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314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:38:29.73 ID:Ut42Vmwt0
〜PM6:00頃〜

女「男、お風呂上がったよ」フキフキ

男「了解。ご飯も今炊けたとこ」

女「お風呂の前に炊飯器を仕掛けておいてよかったね」

男「だな。二人で洗いっこしてたら結構時間たってたし」ククク

女「だって男がなかなか洗わせてくれないんだもん」プクッ

男「股間は刺激に弱いんだから無理!」

女「私なんて胸も下も触られたのに…」プンプン

男「それは!女が急に凭れてくるから手が滑って…」アタフタ

女「うふふ、冗談だよ。おかず、作るね」

男(絶対わざと凭れてきただろ…)

彼女がドMなんだが責めネタが尽きた
姉「男ちゃんはアタシのモノですぅ?」 妹「違いますぅ?」
ねぇね~姉ときどき彼女
いちゃいちゃラブラブお姉ちゃん
私がお姉ちゃんなんだからね!




 



319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:52:38.65 ID:ZBFnxwOA0
凭れてくる
が読めない…


316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:48:40.97 ID:Ut42Vmwt0
>>319「もたれて」

男「いただきまーす」

女「いただきます」

男「ん、うまい!」モグモグ

女「うふふ、たくさん召し上がれ」パクッ

男「この金目鯛の塩焼き最高!」パクパクモグモグ

女「こっちの肉じゃがも食べてね」ニッコリ

男「こんなにうまい晩飯が食えて、向いには女がいて、最高に幸せー!」パクパク

女「…い、いきなり…不意打ちだよぉ…」カァァ//


317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:50:27.30 ID:Ut42Vmwt0
男「ごちそうさまー」

女「おそまつさま」

男「ふぅ〜、このまま8時まで一休みしよう」

女「…」

男「どうしたの?」

女「ううん、もうすぐ帰らなきゃいけないんだって思うと…」シュン…

男「あー、でもまたすぐに会えるよ。電話もあるし」ナデナデ

女「…グスッ…泣いてばかりでごめんね…男に迷惑かけるのにね…」ポロポロ

男「迷惑だなんて思ってないよ。女にこんなに想ってもらえてるのにさ」

男「俺のほうこそごめんな、泣かせてばかりで」ナデナデ

女「…グスッ…男…おとこぉ…」ポロポロ

男「…」ナデナデ


321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:57:58.36 ID:Ut42Vmwt0
〜6月21日(日)・昼過ぎ・女の車の中〜

女「どうかな?私の運転…」

男「あー、うん。姉貴の運転よりうまいよ」ドキドキ

女「そう?ありがと」

男(褒めてないって…女、余裕なさすぎ)

キキーッ

女「着いたよ?」ニコッ

男「ああ、うん」(ほっ…)ガチャッ バタン

女「…大丈夫?」ジー

男「あー…女の家にあがるのは初めてだし、御両親にも会うし…」

女「大丈夫だよ。私のお母さんなんて姉さんとすぐに仲良くなったし、男もきっと大丈夫!」ニコッ

女「それに今日はお父さん、接待ゴルフで夜まで帰ってこないから」

男(いやまあ…心臓に悪いことはいっぺんに済ませたいんですが…)


320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:53:28.69 ID:Ut42Vmwt0
〜PM8:30〜

女「それじゃ、男」

男「うん…」チュッ

女「ん…、またね」

男「うん、おやすみ」

女「おやすみなさい」

ブロロロロ…

男「…ハァ…寂しいな…」グスッ

ガチャッ バタン

男(…ん?テーブルの上になにかある…)カサッ

『さびしいので 男の洗濯物のTシャツを もらって帰ります   女』

男「あはは…あんな臭い匂いのついたTシャツなんか持って帰ってどうするんだろ?てか、手紙になんかしなくても直接言えばいいのに…」

男「女…」ポロポロ

男「あれ?俺…泣いてる?」


322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:01:38.49 ID:Ut42Vmwt0
女「さ、はいろ♪ただいまー」ガチャッ

女母「おかえりなさーい。あらあら、おきゃくさん?」

女「うん、男さん。姉さんの弟だよ、お母さん」

男「初めまして、男といいます。これ、つまらないものですが」

女母「あらあら御丁寧にどうも。今日はどういった御用件かしら?」

女「!お母さん、私のお客様なんだよ。余計な詮索しないで!」プクーッ

女母「あらあらごめんなさい」ホホホ

女「…男、私の部屋にいこ?」

男「ああ、うん。お邪魔します…」

女母「…」スッ

男(!)ゾクッ


323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:06:16.77 ID:Ut42Vmwt0
トントントン…

?「あ、お姉ちゃん、お帰り」

女「ただいま、妹。あ、こちら男さん。男、こっちが妹。今高3なんだよ」

男「はじめまして」

女妹「ふーん、思ってたより雰囲気いいね。顔は普通だけど」ジロジロ

女「妹!失礼でしょ!!」

男「ははは…」

女妹「まあまあ、写真で見たことあるし、服装のセンスもなかなかいいんじゃない?お似合いだよ」ニコッ

女「もうっ…」

女妹「じゃ、あたしは図書館にいってくるから」

女妹「おじゃま虫は退散します」コソコソ ボソッ

男「!」

女「なに?」キョトン

男「イヤイヤ、ナンデモナイヨ」

女妹「いってきまーす」クスクス


324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:10:58.35 ID:Ut42Vmwt0
〜女の部屋〜

女「ここが私の部屋なの」ガチャ

男「…姉貴の部屋とは大違いだな」キョロ

女「あんまり見ないでね…その…男の人でこの部屋に入るのは男が初めてなの」テレッ

男(明るい水色のカーテンに白い壁で部屋の真ん中に小さいテーブル…ベッドに大きめのぬいぐるみ、箪笥の上に人形か)

男「うん、すごく可愛い部屋だね。女のイメージどおりだ」

女「えへへ…」テレッ

男「えっと…」

女「あ、ごめんなさい。座布団出すね、はい、どうぞ♪」ポンポン

男「うん、ありがと」ボフッ

女「飲み物持ってくるから、寛いでて」ガチャッ バタン

男「ふぅ〜…」

男(まずは無難な感じかな?お土産も渡せたし…)

男(でも…あのお母さんの目…正月に姉貴が言ってたとおりだった…)

男(…とりあえずあのお母さん…いろいろ気をつけたほうがよさそうだな)


325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:13:38.05 ID:Ut42Vmwt0
女「おまたせー」ガチャッ

男「おおー、カルピス」ニコッ

女「えへへ」チョコン

男「…えーっとぉ…女さん?何でこんなにくっつくんですか?」

女「えへへ」ダキッ

男「…あのー」

女「…ん」チュッ

男「ん…」チュッ

女「えへへー」ギュー

男「…今日はこんな感じ?」ギュッ

女「そう、こんな感じ」ギュッ

男「…じゃあ…あとで膝枕…」

女「うん、いいよ♪」


326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:17:37.26 ID:Ut42Vmwt0
〜PM6:30頃〜

女「おかあさーん、男と食事に行ってくるねー」

女母「あらあら、遅くならないようにね」

女「はーい。男、行こ」ガチャッ

男「お邪魔しました」ペコッ

女母「…」バタン


女「ごめんね、お母さんには男が来ることは言っておいたんだけど…」

男「いいよいいよ、お母さんの負担になってもいけないし」

女「でも…」

男「それに、初対面でいきなり同じテーブルで食事ってのは結構きついし」

女「…そうかもしれないね」

男「ってことで!俺はミックスフライ定食!」

女「じゃああの店だね」クスッ


328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:20:29.60 ID:Ut42Vmwt0
〜6月29日(月)・夜・男の部屋〜

男「うん、そう。7月の6日から11日までが期末考査だから」

女『うん、わかってる。しばらくはデートはお預けだね』

男「ごめん、女。その分11日の夜はのんびりしような」

女『うん!』

男「じゃ、そろそろ」

女『そうだね、おやすみなさい』

男「おやすみ」


〜7月10日(金)・学校〜

男「よしっ!残るは明日の2教科のみ!」

男(明日の夜には女に会える!)



