158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:00:02.72 ID:EpGb3T0S0
    魔王「これは……」

    剣士「……酷えな」

    毒男「荒れ放題ですね。誰の仕業かは……はあ、一目瞭然ですが」

    目録「城上空に高濃度の魔力を確認」

    パーティーは そら をみあげた!

    くろく うずをまいた くものなかで しろい センコウが ひばなをちらしている!

    魔王「塔の上空を飛び回っている物体は何だ?」

    毒男「あれは恐らく……ワイバーンでしょう」

    目録「人間界においては大人しい生物。しかし異界では獰猛な種族で、魔王が好んで飼っている」

    剣士「……マジモンだな」


剣士「やっと片付いたわけだが」【前編】【中編】【後編】【レスディア消化編】



 
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:02:18.99 ID:EpGb3T0S0
    毒男「……引き返した方がいいかもしれませんね」

    目録「城の様子を見ても、僕たちの総合Lvでは太刀打ち出来ない」

    魔王「……か」ボソッ

    剣士「ん、魔王?」

    魔王「「絶対に許すものかっ!」」

    マオウは age をとなえた! マオウは てんたかく まいあがった!
    マオウが パーティーから リダツした!

    剣士「魔王っ!?」

    毒男「魔王様っ!」

    目録「……魔王っ」

    マオウの すがたが パーティーの しかい から きえた!

    剣士「……あのボケナスっ!」

    剣士「手前らも、ふぬけてねえで追いかけるぞっ!!」ダッ

    剣士(折角拾った命、俺の許可無く無駄にすんじゃねえ!)

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:03:39.02 ID:EpGb3T0S0
    剣士「邪魔だ手前らぁ!!」

    ケンシは でっていう をとなえた!
    アンチは かいわを ぶったぎられた! アンチは やるきを なくした!

    毒男「はあ、やはり内部は魔物だらけですねっ」

    ドクオは ソロソロホンキダス('A`) をとなえた!
    アラシは そうぜつな フのオーラに あたふたしている! アラシは ちぢこまった!

    目録「……」ブツブツ

    モクロクは 18♂だけど20:00までに>>500までいったら をとなえた!
    パーティーぜんたいが はげしく ksk した!

    毒男「剣士様、随分とお強くなりましたねぇ!」

    剣士「ああ!? 手前らみてえな連中と組んでりゃLvも上がるわボケナスっ」

    目録「話をしている暇はない。城上空にある魔力が活性化を始めた」

    剣士「んなことぁ言われなくても分かってるわ!」

    ケンシのLvが 1 あがった! ケンシはLv 80 になった!
    ドクオのLvが 1 あがった! ドクオはLv 90 になった!
    モクロクのLvが 2 あがった! モクロクはLv 72 になった!

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:05:36.82 ID:EpGb3T0S0
    Lv98 イベントモンスター ソウトウのヤラナイオ があらわれた!

    毒男「はあ、二つ頭ですか。まったく魔神様のご趣味は理解しかねますね」ブツブツ

    目録「……ここで立ち止まっている時間はない」ブツブツ

    毒男「目録様。さすがに話が分かりますね」ブツブツ

    目録「僕たちはこのRPGでは背景。分は弁えているつもり」ブツブツ

    毒男「はあ……はは、まったく困ったものです」ブツブツ

    剣士「手前ら、何悠長にくっちゃべってやがんだ!?」

    ドクオは ウツダシノウ('A`) をとなえた!
    ソウトウのヤラナイオは ねちっこい ドクオのシセンに からだが うごかせない!

    モクロクは おことわりだぁっ! をとなえた!
    ケンシは ひかりかがやく トウキをまとった! ぜんステータス があがった!

    剣士「……なんだ?」

    毒男「はあ、一度言ってみたかったんですよね」

    目録「ここは僕たちに任せて……あなたは先へ進むべき」

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:05:40.59 ID:aNab3toWO
    剣士いつの間にか80レベルまで…

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:08:43.27 ID:aNab3toWO
    HP∞のドクオなら死亡フラグ立てても大丈夫!多分!

