1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:15:34.86 ID:QIErW0bJP
女「いやあ、自分の性器をしごく事にこんなに一生懸命になるんだね」
男「……」
見られた。
女「ああ、大丈夫、気にしないで続けてくれ」
男「できるかっ」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:19:43.08 ID:QIErW0bJP
女「ふふっ」
男「……んだよ」
女「しまわないのかい?」
男「……うっせ。つーより、なんでお前が?」
女「ボクかい? 君の家に来ているんじゃないか」
男「違う、なんで勝手に入ってきた?」
女「君のお母さんからは許可を取ったさ」
……勝手に入れやがったな。
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:25:27.74 ID:PXSp7yIt0
続けてくださいお願いします
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:26:50.74 ID:QIErW0bJP
男「……ちっ」
女「でも、君は凄い心臓の持ち主だね」
男「あん?」
女「下に母親がいるのに、自慰に勤しめるとは……ボクにはできそうもない」
……お前にはついてないだろ。
女「もっとも、無いからしようにもできないけどね」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:33:05.44 ID:QIErW0bJP
男「変な反応だな」
女「ん?」
普通だったら。
男「普通だったら、もっと恥ずかしがるもんだけど」
女「ははは、逆に興味がわいているからね」
男「はぁ?」
女「できれば、しているところ、射精まで見ていたいくらいだ」
ダメだ、こいつ。
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:41:08.78 ID:QIErW0bJP
男「するかっつーの」
女「そうか、残念だ」
男「……」
女「ふふっ、今日はいいものが見れた」
男「変なこと言うな」
女「普段の生活ではそう見れないからね。頭の中に鮮明に浮かんでくる」
男「……」
タイミングが悪すぎただろ、さっきの。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:46:55.96 ID:QIErW0bJP
女「お返しに、ボクの自慰を見せようか?」
男「ふざけんな」
女「でも、ボクはまだやったことがないんだ」
男「……」
聞きたくない、聞きたくない。
女「どうするのか、教えてくれないかい」
男「俺が知ってるわけないだろ!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:50:09.51 ID:QIErW0bJP
女「そうか」
男「……」
女「じゃあ……」
近づくな、やめろ。
女「君の持っているその本を貸してくれ」
男「!」
この本はダメだ。
女「ダメかい?」
男「無理」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:56:34.05 ID:QIErW0bJP
女「おや、何故だい?」
男「なんでって……」
これは、男が見るものであってだな……。
女「とってもピンクだね」
男「見たら俺は死ぬ」
女「どうして?」
男「恥ずかしすぎて」
女「ボクのことは考えないのかい? ボクが恥ずかしすぎて死んでしまうかもしれないよ?」
知るかよ。
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:01:46.92 ID:QIErW0bJP
男「わかったよ」
女「読ませてくれるのかい?」
そんなキラキラした目で見るな。
男「やだ」
女「そうか、それは残念だ」
男「なんでそんなに見たいんだよ」
女「貴重な資料だからね」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:06:45.37 ID:QIErW0bJP
男「資料?」
女「うん」
男「どういうことだよ」
女「いいじゃないか。黙秘権を行使するよ」
男「黙秘拳ってどんな流派だ」
女「こういうときにボケないでくれ」
男「……」
女「さあ、早く」
男「やれやれ……わかったよ」
死にたい。
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:09:26.48 ID:QIErW0bJP
女「すまないね」
ペラリペラリ。
恥ずかしいぞ、この野郎。
女「ふむ……」
男「頷きながら見るな、そんないいもんじゃねえ」
女「素晴らしいよ」
男「……はぁ」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:14:52.97 ID:QIErW0bJP
女「……君は」
なんだよ、読み終わってから話しかけろよ。
男「んだよ」
女「胸の大きな子が、好みなのかい?」
男「……」
うわあああああああああ。
女「そうなのかい?」
男「……そうだよ、悪いか」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:23:08.39 ID:QIErW0bJP
女「ふむ……そうか」
男「……」
女「胸に、とっても興味があるんだね、君は」
男「うるせー! もういいだろうが!?」
女「いや、まだ全て読み終えてないよ」
男「あーもぉーー!!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:38:18.73 ID:QIErW0bJP
女「よかったよ」
男「……俺のライフはゼロだ」
女「そうか。それは良かった」
男「よくねえ!」
女「君の嗜好がわかってとても楽しかったよ」
男「ふん……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:41:32.03 ID:QIErW0bJP
女「よし」
いきなり上着脱いで……ブラ。
男「なんだよいきなり!?」
女「さあ、判定だ」
男「なにが!?」
女「ボクの胸は、好みかい?」
男「……は?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:43:52.98 ID:QIErW0bJP
女「ボクもやはり、一少女として、気になるところだ」
男「いやいや、おかしい」
女「え?」
男「少女って……」
女「訂正しよう。一女性として、気になるところだ」
男「うむ、しっくりくる」
女「それで、どうなんだい?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:00:29.41 ID:QIErW0bJP