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330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:27:53.73 ID:Ut42Vmwt0
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〜?〜

男(…ん?暗いなぁ…)

男(…頭がフラフラモヤモヤする…ズキスキする…)

男(…ひどい風邪でもひいたか?…)

男(…眠い…)


〜?〜

男(…明るい…昼間か?…)

男(…頭は相変わらず…)

男(…ん?なんか白いものがチラチラしてる…)

男(ぼやけてて見えねえや…)

『ピッ ピッ』

男(…遠くのほうでなんか鳴ってるな…)

男(…寝よう…)


333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:35:50.29 ID:Ut42Vmwt0
〜?〜

男(…頭は…痛みはマシになった…けどフラフラモヤモヤのまま…)

?『男さーん、聞こえますかー』

男(ん?男の声?…遠いとこで呼んでるけど…返事するの面倒だな…なんか…疲れた…)


〜?〜

男(あー…なんかぼんやりだけど…天井か?)

男(…焦点が合わないな…あ、あれは…白衣?…看護婦さんかな…)

男『看護婦さーん』

看護婦『あら?いま何か聞こえたけど…空耳かしら?』

男(うわぁ…エコーかかってるよ…)

男『いやいや、こっちこっち』

看護婦『!目が覚めたの!?男さん!!先生!先生―!!』

パタパタパタ…

男(先生?保健室…じゃなさそうだな)


335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:39:26.89 ID:Ut42Vmwt0
…パタパタパタ

白衣の男性『男さーん、聞こえますか―』

男『はい』

白衣の男性『!?…気分はどうですか?』

男『…最悪です』

白衣の男性『言葉はまだ回復していないけど、意識はあるようだ』

看護婦『先生。私、ご家族に連絡します!』パタパタパタ

白衣の男性こと先生『…男さん、無理はしなくていいですからね。“はい” か “いいえ”で答えてください。まずは“はい”と言ってください』

男『はい』

先生『次は“いいえ”です』

男『いいえ』

先生『では始めます。ご自分のお名前はわかりますか?』

男『はい』

先生『ここは○○病院の病室です。あなたはなぜここに居るかわかりますか?』

男『いいえ』


336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:42:54.47 ID:Ut42Vmwt0
先生『…あなたは交通事故に遭いました。覚えていますか?』

男(交通事故?…思い出せない…)

男『いいえ』

先生『…記憶の混乱があるな。では、ちょっと質問を変えます。』

男(なんか…面倒だな…)

男『はい』

先生『あなたは高校1年生ですか?』

男『はい』

先生『今は8月ですか?』

男『いいえ』

先生『では、今は7月ですか?』

男『はい』

先生『…では、7月のいつですか?日にちを順番に言っていきますので、自分がそうだと思うところで「はい」と言ってください』

男『はい』


342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:50:23.51 ID:UOuKiDCTO
先生『では、1日…2日…3日…4日…〜〜〜…9日…10日』

男『はい』

先生『では今は7月10日ですか?』

男『はい』

男(疲れた…)

男『疲れました』

先生『疲れましたか?』

男『はい』

先生『では、今日はここまでにしましょう。』

男(…眠い…)


344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:57:13.14 ID:Ut42Vmwt0
〜?〜

男(…頭のフラフラモヤモヤが大分マシになってきた気がする…)

?『男ー!聞こえる?あたしだよ!姉だよ!!』

男(あー、姉貴か?)

男『姉貴?』

姉『!ちょっ、アンタ…どうしたのよ!ちゃんと喋りなさいよ!!』

男(え?俺、ちゃんと喋ってるけど?)

男『どうしたんだ、姉貴?』

姉『アウアウ言ってんじゃないわよ!ちゃんと喋りなさい!!』

男(なにいってんだよ。ちゃんと喋ってるよ)

先生『姉さん、男さんは言語障害があります』

姉『!?』

姉『それはどういうことですか!弟はちゃんと喋れないってことですか!!』

男(姉貴、熱くなりすぎ。落ち着け。…言語障害?)


348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:00:18.07 ID:Ut42Vmwt0
先生『一時的な言語障害だと思われます。脳にダメージを受けていますので、正常な状態に回復するまで、今しばらく掛かることをご理解ください』

男(そうなのか…俺、頭をぶつけたんだ…そういえば交通事故がどうとか言ってたな…)

姉『…回復、するんですよね?』

先生『まだ若いし、リハビリを続ければきっと回復するでしょう』

姉『そうですか…』

先生『焦らない事です。男さんの負担にならないようにゆっくり、確実に治療していきましょう』

姉『…先生、男のこと、よろしくお願いします』

男『お願いします』


349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:03:45.51 ID:Ut42Vmwt0
姉『…アンタ…ごめんね、アンタのほうが辛いよね?』

男(いや、俺は寝てるだけだし?…それより姉貴達のほうが…姉貴“達”?)

姉『…今日は帰る。また明日来るから…』

男『姉貴!ちょっと待ってくれ!!』

姉『今日は休みなさい。あたしも今日は…混乱してるから』

男(…姉貴、ごめんな。それより女は…痛っ!頭がっ!!)

男『ううぅ…』

姉『泣かないでよ…あたしまで辛くなるでしょ…』グスッ

男(違う!痛っ!教えてほしい事があるんだ!!)

先生『男さん、今日はもう休んだほうがいいです。明日またお話しましょう』

男(お、女!痛っ!女は!い、意識が…!!)


351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:07:39.52 ID:UOuKiDCTO
〜?〜

先生「男さん、これは聞こえますか?」ブーン…

男(右耳の近くで蜂でも飛んでるのか?)

男『はい』

先生「結構。じゃ、これは?」…

男(…何にも聞こえん…)

男『…』

先生「…では次は、目の前に灯りをかざします。まずは右目です。見えますか?」

男(…見えた!)

男『はい』

先生「見えるみたいですね。じゃ、左です」

男(…………見えた!)

男『はい』

先生「…ふうむ」

男(ん?どういうことだ?)


352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:08:48.27 ID:Ut42Vmwt0
先生「男さん、次は体を動かしてみましょう」

男『はい』

先生「右手を動かしてみてください」

男(んぐぐっ!なんだこれ?自分の手じゃないみたいだ)ピクッピクッ

先生「ちょっと動きましたね。これなら大丈夫でしょう。次は左手を動かしてみてください」

男(んっ!さっきよりはマシだけど)ピクピクッ ピクピクッ フワッ

先生「あー、こっちはさっきより動いてますね。次は右足です」

男(んがっ!痛っ。なんだよ、動いた実感がないぞ!!)ピクッ

先生「…思ったより…でも動いてる。それじゃ左足を動かしてください」

男(ぬおおお!)ビクッ ズリッ

先生「あー、もういいですよ。お疲れ様です」

男(疲れた…)


354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:12:31.59 ID:Ut42Vmwt0
先生「男さん、あなたは事故で左側頭部と後頭部の2箇所に強い衝撃を受けています」

男(そうなの?)

先生「今は言語障害のほかに、左の知覚機能と右の運動機能に影響が出ていますが、左耳以外は機能はしているようです」

男(…左耳が聞こえないってことか?…困ることって言うと…あ、ステレオが聞けないか)

先生「これからは治療に言語、視力、聴力の訓練とマッサージを取り入れて、体力が回復したらリハビリを始めましょう」

男(リハビリか…マッサージは美人の看護婦さんでお願いします!)

先生「それと…左耳はおそらく…回復は難しいでしょう…」

男(まあ、ステレオが聞けないだけだし?)

