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新ジャンル「空中人魚」 【パート1】


250 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 16:40:51 ID:r5aF7BAN
〜翌日〜

男「僕ゴリラwwwwwwwwウッホホウホホwwwwwwwwウッホッホ♪wwwwwwww」

男「今日もwwwwいい男がwwwww参上しましたよwwwwwwww」

男「……あれ? 人魚いねぇwwwww人魚どこいった?wwwwwwww」

男「まあいいやwwwwwwwどうせやることねーしwwwww
  wwww待っといてやるかwwwwwwwwwwwwwww」

姉「あの子なら今日はこないわよ、馬鹿人間」ふわり

男「あwwww義姉さんwwwお久しぶりっすwwwwww」

姉「義姉さんと呼ぶな!」

男「人魚こないってなんすかwwwwwなんかあったんすかwwwwwww」

姉「昨日どっかの誰かさんと夜中まで乳繰りあってたせいで、あの子風邪ひいたのよ」

男「マジスかwwwwwwwだから岩場で寝るなと言ったのにwwwwwwwww」

姉「あんたはさすがに風邪ひいてないみたいね」

男「さすがにってwwwwwwwwどういう意味wwwwwwww」

姉「馬鹿は風邪ひかないって意味よ」

男「うはwwwwwwwwバルスwwwwwwwwwwww」


 

252 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 18:50:44 ID:r5aF7BAN
姉「妹から言伝て頼まれたわよ。『今日はそちらに行けなくてごめんなさい』だって」

男「謝んなくていいのにwwwwwwww律儀な嫁モエスwwwwwwwwww」

姉「気安く人の妹を嫁嫁言わないでくれる?」

男「だって俺らwwww気持ちの上ではwwもう夫婦だしwwwwwwwww」

姉「あんたみたいのが義理でも弟になると思うと、鳥肌止まんないわ」

弟「義姉さんwwwwwwww今後ともwwwよろしくwwwwwwwwww」

姉「名前表記いじるな! ほんっと、気持ち悪い奴ね」


253 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 20:07:02 ID:r5aF7BAN
姉「なんで妹はこんな奴のこと……世界七不思議だわ」ふわん

男「あwww義姉さんwwwwwwwどこ行くんすかwwwwwwwww」

姉「帰るのよ、帰ってあの子の看病するの」

男「じゃあwwww俺からお大事にってwwwwwwww伝えてもらってもいいすかwwwwwwwwww」

姉「やなこった。べーっ」

男「ちょwwwwまさかの拒否wwwwww」

姉「誰があんたのメッセンジャーになんかなるもんですか」

男「じゃあwwwwww内容変更wwwwwwww」

男「昨日の夜の続きwwwwwwまたしようなってwwwwww伝えといてねwwwwwwwwww」

姉「……昨日の夜の続きですって?」

男「うんwwwwそうwwwwwww」

姉「何よそれ、あんたら二人で何してたのよ」

男(義姉さんwwwwwwww釣られクマーwwwwwww)


254 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 22:16:40 ID:r5aF7BAN
男「別になんもないっすよwwwwwwただそれだけ
  伝えてくれれば分かりますからwwwwwwww」

姉「そんな言い方されたら気になるわよ……まさかあんた
  昨日、妹とやっちゃった訳じゃないでしょうね?」

男「義姉さんwwwwwwwwセクロスは伏字にするような

  wwww恥ずかしいことじゃないっすよwwwwwwww」

姉「あんたは聞かれたことにだけ答えてればいいの!
  ていうかその物言い、やっぱりしたのね!?」

男「人魚の体毛(※注・髪の毛)ってwwww潮でごわごわしてんすねwwwwwwww」

姉「なっ…!」

男「俺女のおっぱいとか初めて揉んだけどwwwwwwあんなに
  いいものだと思わなかったwwwwwwwwwwww」

姉「あ、あ……あんた、最低ね!!」


255 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 22:25:12 ID:r5aF7BAN
姉「変態、獣! どうせ妹の体が目当てだったんでしょ!」

男「ちょwwwwwww義姉さんwwwwwwwww」

姉「うるさい! あんたの話しなんか聞きたくもないわ!」

男「やってないっすよwwwwwww俺やってないっすよwwwwwwww」

姉「嘘よ! 今さら取り繕っても遅いんだから!」

男「マジッスよwwwww義姉さんがあんまり冷たいから
  からかいたくなっただけっすよwwwwwwwwwww」

姉「信用できないわね!」

男「本当っすからwwwwwwなんなら俺の未使用チンコ晒してもいいっすwwwwwwwwww」

姉「汚いもの見せたら肝臓貫くよ?」

男「それはwwww勘弁wwwwwww」


257 :創る名無しに見る名無し:2009/02/24(火) 23:31:28 ID:r5aF7BAN
姉「やっぱり人間なんかに妹を任せたのが間違いだったわ」

姉「あんたみたいな獣は、二度と妹に会わせませんから」

男「ヤベwwwwwwwwちょっとふざけすぎたwwwwwwwwww」

男「お代官様wwwwwどうかご慈悲をwwwwwwww」

姉「あんたなんかに掛ける慈悲はないね」

男「それでも俺はwwwwwwやってないwwwwwwwwww」

姉「どうだか」

男「でもwwww確かめる術がないのもwww事実だろ?wwwwwwww」

姉「……いや、妹の処女膜を調べれば、あるいは……」

男「なんかゆってるwwwwwwこの人怖いwwwwwwww」


258 :創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 06:03:35 ID:1dOsY4Rf
姉「とにかく、もう妹はあなたに近づけさせないわ。自分の不貞を恥じなさい」

男「ちょwwwwww待ってwwwwwwww」

姉「さようなら、永遠にね」

くるっ


女「……」じーっ


姉「えっ、女!?」

男「あれ?wwwwww女、いつの間にwwwwwwwwww」

姉「あんた、何してんのこんなとこで……」

女「熱が引いたから様子を見に来てみれば、二人とも下らない言い争いなんかして……」

女「何してんのはこっちのセリフだよ!!」


261 :創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 16:34:03 ID:1dOsY4Rf
女「姉さん! 私は、姉さんがどれだけ私のことを心配してるかは分かってるつもりよ?」

女「けど、当人の気持ちを差し置いて二度と会うなっていうのは、横暴以外の何物でもないわ!」

姉「だって、あいつが私のことおちょくってくるから、つい売り言葉に買い言葉で……」

女「男さんの言うことは話し半分に聞いてって言ったじゃない!」

男「おいwwwひどい言い含め方だなwwwwwwww」

女「男さんも、姉が人間に対してナイーブなのは知ってたはずよ!」

女「私、度の過ぎたおふざけは好きじゃありません!」

男「正直wwwwwすまんかったwwwwwwww」

女「分かったら、二人とももう私を喧嘩の種にしないで! 猛省して下さい!」

姉「はーい……」

男「すまんのうwwwwwwすまんのうwwwwwwwwww」


263 :創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 21:02:18 ID:1dOsY4Rf
女「姉さんも男さんも、大人気ないんだから……」

姉「だってだって、そこの男が妹をたらしこんだみたいに言うんだもの」

男「たらしこんだてwwwwww仮にも俺旦那なのにwwwwwwww」

女「私はそんなに尻軽な女じゃありません!」

姉「じゃあ、昨日は本当に何もなかったのね?」

女「もちろんだってば、心配無用だよ?」

姉「そう……いまいち腑に落ちないけど、あんたがそう言うなら信じることにするわ」

男「でもwwwwwいずれはするんだろ?wwwwww」

姉「はぁっ!?」

女「ちょ、ちょっと、何言ってるんですか男さん……」

男「しないの?wwwwww俺はしたいよwwwww今日にでもwwwwwwwwww」

男「お前はどうなのよwwwww人魚wwwwwwwwwww」

女「そ、そんなこと……姉さんの前で聞かないで下さい!」

姉「そうよKY、消えちまえ!」

男「じゃあwwww俺としたいのかどうかだけ聞いたら消えるわ
  wwwwwwwwwwwwどう?wwwwwwww」

女「そ、そりゃ……いずれは……」ボソボソ

姉「!!!!!」

男「よっしゃwwwwwwwwwwww」


264 :創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 21:22:17 ID:1dOsY4Rf
男「やったwwwやったwww人魚の操おいしいですwwwwwww」

女「で、でもいずれの話ですからね? そんなすぐに求められても困りますよ?」アセアセ

男「いいよそれでwwwwwwゆっくり行きゃいいさwwwwwwwww」

女「ホッ……」

姉「……殺す………」ボソッ

男「なに?wwwwwwww」

姉「…お前なんかにっ、妹の初めてを渡してたまるかー!」

女「姉さん!?」

男「ちょwwww豹変しすぎwwwwwもちつけwwwwwwwww」

姉「うるさいうるさいうるさーい!」

妹「姉さん止めて、ヒレをしまって!」

姉「止めるな馬鹿ー! そいつを殺して私も死んでやるー!」

妹「あぁもぅ! 男さんが火に油を注ぐようなこと言うから!」

男「うはwwwまたやっちまったwwwwww成長しない男wwwwww俺wwww」


265 :創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 21:32:42 ID:1dOsY4Rf
姉「うがー! お前だけは許さーん!」ジタバタ

女「男さん、今日のところは私が抑えますから、逃げて下さい!」

男「すまんwwww俺が馬鹿だったばっかりにwwwwwwww」

女「いいんです。さぁ、早く!」

男「本当にすまんwwwwwwまた明日会おうなwwwwwwwww」

姉「会わしてたまるか! この性欲怪獣!」

女「言い過ぎよ、姉さん!」

男「なんという修羅場wwwwwwこれは間違いなくwwww俺の手に余るwwwwwwww」

女「ニヤニヤしてないで、早く逃げて!」

男「こんなんwwwwwww命がいくつあっても足りねえwwwwwwwwwwww」


287 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 12:50:18 ID:O4DTKXS9
 

男「三十六計wwww逃げるが勝ちよwwwwww」

男「という訳でwwwwwwバイナラwwwwwwwwww」スタコラサッサ

姉「待ぁてぇ! 逃がすかぁ!」

女「もう行っちゃったわよ、姉さん! 冷静になって!」

姉「ハァッ…ハァッ…クソッ」

女「姉さん、ちょっと落ち着こう? 今のはいくらなんでも過剰反応しすぎだよ」

姉「でもあんた、いつかはあの男とするんでしょ!?」

女「それのどこに問題があるの? 私と男さんとはお互いに
  愛し合ってるんだから、そういうことをして当然じゃない」

姉「……忘れられなくなるわよ?」

女「え?」

姉「もし裏切られたとしても、体を重ねることをしなければまだ傷は浅くて済むわ」

女「だから、男さんはそんな人じゃないって……」

姉「いいや、駄目! 女、やっぱりあんたにあの男は相応しくないわ、別れなさい」

女「そんな! この前は好きにしろって言ったじゃない」

姉「事情が変わったの。今日の男の態度はあまりにも不謹慎過ぎたわ」

姉「あんたはしばらく外出禁止。もちろんあいつに会うこともさせないから」

女「勝手に決めないで!」

姉「恨むなら、私を小馬鹿にしたあの男を恨みなさい」

女「姉さん……」


288 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 13:00:13 ID:O4DTKXS9
その頃の男……

男「調子に乗りすぎたwwwww俺アホスwwwwwwwwww」

男「でもwww髪振り乱してキレる義姉ちゃんもwwww可愛かったんだぜwwwwwwww」

男「あるぇー?wwwwこれもしかしたらwww姉妹丼フラグなんじゃね?wwwwwwwwww」

男「なーんつってなwwwwwうははははwwwwwww」

男「よしwww調子こきまくったお詫びだwwww明日はマグロの刺身でも差し入れするかwwwwwwwww」

男「鱗売った金まだ残ってたよな?wwwwwwww俺の生命線wwwwwwwwwwwwバルスwwwwww」

男「義姉ちゃんwww喜んでくれるかなwwwwwww楽しみだwwwwww」


人魚姉の画策を知らず、ひたすら呑気な男であった。


290 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 19:42:38 ID:O4DTKXS9
〜翌日・人魚のすみか〜

姉「……」

女「……姉さん」

姉「何か?」

女「そんなとこで仁王立ちしてたら、すごく邪魔なんですけど」

姉「こうでもしなきゃ、あんた逃げるじゃない」

女「本気で私を拘束する気なの?」

姉「そりゃそうよ。私が外に出さないと言ったら、是が非でも外には出さないのよ」

女「姉さんがここまで執念深いとは思わなかった」

姉「あんたを人間になんか渡したくないもの」


291 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 19:51:32 ID:O4DTKXS9
女「ご飯とかはどうするのよ」

