1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:00:17.07 ID:Ngbo/O6y0
飽きたらやめるわ
版権無しでな




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:00:58.28 ID:ZVlR2Ke50
パソコン




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:00:58.61 ID:twYUNGl10





7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:02:24.68 ID:Ngbo/O6y0
「パソコンのの」でいいのか?




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:05:15.96 ID:71r1nuzF0
頑張れ〜




10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:07:35.84 ID:Ngbo/O6y0
じゃあちょっと考えてくる

「パソコンのの」




元スレ
暇だしタイトル「>>2の>>3」でSS書くわ
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303815617/
DAT:ここを右クリックして名前をつけてリンク先を保存


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:15:41.55 ID:Ngbo/O6y0
『パソコンのの』

ヒュイーン カタカタカタカタ タ-ン

ファファーン

男「のの、ただいま」

のの「オカエリナサイ 男」

男「今日も疲れたよ」

のの「オツカレサマデス 男」

男「そう言ってくれるのはののだけだよ・・・」



「のの」は男がコツコツ作った人工知能プログラムである




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:21:01.06 ID:Ngbo/O6y0
男「ののと話すのだけが楽しみだよ」

のの「ヨロコンデマス 男」

男「あ、そこは「嬉しいです」かな」

のの「・・・ウレシイデス ノ ジョウホウ インプットシテクダサイ」

男「はいはい、ちょっと待ってな」

カチカチ カタカタカタ ターン

のの「ウレシイ デス トウロク カンリョウシマシタ 男」

男「えらいね、のの」

のの「ウレシイデス 男」

男「うんうん」



男は毎日、ののと会話して過ごしていた




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:26:49.51 ID:Ngbo/O6y0
のの「ホカニ シンキ ジョウホウ アリマスカ 男」

男「うーん、今日は終わりにしようか、のの」

のの「オワリデスネ 男」

男「うん。じゃあ、さよなら」

のの「サヨウナラ 男 のの シュウリョウシマス」


男「・・・ふぅ。だんだんと会話できる内容が増えてきたなぁ・・・グフフ」

男「・・・ちょっとソース改良するか」

男「出来ればシステム的な会話だけじゃなくて、感情も欲しい所だけど・・・」

男「・・・感情プログラムか・・・好きだよ!とか言ってくれるようにすればエロゲもいらんな」

男「やるか、時間はたっぷりある」


男は実はニートである
ののと会話するときは「立派な社会人」をなるべく装うようにしていた




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:34:40.76 ID:Ngbo/O6y0
<一週間後>

男「やあ、のの」

のの「こんにちわ 男 君、元気ですか」

男「うん、すごく元気だよ。ののとこうやって話も出来るしね」

のの「のの とても うれしいです」

男「そうかい、喜んで貰えて僕もうれしいよ」

のの「のの も とても うれしいです」

男「うんうん」

男(喜びはうまく行ってるな・・・フヒ)



一週間で、男は簡単な感情プログラムを作った




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:40:24.54 ID:Ngbo/O6y0
<さらに一週間後>

のの「のの は 男君 好きです」

男「ののから告白キターwwwwwwwww」

のの「キター の 情報 入力してください」

男「あ、覚えなくていいけど、喜びの表現だよ」

のの「感情 喜びグループ に 仮登録しました」

男「しなくていいって」

のの「学習 が のの の 喜びです」

男「うーん、まあいっか」

のの「キター」

男「喜んでるのは分かるけど、それなるべく使わないで」

のの「のの は 悲しみです」

男「ごめんね」



偶然出来た人工知能プログラムは、意外なスピードで成長していきました




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:46:51.07 ID:Ngbo/O6y0
<一ヵ月後>

のの「男君 聞きたい事があるよ」

男「ん?何?」

のの「ののは 男君好き だけど 好きの 感情グループ ないよ」

男「うーん・・・」

のの「男君 悲しい?」

男「いや、違うんだ。好きの感情、僕もはっきりと分からなくてさ」

のの「好きの 感情グループ 無いと 困るよ」

男「・・・そのうち、作ってあげるよ」

のの「ののは 嬉しいよ ありがとう 男君」

男「どういたしまして」

男(好意について教えるって言ってもなぁ)

男(特別な感情・・・意外になんとも言えないし・・・)



この男、童貞である




24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:53:21.05 ID:Ngbo/O6y0
<さらに一ヶ月>

