1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:05:35.01 ID:ZS0Ey2eiO


    女「…」てきぱき



    男友「よくやるよな」

    男「え?」

    男友「女さんだよ。昼休みなのにずっとデスクに向かって」

    男「先輩はまじめな人だから」

    男友「だな。ほいコーヒー」スッ

    男「あ、どーも」



    女「(あの二人のカップリング、AA+…)」



 
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:10:06.88  ID:ZS0Ey2eiO



    女「…」かきかき



    男友「まだやってる…」

    男「昼食べない気ですかね」


    女「…」しゃらしゃら、しゃしゃっ!


    男友「すげー速筆」

    男「字書いてるように見えませんね」

    男友「俺もがんばろ。んじゃな」くる

    男「はい。また後で」


    女「(あ、まだ模写途中なのに…)」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:13:25.47  ID:ZS0Ey2eiO



    女「はっ」

    女「また仕事中に妄想してしまった…」

    男「先輩どうかしました?」

    女「なんでもないよ」くしゃくしゃぽいっ

    男「あれっ今何か捨てました?」

    女「詮索しないで。頼むから」

    男「??」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:14:48.35 ID:QizZ4/zFO
    腐女子彼女。という書籍化したブログがあってだな

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:15:10.61  ID:ZS0Ey2eiO



    男「先輩ぶっ続けですよね?」

    女「コクン」

    男「俺代わりますから。休憩入ってください」

    女「え、良い。別に」

    男「…」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:20:52.12  ID:ZS0Ey2eiO



    男「昼飯食ったんですか」

    女「ごはん……いいや」

    男「良いて。午後持ちませんよ?」

    女「大丈夫。元気」むん!

    男「…はぁ。良いから行ってきてください」

    女「えー?」

    男「ほらあと15分ですよ、急いで」ぐいぐい

    女「はーい…」しぶしぶ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:27:48.46  ID:ZS0Ey2eiO



    男「ふー」ギシ

    男「飯抜きって…頑張りすぎだよ。さすがに」

    男「…あ、ひょっとしてダイエットかな?」

    男「でも、あんな細いのに?いや細いというか、ちっこいというか」

    男「…女ってわかんねー」




    女「(コミケで今お金ない…)」とてとて

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:31:52.58  ID:ZS0Ey2eiO



    女「(どうしよう…お金ないのに)」とてとて

    女「(あ。そだ)」


    〜中略〜


    女「…」

    社員「あら女さん。うちの部署に何か?」

    女「私の嫁はどこですか」

    社員「女友さんね。ちょっと待っててね」ガタ



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:37:01.31  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「…あんたさ、あの呼び方やめてよね」

    女「つれないのぅかがみん」

    女友「誰がかがみんよ。で何の用?またお金?」

    女「コク」

    女友「はぁ…まぁ良いわ。一緒に食べよ。奢ったげる」

    女「愛してる」ぎゅ

    女友「奢るのやめるわよ」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:41:10.21  ID:ZS0Ey2eiO



    〜食堂〜


    女友「…それで、金欠なわけ?同人買いすぎて」

    女「コクコク」

    女友「あんたはもう……限度ってもんがあるでしょ。毎回言ってるけど」

    女「まだ自分の給料だけ。人様に迷惑かけてない」キリッ

    女友「その考えもおかしいわよ」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:47:40.08  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「まったく…あんた見てると心配になるわ」

    女「?」

    女友「ちっこいし、目が離せないってゆーか…」

    女「大丈夫!」むん

    女友「ほらほら、たんと食べときなさい!私のフライ一つあげる」ヒョイ

    女「あー」パク

    女友「…」

    女「(もきゅもきゅ)」

    女友「小動物みたいねあんた」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 16:52:43.08  ID:ZS0Ey2eiO



    女「(もきゅもきゅ)」

    女友「…」じー

    女「?」

    女友「…誰か良い人。いないの?」

    女「なんで」

    女友「誰かとくっついてくれたら、安心できるんだけどなー」

    女「!!プロポーズ!」

    女友「私じゃないわよ」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:01:49.95  ID:ZS0Ey2eiO



    とて、とて


    女「(…そんなこと言われても)」

    女「(私の性欲は二次元で補えるし)」

    女「(それで充分…むしろ二次元のが――!あれは)」



    男『う…重い』よろ

    社員『男さんにお電話ですー!』

    男『うわまじか――すまん、ちょっとここ犯して』ドサ

    男友『ああ。いいぜ』




    女「(今日も一日がんばれる私)」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:08:37.95  ID:ZS0Ey2eiO



