引用元
のび太「これが…スタンド…」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231594091/

のび太「これが…スタンド…」



 















 



今まで出てきたスタンド使い

【名前】のび太
【特徴】眼鏡・ノロマ
【スタンド名】キャッツ・クレイブル
【射程範囲】本体から5m以内。糸の長さは100m以上
【能力】「あやとりの糸のようなものを自由自在に操る」
「糸はちぎれたりしても、スタンドに収納することで元通りになる」

【名前】安雄
【特徴】帽子・デブじゃないほう・塾に通っている
【スタンド名】ホイットニー
【能力】「本体の唾を鉄のように固めて飛ばすことができる」
「大きさは口の大きさまでならある程度自由。形も自由」
「唾が溜まってないと量は少なくなる」
※のび太とのスタンド対決で敗れ死亡

【名前】出木杉
【特徴】頭良い・運動神経抜群・優しい・いい匂い
【スタンド名】トゥービー・ブラザーズ
【能力】「スタンドがこすった場所の摩擦を操作する」
「本体の身体の摩擦も操作可能」
「例えば靴の摩擦と接地面の摩擦を無くすことでスケートのように地面を滑れる」

【名前】ジャイアン
【特徴】凶暴・映画版だと優しい
【スタンド名】ザ・スウィングル・シンガーズ
【能力】
「本体の声を特殊な音に変え、それを聞いた人間のスタンドを暴走させる」
「暴走したスタンドは本体の思い通りに動かせなくなる」
「極端に本体と近い距離で音を聞いた人間のスタンドは『爆発』する。つまり死ぬ」
※スネ吉のスタンド攻撃により死亡

【名前】スネ夫
【特徴】コバンザメ
【スタンド名】イーグルス
【能力】
「本体の身体に『エンジン』を取り付ける」
「『エンジン』が噴射することで物凄いスピードを得ることができる」

【名前】ドラえもん
【特徴】国民的英雄
【スタンド名】アメリカ
【能力】
「スタンドの『パワー』『スピード』『精密性』を驚異的に上昇させる」
「ただしその間、本体の『生命力』を削る(最終的に死亡)」
「基本的に本体が『スタンド』を発現させた時から『能力』も発揮されている」


598 :◆CU9nDGdStM :2009/01/10(土) 03:00:07.16 ID:M2/33fVNO
これまでのあらすじ

ドラ美
「私の名前はドラ美ッ!ドラミは私であって私でないモノ。

ガタガタぬかさず終いまでみてなッ!!

……武さんの死。

それはのび太さん達を深い悲しみに落としたわ。

私が武さんをけしかけたんだけどww

のび太さん達はまたも立ち塞がる私の影に怯え、兄であるドラえもんに真実に聞くことにした。

…のび太さんは甘いのよ。

お兄ちゃんは私が大事なんだからww

ドラえもんの『スタンド』、『アメリカ』の驚異的な『力』になすすべもないままやられるのび太さん達。

だけどお兄ちゃんはのび太さんを殺せなかった。

『友情』とかいうマスコミが作り上げたふざけた感情でッ!!

お兄ちゃんは自分の命が残りわずかだということを告げる。

『アメリカ』の『力』はお兄ちゃんの『生命力』と引き換えに得たものだったの。

出木杉さんはここで『涙』の意味をしずかちゃんに教わり、お兄ちゃんは私にあいに裏山へとやってきたわ。

私は激怒したわ。役に立たないロボットなんて生きている価値はない。そう叩き込まれて生きてきたはずよ私達ロボットはッ!!

だけどお兄ちゃんが私に見せた『何か』。

これを見た私は全てを知った……。

これまでにない超展開。脱落者は一体何人でるかしらね…ククク」

「ダイヤモンドは砕けないけど高くて買えたもんじゃないわよォッ!」!!!

再開だッ!!


27 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:01:39.86 ID:uvFfQriGO
のび太達は『行動』した。

ドラえもんを追うのだ。

ドラえもんを追うということは、必然的にドラミのもとに辿り着けるということだ。

無残にも、ドラえもんとの戦いで半壊した我が家に一時の別れをのび太は告げる。

のび太「こりゃあママが見たら失神しちゃうな」

しずか「『家』など、壊れたらまた建てればいい。そんなことは、『問題』ではないのだ。ドラえもんを追う。そしてドラミをぶちのめす」

出木杉「まだドラミちゃんが『ぶちのめすされる』に値するって決まったわけじゃあないよ、しずか君」

のび太「しずかちゃん、本当に『スタンド』発現してないの?」

33 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:07:39.58 ID:uvFfQriGO
出木杉「それに、僕達が気をつけなければならないことがある…」

出木杉の発言に反応するかのように沈黙が訪れる。

出木杉に言われなくてものび太もしずかもわかっていた。

出木杉「ドラえもんの飛んでいった方向から……『ドラミちゃん』がいるのは『裏山』の可能性が高い…。そしてドラえもんの様子から『裏山』で『ドラミちゃん』と会うことを前もって決めていたと考えられる」

34 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:13:08.78 ID:uvFfQriGO
出木杉「ということは、だ。『ドラミちゃん』と繋がってる奴らが『裏山』に集まると見て間違いないだろう。ドラえもんとだけ話がしたいなら『秘密道具』でやり取り出来るのだからわざわざ『裏山』まで行く必要はない」

相変わらず出木杉は『説明』が上手だ。四部の康一君を思い出すよ。

出木杉「まあ…あれだ…『結論』から言うと…、『裏山』には『骨川兄弟』も居る可能性が極めて高い」

35 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:17:50.01 ID:uvFfQriGO
のび太「スネ夫が『裏山』にいる…」

いつからだろう。僕を取り囲むように回っていた『歯車』が狂いはじめたのは。

『スタンド』を手に入れてから…?

僕が虐められてきた時から…?

それともママの股の間からマヌケな『声』で叫びながらはい出た時から…?

