引用元
のび太「これが…スタンド…」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231927605/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1232109891/

のび太「これが…スタンド…」

のび太










 















 



今まで出てきたスタンド使い

【名前】のび太
【特徴】眼鏡・ノロマ
【スタンド名】キャッツ・クレイブル
【射程範囲】本体から5m以内。糸の長さは100m以上
【能力】「あやとりの糸のようなものを自由自在に操る」
「糸はちぎれたりしても、スタンドに収納することで元通りになる」

【名前】安雄
【特徴】帽子・デブじゃないほう・塾に通っている
【スタンド名】ホイットニー
【能力】「本体の唾を鉄のように固めて飛ばすことができる」
「大きさは口の大きさまでならある程度自由。形も自由」
「唾が溜まってないと量は少なくなる」
※のび太とのスタンド対決で敗れ死亡

【名前】出木杉
【特徴】頭良い・運動神経抜群・優しい・いい匂い
【スタンド名】トゥービー・ブラザーズ
【能力】「スタンドがこすった場所の摩擦を操作する」
「本体の身体の摩擦も操作可能」
「例えば靴の摩擦と接地面の摩擦を無くすことでスケートのように地面を滑れる」
※スネ吉のスタンド攻撃からのび太を守るためにスネ夫を道連れにして死亡

【名前】ジャイアン
【特徴】凶暴・映画版だと優しい
【スタンド名】ザ・スウィングル・シンガーズ
【能力】
「本体の声を特殊な音に変え、それを聞いた人間のスタンドを暴走させる」
「暴走したスタンドは本体の思い通りに動かせなくなる」
「極端に本体と近い距離で音を聞いた人間のスタンドは『爆発』する。つまり死ぬ」
※スネ吉のスタンド攻撃により死亡

【名前】スネ夫
【特徴】コバンザメ
【スタンド名】イーグルス
【能力】
「本体の身体に『エンジン』を取り付ける」
「『エンジン』が噴射することで物凄いスピードを得ることができる」
※のび太を攻撃したスネ吉の攻撃を回避しようとした出来杉の機転により死亡

【名前】ドラえもん
【特徴】国民的英雄
【スタンド名】アメリカ
【能力】
「スタンドの『パワー』『スピード』『精密性』を驚異的に上昇させる」
「ただしその間、本体の『生命力』を削る(最終的に死亡)」
「基本的に本体が『スタンド』を発現させた時から『能力』も発揮されている」
※大好きなのび太君を守るため、自身のスタンド能力により死亡。


【名前】スネ吉
【特徴】パーマ、リンゴォ
【スタンド名】アトランティック・スター
【能力】
「『マーカー』をつけた標的を追跡する『ミサイル』を発射する(第一のミサイル)」
「小型だが複数発発射できる『ミサイル』(第二のミサイル)」

成長後

「本体を透明にする」
「触れたものを透明にする」

※のび太とのスタンド対決に敗れ死亡

【名前】ドラミ
【特徴】ロボット、尊敬する人:ヒトラー、Dio
【スタンド名】フィフス・ディメンション
【射程距離】本体から5M
【能力】
「相手の認識する時の流れを操作する」
「例えば、相手に石を投げて、時の流れを速くすると、相手は極端に早いタイミングで石を避ける。
逆に遅くすれば、相手は避けようとする前に石に当たる」
「どこまで速くしたり遅くしたり出来るかは不明」




214 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:05:36.48 ID:7zz1zoAO
これまでのあらすじ


出木杉「みんな……僕のこと…覚えてる…?出木杉ですわよーーーwwwww
さあ、前回のあらすじはァ、
遂に闇魔界の覇王ドラミとの戦いの火蓋が切って落とされました!!月の光が照らされる裏山で、ドラミの凶悪な強さになすすべも無くやられてしまうのび太ッ!!
だが、その強さの裏にはドラミの深い悲しみと憎しみが渦巻いていたのだった!自らの存在意義について悩み苦しむドラミ。それこそがドラミを狂気へと導いたものだったのだ…
無惨にしてやられるのび太。苦しくても耐えてる私って素敵(笑)スイーツ(笑)
だが、ドラえもんの命を懸けた『アメリカ』の攻撃によってぶっ飛ばされたドラミッ!!
ドラミに『兄』であることを否定されたドラえもん。それでも、ドラミを殴りぬけるドラえもんの目には涙が浮かんでいた…
そしてドラえもんはのび太とドラ焼きを食べることを約束して散って行った…
力を失ったドラミは全てを語り出す。真実は『ジョジョ』であると。『ジョジョ』自体が『スタンド』であり、今までの事件は『ジョジョ』の『ストーリー』通りのことであると。
全てを終わらせるには『ストーリー』を書かされているクリスチーヌ剛田、ジャイ子を止めなければならない。
新たな仲間、ドラミを加えたのび太、しずかは、この永い悪夢から覚めるために、剛田家へと向かうのであった…」

最終回「夜明けの中の対決」

再開だお


215 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:13:58.86 ID:7zz1zoAO
チュンチュン…

チュンチュン…


のび太「少し…空が明るくなってきたな」

ドラミ「夜明けが近い。それまでには止めなければ私達は『物語』の中から自由になることはない」

しずか「…間に合わせるわよ。そして家に帰って熱々のお風呂に肩まで浸かるの。風呂好きだなって他の人にバカにされるのもいいかもね…」

のび太「僕も…家に帰ったらフカフカの布団にくるまって思う存分昼寝をするんだ。蕎麦の実の最高級マクラだ!湯たんぽものっけてもらおう!」


219 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:20:03.45 ID:7zz1zoAO
ドラミ「くだらないな。もっと贅沢をすれば良かろう」

のび太「わかってないな、こうゆう小さな事に幸せを感じるのが人間なんだよ」

のび太はフフンと得意げな顔でドラミを見る。

ドラミ「……そんなものなのか」

しずか「あなたも何かないの?終わったらやりたいこと」

ドラミ「ぬ……」

ドラミ「………」

ドラミ「メロンパン食べたい」


221 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:31:14.27 ID:7zz1zoAO
のび太「メロンパン……いいんじゃあないかな…」

