1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:34:39.21 ID:lbChm+q90
    姫「聞いているのですか。お腹が減りました」

    魔王「ああ」

    姫「何か食べ物をここに」

    魔王「……」

    姫「そっぽを向いた所で聞こえているはずですよ」



 
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:37:55.69 ID:lbChm+q90
    魔王「食事なら先ほど出したはずだが」

    姫「あんなものでは足りません」

    魔王「人間の雌ならばあの程度で十分と聞いていた」

    姫「誰ですかそのような誤った知識を与えたのは」

    魔王「『完全飼育マニュアル人間編』」

    姫「そんな胡散臭い書物はこうです。びりびり」

    魔王「高かったのだが……」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:40:00.92 ID:lbChm+q90
    姫「食べ物を!ハリー!ハリー!」

    魔王「仕方ない。おい、もっと食物を持って来い」

    姫「分かればいいのです」

    魔王「腑に落ちん」

    姫「気のせいです」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:48:11.98 ID:lbChm+q90
    魔王「お前は攫われたのだぞ」

    姫「そのようですね」

    魔王「魔物が蔓延るこの城に、幽閉されているのだぞ」

    姫「変わった声があちこちからします。そうなのでしょうね」

    魔王「そして、私は魔王だぞ」

    姫「それはどうだか分かりませんね」

    魔王「何故そこを譲らぬか」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:50:28.17 ID:lbChm+q90
    姫「周りの魔物が貴方のことを『魔王様』と呼ぶのを聞きました」

    魔王「ああ」

    姫「そして、貴方は私に『魔王』だと名乗りました」

    魔王「ああ。十分だろう」

    姫「それが貴方の自称で、周囲が合わせてあげているだけという可能性も捨てきれません」

    魔王「お前の目に、私はそんなに可哀想な奴に映っているのか」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:52:25.53 ID:lbChm+q90
    姫「だから信じません」

    魔王「信じろ」

    姫「嫌です」

    魔王「……」

    姫「ふふん」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:55:25.74 ID:lbChm+q90
    魔王「ならば仕方がないな」

    姫「はい?」

    魔王「力ずくで……体に教えてやろう」

    姫「な、何を」

    魔王「叫んでも無駄だ。助けなど来ぬ」

    姫「やめ……あ、ん」

    魔王「ふっ、私は魔王だぞ。止めてやるものか」

    姫「やだぁっ……ん、ふぁ…………ぁ」






14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:58:14.48 ID:lbChm+q90
    姫「と。貴方が魔王であるならば、こんな風にして私を襲うはずです!」

    魔王「強姦されたいのか、お前は」

    姫「ふふん。女性に強姦願望があるなどと思い込むのは経験の薄い証拠」

    魔王「……」

    姫「図星ですか?」

    魔王「黙れ」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:01:17.12 ID:lbChm+q90
    魔王「お前は一体何なのだ」

    姫「ただの箱入り姫。深窓の姫君ですよ」

    魔王「普通の姫ならば、攫われて泣き叫んでいるはずだろう」

    姫「それこそ貴方のような童貞どもの理想に過ぎません」

    魔王「せめて言葉を選んで喋れ」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:04:45.31 ID:lbChm+q90
    姫「女性が弱く儚く涙しか武器のない生き物であったのは昔の話」

    魔王「今はお前みたいな女ばかりだとでも言いたいのか」

    姫「ええ。今や女性は強く気高く知性を武器に、馬鹿な男を従えるこの世の王となったのです」

    魔王「頭が痛い」

    姫「すみません。私の言葉を理解しようと慣れぬ頭を使ったからですよね」

    魔王「ああもうそれでいい」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:06:23.05 ID:lbChm+q90
    魔王「ほら追加の飯が来たぞ」

    姫「ぱくぱくうまうまごくごく」

    魔王「清々しいほどの食いっぷりだな」

    姫「ふぁへあえん(あげません)」

    魔王「願い下げだ」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:11:37.20 ID:lbChm+q90
    姫「む、魔王を名乗るのならば強奪くらいしては如何ですか」

    魔王「お前の食いかけなどいらぬ」

    姫「今なら私がたあっぷりと唾液をかけてあげましょう」

    魔王「それがサービスになると思うのか」

    姫「美少女の唾液をジョッキで所望する男も多いと聞きますが」

    魔王「明らかに、お前の偏見だ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:17:03.15 ID:lbChm+q90
    姫「ああ」

