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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:05:37.01 ID:m8zjqbX00


転校生「莫迦な、避けただとぉ!?」

在校生「ふははは、その程度の転校生イベントで俺を倒せると思ったとは、片腹痛いわ!」

転校生「貴様の顔……覚えておくぞ!」

在校生「ふん! 俺が覚えたのは貴様のイチゴ柄のみよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





元スレ
ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる
転校生「ククク……よもや通りの角で待ち伏せしているとは思うまい」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239689137/
転校生「ククク……よもや通りの角で待ち伏せしていたとは思うまい」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239807892/


 
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:10:11.23 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや教頭を買収し同じクラスに転入してくるとは思うまい」

在校生「やはり詰めが甘いな」

転校生「莫迦な、最前列の席だとぉ!?」

在校生「ふははは、これで貴様は俺の隣に席をあてがわれることすらないのだ!」

転校生「掟破り……どこまで卑劣だ、貴様ぁ!」

在校生「ふん! 俺が入口に黒板消しを仕掛けなかったことを感謝するがいい!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:15:34.84 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや教科書がまだないことを理由に席替えを申し出るとは思うまい」

在校生「それすらも、予定のうちだとしたら?」

転校生「莫迦な、同じ教科書を二冊だとぉ!?」

在校生「ふははは、俺の兄がこの学校の生徒だったことまではリサーチできていなかったようだな!」

転校生「しかも、新しい方を与える……貴様ぁ、情けをかけたつもりかっ!」

在校生「ふん! 俺が必要としたのはテストに出るポイントにラインの引かれた教科書よ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:17:01.44 ID:+1rR9U1N0

おもしろいじゃないか
続けてください





12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:22:40.84 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや昨日のお礼にお弁当を持参するとは思うまい」

在校生「断れない攻撃のつもりなら、残念だったな」

転校生「莫迦な、お重三段重ねだとっ!?」

在校生「ふははは、果たして君はこの豪華弁当に対抗できるものを用意できたのかな!?」

転校生「材料だけではなく盛り付けまで完璧……彩すらも計算の内か、貴様ぁ!」

在校生「ふん! 俺が味付けにこだわらないと見るとは君の眼も大したことはないな!」

転校生「何たる恥辱! もぐもぐ! 何たる恥辱! もぐもぐ!」





14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:27:41.92 ID:p3MnhUop0

良いんだけどバカすぎるwwwwww





15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:29:28.71 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや授業中に消しゴムを落として拾ってもらおうと考えているとは思うまい」

在校生「落し物属性が付いているのが君だけだと思ったなら間違いだな」

転校生「莫迦な、筆箱の中に小さな消しゴムがびっしりだとっ!?」

在校生「ふははは、落としたならばすぐさまにくれてやろうではないか!」

転校生「ちびたわけではなく、カッターか何かで切り分けて用意した……私をおとしいれたか、貴様っ!」

在校生「ふん! 教室中に消しゴムが転がっていることから類推できない君の愚鈍さが敗因だ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:30:02.97 ID:sPNdE48gO

可愛いじゃないか





18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:31:33.87 ID:Xc7D64aO0

いいなこれw





21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:35:57.25 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやテスト前に写せるようノートとりにいそしんでいるとは思うまい」

在校生「浅はかさここに極まれり、だな」

転校生「莫迦な、過去問だとぉ!?」

在校生「ふははは、兄が卒業生だと話したはずだ!」

転校生「貴様……過去問でいい成績をとれても受験には役立たんぞ!」

在校生「ふん! 俺が大学推薦を狙っていると君が知らなかったにすぎん!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:38:12.83 ID:YRItAsV4O

どんどんスケールが小さくなってる件





24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:41:23.15 ID:jBlZxmAs0

何たる恥辱! 何たる恥辱!





25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:41:26.45 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや校舎裏で猫にエサをあげて手懐けているとは思うまい」

在校生「動物に好かれる少女風味、無理な属性付けだな」

転校生「莫迦な、おなかを見せて転がるだとぉ!?」

在校生「ふははは、一年のころからこっそりエサを与え続けただけのことよ!」

転校生「のどの下ゴロゴロだと……貴様ぁ、代わってください!」

在校生「ふん! 俺がその程度のことを惜しむと思ったか!」

転校生「何たる愛撫! 何たる愛撫!」





27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:42:48.13 ID:8il8pG3hO

仲いいなこいつら





31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:47:31.65 ID:pAn8PJvPO

>>1
先生「おーい在校生、転校生と仲いいみたいだから、お前転校生に校内案内してやれー」
とかは?





39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:51:13.65 ID:m8zjqbX00

>>31

転校生「ククク……よもや今頃学校案内に駆り出されるとは思うまい」

在校生「すでに学校を知り尽くしたつもりとは、愚かな」

転校生「莫迦な、購買までのルートにこんな近道があっただとぉ!?」

在校生「ふははは、花壇に囲まれて通り抜けられないように見えているだけだ!」

転校生「おまけにこの隠しメニュー……なんという量の多さだ!」

在校生「ふん! 俺が勧めるからには味も保証済みよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:47:55.33 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや元の学校の水着が旧スクとは思うまい」

在校生「それが武器になるには、君は若すぎる」

転校生「莫迦な、胸パッド十三枚重ねを見破っただとぉ!?」

在校生「ふははは、制服姿と比較したにすぎんことよ!」

転校生「ぺたぺたすとんが悪いと……貴様もそういう属性なのか!」

在校生「ふん! 俺のストライクゾーンはD以上限定よ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:48:46.79 ID:YRItAsV4O

そうか女だったのか





36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:50:16.53 ID:6P4P49VV0

>>34
男がイチゴ柄だったらトラウマになるだろwwwwwwwwww





41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:52:07.13 ID:m8zjqbX00

>>34

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱! 何たる恥辱! 何たる恥辱!」





38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:51:05.56 ID:pAn8PJvPO

>>1
夏休み
「ククク…一緒に宿題を済ませようと思っているとは…」
とかは?

ちょいちょい書き込んでスマンただ俺が>>1の作品を見たいだけです





45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:56:01.32 ID:m8zjqbX00

>>38書き込みが多い方がうれしいから、もっともっと書き込んでくれ


転校生「ククク……よもや一緒に宿題をしようと誘おうと企んでいるとは思うまい」

在校生「GWの宿題はすでに予定調和だというに」

転校生「莫迦な、指定問題集の答えだとぉ!?」

在校生「ふははは、教師が配らずとも同じ問題集を購入すれば答えはおのずと付いてくる!」

転校生「貴様ぁ……そこまでして推薦が欲しいかっ!」

在校生「ふん! 俺がまともな受験に耐えられる胃腸の強靭さを持っているわけがあるまい!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:51:24.55 ID:bvufB39QO

〇〇ちゃんて誰が好きー?みたいなイベント





49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:02:54.45 ID:m8zjqbX00

>>40


転校生「ククク……よもや友人を操って好きな人がいないか聞き出そうとしているとは思うまい」

在校生「君の考えそうなことだと思ったぞ」

転校生「莫迦な、全滅だとぉ!?」

在校生「ふははは、同学年すべての女生徒を見渡してもD以上がいなかっただけのことよ!」

転校生「女の価値は胸ではないというに……貴様、そこまでおっぱい星人か!」

在校生「ふん! 俺の眼中に入ることができてからその言葉を叫ぶことだな!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 15:59:00.06 ID:kPzf0jgO0

つ身体測定
つ体育





56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:13:22.68 ID:m8zjqbX00

>>46身体測定


転校生「ククク……よもや保険医と結託して身体データの改竄をするとは思うまい」

在校生「くだらん数字だ、君はようやくBカップブラに替えたばかりであることはわかっている!」

転校生「莫迦な、なぜそんなことがわかるっ!?」

在校生「ふははは、授業中に始終胸のあたりを気にしていれば誰だって気付くことよ!」

転校生「授業中ずっと私を見ていたということなら……脈はあるとみていいのだな!」

在校生「ふん! 俺は浅すぎるブラによってより成長を阻害される洗濯板に憐憫を覚えたにすぎん!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:17:31.06 ID:m8zjqbX00

>>46体育


転校生「ククク……よもやいまどきブルマが元の学校の体操着だったとは思うまい」

在校生「それが君の全力なら俺はがっかりだ」

転校生「莫迦な、漢ブルマだとっ!?」

在校生「ふははは、男が着こなせないと敬遠していると思ったら大間違いだ!」

転校生「男子生徒の九割がブルマ……貴様ら、恥はないのかっ!」

在校生「ふん! 俺らが世間体にとらわれて力を発揮できぬと思ったが君の愚かさよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:11:21.74 ID:6kaxHNLEO

帰り道が同じで


転校生「ついてこないでよ//」


在校生「オレ家こっちだし」


てのみたいです(^p^)





66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:25:14.85 ID:m8zjqbX00

>>55帰り道一緒


転校生「ククク……よもや帰り道を同じ方向にするためだけに家を出てひとり暮らしを始めたとは思うまい」

在校生「その程度のことを予期できなかったとお思いか?」

転校生「莫迦な、貴様もひとり暮らしを始めただとっ!?」

在校生「ふははは、しかも場所は君の実家のそば、容易には近寄れまい!」

転校生「出戻りをするにはおとうさまの怒りが怖すぎる……貴様ぁ、謀ったな!」

在校生「ふん! 俺が謀ったのは事実だがこの結果は偶然だ、運が悪かったな!」

転校生「何たる不運! 何たる不運!」





59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:16:51.44 ID:9e+H6lmQ0

今日の何たる恥辱スレはここですか





67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:27:27.19 ID:6gaj3stIP

もうGW過ぎて夏には早い
梅雨で学校に足止め
男の家で雨宿り
愛々傘






71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:30:56.49 ID:m8zjqbX00

>>67梅雨


転校生「ククク……よもや雨乞いひとつで晴天を嵐に変えたとは思うまい」

在校生「奇遇だな、まさか俺も晴天が嵐に代わるとは思わなかったぞ」

転校生「莫迦な、雨乞いの相乗効果だとっ!?」

在校生「ふははは、秘されし雨乞いの技法を俺が知らないとでも思ったか!」

転校生「だが、そうするからには……当然、傘は持っているのだろうな!」

在校生「ふん! 俺が裸ワイシャツを好まぬ異常者とでもいう気だったのか!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:35:56.50 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや豊胸トレーニングの成果がひと月ほどで出ているとは思うまい」

在校生「裸ワイシャツは俺が与えたフィールド、負けるわけがなかろう」

転校生「莫迦な、漢裸エプロンだとっ!?」

在校生「ふははは、料理をするときはいつもこの格好よ!」

転校生「油がはねたらどうする気だ……貴様、女が部屋にいるというにエプロンの意味を何だと思っている!」

在校生「ふん! 俺が君に裸エプロンをさせる隙を見せるわけがなかろう!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:37:45.54 ID:o7ENxnY4O

いつのまに部屋までwwww





79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:41:29.80 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや嵐が交通機関を全滅させるまで発達するとは思うまい」

在校生「いつか君が泊まりに来ることを見抜けない俺だと思ったかね」

転校生「莫迦な、予備布団だとっ!?」

在校生「ふははは、君はお客様として俺のベッドを使うがよい、俺は下で布団にくるまろう!」

転校生「貴様ぁ……一緒に狭いベッドで背中合わせにドキドキイベントを何と心得るっ!」

在校生「ふん! 俺が段階を踏まずにイベントと雰囲気に流される輩と同列にされるとはな!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:45:07.90 ID:pAn8PJvPO

