1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 22:38:09.63 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「見滝原市、か…ここに“魔女”がいるんだな。魔法少女と魔女の存在、にわかに信じられないが…まぁ、俺らみたいな念能力者もいる位だし、疑いはしないが」

黒の賢人「ウホッ」

ゴレイヌ「そうだな、流石はハンター協会、中々えげつない依頼だ。……けど、ゴンやキルア達もNGLで
頑張ってる。俺だって負けてられないさ」

白の賢人「ウホッ!」

ゴレイヌ「あぁ、頑張ろう。――さぁ、行こう。『ワルプルギスの夜』、こいつはG.Iより大変かもな」




2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都):2012/06/05(火) 22:42:21.29 ID:0ubguviDo
俺得スレ発見

HUNTER×HUNTER念能力キャラ解析書


元スレ
SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
ゴレイヌ「インキュベーター、えげつねぇな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1338903489/




3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 22:50:08.65 ID:el4AeFqAO
お菓子の魔女結界内

マミ「少し大人しくして貰うわ、暁美さん」シュルル!

ほむら「くっ…!放しなさい、巴マミ!今はこんなことをしている場合じゃないの!今度の敵は今までとは違う…!」

マミ「拘束は終わってから解いてあげるわよ」

タッタッタッ…



ほむら「くっ、巴マミ…この時間軸でも駄目だというn…!?」

白の賢人「ウホッ」バシュッ

ゴレイヌ「ふぅ、この『使い魔』ってのも中々強いな。念に近いものも感じる…ん?」

ほむら(何なの、この男は?ゴリラと入れ替わるように出てきた…それに、どう見ても魔法少女…)

ゴレイヌ「おい、どうした?リボンで拘束…魔女にやられたのか!?」

ほむら「絶対に違うわね、うん」ボソッ



ほむら「ふぅ、解くのを手伝ってくれたこと、まずは礼を言うわ。ありがとう」

ゴレイヌ「なに、結界に放置されたら、流石に魔法少女といえどヤバいだろ?助けるのは当然さ」

ほむら「…、あなた、魔法少女や結界を知っているの?」




4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道):2012/06/05(火) 22:54:01.42 ID:vBQoVJOw0
えげつねぇな




5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 22:57:39.68 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「ん?まぁな…!?」

ほむら「動かないで。――質問に答えるだけでいいわ」チャキッ

ゴレイヌ(回り込まれた!凝は解いてないが、動きは見えなかったぞ!?)

ゴレイヌ「…抵抗した場合は?」

ほむら「撃つわ。撃たせないでくれる?」

ゴレイヌ「俺だって撃たれたくはないさ」

ほむら「まず、魔法少女や魔女について、どこで聞いたのか答えなさい」

ゴレイヌ「ハンター協会だ」

ほむら「ハンター協会…?」

ゴレイヌ「まぁ、中々知る機会はないな。世界中には『ハンター』と呼ばれる職業があって、それを統括する組織がハンター協会って訳さ」

ほむら「その協会が何故私達についてわかるの?」

ゴレイヌ「そいつは今回の依頼に関わってくる」

ほむら「依頼?」




6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:07:08.31 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「そう。『現地の魔法少女と協力し、魔女を撃破する』」

ほむら「それが依頼って訳ね」

ゴレイヌ「そう、ハンター協会会長直々の依頼さ」

ほむら「それにしてはたった一人で丸腰とはね」

ゴレイヌ「そこは話すと長くなるが…ん!?」

ゴゴゴゴゴ…!

ほむら「…マズいわ、巴マミがやられる」

ゴレイヌ「どういうことだ?この結界内に他の魔法少女がいるのか?」

ほむら「えぇ、魔法少女が一人、一般人が二人よ」

ゴレイヌ「なんで一般人が居るんだ…?」

ほむら「詳しい話は後よ。貴方の依頼が魔女の討伐なら協力して頂戴」

ゴレイヌ「オーケーだ」




7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:14:58.97 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「しかし此処からは距離があるな…間に合えばいいが」

ほむら「そこは私に任せなさい。…手を握って頂戴」

ゴレイヌ「…?あぁ」ギュッ

ほむら「行くわよ…」カチッ

ピタッ

ゴレイヌ「…?止まっているのか?」

ほむら「時間を止めたわ、私と貴方以外のね…少し走るから、ペースを合わせてくれるかしら」

ゴレイヌ「いや、ここからは俺に任せてくれ」

ほむら「…何をするつもり?」

ゴレイヌ「まぁ見てな。俺が何故丸腰なのかも、これでわかると思うぜ」

ゴレイヌ「――『黒い賢人<ブラックゴレイヌ>』、『白い賢人<ホワイトゴレイヌ>』!」




8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:23:43.45 ID:el4AeFqAO
黒「ウホッ」

白「ウホッ」

ほむら「な、何このゴリラ!?あなたが出したの!?」

ゴレイヌ「まぁな、中々イカしてるだろ?」

ほむら(どこがよ…)

ゴレイヌ「射程限界まで走らせながら、…と。しっかり掴んでてくれよ?」バシュッ

ほむら「えっ、なにg」バシュッ

暁美ほむらに返事をする暇は無かった。目的地である結界最深部まで、ただひたすらに走る二匹のゴリラと、酔いそうになる程のスピードで自分が隣の男と共に入れ替わっていることはかろうじて理解した。しかし吐きそうなのをこらえるので精一杯なほむらは、隣の男がやけに嬉しそうに話すゴリラの説明をBGMに、ただただこのアトラクションの終わりを望んでいた。もうエントロピーを凌駕しまくる位望み続けた。




9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:31:49.62 ID:el4AeFqAO
お菓子の魔女結界最深部 

マミ「ティロ・フィナーレ!」ドカーン

まどか「やったあ!」

さやか「流石マミさん!」

シャルロッテ「gyaaaaa!」

マミ「ふぅ、何とか倒したわn「マミさん危ない!」えっ」

シャルロッテ「gyaooo!」グパァ

マミ「あっ…」

さやまど「マミさぁん!」

「おい、どうやら間に合ったぞ!」

「オロロロロ」

シャルロッテ「ガァb」ドゴォ!ドカーン!

シャルロッテ「gyaaaaaa!」ドスーン

さやか「あ、あれは転校生!?」

まどか「隣は知らない人だけど…」

QB「どうやら、暁美ほむら達が間に合ったみたいだ。どうやって拘束を抜け出したのかはわからないが、結果オーライだね」




10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:38:53.83 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「ふぅ、危なかったな」

ほむら「オロロロロ」

マミ「あ、ぁ…私、生きてるの?」

ゴレイヌ「あぁ、大丈夫だ。お前は生きてる。…名前はなんて言うんだ?」

マミ「と、巴マミです…」

ゴレイヌ「オーケー、マミだな。怖かっただろう、この魔女は俺と彼女に任せな…何時まで吐いてんだ?」

ほむら「誰の所為だと思ってるのオロロロロ…」

さやか「転校生がゲロッてる…」

まどか「そっとしてあげよう、さやかちゃん…」
シャルロッテ「gyaooo!」

ゴレイヌ「あいつもまだまだ動けるみたいだな。…そういやお前の名前も聞いてなかったな」

ほむら「うぅ…」

ゴレイヌ「大丈夫か…?」

ほむら「大丈夫よ、問題ないわ。…暁美、暁美ほむらよ」

ゴレイヌ「オーケーほむら、俺はゴレイヌ。――よし、アイツを片付けるぞ!」




11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:49:28.20 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「キチンと説明して無かったな。――黒い賢人は相手と入れ替わる」

黒「ウホッ」シャルロッテ「!?」バシュッ

ほむら「ナイスよゴレイヌ」パパァン!

シャルロッテ「guooo!!」グパァ
ゴレイヌ「白い賢人は」白「ウホッ」バシュッ

シャルロッテ「?」ガチィン!

さやか「今度はゴレイヌさんとゴリラが入れ替わった!?」

まどか「凄いよ!あの魔女を押してる!」

QB「彼は一体…」

ほむら「ふっ…!」ピィン!

シャルロッテ「gu、gyaaaaa!」ドカーン!

ゴレイヌ「決まった…っ!?」シャルロッテ「」グパァ…

ほむら「ゴレイヌっ!」
さやまど「ゴレイヌさん!?」

―ティロ・フィナーレ!―




12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/05(火) 23:58:52.66 ID:el4AeFqAO
シャルロッテ「」バシュゥゥ…

ゴレイヌ「あ、危なかった…」

マミ「ハァッ、ハァッ…ふぅ」
さやか「マミさん!」

ほむら「巴マミ…」

マミ「これ以上、後輩に格好悪い所、見せられないもの。…これくらい、やってみせるわ」

ゴレイヌ「ありがとう、マミ。助けられちまったな」

マミ「こっちのセリフよ…ごめんなさいね、暁美さん。さっき、あなたの言うことに耳を貸していれば……」

ほむら「それは構わないわ……私こそ、伝え方が悪かったかもしれない。取り返しのつかないことなのだから、もう少し慎重に、相手にわかりやすくするべきだった」

マミ「おあいこってことにしましょ?暁美さん」
ほむら「巴マミ…」

マミ「鹿目さん達の前だから、つい焦っちゃったかもね…私を助けてくれないかしら?またこうなったらと思うと、足がすくむわ。今も少し、震えてる」

ほむら「…もちろんオーケーよ。今までの態度、水に流してくれると嬉しいわ」




13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 00:11:21.60 ID:el4AeFqAO
マミホーム

マミ「ケーキと紅茶を持ってきたわ」

さやか「わぁ!ありがとうございます!モグモグ…美味しい!」

まどか「もう、がっつきすぎだよさやかちゃん。ング…本当だ!マミさん、これ美味しいです!」
マミ「そう言って貰えると嬉しいわ。…さて、と。改めてお礼をさせて。ゴレイヌさん、暁美さん。さっきは本当にありがとう。死ぬところだったわ…暁美さんは縛ったりもしちゃってごめんなさい」

ほむら「大丈夫よ。こうやって生還出来たのだから。…そこはゴレイヌにも礼を言わなきゃね。感謝するわ」

ゴレイヌ「気にするな。仲間を助けるのは当然のことだろ?」

マミ「仲間…」ジーン

さやか(マミさん泣きそうじゃない?)

