハニー「ママが私に授けてくれた、守りの力を。私もクィリナスに分けてあげられた、そういうこと?」

ダンブルドア「そういうことじゃ。憎しみや欲望、野望に満ちたヴォルデモートという者は、そんな身体にとりついていられなかった。触ることもできなかったのじゃ」

ダンブルドア「君の母上が君に残した力は強力じゃ。確かに、君に刻まれておる、あぁ、額の傷のことではない」

ダンブルドア「言ったじゃろう、ハニー。君の母上、父上の愛情は……君を今も支えておる。そういう、ことじゃ」

ハニー「……愛、ね。なんだか、むずかゆいわ。豚って言ってあげるほうが、みんな喜ぶのに」

ダンブルドア「どうしてだか、君の周りはそうじゃのう。どうしてかは、君がよく知っておるはずじゃが」

ハニー「……私の始めたことよね、もう」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:28:50.85 ID:VLS+n+jf0
ハニー「あの鏡で『石』を取り出すのも、あなたの考えね?クィリナスがそう言っていたわ」

ダンブルドア「おぉ、これは聞いてもらえて嬉しいのう。よいか?使いたい者でなく、手に入れたい者だけがあの鏡から『石』を取り出せる」

ダンブルドア「ほっほ、わしの脳みそもまだまだ、自分でも驚くことを考えだすものじゃ」

ハニー「……さて、ダンブルドア校長」

ダンブルドア「なんじゃ?」

ハニー「私はどうしてだか、あの『鏡』をクリスマスに見ているわよね?それで、あの『鏡』のことを知れた。そうじゃなきゃ、『石』は取り出せなかったわ」

ダンブルドア「そうじゃのう」

ハニー「……おまけに、今までの会話を聞いていると。あなたは、まるでその場にいたかのような話しぶり……もしくは、その時の様子を逐一確認できていたかのように聞こえるわ」

ダンブルドア「……あー」



ハニー「どっからどこまでがあなたの思惑通りだったのよ!!この豚!!!腹黒豚ぁああ!!」

ダンブルドア「ひ、ヒンヒン!ヒン!すまん、すまんかったのうハニーすまん!怖かったのう、すまん!!君は奴と対決する権利があるじゃろうって……ほ、ほーれ、百味ビーンズじゃよ」

ハニー「思いっきりかっこんでなさいよ!!!」




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:35:34.87 ID:VLS+n+jf0
ロン「ハニー、僕のハニー、流石だぜ!まさか起き抜け速攻ダンブルドアに泡を噴かせっちまってるなんて、さ!」

ハーマイオニー「な、なにをしたの、ハニー?」

ハニー「むしろされたのよ」

ロン「よーし僕校長をクーデターしてくるぞぉ」

ハーマイオニー「やめなさい。ねぇ、ハニー。あれからあなたに何が起こったの?城の中で流れてる噂じゃなくて、あなたの口から聞きたいわ」

ロン「僕はむしろ僕がぶっ倒れっちまった後から聞きたいんだけどさぁ。なんでだか、ハーマイオニーはどうやって戻ってきたのか話したがらないんだ」

ハニー「そうね、ハーマイオニー。約束だったもの、ロンの前で実演してあげる?」

ハーマイオニー「わ、私が約束したのはハンカチの件だけよ!ち、ちがうわ、ちがう!新しいリップなんてつけてきてないんだから!!」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:38:58.63 ID:Kc+bDD4m0
ハーマイオニーはかわいいなぁ!でもハニーの方がもっとかわいいよ!当たり前だけどね!




36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:42:04.29 ID:VLS+n+jf0
ロン「……おったまげー。君、クィレルを豚にしちまったのか。流石だ、流石すぎるよ僕のハニー!」

ハーマイオニー「は、ハニー……あなたって、知っていたけどとんでもないわね」

ハニー「完璧で究極でその上予測不可能なわけね」

ロン「ハニー、僕のハニー、それでも僕はついていくよ!どこまでもね!」

ハーマイオニー「じゃ、じゃあ私は一緒に歩いてるんだから!」

ハニー「えぇ、そうしなさい。絶対離してあげないから」




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:46:14.72 ID:VLS+n+jf0
ロン「ハニーの愛情注がれちゃぁ、そりゃぁ『例のあの人』だろうとなんだろうとお手上げだよな。だってそれってたとえテストの最中でも思い出すだけで顔がにやけっちまうレベルだもんな」

