88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:03:43.86 ID:ypDwocMb0
    ザザーー・・・ ザー・・

    パワプロ「海だ・・・」


    矢部「朝方だからとても綺麗でやんす!」


    シンジ「時間が空いたら泳ぎたいね」


    アスカ「コラコラ、遊びに来たわけじゃないのよ?」

    トウジ「へいへい」


    アスカ「まったく、何しに来たと思って・・・」


    マヤ「わー、海海!レイちゃん、後で泳ごうね?」


    レイ「・・・」
コク

    アスカ「ちょっと!!監督!」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:04:17.90 ID:GQtseMl30
   



練習しろwwww



前作から読む人はこちら
パワプロ君「ここが大ハード高校か・・・」【パート1】

前の話から読む人はこちら
パワプロ君「ここがネルフ高校か・・・」【パート1】


 
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:06:01.80 ID:ypDwocMb0
    アスカ「オラオラ!行くわよーー!!」
    カキィンッ

    パワプロ「うおおおお!!」
    パシッ

    矢部「パワプロ君ナイスでやんす!!」

    アスカ「次!!」
    カキンッ

    レイ「!」
    パシッ

    田中山「レイちゃん、ナイスキャッチだぞ!」
    アスカ「・・・次!」

    カキンッ!

    シンジ「!」
    バシッ

    シンジ「・・・よ、よし!」

    アスカ「へえ、ほんの少しはマシになったみたいね」
    レイ「・・・」

    矢部「碇君、上手くなってるでやんすね」

    パワプロ「うん、残って練習したお陰だね」

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:07:06.17 ID:ypDwocMb0
    夜  合宿場の露天風呂

    カコーン

    矢部「初日からハードだったでやんす。オイラもう死に体でやんす」

    パワプロ「夏合宿って妙に気合が入るからね」

    トウジ「それにしても、一つの大部屋に男全員なんてむさ苦しいにも程があるで」

    シンジ「まぁまぁ・・・せっかくこんないい所にこれたんだし」

    ケンスケ「キャプテンや綾波や監督は個室らしいよ」

    奥居「マジかよ〜?ずるいぜ〜」

    パワプロ「男が個室にいたって寂しいだけだって」

    矢部「確かに、多少むさ苦しくても賑やかな方がいいでやんす」

    トウジ「まぁ、それもそうやな」

    田中山「それにしても、結構な広さの露天風呂だなー」

    シンジ「うん、本当に・・・」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:08:18.06 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「・・・矢部君、こんな所に来てもメガネを外さないんだ」

    矢部「オイラのポリシーでやんすから」

    トウジ「ポリシーて」

    シンジ「そういえば・・・僕、矢部君の素顔って見た事ないな」

    矢部「え?でやんす」

    パワプロ「そういや俺も・・・」

    トウジ「ワシもや・・・」

    奥居「もしかして皆見た事ないんじゃねぇか〜?」

    矢部「え、ちょ、ちょっと・・・そんな事どうでもいいじゃないでやんすか」

    田中山「ここまで気になってしまったらそうも行かないぞ」

    トウジ「矢部・・・見せんかい」

    矢部「い、嫌でやんす!」

    パワプロ「無駄だよ矢部君、君は既に囲まれているんだから」キュピーン

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:09:16.34 ID:ypDwocMb0
    奥居「矢部〜観念しろよ〜」


    ザバアアアアンッ

    矢部「ぎゃーっ!でやんすー!」


    シンジ「あはは・・・・ん?」

    レイ「・・・」

    シンジ「う、うわっ!?!?」

    パワプロ「ん?どうしたのシンジく・・・わあっ!レイちゃん!?」

    矢部「な、なんでレイちゃんが入ってるでやんすか!?」

    レイ「混浴・・・」

    パワプロ「そ、そうだったのか・・・」

    シンジ「・・・にしても冷静すぎだよ、綾波・・・」

    レイ「・・・そう?」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:09:16.83 ID:0gmxCTk+O
    中 マトリエル
    右 シャムシエル
    左 サキエル
    投 ラミエル
    一 ゼルエル
    三 タブリス
    二 イスラフェル乙
    遊 イスラフェル甲
    捕 レリエル

    なんかこんなイメージ


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:11:23.86 ID:ypDwocMb0

    「わ〜、広いねぇ〜!」

    「当然よ、監督」

    トウジ「あの声は・・・」

    アスカ「あ、アンタ達!!」

    マヤ「あ、皆・・・ってここ、混浴だったの?」

    パワプロ「・・・」
    矢部「・・・」
    トウジ「・・・」
    ケンスケ「・・・」
    奥居「・・・」
    田中山「・・・」
    シンジ「・・・」

    弾道が上がった


    アスカ「な、なに見てんのよ!さっさと出ていきなさーい!!」

    パワプロ「わぁ、皆逃げろ〜!!」


    楽しくも苦しい合宿の日々はあっという間に過ぎ、その最終日

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:12:37.98 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「今日で合宿も終わりか〜」

    矢部「あっという間だったでやんすね」

    アスカ「皆、集まってるわね!」

    シンジ「おはよう、アスカ」

    奥居「今日は何するんだ〜?」

    マヤ「今日は最終日だし、自由に遊ぶ事にしたの」

    パワプロ「ほ、本当ですか?」

    矢部「やったでやんす!!」

    アスカ「練習で疲れてるんだから、あまり派手に騒がないでよ?」

    トウジ「おう!任せとき!」

    奥居「よ〜し、早速海に行こうぜ〜!」

    パワプロ「おーー!!」

    ドドドドドド・・・・

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:15:34.14 ID:ypDwocMb0
    アスカ「はぁ、練習もあれぐらい気合入れてやればいいのに」
    マヤ「あはは、まぁいいじゃない。さぁ、私達も行きましょう?」
    レイ「・・・はい」コクリ