    魔王「何だ」

    姫「不能なのですね」

    魔王「……」

    姫「何をするのですか?!私の肉を返しなさい!!今すぐに!!」

    魔王「ぱくぱくごくり」

    姫「あーーーーーーっ!!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:21:42.02 ID:lbChm+q90
    姫「ああ……私の厚切りステーキが……」

    魔王「ここに来て初めて流した涙が肉の追悼とは」

    姫「許しません!損害と賠償と土下座と地位と名声と富を要求します!」

    魔王「勝手に言っていろ」

    姫「もしくは食後のデザートとしてケーキアイスクリームハニートーストシャンパンクッキータルトポテチうまい棒ぽたぽた焼きなどを要求します!!」

    魔王「まだ食うのか」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:24:19.16 ID:lbChm+q90
    姫「やはりポテチは関西だし醤油に限ります」

    魔王「私はのり塩だな」

    姫「のり塩を選ぶのは童貞の証拠です」

    魔王「どういう根拠だ」

    姫「童貞のほぼ100%がのり塩味を食べたことがあります」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:26:11.38 ID:lbChm+q90
    魔王「お前は食ったことがないのか」

    姫「私は童貞ではありませんからね」

    魔王「童貞でも困るがな」

    姫「ああ、すみません」

    魔王「何だ唐突に」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:26:12.01 ID:EWzoTBgD0
    ガーリックだろ


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:27:35.27 ID:+incXPZy0
    コンソメパンチが至高


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:29:44.99 ID:lbChm+q90
    姫「私の下半身には棒がついてはおりませんので、ご期待に沿えず申し訳ないかなと思い形のみの謝罪をしました」

    魔王「よし聞こう。私は何を期待していたと言うのだ」

    姫「私が所謂『男の娘』で前の童貞かつ後ろの処女という一粒で二度おいしい」

    魔王「よし黙れ」

    姫「もがもが」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:33:48.80 ID:lbChm+q90
    姫「ぷは」

    魔王「いいか、私に男色の趣味はない」

    姫「あまりに女性に相手にされないと、幼い少女や男に走ると聞き及びますが」

    魔王「誤った情報だ。どこで仕入れた」

    姫「こっそりメイドに買いに行かせたゴシップ女性誌です」

    魔王「現物がここにあれば、今度は私が破いてやったものを」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:35:18.07 ID:lbChm+q90
    魔王「全く。お前は帰りたいとも言わないのか」

    姫「城よりこちらの方が楽しそうですからね」

    魔王「気楽なものだな」

    姫「どうせ私が帰ったところで喜ぶ者などいませんから」

    魔王「どういう意味だ」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:37:06.42 ID:lbChm+q90
    姫「私は下賎な妾腹の子。皆に疎まれ蔑まれる、望まれずして生を受けた姫君なのです」

    魔王「……そうか」

    姫「ふふん。どうです、魔王を自称する貴方でも同情を寄せざるを得ないでしょう」

    魔王「失敗だ」

    姫「はい?」

    魔王「そのようなどうでもいい者を攫ってしまったなどと……魔王失格だ……」

    姫「おやおや」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:38:28.53 ID:lbChm+q90
    姫「童貞はこれだから。生い立ちを告白した傷心の女性を慰める言葉一つ操れないとは」

    魔王「傷心の男を慰めるのも、女の仕事ではないのか」

    姫「そうかもしれません。ただしイケメンに限る」

    魔王「……」

    姫「自称魔王様は硝子の心をお持ちのようで」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:39:47.80 ID:lbChm+q90
    姫「鬱陶しいので、塞ぎ込むなら出て行ってくれませんか」

    魔王「嫌だ」

    姫「何故ですか」

    魔王「ここで出て行くと、負けだ」

    姫「見えない敵と戦わないでください」

    魔王「私の敵はお前だ。間違いなく」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:40:56.49 ID:lbChm+q90
    姫「全く。ケーキを分けてあげますから、今すぐ立ち直りなさい」

    魔王「何故命令形。それより、突然優しさを見せるな」

    姫「飴と鞭という奴ですよ」

    魔王「本来ならば、それは私が使う物だ」

    姫「童貞のくせに鞭などともがもが」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:42:48.74 ID:lbChm+q90
    魔王「お前は本当に変わっているな」