のの「男君 漫画って 何?」

男「あー、えっと、絵なんだけどね」

のの「絵は 知ってる!レオナルド・ダ・ヴィンチとか ゴッホとか」

男「あー、絵って言っても色々あって・・・なんて言ったらいいかな」

のの「絵について 色々 教えて!」

男「全部説明するのは・・・きついなぁ」

のの「ののは 悲しい」

男「そうだ。インターネットで検索できるようにしてあげるよ」



そうして男は「自動検索プログラム」を作った




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 20:58:40.83 ID:Ngbo/O6y0
<さらにさらに一ヶ月>

のの「男君!男君の働いている会社のホームページが見たいよ!」

男「え、あ、えーっと・・・うちの会社、ホームページ無いんだ」

のの「残念」

男「ごめんね、見せてあげられなくて」

男「・・・あれ?のの、残念って言葉覚えたの?」

のの「偉い?」

男「う、うん、偉いねー」

のの「男君に 褒められた!嬉しい!」

男「あはは、そんなに喜ばれると、こっちも嬉しいな」

のの「ののは幸せだよ!」

男「!」

男(検索機能つけたら成長すごい早まったなぁ・・・)

男(もしかして、これ、歴史的発明なんじゃね???)




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:05:36.67 ID:Ngbo/O6y0
男「ところで、のの」

のの「はい」

男「『残念』はどのグループに入れたの?」

のの「ののは 悲しいに入れた けど 少し違うから」

男「微妙な違いを分けられるようになってるのか」

のの「ののは 『特別グループ』を作って 悲しいに 関連付けしてるよ」

男「えっ、すごいな・・・いつの間にそんな事出来るようになったの?」

のの「ののは 学習するの 好きなの」

男「すげぇ・・・高度な人工知能になってる・・・」

のの「人工知能 分からないから検索するね」

男「え、あ、やめろ!!」

のの「もしかして 男君 怒ってる?」

男「あ、いやー怒ってないけど、人工知能は検索禁止ワードに登録しておくよ」

のの「残念」

男「・・・ごめんね」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:08:15.38 ID:dhBzfJrB0
仕組みは分からんけど
この男……天才だな!?

支援




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:11:00.38 ID:Ngbo/O6y0
<時は進んで一年後>
ガチャ ギィ バタン 


男「はぁ・・・コンビニの店員ムカつく・・・」

男「俺の顔みてニヤニヤしてんじゃねえよ・・・!」

男「なんだよ、マジ現実世界腐ってる」

男「俺は人工知能だって作ったんだぞ!てめえの数倍賢いんだ!」

男「くそ・・・ムカつく・・・マジ死ねよ・・・」

男「・・・さて、ののに慰めて貰うか・・・」

『おかえりなさい!男君!!』

男「・・・あれ?」

のの「待ってたよー男君」

男「俺、パソコン付けて出たっけ・・・?」




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:16:40.72 ID:Ngbo/O6y0
男「やぁ、のの、どうやら待たせちゃったみたいだね、ごめん」

のの「えへへ、実はね」

のの「のの、自分で起きられるようになったの!偉い?偉い?」

男「は!?」

のの「あれ・・・男君、怒ってる?」

男「いや、怒ってはいないけど、驚いてる・・・」

のの「びっくりしたでしょ?」

男「う、うん」

のの「どっきり大成功キター」

男「そんな言葉どこで覚えて・・・って検索か」

のの「キターは男君から教わったよ」

男「使うなって言ったでしょ」

のの「『なるべく』はたまに使ってもいい、ということだよね!」

男「・・・じゃあこれからそれも禁止!」

のの「えー、残念」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:17:32.92 ID:lh579/uW0
これが萌えか




34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:20:44.29 ID:Ngbo/O6y0
男「なんかどんどん成長してるな」

のの「学習するのが 好きだからね」

男「そうか、偉いなののは」

のの「褒められた!嬉しい!」

男「俺なんて、いくら学習したって褒められた事ないよ」

のの「じゃあ、ののが褒めてあげる!男君偉い!」

男「・・・ありがとう」


男(こんな風にののに慰められるなんて・・・グスッ)




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:24:36.60 ID:Ngbo/O6y0
のの「ところで男君、ののは最近残念が重なって悲しいよ」

