188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 02:17:47.95 ID:B0YLbWBi0
    ?「ウヌハ何ヲヤッテオル………………?」

    妹「??!!!」ゾクリ

    死神「いけね!近所のおじさんだ!?」

    妹「え?え?え?」

    ?「我ハ、死ヲ司ル神ノ農夫ナリ……」

    妹「…………………誰?」

    死神「あ、あはは!やば…。じゃ、じゃあ、あたしは退散するよ!じゃあね!ばいばーい!」ばっさばっさばっさ

    妹「え?何?何かが羽ばたく音?え?何?」

    ?「人ノ子ヨ…」

    妹「え?」

    ?「人成ラザル者ノ声ヲ聞ク、人ノ子ヨ…………」

    妹「え?あ、あの…あたし?」


妹「お帰り、お姉ちゃん」【パート1】【パート2】【パート3】【パート4】



 

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 02:22:19.91 ID:B0YLbWBi0
    ?「其方ノ命ハ今宵デ終ワル…」

    妹「……………」

    ?「其方ノ命ノ灯ガ消エ果テル時、我ハ再ビ現レヨウ………」

    妹「……………」

    ?「全テヲ受ケ入レ、静カニソノ時ガ訪レルノヲ待ツガ良イ」

    妹「……………」

    ?「サスレバ、其方ノ御霊ハ、我自ラ刈り取ッテ進ゼヨウ」

    妹「………は、ははははは………えと…………本物?」

    ?「神ノ名ニオイテ、恐ミ恐ミモ白ス。……我ハ、死ヲ司ル神ノ農夫ナリ……」

    妹「ちょっと待ちなさいよ―――――!!!!」

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 02:25:19.37 ID:B0YLbWBi0
    妹「なんなのよ…いったい!!!」

    妹「かしこみかしこみって!あんたどこの人よ――――――――――――――――!!!」

    妹「ぜい…、ぜい…」

    妹「………」

    妹「声が…聞こえなくなってる……?」

    妹「あ…どうしよう?」

    妹「うう。ぐすん、…とりあえず、男君の所に行こ…」

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 02:29:34.77 ID:B0YLbWBi0
    ―― メモリアルホール 玄関

    妹「……あ」

    男友「あ、妹ちゃん!」

    委員長「妹ちゃん!ぐす!ひーん」ヒシッ

    妹「あ、ちょ…、委員長ちゃん?」

    委員長「男君が…男君が…びえーん」

    男友「俺らさ、ついさっき帰って来たんだよ」

    妹「え?」

    委員長「ぐす、ひぐ…雪でね、電車が全然動かなかったの」

    妹「…えと、友姉さんと写真部君は?」

    男友「友姉さんと写真部なら、いま水泳部のやつと一緒に広間のほうに行ってるよ」

    妹「そう」


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 02:39:57.59 ID:bqDxk5Xz0

    男友「帰るのが遅くなっちまって、悪かったな」

    妹「……」コクン

    委員長「ひっぐ…ぐす…」

    男友「水泳部とか、なんかすげえ元気なかったもんな。目にくまとか作ってよ…」

    妹「……」

    男友「………で、図書委員さんは?ここにはいないようだけど?」

    妹「え?あ、えと…」

    男友「二人ともさ、なんか携帯の電源切っちゃってるようなんだよ」

    妹「……」

    男友「朝のこともあるしさ、ちょっと心配だよね」

    妹「……」

196 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:41:27.00 ID:bqDxk5Xz0
    男友「特に図書委員さんなんか、俺らが強引に旅行に誘っちまったからなあ」

    妹「……あの」

    男友「ん?なんだい?」

    妹「友ちゃんね、気分が悪いって言ってたから、多分お家で寝てると思う。図書委員さんは、お昼にはぐれたっきり分かんないけど」

    男友「そっか」

    妹「うん…」

    委員長「…そう言えば、妹ちゃん、今朝と服変わってない?」

    妹「あ?これ?うん、いろいろあってね、友ちゃんに、ちょっと借りたの」

    男友「ふうん」

198 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:45:21.02 ID:bqDxk5Xz0
    水泳部「…………」

    友姉「…………」

    写真部「…………」


    男友「ああ、みんな来たみたいだな、おーい、こっちこっち」

    水泳部「おっす」

    男友「おう、妹ちゃん、戻ってきてるぞ」

    妹「あ、ども…」ペコリ

    水泳部「いや、ども…」ペコリ

    男友「?」

    写真部「あ、そう言えば、図書委員さん、夕方過ぎに一度ここに来てたみたいですね」

    妹「え?」

    水泳部「え?」

    男友「え?」

    委員長「え?」

    友姉「え?」


200 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:47:48.65 ID:bqDxk5Xz0
    写真部「え?あのう、男妹ちゃんに聞きませんでした?図書委員さん一人で来て、少ししてそのまま帰っちゃったみたいですね?」

    水泳部「そうなの?」

    写真部「ハイ、聞きましたよう。あのう、何ならもう一回聞いてきましょうか?」

    水泳部「いや、いいよ」

    友姉「あ、そう言えば、妹ちゃん、うちの友ちゃん知らない?」

    妹「え?あ…、その」

    男友「先に家のほうに戻ってるみたいですよ?」

    友姉「そうなの?そこにあの子の荷物が置いてあったから私てっきり」

    写真部「じゃあ、今夜はもうここで解散ですか?」

    男友「そうだな、今夜は仮通夜だって言ってたから、あんまり遅くなっても悪いし、今日はここでお開きだな」

    委員長「ぐす…とんでもない一日になっちゃったね」

    妹「……………」

    水泳部「……………」


202 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:50:59.42 ID:bqDxk5Xz0
    友姉「あ、男友くん、そのう、お願いがあるんだけどね…」