姉「私が捕ってきてあげる」

女「用事ができたら?」

姉「どうしてもあんたがやらなきゃいけないこと以外、私が全部やったげる」

女「そうまでして私を外に出したくないの?」

姉「あの男に会わすくらいなら、永遠に拘禁しときたいくらいよ」

女「だからそれは姉さんの利己的な横暴だってば!」

姉「口論なんかするつもりはないから。通りたければ、力ずくで私をどけてみればいい」

女「……はぁ」


292 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 19:54:49 ID:O4DTKXS9
一方の男……

男「桜〜ふぶ〜きの〜wwwwサライ〜の空が〜♪wwwwwww」

男「今年の24時間マラソンは誰なのか気になりつつwwwいつもの岩場に到着wwwwww」

男「おろwwww今日もまた人魚来てないwwwwww」

男「さては昨日の騒動でwwww熱がぶり返したかなwwwwwwww」

男「それはいけないwwww体は大事にしなくてはwwwwww」

男「他人事のように言ってるけどwwwww元はと言えば俺のせいかwwwwwwww」

男「しかし今日はそんな俺がwwww必勝アイテムを持ってきたのだwwwwwwwwwww」

男「テレレテッテレ〜(※ドラえもんが道具を出す時の効果音)wwwww」

男「ジャーンwwwwカジキマグロの刺身〜wwwwwwww」

男「高かったwwww俺の財布的に痛かったwwwwww」

男「けどwwwこれ義姉ちゃんにプレゼントしたらwwwwきっと喜ぶぞwwwwwwww」

男「わっふるわっふるwwwwwwww」


293 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 21:30:54 ID:O4DTKXS9
男「うーららうーららうーらうーららーwwww」

男「この世は私のためにある〜♪っとwwwwww」

男「しかし何だなwwww最近俺ロクに就活もせずにここに来てるなwwwwwwww」

男「まだ鱗の蓄えがあるとはいえwwww安心してはいられんよなwwwwwwww」

男「いっそ女のヒモにでもなっちまおっかなwwwwって、
  そんな考えだから義姉ちゃんに嫌われるんだよwwwwwww」

男「反省しろwwww俺wwwwwwww」


294 :創る名無しに見る名無し:2009/02/27(金) 22:31:28 ID:O4DTKXS9
一方の女……

姉「……」

女「ねぇ、姉さん」

姉「はい」

女「私、外に出たいなぁ」

姉「そういえば、そろそろいつもあの男に会ってる時間ね」

女「そ、そうだっけ?」

姉「惚けなくてもいいわよ。どうせしばらくあんたを外に出す気はないんだから」

女「じゃあ、どうしたら外に出してくれるようになるのよ?」

姉「そうね。私が岩場に行って、あの男の姿を見掛けなくなったらかしら」

女「そんなの、遠回しな交際拒否じゃない!」

姉「そうよ、悪い? 文句ある?」

女「むぅっ……そこまでするなら、絶対自力で外に出てやる!」

姉「望むところよ。ただし、私に死角はないわよ?」


295 :創る名無しに見る名無し:2009/02/28(土) 10:24:15 ID:95s8Rexw
一方……

男「〜♪wwww」

男「しかし人魚こねぇなwwww刺身腐るっつうのwwwwwwww」

男「おーいwwww女ぁーwwwwww旦那様のお通りだぞーいwwwwwwwww」

男「……返事があるわきゃないかwwww俺バカスwwwwww」

男「そういえばwww女も義姉ちゃんも美人だけどwwwww
  人魚ってみんなそうなのかなwwwwwwwwwwww」

男「まぁwwww俺の嫁以上の美人なんてwwwこの世には存在しないけどなwwwwwwww」

男「いよっ色男wwwwww憎いねこのwwwwwwwwww」

男「うぇっwwwwwwwwうぇっwwwwwwwwww」


296 :創る名無しに見る名無し:2009/02/28(土) 13:05:36 ID:95s8Rexw
また一方……

姉「そろそろご飯の時刻かな。魚とってくるから逃げるんじゃないわよ」ふわり

女「はーい」

女「……なんてね、こんな絶好のチャンス逃す訳ないじゃない」

女「結局行くのはいつもの岩場だからすぐ見つかるだろう
  けど、男さんと少しでも話せたらそれでオッケーよね」

女「という訳で、いってきまーす」ふわん

<ちょっと待ったぁ!

女「!?」

友「どこいくつもり〜? 女?」

女「と、友ちゃん……何でここに……」

友「女のお姉さんに魚10匹で留守の間の番を依頼されたの」

女「も、もしかしてずっとこの近辺にいるの?」

友「そ。だから逃げようとしても無駄って奴?」

女「そんな、友達のよしみで逃がしてくれてもいいじゃない」

友「私が人との約束を違えないのは知ってるでしょ? 例え友達でもそこは譲らないし」

女「酷い……」

友「運がなかったと思って、諦めな」


297 :創る名無しに見る名無し:2009/02/28(土) 13:12:22 ID:95s8Rexw
そして、男……

男「マジで人魚こねぇwwwwwwww義姉ちゃんすらこねぇwwwwwwww」

男「こんなに待つんだったらwwwクーラーボックス持ってくりゃ
  良かったwwwwwwwww刺身カピカピ過ぎワロタwwww」

男「今日はもう帰ろっかなwwwwwwwwどうしよっかなwwwwwwww」

男「いやwwwやっぱり日が暮れるまでは待とうwwwwwwwww」

男「女に負けず劣らずwwwwww俺も健気だなwwwwww」

男「うはwww自画自賛乙wwwwwwwww」


デカイ独り言も虚しく、待てど暮らせど当然女は来なかった。

 

298 :創る名無しに見る名無し:2009/02/28(土) 13:20:53 ID:95s8Rexw
そして、女……

女「ねぇ、お願い友。五分、いや三分でいいから外に出させて?」

友「ダーメ。そんなに言うなら、お姉さんより先に私を仲間に引き込んどけば良かったのに」

女「だって、姉さんがここまでするとは思ってなかったから……」

友「それは見通しが甘かったあんたが悪いね」

女「……」シュン

友「あんたも因果な相手を好きになっちゃったねぇ。あの
  お姉さんだったら猛反発くらうの目に見えてただろうに」

女「うぅ……」

友「落ち込まないの。私はあんたのお姉さんほど人間を
  嫌ってないし、話くらいなら聞いてあげるから」

女「……うん、分かった」


302 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 19:21:57 ID:Ru3fxjVv
友「あんたがそこまで惚れた男さんってどんな人間なの?」

女「そうだなぁ。一言で言うと、変な人かな」

友「変な人ねぇ……それのどこに惚れる要素があるの?」

女「分かんない。分かんないけど、気付かないうちに好きになってた」

友「ふーん、そんなに人間っていいものかなぁ」

女「会えば私の言ったこと、全部分かると思うよ」

友「それは望み薄だと思うけどね」

女「まぁね、今の状況じゃあね」


303 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 19:30:45 ID:Ru3fxjVv
女「ほら、私たちって、上の世代の人たちから『人間とは残忍で非道な生物だ』って教えられてきたじゃない?」

友「そうね。あんたのお姉さんですらそうだもんね。まぁあの人は、実体験からそうなっちゃったんだろうけど」

女「そのイメージが、いい意味でも悪い意味でも覆されたっていうか」

友「ますます気になるわね、あんたの価値観をそこまで変えた人間がどんな人なのか」

女「それを確かめるには、実際に会ってみるのが一番だとは思わない?」

友「それで懐柔してるつもり? 甘い甘い、お姉さんの許しが出るまで、あんたの誘いには乗らないわよ」

女「うっ……固いなぁ友ちゃんは……」

友「残念でした。御愁傷様」


304 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 19:43:24 ID:Ru3fxjVv
姉「魚、取ってきたわよ」

女「あ、姉さん」

友「ちっす。お邪魔してます」

姉「あら、友さんがいるってことは、あんたやっぱり逃げようとしてたのね」

女「そんなの当たり前よ、姉さんの好きになんかさせないんだから」

姉「でも、今のところは私の作戦勝ちみたいね」

女「……今のところはね。けど、午後からもこのままだとは思わないで」

姉「ふふん、楽しみにしてましょうかね」

友「あのー……姉妹喧嘩するなら帰っていいですか?」

姉「あら、ごめんなさい。ゆっくりしていっていいのよ?」

友「いや、私もなんかあるまで外で待ってますから」

姉「ふふふ、友さんって本当にいい子ねぇ」

女「友ちゃん……」

友「じゃあね」ふわっ


305 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 19:55:04 ID:Ru3fxjVv
男「夕焼ーけwwwwこやけーのwwwwwww赤トーンーボーwwww」

男「待ちに待ってついに夕方になっちまったwwwwこりゃ今日はもう人魚こねぇかなwwwwwwwwwwww」

男「仕方ねっかwwwそう毎回人魚も暇じゃなかろうしwwwwwwwww」

男「それともまた熱がぶり返したかwwwwwwwwww
  だとしたらwwww俺は酷い罪悪感を覚えるwwww」

男「まぁwwこっちから連絡の取りようがないからwwwwすれ違うこともあるわなwwwwwwww」

男「そうだwwww俺が来た印にマグロの刺身置いていこwwwwwwww」

男「どうせこんなカピカピの刺身wwww持ってても食えたもんじゃねーしwwwwwwww」

男「こうして石を重石にして……出来たwwwwww」

男「んじゃまwwww帰って寝るかwwwwwwww」

すたすた


306 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 20:09:10 ID:Ru3fxjVv
〜翌日・早朝〜

姉「今日はあの男はまだ来てないみたいね。早く妹のこと諦めないかしら」

姉「……あら? 何かしらあれ」すぃー

姉「ゴミ?……にしては何か、生臭いわね」

姉「『カジキマグロ100gご奉仕品』……しかも中身入り」

姉「……あいつね。こんなとこにこんな物捨てるのは」

姉「一体どういうつもりなのかしら、まったく……海は人間だけの物じゃないのに」

姉「なんか、ますますあいつのことが嫌いになったわ」プリプリ

自分の預かり知らぬところで、要らぬ誤解を増やす男であった。


307 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 20:15:18 ID:Ru3fxjVv
その後、女はなんとか逃げ出そうとするが姉と友に阻まれ続け、

呑気に待ち続けた男も、三日間何の音沙汰もない辺りからやや焦り始め

しかしながら二人ともどうすることも出来ず、一週間が過ぎた……。


308 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 20:32:29 ID:Ru3fxjVv
女「……」ぐったり

姉「この一週間、あがきにあがき続けてようやく音を上げたわね」

友「しつこかったですねー、まぁ、私とお姉さんの鉄壁ラインを相手によく頑張った方かしら」

女「疲れたよぅ…空飛びたいよぅ…体が鈍るよぅ…」シクシク

姉「泣き真似なんて、四日も前に試したでしょうが」

女「あの時は嘘泣きだったけど、一週間も外出なかったらさすがに体を動かしたいよ……」

姉「ごめんね女、ほとぼりが冷めたら好きなだけ外に出してあげるから」

女「姉さんの言うほとぼりって、男さんがいなくなったらって意味じゃない!」

姉「そうよ、人間と付き合うなんて、人魚の常識からしたらとんでもないことだもの」

女「前は好きにしろって言ったのにーーー!」

姉「あんたのことを思えばこそでしょ!」

----ぎゃーぎゃー

友「あーあ、また始まった……日を追うごとに喧嘩の頻度も上がってくんだから……」


309 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 20:48:26 ID:Ru3fxjVv
友「お姉さん、喧嘩するなら私ゃ出ていきますよー?」

女「大体姉さんはエゴイストなのよ! つまらない意地で私を縛らないでちょうだい!」

姉「あんたは人間の本性を知らないからそんなこと言えるの!」

友「駄目だ、聞いちゃいないや……」

友「この程度の言い争いなら、あと三十分てとこかしらね」

友「お姉さん、私ちょっと外回ってきますんでー」すぃー

女「意地っ張り! ケチんぼ!」

姉「根性なし! ガキんちょ!」

友「……ま、勝手にさせてもらうかぁ」


311 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 23:03:26 ID:Ru3fxjVv
友「はぁー……ああまでいざこざが絶えないと、お姉さんに協力するのもダレてくんなぁ」

友「女も可哀想になってきたし、そろそろ逃がしてやろっかなぁ」

他人魚「あ! 友人魚。大変大変!」

友「ん? どうしたんですか、他人魚さん」

他「のんびりしてる場合じゃないわよ、沖合いに人間の船が来てるの!」

友「本当ですか!?」

他「マジよ、マジ! みんな海岸に集まってるわよ!」

友「こんなとこまで殺されに来るなんて、どんな酔狂な人間なんだろ」

他「本当よねぇ! ねぇ、ちょっとだけ私たちも見に行かない?」

友「そうね、どうせ女んとこ行っても喧嘩してる最中だろうし、暇潰しに見に行こっかな」

他「行こう行こう!」


312 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 23:19:51 ID:Ru3fxjVv
ざわざわ……

