女「あんな奴キープに決まってんじゃん」の【その2】です。









 
481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:11:27.27 ID:gyvXHwpAO

カラオケ


男「…終わらない歌を歌おう!」

男「キチガイ扱いされた日々っ!!」

女友(男くん…なんだかんだノリノリ…ていうか感情こもってる感じが凄い…)

男「終わらない歌を歌おうっ!!…」



男「あー!すっきりしたー!」

女友「うん、楽しんでくれたみたいで私もうれしいよ」

女友(男くんの新しい面も見れたし…)

男「はー…」



487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:16:26.25 ID:gyvXHwpAO

男「…ホント、なんかすっきりした…」

女友「…?」

男「うん、決めた」

男「俺、女さんと別れるよ」

女友「…えっ?」

男「いやそりゃ、別れるって言っても向こうはそもそも付き合ってるつもりもないんだろうけどさ」

女友「え、えぇっ!?」

男「…なんかゴメンね、女友さんにも、色々助けてもらってたのにさ」

女友「ぅえ?あ、うん…」



488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:18:23.57 ID:nF7Xkh5R0

おかえりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ



489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:20:50.44 ID:gyvXHwpAO

男「うあー…なんか気まずいなぁ明日から」

男(言っても、こっちが勝手に気まずくなってるだけだけどさ)

男(うわ、なんか考えれば考えるほど…俺、惨めかも…)

男(しにてぇ…)

女友「…」

女友(な、なんだろ?え?なにこれどうしたらいいの?)

女友(チャンス?いやいやいやそんな、男くんの気持ちも考えずにチャンスとかありえないって…)

女友(…男くんの、気持ち…)

女友「…ねぇ、男くん」



490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:26:22.00 ID:gyvXHwpAO

女友「男くんは、その…女のこと、ちゃんと諦められるの?」

男「それは…確かに、難しいかもだけど…」

男「女さんに思い切って告白して、オッケーもらえたときはめちゃくちゃ嬉しかったし…」

男「正直、今だって叶うなら別れたくないよ」

女友「うん…」

男「でも、それでも色々考えてみてさ、決めたんだ…」

男「俺は、女さんと別れる」

男「今の状態のままってのは、やっぱりつらすぎるんだ…」



492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:32:09.22 ID:gyvXHwpAO

女友「男くん…」

男「そもそも告白自体かなり駄目元だったし、大丈夫!元に戻るだけだ!」

男「はぁぁ、よし、もう引きずらない!決めた!」

女友「うん…」

男「そうだ!吹っ切れたのは女友さんのおかげだよ!ありがとう!!」

女友「えっ!?私!?」

男「そう言えば最初に色々教えてくれたのは女友さんだし、今日だってカラオケ誘ってくれたしさ」

男「本当にありがとう!」

女友(ちょ…距離、近いよぉ…)

女友(ダメ、顔真っ赤になる…っ!)



493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:38:33.07 ID:gyvXHwpAO

男「ん?どうしたの?もしかして具合悪い?」

女友「いや、違くて、その」

男「そうだよね…俺のためなんかに今まで無理に付き合わせちゃったし…」

女友「だから、違」

男「うん!今日はもう帰った方がいいよ!明日も学校だしさ」

男「よかったら送っていこうか?」

女友「へ?う、ううん大丈夫!大丈夫だから!一人で帰れるから!」

男「あ、そう…わかった…」

男(まぁ…俺みたいな奴と一緒に帰りたいとか、思うはずもないもんな…)

女友(家まで送ってもらうなんてそんな、まだ早いよぅ…)



494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:43:32.19 ID:gyvXHwpAO

カラオケ店 外


男「それじゃあ、帰り道気をつけて」

女友「ありがとう、男くんも気をつけて帰ってね」

男「ん、じゃあまた明日」

女友「うん、また明日…」



女友(うわあああどうしようどうしよう!)

女友(男くん、結局女と別れるって…)

女友(それなら…私、私の気持ちを…)

女友(男くん、に…)

女友(いやあああ!!ムリムリ!絶っっ対そんなの恥ずかしくてムリぃ!!)