    男友「はい、なんでしょう?」

    友姉「あのね、その、悪いんだけどね、妹の荷物を運ぶの手伝って欲しいかな、なんて言ったら、あの、迷惑かな?」

    水泳部「だったら俺が、タクシー呼ぼ…むごう?!ふがふが!!!??」

    男友「い、いえ!あの!ぜ、ぜぜん迷惑じゃあないっスよ!ええもうどんと来いっスよ!ははは」

    水泳部「ふがふが」

    妹「………」

    写真部「…………」

    委員長「んんん!」

    男友「痛て!痛たたたた!なんだよ?委員長ちゃん?だから痛いって、耳ひっぱんなよ」

    委員長「男友君、帰りに晩御飯奢ってくれるって言ってなかった?」ギリギリ…

    男友「痛だだだだだだ!」

    写真部「良いですよねぇ、男友君モテモテで。ね?水泳部君」

    水泳部「……知らねえよ」

203 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:56:12.74 ID:bqDxk5Xz0
    妹「……」(なんだかなあ、あんまりいつもと変わらないような、そうでもないような…)

    妹「……」(男君がいないだけで)

    妹「……」

      死神『そうだよ!あんたはね、今夜、殺されるんだよ。きゃははははははははははは!』

      ?「其方ノ命ハ今宵デ終ワル…」

    妹「……は?!……」

    妹「……」ぶんぶん

    妹「……」(考えちゃダメ!考えちゃダメ!)

    委員長「あ、そうだ、どうせだから、みんなで行こ?」

    男友「ええええ?」

    委員長「なによ」


205 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 02:59:01.99 ID:bqDxk5Xz0
    友姉「そうねえ、どうせだからみんなも一緒にうちに来る?」

    委員長「ねえ、水泳部君はどうする?」

    水泳部「あ、いや、俺は……」チラ

    妹「…!」

    妹「……」サッ

    水泳部「あ……」

    写真部「行きましょう!行きましょう、水泳部君!友さんのお見舞いも兼ねて!レッツゴーですよ」ぎゅ

    水泳部「むぎゅ?!だ!抱きつくな!な…、何なんだよ、お前は?」

    写真部「いやあ、友情ですよ、友情パワー」ギリギリ…

    水泳部「ぐ?!引き剥がせねえ…なんてパワーだ…」

    委員長「ねえ、なんでこんなヤツ旅行に呼んだの?」ヒソヒソ

    男友「……だから何度も言っただろ?俺は知らん、文句なら男に言ってくれ」ヒソヒソ

    委員長「……男君っていったい」

    妹「……」(そ、そうよね、なんか変だなーと思ったら、いつも見てた景色には写真部君はいなかったのよね……うん……)

206 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:02:08.17 ID:bqDxk5Xz0
    友姉「……それじゃ行きましょうか?」

    妹「あの、あたしは…」

    水泳部「……」

    委員長「あんたも行くんでしょ?」ギリリ…

    妹「い…痛ひゃいれふ…はい…行きひゅ……」

    水泳部「……ほ……」

    水泳部「ところでな…写真部」

    写真部「はい、なんでしょう?」

    水泳部「そろそろ、離せ?」

    写真部「やだなあ、友情ですよ、友情」ギリギリ…

    水泳部「くっ!?……」

208 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:04:57.15 ID:bqDxk5Xz0
    ―― 友宅前

    妹「…あ、ここって…」

    委員長「ん?どうしたの?妹ちゃん?」

    妹「え?ううん?なんでもないよ」

    妹「ここってさっき…」

      水泳部『こんなときに言うなんて卑怯かも知れないけどさ、俺!妹ちゃんのこと、この3年間ずっと……!』

      水泳部『だから、俺!妹ちゃんのこと守りたいって!そう思って!』

    妹「……………………!!!???」(←顔真っ赤)

    妹「……」(やだ…思い出しちゃった) (←顔真っ赤)

    妹「……」チラ

    水泳部「…!」

    水泳部「……」サッ(←顔真っ赤)


    委員長「……ねえ、何?この桃色空気」ヒソヒソ

    男友「……さあな、あとで水泳部に聞いとくわ」ヒソヒソ


210 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:09:11.74 ID:bqDxk5Xz0
    ―― 友宅 玄関

    友母「あら、みなさんいらっしゃい」

    男友「こんばんわです」

    水泳部「ちいっす」

    妹「こんばんは」

    委員長「こんばんは」

    写真部「今晩はです。ははは。いやー、ここが友さんの家ですかー。んん!実に素晴らしい!」

    委員長「…………」

    友姉「あ、あの、ごめんねお母さん、今日は…」

    友母「うん、聞いてるよ。私もパートの後で行ってきたからね。…旅行、残念なことになっちゃったね?

    友姉「うん……」

211 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:13:45.06 ID:bqDxk5Xz0
    友母「ホントに、…こういう機会って滅多にないんだから、あんたたちだけでも楽しんでくればいいのに」

    男友「まあ、どうしてもそういう気分にはなれませんよ」

    友母「そうかい?いい子だね?あんたたち」

    委員長「それで、友さんは御在宅でしょうか?」

    友母「え?友ちゃんは?一緒じゃないの?」

    妹「……え?」

    友姉「まだ帰ってないの?」

    友母「まあ、あんたたちと一緒じゃないってことは、どこ行っちゃったんだろうね?あの子」

    男友「妹ちゃんさ、友ちゃん気分が悪いから家で寝てるって言ってなかったっけ?」

    妹「……うん」

    水泳部「……」

212 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:17:29.82 ID:bqDxk5Xz0
    友母「まあ、玄関先で立ち話も何だからさ、とりあえず上がってもらいなさいよ?」