ハーマイオニー「あなた、テスト中にやけにニヤニヤしてて気持ち悪かったってラベンダーたちに噂されていたけど……」

ハニー「ロン、私の豚なあなたがそういう評価だと私まで下がってしまうわ」

ロン「ご、ごめん、ごめんよ僕のハニー!気をつける!」

ハーマイオニー「いや普通女の子の豚ってだけで普通の子はどん引きよ、もうこの城の人たちはハニーだからって常識になっちゃったけど」

ハニー「常識が私に合わせるのよ、当然じゃない」




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 02:52:46.68 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「そう、『石』は壊されてしまったのね……フラメルは死んでしまうの?」

ハニー「『死も二人にとってはなんのためらいもない選択』だとか、なんとかだわ」

ロン「ハニー!僕のハニー!僕だって、君のためなr」

ハニー「やよ」

ロン「うん?あ、え?ぼ、僕の袖を掴んで、な、なんだい?」

ハニー「……絶対、やよ。わたし、あんな真似は、もう二度と。いい?」

ロン「」

ハニー「返事なさい!」

ロン「ごめん、僕ちょっとトイレ」

ハーマイオニー「網膜ひっちぎってやりたいわ」




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:00:19.92 ID:VLS+n+jf0
ロン「ふぅ。とにかくダンブルドアってぶっとんでるよな」

ハニー「えぇ、まったくあの腹黒豚。私をヴォルデモートと、どうしても対面させたかったみたいね」

ハーマイオニー「なぁに、それ!それじゃ、あの人は全部知ってて、ハニーが涙目になるのを楽しんでいたっていうの!?」

ハニー「ハーマイオニー、あなた、幻想家にでもなったのかしら」

ロン「そうだぞハーマイオニー、僕のハニーをバカにするなよ!涙目ですむはずが……」

ハニー「ロン」

ロン「ヒンヒン!なんだいハニー、僕のハニー!」

ハニー「百味ビーンズ、あと10箱ほどあるわ」




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:06:45.90 ID:VLS+n+jf0
ハーマイオニー「ロン、生きているかしら」

ロン「絶対、あれ、三箱目のあれ、イナゴだった、絶対あれイナゴだったよ……うー、今朝のグリフィン生との顔色よりひどいや」

ハニー「へぇ?何かあったの?私が容態が急変した、とでも?」

ロン「そんなもん僕はハニーのために『賢者の石』精製するよ、あぁ」

ハーマイオニー「あのね、ハニー。あなたが寝込んでいる間に、昨日。クィディッチの最終戦があったのよ」




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:11:48.77 ID:VLS+n+jf0
ハニー「あら……私を待たないなんてどういうことかしら」

ロン「ほんとだよな、でも眠り姫のようで君は最高だったよハニー、僕のハニー」

ハーマイオニー「ね、眠り姫……」

ハニー「なぁに?」

ハーマイオニー「なんでもないわ!なんでも!そ、それで……あなたがいないチームはその」

ロン「戦力ガタ落ち、観客の方も指揮がガタ落ち。今世紀最大の得点差をつけて負けこんでしまったよ、あぁハニー、君がいればいるだけで3百点くらいついたのに」

ハニー「むしろそういうルールがなきゃね」

ハーマイオニー「あなたたちホントにクィディッチ好きなの???」




50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:17:41.46 ID:VLS+n+jf0
ロン「それで、その点とかもあってもちろんスリザリンが寮対抗優勝杯をとったよ。個人MVPはどう考えても君だけどね」