    女「がんばるぞ」ドサ

    女「…」カタタ、カタ

    女「(あ…でも久しぶりの、この満腹感が)」

    女「…」うと、うと

    女「…あたかい」



    ぽか、ぽか



    女「」すぴー

    男「熟睡…?」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:13:58.51  ID:ZS0Ey2eiO



    女「」すよすよ

    女「」すよすよ



    女「…ん」ムク

    女「…」

    女「あれ?」キョロキョロ


    シーン……



    女「今何時…?」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:21:24.58  ID:ZS0Ey2eiO



    女「…」ガタ、とてとて

    女「…外。真っ暗」

    男「あ、起きてる」

    女「――!あなたは」

    男「どーも」

    女「…AA+の片割れ」

    男「え、なにそれ」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:30:47.78  ID:ZS0Ey2eiO



    女「…?」

    男「熟睡してたんでそっとしときました。先輩なんだか疲れてたみたいですし…」

    女「…ありがと」

    男「とりあえず会社でましょう。もう8時ですよ」

    女「コク」




    女「(…片割れ、いい奴だ)」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:38:08.63  ID:ZS0Ey2eiO



    コツ、コツ、コツ


    男「さすがに誰もいませんね」

    女「(誰もいない夜の会社。スーツにネクタイ。二人きり)」

    女「(最高のシチュエーション)」

    男「…」チラ

    女「ふふ」

    男「!?」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:41:16.26  ID:ZS0Ey2eiO



    女「(…あ、だめ。私女じゃない)」

    女「(どうして男に生まれなかったの…くそぅ)」


    ――コツ、コツ、コツ



    男「…」チラ

    女「(´・ω・`)」シューン

    男「(なんなんだこの人…)」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:53:04.00  ID:ZS0Ey2eiO



    男「ふー。お疲れでした」

    女「お疲れ様。また明日」くるっ

    男「あ、ちょっと待って」

    女「?」

    男「先輩晩飯まだですよね?というか、寝てましたし」

    女「コク」

    男「これから食べに行きません?適当に」

    女「(…!…この人は、なんというか)」




    女「(…私にお金を使わそうとする刺客か何かなのかな)」

    男「(うわ何かすげー嫌そうにしてる)」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 17:59:50.27 ID:SF3kb6yUO
    部下もだんだん慣れてきたなw


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:02:12.17 ID:XcP8gmt90
    部下が洗脳されて来とるwww


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:06:33.34 ID:845IJp/PO
    上司「ふう、ちょっと休憩するか」

    部下「はい、そうしましょうか」

    上司「コーヒー買ってくるけど、何かいるか?」

    部下「じゃあ何か、適当にオススメを」

    上司「おう、炭酸的なのでもちゃんと飲めよう」








    上司「ほい、カルピスと雑誌」

    同僚「『本当にあったBL特集』の大判ですね?私も読みましたよ!」

    部下「せめて三ツ矢サイダーと快楽天にしてくださいよ」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:13:47.42 ID:845IJp/PO
    上司「ふう、ちょっと休憩するか」

    部下「はい、そうしましょうか」

    上司「昨日のドラマひどかったなあ」

    部下「ですね、演技がひどい。あれじゃあみてる方も冷めますよねえ」

    上司「だよなあー、あれはさすがの私もないわ」







    上司「大体ほんとにBLなら、あのシーンで腕つかんでから、恥じらいを持って突き放すよ」

    同僚「ですよね、制作側がなんちゃってBLしかしらなそうですもんね」

    部下「あれは男と女の純愛ドラマです」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:24:59.47  ID:ZS0Ey2eiO



    女「お金」

    男「えっ」

    女「…なくて」シューン

    男「えー…社会人なのにですか」

    女「趣味に注ぎこんじゃって」

    男「…ま、良いですよ。奢ります」

    女「!」キラッ

    男「その…あまり高いものじゃなければ」

    女「すまぬ、すまぬ…」

    男「良いんですって。行きましょう」

    女「上司なのに、すまぬ」

    男「(上司とは思えないもんな、この人)」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:29:37.01  ID:ZS0Ey2eiO



