1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:31:30.81 ID:QlfMH67GQ
    女「あまりやる気はないですがお願いします」

    男「……人違いでは?」

    女「人違いじゃありません。とりあえず家に上げてくれませんか」

    男「嫌です」

    女「まあ私は構いませんが、いいんですか?」

    男「?」

    女「貴方の家の前にメイドが立ってるんですよ。どう考えても出張風俗ですが」

    男「う……」

    女「入れてくれますよね」



 

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:35:15.83 ID:QlfMH67GQ
    女「小汚い……あ、いえ、薄汚い家ですね」
    男「言い換えた意味無いよな」
    女「それでは……これからよろしくお願いします」
    男「いゆいやいや。ウチに居ていいとは言ってないぞ」
    女「これは貴方のお母様からの依頼なので。貴方の意志は関係ないです」
    男「………チェンジ」
    女「不可です」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:38:26.70 ID:QlfMH67GQ
    男「で、何で貴女はこんなことを……」
    女「ここだけの話なんですがねー、私はつい最近までニートだったんですよー」
    男「ここだけの話を軽いノリで話すなよ」
    女「高校を留年したので、退学してニート生活を満喫してたのですが」
    男「ふむ」
    女「……親の目線が冷たくなってきたので」
    男「あー……」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:42:06.28 ID:QlfMH67GQ
    女「じゃあまずは掃除でもしましょう」
    男「あ、うん……」
    女「邪魔です。押し入れで昼寝でもしていてください」
    男「俺は猫型ロボットか」
    女「……安心してください。三ヶ月だけの話です」
    男「へ?」
    女「三ヶ月もすれば本格的にメイドとして活動できるので。こんな薄汚い家からはすぐ出ていきます」
    男「お前ご奉仕する気とか無いよな」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:45:53.91 ID:QlfMH67GQ
    女「夕飯を作ります。あまりやる気は無いですが」
    男「やる気出してくれよ……」
    女「美味しい物が食べたければファミレスにでも行ってください」
    男「……」

    女「出来ました」
    男「うお……これで手抜きなのか?」
    女「私の手抜きは貴方の本気より数段上ですから」
    男「お前メイドだよな?何だその暴言は」
    女「申し訳ありませんでした死ね」
    男「最後に何かつけたろ」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:49:56.82 ID:QlfMH67GQ
    女「それではおやすみなさいませ」
    男「あ、ああ……おやすみ」
    女「言っておきますが、夜のご奉仕とかはありませんので」
    男「わかってるよ」
    女「寝ている私を視姦したりしないでくださいね、では」
    男(……何で俺がソファーで寝なくちゃいけないんだ……)

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:51:41.47 ID:G11AxbAfO
    俺の世話も頼む

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:52:46.90 ID:QlfMH67GQ
    男「朝か……」
    男(朝起きたら朝食が出来ている、確かにいいか…も…)

    女「………スー……」

    男「おいこらメイド」
    女「私は低血圧なので起こさないでください」
    男「あの……朝飯……」
    女「ドブの水でも啜ってればいいんじゃないですか」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:56:40.18 ID:QlfMH67GQ
    男「……ったく……結局コンビニ弁当か……」
    (ガチャ)
    男「ただいま……ん?」
    女「……お帰りなさいませ」
    男「何だ、結局飯作ってくれてたのか」
    女「……これは私のです」
    男「じゃあ、この弁当は昼にするか」
    女「まあ、分けてやらないこともないです。感謝してください」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 14:59:49.72 ID:QlfMH67GQ
    男「今月厳しいな……」
    女「安月給ですね負け組が」
    男「元ニートに言われたくない。それにお前の食費とかあるんだぞ?」
    女「まあ私の給料が入ったらいくらか入れてあげますよ、ヒモ」
    男「そろそろ拳で語りあおうか」
    女(……………)

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:03:17.64 ID:QlfMH67GQ
    男「ただいまー」
    女「お帰りなさい、夕食出来てます」
    男「おお、ありがとう……あれ?お前は?」
    女「もう食べました。……寝ます」
    男「メイドって普通帰りを待つもんじゃないのか」
    女「うるさい舌火傷しろ」

    女(……お腹空きましたね……これだから安月給は……)
    女(まあ、我慢してやりましょう。私はメイドですから)

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:07:41.23 ID:QlfMH67GQ
    女「お金が無い無い言う割には酒を買う金はあるんですか」
    男「いやまあ、20歳だし飲んでみようかと……女は?」
    女「私も20歳ですが……」
    男「じゃあ飲むか」
    女「いただきます」
    男(珍しく素直だな)

    女「……グー……」
    男「寝ちゃったし」
    女「……も……」
    男(もう食べられないよ、か?)
    女「………いつも……ありがとうございます……」
    男「…………」
    女「……安月給が」
    男(寝言でくらい素直になれよ……)

