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女「地球生まれの宇宙人」【前編】【後編】


211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 02:46:25.98 ID:RYF1USZIP
正直に言おう。

いつもニコニコしていて。

他人に恥じた見せたことのないやつが。

恥じる姿は。

可愛かった。

女「やはり、男の子というものは、みんなエッチだね」

男「知るか」

あれは、自業自得だろう。

男の娘とセクロスする可能性がでてきた
女「ほほう、これが自慰か」
幽霊vs宇宙人
スクープ!!激撮 宇宙人と処女
美乳ゴーストバスター VSキョニュウ宇宙人


 


213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 03:20:55.69 ID:RYF1USZIP
女「人類皆エッチなのか」

男「そうかもな」

女「宇宙人のボクには理解できないなぁ」

嘘つけ。

どれだけお前は挑発的な態度を取ってきたと思ってるんだ。

女「でも、凄いね」

男「あん?」

女「まだ、ボクは君に下着を見せてない」

……。

今日、朝見たけどな、ブラ。


226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 14:22:14.71 ID:Bs7ou9x2P
これスレタイと同タイトルの曲がチャゲアスにある


234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 20:53:37.22 ID:RYF1USZIP
女「それなのに君はボクにメロメロだ」

勘違いです。

男「俺がいつメロメロになったって?」

女「ふふ」

そう言って。

スカートの端をつまむ。

女「見たくないかい?」

……。

見せたいんじゃないの? お前が。


237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 21:20:32.01 ID:RYF1USZIP
顔は赤いままだ。

男「……」

俺はこの状況から逃れたかった。

体を擦り寄せられているこの状況に。

なぜかって?

決まっているだろう。

男「お前、飯食ってないだろ? なにか食いに行かないか?」

女「いいね、行こうか?」


238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 21:35:50.20 ID:RYF1USZIP
そう言うくせに。

なぜベンチに座った。

男「どこに行く? もう夜遅いし、あんまりゆっくりしてられねーぞ」

女「うん」

おい。

何か喋れよ。

男「おい?」

女「え、なに?」

なにボーっとしてやがる。


241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 22:32:39.36 ID:RYF1USZIP
女「ふふ、おかしいなぁ」

男「ん?」

なにがだ。

女「体が重くて、動かない」

男「!」

どういうことだ?

男「まさか……」

この顔の赤さって……。


244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 22:36:09.54 ID:RYF1USZIP
俺は迷わずやつの額に手を当てる。

大分熱い。

女「できれば額と額がいいなあ」

馬鹿野郎。

言ってる場合か。


249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 23:21:00.54 ID:RYF1USZIP
女「おわっと」

とりあえず。

家に戻るのが先決だろう。

ここからなら。

俺の家の方が近い。

女「ふふふ、お姫様抱っこ、か」

初めてされたよ、と。

危機感無く、笑う。


250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 23:39:23.63 ID:RYF1USZIP
男「いいから、喋んな」

女「ふむ、了解」

嫌われたくないからね、と。

口を手でふさぐ。

いや、そんなことで嫌わんけども。


251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 23:44:55.88 ID:RYF1USZIP
女「……」

呼吸が荒い。

男「ほら、大丈夫か?」

コクリと頷く。

ニッコリと笑う。

男「ほら、そろそろ家だ」

女「……」

赤い顔は、変わらない。


252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/14(火) 23:49:24.57 ID:RYF1USZIP
女「君の家……」

ボソッという。

男「お前の家遠いからな」

女「……」

そうだねって顔で言っている。

わかる自分が怖い。


254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:08:38.97 ID:RYF1USZIP
妹「おかえり〜って、うわぁ! 凄いお土産!」

男「どこがもみあげだ!」

妹「言ってないし!」

男「まったく、失礼な奴だ。ただいま!」

妹「えっと、その抱きかかえてるのは……」

男「もみあげだ!」

見てわからんのか!