まどか(今まで一人で戦ってきたからかな)

ほむら「――それよりも、巴マミ、ゴレイヌ。貴方達に話したいことがあるわ」

マミゴレ「「?」」

ほむら(いつもなら、最低でもワルプルギス数日前にしかチャンスは無かった)

ほむら(けれど、今回はイレギュラーである『ゴレイヌ』の登場で、巴マミは生存し、和解もした…今ならワルプルギスに向けて戦えるかもしれない)




14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 00:24:48.53 ID:el4AeFqAO
ほむら「もうすぐ此処には『ワルプルギスの夜』が来る」

マミ「!」

さやか「ワルプルギスの、」

まどか「夜…?」

QB「…暁美ほむら。君は何故ワルプルギスの夜が此処に来るとわかるんだい?根拠があるのかな」
ほむら「統計よ。…それに、そこにいるゴレイヌ。彼も『ワルプルギスの夜』討伐に派遣された、らしいわ」

マミ「派遣?」

ゴレイヌ「あぁ、そうだな」

マミ「えぇっと、つまり…ワルプルギスがもうすぐ見滝原にやってきて、暁美さんはワルプルギスを撃破したい。ゴレイヌさんも撃破…魔女が見えるの?」

ゴレイヌ「まぁな。説明すれば少し長くなるが」
マミ「…まさか、魔法少女」

さやまど「「えぇー!」」

ほむら「落ち着きなさい巴マミ。どうみても男よ」

QB「彼とは契約出来ないよ。僕が保証するよ、マミ」

さやか「ちょっと待って!そのワルプルなんとかって、魔女なんだよね?」

マミ「えぇ。話しか聞いたことはないけれど…とてつもなく強い、らしいわ」

まどか「…勝てるん、ですか?」

ほむら「勝つために話しているの。…巴マミ、貴方に協力して欲しい。あとはゴレイヌ、貴方にも」

ゴレイヌ「俺は構わないぜ。此処に来た目的がまさにそれだしな」

マミ「私も、協力はしたい。けれど…」チラッ

さやまど「「…」」

ほむら「…!それは駄目よ。一般人を、無闇に巻き込む訳にはいかないわ」

QB「どうしてだい?戦力は多いに越したことはないだろう」

ほむら「黙りなさいインキュベーター」

さやか「…契約したら、私も協力できるのかな」
まどか「さやかちゃん…?」




15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県):2012/06/06(水) 00:33:37.90 ID:zdeNKuCko
ゴレイヌさんはやっぱり俺達のゴレイヌさんだった




16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 00:35:57.43 ID:el4AeFqAO
ほむら「契約はさせないわ、美樹さやか」

さやか「それを決める権利は、私にあるんじゃないの?…私だって、協力出来るならこの街を守りたい!」

ほむら「…足手まといよ」

マミ「そんな言い方しなくても…」

ほむら「あら、さっきは『忠告を受け入れた方がいい』と思ったんじゃなかったの?巴マミ」

マミ「そ、それはそうだけど…」

さやか「マミさんにそんな言い方するな!」

まどか「さやかちゃんもほむらちゃんも、けんかしないで!」

さやか「さっきから、したいことばかり並べるけれど。転校生は何を考えてるの?」

ほむら「ワルプルギスの夜の撃破、最初に言ったはずよ」

さやか「なら、私は契約するよ――願いが見つかったら、今すぐにでも!行こう、まどか」

まどか「さやかちゃん、落ち着いて」

さやか「コイツと話しても埒が明かないよ。マミさん、ケーキごちそうさまでした」

マミ「え、えぇ…」

ほむら「待ちなさい、まだ話は終わってないわよ」

さやか「しつこいなぁ。…アンタみたいな底が見えない奴なんかに、任せっきりにはしたくない」
ガチャ、バタン…

ほむら「待ちなさい、美樹さやか…!くっ…」




18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 00:47:48.99 ID:el4AeFqAO
市街地

ほむら「……帰りまで着いてこなくていいわよ」
ゴレイヌ「女の子を一人で帰す訳にはいかないさ」

ほむら「マミにも禄に説明出来てないのに…」

ゴレイヌ「そこばっかりはお互い様だ……責任はほむらにあると思うぜ?」

マミ『ごめんなさい暁美さん、ゴレイヌさん。…もう少し、考えさせて』
ゴレイヌ「そりゃ考えたいだろうに。ちゃんとは聞けなかったが、さやかとまどかも素質があったんだろ?」

ほむら「…いくら協力するとはいえ、あの二人に関する意見は受け付けないわ」

ゴレイヌ「わかったよ。……けれど、マミだって死にかけたんだ。休ませないと、心の傷が癒えないさ」

ほむら「わかってるわよ…ここまでで大丈夫よ」
ゴレイヌ「ん、そうか…そうそう、これを渡して置こう」

ほむら「ん…携帯番号」
ゴレイヌ「支給されたのさ。何かあったら連絡をくれ、特に結界を見つけた時はな」

ほむら「善処するわ」

ゴレイヌ「まぁ、明日は平日だし、携帯は必要ないかもしれないな…」

ほむら「?」

ゴレイヌ「こっちの話だ。…それじゃ、またな!」

タッタッタッ…

ほむら「ゴレイヌ、ハンター協会のハンター、ねぇ。…初めてだわ、『私以外に』イレギュラーなんて呼ばれそうなのが、この街にいるなんて」




19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 00:59:08.51 ID:el4AeFqAO
次の日 学校

まどか「マミさん大丈夫かなぁ…」

さやか「転校生はああ言ってたけど…私は契約するよ」

まどか「焦っちゃ駄目だよさやかちゃん」

さやか「焦りじゃないよ、まどか。私はちゃんと覚悟してる……先生来たし、この話は終わり!」
まどか「さやかちゃん…」

早乙女「早速だけど、目玉焼きには何をかけるべき。はい中沢くん!」

中沢「えぇ!なっ、なんでもいいと思います」

早乙女「Exactry(その通りでございます)!男子諸君はそんなことで女性を選ばないよーに!」
さやまど(先生また駄目だったのかぁ…)

早乙女「ん、そんなことよりね、転校生に引き続き、今日は新しい副担任の先生が来ています!という訳で…ゴレイヌさん、どーぞ!」

さやまどほむ「「「!?」」」

ゴレイヌ「ゴレイヌだ、今日から少しの間になるがよろしく!」




20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 01:11:51.41 ID:el4AeFqAO
放課後 市街地

さやか「しっかし驚きましたよー、ゴレイヌさんがまさか先生になるとは」

ゴレイヌ「見滝原にいる間はな。任務中とはいえ、仕事もしなければ怪しまれるからな」

まどか「大変なんですね、ハンターも…」

ゴレイヌ「そんなことはないさ、頑張ればまどか達もなれるかもしれないぞ?」

まどか「さやかちゃんならなれるかもね、ハンター!」

マミ「もう、美樹さん達。一応パトロールなんだから、もうちょっとだけ気を引き締めて」

さやか「あ、ごめんなさいマミさん」

マミ「気をつけてね?それにしても、昨日はごめんなさいね…場の空気を悪くしちゃって」

まどか「そんなことないですよ!」

さやか「そうそう、悪いのは転校生だよ!……私だって、気持ちは同じなはずなのに」

ゴレイヌ「まぁそう言うな、ほむらだって焦ってたんだ。また話をすれば、さやかのこともわかってくれるはずさ」

さやか「そうだといいんですけど…あっ」




21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 01:19:36.17 ID:el4AeFqAO
マミ「美樹さん、何かあった?」

さやか「い、いえいえー。何でもないです」

まどか「ウェヒヒ、さやかちゃんは病院に用事があるんだよね?」

さやか「ちょっ、まどかぁ」

マミ「どこか悪いの…?」

さやか「あ、いやいや違いますよ?…えっと、ちょっと、幼馴染が入院してるといいますか」

マミ「あぁ、お見舞いに行きたいのね?いってらっしゃい」

さやか「いやいやそんなことはー…えっ、いいんですか?」

マミ「もう今日のパトロールは終わる所だし、丁度良いから。それじゃ、鹿目さんも、ゴレイヌさんもここで」

ゴレイヌ「送らなくて大丈夫か?」

マミ「私は魔法少女よ?私より、鹿目さんを頼めるかしら?」

ゴレイヌ「わかった。いこうか、まどか」

まどか「あ、ありがとうございます。じゃあ、また明日!それじゃあね、さやかちゃん」

さやか「あっ、ちょっ」
バイバーイ マタアシタネカナメサン ジャアナー

さやか「…お見舞いしよう、うん」ポツーン




25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽):2012/06/06(水) 11:30:19.94 ID:+Jut7SrAO
派遣されたハンターはゴレイヌだけなのか




26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/06(水) 18:04:56.02 ID:hqU9RrdR0
ゴレイヌさんって実は放出系と具現化系を高いレベルで使いこなす凄い念能力者なんだよな




27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 18:14:14.62 ID:el4AeFqAO
まどか宅 帰り道