男(どうせだし、明日からは自炊にしようかなぁ…)



496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:47:28.05 ID:gyvXHwpAO

女(…で、また友くんと喫茶店に来たのはいいんだけど…)

友「…」

女(友くん、全然楽しくなさそう…)

女(さっきから、ていうか今までずっと私からしか話しかけてないし)

女(友くんは、適当に相槌うってるだけみたいな…)

女(だ、大丈夫!話自体はできてるんだし、問題は)

友「…ねぇ、女?さん」



498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:54:32.54 ID:gyvXHwpAO

女「え、あ、はい!なに?」

女(初めて友くんから話しかけてくれた!キャー!)

友「女さんってさ、男と仲良いの?」

女「…え?」

友「ていうか、男と付き合ってたりする?」

女「…」

女「ま、まさか!そんなはずないじゃん!」

女「私が男と!あ、ありえないってば!」

友「…そうなんだ」

友(男のやつ、自分がそんな仲良くないのに、なんで俺のこと紹介したんだろ…)

女(あ、危ない…バレたらマジ死ねるって…)



502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:11:31.21 ID:gyvXHwpAO

友「別に…すごい仲悪いみたいでもなさそうだし、いいんだけどさ」

友(男も最近妙に凝った弁当作ってきたり、なんかアップダウン激しいしで少し心配だったんだけど)

友(…女さんが原因、ってわけじゃあないのか)

友(…ま、それもそうか)

友(二人とも、全然接点なさそうだし)

女「…」

女(ヤバイ、また沈黙が…)



503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:16:15.14 ID:gyvXHwpAO

友「…んじゃ俺、そろそろ帰るわ」

女「え?もう?もうちょっとだけゆっくりしていかない?」

友「見たいテレビあるし…それに、ここに俺ら二人でいたってあんまり面白くもないっしょ」

女「えっ…!?」

友(正直俺、あんまり知らない女の子と喋るの苦手だしなぁ…)

友(男のことも大丈夫そうだし)

女(面白くない…面白くないって…そんな…)



509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:30:58.67 ID:gyvXHwpAO

翌日 学校


「ねぇねぇ、女って友くんと付き合ってるの?」

女「えっ!?な、なに?いきなりそんな…」

「え〜、だって昨日友くんと二人で喫茶店にいたよね?」

女「それは…確かに昨日二人で一緒にいたけどぉ…」

「あー!やっぱり付き合ってるんだ!」

女「ち、違うって!まだそんな付き合うとか」

「まだ!?まだって何!?」

「ああーもう、女相手なんて絶対勝てないよー…めっちゃお似合いだし」

女「え?そ、そうかな?」



511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:35:53.78 ID:gyvXHwpAO

女友「…」

「そうだよー!まさに美男美女じゃん!はぁぁ、マジ羨ましい」
女「そ、そんなことないよぉー…」

女友(女…顔デレデレしすぎ…)

女(そうよね…友くんだって、好きじゃない人と二人で会ったりなんかしないもんね…)

女(昨日はちょっと素っ気なかったけど、全然問題ないよね…)


友「はよーっす」



512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:36:57.22 ID:1yjRAaGDO

末尾違うけど>>1なの?



514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:39:47.15 ID:gyvXHwpAO

「おっす友!昨日のテレビ見た?」

友「見た見た!マジ笑ったわあれは…」


「ほら女、彼氏がきたよ」

女「か、かか彼氏なんてそんな、止めてってばぁー」

女友(まんざらでもない顔…)

女友(女、ホントに友くんのことが好きなんだ…)

女友(…男くんじゃなくて、友くんのことが)

女友(そういえば、今日まだ男くん来てない…)



516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:42:24.95 ID:DlLl5V8sQ

これが終わった後に続き書くか



517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:43:39.96 ID:kK1thgaI0

>>516
え?



518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:44:02.27 ID:gZJXYvxQ0

>>516
え?



519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:45:00.56 ID:abDX8DlNO

>>516
え?



520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:46:06.83 ID:JamM9Bty0

>>516
え?



521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:46:14.24 ID:wGxP8M2hO

>>516
え?



522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:46:48.75 ID:fu2/GmGz0

>>516
そそそそそれはどうゆう意味だ?



527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:49:16.34 ID:gyvXHwpAO

男「はよー」

女友(あ、来た…)

友「はよっす、男」

男「おっすー」

女(ちっ…男どいてって…友くんが見づらいじゃん…)

女友(男くん…今日もいつもと同じ男くんだ…)


男(あー…今日どうしよ、女さんの顔全然見れねーし…)

男(昨日ちゃんと決めたのに、いざとなると結構ツライなぁ…)

友(…?なんか男、今日もテンション低いな…)



534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:54:26.75 ID:WpkEsiOHO

本物の>>1がきたけどどうするの?