男「うーん」
女「ふむ」
男「2点(100点中)」
女「……そうかそうか。それは精進しないといけないね」
男「お、おい……」
女「いや、いいんだ……仕方ない結果さ」
こんなことを言うのは、悪いんだが。
本当に、魅力のない、胸だ。
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:10:49.50 ID:QIErW0bJP
気を重くするなよ。
俺には、魅力的に感じないだけで。
他の人にとっては、素晴らしいかもしれないぞ。
女「ん、なんだい? ジロジロと見て……」
男「みてねーよ」
女「それにしても、ボクの胸はそんなに貧相だろうか」
そんなことは言ってない。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:16:20.75 ID:QIErW0bJP
男「俺にとっては2点だってことさ」
女「ふむ、そうか……それでは困る」
困られても。
女「もう一度本を読んで勉強しよう」
男「勘弁してくれ!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:28:15.37 ID:sSGjT6bA0
なんでボクっ娘なんだよ…
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:35:01.17 ID:7S29H+f10
>>37
喋り方からして分かるだろ
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:36:14.92 ID:qcig0SA80
>>38
そうじゃねぇだろ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:19:22.33 ID:/TJbosG9P
男「やれやれ……」
昨日は散々な目に遭った。
女「やあ」
男「おう」
女「気分が優れないようだが?」
男「ちょっとな」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:24:20.71 ID:QpB+5RVI0
佐々木を彷彿とさせる
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:25:41.56 ID:rBgnN/WM0
ハルヒの佐々木でイメージしてるはぁはぁ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:29:51.03 ID:YhjSfBhN0
やっぱり佐々木か
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:31:05.91 ID:nbJE/cSN0
ID:/TJbosG9Pと>>1は同一でおk?
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:35:07.97 ID:/TJbosG9P
女「君の気分が優れないと、こちらも調子が崩れてしまうよ」
男「そうかい」
女「なにかあったのかい?」
男「お前が元凶だ」
女「なんと」
男「……」
わざとらしい。
>>45
YES
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:52:09.76 ID:/TJbosG9P
女「そういえば」
さらにわざとらしく、話を変えやがった。
女「君、宿題はしたのかい?」
男「……は?」
女「ほら、現代文の」
男「……あったっけ?」
女「ああ。素晴らしい文章だったよ」
覚えてなかった。
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:56:44.94 ID:/TJbosG9P
女「忘れてしまったんだろう?」
男「……おう」
女「まあ、見せてあげてもいいが」
男「なんだ?」
女「その代わり、条件がある」
男「? なんだ」
女「今度、ボクと一緒に出かけよう」
なんだ、そんなことか。
お安い御用。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 23:45:25.00 ID:/TJbosG9P
女「いいかい?」
男「おう、いいぜ」
簡単なことさ。
教科担任にガミガミされるより。
それに。
こいつのプライベートを、あまり知らないからな。
96: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/14(火) 23:58:04.90 ID:/TJbosG9P
女「そうか、なら、……ほら」
男「おう、ありがとう」
女「礼なんかいらないさ。ある意味、取引をしたのだから、ボクも君にお礼を言わないといけないよ」
やつは深くお辞儀をした。
女「ありがとう」
ニッコリ笑いやがって。
99: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 00:18:30.87 ID:v6guebIvP
男「……」
女「む、どうしたんだい?」
男「別に」
……俺はこいつに、してるところを見られたんだよな。
女「?」
男「別に、なんでもないって」
女「いや、違う」
近づいてくるなよ……。
女「ああ、パンくずか」
101: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 00:34:12.42 ID:v6guebIvP
……。
近くにいかなきゃわからんぞ、そんなの。
女「うん、とれた」
おい、食べるな。
男「おう」
女「どんくさいね、相変わらず」
ほっとけ。
123: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:39:19.59 ID:v6guebIvP
女「ちょっと髪もはねてるよ」
男「だぁ、お前は保護者か」
女「保護者……いいかもしれないね」
男「ふざけんな」
女「ふふ、まあそう怒らずに」
その笑顔がむかつく。
124: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:42:48.21 ID:v6guebIvP
男「はぁ……」
女「ためいきかい? 幸せが逃げていくよ」
男「ほっとけ」
女「じゃあボクに当たるようにためいきをついてくれ。そうすれば、ボクに幸せがやってくる」
いや。
その理屈はおかしいだろ。
127: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:49:19.17 ID:v6guebIvP
男「ためいき自体が幸せじゃあないだろ」
女「む……?」
男「つまり、ためいきをついた人に幸せがやってこなくなるんじゃないか?」
女「なるほど……」
男「……ん?」