ゴレイヌ「ふぅーん、ほむらはこの前此処にやってきて、そん時にQBとも会って。更にその時の魔女からマミに助けて貰ったわけか」

まどか「はい!それで、QBが、私たちには素質がある、僕と契約しよう!って…」

ゴレイヌ「あの白い奴は魔法少女を生み出す役割があるのか、ふーん…出来過ぎた組み合わせだな」

まどか「ウェヒヒ、確かにそうかもですね。魔法少女にマスコット、可愛い衣装…」

ゴレイヌ「なんだ、まどかはそういうのが好きなのか?」

まどか「あ、いや好きとかじゃなくて、ウェヒヒ…」
ゴレイヌ「別に好きでもいいと思うぞ?まぁ、……こうやって見ていて、と言っても二日目だが。中々えげつねぇな……」
まどか「えげつない?」
ゴレイヌ「そうさ。あんな化け物と、女の子を戦わせるなんて、普通は出来ない」

まどか「うーん、……この時期の女の子しか、素質がないってQBは言ってました」

ゴレイヌ「さやかとほむらのおかげで聞きそびれちまったし、今度そこら辺もきちんと聞いてみるべきかもな」

まどか「なんかごめんなさい、さやかちゃんもほむらちゃんも、悪い子じゃないんです……」

ゴレイヌ「あ、いやすまん。少しイヤミになっちまったな……まぁ、簡単に契約するのは駄目だってことだ。ハンターもそうなんだがな、なる為にも過酷な努力と覚悟が要る」

まどか「覚悟……そうですね」

ゴレイヌ「何でも高望みするハンターは早死にしちまう。手に届く位が丁度いいのさ」

まどか「はい、ありがとうございます……あ、もう着きました」

ゴレイヌ「おっ、そうか。それじゃあまた明日」

まどか「さよなら!ゴレイヌさん!」

ゴレイヌ「遅刻はするなよー!」タッタッタッ

まどか(簡単には契約しちゃ駄目、かぁ……ほむらちゃんもそう言ってたけど、さやかちゃんは契約する、って聞かないし……)

まどか「私には、何か出来ることがあるのかなぁ……?」ボソッ…

ガチャ、バタン…タダイマー




28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 18:22:48.10 ID:el4AeFqAO
少し遡って病院 上條病室

さやか「恭介……?」

恭介「さやかは、……さやかは僕をいじめてるのかい?」

さやか「わ、私は恭介のことを思って……」

恭介「毎回こうやってCDを聞かされて、どれだけ僕が辛いと…!」

さやか「だ、大丈夫だよ!リハビリ頑張れば…!」

恭介「……医者に言われたんだ」

さやか「えっ……」

恭介「医者は言ったよ、『奇跡でも魔法でもない限り、もうバイオリンは弾けない』って!」

QB(僕と契約すれば、どんな“奇跡”だって起こしてあげられるよ――。)

さやか「奇跡、魔法……あるよ」ボソッ

さやか「奇跡も魔法も、あるんだよ!」

バタン!タッタッタッ……



翌日 教室

ゴレイヌ「今日は早乙女先生は朝だけ用事がある。代わりに俺が出席をとるぞー」

志筑「さやかさん、今日はお休みかしら……?」

まどか「何かあったのかな……」

ゴレイヌ「美樹さやかー……ん、欠席か。誰か理由は聞いてないか?」

シラナイデース ワカリマセーン

ゴレイヌ「そうか……」

ほむら「なんで……?」

ほむら(まだ美樹さやかの契約するタイミングではないはず。こんなズレは……やはりゴレイヌの所為、かしら)

ほむら(彼はまどか達との接触タイミングをずらした。そこからさやかのお見舞いもズレ込む可能性はあるはず……テレパシーで聞いてみましょう)

ほむら『QB、聞きたいことがあるのだけれど』

QB『君には僕も色々聞きたいと思っていた所だよ』

ほむら『黙りなさい……あなた、美樹さやかと契約は?』

QB『?してないよ?大体、あれだけマミの家で契約に否定的だった君からしたら、わざわざ聞く問題じゃないと思うけれど?』

ほむら『そう、話はそれだけよ』

QB『だから僕も聞きたいことg――』プツン

ほむら(帰りに巴マミと美樹さやかに接触しなければ……せっかく上手く行きそうなんだし。ゴレイヌも協力は取り付けてある……ワルプルギスの夜までは、きっとかなりのコンディションが保てるはず。だからこそ、まずばキチンと“ズレ”を把握したい)




30:戦闘しやすいためにゴレイヌには原作以上に念を扱わせます申し訳ない:2012/06/06(水) 18:47:32.96 ID:el4AeFqAO
夕方 市街地

ゴレイヌ「ふぅ――あまり使いこなせないが、やるしかないか。“円”!」キィィィン…

ゴレイヌ(俺の円は精々半径数mだが……俺の立てた仮説からすれば、魔法少女の素質があればオーラが引っかかるはず。それはあの生命溢れる『魔法』が証拠。まるで“周”を扱う強化系寄りの具現化系。そんな印象がマミの魔法にはあった)
ゴレイヌ「……ラッキー、掛かったか!」タッタッタッ…!

市街地 デパート前
さやか「QB、QBを探さなきゃ……」

さやか『QB……』

QB『どうしたんだいさやか、どうやら学校には行かなかったみたいだけど』

さやか『プライベートってもんがあるのよ……それより、今すぐ来れる?』

QB『契約かい?』

さやか『まぁ、そんなところ……』

QB『すぐに向かおう。今どこにいるんだい?』

さやか『街の方。デパートの前』

QB『そこで待っててくれ』

さやか「……はぁ」

さやか(マミさんはきっと喜んでくれるけど、まどかもほむらも……。『簡単に契約はするべきじゃない』って……けど、うん。私は)

さやか「私は――、恭介の為なら契約出来る。いや、契約するんだ」




31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 19:01:03.01 ID:el4AeFqAO
公園

QB「あまり人前でするものじゃないから場所を移したよ」

さやか「いいよ、別に。それよりも早く」

QB「焦らなくても大丈夫、僕は逃げないよ?――さぁ、君の願いは何だい?」

さやか「わ、私は」


さやか「私は、恭介の。上條恭介の腕を治したいっ……!」


QB「――いいだろう、君の願いは、エントロピーを凌駕しt」バシュン

黒の賢人「ウホッ」

さやか「ン……」メヲツブリイキヲノム

さやか「……ん?」カタメヲアケル

黒の賢人「ウホッ?」

さやか「えっ」

ザッザッザッザッ!

白の賢人「ウホッ!」

さやか「えっ……」

白の賢人「」バシュン!ゴレイヌ「ふぅ、何とか間に合ったぜ……!」

さやか「えっ、あ、ゴリラ……」

ゴレイヌ「おいさやか、大丈夫か?」

さやか「あ、ゴレイヌさん。……あぁ、ゴリラ、だからゴリラが」

ゴレイヌ「まぁ、大丈夫そうだな。間に合って良かったよ」

さやか「黒白ゴレイヌさん……、ってそうじゃなーい!何で邪魔したんですか!?あと何で場所が分かったんですか!?」




32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 19:08:33.43 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「まぁまぁ、落ち着けさやか。……俺は、お前の契約を止めに来たんだ「勝手なことをしないで下さい!」」

さやか「私はっ、私の覚悟を持って、契約をするんです!」

ゴレイヌ「……他人の為に戦いは出来ないぞ」

さやか「っ!」

ゴレイヌ「女子中学生にそんなことは出来ない……ましてや、お前にはさせられない」

さやか「じゃあどうしろって言うんですか!代わりに私の願いを叶えられるんですk「出来るさ」!?」


ゴレイヌ「俺に取っておきがある……お前に『覚悟』と『弛まぬ努力』が出来るなら、取っておきがな」




33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 19:14:51.62 ID:el4AeFqAO
夜 ゴレイヌ宅

さやか「学校の催しの準備で、と親には言いました!……ゴレイヌさん」

ゴレイヌ「待て待て、こっちだったかな……」ガサゴソ

さやか「ゴレイヌさんの取っておきって、何かの道具だったり?」

ゴレイヌ「あぁ、万が一の為に持ち歩いている……あった!」

さやか「……えっ、これ。ゴレイヌさん、これってジョイステですよね」
ゴレイヌ「そう、ジョイステだ。ゲームソフトは『グリードアイランド』という……もう一度聞こう。さやか、お前には数日の間、何にも折れない覚悟があるか?」

さやか「……はい!」

ゴレイヌ「オーケーだ……まずは、念能力について話そう」




35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 19:33:11.50 ID:el4AeFqAO
さやか「念能力……?」

ゴレイヌ「そう。基本は肉弾戦に向いた『肉体強化』をしたりするんだ……まぁ俺のゴリラは応用だと思ってくれ」

さやか(ゴリラが応用って……)「つまり、それをこのさやかちゃんが会得すべし!ってことですね!」

ゴレイヌ「まぁ、そういうことだ……さやか、この拳を見てみろ」

さやか「あ、わかりました」ジィー…

ググッ、ブゥゥゥン…

さやか「…何か光を、纏っている?」

ゴレイヌ「(やはりそうか……)魔法少女の素質があるものには、念能力の才能も少なからずある様だ……これは、言葉通り“纏<テン>”という。俺の目で見た感じ、さやかの場合は精孔はもう開いているが、オーラを出しっぱなしだ。垂れ流してしまってる」

さやか「精孔?オーラ?」チンプンカンプン

ゴレイヌ「俺が念で纏った光が『オーラ』、そのオーラを出す全身の毛穴に近いものが『精孔』だ……この纏を含めた四つの基本とその応用を、これからさやかには覚えてもらう」

さやか「そんなの無理ですよ!数日でそんな修行は無理じゃないですか……?」

ゴレイヌ「そこはお前の『覚悟』と『才能』に懸けるさ」




36:ご都合展開な念習得スピード、ご容赦下さい:2012/06/06(水) 19:55:06.62 ID:el4AeFqAO
さやか「任せて下さい!マミさんの為にも、転校生を見返す為にも会得してみせます!」

それからさやかの修行が始まった。

ゴレイヌ「好きなイメージで構わないぞ!エネルギーを纏い、その場に留める!」

さやか「ふんぬー!」(イメージなんて無茶苦茶だぁ!)