    ザパーーンッ

    トウジ「ひょーっ!気持ちええなぁ!!!」

    奥居「やっぱ夏は海に限るぜ〜!」

    シンジ「(久しぶりだなぁ・・・こういう雰囲気)」

    矢部「おおっ!みんな見るでやんす!!」

    パワプロ「ん?」
    奥居「おおっ!」

    アスカ「さーて、泳ぐわよー!!」
    マヤ「海なんて久しぶりだなぁ〜」
    レイ「・・・」コクリ

    パワプロ「3人ともナイスプロポーション・・・」

    矢部「・・・オイラ、野球部に入って心から良かったと思ってるでやんす」

    アスカ「ん?ちょっと、何ジロジロ見てんのよ!?」

    チームメイトの弾道が上がった
    アスカ「なによそれ・・・ったくこれだから男は・・・」

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:28:53.95 ID:QIWDKSWjO
    合宿期間中に弾道が2も上がるなんて凄い恵まれてるな

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:20:48.16 ID:ypDwocMb0

    辛くも楽しかった合宿も無事終了し、いよいよ野球部の運命を決める予選大会が始まった・・・

    マヤ「皆集まって〜!」

    ザザッ

    マヤ「いよいよ秋の地区大会が始まります。スタメンを発表したいと思います」

    アスカ「監督、ギリギリのメンバーだから発表は必要ないと思いますけど」

    マヤ「あ、それもそうか・・・あはは」

    パワプロ「一回戦の相手は何処だったっけ」

    レイ「一回戦はそよ風高校よ」

    矢部「そよ風高校は脚が速い選手が多いそうでやんす」

    パワプロ「野球部の存亡を賭けた大事な一戦だ!みんな、絶対に勝つぞ!!」

    アスカ「当たり前よ!!皆もしっかり頼むわよ!」

    矢部「おうでやんす!!」

    レイ「ええ」

    シンジ「う、うん」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:24:49.86 ID:ypDwocMb0
    そしていよいよ、試合当日

    パワプロ「いよいよ試合だ!!」

    シンジ「・・・」

    レイ「・・・大丈夫?」

    シンジ「う、うん!だ、大丈夫だよ

    アスカ「バカシンジ、緊張してエラーなんてするんじゃないわよ?」

    シンジ「わ、わかってるよ」

    パワプロ「シンジ君、練習通りでいいんだからね」

    奥居「そうだぜ〜。あんまり気ぃ張り詰めるなよ〜」

    シンジ「うん、・・・頑張るよ」

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:26:14.63 ID:ypDwocMb0
    ネルフ高校 職員室

    加持「あ、冬月教頭」

    冬月「なんだね」

    加持「校長先生を見かけませんでしたか?ちょっと聞きたい事がありまして」

    冬月「ああ、校長は私用で出かけている。私が聞こう」

    加持「そうですか、・・・まさか野球部の試合を見に行ったとか?」

    冬月「・・・さぁ、どうだろうな」



    ネルフ高校スタメン

    矢部 外野 DFCED
    綾波 二塁 CGEDC
    パワプロ 外野 EDCDD
    鈴原 捕手 FCDDE
    奥居 外野   DFEED
    田中山 遊撃 EFEDC
    相田 三塁 GFEEF
    碇 一塁 DFDEE
    アスカ 投手 DFDDC

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:27:49.02 ID:ypDwocMb0
    試合開始

    一回の表


    まず矢部が初球ヒットを放ち、一塁に進む

    2番のレイは送りバントをするが失敗、アウト



    ワンアウト、ランナー一塁(矢部)

    パワプロ「(よし!やるぞ!!)」


    阿畑「(お、こいつは他の奴の一際オーラが違うな・・・本気出して投げんと・・!)」

    阿畑が第一球を投げた


    シュッ

    ククッ

    パワプロ「!?(なんだこの変化球!?)」

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:29:22.09 ID:ypDwocMb0
    ブンッ

    ズバンッ

    審判「ストラーイク!!」

    阿畑「(どうや、必殺アバタボール!)」

    中学では体験した事のない変化球にパワプロは戸惑う



    アスカ「ったく、何空振りしてんのよ!」

    奥居「パワプロ、面食らってるぜ〜」

    シンジ「どうしたのかな・・・」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:31:21.90 ID:ypDwocMb0
    阿畑「(行くで!!)」

    阿畑の第二球

    ビシュッ

    ククッ

    パワプロ「!(さっきとはまた違う方向に・・・!)」

    ブンッ

    バシッ

    審判「ストライクツー!!」

    パワプロ「(くっそ・・・)」

    阿畑「(ふっふっふ、上場の仕上がりやな!このまま貰うで!!)」

    阿畑が第三球を投げた

    ビシュッ

    阿畑「(!しもた!)」

    パワプロ「(すっぽ抜けた?チャンス!!!)」

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:32:47.12 ID:ypDwocMb0
    カキンッ


    トウジ「おおっ!」

    アスカ「よしっ!!」

    パワプロの放った打球はセンター後ろへ


    ケンスケ「回れ回れー!」


    矢部は三塁、パワプロは二塁でストップ


    パワプロ「よし!」

    矢部「トウジ、頼むでやんすよ」


    トウジ「よーし!かかってこんかーい!!」

    チャンスに燃えるトウジだが、アバタボールの前に呆気なく抑えられた

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:34:07.69 ID:ypDwocMb0
    トウジ「くそ〜・・・なんやあの変化球は?」

    アスカ「全く、だらしないわね!!奥居、ちゃんとランナー生還させてきなさいよ!!」

    奥居「お、おう!やってやるぜ〜!」


    5番打者奥居もアバタボールに翻弄されるが、偶然振ったバットがボールに当たりヒット!

    矢部が生還し、ネルフ高校は先制点を手に入れた

    風0−ネ1


    矢部「ただいまでやんす!」

    マヤ「お疲れ様!」

    アスカ「よーし!田中山、あんたも頑張ってよ!」

    田中山「奥居に続くぞー!」


    しかし、田中山は三振でアウト

    審判「チェンジ!!」

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:36:23.22 ID:ypDwocMb0

    一回裏

    アスカ「よーし!私の出番ね!!トウジ、しっかり捕りなさいよ!」

    トウジ「おう!ワシに任せとけ!!」

    アスカ「行くわよ!・・・ふんっ!!」

    ビシュッ

    ・・・・


    三番打者「くっ!」

    ブンッ

    バスッ

    審判「ストライク!バッターアウト!!チェンジ!!」

    アスカの気迫の投球にそよ風高校の打者達は次々とアウトにとられていった


    パワプロ「すごいな、アスカちゃん・・・」
    矢部「流石、元エースでやんす!」

126 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 03:45:04.60 ID:UmeitCVGO
    二回表

    アスカ「(ええいっ!!)」

    ビシュッ

    四番打者「ふんっ!!」

    ガキィィンッッ!!