こいつ、いきなり近づきやがって。
128: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:55:04.48 ID:v6guebIvP
女「君に来ない幸せは、ボクが頂くよ」
男「けっ」
女「ふふふ……」
男「おい」
女「ん?」
男「歩きづらい」
131: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:16:35.19 ID:v6guebIvP
女「そう言ったら、ボクがやめると思うのかい?」
男「一応言っといたんだ」
女「ふふ、そうかい」
邪魔すぎる。
男「……」
女「おっと、そんなに早く歩かないでくれよ」
133: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:28:45.38 ID:v6guebIvP
男「うるさい」
女「むっ……」
男「お前があくまで邪魔をするなら、俺は俺で抵抗す……る?」
こけてやがる。
ついでに、パンツ丸見え。
男「白か」
女「ああ、真っ白だ」
135: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:38:10.30 ID:v6guebIvP
女「君は、白は好きかい?」
男「言うかよ」
女「むぅ、嫌いかい?」
男「……嫌いじゃない」
女「そうか」
男「?」
女「見たいときにいつでも言ってくれ。君が見たいなら、いつでも見せるから」
変態が。
女「もちろん、君以外の人には見せるつもりはないけどね」
俺も見る気はない。
138: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:42:57.31 ID:v6guebIvP
男「そういうこと、平気な顔で言わないほうがいいぜ」
女「どうしてだい?」
男「俺が野獣だったらどうする?」
女「言われるがままさ」
男「じゃあもし、ここで俺がパンツを下ろせといったら?」
女「下ろせばいいのかい?」
男「ストップストップ」
141: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:53:19.41 ID:v6guebIvP
女「ん、ストップ」
男「とりあえず脱ごうとしてるそのモーションをやめろ」
女「わかった、言うとおりにしよう」
男「はぁ……」
女「またためいきだね」
男「ほっとけ」
142: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:58:15.90 ID:v6guebIvP
学校についてもこいつは。
ずっとくっつきやがって。
変な噂が立ったらどうするんだ。
男「……おい」
女「大丈夫、トイレと授業中は離れてるから」
男「俺の脚の上に乗るな」
女「迷惑かい?」
男「迷惑だ」
144: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 19:02:15.20 ID:v6guebIvP
女「女の子との接触は、男の子にとってとても刺激的なことだと聞いたけれど」
男「お前と触れ合っても嬉しくない」
女「むむ、ボクのことを女の子として、異性として見ていないと?」
男「そういうことだ」
女「嬉しいなあ」
男「はあ?」
153: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:07:53.39 ID:v6guebIvP
女「つまり、ボクのことを同性のように、仲良くしてくれている、ということだろう?」
男「……」
ポッジティブぅ……。
女「嬉しいなあ、嬉しいなあ」
本当に喜んでいるようだ。
154: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:12:38.30 ID:v6guebIvP
男「お、おい」
女「む?」
男「脚の上で動くな」
女「なんでだい?」
男「いいから」
くそ、やっぱり俺も男か。
反応してやがる。
155: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:16:26.41 ID:v6guebIvP
女「なにか、悪いことでも?」
男「ああ、悪い」
女「なにがいけないんだい? 体で喜びを表しているだけさ」
男「言葉で表せ」
女「それじゃあ思いが伝わらないだろう?」
男「……」
女「……あっ」
157: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:22:41.33 ID:v6guebIvP
男「?」
女「えっと……うん」
いきなり離れた。ラッキー。
女「嫌がるようなことをして悪かったね、す、すまなかった」
男「? おう」
どうしたんだ? いきなり……。
……あ。
159: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:42:16.92 ID:v6guebIvP
男「えっとだな……」
女「次の授業の準備しないと……」
逃げられた。
誤解だ。いや、誤解じゃないけども。
まずいな。これは、後できまずい。
女「そ、それじゃあ、後で」
男「お、おう」
162: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:02:55.75 ID:v6guebIvP
帰宅中。
女「……」
いつもうるさいあいつは、一言も喋らない。
気まずい。
これは、いやなムードだ。
男「お、おい」
163: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:05:30.95 ID:v6guebIvP
女「なんだい?」
男「さっきのことなんだが……」
女「ああ、弁当の話かい? あれはね……」
男「違う、別にお前のチーズソーセージの話はするつもりはない」
女「じゃあ……君の、かい?」
いきなり下ネタか。
166: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:24:58.98 ID:v6guebIvP
男「まあ、そうなるな」
女「すまなかったね、ちょっと、ビックリしてしまってね」
男「ああ、すまん」
女「ふふ、ボクが昨日見たものが当たっていると考えると、すこし恥ずかしくなってしまってね」
男「……」
畜生。
170: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:37:03.12 ID:v6guebIvP
男「悪かったな」
女「いや、嬉しいことさ」
男「はぁ?」
女「つまり、ボクとの接触を好ましく思ってくれたということだろう?」
男「……」
まあ、そういうことになる。
つか、肌がめっちゃスベスベだったのが原因だ。
……ああ、やっぱりそういうことなんだ。