さやか「練<レン>って、ドラゴン○ールみたいでいいのかなぁ……はぁぁ!」ブゥゥゥン……!

ゴレイヌ「(才能は怖いな、普通は数ヶ月、才能があるものでも一週間でいけるかどうかだが)漫画のイメージで上手く行ったな……!練の訓練でオーラは増えていく、さやかは練を暇さえあればやるんだ」


ゴレイヌ「まだ“見える”ぞ……精孔を閉じる、としか言い様はないからな」

さやか「まだ精孔が意識出来ないよぉ……ぐぬぬ」ブゥゥゥン

ゴレイヌ「おいおい逆にオーラ出て来てるぞ!」
さやか「難しいなぁもう!」ブゥゥゥン!


一週間後

さやか「もうクタクタだよ……」バタンキュ〜

ゴレイヌ「……なんというか、予想以上だ」

さやか「本当に?」

ゴレイヌ「もう既に四大行は初心者並みとはいえ扱えている。最後はこれなんだが……」コトッ

さやか「水の入ったグラスに……葉っぱが浮いている?」




37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 20:09:18.83 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「水見式、という。これで念能力の系統を見るんだが、今回は発の修行に使う」

さやか「系統?」

ゴレイヌ「操ったり強化したり。何かを出したりな。まぁそれにはかなりの時間がかかる訳だ。今からさやかには一週間発<ハツ>をし続けてもらう」
さやか「えぇー!」

ゴレイヌ「それに並行して、俺はゲームをするかな……」

さやか「あ、ずるいぞゴレイヌさん!」

ゴレイヌ「まぁまぁ、まずは発からだ。あぁ、あと。俺が居なくても修行はやめないように」

さやか「えっ?って……ゴレイヌさんが消えた!?ジョイステは付いたままだし……?」




38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 20:15:01.11 ID:el4AeFqAO
更に一週間後

ゴレイヌ「ただいま、っと」ピシュン!

ゴレイヌ「さやかー……おっ、やってるな」ゴゴゴ…

さやか「も、もう限界ぃ……」プルプル

ゴレイヌ「もういいぞ。……流石だな。あとはその応用を、組み手や戦いの中で覚えよう」ゴゴゴゴゴ…

さやか「えっ、じゃあさやかちゃん、念能力習得ですか!?」

ゴレイヌ「人よりは、な。流石の覚悟だ、いい弟子を見つけられたよ」ゴゴゴゴゴ…!

さやか「やったあーー!……あ、ゴレイヌさん、なんか前より迫力がありますね!」

ゴレイヌ「まぁな…このゲームは中々過酷なんだ……それよりさやか」ゴゴゴ




39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 20:24:21.29 ID:el4AeFqAO
さやか「あ、なんですかー?」

ゴレイヌ「これをやろう――最初に言っていた、俺の取っておきだ」ゴゴゴゴゴ…

さやか「カードですか?えっと、『大天使の息吹』、『コネクッション』、『黄金天秤』…?」

ゴレイヌ「お前には、『大天使の息吹』をやろう。――これは、何でもけがを一つ治せる代物だ」ゴゴゴゴゴ

さやか「ほ、……本当に!?恭介の腕も治せるの!?」

ゴレイヌ「勿論だ…さぁ、半月もサボってるからな、早く学校に行こう」ゴゴゴゴゴ

さやか「はい!……まずはゴレイヌさん、絶をして下さい怖いです」

ゴレイヌ「あぁ、すまん……よし、行こう!」

さやか「はい!」(そういえば、なんでゴレイヌさんは私の願いが分かったんだろう?)




40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 20:34:57.13 ID:el4AeFqAO
昼休み 教室

まどか「もう!さやかちゃん、本当に心配だったんだよー!」

さやか「あはは、ごめんね?」

志筑「ほんとですわよ、美樹さんのご両親も捜索願なんか出して大変でしたのよ?」

さやか「もう、二人ともー。午前中は警察に先生に母さん達に、こってり絞られたんだからやめてよー、今くらい楽しくご飯食べたいよ!」

まどか「午後からも怒られちゃうもんね!」

ほむら「全く、そんなだから美樹さやかは」

さやか「いつの間にか転校生とは仲良くなってるし……」

ほむら「二週間あればすれ違いも解消するわよ。――ところでゴレイヌは?朝来て以降姿を見ないけど」

まどか「本当だね、どうしたんだろ?」



市街地 同時刻

早乙女『公務員としての精神がなってないわ!二週間も無断欠勤なんて!これ、辞令ですからね!明日からは来なくていいらしいですよ、もう!』
ゴレイヌ「はぁ、さやかを助ける一心で、自分を殺しちまうとは、えげつねぇな……」




41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 20:38:35.24 ID:el4AeFqAO
超ごり押しでのさやか念習得、ほむらとまどか・マミの和解完了、ゴレイヌ単独によるGI再クリアを兼ねた念修業。ご都合展開かつボロボロな念能力の表現及び修業、申し訳ない。一応裏に設定はしてあるのに上手くいかないなぁ……

書きためてきます。次は夜中に投下。




43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/06(水) 20:46:24.58 ID:ScHegsHDO

GI単独クリアとかえげつねぇなゴレイヌさん
さやかちゃんの念系統は十中八九アレだろうなあ…




45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/06(水) 23:54:00.10 ID:el4AeFqAO
夕方 市街地

ゴレイヌ「しかしまぁ、二週間でさやかは成長した。まだまだ荒削りだが、あの成長っぷりは、ゴンやキルアを思い出すなぁ……あいつ等は今はキメラアント討伐か」

ゴレイヌ「頑張ってるんだろうなぁ……まさか俺が形式的にとはいえ無職になってるとは思わないだろうな。教師は無理だったが、ハンター協会の依頼は頑張らせて貰おう」

ゴレイヌ「しかし無職か、はぁ……なんか落ち込むな、バナナを食べるか、皮を剥いて、……っと!?」

杏子「頂きっ!」パシィッ

ゴレイヌ「」

杏子「へへっ、頂くぜ、兄ちゃん!」タッタッタッ!

ゴレイヌ「待て!ちくしょう、黒い賢人<ブラックゴレイヌ>!」

黒「ウホッ!」ドン!

ゴレイヌ「……ん?まだ距離はそう遠くない、むしろ射程圏のはずなのに、何で入れ替わらない?」

黒「ウホッ」ワカンネェ

ゴレイヌ「走るしかないか、くそっ!バナナ返せ!」タッタッタッ!


路地裏

ゴレイヌ「くそっ、見失っちまったか……ん?」
杏子「」タッタッタッ…

ゴレイヌ「そこの角かっ!」タッタッタッ!

ゴレイヌ「そこは行き止まりだ観念しr……うおっ!?」ザシュッ!

杏子「ちぃっ、外しちまったかい!」

ゴレイヌ「バナナごときの為に攻撃するn…ん?まさか、見たことのない、魔法少女か?」

杏子「へぇ、QBの言った通りだ。男なのに不思議な力を持っていて、何故か魔女とも戦える、ってね!」ドシュッ!

ゴレイヌ「くそっ、何のつもりだ!」

杏子「せっかく縄張りにしようと思ってんのにさぁ、アンタみたいなのがいると狩り場に出来ないだろ?――いい加減当たれ、って!」ボヒュッ

ゴレイヌ「くそっ!白い賢人<ホワイトゴレイヌ>!」バシュン!

白「ウホッ…」ズバァッ

杏子「ゴリラで瞬間移動とは、変な力を使いやがる!」ズバババ

ゴレイヌ「くっ!(捌ききれないっ……)」

杏子「こいつで終わりだ!」ドッ!

ゴレイヌ(避――否、死――)


回想 グリードアイランド

レイザー「驚いたぞゴレイヌ。まさかここまで腕を上げていたとはな」

ゴレイヌ「少し入り用でな。……それよりも、頼まれてくれるか?」

レイザー「あぁ、いいだろう。なんと言っても三日でG.I単独クリアした奴の頼みだ、断れないさ……今から四日間、念の修行に付き合おう」

ゴレイヌ「恩に着るぜ、レイザー……!」

回想終わり




46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 00:02:33.17 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ(――かわせるはずだ、レイザーの球よりも遅い。……見えている、凝でコイツの動きは見えている!)

ゴレイヌ「……!」サササッ!

杏子「なっ、今のをかわすのかよ!?」

ゴレイヌ「うおぉ!」ブンッ

杏子「チィッ!」ヒョイッ

杏子「これはちょっとだけ分が悪いかもねぇ……逃げるっ!」ダダダッ!

ゴレイヌ「脇を抜かれた!早いな……だが逃がさん!白い賢人<ホワイトゴレイヌ>!」ドン!

白「ウホッ」ムリダナ

杏子「バァーカ!まんまと同じ幻覚にかかりやがって!じゃあなイレギュr「逃がさないよ!」……あぁ?」


さやか「師匠に喧嘩ふっかけたんなら、弟子の私も買うよ!かかってきな!」クイックイッ


ゴレイヌ「さやか!」

杏子「でしゃばんじゃねーぞ一般人共が……っ!」ズバァッ

さやか「ふっ!」ササッ

さやか「はぁっ!」ドゴォ!

杏子「!?」ガキィン!

ゴレイヌ(あれは!……さやか、やはり念能力の素質がある。堅や流を使い始めているのか)

杏子「うぉっ!?何つう馬鹿力だよテメェ!」ドシュッ!