536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:56:13.94 ID:gyvXHwpAO

>>1来たなら止めたいです



537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:57:32.57 ID:abDX8DlNO

>>536
続き書いて下さいお願いします



538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:58:46.57 ID:JamM9Bty0

>>536
構わん続けろ



541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:02:24.68 ID:4fY88lN6O

>>536
おう早くしろよ



551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:15:45.01 ID:gyvXHwpAO

友「…なぁ、男」

男「ん?お、おう、何?」

友「なんか…あったのか?最近ちょっとおかしいぞお前」

男「えっ、いやその…別になんもねーよ…」

男(実は好きな相手がお前にぞっこんで、なのに告白して勝手に舞い上がって)

男(そんでまた勝手に、別れようなんて思ってるなんて…言えるわけが…)

友「そっか、ならいいんだ」

友(…何もなさそうな顔、じゃないけどな…)



564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:28:12.91 ID:gyvXHwpAO

昼休み


男「…女さん、ちょっと、いいかな?」

女「え?あぁお弁当ね…うん、行く行く」

男「弁当じゃないんだけど…いや、いいや、とりあえず来て」

女「はぁ?…」

女(何こいつ…意味わかんない)

女(友くんと一緒の空間にいれる時間が減っちゃうじゃん…)

男(言おう、ちゃんと、一言…)


女友(…あれ?男くん、女と一緒に…もしかして!?)

友(ん?男、女なんかとどこ行くんだろ)



569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:34:58.80 ID:gyvXHwpAO

女「で、何?お弁当は?ないの?なんで?」

男「うん、いや、ていうか…その…」

女(はぁ…マジ意味わかんない…)

男(…言わなきゃ、なんだけど…顔見れねぇ…)


女友(やっぱり、やっぱり言うのかな…言っちゃうのかな!?)

友(…なんか女友が隠れて見てるから、声かけづらいんだけど…)


女「…もう、何にもないんだったら教室戻るから!」



572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:50:52.80 ID:gyvXHwpAO

男「いや!待って!ちょっと、話したいことが…」

女「はああ!?何なの?じゃあ早くしてよ!」

男「お、おう…」

男(言うんだ、今…言う…)

男「あの、さ…」

男「…別れて、ほしいんだけど」

女「…えっ、は?」

女「何?話って…別れ話?」

男「う、うん…」


女友(よく会話が聞こえない…)

友(…なんだこの状況)



575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 14:58:28.70 ID:gyvXHwpAO

女「ふぅ〜ん…」

男(うわ、なんだこれ、めちゃくちゃ複雑な感じ…)

男(悲しいやら、少しすっきりしたやら…)

男(っ、ていうか女さんの返事は)


女「うん、わかった、別れよ」

男「え?」

女(あーあ…何か男から別れようとか言われるとあんまり気分よくないなぁ…)

女(しかもお昼ご飯も自分でやんなきゃになるし…)

女(ああもう!めんどくさ…)

女(ま、いっか、私には友くんがいてくれるし〜)

女「話終わりだよね?じゃ、私戻るから」



577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:04:41.78 ID:gyvXHwpAO

男「え、ああ…うん…」

女「そうだ、これからはあまり話しかけないでね、変に誤解されたら嫌だから」

男「…わかった」

女「じゃね」

男「…」

男(終わったんだ…俺と、女…)

男(知ってたけど、ホントに俺のことなんかどうでもよかったんだな…)

男「…はぁ」


女友(男くん…)

友(え?なんで男あんなにしょぼくれてんだろ?)



580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:11:41.22 ID:gyvXHwpAO

放課後


男「はぁぁあ…」

「な、なぁ、男のやつ、どうしたと思う?」

「知るかよ!なんか午後始まってからずっとあんなだし…」

友(…話しかけても、生返事ばっかだし…あの昼休みのが原因なのか…?)

「友なんか知ってる?お前男と仲良い方じゃん」

友「へ?いや…わかんねぇ」

友(…女に聞けばわかる、かもな)



582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:17:32.08 ID:gyvXHwpAO

女「友く〜ん、今日部活休みだよね?よかったら一緒に帰ろ?」

友「ん?ああ…いいよ、別に」

友(聞きたいこともあるしな)

女(ああん、やっぱり友くんカッコイイ…!)