仲良くなってるwww

面白いなー支援





81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:46:20.24 ID:m8zjqbX00


転校生「クふぁあ……よもや徹夜をして先に朝ごはんを用意しているとは思うまい」

在校生「お客様に働かせる失態を俺が犯すと思うか」

転校生「莫迦な、すでにトーストができあがっているだとっ!?」

在校生「ふははは、三十分前には焼きあがっていたわ!」

転校生「……冷たい」

在校生「ふん! 俺も眠くて頭が回っていないのだ!」

転校生「何たる眠気! 何たる眠気!」





83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:48:19.12 ID:si/NyZRQO

>>81
不覚にもニヤついてしまった





84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:49:54.24 ID:awLycA/RO

何気に仲良くなってきてるじゃねーかw





86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 16:51:47.19 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや高校生になってまで居眠りのバツで一緒に廊下で立たされるとは思うまい」

在校生「それすらも予測していたとしたら」

転校生「莫迦な、廊下で寝始めただと!?」

在校生「ふははは、すでに俺は限界ゆえ、いかなる場所とて重病で寝られぐぅ……」

転校生「だが、寝顔に接吻を降り注ぐチャンス……眼を開けたまま寝ている!」

在校生「ふん! 俺が君にそう易々と唇を許すとでも思うかね!」

転校生「何たる寝言! 何たる寝言!」





89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 17:00:17.33 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや寝ている貴様と一緒にいるだけで私が幸せとは思うまい」

在校生「むにゃむにゃ、もう食べられないよぅ」

転校生「莫迦な、伝説の寝言を口にしただとっ!?」

在校生「ふははは、俺にかかれば寝言界で輝くことなど朝飯前よ!」

転校生「会話が成立する寝言が存在する……それはすなわち、君の夢の中に私がいるということ!」

在校生「ふん! 俺の夢の中で君は胸のまな板を駆使して世界一のクリーニング屋さんよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 17:09:46.22 ID:fxE+93JVO

どんなに堪えても「なんたる〇〇!何たる〇〇!」
で吹くwwww





102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 17:23:05.84 ID:vfpqoste0

なるほど、おっぱいの成長とともに、親密になっていくんだな。





200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 21:50:21.69 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや期末テスト終了を祝して市民プールに誘われるとは思うまい」

在校生「残念、俺はその日に予定を食い込ませ済みだ」

転校生「莫迦な、すでに夏休み予定がびっしりだとぉ!?」

在校生「ふははは、夏休み浮かれポンチの鑑と呼んでもらおうか!」

転校生「貴様ぁ……ならば、開いたその日を私にどう埋めろというのだ!」

在校生「ふん! 俺が連れ立つならばウォータースプラッシュワールドを置いて他はあるまい!」

転校生「何たる歓喜! 何たる歓喜!」


在校生「だが、俺は紳士のたしなみとしてエスコートする女性にはビキニ以外の水着は認めないつもりだ」

転校生「なっ……ぶ、無難にワンピースで落ち着かせようという企みが……っ!」

在校生「目で楽しませよとは言わぬ、せいぜい痴態で楽しませるがいい!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 21:52:02.98 ID:m8zjqbX00

・ウォータースプラッシュワールド

巨大遊園施設。
施設は大きくわけて二種類。遊園地施設とプール施設。
遊園地施設はコースター系が多く、プール施設は人口海岸などが売り物。
作中ではほんの一ヶ月前にプレオープンしたばかりで、現在は一般入場を行っていない。
TVCMを中心に幅広いメディアで報じられており、遊園施設としては日本最大級とされている。


というわけで、ここからしばらく夏休み編その1「プールであそぼ」です。





206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:02:38.11 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや麦わら帽子に白ワンピで避暑地のお嬢様スタイルで決めてくるとは思うまい」

在校生「やはりまだまだ着こなしが甘いようだな」

転校生「莫迦な、麦わら帽子に虫取り網で近所のがきんちょスタイルだとぉ!?」

在校生「ふははは、麦わら帽子の正しいトータルコーディネートとはこれを置いて他にないのだよ!」

転校生「確かにその似合い方は理屈を超えている……だが、貴様はプールにおもむくにもそれでいいというのかっ!」

在校生「ふん! 俺が下に海パンをはいてこなかったと本気で思ってはいまい、抜かりはないわ!」

転校生「何たる装備! 何たる装備!」



在校生「参考までに、ひとつ聞きたいのだが」

転校生「何なりと申せ」

在校生「ビキニは服の下に着込んだままでかけるには不便なのか?」

転校生「他人は知らぬが、私はそうでもないな。現に今も着込んでいる」

在校生「ならば少しおかしい」

転校生「何がだ?」

在校生「あれほどパッドで強調されていたはずの胸のサイズが、今もって変化が見られない!」

転校生「……み、水着用パッドもある。というか、前よりも育っているのだぞ?」

在校生「何たる成長! 何たる性徴!」





208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:04:47.15 ID:qmp3vtBS0

よく見たら在校生が驚いてるw





209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:05:35.23 ID:d/RJGBVX0

性徴w





210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:11:54.74 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやスイカ模様ビーチボールを持参して遊びに誘い、疲れて介抱されようと考えているとは思うまい」

在校生「君はまだウォータースプラッシュワールドのすごさがわかっていないようだな」

転校生「莫迦な、超大型滑り台を目玉に全十七の施設が使い放題だとぉ!?」

在校生「ふははは、それだけではない、売店もロッカーキーで使用ができ精算は見てのお帰りだ!」

転校生「しかも、今ならプレオープン中だから客の数も限定的……どれも並ぶ時間が最小限ではないか!」

在校生「ふん! 俺は並ぶ時間が長いとおしっこに行きたくなるからな!」

転校生「何たる頻尿! 何たる頻尿!」

CMソング「うぉ〜た〜すぷら〜っしゅ、うぉ〜た〜すぷら〜っしゅ、うぉ〜た〜すぷら〜っしゅわぁーるどぉー♪」





211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:15:15.64 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや私が十メートルやそこいらの高さにおびえて滑り台が滑れなくなるとは思うまい」

在校生「早く行きたまえ」

転校生「莫迦な、心の準備さえさせないだとっ!?」

在校生「ふははは、俺はもう滑りたくて滑りたくてしかたがないのだ!」

転校生「貴様ぁ……怖いから順番変わってくださいっ!」

在校生「ふん! 俺ともあろう紳士がレディーファーストを違うわけがなかろう!」

転校生「何たる恐怖! 何たる恐怖!」





212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:18:28.70 ID:VivVVvW90

なんたる鬼畜!なんたる鬼畜!





215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:21:35.91 ID:VwuVNfCMO

>>212
なんたるID!なんたるID!





218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:25:06.26 ID:fpmRCh1+O

>>212
なんたるヴィクトリー!





213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:19:14.67 ID:l9Cu4shXO

おっぱいポロリするハプニングはまだですか





216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:22:50.15 ID:poXMjEEP0

うん、なんだかんだで仲いいよなw





217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:23:13.98 ID:m8zjqbX00


転校生「くくく……よもやたったいっかいすべっただけでげんかいがおとずれるとはおもうまい……はふぁ」

在校生「よし、二周目だ」

転校生「莫迦な、休ませる気がないだとぉ!?」

在校生「ふははは、追いすがることもできないとは惰弱なり!」

転校生「私がこの程度で倒れるとでもいうのか……貴様に負けるわけにはいかんっ!」

在校生「ふん! 俺の目にもわかるほどパッドがずれているぞ、君がそのまま滑れば確実にパッドは宙を舞い、胸元は本来の貧しさを取り戻してしまうに違いない!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」



在校生「だから、一休みしているがいい」

転校生「私はまだ立てるぞ!」

在校生「足元ふらつかせてないで座っていろ、ほらジュースだ」

転校生「くうぅ……さらっとフラグを乱立しよってからに……」

在校生「――さぁ、心置きなく滑り台滑り台っと♪」

転校生「私は滑り台以下かっ!?」

在校生「そうですが何か?」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:28:44.82 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや私がもらったジュースを利用して関節キスイベントを発生させようとしているとは思うまい」

在校生「いただきまーす」

転校生「莫迦な、一瞬の躊躇もなく一気飲みだとぉ!?」

在校生「ふははは、本来のジュース成分に対して付着した君の唾液は量が少なすぎる、この程度ではエイズさえも移らんぞ!」

転校生「貴様ぁ……乙女心をなんと心得る!」

在校生「ふん! 俺がほしいのは乙女心ではない、水分のみよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」


在校生「げぷっ」

転校生「人前で炭酸飲料の一気はやめるべきだな」

在校生「同意する」





235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:37:33.38 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや波打ち際が浸食されているプールがあるとは思うまい」

在校生「この程度の荒れ狂い方ならば行ける!」

転校生「莫迦な、サーフボードだとぉ!?」

在校生「ふははは、この波を制するのは俺だぁ!」

転校生「ちなみに、経験はあるのか!」

在校生「ふん! 俺にできないことなどあるわけがぬわー」

転校生「何たる激流! 何たる激流!」



在校生「なんだこの水は! しょっぱいぞ!?」

転校生「海を再現した塩分濃度らしい」

在校生「もっと甘くしろ! シェフを呼べ!」

転校生「シェフいないシェフいない」





236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:38:38.10 ID:poXMjEEP0

在校生が少しずつドジッコになってないかw





242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:48:40.46 ID:m8zjqbX00

>>236
※なんだかんだで浮かれてました


転校生「ククク……よもや私ではなく君が疲れ果てて介抱が必要になるとは思うまい」

在校生「確かに」

転校生「莫迦な……あれっ!?」

在校生「ふははは、いつものように俺がきちんと手回しをしていると思ったら大間違いだ!」

転校生「クハハ、私の膝枕はそれほど離れがたいか……言い訳に必死になる貴様は可愛いな!」

在校生「ふん! 俺の頭部を包み込めるおっぱい枕が不可能な以上、選択肢がなかったにすぎん!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:44:25.92 ID:8hHk0sDD0

二人ともかわいいなw





245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:51:01.05 ID:HHoLwhNwO

なんかちょっとずつ進展していてイイ!





246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:52:36.85 ID:8hHk0sDD0

何たる青春! 何たる青春!





248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:53:13.12 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやこれほど楽しめるとは思わなかったぞ、礼を言おう」

在校生「礼か、礼ならば体でしてもらおうか」

転校生「莫迦な、わ、私の体だとぉ!?」

在校生「ふははは、何を勘違いしたかは存ぜぬが、俺がいったのは翌日に遊園地施設での遊戯に付き合えということよ!」

転校生「貴様ぁ……少しなりとも期待をし――もとい、辱めを恐怖した私の感情をなんとする!」

在校生「ふん! 俺がCに満たぬ下賎のものを相手に欲情するわけがあるまい!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:01:41.76 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや前身筋肉痛で動けなくなるほど私がはしゃぎすぎていたとは思うまい……」

在校生「それを見越せない男と思ったか」

転校生「莫迦な、お見舞いだとぉ!?」

在校生「ふははは、疲れきった体に鞭打ってなんとか早起きするも、ベッドから立ち上がることすら困難で、半べそをかいていたかと思うと愉快で腹が痛かったわ!」

転校生「貴様ぁ……そうという割には動きが硬いぞ!」

在校生「ふん! この程度の運動に負けるのは君のような運動不足のみなり!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」



在校生「おおぉ……か、からだいたひ……」





257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:06:13.99 ID:m8zjqbX00

・ウォータースプラッシュワールド

巨大遊園施設。
施設は大きくわけて二種類。遊園地施設とプール施設。
遊園地施設はコースター系が多く、プール施設は人口海岸などが売り物だったが浸食が恐ろしく進んできている。
作中ではほんの一ヶ月半前にプレオープンしたばかりで、現在は一般入場を行っていない。
TVCMを中心に幅広いメディアで報じられており、すでに人気沸騰予約受付パンク中。遊園施設としては日本最大級とされている。


というわけで、ここからしばらく夏休み編その2「遊園地に訪れた惨劇〜家政婦は見逃した〜」です。
家政婦は家で仕事してろ。





265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:13:14.02 ID:Jp0dtuSJ0

転校生はいつ在校生を好きになったんだ?