    アスカ「!」

    パワプロ「ああっ!」

    四番打者の本塁打で早くも同点になってしまう

    風1-ネ1

    アスカ「こんのぉ〜・・・もう取らせないんだから!」

    本塁打を打たれた事により、燃えたアスカは次打者達を押さえ、チェンジとなった

127 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 03:47:47.76 ID:UmeitCVGO
    三回表

    レイからのスタート
    マヤ「レイちゃん頑張ってー!」

    レイ「・・・」コクリ

    阿畑「(女だろうと手加減せんでー!)」

    ビシュッ

    阿畑の第一球はアバタボール

    ククッ…

    レイ「(・・・そこ)」

    カキィンッ!!


    阿畑「なにっ!!」

    パワプロ「おおっ!」

    矢部「当てたでやんす!」

128 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 03:50:17.81 ID:UmeitCVGO
    偶然なのか、狙って打ったのか、レイの打球は一二塁間を抜けヒットに

    ノーアウト、ランナー一塁(レイ)


    パワプロ「(よし、レイちゃんに続くぞ!)」

    阿畑「(最近出来たばっかの野球部と聞いとったが・・・中々やるやないか)」

    レイ「・・・」コクリ

    パワプロ「・・・」

131 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 03:52:53.37 ID:UmeitCVGO
    阿畑が第一球を投げる

    シュッ…

    レイ「っ」ダッ

    同時にレイがスタート

    パワプロ「(ここは確実に進ませる!)」

    コツッ

    阿畑「(バントかい!)」

    ボールは三塁方向へ転がり、レイはその間に二塁へ

    パワプロも全力で一塁に向かって行くが、間に合わずにアウト


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:57:28.78 ID:UmeitCVGO
    ワンアウト、ランナー二塁(レイ)でトウジ

    トウジ「ようし!今度こそ目にもの見せたるで!!」

    阿畑「(なんか嫌な流れや・・・慎重にいかんと!)」

    阿畑が第一球を投げた

    ビシュッ
    トウジ「むんっ!」
    ブンッ

    バスッ
    審判「ストライク!」

    トウジ「(か〜・・・、速いなぁ)」


    アスカ「ただのストレートじゃない、見逃してるんじゃないわよー!」

    パワプロ「ア、アスカちゃん落ち着いて」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:01:38.09 ID:UmeitCVGO
    トウジ「(アスカの怒鳴り声が聞こえるわ。黙って見とけ、今打ったるわ!)!

    阿畑の第二球

    ビシュッ

    トウジ「(しめた!またストレートや!)」

    ギュオオオオッ

    トウジ「(ここで一発、男見せたるでー!!)」

    カキィィンッ!!

    阿畑「!」

    レイ「!」ダッ

    パワプロ「おお!」

    トウジの放った打球はレフト後方へ

    トウジ「よ、よっしゃ!」


    アスカ「バカ!喜んでないで早く走りなさいよ!!」

    トウジ「おおっと、そうやった!」

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:04:35.14 ID:UmeitCVGO
    レフトはすぐに送球し、トウジは一塁でストップ

    その間にレイが生還

    ネルフ高校1点追加

    風1-ネ2


    マヤ「レイちゃん、おかえり!」

    レイ「・・・」コク

    アスカ「・・・よ、よくやったわ」

    レイ「・・・」コクリ

    アスカ「・・・ふんっ」

    パワプロ「(なんだ?なんか素直じゃないな)」

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:09:28.24 ID:UmeitCVGO
    阿畑「(ええい、嫌な予感的中や。これ以上は絶対に入れさせへん!)」

    次打者奥居、田中山もなんとかしてヒットを狙おうとするも、本気になった阿畑の投球の前に封じられてしまいチェンジ


    投球戦となって試合は進み、八回裏

    アスカの好投とレイ、田中山の守備、パワプロら野球経験者の奮闘によりここまで無失点に抑えた


    アスカ「・・・はぁ、はぁ」

    矢部「アスカちゃん、大丈夫でやんすか?」

    アスカ「・・・心配はいらないわよ、私を誰だと思ってんのよ」

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:12:55.91 ID:UmeitCVGO
    シンジ「でもアスカ・・・女の子に無茶は・・・」

    アスカ「うるさい、バカシンジ!そんな人を心配する余裕があったらヒットの一本でも打ちなさいよ!」

    シンジ「う、ご・・・ごめん」

    ケンスケ「ドキッ」

    パワプロ「アスカちゃん、ごめん・・・俺がもっと勧誘出来てたら・・・」

    アスカ「・・・いいのよ。代えの部員集める程時間的にも余裕はなかったんだから・・・」

    トウジ「アスカ、無理ならすぐ言うんやで?」

    奥居「そうだそうだ」

    レイ「無理はしないで」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:17:08.60 ID:UmeitCVGO
    マヤ「みんなの言うとおり、試合の結果よりアスカちゃんの身体の方が大事なんだから・・・」

    アスカ「わかってますって、監督」

    アスカ「でも、せっかくこうやって集まった野球部を終わらせるわけにもいかないでしょ?あたしはそんなの嫌よ」

    パワプロ「アスカちゃん・・・」

    矢部「モチロンでやんす!」

    シンジ「うん・・・!」

    アスカ「私はこれから打たせて取るピッチングに変えるから・・・アンタ達、絶対にエラーするんじゃないわよ?」

    パワプロ「うん!任せておいて!」

    レイ「必ず捕ってみせるわ」

    田中山「そうだ、守備は任せろー!」

    矢部「やるでやんす!」

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:22:33.79 ID:UmeitCVGO
    マヤ「みんな・・・」

    アンタ「さ、皆早く守備位置について!さっさとこの試合を終わらせるわよ!」

    全員「おう!!!」

    闘志に火がついたネルフ高校はそよ風高校の出塁を許さず、九回裏まで無失点で抑えてみせた

    九回裏
    アスカ「(えいっ!)」

    ビシュッ

    一番打者「(もらった!)」

    キィンッ!