172: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:40:16.56 ID:v6guebIvP
良い匂いするし。
柔らかいし。
暖かいし。
女「ふふふ……」
男「……んだよ」
女「なんでもないさ」
男「うっぜー」
女「無関心より嬉しいよ」
男「……はぁ……」
女「あ、そうだ。ためいきためいき」
またくっつきやがって。
175: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:45:24.83 ID:v6guebIvP
女「ふふふ……」
男「不気味」
女「笑い方かい?」
男「そうだ」
女「くすくす」
男「そんな笑い方するやつはいない」
女「ふふっ……そうだね」
ふふっ、じゃねえよ。
ふふっ、じゃ。
178: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:48:22.84 ID:v6guebIvP
女「決めた」
男「ん?」
女「今度行く場所」
男「どこだよ」
女「ふふっ、教えないよ」
じゃあ言うな。
179: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:52:54.70 ID:v6guebIvP
男「あのな……」
女「なんだい?」
男「悪いけど、お前いつ行くつもりだよ」
女「いつでもいいんじゃないのかい?」
男「こっちにも都合があってな」
女「都合か……ふふっ、ボクに合わせてくれるくせに」
男「……」
女「君のそういうところ、結構好きだよ」
合わせてるつもりは全然ない。
180: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:55:54.74 ID:v6guebIvP
男「で、いつだよ?」
女「今度の日曜日」
男「……それってお前」
女「ん?」
こいつ、わかって選んでるだろ。
女「どうしたんだい?」
にやにやしやがって。
186: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:24:14.19 ID:v6guebIvP
男「わかった」
女「空いてるのかい?」
男「空いてる」
女「良かった」
男「はぁ……」
女「幸せがやってくるよ」
男「そりゃよかったね」
188: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:30:27.86 ID:v6guebIvP
男「土曜日どうすっかな」
女「自慰に勤しんだらどうだい?」
男「やめろ」
女「じゃあ、ボクも初体験してみようかな?」
男「自慰することを公言するな」
女「やり方がわからないのに、するわけないさ」
190: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:34:46.13 ID:v6guebIvP
男「そうかい」
女「男の子の自慰は、昨日で幾分かは理解したけど」
男「そのことはもう言うな」
女「今でも目を閉じれば思い出すよ……ふふっ」
男「あーもー!」
女「顔が赤いよ? 恥ずかしいのかい?」
恥ずかしくないわけ、ないだろう。
192: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:41:04.12 ID:v6guebIvP
男「許してくれよ……」
女「……でも確かに、この年頃でしていないボクは、逆に異端なのかもしれないね」
男「……」
いや、別にしないやつはしないだろう。
女「男の子に飢えてないからかな?」
男「性欲ないのか?」
女「うーん、一緒にいれればそれで十分だと、ボクは思ってるから」
ふーん。
194: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:45:19.21 ID:v6guebIvP
男「そんなもんなのか」
女「うん」
男「……」
女「ん?」
男「……のわりに下ネタとか多くないか?」
女「君をからかってるのさ。思春期の少年をね」
……お前だって思春期の少女だろうが。
196: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:57:55.83 ID:v6guebIvP
男「へ、そうかい」
女「ふふっ」
男「……」
こいつは本当に、食えないやつだ。
女「あ、そうだ」
男「ん?」
女「ちょっと、ボクの家に寄ってくれないか?」
199: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 00:07:58.53 ID:06d97TizP
男「お前の家に? なんで」
女「いいから、ね?」
男「いやと言ったら?」
女「自慰……」
とか言いながら、じーっと俺を見てやがる。
こいつ、まさか、SEでシャレをかますとは、恐ろしい子。
ごめん、今日はもう無理だ。
245: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:06:35.69 ID:06d97TizP
男「わかったわかった」
女「ふふ、ありがとう」
こいつから離れたら。
どこかで言われちまいそうだしな。
自慰、じゃねえよ。
248: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:22:49.80 ID:06d97TizP
男「で、なんだよ」
女「そろそろボクの家なんだから、待ってくれよ」
男「へいへい」
女「もちろん、あがってくれるよね?」
男「お前の家に?」
女「うん」
やれやれ。
251: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:30:01.91 ID:06d97TizP
男「別にいいけど」
女「本当かい? ありがとう」
ふふふっ、と不気味な笑い。
何をしようってんだ。
女「ちょっと帰りが遅くなるかもしれないけど、いいかい?」
男「いいぜ、別に」
252: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:39:29.65 ID:06d97TizP
女「ありがとう」
男「おう」
女「ふふ、感謝してばかりだね」
まあ、そうだな。
どうでもいいけどな。
女「さあ、着いたことだし、遠慮せず入ってくれ」
張り型チ●ポ自慰
自慰マニュアル―男の気持ちいい!!オ●ニー
ひとりHマニュアル 絶頂版―女の子のためのオ●ニーテクニック集
女「ほほう、これが自慰か」【後編】へつづく
転載元
女「ほほう、これが自慰か」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284380134/l50
女「いやあ、自分の性器をしごく事にこんなに一生懸命になるんだね」