友「うわ、すごい人だかり。今どうなってるのかな……」

友「すいませーん。沖合いから人間が来たって聞いたんですけど、今どうなってるんですか?」

モブ1「それが、なんか変なことになってるみたい」

友「と、いうと?」

モブ2「なんか今、船から一人だけ人間が飛び込んだんだけど、
  船自体はこっちに近づくでもなく沖でうろうろしてるの」

友「……人間の、船遊びっすかねぇ」

モブ1「それにしては、船が人間の漁船っぽいのよね」

友「ふーん…なんか気になるなぁ」


313 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 23:32:11 ID:Ru3fxjVv
友「あれ? 船が帰っていく……」

モブ1「なぁんだ、結局私たちに用があった訳じゃないのね」

友「でも、一人海中に置き去りにしてるよ?」

モブ2「人間程度の泳力じゃ、ほっといてもそのうち死ぬでしょ」

友「でももしここまで泳ぎ着いたらヤバくない?」

モブ1「そう思うなら、友がここで人間を見張っておけばいいじゃない」

友「そうだね……そうしようかな」

モブ2「本気? あんたも変わってるわねぇ」

友「だって、どんな事情があるのか気になるじゃん」

モブ1「好きにすればいいんじゃない? 私たちはもう帰るけど」

友「分かった、じゃあ人間と話ができたら報告する」

モブ2「別にしなくてもいいけど……そんじゃ、頑張って」


316 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 23:40:27 ID:Ru3fxjVv
数時間後……

友「人間、来ないな…やっぱり溺れちゃったかな?」

男「ぶはあああっ!!」ザバァァァァァッ

友「きゃああああっ!?」

男「あーヤバかったwwww死ぬかと思ったwwwwww途中で足つった
  時はマジで人生詰んだかと思ったwwwwwwwwwwww」

男「……おや?wwwwそこにおわすはまさか、人魚さんでは?wwwwwwww」

友「そ、そうだけど……あんた、私たちを見ても驚かないの?」

男「ということはwwwwやっぱりここが人魚の住む島だったんだwwwwwwww」

男「待ってろよ女wwwwww今すぐ会いにいくからなwwww」

友「あの、聞いてます? 人の話」

男「あwwwごめんwwwww今はリアルにスルーしてたわwwwwwwww」

友「な、なんなのこいつ……」


318 :創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 23:54:55 ID:Ru3fxjVv
男「助かったwwww1km以上も遠泳して無人島だったらwwwwww俺ガチで泣いてたと思うwwwwww」

友「……」サッ

男「どうしたのwwwwお姉さんwwそんなに身を隠さなくてもwwwwwwww」

友「……それ」

男「ああwwwこの銛ねwwww心配しなくても、これで
  あんたらを刺す気はないから安心汁wwwwwwww」

男「俺の事前情報ではwwwwあんたらって人間を問答無用でぶち殺すって
  聞いたからwwwwww自衛のために一応ねwwwwwwwwww」

友「わ、私はそこまではしないけど、いざ危なくなったら刺す覚悟は出来てるよ?」

男「ノーwwwwワターシwwwwwソンナニアブナクwwwアリマーセーンwwwwwww」

友「な、なんで片言?」

男「無人島といったらwwロビンソン漂流記だろ?wwwwだからwwwwwww」

男「つっても人魚にwwww世界の名作文学が分かる訳ねーかwwwwうははははwwww」

友「なんて脈絡のない人なの……火星人と会話したら、こんな気分になるのかな」


319 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 00:13:36 ID:QmdUn7Ww
男「よーしwwww俄然やる気が出てきたぞwwwwwwww」

男「あとは女を探すだけだwwwwwwww手がかりないけどなwwwwwwww」

友「…ねぇ、さっきからあんたが口にしてる女って、もしかして顔立ち綺麗な敬語人魚のこと?」

男「その通りwwwwwwwまさかあんたww女を知ってるのか?wwwwwwwww」

友「知ってるも何も、女と私は友達なんですけど」

男「ちょwwwwなんという好都合wwwwwwこれは
  間違いなくwww主人公補正wwwwwwwwww」

友「てことはあんたが、男さん?」

男「そうですwwww私がwww変なおじさんですwwwwwwwww」

友「な、なんていうか、掴み所のない人ね……」

男「褒め言葉として受け取っておこうwwwwwwwwwwww」

友「どんだけポジティブなのよ……」


322 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 14:19:14 ID:Q892522f
あれ?男ハンマーじゃなかったっk


323 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 18:44:22 ID:QmdUn7Ww
>>322

前に溺れさせた時明記してなかったけど、
男があの時溺れたのは着衣泳だったため

ほんとはある程度なら泳げます

どっかで書かなと思いつつスルーしてしまってた

後付け臭いがそれで了承ヨロ


324 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 18:48:14 ID:Q892522f
成る程〜
そう言えば着衣水泳だたねw

 

325 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 19:38:02 ID:QmdUn7Ww
男「んで、女どこ?wwwwwwww」

友「今は自宅に軟禁されてるけど、行かない方がいいよ」

男「なんで?wwww俺は今すぐwwwあいつに会いたいのにwwwwwwww」

友「お姉さんと喧嘩の真っ最中だけど、そこに顔出す勇気があるなら好きにすれば?」

男「うはwwwwマジかwwwその喧嘩の原因wwwwww俺なんですけどwwwwwwwwwwww」

友「知ってる。大体の話はお姉さんからも本人からも聞いた」

男「どうしようかなwwwなりを潜めようにもwwwwこんなところじゃ安心して昼寝もできねぇwwwwwwwwwwww」

友「良かったら、ほとぼりが冷めるまで私んち来る?」

男「いいのか?wwwwほんじゃwwwお言葉に甘えてwwwwwwww」

友「ちょうど私も、人間に興味あったしね。日が暮れるころには喧嘩にも収拾ついてるでしょ」


326 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 19:52:31 ID:QmdUn7Ww
〜友人魚んち〜

友「いらっしゃ〜い。男の人がここに入るのは初めてだよ」

男「ここwwww家なのか?wwwwwwwただの洞穴じゃんwwwwwwwwwww」

友「人魚の住みかなんて、みんな似たり寄ったりなもんよ。人間の価値観を押し付けないで欲しいね」

男「すまんwwww少々無神経だったかwwwwwwww」

友「私ゃ気にしないけど、女のお姉さんの前でそれ言ったら駄目だよ? あの人プライド高いから」

男「ああwwwwそれなんか分かるわwwwwww俺もそのせいでwwwww
  一週間も女に会えなかったしなwwwwwwwwwwww」

友「なんであのお姉さんを、挑発するようなこと言ったわけ?」

男「馬鹿に徹することこそがwwwwwwwVIPEERのならいなればwwwwwwww」

友「びっぱー? なにそれ」

男「簡単に言えばwwww俺の性格の根源かなwwwwwwww」

友「よく分かんないけど、あんたが普通じゃないのだけはよく分かったよ」


328 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 20:24:00 ID:QmdUn7Ww
男「でも今回の件でほんと懲りたわwwwwwwwwもう人を馬鹿にするの止めるwwwwwwww」

男「そのせいでwwwww一週間も好きな奴に会えなかったらたまらんわいwwwwwwwwwww」

友「そういえば、あんたはなんでこの島に人魚がいるって分かったの?
  一応うちらもそれなりに隠れてるはずなんだけど」

男「それはひとえにwwwwwwww仲間の助力があったればこそwwwwwwww」

友「仲間?」

男「そうwwww話せば長くなることだがwwwwwwww」

(※以下、本当に長かったので割愛、要約)

・男、人魚のことが心配になり、何かしら連絡を取りたいと思う

・しかし、一人の力には限界があり、かといって借金のせいで人間関係が破綻しているので頼れる相手がいない

・男「そうだ、質屋なら事情を知ってるから協力してくれるかも」

・質屋、最初は非協力的だったが断るのも怖いので引き受ける

・情報収集難航。しかし、女の姉が恋人に襲撃を受けた話を思いだし、そこから何か引き出せないか画策する

・姉の恋人と仲間数名が失踪した(本当は人魚に殺されてる)とされてる場所がこの島だった

・男「んじゃあダメ元で行ってみようかい」←今ここ

男「……という訳なんだwwwwwwww」

友「へー」


329 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 20:33:37 ID:QmdUn7Ww
友「でも、あんたのお仲間はもう帰っちゃったみたいよ?」

男「なぬwwwwマジスカwwwwwwww」

友「沖の方、見てみなさいよ。船なんて影も形もなくなってるはずだから」

男「本当だwwwwwwwヤベェwwwwwwwwwww」

男「そういえばwwwwここまで連れてきてくれた漁師もwwwwwwwwあんま気乗りしてない風だったわwwwwwwww」

男「きっと質屋にwwwwwwwそそのかされたんだwwwwまさにwwww外道wwwwwwwwwwww」

友「どーすんの、船なかったら陸まで帰れないじゃん。これって人間の言葉で言うサツジンミスイって奴なんじゃないの?」

男「まあいいやwwww今は女に会うことだけ考えることにするwwwwwwww」

友「いいのかよ」

男「希望むくむくwwww股間もむくむくwwwwwおっとwwwwwww下ネタ自重wwwwwwwww」

友「……」


330 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 20:43:49 ID:QmdUn7Ww
友「…いいなぁ、なんか女が羨ましい」

男「ぬ?wwww何がだ?wwwwww」

友「私もそんな風に、人間に愛されてみたかった」

男「人間てwwwwあんたら人間のこと毛嫌いしてんじゃなかったのか?wwwwwww」

友「九割九分九厘までの人魚は人間を嫌ってるね。ていうか、人間と親しくなりたがる人魚なんて私と女くらいかな」

男「そうなのかwwwwじゃあ、上陸早々あんたに会えた俺は運が良かったんだなwwwwwwwwwwww」

友「そうだね、私以外のが海岸で待ち伏せてたらちょっちまずかったかもね」

男「ラッキーwwwwクッキーwwwww洗濯機wwwwwwなんつってwwwwwwwwwww」

友「なにそれ。なんかのおまじない?」

男「ラッキーマン知らないのかwwwwwこれぞwwwwwwジェネレーションギャップwwwwwwwwww」

友「いや、人魚相手にジェネレーションギャップとか言われても……」


331 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 20:57:09 ID:QmdUn7Ww
男「でもさwwww人魚にも男はいるんだろ?wwwwwww別に人間にこだわる必要なくね?wwwwwwww」

友「駄目駄目、人魚のオスは極端な怠け者なんだから」

男「その話しwwwwwwwwkwskwwwwwwwwwww」

友「詳しくも何も、あいつら住みかを作るのと自分のご飯の確保くらいしかしないのよ」

男「それはwwwなんで?wwwwwww教えて博士wwwwwwwwww」

友「博士って……まぁ、ライオンを想像したら分かるかもね。群れを統率するのがメスで、オスはそのオマケって感じ」

友「だから、求愛行動も鳥より淡白だし、意思の疎通ができるのにろくに会話も交わさないわけよ」

男「なるほどwwwwwwそれで人間みたいな恋がしたいとwwwwwww」

友「そ、憧れるわぁ。好きだー私もーみたいなベタなラブドラマ」

男「お前wwwwライオンの生態とかベタなラブドラマとかwwwwwwwwどっから仕入れてきたんだwwwwwwwwwww」

友「海は海洋投棄されたゴミで知識の宝庫になってるのよ、反省しなさい人間」


332 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 21:06:49 ID:QmdUn7Ww
友「でも、実際お兄さんみたいな人間の男に会える確率なんて低いんだろうね」

男「俺は天才を超越した馬鹿だからなwwwwwwwwここまでになれる人間は確かにそうはいまいwwwwwwww」

友「あーあ、こんなことなら私も、女と一緒に外海に出掛けとけば良かったな」

男「今からでも遅くないじゃん?wwwwwwww夢あきらめんなよ!wwwwwwもっと熱くなれよ!wwwwwwwwBy松岡修造wwwwwww」

友「……ふふっ。あんたって、つくづく変な男だねぇ」

男「そこが人魚に好かれる由縁なのかなwwwwwwww」

友「そーゆーこと、自分で言わない方がいいよ? 反感買っても知らないから」

男「忠告トンクスwwwwwww以降注意するwwwwwwww」


333 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 21:21:24 ID:QmdUn7Ww
友「とか言ってる間に、いいぐらいの時間帯だね。そろそろ女んとこ連れてってあげてもいいころかな」