    〜居酒屋〜



    女「…おいしい」モキュモキュ

    男「あの」

    女「キュ?」

    男「…先輩、あまり無理しないでくださいね」

    女「えっ」

    男「今日だって昼食抜きとか。それに、あまり寝てないんでしょ?」

    女「(言えない。夜更かししてエロゲやってたなんて)」

    男「俺もがんばって、今より仕事量増やしますから」

    女「(心が痛い…)」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:35:44.71  ID:ZS0Ey2eiO



    男「とにかく、大変ならもっと部下の俺に押し付ければ良いんです」グイッ

    女「…ありがと」



    女「(男くん…いい人だ)」

    女「(なのに私はあんな妄想を…)」

    女「(…心が痛い)」ゴクゴク

    男「(先輩、飲みすぎじゃないかな)」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:41:58.19  ID:ZS0Ey2eiO



    女「…///」

    男「あの、先輩大丈夫で?」

    女「らいじょーぶ」むん!

    男「目が座ってますけど」

    女「」ゴキュゴキュ

    男「(聞いちゃいねぇ)」

    女「…男くん」

    男「はい?」



    ぎゅ


    男「!」

    女「手…おっきい」にぎにぎ


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:48:47.81  ID:ZS0Ey2eiO



    男「あの、ちょっと」

    女「…ごつごつしてる」さわさわ

    男「くすぐったいですよ」


    さわ、さわわ


    男「(…なんか妙な動きを)」

    女「…好き。この手」

    男「えぇっ?」


    パカッ


    女「写メ撮らせて」

    男「…」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 18:52:31.90  ID:ZS0Ey2eiO



    パシャパシャパシャ


    男「あの…これ、一体何の」

    女「資料にする」

    男「??」

    女「もっとこう、血管浮かせて」

    男「えっ…こうですか?」

    女「良い感じ」



    パシャパシャ、パシャ



    男「(何やってるんだ俺…)」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 19:01:04.24  ID:ZS0Ey2eiO



    〜三十分後〜


    女「」すぴー

    男「あー潰れちゃった」

    男「困ったな…どうするか」

    女「…男くん」

    男「はい?」

    女「ごめんね…」すやすや

    男「あ…寝言か」

    女「お尻痛かった?」

    男「!?」

    女「…」すよすよ

    男「(…何だろう今の発言)」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 19:08:53.51  ID:ZS0Ey2eiO



    男「先輩、先輩」ゆさゆさ

    女「…ん」

    男「誰か親しい友だちいますよね?迎えに来てもらいましょう」

    女「はぅ…ともだち」とろん

    男「そうです。事情は説明しますから…ほら、携帯にぎって」

    女「…」にぎり

    男「先輩?」

    女「…」





    女「ぐぅ」ぐにゃ

    男「おーい」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 19:14:33.92 ID:BStoQJ+bO
    腐に萌える日が来るとは


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 19:49:59.99  ID:ZS0Ey2eiO



    〜そして〜



    女友「や。君が男くん?」

    男「え?…ああ、女友さんですか?」

    女友「ん、呼ばれて来ました。コレに」


    女「…」すよー


    男「はは…助かりました」

    女友「ごめんなさいね、この子が迷惑かけて」

    男「いえそんな」

    女友「ほら女。帰るよ」ぽこぽこ

    女「…むぅ?」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 19:59:25.74  ID:ZS0Ey2eiO



    女「ん………女友?」

    女友「そーよ」

    女「なんで?」

    女友「あんたが呼んだんでしょーが」

    女「…だっこ」ぎゅ

    女友「こらこら、子供か」

    女「好きー♪」むちゅー

    女友「うひゃあああぁ!?//」


    男「ブッ!!!」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:07:11.94  ID:ZS0Ey2eiO



    男「げほっ…げほ」

    女友「なな何すんのよ見ず知らずの人の前で!//」

    女「えへー」にへ

    男「あ、いえ大丈夫ですよ」

    女友「え?」

    男「お二人がどんな道を歩もうがその…別に俺、そーいうの偏見ないんで」

    女友「お前も天然寄りかちくしょう」

    女「…♪」すやすや


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:14:35.58  ID:ZS0Ey2eiO



    〜十分後〜



    女友「…あ、タクシー着たわ」

    男「良かった。じゃ、俺はこれで」くる

    女友「何言ってるの。君も来るんだよ?」

    男「はい?」

    女友「この子が潰れる度に私が呼び出されるわけにもいかないし。家の位置、覚えてもらわなくちゃ」

    男「……」

    女友「ほら、早く乗って」

    女「…のってー♪」

    男「はぁ。それじゃ」


    バタン



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:22:27.94  ID:ZS0Ey2eiO



    ブロロ…


    女「すやすや」


    女友「…」

    男「…」

    女友「…」

    男「…」



    女友「手」

    男「はい?」

    女友「出さなかったのね。この子に」

    男「…はぁ。まあ」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:31:28.92  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「どうして?」

    男「どうしてって…まぁ、なんとなく」

    女友「私を呼ばず、部屋へ連れ込むことだってできたのに」

    男「そりゃそうですけど」

    女友「…ホモ?」

    女「!」クワッ!