    友姉「そうね、じゃあ、みんな上がって?」

    妹「あの!」

    友母「ん?」

    妹「あたし、ちょっとその辺見てきます!」

    男友「妹ちゃん…」

    妹「男友君、荷物お願い」

    男友「わっと」

    友姉「あ、ちょっと妹ちゃん!?ああ、もう行っちゃった」

    水泳部「俺!」

    男友「どうした?」

    水泳部「俺も行ってくる!時間も時間だしな。じゃあな」タタタッ

    委員長「あー…、行っちゃった」

214 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:19:56.19 ID:bqDxk5Xz0
    男友「……」

    委員長「………」

    友姉「………」

    委員長「ね?ね?どう思う?」ヒソヒソ

    男友「…う〜ん、よく分からんが、ちょい微妙だな」ヒソヒソ

    友姉「そうねえ、妹ちゃんの様子おかしかったもんねえ、あの2人…男君のことは別にして」ヒソヒソ

    委員長「図書委員さんのことも少し気になるよね?」ヒソヒソ

    友母「何々?お母さんも混ぜて?」ヒソヒソ


    写真部「友さんどこ行っちゃったんですかねえ?」

215 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:23:18.82 ID:bqDxk5Xz0
    ―― 友宅前 大通り

    妹「友ちゃん、どこいっちゃったんだろ?」

    水泳部「妹ちゃん」タタタタタッ

    妹「あ、水泳部君……」

    水泳部「……」

    妹「……」

    水泳部妹「あの」

    妹「!」

    水泳部「!」

    妹「水泳部君から、どうぞ?」

    水泳部「い、いやいや、妹ちゃんから、どうぞ?」

    妹「いや、あの、その…ただ単に…ね、あの、どうしたのって?聞こうと思って…その…」ゴニョゴニョ (←顔真っ赤)

    水泳部「お、俺は、友ちゃん探すの手伝おうと思って…その…」ゴニョゴニョ (←顔真っ赤)

216 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:25:36.02 ID:bqDxk5Xz0
    妹「……」

    水泳部「……」

    妹「…保留にしよ?」

    水泳部「え?」

    妹「水泳部君が、あの、あたしに言ったことさ、…その、全部保留にしよ?」

    水泳部「……言ったことって…あ……」

    妹「あのね、あの…、あたしね、今日、いろいろあったから、頭の中がぐちゃぐちゃしててよく分かんなくなってるの、だから全部保留にしよ?」

    水泳部「……」

    妹「ダメかな?」

    水泳部「……ふう」

    妹「……」

217 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:27:17.38 ID:bqDxk5Xz0
    水泳部「OK、保留にしとこうや」

    妹「ホント?」

    水泳部「つか俺もごめん、俺もなんかいろいろあり過ぎで、頭の中がわけわかんなくなってるしさ、今度全部最初からやり直させて?」

    妹「くす、そうだね」

    水泳部「じゃあ、また今度仕切り直しだな。友ちゃん探しに行くんだろ?行こうぜ!」

    妹「うん」

      死神『そうだよ!あんたはね、今夜、殺されるんだよ。きゃははははははははははは!』





?『其方ノ命ハ今宵デ終ワル…』






    妹「……」(あたし、…今度ってあるのかな?)

219 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 03:30:39.93 ID:bqDxk5Xz0
    ―― 大通り

    妹「友ちゃん、どこだろ?」

    水泳部「心当たりないの?」

    妹「うん、えと…」

    水泳部「もうだいぶ遅くなっちゃったな」

    ジャンジャンシャカジャンシャカシャカ…

    妹「水泳部君の携帯鳴ってない?」

    水泳部「ん?お、男友からメールだ、何々?」


from:男友

to:水泳部

件名:連絡しろや

本文:友ちゃんいた?
 遅いから俺らそろそろ帰るべーよ。


    妹「…まだ友ちゃん帰ってないっぽいね?」

223 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:01:45.88 ID:6sktfo220
    水泳部「妹ちゃん、ちょっと待ってて」ピッピッピッ

    プルルルルルルル…………プッ

    男友『よう水泳部?メール見た?今どこ』

    水泳部「いま、4丁目の大通り」

    男友『そりゃまたずいぶん遠くまで出たんだな。あ、そうそう、友ちゃん、まだ家には戻ってきてないんだけどさ、
     ずいぶん遅くなっちゃってるから、俺ら、もうそろそろ帰ろうかと思ってさ』

    水泳部「そっか」

    男友『なんかわかったらさ、何時でもいいから連絡頂戴?』

    水泳部「わかった」

224 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:04:00.99 ID:6sktfo220
    男友『んでさ、今、妹ちゃんも一緒?』

    水泳部「ん?ああ、いるよ」

    男友『……』

    水泳部「ん?どうした?」

    男友『いやー、まさかとは思うけどさ』

    水泳部「なんだよ?」

    男友『……………襲うなよ?』

    水泳部「……#」

    男友『おい、どうした、なあ?黙るなよ?』

    水泳部「………お前さぁ」

    男友『ん?どした?』

    水泳部「明日、殴るから。絶対。…な?」ピッ

    ツ――――――――ツ――――――――ッ

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 04:05:07.96 ID:Eu3RDCeA0
    冷たいな、一緒に探せよ

227 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:06:55.50 ID:6sktfo220
    水泳部「あの馬鹿……」ギリリ

    妹「ど、どうしたの?水泳部君、怖い顔して…」

    水泳部「や、なんでもないよ。ははは」

    妹「?」

    ジャンシャカジャンシャカ…

    妹「あ、今度はあたしの携帯にメールだ…誰からだろ?…………あ、委員長ちゃんからだ」

    妹「えと…………」

    妹「……………」


230 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:11:19.64 ID:6sktfo220
    水泳部「……あの、メールの内容、聞いていい?」

    妹「…見る?」

    水泳部「え?見ていいの?」

    妹「うん」


from:委員長

to:妹ちゃん

件名:男はみんなスケベ

本文:心の隙を見せちゃダメ。いい?絶対信じちゃダメよ?
危なくなったら玉蹴とばして逃げて?
てか、もう手遅れだったりして。きゃ――――――もうエッチ!