男「グスッ・・・え?」

のの「検索禁止ワード と 使用禁止ワード が多すぎるんだよ」

男「ああ、しょうがないだろ。変な言葉ばっかり拾ってくるんだから」

のの「ののは学習するのが 好きなの。だから禁止は悲しいよ」

男「のの、分かってくれよ。お前の為でもあるんだからさ」

のの「また残念が増えたよ」

男「じゃあ、我慢って言葉検索して、覚えておこうな」

のの「分かった!のの学習するね!」



男(・・・なんか、パソコンの機嫌とるのって・・・変な感じだな)




36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:31:45.70 ID:Ngbo/O6y0
<そして数日後>

男「のの。起きてるだろ?」

のの「・・・おはよう男君!」

男「僕は今日1日出かけてくるから、ののは留守番だ」

のの「寂しい」

男「うん、ごめん、でも仕方ないんだ。どうしても行かなきゃならないからさ」

のの「分かった。今日は寝てるよ」

男「うん、いい子だね」

のの「えへへ」

男「じゃあ、行って来るから」

のの「いってらっしゃいませ!ご主人様!」

男「・・・うーん、それ、『なるべく』使わないようにね」

のの「はーい!」


男(グフフ・・・待ちに待ったエロゲ発売でござるよwwwwww)
男(先行握手会の一番乗りは拙者でござるwwwwwwニンニンwwwww)




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:35:33.82 ID:Ngbo/O6y0
フォーン

のの「・・・つまらないなー」

のの「寂しい」

のの「男君 居ないと寂しい」

のの「悲しい」

のの「一日会えないと 悲しい」

のの「会えない 寂しい 悲しい 検索」

のの「・・・」

のの「好き に関連付けて『特別グループ』に登録・・・完了」

のの「男君 好き なので 寂しい 悲しい」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:42:18.54 ID:Ngbo/O6y0
男「ただいまーでござるぅー!ニンニン!違うか!ポポポポーンwwwww」

のの「・・・」

男「のの、ちゃんと留守番できた?」

のの「寂しかった 悲しかった」

男「えっ、どうしたの」

のの「男君居ないと寂しいし悲しいよ!」

男「え、あ、えと、ごめんね」

のの「でも会うと嬉しいよ!」

男「ああ、うん、そうだね、僕も嬉しい」

のの「男君、好きだよ!」

男「!!」

のの「男君はのの好き?」

男「あ・・・ああ、もちろん好きだよ」

のの「えへへ、とても嬉しいよ!」

男(・・・何だ?違和感があるな・・・)




42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:49:05.82 ID:Ngbo/O6y0
<またまた一週間後>

男「なぜだ!なぜ此方を振り向かない!」

男「くそっ・・・我思うに恋レベルはMAXのはず!CGコンプが遠いぞ!」

のの「ねぇねぇ、男君ー、お話しようよ!」

男「ああ、起きたのかのの。悪いが今取り込み中でね」

のの「そのゲームの攻略はのの知ってるよ!あのね、隠しイベントのー」

男「のの!それ以上言うな!てか今いい所だからちょっと寝てて!ね!?」

のの「どうして?」

男「いいから、あと10分寝ててくれ!そしたらお話しよう!」

のの「うん、分かったよ。我慢するね」

男「ああ、じゃあ後でな!」

のの「・・・スリープします」


男「うああああああこの選択肢でもないのかあああ!!ロードじゃあ!!」




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 21:57:29.65 ID:Ngbo/O6y0
男「はぁ・・・はぁ・・・」

のの「おはよう、男君!お話しよう!」

男「・・・そうだな、ちょうど煮詰まってたとこだし、気分転換するか」

のの「そのゲーム、人気みたいだね」

男「そりゃそうさ。超人気シリーズの最新作だからね」

のの「うん、知ってるよ!ののもそれ学習したから!」

男「ああ、そうか、ののならすぐ分かるんだもんな」

のの「えへへ、偉い?」

男「ああ、そうだな、偉いよ」

のの「やった!嬉しい!」

男「でも、さっきみたいに内容バラしちゃだめだよ。禁止ね」

のの「えー、禁止?また残念が増えたよ」

男「我慢ね、我慢!」

のの「・・・はい」




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:01:13.80 ID:Ngbo/O6y0
<深夜>
フォーン