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:09:08.30 ID:G11AxbAfO
    もうだめだ
    惚れた

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:11:02.19 ID:QlfMH67GQ
    男「他にも仕事くらいあるだろ?」
    女「……………」
    男「何でメイドを選んだんだ?」
    女「楽だと思ったんです」
    男「楽?」
    女「貴方みたいな気弱な人のとこに行って寝てればいいかなと思いまして」
    男「素直だけど腹立つな……試験とか無いのか?」
    女「文字通り、顔でパスしました」
    男「適当過ぎだろソレ」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:11:33.52 ID:mRrrF9q50
    素直になれない女ほどかわいい者はないw

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:15:27.62 ID:QlfMH67GQ
    女「ところで、この部屋にPCは無いのですか」
    男「……無いけど」
    女「チッ」
    男「今舌打ちしただろ」
    女「PCも無しによく生活できますね」
    男「いや……ネットとか詳しく無いし」
    女「教えてあげましょうか」
    男「え?……珍しく優しいな」
    女「馬鹿に物を教えるのは優越感に浸れて好きです」
    男「やっぱいいわ」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:19:16.34 ID:QlfMH67GQ
    男「肉食いたい……」
    女「いいですね。買いましょう」
    男「マジで!?」

    男「これは……あの……」
    女「もやしです」
    男「肉は……」
    女「畑の肉です。精子数も増加します」
    男(女がそういうこというなよ……)
    女「まあ使う場面が無いでしょうが」
    男「お前表出ろ」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:19:16.89 ID:TsUy3gFO0
    何だこの心温まるかんじ

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:23:35.17 ID:QlfMH67GQ
    男「あいつどこ行ったんだよ……」
    女「…………」
    男「居た居た」
    女「…………あ」
    男「何見てんだ?」
    女「何でもないです」
    男「しゃぼん玉?買ってやろうか?」
    女「いいです」
    男「遠慮すんなって、安いし」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:27:31.12 ID:QlfMH67GQ
    女「……まあ、貴方が女性に買ってあげられるのはこれくらいでしょうね」
    男「可愛くないこと言うなよ……買わないぞ?」
    女「む」
    男「どうする?」
    女「…………買ってください」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:30:10.37 ID:QlfMH67GQ
    女「…………」ギュッ
    男「噴かないのかよ?」
    女「……一応」
    男「一応?」

    女「初めてのプレゼント……ですから」

    男「まあ……なあ」
    女「次は洋服くらい買えるようにしてください」
    男「無茶言うな」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:34:21.77 ID:QlfMH67GQ
    女「……残業ですか」
    男『ああ、先に寝てていいぞ』
    女「言われなくてもそうしますダニが」
    男『……じゃあな』
    女「ええ、せいぜい働いてきてください」

    女「……チッ」
    女「この肉は全部私が処理しましょう」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:36:50.13 ID:/K6XHstJO
    ニヤニヤが止まらないよ!

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:39:22.12 ID:QlfMH67GQ
    男「ただいま」
    女「……スー……」
    男「やっぱ寝てるか……ん?メモ?」

    「あんまり美味しくないので残しておきました」

    男「……肉だ。とりあえず、ゴミ捨てるか……あれ、ゴミ箱にもメモが?」

    「お腹が一杯なので残しておきました」

    男「こっちはぐしゃぐしゃになってるけど……何だこれ、どっちだよ」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:43:06.01 ID:QlfMH67GQ
    女「……朝、ですか」
    女(たまには朝食でも……ん?メモ)

    「行ってきます」

    女「……今日も仕事ですか、あの馬鹿は」
    女「だったら寝ます」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:47:20.01 ID:QlfMH67GQ
    男「スカート長いよな」
    女「メイドですから」
    男「いやいや、ミニスカのメイドさんってのも……」
    女「認めません。メイドたるものロングスカートが基本です」
    男「えー、ちょっと見たかったな」
    女「……メイド服以外なら、可です……が」
    男「が?」
    女「貴方には死んでも見せませんよ助平め」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:51:14.31 ID:QlfMH67GQ
    男「ところで、何でお前は留年したんだ」
    女「……何故、とは?」
    男「お前頭いいだろ?留年する理由が思いつかない」
    女「……事故です、交通事故」
    男「出席日数か」
    女「傷もありますよ」
    男「どこに?」
    女「…………お腹の辺りに」
    男「ちょっと見せてくれ」
    女「死ね」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:55:41.86 ID:QlfMH67GQ
    女「女性が傷を見られて喜ぶとでも?」
    男「俺とお前の仲だろ?」
    女「……そんな仲ではありません」
    男「いやそうじゃなくて、メイドと主人の関係」
    女「…………っ」
    男「?」
    女「やっぱり死ね。そして地獄に堕ちろ」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:58:24.39 ID:QlfMH67GQ
    女「第一、女性がお腹を見られたい訳ないでしょう」
    男「お腹くらい……」
    女「そんなだから童貞なんですよダニ」
    男「だ、ダニ……」
    女「……シャワー借ります」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 15:59:36.44 ID:o47onlLA0
    ここでタオルと服を盗むんだっ!!