男『はい』

先生「…こちらも最善は尽くしますので、頑張って治療しましょう。あれだけひどい状況からここまで回復したんですから、きっと大丈夫です」

男『はい』

男(結局、俺の頑張りにかかってるってことだな…)ハァ…


355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:16:22.95 ID:Ut42Vmwt0
〜?〜

?「おーっす!まだ生きてるかー!!」

男「あニき、か?」

兄「!?」

男「どうシた?」

兄「…いや、それよりどうだ?入院生活は?」

男「しンどい」

兄「なんだなんだ、元気ないな。そんなお前にお土産持ってきたぞ」ガサゴソ

兄「じゃーん!これ見て元気出せ!!」エロホーン

男(おぅーーーーい兄貴!アンタ何考えてんだよ!しかも無修正の看護婦モノ!!)ゴクリ

兄「ん?まだ手は使えないか?しょうがないな、お楽しみは後にとっとけ」ニヤニヤ

男(蛇の生殺し状態だぁー!)

男「このやロう、ワざと、だナ?」

兄「…減らず口が訊けるなら大丈夫だな。ははっ…」

男(あ、そっか…兄貴なりに心配してくれてんだな)


357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:17:30.37 ID:Ut42Vmwt0
兄「おっと、そろそろ電車の時間だ。じゃあな、男」

男「モう、いクのカ?きヲつけテな」

兄「お前じゃねえから。…正月は家で会おうぜ」ノシ フリフリ

男(ありがとな、兄貴)


姉「おっとこー、来たよー」

男「あネき」

姉「!ちゃんと聞こえたよ、『姉貴』って。すごい進歩だね!」

男(兄貴の時もだけど、短い単語程度なら聞きとってもらえるようになったな)

男「あニきが、きテた」

姉「そうなの?あんにゃろ〜、病院には行かないって言ってたくせに」クスッ

姉「花の水、替えよっか。ん?この紙包みは何?」ガサゴソ エロホーン

男(やばい!兄貴の土産!!)

姉「…男、これは?」ジトー

男「…あニきの、みヤげ。こレみて、ゲんき、だセって」ドキドキ


361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:25:25.11 ID:Ut42Vmwt0
姉「…あー、なるほど。…ふ〜ん、アンタこんなのが趣味なんだ?」ペラッ ペラッ

男(いや、それは兄貴の趣味でゴニョゴニョ…)

姉「…で?元気出た?」ジロッ

男「ウん」

姉「え?そうなの?」キョトン

男「おモに、コかん、が」

姉「…………男?」ニッコリ ツネーーー

男「イタイ、イタイ、イタイ、イタイ」

姉「これは没収!まったくもう…女に…!!」ハッ

男「………あネき…おんナ…どウ、しテる?」

姉「…やっぱり隠しきれないか…口に出さないように気をつけてたんだけどなぁ…」

男「おんナ、ビョウいん、に、こナい、けド、ナにか、ヨくナい、こトに、ナってル、ノか?」
(女、病院に来ないけど、何かよくない事になってるのか?)

姉「鋭いね、アンタ…多分辛くなるよ?」

男「ハい」


369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:31:57.05 ID:Ut42Vmwt0
姉「それでも…何があったか知りたい?」

男(事故の記憶が抜け落ちてるからなぁ…知りたい。いや知ってどうなるもんでもないけど、知らないと始まらない)

男「…ハい」

姉「…順を追って説明します。話を止めてほしいときは返事して」

男「ハい」

姉「男は7月11日の夕方5時頃、轢き逃げに遭いました」

姉「おそらく女とデートするために出かけた時だと思います」

姉「男は右足の骨折と内臓損傷…それと頭に大怪我を負いました」

姉「男は意識不明になって…眠り続けました」

男(…てことは…今はいつだ?)

姉「そしてちょうど二週間前の夜、病院から男の意識が回復したって連絡がありました」

姉「今日は…8月23日の日曜日です」

姉「…アンタは1カ月近く、意識を失ったままだったんだよ…」

男(いや、それ以前にもちょくちょく意識は戻ってたけど?ま、誰にも気付いてもらえなかったんだけどね)

姉「…以上です」


370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:35:31.71 ID:Ut42Vmwt0
男「…シつもン」

姉「…質問?なに?」

男「おんナ、は、どう、してル?」

姉「…それは…でも…うん、そうだね。ちゃんと話すね」

姉「女は…責任を感じて家に閉じ篭っています」

男(!?…なんで?…俺が轢き逃げされたのは俺の不注意だ、なんで女が閉じ篭もるんだ?)

姉「轢き逃げ犯…捕まったんだけどさ…」

姉「…女のお母さんだったの」

男(!?)


376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:39:42.50 ID:Ut42Vmwt0
姉「…女のお母さん、アンタのこと気に入らなくて…その…機会を狙ってたらしいの…」

男「でモ、おんナ、のせい、ジャない」

姉「わかってる…でもね、自分の恋人を轢き逃げした、憎い犯人が自分の母親だったんだよ?」

姉「…女、あたしに謝ってた…自分が男を好きになったから、それがお母さんは気に入らなかった…」

姉「だから男がこんな目に遭ったのは自分のせいだ…って」

姉「…ダメだ…我慢、してたけど…ちょっ…ごめ…」パタタタタ…

男(なんでだ!なんで女が責任を感じる!?)

男(お母さんが俺を気に入らなかったのは俺になにか問題があったからだ!)

男(だから轢き逃げされたのは俺のせいじゃないか!女のせいじゃない!!)

…パタパタパタ

姉「…ふぅ、ごめんね、取り乱しちゃってさ…」

男「あネき、ごメん。あリがト。…だい、ジョう、ブ?」

姉「…アンタ、強いね…当事者じゃないあたしでさえ取り乱すのにさ、あたしの心配?」フフッ グスッ

男(だって記憶がないから実感がないし…姉貴の泣いてるとこなんて…)

姉「…アンタに負けてられないなぁ!あたしも強くならなきゃ!!」


378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:42:21.71 ID:Ut42Vmwt0
男「あネき、は、ジュウぶん、さいキョう、だヨ」

姉「…なーに言ってんだか。まだまだ強くなってみせるよ?」ニッ

男「…でモ、あネき、くわしいナ。」

姉「…事故のあった日の夜中、女と女のお父さんも病院に来たんだ…」

姉「女のお母さん、アンタが女より5歳も年下で…工業高校にいってるのが気に入らなかったんだって」

姉「親世代にはさ、工業高校って言うとあんまりよくないイメージって言うか…偏見があるから…」

姉「うちの娘はどこの馬の骨ともわからない、出来損ないに嫁がせるために手をかけてきたわけじゃない!って」

男(そうか…じゃあ俺が普通科の高校に行ってたら…いや…いまさらそんなこと言っても…)

姉「…女のお父さんが全部話してくれたよ」

姉「女のお父さんが家に帰ったらね、車が凹んでフロントガラスが割れててさ、理由をお母さんに聞いたんだって」

姉「そしたら、最初は犬を撥ねたって言ってたんだけど…不審に思ったお父さんが問い詰めたら…ね」

男(俺を撥ねたって認めたのか…)

姉「でね、お父さんが警察に連れて行ったんだって」

男(…結局俺のせいで…女のせいじゃない!)


380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:46:48.93 ID:UOuKiDCTO
男「…あネき、たのミ、が、あル」

姉「ん?頼み?何?」

男「おんナ、に、めっせーじ、とどけテ」

姉「メッセージ?…カセットに録音して女に届けろってこと?


