1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 20:53:57.59 ID:uGICR/Mg0
クック 「どうしたものかね……」

メラルー 「何してんスかクックさん」


クック 「あぁ猫か。実は、沼地に植林作業に出たときに、こんなのを拾ったんだ」


メラルー 「こりゃ人間じゃねぇっスか」


クック 「あのままにしておいたら、コンガさんたちに食べられてしまうと思ってな」


メラルー 「それで持ってきちゃったんスか。何か文字が書いてあるっス」


クック 「読めるかい?」


メラルー 「捨て子みたいっスねぇ。森の神様に捧げるって書いてあるっス」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 20:55:28.19 ID:uGICR/Mg0
    クック 「そうなのか……ヤマツカミ様はもっと奥に行かないとおられないのだが……」
    メラルー 「最近は日照り続きで、人間達も苦労してるみたいっスよ」
    クック 「しかし、それで子供を森に捨てるとは……」
    メラルー 「ていのいい口減らしっスよ」
    クック 「残酷なものだなぁ。子供に罪はないだろうに」
    メラルー 「でもダンナ、どうせ大きくなればハンターになって襲い掛かってきやすぜ」
    クック 「ふぅむ……」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 20:56:34.63 ID:uGICR/Mg0
    メラルー 「今のうちにスパッと殺っておくのが、森のためにもなりやす」
    クック 「(寝ている……)」
    女児 「すぅー……すぅー……」
    メラルー 「一ヶ月前も、ハンターにガルルガのアンちゃんが重症を負わされてるっス。迷うことはないっスよ」
    クック 「しかし……」
    メラルー 「ダンナが手を出しづらいってんなら、あっしがちょっくら、リオさんの巣に置いてきやしょうか?」
    クック 「いや、この子は私が一時預かろう」
    メラルー 「何ですってぃ?」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 20:57:58.65 ID:uGICR/Mg0
    クック 「まだ子供だ。人間の里に置いてきてもいいが、また今度別の所に捨てられたりしたら大変だ」
    メラルー 「ダンナ、将来後悔するかもしれませんぜ? 人間どもは凶暴でっせ」
    クック 「私も何度かハンター達に狙われたことがある。確かにそうだが、だからと言って子供を殺していいことにはならんだろう」
    メラルー 「それもそうですがぃ……ガルルガさんたちはなんて言うか」
    クック 「私が説得するよ。とりあえず、私の巣まで運ぼう」
    メラルー 「どうなっても知りませんぜ、ダンナ」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 20:59:22.12 ID:uGICR/Mg0
    ―クックの巣―

    クック 「(ふぅ……ガルルガさんは随分と怒っていたな……)」
    クック 「(無理もない。大事な尻尾を切られたのだから、怒りは分からんでもない……)」
    クック 「(子供か……五、六歳ほどだろうか。こんな小さな子を森に捨てるとは)」
    クック 「(人間達も、随分と切羽詰った暮らしをしているのだな……)」
    女児 「ん……?」
    クック 「(目を醒ました……)」
    女児 「ひっ……きゃぁぁぁぁ!!」
    クック 「クケェェェーッ!!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:00:44.46 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(あぁびっくりした……人間は子供でも、超音波を出すのか……)」
    女児 「ひぃぃ……」
    クック 「(ひどく怯えている。私の顔が恐ろしいのだろうか)」
    クック 「……怖がることはない。私はベジタリアンだ」
    女児 「しゃべった……」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:01:44.57 ID:uGICR/Mg0
    クック 「旧沼地に行ったら、君を見つけたんだ」
    女児 「わたしを……連れてきてくれたの?」
    クック 「ああ。あのままだと君は他の仲間たちに食べられていたかもしれなかったからな」
    女児 「…………」
    クック 「猫に君が握っていた紙を読んでもらったのだが、ここに捨てられたらしいね」
    女児 「うん……」
    クック 「事情はよく分からないが、里には戻れそうにもないかい?」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:02:41.67 ID:uGICR/Mg0
    女児 「里にかえっても、だれもいないの……」
    クック 「お父さんとお母さんは?」
    女児 「三年前にしんじゃったの」
    クック 「そうか……どうしてこんな森の奥に? ここは、ハンターでさえもあまり寄り付かない場所だというのに」
    女児 「村で、はやり病がおこって……かぞくがいない私が、人柱になることになったの」
    クック 「なんと身勝手な……こんな小さな子供を……」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:04:03.37 ID:uGICR/Mg0
    女児 「でも、私、たいしてお屋敷でもやくにたたないし、仕方ないかなって……」
    クック 「どんな理由であれ、命は無駄にしていいものじゃない。それに、ヤマツカミ様もベジタリアンだ」
    女児 「そうなの?」
    クック 「ああ。生贄なんて捧げても、何をすることはできないと思うが……」
    女児 「…………」
    クック 「(だいぶ酷い扱いを受けていたのだろうか……痩せているし、目には光がない……)」
    クック 「(それに打撲の痕も見える……)」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:04:20.07 ID:3I3Myd9e0
    5、6歳にしては賢いな