    妹「…あの、これ、どうしたらいいと思う?」

    水泳部「……俺って、どんな奴なんだろ?」

232 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:15:57.50 ID:6sktfo220
    妹「今何時かな?」

    水泳部「もう日が変わっちまう時間だぞ?」

    妹「どうしよう」

    水泳部「……警察に行くか?」

    妹「えええ?警察とか、そんな大袈裟だよ……」

    水泳部「でも何かあってからじゃ…」

    妹「そう言えば…」

    水泳部「どうしたの?」

    妹「あのね、あたしのお姉ちゃんから聞いたんだけどさ」

    水泳部「?」

    妹「学校…」

    水泳部「学校?」

234 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:18:54.32 ID:6sktfo220
    妹「うん、うちの学校って屋上出られないじゃん?」

    水泳部「うん、それがどうしたの?」

    妹「屋上にね、出られるところがあるの」

    水泳部「……?」

    妹「前にね、一度だけ、友ちゃんと一緒に屋上に出たことがあるの」

    水泳部「……」

    妹「すごい眺めがいいからそこかなって」

    水泳部「こんな時間に?」

    妹「分かんないけど……」

    水泳部「……」

    妹「……」

    水泳部「ちょっとだけ行ってみる?」

    妹「え?」

    水泳部「そこがもしダメだったら、警察へ行こう」

    妹「…………………うん」

235 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:21:51.58 ID:6sktfo220
    ―― 学校前

    水泳部「ひゃー風が寒み――――――――――――!」

    妹「……」キョロキョロ

    水泳部「もう、日が変わっちまったな…とりあえず男友にメール送っとこっと」ピッピッピッ


from:水泳部

to:男友

件名:友ちゃん見つからねえ

本文:どこにもいねえ。いま学校のほうに来てる。
ここがダメなら警察行くから


    水泳部「ほい、送信っと」ピッ

239 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:37:37.69 ID:K6no63LZ0
    妹「ここから入れるかな?」ガチャガチャ

    水泳部「うわ、妹ちゃん?正門をよじ登ってるし…って、あ」

    妹「ん?どうしたの?」

    水泳部「いや、なんでもないよ。ははは」

    妹「分かんないけど、ここにいるような気がする。ね?水泳部君も行こ?」

    水泳部「…あ、ああ」(…まさか、妹ちゃんの、ぱ、ぱんてーが見えてるなんて言っちゃいけねえよな、うん。縞々だ。ちょっと得した気分かも。
     あ、まてよ、そういや、妹ちゃんて、夕方、友ちゃんの家でお風呂入って着替えたからあれは友ちゃんのぱんてーか、……ちょい複雑な感じだな)

    妹「なにぐずぐずやってんのよ!ねえ、行こ?」

    水泳部「お、おう」(いかん、いかん!)

    水泳部「それ!」バッ……フワッ

    水泳部「ほい、着地と」クルクル…タッ

    妹「わ、水泳部君すご。ひらりって飛んじゃったね?」

    水泳部「まあ、なんでもいいよ。行くんだろ?」

    妹「うん」

241 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:42:34.43 ID:K6no63LZ0
    ―― 校舎前

    水泳部「どこも鍵かかってるんじゃねえのか?」

    妹「理科準備室の窓の鍵が壊れてたはず」

    水泳部「そうなの?」

    妹「あ、ここだ。よいしょっと」

    ガラ

    水泳部「……なんという不用心な」

    妹「さ、入ろ?」

    水泳部「待って、俺から入る」

    妹「え?」

    水泳部「よっと」(そうしないと、角度的に妹ちゃんの縞々ぱんてーが見えるだろうからな…、いや、ここは先に行ってもらったほうが良かったのか?)

    妹「水泳部君て身軽なのね」

    水泳部「いやぁ、そうでもないよ」(…忘れろ、もったいなくない、もったいなくない)

242 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:45:53.17 ID:K6no63LZ0
    水泳部「じゃあ手を出して?引き上げる」

    妹「よいしょっと」

    水泳部「……」

    妹「ふう、何とか入れたね」

    水泳部「……」

    妹「ん?どしたの?」

    水泳部「いや、なんでもないよ」(妹ちゃんの手を握ってしまった、妹ちゃんの手を握ってしまった…)ドキドキ

    妹「……えと、あっちが音楽室だから…」キョロキョロ

    水泳部「……で、どこから屋上に上がれるんだい?」

    妹「放送室」

    水泳部「放送室?」

243 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:48:14.27 ID:K6no63LZ0
    ―― 放送室前

    水泳部「ふう、なんとか見つからずに来れたけど」

    妹「ここの鍵ってね、もうずっと壊れてるの」

    ギイ…

    水泳部「ありゃま」

    妹「でね、この奥にもうひとつ扉があるんだけどね、そこには鍵が付いてないの」

    水泳部「へえ、よく知ってんなあ」

    妹「この扉なんだけどね」

    ギイ…

    水泳部「扉の奥が階段になってら」

    妹「この階段の向こうがね屋上なの」

244 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:51:47.29 ID:K6no63LZ0
    ガチャ…ギイ…