男「……」
見られた。
女「ああ、大丈夫、気にしないで続けてくれ」
男「できるかっ」
張り型チ●ポ自慰
自慰マニュアル―男の気持ちいい!!オ●ニー
ひとりHマニュアル 絶頂版―女の子のためのオ●ニーテクニック集
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:19:43.08 ID:QIErW0bJP
女「ふふっ」
男「……んだよ」
女「しまわないのかい?」
男「……うっせ。つーより、なんでお前が?」
女「ボクかい? 君の家に来ているんじゃないか」
男「違う、なんで勝手に入ってきた?」
女「君のお母さんからは許可を取ったさ」
……勝手に入れやがったな。
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:25:27.74 ID:PXSp7yIt0
続けてくださいお願いします
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:26:50.74 ID:QIErW0bJP
男「……ちっ」
女「でも、君は凄い心臓の持ち主だね」
男「あん?」
女「下に母親がいるのに、自慰に勤しめるとは……ボクにはできそうもない」
……お前にはついてないだろ。
女「もっとも、無いからしようにもできないけどね」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:33:05.44 ID:QIErW0bJP
男「変な反応だな」
女「ん?」
普通だったら。
男「普通だったら、もっと恥ずかしがるもんだけど」
女「ははは、逆に興味がわいているからね」
男「はぁ?」
女「できれば、しているところ、射精まで見ていたいくらいだ」
ダメだ、こいつ。
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:41:08.78 ID:QIErW0bJP
男「するかっつーの」
女「そうか、残念だ」
男「……」
女「ふふっ、今日はいいものが見れた」
男「変なこと言うな」
女「普段の生活ではそう見れないからね。頭の中に鮮明に浮かんでくる」
男「……」
タイミングが悪すぎただろ、さっきの。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:46:55.96 ID:QIErW0bJP
女「お返しに、ボクの自慰を見せようか?」
男「ふざけんな」
女「でも、ボクはまだやったことがないんだ」
男「……」
聞きたくない、聞きたくない。
女「どうするのか、教えてくれないかい」
男「俺が知ってるわけないだろ!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:50:09.51 ID:QIErW0bJP
女「そうか」
男「……」
女「じゃあ……」
近づくな、やめろ。
女「君の持っているその本を貸してくれ」
男「!」
この本はダメだ。
女「ダメかい?」
男「無理」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:56:34.05 ID:QIErW0bJP
女「おや、何故だい?」
男「なんでって……」
これは、男が見るものであってだな……。
女「とってもピンクだね」
男「見たら俺は死ぬ」
女「どうして?」
男「恥ずかしすぎて」
女「ボクのことは考えないのかい? ボクが恥ずかしすぎて死んでしまうかもしれないよ?」
知るかよ。
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:01:46.92 ID:QIErW0bJP
男「わかったよ」
女「読ませてくれるのかい?」
そんなキラキラした目で見るな。
男「やだ」
女「そうか、それは残念だ」
男「なんでそんなに見たいんだよ」
女「貴重な資料だからね」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:06:45.37 ID:QIErW0bJP
男「資料?」
女「うん」
男「どういうことだよ」
女「いいじゃないか。黙秘権を行使するよ」
男「黙秘拳ってどんな流派だ」
女「こういうときにボケないでくれ」
男「……」
女「さあ、早く」
男「やれやれ……わかったよ」
死にたい。
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:09:26.48 ID:QIErW0bJP
女「すまないね」
ペラリペラリ。
恥ずかしいぞ、この野郎。
女「ふむ……」
男「頷きながら見るな、そんないいもんじゃねえ」
女「素晴らしいよ」
男「……はぁ」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:14:52.97 ID:QIErW0bJP
女「……君は」
なんだよ、読み終わってから話しかけろよ。
男「んだよ」
女「胸の大きな子が、好みなのかい?」
男「……」
うわあああああああああ。
女「そうなのかい?」
男「……そうだよ、悪いか」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:23:08.39 ID:QIErW0bJP
女「ふむ……そうか」
男「……」
女「胸に、とっても興味があるんだね、君は」
男「うるせー! もういいだろうが!?」
女「いや、まだ全て読み終えてないよ」
男「あーもぉーー!!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:38:18.73 ID:QIErW0bJP
女「よかったよ」
男「……俺のライフはゼロだ」
女「そうか。それは良かった」
男「よくねえ!」
女「君の嗜好がわかってとても楽しかったよ」
男「ふん……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:41:32.03 ID:QIErW0bJP
女「よし」
いきなり上着脱いで……ブラ。
男「なんだよいきなり!?」
女「さあ、判定だ」
男「なにが!?」
女「ボクの胸は、好みかい?」
男「……は?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 22:43:52.98 ID:QIErW0bJP
女「ボクもやはり、一少女として、気になるところだ」
男「いやいや、おかしい」
女「え?」
男「少女って……」
女「訂正しよう。一女性として、気になるところだ」
男「うむ、しっくりくる」
女「それで、どうなんだい?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:00:29.41 ID:QIErW0bJP
男「うーん」
女「ふむ」