男「ハい」

姉「…わかった。準備してくる」



姉「男、準備できたよ」

男「あリがト、あネき」

姉「録音するね」ガチャッ

男「おんナ、あいタい。ビョウいん、に、キて」

姉「…」ガチャッ

姉「…女に届けてくる」パタパタタ…

男(…女、来てくれると信じてるから…)


382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:50:00.35 ID:UOuKiDCTO
〜8月23日(日)・夕方〜

姉「届けてきたよ」

男「あリがト」

姉「ううん、これぐらい…どうってことないよ」

男(…姉貴も女に遭うのは勇気が必要だったろうなぁ…)

男「ゴメんな、あネき。ダいじょウブ?」

姉「…なんでアンタはそうやって…人の心配する余裕があるんだろうね」

男(姉貴が辛そうな顔してるからだよ)

姉「…女、来ないかもしれないよ…?」

男「…おレは、おんナ、ヲ、しんジる」


383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:53:57.79 ID:Ut42Vmwt0
姉「!…きたよ…」

男「ドコ?」

姉「…病室の入り口」

男「ココ、に」

姉「うん…女…来て」

…パタパタ

女妹「姉さん…お姉ちゃんを連れてきました」

姉「…うん、女に付き添ってくれてありがとう、女妹ちゃん」

女「…」チラッ

男「おんナ、ヤせた、ネ。ごハン、チャん、と、たベてル?」

男「かラだ、だいジに、しナいと、ダメだヨ?」

男「…おんナ、あいタかっタ」

女「…おとこぉ…グスッ…ごめん、なさい…ごめんなさい!」ポロポロポロポロ

男「おんナ、あヤマラなイで」スッ


384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:57:47.07 ID:UOuKiDCTO
姉「…女、男の手、繋いでやって?」

女「おとこぉ…」ギュッ

男「あっタ、かい、ヨ」ギュッ

女「ごめんなさい…ごめんなさぁい…」グスッ グスッ

男「あネきかラ、はナし、は、キいた。ゼんぶ、おレの、せい。おんナは、わルくない」
(姉貴から話は聞いた。全部俺のせい。女は悪くない)

女「違う!違うの!!お母さんが男を嫌ったからなの!!私が男と付き合ったからなの!!」ポロポロポロポロ

女「私が!私が男と出会わなかったらよかったの!!」ポロポロポロポロ

姉「女!」グッ

男「!?やメろ、あネき」

姉「…クッ」パッ

男「おんナ、はナし、キいて」
(女、話、聞いて)

女「…私…もう…男に会う資格なんて…ないの…」ポロポロポロポロ

姉「…女、男の話、聞いたげて」キッ

女「…」ポロポロポロポロ


387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 02:59:37.99 ID:Ut42Vmwt0
男「…おレ、いラないコ、だっタ」
(俺、要らない子だった)

女「え?…」

男「おレ、うマれ、ナかった、かモ、しレないンだ」
(俺、生まれなかったかもしれないんだ)

姉「うちの親さ…男が出来たってわかったときにね、堕ろすつもりだったんだって。うち、貧乏だったからさ…」

女「…」

男「おレ、もノごこロ、つイたトき、かラ、おヤに、かまっテもラった、きオくが、ナい」
(俺、物心ついたときから、親にかまってもらった記憶が無い)

姉「共働きだったからね。家ではあたしが面倒みてたんだ…幼稚園の送り迎えもね」

女「…姉さんが…?」

男「そレが、フつうダと、おモってタ。でモ、あにキは、チがっテた」
(それが普通だと思ってた。でも、兄貴は違ってた)

姉「親は長男の兄を異常なまでに可愛がっていたから…」

女「…」


388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:02:47.48 ID:Ut42Vmwt0
男「あにキは、おヤに、かワい、がラれテた」
(兄貴は親に可愛がられていた)

男「おレも、おナじ、ヨうに、シてほシく、て」
(俺も同じようにして欲しくて)

男「あにキと、おナじこト、を、シたケど、ほメて、もラえな、カった」
(兄貴と同じことをしたけど、褒めてもらえなかった)

男「だかラ、あにキより、いいコで、いヨうと、シた。おヤの、イう、こトを、ナんでモ、キいた」
(だから、兄貴よりいい子でいようとした。親の言うことを何でも聴いた)

男「そレで、ヨうヤく、おヤが、おレの、ホうヲ、みテくレる、ヨうに、ナった」
(それでようやく、親が俺のほうを見てくれるようになった)

男「そレかラ、ずっト、おレは、おヤの、カおいロ、を、ウかがっテ、いキて、キた」
(それからずっと、俺は親の顔色を窺って生きてきた)

男「ことバを、えラんデ、きラわレない、ヨうに、うケこたエ、シてキた」
(言葉を選んで、嫌われないように受け答えしてきた)

男「くラい、と、きラワレる、かラ、ワザと、あかルく、ふルまった」
(暗いと嫌われるから、ワザと明るく振舞った)

男「こウかイ、すルと、くラく、なルかラ、マえムきに、カんがえル、ヨうに、シた」
(後悔すると暗くなるから、前向きに考えるようにした)

姉「…」グスッ


389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:03:05.23 ID:GaA302BDO
(ノ△T)


390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:04:11.54 ID:oYqF/i8k0
涙で画面が見えない


391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:05:06.02 ID:Ut42Vmwt0
男「おんナ、と、デあう、まで、おレは、そうヤって、じブん、を、いつワって、キた。ずルい、ヤつ、だ」
(女と出会うまで、俺はそうやって自分を偽ってきた。ずるいやつだ。)

男「デも、おんナ、と、デあって…すキに、ナって…はジメて、じブん、を、さラけ、だセた」
(でも、女と出逢って…好きになって…初めて自分を曝け出せた)

女「男…」グスッ

男「ホんとウの、『おレ』の、いバしょガ…はジメて、でキた」
(本当の『俺』の居場所が…初めて出来た)

女「そんな…私なんて…」グスッ グスッ

男「おんナ、は、おレの、イちバん、たいセつな、ひト、だかラ。おレ、おんナ、を、まもル、かラ」
(女は俺の一番大切な人だから。俺、女を守るから)

男「…おんナ、アいしテる。ずっト、そバに、いテ、ほシい」
(…女、愛してる。すっと傍にいて欲しい)

女「うわぁぁぁん!おとこぉ!!」ダキッ


393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:10:05.32 ID:UOuKiDCTO
女「ごめんなさい!ごめんなさぁい!!」ポロポロポロポロ

女「わ、私、逃げてた!考えるの、怖かった!!」ポロポロポロポロ

男「…」ポン ポン…

女「男のこと、お母さんのこと、みんなみんな怖くて…自分を守ることだけ考えて!」ポロポロポロポロ

女「一番大切な!男の気持ち、考えなかった!!」ポロポロポロポロ

男(女…それが普通なんだよ。俺、覚悟決まったから)ナデ……ナデ……

女「うわぁぁぁん!うわぁぁぁ………」ポロポロポロポロ

男(…どんなことがあっても…女の傍に居るから…)


394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:16:02.29 ID:Ut42Vmwt0
姉「…女、落ち着いた?」

女「…うん…」グスッ グスッ

男「おんナ、わラって」

女「…ホントに…私…ごめんなさい…」グスッ グスッ

男「おんナ、ズっと、イっしょに、いヨうナ」
(女、すっと一緒にいような)

女「…うっ…ううっ…」ポロポロポロポロ

男「おレ、なおル、かラ」
(俺、治るから)

女「うん…うん…」ポロポロポロポロ

姉「男…アンタが強い理由、わかったよ。アンタ、子供の頃からずっと頑張ってたんだもんね」

男「おレは、つヨく、ナいよ」
(俺は強くないよ)

姉「ううん、いままでずっとひとりで頑張ってきてさ、負けてないんだもん…アンタ、すごいよ。最強だよ」

男「そんナ、こと、ナい」

姉「男、アンタはあたしの…自慢の弟だよ。………女」

女「!?」ビクッ


395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:18:14.51 ID:Ut42Vmwt0
姉「男は女に譲る。あとはよろしくね?」ニコッ