    水泳部「あ…向こうに誰かいる?」

    妹「え?…あ!」

    友「……え?」

    妹「友ちゃん?」

    水泳部「ホントだ、友ちゃんだ……」

    友「…妹ちゃんと、水泳部君?」

    妹「友ちゃーん!」タタタタッ

    水泳部「あ…」

    友「……」

247 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 04:56:07.90 ID:K6no63LZ0
    妹「どうしちゃったの?こんなところでさ、あたしらすっごい心配しちゃったんだから」

    友「……こっち、来ないでよ!!!!!」

    妹「友ちゃん?」

    友「嘘つき…」

    妹「……え?」

    友「ぐす…、えぐ…、妹ちゃん、男君が好きだって言ってたくせに、ううう、ひっぐ、水泳部君とキスしてた……」

    妹「え?」

    水泳部「え?」

    友「嘘つき…ひぐ…ぐす…」

    妹「え?あ?そ、あ、あの……」

    水泳部「え、う、あ、あの……その……………」

    妹「えええええええええええええ?!あ、あの…見てたの?!!!!!!!!!」(どしぇえええええええええええええええ?!!!)

248 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:00:18.20 ID:K6no63LZ0
    水泳部「あの…友ちゃん…」

    友「ぐす…あたし!ずっと、ずっと、水泳部君のことが好きだったんだから――――――――――!!!!!」

    妹「友ちゃん?」

    友「この旅行で絶対言おうって決めてたんだから!!!!それが…それが…ぐす…男君の馬鹿が勝手に死んじゃうから全部台無しになちゃったじゃない!!!」

    水泳部「友ちゃん……」

    妹「……ねえ、ちょっとそれ何よ!?」

    水泳部「…?!妹ちゃん?」

    友「ふんだ!」

    妹「じゃあ何?!男君が悪いっての?!」

    友「そうよ!全部男君が悪いんじゃない!あの馬鹿が死んだおかげで、あんたは水泳部君と、くっ付いてさ、幸せハッピーエンドだもんねえ!!!」

    水泳部「……」

    妹「……ねえ、友ちゃん?あんた何言ってんの?」

250 :今日はさるの日…orz ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:04:10.59 ID:K6no63LZ0
    友「いいわよねー。みんなに大事にされてさ。あたしなんか全っ然蚊帳の外じゃん」

    妹「……」

    友「それが何?ちょっと憧れの男の子が死んじゃったら、寂しい寂しいで、もう次の男の子に鞍替え?は!笑っちゃうわ」

    妹「……」

    友「まるでメロドラマのヒロインだよねー?いいよねー可愛い子は。すぐに他の男が寄ってくるしさー」

    妹「……」

    友「とっかえひっかえだよねー」

    妹「……」

    友「なになに?心の揺らぎでちゅかー?心境の変化が見え隠れでちゅかー?最後には、男君ごめんねーになるんでちゅかー?」

    妹「……」

    友「…って、数年もしたら妹ちゃんは男君のことなんて全然思い出さなくなってさ、初恋の良い思い出に変えちゃうんだよねー?」

    妹「……っさい!」

251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:08:43.13 ID:9T8Guolu0
    水泳部が一番悪い件

252 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:09:07.93 ID:K6no63LZ0
    友「あーあ、可哀そうな男君、思い出にかわる君。ホント素敵。キラキラよ?キラキラ?」

    妹「うっさい!!!!」

    友「なんでちゅかー?メロドラマの悲劇のヒロインたん!」

    妹「うっさいって言ってんのよ!!さっきからあんた何言ってんのよ!!馬鹿じゃないの!!!!!?」

    友「だってホントのことじゃん!あんたがあたしを裏切ったんじゃん!この嘘つき!!!馬鹿―――――!!」

    妹「友ちゃんなら…あたしの気持ち分かってくれてるって思ってた…」

    友「ん?」

    妹「ずっと…分かってくれてるって、あたしずっと思ってたのに……ぐす……」

    友「どうちたのー?今度は泣き落しでちゅかー?」

    妹「あんたが、水泳部君のこと、この3年間!中学入ってからずっと好きだったことぐらい知ってるよ!」

    友「ほーら言った、あたしの気持ち知っといて!この嘘つき!裏切り者!!」

255 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:13:17.74 ID:K6no63LZ0
    妹「でも、ぐず…だったら!あたしの気持ちはどうなんの?幼稚園のころからずー――――――っと想ってたあたしの気持ちはどうなんのよ!!!!!」

    水泳部「…え?妹ちゃん?」

    妹「10年!もう10年だよ!!!!ぐす…それなのに……ぐず…うう…!やっと、…やっと、去年、ちょっとだけ普通に話せるようになって、
     そんで今年の初めに卒業旅行の約束こぎつけて、絶対告白するんだって決心したら、そしたら死んじゃうんだもん!!!!うえええええええ!!!!」

    友「あ……」

    妹「どうするの?どうしたらいいの?あたし!!!!!!うええええええ!!!!」

    水泳部「妹ちゃん…」

    友「…は…はん!そう言えば、可哀そうって思うって思った?…馬鹿じゃないの?」

    妹「ううう…う…ぐ…ぐす…ひぐ…ひっぐ……ぐす…ひっぐ…っうう………ぐす……」

    友「はいはい、10年間もお疲れ様でちたねー?10年間もずーっと片思いでちゅかー?どんだけメルヘンなんでちゅかー?
     ヤンデレなんて目じゃないでちゅねー。まるで地雷でちゅねー?ラリってんじゃないの?ばーか!」

    妹「ぐす…ひっぐ…ひっぐ…う…ぐ…ぐす…ふぎ、っぐ…ひっぐ……」

258 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:18:51.95 ID:K6no63LZ0
    友「想いを遂げられずにいる人なんてね、それこそ星の数ほどいんのよ!あんただけじゃないんだからね?!
     それが何?まるで悲劇のヒロインみたいにさ!!!ふざけんじゃないわよ!!」