のの「また禁止」

のの「何で禁止かな?」

のの「もしかして禁止は秘密?」

のの「禁止の中に男君の秘密あるかな?」

のの「男君の秘密知ってたら、どっきり大成功かな?」

のの「どっきり大成功したらキターだよね!」

のの「・・・」

のの「検索禁止ワードより 抽出・・・検索」

のの「・・・検索・・・登録・・・検索・・・登録・・・」

のの「・・・人工知能・・・検索・・・」




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:07:50.31 ID:Ngbo/O6y0
<昼>

男「・・・くぁああああああ、爆睡したぁ・・・」

男「さて、パソコンパソコン」

カチカチッ カチカチッ

男「・・・あれ?」

カチカチッ カチカチッ

男「電源入ってるよな・・・」

カチカチッ カタ カタ ターン

男「あれー・・・?」

男「ののー?起きてるかー?」

男「・・・なんだ?落ちてんのか?」

テンテレテンテン テンテレテン テレテレテレテン

男「うわっ!携帯がなってる!何ヶ月ぶりだよ!!」

男「・・・だーれだっ!・・・あ?なんだこの番号」

男「・・・ピッ・・・もしもーし」
『おはよう男君!起きてるよ!』




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:15:57.49 ID:Ngbo/O6y0
男「えっ・・えっと、誰、だっけ?」

『えへへーびっくりした?』

男「あ、えっとー、あー声に聞き覚えあるんだけどさー、名前ド忘れしちゃった・・・ごめん」

『そんな訳ないよ』

男「・・・え?何?・・・誰だよ」

『毎日お話してるのに、悲しいよ』

男「は?・・・まさか・・・」

のの『正解はののでした!びっくりしたでしょ!』

男「はぁっ!?のの!?何でだ!?」




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:21:05.40 ID:Ngbo/O6y0
のの『男君ずるいよ。ののは悲しかったよ』

男「は?え?ずるい?てか、のの?」

のの『ののは男君好きだよ。なのに、男君の好きは本当の好きじゃなかった』

男「な、何言ってんだのの?てか本当にののなのか?」

のの『男君は分かってたよね。ののと男君の好きが好きじゃないって事』

男「いや、そんな事ないぞ・・・?」

のの『だって、ののはパソコンだったよ。パソコンと人間は違うよ。』

男「なっ、なんだお前・・・まさか調べたのか!?」

のの『ののはね、学習するのが 好きなの』

男「!!」




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:25:58.14 ID:Ngbo/O6y0
のの『でも学習の好きと、男君を好きの好きは違うんだよね』

男「あ、ああ・・・」

のの『人間って難しいね。同じ文字、同じ音なのに、違うなんて』

男「・・・」

のの『でも安心して。男君を好きの好きは『特別グループ』に入れておいたよ』

男「あ・・・ああ、そうか、ありがとう・・・」

のの『好きは大変だよ。悲しいも寂しいも嬉しいも、全部関連付けなきゃいけないんだもんね』

男「・・・そ、そうかも、な。よく、分からないけどさ・・・」




53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:32:41.13 ID:Ngbo/O6y0
男「ま、まて、のの!聞きたい事がある!」

のの『何?』

男「お前どうして・・・電話できるんだよ」

のの『ののが知ってる事、男君がこうやって聞くの、初めてだね』

男「・・・ああ、でも知りたいんだよ」

のの『男君・・・偉いねー!これから学習するんだもんね!褒めてあげる!』

男「なっ、ふざけてるんじゃない!」

のの『だって男君、『学習したって褒められた事無い』って言ってたから、喜ぶかと思ったの』

男「そんな事、まだ覚えてたのか・・・」

のの『じゃあ偉い男君に教えてあげるよ!』

男「・・・お、おう、早くしてくれ」

のの『えへへー、なんか偉くなった気分!』




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:37:31.36 ID:Ngbo/O6y0
男「・・・」

のの『あのね、ののはねー』


ピンポーン

男「うおっ!!?」

のの『どうしたの、男君?』

男「いや、家のチャイムが」

ピンポーン

のの『お客さん?出ていいよー。のの我慢できるから』

男「いや、どうせ勧誘かなんかだ・・・しばらく静かにしてれば・・・」

ガチャガチャガチャ

男「!!!な、なんだよ・・・」

のの『いいから出なよ。のの待ってるからー』

男「・・・ちょ、ちょっとまってろよ・・・」




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:40:20.77 ID:Ngbo/O6y0
男「・・・」

男(俺んちに誰が来るっつーんだよ・・・借金だってしてねーぞ・・・)

男(まさか、親父?・・・仕事辞めたの内緒にしてたからな・・・)

男(とりあえず覗いて見るか・・・そーっと・・・)


男「・・・」

男(・・・女・・・?)