ハニー「当然ね」

ハーマイオニー「減点の数もグループ最高だと思うわ。それで、今日の学年末パーティはその発表でしょうけど。あなたは来られそう、ハニー?」

ハニー「えぇ、私が行かないと寂しがる大事な豚さんが多いみたいだから」

ロン「あぁ、ハニー!僕のハニー!そうだね、このところ僕なんて十センチも背が縮んだようにおもうよ」

ハーマイオニー「……寂しくなんかなかったわ」

ハニー「ふぅん?」

ハーマイオニー「……悲しかっただけ、よ!」

ハニー「……ふぅん、ふふっ」

ロン「ねぇ、なんだか僕って空回りしてないかな、なんでかな。それでもハニーは僕のハニーだけどさ!!」




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:24:32.32 ID:VLS+n+jf0
ハニー「マダム・ポンフリーを、説得してきたわ。外出していい、って。一緒に行くわよ」

ロン「ハニーと三日ぶりに歩ける!あぁ、廊下ってこんなに綺麗だったんだねありがとう廊下ウェルカムカーペット!」

ハーマイオニー「ロン、ただでさえただでさえなのに人目を引く言動はよして」

ハニー「平気よハーマイオニー、私がいるだけで人目なんてものは無数なんだもの」

ハーマイオニー「……それもそうね。でも、前みたいなヒソヒソ言われているのじゃ、なくなったわ」

ハニー「えぇ、そうね。あぁロン、私の豚、外を散歩って楽しいわね、あなたにリードでもつけようかしら」

ロン「もちのロンさ!!」




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:26:43.25 ID:VLS+n+jf0
ハニー「あぁ、そうだわ。大広間に向かう前に、少し。よりたいところがあるの」

ロン「どこだいハニー、今なら僕が僕自身にレビオーサしてかっ飛ぶぜ」

ハーマイオニー「あれは人体浮かせられないわよ、ロン。ハニー、どこに行きたいの?」

ハニー「……」

ハニー「クィリナスのところ。もうすぐ、魔法省にひきわたされるそうだから」




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:34:04.55 ID:VLS+n+jf0
クィリナス「やぁ……ハニー。私の光、ハニー!ヒンヒン!」

ハニー「ハァイ、クィリナス。お別れを言いに来たわ」

ロン「……」

ハーマイオニー「ロン、無言で壁を殴るのはよして、怖いわ」

クィリナス「あぁ……私は君の豚としてとても嬉しい。アズカバンの掃き溜めに入る前のたった一瞬でも、君の豚でいられた」

ハニー「いられた?勘違いしないの、クィリナス。あなたは一生私の豚よ、大事な、大事なね」

クィリナス「……ありがとう。さぁ、もう行った方がいい……ハニー、私の光、ハニー」

ハニー「なぁに?」

クィリナス「君は、あの二人には、私に叫んでくれた時より、少し遠慮があるように思う」

ハニー「……必死だったもの、あの時は。ふぅん、あなた、私の心でも覗いたわけ?豚のくせに」

クィリナス「あの方の力の一端なんだ、許してほしい……それで、ハニー」

クィリナス「たまには、彼と彼女にも。もっと直接的な言葉をあげても、いいかもしれないよ」

ハニー「……おぼえとく。じゃぁね、クィリナス。離れていても、心でも、来世でも、私の豚でありなさい」




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:41:41.39 ID:VLS+n+jf0
ロン「……あいつ、『吸魂鬼のキス』で魂の抜け殻にされっちまうんだろうな」

ハニー「……」

ロン「あ……ハニー、気を悪くしたなら、ごめんよ。でもね、ハニー。君のしたことは、間違っちゃいない。僕はそう思う。君はいつも正解だけど」

ハーマイオニー「えぇ、その通りよ。ハニー……あなたが、彼を許したこと。とっても気高いことだと思うわ」

ハニー「……うん。少しでも、クィリナスを救ってあげられた、って……納得してるわ」

ハニー「……あなた達がいなかったら、無理だったでしょうね。何せ私……わたしみたいな腰抜け、一人じゃ。何も、できなかった」

ロン「は、ハニー!何を言ってるのさ、君は最高さ!」

ハーマイオニー「そう、そうよ、ハニー。私たち、私たちだって、あなたがいたから」

ハニー「うん……ロン、ハーマイオニー」



ハニー「ありがとう。わたし、二人が大好きよ」




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:46:59.44 ID:VLS+n+jf0
ロン「」

ハーマイオニー「」

ハニー「……///」

ロン「」

ハーマイオニー「」

ハニー「……な、何か、言いなさいよ。私だけがその、バカみたいじゃ……あら?」

ハニー「……」ペチペチ、ペチ ロン「」

ハニー「……」ツンツン、スッ、パッ ハーマイオニー「」

ハニー「……失神、してるわ。なによ、私一人で、どうやって運べって……そうね。ハグリッド!」

ハグリッド「呼んだかハニー!俺達のハニー!もう俺ぁお前さんを裏切らねぇぞハニーぃいいいい!」

ハニー「えぇ、あなたもずーっと、使える豚よ」




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 03:51:52.69 ID:VLS+n+jf0
大広間