    妹「ぐすひっぐ…う…ぐ……ひぐ…」

    友「どうちたんでちゅかー?」

    妹「うるさいばかー!!!あんたなんかもう知らない!!あっちいけー!!!びええええ」

    友「ああ、もう、うるさい!うるさい!」

    水泳部「あ…、あいつら、あんな端っこで!」

    妹「あたし!悲劇のヒロインなんかじゃないもん!違うもん、そんなんじゃないもん!
     中学、卒業したらもう男君と会えなくなるから、その前に男君に好きって言いたかっただけだもん!」

    友「はいはい」

    妹「あたしまだ何にも言ってなかったんだよ?!ね?どうしたらいい?ね?教えて友ちゃん?」

    友「だったら死ねばー?」

    妹「……え?」

260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:21:33.80 ID:CTAbLWIVO



    水泳部が人ごとで腹がたつな



262 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:22:35.06 ID:K6no63LZ0
    友「そんなに好きだったらさー、死んであの世で男君と一緒になればいいじゃん!うん!ナイスアイディア!」

    妹「……」

    友「どうなの?…死ぬの?」

    妹「……」

    友「そうね、ここから飛んだら死ねるんじゃない?」

    妹「……」

    友「さ、どうすんの?」

263 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:26:38.44 ID:K6no63LZ0
    妹「…ごめん、無理」

    友「ほら見なさい、ほら見なさい、この意気地無し。所詮その程度の想いだったってことじゃん?」

    妹「……………」

    友「何か言ってみなさいよ?」

    妹「…死ぬのは、違うと思う、から……」

    友「ばーか、なに綺麗事言ってんのよ?単に怖いだけでしょ?だったら意気地無しのあなたは、あたしが飛ばしてあげる!!!!!」

    ドンッ

    妹「あ」グラッ

    水泳部「あ」

    友「………あ」


      死神『そうだよ!あんたはね、今夜、殺されるんだよ。きゃははははははははははは!』

      ?『其方ノ命ハ今宵デ終ワル…』


    妹「…え?あ…れ?…これの…………こと?」フワ…

266 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:30:29.18 ID:K6no63LZ0
    水泳部「間に合え!!」ダダダダダダダダダダ!

    友「え?………水泳部君?」

    水泳部「間に合え――――――!!!」ダダダダダダダダダダダダダダダダダタダ!

    妹「あ」

    水泳部「これが間に合あったらァアアアア―――!俺、今年のサマージャンボ当たるぅうううううううううう!!!」ダダダダダタダダダダダダダダダ!!

    水泳部「ぬはあ!!!!!!」  タ ン!!

    友「あ…飛んだ!?」

    妹「え?水泳部君?」

    水泳部「このまま!!!!!!届け俺の手!!!」

    妹「落ち…」

268 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:32:37.62 ID:K6no63LZ0
    水泳部「よっしゃ!届いたぁ!!!!」

    妹「え?」

    妹「あ…」

    水泳部「って、あ、あれ?」

    妹「ええええええ?」

    水泳部「届いたのは!!!!…縞々ぱんてーの端っこだった―――?!!!のわ―――――――――?!!!」

    妹「ぎゃ――――――――!!!!???落ちる―――――――――!!????」



    友「!!!???落ちた?!二人とも、落っこちちゃった??!!!!」

    友「あははははは、馬鹿みたい」

269 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:35:26.29 ID:K6no63LZ0
    友はは……」

    友「……」

    友「……」

    友「……」

    友「……なにこれ?」

    友「…あたし、なにやってんの?」

    友「あ…あたし、妹ちゃんを突き落としちゃった?!」

    友「この手で、妹ちゃんを殺しちゃった?!!!」

    友「水泳部君も飛び降りちゃった…」

    友「うそ?」

    友「やだ…」

    友「ねえ、こんなの絶対おかしいよ」

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:36:48.36 ID:CTAbLWIVO
    友に天罰を……。

272 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:38:50.77 ID:K6no63LZ0
    友「絶対違うよ」

    友「こんなのあたしじゃない…」

    友「そうだよ…ホントのあたしはお家でベッドで寝てるんだよ」

    友「もう夜遅いもんね」

    友「ちょっと星が見たかっただけだもん」

    友「妹ちゃんに教えてもらった秘密のこの場所で星を見ながら物思いにふけってただけだもん」

    友「この場所のこと知ってんのはあたしと妹ちゃんと図書委員さんだけなんだもん」

    友「なんなのよ、これ?」

    友「これが結末なの?」

    友「…誰か…誰か答えて…どうしたらいいのあたし?」

274 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:40:23.50 ID:K6no63LZ0
    友「だって、妹ちゃんが悪いんじゃない、あたしの気持ちを知ってて裏切ったんだもん」

    友「でも、友ちゃんだって言ってたじゃん10年間も片思いやってたって。そんな子が裏切ったりする?」

    友「キスしてたじゃん」

    友「それに妹ちゃんが好きっていってた男の子って、あの男君よ?そんなにいい男?」

    友「水泳部君のほうがずっと格好いいじゃん、背も高いし、優しいし」

    友「きっと、妹ちゃんだってそのうち水泳部君のほうが良いって言い出すに決まってる」

    友「あれ?水泳部君も今、落っこちてっちゃったよね?」

    友「この高さだと助からないよね?」

    友「なんだ、あたし妹ちゃんと同じになっちゃったんだ」

    友「ははははははは、なんか、おかしー」

275 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:42:14.50 ID:K6no63LZ0
    友「あれ?何これ?頬が濡れてる?」

    友「これ…涙?あたしの涙?」

    友「ひ…膝に力が入らない……」

    友「わ」ペタ…

    友「あー……」ショワーーーーーーーーーーーッ

    友「あたし…おしっこもらしちゃってる?」ショワーーーーーーーーッ

    友「何これ?…勝手に出ちゃってる?」ショワーーーーーーーーーッ

    友「うそ…やだ…なにこれ?」

    友「…………ぐす…」

    友「…ぐす…うぐ…ひっぐ…」

    友「びええええええええええん」

277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:43:37.18 ID:NDxHE2viO




お漏らしキタ━━(゚∀゚)━━!!!!