男「明かりがないからwwwwwww薄暗いwwwwwwwwww」

男「妖しいのうwwwww妖しいのうwwwwwww」

友「…お兄さん、さっきふざけるのに懲りたって言ったばっかじゃなかったっけ?」

男「そうだったwwwwwwwやっぱり俺まだwww懲りてないのかもwwwwwwww」

友「そういう時にはね、『スデンタンポンアデケヌマハシタワ』って唱えると、悪戯の虫が押さえられるんだよ」

男「なにそれwwwwwww人魚のまじないか何かか?wwwwwwww」

友「そんなもん。女んちに着くまでの間に、気が向いたら唱えてみなよ」

男「そうするwwwwwwwwwww」

友「……」クスクス


335 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 21:58:36 ID:QmdUn7Ww
道中……

友「足元暗いから、気を付けなよ」

男「スデンタンポンアデケヌマハシタワwwwwスデンタンポンアデケヌマハシタワwwww」ブツブツ

友「なあに、気に入ったのそれ?」

男「うんwwwwなんかいいわこれwwww口につくというかwwww唱えてると落ち着くような気がするwwwwwwww」

友「(いつ気づくかな……クスクス)っと、そんなこと言ってる間についたわよ。ここが女んち」

男「……」ゴクリ

友「どしたの? 早く入ればいいのに」

男「なぁwwww悪いけど、中から女呼んできてくれないか?wwwwwwww」

友「なんで? もしかして、緊張でもしてるの?」

男「そうじゃないけどwwwwwww義姉ちゃんとはさすがに顔会わせづらいからwwwwwwwww」

友「意外に小心者だね、いいわ。女をここまで呼んでくればいいのね?」

ふわっ


336 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 22:44:39 ID:QmdUn7Ww
女「すかぽんたん! 嫉妬しい! 粘着気質!」ハァハァ

姉「分からず屋! 男狂い! 恩知らず!」ゼェゼェ

友「……お二人さん、まだ喧嘩なんかしてたのね」

女「友は黙ってて! 今言っとかないと姉さんは、永遠に理解なんかしてくれないんだから!」

姉「こっちこそ、あんたが目を覚ますまで止める気はないわよ!」

友「別にほっといてもいいんだけどね、あんたにお客さん来てるから」

女「誰!? 今取り込んでるんだから帰ってもらってよ!」

友「そうは行かないからわざわざ呼びに来たんじゃない。なるだけ急いで外に出てきなさい」

女「もー、一体誰なのよこんな時間にー!」

友「ふふふ、きっとビックリするわよぉ」


338 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 23:30:36 ID:QmdUn7Ww
女「全くもう、ちょうど私が押してたところだったのに!」プリプリ

友「いや、見たところ同等くらいだったと思うけど」

女「そんなことないよ。絶対私の方が押してたもん!」

友「カリカリしない。それより、ほら。あんたに会いたい人がそこにいるわよ?」

女「……どこ?」

友「……ありゃ?」

女「まさか、喧嘩止めさすために嘘ついたんじゃないでしょうね?」

友「そんなはずは……そこら辺にいない?」

女「もういいわよ、なんだか探すのもめんどくさ……」

男「だーれだ?wwwwwwwwwwww」がばっ

女「ひゃっ!?」

友「あっ」


339 :創る名無しに見る名無し:2009/03/02(月) 23:36:39 ID:QmdUn7Ww
男「よう女wwww久しぶりだなwwwwwww」

女「この声もしかして、男さんですか!?」

男「イエスwwwwアイアムwwwwwwwwお前の愛しい男さんですよwwwwwwwwwww」

女「なんで、なんでこんなところに男さんが……」

男「お前に会うために決まってんじゃんwwwwこちとらお前の熱がぶり返してないかとか心配しまくってたんだぜ?wwwwwwww」

女「風邪はもう大丈夫ですけど……本当に、男さんですか?」

男「疑うならwwww振り向いて顔拝んでみろよwwwwwwww」

女「……はい」

くるっ


342 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 00:05:06 ID:yJR8RoYG
男「……よっ」

女「……男さんだ。本当に、男さんだぁっ……」

ぎゅっ

女「ふぇ……ふえぇぇっ……」ポロポロ

男「ちょwwww何故泣くwwwwwwww」

女「だって、だって私のためにわざわざこんなところまで……」

男「お前泣かすくらいだったらwwww俺来ない方が良かったのかなwwwwwwww」

女「そんな馬鹿なこと、言わないで下さい……」

男「……すまんかった、女」

女「ううん、もういいです。こうしてまた会えただけで」

 

友「……いいなぁ、ロマンスだなぁ」

 


344 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 07:58:55 ID:yJR8RoYG
男「ごめんな、俺がふざけたせいで義姉ちゃんに軟禁されてたらしいな。大丈夫だったか?」

女「うわぁ……ニヤけてない男さんの顔、初めて見ました」

男「俺だって、本気で謝る時は真面目な顔するんだぜ?」

女「なんだか、すごく新鮮です。カッコいいです」

男「でも、真面目な顔ってむつかしいな。こっちのが落ち着くわwwwwwwww」ニカッ

女「うん、私も、そっちのが男さんらしいと思います」

男「そっかwwwwwwwじゃあやっぱwwwこっちの顔にしとくwwwwwwww」

女「それがいいです」

友「さて、感動の再開を果たしたはいいけど、これからどうする?」

女「そんなの、愛の逃避行に決まってるじゃない!」

男「そうだなwwww俺もwwwwww義姉ちゃんに謝るのはww明日以降がいい気がするwwwwwwww」

友「早く謝った方がいい気もするけど、とりあえずお姉さんはスルーして私んちに避難しますか」

女「賛成ー!」

男「それにしてもこの女wwwwwwwwノリノリであるwwwwwwwwwww」


345 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 19:03:30 ID:yJR8RoYG
〜友んち〜

友「さて、帰って早々何だけど、寝床の準備しなくちゃね」

男「ちょwwww早くね?wwwwwまだ日が暮れてそんなに時間経ってないんだがwwwwwwwwwwww」

女「することがなければそんなものですよ、人魚の生活なんて」

友「夜間飛行とか行くなら別だけど、そんな酔狂な人魚なんてこの子くらいだしね」

男「そうだったのかwwwwなんかwww夢も希望もないなwwwwwwww」

女「生身の生き物に幻想を抱かれても困ります」

友「そりゃそーね。それより、お兄さんの寝床どうしよっか?」

女「外から厚手の葉っぱ持ってこようか」

友「そうだね、ちょっとごわごわするだろうけど、それが無難かもね」

男「人魚と同衾wwwwwwwわっふるわっふるwwwwwwww」


346 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 19:19:40 ID:yJR8RoYG
そして……

友「よし、こんなもんかな。チクチクするのは我慢してね」

男「草の布団wwwwwwwwなんかすげぇサバイバルしてる感じがするなwwwwwwww」

女「私、男さんの隣で寝るー!」もふっ

友「ちょ、ちょっと女。人んちで何言ってるのよ」

女「だって、一週間ぶりに会えたんだもん。それくらい見逃してくれても」

友「分別なしかよ、この困ったちゃんめ」

男「俺は別に構わんぜwwwwwwwwあんたさえ嫌でなければだけどwwwwwwwwww」

友「はぁ……まぁ、好きにしなさいよ。バカップル」

女「わーい♪」


347 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 19:30:43 ID:yJR8RoYG
女「男さん、疲れたでしょ? 今夜はいっしょにゆっくり寝ましょうね?」

男「違うだろwwwwwwそれを言うならwwwww今夜は寝かさない、だwwwwwwwwwww」

女「やだ、男さんったらそんなこと言って……」

友「お兄さん、人んちであんまり変なことしないでね」

男「冗談だってばwwwwwwwいけねwwwwまた悪いクセが出たwwwwwwwww」

友「でも、なんかいいなぁあんたら」

女「何が?」

友「男さんには言ったんだけどさ、私も相手のために馬鹿になれるような恋がしたかったってことよ」

女「そうなの……でも、男さんは絶対にあげないからね?」

友「ハイハイ」クスクス


348 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 19:41:13 ID:yJR8RoYG
友「じゃ、お休みね。私は邪魔しないから好きなようにイチャイチャすればいいわ」

男「ちょいと待たれよwwwwwお姉さんwwwwww」

友「何? 布団の具合でも悪かった?」

男「そうじゃないけどwwwwwwwどうせならあんたも一緒に寝ないか?wwwwwwww」

友「はぁ?」

女「な、何言ってるんですか男さん!?」

男「だってこの人魚wwwwwwww俺とお前を引き合わせてくれた恩人じゃん?wwwwwwww」

男「恋がしたいと嘆く恩人に報いるためにwwwwwww疑似でもいいから人の
  ヌクモリティを味わわしてあげようという俺なりの配慮ですよwwwwww」

女「駄目です、絶対に駄目!」

男「そうは言うけどさwwwwwwwお前だって俺を恩知らずにはしたくないだろ?wwwwwwww」

女「だからって、せっかくの二人の時間を潰さなくても……」

男「二人きりにならいつでもなれるさwwwwww俺とお前は愛しあってるんだし?wwwwwwwwww」

女「……分かりました、そんなに言うなら今晩だけは我慢します」

友「マ、マジかい……」


349 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 20:11:48 ID:yJR8RoYG
男「という訳であとはwwwwwwwあんたの心一つだぜwwwwwwww」

友「……女、本当にいいの?」

女「男さんがどうしてもって言うから、本当は嫌だけど今日だけ許してあげる」

友「じゃあ、遠慮なく……」もぞ

男「うはwwww両手に花ktkrwwwwwwww」

女「男さん!」

男「すまんwwwwまたまた悪いクセがwwwwで、どうよ。人の温もりってやつはよwwwwwwwwwwww」

友「……うん、悪くないよ」

男「そうかwwww悪くないかwwwwwwww」

女「男さん、そっち向かないで下さい!」ぐいっ

男「おうふwwwwwww首が吊るwwwwwwww」

友「ははは…」


350 :創る名無しに見る名無し:2009/03/03(火) 22:21:54 ID:yJR8RoYG
女「男さん、今日は仕方なしに友ちゃんを隣に寝かせるけど、浮気なんかしたら絶対許しませんからね?」

男「ダイジョブダイジョブーwwwwwてか、そんなに不安か?wwwwwwwwwww」

女「不安ですよ! だって男さんそんな性格だし、友ちゃんも可愛いか可愛くないかって言ったらそりゃ可愛いし……」

友「私にはそんなつもりないけどね」

男「うはwwww可愛い奴めwwwwwそんなお前にはwwwwwこうしてやるwwwwwwwwwww」

ムチュッ(でこちゅー)

女「なっ……!」

友「わあお」

男「どうよwwwwこれで許してくれるか?wwwwwww」

女「あう、あう……」プシュー

友「女、ショートしたわね」

男「女終了のお知らせwwwwwwwwwww」


363 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 08:46:22 ID:Ylryxi/f
女「ひどい、不意打ちなんて卑怯ですよ……」

男「でこちゅー程度で顔真っ赤wwww俺のキッスで人魚がヤバいwwwwwwww」

友「純情ねぇ、見てるこっちが恥ずかしくなるわ」

男「姉さんももっとこっちに寄ってきんしゃいwwwwwwww」ぽんぽん

友「きゃっ……」

女「お、男さんっ……」

男「心配するなwwwwwwww喋る時以外はずっとお前の方を向いててやるからwwwwwwww」

女「それなら、いいです…」

友「前言撤回、自分がやられると純情じゃなくても充分恥ずかしいわ」

男「だろ?wwwwwwww」


364 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 10:00:07 ID:Ylryxi/f
友「……ねぇ、お兄さん。一つだけワガママ言っていい?」

男「何か?wwwwww」

友「私、もう少し近くで人間の体温を感じたいなぁ、なんて……」

女「ちょっと友ちゃん! これ以上近づいたら男さんが身動き取れなくなるじゃない!」

男「いいじゃないのwwwwww女は度胸!wwwwなんでもやってみるもんさwwwwwwwwwwww」

女「そ、そんなに軽々しくオッケーしないで下さいよ男さん!」

友「やったね」ひしっ

女「友ちゃんも、少しくらい遠慮してよ!」

友「だって、お兄さん本人がいいって言ってるんだから、別に構わないでしょ?」

女「それなら私も、もっと近くに寄るもん!」むぎゅー

男「ちょwwwww二人とも苦しいwwwwwwwwwww」


366 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 20:31:06 ID:Ylryxi/f
男「ヤバいwwwwwwwwww幸せ過ぎて俺死亡wwwwwwwwwwwww」

女「死んだら駄目ですよ、明日は友ちゃんのいないところで二人きりになるんですから」

友「だから、誰もお兄さんのことなんか狙ってないってば……」

男「もういっそのこと、二人とも俺の嫁になっちゃえよwwwwwwwwwwww」

女「またそういうこと言う。私をお嫁さんにしてくれるって言ったのは、嘘だったんですか?」

友「そうよ、浮気は駄目駄目よ?」

女「男さんって、女心がわかってないんですね」

友「デリカシーのない男は、人魚にも嫌われるわよ?」

男「むっちゃ叱られたwwwwwwwwこりゃ反省せなwwwwwwwwwww」


367 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 20:41:58 ID:Ylryxi/f
友「でもさぁ、人間っていいもんだね。温かくて、優しくてさ……」