出木杉「また『戦い』が始まるだろう…。それも今まで1番激しい『戦い』が」

37 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:23:23.70 ID:uvFfQriGO
少しずつ

少しずつ

ただ規則的な動きを繰り返していた『歯車』が……一つの溝に挟まった『ゴミ』が…

『ハワイ』がちょっとずつ日本に近づいてきているって話を聞いたことがあるけど

そんな風にちょっとずつ、おかしな動きをし始めて…

いつしか『歯車』は『回転するノコギリ』に変わって、僕を気づかないうちに取り囲んで…

ゆっくり、ゆっくり、逃げられないように……

38 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:30:44.73 ID:uvFfQriGO
しずか「のび太さん?」

のび太「………」

のび太「…え?…ああ、どうしたのしずかちゃん?」

しずか「ボーっとしてたみたいだから」

のび太「…ゴメン、こんな時に」

しずか「脳に糖分が行き渡ってないのよ。砂糖を舐めなさい。砂糖がなければ飴でもいい」

……僕の悪い癖だ。
僕の頭じゃくよくよ考えたって『答え』なんかでないのに…

出木杉「野比君は野比君のペースで、『答え』を見つければいいさ」

のび太「……ありがとう」

そうさ。『答え』は向こうからやってくるさ。

この野比のび太の眼前にな。

41 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:44:58.76 ID:uvFfQriGO
山というのは、昔から人間と密接な関係があった。

山は人間に実りを授けると思われがちだが、厳しい環境、農作に向いてない傾斜など、人間には実りよか自然の恐ろしさというものを教えてきた。

しかし人間の性と言うべきか、そんな山を人間は畏怖の念を抱きつつも、『神聖』なる、神の住む社として崇めてきた。


のび太「夜の…裏山は……さすがに…」

出木杉「いつも見ている裏山とはまた違った顔だね」

しずか「……」

44 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:53:22.35 ID:uvFfQriGO
今の時間は夜7時過ぎといったところだろうか。

この時期は日が落ちるのも早くなり、辺りは深い闇に包まれている。

空にぽっかりと浮かぶ月の光を頼りにのび太達は前へと進が、弱々しい月光ではのび太達の『進むべき道』を照らしだすには足りないらしく、生い茂る木々に頭をぶつけることも何回かあった。

46 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 00:58:03.43 ID:uvFfQriGO
のび太「どこを歩いてるのかも見当がつかないぜ…」

いつも歩き慣れていたはずの裏山も、闇に支配されると途端に『RPGの序盤によく出てくる迷いの森』に変化し、方向感覚をくるわせる。

出木杉「…野比君の黄色いシャツはこんな時でも目立つねぇ」

のび太「僕は派手なのが好きでね」

出木杉はまじまじとのび太のシャツを見る。

48 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:02:48.46 ID:uvFfQriGO
出木杉「いやあ…こうやってしっかり見るのは初めてだが……いいシャツだねぇ。僕は手首の所が『ゴム』になってるやつが嫌いなんだよ。だってダサいじゃないか?これはそんなこともないし…材質もしっかりしている。
野比君、これはどこの服だい?ライトオン?」

のび太「しまむらで買ったからなぁ。ノーブランドじゃあないかなぁ」

52 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:11:14.06 ID:uvFfQriGO
しずか「あら……?」

出木杉「へぇ〜〜〜〜〜!じゃあ1000円も出せば買えるってわけかァ!やっぱ服は『値段』じゃないよねぇ。いかに安くッ!妥協せずッ!良いものを買うかッ!服に限ったことじゃないけどこれが大事だよねぇ〜〜。
野比君意外と買い物上手だなァ!」

のび太「ママが買ってきたんだよ。服買うぐらいならゲームでも買ったほうが『有意義』な時間を送れるからね…」

57 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:18:25.42 ID:uvFfQriGO
しずか「のび太さん、それ…」

見るとのび太の指先から一本だけ糸が伸びている。

のび太「これかい?ほら、こんな真っ暗だと帰り道がわからなくなるだろうと思って、糸を木に沿って伸ばしているんだ」

確かに後方の木々にのび太の糸が引っ掛かっている。

のび太は、しずかに頭良いじゃない、と言われるのを期待して照れ臭そうに笑った。

しずか「『それ』じゃなくて……『ソレ』よ」

59 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:24:04.94 ID:uvFfQriGO
のび太「え…?」

出木杉「おや?のび太君、こんなところに『シミ』が出来てるよ。いけないなぁ、早く洗濯しないと落とせなくなるよ。良いシャツなのに」

のび太「『シミ』…?」

いつの間に『シミ』なんて出来たんだろう…?

胸のところに赤い『シミ』がついている。

のび太「トマトジュースでもこぼしたかなぁ。……あ!さっきドラえもんにフルボッコにされたときに僕の血が運悪くついてしまったのだろうか」

出木杉「きっとそうだね。血は落ちにくいからなぁ、今のうちに『濡れたハンカチ』で上からトントンしたほうがいいね」

64 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:31:29.90 ID:uvFfQriGO
出木杉「あれェ!!?」

出木杉はわざとらしい声を出すとポケットからハンカチを取り出した。

出木杉「そうだ、僕は常に『濡れたハンカチ』を持ち歩いていたんだ!!何故かって?こ〜ゆうことが起きたときのためにさァ!!
さて、と。それじゃあ、野比君。前を失礼して、トントントントン」

のび太は呆れると同時に出木杉がどこまで本気なのかと思った。

出木杉はそんなことはつゆしらず、のび太のシャツの『シミ』を落とそうと張り切っている。

69 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:42:44.61 ID:uvFfQriGO
のび太「おぉ〜い、出木杉君、ちょっと痛いってぇ〜!」

出木杉「このッ…!なかなか落ちないぞこの『シミ』!!トントントントン」

のび太「もういいってばぁ〜!君の『ハンカチ』の水分を僕のシャツが吸収して冷たいよォ」

出木杉「ええぃ!!我が出木杉のおばあちゃんの知恵は世界一ィィィィィィィ!!!トントントントン」

しずか「やれやれだわ」


76 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:51:28.55 ID:uvFfQriGO
のび太「ははは…出木杉君、落ちないならいいって!先を急ごう!」

出木杉「『シミ』ンああああ〜〜〜〜〜んあああああ〜〜ッ」

何事にも全力で取り組む出木杉がモテる理由がのび太にはなんとなくわかった。

のび太「ははは…………は…?」

ドドドドドドドドドドドド

暗闇の向こうから『何か』が…やってくる……

犬…違う。


鳥…違う。


UFO…違う。


『何か』は僕に近づくにつれ…正体をハッキリとさせた。

忘れもしない…ジャイアンを殺した『ミサイル』だ。

のび太「で、出木杉ィィィィィィィ!!!!逃げろォォォーーーーッ!!!」

81 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 01:58:42.00 ID:uvFfQriGO
のび太は出木杉を蹴り飛ばし、『ミサイル』の斜線上からむりやり退避させる。

出木杉「ぬわーーーーーッ!!野比君何するだァーーー!!」

のび太「『キャッツ・クレイドル』!!『ミサイル』を捕獲しろッ!!」

のび太の両手から伸びる糸は『ミサイル』に向かって真っ直ぐにッ!!