ロン「スリザリンカラー一色だよな」

ハーマイオニー「優勝した寮の色に飾りつけされるものね」

ハニー「緑に銀、趣味が悪いわね。マルフォイの名前みたい」

ダンブルドア「みまのしゅう!しずかに、静かに!えー、これより学年末パーティを始める前に、点数のおさらいじゃ」

ダンブルドア「何せ、駆け込みで点数を与えんといけない者がでたからのぉ?」

ロン「……お?……は、え!?」

ハーマイオニー「それ、それって……ね、ねぇハニー!ひょっとして!!」

ハニー「……ほんと、腹黒い豚だわ、こんな場面でなんて」




80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:03:15.73 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「ロナルド・ウィーズリー!最高のチェス・ゲームを見せてくれた、忠実なる豚に、五十点」

ザワザワ ガヤガヤ

フレッド「おい、ロニー坊や。ぼかぁいつかお前がやるやつだって思ってたぜ!」

ジョージ「まったく、いま思えば君のあの鼻たれていたものは光り輝いてたぜ!」

ロン「は、はは……もちの僕さ!」

ダンブルドア「ハーマイオニー・グレンジャー!冷静沈着な論理感と判断力に、五十点」

ザワザワザワザワ 

パーシー「うん!ハーマイオニー、君はすばらしい!きっと僕のような監督生に……」

ハーマイオニー「あ、ありがとう。パーシー……すごい、あと六十点で、スリザリンと……」

ダンブルドア「ハニー・ポッター!」

ハニー「……えぇ、校長」




81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:08:34.85 ID:VLS+n+jf0
ダンブルドア「勇気ある行動と、勇敢さと、完璧な精神力に!六十点!」

ワァアアアアアアアアア!!
 ハニー!ハニー!ハニー!ハニーーー!!

ロン「やったぜハニー!僕のハニー!同点だ!これで、スリザリンと同点だ!あぁ、ダンブルドアのやつ君にやるのは1千点で良かったじゃないか!」

ハニー「全くだわ、にくいことをする人よ、ほんと」

ハーマイオニー「? どういうこと?」

ダンブルドア「静まれ、静まれい! コホン 勇気にも、色々ある」

ダンブルドア「敵に立ち向かう勇気ももちろん素晴らしい。じゃが時として、友人に立ち向かうのもまた同じくらい勇気がいるものじゃ」

ダンブルドア「それを評して、わしはネビル・ロングボトムに一〇点を与えたい」




82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:13:17.48 ID:VLS+n+jf0
ワァアアアアアアアアアアア!

ネビル「」

ロン「ヘイ、どうした豚兄弟!君のことだぜ、ネビル」

ハーマイオニー「ふふっ、信じられないって顔をしてるわ」

ネビル「わ、わぁ。わぁ!?だ、だって僕、今まで一度だって、点数を!!」

ハニー「これまでのことなんていいのよ、ネビル。やっぱりあなたは、使える豚ね」フーッ

ネビル「うひゃぁ!?あ、ありがとうハニー!ヒンヒン、ヒン!」

ワァアアアアアアア ネビルかわれーーーー!!
 ブーブーーーーー!

ハニー「あら、あなたたち。豚はなんて鳴くのだったかしら?」

ヒンヒン、ヒーン!




84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:25:02.16 ID:VLS+n+jf0
グリフィンドール!グリフィンドール!