    姫「初めて言われました」

    魔王「嘘をつけ」

    姫「そう言うならば、貴方こそ変わっています」

    魔王「初めて言われた」

    姫「嘘をつきなさい」


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:19:10.34 ID:lbChm+q90
    姫「お菓子を食べたら眠くなってきました」

    魔王「そうか」

    姫「しばし仮眠を取ります。出て行ってください」

    魔王「寝かさぬ、と言ったらどうする?」

    姫「はっ」

    魔王「鼻で笑うな。無視して寝床に入るな」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:27:29.17 ID:lbChm+q90
    姫「はいはい童貞の割りに思い切った発言をしましたね。褒めてやりま……」

    魔王「手が届かぬか」

    姫「べっ、別に頭を撫でてやろうなどとは思っておりません!」

    魔王「私がしゃがんでやったら、殴るつもりだな」

    姫「何故分かったのです」

    魔王「分からいでか」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:35:44.92 ID:lbChm+q90
    魔王「お前などに殴られようが、痛くも痒くもないが、何か嫌だ」

    姫「しかし美少女にビンタされるというのは男の夢ではないのですか」

    魔王「それはない」

    姫「ああ、土下座して頭を踏んでもらうのがいいと」

    魔王「それもない」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:40:58.67 ID:lbChm+q90
    姫「もういいから寝かせなさい。私は眠いのです」

    魔王「却下だ。許可しない」

    姫「全く。童貞のくせに女性を思うがままに出来るとほざくつもりですか」

    魔王「お前、そろそろ自分の立場を思い出したらどうだ」

    姫「賓客でしょう」

    魔王「虜囚だ」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:47:16.20 ID:lbChm+q90
    魔王「そして私はお前を攫った主犯だ」

    姫「そのようで」

    魔王「だから、勝手に睡眠を取るなど許さんぞ」

    姫「いい加減うるさいですね。私が眠っていた方が都合がいいだろうに」

    魔王「手を出す気はさらさらないと言っておく」

    姫「やはり不もがもが」

    魔王「言わせるものか」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:53:12.46 ID:lbChm+q90
    姫「ぷは」

    魔王「お前のような小娘に勃つわけがないだろう」

    姫「そんなことを言っているときっと本番でも萎えたままですよ」

    魔王「……」

    姫「まあ、どうせ本番など来ないのですから安心してくださいね」

    魔王「慈悲の笑顔が憎い」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:58:29.60 ID:lbChm+q90
    魔王「お前が眠ると私が暇になる」

    姫「知りません。何なら一人でお励みになっては如何ですか」

    魔王「断る」

    姫「目の前には最高のオカズがあると言うのに」

    魔王「お前でするくらいなら、舌を噛む」

    姫「ほうほう所謂セルフもがもが」

    魔王「下ではない。舌だ」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:03:15.83 ID:lbChm+q90
    姫「ああもう下ネタを言うのも疲れてきました」

    魔王「下ネタだという自覚はあったのか」

    姫「お休みなさい自称魔王さん。起きたら遊んであげましょう」

    魔王「待てこら寝るな」

    姫「すうすう」

    魔王「おい」

    姫「すうすう」

    魔王「……本当に眠っているのか。しかしわざとらしいな」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:06:54.41 ID:lbChm+q90
    魔王「くそ。暇だ」

    魔王「残ったケーキでも食うか」

    魔王「むしゃむしゃ」

    魔王「うまいな。人間の料理人を攫ってきたのは正解だった」

    魔王「うまいうまい」

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:10:32.44 ID:lbChm+q90
    姫「そこの童貞」

    魔王「起きたか。よく眠っていたな。暇だったぞ」

    姫「本当に全く手を出そうとしないとは呆れたものです」

    魔王「お前にそういう興味は持てん。持ったら負けだ」

    姫「童貞は何か仮想の敵を作らねば死んでしまう生き物なのですか」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:23:07.02 ID:lbChm+q90
    姫「しかし悪戯しようとすらしないとは」

    魔王「お前のような子供に何をしろと」

    姫「触ったり弄ったりぶっかけたり色々と出来ることはあると思いますよ」

    魔王「するか」

    姫「全く。いつ貴方が牙を剥くかという恐怖でろくに眠れませんでしたのに」

    魔王「真顔で嘘をつけるお前が恐ろしい」

94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:26:18.53 ID:vPCwiQpI0
    姫は口では下ネタ前回だけど、いざとなったら恥じらいを見せる

    と勝手に脳内補完してる


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:28:45.99 ID:lbChm+q90
    >>94