なんたる不思議!なんたる不思議!





266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:15:22.01 ID:I8WAqVD50

>>32ではD以上と言ってるのに>>248ではCに満たぬ
これは・・・少しずつ転校生のサイズに近づいている・・・
好きな胸のサイズは好きな子のサイズになるって言うあの伝説の
なんたる恥辱! なんたる恥辱!





267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:17:11.18 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやキャミソールミニスカートというラフな装いとは思うまい」

在校生「ただ動きやすさと露出を兼ね備えればいいというものではない」

転校生「莫迦な、半そで半ズボンだとぉ!?」

在校生「ふははは、遊びとはそうまでして本気であるべきものなのだよ!」

転校生「見た目などどうでもいいというのか……何がそこまで貴様を駆り立てた!」

在校生「ふん! 俺が無念と思うは恥にあらず、君の胸の厚みのみぞ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:18:46.08 ID:sWI53nucO

>>267
つまり胸以外は好みだというわけですねわかります





280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:27:06.01 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやメリーゴーランドから乗りたがるとは思うまい」

在校生「絶叫系は苦手か」

転校生「莫迦な、一瞬で看破されただとぉ!?」

在校生「ふははは、ガイドを食い入るように見詰めて出した結論がお子様向け施設ゾーンとくれば推測は容易よ!」

転校生「貴様ぁ……私が可愛らしくメルヘンに惹かれたと信じることはできないのか!」

在校生「ふん! 俺が信じるのは唯一D以上の胸のみぞ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:39:15.51 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや白馬がF−1並の速度を見せるとは思うまい」

在校生「危うく俺の腕が引っ掛けられるところだったぞ」

転校生「莫迦な、シマウマごときで全弾回避だとっ!?」

在校生「ふははは、俺のシマウマさばきがあれば白馬の十頭や二十頭へでもないわ!」

転校生「なればこそ私が倒す甲斐があるというもの……一騎打ちぞ!」

在校生「ふん! 俺が全力を尽くすにはまだまだまだまだまだまだまだまだまだ君の胸は成長期だわい!」

転校生「何たる連呼! 何たる連呼!」



在校生「酔った……」

転校生「同じく……ううぅ……」





303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:46:30.27 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや休憩がてら観覧車に乗りたいだなんてことをいって個室でふたりきりになろうとしているとは思うまい」

在校生「待て、なぜかハーネスがあるぞ」

転校生「莫迦な、体を固定されただとぉ!?」

在校生「ふははは、ふははは!」

転校生「目が泳いでる……いや、目が死んでいる!」

在校生「ふん! 俺の危機予測能力を甘く見てもらってぬわー」

転校生「何たる高速んんん! 何たる回転んんん!」



在校生「酔った……」

転校生「危うく内臓がおくちからはみ出すところだった……」

在校生「もうちょっと安全なものに乗ろう……」

転校生「異議なし……」





311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:56:14.05 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやコーヒーカップにまでハーネスが付いているとは思うまい」

在校生「おろしてーおろしてー」

転校生「莫迦な、係員が退避しただとぉ!?」

在校生「ふははは、ふは、ふは、ふぁーっはっはっは!」

転校生「しっかりしろ……首をすわらせていないと鞭打ちになるぞ!」

在校生「ふん! 俺がしっかりしてないとでも思ったかその通りです!」

転校生「何たる恐慌! 何たる恐慌!」



在校生「……プールの時点で、何かに気付くべきだったんだろうか」

転校生「……そうなのかもしれないな」

在校生「……ここってコースター系がメインらしいんだが」

転校生「……酔う前に脳震盪で意識を失いそうですよぉ」

在校生「……休むか」

転校生「……休みましょう」





315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:03:44.12 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よ、よもや膝枕をしてもらおうと企んでいたとは、お、思うまい」

在校生「やせ我慢を言う余力があれば大丈夫か、コースターにチャレンジするぞ」

転校生「莫迦な、もう膝枕タイム終了だとぉ!?」

在校生「ふははは、自慢じゃないが俺も平衡感覚がかなりおかしい!」

転校生「貴様ぁ……だのに、なぜ挑戦しようとする!」

在校生「ふん! 俺が挑戦せずに誰が挑戦するというのだあのスプラッシュウォーターコースターに!」

転校生「何たる度胸! 何たる無謀!」





317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:07:23.54 ID:m8zjqbX00

・スプラッシュウォーターコースター

巨大長大絶叫型コースター。
特色は、その強烈すぎる落下時間とG。
ウォータースプラッシュワールド遊園地部門最大の目玉として脚光を浴びている。
なお、ウォータースプラッシュワールドなのにスプラッシュウォーターコースターであるのには特に意味がないらしい。





323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:13:05.86 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや遊園地に来て辞世を読むことになるとは思うまい」

在校生「覚悟は完了したな、では往くぞ」

転校生「莫迦な、私も一緒だとぉ!?」

在校生「ふははは、死なばもろともよ!」

転校生「離せ離すのだ……死んだら貴様の枕元に化けて出るぞ!」

在校生「ふん! 俺が君だけを死なせると思うか、死ぬときは一緒だ!」

転校生「何たる至言! 何たる至言!」



在校生「にんげんっていがいとがんじょうだね」

転校生「うん、わたしびっくりしたよ」

在校生「わあ、もうこんなじかんだ、おひるたべようか」

転校生「そのばでりばーすするよ」





333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:22:27.38 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやお化け屋敷イベントでフラグを立てる予定が入りたくなくなるとは思うまい」

在校生「そういわれると入りたくなるな」

転校生「莫迦な、私の策謀を避けて通っていた貴様が乗ってくるだとぉ!?」

在校生「ふははは、一生分の怖さはすでに経験した、俺に恐れるものなどない!」

転校生「貴様ぁ……よかろう、私のドキドキイベントで骨抜きにしてくれようぞ!」

在校生「ふん! 俺をそう簡単に篭絡できるものかな!」

転校生「何たる好機! 何たる好機!」



在校生「しかし、この遊園地大丈夫なのかねぇ」

転校生「入場する際に、健康診断書の提示が求められるだけのことはあるな」

在校生「あ、二名です。……はい、じゃあ入ります」

転校生「いざ死地へと参らん!」

在校生「まさしく死地!」





341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:38:42.47 ID:NqmLaXwd0

何たるリア充!なんたるリア充!





367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:15:08.22 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやポシェットの中身の八割がコンニャクだとは思うまい」

在校生「道理でぱんぱんに膨らんでいたわけだ」

転校生「莫迦な、この暗闇でコンニャクを押し付けられて微動だにしないだとぉ!?」

在校生「ふははは、俺がこの程度のコンニャクに参ると思ったか!」

転校生「タイミングやシチュエーションですらなくコンニャクだと……私をたばかるか貴様ぁ!」

在校生「ふん! 俺が用意した本物たるコンニャクと比べてみるがいい!」

転校生「何たる弾力! 何たる弾力!」





370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:16:47.74 ID:U+uSvfMh0

>>367
転校生の胸元のコンニャクにも微動だにしないのか…?





371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:18:15.45 ID:m8zjqbX00

>>370

在校生「洗濯板に凹凸が生まれた程度で何ができる!」





372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:19:37.76 ID:Pa0/rwIV0

>>371

転校生「何たる屈辱! 何たる屈辱!」





373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:24:52.06 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやセットにつまづいて胸に飛び込もうしていたとは思うまい」

在校生「あ、鬼火」

転校生「莫迦な、ど、どこにいるっ!?」

在校生「ふははは、実は物音に驚いて本気で飛び込んできたな!」

転校生「そ、そんなわけが……ひゃうっ!」

在校生「ふん! 俺のコンニャクの弾力に恐れをなしたか!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:26:02.16 ID:ABMP5Fxe0

結局胸に飛び込めてるんだから転校生の勝ちだな





375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:27:55.64 ID:+vQna4Ww0

こいつらwww





378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:36:27.53 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや出てきた幽霊を一秒で鎮められるとは思うまい」

在校生「むしろ、沈めたな」

転校生「莫迦な、軍団さんだとぉ!?」

在校生「ふははは、俺の幽霊軍団を相手に徒手でどこまで戦えるかな!」

転校生「貴様ぁ……いつの間に、やつらを従えた!」

在校生「ふん! 俺はただセットの配線を踏んづけちゃっただけにすぎん!」

転校生「何たる暴走! 何たる暴走!」



在校生「あ、危なかったな」

転校生「残りの秘策を使う暇がぁあああ!」





384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:49:40.69 ID:m8zjqbX00


転校生「クク、ク……よも、や遊園地、から逃げ帰る、羽目になる、とは思うま、い」

在校生「呼吸困難で抱えられながら悪態とは笑いが止まらんわ」

転校生「莫迦、な、もう、元気だ、とぉ!?」

在校生「ふははは、長距離走だけは得意なのだよ、俺は!」

転校生「せめて、この運び方はやめてもらえまいか……貴様にも情けというものがあろう!」

在校生「ふん! 俺が君の運び方にお姫様抱っこを選んで何が悪い!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:53:36.07 ID:M7Mrv3Hc0

お前・・お姫様抱っこて・・お前のその手まさかあのいやらしい腰と背中に触れてるんだよな?
膝の裏とか・・宇和あああああああああああああああああああああ舐めたい





389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:54:19.97 ID:m8zjqbX00

というわけで、夏休み編その2、遊園地編はおしまいです。

続きはもちょっとだけおまけ書いて、あとはスレが残ってたら日中にやろうかなぁ、と。


季節のイベントを募集中。夏に限らず何かおっしゃってくだしあ。





398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:08:24.42 ID:m8zjqbX00


転校生「ああ、楽しかった」

在校生「俺は請求が来ないか怖いがな……」

転校生「その程度におびえるとは貴様らしくもない」

在校生「んー……そうだよなぁ……」

転校生「?」

在校生「いや、なんでもない――君に心配されるほど落ちぶれてはおらん!」

転校生「ふっ、いってくれるではないか!」



在校生「……ああ、落ちぶれはいないさ」





519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:01:47.24 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや花火大会に私の花火も混ぜようとしているとは思うまい」

在校生「5号玉程度で花火のつもりとは恐れ入るわ」

転校生「莫迦な、10号玉だとぉ!?」

在校生「ふははは、いわゆる大玉というやつよ!」

転校生「貴様ぁ……私がなけなしの一万円で挑んだドッキリをなんだと思っている!」

在校生「ふん! 俺の10号玉の添え物であろう!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:03:22.54 ID:m8zjqbX00

というわけで、

ここから、夏休み編その3「ドキッ! 大玉だらけの花火大会!」です。





522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:05:57.57 ID:3QBTmM1+0

何たる再開!何たる期待!