女「……」

あ、笑うのこらえてやがる。


255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:19:38.45 ID:RYF1USZIP
俺はやつを抱きかかえたまま、部屋に行った。

男「妹よ、消化にいいもの頼んだ」

妹「うぇ!? りょ、了解!」

良い妹を思ったものだ。

女「くくっ……はははっ……」

男「なにがおかしい」

女「も、もみあげ……あははっ……」

ツボに入ってるようだ。


256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:19:40.56 ID:r/Picc0uO
二人は面識あんのかないのか
話の展開別れそう


257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:23:09.21 ID:teg66CmO0
>>256あるだろ
キスのことで相談してるとき妹が言ってたじゃないか


258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:23:50.01 ID:RYF1USZIP
女「最高だよ、君も、妹さんも」

男「ふんっ」

女「それよりもなによりも」

男「なんだよ」

なんか言いたいこと、あるのかよ?

女「まさか部屋に連れ込まれるとは思わなかったよ」


259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:31:50.31 ID:RYF1USZIP
そういえば、そうだ。

若干顔赤目の同級生(異性)を。

自分の部屋に連れ込み。

自分の部屋のベッドに寝むらせているこの状況。

男「……」

女「ふふ、でもまぁ」

作戦成功だね、と。

笑う。


260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:41:18.09 ID:RYF1USZIP
どういうことだ。

男「お前……まさか、熱出してるのは……」

女「これは嘘じゃないよ」

嘘、つけるはずがないか。

女「でも、君の家に来れたのはとっても嬉しいです」

いきなり敬語!?


262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 00:55:36.98 ID:RYF1USZIP
女「暑いね」

男「そりゃあな」

たしか、冷えピタどっかにあったような……。

女「脱いでいいかい?」

男「大丈夫なところまでな」

女「わかった」

そう言って、ブラウスを脱ごうとする。

男「ちょい待てい」


264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:01:47.38 ID:RYF1USZIP
女「下着だよ」

男「ノンノン」

女「でも、今日見たじゃないか」

飾り気のないブラだったろう、と。

胸を押さえながら言った。

男「それでも駄目だ」

目のやり場に困る。

無い胸をまじまじとは見れないし。

見なきゃちょっと申し訳ないしな。


265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:17:16.24 ID:RYF1USZIP
女「じゃあ……」

男「スカートもNG」

女「そうか」

ニコニコ笑っている。

女「君は想像力はある方?」

男「? わからん」

女「なら、汗まみれのボクの体、想像できるかい?」

目の前のこいつの。

汗まみれな体。

男「それが?」

どうしたというのだ。


267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:29:25.34 ID:RYF1USZIP
女「ボクの見る目も変わるだろう?」

男「そうだな」

女「ふふ、いやらしいかい?」

多分、奴自身誠心誠意のセクシーポーズなのだろう。

男「なんでこんなびちょびちょなのに運んできたんだろうってな」

女「心配してくれたからだろう?」


269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:44:18.80 ID:RYF1USZIP
男「……」

こいつに負けはないのか。

女「じゃあ」

毛布を大きく被る。

男「余計熱いぞ」

女「大丈夫さ」

脱水症状にならなきゃいいけど。


270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:48:12.16 ID:RYF1USZIP
妹「おまたせ!」

男「おう」

妹「女さんやっほー」

女「やあ」

妹「いつもバカな兄のお世話ありがとうございます」

女「下世話だけどね」

男「変なこと言うな」

妹「ほほう、もうそんなところまで……」

女「ふふ、悪いね」

男「あーもーおかゆありがと! 出てけ!」


271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:50:56.91 ID:RYF1USZIP
妹「はいは〜い」

まったく、ノリのいい妹だ。

男「……お前、あいつのノリを使いやがって」

女「ちゃんとお礼を言う君が、ボクは好きだよ」

男「んなことたぁどうでもいい」

女「君が行かせるから、お礼が言えなかったじゃないか」

男「……ほら、食えよ」

女「あ〜んしてくれるかい?」

男「……やだ」


272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 01:55:13.05 ID:RYF1USZIP
女「病人は労わるものだよ」

男「できないことだったらやってやるが、できるだろう?」

女「ふむ、まあね」

男「じゃあ、食えよ」

我儘な奴だ。

そんなに甘やかしませんよ、俺は。

……いや。

早く食えよ。

女「……」

いや、黙ってないで。

布団包まってないで、さっさと飯食えよ!


