4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:45:19.25 ID:cnvoWXY6O
    私は田井中 律!!
    高校で軽音部の部長やってるんだけど毎日同じ事の繰り返しの日々にちょっと飽きてきたぜ……!!


    ―――物語は、いつも通りのティータイムから始まる



 

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:46:05.42 ID:cnvoWXY6O
    ティータイム中―――――

    唯「紅茶おいし〜♪紅茶おかわり!」
    律「マドレーヌおかわりぃ!」

    紬「ふふふ♪二人とも、どうぞ♪」

    律・唯「わーい!」

    澪「二人とも、食べてばっかじゃ太るぞ?」モグモグモグモグ

    律「そういう澪が一番食べてるじゃーん!」

    澪「わ、私は今日お昼ご飯忘れたからっ!お代わり!」モグモグモグモグ

    紬「ふふふ♪」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:50:08.75 ID:cnvoWXY6O
    梓「は、早く練習しませんか!?」モグモグモグモグ

    律「食べながら言われても説得力ないぞー?」
    唯「マドレーヌおかわりぃ!」

    律「あ!ずりぃ〜あたしが先だから!」

    紬「た…沢山ありますから♪」


    澪「梓の言う通り練習するぞ!?お代わり。」モグモグ

    律「澪も説得力ないぞっ!」

    唯「あははははは」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:52:13.77 ID:cnvoWXY6O
    そんなこんなでティータイムと練習が無事終わり、帰路―――――

    律「んじゃまた明日〜」
    澪「じゃっ」

    唯「バイバーイ」
    紬「さようなら〜」
    梓「さようならです」

    テクテクテク

    律「ん〜だりぃ〜疲れたあ…」

    律「もしもあたしもドラゴンボールの悟空みたいに瞬間移動できたらなぁ……」

    ボワアアアアアアアアン!

    律「わっ!?」

    魔女「やっほー☆その願い、叶えるよ!但し効果は3日間!シャララーン♪願いは叶えたよ!あとこのことは他人に知られたり見られたらダメだよ!またね!
      あ!このこと知られたらどうなるかわからないよ!じゃあね!」

    ボワアアアアアアアアン

    律「えと……あー………え?」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:54:55.52 ID:cnvoWXY6O
    律「はぁ…疲れてるのか…早く家に帰って寝よう…」
    シュン!!

    ――――律の家

    シュン!

    律「うわあああ……えっ!?」

    律「な、なに!?なにが起こった!?」

    律「あたしはさっき家に帰ってる途中だったはず………」

    律「てか学校に筆箱忘れた!取りに行かないと……」

    シュアァン!!!

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:56:00.19 ID:cnvoWXY6O
    ―――桜ヶ丘高等学校前
    シュンッ!


    律「ちょ…!えぇ!?」

    律「これってまさか…」

    律は先ほどの出来事を思い出した。

    律「あたし…瞬間移動が使えるようになったんだぁ!!誰かわからないけどさっきの人ありがとー!」

    律「よし、帰ろ♪」



    シュン!!

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 18:58:20.88 ID:cnvoWXY6O
    ―――――律の家

    律「楽しーー!!どこでも一瞬で行けるよ!」

    シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!

    律は嬉しくなり縦横無尽に移動した。


    律「えへへ…澪を驚かしてやろ!てか澪はどこだろ…」

    シュン!

    ―――――澪の背後
    シュン

    律(すげぇ!!www)

    澪「今日のお菓子おいしかったな…また食べたい」

    律「クスクス…」

    律「み・お!」

    澪「!!!」ビクゥゥ!
    シュン

    澪「はわわわわ………………」ブルブルブルブル

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:02:44.74 ID:cnvoWXY6O
    ――――律の家
    律「あっははははwwwwwwwwwwww腹が壊れるぅ!ww」

    律「楽しすぎるよ!もういっかい!」
    シュン

    ――――澪の背後
    澪「聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない聞こえなry」

    律「み・お♪」
    澪「ぎぃぃぃやああああ!!」ビク!
    澪「……って律か!」

    律「実はさぁ瞬k………」

    律(あ、瞬間移動の事知られちゃいけないんだった)

    律「ご、ごめんな澪!さっきから電信柱のとこに隠れててさ!驚かしてごめんねっ」

    澪「ほんとぅ?」
    律「てへっ」

    澪「お、おほん!別に怖くなんてなかったもん!別に怒ってなんかないよ?」

    律「そっか、良かった♪じゃあたし帰るね!また明日!(早く瞬間移動で遊びたいしな!)」
    澪「うん!(律で良かった……)」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:07:22.08 ID:cnvoWXY6O
    ―――――律の家

    律「ああ楽しかった!今日はお風呂入って寝よっと♪」

    ――――お風呂

    律「あ、シャンプー切れてる……二階に新しいのあるから取りに行かないと…」

    シュン!