    アスカ「ゎっ!」

    田中山・レイ「!」
    一番打者の放った打球はピッチャー返しになり、レイが飛びつくもボールはセンター前へ

    最終回、ノーアウトでランナーを出してしまう

    アスカ「ぜぇ・・・ぜぇ」

    パワプロ「(アスカちゃん・・・頑張ってくれ!)」

    シンジ「(アスカ・・・)」

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:27:27.32 ID:UmeitCVGO
    ノーアウト、ランナー一塁

    トウジ「(アスカ・・・大丈夫かいな)」

    アスカ「(余計な心配はいらないわよ!行くわよ!)」

    アスカの第一球

    ビシュッ

    二番打者「(遅い!ストレートか?)」

    ククッ…

    二番打者「!(カーブ!)」
    カッ

    アスカ「(よし!)」

    二番打者の打球はピッチャーゴロ

    まず、アスカが拾い二塁へ投げる

    パシッ
    審判「アウトー!!」

    レイ「(碇君)」
    ビシュッ

    急いでレイが一塁へ送球する

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:29:17.82 ID:UmeitCVGO
    シンジ「(き、来た!)」

    パシッ



    ポロッ

    レイ「!」
    シンジ「あ・・・」
    アスカ「バ・・・!」

    ズサーーッ

    審判「セーフ!」

    パワプロ「(あちゃ〜・・・)」


    一塁シンジのエラーによりアウトにならず

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:32:48.80 ID:zOB6qxBpO
    パワプロ版の顔したEVAキャラが目に浮かぶ

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:32:57.30 ID:UmeitCVGO
    ワンアウト、ランナー一塁

    シンジ「(やっちゃった・・・)」

    アスカ「(・・・ったく!)」

    アスカはシンジに見向きもせず、投球を続ける


    ビシュッ

    三番打者「くっ!」

    ブンッ
    ズバァンッ!!

    審判「ストライク!バッターアウト!!」

    三番打者「(な、なんだあの子・・・さっきより球威が増してる・・・?」

    アスカ「フンッ」

    シンジのエラーによって発した短気によりアスカは楽々と三番打者を抑えた

    ツーアウト、ランナー一塁

    ラストバッターは四番打者

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 04:35:44.06 ID:UmeitCVGO
    アスカ「(ふう、よりによってコイツか・・・)」

    四番打者「(予選一回戦で負けてられるか!俺が決めてやる!)」

    トウジ「(四番かいな・・・!アスカ、しっかり頼むでー!)」

    アスカ「(行くわよ!)」


    アスカの第一球

    ビシュッッ

    四番打者「(速い!)」

    ククッ
    ブンッ

    ズバァンッ!

    審判「ストライク!」

153 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:41:24.39 ID:ypDwocMb0
    四番打者「(カーブだったか)」

    トウジ「(ええでええで、後二球や)」

    パワプロ「(頼むよ、アスカちゃん!)」

    矢部「(打たれてもオイラ達が絶対に捕るでやんすー!)」


    アスカの第二球

    ビシュッ

    カキィンッ!!

    アスカ「!」

    審判「ファール!!」

    四番打者「ちっ・・・」


    アスカ「(しぶとい奴ね・・・!)」

    トウジ「(後一球や!頼むで!!)」

154 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:43:20.60 ID:ypDwocMb0
    アスカ「(いい加減私も疲れてきてんのよ!さっさとやられちゃいなさい!)」


    アスカが第三球を振りかぶって

    ザッ

    四番打者「(来い!)」

    投げた

    ビシュッ

    四番打者「(俺の予想ではカーブ・・・!)」

    ククッ・・・

    四番打者「(もらったぁ!!)」

    キィィンッ

    アスカ「(しまった!!)」

156 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:47:16.64 ID:ypDwocMb0
    四番打者の放った打球はピッチャーの頭上を超えた

    パワプロ「(まずい、ヒットだ!)」


    誰もがヒットかと思ったが次の瞬間

    レイ「くっ!」


    レイが大ジャンプ


    パワプロ「!」

    アスカ「!」

    シンジ「!」

    パシッ

    四番打者「!」

    審判「アウトー!!ゲームセット!」

    ドザァンッ

    レイ「っ!!」

157 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:48:53.51 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「レイちゃん!」

    矢部「大丈夫でやんすか!?」

    レイ「・・・・・・平気」

    シンジ「綾波!」

    アスカ「だ、大丈夫なの?」

    レイ「ええ、大丈夫」

    奥居「レイちゃん、無茶するぜ〜」

    トウジ「でも、カッコ良かったで!」

    レイ「・・・そう?」

    パワプロ「驚いたよ、まさかあんなジャンプするなんて」

    田中山「いや、あれが届くなんてレイちゃん、すごいぞ!」

    アスカ「ま・・まぁ、よくやってくれたわ。これからもその調子で頼むわよ」

    レイ「わかったわ」

159 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:50:23.69 ID:ypDwocMb0
    トウジ「なんや綾波、お前のファインプレーで試合終了したんやで?もっと嬉しそうな顔せんかい!」

    ケンスケ「そうそう!」

    レイ「・・・嬉しそうな・・・顔?」

    シンジ「・・・・・・笑えばいいと思うよ」

    レイ「・・・。・・・」ニコッ

    パワプロ「!」
    矢部「!」
    奥居「!」
    田中山「!」
    トウジ「!」
    ケンスケ「!」
    シンジ「・・・!」

    男子部員の疲れがとれた!

