283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 14:54:35.04 ID:G1ioqWpI0
    姫「さあ、朝食を運ばせなさい」

    魔王「私はいらん」

    姫「ならば私の分の朝食をとっととオーダーなさい」

    魔王「知らん。頭が痛い」

    姫「ここまで使えないとは。ただの棒きれ以下ですね」

    魔王「何とでも言え」

前の話から読む人はこちら
姫「お腹が減りました」【前編】



 

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:00:16.73 ID:G1ioqWpI0
    姫「全く。では少し出てきます」

    魔王「何をする気だ」

    姫「外をうろうろしている魔物を捕まえ、オーダーしてきます」

    魔王「勝手にしろ」

    姫「では」


286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:05:22.38 ID:G1ioqWpI0
    魔王「……む」

    魔王「幽閉してるはずだったな」

    魔王「まあいいか」

    魔王「あ」

    魔王「水を頼むんだった……」

287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:12:07.90 ID:G1ioqWpI0
    姫「戻りました」

    魔王「おう」

    姫「さてフルコースまで飲み直しますか」

    魔王「朝から元気だな。睡眠は取ったのか?」

    姫「昨日のお昼寝で元気いっぱいです」

    魔王「昼夜逆転生活の始まりか」


289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:16:39.20 ID:G1ioqWpI0
    魔王「それより、よく無事だったな」

    姫「何がです」

    魔王「魔物に襲われなかったのか」

    姫「いいえ」

    魔王「つまらない」

    姫「女性に対し何たる物言い」

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:20:37.48 ID:G1ioqWpI0
    姫「出会う魔物は皆大人しく、私の言葉に笑顔で従ってくれました」

    魔王「気性の荒い奴らばかりだと言うのに」

    姫「どうも勘違いをなさっている様子」

    魔王「何だ」

    姫「ある魔物に言われました」

    魔王「何と」

    姫「『昨日はお楽しみでしたね』」

    魔王「待て」


292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:25:06.13 ID:G1ioqWpI0
    姫「私が言ったのではありませんよ」

    魔王「では、お前はなんと答えた」

    姫「『残念ながら、あれは私を楽しませることは出来ませんでしたよ』と」

    魔王「勿論酒の話だと前置きして、だな」

    姫「いいえ?」

    魔王「終わった」


294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:30:47.67 ID:G1ioqWpI0
    姫「『私を放置して先に寝てしまった』とか」

    魔王「やめろ」

    姫「『それでも朝から愚息は元気なようでした』とか」

    魔王「……」

    姫「私の枕で涙を拭わないでください」

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:34:57.45 ID:QLR/v4ab0
    酷すぎるw鬼畜姫w


296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:37:21.74 ID:G1ioqWpI0
    姫「『魔王様をよろしくお願いします』と暖かい笑みで頼まれました」

    魔王「うるさい」

    姫「まあまあ。いざとなったら婿に貰ってやらなくもありません」

    魔王「勘弁してくれ」

    姫「城と名誉と気ままな暮らし。貴方というマイナスがあっても良い買い物です」

297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:40:33.72 ID:Y/uSFtMEO
    既成事実つくんなww


298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:42:46.00 ID:G1ioqWpI0
    魔王「後で弁明に回ろう……」

    姫「難儀なことですね」

    魔王「黙れ元凶。……頭が」

    姫「全く。ほら」

    魔王「……水」

    姫「貴方がそのままだと、暇で暇で摂取カロリーが増すばかり。早く復活しなさい」

299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 15:49:48.67 ID:G1ioqWpI0
    魔王「……感謝してやる」

    姫「正直者は救ってやらなくもありません」

    魔王「お前も後で弁明について来い」

    姫「ないことないこと喋ってやりましょうか」

    魔王「あることのみ喋れ」

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:12:08.21 ID:G1ioqWpI0

    魔王「……」

    姫「ぱくぱくもりもり」

    魔王「……」

    姫「ごくごくがつがつ」

    魔王「見ているだけで胃がもたれる」

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:20:42.93 ID:G1ioqWpI0
    姫「ふう」