スネイプ「……フンッ」

ダンブルドア「のう、セブルス。あの子は君が、あの子を守ろうとしたと聞いて、とても感謝しているようじゃよ?」

スネイプ「だから、なんだというのですかな。我輩に言うならまだしも、校長に零しただけならば……」

ダンブルドア「いいや、わしに言ったわけでもないのじゃが。あの子はのう、あぁ見えて中々恥ずかしがりなのじゃ」

スネイプ「……興味がありませんな。活発に見えて少し奥手だったりしたリリーと全く、いや全く被ってなどおりませんな、校長。そうはさせない、我輩をまたもその気にさせるつもりでしょうがな……」

ハニー「腹黒豚、校長?」

ダンブルドア「おぉハニー、優勝杯おめでとう。なんじゃい?ヒンヒン!」

ハニー「えぇ、そういうことで広間の飾りをグリフィンドールカラーにしなさい。スネイプ教授?」

スネイプ「……ふんっ」

ハニー「悪かったわ……色々ね」パチンッ

スネイプ「」

ダンブルドア「……ハニー、あー、ウィンクは……ぎりっぎりじゃと思う」

ハニー「? いいからさっさとしなさい、使える豚になりたくないの」

ダンブルドア「もちろんそうしてほしいのぉ。そーれ、ヒンヒン!」




85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:34:45.30 ID:VLS+n+jf0
ハニー!ハニー!
 僕達信じてたよハニー!
やっぱり僕達にはハニーしかいないよ、ハニー!

ロン「えぇい寄るな!寄るな裏切り豚どもめ!ハニーがどんだけ悲しんだと思ってるんだい!?」

ハーマイオニー「そうよ!そうよ!何度私のベッドにもぐりこんでkゴホン」

ハニー「二人とも黙りなさい。私の豚たち?みーんな、許すわ」

ハニー……

ハニー「その代わり、首輪は没収よ。もう一度使える豚であるところを示して頂戴、いいわね?」

ハニー!ハニー!僕らのハニー!!!

シェーマス「おいロン、なんだよお前のその首輪!ちょっと大きいんじゃないか!?」

ディーン「ずるいぞこの豚!」

ロン「HAHAHA、僕はハニーの一番の豚だぜ? おいやめろよ!ハニー以外が豚って呼ぶのは禁止だろやめろよ!」

ハーマイオニー「結局、グリフィンドールの男の子の殆どはハニーの豚……もう、ハニー。あなたは何になりたいの?」

ハニー「そうね、あなたの生涯の友達には、もう指定できたようだし。これ以上望まないわ」

ロン「僕のハニー!僕も生涯君の豚さ!もちのロンでね!!」




86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:45:00.30 ID:VLS+n+jf0
ハニー「(あぁ、ハニー。ちっぽけで弱いわたし)」

ハニー「(私が撒いたタネのせいでいつも怖い想いをしてるわよね。知ってるわ、だってわたしのことだもの)」

ハニー「(でも、ひとまず安心しましょ。やっとやっと、手に入ったんだから)」

ハニー「(ホグワーツらしい、正常な毎日が。私たちと、ロンと、ハーマイオニーと。大事な人たちとの、ステキな毎日が)」

ハニー「っふふ」

ハニー「さぁ、私の大事な豚たち。お祝いを始めましょ。今夜は……寝かせないでね?」

ハーマイオニー「は、ハニー!!」

ロン「うぉおおおおお!!ハニー、僕のハニー!!君はやっぱり最高さ!!」




88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 06:51:26.78 ID:VLS+n+jf0
最終日

ロン「見てよ、ハニー!僕、全教科通ったよ!やったぜこれで来年もハニーの座席は僕のものだ!」

ハーマイオニー「素直に進級したことを喜びなさいよ……あぁでも、随分余裕があったわね。もっとギリギリだと思っていたわ」

ハニー「出来る豚ね、ロン。偉いわ」フーッ

ロン「まぁね、僕の君への想いにかかればこんなもnうひゃぁ!ヒンヒン!」

ハニー「ハーマイオニーも、学年首席おめでとう。私ももう少し頑張ればよかったわ」

ハーマイオニー「あなたの場合、ハニー。ふふっ。実技ですこーし……緊張するのがなくなれば、ね」

ハニー「あら、じゃあもっともっと緊張することで馴れさせてもらおうかしら?」

ハーマイオニー「あっ、そ、そういうことを言ってるんじゃなくって、だめ、だめよ、ロンが、あぁ、あぁ、ハニー、あなたの目、綺麗……」

ロン「つづけて、どうぞ」




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:03:09.80 ID:VLS+n+jf0
ドラコ「……ふんっ、問題だらけの女王様は、校長先生のお気に入りで何をしてもOK、ってことかい」