    律「あれ…買わないと無いのか……よし!!」


    シュン!

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:13:05.53 ID:cnvoWXY6O
    ―――ドラッグストア
    店員「いらっしゃいま………ってうわぁ!!!」

    律「えっ?ん?うわぁああ!!」
    ダダダダダダ!

    律「服!服忘れた!」

    シュン!

    店員「…………うほぉ…裸…裸…」


    ――――律の家

    律「ぅぅ…裸見られた……」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:17:43.85 ID:cnvoWXY6O
    律「……落ち込んでたってしょうがない!服来てもっかい行くか!」


    ――――ドラッグストア

    店員「いらっしゃいまっ……せ…」

    律「あ…」

    律・店員「あ、あの・・・」

    律・店員「さっきはごめんなさい!」

    律・店員「っぷ………あははははっ!」

    律(あ、シャンプー買わなきゃ)

    律「シャンプーくださーい」

    店員「700円になります」

    律「あいっ」

    店員「ありがとうございましたー」

    ―――ドラッグストア裏

    律「よし!!」
    シュン

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:21:07.93 ID:cnvoWXY6O
    ―――――律の家

    律「ああなんか楽しかった!さぁ早くお風呂入って寝よっと♪」

    ――――お風呂

    律「んーやっぱ風呂は良いねー気持ち良い……」シャカシャカ

    律「」ホカホカ


    律「よし、寝よ!」



    律の一日はおわり、律は床に就いた

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:21:39.45 ID:T9FYwbEY0
    店員羨ましすぎ

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:30:44.01 ID:+bVhOLheO
    ドラッグストアで働くことにしました

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:22:57.88 ID:cnvoWXY6O

    ――――翌日

    律「ん〜っ良く寝たぁ!…ん?うわもうこんな時間!遅刻!遅刻だ!」バタバタ

    律「あ、そうだ」
    シュン

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:23:49.58 ID:cnvoWXY6O
    ―――桜ヶ丘高等学校裏

    律「えへへ…あたしにはこれがあるもん♪余裕余裕っ」



    ―――律らのクラス

    律「みんなおっはよう!」

    生徒達「おはよー」

    紬「おはよう♪りっちゃん」
    唯「りっちゃん隊員、おはよ〜ございます!」

    律「おはよ♪今日も一日頑張ろうぜ!」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:26:57.88 ID:cnvoWXY6O
    ――――授業中
    律「zzz」

    唯「むにゃむにゃ………zzz」

    紬「クス…二人とも寝ちゃって♪」

    紬(可愛いからそっとしとこ♪)



    このまま二人はずっと寝ていた。
    すぐに放課後はやってきた。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:27:50.00 ID:cnvoWXY6O
    ――――放課後

    ガラガラ
    澪「行くぞ〜」

    唯「うん!」
    紬「ええ♪」



    律「あ、三人とも先行っててーあたしトイレ行ってくる。」

    三人「あーい」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:29:23.30 ID:cnvoWXY6O
    ―――トイレ

    律「ふぅ……よし!」
    シュン

    ―――音楽室前

    律「えへへ♪澪達驚くかな?」


    トコトコトコトコ

    律「あ、みんな来たかぁ!遅いぞ〜?」

    澪「えっ」
    唯「えっ」
    紬「えっ」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:32:51.83 ID:cnvoWXY6O
    紬「な、なんで私達より先に??」

    唯「りっちゃんトイレに行ってたはずじゃあ……」

    澪「それに先に着いてるならまず階段で私達とすれ違うはず……」


    唯「まさかりっちゃん……」

    律(ヤバいバレる!!!!)