そして『ミサイル』を捕獲するッ!!

『任務シッパイ。任務シッパイ』

のび太「………ヤ、ヤバイってことかッ!!」

ドォンッ!!

糸に捕まった『ミサイル』はためらうことなく自爆した!

のび太「わああああッ!!!」


155 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:28:21.42 ID:uvFfQriGO
のび太「……クソォ〜〜〜ッ!!不意打ちとは卑怯者めェッ!!」

爆発した『ミサイル』はのび太の腕に軽いケガを負わせた。

しかし、スネ吉にとっての誤算はッ!このケガによってのび太の怒りが火を吹きはじめたことだった!

出木杉「僕がシャツの『シミ』を落としている間に敵の攻撃が……既に始まっていたというのかァーーーーッ!!」

159 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:32:22.04 ID:uvFfQriGO
のび太「姿を現せェェェェェェ!!!僕達におまえらの相手をしている時間はないんだッ!!」


……シーン


出木杉「シーンってよォ……。1番嫌いな擬音だぜ……だってよォ……この音がするってことは……それだけ『時間』を無駄にしているからな……」

しずか「そう……私は無駄が嫌いな女」

161 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:37:19.24 ID:uvFfQriGO
出木杉「とりあえずみんな。さっきの『ミサイル』は正面から飛んできた。正面から壁になるように木の陰に隠れよう…」

のび太としずかは軽く頷くと飛影のような素早い動きで木の陰へと身を潜める。

出木杉「まずは『敵』の正確な位置がわからないからな……だが…いつまでも隠れてるわけにはいかない」

のび太「ああ…。スネ夫のやつら…普段から卑怯なやつらだったが…やっぱり卑怯なやつらだったようだな」

162 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:42:08.01 ID:uvFfQriGO
出木杉「………動きがないぞ?二発目がとんでこない…」

のび太「出木杉君、今のうちに敵の懐に飛び込んでしまおう」

出木杉「オーケー。しずか君は『スタンド』がないから……ここで待っててくれるかい?」

しずか「無論、そのつもりよ」

出木杉はのび太にアイコンタクトをとる。数分前のやかましさから打って変わって今は静かなものだ。


164 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:47:46.74 ID:uvFfQriGO
出木杉「それじゃあ、僕が合図をとるからね……『アン』『ドゥ』『トロワァ』で飛び出すぞ」

のび太「ア…アン……ドゥ…とろふわ…?」

出木杉「『アン』『ドゥ』『トロワァ』だよ、野比君」

のび太「もっとわかりやすい、『1』『2』『3』のほうがいいんじゃあないか…?」

出木杉「何を言ってるんだ野比君。こーゆうときはこうだって決まってるんだ。『開かない扉』があったら『開けゴマ』と言うだろ?『カエル』を見かけたら、とりあえず『メメタァ』と言うようにね」

のび太「そうなのか…?(さすが出木杉、僕が知らないことを平気で知っている。そこに痺れるゥ憧れるゥ!)」

169 名前:◆CU9nDGdStM 投稿日:2009/01/11(日) 19:54:35.98 ID:uvFfQriGO
出木杉「よし…!それじゃ野比君……行くぞ……」

のび「ま、待ってくれ出木杉君ッ!飛び出すタイミングは!?『とろふわ』を言った後かいッ!?
それとも…」

出木杉「言ったと同時だよ……野比君…!!」

のび太「……出木杉君ならそうだと思っていたよ」

出木杉「野比君、あと『とろふわ』じゃなくて『トロワァ』だからね。『トロワァ』。『ァ』を言ったら飛び出すんだ」
のび太「合点」


170 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 19:57:58.34 ID:uvFfQriGO
出木杉「よし……」

お互いの視覚をッ!聴覚をッ!感覚をッ!心をッ!シンクロさせる!

出木杉「『アン』…」

のび太「ゴクリ…」

出木杉「『ドゥ』…」

172 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 20:02:51.68 ID:uvFfQriGO
出木杉「『ト…』……!?」

出木杉が最後の確認を取るためのび太に視線を送った。

だが出木杉の瞳に映ったのはのび太でもしずかでも無かった。

のび太のすぐ真横を…のび太の体を今にも通過しようとしている『ミサイル』であった!

出木杉「野比君ンンンンンンン!!!」

180 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 20:46:07.28 ID:uvFfQriGO
のび太「なにィィィィィィィ!!?」

予想していなかった方向からの攻撃。のび太の反応も遅れる。

のび太「『予想外』だが……『想定内』だぜェェ!!」

のび太は指に力を入れる。あらかじめ木に沿わせておいた『糸』の力でのび太は後方にとんでいく。

出木杉「見事だ野比君ーーーー!!…でもまだ『ミサイル』が君を追っているぞォォォッ!?」

『ミサイル』は直進せず、のび太の飛んで行った方向に進路を変える。

183 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 20:55:35.30 ID:uvFfQriGO
『ミサイル』は進路上に木が生えていようとそのつど進路を変えのび太に向かって飛んでいく。

のび太「こ…この『ミサイル』!!『遠隔操作型』かッ!?だが…『遠隔操作型』であのパワーなんて!ありえないッ!」

しずか「………」

しずかは苛立ちを抑え切れなかった。

『トムとジェリー』のネズミのように逃げ回るのび太を見ていると。

自分にも『スタンド』があれば……


186 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 20:58:20.24 ID:uvFfQriGO
しずか「私にも『力』があればあんな豆鉄砲たたき落としてやるのに…」

出木杉「『スタンド』というのは……遠くから操作する『スタンド』は決して強力な『パワー』では動けない………」

190 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:04:09.55 ID:uvFfQriGO
出木杉「で…でも、こ…こいつの今の攻撃の『パワー』と『爆破衝撃』、本体が近くにいなくっちゃあとても納得できない破壊力だ…せいぜい15…いや10メートル以内に本体がいなくてはあれほどの『スタンドパワー』は出ないはずだッ!
ソースは『ジョジョの奇妙な冒険四部・シアーハートアタック3』の康一君だぁぁぁぁ!!」

『ミサイル』は嫌な機械音を鳴らしながらのび太を追跡する。

出木杉「てことは『スネ吉』はこの近くに潜んでいるはずだッ!!『ドゥービー・ブラザーズ』!!」

195 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:11:07.70 ID:uvFfQriGO
出木杉は『ドゥービー・ブラザーズ』に半径20メートル以内の範囲を捜索させた。

