引用元
しずか「キャー!のび太さんのエッチー!・・・え?・・・ちょ」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1238764800/


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:20:00.43 ID:O6TpWo7m0

それはよくある光景であった
のび太がどこでもドアでしずかの入浴中にバスルームに飛び込んだのだ
今までにも同じ事が何度かあった
その度にしずかが悲鳴をあげ、のび太にお湯をかけ・・・
それで終わりのはずだった

しずか「キャー!!のび太さんのエッチー!!!」

そう叫んで浴槽のお湯をのび太にかぶせる
だがのび太は微動だにしなかった

しずか「・・・の・・・のび太・・・さん・・・?」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:22:29.21 ID:zdtjc4bD0

早くしないと風邪引くだろ



 
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:23:21.45 ID:O6TpWo7m0
しずか「まさか・・・ねぇ・・・嘘でしょ・・・」

しずかの脳裏に真っ先に浮かんだのは恐怖であった
普段はおとなしいのび太がじっと裸の自分を見つめている


犯される


しずかがそう思ったのも当然と言えば当然と言えた

のび太「・・・・・・」
しずか「の・・・のび・・・太・・・さん?」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:26:21.48 ID:O6TpWo7m0
だがそこでしずかの想像を上回る事が起こった
ドシャリ!と音を立ててのび太がその場に崩れ落ちたのだ

しずか「!?のび太さん!!」

しずかは自分の格好や今の状況に構わず倒れたのび太に駆け寄った

のび太「に・・・げ・・・」

それだけ言うとのび太は絶命した


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/03(金) 22:26:53.44 ID:uUUK7Dcj0
予想外の展開リターン


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:30:47.53 ID:O6TpWo7m0
しずか「の・・・のび太さん!!!」

しずかは混乱しきっていた
目の前には同じクラスの友達であるのび太の死体があるのだ

しずか「き・・・!!」

叫び出しそうになった瞬間しずかは気づいた
どこでもドアの隙間からドラえもんの姿が見えたのだ

しずか「ど・・・ドラちゃん・・・」

どこでもドアのノブを掴み・・・回す


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:34:03.13 ID:O6TpWo7m0
そこはのび太の部屋だった
何度も遊びに来たからよく分かる
そこに確かにドラえもんはいた

しずか「よかった・・・ドラちゃん・・・た・・・大変なの!!」

しかしドラえもんはじっとうなだれたまま反応しない

しずか「ドラちゃん・・・?」

しずかの動悸が早まる
今までにないほど嫌な予感が広がる


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:34:06.87 ID:/NzZ2TKY0
なるほど
裸のしずちゃんをドラえもんが押し倒す設定か
それもいいwww

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:34:08.26 ID:4KRRoeI70
ドラえもんがレイプか
かまわん、つづけろ

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/03(金) 22:34:51.99 ID:291kW+ec0
お前らどんだけレイプすきなんだよwww


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:37:43.57 ID:O6TpWo7m0
しずか「どうしちゃったの?ドラちゃん!もう!驚かさないで・・・」

そこまで言ってしずかは気づいた
ドラえもんの腹部に見慣れたはずのポケットはついていなかった

しずか「!!??」

恐る恐るドラえもんの肩に手をかける
力を加えるまでもなくドラえもんの頭部はコロリと外れた

しずか「・・・・・・・・!!!!」


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:38:57.15 ID:60zlCeN1O

いわゆるドラコロリか


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:40:58.79 ID:O6TpWo7m0
しずかは混乱していた
呼吸は乱れ冷や汗で全身が濡れていた

しずか「どういう事・・・誰が・・・こんなこと」

冷静になろうと深呼吸を繰り返す

しずか「ドラえもんの道具目当て・・・?それにしても・・・こんな」

落ちたドラえもんの頭部はベコベコに変形していた


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:42:29.53 ID:4KRRoeI70
>落ちたドラえもんの頭部はベコベコに変形していた
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:44:25.55 ID:O6TpWo7m0
そこに他人の気配はなかった

しずか「ひとまず・・・こんな格好じゃ・・・」

少し冷静さを取り戻したしずかは置かれている状況を思い出した

しずか「のび太さんの服・・・借りるわね」

のび太の部屋のタンスから普段のび太の着ているシャツとズボンを取り出す


しずかパンツは・・・はかなくてもいいか


123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/03(金) 22:46:11.34 ID:viwdyoax0
>>110
しずか「パンツは・・・はかなくてもいいか」
      ↑
これは伏線と考えていいか