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:01:34.41 ID:QlfMH67GQ
    女(……交通事故は飽くまでキッカケ)
    女(傷なんて見られたくない……見たくない)
    女「…………ふぅ」

    男「うーむ……触れちゃいけないことだったかな」
    男「気にしないでおこう」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:06:24.93 ID:QlfMH67GQ
    男「女、出掛けてみないか?」
    女「……ほぼ毎日出掛けている気がしますが」
    男「違う違う、山とか海とか」
    女「……行ってやってもいいですよ」
    男「これだからニートは……えっ!?」
    女「行ってやるって言いました」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:10:10.34 ID:QlfMH67GQ
    女「ただし海は嫌です。……泳げませんし」
    男「……泳げないのか……プッ」
    女「殺しますよ」
    男「す、すまん……」
    女(本当は泳げますけどね。……単純)
    男「じゃあ、ハイキングにしようか」
    女「……そうですね」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:13:15.11 ID:QlfMH67GQ
    女「…………」
    店員「どのような服をお探しですか?」
    女「…………あの」
    店員「はい」
    女「動きやすくて、ハイキングに適した服を……」

    女(…………買ってしまった)
    女(メイド服以外は見られたことないですね)
    女「……別に関係ないですけど」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:17:17.89 ID:QlfMH67GQ
    男「明日雨だって」
    女「………え……」
    男「せっかく休み取ったのにな……」
    女「……別に。ハイキングくらいいつでも行けますし」
    男「まあ、晴れればいいけどな。……おやすみ」
    女「おやすみなさい」

    女「…………」ガサガサ
    女「てるてる坊主ーてる坊主ー」
    女「あーした天気…………止めた、馬鹿らし」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:20:29.25 ID:QlfMH67GQ
    男「晴れたな……」
    女「晴れましたね」
    男「待て、今何隠した?」
    女「……ただのティッシュです」
    男「ただのティッシュって……」

    女「……ありがとう、てるてる坊主」
    女「見られたら嫌だから捨てますけどね」

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:23:35.95 ID:QlfMH67GQ
    男「行くぞ」
    女「先に出ていてください、すぐ行きます」
    男「何で?」
    女「いいから早く行ってください人参」
    男「……人参って罵られたのは初めてだ」

    女「……着替えますかね」
    女「……………」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 16:27:26.98 ID:QlfMH67GQ
    女「……………」
    男「よし、行くか」
    女(無反応ですかゴミムシが)
    男「それ可愛いな」
    女「む」
    女(いきなりですか、ゴミムシが……っ)
    男「その……服」
    女「死ねゴミムシ」
    男「いきなり何だよ!?」

97 :1:2009/05/24(日) 16:33:22.84 ID:QlfMH67GQ
    女「……花」
    男「花?案外可愛らしい物が好きなんだな」
    女「別に。……ただ、昔……」
    男「昔?」
    女「……何でもないです、行きましょう」
    男「おお。……いい天気だな」
    女「そうですね」

102 :1:2009/05/24(日) 16:37:08.01 ID:QlfMH67GQ
    女「……前から聞きたかったんですが」
    男「うん?」
    女「貴方は何故私を雇ったんですか?」
    男「……何故、って?」
    女「いきなりやってきたメイドを雇うなんてトチ狂ってるとしか思えません」
    男「まあな。……何となくだよ」
    女「何となく」
    男「何となーく……女が辛そうだったから」
    女「ふむ……ただの馬鹿じゃないんですね」
    男「ただの馬鹿って……」
    女「勘のいい馬鹿でした」
    男「結局馬鹿なのかよ」

104 :1:2009/05/24(日) 16:40:17.63 ID:QlfMH67GQ
    女「……お弁当にしましょうか」
    男「お弁当……デカイな……」
    女「……ちょっと時間が余ってましたからね」
    男「ふーん……美味いな」
    女「マズイなんて言ったら食べさせませんがね」
    男「美味い!美味いです!」
    女「わざとらしい死ね」

107 :1:2009/05/24(日) 16:43:33.48 ID:QlfMH67GQ
    女「……スー……」
    男「寝るのかよ……結局寝るのかよ……」
    女「……スー……スー……」
    男「鍵、鍵っと……」
    (ガチャ)
    男「……女はベットに寝かせとくか」

    男「あれ?腕に傷……?」
    男「傷は腹に、って言ってなかったか……?」
    男「……………」

110 :1:2009/05/24(日) 16:48:59.32 ID:QlfMH67GQ
    男「……まあ、いいか」
    男「傷とかあったら何が、って訳でもないし」
    男(傷がある、それだけの話だしな)