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:09:18.28 ID:EpGb3T0S0
    毒男「自ら立てた死亡フラグなんて撥ね退けてみせますよ」

    目録「僕たちはあなたを信じている」

    剣士「……」

    剣士「……まったくよぉ」

    剣士「手前らはくそ大したボケナス共だぜっ!!」ダッ

    タッタッタッタッ……

    毒男「まったく……はあ、最後の最後までお礼を言わない方ですねぇ」

    目録「剣士からは言葉以上の物を貰っている」

    目録「物語の最後はハッピーエンドが一番。つまり犠牲になるべきは物語における第三者」

    毒男「はあ、そういう事ですね。私は一度死んでいますから目録様に地獄をご案内して差し上げますよ」

    目録「それは楽しみ」

    毒男「奇妙な縁での旅路でしたが楽しかったですよ……」スゥ
    目録「こちらも感謝している。あの図書館で朽ちて逝くのは不本意だった……」スゥ

    毒男&目録「「聞いて下さい」」
    毒男&目録「「……俺、帰ったら彼女と結婚するんですよ」」

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:10:35.63 ID:PrHfG0+C0
    妙な演出をwwww
    こしゃくな奴めwwww

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:10:36.00 ID:EpGb3T0S0
    剣士「……」タッタッタッ

    ヒサシブリダナ アイボウ >

    剣士「……ボケナス共が」タッタッタッ

    剣士「いや」タッタッタッ

    剣士「一番のボケナスはこの俺だな」タッタッタッ

    タタカウリユウハ ミツカッタカ >

    剣士「……Lv80か」タッタッタッ

    剣士「あいつがLv155だから……」タッタッタッ

    剣士「……おk」タッタッタッ

    ウテヨ オクビョウモン >

    剣士「手前はまたLv1からやり直しだが」タッタッタッ

    剣士「この俺が手前の命を二回も助けてやるんだ」タッタッタッ

    カモオオオオオオオオオオオン!! >

    剣士「光栄に思えよ……ボケナスっ!」タッタッタッ

    ドクオの そくどが さがった! モクロクの そくどが さがった!

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:13:27.41 ID:EpGb3T0S0
    カイザー「暫く見ない内に随分と丸くなったものだな?」

    魔王「なんだと?」

    カイザー「王族としての風格も堕落してしまっている」

    魔王「……貴様ぁ」

    カイザー「挙句、幼児退行さえしてしまっているという馬鹿げた容姿……話にならんわっ!!」

    カイザーは とてもカンドウするキョクです をとなえた!

    マオウに すさまじいぎょうそうの ナニカ がのしかかる! マオウに かいしんのいちげき!

    魔王「……ぐ、なめるなぁっ!!」

    マオウは よみがえるトラウマ をとなえた!

    しかし カイザーには トラウマがなかった!

    魔王「何……だと……?」

    魔神「その程度のLvでは我に掠り傷すら負わせられぬぞ」

    魔王「……ふ、ふざけるなぁあああっ!」バッ

    マオウは vipからきますた をとなえた!

    カイザーは じくうのさけめから あらわれた おおぜいのナニカに たたかれている!

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:21:54.19 ID:EpGb3T0S0
    じょうないが はげしく ゆれた!

    剣士「おわっ……と、とと……くっそ、馬鹿力出しやがってっ!」

    じょうないが はげしく ゆれた!
    かべに きょだいな きれつが はしった!


    じょうないが はげしく ゆれた!

    毒男「はあ……これは、まずいですね」

    目録「フラグを立てたからにはレーザーで焼かれるのが本筋」

    双頭「このLv差で負けちゃうとか有り得ないだろ……常識的に考えて」

    じょうないが はげしく ゆれた!
    てんじょうが くずれ はじめた!

    双頭「ピンポイントで俺にだけ振ってくるって有り得ないだろ……常s」

175 :174とこれが逆っていう:2009/04/03(金) 01:26:32.06 ID:EpGb3T0S0
    剣士「ボケナスっ!!」ダッ

    マオウは くうちゅうていえん のゆかに たおれている!

    魔王「……」

    剣士「くそっ! おい、ボケナス! 目ぇ開けやがれっ!!」

    魔王「……け……んし」

    剣士「ばっ、この野郎! 一人で突っ走りやがってっ!」

    魔王「ごめ……ど、しても……」

    剣士「あぁ!? 今更言い訳なんざ聞きたかねぇっ! 今助けてやっから黙っ」

    魔王「どうし、も……貴様の城を壊され、てるの……我慢出来なかった……」

    剣士「……」

    魔王「ごめん……ごめ、なさい……」ポロポロ

    剣士「……分かった。分かったから、今はゆっくり休んどけ」

    剣士「……」

    剣士「こういう展開は望んでなかったが……もう返して貰うぜ」

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:25:38.67 ID:EpGb3T0S0
    ケンシは ヌクモリティ をとなえた!