女「そうだよねぇ。私も男さんと会うまで、人間って怖いものだとばっかり思ってた」

男「実際ろくでもない人間も多いけどなwwwwwwwwwwww」

友「そうなんだ……お兄さんも苦労人なんだね」

女「私は、空さえ飛べれば嫌なことなんか忘れちゃうなぁ」

男「じゃあwwwwww明日にでも俺と一緒に飛びますかwwwwwwwww」

友「どうやってよ。飛行機でも使うつもり?」

男「そうじゃないけどwwwwwなんか俺なら空飛べそうじゃね?wwwwwwwwwwwwww」

女「そうですね、男さんなら空を飛べても不思議じゃないかも」

友「そうだねぇ」クスクス


368 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 21:04:00 ID:Ylryxi/f
友「私はむしろ、人間と一緒になれるなら、空を飛ぶより歩いて散歩がしたいな」

女「あ、それもいいね。私も男さんとお散歩したい」

男「散歩くらいwwwwいつでもやってやんよwwwwwww」

友「どうやって? 私たちはこんな下半身してるのに」

びたんっ

女「男さんが空を飛ぶのと同じくらい、私たちにとって二足歩行は困難なんです」

男「成る程wwwwwそういやそうだなwwwwwwww」

友「いつか私が人間になれたら、好きな人と自分の子供と手を繋いで散歩するんだ」

男「ずいぶん慎ましい夢だなwwwwwwwwww」

女「女の子の夢を笑ったら罰が当たりますよ。今は叶わない夢だけど、いつかはきっと叶いますから」

男「何だこれwwwwwwちょっと切ねえじゃねーかwwwwwwwww」

友「ふふ……ありがと」


370 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 21:24:17 ID:Ylryxi/f
友「お兄さんって、いい男だよね。女の恋人じゃなかったら私のものにしたいくらい」

女「友ちゃん、さりげなく男さんを誘惑しないで」

男「何でだろなwwwww人間の女には一回もモテたことないのにwwwwwwwwww」

女「人間の女は、見る目がないんですよ。そのおかげで私は、男さんと一緒になれましたけど」

友「それじゃあ今夜だけ、いい男の胸の中で眠らしてもらおうかな」

女「友がそうするなら、私もそうする」

男「おう、寝れ寝れwwwwwwwwwww」

友「じゃあ、お休みなさい」もふっ

女「明日もまた一緒にすごしましょうね」むぎゅ

男「二人ともwwwお休みなwwwwwwww」


372 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 21:55:06 ID:Ylryxi/f
女「すぅ…すぅ…」


友「くぅ……」

男「……よっこらセックス」むくり

女「……むにゃ? 男さん、どこか行くんですか……?」

男「んwwwwちょっくら小便wwwwwwww」

女「そうですか……早く帰ってきて下さいね……」

男「小便くらいちゃちゃっと終わらせるわいwwwwwwジョンジョロリンってなwwwwwwwww」

女「ふぁ……くー……」

男「……」

男「……さて、行きますかね」


374 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:07:28 ID:Ylryxi/f
〜人魚宅〜

姉「……遅い! 遅すぎる!」イライラ

姉「あの子、一体どこで何やってんの!? 用事にしてはあんまり時間がかかりすぎよ!」

姉「……まさか、友さんが裏切ってあの男のとこに行ってるなんてことなんじゃ……!」

姉「呑気に待ってる場合じゃなかったわ、早く探しに行かないと!」

<こんばんはー

姉「誰!? 私今から出かけるんだけ…ど……」

男「……ちわっす、お久しぶりっす」

姉「ッッッッ!!?」


375 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:13:00 ID:Ylryxi/f
姉「あっ、あっ……あんた、あんた何でこんなところにいるのよッ!?」

男「シッ、声デカイっす。一応見つかったらヤバいんで、静かにしといてもらえますかね」

姉「じゃなくてっ……あんた、ここ人魚の島よ!? どうやってここに来たの、なんでこの島が分かったの!?」

男「いやまぁ、諸々の人の助力もありつつ、最終的には泳いできました」

姉「じゃあ、さっきあの子に会いに来たのってまさか!?」

男「……俺でした」

姉「……ッッ!!」


377 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:22:57 ID:Ylryxi/f
姉「あんた、馬っ鹿じゃないの!? こんなとこまであの子を追っかけて来て、厚顔無恥もいいとこだわ!」

男「それもあるっすけど、俺の目的は他にもあるっす」

男「義姉ちゃん、こないだは本当、すいませんっした」ペコリ

姉「……ハァ?」

男「俺、自分のふざけた台詞で義姉ちゃんを怒らせて、ずっと謝んなきゃと思ってました」

姉「…言われてみれば、いつもみたいにニヤニヤ笑ってないわね」

男「女に会いたかったのもそうっすけど、義姉ちゃんに謝りにここに来たのも理由にありました。すいませんでした」

姉「ふーん……」

 

378 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:24:31 ID:+AzkP6Bs
「w」が無いモードすげえ


379 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:26:53 ID:qC5gnN3g
うわ男がまじめだ

 

380 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:35:48 ID:Ylryxi/f
姉「要するに、妹に会いにきた『ついでに』私にも謝っとけと、そういう訳?」

男「ついでというか、目的の一つというか」

姉「あっそ、でも私には全く関係ないわね。本音を言うと今すぐにでも島中の人魚を集めて、あんたをぶち殺してやりたいわ」

男「いやそんな言われても、逃げるしかない身としては止めて下さいとしか」

姉「あんたが考えなしにここまで来たのには、そういう意味があるのよ」

姉「私たち人魚は、人間に虐げられた歴史がある。それは一朝一夕じゃ拭いされないものなの」

姉「ましてやこの集落は、ほんの数年前に人間に襲われかけたばかりよ。
  人間一人どうこうしようと、文句を言われる筋合いの話しじゃないわ」

姉「私がそれをしないのは、妹のことが念頭にあるからよ。そうでなきゃ、あんたなんか土下座しようが許してやんないんだから」

男「……」


382 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:49:22 ID:Ylryxi/f
姉「分かったら、早くここから消えなさい。今日だけは見逃してあげるけど、
  この島のことを知った人間は、本当は生かして帰さないんだからね」

男「あの……ちょっといいすかね?」

姉「まだ何かあるの?」

男「はい」

男「人魚の歴史的な人間嫌いは分かったっす。でも、義姉ちゃんの場合は、リアルに人間に裏切られてるんすよね?」

姉「そうよ。だからこそ人間の顔を見ると虫酸が走るの」

男「その話、ちょっと聞かせてもらってもいいすか? 俺、義姉ちゃんがどんな経緯で人間嫌いになったか知りたいんすけど」

姉「私に嫌な思い出を話せって言うのね? いいわ、この際だから人間がどれだけ残酷な生き物か教えてあげる」


384 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 22:58:16 ID:Ylryxi/f
…私が今の妹くらいの歳の頃ね。あんたが妹と出会ったあの
場所で、一人の男と会ったのよ。

その男は詩人志望のプータローで、人魚の私に驚くどころか、
いい詩の題材に出会ったって喜んでたわ。

初めは私も慣例に倣って、その男を殺そうとしたんだけど、そいつが
あんまり喜んでたからつい話を聞いちゃったのよ。

今思えば、それが間違いの始まりだったんだけど。


386 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 23:10:56 ID:Ylryxi/f
島周辺の海以外にまで出るのって、当時から私ぐらいのもんだったのよ。

だから、人間の姿を見たのも初めてだったし、話をするのだってもちろん初めてだった。

曰く、好きな詩人は荻原朔太郎

曰く、花が好きで花言葉にも詳しい

曰く、人魚は美しく詩的な生き物である

曰く、その人魚の姿を自分は詩にしたい

遠回しに交際迫られてるのに全然気づかなくて、その男は業を煮やしてたわ。

けど、今まで人間と話したこともなかったんだから仕方ないわよね。

そうして、私は毎日のようにその男に会いにいったの。


388 :創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 23:17:53 ID:Ylryxi/f
実際、その人の話は面白かったのよ。

私が聞いたこともないような語彙や、聞けるはずもない綺麗な外国の言葉。

花の名前や花言葉を教えてもらったのも、その人からだった。

ぶっちゃけた話、妹の処女にはこだわってたけど、私だって体を求められたら断れなかった。

私も若かったってことでしょうね。

けど、ある日を境に、その男の様子が変わり始めたのよ。


390 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 00:21:24 ID:TwCxN8DR
あんたには包み隠さず話してあげるけど、原因を作ったのは私の方だった。

その日、男が珍しく落ち込んだ様子で私のとこに来たの。

話を聞いたら、ようやく決まったバイト先が急に潰れて、家賃が払えなくなったんですって。

その時の私はまだ男のことを信じてたから、鱗をね、こうしてピピッと剥がして、その男に分け与えたの。

あんたは知らないでしょうけど、人魚の鱗ってすごい高値で売れるのよ。

家賃どころか、しばらくは働かずに暮らせるくらいの蓄財にはなったみたいね。

それが、温厚だった彼を変えてしまったの。


393 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 00:46:08 ID:TwCxN8DR
そこから先はベタな話しよ。

欲に刈られた人間が、徒党を組んで私たちの島を襲ったの。

不審に思うべきだったのよね、あれからしつこいくらい私の住みかを聞いてくるし。

人間がそこまで浅ましいとは思ってなかったから、最初はまさかと思ったわ。

目の色を変えて隠れてる私を探すあの男を見ても、信じられなかったくらい。

結局、地の利があったのと飛行能力があったおかげで私たちに被害は出なかったんだけど

かろうじて生きてた詩人の男が、泣いて命乞いしてきたの。

そこで一気に、信じてたものが冷めちゃってね。

殺したわ、ばっさりと。


395 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 00:54:44 ID:TwCxN8DR
死体の処理とか船の処理とか、大変なことは山ほどあったんだけど、
何より私は島の古株人魚に怒られるんじゃないかって怯えてた。

でも人魚って、人間との出会いで過ちを犯しても、人間の側しか責めないみたい。

逆に騙されて辛かったろうなんて慰められて、シラケちゃったくらいだもの。

そこまで行って私はようやく、自分の恋がが間違ってたって気づいたのよ。

人魚は人間と一緒になんかなれない。

なったところで幸せなんか望むべくもない。

そこまで悟ったから私は、他の人魚がそうであるように、極度の人間嫌いになったのよ。


397 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 01:10:55 ID:TwCxN8DR
姉「どう? 自分が殺されても文句の言えない立場だって分かった?」

男「……うす」

姉「そう、じゃあ今後人魚に対して……いいえ、妹に対して、どういう態度を取ればいいかも分かったわね?」

男「それは承服しかねるっす」

姉「何ですって?」

男「ここまで聞いて思ったんすけど、女と義姉ちゃんってやっぱり姉妹なんすね」

姉「どういう意味よ?」

男「実は俺も、親の借金のせいで死のうとしてたところを、女に鱗もらって助けてもらったんすよ」

姉「あの子、そんなことまでしてたの」

男「そっす。やっぱ優しいとことかは姉譲りっすね」

姉「あんたに誉められても、嬉しくともなんともないわ」

男「そりゃそうでしょう」


399 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 01:33:09 ID:TwCxN8DR
男「俺ですね、あん時凄まじいストレス抱えて、狂いそうになってたんす」

姉「ふん、もともと狂ってるような性格だったじゃない」

男「あれだって、毎日借金取りが来てもう笑うしかねーって状況が生み出した苦肉の策だったんすよ」

男「んで、もうこりゃ死ぬしかないなと思って、なるべく人目に着きたくないから
  入江の岩場まで歩いてって、そしたらなんか変なもんが空に浮いとる訳ですよ」

姉「変なもん、ねぇ……」

男「初見の印象はそんなもんでした。けど、よーく目を凝らしてみたら、人間の形をしてる。でも明らかにそれは人間じゃない」

姉「それが、うちの妹だった?」

男「そっす」


401 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 01:43:45 ID:TwCxN8DR
男「その時久々に、こうなんていうか、テンション上がる気分を味わった訳ですよ。そんで口をついて出た言葉が……」