出木杉「いいか『ブラザーズ』!!絶対に見つかるんじゃあないぞ…!おまえたちは『パワー』も『体力』もないんだから」

「ガッテンショウチノスケ!!」

「ソンナ危ナイ事僕達ニヤラセルナンテ…」

「ナンダイ、ビビッテンノカイ、『ブラザー』?」

「ビビッテル……?逆ダヨ………スッゴイ楽シソウナコトジャナイカァーーー!!」

出木杉「さあ!『ドゥービー・ブラザーズ』、のび太君が粉みじんになるまえに『スネ吉』を見つけるんだ!!」


200 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:17:15.85 ID:uvFfQriGO
ドドドドドドドドドドドド


スネ吉「…………」

ジャカジャカジャカジャカ

電池式のラジカセから『今時』のJ−POPが流れている。スネ吉はその音楽に合わせ体でリズムをとりながら『THE・BOOK』を読んでいた。

スネ夫「………」

スネ吉「大人げないだって?スネ夫?いいや最高の気分だね、ガキいたぶるのは……カッハッハッハッハーーーーッ!」

203 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:27:03.35 ID:uvFfQriGO
スネ夫「ククク……兄さんの言った通りだよ。飛んで『火に入る夏の虫』ってやつだ。奴らは『裏山』にくる…、ここで待ち伏せして攻撃する作戦は大成功だねーーーッ!」

スネ吉「……しかし、だ……俺には『杞憂』かもしれないが…」

スネ夫「なんだい兄さん?」

スネ吉「奴らも、『裏山』に来たら俺達の攻撃があるとはわかっていたはずだ…。トチ狂ったのか…それとも俺らを『倒す』秘策があるのか………」

スネ夫「どっちにしろぶっ殺してやろうぜ兄さァン!!兄さんの『スタンド』は最強なんだからねーッ」

205 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:33:17.95 ID:uvFfQriGO
スネ吉「そうだスネ夫……『ブッ殺す』、どっかの世界じゃこの言葉は弱虫が使う言葉らしーーーがァ……
『ブッ殺す』…おおいに結構ッ!なぜなら今から相手を『ブッ殺せる』と確信しているからだッ!!
実際に相手をやっちまうんだ……大会が始まる前の『スポーツマン宣言』みたいによォ……宣言するんだ……これよりあなたを『ブッ殺し』ますが、構いませんねッ!!ってなあ!!」

スネ夫「ゴクリ…」

207 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:43:23.89 ID:uvFfQriGO
「距離10メートル」


「距離15メートル」


出木杉「………」

そうだ…これが僕のやるべきことなんだ…。

僕の『スタンド』は戦闘向きじゃないから、いつも野比君にたよりっぱなしで。

出木杉「頼むぞ『ドゥービー・ブラザーズ』」

209 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:50:30.95 ID:uvFfQriGO
「距離20メートル」

「………」

『ブラザーズ』はちょこまかと動き回り、地面、木の上、スネ吉達の姿を捜す。

「……今ッテ20メートル地点ダヨナァ」

「ウン」

「オカシイ……スネ吉達ノ姿ガドコニモナイッ!見落トシタカ『ブラザー』!?」

「見落トシテナンカナイヨッ!!ヤツラハ『イナイ』ンダ!半径20メートル以内ニハッ!」

212 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:54:25.87 ID:uvFfQriGO
「ソンナハズハナイダロッ!!スネ吉ノ『スタンド』の『パワー』ハ、ドウミテモ『遠隔操作型』ダッ!!
多ク見積モッテ20メートルマデ捜シテイルノニッ!」

「ソンナコト僕ニ言ワレテモ……」

213 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 21:58:11.34 ID:uvFfQriGO
「………」

スネ吉は一体どこに?こうしてる間にものび太は危険にさらされている…
この不安が『ブラザーズ』を焦らせる。

「ヨシ……捜ス範囲ヲ50メートルニ広ゲルゾ…」

「エエッ!?出木杉ハ20メートルッテ言ッテタジャナイカ、言ウトオリニシナイト!」

214 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:04:19.40 ID:uvFfQriGO
「バカ野郎!!セッカク出木杉ガ俺達ニクレタ大仕事ダゼッ!!『見ツカリマセンデシタ』ジャ俺ノプライドガ許サナイッ!」

「プライドナンテイイカラサァ〜〜、ヤメヨウヨォ」

「………オ前ハ悔シクナイノカヨ?俺達ガ出来ルコトッテナンダ?『摩擦』ヲ操作スルナンテミミッチイ能力ダ。今マデダッテ活躍ラシイ活躍ナンカシタカ?
……出木杉ダッテ皆ニ申シ訳無イト思ッテル……俺達ダッテソウダ……。
ダカラ、ココデ皆ニイイトコ見セナイトナ…」

「………」

217 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:07:34.08 ID:uvFfQriGO
「ワカッタヨ……」

『ブラザーズ』の気の弱いほうはそう言うと、更に奥に向かって行く。

「何ボケットシテンダイ?…僕ダッテ出木杉ノ悲シム顔ナンテ見タクナイ」

「オ前…」

「サッサト済マセヨウ。出木杉モ、皆モ待ッテル」

219 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:12:47.09 ID:uvFfQriGO
出木杉「クソ………この様子だとスネ吉は近くにはいない……。考えろ…考えるんだ……出木杉英才。……この『スタンド』には何かあるはずだ、何か…」

裏山は相変わらず闇に包まれている。

みえざる敵に出木杉にも焦りが出始める。

220 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:18:59.94 ID:uvFfQriGO
スネ吉「………」

ジャカジャカジャカジャカ

スネ吉「しっかし、ツマンネ」

ジャカジャカジャカジャカ

スネ夫「え?」
スネ吉「この様子じゃあ俺達があいつらの目の前にわざわざ出てやることもなく終わりそーだな…。
『THE・BOOK』も読おわっちまうぜ……」

スネ夫「え?」

スネ吉「……」

スネ吉はラジカセの音量を下げる。

スネ吉「ま、いっか……。ドラミから金貰えるんだからよ、楽な仕事だぜ」

スネ吉はポテチを一掴み、口に運ぶと本のページをゆっくりとめくった。

スネ夫「ああ……金さえあれば………ん?兄さん、アレ」

221 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:23:54.64 ID:uvFfQriGO
「30メートル」