女「えっ…」

女妹「お姉ちゃん…」コクン

女「…グスッ………はい」コクン

女妹「男さん、お姉ちゃんをよろしくお願いします」フカブカ

男「こチラ、こソ」

男「…ゴメン、ツかレた」

姉「…女、男、疲れたみたい…休ませてあげよう?」

女「…グスッ」コクッ

男「おんナ、まタ、きテね?」

女「…うん」ポロポロ

姉「…男、あたし、女達を送って行くわ。また明日くるね…」

男「あネき、あリがト」

男「おんナ、おヤすミ」

女「…うん」グスッ


397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:23:15.49 ID:Ut42Vmwt0
〜9月14日(月)・午前〜

看護婦「男さん、大分言葉がはっきりしてきましたね」

男「そうですか?あいがとうございます」

看護婦「日常会話はほとんど問題ないでしょう」

男「ですかね」

看護婦「それじゃ、今日も体のほうのリハビリを始めましょう。車いすに移動しますねー」

男(…リハビリの先生、スパルタなんだよなぁ…)



看護婦「よいしょっと。お疲れ様でした」キィ…

姉「おっとこー、見舞いに来たぞー!お、今日は車椅子?ちょうどいいかも♪」

男「ああ、今りハビりから帰ってきたとこ。何がちょうどいいって?」

女妹「やっほー♪」

女「…こんにちは」コソコソ

男「女妹さんまで…女、なにしてんの?」

女「うん、ちょっと…」コソコソ


398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:26:19.52 ID:Ut42Vmwt0
姉・女妹「「…」」ニヤニヤ

看護婦「それじゃ失礼します」ニコッ

男「あ、はい。また明日」

姉「…そろそろいいんじゃない、女?」

女「…う、うん」

女妹「オンナは度胸!いってみよー♪」ニコニコ

男「?」

姉「ちょっとベットのカーテン、閉めるね」カラカラカラ

女『あ、ちょっと待って、姉さん!』シュル フサァ

女妹『あ、ちょっと!お姉ちゃん隠さないで!』

女『で、でも!…恥ずかしいよぉ』

女妹『ほら、あっち向いて!』

姉『もう!開けるよ!』

女『ちょ、ちょっと待って!』

姉「ごか〜いちょ〜う♪」シャッ!


401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:31:56.46 ID:Ut42Vmwt0
女「!」

男「!?」ボーゼン

姉「どうよどうよ?水着姿の女は?」ニヤニヤ

男(か、可愛い!薄い水色のワンピースの水着が似合いすぎ!)

女「…ど、どう…かな?」テレテレ//

男「す、すごく可愛すぎて…昇天します」

女「昇天しちゃダメ!」ペシペシ

男「はぅ!生き返リました」

女「よろしい」クスッ

女妹「あはははは」

姉「…なんかさ、久しぶりに今のやり取り見たよ」フワッ

女「えへへ…この水着、今年用に買ったんだ…だから男に見て欲しかったの…」サスサス

男「女…すごくよく似合ってル。でも、今の時期に水着を着ルって、恥ずかしくない?」

女「もう!すごく恥ずかしいんだよ!!」カァ//


402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:34:41.63 ID:Ut42Vmwt0
男「あはは。ごめんごめん、嬉しいよ、ありがとう。女、ちょっとここに来て?」ポンポン

女「なあに?んっ!」チュッ

男「…おレい♪」

女「もう!んっ」チュッ

男「んっ!」

女「…貰い過ぎたから、お返し♪」ニコッ

女妹「うわぁぁあ、むず痒〜!」ポリポリポリ…

姉「あんたら、よくもまあ人前でそんなこと出来るね…」

男「うわぁ!ふたリとも、まだいたの!?」

姉・女妹「「さっきから居たわよ!」」

女「…」カァ//

女妹「ふたりだけの世界ってやつですね」ニヤニヤ

女「…ももも、もう着替えるね」カァ// シャッ 

姉「あはは、男、覗くんじゃないわよ。さて、あたしゃジュース買ってくるわ。女妹ちゃん、男の監視よろしく!」

女妹「はい、わかりました!」ビシッ


404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:38:37.81 ID:Ut42Vmwt0
男「信用ないのな、おレ」

女妹「あははは。それにしてもお姉ちゃん、明るくなったよ」

男「おレもビックリですよ」

女妹「…男君てさ、年下だよね?」

男「そうですが?」

女妹「でもさ、大人だなぁって思うよ」

男「どこが?」

女妹「…お姉ちゃんをここに連れてきたときにいったセリフ…」

男「ああ、あレ…」

女妹「自分を曝け出してさ…それでお姉ちゃんを守るって…男君の覚悟が伝わってきてさ…正直、私も胸がキュン!ってしたもん」

男(うわっ!思い出したらめちゃくちゃ恥ずかしい!!)

女妹「もうね、カッコつけたがる同級生の男どもとは全然違うね!」

男「いやいや、おレはガキもいいとこですよ」

女妹「そんなことないけどなぁ。あっ!もしお姉ちゃんに捨てれたら、私が拾ってあげるからね♪」

女『絶対捨てないもん!』


405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:40:40.53 ID:Ut42Vmwt0
〜10月9日(金)・PM4:00頃・男の自宅〜

男「ただいま〜」ヒョコ ヒョコ

姉「ただいま〜、男。ホレ、靴脱がすから足出して」

男「ありがと、姉貴」ヌギヌギ

姉「よしっと。とりあえず居間に行っといて。車から荷物降ろしてくる」

男「了解。姉彼さんも上がってくんだろ?」

姉「うん、会社休んでまで車出してもらってるし。かわりに晩御飯を提供する約束になってるから」ゴソゴソ

男(…それって結局姉が一番得してないか?)

姉「それと、女は会社が終わってから来るから、6時半頃だと思う」ゴソゴソ


姉彼「ほいっと。これで終わりだよ。あー、労働のあとのビールはうまいんだろうなぁ」

男「居間のほうに出してます。つまみのピーナッツも」

姉彼「ありがとう♪」トタトタ

男「…姉彼さん、女のお母さんの情報…何か知ってます?」ヒョコ ヒョコ


409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:48:36.19 ID:UOuKiDCTO
姉彼「…姉から聞いた程度ならな。簡単に言うと刑事は精神鑑定で無罪、民事は治療費+慰謝料200万だそうだ」ドサッ

姉彼「保険で8割方出るから、負担は小さいらしい」プシッ コポコポコポ…

男「そうですか…」ドサッ

姉彼「…にしても、親御さん、今日も出かけてるんだって?」ゴクッゴクッ

男(話題を変えた…もうこの話は無しってことか)

男「そうなんですよ、毎年今の時期は山できのこ狩りに勤しんでますから。今日も昼から出掛けて明後日に帰ってくるそうです」ポリッ

姉彼「そうか」ポリポリ

男「おかげで新鮮なきのこが食べられます♪」ジュルリ

姉彼「ははは。で、男君の体のほうはどうなんだい?」

男「そうですね、事故当時の記憶は相変わらず思い出せません。左耳がほとんどダメで左目の視力がかなり落ちてます。右手と右足には痺れが残ってて力が入らないし、特に右足は骨折の後遺症がまだ…でもリハビリでよくなるそうです」

姉彼「学校は?」

男「とりあえず来週は通学だけで保健室で休憩、授業を受けるのは再来週からです。もっとも、午前中だけしかいられないんですが、それでも何とか留年はしないみたいです」

姉彼「夏休みがあったのが不幸中の幸いだな」ゴクッゴクッ

男「ですね。おかげで出席日数がかなり助かりました」


410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:50:11.33 ID:Ut42Vmwt0
〜PM6:30頃〜