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:47:57.27 ID:O6TpWo7m0
のび太の服を着たしずかは改めて考える

しずか「そういえばのび太さんが死ぬ前に・・・にげ・・・って」
しずか「それって・・・逃げろって事なのかしら・・・」
しずか「だとしたら・・・犯人は私も狙っているって事なの?」

冷静になればなるほど恐ろしくなる

しずか「誰か・・・誰かに言わないと・・・でも誰に!?」
しずか「誰なら信用できるの!!??誰が犯人じゃないの!!???」


134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:48:00.00 ID:leIlDco70
頭部がゴロリとか…てっきり犯人がドラえもんの被りものしてると思ったじゃまいか


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:49:24.48 ID:rPXPNxd10
>>134
それはワクワクさん


149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:52:20.82 ID:O6TpWo7m0
しずか「とりあえず・・・みんななら・・・クラスのみんななら・・・」
しずか「こんな恐ろしい事する犯人なわけないもの!!」

そう結論出したしずかはのび太の部屋を飛び出した
階段を駆け下り・・・ヌルっとした物を踏んで転ぶ

しずか「いたたた・・・」

彼女が起き上がると
廊下は真っ赤な液体があたり一面に飛び散っていた


171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:56:54.83 ID:NBcBuLx1O
パンツ履かなかった伏線のせいで見ざるを得ない


172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 22:57:12.83 ID:O6TpWo7m0
しずか「まさか・・・まさか」

それは居間から流れているようだった

しずか「・・・」

逃げ出したかった反面、確かめなければと思う自分がいる
恐る恐る襖に手をかける
少しずつ開く襖・・・その隙間から見えた

それはのび太の母である玉子がうつぶせに倒れている姿だった
そして赤い液体はその腹部から流れているようだった


187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:00:36.65 ID:O6TpWo7m0
しずか「!!」

しずかはそのまま襖を閉じる
叫び出し、いっそ狂ってしまいたい自分を懸命に抑える

しずか「やっぱり・・・みんなじゃない・・・こんな事・・・できっこない」

玄関をそっと開け、周りに人気がない事を確認し
しずかは駈け出した
向かう先はみんながいつも遊んでいる空地だった


224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:06:50.86 ID:O6TpWo7m0
その日はとてもよく晴れていた
外で遊ぶには絶好の天気だ
キャッチボール?いやいや裏山に探検も捨てがたい
おっと!のび太とドラえもんも誘ってやらないとな!

そんな事を考えながら歩いていたのはジャイアンと呼ばれる少年だった

ジャイアン「リサイタルもいいな!!みんな喜ぶだろうし」

明日は休みだ
彼はすっかり休み気分で骨川家に向かっていた


228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:07:34.31 ID:/88LllbR0
ジャイアン視点にチェンジwwwwwwwwww


243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:10:03.08 ID:O6TpWo7m0
骨川家まであと少しだ
到着したらジュースでも出してもらおう

「ぁぁぁ・・・」

ジャイアン「・・・?」

何か聞こえた気がする
悲鳴?うん、悲鳴と言われればそんな風にも聞こえたな
どこから?まさかスネ夫の家からか!?

ジャイアン「何か・・・あったのかな?」


262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:15:41.05 ID:O6TpWo7m0
少し歩調が早まる
自分はいわゆるガキ大将だ、嫌われる事も多々ある
それでもいつも一緒にいてくれる友人の身に何かあったかもしれないと思うと気が焦った

ジャイアン「気のせいだろうけどな」

彼が骨川家に着いた時誰かが向こうの角を曲がるのが見えた
それはクラスの優等生でもある出木杉の後姿にも見えた

ジャイアン「うん?出木杉?見間違いかな?」

インターホンを押す頃には今見たものはスッカリ忘れてしまっていた


277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:18:47.24 ID:O6TpWo7m0
ピンポーン

ジャイアン「おーいスネ夫ー!!遊ぼうぜー!!!」

返事はない、おかしい
スネ夫がいなくても大抵この時間には母親がいるはずだ

ジャイアン「買い物かな?おーい!いねーのかー?」

ぃ・・ぁ・・・ん

かすかに声がした
それは自分の名前を呼んだように聞こえた


278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:19:23.67 ID:yB9BIgEL0
>>277
ぃwwwwwwwwwwぁwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwww

エロ展開ktkr


293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:23:14.76 ID:O6TpWo7m0
庭を回ってみると応接室に出る
窓ごしに見た光景に彼は自分の目を疑った

ジャイアン「スネ夫!!!!!!!!!!!!!!!」

そこには友人の母親の死体
そして両手足の無い芋虫のような姿をした友人の姿があった

ジャイアン「待ってろ!!!今行くぞ!!!!」

窓にカギはかかっていなかった
そのまま飛び込みスネ夫に駆け寄る


311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:28:40.56 ID:O6TpWo7m0
ジャイアン「何があった!!!どうした!!!」
スネ夫「分からない・・・痛いよぉ・・・」
ジャイアン「待ってろよ!すぐ医者を!!それから警察にも・・・」
スネ夫「ジャイアン・・・僕・・・何も・・・」
ジャイアン「大丈夫!大丈夫だ!!ほら!ドラえもんに頼んで治してもらおうぜ!!」
スネ夫「そうだね・・・その手があった・・・」

そう言うとジャイアンは弱々しく微笑んで見せた
酷い目にあってる友人に涙を見せるわけにはいかなかった

ジャイアン「前にテレビで見たんだ・・・腕と足を縛るぞ」

正確には腕と足の付け根ではあったが
素人の、しかも小学生の止血ではあるが放っておくよりはいくぶんがマシだろう


314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:29:40.65 ID:9DNeEGxv0
ジャイアンはテレビでどんな番組を見たんだよ・・・


329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:34:00.97 ID:O6TpWo7m0
スネ夫「何も・・・わかんないんだ・・・いきなり・・・ママが・・・」
ジャイアン「・・・」
スネ夫「ママの頭が・・・目の前で・・・爆発して・・・次に僕の・・・」
ジャイアン「分かった!もういい!!」
スネ夫「ドラえもんなら・・・なんとか・・・」
ジャイアン「もちろんだ!!すぐ連れてきてやるからな!!待ってろよ!!」

そっとスネ夫をソファに寝かせるとジャイアンは駈け出す
最後に振り向いて声をかける

ジャイアン「死ぬなよ!!!おめーが死んだら誰がシチュー食ってくれんだよ!!!」

スネ夫がほほ笑むのを見て
ジャイアンはもう振り返らず走った


333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:34:59.65 ID:yB9BIgEL0
>>329
全俺が泣いた

でも下半身が寒いんだ


336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:35:48.15 ID:QUwS5ZxiO
>>333
早くズボン履けよwwww


347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:38:32.66 ID:O6TpWo7m0
空地に差し掛かり
そこでようやく待ち望んでいた人物が現れた

しずか「たけしさん!!!」

どうも様子がおかしい
とても急いでいるように見える
こんな表情の彼は見たことがなかった

ジャイアン「しずかちゃん・・・ごめん!ちょっと急いで・・・」
しずか「待って!!大事な話なの!!!のび太さんとドラちゃんが!!!」
ジャイアン「・・・ドラえもんが・・・どうかしたのか!!!???」

彼の呼吸が乱れたのが分かった


356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:42:16.80 ID:O6TpWo7m0
説明は困難を極めた
なぜなら何も分かっていないから

しずか「それで・・・ドラちゃんも・・・のび太さんも・・・」
ジャイアン「それでそんな恰好してるのか!のび太かと思ったぜ!はは・・・」

どう見ても強がっているジャイアンを見てしずかは不安になった

しずか「・・・・・・何か・・・あったの?」
ジャイアン「・・・・・・スネ夫が・・・」

ジャイアンの語る内容は戦慄すべき内容だった


372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:46:36.22 ID:O6TpWo7m0
しずか「・・・・・・」

言葉が出なかった
昨日までいつも通りの平穏な日常だったのに
たった一日で何かが狂ってしまった

ジャイアン「く・・・うぅ・・・」

話し終えたジャイアンは嗚咽を漏らしていた

ジャイアン「・・・・・・・・・・・・!!」

そのジャイアンが唐突に顔を上げる
その顔は何かを思いついたかのような顔だった
とはいえ涙でグショグショだったが


386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:50:52.49 ID:O6TpWo7m0
ジャイアン「出木杉だ!」
しずか「出木杉君・・・?」
ジャイアン「見たんだ!!スネ夫ん家に行った時に確かに!!!」
しずか「・・・犯人・・・って事?」
ジャイアン「わからねぇ!でも何か知ってるかもしれねぇ!!」