    魔王「朝からよく飲み食い出来るな」

    姫「これでも腹八分目で勘弁してやったのですよ」

    魔王「食料備蓄が不安になってきた」

    姫「美少女一人の食い扶持くらい賄えなくてどうするのです」

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:31:06.37 ID:G1ioqWpI0
    姫「甲斐性のなさが浮き彫りですね。こんなことだから童貞なのですよ」

    魔王「暴論だ。あと、お前の食欲は許容範囲を超えている」

    姫「育ち盛りなのです」

    魔王「どこが育ってい……何をする」

    姫「失礼。手が滑りました」

305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:38:42.42 ID:G1ioqWpI0
    魔王「酒まみれだ……」

    姫「貴方が私のベッドを占領している時でなくて、心底良かったと思います」

    魔王「……風呂に入ってくる」

    姫「ご一緒しましょうか?」

    魔王「これ以上波風立てる気か。大人しくしていろ」

    姫「はいはいご自由に」


309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:45:07.78 ID:G1ioqWpI0


    魔王「……」

    姫「さっぱりしてきたはずなのに、浮かない顔ですね」

    魔王「お前のせいだ」

    姫「私は食後のデザートを大人しく楽しんでいましたよ。濡れ衣もいいところです」

    魔王「いいや。間違いなく、お前の発言のせいだ」

310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 16:59:03.79 ID:G1ioqWpI0
    魔王「出会う魔物皆、『式はいつだ』だの『次の機会に挽回すればいいんですよ』だの口々に好き勝手……」

    姫「案外慕われているのですね」

    魔王「着眼点がずれているぞ」

    姫「気のせいですよ」

    魔王「もう終わりだ。城中に広まってしまったらしい」

    姫「おやおや」


312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 17:07:05.72 ID:G1ioqWpI0
    姫「ここまで来れば、もう本当に結納を済ますしかありませんね」

    魔王「やめろ迫るな思わず自害してしまいたくなるだろうが」

    姫「死ぬのであれば、城と土地と兵と財は全てこの私に譲ると念書を記してからにして下さい」

    魔王「いっそもう楽になりたい」

    姫「童貞とはいえ、大の男がぐちぐちと泣き言を零さないでください。見苦しい」

    魔王「慰めてくれる嫁が欲しい。どこにいるんだ私の嫁」


314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 17:13:04.71 ID:G1ioqWpI0
    姫「それより何ですか、その紙袋は」

    魔王「とある魔物に手渡された」

    姫「袖の下ですか?けしからんですね、寄越しなさい」

    魔王「やるものか。とはいえ私もまだ中身を確認して……何だこれは」

    姫「錠剤ですね」


318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 17:20:29.31 ID:G1ioqWpI0
    魔王「疲労回復薬だろうか?部下の優しさが身に沁みるな」

    姫「違うみたいですよ」

    魔王「何故分かる」

    姫「袋の中に説明書が。ほら」

    魔王「どれどれ…………『超強力精力剤』」

    姫「実に良い手下をお持ちのようで」

    魔王「涙が止まらない」


320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 17:26:37.34 ID:G1ioqWpI0
    姫「ふむふむ、『効能:精力増強、早漏防止、持続時間倍増、副作用無し』。良い物を貰いましたね」

    魔王「うるさい。こんなものに頼らずとも」

    姫「まあ頼る機会もなく、机の中で埃を被ってしまうのがオチでしょうね」

    魔王「……」

    姫「何ですかその沈黙は。心当たりでもあるのですか」

329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 18:52:30.85 ID:G1ioqWpI0


    姫「今度貴方の部屋を抜き打ちで漁ってやりましょう」

    魔王「断固として拒否する」

    姫「おやおや、婚約者を部屋に招くくらい何でもないでしょうに」

    魔王「いつ、お前がそうなった」

    姫「周囲はそう思っているようですよ」

    魔王「ぐぬぬ」


331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:02:37.43 ID:G1ioqWpI0
    姫「しかし、どうするのですか。その薬」

    魔王「いらん。捨てる」

    姫「手下の好意を無碍にするおつもりですか」

    魔王「ありがた迷惑というものがあってだな」

    姫「では、捨てるくらいなら私に寄越しなさい」

    魔王「何故お前が欲しがる」

332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:09:44.96 ID:G1ioqWpI0
    魔王「女にも効くのか、こういうものは」