「35メートル」

二匹を出木杉の命令を破ってまでここまでさせるのは何なのだろうか。
『スタンド』は出木杉自身。出木杉の熱い魂が『ブラザーズ』をつき動かしているのか。

「40メートル………イネェ……アイツラ…一体ドコニイヤガル」

「45メートル……諦メナイデ捜ソウ。敵ハ必ズイル」

「アア、ソウダナ。…………50メートル」

228 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 22:56:44.55 ID:uvFfQriGO
ドドドドドドドドドドドド

のび太達から裏山を少し登った60メートルの地点…

スネ吉達はラジカセ、暇つぶし用の本、ポテトチップス、ハッピーターンなどを用意し、のび太達の相手を悠々自適にしていた。

スネ吉「どうした、スネ夫?『キノコ』でも見つけたかァ〜〜〜?だが待ってろよ、美味しそうな『キノコ』ほど毒があるからなァ」











スネ夫「違うよ兄さん、『アレ』、出木杉の『スタンド』じゃないか!!」

スネ吉「何?」

231 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:01:36.50 ID:uvFfQriGO
『ブラザーズ』は早くスネ吉達を見つけたいという焦りから身を隠すのを忘れていた。

この暗闇と、裏山の自然が『ブラザーズ』を見つからない、という安心感を持たせてしまったのもあった。

スネ吉「ククク……マヌケめッ!!自分からノロノロやってくるなんてなぁ〜〜〜〜!!」

スネ夫「兄さん、僕が始末するかい?」

スネ吉「いや、お前の『スタンド』は少々うるさい……俺がやろう…」

236 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:09:48.23 ID:uvFfQriGO
「…………」

「50メートルッ!!クソッ!!オカシイ!!コンナコトハアリエナイ!!」

「…………モシカシタラ……」

「コノ『スタンド』……、『遠隔操作型』ニハ違ワナイケド」

「………『自動操縦型』ダッテノカ…?」

「ウン。ソレシカナイ。ソウダッタラアノ『パワー』モ説明ガツク…」

「ソウカ……。『自動操縦型』ハ正確ナ動キハ出来ナイカワリニ『パワー』ハアル……。デモヨ!アノ『ミサイル』ハ正確ニ『ノビ太』ヲ狙ッテタゼッ!!」

「ソレハキット…………」

240 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:14:20.16 ID:uvFfQriGO
スネ吉「俺の『スタンド』の能力は一つだけじゃねぇ…!『ミサイル』はまだあるんだぜぇ……。のび太の野郎を追跡してるのは『一つ目のミサイル』。
そして、今から撃ち出すのが『二つ目のミサイル』!!
……それは既に発射されてるんだぜ……『アトランティック・スター』の『ミサイル』はよ」

243 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:22:53.77 ID:uvFfQriGO
「………エ…?」

ドドドドドドドドドドドド

「?ドウシタ『ブラザー』?」

「………『ミサイル』ガ…」

のび太を追跡しているのよりふたまわり小型の『ミサイル』が数発、闇を切り裂いてくる。

「エ?聞コエナイゼ?」

距離10メートル、5メートル、1メートル…

スネ吉「スネ夫ッッ!!!全力でのび太達の所に飛んでいけェェェッ!!!!」
スネ夫「わかったッ!」

物凄いエンジン音をたててスネ音はとんでいく。『ブラザーズ』とは逆方向に。

「ナ、ナンダァ!!?」

「『ブ、ブラザー』ァァァァァァァァァ!!!!!」

ドォォォン!!!

『ミサイル』の爆発音はジェット音に掻き消され、『ブラザー』の叫び声と共に夜の裏山に消えていった。

249 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:28:35.32 ID:uvFfQriGO
出木杉「うぐっ」

出木杉は体中から血を噴き出して力無く倒れた。

『スタンド』がダメージを受ければ『本体』も同じようにダメージを受ける。

出木杉の異変にしずかが駆け寄る。

しずか「出木杉さんッ!?」

出木杉「『ブラザーズ』が………一匹やられたみたいだ………そして今の音……スネ夫が……近くにいる……しずか君は隠れるんだ………」

しずか「そんなのッ!!」

出木杉「僕は大丈夫さ……まだ一匹…残ってるからね……『ブラザーズ』…戻ってこい…」

253 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:35:40.35 ID:uvFfQriGO
スネ吉「ふぅ……やっと面白くなってきたと思ったのに、もう終わりかい。呆気ないねぇ、実に呆気ない。…さて、俺も場所を移動したほうがいいな」

スネ吉はいともたやすく『ブラザーズ』の片割れを始末すると娯楽用具を持って立ち上がった。


「……………」


ズル…

ズル…


「…………」
「ウウゥゥゥゥゥゥ……待ッテロヨ〜〜〜〜!今出木杉ノ所ニ連レテイッテヤルカラナァ〜〜〜。ソシタラオマエノケガモキット治ルカラナァァァ〜〜〜」

スネ吉「おやぁ。まだいたのか」

257 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:44:29.92 ID:uvFfQriGO
「……ハッ!」

『ブラザーズ』は後ろに視線を感じると同時に冷たい悪魔のようなスネ吉の笑顔が簡単に想像できた。

スネ吉「いやはや、いつの間にかこんな近くにいるとはねぇ。これだからネズミは嫌いなんだよ」

「……………」

『ブラザーズ』の、傷付いた仲間を担いでる手に汗が洪水のように溢れてくる(スタンドだから汗はかかないが)。

スネ吉「感動モノだねぇ。死にそうな仲間を助けるネズミか!ゴールデンタイムで放送したらお涙頂戴のクソタレント共がわんわん泣くだろうねぇ」

「…………」


258 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:52:23.29 ID:uvFfQriGO
スネ吉は『アトランティック・スター』の綺麗に手入れされているメタリックな足で『ブラザーズ』を踏み付ける。

「ウゲーーーッ!!!」

スネ吉「でも感謝してるぜ?退屈だったからよォ〜。こうやって自分の手で始末したかったからなァ!!」

「ウグググググ…」

スネ吉「僕みたいに正しく籠の中で育てられたお坊ちゃまはこーゆうことが『好き』なんだよねぇ〜〜。例外なく」

264 :◆CU9nDGdStM :2009/01/11(日) 23:58:22.56 ID:uvFfQriGO
「俺ノ……俺ノ『相棒』ハオマエノ『スタンド』ノカラクリヲ既ニ解イテイタゼ………」