    姫「童貞もがもが」


    姫「まあいいでしょう。私にもケーキを寄越しなさい」

    魔王「ほら」

    姫「ぱくぱく」

    魔王「起きてすぐでこの食欲」

    姫「お代わりです」

    魔王「折角だし、後で胃薬を与えてみよう」

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:33:10.89 ID:lbChm+q90
    姫「しかし悉く与えられるケーキが生クリーム系」

    魔王「それだけ食べておいて今更ケチをつける気か」

    姫「いえ、これはセクハラの一種なのかと思いを巡らせてみた次第です」

    魔王「安心しろ。それはない」

    姫「ではいやらしくクリームを舐めてみましょう。ぺろぺろ。興奮します?」

    魔王「どちらがセクハラしているのだか」

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:42:51.87 ID:lbChm+q90
    姫「美少女が官能的にべたべたした白い何かを舐めているのですよ」

    魔王「私の目には、生意気な小娘がケーキを貪り食っているようにしか写らん」

    姫「想像力の乏しい男ですね。おかわり」

    魔王「もうないぞ」

    姫「はあ?」


130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:46:55.02 ID:lbChm+q90
    姫「私が眠りに落ちる前、まだ山とあったはずでしょう?!」

    魔王「あまりに暇だったので食ってしまった」

    姫「この蛆虫にも劣るグズがっ!さっさとケーキを補充しなさい!!」

    魔王「お前は食い物が絡んだ時のみ、感嘆符がつくのだな」

    姫「無駄口を叩く暇があったら言葉の最初と最後に『サー』をつけなさい!!」

    魔王「何故そんなに上から目線」

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:49:07.18 ID:pBNyy6pS0
    「サー」は男につけるものだ
    女性には「マム」と言うものだ


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:50:11.66 ID:xPlE/HiQ0
    どっちでもおk

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:53:52.50 ID:lbChm+q90
    「サー 女性」でぐぐったらアラサーが大量に…
    一つ賢くなった!



    姫「うまうま」

    魔王「口に何かを入れている時は静かで良い」

    姫「セクハラと取っても構いませんね」

    魔王「その発想はどうかと思うぞ」

    姫「おや、どんな発想だと思ったのですか」

    魔王「……」

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 21:58:40.58 ID:lbChm+q90
    姫「万年思春期なのですよね。何でも性的な方向にしか取れないという」

    魔王「誘導尋問だ」

    姫「全く、これだから性欲を持て余した童貞は困ります」

    魔王「どちらかと言えば、お前の方が持て余しているような」

    姫「何を言うかと思えば」

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:02:17.24 ID:lbChm+q90
    姫「当然、興味津々な年頃です」

    魔王「胸を張って言うな」

    姫「しかしその結果が耳年増」

    魔王「肩を落とすな」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:07:12.61 ID:lbChm+q90
    魔王「しかしお前の情報源は何なのだ。仮にも姫だろう」

    姫「最近では少女向け雑誌にも性情報が蔓延しておりますので」

    魔王「世も末だな」

    姫「しかしビッチ少女萌えというジャンルもありますよ。どうです、萌えますか?」

    魔王「お前はただの下ネタ小娘だ。そして萌えん」

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:14:49.29 ID:lbChm+q90
    姫「では、貴方のタイプとはどのような女性ですか?」

    魔王「な」

    姫「ここにいるのは私のみ。せいぜい心に秘めし歪んだ性癖をぶちまけて下さい」

    魔王「何故まっとうな趣味だという可能性を捨ててかかる」

    姫「だって……ねえ」

    魔王「含み笑いをするな」


141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:25:14.21 ID:lbChm+q90
    姫「私のような完璧な美少女が守備範囲外。その時点で歪んでいます」

    魔王「少女が好きだというのは、歪んでいないのか」

    姫「美少女は神にも等しい存在。つまり美少女を信仰するのは生きとし生ける者の本能です」

    魔王「美少女の定義が分からなくなってきた」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:29:22.74 ID:lbChm+q90
    姫「何を言うかと思えば。目の前にその見本がいるではないですか」

    魔王「自称ほど怪しいものはないな」

    姫「貴方も自称魔王でしたよね」

    魔王「ぐ」

    姫「ほらほらいいから喋りなさい。貴方のタイプは?」

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:33:29.37 ID:lbChm+q90
    魔王「……」