ドラミ「ならば何故笑っている」

しずかは考えていた。
横でドラミにフランケンシュタイナーをかけられているのび太をよそに、自分の役割について。

しずか「(これがドラミちゃんの言う通り、本当に『物語』だとしたら…、私の『役割』は何なの?ここまで『スタンド』を持っていないのに生き残っている…
単に紅一点だから?それならドラミちゃんが加入したことで私の命もヤバイってことに……。
いざとなればドラミちゃんを……!って考えさせようとしているならそうはいかないわよ!ここで私はあえてゴリラの真似をしてみせるッ!どう?こんな『物語』だったかしら?)」

のび太「ギブギブギブギブギブ」

のび太「……?」

しずか「ウホッ、ウホッ」

のび太「な、何をしている…?」

しずか「ウホッ?…『運命』とやらに逆らってるの」

ドラミ「……」

のび太「お前が『運命』がどうのとか言うからしずかちゃんが!!」

ドラミ「私のせいじゃないッ!!」


224 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:40:13.08 ID:7zz1zoAO
ジジイ「えっほえっほ」


剛田家の前で神妙な面持ちで立っているのび太達の横を、60過ぎの男性がランニングシャツに股引きという出で立ちで走っていった。

ドラミ「こんな時間からご苦労なことだ」

のび太「年寄りは起きるのが早いからな」

ドラミ「この時間は虚ろいやすい時間だ。現世とあの世の境界線が不明瞭になっているからな。死期の近い年寄りは自然と起きるのが早くなるのだろう」

のび太「身も蓋も無いな」

しずか「お喋りはそこまでよ」


225 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:47:01.68 ID:7zz1zoAO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

のび太「わかってるさ」

ドラミ「うぬ」

のび太もドラミも分かっていた。ここでしくじるわけにはいかない。
二人の体を緊張感という見えない袋に包んでいた。何とか袋から抜けだそうとして、口が動いてしまっていた。

のび太「作戦は?」

ドラミ「…貴様に出来るかな?」

のび太「言ってみろ」

ドラミ「正面突破。一気にクリスチーヌ剛田の部屋まで行き、止める」

のび太はポケットからひびわれた眼鏡を取り出し、かけた。

のび太「気に入った」


227 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:52:50.24 ID:7zz1zoAO
しずか「ジャイ子ちゃんのおばさんは?」

ドラミ「…寝てるだろうな」

のび太「すぐに終わるさ…」

しずか「…そうね。やっと終わる」

のび太「ああ。こんな糞漫画、僕達の手で打ち切りにしてやるよ」

ドラミ「…行くぞ」


228 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 22:59:05.01 ID:7zz1zoAO
ドラミ「開けるぞ」

年季の入った引き戸にドラミは手をかけ、開ける。

ドラミ「……よし」

ドラミは後ろで待機していたのび太としずかに手で合図する。

のび太「……」

しずか「FBIみたい」

素早くドラミについていくのび太達。

のび太「…見慣れた家だ」

ドアの奥に広がってる光景は、平凡な家。
この先に悪夢の元凶がいるとは到底思えないほどの、家庭的なたたずまいだ。


229 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 23:06:55.30 ID:7zz1zoAO
ギシ…

のび太「……」

ギシ…

ドラミ「いいか。周りに気を配れ。神経を尖らせろ。五感を活用しろ」

ギシ…

奥の部屋へと導く廊下を、三人は静かに歩いていく。

しずか「………」

壁に貼られているのはジャイ子が描いた絵だろうか。
小学生にしてはとても上手く、母と父と兄に囲まれたジャイ子が楽しそうに笑っている。



230 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/03(火) 23:11:25.19 ID:7zz1zoAO
ドラミ「この部屋だな」

のび太「ああ…。隣はジャイアンの部屋だ…。ここがジャイ子の部屋…」

しずか「この中で…ジャイ子ちゃんは『ジョジョ』の続きを書き続けている…」

のび太は両手から『糸』を出し、構えた。

ドラミ「私が合図したら、一気に突入する。いいな」

しずか「ええ」

のび太は黙って頷く。


236 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 16:46:28.40 ID:HLKKAMAO
唾の飲み込むのを遠慮するほどの緊張感がドアノブを掴むドラミの手から発せられている。

ドラミがもう片方の手を挙げる。


『いいか。周りに気を配れ。神経を尖らせろ。五感を活用しろ』


しずか「え?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


のび太「わかってるってそんなこと。さっきも言ってただろ?…ったく、今のでタイミング逃したぜ」

ドラミは挙げた手をゆっくりと降ろす。

ドラミ「違う…今のは私ではない…」

239 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 16:53:23.12 ID:HLKKAMAO
『この部屋だな』



しずか「そんなこと知ってるわよ」

のび太「なに?お前じゃない…?どういうことだ…?」

ドラミ「今のも…違うぞ…」


『ああ…。隣はジャイアンの部屋だ…。ここがジャイ子の部屋…』


しずか「だから知ってるって」

のび太「え?え?今、僕何か言った?」

しずか「思いっ切り。えーと」

『この中で…ジャイ子ちゃんは『ジョジョ』の続きを書き続けている…』

しずか「……って言ってた」

のび太「は?」

しずか「え?」


『気をつけろッ!』

ドラミ「気をつけろッ!………ぬッ!」

『スタンドか!?』

のび太「スタンドか!?」

のび太「……こ、コイツは……」

241 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 16:56:53.79 ID:HLKKAMAO
ドラミ「WRYAAAAAAAッッ!!」

ドラミは気合いの叫びと共にドアノブをゆっくり回し、ドアを開けたッ!


カリカリ…

カリカリ…

ジャイ子「………」


ドラミ「はなクソッ!!既に『物語』は私達に追い付いていたのか…ッ!」



243 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:02:28.35 ID:HLKKAMAO
部屋の中は、カーテンをしめきっているせいか、光が全く入っておらず、薄暗い。
だが、不自然なほどにジャイ子がペンを走らせている机からは、ボンヤリと薄緑色の光が放たれている。


ドラミ「今のも…貴様の仕業かッ!!私の前に現れた、始まりの『スタンド』!!」

『………………』

ジャイ子「…………」

のび太「あれが…」

うっすらと、ジャイ子の背中に覆いかぶさるように『スタンド』の姿がのび太には確認できた。


245 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:10:00.32 ID:HLKKAMAO
しずか「ジャイ子ちゃんッ!!ジャイ子ちゃん無事なのッ!?」

一心不乱にペンを走らせるジャイ子に向かってしずかは呼びかけた。

ドラミ「無駄だ。クリスチーヌ剛田は『スタンド』に操られている…」

のび太「ジャイ子ちゃん…!」

その時、ペンの動きが一瞬止まった。

しずか「待って!!今、ペンが…」


ギギギ…

ジャイ子の座っている回転式のイスが、まるで反発する力に逆らうかのようにゆっくり回った。

ドラミ「なぬ……ッ」


ジャイ子「………た…すけて……」

ギュウンッ!