273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 02:00:54.97 ID:RYF1USZIP
男「食欲無いのか?」

それだったら、無理に食えとは言わんが。

女「いや、そうじゃない」

男「毒は入ってないから安心しろ」

女「主に母が入っているのかい?」

男「感じを分解するな」

しかも下微妙に違うし。


274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 02:06:03.26 ID:RYF1USZIP
女「あ」

男「?」

女「凄く面白いことを考えた」

たいてい面白くないけどな。

女「ボクは君にデレデレだ」

男「……」

すんなり言うな。

女「ボクは今、病気だ」

……まさか。

女「これぞ本物のヤンデレ」

男「うまくないからな!」


275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 02:11:39.91 ID:RYF1USZIP
女「そのおかゆ、誰が作ったの?」

男「は?」

女「私以外が作ったもの……食べないでよ!」

いきなり変な演技始まった。

女「とまあ、どうだい?」

男「いきなり過ぎてわからんし、言ってることもよくわからんかった」

女「ふふ、そうだね」


301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 22:36:20.84 ID:RYF1USZIP
女「ボクはボクのままで、いいよね?」

男「まあ」

否定はしない。

女「ふふ」

その笑い方は、なんかむかつくな。

女「おかゆ……やっぱりあ〜んして欲しい」

男「甘えるな」


303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 22:48:59.54 ID:RYF1USZIP
女「甘えてはいけないのかい?」

男「だからと言って苦えるのも駄目だからな」

女「……なんて読むんだい?」

……何て読むんだろうな。

男「とにかく、自分で食え」

女「いいけど……怒らない?」

男「なんだ?」

どこに怒る要素がある。


304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 22:55:07.63 ID:RYF1USZIP
女「……」

いきなり沈んだ顔するなよ。

男「怒らん、というか、そんなことは起きない」

絶対にな。

女「そうか、なら」

いただこう、と。

毛布の中から出てきたやつは。

下着姿だった。


305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 22:58:54.87 ID:RYF1USZIP
男「お前、俺のベッドで何をしている!!?」

女「ひゃっ……いきなり怒らないでくれよ」

何楽しそうに笑ってるんだよ!

男「着替えろ!」

女「んー……どうしようかな?」

どうしようかな? じゃねえよ。


306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/15(水) 23:08:08.87 ID:RYF1USZIP
女「今、ボクは君がいつも寝ている布団を、肌で感じている」

気持ち悪いこと言うな。

女「正直、興奮するよ」

男「とっても変態な性癖をお持ちで!」

女「罵られるのは嫌いじゃないよ」

こいつに弱点はないのか。


335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:39:10.64 ID:RYF1USZIP
男「あー、もう……」

お前の汗で布団濡れてんじゃねえか。

女「ふふ、そろそろ駄目かも」

男「え?」

そう言って。

やつは目を閉じた。

バカな奴だ。

脱水症状みたいだ。

まったく。

……ちょっと、まずくないか?


336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:42:13.65 ID:RYF1USZIP
男「おい、バカ!」

布団を剥ぐ。

そりゃもう、モン○ンのように。

しかし、布団を剥ぐと。

下着が見える。

男「……っ!」

なんで脱いだんだお前は!


337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:48:25.98 ID:RYF1USZIP
男「くそ」

見てないからな。

俺は。

見てないからな。

バッと。

力いっぱい剥ぐ。

男「とりゃあ!」

妹「……なにしてんの?」

タイミング悪すぎる。


339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:52:26.30 ID:RYF1USZIP
男「いや、あの……」

妹「女の子を下着にさせて、ベッドに寝させるとか……」

ははははは。

妹「しかも汗だくだし……眠っちゃってるし……」

あれ、もしかして。

言い訳無理?

男「あ、あの、こいつ……」

妹「言い訳言って、良いわけ?」

この雰囲気でシャレを言うな。

妹「ごめん、見なかったことにするね」

男「ま、待て!」


344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:30:43.28 ID:RYF1USZIP
男「それは逆に困る!」

なに「お楽しみのところごめんね」、みたいなこと言ってるんだ!