さやか「当たらないよっ!」

杏子「はぁっ!」ズバババ

さやか「ちっ、攻めきれない……!」サササッ

ゴレイヌ「さやかはリーチと手数で負けている……!加勢するぞ、さやか!」



ほむら「その必要はないわ、ゴレイヌ」

マミ「大丈夫?さやかさん……お久しぶりね、佐倉さん」




47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 00:05:19.15 ID:el4AeFqAO
杏子「ん……?っ、マミ……!?おいそこのクソゴリラ!二人も三人も女の仲間ばっか呼びやがって!男の癖に女々しいクソ野郎だ!」

さやか「師匠を悪く言うな!……コイツどうします?師匠、マミさん」

ほむら「一旦会話できる所に移るわよ。佐倉杏子……私は彼女に話がある」

杏子「ハッ!知らない奴と話すことなんかないね」

ほむら「私にはあるの。大体、拒否権はないわよ、佐倉杏子」

杏子「はいはい。んで、何するんだよ、俺を囲んでリンチか?」

マミ「私も貴方には話があるわ、佐倉さん」

杏子「だーかーら、あんたにも話すことなんかないよ、マミ」

ほむら「ワルプルギスの夜、奴が此処に来る」

杏子「……!根拠は」

ほむら「統計、とはもう言えないわね……根拠と一緒に私は言わなければならないことがあるわ…――そのためにも話だけでも聞いてもらうわよ、佐倉杏子」

杏子「チィッ、……話だけだぞ?」

マミ「話は私の家で。鹿目さんを私の家に待たせてるから、行きましょう?」

ゾロゾロ……

ほむら(ここからが正念場……偶然、結果オーライとはいえ、ゴレイヌを助けたおまけに佐倉杏子が付いてきた――そして全員が今までにないベストの状況。さやかは少し違うけれど、まぁ誤差よ)

ほむら(全部包み隠さず伝えないと。和解したとはいえ、ゴレイヌとは情報共有は出来なかったし、マミともあまりその面では進展がない)

ほむら(もし真実を聞いて、……その時は覚悟しましょう。『犠牲が出る』覚悟を)

ほむら(今度の時間軸こそ、貴方を助けてみせる――まどか)




50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/07(木) 00:31:53.61 ID:E+nbzmvLo

さやかでこの念能力の才能ならまどまどはどうなるの?




51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/06/07(木) 00:37:22.51 ID:7RAIKYJNo
まどかが念能力者として優秀とは限らないぞ
念能力=魔法少女の能力のじゃないわけだし

さやかは、魔法少女としては並以下だったけど念能力者としては非凡な才能だった という可能性もあるのでは




52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県):2012/06/07(木) 01:46:04.31 ID:+XmCagT10
ほむほむがループしすぎてさやかとまどかにゴンさん並の才能がついちゃったとかかもな




53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/07(木) 07:39:59.48 ID:qoR4oPfEo
いや……ゴレイヌさんの教え方が上手過ぎたんだ……相変わらず、えげつねえな




55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県):2012/06/07(木) 14:36:17.21 ID:XJcC31VTo

ゴレイヌってかなりの能力者だし
能力的には凄い便利ではあるけど
攻撃翌力自体はそこまででもないよな




56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/07(木) 14:59:18.61 ID:npp2adpx0
>>55
戦闘描写がなかったから何とも言えないが、ゴン達と組む前は単独でプレイしてたから戦闘能力もかなり高いんじゃないかな
まあ白黒ゴリラが撹乱向きの能力だから多対一に強いのが大きいだろうけど




57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:32:57.26 ID:el4AeFqAO
マミホーム

マミ「今紅茶を入れるわね」

杏子「……」

ほむら「……もしかして、久々の巴マミの家かしら?佐倉杏子」

杏子「バッ、何言ってやがる!」

ほむら「まぁ、それはどうでもいいのよ」

杏子「いいのかよ……」

ほむら「いいのよ。……そんなことよりも聞きたいことが、山ほどあるから。貴方にも、皆にも」


さやか「師匠、この天才念能力者さやかちゃんの念はどうでした!?」

ゴレイヌ「(そういえばいつの間にか師匠と呼んでいるな……嬉しいものだな)流石だったぜ。この短期間にして身に着けたとは思えなかったな。……これなら、さやかの二つ目の目標である『マミ達の手助け』も出来るはずだ」

さやか「やったぁ!師匠のお墨付きだよ!」

まどか「すごいねさやかちゃん!」

さやか「ありがとう、まどか!……えへへ、これで私も役に立てるかな?」

マミ「みんな、紅茶を入れたわよー!」

ゴレイヌ「頂こう」

さやまど「「やった、ケーキもある!」」

ほむら「それじゃあ頂こうかしらね……?」チラッ

杏子「いらねぇからn」グゥー

まどさやほむマミゴレ「「「「「……」」」」」ジィー……

杏子「くっ、食わないからな!アンタ達と私はさっきまで殺り合ってたんだ、敵の施しは」グゥー

マミ「……佐倉さん」

杏子「……チッ、なんだよマミ」

マミ「私としては、これから貴方に協力して欲しいけれど、……嫌々ながらのチームワークなんて意味は無いわ」

杏子「……だから?」

マミ「さっき暁美さんも言ってた、『ワルプルギスの夜』。知ってるでしょう?」

杏子「話だけはな」

マミ「私たちが嫌いでも、――見滝原を守るつもりで、協力してくれない?この通りよ」アタマサゲー

杏子「あ、おいっ!頭なんか下げんじゃねぇよ!」

ほむら「私からもお願いするわ」アタマサゲ

杏子「イレギュラー……チッ、全く。仲良しごっこもヒーロー気取りも苦手なんだがなぁ?まぁ、話は聞いてやるよ」

マミほむ「「ありがとう!(感謝するわ)」」

杏子「でも、まずはケーキを食ってもいいかい?」グゥー




58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:34:36.55 ID:el4AeFqAO
ほむら「まずは、現在の私達の目的をはっきりさせるわ……佐倉杏子、話は聞く約束だからね?」

杏子「モグモグ、ングッ……わかってるよ、モグモグ」

さやか「こいつ、無茶苦茶腹ぺこだったんだね……」

ほむら「もうすぐここに『ワルプルギスの夜』が来る。私達はそれを撃破する……それが目的よ」

杏子「可能なのか?」

ほむら「現状の戦力としては、私に巴マミ、ゴレイヌに貴方……これだけそろえば「私は!?」、はぁ……美樹さやか。貴方に戦える相手ではないわ」

さやか「私には信念と覚悟があるよ。……力があるから、そんな敵を黙って見ては居られないんだ」

ほむら「こんな弟子を育てて……迷惑なことをするわね、ゴレイヌ」

ゴレイヌ「敵の撃破率を上げたまでさ……そんなに迷惑かい?」


さやか「……」ジィッ……

ほむら「……はぁ、わかったわ。現状の戦力は先程のメンバーに美樹さやかを加えた五人よ。かなりの確率での撃破が見込めるわ」

杏子「今撃破率落ちたっぽいがなぁ……「何さ!」まぁいいよ、続けな」

ほむら「わかったわ。じゃあ次は――私自身の目的、いえ。約束を話しましょう」

マミ「約束……?」




59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:35:02.10 ID:el4AeFqAO
ほむら「そう。私と――」ジィッ……

まどか「ほむらちゃん……?」


ほむら「鹿目まどかとの、約束を」




60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:38:17.89 ID:el4AeFqAO
ほむら「私の素性は初めて明かすわね……私の能力は、時間停止に時間遡行」

杏子「……時を操る、のか?」

ほむら「そう考えて貰って構わないわ」

さやか「何それ無敵じゃんか!やり直せるってことでしょ?」

ほむら「えぇ、そうよ」

マミ「今までの不可思議なことも、その力である程度はわかるわね……でも、なんで」

ほむら「時間遡行を何でしているか、がわからないのよね。……それが、約束」

ほむら「私がループを始めるきっかけは、まどかとの約束」

ほむら「最初の時間軸で、まどかはQBと契約して、ワルプルギスを倒した。しかしまどかは……最悪最強の魔女になるとわかったの」

「「「「……えっ?」」」」

杏子「魔法少女が、魔女になるだと?」

マミ「そ、そんな訳ないわよ!……QB、居るんでしょう!」

QB「ここだよ、マミ。僕も丁度此処には用があったんだ……さて、暁美ほむら。君の正体を知ったことで、僕の中のある疑問は確信に変わった」

さやか「それより答えてQB!魔法少女は魔女になるの!?」

QB「それを防ぐ為にグリーフシードで浄化してるんじゃあないか。君たちは器が壊れても構わないけど、流石に魂の汚染は危ないんだよ?」

杏子「おい。……それはどういう意味だ?」

マミ「私達を、騙していたの?」

QB「勿論そのままの意味だよ、杏子。あとマミ、僕は騙しちゃあいないよ?聞かれなかったから、黙っていたのさ」

ゴレイヌ「文字通り魂の宝石。それがソウルジェムって訳か。えげつねぇな……」

QB「えげつないとはまた言ってくれるね、ゴレイヌ……君たちの魔女になる瞬間に感じる絶望。それはエネルギーとなり、宇宙のエネルギー問題を解決している」

さやか「宇宙のエネルギー……」

QB「君たちでいう風力発電のようなものだよ。簡単かつ代替となるエネルギーを見つけたんだ、使いたくなるのは当たり前さ」

まどか「じ、じゃあ私が契約していたら……?」

QB「ワルプルギスの夜と戦った後、エネルギー回収が出来るみたいだね、暁美ほむら曰く……そして、そこに僕の疑問がある」

ほむら「……」

QB「暁美ほむら……君は多分、君自身の首を締めているよ」




61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:44:12.22 ID:el4AeFqAO
ほむら「……どういう意味よ?」

QB「いわば『因果』だね。鹿目まどかを中心に時間を振り回す君の願い。それは時間を遡行すればするほど、因果を渦の中心、君の願いのまさしく渦中である鹿目まどかに集めている」