    姫「わくわく」

    魔王「気立てが良くて」

    姫「ほうほう」

    魔王「大人しく、私に優しくて、あまり文句も言わず従ってくれて、出来れば黒髪で清楚な女性が……」

    姫「なんというテンプレ」

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 22:38:54.93 ID:lbChm+q90
    姫「すみません。あまりに型通り過ぎていて笑えません」

    魔王「お前が喋れと言うから喋ったのだろうが」

    姫「で、そのような型の女性と出会えた試しは?」

    魔王「まだ出会えていない」

    姫「現実と闘うことを拒みますか」


156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:37:43.72 ID:lbChm+q90


    魔王「私は喋ったぞ」

    姫「褒めて遣わしましょう」

    魔王「今度はお前の番だ」

    姫「おやおやいつの間にか乗り気ですね」

    魔王「良い暇つぶしだからな」

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:44:15.00 ID:lbChm+q90


    魔王「しかし予想はつくな」

    姫「では聞いてやりましょう」

    魔王「顔が良く金がある男だろう」

    姫「ぶぶー」

    魔王「では、追加で家柄か」

    姫「何故世俗的なイメージしか持てないのですかね」


160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:47:39.70 ID:lbChm+q90

    魔王「女など皆そんなものなのだろう」

    姫「なんという穿った伝聞情報。貴方は女性に希望と絶望を抱いているのですね」

    魔王「ならば、どのような男がいい」

    姫「実直な男性がいいです」

    魔王「それだけか?」

    姫「それだけです」

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:52:08.33 ID:lbChm+q90
    魔王「意外だな」

    姫「しいて言うなら私と釣り合い、命令に唯々諾々と従ってくれるような犬のように実直な男性が」

    魔王「ああ、それでこそお前だ」

    姫「ふふん。そうでしょうとも」


164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:57:23.80 ID:lbChm+q90
    姫「貴方も私を見習って謙虚に生きなさい」

    魔王「謙虚か。私の知っている単語とは、どうも意味が異なるようだ」

    姫「貴方の理想など夢のまた夢です。たとえそんな女性がいたとしても、どんな裏があるやら分かりませんよ」

    魔王「私の未来の嫁を悪く言うな」

    姫「誠心誠意謝りましょう」


166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:01:53.50 ID:zfxf83ei0
    姫「しかし条件通りの異性というものは中々レアですね」

    魔王「それはそうだろうな」

    姫「私はこんなに謙虚なのに」

    魔王「私こそ謙虚な理想家だというのに」

    姫「世知辛い世の中ですね」

    魔王「全くだ」

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:06:35.15 ID:zfxf83ei0
    姫「しんみりした所でまたお腹が減ってきました」

    魔王「そろそろ夕餉か」

    姫「夕餉と言わず宴と洒落込みましょう」

    魔王「飲む気か」

    姫「勿論です」


170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:11:45.77 ID:zfxf83ei0
    姫「ふう。もう一本付き合いなさい」

    魔王「勘弁してくれ」

    姫「おやおや自称魔王ともあろうお方が下戸とは情けない」

    魔王「飲めるとは一言も言っていない」

    姫「ワイン一杯で限界とは少々桁違いかと」


172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:15:30.02 ID:zfxf83ei0
    姫「魔王とは意味もなく王座でワインを傾け続ける種族かと思っていましたのに」

    魔王「偏見だ」

    姫「口数が少なくなってきました。そして動きが最小限に」

    魔王「……寝る」

    姫「ちょっと待ちなさいそこは私のベッドです」

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:19:54.74 ID:zfxf83ei0
    魔王「ここは私の城だ。どこで寝ようと私の勝手だ」

    姫「貴方の部屋があるはずでしょう。帰りなさい」

    魔王「これ以上動くと、悲惨なことになる」

    姫「これだから童貞は面倒です。ああ、もう」

    魔王「ぐう」

    姫「ちっ」

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:25:11.27 ID:zfxf83ei0
    姫「暇です」

    姫「まだ宵の口だと言うのに」

    姫「それもこれもこの童貞が悪いのです」

    姫「いっそ悪戯してやりましょうか」

    姫「ひん剥いて縛り付けてひいひい言わせてみましょうか」

    姫「全く興奮しない不思議」


177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:26:12.47 ID:T3UwpdLeO
    おいはやく


179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:30:15.61 ID:zfxf83ei0
    姫「ふむ」