再びイスは急回転し、ジャイ子の体を机へと向き直らした。

のび太「ジャイ子ちゃんはまだ…!」

ドラミ「そのようだな…」

しずか「ええ……必ず……助けてあげる……!」

246 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:15:45.75 ID:HLKKAMAO
のび太「しかし、助けるといってもどうやって…!」

しずか「『本』よッ!!『本』を燃やせばッ!」

机には一冊の開いた『ジョジョ』の単行本が置かれていた。

ドラミ「…あれしか可能性はないか…」


『そんなことをしたら、おそらく、この子の体も、ブスブスと音を立て、嫌な臭いを君達の鼻に届けながら燃えていくだろう』

のび太「この声は…ッ!」

ドラミ「私達に背中を向けながら喋るのはマナー違反ではないか?ゲス野郎」



247 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:21:08.92 ID:HLKKAMAO

『言われてみればそうかもしれない。が、ロボットの君がマナーを語るとは奇妙奇天烈摩訶不思議。実に興味深い』

ジャイ子を座らせているイスが、今度は滑らかな動きでジャイ子とのび太達を対面させた。

しずか「ジャイ子ちゃんは気絶しているの…?」

声はジャイ子の口から出ているようだ。
だがジャイ子から意思は感じられない。

ドラミ「こんな芸当も出来るとはなぁ…」


248 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:28:52.70 ID:HLKKAMAO
『ありがとう。けれども先程の言動は褒められたものではないなァ。今考えただけでも恐ろしい!こんないたいけな少女を燃やそうとするなんて』

しずか「あ、アンタがさっさと消えればいいのよォ!!」

『役目が終わったら消えるさ。物語を終わらせたらね』

のび太「それはいつ終わる…?」

『うーーん……最短で20年後』

のび太「今消えろォォォ!!!」

『それは出来ない。私は続くはずだった物語を終わらせなければならないから』

249 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:37:03.50 ID:HLKKAMAO
のび太「もう終わったんだ。気付けッ!!荒木先生は死んだッ!その時に『ジョジョ』も終わったんだッ!!」

『終わってないんだよ。荒木はまだ終わらせてないんだ』

ドラミ「荒木は確かに死んだ。未来でも記録として残っている」

『荒木の意志は死んでない。荒木はこれからも、私の続きを書くつもりだった』

のび太「意志…?」

『荒木は私を19部で終わらせる気など無かった。少なくとも30部までは構想があった』

のび太「30部ゥ!?」

ドラミ「…それを書き終える時には荒木は軽く120歳を超えている。物理的に不可能だ」

『不可能かどうかは私にとって問題ではないんだよ。荒木の続きを書きたいという意志が、私の中に、荒木が死んだ後も残ったのです』

251 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:46:16.55 ID:HLKKAMAO
ドラミ「荒木も一種の『スタンド使い』だったわけか…」

のび太「荒木先生が死んだ後、その意志を引き継いで、『スタンド』…こいつが発現した…」

『あなた達も私に力をくれたのですよ』

のび太「力を…?あげた覚えはねぇ!」

『荒木が死んだ後、あなた達はこう想ったじゃないですか。
なんで死んでしまったの…ああ…これからはジョジョの続きを読めないのか…ああ…続きが読みたい…………と』

のび太「……ッ」

『その想いが私を生んだのですよ。私はあなた達の想いを叶えてあげるのです。あなた達の望み通り続きを読ませてあげるのです』

のび太「想ったッ!想ったけれど…」

『私はあなたなんですよ』

のび太「…ッ!」

252 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 17:58:47.22 ID:HLKKAMAO
野比のび太は両手の『糸』を見るときいつも思い出す。

ジャイアン「ノロマでグズなのび太ァ〜〜!今から人間ボウリングやるからピンになれよォ〜!」
スネ夫「イッヒッヒッヒッヒ!!そりゃあいいやぁ〜!」

小さい時から思っていた。
町に住んでいるとそれは沢山の人と出会う。そのほとんどが僕をバカにしてきた。
一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか…?
小学校のクラスの〇〇君のアドレス帳は友人の名前と電話番号でいっぱいだ。五十人ぐらいはいるのだろうか?百人ぐらいだろうか?
母には父がいる。父には母がいる。
自分は違う。
TVに出ている人とかロックスターはきっと何万人といるんだろうな。

自分は違う。


だけど

256 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:19:08.63 ID:HLKKAMAO
ジャイアン「ぐええ〜〜!」
スネ夫「や、やめてくれぇ〜!」

「自分にはきっと一生友達なんて出来ないのだろう」
「なぜならこの『キャッツ・クレイドル』でバカにしてくるやつを始末すればいいんだから…僕は特別なんだ。他の人間と真に気持ちがかようはずがなかったんだ」


しずかちゃん、出木杉、ドラえもんと過ごすまでずっとそう思っていた。
出木杉とドラえもんのことを考えると背中に鳥肌が立つのは何故だろう。
それは目的が一致した初めての仲間だったからだ。
いつもの日常を取り戻すというこの旅!
数週間の間だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。

257 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:22:09.69 ID:HLKKAMAO
野比のび太は『キャッツ・クレイドル』を見て考える!