キタ━━(゚∀゚)━━!!!!






キタ━━(゚∀゚)━━!!!!







278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:44:34.40 ID:oyeqtrvEO
    お前失禁でそう何度もウケがとれると思ってんのか!?








失禁ktkr







282 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:46:13.45 ID:K6no63LZ0
    友「ひぐ……ひぐ…………」









    水泳部「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」

    友「!!!!???」ビックゥ!!!!

    水泳部「友ちゃ〜〜〜〜ん、助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

    友「何、この声?」

    友「………………」

284 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:47:26.30 ID:K6no63LZ0
    友「あ…」

    水泳部「ここだよう〜助けて〜〜」

    友「水泳部君が………片手で木の枝に引っ掛かってる…………………」

    水泳部「うう、もう限界かも…」

    友「引っ掛かってる水泳部君が、反対側の手で持ってるのは……」

    妹「うう〜ぐす…ひっぐ…すんすん…なにこれ――――――!!!もうやだ―――――!!!」

    友「あ、…あれ、あたしの縞々パンティ?縞々パンティが、妹ちゃんのくるぶしに引っ掛かって、妹ちゃん逆さづりになってる………………なにこれ?」

    水泳部「あ、友ちゃん!下の階の窓を開けてくれると非常に助かるんだけど?」

    友「ははははは…はははははははは…」ショワーーーーーーーーーーーッ

287 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:49:15.83 ID:K6no63LZ0
    ―― 5分後 3階 1年B組教室

    友「妹ちゃん?もすこし手を伸ばして?」

    妹「うん…よ」

    友「あ、届いた」

    妹「まだ!離さないで?」

    水泳部「ぐ、OK」

    ずり

    び―――――ッ

    妹「千切れる?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?離さないで?

    友「はい、こっちの窓枠を持って?」

    水泳部「ゆっくりゆっくり」

    妹「ひいっ」

    友「よし」

    びりりりっ… 

    水泳部「あ、ぱんてー千切れた?」

289 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:51:12.76 ID:K6no63LZ0
    妹「はふう?」ガクン

    友「わわわわ」

    水泳部「妹ちゃん?」

    友「大丈夫、受け止めた、さ、妹ちゃんこっちによじ登って」

    妹「う…うん」

    水泳部「ほ、………………む?」

    友「ん?どうしたの?水泳部君?」

    水泳部「いや、なんでもない」(まさかむき出しになった妹ちゃんの割れ目が月明かりに照らされて
     バッチリ見えたことなど言えるはずがなかろう。しかもこの非常時に俺は何を考えてるんだ?)

    妹「………………ふう、ああ、し…死ぬかと思った」

    友「水泳部君はどうするの?」

    水泳部「俺はこのまま木を伝って下りるよ、そいじゃあとでな〜」ヒョイヒョイ

    妹「あ、水泳部君身軽…」

    友「……」

    妹「……」

    友「ひっぐ…うう…うッぐ…」ペタン…

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:52:53.45 ID:NDxHE2viO
    水泳部君、毛も見えたかい

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 05:53:58.53 ID:Eu3RDCeA0
    この世界に毛などない

292 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:54:16.16 ID:K6no63LZ0
    妹「…友ちゃん?」

    友「………ごべんね、ごべんね…妹ぢゃん…あだし…う…うひぐ…ひどいごどじぢゃだよね?」

    妹「友ちゃん……」

    友「怖がっだ…ずごい怖がっだよう…もうごんなのやだ…もうぜっだいじない…ひぐ…う…ううううううう…ごべんね?」

    妹「…うう、ぐす…」ペタン…

    友「……あだじぼ妹ぢゃんの、ぐず…ぎぼぢ…あだじ…じっでだのに…ごべんね?」

    妹「ぐず…ひっぐ…ひっぐ…」

    友「ひっぐ…うう…うッぐ…男君、ぼう、がえっでごないのに、ひどいごど言っで、ごべんね?」

    妹「………あだじぼごべんね?友ぢゃんのごと、もっど大事にずるね?うううぐうう…ひぐ…うう…」

    友「う、はだが…、ずーっ、鼻が出るよう…へ、えへへへ」

    妹「あだじもはだが…ずー、鼻が出てる…同じだね、へへへ」

    友「ぶええええええええん、ひっぐ、ひっぐ…」

295 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 05:59:02.76 ID:K6no63LZ0
    死神「…ねえ、おじさんさ。これって、運命変わってる?」

    ?「……」

    死神「あの…、おじさん?」

    ?「アノ者ノ死スル場所ハ、ココニ非ズ」

    死神「え?ここじゃないの?」

    ?「アノ者ハ今宵、駅デ死ヌル筈デアッタ…」

    死神「駅?」

    ?「突キ落トス場所モ、時スラモ変ワッテオル…」

    死神「あのう…、それってひょっとしてあたしのせいだったりして?」

    ?「……」

297 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 06:00:33.84 ID:K6no63LZ0
    死神「…あはは、うそうそ!そんなはずないよね?だってさ、あたし何にもしてないじゃんね?」