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:04:23.86 ID:O0IXYIWk0
    先生の優しさに泣いた
    このクック先生なら掘られてもいい

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:43:27.28 ID:NC2gtno90
    >ヤマツカミ様もベジタリアンだ
    なるほどだから吸い込んでも吐いてたのかw

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:44:16.12 ID:SDjhSc/AO
    >>136
    すごく納得した

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:05:10.81 ID:uGICR/Mg0
    クック 「人間には、あまりいい感情を持っていない仲間たちは多いだろうが、しばらくここにいるかい?」
    女児 「え? ……いいの?」
    クック 「里には戻れないのだろう? なら、仕方あるまい」
    女児 「でも私、何もやくに立てないの……」
    クック 「そんなことはやってみないと分からないだろう。子供は、あまりそういう心配をしないものだ」
    女児 「…………」
    クック 「ここには、今は私しか住んでいない。気兼ねはいらんよ」
    女児 「…………」
    クック 「それとも、里に戻るかい?」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:05:37.10 ID:S/eRPuh+O
    先生かっこよすぐる

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:06:06.79 ID:uGICR/Mg0
    女児 「うぅん…………やだ…………」
    クック 「なら、怖がることはない。しばらくの間、ここにいるといい」
    女児 「ほんとうに、わたしを食べないの?」
    クック 「ああ。肉はどうも消化が悪くてね……こっちにおいで」
    女児 「…………うん…………あっ」
    クック 「大丈夫かい? (倒れてしまった……だいぶ疲れているようだ)」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:06:46.56 ID:0dKTyd5TO
    クエスト
    沈黙のイャンクック

    驚く村人
    オレは見たんだ!あの鳥竜が炎吐くところを!
    ……違うってグラなんとか同じ炎だよ!!しかも毒もまき散らすんだ!!しかも電撃まで!
    もう一度見ようと洞窟にはいったら奴は上を張り付いていたんだ……
    ほんとだよ!!しかも仲間内じゃ他にもなにかしやがるんじゃないかって……
    たのむ!!あいつを狩ってくれ

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:07:01.17 ID:uGICR/Mg0
    女児 「うん……大丈夫。ごめんなさい……」
    クック 「謝ることはないよ。そこに、柔らかい草が敷いてあるから、使うといい」
    女児 「…………」
    クック 「(警戒しているのか……私は、少し身を離した方がいいようだ)」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:07:48.29 ID:uGICR/Mg0
    クック 「……眠ったようだな……」
    クック 「……日が落ちたか。冷えてきたな……どれ……」
    クック 「私の羽毛はだいぶ痛んでいるが、風除けくらいにはなるだろう」
    女児 「すー……すー……」
    クック 「…………久しぶりだな、こういうのは…………」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:09:11.57 ID:uGICR/Mg0
    ―朝―

    女児 「……ふわぁ……」
    女児 「ここ、どこ……?」
    クック 「おはよう」
    女児 「ひゃぁ!」
    クック 「クケェ!」
    女児 「びっくりしたの……」
    クック 「私もびっくりしたよ。そんなに私の顔は怖いかな」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:10:13.22 ID:uGICR/Mg0
    女児 「うん……でも、屋敷のご主人様たちの方が怖いよ」
    クック 「…………お腹がすいているだろう? これでも食べなさい」
    女児 「果物……と、カエル?」
    クック 「人間の食べ物がよく分からなくてな」
    女児 「カエルの食べ方はよくわからないの……」
    クック 「そうなのか。トトスさんに聞いたら、持たせてくれたんだが……」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:10:26.08 ID:RL6qhveZ0
    先生ロリコンすぎます

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:11:25.51 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(結局カエルは食べなかったな……トトスさん、適当なことを……)」
    女児 「ごちそうさまなの!」
    クック 「だいぶ元気になってきたようだな。良かった」
    女児 「こんなにおなかいっぱいたべたのは、はじめてなの」
    クック 「人間も、私と同じようなものを食べているんだな。安心したよ」
    女児 「ありがとう。おじさん、顔はこわいけど、やさしいね」
    クック 「おじさん……か。人間にそう呼ばれるのも、何だか不思議な感じだ」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:12:07.34 ID:L0AFejNPO
    ここまで優しいとは・・・