こいつのおかげで僕は仲間が出来た。
そう!まるで『赤い糸』のように僕と皆を繋いでくれた。


それなのに



259 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:28:30.50 ID:HLKKAMAO
のび太「…こいつを生んだのは…僕……」

ドドドドドドドドドドドドド


『そうだよ。あなたが私なんだ。ストーリーだって、ほら、主人公はいじめられっ子。あなたが望んだことじゃないかな?』

のび太「そん…な………確かに…僕は…そんなジョジョを考えたことがある……僕が主人公で……そんな……」

『あなたが望んだ通りになっているよ。それなのに何故、物語を終わらせようとするのか、私には理解出来ない』

260 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:33:03.70 ID:HLKKAMAO
ドラミ「のび太ァッ!!フニャフニャしてるんじゃないッ!ただの偶然だ!荒木が元々そういうストーリーを考えていたのだッ!!」

しずか「そうよ!のび太さんが悩む必要なんてないのッ!!だからしっかりしてッ!!」

のび太「わかってる……わかってる……わかってる………ッ」



262 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:39:41.50 ID:HLKKAMAO
『そろそろ話を進ませないと…〆切りに間に合わなくなるな』

ジャイ子「………」

グルリ、とイスは回転し、ジャイ子は机に置いてある紙に向かってペンを走らせる。

ジャイ子「………」

カリカリ…

カリカリ…

『ドラミ、と…』


ドラミ「のび太ァ!!…クッ、しずか、コイツは任せたぞッ!!」

しずか「え、あ、うん、けど何をする気ッ!?ジャイ子ちゃんを殺してはダメよォォォォ!!!」

ドラミ「『ペン』を破壊すればヤツは続きを描けないッ!!」

263 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:45:51.41 ID:HLKKAMAO
そう言うと、ドラミは機械音を不規則に鳴らしながらジャイ子へと確実に近付き、その全体重を拳に込めるため、飛んだッ!

ドラミ「狙いは『ペン』ッ!!続きは無いッ!永遠にッ!!」

『ドラミ「……な、私は……ッ」』

264 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/05(木) 18:56:40.94 ID:HLKKAMAO


ドラミの拳がジャイ子の愛用のペンを破壊しようとした瞬間だった。

ドラミの体の間接から眩しいほどの光が溢れた。
光は収まることなく、ドラミの周りを照らし続け、ドラミは自らの体の異変に気付き、何が起こるのか、悟った。

ドラミ「……な、私は……ッ」


カリカリ…

カリカリ…

『ドラミ「私には…やはりこんな…『結末』か……』

ドラミ「私には…やはりこんな…『結末』か…」

カリカリ…

『ドラミ「ははッ……お兄ちゃ……ついに……ついに…見つけたんだ………私は見つけたんだ……皆を……お…教えてあげるよ……お兄ちゃんに……」』

ドラミ「ははッ……お兄ちゃ……ついに……ついに…見つけたんだ………私は見つけたんだ……皆を……お…教えてあげるよ……お兄ちゃんに……」

カリカリ…

カリカリ…

『ジョジョは終わらない。邪魔をするなら『退場』してもらうだけだよ』

光は炸裂音に変わり、音は爆発となってドラミの体を内側から破壊した。

ドラミ「お…お兄ちゃ…………!!!」

ドグォォォォン!!

276 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/08(日) 23:31:36.05 ID:yTU1dcAO

のび太「ド、ドラミィィィィィィィ!!!!?」

『ふぅゥ〜〜〜〜』


激しい爆音と共に、ドラミは簡単に、これほどまでに簡単にとのび太が思うほどに、呆気なく、粉みじんになって消えた。
部屋には充満したオイルの臭いが残るだけであった。

『ちょっと退場してもらうのが遅くなっただけの事だよ、ドラミ。君はよくやってくれた。感謝してるよ。さようなら』

のび太「僕達は…本当に…物語の中の登場人物で、お前はそれを生かすも殺すも自由だって……僕は信じたくないんだ……」

『ペンは剣よりも強し、って言うのだろう?』



278 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/08(日) 23:37:30.04 ID:yTU1dcAO
のび太「ぐ………ッ」

『!!』

『いいねぇ〜〜〜〜〜!!YES!YES!YES!その表情GOOD!!ドラミの死に悲しみ、最強の敵に敵わないと絶望しているその表情ッ!』

黄色い声をあげながら机に向かうジャイ子。もとい、始まりの『スタンド』。
その手の動きはもはや普通の人間には不可能なスピードである。


279 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/08(日) 23:44:51.20 ID:yTU1dcAO
のび太「うああああああああああッ!!!」

『キャッツ・クレイドル』の糸をがむしゃらにペンに向けて伸ばすッ!

『…………』

ピタッ


しかし『糸』はペンの前で止まった。のび太の意思など関係無く。もっと大きな、力によって。

のび太「動け…!動け…!動いてよォォ!!」

『君は主人公なんだから落ち着いて。私が君を消そうとなんてしないから。君は黙ってストーリーの通りにしてくれればいいんだ』

281 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/08(日) 23:53:37.18 ID:yTU1dcAO
しずか「のび太さん…!」

『…………う〜む。…一つだけ気になる事があるのだが……別に気にするほどでもないのかもしれないな。荒木なら良くある事だろうし……』

カリカリ…

カリカリ…


しずか「のび太さん……ごめんなさい……!私…何も役に立てない…ッ!」

のび太「………何言ってんだい。君がそばにいてくれるだけで僕はいいんだよ」

しずか「己の無力が……ッ!恨めしいッ!!」

のび太「(…でも…どうすればいい……コイツには勝てない…どうやったって……)」

282 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/09(月) 00:02:15.72 ID:DrFXgYAO
カリカリ…

カリカリ…

『……さあ!!物語は遂にクライマックスへと向かうッ!君がッ!皆が望んだラストへと物語は進んでいくッ!!時の流れと共にッ!』


ドドドドドドドドドドドドド


のび太「僕が望んだラスト……?」

『そうだよ、君だけじゃあない、全ての読者が望んだラストがこの物語を締めくくるッ!』



283 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/09(月) 00:14:55.94 ID:DrFXgYAO
同時刻、物語のラストが、街の中で次第に始まっていった。


ガサゴソ…

ホームレス「………」
何か食べる物がないかホームレスの男はごみ箱の中を漁っていた。その様子をカップルが冷ややかな目で見ていた。

男「ゴミ漁ってやがるぜコイツゥ〜!じゃあ俺もプレゼントしてやるよォ!」

男はホームレスの頭に飲み終わった「リアルゴールド」の缶をぶつけた。

女「カツノリったら優すィィィィィィィ!!」

カップルは程度の低いやり取りをホームレスの男に散々見せ付け、その場を去っていった。


ホームレス「……バカにしやがって………中は……空かよッ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ホームレス「…あれ??…手にもってたはずの空き缶が…?…いつの間にか中身が入ってる!
……ああッ!!腐った食べ物やティッシュで溢れていたごみ箱の中身が『ほか弁』に変わってるゥゥゥゥ!!!やっほおおおおぉぉぉ!!!!」

284 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/09(月) 00:23:05.45 ID:DrFXgYAO