    姫「こうして見ると、案外まともなのですね」

    姫「良い体つきです」

    姫「魔王を自称する電波さんですが」

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:33:29.21 ID:zfxf83ei0
    姫「良い機会ですし脱がしてやりましょう」

    姫「えい」

    姫「おお」

    姫「ヒキニート童貞と思いきや程よく引き締まった筋肉」

    姫「いいですね」


181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:34:41.59 ID:BgzRIYJMO
    ほどよく変態姫

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:35:36.88 ID:zfxf83ei0
    姫「……」

    姫「何でしょうこの気持ちは……」

    姫「何だか」

    姫「体の奥が熱い……」

    姫「一体……」


183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:38:04.51 ID:+odI+NlxO
    妄想で行ける

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:41:15.62 ID:zfxf83ei0
    姫「寝ていますよね」

    姫「寝ていますね」

    姫「何をしてもばれませんよね……」

    姫「これはあれです。そう」

    姫「後学のためです」


186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:41:36.48 ID:T3UwpdLeO
    さあ早く



188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:41:50.71 ID:seT66CY10
    …ゴクリ


189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:43:38.96 ID:2RoCx7+3O
    さあいよいよ>>1の真骨頂が拝めます


190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:43:59.21 ID:65kikY/C0
    wktk


191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:44:47.85 ID:zfxf83ei0
    姫「では……」

    姫「……」

    姫「……これが」

    姫「初めてです」

    姫「現物は」

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:47:43.79 ID:zfxf83ei0
    姫「……どうしましょう」

    姫「べ、別に何をすればいいかなど分かっています」

    姫「ナニをああしてそうするだけです」

    姫「分かっていますってば」

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:48:31.42 ID:/7L5KZ0v0
    腹ペコ姫がナニするならば支援せざるを得ない


194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:49:07.62 ID:+odI+NlxO
    wktk


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:49:16.63 ID:seT66CY10
    寝てる魔王以外誰もいないのに必死に言い訳する変態姫萌え


196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:49:32.14 ID:BgzRIYJMO
    そりゃ支援するよね


197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:49:54.77 ID:2RoCx7+3O
    リロードし過ぎて指が痛い


198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:50:10.35 ID:zfxf83ei0
    姫「あ、ああ」

    姫「変な気分です」

    姫「……変です」

    姫「ですが何事も経験あるのみ」

    姫「突き進むのみです」

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:50:34.97 ID:DuC8jZgCO
    焦らし上手め


200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:52:15.72 ID:zfxf83ei0
    姫「まずは……」

    姫「こ、これを口に」

    姫「こんな薄汚い棒を……」

    姫「い、いえダメです」

    姫「いくらなんでも無理です」


202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:55:08.56 ID:zfxf83ei0
    姫「……」

    姫「でも」

    姫「少しくらいなら……」

    姫「ん」


204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:57:17.60 ID:2RoCx7+3O
    制御出来ませぇんっ!


205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:58:22.49 ID:zfxf83ei0
    姫「……ん、む」

    姫「ひゃ?!」

    姫「……すごい」

    姫「何で……こんなに大量に」










姫「釣れるんですかね」


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:59:34.97 ID:2RoCx7+3O
    >>205
    >>205
    >>205


208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:00:07.88 ID:BgzRIYJMO
    クソォォォオ


209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:00:19.76 ID:CBBdg8J00
    >>205
    >>205
    >>205
    >>205
    >>205


212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:04:38.70 ID:zfxf83ei0
    魔王「……何の話だ」

    姫「こちらの話です。起きましたか童貞。下の棒も起きていますか?」

    魔王「うるさい。ああ、頭が痛い……」

    姫「お気になさらずどうぞ一発。何なら見ていてあげましょうか」

    魔王「人の話を聞け。お前は何だ。痴女という奴なのか」

    姫「貴方の下半身に興味はありません。間抜け面を眺めたいだけです」

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:07:21.97 ID:+odI+NlxO
    間抜け面ですいません



216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:09:42.48 ID:zfxf83ei0
    姫「>>179以降が釣りでした。いい加減学習下さい」

    魔王「だから、先ほどから何の話だ」

    姫「人間の欲望とはかくも儚く、燃え上がる刹那こそが美しいのだなあと」

    魔王「良いことを言っている気がしない」

    姫「貴方が眠っている間、暇だったのですよ」


姫「お腹が減りました」【後編】へつづく

引用元
姫「お腹が減りました」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252082079/
 

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