    男「違いますよ」

    女友「へぇ。じゃなんでよ?」

    男「いや、なんつーか」

    女「(´-ω-`)…」すよすよ



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:34:05.17 ID:QvvdmTVj0
    腐上司反応すんなw


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:42:44.63  ID:ZS0Ey2eiO



    男「直属の上司ですし。後々気まずくなりそうじゃないですか、職場で」

    女友「それだけ?」

    男「それとなんつーか…向こうがもっとカモーンな感じだったら、俺も分かりませんでしたけど」

    女友「…」

    男「でも先輩はそんな感じゼロで、警戒さえしてなさそうで…そーゆーこと考えるの自体申し訳ないというか」

    男「牙を向かれるとか疑りもしない…小動物みたいな。そんな印象があって」


    女友「……」



82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 20:53:24.10  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「良い部下に恵まれたね。この子は」ぽすぽす

    女「…♪」ぎゅ

    男「手を出してた方が良かったですか?w」

    女友「出してたら刺してるわね。今ごろ」

    男「……」

    女友「ま、君は信頼できそうだよwある程度」

    男「…そうですか」



    ブロロ…キッ

    運転手「着きましたよー」



    女友「ああ、はいはい」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:04:05.51  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「ほら、行くわよ女」

    女「ン…」

    男「手伝いましょうか」

    女友「ん?ああ、君はいーよ」

    男「えっ」

    女友「えっと…ほら、一応女性の一人暮らしだしさ」

    男「あー」

    女友「プライベートがあるのよ。…特に、この子の場合はね」

    男「?」

    女「むー…」ごろごろ



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:06:25.04  ID:ZS0Ey2eiO



    男「そうですか」

    女友「…ん」

    男「じゃ、俺はこのまま帰りますけど」

    女友「うん。悪いわね」

    男「いえいえ。あとよろしくお願いします」

    女友「三人で、今度ごはんでも食べましょうね」ひらひら



    …バタン。ブロロ…



    女友「…」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:15:22.58  ID:ZS0Ey2eiO



    …ガチャ


    女「…ン」

    女友「自分で歩いてよ、もー」


    女友「…えいっ」ぽいっ

    女「ばふ」←ベッド


    女友「ふう、やれやれ」パチッ



    ゲーム機どーん
    パソコンどーん
    同人誌、CDずらー



    女友「…上司の威厳も無くなっちゃうよね。こんな部屋見られたら」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:22:26.54  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「というか…これ、また少し増えてないか?」

    女「ぅん…」ごそごそ

    女友「あ、女ー?あんたどうするのよ。シャワーも浴びないの?」ゆさゆさ

    女「…く」

    女友「?」

    女「服。脱がして」

    女友「…ほんとにあの後輩くんで救われたわねあんた」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:29:18.52  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「…どこまで脱がせば良いのよ」プチッ、しゅるしゅる

    女「…」くてん

    女友「…」

    女友「顔は、可愛いのになぁ」

    女「」ぎゅー

    女友「わぷ…」


    女友「…私がいるから男いらないとか、本気で考えてたらどうしよう」


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:37:25.76  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「…」

    女友「シャワー借りようかな。…汗かいちゃった」

    女友「女は…寝てるし、いっか。そのままで」




    ガラガラ、ピシャリ




    女「…」すーすー


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:39:55.95 ID:cSZHmcSwO
    さて誰に萌えるべきなのか
    選択肢が多いぞ


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:43:32.02  ID:ZS0Ey2eiO



    女「…」

    女「…」

    女「ん」

    女「…おしっこ」ムク

    女「………?」



    ・乱れた衣服

    ・乱れたベッド

    ・火照った身体

    ・誰かシャワー使ってる





    女「………事後?」



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:49:00.61  ID:ZS0Ey2eiO



    女「」

    女「ガクガクブルブルガクブル」



    …キュッ。バタン



    女「!!!」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 21:56:50.18  ID:ZS0Ey2eiO



    …ぺた、ぺた、ぺた


    女「男→アウト
      女→ギリセーフ」


    …ぺた、ぺた、ガラッ



    女「!!」

    女友「…あれ女?起きたんだ」




    女「はああぁぁ――ん!!」ぶわっ!