小学生A「やめてよォォォォ!!」

小学生B「早く犬のクソ食えよッ!オラッ!かりんとうだと思えッ!」

小学生C「ウンコ好きなんだろ!?学校でウンコなんかするぐらいだもんなァ!」

小学生A「ウンコ嫌いだよォォォォ!!臭いよォォォ!やめてよォォォォ!!」

小学生B「大腸菌野郎ッ!早く食えよッ!」

小学生C「ヒャッハー!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


小学生B「ぐえッ!!」

小学生A「テメーはダメだ」

小学生C「…な、いきなり、何なんだよぉ〜〜」

小学生A「オラァッ!」

小学生C「ぐえッ!」

小学生A「オラオラオラオラオラァッ!!」

小学生C「ばみゃああああああ!!!」

285 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/09(月) 00:29:17.76 ID:DrFXgYAO

のび太「………何が起こっている…?何だこの外の騒ぎは?何をした…?」

『これが皆の望んだものだろう?一度は思ったはずだよ、ジョジョを読んだ後はこう………スタンドが欲しいってね。……もう8時だ。外には人が溢れ出しているだろうね』

のび太「この騒ぎの中心は……『スタンド』だっていうのか…」

『街にはスタンド使いで一杯だろうね』

291 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:04:05.61 ID:iJX4zIAO
ドドドドドドドドドドドドド


のび太達の望んだ『ラスト』…
それはジョジョの読者なら誰しも一度は夢見た事であろう。

『スタンド』の発現。
自分も『スタープラチナ』が欲しい。自分は『サバイバー』が欲しい…
そんな小さな、ふと思った小さな『想い』が、この街を包み込んでしまった。

この『想い』はジョジョ読者に限らず、老若男女に伝わり、あちこちで『スタンド使い』が生まれていった…


『見てごらん!感じてごらん!ビンッビンッ伝わるよ!スタンドの鼓動がァッ!』

のび太「グレート…」

292 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:10:20.65 ID:iJX4zIAO
興奮のあまりか、『スタンド』が乗り移ったジャイ子は椅子から立ち上がり、狂喜の雄叫びをあげた。

しずか「アンタ…、一体何がしたいっていうのよッ!これは一応『マンガ』なんでしょ!?こんな事して……どう収拾つけるきよッ!!」

のび太「まったくだ…。まさか『これからも僕達の戦いは続いていく!』で終わらせる気じゃないだろうなァ〜〜〜!」

『パードゥン?』

『これでも私は荒木の意志を引き継いでいるんだ…。そんな打ち切り同然の事なんてしないよ』

293 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:17:57.66 ID:iJX4zIAO
ジャイ子は乱暴に椅子に腰掛けると、その大根のようにたくましい脚を艶やかに組み、角質化したひざ小僧にこれまた角質化した肘を乗せ、多めに脂肪の乗った顔の前で、ペンダコまみれの手を優雅に組んだ。


『ウゥ〜ン、のび太君、君ならこれからどうなるか分かると思うんだけどなァ』

のび太「僕なら分かるだと…?僕には分からないねッ!!」

『FUUUUUUuuuuu…』

ジャイ子は深いため息をつくと、しめきったカーテンを少しめくり、窓の外を眺めた。

『分かろうとしないからだよ…。君は既に経験している。外にいる皆がどうなるかね』

294 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:24:32.94 ID:iJX4zIAO
のび太「エクスペリエンス…?」

『そうさ。…思い出してごらん。君がスタンドを手に入れた時、君はどうしたか』

のび太「僕は………」

のび太「…………有り得ない……そんなこと…皆が…」

『思い出したみたいだねェ。そうッ!君がスタンドを手に入れた時ッ!君はッ!その力を使って憎い人間に復讐しようとしたんだッ!!』

のび太「……ッ」

しずか「あ…あれだってアンタが考えた『ストーリー』だったんでしょ!?」

『いいや、私だって、0から生み出す事は出来ないよ。少なからずのび太君にはジャイアン達を憎み気持ちがあったんだ。私はそれをちょっと刺激しただけだよ』


295 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:30:25.08 ID:iJX4zIAO
のび太「………」

『そうなんだよ、人間というのはスタンドみたいに過ぎた力を手に入れたら、使ってみたくなるものなんだよ。……悪い方向にねェ』

『外にいる人達も気づいてくるんじゃないかな。スタンドの使い道にね』

しずか「皆が皆、悪いことに使うとは限らないわッ!!」

『うん、皆が悪人ってわけじゃないだろうね。でもね、善人は悪人の数には勝てない。大多数の人が自らの欲望に負け、本能の赴くまま行動するだろうね。
…そして本能ってのはスゴイよ。表面に繕った正義感なんかじゃ止められない』

297 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/10(火) 13:35:54.51 ID:iJX4zIAO
『いつしか街には欲望に塗れた人間達が溢れ、破壊の限りを尽くし、街は混乱する』

のび太「そんなラスト…誰も望んじゃいないッ!!それに誰が止めるんだッ!?」

『君だよ』

『数年…いや、数十年かけてね』

のび太「なッ…!」

『こんなジョジョも新鮮だろッ!?世紀末編ッ!北〇の拳、ジョジョMIXバージョンさァッ!!』

307 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 00:44:32.30 ID:AhaSNwAO

『フフフ…本当に荒木はいいラストを考えてくれたよ。…いや、君達かな?』


時折、窓の外から日常聞き慣れない音がのび太達の耳に飛び込んでくる。こいつの言っていた事が始まってきたのが、いやがおうでものび太には分かった。

のび太「……僕が…僕達が考えた『物語』で街が崩壊していく……」

しずか「……これはもう……街の人達の『想い』が生んだもの…私達ではどうすることもできない……そういうことなの……?」

『そうさ。そうする必要もないよ。だってみんなが望んでいたのだから!』

のび太「みんな……が……」

のび太「そうだ…望んだのは僕達なんだ……僕達の責任なんだ……」

308 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 00:52:16.86 ID:AhaSNwAO


『そう落ち込まないでくれよ。今のシーンは、これから迫り来る脅威に立ち向かおうとする、のび太君の決意の表情のアップなんだから』

カリカリ…

カリカリ…

ペンは原稿にのび太の凛々しい顔を手慣れた感じで描く。


のび太「か、顔が…」

描き終わったと同時に、のび太の表情がグググ…と、原稿の表情と同じ表情になった。

『いいねェ!ここの擬音は……ズキュウゥゥゥゥゥンでいいかな』

のび太「…………」

しずか「…………」

しずか「……やっぱりおかしい…」

のび太「……え?」

しずか「やっぱりおかしいわよこんなのッッ!!!」


パシィッ!