    姫「誰が自分で使うと言いました」

    魔王「ならば、どうするつもりだ」

    姫「こっそり盛らせて頂きます」

    魔王「破棄決定」

333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:15:26.73 ID:G1ioqWpI0
    姫「いえいえ、別に貴方に盛って私を襲わせるだなんて考えていませんよ」

    魔王「良かったのか良くなかったのか」

    姫「貴方ではなく、イイ男な魔物を探し、一服盛ります」

    魔王「ほうほう」

    姫「そして貴方とその魔物をどこかの部屋に閉じ込めます」

    魔王「待て」

334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:26:20.90 ID:G1ioqWpI0
    魔王「何故そうなる」

    姫「いいじゃないですか減るもんじゃなし」

    魔王「何か大切なものを失う気がする。と言うか、お前に何の得がある」

    姫「私がちょっとだけ愉快な気持ちになれます」

    魔王「それだけか」

    姫「十分でしょう」

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:32:35.93 ID:G1ioqWpI0
    魔王「何故こんなものを攫ってしまったのだろう」

    姫「そういえば動機を聞いていませんでしたね。何故ですか?性欲処理ですか?」

    魔王「単なる暇つぶしだ」

    姫「ある意味なんと不健全な」

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:40:29.35 ID:G1ioqWpI0
    姫「しかし私が攫われてから幾日が経過しましたか?」

    魔王「一月を超えたのではなかろうか」

    姫「それなのに私を救うため、勇者も戦士も来ないときました。ちょっぴりぐれてしまいそうです」

    魔王「何を言う。一応何度か来たぞ」

    姫「おっとそれは初耳です」

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:47:34.79 ID:G1ioqWpI0
    魔王「しかしあまりに弱いため、全て返り討ちにしてやった」

    姫「自称魔王も中々やるものですね」

    魔王「食っちゃ寝食っちゃ寝のお前とは違い、私は仕事をしているのだ」

    姫「四六時中私の部屋にいる気がしますが」

    魔王「何を言う。たまに仕事だと出て行っているだろう」

    姫「ああ、あれは口実かと」

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:54:20.56 ID:G1ioqWpI0
    姫「てっきり自家発もがもが」

    魔王「言わせるものか」

    姫「ぷは。ならば貴方はいつ自分を慰めているというのですか」

    魔王「うるさい黙れ」

    姫「やはり私が寝ている隙に私の麗しい寝顔をオカズに」

    魔王「蒸し返すな。人の性生活に触れるな」

    姫「パートナーのいない性生活など」

    魔王「……うるさい」

340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 19:58:43.00 ID:G1ioqWpI0
    姫「でもなんだかんだと文句を言いながらも、私の救出を阻止するのですね」

    魔王「正直早く放り出したいが、人間などに後れを取るのは腹が立つ」

    姫「惚れましたね」

    魔王「そんな寝言は寝ていても言うな」

    姫「何だつまらない」

341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:06:41.06 ID:G1ioqWpI0
    魔王「私がお前に惚れるとしたら、他の女が全て死滅した時だけだ」

    姫「童貞の癖にえり好みするなど生意気です」

    魔王「なんとでも言うがいい」

    姫「拗ねないでくださいよ。鬱陶しい」

    魔王「ふん」

342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:15:52.80 ID:G1ioqWpI0
    魔王「お前など嫌いだ」

    姫「私は結構好きですよ」

    魔王「玩具としてか」

    姫「当然でしょう。ああ、玩具と言ってもいやらしい意味ではありませんよ」

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:16:10.72 ID:FJfzXTGF0
    なんか姫より魔王がかわいく思えてきた


344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:20:35.63 ID:G1ioqWpI0
    魔王「そのような類のことを外で言ってみろ。ただでは済まさんぞ」