まどか「……つまり?」
QB「遡行を繰り返す度に鹿目まどかとワルプルギスの夜は強くなっている――そう思ったことはないかい?暁美ほむら」

ほむら「……!」

QB「君が救いたい鹿目まどかは必ずワルプルギスの夜に打ち勝つ。しかし因果の力でワルプルギスの夜と鹿目まどかは遡行を重ねる度に強くなる」

マミ「いつの間にか、暁美さんには手の届かない戦いになる……」

QB「その通りさ――まぁ、今回だって全滅するだろうね?君たちでは、鹿目まどか以外は勝ち目は無いよ?」

「「「「「「……」」」」」」

QB「まぁ、僕はエネルギー回収をする為に、鹿目まどかが契約してくれればそれでいいけれど」

ほむら「させないわ!」

マミ「ここまで聞いて、それをさせると思ってるの?」

QB「やれやれ……まどか。僕はいつでもいいからね?」

まどか「契約は、しないよ……」


ゴレイヌ「えげつねぇ奴だな……そうだ、俺もお前に聞きたいことがあるんだ」

QB「いいよ?わかる限り答えよう」




62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:44:44.69 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「魔法少女のシステムには……『念能力』が少なからず関わってる、違うかい?」




63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:47:44.96 ID:el4AeFqAO
ほむら「念……」

マミ「ゴレイヌさんの使った、あのゴリラ達が念能力?」

ゴレイヌ「まぁな。……この念能力には、戦闘能力の向上や、更に鍛えることで俺のように固有の力を発現することも出来るんだ」

さやか「私にはまだ固有能力はないけど、考えてはいるよ」

QB「それで?」

ゴレイヌ「俺達念能力者は、念に用いる気のようなもの、『オーラ』と呼ばれているんだが……俺はそれを感じたんだ、魔法少女や魔法、魔女からな」

まどさやほむマミあん「!!」

ゴレイヌ「契約、とか言ったな。あれに必要なもんを教えてくれ、QB」

QB「素質と願いさ。素質があれば僕が見える。そして、願いがエントロピーを凌駕すると、契約が成立するんだよ」

ゴレイヌ「……念能力には、『制約』ってもんを掛けることがあってな」

ほむら「制約?」

ゴレイヌ「ルールみたいなもんだ。厳しい条件であるほど、念能力は強くなる」

さやか「でも、それが一体何と関係あるんですか……?」

ゴレイヌ「例えば、ほむらの場合を念能力に置き換えると、『期間』と『ループ脱出条件』で、強力な時間操作を可能にしているとする」

ゴレイヌ「こう考えると、……案外俺達念能力者のルールにピタリと当てはまる気がしないか?」

さやか「!」

ほむら「……早計よ。大体、すべての魔法少女に、それが当てはまるとは限らないわ」

ゴレイヌ「……それなら、逆にだ。『QB自身が念能力者』ではどうだ?」

QB「……!」

ゴレイヌ「動物にも念能力を扱えるらしいしな。この場合は特質系ってやつか……少女に戦う力を与えるなんて、珍しい力だしな」

杏子「じ、じゃあ念能力だとして、QBの掛けた制約は何なんだ!?」

まどか「……『私達みたいな年齢としか契約は成立しない』とか?」

ゴレイヌ「ビンゴだまどか。後は……そうだな、『心からの願いを言わせること』と、『念能力の素質があること』だな」

さやか「そっか、魔法が念の応用なら、魔翌力のある人間しか魔法は使えない。オーラがあるかどうかも必要だとしたら……!」

ゴレイヌ「これで決まりか?……どうだい、QB?俺も中々頭が回るだろう」

QB「……君の言った通りだよ、ゴレイヌ」




64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:50:00.33 ID:el4AeFqAO
QB「君たち人間は脆い。何とかして戦わせるには『素質』が必要だったのさ」

QB「なに、僕自身が念を発現する為の修業は容易かったよ?同一個体で訓練を一斉に行い、逐一経験を積み上げれば、他人の一日分の修行は一分だったさ」

QB「それで、ゴレイヌ。……これを知って、どうするんだい?契約システムを理解しても、ワルプルギスを倒せる訳じゃないよ」

ゴレイヌ「まぁな、これはただの自己満足さ。……しかし、希望は見えた。もういいぜQB、今から俺達は、ワルプルギスの対策を立てなきゃいけないからな」

QB「無駄になりそうな話し合いだね。まぁ、頑張ってくれ。まどか程じゃないにしろ、君たち魔法少女……ゴレイヌ、あとさやか以外には、エネルギーとして使い道があるんだ。どうせなら生き残ってくれ」タッタッタッ……

ほむら「……驚いたわ、ゴレイヌ。まさかそこまで考えてたなんて」

ゴレイヌ「目的には直接関係しないことだが、気になっちまってな」

ほむら「私も結構、驚いてる……あと、みんなごめんなさい。こんな突然の形で、魔法少女と魔女の秘密が明かされてしまって」

マミ「大丈夫よ。逆にやる気が出ちゃうくらいだもの、『QBにギャフンと言わせてやる』ってね!」

杏子「……協力するよ、ほむら。こんなデカいことは、アンタだけには背負わせない」

さやか「私も頑張るよ!ね、師匠!」

ゴレイヌ「勿論だ。……まどか、あまり抱え込むなよ」

まどか「グスッ、ヒグッ、ほむらちゃん……」

ほむら「大丈夫、大丈夫よまどか。貴方の為にも、みんなで笑って明日を迎えるためにも。……必ず、勝つわ」

ゴレイヌ「そうと決まれば作戦会議だ……こうお節介みたいで散々すまないが、俺に考えがある」




65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:55:49.11 ID:el4AeFqAO
杏子「なんだよゴレイヌ、準備いいじゃねぇか?言うからには名案なんだろ?」

ゴレイヌ「当然さ。ほむら達には前、俺の依頼内容は教えたよな?」

ほむら「ワルプルギスの撃破、そう記憶しているわ。今更どうかしたの?」

ゴレイヌ「この依頼はハンター協会会長直々のものでな?その会長は今野暮用で外国にいるんだ。帰ってくるのは一週間後」

さやか「ハンターの会長だなんて、凄い人からの依頼ですね……」

まどか「けど、それがワルプルギスの夜への対策には聞こえないです……」

ゴレイヌ「まぁ焦るな。――ほむら、ワルプルギス襲来の日は、こちらでは八日後と把握している。合ってるか?」

ほむら「(いつもの時間軸からズレが大きいわね……しかしハンター協会という大きな組織の依頼であるなら、情報も確かであるはずだし、信憑性は高い)えぇ、そうね」

ゴレイヌ「会長は野暮用を済ませたら、ワルプルギス撃破を手伝って頂ける手筈になってるんだ。……会長が帰ってくるまで出来る限りの準備をして、帰ってきた会長と共にワルプルギスを迎え撃つ。……これが、俺から出せる案だ」

さやか「ということは、私やゴレイヌさんより強い念能力者が来てくれるんですね!こりゃ魔女になんか負けるはずないよ、転校生!」

マミ「つまり私達に出来ることは、グリーフシードを集めて、ベストコンディションでワルプルギスを迎え撃つことって訳ね?」

ほむら「そうみたいね。戦力が増えるのは嬉しいし、準備は元々やる考えだったし……それで行きましょう」

杏子「よっしゃ、決まりだな。……昔みたいに、とは行かないけど、名コンビとして頑張ろうぜ、マミ」

マミ「さ、佐倉さん……!ありがとう!」ギューッ

杏子「や、やめろ抱きつくな苦しい!」


さやか「マミさんと杏子って、前から知り合いみたいだね」

ほむら「そうね、二人のコンビネーションに期待しましょ。……貴方にも期待してるわ、美樹さやか」

さやか「さやかでいいよ、私もほむらって呼ぶ。……任せて、必ず力になってみせるよ」

ゴレイヌ「……」




66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:57:43.68 ID:el4AeFqAO
回想 ハンター協会


ネテロ「ワシが東ゴルドーでキメラアントを討伐している間に、魔女撃破を進めやすくして置きたい。任務中、魔法少女に現地での協力を取り付けてくれんかの?」

ゴレイヌ「はぁ……いいですが、なんで俺なんですか?」

ネテロ「ほっほっほ、ゴレイヌ。君のG.Iでの活躍は聞いとるよ?ゴン君やキルア君達との共闘……それをこなした君なら、出来ると信じておる」

ゴレイヌ「……!はい!その期待に背かないよう頑張ります!」

ネテロ「まぁあまり堅くなるな。……もしもの為に、お主に一つ、修行を教えよう」

ゴレイヌ「修行、ですか……?」

ネテロ「ワシの昔やった修行じゃよ。……もしもの為にこれをこなし、更に強くなってくれ」


回想終わり

ゴレイヌ(会長、なんとか依頼はこなせそうだ……先生はクビになったが)

ゴレイヌ(見せたい逸材もいる。……さっさと蟻なんか倒して、見滝原に来てくれよ?俺も、『もしも』なんて考えずに、アンタが教えてくれた修行、やるからさ……)




67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 22:59:11.40 ID:el4AeFqAO
それから一週間は、それぞれが一つの目標に向け、時に協力し、互いに助け合いながら準備を進めた――


杏子「はぁっ!」ザシュッ

魔女「gahhhh!」ズズズッ……

マミ「いい位置への誘導ね!――ティロ・フィナーレ!」ズドォン!

魔女「giiyaaaaa!」バシュウウウ……

カラン

ほむら「……グリーフシードに変わった。お疲れ様。私の出番は無かったわね」

杏子「周りの使い魔片付けてるじゃねぇか。マミもナイスだったよ」

マミ「うふふ、ありがと♪これなら魔法少女コンビ再結成も近いわね?」
イヤソレハー イヤナノ…? イヤソウイウワケジャ……

ほむら(グリーフシードも集まってきた、さやかは会う度に凄みが出ている、気がする。私にもオーラがわかるのかしら?……ゴレイヌは、見かけないわね。修行かしら)
杏子「それでさー……っ!」

マミ「どうしたの佐倉さn……ひっ!」

ほむら「……っ!マミ、杏子。こちらから帰るのは止めましょう」

マミ「そうね、凄く圧力というか、震え上がりそうな力を感じるわ」

杏子「なんだろう、震えちまったよ……回り道ならこっちだぜ」

ほむら(ここから見えるあの山。あの山から感じるわ……一体何?)