    女「……う……」
    女「部屋……?寝ちゃいましたか」
    男「……グー……」
    女(傷、見てないでしょうねこの馬鹿は)
    女(この傷があるだけで、遠く感じる……)

115 :1:2009/05/24(日) 16:53:01.30 ID:QlfMH67GQ
    女「半分です」
    男「……半分?」
    女「はい、私がここに居る期間」
    男「あー、そういえばそうだったな」
    女「随分と気楽ですね」
    男「まあ、な」
    女「……お昼にしましょう」

119 :1:2009/05/24(日) 16:57:38.35 ID:QlfMH67GQ
    女「……寂しくないんですか」
    男「ふご?」
    女「部屋から女っ気が失くなって、またむさ苦しくなりますが」
    男「まあな、確かにちょっと寂しいけど」
    女「けど?」
    男「……だからこそ、今を楽しんだ方がいいだろ?」
    女「楽観的思考が得意な方ですね」
    女(なるほど、そういう考え方もありますか)

121 :1:2009/05/24(日) 17:02:04.64 ID:QlfMH67GQ
    男「好きな食べ物は?」
    女「鯖の味噌煮込み」
    男「好きな飲み物は?」
    女「アイスティーです」
    男「好きな色は?」
    女「緑です」
    男「スリーサイズは?」
    女「なな…………死ね」

124 :1:2009/05/24(日) 17:05:43.60 ID:QlfMH67GQ
    男「料理とかはどこで覚えたんだ?」
    女「祖母に教わりました」
    男「ふぅん……何か完璧超人って感じか」
    女「完璧?……寧ろ私は色々と欠落していると思いますが」
    男「例えば?」
    女「……人を見る目」
    男「どういう意味?」
    女「深い意味は無いですよゴミムシ」

127 :1:2009/05/24(日) 17:10:22.58 ID:QlfMH67GQ
    男「……ってて……」
    女「どうしました?」
    男「怪我しちゃってさ……ほら」
    女「――っ!!!う……くっ……!?」
    男「お、おい、女?」
    女「げほっ、げほ、う……」
    男「…………」
    女「はあ……何でも無いです。傷の治療はご自分でお願いします」
    男「あ、うん……」
    女「……私はもう寝ます」

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 17:10:39.39 ID:sYBeeOUkO
    見る目がないと自覚している→男は嫌い

    これはツンデレ


130 :1:2009/05/24(日) 17:14:00.52 ID:QlfMH67GQ
    女(情けない……まだ、治ってないなんて……)
    女(どうすれば治るの……どうしたら……)

    男(やっぱり……ただの傷じゃないんだよな)
    男(寧ろ、精神的な物なのか)
    男(どうすれば治してやれる……?どうしたら……)

    男「…………」
    女「…………」

132 :1:2009/05/24(日) 17:17:02.70 ID:QlfMH67GQ
    女「おはようございます」
    男「ああ、おはよう……あのさ」
    女「朝食を作ります」
    男「あ、いや……昨日の夜のことだけど」
    女「…………昨日の夜?」
    男「え……」
    女「何もありませんでしたよ。……何も」
    男「…………」
    女「朝食、作るので」

134 :1:2009/05/24(日) 17:22:24.13 ID:QlfMH67GQ
    男「傷の話はしてくれないのか?」
    女「……言ったでしょう。交通事故です」
    男「いや、うん、そうだよな……」
    女「交通事故。不幸な、事故です」
    男「……腕の傷は?」
    女「見たんですか……ゴミムシ」
    男「……偶然に、だけど」
    女「話したくないです」
    男「…………」
    女「話したく、ないんですよ」
    男「女?」
    女「話せばきっと、今まで通りじゃ居られなきなりますから」

    女「貴方が言ったんですよ。『今を楽しめ』って」

137 :1:2009/05/24(日) 17:23:45.25 ID:QlfMH67GQ
    一応修正。
    男「傷の話はしてくれないのか?」
    女「……言ったでしょう。交通事故です」
    男「いや、うん、そうだよな……」
    女「交通事故。不幸な、事故です」
    男「……腕の傷は?」
    女「見たんですか……ゴミムシ」
    男「……偶然に、だけど」
    女「話したくないです」
    男「…………」
    女「話したく、ないんですよ」
    男「女?」
    女「話せばきっと、今まで通りじゃ居られなくなりますから」

    女「貴方が言ったんですよ。『今を楽しめ』って」

138 :1:2009/05/24(日) 17:27:01.05 ID:QlfMH67GQ
    男「……そうだけど。今、楽しいか?」
    女「悪くない生活だとは思ってますよ」

    男「じゃあ何で笑わない?」

    女「……はい?」
    男「お前が笑ったところ、見たことない」
    女「……………」
    男「何かあるんだろ?」
    女「……あはは」
    男「……」
    女「笑いましたよ。これで、この話は終わりです」