525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:11:07.70 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや朝から業務用ビニールシートで川原に陣を確保していようとは思うまい」

在校生「花見と花火見物を知らぬものの発想だな」

転校生「莫迦な、すでに一面真っ青だとっ!?」

在校生「ふははは、野生のおじさんたちにとってこの手のイベントは陣地売りの絶好のチャンス、逃しているはずがあるまい!」

転校生「すでに寝袋装備で待ち構えているとは……貴様、いつからそこにいた!」

在校生「ふん! 俺が一週間前からキャンプ生活をしていることくらい君ならお見通しだと思ったが、とんだ見込み違いだったね!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」



在校生「いったんおうち帰りたいので、場所お願いしますね」

転校生「心得た」





528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:16:23.66 ID:qQBbvyAWQ

たまに普通のやりとりするのが堪らんwww





531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:20:30.39 ID:rhTj4noU0

この二人の幸せを願わずにはいられないのだがw





532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:20:33.87 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやこの短時間で浴衣を装着して待っているとは思うまい」

在校生「オーソドックスな藍色の色合いに無難な文庫結び、やはりそこまでだったか」

転校生「莫迦な、漢ミニ浴衣だとぉ!?」

在校生「ふははは、これは漢を付けずともよい、浴衣は男性も着こなすものぞ!」

転校生「貴様ぁ……だが、結びはありきたりであろう!」

在校生「ふん! 俺が貝の口結びを選ばないはずばなかろう、完璧だ!」

転校生「何たる痴態! 何たる痴態!」





536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:30:02.60 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや草履の鼻緒が切れて歩けなくなり、おんぶを強要されることになろうとは思うまい」

在校生「わざとらしい切れ目を見た瞬間から用意は完了済みよ!」

転校生「莫迦な、交換可能だとぉ!?」

在校生「ふははは、草履の手入れくらい日本人の九十七パーセントが取得している技能よ!」

転校生「私を侮辱するか貴様……言え、いつから代えを準備していた!」

在校生「ふん! 俺がニッパーとトンカチと草履の鼻緒を常備しない男なわけがあるまい!」

転校生「何たる装備! 何たる武装!」



在校生「ほら、もう引っ掛けるなよ」

転校生「否! 引っ掛けたにあらず!」

在校生「さて、出店を見て回るか」

転校生「貴様はひとの話を聞くべきである!」





539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:38:32.03 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや出店のしなびた焼きそばが私の好物だとは思うまい」

在校生「青海苔はすでに抜いてきてあるぞ」

転校生「莫迦な、私が青海苔嫌いと知っているだとぉ!?」

在校生「ふははは、君とたこ焼きの対戦成績を考えれば一目瞭然よ!」

転校生「貴様ぁ……しかも、紅しょうが増量とはどういうつもりだ!」

在校生「ふん! 俺が紅しょうがのマルカジリをしたかっただけにすぎん、九割しかわけてやらんぞ!」

転校生「何たる歓喜! 何たる歓喜!」



転校生「けぷ」





541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:39:41.83 ID:6CKEX361P

転校生かわいいな





542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:41:06.79 ID:rhTj4noU0

ちくしょうw
ニヤけてしまうw





545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:43:29.52 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや用を足しに行った隙にメロン味で舌を真緑に染めていようとは思うまい」

在校生「俺を驚かすにはまだまだ足りないな」

転校生「莫迦な、真っ青だとぉ!?」

在校生「ふははは、ブルーハワイの色はどうだ!」

転校生「健康被害さえ恐れぬその極彩色……青色1号の名において成敗する!」

在校生「ふん! 俺が発がん性物質をスプーンで取り分けられないとでも思ったか、喰らえぃ!」

転校生「何たる脅威! 何たる脅威!」



在校生「ところで、ブルーハワイってなんなんだ?」

転校生「知らぬ存ぜぬを繰り返すまでよ」





547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:47:23.06 ID:YRoV57S8O

こいつらかわい過ぎる





551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 14:50:57.19 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや射的でPS3を叩き落すとは思うまい」

在校生「君にしてはがんばったようだな」

転校生「莫迦な、50型ハイビジョンTVだとぉ!?」

在校生「ふははは……重いっ!」

転校生「貴様ぁ……一体何をどうやったというのだ!」

在校生「ふん! 俺が狙ったのは店員、やつを倒せば景品すべてはジャイアニズム!」

転校生「何たる裏技! 何たる裏技!」



在校生「ちなみに、店員はリリースした」

転校生「キャッチアンドリリースとは……恐るべし!」





558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:01:52.92 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや『花火よりも貴様の方がきれいだよ』と言ってのけるとは思うまい」

在校生「花火よりも君の方がドコサヘキサエン酸だよ」

転校生「莫迦な、先手をとられてなおかつDHAだとぉ!?」

在校生「ふははは、やーい不飽和脂肪酸不飽和脂肪酸ー!」

転校生「ひとを必須脂肪酸の一種と捉え、あまつさえ連呼するだと……貴様、そこになおれぃ!」

在校生「ふん! 俺がどこぞの化粧品会社と間違われるDHAの無念を晴らしてやっただけよ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」



在校生「あと、連合国最高司令官総司令部にも間違われがちだな」

転校生「Hしかあっていないというのに……嘆かわしいことだ!」





561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:10:37.00 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやここまで楽しめるとは思わなかったぞ」

在校生「さて、夏休みもあと一週間だ……存分に遊ぶとしようか」

転校生「莫迦な、夏休みの宿題に追われないだとぉ!?」

在校生「ふははは、もう忘れたか、俺は問題集の答えを取り揃え済みだ!」

転校生「貴様ぁ……貸してくださいっ!」

在校生「ふん! 俺が君に要求するのは読書感想文や作文などの答えのないものどもよ!」

転校生「何たる怠惰! 何たる怠惰!」





564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:11:42.28 ID:m8zjqbX00

というわけで、夏休み編その3「ドキッ! 大玉だらけの花火大会!」はおしまいです。

さぁて、二学期行こうか。





567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:14:03.77 ID:wkKI+9ljO

文化祭
体育祭
音楽祭

イベントは盛りだくさんだな





571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:18:45.76 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや落ち葉を掃き集めて焼き芋イベントをしでかそうとしているとは思うまい」

在校生「それがフラグのつもりなら、ずいぶんと落ちぶれたものだな」

転校生「莫迦な、大鍋に調味料だとぉ!?」

在校生「ふははは、芋でするなら芋煮会、他に選択肢はあるまい!」

転校生「貴様ぁ……私の称号が鍋奉行と知っての狼藉か!」

在校生「ふん! 俺は芋煮界のプリンスと呼ばれる男、奉行ごとき敵にもならぬわ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」



転校生「んー! んー!」

在校生「水! 水! 誰か早く水をー!」





577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:25:28.79 ID:quFCng4j0

なんたるwktk!なんたるwktk!





578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:25:49.51 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや体育祭で赤組の大将が私に抜擢されたとは思うまい」

在校生「一緒に赤組を盛り上げていくイベントのつもりなら残念だったな」

転校生「莫迦な、体育祭実行委員会だとぉ!?」

在校生「ふははは、同じ赤組でありながら俺は教師の手先、自由行動を求める大将一派の明確な敵ぞ!」

転校生「貴様ぁ……教諭に組して恥ずかしくはないのか!」

在校生「ふん! 俺が求めるは内心点、そして未だ君の届かぬD以上の何かが運動で揺れ動く姿のみ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:35:01.05 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや文化祭にサークル参加を申し込んでいたとは思うまい」

在校生「残念、不受理だ」

転校生「莫迦な、今度は文化祭実行委員会だとぉ!?」

在校生「ふははは、しかも会長であるぞ!」

転校生「一度ばかりでなく二度までも……もはや勘弁ならぬ、私も実行委員会に入れてもらうぞ!」

在校生「ふん! 俺の目当ては内心点のみならず校内通貨ハクホンの委員会プレゼントよ、君も存分に稼ぐがいい!」

転校生「何たる高給! 何たる高給!」





585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:38:36.50 ID:m8zjqbX00

・ハクホン

文化祭実行期間中、すべての出店で使用ができるよう学校が発行した通貨。
なお、彼らが通う高校の文化祭だけではなく、付属中学および系列高校でも使用が可能。
ちなみに、引き換えは1円=10ハクホンである。チンチロリンで増やすことはできない。





592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:48:18.55 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや後夜祭のフォークダンスに誘われるも姿が見つからず、探してみたら誰もいない屋上だったイベントとは思うまい」

在校生「惜しいな、ただいま三十分待ちだ」

転校生「莫迦な、入場制限だとぉ!?」

在校生「ふははは、君と同じような発想をするものは毎年後を絶たないのだよ!」

転校生「貴様ぁ……ひょっとして、この列の整理も文化祭実行委員会の仕事か!」

在校生「ふん! 俺だけで足りる仕事量だ、君は好きにすればいい……べ、別に気心の知れた話し相手などほしくもないぞ!」

転校生「何たるツン! 何たるデレ!」





598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 15:58:09.62 ID:m8zjqbX00


転校生「ククククク……よよよ、よもや、ふふふ、冬服の注文を忘れててていたとは思うまままい」

在校生「すまぬ、さすがに予想外だった」

転校生「ばばば莫迦な、貴様も予想外だっただとぉ!?」

在校生「ふははは、わかっていればコートの一枚くらい用意しておいたのだがな!」

転校生「ききき貴様ぁ……へくちゅん! ……寒いではないか!」

在校生「ふん! 俺ができるのはマフラーを貸与することくらいか!」

転校生「何たる温情! 何たる温情!」



転校生「だが、ひとつ不満があるぞ」

在校生「何?」

転校生「なぜ、ひとつのマフラーを共有するイベントへと進展しないのだ!」

在校生「身長差がありすぎて、やろうとすると首が絞まるんだよ」

転校生「解せぬ! 解せぬぞ、物理法則め!」

在校生「敵でっかいなぁ」





601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:06:26.08 ID:m8zjqbX00

秋のイベントはこれで大体消化したかなぁ……?





605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:23:39.06 ID:m8zjqbX00

も少しもっさり行った方がいいかねぇ


なんか冬のイベントあったら募集





626:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:37:07.64 ID:m8zjqbX00

・修学旅行

一般的には三年生になってからというケースが多い。
ただし、付属中学があったり、進学校の場合はその限りではない。
彼らの高校はその両方を満たしているためか、修学旅行は二年生の二学期に配されている。


じゃ、日光修学旅行編でいいのかな、開始。





632:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:43:49.55 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや雨乞いによる土砂降りの雨で中止になるとは思うまい」

在校生「快晴を望むものがいなければどうだったかはわからなかったな」

転校生「莫迦な、修学旅行賛成派だとぉ!?」

在校生「ふははは、木刀を得るためならば俺は容赦せんぞ!」

転校生「雨を望む私と晴れを望む貴様……いいだろう、今夜のニュースで天気図を見てほえ面をかくがいい!」

在校生「ふん! 俺の木刀愛を見さらすがいい!」

転校生「何たる愛憎! 何たる愛憎!」



在校生「……ま、これで降っても降らなくてもよし、と」





633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:48:11.35 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや風邪を理由にヒキコモるとは思うまい」

在校生「らーいーちゃん、あーそーぼ」

転校生「莫迦な、ヒキコモることを見越して迎えに来ただとぉ!?」

在校生「ふははは、同級生と一緒に登校するイベントだ、フラグ乱造のチャンスではあるまいか!」

転校生「なんと卑劣な……貴様、私はバス酔いで死ねるのだぞ!」

在校生「ふん! 俺が修学旅行実行委員会総統でなければ許されたかもしれんがな!」

転校生「何たる権威! 何たる横暴!」





635:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 16:54:35.09 ID:m8zjqbX00


転校生「クク、ク……よも、や……すでに限界……とは、思うま……い……」

在校生「インターチェンジまでもたぬか、ならばこれを使うがいい」

転校生「莫迦な、エチケット袋だとぉ!?」

在校生「ふははは、人前で嘔吐する辱めに耐えうるというならば好きにするがいい!」

転校生「貴様ぁ……あとどのくらいでインターチェンジだ!」

在校生「ふん! 俺のGPS付き携帯電話もそろそろ電池切れぞ!」

転校生「何たる恐怖! 何たる恐怖!」



転校生「間に……合った……」





642:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 17:01:40.08 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや到着したのに空気がおいしいといえなくなっているとは思うまい」