    律「ああっ!ち、違うんだ!!忍法だよ忍法!隠れ身の術で凄い隠れてダッシュしてたんだよ!」

    唯「あぁっなっとく!」

    澪「そんなはずあるわけ………」
    紬「無いですよね…」

    律「ああもう細かいことは気にしない!お、お茶の時間だぁ!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:34:05.76 ID:cnvoWXY6O
    紬「えぇ…そ、そうねぇ…」

    澪「さ、さあ中に入ろう」

    唯「お〜!」

    ――――音楽室

    紬「澪ちゃん……さっき……」ヒソヒソ

    澪「ああ……律だろ?…あれはどう考えてもおかしい……」ヒソヒソ



    律「ムーギーお〜茶〜!」

    紬「え、えぇっ…♪」

    紬「また後でね」ヒソヒソ

    澪「あぁ」ヒソヒソ

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:36:59.14 ID:cnvoWXY6O
    律(さっきのはまずかったかな……ヤベ…このままじゃバレちゃう…!)


    ―――そうして変な空気のまま部活が始まり、部活が終わった。

    澪「な……なぁ律、さっきなんで私達より先に着いたんだ?まさか律って人間じゃないとか?」

    律(どうしようどうしよう…あ!)

    律「じ、実は非常階段から入ったんだよははは」

    紬「忍法で隠れて行ったってのは……なんで?」

    律(しまったあああ!!ん〜……よし!)
    律「非常階段って勝手に使ったら先生に怒られるだろ?だからだよ!」

    澪「あぁあ!なんだ〜」
    紬「そういうことなんだ〜」

    澪・紬「なっとく♪」

    律(ふぅ……危なかった……瞬間移動の存在バレたらどうなるかわからないからな……これからは使わないようにしよ…)


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:41:03.41 ID:cnvoWXY6O
    紬「でもビックリしたわぁ」
    澪「もう心臓飛びでるかと」

    律「えへへ〜」

    唯「りっちゃんスゴーイ!瞬間移動みたーい!」

    律「!?」ビク!

    唯「ん?りっちゃん?どしたの?」

    律「何でもないよ!蚊が止まっただけー」

    唯「ビビりすぎだよ〜」

    澪・紬・律「はははははは」

    律(人間扱いされなくなって危うく友達無くすとこだったぜ…)


    ―――こうして、少し危なかったが、2日間バレずにやり過ごし、3日目は瞬間移動を使うことなく過ごした。

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:43:44.76 ID:cnvoWXY6O
    ―――翌日、律の家

    律「ああああ遅刻するぅ!よし瞬間移動だ!」

    シーン……

    律「あ………れ…?あ!確か3日間だけだったな…よし!また瞬間移動使えるようになりたい!」

    シーン……

    律「あれ……?夢だったのかな…?まぁそんなうまくいくはずないかっ……もういいか……」


    律「って遅刻ぅう!」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:45:15.02 ID:cnvoWXY6O
    ―――桜ヶ丘高等学校前

    律「はぁっ……はぁ……着いた…でも遅刻だー」

    ―――律らのクラス内

    先生「田井中!遅刻だぞ!廊下に立ってなさい!」

    律「ぶぅ……わかりましたぁ」

    唯「あははははは」
    紬「りっちゃんたら………うふふ」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 19:46:30.61 ID:cnvoWXY6O
    ―――廊下

    律「イタズラしたいなー昼寝したいなー……」

    律「あーもしも透明人間になれたらなぁ………」

    ボワアアアアアアアアン

    律「ちょっうわ!!!」

    魔女「やっぴぃ☆その願い、叶えるよ!但し効果は3日間!シャララーン♪願いは叶えたよ!あとこのことは他人に知られたり見られたらダメだよ!またね!
      あ!このこと知られたらどうなるかわからないよ!じゃあね!」

    律「ま、待って!!」

    魔女「んー?」

    律「あ、あなたは?」

    魔女「ん?魔女だよ!」

    律「それはわかってるんだけど…」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:44:18.84 ID:cnvoWXY6O
    律「何であたしの願い叶えてくれるの?」
    魔女「なんとなくかな?」

    律「なんとなくっ!?まぁいいやそんなこと!透明人間ってさ!普通の状態に戻れるの?」

    魔女「3日間経ったらね〜じゃあ〜ね!」
    ボワアアアアアアアアン

    律「ちょ、ちょっと待ってよ!!」

    シーン………

    律「ってか何も変わらないじゃん…」

    先生「こらー田井中ーうるさいぞー!ん?田井中?田井中!!ったく…エスケープしたなあいつ……」

    律「先生!私はここに居ます!」

    先生「トイレにでも行ったんだろうな……よし、授業始めるか」

    律(聞こえないのか……?)