    マオウのLvを きゅうしゅうした!

    マオウは てんせいして Lv 1 になった! たいりょくが ぜんかいふくした!

    Lvが たりない! マオウは ケンシ にジョブチェンジした!

    ケンシはLvを きゅうしゅうした!

    ケンシは てんせいして Lv 234 になった! たいりょくが ぜんかくふくした!

    Lvが ジョウゲンを とっぱした! ケンシは マオウ にジョブチェンジした!


    毒男「このアナウンスは……」タッタッタッ

    目録「仕様に載っていない」

    毒男「ついにアウラ的な?」

    目録「アウラ的な」

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:44:51.75 ID:EpGb3T0S0
    魔王「なんか生かしちまったせいで、手前には逆に辛い思いさせちまったな」

    剣士「…………」

    魔王「本当はただ手前と旅が出来りゃ良かったんだがなぁ……」

    剣士「…………」

    魔王「さて、と」コキッ

    魔王「俺の大事な剣士をボコボコにしてくれやがったボケナスにゃあ」

    マオウは age をとなえた!

    マオウは てんたかく まいあがった!

    魔王「地獄すら生ぬるい」

    マオウにかけられた おことわりだぁっ! のこうかがきれた!

    マオウの ぜんステータスが さがった!

    魔王「……」

    マオウは おことわりだぁっ!! をとなえた!

    マオウの ぜんステータスが ぐーんとあがった!

    魔王「……か、覚悟しやがれっ!!」

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:47:24.90 ID:aNab3toWO
    格好良い所でステータスうpの掛直しwww

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:49:09.39 ID:EpGb3T0S0
    LvUnknown イベントモンスター カイザー があらわれた!

    カイザー「……貴様」

    魔王「久しぶりじゃねえか。ええ? ボケナス魔神さんよ」

    カイザー「なるほど。どうりで先の魔王は弱すぎると思った」

    カイザー「……あのような人間を助けた所で貴様に何の益がある?」

    カイザー「人間界を支配した当初」

    カイザー「異界の王侯貴族たちにさえ刃向かう事を許さなかった貴様は、一体どこへ行ってしまったのだ?」

    カイザー「この堕落ぶりは一体……」

    魔王「あのボケナスは本当に偶然、俺の気まぐれで助けた」

    魔王「ああ……手前の言うとおりだ。しち面倒だっただけ、苦労した俺が馬鹿みたいだぜ」

    カイザー「ならば……」

    魔王「まあ」

    魔王「自分に鞭を打ちすぎてた俺にゃあ、あのボケナスくらいの飴で丁度いいんだよ」

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:50:25.85 ID:EpGb3T0S0
    カイザー「……」

    魔王「人間界を支配したのも気まぐれだ。勿論、戦争を起こして人間も大勢殺した」

    魔王「俺を討伐しにくる利己主義で間抜けな冒険者たちだってぶっ潰してきたよ」

    魔王「だが……あの剣士だけは殺せなかったし、殺させるつもりもねえ」

    カイザー「……」

    カイザー「どうやら骨の髄まで腐ってしまったようだ」

    魔王「はははっ……お陰様でな」

    カイザーは セントウタイセイに はいった!

    カイザー「残念だ」

    マオウは セントウタイセイに はいった!

    魔王「手前がくたばる事が残念ってか?」

    魔王「そりゃあご愁傷様だったなっ!」

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:51:30.56 ID:aNab3toWO
    最終決戦だ!

186 :はやくおわらせたい:2009/04/03(金) 01:53:25.22 ID:EpGb3T0S0
    剣士「……うっ」

    毒男「ま、魔王様!」

    目録「無事だった様子」

    毒男「はあ、安心しましたよ」

    剣士「……は、そ、そうだ! おい毒男! 魔王は、魔王はどこだっ!?」バッ

    毒男「ま……魔王様。な、どうされたのですか?」

    剣士「違うっ! 私は魔王じゃない……私は剣士なんだ!!」

    目録「剣士ならば上空で戦っている」

    剣士「それを早く言えボケナスッ!!」バッ

    毒男「……こ、これは一体?」

    目録「分からない。しかし嘘は言ってい」

    くうちゅうていえんを すさまじい ショウゲキがおそった!
    トップウが くうちゅうていえんを かけめぐった!