妹「ごめんなさい、大人になるのよ、妹!」

なにその自己暗示!?

男「ま、待てぃ!」

妹「まさか、妹まで貪る気!?」

貪る……変な言葉使うな!


345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:47:22.78 ID:RYF1USZIP
妹「や、やめて〜!」

男「いいから俺の話を聞け!」

ま、待て。

誤解するな。

俺は言い訳というか、誤解を解くだけだ。

女「……ん?」

男「おお、起きたか」

脱水症状ではないみたいだ。

女「……あっ」

やつのとった行動。

①俺と妹を確認。

②自分、下着姿を確認。

③顔を紅潮させて布団にくるまる。

そして。

俺をジッと、トロンとした蕩ける目で見ている。


347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:10:59.02 ID:RYF1USZIP
誤解は。

解けそうもない。

妹「て、テクニシャン……」

そう言って、妹はそそくさと逃げた。

というか。

なんだその反応。

女「ご、ごめん……」

顔が、また真っ赤だ。

熱だよな……? 熱のせいで、赤いんだよな……。


349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:28:00.88 ID:RYF1USZIP
男「お、おい……どうした?」

女「ご、ごめん……ぼ、ボクは……」

一息溜めて。

女「君以外に見られると……恥ずかしいんだ」

そう言って。

顔を背けた。

顔は、真っ赤なままだ。


350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:33:20.48 ID:cs63fwoTP
どう見ても事後です本当に(ry


351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:42:42.88 ID:RYF1USZIP
飾り気のないブラを。

布団で必死に隠そうとしている。

本当に恥ずかしいのか。

全部隠せてない。

……。

なんなんだろうか、この気持ちは。

女「……」

二度目の、恥じた顔。


353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:57:02.00 ID:RYF1USZIP
女「じ、ジロジロ見ないでくれ」

見ているつもりはないのだが。

自然と、微妙に隠れていない下着部分を。

凝視してしまう。

仕方ないだろう。

俺もオトコなんだ。

どうやら、やつの発達段階である体に。

性的興奮をしてしまうらしい。


354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:01:40.53 ID:RYF1USZIP
女「……」

いまだに恥じらうやつ。

男「……水、持ってくる」

もしかしたら、スポーツドリンクがあるかも。

女「ありがとう」

男「その間に着替えとけよ」

女「了解した」

笑顔に戻った。

よかったよかった。


355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:06:41.03 ID:RYF1USZIP
男「……ふう」

とりあえず、妹にはあとで夜這い……。

コホン。

あとで誤解を解きに行かないとな。

今は水だ。

水分をやつに与えなければ。

……なんか、ペットみたいな言い方になってるな。


358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:45:19.19 ID:RYF1USZIP
お、スポルタセブン発見。

これ持っていこう。

妹「あっ」

男「おっと」

台所で鉢合わせ。

妹「……第二回戦?」

男「アホか」

そのための水分補給じゃねえよ。


359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:53:08.62 ID:RYF1USZIP
妹「でも、それしか考えられないもん!」

めんどくさいぜ。

男「今すぐ俺の目の前から消えないとお前も俺のテクニックで」

手をワキワキさせてみる。

妹「バカじゃないの?」

私、妹だよ、と。

冷めたことを言われる。

んー。

なんか残念。


360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:39:03.06 ID:RYF1USZIP
男「大丈夫だ、俺もそこまで頭はわいてない」

妹「割れてない?」

割れてねぇよ。

この割れ厨め。

……いや。

妹はちゃんと購入しているから、違うけどね。

男「とりあえず、邪魔だ」

妹「はいはい、ごゆっくりー」

これほどむかつくごゆっくりはないだろう。


361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:51:49.61 ID:RYF1USZIP
そして、妹を通り過ぎて。

二階に移動。

そういえば、俺が着替えとけって言ったから、ノックしないとな。

いきなり入って着替えてたりしたら困るし。

男「……」

コンコンと。

わかりやすい、はっきりとしたノックをする。

女「もうすこし、待ってくれ」

男「おう」

ちゃんと着替えているようだ。


362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:05:22.84 ID:RYF1USZIP
数分後。