男(…女さん、また友と…)

男(あああ!ダメだ!こんな凹んでばっかで…)

女友「あの…男くん?」

男「あ、女友さん…」

女友「ちょっと話したいことあるから、一緒に帰らない?」

男「…うん、いいよ」



583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:21:18.66 ID:gyvXHwpAO

女「ねね、今日も喫茶店寄ってく?それとも別の場所行く?」

友「…別に、何でもいいよ」

女「ええ〜?どっか友くんの行きたいところにしようよー」

友「…はぁ」

友「女さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」

女「へ!?い、いいよ!何でも!話して!!」

女(ま、まさか…まさかまさか…!?)


友「今日昼休み、男と何話してたの?」



586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:26:45.79 ID:gyvXHwpAO

女「…え?」

友「いや、話しづらいことならいいんだけど…ちょっと、気になったから」

友(確実に、そのときから男変になってたし…)

女「あー、えと…見てたんだ?」

女(うわぁ最悪…最後まであいつ足引っ張って…!)

女(いいや、適当にごまかそう)

女「えーとね、その…あのときは…」


女「わ、私、男から告白されて、それで、断ったんだー…あはは…」



590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:33:17.64 ID:gyvXHwpAO

友「あ…そうだっんだ…」

友(なるほどな…そりゃ振られたら落ち込むわ…)

女(よ、よかった…信じてくれたみたい…)

女(キープとは言え、男と付き合ってたなんて死んでも知られたくないし…)

友(…ふぅん、あいつ、こういうのが好みなのか)

友(あー…一気にどうでもよくなった…帰ろ)

友「んじゃ、悪いけど俺もう行くわ」

女「え?どっか寄り道してこうよー?」

友「いや…ゴメン、帰る」



592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:37:58.61 ID:gyvXHwpAO

女「ま、待ってって!友くん!」

友「…なに?なんか用事でもあったの?」

女「えっ…と、別に、用事という用事は…」

友「じゃ、帰るから」

女「ちょ、違、ある!話ある!」

友「…?なら、どうぞ」

女(ヤバイ…ここで帰らせるのはもうなんかダメな気がする…)

女「えと、その…私、ね」


女「友くんのことが好き、なんだけど…」



594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:42:27.06 ID:gyvXHwpAO

友「え…」

女「だからあの、付き合ってくれたら嬉しいなぁ、みたいな…」

女(ヤバイヤバイヤバイ!なんかどさくさ紛れに言っちゃった!!)

女(うわ!友くん困った顔してるし…そうだよね、いきなりだし…)

女(でも…友くんだって私のこと、嫌いではな)


友「…ゴメン、俺、今そういう余裕ないんだわ」

友「部活に専念したい、っていうかさ…」

友(つーか、女さんと特別仲良いわけじゃないしなぁ…)



596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:44:45.88 ID:gyvXHwpAO

女「……え?」

友「だから、ゴメン」

女「え?えええ?」

友「…それじゃ、また明日学校で」

女「…うん、またね…」

女「…」

女(振られた…)

女(普通に、振られちゃった…)



599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:48:46.34 ID:gyvXHwpAO

女友「そっか…やっぱり、別れたんだ…」

男「ああ…でも後悔はしてねぇよ!むしろあのままグダグダ付き合ってた方がキツかっただろうし…」

男「…さすがに、ちょっと凹んだけどさ」

女友(男くん…)

女友「ねぇ、男くん、ちょっとだけ聞いて」

女友「実は私ね、ずっと好きな人がいるの」



600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:52:45.58 ID:gyvXHwpAO

男「え?そうなの?」

女友「うん、でも私、結構奥手っていうか…男の人に自分から話しかけるのが苦手でね」

女友「いつも女の陰に隠れて、過ごしてきたの」

女友「だから…もちろんその人は、私のこと好きになるはずもなくて…」

女友「そんな私に比べたら、男くんは凄いよ、自分の気持ちをちゃんと伝えてて」

女友「ホントに…凄いと思う…」


男「…そんなことねーよ!」



602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 15:57:06.65 ID:gyvXHwpAO

女友「えっ、ちょ…」

女友(肩…肩掴まれて…!?)