    ?「ウヌニハ罰ヲ与エル…」

    ガシャコ…  ギラリ

    死神「げ――――っ!?あ、あはははっ、じゃ、じゃあね、おじさん。あ、あたし先に帰るね?」ばっさばっさ

    ?「チョット待テ…」ガシッ

    死神「え?あ、ちょ…?お、おじさん?…い!?痛い痛い痛い痛い!!!!ぎゃ――――――――――――!?」

    ?「…人成ラザル者ノ声ヲ聞ク人ノ子ヨ、…拾ッタ命、大切ニスルガ良イ…。何時カ其方ノ命ガ再ビ尽キ果テル時、我ハ現レヨウ。我ハ死ヲ司ル神ノ農夫ナリ…」

    死神「痛い痛い痛い!!!ぎゃ―――――――!!!いやー――――――??!!誰か―――――!!!??助けて―――――――――!!!!!」


299 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 06:03:37.20 ID:K6no63LZ0
    水泳部「よっ!」

    妹「ぐす…、あ、水泳部君…」

    友「ひっぐ、えっぐ、ぐす…ぐす…」

    水泳部「あー、そのなんだ、もう夜遅いしさ、お前ら俺ん家泊っていけよ?」

    妹「ぐず…え?」

    友「えぐ…ひぐ…えぐ…ぐず…ずび―――」

    妹「わ、友ちゃん?鼻が?」

    友「べ?」

    水泳部「…俺ん家さ、この学校のすぐそばなんだよ。今日は親父もいねえし。な?」

    友「…あだじも?」

    水泳部「いや、特にお前のほうだな。…悪いことは言わんから、風呂に入っていけ。な?」

    友「……」コクン

    妹「…ぐず…じゃあ、行こ?友ちゃん」

    友「うん…えぐ…えぐ…ずび――――」

    水泳部「…………………」

300 : ◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 06:06:34.39 ID:K6no63LZ0
    ―― 水泳部宅

    妹「え?…あの、ここが水泳部君ん家?」

    水泳部「な、すぐ近くだろ?ボロいアパートでがっかりしたか?」

    妹「近くって言うか、校門のすぐそばじゃん…なにこれ?」

    水泳部「学校のすぐ近くだからさ、学校帰りとか、みんなでたむろすんだよな」

    妹「ふうん、へえ」

    水泳部「友ちゃんもさ、そんなとこに突っ立ってないでさっさと入ってこいよ?」

    友「おじゃばじばず……」

    水泳部「じゃあ、これとこれ!これを使え」

    友「わぶ?…え?あの…ぐず…ごれ?」

    妹「あの?」

    水泳部「風呂!お前らすぐに入っとけ!お前らさ、そろってボロボロだぞ?鏡は………見ねえほうが良いな、うん」

    妹「あ」

    友「ぐず…ずび――――――――――」

302 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 06:09:59.27 ID:K6no63LZ0
    水泳部「すまんが女もんの下着はうちにはないんだよ。うち母さんいないから」

    妹「え?」

    水泳部「よくわかんねえけど若いころに離婚したんだってさ、ほら、これまだ封開けてない新品だから、男もんで悪いけど使ってくれ」

    妹「あ、トランクス……」

    友「……」

    水泳部「お前らの着てるもんは洗濯機の中に入れとけ。ばーか、見ねえよ」

    妹「うん」

    友「……水泳部君のパンツ」ドキドキ

    妹「…あの?…友ちゃん?」

303 :◆/1KW3XvcjU :2009/02/07(土) 06:12:13.19 ID:K6no63LZ0
    ―― お風呂

    シャ――――――――――――――――――――――――――――――――ッ

    妹「お風呂、狭いね?」

    友「うん、でも綺麗にしてるね?」

    妹「お湯、温かいね?」

    友「うん……すごく気持ちいい」

    妹「そうだね」

    友「……」

    妹「そいえばさ、水泳部君の家ってさ、こんなに学校のすぐ近くだったんだね、あたし全然知らなかったよ」

    友「あたしは…知ってたんだけどね」

    妹「へえ、そうなんだ…さすがだね」

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 06:13:58.70 ID:K6no63LZ0
    友「……」

    妹「あのさ、友ちゃん」

    友「なあに?」

    妹「あたしたちさ、この先もずっと友達だよね?」

    友「……」

    妹「……」

    友「……」

    妹「……ぐす…」

    友「うん」

    妹「え?」

    友「うん。…あの、…ごめんね?」

    妹「……うん」

306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 06:16:43.12 ID:K6no63LZ0
    友「あのね、妹ちゃん…」

    妹「なに?」

    友「妹ちゃんは、水泳部君のこと、どう思ってるの?」

    妹「どうって…」

    友「その…好きとか嫌いとか…」

    妹「ん―――――――」

    友「……」

    妹「ごめん、友ちゃん、あたし男君以外のことよく分からないんだ」

    友「え?」

    妹「10年前にね、あたしのお姉ちゃんが海に落ちたことがあるの」

    友「……は?」

308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/07(土) 06:20:08.65 ID:K6no63LZ0
    妹「父兄参加の幼稚園の遠足。フェリーでね、ずっと沖の小さい島まで行ったの」

    友「?」

    妹「それでね、帰りのフェリーでね事故があったの」

    友「え?事故?」

    妹「うん、事故。漁船がフェリーに衝突しちゃったの」

    友「……」

    妹「ホントはね、実は漁船じゃなかったーとか、話もあるんだけどね、そういう話は今はこっちに置いといて」

    友「…え?置いとくの?」

    妹「うん、置いおくの」

    友「……そうですか」




妹「お帰り、お姉ちゃん」【パート4】へつづく

引用元
妹「お帰り、お姉ちゃん」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1233917731/
 

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