姉「ただいま〜、買い物してきたよー」ガサガサ

男「おかえりー、姉彼さん撃沈してるよー。運ぶの手伝おうか?」

姉「えぇ〜!?もーっ!早すぎー!!それから今日はアンタの退院祝いなんだから。主役は居間で寛いでて」

ピンポーン

姉「はーい、おー、助っ人登場!」

女「御邪魔しまーす」パタパタパタ

男「女、いらっしゃーい。んっ!」チュッ

女「…ぷぁ、えへへ♪」ニッコリ

男「姉彼さん、居るんだけど…」チラッ

女「え?あっ…寝てるから気がつかなかったよぉ」カァ//

姉『女ぁ、チチクリあってないで手伝ってよー』トントントントン

女「はーい。じゃ、行ってくるね」パタパタ

男「いってらっしゃーい」ノシ


413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 03:53:32.97 ID:Ut42Vmwt0
〜PM8:00〜

姉「ではではー、男の退院を祝して、カンパーイ!」カチン チン カチン

男「ありがとー」カチン カチン



男「ごちそうさまー。ふぃ〜、食った食った」ポンポン

女「うふふふ。大きな子供みたいだよ、男」

姉彼「さて、それじゃそろそろ…」

男「姉彼さん、お手数をおかけします。姉貴、ちょっと姉彼さん借りるよ?」

女「何を始めるの?」

男「ああ、階段とか風呂とかを一人で使えるか、確認するんだ」

姉彼「で、俺はそのサポート。って言っても、危なくなったときに手助けするだけだが」

姉「あー、そっか。うん、それはしといた方がいいね」

女「ケガ…しないでね?」

男「うん。ついでに風呂にも入っとくわ」


414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:01:21.69 ID:UOuKiDCTO
〜PM:10:00〜・男の部屋〜

男「おー、久しぶりの我が根城!」ヒョコ ヒョコ

女「うふふふ。本当に久しぶり…飲み物、机の上でいい?」カチャカチャ

女「このベッドも…」ギシッ サスサス

男(うぅ…パジャマの女が艶っぽい!)「…ところで女、今日はすごい荷物だね?」

女「だって、今日はお泊りだし…それに…その…姉さんから聞いたんだけど、男ってその…制服の女の子が好きなんでしょ?」モジモジ

男(おぅーーーい姉貴ぃ!アンタ女に何ふき込んでんだよぉ!!あの看護婦モノは兄貴のお見舞いだろうがぁ!)

女「お、男?」ジー

男「いやその!え、えっと、はい、どちらかとゆーと…好きです」

女「…で、でね?ちょっと恥かしいんだけど…高校の制服、持って来たの…」モジモジ

男「えーっとぉ…」

女「…その…着たほうが…いい?」モジモジモジモジ

男「えー…はい、よろしくお願いします」ペコッ


415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:02:05.87 ID:Ut42Vmwt0
女「じゃあ…部屋の外に出ててもらっていい?」モジモジ

男「は、はい」ヒョコ ヒョコ ガラッ

ガチャッ

姉「あら、男?何やってんの?」

男「あー、女が着替えてるんで…てか姉貴!女に何ふき込んだんだよ!」

姉「何のこと?ああ、エロ本の話?」ニヤニヤ

男「そうだよ!それで女、変に勘違いして…!」ハッ

姉「?…!?そーかそーか、勘違いしてどうしたかお姉さんに言ってみ?」ニヤニヤ

男「あーもう!女子高生に変身中だよ!」プイッ!

姉「キャーそれ楽しそう♪あたしもあたしもー♪」パタタタ ガチャッ

男「…これは…マズッタかも…?」

ガチャッ パタタタ ガラッ

女『きゃっ!』

姉「おんなー、あたしも着るよー!二人で着れば恥かしくないでしょ!!」ガララッ ピシャッ

男(…えーっとぉ?どうしてこうなった?)


417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:04:25.92 ID:Ut42Vmwt0
姉『おとこー、もういいよー。彼氏も呼んできてー♪』

男「へーい」ガチャッ

男「姉彼さん、隣で女子高生の姉貴が待ってますよ」

姉彼「さっきバタバタしてたと思ったら…そういうことか」クククク…

コンコン

男「姉貴ー、入るぞー」ガラッ

姉彼・男「「おぉっ!」」

男(俺のベッドに横たわって…ブラウスの隙間から谷間が丸見え!スカートから露わになった生太股!可愛艶っぽ過ぎるだろ、姉貴!!)

姉「どう?どう?かわいい?」ニコニコ

姉彼「そそるな」ニヤニヤ

姉「そう?そう?食べちゃいたい?」ニコニコ

姉彼「お持ち帰りします」ヒョイ トタトタ

姉「きゃっ!お姫様抱っこなんて久しぶり♪」ダキッ

ガララッ ピシャッ


418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:08:13.94 ID:Ut42Vmwt0
男(女のほうは…はうぁ!ポ、ポニテでアヒル座りが可愛すぎる!!しかも生足!!)

女「どうしたの、男?」キョトン

男「その髪…」

女「え?あ、これ?姉さんがね、昔みたいにポニテにしたら?って言うから…どうかな?」モジモジ

男「可愛い!可愛すぎて昇天します!」バタッ

女「昇天しちゃダメ!」ペシペシ

男「はっ!生き返リました」

女「よろしい」クスッ

男「女…」ギュッ

女「お、男?…ん」ギュッ

男「…柔らかくて暖かくて…いい匂いだ、女」スンスン

女「…ちょっと…恥かしいなぁ」クスッ

女「男も暖かくっていい匂いだよ?」スンスン

男「…膝枕…いいかな?」

女「うん、いいよ」


420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:10:05.85 ID:Ut42Vmwt0
男「じゃ」ゴロン

女「ふふふ、男、可愛い♪」チュッ

男「ん…」チュッ

女「ふふふ」ナデナデ

男(おぉう!下から見上げる制服の女が可愛すぎる!ブレザーから覗く白いブラウスの膨らみ!たまらん!!)

女「…おとこぉ?」ジー…

男「あー…そりゃあ、もう何ヶ月もお預けだし…こうなるのは当然かと…」フッジサーン

男(俺のほうはスウェットだから隠しよう無いしなぁ)

女「…したい?」モジモジ

男(ん?照れてるって言うよりは…)「うん、このままして欲しい」ジー

女「え?このまま?」

男「うん、その格好で」ジー

女「…………うん、がんばる…」カァァ///


423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:12:03.67 ID:Ut42Vmwt0
男「口でしてくれるかな?」

女「…」コクリ

男「ベッドに腰掛けるよ」ヌギヌギ ギシッ

女「すごいね…」サスサス ペロッ

男(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!制服ポニテでアヒル座りの女が口でしてる姿がエロ過ぎる!)

男「うっ…気持ちいいよ」ナデナデ

ペロッ レロレロ チュッ…

女「…あは、先っちょからなにか出てきたよ」ツー…

男(糸!先っちょと女の口で糸引いてる!!しかも女の顔が艶っぽい!!)

男「…女、咥えて」ナデナデ

女「…」コクン パクッ クチュッ ジュッ ジュッ

男(おお!ポニテが揺れる!可愛い!気持ちいい!)

女「…ぷぁっ、気持ちいい?」ハァハァ

男「ああ、気持ちいいよ。続けて?」ナデナデ

女「ん…」パクッ フグ゙フグ゙ ジュッ ジュッ


425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:13:21.49 ID:Ut42Vmwt0
男「お、女!出る!」グッ ググッ!