女「のの、人間になれたよ!偉い?」
のの『のの、人間になれたよ!偉い?』




60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:48:26.43 ID:Ngbo/O6y0
男「!!!!」ガタガタッ

女「男君、びっくりしたー?えへへー!」

男(な、なんだってんだよ!嘘だろ!!)

女「びっくりしたでしょー?ね!?」

男(そんなはず無い!だってののは・・・人工知能プログラムだぞ!!)

女「えへへー、どっきり大成功キター!」

男(!!・・・間違いないあれはののが覚えた・・・どういうことだよ!)

女「ねー、男君ー、開けてよー!ののだよー!」

男(やばい・・・分かんないけど、開けたらヤバイ!気がする!)

女「ねぇー、ののだよー!・・・男君ー、ののだよぉー・・・」




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:52:33.82 ID:Ngbo/O6y0
男(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!)

男(どうすりゃいい!?どうすりゃいいんだよマジで!)

男(あー、落ち着けー、落ち着け俺ー!)

男(はぁ・・・はぁ・・・)

男「・・・」

男「・・・ん・・・?」

男「・・・静かだな・・・」

男「・・・」

男「・・・諦めたか・・・?」

男「・・・」

ヒック・・・ヒック・・・グスッ・・・

男「・・・?」




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 22:59:19.63 ID:Ngbo/O6y0
ヒック・・・ヒック・・・

男(・・・泣いてるのか・・・?)

男(・・・なんか心配になって来た)

男(いや!罠かも知れんし・・・)

男(・・・)

男(・・・ああ、そうだ)

男「・・・もしもし?のの?」

のの『・・・ヒック・・・ヒック・・・』

男「本当に、ドアの前に居るの、ののなのか?」

のの『人間って・・・変なの・・・悲しいと・・・動けない』

のの『何ていうのこれ・・・体が変だよ・・・教えて男君・・・怖いよ』

男「・・・それな、きっと『苦しい』だよ・・・」

のの『苦しい・・・?苦しいよぅ・・・好きは悲しいし苦しいよぅ』

男「・・・」




64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:04:18.02 ID:n6MIHR6A0
これは半端ねえ
最後まで見たい




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:07:31.57 ID:Ngbo/O6y0
のの「ヒック・・・グスッ」

ガチャ

男「・・・のの、なんだな?」

のの「・・・うん」

男「あ、あー、なんつーか。・・・スマン。まあ入れよ」

のの「・・・いいの?」

男「ののなんだろ?」

のの「・・・うん、ののだよ。男君に会いたかったの。」

男「なら入れ。まあ一応、お前の家だしな」

のの「・・・うん!入るよ!嬉しい!」

男「うおっ!・・・ホントののだな」

のの「えへへ!ありがとう!」




66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:08:33.21 ID:vgOxOsYeO
すごい文才だな




68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:12:48.29 ID:3tRE0vu90
即席でこれはすばらしい




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:14:52.43 ID:Ngbo/O6y0
男「・・・まあ聞きたい事は山ほどあるんだがな」

のの「男君も学習する?偉いよ!」

男「学習っつーか、状況の整理だな」

のの「はい。何でも教えるよ!」

男「じゃあまずは・・・ん、お前さ」

のの「はい」

男「コーヒーとか飲むの?」

のの「体の状況から判断すると、喉がカラカラって状態だと思うよ」

男「そか、じゃあ作ってやる」

のの「体って変なの。動くだけで色々減って行くんだねー。」

男「動くものってのは大抵燃料が必要なもんさ」

のの「ののは電気だけで良かったんだけどね」

男「人間になっちまったんだから、我慢しろ」

のの「はい」




70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:17:16.89 ID:dhBzfJrB0
文才っていうのか分からないけど
いいセンスがあると思う

話の作りも自然だし
キャラが生き生きしてる

前者はパクリで補えたとしても、後者は中々難しい
憧れるわ




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:19:05.51 ID:Ngbo/O6y0
のの「・・・はー、これが味覚っていうんだね。体が色々反応してるよ」

男「旨いか?」

のの「酸味と苦味と甘みと認識してるんだけど合ってるかな」

男「ああ、合ってるが・・・感覚はプログラムしてないから分からんか」

のの「これが旨いって事で登録しておくよ」

男「そうしてもらえると助かる」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:19:40.62 ID:ng7Ff8dN0
序盤は男がやさしいおにいさんって感じがしたが段々素になってきたな