男「2点(100点中)」
女「……そうかそうか。それは精進しないといけないね」
男「お、おい……」
女「いや、いいんだ……仕方ない結果さ」
こんなことを言うのは、悪いんだが。
本当に、魅力のない、胸だ。
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:10:49.50 ID:QIErW0bJP
気を重くするなよ。
俺には、魅力的に感じないだけで。
他の人にとっては、素晴らしいかもしれないぞ。
女「ん、なんだい? ジロジロと見て……」
男「みてねーよ」
女「それにしても、ボクの胸はそんなに貧相だろうか」
そんなことは言ってない。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:16:20.75 ID:QIErW0bJP
男「俺にとっては2点だってことさ」
女「ふむ、そうか……それでは困る」
困られても。
女「もう一度本を読んで勉強しよう」
男「勘弁してくれ!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:28:15.37 ID:sSGjT6bA0
なんでボクっ娘なんだよ…
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:35:01.17 ID:7S29H+f10
>>37
喋り方からして分かるだろ
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 23:36:14.92 ID:qcig0SA80
>>38
そうじゃねぇだろ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:19:22.33 ID:/TJbosG9P
男「やれやれ……」
昨日は散々な目に遭った。
女「やあ」
男「おう」
女「気分が優れないようだが?」
男「ちょっとな」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:24:20.71 ID:QpB+5RVI0
佐々木を彷彿とさせる
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:25:41.56 ID:rBgnN/WM0
ハルヒの佐々木でイメージしてるはぁはぁ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:29:51.03 ID:YhjSfBhN0
やっぱり佐々木か
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:31:05.91 ID:nbJE/cSN0
ID:/TJbosG9Pと>>1は同一でおk?
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:35:07.97 ID:/TJbosG9P
女「君の気分が優れないと、こちらも調子が崩れてしまうよ」
男「そうかい」
女「なにかあったのかい?」
男「お前が元凶だ」
女「なんと」
男「……」
わざとらしい。
>>45
YES
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:52:09.76 ID:/TJbosG9P
女「そういえば」
さらにわざとらしく、話を変えやがった。
女「君、宿題はしたのかい?」
男「……は?」
女「ほら、現代文の」
男「……あったっけ?」
女「ああ。素晴らしい文章だったよ」
覚えてなかった。
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 00:56:44.94 ID:/TJbosG9P
女「忘れてしまったんだろう?」
男「……おう」
女「まあ、見せてあげてもいいが」
男「なんだ?」
女「その代わり、条件がある」
男「? なんだ」
女「今度、ボクと一緒に出かけよう」
なんだ、そんなことか。
お安い御用。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 23:45:25.00 ID:/TJbosG9P
女「いいかい?」
男「おう、いいぜ」
簡単なことさ。
教科担任にガミガミされるより。
それに。
こいつのプライベートを、あまり知らないからな。
96: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/14(火) 23:58:04.90 ID:/TJbosG9P
女「そうか、なら、……ほら」
男「おう、ありがとう」
女「礼なんかいらないさ。ある意味、取引をしたのだから、ボクも君にお礼を言わないといけないよ」
やつは深くお辞儀をした。
女「ありがとう」
ニッコリ笑いやがって。
99: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 00:18:30.87 ID:v6guebIvP
男「……」
女「む、どうしたんだい?」
男「別に」
……俺はこいつに、してるところを見られたんだよな。
女「?」
男「別に、なんでもないって」
女「いや、違う」
近づいてくるなよ……。
女「ああ、パンくずか」
101: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 00:34:12.42 ID:v6guebIvP
……。
近くにいかなきゃわからんぞ、そんなの。
女「うん、とれた」
おい、食べるな。
男「おう」
女「どんくさいね、相変わらず」
ほっとけ。
123: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:39:19.59 ID:v6guebIvP
女「ちょっと髪もはねてるよ」
男「だぁ、お前は保護者か」
女「保護者……いいかもしれないね」
男「ふざけんな」
女「ふふ、まあそう怒らずに」
その笑顔がむかつく。
124: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:42:48.21 ID:v6guebIvP
男「はぁ……」
女「ためいきかい? 幸せが逃げていくよ」
男「ほっとけ」
女「じゃあボクに当たるようにためいきをついてくれ。そうすれば、ボクに幸せがやってくる」
いや。
その理屈はおかしいだろ。
127: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:49:19.17 ID:v6guebIvP
男「ためいき自体が幸せじゃあないだろ」
女「む……?」
男「つまり、ためいきをついた人に幸せがやってこなくなるんじゃないか?」
女「なるほど……」
男「……ん?」
こいつ、いきなり近づきやがって。