    律(自分から見たら見えるけど他人からは見えないんだ!しめしめ♪)

    (千年殺し♪)ズブリ

    先生「アッー!!」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:46:30.65 ID:cnvoWXY6O
    先生「田ーーー井ーー中ーー!!!!!」
    律(wwwwwwwwwwww)ズブリ!

    先生「アアアアア!!!」

    律(wwwwww)ズブリズブリズブズブズブズブリズブリズブリズブリズブリ!!!!ズブリ!!

    先生「あ…………あ………」


    先生「」パタリ


    律「気絶したwwwwwwwww」

    ガラガラ
    紬「先生!?どうしたの?悲鳴あげて……ってうわ…」

    律「あ、ムギ!それはあたしがやったの!」

    紬「保健室に連れて行かないと…ちょっとみんな?」

    律「……ムギ?」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:47:13.91 ID:T9FYwbEY0
    Mには最高だろうな

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:49:01.69 ID:cnvoWXY6O
    律「ねぇムギってば!」

    唯「どうしたのムギちゃん!?ってうわ…」
    先生「」ホカホカ…

    唯「涎垂らして気絶してるよぉ」

    律「あはは、それあたしが浣腸しまくったからなんだ!」

    唯「みんな呼んでくるね!」

    律「お……おい唯!」

    唯「みんなー」
    紬「もう私が呼んだわぁ」

    唯「えへへー」

    律「………」

    紬「先生、しっかりしてください」

    律「……………」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:53:48.63 ID:cnvoWXY6O
    律「………ひぐっ……ひぐっ……ぐすん…」

    先生「………っは!俺は何を……」
    生徒達「クスクス」

    先生「…?なんか知らんが笑うな!さっさと授業開始だ!!」

    生徒達「クスクス…ハーイ!」

    律「………」

    先生「であるからして〜」

    律「………ぐすっ………」

    ――――授業は終わり放課後になった
    唯「そういえばりっちゃんどこ行ったの?」
    紬「わからないわ…」

    律「ここにいるよ……??」

    澪「廊下に立たされたから怒って帰ったんじゃない?」

    律「澪!無視するな!……澪!」
    澪「まぁいいや、行こう」

    律「……待ってよ!あたしここにいるよ!?ねぇ!澪!?」グィ

    澪「おわっ!ちょ…唯!」
    唯「ほぇ?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:56:21.88 ID:1lLQSim70
    ドラッグストアより先生の方がいいな

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:57:28.57 ID:cnvoWXY6O
    律(触れられる!!触れられるんだ!!)

    しかし律の脳裏に魔女の言葉が過ぎった。
    律(透明人間って知られちゃいけない……どうしよう……何もできないよ……)

    唯「あたし何もしてないよ?」

    澪「えっ」

    唯「えっ」

    紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ、行きましょう?」

    澪「だな!」
    唯「うん!」

    律「…………………………」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 20:59:08.99 ID:cnvoWXY6O
    律「………ぐす……」

    律「みんなと話したいよ………」ポロポロ

    律「なんで透明人間なんかになりたいなんて思ったんだろう……ひぐっ……」


    ―――こうしてこの悲しい気持ちのまま三日間が過ぎた。当然、律が三日間も失踪したことにより、律の関係者はパニックに陥っていた。

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:03:30.75 ID:cnvoWXY6O
    律「悲しかったけど……今日からみんなと話せる!」

    ―――クラス内

    先生「…俺が廊下に立っておけなんて言ったから田井中が……ぐ…」

    ガラガラ
    律「みぃんなあああああ」

    生徒達「ああっ!!律ちゃん!!!!!先生!!律ちゃんが!!」

    先生「なに!!本当か!今すぐ親や警察に連絡をせねば!」


    唯「探したんだよ〜りっちゃぁぁん!」
    澪「律が居ないこの三日間私はただ泣いてただけだった…」
    紬「私の家系総出で探したんだけど……」
    律「みんな………ごめん……ぐすん…」

    律(あ…そうだ…これも全部なかったことにすれば!)