ハニー「ハァイ、フォイフォイさん。私があれのお気に入り?冗談、私があれを愛玩しているだけよ。勘違いしないのね」

ドラコ「どっちにしてもとんでもない女だなお前は!」

ロン「なんだ、君かマルフォイ。靴の裏にベッタリ引っ付いたチューインガムか何かかと思ったぜ」

ハーマイオニー「私たち、トランクを校庭に運ぶので忙しいの。マルフォイ、どいていただける?」

ドラコ「ウィーズリー、言葉に気をつけろ!ふんっ、言われなくったってどいてやる、マグル生まれの出来損ないめ」

ハニー「あぁ、分かったわ。ドラコ、あなたってあいつ、ヴォルデモート並に救いがない」

ハーマイオニー「やめましょ。きっと、学年首席がとれなかった魔法界名族さんの嫉妬だわ」

ドラコ「っ、〜〜〜っ!!行くぞ、グラップ、ゴイル!」

ハニー「あぁ、私の靴磨きをしている二人が、なぁに?」

グラップ「ヒンヒン!」ゴイル「ヒン!ヒンヒンヒン!」

ドラコ「何やってるんだお前達!おま、お、おぼえてろポッタぁああああああ!」

ロン「実にあいつらしい捨て台詞だよな」

ハニー「しっくりきてるわ、豚より犬って感じね」

ハーマイオニー「……基準が、分からないでもなくなった自分が悲しいわ」




92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:11:19.92 ID:VLS+n+jf0
ロン「そういえば、いつか君が言ってた、君がマグル生まれだっていうのをバカにするのって。ああいう奴のことかい?」

ハーマイオニー「……そうね」

ハニー「あんな童貞フォイフォイのいう事を気にしてたのね。当時のあなたって」

ハーマイオニー「だ、だって!だってあの時は……あなたともお話できなくて、悲しかったんだから!」

ハニー「……わたしだってそうだったわよ!何よ!」

ハーマイオニー「な、何……へぇ?」

ハニー「……」

ロン「へい世の豚たち。僕が美少女二人を侍らせていて裏山?そこ代われ?爆発しろ?HAHAHA!やだねっ!!!!!!




93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:19:22.29 ID:VLS+n+jf0
ホグワーツ特急

ハグリッド「おう、おめぇさんたち!元気でな!ハニー、ハニー!いつ何時も健やかにあらんことをな!ヒンヒン!」

ハーマイオニー「ハニーへが長いわ」

ロン「君宛への手紙ほどじゃないと思うね、あぁ」

ハニー「ロン。えぇ、あなたも元気でいるのよ、ハグリッド?出来る豚は私に心配させないはずだわ」

ハグリッド「おぉ!もちろんだヒンヒン!あぁ、そうだ。これ、お前さんに。迷惑をかけっちまった俺っちゅう豚からの、せめてもの償いだ」

ハニー「そんなもの、いいのに……なぁに?アルバム?……あ」

ロン「……ワァーオ。誰だい、ハグリッド。この写真に写ってるハニーそっくりな超絶美女は」

ハーマイオニー「これって、もしかして……あ、となりの人、ハニーとおんなじ目だわ……」

ハニー「……パパと、ママの写真?これ、全部、全部なの??」

ハグリッド「ダンブルドア先生様に、森番を辞めるっちゅったらつっぱねられて、これを作れって言われてな。方々に連絡して、よせ集めたんだ」




95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:26:30.29 ID:VLS+n+jf0
ハニー「……」