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:12:45.23 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(数日経って、だいぶ血色もよくなってきた。少し出かけてもいいだろう)」
    クック 「女児、ちょっと私は、ヤマツカミ様の所に行ってくるよ。留守番を頼めるかい?」
    女児 「おじさん、出かけちゃうの?」
    クック 「すぐに戻ってくるよ。そんなに心配そうな顔をしなくてもいい」
    女児 「うん……いってらっしゃい」
    クック 「行ってくる」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:14:33.84 ID:uGICR/Mg0
    ―旧密林―

    クック 「(あれは……ガルルガさん!? 私を待っていたのか……)」
    ガルルガ 「クック、お前まだ人間を匿ってるらしいなァ? 聞いたぜぇ、若い女だって?」
    クック 「ガルルガさん……あァ、尻尾が治ったようで、良かったよ」
    ガルルガ 「ンなこたぁどうでもいいんだよ。いいからとっとと俺に引き渡せやァ言ってんだ」
    クック 「いきなりそんな……少し落ち着いて話をしようじゃないか」
    ガルルガ 「馬鹿言うな! この背中の傷を見ろ。ここも、ここも、人間のハンターにつけられたんだぞ!」
    クック 「…………」
    ガルルガ 「人間が森にいるってだけで、疼いてしゃァねェ。クック! お前だって、家族を……」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:15:48.15 ID:uGICR/Mg0
    ヤマツカミ 「騒がしいのぅ……こんな朝早くから、どうしたんじゃ」
    クック 「ヤマツカミ様!!」
    ガルルガ 「じじい! 聞いてくれよ。クックの野郎が、人間の子供を飼ってやがるんだ!!」
    クック 「ガルルガさん!」
    ヤマツカミ 「何じゃと? 人間を?」
    ガルルガ 「俺はもう我慢できねェ。人間は野蛮で下品な生き物だ! 許せねェ!!」
    ヤマツカミ 「まぁ待て。事情を聞かせてくれないか?」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:17:09.94 ID:uGICR/Mg0
    ヤマツカミ 「ふむ……わしへの生贄とな。人間も馬鹿なことを考える……」
    ガルルガ 「このままじゃ、子分たちへの示しがつかねェ。食い殺させてくれ!!」
    クック 「そんな無体な。あの子は、人間の仲間からも虐められて、ここに捨てられたんだぞ!」
    ガルルガ 「知ったこっちゃァねェんだよ! じゃあ何だ、お前、人間の味方になるってでも言うのか!」
    クック 「違うそんなことは言ってない! しかし、あの子を食い殺したら、その人間と同じになってしまうだろう」
    ヤマツカミ 「…………」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:18:30.67 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「屁理屈言いやがって……とにかく、俺は反対だ。殺させろ!!」
    ヤマツカミ 「まぁ待ちなさい、ガル」
    ガルルガ 「何でだ!」
    ヤマツカミ 「クックの言うとおり、人間だからといって殺していては、キリがない」
    ガルルガ 「でも……」
    ヤマツカミ 「森は広い。別段、子供一人が増えたからといって、困ることはないじゃろう」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:19:50.64 ID:uGICR/Mg0
    ヤマツカミ 「将来、もしもわしらの敵になるようなことがあれば、その時に殺しても遅くはない」
    クック 「ヤマツカミ様……!!」
    ガノトトス 「僕もそう思うな」
    クック 「トトスさん! 来ていたのか」
    ガノトトス 「やぁ。話は聞かせてもらったよ。悪い子じゃないのならいいじゃないか。ガルルガ君も落ち着きたまえ」
    ガルルガ 「……ちっ。優等生がしゃしゃり出てきやがって……むなくそ悪ィ。俺は帰るぜ」
    クック 「ガルルガさん!!」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:20:54.28 ID:uGICR/Mg0
    クック 「……気持ちは分からないでもないんだが……」
    ヤマツカミ 「クック、お前の言葉だから、信用したんじゃぞ」
    クック 「分かっています……」
    ヤマツカミ 「今度、時間があればここに連れてくるがいい。わしも、少し興味があるでな」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:22:23.40 ID:uGICR/Mg0
    ガノトトス 「ヤマツカミの爺さん、また寝ちゃったね」
    クック 「トトスさん、わざわざ来てくれたのか……ありがとう」
    ガノトトス 「どうってことないさ。散歩がてらちょっとね。僕にも、その子を紹介してくれないかな」
    クック 「ああ。今、私の巣に置いているんだ」
    ガノトトス 「可愛い子なのかい?」
    クック 「人間のことはよく分からないが、素直な子だよ」
    ガノトトス 「そうなのか。じゃあ、とっておきのカエルをお土産にしなきゃな」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:22:40.23 ID:o+FF0UKeO
    トトスさんあの巨体で気配消しすぎwww