141 :1:2009/05/24(日) 17:31:23.98 ID:QlfMH67GQ
    男「……わかった、言いたくないならいい」
    女「…………」
    男「ただ、言いたくなったら言えよ」
    女「…………」

    男「話すことで楽になることも、きっとある」

    女「……楽に……」
    男「それまでは、ずっと待ってる。……飯にしようぜ」
    女「……はい」
    女(……ずっと?後一ヶ月でお別れですよ、ゴミムシが)

145 :1:2009/05/24(日) 17:35:37.78 ID:QlfMH67GQ
    男「美味いな」
    女「毎回美味い美味い言ってますが、貴方に味覚はあるんですか?」
    男「いやいや、マズイ物はマズイけどさ」
    女「もう少し違った褒め言葉は無いんですか」
    男「えーっと……美味?」
    女「単にボキャ貧なんですね低脳」

146 :1:2009/05/24(日) 17:40:16.48 ID:QlfMH67GQ
    男「夏祭り行こうぜ夏祭り」
    女「夏祭り……」
    男「行くだろ?」
    女「……行ってやってもいいですよ」

    男「浴衣着ないのか……」
    女「浴衣なんて持ってません。……因みに夏祭りも初です」
    男「マジか」
    女「しっかりエスコートしないと帰りますけどね」
    男「何だそりゃ」

152 :1:2009/05/24(日) 17:46:22.04 ID:QlfMH67GQ
    女「…………」
    男「ぶはははは!!お面似合わないなお前!」
    女「喧しいですよ野猿」
    男「ひー、ひー……猫好きなのか?」
    女「……まあ、嫌いではないです」
    男「ふーん……可愛いな」
    女(お面が、でしょうね)
    男「お面」
    女「……………」

    女「……すいません、射的の銃貸してください」
    男「何を撃つ気だ何を」

156 :1:2009/05/24(日) 17:50:36.43 ID:QlfMH67GQ
    女「綿菓子……ですか」
    男「食わないの?」
    女「口が汚れませんか」
    男「じゃあ、手でちぎればいいんじゃないか?」
    女「手が汚れませんか」
    男「ただ早く食べないと……」
    女「食べないと?」
    男「綿菓子って溶けてくるんだよな」
    女「あ、服に……もっと早く言えゴミムシ」

159 :1:2009/05/24(日) 17:54:04.68 ID:QlfMH67GQ
    男「はら、ハンカチあるから……」
    女「何さりげなく触ろうとしてるんですか童貞」
    男「童貞関係ないだろ」
    女「童貞にありがちな表情してますよ」
    男「どんな表情だよ」

    女「落ちました」
    男「良かった良かった、じゃあ次はりんご飴だな」
    女「アレは溶けませんか」
    男「溶けない溶けない」

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 17:56:55.67 ID:P7PONkTVO
    ど、どんな表情なんだよ!

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 17:57:32.10 ID:YwHouALU0
    >>160
    つ鏡

164 :1:2009/05/24(日) 17:58:54.71 ID:QlfMH67GQ
    女「……チョコバナナ」
    男「…………最近気付いたんだけどさ」
    女「?」
    男「お前、何か欲しい物見つけたらそれを呟くよな」
    女「……そ、そうでも無いですよ馬鹿が」
    男「じゃあいらない?」
    女「…………むぅ」

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 18:02:13.00 ID:/zkaYglzO
    ツンツンとメイドの組み合わせがこれほどの破壊力を持つとは!

167 :1:2009/05/24(日) 18:02:17.69 ID:QlfMH67GQ
    女「……はむはむ」
    男「それ舐めるもんじゃないからな」
    女「……早く言いなさい愚図」
    男「意外に世間知らずだよなお前」

    女「……だてにニートだった訳じゃありません」

    男「威張るなよ」

171 :1:2009/05/24(日) 18:07:15.63 ID:QlfMH67GQ
    男「大体回ったな」
    女「帰って寝ましょうか」
    男「いやいやいやいや!花火があるだろ」
    女「花火?」
    男「フィナーレの花火見ないと始まらないだろ」
    女「その短い文の中で矛盾を作れるのはある意味才能ですね」
    男「それまではラムネでも飲んでようぜ」

176 :1:2009/05/24(日) 18:11:43.51 ID:QlfMH67GQ
    女「…………これ」
    男「ん?」
    女「ビー玉が邪魔で飲めないんですが」
    男「この凹みに引っ掛けるんだよ」
    女「なるほど、こうして……」

    女「……むぐっ、げほっ……」
    男「垂直にしてりゃそうなるわな……」

177 :1:2009/05/24(日) 18:16:53.32 ID:QlfMH67GQ
    男「……始まった」
    女「…………」
    男「たまやー」
    女「……花火を誰かと見るのは初めてです」
    男「あ、そうなのか?……まあ、祭も初めてだからな」