在校生「酸素ボンベ使い切るやつは初めて見たな」

転校生「莫迦な、残量がないだとぉ!?」

在校生「ふははは、予備がないとは滑稽な、帰り道が今から楽しみだ!」

転校生「貴様ぁ……携帯電話で酸素売ってる店探してください!」

在校生「ふん! 俺の携帯電話は電池残量とっくにゼロだ!」

転校生「何たる不覚! 何たる不覚!」





766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:02:45.86 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやおさるさんに取り囲まれているとは思うまい」

在校生「エサのあげすぎとは愚かな」

転校生「莫迦な、サルだらけで姿が見えないだとぉ!?」

在校生「ふははは、助けるがよい!」

転校生「貴様ぁ……おさるさんを独り占めしていいと思ってるのか!」

在校生「ふん! 俺が自由意志で動ける状態にあると思ったら間違ぬわー」

転校生「何たる運搬! 何たる運搬!」





768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:08:16.76 ID:m8zjqbX00


転校生「班から離れて勝手な行動をしてはいけないといわれたであろう」

在校生「俺か! 俺が悪いのか!?」

転校生「まあ、おさるさんとたくさん触れ合えたからよしとしてやろう」

在校生「引っかかれることを触れ合いというのであれば、俺もたっぷりと触れ合えたが」

転校生「しかし、貴様は行く先々でトラブルを起こしてばかりだな、まったく」

在校生「俺だけか! 俺だけが悪いのか!?」

転校生「ほら、猫にちょんまげをつけた一種異様ないでたちの着ぐるみを倒しに往くぞ!」

在校生「中の人などいない!」





774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:12:49.17 ID:K/YPzEuCO

日光だからニャンまげ!日光だからニャンまげ!



って日光江戸村ってまだあるの?





775:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:15:05.52 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや吊り橋効果をにらんだ二段構えの作戦だとは思うまい」

在校生「あっさりと捕獲してしまったぞ」

転校生「莫迦な、中の人は忍者ではないのかっ!?」

在校生「ふははは、中の人などいない! いないといったらいない!」

転校生「貴様ぁ……では、鍋にするとしよう!」

在校生「ふん! 射的の店員すらリリースした俺が、リリースを忘れるわけがなかろう!」

転校生「何たる無念! 何たる無念!」



在校生「ちなみに、筋張っていたから煮ても焼いてもそれほどおいしそうでなかったな」

転校生「中の人がか?」

在校生「いない!」





778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:21:13.74 ID:m8zjqbX00


転校生「これが幻の木刀……えくすかりばあ!」

在校生「ジブラルタル産と書いてあるぞ」

転校生「見ろ、攻撃力+30とある、きっとお買い得だ!」

在校生「おなべのふたを持ってせまるな」





780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:26:30.58 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや――」


在校生「あのさ」

転校生「ん? なんだ?」

在校生「その……たまには、普通に見て歩かないか?」

転校生「にゅ!?」

在校生「自由散策時間もまだあることだし、あわてることもあるまい!」

転校生「な、なるほど……長期戦を見据えたということか! ならば受けて立とう!」





782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:30:09.40 ID:n93V192J0

>>780
にゅ!?
に萌え死んだ





783:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:30:10.36 ID:wSivp2HT0

普通・・・だと…!





788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:33:17.93 ID:m8zjqbX00


転校生「ほ、ほう……忍者屋敷のどんでん返しとはこのようなものか」

在校生「いい素材を使ってますねぇ!」

転校生「うぐいす張り……この音で気付けるのか?」

在校生「いい音色だ、心が洗われるようですねぇ!」

転校生「クナイ……光沢が失われて久しいようだが、かつてはいかなるものだったか」

在校生「いい筋してるよ。大丈夫、君なら国宝だってになれるさ!」





794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:42:05.11 ID:JDaruhM/0

>>788
こんなの在校生じゃねぇw





795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:42:29.29 ID:m8zjqbX00


在校生「カレーが……痛い……っ!」

転校生「痛い? 辛い、ではないのか?」

在校生「いや、食べてみればわかる」

転校生「そうなのか……え? い、いいのか!?」

在校生「別に、一口といわず全部食べきってくれても構わないぞ」

転校生「そ、そうまでいうのなら、しかたない……ひ、一口だけ喰らってやろうではないか!」

在校生「あーん」

転校生「あ、あーん」



転校生「くぁwせdfrtgyふじこlp;@:!? くぁwせdrftgyふじこlp!?」

在校生「すみませーん、水のおかわりください」





798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:48:22.41 ID:mZ/v98URO

最初と比べてかなり距離感近けぇ





801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 22:50:56.27 ID:m8zjqbX00


転校生「むぅ……ひとが増えすぎて……歩きっ、にくい!」

在校生「しかた……ないっ、だろ!」

転校生「ええい、茶屋だ! 茶屋で休むぞ!」

在校生「同意せざるを得ない!」



在校生「ふはー……疲れた……あ、オレンジジュースで」

転校生「なんだってこんなにひとが密集しているのだ……す、ストローは一本で!」

在校生「――加えて、メロンソーダください」

転校生「なっ!?」





808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:00:13.86 ID:m8zjqbX00


転校生「むー……」

在校生「何か不満でもあるのかね?」

転校生「貴様、もうちょっと優しくあるべきだ」

在校生「優しく……ねぇ……」

転校生「そうだぞ! ちょっとくらいはその……」

在校生「うーん……」

転校生「……真意が見えないのだ」

在校生「真意?」

転校生「貴様が何を考えているのか、さっぱりわからぬ……」

在校生「……」


転校生「――なあ、私のことは嫌いなのか?」





816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:05:22.69 ID:3QBTmM1+0

何たる展開!何たる期待!





819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:08:55.67 ID:m8zjqbX00

待って、と思った。

修学旅行はまだ一日目で枕投げも楽しんでいない状況でついでにいえば日さえも暮れてない布団かぶってもぞもぞ寝た振りも許されないわけで、つまるところ――

早すぎる!
予定にない!

いや確かに去年辺りから兆候がなかったとはいわないけれどもそのだからといってあのえっと





「――あら? 雷さんじゃない?」





826:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:15:01.27 ID:m8zjqbX00

振り返るとそこには中年の女性がいた。
初老に三歩ほど足をつけた白髪が見える落ち着いた雰囲気のひと。

「ほら、あたしよ。中学一年生のとき、担任をしていた母里。元気だった?」

思い出すまで二秒ほどかかった。

ああ、いた。
記憶にある。
歳に似合わぬ快活さの、らいのクラスの担任教師だったひとだ。



「……どちら様か?」





831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:20:42.59 ID:m8zjqbX00

らいはやはり首をかしげた。

「らい、出よう。そろそろ出ないと集合に間に合わない」

まずい、直感した。
いいや、すでに手遅れかもしれない。
だけれども、俺はらいの手をとった。
まだ間に合うかもしれない。まだ間に合うかもしれない。まだ間に合うかも――


「ああ、待って待って。彼氏君かな? 大丈夫、雷さんのこととったりしないわよ。ね、雷さん?」

構わないでくれ、頼むから。
今、一秒が惜しいんだ、離れてくれ。



「失礼だが、貴様は何者だ? なぜ、私の名を知っている?」





836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:27:24.99 ID:m8zjqbX00

俺は彼女の手を握ると、万札をレジにたたきつけ、そのまま走り出した。

後ろで女性が叫んでいたのは聞かなかったことにした。
なかったことにした。

怒号混じりだった気もする。
なかったことにした。

「なあ、貴様、集合場所は門の周辺ではないのか?」

ああ、うん、知ってる。
知ってるけれど、気にしないでほしいなぁ。

いやだって、あのひと――付属中学の教師だったひとだし。
下手すると、高校から修学旅行だってことを聞き出して、集合場所に先回りしているかもしれないし。

だからその、ねぇ。

「あはは、もう少しは時間がある。俺と散策を続けようではないか!」

時間稼ぎさせてください。





844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:30:59.19 ID:oOdHZmqm0

何たる展開!何たる展開!





850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:36:48.25 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやクラス中の枕をかき集めたとは思うまい」

在校生「詰めの甘さは変わらずだな」

転校生「莫迦な、布団シールドだとぉ!?」

在校生「ふははは、いかに枕をかき集めようとこの鋼鉄のせんべい布団の前では無為な風よ!」

転校生「貴様ぁ……それが戦いのつもりか!」

在校生「ふん! 俺が戦うのはDに成長した胸のためのみぞ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:38:05.18 ID:U+uSvfMh0

あ…あれ…?





853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:38:44.68 ID:2f74FFleO

何ごとも無かったかのようにドキドキwktkの夜パート!





854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:39:06.46 ID:3QBTmM1+0

元に戻ってる・・・だと・・・?





855:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:39:32.43 ID:JEylME8CO

普通…だと…?(゚д゚)





856:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:40:13.70 ID:DYghhCmK0

総員反動に注意。





861:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:42:44.51 ID:FHRIEDDh0

いつの間にDに成長している・・・・





864:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 23:45:22.83 ID:m8zjqbX00

結局、あの元教師は現れなかった。

もう、そのことを神に感謝したい勢いだ。

……感謝のうちの何割かは、答えをはぐらかすことができたことに起因するのだが。


「き、貴様、いい投擲をするではないか……」
「君も、すばらしいコントロールだったぞ……」

ああ、疲れた。
疲れたから寝よう。
もう何もないことを期待して、ぐーっすり寝よう!





892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:02:06.89 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやいろは坂を歩きで行くものがいようとは思うまい」

在校生「さて、詰め込むか」

転校生「莫迦な、強制バス乗車だとぉ!?」

在校生「ふははは、往くぞ往くぞ往くぞぉおお!」

転校生「貴様ぁ……せめて寝る、子守唄を子守唄を!」

在校生「ふん! 俺が歌えるのはアニソンのみよ!」

転校生「何たる美声! 何たる美声!」





6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:13:15.48 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもや温泉あがり直後に卓球勝負を挑まれるとは思うまい」

在校生「イベントに乗っかるのは不本意だが、受けて立とう」

転校生「莫迦な、中国式ペンだとぉ!?」

在校生「ふははは、卓球王国中国の技、見せてやろう!」

転校生「貴様ぁ……日本人としての魂を売り渡したか!」

在校生「ふん! 俺が魂はたわわに実ったふたつのみぞ!」

転校生「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:23:15.63 ID:m8zjqbX00


転校生「ククク……よもやあの雄大なりし滝が一瞬で消えるとは思うまい」

在校生「鏡と空気による光線の屈曲か」

転校生「莫迦な、タネを見破っただとぉ!?」

在校生「ふははは、空間マジックの基本中の基本よ!」

転校生「私が練り込んだ苦労はどうしてくれる……もはや堪忍できぬ!」

在校生「ふん! 俺が求めしは美麗なる景色ぞ!」

転校生「何たる放置! 何たる放置!」





11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:28:22.00 ID:m8zjqbX00


転校生「ああ、楽しかった……」

在校生「お疲れ」

転校生「なんのなんの、この程度。私はまだまだいけるぞ!」

在校生「じゃあ、校庭まで戻ってもう一度バスに」

転校生「もう行きたくないわ!」

在校生「……ま、お疲れ」

転校生「貴様こそ、疲れたのではないか? 何やら足元がおぼつかないようすだが」

在校生「ご冗談を、このくらいで疲れるほどやわではないぞ!」





15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:31:48.38 ID:m8zjqbX00

らいは笑った。
俺も笑った。

実はちょっと疲れてる。
見て回るのももちろん、やることも多かったからしかたがないけれど。

でも、その笑顔が見れるなら俺は――



「ところで――そろそろ、答えを聞かせてはくれないか?」



――ぎしり、と固まった。





17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:35:28.83 ID:m8zjqbX00

反則だ!