女「んっ!んー!んん!」ビクッ ビクッ ビクッ ビクッ… ゴクッ ゴクン ゴクン

男「女…」ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…

男「…大丈夫?」ナデナデ

チュポッ

女「んぁっ!はぁ〜…うん、大丈夫。あは、全部飲んじゃった」ハァハァ

男「え?大丈夫?」

女「うん、平気。ちょっと飲み物…」コクン コクン

男「…」ナデナデ

女「…ん」チュッ

男「ん…」チュッ

女「…次はどうしよっか?」スリスリ

男「…病み上がりだから、上になってくれるかな?」ナデナデ

女「このままの格好で?」

男「うん」ナデナデ


426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:16:34.62 ID:Ut42Vmwt0
女「…男って変態さんだぁ。……その…下着だけ脱ぐね?」スルッ ヌギッ パサッ

男(うぅ…脱いでる姿もエロい…)ゴロン コンドーサンソウチャーク

女「…乗るよ?」ノサッ

男「可愛いよ、女」モミモミ

女「ん!あっ…あん!ダ、ダメ…胸は…!」クネクネ

男(女、感じ方が激しいって言うか…前はこんなに乱れてたっけ?)

女「お、おとこぉ…大きくなって…あたってるぅ」クネクネ

男(そりゃあ、こんな女を見たら…ねぇ?)


428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:20:19.40 ID:Ut42Vmwt0
女「も、もう…いれて…いい?」クネクネ ニギニギ

男「…ああ、いれていいよ」モミモミ

女「あっ…んっ…あん…あふぅ」クリッ クリッ ニュッ グリュッ

男(スカートで見えないけど、奥まで入ったみたいだな)モミモミ

女「…嬉しい…男が私の中に来てくれた…」ポロッ

男「俺もだ。ありがとう、女。好きだよ」

女「男…私も大好き。もうちょっと…このままでいていいかな?」

男「いいよ」


429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:21:26.56 ID:Ut42Vmwt0
女「えへへ、男が私の中にいるんだ…」サスサス

女「…やっと…男が私の中に帰ってきてくれた…」ウルウルサスサス

男「…ああ、ただいま」

女「…お帰りなさい」グスッ

壁の向こう『ギシギシアンアン』

女・男「「………………………」」

男「女…動いて」

女「…」コクン

女「あっ…んっ…」ギシッ ギシッ

男(うわあ!制服の女がエロすぎる!!何回でもイケそうだ!!!)


432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:23:51.96 ID:Ut42Vmwt0
〜深夜・居間〜

男(結局、口で1回、上で3回か…)

男(溜まっていたとはいえ…それにしても女が積極的だったな…)

ガチャッ

女(お風呂空いたよ)コソコソ

男(…姉貴たち、まだやってるみたい)コソコソ

女(…戻りづらいね)コソコソ

男(客間で寝ようか?)コソコソ

女(そうだね)コソコソ


〜10月10日(土)・AM8:30・客間〜

男「んん…ふわぁ〜〜…ん?」パチッ

女「…スー…スー…」ダキッ

男(…しっかり抱きしめられてるんですが…)モゾモゾ

女「ん…スー…」

男(可愛いなぁ)ナデナデ


435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:28:53.18 ID:UOuKiDCTO
女「んぁ…スウ…スウ…」

男(あ、コンドーサン使い切っちまったから買っとかなきゃ)ナデナデ

女「ん…起きてたの?」ネボケー

男「うん、女の寝顔見てた」ナデナデ

女「…恥ずかしいよ」クスッ

男「おはよ、女」チュッ

女「ん…おはよう、男」チュッ

男「起きる?」

女「うん」


437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:29:59.67 ID:Ut42Vmwt0
ガラッ

姉「あれ?アンタ達、ここで寝てたの?」

男「ああ、昨夜は隣の部屋がうるさくてね」ニヤニヤ

姉「なに言ってんの?アンタ達も結構激しかったじゃない?」ニヤニヤ

女「…えっと…」カァ//

姉「お?まだまだ初々しい反応だわ♪」

女「え?」

男(そりゃ、まだ数えるほどしかしてないし。それよりも…)

男「二人とも、そろそろ朝飯作ろうぜ。腹減った」

姉・女「「はーい」」

男(このままずっと…笑って過ごせる時が続きますように…)


439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:31:43.05 ID:Ut42Vmwt0
〜それから3年後・9月23日(日)・○○駅前〜

女妹「だからあなたとはまったく付き合う気はないの。待たせてるからもう行くね?」タタタタ…

チャラ男「なっ!?おいっ!ちょっと待てよ!!」ダダダダ

女妹「おまたせー♪」ノシ フリフリ

男「おう」ノシ

チャラ男「!?オトコが居たのかよ!」

女妹「ね?だから無理だって言ってるでしょ?」ニッコリ

男(…なんだ?ああ、ナンパか?)

男「早く乗りな。時間がないぞ」

ブロロロン ブロロロン…

女妹「ちょっと時間かかっちゃった。ごめんね?」

男「いいよ、俺も買うものがあったし。そっちも大変だったろ?」

女妹「うん。あ、お店の場所分かる?」ガサゴソ

男「ああ、何回か行ったことあるしな」

女妹「おっけー。早く行こう♪」


442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:34:02.20 ID:Ut42Vmwt0
〜PM6:30・ある店〜

男「到着ー」

女妹「これ持っていけばいいのね?」ガサガサ

男「うん、あとの荷物は俺が持っていくから」ゴソゴソ

カランカラン

女妹「遅くなってごめんなさーい」

姉「いいのいいの。まだ始まってないし、今日はお祝いだからね♪」ニコニコ

男「姉貴、これで頼まれてたものは全部だよ」ドサッ

姉「サンキュー♪アンタも早く席に着きなさい。もう始めるよ」

男「了解」

トタトタ ドサッ

女「お疲れ様。はい、お茶どうぞ」ニコッ

男「お、サンキュー」ゴクッゴクッ

女妹「お姉ちゃんもお店の準備、大変だったでしょ?」

女「そんなこと無いよ。ほとんど男の人がしてくれたから。それに車の運転よりは気が楽だからね」


445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:37:34.02 ID:Ut42Vmwt0
女妹「あー、あたしもそっちのほうがよかったかな?買い物、結構大変だったし」

男「その後ちょっとあったりしたしな」ニヤニヤ

女妹「あー、あれは突然だったから、さすがに焦ったよ」クスクス

女「…なあに?何があったの?」

男「なんか、告白されてたみたいだったぞ」ニヤニヤ

女妹「だって帰ろうとしたらいきなり現れてさ。こっちの都合も聞かないでいきなり告白だよ?」フゥ

女妹「いくら同じ講義受けてて顔知ってるからってさ、常識外れでしょ?あたしのほうは相手の名前も知らないってのにさ。そんな奴、碌なもんじゃないよ」

男「でもさっきのこと、大学で噂になるんじゃないか?オトコが居るってさ」

女妹「いいのいいの。これで少しは静かになるかもね。」

女「…大学生ってなんだか大変そうね…」

女妹「男君だったらいつでもおっけーなんだけどなぁ」チラッ

男「女、どうする?」チラッ

女「んー、誰にもあげない♪」ギュッ

女妹「…あ〜あ、いつになったらあたしにもこんないい男が現れるんだろ?」ハァ


448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:41:35.61 ID:Ut42Vmwt0
姉彼「それでは、お集まりの皆さん。本日は私たち二人の結婚披露宴の2次会にお集まりいただき、ありがとうございます」ペコッ

姉「不束者ですがこれからもどうぞ御支援のほど、よろしくお願いします」ペコッ

姉彼・姉「「と、堅苦しい挨拶はこの辺にしてぇ」」

姉「飲めや歌えの宴の始まりだよー!」イエーイ!!

姉彼「車の奴は飲むんじゃないぞー!」イエーイ!!

店長「店の物壊しやがったら弁償だぞー!」イエーイ!