    レイ「?」

    アスカ「はぁ、男はこれだから・・・」

160 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:52:51.19 ID:ypDwocMb0
    ネルフ高校 職員室

    ガラッ

    ゲンドウ「今戻った」

    加持「(お・・・)」

    冬月「お疲れ様です」

    ゲンドウ「・・・」

    冬月「・・・(その様子だと勝ったか・・・)」

    ゲンドウ「・・・ああ」

    冬月「!」

    バタン

    冬月「・・・ふふ」

    加持「?」

162 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 04:57:12.36 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「やったぞ!一回戦は俺達の勝ちだ!!」

    アスカ「当然よ!」

    矢部「これで野球部も存続出来るでやんすー!」

    マヤ「みんな、お疲れ様!かっこよかったよ!」

    シンジ「・・・」

    トウジ「いやぁ〜・・・不思議な気分やな。疲れが吹っ飛んだ感じがするで」

    奥居「試合に勝ったからだと思うぜ〜!いやぁ、良かった〜」

    田中山「これでとりあえず野球は続けられるかー・・・」

    アスカ「みんな、予選一回戦勝ったぐらいで調子に乗らない!私達の目標は甲子園優勝なんだから!!」

    パワプロ「うん、それもそうだね!」

    矢部「頑張れば出来ない事はないでやんす!」

    トウジ「その通りや!」

    アスカ「次の試合も絶対に勝つわよ!!」

    パワプロ「おおーーーっ!!」

163 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 05:00:20.38 ID:ypDwocMb0

    帰り道

    パワプロ「じゃあ、矢部君。俺はこっちだから」

    矢部「さようならでやんす!」

    タッタッタ・・・

    パワプロ「ふう、今日は疲れたな〜・・・でも、無事一回戦も突破出来たし。このまま行けば・・・」

    「やぁ、パワプロ」

    パワプロ「ん?・・あ、お前は!!」

    猪狩「久しぶりだな。中学の試合以来だ」

    パワプロ「猪狩、こんな所でお前と会うなんて・・・」


164 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 05:01:53.71 ID:ypDwocMb0
    猪狩「今日の試合、見せてもらったよ。寄せ集めのチームにしては頑張ったじゃないか」

    パワプロ「なんだとー!?」

    猪狩「まさか女の子まで部員にしなきゃいけないくらい人材が不足しているとはね・・・何故野球馬鹿のキミがそんな高校に入学したのか不思議でならないよ」

    パワプロ「猪狩、言わせておけばー!」

    猪狩「まぁ、そう怒るなよ。決着は試合でつけようじゃないか」

    パワプロ「試合?・・・あ!」

    猪狩「その通り、次の試合で君達と当たる高校は我があかつき大付属高校さ」

    パワプロ「・・・」

    猪狩「キミ達が我があかつき相手にどれだけ足掻く事が出来るのか・・・楽しみだよ。じゃあな」
    タッタッタ・・・

    パワプロ「・・・そうか、あかつきには猪狩がいたんだ」

172 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:01:21.87 ID:ypDwocMb0

    翌日

    アスカ「え?あかつき大付属?・・モチロン、知ってるわよ」

    パワプロ「じゃあ、猪狩の事も知ってる?」

    アスカ「ええ、中学じゃ猪狩兄弟の噂は何度か聞いた事あるわ」

    パワプロ「アスカちゃん、正直今の戦力じゃあかつきには・・・」

    アスカ「ちょっと、やりもしないのに諦めてるんじゃないわよ!アンタらしくない!」
    ゲシッ

    パワプロ「痛っ!」

    アスカ「アンタ、廃部の危機を乗り越えたからって気が緩んでるんじゃないでしょうね?」

    パワプロ「い、いやそんな事はないけど・・・まだ野球をやり始めて浅い人達が殆どだし・・・」

    アスカ「あかつきが何よ!アタシが率いるこの野球部が完璧に叩き潰してやるわよ!」

    パワプロ「アスカちゃん・・・」

173 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:02:54.24 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「(あかつきの実力は本物だ。今の状態じゃ試合してもボロ負けになる・・・野球経験が浅い人はその敗戦のショックで辞めようと思うかもしれない・・・)」

    パワプロ「(せっかく廃部の危機を乗り越えて皆の気持ちも落ち着いて来たって所で、また雰囲気が悪くなるってのも・・・)」

    ガチャッ

    マヤ「あ、アスカちゃんにパワプロ君」

    アスカ「監督」

    パワプロ「どうかしました?」

    マヤ「2回戦の相手はあかつき大付属高校に決まったわ。かなりの強豪らしいから気をつけてね」

    パワプロ「(やっぱり・・・)」

    アスカ「望む所ですよ!さぁ、パワプロ!練習に戻るわよ!皆に気合入れさせないと!」

    パワプロ「う、うん」
    タッタッタッタ・・・

    マヤ「パワプロ君、元気ないけど・・・どうしたんだろ」


174 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:04:03.47 ID:ypDwocMb0
    カキーンッ カキーンッ

    バシッ  バシッ

    シンジ「・・・」

    レイ「・・・なにをボーッとしてるの?」

    シンジ「あ、綾波・・・」

    レイ「練習中よ」

    シンジ「ごめん、昨日の試合の事を思い出してて・・・ヒット取れなかったし・・・最後にエラーしちゃったし・・・」

    レイ「気にしたってしょうがないわ」

    シンジ「・・・・・・・うん、わかってるんだけど・・・」

    レイ「・・・心配はいらないわ」

    シンジ「え?」

    レイ「貴方がミスしても、私がカバーすればいいだけの話」

    シンジ「・・・」

    レイ「戻りましょう」

    シンジ「・・・うん」


176 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:06:14.43 ID:ypDwocMb0

    そして、ついにあかつき大付属高校との試合当日


    矢部「名門のあかつきが相手でやんすか・・・正直不安でやんす」

    シンジ「そんなに強いの・・・?」

    レイ「甲子園の常連高よ」

    ケンスケ「げ、マジかよ?そんな相手に僕達が勝てるわけないじゃん!」

    トウジ「なに、やる前から諦めてんねん」

    アスカ「トウジの言うとおりよ!男のくせに情けない事言うんじゃないの!」

    奥居「う〜ん」

    パワプロ「ここまで来たらやるしかない。皆、頑張ろう!」

    田中山「お、おー・・・」


    猪狩「やぁ、ネルフ高校野球部の皆さん」

177 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:10:25.12 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「あ、猪狩!」