128: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 17:55:04.48 ID:v6guebIvP
女「君に来ない幸せは、ボクが頂くよ」
男「けっ」
女「ふふふ……」
男「おい」
女「ん?」
男「歩きづらい」
131: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:16:35.19 ID:v6guebIvP
女「そう言ったら、ボクがやめると思うのかい?」
男「一応言っといたんだ」
女「ふふ、そうかい」
邪魔すぎる。
男「……」
女「おっと、そんなに早く歩かないでくれよ」
133: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:28:45.38 ID:v6guebIvP
男「うるさい」
女「むっ……」
男「お前があくまで邪魔をするなら、俺は俺で抵抗す……る?」
こけてやがる。
ついでに、パンツ丸見え。
男「白か」
女「ああ、真っ白だ」
135: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:38:10.30 ID:v6guebIvP
女「君は、白は好きかい?」
男「言うかよ」
女「むぅ、嫌いかい?」
男「……嫌いじゃない」
女「そうか」
男「?」
女「見たいときにいつでも言ってくれ。君が見たいなら、いつでも見せるから」
変態が。
女「もちろん、君以外の人には見せるつもりはないけどね」
俺も見る気はない。
138: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:42:57.31 ID:v6guebIvP
男「そういうこと、平気な顔で言わないほうがいいぜ」
女「どうしてだい?」
男「俺が野獣だったらどうする?」
女「言われるがままさ」
男「じゃあもし、ここで俺がパンツを下ろせといったら?」
女「下ろせばいいのかい?」
男「ストップストップ」
141: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:53:19.41 ID:v6guebIvP
女「ん、ストップ」
男「とりあえず脱ごうとしてるそのモーションをやめろ」
女「わかった、言うとおりにしよう」
男「はぁ……」
女「またためいきだね」
男「ほっとけ」
142: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 18:58:15.90 ID:v6guebIvP
学校についてもこいつは。
ずっとくっつきやがって。
変な噂が立ったらどうするんだ。
男「……おい」
女「大丈夫、トイレと授業中は離れてるから」
男「俺の脚の上に乗るな」
女「迷惑かい?」
男「迷惑だ」
144: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 19:02:15.20 ID:v6guebIvP
女「女の子との接触は、男の子にとってとても刺激的なことだと聞いたけれど」
男「お前と触れ合っても嬉しくない」
女「むむ、ボクのことを女の子として、異性として見ていないと?」
男「そういうことだ」
女「嬉しいなあ」
男「はあ?」
153: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:07:53.39 ID:v6guebIvP
女「つまり、ボクのことを同性のように、仲良くしてくれている、ということだろう?」
男「……」
ポッジティブぅ……。
女「嬉しいなあ、嬉しいなあ」
本当に喜んでいるようだ。
154: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:12:38.30 ID:v6guebIvP
男「お、おい」
女「む?」
男「脚の上で動くな」
女「なんでだい?」
男「いいから」
くそ、やっぱり俺も男か。
反応してやがる。
155: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:16:26.41 ID:v6guebIvP
女「なにか、悪いことでも?」
男「ああ、悪い」
女「なにがいけないんだい? 体で喜びを表しているだけさ」
男「言葉で表せ」
女「それじゃあ思いが伝わらないだろう?」
男「……」
女「……あっ」
157: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:22:41.33 ID:v6guebIvP
男「?」
女「えっと……うん」
いきなり離れた。ラッキー。
女「嫌がるようなことをして悪かったね、す、すまなかった」
男「? おう」
どうしたんだ? いきなり……。
……あ。
159: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 20:42:16.92 ID:v6guebIvP
男「えっとだな……」
女「次の授業の準備しないと……」
逃げられた。
誤解だ。いや、誤解じゃないけども。
まずいな。これは、後できまずい。
女「そ、それじゃあ、後で」
男「お、おう」
162: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:02:55.75 ID:v6guebIvP
帰宅中。
女「……」
いつもうるさいあいつは、一言も喋らない。
気まずい。
これは、いやなムードだ。
男「お、おい」
163: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:05:30.95 ID:v6guebIvP
女「なんだい?」
男「さっきのことなんだが……」
女「ああ、弁当の話かい? あれはね……」
男「違う、別にお前のチーズソーセージの話はするつもりはない」
女「じゃあ……君の、かい?」
いきなり下ネタか。
166: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:24:58.98 ID:v6guebIvP
男「まあ、そうなるな」
女「すまなかったね、ちょっと、ビックリしてしまってね」
男「ああ、すまん」
女「ふふ、ボクが昨日見たものが当たっていると考えると、すこし恥ずかしくなってしまってね」
男「……」
畜生。
170: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:37:03.12 ID:v6guebIvP
男「悪かったな」
女「いや、嬉しいことさ」
男「はぁ?」
女「つまり、ボクとの接触を好ましく思ってくれたということだろう?」
男「……」
まあ、そういうことになる。
つか、肌がめっちゃスベスベだったのが原因だ。
……ああ、やっぱりそういうことなんだ。