手がかりはなかった
少しでも可能性があるならそれに賭けるしかなかった

ジャイアン「行こう!じゃないと何も分からないままだ!!」
しずか「ええ・・・そうね」

二人は揃って歩き出した


405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:55:08.46 ID:VrSA5auR0

先にスネ夫を助けろよ


411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/03(金) 23:57:05.61 ID:O6TpWo7m0
しずか「確かに出木杉君だったの?」
ジャイアン「・・・後姿だったけど・・・多分・・・」
しずか「似てる人って可能性は?のび太さんとよく似てるじゃない・・・出木杉君」
ジャイアン「可能性はあるだろうけど・・・のび太はもう」
しずか「・・・ごめんなさい」

人間とは嫌な事は忘れたがる生き物らしい
ついさっきの出来事なのにもうのび太の死を認めていない自分がいた

ジャイアン「そろそろだ・・・」

もうすぐという所で唐突に、本当に唐突に悲鳴が聞こえた

「助けてくれぇー!!!!!!!!!」


439 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:02:34.70 ID:knyU6Wti0
しずか「たけしさん!!」
ジャイアン「ああ!!あっちだ!!」

「ぅぅぅぅぅうううううああああああ!!!!」

ジャイアン「いや・・・!!近づいて・・・!!!」

叫びながら現れたのはあろうことか出木杉本人であった
そしてその姿を見たジャイアンは口を開く

ジャイアン「違う・・・服が・・・さっき見た奴じゃない」
しずか「そ・・・そんな事より!何があったのか聞かないと!!」

言い終わらないうちに出木杉は二人の目の前で四散した


457 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:08:39.82 ID:knyU6Wti0
辺りに臓物が散る
二人は唖然としたままその光景を見ていた
叫びながら走って来た出木杉の上半身が爆発した、それだけ

しずか「何・・・何なの・・・」
ジャイアン「こんなもん・・・人間にできる事じゃねぇ」
しずか「ポケットよ・・・ドラちゃんのポケットを悪用してるんだわ」
ジャイアン「ドラえもんを知ってる・・・近しい奴が犯人って事か!!ちくしょう!!!」
しずか「手がかり・・・無くなっちゃった・・・ね」
ジャイアン「まだだ!!のび太の部屋に行くぞ!!!」
しずか「・・・?」

ジャイアン「スペアポケットだよ!!!!」


479 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:14:01.63 ID:knyU6Wti0
ジャイアン「ドラえもんの道具をこちらも使えたら犯人だって特定できるし、スネ夫も治せる!」
しずか「そうだわ!スペアポケット!!忘れてた!!!」

二人は野比家に向かい走り出した

しずか「でも・・・犯人がスペアポケットの事を知ってたら・・・」
ジャイアン「・・・・・・・」
しずか「・・・」
ジャイアン「そんな事今考えてもしょうがねぇ!やれる事をやるだけだ!!」

だが不安は全く拭えなかった
なにしろ二人はまだ何も分かっていないのだ


502 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:18:59.04 ID:knyU6Wti0
野比家に着いた二人はそっと玄関をくぐる

しずか「・・・ぅ」

居間から流れていた赤い液体はどす黒く変色していた

ジャイアン「なんてこった・・・」

二人は目を背けながら二階に上がる
襖を開けると何も変わっていない光景がそこにあった

ジャイアン「なんでこんな・・・」
しずか「・・・探しましょう!」


518 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:24:48.27 ID:knyU6Wti0
結果から言うと目的の物は見つからなかった
ここまでドラえもんの周辺に詳しい人間が知らないわけが無かったのだ

しずか「もう・・・おしまい・・・?」
ジャイアン「くそ!!!他に・・・他に何か・・・」

一拍置き、二人は声を揃えて叫んだ

しずか、ジャイアン『タイムマシン!!!!!!』

しずか「これで過去に戻れば!!」
ジャイアン「ああ!犯人が分かるどころか全部阻止できるかも!!!」

そう言うとジャイアンは迷わず机の引き出しを開けた



538 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:30:32.57 ID:knyU6Wti0

ドォン・・・ッッ

遠くの方で煙が上がる
ああ、タイムマシンの机を開けたな
あそこを開けると爆発するように仕掛けておいて正解だったようだ

モクモクと立ち上る煙
響くサイレンの音

それを裏山から見下ろしながら僕は笑う
このポケットがあれば大丈夫
これだけの事をしても大丈夫だ


542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 00:31:14.92 ID:aWrjs6vP0
犯人支店キター