    女友「!?ちょっ……何よ!?」


    はらり


    女友「ぎゃああああ!?」

    女「はああぁぁぁんっ!!!」



106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:19:53.50  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「えーと」

    女「…」(正座

    女友「…つまり、周りの状況から自分が犯されたと思ったと」

    女「コクコク」

    女友「で、私がシャワーから出てきたもんで、安心して泣いてしまった。びっくりして胸も少し揉んだ」

    女「コク!」

    女友「……そうでしたか」ガクー

    女「??」



109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:29:37.84  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「んーと…なんだっけ。もはや言うことが多すぎて」

    女「?」

    女友「…そうだ、まず男と二人きりのときはもっと用心しなよ!警戒心無さすぎ」

    女「…ごめんなさい」

    女友「まぁ、今回は男くんだからで良かったけど…明日、お礼言っときなさいよ」

    女「?なんで」

    女友「彼じゃなかったら今ごろ犯されてるわよ、あんた」

    女「!!」



110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:36:59.94  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「それとさ、もう少し地に足をつけよう。現実的に」

    女「?」

    女友「二次元ばかりじゃなくてさ。三次元に目を向けてみたら?」

    女「えぇ…」

    女友「例えばほら。あの男くんなんかどうなのよ?」

    女「…男くんは……受け」

    女友「会話をしようよ」



112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:49:31.36  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「あんた本当に男の子に興味無いの?」

    女「あるよ。満々だよ」

    女友「そうじゃなくて、自分の恋愛に!」

    女「ないよ」

    女友「うわぁ。ばっさりだよ」

    女「でも男同士は楽しいよ」

    女友「えっ…何言ってんの」

    女「禁忌への背徳、互いに知り尽くしたあの器官、異性の踏み込めない友情」

    女友「…」

    女「わーい」

    女友「おーい」



114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:01:30.95  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「あんた…人間の本能どっかに忘れてきたの?」

    女「そんなことないよ」

    女友「…例えばほら。こうすると?」だきっ

    女「!!」

    女友「…あんた、抱きつくの好きでしょ?これが男の子だったらもっと素敵だと思わない?」

    女「……もふ」

    女友「…ごめ、なんて?」ぱっ

    女「おっぱいやらかい。いい匂い」はふー

    女友「……」


118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:14:07.91  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「はぁ」

    女「…」



    女「…そもそも、資格無いから」ぽつり

    女友「ん?」

    女「男の人から見て、腐女子は気持ち悪いんだよ。わかってる」

    女友「――えっ」



120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:22:50.42  ID:ZS0Ey2eiO



    女「そりゃ嫌だよね。自分の絡みを想像されるなんて」

    女友「…」

    女「…視線で痴漢されてるようなもんだよね。それも本人は知らずにさ」

    女友「待って。女、あんた何を」

    女「男くんも。このこと知ったら、私のこと嫌うよ」

    女友「そんなこと……」

    女「だから私も好かない。あんないい人も妄想で汚して、好く資格なんか無い」

    女友「……」


121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:33:43.02 ID:3UjgnkuSO
    自分を正当化するのが腐女子なのに…
    女いい子


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:34:41.04  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「えと…女?」


    こてん


    女友「?」

    女「すー…」

    女友「…まだ少し、酔ってたのかな」ぽん、ぽん

    女友「何か…抱えこんでるのかもね。私が思う以上に」



125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:38:44.37  ID:ZS0Ey2eiO



    女友「…」ぽん

    女友「さ。私も帰ろうかしらね」スクッ

    女友「…あんたなら、たぶん大抵のことは良い方向に行くだろうけど」

    女友「ま、がんばりなよ。私は後ろで見ててあげるからね」

    女友「…おやすみ」なで



    …パチ



170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:01:03.74 ID:ZxNMfrGAO

    翌日。
    ずいぶんすっきりと目覚める



    女「!」シャキ!