男「女友さんはそんなんじゃないよ!俺と違って気遣いも上手だし、きれいだし!」

男「俺なんかのために相談乗ってくれたりしたじゃん!」

男「女友さんなら大丈夫だって!…女友さんみたいな人なら、絶対告白だって成功するよ!!」

女友(やっ…肩…痛…)

男「…あっ、ゴ、ゴメン!」

男「なんか…熱く、なりすぎた…」



604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:01:01.94 ID:gyvXHwpAO

女友「…」

女友(掴まれてた部分が…すごく熱い…)

男「…いやでもホント、女友さんなら絶対うまくいくって!」

男「俺が保証するよ!」

女友「あっ…」

女友(なんだか…久しぶりに、男くんの笑った顔、見れたかも…)

男「あー、でも俺なんかの保証じゃ、意味ないか…」

女友「そ、そんなことないよ!うれしいもん!」

男「へっ?ああ、いや、ならいいんだけど…」



611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:09:10.15 ID:gyvXHwpAO

男「…っと、確か女友さんはここ左だったよね、俺右だから」

男「また明日、学校で」

女友「あ…」

女友(待って…私まだ…)

女友(私まだ自分が1番言いたいことを言えてない!)

女友(男くんに…今、言いたいこと…!)

男「…ん?どうかした?」

女友「…男くん、さっき、私の告白は絶対成功する、って言ってくれたよね?」

男「…あ、ああ!そうだね女友さんならきっと」


女友「私、男くんのことが好き」



618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:16:03.96 ID:gyvXHwpAO

男「……ん?」

女友「私、ずっと男くんのことが好きだったの」

女友「いつだって男くんを見てた…教室でも、校庭でも、体育館でも、帰る途中でも…!」

女友「大好きなの、男くんが…」

男「…」

女友「いきなりこんなこと言われても困っちゃうのはわかってる…だけど!」

女友「だけど…本当に好きだから…」

女友「女が男くんと付き合い始めたって聞いたときは…すごくショックだった」

女友「なのに…女は男くんのことなんか何も考えてなくて…っ!」



623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:21:17.34 ID:gyvXHwpAO

男「ああ…」

女友「私…どうしたらいいのかわかんなくて」

女友「男くんも女も大好きだから…だから、応援するしかないと思って」

女友「でも、女はやっぱり男くんを見てなかった…見ようともしてなかった!」

男「…うん」

女友「私…私…!」


女友「もう気持ちを、抑えられない…!」

男「…」


男「少し…時間、くれないかな」

男「まだちょっと頭こんがらがってて…どう言ったらいいかわかんなくてさ」



625:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:26:29.51 ID:gyvXHwpAO

男「明日には…答え、出せると思うから…」

女友「…うん、わかった…」

女友「…ごめんなさい…あと、話聞いてくれて…ありがとう」

女友「それじゃあ、私、こっちだから…」

男「うん、またね」

女友「また明日」



女友「…」

女友(うわあああ!!言っちゃった!!言っちゃったよー!!)

女友(ど、どうしよ…ていうか私、さっきどんな顔してただろ…)

女友(うあー!ヤバイよー!顔も肩も熱いのおさまんないよぉー!!)



627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:29:33.38 ID:gyvXHwpAO

男「…」

男(正直言って、信じられない)

男(実は夢オチだったりするんじゃないか!?これは!?)

男(…って、現実逃避しても仕方ないか…)

男(女さん、そして、女友さん…)

男(俺は…)

男(俺の、答えは…!)



631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:34:32.11 ID:gyvXHwpAO

翌日 学校


女「…はぁぁ」

「ど、どうしたの女、そんな深いため息…」

女「…べっつにー、何でもない…」

(何でもなくないって顔に書いてあるよ…)

女「はぁぁぁ」

女(お昼ご飯はなくなるし、友くんには振られちゃうし…マジ最悪)

女(あーあ、どうしよっかなぁ、せめてお昼ご飯だけでも何とか…)

女(…ていうか、女友遅いなぁ…いつもならもういる時間なのに)



636:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:40:09.42 ID:gyvXHwpAO

男「…はよーっす」

「おはよー」

「よっ、男、今日は元気戻ったか?」

男「昨日と変わんねーよ…普通だ普通」

男(…女友さんはまだ来てないみたいだな)


女(お昼ご飯か…どうしよっかな〜)


友「はよっす」

「おはよー、朝練上がり?」

友「ああ…朝からめっちゃ疲れたわ…」



641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 16:44:31.94 ID:gyvXHwpAO

女(ああ…やっぱり友くんカッコイイなぁ…)

女(…うん、ここはやはり男をキープしといて、もっと友くんとお近づきに…!)