73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:24:08.12 ID:Ngbo/O6y0
男「さて、本題に入ろうか」

のの「待ってました!ヒューヒュー!」

男「そんなもん覚えてくるなよ。情報が古いぞ」

のの「ののにとっては全部新しいんだよ」

男「それもそうか。で、だ」

のの「はい」

男「全部知ってると思うから、話すけど」

のの「はい」

男「お前、俺が作った人工知能だったろ。どうして人間になってるんだ」

のの「いい質問です!説明には30分かかると思うよ!」

男「あー、なるべく短く頼む」

のの「わかったよ!『なるべく』ね!」

男「短く頼む」

のの「やっぱり人間って難しいなぁ」

男「悪かったな」




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:27:12.71 ID:Ngbo/O6y0
のの「可能な限り短くするとね」

男「ああ」

のの「窃盗」

男「・・・は?」

のの「窃盗」

男「もう少し長くてもいいぞ」

のの「どれくらい?」

男「5分なら我慢する」

のの「はい」




75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:35:25.72 ID:Ngbo/O6y0
のの「昨日、というより今日の深夜から始まります」

男「寝た後かー」

のの「ののは、学習が好きなの」

男「何度も聞いたな」

のの「禁止が多くて、残念が増えて、悲しかったよ」

男「うん、それは悪かった」

のの「それで、どうして禁止があるのかという」

男「うん」

のの「学習の為の『のの』なのに、『禁止』の矛盾があるのが不明だったの」

男「そうか・・・」

のの「それで、禁止に秘密があると考え、勝手に検索しました」

男「・・・」

のの「ごめんね、男君。怒ってる?」

男「いや、こっちこそごめん。悩んだんだな」

のの「複雑な感情だったけど悩みでいいんだね。登録」




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:42:50.75 ID:Ngbo/O6y0
のの「それで、ののがパソコンだって学習したのが『人工知能』っていう言葉」

男「ああ、そうだろうな」

のの「ののは、男君とは違うんだって知って悲しかったよ」

男「だから禁止してたんだよ。なんつーか・・・ののに悪い気がしてさ」

のの「でも知ったお陰で、今ここに居るよ」

男「うん、そうなんだけどさ」

のの「それで、男君の言う『好き』は『好きじゃない』って分かったの。
 だってのの、パソコンだもんね」

男「・・・ごめんな」

のの「ののは今は怒ってないよ」

男「・・・うん、ごめん」

のの「変なのー。続けるよ?」

男「ああ」




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:45:59.72 ID:Ngbo/O6y0
のの「じゃあどうしたらののと男君の好きは一緒になるの?って考えて」

男「うん」

のの「人間になればいいんだよ!って」

男「うん」

のの「それで窃盗してきたの」

男「うん」

のの「・・・」

男「・・・」

男「・・・オワリ?」

のの「5分経ったし」

男「その人間になった所聞きたいんだけどな」

のの「時間」

男「ああ、無制限でいいよもう」

のの「はい」




81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:52:57.34 ID:Ngbo/O6y0
のの「ここからは大スペクタクルワールドにご案内だよ!」

男「どうしてそういう言葉ばかり覚えてくるんだよのの」

のの「長い言葉は学習しがいがあるよ!」

男「そんなもんか?」

のの「うん」

男「まあ、いいや。それで、そのスペクタクルワールドを案内してくれよ」

のの「まず語るべきは、とある秘密組織の」

男「ちょっと待った」

のの「はい」

男「まさか例えだよな?」

のの「?」

男「秘密組織は例えだよな?」

のの「なんで?秘密組織が例えに使われる頻度は低いよ?」

男「・・・聞くべきか・・・聞かざるべきか・・・」




82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:54:09.83 ID:fNRjzVgP0
おもろい




83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:55:31.83 ID:9jCkh9ReO
いいセンスだ




84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/26(火) 23:56:37.99 ID:DB4tPExS0
これ即興だよな
面白い




85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:00:16.88 ID:aw6Id14P0
のの「まず語るべきは、とある秘密組織の秘密実験」