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:23:43.30 ID:UlhELTEh0
    >>54
    飛んできたんだろ

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:23:53.68 ID:qFGBMqTbO
    >>54
    それがトトスQuality

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:23:59.61 ID:uGICR/Mg0
    ―クックの巣―

    クック 「ただいま」
    女児 「おかえりなさい!」
    クック 「うわっ。何だ、随分と綺麗になったな」
    女児 「かたづけてみたの」
    クック 「女児は器用だな。これは……私の寝床に、コケが……」
    女児 「ねやすいと思って……」
    クック 「ありがとう。最近足の関節がどうも痛くてね……」
    ガノトトス 「こんにちは」
    女児 「きゃぁぁぁあ!!」
    クック 「クケェェー!!」
    ガノトトス 「ギャォォォ!!」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:24:50.36 ID:9rnZMZpF0
    おい今度からクック先生激しく切りにくいじゃねえか、どうしてくれる

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:25:08.81 ID:uGICR/Mg0
    ガノトトス 「びっくりしたよ。人間は高周波を出すんだね」
    女児 「ごめんなさい……」
    ガノトトス 「いやいや、いきなり顔を出した僕も悪かったよ」
    クック 「こちらは旧砂漠の洞穴に住んでいる、水竜のトトスさんだ」
    ガノトトス 「よろしく。これはお近づきのしるしの釣りカエルだ」
    女児 「あ……ありがとう……」

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:26:21.00 ID:9nfOpFzXQ
    幼女の悲鳴は音爆効果かw

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:26:28.34 ID:8ahIMfI10
    悲鳴最強説ww

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:25:29.00 ID:O0IXYIWk0
    クックのサイズの巣に、ガノさん入れんのかwww

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:26:18.95 ID:uGICR/Mg0
    ガノトトス 「へぇ。それでヤマツカミの爺さんへの、生贄に捧げられちゃったってわけだ」
    女児 「うん……」
    ガノトトス 「人間は酷いことをするねぇ。僕らでも同族を見捨てたりはしないのに」
    女児 「しかたないの……私は、あんまりやくにたてないから……」
    クック 「そんなことはないぞ。こんなに巣を綺麗にしてくれたじゃないか」
    女児 「お屋敷のおそうじとかは、いつもやってたの……だから……」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:27:37.66 ID:uGICR/Mg0
    ガノトトス 「それで、これからどうするんだい?」
    クック 「ここにしばらく置いてみようと思うんだ。女児も、帰りたくはないんだろう?」
    女児 「…………うん…………」
    ガノトトス 「それもいいよ。たまに洞窟にも遊びに来てくれると嬉しいね」
    女児 「私と友達になってくれるの?」
    ガノトトス 「ああ。大歓迎さ。最近はみんな、密林の方に移住しちゃって寂しいんだ」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:28:48.44 ID:uGICR/Mg0
    クック 「女児、良かったな」
    女児 「よろしくね、トトスさん」
    ガノトトス 「こちらこそ。それはそうと、クック。ガルルガ君はいいとして、もうじきドドの長が帰ってくるよ」
    クック 「何だって? まだ修行中じゃなかったのかい」
    ガノトトス 「少し前にフルフルさんがそう言っていたよ。ドドには、ちゃんと説明しなきゃいけないね」
    クック 「そうだな……冗談が通じる奴ではないし……」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:29:08.38 ID:o+FF0UKeO
    トトスさんと先生と女児…
    話す三人を想像するとかなりシュールなんだがwww

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:29:55.27 ID:uGICR/Mg0
    ガノトトス 「まぁ、今度フルフルさんに会って、一回彼女から話をしてもらうのも手かもね」
    クック 「分かった。教えてくれてありがとう」
    ガノトトス 「クックも、ちゃんと集会に出た方がいいよ。家族がその……あれから、出てないじゃないか」
    クック 「…………うむ…………」
    ガノトトス 「まだシャンロンのことを許せないのは分かるけど、彼も随分と気にしていたよ」
    クック 「彼が許せないのではないよ。しかし、どうにも……割り切れない部分があってな」
    ガノトトス 「…………クック…………」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:31:01.08 ID:uGICR/Mg0
    クック 「いずれ、彼とはきちんと話をつける。集会にも、なるべく出るようにするよ」
    ガノトトス 「無理はしなくていいからね。それじゃ、僕はそろそろ行くとするよ」
    クック 「そうかい。今度女児と遊びに行くよ」
    女児 「もう帰っちゃうの?」
    ガノトトス 「ははっ。これから翠トトスとちょっと行くところがあるんだ」
    クック 「何だ、デートかい。若いねぇ」
    ガノトトス 「そんな大層なものじゃないよ。それじゃ、女児。また来るね」
    女児 「うん!」