男『ちょww人魚が空飛んどるwwww』

姉「……目に浮かぶようだわ」

男「しかも女って美人だったし、一気に一目惚れしましたね」

姉「で? 結局あんたは何が言いたいのよ」

男「つまり、女は俺の命の恩人で今の生きがいだから、奪わないで欲しいんすよ。お願いします!」


418 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 19:15:26 ID:TwCxN8DR

姉「奪うだなんて、まるで私が悪者みたいな言い方ね」

男「そんなつもりはないっすよ。だけど、義姉ちゃんだけには俺と女のことを認めてほしいっす」

姉「なんでよ? 私なんか無視して好きなようにすればいいだけじゃない。
  それともそれは、私に承諾を得ないと妹に会いづらいから?」

男「そうじゃねっす。俺らが義姉ちゃんに祝福してもらうってことは、義姉ちゃんも幸せになれるってことっすから」

姉「……は?」

男「俺らのことを認めるってことは、義姉ちゃんの人間嫌いが少しは緩まったってことじゃないすか」

男「それって、義姉ちゃんが嫌いを克服して一歩前進したってことになりませんかね?」

姉「呆れた超理論ね。素直に自分たちのためとでも言っておけばいいのに、ついには私のためだなんて」

男「でも、一理あるとは思わんっすか?」

姉「ぜーんぜん」

男「ありゃ?」


420 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 19:30:57 ID:TwCxN8DR
姉「何度言っても分からないようだから、もう一度言ってあげるわ」

姉「人魚と人間は仲良くする必要はないし、私があんたを認めたところで私には何のメリットもない」

姉「だから私は、あんたと妹の仲を絶対に認めない。金輪際、未来永劫、地球が壊滅するその日まで」

男「いくら議論しても堂々巡りみたいっすね。一体どうすりゃいいんだか……」

姉「逆になんで、私との仲にそこまでこだわるのか不思議だわ」

男「だって義姉ちゃん、俺との間が改善されない限り、また女を閉じ込めるかもしれないじゃないすか」

姉「当然よ、姉としてはね」

男「俺にはそれがキツいっす。だから、今後こういうことがないように、義姉ちゃんとの関係を精算しておきたいんすよ」

姉「やっぱり自分のためなんじゃない。『義姉ちゃんのため』が、聞いて呆れるわ」

男「でも、義姉ちゃんにどんな理由があろうと、やっぱり女に会えないのは辛いっすから」

姉「忘れてそうだから言ってあげるけど、こうまで突っぱねてる理由はあんたが私をからかったせいだからね?」

男「分かってるっす。だからこそ女に会えない間自己嫌悪もしたし、こうして謝りにも来たっす」

姉「不遜な言い方ね。腹がたつわ」


422 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 19:50:54 ID:TwCxN8DR
男「結局、義姉ちゃんを説得出来なかったかぁ……ハァ」ドサッ

姉「ちょっと、話が終わったなら早く帰りなさいよ。帰らないと他の人魚を呼ぶわよ?」

男「義姉ちゃん……」

姉「なによ」

男「俺、本当にあいつのこと好きなんす。地上で一番、あいつのこと愛してるっす」

姉「だから?」

男「だから、好きな時にあいつに会う自由くらいは、確保させてもらえませんか?」

姉「駄目ね、あの子が帰ってきたら、もう一度考え直せってよーく言い含めさせてもらうわ」

男「そこをなんとか……この通り!」ガバッ

姉「あんた、本当に何度言っても分からないのね。土下座して謝っても許さないって言わなかったっけ」

男「それは……分かってますけど」

姉「なら、その頭を戻してここから立ち去りなさい」

男「……はい」スッ

----あれ? お兄さん。もう諦めて帰っちゃうの?

男「……え?」

姉「なっ……この声、まさか……」

友「やっほ、お姉さん」ふわふわ

姉「友人魚!!」


424 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:00:19 ID:TwCxN8DR
姉「この……裏切り者! よくその顔ここに出せたわね!」

友「すいませーん。でもよくよく考えたら、魚10匹程度で一週間もコキ使われちゃ、たまんないですよ」

姉「そーゆーことを言ってるんじゃないの! あんた、よりによってそこの男に妹を会わせたみたいじゃないの」

友「だーって、この人が会いたいって言うんだもーん」ケラケラ

男「お前……義姉ちゃんの前だとキャラ違くね?」

友「お兄さんだって、ニヤニヤしてないだけで随分男前になるんだね」

姉「そこ! 二人だけの世界に浸るんじゃない!」


425 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:10:41 ID:TwCxN8DR
姉「あんたがしっかりしてれば、妹がこいつに会うこともなかったのよ!」

友「それって、私がしっかり人間を嫌っていたら、って意味ですか? 人の嗜好にまでどうこう言うなんて、お姉さんってすごく立派なんですね」

姉「揚げ足取るんじゃないの! あんた、そんな子じゃなかったじゃない」

友「残念ですけど、今回私はお兄さんの味方に付けさせてもらいますから。
  だって、お姉さんすごく単純なことが分かってないんだもん」

姉「なによ、その単純なことって」

友「それは、人間にもいい人間と悪い人間がいるってことですよ」

 

426 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:13:13 ID:roAGthNU
友つえー


427 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:13:40 ID:tRTx5Y3N
友凄くいい子

 

428 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:17:19 ID:TwCxN8DR
姉「そんなこと、言われなくても分かってる……」

友「いいえ、分かってない。だってお兄さんは明らかに、いい人間のはずだもの。
  それが分かってたら頭っから決めつけて、嫌うはずなんかないわ」

姉「そんな馬鹿な……その男のどこが、いい人間だって言うの!?」

友「恋人のために海を渡って姉を説得しに来た。人魚の歴史や頑固な姉に負けず頭まで下げた。
  私には、普通の人間がここまでの熱意を持って人魚に接してくれるとは到底思えないけど?」

姉「くっ……」

男「すげ、あの義姉ちゃんが押されてる……そして俺空気……」


430 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:29:02 ID:TwCxN8DR
友「それに私、お姉さんがこの人を嫌ってる本当の理由も知ってるんだ」

姉「な、なに!?」

男「おい、なんだその理由って。聞かせてくれよ」

友「お姉さん、ホントはあなたと女のことがすごく羨ましいのよ」

男「そうなのか?」

姉「ち、違う!」

友「違うんですか? 私てっきり女と自分の境遇を重ね合わせて、二人のこと妬んでるんだと思ってた」

男「なんか不憫だな、義姉ちゃん……」

姉「憐れむな人間! 殺すわよ!?」


432 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:42:54 ID:TwCxN8DR
友「あのねお兄さん。お姉さんって本当は、自分が恋人を殺したこと、ずっと後悔してるんだよ」

姉「そんなの、後悔するようなことじゃないわよ!」

友「そうかな? いくら種が違うからって、自分のこと好いててくれた人を殺して、無感情でいられるかしら」

男「俺なら無理だな、うん」

姉「あんたと一緒にしないで!」

友「人魚も人間も大して違わないよ。だからお姉さんは、憎しみあわず殺しあわない二人の関係を、羨み、妬み、嫌ってたのよ」

姉「違うって、言ってるでしょうが!!」

男「ムキになるのは肯定してるのと同じっすよ、義姉ちゃん」

姉「うるさいっ!!」


434 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 20:55:27 ID:TwCxN8DR
友「ここまで暴露ったんだから、もう隠す必要ないんじゃないですか?」

友「はっきり言いましょうよ。私は妬み嫉みを原動力に、妹の恋路を邪魔してましたって」

男「そっ、そこまで言うかよ……」

友「女の喧嘩って、陰湿で怖いんだよ? お兄さん」

男「肝に銘じとくわ……」ブルル

姉「……何よ」

友「え?」

姉「何よあんたら、分かったようなこと言って! 私だってねぇ、あの子みたいに人間に愛されたかったわよっ!!」

男「ね、義姉ちゃんっ……!?」

友「シッ、ここが正念場よ。静かに聞いてあげて」


435 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:07:23 ID:TwCxN8DR
姉「私だって、人間が好きだったことがあったわよ! 忘れられない思い出の一つや二つあったわよ!」

姉「だけど、仕方ないじゃない! あの男は私を裏切って、みんな殺そうとしたんだから!」

姉「殺したくて殺した訳じゃないわよ! あの人がまさかとか、何かの間違いだとか、言い訳ばっかり浮かんで来たわよ!」

姉「あんたらに分かるの!? みじめったらしく鼻水まで垂らして、命乞いする元恋人に刃を向ける気持ちが!!」

姉「分かんないでしょ!? だってあんたら幸せなんだもんね!!」

姉「そうよ、あんたらなんかに恋人を手にかけた私の気持ちなんか、分かってたまるもんですか!!」

----わっ……

男「あー、泣いちゃった……」

友「いいよ、ほっとこう。後は本人が落ち着くのを待てばいいだけだよ」

男「義姉ちゃん……」


436 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:27:39 ID:TwCxN8DR
姉「ぐすっ……ひくっ……」

男「義姉ちゃん、あのさ……」

友「今話しかけたら駄目よ、お兄さん。ここは一旦私んちに戻って、また明日様子を見に来ましょ」

男「え、義姉ちゃんほっといていいのか?」

友「多分、問題は解決したよ。結局自分がお兄さんたちに八つ当たりしてただけだって、もう気づいたはずだから」

男「そうか……」

友「お姉さん、泣いて気がおさまったら、私んちに来て下さいね。女も居るように言っときますから」

男「待ってるっす。俺も、女も」

姉「……」

友「じゃあ、行こうか」

男「おう」


438 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:45:31 ID:TwCxN8DR
帰路……

----ふわふわ

男「それにしても助かったわ。お前さんがいなかったら、多分俺あそこからどうしようもなかった」

友「お兄さんがトイレに行くって言った時、なんとなくピーンときてね。それより……」

男「な、なにか?」

友「ずっと黙ってたけど、その顔にほのかな違和感を感じる」

男「顔? あぁ、そういや起きてからずっと真面目モード入ってたしな……」

友「そっちの顔もいいんだけど、やっぱり家にいた時のニヤニヤ顔の方がしっくりくる気がするな」

男「そうか、ご要望とあらば元に戻しますが?」

友「お願いします」

男「では……wwww」

友「そうそう、それそれ」

男「うっはwwwwwwww真面目モード続けすぎてwwwwwww顔筋強張りまくってるwwwwwwwwwww」

友「でも個人的には、そっちのが好きだな」

 

439 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:46:55 ID:tRTx5Y3N
戻ったかw


440 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:47:31 ID:roAGthNU
戻ったww


441 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:48:18 ID:NpAYJm2M
なんかwwwwwwwwwwww安心するwwwwwwwwwwwwwwwww


442 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 21:51:41 ID:roAGthNU
確かにwwwwwwwwwww

 

443 :創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 22:00:13 ID:TwCxN8DR
男「けどwwww義姉ちゃん置いてきて本当に良かったのか?wwwwwwww」

友「感情が爆発した後は、下手に慰めたりするよりほっといてあげた方がいいんだよ。

  あそこで押し切っても良かったけど、下手に刺激して逆効果になっても困るし」

男「確かにwwwwwwもう喧嘩なんかできそうもなかったなwwwwwwwww」

友「ねぇ、私って役に立った?」

男「当たり前じゃねーかwwwwwwwwお前には正直感謝してるwwwwwwwwwwww」

友「そっか……お兄さんのためになれたなら、良かったよ」


445 :創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 07:54:53 ID:B1ar1i8b
男「まぁこれでwwwwww義姉ちゃんとの問題も一件落着だなwwwwwwwww」

男「後はwwww女との薔薇色結婚生活が待ってるぜwwwwwwwうぇwwwwwwwうぇwwwwwww」

友「……お兄さん、そのことなんだけどさぁ」

男「む?wwwwwwwなんだwwwwwwwwwwww」

友「私って、さっきの件で役に立ったんだよね。だったら一つだけ、私のお願い聞いてくれないかな」

男「お前寝る前もそんなこと言ってたじゃねーかwwwwwwww一生のお願いは一回しか使えないんだぞ?wwwwwwwwwww」

友「そうだけど、聞くだけ聞いてくれてもいいじゃない」

男「内容によるがなwwwwなんぞお願いって?wwwwwww」

友「あのさ、あの……」

友「……私、お兄さんともっと親密な関係になりたいな」

男「ぬ?wwww」


447 :創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 07:59:54 ID:B1ar1i8b
男「それwwwwどういう意味wwwwww」

友「簡単に言うと、私もあなたと恋仲になりたいってことかな」

男「ちょwwwwwwねーよwwwwwww俺にはすでに女という心に決めた相手がいるwwwwwwwwww」

友「知ってる。だから妾というか、二号さんみたいなポジションで充分なんだけど、どうかな?」

男「ぬはwwww俺モテすぎwwwwwwけどそれはwwwww無理な話だなwwwwwww」

友「なんで?」

男「俺って不器用だから、一人の女しか愛せないんだよwwwwwwwwwwww」


451 :創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 12:58:11 ID:YZxcULPc
男「片方に愛情を注げばwwwwwwww必ずもう片方が疎かになるwwwwwwそういう人間なの俺はwwwwwwwwwww」