女「うん。いいよ」

終わったようだ。

男「入るぞ」

入ってみると。

やつは俺のパジャマを着ていた。

ダボダボになっている。

男「……何狙いだお前は」

女「ふふ」

君のにおいがする、と。

笑う。


363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:19:04.55 ID:RYF1USZIP
男「なに言ってんだよ」

女「ボクはね」

と。

いきなり切り出す。

男「ん?」

女「ボクにはね、においという概念が無かったんだ」

……。

また、電波的な話か。


364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:47:23.15 ID:RYF1USZIP
女「君のおかげで、ボクは形成されていると言っても過言ではない」

男「そうかい」

女「これは」

真面目に聞いてほしいな、と。

凄く寂しそうに言う。

女「昨日のことを、楽しく語れるような二人になりたいんだ」

男「……」

俺は。

そんなの、当たり前だと思ってたりするんだが。


365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:51:52.52 ID:RYF1USZIP
女「ぼかさないで答えてくれ」

男「ああ」

質問の内容は、わかってる。

自分のことが好きか? だろう。

お前のことは……どうだろう。

……。

恥ずかしいな。

男「俺は……」

女「付き合ってください」

男「」

正直、度肝を抜かれた。


366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:09:33.21 ID:RYF1USZIP
女「ボクはいつも君のことばかり考えている」

やめろ。

女「大好きなのに、伝えられなかった」

やめろって。

女「ボクが、宇宙人だから」

そこ、引きずってんのか!

女「地球生まれの、宇宙人だから」

地球で生まれただけの。

どこにもいそうな宇宙人。


367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:19:11.45 ID:RYF1USZIP
昔のこいつは。

本当に、冷たくて。

本当に、喋らなくて。

本当に、つまらなくて。

本当に、付き合いづらい奴だった。

よく、人と感性が違うというけれど。

こいつには、感性というもの自体がなかったように思える。


370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:35:41.20 ID:RYF1USZIP
宇宙人とかってのは。

前から言っていた。

女『ボクだけ、笑えないんだよ』

男『面白くないだけだろ』

女『そうかな』

男『でもまあ、そういうこともある』

女『君は面白いのかい?』

男『まあな』

女『そうか……ボクだけなのかな』

自分自身を宇宙人にすることで。

感性の違い、感情の違いを抑制していたのだ。


371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:38:25.99 ID:RYF1USZIP
女「どうした?」

男「っ……」

女「最近のボクはどうもおかしい」

前からだ。

女「空を見ただけで、涙が出てくる」

それは相当キてるな。

女「君のことを思いだしてね」

俺、死んでないか?


372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:43:06.31 ID:RYF1USZIP
女「……真剣に、聞いてるかい?」

真剣は怖い、斬れるぞ。

女「……君は、本当に酷い」

真面目に聞いてたら。

えっと。

男「好きだ」

女「……」

度肝を抜かれたので、俺も度肝を抜いてみる。


374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:46:11.96 ID:RYF1USZIP
男「好きじゃなかったら、お前のことなんか――」

とっくのとうに。

見放してた。

男「――下心ありありっぽいのでちょっと訂正する」

女「ボクはそれで構わないよ」

やつは。

大粒の涙を目に溜めている。

男「んなことで泣くなよ……」


375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:52:14.53 ID:RYF1USZIP
女「嬉しくて……仕方ない」

涙がこぼれる。

ゴシゴシと、目を拭いている。

女「このパジャマ、便利だね」

男「そういう用途じゃないけどな」

女「知ってるさ」

男「やれやれ」

女「ふふ」


376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:53:44.51 ID:RYF1USZIP
男「熱、大丈夫か?」

女「うん、さっきの『好きだ』で吹っ飛んだよ」

どれどれ。

女「ん……額と額でしてくれるんだね」

お前がやってほしいって言ってなかったか?

男「おい……」

熱いですよ!?