しずかは声を上げると、のび太の凛々しい顔に平手を入れた。

311 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:06:53.98 ID:AhaSNwAO
のび太「し、しずかちゃん?」

のび太は凛々しい顔から、すっかり情けない顔に変わり、自分の頬に鋭い痛みを与えたしずかを見た。


しずか「こんな…こんなのおかしいのよッ!!のび太さんだって、あんな深い掘りで妙に髪型が奇抜になっていつもより二、三倍濃いタッチの顔より、今みたいな情けない下膨れの馬鹿みたいな顔のほうがお似合いよッ!!」

のび太「……」

しずか「みんなが望んでる…?みんなが想っていた…?
それがどうしたっていうのッ!!」

『おやおや…、みんなの想いに反抗しようっていうのかい?』

しずか「犠牲の上に成り立つ『想い』なんて誰も望んでなんかいないッ!!」

312 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:18:07.87 ID:AhaSNwAO
しずか「『想い』を叶えたいなんて皆が思っているに決まっている……」

『……』

しずか「でもッ!大事な何かを失って叶えた『想い』なんて、これっぽっちの価値もないのよッ!!
『ちっちゃいときに一心不乱に集めた包装紙』のようにッ!」

しずか「のび太さん……思い出して。私達にはもっと大事な、もっと大きな『想い』を叶えようとしているでしょう…?」

のび太「『想い』…」

しずか「それは私達だけのものじゃない……いなくなった皆の『想い』も篭っている…」


しずかの言う『想い』…

のび太「出木杉……」

それは『ジョジョ』を読んだ後に生まれる小さい『想い』とは比べものにならないほど…


のび太「スネ吉……」


大きく、


のび太「ドラミ………ドラえもん……」


尊い。


のび太「それだけじゃない……もっと沢山の人が……『想って』た……」


しずか「『平和な日常を取り戻す』」

313 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:24:32.98 ID:AhaSNwAO
のび太「…そうだよ……なんで僕はこんなに馬鹿なんだ…こんなことに迷っていたなんて」


のび太「僕は取り戻すんだ」


のび太「出木杉が…ドラえもんが望んだ日々をッッ!!」


のび太の顔は相変わらず情けないタッチだった。
しかし、その目は、どんなときよりも、強く、決意に満ちていた。


しずか「……『想い』を力に」



314 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:33:19.45 ID:AhaSNwAO

『熱く、心に響く言葉をのび太に届けると…』


カリカリ…

カリカリ…


『しずかは考えるのをやめた』




ドシュッ




しずか「………あ…」


しずかが体に違和感を感じ、ゆっくりと顔を傾けて見てみると、自分の体を血まみれの腕が貫通していた。


しずか「……あ…れ…?………うっ……」


ジャイアンの母「……娘を……娘を殺させはしない……」

ジャイアンの母はゆっくりとしずかの体から自らの『スタンド』の腕を引き抜く。
しずかの体は糸の切れた操り人形のように倒れた。


のび太「あ…ああ………ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

315 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:37:32.60 ID:AhaSNwAO


『主人公をたぶらかすなら退場してもらうしかない。』

『君の言ってた想いの力?それはどうしたんだい?』


しずかがその疑問に返答することはなく、
横ではジャイアンの母が死んだように立ち尽くしていた。


『娘を守ろうとする母の力は偉大だなァ。こんなに簡単に行動してくれるなんて』


のび太「貴様ァァァァァァァァァァァ!!!!!」

317 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:43:59.76 ID:AhaSNwAO
『このジョジョの物語の前では全ての事象が』


『無駄無駄無駄無駄』


『さあ、いよいよフィナーレだッ!!』


『この一描きで皆の想いが声を揃えて言うだろうゥッ!!感謝の言葉をこの私にィッ!!!』

318 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:49:50.40 ID:AhaSNwAO
ジャイ子の手にまがまがしいほどに輝く緑の光が纏わり付き、握られているペンは震える。

しずかの横で泣きじゃくりながらのび太はその様子をただただ見つめるしかなかった。



ドドドドドドドドドドドドド


『…………』



『…………』



依然、漲る力を発しているペンは一向にフィナーレを原稿に描く気配が無い。


グググ…


『何故だ………何故動かん……ジャイ子ォッ!!!』

319 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 01:58:56.13 ID:AhaSNwAO


その『スタンド』はペンを動かさないのでは無かった。
いかに腕に力を込めようと動かなかったのだ。


『一体……何が……!!』


のび太「………ッ!光が……ッ」


のび太の目の前の机から、暗い部屋をその緑の光で満たしていたジャイ子の体から、別の、白く輝く光が溢れていく。


『眩しい……この光は何なんだ……ッ』


ジャイ子「………もう……これ以上……あなたに私の漫画を……汚されたくない……!」

苦しそうに、だが力強くジャイ子の口から、『スタンド』のものではない、ジャイ子自身の言葉がこぼれた。

320 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 02:06:10.64 ID:AhaSNwAO


のび太「ジャイ子ちゃんッッ!!」

ジャイ子「……のび太さん………」


『無駄な事は嫌いなんだ……こんな事したって無駄だよッ!!私の力は皆の力ァッ!!お前一人の力で止められるものではないッ!!』


ブワァァ!!


のび太「ううぅ!!ジャ、ジャイ子ちゃん…ッ!」


激しさを増す緑の光はジャイ子の体を包み込んだ。


『…ハハハッ!!やはり無駄だったッ!!お前はおとなしく続きを描けばいいん……………な……なに……』


ジャイ子「……私一人じゃない…!」

321 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 02:17:17.87 ID:AhaSNwAO
『何故だ……この光は何故いまだ輝き続けている…!?』


ジャイ子「この光は……皆の『想い』の光…」


のび太「あ………ああ……」


のび太はたしかに見たッ!