543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 00:31:19.70 ID:j8yxwDDw0
なん…だと…


578 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:35:33.26 ID:knyU6Wti0
僕はただ自由が欲しかった
でもただの自由じゃダメだ

まだ僕は若い
一人じゃ何もできない
それが分からないくらい馬鹿じゃない

だからこのポケットが必要だった
このポケットさえあればたった一人でも自由を手にできる

うるさい小言を言われる事もなければ
学校でいじめられる事もない
将来の事をロボットに指図される事もないんだ

のび太は高らかに笑った


612 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:40:38.78 ID:knyU6Wti0
「もしも僕に素直なもう一人の僕がいたら」

上手く行くなんて思ってなかった
いつものように何か失敗してドラえもんに怒られておしまい
そう思ってた

もう一人の僕はアッサリ生まれた
色々話し合った
これが嫌だ、あれが嫌だ

もう一人の僕はこんな提案をした

「ポケットを盗もうよ」
「そんなのダメだよ」
「なんで?」
「なんで・・・?なんでって・・・」

あれ?どっちの僕が僕なんだ?


648 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:46:19.81 ID:knyU6Wti0
気がつけば自分の思うままに行動していた
ポケットを奪えば追われる
なら追われないようにすればいい

のび太が死んでいるのに誰がのび太を探すだろうか

だけど気をつけろ
近しい人間は気付くぞ

なら近しい人間も消せばいい

どうも僕は頭を使うのが苦手らしい

自嘲ぎみに笑う


677 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:52:28.75 ID:knyU6Wti0
瞬間

後ろの茂みがガサガサと音を立てたと思うと
何かが飛び出してきて僕に当たった
それが人間・・・女の子・・・しずかちゃんだと気付くのに数秒かかる


のび太なんで・・・


僕のお腹から包丁の柄が生えているように見えた


しずかなんで・・・


彼女は泣いていた


687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 00:53:47.27 ID:wuQ3VZr0O
静香ちゃんは殺さなかったのは自分が死んだのを見せ目撃者にするためだろjk


713 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 00:58:48.90 ID:knyU6Wti0
彼は泣いていた
最後までのび太を心配し、そして泣いていた

ドラえもん「のび太くんを・・・救ってやって・・・」

表情の無い彼の首から漏れた音声はそう聞こえた
動かないはずの彼が爆発から庇ってくれた
だから私はここにいる

しずか「ドラえもんは・・・完全に停止したわけじゃなかったの・・・」
のび太「そうか・・・さすが・・・ドラえもんだ」

サイレンの音が近づく


723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/04(土) 01:00:01.32 ID:qd0vwEQ80
ドラえもん・・・なんというのび太思い・・・


738 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 01:04:20.21 ID:knyU6Wti0
のび太「ごほ・・・敵わない・・・なぁ」

そう言うとのび太の目から光が消えた

しずか「・・・」

のび太の手からポケットを取ると中を探る
のび太の運命を変えた道具を取り出し、しずかは言う

しずか「もしも・・・何事もない平穏な時間に戻れるなら」

サイレンの音が遠ざかっていった




おしまい


747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 01:05:36.96 ID:u3qcPhDtO
乙!!!!!!!
一度も書き込まなかったがすげーよかった


755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 01:06:13.29 ID:BDiRHnDe0
この後の展開はそれぞれ考えられるから良いな。乙


758 :◆m4xDnxBKSQ  :2009/04/04(土) 01:06:14.20 ID:knyU6Wti0
スレタイに偽りスマンかった
前もコナンので荒れたんだよな・・・

支援してくれた人には心から多謝
楽しく書かせていただきました


806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 01:12:11.82 ID:K2MAOhO0O

てかスネ夫


815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 01:14:24.80 ID:WMs7GCwD0


結局、ノーパンの件はいったい、、、?


855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  :2009/04/04(土) 01:45:24.42 ID:1O8ONcXc0


もうパンツ履いていい?


 

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