377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:56:16.70 ID:RYF1USZIP
女「今の熱さはドキドキとメロメロだよ」

男「なるほど」

……納得いかねぇ。

男「寝とけ」

女「でも……」

男「家には連絡入れとく。遠慮するな」

女「ああ、それはもうした」

男「……は?」


379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:59:07.31 ID:RYF1USZIP
女「『今日は帰らない』と、電話した」

男「い、いつだよ」

女「君を呼ぶ前に、ね」

こいつ……。

女「君の家には、どう転んでも行こうと思っていたから」

予言者か。

男「そうかい」

女「とりあえず、水をくれないかい?」

喉がカラカラだ、と。

微笑みながら、汗びっちょりで言った。


380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:00:29.88 ID:RYF1USZIP
男「ん」

女「ありがとう」

男「はぁ……」

女「……それで?」

男「ん?」

なんだよ。

女「お付き合いは、してくれるのかい?」

男「……」

俺の口から言わせるつもりか?


381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:03:03.99 ID:RYF1USZIP
女「ねえ?」

ズイっと、近づいてくる。

男「寄るな」

汗のにおいが……あれ、甘いにおい。

女「好きだけど、恋人ではない、のかい?」

男「……」

今の俺の顔はきっと。

本当に、赤ペンキで塗りたくったくらい。

真っ赤だろう。


383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:06:24.61 ID:RYF1USZIP
女「可愛い」

むかつく。

カチンときた。

お前の方が可愛いくせに。

……。

すいません。

ごめんなさい。

男「よ、よろしくお願いします」

ちょっとフライングして。

惚気た。


384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:09:23.20 ID:RYF1USZIP
女「良かった」

そう言って。

俺に抱きついてきた。

男「ぬおっ!」

耐えきれずに後ろに倒れる。

男「いてっ」

女「ふふふっ」

妹「……わーおっ」

お前はつくづくタイミングが悪いな。


385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:14:37.19 ID:RYF1USZIP
妹「次は女さんがアタックですか」

女「ふふ、ラブラブだからね」

対応するな。

妹「盛ってますねぇ……ごゆるりと……」

ガチャっと。

ドアが閉まった。

男「お前、どうしてくれる」

女「え?」


416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:49:24.89 ID:RYF1USZIP
誤解がさらに増しちまった。

女「責任……取ろうか?」

そう言って。

俺の体を優しく擦る。

男「体で取ろうとするな」

淫乱め。


417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:05:22.51 ID:RYF1USZIP
ええい。

さっきまで本当に良い感じだったのに。

男「お前な……」

女「なんだい?」

涙の跡がくっきりと残っている。

ニッコリと笑っているけど。

女「ボクの顔に、なにかついてるかい?」


418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:08:19.33 ID:RYF1USZIP
男「ついてない」

女「そうか」

そして。

俺にギュッと抱きつく。

苦しい。

汗の臭い。

いや。

汗の匂い。

凄く甘い匂い。


419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:12:08.07 ID:RYF1USZIP
女「嬉しくないのかい?」

男「あん?」

女「ボクのこと、好きなんだろう?」

なんか。

ちょっと自意識過剰じゃないか……?

男「お前はどうなんだ?」

女「心臓の音が通常の三倍の速度で振動しているよ」

それは危ないだろ、おい。


420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:15:05.23 ID:RYF1USZIP
女「……それくらい、嬉しいこと」

男「……」

恥ずかしいこと言いやがって。

男「そろそろ、クリスマスだな」

女「そうだね」

男「予定は?」

女「今のところ、ない」

男「そうか」


422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:16:50.35 ID:RYF1USZIP
女「君は?」

男「俺か?」

コクリと頷く。

男「あるわけがない」

女「そうなのか」

ニコッと笑う。

女「じゃあ、二人とも予定が無いんだね」

男「そうだな」

予定、無いな。


423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:19:33.89 ID:RYF1USZIP
男「まあ」

こうやって。

なんにもなく過ごせれば。

俺はそれだけでいい。

女「クリスマス、誰と一緒に過ごすんだい?」

男「さぁな」

女「ふふ、決まってないのかい?」

男「そうだな」


424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:21:42.94 ID:RYF1USZIP
妹と一緒に、七面鳥。