と、そう思った。
ここ二日ほど何も聞かないでおいて、別れ際のこのタイミングで、なんて。

――逃げる?

休日が明けたらどうする。

――聞かなかったことにする?

重複する帰り道は短いとはいえ、まだ距離がある。

――じゃあ、どうする?

どうしよう。

どうしよう。どうしよう。どうしよう。



――いっそ、応える?





19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:36:47.32 ID:3CoAH++z0

立ち向かえ!





23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:39:50.27 ID:m8zjqbX00

それは……わからない。

このまま惰性で続けていても変わらないのではないか。
こちらからの働きかけこそが変化を生むのではないか。

――断る?

それだけは、ない。

――はぐらかしてはぐらかしきれるのか?





残りは、どれくらいある?





『残り』は?
『残り』は?
『残り』だと?
莫迦じゃないのか、俺は!





28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:45:12.90 ID:m8zjqbX00

「なっ!?」

ごん、と鈍い音が電柱を伝った。
二度、三度、がんがんと――殴りつけた。

「何をしているんだ、貴様は!?」

らいが俺の腕をつかみ、止めにかかる。

「ごめん、俺、莫迦だった」



答えなんて決まっていたのに。










「――こちらこそ、よろしくお願いします」

俺は、手を差し出した。





33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:51:24.01 ID:m8zjqbX00

反応は劇的だった。

呆けた顔を一瞬見せたかと思うと、次の刹那には目を見開いて驚愕し、
助けを求めるように左右をおろおろと見回して、意を決したようにぎゅっと目をつむる、
深呼吸をひとつ、間を空けすぎないようにだろうかすべての動作が大慌てで、

「あ、あの――うれしい、です」

俺の右手を両手で包み込むように握り、そっとらい自身の胸元へ寄せた。


それを最後に、彼女はくちゃくちゃになって泣き始めた。


どうフォローしたらいいのか迷うくらいの勢いで。


子供のようにあんあんと高く。


そんなに思い詰めさせて、ごめん。

謝ったら、声の大きさは倍になった。





36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:53:57.98 ID:m8zjqbX00

だから――


























――意味がわからなかった。





40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:56:30.99 ID:zn6g/T5/0

なんという急展開!なんという流れ!





44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 00:58:48.12 ID:m8zjqbX00

クラクションをひとつ。

振り返ると乗用車があった。

スピードは明らかに出しすぎで。

思考は瞬間に白く白く塗りつぶされた。


漂白――



まさかそんなお話じゃあるまいし
あるわけがないそのタイミングで
ウソダ誰がナイ仕組んだマサカ


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ





59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:06:10.70 ID:m8zjqbX00

「――だから、大丈夫だといっているだろう」

らいが背中でわめいた。

「まったく、大げさに騒ぎよって。ほら、降ろせ!」

ぽかぽかと肩をたたかれた。

「……歩けないだろ?」
「こんなのただのかすり傷にすぎぬ!」
「……ごめん」

俺は、謝った。



「捻挫のひとつやふたつ、命に比べれば軽すぎるわ!」

ぽか、とらいは一発だけ俺の頭をはたいた。





62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:07:41.88 ID:w4tx70O/0

すっげえほっとしたぞこの野郎





63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:10:52.48 ID:m8zjqbX00

「ほら、着いたぞ」

あまり来たくはなかった場所。
らいの実家。
それなりに大きく古い家は、そこにあるだけで威圧をしているようだった。

「貴様は、心配性すぎる。――おとうさま、ただいま帰りましたぞ」

インターホンにらいが呼びかけた。


十秒ほどで戸が開き、しっかりした体つきの中年男が現れた。





66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:15:25.34 ID:m8zjqbX00

「おお、おかえり、らいや」
「うむ、ただいまであるぞ、おとうさま」

親子はにこやかに会話をし、



――父は部外者を締め出すべく、そのまま戸を閉めた。

「ちょ、ちょっと待つのだ、おとうさま!」
「どうしたんだい?」

ああ、このまま締め出してくれたらどれほどかいいことなんだろうけれどな。

「やつは恩人だ、礼をせねばならん!」
「礼?」

「私がこの程度のケガで済んだのはやつのおかげなのだから!」





72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:20:06.11 ID:m8zjqbX00

殴られた。

頬が熱い。
ぐわんぐわんに頭が揺れている。

「この野郎が……娘に会うなといったはずだ!」

襟首をつかまれ、起こされて、もう一発。

手加減はない、全力の一撃だろう。

「おとうさま!? な、何をするのだ! やつは恩人だと――」
「うるさい黙れっ! この薄汚い莫迦野郎は! 莫迦野郎は!」

がつん、とさらに一発。

塀に後頭部からぶつかった。





76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:26:32.47 ID:m8zjqbX00

「おとうさま! やめてください、おとうさま!」
「うるさい! うるさいうるさいうるさいっ!」

馬乗りになった中年男はさらに一発二発と痛撃を加えていく。

唇が切れた。
頬の中が切れた。
つばの味が血に染まっていた。

避ける気はなかった。
責められて当然だと思ったから。


「おとうさま! おとうさまっ! やめてください――『おじさん』!」


手が、止まった。

「え、あれ? 私……?」

らいが、自分でも自分の声が信じられないように口元に手を当てて、よろめいた。

「らい……娘や、どうして、どうしてだ! どうして、コイツなのだ!? コイツだけなのか!? どうして、父でないのだ!?」

肩をゆすぶられ、

「何、何なの? 怖いよ、やめて……やめてっ!」

らいは、父を突き飛ばした。





84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 01:31:57.88 ID:m8zjqbX00

らいの父はがっくりとうなだれた。

気力のすべてを失ったように。



悪夢のようだった。


つい十分前まで、
つい一日前まで、
つい三日前まで、何もなかったのに。


――きっと何もかも失う。

俺はそう思った。
これはそういうことだ、と思った。


彼女の『大事なもの』はきっとどんどん少なくなって、

そして、何もなくなってしまうのだ、と。





131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:10:19.41 ID:m8zjqbX00


ありふれた悲劇というやつだ。

世界にありふれた、というよりは、
物語にありふれた、というような。


あるところに女の子がやってきました。
その娘はとても可愛く、そして強くて、俺は簡単に惚れてしまいました。

可愛い、というのは見た目と物腰でしたが、
強い、というのは腕っ節や口調ではなく行動でした。


至極わかりやすい正義感。
悪いことを悪いといい、正すことにためらわない。
想うだけではなく、頭を働かせ、実行し、ときには大人たちさえも動かしました。





148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:21:03.64 ID:m8zjqbX00

大の大人でさえ躊躇してしまうような、いろんな難しいこと。面倒くさいこと。やりたくないこと。
そういったことを恐れず、悩まず、まっすぐにぶつかっていく姿は子供心になんとも格好良かったのでした。

あるとき、俺――当時の僕が、ふとしたことに巻き込まれました。


一言でいえば、恐喝。

明らかにいいがかりとわかるそれで脅し、僕から金銭を奪い取ろうとする阿呆が現れたのでした。

数分違えば、たぶん僕自身が通報していたそんな事件。
しかし、通報をしたのは彼女でした。





157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:29:30.90 ID:m8zjqbX00

その阿呆は、たまたまつついてはいけない場所のえらいひとの息子だった、とそれだけの話。


何も知らない僕は、彼女と会う約束をし、人生で初めてのデートに繰り出しました。

中学生のデートなんてたかが知れているけれども、目一杯めかしこんで、小遣いもお年玉も前借して懐を暖かくして、意気揚々と出かけたのです。


何かができたわけではありません。

運動は少しばかり、けれども成績は振るわず、彼女に合わせた会話もできない。
だから、そこで何かを言ったところで関係は悪い方にしか進まない、とそう思っていました。





168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:37:55.94 ID:m8zjqbX00

何をどう間違ったのか、正しかったのか、デートの終盤。夜に差し掛かる辺り。
イルミネーションがきらめく街角で、彼女は僕を見上げて目を閉じていました。

どうすればいいのか。

まず、何を言うべきなのか。

そうではなく、行動で示すべきなのか。

あわてました。

あわてあわてておろおろと首を振りました。

踏み切れない僕に、彼女は目を開け、

「先に言葉で。それからがいいな」

にっこりと笑ったのでした。





180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:52:48.65 ID:m8zjqbX00

「さあ、早くしとめるがよい! 私はここで貴様に首級をあげられるべく待っているぞ!」

そう彼女がいたずらっぽく、言った――そんな決定的瞬間をわざわざ狙うように、一台の乗用車が突進してきたのです。

もう、莫迦みたいな話。


けれども、その莫迦みたいな話には続きがある。

彼女は奇妙な記憶障害を抱えるようになった。

基準はわからない。
だが、『大事なもの』以外を一年ごとに失うように記憶から消し去ってしまうようになったのだ。


健忘には種類があり、順行性健忘と呼ばれる『今』が記憶できなくなる症状と、逆行性健忘と呼ばれる『過去』が記憶から失われる症状とにわけられる。
だが、彼女のように特定の期間ごとに奇妙なリセットがかかる症例などどこにもない。
あるとすれば、それこそ――


――お話の中だけなのだ。





182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 02:55:16.92 ID:blbikYcU0

やはり車か…





188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:00:48.56 ID:m8zjqbX00

中学の三年間、そして高校一年生の間。

彼女の行動パターンは同じだった。

忘れても忘れても、俺に出会い、そしてアタックを繰り返す。
どれほどか奇妙な行動で、結果ばかりを求めるように早急な――『お話のテンプレ』にみえることをし続けた。

『大事なもの』はどんどん少なくなり、世間は彼女の目に入らなくなった。
友人も消失し、教師もうっすらとしか姿が残らない。

――だって、そうじゃないか。

目の前でいつも漫画のような口調で莫迦騒ぎをされるんだ。
おもしろいか? おもしろいわけがない!


冗談はフィクションだから楽しいんだ。
それを現実に持ち込まれて、どうしろってんだ!





198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:08:55.94 ID:m8zjqbX00

「何を……間違ったんだ?」

俺はがんばったつもりだ。

「なあ……」

勉強だってがんばった。
大学推薦だけに集中したといっているが、あれは嘘だ。
手段を問わなかったことは事実だけれど、必要な成績をとるための努力はし続けた。

「俺は……」

委員会活動だって、やりたくなかった。
早く帰りたいし、面倒だし、おもしろくもないし。
それでも必要だった。そうしなければならなかった。

「何を間違っていたんだ……」

すべて彼女のためだ!
フォローする時間を作るために!
各所に謝って少しでも印象を回復するために!