    姫「ふふん。貴方など怖くありませんからね」

    魔王「今夜の飯を抜きにしてやろうか」

    姫「やって御覧なさい。貴方のえげつない性癖を捏造して、魔物達にぶちまけてやりますよ」


    姫「本当に気分がいいですね。ずっとここで自堕落に暮らしていきたいものです」

    魔王「自堕落な自覚はあったのか」

    姫「稀代の美少女の趣味が、カロリー摂取と童貞虐めなのは流石にどうかと思えてきた今日この頃」

    魔王「美少女かどうかはさて置き、人として残念だな」

    姫「残念な人に残念と言われてしまいました」

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:33:56.48 ID:G1ioqWpI0
    姫「こうしてはおれません。早急に健康的な趣味を持たねばなりません」

    魔王「趣味とは必要に迫られて持つものなのだろうか」

    姫「出来れば男受けのする趣味がいいです」

    魔王「その意図を包み隠さぬ限り、受けるものも受けぬと思うぞ」

    姫「童貞に何を言われようと痛くも痒くもありません」


351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:39:02.03 ID:G1ioqWpI0
    姫「参考までに聞いておきましょうか。グッとくる女性の趣味とはどのようなものでしょうか?」

    魔王「何だまたこの空気か」

    姫「いいからとっとと吐きなさい」

    魔王「分かったからワイングラスを構えるな。もう風呂はいい」

352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:44:37.46 ID:G1ioqWpI0
    魔王「そうだな……料理とか」

    姫「ふむふむ『裸エプロン』と」

    魔王「読書とか」

    姫「『官能小説』と」

    魔王「爽やかにスポーツなども捨てがたい」

    姫「『青」

    魔王「びりびり」

    姫「何をするのですか。人が折角メモっていたのに」

    魔王「これ以上道を踏み外されると面倒見きれん」


354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:53:58.02 ID:G1ioqWpI0
    姫「ありだと思ったのですが」

    魔王「何がだ痴女」

    姫「痴女ではありません。興味が人一倍強いだけです」

    魔王「それを痴女と言うのでは」

    姫「ちょっとエッチな美少女と言いなさい」

355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:55:08.28 ID:wwSjWOpA0
    ちょっとどころじゃねぇwww



357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:58:25.96 ID:G1ioqWpI0
    姫「いいかもしれません。ちょっとエッチな美少女。たくさん釣れそうです」

    魔王「何が釣れると言うのだか」

    姫「勿論、貴方のような童貞が」

    魔王「童貞を代表して言おう。釣られてなるものか」

    姫「最早童貞を自称することに抵抗が無くなってきましたね」

358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 20:59:50.38 ID:BgzRIYJMO
    どんどん釣ってくれたまえ
    正座して待ってる


359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:04:27.58 ID:G1ioqWpI0
    姫「これも私の調教の成果ですね」

    魔王「そろそろ童貞がゲシュタルト崩壊。と言うか、釣ってどうすると言うのだ」

    姫「楽しいです」

    魔王「それだけか」

    姫「十分です」


362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:10:35.94 ID:G1ioqWpI0
    姫「手始めに、童貞の中の童貞たる貴方から落としに掛かりましょうかね」

    魔王「再び断言しておこう。お前だけは絶対に嫌だ」

    姫「おやおや心にもないことを」

    魔王「対話とはこのように難しいものだったのだな。学んだ」

    姫「賢くなりましたね。私のお陰です」

    魔王「無い胸を張るな」

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:15:32.55 ID:G1ioqWpI0
    魔王「む」

    姫「どうしました」

    魔王「少し出てくる」

    姫「ほうほう私を見てムラムラしたのですね」

    魔王「仕事だ」

    姫「自家発電を仕事と言い切りますか。見上げた精神感服します」

    魔王「もういい黙れ。大人しく幽閉されていろ」

    姫「はいはい自称魔王さん」

366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:20:12.74 ID:G1ioqWpI0
    姫「ふむふむ」

    姫「中々楽しいではないですか」

    姫「いいですね。こういう毎日も」



    魔王「くそ」

    魔王「何で私がこんな目に」

    魔王「毎日が辛い……」

368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:22:52.54 ID:G1ioqWpI0
    ──……