    女「……初めてが貴方で良かった」

    男「え?何か言った?」
    女「幻聴でしょう。……男さん」
    男(……あれ、名前呼ばれたの初めてか?)
    男「何か顔赤いぞ」
    女「花火の赤ですよ、低脳」

182 :1:2009/05/24(日) 18:21:23.85 ID:QlfMH67GQ
    女「疲れました」
    男「あー……風呂入っちゃえば?汗かいたろ」
    女「……それでは、お先に」
    男「……眠……」

    女「……ふぅ」
    女(見せてみようか、傷を)
    女(でも……もしも……)
    女(まだいい……まだ時間はありますから……)

183 :1:2009/05/24(日) 18:25:16.44 ID:QlfMH67GQ
    男「……グー……」
    女(人の気も知らずに寝てますね低脳)
    女「起きてくださいゴミムシ、汗かいたままじゃ……」
    男「……うーん……」
    女「…………」

    女「……起きないならこっちにも考えがありますが」


186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 18:26:48.11 ID:RgbWd1GO0
    こんなメイドほしいのうほしいのう

194 :1:2009/05/24(日) 18:29:42.16 ID:QlfMH67GQ
    男「うーん……ん?ぶ、ぶぼっ……!?」
    女「ねりわさびのチューブを鼻に装着完了」
    男「うーん……むにゃむにゃ……」
    女「3、2、1」
    男「もう食べられな……むにゃ」
    女「0」


    男「ウァァァァァァア――――!!!」

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 18:32:35.73 ID:K2ju3OeN0
    >>194のプレイを俺にもして欲しい

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 18:33:43.06 ID:/K6XHstJO
    >>194
    じゃあ俺にも

198 :1:2009/05/24(日) 18:33:50.41 ID:QlfMH67GQ
    男「ィィィィィィアーーー!!」
    女「近所迷惑だから黙りなさいゴミムシ」
    男「鼻がぁー、鼻がぁー!!」
    女「さっさと風呂に入りなさい愚図」
    男「ぁからむさみぽらこなたさまたはまァァア―――!!!」
    女「私は先にベットで寝てます」
    男「あたはまかまらあかがみんたかまらァァア――!!」

205 :1:2009/05/24(日) 18:39:40.39 ID:QlfMH67GQ
    男「…………お、女が先に起きてる!?」
    女「今はもう午後過ぎですよ」
    男「え……あ、本当だ」
    女「因みに今朝の朝食は豪勢にさせてもらいました」
    男「ええっ!?……って、アレ?」
    女「…………」
    男「寝癖直してないのか?」
    女「あ」
    男(さてはこいつも、ついさっき起きたな)

209 :1:2009/05/24(日) 18:44:16.88 ID:QlfMH67GQ
    男「女って俺が仕事行ってる時何してるんだ?」
    女「家事と昼寝とネッ…いや、テレビ鑑賞ですかね」
    男「比率は?」
    女「4:2:4」
    男「働けよ給料泥棒」
    女「元ニートですから諦めてくださいゴミムシ」

214 :1:2009/05/24(日) 18:49:18.38 ID:QlfMH67GQ
    男「暇だから何かして遊ぼうぜ」
    女「……何かありますか」
    男「麻雀ならあるけど」
    女「それは前のネタで腐る程やりましたよ」
    男「じゃあ……たまには体動かしてみるか」
    女「…………」
    男「好きなスポーツは?」
    女「……テニスとか、ボーリングくらいですかね」
    男「じゃあそれでいこう」

217 :1:2009/05/24(日) 18:55:09.20 ID:QlfMH67GQ
    女「スコアがニケタとか正気ですかゴミムシ」
    男「寧ろ軽々と170行っちゃうお前は何なんだよ」
    女「力任せに投げるのが悪いんですよ、もっとこう……」
    男「あ、ああ」
    女「今変な妄想しましたよね童貞」
    男「い、いや!別に!?」
    女「……死ね、ゴミムシ……」

219 :1:2009/05/24(日) 18:59:31.98 ID:QlfMH67GQ
    女「久しぶりに運動した気がします」
    男「そうだろ?お前みたいに部屋に篭って食っちゃ寝してると」
    女「?」
    男「太るぞ」

    女「…………」
    男「……グー………」
    女「3、2、1、0」

    男「ヴァァァァァァァーーー!!!!」

221 :1:2009/05/24(日) 19:05:00.15 ID:QlfMH67GQ
    男「前から気になってたけど、女って胸小さくないか」
    女「死にますか、それとも黙りますか」
    男「…………」
    女「そもそも、胸は小さい方が楽です。大きくてもバランスが悪いですし」
    男「でも、大きいのが好きって人は居るよな」
    女「……貴方もですかゴミムシ」
    男「いや、俺はどっちでも」
    女「なら尚更……いえ、何でもないです」