なんてこともないだろう。

男「お前は誰と過ごすんだよ?」

女「決まってるじゃないか」

そう言って。

俺の唇に、唇を合わせる。

軽いキス。

女「君だよ」


425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:28:53.91 ID:RYF1USZIP
こいつの喋り方は。

本当に、独特で。

なぜか、ドキドキさせられる。

女「ふふ……」

男「……」

女「さて、これからどうしようか?」

男「続きはしないからな」

女「ん? 続きとはなんの話だい?」

とぼけやがって。


426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:35:54.10 ID:RYF1USZIP
女「まあ」

そう言って。

俺から離れた。

女「今日のボクの目標は」

ベッドに乗って。

女「一緒に寝れれば、いいかな」

男「……」

泊まる気満々。

一緒に寝る気満々。


427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:41:22.95 ID:RYF1USZIP
男「はぁ……」

女「ほら」

ポンポン、と。

ベッドを叩くやつ。

男「今日だけだからな」

女「そうこなくちゃ」


428:バイさる……:2010/12/18(土) 01:06:38.49 ID:RYF1USZIP
もう、いいや。

考えるのはよそう。

これからこいつとの付き合いがどうなるのかなんて。

考えるだけ無駄な気がする。

きっと、俺には。

こいつしかいないし。

この。

地球で生まれただけの。

どこにもいそうな宇宙人しか。


429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:07:47.56 ID:RYF1USZIP
女「ねえ」

男「ん?」

女「……おやすみ」

男「おう、おやすみ」

寝る時間にはちょっと早い時間だった。

けど、それでもいい。

こいつと一緒にいれるなら。

俺はなんでも、よかった。


432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:19:12.55 ID:RYF1USZIP
そして……。

女「はい、あ〜ん」

男「……」

女「どうしたんだい?」

男「冷えてる、まずい」

女「まあ、昨日のだからね」

……一体これはどういうことだ。

女「ふふ、昨日のキス……相当キタみたいだね」

男「てめえ!」

熱出してるのに、キスしちまった。


433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:23:14.32 ID:RYF1USZIP
そのせいで、今は立場が逆転。

俺がベッドでやつがあ〜んをしている。

しかもおかゆはやつが昨日食わなかったものだ。

男「このやろう……こほっこほっ」

女「あ、駄目だよ安静にしなきゃ」

誰の所為だ誰の……!

女「はい、あ〜ん」

男「……やれやれ」


434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:24:47.41 ID:RYF1USZIP
まあ、いいさ。

どうせ明日には。

楽しく語れるようになる。

お前の言う、『昨日を楽しく語りたい』ってのは。

叶えることができるぜ。

女「そうだ、口移しで食べさせてあげようか」

男「またお前に移るだろうが!」

END


436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:27:43.26 ID:RYF1USZIP
今回の目標は、エロ無しでどこまでいけるか、そして微妙にストーリー性を入れてみるかに特化してせいか、肝心なボクっ子の魅力を最大限に表すことができなかったことを反省しつつ、クリスマスの回ではどうするかで今も頭が痛いです。

ですが、今回ではっきりしました。

ストーリー性は無くていいこと。
多少グダグダぐらいが良いこと。
深く考えてはいけないこと。
などなど。

たくさんの発見がありました。
もしも、ご縁がありましたら、クリスマスに会いましょう。
では。


437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:30:42.16 ID:gl+lqGCOP
乙でした


439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:32:42.80 ID:NtpZ10WN0
大層乙であった
一週間後は期待してる


442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 03:28:47.07 ID:6+a304fy0
ギリギリのエロスでこれからも話を続けてもらいたい


449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:50:13.34 ID:RYF1USZIP
まだ残ってるとは…
考えてみれば、もう一週間後なんですね。

クリスマスにボクっ子
いつかに妹SSか姉SSやらやりたいなぁ。
先輩SSもやりたいし……。うん、順々にやりたい時にやろーっと。


452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 12:53:18.09 ID:NtpZ10WN0
いつぞやの後輩SSも良かったぞ


454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:16:31.08 ID:JDVIIhRr0
楽しかったよ!
また期待してます。

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女「ほほう、これが自慰か」
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女「地球生まれの宇宙人」おしまい

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女「地球生まれの宇宙人」
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