    なんだかとても甘い、良いにおいのする夢を見ていた気がする
    端的に言えば、おっぱいを揉みしだいた後みたいな


    女「なんか、幸せなだなぁ」ぼー


    女「…今日は良い気分で過ごせそう」



172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:13:31.07 ID:ZxNMfrGAO

    ふわふわした余韻に包まれ、出勤


    〜電車〜


    ガタタン、ガタタン


    女「(混んでるなぁ)」

    女「(…)」



    高校生1「だからそれはーwむしろユータのがエグいしょww」

    高校生2「ちげーよwwマジ俺やってねーし」

    高校生3「ジでー?バカじゃねwこいつwww」

    高校生1「ブハハハハハww」



    女「(…)」

    女「(やっぱりリアルは萎えるなあ)」



173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:19:23.91 ID:ZxNMfrGAO


    女「(リアルにも萌えはあるんだけどさ)」

    女「(その比率が少なすぎるのよね。1:99くらいだ、きっと)」

    女「(…二次元。行きたいなぁ)」



    ――ガタタン、ガタタン、


    女「…」


    女「(やきもち+妹で『やきいも!』ってのはどうだろう)」



    ―ガタタン、ガタタン、


174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:28:04.20 ID:ZxNMfrGAO

    女「…」

    女「(そういや、一つ引っかかるのことが)」


    →昨夜帰るまでの記憶がほとんど無い


    女「(…私、どうやって部屋戻ったんだろう)」


    いくらなんでもこれは怖いので、昨日の情報を捜してみる



175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:28:57.51 ID:ZxNMfrGAO

    女「えーと、えーと」

    女「(あ…そだ。携帯になにか残ってるかも)」パカン


    でも大量の手の写真が見つかっただけでした



    女「なにこれ…怖い」ガクブル


177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:34:26.92 ID:ZxNMfrGAO

    結局何もわかりませんでした。


    〜会社〜

    女「はよござまーす」とぽとぽ

    男「あ、どーも。昨日あれから大丈夫でしたか?」

    女「??」





    女「(なんのこと…?)」ドサッ

    女「(あ、女友なら何か知ってるかも)」



178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:39:07.82 ID:ZxNMfrGAO

    〜中略〜



    女「すんませーん。私の嫁」

    社員「ちょっと待っ」


    〜中略〜





    女「なんも覚えてへん」ムー

    女友「(え…私あんな大変だったのに…?)」



179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:44:29.40 ID:ZxNMfrGAO

    ――そして――




    女「そか…大体思い出した」とてとて

    女「男くん…迷惑かけちゃった」シュン


    とて、とて、とて…くるっ


    男「あ」ばったり

    女「え…あぅ」



180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:45:27.77 ID:ZxNMfrGAO


    男「あー、えーと」

    女「…」

    女「男くん。今ちょっと良い?」

    男「へ?でも今、仕事中」

    女「すぐ終わる」むん!

    男「…はい」




    〜自販機とかあるとこ〜


    男「…」

    女「…」



181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 12:49:13.43 ID:ZxNMfrGAO

    女「昨日、ごめんね」

    男「いえいえ。全然」

    女「…私、酔ってたよね」

    男「はぁ…でも楽しかったですよ、うん」

    女「えっ」

    男「なんというか、いつも冷静な先輩があんなふうになるとは。新鮮でした」

    女「…(やっぱり、いい人だ)」



    こんないい人なのに、私は
    頭の中では、平気で傷つけるようなことを


    女「…」

    男「先輩?」


183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 13:05:25.37 ID:ZxNMfrGAO

    女「…ありがと。でも」

    男「?」

    女「もう必要以上に私に関わらない方が良いよ。男くん」

    男「えっ」

    女「……」くるっ

    男「あ、あのっ…!」

    女「戻ろ。仕事中だから」

    男「えっ……はい」


    女「…」ぴた

    女「あ、あともう一つ」

    男「?」

    女「奢ってくれて、ありがと」

    男「…」

    女「おいしかった」

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 13:10:59.22 ID:ZxNMfrGAO

    女「…ふぅ」コツ、コツ


    何もしないでも
    周りの、何も悪くない人まで痛めつける
    ただ生きてるだけで
    ――そうせずにいられない



    女「(…腐ったみかん)」

    女「(私、本当に腐ってる。ひどい女だ)」


    女「(……腐った人間だ)」


たぶん既出ジャンル「腐上司」【中編】へつづく

引用元
たぶん既出ジャンル「腐上司」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251875135/
 

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