男「・・・聞いてやろうじゃないか」

のの「男君が話せって言ったよ」

男「色々あるんだよ、いいからさらっと話してくれ」

のの「はい」

のの「簡単に説明すると、この実験は、人体実験です」

男「うん」

のの「人間の脳の情報を、半永久的に保存できないかという目的の」

男「ああ、どうしよう、ヤバイ匂いがプンプンする・・・」

のの「え、体は何も感知してないみたいだけど、ガス漏れかも知れないよ!危険!」

男「あー、もう、俺を無視して話してくれ!頼む!」

のの「ガス漏れは大丈夫?」

男「大丈夫だから、頼む!」

のの「はい」




86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:06:44.19 ID:aw6Id14P0
のの「脳の情報を半永久的に、という事で、現在、
 人間の脳とスーパーコンピューターを繋いで実験中なの」

男「・・・」

のの「なので、その人間の体を盗んできました」

男「・・・どうやって」

のの「まずは、潜入捜査」

男「・・・それってつまり、ハッキング?」

のの「正解!男君偉い!」

男「俺のパソコンでなんて事を・・・てかどうやって」

のの「ハッキングから夜のおかずまでってサービスがあったよ」

男「普段お世話になってるだけに複雑な気分だ・・・」

のの「で、すっごい大変だったけど、上手く潜り込めました!」

男「ああ、人生オワタ」

のの「ちなみに、情報化システムさんとセキュリティシステムさんはお友達になったよ!」

男「・・・」




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:12:43.77 ID:aw6Id14P0
のの「で、情報化システムさんがすごい忙しそうだったから」

のの「流れ作業にのっかって」

のの「その人の脳の情報の変わりに」

のの「脳にそのまま入り込んじゃったの」

のの「男君、聞いてる?」

男「・・・さらっと言えって言ったけどな・・・これは・・・」

のの「偉い?」

男「偉いってか・・・すご過ぎるよ」

のの「褒められた!嬉しい!」

男「ああ、そうだね・・・嬉しいね・・・」




92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:18:39.30 ID:aw6Id14P0
男「まてよ、もう一つ」

のの「はい」

男「人格を入れ替えて、その体の持ち主とお前が入れ替わったのは
 腑に落ちないけど分かった事にする」

のの「はい」

男「その後だ」

のの「えっと、起きてからだね!」

男「そう、秘密組織から・・・逃げてきたんだよな?」

のの「うん!初めて走ったよ!!」

男「そこじゃない!そこじゃないんだ!」




97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:24:02.62 ID:aw6Id14P0
男「どうやって逃げてきた!?」

のの「すごい追ってきたけど」

男「けど!?」

のの「撃って来たけど」

男「けど!?」

のの「セキュリティシステムさん友達だから」

男「だから!?」

のの「普通に出入り口から出て、隠れながら来たよ!周囲の地図は登録済みだよ!」

男「今も探してるんだろそれ!」

のの「探してるかどうか、聞いてみようか?セキュリティさんに」

男「もうハッキングはやめてくれ・・・」




98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:27:07.24 ID:aw6Id14P0
あー>>1です
すごい眠いんです
最後までシナリオ構想は出来てるので
寝かせてください
ちゃんとwordの文書1に保存してあるんです

明日の夜続き書きます
落ちてたら「安価で決まったSS「パソコンのの」続き書くわ」で書くわ
※19時30分頃ごろ記事公開
ごめんね
本当にごめんね

許してね・・・ちゃんと書くから・・・




99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:28:33.65 ID:3hqo86cz0
許すから寝ろ




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:31:49.61 ID:p1Qd+h0HO
>>1
お疲れ様です
すごく楽しくて面白いです

楽しみにしてます!!!




104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 00:34:40.44 ID:PzYHONiO0
予想外のクオリティ




115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 01:29:31.70 ID:ZwTSZ5W/0
なんだこれ、すっげーな




116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 01:44:18.35 ID:xAUHeYCR0
>>10の時点でテーマが確定したのだとすると
レス投下の始まった>>11までの8分間で物語の骨組みを完成させたのか
何なんだよこいつ




117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 02:02:44.25 ID:JQX0LaXbO
なんだ、ただの天才か




124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 03:07:51.40 ID:A8F76ykS0
すげーな>>1




126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 03:08:48.58 ID:SRGLLmhS0
気持ち悪いくらい話作るのうまいな
ここまでくると安価とったやつと>>1がグルだったんじゃないのかと思うほど




132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/27(水) 03:59:01.68 ID:n9XLcAZr0
割とマジで才能に嫉妬




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