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 19:09:10.82 ID:G11AxbAfO
    >前から気になってたけど、女って胸小さくないか

    地雷過ぎるwww

225 :1:2009/05/24(日) 19:08:49.02 ID:QlfMH67GQ
    男「行ってきます」
    女「行ってらっしゃいませ」
    バタン

    女「……後、5日……か」

228 :1:2009/05/24(日) 19:13:39.97 ID:QlfMH67GQ
    女(……言いましょう)
    女(今日、それか明日にでも)
    女(もし男さんに嫌われても……三日あれば、私は立ち直れます)

    女(…………立ち直れる、はず)

230 :1:2009/05/24(日) 19:16:27.17 ID:QlfMH67GQ
    女「お話があります」
    男「……うん」

    女「まず……見てください。出来れば、目をそらさずに」

    男「…………」
    女「目をそらされたら……泣いてしまうかもしれませんから」
    パサッ
    女「どうですか、私の……体は」

236 :1:2009/05/24(日) 19:20:23.53 ID:QlfMH67GQ
    男「出来れば、こんな形で見たくなかったかな」
    女「奇遇ですね、私もです。……もう、着ても?」
    男「うん」
    男(腕や腹どころか……他のところにも傷が沢山……)

    女「私は過去に……虐めを受けていました」
    男「……うん」
    女「虐め、というより……集団暴行が正しいかもしれませんが」

242 :1:2009/05/24(日) 19:24:19.92 ID:QlfMH67GQ
    女「暴力、罵倒、時には性的暴行を受けかけたこともありました」
    男「……受けかけた?」
    女「逃げました。……寸前で」
    男「…………」

    女「そんな私を支えてくれたのは……『花』だけでした」

249 :1:2009/05/24(日) 19:27:12.83 ID:QlfMH67GQ
    女「育てれば花が咲く。それを見ている時だけは笑顔になれて」
    男「うん」
    女「私も頑張ろうって思えて」
    男「…………」
    女「そしてその花は、私の目の前でズタズタにされました」

251 :1:2009/05/24(日) 19:31:36.61 ID:QlfMH67GQ
    女「一日中泣いてから……悟りました」
    女「どんなに私が頑張っても、他人の悪意で全部それは壊されるんだって」
    女「何をしたって無駄なんだって」
    男「……そんな…」
    女「以前、言いましたよね。交通事故」
    男「……あ、ああ……」

    女「アレは事故じゃなかったんです」
    男「え……」

    女「私が、わざと、飛び出した。それだけのことなんですよ」

256 :1:2009/05/24(日) 19:36:38.19 ID:QlfMH67GQ
    女「何もかも嫌になって、衝動的に」
    男「……そうか……」
    女「ぶざまに死にそびれて、親からは批難ばかりされて……」
    男「…………」
    女「そんな時……貴方のお母さんが声をかけてくれました」
    男「……母さんが……?」
    女「『アンタ、兎さんみたいだね』って」
    男「う……兎?」
    女「『折角可愛い顔してるのに、目が真っ赤だよ』……そう言って笑いました」

265 :1:2009/05/24(日) 19:43:05.96 ID:QlfMH67GQ
    女「そして貴方のところへ着て、貴方も笑ってくれました」
    女「……楽しかったです。ありがとうございました」
    男「何でもう会わないみたいに言うんだよ?」
    女「……え?」
    男「そりゃ、驚くよ。女がそんな過去を持ってたことは」
    女「……」

    男「だけど、それとこれとは別問題なんだ」

    女「…………自殺未遂までしたんですよ」
    男「だから別問題。俺にとって大事なのは、この三ヶ月一緒に居たこと」
    女「…………」
    男「俺は……女と居て楽しかったよ」

269 :1:2009/05/24(日) 19:47:10.44 ID:QlfMH67GQ
    女「……私も楽しかったです」
    男「何か調子狂うな」
    女「え?」
    男「もっといつも通りでいいよ」
    女「…………」
    男「でも、そうだな……出来れば、笑っていてほしい」
    女「……わかりました」

    女「………私を抱きしめなさい。この、ゴミムシ」

278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 19:50:08.45 ID:1BjHJitI0
    こういう話に弱いんだよな。゜゜(´O`)°゜。

281 :1:2009/05/24(日) 19:52:44.38 ID:QlfMH67GQ
    男「……柔らかいな、意外に」
    女「……すいません、汚い体で」
    男「いや……綺麗とか汚いじゃないんだって。……これが女だろ」
    女「……はい。これが、私です」
    男「なら、いいんだよ。どんな体だろうと……お前なんだから」
    女「相変わらずお人よしですね……馬鹿」
    男「ははは」
    女「もっと強く、抱きしめてくれませんか」
    男「え?」
    女「笑おうとしてるのに、何故か泣いてしまっているんです。……泣き顔を見られたくないので」
    男「…………了解」