ロン「へぇ、すっごいや。学生時代の写真なんて、そのまま君が上級生になっただけに見えるよハニー、君はいつまでも最高ってことだね、僕のハニー!」

ハーマイオニー「お父様の写真は、大抵何人かと楽しそうに騒いでいるものばかりね。楽しい人だったのね、きっと」

ハグリッド「おぉ、今度ゆっくり話そうや。もう列車が行っちまうしな。ハニー、ハニー?気に入ってもらえたかい?」

ハニー「ハグ、リッド」

ハグリッド「おう……おぉ!?は、ハニー、ハニー!?どうした、どうしちまった、なんで泣いてぅおう!?俺の腰のあたりに飛びついただとぉ!?」

ハーマイオニー「ハグリッドは大きいから、抱きしめようとするとそうなるのよね」

ハニー「だいすき、よ!ハグリッド!」

ハグリッド「」

ロン「ハグリッド、頼む、頼むからそのまま倒れるのやめてくれよ。今倒れたらハニーが危ないから君の無駄に大きい図体を僕が受け止m重い重い重い!マーリンの髭っ!髭っ!!!」




97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:34:04.82 ID:VLS+n+jf0
キングズ・クロス駅

ロン「あぁ、思えばここが、僕の人生の出発点でもあるよな。ハニーの豚としての僕の、つまりは真実の僕の」

ハーマイオニー「詩的ね、聞こえはとっても悪いけど。そう、私はそれより早くダイアゴンで会ってるわ」

ハニー「不毛な自慢はやめなさい、何にせよ……お別れね」

ロン「あぁ、ハニー!ハニー、とっても寂しいよ!」

ハーマイオニー「手紙、たくさん出すわ。また返事を頂戴ね?冬休みみたいに」

ハニー「豚が主人に会えなくてそうなるのは当然よね、えぇ。手紙?ふぅん、そんな覚えはないけれど……気が向いたらね」

ロン「おい白豚、お前、この一年で随分たくましくなったよなぁ」

白豚「ピピィ、ヒンヒン」

ハニー「当たり前よ、この私のペットなのだから」




99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:46:40.76 ID:VLS+n+jf0
ロン「ハニー、ハーマイオニー。僕のママが是非、夏休みは君たちを招待しなさい、って言ってたよ」

ハニー「もちろん、行くわ。あんな家に戻って二ヶ月もいるなんて、出来ない豚が多すぎておかしくなりそう。」

ハーマイオニー「あぁ、とっても興味があるわ!魔法使いのお家って、どんな感じなのかしら」

ロン「あー、それこそほんと、僕んちは豚小屋みたいなところさ」

ハニー「……どこであっても、あなたとハーマイオニーがいるならそれでいいわ。それで、ロン」




ハニー「魔法使いの家っていうのは、この私を楽しませてくれるのかしら」




アズカバン牢獄

「新入り、どこから来た?いきなりすまないね、ここに来たのはすぐおかしくなるから、少しでも話し相手が欲しいのだ」

クィリナス「あぁ、私は、ホグワーツにいました。ハニー……ハニーという、私の光がいて」

「ハニー……ハニー・ポッター!?しまったもうそんなに歳がなんてこだ、なんてことだおい吸魂鬼ここから出せ私はあの子の後見人だ杖を選んで教科書を買ってあげて前の日に不安で眠れないあの子をそっと抱きしめてやるんだぁあああああああああ!!!」

今度こそ、完




100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:47:37.58 ID:tya5QAao0
おつ!!!




101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:48:56.29 ID:4feY5EuI0
おつおつ!!




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:49:23.89 ID:SyElOCW00
シリウスwwwwwww




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:51:22.23 ID:VLS+n+jf0
相変わらずのメアリーさんですまんの
そんで保守と支援おおきに!ほんまおおきに!
今度からは一気に書く主義守るで。付き合うてくれてありがとう
ラドクリフお大事に
じゃあの!



 ハリー・ポッター シリーズ

 一巻〜七巻まで

 世界的大ヒット発売中!


 2014年後半 USJにて

 ハリポタアトラクション建設決定!!




107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 07:55:46.75 ID:siXT3Sb40
おつ!




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 08:09:10.58 ID:mjrogK1b0

ヒンヒン!




111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 08:25:41.26 ID:3kZ9g2fQ0
乙乙ヒンヒン!




112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 08:29:00.15 ID:pJuRS0xpO
ヒンヒンヒーン!
シリウスがただの親戚のおっちゃんに……

ハニー・ポッター「秘密の部屋?なぁに、それ」へつづく

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