    剣士(……魔王っ!)

    パーティーの いしきは やみにとけて きえていった…

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:55:19.87 ID:EpGb3T0S0
    そうぜつで れきしにのこる たたかいが あった。
    しかし それは こどくな たたかいだった。
    てんが ふるえ ちが さけ ついに…。

    マオウが マジンと たいじした たたかいは

    にんげんかいを ほうろうし にんげんと ともに ぼうけんしたという

    マオウが しょうりした ことによって しゅうえんを むかえた

    しかし マオウとよばれたエイユウは このセカイから すがたをけした

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 01:56:29.48 ID:EpGb3T0S0
    やがて つきひは ながれ

    エイユウで あったはずの マオウは

    あらたに たんじょうした こくおうによって

    キケンジンブツ とのレッテルを はられ

    せかいじゅうに しめいてはいされる ことに なった

    にんげんと モンスターとの バランスが

    くずれはじめた じだいが はじまった

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:01:15.04 ID:EpGb3T0S0

    そんな けんのんと した せけん から はなれた かいどうに

    くろい ちょうはつ をひろげた じょせいが そらを ながめ ねころがっていた

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:02:58.29 ID:EpGb3T0S0
    剣士「魔王」

    魔王「ふぁ……あー……久しぶりに会ったら、まあ随分と髪が伸びたじゃねえか?」

    剣士「……ようやく見つけ出したぞ」

    魔王「ははっ。その調子じゃあ全快したみたいだな?」

    魔王「ほれ見ろよ……英雄なんてこんなもんなんだぜ」

    剣士「……」

    魔王「時が経てば粛清の対象にしかならない」

    魔王「お伽話が一歩、絵本から飛び出せばこんなに悲惨な未来が待ってんだ」

    魔王「俺を倒しにきた冒険者どもは、目先の欲に囚われて……こんな未来を見てなかったんだな」

    剣士「未来ならば……あの時の私も見ていなかった」

    魔王「……」

    剣士「私が病で死に掛けていて、それでも貴様を倒そうとしたから助けた」

    魔王「……」

    剣士「あの時、貴様はそう言ったな」

    魔王「……」

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:06:52.45 ID:EpGb3T0S0
    剣士「つまり貴様は」

    魔王「あぁ?」

    剣士「私があの時、病に掛かっていなかったら」

    剣士「私が私利私欲の為に、貴様に剣を向けていたらどうだったというのだ」

    魔王「さあな。素直に殺されてたんじゃねえのか?」

    魔王「どっちに転んでも手前だったんだ。俺に悔いは無かったんだろうよ」

    剣士「……」

    魔王「っは……まあ仮にそうだったとしても、今の俺の立場に手前が居ただけの話だ」

    魔王「別にこの世界にとっちゃあ些細な事よ」

    魔王「そんで……また異界から他の魔王や魔神が現れて」

    魔王「そうやって世界は続いていってただろうよ」

    剣士「……」

    魔王「ファンタジーの世界にゃあ常盤なんてありえねーんだよ」

    魔王「人間界を支配したのも俺が最初……つまり状況をリセットしただけだ」

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:08:41.73 ID:EpGb3T0S0
    剣士「……もう一つ、気になる事がある」

    剣士「なぜ……私の病は治っているのだ」

    剣士「以前、私が火傷だと言っていた痕……あれは疫病によって死んでしまった皮膚だ」

    剣士「いくら寿命を分けて貰った所で、病の進行は止まらないだろう?」

    魔王「……」

    魔王「……っは、んなもん、手前が自分で言ってたじゃねえか」

    剣士「なんだ?」

    魔王「『ラスボスには状態異常が効かないというルールがあるらしいぞ』」

    剣士「……」

    魔王「つまり俺が手前を魔王としてジョブチェンジさせた時」

    魔王「手前の病魔は跡形もなく消えちまったって訳だな」

    剣士「……」

    剣士「……」ポロポロ

    魔王「んなっ! なんだよっ、泣くことねえだろうが!?」

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:11:03.48 ID:EpGb3T0S0
    剣士「結局……私はそうやって貴様に助けられた訳か……」