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:32:32.55 ID:uGICR/Mg0
    女児 「素敵な竜さんだね、トトスさん」
    クック 「少し魚臭いが、いい奴だよ」
    女児 「翠トトスさんって?」
    クック 「旧密林の水竜家のお嬢様だ。あまり体が良くなくてな、トトスさんは毎日、翠に会いに行くんだ」
    女児 「そうなんだ……」
    クック 「さ、ご飯にしよう。綺麗になった巣の中で食べようか」
    女児 「……うん!」

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:33:30.09 ID:kNE6LvGuO
    魚臭いトトスさんwwwww

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:34:24.05 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(しかし、ドドの長が戻ってくるとは……)」
    クック 「(一昨日、緑コンガさんが、ふもとに出た時、ハンターに重症を負わされたと聞く……そのせいか……)」
    クック 「(ハンター達の動きも、最近なりふり構わなくなってきた……)」
    クック 「(緑コンガさんは、人間の落とし穴に突き落とされたところ、大量の爆弾で……)」
    クック 「(事実だとしたら、酷い話だ)」
    クック 「(彼女は気の毒だが……女児が目をつけられる前に、フルフルさんに相談に行かねば……)」

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:36:13.75 ID:uGICR/Mg0
    ―夜―

    女児 「うぅーん……うぅぅーん…………」
    クック 「(酷くうなされている……怖い夢でも見ているんだろうか……)」
    女児 「おとうさん……おかあさん……こわいよぉ……こわいよぉ……」
    クック 「(両親の夢を見ているのか……)」
    女児 「おおきな……おおきなかにがこっちにくるよぉ……」
    クック 「!?」
    女児 「おうちがこわされちゃうよ……こわいよぉ……」

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:37:44.72 ID:peLuF35UO
    ちょっと蟹狩ってくる

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:38:03.86 ID:4xvuq1GpO
    ギザミがトラウマなのかww

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:38:08.85 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(まさか、シェンガオレンが勝手に人の城を襲った時……この子の両親は……)」
    クック 「(考えられる……あれも確か、三年ほど前のことだった……)」
    クック 「(あれで怒った人間達に森は焼かれ……青クックと子クックたちは……)」

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:39:44.91 ID:uGICR/Mg0
    クック 「(……ドドの長が帰ってきたら、シェンの封印が解かれてしまうかもしれない……)」
    クック 「(ギザミ一族も黙ってはいないだろう……)」
    クック 「(…………)」

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:40:38.52 ID:uGICR/Mg0
    クック 「…………」
    女児 「すぅー……すぅー……」
    クック 「(落ち着いたか……)」
    女児 「(ぎゅっ)」
    クック 「…………」

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:42:00.22 ID:id/pOyAS0
    ちょっとシェンをハンマーで叩き殺してくる

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:42:51.25 ID:uGICR/Mg0
    ―夜の森―

    ガルルガ 「ちぃっ! くそ面白くもねぇぜ。クックの野郎……」
    ナルガクルガ 「随分と荒れているじゃないか」
    ガルルガ 「ビ……ッ! ビッグボスゥ!? ど、どうしてこんなところに……」
    ナルガクルガ 「ヤマツカミ様と少し話したいことがあっただけだ。貴様に関係はない」
    ガルルガ 「ちょ、ちょっと待ってくれ。あんた、クックの野郎が人間を飼ってるって話知ってるか?」
    ナルガクルガ 「……何だと? 人間を?」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:44:20.58 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「あ……ああ。少し前に旧沼地で拾ってきたとかでよ」
    ナルガクルガ 「ヤマツカミ様にお話はしたのか?」
    ガルルガ 「したけどよ……ほっとけって言われちまって……」
    ナルガクルガ 「ふむ……」

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:46:12.91 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「なぁ、あんたから、もう一度言ってくれねぇか? 俺は人間の子供が、この森で暮らすなんて御免だぜ!!」
    ナルガクルガ 「……ヤマツカミ様のお言葉は絶対だ。貴様ごときが意義を唱えていいことではない」
    ガルルガ 「で……でもよォ……」

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:46:49.42 ID:xcCBQ+pqO
    ナルカッコいい

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:47:50.85 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「しかし……この時期に人間の子供とは、少々まずいな」
    ガルルガ 「だろォ? 絶対まずいって!!」
    ナルガクルガ 「ドドの長も戻ってくると聞く。シェンの封印を解く時に内部分裂していては……」

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:48:15.67 ID:L0AFejNPO
    ガルルガなんとかしろ

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:48:47.70 ID:ibpLQTXi0
    >>150
    ちょっとガルルガ狩ってくる