172: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:40:16.56 ID:v6guebIvP
良い匂いするし。
柔らかいし。
暖かいし。
女「ふふふ……」
男「……んだよ」
女「なんでもないさ」
男「うっぜー」
女「無関心より嬉しいよ」
男「……はぁ……」
女「あ、そうだ。ためいきためいき」
またくっつきやがって。
175: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:45:24.83 ID:v6guebIvP
女「ふふふ……」
男「不気味」
女「笑い方かい?」
男「そうだ」
女「くすくす」
男「そんな笑い方するやつはいない」
女「ふふっ……そうだね」
ふふっ、じゃねえよ。
ふふっ、じゃ。
178: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:48:22.84 ID:v6guebIvP
女「決めた」
男「ん?」
女「今度行く場所」
男「どこだよ」
女「ふふっ、教えないよ」
じゃあ言うな。
179: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:52:54.70 ID:v6guebIvP
男「あのな……」
女「なんだい?」
男「悪いけど、お前いつ行くつもりだよ」
女「いつでもいいんじゃないのかい?」
男「こっちにも都合があってな」
女「都合か……ふふっ、ボクに合わせてくれるくせに」
男「……」
女「君のそういうところ、結構好きだよ」
合わせてるつもりは全然ない。
180: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 21:55:54.74 ID:v6guebIvP
男「で、いつだよ?」
女「今度の日曜日」
男「……それってお前」
女「ん?」
こいつ、わかって選んでるだろ。
女「どうしたんだい?」
にやにやしやがって。
186: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:24:14.19 ID:v6guebIvP
男「わかった」
女「空いてるのかい?」
男「空いてる」
女「良かった」
男「はぁ……」
女「幸せがやってくるよ」
男「そりゃよかったね」
188: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:30:27.86 ID:v6guebIvP
男「土曜日どうすっかな」
女「自慰に勤しんだらどうだい?」
男「やめろ」
女「じゃあ、ボクも初体験してみようかな?」
男「自慰することを公言するな」
女「やり方がわからないのに、するわけないさ」
190: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:34:46.13 ID:v6guebIvP
男「そうかい」
女「男の子の自慰は、昨日で幾分かは理解したけど」
男「そのことはもう言うな」
女「今でも目を閉じれば思い出すよ……ふふっ」
男「あーもー!」
女「顔が赤いよ? 恥ずかしいのかい?」
恥ずかしくないわけ、ないだろう。
192: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:41:04.12 ID:v6guebIvP
男「許してくれよ……」
女「……でも確かに、この年頃でしていないボクは、逆に異端なのかもしれないね」
男「……」
いや、別にしないやつはしないだろう。
女「男の子に飢えてないからかな?」
男「性欲ないのか?」
女「うーん、一緒にいれればそれで十分だと、ボクは思ってるから」
ふーん。
194: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:45:19.21 ID:v6guebIvP
男「そんなもんなのか」
女「うん」
男「……」
女「ん?」
男「……のわりに下ネタとか多くないか?」
女「君をからかってるのさ。思春期の少年をね」
……お前だって思春期の少女だろうが。
196: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/15(水) 23:57:55.83 ID:v6guebIvP
男「へ、そうかい」
女「ふふっ」
男「……」
こいつは本当に、食えないやつだ。
女「あ、そうだ」
男「ん?」
女「ちょっと、ボクの家に寄ってくれないか?」
199: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 00:07:58.53 ID:06d97TizP
男「お前の家に? なんで」
女「いいから、ね?」
男「いやと言ったら?」
女「自慰……」
とか言いながら、じーっと俺を見てやがる。
こいつ、まさか、SEでシャレをかますとは、恐ろしい子。
ごめん、今日はもう無理だ。
245: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:06:35.69 ID:06d97TizP
男「わかったわかった」
女「ふふ、ありがとう」
こいつから離れたら。
どこかで言われちまいそうだしな。
自慰、じゃねえよ。
248: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:22:49.80 ID:06d97TizP
男「で、なんだよ」
女「そろそろボクの家なんだから、待ってくれよ」
男「へいへい」
女「もちろん、あがってくれるよね?」
男「お前の家に?」
女「うん」
やれやれ。
251: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:30:01.91 ID:06d97TizP
男「別にいいけど」
女「本当かい? ありがとう」
ふふふっ、と不気味な笑い。
何をしようってんだ。
女「ちょっと帰りが遅くなるかもしれないけど、いいかい?」
男「いいぜ、別に」
252: ◆wQe4Th9pu20V :2010/09/16(木) 21:39:29.65 ID:06d97TizP
女「ありがとう」
男「おう」
女「ふふ、感謝してばかりだね」
まあ、そうだな。
どうでもいいけどな。
女「さあ、着いたことだし、遠慮せず入ってくれ」
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女「ほほう、これが自慰か」【後編】へつづく
転載元
女「ほほう、これが自慰か」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284380134/l50
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