    矢部「出たでやんす!」

    猪狩「失礼な、人を幽霊みたいに」

    シンジ「(同じ苗字?)」

    アスカ「わざわざ何の用よ?」

    猪狩「いや、試合前の挨拶にとでも思ってね」

    トウジ「なんや、ええ奴やないか」

    レイ「・・・」



    猪狩「ふふ、パワプロ。ここで中学の借りを返させてもらうよ」
    タッタッタ・・・

    シンジ「・・・借り?」

    矢部「パワプロ君は中学の試合で猪狩君にホームランを浴びさせた事があるのでやんす」

178 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:13:53.97 ID:ypDwocMb0
    ケンスケ「ほ、本当かよ?あの名門投手相手に??」

    パワプロ「偶然振ったバットが当たっただけだよ」

    アスカ「それでもあの猪狩にホームランってのは凄いわね・・・」

    トウジ「急にパワプロが頼もしく見えてきたで」

    奥居「俺もだぜ〜!」

    パワプロ「どういう意味だよそれ」

    田中山「なんか、いけそうな気がしてきたぞ〜!」

    シンジ「うん、確かに・・・」

    レイ「そろそろ始まるわ」

    アスカ「(昔話で皆のやる気が少し上がったみたいね・・・いい感じだわ)」

    矢部「よーし!みんな、やってやろうでやんす!」

    アスカ「私の台詞よ、矢部!みんな、名門なんて名前は忘れて全力で試合に望むわよ!!」

    全員「おおーーー!!」


    そして遂に試合が始まった

179 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:17:06.30 ID:ypDwocMb0
    パワプロの過去の活躍を聞いたネルフ高校野球部は全力であかつき大付属高校に挑んだ




    ・・・が


    審判「ゲームセット!!」

    5回裏

    あ10−ネ0


    アスカ「・・・」

    シンジ「・・・」

    トウジ「・・・」

    パワプロ「(やっぱり、あかつきを相手にするには早過ぎた)」


    秋の予選はネルフ高校のコールド負けという結果で終わった

180 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:22:38.09 ID:ypDwocMb0
    マヤ「みんな、お疲れ様・・・」

    アスカ「・・・・・・・・」

    トウジ「・・・強いってもんやないであいつら」

    ケンスケ「やっぱり、俺達じゃ甲子園なんて無理なんじゃ・・・」

    シンジ「・・・・僕みたいな素人じゃ」

    パワプロ「み、みんな・・・」

    矢部「そんな事ないでやんす!!まだ一年目でやんす!頑張って練習すれば絶対に勝てるでやんす!」

    マヤ「そうそう!まだ野球部は始まったばかりじゃないの!みんな、頑張ろうよ!」

    トウジ「・・・そやな」

    ケンスケ「・・ん〜・・・・」

    シンジ「・・・」

    奥居「(嫌な空気だぜ〜)」

    レイ「・・・」

181 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:28:14.87 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「(思った通りの結果になっちゃった・・・どうにかしないと


    ダンッッ!!!


    マヤ「!!」

    パワプロ「!?」

    矢部「!!?」

    レイ「?」

    シンジ「ア、アスカ・・・?」

    アスカ「・・・・く・・・・・・!!!!」

    パワプロ「・・・く?」


    アスカ「く〜・・・や〜・・・し〜〜〜・・ッッッ!!!」

182 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 08:34:02.35 ID:ypDwocMb0
    トウジ「ど、どうしたんや」

    アスカ「どうしたじゃないわよ!!こんな惨めな負け方してアンタ達悔しくないの!!?」

    ケンスケ「え・・・」

    トウジ「そ、そりゃまぁ・・・」

    アスカ「バカシンジ!!アンタはどうなの!?」

    シンジ「え、ぼ、僕?・・・その・・・」

    アスカ「その、じゃなくて!」

    シンジ「く、悔しい・・・よ・・」

    アスカ「でしょう?皆も悔しいでしょ!?」

    奥居「お、おう」

    田中山「う、うん・・・」

    矢部「アスカちゃん、怖いでやんす」

    アスカ「この私にコールド負けをさせるなんて〜〜〜・・・!!次に当たった時には絶対に叩きのめしてやるんだから〜〜〜!!」


184 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:12:42.62 ID:UmeitCVGO
    パワプロ「お、落ち着いてアスカちゃん・・・」

    アスカ「みんな!これから学校に戻って今日の悪かった所を徹底的に直すわよ!!」

    シンジ「こ、これから?」

    ケンスケ「試合やったばっかじゃんか!」

    アスカ「何が試合よ!!バッターボックスに突っ立ってただけのクセに!」

    ケンスケ「うっ」

    アスカ「そういう事は打てるようになってから言いなさいよね!さ、みんな行くわよ!!」
    タッタッタ…

    レイ「わかったわ」

    シンジ「あ、待ってよアスカ・・・」

    トウジ「しゃあないの、行くで。ケンスケ!」

    ケンスケ「わ、わかったよ〜・・・」
    タッタッタ…

185 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:15:26.27 ID:UmeitCVGO
    パワプロ「・・・重い空気が晴れて良かったのかな・・・?」

    矢部「アスカちゃんが負けず嫌いな性格で良かったでやんす」

    奥居「俺達も負けてられねぇぜ〜!」

    田中山「そうだそうだ、早く学校に戻ろう」

    パワプロ「そうだな、今回はあかつきにボロ負けしたけど、来年こそは絶対に勝つぞ!」

    矢部「おー!でやんす!」

    マヤ「みんな、頑張ってね!」

186 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:20:28.46 ID:UmeitCVGO
    猪狩「やあ、パワプロ」