    律「もしもこのことがなかったことになったら………」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:04:44.60 ID:cnvoWXY6O
    ボワアアアアアアアアン

    魔女「やふーっ☆その願い、叶えるよ!但し効果は3日間!シャララーン♪願いは叶えたよ!じゃあね!」

    ボワアアアアアアアアン



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:07:03.89 ID:cnvoWXY6O
    律「良かった…」

    澪「なにが?」

    律「ううん、何でもない…てか…澪ーーー!!寂しかったよーー」

    澪「おわっ、恥ずかしいからやめろって!」

    唯「やぁーー!」

    澪「こら!唯も何さり気なく私に抱き付いてるんだ!ちょ、恥ずかしいって!」

    紬「ふふふふ♪」


    先生「こらーー!田井中!遅刻したんだから廊下に立っとけー!」

    律(お!三日前に戻ってる!やり直せる!大人しく立っとこ♪)

    律「はーい」


    ――――――それから三日後

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:11:55.34 ID:cnvoWXY6O
    ―――律の家

    律「さて!今日も学校行くか!そういえば今日って……」

    ダダダダダダ!!!
    ガチャ

    律父「律!!!!」パシン!

    律「………っ!!………え?」

    律父「お前この三日間どこへ行っていたんだ!!心配したんだぞ!警察や近所の人まで巻き込んだんだぞ!…わかっているのか!?」

    律の父は涙ぐみながら律を叱った。
    父の怒声を聞きつけて律の母が飛んできた。

    律母「律!!律!!私達が悪かったの!?それとも学校で虐められてるの!?学校で先生が廊下に立たせてからあんたが居なくなったって聞いて………」ポロポロ

    母は泣きながら律を抱き。
    頭を撫でた。

    律「お父ざん…ひぐっ………お母さん………ごめんなざぃ……びぇぇ……」


    そうか、透明人間の間は私は居ないことになってたんだ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:12:51.57 ID:cnvoWXY6O
    それから私はこっぴどく叱られた。
    それから父は…

    ――――――学校

    律父「御迷惑をお掛けしました…これからも何卒律をよろしくお願いします。」

    ―――――警察

    律父「娘は無事見付かりました。多大な迷惑をお掛けしました…誠に申し訳ありません。」

    ―――――近所

    律父「律は見付かりまry



    色々な所へ謝りに出掛けた


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:14:18.55 ID:cnvoWXY6O
    母は…


    律母「辛いことや苦しいことは一人で抱え込まないで……あんたには私達や近所の人が付いてるんだから…それに友達もよ?だから―――」

    私を慰め、叱りつけてくれた。

    実際に失踪した訳じゃないし親にちょっと勘違いされてるけど周りの人がどれほど私の為に心配して、どれほど私を愛してくれているのかわかった。

    私は涙が止まらなくなった。


    母は明日から学校に行くように私に言った。

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:15:04.76 ID:T9FYwbEY0
    急にシリアスになったな

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:17:43.57 ID:cnvoWXY6O
    ――――次の日

    結果はわかってるんだけどもう学校へ行く前から涙が止まらない。

    私は泣きながら登校した。

    ――――クラス内
    ガラガラ

    先生「…田井中!!」
    生徒達「………りっちゃん!!!!」

    唯「ぅぅ…ぐすん…りっちゃん〜!」

    澪「……どこに行ってたんだよ…律ぅ…!!」

    紬「りっちゃん……帰ってきてよかった………!!」

    律「みんな……ぐすん……ごめんなざぃ!!」

    失踪(透明人間)した私の為に…
    私は本当に良い友達を持ったと思った。
    みんな本当にありがとう。
    私は幸せだ。

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:19:43.10 ID:cnvoWXY6O
    それから私はいつも通りに平凡に過ごし、クラスの友達と笑い合い、クラブの仲間と音楽を楽しんだ。

    当たり前なことが当たり前じゃなくなることがこんなに不幸で、当たり前なことがこんなに幸せなこととは思わなかった。
    透明人間になってそれを初めて気付かされた。


    私はもう、“もしも”なんて言わない。



    ――――――

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:22:12.02 ID:cnvoWXY6O
    律失踪事件から1年半後、クラス内