スネ吉「?」

「オマエノ『スタンド』……チャッチィ見カケダケノオモチャノ謎ヲ解イタッテ言ッタンダヨ……」

スネ吉「それがどうした?」

『アトランティック・スター』の足に力を入れる。

「グアアアアアアアッ!!」

268 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:06:25.30 ID:VC2iOASSO
スネ吉「往生際の悪い『ネズミ』だ。『一つ目のミサイル』のカラクリがわかった?それは良かった。褒めてやろう!
ヨーーーーーシ、ヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシ」

「…………」

スネ吉「お前の思っている通り、『一つ目のミサイル』は標的に『マーカー』をまずつけるんだ。まるで『シミ』みたいだから専ら気づかれないがね。
後はその『マーカー』を自動追跡する。
だからあの『パワー』も維持できるッ!!!
だけどお前はそれを誰にも伝えぬままッ!!ドブネズミのように、誰にも気づかれないないで死んで行くのさッ!!!」

270 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:09:57.73 ID:VC2iOASSO
「ダ、ソウダゼ、出木杉…」
スネ吉「……ッ!?」

出木杉「ぺらぺらぺらぺら……兄貴もお喋りのようだな……」

274 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:17:54.78 ID:VC2iOASSO
スネ吉「出、出木杉ッ!!?」

今にも倒れそうな出木杉は『ブラザーズ』の元へと血で染まる足でゆっくりと向かう。

出木杉「良く頑張ったな…『ブラザーズ』…。」

スネ吉「何でここにいる死にぞこないがッ!!」

出木杉「……スネ夫の突然の行動…。今まで冷静にかつ戦略的に僕達を狙ってたやつがわざわざ自分の場所を教えるかのように音を立てるのは何故か……。
それは僕の『スタンド』の状態を見ればわかるだろう。
『ブラザーズ』が敵を見つけ、始末された……だから動くしなかなかったといったところか…」

279 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:33:22.24 ID:VC2iOASSO
スネ吉「……ぺらぺらぺらぺらお前も当たり前のことを喋ってんじゃねーーーーッ!!!死にぞこないがイキがってんじゃねーーぞォッ!!!」

スネ吉は出木杉のあまりの平静ぶりにブチギレる!

正に今死にそうなやつが偉そうに自分に語りやがって許さねぇ!!そんな顔だ。

スネ吉「『アトランティック・スター』!!!出木杉を蜂の巣にしろォォォォ!!!」

282 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:40:29.28 ID:VC2iOASSO
『アトランティック・スター』の鋼鉄のボディの一部が開くッ!

出木杉「僕が一人でマヌケにやってくるはずがねーーーだろォォォォ!!!」

出木杉の声に呼応するように木々がざわめき、葉を落としながら、まるで大地の怒りを表現しているかのように揺れはじめるッ!

のび太「アーーーアアーーーー!!!」

『ターザン』のように、木の枝を『糸』でつかみながらのび太が奇声をあげてスネ吉と出木杉の場所にやってきたのであった。

285 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 00:49:53.70 ID:VC2iOASSO
のび太「『ターザン』を見ていたよかったぜ!!ディズニーが嫌いな俺だか、この前しずかちゃんと嫌々見ちまった時は吐き気がしたぜッ!
あんなムキマッチョな男がジャングルで裸で暴れ回ってると思うとなッ!!」
スネ吉「の、のび太ァッ!!」

のび太「僕はこのまま反動をッ!足に集中させる!!そして、お前に向かって飛び降りるッ!!」

反動プラスのび太の全体重が加わった蹴りを受けたスネ吉は痛みで声をあげながら開脚後転するッ!

342 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 09:46:36.65 ID:VC2iOASSO
スネ吉「ぐぶぉぼぼぉーーーーーッ!!!俺の、俺の美しい顔がァーーーッ!?」

のび太「スネ吉ィ、お前が『スタンド』を手に入れたことによって生じた『慢心』が……テメーを地獄に突き落とすための片道切符になっちまったよーだなッ!『キャッツ・クレイドル』!!」

のび太の攻撃を受け四苦八苦しているスネ吉を捕獲しようと『キャッツ・クレイドル』の『糸』が量指から伸びる!

スネ吉「『アトランティック・スター』!!」

ドドドォン!

目の前に『二つ目のミサイル』を撃ち込み、その爆風によってスネ吉は後方に移動し『糸』をかわすことに成功する。

間髪入れずにのび太目掛けて『ミサイル』を発射する。

のび太「うおおッ!」

スネ吉「スネ夫はどこで何やってやがるーーーッ!!!!」

346 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 09:55:44.08 ID:VC2iOASSO
スネ吉の悲痛な叫び、のび太の勝ち誇った顔の後ろの夜の闇から、ジェット機のスピードなど微塵も感じさせない速さスネ夫がやってきた。

スネ夫「に、兄さんッ!のび太のやつ!!のび太のやつが至る所の木に『糸』を張り巡らせていて!!」

スネ吉「だから飛べないとでも言うのかァスネ夫ォォォ!!!『糸』にぶつかるかもとッ!ビビってッ!」

347 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 09:59:58.55 ID:VC2iOASSO
見ると確かに木々には『糸』が蜘蛛の巣のように張り巡らせられている。

スネ夫の『スタンド』のスピードでもし突っ込んでしまったら体が真っ二つになってしまうだろう。

スネ吉「腰抜けスネ夫ッ!!!しずかのやつはもちろん始末したんだろーーーなァ!?『スタンド』を持っていない、しかも幼い女を始末したに決まってるよなァーーーーッ!?」

裏山にスネ夫のエンジンのふかしが響く。


348 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:05:18.21 ID:VC2iOASSO
スネ夫「………し、してないよ……、だっ、だっ、て、しずかちゃん、『スタンド』も持ってないし……お、女の子だし……」

スネ夫にはか弱いしずかを殺すことは出来なかったのだ。

そこまで、スネ夫は非道にはなれなかった。

スネ吉「…………」

『アトランティック・スター』の尖んがった頭をのび太に向ける。

出木杉「野比君、服を脱げェェ!!!やつの『追跡ミサイル』は『シミ』を追ってくるんだッッッ!!!!」


353 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:15:27.50 ID:VC2iOASSO
のび太「服を脱いでいたら間に合わない……しかし焦ることはないッ!!!この『ミサイル』はスピードがそれほどでもないッ!『キャッツ・クレイドル』の糸で木から木へと移動すればッ!!」

スネ吉「否。俺の『ミサイル』が恐れられる所以は『スピード』ではない。お前の肉体をボロ雑巾のように出来る『パワー』だッ!!
俺は『二つ目のミサイル』で『一つ目のミサイル』を破壊するゥ!!!!」

357 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:21:52.33 ID:VC2iOASSO
ドグォォォォン!!