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:48:44.44 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「ビッグボスゥ、頼むよ。なんならよ、俺がちょいとクックの野郎を捻ってきても……」
    ナルガクルガ 「たわけめ……貴様、仲間同士で争うつもりでいるのか?」
    ガルルガ 「ちょっ……違うよ。誤解だよ。言葉の綾でさ……」

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:49:39.19 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「二度と私の前で、そんな馬鹿は口にしないことだな。仲間を襲うというなら……」
    ガルルガ 「わぁーった! わぁーったよ!! ったく冗談も何も通じやしねぇ!!」
    ナルガクルガ 「しかし気にはなるな……その件は、俺がクックと話をしよう。それでいいか?」

158 :AGNUS ◆8x8z91r9YM :2009/04/28(火) 21:49:56.76 ID:44IIgq+z0
    クックは切れないなもうガルルガお前はもう手遅れだ
    ちょっと俺もガルルガ殺ってくる

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:49:59.28 ID:GSkauo8D0
    シェンとガルルガを皆で狩りまくろうか。

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:52:03.29 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「まぁ……あんたがそう言うなら……」
    ナルガクルガ 「貴様は早く巣に戻るんだな。俺は、これから行くところがある」

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:54:44.57 ID:uGICR/Mg0
    ガルルガ 「……ちぃぃっ!! くそトラがァ! 偉そうにしやがって……」
    ガルルガ 「ムカつくぜ! どいつもこいつもよォ!」
    ガルルガ 「クソ……クソッ!!」
    ガルルガ 「野郎どもがァ……俺がいつまでもほいほい言うこと聞いてると思うなよ……」
    ガルルガ 「人間め……根絶やしにしてやらなきゃ気が済まねぇ……」
    ガルルガ 「この、背中の傷の恨みは深いぜぇ……」

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:56:56.18 ID:uGICR/Mg0
    ―クックの巣―

    クック 「女児ー、女児ー! 出かけるぞー!」
    女児 「準備できたよ。でも、どこにいくの?」
    クック 「雪山の、フルフルさんに会いに行くんだ。だいぶ寒いから、私の羽の中に、ちゃんと隠れているんだぞ」
    女児 「うん!」

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 21:59:05.55 ID:uGICR/Mg0
    クック 「それじゃ、行くとするか。背中には乗ったな……ん?」
    女児 「おじさん、どうしたの……ひっ……!!」
    ナルガクルガ 「…………」

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:01:24.79 ID:uGICR/Mg0
    女児 「きゃ……」
    クック 「静かに! 叫ぶな!!」
    女児 「ひ……ぅ…………」
    クック 「……よぉし、いい子だ。そのまま、静かに息をつくんだ……」

206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:03:35.16 ID:uGICR/Mg0
    クック 「これは……珍しい客だ」
    ナルガクルガ 「久しぶりだなクック……三年前の、シュレイド城攻略作戦以来だな」
    女児 「シュレイド城……?」
    クック 「何の用だ? 私は、もうラオシャンロンに協力するつもりはない」

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:05:37.54 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「今更、お前にそんなことを頼みには来んよ。しかし……ふむ……人間臭いな……」
    クック 「貴様……女児のことを、誰から聞いた!」

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:08:09.20 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「少しな……気になっただけだ」
    クック 「どうするつもりだ……?」
    ナルガクルガ 「そう構えるな。お前、俺と戦って勝てると思うのか?」
    クック 「…………」

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:09:36.93 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「人間にやられた足の傷は、まだ治っていないんだろ?」
    女児 「……!!」

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:10:48.32 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「ふふ……図星か。戦線にも復帰せずに、かの歴戦のイャンクックがご隠居……いい身分じゃあないか」
    クック 「何が言いたい?」
    ナルガクルガ 「いや、しかし落ちぶれたものだと思ってな」
    クック 「…………」
    ナルガクルガ 「かつて、ハンターに囲まれていた若き日の俺を、一匹で助けに来た男とは思えん腑抜けぶりよ」
    クック 「昔の話だ」
    ナルガクルガ 「ふっ……確かにな……」

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:11:37.40 ID:ubbVqErB0
    流石クック先生。カッコ良すぎワロタ

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:16:48.28 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「しかし、まさか人間を飼うほど腑抜けるとは、見損なったぞクック」
    女児 「(びくっ)」
    ナルガクルガ 「貴様……人間に対する憎しみは、あの日の恨みはどこに置いてきた。あの誓いは嘘だったのか!」

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:18:15.70 ID:uGICR/Mg0
    クック 「なぁ、ナルガ。私は、時々思うんだ」
    ナルガクルガ 「…………」
    クック 「あの時、ラオシャンロンが総攻撃の命令を下したのは、分かる。しかし、そのせいで人間にも沢山の犠牲が出た」