    パワプロ「あ、猪狩!」

    矢部「また出たでやんす!」

    奥居「このヤロ〜、また嫌味を言いに来たのか〜?」

    猪狩「まぁまぁ、負けたからってそういきり立たないでくれ」

    パワプロ「強いな、あかつきは。・・・完敗だったよ」

    猪狩「これでとりあえず一勝・・・。君との勝負は引き分けたわけだ」

    パワプロ「ああ、だが来年は負けないぞ」

    猪狩「フッ、せいぜい楽しみにしてるよ、じゃあな」
    タッタッタ…

    田中山「なんだ、それだけを言いに来たのか」

    矢部「意外に律儀でやんす」

    パワプロ「よし、学校に戻って練習するぞ!すでに次の戦いは始まっている!!」

    矢部「おおーっ!でやんす!」

187 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:29:48.36 ID:UmeitCVGO
    月日はあっという間に過ぎ、俺達は二年生になった

    新入生が入ってくる時期なので俺達も勧誘に力が入る

    しかし、そんな大事な時にある事件が起こった


    ・・・・

    アスカ「どう?パンフレットは出来た?」

    パワプロ「うん、いい感じだよ」

    レイ「・・・」パラパラ

    奥居「レイちゃん、器用なんだな〜。このパンフレット凄く良く出来てるぜ〜」

    ケンスケ「字も綺麗で見易いし」

    レイ「そう?」

    矢部「勉強も出来て野球も出来る、さらに手先器用で言うことないでやんす!お嫁さんにしたいでやんす!」

    レイ「断っておくわ」

    矢部「そ、そんなハッキリ言われるとキツイでやんす」

    「ははははは」

    アスカ「・・・」

188 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:33:19.00 ID:UmeitCVGO
    シンジ「今年は何人か入ってくれるかな」

    トウジ「ウチの高校はサッカーとテニスが有名やからなぁ・・・待ってるだけじゃこんやろ」

    アスカ「だから、このパンフレットを使って皆で勧誘するのよ」

    矢部「・・・そういえば、田中山君がまだ来てないでやんすね」

    パワプロ「そうだね、学校でも見かけなかったな・・・」

    シンジ「風邪でも引いて休んでるのかな」

    ガチャッ

    マヤ「・・・」

    アスカ「あ、監督」

    パワプロ「田中山は休みですか?」

189 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:41:45.41 ID:UmeitCVGO
    マヤ「・・・みんな、驚かないで聞いてね。・・・田中山君が今朝、交通事故に遭ったの」

    レイ「!」

    全員「えええっ!」

    マヤ「学校に向かって横断歩道を渡ってる途中、信号無視したトラックが田中山君に突っ込んだの」

    パワプロ「そ、それで田中山は?」

    アスカ「無事なんですか?」

    マヤ「ええ、一命は取り留めたわ」

    トウジ「ほっ・・・」

    矢部「良かったでやんす」


191 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:46:14.55 ID:UmeitCVGO
    マヤ「でも、絶対安静の身だから・・・退院して野球部に復帰するのは無理かもしれないわ」

    ケンスケ「あ、そうか・・って事はまた一人足りなくなるんだ」

    パワプロ「田中山の命が助かって良かったですよ!部員はこれからすぐに集められますし!」

    アスカ「パワプロの言う通りね!田中山がいない分も私達が頑張るわよ!」

    シンジ「うん!」

    トウジ「おう!!」

    レイ「ええ」

    矢部「頑張るでやんす!」


    田中山の途中脱落という突然の事態にも、俺達はめげる事なく新入生への勧誘を行った

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 09:47:54.09 ID:awLBbptuO
    さよなら田中山

193 :1 ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:51:27.30 ID:UmeitCVGO
    二週間後

    ・・・必死に勧誘を続けるも、野球部に入りたいという新入生は見つからなかった

    アスカ「どう?野球部に入らない?」

    「あ、自分サッカーやるんで・・・すみません」
    タッタッタ…

    アスカ「・・・はぁ」

    パワプロ「アスカちゃん、どう?」

    アスカ「あ、パワプロ・・・ダメね。アンタ達の方は?」

    レイ「駄目だったわ」

    パワプロ「二週間も経つと入りたい部活も皆決まってるみたいでさ・・・」

    アスカ「・・・そう、困ったわね」

    パワプロ「矢部君とトウジ達はどうしてるかな・・・?」

194 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 09:56:04.25 ID:ypDwocMb0
    ケンスケ「野球部なんてどう?」

    「あ、すいません。大丈夫です・・・」

    ケンスケ「・・・ちぇっ」

    トウジ「どうや、そっちは?」

    ケンスケ「全然駄目だよ」

    シンジ「こっちも駄目だった・・・」

    トウジ「こうなると人気のあるサッカー部とテニス部が憎たらしいの〜」

    ケンスケ「本当だよ。野球だって面白いのになぁ・・・」

    ヒカリ「あ、鈴原君達」

    トウジ「お、委員長」

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 09:58:01.08 ID:Daky2JgVO
    ここまでリツコ無し

197 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:01:53.08 ID:ypDwocMb0
    ヒカリ「部活の勧誘?大変だねー」

    シンジ「本当だよ、もう何回声かけたか・・・」

    ケンスケ「せっかく気合入れたパンフレット作ったのになぁ〜・・・」

    ヒカリ「どれどれ見せて・・・へぇ〜、良く出来てるね〜」

    トウジ「殆ど、綾波の手作りや」

    ヒカリ「綾波さんの?確か、綾波さんも野球部部員なんでしょ?」

    シンジ「うん、そうだけど」

    ヒカリ「野球部の練習しながらこれ作るのって結構大変じゃない?」

    トウジ「ワシらが作ろうとするとアスカが汚いって怒るんや」

    ケンスケ「ウチの部マネージャーがいないからなぁ」

    ヒカリ「マネージャーか・・・」

    シンジ「・・・?」

198 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:05:57.87 ID:ypDwocMb0
    アスカ「遅いわねー」