男「だから浮気する甲斐性もないしwwwwwwwwww妾なんて大それたことムリだっポwwwwwwwwwww」

友「どうしてそう決めつけるの? やってみなきゃ分からないじゃない」

男「仮に大丈夫だとしてもwwwwwwwwお前とそんな関係になったら女に悪いだろ?wwwwwwwwww」

友「それはまぁそうだけど」

男「お前も気さくでいい奴だけどwwwwwwww俺には女一人で手一杯だwwwwwwwすまんなwwwwwwwwwww」

友「…そっかぁ」


453 :創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 13:11:58 ID:YZxcULPc
友「やっぱり駄目だったか。けっこう勇気要ったんだけどな」

男「そもそもwwww会って一日で告んなwwwwwwwビックリするほどユートピアだぞwwwwwwwww」

友「だってお兄さん、ここを出たら次にいつ会えるか分からないじゃない?」

男「会いにこいよwwww女についてけばwwwww俺がいつもいる入江の場所くらい分かるだろwwwwwwwwww」

友「私だって気をつかうんだよ? せっかくの二人きりに水を差すようなこと出来ないよ」

男「それもあってwwww妾だなんだと言ってたんですねwwwwww分かりますwwwwwwwwww」

友「そう。まぁその手回しも、無駄に終わっちゃったけどね」


454 :創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 13:33:44 ID:YZxcULPc
男「まwwww会って一月しないうちにプロポーズした俺に言えた義理じゃねーやなwwwwwwww」

友「私もお兄さんも、せっかちだったんだね」

男「愛され体質のモテカワボーイっすからwwwwwwwwうはwww俺テライケメンwwwwwwwww」

友「調子に乗るな!」ピシッ

男「オウフwwww久々の尾びれの感触wwwwwww」

友「ははは……」

男「どしたんwwwwなんか今にも泣きそうな顔してるぞwwwwwwww」

友「いやぁ、やっぱりフラれちるのってキツいなぁと思ってさ」

男「そりゃそうだwwwwふった当人が言うのもアレだけどwwwwwwww」

友「…ねぇ、お兄さん。ちょっとこっち向いて」

男「んあ?wwwwwwww」

ちゅ…

男「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

友「私をふった代償は、今のでこちゅーで許してあげる」

男「なんというラブコメwwwwwww当事者の俺でもこっ恥ずかしいわwwwwwwwww」

友「じゃあ私、先に帰ってるから。スデンタンポンアデケヌマハエマオ!」

ふわん

男「おいwwwwww一人にすんなwwwwwwこええよwwwwwwwww」


455 :創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 13:40:28 ID:YZxcULPc
男「行っちまったwwwwwwww暗闇で一人こええっつーにwwwwwwww」

男「…そういえば、最後の台詞ってどういう意味なんだろwwwwwwwwww」

男「スデンタンポンアデケヌマハエマオwwwwwwwスデンタンポンアデケヌマハエマオwwwwwwwww」

男「……あっwwwwなるほどwwwwwwそういう意味かwwwwwwww」

男「あいつwwwwフラれたからって捨て台詞吐いて行きやがったwwwwwwww」

男「まぁwwwwwwにぶちんの俺にキレるのも当然だよなwwwwwwwwww」

男「スデンタンポンアデケヌマハエマオwwwwwwwwスデンタンポンアデケヌマハエマオwwwwwwwww」


457 :創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 17:42:10 ID:YZxcULPc
女「すぅ…すぅ…」

友「……」ふわり

女「ん……友ちゃん……?」

友「ただいま」

女「ただいまって、どこか行ってたの…?」

友「うん。ちょっとそこまで、ね」

女「……男さんは? 男さんはどこ行ったの?」

友「さあ、まだトイレから帰ってないんじゃないの?」

女「そっかぁ……」

友「……女。お兄さんが帰ってきたら、ワガママいっぱいに思いっきり甘えてあげなさい」

女「うにゃ……なんで?」

友「そうしないと、私の気がすまないから」

女「よく分かんないよ」

友「とにかくあんたは、いつもみたいにバカップルっぷりを発揮してればいいの」

女「うーん、分かった。友ちゃんがそういうなら、そうする……」

友「約束だよ、じゃあおやすみ」

女「おやすみ……」


459 :創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 13:03:20 ID:6G3oheJB
男「らんたったらんたったwwww男お兄さんが放尿からただいま帰還wwwwwwww」

男「一人の夜道めっちゃ怖かったwwwwwwwちびるかと思ったwwwwwwwただいまwwwwww」

女「すぴゅー…すぴー…」

友「くかー……」

男「ですよねーwwww寝てますよねーwwwwwwww」

男「起こすのも悪いしwwwwwwこのまま寝ちまうかwwwwwwwwww」

男「……女、義姉ちゃんの方は、なんとかなりそうだぞwwwwwwww」

男「友もありがとなwwwwお前にはwwwすげえ感謝してるからwwwwwwww」

男「二人とも、大好きなんだぜwwwwwwwwwwwwじゃあお休みwwwwwwww」


460 :創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 13:41:22 ID:6G3oheJB
〜翌・早朝〜

女「ん…ふあぁ…」

男「ぐがあーwwwwぐぎゅうーwwww」

女「あ……男さん、帰ってきてたんだ」

女「当たり前か、トイレに行ってただけだもんね」

男「うぉあーwwwwすぴゅるるるwwww」

女「すごいイビキ。昨日よっぽど疲れたんだろうな」

女「無理もないよ。私を追って、こんな離島まで……」

女「…今なら、誰も見てないよね」

女「…男さん、私、ここまで男さんが来てくれて、すごく嬉しかった」

女「一生ついていきますから、覚悟して下さいね?」

なでなで

男「…む?wwww女?wwwwwwww」

女「あ、起きちゃった……」

友「……」ニヤニヤ

女「と、友も!?」


463 :創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 22:07:29 ID:6G3oheJB
友「なぁんだ。私が心配するまでもなく、ちゃんと甘えてるのね」

女「お、起きてるなら言ってよね! 黙って見てるなんて性格悪いなぁ!」

友「ちょっとちょっと、心友に向かってそこまで言うかあんたは?」

男「なんだなんだwwwwww何をそんなに揉めているwwwwwwwwww」

友「女が、あなたに一生ついていきますだって。妬けるわぁ」

男「うひょwwwwマジすかwwwwwこりゃあ寝てる場合じゃねぇwwwwwwwww」

がばちょ

男「チクショウwwwwお前可愛いなwwww」ぐりぐり

友「私もついでに」ぐりぐり

女「ほ、ほっぺたぐりぐりしないで下さいよぅ、二人とも……」

ぐりぐりぐりぐり……


466 :創る名無しに見る名無し:2009/03/10(火) 19:48:17 ID:JIolvcH9
男「なんかwwwテンション上がってきたwwwwwwww女、このまま義姉ちゃんのとこに乗り込むぞwwwwwwwwww」

女「え? なんでせっかく逃げて来たのに、また姉さんのところに戻るんですか?」

男「決まってるwwwwwwww義姉ちゃんにwwww結婚の許しをもらいに行くんだよwwwwwwww」

女「なんでですか!? そんなことしたら、今度こそ殺されちゃいます!」

友「いや、実は昨日ね……」

かくかくしかじか…

女「そっ、そんな大事なこと、なんで当事者の私に黙ってやっちゃうのよ!?」

友「だってあんた、起きなかったし」

女「男さんも、私を蚊帳の外にするなんて酷い!」

男「俺は一人でケジメつけるつもりだったんだけどなwwwwwwwwwwww」

女「これは私の問題でもあるんです。一人でケジメつけるだなんて、言わないで下さい」

男「ヤベェwwww怒られたwwwwwwww」


467 :創る名無しに見る名無し:2009/03/10(火) 21:18:10 ID:JIolvcH9
女「私はあなたの何ですか? お嫁さんじゃなかったんですか? 壁があるなら、二人で越えればいいだけじゃないですか」

男「そうは言うけどwwwwwwwwお前と行ったら余計話がこじれそうな気もしたしwwwwwwww」

女「そのせいで男さんが姉さんに殺されたら、それこそ姉さんと私の関係がこじれちゃいますよ!」

友「はいはい、痴話喧嘩はそこまでになさい」

友「お兄さん、興奮してるのは分かるけど、今外出たら他の人魚に見つかる可能性大よ?」

男「そうかwwww今までお前らと義姉ちゃんにしか会ってなかったらからwww
  ここがヤバい島だってことすっかり忘れてたわwwwwwwwww」

友「だったら、日が暮れてから改めてお姉さんのとこに行けばいいじゃない。ね、女?」

女「え? あ、そうですよ。今度こそ私のこと、除け者になんかさせませんから」

友「解決したなら仲直りなさい。そもそも、人んちで喧嘩なんて非常識よ?」

女「ご、ごめん友ちゃん……」

男(友人魚ナイスwwwwww話題のすり替えうめぇwwwwwwwwww)


468 :創る名無しに見る名無し:2009/03/10(火) 21:42:57 ID:JIolvcH9
男「んじゃあこれで、当面することはなくなった訳だなwwwwwwww」

友「どうするの? ここにいても暇だろうし、かといって外出たら見つかるし」

男「とりあえず腹減ったわwwwwwwこの島来てから何も食ってねーしwwwwwwwwww」

女「そういえばそうですね。緊張の連続でお腹が減らなかったのかも」

友「生魚で良ければ取ってきてあげるけど、いる?」

男「食える物なら文句は言わんwwwwwwwとにかくなんか食わせてくれwwwwwwwww」

友「じゃあ、ちょっと待ってて。急いで取ってくるから」

女「あ、私も……」

友「あんたはここにいなさい。昨日した約束、忘れたの?」

女「忘れてないけど、でも……」

友「いいのよ、あんたらはお客さんなんだから気ぃ使わなくても。それじゃ、大人しく待っててね」

ふわっ

女「行っちゃった…」

男「せわしないのぅwwwwwwww俺のためとはいえwwwwwwwwww」


471 :創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 00:42:22 ID:2r95ttlj
男「今日のご飯はwwww生魚wwww頭からバリバリ食っちゃうぞwwwwwwww」

女(友ちゃんたら、変に気を回すんだから困るわ)

女(でも、男さんと二人きりになるのも、一週間ぶりなんだよなぁ)

女(ワガママいっぱいに甘えなさい、か……よし!)

女「あの、男さん」

男「なんでござるか?wwwwwwwwニンニンwwwwwwww」

女「友ちゃんいないし、せっかく久しぶりに会えたんだから、もっと近くに寄ってもいいですか?」

男「モチのロンwwwwwwww誰が拒もうものかwwwwwwww」

女「それじゃ、失礼しますね」

すす…


472 :創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 01:00:52 ID:2r95ttlj
女「うん、いい感じです」

男「どうしたwwww再会した時や寝ぼけてた時は抱きついてきたのに
  wwwwwwww今日は横に座るだけか?wwwwwwwww」

女「はい、今はこれで充分です。その代わり、いつもよりたくさんお話しませんか?」

男「つっても語ることなんて、ほとんどねーけどなwwwwwwwwwwww」

女「ううん、私は些細なことでもいいから、男さんのこともっと知りたいです。だから何かお話して下さいよ」

男「そうかwwwwじゃあ何話そうかなwwwwwwww」


474 :創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 22:17:28 ID:2r95ttlj
男「それじゃあwwww俺の取って置きのジョークを聞かせてやろうwwwwww」

女「ジョーク? なんですか、それ」

男「あのなwwww俺、去年の十二月二十四日に焼き芋買ったんだよwwwwwwww」

女「はい」

男「腹減って仕方なくてさwwwwwwww家に着くまでに我慢できなくて途中の公園で食べることにしたんだwwwwwwww」

女「それで?」

男「その時にふと思ったんだwwwwwwwwこれが本当の『クリスマス・イモ』だっつってなwwwwwwwww」

女「……え?」

男「え?wwwwじゃなくてwwwwwwこれで終わりですが何かwwwwwwwwww」

女「ただのだじゃれじゃないですか」

男「すwwwwべwwwっwwwwwwたwwwwwww俺オワタwwwwwwwwwwwwwwww」

女「……ぷっ」クスクス

男「なんだ?wwwwww時間差で笑いが来たか?wwwwwwwwww」

女「いえ、そうじゃなくて。なんだかとっても男さんらしいなと思って」


475 :創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 22:37:02 ID:2r95ttlj
女「やっぱり男さんは、初めて会った時みたいにお馬鹿をするのが素敵なんですね」

男「最近真面目モードに入ることが多かったからなwwwwwwwww俺もその方が楽な気はするwwwwwwwwwww」

女「私も、男さんがニコニコしてると嬉しくなります」

男「最初はあんだけウザがってたのになwwwwwwww」

女「それは、男さんの本性を知らなかったから。今は男さんが、本当はすごく真面目な人だって知ってますから」

男「真面目認定wwwwwwww頂きましたwwwwwwwwwwww」


476 :創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 22:53:04 ID:2r95ttlj
女「男さん、もっとひっついてもいいですか?」