その白く輝く光の中に出木杉やドラえもんの姿があることを。


のび太「出木杉ぃ!!ドラえもんッ!!」


光の中で、出木杉とドラえもんは優しい笑顔でのび太を見ていた。

その隣にいたジャイアンは、悲しそうな顔でジャイ子を見ていた。


ジャイ子「お兄ちゃん………!!…ごめんなさい……私のせいで……ごめんなさい…!」

ジャイ子は涙を流しながらジャイアンに謝った。自分の意思ではない、だけど自分の描いた漫画のせいで兄を死なせてしまった。

ジャイ子「私……ずっとわかってた……描いてた時もずっと……だけど……止めれなかった………!目の前でお兄ちゃんが……死んでいくのを黙って……見てるしか出来なかった!!」



322 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 02:22:29.65 ID:AhaSNwAO


ジャイアン「お前は自慢の妹だ」

ジャイ子「……え?」


声が聞こえた。幻聴なんかではない。大好きだった兄の声が。

ジャイアンはジャイ子に屈託無く笑いかけると、光の中に消えた。


ジャイ子「お兄ちゃ……ん…」



『ふざけるなァッ!!こんなものでジョジョの続きが描けなくなるなんて有り得ないのだァァ!!!』


325 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:05:36.60 ID:AhaSNwAO

のび太「暖かい……なんて暖かい光なんだァ………」


その光は……
暖かく……体が感じる『暖かさ』ではなく、心で理解できる『暖かさ』をのび太に届けた…

のび太は、この場にいない人には『何言ってんだ?頭パーになっちまったか?』なんて言われるかもしれないが…
光から奇妙な『懐かしさ』も感じていた。皮膚の奥がむず痒くなるような『懐かしさ』を…
それはのび太の耳でも感じる事になった…


ドラえもん「のび太君」


のび太「ドラえもん……?」


出木杉「僕もいるよ」


のび太「出木杉君…!」

326 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:20:05.00 ID:AhaSNwAO

のび太「ど…どうして………」

のび太「い、いや……そんなことはどうでもいい……」

のび太「そんなことは……!」


のび太は目を真っ赤にして、光り輝く二人に驚き、そして喜んだ。


ドラえもん「のび太君……君を残してしまって本当にごめんね……」


のび太「あ…謝る事なんてない……」


出木杉「僕も一緒に……野比君と『想い』を叶えたかった…」

出木杉「でも…それももう出来ない……」


のび太「え……?ど、どうしてだい…?」


ドラえもん「僕達はもうここにはいないんだ……『想い』だけが……『物語』の中に残ったんだ」


のび太「そんな…」


出木杉「でも僕達はずっと君と一緒だ」


ドラえもん「平和を取り戻すって、約束したよね…?僕達の『想い』はのび太君と同じだ…」


出木杉「だから君は何も迷うことはないんだ……僕達がついてるから…」


のび太「ドラえもん…出木杉…」


ドラえもん「僕達だけじゃない…こんな『物語』、終わらせたい人達は沢山いる……その人達の『想い』も君についてる。……だからもう一度約束して…」

ドラえもん出木杉「平和な日常を取り戻す、って!」


のび太「…………」

のび太「うんッ!」

327 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:28:16.04 ID:AhaSNwAO

『平和を取り戻す』

二人の言葉はのび太の胸に深く刻まれ、二人の顔ものび太の心にしっかりと焼き付いた。

出木杉とドラえもんは、のび太の返事を確認すると、ニッコリと笑い、光の中へと歩いていった。


クルッ


のび太「…ドラえもん?」


ドラえもん「ドラ焼き…一緒に食べるって約束…守れなくてゴメン……」


そう言うと、ドラえもんは出木杉と共に光の中へと消えていった。


のび太「………」

そして白い光もやがてその輝きを失っていった…


のび太「…………」


のび太「げ……幻覚……だったのか…………それとも……」


のび太「………」


のび太「とにかく俺は約束を果たさなければならない………今の俺には感傷に浸っている時間なんかないぜ…」

328 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:34:35.21 ID:AhaSNwAO

ドドドドドドドドドドドドド


『よくもこんな茶番を……よくもジョジョを汚してくれたなァァッ!!!』


のび太「汚す……?」


のび太「汚してんのは誰だ…?」


のび太「テメーだ」


『私が汚しただとッ!?馬鹿も休み休み言えッ!!ジョジョのなんたるかも知らない青二才がァァッ!!』


のび太「…『ジョジョ』をわかっちゃいねぇのは」


のび太「テメーだ」


『なにィィ〜〜〜〜〜〜?』

329 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:43:33.47 ID:AhaSNwAO


のび太「『ジョジョ』ってのはな………いろんな友達と…ジョジョ立ちし合ったり……会話の中にジョジョの名言を挟んでみたり……ブチャラティの服が欲しいからって自分で作ったら、ちゃんとしたやつが発売されたり………」


のび太「そこには哀しい顔してるやつなんていない」


のび太「だがこの世界は哀しみで溢れている」


のび太「これがお前の言う『ジョジョ』の物語っていうなら……」


のび太「お前に荒木を語る資格など無いッ!」


『ふざけるな……私は荒木の意志そのものッ!!私を否定すること、すなわちッ!荒木を否定ッ!!
ドゥーーユゥゥゥアンダァァァスタァァァァァン!!??』



330 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:53:23.99 ID:AhaSNwAO

のび太「荒木はこんなことを望んでいないっていつになったら気づくッ!!」


『気づくも気づかないも私が荒木ッッ!!私の考え、それすなわち荒木ィッ!!』


のび太「そうか……じゃあこれもお前の意志なんだな?」


『ッ!!………な、み、源静香ッ!!何故生きているッ!?』


のび太はしずかの肩に手を回し、しずかを立たせた。


しずか「ありがとう…」


のび太「…ついさっき…しずかちゃんは目を覚ましたんだ…。致命傷は外れていたらしい…」

331 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 21:58:27.52 ID:AhaSNwAO
『生きている……そんなことは有り得ないッ!!私が源静香を死なすよう描いたら必ず死ぬのだッ!!!』


『…………ジャ…ジャイ子……!!』


ジャイ子「………」


自分の顔を見る『スタンド』にジャイ子は小悪魔ウィンクをお見舞いした。


『…………ぐッ…』



332 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/13(金) 22:11:08.44 ID:AhaSNwAO


しずか「どうせなら…無傷で済まして欲しかったけど」

ジャイ子「ごめんなさい…コイツに気付かれないためには仕方なかったの…」


しずか「…まぁ……おかげで私の『スタンド』がやっと目覚めたわ……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


『ス、スタンド…?源静香にスタンドは発現しない物語のはずだ………』


ブワァァァァァァ


しずかは自分の肉体を流れる『スタンド』のエネルギーに体を震わせるッ!