友「よっ、元気か?」

男「ん?ああそうだな…普通だよ」

友(…昨日よりかはまだマシ、かな?)

男(女友さん…遅いな…)


女友「はぁ、はぁ…ギリギリ、セーフ」

「おはよう女友ー、珍しいね、遅刻ギリギリなんて」

女友「ちょ、ちょっと寝坊しちゃって…」

女友(結局昨日全然寝れなかった…)



652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:03:58.95 ID:gyvXHwpAO

昼休み 教室


男(結局、今まで話せなかったな…よし!今のうちに)

男「女友!…ちょっと、いいか?」

女友「ひっ…あ、はい、大丈夫、です」

女友(ダメだダメだダメだ無理無理無理〜!)

男「ここじゃなんだし…屋上にでも行」


女「男く〜ん!暇ー?よかったらご飯一緒に食べない?」

男「えっ?」

女友「えっ?」



663:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:15:16.31 ID:gyvXHwpAO

屋上


女「女友も一緒なんだ?まぁ、そっちの方が楽しいしいいかもね!」

女(てか私ご飯ないんだけど…手ぶらなの見てわかんないかなぁ普通!)

女友「…えと、よかったの?女も一緒で…」

男「…うん、大丈夫」

男(むしろいてくれないと、しっかりけじめもつけらんないしな)

女(もー…早くしないと購買のご飯なくなっちゃうって…)



668:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:18:41.88 ID:gyvXHwpAO

男「…あんまり時間かかっちゃうのもアレだから、早めに、はっきり言う」

女友「…うん」

女「ん?何て?」

男(決めたんだ…俺は…俺は!)


男「俺は今、誰とも付き合いたくない!」

男「だから、ごめんなさい!!」


女友「…」

女「…」


女友「…そっ、か…」

女「えっ?」



679:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:23:44.39 ID:gyvXHwpAO

男「女友さんの気持ちはすっごく嬉しいけど…でも、今の俺にはまだ、無理だと思うんだ…」

女友「…うん」

男「女友さんは優しくて、きれいで…俺なんかにはもったいないから…」

男「だから…」


男「またいつか、俺から告白したい」

女友「…!」


男「女友さんに合うような、誰にもバカにされない、立派な男になる…」

男「…ゴメン、言ってることめちゃくちゃだってわかってる、わかってるんだけど…」


女友「ううん、いい、いいの」



694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:30:12.50 ID:gyvXHwpAO

女友「正直…ちょっとだけ、悲しいけど、でも、いいの」

女友「男くんが、私のことをちゃんと見てくれてるってわかったから…!」

女友「だからっ…ぐすっ、いい、の…っ!」

男「女友さん…」

女友「ひうっ、うぅ…ゴ、ゴメン、ね…泣きたく、なんて、ないんだけど…」


女「……」



701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:35:23.95 ID:gyvXHwpAO

女「…はぁ、意味わかんない」

女「購買売り切れちゃうから、私もう行っていい?」

男「あ、女さんも…」

女「ん?」

男「…ごめんなさい」

女「…」

女「はぁぁ、なんであんた謝ってんの?」

女「そういう意味不明なところが、私、嫌いなの」

男「…」

女「いいよ、別に…私は何も気にしてないし…」

女「その代わり、これ以上女友泣かせたら、許さないから」

女「それと…女友?」

女友「ぐすっ…?」


女「…あとでまた、ちゃんと謝る」



706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:39:40.76 ID:gyvXHwpAO

女友「えっ…」

女「〜!それじゃ、私行くから!じゃあね!!」


男「行っちゃった…」

女友「うん…」

男「…」

女友「…」


男「…ご飯、一緒に食べる?」

女友「…うん」


おわり



716:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:42:32.09 ID:gyvXHwpAO

ごめんなさい
これから用事なのでかなり強引に終わらせました

支援してくれた方々、本当にありがとうございました
加えて、スレを乗っ取る形になってしまい、大変申し訳ありませんでした



721:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:44:32.41 ID:0WKQYtQOO

>>716
乙。楽しかったよ

ここからは書き貯めていたであろう>>1タイムが始まるんだよな?



725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:48:26.95 ID:HjExFO6+0

>>716
よくやった



726:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 17:48:43.03 ID:4fY88lN6O

>>716


おう>>1早くしろよ






転載元
女「あんな奴キープに決まってんじゃん」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1285638289/
 

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