    パワプロ「うん」

    マヤ「もしかしたら、新しい部員が見つかったかもよ?」

    ガチャッ

    トウジ「戻ったでー!」

    アスカ「お疲れ。どうだった?」

    ケンスケ「選手ではないけど・・・」

    パワプロ「?」

    シンジ「マネージャー志望の子を連れてきたよ」

    ヒカリ「こんにちは〜」

    パワプロ「あ、委員長じゃん!」
    レイ「・・・」

    マヤ「洞木さん!マネージャーやってくれるの?」

    ヒカリ「はい、人手が足りないって聞きましたんで・・・」

    アスカ「助かるわ、ヨロシクね」
    ヒカリ「うん、よろしく!」

201 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:17:06.26 ID:ypDwocMb0
    矢部「ただいまでやんす!」

    シンジ「あ、おかえり」

    奥居「悪ぃ、駄目だったぜ〜」

    パワプロ「そうか・・・残念」

    ヒカリ「あ、矢部君!」

    矢部「あれ、委員長でやんす」

    奥居「同じクラスの子か〜?」

    アスカ「喜んで、彼女がマネージャーになってくれるって来てくれたの」

    矢部「おお!本当でやんすか!!野球部にようこそでやんす!」

    ヒカリ「ふふ、ヨロシクね」

    奥居「よろしく頼むぜ〜!」

    マヤ「これでレイちゃんの負担も減るね!」

    レイ「・・・」コクリ

    トウジ「後一人・・・中々集まらないモンやなぁ・・・ほんま」

    アスカ「なんとか夏の試合前には見つけたい所ね・・・」

202 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:19:42.65 ID:ypDwocMb0
    その後、何度も勧誘はするも結局入部希望者は見つからず、夏の地区大会の日が来てしまった


    ミーン ミーン

    パワプロ「ああ、今日から大会か・・・」

    矢部「また出場出来なかったでやんすねぇ・・・」

    トウジ「練習ばっかやと正直、飽きてくるのぉ」

    シンジ「うーん・・・確かに」

    アスカ「コラコラ、大会に出れなかったからって落ち込んでるんじゃないわよ!」

    パワプロ「アスカちゃん」

    奥居「ああ〜、試合がしてぇぜ〜」

    レイ「・・・」

    アスカ「大丈夫よ、秋の大会前には一人くらい見つかるわよ・・・きっと」

    ケンスケ「そうだといいけどなぁ」

204 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:25:39.11 ID:ypDwocMb0
    数日後 

    病院


    田中山「・・・はぁ、暇だな〜」

    コンコン

    田中山「ん?はーい」

    ガラガラ

    パワプロ「よっ」

    矢部「お邪魔しますでやんす」

    田中山「お、パワプロに矢部!」

    パワプロ「調子はどうだ?」

    田中山「うん、リハビリも順調に行ってるし・・・もう少しで退院出来そうなんだ」

    矢部「良かったでやんす!」

    田中山「ごめんな・・・みんなに迷惑かけて」

    パワプロ「いやいや、気にしないで気にしないで。こっちはなんとかやってるからさ」

205 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:27:52.01 ID:ypDwocMb0
    矢部「田中山君は何も気にする事ないでやんす」

    田中山「ありがとう・・・」

    ガララッ

    ダイジョーブ博士「田中山サーン、検診デスヨー」

    田中山「あ、院長先生」

    パワプロ「こんにちわー」

    ダイジョーブ博士「オウ?オ友達デスカ?」

    矢部「そうでやんす」

    ダイジョーブ博士「ソノ格好ハ・・・アナタ達野球部員デスカ!」

    パワプロ「はい、そうです」

    ダイジョーブ博士「ソウデスカー・・・トイウ事ハ田中山サンモ野球部員ダトカ?」

    田中山「はい、実はそうなんです」

    ダイジョーブ博士「ジャア早ク怪我ヲ治シテ野球部ニ復帰シタイデスヨネー?」

    田中山「出来る事なら戻りたいですけど・・・」

206 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:30:10.19 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「田中山・・・」

    ダイジョーブ博士「本当ノ本当ニ戻リタインデスネー?」キュピーン

    田中山「え・・・ええ」

    パワプロ「(な、なんだこの先生?)」

    ダイジョーブ博士「オッケー!ワカリマーシタ!マタ後デ会イマショー!」

    ガララ ピシャッ

    田中山「あ・・・行っちゃった」

    矢部「検診に来たんじゃないんでやんすか?」

    パワプロ「なんか変な先生だったな」

    田中山「腕は確からしいんだけどな」

209 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:40:37.69 ID:ypDwocMb0
    パワプロ「じゃあ、そろそろ帰るよ」

    田中山「うん、わざわざ来てくれてありがとうな。みんなにもヨロシク言っておいてくれ」

    矢部「野球部の心配はいらないでやんす。ゆっくりと治してくれでやんす!」

    田中山「うん、ありがとう」

    パワプロ「じゃあな、お大事にー」

    矢部「やんすー」

    ガララッ ピシャッ


    田中山「(さて、ちょっと眠るかな・・・)」

    ガララッ

    田中山「ん?何か忘れもの・・・

    「ギョギョ」

    田中山「わっ?なんだお前?」

    「ギョ」プシューー・・・

    田中山「な・・・眠・・・・」バタッ

210 : ◆WAKj/OhRKU :2009/07/07(火) 10:43:06.76 ID:ypDwocMb0
    田中山「・・・うーん、あれここは?」

    ダイジョーブ博士「ハーイ、コンバンハー!」

    田中山「え?い、院長先生??」

    ダイジョーブ博士「田中山サーン、アナタノ願イヲ叶エニキマシタヨー!」

    「ギョギョ」

    田中山「願い?っていうかこの人は・・・」

    ダイジョーブ博士「細カイ事ハ気ニシナクテイインデース。サ、ゲドー君オサエテクダサーイ」

    「ギョギョ」

    ガキッ

    田中山「わぁっ、な、何を・・・」

    ダイジョーブ博士「ダイジョーブ、アナタノ不運ハ逆ニ幸運ヲ呼ビマース・・・!」

    キュイイイイイイーーーーーン

    田中山「うぎゃあああああああ!!!!」


パワプロ君「ここがネルフ高校か・・・」【パート3】へつづく

引用元
パワプロ君「ここがネルフ高校か・・・」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1246893796/l50
 

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