しずか「ウィィィィィィィィィィ!!!!これが『スタンド』!!なんて、なんて力なのッ!?押し潰されてしまいそうッッ!!」


しずかの『スタンド』は、その美しい姿をあらわにした。


のび太「これがしずかちゃんの『スタンド』……」


《………》


《私ハ……『JOJO』……全テヲ終ワラセルノガ私ノ役目…》

338 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:02:02.40 ID:IOP4nEAO
しずか「『JOJO』……それがあなたの名前…」

《私ハオ前ヲ止メルタメニ存在スル……オ前ト私ハ対ノ存在…》

『止める…?私を…?どういうことだ………。私と対の存在だと?私はそんな事を聞いたことがないッ!!』

《荒木ハオ前ガ生マレル事ヲ予測シテイタ。モシオ前ガ生マレタ時ニ、オ前ヲ止メル存在トシテ、荒木ハ『物語』ノ中ニ私ノ存在ヲ隠シテイタ》

《荒木ハ薄々気付イテイタ……コノヨウナ事態ニナッテシマウ事ヲ。ダカラ私ヲ『物語』ノ一部ニ隠シタノダ。
オ前ガ『ジョジョ』ノ『物語』ヲ現実化サセタ時ニ、私モ一緒ニ現実トナッテ現レルヨウニ》

『だから……源静香はスタンドも持っていないのにこんなラストまで生き延びたのか……ッ!おかしいと思ったんだよ………ッ』

《ソウ……私ノヨリシロトシテ、コノ子ヲ選ンダノダ》

339 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:09:38.63 ID:IOP4nEAO
しずか「そう…だったの……」

《サア……『物語』ヲ終ワラセル時ガ来タ》


パアァァァーーーッ


『JOJO』が両手を天に向かって上げると、全ての物を白く染めてしまうほどの閃光が四方八方に走り出した。


『この光は………………!!!!や……やめろ……!!』


《全テノ『スタンド』ヲ消ス……ソレガ荒木ガ望ンダラストダ》

340 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:17:28.95 ID:IOP4nEAO
『い……いやだ……!!消えたくない………私はまだ物語を終わらせてない……!』


のび太「……お前は間違っていた」


のび太「『ジョジョ』は終わったんだ……」


『終わってない………終わってなど………ッ!!』


『ジョジョは終わらないのだァァァァァーーーーーーーーッッ』



この物語の著者『スタンド』の最期の叫びは狭い部屋に幾度も響いて………
終わることの無いと思われた物語の終焉を予感させると共に、消えた…

342 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:22:11.28 ID:IOP4nEAO


のび太「…………」


しずか「…………」


のび太「終わった………」


のび太「やっと終わったんだ………」


しずか「やったのね……私達、やっと……!!」

343 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:28:26.62 ID:IOP4nEAO

しずか「……あなたは……」


《………》


しずか「あなたは何で私を選んだの…?」


《貴方ニハドンナコトニデモ屈シナイ信念ガアッタカラデス。誰ヨリモ『平和』ヲ望ンデイタカラ》


のび太「やっぱりしずかちゃんはスゴイなぁ」

のび太の言葉にしずかは頬を赤らめた。


しずか「ええ…。だてにこの年で裸をさらしてないわよ」

345 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:37:51.49 ID:IOP4nEAO

のび太「………あ…『キャッツ・クレイドル』が…」


のび太の背後に立っていた『キャッツ・クレイドル』は、まるで役目を終え、満足しているかのような様子で、のび太を見つめながら、少しずつ、少しずつ、その体が消え始めていた。


のび太「………」


のび太「ありがとう……『キャッツ・クレイドル』…」


のび太はそう呟き、共に戦った仲間との別れを最後まで見送った。

346 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:46:23.12 ID:IOP4nEAO


しずか「……」

しずか「あなたも消えるのね…」


《私ノ役目ハ終ワリマシタ…》


しずか「ありがとう」


《…貴方タチノヨウナ読者ガイテクレル『ジョジョ』ハ幸セデス。荒木モソウ思ウハズデス》


のび太「ジョジョは大好きだよ。今までも、これからも」



『JOJO』が光の柱のように空に昇っていくと、
街に溢れていた他の『スタンド』達も次々に消滅していった……

のび太がカーテンを開けると、太陽の光が部屋に差し込んだ。

347 名前: ◆.LMqmG8Hlg saga 投稿日:2009/02/14(土) 00:49:54.43 ID:IOP4nEAO


のび太「……出木杉、ドラえもん……」


のび太「約束、守ったよ………」


のび太は窓を開け、広がる空を眺めた。


その空は、いつの日か、皆と見た空と同じように真っ青な空だった………



348 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/14(土) 01:00:12.94 ID:IOP4nEAO
〜20年後〜



…のび太は有名漫画家になったジャイ子のアドバイスのおかげもあり、念願の自筆の漫画を出版することができた。

その漫画は決して良い売上では無かったが、
一部の人々からは支持を受け、長年に渡って語り継がれる漫画となった…



それは、気弱だけど勇気のある少年、力持ちで歌のヘタな少年、ずる賢いけどいざというときは頑張る少年、頭脳明晰で運動も得意な少年、へんてこロボットに、優しくて可愛い少女が、
一緒に力を合わせて大事な物を取り戻すために立ち向かう物語……









349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします sage :2009/02/14(土) 01:01:42.07 ID:gvlNWqoo
乙!!!!


350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします sage :2009/02/14(土) 01:02:39.85 ID:k3Yybhwo
おお、ついに完結したのか
>>1おつかれ


351 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/14(土) 01:02:40.32 ID:IOP4nEAO
長くなったけど………


終わりッ!


352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/14(土) 01:03:58.07 ID:ApKzsmco
1おつ!!!!!!!!!


353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします sage :2009/02/14(土) 01:04:34.69 ID:euHv.ako
おつ


354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/14(土) 01:05:01.33 ID:TCo1dm6o
>>1先生、お疲れ様でしたッ!


355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/14(土) 01:06:22.66 ID:jYS9AtIo
最初からずっと読んでたよー おつでしたー


356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします sage :2009/02/14(土) 01:06:47.10 ID:MUh67HEo
乙!!
面白かったぜ!!楽しみが一つ減るのは寂しいけどお疲れ様でした!!


357 : ◆.LMqmG8Hlg saga :2009/02/14(土) 01:07:33.46 ID:IOP4nEAO
本当長くなって申し訳ない。
そして読んでくれた人ありがとう!!!



















 


 

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