『一つ目のミサイル』の爆破の衝撃はのび太の動きを封じるのには充分だった。

のび太「い、一発目は……ッ!こうするための……!!」

スネ吉「『二つ目のミサイル』はまだ残ってるぜ〜〜〜〜!」

爆発した『ミサイル』により四方5メートルに充満していた煙の中から、小型の『ミサイル』がのび太の体をボロ雑巾にするべく、その姿を現す。

のび太「い、今からでは『糸』を伸ばしても、ま、間に合わない…」


362 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:31:56.90 ID:VC2iOASSO
出木杉「『ブラザァァァァァァァズ!!!』」

ドドドドドドドドドドドド

「コノ命尽キ果テヨウトモナァァァァァ!!」

スネ吉「な、何ッ!?いつの間に『ミサイル』にくっついていやがったッ!?」

のび太「『ブ、ブラザーズ』」

のび太の体には、スネ吉の攻撃を食らってその小さな命の炎を燃やし尽きたと思っていた『ブラザーズ』がのび太の体の『摩擦』を操作していたのだった。

「ウヘヘ……」


364 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:35:50.51 ID:VC2iOASSO
「『ミサイル』ノ『摩擦』ヲ『操作』スルッ!!!」

『ミサイル』の摩擦とのび太の摩擦を操作することによって『ミサイル』はのび太の体を滑り、その動きの流れを変えるッ!

「サァテ、『ミサイル』ハドコニ向カウノカトイウト……」

スネ夫「なッ……『ミサイル』がこっちに向かって……」


367 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:44:38.00 ID:VC2iOASSO
スネ夫「うわああああああああああ!!!!兄さあああああああああん!!!!」

ドォォォン!!!

『ミサイル』はスネ夫に直撃し、黒煙をあげながら散っていった。

のび太「……スネ夫……」

スネ夫の最後の叫びははたしてスネ吉の耳に届いたのであろうか。裏山が泣いているかのように炎がごおごおと揺らめいている。


374 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:50:38.67 ID:VC2iOASSO
出木杉「………」

のび太「……出木杉…?」

気づくと出木杉は俯せでその成熟していない体を横たわらせていた。

いつもの爽やかな出木杉の面影はそこにはない。

のび太「な、なんでだ出木杉ッ!!!『ブラザーズ』は、『ミサイル』にくっついていた『ブラザーズ』は降ろさなかったのかッ!?」


377 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 10:57:16.67 ID:VC2iOASSO
のび太は出木杉の体を仰向けになおす。

出木杉の顔は血のせいで、どんな表情をしているのか読み取るのも困難であった。

出木杉「はは……『ミサイル』を……スネ夫君に……ぶつけるためには……『ブラザーズ』で…調整しなきゃ…ならなかったから………『ブラザーズ』には……かわいそうなこと…し…たよ…」

のび太「そんな…」

出木杉は力無く笑う。

出木杉「ついでさ……ついで……」

のび太「『ついで』だとォ……?カッコつけてんじゃねぇぇぇ出木杉ィィィィィ!!!」


382 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:03:53.47 ID:VC2iOASSO
のび太は薄れゆく出木杉の意識をなんとか留めさせようと、声をかけつづけた。

「大丈夫だ」、「心配するな」、「すぐによくなる」、「小学生が血まみれで死ぬなんてPTAが黙ってないから、きっと死なない」と。

「ジャイアンは腹に穴開けて死んだじゃないか」との出木杉のツッコミにのび太は発言を取り消した。

のび太「そんな……軽口叩けるなら……大丈夫さ……」

のび太は少し安心した。

しかし、服にくっていた『ブラザーズ』がすーっと消えていく。


384 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:07:34.63 ID:VC2iOASSO
のび太「出、出木杉……?」

のび太は出木杉の心臓の音を聞くため耳をくっつける。

出木杉「…………」

のび太「…ウソだ…」

のび太は出木杉の首に手を置く。

のび太「……ウソだ……」


392 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:13:01.95 ID:VC2iOASSO
のび太の期待した『音』が出木杉から返ってくることはなかった。

いくら耳を澄まそうが、いくら手で感じ取ろうとしようが、出木杉がのび太に返してくれることはなかった。

のび太が出木杉の手を離すと、重力に任せるようにポトリと落ちた。

のび太「『ブラザーズ』…『ブラザーズ』はどこ…?『ブラザーズ』!!『ブラザーズ』出てこいよ隠れてないで!」

のび太の服の上には土や枯れ葉の他には何も無く、のび太の声に返ってくるものも無かった。


396 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:17:29.89 ID:VC2iOASSO
のび太は認めようとしなかった。

しかし認めなければならなかった。

スネ吉の笑い声が裏山に響く。

スネ吉「カッハッハッハッハーーーーッ!!!」

のび太「……」

スネ吉はこらえきれないという感じで『沸騰したヤカン』のような笑い声をだす。

のび太「何がおかしい……」


398 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:21:28.25 ID:VC2iOASSO
スネ吉「まるで『チャップリン』の喜劇を見ているようだよッ!!こんなにおかしいことは普段生活してそう体験できることじゃあないッ!!」

狂気。こいつは狂気そのもの。


400 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:26:20.92 ID:VC2iOASSO
のび太「テメー……弟も死んだんだぞ……」

スネ吉は一層高い声で笑った。

スネ吉「だからだよッ!?あんなマヌケな弟……相応しい最後じゃないかーーーーッッ!!
あいつはいつもいつもツマンネェ事で俺の足を引っ張りやがっていたんだぜェェ〜〜!まだ『億泰』の方が役に立つ弟だぜぇ〜〜〜」


407 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 11:33:52.87 ID:VC2iOASSO
スネ吉「そして……ソイツ……ククク………マヌケなスネ夫を殺す、ただそれだけのために自分の命をかえりみず『スタンド』を特攻させるなんて……感動モノだよなァ………」

のび太「……」

スネ吉「あんな役立たずを殺すために……そのためには自分の命なんて……構わない………そんな……そんな、出木杉……………とんだイカレ野郎だぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?おかしくて、腹が、よじれちまうよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!うぇwwwwうぇwwwww」

出木杉の死は無駄なんかじゃあない。

こんなに意味のある死を選ぶ事なんて、さすが出木杉だ。

僕は君に敬意を表する。

のび太「スネ吉…テメーは俺を怒らせた」

486 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:15:48.57 ID:VC2iOASSO
スネ吉「ヒャハッハッハッハッハ!!!さぁて、これからどうする…?俺に殺されるのを待つか、俺にグチャグチャのビーフシチューみたいにされるか、
どっちでも同じだけどよォーーーーッ!!」

ホワイトニングをしているであろうスネ吉の歯が闇の中キラリと光る!