ほむら「ワルプルギスの予感、とかかしら?」

またさやか達は、戦いの為のさらなるレベルアップを目指していた。

河川敷

さやか「ただの肉弾戦はきついね。何か武器を具現化したい……」

まどか「マミさんや杏子ちゃん、ほむらちゃんにも武器があるもんね」

さやか「ムムム……そうだ、刀にしちゃおう!」

まどか「刀……?」

さやか「居合いを使うんだ!最強の居合い切りを念能力にする!」

まどか「無茶はしないでね?」

さやか「ありがと、まどか。さぁて、早速修業だね!」

さやか(まずは間合いを把握するようにオーラを広げる練習を、あとは刀を具現化して、居合いも練習……あれ?一週間で足 り る か な ぁ……)

さやか「……」

まどか「おーい、さやかちゃん……?」

さやか「こなくそー!やってやらぁ!」

「ヘックシュン!……へっ、また誰かが俺か蜘蛛の噂をしてらぁ」




68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:01:16.57 ID:el4AeFqAO
またゴレイヌは、ネテロの教えを守り修業を始めていた。

ゴレイヌ「一日一万回……やるぞ」

ゴレイヌ 見滝原にて

己の賢人と力に限界を感じ悩みぬいた結果
彼がたどり着いた結果はゴリラを増やすであった

自分自身を育ててくれたゴリラへの限りなく大きな恩
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが

一日一万体 感謝のゴリラ具現化!

黒い賢人を出し 白い賢人を出した後 同時に出せるだけゴリラを出し
 一連の動作をこなすのに当初は5時間 一万体をやり遂げるのに初日は18時間以上費やした

出し終えれば貪るようにバナナを食らう ゴリラを出してはバナナを食べる日々

三日が過ぎた頃異変に気付く 一万体ゴリラを出しても日が暮れていない!

四日を超えて完全に羽化する 感謝のゴリラ具現化 一万回一時間を切る!!
かわりに バナナを食べる本数が増えた

ゴリラを具現化するとき 具現化したゴリラ達は ゴレイヌを置き去りにした
本物のゴリラが 誕生した

さらに二日後


ゴレイヌ「色々なゴリラを具現化し彼らと組み手をし続けた……俺の一度に出せるゴリラは精密になら50体、適当なら300位か……これなら行ける」

ゴレイヌ(会長、後はアンタを待つだけだぜ……)




69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:04:11.00 ID:el4AeFqAO
ワルプルギスの夜当日



ほむら「とうとう来たわ、ワルプルギスの夜……」

マミ「グリーフシードもたくさんあるし、体調もバッチリ!……こんな気持ちで仲間と戦うの、はじめてよ」

杏子「行けるぜ、これなら奴も倒せる!」

さやか「ハッ、ハッ……ごめん遅れた!」タッタッタッ!

ほむら「遅かったわねさやか」

さやか「精神統一してたからね」

杏子「ん、さやか……刀持ってたのか?」

さやか「まぁね。これが私の念能力だよ!」チャキッ!

マミ「頼もしいわね」

タッタッタッ

ゴリラ「ウホッ」バシュッ

ゴレイヌ「山で修業してたら遅れそうになるとはな……ふぅ、待たせちまったか?」

ほむら「相変わらずの登場ね、ゴレイヌ」

ゴレイヌ「ありがとよ」

杏子「それ誉めてないぞー」

さやか「……!?な、何!」

マミ「これは……!」

5

杏子「来たか!」

4

ゴレイヌ「えげつねぇ気配だ……」

2

ほむら「……」

1

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハ!」

ほむら「必ず――必ず勝つわ!」




70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:05:13.37 ID:el4AeFqAO
使い魔「」ワラワラワラワラ

ゴレイヌ「使い魔共は俺に任せな!……はぁっ!」

ゴリラ×150「ウホッ!」

杏子「なんだなんだ!?」
マミ「まるで動物園ね……」

ゴレイヌ「使い魔は俺の賢人達の宴<ゴレイヌ・カーニバル>で抑える!お前等はワルプルギスに迎え!」

ほむら「任せたわ!」タッタッタッ

マミ「お願いね!」タッタッタッ

杏子「会長がくる前に勝っちまうぜ!」タッタッタッ

さやか「師匠、お願いしますね!」タッタッタッ

ゴレイヌ「任せな!」

黒い賢人「ウホッ」ボゴォ!

使い魔「」メキョッ

紅い賢人「ウホッ!」ブォォ

使い魔「ヒハズルイ」プスプス…

任○堂の賢人「ウホッ!」タルナゲル

使い魔「ァ゛ー」オチテイク

ゴレイヌ「まぁ、使い魔は何とかなるが……ほむら達が心配だ」

ゴレイヌ(会長、まだ来れないのか……?)




72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:07:43.96 ID:el4AeFqAO
避難所

まどか「ほむらちゃん達は大丈夫かなぁ……」

QB「まどか」ヒョコッ

まどか「……!QB……」

QB「そんなに警戒しないでくれ。ワルプルギスに暁美ほむら達が勝てば、君は契約する必要はないんだろう?」

まどか「……」

QB「まぁ、勝てないだろうねぇ、あれじゃあ……」ボソッ

まどか「!QB、今のはどういう意味!?」

QB「何を焦っていr「答えて!」……やれやれ、僕から聞かずに、君自身が見るといいんじゃないかな?」

まどか「……連れて行って、QB!」

QB「任せてよ……こっちだ」



ワルプルギス周辺

杏子「はぁっ!」ガキィン!

ほむら「中々攻撃が、通らないわね――っ!」ズドォン!

ワルプルギス「キャハハハハ…」グラッ

さやか「いける」ダッ

ほむら「さやか、焦らないで!」バキュン

ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!」ビルポーイ

杏子「さやか、危ない!」

さやか(私の円は4m……つーかこれが限界!!)
さやか「でも、それで充分!4mあれば、――ハァッ!」

ズバァッ!ズズゥゥン…

ワルプルギス「キャハ!?」

ほむら「ビルを真っ二つ!?」

杏子「やるじゃねぇか!」

マミ「今よ!……ティロ・フィナーレ!」ズドォォン!

ワルプルギス「キ、キャハハハハハハハハ…キャハハハハ」ボロッ

ほむら「ダメージが通った!あそこを集中して、早くダメージを与えないと回復される!」バァン、バァン!

マミ「任せて!」バキュン!

さやか「はぁっ!」ザシュッ

杏子「ちくしょう、会長とやらはまだ来ないのか!」ズバァッ



ワルプルギス 使い魔周辺


ゴレイヌ「使い魔もあと70くらいだな……よっ、と」ボゴォ

使い魔「」シュウウウ…

ゴレイヌ「俺も進みながら、ほむら達に加勢しに行かなきゃな……ん?」ピピピッピピピッ

ゴレイヌ「電話……ハンター協会からか!もしもし?」

ハンター協会伝令『もしもし、ゴレイヌさんですね!?』




73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:09:39.83 ID:el4AeFqAO
ゴレイヌ「ハンター協会の者か、じゃあ会長が来るんだな!『いえ……』……はっ?」

ハンター協会伝令『ネテロ会長は、……ネテロ会長は、キメラアントとの戦闘により、残念ながら亡くなりました。蟻の王によって。うぅ、……今すぐ見滝原から撤退を、ゴレイヌさん!貴方単独での任務は不可能と協会は判断されています!』

ゴレイヌ「……」

ハンター協会伝令『では帰還をお願いしm「出来ない」えっ』

ゴレイヌ「帰るなんて、皆を置いて逃げるなんてえげつねぇ真似は、俺には出来ない」

ハンター協会伝令『ゴレイヌさん!無茶はよして下さい!』

ゴレイヌ「なぁに、グリードアイランドソロクリアも達成したんだ。ワルプルギスの夜くらい、やってやるさ……一人じゃないしな!」

ハンター協会伝令『ちょっt』ブツッ

ゴレイヌ「ふぅ……会長、あんたはこれを見越してたのか。今ならあの修業、分かるぜ。……きっと今なら、」

アンタと似通った能力が、使える予感がするよ




74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:10:25.89 ID:el4AeFqAO
ワルプルギス周辺

さやか「ハァッ」ズバァッ
杏子「笑いも止みつつある……やっぱ勝てそうだ、ぜっ」ズガァッ

ワルプルギス「キ、キャハハハ……」ボロッ

ほむら「……勝てる!」

ワルプルギス「」ズズッ…!

マミ「止めよ!――ティロ・フィナーレ!」

ズドォォン……!

杏子「よっしゃ!」

さやか「ワルプルギスが、倒れていく……!」

ほむら(……空は、晴れない!?)

ワルプルギス「」ズズッ!

マミ「ふぅ、これで「まだよっ!」えっ……!」

グルン!

キャハハハハハハハハ!キャハハハハハハハハハハハ、ハハハハ!ハハハハハハハハハハハ「みんな!」ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

ドオォ…ズドォォォ!




75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:24:50.94 ID:el4AeFqAO
荒れ地


まどか「ぁ、ぃや……そんな……あんまりだよ……」

QB「早く、まどか!」

ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!キャハハハハハハハハハハハハハハハ!」

ほむら「や、やめて。まどか……」ヨロッ

杏子「まだ、まだ戦えるさ」ボロッ

マミ「でも、グリーフシードは残り少ないわ……」

さやか「うぅ……くそっ」

まどか「み、みんな……」

キャハハハハハハハハ!ハハハハハハハハハハハハハハ!