    魔王「……だから気まぐれだって言ってるだろうが」

    剣士「私が貴様の首を取っていたところで……私は病ですぐに死んでいた筈だ」

    剣士「あの仮定で話を進めていても、私には魔神から世界を守ることは出来なかった」

    剣士「そうでなくても……王国の討伐隊から、賞金稼ぎから逃げ切るほどの体力も知力も……」

    魔王「……くそ馬鹿くせぇ」バッ

    剣士「ま、待って!」

    魔王「……」タッタッタッ

    剣士「お願いだから行かないでくれ!」

    魔王「……」タッタッ

    剣士「行かないでくれ……私には……」

    魔王「……」

    剣士「家族も、友達も死んだ……もう、私には魔王しか…………」

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:12:52.70 ID:EpGb3T0S0
    魔王「……」

    剣士「ぐすっ……ひっく……」ペタリ

    魔王「……」タッタッタッ

    剣士「ふ、っく……」

    魔王「……」

    魔王「はあ……俺も丁度いい甘さになったもんだぜ」ボソッ

    魔王「おらボケナスっ!」ガスッ

    剣士「きゃぃ!?」

    魔王「いつまで泣いてやがる?」

    剣士「だ、だって魔王が……」

    魔王「……」プイッ

    剣士「ま、魔王?」

    魔王「行くぞ」ボソッ

    剣士「……え?」

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:14:04.58 ID:aNab3toWO
    ドクオと目録はどうしたんだ…

201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:14:50.69 ID:EpGb3T0S0
    魔王「行くぞっつったんだ!」

    剣士「え、あ……そ、それって?」

    魔王「……あたしの隣に居てえなら、しっかり前向いて着いてきな」

    剣士「ま、魔王ぉ」ポロポロ

    魔王「あたしも手前が居なきゃ面白くねえ……手前じゃなきゃ駄目だ」

    剣士「う……うっ……く……」ポロポロ

    魔王「これからは遠慮抜き、どこまでも着いて来て貰うから覚悟しろっ!」

    剣士「……っはぁ」ゴシゴシ

    剣士「それは私も望むところだ! 魔王っ!」

    魔王「……く、ははっ! おk、良い顔だっ!」

    剣士「そ、そうだっ! あのな、毒男と目録も生きてむぐっ」

    魔王「ボケナス。手前も魔王やってたからわかるだろうが、あたしにゃ読心術ってのがあるんだぜ?」ニヤ

    魔王「いいから呼んでやれよ。さっきからなんか寂しそうにしてやがる」

    剣士「むぅ……まあいいか! 毒男ーっ! 目録ーっ!!」

    魔王「ふふ。さぁてとー……これから忙しくなるな……」

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:16:14.09 ID:EpGb3T0S0
    毒男「……剣士様は呼ぶまで出てこないでと仰っていましたが」

    目録「これは出れる雰囲気ではない」

    毒男「はあ、何かベタすぎて鳥肌が立ってきたのですが」

    目録「この程度で鳥肌を立てるようでは、今後の彼女たちについて行けない危険性がある」

    毒男(……肌がないだろうというベタな突っ込みはしてくれないのですね)

    目録「風が吹いてきた」

    毒男「はあ……暖かいですねぇ」

    目録「……」

    毒男「……おや?」

    目録「呼ばれている」

    毒男「まったく剣士様も魔王様も……ああいった笑顔ははじめて見ますねぇ」

    目録「右に同じく」

    毒男「はあ、それでは行きましょうか」

203 :了:2009/04/03(金) 02:17:42.58 ID:EpGb3T0S0


      「冒険に出掛けようぜ……ボケナス共」

205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:18:47.07 ID:aNab3toWO
    やっぱり物語はハッピーエンドじゃなきゃね!

206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:19:11.89 ID:rZwbnv6XO
    逃げ回る旅か?
    楽しかった

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:19:30.50 ID:EpGb3T0S0
    オナニー実況は終了です
    あとはとっととクソして寝て下さい

    次やるならもっと興味持って貰えるようなもん書きます
    もちろんvipで、vipじゃなきゃやだやだなので

    ではい覆匹△蠅とうございました
    おやすみなさい

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:19:57.60 ID:gwc9qyeHO
    スレタイにもいいかんじにリンク!!

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/03(金) 02:22:24.91 ID:aNab3toWO
    >>207
    実況…

    つまり>>1はこの魔王一行の誰かだったんだよ!



終わり?もう少しだけお楽しみがあるよ


引用元
剣士「やっと片付いたわけだが」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1238669991/
 

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