のび太の眼鏡に反射してスネ吉の顔が浮かび上がった。

のび太「クソッタレのチビッタレ野郎が……オメーのしてきたことは許されることじゃねー」

507 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:25:33.75 ID:VC2iOASSO
スネ吉「許す!?ど素人の小僧がこの『スネ吉』に意見するのかねッ!」

のび太「素人も玄人もねぇよ、『人殺し』にはな」

スネ吉の表情筋がピクピクと動く。

のび太に対する怒りの象徴であった!

スネ吉「減らず口ののび太ァ……『アトランティック・スター』!!!」

自慢のスポーツカーのように光沢を放つ『アトランティック・スター』の腕がのび太をなぶろうと襲い掛かる!

522 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:33:30.03 ID:VC2iOASSO
拳の衝撃で、頬が音をたて、歯が吹き飛ぶ!平衡感覚が保てなくなり、足元が覚束ない。

のび太「………」

スネ吉「……えッ!…あれッ?えっ!?」

スネ吉だ。『スタンド』の攻撃を喰らっていたのはスネ吉だ!

スネ吉「なん…ッ?…俺が……殴っ…ッ??」

のび太「続けようぜ」

531 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:39:46.34 ID:VC2iOASSO
スネ吉「……へっ…へへっ…」

そうか。理解出来たぞ。人間は無意識のうちに自分の行動にリミットをかけている。

相手はノロマののび太一人だ。俺が無意識のうちにリミットをかけてしまっていたのか。

俺って何て…何て…優しいのッ!

スネ吉「今度はそうはいかねぇぇぇぇぜぇぇぇぇぇ!!!『アトランティック・スター』!!」

533 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:44:58.79 ID:VC2iOASSO
のび太「ノビィッ!!」

『キャッツ・クレイドル』のパンチが汚いスネ吉の顔をさらに汚くするッ!

スネ吉「ぐぼあぁッ!?」

この『スピード』、以前の『スピード』ではない。

スネ吉「え……ちょ……ちょ…待っ…?えッ?…何…速い…この速さ…?」

のび太「おっと、スネ吉ィ、どこ行くんだ?」

537 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:50:12.14 ID:VC2iOASSO
のび太から離れようとするスネ吉の胸倉をむんずと掴むのび太。その顔に同情は無い。

スネ吉「な、待て……話を……話を聞け……」

のび太「話を聞いて欲しいなら2ちゃんにスレでも立てるんだな」

スネ吉「まぁて…!」

のび太「ノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビノビィッ!!!」

541 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 19:54:55.03 ID:VC2iOASSO
スネ吉の顔にッ!『アトランティック・スター』の鋼鉄の顔にッ!打ち込まれるは『キャッツ・クレイドル』のラッシュ!ラッシュ!ラッシュ!

スネ吉「ぶげあああああっ!!」

スネ吉は全てのパンチを喰らい終わると太い木の幹にぶつかるまで宙を飛んでいった。

のび太「……」
スネ吉「………」

な、なんだ……なんで俺が……

そ、そうか……アイツ…『スタンド』の腕を……腕の糸を『バネ』のようにして…

とにかく、態勢を立て直さなければ…



546 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 20:02:19.78 ID:VC2iOASSO
こんなはずでは…

スネ吉の考えは甘かったのだ。

のび太の『リミット』は、出木杉の死によって解除されてしまった。

その『力』、鬼神の如し。

のび太「自分でも恐ろしいよ…」

スネ吉「助けてくれぇ〜〜〜〜」

のび太「今の僕にはお前を殺すことに何の躊躇いもない」

スネ吉「何でもするから助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ」

のび太「…ゲスが」

548 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 20:08:02.76 ID:VC2iOASSO
のび太「おい」

スネ吉「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

のび太「………確かにオメーを殺したって構わない」

スネ吉「くひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

のび太「だがよォ……オメーを殺したって出木杉は帰ってこない……」

スネ吉「へひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

のび太「………クソ……こんな糞みたいなヤツに出木杉は……!!………消えろ……二度と姿を見せるな……」

550 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 20:10:49.95 ID:VC2iOASSO
のび太は心のどこかでこう思っていた。

『ドラえもん』が何とかしてくれる。

『ドラえもん』に会えば、きっと秘密道具で何とかしてくれる。

ちょっと目をつぶったら、この世界は消えて。

ちょっと目を開けたら、いつもの日常が待っている。

そんな道具がきっとあるはずだ。

553 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 20:15:25.91 ID:VC2iOASSO
のび太「早く、ドラえもんにあいに行かないと…」

スネ吉「ひっいぃぃぃぃぃぃ!!!!ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅ!!」

スネ吉には恥もプライドも既に無かった。

血を飛ばしながらのび太に頭が地面に穴をほるぐらいまでつけて土下座をしている。

のび太「さっさと行け………」

スネ吉「ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!…………馬鹿めぇぇぇぇぇぇ後ろががら空きだぁぁぁぁぁ!!『アトランティック・スター』!!ミサイルをぶちこめぇぇぇぇぇ!!!」



560 :◆YixbbUXD7E :2009/01/12(月) 20:22:46.53 ID:VC2iOASSO
のび太「やれやれ」

卑怯者の『ミサイル』がッ!『アトランティック・スター』の腹部から発射された!

のび太「オメーのようなやつはこうするって……漫画じゃお決まりになんだよなァ」

のび太は指をクイクイッと動かす。

のび太「まるで『犬』に繋がれてる『リード』のようにお前の首に『糸』が巻かれていた」

スネ吉「うおぉぉおぉおぉおぉおぉ!!?体がッ!?引っ張られるッ!!?」

562 :◆CU9nDGdStM :2009/01/12(月) 20:28:05.33 ID:VC2iOASSO
のび太「自分のした『糞』の始末は自分でするんだな」

マグロの一本釣りのようにビチビチと活きの良いスネ吉を、のび太は自分と『ミサイル』の間にくるように指を動かす!

スネ吉「終わる…?このスネ吉が…?見果てぬ夢を叶えることも無くかァァァァァッ!!!?」

ドォッッン!!


続く


のび太








のび太「これが…スタンド…」へ続く



















 


 

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