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:19:55.15 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「あの時に、シャンロンがシェンガオレンを引き上げさせなければ、俺たちの勝利は確定していたはずだ」
    クック 「そうだな……」
    ナルガクルガ 「今でも悔いが残る。無駄な禍根を残すから、こんなことになる。人間の犠牲が何だ。奴らは俺たちの敵だ」
    クック 「しかし、子供は子供だ」

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:21:16.64 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「…………」
    クック 「私の子も、ちゃんと育っていればこの子くらいの年齢になっていた」
    女児 「おじさん……」
    クック 「そんな未来を、私は奪うことは出来ない。一人身のお前には、分からないだろうがな……」

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:22:37.25 ID:uGICR/Mg0
    ナルガクルガ 「…………ふん…………」
    クック 「ナルガ、どうするつもりだ?」
    ナルガクルガ 「……どうもこうも、俺はただ通りかかっただけだ。巣に帰るまでよ」
    クック 「ナルガ…………」
    ナルガクルガ 「クック、ドドが戻る前に、雪山へゆけ…………」

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:24:40.51 ID:uGICR/Mg0
    クック 「………………行ったか」
    女児 「おじさん、子供が……」
    クック 「どうした女児、何故泣いている?」
    女児 「だって、人間が……私たちが……ひどいこと……」
    クック 「女児が気に病むことはない。それに、あの時に家族を守れなかったのは、人のせいではない」
    女児 「…………」
    クック 「私自身の、弱さのせいなんだ……」

250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:24:41.52 ID:xL8V7Lxx0
    ナルガもかっこいいなおいwwwww

254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:26:36.08 ID:uGICR/Mg0
    ―雪山―

    クック 「もうじき雪山だ。もっと深く羽毛の中に入りなさい」
    女児 「うん……」
    クック 「(先ほどの会話のことを気にしているんだろうか……口数が少ないな……)」
    クック 「今日は雪が強いな。一旦地面に降りよう」

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:26:57.25 ID:pDxmYdLvO
    クック:先生
    ガルルガ:DQN
    ヤマツ:ベジタリアン
    フルフル:♀
    ナルガ:独身
    トトス:優等生
    猫:導入編にて友情出演
    女児:かわいい



    登場人物これくらいか?

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:27:53.64 ID:zUyYcMbK0
    >>257
    ドドブランゴ:長

261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:28:42.04 ID:xmRgC+QyO
    >>257
    釣りカエルが二回も登場してるだろ

275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:35:51.30 ID:pDxmYdLvO
    クック:先生
    ガルルガ:DQN
    ヤマツ:ベジタリアン
    フルフル:♀
    ナルガ:独身
    トトス:優等生
    猫:導入編にて友情出演
    ドドブランゴ:長
    緑コンガ(爆)
    釣りカエル:極上
    ラオシャンロン:過去形
    シェンさん:過去形

    女児:かわいい



    これくらいか

260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:28:28.28 ID:uGICR/Mg0
    女児 「すごくさむいの……」
    クック 「洞穴に入れば、気にならなくなる。頑張るんだ」
    クック 「(しかし、毛皮も何も持たない、今の女児には辛いな……早いところ向かわねば……)」
    クック 「(雪が強い……洞穴はどっちだ……)」

263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:29:54.92 ID:uGICR/Mg0
    女児 「おじさん……」
    クック 「どうした?」
    女児 「足は大丈夫? 私は重くない?」

265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:30:43.94 ID:uGICR/Mg0
    クック 「お前一人くらい、どうということはない。それに、ナルガはああ言っていたが、普通に暮らす分には問題ないよ」
    女児 「そう……おじさんは、人間に酷いことをされたの?」
    クック 「……私たちも、人間に対して、やってはいけないことをした。そこに種族に関係ない」
    女児 「でも……私は人間だよ?」

268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:31:56.97 ID:uGICR/Mg0
    クック 「…………」
    女児 「どうして、それなのにこんなに、やさしくしてくれるの?」
    クック 「……特に理由はないさ。お前は、私のことが嫌いかい?」

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:33:01.09 ID:uGICR/Mg0
    女児 「うぅん……里の人たちよりも、ずっと、ずっとおじさんのほうが優しいよ」
    クック 「なら、それでいいさ。深く考えることはないよ」
    女児 「でも……」

278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:37:55.44 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「あら、クックのおじさま。珍しい! どうしてこんなところに?」
    クック 「その声は、キリンちゃんか! 久しぶりだな」
    キリン 「嬉しい! 私のこと、憶えていてくださったのね!」
    クック 「忘れるわけがないだろう。いや、綺麗になった」
    キリン 「もう、おじさまったら。お世辞がお上手なんだから」
    女児 「ま……真っ白いお馬さん! きれい!!」