QB「早く、間に合わなくなる!契y「待ちな!」」

ゴレイヌ「はぁっ、はぁっ……待てよ、インキュベーター」

ほむら「ゴレイヌ……」

ゴレイヌ「すまん、みんな……ハンター協会会長は。ネテロは……亡くなったそうだ」

さやか「――えっ?」

杏子「おい、何でまた急に!どうして!」

マミ「希望は、希望は断たれたの……?」

ゴレイヌ「いや、まだだっ……まだ戦える!」

まどか「……QB、私」

ゴレイヌ「まどか、君にこれを」

まどか「えっ……黄金の、天秤ですか……?」

ゴレイヌ「今から俺は、あいつをぶっ倒す。だからまどかは……みんなを頼む」

杏子「無茶だ一人じゃ!」

さやか「師匠、私も……!」

ゴレイヌ「いや、まどかにみんなを頼んだように。みんなにはまどかを頼む」

ほむら「……倒せるの?」

ゴレイヌ「必ず倒す……まどか、もし契約したくなったら、その天秤に聞くんだ。『契約をすべきか』を」

まどか「契約を、すべきか……天秤に?」

ゴレイヌ「その天秤は、必ず最高の選択をしてくれる……じゃあ、行ってくる」

ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!」




76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:29:02.14 ID:el4AeFqAO
ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!」

ゴレイヌ「――今ならわかる、そういうことか」

ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!」

ゴレイヌ「たった一つの動作を極めた、ただそれだけの念能力……」

ワルプルギス「キャハハハハハハハハ!ハハハハハハハハハハハハハハ」ビルポーイ

ゴレイヌ「そう。それが――」

 百識の賢人<ヒャクシキゴレイヌ> 壱の手 

ズドォ!




77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/07(木) 23:42:09.46 ID:el4AeFqAO
ほむら「あ、あれは……」

杏子「観音様みたいな」

マミ「千手観音のような」

さやか「ゴリラ……!」

まどか「……」ギュッ



ワルプルギス「……キャハハハ?」ブゥン!

ゴレイヌ「…」

百識の賢人 弐の手

ワルプルギス「キャハ!?」バキィッ!

ゴレイヌ「まだ行くぜ」

九十九の手


ワルプルギス「…!」ボゴォ!

ズドドドド!

まどか「……QB」

QB「なんだい、まどか?」

まどか「私、契約しないよ」

QB「……その天秤に、聞いたのかい?」

まどか「いや、聞かなかった。――でも、しない方がいいって、わかるの。だって」

ゴレイヌ「はぁっ!」

ズドドドド!

ワルプルギス「キャハ、ハハハハハ……」

まどか「さっきまで、あんなに曇ってた空は晴れていて。ゴリラなのにあの観音様はなんか神々しくて。けど可笑しくって」

ほむら「ふふっ、そうね……」

マミ「すっごく、安心感がある」

さやか「そりゃあそうですよ。私の師匠ですからね!」

ゴレイヌ「ワルプルギス――」

ワルプルギス「キ、キャハハ、ハ……」

ゴレイヌ「そしてみんな。感謝するぜ……」

この見滝原で

お前達と出会えた

これまでの全てに!

ワルプルギス「――ァ……」

バシュウゥゥゥゥゥ……!


カランッ




78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/08(金) 00:04:14.58 ID:el4AeFqAO
数日後 見滝原市 復興中市街地

「おーい、こっちに炊き出し持ってきてくれ」

「毛布を頂けないかしらー」

ナオ、コンカイノミタキハラデノスーパーセルハ シシャゼロニントノコトデス マチデハフッコウガススミ…

さやか「大分活気は取り戻されましたね、ここら辺も……あいたたた」

まどか「あまり無理しないでね?さやかちゃん」

ゴレイヌ「マミや杏子は自宅療養中、か……街も復興すれば、またあの見滝原が見れそうだ」

まどか「ゴレイヌさん……ありがとうございました」ペコリ

ゴレイヌ「急にどうした?」

まどか「いえ、こうして街を見ると、あの時契約していたらどうなってしまったか、考えちゃうんです」

さやか「もうまどかー。またそうやって自分を責める。……こうしてみんな無事に、明日を迎えられた。それだけでいいじゃん!」

ゴレイヌ「そうだな!それに、俺も色々感謝しているよ、まどか達には」

まどか「そうなんですか?」

ゴレイヌ「あの戦いを通して分かったんだ。――今の出会いを作った、これまでの全てに感謝しよう。そうすればきっと、明日は切り開ける」

まどか「これまでの」

さやか「全てに感謝、か……」

ゴレイヌ「そういえば、俺はあの戦いから、俺は一度も百識の賢人を具現化出来てない……だが、あの力のおかげで会長のような高みに近づけたと俺は信じている。それにも感謝だ。……会長は残念ながら亡くなってしまったが、出来るなら、俺は次期会長に立候補するつもりさ」

まどか「会長に!?」

さやか「流石師匠!…って、あれほむら達じゃない!?おーい!」

マミ「みんなー!」

まどか「怪我だったんじゃないんですか?」

杏子「周りの目が離れた隙に、ちゃっちゃと魔法で治したのさ」

マミ「私はすぐに治したんだけど、みんなを驚かしたくて」

ほむら「ついでに、ゴレイヌに頼まれていたものよ……はい」

QB「きゅっぷぃ」

さやか「QB!アンタあの時はよくも……!」ペシッ!ペシッ!

QB「やめるんだ、さやか。感情はなくとも痛覚はあるよ……それでゴレイヌ。僕に用があるそうだね」




79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/08(金) 00:26:26.51 ID:el4AeFqAO
まどか「QBに……?」

ゴレイヌ「そうだった。今度子供向けのポスターの為に写真を取るんだが、QBは見た目的に持ってこいだと思ってね」

杏子「この最低野郎がぁ?」

マミ「見た目だけなら確かにね」

QB「言いたい放題だな君たちは……まぁいいよ、一枚くらいならね」

ゴレイヌ「よし、決まりだ!――じゃあ、このクッションに座ってくれ」

QB「わかったよ」キュップイ!

まどか「まぁ、可愛いかも……」

さやか「……ん?」

杏子「どうしたさやか?」

さやか「あ、いや。なんかあのクッション見覚えあるからさ……何だったかな?」

ゴレイヌ「ちゃんと座ったな?」

QB「うん」

ゴレイヌ「きちんと?」

QB「うん」

ゴレイヌ「しっかり?」

さやか「あ、思い出した!あれ『コネクッション』だわ」

QB「うんって言ってるだろう!しつこいよ!」

ゴレイヌ「そうか。じゃあ……」ニヤァ…

ゴレイヌ「『お願いします、地球でエネルギーを回収するのをやめて母星に帰って下さい!』」

QB「任せてよ!」タッタッタッ…

マミ「コネクッション?」

さやか「なんでも、座ったヤツは必ず頼まれ事を断らないみたいです。てか言うこと聞くみたい」
杏子「おい、ソウルジェムはどこだ!?」

ほむら「さっきの頼みが受け入れられたなら……魔女も魔法少女も居なくなってるわね」

ゴレイヌ「ははは!やってやったぜ!……ん、電話?もしもし」

『もしもしゴレイヌか!ゴンが、ゴンが大変なんだ!』

ゴレイヌ「ゴンが!――直ぐに行く、折り返し電話するからな!……てな訳だ、すまんお前等……」

まどか「ウェヒヒ、忙しいですねゴレイヌさん!」

マミ「見滝原はもう大丈夫です!……本当に、ありがとうございました」

杏子「またいつか会えたら、飯を奢ってくれ!」
さやか「師匠。師匠のこと、忘れないよっ!」

ゴレイヌ「あぁ!また会おうぜ!……白い賢人!」

白「ウホッ」タッタッタッ…

ゴレイヌ「それじゃあお前等…」

まどか「はい!」
さやか「またいつか、師匠!」
マミ「また!」
杏子「じゃあな、ゴレイヌ!」
ほむら「本当にありがとう、ゴレイヌ」

ゴレイヌ「またな!」バシュン!

白「ウホッ」テヲフル

まどか「ウェヒヒ、またね」テヲフル

こうしてゴレイヌの依頼は幕を閉じた。次期会長選挙でこのゴレイヌが優勝しちゃうのは、また別な話。




80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州):2012/06/08(金) 00:30:37.07 ID:el4AeFqAO
てな感じで駆け足で終了ー。オチがつかない感じになりましたが、ゴレイヌさんのえげつねぇ見滝原を救う旅はおしまいです。ハンター×ハンターでの時期は蟻編終盤から次期会長選挙編前まで。蟻討伐隊に選ばれなかったんなら、見滝原を救ってたんだと言うわけで。
明日の朝にはHTML依頼出しときます。おつきあい感謝。




81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/06/08(金) 00:36:27.45 ID:GPAvKGgLo
お疲れ様でした。




82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/08(金) 00:37:09.92 ID:o7sfUzHIO
終盤超展開で面白かった
おつ




83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/08(金) 00:38:13.94 ID:9w0/EnWeo
面白かった
なんか吹きまくってしまったぜ





84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/08(金) 00:41:03.27 ID:B35wM1td0
完結乙!
終わってしまうのが惜しい俺得スレだった
魔法少女と念の関係だが、魔女化も「制約と誓約」の一種だとしたらゴンさん以上にえげつねぇ能力だな




86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都):2012/06/08(金) 01:21:46.39 ID:454EWJPF0
超絶展開wwww
でも面白かった






88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/06/08(金) 01:30:30.38 ID:nL65uw39o

面白かったぜ、流石はゴレイヌさん




90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/06/08(金) 10:16:32.69 ID:Mar8deACo
お前絶対ゴリラ増やしたくて書いたんだろ
面白かった乙



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/06/08(金) 00:43:46.00 ID:vR1aVcUX0
えげつねえな

    



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