男「もう充分ひっついてんじゃねーかwwwwwwww」

女「寒いギャグで私を凍えさせた男さんが悪いんです。責任とって、ちゃんと温めて下さい」

----ぴたり

男「うひゃwwwww乳が当たるwwwwwwwwwww」

女「当ててるんです」


483 :創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 19:53:20 ID:1FSNSp8v
男「やべぇwwwwwなんかちんちん勃ってきたwwwwwwwwwww」

女「下ネタはいけませんよ、いくら私でもそこまでは受け入れられません」

男「当ててるのに寸止めとはwwwwwwなんと殺生なwwwwwwwwww」

女「駄目ですよ、ここ友ちゃんちですし」

男「じゃあ外行ってやろうぜwwwwwww人魚ハァハァwwwwwwwww」

女「外には他の人魚がいるって、さっき言ったばかりなのに」

男「いけねwwwwwwwwそういえばそうだったwwwwwwwwwwww」

女「ガツガツしてる男さんなんて、好きじゃありません」プイッ

男「そっぽ向かれたwwwwwwww当ててきたのはそっちなのにwwwwwwwwwwww」

女「冗談ですよ。でも、あんまり節操のないことをしたら、幻滅する可能性はありますからね?」

男「おkwwwwww肝に銘じとくwwwwwwwwww」


484 :創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 20:04:31 ID:1FSNSp8v
男「じゃあさwwwじゃあさwwwwセクロス駄目ならちゅーしようぜwwwwwwwwww」

女「キスなら昨日したじゃないですか」

男「でもあれwwwでこちゅーじゃん?wwwwお口でちゅっちゅしてないじゃん?wwwwwwwwwwww」

女「それはそうかもしれませんけど、でもさすがにまだそれは早くないですか?」

男「何をためらうことがあるwwwwwwwwてか、正直な話しwwwwwww
  女に乳当てられたせいでwwwwもう辛抱たまりませんwwwwwwwwww」

男「な?wwwwwwwwしようぜwwwwしようぜwwwwwwww」

女「…じゃあ、ちょっとだけなら」


485 :創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 23:00:46 ID:1FSNSp8v
男「わっふるわっふるwwwwwwwwわっふるわっふるwwwwwwww wktkがwwww止まらねぇwwwwwwwwww」

女「あんまりジロジロ見ないで下さい。マナー違反ですよ?」

男「だってwwwwwwww恥じらうお前が可愛くて可愛くてwwwwwwwwwwww」

女「もう、男さんってムード作りが下手なんだから!」

男「正直すまんかったwwwwwwwwムードとか作ろうともしてなかったwwwwwwwwwwww」

女「女心が分かってないなぁ……」

男「すまんかったwwwwwwお詫びはちゅーで返すからwwwwwwwwww」

女「お詫びにはなってないですけど……ん(目を軽く瞑る)」

男「おkwwwwじゃあ行くぜwwwwwww」


……以下、割愛

 

486 :創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 23:26:40 ID:1FSNSp8v
女「……ふぁ」

男「ごっつぉさまwwwwwwwwお前のキス顔www可愛かったぞwwwwwwwww」

女「意外に照れくさいものですね…」

男「そんなにうつむくなよwwwwwwww愛らしすぎてまたしたくなるだろwwwwwwwwwww」

女「だって……」

男「うはwwwwよく見たらお前首まで真っ赤じゃねーかwwwwwwwwwwww」

女「誰のせいですか、誰の……」カァッ


487 :創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 18:11:07 ID:Om1tgvKh
女「まだ顔が熱いです……」

男「俺もwwwwwwさっきからうひゃうひゃ言ってるけどwwwwww実はけっこうキョドってるwwwwwwwwwwww」

女「……もしかして、男さんもキス初めてでした?」

男「おうwwwwww恥ずかしながらなwwwwwwwww」

女「そうでしたか。そんな浮わついた態度ばっかりだから、私てっきり男さんは遊び人なのかと思ってました」

男「意外と純情派なのよ、俺wwwwwww好きな奴としかちゅーなんかできんのwwwwwwwww」

女「じゃあ、私はそのお眼鏡にかなったってことですか?」

男「おうwwwwwwかないまくりwwかないまくりwwww」


488 :創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 18:55:35 ID:Om1tgvKh
男「なんかキスしたら催してきたwwwwwww女wwwもっとイチャイチャしようぞwwwwwwwww」

女「……はい」

男「従順すぎワロタwwwwwwwwじゃあさっそくおっぱいでも……」

友「……」じーっ

女「あ…」

男「アウチwwwwww家主が帰ってきちゃったwwwwwwww」

女「ご、ごめん友ちゃん。人んちなのに勝手にこんなことして……」

友「いえ、いいのよ。男さんに甘えなさいって言ったの私だし。それよりあんたら、お客さんよ」

女「え?」

姉「……」ふわふわ

女「ね、姉さん…ッ!?」

男「おぉwwww義姉ちゃんwwwwww一日ぶりですwwwwwwwwwwwwww」


489 :創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 19:13:20 ID:Om1tgvKh
姉「……」ふわふわ

女「…何の用? まさか、私を連れ戻しに来たの?」

姉「……」ふわん

女「言っておくけど、私は男さんとずっと一緒にいることに決めました。もう姉さんの指図は受けません」

友「落ち着きなさいって。お姉さんまだ何も言ってないじゃない」

男「そうだぞwwwwwwwとりあえず座ってもらって話でも聞こうやwwwwwwwww」

女「男さんがそう言うなら……」

姉「……」ふわん、すたっ


491 :創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 19:29:45 ID:Om1tgvKh
姉「……」

女(何なのこの沈黙…すごく重苦しい……)

男(おい、女wwww義姉ちゃんよく見たら目ぇ腫らしてね?wwwwwwww)ヒソヒソ

女(あ、本当だ。言われてみれば、まぶたがすごいことになってる)

男(あの後一晩中泣いてたのかなwwwwwwwww)

女(姉さんが? まさか)

姉「……昨日は」

女「は、はい!?」

姉「そこの男にしこたまやりこめられたわ」

男「ちょwwwww濡れ衣じゃないっすか義姉ちゃんwwwwwwwwwwww」

友「まぁ、正確に言うとやりこめたのはお兄さんじゃなくて私だったけどね」

姉「どっちにしろ、あんたに感化されてやったんだから結果は同じよ」

姉「おかげで嫌なことも思い出したし、話したくないことも話したわ」

女「……それで?」

姉「別に。それはただそれだけよ」

男「なんじゃそらwwwwwwwwwwww」


492 :創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 19:51:15 ID:Om1tgvKh
姉「でもあんた、これで私に勝ったとか勘違いしないでね。私は人間を許さないし、あんたのことも大っ嫌いだから」

女「わざわざそんなこと言いに来たの? 喧嘩売りに来たなら帰ってよ!」

友「そんなはずないでしょ……あんた、何回私に落ち着きなさいって言わせる気?」

女「え? じゃあ、何?」

姉「……」

友「ほら、お姉さん」

姉「……いいんじゃないの?」

男「なぬ?wwwwwwwwww」

姉「許すっつってんのよ、結婚を! 特別に、仕方なく、超々々々例外でね!!」

男「マ、マジっすかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女「男さん…!」


494 :創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 19:28:05 ID:Z+4TX2q+
男「よっしゃあああああああああああwwwwwやったぜ女、ついに義姉ちゃんから許しが出たぜwwwwwwwwwwww」

女「ありがとう姉さん。私、私……」ウルウル

姉「泣くんじゃないよ馬鹿」

男「でもwwwwどんな心境の変化っすかwwwwww昨日はあんだけ荒れてたのにwwwwwwwwww」

姉「いい加減あんたが鬱陶しくなってきただけよ。それに……」

ずいっ

姉「妹があんたに愛想尽かすのって、案外早いんじゃないかと思ってね。どうせ長続きしない
  なら、妨害なんてツマンナイことしないで傍観してればいいだけだって気付いたのよ」

男「ちょwwwwwwwwww」

女「なっ……」

姉「いい、女。人間なんて放っておくと、すぐにボロを出す生き物よ。裏切って、
  傷つけて、自分の欲のためなら相手のことなんかこれっぽっちも顧みない」

姉「あんたはあの男の本性がそうだったとしても、まだ愛してるって言えるの?」

女「それは……自分で決めたことだもん、生涯この人と一緒にいるって」

姉「あっそ。ならいいわ」
 
ふわん

男「あ、義姉ちゃんwwwwwどこへwwwwwwwww」

姉「帰るのよ。言いたいこと言ったし、満足したしね」


495 :創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:27:35 ID:Z+4TX2q+
姉「バカップルに付き合ったらこっちまで馬鹿になっちゃうわ。さっさと帰ろ」

女「姉さん、最後まで口が悪い……」

男「ちょっと待って義姉ちゃんwwwwwwwwww」

姉「……まだ何かあるの?」

男「結婚の承諾wwwwwありがとうっしたwwwww俺、こいつを幸せにしますからwwwwwwwwww」

姉「お礼なら、そこのおせっかい人魚に言いなさい」

友「わ、私?」

姉「そうよ。この子ったら、男が外出れないからって言って、わざわざ私を呼びにきたんだから」

男「お前wwwwwそんなことしてたのかwwwwwwww」

友「……バレちゃったか」

女「友ちゃん、なんで?」

友「単なる友達のよしみだから。特別な意味はないよ」

男「お前すげーいい奴wwwwwwwwww感動したwwwwwwwwwwww」

友「ふふ……私も少しは、キューピッドになれたかな」


497 :創る名無しに見る名無し:2009/03/15(日) 19:03:01 ID:1t+BoxJv
姉「じゃあね、せいぜい種族の違いに足掻くといいわ」ひゅー

女「……はぁ、なんかようやく肩の荷が降りた感じがするよ」

友「良かったわね、お兄さんとのお付き合いの許可もらえて」

男「安心したら腹減ったwwwwwwwww友、生魚おくれwwwwwwwwwww」

友「はいはい」クスクス

男「わーいwwwwwそれじゃあ早速、いただきまーすwwwwwwwwww」

女「そのまま食べて、骨が障ったりしませんか?」

男「え?wwwww」ばーりぼーり

女「すごい、頭から食べてる…」

友「あんたの心配は杞憂だったみたいね。てか、本当にすごいな。人魚以上の歯の強さの人間なんて」

男「借金生活中は石を食う努力をしてたしなwwwwww生魚なんて流動食っすよwwwwwwwwwwwwww」

女「それもまた、予想だにしない過去ですね」

男「生魚うまうまwwwwwwwwww」くっちゃくっちゃ


498 :創る名無しに見る名無し:2009/03/15(日) 19:10:39 ID:1t+BoxJv
友「さて、お兄さんがここに来た目的も達せられたことだし、あとの問題は一つだけね」

男「え?wwwwwまだ何かあったっけwwwwwwww」むしゃむしゃ

友「お兄さん、帰りはどうするつもりなの?」

男「あ!wwwwwwwそういや全く考えてなかったwwwwwwwwwwwww」

女「まさか、忘れてた訳じゃ……」

男「wwwwwwwwww」

友「笑ってごまかす辺り、図星だったみたいだね」

男「サーセンwwwwwぶっちゃけ帰りのこととかwwwwwwwwなんも考えてませんでしたwwwwwwwwwwwwwww」

友「呆れた無計画だね。ここには船を作るような技術はないし、そもそもそんな行動したらお兄さんの存在がバレバレになっちゃうのに」

女「どうしよっか、友」

友「うーむ…」


499 :創る名無しに見る名無し:2009/03/15(日) 20:57:17 ID:1t+BoxJv
男「こうなったらwwwwwいっそのことここに三人で住んじまうかwwwwwwwwww」

友「ちょっと、それは困るよ。ここは私んちなんだから」

女「でも、男さんといつでも会えるのは魅力的かも……」

友「あんたが言うと冗談に聞こえないでしょ」

男「怒られたwwwwwwwwww女自重wwwwwwwwww」

女「誰のせいですか」

 

500 :創る名無しに見る名無し:2009/03/16(月) 03:22:08 ID:BP+CUwnA
ああもういちゃいちゃがまぶしすぎる


501 :創る名無しに見る名無し:2009/03/16(月) 22:29:29 ID:1FJhW34d
続きを読むには、わっふるわっふると書き込めば良いのかな(・∀・)


502 :創る名無しに見る名無し:2009/03/17(火) 08:36:21 ID:P+cClEPm
なんでもかんでも、わっふるわっふる言えばいいんじゃないだろ・・・

 









わっふるわっふる



新ジャンル「空中人魚」【パート3】へ続きます


転載元
新ジャンル「空中人魚」
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1232358971/

 

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