286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:39:25.81 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「……人間? おじさま、どうかなさったの? 人と一緒に来るなんて」
    クック 「あぁ、この子は仲間達に、森に捨てられてな。身寄りもないし、私が引き取っているんだ」
    キリン 「まぁ! 大変なのねぇ。私、人間をこんな近くで見るのは初めてよ」
    女児 「こんにちは。きれいな体だね」
    キリン 「うふふ、お世辞を言ったって何も出ないわよ」

288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:40:20.78 ID:uGICR/Mg0
    クック 「この前見たときは、ちいさな子馬だったのに大きくなったなぁ」
    キリン 「おじさまと会ったのは随分前のお話よ。大きくもなるわ」
    クック 「ははっ。違いない」

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:40:39.88 ID:kNE6LvGuO
    可愛いなキリンちゃんw

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:41:48.22 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「それにしても、これからもっと雪は強くなるわ。おじさま、こんな中、お散歩は危険よ」
    クック 「そのようだな。いいところで会えた。実はフルフルさんの洞穴を探しているんだ」
    キリン 「あら、私も今から行くところなの。おじさま、人間の子も、よろしかったらご一緒しない?」
    クック 「それはありがたい」

299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:42:56.86 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「こっちよ。ねぇ、女児ちゃん。あなた毛皮は着ていないの?」
    女児 「うん……服はこのワンピースしか持ってないの……」
    キリン 「寒いんじゃないかしら? 人間ってみんなそうなの?」

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:43:43.14 ID:uGICR/Mg0
    クック 「そういえば、少し経てば毛が生えてくるのかと思っていたが、そうではないようだな」
    女児 「人間は、本当ならお洋服を着るんだけれど……」
    キリン 「持ってないの? そのままじゃかわいそうよ、おじさま」
    クック 「う……うむ。そうだな」

313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:45:05.47 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「私のお家、この近くだから、体に巻くものを何かとってくるわ。ちょっと待ってて」
    クック 「いいのか、キリンさん? わざわざそんな……」
    キリン 「いいのよいいのよ。このくぼみに入っていて。雪を防げるわ」

316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:45:45.92 ID:uGICR/Mg0
    クック 「…………行ってしまった。何だか気を使わせてしまったようで悪いな」
    女児 「うう……寒い……」
    クック 「雪が強くなってきた……もっと深く羽の中に入りなさい」
    女児 「うん……(ぎゅ)」

317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:45:46.34 ID:SDjhSc/AO
    このキリンちゃん欲しいんだけど何処で売ってますか?

322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:46:39.22 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「お待たせ、おじさま達。少し前にオオナヅチ君が脱皮した皮をもらったのよ。どうかしら?」
    クック 「おお、これは珍しいな。いいのかい?」
    キリン 「ええ。綺麗でしょう? 丸裸ではかわいそうだから。ほら、これを羽織って。畳んで体にかけて」
    女児 「あ……ありがとう。わっ、軽いし……温かい」

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:48:01.89 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「オオナヅチ君の皮は、保湿性も抜群よ。あなたもこれで、私みたいなふさふさのお肌になれるわ」
    女児 「ありがとう、キリンさん! 大事にするね」
    キリン 「うふふ、いいのよ。さ、洞窟までご一緒しましょう」

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:49:10.77 ID:uGICR/Mg0
    ―フルフルの洞窟―

    キリン 「ふぅ、ここまでくれば、ひとまず安心ね」
    クック 「本当に助かった。キリンさん、ありがとう。女児も大丈夫か?」
    女児 「うん。この皮のお陰で全然寒くないよ」
    クック 「それは良かった。さて……フルフルさんは起きているか……」
    キリン 「お婆ちゃーん。遊びに来たわよ〜」

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:50:32.14 ID:uGICR/Mg0
    キリン 「あら? 返事がないわ。お留守かしら」
    クック 「ふぅむ……眠っているだけなら嬉しいのだが……」
    キリン 「もう少し奥に入ってみましょう」
    女児 「あっ、あそこに何かいるよ」
    クック 「む? 何だ、いるじゃないか。おーいフルフルさん、お邪魔してすまない。少し話をしたいことが……」

344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:50:33.78 ID:SDjhSc/AO
    お婆ちゃんとな

345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:50:53.64 ID:ibpLQTXi0
    これはまさか・・・

346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:51:23.20 ID:9rnZMZpF0
    し、死んでる!?

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/28(火) 22:51:43.94 ID:qFGBMqTbO
    >>346
    殺すなw




  




【第1章】イャンクック 「旧沼地で人間を拾ったんだが」【後編】へつづく

引用元
イャンクック 「旧沼地で人間を拾ったんだが」http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240919637/
 

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