「教えてくれよ、らい!」





201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:11:55.83 ID:m8zjqbX00

「わ、私が、貴様に何を教えろというのだ……?」

たすけてください。

「わからないよそんなこと!」

「じゃあ、どうしろというのだ!?」

たすけてください。

「しらないよそんなこと!」

「それでなぜ怒られねばならんのだ!」

たすけてください。


きみしか

たすけられるひとは

いないから





202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:13:32.68 ID:kFtVxBx20

てか転校生の口調はデフォだったのな





205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:14:26.11 ID:m8zjqbX00

>>202
んにゃ、事故直前に冗談めかしていったところから固定されている。





208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:17:26.99 ID:m8zjqbX00

何かを間違っているというのなら、今が一番間違っている。

らいの胸倉をつかんで立たせ、おびえるのも構わず恫喝している。

たすけてください、たすけてください、と莫迦みたいに連呼している。


なんでらいに当たらなくちゃいけないんだ。
彼女は何も悪くないじゃないか。

なんでらいに救いを求めなくちゃならないんだ。
彼女はこんなにも腕も足も細いだろ。

なんでらいを責めなくちゃならないんだ。
彼女を今度こそ守ると誓ったのに。


なのに、なのに、なのに――


――どうして、あの瞬間から一歩も進めないんだ!





209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:20:17.66 ID:m8zjqbX00

「もう疲れたんだよ……」

「な、何がどうしたというのだ、貴様?」

「なんで、『貴様』なんだよ。違うだろ、らい?」

「何がだ? 私が呼ぶときはいつも『貴様』だったではないか」

「違うんだよ! 違ったんだよ!」


そうじゃなかった。
直前までの彼女は違ったんだ。
柔らかい物腰と優しい口調で、いつだって笑ってた。
強かったけれども、美しかったけれども、それ以上に可愛らしかった。

だから――





220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:26:50.16 ID:m8zjqbX00

らいが今どういう状況にあるかを知るのは、俺と彼女の父の他、かかりつけの医師や教師、クラスメイトがいる。

その中で、『今のらい』と向き合っているのは、たぶん俺と彼女の父だけ。

ああ、考えてしまった。

『残り』と。

『残り何ヶ月で彼女はまたリセットされて、なかったことになるんだろうか』と。

そんなこと望んでなかったはずなのに!


「俺は……君に何を言えばいいんだ……!」





226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:31:34.76 ID:m8zjqbX00

彼女の父は『おじさん』とついに呼ばれた。

一瞬だけかもしれないが、彼女の中で『大事なもの』から外れてしまったのだ。

俺も彼女の父もたくさんのものを失った。

だけれども、彼女の父はもう失う権利さえなくそうとしている。

彼女の『大事なもの』が俺ひとりとなり、その俺さえもいなくなったら……?


どうすればいい。

何が間違いだった。

何をすれば、彼女は動き出す。


あの瞬間は、もういらないんだ!





235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:37:33.72 ID:m8zjqbX00

『先に言葉で。それからがいいな』

『さあ、早くしとめるがよい! 私はここで貴様に首級をあげられるべく待っているぞ!』

この瞬間は、もういらない。



「らい」

「な、なんだ?」

「好きだ、愛している! それでも何が何でも俺は絶対にお前を離さない!」

「え? え? え?」



間違ってたら、いくらでもぶん殴られよう。



俺は――彼女の導きなしで、告白をし、キスをした。


それがあの瞬間の意味だった、と。
あの瞬間に彼女が望んだことだった、と思い込むことにして……。





239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:42:59.69 ID:m8zjqbX00



転校生「ククク……よもやクリスマスケーキを家で焼けるものとは思うまい」

在校生「おー、うまいな、これ」

転校生「莫迦な、すでに味見中だとぉ!?」

在校生「ホイップクリームはもっと甘い方が好みかなー」

転校生「……そんなに甘くすると、スポンジの味がわからなくなっちゃうよ?」

在校生「そうかな?」

転校生「そういうものだよ。料理、できるようになったんでしょ?」





241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:44:58.78 ID:blbikYcU0

よっしwwwww





242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:45:15.34 ID:m8zjqbX00


在校生「あはは……実は、弁当は全部買ってきたものです」

転校生「え?」

在校生「こう、詰め替え詰め替えごまかしごまかしやってきました!」

転校生「うわぁ……それ、いくらかかるの?」

在校生「小学校時代のお正月貯金に果てしなく感謝です」

転校生「も、もったいない……っ」





245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:46:28.46 ID:kFtVxBx20

在校生涙ぐましい努力だな
料理覚えたほうが効率いいけど!





253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:52:59.42 ID:m8zjqbX00

結果からいうと、まだぶん殴られていない。

あの晩のキスをきっかけに、彼女は少しずつ治り始めている。
急激に、ではないにしても十分驚くべきことらしい。

なんでも、かかりつけの医者がいうには、一過性健忘における障害は回復後にも障害中およびその直前の記憶を失わせたままにするのだという。
海馬への血流がどうのこうのと理由はあるようなのだが……まあ、安っぽい言葉で表せば『奇跡』なのだそうな。えらく適当な。
学会に持ち込むも、一笑に付されて「漫画の読みすぎ医師」のレッテルを貼られたとか貼られてないとかいう話も耳にした。どうでもいいが。





254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:53:35.17 ID:kFtVxBx20

えがったのう(´;ω;`)





260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 03:57:14.33 ID:m8zjqbX00


転校生「あ、そうだ」

在校生「ん? どうかしたの?」

転校生「えっと、おとうさまが『正月にでも彼を連れてきなさい。じっくりと話したいことがある』って」

在校生「……話し合いですむのかなぁ?」

転校生「あ、あはは……だ、大丈夫だよ! 別に悪いことなんてしてないんだから!」

在校生「んー……じゃあ、ぶん殴られないとダメだな」

転校生「えっ?」



在校生「……その、安物だけど、もらってくれないか?」





262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:00:28.96 ID:m8zjqbX00


転校生「……」

在校生「い、いや、やっぱ急だよなっていうかそのあの、ホラ、クリスマスプレゼントクリスマスプレゼント!」

転校生「……クリスマスプレゼント、なの?」

在校生「うっ!」

転校生「大丈夫、私はどちらでもいいよ」

在校生「……待った」

転校生「はい」

在校生「今度は、自分だけの意思でいわせてくれ」

転校生「はいっ!」





263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:05:04.59 ID:m8zjqbX00


在校生「生活も安定していないし、俺もまだ十八に満たない若造で、頼りないところもあると思いますが……その……」

転校生「はい、ダメ。リテイク」

在校生「り、リテイクってお前……」

転校生「言葉数を多くして濁すなんてずるいよ。私ならいくらでもいえるもん。愛してます大好きです一生そばにいてください」

在校生「うわ、俺の台詞全部持ってかれた!?」


転校生「あはは、それじゃあよろしくね――だんな様♪」



〜完〜





264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:06:15.70 ID:xxQEzYLl0

何という愛! 何という愛!

1乙!





266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:06:44.85 ID:uyxpfXsz0

何たる乙! 何たる乙!





267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:07:31.26 ID:t7LD1DI/0

何という終わり!何という乙!





268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:07:38.65 ID:blbikYcU0

最初から粘ったかいがあった
いいスレだった

1乙





276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:10:45.77 ID:Hv4Q5lvRO

1乙。
前半のコメディーも後半のシリアスもおもしろかったよ。





277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:11:05.37 ID:JljJ8408O

なんたる1乙!なんたる1乙!

面白かったよ〜。





283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:15:48.94 ID:Cl6RnKoIO

乙でした





290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 04:39:27.88 ID:UiDh6+nLO

>>1乙!
面白かったよ!ありがとう





320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 08:14:42.42 ID:saUOYuBrO

>>1 乙
ところで父はなんで殴るほど嫌ってる在校生のいるとこに転校させたんだ?





336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:16:07.71 ID:m8zjqbX00

>>320
転校してないんだ、結局のところ。
だからヒロインはいろんな行動パターンを読まれてる。

んで、転校させなかった理由としては、『下手に手を出せなかった』というのがある。
何かアクションを起こしたとして、どんなリアクションがあるかもわからない。これ以上何かあったら怖い。
……と、現状維持を望んだ。

他の理由としては、高校だけども県下でも名の通ってる進学校という設定もあったり。
『進学できなかったとしても、それなりに箔が付くのではないか』みたいな考えはあったよう。





324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 08:26:52.80 ID:SiLbLmmSO

何たる>>1!何たる乙!





325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 08:44:41.46 ID:YNyOdTBfO

なんで親父は主人公が嫌いだったんだろうか





333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:04:31.90 ID:5HlnMT1B0

>>325
そりゃ父親としては娘は宝みたいなもんだ。
その宝から、あんたなんて大事じゃないといわれたらそりゃショックだろ。

と、2歳児のパパが言ってみるテスト





336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:16:07.71 ID:m8zjqbX00

>>325
娘の変調の原因だから。





329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 09:48:21.61 ID:1hDCzp0AO

世界に深く、引き込まれた

>>1乙でした、次回作も期待してます





331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:00:53.85 ID:YNyOdTBfO

最後の時系列がわからない

帰宅

事故

おやじ

事故?





336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:16:07.71 ID:m8zjqbX00

>>331
修学旅行から帰宅中→事故→おやじ→回想→解決→エピローグ
の順





335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:14:07.57 ID:s2rxNedRO

なんたる恥辱!乙!





338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 10:26:59.91 ID:VQ3NxvkDO

続けるなら恋人同士になった二人がどんなやりとりするのか楽しみだな





340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 11:05:47.15 ID:m8zjqbX00

>>338

転「あけました、おめでとうございました」

在「終わるな」

転「やあ、いいぼでぃーぶろーだったよ」

在「三発もらって一発しか返せないとはなさけない」

転「まあまあ」

在「すぐにらいを暴力親父のいる家から救い出してみせるから、十八になるまで待ってくれ!」

転「んー、でも未成年だと親の許可が必要なんじゃなかったっけ?」

在「なら、卒業と同時に働き始めるから一年待ってくれ!」

転「あわてなくてもいいのになぁ……『コイビト』って初めてだし、もうちょっと楽しみたいよ」

在「ん、ま、まあそれなら……うん……」


転「似たもの同士だもの、きっと仲良くなれるよっ」

在「うげ……似てるのか?」





341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 11:12:43.43 ID:m8zjqbX00

では、またしばらく。

スレもあまっているし、IFでもなんでも読みたいものがあればリクエストをいってくださいませ。
いくつか対応できるものをあとで書こうと思います。





345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 11:56:47.01 ID:N5jKe6sfO

微エロが欲しいのう


保守





371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:50:34.08 ID:m8zjqbX00

>>345微エロ


在「全裸は確実に違う」

転「エプロンがついても?」

在「違う、エロさが多すぎる」

転「水着だと?」

在「今度は逆にエロさが足りない」

転「露出は水着の方が多いよ?」

在「露出量がエロさにつながらないことは、水着と下着の関係からも明らかである」

転「よくわかんないなぁ……」

在「裾を引っ張るときに襟からちらりと見える谷間こそが微エロとも知らず、ナチュラルにこなしただとぉ!?」

転「え?」





362: ◆8VM5xLK5jw :2009/04/16(木) 15:22:12.76 ID:m8zjqbX00


在校生兄「兄より優れた弟なぞ存在しねぇ!」


在校生「あ、たびたび名前が出てきている割にまったく気にかけてもらえない兄だ」

転校生「あ、たびたび名前が出てきているのに本編にさっぱりかかわらなかったお兄さんだ」

在校生兄「わーん」





363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:22:58.45 ID:Oppg1BWC0

そういえば何も無かったなwww





365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:25:58.84 ID:m8zjqbX00

兄「フフ……このときを待っていたのだ!」


在「兄さん、弟のデートよりも現実を見つめようよ」

転「お兄さん、街中で迷彩服はかえって目立ちますよ」
兄「わーん」





366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:28:23.64 ID:m8zjqbX00

兄「おいおまえ、俺の名をいってみろ!」


在「婿入りおめでとう、兄さん」

転「二十くらいは許容範囲の歳の差ですよ、お兄さん」
兄「わーん」





367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:33:54.47 ID:m8zjqbX00

ジャギ様の代表的な名言がなくなったので兄は用済み……っと





369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:41:22.41 ID:m8zjqbX00

〜母里先生とらいの中学時代〜

母里「そこのひょろメガネ! あんた委員長顔だわ!」

転「かけてないのに!?」





373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 15:55:20.45 ID:D4P6mwXD0

○西先生… ニヤニヤしたいです…





375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 16:04:31.87 ID:m8zjqbX00

>>373

転「ククク……よもや私がこっそりあがりこんで夕食を作っているとは思うまい」

在「我が家で料理ができると思うとは浅はかな」

転「莫迦な、台所壊滅だとぉ!?」

在「ふははは、鍋をやっては爆発させ、肉を焼いては爆発させ、野菜を刻んでは爆発させた我が家に原形をとどめた台所があるわけあるまい!」

転「貴様ぁ……料理下手にもほどがあるぞ!」

在「ふん! 俺ができるのはカップメンにお湯を注ぐことのみぞ!」

転「何たる達観! 何たる達観!」



転「ちゃんとしたもの食べないと、栄養が偏るよ?」

在「じゃあ、毎日作って」

転「ぷ、ぷろぽーず……?」

在「さて、どっちかな」

転「もう!」





381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 16:22:41.41 ID:N5jKe6sfO

安西先生・・・・

おっぱいネタを使ったエロが読みたいです





383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 16:27:23.33 ID:m8zjqbX00

私にエロを求めても無駄なんだZE?