    戦士「お前が魔王か」

    魔王「そうだと言えば、どうする」

    戦士「決まっている。お前を倒し……囚われの姫を救う!!」

    魔王「ふっ」

    戦士「何がおかしい……?!」

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:29:18.47 ID:G1ioqWpI0
    魔王「幾つか聞こう」

    戦士「何だ」

    魔王「お前は、男に性的嫌がらせをすることが趣味の女を許せるか?」

    戦士「……は?」

    魔王「あらぬ噂を流され、虐げられ、文句一つ言わず耐える気力があるか?」

    戦士「な、何の話だ」

    魔王「答えろ」

372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:29:40.45 ID:uHZFRe02O
    魔王のストレス発散タイム


373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:33:46.94 ID:G1ioqWpI0
    戦士「そりゃあ……」

    魔王「……」

    戦士「ちょっと願い下げかも」

    魔王「そうだろう。ならば」

    戦士「?!」

    魔王「貴様に引き取らせるわけにはいかんのだ」

374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:35:22.10 ID:CIzW8UPNO
    なんだこの展開ww


375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:36:51.41 ID:G1ioqWpI0
    ──……


    姫「おや、お帰りなさい」

    魔王「うむ」

    姫「貴方がいなくて退屈でした。罰として足を舐めなさい」

    魔王「一仕事終えた男に対し、労いの言葉はないのか」

    姫「偉い人は言いました。童貞は男にあらず」

    魔王「……」


378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:38:39.13 ID:G1ioqWpI0
    姫「仕方がありませんね。では温い罰にしましょう」

    魔王「どの道罰は確定なのか」

    姫「私が所望する品を用意なさい」

    魔王「食物ではないのか? 珍しいな」

    姫「ええ」


381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:40:45.85 ID:G1ioqWpI0
    魔王「何だ、現金か?」

    姫「この城のどこで使えと言うのやら」

    魔王「では宝石か?」

    姫「そんな物もう見飽きました」

    魔王「では何だ。何が望みだ」

    姫「女性の心も分からないのですね。これだから童貞は」

    魔王「うるさい早く言え。イライラする」


383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:44:29.40 ID:G1ioqWpI0
    姫「髪染めを希望します。勿論、黒のね」

    魔王「なん……だと」


    【終】



387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:45:39.75 ID:XiwUenhO0
    なるほど見た目から入るわけか、乙


389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:45:43.76 ID:G1ioqWpI0
    もう無理無理終わっとけwwww
    保守とか支援とかありがとうございました!


396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 21:53:48.44 ID:G1ioqWpI0
    最初は普通のラブコメを予定してたんだけど、何故か下ネタまみれになってしまった。猛省

411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 22:58:34.87 ID:2RoCx7+3O
    >>1乙
    こういうの大好きだ また書いてな


413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 23:18:47.07 ID:fFpjn/TQO
    巣作りならリュミスかメイドかクーだと思う。

414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 23:45:39.86 ID:l4Usl1mx0
    >>413
    クーかわいいよね

415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 23:58:07.34 ID:afO10LZiO
    ユメだろjk

416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/07(月) 00:01:08.78 ID:jCY/16m00
    前にSS書いた時も巣作りドラゴン思い出すとか言われたな
    エロゲだっけか。面白い?


417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/07(月) 00:06:37.01 ID:c+WaJLix0
    >>416
    また侵入者を撃退する仕事が始まるお…竜狩人はもう嫌だお…

418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/07(月) 00:09:26.17 ID:HvtBhham0
    ひさびさ面白かった。
    続きがきになるが。

    この作者の他の作品無いんだろうか?


419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/07(月) 00:12:54.07 ID:jCY/16m00
    >>417
    勇なまみたいな感じかな。面白そう。

    >>418
    少し前に、魔王「今日も平和だ飯がうまい」っての書いたくらい。


    じゃあお休みなさい。最後まで付き合い下さり、ありがとうございました!


421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/07(月) 00:19:03.78 ID:Kham3TkzO
    >>419
    たった今、「あぁ久しぶりにあれ読むか」と思って読み返したとこだそれw

    なんてタイミングだw

    あれの作者だったのか〜



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引用元
姫「お腹が減りました」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252082079/
 

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