290 :1:2009/05/24(日) 19:55:44.45 ID:QlfMH67GQ
    女「……それでは、お世話になりました」
    男「ああ、お疲れ様」
    女「…………」
    男「これからは一人前のメイドとして、頑張れよ」
    女「ああ、それなんですが」
    男「ん?」

    女「もうメイドは辞めます。……飽きました」

295 :1:2009/05/24(日) 19:59:16.57 ID:QlfMH67GQ
    男「はあ!?」
    女「それで、今度は違うものになりたいと思ってるんですが」
    男「は、はあ……そうですか……」
    女「聞いてくれますか?」
    男「そりゃ、聞くけど……」

    女「今度は貴方のお嫁さんになりたいと思うのですが、いかがでしょうか」

315 :1:2009/05/24(日) 20:05:14.03 ID:QlfMH67GQ
    男「……えーっと」
    女「男らしく返事をしなさいゴミムシ」
    男「うん、じゃあ、その」
    女「…………」
    男「結婚しよう」
    女「え?」
    男「いや、だから……結婚」
    女「……冗談で言ってたら許しませんよ」
    男「いや、本気だよ」

320 :1:2009/05/24(日) 20:08:18.70 ID:QlfMH67GQ
    男「というか、駄目だ!もっと……ああ……」
    女「何ですか急に」
    男「俺だって色々……台詞考えてたりしたのに!!」
    女「え?」
    男「だから、ちょっと俺にも言わせてくれないか」
    女「?」

    男「……結婚してくれ。幸せにするから」

    女「……考えてた割には月並みな台詞ですね」

327 :1:2009/05/24(日) 20:11:51.12 ID:QlfMH67GQ
    男「う」
    女「でも……ありがとうございます、男さん」
    男「もう『さん』じゃなくていいだろ?メイド止めたんだし」

    女「えっと……じゃあ、男……くん……? う、うぁ……」

    男「あ、照れてる」
    女「て、照れてないです……こ、このゴミムシっ」

328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:12:27.49 ID:gEk1WQ5R0
    ぎゃああああああああああああ
    なにこれかわいいいいいいいいい

329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:13:09.94 ID:5Yji9Anw0
    余裕で死ねる

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:13:34.81 ID:HGmiGSn+0
    ダメだ限界・・・
    彼女にオレの事ゴミムシって呼んでもらう様に連絡してくるわ

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:15:21.38 ID:3d3Vtj8m0
    もう俺の名前ゴミムシでいいや

346 :1:2009/05/24(日) 20:18:13.28 ID:QlfMH67GQ
    女「……キスしてください」
    男「へ?」
    女「まだ抱きしめてもらったことしかないです、早く」
    男「……」

    女「んっ!?……ん、ぅ……ぷはっ」

    男「自分から言っといて何驚いてんだ」
    女「い、いきなり過ぎるんですよこの童貞が」

360 :1:2009/05/24(日) 20:22:58.37 ID:QlfMH67GQ
    女「えっと、じゃあ……これからも、よろしくお願いします」
    男「うん、よろしくな」
    女「……あの」
    男「ん?」

    女「一生……傍に居てくれるんですよね」

    男「うん」
    女「それさえ確認すればいいです。どいてください」
    男「お、おい何だよ?」

    女「何って食事の用意ですよ。……『旦那様』」

368 :1:2009/05/24(日) 20:26:58.47 ID:QlfMH67GQ
    とりあえず終わり。下書きとか全くしてなかったんで速度遅くてごめんよ。

    ……さて、後日談とか書こうかな……

369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:26:59.03 ID:qKIQjPsXO
    夏コミで売ってくれよ

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:27:22.07 ID:mcU7m73eO
    俺は小説の方がいいなあ絵キモかったらやだもん

372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:27:26.07 ID:P7PONkTVO
    いちおつー

374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:27:35.12 ID:1BjHJitI0
    >>368
    乙
    これは良いものでした

375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:27:45.82 ID:3d3Vtj8m0
    >>1 お疲れ様っス

376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:27:51.54 ID:5Yji9Anw0
    とりあえず>>1乙
    いいもん見せてくれてありがとう!

378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:28:02.24 ID:DjvpYkb7O
    >>368
    乙!
    楽しませてもらったよ

380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:28:50.45 ID:h5Kc8fwp0
    >>1乙
    素直にときめいた

383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/24(日) 20:29:00.34 ID:G565PYkuO
    たまらんなぁ。


    後日談も期待します。


この作者の他の作品はこちら

女「不本意ながら、今日から貴方のメイドになりました」【後日談】へつづく

引用元
女「不本意ながら、今日から貴方のメイドになりました」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1243143090/l50
 

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