姉「店長!料理と飲み物、ドンドン持ってきなさい!」

店長「まかせとけ!」ドンッ

男「相変わらずだな、あの店長も」ククク…

女「姉彼さんの友達だもんね」ニコッ

女妹「みんなノリがいいねー」

男「類友なんだろ?」

女妹「じゃあ、お姉ちゃんだけが異端なんだ」クスッ

女「そんなこと無いもん!」プクッ

男「いや、そこは対抗しなくてもいいところだぞ?」


449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:42:56.02 ID:Ut42Vmwt0
姉「おっとこー、食ってるかー」ヘラヘラ

男「姉貴、飲み過ぎ…まあ、いいか。ああ、食ってるよ」モグモグ

姉「そーかー、女!飲んでるかー」ヘラヘラ

女「の、飲んでます」チビッ チビッ

姉「よし!今度はお前らの番だぞ!そりゃ!バトンじゃ!!」ポイッ

男「いやそれ、どう見ても蝋燭」

姉「…男もさぁ、市役所の…税務課だっけ?に就職してさぁ…一人前に稼いでるしさあ、女と同棲してるしさあ、もういい加減イラついてんだぞー!」フラフラ

女妹「そうだそうだー」ヘラヘラ

女・男「「…」」チラチラ

男「…あのさ、姉貴」

姉「なんだ、ヘタレ男」ヘラヘラ

男「来年、俺が二十歳になったら、俺達結婚するんだ」

姉・女妹「「なぬっ!」」

男「と言っても、籍を入れるだけでさ、式とかはまあ、身内だけで落ち着いてからってことでさ」

女「もうお互いの両親にはね、先週報告したの」ニコッ


452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:44:03.85 ID:Ut42Vmwt0
女妹「へえ〜、あのお母さんがよく許したねぇ」

女「市役所勤めの役人なら…ってことらしいわ。ちょっと思うことも…うん、あるけどね」

男「祝福してくれたんだから問題なし!だろ?」ニコッ

姉「いやー、こりゃ参ったね♪ヘタレがいつの間にか『オトコ』を見せてるわ」グビッ

姉友1&2「「なになに?何があったの?」」

姉「良くぞ聞いてくれた!男と女が結婚するんだってさ!!」

姉友1「ホント!?やったじゃない、女!おめでとう!!」

男(相変わらずファッションセンスとスタイルは抜群だな、姉友1さん)

姉友2「やっぱアレ?アタシの夜伽講座が効いたってか?」ケラケラ グビグビッ

男「…おーんーなー?」ジトー

女「あぅ…」カァァ///

女妹「まあまあ、それじゃあ、婚約を祝って!」

姉・女妹・姉友1&2「「「「かんぱーい!」」」」カチーン!

女・男「「かんぱーい」」チン


454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:46:44.66 ID:Ut42Vmwt0
姉「よーし!男を取り押さえろー!!」バッ

男「え?ちょっ…うわあ!」ドサッ

姉「誰が一番いっぱいキスマークをつけれるか競争だぁー!」

女妹・姉友1&2「「「おーっ!」」」

男「おいっ!ちょっ…やめろって!!こらーっ!姉貴っ!ズボン取るなー!!」ジタバタ

女「ダメーっ!私のだからダメぇぇぇ!!」アタフタ

他のオトコ一同「「「羨ましいぜチクショウ!替わりてぇぇぇぇ!!」」」


456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:49:00.05 ID:Ut42Vmwt0
〜宴終了後〜

男「じゃあ、女友さんたちを送ってくるから、ちょっと待ってて」

女・女妹「「はーい」」パタパタパタ…

店長「悪いな、女の子二人に後片付け頼んじまって」

男「いいですよ、それより今日はありがとうございました」ペコッ

店長「いいってことよ。それより早く送ってやんな。そっちのヤンキー、白目剥いてスカート肌蹴てその…パンツ丸出しだぞ」

男「ありゃ。はい、それじゃそろそろ。姉友1さん、このタオルを姉友2さんの腰あたりに掛けて下さい」

姉友1「おっけー」

男「すみませんね…ってパンツ丸見えのままじゃないですか!」

姉友1「あれ〜?見たくないの?ほれ、ほれほれ♪」チラッ チラッ ペロン

男「姉友1さんまで見せないでください!運転できないじゃないですか!!」

姉友1「よーし、ついでに姉友2のパンツ取っちゃえ!」ゴソゴソ

男「や・め・な・さ・い!」ゴンッ

姉友1「うぅぅ…頭が痛いよぅ」


458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:51:57.59 ID:Ut42Vmwt0
男「自業自得です!ほら、出発しますよ」

姉友2「ん〜う?ヤンの〜?」ヌギヌギ ポイッ

男「姉友2さん!パンツ脱がない!!てか、何でパ●パン!?」

姉友1「あ、この子薄毛だk」ゴンッ

男「もういいですから!」ジロッ

姉友1「教えてあげただけじゃん…頭痛いよぅ」

男「いきますよ!」

姉友2「もーイクの〜?」ボケボケ

ゴンッ

姉友1「いった〜い!なんであたし叩くのぉ?」シクシク

男「あ、間違えた」


461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:53:33.70 ID:Ut42Vmwt0
〜PM10:30・男のハイツ〜

男「ただいまー」

女「ただいま」

男「おかえりー」

女「おかえり」

男「お疲れ様」ムギュー…

女「お疲れ様…」チュー…

女・男「「ぷはぁっ!」」

男「あははは、酒臭いよ、女」

女「男はニンニクの匂いがするよ。ふふっ」

男「ははは…今日は無茶苦茶だったな」

女「でも楽しかったよ?ふふっ」

男「でもキス攻めには参った…」

女「そんなこと言って…本当は嬉しかったんじゃないの?」ジトー…

男「えー、はい。みんなきれいなお姉さま方だったのでちょっとだけ…」


463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:55:10.86 ID:Ut42Vmwt0
女「やっぱり」クスクス

男「あれ?怒らないの?」

女「正直すぎるんだもん、呆れて怒る気にもならないよ。それに、その…大きくなってなかったし…」モジモジ

男「あ、あー…なるほど」ニヤニャ

女「もう!」ペシペシ

男「いたいいたい!あははは」

男(やばかった…勃ってなくてほんとによかった…)

女「早く中に入ろう?いつまでも玄関で立ったままって、何か変」クスクス

男「よし、じゃあ俺は風呂の準備だな」トタトタ

女「じゃあ、私は着替えを出してくるね」パタパタ

男(よし、今のうちに準備して…と)

女「はい、着替えとバスタオル♪」バサッ

男「女、手、貸して?」

女「え?いいけど?」ヒョイ

男「これからもよろしく」スッ…


467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:57:50.00 ID:Ut42Vmwt0
女「…え?これ…婚約指輪?」キラキラ

男「今日出来上がったんだ」

女「で、でも男、お金ないでしょ?今年就職したばっかりで!」アタフタ

男「高校時代にバイトで結構貯めてたからね」

女「…車も欲しいのがあるって言ってたのに!」アセアセ

男「車は女のがあるから今は買う必要ないし」

女「そ、それに、家をでてハイツ借りて…」

男「分署もないようなうち程度の市町村だと市営住宅なんて作れないからその分、住宅補助が充実してるし」

女「婚約指輪なんてもっと先だと思ってた…もしかして今日、買出しする係にかってでたのって…これのため?」ウルッ

男「うん。受け取ってくれるかな?」

女「うん…うんっ!」ポロポロ

男「若輩者ですが、よろしくお願いします」ペコリ

女「グスッ…こちらこそ不束者ですが、よろしくお願いします」ペコリ

男「俺、女がいるだけで最高に幸せだよ」ギュー…

女「うん…私も…男がいるだけで最高に幸せ…」ギュー…

彼女がドMなんだが責めネタが尽きた
姉「男ちゃんはアタシのモノですぅ?」 妹「違いますぅ?」
ねぇね~姉ときどき彼女
いちゃいちゃラブラブお姉ちゃん
私がお姉ちゃんなんだからね!


男「…へ?」姉「だからさ」【エピローグ+α】へつづく
男「…へ?」シリーズ一覧

元スレ
男「…へ?」姉「だからさ」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293115662/




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