>>381

転「うーん……」

在「どうした?」

転「育てすぎたかも……」

在「あー、確かに驚くほどになったよなぁ」

転「だよねぇ、どうしよう」

在「そりゃまあ……食べるしかないだろ?」

転「食べるっ!?」

在「……ヨーグルトの話だよな?」

転「え、あ、うん。うんうん、そうそう! そのとおり!」

在「?」





474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 23:38:28.99 ID:m8zjqbX00


転「ゆーきやこんこん、あーられやこんこ」

在「降っても降っても降っても降ってもまーだ降りやまず」

転「いーぬはよーろこーびにーわかーけまわり」

在「電車は埋まってやーくたーたずー」

転「五センチ積もると交通機関って麻痺するんだねぇ……」

在「首都圏は雪に弱すぎる」





481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 23:49:20.19 ID:m8zjqbX00


転「でも、電車が動かなくていいこともあるよ」

在「?」

転「えいっ!」

在「わ」

転「……ね? こうやって抱きついてても、誰も止めに来れないの」

在「携帯電話も固定電話もひっきりなしに鳴り続けているけど……」

転「おとうさまなんて、しらなーい」

在「不良娘め」

転「ほほほ、もっとお言い、もっとお言い!」





488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/16(木) 23:55:34.98 ID:m8zjqbX00


転「んー……」

在「寒い?」

転「ちょっと」

在「じゃあ、エアコン強くする?」

転「うーん……毛布が一枚ほしいかも」

在「毛布?」

転「一緒に寝よー」

在「……どっちの意味で?」

転「そういうのは、聞いちゃいけないんだよ……」





492:ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2009/04/17(金) 00:03:57.81 ID:m8zjqbX00


転「へくしゅっ!」

在「あー、暑い暑い……でも、体離すと寒い寒い」

転「しゃ、シャワー借りるね?」

在「タオルはそっちにあるから」

転「はい」

在「体冷やさないようにな」

転「?」



転「裸ワイシャツにしようか裸Tシャツにしようか悩んでいたら、風邪を引きました……」

在「ああ、お約束どおり……」

転「へくちゅっ!」





501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:13:36.18 ID:m8zjqbX00


転「ククク……よもやバレンタインチョコはカカオマスから作っているとは思うまい」

在「カカオの実から作れば手作りか……愚かな」

転「莫迦な、カカオの苗を育成中だとぉ!?」

在「でも、枯れた」

転「気候条件が違いすぎるからねぇ」





504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:20:56.92 ID:m8zjqbX00


転「なんだかすごく久しぶりだなぁ……」

在「ふぇっきし!」

転「木々の下をのんびりとした気持ちで歩く……大したことじゃないのにね」

在「へぇっくし!」

転「桜の樹を見たのも何年ぶりだろう、すごくキレイだよ」

在「ぶぁぐじゅ!」

転「……帰る?」

在「おねがいじまず……へっくしょん!」





505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:21:05.76 ID:AW1SSS92O

この番外編好きだ(*´ω`*)





506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:26:26.92 ID:m8zjqbX00


転「新入生のみんなー! 元気ですかー!」

在「はい、返事」

転「声が小さいぞー! ほら、もう一回ー!」

在「はい、もっと大きく」

転「よーし、それじゃあ始めるよー! 新入生歓迎会ー!」

在「はい、拍手」

転「みんな、おねーさんについて来ーい!」

在「はい、『姐御、一生ついていきます』」

転「君たちの命は預かったー! いざ、突貫ー!」



在「お疲れ」

転「き、緊張したよぉ」





507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:26:47.25 ID:9wn2OIOo0

和むなぁ





510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:31:50.73 ID:m8zjqbX00


転「ククク……よもや私が生徒会補欠選挙に出馬するとは思うまい」

在「まあ、そんな気はしてた」

転「莫迦な、専用たすきにプラカードだとぉ!?」

在「大したことはできないけど……応援はするよ」

転「……かなわないなぁ」





513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:37:43.31 ID:m8zjqbX00


転「私は先生方やクラスメイトに迷惑をかけながら学校生活を送ってまいりました! ですが、だからこそ立候補すべきだと考えたのです!」

在「はい、拍手」

転「今、私ができることは小さく、また書記という立場も多くを実現するには難しいものでしょう! それでも、この時期に三年生である私が出馬する機会を与えられた、そのことに意味があると思います!」

在「はい、喝采」

転「誰かのために、そして自分の為に! 私は精一杯の仕事を成し遂げることをお約束いたします!」

在「はい、『姐御ー、おっぱい何カップー?』」

転「きしゃー!」





514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:42:46.78 ID:m8zjqbX00


転「あーあ、落選かぁ……」

在「まあ、しかたないよ。欠員補充とはいえ、三年生だったからね」

転「『私が当選すれば、修学旅行にハワイを選ばせてみせます』くらい、言っちゃえばよかったかなぁ……」

在「零泊一日の強行軍になりそうだ」

転「残念すぎる、私にもできることたくさんあったのに……」

在「でも、うれしそうじゃん?」

転「……うん」



在「あわてなくてもいいよ、ゆっくり行こう……」

転「そうだね……ありがとう……」





515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:46:25.79 ID:Lhy65f+uO

くそ!俺に投票権があれば!





516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:47:06.39 ID:m8zjqbX00


転「ねー……」

在「んー?」

転「夏休みだよー……」

在「んー」

転「遊びに行こうよー……」

在「んー……」

転「勉強と私、どっちが大事なのー……」

在「今推薦で受かっちゃった方が、いいでしょうに。ほら、らいも勉強勉強」

転「うぅ〜……」





519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:50:37.10 ID:RmdkWY310

いつの間にか夏休み…だと…?
何たる早送り!ポロリはまだか!?





521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 00:53:31.66 ID:m8zjqbX00


転「あ、ウォータスプラッシュワールドに立ち入り調査だって」

在「えええええっ!?」

転「な、何? どうしたの?」

在「ありえねえ! ありえねえっすよ先輩!」

転「先輩誰!?」

在「ちょ、調査期間は……?」

転「わからないけど……今日から一週間くらいだって」

在「うぁあああ、どういうことっすかどういうことっすか!」

転「何、何、何なの!?」



在「高かったぞ……。今のチケットは高かったぞー!」





525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:01:23.53 ID:m8zjqbX00


転「まあまあ、新しいチケットだってそのうち交換してくれるよ」

在「とりなおしができるんならいいんだけど、予約一杯でもう今年は無理……」

転「なら、払い戻しはあるでしょ?」

在「夏に期待するイベントといえば、プールしかないよ!」

転「プールに行きたいの?」

在「行きたいの!」

転「み、水着の私が見たいの?」

在「見たいの!」

転「じゃあ、今日は水着デーということで」

在「え?」





530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:09:29.48 ID:m8zjqbX00


在「……なんか、すごく変な感じ」

転「こういうのは楽しんじゃったもの勝ちだよ」

在「そうかなぁ……?」

転「そんなことよりも!」

在「ん?」

転「おニューの水着なのですが、感想を」

在「んー……」

転「……」

在「『おニュー』って何?」

転「そう来たか……」





534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:18:11.09 ID:m8zjqbX00


転「ククク……よもやこんなこともあろうかと切れ目を入れた水着を持ってきていたとは思うまい」

在「ポロリイベントを意図すれば、その先を読むのは容易ぞ」

転「莫迦な、隠していた予備水着だとぉ!?」

在「ふははは、表でやるにはひとの目が怖い、ならば確実に替えがあると思ったまでよ!」

転「貴様ぁ……このままトップレスでいろというのか!」

在「ふん! 俺が見たいのは朱に染まった愛らしき顔のみぞ!」

転「何たる恥辱! 何たる恥辱!」





541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:29:41.86 ID:m8zjqbX00


転「紅葉狩りってあるよね」

在「紅葉を見に行くアレか」

転「紅葉鍋ってあるよね」

在「鹿だな」

転「鹿を狩るときはなんていうの?」

在「鹿狩りじゃないか?」

転「むぅ……」





543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:35:20.30 ID:m8zjqbX00


在「なんであの親父は手が早いんだろうな……」

転「一撃目からクロスカウンターだったよね……?」

在「アレは攻撃する気配を感じとったから正当防衛です」

転「ほとんど同じことをおとうさまも主張していたのですが」

在「次のラウンドはぼっこぼこにしてくれる……ふふふ」

転「ええと……何しに来たんだっけ?」

在「新年の挨拶だが?」





547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:43:33.37 ID:m8zjqbX00


転「私、合格おめでとうー」

在「自分で言ったよこのひと」

転「ばんざーいばんざーい」

在「そこまで大喜びすることかねぇ」

転「これで来年からも一緒だー、ばんざーい」

在「……」

転「え、え、何? ちょ、ちょっと待って、ここで? ここでするの!?」





550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:49:27.29 ID:m8zjqbX00


転「ククク……よもや通りの角で待ち伏せしているとは思うまい」

在「やはり、この角だったか」

転「莫迦な、避けただとぉ!?」

在「ふははは、わざわざ先に家を出た時点で気付いておったわ!」

転「貴様の顔……覚えておくぞ!」

在「ふん! 俺がニヤついているのは君と一緒に登校できるからだけではないわ! 愛しているからであるぞ!」

転「何たる愛情! 何たる愛情!」



在「ま、今後ともよろしく」

転「こちらこそ」


後日談
〜完〜





551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:50:15.01 ID:caCAl46b0

何たる幸せ!





554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 01:55:42.21 ID:m8zjqbX00

まあ、そろそろこのネタで引っ張るのも限界でしょ?

だから、引き伸ばしはここまでにしたいな、というのが本音


さて、今日やる次回作の準備を始めるか……





559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 02:03:52.42 ID:hTiG1zxnO

何たる不眠!何たる睡魔!





564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 02:11:24.36 ID:zg+3En5SO







576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 04:00:26.79 ID:O4kobZTl0

とりあえずお疲れ様

本当に面白かった





581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 06:42:24.38 ID:Ok3g3myN0

お疲れっした





582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 06:43:42.04 ID:c64T6Jt2O

楽しかったです





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みみかき

みみとミミ  魔王な使い魔と魔法少女な (魔王な使い魔と魔法少女なシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

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