    律「明日は卒業か…」

    澪「長いようで短かったな…」

    唯「みんな離れ離れになっちゃうね……」
    紬「でもとっても充実した毎日だったわ♪」

    律「色々あったけどみんなと居れてよかったよ…!」

    唯「……ぐす…」

    澪「唯??」

    唯「……みんなそれぞれの道を進んで…もうみんなと会えなくなるって考えただけで………ひぐっ……ひぐっ」ポロポロ

    律「唯……」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:23:00.51 ID:cnvoWXY6O
    紬「本当ね……っ…」ポロポロ



    澪「…また会えるよ!絶対に!みんなずっと親友なんだから!絶対に会えるよ!絶対の絶対の絶対!」ポロポロ

    律「澪……」ポロポロ

    唯「うぇぇぇん………みんな本当に今まで……ありがとう……」ポロポロ


    律「これからも、だよ…」ポロポロ

    ガラガラ

    梓「みなさん!!………あ」

    紬「あ、梓ちゃん」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:24:26.08 ID:cnvoWXY6O
    梓「先輩達が卒業して………軽音部は……軽音部は……」ポロポロ

    澪「梓…大丈夫だよ…きっと新入部員が…」

    梓「……先輩達が居ない軽音部なんて軽音部じゃありません!!」ポロポロ

    澪「…梓……」

    律「………」

    唯「ひぐ…ひぐっ………」

    紬「……………」


    律「ぐすっ……よし!…あたしトイレに行ってくる!」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:25:47.34 ID:cnvoWXY6O
    ―――――トイレ

    律「もしもは言わないって言ったけど……最後にもう一回わがままを聞いて…?」

    律「もしも、ずっとみんな一緒に居れて、ずっと幸せに暮らせたらな…なんて」

    ボワアアアアアアアアン

    魔女「ぃぇぃ☆久しぶりだね!でもその願い、私には叶えれないよ……」

    律「!!!………え?」

    魔女「私の力じゃ…ごめんね♪♪」

    律「そんなの嫌!」

    魔女「嫌と言われても………ごめんなさい…」

    律「………」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:28:37.57 ID:cnvoWXY6O
    魔女「ってことなの!じゃあーねー♪」

    ボワアアアアアアアアン








    律「……………びえええん…………!」

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:29:40.54 ID:cnvoWXY6O
    私はみんなと離ればなれになるのが嫌だった。
    みんなと一緒に居たい。
    けど、願いは叶わなかった。

    私はあの時のように涙が止まらなくなった。

    ――――クラス内

    律「ぅぅっ…みんな…一生親友だからな!」

    澪「…ああ!」

    唯「もちろんだよ!」

    紬「私も♪」

    梓「私もです!」

    律「みんなああああああ!大好きだあああ!!」



    やっぱり私に“もしも”なんていらない。

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:30:22.90 ID:cnvoWXY6O
    ―――次の日、卒業式

    式に来ていた大半の者が泣き、別れを告げ、生徒達は大人になる為学校を後にした。

    私もまた素晴らしい仲間との別れを告げ、世話になった学校を後にした。

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:31:49.10 ID:cnvoWXY6O
    ――――数日後

    律「へへ!バンド続けたら良いだけ話だね!」

    澪「ほら、会えなくなるわけないじゃないか」

    紬「そうね♪こうしてみんなに会えるだけで幸せよ」

    梓「軽音部は無くなったけど…先輩達とバンド続けれて楽しいです!」

    唯「…あずにゃぁあああん!」



    これからもずっと、幸せに過ごせそう!

    もう、魔女なんていらねー!



    fin.

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:33:49.26 ID:cnvoWXY6O
    律ver.は以上です。
    ご愛読ありがとうございました。

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:34:41.63 ID:T9FYwbEY0
    乙!俺明日から学校いくわ!!

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:39:24.19 ID:cnvoWXY6O
    唯「ククク・・・軽音部か・・・・」
    や
    ベジータ「く…うんこ漏らした」

    とか書いてた者です。どちらもまとめて貰って居るのでそちらも良ければ読んでください。
    あと澪ver.なんですが需要があれば書きます!

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/18(木) 21:42:11.48 ID:T9FYwbEY0
    ベジータのうんこの奴もお前かよwwwwwwwwww


律「もしも体験してみたいぜ!」おしまい

引用元
律「もしも体験してみたいぜ!」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1245318133/
 

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